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第24回参議員議員選挙(2016年)

1641チバQ:2016/06/16(木) 23:33:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160617k0000m010103000c.html
<参院選>連合頼み、民進ジレンマ 比例に組織内候補12人
21:59毎日新聞

 「谷亮子(生活の党副代表)や福島瑞穂(社民党副党首)がおれたちより上に行ってしまうじゃないか」。2日、東京都内で開かれた連合の幹部会議。神津里季生(りきお)会長が参院選比例代表で採用を検討していた複数政党の統一名簿について説明すると、幹部の一人が即座に異議を唱えた。連合が支持する民進党だけでなく、社民、生活両党の候補予定者を一緒に並べると、労組の組織内候補が割を食うのではないかと心配したのだ。

 小政党が生き残るには、各党がばらばらに戦うより、死票を減らせる統一名簿を作った方が有利とされる。党の消長がかかる社民、生活両党は前向きで、民進党との協議は合意目前まで進んでいた。一方、神津氏には別の思惑があった。労組の組織内候補を一人でも多く当選させることだ。

 連合は今回、比例代表に過去最多の12人を民進党公認で立候補させる。各産別を競わせて票を掘り起こすため、「候補者調整をしなかった」(官公労幹部)という。2013年参院選の比例代表で旧民主党は7議席の獲得にとどまり、10年の16議席から半分以下に落ち込んだが、当選者のうち6人は労組出身者が占めた。候補者名簿の登載順ではなく、個人名票が多い順に当選する非拘束名簿式のもとで労組の存在感は際立っている。政党側としても、ある程度計算できる労組票は魅力だ。

 ただ、今年3月に維新の党と合流して誕生した民進党は「相乗効果」を生むには至らず、党勢が伸び悩んでいる。確たる議席増の見通しがないまま連合が候補予定者を増やしたことに対して、加盟労組には不満もくすぶる。ある関係者は「もし12人のうち半分が落選したら、落ちた産別は次の選挙で候補者を出し渋るだろう。そうすると民進党は立ち行かなくなる」と懸念する。

 厚生労働省の調査によると、労組の15年の推定組織率は17.4%と5年連続で減少している。今年5月末には大手化学メーカー各社の労組で構成する化学総連(組合員数約4万6500人)が連合から離脱した。同総連事務局は「これまでも選挙にはまったく関わってこなかった。独自に活動し、組織を強化する」と説明する。連合の加盟組合員数(約686万人)からみればわずかだが、「政治離れ」を象徴するエピソードではある。

 結局、統一名簿構想は、新たに作る政治団体の名称を巡って各党の調整がつかず、実を結ばなかった。民進党は連合の「全面的な支援」(政策協定)を受けて参院選に臨む。

 民進党の玄葉光一郎選対委員長は12日、NHKの討論番組で「残念ながら一気に過半数という現状ではない。3年後(の参院選)も合わせて自民、公明両党を過半数割れに追い込む」と述べた。今回の選挙をそのステップにするには労組の支援が欠かせないが、議席を増やそうとすればするほど「労組依存」が強まるジレンマを、今の民進党は抱えているように映る。【影山哲也】

 ◇2013年の民主党比例代表当選者

(1)礒崎哲史(自動車総連)
(2)浜野喜史(電力総連)
(3)相原久美子(自治労)
(4)大島九州男
(5)神本美恵子(日教組)
(6)吉川沙織(情報労連)
(7)石上俊雄(電機連合)

※敬称略。カッコ内は主に支援した労組


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