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第24回参議員議員選挙(2016年)

2352チバQ:2016/07/13(水) 21:35:05
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk19010367000c.html
<戦いの余波>検証・2016参院選/上 野党共闘「渡りに船」 連合・山教組、組織力に陰り /山梨
07月12日 16:08毎日新聞

 10日投開票の参院選山梨選挙区は、民進新人の宮沢由佳氏(53)が、新人・元職4氏による戦いを制して初当選を果たした。自民新人の高野剛氏(68)と最終盤まで競り合ったが、結果は2万票あまりの差をつけた。今回の選挙戦を検証し、今後の展望を探った。【参院選取材班】

 「皆さんのご支援があって当選に導いていただきました」。11日朝、宮沢氏は甲府市丸の内3の山梨県教職員組合(山教組)を訪ね、頭を下げた。この日支持団体へのあいさつ回りで真っ先に訪ねたのが連合山梨と山教組だった。梶原貴・山教組執行委員長は「2万票の差がついたのは、宮沢氏の(子育て支援などの)活動が評価されたからだ」とねぎらった。

 民主(現・民進)は1月、任期限りで引退する輿石東・参院副議長(80)の後継に、宮沢氏を党公認で擁立した。その1カ月半前、共産は山梨選挙区に党県常任委員の宮内現氏(34)の擁立を発表していた。高野氏を含め「三つどもえ」の構図だった。

 しかし、共産が全国の参院選「1人区」で独自候補を原則、取り下げる方針を示し、宮内氏は比例の候補となった。3月21日、当時の野党4党の県組織が政策協定を結び、宮沢氏が統一候補に決まった。

 輿石氏は衆院2期、参院3期、国会議員を務めた。長らく県内で教員を務めた輿石氏の選挙戦の実動部隊だったのが山教組と、民進の最大の支持母体「連合山梨」だ。

 しかし、県によると、輿石氏が参院選に初当選した1998年の県内労組の組合員数が6万647人だったのに対し、昨年は4万6017人。約24%減少した。連合山梨幹部は「以前よりも選挙戦で出せる力が減ってきている」と話す。

 山教組も同様の課題を抱える。98年の教職員数(管理職は除く)は4860人だったが、昨年は4177人に減少。幹部の一人は「目の前の仕事に忙殺されて政治への関心が薄い組合員が増えている」と話す。

 そんな中、「野党共闘」が民進側にとって「渡りに船」となった。参院選山梨選挙区で共産は、10年に公認候補が3万2274票、13年に3万6082票を獲得した。結果として今回は、分散していた野党票を一定程度まとめた。野党共闘が成立しなかった時の展開について、民進党の県議の一人は「(結果は)ひっくり返っていたと思う」と話した。

 宮沢氏を国会に押し上げるため、両組織はフル稼働して支援した。「輿石先生の最後を飾るためにも負けるわけにはいかない」(山教組幹部)戦いだったからだ。輿石氏に近い関係者は「最後の2日間で、山教組OBを中心に電話作戦を徹底した。(今回で)『輿石さん型の選挙』は終わりだね」と漏らす。

 輿石氏は10日、宮沢氏の当選が決まった会場で「私のたすきを受け取ってくれた」と安堵(あんど)の表情をみせた。ただ、勝利の源泉となった組織力には陰りも見える。今後の選挙戦略について、労組幹部は「このままだといずれ見通しが立たなくなる」と組織の立て直しが急務との見方を示した。


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