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第24回参議員議員選挙(2016年)

1844チバQ:2016/06/28(火) 19:46:12
http://www.asahi.com/articles/DA3S12430525.html
(2016参院選 焦点区の攻防:1)北海道 改憲3分の2左右、複数区の陣
2016年6月28日05時00分
 7月10日投開票の参院選では、憲法改正の国会発議に必要な3分の2の議席をめぐる攻防も大きな焦点だ。改選数が1増えて3議席となった北海道選挙区は、自民が2人、民進と共産が競合して計3人を擁立。まさに「3分の2」攻防の最前線になっている。

■民・共、4月補選の共闘生かせず

 「3分の2議席をとらせない」と書いたプラカードが掲げられていた。

 参院選公示前の6月19日、札幌市の大通公園には約300人が集まった。安全保障関連法などに反対する複数の市民団体が開いた集会だ。壇上に民進党公認の鉢呂吉雄氏、徳永エリ氏、共産党公認の森英士氏の3人がそろう。徳永氏と森氏は口をそろえて「三つの議席を三つとも野党で占めよう」と叫んだ。鉢呂氏は少しトーンが違った。「与党の議席を1議席以下に終わらせる。これしかない」

 安倍晋三首相が意欲を燃やす憲法改正。自民、公明、おおさか維新、日本のこころの「改憲4党」の議席が焦点だ。3人区でこれらの勢力が2議席以上とるのか、1議席以下にとどまるのかも、結果を大きく左右する。競合しあう野党候補3人が集会で異例のそろい踏みをしたのは、「安保法廃止」や「安倍政権による憲法改悪を阻止」で候補者と政策協定を結んだ市民団体が仕掛けたものだった。

 しかし、市民団体幹部の表情は浮かない。4月の衆院5区補選で敗れたとはいえ実現した野党共闘が不発で、3人で票を奪い合う構図になったからだ。全国で五つある3人区はいずれも民進、共産が競合する。市民団体共同代表の川原茂雄札幌学院大教授は「補選で出来たパイプを生かしたかったが、対応が遅れた。野党候補を2人に絞る機を逸した」と悔しがる。

 5月のある夜。札幌市内のバーで補選の打ち上げの2次会があった。市民団体を主導した上田文雄・前札幌市長はグラスを傾けながら、民進党道連幹部に語りかけた。「参院選でも共闘できないか。今度、正式に要請にいきたいんだが」

 しかし、民進幹部の口から出たのは「実際のところ難しい」という言葉だった。民進は一時、現職の徳永氏に加え、共産とも共闘できる無所属候補擁立を模索。学者、スポーツ選手、元キャスター……。いずれも断られ、最後は民主党で国会対策委員長などを務めた鉢呂氏を公認した。「候補者が1人という選択肢は考えられない」との結論からだった。

 あきらめきれない上田氏は5月末、正式に民進、共産に候補者調整を要請。共産党道委の幹部は「1人区は野党共闘に全力を尽くす。ただ、複数区と比例区では、共産自らの議席前進に力を入れたい」と断った。

 3年前の参院選北海道選挙区で旧民主候補は58万票、共産候補は27万票にとどまり、自民候補の90万票に遠く及ばない。上田氏は「野党が2議席とる必要があるのに、つぶし合って誰が得をするのか」と話す。

 市民団体はいま、投票率を上げる活動に力を入れる。衆院補選で野党統一候補が無党派層から7割の得票を得た経験から、投票率を上げることで間接的に野党を支援しようとの考えだ。市民団体メンバーで元教員の前田義(ただし)さん(76)は公示後、札幌市内の地下鉄駅前で「投票に行こう」と書いたプラカードを掲げ、「1票で社会を変えよう」と呼びかけている。

 (松井望美)


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