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第24回参議員議員選挙(2016年)

2336チバQ:2016/07/13(水) 21:10:42
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0292595.html
<参院選道選挙区 激闘の果て>下 競り合い奇跡の票配分 民進2議席
07/13 07:00


民進党の2議席獲得に喜び合う鉢呂吉雄氏(右)と徳永エリ氏=11日、札幌市中央区
 11日未明、参院選道選挙区で最後の3議席目に滑り込んだ民進党新人の元経済産業相鉢呂吉雄氏(68)の選挙事務所。先に再選を決めた現職の徳永エリ氏(54)とともに駆け付けた連合北海道の幹部は歓喜の輪に加わり、万歳を繰り返しながら、こうつぶやいた。「これでノーサイドだ」

 民進党最大の支援組織である連合は、今回の選挙で支援を徳永氏に一本化。改選数が2から3に増えたが「組織を分散して2人当選させるだけの力はない」(連合幹部)。同党2人目の候補として出馬した鉢呂氏に、労組票の一部を割り当てる党道連の提案を拒み、鉢呂氏の推薦も見送った。

 これには鉢呂氏も「話が違う」と担ぎ出した道連執行部にかみついた。結果的にこの判断が「奇跡のダブル当選」(道連幹部)につながったが、党と連合の確執が表面化し、互いに票が奪われると疑心暗鬼が広がった。

 序盤の世論調査で、鉢呂氏が下馬評を覆し支持を広げていることが伝えられると、連合の危機感は増した。2010年の参院選道選挙区で、連合は旧民主党が擁立した2人のうち、組織内候補1人を推して敗れた苦い経験がある。幹部らは「6年前の轍(てつ)を踏むな」とげきを飛ばし、組織票が鉢呂氏に流出しないよう引き締めを徹底。鉢呂氏の陣営が労組に接触したことが発覚すれば、すぐさま抗議し対抗心をむき出しにした。

 一方、道連が中心となって支える鉢呂氏の陣営は、古くから付き合いがある連合OBらの支援を取り付けたが、組織票はわずか。道連は支援する道議を徳永、鉢呂両氏に等しく振り分けたものの、道議は労組出身者が多く、鉢呂氏の地盤である道南などを除き「ほとんど機能しなかった」(陣営幹部)という。結局、「選挙巧者」で知られる鉢呂氏の行動力と知名度にすがり、党外の票を掘り起こす「空中戦」しかすべはなかった。

 それでも開票結果は徳永氏が2位で56万票、鉢呂氏が3位で49万票。票割りをせずに、奇跡的なほどきれいに票を分け合った。北海道新聞社の出口調査では、民進党支持層の50%が鉢呂氏、44%が徳永氏に投票。共産党支持層からも9%が鉢呂氏、6%が徳永氏に票が入り、計15%が民進党候補に流れた。鉢呂氏の「空中戦」も功を奏し、鉢呂氏は新党大地支持層の28%の票を獲得し、大地が推薦した自民党新人を上回った。

 こうした有権者の投票行動を、4月の衆院道5区補欠選挙で築いた野党共闘の効果とみる向きもある。民進党道連は最終盤、共産党新人の森英士氏(38)が当選圏から外れたとみて、同党に支援を打診。拒まれたものの、上田文雄前札幌市長が「(共産党)候補に当選の可能性がないなら、次の候補をしっかり選びきる勇気を持たなければ」と暗に鉢呂氏支持を呼び掛けるなど「改憲勢力3分の2阻止」の一点で共産党支持者を動かした。同党幹部は「野党共闘が発展するためのステップ。民進党に十分恩を売った」と結果的に票が流れたことを否定しない。

 激しいせめぎ合いの末、2議席を奪取した民進党。ただ、道連幹部は「鉢呂は1人で25万人の連合に立ち向かった。鉢呂でなければできず、次は痛い目に遭う。まずは連合との関係修復だ」と語る。その連合北海道の出村良平会長はこうこぼした。「本当に疲れた。こんな選挙はもうしたくない」(報道センター 仁科裕章)


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