左翼・革新・護憲 斗争スレ
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日本共産党・社会民主党・沖縄社会大衆党・新社会党・その他新左翼諸党派
社会主義思想なんかも
左翼運動の細分化に被せるように本掲示板でも分裂気味だったので思い切って統合
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関連しそうなスレ。上3つ位は倉庫行きにします。
環境政党だったら環境問題スレへ移行推奨で左翼臭強い記事なんかは適宜こっちに集約。
此迄もそうだったけど政治思想スレは右翼ネタに集中してもしあればだけどマルクスレーニン語りたくなったら此処で。
新社会党・9条ネット←主に社民ネタ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1215411124/l50
社民党・共産党スレ←主に共産ネタ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1278943107/l50
緑の党 Greens Japanスレッド
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1343656484/l50
憲法スレ←主に皇室ネタ
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1061910652/l50
政治思想スレ←主に右翼ネタ
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/l50
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およ、合併っすか!
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散り散りでどうしようもない左派陣営への喝入れですw
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共産書記局長に山下氏 若返り見せかけ/躍る「自共対決」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140119/stt14011908210001-n1.htm
2014.1.19 08:20
4日間にわたる共産党大会は、昨夏の参院選で15年ぶりに「躍進」を果たした余韻冷めやらぬ中で、上げ潮ムードに包まれた。わけても平成12年11月の委員長就任以来、国政選挙で連戦連敗を喫してきた志位和夫委員長にとっては“晴れ舞台”となった。
躍進の勢いの維持、拡大に向けた戦略の一つが幹部人事だった。
山下芳生氏を「ナンバー2」の書記局長に昇格させたほか、党最高指導部の中央役員についても「将来の若手幹部候補生」たる准中央委員に参院選の選挙区で初当選し“若手の看板”となった吉良佳子(よしこ)(31)、辰巳孝太郎(37)両参院議員を抜擢(ばってき)するなど若手を積極登用した。
党員の5割が65歳以上と高齢化が進む中、党幹部の「若返り」をアピールすることで若年層を取り込む狙いがある。
ただ、26日に84歳の誕生日を迎える不破哲三元議長を常任幹部会委員にとどめた背景には、党運営の「安定」にも配慮せざるを得ない事情があった。新陳代謝は進めたいが、「なおも党の理論的支柱である不破氏は指導部から外せない」(党幹部)というわけだ。
結局、中央役員の平均年齢は4年前の前回党大会選出のメンバーとほとんど変わらず、「若返り」は“見せかけ”に終わった。
幹部人事と並んで党勢拡大への“演出”に据えたのが「自共対決」のスローガンだった。党大会での党幹部、代議員らの発言や決議には「自共対決」の言葉が躍りに躍った。
決議では、安倍政権による集団的自衛権行使容認の動きや特定秘密保護法制定などを挙げて「危険な暴走」「戦争をする国づくり」と激しく指弾した。だが、どれだけ「自共対決」を唱えようが、「天皇制さえ公式には認めず、日米安保条約廃棄を叫ぶ共産党は自民党の好敵手になり得ない」(共産党ウオッチャー)との見方は根強い。
党内からは「安倍政権が安全運転に徹すると攻め手をなくす」(関係者)という本音も聞こえてくる。党勢拡大は安倍政権の「暴走」頼みの側面もあり、容易ではない。(高木桂一)
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不破氏が「続投」 共産党最高指導部人事 “看板”若手3議員を抜擢
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140118/stt14011813550006-n1.htm
2014.1.18 13:52
共産党は17日、不破哲三元議長(83)を党最高指導部の「中央委員」「常任幹部会委員」として再任する方針を固めた。また昨年夏の参院選の選挙区で初当選した吉良佳(よし)子(こ)(31)=東京、辰巳孝太郎(37)=大阪、倉林明子(53)=京都−の3参院議員をそろって中央役員(中央委員、准中央委員)に起用する方向。複数の党関係者が明らかにした。
静岡県熱海市で開いている第26回党大会最終日の18日、志位和夫委員長(59)の留任を含めて新指導部体制を正式に決定する。
今月26日に84歳となる不破氏の去就は、党指導部の世代交代を進める上で今党大会での幹部人事の焦点となっていた。しかし吉良氏ら若手を積極登用することで「若返り」をアピールする一方、党運営の「安定」を確保するためには党の理論的支柱である重鎮の不破氏を続投させることが不可欠と判断した。
幹部人事では、このほか「ナンバー2」の市田忠義書記局長(71)を副委員長とし、後任に山下芳(よし)生(き)書記局長代行(53)を昇格させる方針。13年余り続いた「志位−市田体制」に終止符が打たれそうだ。
不破氏は平成18年の前々回24回党大会で議長を退いた後も中央委員と常任幹部会委員にとどまった上、党の社会科学理論の研究機関「社会科学研究所」の所長を務めてきた。だが今党大会では、党最高指導部入りの条件となる中央委員を外れることで、党運営から名実ともに「引退」する可能性がとりざたされていた。
不破氏続投の背景について、共産党ウオッチャーは「参院選で躍進したとはいえ、なおも志位氏には後ろ盾が必要で、完全には独り立ちできない。不破氏に引導を渡せないのが実情だろう」と分析している。
一方、吉良、辰巳両氏は「後継幹部候補ポスト」とされる准中央委員に新任され、倉林氏は中央委員として再任される見通し。
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共産党、なぜ熱海に聖地…党大会の「伊豆学習会館」、床下にはプール
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140113/stt14011323080003-n1.htm
2014.1.13 22:57
共産党は、15日から静岡県熱海市で第26回党大会を開く。大会の舞台は、誕生から50年の節目を迎えた伊豆学習会館。江戸城跡の皇居のものと同じ石垣で囲まれる党最大の施設で、山あいにひっそりと構える「秘密基地」のたたずまいだ。半世紀の歴史を刻んだ党員の“聖地”に、全国の党組織から選ばれた約千人の代議員らが集結する。(高木桂一)
駅から徒歩30分、山頂にひっそり
不破哲三元議長は15日に上梓(じょうし)する『党綱領の力点』(日本共産党中央委員会出版局)で同学習会館が昭和38年に着工、39年に研修が始まったことに触れ、当時の様子を紹介している。
「建物はできていたが、庭などはまだ完成しておらず、“労働しながら学習する”を合言葉に池を掘ったり樹を植えたり、庭づくりを学生がみんなでやったのです。岩や樹とかも各県の名産を寄せてもらったりしました」
JR伊豆多賀駅から約2キロ。徒歩約30分、坂道をひたすら上った山頂付近に伊豆学習会館がある。
党大会は52年10月の第14回から会場となった。会場はそれまで目黒公会堂など都内の公共施設を借りていたが手狭なうえ施設確保も容易ではなく、自前の伊豆学習会館に移された。
じっくり学習を…温泉は引かれず
面積約4万5千平方メートル。東京ドーム(約4万7千平方メートル)に匹敵する敷地に学習施設など8棟が立ち並ぶが、なぜ熱海なのか。
党広報部によると、宮本顕治議長時代の35年に決定された綱領をもとに党を建設する方針が打ち出され、幹部の養成機関たる党中央学校を設立することになった。そこで東京から近く温暖で党員がじっくり学習できる場所として選ばれた。ちなみに温泉は引かれていない。
党中央学校の「卒業生」は志位和夫委員長はじめ1万人を超える。党大会会場の大講堂の床下には25メートル6コースのプールがある。党大会中は水を抜いたプールの上に板を敷き、イスを並べるのだ。一説では「戦前の拷問で腕が上がらなくなった宮本氏のリハビリ用プール」とされるが、広報部は「夏季に保養所として利用する党専従者の健康管理のために作られた」と説明する。しかし、数年前から維持管理コスト削減のために利用されていない。
約150人収容の宿泊施設には党大会開催中、幹部団と事務局員が3連泊する。2段ベッド式の4人部屋が一般だが、志位氏ら最高幹部には個室が用意される。ただ食堂のメニューは「平等」という。
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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140121/stt14012116590002-n1.htm
共産党、看板人事で大失態 広報資料、書記局長を「代行」扱い
2014.1.21 16:59 [共産党]
山下芳生書記局長の肩書を間違えたままマスコミに流してしまった共産党の広報資料
共産党広報部が21日午後、18日に同党大会で「ナンバー2」の書記局長に就任した山下芳生(よしき)氏について「書記局長代行」と前職の肩書を誤記した広報資料をマスコミ各社にファクスで送付する“珍事”が起きた。山下氏の書記局長昇格は党指導部人事の“売り”だっただけに、党内からは「ありえないミス。党大会ボケだ」という声も漏れている。
資料は「党幹部の遊説日程」。党大会で続投となった志位和夫委員長や、山下氏と書記局長を交代した市田忠義副委員長らの役職は正しく書かれていた。
広報部は数分後に「山下書記局長」と訂正した資料を再送付したが、「間違えを見逃してしまった。少し気が緩んでいるかもしれない」と反省しきりだった。
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http://www.asahi.com/articles/ASG1R6SR9G1RUTFK018.html
「都知事選、二つの大きな選択」志位和夫・共産党委員長
2014年1月24日00時29分
■志位和夫・共産党委員長
東京都知事選で、二つの大きな選択が問われている。
一つは、安倍政権の国民そっちのけの暴走を許すのか、ストップの審判を下すのか。安倍政権は昨年の臨時国会で、国民の5割の反対の声、8割の慎重審議を求める声を踏みつけて秘密保護法を強行した。4月から消費増税で8兆円の負担を押しつけようとしてる。国民の7、8割が求めている原発ゼロの声を踏みにじり、原発にしがみつき、再稼働を進め、新しい原発建設を進めようとしている。憲法9条を壊して日本をアメリカと一緒に海外で戦争をする国に作り替えようとしている。
もう一つは14年間続いた石原=猪瀬都政を継続するのか転換するのかの選択だ。老人医療助成は廃止され、シルバーパスは有料化された。高齢者のための福祉予算は1人当たりで年間3万円も減らされた。財政に占める老人福祉の割合は全国43位と最低水準まで転落してしまった。東京の福祉を取り戻そうではないか。(都知事選候補の応援演説で)
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英語としておかしくない?
http://yukan-news.ameba.jp/20140124-196/
福島みずほ氏 都知事選は「ストップ・ザ安倍内閣」
2014年01月24日 16時22分
提供:アメーバニュース/政治・社会50 社民党副党首の福島みずほ氏が、東京都知事選に出馬した宇都宮健児氏に応援メッセージを送っている。今回の選挙で社民党は宇都宮氏を推薦している。
福島氏は「脱原発、貧困の解消、格差是正、雇用問題などに取り組み、東京を住みよいまちにする宇都宮けんじさんを応援しています」と宇都宮氏が取り組もうとしている問題を紹介。
そのうえで、宇都宮氏の実績を挙げている。そこには「貸金業法改正」「地下鉄サリン事件での被害者救済弁護団長」「年越し派遣村名誉村長」「東日本大震災・原発事故の際に日弁連会長として被災地へ何度も足を運んで法整備成立を達成」多数の実績が紹介された。
福島氏は「政治は、私たちの遠いところで営まれているものではありません。お任せ民主主義ではなく、一緒に、政治を変えていきましょう」とし訴え、今回の選挙が「ストップ・ザ安倍内閣」の意味合いを持つと考えているようだ。
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倉庫に送っときました♪
社民党・共産党スレ
http://jbbs.shitaraba.net/study/2246/storage/1278943107.html
新社会党・9条ネット
http://jbbs.shitaraba.net/study/2246/storage/1215411124.html
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000567-san-pol
山本太郎氏、国会でスパッツ姿注意される 「品位に欠ける」と
産経新聞 1月29日(水)22時44分配信
山本太郎参院議員(無所属)が24日の参院本会議で、タートルネックにラフなスパッツ姿で臨んでいたことが「品位に欠ける」として29日の参院議運理事会(岩城光英委員長)で問題視されていたことが、複数の国会関係者への取材で分かった。山本氏は昨年秋の園遊会で天皇陛下に直接手紙を渡し、山崎正昭議長が厳重に注意したが、再び「品位」が問われる事態となった。
関係者によると、山本氏は今国会が開会した24日の本会議でジャケットを羽織っていたが、登山用に近い靴で歩いていたため、自民党の石井準一議運理事が「国会では品位を重んじるべきだ」と注意した。山本氏は「国会議員としての認識が足りず、気を付けていませんでした」と、その場で頭を下げたという。
石井氏は29日の議運理事会に、この経緯を説明。今後、同様の振る舞いをした場合には山本氏に厳しく注意することが確認された。
参院規則は「議員は議院の品位を重んじなければならない」と定め、帽子などの着用を認めていないが、具体的に細かい服装までは明記していない。
山本氏は昨年10月の秋の園遊会で天皇陛下に手紙を渡し、同年11月に山崎議長が厳重注意を行った上で、任期中の皇室行事への出席を禁止する処分を決めた。山崎氏は「参院の品位を落とすものだ。院の体面を汚さないよう肝に銘じて行動してほしい」と伝え、山本氏は「猛省している」と応じていた。
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>>12
http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014012901002291.html
山本太郎氏の服装注意 ノーネクタイで登院
山本太郎参院議員が24日の通常国会召集日にノーネクタイ姿で参院本会議場に現れ、議院運営委員会理事から注意されていたことが29日、分かった。
参院議運委は29日の理事会でこの問題について協議し、同様の行為があった場合は正式に注意する必要があるとの認識で一致した。
関係者によると、山本氏は24日、タートルネックのセーターにジャケット姿で参院本会議に臨んだ。自民党の石井準一議運委理事が目撃し「ノーネクタイは議員として品位に欠ける」と注意したところ、山本氏はその場で「気を付けます」と頭を下げたという。
2014/01/29 23:48 【共同通信】
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>>12>>13
この「品位」を重んじる人たちは,ドイツ連邦議会本会議を見たらひっくり返ってしまうのではなかろうか。
個人的には,本会議場のネクタイ申し合わせは考えるべき時期に来てると思うんですけどね。
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ピンクのスーツの方が品位がないと思う
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>>14-15
山本太郎が悪い
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左翼晒しあげ
14 :旧ホントは社民支持@鹿児島市:2014/01/30(木) 20:06:17
>>12>>13
この「品位」を重んじる人たちは,ドイツ連邦議会本会議を見たらひっくり返ってしまうのではなかろうか。
個人的には,本会議場のネクタイ申し合わせは考えるべき時期に来てると思うんですけどね。
15 :チバQ:2014/01/31(金) 02:57:12
ピンクのスーツの方が品位がないと思う
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>>14
ドイツの連邦議会はそんなにラフなんですかね??
>>17
アンチ左翼晒しあげ♪
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流石法政だ♪
法政大で学内飲酒規制反対のデモ 全共闘時代思わせる異様な雰囲気
http://www.j-cast.com/2012/10/24151285.html
2012/10/24 18:07
法政大学で学内の飲酒規制などに反対するデモが行われ、ツイッターなどで話題になっている。大学側は、「多くの学生・教職員は冷静に受け止めています」と言っている。
「いろんなことして、搾取してるんだ、コイツらは! 皆さん、ともに戦いましょう!」
2012年10月19日昼過ぎに東京・市ヶ谷キャンパスで行われたデモは、警察も大学周辺に出動する大騒ぎになった。護送車が4台も出たといい、近隣の大学にも拡声器の怒声が響き渡ったほどだ。
「武装蜂起するぞ!」「結集せよ!」とツイート
デモのきっかけは、大学が度重なる飲酒事故などに手を焼き、11年4月に学内での飲酒を原則禁止にしたことがあるらしい。その後、法政大学文化連盟や中核派系のメンバーらが、大学当局に抗議行動を行ってトラブルが繰り返された。
メンバーらは、大学や警察から長年弾圧を受けたと不満を持っており、ビラまきや集会も制限されたと主張して、今回のデモを計画したようだ。
当日は、全共闘時代をほうふつとさせる異様な雰囲気だった。文化連盟がツイッターで、日米開戦時の海軍暗号電文だった「ニイタカヤマノボレ」と告げると、メンバーらが続々正門前に集まった。
そして、正門が封鎖されると、「武装蜂起するぞ!」「結集せよ!」とツイートし、大学当局と押し問答を始めた。その模様は、周辺にいた学生らにツイッターで実況中継された。
「法政の校内放送が学生運動に乗っ取られたw」「暴れてるなう!校内に入って来てるなう!メガホンなう!」「デモ主導者が抑えられて引きずられて強制排除された」…
一方で、「うちの大学は昭和何年なんですかね(´Д`)」「法政大学名物学生運動です!私は参加してませんwww」と冷ややかな反応もあった。
メンバーらの主張についても、ネット上では、疑問視する向きが多い。
「ルールを決めるのは誰なのかということを問題にしている」
「学祭終わった後、外で好きなだけ飲めや」「酒飲んでないで勉強しろw」といった指摘が相次いでいた。
また、法大生はメンバーのごく一部で、ほとんどは学外から来たとみられている。
法政大の広報・広聴課では、デモをしたのは「学外の集団」としたうえで、飲酒規制の理由について、こう理解を求めた。
「さまざまな主張に十分配慮した運用を行いますが、特定の集団のみと話し合う予定はありません。多くの学生・教職員は今回のルールを冷静に受け止めています」
ビラまき要求については、「本学学生ならびに学内団体は一定の手続きのもと掲示等を行っておりますが、学外者および学外団体によるキャンパス利用や掲示は原則として許可しておりません」とした。また、正門封鎖についても、「これらの集団やその同調者は、これまでも本学に対して組織的に業務妨害行為を繰り返しており、本学及び本学学生・教職員等の被害防止や安全確保のため、必要と認められる間、正門を閉鎖する等の措置をとっております」と理解を求めている。
飲酒規制反対について、法政大学文化連盟は、取材依頼に回答などをしてこなかったが、ツイッターで「飲酒がしたいんじゃない。飲酒を含め、ルールを決めるのは誰なのかということを問題にしている」と説明した。ただ、「この現実がどこから来るかといえば資本主義の問題。だから我々は・・・学生のプチブル的な権利問題に全社会的な問題を見出す」と言っている。
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山本太郎参議院議員が本会議場での服装で注意を受けたとの報道。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140129/plc14012922390014-n1.htm
タートルネックにジャケット、細身のパンツに、登山用的な靴だったようで、議院運営委員会理事から注意とのことでした。
山本太郎さんに関しては、特に何もないのですが、本会議場での服装について。今回の件は「これはネクタイをせずに本会議場に入った」ことが決定打だったのでしょう。
記事では「参院先例集ではジャケット着用しか記載されていない」としていますが、国会のルールは、「先例」と「申し合わせ」で形成されます。議運(議院運営委員会)がその権限を持っているのですが、議運の申し合わせで、クールビズにあわせて、「夏期は院内でネクタイをしなくてもよい。ただし、本会議場に入るときはジャケットは着用」と決められています。
つまり、反対解釈で冬期はネクタイ着用がマストです。
ということで、本会議場に入る時にネクタイをしていないと、総理大臣でも守衛さんに「入れませんよ!」と注意されることになります。
どういった服装に品位があるか、ネクタイ着用する/しないで品位に差があるか、などは議論があるでしょうし、国や地域によって当然ことなりますが、国会はルールメイキングする機関ですから、そのメンバーたる国会議員はルールに従う必要はあるでしょう。
山本太郎さんは、そういったルールを知らなかったと言っているようですが、半年以上議員をしていて本当に知らないとしたら、勉強不足か理解力不足ですし、基本的に調べればすぐ分かることですから、まあ、注目浴びたいがための行動でしょう。
いずれにしても、国会議員は政策と行動で結果を残さなければなりません。
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一時期矢鱈とバッシングされてましたがその時の記事。
山本太郎 大島ボランティアの態度とマスコミ批判に疑問出る
http://www.news-postseven.com/archives/20131108_225663.html
2013.11.08 07:00
天皇陛下に直筆の手紙を手渡したことで、大きな騒動となっている山本太郎・参議院議員(38才)。92日での離婚、隠し子、「ベクレてる」発言など、物議を醸す言動を繰り返してきた山本議員だが、10月末、台風26号の被災地となった東京・伊豆大島のボランティアでもそんな行動は健在だった。
自衛隊が必死に救助を行っているなか、山本議員はヘルメットもかぶらず、パーカを脱いでTシャツ姿で歩き回った。これには現地で「お散歩にしか見えない」「コンビニに行くような格好で来ること自体が全く真剣味に欠けてる」などと非難された。ボランティア関係者は語る。
「ボランティア参加者の書き込みから、“ボランティアたちが無料で寝る場所を確保しろ”と山本さんが社会福祉協議会に怒鳴り込んだという話も広まりましたよね。山本さんはブログに“モンスターボランティア議員”と題し、そのような言い方や振る舞いはしていないと否定したものの、“町がスペースを確保してくれれば、寝袋持参などで来やすくなる。宿泊費が必要というハードルが下がれば助かる、とご意見を受け、町長にお会いさせて戴いた”と書いています。
でもこれまでの彼の無責任で非常識な言動を考えれば、どちらの話に信ぴょう性があるかということですよね。そもそも、宿を確保して参加するというのはボランティアの基本なんですから」
与野党の議員から猛批判を浴びる中、11月1日、参院議院運営委員会の岩城光英委員長(63才)は山本議員を呼び出して事情聴取を行った。
「申し訳なく思う」と言いながら、その後集まった報道陣に、「マスコミが騒ぐことによって政治利用にされてしまう」と堂々の責任転嫁。さらに5日の事情聴取では「自ら辞職しないし、特にけじめをつける考えもない」と述べた。政治ジャーナリストの角谷浩一さんは山本議員の姿勢についてこう嘆く。
「彼は今回の行動はあくまでも私人の行動だと言い張っていますが、そもそも園遊会に招待されたのは国会議員だからです。そして彼が参院選で当選できたのは、これまでのタレント活動や反原発活動をマスコミが取り上げて広めてきてくれたおかげ。にもかかわらず、今回のように自分への批判が集中すると今度はそれをマスコミのせいだと責任転嫁してしまった。これでは本末転倒じゃないですか」
※女性セブン2013年11月21日号
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「田母神さんの票、思っていた以上」社民・吉田氏
■吉田忠智・社民党党首
20、30代の若い方々が田母神俊雄さんに投票している。ネットでも呼びかけている。
かなり安倍晋三首相に考え方が近く、日本の右傾化、ナショナリズムの台頭を象徴しているのではないか。
大変怖い気がする。ある意味で安倍政権の今の高い支持率と通じているところがある。
田母神さんの票は私たちが思っていた以上に出た。それは去年の参院選、一昨年の衆院選で
自民党や改憲を志向する野党に支持がいっていることと 通じる点があると思う。これから警戒をする必要があると思います。
http://www.asahi.com/articles/ASG2B6DGFG2BUTFK12G.html
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左翼活動家や市民グループが沖縄入り 沖縄安保闘争勃発警戒
http://snn.getnews.jp/archives/256713
2014.02.17 16:00:37 by NEWSポストセブン
この4月に予定されているアメリカのオバマ大統領の来日を前に、官邸はいま日米同盟を大きく揺さぶりかねない事態の発生をひどく警戒している。「沖縄安保闘争」の勃発だ。
沖縄では、政府が提出した米軍普天間基地の移転候補地である名護市辺野古のキャンプシュワブ沖の埋め立て申請を仲井真弘多知事が承認し、普天間返還合意から17年ぶりに基地移転が大きく動き出すと思われた。
だが、その矢先に行なわれた名護市長選(1月19日)で基地受け入れ反対派の稲嶺進市長が再選され、基地建設(埋め立て)工事をめぐる反対闘争の激化が避けられない情勢になっている。沖縄情勢分析を担当する警備・公安関係者が語る。
「昨年から左翼の活動家や基地反対の市民グループが続々と沖縄に入っている。その中には、かつての安保闘争で活動したメンバーも含まれている。名護市長選の前に住民票を同市に移転した基地反対派の新市民だけでもざっと2000人、住居を移していない活動家を加えるとその倍以上にのぼると見られている。
基地反対は各セクトが大同団結できるテーマであり、連中は沖縄県民の7割が米軍基地の県内移設に反対していることから、地元の市民を巻き込んで数万人規模の大々的な反対運動を組織しようと動いている。しかも、それと対立する右翼勢力まで乗り込んできた。政府の埋め立て事業が本格化すれば、本土からの活動家や市民ら反対派と、右翼勢力との衝突も予想される」
辺野古の反基地闘争では、これまで何度も政府と反対派による一触即発の危機があった。2006年に沖縄県が基地建設の事前調査として現地の文化財調査を実施した際には、反対派がキャンプシュワブ基地の前にピケを張り、通行しようとする県の車両の前に身を投げ出した牧師が逮捕された。
しかし、今回は反対運動の規模や準備からみて、「反対派は最初から衝突覚悟でいる。危険性は過去の比ではない。成田闘争クラスの衝突も想定しておく必要がある」(同前)と見ているのである。
※週刊ポスト2014年2月28日号
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副党首にさぬき市議=常幹メンバー10人に−社民調整
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014021800708
社民党の吉田忠智党首は18日、副党首に香川県さぬき市の多田雄平市議(33)を充てる方向で調整に入った。若手の抜てきで旧態依然とした党のイメージ刷新を図り、党勢衰退に歯止めをかけたい考え。ただ、人選の検討を委ねられた党地方議員団には、多田氏が経験不足として反対する意見もあり、人事の行方は不透明だ。
副党首は「党の最高執行機関」である常任幹事会(常幹)のメンバー。多田氏が就けば福島瑞穂前党首との2人体制となる。吉田党首は常幹メンバーに、服部良一元衆院議員と党本部職員1人も新たに加え、現行の7人から10人にする方針。
吉田党首は当初、昨年10月の党首選を自身と争った東京都豊島区の石川大我区議(39)の副党首起用を検討したが、石川氏が所属する都連の推薦が得られる見通しが立たないため断念した。(2014/02/18-21:25)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140222-00000090-mai-pol
<社民党>党大会で「これからの2年が最後のチャンス」
毎日新聞 2月22日(土)20時0分配信
社民党大会が22日、東京都内で始まった。吉田忠智党首はあいさつで「安倍晋三首相が本性をあらわにしてきた。集団的自衛権の行使は国外での軍事行動に直結するもので、断じて容認できない」と批判。そのうえで党勢の退潮に歯止めが掛からない状況を踏まえ「党員一人一人が改革を進めていけば必ず道は開ける。これからの2年が私たちに与えられた最後のチャンスだ」と訴えた。
党大会は2年ごとに開かれ、今回は最終日の23日に来春の統一地方選に向けた活動方針や党改革案などを採択する予定。【光田宗義】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014022300242
若手副党首断念「ベストと言えぬ」=社民党大会が閉幕
社民党は23日、東京都内で2日間にわたり開いた党大会を終えた。吉田忠智党首は当初、若手の地方議員の副党首抜てきを模索したが、党内の慎重論で断念した。党大会後の記者会見で吉田氏は、執行部の大胆な若返りができなかったことに関し、「諸条件の中で、ベストとは言えないがベターな体制ができたのではないか」と釈明した。
会見で吉田氏は「(安倍晋三首相には)退陣していただくしかない」とも強調、安倍政権への対決姿勢を強めることを通じて党勢回復を目指す意向を示した。
党大会では、現在7人いる常任幹事会のメンバーを10人に増員し、新たに山登志浩愛知県江南市議(34)らを加えることなどを決めた。 (2014/02/23-19:14)
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今日郵便局で↓の指名手配ビラを見た。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/jiken/tehai/oosaka.htm
渋谷暴動事件なる新左翼が起こした事件があったらしいが,今から40年も前の公訴時効が適応されずにいるのは人権無視なんちゃうの?
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>>25
>石川氏が所属する都連の推薦が得られる見通しが立たない
石川氏が党首選に立候補できたのも都連の推薦があったからなのに,その後何があったんですかね?
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>>28
党首選は出来レースだったと。
勝てない戦いだから都連は推薦した。
けど、若手が出世するのはムカつく。
んなとこでは?
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社民、旧体質からの脱却遠く 副党首の若手起用を断念
http://www.asahi.com/articles/ASG2Q5RZPG2QUTFK00H.html
社民党の党大会が22日、2日間の日程で始まった。吉田忠智党首は党刷新の目玉として若手地方議員の副党首起用を模索したが、党内の反発を受けて断念した。
労組依存の体質から脱却し、新たな息吹を吹き込もうとした吉田氏の再建策は、早くも骨抜きになりつつある。
「副党首をやってもらえんやろか」。今月上旬、吉田氏が副党首を打診したのは香川県議の高田良徳氏(53)だった。これまで福岡や沖縄の若手地方議員にあたったが、党内の反発で実現しなかった。
最後の選択肢として、若手ではない高田県議に要請したが、断られた。若手を副党首にあてる刷新案は完全に行き詰まってしまった。
吉田氏は昨年10月、福島瑞穂前党首が辞任した後の党首選で、参院議員1年生にもかかわらず、5人しかいない国会議員から推されて立候補した。
これに対し、執行部への不満を抱える若手の地方議員が、ゲイを公表して東京都豊島区議に当選した石川大我氏(39)を対立候補に立てた。
17年ぶりとなった選挙戦の結果、自治労出身の吉田氏が、党の支持基盤である労働組合の支援を受け、石川氏に圧勝して党首になった。
その一方で、吉田氏は、党の再建には労組依存から脱却し、土井たか子元党首が植え付け、福島前党首が育ててきた「市民派」の流れを党内で強める必要があると考えていた。
党の改革案をまとめる推進本部のメンバーに石川氏を登用。地方の声を聞く全国行脚も始めた。「脱原発」での連携を目指して小泉純一郎元首相とも会談した。
そして、改革の象徴に掲げたのが副党首への若手起用だった。
吉田氏は当初、石川氏の起用を模索。しかし、ベテラン国会議員に加え、石川氏が所属する東京都連合に激しく反対され、党内基盤の弱い吉田氏は断念せざるを得なかった。
地方議員の重鎮の1人は「実績の無い若手にポストを与えても何も仕事は出来ない。若手の声を吸い上げる仕組みを作った方がましだ」と話す。
吉田氏は19日の記者会見で、執行部人事について「党首は私。どういう執行体制をつくりたいのか私が提案する」と強がった。
党大会最終日の23日には、若手の地方議員を副党首ではなく、党常任幹事会のメンバーに入れる代替案を検討している。しかし、後退感は否めない。
党大会直前の20日には、若手地方議員6人から、石川氏を副党首に起用することを求める要望書を突きつけられた。吉田氏は「重く受け止める」とだけ答えたという。
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お前は、喫煙して「他人に迷惑をかける」から死んでくれ!!
http://www.youtube.com/watch?v=sixBUhZbJqo
車内や密室での喫煙を全面禁止!! 窓等を開けて喫煙も、全面禁止!! 煙!の匂いが、髪の毛や他に染み着く!!
屋内喫煙の全面禁止!、屋内喫煙場所は撤去!、屋内に喫煙場所は設置しない!
喫煙者の為に、灰皿を準備するな!! 喫煙を推奨してるのか!
喫煙者は、絶対に屋外喫煙!! 屋外の野天のみ!!、喫煙可能で後始末の義務化!!
喫煙者に、灰皿等の持参と後片付けを義務づけ!! 強力な罰則規定を!
全ての煙草、一律に1箱1000円へ!!
宜しく!!
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村山富市元首相が信じがたい妄言を披露した。沖縄県・尖閣諸島について「近辺の国が共有すればいい」などと領有権放棄を示唆したうえ、
ずさんな調査のまま発表され、日本と日本人を貶めている「河野洋平官房長官談話」の再検証に反対したのだ。一体、どこの国の政治家なのか。
今年3月で90歳になる村山氏だが、27日に都内の日本記者クラブで会見して語った内容はとても看過できない。
まず、尖閣諸島は歴史上も国際法上も日本固有の領土だが、村山氏は「どちらに占有権があるのか解明のしようがない。
日本にいわせれば日本の領土だし、中国がいえば中国の領土だっていうし、きりがない。
台湾を含めて、近辺の国がお互いに共有して、幸せのために生かしていくことができれば一番良い」と、
中国が大喜びしそうな持論を語った。
さらに、政府や国会で再検証が検討され始めた河野談話についても、「詮索することは意味がない。
収まった問題をあげつらい、『日本はけしからん国だ』といわれる状況を作って何になるのか」と批判したのだ。
河野談話をめぐっては、元慰安婦への聞き取り調査がずさんだったうえ、証言の裏付けも取らずに談話が作成されたことが発覚している。
そもそも、1965年の日韓請求権・経済協力協定で「完全かつ最終的に解決済み」の問題を、「詮索」し「あげつらって」いるのは韓国側である。
村山氏が党首(委員長)を務めた社民党(旧社会党)は、かつて衆参約200人の国会議員を数えたが、現在は5人のみ。
元党首がこんな発言をしていては、国民に見放されるのは当然だ。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140228/plt1402281217000-n1.htm
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>>32
この人とっくに政治家じゃねーだろ
相変わらず産経はバカだなあ
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「女性議員の割合増やせ」 野田聖子氏ら超党派が集会
国会議員の議席や選挙の候補者の一定割合を女性とする「クオータ制」の導入を目指す集会が7日、国会内で開かれた。
自民党の野田聖子総務会長や公明党の古屋範子衆院議員、社民党の福島瑞穂副党首ら超党派の議員らが参加した。
野田総務会長は「私たちがクオータ制でげたをはかされるわけじゃない。
常にげたをはいて闊歩(かっぽ)されている男性に並ぶためのクオータ制だとご理解頂きたい」とあいさつ。
民主党の中川正春幹事長代行は「政府に対して法制化しろといっても調整できない難しさがある」として議員立法の制定も視野に、超党派の議連の立ち上げを呼びかけた。
2014年3月8日01時32分
http://www.asahi.com/articles/ASG3764SKG37UTFK00S.html
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がんばれ!共産党!
ワタミ創業 自民・渡辺議員「最賃バイトは職業選択の自由」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-03-10/2014031001_04_1.html
ワタミグループ創業者で自民党参院議員の渡辺美樹氏がフェイスブックで、同社が居酒屋のアルバイトを最低賃金と同じ時給で募集していると日本共産党の小池晃副委員長が参院予算委員会(4日)で取り上げたことについて「最低賃金ではない職種の募集もしています。職業選択の自由は憲法で保障されている」と開き直っています。
この日の質問で小池氏は、景気回復のカギとして、内部留保の活用とともに、最低賃金の引き上げが内需の活発化に最も効果があり、企業の経済活動にもプラスになると主張。ワタミグループが13都道府県の店で最低賃金と同額で募集している例を挙げ、「体力の十分ある企業グループで最低賃金ぎりぎりなんていうことは駄目だと言うべきだ」と首相に迫りました。
渡辺氏はこれに対して、「職業選択の自由」を持ち出して、応募してきたアルバイトに責任を転嫁しているのです。長引く不況のもとで何とかアルバイトの職を得たいという人たちの足元を見て最低賃金で働かせていることに、経営者として政治家として痛みを感じないのでしょうか。
渡辺氏は「中長期で企業を維持、発展させる責任が経営者にはある」として、内部留保の活用による賃上げの提案にも背を向け、小池氏に「レッテル貼り」と決めつけて「この国を『成長させる政策』で対決したい」と述べています。しかし、内部留保の活用、労働法制の改悪中止、最低賃金の引き上げこそが景気回復のカギであるという小池氏の提案への反論はありません。「レッテル貼り」の言葉は渡辺氏にお返ししたい。(慎)
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http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/245815/
山本太郎議員「新党ひとりひとり」を結党
2014年03月18日 10時45分
ひとりから、ひとりひとりへ。山本太郎参院議員(39)が「新党ひとりひとり」を結党した。脱原発勢を結集させる国政政党を目指し、まずは衆院鹿児島2区補欠選挙(4月15日告示、27日投開票)で党独自候補を公募し、出馬させる意向だ。本紙取材に新党名を明かした山本氏は、結党経緯から将来の仰天野望までも激白。また世を騒がせているSTAP細胞の理化学研究所・小保方晴子研究ユニットリーダー(30)にも、逆境に全くへこたれない立場からエールが飛び出した。
――18日に新党結党を表明
山本氏:来月、鹿児島2区で補選が行われる。(隣の選挙区にある)川内原発の再稼働が進められているのに今、手を挙げている候補者は、再稼働反対に本気とは感じられなかった。納得のいく候補者を立て、新党を旗揚げするしかないと覚悟を決めた。
――既に「新党今はひとり」を結党している
山本氏:これまでは僕一人の活動で、党員や候補者は募集していなかった。来年の統一地方選、2年後の衆参の改選を見据え、脱原発、消費税増税反対、TPPに入らない、集団的自衛権の行使容認ストップの4つを掲げ、今回の補選を皮切りに各地で候補者を募集していきたい。
――新党名は
山本氏:「新党ひとりひとり」です。人間、一人ひとり考え方は違う。でも何かあった時には、一つになる意味合いです。
――2年前の初出馬時から脱原発勢の結集を呼び掛けていたが、党利党略で都知事選でも一枚岩になれなかった
山本氏:国会内では僕と一緒にやりたいという人はまだいないが、選挙に強いというのを見せていけば響いていくと思う。新党には志はあるが、選挙制度を前に出られない人たちを押し出し、大きな受け皿になりたい。4月1日のエープリル・フールに鹿児島補選の候補者を発表する予定ですが、決してシャレではないですよ。山本はまたバカやっているなと言われるかもしれないが、先々は政権を取りに行きますよ。
――それにしても“山本党”からの出馬は、打たれ強さが必要では
山本氏:確かにいろんなことで叩かれるし、いわれなき非難も受け、炎上もしょっちゅうです。ただ、この状況で僕と一緒にやろうと手を挙げるだけで、相当タフな人だと思うので大丈夫かと。
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http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/246483/
山本太郎議員の「新党ひとりひとり」自己資金ゼロで立候補OK
2014年03月19日 16時00分
山本太郎参院議員(39)が18日、鹿児島市内で会見を開き、本紙昨報通り、衆院鹿児島2区補欠選挙(4月15日告示、27日投開票)に向け「新党ひとりひとり」を結党し、脱原発を旗印にした党独自候補の公募を発表した。
徳洲会グループの公職選挙法違反で、徳田毅前衆院議員(42)の辞職を受けて行われる2区補選で、山本氏は「政治とカネの問題は正されないといけないが、本当の争点をぼかしているだけ。川内原発の再稼働を許せば、日本の原発がどんどん再稼働していく」とあくまで脱原発が焦点だ。
この日、公募する候補者は「鹿児島県人」を条件とし、破格の待遇も掲げた。衆院選挙区では300万円の供託金のほかに事務所費、選挙カー、ポスターにビラ、電話代などで経費が計1000万円は下らない。地盤・看板・カバンの揃った地元の有力者が優遇されるゆえんだが、山本氏は「立候補予定者から党費は取らない。選挙資金も党が負担する形にしたい」と自己資金ゼロでも立候補できると大ミエを切った。
団体からの寄付も受け付けないというが、選挙費用はどこから出てくるのか?「市民から寄付を募り、スポンサーになってもらいたい。(選挙戦は)ボランティアに支えてもらいたい」(山本氏)と完全市民運動に徹する。山本氏は初出馬時、自己資金100万円だけで、2500万円ものカンパを集めた。ボランティア1200人が駆け付けた成功体験を鹿児島の地でも実践する考えだ。
永田町関係者は「川内原発再稼働阻止が争点になれば、地元だけでなく全国の原発反対の人たちからカンパを募れる狙いでしょうが、知名度のある山本氏自身が出るワケでもないし、選挙費用丸々が集まるかどうか」と危惧する。赤字となった場合には「僕が借金するしかない」(山本氏)。
無謀ともいわれる保守王国への殴り込みで、大借金を抱えることにもなりかねない。
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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140326/plt1403261533001-n1.htm
共産・吉良佳子氏、週刊新潮に路チュー撮られた 党は「常軌逸した取材」と激怒2014.03.26
美人議員の「路チュー」が激写され、永田町で話題となっている。昨年7月の参院選で初当選し「共産党のキラークイーン」と注目された吉良佳子参院議員(31)=東京選挙区=だ。公衆の面前で男性とキスしている写真が、26日発売の「週刊新潮」に何枚も掲載されていた。
同誌によると、吉良氏のお相手は同い年の男性で、ともに独身。目黒区議選や東京都議選に落選した共産党の同志だという。地下鉄池袋駅のホーム、目黒区内の路上や公園で、キスを交わす2人は実にお似合いだ。
これに対し、共産党は怒りを爆発させた。
とは言っても、怒りの矛先は週刊新潮。党広報部は夕刊フジの取材に「常軌を逸した取材だ。国会議員といってもプライバシーがある」と激しく糾弾。今回の件で、吉良氏に処分が下るかどうかを聞くと、「バカバカしくてコメントに値しない」と一蹴した。
元党政策委員長で、政治評論家の筆坂秀世氏も「党の規約は好きな男とイチャつくのを禁止していない。お好きにどうぞ」と笑い飛ばす。
ただ、真面目な共産党らしく、かつて党の雑誌『女性のひろば』で、男女の不倫を描いた渡辺淳一氏の『失楽園』に肯定的な批評が掲載されたとき、「宮本顕治元議長が激怒して、編集長が更迭された」(筆坂氏)。
ともかく、ブラック企業対策で活躍する吉良氏にとって、元気の源は恋の力のようだ。
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http://gendai.net/articles/view/news/148984
共産アイドル議員吉良佳子が撮られた「濃厚すぎるキス現場」
2014年3月26日 掲載
ところ構わず/(C)日刊ゲンダイ
共産党の吉良佳子参院議員(31)に熱愛が浮上した。26日発売の「週刊新潮」が、同じ共産党員の男性(32)との「路チュー」現場を掲載している。
吉良本人はツイッターでこうつぶやいた。
<春ですね。そんな春にちょっとご報告。実はいま、真剣につきあっている人がいます。幸せです。みなさんにも応援してもらえたら光栄です♪>
凄いのは、2人のキスっぷりだ。まず池袋駅の地下鉄ホームで堂々とブチュー。別の日は目黒区の公道で「路チュー」。さらに、都立大学駅の構内で20分も舌をからませ、駅近くの公園に移動してベンチでキス、立ってはキスと、とにかく、キス、キス…と接吻をしまくっている。
吉良の唇を奪った男性党員は何者なのか。
「彼は目黒地区委員会の青年学生部長です。2011年の目黒区議選、昨年の都議選に出馬し、いずれも落選しましたが、今も毎日、中目黒駅や都立大学駅で街頭演説に励んでいます」(関係者)
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「赤旗」配布問題 「禁止を検討」神奈川・鎌倉市長
http://sankei.jp.msn.com/region/news/131210/kng13121022010005-n1.htm
2013.12.10 21:59
共産党の神奈川県鎌倉市議らが同党機関紙「しんぶん赤旗」を市庁舎内で同市職員に勧誘・配布していた問題で、鎌倉市の松尾崇市長は10日の市議会本会議で「(赤旗を含む政党機関紙の勧誘・配布を)禁止をしていくということで検討してまいりたい」と答弁した。上畠寛弘市議(自民)の質問に答えた。
上畠市議は「(市庁舎内での勧誘・配布の黙認は)労務管理の観点からパワーハラスメントに類する行為だ」と指摘。同市幹部は「(市庁舎内で)500部ぐらいは購読しているのではないか」と話している。共産党市議団は「(赤旗勧誘は)正当な政治活動」と市議会議長に申し入れを行っていた。
共産党の地方議員が、自治体職員に対して庁舎内で赤旗購読を勧誘するケースは、川崎市や座間市、福岡県行橋市などで表面化している。
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秋田県部長、共産党に「政治おかしい」 集団的自衛権で同調と赤旗報道
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140408/lcl14040820400001-n1.htm
2014.4.8 20:35
秋田県の部長が共産党県幹部に対し、集団的自衛権行使容認の動きなどをめぐって「最近の政治はおかしい」などと同調する発言をしたと、8日付の同党機関紙「しんぶん赤旗」が報じた。堀井啓一副知事は「発言の真意が正しく伝わっていない可能性がある」としている。
共産党の佐々木良一県委員会書記長と山内梅良県議は7日、堀井副知事や県の各部長と相次いで面会し、慰安婦問題をめぐる志位和夫委員長の見解をまとめたパンフレットを手渡した。
赤旗によると、その際、堀井副知事はうなずいて「ありがとうございます。読ませていただきます」と応じ、「(最近の政治は)物事を短絡的に考える傾向がある。戦争を知らない世代が多くなっている」と話したとしている。
各部長は「河野談話を見直さないと言ったり、検証すると言ったり、わけが分からない」「集団的自衛権の見直し問題など、最近の政治はおかしい」「自民党の中でも古賀さん(誠元幹事長)など反対の方々もいる」と発言したとしている。
産経新聞の取材に対して堀井副知事は「先の大戦をめぐる一般論を話した。『短絡的』というのは、橋下徹大阪市長の慰安婦をめぐる発言についての感想だったと思う」と話した。
部長の発言については「集団的自衛権などについて部長が政治的見解を表明するとは考えられない。真意が正しく伝わっていないのではないか」とした上で「どの部長の発言か調べるつもりはない」と述べた。
佐々木書記長は「赤旗は責任を持って報道している。集団的自衛権行使容認などに疑問を持つのはごく普通の、当たり前の国民の声だ。産経新聞が魔女狩りのような取材をするなら、それは報道の自由ではなく、われわれの政治活動に対する干渉であり、強く警告する」と話している。
秋田県には総務、企画振興、観光文化スポーツ、健康福祉、生活環境、農林水産、産業労働、建設各部の8人の部長や議会事務局長ら部長級幹部がいる。
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http://mainichi.jp/feature/news/20140416k0000m040182000c.html
土佐電気鉄道:消える路面電車「平和憲法号」 抗議受けて
毎日新聞 2014年04月16日 02時30分(最終更新 04月16日 05時49分)
戦争放棄や生存権の堅持を訴える「平和憲法号」。今年から運行が中止される=高知市桟橋通4の土佐電鉄本社前で2012年4月28日、最上和喜撮影
拡大写真 ◇市民団体の負担で車体に「守ろう9条・25条を!!」など
土佐電気鉄道(高知市)は、5月3日の憲法記念日に合わせて毎年走らせてきた路面電車「平和憲法号」「憲法9条号」の運行を今年から中止することを決めた。市民団体の負担で車体に「守ろう9条・25条を!!」などのメッセージが描かれ、護憲を訴えてきたが、乗客から抗議を受けて中止を決めたという。市民団体側は文言の見直しを検討するとともに運行を求めている。【最上和喜、吉田卓矢】
平和憲法号は市民団体「平和憲法ネットワーク高知」などが2006年から、憲法9条号は高知憲法会議などが昨年から企画。9条に加えて国民の生存権を規定した25条の堅持も盛り込み、それぞれ約70万〜80万円の費用を全て街頭募金やカンパなどで賄った。同社が運行する約70両の車両に交じり、高知市など3市町で5月3日前後から約4カ月間運行してきた。
土佐電鉄によると、昨年5月に乗客らから「『憲法を守ろう』という広告は意見広告ではないか」との抗議が電話やメールで数件ずつ寄せられた。この電車を批判するブログが見つかったこともあり、対応を協議。今年3月、平和憲法ネットなどに「意見広告は内規で禁じている。『平和憲法号』なども世論が変われば意見広告ととられることもあり、政治的な問題になってしまったので運行は中止する」と通告した。
土佐電鉄の入交聡経営企画室次長は「公共交通機関である以上、内容が意見広告であると誤解を招くような広告は好ましくなく、運行は中止せざるを得ない」と説明する。
運行に携わってきた市民団体「県平和運動センター」の山崎秀一議長(57)は「世の中の右傾化の動きに民間企業が屈したとも言え、この流れは危険だと感じる。何とか電車を運行できるよう、文言を変えるなど手立てを考えたい」と話している。
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http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/259237/
共産党アイドル議員“路チュー”処分なしの背景
2014年04月27日 11時00分
3月末に週刊誌に路上で男性と熱烈キスをしている様子を撮られた共産党の“アイドル”吉良よし子参院議員(31)はどうしているのか。
永田町関係者は「当初は処分やむなしとの声も聞かれました。というのも最近の共産党は気が緩んでいるんですよ。昨年、幹部しか見られないメモがネットに流出したこともありました。見せしめも兼ねて処分も、ということです」と明かす。
吉良氏が撮られた相手は同党党員の男性。地下鉄のホームや公園などで公然とキスを繰り返していた。吉良氏はすかさずツイッターで交際宣言。人前でいちゃつくのは大人としていかがなものかという指摘はあれど、独身同士の恋愛だけに、セーフといえばセーフ。とはいえ、そこは“確かな野党”といわれる共産党。厳しく対処する可能性も、なきにしもあらずだった。
22日、吉良氏は反TPP(環太平洋連携協定)のデモに参加。路チュー騒動後も何事もなかったように政治活動に勤しんでいる。
「処分はなさそうとみています。というのも、党内で『ここで処分したら国民は引くんじゃないか』と懸念する声があったから。共産党はだいぶ柔らかくなってきていて、ニコニコ動画に出演したり、ゆるキャラを作ったり、志位委員長がツイッターを始めたりイメチェンを図っています。独身の恋愛で処分は、この流れと逆行しかねません」(別の永田町関係者)
昨年の参院選で大躍進したように、共産党にとって今は党勢拡大のチャンス。ネット選挙解禁を受けて、若者向けのホームページを作成するなどして“お堅い”イメージの払拭に努めているようだ。
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http://mainichi.jp/select/news/20140611k0000m040112000c.html
九条の会:設立10周年で大江、奥平、澤地3氏が首相批判
毎日新聞 2014年06月10日 21時31分
憲法9条の堅持を訴える市民団体「九条の会」の設立10周年を記念する講演会が10日、東京都渋谷区の渋谷公会堂で開かれた。会の呼びかけ人で、ノーベル賞作家の大江健三郎さんや東京大名誉教授の奥平康弘さん(憲法)、作家の澤地久枝さんらが2000人以上の参加者を前に、集団的自衛権の行使容認に積極的な安倍晋三首相を批判した。
大江さんは「安倍という人は、自分の言ったことが市民や専門家に受け入れられなくても平気だ。集団的自衛権の行使容認が実際のものとなる危機が続いている。一度認められれば、集団的自衛権は動かせぬものとなる」と訴えた。
奥平さんは「集団的自衛権は憲法9条を否定する概念で、これはつぶさなければいけない」と主張。澤地さんも「憲法9条のどこに、集団的自衛権を認めるよう解釈できる余地があるのか。平和を求める市民の心を踏みにじっているのが安倍さんだ」と語った。【野島康祐】
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http://mainichi.jp/select/news/20140616k0000m010053000c.html
集団的自衛権:超党派の地方議員、反対ネット設立
毎日新聞 2014年06月15日 21時33分
憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する27都道府県の地方議員217人が15日、超党派の団体「自治体議員立憲ネットワーク」の設立総会を東京都内で開いた。来春の統一地方選に向けた共通政策提言の作成や、参加議員を1000人に増やす目標を確認した。自民、公明、共産の3党の議員には「党の組織性が強い」として参加を呼びかけなかった。
総会には参加議員ら約80人が出席。来賓の秋葉忠利前広島市長が「(国務大臣らの憲法順守義務を定めた)憲法99条に違反している安倍政権に対抗する運動は理にかなっている」とエールを送った。同ネット共同代表の角倉邦良・群馬県議(民主)は総会後の記者会見で「憲法解釈の変更が閣議決定されたとしても、関連する法律を制定させないための国民運動が必要だ」と語った。【野島康祐】
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今日の朝日の一面はでかでかと集団的自衛権閣議決定であったがその下の本の広告欄には「革マル派五十年の軌跡」というシリーズの第一巻「日本反スターリン主義運動の創成」の広告が載っていた。全四巻別巻1の陣容だそうな。あかね図書販売が販売だそうな。
革マルと中核の喧嘩などバカバカしくて他人に迷惑だけはかけんなと思うけど,JR東なんかの労組に食い込んでるみたいだからがっちり生き残って体制内の寄生勢力になりさがっているようであるね。本も沢山売れるのかねぇ。。(;´Д`)
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ヘイトスピーチで日本共産党区議が辞任 「お前が死ね!」などの暴言
日本共産党中野区議の金子洋氏がツイッター上での問題発言を理由に辞職届けを議会に提出し、受理されたことが中野区議会議員・小宮山たかし氏のツイートにより明らかになった。
金子氏はとあるツイッターユーザーに“そう言いながら、自分は行かないで、「ヒキニート」みたいな「ゴミ屑」に行かせようとしているんだろ!
おまえこそ人間の屑だ。死ね!何も罪のない民間人を殺す前に、お前が死ね! 達者でな! さようなら! 生きてたら、また会おうね”とツイート。
この暴言が炎上し、辞職届けを出したというわけだ。金子氏は現在ツイートには鍵をかけている。
元々は集団的自衛権に関連したツイートを見たことにより、同氏がこのように発言したわけだが、この騒動は7月上旬以降続いており、この度約2週間後の辞任となった。
http://yukan-news.ameba.jp/20140715-6286/
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社民ポスターが波紋=自衛官の「死」暗示
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-140807X937.html?fr=rk
時事通信2014年8月7日(木)18:04
「あの日から、パパは帰ってこなかった。こんな未来はあまりにも悲しい」。集団的自衛権の行使容認に反対する社民党の新ポスターが波紋を広げている。戦地に赴く自衛官が犠牲になることを暗に示す表現に反発も出ている。
ポスターは7月半ばに発表。うつむく子どもの写真を使い、「今、集団的自衛権にNOを」と訴えている。「人が死ぬというリアリティーを追求した」(担当者)という。
発表直後、自民党の佐藤正久参院議員がツイッターで「怒りと悲しさを覚える。自衛官やご家族の心情はいかばかりか」と批判。ネット上で論争になり、社民党本部にも「情緒的にあおっている」「子どもを使うのはどうか」といった声が寄せられた。
しかし、社民党は5000枚以上作成したポスターを回収するつもりはなく、7日の党の会合で吉田忠智党首は「集団的自衛権の問題を知ってもらいたいという思いで作った。成果が徐々に出つつある」と語った。国会議員5人の同党にとって存在感をどう示すかが課題だけに、今後もメッセージ性の強いポスターを作る考えだ。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014101202000108.html
脱原発訴え 地方から 草の根勢力 統一選準備
2014年10月12日 朝刊
写真
来年4月に行われる統一地方選まで半年となった。民主、共産、生活、社民などの政党には属さずに「脱原発」を訴え、国政選挙や地方選に臨んできた人たちが、統一選への準備を本格化させている。脱原発勢力が大同団結し、地方議員や首長の数が増えれば、原発再稼働を進める政府に対し、地方から転換を求める圧力になる。 (後藤孝好、宮尾幹成)
昨年七月の参院選比例代表に緑の党から出馬し、落選者で最多の約十七万七千票の個人票を集めた音楽家の三宅洋平氏(36)は、既成政党と一線を画す市民派候補を全国規模で擁立する考え。「環境を最優先した経済運営」「戦争のない世界」を掲げる。
参院選で、三宅氏はフェイスブックやツイッターを活用した。統一選では自身は出馬しないが、ネットを使い、有権者と連携する計画。候補者を一覧できるホームページを作成、ネットを使ってボランティアの募集にも協力し一万人擁立を目指すという。
緑の党は三宅氏と連携して候補者擁立に取り組む。約六十人いる地方議員の倍増を目指す。来月初めに都内で統一選に向けた選挙スクールを開催。立候補を考えている人たちに演説のコツなどを指南する予定。
政治団体「脱原発政治連盟(緑茶会)」も九月から政治セミナーを始めた。立候補を検討する市民が、脱原発を経済成長につなげる方法などを学んでいる。
同会の前身の市民グループは、二〇一二年衆院選で脱原発を掲げる各党に候補者一本化を呼び掛けたがほとんど実現せず、多くの小選挙区で脱原発候補が「共倒れ」になった。一つの選挙区で複数の議員を選ぶことが多い地方選は共倒れの危険が少ない。選挙資金も国政より少額ですむ。緑茶会の竹村英明代表は「脱原発を目指す人材が切磋琢磨(せっさたくま)し、トータルの票を伸ばしてもらえれば」と話す。
東京・生活者ネットワークの渋谷恵美子事務局長は「統一選に向けて、原発ゼロを柱とした基本政策をまとめる。脱原発を訴える人たちと連携して支持を広げたい」という。
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「雨が降らなくてよかった」 八代亜紀効果で赤旗まつりに「10万人超」
http://www.sankei.com/politics/news/141102/plt1411020009-n1.html
日本共産党が東京都江東区の夢の島公園で開催中の「第41回赤旗まつり」は2日午後、『なみだ恋』や『舟唄』『雨の慕情』などの大ヒット曲で知られる八代亜紀さんが野外ステージのトリを飾り、全国から集った「10万人超」(広報部推定)の党員、支持者らが約1時間、“演歌の女王”の歌声に酔いしれた。
4年ぶりとなった赤旗まつりは1〜3日の日程で開かれている。スポーツ教室や全国の名産品が集まる物産模擬店、“第一級”の文化人や芸能人による催し物もあるが、共産党が今回の「目玉」に据えたのがほかならぬ、紅白歌合戦出場15回を数える日本レコード大賞歌手、八代さんの野外コンサートだった。
「赤旗まつりには毎回芸能人を招いているが、八代さんは過去最高の大物」(共産党関係者)。それだけに“八代亜紀効果”もあって、この日は同まつりでは空前の人出となる大盛況ぶりで、会場の随所に設置されている簡易トイレも「20〜30分待ち」は当然の長蛇の列だった。
前日は雨模様だったが、2日は薄日が差す、まずまずの天候となった。同党関係者は「八代さんの『雨の慕情』の歌詞とならずによかった」と胸をなでおろしていた。八代さんもステージで「雨が降らなくてよかった」。
八代さんの出演の直前には、志位和夫委員長が同じ舞台で対安倍政権批判オンパレードの記念講演を行い、演歌の女王の“前座”を務める形に。
八代さんが自身のステージで「志位さんは頭がよくて話がおもしろい」と印象を語れば、志位氏も花束を贈り「若いときからファンでした」と“告白”するシーンもあった。
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社民党の新社会党化を目前にして素敵な檄文だなぁ。。
今こそ新社会・社民・沖縄社大で合同しよう♪
274 名前:無党派さん[] 投稿日:2014/12/04(木) 02:49:20.86 ID:dfosMeY6
社民党よ、党員さんと党職員にハッパかけて新社会党・全労協と一緒に、駅前に立つんだ。
声を出せ、呼びかけろ、キリスト教会に飛び込みをしろ、農民組合に行け、大学の先生たちと手を結べ!
いいか、もう連合は社民党に目も手もかけてくれないんだぞ。
原発再稼働に、自治労・日教組は賛成しているし、昔の国鉄関連労組は新左翼と御用組合に成り下がった。
郵便局と電話局はもっと悪い。私鉄も日和見さんだ。
憲法改悪が迫っている。
さぁ、どうするよ。昭和20年、日本社会党が結党した時を思い出せ!
社民党・新社会党が手を結ばなくてはいけないんだよ。資本論と帝国社民の違いと、
国民の自由・自治・分権・反戦・反原発・人権のどちらが、国民の利益になるよ?
今は目を瞑ってでも一緒に動き、かつての社会党支持者を掘り起こすんだ!
社民の目標としている7人当選が叶わなかったら、俺は社民党員を辞める。
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51>>
自治労・日教組が原発再稼働に賛成している???
連合・自治労連と全日教連だったらわかるけど、どこの県組織が賛成しているの?
昔の国鉄関連労組って、国労?、動労?それとも鉄労あるいは全施労かね。JR連合の主流派は国労、鉄労系は一部を除いてはパージされちゃった。
いわゆる革新政党の悪いところは、人・者・金を労組に頼ってくることだろうね。
いつもは人民がどうの、市民がどうのというけど、最終的に労組に頼み切りじゃねーの。
まずは政党人が自力でやってみろや、連合なんて、民主党に似た寄り合い所帯だぜ。
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共産党もテンションあがってるやろなぁ。。
ホントは社民さんが総選挙スレにはってたけどこっちにも貼り付けときます。
共産の不破氏が街頭演説へ=9年ぶり、京都・沖縄で【14衆院選】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141208-00000111-jij-pol
時事通信 12月8日(月)19時2分配信
共産党の不破哲三前議長(84)が14日投開票の衆院選で街頭演説に立つことが8日分かった。党広報部によると、2005年以来9年ぶり。10日に京都1区、11日に沖縄1区にそれぞれ入り、党公認候補への支持を訴える。
今回の選挙では、共産党が小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以来、18年ぶりに選挙区で議席を獲得する可能性が出ている。同党はこうした情勢を「重要なチャンス」(党関係者)と分析。不破氏本人の強い意志もあり、演説が決まった。
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小選挙区で議席取ったら96年以来かあ
第41回衆議院議員総選挙 高知県第1区
当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持 比例重複
当 山原健二郎 76 日本共産党 前 33,523票 28.6% ○
比当 五島正規 57 民主党 前 31,391票 26.7% ○
石田祝稔 45 新進党 前 30,281票 25.8%
谷相勝二 53 無所属 新 21,480票 18.3% ×
横田達雄 75 無所属 新 678票 0.6% ×
第41回衆議院議員総選挙 京都府第3区
当日有権者数:人 最終投票率:%(前回比:ポイント)
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 推薦・支持 比例重複
当 寺前巌 70 日本共産党 前 58,479票 34.7% ○
比当 奥山茂彦 54 自由民主党 新 57,241票 33.9% ○
山名靖英 52 新進党 前 52,884票 31.4%
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http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100037-n1.html
2014.12.10 19:29
「日本版ネオナチ」!? 次世代が赤旗記事で共産党に抗議
ブログに書く1
次世代の党の山田宏幹事長は10日、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」がホームページ上で次世代の党を「日本版ネオナチ」と批判したことに対し「全く当たらない。レッテルを貼って自分たちを際立たせる卑劣な手法だ」と反論した。都内で産経新聞の取材に答えた。
赤旗が2日付で掲載した記事は、山田氏らが河野洋平官房長官談話を取り消すように求めていることについて「歴史偽造の急先鋒=『日本版ネオナチ』としての本性をむき出しにした」と非難している。
山田氏は共産党の山下芳生書記局長に抗議し、公開討論会の開催を申し入れたが、山下氏は「赤旗の記事は赤旗が対応する」と拒否。山田氏は「党の機関誌なのだから説明すべきだ」と共産党に改めて要求している。
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さよなら安倍政権 自民党議員100人落選キャンペーン
URL:http://ouen100.net/
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日本共産党、選挙カーの対応を謝罪 倒れた女性を前に演説を中止せず、救急隊に通報遅れる
2014/12/11 14:13
http://www.j-cast.com/2014/12/11223001.html?p=all
日本共産党大阪府委員会は2014年12月10日、6日の演説中における選挙カーの対応を公式ホームページで謝罪した。
6日午前、JR森ノ宮駅前で行われていた清水忠史候補の演説中に駅構内で女性が倒れた。しかし、選挙カーはなおも演説を中止せず、結果、救急隊への連絡が聞こえづらくなった。
「事故や病気への対応を最優先すべきことは当然であり、今後は乗務員一同機敏な対応が出来るように徹底していく所存です」としている。
ツイッターには目撃者と思われる人物から「真ん前やで、真ん前。倒れてんの丸見えやのに」「一向に誰も声かけやん」「私がぶち切れるまで演説をやめてくれなかった」との報告が寄せられている。
日本共産党大阪府委員会は取材に対し、「女性が倒れたさい、演説を行っていたのは清水候補本人でなく、係の者だった」「女性に気付いた清水候補は係の者に注意し、演説をやめさせた」と話している。
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日本共産党 不破哲三前議長 街頭演説
https://www.youtube.com/watch?v=F8tSOL4XKIc
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躍進の共産党「秘書が足りない」と嬉しい悲鳴 志位委員長はドヤ顔
産経新聞 12月18日(木)16時37分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141218-00000542-san-pol
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新人議員らは「国民の怒りの声を安倍政権にぶつけて戦い抜いていきたい」(比例東京、池内沙織氏)と決意を語ったが、党としてはうれしい悲鳴もある。国会議員が13人増えたことで、秘書らスタッフの人材不足に陥っているからだ。
そこで党機関紙「赤旗」は17日付で「国会秘書を緊急募集」と題した党中央委員会の告知記事を掲載。議員秘書と国会議員団事務局員50人の募集を始めた。締め切りは25日。応募資格は「21世紀の社会進歩と政治改革の事業に貢献する意思と気概をもった日本共産党員」となっている。
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一応こちらにも転載
■2014年総選挙・社民の擁立区(凡例:○野党統一候補,●維新擁立区,▲民社分裂民主落選区)
・岩手1区
民7.6自4.6共1.5社0.9
●宮城2区
自9.1維6.0共2.1次1.5社1.1
▲秋田1区
自6.6民5.7共1.1社0.5
民+社6.2で自に及ばないけど肉薄はできた。。
●福島4区
維5.68自5.64社1.0共9.4
社民候補には一部民主組織も支援したので僅差の大勝利を大妨碍する危険も十分あった・・。
○群馬5区
自11.4社2.3共2.3
▲埼玉1区
自10.5民8.2共2.8社0.8
昔から埼玉では候補者を立ててるけど東武労組か?
●千葉7区
自11.1維4.8共2.7社1.4
▲新潟2区
自7.05民7.04社1.18共1.14
保守系の民主鷲尾を落とせて本望なんかねぇ(´・ω・`)
○富山2区
自8.2社2.3共1.1
●大阪8区
自6.7維6.2共1.9社1.1次0.4
あんま意味ないけど維+社>自である。次+維≒自の方が惜しいか。。
○島根2区
自12.3社3.4共2.0
○香川3区
自7.6社2.5共0.5
○福岡11区
自8.5社.2.4共2.0
○熊本5区
自8.7社2.6共1.2
○大分2区
自8.6社5.9共1.3
○鹿児島4区
自9.3社2.8共1.2
○沖縄2区
社8.5自5.2
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28 :チバQ :2014/12/20(土) 19:54:55
社民が国会議員5人確保できるかどうか。10年の社民2議席目は最後(48番目)ですので
かなり厳しい状況
衆院:2人
参院10年当選:福島瑞穂 吉田忠智
参院13年当選:又市征治
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2ちゃんねるより転載
43:無党派さん[sage]
2014/12/15(月) 23:50:32.22 ID:2dYrdH9C
共産党供託金没収選挙区
北海道7 8
青森2 3 秋田1 2 3 岩手2 山形2 3 宮城5 6 福島1 2 3 4
栃木2 4 茨城4 5 埼玉5 12
千葉1 3 10 神奈川12 14 16 山梨2
新潟2 3 4 5 6 富山1 2 石川1 3 福井1 2
静岡1 3 4 5 6 7 8 愛知7 8 11 12 13 14 岐阜3 4 三重3 5
滋賀4 奈良4 大阪10 11 19 兵庫7 11 12 和歌山1
鳥取2 岡山1 4 広島2 3 6 7 山口1 2
香川1 2 3 徳島1 愛媛1 2 3 4
福岡2 3 佐賀1 2 長崎2 4 大分1 宮崎1 熊本1 5 鹿児島1 3 4
合計96選挙区
今回は低投票率や自共(公共)対決選挙区増加もあってか供託金没収が比較的少なかった
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>>38-39
http://www.sankei.com/politics/news/141221/plt1412210006-n1.html
2014.12.21 14:55
共産党の“アイドル議員”が結婚 お相手はあの「路チュー」党員
ブログに書く2
(1/2ページ)
吉良佳子参院議員
共産党の「アイドル」「キラークイーン」と呼ばれる吉良佳子(よしこ)参院議員(32)が20日、かねて交際していた同党員の松嶋祐一郎氏(32)と結婚した。吉良氏が21日、自身のフェイスブック(FB)で報告した。
お相手の松嶋氏とは、今年3月26日発売の『週刊新潮』で駅のホームなどで公然とキスを交わしていたことが「証拠写真」付きで報じられた。吉良氏は交際中だと公表していたが、ついにゴールインとなった。
FBで吉良氏は「彼に出会えたことに感謝するとともに、いろんな場面で二人を支えてくださったみなさまにこの場をおかりして感謝申し上げます」「二人で笑い、お互いを思いやり、尊重し、つらいときには支え合い、学びながら、ともに希望ある未来をめざします」などと喜びを綴(つづ)った。
吉良氏は昨年7月の参院選で東京選挙区から立候補し、70万超の票を得て3位で当選した。共産党にとって参院選の選挙区での議席獲得は12年ぶりで、吉良氏は同党の「躍進」の象徴とされていた。
「お堅い」共産党のイメージを和らげる党の“看板娘”ともみなされており、今年1月の第26回党大会で「後継幹部候補ポスト」とされる准中央委員に抜擢(ばってき)された。
一方、松嶋氏は東京都目黒区議選や都議選に共産党から出馬し落選したことがある。自身のブログによると現在、同党目黒地区の雇用・福祉対策委員を務めているという。
吉良氏の結婚について共産党広報部は「みんなに祝福され、とにかくおめでたいことだ。結婚を機にさらに議員活動を頑張ってもらいたい」とコメントした。
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2ちゃんねるより転載
743:無党派さん[sage]
2014/12/20(土) 15:55:27.84 ID:ITdENDIY(6)
社会党・社民党の比例区得票(中選挙区時代は選挙区、ただし追加公認除く)
1983 11065082 19.49% 112議席
1986 10412584 17.23% 85議席
1990 16025472 24.39% 139議席
1993 9687588 15.43% 70議席
1996 3547240 6.38% 11議席+選挙区4
2000 5603680 11.23% 15議席+選挙区4
2003 3027390 5.12% 5議席+選挙区1
2005 3719522 5.49% 6議席+選挙区1 *比例は実際は5議席、自民の候補者不足分1
2009 3006160 4.27% 4議席+選挙区3
2012 1420790 2.36% 1議席+選挙区1
2014 1314441 2.46% 1議席+選挙区1
流石に参議院ほど一本調子の衰退ではないが、21世紀になってから「一度離れた票が二度と戻らない」現象の加速が顕著。
たとえば2003年は北朝鮮拉致問題の影響としても、次の選挙以降でも票が戻らない。
2012年は政権への失望や未来への流出の影響としても、次の選挙でも票が戻らない。
民主のように多少の自然回復があって当然なのに。
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2ちゃんねる議員選挙板社民党スレより転載
35:無党派さん[sage]
2014/12/19(金) 20:31:19.56 ID:tsdKQj8I(3)
ブロック 12衆院選 13参院選 14衆院選
北海道 *48,351→*39,405→*53,604
東_北 160,367→134,592→131,857
北関東 118,046→104,525→109,038
南関東 147,191→136,098→132,542
東_京 136,889→116,139→129,992
北信越 128,443→131,538→*99,242
東_海 136,316→*95,943→128,131
近_畿 133,064→116,269→124,494
中_国 *68,653→*53,940→*65,349
四_国 *42,762→*38,650→*33,257
九_州 300,846→288,136→306,935
42:無党派さん[sage]
2014/12/19(金) 21:40:46.23 ID:tsdKQj8I(3)
得票率推移
ブロック 12衆 13参 14衆
北海道 1.85→1.62→2.14
東_北 3.70→3.43→3.43
北関東 1.83→1.83→1.85
南関東 1.93→2.02→1.94
東_京 2.09→2.06→2.26
北信越 3.50→4.00→3.19
東_海 1.91→1.53→1.99
近_畿 1.36→1.34→1.47
中_国 1.96→1.75→2.11
四_国 2.31→2.43→2.12
九_州 4.51→4.92→5.26
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京大:私服の府警・警備2課警官を学生ら一時取り囲む
毎日新聞 2014年11月04日 23時37分(最終更新 11月05日 01時11分)
http://mainichi.jp/select/news/20141105k0000m040145000c.html
◇京大「事前通告なしの警官立ち入りは誠に遺憾」
4日午後0時20分ごろ、京都市左京区の京都大学で、無断で構内に立ち入った京都府警の私服警察官を学生らが一時取り囲む騒ぎがあった。京大と府警の間には、大学自治の観点から警察官が学内に入る際は事前通告するなどの申し合わせがあったが、守られていなかったという。京大はこの警察官に説明を求め、「事前通告なしに警察官が立ち入ることは誠に遺憾」とのコメントを出した。
府警や京大によると、立ち入ったのは警備2課の30代の男性警察官。学生らが見つけて教室に連れて行き、20人ほどで警察官を問い詰めたという。その後、杉万(すぎまん)俊夫副学長らが約3時間にわたって大学に入った目的などを聴いた。学生、警察側ともけが人はなかった。
今月2日に東京都内であったデモ行進で、警視庁が公務執行妨害容疑で京大生らを逮捕。京大で4日、これに反発した抗議行動があるとの情報を受け、府警が警戒していたという。
当時、現場付近には別の私服警察官もおり、「課員が学生に囲まれた」と府警に連絡。機動隊の車両が京大周辺に集結し、数十人の機動隊員が出て一時は騒然とした雰囲気になった。京大がある地域を管轄する府警川端署は「警察官と学生とのトラブルがあったのは事実だが、詳細は確認中」とのコメントを出した。
警察当局と大学の自治を巡っては、1952年の「東大ポポロ事件」がある。東大構内で開かれた劇団ポポロの公演に私服警察官が潜入。学生らが警察手帳を取り上げたなどとして、暴力行為等処罰法違反罪で起訴された。最高裁まで争い、審理が差し戻されるなど判断が揺れたが、73年に有罪判決が確定した。
ツイッター上には、今回の騒ぎを東大ポポロ事件になぞらえる書き込みがあった。更にネット上には、警察官と思われる人物が取り押さえられているような画像や機動隊車両が大学周辺で待機する様子を写した写真が次々と投稿された。「大学自治に対する重大な侵害」と警察に批判的な意見が相次いだ一方、「公務執行妨害か監禁では」と学生への批判もあった。
また、「京大は実は怖いところだったんだな。学生は勉強しろ」「東大ポポロ事件のころとは社会情勢も違い、学生の方が分が悪いだろうな」など冷めた書き込みもあった。【岡崎英遠、村田拓也、松井豊】
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京大「熊野寮」を家宅捜索 大阪府警 中核派全学連副委員長の関西大侵入事件で
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20150108514.html
産経新聞2015年1月8日(木)10:43
中核派全学連副委員長の京大生(23)が関西大の施設に無断で侵入したとして逮捕される事件があり、大阪府警警備部は8日午前、建造物侵入容疑で、中核派の拠点がある京都大「熊野寮」(京都市左京区)の家宅捜索を始めた。
この学生は、京都大工学部に所属。昨年12月30日午前4時25分ごろ、大阪府吹田市の関西大千里山キャンパスで、インフォメーションテクノロジーセンター(ITセンター)に無断で立ち入ったとして、大阪府警に建造物侵入容疑で緊急逮捕された。
逮捕後の調べに「何も話すことはない」と一貫して黙秘しており、家宅捜索には事件の背景を解明する狙いがあるとみられる。
作部容疑者は昨年11月、京都大キャンパスに京都府警の警察官が私服で立ち入り学生らに拘束された際、抗議の記者会見に出席していたという。
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>>38-39,43,64
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141225-00004698-sbunshun-ent
路チュー彼氏と結婚! 共産党マドンナ吉良よし子のリア充
週刊文春 2014年12月25日(木)18時6分配信
〈昨日12月20日、私は松嶋祐一郎さんと結婚しました。様々な場面で2人を支えてくださったみなさまに感謝します☆〉 衆院選から1週間後、突如自身のツイッターで結婚報告をしたのは、共産党の吉良よし子参院議員(32)。「路チュー」を激写された男性とのゴールインだった。
◇ ◇
実は小誌は結婚2日前の12月18日、議員会館で吉良氏と向かい合っていた。8議席から21議席と大躍進した共産党マドンナへの単独インタビュー。その中で結婚についても直撃していたのだ。
――例の彼氏との結婚は?
「アハハハ!」
――やはり皆さん気になっていると思いますが。
「いやぁ特にお話しすることはないですよ。ウフフ?」
今思えば隠しきれない幸せが垣間見えていたのに、不覚にも笑顔にはぐらかされてしまった!
選挙では党の顔として全国を飛び回った吉良氏。今回の当選者の中でも異彩を放ったロックを愛する“金髪メガネ女子”池内沙織氏(東京12区で比例復活当選)とは、大の仲良しだそうだ。
「サオリン、吉良ちゃんと呼び合っています(笑)。誕生日は1日違いの同い年。出身地も私は高知、彼女は愛媛と同じ四国で、気が合うんです」(吉良氏)
ダンナ様もこれまた同い年の共産党員、松嶋祐一郎氏。京都造形芸術大卒で、2011年の目黒区議選、13年の都議選に共産党から出馬し落選。現在は共産党目黒地区の雇用・福祉青年対策委員を務めている。
14年3月に「週刊新潮」が、2人が駅や公園で人目もはばからず熱いキスを繰り返す一部始終を写真入りで「革命的接吻」と報じた。
「若くイケメンの松嶋氏は、今回の衆院選に出る話があった。しかし路チューの一件が党内で問題視されたようで、結局彼の地元の東京5区からは、引退したはずの元区議の女性が立候補しました」(政治部記者)
吉良氏の父で高知県議の富彦氏にも喜びの声を聞こうとしたが、
「新潮さんの記事でみんな嫌な思いをしたので、コメントは堪忍してください」
だが新郎は堂々たるもの。松嶋氏が電話取材に穏やかな口調で応じた。
「品川の式場で式を挙げました。親族だけで党の関係者は呼んでいません。呼ぶとなれば手配が大変ですからね。日程は秋ごろに既に決めていたので、選挙が終わった後でよかったです」
――新潮の記事で、衆院選の候補者から外された?
「それはないです(笑)。私は地方選挙を目指していたので、来年の目黒区議選に立候補するつもりです。党からは『気をつけてね』と言われた程度でした」
――逆に絆が深まった?
「まあ……そうとも言えますかね(笑)」
――奥様が国会議員でやりづらくないですか?
「そこは共産党らしく、男女関係なく、互いに支えあって協力していきますよ」
吉良氏は「ユニクロの柳井社長は社員の年収が100万円でも仕方がないという。でもそれでは結婚もできません!」とブラック企業批判に力を入れてきた。だがご自身は32歳にして確かな「リア充」生活を手に入れたようだ。お幸せに!
<週刊文春2015年1月1日・8日号『特集』より>
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http://thepage.jp/detail/20150106-00000003-wordleaf
〈議席倍増で注目〉共産党は、名前を変えるべきか? 大澤真幸
2015.01.07 07:00
昨年末の衆院選挙の結果は、実につまらない。自分の政治的な期待に反して結果だったのでつまらない、と私は言っているのではない。学問的な関心──政治学や社会学の知を動員して分析したいという欲望──をかき立てない結果だった、という趣旨である。
そうした中で、唯一、「おやっ」と思わせる要素があったとすれば、それは、共産党のかなりの躍進である。この選挙は、よく考えてみると誰が勝ったのかよくわからないところがある。もちろん、与党は、圧倒的多数の議席を獲得したのだから、勝ったことにはなるが、考えてみると議席数を増やしたわけではない。議席を増やしたという点では、野党第一党である民主党がまさにそれにあたるのだが、しかし、前回選挙の歴史的敗北の分を取り返す水準にははるかに遠く及ばなかった。もっと悲惨な負け方だったのは、弱小野党たちで、ほとんど風前の灯のような議席数になってしまった。そんな中で、唯一、確実に勝利したと言えるのは、共産党である。議席数を2.5倍に増やしたのだから。
となれば、この際、どうせ本気になって実現するつもりのない「共産主義」の看板を捨てて、もっと現実味のある政策やイデオロギーを意味する党名を掲げれば、党勢をさらに拡大することができるのではないか。ゆくゆくは、政権を担う、などということもありうるのではないか。そのような意見が出てもおかしくない。
が、結論的に言えば、名前を変えたらダメである。誰にとってダメかと言えば、もちろん、共産党にとって、である。「共産党」という名前がなかったら、この勝利はありえなかった。この名を捨てたら、さらなる勝利は望めない。今日、共産党にとって、最も重要なのは、その党名である。どうしてそうなるのか、その理由を説明しよう。
故若松孝二監督の「実録・連合赤軍」は、タイトルが示すように、ほとんどドキュメンタリー映画のような迫真性がある。この映画の中で、連合赤軍のメンバーが口癖のように言う。「共産主義の地平では…」と。現実の連合赤軍でも、間違いなく、この言葉は、頻用されていたに違いない。
「共産主義の地平では」とは、「共産主義(を目指す)という大義を前提にして考えてみると」というような意味である。映画を見ていると、あまりにも何でもかんでも「共産主義の地平」で考えられているので???本人たちは大まじめなのだが??、何だか吹き出しそうになる。
たとえば、彼らは、「山岳ベース」とかと言う、山梨や群馬の冬山の中に設けられた「基地」に、運動部の合宿みたいなかたちで隠れ住み、来るべき暴力革命に備えて、「軍事訓練」をしていた。が、ある日、何人かのメンバーが、たまにはちゃんとした風呂に入りたいと、町に降りて行って銭湯に行き、少しさっぱりして、基地に戻ってきた。すると、彼らは、他のメンバーたちから、「共産主義の地平」で銭湯に行ったのが正しかったのか、と激しく糾弾された。他のメンバーは、ほんとうは、羨ましくて、ただ嫉妬しているだけなのだが、非難するときには、「共産主義」を持ち出さなくてはならないのだ。
このように、政治イデオロギーの空間には─それが活きているときには─必ず、一つの特権的な記号がある。他のすべての記号、他のすべての要素は、この特権的な記号と関係づけられる限りで、意味をもち、魂を宿すことができる。逆に言えば、その特権的な記号と関係をもてなければ、すべては無意味で、つまらないことになってしまう。
たとえば、連合赤軍のメンバーは、毎日、匍匐前進したりして、寒い中で戦争ごっこのようなことをしている。それは、「共産主義の地平では、ブルジョワ国家権力との闘争を意味する」のである。共産主義の地平がなかったら、「何でこんなことをしているんだろう?」「オレっていったい?」というくだらないものになる。
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>>70
この連合赤軍にとっての「共産主義」のような特権的な記号を「ヘゲモニー的記号」と呼ぶ。ヘゲモニー的記号には、重要な条件がある。今述べたように、それは、他のすべての記号に意味を与える原点のようなものだが、それ自体は、何を意味しているのか、誰もわかっていないのだ。連合赤軍は、つまみ食いの是非を問うときにも、指輪をはめることの善し悪しを問題にするときにも、「共産主義の地平」に言及するのだが、実は、誰一人として、共産主義とは何なのか、よくわかってはいなかったはずだ。
ヘゲモニー的記号のおかげで、すべての記号に意味が与えられるのに、ヘゲモニー的記号自体の意味は定まっていない。が、同時に、それは「何だか豊かな意味をもっている」かのような印象を与えるのだ。そして、誰もが密かにこう思っている。「私は、『共産主義』の意味をよく理解していないのだけれども、誰かがちゃんとわかっているはずだ」と。しかし、その「ちゃんとわかっている」はずの「誰か」はどこにもいない。
このようなヘゲモニー的記号は、政治イデオロギーの空間には必ずある。たとえば、戦後間もない頃の日本人にとっては、「民主主義」がヘゲモニー的記号だった。「共産主義」や「民主主義」ほどには神通力はないが、ほんの少し前の「政権交替」や「仕分け」、現在の「アベノミクス」だって、ヘゲモニー的記号としての側面をもっている。政権交替とは、結局、何から何への変化なのか、わかっていた人は一人もいない。アベノミクスとは何であり、どういう原理でそれによって景気が回復するのか、わかっている人はほとんどいない(多分、安倍首相もわかっていない)。
さて、すると、現在、共産党が、小さいながらも、それなりに勝ったとして、「共産主義」とか「共産党」とかが、ヘゲモニー的記号になっているのか。なってはいない。現在の「共産主義」という記号は、ヘゲモニー的記号の水準には達していないのだ。となれば、そんな名前は捨ててしまってもよいのではないか。ところが、そうはいかない。
まず、連合赤軍の「共産主義」と違って、現在の「共産主義」はヘゲモニー的記号ではない、ということを説明しよう。「共産主義」が何を意味しているかを(ほとんど)誰もわかっていないため、結局は何も意味していない、という点では、両者は共通している。しかし、連合赤軍は、それが実は意味をもたないということ、そしてほんとうは誰もわかっていなということ、それらを自覚していなかった。彼らは、この記号が何かとてつもなくすごいことを意味しているはずで、そのことを誰かは理解している(もしかすると自分も理解しているかも)と思っていたのだ。
しかし、現在は違う。「共産主義」が何を意味しているのか、共産党員も含めてほとんど誰も理解していないだろう、ということをすべての人がわかっている。共産党に一票を投じた人も、「共産党員のほとんどが『資本論』を読んだことがない」ということを知っている。さらに、万が一、「共産主義」なるものに詳しい共産党員だか幹部だかがいたとしても、彼らでさえも、その「共産主義」とかいうものを本気になって実現する気などないことを、(日本人の)誰もが知っている。共産党の支持者は、特にそのことをよく自覚している。要するに、「共産主義」や「共産党」が空虚な記号であることを、皆、よくわかっているのだ。この点が、ヘゲモニー的記号とは違う。
ならば、「共産党」とか「共産主義」とかという記号は要らないのではないか。別のもっとちゃんとした意味のある党名の方がよいはずではないか。そう言いたくなるだろうが、違うのだ。
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>>71
そのことを理解するためには、どうして共産党がそこそこ勝ったのか、その原因をはっきり把握する必要がある。
今回の選挙の結果を、もう一度、思い出すとよい。与党は一応圧勝した。しかし、異常に投票率が低かった。たとえば「郵政選挙」(これもヘゲモニー的記号である)のときは、自民党が圧勝し、かつ投票率が高かった。「政権交替」で民主党が圧勝したときもそうだ。しかし、今回、自民党は圧勝しているが、投票率はきわめて低い。
ここに示されていることは、こういう感覚だ。「はっきり言えば、選びたいものはひとつもない。強いて選べと言われれば、仕方がないから自民党に投票する」。選びたいものは何もないという感覚に素直になれば、結局、投票に行かないことになる。それでも、無理して選ばなくては、という方に力点をおけば、結局、現状の政権を、つまり自民党に票を入れることになる。自民党は、積極的に支持されたわけではない。消極的に──他に選ぶものがないからという理由で──選択されただけである。
しかし、たまに、わざわざ投票所に行きながら、「選びたいものがない」ということをはっきりと投票によって意思表示した者もいるのだ。そういう人が票を投じたのが、共産党である。つまり、「選びたい党はひとつもない」ということの表現として、共産党に、かなりの票が集まったのである。
どうして、他でもない共産党が、そういう特別な対象に選ばれたのか。どこか共産党に、他の弱小野党にはないすばらしいところがあったからなのか。違う。「共産党」とか「共産主義」とかという、あからさまにアナクロニスティク(時代遅れ)な看板を掲げている以上は、本人たちも政権を担当するつもりがあるとは思えない……そのように有権者の目には映ったのだ。「まさか彼らだって共産主義なるものを実現しようとしているとは思えない」。ということは、少なくともその党名で政権を担うことはありえない。だからこそ、共産党は、「選びたい党はひとつもない」という意識を代表することができたのである。
共産党と同じくらい、あるいはそれ以上に弱小で、政権を担いそうもない党はあるのだが、それらの党は、共産党のような役割を果たすことはない。なぜかと言うと、それらの党は、「生活の党」とか「社民党」とかいう、いかにも現実におもねるような名前で、普通に政権をねらっている感じを出しているからだ。こういう党では、「どの党も選びたくないんだ!」という気持ちの受け皿にはなりえない。
というわけで、共産党が、思いがけずに勝てたのは、主として、この空虚な名前のおかげなのである。この名前を捨てたら、絶対に勝てない。さらに言えば、共産党員には気の毒だが、決して真の勝者になる(つまり政権政党になる)ということがない、と見なされているその限りで、共産党は、小さな勝利を得ることができるようになっているのである。バラは他の名でも香しいが、共産党は他の名だったら何の魅力もない。
もっとも、日本共産党が真に狡猾で有能であれば、この状況に便乗して、ほんものの勝利につなげていくことも不可能ではない。少なくとも、どの政党も選びたくはない、という否定的な感覚だけは、日本人の中で、広く共有されているのだから。いずれにせよ、「共産主義」という名前を放棄してはならないことは確かだが。
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>>70-72
>わざわざ投票所に行きながら、「選びたいものがない」ということをはっきりと投票によって意思表示した者もいるのだ。
>そういう人が票を投じたのが、共産党である。つまり、「選びたい党はひとつもない」ということの表現として、共産党に、かなりの票が集まったのである。
>「共産党」とか「共産主義」とかという、あからさまにアナクロニスティク(時代遅れ)な看板を掲げている以上は、
>本人たちも政権を担当するつもりがあるとは思えない……そのように有権者の目には映ったのだ。
>「まさか彼らだって共産主義なるものを実現しようとしているとは思えない」。ということは、少なくともその党名で政権を担うことはありえない。
>だからこそ、共産党は、「選びたい党はひとつもない」という意識を代表することができたのである。
>共産党と同じくらい、あるいはそれ以上に弱小で、政権を担いそうもない党はあるのだが、それらの党は、共産党のような役割を果たすことはない。
>なぜかと言うと、それらの党は、「生活の党」とか「社民党」とかいう、いかにも現実におもねるような名前で、
>普通に政権をねらっている感じを出しているからだ。こういう党では、「どの党も選びたくないんだ!」という気持ちの受け皿にはなりえない。
>決して真の勝者になる(つまり政権政党になる)ということがない、と見なされているその限りで、共産党は、小さな勝利を得ることができるようになっているのである。
>バラは他の名でも香しいが、共産党は他の名だったら何の魅力もない。
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http://www.gruri.jp/article/2014/12080830/
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141208-00010002-shincho-pol
【炎上選挙区ガイド】照屋寛徳/沖縄2区 社民党「最後の1議席」の守護神は脳梗塞でリハビリ中〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 2014年12月8日(月)11時2分配信
前身の社会党が、野党第一党の栄華を誇ったことの面影すらも見られない。もはや、社民党の代議士が1人もいなくなるのは、時間の問題だと言われている。それでも、なんとか踏み止まっているのは、沖縄2区に出馬する照屋寛徳前代議士(69)のおかげなのだが……。
***
誰の目にも、社民党の衰退が著しいことは明らかだ。
最盛期には19人の衆院議員を数えたものの、支持者離れの歯止めがかからず、前回の2012年の総選挙では、わずか2議席しか獲得できなかった。現在、参院議員をあわせても、社民党所属の国会議員は5人に留まる。
社民党のスタッフが言う。
「なんとしても、政党要件を充たすのに必要な5人という数字は死守したいと考えています。そのためには、照屋さんの存在は欠かせません。前回も、自民党の宮崎政久さんを相手に約1万8000票の差をつけ、選挙区で勝ち上がりました。照屋さんが票数を稼いでくれたので、九州ブロックで吉川元さんが比例復活することもできたのです」
高齢とはいえ、4期連続で当選している照屋前代議士を、党の候補者から外すという選択肢は有り得ないという。
政治部記者によれば、
「11月16日の沖縄知事選では、社民党が推した普天間移設反対派の翁長雄志さんが当選しました。今度の選挙は、照屋有利の風が吹くのは間違いない。なにより沖縄2区は民主、共産などが候補者を立てないので、野党票が割れることもありません。社民党としては、照屋さんの1議席は固いと見ているでしょうけど、05年に脳梗塞を患い、歩くときには足を引き摺っている。そのため、今もリハビリを続けていると聞きました」
要するに、守護神は老骨に鞭打って、社民党を支えているわけだ。
政治評論家の浅川博忠氏がこう指摘する。
「社民党は、単に平和を叫ぶだけで、外交や経済など現実の問題に対応できていない。ならば、いずれ消え行くしかありませんが、その命運を握っているのが、年齢の面と脳梗塞の後遺症というウイークポイントを抱える照屋さんなのです」
解散“木枯らし”の冷たさが、より一層身に沁みているに違いない。
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http://www.jiji.com/jc/giin?d=f3a244162ef57bb9fa84d896c92991d7&c=syu
吉川 元(よしかわ はじめ)
〔衆議院〕
選挙区 比例代表 九州(定数21)
氏名 吉川 元 (よしかわ はじめ)
性別 男(48歳)
生年月日 1966年09月28日
出身地 香川県
最終学歴 1990年神戸大学経済学部中退
出身分野 議員秘書等
党派 社民党
当選回数 衆議院 2回
主な経歴 (香川県立丸亀高校卒業)
1990年12月社青同中央本部
2007年社会民主党
2008年重野安正衆議院議員秘書
2012年11月社民党大分県連副代表
2012年12月衆議院議員
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私鉄総連について
【政治】自治労県本部 民主党2氏を推薦 -宮城(c)2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1417259643/33
33 名前:名無しさん@0新周年@転載は禁止[] 投稿日:2014/11/29(土) 20:48:19.21 ID:AoAXgNnY0
>>26
富山(中折れ又市)とか大分(重野安正→吉川元)とかは
いまだに県単位で社民支持
私鉄総連も組織統一候補は民主党に宗旨替えしたけど
相鉄だけは相変わらず社民べったりで福島瑞穂を呼んだりしている
第47回衆議院総選挙・議席予想情勢スレその108 [転載禁止](c)2ch.net
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/giin/1417751186/372
372 名前:無党派さん[] 投稿日:2014/12/05(金) 15:15:25.19 ID:3/P2oz0O
全労協ってどれぐらい票あるんだ?
▼ 385 名前:無党派さん[] 投稿日:2014/12/05(金) 15:18:51.90 ID:ndyZluzk
>>372
連合と全労連しか最近聞かないけど全労協ってまだあるんだ
そこが社民党なの?
▼ 391 名前:まりん☆ぽらりす(社民・神奈川7区) ◆q9AzgpRwRQ [] 投稿日:2014/12/05(金) 15:20:32.54 ID:t94oaYDI
>>385
社民支持。自治労の一部(13県本部)と私鉄総連もそう。
▼ 401 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2014/12/05(金) 15:24:11.33 ID:ozBQl18q
>>391
私鉄総連帰ってきたの?
▼ 407 名前:まりん☆ぽらりす(社民・神奈川7区) ◆q9AzgpRwRQ [sage] 投稿日:2014/12/05(金) 15:25:16.26 ID:t94oaYDI
>>401
福島さんや吉田さんの応援にも私鉄総連来てたから一部はそうだ。
▼ 419 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2014/12/05(金) 15:29:47.15 ID:ozBQl18q
>>407
なんだ一部か
近所のバス車庫はずっと毎回民主社民両方貼ってるわ
▼ 421 名前:まりん☆ぽらりす(社民・神奈川7区) ◆q9AzgpRwRQ [sage] 投稿日:2014/12/05(金) 15:30:21.41 ID:t94oaYDI
>>419
神奈川は社民一色
▼ 404 名前:無党派さん[] 投稿日:2014/12/05(金) 15:24:40.01 ID:KFXJE+Tm
>>372 公称12万
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>>76
日本私鉄労働組合総連合会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%A7%81%E9%89%84%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%B5%84%E5%90%88%E7%B7%8F%E9%80%A3%E5%90%88%E4%BC%9A
2009年7月の定期大会で、これまで支援してきた社民党の渕上貞雄[2]が政界引退を表明した事に伴い、2010年の第22回参議院議員通常選挙から民主党および同党候補(板倉一幸)を支援することを決めた。板倉はこの参議院選挙で落選したが、2011年に函館市議に復帰した[3]。なお、一部は社会民主党支持を打ち出している。(江ノ島電鉄、相模鉄道など)
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2013参院選比例代表制の都道府県別の社民党の得票率(高得票率順)
沖縄県 19.63
大分県 *9.99
富山県 *8.96
宮崎県 *5.61
岩手県 *4.26
香川県 *4.16
新潟県 *4.11
秋田県 *3.65
佐賀県 *3.64
長野県 *3.61
山形県 *3.50
青森県 *3.44
福島県 *3.39
鹿児島 *2.93
長崎県 *2.84
宮城県 *2.78
島根県 *2.50
神奈川 *2.27
高知県 *2.23
埼玉県 *2.12
熊本県 *2.09
東京都 *2.06
福岡県 *2.01
広島県 *1.92
石川県 *1.87
鳥取県 *1.80
愛媛県 *1.74
茨城県 *1.73
群馬県 *1.70
千葉県 *1.70
滋賀県 *1.65
奈良県 *1.63
北海道 *1.62
愛知県 *1.60
三重県 *1.60
兵庫県 *1.60
徳島県 *1.53
岐阜県 *1.52
福井県 *1.49
山口県 *1.48
山梨県 *1.43
静岡県 *1.37
京都府 *1.37
岡山県 *1.34
大阪府 *1.11
栃木県 *1.03
和歌山 *0.94
全国** *2.36
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2013参院選比例代表制の都道府県別の自治労の社民党の支持率(高支持率順)
富山県 97.7%
大分県 96.7%
山形県 93.7%
宮崎県 92.7%
香川県 92.4%
秋田県 89.3%
岩手県 88.6%
青森県 87.8%
新潟県 84.0%
長野県 77.9%
佐賀県 77.4%
宮城県 74.8%
福島県 50.0%
愛媛県 42.8%
沖縄県 40.6%
茨城県 38.4%
石川県 35.4%
長崎県 31.4%
徳島県 30.9%
東京都 29.2%
福井県 28.9%
鹿児島 25.8%
静岡県 24.1%
埼玉県 24.1%
高知県 22.7%
千葉県 20.7%
神奈川 20.7%
兵庫県 20.3%
島根県 16.4%
山口県 14.9%
滋賀県 14.8%
広島県 14.8%
京都府 13.2%
愛知県 12.3%
岐阜県 11.3%
奈良県 11.3%
大阪府 10.6%
岡山県 *9.0%
栃木県 *8.2%
群馬県 *8.0%
北海道 *7.7%
三重県 *6.4%
福岡県 *6.2%
山梨県 *5.6%
和歌山 *5.4%
鳥取県 *5.0%
熊本県 *4.3%
全国** 39.9%
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2013参院選比例代表制の都道府県別の社民党の自治労への依存度(高依存度順)
富山県 74.1%
香川県 43.7%
山形県 35.1%
青森県 34.6%
秋田県 31.0%
大分県 30.8%
宮崎県 30.8%
岩手県 28.6%
宮城県 24.4%
佐賀県 23.0%
福井県 22.1%
長野県 21.3%
徳島県 21.2%
石川県 20.4%
新潟県 17.7%
福島県 17.3%
島根県 16.0%
長崎県 13.7%
鹿児島 11.8%
高知県 11.6%
愛媛県 10.6%
広島県 *7.8%
山口県 *7.6%
北海道 *7.1%
茨城県 *6.5%
静岡県 *6.4%
三重県 *5.9%
兵庫県 *5.3%
岐阜県 *5.2%
滋賀県 *4.4%
京都府 *4.2%
大阪府 *4.1%
鳥取県 *3.9%
東京都 *3.8%
栃木県 *3.8%
千葉県 *3.3%
群馬県 *3.1%
福岡県 *3.1%
神奈川 *3.0%
奈良県 *2.9%
埼玉県 *2.9%
愛知県 *2.8%
岡山県 *2.6%
山梨県 *2.5%
和歌山 *2.0%
熊本県 *2.0%
沖縄県 *0.7%
全国** 12.4%
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新社会党・9条ネット
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1215411124/25-29
と同様に、
2013年参院選の比例代表制の投票結果をもとに、
社民党の47都道府県連を8類型に分類してみました。
基準a.社民党の支持の強弱>>78
→都道府県ごとの社民党の得票率が、全国での社民党の得票率より、高いか低いか。
計算式:社民党の得票/全政党の得票
基準b.自治労が社民党支持か民主党支持か>>79
→都道府県ごとの自治労の社民支持率が、50%より、高いか低いか。
計算式:社民党又市の得票/(社民党又市の得票+民主党相原の得票)
基準c.社民党の自治労への依存度>>80
→都道府県ごとの社民党の得票のうちの自治労の得票が、全国での社民党の得票のうちの自治労の得票より高いか低いか。
計算式:又市の得票/社民党の得票
1.社民党が強く、自治労が社民党支持で、社民党が自治労に依存している都道府県。
2.社民党が強く、自治労が社民党支持で、社民党が自治労に依存していない都道府県。
3.社民党が強く、自治労が民主党支持で、社民党が自治労に依存している都道府県。
4.社民党が強く、自治労が民主党支持で、社民党が自治労に依存していない都道府県。
5.社民党が弱く、自治労が社民党支持で、社民党が自治労に依存している都道府県。
6.社民党が弱く、自治労が社民党支持で、社民党が自治労に依存していない都道府県。
7.社民党が弱く、自治労が民主党支持で、社民党が自治労に依存している都道府県。
8.社民党が弱く、自治労が民主党支持で、社民党が自治労に依存していない都道府県。
-
類型ごとの都道府県の並びは党の得票率が高い順
1.強、社民、依存(12県)。
自治労13県本部(福島は5票差で相原が又市を上回る)
大分、富山、宮崎、岩手、香川、新潟、秋田、佐賀、長野、山形、青森、宮城。
2.強、社民、自立(0都道府県)。
組織も強いがそれに負けない分野からの支持もある理想的な形だが、
該当都道府県は無し。
3.強、民主、依存(3県)。
長崎、島根は他都道府県の得票率の低下で相対的に浮上。
福島、長崎、島根。
4.強、民主、自立(2県)。
鹿児島は他都道府県の得票率の低下で相対的に浮上、自治労への依存度も長崎の次順位。
沖縄、鹿児島。
7.弱、民主、依存(3県)。
パターン8に比べ、やや基準bが社民よりの県が該当。
福井・石川は同じ北陸富山出身の又市が候補でなければパターン8だったかもしれない。
福井、石川、徳島。
8.弱、民主、自立(27都道府県)。
社民が弱い県の典型例。
神奈川、埼玉、福岡、鳥取が新たに加わる。
神奈川、高知、埼玉、熊本、東京、福岡、広島、鳥取、愛媛、茨城、群馬、千葉、滋賀、奈良、
北海道、愛知、三重、兵庫、岐阜、山口、山梨、静岡、京都、岡山、大阪、栃木、和歌山。
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自分(>>78-82)はとはさんと同じく、
前向きな意味でなんとか社民党を解体して行きたいと思っている者で、
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1215411124/25-40あたりでレスさせてもらったものです。
民主党政権の失敗で、しばらく議員・選挙趣味から遠ざかっていましたが、
昨年12月の衆院選で、漸く、民主党の退潮傾向も底を打ったかなと、
議員・選挙について、調べたり、まとめたり、分析したりという欲求が復活してきました。
-
>>83
おお!民主が大敗するとしばし興味失ったりする辺りもそっくりですね(笑)
社民党の発展的衰退(?)も政治ウオッチ始めて15年も経つと最終段階でいよいよ所属国会議員が5人を切りそうだとなると感慨深い物があります。
辻元や阿部両女史など民主党内のリベラル派の人材供給源として土井社民は一定の役割を果たしたとも云えましょうけど,あとは新社会党的に衰退してゆくのではないかと展望しております。。
俺も年末の総選挙をきっかけに社民の県連色分け研究を久々に纏めて見たりする気になりました。。
http://tohazugatali.digi2.jp/politics/14shaminkenren.html
それにしても前スレでの議論,すっかり忘れてましたが懐かしいです。
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http://mainichi.jp/select/news/20150127k0000m010046000c.html
共産党:政権批判に委員長叱責、池内議員「不適切で削除」
毎日新聞 2015年01月26日 19時34分
◇イスラム国拘束で政権対応をツイッターで批判…
共産党の志位和夫委員長は26日の記者会見で、同党議員が「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件の政権対応をツイッターで批判したことについて「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中にああいう発信をするのは不適切だ」との見解を示した。
同党の池内沙織衆院議員(比例東京ブロック)がツイッター上で25日に「国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権」などとつぶやいたが、志位氏の発言を受けて削除し「不適切と考え削除した。お詫(わ)びします」と謝罪した。
野党各党は政府の対応を見守る姿勢だが、生活の党の小沢一郎代表が25日放送のNHK番組で「安倍さんがあっち(中東)まで行き宣戦布告とも言えるような話をした。日本も敵と捉えられてもしょうがない」と批判している。【田所柳子】
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平和運動センター
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CA%BF%CF%C2%B1%BF%C6%B0%A5%BB%A5%F3%A5%BF%A1%BC
県単位で組織を持つ市民ネットワーク。
反米、反戦、反政府、反帝国主義、平和更新、反核、反権力、反対集会、反有事法制法案、反ブッシュ、反小泉、反日米安保などの活動をしている。
沖縄平和運動センター
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E5%B9%B3%E5%92%8C%E9%81%8B%E5%8B%95%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC
沖縄平和運動センター(おきなわへいわうんどうセンター)は、日本の社会運動団体である。平和センターともいう。
1993年に、護憲反安保県民会議と沖縄県原水協[1]を統合する形で設立された[2]。 原水爆禁止日本国民会議(原水禁)加盟団体[3]であり、幹事および支援団体に、社会民主党、自治労、国公労、沖縄県教職員組合、高等学校教職員組合、沖縄社会大衆党等が名前を連ねる[4]。 官公労共済会館に連絡先を置いており、闘争目標として護憲、反基地、反安保、反自衛隊および反核、原水禁、被爆者支援などを掲げるほか、部落解放同盟と連携した反差別国際運動なども展開している。
社民県連:旗開き、統一選へ力結集 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/m20150201ddlk06010062000c.html
社民党県連(吉泉秀男代表)と県平和センター(岡田新一議長)合同の新春旗開きが31日、山形市内のホテルで開かれ、約170人が参加した。市川昭男・山形市長や大泉敏男・連合山形会長らも出席した。
今春の統一地方選の立候補予定者が登壇し、「皆さんの総力を結集して勝ち抜かなければならない。我々も全力を出すので、応援お願いします」と議席の確保・獲得に向けて決意を述べた...
小選挙区は吉良、衛藤、岩屋氏 穴見、吉川氏が復活
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/15/020006628
吉川氏は党組織と県平和運動センターを主軸に、個人後援会や連合大分も加わって組織戦を展開。保守地盤の切り崩しと「反自民票」の掘り起こしを狙ったが、十分取り込めず、衛藤氏に迫ることができなかった。得票数は前回を上回り、比例で復活当選した。
カギ握るTPP問題 選挙戦ルポ・2区
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/08/003929305
支持母体の県平和運動センターや個人後援会は組織票固めを急ぐ一方、吉川は演説で「アベノミクスは地方、中小企業には毒矢だ」「日本がTPPに参加すれば農家には絶望と借金しか残らない」と政権批判に徹し、活路を見いだそうとしている。
衆院選県内3選挙区 公示直後の情勢 本社世論調査
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/04/113606242
吉川は社民系労組でつくる県平和運動センターの組織票を基盤にして、労組OBが中心の後援会や党所属の地方議員が懸命に集票を図る。社民支持層を固めつつあるが、民主支持層では約3割にとどまるなどまだ「反自民票」をまとめきれていない。
衆院選 県内の構図
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2014/12/01/092143519
吉川氏は社民系の県平和運動センターが主力で、労組OBにも働き掛ける。地方議員が地域を回り、保守地盤の切り崩しを図る。
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>>86
原発、オスプレイ反対運動を強化 県平和運動センター
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/135653
総会で、あいさつをする原口郁哉議長=佐賀市駅前中央の自治労会館
労働団体などでつくる佐賀県平和運動センターは13日、定期総会を開き、佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画の反対や、玄海原発の再稼働の阻止に向けて取り組みを強化するなど新年度の活動方針を決めた。
石川)国と県の原子力総合防災訓練で要望 市民団体
http://www.asahi.com/articles/ASGCD4T80GCDPJLB003.html
2、3日に国や県が実施した北陸電力志賀原発(志賀町)の原子力総合防災訓練について、県平和運動センター(金沢市)など3団体が12日、県庁を訪れ、「再稼働を前提とした訓練を重ねず、廃炉への対応の検討を」と申し入れた。訓練については別の住民団体も課題を指摘している。
反戦訴え政権批判 集団的自衛権反対集会
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20141023/news20141023648.html
「10・22戦争反対、集団的自衛権行使反対県民集会」が22日、愛媛県松山市湊町5丁目の坊っちゃん広場であった。県平和運動センターや社民党県連などの約60人が反戦を訴えた。
11管、拘束事案の説明拒否 辺野古取材で対応を一転
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-238520-storytopic-271.html
このような暴力的行為の事実確認に応じない海保の姿勢に対し、沖縄平和運動センターの山城博治議長は6日、「本来なら説明を尽くすべきだ。県民の反発を強める一方だ。沖縄の意向を受け付けない政府と同じだ。ふざけている」と批判した。
山城 博治 : 参議院選挙(参院選)2013 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2013/profile/yb002003.htm
比例代表 社会民主党
山城 博治 (やましろ ひろじ)
年齢 60 ※投票日現在
党派 社 民
新旧 新
肩書・経歴▽最終学歴▽出身地 沖縄平和運動センター事務局長、(元)自治労沖縄県副委員長▽法大社会▽沖縄県
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http://www.sankei.com/politics/news/150206/plt1502060025-n1.html
2015.2.6 12:07
【佐世保の赤旗勧誘】
係長級以上の市職員に勧誘 共産市議が20年以上 心理的強制、庁舎規則抵触の可能性 長崎・佐世保市
長崎県佐世保市の共産党市議が、政党機関紙「しんぶん赤旗」の購読を市職員に勧誘していたことが5日、分かった。市議による勧誘は、20年以上続いており、管理職を中心に、多くの職員が購読していた。議員の立場を利用した「心理的強制」にあたり、庁舎内での物品の販売・勧誘を規制する市の規則に抵触する可能性もある。
共産党市議の山下千秋氏(67)=7期目=が勧誘していた。産経新聞の取材に対し山下氏は、主に「しんぶん赤旗」の日曜版(月額823円)を係長級以上の職員に勧めていたことを認めた。日刊紙(同3497円)も勧誘したという。
詳細な購読者数は不明だが、多くの市職員やOBが勧誘に応じて、しんぶん赤旗を購読していた。庁舎で配布・集金するケースもあったという。
佐世保市の庁舎管理規則では、庁舎内で物品を販売・勧誘する場合、庁舎管理者の許可が必要となっている。山下氏は許可を取っておらず、規則に違反する可能性が高い。市財産管理課の担当者は「庁舎内での無断勧誘は禁止行為に該当する」とした。市総務部長の西本真也氏は「調査する方向で考える。規則違反が確認されれば、中止を要請する」と述べた。
一方、山下氏は「市職員の学習になると考え、購読を勧めたが、断りにくく、『押しつけ』にあたる可能性もあったと思う。今後、『やめてもいいですよ』と職員の購読者に伝える」と語った。
共産党広報部は「一般論として政党には政治活動の自由があり、職員にも思想信条の自由、新聞の自由がある。自治体の庁舎管理についてはコメントしない」とした。
しんぶん赤旗の議員による購読勧誘は、福岡県行橋市や神奈川県鎌倉市などでも表面化した。(九州総局 奥原慎平)
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>>88
http://www.sankei.com/politics/news/150206/plt1502060026-n1.html
2015.2.6 12:18
【佐世保の赤旗勧誘】
「『ぼろきれ』買うつもりで承諾」元購読者 「学習資料」市議弁解 大事な収入源…読者拡大を目指す共産党
「赤旗は政治経済の記事も多い。学習資料として取っているから問題はないと考えている」
長崎県佐世保市の共産党市議、山下千秋氏は、市職員に対する党機関紙「しんぶん赤旗」の勧誘について、こう弁解した。
山下氏は当選7回のベテラン議員。前任の共産市議の手法を引き継ぎ、初当選した昭和58年以来、主に職員が係長へ昇任する時期に合わせて勧誘していたという。
だが、市議による勧誘を、押し付けと受け止める“購読者”は少なくない。
40代の男性職員は「市議さんから勧められると、職員として断るのは難しい。申し込みはしたが、他の新聞も取っており、しんぶん赤旗はほとんど読まない」という。
もっと辛辣な意見もある。
元職員の70代の男性は「現役の頃は『ぼろきれ』を買うつもりで勧誘を承諾していた。平職員も購読を勧められていた」と証言する。
「職員の学習資料」と山下市議がいう「しんぶん赤旗」だが、共産党は読者拡大に躍起となっている。
平成25年9月の党第8回中央委員会総会の決議では「『しんぶん赤旗』読者拡大では、すべての都道府県、地区委員会、支部が、日刊紙、日曜版とも、第25回党大会時(平成22年)の水準の回復・突破を目指す。全党的には、日刊紙で3万5千人、日曜版は18万9千人以上の拡大に挑戦する」と目標を掲げた上で「この目標は大きいように見えるが、一つひとつの支部でみるならば、すべての支部が毎月、日刊紙読者を1人以上、日曜版読者を2人以上前進させることができれば、達成が可能である」とする。
読者拡大が事実上のノルマとして、各支部に課せられたようにも受け取れる。
背景には共産党の台所事情がある。
共産党の収入は8割以上を「しんぶん赤旗」の購読料金が支える。
だが、平成2年に46万人とされた党員数は24年には32万人まで減少した。赤旗の購読者も減った。日曜版、日刊紙を合わせた発行部数は、昭和55年党大会で報告された355万部をピークに、昨年1月の党大会では124万部まで落ち込んでいる。この結果、赤旗などの出版収入は23年は198億円で、13年(285億円)に比べ、3割減少した。
共産党は政党助成金を受け取っていない。
共産党は今年1月、衆院に政党助成金廃止法案を提出した。その後の記者会見で志位和夫委員長は「政党助成金制度は国民1人当たり250円という税金を支持していない政党にも渡すもので、憲法に保障された思想・信条の自由を侵害する憲法違反の制度だ」と指摘した。
もちろん、助成金目当ての政党の離合集散は論外だ。しかし、助成金に頼らないという共産党の姿勢は、しんぶん赤旗の読者拡大運動となっているのではないだろうか。市議として職員に押し付けることがあれば、共産党への「政治献金」を押し付けているともいえる。
山下氏は産経新聞の取材に対し、「党のノルマのためではなく、党の考えを知ってもらうために勧誘している」と強調しながらも「事業収入にもつながり、党の財政にも貢献できる」と打ち明けた。
佐世保市庁舎内での職員への政党機関紙勧誘は共産市議にとどまらない。
複数の職員によると、社民党市議による政党機関紙「社会新報」(月額700円)の勧誘も慣例となっていたという。社民市議の永田秀人氏は「産経新聞は評価する新聞ではない。答えたくない」と取材に口をつぐんだ。
(九州総局 奥原慎平)
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http://www.sankei.com/west/news/141128/wst1411280032-n1.html
2014.11.28 12:50
赤旗購読料は「共産の政党助成金」 橋下氏が持論を展開、共産の助成金廃止主張は「きれい事」
【維新の党】
橋下徹大阪市長
“お膝元”大阪市役所の購読は…
維新の党共同代表の橋下徹大阪市長は28日、共産党が政党助成金の廃止を訴えていることについて、共産の機関紙「しんぶん赤旗」をやり玉にあげて「全国の役所が購入してすさまじい額のお金を払っている。政党助成金そのものだ」との持論を展開し、「助成金がなければ(共産以外の)政党は資金を得られない。民主主義の必要経費だ」と主張した。
街頭演説などで廃止を訴える共産の志位和夫委員長に対して「赤旗を廃止した上で助成金に反対するなら筋が通る。(購読料を)棚に上げて反対するのはきれい事で、いかにも共産らしい」と揶揄(やゆ)した。
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http://blogos.com/article/105245/
Chikirin2015年02月09日 00:00志位委員長との対談メモ
先日のエントリでも書いたとおり、 1月に共産党の志位和夫委員長と対談しました。
(記事はこちらに掲載されています → 前編 + 後編)
前回のエントリでは「共産党すごいね」と思えたポイントについて書きましたが、今日は自分向けの備忘録として、対談の中で印象深かったコトをまとめておきます。
1)共産党という名前を変えるかどうか、検討したことはないらしい
対談の中で、党名変更を検討したことはあるのかと質問したところ、答えは「ないですね」でした。
これはけっこう意外でした。ベルリンの壁やソビエト連邦が崩壊して、「さすがにもう共産主義は終わりでしょ」って時期があったのに、党名変更について検討したことがないなんてびっくり。
あたしは(前回のエントリでも書いたように、主に)ブランド価値という観点から、党名維持は正しい判断だったと思ってるけど、そもそも議論もなかったという回答にはちょっと驚きました。
これって共産党の人にとっては「議論する必要さえ無いこと」だったのかな。ほんとに誰も「変えるべきでは?」と思わなかったの?
2)大企業の無い社会を目指すわけではないらしい
共産党の政策の多くは大企業に厳しいものなので、「もしかしてグーグルやアップルみたいな大企業がない国が理想なんですか?」と聞いてみたら、そーじゃないとのことでした。
大企業の存在自体は問題ないけど、彼らは十分に儲けてるし、もっと負担を増やしても国際競争に負けるなんてことはない、と思ってると。
後半はともかく、共産党も大企業の存在自体を悪だと考えてるわけじゃないのね、というのは確認できてよかったです。
3)世代間格差は存在しないと言い切られた
これもびっくりしました。プレイボーイ誌にも載ってるように、志位委員長は「私たちは世代間で富が偏っているとは思っていないんです」と断言されたんだよね。
えー、そうなの!? あたしは「日本の問題の元凶は(多くの場合)世代間格差でしょ」って思ってるので、この点では全く意見が違います。
志位さんは、「どの世代にも豊かな人と貧しい人がいる」と言われていて、それはその通りだと思います。でも、だからといって世代間格差が存在しないとは言えません。
各世代の中で貧富の差もあるし、かつ、世代間にも格差はあるよね。そしてどっちが深刻かというと、(私は)後者だと思ってます。なぜなら、同世代の中での格差は経済力の格差だけだから。
経済的な格差は税制や社会福祉などの再配分政策で解決できます。でもね、世代間格差は経済格差だけじゃありません。雇用機会の格差であり、一票の価値の格差や投票率の格差でもあるんだよね。
全社員の定年を(65歳まで)延長しろとか、正社員を解雇したければ「その前に新規採用をストップし、非正規雇用の人を解雇しせよ」とかいう法律&判例は、構造的に中高年を守り、若者の雇用機会を奪ってる。
一票の格差においても、票の重さは地方と都市部で比較されることが多いけど、これを年代別に再集計すれば、高齢者の票の価値は、若い人の票の価値より、かなり重いはず。
ネットでの投票が認められないのだって、政治家になろうとする候補者が若い場合、圧倒的に不利だよね。スマホで投票ができるようになれば、若い人の投票率が大幅上昇して、この世代の政治力もグッと高くなるのに、そもそも国会議員に若い世代が少ないから誰も強力にプッシュしない。
というわけで、この点も意見は大きく違うかなと思いました。
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>>91
4)低い方に合わせるのはどうかと思うけど、高い方に合わせる必要も無いでしょ
年金について志位さんは、「国民年金だと、月に 4万円しか支給を受けてない人もいる」と言われ、あたしは「教師の共働き世帯は、月に 40万円の年金をもらってる。(月 4万円しか年金がない人の支援に必要な原資は、若者から徴収するんじゃなくて、)こんなに貰ってる同世代の高齢者から分けてもらうべきでは?」って聞いてみたところ、
志位さんの答えは「支給の水準を低い方に合わせるという考えはどうなのでしょうか」でした。
そりゃまーそーだけど、でもね、じゃあ、全員が「一人 20万円、夫婦で 40万円の年金をもらえる社会」を目指すわけ? それ、誰が原資を負担するの??
低い方に合わせなくてもいいけど、高い方に合わせるのも無理でしょ。お互いに歩み寄ればいーじゃん?? =つまり、月 40万円の世帯からちょっと出してもらえばいーじゃんと思いました。
5)「内部留保の取り崩し」は、極めてマーケティング的な意図から出た表現なのだと理解した
これが理解できたのが、今回の対談での一番の収穫だったかも。
対談内で志位さんは「内部留保の全額を取り崩せとは言っていない。1%から 2%の取り崩しでもかなりの賃上げができるはず」と言われてます。
そんなちょっとでいいなら、内部留保の取り崩しとか言わずに「法人税を上げろ」と言えばいいじゃん。経済的な効果は同じでしょ? と(私は)思ったのですが、これにたいする回答は、
「大企業にはそれができるだけの体力がある、ということを言いたいんです」
というものでした。これには本当に関心しました。
つまりね、別に内部留保でも法人税でも(実質的にはどっちでも)いいんですけど、「内部留保」っていう単語が、ものすごく「貯め込んでる」感じがする単語なわけです。
この単語を使った方が、「不当なお金を貯め込んでる大企業」というイメージが国民に伝わりやすいから、そう言うのだと。
なるほどなーーーーー!
これに関しては、私はずっと「なんでこんなワケのわかんないこと言うのかな」と思ってたのですが、そういう理由があったんですね。
それにしてもこういう言葉の選択が、前回も書いた「共産党、ホント上手だよね」な点なんです。
★★★
記事になってない部分でも
「志位委員長の後輩の東大生でも、最近は企業に就職せず起業する人も増えていますが、学生が最初から(労働者ではなく)経営者を目指す傾向をどう思われますか?」とか、
「学生時代の学びではなく、大学に授業料を払った対価として大学から得たもので、社会人になってから、一番役にたってる学びはなんですか?」など、いろいろ質問し、興味深い回答を頂きました。
そして、おそらく志位委員長を最もがっかりさせた私の質問は、「志位委員長はクラッシック音楽が一番の趣味とお聞きしてますが、それってちょっとブルジョア的じゃないですか?」という質問だったんじゃないかな。
委員長は「そんな心外な!」って感じの反応でしたが、「でもたしかにコンサートのチケットは高いですよね。もっと安ければ多くの人が行けるのに」ともおっしゃっていました。
で、ふと思いついたんですけど、共産党って貧しい家庭の子供たちを、毎年クラッシックの音楽会やミュージカルに招待するとか、そういう活動をやればいいのに。
反核とか反原発とか反基地だけだと、「やたらデモが好きだよね、左翼って」って感じになりがちだけど、貧困家庭の子供達を音楽会に連れて行けば、「文化や芸術にも造詣の深い共産党」ってイメージが打ち出せる。
せっかく無類のクラッシック好きの志位さんがトップに立ってるんだから、そういうこともやってみたら今後の党勢拡大に役立つのでは?
よく「経済格差が教育格差につながる」と言われるけど、日本は国公立の教育機関の質が非常に高いので、本気で勉強が好きな子が、経済的な理由だけで進学できないって例は少ないと思うんだよね。
ところが文化や芸術においては、勉強以上に家庭環境の格差が子供に影響を与えてしまう。だから共産党がそういう部分でなんらか「格差解消」に尽力したら、かなりかっこいい。
ということで、対談メモとしては以上。
最後に志位委員長は、(お会いする前からそうじゃないかと思っていたけど、実際にお会いしてみると想像以上に)誠実で寛容で合理的で魅力的な方でした。こんな方と対談の機会を頂けるなんて、ほんとにブログ書いてて良かった! って感じです。
そんじゃーね!
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>>93
ちきりん で、ここでうまく利用すれば、さらに大きなチャンスになるのがトマ・ピケティ教授の『21世紀の資本』(みすず書房)だと思うんです。
昨年末に邦訳出版され、6000円近くする本が13万部も発行されて、ちょっとした社会現象になってます。政策的な格差是正が不可欠というピケティ氏の主張に同調する人を、共産党と公明党のどちらが取り込むか。これは今後の党勢に大きく影響してくると思うんですけど。
志位 ピケティさんの本はまだ読めていないんです。ただ、格差拡大は世界でも日本でも大問題です。12月に出たOECD(経済協力開発機構)の『格差と成長』というリポートがありますよね。格差拡大は各国の経済成長を損なっているという。
ちきりん トリクルダウンは起きないという話ですね。
志位 ええ。大企業が儲(もう)かれば、いずれは庶民に回ってくると安倍さんは主張していますが、そんなことは起きなかったし、これからもない。実質賃金は17ヵ月連続のマイナスで、消費はますます冷え込んでいる。
2014年度の実質GDPはマイナス0.5%になるだろうと政府も認めていますよね。アベノミクスは大失敗です。
*この続きは、発売中の週刊プレイボーイ7号でお読みいただけます!
(撮影/高橋定敬)
●志位和夫(しい・かずお)
1954 年生まれ、千葉県出身。1979年、東京大学工学部物理工学科卒業、日本共産党東京都委員会に就職し青年学生運動を担当。1990年に書記局長に就任、1993 年の衆議院選挙に出馬し初当選。2000年に日本共産党委員長に就任。著書に『戦争か平和か 歴史の岐路と日本共産党』、『綱領教室』全3巻(ともに新日本出版社)などがある。公式HP【http://www.shii.gr.jp/】
●ちきりん
関西出身。バブル期に証券会社に就職。アメリカの大学院で経営学を学び、外資系企業に転職。2010年末に退職した後は、文筆活動に専念している。2005年に開始したブログは、匿名にもかかわらず異例の月間200万PVを誇り、『多眼思考』(大和書房)、『「自分メディア」はこう作る!』(文藝春秋)など著書も多数。ブログ『Chikirinの日記』【http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/】
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http://news.livedoor.com/article/detail/9764708/
「今一番マーケティングが上手なのは共産党だと思うんですが」カリスマブロガーちきりんが志位委員長を直撃
2015年2月9日 6時0分 週プレNEWS
昨年末の選挙で大躍進を遂げた共産党。
でも、これから国会で存在感を示せるの? 建設的な提案はできる?
志位委員長は何を考えているのかを共産主義フリークの社会派ブロガー・ちきりんさんに突っ込んでもらったロングインタビュー!(前編はこちら⇒http://wpb.shueisha.co.jp/2015/02/02/42810/)
* * *
ちきりん じゃあ共産党は日本をどんな国にしたいんですか? 共産党の公約の大半は大企業に厳しい内容です。もしかして日本を大企業が存在しない、中小企業だけの国にしたいと思われてます? グーグルやアップルみたいな巨大企業が、民間にはまったく存在しない社会を目指してるんでしょうか?
志位 とんでもない。私たちは大企業を切り刻んで中小企業にしようなんてことは考えてませんよ。そうではなくて、大企業は社会的に大きな存在だから、それにふさわしい責任を果たしてほしいということです。
例えば、税金の問題ひとつとっても、法人税の実質負担率は中小企業が約25%、大企業は約14%です。富裕層や大企業には様々な優遇税制があり、現にトヨタ自動車は2012年までの5年間、払った法人税はゼロでした。
ちきりん もっと課税しても、日本企業は国際競争に負けずにやっていけると?
志位 そうです。日本の大企業は社会保険料の負担が少ないから、税と社会保険料を合わせて計算すると、フランスやドイツに比べてずっと軽いんですよ。だからちゃんと社会的責任を果たしてほしい。
それから派遣労働のような「使い捨て」労働を大企業が率先してやっているのはおかしなことです。人間らしい働き方ができるように責任を果たすべきです。
ちきりん ちなみに共産党に非正規の職員さんは?
志位 いません。全員、無期雇用の職員です。あと、大企業に言いたいのは長時間労働の問題です。日本の年間平均労働時間は2000時間を超えています。ドイツやフランスが1500時間程度。つまり、日本では毎年500時間も多く働かされていることになる。
ちきりん ひどいですよね。
志位 一生のうち40年働くとしたら2万時間。丸々830日分です。つまり、日本で働くだけでだいたい「懲役2年半」食らっているのと同じなんですよ。
ちきりん そのたとえは共産党ならではな感じもしますが、ちょっと怖いです(笑)。
志位 なぜこんなに長時間労働なのかというと、日本は法律で残業の上限が決まっていないから。労使で協定を結べば、青天井でどれだけ残業させてもいいことになっている。
ちきりん 確かに有給休暇や育児休暇をちゃんと取らせ、労働時間を短くすることは大事だと思います。でも、それを厳格に適用すると、中小企業の多くは経営が成り立たなくなるのでは?
志位 中小企業に関しては、雇用を守ったり最低賃金を引き上げたら国が支援することが必要です。例えば、最低賃金は全国平均で780円。先進国中、最も低い。私はこれを1000円まで引き上げるべきだと主張しています。
大企業は体力がありますから、問題は中小企業です。アメリカは中小企業に、5年間で8800億円の社会保障税の減税をしました。それで最低賃金は大幅に引き上がった。こういうことをしないといけないんです。
ちきりん 志位さんは、東大に入学してすぐ共産党に入党されてますよね。そして大学卒業後、専従職員になられました。いわゆる就職活動は経験されてないんですか?
志位 そうですね、すぐ共産党に入りましたから。僕は物理が専門で研究者になりたいと思ったこともあったんですが、やはり自分の生きる道はこっちかなと。
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>>95
―共産党の活動をするようになったきっかけは?
志位 うちは両親とも共産党員で、小さい頃から親の活動を見て育ったんです。父は小学校の教員をやっていたんですが、中卒の、もともとは代用教員(正式資格を持たない教員のこと)だった。教職員組合をつくるときも、一番立場の弱いところから出発しているから、教員の同僚だけでなく給食の調理員さんとか用務員さんとか、そういう人と協力していった話をよくしていました。
私に「『教員組合』じゃない。『教職員組合』なんだ」ということをよく言っていましたよ。立場の弱い人と連帯することがどれだけ大事か、普通の人の苦しみに寄り添うことの大切さは、父から学んだ気がします。
ちきりん なるほど。ところで、志位さんは35歳で書記局長(自民党の幹事長ポスト)、46歳で委員長就任とスピード出世されてますよね。自民党は当選回数を重視するなど年功序列の古い日本企業とそっくりです。
ところが共産党は、年齢にかかわらず成果を出した人をトップに抜擢(ばってき)するなど、まるで外資系企業やベンチャー企業のような実力主義の人事制度を採用しています。若くても実力ある人をトップにするという党の方針が、志位さん大抜擢の背景にもあったのでしょうか?
志位 う〜ん、私に力があったかどうかは勘弁してください。自分のことは言いにくいです(苦笑)。でも、若い人にもどんどんいい仕事をしてもらいたいとは思っています。
ちきりん 共産党の人事制度で評価されるのはなんですか? 選挙に強いこと? 演説のうまさや党員獲得数など? もし私が入党して出世したいと思ったら、何を頑張ればいいのでしょう?
志位 やっぱり共産党は国民の苦しみ、困難を軽減するってことを存在意義にしているんですね。だから党員も、立場の弱い方に寄り添うという共産党の魂をちゃんと持って頑張っている人が、やはり人望を集めます。
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>>96
―弱者に寄り添った活動というのは、具体的にどんなものなんですか?
志位 人によって様々ですよ。例えば、前回の参議院選挙で当選した辰巳(たつみ)孝太郎さんは、大阪で生活保護を受けてらっしゃる方、母子家庭でギリギリの生活をされている方などの支援を長年コツコツやっていました。まだ38歳と若いのにこうして社会経験も豊富です。こういう若い人がどんどん出てきてくれて、頼もしいですね。
ちきりん 誰が弱者かという定義が最近は難しいと思うんです。例えば、世代間格差の問題。20代、30代の人口がかつての半分になると予想される中、増え続ける高齢者全員に手厚い社会保障を約束すると、若者の税負担はどんどん大きくなる。本当の弱者は高齢者ではなくしわ寄せを受ける若者であり、若者を守るためには、行きすぎた福祉の是正も必要では?
志位 私たちは世代間で富が偏っているとは思っていないんです。
ちきりん 世代対立の構図自体がおかしいと?
志位 世代で対立させ、お年寄りには我慢してもらって若者にお金を回しましょう、という考え方は間違っていると思います。格差はそれぞれの世代で拡大しています。お年寄りにもお金持ちはいますが、国民年金で月に4万円しか支給を受けていない人もいる。
ちきりん でも、例えば共働きで学校の先生をしていた夫婦だと、月に40万円もの年金をもらっていますよね。年金財政も厳しい中、こんな高額な年金を払う必要がありますか? 不公平すぎません?
志位 支給の水準を、低い方に合わせるという考え方はどうなのでしょうか。やはり低い方を高い方に合わせるという発想でやっていかないと。確かに先生だと共済年金で国民年金よりも多い額をもらえる。でも、多い方がけしからんというのは違うと思います。
ちきりん でも大企業の社会的責任の話と同じで、月に40万円も年金をもらっている高齢者には「困っている人も多いのだから、ちょっとだけ我慢してください」と説得すべきでは?
志位 私は年金問題の財源はこう考えているんです。まず、大企業の優遇税制を正して、富裕層からも応分の負担をしていただく。これが第一ですね。でも、これだけでは足りないんです。国民全体でその人の力に応じて支えていく必要がある。私たちは、消費税のような弱いものいじめの財源ではなく、所得税などの累進を強める方向で賄うという具体的な提案をしています。
ちきりん 共産党は、消費税は全廃すべきと主張されてます。でも定年後の高齢者は消費税以外、ほとんど税金を払う必要がありません。若い人は働いて所得税を払うし、起業すれば事業税や法人税を払う。でも貯金と年金で暮らす高齢夫婦は、消費税以外はほとんど税金を払わないで済みます。
これはさすがに不公平では? 福祉国家といわれるスウェーデンでも食品で12%、ほかは25%の消費税がかかります。やはりある程度の消費税は必要だと思うのですが。
志位 私たちの計算では、消費税がなくてもやっていけると思っています。消費税が誰に優しいかというと、まずは大企業。彼らは実質的に消費税を払っていませんから(*)。次に優しいのが富裕層。世代に関係なく、苦しい生活をしている人に厳しいのが消費税なんですよ。だから、少なくとも消費増税はやめる。将来的にはなくしていく。そして、その分を負担能力のある人、企業に負担してもらう。
だから、高齢者でも一定の所得がある人には税金を払ってもらうことも当然だと思っていますし、富裕税を新しくつくって、お金持ちに負担してもらうことも考えています。消費税が若い人にとって優しい税制かっていうと、そうではないじゃないですか。
*共産党は以前から、大企業は仕入れの際に払う消費税分は下請けに値引きさせることが可能で、形として消費税を払っていても、実際は負担していない、と主張している
ちきりん それはそうですね。しかしヨーロッパはアメリカより消費税が高いですよね。共産党は福祉や労働政策に関して、よくヨーロッパの福祉国家の例を出しますが、それらの国はどこも消費税が高いです。消費税をなくして福祉国家なんて不可能では?
志位 これは歴史的な違いがありますからね。ヨーロッパの福祉国家の場合、社会保障のために消費税を上げてきたわけではありません。それから、財源の中では事業主の社会保険料負担が大きい。そもそも、所得格差が比較的小さな国では消費税の不公平感、不平等が小さいんですよ。仮に所得格差がまったくない国だったら、消費税は平等な税金になりますよね。そういうことも含めて、一概に比較はできないと思っています。
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>>97
ちきりん 共産党の福祉財源案で面白いと思ったのは、ひとり当たり20億円以上の相続財産がある人にはもっと相続税を払ってもらおうとか、為替(かわせ)取引に課税しようという提案です。
志位 東京外国為替市場の取引額は、投機マネーが流れ込み、この15年間で2.5倍以上の年間約100兆ドルになっています。これに0・01%程度を課税しただけで1兆円前後の税収になります。もともとはジェームズ・トービンさんという経済学者が提唱したことです。
ちきりん アメリカの有名投資家、ウォーレン・バフェット氏も為替取引への課税や超富裕層への課税強化に賛成しています。アメリカの投資家と共産党の主張が同じというのはとても興味深いし、そういう主張だけなら、共産党の支持はもっと幅広い層に広まると思うんです。
でも、企業の内部留保を取り崩せという主張になると、「やっぱり共産党は企業の私有財産を認めないの?」と思えてしまう。
志位 僕は内部留保をすべて取り崩せ、なんて言ったことないんですよ。「内部留保のごく一部」です。全部取り崩したらやっていけないことくらい、わかっていますよ。
ちきりん 内部留保のごく一部でいいなら、そんな刺激的な言葉を使う必要はなく、単に法人税を上げろと言えばいいのでは?
志位 ただ、それができるだけの体力がある、ということを言いたいんです。
ちきりん あー! なるほど。実質的な効果は法人税を上げるのと同じだけど、内部留保という言葉を使ったほうが、企業がお金をため込んでいることを国民にアピールできる、ってことですね? それはマーケティング的に秀逸な戦略ですね。
財務省は最近、社会福祉法人が介護スタッフの給与を上げず、内部資金をため込みすぎだと主張しています。ところが言い方がへたすぎて、まったく支持を得られていません。財務省も共産党にマーケティングを学ぶべきですね。
―内部留保の一部というと、どれくらいをイメージしていますか?
志位 1、2%でかなりの賃上げができるはずです。
―でも、少額でも企業の貯金を出せってことですよね。それって財産権の否定、憲法違反ではないかと思うのですが。
志位 企業に命令して貯金を吐き出させるということではないんです。私たちが言ってるのは、例えば、非正規雇用を正社員にする、あるいは長時間労働を是正する、最低賃金を引き上げる。そういうルールを作れば、大企業は内部留保を使うことになりますね。おのずと、大企業がため込んだお金が社会に回ってくるようになるということなんです。
ちきりん こうやって、何をお聞きしても完璧な答えが返ってくるところも素晴らしいですね。個人的に共産党はもっと伸びると思っているので、これからも注目しています。ありがとうございました!
(撮影/高橋定敬)
●志位和夫(しい・かずお)
1954 年生まれ、千葉県出身。1979年、東京大学工学部物理工学科卒業、日本共産党東京都委員会に就職し青年学生運動を担当。1990年に書記局長に就任、1993 年の衆議院選挙に出馬し初当選。2000年に日本共産党委員長に就任。著書に『戦争か平和か 歴史の岐路と日本共産党』、『綱領教室』全3巻(ともに新日本出版社)などがある。公式HP【http://www.shii.gr.jp/】
●ちきりん
関西出身。バブル期に証券会社に就職。アメリカの大学院で経営学を学び、外資系企業に転職。2010年末に退職した後は、文筆活動に専念している。2005年に開始したブログは、匿名にもかかわらず異例の月間200万PVを誇り、『多眼思考』(大和書房)、『「自分メディア」はこう作る!』(文藝春秋)など著書も多数。ブログ『Chikirinの日記』【http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/】
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http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015021601002193.html
社民、参院選「存亡懸けた闘い」 全国代表者会議開く
社民党は16日、全国代表者会議を東京で開き、4月の統一地方選での議席増などを盛り込んだ「当面の取り組み」を決定した。来年夏の参院選については「政党要件を失う可能性が高い、存亡を懸けた闘い」と明記し「現有2議席死守」を目標に掲げた。
統一地方選に関し「安倍政権の暴走に待ったをかける」として「一人でも多くの仲間を議会に送り出せるよう全力で闘う」と強調。参院選は、比例代表250万票以上の獲得と3人区以上の選挙区での候補擁立を目指すとした。
吉田忠智党首は「安倍首相は参院選後の憲法改正発議を明言した。(発議に必要な)3分の2議席を与えないことが不可欠」と訴えた。
2015/02/16 20:00 【共同通信】
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社民、参院選で「2議席死守」
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021600721
社民党は16日、東京都内で全国代表者会議を開き、来年夏の参院選への対応方針を決めた。
「改選2議席死守、比例区250万票以上の獲得」を目標に、比例代表では衆院比例11ブロックごとに1人ずつ、選挙区では改選定数3以上の東京や大阪など6選挙区で候補者擁立を目指すとした。一次公認は5月末に発表する。
又市征治幹事長は終了後の記者会見で「格差是正、平和憲法擁護、脱原発で一致できるところは一緒に戦おうと呼び掛ける」と述べ、他党との選挙協力を模索する考えを示した。
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http://www.sankei.com/politics/news/150217/plt1502170034-n1.html
2015.2.17 19:22
「さすがテロ政党」共産・志位氏へのやじで、事実関係の究明要求
共産党の志位和夫委員長が17日の衆院本会議で代表質問した際、議場から「テロ政党」とのやじが飛んだ。共産党は問題視し、林幹雄衆院議院運営委員長に事実関係の究明を申し入れた。
問題のやじは、志位氏が過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件に関する認識や、テロ組織をどう解体に追い込むかを安倍晋三首相にただした際に飛んだ。「さすがテロ政党」との内容だった。
共産党によると、どの位置から声がしたか、はっきりしなかったという。やじが聞こえなかった共産党議員もいるといい、議場は一瞬ざわついたが、混乱は起きなかった。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150218-00000058-mai-pol
<衆院本会議>やじ「テロ政党」共産党が調査申し入れ
毎日新聞 2月18日(水)18時44分配信
共産党の穀田恵二国対委員長は18日の記者会見で、志位和夫委員長が17日に衆院本会議で代表質問した際、議場から「さすがテロ政党」とやじが飛んだとして、林幹雄衆院議院運営委員長(自民党)に事実関係の究明を求めたことを明らかにした。共産党は発言者と所属政党に謝罪を求める構え。穀田氏は「いわれなき誹謗(ひぼう)中傷で節度がない。国会の品位に関わる問題だ」と批判した。やじは男性議員の声で、自民党席の方向から聞こえたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150218-00000033-asahi-pol
「テロ政党」共産代表質問にヤジ 発言者特定と謝罪要求
朝日新聞デジタル 2月18日(水)17時50分配信
共産党の志位和夫委員長が17日の衆院本会議での代表質問で、過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件などについて質問した際、「さすがテロ政党」とのヤジが飛んだ。同党の穀田恵二国会対策委員長は18日の記者会見で「いわれなき中傷で、言論の府である国会の品位に関わる問題だ」と述べ、発言者と所属政党による謝罪を求めた。
発言者は特定されていない。穀田氏は共産、民主両党議員の証言から、自民党の議席の方向から発せられた可能性があるとの見方を示した。
共産党は林幹雄衆院議院運営委員長に事実の究明を要求。自民党の佐藤勉国会対策委員長は「本当に自民側の席から言ったのかも含めて、議運で整理することになっている」と記者団に述べた。
ヤジは、志位氏が「(安倍晋三)首相が『テロに屈する』の一言で冷静な検証を拒否する態度をとっている」などと質問した後に、飛んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150218-00000524-san-pol
「テロ政党」やじ 共産が「誹謗中傷」と批判 「自民席から」とも指摘
産経新聞 2月18日(水)12時25分配信
共産党の穀田恵二国対委員長は18日の記者会見で、志位和夫委員長が17日の衆院本会議で行った代表質問の最中に「まさにテロ政党」とのやじが飛んだことについて「いわれなき誹謗(ひぼう)中傷であり、言論の府である国会の品位にかかわる問題だ」と批判した。
穀田氏は、やじの発言者に関し、同党や民主党議員らの証言を元に「自民党席からだろう」と指摘。「演壇に近い方」とも語った。本会議場の座席は、当選回数の少ない順に演壇に近い方から後方へと配置されている。
穀田氏は「議員本人の謝罪と、自民党である場合は、きちんとした反省と謝罪を求めたい」と語った。共産党は17日に林幹雄衆院議院運営委員長に対し、真相の究明を要請。20日の議運委理事会で正式に問題提起する方針だ。
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>>102
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015021900808
共産に「テロ政党」やじ謝罪=自民・山田賢司氏が発言撤回
共産党の志位和夫委員長が17日の衆院本会議の代表質問で、過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件などに関し質問した際、「さすがテロ政党」とやじを飛ばしたのは自分だとして、自民党の山田賢司衆院議員が19日、国会内の共産党控室を訪れ、発言を撤回し謝罪した。
17日のやじをめぐっては、発言者が名乗り出ず、共産党が与党側に事実究明を求めていた。山田氏の謝罪に、応対した共産党の穀田恵二国対委員長は「分かった」と述べた上で注意を促した。(2015/02/19-21:49)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150220-00000532-san-pol
橋下氏「僕も共産党は嫌いだが、テロ政党発言はダメ」 維新の京都府議を批判
産経新聞 2月20日(金)13時39分配信
維新の党最高顧問の橋下徹大阪市長は20日、京都府議会の一般質問で同党所属の豊田貴志府議(39)が共産党を「テロ政党とも評される」と述べたことついて「(テロ政党という)発言はだめだ」と話し、発言を撤回すべきとの考えを示した。市役所で記者団の取材に答えた。
橋下氏は「僕も共産党は嫌いだし、批判するのはいい」とした上で、豊田府議の発言には共産党を「テロ政党」と批判するだけの根拠がないと指摘した。
また過激組織「イスラム国」のテロがクローズアップされている状況下で共産党とテロを結びつけるような発言は不適切とし、「僕は党の執行部ではないが、これは共産党に対して申し訳ない」と陳謝した。
豊田府議は19日の京都府議会で「テロ政党とも評される共産党をストップさせるべく、戦いを挑ませてもらう」などと発言。17日の衆院本会議で共産党の志位和夫委員長が代表質問した際に議場から飛んだ「テロ政党」とのやじを引用したといい、共産党府議団が撤回と謝罪を求めている。
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http://www.logsoku.com/r/entrance2/1417699508/
http://project99.jp/?page_id=75
■大阪民国・トンキン連呼などの地域対立や男女対立・世代対立・人気競争etc.を煽っているのは在日
対立・格付け・コンプ煽り/デフレ→少子化→移民/TPP・反原発/自作自演ネガキャン
『サルでもわかるTPP』で検索 ★関連 ニュース速報+
■反日資本アフィブログがよく立てるスレ・まとめるスレ一覧(仮)コメント含む
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1363605979/64
■最近のまとめブログの総合記事ランキング 漏れ・時間差有り
http://matome-blog.jp/-/-/-/twitter/-/-/day/1/
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【竹島問題】「竹島は日本の領土」マッカーサー秘密電文に記述 「韓国は不法占拠」とも[夕刊フジ] [転載禁止]?2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1424778621/
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人間の本能・国・宗教(倫理・常識の差)・貧富の差(土地の有利せいも含む)など、色んな問題があります。
今の人類では、物理的(肉体的≒本能)な進化≒退化は人類滅亡的な事でも起きなければ望めません。
ただ、希望はあると思うのです。主本主義・共産主義はもちろん宗教・倫理感などの【精神の進化】です。
今、人類が試されているのは精神の進化ではないでしょうか?
簡単に言えば現在怒っている戦争などは、国家・宗教の大きな単位で種保存の法則と思うのです。
これらを、今すぐに改善できる方法は無いと思いますが、知恵と時間をかければ何とかなると思っています。
やり方が間違っていれば衰退しますし、あっていても完全には掌握できることは無いでしょう
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国際関係・安全保障論
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/3098
3098 名前:名無しさん[] 投稿日:2015/02/22(日) 17:00:55
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015022201001368.html
米軍が辺野古反対派連行 抗議集会前に集結
連行された沖縄平和運動センターの山城博治議長らの解放を求めて、キャンプ・シュワブのゲート付近で抗議する人々(手前)=22日午後、沖縄県名護市
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先に隣接する名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で22日午前、名護市辺野古移設に反対する沖縄平和運動センターの山城博治議長ら2人を米軍側が連行した。辺野古反対派市民が明らかにした。
詳しい経緯は分かっていない。辺野古反対派は22日午後から、このゲート前で辺野古移設に抗議する大規模集会を開くため、朝から集まり始めていた。
2015/02/22 12:19 【共同通信】
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104194
辺野古 シュワブ警備員が山城議長ら拘束、連行
2015年2月22日 11:03
【名護】名護市辺野古への新基地建設に反対する市民らは22日午前、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議を続けている。午前9時すぎ、シュワブの警備員が「提供区域内に入った」として沖縄平和運動センターの山城博治議長と男性1人を拘束し区域内に連行。午前10時半現在、まだ解放されていない。
ゲート前では午後1時から、新基地建設に抗議する2千人規模の県民集会が予定されており、市民らが続々と集まり出している。約百人が「仲間を返せ」「弾圧許さん」と抗議の声をあげている。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015022502000176.html
辺野古「移設」 反対派拘束は行き過ぎ
2015年2月25日
米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古への「移設」反対派二人が米軍に拘束され、県警に逮捕、送検された。拘束は行き過ぎではなかったか。反対派の勢いをそぐ狙いがあるのなら見過ごせない。
拘束されたのは、沖縄平和運動センターの山城博治(ひろじ)議長ら男性二人。山城氏らは二十二日、移設予定地の米軍キャンプ・シュワブゲート前での抗議活動中、米軍の日本人警備員に拘束され、県警名護署が逮捕した。容疑は正当な理由なく米軍施設・区域に立ち入った、日米地位協定の実施に伴う刑事特別法違反だという。
山城氏らは送検後、釈放されたが、故意に区域内に入ったわけではないようだ。地元紙報道によると、一部市民と米軍の警備員らとのもみ合いを止めようとした際、数人に足をつかまれて敷地内に引き込まれたという。
拘束は辺野古移設反対派に狙いを定めた行き過ぎた公権力の行使ではなかったのか。警備目的以外に、拘束で抗議活動を萎縮させる狙いがあると疑わざるを得ない。
そもそも、辺野古移設を強引に進める安倍内閣は、なぜ県民の反対運動が激しさを増したのか、問題の根源を考える必要がある。
沖縄県には在日米軍基地の約74%が集中し、騒音や事故、米兵による犯罪などの基地負担は、日本のほかの地域よりも重い。
危険な普天間飛行場返還のためとはいえ、同じ沖縄県内に本格的な米軍施設を新たに造る辺野古への県内移設は、県民負担の抜本的な軽減にはなり得ない。
沖縄県民は昨年、県知事選や衆院選で県内移設に反対する候補だけを当選させた。地元名護市の市長選でも辺野古移設に反対する稲嶺進氏が再選を果たし、市議選でも反対派が多数を占めた。
県民が選挙で県内移設反対の意思を示しても安倍内閣は一顧だにしない。県内移設反対を掲げて当選した翁長雄志(おながたけし)知事との面会を政権幹部は拒み、選挙に敗れた仲井真弘多(なかいまひろかず)前知事による公約違反の許可を盾に工事を進めるのは、民主主義の否定だ。
いくら安全保障は国の仕事だとはいえ基地を受け入れる地元住民の理解が不可欠だ。それを得る努力を、安倍内閣はどこまでしたのか。
菅義偉官房長官は二十三日の記者会見で、翁長氏と面会の用意はあるとした上で、「普天間の危険除去をどうするのか聞きたい」と対案をただす意向を示したが、国外・県外移設という対案を示すべきは政府の側である。
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http://www.47news.jp/47topics/e/262378.php
【米軍当局が市民拘束】 那覇地検が2人釈放/菅官房長官「コメント控える」
釈放され、沖縄県警名護署を出る沖縄平和運動センターの山城博治議長=23日夜、沖縄県名護市
那覇地検は23日、米軍が拘束し、沖縄県警が日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで逮捕、送検した沖縄平和運動センターの 山城博治 (やましろ・ひろじ) 議長ら2人の勾留を請求せず、釈放した。釈放理由は「明らかにできない」としている。
2人は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対している。午後7時45分ごろ、山城議長が県警名護署の中から姿を現すと、詰め掛けた辺野古反対派の市民ら約100人は歓声を上げ出迎えた。
2人は22日に米軍キャンプ・シュワブのゲート前で市民集会が始まる前、正当な理由がないのに基地内に立ち入ったとして、米軍に拘束された。身柄の引き渡しを受けた県警名護署が同日逮捕し、23日に送検していた。
山城議長は釈放後、記者団の取材に「ほっとした」と 安堵 (あんど) した表情を見せたが、「逮捕はどう考えても不当だ」と繰り返し、米軍や県警の対応に憤った。
山城議長は逮捕後、接見した弁護士に「市民と米軍の警備員がもみ合いになりそうだと感じ、両者の間に入った」と話し、基地内への故意の立ち入りを否定していた。
那覇市議会は23日の本会議で、海上保安庁や警察に対し、辺野古反対派市民への「過剰警備」をやめるよう求める意見書を賛成多数で可決した。
▼ 菅義偉官房長官「コメント控える」
菅義偉官房長官は23日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に反対する沖縄平和運動センターのメンバーを米軍が拘束し、沖縄県警が逮捕したことに関し「詳細については捜査中だ。コメントは控える」と述べた。
普天間移設については「 仲井真弘多 (なかいまひろかず) 前知事から(移設に向けた)埋め立て申請の許可を受けている。法治国家として粛々と進めるのが当然だ」と語った。
▼日米地位協定に伴う刑特法
日米地位協定の実施に伴う刑事特別法 第2条で正当な理由なく米軍が使用する施設、または区域に入ることを禁じる規定がある。違反した場合、最高で懲役1年。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の周辺海域では米軍や工事用船舶以外の航行を禁止する臨時制限区域が設定されており、立ち入った場合は同法の処罰対象となる。
(共同通信)
2015/02/24 18:36
http://www3.kbc.co.jp/mbl/sp/news/detail.html?newsno=168&mode=society
沖縄・辺野古移設抗議中に逮捕の男性2人が釈放
02/24 05:54 更新
沖縄県名護市辺野古で新基地建設に抗議中、拘束され、警察に逮捕されていた男性2人が23日夜に釈放されました。 釈放されたのは、抗議行動の現場責任者で平和運動センター議長の山城博治さんら2人です。山城さんらは22日午前9時すぎ、名護市キャンプシュワブのゲート前で行われたアメリカ軍普天間飛行場の辺野古移設に抗議する集会の際、正当な理由なく基地の敷地内に立ち入ったとしてアメリカ軍の警備員に身柄を拘束されました。その後、名護警察署が日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで2人を逮捕し、23日に那覇地方検察庁に送致しましたが、地検は勾留請求をせず、2人は釈放されました。
動画あり 動画を見る(ANNニュース)
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http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239376-storytopic-271.html
釈放された山城議長との一問一答
2015年2月24日
釈放された沖縄平和運動センターの山城博治議長と記者団との一問一答は次の通り。
―2人目も釈放されたが、知っている人か。初めてシュワブゲート前に来た人か。
「誰だろうと思った。初めて来て、初めて拘束されてびっくりした。警察署の中でもカーテンで仕切られて、ほとんど顔も会わせることができなかった。米軍の建物の中で一緒になって以来の再会だ」
―不当逮捕と言った理由は。
「認識があれば、ある程度用意もできるが、機動隊とのせめぎ合いが厳しくなった時、これ以上関係が悪化すれば不測の事態がないとも限らないので、いったん下がろうと言っているところを、後ろから羽交い締めにされて連れて行かれた。基地の侵入というなら分かるが、侵入していない。それをみんな見ているはずだ。黄色いラインから出ようというわけでもなくて、逮捕されて引きずられるのはほとんど理解できない。全くの嫌がらせ逮捕だと思った」
―倒されてどうなったのか。
「いったんどこかに座った気がする。そのあと両脚を引っ張られて、フェンスまで引っ張られた」
―どれくらいの距離か。
「20〜30メートルぐらいかな」
―手錠を掛けられた。
「『フェンス沿いに腰を下ろせ』と言われ、立ったまま手錠を掛けられた。脚を引っ張ったのは米軍の警備員で、手錠を掛けたのは迷彩服を着た海兵隊員だった。海兵隊員に建物の中に連れて行かれた」
―警察と地検に何を聞かれたか。どれぐらいの内容を聞かれたか。
「軍の中に呼び出された時には逮捕状も示さない。逮捕状もないから、弁護士呼べとも言えない。向こう(米軍施設内)で『これは一体何の拘束なんだ。不当拘束もいいかげんにしろ』『一体何時間たってるんだ』とずっと言っていた。逮捕とも言わないし、ただの嫌がらせかと思った。機動隊がちょっと拘束することと同じと思って、やがて帰されるだろうと思ってたら、身柄を警察に引き渡すと言われたとき、また外されていた手錠を掛けられて、車に乗せられた。(ゲート前で)赤嶺政賢議員が演説の最中だったから、2時前くらいだったと思うが、その時も逮捕状は示さない。刑特法の何条違反で、身柄を送致されたので、名護署に連れて行くという簡単なコメントがあった。その時も逮捕状はない。名護署にも地検にも、逮捕状を示さないで逮捕はあり得ないと伝えた」
「ここ(名護署)で取り調べられたのは、身上調書、それから事件の調書。午前中と午後の早い時間の取り調べは一切黙秘をした。不当逮捕だから答えられないと言った。その後、弁護士接見があって住所氏名くらは言った方がいい、と言われたので住所氏名を言った。また、自分の言いたいことは言った方がいいという弁護士のアドバイスがあったので、私はみんなを下げるために中の方にいたのに、回り込んで皆さん下がろうと言ったまでだ。その際に後ろから襲い掛かってきた軍の警備員との押し合いの際に脚を引っ張られて、引きずられるように基地の中に連れて行かれた。これが真実だと言った。それ以上のことは分からないと警察には伝えた。地検の方でも同じことを伝えた」
「特に地検が問題にしたのは、軍側が刑特法違反だと伝えたので、私たちがどこに立っていたのか、黄色いラインだったのか、それが内側だったのか、それを盛んに強調していた。私が伝えたのは、機動隊と最初、仲間が押された時に激しく抗議した、その際確かに抗議の際に、1歩ほど、半歩ほど中に入ったのは事実だと伝えた。しかし2回目は道路側の内側には立っていない。直接の容疑になった際には中には入っていないと伝えた。警察に確認をして一応の取り調べを終えたところだ。とにかくラインの内側だったか外側だったかを気にしていた感じだ。運動としてラインのことは気を付けますかと聞かれたので、ラインのことは気を付けますと答えた」
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>>111
―県民集会の日に拘束されたことについて。
「嫌がらせだと思う。軍の海兵隊や軍警が出たのは初めて。きょうは県民大会だから警備がやたら厳しいとしか思わなかった。もしも県民が怒って基地の中に乱入するのを止めるためにいるんだろうな、としか思えない。まさか引っ張るとは夢にも思わなかった。結果としては、憤る県民の怒りに恐れをなして、もう先制攻撃で、黙らせるようにという行動だったと思うけれど、それはそういかない。ますます怒りに火を付ける。何にもしてないのに襲い掛かるなんて、あり得ない。軍側がやっぱりよっぽど恐れているとしか思えない。そういう思いがあらためて強くなった」
―引きずられた時にけがは。
「頭だけ気を付けた。ガリガリ引っ張られるので、頭だけ押さえていた」
―手錠をされた場所はどこか。
「基地に向かって左側のフェンス。連れて行かれました」
―プラスチックの手錠か。
「金属製の手錠だ」
―地検が勾留請求をしない理由について、何か言っていたか。
「勾留する必要がないからだ。書面に勾留する理由がない 釈放と書かれていた。私と彼は一緒にいたんですよ。拘束された後もずっと私が、何をするにも先に行動していた。彼も別々に連れて行かれた。別での聴取もあったようだ。彼の取り調べが終わるまで、ずっと部屋にいた。大変なことがあったと思う」
―あらためて今後の運動の展開の仕方は。
「米軍がしゃかりきになってることがよく分かった。つまり私たちの抗議が効いているということだ。第3ゲートでのフェンスの囲い込みから始まり、米兵らが出てくるのは今までにない。よっぽど警戒しないと、いつテントに襲いかかるか分からない。昨日捕まった時に、もしかしたら私がいないうちに襲い掛かるのではと気掛かりだった。運動はさらに警戒が必要だ。用意周到に、彼らに付け込まれない運動が必要だと思う。合法的にかつラジカルにしっかり声を上げて運動していきたい」
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http://www.47news.jp/movie/general_national/post_11517/
那覇地検が辺野古反対派釈放
市民ら歓声
那覇地検は23日、米軍が拘束し、沖縄県警が日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで逮捕、送検した沖縄平和運動センターの山城博治議長ら2人の勾留を請求せず、釈放した。釈放理由は「明らかにできない」としている。
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104470
山城議長「これ以上逮捕者出さない」 ゲート前で再び抗議
2015年2月24日 10:45
【名護】名護市辺野古への新基地建設に反対する運動中、刑事特別法違反の疑いで県警に逮捕された沖縄平和運動センターの山城博治議長は釈放から一夜明けた24日朝、ゲート前に立ち、市民とともに抗議行動を続けた。
山城さんは「明らかな不当拘束」とした指摘した上で、「これ以上けが人、逮捕者を出すわけにはいかない。互いに引こう」と、県警に過剰警備をやめるよう提案するとともに、市民にも整然と抗議するよう呼び掛けた。
午前10時半現在、海上では目立った作業は行われていない。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150310-00010000-kinyobi-soci
沖縄平和運動センター議長・山城氏ら逮捕、釈放へ――運動のリーダー「狙い撃ち」か
週刊金曜日 3月10日(火)18時37分配信
普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設先となっている名護市辺野古の米キャンプ・シュワブゲート前で2月22日、沖縄平和運動センター議長の山城博治氏ら二人が米軍に拘束され、その後、移送された沖縄県名護警察署で刑事特別法違反容疑で逮捕された。山城氏らの身柄は翌23日、名護署から那覇地検に送致されたが、同日中に釈放された。
シュワブゲート前では昨年来、新基地建設に反対する市民らがテントを張って抗議活動を続けている。山城氏はその中心人物であり、反基地運動のリーダーでもある。それだけに「狙い撃ちだ」という市民らの抗議が鳴りやまない。
地元紙の報道や現地関係者の話によると、当日午前、ゲート前では数十人の市民らがいつものように抗議を開始。抗議がエスカレートしてきた頃、山城氏が市民側に少し後ろに下がるように呼びかけようとした矢先、米軍側の警備員が山城氏にとびかかり、両足をつかんでゲート内に引っ張り込んだ。後ろ手に手錠もかけられた。
この一幕は不審な点が多い。山城氏はシュワブ前の抗議行動がはじまって以来、市民側と警備側の双方に怪我人を出さず、それぞれが一線を越えないよう現場の警備サイドとくりかえし折衝してきた人物。いつも抗議が終わると、余計な悶着が起こらぬよう市民らをバスに乗せ、帰していた。そんな現場を筆者も目撃している。
沖縄県警関係者は本誌の取材に「山城さんは沖縄県警側からしても貴重な存在です」と明かす。
「米軍から二人の身柄を引き受けた名護署も対応に困ったはずです。山城氏を引っ張り込んだ米軍側の警備員は敵対心だけで動き、県警サイドときちんとした調整をしていなかったのではないか」
一方、建設工事をスムーズに進めたい防衛省は、ゲート前のテントが道路交通法に抵触するとして強制撤去を検討している。
(野中大樹・編集部、2月27日号)
最終更新:3月10日(火)18時37分
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初めてなんか。
共産党が躍進、初めて全47都道府県議会で議席
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2015/news/20150413-OYT1T50108.html?from=yrank_ycont
2015年04月13日 19時02分
共産党は、道府県議選で前回の80議席を大きく上回る111議席を獲得したほか、政令市議選で民主党の議席数を抜いて野党第1党になるなど、躍進が目立った。
2013年の都議選、参院選、14年の衆院選から引き続いての議席増で、安倍政権の批判票の受け皿としての存在感を示した。
共産党は道府県議選で、所属議員がいなかった栃木、神奈川、静岡、愛知、三重、滋賀、福岡7県で議席を確保し、「空白県」を解消。初めて全47都道府県議会で議席を確保した。
志位委員長は13日の記者会見で、「多くの国民が安倍政権の暴走に不安や怒りを強めている。我が党への新しい関心や期待が広がっていると実感している」と手応えを口にした。
2015年04月13日 19時02分
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http://mainichi.jp/select/news/20150421k0000m010092000c.html
福島瑞穂氏「戦争法案」発言:自民が社民に修正要求
毎日新聞 2015年04月20日 20時51分(最終更新 04月20日 21時12分)
社民党の福島瑞穂副党首が1日の参院予算委員会で、政府が法案化作業を進めている安全保障法制を「戦争法案」と述べたことに対し、自民党が発言の修正を求めている。しかし、事実関係の誤認や人権侵害などにあたらない発言の修正は異例で、社民党の吉田忠智党首は20日、「何ら問題はない」と記者会見で強く反発。福島氏は応じない構えだ。
安倍晋三首相は同じ予算委で「レッテルを貼って議論を矮小(わいしょう)化するのは断じて甘受できない」と福島氏に反論。自民党の岸宏一予算委員長も「不適切と認められるような言辞があった」と応じ、同委理事会で扱いを協議していた。
同党の堀井巌理事は17日、福島氏と面会し、「戦争関連法案」と議事録を修正するよう要求。福島氏が政権を「鉄面皮」と指摘した発言も削除を促した。福島氏はいずれもその場で拒否した。
福島氏は20日、毎日新聞の取材に「戦争ができるようになるのだから、まさに戦争法案だ。発言を封じ込める大問題だ」と述べ、自民党の対応を批判した。福島氏は2月の参院予算委の質問でも「戦争法案」と発言したが、このときは自民党から修正要求は出なかった。【村尾哲】
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http://www.sankei.com/politics/news/150503/plt1505030023-n1.html
2015.5.3 20:30
【憲法記念日】
「すべて安倍のせい」と護憲派が横浜でスパーク 大江健三郎氏「米演説は露骨なウソ」 香山リカ氏「憲法使い切ってない…」
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(1/3ページ)
憲法記念日に開かれた憲法集会で発言する作家の大江健三郎さん=3日、横浜市西区
憲法記念日の3日、各地で改憲、護憲両派の集会が開かれた中、横浜市西区の臨港パークでは「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会〜戦争・原発・貧困・差別を許さない〜」(実行委員会主催)が行われた。会場には作家の大江健三郎さんら護憲派の人々が3万人以上集まった(主催者発表)。それぞれが安倍晋三首相を「安倍」と呼び捨てで批判し、集団的自衛権反対を訴えた。
司会を務めたのは、女優の木内みどりさん。「いろいろなグループの思いは同じではないかもしれないが、憲法を守りたいという気持ちは一緒です」とまくしたてた。
作家の雨宮処凛さんは「この暑い中、熱中症で誰か倒れたら全部安倍のせい」と最初から“戦闘モード”。貧困問題と戦争の親和性を主張し、「戦場に行くのは貧しい人たち。(集団的自衛権行使で)命を使い捨てられるような人が国内からも生み出されるのではないか。経済や何かのために人の命が犠牲になる社会を止めたい」と訴えた。
次いでスピーチした大江氏は、安倍首相が4月29日に米上下両院合同会議で行った演説に対し「あまりにも露骨な嘘。だが(日米両国で)はっきりとした拒否の言葉が述べられることはなく、それをどうひっくり返すかが大きな問題だ」と断じ、会場からは大きな拍手が起こった。安倍首相が夏までの安全保障関連法案の成立に決意を示したことにも「安倍は日本の国会で(そのことについて)はっきり述べて、われわれ日本人の賛同を得たことはない」と強調した。
大江氏はさらに、この日配布されたパンフレットに書いてある「私たちは、『平和』と『いのちの尊厳』を基本に、日本国憲法を守り、生かします 集団的自営権の行使に反対し、戦争のためのすべての法制度に反対します」というメッセージを自身の考え方の根本にあると紹介。「自分がこれだけ大勢のみなさんの前で語るのはこれが最後」と語った。
憲法学者の樋口陽一東大名誉教授は、盟友だった俳優、菅原文太さんの「政治には2つの役割がある。ひとつは国民を飢えさせないこと。もうひとつ、絶対に戦争をしないこと」という“遺言”を引き合いに出し、「今の政治は憲法が目指してきた方向と何から何まで正反対の方向に日本を引っ張ろうとしている。憲法を壊し、自由闊達な言論を貶め、彼ら政治勢力自身の先輩政治家が作り上げてきたはずの戦後史そのものをないがしろにしている」と糾弾した。
作家の沢地久枝さんは「私は安倍晋三とその周りにいる政治家、それから軍需産業でもうける経済人たちに絶対反対。安倍という人はアメリカに行って、国会にもかけず、選挙民にもかけず、アメリカと約束をまた結んだ。あの人は平和とか命とか大事な言葉をあんなに汚くした。政治家としては珍しい。私たちは今、あの人を引きずり下ろしてやりたいと思う」と感情をあらわにし、「戦後70年間、日本は戦死者を1人も出していない。こんな国はないんです。この次の段階になったとき、戦後70年間戦死ゼロできた歴史が切り替えられた年が2015年だった、とならないようにがんばっていく」と結んだ。参加者からは「その通りだ」「アホ政権!」などの声が飛んだ。
精神科医の香山リカさんも「私たちはこの憲法を変えるどころか、まだ使い切ってもいない。今の憲法さえ使いこなせていない政権に憲法を変える資格はない」と持論を展開した。
集会には民主党の長妻昭代表代行、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉田忠智党首ら野党幹部も登壇し、「戦争立法反対の一点で協働し、安倍政権のたくらみを必ず打ち破ろうではありませんか」(志位委員長)と共闘を呼びかけた。
生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎共同代表も飛び入り参加。「政府の面を被った人間たちが根底から覆そうとしているこの憲法、何が何でも守りましょう」と叫んだ。
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http://www.sankei.com/politics/news/150505/plt1505050021-n1.html
2015.5.5 19:59
共産党、支持拡大に自信 でも赤旗は部数減…
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共産党が統一地方選で国政選挙に続き勢力を伸ばし、支持層拡大に自信をみせている。統一選の41道府県議選では前回の80から111に議席を増やし、議席がない都道府県議会を初めて解消。市議選などでも堅調だった。来年夏の参院選に勢いを持続させたい考えだが、党員数や機関紙「しんぶん赤旗」の発行部数は回復基調に転じていない。党広報部などによると、平成26年1月に約30万5千人だった党員数は現在約30万人。日刊紙と日曜版を合わせた赤旗の部数は23年の統一選時と比べると10%程度減ったとしている。
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http://www.sankei.com/politics/news/150507/plt1505070002-n1.html
2015.5.7 06:00
【高木桂一の『ここだけ』の話】
「共産党」が突き進む女性アイドル戦略「YYG」路線の“未来”
(1/9ページ)
4月の名古屋市議選期間中、共産党の西山あさみ氏がSNSに掲載したハートマーク付きの自身の写真(本人提供)
統一地方選で躍進を果たした共産党が新たな「女性アイドル」をつくりあげた。国政選挙に“2連勝”した勢いを維持した同党の象徴的存在とされ、党勢拡大に向け若い無党派層をとりこむべく「共産党らしくない女性スター」の発掘、売り込みに血道を上げる戦略が鮮明になった。いまや突き進むのは、当代きっての人気アイドルグループ「AKB48」のひそみにならい、代名詞の“代々木(YOYOGI)”をもじった「YYG」路線だという声も党内から聞こえてくる。
共産党は4月12日に投開票された統一地方選前半戦の41道府県議選で、「県議空白」だった栃木、神奈川、静岡、愛知、三重、滋賀、福岡の7県で議席を獲得し、党史上初めて「県議空白ゼロ」を達成した。
獲得したのは前回平成23年の統一選を31議席上回る111議席で、栃木、山梨、岐阜、愛媛、高知5県の県都を含めて12人がトップ当選を果たした。17政令市議選でも前回から29議席増の136議席となった。この結果を、党機関紙『しんぶん赤旗』14日付は「画期的躍進」と評した。
志位和夫委員長も笑いが止まらないだろう。12年の委員長就任後、国政選挙で8連敗を喫していたが、25年の東京都議選と参院選で委員長として初の躍進を果たし、26年末の衆院選でも解散前8議席から13議席増やした。まさに狂瀾(きょうらん)に既倒をめぐらす、である。その勢いを今回の統一地方選で失速させることなく、2年前の今ごろまで大型選挙後には度々、党内外から漏れていた「志位辞任論」たる“雑音”を当面封じ込めることができたからだ。
快進撃に酔いしれる志位氏は統一地方選前半戦投開票の翌13日の記者会見で「共産党と国民の関係が大きく変化し、党への新しい関心と期待が大きく広がっている」と胸を張った。
勝因を突き詰めれば、従来の組織力だけによるものではないことは言うまでもない。「自民党1強時代」にあって民主党や維新の党などの他の野党が明確な対決軸を示せないでいるなか、ぶれない共産党が「反自民票」の大きな受け皿となったことがある。
ことさら海外での自衛隊の活動舞台を大きく広げる安倍晋三政権の安全保障・外交政策を「戦争立法」と仰々しい造語で無用に危機感をあおり立て、「自共対決」なる独善的スローガンで“免疫”なき有権者の一部を巧妙にマインドコントロールしたといっても過言ではないだろう。
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また41道府県議選、17政令市議選の平均投票率が過去最低となったことでも分かるように、もともと「共産党以外の野党」に投じていた有権者の足が投票所から遠のいたことも、コアな支持層をもつ共産党にとって渡りに船だったことも否定できない。
そうしたなかで「画期的躍進」のシンボリックな存在となり、共産党の新たな「女性アイドル」となったのが、名古屋市議選(中区選挙区)で、党最年少の25歳で初当選を果たした西山あさみ氏である。
共産党は25年の参院選(東京選挙区)で当選した吉良佳子氏(32)を「アイドル」として売り込んでいるほか、昨年の衆院選(比例東京ブロック)で当選した池内沙織氏(32)を広告塔的なタレント議員として扱い、両者を党の“二枚看板”としてきた。「党指導部は西山氏を先輩2議員に続く第3の女性スターに育てる戦略だ」と党関係者は打ち明ける。
彼女たちはいわば、約13年間も吹きすさんだ木枯らしに耐え、ようやく反転攻勢の軌道に乗った「志位・共産党」の申し子である。筆者が勝手に「志位ガールズ」と名付けようものなら「やめてよー」なんて悲鳴を上げられそうだが、党指導部の狙いはずばり「共産党らしくない女性」を前面に押し立てることで従来の党の“お堅い”“いかめしい”イメージを払拭(ふっしょく)し、とりわけターゲットにする若い無党派層の支持を広げようということだ。古参の共産党員が言う。
「かつては国政選挙にしろ地方議会選挙にしろ、マルクスや党幹部の本で理論を徹底的に学習、研究した上に、何年も党内でぞうきんがけをしなければ候補者になれなかった。今は党歴も浅い20代、30代で選挙に担がれて当選するなんて、時代は大きく変わった」
共産党は選挙候補者の選定にあたって当人の実績や経験より、有権者への“受け”を重視するようになったということらしい。当然「見た目」も重要なポイントになるようだ。
その戦略は、党が作成した紹介スライドで西山氏を「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の発信力と、共産党らしくない風貌(ふうぼう)と若さで若者をもっと政治に近づけたいと頑張る25歳」と銘打っていたことでもはっきりしている。
西山氏本人によると、大学卒業後に地元でパソコンの講師をしていた経験を買われ、インターネット選挙が解禁となった25年の参院選(愛知選挙区)に出馬した共産党候補の秘書を2カ月余務めたことが「政治」との“なれそめ”だったという。それからわずか2年足らず。共産党では「県議と同格」とされる政令市議になったのだから、異例のスピード出世だ。
夕刊紙『日刊ゲンダイ』(4月6日号)には統一地方選に出馬した「美しすぎる候補者」の1人として紹介された。さすがに党指導部が「売れる」と見込んだアイドルであるが、革命政党にあって、その選挙戦術はまさに“革命的”だった。
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まずは遊説に屋根のない「オープンカー」を使って選挙区を駆け巡り、その模様をネットでも生中継した。オープンカーを選挙遊説に用いた候補者は党史上初めてだというが、他党でも先例は寡聞にして聞かない。自転車での遊説は他党候補者の間で見受けられるが、西山氏が当選した後の4月15日付『赤旗』によれば、「共産党じゃないみたい」「自転車よりインパクトがある」などという肯定的な反響が党に多数寄せられたという。
さらに選挙戦で西山氏は、フェイスブックやツイッターといったSNSも積極的に活用したが、連日のように掲載する自身の写真の多くに「ハートマーク」をつけるなど加工してみせた。共産党の候補者がハートマークを付けた写真を公開したことも過去になかったことだというから、これとて画期的だ。標的の若者を引きつけるのに大きな“サプライズ効果”があったことは間違いない。
ハートマークの狙いを、本人は『赤旗』に「スルーされないよう工夫しています」と語っていた。オープンカーの活用も含めた選挙活動について共産党広報部は「候補者はまず有権者に振り向いてもらわなければならない。つまりとにかく注目されること。その上で政策や訴えをじっくり聞いてもらい、共感を広げていくには効果的な手法だった」と高く評価する。党愛知県委員会幹部は「反響は選挙後も物すごい」と驚きを隠さない。
4月15日付『赤旗』の記者座談会では、こう書かれていた(一部抜粋)。
「今回の選挙では20代、30代の若い候補者の活動が新風を吹き込んだ。西山候補は25歳だが、それを押し上げたのも若者だった。ライブハウスに紹介リーフをおかせてもらった。それをみて、お客さんが早朝宣伝にかけつけ、その様子をツイッターで流して話題にする、とりくみも生まれた。フェイスブックをみて『何か手伝わせてください』という人たちも次々あらわれた」
堅いイメージを薄めることで党の“本質”をオブラートで包み隠し、行き場に迷う若い無党派層を取り込む-。そのベースとなる「アイドル戦略」は共産党がこのところ試みる、AKB48への“接近”でも浮かび上がる。
4月12日付『赤旗』は1面の看板コラム「潮流」で、AKB48が5月20日にリリースする40枚目の新曲『僕たちは戦わない』を紹介した上で「いま平和の願いをこめた歌が共感とともにひろがっています」「戦争への道を声高に進む安倍政治と無関係ではないでしょう」と強引に説いてみせた。
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伏線は『赤旗』日曜版の昨年9月28日号だった。AKB48の「憲法キャラ」と言われる内山奈月(なつき)さん(19)のインタビュー記事を丸々1ページ割いて掲載した。記事では「憲法は国民の味方」「一言一句、吟味して書かれている 非常に奥の深いものなのだなぁ」という内山さんの言葉を見出しにとり、安倍政権が目指す改憲にはAKBメンバーも「NO」だと、若者を錯覚させるような“仕立て”だった。
AKBと共産党。いかにも距離がありそうな両者の接点を見いだすことで無党派層を自陣に引き込もうとする戦術は、党が自前の「アイドル軍団」を売り出していく戦略と重なる。キーワードはやはり「意外性」である。
そうしたなかで共産党は今後も「若い人」と「女性」を積極的に選挙で擁立していく方針だ。
今回の道府県議選での同党候補者の「女性比率」は46.5%で、政令市議選は44.1%だった。いずれも2割に満たない2位の民主党を大きく引き離した。自民党はそれぞれ3.2%、6.6%だった。
また政令市議選での20代、30代の候補者の割合は16.1%で、ざっと「6人に1人」の計算。“若者率”でも他党を圧倒していたようだ。
共産党の狙いを植木俊雄広報部長はこう力説する。
「少子高齢化の日本にあって国民の暮らし、雇用を改善していくことは極めて重要な課題だ。その主役である若者と女性が現実に政治に参加していかなければならない。日本の将来のためだが、他党はあまりに鈍感だ。ただ、やみくもに若い人と女性を選挙に立てるわけではない。当然、能力を最重視している」
現に「若い人」と「女性」の擁立効果は、西山氏が市議選で勝った名古屋を震源地として同じ愛知、隣の岐阜の両県議選にも波及したようだ。
愛知県議選では2人の女性が当選し「県議空白」を埋めたが、その1人は27歳の下奥奈歩氏(豊橋市選挙区)だった。
岐阜県議選では県都、岐阜市選挙区(定数9)で中川裕子氏(34)がトップ当選を果たし、ガチガチの「保守王国」での共産党の台頭を印象づけた。
筆者には昭和55年の衆院選で起きた“事件”の記憶がよみがえった。自民党閣僚経験者がひしめく中選挙区時代の旧岐阜1区で、当時38歳だった共産党女性候補、箕輪幸代氏が公明党前職を追い落とし、同県初の共産党衆院議員となったのだ。箕輪氏は58年の衆院選でも再選され、生前、自民党の超大物だった大野伴睦元副総裁の4男で現職閣僚(労相)の大野明氏を落選させた。
旧岐阜1区内に生まれた筆者はいずれの衆院選も大学生として東京から眺めていた。箕輪氏は「美人弁護士さん」「共産党っぽくない」と評判だったようだが、まさか当選するとは…。美濃出身のマセた「選挙大好き学生」にとっては衝撃の出来事だった。
ともあれ、これから問われるのは、準備期間があまりに短い“促成栽培”でバッジをつけた共産党のアイドル議員たちの「実力」である。
そんな筆者の指摘に共産党幹部はこう反論した。
「他の野党には政治塾で候補者の多くを発掘しているが、中身を伴わない候補者を乱造する機関にすぎない。わが党は、党員の日々の活動自体が事実上の政治塾であり、若くても議員として即戦力となり得る党員はいくらでもいる」
ならば、お手並み拝見である。共産党指導部がいずれ、タイミングをみて広告塔の西山氏を国政の舞台にステップアップさせ、同氏の糟粕(そうはく)をなめさせた候補者を乱発することは想像に難くない。しかし吉良、西山両氏らを含めたアイドル議員たちが馬脚を現すようならば、意外性に飛びついた有権者も目を覚まし、寄る波の如く引いていくだけだ。
まあ、その前に共産党があの手この手で糊塗(こと)しようとしている“本性”を「にわか支持者」たちに見破られれば、それこそ「万事休す」だろう。
ちなみに前出の箕輪氏は衆院議員を2期務めた後、2度の衆院選で連続落選の憂き目を見て、政界からひっそり消えていったのである。(政治部編集委員 高木桂一)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150516-00000085-san-pol
共産、あちこちで「1点共闘!」
産経新聞 5月16日(土)7時55分配信
■都構想→自公民に呼び掛け/安保法案→「思想超え反対」
共産党が「1点共闘」を掲げ、他党との連携を呼び掛ける場面が増えている。
17日に住民投票が行われる「大阪都構想」では、普段激しく対立する自民党に加え、民主、公明両党と大阪市で反対の合同街頭演説を実施。安全保障関連法案では志位和夫委員長が14日の記者会見で「思想・信条の違いを超えた『戦争法案』反対の1点共闘を大きく広げたい。国会での徹底審議に反対する野党はいない」と連携を訴えた。
1点共闘の呼び掛けは、国政選や地方選で躍進する共産党の自信の表れといえる。ただ、同党は安保関連法案の特別委設置に反対しているが、志位氏は「特別委の最初の質問は私が立ちたい」と宣言。勢い余って踏み込みすぎたようだ。
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http://www.sankei.com/affairs/news/150707/afr1507070002-n1.html
2015.7.7 07:00
「市民の党」に脱法献金か 5議員ら2団体に分散 北側と密接関係
ブログに書く1
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北朝鮮側と密接な関係があるとみられる政治団体「市民の党」(東京)に平成21〜24年に献金していた5人の地方議員らが、同団体と所在地、代表者、会計責任者が同じ別の団体にも献金し、合計額が政治資金規正法が定める個人の年間上限額を超えていることが6日、政治資金収支報告書から分かった。違反を免れるための脱法的献金の可能性がある。市民の党は代表が北朝鮮に渡航、よど号ハイジャック犯と面会し、その寄稿を機関紙に掲載するなどしていた。
市民の党が所在地とするマンションの一室は東京都三鷹市の女性市議の事務所で、女性市議は「はっきりしたことは言えない」と取材に応じなかった。政治資金規正法は、個人が同一団体へ献金できる年間上限額を150万円と規定。両団体が一体であれば献金を受けた団体側が同法に抵触する可能性がある。
市民の党代表の酒井剛氏(63)は今年5月、静岡市長選に絡み、公職選挙法違反(事前運動など)容疑で逮捕され、その後に起訴されている。
問題の団体は、市民の党と「MPD・平和と民主運動」。25年の報告書によると、両団体とも事務所は三鷹市内のマンションで代表者、会計責任者、事務担当者はいずれも酒井被告。21〜24年分も年によって項目に違いがあるが、両団体で共通だった。
各年の報告書によると、現職横浜市議の女性は21年に両団体へ計270万円、22年に計284万円を献金。現職相模原市議の女性は22年に計約211万円を献金していた。元東京都小金井市議の男性と、元東京都立川市議の男性は21〜24年に毎年計200万円以上を献金。元神奈川県議の男性は21年に計239万円だった。5人とも寄付当時は現職議員だった。
産経新聞の取材に対し、横浜市議の女性は「両団体は理念は同じだが、市民の党は地方を活動の場としており別々の団体」と説明。相模原市議の女性は「寄付したかもしれないが、よく覚えていない」、元神奈川県議の男性は「当時、別団体だと思って寄付したと思う」とそれぞれ話した。
元小金井市議の男性は期限までに回答がなく、元立川市議の男性とは連絡が取れなかった。
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蜷川府政の終焉から40年経ったのに何故と云いながら滝川事件や平安京以来の?京都人気質を出されてもw
末川氏が総長を務めたのもwikiに拠ると1946-1966と流石に随分まえだ。
我が友人は高校迄民青の活動やって立命に這入ったそうな(現在ではノンポリ)。他の友人は親戚に参院選に共産公認で立候補経験ある党員が居て立命に就職が決まったと聞いて喜ばれて今はそんなんじゃないのに…と複雑そうな顔してた。
結局京都の共産党が強いのは地道な地域回りに尽き,それを可能とする閾値以上の組織力を蜷川府政下で造ることに成功したって事に尽きると思う。公明・共産が強いのが京都・大阪の一つの特徴だけど関西の階層社会も関係あるのだろうとは思うけど。
2015.6.23 11:00
【関西の議論】
千年の都・京都はなぜ"赤い"のか 共産議員割合が全国一、初の2割突破 自民もライバル視する強さとは
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/4617-4818
蜷川府政の終焉からすでに約40年が経過したのに、いまなお共産党が力を持ち続ける理由は何なのか。明治維新による首都移転後、東京や中央権力に対する反発心が強まったとされる独特の「京都人気質」も影響しているのだろうか。
なぜ、京都では共産党が強いのか。
党府委員会の渡辺委員長は「(立命館大や京都大など)進歩革新の伝統のある大学が多いからではないか」と分析する。
立命館大には、昭和8年に思想信条を理由に京大の教員が弾圧された「滝川事件」で京大を追放され、戦後、立命館大学長となった民法学者の末川博氏がいた。党関係者によると、リベラルな末川氏にあこがれ、立命館大に入学したという古参党員も多いといい、党副委員長の市田忠義参院議員や党国対委員長の穀田恵二衆院議員らも立命館大のOBだ。
革新気風が強い大学の影響、蜷川府政へのノスタルジー、そして共産党の地道な地域回り…。こうした要素のほかに、「千年の都」が培ってきた京都人の特性を挙げる人も少なくない
ある政党幹部は「『京都の人にはお上の言うことに反対してナンボ』という気質がある」と分析する。
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http://www.sankei.com/politics/news/150723/plt1507230035-n1.html
2015.7.23 23:44
共産党職員、「赤旗購読料」100万円横領 解雇・除名 岩手
共産党岩手県委員会は23日、盛岡地区委員会の選挙対策部長だった男性職員(47)が、機関紙「しんぶん赤旗」の購読料など計約100万円を横領していたと発表した。既に解雇し、14日付で党を除名処分とした。
県委員会によると、職員は地区委員会の機関紙部長だった平成22年1月から約5年間にわたり、購読料や販売活動費を着服していた。調査に横領を認め、金は遊興費や生活費に使ったと話しているという。
菅原則勝県委員長は「全額弁済され、除名という制裁を受けた」と述べ、警察に被害届を出さない考えを示した。
職員は25年に選挙対策部長に異動したが、その後も購読料の集金に携わり、着服していた。今年3月、会計が合わないことに別の職員が気付き、発覚した。
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http://jin115.com/archives/52091606.html
ホリエモン氏のデモ批判に共産党員「発言する権利はない」 → 人権侵害で大炎上
兵庫県新温泉町 中井次郎
http://jin115.com/archives/52091019.html
調布市飛行機墜落で関係ないオスプレイの話を持ち出した元市議会議員のツイッターが炎上
稲城市 前議員遠藤くに子
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http://www.sankei.com/world/news/150804/wor1508040057-n1.html
2015.8.4 20:53
社民系組織メンバーの「拉致より憲法」発言に家族会反発 秋田街頭で隣で活動中、「被害者家族の思い踏みにじる」
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秋田市で4日に行われた北朝鮮による拉致被害者家族会の街頭活動中、隣で活動していた安全保障関連法案に反対する社民党系組織のメンバーが「拉致より憲法だ」と発言し、家族会が反発する一幕があった。増元るみ子さん(61)=拉致当時(24)=の弟で、家族会元事務局長の照明さん(59)は「拉致被害者や家族の実情を考えてほしい」と話している。
家族会の街頭活動は、秋田竿燈(かんとう)まつりに訪れた観光客らに被害者救出を訴えるため、照明さんのほか、田口八重子さん(59)=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(77)、松本京子さん(66)=同(29)=の兄の孟(はじめ)さん(68)や秋田県内の特定失踪者家族が参加してJR秋田駅前で行われた。
すぐ隣で、社民党支持者が中心の「秋田・戦争をさせない1000人委員会」(代表・山縣稔県教組委員長)が街頭活動を始めたため、救う会秋田メンバーの男性が1000人委員会メンバーの男性に署名を求めたところ、「拉致より憲法だ」と拒否されたという。
話を聞いた照明さんは「旧社会党、社民党は拉致問題解決の障害になり、被害者家族の思いを踏みにじってきた」と演説。1000人委員会側に抗議する救う会秋田幹部もいた。
照明さんはその後の県庁での記者会見で「被害者家族の多くは安保法案の議論に違和感を覚えている。約40年前に日本人が北朝鮮に拉致された時点で戦争が始まっている。戦っている被害者を放置している状況が平和なのか」と訴えた。
飯塚さんは「国民にとって重要な問題なのに、署名活動をしても、横目でちらっと見て通り過ぎる人がいるのが気になる。だが、政府と北朝鮮に対するメッセージとして活動を続けていきたい」と述べた。
家族会の反発について、1000人委員会の山縣代表は「拉致問題について、会としての見解はない。それぞれのメンバーの考えで対応している」と話している。
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http://www.47news.jp/47topics/e/267954.php
【原水禁と原水協】対立半世紀、和解探る 目標共通「機熟す」の声
原水爆禁止日本国民会議(原水禁)系と原水爆禁止日本協議会(原水協)系の二つの原水爆禁止世界大会が9日、長崎市で閉幕した。半世紀前の路線対立を引きずり、原爆投下70年の節目を迎えてなお両者は分裂したまま。だが安全保障関連法案という新たな課題が浮かぶ中、和解を探る動きも。安倍政権打倒という共通目標を軸に、組織統一への道は開けるか。
▽象徴
4日、広島市で開かれた原水協系の開会総会の壇上に 森滝春子 (もりたき・はるこ) さん(76)の姿があった。「『人類と核は共存できない』という被爆体験から生まれた理念を、70年に当たりあらためて訴えたいと思います」。そう力強く宣言すると、会場からは拍手が湧き起こった。
森滝さんの父は広島で被爆後に反核運動を続け、原水禁の議長を務めた故・ 市郎 (いちろう) 氏だ。原水禁にとって象徴的存在の娘である森滝さんはこれまで、分裂後の原水協系の大会に出たことはなかった。だが今回、原水協側の知人から「あいさつをしてもらえないか」と打診を受け「正直言って戸惑ったが、立ち向かうべき政権は巨大。統一のためには誰かが踏み出さないといけないと思った」と決断したという。
▽分裂
1954年、マグロ漁船「第五福竜丸」乗組員が米国の水爆実験で被ばくしたビキニ事件をきっかけに翌年、第1回原水禁世界大会が開かれたが、旧ソ連の核実験を容認する共産党系と「いかなる国の核実験も反対」とする旧社会党・総評系が対立。 65年 に原水協と原水禁に分かれ、大会は一時期を除いて別々に開かれ続けている。
4日の広島でも原水協系の開会総会が終わると慌ただしく看板が片付けられ、同じ会場で数十分後に原水禁の大会が始まるというありさまだった。
だが近年、両者の主張の違いは薄れている。共に核兵器廃絶や被爆者支援を最大の目的とし、以前は原水禁だけ掲げていた「反原発」を最近は原水協も決議などに盛り込むようになった。今年は両大会で安保法案を「戦争法案」と批判し、廃案に追い込むとした文書を採択。安倍政権への対決姿勢はいずれも鮮明だ。
▽悲願
原水協の大会運営委員会の 野口邦和 (のぐち・くにかず) 共同代表は「分裂を何より望んでいるのは安倍政権だ。意見の違いを超えて、運動の統一という道も模索するべきでは」と原水禁側に秋波を送る。原水禁の 藤本泰成 (ふじもと・やすなり) 事務局長も「課題ごとにまとまってやることはあっていい」と共闘に前向きな立場だが、組織統一となると「分裂当時の経緯を知る人がどう思うか…。少なくとも、これまでの運動の総括がない限りは難しいだろう」と口ぶりが重くなる。
森滝さんも統一の難しさは理解している。ただ原水協大会でのあいさつで拍手が送られ「父の理念が受け入れられた」と感じたという。統一は市郎氏の悲願でもあった。「被爆から70年、もう機は熟したのではないか」。雪解けへ、期待を込めて話した。
(共同通信)
2015/08/10 11:15
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原水禁=旧総評・社会党系,原水協=共産党系で原水協がソ連の核兵器肯定したり(下の記事では言い逃れできないと書いてるけど今の感覚ではそうだけど当時の情勢からはやむを得ない部分もあるであろう。。)反原発を掲げなかったりで主張的には劣悪で正統性には欠けるけど動員力や財政力等の現世的な力では上でこれが統合を難しくしているようだ。。
原水禁と原水協の分裂と、共産党の歪んだ報道
http://www.niji.or.jp/home/mimitan/page017.html
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http://www.sankei.com/politics/news/150810/plt1508100009-n1.html
2015.8.10 10:30
【共産党研究(上)】
党勢拡大狙う「赤いカメレオン」 「戦争前夜」あおり自公支持層に接近
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衆院特別委員会での安全保障関連法案採決に抗議する市民集会で「廃案」を訴える共産党の志位和夫委員長(中央)。民主党の岡田克也代表、社民党の吉田忠智党首らも駆けつけた=7月15日、東京・永田町の国会正門前(共産党提供)
7月18日、共産党本部で開かれた党創立93周年記念講演会。同党が「戦争法案」と連呼する、安全保障関連法案の衆院通過から2日後のことだ。志位和夫委員長はいつにも増して「安倍政権打倒」のボルテージを上げた。
「憲法9条を破壊する最悪の違憲立法だ。戦後最悪の安倍政権を打ち倒そう!」
志位氏は5月26日の衆院本会議代表質問と27、28両日の衆院特別委員会で安倍晋三首相を波状攻撃した。
党の内部文書たる6月1日付の常任幹部会報告(通称「常幹メモ」)には、こう記されている。
「質疑直後から大きな反響を呼び、有権者から電話やメール、ファクスの激励が党本部に多数寄せられた。知識人、著名人からの反応も強い。志位委員長の質問内容を全党がつかみ、戦争法案阻止のたたかいの発展に生かしていく」
常幹メモの「指令」は即座に党都道府県委員会を通じて全党に徹底された。6月9日には党中央委員会幹部会の決定で「戦争法案阻止・党勢拡大大運動」の大号令がかけられた。
二大政党切り崩し
共産党は昨年1月の第26回党大会で「自共対決の本格的な幕開けだ」と宣言していた。しかし、政府が同年7月1日に集団的自衛権容認を閣議決定した後は、自民党を攻撃の標的とはせず「安倍政権打倒」を前面に据える戦略に転換。それから2週間後の党創立92周年記念日に、志位氏は「安倍政権打倒の国民的大運動」を打ち出した。その狙いを共産党幹部が説明する。
「自民党を支持してきた保守層にも安倍政権の暴走に強い危機感を抱く人が増えている。そういう人たちと共闘の輪を広げていこうということだ」
「自民か、民主か」という二大政党体制を完全に切り崩し、有権者に「安倍政権は是か非か」の選択を迫る構図に変えていく-。
党指導部は今、その戦略に間違いはなかったとみている。昨年末の衆院選で公示前の8議席から21議席へと総選挙では18年ぶりの躍進を遂げた。今春の統一地方選でも勢いを持続した。
実は共産党が「戦争法案」と名付けた法案は初めてではない。平成11年に成立した周辺事態法など関連3法や13年成立のテロ対策特別措置法も国会審議の過程で同党議員は「戦争法案」と呼んでいた。“使い回し”の常套(じょうとう)句なのだ。
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背景には、安倍政権の現実路線を奇貨として「戦争前夜」のムードをあおり立て、無党派層だけでなく自民党の穏健的な支持層をも取り込む思惑がある。
共産党は今年6月9日の党幹部会決定で「戦争法案を阻止するたたかいは、侵略戦争に命がけで反対し、反戦平和を訴え続けた党としての存在意義が問われる」と党員を鼓舞した。
かつては9条反対
「平和の党だ」「護憲だ」と声高に叫ぶが素顔は違う。戦後、現憲法制定の際に9条に反対し「自衛戦争」を容認した唯一の政党だ。旧社会党の「非武装・中立論」も批判していた。
昭和48年11月の第12回党大会で発表した「民主連合政府綱領案の提案」などでも、当面は現憲法擁護の立場で自衛隊を違憲の軍隊として解散し、将来的に憲法廃止のうえ社会主義憲法下で自衛軍を創設する-という「自衛・中立」路線を確たる安保政策としてきた。
「改憲政党」だった“本性”を隠しつつ標的に同化し入り込む-。安保法案をめぐる真夏の攻防戦で見えてくる共産党の姿はまさに「赤いカメレオン」(同党ウオッチャー)といえる。
関係者によれば、志位氏は7月上旬、自ら乗り出して民主党の岡田克也、生活の党の小沢一郎両代表と個別に都内で極秘会談し、安保法案をめぐる国会内外での連携方針を確認した。
他党と統一戦線を張ることで「異質の野党」の色を薄めたい党指導部の思惑が透けてみえる。党幹部は「志位氏自ら他党の折衝に動くのは異例だ。右から左まで抱えて対応が揺れていた民主党も世論に押され、共闘に傾いた」と話す。
自衛隊にも“触手”
一方で、共産党は「違憲」の存在と位置付ける自衛隊にも“接近”を強めている。
「被災者救援に頑張った自衛隊員。戦死させるな! 市民の力で戦争法案ストップ」
8月2日投開票の仙台市議選ではそんなスローガンのビラを配り、「自衛隊の応援団」をアピールした。機関紙「赤旗」は「『元自衛隊員の人が(私たちに)敬礼する』『自衛隊員の母親から心配との声が寄せられる』など反響が広がっている」と書いた。
自衛隊内の潜在的な安保法案反対者を取り込むばかりか、自衛隊との“近さ”を偽装して無党派層を引き寄せる狙いが浮かび上がる。
触手は公明党の支持母体の創価学会内にも伸びている。「赤旗」で安保法制反対デモに参加する創価学会員を「公明党に怒る創価学会員」と積極的に紹介する。山下芳生(よしき)書記局長は8月3日の記者会見で「公明党支持者の皆さんの気持ちを酌んだ運動を発展させたい」と述べ、安保法案に反対する創価学会員との連携を強める考えを示した。
公明党の山口那津男代表は翌4日の記者会見で不快感をあらわにした。
「共産党は今の憲法制定時に『肯定される戦争がある』との立場で9条に唯一反対した政党だ。自らの主張を省みていただきたい」
中国や北朝鮮の軍事的脅威にさらされる日本の「備え」に猶予はない。だが、志位氏は今も「“軍事対軍事”の悪循環に陥ることが最も危険だ。どんな問題も外交的解決に徹すべきだ」と繰り返している。
「共産党が国民の支持を広げている現状こそ、日本の危機だ」。自民党閣僚経験者はそう天を仰いだ。
◇
平成25年参院選、26年衆院選と連続で「躍進」を果たし、野党で唯一気を吐く共産党。さらなる党勢拡大に向けた「革命政党」の戦略と動きを追い、今後を展望する。
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http://www.sankei.com/politics/news/150811/plt1508110003-n1.html
2015.8.11 05:00
【共産党研究(下)】
「瞬間的」追い風受け議席増も… 「革命政党」の限界 伸びを欠く党員数
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安全保障関連法案廃案を訴える市民集会で「安倍政権NO!!」のプラカードを掲げる参加者たち。共産党の志位和夫委員長も駆けつけ「安倍政権打倒」を呼びかけた=7月24日夜、東京・日比谷野外音楽堂(共産党提供)
8月2日に投開票された仙台市議選(定数55)の結果は安倍晋三政権に衝撃を与えた。自民党は最多16議席を確保したものの2候補が落選。前回全5選挙区で押さえたトップ当選も今回はゼロに終わった。公明党も1議席増やして9議席と全員当選したが得票率を下げた。
「安全保障関連法案で逆風が吹いていると認めざるを得ない」
首相官邸で4日開かれた政府与党連絡会議は、井上義久公明党幹事長がそう肩を落とすなど悲観論が渦巻いた。善戦した野党にあって、わけても追い風の恩恵に浴したのは反安保法案の急先鋒(きゅうせんぽう)たる共産党だった。
同党は3選挙区でトップ当選を果たし、投票率が約5ポイント下がったなかで得票率を3ポイント余アップさせた。同市議選での共産党のトップ当選は、平成元年の政令市移行後初めてだ。山下芳生(よしき)書記局長は3日の記者会見で「戦争法案に反対する候補が当選した。安倍政権は世論の批判と受け止めるべきだ」と胸を張った。
「従来2千票の共産党候補が3倍超の7千票を集めた。看過できない」。4日の自民党正副幹事長会議でも“仙台ショック”に打ちひしがれる声が漏れた。谷垣禎一幹事長も周辺にこう漏らした。「革新勢力は世論操作が上手だ。われわれも早く対策を立てないと…」
最近の世論調査でも共産党の“勢い”は目を見張る。共同通信社が安保法案衆院通過直後の7月17、18両日に行った電話世論調査での同党の政党支持率は7・3%。前回6月調査から2・5ポイント上昇し、野党で最大の伸び幅を示した。
「戦争法案阻止の国民的運動に合わせ、政治に無関心だった多くの若者やママさんたちが目をさました。安倍政権に暴走をさせまいと願う浮動層が、ぶれない共産党になびいてきている」
そうほくそ笑む同党関係者によると、最大の標的とする学生ら若年層が共産党系青年組織「民主青年同盟(民青同盟)」を迂回(うかい)し、党の門を直接たたくケースも増えているという。
圧巻は7月29日の参院平和安全法制特別委員会で小池晃副委員長が、海上自衛隊幹部学校作戦法規研究室作成の内部資料を暴露した翌日のことだ。約10人の若者らが「感動した」などと門前市をなして党本部に入党を申し出てきたという。
とはいえ党勢拡大が軌道に乗ったわけではない。
共産党は2年前の参院選で改選3議席を8議席に増やし、非改選と合わせて11議席で議案提出権を確保した。昨年末の衆院選では公示前8議席から21議席へと約3倍の議席増を遂げた。
平成12年11月の委員長就任以来、国政選挙で連戦連敗を甘受してきた志位和夫委員長にとって雌伏13年。1970年代、90年後半に続く「第3の躍進」に意気上がるが、課題は来年夏の参院選に向けこの勢いを持続、拡大できるかだ。
共産党は今年1月の第3回中央委員会総会(3中総)で、次期参院選の目標を「比例850万票、得票率15%以上」とした。過去最高だった平成10年参院選の比例819万票(得票率14・6%)を超えようという鼻息の荒さだ。共産党関係者がささやく。
「具体的な目標は改選3議席から6倍増の18議席。内訳は比例8議席と、定数3以上の全9選挙区と金城湯池の京都(定数2)で1議席ずつの計10議席だ。世論調査でおおむね自民、民主に次ぐ3位を堅持しているから無理な数字ではない」
だが党幹部は「問題はその先。生みの苦しみだ」と吐露する。1月の3中総決定でも「党の自力の問題は引き続き私たちの活動の最大の弱点だ」と指摘した。
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「自力」のバロメーターは党の活動力、財政の基盤となる党員と機関紙「しんぶん赤旗」読者の「数」の拡大に尽きる。つまり瞬間風速的に背に受ける世論の追い風をいかに実力に変えていくかだが、おぼつかない。
昨年1月の第26回党大会で公表した党員数は30万5千人で、赤旗は124万1千部。党員は最多だった昭和62年の48万4千人から17万9千人(37%)減り、赤旗もピークの55年の355万部から230万9千部(65%)ダウンした。
焦る党指導部は第26回党大会で「党勢倍加」と「世代的継承(党員の若返り)」の2大目標を打ち出した。今年6月9日には「戦争法案阻止・党勢拡大大運動」の大号令をかけた。
党創立記念月の7月の実績は入党1682人、赤旗日刊紙987人増、日曜版5315人増だった。この成果を党指導部は評価するが、実相は笛吹けど踊らず。古参党員によれば、安保法案への国民の怒りが高まっているのに党勢拡大のペースは相変わらず鈍いという。党幹部が漏らす。
「選挙で躍進したと言っても、土砂降りのなか『自民も民主も維新もダメ』という人々が共産党の軒先で雨宿りしているだけ。家の中には入ってもらえない」
選挙にイメージを覆すような若い人や女性の候補者を多く立てるなどのソフト路線や戦術が「躍進」の大きな要因となっている側面はある。だが天皇制を正式には容認せず、自衛隊を違憲だと主張し、日米安保条約廃棄を訴える「革命政党」の党勢拡大にはおのずと限界が出てくる。
なおも党の「理論的支柱」とされる不破哲三元議長は委員長時代の平成9年の第21回党大会で、党が目指す「民主連合政府」樹立に向け「衆院に100超の議席、参院に数十の議席」の確保を目標に立てた。これも党員や赤旗の拡大が頭打ちでは絵空事だ。
不破氏は8月1日付「京都新聞」のインタビューで、こう強調した。「やがては世論を反映した健全な野党が生まれるのが政治の成り行き。組み合わせの政界再編ではなく、新たに生み出さないと日本の民主政治は生きてこない」
安保法案をめぐって共産党は他の野党との共闘を強める一方、次期参院選での協力には志位氏も否定的だ。「反安倍」票が割れれば自民党を利するが、「健全な野党」にならんとする共産党が優先するのは安倍政権打倒より自党の「勝利」のようだ。
「戦争法案だけでなく消費増税や沖縄問題、原発再稼働、雇用など安倍政権を攻め倒す手は尽きない」
共産党幹部はそう手ぐすねを引くが、自民党関係者は辛辣(しんらつ)に揶揄(やゆ)した。
「共産党も本音では安倍政権に“暴走”してもらわないと困るだろう。安全運転に徹されると攻め手をなくし、存在感が薄くなるから…」
(この企画は政治部編集委員、高木桂一が担当しました)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00010010-nishinp-l40
賛否分かれる後援拒否の「戦争展」来場者の声は?福岡
西日本新聞 8月19日(水)11時6分配信
「特定の主義主張に立脚している」として福岡市が後援を拒否した「平和のための戦争展」が18日、同市・天神のアクロス福岡で始まった。「表現の自由の侵害」「権力に異を唱えられないのか」。戦後70年の夏、主催団体のメンバーは危機感を募らせる。戦争を知る世代の高齢化、安全保障政策の転換、ぎくしゃくした隣国関係…。来場者や街の声に耳を傾け、その波紋を追った。
会場には戦争の悲惨さを伝え、護憲や反原発を訴える資料が約300点展示されている。集団的自衛権行使の危うさを訴えるイラスト、首相の戦後70年談話を報じた15日の新聞各紙も。
食い入るようにパネルを見ていた東区の馬場紀子さん(68)は、市が後援拒否したことに疑問を感じている。「展示内容は主催者側の主張、問いかけであって結論ではない。見る側の意見は人それぞれ。偏っていると言って拒否するのは理解できない」と語る。
南区の60代の女性は午前10時の開場と同時に姿を見せた。「若い人が少ない。スタッフも高齢化しており心配だ」と戦争を語り継ぐ難しさを憂える。
見回すと高齢の人たちが目立つ。「未来の子どもたちのためにやっている」。戦争展に寄せる思いを語ったある男性の手提げ袋に、成人用の紙おむつが入っていた。老いと戦いながらの訴えは、若い世代にどう響くのか。
漫画作品を展示している西山進さん(87)=南区=は最近、うれしいことがあった。市の後援拒否を知った市内の学生から、反戦や反原発を訴えるプラカードの絵を依頼された。今回の騒動がもたらした、せめてもの救いか。「怖いのは、みんなが自粛して意見を言わなくなること。自己規制をかけ始めると世の中、暗くなる」。戦時下の経験が西山さんにこう言わせる。
「平和は空気のようなもの。空気が濁って、だんだんと息苦しくならないとなかなか分からない」。戦争展の運営委員長で福岡大名誉教授(憲法学)石村善治さん(88)の言葉だ。
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>>135
◇ ◇
会場外にも平和の訴えが響いた。午後2時、天神中央公園で始まった日韓友好イベント「ピースロード2015」。参加者は約200人。北海道から韓国を目指す自転車2台が到着し、韓国のチマ・チョゴリ、日本の浴衣を着た女性が両国の童謡を歌った。
実行委員長の林吉植(イムキルシク)さん(63)=西区=は「生みの親は韓国、育ての親は日本。日韓の今の状況は本当に心が痛む」と在日2世の思いを吐露した。
アクロス3階の県国際交流センター。中国出身の職員、高雪飛さん(29)は戦争展について「個人的な意見」と前置きして語った。「日本は報道やメディアで自由に意見を発表できるが、若者は興味がないように感じる」。中国では体制に批判的なネット発信は一方的に削除されるという。戦争展をめぐって主催者と市が対立しても、互いの立場を主張し合っていることは「いいこと」と映る。
同センターの県職員の中村悦也さんは「一方を後押しすると見られるのは行政として良くない。市と同じ対応になると思う」。街の声を聞くと、市の対応に理解を示す人たちもいた。
午後7時前、後援を不承諾とした市の担当部長と課長が来場した。15分ほど首相批判の風刺画などを見て回った。課長は「特定の主義主張であるという考えに変わりはない」と取材に答える一方、部長は「一市民として勉強になった」と語った。ともに「企画そのものは否定しない」と口をそろえた。男性スタッフから「部下もみんな連れてきてね」と声を掛けられ、2人は複雑な笑みを浮かべた。
主催者によると、初日の来場者は例年の倍を超す383人。市が後援をすべきか否か、取材班は明確な答えは出せない。安保法制は「平和のため」と訴える政権を支持する人も、しない人もいる。さまざまな立場の人たちが、当たり前にものを言える社会に-。そう思って取材し、記事を書いた。戦争展は23日まで。
=2015/08/19付 西日本新聞朝刊=
西日本新聞社
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>>133-134
共産党は全く変わろうとしない──前衛政党として迎合できないんでしょうけど──から98年もそうだったけど一時的に人気出てもそれを持続出来ないっすよねー。
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http://mainichi.jp/select/news/20150827k0000m040078000c.html
安保法案:廃案求め100大学連帯「政権にくさびを」
毎日新聞 2015年08月26日 21時11分
参院審議中の安全保障関連法案を巡り、廃案を求める声明を発表するなどした全国の大学の有志が26日、東京都内で合同記者会見を開き、「安倍政権にくさびを打ち込むために連帯を止めてはならない」などと訴えた。
「安全保障関連法案に反対する学者の会」によると、教職員や学生ら有志が法案反対の意思を表明した大学は同日現在で100以上の大学に上り、うち約80大学の約250人が会見に出席した。
広島大の河西英通教授(比較日本文化学)は「これだけの大学人の連帯があれば、最終的な勝利を勝ち取ることができると確信している」と話し、早稲田大の後藤雄介教授(西洋史)は「この運動をさらに広げていく。『戦争法案』廃案まで頑張っていきたい」と力を込めた。
呼びかけ人の一人、学習院大の佐藤学教授(教育学)は「衆院の強行採決で運動が沈静化すると思われたが逆だった。危機感を抱いている人が多いことの表れ」と語った。会見後、教職員らは声明文や賛同者リストを持って参院議員会館を回り廃案を要請した。
「学者の会」によると、同会に賛同する研究者は26日現在、計1万3507人に上る。【川畑さおり、樋岡徹也】
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00003600-bengocom-soci
「憲法の危機だけでなく、知性の危機」安保法案反対の学者・弁護士300人が会見
弁護士ドットコム 8月26日(水)19時19分配信
安全保障関連法案に反対する学者の会と日本弁護士連合会は8月26日、東京・霞が関の弁護士会館で共同記者会見を開いた。会場には、全国から学者と弁護士あわせて300人以上が集まり、安倍政権が推し進める安保法案の廃案を訴えた。
日弁連の村越進会長は冒頭のあいさつで、「日弁連は強制加入団体だが、立憲主義の破壊だけは認めることができない。そんなことがまかり通れば、憲法が憲法でなくなる。国家権力に対する歯止めがなくなる。その一点で、安保法案に反対している。人権擁護を使命とする法律家の団体として、憲法論に立った行動だ」と口火を切った。
小林節・慶応義塾大学名誉教授は「この法案の違憲性は完全に立証されている。平和、平和といいながら専守防衛をおろそかにし、戦争費用で国に破産をもたらす。このような法案を、聞く耳をもたずにゴリ押しする安倍政権の存続を許すか、許さないかに本質は向かっている」と強調した。
上野千鶴子・東京大学名誉教授は「最初に憲法学者が違憲という声をあげて、『立憲主義』が国民の間に定着した。ついで、学者・大学人が立ち上がった。単なる法の危機、憲法の危機ではなく、知性の危機、大学の危機を切実に感じ取った」と述べた。
●「数の上で劣勢でも、廃案の可能性はある」
記者会見の質疑応答では、朝日新聞の記者から「一般国民にどのように声を届けていくのか。どうすれば国会の政治家が動くのか」とアイデアを求める質問があった。会場の学者や弁護士たちからは「あんたたちの役目だ」「情けない」などの声が相次いであがった。
山口二郎・法政大学教授は「具体的な方法はない。われわれができることは、声をあげて、世論を作ること。それをちゃんと新聞で報道してもらうこと。野党の行動に道義があるんだとみんなに思ってもらうこと。それができれば、数の上で劣勢があっても、まだまだ廃案の可能性もある」と答えた。
会見の終わりには、学者と弁護士が「違憲」「廃案」と書かれたプラカードを掲げて、改めて安保法案への反対をアピールしていた。
弁護士ドットコムニュース編集部
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150830-00000033-asahi-pol
安保法案反対、全国で一斉デモ 国会取り囲み廃案訴え
朝日新聞デジタル 8月30日(日)19時59分配信
参院で審議中の安全保障関連法案に反対する市民団体などが30日、東京・永田町の国会周辺で大規模な集会を開いた。参加者数は、主催者側の発表では約12万人、警察関係者によると約3万3千人。小雨が降りしきるなか、国会を取り囲む形で法案の廃案を訴えた。
市民団体「戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が呼びかけた「国会10万人・全国100万人大行動」の一環。実行委によると29日と30日に全国各地の計約300カ所以上で抗議集会やデモが開かれたという。
同法案をめぐる抗議集会・デモとしては、過去最大規模とみられる。
朝日新聞社
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150818-00010000-shincho-pol
「福島瑞穂」は吉田党首を落選させても議員の椅子にしがみつく!〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 8月18日(火)8時1分配信
最近、朝日新聞や共産党は「安保関連法案の成立は、何が何でも阻止する!」と、張り切っている。いや、それ以上に元気なのが社民党の福島瑞穂副党首(59)かもしれない。ところが、来年の参院選で改選を迎える彼女に対し、吉田忠智党首(59)周辺から冷たい視線が浴びせられているのだ。
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安保関連法案を最初に「戦争法案」と呼んだのは福島議員である。自民党は「レッテル貼りだ」として猛反発。だが、彼女はその後も「戦争法案」と連呼し続けているのだ。ダメなものはダメというわけだが、
「来年の参院選は、党の存亡をかけた戦いと位置付けています。ところが、吉田さんは、福島さんのおかげで早くも落選の危機に立たされているのです」
そう溜息をつくのは、社民党関係者である。
6月18日、来年の参院選の比例代表候補に吉田党首と福島議員の2人が内定した。社民党の比例代表の獲得議席は、2001年に3議席、04年から10年までは2議席、13年は更に減らし1議席となった。10年の選挙では比例代表48議席中、福島議員は22番目、吉田党首は48番目の最下位で当選している。
「13年は125万票で1議席だったから、2人とも当選させるには250万票は欲しい。しかし、今の党勢を考えれば、いくら頑張っても150万票でしょう。とすると、知名度の高い福島さんが圧倒的に有利です。吉田さんは、落選確実でしょう」(同)
■神奈川選挙区案
現役の党首が玉砕覚悟で立候補しなければならない。世の中とは、つくづく不条理なものである。
「水面下では、吉田サイドから福島さんを選挙区に転出させる案が出ていた」
と、先の関係者が続ける。
「党首が落選なんて前代未聞の事態です。それだけは何とか避けねばならない。そこで、彼女に自ら県連代表を務めている神奈川選挙区から出てもらってはどうか、との意見が出された。ところが、福島さんはこれを頑なに拒否。結局、2人が比例代表で出ることになってしまったのです」
福島議員は、1998年の参院選で初当選。03年、土井たか子氏の後任の党首に就き、13年7月に辞任した。
「彼女は約10年、党首を務めたが、党内には『やはり党首たるもの衆院選の小選挙区で勝負すべきだ』との声があった。実際、何度か彼女に打診もしました。しかし、“衆院議員になると、地元に縛られて議会活動が疎かになる”とか理由を付けて、拒否し続けたのです。まあ、本音は衆院選で勝つ自信がないだけでしょうがね」(同)
普段、綺麗事を言っている割には、自分のこととなると正論は無視するのか。
「参院神奈川選挙区の改選数は4ですが、野党の間でよほどの選挙協力がないと当選は無理です。吉田さんは参院1期目。彼女にすれば、自分の方が政治家として格上と思っているでしょうからね。自分が再選するには、党首が落選しようが関係ないということかもしれません」(同)
社民党の秘書が言う。
「社民党は、全国11ブロックに1人ずつ比例代表を擁立する予定。福島さんは南関東、吉田さんは九州ブロックの候補者です。先日、又市幹事長は、2人に対しまだ候補者が決まっていない残り9つのブロックで個別の選挙運動をしないよう要請した。自分の地盤のブロック以外で運動をやれば、知名度のある福島さんが有利になるので、吉田さんに配慮したのです。ところが、自分の当選しか考えていない福島さんは、これに異を唱えていました」
一将功成りて万骨枯る。社民党消滅のカウントダウンが始まった。
「ワイド特集 女たちは荒野をめざす」より
※「週刊新潮」2015年8月13・20日夏季特大号
SHINCHOSHA All Rights Reserved.
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http://news.livedoor.com/article/detail/10545927/
村山富市元首相、中国軍事パレードに3度目出席―中国メディア
2015年9月3日 11時44分 Record China
2015年9月3日、環球網によると、中国の抗日戦争勝利70周年記念行事が北京の天安門広場で始まった。天安門城楼前では、習近平(シー・ジンピン)国家主席が彭麗媛(ポン・リーユエン)夫人同伴で、参列する村山富市元首相を出迎えた。
村山氏が中国の軍事パレードに出席するのは、99年の建国50周年、09年の同60周年に次いで3度目。(翻訳・編集/柳川)
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>>135
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150911-00010012-nishinp-l40
戦争展は拒否したが…百田氏の講演会は後援 福岡市
西日本新聞 9月11日(金)22時41分配信
福岡市が、市民団体が8月に開いた反戦企画展の名義後援を拒否した一方、昨年5月、歴史認識をめぐる発言が波紋を広げていた作家の百田尚樹氏の講演会は後援していたことが11日、分かった。
市は企画展については事前に出展者を調査した上で「特定の主義主張に立脚している」と判断していたが、百田氏に関しては「文化振興に寄与する講演会なので、発言は調べていない」と説明。後援基準の曖昧さが問われそうだ。
同日の市議会一般質問で共産党市議が指摘し、市が答弁した。市によると講演会は、特攻隊員が主人公の著書「永遠の0(ゼロ)」の内容を百田氏が語る企画で、市経済観光文化局と市教育委員会が名義後援した。
当時、百田氏はNHK経営委員としての発言が批判を集めていた。共産党市議が「安倍晋三政権に都合が悪いことを切り捨てている」と批判したのに対し、高島宗一郎市長は「適切に対応した」と答弁した。
市は、反戦企画展に出展などを予定していた安保政策反対派の漫画家や反原発派の大学教授について過去の作品や発言を調べ、後援申請を不承諾とした。
西日本新聞社
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150916-00044785-jbpressz-bus_all
60年安保デモ参加者が目にした「その後の日本」
JBpress 9月16日(水)6時15分配信
壮大な歴史の皮肉とでも呼ぶべきか。
昨今の安保法制関連法案への国会周辺などでの反対デモを見ていると、どうしても1960年(昭和35年)の安保条約反対のデモが想起される。現在よりもずっと大規模なデモだったが、彼らの主張は通らなかった。逆に、主張が通らなかったことによってこそ、日本の平和や安定が保たれたのである。その事実を改めて強く思わずにはいられない。
安保法制関連法案の国会審議はいよいよ大詰めを迎えた。反対派は国会周辺で抗議デモを繰り広げるなど国会外での運動を強めている。民主党など野党もそうしたデモに「民意」があるとして政府に法案の撤回や修正を求めている。
だが、反対デモの勢いで国会の法案の是非が決められるべきなのか。
■ 55年前に酷似している現在の状況
この点で想起されるのが1960(昭和35)年の出来事である。
つい先日の9月13日、私はフジテレビのニュース討論番組「新報道2001」に出演し、1960年の改定安保条約反対運動の「歴史の教訓」を番組内で提起した。同じ番組に出演した民主党幹事長代理の福山哲郎参議院議員が「最近の国会周辺でのデモに12万人以上(警察発表は3万数千人)が集まった。これほど国民の反対が強いのだから、この法案は採決されるべきではない」と主張したことに対してだった。
法案の是非を、国会での審議や採決ではなく、デモの規模や勢いで決めるとなれば、それは議会制民主主義を否定するのに等しい。
それだけではない。すでに55年前に現在の状況に酷似し、しかも規模がずっと大きい反対デモがあったのだ。もしも当時の反対デモの主張どおりに日本の政策が動かされていたら、この国は東西冷戦の中で漂流し、ソ連側の陣営に入っていたかもしれない。いずれにしても、日本はとんでもないことになっていただろう。
日本が国全体として反対デモの主張通りにしなかったことは正解だった。少なくとも日本国民の圧倒的大多数はその後も現在もそう考えていると明言できる。
■ 400万人以上の労働者が抗議ストに参加した60年安保
私は当時、大学1年生で政治については無知だった。だが日本の社会が「アンポ、ハンタイ!」の叫びで埋め尽くされ激動していたことは理解していた。
1970年前後には、60年安保条約の延長をめぐってまた論議が起きた。ただし60年安保の論争に比べると熱気は少なかった。私は70年安保闘争の動きは新聞記者として取材にあたった。
さて、1960年当時の状況を簡単にまとめると以下の通りである。
1960年1月、当時の自由民主党の岸信介首相は米国のアイゼンハワー大統領との間で改定日米安全保障条約に調印した。なぜ「改定」かというと、日米両国間にはすでに1951年に調印された安保条約があったからだ。この旧条約は米軍の日本駐留を自由に認める一方で、米軍が日本を防衛する責務は規定していなかった。改定安保条約はそうした点を修正し、片務性を減らしていた。この内容は現行の日米安保条約とほとんど変わりない。
だが、岸首相がこの改定安保条約の調印に国会の承認を得ようとすると、国内で猛反対が起きた。
国会は自由民主党が多数を制していたが、反対陣営は当時の最大野党の日本社会党を中心に国会外での反対運動を強め、「安保改定阻止国民会議」を組織した。この組織に労働組合、学生運動諸団体、学者有志、芸能人などが加わった。主要新聞も反対派を支持して、デモをあおった。
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>>145
安保反対の動きは勢いを増していった。条約への抗議ストには全国で400万人以上の労働者が参加し、国会には連日のように10万、20万という人数のデモが押し寄せた。1960年6月15日には全学連中心の30万人が国会包囲デモを組織して、多数が国会構内に乱入した。その過程でデモに参加した1人の女子学生が死亡した。
当時も、「アメリカの戦争に巻き込まれる」というのが日米安保条約反対派の主張だった。ちなみにソ連は同条約に当然反対した。ソ連側の当事者たちの回顧録によれば、当時ソ連は日本の反対勢力に資金を援助していたという。
条約案は、衆議院で与党だけによって強行採決された。その後、参議院では審議のないまま6月19日に自然成立した。ただし岸信介首相は混乱の責任を取る形で辞任した。
■ 安保反対派が目にすることになったその後の日本
こうした1960年の安保騒動は、現在の安保法制関連法案に対する反対運動と似ている点が多い。
だが、60年安保反対運動の当事者たちは、その後の日本を生きて「皮肉な真実」を見せつけられることになる。「不都合な真実」とも言えようか。あれほど激しく多くの日本人が反対したはずの日米安保条約は、戦後の日本の極めて合理的かつ賢明な決定として、大多数の日本国民に受け入れられるに至ったのである。
私が出演したテレビ番組には、自民党、公明党、民主党、維新の党の各代表が出演したが、みな日米安保条約に基づく日米同盟には賛成の立場だった。60年安保に激しく反対した主要新聞も現在では安保条約を認めて同意している。
日米安保こそが、米軍の強大な抑止力を日本の防衛に取り込んで、あるいは巻き込んで、日本の平和や安定を守ってきた。それは、今の日本国民の大多数の認識だと言ってよい。
今の平和な日本の姿を見れば、当時の岸信介首相の決断は正しく、安保反対デモの主張は間違っていたということになる。その事実を、現在の反対デモの主導者やそれに同調する民主党指導層はどう見るのだろうか。
古森 義久
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>>146
> 日米安保こそが、米軍の強大な抑止力を日本の防衛に取り込んで、あるいは巻き込んで、日本の平和や安定を守ってきた。それは、今の日本国民の大多数の認識だと言ってよい。
>今の平和な日本の姿を見れば、当時の岸信介首相の決断は正しく、安保反対デモの主張は間違っていたということになる。その事実を、現在の反対デモの主導者やそれに同調する民主党指導層はどう見るのだろうか。
あんだけの反対運動があったから無茶な運用ができなかったってだけでしょーに。。。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150917-00000003-sasahi-pol
内部告発続々 安保法でモテ共産の次の一手〈週刊朝日〉
dot. 9月17日(木)7時11分配信
お堅い共産党が今、空前の“モテ期”だ。これまで政権与党を追及する花形は、野党第1党の役割だった。だが、防衛省・自衛隊などから内部告発が共産に相次ぐようになった。
9月2日、参院特別委員会。同党の仁比聡平参院議員が防衛省の内部文書を手に質問に立った。河野克俊統合幕僚長が昨年12月、米軍幹部と会談した際に「安保法制は来年夏までに終了する」と明言したことが記されていた。事実であれば、国民と国会をないがしろにする行動。衝撃が広がった。
郵送で送られてきたという内部文書。共産と縁遠い自衛隊からの熱いエールに、志位和夫委員長は、
「自衛隊の中にも、戦争法案に危機感を持っている方がいらっしゃる。法案成立を止める上で、共産党に託してみようと思われたのでしょう。私たちは法案に反対する国民運動の一翼を担い、全国で闘ってきた。信頼関係が広がってきていることを感じています」
党本部によると、今年6〜9月だけで約4千人が新たに入党。特に若い世代への浸透が顕著だという。吉良佳子参院議員(33)らの活躍もあり、党のイメージが変わったのも影響しているらしい。
憲法改正、原発再稼働、安保法制──。いずれも反対でブレないことを売りにしてきた。民主党は頼りなく、維新の党もみんなの党も分裂、消滅する中、野党の希望になっているのか。志位委員長は、
「野党の立場はそれぞれ。けれど今は、それは横において、戦争法案の廃案に向けて一致結束することが大事ではないでしょうか。廃案にするために内閣不信任案を共同で提起することも想定しています」
と、党の独自色はしばらく封印する考えだ。
「安倍政権は倒すしかない。立憲主義、民主主義、平和主義。当たり前の憲法の理念が貫かれる新しい政治をつくろうと思っています」(志位委員長)
共産が放つ、次なる爆弾に注目だ。
※週刊朝日 2015年9月25日号
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000006-okinawat-oki
安保法案:糸数・儀間氏反対へ 島尻氏は賛意 沖縄関係参院議員
沖縄タイムス 9月17日(木)9時2分配信
【東京】参院平和安全法制特別委員会で審議が続いている安保法案について、沖縄県関係の参院議員では政府案に島尻安伊子氏(自民)が賛成する一方、野党の糸数慶子(無所属)、儀間光男(維新)の2氏は反対の考えだ。
島尻氏は「十分な時間をかけて審議してきた。強行採決との批判は当たらない」と指摘。日本を取り巻く安全保障環境は大きく変わっているとし、「日本、沖縄の平和を維持するためにも重要な法案だ」と賛意を示した。
糸数氏は「戦後最悪の法案。数による強行採決なんてとんでもない。独裁政権のすることだ」と批判。16日夜には国会内の委員会室前に女性議員らと詰め掛け、「廃案!」と気勢を上げた。「平和は武力でなく外交力で守るもの。子や孫の未来のため、打倒安倍政権で闘い続ける」と語気を強めた。
儀間氏は「維新の対案こそがふさわしく、対案に配慮のない政府案に賛成する理由は全くない。委員会採決でははっきりと反対の意思を示すことを確認した」と強調。多くの憲法学者が政府案を違憲と指摘していることを挙げ、「政府案が成立し具体的な運用が始まった場合、違憲判決が出る恐れがある。日本の安全保障が不安定になり、国民が不安に陥る」と警戒感を募らせた。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000008-wordleaf-pol
SEALDsの奥田愛基さん会見「デモのつながりは選挙にも影響を与える」
THE PAGE 9月16日(水)21時30分配信
安保法案の審議が採決をめぐって山場を迎えた16日、学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さんが東京の外国特派員協会で会見した。シールズは国会周辺で安保法案に反対するデモを行っている。奥田さんは、これまでは政治に対して思うところがあっても声を上げてこなかった若者らがデモに参加しているといい、「このつながりはそのまま選挙にも影響を与える」と語った。
「声」が見える形で表出
奥田さんは、安保法案は立憲主義の理念に照らして憲法違反であり、条文上にも問題があると批判する。
シールズが活動を開始したのは今年の5月。毎週金曜日に抗議行動を始めたのは6月からで実質3か月の活動になるという。最初は数百人程度の参加者しかいなかったが、いまでは10万人近くが参加するとしている。
参加者増加の要因について、若者中心の運動ならではのデザイン性や活動内容をまとめた動画などを挙げる見方があるが、奥田さんは「僕の感覚では、政権のおかしさ、説明不足、法案の欠陥が人々の怒りに火をつけている」と分析する。
「これまでも『おかしい』と思っている人は一定層いたが、(そういう人たちが)路上に出て声を上げ始めた」。そういう声が目に見える形で表出してきていて、「『言ってもいいんだ』というカルチャーが日本でもできつつある」という。そして「日本でもデモが珍しいものではなくなっている」と変化を語る。
デモの全国への広がりも強調する。参加する若者は人口構成比で見れば多くはないかもしれないとしながら、シールズが命令したり呼びかけたりするのではなく、関知していないところで、各地の学生らが主体的に行動を起こしていると説明。奥田さんは「法案の結末がどうなろうが、主体的に動き始めた人はもう止まらない」と語る。
学生デモというと香港の「雨傘革命」や台湾の「ひまわり運動」が記憶に新しい。奥田さんはこうしたデモをネットなどで見ており「多分に影響を受けた」という。ただ、あくまで日常の中で自分たちでできることをできる範囲でやるという感覚で、「革命を起こそうという気持ちはない」と語った。
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>>150
政治に対する影響力
奥田さんは、こうしたデモは「政治と分離しているものでなく、政治に影響を与えるものとして行われている。大学生の夏休みだけの活動ではないと強調したい」と語り、政治に対する影響力にも言及した。
「いま日本各地で世代を超えて、場所を超えてデモが行われている。このつながりはそのまま選挙にも影響を与えると思っている」。世代や支持政党を超えて共闘することは可能だとし、「デモには毎週主要野党の政治家が来ているので、それでうまく選挙協力してくれれば次の選挙でわれわれも応援しやすくなる」と語った。また、安保法案に賛成した議員を落選させようという合言葉がシールズ内で使われており、「法案が通るまでの運動とは違う形になりつつある」という。
ただ、新党の立ち上げには、まだその段階に来てないとして、否定的な見方を示した。「一つのチョイスとしてはあるが、政党が乱立する中で、新しい政党できたからといって日本の現状が変わるわけではない。それよりも社会の中でやることがある」と語り、「まずは政治に対して主体的な人がもっと増えるべき」と述べた。
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■サルでもわかるTPPがヤバい9つの理由 1分55秒辺りから
https://www.youtube.com/watch?v=sP_LTg4dVHc
■AIIBは、日本をTPPへ追い込む為の国際謀略だ
http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20150424/1429848115
■韓国の行動の日本に対しての北朝鮮的な効果
http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20150514/1431567097
■日本人分断工作
http://www.logsoku.com/r/2ch.sc/diplomacy/1437268755/
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すごいのが来ました。
うまく転がせるかははなはだ未知数ですが。。。
http://www.jcp.or.jp/web_policy/2015/09/20150919-yobikake.html
「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の実現をよびかけます
2015年9月19日 日本共産党中央委員会幹部会委員長 志位和夫
安倍自公政権は、19日、安保法制――戦争法の採決を強行しました。
私たちは、空前の規模で広がった国民の運動と、6割を超す「今国会での成立に反対」という国民の世論に背いて、憲法違反の戦争法を強行した安倍自公政権に対して、満身の怒りを込めて抗議します。
同時に、たたかいを通じて希望も見えてきました。戦争法案の廃案を求めて、国民一人ひとりが、主権者として自覚的・自発的に声をあげ、立ち上がるという、戦後かつてない新しい国民運動が広がっていること、そのなかでとりわけ若者たちが素晴らしい役割を発揮していることは、日本の未来にとっての大きな希望です。
国民の声、国民の運動にこたえて、野党が結束して、法案成立阻止のためにたたかったことも、大きな意義をもつものと考えます。
このたたかいは、政府・与党の強行採決によって止まるものでは決してありません。政権党のこの横暴は、平和と民主主義を希求する国民のたたかいの新たな発展を促さざるをえないでしょう。
私たちは、国民のみなさんにつぎの呼びかけをおこないます。
1、戦争法(安保法制)廃止、安倍政権打倒のたたかいをさらに発展させよう
戦争法(安保法制)は、政府・与党の「数の暴力」で成立させられたからといって、それを許したままにしておくことは絶対にできないものです。
何よりも、戦争法は、日本国憲法に真っ向から背く違憲立法です。戦争法に盛り込まれた「戦闘地域」での兵站、戦乱が続く地域での治安活動、米軍防護の武器使用、そして集団的自衛権行使――そのどれもが、憲法9条を蹂躙して、自衛隊の海外での武力行使に道を開くものとなっています。日本の平和と国民の命を危険にさらすこのような法律を、一刻たりとも放置するわけにはいきません。
戦争法に対して、圧倒的多数の憲法学者、歴代の内閣法制局長官、元最高裁判所長官を含むかつてない広範な人々から憲法違反という批判が集中しています。このような重大な違憲立法の存続を許すならば、立憲主義、民主主義、法の支配というわが国の存立の土台が根底から覆されることになりかねません。
安倍首相は、〝国会多数での議決が民主主義だ〟と繰り返していますが、昨年の総選挙で17%の有権者の支持で議席の多数を得たことを理由に、6割を超える国民の多数意思を踏みにじり、違憲立法を強行することは、国民主権という日本国憲法が立脚する民主主義の根幹を破壊するものです。
私たちは、心から呼びかけます。憲法違反の戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどす、新たなたたかいをおこそうではありませんか。安倍政権打倒のたたかいをさらに発展させようではありませんか。
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>>153
2、戦争法廃止で一致する政党・団体・個人が共同して国民連合政府をつくろう
憲法違反の戦争法を廃止するためには、衆議院と参議院の選挙で、廃止に賛成する政治勢力が多数を占め、国会で廃止の議決を行うことが不可欠です。同時に、昨年7月1日の安倍政権による集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回することが必要です。この2つの仕事を確実にやりとげるためには、安倍自公政権を退陣に追い込み、これらの課題を実行する政府をつくることがどうしても必要です。
私たちは、心から呼びかけます。〝戦争法廃止、立憲主義を取り戻す〟――この一点で一致するすべての政党・団体・個人が共同して、「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」を樹立しようではありませんか。この旗印を高く掲げて、安倍政権を追い詰め、すみやかな衆議院の解散・総選挙を勝ち取ろうではありませんか。
この連合政府の任務は、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回し、戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどすことにあります。
この連合政府は、〝戦争法廃止、立憲主義を取り戻す〟という一点での合意を基礎にした政府であり、その性格は暫定的なものとなります。私たちは、戦争法廃止という任務を実現した時点で、その先の日本の進路については、解散・総選挙をおこない、国民の審判をふまえて選択すべきだと考えます。
野党間には、日米安保条約への態度をはじめ、国政の諸問題での政策的な違いが存在します。そうした違いがあっても、それは互いに留保・凍結して、憲法違反の戦争法を廃止し、立憲主義の秩序を回復するという緊急・重大な任務で大同団結しようというのが、私たちの提案です。この緊急・重大な任務での大同団結がはかられるならば、当面するその他の国政上の問題についても、相違点は横に置き、一致点で合意形成をはかるという原則にたった対応が可能になると考えます。
この連合政府の任務は限られたものですが、この政府のもとで、日本国憲法の精神にそくした新しい政治への一歩が踏み出されるならば、それは、主権者である国民が、文字通り国民自身の力で、国政を動かすという一大壮挙となり、日本の政治の新しい局面を開くことになることは疑いありません。
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>>154
3、「戦争法廃止の国民連合政府」で一致する野党が、国政選挙で選挙協力を行おう
来るべき国政選挙――衆議院選挙と参議院選挙で、戦争法廃止を掲げる勢力が多数を占め、連合政府を実現するためには、野党間の選挙協力が不可欠です。
私たちは、これまで、国政選挙で野党間の選挙協力を行うためには、選挙協力の意思とともに、国政上の基本問題での一致が必要となるという態度をとってきました。同時に、昨年の総選挙の沖縄1〜4区の小選挙区選挙で行った、「米軍新基地建設反対」を掲げての選挙協力のように、〝国民的な大義〟が明瞭な場合には、政策的違いがあってもそれを横に置いて、柔軟に対応するということを実行してきました。
いま私たちが直面している、戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどすという課題は、文字通りの〝国民的な大義〟をもった課題です。
日本共産党は、「戦争法廃止の国民連合政府」をつくるという〝国民的な大義〟で一致するすべての野党が、来るべき国政選挙で選挙協力を行うことを心から呼びかけるとともに、その実現のために誠実に力をつくす決意です。
この間の戦争法案に反対する新しい国民運動の歴史的高揚は、戦後70年を経て、日本国憲法の理念、民主主義の理念が、日本国民の中に深く定着し、豊かに成熟しつつあることを示しています。国民一人一人が、主権者としての力を行使して、希望ある日本の未来を開こうではありませんか。
すべての政党・団体・個人が、思想・信条の違い、政治的立場の違いを乗り越えて力をあわせ、安倍自公政権を退場させ、立憲主義・民主主義・平和主義を貫く新しい政治をつくろうではありませんか。
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>>153-155
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00000093-jij-pol
共産、他党と選挙協力方針
時事通信 9月19日(土)17時30分配信
共産党は19日、党本部で緊急の中央委員会総会を開いて声明を発表し、来年夏の参院選や次期衆院選で、他の野党と選挙協力を行う方針を打ち出した。
最終更新:9月19日(土)17時30分
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>>156
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091900247
共産、他党と選挙協力=安保法成立で方針転換
共産党は19日、安全保障関連法成立を受けて党本部で緊急の中央委員会総会を開き、来年夏の参院選や次期衆院選で、他の野党と選挙協力を行う方針を盛り込んだ志位和夫委員長の声明を発表した。同党が他党との選挙協力を打ち出すのは初めて。
声明では、「全ての野党が、来るべき国政選挙で選挙協力を行うことを心から呼び掛ける」と表明。現在の野党各党による連立政権を樹立し、安保法の廃止と集団的自衛権行使を容認した閣議決定の撤回を目指すことも明記した。
共産党は従来、全ての選挙区に独自候補を擁立することを原則としていた。安保法に反対する世論からは野党勢力の結集を求める声が上がっており、共産党はこれを踏まえて方針を転換したとみられる。 (2015/09/19-18:26)
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>>153-157
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00000065-mai-pol
<共産党>他党と選挙協力…独自候補擁立見直し
毎日新聞 9月19日(土)20時51分配信
共産党は19日、党本部で緊急中央委員会総会を開き、来夏の参院選や次期衆院選で民主党など他の野党との選挙協力を進め、原則として全選挙区に独自候補を擁立する党方針を見直す方針を決めた。「安全保障関連法廃止」での一致が条件で、共産党が他党との全面的な選挙協力を打ち出すのは初めて。
共産党が、候補者調整も含めた選挙協力に踏み込む姿勢に転換したのは、安保関連法に反対する世論の高まりを受けたためだ。関連法成立阻止のために内閣不信任案を共同提出した民主、維新、共産、社民、生活の5党に、参院会派「無所属クラブ」を加えた枠組みを基礎とする。
志位和夫委員長は記者会見で「国政上の違いは横に置き、大同団結したい。選挙協力はいろいろな形が可能で、我々が立てずに相手を推薦することもある」と述べ、野党統一候補も検討する考えを示した。
共産党は昨年の衆院選では沖縄県4選挙区で他の野党と候補者調整した結果、1区で18年ぶりに小選挙区の議席を獲得した。全国で選挙協力が実現すれば、来夏の参院選の情勢にも影響しそうだ。ただ他の野党には共産への警戒心も強く、具体的協議がどこまで進むかは不透明だ。【田所柳子】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00050105-yom-pol
共産、「反安保」で選挙協力…野党連立目指す
読売新聞 9月19日(土)21時52分配信
共産党の志位委員長は19日の記者会見で、来夏の参院選と次期衆院選に向け、野党間の選挙協力を進める方針を発表した。
19日成立した安全保障関連法の廃止を旗印に、野党連立政権の実現を目指す。参院選では全国32ある「1人区」を対象に、民主党などとの候補一本化を含めた協力を行う方向で、他の野党の対応が焦点となる。
志位氏は記者会見で、「安倍内閣打倒を掲げる野党が国政選挙で選挙協力を行う。野党共闘を積み重ねてきた党に協力を呼びかけたい」と述べ、安保関連法に反対した民主党、維新の党、社民党、生活の党と協力する考えを示した。
共産党の政権構想は、民主主義革命を経て、最終的に「民主連合政府」樹立を目指すというものだ。志位氏は今回、過渡的な措置として、現実的な政策に基づく「国民連合政府」を目指す考えを打ち出した。民主党などとの野党連立政権を想定している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150919-00000056-asahi-pol
共産、他党に選挙協力呼びかけへ 候補者調整を想定
朝日新聞デジタル 9月19日(土)21時31分配信
共産党は19日、中央委員会総会を開き、来年夏の参院選や次の衆院選で、候補者調整を含む選挙協力を他の野党に呼びかける方針を決めた。過去の国政選では、ほぼ全選挙区に候補者を立ててきたが、自民党に対抗するためには野党間の選挙協力が不可欠との判断だ。ただ、民主党など他の野党には、共産党への拒否感も強く、うまく機能するかは不透明だ。
総会後、志位和夫委員長は会見で「国民世論には戦争法案を潰すため、野党がバラバラでなく一つにまとまって欲しいという声がある」と述べ、今回の決定の経緯を説明した。近く、安全保障関連法の採決阻止で共闘した民主党、維新の党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちと、参院会派の無所属クラブに協議を呼びかける。
志位氏は、具体的な協力方法について「我々が立てず相手を通す。相手が立てないで我々を推す」とも述べ、候補者調整を想定していることを明らかにした。全国規模で他党に選挙協力を呼びかけるのは初めて。
共産党はこれまで、比例区の票を掘り起こす目的もあり、全選挙区への候補者擁立を基本方針にしてきた。昨年の衆院選では、295選挙区のうち292で擁立した。ただ、民主が政権を奪った2009年の衆院選では、当時300の選挙区中、152での擁立にとどめたことがあった。共産が立てない空白区は「自主投票」としていた。(高橋健次郎、渡辺哲哉)
朝日新聞社
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>>158
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150920-00000001-jnn-pol
共産党、参院選で候補者調整も
TBS系(JNN) 9月20日(日)1時10分配信
共産党の志位委員長は、来年夏の参議院選挙を巡り、独自候補の擁立にこだわらず、民主党などと候補者調整に乗り出す考えを明らかにしました。
「立憲主義を取り戻すという政治的合意が必要ですし、その合意にたって政権を一緒に作ろうという政権合意も必要だと思っております。その一点で合意した勢力で選挙協力やろうじゃないかと」(共産党 志位和夫委員長)
志位委員長は、安保関連法の廃止を目指して政権合意が結べれば、同じ選挙区で候補者が重なるような場合には調整して擁立を取り下げることもあり得るとの考えを明らかにしました。
これまで共産党は国政選挙の際、全ての選挙区に候補者を擁立する事を基本戦略の一つとしていました。
今回、志位委員長が民主党など他の野党と候補者調整に乗り出す考えを明らかにしたことで、他の政党の選挙戦略に影響を及ぼす可能性も出てきました。(19日21:30)
最終更新:9月20日(日)1時10分
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>>153
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091900304
共産党声明の骨子=選挙協力
1、戦争法(安全保障関連法)廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を任務とする、暫定的な「国民連合政府」の樹立を目指す
1、この点で一致する野党と国政選挙で協力
1、任務実現後の日本の針路は、衆院解散・総選挙を経て選択
(2015/09/19-20:20)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015091900247
共産、他党と選挙協力=安保法成立で方針転換
共産党は19日、安全保障関連法成立を受けて党本部で緊急の中央委員会総会を開き、来年夏の参院選や次期衆院選で、他の野党と選挙協力を行う方針を盛り込んだ志位和夫委員長の声明を決定した。同党が他党との全面的な選挙協力を打ち出すのは初めて。
声明は、「全ての野党が、来るべき国政選挙で選挙協力を行うことを心から呼び掛ける」と表明。現在の野党各党による暫定的な連立政権を樹立し、安保法の廃止と集団的自衛権行使を容認した閣議決定の撤回を目指すことも明記した。
志位氏は総会後の記者会見で、「野党間にある国政上の立場の違いを留保、凍結し、大義のために大同団結しようという提案だ」と説明した。
共産党は従来、全ての選挙区に独自候補を擁立することを原則としており、民主党などと政権批判票を奪い合い、結果的に自民党を利することが多かった。安保法に反対する世論からは野党勢力の結集を求める声が上がっており、共産党はこれを踏まえて方針を転換した。
同党は昨年12月の衆院選で、沖縄県の4選挙区で限定的な選挙協力を実施、同1区で18年ぶりに小選挙区の議席を獲得している。 (2015/09/19-20:18)
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21年前に自民党の早期政権復帰に協力したあなたに責任の一端があるでしょと言いたくもなる。
http://www.jiji.com/jc/zc?g=pol&k=201509%2F2015091900218
「戦後国会史上初の暴挙」=安保法成立を批判-村山元首相
村山富市元首相は19日、大分市内で記者会見し、安全保障関連法の成立に関し、「憲法違反の法律を、憲法を守らないといけない閣僚や国会議員が堂々と議論したのは戦後の国会史上初めての暴挙だ」と述べ、世論が割れる中で採決を急いだ政府・与党を厳しく批判した。
村山氏は安倍晋三首相の姿勢について「(国民の声を)素直に聞く耳を持っていない」と指摘。野党各党に対し、「これを機会に今の間違った安倍政権の流れをどう断ち切るかに集中し、皆が結束して立ち上がっていくことが大事だ」と共闘を求めた。 (2015/09/19-15:45)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150921-00000521-san-pol
共産党が「国民連合政府」構想 参院選での統一戦線呼びかけ 野党再編加速か?
産経新聞 9月21日(月)16時18分配信
共産党の志位和夫委員長は安保関連法制廃止に向け、「国民連合政府」構想をぶち上げた。来夏の参院選では独自候補擁立にこだわらず、民主党などと統一戦線を張り、安倍晋三政権を退陣に追い込む構え。民主党の岡田克也代表は「かなり思い切った提案で注目している」と早くも前向きな姿勢を示しており、近く党首会談が行われる見通し。だが、民主党支持層に共産党アレルギーは根強く、“民共協力”の動きが加速すれば、新たな野党再編の火種となる可能性が大きい。
共産党は19日午後、東京都内の党本部で第4回中央委員会総会を開き、来夏の参院選へ向けた戦略を議論した。中央委総会は党大会に次ぐ意思決定機関で1月以来の開催となる。志位氏は安保法制反対で野党共闘を組んだ今国会の取り組みを説明。「『戦争法廃止の国民連合政府』で一致する野党が国政選挙で選挙協力を行おう」とする提案を確認した。
志位氏はこの後の記者会見で「全選挙区に候補者を立てる方針だが、他の野党と選挙協力で合意できれば調整する」と述べ、安倍政権を退陣に追い込むため、安保法制で共闘した民主、社民など5党1会派に選挙協力を呼びかける考えを示した。その上で国民連合政府構想に触れ、「まず戦争法を廃止して立憲主義を取り戻す政治的合意が必要だ。その合意を実行するために連合政権を一緒に作ろうという政権合意も必要だ」と述べた。
志位氏の国民連合政府構想を受け、野党各党は色めきだった。
民主党の岡田克也代表は20日、秋田市内で記者団の取材に応じ、「かなり思い切った提案で、注目している。選挙区で競合を避けるのは重要だが、政策をどうするかなど、さまざまな議論をしないといけない。提案の中身についてよく話を聞きたい」と語った。
辻元清美政調会長代理も20日のNHK番組で「(安保法に反対する)国民の声を受け止める大きな受け皿がいる」と前向きな考えを示した。菅直人元首相も21日、自らのブログに「1人区では安保法制廃止の野党統一候補を擁立すべきだ」と書き込んだ。
社民党の吉川元政審会長は「他の野党と一緒に(安保法制の)廃止法案を出す。選挙協力も進めていく」と断じた。
一方、維新の党の井坂信彦政調会長も「ここに至った一つの原因は野党側が弱小でばらばらだったからだと反省している。建設的な提案ができる大きな強い野党を作っていく必要がある」と述べ、選挙協力に含みを持たせた。
ただ、民主党には共産党アレルギーは根強い。
来夏の参院選で改選を迎える金子洋一参院議員は20、21両日、「共産党などとの協力には大反対だ。根本的な考え方が違う」「決して共産党などとの連携をしてはいけません」などとツイッターに書き込んだ。
長島昭久元防衛副大臣も19日、ツイッターに「民主執行部はこの呼びかけにも応ずるのだろうか? いろんな意味で共産党の方が上手だな」とつぶやいた。
民主党最大の支持母体である連合傘下の組合でも共産党への警戒感は強く、共産党との連携の動きは、民主党内の亀裂をさらに広げる可能性が大きい。
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_, ,_
:.(;゚д゚):. ν即+から来ましたが、どうすればいいんですか?
:.レV):.
:.<<:.
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>ニュー速+板など書き込み回数に制限ができたので転載・周知など宜しくお願いします。
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安保と原発再稼働への反対で国民の野党共闘出来そうなもんだけど完全に左派っぽくなってしまうよなぁ。。
安保法案の代わりに個別自衛権の範囲で国際貢献出来る範囲の明示や原発動かさないで安価なエネルギー供給出来る政策を提示しなければならない。
安保法と原発再稼働に反対する集会
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150923/k10010245291000.html
9月23日 17時22分
今月19日に成立した安全保障関連法と、原発の再稼働に反対する集会が東京都内で開かれ、作家や若者などが抗議の声を上げ続けようと訴えました。
この集会は、ノーベル賞作家の大江健三郎さんや作家の落合恵子さんなどの呼びかけで開かれ、東京・渋谷区の代々木公園には主催者の発表でおよそ2万5000人が集まりました。
この中で大江さんは、「憲法の下で70年間、平和が持続してきたが、今最も危険な転換期にある。この危機に抵抗して生きていこう」と述べました。また落合さんは、「政権から私たちの民主主義を取り戻すために、生存権と人格権を懸けてもう一度闘いましょう。福島第一原発の事故の収束を何一つ見ないままでの再稼働も認められない」と訴えました。さらに安全保障関連法に反対する若者などのグループ「SEALDs」の奥田愛基さんは、「今こそ戦争反対、憲法を守れと言わなければならない。世代を超えてともに闘っていきましょう」と呼びかけました。
このあと参加者たちは渋谷の繁華街でデモ行進を行い、安全保障関連法や原発の再稼働への反対を訴えていました。参加した40代の会社員の男性は、「憲法9条を大切にしてきた国の形を変える法律に憤りを感じて参加しました。これからも声を上げ続け、選挙でも意思を示したい」と話していました。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00050106-yom-pol
志位氏、松野氏に「清水の舞台から飛び降りた」
読売新聞 9月24日(木)20時27分配信
清水の舞台から飛び降りたので協力を――。
共産党の志位委員長は24日、国会内で鉢合わせした維新の党の松野代表にこう語りかけ、共産党が提案した野党共闘に加わるよう求めた。同党はこれまで、国政選ではほぼ全選挙区で候補を擁立してきたが、共闘呼びかけでは候補取り下げも辞さない方針を示しており、身を削って他党に歩み寄る姿勢を強調したかったようだ。
ただ、維新内には共産への拒否感の強い保守系議員も多い。清水の舞台がある京都府を地盤とする共産の穀田恵二国会対策委員長が「一緒に清水から飛び降りましょう」とたたみかけたが、松野氏は笑顔で握手に応じただけだった。
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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-09-26/2015092604_01_0.html
2015年9月26日(土)
日本共産党国会議員団総会での志位委員長のあいさつ
日本共産党の志位和夫委員長が、25日の党国会議員団総会で行ったあいさつを紹介します。
通常国会での奮闘――新しい国民運動が日本の未来に希望を開いた
この通常国会は245日間という長期の国会でしたが、まず、みなさんが元気いっぱいに奮闘されたことに対して、心からの敬意を申し上げたいと思います。(拍手)
そして、9月19日、安倍自公政権が国民の多数の声を踏みつけにし、憲法を踏みつけにして戦争法案の採決を強行したことに対して、みなさんとともに満身の怒りを込めて、糾弾するものです。(「そうだ」の声、拍手)
同時にたたかいを通じて、私たちは、大きな希望を得ることができたと思っております。
何よりも主権者である国民が、一人ひとりの意思で、「今声をあげなければ」と、全国津々浦々で、そして国会を取り巻いて、新しい大きな国民運動が起こっている、そのなかでとりわけ若い方々が素晴らしい役割を果たしている、これは日本の未来にとって大きな希望といえるのではないでしょうか。この国民の歩みを止めることは誰にもできないということを、私は強調したいと思います。(「そうだ」の声、大きな拍手)
いま一つ、国民の声、国民の運動にこたえて、野党が結束して、戦争法案阻止のために最後までたたかったことも大きな意義をもつと思います。この国会では衆議院(での審議の)段階で2回、参議院段階で4回の野党の党首会談が行われました。一国会でこれだけ野党の党首会談がもたれたことは近年にないことであります。そして、9月18日の野党党首会談では、内閣不信任決議案と問責決議案の提出を決めるとともに、「どんな事態になっても、今後とも憲法の平和主義、立憲主義、民主主義を守るために協力をしていこう」ということを確認したことも、今後につながる大事な意義をもつものとなったと考えております。(「そうだ」の声、拍手)
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>>167
「国民連合政府」――「提案」の一番の要は、この政権構想の提案
そういう到達点を踏まえまして、わが党として、19日に、第4回中央委員会総会を開き、その議論と確認を経て、「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の「提案」を発表いたしました。
すでにこの「提案」に対して、多くの団体・個人の方々から歓迎、賛同、激励の声が寄せられているのは、うれしい限りであります。私は、そういう声を寄せていただいているすべての方々に心からの感謝を申し上げるとともに、その期待にこたえる奮闘をやりぬいていく決意を申し上げたいと思います。(「よし」の声、拍手)
私たちの「提案」に対して、メディアでは、「選挙協力」という角度からの報道が多いのですが、この「提案」というのは単なる選挙協力の呼びかけではありません。「戦争法廃止の国民連合政府をつくろう」という政権構想をお示ししたというところに、私たちの「提案」の一番の要があるということを強調したいと思うのであります。
なぜ政府をつくる必要があるのか。二つのことを強調したいと思います。
一つは、本気になって戦争法を廃止し、わが国の政治に立憲主義と民主主義を取り戻すという課題を実行するためには、衆議院と参議院の選挙で「戦争法反対」の勢力が多数を占めて、「戦争法廃止法案」を提起して衆参で可決することがもとより必要です。
しかしそれだけでは足りません。それだけでは、昨年7月1日に、安倍政権が強行した集団的自衛権行使容認の「閣議決定」が残るわけです。この「閣議決定」が残れば、自衛隊の海外での武力行使をすすめる大きな火種が残ったままです。そして、立憲主義が踏みにじられた異常事態がつづくわけです。この根っこまで断たないと問題は解決しない。「閣議決定」を撤回させる、そしてここまでゆがめられた政府の憲法解釈を、少なくとも元に戻す、これをやらなければ問題は解決しない。
この二つの仕事――戦争法の廃止と「閣議決定」の撤回をやりきるためには、安倍政権を退陣させて、そうした課題を実行する政府をつくることが、どうしても必要になってくることを強調したいと思います。
いま一つ、そこまで腹をくくっての協力が確認できてこそ、野党間の選挙協力も本当に力のあるものになるということを、私は強調したいと思います。
選挙に勝って安倍政権を倒すことは、もとより簡単なことではありません。多くの国民のみなさんに、野党は本気だ、本気で安倍政権を倒し、戦争法を廃止し、立憲主義を回復するという大仕事をやる覚悟と意志を持っている――この真剣な意気込みが伝わってこそ、衆院選でも参院選でも自公を打ち倒して、勝利することができるのではないでしょうか。
そして、安倍政権打倒という場合、打倒した後にどういう政権をつくるのかの展望を示してこそ、そういう展望のもとに選挙協力をやってこそ、本当に力のあるものになるのではないでしょうか。
たしかに野党間には政策上の違いがありますが、この間の野党共闘の到達点にたてば、「戦争法の廃止、立憲主義を取り戻す」という点で合意しうる基礎があると、私は考えます。そして、立憲主義の回復という課題は、日本の政治の根幹、土台をしっかり立て直すという仕事なのです。あれこれの政策課題の問題ではない。そういう次元の問題ではなく、もっと根本的な、政治の根幹、土台を立て直すという、ほんとうに大きな国民的意義を持つ仕事です。
この問題で合意ができれば、当面する国政のその他の問題は、一致点で協力し、相違点は横に置くという原則で、私は解決できると考えています。国民のみなさんに責任を持った政権を構成できると思います。安倍政権打倒という点では、内閣不信任案を共同して提出したわけですから、暴走を止めるという点でいろいろな一致点も見いだせるのではないでしょうか。
ただ同時に、この政府は、「戦争法廃止、立憲主義を取り戻す」という一点で一致する政党、団体、個人による連合政府ですから、その性格は、当然、暫定的なものになります。私たちの「提案」でもそのことは率直に書いてあります。国民に約束したこの仕事を、この政府がしっかりと達成したら、解散・総選挙によって、その先の日本の進路についての審判を仰ぐということになると考えております。
これがいま日本の政治の前途を考えた場合、一番、合理的かつ現実的な政権構想だと、私は確信をもって言いたいと思います。(大きな拍手)
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>>168
国民の願いに応え、野党が責任を果たすべき歴史的局面
今回の「提案」は、わが党にとっても歴史上初めてのことであり、新しい踏み切りです。私たちが、なぜこの「提案」に踏み切ったかについて、2点ほど強調しておきたいと思います。
第一に、何といっても私たちが国民の運動に参加し、国会前で、全国で、国民の中に飛び込んで、そのなかで私たちにぶつけられた声、たくさんの願い、これを真剣に受けとめなければならない、ということを痛切に感じたということが、この「提案」にいたる経過で大きな要素になりました。
「戦争法をつぶしてほしい」「安倍政権を倒してほしい」という声とともに、いま私たちに寄せられているのは「野党はバラバラではなく、結束してほしい」という声であります。本当に痛切な声であります。そのときに野党が、この痛切な声に応えなければ、「日本の現状をよくしよう」「こんな間違った政治は何としてもただそう」と立ち上がりつつある人々の思い、さらにもっと広く今の日本の政治の前途を憂うる人々の思い、こうした思いを裏切ることになりかねません。ですから、そこは思い切った決断が必要だと思いを定めまして、この「提案」を行いました。
第二は、いまの日本の政治は非常事態にあるという認識です。安倍政権の暴挙によって、日本の平和主義、立憲主義、民主主義が、根底から脅かされる非常事態に、日本の政治は立ち至っている。その時に、わが党が従来の枠組みの対応にとどまっていては、政党としての責任を果たすことはできません。
昨日、維新の党の松野(頼久)代表とばったり(国会の)渡り廊下でお会いしました。「今回の『提案』は、清水の舞台から飛び降りる覚悟でつくりました」と先方にお話をし、握手をしました。穀田(恵二)国対委員長も一緒だったのですが、穀田さんは、「一緒に飛び降りましょう」という話もしていましたが(笑い)、まさに思い切って責任を果たすべき歴史的局面にあるということを、私は、強調したいと思います。(「そうだ」の声、拍手)
この「提案」は、一党一派の利害得失に立ったものではありません。いまお話ししたように、国民の声に応え、日本の政治の非常事態を打開して、まともな政治をつくっていく――そういう国民的大義にたったものだということを、私は訴えたいと思います。(「よし」の声、大きな拍手)
憲法の立憲主義、平和主義、民主主義を貫く新しい政治をつくろう
提案したからには、何としても、実らせたいと決意しております。本日(25日)午後、民主党の岡田(克也)代表とお会いします。月曜日(28日)にも社民党の吉田(忠智)党首、生活の党の小沢(一郎)代表とお会いすることを調整しております。まずは、私たちの考えを先方に丁寧にお伝えするところから始めたいと思います。合意を目指して一歩一歩進んでいけたらと願っています。
いろいろと難しい問題もあるでしょう。しかし、「戦争法の廃止」と「立憲主義の回復」という国民的大義のために、過去を乗り越え、未来に向けて、連携が図れればと心から願うものであります。
また、私たちの「提案」というのは、政党とともに、団体、個人に対する呼びかけであります。この政府をつくるうえでは、政党が大事な仕事を果たすことになることはもとよりですが、多くの団体・個人の方々と一緒につくる、まさに「国民連合政府」であります。
これまで一緒にたたかってきた多くの方々、さらに今の日本の前途を憂うる多くの方々に、この「提案」をお伝えし、語り合い、国民的な流れをつくっていくために、力をつくしていきたいと決意しております。
まさに、この「提案」の成否は、何よりも国民の世論と運動にかかっています。そのために、この場をお借りして、国民のみなさん、どうか応援していただきたい、ともにたたかおうということを、心から呼びかけたいと思います。(大きな拍手)
今日は、(事実上の)国会の閉会日なのですが、「閉会」という感じがしない、新たなたたかいが始まった日だと、つくづく思います。
戦後最悪の安倍政権を一刻も早く打ち倒そうではありませんか。(「よし」「そうだ」の声、大きな拍手)
そのために、政治的立場の違いを超え、思想・信条の違いを超えて、力をあわせて、日本国憲法の立憲主義、平和主義、民主主義を貫く新しい日本をつくろうではありませんか。
以上をもって、私のあいさつといたします。頑張りましょう。(大きな拍手)
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面白い。。。
http://greens-tokai.jp/original/greenstokai/2015-6-20%E3%80%80%E7%B7%91%E3%81%AE%E5%85%9A%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9C%AC%E9%83%A8%E3%80%80%E5%85%A8%E5%93%A1%E9%9B%86%E4%BC%9A%E3%80%80%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E9%8C%B2/
2015.6.20 緑の党東海本部 全員集会 会議録
投稿日:2015年06月27日 カテゴリ:緑の党・東海の活動
場所:名古屋市教育館
時間;1時半〜5時
参加者:(共同代表)辻、(運営委員)小林、小森、田中、岸、鬼松
会員・サポーター9人
司会に小森を選出、辻共同代表が開会の挨拶をした。その後、意見交換を行った。
1.2016参議院選挙についてのみなさんの意見
・候補者として小出裕章さんは交渉できないか。
・「虹と緑の500人リスト」時代、目標は地方議員が500名、一人2000票で100万票を 集めるという構想を聞いた。今は、議員100名ではどうしようもない。
・候補者擁立難しい。今は、選挙というより、街宣活動をして「緑の党」の名前をもっと名前を売ったらどうか。
・半年前にサポーターとなり初めて参加した。緑の党のHPには、財政報告がないが収入は何か?(会員・サポーター・一般の個人からの寄付金だけと回答した)。緑の党は党の顔がみえないので、わかりにくい。
・無所属統一候補の9項目の基本政策のうち、③の「競争とさよならし、スロー・スモール・シンプルに生きる」は反対。生活困窮やフリーターの若者に響かないのではないか。緑の党は、資本主義体制のもとで、「公正」をめざす政党であることを訴えるべき。
・共産党の原則全選挙区における候補者の擁立により、他の当選可能性のある野党候補の落選を招き、結果として自民党を利していると緑の党自身が批判しているわけであるから、その緑の党自身も選挙区における候補者擁立の追求を止めて、そうした批判を受けないように留意すべき。
・緑の党としては、比例代表では社民党を全面的に応援し、吉田党首と福島副党首が落選することがないようにするべきである。中でも市民派の福島氏は絶対に落選させてはならない。
・21世紀は環境の世紀、これまで環境に関心が高くずっと緑を応援してきた。
・欧州で社会インターナショナルは、原発推進であり、支持できない。原発反対しているのは緑の党だけ。菅直人は候補者にならないか?環境保護で一致する幅広い勢力を結集すべき。
・比例区では社民との協力は欠かせないだろう。
・緑の党は、憲法、安全保障のあり方についてこれまで議論をしてこなかった。9条以外は、憲法改正すべき点もある。憲法改正反対と叫ぶのは共産党と同じ、なんら緑らしくない。平和、エネルギーについて、いろんな勢力と政策議論すべきだ。
・今日は、愛知県豊川市から参加した。今、地元では設楽ダム建設問題があるが、緑の党は、ローカル政党として、地方ごとの問題に取り組めばいいのではないか。
・日本の現行の選挙制度は問題あるが、現実として受け止めねばならない。いま我々がなすべき現実的な選択は、民主党の左派・リベラルな勢力と協力していくことではないか。選挙は、保守党に負けないくらいドブ板選挙をやらない限り勝てない、市民派だ、ネットだといってもはじまらない。党員サポーターには、政党に対する「自己犠牲」のけじめをつけている人は少なく、今緑の党は、市民運動団体レベルだ。
・ある会員から「政党助成金」について提案があった。政党助成金は、国民ひとりあたり250円支払っているが、共産党以外は受け取っている、緑の党の考えはどうか。(政党育成の趣旨から反対ではなく、国会議員が誕生したら受け取る予定である。ただし、現行の金額や配分方法は問題あるのでないか 中山均共同代表より電話聴取)
・政党助成金に対するスタンスを明確にして、国政選挙に臨むべきではないか。
・前回の参議院選挙は、緑の党東海として尾形候補を押して選挙運動に取り組み、盛り上がったが、今度は、候補者は立てないのか。愛知選挙区では、定数3について自民・民主に続く3番目の席に、早くも共産党が候補を決定した。前回、参議院選挙のあと、「政治を考える市民の会 愛知」の会で緑の党を含む幅広い民主的な勢力を結集した候補擁立を考えてきたが、無視された形になっている。共産党は、そういう政党である。
<まとめ>
臨時党大会で決議する方針への明確な回答はでなかったが、現状を踏まえると、候補者擁立にこだわる必要はなく、選挙を通じて動くことで、緑の党の宣伝をすることに徹するべきではないか。
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>>170
2.会員拡大キャンペーンについてのみなさんの意見
・会費の納入は、本部からも東海本部からくるので、わかりにくい。(東海本部に一本化する方向で検討すると回答)
・緑の党、東海本部のHPのアクセス数は把握されているか。総会時などの資料で開示してほしい。
・自分が緑の党に参加したのは、「環境問題」の勉強会がきっけだった。階級闘争と労働者の解放を目指す共産党路線や、そのもの現代資本主義に根ざす自民党路線は限界であり、緑の党の先見性は明らか、環境政党であることを全面的に打ち出して欲しい。
・日本中が行き詰まっている中、その解決策として脱経済成長を全面に押し出してほしい。
・緑の党の機関紙みたいなものがあれば、図書館へ寄贈したらどうか。多くのひとに存在をアピールできる。赤旗、社会新報、聖教新聞なども利用している。費用対効果は高いと思う。
・こうした東海本部の集まりを多くして、その会に新しい人を参加してもらうようにすべきだ。
以上
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http://www.tanteifile.com/diary/2015/08/28_02/
●更新日 08/28●
社民党・党首を悩ます福島瑞穂のゴーマン
安保法制の審議が佳境を迎える中、同法案を「戦争法案」と断じて、自民党から「レッテル張り」だと非難を浴びた福島瑞穂「社民党」副党首が再び“問題発言”をして物議を醸している。
24日に行われた参院予算委員会で、安倍晋三首相の戦後70年談話に絡み、「何百年たとうが謝らなければならないことはありますよ!」と追及したのだ。ネットでは非難囂々だが、ご本人はいっこうに気にしていないという。一人気を吐く福島氏だが、身内の社民党からも冷たい視線を注がれている。
「問題になっているのは来年の参院選挙です。社民党は比例区で当選した吉田忠智・党首と福島氏が再選をかけて闘います。ただ、社民党は比例区で2001年に3議席を得て以降は、04年、07年、10年と2議席に減り、13年の参院選では1議席に後退しました。来年の参院選も1議席しか獲得できないでしょう」(永田町を取材する政治ジャーナリスト)
そうすると、あおりを受けるのが吉田党首だ。吉田党首が2010年に当選した順位は比例区48議席中、最下位の48番目だ。このままだと、知名度抜群の福島氏のみが当選して、吉田党首は落選の憂き目にあいかねない。そこで、社民党は福島氏に、自身が県連代表を務める神奈川選挙区からの出馬を打診したというが、けんもほろろに断られた。
「当選の見込みがないからでしょう。福島氏は党首を蹴落としてでも、自分だけ当選しようと考えている節があります」(前出ジャーナリスト)
前代未聞の党首落選によって社民党が党存亡の危機に立たされようが、おかまいなしということか。いやはや、福島センセイのツラの皮は、“浪速のエリカ様”上西小百合・議員並みに、厚いようだ。
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国会前から中に入ったシールズリーダー 野党各党が“青田買い”?
2015年09月17日 06時30分
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/447346/
安保法制審議で15日、参院の平和安全法制特別委員会の公聴会が開かれ、
国会前デモを主宰する学生グループ「SEALDs(シールズ)」のリーダー格である明治学院大学4年奥田愛基氏(23)が、
公述人として出席した。この奥田氏をめぐり、リベラル、左派勢力が新世代の旗手として、目の色を変えている。
友人から借りたというリクルートスーツで、金髪から黒髪にした奥田氏の“国会内第一声”は
「寝ている人がたくさんいるんで、話を聞いてください!!」。居眠り議員への強烈パンチを見舞った。
シールズは安保法制に反対する学生グループで、8月30日には3万人(警察発表)のデモを主催。
代表を置いていないが、奥田氏は事実上のトップで「憲法読めない総理はいらない」とヒップホップ調のマイクで注目を集め、
各メディアに取り上げられれば、中年女性からは黄色い声援を送られる人気ぶりだ。
野党も熱視線を送る。奥田氏の意見陳述に「すごく胸に響きました」(民主党・蓮舫代表代行)、
「勇気ある発言と行動に感動を覚えました」(社民党・又市征治幹事長)とべた褒め。
学者や元最高裁判事が公述人で立ち並んだ中、奥田氏の異例となる出席も民主党の推薦だった。
「奥田氏は無党派をうたい、中立の立場をとっているが、野党は“将来の顔”と若手リーダーの登場に興奮気味。
共産だけでなく、民主や社民、維新らの議員が取り込もうと“青田買い”していますよ」(永田町関係者)
奥田氏が衆院選への立候補資格(満25歳)を満たす前に、ツバをつけようというわけだ。
奥田氏は「政治家になりたいとは思わないですね。寝ている政治家もかなり疲れているんだろうなと」と否定的だが、
「政治がネガティブに語られるのを変えたい」と含みも持たせる。
今後は大学院に進学し、安保法案が成立したとしても来年の参院選へ向け、打倒・安倍政権を掲げ、シールズの活動も続行する。
“ドラフト解禁日”まであと2年。今は時の人だが、“賞味期限”がどこまで続くかも注目される。
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>>137
あなたが偏見で見てるだけでしたねえ
そもそも共産党員は増えている
アンチ共産党で有名な高木なんて安易に信用するなって
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:ZHtx_UNvEwwJ:www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140813000149/print+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
共産、入党者が急増 2カ月半で若者ら5100人
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「これだけ早いペースで増えるのは過去に例がなく、閣議決定の影響とみて間違いない」。政府が7月1日に集団的自衛権の行使容認を閣議決定して以降、急に入党者が増えたという共産党。
特に若者から支持を集めているといい、1990年後半にみせた「上げ潮ムードの再来」と期待する声も。
次の本番は来春の統一地方選だが、果たして勢いをつけられるか、真価が試される。
今年5月15日から7月末までを「躍進月間」と位置づけ、全国で集中的に勧誘活動を実施。
その結果、2カ月半で5100人の入党があり、閣議決定以降は3000人以上に上ったという。
京都府委員会も300人近くを新たに迎えた。
党によると、入党者のうち39歳以下が3割を占めるなど若者が多く、
集団的自衛権だけでなく、ブラック企業や原発、消費税など、党の主張が幅広い世代に支持されているとみている。
組織強化を担当する中井作太郎書記局次長(元京都府委員長)は「90年代後半の党が躍進した状況と似ている」と語り、
98年参院選で躍進し、翌99年の統一地方選でも史上最高の地方議席数を獲得した「上げ潮」時代を思い描く。
ただ、「当時と比べると地力は足りない」とも分析し、「(反自民の)受け皿がなくなっている。
今が新しい時代を迎えられるチャンス」と10月からの党幹部による全国遊説で支持の拡大を目指す。
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http://ji-sedai.jp/series/research/036.html
「なんかSEALDs感じ悪いよね」の理由を考える ──中国や台湾の学生運動との比較から──
安田峰俊
2015年09月24日 更新
今年9月19日未明、安全保障関連法が参議院で可決され、成立した。それに先立ち、同法の廃案を求める抗議行動(以下、反安保デモ)が大規模に展開されてきたことも記憶に新しい。今回の抗議行動は、脱原発関連デモをはじめ2010年代に盛り上がりを見せてきたリベラル系の社会運動の集大成といった観があった。
反安保デモの特色のひとつは、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)という学生組織が盛んにメディアに登場した点だ。日本では実に1996年の薬害エイズ問題抗議運動以来、ほぼ20年ぶりに学生運動が政治の第一線に登場した事件だった。
この手の原稿を書く際のマナーとして、不粋を承知で自分の立場を先に述べておこう。まず、私は中国国家や軍部の安定性を基本的に信用していないので、日米同盟を強化する防衛政策の方向性にはおおむね賛成だ。現在、中国の軍事的なターゲットは南シナ海で、リスクに見合わない東シナ海への進出はポーズに過ぎないはずだが、仮に習近平が暗殺でもされてガバナンスのタガが外れれば、彼らが何をやるかはわからない。もちろん、有事の際にアメリカが本気で日本と一緒に戦ってくれるかも全然信用できない(これは安保法を成立させても同様だ)ものの、同盟の強化はアメリカの行動を多少なりとも裏付け、中国への抑止力を作り出すはずだろう。
ただし、私は今回の安保法が改憲という手続きを踏まず、実質的にかなりグレーな憲法解釈を通じて成立した点には大きな問題があったと感じている。また余計な理屈は抜きで、日本が自衛隊員の血を流す選択肢を本質的に是認できる国家へと変わっていく未来にも、少なからぬ心理的抵抗感がある。仮に安保法が廃案になっていれば、それはそれでホッとしただろうと思う。
つまり、私の立場はあくまでも消極的賛成に過ぎない。これに「安保法には反対だが中国は怖い」という「消極的反対」の人も加えると、おそらく日本の世論の最多数派を占めるのではなかろうか。本件を前にした日本人の多くは、賛成にも反対にもどこか釈然としない感情がある「動揺層」だっただろうと思われてならない。
ところで、そんな「動揺層」の一人であるはずの私は、SEALDsやそのシンパたちの活動についてはまったく支持する気になれなかった。不支持の理由は、彼らの動機(=日本の国家方針の転換に対する反発)よりも、活動の具体的なありかたやその言説への違和感が大きい。以下、私が従来の仕事のなかで触れてきた中華圏の複数の学生運動との比較から、その理由を考察してみることにしよう。
(中略)
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敗軍の将、兵を語る
そんな王丹氏は、1994年に日本の月刊誌に寄稿した手記(『現代』‘94年7月号。伊藤正氏が編訳)のなかで、天安門の運動が失敗した原因について興味深い考察を残している。王丹氏が述べた「天安門版、失敗の本質」は、大別して以下の4点にまとめられる。
1:思想的基礎の欠如
一人一人の参加者が「民主や民主運動について明確な概念」を欠いていた(つまり、民主主義が何なのかはっきりわからないままデモをおこなっていた)。結果、明確なイシューを打ち出せないまま天安門広場の占拠が長期化。時間とともに運動方針が混乱していった。
2:組織的基礎の欠如
参加者に対するしっかりした指導の中心や指揮系統が存在しないせいで、途中から運動が四分五裂に陥った。
3:大衆的基礎の欠如
学生と知識人だけで盛り上がってしまい、一般国民(労働者や農民)への参加の呼びかけを怠った。また、政府内に存在するはずの改革派と「暗黙の連合」を組む姿勢をとることもできなかった。
4:運動の戦略・戦術の失敗
運動を政治目的を達成するための手段として使うという意識が薄かった。デモ参加者たちは学生運動の“純粋性”をひたすら強調し、当局側への妥協や一時後退といった柔軟な戦術を一貫して否定。結果、ろくな目的もないまま天安門広場の占拠を長期間続け、弾圧を招くことになった。
わかりやすくまとめれば、天安門の学生運動は国民全体から見ればごく狭い範囲の支持者たち(と言っても全国で何百万人もいたが)だけが内輪で盛り上がっていた運動に過ぎず、ノンポリの一般庶民を相手に問題を訴えかけることや、シンパ以外の人々と幅広く連帯することを最初から想定していなかった。また、「ピュアな若者の運動」というイメージで自分たちを縛ってしまい、「汚い大人」である当局を相手とするしたたかな交渉戦略を否定してしまった──。
だから1989年の学生運動は失敗したというわけである。世界の歴史に名を残した事件の当事者の弁だけに、王丹氏の指摘は重い。
雨傘革命はなぜ失敗したのか
六四天安門事件に限らず、最終的に失敗した学生運動は、この「失敗の本質」に当てはまるケースが多いようだ。
例えば昨年9月に香港で発生した雨傘革命もそうだ。もともと中国当局相手の戦いは勝ち目が薄いものとはいえ、運動が掲げた香港の独自性の強調や行政長官選挙の健全化というテーマ自体は、少なからぬ「動揺層」の市民の支持を得られるはずの主張だった。だが、最終的に雨傘革命は瓦解し、複数の当事者が「何の成果もなかった」と敗戦の弁を述べるほど、実質的にはいかなる政治的目標も達成できないまま終わってしまった。
事実、雨傘革命を客観的に分析してみると、特に「王丹の法則」の②・③・④にかなり合致することがわかる。
1:思想的基礎の欠如
行政長官(大統領)選出をめぐる平等健全な普通選挙制度の実現、というワンイシューのテーマを掲げた。ただし、運動の長期化とともに香港独立などの別のイデオロギーが混じったり、既存政党のPRの場として使われるようになり、主張は混乱していった。
2:組織的基礎の欠如
全体を統括する明確なトップが存在しなかった。有名な学生リーダーのジョシュア・ウォンも、参加した学生団体のひとつのトップにすぎず、絶対的なリーダーではなかった。結果、運動は分裂し、特に各占拠地域(金鐘・銅鑼湾・旺角)の連携は最後までうまくいかなかった。
3:大衆的基礎の欠如
学生を中心に盛り上がり、若者層以外に支持が広がらなかった。むしろ、市街地占拠を通じて一般の商店主を敵に回し、デモ隊側も彼らの抗議に冷淡な姿勢をとったことで、少なくない市民からは静観どころか明確な嫌悪感を持たれてしまった。
4:運動の戦略・戦術の失敗
戦略的な妥協や撤退を決断できず、市街地の占拠状態をズルズルと目的もなく引き延ばしたことで分裂が加速。最後はなし崩し的に崩壊した。
雨傘革命の発生当時、日本をはじめ世界中で熱烈なシンパが生まれたことは記憶に新しい。だが、これは王丹氏の表現を借りて言えば、「学生運動の“純粋性”」ゆえに生まれた現象だった。このピュアすぎる立場は、やがて学生たちが採るべき戦略や戦術の幅を狭め、自縄自縛のなかで運動を失敗に導く最大の原因となってしまう。
もちろん、中国共産党の周縁地域(各少数民族自治区や香港)への支配の限界性を明らかにした点で、雨傘革命の歴史的意義は非常に大きい。だが、彼らが25年前の「失敗の本質」を超えられなかったことも、やはり確かなのである。
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「失敗の本質」を克服した台湾
一方、近年の学生運動のなかで王丹の法則を克服できたレアケースも紹介しておきたい。それは台湾のヒマワリ学運だ。すなわち、昨年3月23日、現地の馬英九政権が進めていた対中貿易協定(服貿協定)の批准に反対する学生団体が立法院(国会議事堂)を占拠し、同月30日には市内で数十万人規模のデモを組織。最終的に服貿協定を凍結状態に追い込むことに成功した事件である。
以下、その特徴を見ていこう。
1:思想的基礎(主張内容の整理と明確化)
あいまいな目標を掲げたり複数の論点を出したりせず、主張を誰にでもわかりやすい服貿協定の撤回だけに絞った。リーダーたちは緑陣営(民進党系、台湾自立派)に近い立場にもかかわらず、「台湾独立」「馬英九退陣」「新自由主義反対」といった他のイデオロギーをほとんど持ち出さなかった。
2:組織的基礎(運動の分裂傾向の克服)
林飛帆・陳為廷の2人が絶対的なリーダーとして君臨し、指導部が分裂しなかった。また、既存政党や政治団体(過激な台湾独立派団体も含む)、NGOなどの協力を受け入れつつも、運動を乗っ取られることなく、指導部が最後まで全体の決定権を保持し続けた。
3:大衆的基礎(内輪だけの盛り上がりの克服)
過激だったりイデオロギー色が強かったりする言葉や、支持者にしか理解できない飛躍した論理をほとんど使わなかった。結果、与党支持層の一部を含む、世論の過半数の支持を獲得するに至った。当時、私が取材したリーダーの陳為廷は、「(過激な表現は)『イヤな感じ』がするよね」「穏健な主張をした方が、一般の人々が支持してくれることを体験的に知っているんだ」と話している。
4:戦略と戦術(「学生運動の“純粋性”」の克服)
リーダーたちは与党・国民党それ自体の批判はおこなわず、むしろ水面下で与党側としたたかに交渉した。結果、国民党内の反主流派で馬英九総統の政敵である大物政治家・王金平の協力を得ることに成功。服貿協定の事実上の凍結を与党政治家に宣言させることで、デモの政治目的を達成した。
加えて、私が取材中に個人的に感じたヒマワリ学運の特徴も、4点ほど追記しておこう。
Ⅰ:運動側からの具体的な解決策の提示
それまでに決まっていた服貿協定の枠組みをひとまず承認したうえで、「協定の内容を監督する法案の追加成立を求める」という、具体的で実現可能な対案を示した(結果、政権与党側がこの対案の受け入れを表明し、ヒマワリ学運は勝利している)。
Ⅱ:広報の重視、「客観的な第三者」の視点への意識
学生グループはプレス専門の翻訳局を設置し、留学経験者や外語専攻の学生を総動員して、英語・日本語・韓国語・フランス語・アラビア語など多言語で取材を受け入れた。また、私が取材中によく受けた質問は「僕たちの運動は外国人の目にはどう見えますか?」だった。
Ⅲ:異論の容認と既存イデオロギーの抑制
ネットや既存メディアからの中傷に対して、当事者やシンパたちが即座にヒステリックな反応を示すことは(皆無ではないにせよ)少なかった。デモ現場では年配層の多い過激な台湾独立派系政治団体を一か所に封じ込め、大部分の場所では一般学生が主役となった。3月30日の街頭デモの現場でも、既存政党や政治団体のノボリ旗や横断幕は皆無だった。
Ⅳ:支持者の幅の広さ、一般市民性
リーダー層は本来、自由貿易体制それ自体に批判的なリベラル派なのだが、運動のなかでは主張をワンイシューに絞ったことで「自由貿易には賛成だがこの法案にだけは反対」という新自由主義者や与党支持層をかなり多く取り込んだ。
正直なところ、私は仕事柄(雨傘革命や反安保デモを含めた)国内外の政治運動には常に第三者的に眺める立場なのだが、大きな例外としてヒマワリ学運についてだけは明確に好意的だ。もちろん、一因には台湾という国に対する日本人に独特の情緒(著書『境界の民』参照)もあるのだが、何よりも彼らの運動手法があまりにも見事に垢抜けていた点が、自分の好感の大きな源泉になっている。
事実、これは私だけの話ではない。取材中、もとは国民党支持層だった台湾人の友人や、現地の国内政治に是々非々の立場を示していた日本人記者たちが、次々とヒマワリの大ファンになっていく光景を多く目にした。巨大与党が決めた自国の将来の方向性を根本的に吹き飛ばせるほどのパワーを持つ社会運動とは、政治的に対立する人間や無関係な外国人までも味方につけてしまうほどの柔軟性と、懐の深さを持っているということだ。
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「なんかSEALDs感じ悪いよね」
さて、近ごろツイッターなどを見る限り、日本におけるSEALDsやそのシンパには「ヒマワリ学運を評価する人間が反安保デモを評価しないのはダブルスタンダードだ」といった言説を好む向きも多いようである。それが本当に「ダブスタ」であるのか否かは、本稿で指摘したヒマワリ学運の特徴と、SEALDs運動の特徴を比較した上でよく考えて下さい、と答えるしかない。
ただし、台湾の服貿協定は「中国の覇権を容認する法案」、日本の安保法は「(実質的に)中国の覇権に備える法案」であるという根本的な性質の差異こそあるものの、当該の国家が「国のかたち」を変貌させる分水嶺に直面した際に勃発したリベラル派の抵抗運動――という点では、実のところヒマワリ学運とSEALDs運動の構図はかなりよく似ている。
では、なぜヒマワリ学運が「動揺層」を味方につけて抵抗運動を成功させて、SEALDs運動が「動揺層」を取り込めずに政治目的を達成できなかったのか? 下記に両者の主要なスローガンを引用することで答えの一端をお察しいただき、本稿を終えることにしよう。
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>>175-179
<ヒマワリ学運>
台湾に天祐あれ、民主主義を守り抜け。:天祐台湾、桿衛民主
密室協議に反対する、服貿協定を撤回せよ。:反対黒箱、退回服貿
私たちに色はない、既存政党の指図は受けない。:我イ門無顔色、不受政党桿控
自分の国家は自分で救う。:自己国家自己救
<SEALDs>
戦争法案絶対反対。
アベ政治を許さない。
I say 憲法、you say 守れ。
なんか自民党感じ悪いよね。
戦争したくなくてふるえる。
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>>175-179
興味深いっす。
日本の場合,経済政策で(一応)期待されてる安倍政権に対して馬はどうだったんでしたっけ?
安倍・菅の与党内支配が完璧で与党内部に手を突っ込める状況に日本は全くならなかったけど。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00010000-shincho-soci
「国会デモ」の新聞全面広告の代金は誰が出した?〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 9月28日(月)8時1分配信
〈強行採決反対! 戦争法案廃案! 安倍政権退陣!〉
新聞に躍る大きな文字にギョッとした方も多いのではないか。9月13日、朝日、毎日、東京新聞の3紙に掲載された全面広告だが、これを出したのは〈戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会〉なる組織である。
「この“総がかり行動”は、『戦争をさせない1000人委員会』と『解釈で憲法9条を壊すな! 実行委員会』と『戦争をする国づくりストップ! 憲法を守り・いかす共同センター』の3団体の合同体として、昨年12月に発足しています」
と、公安関係者は話す。
「ちなみに『1000人委員会』は旧社会党系の組織で、中心になっているのは自治労出身の人物。『共同センター』は共産党系の組織で、中心になっているのは全労連出身の人物です」
“総がかり行動”は、9月13日の分を含めて、最近1カ月で3回、前述の3紙に全面広告を出しているが、
「朝日に全面広告を1回出すだけでも数千万円かかる。他紙の分も含めて3回ですから、総額では1億円以上かかっているでしょう」(広告に詳しい関係者)
一体、そんな大金をどうやって捻出したというのか。“総がかり行動”の中心メンバーである高田健氏の話。
「全面広告費を出せるくらいカンパが集まっているんです。広告に郵便振替口座と銀行口座を記している場合もあるし、集会でもカンパを募ります。ただ、何億円も集まっているわけではないです」
にわかには信じがたい集金力だが、先の公安関係者によると、
「主にカンパで金を集めているのは事実のようです。傘下の労組だけで億単位の金を集めるのは不可能で、大口の人も含めて、一般の人からのカンパもかなり集まっていると見ています」
警察関係者が指摘する。
「金が集まりやすくなっているのは、“△△委員会”といった形で運動を展開し、党派色を消すのに成功していることも大きい」
振り込め詐欺団の裏には、暴力団が隠れているが、“△△委員会”の裏にも必ず誰かが隠れているのだ。
【特集】「『安保法案』7つの疑問」より
※「週刊新潮」2015年9月24日菊咲月増大号
SHINCHOSHA All Rights Reserved.
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1998 :チバQ:2015/09/28(月) 23:02:28
http://www.sankei.com/politics/news/150928/plt1509280033-n1.html
2015.9.28 20:04
小沢氏、共産「連合政府」構想に賛意 志位氏も「全面合意」強調
ブログに書く1
共産党の志位和夫委員長は28日、国会内で生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表と会談し、安全保障関連法廃止を目指す野党による連立政権「国民連合政府」構想の必要性で一致した。志位氏は社民党の吉田忠智党首とも会談し、両氏は前向きに協議を進めることを確認した。
小沢氏は会談で、志位氏の提案について「理解を同じくする。目的達成のために選挙協力を行うことは従来の方針の大転換であり、決断を高く評価する」と述べた。志位氏は会談後の記者会見で「小沢氏と全面的な合意に達した。大変うれしい。心強い結果だ」と強調した。
吉田氏は会談後の記者会見で「提案を前向きに受け止め、選挙協力を進めていきたい」と述べた。同時に「政権を担う以上、他の課題についてもある程度合意は必要だ」とも語った。
http://www.asahi.com/articles/ASH9X4QNDH9XUTFK00G.html
共産との選挙協力、社民と生活が一定の理解 党首会談
2015年9月28日21時21分
共産党の志位和夫委員長は28日、社民党の吉田忠智党首、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表と国会内で相次いで会談し、将来の連立政権を念頭に次の衆参両院選での選挙協力を呼びかけた。吉田、小沢両氏はともに一定の理解を示した。
志位氏は吉田氏に対し、参院選について「共産党が1人区で候補者を決めてあっても、選挙協力の合意が達成されれば調整するのは当然だ」と明言し、公認候補の擁立を見送る可能性を伝えた。
これに対して吉田氏は、志位氏が安全保障関連法の廃止という一点に絞って協力を呼びかけていることについて、「他の課題もある」と指摘。会談後の記者会見では「脱原発、消費税引き上げ反対、格差是正などの政策課題を共有するならば、積極的に選挙協力を進める必要がある」と注文をつけた。連立政権については「方向性としては理解した」と語った。
小沢氏は会談で「基本的には理解する」と応じた。会談後の会見で、選挙協力について「共産党が候補者を立てず野党で統一して候補者を立てれば、自公に勝つ」と強調。「安全保障関連法の廃止は大きな大義の旗だ」とも語った。ただ、連立政権については「野党が力を合わせて多数をとった上で考えることだ」と述べるにとどめた。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150928/k10010250861000.html
共産の選挙協力提案 社民と生活が前向きに検討
9月28日 18時07分
共産の選挙協力提案 社民と生活が前向きに検討
共産党の志位委員長は、社民党の吉田党首、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢代表と相次いで会談して、安全保障関連法の廃止を目指した政権合意を結ぶことを前提に国政選挙での協力を提案したのに対し、吉田氏と小沢氏は前向きに検討する考えを示しました。
共産党の志位委員長は28日、まず社民党の吉田党首と会談し、安全保障関連法の廃止を目指した政権合意を結ぶことを前提に、来年夏の参議院選挙などの国政選挙で、選挙区の候補者調整などを行うことを提案しました。
これに対し吉田氏は、安全保障関連法の廃止や、憲法を守ることなどの政策課題を共有できるならば、積極的に協力を進めたいとして、共産党との選挙協力を前向きに検討する考えを示し、今後、両党で協議していくことを確認しました。
会談のあと、吉田氏は記者団に対し、「『戦争法』の廃止や、安倍政権を1日も早く倒さなければならないという点は一致しているので、前向きに受け止めて、野党間の選挙協力を進めていきたい」と述べました。
志位氏は続いて、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢代表と会談し、小沢氏は「安倍政権を倒すためには、野党が結集していくことが必要だ」と述べて、共産党との選挙協力を進めたいという考えを示しました。
小沢氏は記者団に対し、「共産党がすべての選挙区に候補者を立てるという従来の方針を転換したことは評価すべきことだ。安倍政権を倒すためにも大義の旗を立てて選挙を戦っていくべきだ」と述べました。
一連の会談のあと、志位氏は記者会見で、「『戦争法』に反対した野党とできるだけ一緒にやっていきたいので、今後も真剣な話し合いをしていきたい」と述べました。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00000001-nksports-pol
SEALDs奥田愛基氏ツイッターで殺害予告受ける
日刊スポーツ 9月29日(火)0時20分配信
安全保障関連法に反対し、国会前などで抗議活動をしてきた学生団体「SEALDs(シールズ)」の主要メンバー、奥田愛基(あき)氏は28日、ツイッター上で、自身と家族に殺害予告が寄せられていることを明かした。
奥田氏は、「僕だけならまだしも、なんで家族に対してもそうなるのか」「何か、意見を言うだけで殺されたりするのは嫌なので、一応身の回りに用心して学校行ったりしてます」ともつづった。すでに被害届も提出したとみられる。
奥田氏は、今月19日に参議院で安保法が成立した後も精力的に活動を続けており、25日には、テレビ朝日系の討論番組「朝まで生テレビ」にも出演し、持論を展開した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000051-asahi-soci
SEALDsの奥田さんに殺害予告届く 大学に書面
朝日新聞デジタル 9月28日(月)20時2分配信
安全保障関連法案への反対運動をしてきた学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)が28日、自身と家族に対する殺害予告の書面が届いていたことをツイッターで明らかにした。奥田さんは、神奈川県警港北署に被害届を提出したという。
奥田さんによると、「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の手書きの書面1枚が入った封書が24日、奥田さんが在籍する明治学院大に届いたという。同大広報課は「調査中」とし、詳細を明らかにしていない。
奥田さんは、国会前などで学生が主催した抗議行動の中心メンバー。参院特別委員会が今月15日に開いた中央公聴会に公述人として出席し、「国会を9月末まで延ばし、国民の理解を得られなかったのだから、廃案にするしかない」などと述べていた。
朝日新聞社
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150914-00010000-kinyobi-soci
自民党副幹事長、義家弘介氏が顧問の協会代表――SEALDs琉球にデマか
週刊金曜日 9月14日(月)17時59分配信
沖縄県内の「自由と民主主義のための学生緊急行動」(シールズ琉球)をめぐる怪情報がインターネット上で飛び交っている。手登根安則氏(日本文化チャンネル桜沖縄支局キャスター)によるSNSへの書き込みが発信源の一例だ。
シールズ琉球は8月23日、米軍嘉手納基地近くの美浜多目的広場で「戦争法案に反対する緊急アピール」を実施し、約500人(主催者発表)が参加した。手登根氏は24日、自身のフェイスブックへ「エイサー(編集部注:祭祀芸能)をする、という理由で借りたようですが内容は反政府、反基地、反安全保障法案」と書いた。また、北谷町が定める「使用基準」「利用規約」関連の使用制限事項に「特定の政治団体、宗教団体及び個人等の利益になる活動(例:特定の政治団体の選挙活動、特定の宗教団体の勧誘活動等)」があるとし、「公共機関が政治団体に場所を貸し広報」などと記した。不特定多数の利用者が閲覧可能で、9月1日時点で668人が「いいね」(賛同)を押し、33人が転載している。
だがシールズ琉球は「エイサーは間近で決まり追加したもの。当初からアピールを目的に申請した」と説明する。同町企画財政課は「集会と演舞で最終的に受理しています。総務大臣等へ届け出のある政治団体に該当せず、憲法21条等の観点からも無闇に制限されるべきでないと考える」と回答した。
手登根氏は本誌に「知人からの伝聞を基にしたあの書き込みはシード(問題提起)です。真実が明らかになれば伝えるが、情報をどう判断するかは皆さん」と言う。
沖縄教育オンブズマン協会代表(義家弘介自民党副幹事長が顧問)など複数肩書きがある手登根氏は、東京都内で8月7日開催の「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民
・国民の会」集会でゲストとして司会を担当。「ウソを平気で書いて(中略)実証されぬまま(中略)歴史に刻まれているのがたくさんある」などと訴えたが、自身はどうか。同会の名誉顧問は中山成彬氏(次世代の党両院議員総会長)で、集会当日は百田尚樹氏らも出席した。
手登根氏の周辺・関連記事として、ネット情報サイト『リテラ』は〈「基地反対派がハーフ女児暴行」は右派のデマ攻撃だった! 元国会議員も関与〉(15年4月7日、梶田陽介氏執筆)を報じている。
(内原英聡・編集部、9月4日号)
最終更新:9月14日(月)17時59分
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>>174
情報提供有り難うございます。
1998年頃の躍進時にはこんなにも増えてなかったって事で前回とは違うって認識ですかね?(で,序でにいうと俺がサンケイ新聞を信用してるという認識なんですね〜。^^;)
民主と維新の新党結成で右寄りの野党第一党が出来たりすると党勢拡大の流れを維持出来るのかも知れませんが,このままだと前回同様の尻つぼみだと俺は思ってます。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150929-00000003-pseven-soci
落選運動 安倍首相、菅官房長官、鴻池氏、ヒゲの隊長ら標的
NEWS ポストセブン 9月29日(火)7時6分配信
国会前のデモなどで安保法案に反対してきた人々からは、法案に賛成した議員に対して落選運動を起こそうという声が上がり注目を集めている。
では、安保法案反対派が落選運動の標的にするのはどんな顔ぶれだろうか。政治評論家の浅川博忠氏はこう見る。
「安保法案強行の責任者の筆頭はいうまでもなく安倍晋三・首相、次に担当閣僚である中谷元・防衛相と岸田文雄・外相、菅義偉・官房長官も同格です。法案の閣議決定に署名した大臣たちも当然、連帯責任を負っている。
自民党では解釈改憲を主導した高村正彦・副総裁が一番で、谷垣禎一・幹事長、稲田朋美・政調会長、二階俊博・総務会長の党3役も同等でしょう。参院側は安保特別委員会の鴻池祥肇・委員長と“ヒゲの隊長”こと佐藤正久氏ら与党理事たち。さらに解釈改憲に反対しながら法案賛成に回った公明党でいえば山口那津男・代表と与党の法案協議の責任者だった北側一雄・副代表が重い責任を負っている」
すでにネットでは来年の参院選をにらんで、安保法案に賛成した自民、公明、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革5党の参院議員全員の名前が「安保法案戦犯リスト」などの見出しで掲載されている。『安全保障関連法案に反対する学者の会』の呼びかけ人で憲法学者の小林節・慶応大学名誉教授はこういう。
「安保法案反対運動は違憲訴訟と選挙の両面から今の政権を交代させる活動に移っていくでしょう。落選運動はその一環。参院選では与野党対決となる1人区を中心に自民党の対立候補を応援することになるだろう。
さらに衆院解散に追い込んで次の総選挙でも落選運動は継続される。ただし、政権を代えるといっても、あくまで間違った憲法解釈や安保法制を改めさせるのが目的ですから、特定の政党や労働組合などの組織と結びつくのは危ない。学生や学者、弁護士、市民グループなどが緩やかに連携する形で運動を展開していくことになると思う」
※週刊ポスト2015年10月9日号
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150929-00000017-pseven-soci
安保デモ参加者 安倍氏落選狙い10万人の山口4区移住提言
NEWS ポストセブン 9月29日(火)16時6分配信
安保法案が可決されたが、その直後から「賛成した議員に落選運動を仕掛けよう」という声が反対派の市民から出始めている。ネット上にもそういった声が多数書き込まれた。落選運動の標的としては、まず安倍晋三・首相、次に担当閣僚である中谷元・防衛相と岸田文雄・外相、菅義偉・官房長官、自民党では解釈改憲を主導した高村正彦・副総裁や、谷垣禎一・幹事長、稲田朋美・政調会長などの名前が取り沙汰されている。
そうはいっても、安保法案の責任者として名前があがっている有力政治家の多くは固い地盤を誇り、選挙に強い議員たちだ。
衆院山口4区の安倍首相の場合、昨年12月の総選挙で約10万票を獲得し、次点の共産党候補(約1万7000票)に6倍近い8万票以上の差をつけて楽々当選している。山口1区の高村氏も次点の維新の党候補に8万票以上の差で当選した。
「落選運動」といっても、この2人のように解釈改憲の象徴ともいえる議員たちを追い詰めるくらいの選挙戦にならなければ政治を変えることは難しいはずだ。
果たして反対派に“安倍首相落選”への成算はあるのだろうか。選挙・政治制度論が専門の湯浅墾道(はるみち)・情報セキュリティ大学院大学教授は「可能性はある」と、米国の州議会選挙などの落選運動で使われているボート・スワッピング(投票交換)の手法をあげる。
「東京都民が安倍首相を落選させたい場合、ネットで山口4区の人に“安倍首相に入れないで”と依頼し、それに応じた山口4区の人は東京で誰に投票しないでほしいと依頼して投票行動を交換する。落選運動は主にネットで広がるため、効果は大都市の選挙区であるほど大きく出る傾向がある」
これならば、“長年、自民党支持者だったが、安倍首相には反対、でも自民党以外に投票するのも気がすすまない”というジレンマを抱えている有権者も動きやすくなる。
とりわけ参院選であれば、選挙区と全国比例の候補者の投票を交換するといった多様な交換条件が考えられる。かなり有効だろう。ただし、衆院選の場合、ガチガチの「安倍支持者」が多い首相の選挙区で8万票もの大差を覆すほどの有権者が票の交換に応じるかは疑問がある。
安保法案反対派の中から「究極の秘策」として浮上しているのは、もっとストレートなやり方だ。
「8月30日に全国300か所以上で行なわれた安保反対デモに参加した人は1日で数十万人にのぼった。デモ参加者を中心に“絶対に安倍さんを落選させたい”という人に呼びかけて山口4区に移ってもらう。10万人規模の有権者が住民票を移せば、現職総理を落選させることも可能だ」(デモ参加者)
現実にはハードルが高いが、もしそんな規模の有権者が行動すれば、どんなに選挙に強い政治家でも心胆を寒からしめることができるはずだ。
※週刊ポスト2015年10月9日号
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150928-00078953-diamond-soci
学校教育に洗脳されなかった シールズ奥田愛基の野生
ダイヤモンド・オンライン 9月28日(月)8時0分配信
奥田愛基はいま、注目の23歳である。私は何度か国会前の安保法制という名の戦争法案反対集会で一緒になったが、むしろ、静かな印象を与える若者だった。もちろん、「安倍はやめろ」とラップ調でコールする声は激しい。しかし、たとえば9月15日の参議院特別委員会の中央公聴会では公述人として次のように切り出している。
「大学生の奥田愛基と言います。シールズという学生団体で活動しています。こんなことを言うのは非常に申しわけないが、先ほどから寝ている方がたくさんいるので、もしよろしければ話を聞いてほしい。僕も2日間くらい緊張して寝られなかったので。僕も帰って早く寝たいと思っているのでよろしくお願いします」
奥田にメモを渡して、こう発言するよう促したのは、やはりシールズのメンバーで、同じ明治学院大4年生の牛田悦正だった。
シールズとは、Students Emergency Action for Liberal Dmocracy-sの略で日本語に訳せば「自由と民主主義のための学生緊急行動」となる。
奥田によれば、特定の支持政党を持たない無党派の集まりで、保守、革新、あるいは改憲、護憲の垣根を越えてつながっている。
最初はたった数十人で、立憲主義の危機や民主主義の問題を真剣に考え、5月から行動を開始した。その後、デモや勉強会、街宣活動などを通じて、自分たちの考える国のあるべき姿や未来について社会に問いかけてきたつもりだという。
シールズに対しては「騒ぎたいだけだ」とか、「若気の至り」などの非難の声も投げつけられたが、私の接した奥田は、浮わついたところのない好青年である。
● 「家にマザー・テレサがいたらウザくないですか? 」
どうして、こういう若者が育ったのか? その秘密を尋ねて1冊の本に行き当たった。高橋源一郎×SEALDs著『民主主義ってなんだ? 』(河出書房新社)である。
作家の高橋は明治学院大学国際学部の教授でもあるが、奥田と牛田はそのゼミ生らしい。
大学の入試で高橋は奥田を面接し、奥田のつくるカレーの話になって盛り上がったという。それまでの学校教育に“洗脳”されて、受験生はほとんどおとなしいのに、奥田はとびぬけて野性的だった。
高橋の「言語表現法」という文章を書く授業でも異彩を放ち、高橋はしばしば、奥田の書いたものを題材にした。高橋の奥田評を引こう。
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>>188
「惚れ惚れするような、変な、文章を書いてくるんだ。どこに向かっているのかわからない、無鉄砲なところもよかった。文章も奥田君も。それから、奥田君は、突然姿を消したり、いきなりゼミにやって来て、ゼミ長みたいに振る舞ったり、またいなくなったりした」
奥田の父親の知志は北九州で貧困者やホームレスの支援をしている有名な牧師である。でなければ、愛を基になどという名前を息子につけないだろう。しかし、奥田にとって、このことはけっこう重かった。
たとえば放火で服役していて出所して、また放火した人を親は引き受けるという。緊急家族会議が開かれ、「うちが火つけられない? 大丈夫? 」といった話になる。
結局、引き受けたのだが、朝起きると、知らないおじさんがいるのも日常茶飯事だった。
「この人は新しい家族だから」と父親は平気な顔で言う。
とまどいながらも奥田は、「パン、何枚食べますか? あ、2枚っすか」といった応対をしていた。
「すごい教育受けてるね」と高橋も合いの手を入れているが、奥田は小学校まではそれが普通だと思っていた。他の家とは違うことがわかっていなかったのである。
酔っぱらった勢いで、一度、父親に「なんでそんなことやってんの? 」と尋ねた。返ってきた答は、「僕な、人間が好きなんよな」だった。自分の父親は「ヤバいぞ」と奥田は思ったという。
「いいお父さんだね」と言われて、奥田は胸の中で呟く。「よく想像してみてくださいよ。家にマザー・テレサがいたらウザくないですか? 」
● 飼いならされていない野性が大人を惹きつける
奥田は語る。
「そういう親父のもとに育って、中学で家を出ました。北九州にいたときは不登校とかいろいろあって、というか家と世俗の価値観があまりにも合わなすぎて(笑)。だから九州を出て、八重山諸島の鳩間島っていう、ディズニーランドよりも小さい周囲4キロくらいの島に行って、そこで中学生生活をおくりました。卒業して、島根県の浅利町という人口が千人くらいしかいない所の高校に行って、そして今に至るという感じですね」
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>>189
海が好きな奥田が鳩間島を選んだのはグーグルで検索した結果である。最初は海外に行こうとか、国内で一番遠い北海道に行こうかと考えていた。しかし、北海道は寒いなと思って沖縄にしたのである。
奥田が入った島根の全寮制の高校は3学年で50人。1学年が20人足らずだった。
奥田の飼いならされていない野生が育まれた背景である。
そんな奥田も、自民党を離党せざるをえなくなった武藤貴也が、シールズの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という利己的な考えに基づくと発言し、「どう思いますか」と何度も訊かれた時は辛かったという。
バカな発言をまともに取り上げるメディアにうんざりしたのだろう。
しかし、そんな大人ばかりではなかった。自発的に慶大名誉教授の小林節がやって来たのである。マイクを渡すと小林は口を開いた。
「こんなひどい雨の中で集団的自衛権に反対していると聞いて多少なりとも応援にと来ました」
神奈川新聞「時代の正体」取材班『時代の正体』(現代思潮新社)によれば、奥田はこの時のことをツイッターでこう振り返っている。
「小林節さん片手が少し不自由だから、マイク持ったら傘持てないんだよね。それ初め分からなくて、マイク持ってもらったらめっちゃ濡れちゃって。けど全く動じず話し出して、スピーチして。超堂々としてた。動画見たら分かるけど、メガネに水滴が垂れるぐらい雨降ってた中でだよ」
生まれつき左手の指がない小林は、いじめられ、したたかに孤独を味わってきた。その小林の言葉を引きながら、奥田はさらにつぶやく。
「疲れてるのもあるけど、もうこれ電車の中でボロ泣き。『君たちはひとりじゃない。エネルギーは正しい方向に向かっているよ、と励ましたかった。僕がひとりで闘ってきたから、余計にそう思うのかな』先生、俺マジで頑張ります」
佐高 信
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150917-00084830-toyo-bus_all
安保法案、「デモの熱気」が官邸を焦らせた
東洋経済オンライン 9月17日(木)8時0分配信
孫子の兵法に「その無備を攻め、その不意に出ず」というのがある。簡単にいえば、敵が考えもしないところに注目し、意表を突けということ。自民党の今回の動きは、この兵法そのものだ。9月15日午後、参院議員会館で取材していたところ、たまたま会った自民党関係者から「与党は安保関連法案を明日通すらしい」と聞いた。
安倍首相は待ちぼうけ
同法案に関しては、「16日に地方公聴会が開かれ、17日に参院平和安全法制特別委員会で採決され、18日には本会議にかけられ成立する見込み」とのスケジュールが報道されていた。それが「16日に本会議が開かれ、そのまま『休憩』。午後の横浜での地方公聴会の後、鴻池委員長と他委員が国会に戻ってきて委員会を開催。採決の後、本会議で通す」(同関係者)というのだから、スケジュールが大きく早まったことになる。急ぐ理由は何かと聞くと、同関係者は「どうも官邸から『早めたい』と言ってきたようだ。昨日の国会デモがショックだったらしい」と説明した。
■ デモの盛り上がりに焦った
「昨日の国会デモ」とは、14日の夕方に4万5000人(主催者発表)が国会周辺を取り囲んだ件だ。参加者は口ぐちに、「戦争をさせない」「9条を守れ」と安保関連法案の廃案を訴え、岡田克也民主党代表と志位和夫共産党委員長、吉田忠智社民党党首など野党の党首も政府の対応を批判する演説を行った。その他、共産党から市田忠義前書記局長と小池晃政策委員長、社民党から福島みずほ前党首、生活の党と山本太郎となかまたちからは玉城デニ―国対委員長も参加している。
「19日からのシルバーウイークに入ってしまうと、確実に全国各地で多くの反政府デモが開催される。その前に片づけておいて、熱を冷ましたいのだろう」(同関係者)
だがそうするにしても、自民党としては「強行採決」というイメージはなんとか避けたい。
そこで新党改革、次世代の党、日本を元気にする会の3党と修正協議を行い、彼らが主張する自衛隊をホルムズ海峡に派遣する場合に国会の事前承認を要件にすることなどを受け入れた。
ただし条文に手を加えず、閣議決定して付帯決議として盛り込むことにした。衆院で再度審議することを避けるためで、自民党としては可能な妥協だ。3党の議員14名を味方にすることで、「強行採決」の汚名を阻止できた。ただし維新の党との修正協議は決裂しており、民主党や共産党などとも対立したままだ。
そのため、15日に理事懇を開いても、16日の日程がまとまらなかった。鴻池祥肇委員長が職権で「16日午後6時」に平和安全法制特別委員会の開催を決定したが、これには「採決」が含まれていない。しかし民主党など野党には「一気に採決までもっていき、本会議で成立させるらしい」との情報が広がった。これに、どのように抗うか。「野党は第1委員会室にバリケードを作って審議を阻止するらしい」「鴻池委員長を地方公聴会の会場に閉じ込め、国会に戻れなくするらしい」「国会に帰ってきたところで、委員会室に入れないように閉じ込めるらしい」などの噂が流れた。
確かに鴻池委員長に対する「妨害行為」はあった。地方公聴会が終わった後、会場から出る車を群衆がブロックし、中にはその前に身を投げ出して動きを阻止する人もいた。だがこうした事態は予想されていたため、鴻池氏はいち早く会場を脱出し、午後6時前には参議院に到着している。一方、混乱に巻き込まれて予定の新幹線に乗り遅れた民主党の北澤芳美元防衛相や福山哲郎元官房副長官も、午後6時半に第1理事会室に入った。
■ 理事会室の前では怒号
第1理事会室と第1委員会室は数メートルしか離れていないが、その空間には多数の与野党議員や記者、カメラマンがひしめいた。人の熱気に加えてカメラの照明で、そのスポットだけは気温が30度を超えていた。さらに「実力行使なんて、恥ずかしいだろう!」「ここは言論の府だからな!」など理事会室の前では怒号が飛び交い、委員会室の前で与党側の議員が「民主党なんて全員議員辞職してしまえ」と叫んでいた。
さらに首にピンクのリボンを巻いた女性議員がこれに加わった。民主党の神本美恵子参院議員、郡和子衆院議員、西村智奈美衆院議員の呼びかけで集まった民主党と共産党の女性議員たちは、「公聴会の公述人に女性がいない。安倍政権の『輝く女性』政策に逆行しているのではないか」と理事会室前で訴え、「女性の声を聞け!」とコールを繰り返した。
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>>191
このような喧騒の中、理事会は何度か休憩をはさみつつ行われた。時折、憔悴しきった様子の鴻池委員長が衛視数名に警護され、理事会室から出てきた。
16日午後7時には安倍晋三首相が国会に入り、2階にある内閣総理大臣室で待機した。そして午後9時前に参院第1委員会室に入って岸田文雄外相と中谷元防衛相とともに席につき、委員会が開かれるのを待っていた。だが動く様子は全くなく、日付けが変わった翌17日午前0時10分に、委員長職権で再度、委員会が立てられた。
■ 野党は「時間稼ぎ」で最後の抵抗
その後、17日の午前8時50分から理事会、午前9時から委員会が開かれることが決まり、不正常な緊張状態は解かれることになった。だがすでに野党は16日午後5時の党首会談で、採決の絶対阻止と強行採決の場合は内閣不信任案や問責決議案で対抗することを決めている。
また平和安全法制特別委員会の冒頭で鴻池委員長の門責決議案が出される、との話もある。それを処理した後で、参院外交防衛委員長、参院議運委員長への問責決議案、外相や防衛相の問責決議案と続き、最終的には内閣不信任案が提出されると見られている。時間稼ぎの常とう手段である。それを見越してすでに衆院では議員運営委員会理事会の予定が立てられており、対応の準備は済んでいる。
これらが15時間から18時間かけて行われる一方で、安保関連法案が委員会で可決され、本会議で通ることになるだろう。同法案成立に向けた最後の山場が迫っている。
安積 明子
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000005-jct-soci
SEALDsの政治戦略に触れ、思わぬ「炎上」 為末大、「正論なのに...」と擁護の声も
J-CASTニュース 9月28日(月)19時27分配信
元陸上競技選手でスポーツコメンテーターの為末大さん(37)が、安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」についての分析記事にツイッターでコメントしたところ、思わぬ波紋を広げてしまった。
為末さんの意見については「正論」とする声も多かったのだが、ツイッターユーザーらとのやりとりを通じ、最終的には自身の「認識違い」だったとして反省の弁を口にした。
■「純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか」
為末さんが触れたのは、SEALDsの運動を過去に起きた海外の学生運動の失敗例・成功例と比較する形で分析した記事だ。
筆者であるノンフィクション作家の安田峰俊さんは、1989年に中国で起きた六四天安門事件の学生運動指導者・王丹氏が自ら考察した同運動の失敗原因を紹介。その一つに「運動の戦略・戦術の失敗」があり、記事中ではこれを、
「『ピュアな若者の運動』というイメージで自分たちを縛ってしまい、『汚い大人』である当局を相手とするしたたかな交渉戦略を否定してしまった」
と解説していた。
安田さんは、香港の雨傘革命(14年9月)も同様の理由を原因に失敗した側面があると指摘。一方で、台湾のひまわり学生運動(14年3月)では学生運動の「純粋性」を克服し、戦略的な交渉を行ったことなどが成功につながったとの見方を示した。SEALDsについては具体的な分析を控えたが、「成功例」であるひまわり学生運動と彼らのスローガンを併載することで、SEALDsが政治目標を達成できなかった理由の一端を暗に示した。
戦略の重要性については為末さんも深く共感したようで、2015年9月26日には、記事を引用して「これだと思う。純粋さじゃなくて戦略的だったかどうか」とツイートした。
あるユーザーから、このコメントだけでは主張が分かりにくいとする声が届くと、
「僕らの世界ではチームが負けた時に、何が敗因だったか、次はどうすれば勝てるのかを、分析し総括して、次につなげるのがいい監督だと言われていて、試合にどんな純粋な気持ちで挑んだかは評価とは関係がないです」
と、スポーツの勝負の世界になぞらえて自身の見解を説明した。
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>>193
目標は廃案ではなく意見表明?
すると為末さんのもとには、さまざまな反論や批判が寄せられることとなった。SEALDs支持者とみられる人々からは、
「ご自分の目で現地で見てください。為末さんにはガッカリです」
「SEADLsがハイセンスだったから感じるヒガミ」
「ご自分の言葉で、建設的な批判をしましょう」
といった厳しい声が寄せられた。
為末さんはこうした意見を一つ一つ拾い「丁寧」に返信していたのだが、そのほかの人々からも、「SEALDsは『SNSを利用してゆるくつながる、組織を作らない、リーダーを立てない』という組織であり『勝つ』という考え方をしていないのでは」といった意見や「スポーツの勝ち負けと今回のデモは違うのでは」といった具体的な反論が届いた。
安田さんの記事は、「廃案」が目標であることを前提に書かれており、為末さんも同じ認識で話を進めていたようだが、「成果のありなしは参加者それぞれ」だとする声や「参加者は次の選挙等を見据えており、廃案がゴールではなかったのでは」といった指摘がくると、
「例えばメダル獲得が目的なのか、それとも競技に注目を集めるのが目的なのかによって手段が違うし評価も違うのですが、僕が勝手に安保を止めるのが目的だと思っていたので、その認識間違いがあったみたいです。すいません」
と謝罪。「廃案を目指すのではなくて、声を出して意見表明をすること自体が目標だったのだと認識しました」と改めた。
さらに、日頃の発言が賛否を呼ぶことについても触れて、
「結局僕が炎上する時の一番の要因は、みんなそんなに一番になったり絶対目標を達成したいわけじゃないのに、そういう前提でつき詰めて話しすぎることじゃないかと思って、反省しております」「僕は勝敗や目的達成にこだわりすぎる」
と述べた。
「叩いてる奴は全員読解力のないアホ」「為末の言うとおり」
SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)は「自由で民主的な日本を守るため」にできた組織であり、活動目的は安保法案廃案に限定しているわけではない。
ただ国会前等での反対デモにおいては、「本当に止める」をキャッチフレーズに、「戦争法案、絶対廃案」と声高に叫んできた。そのため、安保反対デモにおいては為末さんのように「廃案が目標」と受け止めるのも無理はないだろう。
また為末さんのツイートは、SEALDsを真っ向から否定したわけではなく、「廃案」という目標があるのなら分析や総括を通して戦略を立てるべきと主張したに過ぎなかった。そのため今回の「炎上」に対しては、
「これに関しては為末さんの言うとおり」
「言葉を選ばず言うと、今回は為末氏叩いてる奴は全員読解力のないアホ」
「ぐうの音が出ないほどの正論なのに」
「社会運動はなんらかの成果を得るためにやってる訳で、それを『成果が得られたかどうかは参加者それぞれ』言われたら混乱するだろね」
といった擁護の声も多く上がっている。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150930-00000000-sasahi-pol
共産まさかの柔軟路線 永田町勢力図に“革命”か〈週刊朝日〉
dot. 9月30日(水)7時4分配信
安倍1強時代が終わるかもしれない。9月19日、共産党の志位和夫委員長が、「国民連合政府」構想をぶち上げたのだ。
共産はほぼすべての選挙区に独自候補を擁立してきた。それが今回、安保関連法廃止に向けた暫定政権をつくるために他の野党と選挙協力をするというのだ。志位氏は「党の歴史でも初めて」と胸を張った。
「内閣不信任案提出前の野党5党の党首会談でも、志位氏は『不信任案は、このメンバーで政権をつくるという意味ですよ』と発破をかけていた。『確かな野党』じゃないのかよ!と、他党幹部も度肝を抜かれたそうです」(維新の党関係者)
すでに選挙協力の議論を始めた民主党と維新に、共産までもが加わるとなると、その影響は絶大だ。
例えば来夏で改選になる議員を選んだ2010年7月の参院選では、29の1人区のうち21区で自民党が勝利していた。このとき、共産党を含む野党共闘が実現していたと仮定して計算すると、山形、栃木、徳島、長崎、熊本、沖縄の6県で野党が逆転勝利。ほかにも4県で1万票差程度の接戦になる。勝敗がひっくり返りかねないのだ。
今回の決断の理由について「野党がまとまってほしいという国民の声を受け止めた」と志位氏。実際、国会前デモから連なる世論のうねりがある。23日に横浜市内で民主党の枝野幸男幹事長が街頭演説をした際には、「民主党は国民連合政府に協力を!」「民共共闘」などと書かれたプラカードを持った聴衆が多数集結。握手に回る枝野氏に「野党共闘お願いします」などと声をかける人も多く、他の議員の演説中には「野党は連帯!」というコールも起きた。こうした異例の現象が、選挙協力の後押しになる可能性はある。
とはいえ、道のりは険しい。25日には民主・共産の党首会談が行われたが、民主の岡田克也代表は会見で「共産党と政府をともにするというのはかなりハードルが高い」と硬い表情。維新の松野頼久代表も24日に国会内で志位氏らとバッタリ鉢合わせ、「清水の舞台から一緒に飛び降りましょう」と声をかけられたが、苦笑するのみだった。
政治アナリストの伊藤惇夫氏がこう解説する。
「民主や維新の議員や支持者には“共産党アレルギー”も根強く、票が逃げる可能性もあるので全面的な協力は難しい。ただ、共産が一部の選挙区に独自候補を立てず、党員に他の野党への投票を呼びかけるなど、部分的な協力は成立し得るのでは。衆院小選挙区あたり平均約2万票を持つ共産が動く意味は大きい」
“ウルトラ志位(C)”はなるか。
※週刊朝日 2015年10月9日号
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151001-00005483-sbunshun-pol
「国民連合政府」で大攻勢 共産党強気の背後にあの男
週刊文春 10月1日(木)18時6分配信
共産党が連立政権入りを前提とした野党勢力による「国民連合政府」構想や選挙協力をぶち上げ、“野党政局”を主導している。“仰天プラン”の威力は十分で、共産党の固定票が欲しい野党第1党の民主党は振りまわされっ放しだ。
9月19日未明、大混乱の末、安全保障関連法が成立した。防衛省の内部文書をすっぱ抜くなど、国会論戦をリードしてきた共産党の反射神経は抜群だった。成立から11時間後、第4回中央委員会総会を緊急開催すると、志位和夫委員長(61)が記者会見を行ったのだ。
志位氏は、(1)「戦争法」を廃止する(2)そのために安倍政権を打倒し、国民連合政府をつくる(3)本気で政府をつくるなら野党間で選挙協力が必要――との主張を展開した。徹夜明けの記者たちは、突然の提案に寝ぼけ眼をこすって「あわてて記事を書いた」(政治部記者)というほど、電光石火の動き。同じ頃東京・銀座で新味のない街頭演説を繰り返していた民主党の岡田克也代表とは対照的だった。
攻勢はその後も続き、25日には志位氏が岡田氏と会談。共産党が呼びかける党首会談は稀で、永田町関係者を驚かせた。会談で岡田氏は連合政府には否定的だったものの、与党に対抗するための選挙協力には意欲を見せ、志位氏は「大変良いスタートが切れた」とご満悦だった。
野党第3党とは思えぬ存在感を見せる共産党の強気の背景には近年の党勢拡大があるが、加えて心強い援軍の存在も大きい。生活の党の小沢一郎共同代表である。
小沢氏は、かねてから共産党が国政選挙で全選挙区への候補者擁立の基本方針を転換し、野党が候補者を1人に絞りこめば、選挙の帰趨を制する1人区で自民党に勝てるというのが持論だ。
両氏は急速に距離を縮めており、「共産党の政治家は、他党の人間とのサシの飲食は禁じられていると言われているが、8月に2人きりで酒を飲んだとの情報も飛び交っている」(野党関係者)。
小沢氏は、共産党の提案を受けて「頭の切り替えと素早い行動だった。これは他の野党も見習わなきゃいけないね」と手放しで絶賛。これを志位氏は「嬉しい評価」とツイートし、28日には会談するなど両者の息はピッタリだ。
民主党の存在感は見えず、維新は分裂前夜。創立93年の老舗革命政党が、野党の覇権を握るか。
<週刊文春2015年10月8日号『THIS WEEK 政治』より>
「週刊文春」編集部
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http://mainichi.jp/select/news/20151001k0000m040079000c.html
姫路市:「政権批判理由に催し中止は違憲」主催者に謝罪
毎日新聞 2015年09月30日 21時10分
兵庫県姫路市は30日、安倍政権を批判したビラや発言を理由にJR姫路駅前の広場で7月にあった催しを中止させたことについて「集会や表現の自由を保障した憲法に違反した行為だった」と認め、主催者側に謝罪した。
催しは西播地域労働組合総連合(西播労連)の主催で7月24日、市管理の「姫路駅北にぎわい交流広場」で開かれた「駅前文化祭」。政権批判のビラを掲示したり、寸劇などで「安倍政権はノー」と訴えたりした。市は「公共の広場の利用趣旨に合わない」などとして催しの途中で広場の使用許可を取り消し、催しは2時間で打ち切られた。労連側は8月、「中止させた行為は違憲」として、損害賠償など約220万円を求めて神戸地裁姫路支部に提訴していた。
市は30日、西播労連側に市役所で直接謝罪。松本孝明・都市拠点整備本部副本部長は「庁内で検証したが、当日のビラや発言は中止するほどの内容ではなかった。今後は中止する際のマニュアル作りを進め、二度と過ちを起こさないようにしたい」と話した。西播労連は市の対応を受け入れて訴訟を取り下げ、谷口善弘議長は「同様の催しを再度、同じ広場で開きたい」と述べた。【加藤敦久】
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150928-00000051-asahi-soci
SEALDsの奥田さんに殺害予告届く 大学に書面
朝日新聞デジタル 9月28日(月)20時2分配信
安全保障関連法案への反対運動をしてきた学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)が28日、自身と家族に対する殺害予告の書面が届いていたことをツイッターで明らかにした。奥田さんは、神奈川県警港北署に被害届を提出したという。
奥田さんによると、「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の手書きの書面1枚が入った封書が24日、奥田さんが在籍する明治学院大に届いたという。同大広報課は「調査中」とし、詳細を明らかにしていない。
奥田さんは、国会前などで学生が主催した抗議行動の中心メンバー。参院特別委員会が今月15日に開いた中央公聴会に公述人として出席し、「国会を9月末まで延ばし、国民の理解を得られなかったのだから、廃案にするしかない」などと述べていた。
朝日新聞社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00050055-yom-soci
シールズ・奥田さんらの殺害予告、大学に届く
読売新聞 9月29日(火)11時51分配信
安全保障関連法案の反対運動を行ってきた学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー奥田愛基(あき)さんと家族に対する殺害予告が、奥田さんが在籍する明治学院大に届いていたことが29日、わかった。
同大広報課によると、殺害予告があったことは24日に把握し、26日に文書で同大白金キャンパス(東京都港区)に届いた。同課は「詳細な経緯を確認中。警察に相談している」としている。
最終更新:9月29日(火)12時6分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150929-00000005-jct-soci
SEALDs・奥田氏への殺害予告 犯人は「明治学院大」でなく「明治大学」に誤送していた
J-CASTニュース 9月29日(火)18時38分配信
安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーで、明治学院大4年生の奥田愛基(あき)さんとその家族に対する殺害予告は明学大でなく、奥田さんと無関係の明治大学に届いていた。J-CASTニュースの取材で分かった。
殺害予告の「実物」は、明大から送付される形で明学大に渡っていた。
■殺害予告はシルバーウイーク明けの24日に明大へ届けられた
奥田さんは2015年9月28日、自分と家族に対する殺害予告が「明治学院」に来たとツイッターで明かし、「僕だけならまだしも、なんで家族に対してもそうなるのか...。何か意見を言うだけで、殺されたりするのは嫌なので、一応身の回りに用心して、学校行ったりしてます」と複雑な心境を語った。報道によると、殺害予告は「奥田愛基とその家族を殺害する」という趣旨の手書きの書面1枚が入った封書。奥田さんは神奈川県警港北署に被害届を提出したものの、送り主は依然見つかっていない。
ただ、殺害予告は初めから明学大に届けられたわけではない。シルバーウイーク明けの24日、書面を受け取ったのは明学大と2文字違いの明治大学だった。明大広報課によると、受け取った後は速やかに所轄の警察署へ通報し、明学大に送付したという。
一方の明学大は24日、明大から連絡を受けて事態を把握する。明大の送付した書面が届いたのは、それから2日後の26日だったという。なお、書面の詳しい内容は「大学からは回答できない」(同大広報課)としている。
ツイッターには「明治大学の奥田さん」の書き込み
殺害予告が誤って明治大学に送付されていた事実は、奥田さん本人も把握していたらしい。SEALDsとともに国会前でデモを行っていたとされる男性が15年9月29日未明、「本人から聞いた」話として殺害予告の「誤送」をツイッターで明かしていた。
安保法案に反対する国会前デモを通じて知名度を上げたSEALDs。奥田さんはマスコミ取材に応じる機会も多く、その度に在籍する大学の名前が報じられた。しかし、送り主と同じ「勘違い」をしている人は少なくなかったようだ。ツイッターには、
「奥田って人は明治大学らしい」
「明治大学の奥田さん凄いな」
といった書き込みを多く見つけられる。それ以外に、奥田さんが明治大学大学院に在籍している、という「事実誤認」も確認できた。
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>>198
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000005-jct-soci
「我が母校の知名度の低さが...」 SEALDs奥田氏殺害予告「誤送」で明治学院OBらがまたも嘆き節
J-CASTニュース 9月30日(水)19時7分配信
「我が母校の知名度の低さがつらい...」――ツイッターでこんな声が相次いでいる。安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーで、明治学院大4年生の奥田愛基さんに対する殺害予告が奥田さんと無関係の「明治大学」へ届いた一件を受け、明治学院大卒業生らが母校名の「間違われやすさ」を嘆いているのだ。
明治大と名前を間違えられる、というエピソードは、ネットでも「明学あるある」ネタの1つに数えられるほど、昔から関係者には馴染み深いものだった。
■合コンで何百回も「明治大ではなく明治学院大です」と訂正
殺害予告はシルバーウイーク明けの2015年9月24日、奥田さんとは無関係の「明治大学」に届いた。
SEALDsの名は安保法案に反対する国会前デモで広く知られるようになり、奥田さんも数々のマスコミ取材に応じた。奥田さんが在籍する大学の名前は今まで何度も報じられている。しかし、ツイッターには、奥田さんが明治大学や明治大学「大学院」に在籍している、との事実誤認の書き込みが依然多い。
確かに、明治学院大の名前は明治大とよく間違われる。9月29日、殺害予告「誤送」がJ-CASTニュースに報じられると、明治学院大の卒業生はツイッターで、自分も同じ経験した過去を吐露する一方、
「我が母校の知名度の低さがつらい...」
「(違うと)否定するのもめんどくさい」
と嘆く声が相次いだ。中には「合コン」などの場を含めて過去何百回も「いえ明治大ではなく明治学院大です」と説明した、という苦労話(?)を明かす卒業生もいた。
最古のミッションスクール「ヘボン塾」が起源
「明学生と話すときに知っておきたいこと」「明学あるある」といった明治学院大の学生が共感するエピソードなどを集めたまとめサイトには、高い割合で「明治大と間違われる」という記述が見られる。
明治学院大OBで東京都内に住むサラリーマンの男性もJ-CASTニュースの取材に対し、「確かに間違われることが多かったです」と語る。
そして、「早稲田大学を目指す予備校の早稲田学院(埼玉県蕨市)を念頭に、『明治学院は明治大を目指す予備校』などと自虐的に語る学生もいました」「外部の人からは、明治薬科大学(東京都清瀬市)も含めた(架空の)『明治グループ』に属する大学と誤解されることもありました」と在学中のエピソードを話してくれた。
ちなみに、明治大と明治学院大の間に系列関係や沿革における共通点はない。学校法人明治大学の運営する明治大は明治時代に設立された法律学校を前身とし、「東京六大学」にも名を連ねる。一方の明治学院大は学校法人明治学院が運営し、日本最古のミッションスクール「ヘボン塾」を起源としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151003-00004176-kana-l14
シールズ・奥田さんが被害届 戸塚署受理、脅迫容疑で捜査
カナロコ by 神奈川新聞 10月3日(土)7時3分配信
安全保障関連法に反対する大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基さん(23)の殺害を予告する脅迫状が届いた事件で、奥田さんは2日までに、戸塚署に被害届を提出した。同署は受理し、脅迫容疑で調べている。
奥田さんは1日午前、弁護士とともに同署を訪れて被害届を提出した。
脅迫状は、奥田さんが在籍する明治学院大に届いたという。奥田さんは9月28日のツイッターで、自身と家族に対する殺害予告が届いたことを明かした上で、「何か意見を言うだけで、殺されたりするのは嫌なので、一応身の回りに用心して、学校行ったりしてます」と発信していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000567-san-soci
「言論の自由に対して許しがたい」シールズ・奥田さん殺害予告で明治学院大がコメント
産経新聞 9月30日(水)19時59分配信
安全保障関連法案への反対運動をしてきた学生グループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー、奥田愛基(あき)さんと家族が殺害予告を受けている問題で、奥田さんが在籍する明治学院大学は29日、「言論の自由に対して許しがたいこととして認識しております」などとするコメントを発表した。同大は警察に相談すると共に今後、学生らの安全に配慮した対応をとるとしている。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151002-00010000-jisin-pol
安保法制反対デモを陰で盛り上げる「シールズの母」
女性自身 10月2日(金)6時1分配信
安保法制の国会審議が大詰めを迎えた9月15日、毎週金曜日に国会前でデモを行っていた学生グループ「シールズ」の中心メンバー、奥田愛基(あき)さん(23)が、参議院「特別委員会」の中央公聴会に公述人として出席。
安倍政権が強引にすすめる安保法制について、堂々と反対の意見陳述を行い、スピーチの終盤、こう語った。
「ある金沢の主婦の方がフェイスブックに書いた国会答弁の文字起こしは、瞬く間に1万人もの人にシェアされました。ただの国会答弁です。ふだんなら見ないようなその書き起こしを、みんなが読みたがりました。なぜなら、(安保法制に)不安だったからです」
この言葉を聞くなり、あふれる涙を抑えきれず、何度もハンカチで目頭を押さえる女性の姿が傍聴席にあった。小原美由紀さん(50)。この女性こそが、奥田さんがスピーチで言及した“金沢の主婦”であり、メンバーから「シールズの公認お母さん」と呼ばれている人物だ。小原さんは、安保法制に反対するデモを、ここまで盛り上げた立役者の1人といっても過言ではない。
「デモで僕に話しかけてくる人のほとんどが、『小原さんの投稿を見て来たんですけど』って、言うんですよ(笑)」
奥田さんも、冗談まじりに話すほど影響力を持っている。彼女は、学生たちが、秘密保護法に反対するデモを始めた昨年2月ごろからインターネットの動画配信サイトで彼らの国会前スピーチをチェック、その内容を書き起こし、フェイスブックに投稿することで彼らの主張を広めてきた。
その努力が、大きく実を結んだのが今年の5月27日。奥田さんの意見陳述に引用された国会答弁が行われた日だ。なぜ、国会答弁まで書き起こそうと思ったのか――。
「安保法制の矛盾を、わかりやすく指摘する野党議員に対して、安倍総理の答えは、あまりにも意味不明だったからです。多くの人に、この答弁の内容を編集せず知らせることが、法案を止める近道かもと思って」
この時期から、確実に世論が変わり始める。それまで、毎週金曜日の国会前デモに訪れていた人は2,000人ほどだったが、週を追うごとに4,000人、1万人、10万人と膨らみ、強行採決されてしまった現在でも、各地でデモは続いている。
小原さんは、22歳、17歳、15歳の男のコの母親。シールズを応援し始めた動機をこう話す。
「自分の子どものような彼らが、顔も名前もさらけ出して、安保法制反対の声を上げてくれている。相当風当たりもきついと思います。だから私も、戦争できる国にしないために、自分ができることをして応援したい。そう思って彼らのアクションを紹介し始めたんです。これなら、1人でも、金沢にいても、できるから」
小原さんのこうした地道な活動は、実は最近始まったことではない。
「金沢に30年続く『平和サークルむぎわらぼうし』という市民グループがあって、20代後半から参加しています。地元の被爆者の方の体験をお聞きしたり、原爆や戦争をテーマにした朗読劇を毎年開催したり。子どもが小さい間も、この活動だけは続けていたので社会的な関心を持ち続けることができました」
9月15日、奥田さんが出席した公聴会終了後、メンバーと面会した小原さんから返ってきたのは、冷静な答え。「忙しそうだったから、金沢土産を渡して帰ってきました」。しかし、奥田さんらと話して、今後に対して決意も新たにしていた。
「私はこれからも、先輩方から受け取った平和への思いを未来の世代へと引き継いでいきたい。そのために、自分らしいやりかたで、その役割を果たしていきます」
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>>200
https://www.facebook.com/miyuki.kohara.7/posts/1098788013468827
小原 美由紀さんが新しい写真2枚を追加しました
5月28日 ・ 編集済み ・
『俺別に共産党に特に肩入れないし、むしろあんまり近づきたくないぐらい思ってるけど、今日の国会答弁の志位さんの力強さったらもう涙でるてか、人居なくて国会見てたら叫びそうなぐらい素晴らしい。総理は議論が出来てない。』
とか
『国会中継みながら悔し泣き。戦争法案が通りそうだから泣いてるんじゃない。こんなに重要な法案をこんなにとんちんかんなうわっつらの言葉でごまかして平気な顔してる人間を、みなが結果的に放置して好きなようにさせてることに絶望するわ…。』
とか、大事な人たちがつぶやいてるもんだから、
私ったら、私ったら、
<一部だけ、書き起こしました>
後方支援= 兵站 ・・へいたん・・(ロジスティックス)
新ガイドラインでも、全部「ロジスティックス」になっています。前方とか
後方とかという概念はありません。(後方支援と言ってるのは、日本だけ)
〜〜〜〜〜〜
<志位議員>
これは、米海兵隊がつくった「海兵隊教本」でございます。
現在使われているものであります。
「兵站はいかに重要か。
兵站は軍事作戦のいかなる実施の試みに置いても不可欠な部分である。
兵站なしには計画的で組織的な活動としての戦争は不可能である。
兵站なしには、部隊は戦場にたどり着けない。
兵站がなければ、武器は弾薬なしになり、
装備は故障し、動かないままとなり、
病人や傷病兵は治療のないままになり、
前線部隊は食料や避難所や医療なしに過ごさなければならない。」
兵站の重要性について 非常にわかりやすく書かれています。
次にですね「兵站と戦争」、という項があります
「兵站は戦争の一機能であるがゆえに
兵站システムとそのシステムを作動させる部隊および要員は、
暴力および危険の対象となる。
兵站の部隊、設備、施設は、
軍事攻撃の格好の目標であることを認識することが重要である。」
先ほど総理はですね、
「兵站は安全なところでやるのが常識なんだ」、と言われましたが、
しかし、海兵隊教本には別のことが書いてあるんですよ。
戦闘部隊はいろんなところに動ける。だから柔軟性がある。
兵站というのは計画的に動かなくてはいけない。
より、軍事攻撃の格好の目標になる。
軍事の常識がはっきり述べられています。
そして、結論です。
「兵站は戦争と一体不可分である。
兵站が軍事行為の不可欠の一部である
兵站は、いかなる、すべての戦争の中心構成要素である。」
非常に明瞭であります。
総理に伺います。総理は昨日本会議での私の質問に関して
「我が国が行う後方支援は他国の武力の行使と一体化しないように行うも
のである。このようなことから、武力行使と一体不可分であるというご指摘は当たりません」
と答弁されました。
総理がなんと言おうと、
自衛隊が支援する米軍が
「兵站は武力行使と一体不可分であり、
兵站が戦闘行為の不可欠の一部であり、
兵站は、戦争の中心構成要素だ」、
ここまでいっているんですよ。
相手はこういってるんですよ。
これが兵站の本質ではないですか?
-
>>201
<安倍総理>
たしかにですね 今、志位委員がご紹介されたように
兵站というのは重要なんですよ。
重要だからこそ、安全を確保しなければいけない。
つまり、兵站の安全が確保できないようなであれば、作戦行動は成り立たないわけなんです。
ですから、われわれが支援するのは、しっかりと兵站の安全が確保されている場所において、いわば後方支援をするわけであります。
食料等々を届けていく。攻撃されて奪われてしまったら、相手に渡るわけですから。だからこそですね
また、後方支援をしている間は攻撃に対しては脆弱である、という考え
方のもとに しかし、これもちゃんと、安全を確保しましょう、という
考え方でもあるんだろうと思いますよ。
えー、後方支援に際しては危険を回避し、安全を確保することは当然でありまして むしろ、軍事的に合理性があると、思います。
これは同時に、後方支援を充分に行うためにも、ま、必要なことでありまして
危険な まさに、場所にですね、物資をたくさん届けるというのは
敵に届けてしまうようなことになってしまうわけでありますから、
そういうところで、いわば後方支援をしないということは、
むしろ常識であるということは、
繰り返し申し上げてきたわけですが、
あえてまた繰り返し 申し上げたいと思うわけであります。
先ほど来、答弁させていただいていますように、
戦闘現場ではない場所、そして安全を十分に確保できるということについてですね、
しっかりと見極めながら活動をおこなっていくことに、区域を設定していくことになるわけであります。
<志位議員>
総理はね、これだけ議論したのにまた、同じ事を繰り返す。
「安全を確保します」、と。
しかしね、議論してきたじゃないですか。
これまで「非戦闘地域」でしかやっていけないという歯止めがあった、
これを廃止する。
戦闘現場でなければ。これまで政府が戦闘地域と呼んで行ったところま
で自衛隊が出かけて活動することになる。
攻撃される可能性がある。これをお認めになりました。
攻撃されたら武器の使用をする。これもお認めになりました。
戦闘になるんじゃないか
ということを私は提起してまいりました。
まさにこれ 議論を通じて、
自衛隊のやる後方支援は、戦闘になるということがはっきりしました。
これがこの議論の到達点なんですよ。
そしてですね、兵站というのは、いま、海兵隊の教本を示しましたが、
戦争行為の不可欠の一部であり
武力の行使と一体不可分のものです。
だから軍事攻撃の目標にされる。
これが世界の常識であり、軍事の常識です。
武力の行使と一体でない後方支援など
世界でおよそ、通用するものではありません。
なお、
1986年のニカラグア事件に関する国際司法裁判所の判決は
兵器または兵站もしくはその他の支援の供与について、
「武力による威嚇、または武力の行使」とみなされることもあり
うる、と書いている
あらゆる兵站がすべて武力の行使でなないということがありえないとい
うことは国際司法裁判所も明記していることであります。
しかもこれまでは「非戦闘地域に限る」
「弾薬を運ばない」とか言う歯止めがありましたが、
今回の法案は外してしまっているではないですか。
武力の行使と一体ではない「後方支援」というごまかしは、
いよいよ通用するものではありません。
今日の質疑を通じて
政府の法案が 武力の行使を禁止した
憲法九条一項に反する違憲立法であることは、明瞭になったと思います。
絶対に、認めるわけにはまいりません。
***
▼動画はこちら
=========
戦争法案 志位和夫議員の質問
https://www.youtube.com/watch?v=0AxtxAeVc3c&feature=youtu.be
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151002-00010000-fsight-int
「ひまわり」「雨傘」と「SEALDs」の共通点と相違点
新潮社 フォーサイト 10月2日(金)17時18分配信
安全保障関連法案をめぐる反対運動のなかで、最も鮮烈に光っていたのは学生たちが毎週末に行った国会前などでのデモであり、その核心を担ったのは学生グループ「SEALDs(シールズ)」だった。若者のデモによる政治的アピールがこの数年、米国ウォール街デモ、アラブの春、台湾ひまわり運動、香港の雨傘運動と世界各地に広がっているが、今回の反安保法デモをそれらと比較する議論は、日本以上に海外で関心が高いようだ。
■「影響は受けた」
9月16日に行われた外国特派員協会での会見で、シールズの中核メンバーで明治学院大生の奥田愛基さんは、こんな話をした。
「台湾や香港の学生たちのようにできているかどうかは分からない。でも、できることを自分たちのできる範囲でやっている。革命を起こそうとか考えていない。普通に大学に行って、毎日の状況の中でできることをしています」
この話に反応した海外メディアが質疑応答で「米国でのウォールストリート占拠や台湾のひまわり運動から影響を受けましたか」と聞いた。
奥田さんは「影響は受けたと思う。それらの動きをインターネット、SNSでリアルタイムで見ていました。台湾、香港でもデモクラシーがイシューとしてありました。(彼らと)互いに留学という形での交流もあったし、留学生とアジアのデモクラシーはどうあるべきかで話し合ったこともあります」と述べ、最後にまた「影響は受けていると思う」と繰り返した。
この話からすれば、「共闘」と言えるレベルではないが、精神的にはつながっていた、と見ることが可能だ。実際、動画などインターネットを活用した多様な発信方法、徹底した非暴力、参加者も楽しめる運動の娯楽性を重視するなどのスタイルは、シールズとひまわり、雨傘などの共通項と言えるだろう。スタイルによって、ヘルメットにゲバ棒という伝統的な学生運動と一線を画することを若者が指向するのは自然の流れでもある。
■牽強付会的なの批判も
この発言に対して台湾のメディアは早速反応し、「ひまわりに刺激された日本の反安保法学生運動」(『聯合』報)という記事を配信した。
【http://udn.com/news/story/6809/1192238-%E5%A4%AA%E9%99%BD%E8%8A%B1%E5%95%9F%E7%99%BC-%E6%97%A5%E5%AD%B8%E9%81%8B%E5%8F%8D%E5%AE%89%E4%BF%9D%E6%B3%95】
一方、反学生運動の立場を取る香港の週刊誌『亞洲週刊』は最新号の無記名コラムで、日本の学生運動が高い世論の支持を受けながら平和憲法の遵守を安倍政権に求めたことは、「植民地的心理からの脱却を示したという点で、香港や台湾の学生運動に一撃を加えた」という趣旨の記事を掲載した。
【http://www.yzzk.com/cfm/content_archive.cfm?id=1442463036429&docissue=2015-38】
日本の読者からすると分かりにくいかも知れないが、香港の雨傘運動では英国統治への郷愁を、台湾のひまわり運動では日本統治時代への郷愁を、それぞれ運動参加者が見せたと同誌のコラムが指摘し、「植民地的心理」を持っているとみなした。同誌が掲げる中華ナショナリズム的立場から、日本の学生運動と比較し、批判を加えているのである。
意表をつくような他者の思考法を知ることの意味は小さくないが、日本の学生たちと香港、台湾の学生たちの共通項は現代的スタイルによる政府への直接的な意思表明であり、植民地うんぬんはいささか牽強付会に思える。
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>>203
■アジアにさらに伝播するか
総じて、中国や韓国では、反安倍政権の立場から、学生の反対運動を好意的に紹介する報道が多かった。しかし、かの地でも鋭敏な政治家ならば、その矛先がいつ自らに向けられるか分からない予感に襲われたかもしれない。その意味からも、シールズのなかにグローバルな抗議行動の連鎖をたぐれるかどうかの切り口の記事が、日本メディアの報道にもっとあっても良かった。
ただ、シールズの活躍は安倍政権を批判したい「大人」を喜ばせはしたが、ひまわりや雨傘ほど、広範な若者には届かなかった、というイメージが私の中にはある。その問題とも微妙に関係するのだが、香港や台湾の若者は反強権主義=反中国というスタンスが根底にあったのに対して、日本では、中国脅威論の立場を取っている安保法案に反対するという「ねじれ」があり、理論的にもひまわりや雨傘との連携は難しいところがある。これは伝統的に親中的なスタンスを取る日本のリベラル勢力が、本質的に同じリベラルな運動であるひまわりや雨傘への共感を今ひとつクリアに打ち出せなかった問題にも通じる。
いずれにせよ、今回の日本の学生デモが、米国、中東、台湾、香港と続いた「既存の政治権力に対する若者による直接的異議申し立て」への熱情を受け継ぐものかどうか、そして、この動きがアジアにさらに伝播していくのかどうか、今後も観察する必要があることは言うまでもない。
ジャーナリスト・野嶋剛
Foresight(フォーサイト)|国際情報サイト
http://www.fsight.jp/
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http://blogos.com/article/137274/
上脇博之2015年10月02日 20:28
安保関連法案(戦争法案)に賛成した国会議員を落選させる運動を開始し、その運動を法的に支援します!
私の宣言
安保関連法案(戦争法案)に賛成した政党(自民党、公明党、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革)の国会議員を落選させる運動を開始し、その運動を法的に支援します!
(1)安保関連法案がアメリカの要求に応える戦争法案であること、同法案は憲法違反であること、主権者国民の多数が成立に反対していることなどについては、すでにこのブログで指摘してきました。
上脇博之・神戸学院大学教授のブログ「ある憲法研究者の情報発信の場」の紹介・・・「解釈改憲」問題
憲法研究者声明賛同人は230名(2015年6月16日11時現在)
「安保関連法案の強行採決に抗議するとともに、そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明」
全国憲法研究者有志「統合幕僚監部の内部文書に関して国会の厳正なる対応を求める緊急声明」の紹介
上脇博之・神戸学院大学教授の戦争法案問題の講演レジュメの紹介
自衛隊と安保関連法案についてのNHKアンケートへの回答
憲法改悪ストップ兵庫県共同センター「2015年10月 憲法宣伝スポット」
(2)安倍政権・与党も、「専守防衛」のためではない安保関連法案が戦争法案であること、同法案は憲法違反であること、主権者国民の多数が成立に反対していることなどについては十分わかっていました。
中谷防衛大臣の「正直な」答弁が国民に教えた自民党の安保関連法案”違憲”認識
しかし、にもかかわらず、安倍政権・与党は、同法案の採決を強行しました。
同法案は、9月19日未明、参議院本会議で自民、公明両党と次世代の党、日本を元気にする会、新党改革の賛成多数で可決されました。
言い換えれば、
戦争法案に賛成した衆参の国会議員は、日本国憲法の平和主義を蹂躙し、平和的生存権を侵害しようとしており、国民主権・民主主義を実質的には否定したのです。
そもそも国会議員は憲法が課している尊重擁護義務を果たさないどころか、立憲主義を否定したのです。
(3)このような国会議員をこのまま次の国政選挙で当選させてはなりません。
これまで戦争法案の成立に反対し、その反対運動を行ってきた様々な団体や個々の市民は、戦争法案の成立に賛成した議員を落選させようと呼びかけ、抗議行動・運動を継続しておられます。
そこで、私も、戦争法案に賛成した政党(自民党、公明党、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革)の国会議員を落選させる運動を開始し、その運動を支援すると宣言いたします。
その場合、後述するように私のこれまでの市民運動の手法を活かして落選運動を展開し、支援もしようと決意いました。
(4)ところで、落選運動は、公職選挙法上、いわゆる選挙運動ではありません。
同法にいう「選挙運動」とは、
「特定の選挙について、特定の候補者の当選を目的として、投票を得又は得させるために、直接又は間接に必要かつ有利な行為」
と定義されています(選挙制度研究会編『実務と研修のためのわかりやすい公職選挙法[第15次改訂版』ぎょうせい・2014年174頁)
つまり、「特定の候補者の当選を目的」としていない落選運動は、そもそも選挙運動ではないのです。
ですから、今から落選運動を開始しても、公選法が禁止している事前運動は該当しないのです。
この点につき、阪口徳雄弁護士は、10年以上前に、落選運動の可能性を探るために、日本の法律を調べておられます。
http://kabuombu2.sakura.ne.jp/archives/seiji-rakusen.htm
そして、先日、「インタネットの部分以外は今でも変わりがない」とされ、落選運動は選挙運動ではないと解説されたうえで、運動のあり方の注意点を書いておられます。
2015年09月19日 安保法制賛成議員の落選運動を法的に支援する
基本は安保法制に賛成した議員の落選運動に特化する限り選挙活動には該当しないが、別の野党議員を当選させることを目的にすると選挙運動(事前運動)と混同される危険性があるので要注意。(落選運動母体と仮に野党議員当選を目指す母体とは区別した方が良いだろう)
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>>205
(5)そして、阪口弁護士は、落選運動を法的に支援するとして、弁護士らしい独自の運動のあり方を、具体的に書いておられますので、その部分を紹介いたします。
落選運動のニーウバージョンは後日HPに作成予定である。
政治資金オンブズマン(弁護士、研究者、公認会計士などの専門家達)が、国会議員の政治とカネ問題で、多くの刑事告発するなどの経験(最近では猪瀬元知事の告発などttp://homepage2.nifty.com/~matsuyama/)があるので、シールズや様々な団体の要請に応えるべく準備を開始した。
当面、来年の7月の参議院選挙に立候補予定で安保法制に賛成した「選挙区」の議員を落選運動の対象議員にまず絞り調査することを落選運動団体に呼びかけたい。
(中略)
具体的な最初の取り組みとしては
① 下記記載の賛成議員(来年の7月の参議院選挙に立候補予定者と思われる)が所属する政党からの寄付金(政策推進費、交付金)などの調査、及び彼らが代表を務める政党支部や資金管理団体、後援会の各収支報告書の収入と支出、及びそれに添付している領収書類のコピーの調査。(調べ方などはHPに公表するが同時に、落選運動団体に弁護士などを無料で派遣することを検討中)
② そこから違法事実が判明すれば、どんな小さな金額でも政治資金規正法違反、公職選挙法違反などで告発することのアドバイス、告発状の作成なども無料で行うことも検討中。(なお政治とカネ問題だけでなく、どこかの議員のように未公開株式などの問題や不祥事などの行為も法的なアドバイスも行う)
③ 仮に違法でなくても、不当、不透明な収入や支出などが判明すればその情報をHPなどに公表して、落選運動に拡散することで寄与する。
(賛成議員の氏名を含め以下略)
(6)阪口弁護士の落選運動における独自の取り組み案については、私も基本的には賛成です。
「政治資金オンブズマン」がこれまでやってきた政治家らの刑事告発をはじめ、「政治とカネ」等についての問題点を指摘することを通じて、私も落選運動を行い、また、落選運動を法的に支援したいと決意しました。
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古い記事です。
http://www.j-cast.com/2013/07/27180295.html
次期党首は山本太郎か菅直人?大穴は小沢一郎! 社民、党勢復活「仰天プラン」はあるのか
2013/7/27 08:00
福島瑞穂氏の党首辞任でますます退潮ムードの社民党に、復活への「仰天プラン」がささやかれている。次期トップに「脱原発男」山本太郎氏、あるいは民主党を追い出されかかっている菅直人元首相を担ぎ、「リベラル」総結集を図るという奇策だ。
これに生活の党・小沢一郎代表、鳩山由紀夫元首相も加わって「オールスター」大集合、なんて話も。現時点ではネットなどで語られるヨタ話だが、あるいはひょっとすれば、ひょっとするのか?
社民は山本太郎との連携すでに模索
社民党は今回の参院選で議席をさらに減らし、衆院2、参院3という「政党」としてのがけっぷちにまで追い込まれた。責任を取り福島瑞穂氏は2013年7月25日、10年にわたって務めた党首職を辞任したが、もはや福島氏に代わり「党の顔」になれる人材もなく、又市征治幹事長が「党首代行」として指揮を取るまさに「存亡の危機」に陥っている。
そんな中、社民が「救世主」として熱視線を注ぐのが、参院選に当選したばかりの山本太郎氏だ。山本氏と社民とは政策も近く、今回の参院選でも社民党は山本氏を支援している。
福島氏も25日の会見で、「入党という話まではしていませんが」としつつ、山本氏に対し統一会派の結成を持ちかけたことを明らかにした。山本氏は即答を避けたようだが、「脱原発」を掲げ市民活動との連携を目指す社民党にとって、まさに山本氏はかっこうの「顔」で、ネット上では「もはや山本太郎しかないのでは」「いきなり党首就任もありうる」といった話が大真面目に語られている。
もう1人、社民党の次期党首候補として話題の人物がいる。なんと、民主党の菅直人元首相だ。菅元首相は今回の参院選、党執行部の方針にそむき東京選挙区で無所属の大河原雅子氏を支援して民主「共倒れ」の事態を招き、一時は党「除籍」直前にまで追い込まれた。
結局は党員資格停止3か月に落ち着いたものの、民主党ではすっかり居場所を失った状態だ。思えば菅元首相も元々は市民活動出身、政策も脱原発を旗印に掲げ、社民との距離は比較的近い。そこでツイッターなどでは、「社民党次期党首、山本太郎じゃないだろう。菅直人だ!!それがいい」「菅直人氏チャーンス!!」などと、まさかの菅元首相「擁立論」が冗談混じりながらかなりの数飛び交う。
山口二郎教授「社民と小沢G結集すれば…」
意外な「大穴」が、生活・小沢一郎代表だ。すでに生活の党と社民党は共闘を続けているが、これを一歩進めて両党を合併させる――という壮大なプランで、政治学者の山口二郎・北海道大学教授もツイッターで、
「社民党の最大の資産は、衰えたりとはいえ地方組織を持っていること。これを基盤に、環境運動系や小沢グループなどとの結集を図れば、まだ日本の政党政治の中に居場所を見つけられるのではないか」
と発言している。実際に福島氏も辞任会見で、自民党内のハト派も含めたリベラル結集の必要性を力説しており、ここからネット上ではいっそ鳩山由紀夫元首相、民主の有田芳生参院議員らをみんな社民党に集めてしまえ、などといった暴論も飛び出すほどだ。
さて、山本氏らの社民党合流、あるいはリベラル結集の可能性はあるのだろうか。政治評論家の有馬晴海氏は、細野豪志幹事長らが進める民・み・維結集などをめぐり民主党が分裂した場合、その人数次第で、政党交付金などを受け取るための数合わせとして、山本氏や菅元首相、社民党などがそれぞれ一時的に手を組むというシナリオを指摘する。もっともその実現性には、かなり否定的だ。
「組んだところで多数になれるわけでもありませんし、組めばそれだけ自分の意見を殺さなければならなくなる。今の民主党もそうですが、意見が違うのに一緒になるから党内が割れるわけですから」
なお山本太郎氏については、特に合流などせずとも、知名度などを生かして活動していけるのではないか、と見ているという。社民党は、「原発反対などで、独自にやっていくでしょう」。
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次世代の党にも同じことを言えたら感心するけど。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151006-00010003-shincho-pol
「社民党の意見に意味はあるのか」 百田尚樹氏の大胆な問題提起
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月6日(火)12時23分配信
安保法案成立後、野党は次の参議院選挙に向けて選挙協力や連立についての協議を始めている。共産党との共闘について、現時点では民主党はさすがに積極的ではないようだが、社民党などは前のめりだとも伝えられている。果たしてこの動きが、あらたな政権交代の呼び水となるかどうかは不明だが、「そもそも得票数2%程度の政党の意見にどれほどの意味があるのか」と大胆な問題提起をしているのが、作家の百田尚樹氏である。
百田氏は、新著『大放言』の中で、「少数意見を取り上げるべきか?」という項を設けて、この問題を論じている。「少数意見を無視するな!弾圧だ!」と反発する前に、百田氏の意見に耳を傾けてみていただきたい(以下、『大放言』より)。
***
■得票率2パーセントの政党の存在意義
国会で「政党」として認められるのは、所属議員の数が5人以上か、直近の国政選挙で得票率が2パーセント以上ある政治団体という決まりがある。つまり議員が4人以下で得票率が2パーセントに満たない場合は政党としては認められないのだ。私はこれはまっとうな規則であると思う。
世の中には「少数意見を大切にしろ」という意見がある。一見、非常にもっともな意見のように聞こえるが、はたしてそうだろうか。
たとえば社民党という政党がある。昔は「社会党」と言った。人権のない旧ソビエト連邦を理想的な国家とし、人民を奴隷化して金日成主席の絶対王政とも言える北朝鮮と友好関係を結び、長年、かの国による日本人拉致事件はでっちあげであると主張してきた政党であるが、さすがに積年の嘘と売国的主張により、国民の支持を失い、最近では得票率はぎりぎり2パーセントを超えるくらいで、議員数も最低ラインだ。それでも党首は「少数意見を取り上げろ」と主張するが、私は「ちょっと待ってくれ」と言いたい。
得票率2パーセントの意見というのは、はたして少数意見なのだろうか。
■50人に1人のバカ
たとえば中学校のクラスに50人いたら(今は少子化でこんな大勢のクラスはないが)、2パーセントというのは、そのうちのたった1人である。
みなさんも中学時代を思い返してもらいたいのだが、いつの時代でも50人に1人くらいむちゃくちゃな意見を言うバカがいたはずだ。他の49人がうんざりして、「また、こいつがむちゃくちゃ言い出した」という存在だ。町内会でも50人にひとりくらいは、どうにも対処のしようがない厄介者がいる。2パーセントというのは、そういう数字なのである。
たしかに「少数意見」ではあるが、98パーセントが「納得できない」という意見は、切り捨てていい意見だと思う。
私は少数意見として取り上げる価値のあるものは10パーセント、少なくとも5パーセントの支持くらいは必要だと思う。つまり50人のクラスなら、その意見を持っている人間が2人くらいは必要という計算になる。
こんなことを言えば、「弱者を切り捨てるのか!」と怒鳴る人が出てくるのは目に見えている。
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>>208
■多数の人は「少数切り捨て」を望んでいない
前にある野党議員とこの話題をしたとき、彼は顔を真っ赤にしてこう言った。
「もし障碍者に優しい社会を作りたいと考えても、彼らが国民全体の2パーセント以下なら、彼らに対しての政策はやらなくていいということか!」と。
こういう意見こそ、屁理屈というべきである。
障碍者に優しい社会を作りたいと考えているのは2パーセント以下の障碍者ではない。私も含めてそれ以外の多数の健常者だってそう考えている。つまり、その意見は決して2パーセントの少数意見ではない。
私が言っているのは、「2パーセント以下の人しか賛意を得られない意見は無視していいのではないか」ということだ。何度も言うが、これは少数意見の切り捨てではない。
50人に1人しか理解できない意見というものは、本来は耳を傾ける意見ではない。これはほとんどノイズと言えるものである。
こんなことを言うと、「絶対多数が常に正しいと言えるのか!」、「少数意見を弾圧したかつてのナチスドイツはどうなんだ!」と言う人がいる。だから少数意見を侮るなかれという理屈だ。
実はナチスに関しては多くの人が誤解している。ナチスが政権を取った1932年の選挙では得票率は37・3パーセントだった。彼らが恐ろしいのは、非常に狡猾で悪辣な方法でもって、その他の62・7パーセントの意見を封じてしまったことにある。しかしナチス以外のすべての政党を潰してから行われた1933年11月の選挙でも、ナチスの得票率は92・2パーセントだった。ナチスの例は実は民主主義の弱点を示唆しているのだが、ここでそれに踏み込むと、本一冊あっても足りないので、ここで措く。
■全員が納得する政策などない
話を戻すと、「少数意見を大切に」という言葉は、正しく美しい言葉に見える。それだけに危険な面を含んでいる。
100パーセントの人が満足できる政策や施策など、この世に存在しない。そんなものを目指せば、あらゆる議論が前に進まない。しかし現実には、たったの2パーセント、いやときには1パーセント以下の反対で、物事が前に進まないということが多くある。
私は弱者切り捨てを主張しているわけではない。新しい政策で損をする人を助けるべきだという意見が5〜10パーセント以上あれば、その意見には真剣に耳を傾けるべきであると思う。しかし2パーセント前後しかない超少数の意見は、厳しいようだが無視してもいいと思う。
誤解しないでもらいたいのだが、「少数意見を切り捨てる」ということと「大多数の意見を通す」ということは同じではない。それはまったく違う次元のものだ。(後略)
***
これを「大放言、いや暴言だ」と思うか、「いや正論だ」と思うかは人それぞれである。もっとも、「少数意見を大切にせよ」という人たちならば、百田氏の意見にもきっと何らかの意味を見出すことだろう。
SHINCHOSHA All Rights Reserved.
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又市社民幹事長、胃がん手術へ
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015100800458&rel=m
社民党の又市征治幹事長は8日の記者会見で、自身が胃がんを患い、14日に切除手術を受けることを明らかにした。12日から都内の病院に2週間程度入院する。休養中は吉川元政審会長が幹事長職を代行する。 (2015/10/08-12:51)
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151008-00000006-sundaym-pol
<青い空白い雲>いま、国民平和連合に「浅沼稲次郎」的存在を求む!
mainichibooks.com 10月8日(木)16時15分配信
◇牧太郎の青い空白い雲 連載541
当時、高校1年生だったが、55年前の浅沼稲次郎暗殺事件は鮮明に覚えている。
日本を争乱の渦に巻き込んだ60年安保。岸信介内閣が倒れ、1960年7月、池田勇人内閣が誕生した。国民の怒りを一身に集めた前内閣からイメージチェンジを図ろうと、池田首相は低姿勢路線。「寛容と忍耐」というキャッチで、中山マサ女史を厚生大臣に起用、日本初の女性閣僚を誕生させてみせた。論争となりそうな課題は極力避け、ただただ「所得倍増」。経済重視を打ち出した。
55年後の2015年、安倍晋三内閣が、安保法案を強行採決した後「名目GDPを600兆円にする」と大見得(おおみえ)を切ったのと似ている。安倍さんは「論争」を避けるため、秋の臨時国会を取りやめる!という噂(うわさ)まである。まさに「手本は池田勇人」である。
× × ×
池田内閣が誕生してから3カ月。10月12日、日比谷公会堂で自民党・社会党・民社党3党首の立会演説会。午後3時ごろ、社会党委員長の浅沼稲次郎が「議会主義の擁護」を訴える演説を始めた。今、反安倍陣営が「立憲主義を守れ!」と叫んでいるのとまったく同じ構図だったのだろう。
浅沼委員長が「選挙のさいは国民に評判の悪いものは全部捨てておいて、選挙で多数を占むると......」と話した瞬間、一人の若者が壇上に駆け登り、刃渡り33センチの銃剣で浅沼の胸を2度突き刺した。
よろめきながら二、三歩動いたところで彼は倒れた。出血はなかったが、巨漢で傷口が脂肪で塞がれていたのだろう、一撃目の左側胸部に受けた刺し傷が、大動脈を切断。内出血で、ほぼ即死状態だった。
浅沼の眼鏡が宙に浮く瞬間を毎日新聞社のカメラマンが写していた。テロリスト、山口二矢(おとや)はその場で逮捕されたが、11月2日夜、東京少年鑑別所の独房の壁に、白い歯磨き粉を溶いた液で「七生報国 天皇陛下万才」と書き、自殺した。
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>>211
× × ×
浅沼は筋金入りの社会主義者だった。早稲田大学の学生だった時も官憲と闘い続けた。「私の履歴書」(日本経済新聞社)でこう書く。
〈大隈侯銅像前で学生大会が開かれ、私が「自由の学府早稲田大学が軍閥官僚に利用されてはいけない」との決議文を朗読したまではよかったが、雄弁会幹事戸叶武君が演説を始めようとすると、突如、相撲部、柔道部の部員が襲いかかってきたので、会場は一大修羅場と化した。また校外より「縦横クラブ」一派の壮士も侵入し、打つ、ける、なぐるの乱暴の限りをつくした。この間、暴力学生側では糞尿を入れたビンを投げ、会場は徹底的に蹂躙(じゆうりん)された。われらは悲憤の涙にくれ、五月十二日を忘れるなと叫び、この日を"流血の金曜日"と名づけたものである〉(青空文庫参照)
まさに"筋金入り"だった。
戦後は貧乏政治家として人気者だった。 東京下町・深川のアパートに住み、いつもヨレヨレの背広。声はガラガラだが、「人間機関車」と言われるほどエネルギッシュ。実は、早稲田の私の同級生が浅沼の娘さんと結婚した関係で、その人となりを聞いたが、カツ丼をいつも二つ食べる大食漢。革命のスターにふさわしい個性だった。彼を追悼するデモは60年安保デモを上回る40万人にも達した。
× × ×
今年も10月1日、「浅沼稲次郎さんを追悼し未来を語る集会―日本の民主主義の危機を考える」が暗殺現場、日比谷公会堂で行われた。当時の事件映像が上映された。
なぜ、浅沼さんは暗殺されたのか?が話題になった。当時、国交のなかった中国を訪問し「アメリカ帝国主義は日中共同の敵」と発言したことが原因と言われるが、真相は分からない。ただ言えることは、浅沼稲次郎を失ったことで、反安保の運動は力を失ったことだ。
来年の参院選で反安倍勢力が勝たなければ、安保法を廃止にすることはできない。そのためには、国民的規模の平和連合の結集が必要だろう。
最近、一部メディアが「小沢一郎が動く」と書いているが、これは陰謀としか思えない。小沢一郎と聞いただけで、ソッポを向く人がたくさんいる。
手あかのついた政治家では......今こそ、清廉な「人間機関車」を探さなければなるまい。
◆太郎の青空スポット 今すぐ! 自然遺産の紅葉
原始林に囲まれた知床五湖は湖面に知床連山の紅葉を映す。全長800メートルの高架木道から楽しめる。電話0152―24―3323(知床五湖フィールドハウス)。世界最大級のブナ林の白神山地も10月下旬まで黄色に染まる。電話0172―85―3021(アクアグリーンビレッジANMON)。「秋」を歩こう。
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>>210
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00000055-asahi-pol
社民・又市幹事長、胃がんで入院へ 14日に手術
朝日新聞デジタル 10月8日(木)18時31分配信
社民党の又市征治幹事長は8日の記者会見で、胃がんのため12日から入院し、14日に手術を受けることを明らかにした。約1カ月の休養を取る。通常国会閉会後に健康診断を受けたところ、発覚したという。
朝日新聞社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151008-00050079-yom-pol
社民・又市幹事長14日に胃がん手術、半分切除
読売新聞 10月8日(木)17時29分配信
社民党の又市幹事長は8日の記者会見で、胃がんの手術を受けることを明らかにした。12日から東京都内の病院に入院し、14日に手術を受けて胃を半分切除する。
復帰には約1か月かかり、この間の幹事長職は吉川元政審会長が代行する。
最終更新:10月8日(木)17時30分
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http://news.livedoor.com/article/detail/10671254/
激突3秒前! 橋下対SEALDs 新党「おおさか維新の会」潰しへ総動員(1)
2015年10月5日 17時0分 週刊実話
維新の党からの離脱と新党結成を宣言したばかりの橋下徹大阪市長が、反安保学生団体『SEALDs』の動向に神経を尖らせている。加えて、自民党も同団体について徹底調査を開始。そんなピリピリ感漂う政界裏事情を追った。
そもそも、『SEALDs』とは何者なのか。
全国紙記者が解説する。
「『自由と民主主義のための学生緊急行動』(Students Emergency Action for Liberal Democracys)の頭文字を取って『SEALDs』。明治学院大学4年生の奥田愛基氏が中心となり、一昨年、国会で通過した特定秘密保護法勉強会仲間の学生らが安保法制法案反対のため今年5月に結成され、日本全国で300人前後の無党派層学生の団体と言われる。ツイッターなどSNSとラップ調での訴えを駆使し、無党派層に呼びかけるのが特徴」
そんな素人無党派学生集団に、日本の政治を牽引する橋下氏や自民党はなぜ敏感になっているのか。
「8月初め、自民党の武藤貴也衆院議員(無所属)が『SEALDs』のデモに対しツイッターで『戦争に行きたくない人たちがデモをしている。自分中心で極端な利己的考え』と書き込んだ際、橋下市長は武藤議員を批判していましたが、当時は気にはなるものの五月蠅程度と思っていた。その空気が一変したのは、『SEALDs』主催のデモに1万5000人や3万人、10万人という数字が踊り、共産党の志位委員長、民主党の岡田代表が国会前デモに駆け付けた頃からです」(橋下氏周辺関係者)
橋下氏は表向き『SEALDs』を直接批判しないまでも、彼らのデモを「日本の有権者は1億人。国会前のデモはそのうちの何パーセント? こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、サザン(オールスターズ)のコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」と揶揄し始めた。
その後、橋下氏らの神経をさらに尖らせる出来事が起きる。
「テレビは面白がって盛んに奥田氏らを引っ張り出し、それを追いかけるように新聞や夕刊紙も取り上げ始めた。そんな矢先、9月15日に民主党が安保法案を審議する参院特別委員会の中央公聴会の公述人として、法律家や学者らに加えて奥田氏を呼んだことから、俄然注目を浴び始めたのです」(同)
公聴会に出席した奥田氏は、国会議員らに「寝ている議員は起きてください」とガツンと最初にカツを入れた上で、「国会前で10万人、全国では130万人もの人が路上に出て反対の声を上げている」、「その状況を作ったのは『SEALDs』ではなく、与党の人たちの国会での理解しがたい答弁に国民が不安を感じているからだ」、「だから、ある金沢の主婦の方がフェイスブックに書いた国会答弁の文字おこしは、瞬く間に1万人もの人にシェアされた」といった旨の発言をし、最後はこう締めくくった。
「困難な時代にこそ希望があることを信じて、私は自由で民主的な社会を望み、この安全保障関連法案に反対します」
学生とは思えない堂々とした発言。民主党の蓮舫氏などは「今日の奥田君の公述は胸に響きました」とツイートしたほどだ。
「この模様の一部は、テレビやユーチューブで瞬く間に日本全国、世界に発信された。もちろん批判もあったが、それを上回る賛同と感動したという声が続々と寄せられました。さらに奥田氏ら『SEALDs』メンバー3人が外国特派員協会でも会見し法案反対宣言。こちらも世界に発信され、“Okuda”の名は知れ渡ったのです。この状況に橋下氏などは、それまでの政治的ヤジ馬程度と見ていた『SEALDs』が、とてつもなく大きな影響を持つ政治集団に変質する可能性を感じ始め、綿密な調査を始めたといいます」(全国紙政治部記者)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000002-wordleaf-pol
国際NGO職員が国会前デモに参加して感じた「違和感」とは
THE PAGE 10月10日(土)15時0分配信
9月19日、安保関連法が参議院本会議で成立した。法案審議中の国会前では連日反対派のデモが繰り広げられ、法案に反対する学生団体「SEALDs」の活動も注目を集めた。
そんな中、アメリカなど国内外で社会変革運動に取り組んできた国際NGO職員の日本人男性も国会前デモに参加したが、その方法に違和感を覚えたという。長年海外で市民による社会変革運動を支援してきた男性が感じた「違和感」とは何か。その「違和感」から、日本の「市民運動」が抱える根本的な問題が見えてきた。
抗議活動の「対話しない姿勢」に強い違和感
神奈川県在住の国際NGO職員、鈴木洋一さん(29)は大学卒業以来、世界90カ国以上で活動する国際NGOのスタッフとして日本やアメリカなど各国で働いてきた。途上国の貧困問題の解決のため、学生や一般市民の署名運動や市民を巻き込むキャンペーンなどを展開。市民運動を盛り上げることで、先進国の政府や国際機関の政策決定者に働きかけ、政策提言に関わってきた。
「安全保障上の重要性は理解できるが、(改憲という)正しい手順を踏まない今回の法案は許せなかった」との立場から、今回の安保関連法案には反対だった鈴木さん。自らプラカードを作り、国会前の抗議に参加した。しかし実際に国会前の抗議に参加してみると、「憲法守れ」というコールには賛同できても「安倍辞めろ」と言うコールには同調できず、強い違和感を覚えたという。
「安倍首相を支持している訳ではありません。でも、この法案に対する抗議で言うことではないと思ったんです」。抗議参加後、鈴木さんが開いたNGOのイベントで出会った年配の男性が「あいつら無礼だよね」とつぶやいた。この言葉に、鈴木さんは共感したという。
鈴木さんが違和感を持った理由は、国際NGOのスタッフとして多くの国の社会運動を見ていくうちに、社会変革には中道派を動かすことが不可欠だと知ったからだという。「国際協力のイベントに参加する学生の多くが、『デモが怖い』とか『デモをして意味があるのかな』と言っている。こうしたデモに参加しない人達に対するアプローチを考えないと、勝てるものも勝てないのではないか」と指摘する。
「問題は、安保法案反対派が対話を求めていないところです。安倍政権が対話しない姿勢だからといって、自分も対話しない姿勢で良いのでしょうか。そのような姿勢で、公明党穏健派や自民党内にいる穏健派を、どのように切り崩すつもりなのだろうかと疑問に思った」
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>>215
「政府と話したら負け」という日本の市民運動
欧米の国際NGOによる社会変革運動と、日本の「市民運動」の大きな違いは、「政府と対話すること」に対する態度の違いだと鈴木さんは分析する。欧米の国際NGOは「何十年もアフリカを支援して貧困が劇的に改善されない状況で、問題を解決するには、先進国政府の政策や国際ルールなどの構造を変えなくてはならないという姿勢に変化してきた」という。
欧米の国際NGOの姿勢と日本の「市民運動」の違いは、「武器貿易条約」の成立過程によく現れた。1990年代に入り、冷戦後の旧東側諸国から自動小銃や弾薬などが大量にアフリカなどの途上国に流れ、紛争が多発したことを受けて、アムネスティなどの国際NGOは「コントロール・アームス(武器管理)」というキャンペーンを展開。国際機関・各国政府に対して、武器輸出そのものを否定するのではなく、武器輸出を管理する規制をつくることで、闇市場や人権侵害国への武器流出を阻止するよう働きかけてきた。その20年にわたる運動の結果、2014年「武器貿易条約」が発効した。
一方で、国際NGOが日本で「コントロール・アームス」運動を行おうとした際に、日本の国際協力団体・平和活動家と防衛関係者・安全保障研究者の両者間の対話が、当初進まなかったという。武器貿易の規制について防衛関係者と話し合うということに、日本の平和活動家側が抵抗を感じていたことが理由だ。そのため、当事者やNGOが話し合う「場」を作ることから運動を始めなければならなかった。
なぜここまで、日本の市民活動家は対話を拒むのか。鈴木さんは、日本の市民活動家の多くが政府や政治が嫌いなアナーキスト(無政府主義者)で、政策決定者に働きかけるのではなく、例えば政府が関与しない「寄付運動」などの活動に邁進してしまいがちだと指摘する。「政府の人と話すことすら、悪徳なのではないか、交渉したら負けなのではないか、と思っている。ですが、政府と市民の間に立って双方の利益を調整し、交渉を進めることこそ、社会変革のために必要なことです」
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>>216
「人権が普遍的であれば、中国大使館前にも行くべきだ」
鈴木さんは原発の問題や安保関連法案に対する抗議活動に参加すること自体は、肯定的に評価する。「それでも私はSEALDsをはじめとして、行動することには肯定的です。『怖い』という感情を感じて行動するのは、それでよいと思います。どんなことであれ、意見を言うことはよいことです。私は『怖い』と思わせた側に、説明する責任があると考えています。その意味で、今回の安倍政権は説明責任を果たしていません。デモが起きるのも当然です」
一方で、安倍首相への嫌悪・憎悪の気持ちを隠さない抗議の姿勢は、対話につながらないと疑問を呈す。「異なる意見に対しては、対話をする前に遮断する、ブロックする。そのような姿勢は、社会の分断が進むだけではないでしょうか。アメリカではもっと異なる意見を持つ人同士が議論する。市民レベルの対話を進めるべきです」
鈴木さんは、安保関連法に反対する人が「人権や民主主義の侵害」を主張するなら、シリアや中国で起きている人権侵害の問題に対しても同じように活動すべきなのではないかと問いかける。「もし、一部の陰謀論好きの人が言うように、安保法案が中国の不利益になるから反対しているのではないのならば、中国大使館前にも抗議に行くべきなのです。人権が普遍的であれば、人権侵害の主体者がどの色であろうと行動すべきです」
(中野宏一/THE EAST TIMES)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151011-00050022-yom-pol
社民党の新旧党首改選、募る危機感…前回1議席
読売新聞 10月11日(日)11時19分配信
社民党が来年夏の参院選で、改選2議席を維持できるかどうかで危機感を募らせている。
吉田党首と福島瑞穂前党首の新旧党首が改選を迎えるが、前回2013年は1議席しか獲得できていないためだ。
社民党は参院比例選で、1998年には約437万票で4議席を獲得したが、その後党勢は低迷し、得票・獲得議席とも下降傾向にある。2013年は、過去最低の約125万票で1議席にとどまった。
吉田党首は来年夏の参院選を「正念場の戦い」と位置づけ、比例選では250万票、2議席の獲得目標を掲げる。しかし、野党共闘を模索する中、野党間で独自性を訴え、前回より倍の票を得るのは相当大変だと受け止められている。「新旧党首のうち1人しか当選しなければ、党の存亡が問われる」(党幹部)と危惧する声もある。
最終更新:10月11日(日)11時21分
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151011-00045726-gendaibiz-pol
共産党が提唱「国民連合政府」の賛否〜あの党との共闘はどれほど現実的なのか
現代ビジネス 10月11日(日)11時1分配信
共産党が提唱「国民連合政府」
アリか、ナシか
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共産党が唱え始めた「国民連合政府」構想は、安保法廃案を主眼に野党共闘を呼び掛ける。これを野合と批判する声もあるが、一方で「未来の政治」の始まりとの声も。どう考えるのが正しいか。
政治学の理論で、デュベルジェの法則がある。経済学のゲーム理論でも緻密に扱われていて、一つの選挙区でn人の議員を選ぶ制度の場合、n+1の政党しか長期的には存続し得ないというものだ。
たとえばn=1の小選挙区制で候補者が3人の場合。有権者の支持率が2番目の候補者は、ちょっとしたきっかけで1番目に勝てるかもしれないが、3番目の候補者の当選確率は他の2人に比べてがたんと落ちる。一番手でもなく二番手でもない第三極の政党は、もともと小選挙区制では存続するのは難しいというロジックである。
もっとも、現在の日本の小選挙区制は完全ではなく、小選挙区比例代表並立制なので、第三極の余地はある。それを踏まえるとあり得る政党のパターンは三つ。
第一に政権可能性のある自民党と民主党のような二大政党、第二に公明党のような自民党の連立パートナータイプ、第三に共産党のような比例区狙いタイプである。こうした政治理論からみれば、共産党が比例区狙いの小規模政党から、政権をとりうる民主党の連立パートナータイプに変わろうとしていることになる。
最近の共産党は、自民党が圧勝する中で、左派系の票を集めて躍進。が、その先鋭的な意見ゆえに、そろそろ頭打ちになっている。左翼の中で幅を広げたくて、安保法案で歩調の合った民主党に秋波を送っているわけだ。
日米安保のスタンスは真逆
一方、これで困ったのが民主党だ。共産党は筋金入りの左派。今まで政権とはまったく別のところで政党活動をしてきたので、基本思想は前時代的で一般人には怖いものである。
警察庁の広報誌「焦点」の'04年9月2日に発行された269号は、「警備警察50年現行警察法施行50周年記念特集号」。その中に「暴力革命の方針を堅持する日本共産党」という項目があり、共産党がかつて暴力的破壊活動を展開してきたことが書かれている。
具体的には、'04年1月の第23回党大会で党綱領改定を行ったが、「二段階革命論、統一戦線戦術といった現綱領の基本路線に変更はなく、不破議長も、改定案提案時、『綱領の基本路線は、42年間の政治的実践によって試されずみ』として、路線の正しさを強調しました」と記述。さらに、「警察としては、引き続き日本共産党の動向に重大な関心を払っています」と書いている。
共産党は、日米安保を否定している。暫定政権に参加するときには、安保問題を凍結するというが、根っこでは日米安保は廃棄である。
一方の民主党は、日米安保を認めている。岡田代表がかつて集団的自衛権の行使を認めていたとの国会議論もあった。集団的自衛権は日米安保による日米同盟の前提なので、民主党のスタンスはふらふらしているが、日米安保廃棄、集団的自衛権否定の共産党は、まったくぶれていない。
日米安保条約でもこれほど意見が違う両党が選挙協力、連立まで共闘できるのなら、「野合」であるが、同時にそれは「未来の政治」の始まりともいえるだろう。
『週刊現代」2015年10月17日号より
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ドクターZ
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151011-00045722-gendaibiz-soci
「2015年安保」、最大の成果とは?〜デモ参加者たちが新たな民主主義を切り拓いた 連帯、相互扶助、そしてレジスタンス
現代ビジネス 10月11日(日)11時1分配信
「'15年安保」を忘れない
国会前を連日うろつき回るうち、忘れかけていた言葉をいくつか思い出した。連帯、相互扶助、そしてレジスタンス―。いずれも、デモや集会に明け暮れた青春時代の夢と希望が詰まった、懐かしい言葉である。思いだすきっかけになったのは、安保法案成立直前の9月18日夜に見た光景だった。
国会正門から少し離れた歩道の脇で若い女性が小さな椅子に腰をかけていた。彼女は「新横浜シットインでカギアイフォン(=パスワードロックのかかったiphone)を落とされた方」と記したプラカードを顔の前に掲げていた。
新横浜シットインとは2日前、横浜市港北区で開かれた地方公聴会で行われた抗議行動のことだ。公聴会を終えて参院に戻る与党議員らの車の行く手を阻むため、大勢の男女が会場前の路上に寝そべり、警察に排除された。
プラカードの女性はその現場でアイフォンを拾い、何とかして落とし主に渡したいと思ったのだろう。ふだんなら警察に届ければいいのだが、そうすると、落とし主の個人情報を公安警察に渡すことになりかねない。
そこで彼女はこう考えたらしい。新横浜シットインに参加した人なら国会前デモにも来るはずだと。だが、何時間待っても落とし主は現れない。それでも彼女はプラカードを掲げつづける。法案が成立した19日未明になっても、である。
私は傍で見ていて彼女の根気強さに呆れた。何が彼女をそこまでさせるのだろうか。おそらくは、身を挺して法案成立を阻もうとした、見ず知らずの人に対する深い共感からだろう。
同種の光景は、数万人規模に膨れ上がったデモの至る所で見られた。冷たい雨の中、温かいスープを配る女性グループがいた。「お握りとお菓子は要りませんか」と呼びかける女性もいた。人の手から手へと、飴の入った袋のリレーも行われた。
「スマホやガラケー、充電できます」という「給電所」もあった。給水所が置かれ、医療班が急病人を救護した。過剰警備を監視する「見守り弁護団」も結成された。彼らは誰かの指示で動いているのではない。法案成立阻止のため自分にできることをやっているだけだ。
何よりありがたかったのは、国会正門のはす向かいにある憲政記念館の粋な計らいだ。ふだんは夕方に閉める記念公園(北庭)を夜遅くまで開放した。おかげでトイレを利用でき、疲れた体をベンチで休められた人が私も含めて何千人もいた。
デモに参加する人も参加できない人も、無言のうちに互いを支え合う。そんな空気が国会周辺に漂っていた。3年前の反原発デモで芽吹いた連帯の精神が浸透したのだろう。それが'15年安保の最大の成果だと思う。
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>>220
母親も政治家も学者も・・・すべてのデモ参加者があの空気を作った
国会周辺には子供たちもたくさんいた。中にはベビーカーに乗った赤ん坊もいた。デモの最前列にでも行かない限り、事故が起きる恐れは皆無に近い。と言っても、幼子を連れてデモに参加するのは相当な思い切りが必要だったにちがいない。
18日夜、「安保関連法案に反対するママの会」の町田ひろみさんがスピーチ台に立った。彼女は3歳と16歳の娘を持つ保育士である。
「私は言いたい。戦争に行かせるため私は子供たちを育てているんじゃない。おかしいですよね。こんな時間に子供を連れてママたちが来てるのは。でもママたちがおかしいんじゃない。そうせざるを得ない気持ちにさせる安倍首相が悪いんです」
今、全国で母親たちが立ち上がっている。ママたちは足を震わせながら国会議員や地方議員たちに要請を行い、緊張しながら街頭で訴えている。
町田さんがそう言って「この行動は止まりません。だって子供らを守ると決めたママたちは強いのです」と叫ぶと、歓声の嵐が起きた。彼女らの怒りが'15年安保の真の原動力だったのだと今更ながら思う。
この声に応えて国会内で野党議員らの抵抗がつづいた。彼らの演説が正門近くのスピーカーから流れてくる。「野党、頑張れ!」「野党、負けるな!」。いまだかって聞いたことのないコールが雨模様の夜空に響く。
野党の踏ん張りは私の予想を超えた。単なる時間稼ぎではない、中身の濃い演説がいくつもあった。なかでも枝野幸男・民主党幹事長の1時間44分に及ぶ演説が光彩を放った。
「奇しくも本日9月18日は満州事変が勃発をした日です。安倍総理が『取り戻す』と称している日本は、このころの、つまり満州事変から日華事変、日米戦争へと至る昭和初期の暴走していた時代の日本ではないのでしょうか。この暴走を止める責任が私たちにはあります!」
彼の言葉は理路整然としていている。私は彼に政治指導者としての風格を感じた。民意のうねりが政治家を育てた。それもまた'15年安保の収穫だろう。
夜が更けて、参院での法案可決の瞬間が刻々と近づいてくる。正門前のスピーチ台に立ったのは小熊英二・慶大教授。戦後社会思想史研究の旗手である。
「思いだしてください。原発事故の前、日本では天地がひっくり返っても国会周辺がデモで埋まることはありえないと考えられていた。しかし5年間で社会は確実に変わった。私たちは今(終わりでなく)始まりの中にいます。これからプラスの可能性もマイナスの可能性も大きく開かれている。私たちはそれを少しでもプラスの方向に引っ張っていかなければならない」
小熊教授は未来を楽観も悲観もしていない。なぜなら、ここで生まれた連帯と相互扶助の精神が、社会の隅々に根をおろすかどうか、すべてはそこにかかっているからだろう。
「柄ではありませんが」と教授は断わって最後にSEALDsとともにコールを始めた。
「民主主義って何だ!」「これだ!」「民主主義って何だ!」「これだ!」・・・・・・その声を聴きながら思った。夢でもいい。この国の未来を信じたい。
『週刊現代』2015年10月10日号より
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魚住 昭
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http://www.asagei.com/excerpt/15200
社会Posted on 2013年8月27日 9:56 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(1)社民党は何でも反対っていうイメージがある
◆ゲスト:福島瑞穂(ふくしま・みずほ)。1955年生まれ。宮崎県出身。東京大学法学部卒業後、弁護士を経て、98年社会民主党から参議院比例第1位で当選。03年より社民党党首を務めた。09年発足の鳩山内閣では内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画担当)として入閣を果たす。13年7月の第23回参議院選挙において、社民党が惨敗したことを受け、党首を辞任した。
7月21日の参議院選挙で大敗北を喫し、10年間務めた社民党の党首を辞任した福島瑞穂議員。政治家へ転身する前の弁護士時代から、テレビで激論を交わしていた天才テリーとは久々の対面となったが、社民党の弱点を次々と指摘するテリーに、福島議員も負けじと応戦する──。
テリー 7月27日に記者会見を開いて、社民党の党首を辞任したわけだけど、辞めるって、いったいいつ決めたの?
福島 参議院選挙の投票結果が出た当日、7月21日ですね。実は12月の衆議院選挙の時点で、これはとてつもない敗北だから責任を取るべきだと思ったんですが、もう7月の参議院選挙まであまり時間がないわけですよ。しかも、その時点で候補者に比例区で出てほしいというのを要請している最中だったので、自分が党首を辞めますとなると、次の選挙の話がむちゃくちゃになるから、参議院選挙は全力投球で頑張ろうと。
テリー そして、社民党の結果は全国で1名が当選‥‥福島さんは、今回の敗北をどう総括してるの。
福島 もっと魅力的な運動をやらなくちゃいけないと思っています。党員としてやっている方も、見てる方も、両方が楽しくなるようなことを。
テリー 社民党の主張に関して、俺は一つおかしいなと思っていることがあるんだけどさ。よく「大企業ばかり儲けさせてどうするんだ」って批判するよね。でも、大企業にとりあえず儲けさせないと、その下請けの中小企業も儲からないじゃない。
福島 大企業がけしからんというわけじゃなくて、小泉構造改革の時にそうだったけれど、大企業が潤っても、富裕層が富むだけで、それ以外の層まで恩恵がなかった。
テリー でも、アベノミクスが展開されたことによって、現実として、日本の経済は豊かになってる部分もある。日本のいろんな財界の人たちが、いい結果が出たと分析しているのも事実だと思うんだ。
福島 アベノミクスに関しては、とりわけ雇用について問題は多いんです。例えばアベノミクス戦略の一つ「限定正社員制度の導入」。これは企業側にとって労働者を解雇しやすくなる一面がある。他にも「派遣は原則自由にしよう」なんていう議論がまた出てきています。
テリー でもね、「大企業が全て悪だ」っていう主張に聞こえちゃうんだよね。
福島 いやいや、そんな感じではないです。大企業は儲かっていいんです。ただ、儲かったものを独占しないで、地域、中小企業、働く人たちにちゃんと振り分けましょうと。
テリー そこのところで、何かきちんと上手な言い方をしないと、下請け会社の人たちは「社民党は何を言っているの。大企業を儲けさせなかったら、下請けの俺のところは外注がこないよ」って反発する人もいると思うんだよね。社民党って何でも反対っていうイメージがあるじゃないですか、実は。
福島 そうかなあ。
テリー 残念ながらあるんですよ。人に夢を与えることを提案していかないと。ポジティブな政策の言い方をするって大事だと思う。
福島 だから「中小企業を応援します」と言ったほうがいいのかもしれない。
テリー そう。そうしないと。俺はテレビの番組を作っているでしょう。一般の人って、ものすごく毎日が大変ですよ。じゃあ、その時に政治がどうだとか、殺人事件がどうだとかっていうのばっかりテレビで流していても「そんなのもういいよ」と。「そんなことより、こんなに毎日、自分は大変な思いをしてるんだから楽しいものを見せてほしい」って言われるんですよ。
福島 ポジティブさは大事ですよね。
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>>222
http://www.asagei.com/excerpt/15201
社会Posted on 2013年8月27日 9:57 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(2)雇用問題に関する主張を重視
テリー 社民党はいろんな政策があると思うけど、いちばん譲れない点は何ですか。
福島 まずは雇用。その次は憲法です。
テリー 雇用問題に取り組むのはいいよね。だったら雇用に関する主張に徹したら?
福島 そうなんです。憲法と脱原発ももちろん大事だけど、この2つの主張については内容をわかっていただきやすい。だから雇用問題に関する主張を実際に重視しています。雇用はそれぞれの世代によって、それぞれの形で関係しますから。
テリー 確かに。全ての人の生活と直結して、イメージしやすいから伝わりやすいしね。
福島 特に現代の若者や子供たちは大変です。今ね、20代の若者の死因の半分は自殺なんですよ。
テリー そうなんだよなあ‥‥。
福島 ワタミの社員で自殺したお嬢さんのご両親に会って要望書をもらったことがあるんですけど、「若い人が大事にされる働き方が実現できるよう、全力でやってください」って。ほんとにそうですよ。
テリー 30代の死因の1位も自殺なんだよね。
福島 そう。私の事務所のボランティア・スタッフが「会社を辞めたい」と言うと、私も最初は「勤めて半年で辞めるってどういうこと。世の中甘くないのよ」と諭していたんです。でも微に入り細に入り聞いていくと、これってブラック企業じゃないかとわかってくる。ですから、私も怒るべきとこは怒りますけど、高度経済成長期の感覚で「甘ったれてるんじゃないか」と感じるのとはまったく違う現実を、彼らは生きてるんだと思います。
テリー なるほどね。じゃあ、これからの社民党の売りは、やっぱり雇用でいこう、雇用で。
福島 はい。非正規雇用、障害者、女性、シングルマザーやシングルファーザーの働き方についてなど、いろいろとありますから。
テリー そうだよな。ところで社民党は、ビジネスを動かすという点に関してはどうなの。金儲けっていうと言葉は悪いけど、例えば安倍さんは海外に行く時に財界の人たちを連れて、日本企業をよろしくお願いしますって売り込んでいるじゃない。ああいうことも大切じゃないですか。
福島 でも、それで原発とか売るのは問題だと思いますよ。
テリー 原発はともかく、そういうビジネスもできる政治家もいないとダメなんじゃないの。日本企業の売り込みができる人。
福島 代替エネルギー技術の売り込みは可能性があると思いますよ。アイスランドの地熱発電は日本製なんです。例えば大分県は、地熱発電とかバイオマス発電で電気の4分の1を自然エネルギーで賄ってるんですよ。そういう技術を日本はこれからガンガン売っていくべきじゃないかと。
テリー じゃあ、雇用の他にも、自然エネルギーの推進についても、社民党としてもっともっと特化していったほうがいいよね。
福島 作戦としてね。
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>>223
http://www.asagei.com/excerpt/15202
社会Posted on 2013年8月27日 9:58 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(3)山本太郎と社民党は連携という形でやれる
テリー 東京選挙区で4位に入った山本太郎は「脱原発」の主張一つでしょう。
福島 山本太郎さんと社民党は、3.11以降、いろんなところで連携しながらやってきたという感じなんです。11年5月23日、文部科学省の中庭で「年間被曝量の上限が20ミリとはおかしい、1ミリ以下を目指すべきだ」と、市民団体や社民党などが集まって要請行動をやった時、山本さんも駆けつけてくれました。「社民党から出てほしい」という要請もしました。
テリー でも、結果は無所属で出た。
福島 はい。だからこそ、党は応援に回ったんです。東京で社民党の公認を立てると、脱原発でぶつかる人が1人増えるだけですから、それよりは応援したほうがいいと。
テリー 脱原発の他に反TPP、憲法で一致もしているしね。
福島 はい。山本さんは無所属だから、「統一会派で今後やりませんか」と提案をしています。もちろん、党に来てくれればベストですが、そういう形じゃなくても、連携はやれるんじゃないかと思ってるんですよ。
テリー なるほどね。今、社民党の国会議員は何人。
福島 衆議院議員が2人、参議院議員が3人ですね。
テリー もう、インディーズの弱小プロレス団体みたいなもんだな。
福島 ハハハ(笑)。だから、これからもり立てて、AKB48じゃないけど、新しいアイドルも入れて頑張りたいと思います。自治体議員に心優しいセンスのいい子はいます。候補者の魅力は、社民党は強いと思っているんですよ。
テリー 例えば?
福島 非正規雇用のことをやっている鴨桃代さん。たった1人でも労働ユニオンに入れるという「全国コミュニティ・ユニオン連合会」の会長で、08年から09年の派遣村の時からずっと一緒にやってきた女性です。あとは、沖縄基地の撤廃に向けて活動している山城博治さん(沖縄平和運動センター事務局長)も、熱血漢で力強い。それぞれの自治体には、個人的にも魅力的で、信念を持ってやっている人がいる。ただ、彼女たちを国政に送り込むだけの力が社民党になくなってきている。
テリー 党としての力が不足しているということだよね。共産党も政策的には社民党と近いじゃない。でも、共産党は今回の選挙で伸びたでしょう。両者の違いは何だろう。
福島 共産党は伸びましたね。今回、いわゆる「中道リベラル」のような党が敗北したんですよ。それは社民党、生活の党、みどりの風のことですね。生活の党とみどりの風はもともと民主党だった。社民党も過去に連立政権を組んで、民主党と近い部分もあるから、何となく「民主党グループ」であったということが逆風にあったと思ってるんですね。
テリー なるほどね。福島さんが辞めたあとの党首枠はどうなっているの。
福島 欠員のままになっていて、幹事長が党首代行を務めています。党首選挙をやるか、全国代表者会議をやってその中で決めるか、これから議論して、恐らく9月末ぐらいには選出方法が決まるはずです。
テリー 福島さん自身は、今後どうするの?
福島 私自身は議員であることは変わりないし、党首を辞めたことをむしろ生かして、もう少し自由な立場で働きたいです。
テリー 党首が土井たか子さんから代わってから、10年なんだよね。
福島 はい。あっという間の10年でしたね。
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>>224
http://www.asagei.com/excerpt/15203
社会Posted on 2013年8月28日 9:58 AM
福島瑞穂×テリー伊藤(4)10年間も同じ党首なんて不健康
テリー 福島さんがまだ弁護士の時、俺も一緒にテレビの討論番組に出ていたもんね。
福島 議員になる前は天真爛漫な、ノーテンキな明るい人でしたよ(笑)。
テリー よく覚えてますよ(笑)。「ええっ、福島さん、政治家になっちゃうの?」って当時驚いたから。
福島 あの頃はお世話になりました。実は政治家になってからは今年が15周年なんですよ。党首は10年やって、その前に幹事長を2年やって、その前は広報委員長をやっていました。新人時代がほとんどなくて、いきなり幹事長、いきなり党首。
テリー そうだね。エリート街道だよな。
福島 う〜ん、エリートとはちょっと違うかなぁ。09年に連立政権を作って、大臣になったものの、普天間基地移設の署名を拒否して罷免になったり、いろいろありました。
テリー 連立政権を離脱した時、辻元清美さんは離脱に反対したじゃないですか。俺は辻元さんの主張のほうが筋が通ってた気がするんですよ。
福島 いや、もしあの時、連立政権に乗っていたら、社民党の背骨がなくなっていたと思う。きっと今日まで残っていなかった。
テリー そんなことを言ったら、96年に社会党が自民党と組んで村山政権を作った時に、すでに終わっていた部分もあるわけじゃない。それでも残って続いたんだから。与党に残って主張することに意味や発言力があるんじゃないの。10年に福島さんが連立から離脱した次の日から、社民党の記事が全然新聞に載らなくなったでしょう。すごくもったいないんだよね。
福島 沖縄基地については、社民党にとっては1丁目1番地の問題です。テリーさんがおっしゃることももちろんわかりますよ。確かにいろいろ折り合いをつけながら、辛抱しなくちゃいけないところは辛抱しなきゃいけない。
テリー うん。
福島 しかし、あの時点で私が署名していたら、沖縄は社民党から離脱するだろうし、社民党の戦う部分がなくなる。政治って自分の100の思いが100実現するわけではないので、政治は妥協の芸術というか、自分の思いをどうやって織り交ぜて実現していくかだというのは理解しています。それでも私は、魂を売ったら生きていけないと思うんですよ。
テリー でも、連立を外れたら意見が言えなくなるわけじゃない。民主党としてはこれ幸いと思ったかもわかんない。だから、よりひどくなっていく時にこそ与党にいたほうが、社民党の存在価値が出てきたような気がするんだけどね。
福島 いることで歯止めになった部分はあるかもしれないけど、裏切り者っていう烙印を押された状態で政治はできないですよ。
テリー うーん。
福島 ただ、自社さ連立政権で政権に入ったことで、社民党は野党と与党の経験を積んだことは強みだと思います。例えば私は大臣の時に、障害者基本法の改正法案を作り、それが総合支援法になった。それから、認可保育園を設立するために国有地を貸与してもらう手続きも踏んだ。
テリー 障害者政策はよかったよね。あと、世田谷と横浜に保育園をたくさん作るための基礎を作ったことも、すごく大きいことだったね。
福島 それと、365日24時間、女性への暴力、外国人、セクシャルマイノリティ(性的少数者=同性愛者や両性愛者、自分の性別で悩んでいる人などのこと)などの相談を受ける「パープル・ホットライン」を作った。今はどんな相談も受ける「よりそいホットライン」もできてるんです。
テリー 与党時代に新しくできた実績がいろいろあるってことだよね。
福島 はい。私自身は、政策を提案して、少しずつこの社会を住みよいものにしていくことが喜びでしたし、政治はそういうことがとても必要だと思っています。
テリー 1人で10年も党首やっていたんだもんなぁ。それもまた不健康だと思うけど(笑)。
福島 すみません(笑)。だから今回のことで区切りを一度つけて、初心に戻って、もう1回、人々の現場の中で意見を聞きながらやっていきます。
◆テリーからひと言 秋元康さんみたいなプロデューサーが社民党には必要だよね。政策もいいし、候補者もいいとすれば、あとは世間へのアピール方法をもっと考えてみてよ。
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http://sp.mainichi.jp/opinion/news/20131026ddg041070007000c.html
憂楽帳:社民党
11月1日の社民党全国代表者会議で吉田忠智参院議員(57)が党首に就任する。党勢は弱体化の一途。吉田氏の所属する大分県連の内田淳一代表(73)は「重い荷を負わせる気持ちだ」と思いやる。
大分県は、7月の参院選比例代表の同党得票率(全国平均2・36%)が9・99%という「社民大国」だ。強さの理由として内田さんは、自治労と日教組が社民支持で一枚岩になっていることを挙げる。では、なぜそれができたのか。内田さんは記憶の糸をたぐるように17年前の経験を語り始めた。
1996年の旧民主党結成を巡り、鳩山由紀夫氏らが武村正義元蔵相や大分県出身の村山富市元首相らを拒否。鳩山氏らの姿勢は「排除の論理」と呼ばれ、この年の「新語・流行語大賞」にもなった。
当時、内田さんは県議2期目で、いまの吉田氏と同年代。「現場では『なにくそ』という思いが漂っていた。結束が強まったことを覚えている」
党の状況は当時より厳しい。吉田氏に対し、内田さんは「我々には思い付かない、思い切ったことをやってほしい」とエールを送る。【鈴木直】
2013年10月26日
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http://www.rodojoho.org/archives_tatakai/~2013/tatakai776.html
第21回全労協大会開催される
全労協初の組織内議員・服部良一さんも参加
全労協第21回定期大会はさる9月24〜25の両日にわたり熱海にて開催された。
冒頭、藤崎良三議長は「民意による政権交代・新政府樹立は、日本近代政治史上初の出来事」と指摘し「働く者が報われる社会」の実現へ向けた新たな闘いの始まりであることを押さえて、更なる闘いを進めていかなければならないと訴え、また、「年越し派遣村」の教訓から社会的運動を担える労働運動の前進、重要期に入った国鉄闘争を始めあらゆる争議の支援・連帯闘争の強化を訴えた。
大会は各争議の報告から始まり、「労働審判員」の各地全労協への拡大の声や、国労高崎の代議員からは、企業内運動からの脱皮、地域ユニオンとしての運動領域拡大と、その中から問題になっている八ッ場ダム問題は、利権の巣と化し声を圧殺されようとする反対する住民の立場に立ち、ダム建設は白紙と断言した前原国土交通相の方針を断固支持すると発言があった。
大会発言は26名に及び、中には東京総行動の節目には全国結集も掛けるべきとの声もあった。 関心が持たれたのは、大阪全労協の元幹事で昭和起重機の委員長だった服部良一君が社民党近畿ブロック比例で当選し、全労協としては組織内議員の誕生と成ったことで、一日目の交流会に出席しその挨拶は全体の拍手をあびた。
新人事は、副議長の交代や新常任幹事の登場もあったが、藤崎議長の再任で新体制が発足する事になった。 あえて述べるとすれば、歴史的政治変化をどのように位置づけるかについて代議員全体としては戸惑いがあったように感じた。
(協同センター・労働情報代表 前田裕晤)
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151014-00054902-playboyz-pol
難民受け入れ問題をスルーしたら、日本のリベラルは終わり
週プレNEWS 10月14日(水)9時0分配信
『週刊プレイボーイ』本誌で「モーリー・ロバートソンの挑発的ニッポン革命計画」を連載中のマルチな異才・モーリー・ロバートソンが語る。
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シリアなどからの難民受け入れ問題が世界的なトピックになっていますが、先日、元国連難民高等弁務官の緒方貞子(さだこ)さんが日本政府に苦言を呈していました(『朝日新聞』9月24日付朝刊)。緒方さんはこう言います。
「難民の受け入れくらいは積極性を見いださなければ、積極的平和主義というものがあるとは思えない」
ご存じのように安倍政権は“積極的平和主義”をうたっていますが、こと難民認定に関していえば、日本政府はおよそ先進国とは思えないほど消極的な姿勢を続けている。緒方さんは「(難民高等弁務官を務めていた1991年から2000年)当時からその状況は変わっていない」と、現状を嘆いています。
今からちょうど20年前の1995年――映画『ホテル・ルワンダ』でも描かれたルワンダ大虐殺の翌年――緒方さんは国連本部で素晴らしい演説をされており、その中に次のような一節があります。
「難民は慈善を求め、絶望の声を上げるだけの存在ではありません。彼らは社会に変化をもたらし、文化を相互に融合させる使者となり、活気をもたらすのです」
ともすれば厄介者扱いされがちな難民こそが、社会の閉塞(へいそく)感を打ち破る力になる。そう訴えたのです。この演説はルワンダ問題に関して消極的だったアメリカに対する「この状況を無視できるのか」というメッセージでもありました。今回も緒方さんは日本に国際的な貢献を求めているわけです。
しかし、日本の世論はどうでしょう。「難民なんか入れたら、国がめちゃくちゃになる」などとレイシズム同然の発言を堂々とする人も少なくない。あるいは、難民や移民の受け入れには賛成といいつつ、日本人より低い立場の“下働き”をあてがえばいいという考え方も目立つ。
実際、農業分野における外国人技能実習制度などは“奴隷労働”の温床(おんしょう)と化している。チャンスを公平に与えず、彼らを経済的に追い詰めておきながら、一部の外国人が犯罪に走ると一気に排斥の機運が高まる…。
難民の受け入れ拒否は国際社会の信用を大きく損なう一方、この日本社会の不正義を野放しにしたままで受け入れてもうまくいかないのは目に見えている。つまり、いかに彼らを受け入れるかを今すぐにでも考える必要があるんです。
こうした議論や運動は本来、リベラルを自任する人々が取り組むべきことです。国会前で【#Refugeeswelcome(難民歓迎)】と書いたプラカードを掲げなきゃおかしい。「日本だけは戦争に巻き込まれたくない」という内向きのデモばかりで、中国の人権問題も難民問題もスルーする“自称リベラル”を、僕はリベラルとは呼びたくない。
安倍首相は9月30日、国連総会で難民支援拡充を表明しました。今はまだ金銭面にとどまっていますが、もし本格的に「受け入れ」へと舵(かじ)を切れば、自民党内外のレイシストを排除すると同時に無党派層を大きく取り込むことになるでしょう。
その時、野党はどうする? 「日本人の賃金が下がる」などと反対すれば、日本のリベラルは終わりです。この問題に全力で、しかも安倍政権より早く取り組むことこそが、烏合(うごう)の衆による「安保法制ハンタイ」より、はるかに強い風を生むはずです。
●モーリー・ロバートソン(Morley Robertson)
1963年生まれ、米ニューヨーク出身。国際ジャーナリスト、ミュージシャン、ラジオDJなど多方面で活躍。現在のレギュラーは『NEWSザップ!』(BSスカパー!)、『モーリー・ロバートソン チャンネル』(ニコ生)、『Morley RobertsonShow』(block.fm)、『所さん!大変ですよ』(NHK)など
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151015-00054944-playboyz-pol
海外メディアも驚いた安保法案抗議デモ。だが「日本のメディアは大幅に弱体化。朝日新聞も、ましてやNHKは…」
週プレNEWS 10月15日(木)10時0分配信
戦後70年を迎え、大きな問題が山積する日本の姿を海外メディアはどのように見つめ、報道しているのか?
「週プレ外国人記者クラブ」第4回は、英紙『エコノミスト』や『インディペンデント』などに寄稿するデイビッド・マックニール氏に、安保法案への抗議で盛り上がった市民デモについて聞いた。
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―「安全保障関連法案」がようやく成立しました。衆参両院での審議やそれを取り巻く一連の出来事を見て、どのように感じましたか?
マックニール 印象的だったのは、国会で審議が進み、政府が安保法案について説明すればするほど、逆に法案の具体的な目的や意味がわからなくなったことです。でも、私がそれ以上に驚いたのは、デモなどを通じてこの法案に反対し、抗議する動きが想像を遥かに上回る規模に広まったことでした。
それまで日本では右翼のほうが活発だと思われていて、例えば在特会の嫌韓デモなどに行くと200人規模のデモが頻繁(ひんぱん)に行なわれていましたが、安保法案に抗議する動きでは、それこそ数千人、数万人規模の学生や主婦、普通のサラリーマンらが集まった…。私は日本に住んで今年で15年目になりますが、日本人がこれほど積極的に政治に対して意思表示をするなどとは夢にも思っていなかったし、それは多くの海外メディア関係者に共通する感想でしょう。
―何が日本人にそうした変化をもたらしたのでしょう?
マックニール 政府の説明に対する「不信感」や「透明性の欠如」という要素が大きいと思います。先ほど言ったように、この法案について安倍政権が説明すればするほど多くの矛盾が浮かび上がり、政府は本当の意図を隠している、自分たちから白紙委任状を取ろうとしているのだ…という懐疑的な気持ちが人々の中で広がったことで、デモなどの抗議が拡大したのだと思います。
実は先月、SEALDsのリーダーである奥田さんにインタビューする機会があったのですが、「どうやってここまできたの?」という質問に対して、彼が答えたのは、まず反原発のデモがあって、その次に「秘密保護法」に反対する運動があって、そして今回の「安保法制」と、一連の出来事を通して、一歩ずつ運動が拡大してきたのだということでした。その意味では安保法制の前から「変化」が既に起きていたとも言えるでしょう。
―実際に安保法案に反対するデモを見て、どんな印象を持ちましたか?
マックニール まず強調したいのは、彼らのデモが非常に平和的、紳士的だということ。60年代や70年代の学生運動にみられたような暴力性は全くなく、ある意味「保守的」だとすら言える。彼らは「革命」ではなく、現行の政治システムの中でこの国を変えていきたいと考えているという点です。
ただし、世論調査では国民の多くが反対しているにもかかわらず、彼らのデモは「原発再稼働」も「秘密保護法」も、今回の「安保法案」も最終的に阻止することができなかった。当然、この国の民主主義がまともに機能していないという意識や、それに伴うフラストレーションは相当に膨らんでいるはずで、それが今後、彼らの運動にどのような変化をもたらすのかにも注目しています。
―他の国々、例えばイギリスでは、こうしたデモは珍しくないのでしょうか?
マックニール 最近のデモで最も大規模だったのは2002年にロンドンで行なわれたイラク戦争に反対するデモで、この時は政府側の発表では100万人、主催者発表では200万人が集まったと言われています。
この時の状況は今の日本に似ていて、世論調査では国民の70〜80%がイラク戦争に反対していたのですが、当時のイギリス首相だったトニー・ブレアはそうした「民意」を無視する形でアメリカのイラク戦争を支持し、イギリス軍の部隊を戦地に送り、戦死者まで出してしまった。
あれから13年を経た今、こうした「民意」が実は正しかったことが証明され、人々はトニー・ブレアへの怒りを忘れていません。彼の言葉はもう誰も信用しないし、道を歩いているだけで彼を「犯罪者として捕まえろ!」という人たちも、いまだに後を絶ちません。
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>>229
―対象的に、日本ではアメリカの「大義なき」イラク戦争を支持した小泉純一郎首相の責任を追及しようという動きはほとんどありませんでした。また、日本人は一般的に「熱しやすく冷めやすい」ところがありますが…。
マックニール 安保法案は成立しましたが、この先も沖縄県辺野古の米軍基地問題など多くの課題が残されており、政府にとっては危険な状況が続くでしょう。中でも沖縄の問題は非常に重要で、翁長知事が埋め立て承認を取り消したことで、法廷での争いも含めて、安倍政権との全面的な対立となる可能性は非常に高い。
もちろん、この問題に関するメディアの扱い方にもよりますが、最近では辺野古の基地の問題について沖縄県内だけでなく、本土の人たちの関心も高まっているだけに、今後の動き次第では、沖縄の問題がより大きな問題へと発展する可能性もあると考えています。
―そのメディアですが、ここ数年で「権力の監視」という機能が大幅に弱まってしまい、NHKなどはまるで「政府の広報機関」のようです。こうしたメディアの弱体化、あるいは安倍政権による「コントロール」の強化が、ようやく芽生えた学生や市民の活動に影響を与える可能性はありませんか?
マックニール 確かに安倍政権成立後、メディアは大幅に弱体化され、日本の代表的なリベラル紙だった朝日新聞も慰安婦問題の「誤報」騒ぎで叩かれてからすっかりおとなしくなってしまった。もちろんTVも同様で、NHKについては言うまでもありません…。
また、これは今に始まったことではありませんが、記者クラブ制度の弊害によって、記者会見でも政府はあらかじめ準備された質問に答えるだけで、メディアの側から厳しい質問が飛ぶことはほぼない。政府の言い分をそのまま伝えるだけというのが、この国のメディアの偽らざる現状です。
ただし、あの3・11の原発事故をきっかけに、日本の人たちは大手メディアの報道に対して以前よりもずっと懐疑的になっていて、「TVや新聞が本当のことを報じていない」と考える人は増えている。インターネットを含めて、市民が情報を集める手段は以前よりも遥かに多様化しているので、大手メディアの影響力は以前ほど強くないというのは確かだと思いますね。
●デイビッド・マックニール
アイルランド出身。東京大学大学院に留学した後、2000年に再来日し、英紙『エコノミスト』や『インディペンデント』に寄稿している
(取材・文/川喜田 研)
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1036554230/963
963 名前:名無しさん[] 投稿日:2015/10/17(土) 16:17:39
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151014/k10010269471000.html
ツイッターにうそ 投稿者の情報開示命令
10月14日 15時36分
ツイッター上に幼い娘の写真を無断で転用されたうえ、安全保障関連法が成立する前の反対デモに参加して死亡したなどとうその書き込みをされたとして、新潟市の両親が東京地方裁判所に投稿者の情報の開示を求め、認められたことが分かりました。弁護士によりますと、こうしたケースで情報の開示が認められるのは異例だということです。
申し立てをしていたのは新潟市の大嶋陽さんとその妻で、14日、弁護士同席の下、会見を開きました。それによりますと、ことし7月、ツイッター上に生まれたばかりの娘の写真が無断で転用されたうえ、安全保障関連法が成立する前の反対デモに無理やり連れて行かれ、熱中症で死亡したなどとうその書き込みをされたということです。
去年8月、大嶋さんが別のデモに参加した時の投稿写真が転用され、娘の名前は架空のものでしたが、ツイートが拡散したため、大嶋さんはことし8月、肖像権の侵害に当たるとして、東京地方裁判所に投稿者の情報の開示を求める仮処分の申請をしました。
その結果、先月、運営するツイッター社に情報の開示を命じる決定が出され、会社側も応じたということです。弁護士によりますと、ネット上でなりすましの被害が相次ぐなか、顔写真の無断転用で裁判所が投稿者の情報の開示を命じるのは異例だということです。開示されたのはネット上の住所に当たるIPアドレスで、弁護士は今後、投稿者の特定を進めたいとしています。大嶋さんは、「娘を守る親としてきぜんとした行動を取ることが必要だと考えた」と話しています。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00000001-jct-soci
SEALDs女性が誹謗者を「クズ」呼ばわり 「社会の最底辺さまよってるようなクズ」
J-CASTニュース 10月15日(木)17時34分配信
安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の女性メンバーが、周囲の人物に対してネット上で誹謗中傷が投稿されていることに「こんな社会の最底辺彷徨(編注:さまよ)ってるようなクズに(以下略)」とツイッターに書き込み、物議をかもしている。
中傷されていることに対し同情する声がある一方、SEALDs関係者からも過去に暴言が飛び出していたことから、「そんな風に言うから」「自業自得」と反発する意見も相次いでいる。
■同情的な声もあるが...
物議をかもす投稿をしたのは、SEALDsメンバーの女性だ。彼女は、朝日新聞や日刊ゲンダイなどで取り上げられたことがある。2015年10月14日、
「なぜわたしが大事に思ってる女の子たちがこんな社会の最底辺彷徨ってるようなクズに毎日毎日罵詈雑言投げつけられて苦しまなきゃいけないのか。こんなに言われると人でも殺したのかと思うけどデモやっただけだからね アホかよ」
とツイッターに書き込んだ。
具体的にどんな「罵詈雑言」があったのか明らかにしていないが、10月13日にツイッター上で、何者かがこの女性の知人女性の写真を添付し、性的なひやかしや侮辱的な書き込みを行ったことが背景にあるようだ。
この女性本人に対しても、「日本から出て行って欲しい」「バカ学生」といった誹謗中傷がツイッター上でたびたび行われている。引用に耐えない下品な表現のつぶやきも多い。
今回の女性の投稿に対しては、「(知人らへの中傷は)許せないですね」と同情的な意見もあるが、「社会の最底辺」とこき下ろしたことに反発する声もある。
「社会の最底辺という表現のほうが罵詈雑言でしょう」
「そんな風に言うから、言われるのさ」
「『社会最底辺』とか勝手な決めつけで罵詈雑言書くから敵を増やしてるんだよ」
と女性のツイッターにメッセージが寄せられている。
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>>232
これまでも「バカかお前は」「五寸釘ぶち込むぞ」
SEALDs関係者の発言が「暴言」だとして注目を集めたのは、今回が初めてではない。
中心メンバーの奥田愛基さんは8月23日の国会前での集会で安倍首相に対し、「バカかお前は」と発言。別の女性メンバーは7月31日、デモを批判した衆院議員の武藤貴也氏にツイッターで「お前の方が自己中だし利己的だわ。ふざけんなよ。てめーの体のすべての穴に五寸釘ぶち込むぞ」(すでに削除)とメッセージを飛ばした。
こうした発言が出るたびにツイッターなどには
「ほんと口悪いな。なにが平和だ。言葉の暴力はいいのかよ」
「この団体の方々は、どうしてこんなに口が悪い人が多いの?」
とあきれるような書き込みが出ている。
(2015年10月16日19時追記)女性メンバーの名前は匿名にしました。
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息子3人を東大理IIIに合格させた凄腕「プロママ」ご亭主は選挙で3連敗〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151016-00010005-shincho-soci
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 10月16日(金)8時1分配信
佐藤さんの近著『受験は母親が9割』(朝日新聞出版)には、ご主人の佐藤真理(まさみち)氏が、奈良市で弁護士をやっているとある。だが、教育はほとんど彼女任せだったとして、あまり登場してこない。実際、彼女はこう書く。
〈我が家では、子どもの教育は、私が100%の責任を持っています。主人は仕事が大好きで、生きがいを持って働いていましたから、私は子どもの教育を頑張ろうと。〉
やったのは車での送り迎えぐらいで、妻ほど貢献していないというわけだが、知人によると仕事一途の庶民派弁護士なのだとか。
「佐藤弁護士は東大文学部のインド哲学科から司法試験を通った変わり種。面白い人で、年末に弁護士会の懇親会があるのですが、リクエストもしていないのに、渥美清の真似をしてみせたこともありました。寅さんそっくりで感心しましたよ」
「亭主元気で留守がいい」の典型例かと思ったら、この人、総選挙に3回もチャレンジした政治好きでもある。それも日本共産党からの出馬だ。
■ノーベル賞を取って欲しい
佐藤氏が立候補したのは1996年(比例)と、2000年(小選挙区)、03年(小選挙区)だが、残念ながらいずれも当選圏内からは遠い得票数だった。
元共産党議員の秘書で政治評論家の兵本達吉氏が言う。
「そもそも弁護士には共産党系が多いのです。私が現役の党員だったころ(90年代)は、日弁連に登録している弁護士のうち17%が共産党系でした。また、共産党本部が彼らを選挙に立てたがるのは労働者の代表よりも、中流層の票が取れるからです」
そこで、ご本人の事務所を訪ねると、
「こんな風に超エリート教育をしていたのが話題になったら、もう共産党から立候補なんて出来ないよね」
と笑顔で登場。
「政治には中学高校から興味があったのですが、共産党に入ったのは30歳の頃でした。当時、妻には入党したことも話していません。子供たちからも“親父と考え方は違う”と言われています。最初に選挙に出たのは急な解散があって追加公認の話があったから。2回目からは5回連続当選した議員の後継という形で出馬しました。しかし、小選挙区制というのは厳しい。街宣もやったし、家内も宣伝カーに乗ってくれましたが、事務所にも迷惑をかけられないので国政選挙は3回で止めにしました」
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151019-00000059-asahi-pol
暫定政権で安保法廃止目指す 共産・志位氏インタビュー
朝日新聞デジタル 10月19日(月)23時49分配信
共産党の志位和夫委員長は19日、朝日新聞のインタビューに応じ、安全保障関連法廃止に向けて提唱する「国民連合政府」を実現するため、次期首相指名で民主党代表を推す可能性に言及した。これまでは選挙結果に関係なく、自党の党首を指名する独自路線を原則としてきたが、安保法廃止に向けて野党の結集を最重視する考えを示した。
志位氏は、提唱する国民連合政府について、安保法廃止と集団的自衛権の行使容認を決めた昨年7月の閣議決定撤回の二つに目標を絞った「暫定政権」だと説明した。民主党など他の野党との連立政権を念頭に、首相指名についても、「一般論」としつつ「第1党が首班を担うことが一般的だ」と指摘。民主党代表が首相になることも容認する考えを示した。
共産党は野党共闘の一環として、1998年の国会での首相指名投票で民主党代表だった菅直人氏を推した。だが今回の発言は焦点を絞って政権への参加を前提にしたもので、従来の姿勢から一歩踏み出した。
連立政権への関与についても「閣外協力もありうる。そのときの状況を見てベストの選択肢を採る」との姿勢を示した。政策については、すでに暫定政権下では「日米安全保障条約の廃棄」「自衛隊の解消」などについて党の方針を「凍結」する考えを示したことに加え、消費増税など各党間で意見が異なる課題についても「欲張りすぎない」と言及。安保法廃止など2大目標以外は、柔軟に対応する考えを強調した。
そのうえで「(暫定政権の)目的を達成したら、その先の針路は国民に問うて決めることが基本だ」とし、安保法廃止と立憲主義の回復後はただちに衆院選を行い、改めて国民に信を問うべきだと述べた。
一方、2005年と07年に「たしかな野党」のスローガンを掲げるなど、他党との選挙協力を避けてきた点について「政党である以上、政府(政権)をめざす必要があるとの意見もあった」と述べ、「非常事態」として方針転換するとした。
安倍政権に対抗するため、本格的な野党間の選挙協力が不可欠と改めて強調。「(来夏の)参院選が衆院選より先にあった場合、参院選が非常に大事になってくる」と指摘した。野党共闘で参院選に勝利し、参院で野党が与党の議席を上回る「衆参ねじれ」の状態に持ち込み、政権を衆院解散に追い込んでいきたいとの考えを示した。
朝日新聞社
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http://www.sankei.com/politics/news/151022/plt1510220032-n1.html
2015.10.22 19:43
社民党が12月に党首選 吉田忠智党首、出馬に意欲
社民党は22日、東京都内で全国幹事長会議を開き、任期満了に伴う党首選を12月4日告示、19、20両日投票、21日開票で実施する日程を報告した。吉田忠智党首は会議後、記者団に「党の再建は道半ばという思いだ」と述べ、出馬に意欲を示した。
次期党首の任期は平成30年2月まで。近く元国会議員らでつくる実施本部を設置し、日程を正式決定する。
幹事長会議で吉田氏は来年夏の参院選に関し「比例代表で250万票、2議席以上獲得」との目標を掲げた。比例では吉田氏と福島瑞穂副党首を公認している。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151022-00001182-chosun-kr
(朝鮮日報日本語版) 日本共産党・志位委員長に聞く「衆参で与党過半数、民意の反映では?」
朝鮮日報日本語版 10月22日(木)10時13分配信
「安倍政権がうまくいっているように見えるのは、日本人の大多数がその政策に賛成しているからではない。日本の野党が分裂しているため、安倍政権への反対票を結集できなかったからだ」
韓国を訪問している日本共産党の志位和夫委員長は21日、ソウル市内のホテルで行ったインタビューで「民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党の野党5党が、来年7月の参議院議員選挙で『反安倍』を旗印とする『国民連合政府』構想について盛んに論議している」として、冒頭のように述べた。志位氏は戦後70周年と、韓日国交正常化50周年に合わせ、22日に建国大学で講演を行うため来韓した。
今年で結党から93年を迎える日本共産党は現在、衆議院と参議院を合わせて21議席を確保し、野党としては民主党、維新の党に次いで3番目に多い。結党以来、侵略戦争や植民地支配を一貫して批判してきた。北朝鮮の朝鮮労働党とは、北朝鮮がビルマ(現ミャンマー)のラングーン(現ヤンゴン)で起こした爆弾テロ(1983年)など反人道的な行為を理由に、80年代に関係を断絶している。
―安倍政権が衆参両議院で過半数を占めているため、民意が政治に反映されているのではないのか。
「そうではない。昨年12月の衆議院議員総選挙を分析すると、安倍晋三首相が属する自民党は有権者全体の票の25%しか獲得できなかったにもかかわらず、全議席の4分の3を占めた。一方、最大野党の民主党は、有権者全体の票の23%を獲得しながら、議席は13%にとどまった。1つの選挙区で一人の議員を選出することにより、勝者の独占現象が起こりやすい小選挙区制の下、自民党には支持票が結集した一方、野党側は票が分散したためだ。現在も世論調査を行えば、安全保障関連法案の強行採決に反対する国民が50-60%を占め、原子力発電所の再稼働に反対する人も50-60%に達している」
―現在の状況に至ったのは誰の責任なのか。
「野党の責任が最も大きい。ばらばらの状態になっているため、国民が政治を変えられるという希望を持てなくなっている。野党が結束すれば、これまで投票しなかった人や、特に支持政党がない人たちも考えが変わるだろう。現在、安倍政権の参議院に占める議席の比率は55%だ。ひとまず、参議院だけでも野党側が過半数を占めれば、安倍政権が新たな法案を通すのが難しくなり、その後の政権崩壊につながる可能性もある」
―「国民連合政府」に対するほかの野党4党との協議はどれだけ進展しているのか。
「最近、民主党の岡田克也、社民党の吉田忠智、生活の党の小沢一郎の各代表と順次会談した。社民党や生活の党とは大枠で合意ができている。岡田代表も来年7月の参議院議員選挙で野党の選挙協力が切実だという点では意見が一致している」
―安倍政権に対する見通しは。
「安倍政権は来年7月の参議院議員選挙までの間、多くの難題を抱えることになる。南スーダンに自衛隊が派遣されることになっているが、自衛隊の活動が拡大すれば、交戦状態に陥る危険性が高い。そうなれば日本社会の反発が本格化する可能性がある。沖縄の米軍基地移設も大きな問題だ。安倍首相が掲げる経済政策「アベノミクス」も最近、日本のGDP(国内総生産)成長率がマイナスに転じたことで、危機に瀕している」
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>>236
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151022/k10010279201000.html
社民 12月に党首選 吉田党首再選に意欲
10月22日 20時36分
社民党の吉田党首は、国会内で記者団に対し、みずからの任期満了に伴う党首選挙をことし12月に行う方針を明らかにしたうえで、「党の再生・再建は道半ばだ」と述べ、引き続き、党首として党運営を担うことに意欲を示しました。
この中で、社民党の吉田党首は、22日開かれた党の常任幹事会で、みずからの任期満了に伴う党首選挙をことし12月に行う方針を示したことを明らかにしました。そのうえで、吉田氏は「党所属の国会議員と相談して、党首選挙についての態度を決めたいと思っているが、党改革を断行しているさなかであり、党の再生・再建は道半ばという思いだ」と述べ、引き続き党首として党運営を担うことに意欲を示しました。
社民党は、今後、党首選挙の実施本部を設置して、選挙の日程などを正式に決めることにしています。
また、吉田氏は来年夏の参議院選挙について、党勢の拡大に向けて定員が3人以上の選挙区に公認候補を擁立したいという考えを示しました。
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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-17/2015101715_01_1.html
2015年10月17日(土)
自衛隊が車内広告占拠
首都圏JR、私鉄に観艦式広報
乗客「そら恐ろしい」
「部隊(隊員等)の士気を高め、国内外に自衛隊の精強さをアピールする」目的で18日に神奈川県横須賀沖で開催される自衛隊観艦式の広報ポスターが、JR東日本や首都圏の大手私鉄車両の中づり広告を貸し切り状態で占拠しています。イージス艦や潜水艦の勇ましい写真と合わせて描かれた、「誰かを助けたいという気持ちに国境なんてない」などのキャッチフレーズに、乗客からは「早くも『戦争法』が動きだした」との不安の声が聞かれました。 (野村説)
観艦式は、防衛省によれば「明治元年、天皇陛下をお迎えして実施された」のが始まりで、「最高指揮官(内閣総理大臣)が艦隊を観閲することにより、国際親善や防衛交流を促進すること」が目的とされ、「一般の方々が大迫力の護衛艦クルーズを体感」できることなどをうたい文句にしています。今回で28回目。
広報ポスターは、東京都港区に本社を置く大手私鉄・京急電鉄のブルースカイトレインやJR東日本中央総武線の各駅停車車両、横浜市営地下鉄ブルーラインの鉄道車両で1日以降、順次姿を現しました。1編成すべてが自衛隊の広報ポスター(10両編成なら140枚)で乗客の頭上が占拠されている状況も生まれています。
乗客からは、「そら恐ろしい」(70代女性)、「ともかく、ぞっとした」(男性・世田谷区在住)などの感想が相次いでいます。
同様の広告はJR東日本の横須賀駅や横浜駅構内などにも張りだされているのに加え、「ハチ公」で知られる渋谷駅前交差点の大型電光掲示板でも放映されています。
防衛省海上幕僚監部の広報室は、ポスターは計1760枚刷り、車両の選定にあたってはイベント開催地を考慮したと話します。しかし、ポスターなどの製作経費や広告代については「申し上げられない」と回答しませんでした。
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公明党・創価学会スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1378196174/153
153 名前:名無しさん[] 投稿日:2015/10/25(日) 18:48:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151025-00000527-san-pol
公明党、共産党のバトル勃発 石田氏「安保廃棄を脇に置いた野党協力は変」 小池氏「安倍政権を倒すため団結する」
産経新聞 10月25日(日)13時33分配信
「50年も60年も自衛隊は違憲とか、日米安保廃棄と言っていたのを脇に置いて選挙で一緒にやりましょうというのはおかしい」。25日朝のNHK番組で公明党の石田祝稔政調会長が、共産党が呼びかける野党連携をめぐり、同党の小池晃政策委員長に食ってかかる場面があった。
共産党の志位和夫委員長は、安全保障関連法廃止を目指す野党の連立政権「国民連合政府」構想が実現した場合、党綱領で掲げる日米安保条約廃棄は求めない考えを示している。
小池氏はこの日、「今は意見の違いは脇に置いて、安倍政権を倒すために野党は力を合わせるときだ」と述べ、同席した民主党の細野豪志政調会長らに「ぜひ選挙の協力もしようじゃないか」と秋波を送った。
これに対し石田氏は「脇に置いて、というものじゃないでしょ」と論難し、小池氏が「憲法を守らない政権を倒すためには緊急課題で団結するのが政党の責任だ」と反論する間も、「おかしい、おかしい」とたたみかけた。これに先立つ米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設をめぐる議論でも、石田氏は日米安保条約廃棄を前面に出さない小池氏をただしていた。
最後は、自民党の小野寺五典政調会長代理が「野党の存在というのは重要だ」と慌ててフォローし、火消しをする形に。共産党への敵意を隠さない公明党だが、石田氏はこの日が同番組の“デビュー戦”で、張り切りすぎた面もあったようだ。
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>>239
どこの記事かと思えば赤旗か
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昔,京大の敷地でも学生の運動団体がなんか似たようなことやってた。見苦しいだけで実害は無いんだから見逃したれよ,と思う様では官僚なんぞやってられないんだろうな。。
「脱原発」テントに立ち退き命令、土地使用料3200万円支払いも
TBS News i 2015年10月26日 18時52分 (2015年10月26日 23時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20151026/Tbs_news_44487.html
経済産業省の敷地内に設置された「脱原発」テントについて、東京高裁は、市民団体側に立ち退きとともに、土地の使用料およそ3200万円の支払いを命じました。
東京・霞が関の経産省の敷地内に設置された「脱原発を訴えるテント」は、市民団体が4年前から「脱原発運動」の拠点としていて、国が立ち退きを求めています。
26日の判決で東京高裁は、「長期にわたる占有は、表現の自由として許容される範囲を超えている」と指摘し、一審と同じく、テントの撤去とこれまでの土地の使用料として、総額およそ3200万円の支払いを命じました。
「脱原発が政府その他によって きっちり方向性が示されるならば、いつだって引き上げてもいい。そういうことがないかぎり、簡単に引き下がるわけにはいかない」(市民団体の男性)
判決で、国はテントを撤去する強制執行が可能となりますが、団体側は、「執行停止を申し立て、最高裁まで争いたい」としています。(26日17:04)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000564-san-pol
宮城県議選で共産倍増「志位委員長」歓喜のツイート…でも政党支持率はわずか4%
産経新聞 10月26日(月)18時55分配信
宮城県議選で倍増の8議席に伸ばした共産党は、躍進に歓喜している。志位和夫委員長は結果判明直後の26日未明、ツイッターに「『戦争法廃止の国民連合政府』実現に向けての大事な一歩」と投稿。来年夏の参院選に向け、野党各党を主導することに意気込んだが、産経新聞社とFNNの合同世論調査では同党の支持率は4・5%止まりで、世論は冷ややかな視線を送っているともいえそうだ。
共産党の山下芳生書記局長も26日の記者会見で「安倍晋三政権の暴走に強い怒りが示された」と手応えを語った。共産党は4月の統一地方選でも伸長。国政では維新の党(51人)の分裂に伴い、相対的に衆参両院ともに野党第2党に“躍進”する見通しだ。
志位氏は安全保障関連法が成立した9月19日、同法廃止を目指す野党各党による国民連合政府構想を発表。他の不一致の政策は「横に置く」(志位氏)という暫定的連立政権で、合意を前提に野党間で選挙協力を行うことに意欲的だ。
志位氏は党綱領に掲げる日米安保条約廃棄すら棚上げする意向だが、消費税増税や原発再稼働などで方針が異なる各党がこうした違いを「横に置く」のは容易ではない。有権者の関心は安保政策以外にも向いている。合同世論調査では、参院選でどの政策を投票の判断材料とするかを個別に尋ねたところ、「判断材料とする」の割合が最多だったのは社会保障の89・1%。安全保障法制は74・4%で、経済・景気対策の89・1%に続き3番目だった。
さらに各党の政党支持率では、共産党は前回調査から0・2ポイント増の4・5%で、自民党(33・9%)や民主党(11・2%)に依然大きく水をあけられている。民主、維新両党は国民連合構想に否定的で、共産党の思惑通りの共闘が描ける見通しは立っていない。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151028/k10010284991000.html
共産 参院選に向け対決姿勢アピールへ
10月28日 5時40分
共産党は、宮城県議会議員選挙で議席を倍増させた勢いを来年夏の参議院選挙につなげるため、志位委員長ら幹部による地方での遊説活動を本格化させ、安倍政権と対じする党の姿勢をアピールして支持の拡大を図りたい考えです。
共産党は、今月25日に投票が行われた宮城県議会議員選挙で、選挙前の4議席を倍増させて、これまでで最も多い8議席を獲得し、第2党になりました。
これについて、志位委員長は27日、「安倍政権の国民の民意そっちのけの暴走に対する怒りは大きいと感じた」と述べました。
共産党はこうした勢いを来年夏の参議院選挙につなげるため、来月1日に志位委員長が横浜市で地方遊説をスタートさせるなど、全国各地で党幹部による遊説や講演活動を本格化させ、民主党などとの候補者調整を念頭に、安全保障関連法の廃止を目指す野党勢力による、「国民連合政府」の実現などを訴えることにしています。
共産党としては、参議院選挙の比例代表で前回の510万票余りを大きく上回る850万票の獲得を目標に、安倍政権と対じする党の姿勢をアピールして、支持の拡大を図りたい考えです。
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http://mainichi.jp/shimen/news/20151103ddm005010128000c.html
社民党:70歳、土俵際 来夏参院選、政党要件クリア苦戦
毎日新聞 2015年11月03日 東京朝刊
社民党の前身の日本社会党の設立から2日で70年を迎えた。1996年に社民党に党名変更したが党勢の低迷が続き、来夏の参院選では、政党要件の一つである「国会議員5人以上」を割り込む可能性が高い。老舗の護憲政党は土俵際まで追い込まれている。
「憲法を守らない史上最悪の安倍政権を一日も早く倒さないとならない」。吉田忠智党首は10月30日、東京都内での来夏の参院選に向けた出陣式で、約80人の支援者を前に危機感をにじませた。
旧社会党は終戦直後の45年に結党。現行憲法で初の47年衆院選で第1党となり、当時委員長だった片山哲内閣が発足した。
その後、左右両派の分裂を経て55年に再統一。「60年安保」直前の59年には衆参両院で約250人の議員を擁した。
党名変更した96年は国会議員99人(会派)の中堅政党だったが、現在の国会議員は吉田氏ら5人のみ。94年に自社さ政権入りして基本政策を「自衛隊合憲」に転換したことを境に、低迷に歯止めがかかっていない。
政党要件は2013年参院選で必要な2%超の得票率をクリアしたため、19年まで維持できる。だが、来年の参院選で改選となる吉田氏と福島瑞穂前党首の2人当選は容易ではない。
党関係者は「党首が落選して国会議員が5人を割れば解散論が強まる。生き残りをかけた戦いだ」と語る。
社民党は参院選に向け、「戦争法制(安全保障関連法)を許さない」と護憲色を強調。日本の戦争責任を認めた「村山富市首相談話」を踏まえ、安倍晋三首相の戦後70年談話を「大きな後退」(吉田氏)と批判し、政権批判の受け皿となりたい考えだ。
ただ、党員の減少や高齢化がネックとなる。党内の一部では、民主党との合流や野党連携のための解党も議論されているが、長年党を支えた地方組織を説得するのは容易ではなさそうだ。【飼手勇介】
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http://www.47news.jp/47topics/e/270578.php
社民、護憲強調も低迷 旧社会党結党から70年 来夏参院選は「命運懸けた闘い」
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社民党は2日、前身の旧社会党結党から70年を 迎えた。 安全保障関連法の成立を強行した安倍政権への反対世論を追い風に、老舗の「護憲政党」として存在感をアピールするが、支持者の高齢化などで党勢低迷に歯止めはかかっていない。吉田忠智党首、福島瑞穂副党首が改選となる来年夏の参院選を「党の命運を懸けた闘い」と位置付け、背水の陣で挑む。
「憲法を守らない安倍内閣が続くと、日本の政治は大変なことになる。政権打倒のため、党首として党再建の足掛かりを築き、戦い抜く」。吉田氏は10月30日、東京都内で開かれた会合で支援者約80人を前に、安保法を成立させた安倍晋三首相を批判するとともに参院選への決意を訴えた。
旧社会党時代は野党第1党として衆参両院で最大約250人を擁し、自民党と 対峙 (たいじ) した。党分裂などを経て現在は衆院2人、参院3人の計5人にとどまる。
この間、自社さ連立政権で村山富市首相を出したほか、細川政権や鳩山政権でも連立の一翼を担った。独自色を発揮した時期もあったが、政権の中で埋没する事態も少なくなく、幹部は「結果的に補完勢力で終わってしまった」と振り返る。
危機感を強める吉田氏ら執行部は、参院選での目標を「比例代表で250万票、2議席以上獲得」と掲げる。護憲や格差是正などこれまでの理念を前面に出す一方、民主、共産両党などとの選挙協力にも前向きな構えを見せる。
ただ、選挙でフル稼働を期待する党員は約1万6千人に減少し、支持者の高齢化も進む。足元の組織力低下は否めず、党内からは「このままでは二枚看板の吉田、福島両氏の議席維持さえ危うい」との声も漏れている。
(共同通信)
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http://www.sankei.com/politics/news/151029/plt1510290031-n1.html
2015.10.29 17:50
社民・又市幹事長が退院 胃がん手術
社民党は29日、東京都内の病院で胃がんの手術を受けた又市征治幹事長が28日に退院したと明らかにした。当面は富山市の自宅で静養し、11月下旬をめどに党務に復帰するという。
又市氏は今月8日の記者会見で胃がんを公表した。12日に入院し、14日に手術を受けた。復帰までの間は吉川元・政審会長が幹事長職を代行する。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/244289
社民、吉田党首の比例区選対発足
県内2万6000票目標
2015年10月29日 09時57分
社民党佐賀県連と支持労組は28日、来年夏の参院選に向けて吉田忠智党首の比例区選挙対策本部を発足させた。前回2013年は比例1議席しか獲得できなかったが、今回は吉田党首と福島瑞穂前党首の2議席が改選を迎える。選対では吉田党首個人の得票を積み上げていく方針を確認した。
選対本部長に原口郁哉支持労組団体会議議長、事務局長に徳光清孝県連幹事長が就き、自治労や佐教組、全水道などの支持団体の役員らで組織する。
佐賀市の自治労会館で開いた会議には九州ブロック選対本部長の中島隆利元衆院議員が出席し、参院選の方針を説明。13年の比例選は約125万票で1議席にとどまったため、来年夏は倍増の250万票、改選の現有2議席の死守を目標に掲げた。佐賀県の目標は前回約1万2600票から倍増の2万6千票とした。共産党が呼び掛けている野党間協力も前向きに進める。
徳光幹事長は「先日、民主党県連の大串博志代表と2人で協議し、選挙区は勝てる候補で戦うことを確認した。社民県連としては比例区に集中し、反安倍政権のうねりを広げていこう」と呼び掛けた。11月7日に吉田党首が佐賀市で政治セミナーを開く。
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7658 :チバQ :2015/11/04(水) 21:38:59
http://www.sankei.com/politics/news/151104/plt1511040027-n1.html
2015.11.4 21:27
維新分裂余波 共産が衆参で野党第2会派に“躍進” 維新は衆院会派届け出行わず「呉越同舟」で閉中審査へ
ブログに書く0
維新の党の分裂に伴い、共産党が衆参両院で野党第2会派に“躍進”することになった。ただ、維新の党は参院では新党「おおさか維新の会」系と党存続派で分かれたが、衆院は40人の会派を維持。法廷闘争に発展した分裂騒動の影響で、党存続派は会派の人数変更の届け出を当面先送りする考えで、10日以降の国会審議は新党組と存続派が共存する“呉越同舟”の異例の事態となる見通しだ。
参院で11人だった維新の党は分裂に伴い、おおさか維新系6人と存続派5人に二分した。この影響で11人の共産党が相対的に単独で野党第2会派となった。
共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で「選挙で議席が増えたわけではなく、特に感想はない」と述べるにとどめたが、参院での単独野党第2会派は平成21年の通常国会以来、約6年ぶり。国政・地方選で躍進する同党の勢いを示している。
共産党は衆院でも維新の党(存続派)と並び21人で、21年の衆院選前以来の野党第2会派となる。
だが、維新の党は存続派が新党組を除籍し、新党側も設立届を済ませた現在も衆院への会派変更の届け出を行っていない。存続派の松野頼久氏と維新の解党を目指す馬場伸幸氏の「2人の代表」が存在する混乱した事態にあるからだ。
予算委員会の各党の質問時間は会派人数に応じ配分されるのが原則。10日予定の衆院予算委では、維新が「40人」分の時間枠で質疑を行うことになりそうだ。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000100-jij-pol
野党共闘、引き続き重視=第2党浮上も「変化なし」―共産・穀田氏
時事通信 11月4日(水)16時57分配信
共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で、同党が維新の分裂に伴い野党第2党に浮上することについて「国会の勢力図が少し変わっても(方針に)何ほどの変化もない」と述べ、引き続き野党間の連携を重視する考えを示した。
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>>249
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015110400706
野党共闘、引き続き重視=第2党浮上も「変化なし」-共産・穀田氏
共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で、同党が維新の分裂に伴い野党第2党に浮上することについて「国会の勢力図が少し変わっても(方針に)何ほどの変化もない」と述べ、引き続き野党間の連携を重視する考えを示した。
51人の衆参両院議員を抱えていた維新は、松野頼久代表ら残留組、橋下徹大阪市長が率いる「おおさか維新の会」と無所属に3分裂。32人の共産党が民主党に次ぐ勢力になることが確定した。
共産党は民主、維新両党などに国政選挙での協力を呼び掛けているが、両党には共産党が「1人勝ち」することへの警戒感も強い。穀田氏は会見で「安全保障法制反対の取り組みを一層強めるために(各野党と)努力したい」と訴えた。(2015/11/04-16:58)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151105-00000079-san-pol
共産、野党第2会派に“躍進” 維新、会派届け出せず…衆院は「呉越同舟」
産経新聞 11月5日(木)7時55分配信
維新の党の分裂に伴い、共産党が衆参両院で野党第2会派に“躍進”することになった。ただ、維新の党は参院では新党「おおさか維新の会」系と党存続派で分かれたが、衆院は40人の会派を維持。法廷闘争に発展した分裂騒動の影響で、党存続派は会派の人数変更の届け出を当面先送りする考えで、10日以降の国会審議は新党組と存続派が共存する“呉越同舟”の異例の事態となる見通しだ。
参院で11人だった維新の党は分裂に伴い、おおさか維新系6人と存続派5人に二分した。この影響で11人の共産党が相対的に単独で野党第2会派となった。
共産党の穀田恵二国対委員長は4日の記者会見で「選挙で議席が増えたわけではなく、特に感想はない」と述べるにとどめたが、参院での単独野党第2会派は平成21年の通常国会以来、約6年ぶり。国政・地方選で躍進する同党の勢いを示している。
共産党は衆院でも維新の党(存続派)と並び21人で、21年の衆院選前以来の野党第2会派となる。
だが、維新の党は存続派が新党組を除籍し、新党側も設立届を済ませた現在も衆院への会派変更の届け出を行っていない。存続派の松野頼久氏と維新の解党を目指す馬場伸幸氏の「2人の代表」が存在する混乱した事態にあるからだ。
予算委員会の各党の質問時間は会派人数に応じ配分されるのが原則。10日予定の衆院予算委では、維新が「40人」分の時間枠で質疑を行うことになりそうだ。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015110500809
安保廃止法案、共同提出目指す=共産・志位氏
共産党の志位和夫委員長は5日の記者会見で、先に成立した安全保障関連法を廃止する法案について「通常国会で野党の足並みがそろえば、当然協力して対応すべきだ」と述べ、民主党など他の野党と共同で、来年の通常国会への提出を目指す考えを示した。
共産党が安保法の全面的廃止を主張しているのに対し、民主党の岡田克也代表は「憲法違反の部分の白紙化」を唱えており、共同提案にこぎ着けられるかどうかは不透明だ。(2015/11/05-18:28)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015110500926
慰安婦解決「日本の責任」=村山元首相
村山富市元首相は5日、東京都内の会合であいさつし、日韓両国首脳がいわゆる従軍慰安婦問題の交渉加速で一致したことに関し、「安倍政権は(強制性に関する)証拠がないと言うが、調べようがない。日本に責任はあるわけだから、日本の責任で早く解決した方がいい」と述べ、日本側が主体的に解決策を示すよう求めた。(2015/11/05-20:42)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151106/k10010296451000.html
SEALDs“国は地方自治などないがしろに”
11月6日 14時02分
安全保障関連法に反対し、国会前などで集会を続けてきた、大学生ら若者のグループ「SEALDs(シールズ)」のメンバーが、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡る国と沖縄県の対立について、東京都内で会見し、国は地方自治や民主主義をないがしろにしているなどと訴えました。
会見には、東京や兵庫、それに沖縄の大学に通うSEALDsの4人が出席しました。
この中で、名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消した沖縄県の翁長知事に対し、国が代執行の手続きなどを進めている現状について、「沖縄県の民意を受けた翁長知事の決定を、国が不公正な手段で退けようとしており、憲法が掲げる地方自治と民主主義をないがしろにしている」と訴えました。
会見では、沖縄県出身で東京都内の大学に通う元山仁士郎さん(23)が、「戦中も戦後も、返還後も、沖縄は犠牲や負担を強いられてきた。沖縄は私たち一人一人の行動を問うている」と述べました。また、名護市の大学に通う玉城愛さん(21)は、「民意が政治に反映されていないおかしさを、日本中の人たちと共有したい」と述べました。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151107-00000519-san-pol
共産・志位委員長、大阪ダブル選での自民共闘「矛盾なし」「住民自治優先」と強調
産経新聞 11月7日(土)13時4分配信
共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京番組に出演し、府知事・市長の大阪ダブル選で自民党推薦候補を支援していることについて「大阪の民主主義と住民自治を取り戻すことが最優先だ。その大義で協力することは矛盾でもなんでもない」と述べ、国政で対峙する自民党との共闘で大阪維新の会の公認候補と対決することに問題はないとの認識を示した。
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http://www.sankei.com/politics/news/151107/plt1511070011-n1.html
2015.11.7 13:30
共産・志位委員長「中国、北朝鮮にリアルな危険ない」
ブログに書く6
志位和夫委員長=東京・千駄ケ谷(栗橋隆悦撮影)
共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京番組で、核・ミサイル開発を進める北朝鮮と南シナ海で軍事的挑発を続ける中国について「北朝鮮、中国にリアルの危険があるのではなく、実際の危険は中東・アフリカにまで自衛隊が出て行き一緒に戦争をやることだ」と述べた。
志位氏は、共産党が「戦争法」と呼ぶ安全保障関連法について「一番具体的な危険はIS(イスラム国)に対し米軍が軍事的行動をエスカレートさせ、日本が兵站で支援し、実体上は戦争に協力していくことだ」と強調。アフガニスタンに展開する米軍の治安部隊についても「実際は戦争だ」と指摘した。
その上で、「実際の危険はアフガニスタンであり、ISであり、(自衛隊による)南スーダンのPKO(国連平和維持活動)の任務の拡大だ」と語り、中国や北朝鮮の軍事的脅威に言及することはなかった。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015110700224
野党連立、閣外協力も=共産・志位氏
共産党の志位和夫委員長は7日のテレビ東京の番組で、同党が野党各党に提唱した「国民連合政府」構想に関し、「(共産党として)閣内協力でなければいけないとは言っていない。その時の状況に即してベストの選択を取る」と述べ、各党の意向など状況に応じて閣外協力にとどめる可能性に言及した。 (2015/11/07-16:30)
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公明VS共産、「平和の党」めぐりバトル再燃 志位氏のツイッター攻撃に山口氏が応戦「9条反対したのはどの政党だ?」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1378196174/155-156
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http://www.labornetjp.org/news/2015/1447210872530staff01
斎藤美奈子のコラム : スカッとする「新9条論」批判
佐々木です。
スカッとする「新9条論」批判です。
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2015年11月11日東京新聞
本音のコラム<敵に送る塩?> 斎藤美奈子
東京新聞(十月十四日)に続いて、朝日新聞(十一月十日)が「新9条」を記事にした
。「平和のための新9条論」(東京)、「憲法論議に第三の視点」(朝日)だそうである
。
ま、議論だけなら、いくらでもおやりになればいい。だけど私が官邸の関係者なら「し
めしめ」と思いますね。「東京も朝日も『つぶさなあかん』と思っていたが、意外と使え
ますよ、総理」「だな。改憲OKの気分がまず必要だからな」
新九条論者の意見は、二項「陸海軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は
、これを認めない」の改正を意味する。専守防衛に徹する、集団的自衛権の行使を禁じる
、国連中心主義にする、外国の基地使用を許可しない…。
いちいちごもっともである。でも「みなさまロマンチストだなあ」の思いも禁じえない
。現行の条文でも「地球の裏側まで自衛隊を派遣できる」と解釈する人たちだ。条文を変
えたら、おとなしく従うってか。新九条とはつまり、安保法論議の過程での禅問答に疲れ
、「憲法を現実に近づけませんか」って話でしょ。それは保守政治家がくり返してきた論
法だ。
このタイミングで、あの政権下で、改憲論を出す。彼らはウハウハである。「あとは新
九条論者と護憲論者の対立を煽るだけですよ、総理」「だな。もう新聞も味方だからな」
(文芸評論家)
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2015101402000132.html
平和のための新9条論
2015年10月14日
ノーベル平和賞の有力候補とうわさされた「憲法九条を保持している日本国民」と「九条の会」は受賞を逃した。だが、集団的自衛権の行使も容認する九条の惨状に思いをいたせば、そもそも平和賞に値するのか。安倍政権の暴走に憤る人たちの間からは、新九条の制定を求める声が上がり始めた。戦後日本が平和国家のあるべき姿として受け入れてきた「専守防衛の自衛隊」を明確に位置づける。解釈でも明文でも、安倍流の改憲を許さないための新九条である。 (中山洋子、池田悌一、佐藤圭)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015102102000120.html
「政権交代へ野党結集を」 9条めぐり公開討論会
2015年10月21日 朝刊
解釈の余地のない新たな憲法9条を制定し、自衛隊の活動拡大に歯止めをかける考え方について意見を交わす公開討論会が20日、東京都千代田区の参院議員会館で開かれた。学識者らが、安倍政権による集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更や、安全保障関連法の制定を批判し激論を交わした。 (荘加卓嗣)
参加したのは慶応大の小林節名誉教授、評論家の佐高信(さたかまこと)氏、作家の落合恵子氏、東京外語大大学院の伊勢崎賢治教授。
伊勢崎氏は、他国から攻撃を受けた際、国内に限定して武力に訴える個別的自衛権の行使と、その場合の交戦権を新たに認める一方、自衛隊だけでなく在日米軍についても海外での武力行使を禁じる新九条の制定を提唱し、「(米軍駐留に関する)日米地位協定も同時に改定しないと意味が無い」と説明した。
これに対し小林氏は「政権交代して安保法を廃止すれば、現行の九条は生きる」と主張。落合氏も「護憲派が分かれてしまう。現政権を代えることを使命にするしかない」と慎重な考えを示した。
また、安保法の廃止を目的とした連立政権の樹立を共産党が呼び掛けていることに、民主党内から否定的な意見が出ていることに対し、野党勢力の結集を求める意見が相次いだ。
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【来年が】社民党総合スレPart50【正念場】 [転載禁止](c)2ch.net
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/giin/1446600087/326
326 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2015/11/14(土) 12:36:49.47 ID:rOGY9kl9
岩上
「今回の安保法制の『可決・成立』に関して、社民党はどのような方針を示しているのでしょうか」
吉田
「憲法を守らない、国民の暮らしを守らない安倍政権を、来年夏の参院選でストップさせなければならないと思います」
「共産党の志位和夫委員長と会いました。国民連合政府構想は、非常に前向きな提案だと思います。
各選挙区によって色々と事情がありますから、これから意見を集約していくことになると思います」
岩上
「社民党(旧社会党)は結党から70周年なんですね。
旧社会党時代は野党第1党として衆参両院で最大250人の国会議員を擁しました。
しかし、現在は5人にとどまっています。吉田党首の当選も危ういのではないか、などとも報じられています」
吉田
「私と福島みずほさんの二枚看板でやっていきたいと思います。
私は九州大学農学部を出て、元々自治労の出身です。ですから、組合のほうにネットワークを持っています。
全国を回って、地を這うような活動をしています」
岩上
「共産党の国民連合政府構想が出た時、どのようにお感じになりましたか」。
吉田
「今はまさに立憲主義の危機だと思っていますので、非常に前向きに捉えました」
「社民党の立場としては、選挙を戦う上では一定の政策のすり合わせが必要だと思います。
格差解消、脱原発などです。政策的に、共産党と社民党はかなり近い。
民主党も、選挙協力自体は否定していません」
岩上
「民主党に解党の動きが出ています。しかし、第2自民党になってしまっては意味がないと思います」
吉田
「市民の皆さんから、次の参院選では野党が協力してください、という声を非常によく聞きます。
民主党の皆さんにはそのことを重く受け止めてほしい」
岩上
「参議院では、改憲勢力はまだ3分の2に達していないのですが、
民主党の前原誠司氏、長島昭久氏、細野豪志氏らは改憲に賛成だとしています。
ここに江田憲司氏らが加わると、本当に現実味を帯びてきます」
吉田
「まず、自民党の憲法改正草案の危険性を国民の皆さんに訴えていくことが大事だと思います。
そのうえで、選挙協力をしていく、と。少なくとも、1人区では競合しないことですね」
「来年の参院選は、まさに憲法改正が問われる選挙ですから、社民党としてしっかりやっていきたいと思います。
また、他党とも、踏み込んだ選挙協力をやっていきたいと思います」
https://twitter.com/iwakamiyasumi より
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http://www.sankei.com/politics/news/151117/plt1511170001-n1.html
2015.11.17 01:00
【岡田浩明の野党ウオッチ】
社民党に未来はあるか… 脚光浴びるのは過去ばかり、止まらぬ“右肩下がり”
(1/3ページ)
雑草が生い茂る社民党本部ビル跡地(平成27年11月撮影、上)と、旧日本社会党本部ビル(平成6年4月撮影、下)=いずれも東京都千代田区
「護憲」を旗印に掲げる社民党が土俵際に追い込まれている。平成8年の党名変更後、党勢は「右肩下がり」の傾向に歯止めがかからず、現有勢力は衆院議員2人、参院議員3人。来年夏の参院選で改選2議席を死守できなければ、政党要件の1つである「国会議員5人以上」を割り込んでしまうからだ。社民党の前身である社会党は戦後、自民党に対抗する革新勢力として最盛期には衆参計200人以上の勢力を誇ったが、それも今は昔。弱小政党に未来はあるか-。
10年ぶりに秋の臨時国会が開かれないことが決まり、静寂に包まれる永田町。国会の北側の一角に広大な空き地がある。緑のフェンスに囲まれ、生い茂る雑草、ポイ捨てされた無数の空き缶…。かつてここに社会党時代から護憲勢力の牙城として知られ、数々の政局の舞台にもなった社民党本部が入る「社会文化会館」があったが、今はその面影はない。
社会党時代の昭和39年に完成した会館は、近くの坂の名前にちなんで「三宅坂」とも呼ばれ、党本部の代名詞になった。しかし、外壁がはがれるなど、激しい老朽化に耐えられず、平成25年に解体。党本部は首相官邸近くに移転した。
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「三宅坂」解体は党の凋落を象徴していた。
平成元年の参院選で土井たか子委員長(当時)の「おたかさんブーム」で大勝し「山が動いた」との名言を残した。衆参両院で200人以上の大所帯時代もあった。ところが、自社さ政権で自衛隊合憲に転じた変節を境に、「下り坂」を一気に転げ落ちるように社民党は勢いを失っていった。解体時はわずか10人の小世帯まで落ち込んだ。
今では所属議員10人を割り込み、残るは5人。党の存亡をかけて来年夏の参院選に挑む。改選となるのは、吉田忠智党首と福島瑞穂前党首の新旧トップ2人。党として2議席確保に必要な「比例250万票以上」を目標に掲げ、吉田、福島両氏は国会内外で安倍晋三政権の批判票の取り込みに躍起になっている。
「憲法違反の戦争法のほか、沖縄の辺野古新基地建設など政権が進める政策に反対する声を参院選につなげていきたい」。吉田氏が記者会見でこう繰り返せば、福島氏も11日の参院予算委員会で政権批判のオンパレード。沖縄県の米軍普天間飛行場の県内移設をやり玉にあげ「政府がやっていることは『沖縄いじめだ』。沖縄が(県内移設は)『嫌だ、嫌だ、嫌だ』といっても殴る“DV(ドメスティック・バイオレンス)政権”だ」と批判した。
発言だけをみれば威勢良く映るが、「比例250万票以上」という目標達成には、前回の参院選比例で過去最低となった125万票の倍増が不可欠だ。党員数が22年に2万人を割り、その後も年々減少する中、比例票の倍増は困難な情勢。「このまま参院選に突っ込んでも展望はない。2議席どころか、1議席も危うい」(党関係者)と危機感を強める。
ここ数年は退潮傾向が著しい。みんなの党や日本維新の会など第三極の台頭で有権者の既成政党離れが直撃。最近では躍進する共産党とは対照的に、社民党は影が薄く、野党協力でも埋没気味だ。10月の宮城県議選も議席を倍増させた共産党に対し、社民党は2議席減らして1議席となった。
党関係者は「支持者の中には『今度は共産党に投票した』と公言する人もいて、社民党の票が共産党に食われている」と漏らす。
崖っぷちの社民党の中で唯一、意気盛んなのが社民党初代党首の村山富市元首相だ。戦後70年の今年、「村山談話」を絶賛する左派系の会合に引っ張りだこのようだ。11月5日には都内で開かれた安倍首相の「戦後70年談話」を検証する出版記念シンポジウムに出席し、村山談話について「日本の重しになっていた」と自賛した。対日要求の外交カードとして利用されてきたのに、どこ吹く風だ…。
そして安全保障関連法にも言及。「戦後70年、日本は平和と繁栄を守ってきた。なぜ変える必要があるのか。そこに反対している国民と首相の考えに乖離がある」。その上で「日本の方向は国民が決めるという意識を持ち、来年の参院選は(政権に対し)『ほら、みたことか』となるよう期待している」と力説し、政権にひと泡吹かせるために野党の奮起を促した。
その後のパーティーでは民主党の菅直人元首相、共産党の志位和夫委員長ら政界の“左打者”が来賓としてそろい踏み。「村山談話によって韓国や中国を含めたアジアの諸国と日本との平和の基盤ができた」(菅氏)などと口をそろえた。
脚光を浴びる姿は、存在感の薄い社民党の中にあって異質とえいる。次期参院選で村山氏の集票力に頼らざるを得ない事情もありそうだが、いつまで過去にすがるのか。長い党勢低迷によって弱小政党に転落した今、「次の一手」を打ち出すにしても手遅れとの見方がある。少なくとも「ダメなものはダメ」路線一辺倒では有権者は振り向かないし、長く暗いトンネルから抜け出すこともできない。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151117-00000003-jct-soci
「解散」のはずのSEALDsを気に食わない有名人たちの名前 学生たちは政治団体になって何を狙うのか?
J-CASTニュース 11月17日(火)19時1分配信
2016年の参院選後をめどに解散すると表明している学生団体「SEALDs(シールズ)」のに対して、一部有名人や政治家からの「文句」が絶えない。
堀江貴文氏をはじめ、橋下徹大阪市長ら現役政治家から厳しい意見が出ているほか、当初は評価しながら、厳しい立場をとるようになった人もいる。政治団体としての届け出も出したSEALDsの何が、彼らは気に食わないのか。SEALDsが持つ影響力の証かもしれない。
■「雰囲気に流される人達」「政党を作れ」
SEALDs批判の急先鋒は堀江氏だ。これまで、国会前デモの盛り上がりを「相変わらず暇人笑」、政府の沖縄県名護市の辺野古埋め立てに抗議したことを「完全に『反対』するための有害団体になってますね」などとして、ツイッターでさんざんにこき下ろしてきた。
なぜ、ここまで批判するのか。自身のサイト「HORIEMON.COM」で2015年9月17日、「私がSEALDsをdisる理由」について、
「それはこういう小さい動きから国全体が間違った方向に導かれる事が多いからだ」
と説明している。
デモ参加者を「多くは法案を理解せず、本気で戦争になると思って参加してる雰囲気に流される人達だ」として、
「論理的に間違っている事を盲信して、雰囲気に流されて体が動いてしまう人は私は危険だと思う。だからしつこく否定する」
と持論を述べた。
SEALDsに否定的な意見を持つのは、現役政治家の間でも多い。
橋下徹大阪市長は9月5日にツイッターで「デモは否定しない」としつつも、
「デモで反対している人達。選挙で頑張れ。場合によっては自ら政党を作れ。そしてメディアから散々批判を受けろ。自分の考えなどそうは簡単に世の中に伝わらない。世の中を動かすなら、世の中からの膨大な批判に応えなければならない。安保法制反対!だけでは全く不十分だ」
と投稿していた。その後、11月22日投開票の大阪の知事・市長のダブル選挙では、SEALDs KANSAIが「大阪維新の会」批判のトーンを強めている。
民主党の長島昭久元防衛副大臣は11月16日、都内で行われた同党議員との討論会で、
「今の(パリ同時多発)テロを見てください。彼ら(編集部注=SEALDs)が言っているような『戦争反対!』で通用するはずがない」
と述べたと産経新聞が報じている。
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>>264
好意から批判的な立場に転じた人も
漫画家の小林よしのり氏は、もともとSEALDsに好意を持っていたが、どちらかといえば批判的な立場に転じた。
デモが話題になりだした当初、7月11日のブログでは「シールズとかいう若者にやや好感」「ちゃんと安保法制の中身を読んで議論してるのだな」と評価していた。
しかし、法案成立が近づき、デモがどんどん大規模になっていく段階で、批判的な立場を明確にしていった。9月12日、ブログで「国会前のデモ集団と、わしの考えには実は深い溝がある」とし、
「最も違和感を覚えるのは、あのデモ集団や、そこに参加する知識人・著名人たちは『デモこそが民主主義』と勘違いしていることである」
と書いた。さらに11月10日のブログでは「オシャレなデモ?『民主主義とは何だ?』クソくらえだ!」とまで言ってのけた。
SEALDsは10月28日、2016年の参院選後をめどに解散すると表明したが、安保法案成立後も各地でデモを行っている。
総務省によると、政治団体としての届け出もあったという。公式サイトでも個人寄付を呼びかけるページに「政治資金団体への寄付には政治資金規正法が適応されます」とあるが、何を目的とする政治団体なのか、具体的なことは分からない。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151118-00010003-shincho-pol
共産党の「手のひら返し」は果たして信じられるのか?〈新潮45〉
デイリー新潮 11月18日(水)8時1分配信
9月19日共産党の志位委員長が、戦争法案廃止のために国民連合政府をつくるという大義のもと、これまで一貫して行ってきた選挙協力へ拒否をする姿勢を翻し、来るべき国政選挙での協力を野党各党に呼びかけた。しかし民主党の岡田代表は国民連合政府構想に難色を示し、維新の党は対話自体を拒否、野党一丸となった共闘の見通しはいまだたってはいない。
共産党がこれまでと態度を一変し、選挙協力を呼びかけたことに驚きの声が上がっている。共産党はこれまで「一貫して○○○してきた日本共産党」と自党を宣伝してきたからこそ、驚きの声もあがるのだが、果たしてそれは本当のことなのだろうか? 2005年に共産党を離党した筆坂秀世元参議院議員が「新潮45 11月号」で「日本共産党の『てのひら返し』」という記事を発表している。
記事の中で筆坂氏は、共産党は「手のひら返し」を何度もしてきたと述べ、それも瑣末な問題ではなく重要問題でそれが多いと主張する。具体的には、
〈1〉かつては「村山談話」を評価せず
〈2〉かつては「河野談話」を批判
〈3〉日韓国交正常化にも反対
などの問題について、具体的に共産党機関紙「赤旗」や当時の委員長のコメントなどをとりあげ共産党変遷の歴史を検証している。しかしそのなかでも共産党の姿勢をよくあらわしているのが、現憲法への評価についてだ。
〈4〉そもそもは「改憲政党」だった
筆坂氏は安保法制反対のデモなどを見てこう感じたと述べる。
《日本共産党議員が、「憲法九条は世界の宝」などと書いたプラカードを持っているのを見ると、正直、「この人たちは、現憲法制定時、政党として唯一反対したのが日本共産党だったということを知らないのではないか。しかも反対の理由が、天皇条項と九条にあったことも知らないのではないか」と思ってしまう。》
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>>266
そして憲法制定当時の共産党の対応を振りかえる。
《1946年8月24日、日本共産党を代表して衆議院本会議で現憲法に反対の討論に立った野坂参三は、次のように演説したものである。
「現在の日本にとってこれ(草案第九条)は一個の空文にすぎない。……われわれは、このような平和主義の空文を弄する代わりに、今日の日本にとって相応しい、また実質的な態度をとるべきであると考えるのであります。……要するに当憲法第二章(第九条)は、我が国の自衛権を抛棄して民族の独立を危うくする危険がある。それゆえに我が党は民族独立の為にこの憲法に反対しなければならない」
若干の解説を加えると、当時の吉田首相は、自衛権や自衛戦争すら放棄するかのような態度を表明していた。このこともあって、野坂の反対討論がこれを踏まえていたことは間違いない。ところが政府は、その後、「自衛権は憲法九条のもとでもある」と態度変更した。『日本共産党の八十年』によると、「その後、戦争を放棄し、戦力不保持を定めた憲法九条のもとでも自衛権をもっていることは、ひろくみとめられるようになりました。……党は、現在の綱領路線を採択するなかで、憲法の改悪に反対して九条を積極的に擁護」することを確認したとしている。
確かに、自民党政府の下での憲法改悪には、一貫して反対してきた。だが日本共産党が政権に就いたときには、九条を改正するというのが同党の方針であった。これは1973年11月の第12回党大会で採択された「民主連合政府綱領案」での方針でも明確で、憲法改正によって「最小限の自衛措置をとる」としていた。まごうことなき改憲政党だったのである。
1985年版『日本共産党の政策』では、「将来の独立・民主の日本において、国民の総意で最小限の自衛措置を講ずる憲法上の措置が取られた場合には、核兵器の保有は認めず、徴兵制は取らず志願制とし、海外派兵は許さないようにします」と明記している。
当然のことである。自衛権というのは、それを裏づける軍事的措置があって初めて実質的なものになる。それなしに「自衛権があります」と言っても全く無意味だからである。自衛権が認められたから、九条擁護に転換したなどというのは、あとから付け加えた理屈に過ぎない。》
筆坂氏はこれらの手のひら返しについて、党内でまともな説明がなされてこなかったと述べている。今回の国民連合政府構想についてはどうだろう?志位委員長の行った「手のひら返し」について共産党員の皆さんの意見をお待ちしたい。
※当記事は「新潮45 11月号」掲載「日本共産党の『てのひら返し』」(筆坂秀世)からの抜粋です。
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デイリー新潮編集部
筆坂秀世(ふでさか・ひでよ)(元参議院議員)
1948年兵庫県生まれ。銀行勤務を経て25歳で日本共産党の専従活動家に。参議院議員、党政策委員長を務め、05年離党。著書に『日本共産党』など。
※「新潮45」2015年11月号
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代々木の「東京都委員会ビル」を8億円で売却していた「共産党」〈週刊新潮〉
デイリー新潮 11月18日(水)8時1分配信
光が眩(まばゆ)いほど、その影は濃いという――。野党共闘だ、「国民連合政府」樹立だと、ここのところ共産党が勇ましい。だが、華々しい「打ち上げ花火」の傍(かたわ)らで、同党は8億円とも言われる代々木の不動産を売却していた。
***
赤坂、青山、緑山、東京に点在する色のついた地名。無論、赤坂の街が赤く塗られているわけではなく、青山もコンクリートやアスファルトで覆われ、青いという印象は受けない。
しかし、「そこ」だけは地名に色がついていないにも拘(かかわ)らず、ある色に染まっているように感じられる。すぐ近くには緑に包まれた明治神宮が広がっているが、歩く人の脳裏には「赤」が深く刻まれる不思議な土地――。代々木、言わずと知れた共産党村である。
JR代々木駅周辺には、2005年に新築された地上11階、地下2階建ての共産党中央委員会ビルをはじめ、同党と関係の深い施設が立ち並ぶ。その中のひとつが、駅から徒歩30秒の場所に聳(そび)え立つ共産党東京都委員会ビルだ。地上9階、地下1階、80坪近い敷地に鎮座するその建物は、中央委員会ビルとともに共産党村の象徴とされてきた。
同党は、中央委員会にぶら下がる形で各都道府県委員会が置かれ、他党で言うところの都連や県連の役割を果たしている。都委員会も、形式上はその「ワンオブゼム」に過ぎないが、実情は些(いささ)か異なる。
■“共産党のドン”のお膝元
共産党の元ナンバー4で、政策委員長を務めた筆坂秀世元参院議員が解説する。
「東京、京都、大阪の委員会は他よりも格上で、他の委員会の委員長が概(おおむ)ね中央委員レベルであるのに比べ、この3つの委員長はその上のレベルの幹部会委員や常任幹部会委員が就く。なかでも都委員会は別格です。中央委員会の近くにあることに加え、なによりも、共産党のドンにして前中央委員会議長の不破哲三氏の出生の地であり、言わば彼のお膝元ですからね」
路上キスで一躍スターダムを駆け上がった吉良佳子参院議員などが輩出し、「筆頭委員会」とでも言うべきその都委員会が、最近、共産党関係者の間で話題になっているのだという。なぜなら、共産党が所有していた同委員会の土地と建物が今年の4月、民間会社に売却されたからである。
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>>268
■「坪800万円から1000万円」
代々木を共産党村たらしめている不動産のひとつが人手に渡ったと聞けば、確かにそこに「異変」を感じ取らないわけにはいくまい。実際、筆坂氏は、
「都道府県委員会の土地や建物が売られたという話は聞いたことがありません」
また、共産党関係者曰く、
「都委員会の不動産を売り飛ばすなんて、よほど金に困っているんでしょう」
地元の不動産屋に訊(き)くと、
「建物は築37年でほぼ価値がない一方、都心の駅前の超一等地ですから、土地は坪800万円から1000万円の値でもおかしくない。売却額は7、8億円くらいではないでしょうか」
他の野党が内紛に明け暮れるなか、ここ数年、「棚ボタ」式に議席を伸ばしてきた共産党。しかし、表面上の党勢の拡大とは裏腹に、「掌中の珠」とでも言うべき代々木の土地を手放すとは、いかなる事情があるのだろうか――。
「特集 党勢拡大『国民連合政府』構想の花火の陰で 『共産党』が代々木の8億円不動産を売却していた」
※「週刊新潮」2015年11月19日号
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<サンデー時評>官邸前、珠玉の一人芝居 安保論議が植えつけた種
mainichibooks.com 11月18日(水)13時38分配信
◇倉重篤郎のサンデー時評 連載76
首相官邸前の交差点。
安倍晋三首相の住まう館と道路一つ隔てた歩道は、週末ともなると、安保法制や原発再稼働反対グループであふれる名所であるが、その日の夕時は、一味違うパフォーマンスが繰り広げられていた。
背の高い男性が、一人朗々と声を張り上げ、両手を広げて、戦争と平和について語り始めた。
「私、アレン・ネルソンは1947年ブルックリンで生まれました......」。極貧に育った黒人青年である私を主人公にした一人芝居だった。
◇ ◇ ◇
私は18歳で海兵隊に入り、ベトナムで多数の民間人を殺傷して帰国後PTSD(心的外傷後ストレス障害)にかかり悪夢にうなされる。ある日、小学校教師をしている高校時代の友人に会い、子供たちにベトナムの体験談を話すよう頼まれる。
私はそれを受ける。「ベトナムは蒸し暑い。ジャングルには見たこともない虫がたくさんいる。その中でベトナム兵と米兵が戦い、多くの人が死んだ......」。私は評論家のようにきれいごとを語った。
「ベトナムの家はどんな家?」
「子供たちは学校へ行くか?」
いくつか質問があった。
「時間なので最後の質問です」
「ハイ」
「ハイ。どうぞ」
「ミスターネルソン、あなたは人を殺しましたか?」
「えっ?」
「あなたは人を殺しましたか?」
私は返答に悩む。数え切れないほどの人を殺した。ただ、それを語ると残虐な殺人者になってしまう。戦争で活躍したヒーローの話を聞きたかったはずだ。だが、子供たちには嘘(うそ)をつけない。どのくらい沈黙が続いたか。気がつくと私はつぶやくように答えていた。
「......殺した」
ここに来るべきではなかった。皆、私を恐れ、憎むだろう。
「かわいそうなミスターネルソン」
「えっ?」
子供たちは泣きながら私を抱きしめてくれたのだ。
私は戦場での殺人という自分の罪を認めることでPTSDから回復するきっかけを得た。
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>>270
米国人はベトナム戦争が間違いだったと思っている。だが、悲しいことに戦争が間違いであるとは思っていない。
私は、沖縄の米兵による少女暴行事件(95年)を機に日本でも活動を始めるようになった。
訓練を受けた沖縄の基地がまだ残っていることに驚いたが、何よりも驚いたのは日本の友人が教えてくれた憲法9条の存在だった。
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し......(戦争は)永久にこれを放棄する」
これを読んだ私は思わず立ち上がった。キング牧師の演説「私には夢がある」以来のショックを受けた。これこそ神から与えられた何よりも強い武器だと思った。これは米国から押し付けられたもので自分たちで考えたものではない、という日本人もいた。だが、誰にもらったかは問題ではない。たとえ宇宙人からもらったものでも人類が進むべき道を示している。
世界平和が始まるのは、米国からでも、国連からでもありません。ここから私たち一人一人から始めるのです。ご清聴ありがとうございました。
◇ ◇ ◇
─この間30分。最後まで聴いてしまった。さわやかな魅力があった。拡声器を使わない。一方的に糾弾するシュプレヒコールでもない。数に頼むわけでもない。ただ、ベトナム帰還兵から見た9条というストーリーを一人淡々と、かつ敢然と演じただけ。だが、今の日本に対するリアルなメッセージが込められているような気がした。
男性をお茶に誘って聞いた。
「ここでやるのは今日が初めて。ドキドキでした。警察ざたを懸念したが、憲法の素晴らしさを伝えているだけで、やめろと言われるはずがない、と信じてやった」
「ノンポリです。政治にも無関心だったけど、シールズ(安保法制に反対する学生集団)の動きに触発された。日本の平和の光景が脅かされている気がして、いてもたってもいられなくなった」
◇憲法9条と日米安保 戦後日本の平和維持めぐり国民レベルでの議論を
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>>271
役者歴二十余年。いじめや自殺をテーマに小学校で一人芝居を演じている。ネットに出ていたアレン・ネルソン(故人)の動画に感動、一気にシナリオを書き上げた。
「こういうことをやりたい人はいっぱいいる。たまたま、自分はどこに属しているわけでもなく、体が空いているからやっている」
強行採決(9月19日)以降始め、最近は水、金と週2回国会正門前でやっている。
「シールズに加わりたいわけでも、マネをしたいわけでもない。足を止めて聴いてくれる人が一人でもいい。できる範囲で無理なく続けられることをやっています」
たまさか私がその一人だった。
安保法制論議のもたらしたものはいろいろある。首相は、中国の台頭に切れ目のない日米同盟強化を実現できたと、ご満悦であろう。野党は、これを政界再編の契機にすべく動き始めた。国民世論はなお、真っ二つに割れている。
我々はあまりに自国の安全保障に対して無自覚でありすぎた。憲法9条と日米安保条約がどのような形で戦後日本の平和と安定を維持してきたか、国民レベルでの議論は極めて薄かった。
それが分かっただけでも、貴重なレッスンである。それよりも議論の種に注目したい。国会の壁を越え、国民一人一人の意識の中にまかれたのではなかろうか。それぞれが心の中にそれぞれのアレン・ネルソンを持ちそれぞれの発信を継続すること。それが熟度の高い民主主義の根っことなる。いずれ葉が茂り、実をつけるだろう。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151119-00010000-php_s-pol
島田雅彦 いまこそサヨクの価値を見直すときがきた!(1)
PHP Online 衆知 11月19日(木)17時20分配信
島田雅彦著、PHP新書『優しいサヨクの復活』より
衆愚に奉仕する仕事と割り切った者が生き残る世界……それが政治であり、マスメディアなのかもしれない。
民主主義の歴史を権力者側から見れば、いかに批判を封じ込めるかが最大のテーマだったに違いない。民主主義のシステム上、権力者にとって最も心地いいのは衆愚政治であって、自分にとっての不都合な真実を暴こうとしたり、批判の矛先を向けて面倒を起こしたりする知識層というのは、いつの時代にも権力者から疎まれてきた。
心無い為政者にとって手っ取り早いのは、効率主義を徹底させて人々が自分の頭で考えることを止めさせ、従順で、批判意識を持たない人間を増やすことだろう。そこには深遠な思想も高邁な理想も、真理を追究する知性も必要ない。「そんなものは犬にでも食わせろ」と思っているに違いない。
日本においても、反知性主義はインテリを毛嫌いし、「文句ばかりいって、自分では何もしない奴ら」と蔑む風潮として現れる。反知性主義の背景には、歪んだエリート意識も見え隠れする。政治も経済も科学技術もごく一部の選ばれた人材が能力を発揮していれば、それで支えられるのだから、その他大勢の凡庸な人間は彼らが作った制度やシステムに従っていればいいという考え方だ。
だからこそ、旧国公立大学における人文系学部の見直し、あるいは廃止という圧力を文部科学省はかけるのである。国家の役に立つ産業育成につながるプログラムを用意せよというのは、愚民政策の真骨頂を発揮しているわけであって、大学の自治権を奪うことも平気でするのがいまの政府だ。いわゆる国旗掲揚や君が代斉唱についても、折に触れて大学の現場に徹底を迫ってくる。こうして大学の自治権への圧迫を通して、徐々に学問の自由というものが失われていく。
学問の自由が認められた中で初めて人は基礎研究に励むことができる。そしてそこからしか、ユニークな発見やノーベル賞につながるイノベーション、日本経済を支える産業は作られていかないのである。それこそが日本の発展を支えるのであって、短期的な利益を追うことが結果的に日本を停滞させることは、少し考えればわかるではないか。
現政権を動かす政治家は、そもそも歴史や民主主義、人権思想の基本をどこまで勉強してきたのだろうか。歴史認識において隣国とトラブルを繰り返すのを見るにつけ、近代史を全く勉強してこなかったと疑われても仕方がない。本来の民主主義というのは、個々が自由な意見をぶつけ合い、議論を尽くして実現されるものだ。政治家は様々な反対勢力を説得しながら改革に臨む存在であり、そのための人文的知性――学習によって確保される知識、批判精神、倫理観は必要不可欠である。それが最も不足している自民党の政治家にこそ人文教育を施すべき事態ではないか。いっそ、国会議員に一般常識や教養の程度を測る一斉試験でも課し、基準点に満たなかった議員には辞職していただいたらいいのではないか?
産業界では昨今、リベラルアーツを研修に取り入れる会社が増えているという。グローバル化が進展する中で、相手の国情を知り、なおかつ自国の事情を説明できること、さらには交渉を有利に展開することがビジネスにおいて重要になってきているからだ。商談の場であっても、立ち話で文学や映画の話題で相手を知り、打ち解け合うのはマナーであり、できないと真の信頼を得られない。これは政治や外交の場でも同じである。政府は人文系学部をつぶして、一体どんな人材を育てるつもりなのか?
それにしても、政府与党の人々のコトバは支離滅裂である。政治も外交も法も全てコトバによって成り立っているにもかかわらず、用語法から定義まで、全てが狂っている。コトバの定義に関して野党の議員が詰めていこうとしても、毎回答弁の内容が違うし、明らかな論理矛盾を突かれても、はぐらかしたり、別の話をし始めたり、話が堂々巡りになったりしていた。議論を噛み合わせれば論破されるので、「問答無用」で法案を通すしかなかったのだろうが、今後、説明責任を果たさなくても法案を通していいという悪しき前例を確実に作り上げた。
島田雅彦 《作家》
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151118-00003958-bengocom-soci
山本太郎氏「みなさんは『お縄』になるかもしれない」 秘密保護法違憲訴訟の原告集会
弁護士ドットコム 11月18日(水)19時51分配信
フリーランスのジャーナリストらが、特定秘密保護法は違憲だとして、違憲無効の確認などを求めた裁判で、東京地裁は11月18日、原告の訴えを退ける判決を下した。原告と弁護団は判決後、東京・永田町の参議院議員会館で報告集会を開いた。
原告のジャーナリストらは2014年3月、特定秘密保護法が「報道・取材の自由」などを侵害し、憲法に違反していると主張して、違憲無効の確認や慰謝料など求めて国を訴えていた。提訴から判決まで1年半以上かかった。この日の集会には支援者ら約100人が集まった。
原告代理人をつとめる山下幸夫弁護士は、今回の判決について、「秘密保護法が憲法違反かどうかという判断に踏み込まなかった。私たちが求めている判決とは違ったので、控訴して、たたかっていく必要がある」と述べた。
また、堀敏明弁護士は「早期結審となり、下手をすると合憲判決という最悪のケースもあった」と振り返った。そのうえで、「これまで秘密保護法は眠っているような存在だったが、安保法制が通って、海外派兵が具体化していくなかで、相当に重要な役割をはたしていくだろう」として、危機感をつのらせた。
●山本太郎「非常に残念という思いが強い」
この日の法廷には、この裁判を何度も傍聴してきた山本太郎参議院議員の姿もあった。山本議員は集会で、「非常に残念という思いが強いが、(堀弁護士から)合憲という判断もあったかもしれないと聞いて、少し安心した。いったん保留になったようなものだ」と感想を述べた。
山本議員はさらに「特定秘密保護法に、戦争法(=安保関連法のこと)に、刑訴法改正に、共謀罪。これらは『弾圧の4点セット』だ。全部通ったら、ここにいる皆さんは『お縄』になるかもしれない。あまりにも恐ろしい。絶対に恐怖政治にさせてはいけない」と話していた。
弁護士ドットコムニュース編集部
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00000156-nksports-pol
「シロアリ」共産党が民主と関係良好アピール
日刊スポーツ 11月19日(木)21時3分配信
野党結集のあり方をめぐり、民主党の前原誠司元外相に「シロアリ」呼ばわりされた共産党が19日午後、東京・有楽町で開かれた野党5党と1会派による合同街頭演説に登場、民主党の選挙カーに上がり、民、共両党の「関係良好」をアピールした。
野党が招集を求める臨時国会の開会を見送った安倍政権の姿勢を批判しようと、民主、維新、社民、生活の野党各党&所属クラブの幹事長とともに、マイクを握った共産党の山下芳生書記局長は、「私は民主党さんの選挙カーに乗るのは初めて。ちょっとドキドキしているんです」と、告白。「野党は、立場や政策で違う部分はある」と述べた上で「今日いっしょになってマイクを握っているのは、民主主義が壊されようとしているからだ」と主張。野党各党が足並みをそろえ、政権を追及する姿勢に変わりがないことを強調した。
前原氏は14日の民放テレビ番組で、「共産党の本質はシロアリ」などと発言。民主党の岡田克也代表は19日の定例会見で、「特定の政党に、失礼なものの言い方をしない方がいい」と前原発言に不快感を示し、枝野氏も18日の会見で、共産党側に陳謝したことを明かしている。
一方、街頭演説で各党は、衆参どちらかの議員の4分の1以上の要請があれば、内閣が臨時国会招集に応じなければならないと、憲法53条で定められていることを理由に、「憲法を守らない政権そのものが、憲法違反の政権だ」(生活の党と山本太郎となかまたちの玉城デニー幹事長)と指摘。民主党の枝野幸男幹事長は、外交日程が招集できない理由にされていることにかみつき、「国会会議は毎年この時期に行われ、歴代の自民党政権も我々民主党政権も、(臨時国会と外交を)両立してきた。開けるのに開かないのは、税金泥棒だ」と厳しく批判した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00000554-san-pol
共産・山下氏「民主の宣伝カーは初めてでドキドキ…」 5野党幹事長ら、合同演説会で臨時国会召集訴え
産経新聞 11月19日(木)18時54分配信
民主、共産など野党5党1会派の幹事長らが19日夕、臨時国会召集を訴える合同街頭演説会を東京・有楽町で開いた。
各党の幹事長らは民主党の宣伝カーの上に並び、交代で演説に臨んだ。共産党の山下芳生書記局長は「民主党の宣伝カーに乗るのは初めてですから、ドキドキしているんですけど…」と切り出し、「(各党は)政策の違う部分がある。それでも一緒に並んでマイクを握っているのは、民主主義が壊されようとしているからだ」と訴えた。
民主党の枝野幸男幹事長は「与党議員に『税金泥棒! いい加減にしろ!』という声を突きつけてほしい」と聴衆に呼びかけた。
演説会には他に、維新の党の今井雅人幹事長、社民党の吉川元政審会長、生活の党と山本太郎となかまたちの玉城デニー幹事長、無所属クラブの水野賢一代表が参加した。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151119-00010002-shincho-pol
時給120円? 最低賃金以下の手当で働く「共産党」の“赤”字事情〈週刊新潮〉
デイリー新潮 11月19日(木)8時1分配信
“共産党のドン”こと不破哲三氏の出生地である東京・代々木の「共産党東京都委員会ビル」が、今年の4月に民間会社に売却されていた。地上9階、地下1階、80坪近い敷地に立ち、地元の不動産屋いわく〈土地は坪800万円から1000万円の値でもおかしくない。売却額は7、8億円くらいでは〉。さらに党の財政事情に注目してみれば、党員の涙ぐましい“奉公”があって――。
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維新の党瓦解で共産党は野党第2党に躍り出た。10月25日の宮城県議選でも、同党は議席を4から8に伸ばし、中央でも地方でも、存在感を高めている。志位和夫委員長の鼻息は荒く、先頃ぶち上げた野党連立政権「国民連合政府」構想に、「SEALDs」の力も借り、「反安保法制」でさらに票を伸ばせると踏んでいる。
だが、このように「外」に見せる党勢拡大に向けた強気の姿勢を、同党の元党員は鼻白んだ様子でこう突き放す。
「対外的に威勢の良さを保ち、共産党の体裁を取り繕うために、党員や専従職員が塗炭の苦しみを味わいつつ必死に財政面で支えていることを、党の幹部たちはどう考えているんでしょうか。気楽なものですね」
昨年公表された共産党の最新の収支報告書を見ると、収入は236億円で、約10年前の300億円からかなり減っている。「単年収支」は1億5000万円のプラスと、辛うじて「黒字」を保っているものの、その前年は2億2000万円の「赤字」。しかも、これとて以下に紹介するように、党員や専従職員の赤貧を地で行く「下支え」があった上での数字なのだ。
「共産党の収入は、党員の実収入の1%と決められている党費、カンパ、赤旗の売り上げの3本柱で成り立っていますが、そもそも党員が減っている。昨年1月に公表された党員数は30万5000人で、過去最高だった1987年から約4割減。また、3本柱の中でもとりわけ重要視され、党の収入の8割を占める屋台骨の赤旗の部数は、日刊紙、日曜版あわせて80年に355万部だったのに対し、今は120万部程度に落ちています」(同)
共産党の元ナンバー4で、政策委員長を務めた筆坂秀世元参院議員が、こう後を受ける。
「地方組織の専従職員が、年金などの社会保険料を納められていないとの話がよく中央委員会に上がってきていました」
こういった惨状では、いくら幹部が党勢拡大のラッパを吹けど、「張りぼて」の感は否めまい。
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>>276
■時給換算で120円
続けて、西日本地域で暮らすある元専従職員がこんな苦労譚を披露する。
「赤旗配達のためにアルバイトを雇うのはもったいないと、専従職員の私たちが週5日、毎朝6時から、全長30キロにわたる広範囲で、2時間かけて赤旗を配らされていました。配達用のバイクは自前調達で、故障しても修理費用は保障してもらえない。そうまでして配っても、もらえる『配達援助金』、つまり配達労働の対価は1部につき8・3円。私は毎日、約30戸に配達していましたが、1日わずか240円にしかなりませんでした」
この「手当て」を、時給に換算してみると120円となり、最低賃金どころの騒ぎではない。その上、給料の遅配、欠配も珍しくないという。
「当時、“アラサー”だった私の月給は手取りで15万円弱。それも、党の資金繰りが悪く、お盆と正月の年2回、半年ごとにまとめて支給される有様でした。実家住まいで、妻もパートをしていたため、何とか生活はできていましたが、私の働きぶり、いや働かされぶりを見て、家族は皆、共産党嫌いになりましたね」(同)
それでも、専従職員の足元で共産党離れが起きているという皮肉に耐えながら、彼らは赤旗の部数拡大やカンパ募集に駆けずり回らなければならないのである。
同党事情通が、その実態を紹介する。
「以前は、年に1カ月ほど、党勢拡大運動期間が設けられ、赤旗の部数を増やすことが課せられていたものの、一向に増えないのでその期間が延ばされ、例えば今年は6月10日から9月30日までが運動期間とされました。期間中は、上からの圧力もあって、何とか部数拡大に努めるのですが、期間が終わると同時にまた下がるので意味がありません。それも当然で、『ノルマ』をどうしても達成するために、『浮き部数』と言って、専従職員が自分で何部も赤旗を取ったりしているからです」
■「空白克服基金」「供託金基金」
これでは、タコが自分の足を食っているようなものであろう。そして、カンパ集めにも同党の苦境が滲(にじ)み出ている。
「ある地域では、党員に配られる資金集め用の封筒に、『党費』の欄の他に『空白克服基金』や『供託金基金』という欄が設けられています。前者は共産党議員がいない空白議会をなくすための活動資金で、後者は、選挙であまりにも得票が少なかった場合に没収される供託金に備えたプール金です」(同)
共産党は、端(はな)から落選、それもボロ負けを想定してカンパを募っているわけだ。これで、果たして党員の士気が上がるのだろうか。
兎(と)にも角(かく)にも、同党はこれまで比例票の掘り起こしの意味もあって、全選挙区での候補者擁立を原則としてきた。結果、例えば05年の総選挙では223選挙区で供託金を没収され、その額は計6億6900万円にも達している。供託金基金を作らざるを得ないのも、むべなるかなである。
「特集 党勢拡大『国民連合政府』構想の花火の陰で 『共産党』が代々木の8億円不動産を売却していた」
※週刊新潮2015年11月19日号
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http://news.livedoor.com/article/detail/10853665/
福島みずほ氏「2016カレンダー」30円也 値段の意味は何か?
2015年11月20日 7時0分 NEWSポストセブン
福島みずほ氏のカレンダーの価格は「30円」
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2016年のカレンダー商戦に“異色作”が登場した。社民党前党首・福島みずほ氏のカレンダーだ。
怖いもの……いや、珍しいもの見たさでどんなものかと覗いてみると、カレンダーは福島氏の写真と366日分の日付がA2判の紙1枚に印刷されたポスター型。ご本人も11月4日のツイッターで〈福島みずほ2016年カレンダーが出来上がりました〉とつぶやき、宣伝に余念がない。
しかし気になるのは1枚「30円」という激安価格だ。資産報告では1億円以上の資産があると報告している福島センセイが小銭稼ぎを始めたとは思えない。政治評論家の有馬晴海氏が解説する。
「基本的には購入者は党員や支持者向けのものだと思います。事実上、福島氏のビラやポスターとして、家の玄関近くに貼ったり、まとめて購入して知人に配ったりするのでしょう」
たしかにカレンダーを見るとポスター上部にはデカデカと名前、その右上に「社民党」の青いロゴ。まるで、選挙ポスターのようである。中央には明るいピンクのスーツを着こなした福島氏の写真が大きく配置されている。どうも実物よりも肌ツヤが随分キレイに写っているような……。ネット上では「ドンピシャのタイプ」「水着バージョンはないのか」と書き込む“剛の者(?)”も現われた。
では「30円」という値段の意味はどこにあるのだろうか。政治とカネの問題に詳しい神戸学院大学法学部の上脇博之教授が解説する。
「たかがカレンダーでも政治家にとっては注意すべき案件。松島みどり元法相のうちわ問題(*注)以降、政治家関連のグッズは公職選挙法の禁じる寄附行為にあたる可能性があるとして、厳しくチェックされるようになっています。
【*注:選挙区内でうちわを無料で配ったことが寄附行為だと指摘された。その後、2014年10月に大臣の職を辞任。公選法違反容疑で告発されたが、嫌疑不十分で不起訴処分となった】
自身のカレンダーを選挙区内の有権者にタダで配ったとしたら公職選挙法違反ですが、30円で販売したのであれば極端に低額ともいえないので寄附にはならないでしょう」
今年10月に入閣した島尻安伊子・沖縄担当相は就任早々、自身のカレンダーを選挙区内で配ったと指摘され、「カレンダーではなく政治活動用のポスターだ」と釈明に追い込まれたことは記憶に新しい。
前身の日本社会党の設立から11月2日に70周年を迎えた社民党だが、現在の国会議員は政党要件ギリギリの5人で崖っぷち。来夏の参院選では福島氏自身も改選組となる。落選すればまさに解党の危機だ。
まさかカレンダーの大ヒットで党勢を回復しようとしているわけではないだろうが、福島氏の事務所は「30円」という値段設定の意図について「回答は差し控えさせていただきます」と真意は聞けなかった。
※週刊ポスト2015年11月27日・12月4日号
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http://www.j-cast.com/2015/11/18250975.html
政府提訴批判の社民党に「ブーメラン」が 20年前、村山富市氏が沖縄県訴えていた
2015/11/18 19:12
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古(同県名護市)移設をめぐる政府と沖縄県の対立は、ついに法廷闘争に突入した。政府が沖縄県知事を提訴するのは約20年ぶりだ。
政府の強硬姿勢に翁長雄志知事は「(第2次大戦後の米軍による)『銃剣とブルドーザー』による強制接収を思い起こさせる」などと猛反発。県と同様に激しい政府批判を展開しているのが社民党だが、見方によっては「ブーメラン」になりかねない。20年前に沖縄県に対して訴訟を起こし、最高裁まで争って勝訴したのが、前身の社会党で委員長を務めていた村山富市元首相だったからだ。
強制使用を大田昌秀知事(当時)が拒み、訴訟に
政府は2015年11月17日、翁長知事の埋め立て承認取り消しを知事に代わって撤回することを求める代執行訴訟を福岡高裁那覇支部に起こした。第1回口頭弁論は12月2日に開かれ、判決は数か月以内に出る見通しだ。1999年の地方自治法改正で、それまで「上下関係」だった政府と地方自治体の関係は「水平対等」に変化した。改正以降、政府が沖縄県を提訴するのは初めてだ。
20年前の訴訟は「ゾウの檻」として知られた米軍楚辺通信所(読谷村、06年返還)の用地強制使用手続きをめぐるもので、「スピード訴訟」として話題になった。強制使用を大田昌秀知事(当時)が拒んだため、裁判所が署名の執行を命じるように求めた訴訟だ。訴訟は1995年12月7日、福岡高裁那覇支部で村山首相(当時)を原告に起こされた。
96年3月25日には県側敗訴の高裁判決が出され、96年8月28日には最高裁が大田知事の上告を棄却し、県側の敗訴が確定。提訴から判決確定まで約9か月しかかからなかった。
当時は米兵3人が12歳の女子小学生を拉致した上で乱暴した、いわゆる「沖縄米兵少女暴行事件」の影響で県民の反米・反基地感情は最高潮に達していた。95年10月21日に8万5000人(主催者発表)が集まる「県民総決起大会」が開かれた矢先の提訴で、県民の失望は大きく、「総決起大会」の事務局長は、
「いくら巡り合わせとはいえ、反基地闘争を長年戦ってきた社会党の委員長が、選挙でも推薦した知事を訴えるのは極めて残念だ」(1995年12月7日、朝日新聞)
と話した。
安保法案反対めぐっては活発に活動していた村山氏だが...
こういった経緯があるからなのか、15年夏には安保関連法案への反対活動を活発に展開した村山氏も、基地問題についての発言は多くない。15年6月9日に東京・内幸町の日本記者クラブ行われた会見では、代理署名の件には直接触れずに、
「安保条約があって、日本に基地があることは、今は当然やむを得ない。けれども、しかし、これまで背負ってきた県民の苦労というものを考えた場合に、私は、やっぱり国民全体がもう少しそのことは考えるべきだ、政府も誠意を持って対応していくということが大事だと思う」
と述べ、苦渋をにじませていた。
社民党が11月17日に吉川元幹事長代行の名前で
「辺野古新基地建設ありきの国策を強権的に押しつけようとして、沖縄県民の民意を踏みにじり、地方自治と民主主義を破壊するもの」
などと全力で政府を非難する談話を出したのとは対照的だ。
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>>273
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151120-00010000-php_s-pol
島田雅彦 いまこそサヨクの価値を見直すときがきた!(2)
PHP Online 衆知 11月20日(金)17時26分配信
サヨクの価値
戦後の政治的経緯を振り返ると、いまこそサヨクの存在価値を見直すときが来たと思う。日本には共産党という自民党よりも古い歴史を持つ政党があって、政権を取ることはなくてもブレない野党として、異議申し立てをし続けている。国会論戦での志位和夫委員長は舌鋒鋭く、発言も真を突いている。
現実世界では、サヨクは一見無力に見える。ウヨクのようにとりあえず我慢して世代交代や論功行賞を待っていれば、いつかポストが回ってくるというわけではないし、官僚を使ってうまく立ち回ったり、政策実行能力が高かったりするわけでもない。最大の弱点は一枚岩になりにくいという点で、そもそも個人主義だし、同じサヨクでも立場や言論の違いによってかなりの温度差があり、内部分裂を起こしやすい。大義名分のために個人の主張を捨てて団結するということが少ない。
例えば、イタリアのインテリのあいだでは、ベルルスコーニを絶対に首相にしてはいけないという共通の思いがある。にもかかわらず、左派連合がうまくいかずに何度も彼は首相の座に返り咲いている。ベルルスコーニが選挙に負けるのは、左派連合が成功したときだ。日本でも同じことがしょっちゅう起きていて、最近では都知事選で反原発を掲げる候補者が票を食い合っていた。
野党共闘が困難な現状で、最も現実的なのは、やはりイタリア式の野党連合「オリーブの木」を実現させることだろう。民主党、維新の党の反安倍勢力、共産党、生活の党の議員たちが反自民票の受け皿になる「野党連合」を結成し、候補者たちがその名簿に名を連ね、選挙に臨むことではないか。実際、共産党は次の選挙で野党各党に選挙協力を呼びかけている。内ゲバ体質返上は急務なのに、政策の違いに拘泥している。過去4度の選挙から何も学ばなかったのか?
時代を振り返ると、「なぜあのとき声を上げなかったのか」「間違った方向を正すことができなかったのか」という局面に出合うことがある。確かにサヨクは主流派にはならないかもしれないが、おかしいと思うことに声を上げてこそ存在価値がある。
いま、戦争に前のめりになっている安倍政権の政治的決定は、国家を自殺に追いやるようなものだ。むろん、国家の自殺に巻き込まれるのは市民であるから、政権に異議申し立てをするのは当然である。その権利は大学生も高校生も、老人も芸能人も公務員も誰もが等しく手にしているものだ。路上という開かれた場所で、40年ぶりに市民が戦争反対や憲法擁護を叫ぶようになったことには、大きな意味がある。こうした変化の芽が摘み取られないよう、また日本の未来を真剣に考える機会が今後も継続的に維持されることを願わずにはいられない。
このような至極真っ当な正論をアウトサイダーの小説家が呟つぶやかなければならないこと自体、日本は末期症状を呈しているのである。政治がバランスよく機能していれば、小説家は異端でいられるし、安心してコトバの多様性を拡大できるのに。
PHP新書『優しいサヨクの復活』より
島田雅彦 《作家》
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151120-00010001-shincho-pol
「ビル売却」「党員は赤貧」でも交付金は受け取らない「共産党」のやせ我慢〈週刊新潮〉
デイリー新潮 11月20日(金)8時1分配信
議席を徐々に増やし、中央でも地方でも「共産党」の存在感は高まりつつある。が、その裏には、東京・代々木の「東京都委員会ビル」を売り払い、党員・専従職員が必死に下支えを行うという財政事情があった。それでも共産党が、政党交付金を受け取らないのはなぜか。
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党の元ナンバー4で、政策委員長を務めた筆坂秀世元参院議員によれば、
「地方組織の専従職員が、年金などの社会保険料を納められていないとの話がよく中央委員会に上がってきていました」
というし、西日本地域で暮らすある元専従職員からは“「赤旗」配達に駆り出され、手当ては時給換算で120円”“15万円弱の月給も、党の資金繰りが悪く、お盆と正月の年2回、半年ごとにまとめて支給される有様”との声が聞こえた。
■“政党交付金は憲法違反”
国民の税金で賄(まかな)われる政党交付金を受け取れば随分と楽になるだろうに、共産党は一貫して受け取りを拒否している。
「常任幹部会でも、政党交付金の受け取りについては、議論になったことがありました。カンパ集めを行っていると、『税金には私たちのお金も入っているんだから、政党交付金をもらったらどう』と言われたりすることがあったからです。しかし、宮本顕治さん(元名誉議長)がかつて、政党交付金は憲法違反と言ってしまった手前、今さら受け取ることはできないんです」(筆坂氏)
共産党がその「メンツ」を捨てた場合、議員数と得票数に応じて配分される政党交付金を約25億円も手にすることができる。「やせ我慢」も、高くついたものである。この「幻の収入」を少しでも補うために、不動産を売りたくなったとしても分からなくはない。件の「東京都委員会ビル」の売却価格は「7、8億円くらいでは」(代々木の地元不動産屋)と目される。
都委員会広報担当者は、
「すでに築37年で老朽化がすすんでいるため、現有地での改築は困難なので、別に土地を購入し、新築移転の準備を進めています」
と、「困窮疑惑」を否定。また中央委員会広報部は、
「たまたまごく一部で、給与支給が遅れたり」「社会保険料についても、たまたまごく一部で滞納が発生することがあっても」
頑張っている旨を回答。
前出の関係者が明かす。
「都委員会は、豊島区の北大塚に移転する予定です。約100坪の土地に、地上4階、地下2階建てのビルを新たに建てます。土地購入代と建築費で5、6億円掛かったとしても、土地の固定資産税が代々木に比べて4分の1程度になるでしょうから、先々のことを考えると、土地も広くなり、経費節減に繋がる」
いずれにせよ、党員と赤旗の部数の減少傾向を鑑(かんが)みるに、共産党の財政は、いつ火が付いたとしてもおかしくないと言えそうだ。
赤い代々木が、赤字に染まる?
「特集 党勢拡大『国民連合政府』構想の花火の陰で 『共産党』が代々木の8億円不動産を売却していた」
※週刊新潮2015年11月19日号
SHINCHOSHA All Rights Reserved.
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151120-00000001-sasahi-pol
共産党・不破哲三前議長「国民連合政府構想は17年前から民主党とあった」〈週刊朝日〉
dot. 11月20日(金)7時13分配信
国民連合政府構想を掲げ、評価を大きく上げた共産党。しかし、その発案は以前からあったと不破哲三前議長はいう。
* * *
日本の国会では、長らく共産党の排除が原理になっていました。それが最初に崩れたのが、1998年です。当時、私は党の委員長で、主要な野党だった民主党の菅直人代表や自由党の小沢一郎党首と協力して、国会での共闘を始めました。
いろんな形での協力がありましたが、同年の参院選で自民党が敗北して橋本龍太郎政権が退陣したあとは、首班指名で菅直人さんに投票しました。
98年8月に私が日本外国特派員協会で講演をしたとき、記者から「いつまでも野党であることに甘んじるのか」と質問されたことがあります。それに私が野党共闘による暫定政権構想を提起したことも、かなりの話題を呼びました。ただ、その後に自由党が自民党との連立政権参加に舵を切ったことで、この構想の前提はなくなりました。
そういった経験があったうえで、今の「国民連合政府構想」があります。今度は野党の間で「戦争法(安全保障関連法)廃止」という国民的大義をもった政策の一致点があります。この勢力で国会の多数を取り、国民的目標を実現する政府をつくろうという提案です。
安倍政権は、これまでの自民党でも、三つの点で“異質の潮流”に乗っ取られた政権です。一つは日本の戦争を侵略戦争と認めないこと。二つ目は大企業奉仕の経済政策。三つ目は、憲法を蹂躙し、米国の軍事的要求に従っていること。
昔の自民党は「保守総連合」で、国民の声に耳を傾ける政治家がたくさんいました。国会で政府の弱点をついた質問をすれば、あの田中角栄元首相でも、その場で政策の是正を約束し、実行したものです。
意見や政策の方向性は違っても、橋本龍太郎さんなどは、人間的な付き合いができる人でした。私は69年に衆院議員になりましたが、小沢一郎さんとも同期当選で親しかった。今回の国民連合政府構想を好意的に評価してくれていると聞いています。
今の自民党は、劣化してしまいました。小選挙区制で党が候補者の公認権を握ったことが大きい。しかも、今の自民党は極右の人たちが中心にいて、党内に多様な意見が出せなくなってしまった。たいへん危険なコースを歩んでいます。
98年に記者会見で述べた政権構想の思いは、今でも同じです。私たち日本共産党は、いつまでも野党に甘んじている政党ではありません。
※週刊朝日 2015年11月27日号
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151120-00000000-sasahi-pol
日本共産党大研究 吉良ちゃんの“路チユー”で党は変わった〈週刊朝日〉
dot. 11月20日(金)7時12分配信
結党から93年という日本の政党最古の歴史を持つ日本共産党。共産主義といえば「赤」「左翼」をイメージしてしまうが、最近は“革命”に成功し、野党第2党へと躍進。安保法案に反対し、国民連合政府構想をぶち上げたり、大阪W選挙でも鍵を握る存在だ。いったいなぜそんな“革命”を起こせたのか。
最近の共産党の勢いは、とどまるところを知らない。昨年の衆院選では、獲得議席数を2012年衆院選の8から21に増やした。維新の党の分裂騒動もあり、いまや共産党は衆参で民主党に次ぐ野党第2党となった。
地方選でも連戦連勝だ。10月25日に投開票された宮城県議選でも、前回の4議席から倍増となる8議席を獲得。2議席減の5議席となった民主党を抜いて、野党第1党になった。党内では、今の勢いを1960年代後半から70年代の第1の躍進、90年代の第2の躍進に続く「第3の躍進」と位置づけ、さらなる党勢拡大を狙っている。13年の参院選で初当選した辰巳孝太郎議員(39)は言う。
「2000年代に入って新自由主義的な経済政策がスタートしてから、共産党の生活相談に来る人が明らかに増えた。特に、高齢者や母子家庭からの相談が多くなった。生活相談は選挙活動が目的ではありません。ですが、党員が親身になって相談にのるなかで、『住民が困っているところに共産党がある』という認識が広がったのでは」
お堅いイメージが先行する共産党だが、イメチェンにも力を入れる。その象徴が、13年の参院選で初当選した吉良佳子議員(33)だ。
吉良氏の選挙戦を支えたのは、従来の党組織だけではなかった。脱原発や反TPPの活動に共鳴した支援者が、勝手連の「キラキラサポーターズ」を結成。フェイスブックなどで選挙活動を宣伝していった。
当選後も、これまでの共産党の常識では考えられないことが起きた。吉良氏は昨年3月、恋人と路上でキスしているところを激写され、週刊新潮に掲載された。だが、その対応に古手の共産党員は驚いたはずだ。共産党関係者が言う。
「週刊新潮で報道されることがわかった後、党幹部の集まりでは党のイメージを損なったとして、厳しい意見もあったそうです。それが、雑誌の発売日前に吉良さんがツイッターで交際宣言をし、雑誌が本屋に並ぶころにはネット上で祝福ムードになっていた。独身の男女が路上でキスするぐらい、健全じゃないかと。祝福ムードに押されて、党内でも処分なし。昔の共産党では考えられないことです」
各党が苦悩するネット選挙でも、共産党は他党の一歩先を行っている。
ネット選挙解禁となった13年参院選では、共産党の政策を伝える「カクサン部!」を発足させた。共産党らしからぬ「ゆるキャラ」を次々と生み出し、他党のPR担当者の度肝を抜いた。なかでも人気を集めた「雇用のヨーコ」は「ブラック企業にお仕置きよ!」というフレーズとともに雇用問題を訴えた。宣伝局長の田村一志氏によると、「アクセス数は10〜20倍に増えた」と話す。05年に約85億円をかけて建設した共産党の本部ビルは、1階部分は自由に出入りできて、「開かれた党」のイメージを打ち出している。
もちろん、共産党への支持が増えているのは、時代背景もある。特に、安倍政権になってから、共産党を支持する人たちの層が変わってきているという。
共産党は政党助成金を受け取っていないことで知られるが、それができるのも「しんぶん赤旗」などの党機関紙や書籍の販売収入があるためだ。その額は13年度で約196億円で、全収入の87%を占める。ちなみに、赤旗の購読者数は約124万人で、うち週刊紙の「しんぶん赤旗日曜版」が約100万人。週刊紙では日本最大の発行部数だ。共産党の党員は約30万人だから、共産党関係者以外の購読者も多い。日曜版の山本豊彦編集長は言う。
「安倍政権が発足してから、紙面に登場してくれる人に変化がありました。自民党の古賀誠元幹事長や元自衛隊員などが実名で登場しています。良心的な保守派の人たちは、今の安倍政権は、これまでの自民党政権と比べて異質なものだと認識しているのでしょう」
紙面には芸能人も登場し、俳優の藤原紀香さんのほか、笑福亭鶴瓶さんが憲法9条について語ったこともある。
(本誌・西岡千史)
※週刊朝日 2015年11月27日号より抜粋
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151122/k10010316301000.html
共産 志位委員長 国民連合政府実現へ丁寧に説明
11月22日 22時29分
共産党の志位委員長は東京都内で講演し、共産党が呼びかけている安全保障関連法を廃止するための「国民連合政府」の樹立構想に対し、民主党内で受け入れは困難だという意見が大勢を占めていることについて、「ハードルは越えられる」と述べ、引き続き丁寧に説明し実現を目指す考えを強調しました。
この中で共産党の志位委員長は、来年の参議院選挙に向けた民主党などとの候補者調整について、「『国民連合政府』で一致する野党が国政選挙で選挙協力しようということだ。『戦争法』の廃止と立憲主義の回復、それに『国民連合政府』の樹立、この国民的大義をみんなで掲げ、野党が結束して闘いたい」と述べました。
そのうえで、志位氏は、民主党内で「国民連合政府」の構想の受け入れは困難だという意見が大勢を占めていることについて、「岡田代表は『国民連合政府の提案はハードルが高いが、参院選に向けて共産党と何らかの協力をすることが必要だ』という趣旨の発言をしている。ハードルは壁ではなく越えるためにあり、越える意志があれば越えられる」と述べ、引き続き丁寧に説明し、実現を目指す考えを強調しました。
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http://www.sankei.com/politics/news/151126/plt1511260007-n1.html
2015.11.26 08:38
社民党首選 吉田氏が立候補表明へ
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社民党の吉田忠智氏
社民党の吉田忠智党首は26日午前の党常任幹事会で、任期満了に伴う党首選に立候補する意向を表明する。党首選は12月4日告示、19、20両日投票、21日開票の日程で実施される。
吉田氏は大分県職員や県議を経て平成22年参院選比例代表で初当選し、現在1期目。政審会長などを歴任し、25年参院選惨敗で引責辞任した福島瑞穂前党首の後任として、党首選を経て同年10月に就任した。
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http://www.jiji.com/jc/zc?k=201511/2015112400753&g=pol
安倍政権下で自民劣化=「国民連合政府」に自信-共産・不破氏
共産党の不破哲三前議長は24日、東京都内の日本記者クラブで会見し、安倍政権に関して「戦争法(安全保障関連法)などで国民世論から孤立している。強いように見えるが、危機的要素を自らつくり出している」と述べ、安倍晋三首相の下で自民党の劣化が進んでいるとの見方を示した。
不破氏は、結党60年を迎えた自民党について「以前は保守連合的性格を持ち、政策に幅があったが、今は『モノカラー』の政党だ。失敗した政権に代わる勢力がいない」と指摘。共産党が他の野党に呼び掛けている「国民連合政府」構想に関し、「多くの賛同を得ている。野党が大同団結できれば、衆院選で政権を転換する力が生まれる」と強調した。 (2015/11/24-18:25)
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>>269 >>281
ま た 新 潮 か
ビルが古くなったから新しく建て直すだけなのに妄想だけで記事を書く新潮にはほとほと呆れる
東京だけでなく私の地元の委員会ビルも引っ越しして建て直したぞ
どこだって古くなればビルを立て直すものだが
新潮ってビル新築する団体って見たことないのかね?
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2015112600218
吉田党首が再選出馬表明=社民
社民党の吉田忠智党首は26日の常任幹事会で、「来年の参院選は社民党にとって正念場。戦争法(安全保障関連法)の是非や憲法改正が問われる重要な闘いだ。私も党首として先頭に立って戦いたい」と述べ、12月4日告示-同21日開票の党首選に再選を目指して立候補する意向を表明した。 (2015/11/26-10:07)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151126/k10010319991000.html
社民・吉田党首 党首選立候補の意向を表明
11月26日 13時03分
社民党の吉田党首は、党の常任幹事会で、来月4日に告示される党首選挙への対応について、「来年の参議院選挙は党にとって正念場であり、先頭に立って戦いたい」と述べ、立候補する意向を表明しました。
社民党は、吉田党首の任期満了に伴う党首選挙を来月4日に告示し、党所属の国会議員や、すべての党員を対象に投票を受け付けたうえで、来月21日に開票を行い、新しい党首を選出することにしています。
これについて、吉田党首は26日開かれた党の常任幹事会で、「党首選挙に立候補する決意をした。党の再建、再生を進めてきたが、去年の衆議院選挙やことしの統一地方選挙の結果をみると、まだまだ道半ばだ。来年の参議院選挙は、まさに党にとって正念場であり、党首として先頭に立って戦いたい」と述べ、党首選挙に立候補する意向を表明しました。
吉田氏は常任幹事会のあと記者団に対し、「国民に信頼される政党に脱皮するために努力し、その姿を見せられるようにしていきたい。来年の参議院選挙は、護憲政党としての存在意義をかけた重要な戦いであり、しっかりと正面から問いたい」と述べました。
社民党内では、ほかに党首選挙への立候補を目指す動きがないことから、吉田氏が無投票で再選される公算が大きくなっています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151204/k10010329711000.html
社民 吉田党首が無投票で再選
12月4日 15時58分
社民 吉田党首が無投票で再選
社民党の党首選挙が4日告示され、吉田党首のほかに立候補の届け出はなく、吉田氏の再選が無投票で決まりました。
社民党は、吉田党首の任期満了に伴う党首選挙を4日告示し、立候補の受け付けが午前10時から党本部で行われ、午後3時に締め切られました。その結果、吉田党首のほかに立候補の届け出はなく、吉田氏の再選が無投票で決まりました。
吉田氏は参議院比例代表選出の当選1回で、59歳。党の政策審議会長を経て、おととしから党首を務めています。
吉田氏は党本部で記者会見し、「党の再建、再生は道半ばであり、今後は外に打って出る党運営を行いたい。当面の最大の課題は来年の参議院選挙であり、3議席以上の獲得を目指したい。野党間の選挙協力は難しいが、踏み込んだ協力をしなければ今の安倍政権の暴走を止めることはできないので、野党間の接着剤の役割を果たしていきたい」と述べました。
社民党は来年2月に開く党大会で、吉田氏の再選を正式に承認することにしており、吉田氏の任期は2年です。
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>>290
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015120400069
吉田氏、無投票再選へ=社民党首選が告示
任期満了に伴う社民党首選が4日午前、告示され、吉田忠智党首(59)が再選を目指して立候補を届け出た。他に立候補の動きはなく、吉田氏が無投票で再選される見通し。来年2月の党大会で正式に承認される。任期は2年。
立候補受け付けは午後3時に締め切られ、届け出た候補者が1人なら当選が確定する。複数が届け出た場合は選挙戦が行われ、19、20両日に投票、21日に開票される。有権者は10月末時点の党員・協力党員1万5670人。
党首選には、党員であれば国会議員でなくても立候補できるが、所属する都道府県連の推薦に加え、200人以上の党員から推薦を受ける必要がある。 (2015/12/04-10:24)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015120400602
吉田党首が無投票再選=参院選「3議席獲得」目指す-社民
任期満了に伴う社民党の党首選が4日告示された。吉田忠智党首(59)=参院比例代表=以外に立候補の届け出がなく、吉田氏の無投票再選が決まった。来年2月に行われる党大会で正式に就任する。任期は2年。来年夏に参院選を控え、低迷が続く党勢の回復が2期目の最大の課題となる。
吉田氏は、再選確定を受けて党本部で記者会見し、参院選について「社民党にとって正念場の戦いだ」と強調。目標として「比例代表と選挙区で3議席以上」を掲げ、改選2議席からの上積みに全力を挙げる決意を示した。「社民リベラル勢力の結集に向け、踏み込んだ選挙協力をしなければならない。各党の接着剤の役割を果たしていく」と述べ、野党勢力の結集を呼び掛けた。
吉田氏は参院当選1回。参院選敗北による福島瑞穂前党首の辞任を受け、2013年に党首に就任。自らを本部長とする党改革推進本部を設置し、組織の刷新に取り組んできた。
◇吉田忠智氏略歴
吉田 忠智氏(よしだ・ただとも)九州大農卒。大分県議、党政審会長、党首。参院比例代表、当選1回。59歳
(2015/12/04-16:59)
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>>291
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2015120400864
吉田社民、土俵際の再出発=来年参院選が正念場
4日に告示された社民党首選で、吉田忠智党首(59)の無投票再選が決まった。2期目は、自身の当落も懸かった来年夏の参院選が正念場となる。比例代表250万票を目標に掲げた吉田氏だが、組織の衰退傾向には歯止めがかかっておらず、土俵際からの再出発となる。
「党の再建、再生に特効薬はない」。吉田氏は再選確定後の記者会見でこう語り、党勢回復に向け地道な取り組みを続ける考えを強調した。
社会党としてスタートして70年、来月には社民党に衣替えして20年を迎える。最盛期に200人を超えた国会議員も現在は5人に減り、最大野党として自民党と肩を並べた頃の面影はない。
2007年参院選で263万だった比例代表の得票は、10年参院選で224万、13年参院選で125万と減少傾向が続いている。13年は改選2議席を1議席に減らし、福島瑞穂前党首が引責辞任に追い込まれた。再び改選2議席を維持できなければ、政党要件の一つである「国会議員5人以上」を失う。
来年改選を迎えるのは吉田氏と福島氏の2人。参院選の比例は非拘束名簿式で、個人名でより多く票を集めた候補から順に当選が決まるため、知名度で福島氏に及ばない吉田氏は厳しい戦いを強いられる。
吉田氏は4日の会見で「目標は達成可能だと確信している」と力を込めたが、党勢回復の兆候はなく、険しい道のりが続く。(2015/12/04-19:21)
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http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1512040041.html
社民党首選、吉田氏が無投票再選 党勢低迷抜け出せず…「護憲」看板も、参院選展望なく多難な船出
12月04日 23:53産経新聞
社民党首選、吉田氏が無投票再選 党勢低迷抜け出せず…「護憲」看板も、参院選展望なく多難な船出
社民党の党首選で無投票再選が確定し、会見する吉田忠智党首=4日午後、東京・永田町の社民党本部(斎藤良雄撮影)
(産経新聞)
任期満了に伴う社民党の党首選が4日告示され、吉田忠智党首(59)が無投票で再選した。吉田氏以外に立候補の動きはなかった。任期は来年2月の党大会から2年間。来年夏の参院選で勢力を維持できるかが最大の課題で、党の存亡をかけた政治決戦となる。ただ、党勢の退潮傾向に歯止めがかからず、「護憲」政党を率いる吉田氏は多難な船出となる。(岡田浩明)
「党の再生はまだ道半ば。『国民に信頼され、選択に値する党にせよ』という後押しをいただいた」
吉田氏は再選後に党本部で行った記者会見で、党再生への決意を語った。その一方で、将来的な革新系勢力の結集に向け、党の解党の可能性について問われると「選択肢として考えられる」と踏み込んだ。
正念場となる参院選は「憲法を守らない安倍晋三政権打倒の足がかりを築く選挙」と位置づけた。安全保障関連法にも触れ、「平和国家のあり方が危機にひんしており、前面に掲げる」と意気込んだ。
だが、危機にひんしているのは党も同じだ。所属議員は現在5人(衆院2人、参院3人)。自民党に対抗する革新勢力として最盛期には衆参で200人以上の勢力を誇ったが、それも今は昔だ。
来年の参院選は比例代表で吉田氏と福島瑞穂前党首の2議席死守を目指す。「比例250万票以上」を目標に掲げるが、達成には前回の参院選で過去最低となった125万票の倍増が不可欠となる。だが、最近は比例票、党員数ともに一貫して“右肩下がり”で、ハードルは高い。党関係者は「このまま参院選に突っ込んでも展望はない。2議席どころか、1議席も危うい」と危機感を強める。
社民党は前回参院選で比例代表の得票率が2%を超えており、来年の参院選の結果、議員数が5人を割っても平成31年夏までは政党要件を満たす。とはいえ、最近は護憲政党の看板を躍進する共産党に奪われ、存在感は薄れるばかり。「地方選を含めて社民党の票が共産党に食われている」との声も漏れる。
吉田氏は記者会見で「比例は2議席以上を獲得できると確信している」と強調し、1人区で野党統一候補を擁立する選挙協力も呼びかけた。「座して死を待つわけにいかない」(党関係者)として将来の革新系勢力の結集に生き残りをかけるが、党勢挽回の具体的な道筋は見えていない。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151207/k10010332061000.html
共産 参院選で市民団体候補の支援も
12月7日 4時47分
共産党は、安全保障関連法の廃止を目指す立場から、来年夏の参議院選挙で、法律に反対する市民団体などの候補者についても、ほかの野党と連携して支援を行いたい考えで、党の候補者を取り下げることも含めて、対応を検討することにしています。
共産党は、安全保障関連法を廃止するための「国民連合政府」を樹立する構想を前提に、来年夏の参議院選挙で、定員がひとりの「1人区」を中心に、民主党などと候補者調整を進めたい考えです。
さらに、民主党の岡田代表が、安全保障関連法に反対の立場をとる市民団体や学生団体が擁立する候補者への支援を検討していることについても、支持するとしていて、志位委員長は、「野党の統一候補の擁立を目指そうという動きは、大いに歓迎したいし、動きが実るように努力したい」と述べました。
共産党は、全国に32ある「1人区」のうち、これまでに、26の選挙区に候補者を擁立していますが、市民団体などが候補者を擁立した場合は、民主党などほかの野党と連携して支援を行うため、党の候補者を取り下げることも含めて、対応を検討することにしています。共産党としては、民主党などが、「国民連合政府」の構想に慎重な姿勢を見せるなかで、選挙区ごとに協力関係を構築することで、野党連携に向けた機運を高めたい考えです。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151211/k10010338401000.html
共産・志位委員長 安保法反対の団体と共闘を
12月11日 22時38分
共産党の志位委員長は、京都市で記者団に対し、安全保障関連法に反対するグループ「SEALDs(シールズ)」などが、来年夏の参議院選挙で法律に反対する野党候補を支援するため、新たな団体を発足させる意向を表明したことを歓迎し、共闘を実現したいという考えを強調しました。
この中で共産党の志位委員長は、安全保障関連法に反対するグループ「SEALDs」などが、来年夏の参議院選挙で法律に反対する野党候補を支援するため、近く新たな団体を発足させる意向を表明したことについて、「団体の結成は大歓迎だ」と述べました。
そのうえで、志位氏は「共産党は真剣に、市民グループの皆さんやほかの野党との共闘を望んでいる。グループの願いと私たちの気持ちは一緒なので、力を合わせて野党協力が実るようにしていきたい」と述べました。
また、志位氏は、グループ側が野党の統一候補の実現を求めていることについて、「共産党の候補者が統一の候補者になる場合もあるかもしれないが、わが党の候補者以外の方がベストだと意見がまとまれば、わが党は降ろすということになる」と述べました。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151214/k10010340911000.html
「SEALDs」メンバーらシンクタンク設立
12月14日 20時48分
安全保障関連法に反対する活動を続けている学生など若者のグループ「SEALDs」のメンバーが、大学教授や弁護士とともに「市民のためのシンクタンク」という団体を新たに作り、今後、政策提言などを行っていくことにしています。
設立された団体「ReDEMOS」は「市民のためのシンクタンク」として、「SEALDs」のメンバーなどに加え、大学教授や弁護士が理事として加わっています。
団体は今後、ホームページなどを通じ、安全保障などの分野で課題を分析するほか、勉強会や意見交換会を開いて議論を交わす場を提供し、こうした議論を基に政策提言などを行うとしています。
会見で代表理事の奥田愛基さんは「『ノー』と言うだけでなく、自分たちでも個別の政策について研究発信し、日本が目指すべき社会を示したい。今後は賛同する研究者を増やして市民や若い人たちにわかりやすく情報を発信したい」と述べました。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015121700407
2月20日から社民党大会
社民党は17日の常任幹事会で、来年の定期党大会を2月20、21両日に東京都内で開くことを決めた。同20日夕には旧社会党からの党名変更20年を記念するパーティーを開催することも了承した。 (2015/12/17-11:34)
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【パリ同時テロ】一般市民を殺傷するテロ、最初に実行したのは日本人だった? ノンフィクションライターが選出する日本のテロ事件3選
http://tocana.jp/2015/11/post_7962.html
2015.11.16
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151219/k10010346901000.html
共産 志位委員長 野党一本化なら参院選候補取り下げも
12月19日 19時07分
共産党の志位委員長は大阪市で記者団に対し、来年夏の参議院選挙では安全保障関連法に反対する立場で野党の候補者が一本化されるのであれば、いったん擁立した公認候補者を取り下げる用意があるという考えを示しました。
この中で共産党の志位委員長は、来年夏の参議院選挙を巡り、熊本選挙区で自民党の現職に対抗するため、民主党など野党が無所属の候補者を連携して支援する方針を確認したことについて、「野党の統一候補が誕生することになり、大変よい動きだ。しっかりとした選挙協力の合意ができれば、当然、共産党の候補者を降ろす」と述べました。
そのうえで志位氏は「できるだけ筋の通った選挙協力が実現するように、粘り強く一つ一つ力を尽くしていきたい」と述べ、安全保障関連法に反対する立場で野党の候補者が一本化されるのであれば、いったん擁立した公認候補者を取り下げる用意があるという考えを示しました。
また志位氏は、おおさか維新の会について「与党で安倍政権の補完勢力であり、改憲の先兵だというのが実態だ。来年の参議院選挙では自民党公明党とともに、その補完勢力であるおおさか維新の会にもノーの審判を突きつけたい」と述べました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015121900217
おおさか維新の改憲姿勢批判=志位共産委員長
共産党の志位和夫委員長は19日、橋下徹前大阪市長が旗揚げしたおおさか維新の会が憲法改正に関する政権との連携に前向きな姿勢を示していることについて、「自民、公明両党とおおさか維新の会で(参院の)3分の2を獲得して改憲の体制をつくると言っている。安倍政権の補完勢力だ」と批判した。大阪市内で記者団に語った。
志位氏はまた、安全保障関連法の廃止を目指す市民団体が野党各党に候補一本化を促していることに関し、「大歓迎だ。期待に応えられるよう対応したい」と述べ、民主党などとの調整に努める考えを示した。 (2015/12/19-18:10)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015122000050
安保法廃止へ「市民連合」=参院選で野党と共闘
安全保障関連法の廃止を訴える学生団体「SEALDs(シールズ)」など五つの団体の代表らが20日午後、東京都内で記者会見し、来年夏の参院選で野党系候補を支援する「市民連合」の枠組みを発表する。安保法廃止の主張を共通項に、安倍政権に対抗できる野党勢力の結集を促したい考えだ。
支援枠組みの正式名称は「安全保障法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」。シールズのほか、「安全保障関連法に反対する学者の会」や「安保法制に反対するママの会」などで構成し、全国の市民団体に連帯を呼び掛ける方針だ。
民主、共産、維新など野党各党は、市民団体の動きと連動する形で、無所属の統一候補擁立に向けた調整を進める。既に参院熊本選挙区では候補一本化が固まっており、今後、勝敗のカギを握る改選数1の「1人区」を中心に共闘を拡大させる考えだ。(2015/12/20-14:26)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151220/k10010347571000.html
安保関連法反対グループ 野党支援へ新団体設立
12月20日 19時05分
安全保障関連法に反対するグループ「SEALDs」などは、来年夏の参議院選挙で法律に反対する野党候補を支援するため新たな団体を設立し、民主党などに対し、野党候補の1本化に向けて連携を進めるよう働きかけていくことにしています。
安全保障関連法に反対する「SEALDs」や、「安全保障関連法に反対するママの会」など5つのグループは20日東京都内で記者会見し、法律の廃止に向けた運動を強化するため、新たな団体「市民連合」を設立したことを発表しました。そして、来年夏の参議院選挙では「市民連合」として独自の候補者の擁立は行わないものの、安全保障関連法の廃止や、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の撤回などで考え方を共有する野党の候補者を支援するとしています。また、民主党などに対し、定員が1人の「1人区」で、野党候補の1本化に向けて連携を進めるよう働きかけていくとしています。
「市民連合」は今後、趣旨に賛同するほかの市民団体にも幅広く参加を呼びかけることにしていて、メンバーの1人の法政大学の山口二郎教授は「勝敗のカギを握る1人区に野党統一の候補者を擁立するというゴールに向けて、もう1度、市民のうねりで政党を動かしていきたい」と述べました。
民主 岡田代表「考え方が近い。連携を」
民主党の岡田代表は、山形県白鷹町で記者団に対し「あまり政治に関心がなかったり、少し距離を置いていた人たちが立ち上がって、市民連合という大きなかたまりを作っていくというのは注目すべき動きであり、草の根の民主主義が始まったと思うので、大事にしたい。われわれとも非常に考え方が近いので、ぜひ連携してやっていきたい」と述べました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015122000050
安保法廃止へ「市民連合」=参院選で野党と共闘
安全保障関連法の廃止を訴える学生団体「SEALDs(シールズ)」など五つの市民団体が20日、来年夏の参院選で野党系候補を支援する「市民連合」を設立した。安保法廃止を旗印に、安倍政権に対抗し得る野党勢力の結集を促す。
正式名称は「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」。シールズや「安全保障関連法に反対する学者の会」など5団体の代表者が東京都内で記者会見し、設立を発表した。このうち「立憲デモクラシーの会」の山口二郎法政大教授は会見で、「統一候補擁立の機運を強め、各野党に一層強く働き掛けていきたい」と語った。
民主、共産、維新などの野党は、市民団体と連動する形で、無所属の統一候補擁立に向けた調整を進める。既に参院熊本選挙区では候補一本化が固まっており、今後、勝敗のカギを握る改選数1の「1人区」を中心に共闘を拡大させたい考え。 (2015/12/20-19:10)
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安保は兎も角,原発やTPP迄教条的反対で踏み込まれると票入れにくくなるけど大丈夫かなぁ・・。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015122100629
統一候補、当選後も無所属で=共産幹部
共産党の山下芳生書記局長は21日の記者会見で、同党や民主党などが無所属の野党統一候補擁立に向けた調整を進めていることに関し、「当選後に共産党や民主党に入らないことを貫かないと、それぞれの政党、団体が思い切った力を発揮できない」と述べ、当選後も無所属で活動すべきだとの考えを示した。
安全保障関連法の廃止を訴える学生団体「SEALDs(シールズ)」など五つの市民団体が設立した「市民連合」も、候補者を支援する条件として、無所属の場合は当選後も特定の政党に所属しないことを求めている。(2015/12/21-17:30)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015122400435
共産、国会開会式に出席へ=「現実路線」さらに一歩
共産党の志位和夫委員長は24日、大島理森衆院議長と国会内で会い、これまで党として出席を見合わせてきた国会の開会式に、来年1月4日召集の通常国会から出席する方針を伝えた。同時に、天皇陛下が一段高い席からお言葉を述べる現在の形式は「憲法の主権在民の精神からふさわしくない」として抜本的な改革を求めた。大島氏は「承った」と答えた。
共産党は、安倍政権に対抗するため野党各党に提唱した「国民連合政府」構想に絡み「日米安全保障条約廃棄」の一時凍結などを表明した。それに続く今回の方針変更には、現実路線への転換を一段とアピールする狙いがありそうだ。
志位氏によると、共産党は1947年に現行憲法下で最初に開会式が行われた際に一部議員が様子を見るため出席したのを除き、帝国議会以来の形式を踏襲していることや、天皇陛下のお言葉に政治的な内容が含まれていることを理由に一貫して開会式を欠席してきた。
大島氏との会談後の記者会見で志位氏は、開会式でのお言葉の内容に関し、「この三十数年は儀礼的、形式的な発言が慣例として定着したと判断できる」と指摘。「今後は開会式に出席し、民主的な改革を引き続き主張したい」と述べた。
共産党は2004年の綱領改定により、天皇制について「憲法上の制度であり、その存廃は将来、情勢が熟したときに国民の総意によって解決されるべきものだ」との立場。これを踏まえ、志位氏は「出席した場合、『天皇制に反対する立場から欠席している』との要らぬ誤解を招くことなく、憲法順守のため改革を求める真意がよりストレートに伝わる」と語った。 (2015/12/24-16:49)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015122400786
特定秘密監視機関、共産が参加へ=志位氏「矛盾あっても入る」
来月4日召集の通常国会で、特定秘密保護法の運用をチェックする参院情報監視審査会に共産党が初めて委員を出すことが24日固まった。これまで委員を出していた維新の党の分裂により、自民、民主、公明各党に次ぐ単独第4党になった共産党に割り当てが回ってきた。
参院議院運営委員会は24日の理事会で、自民4、民主2、公明1、共産1とする新たな委員配分を了承した。3月に審査会が始動した時点では共産、維新両党はともに11人で同勢力だったため、抽選により維新に配分されていた。衆院の委員配分に変更はなく、共産党への割り当てはない。
共産党は特定秘密保護法に反対の立場。審査会には政府側から特定秘密が開示されるケースもあり、委員は守秘義務を課される。これに関し、志位和夫委員長は24日の記者会見で「この制度には大きな限界や矛盾があるが(審査会には)入る。権利が来た場合は行使し、最善の対応をする」と語った。(2015/12/24-18:28)
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>>305
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151224/k10010351431000.html
共産が方針転換 通常国会の開会式に出席へ
12月24日 12時20分
共産党の志位委員長は大島衆議院議長と面会し、国会の開会式について、天皇陛下が臨席しておことばを述べられることを「憲法の規定から逸脱する」とし、欠席していたのを改め、来月4日に召集される通常国会の開会式に出席する意向を伝えました。
国会の開会式に天皇陛下が臨席しておことばを述べられることに対し、共産党は、「戦前の帝国議会の儀式を引き継ぐものであり、憲法で規定されている天皇の国事行為から逸脱するものだ」として、これまで出席を見送ってきました。
共産党の志位委員長は24日、大島衆議院議長と面会し、これまでの対応を改め来月4日に召集される通常国会の開会式に出席する意向を伝えました。
これに対し大島議長は、「承りました」と述べたということです。
このあと志位氏は記者会見し、「かつては国政に関する政治的発言が含まれるなど、憲法の規定に違反していたが、その後、儀礼的、形式的なものとなり、慣例として定着したと判断できる。開会式の形式が戦前踏襲という問題点は根本的な再検討が必要であることに変わりはなく、抜本的な改革を求めていくが、そうした改革を実現するためにも開会式に出席することにした」と述べました。
また、志位氏は天皇制について、「天皇制の存廃については憲法上の制度なので、その解決は、情勢が熟したときに国民の総意で決定されるべきものだと党の綱領で明記している」と述べました。
共産党が国会の開会式に出席するのは、今の憲法の下で初めて召集された昭和22年の特別国会の開会式に一部の議員が出席して以来となります。
こうした背景には、国会対応で柔軟な姿勢を見せることで、来年夏の参議院選挙に向けて野党勢力を結集するための環境を整えたいというねらいもあるものとみられます。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151225/k10010352431000.html
共産党の柔軟路線 連携機運高めるねらいか
12月25日 4時20分
共産党は、来月召集される通常国会で、天皇陛下の臨席などを理由に欠席してきた開会式への出席を決めるなど、従来の方針を柔軟に見直す姿勢を打ち出していて、来年夏の参議院選挙で、民主党などとの連携をはかる機運を高めたいねらいがあるものと見られます。
共産党は、24日に志位委員長が大島衆議院議長と面会し、国会の開会式について、天皇陛下が臨席しておことばを述べられることを、「憲法の規定から逸脱する」として欠席していたのを改め、来月4日に召集される通常国会の開会式に出席する意向を伝えました。
共産党によりますと、天皇制を巡っては、平成16年に綱領を改定した際、憲法上の制度だとして事実上容認していますが、国会の開会式に出席するのは、今の憲法のもとで初めて召集された昭和22年の特別国会の開会式に、一部の議員が出席して以来となります。
共産党が、従来の方針を柔軟に見直す姿勢を打ち出す背景には、安全保障関連法を廃止するための「国民連合政府」を樹立する構想を前提に、来年夏の参議院選挙で、民主党などと野党の候補者の一本化を図るなど、連携をはかる機運を高めたいねらいがあるものとみられます。
ただ、民主党内などには、天皇制だけでなく、安全保障や経済政策などへの立場の違いを理由に、共産党と、国会対応や選挙協力などで連携を深めることに拒否感を示す議員も少なくなく、共産党の思惑どおりに進むかどうかは不透明な情勢です。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015122500751
共産幹部「党名変更せず」
共産党の小池晃政策委員長は25日の記者会見で、将来の党名変更の可能性について「党名を変えたらもう共産党でなくなる。頑固に掲げて頑張るところに共産党の良さがある」と否定した。
これまで一貫して制度そのものに反対して申請していない政党交付金を受給する可能性についても「もしそんなことをしたら『共産党よお前もか』と大変な批判を浴びる」と述べた。 (2015/12/25-18:47)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015122500748
特定秘密監視委員に仁比氏=共産
共産党は25日、特定秘密保護法の運用をチェックする参院情報監視審査会(定数8人)の委員に仁比聡平氏を充てることを明らかにした。同日の参院議院運営委員会の理事会で報告した。来月4日の参院本会議で選任される見通し。
同法廃止を求める共産党として初めての委員となる。仁比氏は今年3月の議運委で、同法について「国民の知る権利を侵害し、憲法の基本原則を根底から覆す」と批判している。(2015/12/25-18:44)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015122800353
又市幹事長が党務復帰=社民
10月に胃がんの切除手術を受けた社民党の又市征治幹事長は28日、2カ月半ぶりに党務に復帰した。同日の党本部での仕事納めに出席した又市氏はあいさつで「夏の参院選で与野党が逆転すれば安倍晋三首相は退陣するしかない。そういう戦いにしなければならない」と訴えた。 (2015/12/28-14:17)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151230/k10010356571000.html
若者の支持拡大を 共産党が取り組み強化へ
12月30日 5時02分
共産党は来年夏の参議院選挙から選挙権年齢が引き下げられ、18歳以上となることを踏まえ、志位委員長ら幹部が全国の大学に出向いて講演を行うなど、若者の支持拡大に向けた取り組みを強化することにしています。
共産党は30万人余りの党員のうち、およそ4割が65歳以上と、組織の高齢化が進んでいて、来年夏の参議院選挙から選挙権年齢が18歳以上となることを踏まえ、年明け以降、若者の支持拡大に向けた取り組みを強化する方針です。
具体的には、志位委員長ら党幹部が全国の大学に出向いて、学生団体などが主催する集会で講演するなど、若者と積極的に意見を交わすほか、安全保障関連法の廃止を訴える、およそ40万枚のビラを大学生らに配布して党の政策への理解を広げたいとしています。
共産党は関連法を廃止するための「国民連合政府」をほかの野党とともに樹立する構想を掲げ、来月4日に召集される通常国会でこれまで欠席してきた開会式への出席を決めるなど、野党共闘を重視し、従来の方針を柔軟に見直す姿勢を打ち出していて、こうした党の考えもアピールしたい考えです。
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>>303
むしろ安保よりTPP反対を主に訴える方が地方では勝てそうだが
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http://www.sankei.com/politics/news/160104/plt1601040019-n1.html
016.1.4 13:41
共産党が国会開会式に出席 なんと69年ぶり 天皇陛下に起立→頭垂れる
第190通常国会の開会式に臨む共産党の志位委員長(奥右)。手前は安倍首相=4日午後、参院本会議場
共産党の志位和夫委員長ら同党幹部が4日、天皇陛下をお迎えして開かれた通常国会の開会式に出席した。同党議員の開会式出席は昭和22年の第1回国会以来。これまでは天皇陛下のご臨席などを理由に開会式に出席していなかった。
志位氏や山下芳生書記局長らは開会式が開かれた参院本会議場の後方の座席に横並びになって着席。天皇陛下が議場に入られると起立し、開会のおことばを述べられている間は頭を下げて聞き入り、他党の議員と同様の対応をとった。
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北朝鮮さえなけりゃあ労働党辺りが良いと思うんだけどなぁ。
共産・志位氏、党名変更を否定
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%85%B1%E7%94%A3%E3%83%BB%E5%BF%97%E4%BD%8D%E6%B0%8F%E3%80%81%E5%85%9A%E5%90%8D%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%82%92%E5%90%A6%E5%AE%9A/ar-AAgkiXV
時事通信
2 時間前
共産党の志位和夫委員長は4日の記者会見で、同党の「現実路線」化の一環として将来党名を変更する可能性について、「(共産党の名称は)私たちの根本理念を刻んだ名前だ。未来にわたって大事に使っていく」と否定した。
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>>313
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016010400734
共産・志位氏、党名変更を否定
共産党の志位和夫委員長は4日の記者会見で、同党の「現実路線」化の一環として将来党名を変更する可能性について、「(共産党の名称は)私たちの根本理念を刻んだ名前だ。未来にわたって大事に使っていく」と否定した。
志位氏は「人類社会は資本主義で終わりと考えていない。資本主義社会の持つ内的な矛盾を乗り越えた社会主義、共産主義に進んでいく必然性を持っている」と指摘。「そういう大きな目標にいささかの揺らぎもない」と語った。(2016/01/04-17:26)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016010400176
共産、開会式に初の出席=現実路線アピール-通常国会
天皇陛下をお迎えして4日午後に開かれた通常国会開会式に、共産党の志位和夫委員長ら所属議員が初めて出席した。同党はこれまで、帝国議会時代の形式を踏襲して陛下が一段高い席からお言葉を述べている点を「主権在民の精神に反する」などと批判し、出席を見合わせてきた。夏の参院選に向けた野党共闘を見据え、「現実路線」への転換をアピールする狙いとみられる。
この後の記者会見で志位氏は「開会式の形式の民主的改革が必要だという実感を強くした」と強調。開会式に先立つ衆院議院運営委員会理事会で抜本改革を主張したことを明らかにした上で、「すぐ解決するものではないので粘り強く話を続けていきたい」と語った。
共産党は1947年に現行憲法下で国会が最初に開かれた際に一部議員が様子を探るため参加したケースはあるものの、党としては欠席を続けてきた。しかし、昨年末に「出席して改革を求める」との方針に転換した。
4日は、会場の参院本会議場の座席数に限りがあるため、志位氏や山下芳生書記局長ら幹部級の6人が出席。陛下がお言葉を述べる前後に一礼するなど、他党の議員と同様の対応をとる場面も見られた。
ただ、民主党内の保守系議員には「今まで出席しなかったことが非礼だった」「共産党の本質は変わらない」などと冷ややかな声も上がっており、共闘態勢構築の後押しになるかは不透明だ。(2016/01/04-17:57)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160104/k10010360911000.html
共産 志位委員長 「出席しつつ改革求める」
1月4日 19時45分
4日召集された第190通常国会の開会式には、これまで天皇陛下のご臨席などを理由に欠席してきた共産党も、昭和22年の特別国会で一部議員が出席して以来、69年ぶりに出席しました。
志位委員長は記者会見で、「出席する方針を取ったことは、よかったと感じている。ただ、戦前の帝国議会の形式がそのまま踏襲されているところは改革が必要だ。高い玉座が設けられ、おことばを賜るという形式は、現在の日本国憲法の主権在民の原則に反するものであり、憲法の原則と精神にふさわしい形に変えていく必要がある。今後は開会式に出席しつつ、民主的な改革を求めていく」と述べました。
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【参院予算委】緊急事態条項めぐり社民・福島氏「ナチスの国家授権法だ」 首相「限度を超えた批判」
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E5%8F%82%E9%99%A2%E4%BA%88%E7%AE%97%E5%A7%94%E3%80%91%E7%B7%8A%E6%80%A5%E4%BA%8B%E6%85%8B%E6%9D%A1%E9%A0%85%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8A%E7%A4%BE%E6%B0%91%E3%83%BB%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E6%B0%8F%E3%80%8C%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E6%8E%88%E6%A8%A9%E6%B3%95%E3%81%A0%E3%80%8D-%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%80%8C%E9%99%90%E5%BA%A6%E3%82%92%E8%B6%85%E3%81%88%E3%81%9F%E6%89%B9%E5%88%A4%E3%80%8D/ar-BBopEhp
産経新聞
3日前
安倍晋三首相は19日午前の参院予算委員会で、夏の参院選の争点に掲げた憲法改正の具体的中身について、大災害や他国による武力攻撃に備えるための「緊急事態条項」に関連し、「東日本大震災の時に地方選挙を延期するという措置がなされた。自民党内で、国会議員もそういう対応ができないか議論になった」と述べた。緊急時の国会議員の任期延長も重要な選択肢との認識を示した発言だ。
社民党の福島瑞穂氏の質問に答えた。
一方で首相は「中身については、これから憲法審査会で議論してもらいたい。そのなかで、自ずと定まってくる」とも語った。
これに対し、福島氏は「(緊急条項によって)内閣が法律と同じ効力を持つ政令を出せるようになるなら、ナチスドイツの国家授権法と全く一緒だ。これは許すわけにいかない」と批判した。
首相は「いささか限度を超えた批判があった」と気色ばみ、「国際的に多数の国が採用している憲法の条文だと考えている。そうした批判は謹んで頂きたい」と反論した。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160123/k10010382911000.html
若者や母親らが安保関連法反対シンポジウム
1月23日 20時13分
憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法に反対する若者のグループなどが23日、都内でシンポジウムを開きました。
シンポジウムは、安全保障関連法に反対する活動を続けている若者のグループ「SEALDs」や母親などでつくる「市民連合」が東京・北区で開き、主催者の発表で1300人が集まりました。
このなかで、哲学者の柄谷行人さんは、戦争の放棄をうたう憲法9条について講演し、「占領軍に押しつけられたものだが、戦後これまで廃棄されずにきた。日本人に深く定着している」などと述べました。そのうえで、「安全保障関連法など戦争を行える体制が作られ、9条が無力化されていっている。日本が戦争に巻き込まれる可能性があるなかで、
私たちには今、9条を掲げ、それを実行することが求められている」と呼びかけました。
また「SEALDs」のメンバーで大学院生の諏訪原健さんは、「安全保障関連法の成立を止めることはできなかったが、それで終わりではない。一人一人が学び、本気でことばを発し続けることは社会を変えるための非常に大きな力になるはずだ」と訴えました。
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自衛隊から内部告発が相次ぐ共産党 首相、大臣を追い詰めたその調査能力
http://dot.asahi.com/wa/2016012000056.html
(更新 2016/1/21 07:00)
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過激派関係先を一斉捜索 埼玉・川口のゲリラ事件
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/160205/evt16020512170013-n1.html
2016.2.5 12:17
平成26年10月、埼玉県川口市のビル外壁から着弾痕とみられる穴が見つかったゲリラ事件で、埼玉県警など8府県警は5日、銃刀法違反の疑いで過激派「革労協反主流派」の関係先を一斉に家宅捜索した。捜査関係者が明らかにした。
事件後、ゲリラを実行する同派の非公然組織「革命軍」を名乗る差出人から、犯行声明が複数の報道機関に届いていた。埼玉県警などは押収した資料を分析し、事件と同派との関連を調べる。革命軍は同派の機関紙で、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に反対してゲリラを起こす予告と受け取れる文言を載せており、警察当局が警戒を強めている。
捜査関係者によると、捜索対象は、東京都台東区の同派の活動拠点「赤砦社」や活動家の居宅など8都府県の13カ所。事件は26年10月20日に発生。午前1時すぎ、川口市内のマンションで爆発音があり、金属製のパイプや焦げた跡が発見された。隣接ビルの外壁からは着弾痕とみられる直径約10センチの穴が見つかった。
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2016.2.17 08:04
社民党の「炎上」新人候補、増山麗奈氏が初の街頭デビュー 「若者の味方」と訴えるも若者素通り
http://www.sankei.com/politics/news/160216/plt1602160061-n1.html
夏の参院選東京選挙区(改選数6)から社民党公認での出馬を予定している画家の新人、増山麗奈氏(39)が16日、若者の街「シブヤ」で街頭デビューした。母乳を絵の具と混ぜて描くなど型破りな“母乳パフォーマンス”がインターネット上で炎上しているだけに、聴衆の反応を探りに足を運んだが、若者たちは素通り。長期低迷の党勢に比例してか、甲高い声だけが響く、ほろ苦い初陣となった。
16日昼前、快晴に恵まれた東京・渋谷ハチ公前。「戦争法反対」と書かれたのぼり旗を背に、オレンジのスーツ姿の増山氏は、マイクを握った。
「社民党は国民、若者の味方です。若者に寄り添う政策を訴えていきます」と声をからした増山氏は、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることを踏まえ、こう続けた。
「若者の声を政治に届けましょう。声をあげることでブラックバイトを少なくしたり、返済に困っている奨学金の問題を解決したりすることができます。戦争にいかない世界をつくることもできます」
公認候補になって初めての街頭演説。産経新聞の取材に「緊張した。演説は聞き取れましたか?」と感想を漏らす増山氏は、約15分間の演説の大半をブラックバイトや奨学金問題に割いた。街頭演説は参院選に向けた党の若者政策をアピールするのが狙いで、「若者に身近なテーマ」(山登志浩・党青年担当常任幹事)を中心に訴えた。福島瑞穂副党首も駆けつけ、若者政策を盛り込んだ冊子も街頭で配布した。
意気盛んに乗り込んだ渋谷での街頭演説だが、立ち止まる若者は皆無。「爆買」目当てのアジア人観光客は見向きもせず、時折、高齢者が握手を求める程度だ。聴衆のヤジもないどころか、むしろ冊子を差し出され、困惑気味に後ずさりして受け取るのを拒む若者さえいた。
社民党期待の新人候補と位置づけられている増山氏は千葉市出身。東京芸大中退で現在は2児の母だ。アーティストでもあり、20代から参加した反戦デモでは活動の一環として母乳パフォーマンスを繰り広げ、物議を醸した。
異色の過去は今回の立候補で蒸し返され、ネットは炎上した。一時よりは減ったが、なおくすぶり続けている。
増山氏は12日、自身のツイッターに、自民党の宮崎謙介衆院議員(16日に正式に議員辞職)の不倫、覚醒剤を所持していたとして逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者を念頭にこう書き込んだ。
「自民党議員が1人いなくなるのは賛成だけど、誰が不倫しようが、どの元野球選手が薬中だろうが、私たちの生活に関係ない。円高の状況、年金運用、どの電力会社を選ぶかなど視聴者の命、生存、生活に関わることを報道するのが電波の公共性ってやつじゃないの!?」
問題提起したつもりが、一部のユーザーの神経を逆なでしたようだ。
「社民党候補が、一人いなくなるのは大賛成。増山れなが、不倫離婚しようが、どこのハプニングバーで母乳パフォーマンスしようが、カンパ無断流用しようが、著作権違反しようが、私たちの生活に関係ない。社民支持者の気持ちを無視し、野党のリスクになるヤツの擁立は許せん!」
ブーメランのように跳ね返ってくる現実。夏の政治決戦は有権者への支持拡大とともに、異色の過去との戦いでもある。
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2015.12.22 12:31
【岡田浩明の野党ウオッチ】
社民党公認の増山麗奈氏って… 「桃色ゲリラ」で母乳パフォーマンス 過激な言動もネットで炎上中!
http://www.sankei.com/premium/news/151221/prm1512210017-n1.html
社民党は来年夏の参院選東京選挙区(改選数6)の公認候補として画家、増山麗奈氏(38)=新人=を擁立する。ただ、擁立が固まった12月11日以降、インターネット上では増山氏の過激な言動が話題になり、早くも炎上している。画家に加え、ジャーナリスト、映画監督、反戦・反原発の活動家。多彩な肩書きを持つ増山氏は一体どんな人物なのか-。
増山氏は千葉市出身。東京芸大中退、現在は2児の母だ。17日の党公認決定に当たって文書でコメントを発表している。「若者が希望を持てる日本、誰も一人にしない日本をつくりたい」と決意を表明。その上で、社民党公認で立候補する理由について、「護憲」を旗印とする社民党の信念が「私が取り組んできた作品のテーマと重なっており、社民党を応援したいという思いだ」と説明した。
…増山氏が15日の投稿で「解党してしまう恐れがある社民党を盛り上げたい」と書き込むと、「社民党の良識を疑う」「もういらない党だと国民は判断しているのに、社民党を盛り上げる必要があるのか」との指摘が相次いだ。
激しいバッシングを浴びる増山氏だが、「選挙の最低目標は比例票を掘り起こすこと。しかし自分も捨て駒になるつもりはありません。勝つつもりです。本気です」(15日)と訴える。
実は、増山氏の祖父、直太郎氏は社会党富山県連の初代会長。社会党結党に参画した人物で、護憲の「DNA」が受け継がれているようだ。
増山氏は、前回参院選の東京選挙区で初当選し、反原発を訴える生活の党と山本太郎となかまたちの山本氏の国会活動を評価しており、今回の参院選では党派を超えて街頭演説などで共闘する場面もありそうだ。
「辺野古基地絶対建設反対! 沖縄の民意を踏みにじる安倍政権に、増山れなパーンチ!」(18日)
怒濤の投稿を続ける「異色系」候補の国政挑戦に有権者は来年夏、どのような審判を下すのか-。
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http://www.sankei.com/politics/news/160218/plt1602180060-n1.html
2016.2.18 20:16
志位氏、社民党大会へ 来賓出席、共産幹部で初
反応
反応
共産党の志位委員長
共産党の志位委員長
共産党の志位和夫委員長は、来賓として招かれた20日の社民党大会に出席することを決めた。18日の社民党常任幹事会で報告された。関係者によると、平成8年に旧社会党から党名変更して以降の党大会で、共産党幹部が出席するのは初めてという。
社民党が「安倍政権の暴走を止める野党の結束姿勢をアピールしたい」と出席を呼び掛けた。東京都内で開く党大会には他に、民主党の枝野幸男幹事長、維新の党の今井雅人幹事長、生活の党の小沢一郎共同代表も出席する。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2016021900396
志位共産委員長が社民大会出席へ
共産党の志位和夫委員長は19日の記者会見で、東京都内で20日に開かれる社民党大会に来賓として出席することを明らかにした。共産党トップの同大会出席は初めて。安全保障法廃止に向けた野党共闘の機運を高めるため、招待に応じた。
社民党によると、大会には志位氏のほか、民主党の枝野幸男幹事長、維新の党の今井雅人幹事長、生活の党の小沢一郎代表、安保法廃止を求める学生グループ「SEALDs(シールズ)」代表も出席する。(2016/02/19-12:14)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160220/k10010416231000.html
社民党首 他野党と連携しながら与党過半数割れに
2月20日 17時25分
社民党の定期党大会が20日から始まり、吉田党首は夏の参議院選挙について、「党の分水れいとなる重要な選挙だ」と述べ、ほかの野党とも連携しながら、与党を過半数割れに追い込みたいという考えを強調しました。
2年に1度開かれる社民党の定期党大会は、東京都内で20日から2日間の日程で始まりました。この中で吉田党首は、「安倍政権が憲法解釈を変更して、集団的自衛権の行使の道を開いたことは、断じて容認できない。今もっとも必要なのは憲法を変えることではなく、憲法の理念を生かす政治の実現だ」と述べました。
そのうえで吉田氏は、夏の参議院選挙について、「憲法の改悪を阻止し、安倍政治を終わらせるための足がかりを築く、党の分水れいとなる重要な選挙だ。与党を過半数割れに追い込むためにも議席を獲得し、野党統一候補の擁立にも全力を挙げる」と述べ、ほかの野党とも連携しながら、与党を過半数割れに追い込みたいという考えを強調しました。
ことしの党大会には、参議院選挙での野党共闘につなげようと、共産党の志位委員長が来賓として初めて出席したほか、民主党の枝野幹事長、維新の党の今井幹事長、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢代表が出席しました。
党大会では2日目の21日、「参議院選挙は党の存亡をかけた闘いであり、総力を傾注して勝ち抜き、平和憲法を守りぬく」などとした、今後2年間の運動方針を決定する運びです。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016022000211
存亡懸け参院選勝利を=3議席以上目指す-社民党大会
社民党は20日、東京都内で定期党大会を開いた。吉田忠智党首は夏の参院選について「社民党にとって分水嶺(れい)となる重要な選挙だ。与党を過半数割れに追い込み、3議席以上獲得を目指す」と決意を表明。「党の存亡を懸けた闘い」と位置付け、前回から倍増となる250万票獲得を目標に掲げた選挙闘争方針案を示した。
大会は2日間の日程で、21日に2年間の運動方針や闘争方針を採択する。
大会では吉田党首の再選が了承された。吉田氏はあいさつで、民主党など野党5党で安全保障関連法廃止法案を提出したことに触れ、「大きな一歩だ。廃止と発動阻止に向けて新たな運動を展開しよう」と野党共闘を呼び掛けた。
共産党トップとして初めて出席した志位和夫委員長は、参院選1人区での候補者調整に言及し、「『戦争法廃止』の大義実現のため思い切った対応をしたい」と改めて表明。同じく来賓として出席した民主党の枝野幸男幹事長、維新の党の今井雅人幹事長、生活の党の小沢一郎代表も野党の連携を訴えた。(2016/02/20-16:26)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016022000250
民維のごたごたに苦言=「合流より選挙協力」-社民・又市氏
「落ち目の三度がさの二つが一緒になっても倍にはならない」。社民党の又市征治幹事長は20日の党大会で、合流をめぐりもめごとを繰り返している民主党と維新の党に対し苦言を呈した。
又市氏は「選挙区で一人の候補者を支援する形をつくり上げることこそ、今求められている。合流が破綻したとき、野党共闘をぶっ壊す空気になりかねない」と述べ、選挙協力を優先すべきだとの考えを示した。
又市氏は、来賓として出席した民主党の枝野幸男、維新の今井雅人両幹事長が帰った後に発言したが、両氏にも直接、同趣旨の話をしたという。(2016/02/20-19:01)
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>病気療養中だった又市征治幹事長の快気祝いの名目で4日に開かれた野党5党幹事長・書記局長の会談で、又市氏が安全保障関連法の廃止法案の共同提出の合意を取りつけると、共産党の山下芳生書記局長に詰め寄った。>「ここまでいけば、候補者を下ろさにゃなりませんわな」
社民、崖っぷち 野党共闘に奔走したのに…埋没 参院選で「見返り票」期待できるのか
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1602210020.html
02月21日 19:29産経新聞
社民党大会が21日、2日間の日程を終えて閉幕した。参院選が迫る中、安倍晋三政権の打倒に向けて野党5党幹部が党大会に勢ぞろいするなど社民党が野党共闘の「接着剤」として一定の役割を果たした。しかし肝心の党勢は長期低迷。採択した参院選の闘争方針で「党存亡と政党要件をかけた闘い」と奮起を促したが、衆参議員5人にとどまる党勢挽回の道のりは険しい。
候補者下ろし、共産に詰め寄る
「接着剤の役割は何とか果たしてきたと思う」
吉田忠智党首は「参院選勝利」を掲げた党大会後の記者会見でこう語り、強調してきた野党共闘の「接着剤」としての役割に自信をのぞかせた。
大会初日の20日は民主、共産、維新、生活の野党4党の幹部が集結。吉田氏は共産党トップとして初参加した志位和夫委員長らと手をつなぎ、参院選に向けた共闘路線を演出した。
社民党は、参院選の勝敗のカギを握る1人区の多くで競合する民主、共産両党の候補者一本化調整も、水面下で動いた。病気療養中だった又市征治幹事長の快気祝いの名目で4日に開かれた野党5党幹事長・書記局長の会談で、又市氏が安全保障関連法の廃止法案の共同提出の合意を取りつけると、共産党の山下芳生書記局長に詰め寄った。
「ここまでいけば、候補者を下ろさにゃなりませんわな」
山下氏は即答を避けたが、又市氏は安保関連法反対を旗印にすれば、共産党が1人区の公認候補を取り下げる大義名分になると踏んだ。実際、共産党は19日の野党5党の党首会談で、参院選協力の条件としてきた連立政権「国民連合政府」構想の凍結を表明。野党共闘を優先させるため、1人区の候補の取り下げも示唆した。志位氏は22日に記者会見し、こうした方針を正式に発表する予定だ。
ただ、「接着剤」として奔走する社民党自体は、存続の危機に直面している。所属国会議員は衆院2人、参院3人。夏の参院選で比例代表選出の吉田氏と福島瑞穂前党首の2人が改選を迎える。この2議席を死守できるかどうかの瀬戸際に立っているからだ。
「うちの党は人が良すぎる」
社民党は平成25年の前回参院選で比例の得票率が2%を超え、今夏の参院選の結果、議員数が5人を割っても31年夏までは政党要件を満たす。とはいえ、前回の比例は125万票で、今回、2議席確保に欠かせない「比例250万票以上」のハードルは高い。
又市氏は党大会で、民主党公認候補を社民党が推薦する場合を想定し、比例票底上げのための協力を強く求めた。「『比例にどれだけ見返りをくれるのか』と言わないといけない。うちの党は人が良すぎる。推薦して黙って応援しているだけだ」と苦言を呈した。
最近は「護憲」政党の看板を共産党に奪われ、埋没気味だ。党大会では地方組織からも党存続を危ぶむ声が相次ぎ、吉田氏は「今こそ社民党の出番だ」と気勢を上げたが、参院選の結果次第で解党の危機に直面する可能性がある。
(岡田浩明)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016022500848
野党協力進展に期待=志位共産委員長
共産党の志位和夫委員長は25日の記者会見で、民主、維新両党の合流に関し、「(19日の)野党5党首会談の合意に基づき、野党共闘がさらに前進することを願っている」と述べ、夏の参院選や次期衆院選に向けた野党協力の進展に期待感を示した。(2016/02/25-19:21)
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!?
右翼と左翼は体臭で区別できることが判明!? 研究論文「人は自分と似た政治思想をもつ人の体臭に惹かれる」
2014.10.08
http://tocana.jp/2014/10/post_4974_entry.html
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まじかい(;´Д`)
まだ大学にこういう連中が生き残ってるのが奇跡みたいな珍種なんだぜ(;´Д`)
「マジ迷惑」 京大中核派バリケード解除させたのは学生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160229-00000036-asahi-soci
朝日新聞デジタル 2月29日(月)18時20分配信
安全保障関連法成立後の昨年10月、京都大での抗議活動で授業を妨害したとして、京都府警は29日、中核派全学連委員長で元法政大生の斎藤郁真容疑者(27)ら3人を威力業務妨害容疑で逮捕した。他のメンバー3人も逮捕状を取った。大阪府警などと中核派の拠点・前進社の関西支社(大阪市天王寺区)、京大熊野寮(京都市左京区)のほか、福島市や那覇市の拠点など数カ所の捜索を始めた。
昨年10月27日午前6時前。まだ薄暗い京都大キャンパスに、中核派全学連のメンバー約40人が続々と集まってきた。語学の授業に使われることが多い「吉田南1号館」前に、鉄柵や机でバリケードを築いた。
午前9時、出勤した大学職員が詰め寄る。「校舎を封鎖するストライキは違法。日本は法治国家であり、法律の枠内でやるべきだ」。メンバーらは応じず、授業は休講や教室変更を余儀なくされた。
1カ月前に安保関連法が成立したばかり。斎藤容疑者らはマイクを握り、学生らに呼びかけた。「日本も戦争に加わろうとし、世界中で戦争や反対運動が起きている。我々はただ座って授業を受けているだけでいいのか。今こそ立ち上がるべき時ではないのか」
大学は京都府警に警備を要請。機動隊員約170人が駆けつけ、周辺は物々しい雰囲気に包まれた。
そんな中、バリケードを解除したのは一般の学生たちだった。「英語の授業に出られない」「マジ迷惑」。ツイッターに苦情が飛び交う。正午すぎ、メンバーから「大学当局に加担するのか」と抗議されながら鉄柵や机を次々に撤去した。法学部1年の男子学生(19)は「僕らの学ぶ機会を奪う権利は彼らにない。主張したいなら他人に迷惑をかけず、堂々と言論で訴えればいい」と憤った。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2016030600163
「安倍政権は原発固執」=福島避難解除、拙速と批判-志位共産委員長
共産党の志位和夫委員長は6日、福島県二本松市で講演し、原発再稼働を進める安倍政権の姿勢について「原発にあくまでしがみつく原発固執政治だ」と批判した。また、老朽化した原発への依存は「限界に達している」との認識を示し、「原発ゼロ」への転換を訴えた。
東京電力福島第1原発事故に伴う周辺地域の避難指示が順次解除されていることも拙速と批判。「到底帰れる状況にないのに解除し、賠償も打ち切ろうとしている。(事故は)終わったことにしたいという政治は絶対に認めるわけにいかない」と述べた。(2016/03/06-18:27)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date4&k=2016030700378
関西でも「市民連合」=安保法廃止へ野党候補支援
安全保障関連法の廃止を求める学生団体「SEALDs KANSAI(シールズ関西)」など4団体は7日、大阪市内で記者会見し、夏の参院選での野党共闘を呼び掛ける「関西市民連合」を設立したと発表した。関西の参院選1人区で擁立が想定される野党統一候補を支援する。
同連合にはシールズ関西のほか、「安保関連法に反対するママと有志の会@兵庫」などが参加。参院選に向けて主要野党を交えた街宣活動や、署名活動を展開するほか、公開討論会を開催するなどして安保法廃止を訴える。(2016/03/07-19:07)
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016031000854
「国民連合」衆院選でも棚上げ=民主に共闘呼び掛け-共産委員長
共産党の志位和夫委員長は10日の記者会見で、次期衆院選での野党共闘に関し、「参院選でも衆院選でも、選挙協力の協議に入る上で政権の問題はいったん横に置く」と述べ、野党各党に呼び掛けている「国民連合政府」構想への賛同を前提条件としない考えを明言した。
衆院選小選挙区での協力をめぐっては、参院選1人区と異なり民主党が消極姿勢を示している。これに対し、志位氏は「野党5党首の合意は『国政選挙での協力』だ。当然、参院選だけではない」と指摘した。
自民党が野党共闘を「民共合作」と批判するビラを作成したことについては、「ちゃちな政権党の攻撃は取るに足らない。大義はわれわれの側にあるので、堂々とはね返す」と語った。(2016/03/10-18:40)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160310/k10010438721000.html
共産 「国民連合政府」次の衆院選でも前提とせず
3月10日 21時23分
共産党の志位委員長は記者会見で、夏の参議院選挙で野党側の候補者調整を進めるため、当面、棚上げした「国民連合政府」の構想について、次の衆議院選挙でも、野党共闘の態勢を構築したいとして、連携のための前提とはしない考えを示しました。
この中で、共産党の志位委員長は民主党などとの国政選挙での連携について、「先月の野党5党の党首会談では国政選挙などで、できるかぎりの協力を行うことを確認している。参議院選挙だけでなく、衆議院選挙も重要な国政選挙であり、両方での協力が党首間の合意だと認識している」と述べました。
そのうえで、志位氏は夏の参議院選挙で、野党側の候補者調整を進めるため、当面、棚上げした「国民連合政府」の構想について、「衆議院選挙についても、条件を設けることは考えておらず、協議の中で合意形成が図られるように努力したい」と述べ、次の衆議院選挙でも連携のための前提とはしない考えを示しました。
そして、志位氏は「参議院選挙の『1人区』での共闘に向けた態勢作りが進められているが、同時に衆議院の小選挙区での野党共闘の態勢作りにも取りかかるべきだ」と述べました。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160313/k10010441851000.html
志位委員長「参院選は自公対5野党と市民・国民」
3月13日 17時58分
共産党の志位委員長は東京都内で開かれた集会であいさつし、夏の参議院選挙について、「対決の構図は自民・公明対野党5党と市民・国民だ」と指摘したうえで、定員が1人の「1人区」すべてで民主党などと候補者の一本化を実現したいという考えを示しました。
この中で共産党の志位委員長は、夏の参議院選挙について、安倍総理大臣が「自民党・公明党の連立政権対民主党・共産党の戦いとなる」と指摘したことに触れ、「対決の構図は自公対民共ではなく、自公対野党5党と市民・国民だ」と述べました。
そのうえで、志位氏は、全国に32ある定員が1人の「1人区」について、「ひとつひとつ丁寧に合意を重ねて、32の全部で野党統一候補を実現し、全部で自民党に勝とう」と述べ、民主党などと競合している選挙区で、安全保障関連法の廃止などを公約とすることを条件に、さらに党の公認候補者を取り下げるなどして、すべての「1人区」で候補者の一本化を実現したいという考えを示しました。
また、志位氏は次の衆議院選挙について、「衆議院選挙の小選挙区でも野党共闘の態勢を作ることが必要だ。安倍総理大臣が野党共闘つぶしのために解散・総選挙をやってきたら、返り討ちにしていこう」と述べました。
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この前の土曜日、新宿で脱原発のデモやってたのみたんですけど、、、
なんつーか、中間層・無党派からの共感を得る気まるでないですね。
多かれ少なかれデモって自己満足的なことが多いけど、、、、
あれをみた俺の感想は「こいつらが黙ることがもっとも被災者支援」だな と
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京大中核派事件で法廷異常事態 廊下を封鎖…「ナンセンス!」「すぐ釈放しろ」で「傍聴人全員退廷」の混乱に
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E4%B8%AD%E6%A0%B8%E6%B4%BE%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%A7%E6%B3%95%E5%BB%B7%E7%95%B0%E5%B8%B8%E4%BA%8B%E6%85%8B-%E5%BB%8A%E4%B8%8B%E3%82%92%E5%B0%81%E9%8E%96%E2%80%A6%E3%80%8C%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9%EF%BC%81%E3%80%8D%E3%80%8C%E3%81%99%E3%81%90%E9%87%88%E6%94%BE%E3%81%97%E3%82%8D%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%80%8C%E5%82%8D%E8%81%B4%E4%BA%BA%E5%85%A8%E5%93%A1%E9%80%80%E5%BB%B7%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%B7%B7%E4%B9%B1%E3%81%AB/ar-AAgKX0H
産経新聞
12 時間前
昨年10月、反戦ストライキ名目で京都大吉田キャンパス(京都市左京区)の教室棟の入り口をふさいで授業を妨害したとして、威力業務妨害容疑で逮捕された、中核派全学連の学生ら6容疑者の勾留理由開示手続きが14日、京都簡裁であった。手続きを傍聴しようと、裁判所には中核派関係者ら約70人が詰めかけた。さらに、傍聴人が法廷内で大声での訴えや拍手を続けるなどし、裁判官が異例の「全員退廷」を命じるなど、現場は一時、騒然とした。
手続きは3容疑者ずつ、2回にわたって行われた。
午後1時、同容疑で逮捕された、全学連委員長で元法政大生の斎藤郁真(いくま)容疑者(27)ら3人の手続きは、約40人が傍聴。開廷とともに、傍聴席からは「今すぐ釈放しろ」「裁判官忌避」などと大声があがった。上垣猛裁判官が「静かにしなさい。退廷を命じますよ」と警告したが、収まらず、傍聴人が「全員退廷」を命じられる異例の事態となった。
退廷命令に応じなかった傍聴人が、裁判所職員や警察官らに抱えられるなどして連れ出されはじめると、関係者らは、「全員退廷ナンセンス」「暴力的退廷をやめろ」と叫び、職員に詰め寄るなど、現場は混乱した。
その後、手続きは再開され、代理人弁護士らは「勾留は不当で、ただちに釈放すべき」と主張。
上垣裁判官は勾留理由について、「威力業務妨害をしたと疑うに足りる」「証拠隠滅や逃亡の恐れがある」などと説明し、手続きは終了した。
午後3時には、同容疑で逮捕された、全学連副委員長で京都大工学部の作部(さくべ)羊平容疑者(24)ら3人の手続きも行われ、同じく約40人が傍聴。
2回目は、大きなトラブルはなかったものの、終了後、傍聴席からは「でたらめな理由で2週間も勾留されているんだ」「裁判官は逃げるな」などといった声があがっていた。
手続きは京都地裁205号法廷で行われ、34枚の一般傍聴券を求めて約70人が列を作った。
裁判所側は、傍聴人以外が押しかけないよう、法廷に続く廊下を机を使って封鎖。裁判所の敷地内に多くの職員を配置し、警戒にあたった。
抽選に外れ、入廷できなかった関係者らは、その間際まで詰めより、「全国から来てるんだ」「大法廷でやれよ」と大声を上げて訴えた。また、机を蹴ったり、手で引っ張って取り払おうとしたりする関係者らに「大声は出さないでください」「やめてください」と職員が注意する場面もあり、法廷外でも手続き終了まで混乱が続いた。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&k=2016031700649
大学学費、10年で半額に=参院選へ若年層政策-共産
共産党の志位和夫委員長は17日の記者会見で、国公立・私立大学の学費を10年後に約半額にすることを柱とする若年層政策を発表した。学生1人当たり月額3万円の給付奨学金制度創設も盛り込んだ。18歳選挙権が導入される夏の参院選をにらんだ対応で、選挙公約に明記する。
学費半額への値下げは、国立大学に対する運営費交付金や私学助成金を10年間、一定額ずつ増やしていくことで実現させる構想で、10年後の予算規模は1兆1000億円程度。給付奨学金の対象は現在の貸与奨学金受給者の半数に相当する70万人とし、その後拡大する。年間予算は2500億円程度という。(2016/03/17-16:14)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160317/k10010446001000.html
共産・不破前議長 衆院選でも野党で共闘関係を
3月17日 4時51分
共産党の不破前議長は那覇市で記者団に対し、夏の参議院選挙に向けた民主党などとの連携に関連して、「衆議院選挙でも協力するのが筋だ」と述べ、次の衆議院選挙での小選挙区の候補者調整も視野に入れて、共闘関係を構築すべきだという考えを示しました。
この中で、共産党の不破前議長は、夏の参議院選挙に向けた民主党や共産党など野党5党の連携に関連して、「安倍政権は衆参のダブル選挙を狙ってくると思う。野党が参議院選挙での連携で成果を挙げても、衆議院選挙ではバラバラというわけにはいかない」と述べました。そのうえで、不破氏は「衆議院選挙の小選挙区でも野党5党で協力を進めるべきだ」と述べ、次の衆議院選挙での小選挙区の候補者調整も視野に入れて、野党5党が共闘関係を構築すべきだという考えを示しました。
また、不破氏は、これに先だって行った講演で、沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古沖への移設計画について、「どんな詭弁(きべん)をもっても絶対に許すわけにはいかない。本土では5つの野党が団結し、市民との共闘ができている。共に力を合わせて新基地建設の反対に向けて戦い抜こう」と述べました。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160319/k10010449441000.html
安保法成立から半年 東京で反対する集会
3月19日 16時08分
安全保障関連法の成立から、19日で半年となるのに合わせ、東京都心では、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を可能にする、この法律に反対する集会が開かれました。
東京・千代田区にある日比谷公園の野外音楽堂には、去年9月の成立から半年となる安全保障関連法に反対する人たちが集まり、主催者発表でおよそ5600人が参加しました。
この中で、紛争地で支援活動を行っているNGO、日本国際ボランティアセンターの白川徹さんが、「日本の平和国家というブランドが崩れれば、中立的な立場が守れなくなり、スタッフが危険にさらされ、撤退せざるをえなくなる」と懸念を示しました。
また、安保法に反対する高校生のグループ「T-ns SOWL(ティーンズソウル)」として活動する2年生の女子生徒は、「私が大人になっても、戦争がなく、未来の子どもたちが希望を持てる社会であるために、行動していきたい」と呼びかけました。
会場では参加者が「憲法9条を守ろう」などと訴えていました。
このうち千葉県の66歳の女性は、「孫たちを戦争に行かせたくないという思いで、諦めず反対し続けたい」と話していました。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160320/k10010449811000.html
共産 参院選の公約に若者支援の政策
3月20日 6時11分
共産党は夏の参議院選挙から選挙権を得られる年齢が18歳に引き下げられることなどを踏まえ、返済の必要のない給付型の奨学金の導入など、若者を支援するための政策を参議院選挙の公約として打ち出し、若い有権者の支持獲得につなげたい考えです。
共産党は夏の参議院選挙から選挙権年齢の引き下げに伴って、18歳と19歳のおよそ240万人が新たに有権者に加わることなどから、若者を支援するための政策を参議院選挙の公約として打ち出すことにしています。
具体的には、70万人の大学生を対象に、返済の必要のない月額3万円の給付型の奨学金制度を設けることや、学費の値下げを促すため国から大学への交付金や助成金を増やすことなどを盛り込む方針です。
また、企業が従業員に支払わなければならない最低賃金を1500円に引き上げることも打ち出すことにしていて、必要な財源は所得の多い人や大企業に負担を求めるとしています。
志位委員長は、「若い人たちの切実な問題に応えた政治を行うことは、現在のみならず、日本の未来にとって意味のあることだ」と述べ、若い有権者の支持獲得につなげたい考えです。
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共産党は人権侵害で政府を訴えたり出来ないのか?臑に傷有って完全否定できないのか?公安としては失業しちゃうから調査対象から外せないんだろうけど。
政府答弁書:「共産は破防法調査対象」…閣議決定
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E6%94%BF%E5%BA%9C%E7%AD%94%E5%BC%81%E6%9B%B8%E3%80%8C%E5%85%B1%E7%94%A3%E3%81%AF%E7%A0%B4%E9%98%B2%E6%B3%95%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E3%80%8D%E2%80%A6%E9%96%A3%E8%AD%B0%E6%B1%BA%E5%AE%9A/ar-BBqLVKl
毎日新聞
10 時間前
政府は22日の閣議で、共産党に関し「警察庁としては『暴力革命の方針』に変化はないと認識している」との答弁書を決定した。同党が現在も破壊活動防止法の調査対象団体だとし、「共産党が(合法化した)1945年以降、国内で暴力主義的破壊活動を行った疑いがある」とも記した。鈴木貴子衆院議員(無所属)の質問主意書に答えた。
一方、同党の山下芳生書記局長は記者会見で「厳重抗議する。何の根拠で公党に不当な調査を続けているのか」と強く反発した。
鈴木氏は「共産党との共闘」を批判して民主党を離党した。共産幹部は「野党共闘にくさびを打つ狙いが見え透いている」と語った。【高本耕太】
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160323-00000073-san-pol
「革命政党」政府が警戒 破防法対象 共産「不当な攻撃」
産経新聞 3月23日(水)7時55分配信
政府が共産党を破壊活動防止法(破防法)の調査対象であるとの答弁書を閣議決定したのは、極めて異例の対応となった。夏の参院選に向け、安全保障関連法廃止を目指した「国民連合政府」構想を提唱した共産党は、選挙協力を優先し構想を凍結したとはいえ、政権参画への意欲を強める。今回の答弁書決定は、いまだに綱領に「革命」を明記する同党への警戒の表れといえそうだ。
共産党が破防法の対象となっている背景には歴史的な経緯がある。同党は昭和26(1951)年の第5回全国協議会で「日本の解放と民主的変革を平和の手段によって達成しうると考えるのはまちがい」「武装の準備と行動を開始しなければならない」との方針を決定。「51年綱領」と呼ばれるこの方針に基づき警察襲撃事件などが相次いだ。
共産党は現在、「分裂した一方が行ったこと」と関与を否定しているが、33年に「51年綱領」を廃止。36年に民主主義革命から社会主義革命に至る「二段階革命」を規定した綱領を採択した。このころ、革命が「平和的となるか非平和的となるかは結局敵の出方による」との「敵の出方論」が登場。政府は「暴力革命の方針」として調査を継続している。
平成16年に改定した現在の綱領には二段階革命論の表現は消えている。ただ、公安調査庁が毎年公開している「内外情勢の回顧と展望」では、オウム真理教などと並んで共産党の動向を報告。28年版でも「資本主義を乗り越え、社会主義・共産主義の社会への前進をはかる」との綱領の記述を基に、共産党を「最終的に『社会主義・共産主義の社会』を実現する」ことを目指した「革命政党」と断じている。
共産党の山下芳生書記局長は22日の記者会見で「このタイミングの質問は、力を合わせて安倍晋三政権打倒を掲げる5野党に不当な攻撃を加えたいとの意図を感じる」と反発。質問主意書を提出した鈴木貴子衆院議員が共産党との連携に反発して民主党に離党届を提出、除名された経緯が念頭にあるとみられる。(酒井充)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160322/k10010452661000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_082
東京で安保法反対の集会 最高裁元判事など参加
3月22日 22時28分
来週施行される安全保障関連法に反対する集会が東京都内で開かれ、最高裁判所の元判事が、立憲主義を守るために今、行動する必要があるなどと訴えました。
集会は東京の3つの弁護士会が開いたもので、東京・霞が関の会場には550人余りが集まりました。この中で、最高裁の元判事で弁護士の濱田邦夫さんが講演し、政府が22日の閣議で、安全保障関連法を今月29日に施行すると決めたことを受け、「立憲主義や法の支配、自由と尊厳を守るため、今、行動することが重要だ」と述べました。
このあと行われた討論では、自衛隊の元幹部で、国連のPKOのためカンボジアに派遣された経験もある渡邊隆さんが「法律に賛成か反対かの前に、そもそも国民の間で自衛隊をどう活用していくのか、議論が十分行われたとは言えない」などと指摘しました。また、集会では、安保法の施行後、憲法に違反すると訴える裁判を各地で起こしていく方針なども説明されました。
都内の法科大学院に通う23歳の男性は「憲法に違反するような法律を認めることはできない。今後も勉強して問題点を伝えていきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160322/k10010451881000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_096
「共産党は今も破壊活動防止法の調査対象」答弁書決定
3月22日 15時04分
政府は22日の閣議で、共産党について、現在も破壊活動防止法に基づく調査対象団体であるなどとした答弁書を決定しました。
この答弁書は、無所属の鈴木貴子衆議院議員が提出した質問主意書に対するものです。
それによりますと、昭和57年4月、当時の公安調査庁長官が参議院法務委員会で、共産党が破壊活動防止法に基づく調査対象団体の1つだと答弁したことに触れたうえで、「現在においても破壊活動防止法に基づく調査対象団体である」としています。
そのうえで、「警察庁としては、現在においても共産党の『いわゆる敵の出方論』に立った『暴力革命の方針』に変更はないものと認識している。政府としては、共産党が昭和20年8月15日以降、日本国内において暴力主義的破壊活動を行った疑いがあるものと認識している」としています。
「不当な侵害 厳重に抗議」
共産党の山下書記局長は記者会見で、「私たちは、日本の政治社会の変革については、言論や選挙を通じて、国民と共に一歩一歩、進歩させ前進させるという立場に立っており、破壊活動防止法の対象になるようなことは、過去にも、現在にも、将来にも一切ない」と述べました。そのうえで、山下氏は「憲法上の結社の自由に対する不当な侵害であり、改めて厳重に抗議し、答弁書の撤回を求めたい。公安調査庁は、存在意義のない行政機関になっており、速やかに解散すべきだ」と述べました。
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http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016032200404&g=pol
共産「暴力革命」変わらず=政府答弁書
政府は22日の閣議で、共産党について「警察庁としては現在においても『暴力革命の方針』に変更はないものと認識している」とする答弁書を決定した。鈴木貴子衆院議員(無所属)の質問主意書に答えた。
答弁書は、共産党が戦後に合法政党になって以降も「日本国内において暴力主義的破壊活動を行った疑いがあるものと認識している」と指摘。「現在においても破壊活動防止法に基づく調査対象団体だ」とした。
これに関し、共産党の山下芳生書記局長は同日の記者会見で、「何の根拠をもって公党に対する不当な調査を続けているのか。厳重に抗議し、答弁書の撤回を求めたい」と反発した。(2016/03/22-19:47)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160328/k10010459231000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_124
安保法施行を前にSEALDsが会見
3月28日 17時08分
憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が、29日、施行されるのを前に、安保法の廃止を求めている大学生らのグループ、「SEALDs」が会見し、憲法改正の手続きを経ずにどのような法律を作ることも可能になり危険だなどと訴えました。
東京・千代田区で開かれた会見には、「SEALDs」の、関東や東海、それに関西や沖縄で活動するメンバーが出席しました。
このうちSEALDsTOKAIの海老原陽奈さんは、「去年の夏以降、さまざまな年代や職業の人たちがみずから活動に参加してくれるようになった。これからも声を上げていきたい」と述べました。また、SEALDsの奥田愛基さんは、「安保法がこのまま施行されれば憲法改正の手続きを経ずにどのような法律を作ることもできてしまう状況を許すことになり危険だ」などと訴えました。
グループでは、安保法の廃止を目指し、今後も活動を続けていくことにしています。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041000091&g=pol
衆院選の野党共闘急ぐ=参院比例9議席目指す-志位共産委員長
共産党の志位和夫委員長は10日、党本部で開いた第5回中央委員会総会で、「安倍晋三首相が早期の衆院解散・総選挙を行ったとしても、攻勢的な対応ができるよう衆院小選挙区での選挙協力態勢を構築することが急務だ」と述べ、夏の衆参同日選をにらみ衆院選の野党共闘態勢づくりを急ぐ考えを強調した。
参院選の目標に関しては、比例代表で850万票以上の獲得を掲げ、「8議席を絶対に確保し、9議席に挑戦する」と表明。また、改選数2以上の13選挙区全てで当選を目指す方針を示した。同党の比例獲得数は1998年参院選の8議席が最多で、2013年の前回参院選は比例5議席、選挙区3議席だった。
衆院選の共闘をめぐっては、野党第1党の民進党が慎重姿勢を崩していない。しかし、志位氏は「本格的に具体化が図られれば多くの小選挙区で与野党が逆転し、情勢の大激変が生まれることは明らかだ」と指摘し、早期に民進党と候補者調整に入りたいとの意向を明らかにした。
また、志位氏は「本気で安倍政権を打倒しようとするなら、それに代わる政権構想を野党が責任をもって示すことが必要だ」と述べ、安全保障関連法廃止などを共通項とした「国民連合政府」構想を引き続き掲げていく考えを示した。(2016/04/10-15:54)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160410/k10010473901000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
共産・志位委員長 衆院選で候補者調整行えば与野党逆転
4月10日 14時45分
共産党の志位委員長は党の中央委員会総会で、次の衆議院選挙で野党間の候補者調整を行えば、「与野党が逆転する」と述べたうえで、調整が進まない場合は従来どおり、党の候補者を積極的に擁立していく考えを示し、民進党をけん制しました。
この中で、共産党の志位委員長は次の衆議院選挙について、「安倍総理大臣が早期の解散・総選挙を行ったとしても攻勢的な対応ができるよう、小選挙区での選挙協力態勢を構築することが急務だ。野党共闘が本格的に図られれば多くの小選挙区で与野党が逆転し、情勢の大激変が生まれることは明らかだ」と述べました。
そのうえで、志位氏は「民進党は共闘の協議に入れないという態度だ。わが党は小選挙区での野党共闘を追求しつつ、候補者擁立を積極的に推進する」と述べ、民進党をけん制しました。
また、志位氏は夏の参議院選挙に関連して、「比例代表で850万票以上を獲得して8議席を絶対に確保するとともに9議席目にも挑戦する」と述べました。
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山下書記局長退任
後任は小池政策委員長
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新書記局長に小池氏=共産、参院選前に体制一新
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041100705&g=pol
共産党は11日に閉幕した第5回中央委員会総会で、山下芳生書記局長を退任させ、後任に小池晃政策委員長を起用する人事を決めた。交代は山下氏の健康上の理由といい、同氏は副委員長となる。同党が「一大政治決戦」と位置付け、全面的な野党共闘を組む夏の参院選を前に党の体制を一新した形だ。(2016/04/11-19:29)
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http://www.sankei.com/politics/news/160411/plt1604110052-n1.html
2016.4.11 23:22
共産党5中総、衆院選も共闘呼び掛け 国民連合政府に執念も…「民共連携」のネックに
共産党は10〜11日、東京・代々木の党本部で第5回中央委員会総会(5中総)を開き、志位和夫委員長は夏の衆参同日選も視野に、次期衆院選でも野党共闘を進めることに強い決意を表明した。だが、参院選1人区の候補者一本化に比べ、衆院選挙区の協議は難航。志位氏が強い執念をみせる野党連立政権「国民連合政府」構想も、民進党は否定しており、共闘の道筋は見えていない。(酒井充)
志位氏は5中総の幹部会報告で「参院選は戦後政治史で初めて野党と市民が力をあわせた歴史的な選挙となる。安倍晋三政権を倒し、新しい政治への道を開こう」と呼び掛けた。32ある参院選1人区の野党統一候補が12選挙区で「実現した」と胸を張った志位氏は、さらに十数選挙区で協議が進行中だとして「1人区すべてで統一候補を実現する」と鼻息が荒い。
参院選の候補一本化は順調のようにみえる。ただ、ここにきて取り沙汰される衆参同日選が「民共連携」の障害になりつつある。
「衆院選挙区での協力態勢の構築は急務だ。多くの選挙区で与野党が逆転し、情勢の大激変が生まれることは明らかだ」
志位氏は幹部会報告でこう訴え、「民進党に協議に入るよう重ねて強く呼び掛ける」と牽(けん)制(せい)した。だが、民進党は現職を含め約200人の候補者を内定済み。そもそも民進党は政権選択選挙の衆院選について「(共産党と)選挙協力するとは言っていない」(岡田克也代表)との立場だ。12日告示の衆院京都3区補選は民進党が共産党の支援を拒否し、共闘が成立しなかった。
共産党は3月30日以降、東京や京都で衆院選の公認候補を発表し、民進党に一本化の協議入りを迫る姿勢に転じた。それでも岡田氏は8日のTBS番組で「候補者がバッティングしていると自民党を利するだけだ。『参加するだけ』のような候補者は控えてもらうことが大事だ」と強調し、共産党に「自主撤退」を促した。
さらに共闘の障害となりそうなのが、共産党が掲げる安全保障関連法廃止を目的とした国民連合政府構想だ。志位氏は幹部会報告で「本気で安倍政権打倒を目指すなら、打倒後にどういう政権をつくるかという責任ある回答が求められる」と訴え、構想の実現に重ねて意欲を示した。
2月の野党合意では共産党が構想を「横に置く」ことで、参院選の共闘が前進したが、志位氏は11日の記者会見で構想について「主張していきたい」と強調した。これには、民進党内でもリベラルとされる長妻昭代表代行さえ、同日の会見で「政権構想を共有するのは無理だ」と断言し、両党の溝は埋まっていない。
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共産党は11日、山下芳生書記局長(56)が腎臓病のため交代し、後任の書記局長に小池晃政策委員長(55)を起用する人事を発表した。同日終了した5中総で決定した。山下氏は副委員長に就任し、引き続き参院議員を務める。また、新たな副委員長に田村智子参院議員(50)を抜(ばっ)擢(てき)した。小池氏の後任の政策委員長には当選1回の藤野保史衆院議員(45)が就いた。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041100705&g=pol
新書記局長に小池氏=参院選見据え若手・女性も起用-共産
共産党は11日に閉幕した第5回中央委員会総会で、山下芳生書記局長(56)を退任させ、後任に小池晃政策委員長(55)を起用する人事を決めた。交代は山下氏の健康上の理由といい、同氏は副委員長となる。このほかにも、執行部に若手や女性を抜てき。同党が「一大政治決戦」と位置付け、全面的な野党共闘を組む夏の参院選を前に人事のてこ入れを図った。(2016/04/11-20:22)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160411/k10010475441000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_112
共産 山下書記局長が体調不良で退任 後任に小池氏
4月11日 21時08分
共産党の志位委員長は党本部で記者会見し、山下書記局長が体調不良のため11日付けで退任し、後任の書記局長に小池晃副委員長を起用する人事を発表しました。
共産党の志位委員長は、11日までの2日間開かれた党の中央委員会総会を受けて党本部で記者会見し、おととしから党運営を担ってきた山下書記局長が体調不良のため11日付けで退任し、後任の書記局長に小池晃副委員長を起用する人事を発表しました。
志位委員長は「山下氏が医師と相談した結果であり、残念だがやむをえない。小池氏は、国会論戦でも中心となって大きな仕事をしており、書記局長の任を果たすことができると判断した」と述べました。
書記局長に就任した小池氏は、参議院比例代表選出の当選3回で、55歳。これまで、党の副委員長と政策委員長を務めています。
同席した小池氏は「山下氏が築き上げてきた野党間の信頼関係を受け継ぎ、さらに発展させるのが私の仕事だ」と述べました。また、山下氏は「激務が重なり持病がある腎臓の状態が悪化したので、書記局長の任を解いていただいた」と述べ、小池氏に代わり副委員長に就任することになりました。
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学校行けよ・・・
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ4H5QG4J4HUTIL049.html
高校生グループ、毎週金曜国会前でデモへ 安保法反対
14:37朝日新聞
安全保障関連法に反対する高校生の団体「T―ns(ティーンズ) SOWL(ソウル)」は15日、東京都内で記者会見を開き、今月29日から毎週金曜夜に国会前でデモを行うと発表した。参院選に向けて、安保法制に反対する野党を後押しする世論をつくりたいという。
「T―ns SOWL」は昨年7月に結成。現在は全国に約60人のメンバーがいる。東京の渋谷や原宿で、音楽に乗せて「憲法守れ」などと叫ぶデモを行ってきたが、毎週金曜のデモは国会前を選んだ。国会近くで訴えることで、野党議員に参院選での共闘を促すねらいもあるという。
高校3年の鈴木あいねさん(17)は会見で、「安倍政権が憲法改正の発議に必要な参院での『3分の2議席』を確保したら、改憲するかもしれない。食い止めるには選挙前に声を上げることが必要」と話した。(佐藤恵子)
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http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1604180038.html
【熊本地震】共産、救援名目で北海道補選や活動資金集め? 党集会で同じ封筒で募金 衆院候補予定者のツイッター炎上・削除 小池書記局長、不適切な対応認める
18:54産経新聞
共産党の次期衆院選候補予定者が熊本地震の被災地救援のためとして集めた募金の一部について、同党が無所属候補を推薦している衆院北海道5区補欠選挙(24日投開票)や党活動に使うともとれる発信をツイッターで行っていたことが18日、分かった。
ツイッターを発信したのは、共産党品川地区委員長で、衆院東京3区候補予定者の香西克介氏。すでに削除された香西氏のツイッターによると、小池晃書記局長も出席して16日に都内で行った党演説会で募金を行った。香西氏は16日のツイッターで「熊本、九州地方を襲った大地震の救援募金をよびかけ」と明記。17日には募金が37万円集まったことを報告し、「熊本の被災地救援、北海道5区補選支援、党躍進のためにありがたく使わせていただきます」と投稿した。
党集会での募金だったとはいえ、被災地への募金の名目で党の政治資金を集めているとも解釈できるこの投稿に批判が殺到。香西氏は「熊本の被災者救援、北海道5区補選勝利、党躍進の3つの目的で募金の協力をよびかけた」と説明し、「均等に配分し、現地に届け、ありがたく活用させていただきます」と投稿した。
さらに香西氏は、募金は同一の封筒を使って実施したことを説明した上で、「決して『被災地救援』を口実に資金集めをしたわけではありません。確かに封筒を分けるなどの配慮は必要だったかと思います」とも釈明した。だが、「均等に配分」することに批判が上がり、結局この投稿も削除された。18日には「たくさんのご意見をいただき、ありがとうございました。演説会で寄せられた募金は、熊本の被災地に全額おくりました」と書き込んだ。
小池氏は18日の記者会見で、「被災地への募金は、それに限って集めるのが当然だ。普通に考えればやってはいけないことだ。こういうやり方はよくない」と述べ、不適切な募金の集め方だったことを認めた。党書記局として集会の主催者を注意したという。
小池氏は、共産党が集めた震災のための募金は「全額自治体に届ける」と強調。同党は街頭を含め各地で募金活動を実施しているが、小池氏は「こういうやり方はしない方向で全体にも徹底したい」と釈明した。
共産党は17日に志位和夫委員長や小池氏も参加して東京・新宿で街頭募金を実施。志位氏は「全額を義援金として自治体に届ける」と述べていた。
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あのハマコーも誉めていた。合掌。
金子満広氏死去=元共産党書記局長
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041900379&g=pol
金子 満広氏(かねこ・みつひろ=元共産党書記局長)18日午前2時3分、脳内出血のため東京都内の病院で死去、91歳。群馬県出身。告別式は22日午前11時30分から、東京都文京区白山4の37の30の寂円寺法輪閣で。喪主は長男広志(ひろし)氏。
旧鉄道教習所卒。国鉄勤務を経て、1972年の衆院選で旧東京8区から初当選。以後、3度の落選を挟んで2000年まで通算6期務めた。共産党では82年から90年まで書記局長、90年から政界引退まで副委員長。 (2016/04/19-11:54)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160419/k10010488381000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_065
共産党の金子満広元書記局長 死去
4月19日 12時53分
共産党の書記局長などを務めた、元衆議院議員の金子満広氏が、18日、脳内出血のため、東京都内の病院で亡くなりました。91歳でした。
金子氏は群馬県出身で、国鉄の労働組合役員などを経て、昭和47年の衆議院選挙で旧東京8区から立候補して初当選し、通算で6期19年にわたって衆議院議員を務めました。
この間、昭和57年から平成2年まで、当時の不破委員長らの下で党の書記局長を務めたほか、党の副委員長なども歴任しました。
金子氏は平成12年に行われた衆議院選挙には立候補せず、政界を引退しました。
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http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1604270026.html
共産・穀田氏「生まれて初めて前原さんと肩を抱き合った」 “シロアリ”発言の仇敵と共闘…「京都の方々は驚いている」
16:04産経新聞
共産・穀田氏「生まれて初めて前原さんと肩を抱き合った」 “シロアリ”発言の仇敵と共闘…「京都の方々は驚いている」
共産党・穀田恵二国対委員長=官邸(撮影・春名中)
(産経新聞)
共産党の穀田恵二国対委員長は27日の記者会見で、同じ京都市を地盤とする民進党の前原誠司元外相と衆院北海道5区補欠選挙の応援演説で一緒に街頭に立ったことについて、「前原さんと一緒に宣伝をしたのは生まれて初めて。肩を抱き合ったというのもこれも初めて。京都の方々は驚いている」と感慨深く語った。
前原氏といえば、昨年11月の読売テレビ番組で「私は非常に共産党が強い京都で戦ってきた。共産党の本質はよく分かっている」「シロアリみたいなものですよね。ここと協力をしたら土台が崩れる」と共産党批判を炸裂させたことが記憶に新しい。ところが、今回の補選では共産党幹部と積極的に街頭に立ち、その変節ぶりが注目を集めた。
前原氏と穀田氏は平成5年の衆院選では旧京都1区で議席を争った間柄だ。穀田氏は、かつての敵と共闘した今回の補選を振り返り、「民進党との共同の関係は強まっていると実感する」と強調した。
さらに、民進党の安住淳国対委員長が26日の会見で「(共産党との共闘で)保守票が逃げることはなかったと証明された」と発言したことについても、「なかなかよう見てはるなぁ」と持ち上げてみせ、今後の連携強化に期待をにじませた。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050200501&g=pol
共産候補への一本化も主張=参院1人区、幹部会で決定
共産党は2日の常任幹部会で、夏の参院選の1人区での野党共闘に関し、同党の候補者を統一候補とするよう民進党などに改めて働き掛ける方針を決めた。全国で進む野党候補の一本化では、共産党が候補者を降ろし、民進党の公認か無所属候補を推すケースが多くなっており、こうした現状に対する不満が背景にあるとみられる。
常任幹部会後、記者会見した小池晃書記局長は「(1人区の)全部で降ろすとは一度も言ったことがない。選挙は相互協力だから、互いに十二分に力を発揮できる形にしなければいけない」と指摘。民進党に対し、「ちょっと欲張り過ぎるのではないか」とも語った。
常任幹部会ではまた、「衆参同日選はあり得る」として衆院選小選挙区の候補擁立を急ぐ方針を確認。小池氏は、26、27両日開催の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の前後までに擁立作業に一定のめどを付けたいとの考えを示した。(2016/05/02-16:08)
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巧く行けば長らく続けてきた,最近は開店休業してた,社民党県連ウオッチも終了できる。
吉田党首はほぼ落選確実だから民進に移りたいって面があって党内の支持は得られそうにないけど。。
寧ろ国民怒りの声に生活と一緒に合流する方が判りやすいかも。
社民党・吉田党首「民進党と合流も選択肢」 参院選向け
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ5D4VLWJ5DUTFK00G.html
17:43朝日新聞
社民党の吉田忠智党首は12日の党常任幹事会で、「(参院選が)非常に厳しい状況なので、民進党との合流も選択肢として考えないといけない」と述べた。党勢の低迷が指摘されるなか、社民を解党したうえで民進党と合流することを選択肢の一つとして検討する考えを示した。
出席者によると、吉田氏は他の党幹部らと、憲法学者の小林節慶応大名誉教授が設立する政治団体「国民怒りの声」への対応を協議。その際に民進への合流に言及したという。
社民の国会議員は現在、衆院2人、参院3人。このうち、参院比例選出の吉田党首と福島瑞穂副党首は、いずれも今夏の参院選で改選となる。2013年参院選では、獲得議席が1議席にとどまっていた。
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http://www.sankei.com/politics/news/160512/plt1605120038-n1.html
2016.5.12 21:40
社民・吉田氏「民進との合流も選択肢」 参院選前に党内迷走 統一名簿か党単独か、方針定まらず
参院選を目前に控え社民党が迷走している。改選を迎える吉田忠智党首は12日の常任幹事会で、「社民党が参院選を戦う状況は極めて厳しい。民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と言及したが、他の幹部の反発を受け、事実上の“撤回”に追い込まれた。ただ、党単独での選挙戦が困難である状況に変わりはなく、党内では比例代表で他党との統一名簿方式を模索する動きもある。近く最終的な対応を決めるが、党首の合流検討発言は党の結束にも混乱を来している。
吉田氏は常任幹事会で民進党との合流の可能性に言及した後、民進党の岡田克也代表に電話で自らの発言を報告。吉田氏は記者団に「合流の打診はしていない」と強調した。岡田氏は「承った」と述べるにとどめたという。
ところが、日経新聞が12日付夕刊で「合流検討」と報じると、又市征治幹事長らが吉田氏と面会して諭した。同日夕には党本部が「報道は事実無根」との談話を無署名で発表した。
吉田氏の発言の背景にあるのは危機感だ。社民党議員は5人。参院選は吉田氏と福島瑞穂副党首が比例で改選を迎えるが、前回の平成25年の参院選比例は約125万票、1議席にとどまった。今回も改選2議席確保は困難とみられている。
12日の常任幹事会では、統一名簿方式か、党単独で戦うかについても意見交換した。ただ、民進党は統一名簿不参加を決定し、統一名簿を提唱した小林節慶応大名誉教授は政治団体「国民怒りの声」での参院選挑戦を表明。社民党内には「怒り」や生活の党と山本太郎となかまたちとの統一名簿を模索する動きが残っており、近く党幹部が小林氏と会談するなどして来週中に対応を決める方針だ。
社民党は参院選で政党要件の一つである「国会議員5人以上」を欠いた場合でも、25年参院選で得票率2%以上を達成しており、ただちに政党要件は失わない。ただ、党勢回復の兆しはなく、前身の社会党結党から71年の歴史を誇る“老舗政党”は岐路に立っている。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160512-00000133-jij-pol
民進との合流を否定=社民
時事通信 5月12日(木)17時53分配信
社民党は12日、民進党への合流構想を「事実無根」として否定するコメントを発表した。
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http://www.ytv.co.jp/press/mainnews/TI20208904.html
社民・吉田党首、民進党との合流目指す考え
社民党の吉田党首は12日、党の会議で、夏の参議院選挙の前に民進党との合流を目指す考えを示した。吉田党首は、党内の調整がつけば民進党の岡田代表に合流を打診することにしている。
党の常任幹事会で吉田党首は、夏の参議院選挙が迫る中、「色々な可能性を探る必要がある」などとして、民進党と合流することを検討すべきとの考えを示した。
社民党・吉田党首「民進党との合流も選択肢として考えられるのではないかと申し上げた」
ただ、党内には異論もあり、吉田党首は今後、党内での協議を続けて、19日に党の方針について結論を出すことにしている。
吉田党首は、党内で調整がつけば、民進党の岡田代表と会談し、合流を打診したい考え。(05/12 23:26)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160512/k10010518551000.html
社民・吉田党首「民進との合流も選択肢」
5月12日 19時03分
社民党の吉田党首は、記者団に対し、今後の党運営に関連して、「民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と述べ、夏の参議院選挙にどのような態勢で臨むか、党内で具体的な議論を行う考えを明らかにしました。
この中で吉田党首は今後の党運営に関連して、「社民党が参議院選挙を戦うのは極めて厳しい状況で、比例代表で野党の統一名簿を作ることを追求しながら、いろいろな選択肢を考えなければならない。その中に、民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と述べました。そして吉田氏は、夏の参議院選挙にどのような態勢で臨むか、党内で具体的な議論を行う考えを明らかにしました。
また吉田氏は、記者団が民進党の岡田代表に合流を打診したのかと質問したのに対し、「打診はしていない」と述べました。
これに関連して、社民党は12日夕方コメントを発表し、「本日の党の常任幹事会では、参議院選挙の戦い方について意思統一するため、今月末に機関会議を開くことを決定した。その際、統一名簿方式や野党結集を含めさまざまな意見が出るだろうとの意見もあった」としています。
民進・蓮舫代表代行「政策の一致が大原則」
民進党の蓮舫代表代行は記者会見で、「私たちは、まだ何も知らないし、何のオファーもないが、少なくとも協議の場に乗った場合は、まずは、政策を一緒にやっていくことができるのかということから始めていくのが大前提だ。政策で一致できるかどうかが大原則だ」と述べました。
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党首の思いつきの域を出ないようですね。。せめて生活と怒りと統一名簿形成迄行けると面白いんだけど。。
社民、生き残りへ悲観論=民進合流案めぐり混乱
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-160512X606.html
05月12日 20:33時事通信
社民党の吉田忠智党首が12日、夏の参院選前の民進党への合流を提唱した。党勢が衰える一方で、現状では生き残れないとの悲観論が背景にある。しかし、事前に根回しをした形跡はなく、ベテラン議員らが強く反発、混乱ぶりを露呈した。にわかな合流構想は実を結びそうにない。
「このままでは社民党として議席確保は難しい。民進党への合流も選択肢として検討しなければいけないほど厳しい局面だ」。吉田氏は12日の常任幹事会で、党の置かれた苦境を率直に訴えた。
社民党は参院選比例代表で250万票獲得を目標に、吉田氏と福島瑞穂前党首の現職2人の当選を目指す。しかし、2013年の前回は約126万票で1議席。吉田氏は10年の選挙で、知名度に勝る福島氏の3分の1程度の得票にとどまった。
常任幹事会では、吉田氏の発言に特段の異論は出なかったが、合流論が報じられると状況は一変。福島氏は周囲に「私たちに対する提案だと思わなかった。社民党がなくなるなんて、とんでもない」と不満をぶちまけた。別の幹部も「全国にある地方組織を解散するなんて急にはできない」と指摘。吉田氏は又市征治幹事長と協議し、合流を決めたわけではないとのコメントを発表した。
一方の民進党では、岡田克也代表が執行役員会で「合流話が漏れ伝わってくるが、幹部間でシェアできるほど具体的な話はない」と説明した。民進党には、沖縄の米軍基地問題をめぐり旧民主党との連立政権を離脱した社民党への反発も残る。消費税率引き上げや原発政策でも溝があり、民進党幹部は「合流は吉田氏の個人的な思いではないか」と突き放した。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160513-00000112-asahi-pol
社民の「統一名簿」呼び掛け、小林節氏が拒否
朝日新聞デジタル 5月13日(金)20時51分配信
社民党の吉田忠智党首が、憲法学者で政治団体「国民怒りの声」を設立した小林節・慶応大名誉教授と12日夜に会談し、夏の参院選比例区での「統一名簿」を呼び掛けたが、断られていたことがわかった。党勢が低迷する社民にとって、統一名簿は打開策の一つだったが、民進党との合流検討も含めて見通しが立っていない。
関係者によると、吉田氏と又市征治幹事長が、小林氏に対し、社民の比例区候補が「国民怒りの声」の統一名簿に参加することを提案。だが小林氏は、小政党の救済には協力できないとして、断ったという。統一名簿は、野党各党の参院比例区候補が、一つの政治団体に名を連ねて選挙に臨む方式で、野党票の分散を防ぐ効果があるとされる。社民側は引き続き、小林氏側に連携を働きかける方針だ。
吉田氏は会談に先立つ12日の党会合で、統一名簿の可能性に加え、社民を解党した上で民進党との合流を検討する考えも示した。だが、民進の岡田克也代表は13日の会見で「党対党(の合流)は、参院選の前は考えにくい」と述べた。統一名簿や民進との合流が実現しなければ、社民は参院選で独自の戦いを迫られるため、党内からは「党首落選も現実味を帯びる」との声があがる。社民の国会議員は5人で、うち参院の吉田氏と福島瑞穂副党首が参院選比例区で改選を迎える。2013年の参院選は、獲得議席が1議席にとどまっている。(高橋健次郎、藤原慎一)
朝日新聞社
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http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160513-00000087-nnn-pol
社民党の民進党合流 党内から反対論相次ぐ
日本テレビ系(NNN) 5月13日(金)22時5分配信
社民党の吉田党首が夏の参議院選挙の前に民進党との合流を目指す考えを示したことについて、13日、党内から反対論が相次いだ。
社民党の吉田党首は12日、参議院選挙の前に民進党との合流を検討すべきとの考えを示した。これに対し、福島みずほ副党首は「合流はない」と語った。
福島みずほ副党首「今こそ社会民主主義や護憲や、そういうことを大事にする時です」「(Q:民進党に合流することはない?)はいそうです」
又市幹事長も、合流に否定的な考えを示した。
社民党は、来週中に結論を出すことにしているが、党幹部が相次いで反対したことで合流は難しい情勢。
一方、民進党の岡田代表は、「社民党の中でも見解が異なるようだ。社民党内の考えが集約されなければ、我が党が何か発言することにはならない」とした上で、参院選前の合流は難しいとの認識を示した。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051201036&g=pol
社民、生き残りへ悲観論=民進合流案めぐり混乱
社民党の吉田忠智党首が12日、夏の参院選前の民進党への合流を提唱した。党勢が衰える一方で、現状では生き残れないとの悲観論が背景にある。しかし、事前に根回しをした形跡はなく、ベテラン議員らが強く反発、混乱ぶりを露呈した。にわかな合流構想は実を結びそうにない。
「このままでは社民党として議席確保は難しい。民進党への合流も選択肢として検討しなければいけないほど厳しい局面だ」。吉田氏は12日の常任幹事会で、党の置かれた苦境を率直に訴えた。
社民党は参院選比例代表で250万票獲得を目標に、吉田氏と福島瑞穂前党首の現職2人の当選を目指す。しかし、2013年の前回は約126万票で1議席。吉田氏は10年の選挙で、知名度に勝る福島氏の3分の1程度の得票にとどまった。
常任幹事会では、吉田氏の発言に特段の異論は出なかったが、合流論が報じられると状況は一変。福島氏は周囲に「私たちに対する提案だと思わなかった。社民党がなくなるなんて、とんでもない」と不満をぶちまけた。別の幹部も「全国にある地方組織を解散するなんて急にはできない」と指摘。吉田氏は又市征治幹事長と協議し、合流を決めたわけではないとのコメントを発表した。
一方の民進党では、岡田克也代表が執行役員会で「合流話が漏れ伝わってくるが、幹部間でシェアできるほど具体的な話はない」と説明した。民進党には、沖縄の米軍基地問題をめぐり旧民主党との連立政権を離脱した社民党への反発も残る。消費税率引き上げや原発政策でも溝があり、民進党幹部は「合流は吉田氏の個人的な思いではないか」と突き放した。(2016/05/12-20:36)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051200701&g=pol
社民党首、民進に合流打診=反対論強く難航必至
社民党の吉田忠智党首が民進党の岡田克也代表に両党の合流を打診していたことが分かった。民進党幹部が12日、明らかにした。吉田氏としては夏の参院選前の合流を模索しており、近く岡田氏と会談して正式に提案したい考えだが、社民党内には反対論が強く、意見集約は難航必至だ。
社民党は12日午前の常任幹事会で、参院選への対応を協議した。席上、吉田氏は「状況は極めて厳しい。民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と提起。今月末に全国の代表者を集めた会議を開き、意見を聴くことを確認した。吉田氏が記者団に明らかにした。
吉田氏の提案に関し、社民党のベテラン議員は「参院選前の合流なんかできるわけがない」と反対する考えを強調。同党は合流構想に関し、「常任幹事会では、そのような提案や決定は行っていない」と否定するコメントを書面で発表した。
一方、民進党幹部は12日、「両党首間で非公式に合流の話をしている」と明かした上で、「まだ相手側の意見がまとまっていない」と説明。同党の蓮舫代表代行は記者会見で、合流について「政策の一致が大前提だ」と指摘した。(2016/05/12-18:55)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160513/k10010519881000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_012
社民 副党首 民進との合流の可能性に否定的
5月13日 17時41分
社民党の福島副党首は記者団に対し、吉田党首が、民進党との合流も選択肢の1つだという考えを示したことは、「あまりに唐突だ」として、夏の参議院選挙に現状のまま臨むとともに、今後の合流の可能性についても否定的な考えを示しました。
民進党との合流に関連して、社民党の吉田党首は12日、「参議院選挙を戦うのは極めて厳しい状況で、選択肢として考えられるのではないか」と述べました。
これについて、福島副党首は記者団に対し、「合流に関して、社民党の中で1度も議論したことはない。あまりに唐突であり、参議院選挙の直前なので、社民党として頑張ることになるのではないか」と述べました。さらに福島氏は「社民党として、今も全国47都道府県連合は頑張っており、全国の党員や仲間たちからは、社民党で頑張ってほしいという声が、たくさん寄せられている。合流は、政策のすり合わせなどをきちんとしないかぎり、できない」と述べ、今後の合流の可能性についても否定的な考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160513/k10010518861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_030
社民 吉田党首の「民進と合流も選択肢」に異論も
5月13日 4時33分
社民党の吉田党首が今後の党運営に関連して、民進党との合流も選択肢の1つだという考えを示したことについて、党内からは地方組織や支持者の理解が得られないなどと強い異論も出ていて、今後の展開は曲折が予想されます。
社民党の吉田党首は12日、今後の党運営に関連して、「社民党が参議院選挙を戦うのは極めて厳しい状況で、いろいろな選択肢を考えなければならない。その中に、民進党との合流も、選択肢として考えられるのではないか」と述べ、夏の参議院選挙の前に、民進党と合流することも選択肢の1つだという考えを示しました。
これについて、党内からは民進党とは憲法やエネルギー、沖縄のアメリカ軍基地を巡る政策などに隔たりがあることから、地方組織や支持者の理解が得られないなどと、強い異論も出ています。
社民党は今月末に機関会議を開いて、参議院選挙に向けた党の対応を決める方針ですが、執行部内には、比例代表での競合を避けるため、野党の統一名簿を作ることを目指すべきだという意見もあり、今後の展開は曲折が予想されます。
一方、民進党は蓮舫代表代行が「政策で一致できるかどうかが大原則だ」と述べたほか、党内には、民主党政権時に、社民党が、アメリカ軍普天間基地の移設計画への対応を巡り、連立を離脱したことへの不信感も根強くあることなどから、執行部は社民党の出方を慎重に見極める構えです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160512/k10010518551000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_035
社民・吉田党首「民進との合流も選択肢」
5月12日 19時03分
社民党の吉田党首は、記者団に対し、今後の党運営に関連して、「民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と述べ、夏の参議院選挙にどのような態勢で臨むか、党内で具体的な議論を行う考えを明らかにしました。
この中で吉田党首は今後の党運営に関連して、「社民党が参議院選挙を戦うのは極めて厳しい状況で、比例代表で野党の統一名簿を作ることを追求しながら、いろいろな選択肢を考えなければならない。その中に、民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と述べました。そして吉田氏は、夏の参議院選挙にどのような態勢で臨むか、党内で具体的な議論を行う考えを明らかにしました。
また吉田氏は、記者団が民進党の岡田代表に合流を打診したのかと質問したのに対し、「打診はしていない」と述べました。
これに関連して、社民党は12日夕方コメントを発表し、「本日の党の常任幹事会では、参議院選挙の戦い方について意思統一するため、今月末に機関会議を開くことを決定した。その際、統一名簿方式や野党結集を含めさまざまな意見が出るだろうとの意見もあった」としています。
民進・蓮舫代表代行「政策の一致が大原則」
民進党の蓮舫代表代行は記者会見で、「私たちは、まだ何も知らないし、何のオファーもないが、少なくとも協議の場に乗った場合は、まずは、政策を一緒にやっていくことができるのかということから始めていくのが大前提だ。政策で一致できるかどうかが大原則だ」と述べました。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160510/k10010515321000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_071
憲法9条のノーベル平和賞推薦 3年連続の受理
5月10日 17時42分
戦争の放棄を定めた日本の憲法9条をノーベル平和賞に選んでもらおうと活動している団体が10日、記者会見を開き、3年連続でノルウェーのノーベル委員会から推薦を受理したというメールが届いたことを明らかにしました。
神奈川県の主婦らで作る団体は、憲法9条のノーベル平和賞受賞を目指して活動していて、賛同した国会議員や大学教授などが「憲法9条を保持している日本国民」として、ノーベル委員会に推薦していました。
この団体が10日、相模原市役所で記者会見を開き、今月2日にノーベル委員会から推薦を受理したという内容のメールが団体に届いたことを明らかにしました。推薦が受理されたのはこれで3年連続となります。
この活動を最初に呼びかけた主婦の鷹巣直美さんは「安保法制への反対など、戦争や憲法の問題を自分のこととして活動する人が増えているように感じる。この活動をきっかけに、1人でも多くの人に憲法9条のすばらしさを世界に広めるために行動してほしい」と話していました。
ことしのノーベル平和賞は370余りの個人や団体が候補として推薦されていて、ことし10月に結果が発表されることになっています。
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http://www.sankei.com/column/news/160514/clm1605140005-n1.html
2016.5.14 05:04
【産経抄】
「民主党政権だと思っていたら…政策は社民党政権だった」大社会党の復活か 5月14日
かつて神奈川県教組委員長を経て社会党で参院議員を務め、後に左派勢力と決別した小林正氏と、民主党(現・民進党)の将来像について意見を交わしたのは3年近く前のことである。仮に民主党に社民党、生活の党(当時)が合流したらどうなるだろうかと。
▼「再び旧社会党ができて『何だこりゃ』となる」。小林氏はこう笑っていた。そんな冗談口が、もしかすると実現するかもしれない。社民党の吉田忠智党首が「民進党との合流も選択肢」だとの考えを示したのだという。
▼社民党内には反発も根強く、まだどうなるかは見通せない。ただ、落ち着くところに落ち着いたような妙な納得感がある。両党は所属議員や支援団体を見ても「ある意味同根」(自民党の谷垣禎一幹事長)だからだ。
▼試みに民主党政権時代の主要なプレーヤーを振り返ると、一つの特徴が浮かぶ。横路孝弘元衆院議長、輿石東参院副議長、仙谷由人元官房長官、鉢呂吉雄元経済産業相、千葉景子元法相、岡崎トミ子元国家公安委員長…と、社会党出身者がやたら目立つ。
▼菅直人元首相や江田五月元参院議長は社会党から分裂した社民連の出で、いわば同類といえよう。社民党の福島瑞穂前党首は、鳩山由紀夫内閣の閣僚も経験した。当時、民主党内では保守派とされる某省政務官が、「民主党政権だと思っていたら(政策は)社民党政権だった」とこぼすのを聞いたこともある。
▼「民進党が掲げた旗に賛同してくれるなら歓迎する」。民進党の安住淳国対委員長は13日、こう受け入れる考えを表明している。社民党側には、前身の社会党時代からの71年の歴史に幕を下ろすことに抵抗もあろうが、なに、気にすることはない。大社会党の復活だと思えばいい。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160513-00000002-okinawat-oki
照屋寛徳議員「合流しない」 社民党首の民進合流発言
沖縄タイムス 5月13日(金)6時13分配信
社民党の吉田忠智党首は12日の常任幹事会で、参院選の情勢が厳しいとした上で「民進党との合流も一つの選択肢として考えなくてはならない」と述べた。党単独で戦う可能性や、比例代表で他の野党との「統一名簿」方式を採用する考えも提案した。合流には社民党内で異論が強く、実現は見通せない。
出席者によると、新しい政治団体を設立して参院選に立候補する意向を表明した、憲法学者の小林節慶応大名誉教授と共闘する案も挙がったという。
沖縄県選出で社民の国対委員長を務める照屋寛徳衆院議員は沖縄タイムスの取材に、自らが民進党に合流することはないと答えた。
吉田氏の発言は「唐突感がある。党として議論されていない」とした。その上で「名護市辺野古の新基地建設反対との公約を掲げて当選した。『凍結』とする民進党との政策とは相いれない。改憲に対する考え方も一致しない」と、合流に強く難色を示した。
吉田氏は民進党の岡田克也代表に、自身の発言内容を電話で伝達。別の民進幹部には、社民内の意見集約を急ぐ意向も示した。
単身でも民進に合流するかと記者団に問われた吉田氏は「それはない」と党分裂の可能性は否定した。
民進は現時点で、党と党の合流には消極的。幹部は「個人として参加してほしい」としている。
社民の常任幹事会では、19日の幹事会で参院選の方針を最終調整すると確認。今月末に地方組織も加えた機関会議で、対応を議論することも決めた。吉田氏は「社民党の政策、社会民主主義を日本に残すためにどうしたらいいのか。戦略的な戦いのあり方を考えないといけない」と語る中で、統一名簿方式や民進党との合流案に言及した。
社民の所属議員は衆院2人、参院3人。参院選では吉田氏と福島瑞穂副党首が改選を迎え、比例代表から立候補する。
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http://news.livedoor.com/article/detail/11520477/
社民が民進に“合流”打診も…野党の「大合併」は進むのか
2016年5月14日 10時26分 日刊ゲンダイ
野党の大合併につながるのか。社民党が民進党に“合流”を持ちかけていることが分かった。
社民党の吉田忠智党首は、12日の常任幹事会で、「夏の参院選は厳しい。民進党との合流をひとつの選択肢として考えなければいけない。合流の決断を提起したい」と表明。すでに最大の支援組織である自治労に合流方針を伝え、民進党の岡田克也代表にも打診している。
「社民党の吉田党首が民進党との合流を決断したのは、このままでは7月の参院選は、1人も当選できないと危機感をもったからです。社民党は現在、衆院2人、参院3人。ちょうど、吉田党首と福島みずほ副党首の参院議員2人が、改選をむかえる。でも、社民党は1議席も取れないでしょう。現党首と前党首が落選したら社民党は完全に終わってしまう。吉田党首は、切羽詰まって民進党の岡田代表にすがったのでしょう」(政界関係者)
■小沢一郎の合流は7月以降
焦点は、この合流が成功するのかどうか。さらに、ほかの野党も含めた大合併につながっていくのかどうかだ。もともと、岡田代表は「生活、社民、無所属議員にも合流を働きかけていきたい」と表明していた。
「まだ民進党の党内は、社民党を受け入れるムードではありません。支援組織の連合が反対しているからです。吉田さんと福島さんが民進党に入党し比例区から出馬したら、2人は当選できても、連合の組織内候補の得票が減ると心配しているのです。野党の大合併があるとしたら、民進党が7月の参院選に敗北した後だと思う。民進党だけでは自民党に勝利できないと思い知らされた衆院議員が『このままでは自分も落選してしまう』と尻に火がつき、野党の結集に動くはずです。その時に、小沢一郎も、社民党も民進党と一緒になるでしょう。ただ、衆参ダブル選挙を打たれたら、そのシナリオも消えます」(民進党関係者)
安倍首相だけが高笑いしている展開だ。
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http://mainichi.jp/articles/20160514/ddl/k10/010/057000c
社民党県連合
合流発言、慎重な対応要請 /群馬
毎日新聞2016年5月14日 地方版
社民党の吉田忠智党首が「民進党との合流も選択肢」と発言したことを受け、群馬など4県の党県連合で構成する党北関東ブロック協議会は13日、党全国連合の又市征治選対委員長に「党の組織のあり方については参院選の結果を受けて丁寧な議論を踏まえて行うこと」と慎重な対応を求める要請文を提出した。
党県連合によると、吉田党首の発言を受け、党員や支持者から問い合わせや戸惑いの声が寄せられたという。要請文には「参院選を目前に控えて活動に水を差すようなこうした事態が引き起こされたことは極めて遺憾」と記した。
一方、この日、参院選に野党統一候補として立候補予定の堀越啓仁氏(36)=民進党公認=の応援に高崎市を訪れた社民党の福島瑞穂前党首は「党の中で合流に関して議論したことは一度もない。野党や市民との共闘は大事だと思っているが、合流はない」と「合流」に否定的な見解を示した。【鈴木敦子】
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http://blogos.com/article/175386/
早川忠孝2016年05月13日 13:20
社民党の民進党合流作戦は、案外本気なのかも知れない
ちょっと才覚のある政治家の場合は、自分がどういう発言をしたらマスコミがどう反応するだろうか、ということを計算しながら発言するようなところがあるから、政治家の話は大概は眉に唾を付けながら聞いていればいいのだが、それでもやはりどうしても記事にしなければならないこともある。
社民党の吉田氏が民進党との合流話を言い出した、というのは、どうもそういう才覚が働いてのことではなさそうだ。
案外、これは本気かも知れない、と思い始めたところである。
実は、社民党は私にとっては既に政党の数の内には入らないような、ちっぽけな存在になっていた。
いずれ所属国会議員が一人もいなくなるような、そういう弱い政党だと思っていた。
今回の民進党合流話などは民進党から殆ど相手にされないのだろうと思っていたが、しかし、吉田氏のバックに自治労が付いているということになると、話は変わってくる。
公務員の政治活動を罰則付きで禁止しようという動きが自民党内で浮上している、ということは皆さんご承知だと思う。
私は、公務員の行き過ぎた政治活動はいけないが、政治的な事象についての公務員の発言を一切禁止するような、息が詰まるような閉塞社会に公務員の世界を変えたくないと思っている。
言論の自由、政治活動の自由が保障されないような社会は、危険である。
自民党がどこまで本気なのかは分からないが、公務員の政治活動を罰則でもって禁止しなければならないような状況に今の日本がなっているとは、私にはとても信じられない。
公務員の政治活動を罰則でもって禁止するような制度の導入は止めた方がいい、止めるべきだ、というのが、私の考えである。
公務員の政治活動を罰則でもって禁止するという制度の導入は、自治労にとってもその他の公務員労組にとっても、死活問題になるような話だろうと思っている。
多分、戦争法廃止、憲法改正反対のような抽象的なレベルの話では終わらない。
組織の存亡が関わるような重大問題だ、ということになると、死に物狂いの戦いになる可能性がある。
社民党に頼っていてはこの刑罰化の流れを変えることは出来ない、というのであれば、自治労として何らかの手を打つ必要があるはずである。
民進党との合流話は、そういう政治の流れを十分踏まえたうえでの本気の話かも知れない。
社民党の中でこれからどういう議論になるのか分からないが、自治労が今度の選挙に本腰を入れてくるのはどうやら間違いなさそうである。
自治労が本気で動いてくる、ということになれば、民進党もこの話を無碍に袖にすることは出来ないはずだ。
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2016.5.14 15:54
中核派の37歳男が「言論の自由だ」と言いながら60代男性に体当たり 傷害容疑で逮捕 警視庁
http://www.sankei.com/affairs/news/160514/afr1605140023-n1.html
通行人の男性に重傷を負わせたとして、警視庁公安部は14日、傷害容疑で、住所不定、職業不詳の中核派全学連活動家、内田(うちだ)晶理(てるまさ)容疑者(37)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年12月17日、東京都立川市曙町のJR立川駅北口のペデストリアンデッキで街宣活動中、60代の男性から通行の邪魔になると指摘され、「言論の自由だ」などと言いながら、男性に体当たりして押し倒し、足の付け根を骨折させたとしている。男性は3カ月の重傷で、現在も車いすで生活している。防犯カメラの映像などから、内田容疑者が浮上した。
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http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1605180056.html
社民・吉田忠智党首、民進との「合流発言」撤回し謝罪 ただ八方ふさがりの状況は変わらず
05月18日 22:54産経新聞
社民・吉田忠智党首、民進との「合流発言」撤回し謝罪 ただ八方ふさがりの状況は変わらず
【社会民主党第15回定期全国大会】大会の最後にがんばろうと気合いを入れる(左から)社民党社会民主党第15回定期全国大会で気勢を上げる(左から)公認候補の増山麗奈氏、社民党の村山富市元首相、吉田忠智党首、福島瑞穂副党首、又市征治幹事長ら=2月21日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)
(産経新聞)
社民党は18日、党本部で臨時の常任幹事会を開き、吉田忠智党首が「民進党との合流も一つの選択肢」とした自身の発言について「本意ではない」と撤回、謝罪した。党首として夏の参院選を戦い抜く決意も表明した。全会一致で了承され、参院選の対応方針をめぐり迷走した社民党の“お家騒動”は決着したが、党勢の長期低迷が響き、吉田氏を含む改選2議席の死守は厳しく、八方ふさがりの状況に変わりはない。
吉田氏は常任幹事会の冒頭、民進党との合流論に関する発言を撤回し、「党員、支持者に大変な不安、動揺を与えたことを深くおわびする」と陳謝した。その上で「自らも参院選の先頭に立って全身全霊を傾けて戦う」と述べた。
吉田氏はその後の記者会見でも、厳しい選挙情勢を念頭に「私自身、強い危機感で出た発言」と釈明。「勇み足だったと反省している。現場に冷や水を浴びせたのは間違いない」と語った。
参院選で改選を迎える吉田氏は12日の常任幹事会で「社民党が参院選を戦う状況は極めて厳しい。民進党との合流も一つの選択肢」と言及した。これに対し、福島瑞穂副党首ら党内から反発が続出。吉田氏は撤回に追い込まれ、猛省を促されたが、党存続の危機に直面する社民党が生き残る選択肢は限られている。
又市征治幹事長は憲法学者の小林節慶応大名誉教授が提唱した比例代表での他党との統一名簿方式をなお模索している。だが、小林氏は政治団体「国民怒りの声」を旗揚げし、独自に参院選に挑戦する方針だ。
又市氏は12日に小林氏と会談し、ともに統一名簿で選挙戦に臨むよう翻意を促したが、小林氏は現時点で難色を示しており、社民党は単独で参院選を戦う選択肢しかない窮地に追い込まれている。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160518/k10010524891000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_087
社民 吉田党首 民進との合流 撤回へ
5月18日 5時32分
社民党の吉田党首は今後の党運営に関連し、選択肢のひとつとして示した民進党との合流について、夏の参議院選挙までに、党内や支持者などの理解を得るのは難しいとして撤回する意向を固めました。
社民党の吉田党首は、先週今後の党運営に関連して「参議院選挙を戦うのは極めて厳しい状況で、いろいろな選択肢を考えなければならない。民進党との合流も、選択肢として考えられるのではないか」と述べ、夏の参議院選挙の前に、民進党と合流することも選択肢のひとつだという考えを示しました。
これについて党内では、福島副党首が「あまりに唐突だ」と述べるなど幹部から異論が相次いでいるほか、民進党の岡田代表も、参議院選挙前の合流は困難だという考えを示しています。
こうした状況を踏まえ、吉田氏は参議院選挙までに、党内や支持者などの理解を得るのは難しいとして撤回する意向を固めました。吉田氏はNHKの取材に対し「党のコンセンサスとして、参議院選挙の前に民進党と合流するのは難しい。参議院選挙は社民党として憲法を守ることや、脱原発、国民生活の再建を掲げて全力で戦う覚悟だ」と述べました。
吉田氏は18日開く党の臨時常任幹事会で、こうした意向を伝えることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160518/k10010526091000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_073
社民 吉田党首 民進との合流案を撤回
5月18日 20時20分
社民党は臨時の常任幹事会を開き、吉田党首は今後の党運営の選択肢の一つとして示した民進党との合流について、「本意ではなく、全国の党員や支持者におわびしたい」と述べて、撤回しました。
社民党では、吉田党首が先週、今後の党運営に関連して、夏の参議院選挙の前に民進党と合流することも選択肢の一つだという考えを示しました。
ただ、これに対しては、福島副党首が「あまりに唐突だ」と述べて否定的な考えを示すなど、党内で異論が相次いでいました。
こうしたなか、社民党は18日夕方、党本部で臨時の常任幹事会を開き、吉田党首は「選択肢の一つとして示した民進党との合流は本意ではない。全国の党員や支持者におわびしたい」と述べて、民進党との合流案を撤回しました。
そして、常任幹事会として民進党との合流は選択肢としてありえないという認識で一致し、参議院選挙を一致結束して闘うことを確認しました。
吉田党首は常任幹事会のあと記者会見し、「社民党が民進党との合流も考えなければならないほどの厳しい状況にあるという強い危機感からの発言で、勇み足だったと反省している。原点に立ち返って党を再建するとともに、参議員選挙の勝利に向け、党首として先頭に立って全身全霊を傾けて戦い抜く決意だ」と述べました。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051900754&g=pol
4野党に署名1200万託す=安保法廃止へ連携-市民団体
安全保障関連法に反対する29の市民団体の代表者が19日、民進、共産、社民、生活各党の党首らと衆院議員会館で会い、同法廃止を求める署名約1200万人分を4党側に託した。
市民団体「戦争をさせない1000人委員会」の福山真劫代表は席上、「平和への願いが署名に込められている。野党が共闘して戦えば安倍政権を確実に打倒できる」と強調。これに対し、民進党の岡田克也代表は「皆さんからもらった力を糧に、参院選では野党4党で力を合わせたい」と応じた。(2016/05/19-18:28)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051800713&g=pol
民進との合流撤回=吉田党首「勇み足」と陳謝-社民
社民党は18日、臨時の常任幹事会を党本部で開き、吉田忠智党首ら幹部が夏の参院選に向けた対応方針を協議した。吉田氏は12日の幹事会で提起した民進党との合流構想を撤回すると表明。この後の記者会見で「私自身の強い危機感の中で出た発言だったが、勇み足だったと反省している」と陳謝した。
合流構想の撤回を受け、社民党は「民進党との合流は選択肢としてあり得ない」とする公式見解を発表。吉田氏の会見に同席した又市征治幹事長は、参院選比例代表を野党各党が統一名簿で戦う構想について、引き続き模索していく考えを示した。(2016/05/18-19:43)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051700826&g=pol
民進との合流断念=吉田社民党首、18日に表明
社民党の吉田忠智党首は17日、民進党に打診していた両党の合流構想を断念する意向を固めた。党所属議員の反対に加え、民進側も参院選前の合流に否定的なため、実現は困難と判断した。社民党は18日に臨時常任幹事会を開いて参院選への対応方針を改めて協議する。この後、吉田氏が記者会見し、合流断念を表明する見通しだ。
これに関し、社民党幹部は17日、「合流構想は撤回することになった。参院選は社民党単独で頑張るしかない」と述べた。
吉田氏は12日の常任幹事会で、党を取り巻く厳しい選挙情勢に触れ、「民進党との合流も選択肢」と提起した。しかし、党内からは「あまりに唐突」「民進党とは基本政策が違う」などと反対論が噴出。民進党の岡田克也代表も13日の会見で、参院選前の合流は「考えにくい」と語った。
これとは別に、吉田氏は政治団体「国民怒りの声」を結成した小林節慶大名誉教授と12日に会談し、野党各党が参院選比例代表を統一名簿で戦う構想を再検討するよう要請した。だが、小林氏は難色を示し、実現のめどは立っていない。(2016/05/17-19:16)
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http://www.sankei.com/politics/news/160526/plt1605260001-n1.html
2016.5.26 01:00
【岡田浩明の社民党哀歌】
吉田忠智党首は行くも地獄、戻るも地獄… 「タダトモの乱」は瞬時に鎮圧 残るは福島瑞穂氏の高笑いだけ…
「民進党との合流も一つの選択肢」。社民党の吉田忠智党首の仰天発言に端を発した「タダトモの乱」はわずか1週間で“鎮圧”された。夏の参院選で改選を迎える吉田氏は党勢低迷で自身の議席確保さえ危ぶまれる中で、「強い危機感で出た発言」と弁明するが、党内の反発を受け発言撤回に追い込まれた。党首力の低下は避けられず、吉田氏を取り巻く情勢は「進むも地獄、退くも地獄」。イバラの道が待ち受けている。
社民党は5月18日夕、首相官邸の裏側に位置する党本部で臨時の常任幹事会を開催した。
沖縄県議選(27日告示、6月5日投開票)の対応に奔走する照屋寛徳衆院議員(沖縄2区)を除く3人の国会議員らを前に、吉田氏は、12日の常任幹事会で「民進党との合流」をぶち上げた自身の発言について「本意ではなく撤回する」と述べ、こう続けた。
「党員、支持者に大変な不安や動揺を与えたことについて深くおわびする」。同時に、参院選に向け「全身全霊を傾けて戦い抜く」との決意を表明した。
吉田氏は幹事会後、記者会見に臨んだが疲れ切った表情で「勇み足だった。現場で頑張っている方々に冷や水を浴びせた」と深々と頭を下げた。「お目付け役」として同席した又市征治幹事長の横で、借りてきた猫のように慎重に言葉を選びながら発言した。
「唐突だったから(合流構想が問題)提起として受け止められなかった」と唯一、悔しさをにじませた場面もあったが、もはや誰の耳にも届かなかった。
そんな吉田氏とは対照的に、約30分で終わった幹事会の会議室から足早に出てきたのが、福島瑞穂副党首だった。昭和35年、演説中に右翼の少年に刺殺された浅沼稲次郎元社会党(社民党の前身)委員長の胸像に目もくれず、記者団の問いかけも手短に済ませると、エレベーターに乗り込んだ。どこか余裕の表情が漂う。
社民党関係者が解説する。「なぜ吉田氏は合流発言をしたのか。党首の発言はイコール党の見解なのに、それを撤回すれば自分の評判を落とすだけだ。支持者も離れ、結果的に福島氏に票が流れる」
吉田、福島両氏とも参院選比例代表の改選組。平成22年の参院選で、吉田氏は自治労などの支援を受けて約13万票を獲得し、初当選したが、3選を果たした福島氏(約38万票)の3分の1ほどだった。知名度不足は否めず、今回も安全圏とはいえない。
さらに、平成25年の前回参院選で社民党の比例票は約125万票で、獲得議席は又市氏の1議席のみ。今回の参院選では、比例票250万を目指すが、党勢の長期低迷は深刻な上、躍進する共産党に票が流れており、2議席確保は極めて厳しい情勢だ。
そんな中、知名度に勝る福島氏にしてみれば、合流発言をした吉田氏の「自損事故」(党関係者)で、票の上積みが見込めるという見方が広がる。
とはいえ、民進党側からすれば、福島氏は生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表と並んで「合流したくない国会議員の筆頭格」(民進党幹部)。民進党には、沖縄の米軍基地問題をめぐり旧民主党との連立政権を離脱したのは福島党首時代の社民党だっただけに反発は根強く、合流すれば公認されない可能性さえあった。
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吉田氏の合流発言を契機に報道陣の取材に応じないよう党本部が指示していたにもかかわらず、福島氏が13日、記者団に「あまりに唐突」と不満をぶちまけたのも、自身の民進党入りの道は断たれていることを織り込んだ上で、あえて支持者を意識した発信との指摘がある。
こうした党内政局の要素をはらみながらも、吉田氏の合流発言に対し福島氏ら党内は一斉に反発。予定していた吉田氏の沖縄入りを照屋氏が断るなど波紋は広がり、吉田氏は窮地に追い込まれていく。極めつきは臨時の常任幹事会の前日、又市氏との会談だった。
「合流発言をしたら照屋氏がどう思うか、福島氏がどう思うか。頭の体操を言うんじゃない!」
又市氏の一喝に、吉田氏は腕組みしたまま「う〜ん」と唸るしかなかった。この瞬間、発言撤回、謝罪-という流れは決まった。党は、吉田氏の発言撤回に合わせて「民進党との合流は選択肢としてありえず、幹事会は参院選を一致結束して闘うことを再確認した」とする見解も用意した。
「吉田氏の心境は痛いほどよく分かる」(連合幹部)。同情論も飛び交う中、吉田氏が民進党との合流も選択肢と発言した背景には、現状では生き残れないという悲鳴にも似た危機感がある。福島氏が言うように合流構想も決して「唐突」ではなかった。伏線は随所にみられた。
昨年には民主党(当時)のリベラル系議員が維新の党との合流で保守勢力が強まることへの懸念から「一緒にどうですか」と合流を打診した。今年3月末の民進党結党直後も、民進党側から「野党4党の共通政策を膨らませて一緒にやりましょう」と打診を受けたが、いずれも社民党の返事は「NO」だった。
今年2月には吉田氏ら社民党と民進党の組織内候補を支援する自治労の川本淳委員長が吉田、又市両氏に対し、民維合流を念頭に「社民党はどうするのか」と聞いた。だが、社民党はその後の常任幹事会で、理念や基本政策の違いから合流しない方針を確認した。
それでも、吉田氏は選択肢の一つとして温め続けていた。小林節慶応大名誉教授が提唱していた他党との統一名簿方式の実現が不透明な情勢も拍車をかけた。
これまで社民党と民進党の組織内候補を支援してきた自治労の思惑も絡む。社民党に加え、民進党の党勢も低迷し、このままでは吉田氏と民進党の組織内候補の江崎孝氏の2人とも参院選で落選しかねないとの危機感があり、合流に前向きとされた。
ところが、吉田氏の合流発言に、吉田氏の地元、大分県を含む社民党系自治労の地方組織が猛然と反発した。党幹部も「合流しても2人とも当選するかは疑問だ」との指摘もあり、吉田氏の合流構想は最初から現実味に乏しかったといえる。
社民党は今回の参院選で政党要件の一つである「国会議員5人以上」を欠いた場合でも、前回参院選で得票率2%以上に届いており、政党要件を失わない。だが、合流構想は頓挫、統一名簿方式も困難。残された選択肢は単独路線-。
「座して死を待つより立って闘う決意を!」
2月20日の社民党大会で又市氏は参院選に向けて気勢を上げたが、前身の社会党結党から71年の歴史を誇る“護憲政党”に、明るい未来はみえない。
「今から思えば合流していても良かったと思うけどね…」。参院選まで約1カ月半。党関係者のぼやきはもはや「後の祭り」だ。
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国会議員5名を失っても全国2%の得票を維持しておけば政党要件失わないんでしたっけ?
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>>384
自由連合の例がありますよね、2%で政党維持
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>>384
以下の要件をいずれか満たしていれば大丈夫です。
自民、民進、公明、共産はいずれも満たす。
・政党要件
政党名、2010年参院選、2013年参院選、2014年衆院選、所属議員5名
日大、×、×、○、○
改革、○、×、×、×
生活、×、×、×、○
社民、○、○、○、○
大阪、×、×、×、○
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http://news.livedoor.com/article/detail/11580588/
福島瑞穂が原因で始まった社民党の内ゲバ 民進党との合流をめぐり
2016年5月28日 5時57分 デイリー新潮
初夏の訪れを告げるほととぎすの鳴き声を、誰よりも早く聞きたくて徹夜したのは清少納言。翻って、参院選が近づくなか、ホーホケキョが「ホー、センキョ」に聞こえるのは永田町の住民。自身の当選がままならぬゆえに、その響きを聞くのは耳が痛い吉田忠智・社民党党首(60)が、「民進党への合流」を訴えた。が、利己的に振舞う福島瑞穂前党首(60)に、この内ゲバは一旦、鎮圧された恰好だ。
***
問題の提案が党首本人からなされたのは、去る5月12日のことだった。
「この日、党所属の国会議員5人ら幹部が集まる常任幹事会が開かれていました」
とは、野党担当キャップ。
「その場では、小林節さん(慶応大名誉教授)が設立した政治団体『国民怒りの声』との協力を模索できないかということを主に話し合った。そんななか、幹事会の最後に吉田さんが、“民進党との合流も選択肢の1つだ”と言い始めたわけです」
福島瑞穂・社民党前党首(60)
吉田氏の発言の背景には、「座して死を待つのか否か」という運命論が横たわっている。
「来る参院選で、吉田・福島の両氏は改選を迎えます。比例代表で2人が当選するためには250万票は必要ですが、前回は約126万票で1議席に留まった。それを踏まえれば、今回も『1』が限界で、知名度で福島さんに圧倒される吉田さんに当選の目はゼロ。逆に、福島さんはこのままでいた方が、当選はより確実だと考えているはず」(同)
果たして、常任幹事会の散会後、出席者は異口同音に合流を否定。そして、その“急先鋒”が他ならぬ福島氏だった。実際、記者や周辺に対して、こんな風に漏らしている。
「小林節さんが何を考えているのか、これから聞いてみないとね、というような話が進んでいたんです。それが唐突に吉田さんが……」
■自分が当選する環境
福島氏はこう続けた。
「『民進との合流』を持ち出してきて。私たちはみな、“え?”と思ったんですが、そのまま会議が終わってしまった。とにかく、党内で正式に議論したわけでもなんでもありません。地方議員や党員のみなさんにどうやって説明するんですか」
ともあれ、党首の発言に従ってメディアは、〈社民、民進と合流検討〉(日経12日付夕刊)などと、報道したが、社民党本部は、
「そのような提案や決定は行っておらず、今回の報道は事実無根である」
と、本部自ら、党首提案の事実を否定するのだ。もっとも、吉田氏の周辺は、
「合流の流れは止められませんよ。党首は確信を持って動いています」
こう不敵な笑みを浮かべるばかり。
「吉田さんは今年の2月から、岡田さん(民進党代表)とやりとりしてきたんです」
と、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が後を受けて、
「ただ、社民は一枚岩でないだけに膠着状態にある。今後、野党再編の機運は高まっていきますから、(1)社民解党後に民進へ合流、(2)吉田さんだけ離党して民進に入党、(3)現状維持で参院選、と流動的。ただ、(1)(2)は民進内のアレルギーをどう抑えるかが大きな課題だし、(3)だと言わずもがなで展望がない。『合流宣言』は社民の断末魔でもあるのです」
最後に、永田町関係者が福島氏の胸中を明かす。
「党首を03〜13年まで10年も務め、党存続のために汗をかきまくった。だから今回は、“政治家として自分が当選する環境を作るのは当たり前”というのが本音。極めて小さな所帯ながらも、あの党には現実路線派と理想主義派がある。福島には、両陣営のバランスを取ってやってきたという自負が強い」
とはいえ、福島氏が党首在任中、社民は国会内の勢力を半減させている。かいたのは冷や汗の間違いではないか。
ところで、ほととぎすは古来、「テッペンカケタカ」と鳴くと言われる。党首という天辺の存在感が欠けた状況では、護憲の旗がたなびく筈もないのである。
「ワイド特集 五月晴れの五月病」より
「週刊新潮」2016年5月26日号 掲載
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>>386
これ、わかりやすいですね
でも、、、日本の心って議員数3人ですよね?
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>>385-386
有り難うございます。
政党商法の自由連合をすっかり忘れてました!
先日徳洲会が運営する市民病院掛かって虎雄に思いを馳せてきたばかりなのにw
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>>388
そのとおりです。
失礼しました。。。
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http://news.livedoor.com/article/detail/11600708/
【2016参院選】「比例は社民に!」 吉田党首の訴えに聴衆たったの10人 水戸
2016年6月4日 0時18分 産経新聞
参院選に向け各党が本腰を入れる中、今回改選を迎え、比例代表から出馬する社民党の吉田忠智党首は3日、水戸市で街頭演説を行った。
自らの当選に向け、懸命に「比例代表は社民党」と訴えたが、そのうちの1カ所では、聴衆はわずか10人程度。通常国会閉会後、党首が茨城入りするのは社民党が“第1号”だが、何とも寂しい展開となった。
「どうかみなさん、投票に行ってください。比例代表は社民党、そして私、吉田忠智に温かいご支援、ご支持をいただけますよう、心からお願い申し上げます」
3日午後3時過ぎの水戸市内にある有名スーパーマーケット店前。吉田氏は力強くマイクを握り、声を張り上げた。だが、集まった聴衆が約10人とあっては拍手もまばら。それでもめげることはなかった。
それもそのはず。何人集まろうと、自らの当落がかかる今回の参院選。贅沢は言っていられない。
茨城選挙区の改選数は2。これまで自民党と旧民主党が議席を分け合ってきた経緯があり、今回も自民、民進両党の候補者を中心に選挙戦は展開されることになりそうだ。このため、参院選は盛り上がりに欠いたものになる可能性は高い。しかも、社民党は茨城選挙区に候補者を擁立する予定はない。
そんな状況下であっても、茨城に足を踏み入れたのは、少しでも比例票を掘り起こしたいからにほかならない。
吉田氏が「社民党が参院選を戦う状況は極めて厳しい。民進党との合流も一つの選択肢」と発言したのは5月12日の常任幹事会。自らの当選のために、民進党の比例票が喉から手が出るほど欲しかったに違いない。だが、福島瑞穂副党首ら党内から反発が続出。発言撤回に追い込まれた。
もはや背水の陣-。
自民党が憲法改正の優先項目に掲げる緊急事態条項の創設について「これはあのドイツでヒトラーが台頭したときと内容が同じなんです。そんな危険な『憲法の改悪』を行おうとしている」とヒトラーを引き合いに出して批判した。
「憲法を守らない、国民の命や暮らしを守らない『安倍政治』を、このまま続けていいのか。このことが参院選では問われております」「安倍晋三首相は憲法9条を変えて、自衛隊を国防軍に変えて、集団的自衛権をフルに発動できる状況を作りたいと思っているんでしょう」とも語った。
必死の形相を浮かべ、首相をこき下ろしていたが、強気の発言の裏には悲壮感がにじんでいた。(坂井広志、上村茉由)
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1388412245/1471
>参院比例に3新人=社民
>桂川悟氏(64)、伊藤善規氏(67)、平岡房子氏(63)
それぞれ京都府連代表,長久手町議(県連書記局),土浦市議選落選(元小学校教諭)
問われる存在感
(6)社民 桂川悟府連代表
http://www.kyoto-np.co.jp/info/senkyo/2014kyoto/20140207_10.html
護憲勢力結集図る
こう臨む4・6府知事選
-主な争点は。
「まずは景気対策だ。景気対策の効果は地域に波及しておらず、消費税増税でさらに景気が冷え込む可能性もある。府の経済状況をどう好転させるかが鍵になる。府民は生活に直結する課題に注目している」
「もう一つの大きな課題が、京丹後市への米軍Xバンドレーダー基地建設への考え方だ。新たな米軍基地をつくることには反対だ。集団的自衛権への危惧やアベノミクスによる所得格差への懸念を表明している山田啓二氏を現時点では評価しているが、レーダー基地への対応は納得できない。今回は自主投票で臨む可能性もある」
-東京都知事選で社民党は共産党と同じ候補を推薦したが。
「東京では結果的に同じ候補を推すことになったが、共産党は大衆運動を党の支持勢力に取り込み、分裂させてきた歴史的な経過がある。京都での共闘は難しい」
-党所属の地方議員は3人だけになった。
「党勢復活への道のりは険しいが、地道に党の訴えを伝えていくことが大事だと考える。知事選でも地域に出て住民の声に耳を傾けながら護憲リベラル勢力の結集を図りたい」
82年以降、保守・中道支援
社会党だった1950年知事選で蜷川虎三氏を公認候補として擁立。7期28年の革新府政を支えたが、蜷川氏引退後の78年で共産党とは別候補を立てた。82年選挙以降は保守・中道陣営の候補を推薦・支援している。
【2014年02月16日掲載】
愛知で伊藤善規さん公認
大分で後藤慎太郎さん推薦
カテゴリー:お知らせ プレスリリース?投稿日:2013-05-29
http://www5.sdp.or.jp/topics/2013/05/29/%E6%84%9B%E7%9F%A5%E3%81%A7%E4%BC%8A%E8%97%A4%E5%96%84%E8%A6%8F%E3%81%95%E3%82%93%E5%85%AC%E8%AA%8D-%E5%A4%A7%E5%88%86%E3%81%A7%E5%BE%8C%E8%97%A4%E6%85%8E%E5%A4%AA%E9%83%8E%E3%81%95%E3%82%93%E6%8E%A8/
■参院選予定候補者を決定 党全国連合常任幹事会は23 日、参院選愛知選挙区(定数3)の候補者として党愛知県連合幹事長で新人の伊藤善規(いとう・よしき)さん(64)を公認し、同大分選挙区(同1)の候補 者として農業生産法人代表で新人の後藤慎太郎(ごとう・しんたろう)さん(38)の推薦を決定した。
伊藤さんは49年生まれ。愛知大中退後、社会党愛知県本部書記局に勤め、79年、長久手町議に初当選(2期)。長野県上松技術専門校で学んだ木工技術を生かし、93年に家具工房「こがらし」を設立。今年3月から党県連幹事長を務める。
後藤さんは75年生まれ。大阪経法大卒業後、大分市農協勤務のかたわら大分大大学院の社会人枠で学び、修士課程修了。04年に農業生産法人の西日本農業社を設立。現在は大分県臼杵市で耕作放棄地を借り受け、コメ、麦の生産と食品加工などを手がける。
推薦を決定した16日の党県連支部代表者会議で後藤さんは「沖縄の基地や福島で苦しんでいる人たちのためにも大分で頑張りたい。自民党の打ち出した農業政策は選挙目当てとしか思えない。地域の声なき声を訴えたい」と決意を語った。
平岡房子
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B9%B3%E5%B2%A1%E6%88%BF%E5%AD%90&oq=%E5%B9%B3%E5%B2%A1%E6%88%BF%E5%AD%90&aqs=chrome..69i57.98772j0j4&sourceid=chrome&ie=UTF-8
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052900214&g=pol
野党共闘、同日選でも可能=志位共産委員長
共産党の志位和夫委員長は29日、静岡市で講演し、次期衆院選小選挙区での野党共闘について「民進党との間で突っ込んだ協議を開始している。仮に(夏の参院選と合わせた)衆参同日選となれば、一挙に連携態勢をつくり上げることが必ずできると断言しておきたい」と述べ、候補者調整に自信を示した。
志位氏は「(同日選という)邪道を邪道と思わないのが安倍晋三首相だ。真剣な備えが必要だ」とも語った。(2016/05/29-21:06)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160605/k10010547081000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_086
共産・志位委員長 引き上げそのものを断念すべき
6月5日 19時52分
共産党の志位委員長は札幌市で街頭演説し、消費税率引き上げの再延期はアベノミクスの失敗を示すものだなどとして、引き上げそのものを断念すべきだと主張しました。
この中で、共産党の志位委員長は消費税率引き上げの再延期について、「アベノミクスと消費税大増税路線の失敗を示すものだ。安倍総理大臣は『アベノミクスのエンジンをもっと吹かす』と言っているが、欠陥車のエンジンを吹かしたら炎上し、日本経済は火の車だ。消費税率引き上げは先送りではなく、きっぱり断念すべきだ」と主張しました。
そのうえで志位氏は、参議院選挙について、「『戦争法』を強行したあとの最初の国政選挙であり、安倍政権に審判を下さなければならない。野党4党の統一候補が実現した全国32のすべての『1人区』で勝利するとともに、共産党の躍進を必ず勝ち取るため、比例代表や複数区での激戦を勝ち抜きたい」と述べ、勝利に向けて全力を挙げる考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160609/k10010551221000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_014
共産 参議院選挙公約「安保法廃止や消費増税中止を」
6月9日 19時00分
共産党は参議院選挙の公約を発表し、「民意に背く『安倍暴走政治』の全体にノーの審判を下す」として、安全保障関連法の廃止や、消費税率の10%への引き上げの中止などを打ち出しています。
共産党は9日、志位委員長らが記者会見し、参議院選挙の公約を発表しました。
この中で、「民意に背く『安倍暴走政治』の全体にノーの審判を下し、チェンジの意思を示す選挙にする」として、安全保障関連法の廃止を打ち出すとともに、今の憲法を守る立場から、安倍政権による『憲法改悪』は許さないとしています。
また、アベノミクスで格差が広がっているとして、消費税率の10%への引き上げを中止する一方、大企業や富裕層への課税を強化して、財源を確保すると明記しています。そして、財源を暮らしを支えることに振り向け、およそ3000の認可保育所を新設して待機児童の解消を目指すことや、大学の授業料を10年間で半額にすることなどを盛り込んでいます。
エネルギー政策では、すべての原発で廃炉のプロセスに入るとともに、2030年までに電力需要の4割を再生可能エネルギーで賄うことを目指すとしています。
さらに、沖縄県でアメリカ軍関係者が逮捕された事件などを踏まえ、日米地位協定を抜本的に見直し、基地のない平和で豊かな沖縄をつくるとしています。
志位委員長は「アベノミクスの問題だけに争点を狭めるわけには決していかず、民意を無視した『安倍暴走政治』の全体が問われる選挙だ。自民・公明両党と補完勢力を少数に追い込んでいきたい」と述べました。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060900789&g=pol
公明、「平和の党」は偽り=志位共産委員長が批判【16参院選】
共産党の志位和夫委員長は9日の記者会見で、公明党が参院選公約に安全保障関連法などを通じた国際貢献を盛り込んだことに関し、「これまで『平和の党』を標ぼうしてこられたようだが、完全に偽りだとはっきりした」と同党を批判した。
公明党の公約は、集団的自衛権行使を認める安保法に関し、「不断の外交努力と平和安全法制の両輪で、戦争を未然に防ぐ抑止力を高め、国際社会の平和と安全に一層の貢献を果たす」と明記した。
これについて志位氏は、公明党が当初は集団的自衛権行使に反対していたと指摘。同党の方針転換を「非常に罪が深い」と断じた。(2016/06/09-20:28)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060900755&g=pol
共産公約要旨【16参院選】
共産党が9日発表した参院選公約の要旨は次の通り。
【憲法・安全保障】安全保障関連法を廃止し、集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回。立憲主義を回復。自民党改憲案を許していいかどうかが大争点。安倍政権による憲法改悪を阻止。憲法の全条項を守る。
【経済・財政】アベノミクスのストップと格差是正のため、税金の集め方、税金の使い方、働き方の三つのチェンジ。消費税率10%への引き上げは断念。消費税に頼らない別の道で財源を確保。
大企業向け法人減税を中止。所得税・住民税最高税率を65%へ引き上げ。タックスヘイブン(租税回避地)を利用した税逃れを徹底追及。軍事費削減などと合わせ毎年度20兆円の財源確保。
社会保障を拡充。30万人分の認可保育所を増設。保育士給与を10万円アップ。国公私立大学の授業料を10年後に半減。70万人規模で月額3万円の給付制奨学金創設。ブラックバイトを根絶。非正規雇用の正規化。最低賃金を時給1500円へ引き上げ。
【その他】環太平洋連携協定(TPP)に断固反対。原発ゼロに向け、2030年までに電力の4割を再生可能エネルギーで確保。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を無条件撤去。日米地位協定を抜本改正。男女賃金格差を是正。選択的夫婦別姓を導入。特定秘密保護法を廃止。被災者生活再建支援金を500万円へ引き上げ。(2016/06/09-19:23)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060900715&g=pol
大企業課税強化で格差是正=最低賃金1500円-共産公約【16参院選】
共産党は9日、アベノミクスにより生じた格差の是正などを柱に据えた参院選公約を発表した。大企業・富裕層への課税を強化すると同時に財源を子育て世代や低所得層に振り向けると強調。保育士給与の10万円アップや最低賃金の時給1500円への引き上げなどを盛り込んだ。「安倍政権による憲法改悪」阻止も掲げた。
公約は、「税金の集め方」「税金の使い方」「働き方」の「三つのチェンジ」を目指すと表明。消費税増税の「断念」を訴えるとともに、大企業向けの法人減税中止や所得税・住民税最高税率の65%への引き上げなどを明記した。こうした税制改正などにより毎年度20兆円の財源を確保できると主張している。
歳出面では30万人分の認可保育所増設や大学授業料の10年後の半減、70万人規模の給付制奨学金創設も進めるとした。労働分野の改善に「ブラックバイト」根絶なども盛り込み、全体として若年層を意識した内容となった。
また、野党共闘の軸となっている「安全保障関連法の廃止」と「立憲主義の回復」を掲げた。憲法改正では、自民党が策定した改憲案への反対に重心を置き、党内に賛否両論を抱える民進党にも配慮した。(2016/06/09-18:27)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060500240&g=pol
「憲法守れ」「野党共闘を」=参院選前に4万人集会-東京【16参院選】
7月10日投開票の参院選を控え、安全保障関連法に反対し、安倍内閣退陣を求める学生や市民の団体が5日、国会前などで大規模集会を開いた。集会には4万人以上(主催者発表)が集結。「憲法守れ」「野党は共闘を」と気勢を上げた。
学生団体「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基さん(23)は「失敗したアベノミクスを争点にしようとしているが、3分の2の議席を取り改憲したいというのが安倍首相の本音では」と指摘した。沖縄県で活動する「SEALDs RYUKYU」の元山仁士郎さん(24)は米軍属による女性遺体遺棄事件に触れ、「2度と事件を起こさせないとの思いを持った人を国会に送り出さないといけない」と強調した。
参院選で共闘を図る野党幹部らも駆け付けた。民進党の枝野幸男幹事長は「安倍政治を止められるかどうか、結果を残さないといけない」とスピーチ。日本共産党の山下芳生副委員長は「野党共闘で参院選に勝ち、安倍政権を倒そう」と訴えた。
13歳の娘を連れて参加した埼玉県入間市の大学教員石川まちこさん(42)は「参院選での野党の言い分はまだ分からないが、自民党反対の思いを伝えるために野党を支持したい」と話した。岡山県から母親と来た女子高校生(17)は、参院選では選挙権年齢の18歳に達しないものの、「政治家に任せておけばいいと言う人も多いけど、自分の意見を言わないと」と力を込めた。 (2016/06/05-17:52)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061300413&g=pol
党の存在意義問う=吉田忠智社民党首【各党インタビュー】
-参院選の位置付けは。
立憲主義を踏みにじり、国民生活を破壊する安倍政治を続けさせるかどうかが問われる。日本の進路を左右する極めて重要な選挙で、社民党にとっても存在意義を懸けた戦いだ。多くの人から「社民党が小さくなって日本の政治が悪くなった」と言われる。日本の政治を良くするため、ぜひ社民党を大きくしてほしい。そのことを全力で訴えたい。
-32の1人区で野党4党の候補一本化が実現した。
多くの国民の強い期待の声を受けて一本化の努力を重ねてきた。社民党がその調整役、要石の役割を果たしたと思っている。候補者一本化はできたが、32通りの難しさがある。いかに協力、連携し、勝利を獲得できるか、これから問われる。
-比例代表では野党統一名簿方式を模索したが、実現しなかった。
民進党の岡田克也代表にも「統一名簿方式で戦うことが民意に応える道だ」と強く働き掛けてきたが、合意を得ることができず、残念な結果になった。
-憲法問題はどう訴えていくか。
今、重要なことは憲法を変えるのでなく、憲法の理念を生かすことだ。日本国憲法が公布されて70年。改めてその意義や重要性を国民に問いたい。安倍晋三首相は争点隠しをせず、正面から「憲法改正の国民投票を行いたい」と訴えるべきだ。
-議席目標は。
当然、全員の当選を目指すが、比例代表と選挙区を合わせて現有(改選2議席)を上回る3議席以上の勝利に向け、全力を挙げたい。比例は前回から倍増の250万票が目標だ。
-野党全体の目標は。
まず改憲勢力に(改正発議に必要な)3分の2を与えないのが第1目標だ。第2目標は自民、公明両党を過半数割れに追い込むこと。そういう意気込みで戦いたい。
-5月に「民進党との合流も選択肢」と発言し、党内の反発で撤回したが、余波はないか。
むしろ、あの発言が(党内引き締めへ)危機感を強めるきっかけになった。全国の皆さんと危機感を共有し、戦う態勢の強化につなげていきたい。(2016/06/13-14:32)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061400665&g=pol
「暴走止める」、写真なし=社民参院選ポスター【16参院選】
社民党は14日、参院選のポスターと公約を発表した。ポスターでは写真を一切使わず、大きな文字で「アベ政治の暴走を止める」とのスローガンを掲げた。吉田忠智党首は記者会見で「今回の参院選はこれに尽きる。戦争法(安全保障関連法)廃止を求めて立ち上がった国民の声を集約した言葉だ」と力説した。
公約では、自衛隊の装備や活動を制限する「平和創造基本法」や、2025年までの実現を目指す「脱原発基本法」制定を明記。安倍晋三首相が再延期を表明した消費税増税に関しては「先送りではなく中止」を主張し、富裕税創設など格差是正に向けた税制改革に取り組む方針も盛り込んだ。 (2016/06/14-16:46)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160614/k10010556231000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_018
社民 参議院選挙公約 「安倍政治の暴走止める」
6月14日 19時01分
社民党は参議院選挙の公約を発表し、安倍政治の暴走を止めるとして、安全保障関連法の廃止や、消費税率の10%への引き上げの中止などを打ち出しています。
社民党は14日に吉田党首が記者会見し、参議院選挙の公約を発表しました。
公約では参議院選挙を、安倍政治の暴走を止め民主主義を取り戻すチャンスと位置づけたうえで、「戦争をしない国をめざす」として、平和憲法を変えさせず安全保障関連法は廃止するとしています。
また、「アベノミクスによる国民生活の破壊を許さない」として、消費税率の10%への引き上げを中止することや、大企業の法人税率の引き上げなど、公平・公正な税制改革を実現すること。それに、最低賃金を当面、全国一律に時給1000円に引き上げることを盛り込みました。
エネルギー政策では、既存の原発の再稼働に反対し、再生可能エネルギーの割合を2050年までに100%とすることを目指すとしています。
さらに、沖縄のアメリカ軍普天間基地の閉鎖・撤去と、県内移設の断念を求めるとしています。
吉田党首は「党の存在意義がかかる正念場の戦いだ。改憲勢力に3分の2以上の議席を与えないことはもとより、与党を過半数割れに追い込むために先頭に立って戦う決意だ」と述べました。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800186&g=pol
自衛隊解消、国民合意を尊重=志位和夫共産委員長【各党インタビュー】
-参院選の争点は。
安全保障法制、憲法改正、アベノミクス、環太平洋連携協定(TPP)、原発、沖縄米軍基地。どれも民意に背く暴走であり、その全体が問われる。共産党の躍進により、安倍暴走政治にノーの審判を下し、チェンジの意思を示していく。
-何を訴えるか。
自民党の改憲草案は、憲法によって権力を縛るのではなく、国民を縛り付ける大変質だ。立憲主義を完全に破壊するような憲法改悪を許さないということも大いに訴えたい。
もう一つは、経済政策の転換。アベノミクスは完全に失敗した。消費税10%への増税は先送りでなく、きっぱり断念する。最低賃金は今すぐどこでも自給1000円。(その後)1500円を目指す。
-党としての目標と、野党4党での目標は。
比例代表で850万票以上、9議席にチャレンジしたい。13の複数区では議席確保を目指し、香川選挙区(改選数1)の共産党公認の野党統一候補は責任を持って勝たせる。
野党全体では、全国32の1人区全てで、安保法制廃止、立憲主義の回復、安倍政権打倒という大義の下に、画期的な野党と市民の共闘態勢ができた。戦後日本史の中で初めてのチャレンジであり、ぜひ成功させたい。
-比例票をどう掘り起こすか。
安倍政権に代わる責任ある政権構想「国民連合政府」を示している。共産党ならではの値打ちをいろんな角度から語り、「比例は共産党」と訴えていきたい。
-民進党内には、日米安保条約廃棄、自衛隊解消を綱領に掲げる共産党と連立政権は組めないとの声がある。
仮に野党の連立政権になれば、日米安保条約、自衛隊、天皇制についての不一致点は政権内に持ち込まない。安保法制を廃止し、立憲主義を取り戻すという一致点でよく連携し、不一致点は横に置くのが連立政権の在り方として一番合理的だ。
-綱領を変更する余地はあるか。
自衛隊の解消は将来の展望として掲げている。本格的に政権を担ったとしても、すぐに手を付けるつもりはない。圧倒的な国民の多数が、もう自衛隊なしでも大丈夫だと合意したときに、初めて自衛隊の段階的な解消に着手する。(2016/06/18-14:57)
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>「民主社会主義」とは、社会の一握りが富を独占していると不公平を訴えることにより、富を富裕層から合法的に盗むことを指す。社会全体の貧困化させることによって格差是正が達成される。政府に権力を集中させ、民間企業や個人の権限を抑え込む。(5月16日付「ウォール・ストリート・ジャーナル」、ブレット・ステファンズのコラム)
此処で格差問題に思考停止してはいけないんだけどねぇ。。
問題は価格メカニズムを壊してしまう事で,良い塩梅でそれを抑える事が出来ないなら一寸貧困層が救えるからと云って再配分政策なんてやるべきではなく自由競争主義者はそう考えてるのだと思うけど,社会改良主義者・進歩主義者としては人類の叡智を信じて適度な再配分の実行可能性を信じたいのである。
流石フリードマンw>もし社会主義政権にサハラ砂漠を管理させたら、すぐに砂が足りなくなる
「国家崩壊」寸前、ベネズエラ国民を苦しめる社会主義の失敗
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/post-5123.php
Venezuelan apocalypse: Some Updates on the Epic Failure of Socialism in Oil-Rich Venezuela
2016年5月19日(木)19時06分
マーク・ペリー(米ミシガン大学教授)
原油の確認埋蔵量で世界一を誇るベネズエラの経済が、長年の社会主義政権のつけで崩壊寸前の危機にある。「経済的崩壊」が現実味を帯びてきたと言っていい。以下に、ベネズエラの状況を伝えた各メディアのレポートを紹介する。
1. ベネズエラ経済は、風が吹かれるクレーンのようなものだ。いつ倒れてもおかしくない。原因はただ一つ、同国の徹底した社会主義体制だ。米大統領選の自称社会主義者、バーニー・サンダースと彼の支持者が、なぜ身近にある社会主義の末路を気にも留めていないのか不可解だ。
信じられないことだが、原油の埋蔵量で世界一のベネズエラが、今や原油を輸入している。ノーベル経済学賞を受賞したミルトン・フリードマンはかつて「もし社会主義政権にサハラ砂漠を管理させたら、すぐに砂が足りなくなる」と語ったが、ベネズエラの状況はその説明にぴったり当てはまる。
社会主義政権の下、食料やトイレットペーパー、紙おむつ、薬などのあらゆる必需品の不足も深刻を極めている。すべて政府による計画経済や通貨統制、物価急騰が原因だ。
IMF(国際通貨基金)によると、社会主義体制下の18年間に政府が浪費を続けたおかげで、ベネズエラのインフレ率は720%に達する。凶悪犯罪の発生率も世界最悪で、メキシコのNGOが発表した「世界で最も危険な都市ランキング」では首都カラカスがワースト1位になった。(2016年2月5日付「インベスターズ・ビジネス・デイリー」)
『肩をすくめるアトラス』の世界
2. 「飢えをしのぐために犬や猫、鳩狩りをする国民:ベネズエラでは経済危機と食料不足で略奪や動物狩りが横行」。(2016年5月4日付「パンナム・ポスト」見出し)
3. ニコラス・マドゥロ大統領が、操業を停止した工場の差し押さえや経営者の逮捕など、政府による取締りの強化を表明。(計画経済に移行したアメリカが衰退していく模様を描いた)アイン・ランドの小説『肩をすくめるアトラス』が現実に。(2016年5月15日付BBCニュース)
4. 「瀕死の乳児にも投与する薬なし:機能不全に陥ったベネズエラの病院」
ベネズエラでは経済危機の影響で命を落とす人が後を絶たない。とりわけ医療が危機的状況にある。ニコラス・マドゥロ大統領はついに経済緊急事態を発令し、国家崩壊の懸念もささやかれ始めた。
医療現場は経済危機の影響をもろに受けている。治療に必要な手袋や石鹸がなくなる病院も出てきた。がん治療薬は闇市場でしか手に入らなくなってきている。電力不足も深刻で、政府は節電目的で公務員の出勤を週2日に制限した。(5月15日付「ニューヨークタイムズ」日曜版)
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>>401-402
5. 「社会主義」とは、ベネズエラの惨状を伝える報道写真が象徴するように、衛生状態が最悪な手術室や壊れた保育器、血だまりの中で横たわって治療を待つ患者、抗生物質が手に入らないために命を落とす犠牲者など、国民を悲惨な結果へ導く精神的な毒を指す。
これに対し「民主社会主義」とは、社会の一握りが富を独占していると不公平を訴えることにより、富を富裕層から合法的に盗むことを指す。社会全体の貧困化させることによって格差是正が達成される。政府に権力を集中させ、民間企業や個人の権限を抑え込む。(5月16日付「ウォール・ストリート・ジャーナル」、ブレット・ステファンズのコラム)
6. 過去数十年間でベネズエラから国外へ逃れた医師の数は1万3000人に上ると推計される。医師不足解消の助け舟としてキューバ政府がベネズエラに医師を派遣したが、派遣されたキューバ人の医師たちは、ベネズエラからコロンビア経由でアメリカを目指す始末だ。だがそうなるのも無理はない。ベネズエラでは医師も診療報酬を減らされ、料理に使う油や食料品を購入するのもままならない状況なのだ。(4月26日付「リーズン」)
7. ベネズエラでは急激な物価上昇に対応するため貨幣を増刷しようにも、そのための紙代を支払う資金すらない。(4月27日付「ブルームバーグ」)
8. 食料不足で苦しむベネズエラでは、食料品店を狙った略奪が日常茶飯事だ。(ロイター/ビデオ)
9. ベネズエラは原油埋蔵量が世界一であるにも関わらず、政府が国民の生存に必要な食料や医薬品すら供給できない事態に陥っている。(CNN)
稼いだ外貨を使いきった指導者
10. ベネズエラの経済危機は、1990年代末から続くウゴ・チャベス前大統領とニコラス・マドゥロ現大統領による社会主義政権が掲げた約束がイリュージョンだったことを露呈している。
外貨収入の96%を原油に依存しているベネズエラでは、原油価格が高かった時代には、住宅環境や食料供給の改善、賃金上昇や福祉の充実によって国民も恩恵を感じることができた。
だがベネズエラ政府は持続可能な経済への構造転換に失敗した。せめて石油で潤った外貨収入を蓄えておけば2014年に始まった不況による影響を多少なりとも抑えられたであろうに、政権はそれすらばらまき政治に利用した。(5月17日付「ニューヨークタイムズ」社説、ベネズエラの経済危機の元凶は社会主義体制だと批判して)
──ニューヨークタイムズはさらに、ベネズエラの殺人発生率は一日当たり52.2人、約28分ごとに一人が殺害される計算だと指摘している。
チャベスとマドゥロによる社会主義政権の終焉が近いことはしばらく前から明らかだった。それにも関わらず、左派の論客のなかにはつい数年前まで、チャベスとベネズエラの経済政策を全面的に支持する意見があった。以下に興味深い例を2つ紹介する。
11. デービッド・シロタは「ウゴ・チャベスによる経済の奇跡」とした記事の中で、チャベスの経済政策を絶賛した。(2013年3月6日付「サロン」)
12. 左派寄りの経済学者マーク・ウェイスブロットは、ベネズエラの経済政策に対する批判に反論して「ベネズエラ経済はラテンアメリカ版の(財政破綻の危機にある)ギリシャではない。ベネズエラの経済的崩壊はあり得ない」と主張した。(2013年11月7日付「ガーディアン」)
Mark J. Perry is concurrently a scholar at AEI and a professor of economics and finance at the University of Michigan's Flint campus.
Reprinted with permission from the American Enterprise Institute.
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上げ潮の共産党だからな。前回の上げ潮時に唯我独尊路線を取って結局一時的に終わってしまったのを理解しているようである。
大健闘の共産党 参院選比例代表目標上回る900万票も
NEWSポストセブン 2016年6月27日 16時00分 (2016年6月27日 16時33分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160627/Postseven_424473.html
自公にとって楽勝ムードだったはずの参院選が、一転して緊迫感に包まれている。共産党の支持率が急上昇しているというデータに、自公が過剰なまでの危機感を覚えているのだ。
参院選は「安倍自民党vs共産党」の戦いの様相を呈してきた。まるで巨大な敵に怯えるように共産党批判のボルテージをあげているのが安倍晋三・首相だ。
「共産党は『自衛隊解散』を綱領に書いている」
「共産党は日米同盟を破棄しようとしている。民進党は選挙のためなら共産党と手を組む」
全国の遊説先でそう連呼し、敵は共産党しか眼中にない。野党第一党の民進党など“共産党の刺身のつま”扱いなのだ。
自民党は参院選戦略として「有権者の共産党に対する拒否感を刺激する」という方針を掲げ、選挙前から〈野党統一候補=民共合作候補〉と赤字で大書したビラを配布。共産党が綱領に日米安保条約廃棄、自衛隊解消を掲げている問題を厳しく突く作戦でネガティブキャンペーンを張ってきた。ところが、それでも共産党の勢いは止まらない。安倍首相に衝撃を与えたのが参院選の情勢調査の数字だ。
自民党選対本部は3月から6月まで毎月、参院選の各選挙区の調査を行なっている。本誌が独自入手した調査結果によると、複数区の埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知などで共産党候補が大健闘し、自民、公明の与党候補を脅かしているのである。ざっと見ていこう。
自公民が改選議席を持っていた埼玉選挙区(改選定数3)では、今回、自民、民進の現職候補に次いで共産党候補(支持率約19%)が3位の当選圏内に入り、4位の公明党現職(約13%)に大きく水をあけている。自民、民進が候補を2人ずつ立てた激戦区の千葉選挙区(同3)でも、自民、民進の現職に続いて共産党候補(約13%)が3議席目を争い、6月調査でついに自民党2人目の新人候補(約12%)を 差で逆転した。
候補者31人と大混戦の東京選挙区(同6)でも猛威を振るっている。わかりやすく候補者名をあげて情勢を見ていくと、1位は民進・蓮舫氏(約19%)、2位の自民・中川雅治氏(約17%)と続き、共産党の山添拓氏(約13%)が3位争いを展開。なんと、前々回2位当選の公明党現職・竹谷としこ氏(約7%)にダブルスコアをつけている。
また、神奈川(同4)は共産候補(約10%)と公明候補(約10%)、自民党推薦候補(約11%)がほぼ横一線で3〜4位の2議席を争い、愛知(同4)でも同様に共産党候補(約10%)が公明党候補(約9%)、民進党新人(約8%)と三つ巴で3〜4位の2議席を争っている。
その勢いはここに来てさらに増している。産経新聞・FNNの調査(6月18〜19日)によると、共産党の政党支持率は5月調査の3.8%から5割増の5.7%に急伸、参院選比例代表で投票したい政党でも7.4%に達しているのだ。
共産党は今回の参院選で過去最高の「比例代表850万票」の目標を掲げているが、ジャーナリストの角谷浩一氏は、「都市部での地盤固めが進んでおり、目標を上回る900万票をうかがう勢いです」と読む。
「900万票」という数字は前回参院選(2013年)の比例代表での政党別得票と比較すると、公明党(約757万票)、旧民主党(約713万票)を上回り、自民党(約1850万票)に次ぐ第2位の得票数に相当する。
※週刊ポスト2016年7月8日号
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1837 :チバQ :2016/06/27(月) 23:39:54
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1606270061.html
【共産「人殺し予算」発言】与党は民共攻撃、民進党内からも「ひどい発言」 共産党の志位和夫委員長は「口頭注意し解決した」と強調するが…
19:54産経新聞
【共産「人殺し予算」発言】与党は民共攻撃、民進党内からも「ひどい発言」 共産党の志位和夫委員長は「口頭注意し解決した」と強調するが…
藤野保史・共産党政策委員長(古厩正樹撮影)
(産経新聞)
共産党の藤野保史政策委員長が26日のNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことが与野党に波紋を広げている。与党は27日、参院選の街頭演説で藤野氏の発言を取り上げて激しく非難。野党は共産党が釈明に追われる一方、共闘する民進党からも批判の声が上がった。
安倍晋三首相(自民党総裁)は神戸市での街頭演説で、藤野氏の発言に触れ、「批判が多いので取り消したようだ。当たり前だ」と訴えた。さらに「子供たちの将来、私たちの安全を無責任な民進党、共産党に託すのか」と強調し、共産党と共闘する民進党にも批判の矛先を向けた。
公明党幹部は藤野氏の発言について「信じられない。今後の街頭演説でも追及していく」と指摘。斉藤鉄夫選対委員長は神奈川県鎌倉市での街頭演説で、違憲とする自衛隊を当面存続させる共産党の主張に関し「憲法違反と言うなら、廃止すべきだ。憲法をないがしろにしているのは共産党の方だ」と牽制した。
おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)も記者団に「少しずつ化けの皮がはがれてきている。共産党と組むことはそういう考え方で一致するということだ」と述べ、民共連携を批判。番組で民進党の山尾志桜里政調会長が藤野氏の発言にコメントしなかったことに触れ、「ダンマリを決め込んで本当にそれでいいのか。根本から違うのに野合で選挙互助会になっている」と切り捨てた。
26日は沈黙していた民進党幹部だが、27日は枝野幸男幹事長が川崎市で、「自衛官や関係者に不快感を与える。どんな政党であれ、そうした(発言をする)ことのないようにすべきだ」と記者団に語った。
前原誠司元外相は埼玉県行田市で記者団に「自衛隊は専守防衛を行うために極めて重要な役割を果たしている。極めて悪質でひどい発言だ」と不快感を表明。災害時の自衛隊の献身的な役割にも言及し、「身をとしてやっている隊員に対して極めて失礼で無礼だ」とも強調した。
一方、共産党の志位和夫委員長は埼玉県川口市で記者団に「海外での戦争のための装備などを念頭に言ったが、そういう前提なしに発言した。私たちも、あの発言は不適切だと考える」と釈明。藤野氏を口頭で注意したことを明らかにした上で「これで解決したと思っている」と強調したが、謝罪の言葉はなかった。
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>>403
別に共産は唯我独尊とは思えないけど
答弁には答えないし批判に逆切れするし気に入らない報道を叩く自民は唯我独尊だと思いますが
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2016年 06月 28日 08:31
コラム:欧米政治「急進化」を阻む救世主はいるか=嶋津洋樹氏
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1401097607/1287-1288
嶋津洋樹 SMBC日興証券 シニアマーケットエコノミスト
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1861 :チバQ :2016/06/29(水) 02:07:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000139-jij-pol
藤野政策委員長を更迭=「人を殺す予算」で批判受け―共産
時事通信 6月28日(火)22時9分配信
共産党の藤野保史政策委員長(46)は28日夜、党本部で記者会見し、防衛費について「人を殺すための予算」と述べた自らの発言は不適切だったとして、政策委員長の辞任を表明した。
同日の持ち回りの常任幹部会で決定した。政府・与党から批判が相次いだのに加え、参院選で共闘する民進党からも問題視する声が上がったのを踏まえ、共産党として事実上の更迭に踏み切ったものだ。
国政選挙の期間中に政党の主要幹部が辞任するのは異例。後任は当面置かず、小池晃書記局長が兼務する。
藤野氏は会見で、発言内容は防衛予算を全否定はしていない党の立場に反したと説明。「自衛隊の皆さんを傷つけるものになり、深く反省し、国民に心からおわび申し上げる。野党共闘の関係者や支持者に多大な迷惑をおかけした」と陳謝した。
藤野氏の発言は26日のNHKの討論番組で出たもので、同日中に取り消した。しかし、政府・与党は発言をとらえて野党共闘への攻撃を強め、菅義偉官房長官は28日、横浜市内の街頭演説で「民共合作の無責任さの象徴だ」と強調。民進党からも「自衛官ら関係者に不快感を与えた」(枝野幸男幹事長)との声が出た。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160626/k10010572941000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_068
「人を殺すための予算」 共産 藤野氏が発言取り消す
6月26日 23時04分
26日放送されたNHKの参議院選挙特集で、共産党の藤野政策委員長は、防衛費について、「人を殺すための予算」と発言し、その後、不適切だったとして、発言を取り消すとするコメントを発表しました。
この中で共産党の藤野政策委員長は今年度の防衛費について、「軍事費は戦後初めて5兆円を超えたが、人を殺すための予算ではなく、人を支えて育てる予算を優先していくべきだ」と発言し、自民党などから、「不適切な発言だ」として批判が出されていました。
この発言について、藤野氏は26日夕方、「発言は安全保障法制と一体に海外派兵用の武器や装備が拡大していることを念頭に置いたものだったが、テレビでの発言そのものは、そうした限定をつけずに述べており、不適切であり、取り消します」というコメントを発表しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160628/k10010575681000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_047
共産 藤野氏 政策委員長を辞任
6月28日 22時08分
共産党の藤野政策委員長は、28日夜、党本部で記者会見し、先のNHKの番組で、防衛費について「人を殺すための予算」と発言したことへの責任をとりたいとして、政策委員長を辞任したことを明らかにしました。
今月26日に放送されたNHKの参議院選挙特集で、共産党の藤野政策委員長は、今年度の防衛費について、「軍事費は戦後初めて5兆円を超えたが、人を殺すための予算ではなく、人を支えて育てる予算を優先していくべきだ」と発言し、その後、発言を取り消しましたが、自民党などから「不適切な発言だ」として批判が出されていました。
藤野氏は、28日夜、党本部で記者会見し、この発言について、「多くの方々から厳しい批判を受けた。党の方針と異なる誤った発言で、自衛隊の方々を傷つけることにもなった。深く反省し、心からおわびします。また、参議院選挙をともに戦っている野党共闘の関係者や党の支持者などにも大変なご迷惑をかけた」と述べました。そのうえで、藤野氏は「撤回したが、党の方針と異なる発言をしたのは政策委員会の責任者として極めて重大だ。責任をとって職を辞したい」と述べ、28日午前、志位委員長に辞意を伝え、党の常任幹部会で了承されたことを明らかにしました。
また、同席した小池書記局長は、当面、政策委員長を兼務するとしたうえで、記者団から参議院選挙への影響を問われたのに対し、「そのような影響もあるので、われわれとしては、誠心誠意、野党共闘の前進のために力を尽くしたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160629/k10010575831000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_045
共産 藤野氏辞任で参院選への影響を最小限に
6月29日 4時45分
共産党の藤野政策委員長は、防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことへの責任をとりたいとして、28日、政策委員長を辞任しました。藤野氏の発言には、参議院選挙で連携を強める民進党からも批判が出ていたことから、共産党は、早期の辞任で選挙戦への影響を最小限にとどめたい考えです。
共産党の藤野政策委員長は、28日夜、記者会見し、防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことについて、「党の方針と異なる誤ったもので、自衛隊の方々を傷つけることにもなった」などと述べ、責任をとって政策委員長を辞任したことを明らかにしました。
藤野氏の発言に対しては、参議院選挙で候補者を一本化するなど連携を強める民進党からも「自衛隊は災害救助でも貢献しており不適切だ」などと批判が出ていたことから、共産党幹部も「野党が共闘しているなかで、おとがめなしでは、ほかの党に示しがつかない」と述べていました。
このため、共産党は、藤野氏を早期に辞任させることで参議院選挙への影響を最小限にとどめたい考えで、そろって記者会見した小池書記局長は「選挙戦への影響もあるので、誠心誠意、野党共闘の前進のために力を尽くしたい」と述べました。
これに対して、与党側は、引き続き、「自衛隊を憲法違反だとしている共産党の本質を表すものだ」と批判するとともに、共産党も含めた民進党など野党に国の安全保障を任せることはできないなどと訴えていくことにしています。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062600059&g=pol
防衛費は「人殺す予算」と共産・藤野氏=不適切と撤回、自民など批判
共産党の藤野保史政策委員長は各党の政策責任者が討論した26日のNHK番組で、防衛費について「人を殺すための予算」と発言した。藤野氏は番組の中で、自民党などからの発言撤回の要求に応じなかったが、終了後に「不適切であり、取り消す」としたコメントを発表した。
藤野氏は、国民生活をめぐる議論の中で「(2016年度予算で)軍事費は戦後初めて5兆円を超えた。人を殺すための予算ではなく、人を支え育てる予算を優先する改革が必要だ」と述べた。これに対し、自民党の稲田朋美政調会長は「言い過ぎだ」と反論。公明党の石田祝稔政調会長らは発言の取り消しを求めた。
これに関連して、共産党の志位和夫委員長は26日、京都市内で記者団に対し、藤野氏に対して注意したことを明らかにした。一方、安倍晋三首相は長野県安曇野市での街頭演説で、「泥にまみれても、雨にぬれながらも頑張っている自衛隊に対して極めて失礼な侮辱だ」と述べ、藤野氏を批判した。(2016/06/26-20:06)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062800817&g=pol
藤野政策委員長を更迭=「人を殺す予算」で批判受け-共産
共産党の藤野保史政策委員長(46)は28日夜、党本部で記者会見し、防衛費について「人を殺すための予算」と述べた自らの発言は不適切だったとして、政策委員長の辞任を表明した。同日の持ち回りの常任幹部会で決定した。政府・与党から批判が相次いだのに加え、参院選で共闘する民進党からも問題視する声が上がったのを踏まえ、共産党として事実上の更迭に踏み切ったものだ。
国政選挙の期間中に政党の主要幹部が辞任するのは異例。後任は当面置かず、小池晃書記局長が兼務する。
藤野氏は会見で、発言内容は防衛予算を全否定はしていない党の立場に反したと説明。「自衛隊の皆さんを傷つけるものになり、深く反省し、国民に心からおわび申し上げる。野党共闘の関係者や支持者に多大な迷惑をおかけした」と陳謝した。
藤野氏の発言は26日のNHKの討論番組で出たもので、同日中に取り消した。しかし、政府・与党は発言をとらえて野党共闘への攻撃を強め、菅義偉官房長官は28日、横浜市内の街頭演説で「民共合作の無責任さの象徴だ」と強調。民進党からも「自衛官ら関係者に不快感を与えた」(枝野幸男幹事長)との声が出た。
共産党は藤野氏の更迭で早期の幕引きを図りたい考えだが、選挙戦に影響を与えるのは必至だ。藤野氏は2014年衆院選の比例代表北陸信越ブロックで初当選し、当選1回。4月に政策委員長に抜てきされたばかりだった。(2016/06/28-23:24)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062800975&g=pol
藤野氏の発言要旨=共産
共産党の藤野保史政策委員長が28日の記者会見で語った要旨は次の通り。
軍事費について「人を殺すための予算」と述べたことに、多くの方々から厳しい批判をいただいた。わが党の方針と異なる誤った発言であり、結果として自衛隊の皆さんを傷つけるものともなった。深く反省し、国民に心からおわびする。選挙を共に戦っている野党共闘の関係者、支持者、党員に多大な迷惑を掛けたことをおわびする。
党の方針と異なる発言をしたことは政策委員会の責任者として極めて重大であり、責任を取ってこの職を辞したい。けさ志位和夫委員長に辞任を申し出た。防衛費全体が削減の対象だというのは党の方針ではなく、専守防衛でない海外派兵型の部分について削減すべきだと主張している。私の発言は党の方針と全く違う趣旨になっている。
災害救援などで頑張っている自衛官には心から敬意を表する。そうした頑張っている方を今度の安保法制で海外に送り、今までやらなかった危険な任務を加えるということが心にあった。そうした安保法制をなくしていく点については、頑張らないといけないという気持ちは変わらない。(2016/06/28-23:25)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160703-00000031-san-l40
参院選 背水社民党首の悲哀 九州一円で奮闘するも…反応は今ひとつ
産経新聞 7月3日(日)7時55分配信
参院選で、社民党の吉田忠智党首が2日、公示後初めて福岡入りし、街頭演説を行った。比例代表候補でもある自らの名前と、社民党を懸命にアピールする。だが、通行人の反応は今ひとつで、寂しさも漂う。(九州総局 奥原慎平)
◇
「貧困世帯が増える一方で、輸出企業は内部留保をためこむ。今がよければよいのかアベノミクス!」
吉田氏は2日、西鉄福岡(天神)駅前で安倍晋三政権批判を繰り返した。
大分県出身の吉田氏は公示後、九州一円を回る作戦を採った。
この日は週末で人通りも多い福岡の繁華街で訴え、比例票の掘り起こしを狙った。ただ、聴衆は社民党県連の関係者などの“身内”ばかりで、立ち止まる人はほとんどいなかった。
それでも、社民党など野党を支援する「市民連合ふくおか」の宮下彩さん(37)は「吉田さんは市民の側に立つ。そこを有権者に知ってもらいたい」と期待する。
社民党は平成25年参院選で125万票の比例票を集めたが、1議席にとどまった。今回はその倍増を狙うが、安倍政権への批判票を他の野党と奪い合っており、埋没気味だ。
しかも、吉田氏は比例代表では同じ改選組で、知名度がある福島瑞穂副党首とも競い合う。
吉田氏は「福島氏とはたとえそうでも、相乗効果を図る。党勢の低迷には九州の人も危機感を持っているはずだ」と信じる。
10日の投開票に向け今後も長崎や佐賀、大分で遊説を続ける。党員による声かけ活動も2倍にし、最後までファイティングポーズをとり続ける。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000177-nksports-pol
三宅洋平氏演説に窪塚洋介、山本KID徳郁ら応援
日刊スポーツ 7月9日(土)22時29分配信
東京選挙区で山本太郎参院議員の推薦を受けた、無所属の三宅洋平氏は9日、最後の演説を行いJR品川駅港南口を聴衆が埋め尽くした。
ステージ前だけでなくデッキ上にも聴衆が張り付き、陣営によると約2万人が集まった。
もともとはJR渋谷駅前のハチ公広場で最後の演説をする予定だったが陣営関係者は「あの場所は広場に2000人、交差点の向こう側も入れても5000人規模。それ以上の聴衆が見込まれていたので品川駅港南口にしました」と話した。
三宅氏は演説で「安倍晋三さんに国民栄誉賞をあげたい」と話し、その理由を「自民党改憲草案があまりにもひどく、70年も戦争をしない平和を守ってきた憲法のすばらしさを気付かせてくれたからだ」と語った。
応援演説には俳優の窪塚洋介、格闘家の山本KID徳郁らが駆けつけた。
陣営によれば、一部情勢調査では当選ラインの6位まで追い上げたとの情報もあるという。6月23日にJR高円寺駅前で行った街頭演説の動画が、58万回再生を超え、インターネットを中心に追い上げを見せている。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070500778&g=pol
安倍政権「特別に異常」=山梨で民進候補応援-共産・不破氏【16参院選】
共産党の不破哲三前議長(86)は5日夜、参院選山梨選挙区(改選数1)に立候補した民進党候補の応援のため甲府市に駆け付けた。街頭演説した不破氏は、安倍政権について「これまでの自民党政権の長い歴史の中でも特別に異常な性質を持った政権だ」と批判。安倍晋三首相による憲法改正阻止を訴えた。
不破氏は共産党内でなお「理論的支柱」とされるが、今回の参院選公示後、表立った活動をするのは初めて。野党が1人区で進める共闘をアピールするため、民進党候補が自民党候補と激戦を展開している山梨に入った。
不破氏はアベノミクスに関しても、「これまで国の政策に自分の名前を付けた人がいたか。そんな傲岸(ごうがん)無礼な人は今まで誰も出なかった」とこき下ろした。(2016/07/05-20:39)
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<参院選>共産の志位氏「もしバラバラ…もっと厳しい結果」
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/417/7cfdc818e5fa0e929a1bf5e94b38e127.html
(毎日新聞) 07月10日 23:45
◇「最初の一歩だが、大変大事な一歩」野党4党共闘を評価
共産党の志位和夫委員長は10日夜、日本テレビの参院選報道番組で、野党4党共闘について「新しい民主主義の形だ。野党と市民が『今の政治は危ない、変えなきゃならない』という大きなところで一致して、協力して選挙を戦う、と。1人区で勝利をしている。もしバラバラで野党が戦ったら、もっと厳しい結果になっていた。最初の一歩だが、大変大事な一歩」と高く評価した。次期衆院選に向けても「野党と市民の協力、共闘は発展させたいと願っている」と期待感を示した。
共産党が提案していた「国民連合政府」など野党間での政権構想については「この問題は本格的な話もしていないし、合意もできていない」としながらも「私たちは政権の問題も話し合っていきたい。(民進党などと政権を組む)そういうつもりでいる」と話した。【錦織祐一/デジタル報道センター】
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参院選 共産・志位和夫委員長、カメラマンに笑顔促されるも劣勢で暗い表情 “失言”響いたか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160710-00000569-san-pol&pos=3
産経新聞 7月10日(日)22時32分配信
共産党の志位和夫委員長は10日午後10時10分ごろ、東京・代々木の党本部の記者会見場に姿を現した。小池晃書記局長とともに、当選を果たした山添拓氏や市田忠義氏に加え、野党統一候補の名札にバラをつけた。ただ、与党の躍進を受けて表情が乏しかったのか、複数のカメラマンから「笑顔でお願いします」などと注文される場面もあった。
共産党は当初、2桁台の獲得も予想されたが、開票速報は伸び悩みを伝える情報ばかり。厳しい戦いを受け、党幹部は一様に暗い表情だった。改選3を上回るのは確実だが、3年前に獲得した8議席には届かない見通しで、ここ数年続いた躍進の流れに水を差した形となった。
“失言”が伸び悩みの原因となったとみられる。公示後の6月26日、藤野保史政策委員長(当時)がNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことが大きく影響したのは間違いない。「共産党の本性が現れた」との世論の反発を受け、党執行部は2日後に藤野氏を更迭した。
だが、党綱領に自衛隊の解消を明記しておきながら、「自衛隊は違憲だが活用する」「今問われているのは自衛隊をなくすかどうかじゃない」などと強弁する志位和夫委員長らの発言とあわせ、与党の格好の攻撃材料となった。
小池晃書記局長は10日夜のNHK番組で「改選3議席から上積みしている」と強調したが、比例代表は目標の850万票以上に届かない見通しで、党の主張が有権者に理解されたとは言い難い。改選3から8議席に伸ばした平成25年の参院選、同8から21議席に増やした26年の衆院選と続いた躍進の動きも止まった。
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参院選 共産・志位和夫委員長「もっと勝ちたかった」
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160711/plt16071101250028-n1.html
2016.7.11 01:25
改選3議席からの上積みが見込まれる共産党本部(東京都渋谷区)の壁には、野党統一候補として擁立された他党候補の名前が、当選確実となるたびに自党の候補の隣に張られていった。「国民連合政府」を掲げ、民進などとの異例の野党共闘で臨んだが、当初の期待には及ばなかったのか、結果を見守る幹部らの顔に笑顔はなかった。
「もっと勝ちたかった」。メディアに対し、志位和夫委員長は表情を曇らせ、打ち明けた。野党共闘の成果についても「最初のチャレンジとしては大きな成功といっていいのではないか。第二、第三の段階に発展させていきたい」と強調しながらも、「地域ごとにまんべんなく勝利を勝ち取るまでになっていない」と認め、限定的な評価を下さざるを得なかった。
今回の参院選のキャッチフレーズは「力あわせ、未来ひらく。」。ホームページでも野党統一候補を自党候補と同じページで紹介するなど、徹底して共闘にこだわった。他党の野党統一候補の当選確実の一報が入ると、志位委員長等らが「いやあよかった」と表情を崩し、手をたたく場面もあった。
だが、改憲勢力拡大の流れは崩せなかった。憲法改正について小池晃書記局長は「今回の選挙、自民党は憲法改正を語らなかったわけで、憲法改正が信任を許されたと考えてはならない」とくぎを刺すのが精いっぱいだった。
参院選は終わったが、今後も都知事選や次期衆院選など選挙は続く。今後の共闘について問われると、志位委員長は「話し合っていきたい」との言葉を繰り返すものの、具体的な打開策については「国民連合政府構想」をあらためて持ち出すなどに止め、目新しい提案は出さなかった。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000274&g=pol
「大変厳しい結果」=改憲「国民は認めず」-社民・吉田党首【16参院選】
社民党の吉田忠智党首は、大勢判明後の11日未明に東京・永田町の党本部で記者会見に臨み、改選2議席を下回る1議席にとどまり、自身が落選する見通しになったと報じられたことに関し、「大変厳しい結果。党が訴えた政策が国民に理解していただけなかったことは率直に認めざるを得ない」と厳しい表情で語った。
吉田氏は10日夜の会見で、「憲法改悪阻止を争点に戦ったが、安倍首相は一言も街頭で憲法について語らず、徹底した争点隠しをした」と批判。改憲勢力が参院の3分の2を確保したが、「今回は結果的に(改憲が)争点にならなかったから、決して国民が認めたのではない」と強調した。
一方、「全32の1人区で(野党候補が)一本化できたことは非常に大きな意義があったが、なかなか(社民党としての)独自性が発揮できなかった」と語った。(2016/07/11-02:33)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100106&g=pol
進退は同志と相談=吉田社民党首【16参院選】
社民党は改選2議席を確保できず、吉田忠智党首の落選が確実となった。吉田氏は11日未明、党本部で記者会見し、「党首として当然責任はある。厳しく受け止めないといけない」と述べた。進退については「同志の皆さんとしっかり相談して決めたい」と述べるにとどめた。
同党は2013年の前回参院選で得票率2%を超えているため、少なくとも19年までは政党として存続できる。ただ、衆参両院議員が4人となり、党勢衰退に歯止めがかからないのが実情だ。吉田氏は「国会での発言機会が減り、党への関心が低下する。悪循環を何とか好循環に(したい)」と苦悩の表情を隠さなかった。 (2016/07/11-03:00)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100660&g=pol
「改憲容認されていない」=参院選受けコメント-九条の会【16参院選】
参院選で、憲法改正に前向きな勢力が改憲発議に必要な参院の3分の2超の議席を得たことを受け、作家の大江健三郎さんらが設立した護憲派の市民団体「九条の会」は11日、「有権者は改憲を容認したわけではない」とのコメントを発表した。
コメントでは「日本と憲法の進路にとって重大な局面を迎えた」と指摘。「与党が憲法問題の争点化を徹底的に回避した」などと批判し、「多くの市民の声と力を結集し、改憲勢力に対抗していく」と決意を表明した。 (2016/07/11-15:47)
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/386
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/388
を更新
・政党要件
政党名、2013年参院選、2014年衆院選、2016参院選、所属議員5名
大阪:―、―、○、28
生活:×、×、×、6*
社民:○、○、○、4
日大:―、○、×、3
=↑満たす、↓満たさない========
元気:―、―、―、2
改革:×、×、×、0
○要件満たす
×要件満たさない
―存在しないor選挙に出ていない
*岩手木戸口、新潟森を含む
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http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160714k0000e010170000c.html
<社民党>吉田党首が辞意 参院選落選で引責
11:02毎日新聞
<社民党>吉田党首が辞意 参院選落選で引責
社民党の吉田忠智党首=小川昌宏撮影
(毎日新聞)
社民党の吉田忠智党首は14日午前の党常任幹事会で、議席を減らした参院選の結果について「責任を痛感している。しかるべき時期に辞任表明し、次期党首に引き継ぎたい」と述べ、引責辞任するとした。参院選総括の全国代表者会議を開く9月上旬までに後任の人選を進める。
参院選で同党は選挙区に4人、比例代表に7人を擁立したが、改選2議席を1議席に減らし、吉田氏自身も落選した。当選者は比例の福島瑞穂副党首1人にとどまった。社民党所属の国会議員は衆参2人ずつの計4人となる。【松本晃】
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8098 :チバQ:2016/07/14(木) 19:51:20
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160713-00000079-sasahi-pol
崖っぷち回避の小沢氏 徳俵に足がかかる社民党〈週刊朝日〉
dot. 7月14日(木)11時30分配信
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崖っぷち回避の小沢氏 徳俵に足がかかる社民党〈週刊朝日〉
小沢一郎代表、崖っぷち回避?
「小沢ガールズを1人でも残さないといけない、と小沢さんは必死でしたよ」(生活の党関係者)
副代表の谷亮子氏は7月25日に離党する予定で、いよいよ「ガールズ解散」かと思われたが、今回の参院選では全国比例で青木愛、姫井由美子、小沢一郎代表の美人運転手として脚光を浴びた北出美翔の各氏のうち、青木氏がかろうじて当選。新潟選挙区に出馬した森ゆうこ氏が大接戦を制し、辛くもしのいだ。
選挙を総括する会見で、朗らかな表情を見せた小沢氏。「森氏は無所属では」と報道陣に突っ込まれると「党籍はある」の一点張り。地元岩手で当選した木戸口英司氏についても、同様の主張を繰り返した。結果的に政党要件を満たす“5人”を死守した形となったが、「生活の党と山本太郎となかまたち」の共同代表の山本太郎参院議員は言う。
「今一緒にやっているのは、政策的に共通する部分があるからです。それに、政党要件を満たせる。政党にいなければやれることは限られるわけだから。ま、先のことはわからないですけどね」
一方、福島瑞穂氏の比例区当選で1議席を維持し、心配されていた「党の顔」を失うことを回避した社民党。静まりかえった本部で未明に始まった記者会見に、福島氏の姿はなく、落選した吉田忠智党首が厳しい表情で敗者の弁を語っていた。
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連立離脱後、凋落(ちょうらく)著しく、今回も2議席の獲得は困難と予想されていた。比例区で当選できたのは1議席。現党首と前党首、党内に大きな敵がいるような状況でもあった。
「初めての地べた選挙をやったんです」
と福島氏。
ピンクのジャケットに身を包み、汗だくでダッシュしてはチラシを配り、握手する。訴えるその声は、ガラガラに。
風前のともしびである党をなんとか救った福島氏だが、党初代党首の村山富市氏は、開票日を前にこう語っていた。
「日常の活動を国民の中に浸透させるには、やっぱり数ですからね。なんといってもこの数では弱い。そういう意味では従来の社民党とはだいぶ違います。各地区では一生懸命がんばってくれているとは思うのですが、厳しい戦況ですね」
「安倍総理の天敵」を自称する福島氏。天敵も少数では、ドン・キホーテにすら及ばないかもしれないが……。(本誌・吉﨑洋夫、牧野めぐみ、永井貴子、上田耕司、太田サトル、小泉耕平、松岡かすみ、秦 正理、鳴澤 大/今西憲之、松元千枝)
※週刊朝日 2016年7月22日号
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8099 :チバQ :2016/07/14(木) 20:09:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160714-00000095-asahi-pol
社民と生活、統一会派結成へ 無所属の統一候補処遇焦点
朝日新聞デジタル 7月14日(木)19時54分配信
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社民党は14日、生活の党と山本太郎となかまたちと衆参両院で統一会派を組む方針を決めた。生活も合意する見通しで、早ければ8月1日召集される臨時国会までに両院に届け出る。党勢が低迷する中、統一会派で質問時間などを確保するねらいがある。
党常任幹事会で協議し、社民の又市征治幹事長が「生活の小沢一郎代表と方向性は合意している。それ以外の方にも呼びかける」と語った。会の冒頭では、参院選で落選した吉田忠智党首が辞任の意向を示した。9月の全国代表者会議で後任を決める見通し。
社民は参院選の結果、国会議員が衆参各2人の計4人。生活も衆参各2人で、会派の人数に応じて割り当てられる委員会の質問時間確保などを期待する。
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「九条の会」の逞しき商魂 右派は寄付のみで物販の発想なし
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160715/Postseven_428393.html
NEWSポストセブン 2016年7月15日 07時00分 (2016年7月15日 07時33分 更新)
参院選挙の投票日を約一ヶ月後に控えた6月6日の夜、若手保守論客・古谷経衡氏が足を運んだのは、『九条の会 東京2016 in中野』の会場(東京都中野区の「中野ZERO」)。革新系文化人らを筆頭に、9条護憲を唱えるリベラル系市民運動の総本山が「九条の会」だ。そこで、古谷氏はある発見をしたという。
* * *
私はこれまで、右派の集会に数えきれないほど足を運んできた。そこから毎度感じるに、革新左派のこの手の決起集会・大集会の類は右派のそれとは比較にならぬほど洗練・組織化されているのを感じる。
登壇者はことあるごとに、スピーチの終わりにカンパを呼びかけ、また自著出版物の購買を叫ぶ。仰天したのは登壇者の高校生の「沖縄平和学習旅行」の旅費までもカンパで募ろうという呼びかけであった。
しかしそれに呼応するカンパシステムはよく整備されており、入場料1500円(当日)のほかに、各所にカンパ箱、カンパ便箋が用意され、入場者の義侠心をくすぐる設計となっている。
特筆すべきなのは会場前のホールで展開される物販コーナー。新日本出版社など、日共系出版物を専門に扱う移動書店が特別出店する。聞くと店舗を一切持たぬ出張専門の業態。これだと小在庫を経営者宅の一室に保管すればよく、店舗維持費用は必要ない。
大型書店すら撤退が相次ぐ中、ニッチな革新集会専門の書籍販売にはまだまだ未来がある。
上杉聰著の『日本会議とは何か「憲法改正」に突き進むカルト集団』(合同出版)が平積みにされていたので、いま話題の菅野完著『日本会議の研究』(扶桑社新書)はないのか、と聞くと、扱いなし、という。扶桑社はフジサンケイグループの一員。産経・正論の利にいささかでも与しない、という魂胆なのかどうかは不明だ。
彼らの商魂は逞しい、の一言である。紙芝居“「戦争する国」にさせてたまるか!”は、ヒトラーと安倍が並列して描かれるポンチ絵のセットであるが、売価2500円也。原価はせいぜい500円〜800円といったところだろうか。記念購入する。『原爆の図』で著名な美術家・丸木夫妻による「丸木美術館」の絵画をはめ込んだ小判型マグネットは一個500円也。
全17種類全部を買うから少しまけてくれ、と売り子に頼んだが「(丸木美術館に)ライセンス料を払っているから」と拒否され、代わりに「アベ政治を許さない」の缶バッジとうちわをオマケしてくれた。締めて8500円也。
老女が「廃炉招福」「(安保法)廃案成就」「一票一揆」なる文言が入ったお札シールを1枚100円で売っていたので、全5種類500円分をくれと言った。千円札を出すと「残りは寄付で良いよね」などと言われ、釣銭を半ば強制的に没収される。天晴れというほかない商魂の逞しさに舌を巻く。こちらも原価1枚20円未満といったところか。
右派にはこういった商魂がない。独自の草の根全国団体や、日共に類する戦前からの政党組織を持ちえないという歴史の浅さも関与しているが、やはりセンスがないと思う。
右派が「憲法改正」を叫ぶ大決起集会では、受付にささやかな寄付箱があるだけで、物販をしようという発想に乏しい。金銭授受はなるべく目立たぬように、という配慮すらある。商魂を見せるのは卑しい、とでも思い込んでいるのだろうか。「商」を一等下に見る、年功序列の旧態依然とした貴族的儒教精神が見え隠れする。
いわゆる「田母神問題」で政治資金をめぐる疑惑が立件へと動くと、ますます右派は金銭に敏感になっているような気がする。しかしこれでは発展がない。革新の商魂やセンスを見習うべきだろう。彼らはSEALDsを含めて、その組織動員、収益構造という意味で、右派にはるかに先行している。
今回、「九条の会」で展開された主張には首をかしげざるを得ない部分も多かったが、少なくとも組織力において、右派運動の後進性を痛感した次第だ。さて次なる熱狂の地はいずこか。
●ふるや・つねひら/1982年北海道生まれ。立命館大学文学部卒業。主な著書に『愛国ってなんだ 民族・郷土・戦争』『左翼も右翼もウソばかり』。近著に『ヒトラーはなぜ猫が嫌いだったのか』。
※SAPIO2016年8月号
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160715-00000094-jij-pol
社民、政党要件クリア=得票率2%超、22年まで有効―参院選
時事通信 7月15日(金)16時10分配信
総務省は15日、先の参院選の確定値を発表した。
それによると、社民党の比例代表での得票率は2.74%で、「得票率2%以上」の政党要件をクリアし、6年後の参院選までは政党交付金を受ける資格を確保した。
参院選で社民党は、吉田忠智党首が落選して「国会議員5人以上」の要件を失った。同党は2013年の参院選でも比例で2%以上の得票があり、19年まで政党要件を満たすことが決まっていたが、22年まで延長された。
一方、生活の党は比例の得票率が1.91%で2%に届かなかったものの、岩手、新潟両選挙区で党籍を持つ無所属候補が当選したため、「国会議員5人以上」の要件は維持できる見通し。日本のこころを大切にする党も1.31%の得票率にとどまったが、同党は14年の衆院選比例代表で2%以上の得票があるため、政党として存続する。
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2chからの転載です。
福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎が前回衆参より増えたのは吉田が立候補したから
(10参と比較すると大分以外は減っている)、で説明できますが、
沖縄の減り方がすごいですね
(10参は沖縄系候補なし、13参は沖縄系候補あり(山城))。
【ずんずん】社民党総合スレPart57【ズンズン】©2ch.net
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/giin/1467445733/553
553 名前:無党派さん (ワイモマー MMbf-1P8G [49.135.69.3])[sage] 投稿日:2016/07/12(火) 12:14:26.12 ID:d7uNWJcnM
社民九州・沖縄地方比例得票数
09衆院選 10参院選 12衆院選 13参院選 14衆院選 16参院選
福岡 124.804 810.25 61.626 39.990 54.015 71.735
佐賀 23.039 184.76 12.310 12.623 11.432 15.676
長崎 38.198 21.684 18.149 17.146 16.481 21.625
熊本 41.390 22.400 30.679 15.606 22.194 19.010
大分 87.131 71.735 50.760 50.478 69.082 72.575
宮崎 50.852 37.604 26.794 25.122 24.447 30.434
鹿児島 41.557 30.621 21.711 19.870 27.579 26.831
沖縄 74.006 120.064 78.679 107.301 81.705 69.821
合計 480.257 403.609 300.708 288.136 311.935 327.710
福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎で前回衆院選より増えました!
合流騒動で危機感を持った支持者が積極的な活動をしたのでしょうか?
ただ、沖縄ではここ数年で最低を記録
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160714/k10010595141000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_044
社民 吉田党首 参院選の責任取り辞意表明
7月14日 12時58分
社民党の吉田党首は党の常任幹事会で、先の参議院選挙でみずからが落選し、党の議席を減らした責任を取りたいとして、党首を辞任する意向を表明しました。
社民党は先の参議院選挙で、吉田党首が落選し、改選議席から1減らして、1議席を獲得するにとどまりました。
14日開かれた党の常任幹事会で吉田党首は「党首としての責任を痛感している。私自身も国会議員ではなくなったので、参議院選挙の総括をしっかりとして、しかるべき時期に辞任し、次の党首に引き継ぎたい」と述べ、党首を辞任する考えを表明しました。
吉田党首は、9月に開かれる全国の地方組織の代表者を集めた会議で正式に辞任し、その場で後任の党首が決まる見通しです。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071400160&g=pol
吉田社民党首が辞意表明=参院選で落選
社民党の吉田忠智党首(60)は14日午前の常任幹事会で「しかるべき時期に辞任表明し、次期党首に引き継ぎたい」と述べ、辞意を表明した。先の参院選で社民党は改選2議席に届かない1議席の獲得にとどまり、吉田氏自身も落選した。
吉田氏は、参院選の結果について「党首としての責任を痛感している」と総括。「比例票は3年前より30万票強、上積みされ、党再建の足掛かりをつくることができた」とも語った。
社民党は9月上旬に全国代表者会議を開いて、参院選後の方針を協議する。同党幹部は、この場で吉田氏の後継党首を選出したいとの意向を示した。
吉田氏は当選1回。大分県議を経て2010年参院選比例代表で初当選。13年に福島瑞穂前党首の辞任を受けて第4代党首に就任し、昨年12月の党首選で再選された。(2016/07/14-11:31)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071400343&g=pol
社民、生活が統一会派
社民党は14日の常任幹事会で、生活の党と衆参両院で統一会派を組む方針を確認した。早ければ8月1日召集の臨時国会までに両院事務局に届け出る。
社民党の又市征治幹事長は、統一会派結成の目的について、党本部で記者団に「国会内の発言力をしっかり確保していく」と説明。無所属の国会議員にも参加を呼び掛ける考えだ。 (2016/07/14-11:49)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071500635&g=pol
社民、政党要件クリア=得票率2%超、22年まで有効-参院選
総務省は15日、先の参院選の確定値を発表した。それによると、社民党の比例代表での得票率は2.74%で、「得票率2%以上」の政党要件をクリアし、6年後の参院選までは政党交付金を受ける資格を確保した。
参院選で社民党は、吉田忠智党首が落選して「国会議員5人以上」の要件を失った。同党は2013年の参院選でも比例で2%以上の得票があり、19年まで政党要件を満たすことが決まっていたが、22年まで延長された。
一方、生活の党は比例の得票率が1.91%で2%に届かなかったものの、岩手、新潟両選挙区で党籍を持つ無所属候補が当選したため、「国会議員5人以上」の要件は維持できる見通し。日本のこころを大切にする党も1.31%の得票率にとどまったが、同党は14年の衆院選比例代表で2%以上の得票があるため、政党として存続する。 (2016/07/15-16:12)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071600206&g=pol
党首交代、解散も=参院選で「戦後処理」-4野党
先の参院選に存亡を懸けて臨みながら不振に終わった小規模4野党が、「戦後処理」に追われている。社民党は吉田忠智党首が落選し、新たな党首を選出して再建を図る。生活の党は「国会議員5人以上」の政党要件にめどを付けたが、独力では埋没しかねないと判断、社民党との統一会派結成に踏み切る。
再選がかなわなかった社民党の吉田氏は辞任を表明。同党は週明け以降、各地方組織で再建に向けた協議を重ね、9月上旬の全国代表者会議で後継党首を選出する。「得票率2%」の政党要件は満たしたものの、国会議員は衆参4人にまで減らした。党内からは「この数では」とため息が漏れ、党勢回復への手掛かりはつかめそうにない。
生活は、選挙区に無所属で出馬して当選した系列の2人を所属議員として認めてもらうため、共闘を組んだ各党との調整を急ぐ。比例代表で元職が「想定外」(関係者)の滑り込み当選を果たし、改選前から1増の衆参6人になる見通しで、社民党との統一会派で活路を見いだす。
日本のこころを大切にする党は、参院選で議席を得られず、非改選の参院議員3人だけとなった。直近の衆院選得票率で政党要件は満たしているが、中山恭子代表は辞表を提出。「他に党の顔はいない」との理由で慰留されている。
新党改革は荒井広幸代表が落選して国会唯一の議席を失った。荒井氏は「責任を取る」と政界引退を表明。既に党の解散手続きを始めている。 (2016/07/16-14:58)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000278&g=pol
議席拡大に満足げ=改憲をけん制-共産党【16参院選】
議席を拡大した共産党。同党や野党共闘の候補者が当選確実と報じられるたび、東京・代々木の党本部の記者会見場に、候補者名の札が次々と張り出され、午後10時ごろから志位和夫委員長らが笑顔でバラの花を付けた。ただ、改憲を主張する与党なども票を伸ばす情勢に、けん制する発言も飛んだ。
志位氏は、野党共闘について「ばらばらでは厳しい結果だったろう。最初の挑戦としては効果があった。成功と言って良いだろう」と評価。山下芳生副委員長も「真剣に(共闘を)やっている姿を見てもらい、結果的に幅広い支援をいただいた」と満足げに話した。
数多く並んだ候補者の名札に、志位氏らは感慨深げな様子。当選確実となった市田忠義副委員長も姿を見せ、幹部らと喜びの握手を交わした。
一方、志位氏は「自民、公明両党は、憲法問題は争点ではないとして語らなかった。今度の結果で改憲に白紙委任状が与えられたとは言えない」とくぎを刺した。(2016/07/11-01:07)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100095&g=pol
共産、改憲阻止に全力=「衆院選でも野党共闘を」【16参院選】
共産党は改選3議席を上回り、志位和夫委員長は党本部での記者会見で「重要な前進だ」と一定の手応えを強調した。その上で「選挙で自民党も公明党も憲法改定を訴えたわけではない。今度の結果をもって白紙委任が与えられたわけでは決してない」と述べ、改憲阻止に全力を挙げる考えを強調した。
共産党は今回、改選数1の1人区で4野党共闘を推進し、多くの独自候補を取り下げた。志位氏は「最初のチャレンジとしては大きな成功と言って良い」と総括。次期衆院選でも「共闘を発展させていきたい」と意欲を示し、「安倍政権の下での憲法改定を許さないという立場で大いに戦いを進めていきたい」と語った。
共産党は比例代表で目標に掲げた「850万票、9議席獲得」には届かない情勢。志位氏は「結果をよく見て自己検証したい」との方針を示した。
選挙戦のさなかには藤野保史氏が防衛費を「人を殺すための予算」と発言して政策委員長辞任に追い込まれた。志位氏は民放番組で「本人も党もけじめを付けた。大きな影響はなかった」としつつも、「(与党が)繰り返し(批判を)言うのはいかがなものか」と不満を示した。(2016/07/11-01:52)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000274&g=pol
「大変厳しい結果」=改憲「国民は認めず」-社民・吉田党首【16参院選】
社民党の吉田忠智党首は、大勢判明後の11日未明に東京・永田町の党本部で記者会見に臨み、改選2議席を下回る1議席にとどまり、自身が落選する見通しになったと報じられたことに関し、「大変厳しい結果。党が訴えた政策が国民に理解していただけなかったことは率直に認めざるを得ない」と厳しい表情で語った。
吉田氏は10日夜の会見で、「憲法改悪阻止を争点に戦ったが、安倍首相は一言も街頭で憲法について語らず、徹底した争点隠しをした」と批判。改憲勢力が参院の3分の2を確保したが、「今回は結果的に(改憲が)争点にならなかったから、決して国民が認めたのではない」と強調した。
一方、「全32の1人区で(野党候補が)一本化できたことは非常に大きな意義があったが、なかなか(社民党としての)独自性が発揮できなかった」と語った。(2016/07/11-02:33)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100106&g=pol
進退は同志と相談=吉田社民党首【16参院選】
社民党は改選2議席を確保できず、吉田忠智党首の落選が確実となった。吉田氏は11日未明、党本部で記者会見し、「党首として当然責任はある。厳しく受け止めないといけない」と述べた。進退については「同志の皆さんとしっかり相談して決めたい」と述べるにとどめた。
同党は2013年の前回参院選で得票率2%を超えているため、少なくとも19年までは政党として存続できる。ただ、衆参両院議員が4人となり、党勢衰退に歯止めがかからないのが実情だ。吉田氏は「国会での発言機会が減り、党への関心が低下する。悪循環を何とか好循環に(したい)」と苦悩の表情を隠さなかった。 (2016/07/11-03:00)
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/1975
<参院野党>統一候補、会派固まる 森氏は当面無所属
毎日新聞社 2016年7月22日 22時03分 (2016年7月23日 00時03分 更新)
8月1日に召集予定の臨時国会を前に、参院選で野党統一候補として当選した無所属4人の国会での所属会派が22日、固まった。
社民、生活両党は同日、国会内で協議し、26日に結成する統一会派に無所属で生活の党籍を持つ木戸口英司氏(岩手選挙区)を加えることを確認した。両党の統一会派には社民の福島瑞穂副党首と又市征治幹事長、生活の山本太郎共同代表と青木愛氏が参加し、計5人となる。生活の党籍を持つ森裕子氏(新潟選挙区)は、一定期間は無所属で活動する協定を地元で支援を受けた市民団体と結んでおり、参加を見送る。
一方、伊波洋一氏(沖縄選挙区)は、非改選の糸数慶子氏(同選挙区)と2人で会派「オール沖縄」を結成する。社民、生活両党は2人に統一会派への参加を呼びかけたが、共産党が「特定会派に所属すると沖縄での結束が乱れる」と主張していた。旧民主党元職の舟山康江氏(山形選挙区)は民進党会派に入る。【松本晃】
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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2826579.html
社民党、生活の党と参議院で統一会派結成へ
社民党は生活の党との統一会派結成について、参議院で先行させて今月26日に届け出る方針を確認しました。
「国会の準備、又市幹事長中心に統一会派の対応等も、今、精力的に進めていただいております。しっかり国会への準備も進めていかなければならない、そのように考えております」(社民党 吉田忠智党首)
社民党は、先の参院選で2議席の確保を目指しましたが、1議席にとどまり、党首の吉田氏も落選し吉田氏は辞任の意向を示しています。こうした中、社民党は国会での質問時間を確保するため、生活の党との統一会派結成に向けて調整してきましたが、21日の幹部会合で、今月26日に参院で先行して届け出る方針を確認しました。(21日14:08)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100625&g=pol
新党首、吉川氏ら軸=党再建へ議論スタート-社民
社民党は21日、全国11ブロックの事務局長らを党本部に集め、先の参院選結果を踏まえた党再建の方向性について議論をスタートさせた。参院選で落選した吉田忠智党首は既に辞任の意向を示しており、後任には吉川元・政審会長(衆院比例九州ブロック)らの名前が取り沙汰されている。同党は9月の臨時国会までに参院選の総括を終え、新体制を発足させたい考えだ。
参院選で社民党は1議席の獲得にとどまり、改選2議席から後退。吉田氏はブロック事務局長らとの会合で「党は議席を減らし、私自身も議席を失った。いつまでも党首にとどまるわけにはいかない」と重ねて辞意を表明した。
後継の党首は、国会議員4人の中から選ばれる見通し。党内には「次期党首は衆院議員が担うべきだ」として、当選2回ながら政審会長を務め、政策に詳しい吉川氏を推す声が強い。
このほか、又市征治幹事長(参院比例)に期待する意見があるほか、若手地方議員の間に党首選実施を求める動きもある。党首選には、党員200人の推薦と所属する都道府県連の推薦があれば国会議員でなくても立候補できるためで、9月上旬に予定している全国代表者会議に向け、駆け引きが本格化しそうだ。(2016/07/21-17:47)
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古い記事
http://www.sankei.com/politics/news/131010/plt1310100008-n1.html
2013.10.10 21:30
社民、生活と統一会派見送り
社民党の又市征治党首代行は10日の記者会見で、同党から生活の党に呼びかけていた参院での統一会派結成を、当面見送ると表明した。生活の衆院側から異論が出たためで、生活の主浜了副代表から「通常国会に向けて改めて話をしたい」と伝えられたという。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100592&g=pol
参院会派「オール沖縄」結成へ=無所属の伊波、糸数氏
先の参院選沖縄選挙区で初当選した無所属の伊波洋一氏と、同選挙区選出で無所属の糸数慶子氏(当選3回)が参院で独自会派を結成することが分かった。会派名は「オール沖縄」とする方向で調整が進んでおり、26日に参院事務局に届け出る。関係者が21日明らかにした。
伊波、糸数両氏に対しては、社民、生活の両党が近く結成する統一会派への参加を呼び掛けた。しかし、両党とともに参院選で伊波氏を支援した共産党が「特定の政党に近づけば、沖縄での結束を乱す」と反対。現在の野党共闘路線に配慮し、2人での会派結成に踏み切った。(2016/07/21-16:23)
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http://webun.jp/item/7200478
2015年07月23日 00:07
又市氏「自民がようやく譲歩」 安保審議、社民と生活が統一会派見送り
22日に与野党が安全保障関連法案を審議する参院特別委員会を45人規模とすることで合意し、社民党や生活の党も委員ポストを単独で確保した。規模が40人以下になった場合に備え両党が検討していた統一会派結成は見送る。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160720-00510731-shincho-pol
共産党、衆でも民進と協力か 躍進の功労者は不破前議長
デイリー新潮 7月20日(水)10時2分配信
齢八十六のマルクス主義者は、ニンマリしたであろう。改選3から6議席と躍進した日本共産党。10年前に同党の議長を退いた不破哲三氏は、今回の選挙戦で3度も応援演説を行ったのだ。もっとも演説内容は、時代錯誤そのもの。次の衆院選でも“民共協力”を進めたいようだが……。
***
共産党は、マスコミの情勢調査では10議席程度取ると見られていた。が、フタを開けてみれば6議席。それでも志位委員長は、10日の会見で野党共闘について、
「32ある1人区のうち、11の選挙区で勝利を収めた。最初のチャレンジとしては大きな成功を収めた」
と胸を張った。そして、今回の“陰の功労者”が不破氏である。前議長が、埼玉県浦和の駅前で演説を行ったのは7月8日。約2000人が集まった。まず、不破氏はアベノミクスを、
「日本の首相で政治に自分の名前を付けた人はいない」
とこき下ろし、聴衆からどっと笑いが起こった。
不破氏は、2006年1月、高齢などを理由に議長職を退任した。しかし、今も党中央委員会常任幹部会委員を務め、党内での影響力は絶大。党のカリスマ的存在である。だが、次の発言には違和感を感じた人が少なくない。曰く、
「サミットの様子を見て驚きました。世界各国の首脳を集めてまず何をやったか。伊勢神宮へのお参りですよ。伊勢神宮とはただの神社じゃないんです。戦争中は国家神道の総本山でした。事もあろうに外国の人を案内して参拝させてからサミットを始めたのです」
だが、元共産党員は呆れる。
「大方の日本人にとって、伊勢神宮は日本文化の象徴です。それを今さら国家神道の総本山と批判するとは、時代錯誤も甚だしい。各国の首脳も、平和を祈念してお参りしただけでしょう」
■人殺し予算
「共産党は、次の衆院選でさらに民進党との協力を進めると見ています」
そう話すのは、元共産党政策委員長の筆坂秀世氏。
「民進と小選挙区の調整を図るのは難しいという声もあるが、実際はそうではない。96年に小選挙区制が始まって以来、当選したのは3人だけです。民進党も300の小選挙区に全部候補者を立てるのは無理だし、共産党は民進党が立てられない選挙区に立てればいい」
不破氏については、
「例えば、99年に国旗国歌法が成立したが、元々あれは不破さんの発想だった。それに当時の野中官房長官が飛びついて、急遽出された法案なんです。不破さんという人は、大胆で柔軟な発想の持ち主。衆院選を戦うにあたって、基本政策でも柔軟な対応をすると見ています」
しかし、政治部デスクはこう指摘する。
「不破さんが伊勢神宮を批判し、藤野前政策委員長が『防衛費は人殺し予算』なんて言っているようでは、選挙には勝てません。世間からは、共産党の感覚はずれていると思われる。あんな失言をするから6議席しか取れなかったんです」
政策より思想の問題。
「総力ワイド特集 景気悪化中なのに改憲勢力2/3! 国民が忘れられない『民主党政権』のトラウマ! 参院選 我ら凡俗の審判」より
「週刊新潮」2016年7月21日参院選増大号 掲載
新潮社
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160721-00510733-shincho-pol
福島瑞穂、党首を落として当選会見 「デリカシーがないとしか」
デイリー新潮 7月21日(木)10時0分配信
日頃、自分が正しいと思っている人ほど、デリカシーがないものである。さて、この人の場合はどうか。社民党の吉田忠智党首(60)を落選させ、自分だけが当選した福島瑞穂副党首(60)。今回の結果に後ろめたさなど、微塵も感じていないようなのだ。
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「中々辛いことですね……」
その後、5秒程沈黙して、
「選挙戦の中では、それぞれの持ち味を生かして競い合うことが大事である、と申し上げて参りました」
10日夜、永田町の党本部で行われた会見で、福島議員と議席を奪い合う形になったことについて聞かれ、こう答えた吉田議員。5秒の沈黙に、彼の口惜しい思いがにじんでいる。
そもそも、社民党が比例で2議席取るのは至難の業。そこで、吉田議員は福島議員に再三、選挙区に回るよう要請した。が、彼女は頑なに拒否し、2人が比例で出馬する事態となったのだ。
「知名度は福島さんが圧倒的に上ですからね。ある意味、当然の結果と言えます。ただし、マスコミの情勢調査では、彼女の落選もあると言われていた。ご自身も相当肝を冷やしたようです」(政治部デスク)
冒頭、ご紹介した吉田議員の会見が終わると、同じ会見場で、テレビ局やラジオ局が順々に中継を行った。1つの番組での持ち時間は5〜10分程。吉田議員と福島議員が交互に出演した。
その際、2人は2度、すれ違う機会があったという。
■「どうも」
23時37分。NHKの中継が終わり控え室に戻る吉田議員と、次のTBSの中継に向かう福島議員が廊下ですれ違った。しかし、お互いを無視していた。
23時54分。ニッポン放送の中継を終えた吉田議員が退場。その際、入口脇にいた福島議員が「どうも」と明るく声を掛けた。もっとも、吉田議員は強張った表情をしながら無言で頷き、控え室に戻ったという。
「福島さんが声を掛けたのは、明らかに不自然でした。自分が落選させておいて、普通は“どうも”なんて声を掛けないでしょう」(居合わせた記者)
吉田議員の心中やいかばかりか。
「福島さんは、党本部で会見をやったことが間違いなんです」
そう話すのは、社民党関係者である。
「元々、選挙時の会見は、昔から党首とナンバー2の幹事長がやることになっています。福島さんは現在、副党首なので党本部で会見をやる必要はないんです。テレビやラジオの取材を受けるなら、四谷にある自分の選挙事務所で受けたらよかったんだ。自分が吉田さんを落選させ、ノコノコと党本部に来て会見をやるなんて、デリカシーがないとしか言いようがありません」
獲得議席の大勢が判明した後、吉田議員は、
「どちらが落選しても残念と言わざるを得ません。党首としても、候補者としてもですね」
と、諦めがついたかのように笑っていた。
「総力ワイド特集 景気悪化中なのに改憲勢力2/3! 国民が忘れられない『民主党政権』のトラウマ! 参院選 我ら凡俗の審判」より
「週刊新潮」2016年7月21日参院選増大号 掲載
新潮社
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160721-00510766-shincho-pol
石田純一の不出馬、莫大なCM違約金がネックに 脇の甘さも命取りになりかねず
デイリー新潮 7月21日(木)10時30分配信
東京都知事選に“自分から手を挙げた”鳥越俊太郎氏(76)が4野党の統一候補となったが、民進党は最後の最後まで、候補者擁立に手間取った。
「最初から、民進党は都連ではなく、岡田克也代表、枝野幸男幹事長ら党執行部で候補者を選ぶことを決めていました」
と解説するのは、ベテランの政治ジャーナリストだ。
「というのも、参院選の1人区で実現したのと同じく、都知事選でも野党統一候補を立てる方針だったからです。本来、都知事選の候補者選びは、都連会長の松原仁代議士が責任者です。でも、他の野党とのネゴシエーションや高度な政治判断が任せられないため、何の権限も与えなかった。党執行部からの指示は、“自民党にばかり、メディアジャックされないように”ということだけでした」
松原代議士は、タイミングを見計らって、松沢成文参院議員や元経産官僚の古賀茂明氏などの名前を挙げ、候補者として打診していることをメディアにリークしてきたという。
「党執行部からすると、松原代議士がその役を果たしていれば、“意中の人”を煙に巻けて好都合だと判断していました。ただ、蚊帳の外に置かれた松原代議士は不満が爆発寸前。枝野幹事長に接触しようにも相手にされず、“意中の人”も知らされませんでした」(同)
その党執行部の“意中の人”は、タレントの石田純一(62)だった。
■岡田代表はべた褒め 志位委員長も“歓迎します”
「最初に民進党が担ぎ出した候補者を共産党などから推薦してもらおうとすると、軋轢が生まれるのは避けられません。ですから、党執行部は、市民団体などが後押しする候補者に共産党などとともに相乗りしていった方が野党統一候補が擁立しやすいのではないかと考えていました。石田さんの登場は、まさしく、そのシナリオ通りだったわけです」
そもそも、石田が政治に関心を持つようになったのは、安保法案がきっかけだったという。
「昨秋、国会前で行われた反対デモに参加し、“戦争は文化ではありません!”と叫んでいたころから、いまの政治を変えなければならないと、近しい人たちには語っていたみたいです。実は、今回の参院選も、うちから立候補してもいいくらいの腹積もりは持っていた。ですが、出演する番組やCMの調整がつかず、断念したと聞きました」(同)
8日、石田が記者会見を開き、“野党統一候補であるならば、ぜひ出させていただきたい”と、条件付きの出馬表明を行った。
すると、民進党の岡田代表は“素晴らしい方だと思う”とべた褒めし、共産党の志位和夫委員長も、“野党統一候補が必要とのご発言は、私たちも同じ気持ちであり、歓迎します”と、応じたのである。
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>>437
■脇の甘さ
一旦は、野党統一候補として目が向けられるようになった石田だが、むろん、これまでの人生、無傷でいられたはずもない。
代名詞である“不倫は文化”は広く知られたところだが、結婚は3回。しかも、最初の結婚相手との間に生まれた、いしだ壱成は15年前、大麻所持で逮捕されたこともある。
“子育て支援に取り組みたい”などと主張しても、家庭崩壊を重ねた張本人だけに、いささか説得力に欠けるのは否めない。
さらに、“有栖川宮詐欺事件”では、ニセ有栖川宮の夫婦が招待客から祝儀金1200万円を騙し取った結婚披露宴に出席していたことが発覚。また、出資金トラブルを起こした、ワイン輸入会社の広告塔になっていたことも明るみに出た。
脇の甘さは、政治家にとって命取りになりかねなかった。
しかし、石田の出馬表明は人騒がせに終わった。
前出の政治ジャーナリストによれば、
「11日の会見で、石田さんは時間切れを強調していましたが、民進党執行部は内々に推薦を決め、すでに連絡も取り合っていた。石田さんとしても、民放の親しい政治部記者に、今後の身の処し方について相談をしていると聞きました。でも、テレビCMの差し替えなどによる違約金が予想以上に莫大で、なおかつ、民進党執行部が野党の足並みを揃えるのに手間取りそうだったので、出馬に二の足を踏んでしまったというのが、本当のところなのです」
結果、鳥越氏が民進、共産、社民、生活の統一候補に。都知事選の投開票は、31日である。
「特集 風雲急を告げる『都知事』選 『石田純一』不出馬で『小池百合子』『増田寛也』それぞれの傷跡」より
「週刊新潮」2016年7月21日参院選増大号 掲載
新潮社
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8128 :チバQ :2016/07/26(火) 12:34:13
http://www.sankei.com/politics/news/160725/plt1607250045-n1.html
2016.7.25 21:59
小政党 それぞれの道へ 参院議員任期満了 解党、窮余の統一会派…「沖縄」は新会派結成へ
平成22年の参院選で当選した議員が25日、6年間の任期を満了した。先の参院選では改選議員のいる小政党が苦戦し、新党改革が消滅。議席を減らした社民、生活両党は統一会派で当面乗り切る構えだ。一方、新議員の任期が始まる26日には野党系の沖縄選出2議員が新会派を結成する。
参院選で落選し、政界引退を表明していた改革の荒井広幸代表は25日、官邸に安倍晋三首相を訪ねた。
「私はもう議員の身分でなくなる以上、責任の取り方はこれしかありません」
荒井氏は自民党で初当選同期の首相にこう述べ、政界引退を報告した。首相は政治家としての活動継続を求めたが、荒井氏は首を縦に振らなかった。
改革は「得票率2%以上」の政党要件も突破できず、10日付で解党。参院では自民党に入党した平野達男元復興相と荒井氏の2人で会派を組んでいたが、これも25日に解散した。
社民党は吉田忠智党首が落選し、非改選を含め2人に減少。生活の党と山本太郎となかまたちは、野党4党の統一候補でありながら同党の党籍を持つ岩手選挙区の木戸口英司氏を取り込んで計3人となった。
党勢拡大が実現できなかった両党はすでに統一会派の結成で合意。会派が5人以上になれば、国会の代表質問や各委員会の質問時間の確保に有利になるためで、生き残りのための窮余の策となる。
一方、野党横断型の「オール沖縄」の支援で沖縄選挙区で初当選した伊波洋一氏は、25年に同選挙区で同じ枠組みで当選した糸数慶子氏と26日、新会派「沖縄の風」の届け出を行う。
共産党の小池晃書記局長は25日の記者会見で「互いに情報を共有し、委員会質問の機会も作りたい」と述べ、伊波、糸数両氏と連携する考えを示した。
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http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1191664843/2057
生活・社民が統一会派=「沖縄の風」も結成-参院
生活、社民両党は26日、参院統一会派「希望の会(生活・社民)」の結成を事務局に届け出た。新会派の勢力は生活3人、社民2人の計5人。議員会長を福島瑞穂氏(社民)が、幹事長を青木愛氏(生活)がそれぞれ務める。衆院での統一会派結成は当面見送る。
これに関し、民進、共産両党を加えた4党は同日の幹事長・書記局長会談で、参院選で無所属の野党統一候補として当選した4氏の所属先について協議。山形選挙区の舟山康江氏は民進党の会派に入るが、入党手続きは先送りすることが了承された。岩手選挙区の木戸口英司氏は生活入りするが、新潟選挙区の森裕子氏は当面、無所属で活動する。
一方、沖縄選挙区の伊波洋一氏は、同選挙区選出で無所属の糸数慶子氏と新会派「沖縄の風」を結成し、26日に届け出た。伊波氏はこの後記者会見し、「無所属の立場を持ちながら、沖縄の風を吹かしたい」と抱負を語った。(2016/07/26-18:00)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160726/k10010609651000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_054
参院 沖縄選出議員2人が会派「沖縄の風」結成
7月26日 20時37分
参議院沖縄選挙区選出の糸数慶子参議院議員と伊波洋一参議院議員は、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設阻止などを目指し、発信力を高めたいとして、参議院で新たな会派「沖縄の風」を結成しました。
参議院沖縄選挙区選出で無所属の糸数慶子参議院議員は、これまで参議院の会派に属さず活動を続けてきましたが、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設阻止や日米地位協定の全面改定などを目指し、国会での発信力を高めたいとして、先の参議院選挙の沖縄選挙区で当選した伊波洋一参議院議員と共に、参議院で新たな会派「沖縄の風」を結成し、26日に参議院に届け出ました。
このあと、糸数氏と伊波氏は国会内でそろって記者会見し、糸数氏は「沖縄の声を国政に届け、県民の命と尊厳や日本の民主主義を守るために活動していきたい」と述べました。
また、伊波氏は「基地の辺野古への移設計画などは全国的な課題としてしっかりとは伝わっていない。国政の場で沖縄の立場をしっかり伝え、解決に向けて取り組んでいきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160725/k10010608221000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_076
共産 小池氏 衆院選での野党連携は決定的に重要
7月25日 20時27分
共産党の小池書記局長は記者会見で、民進党内で、次の衆議院選挙を見すえて、野党連携の在り方を、改めて議論すべきだという意見が出ていることについて、「衆議院選挙での選挙協力は、政治の流れを変えるうえで、決定的に重要だ」と述べ、引き続き、連携を進めるべきだという考えを強調しました。
民進党、共産党、社民党、生活の党の野党4党の連携を巡って、民進党内では、前原元外務大臣が、先に「枠組みありきはよくない」と述べたほか、馬淵元国土交通大臣も、「既定路線であるかのように結論づけるべきではない」と指摘するなど、次の衆議院選挙を見すえて、改めて、連携の在り方を議論すべきだという意見が出ています。
これについて、共産党の小池書記局長は記者会見で、「民進党でも、先の参議院選挙での野党共闘に、前向きの効果があったという点は、大方の一致を見ているのではないか」と指摘しました。そのうえで、小池氏は「『安倍1強』、『巨大与党』と言われる中で、衆議院選挙は小選挙区制であり、選挙協力を進めていくことは、政治の流れを変えるうえでは、決定的に重要だ」と述べ、引き続き、野党4党の連携を進めるべきだという考えを強調しました。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072900878&g=pol
将来世代に借金=共産・小池氏
共産党の小池晃書記局長は29日の記者会見で、政府が8月2日に閣議決定する28兆円超の経済対策について、「結局アベノミクスはうまくいっていないということの証明だ。中身は将来世代に借金を負わせる、ばらまき中心になっている」と批判した。 (2016/07/29-18:28)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00000000-okinawat-oki
参議院会派「沖縄の風」結成 糸数慶子氏と伊波洋一氏
沖縄タイムス 7月27日(水)6時10分配信
【東京】参院議員の糸数慶子氏と伊波洋一氏が26日、参院議員会館で会見し、会派「沖縄の風」を結成したと発表した。名護市辺野古の新基地建設や東村高江のヘリパッド建設、石垣・宮古など先島への自衛隊配備に反対する。野党4党と共闘する。
代表に就任した糸数氏は「台風を吹かせるくらいの気持ちで取り組みたい。突風を吹かせ、安倍政権の基地問題に対する県民無視の状況を取っ払いたい」と意気込んだ。
会派では、沖縄の声を国政に届け、沖縄の未来と県民の尊厳、日本の民主主義を守るため、沖縄の民意を日米両政府に訴えることを目的として活動する。
基本政策は(1)憲法9条を守り、安全保障法制の廃止、日米地位協定の全面改定(2)新基地建設断念、オスプレイ配備を撤回(3)環太平洋連携協定(TPP)と消費増税に反対し、沖縄の振興を図る(4)社会保障制度の拡充、医療福祉の充実(5)貧困問題や待機児童の解消(6)性犯罪・性暴力の撲滅、雇用機会の均等など女性が生きやすい社会づくり(7)原発の新設再稼働反対-の7項目を掲げる。
伊波氏は「沖縄の経済は停滞していない。発展するエネルギーもあることを国政から発信しながら、戦後71年続く基地問題の解決に取り組みたい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-00000020-ryu-oki
伊波氏、糸数氏が新会派「沖縄の風」結成
琉球新報 7月26日(火)17時4分配信
【東京】10日投開票の参院選で当選した伊波洋一参院議員と糸数慶子参院議員は26日、新会派「沖縄の風」を結成し、参院議員会館で記者会見を開いた。会派は名護市辺野古新基地建設、米軍北部訓練場の部分返還に伴うヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設計画、先島への自衛隊配備計画などに反対する立場を政策の核として国会で活動する。
記者会見で会派代表を務める糸数氏は「沖縄の声を国政に届けるために、沖縄の未来と、県民の命と尊厳、日本の民主主義を守るために、沖縄の民意を日米両政府に訴えることを目的として2人で活動していきたい」と語った。
琉球新報社
最終更新:7月26日(火)17時4分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160726-00000084-mai-pol
<参院>生活と社民が統一会派「希望の会」
毎日新聞 7月26日(火)20時2分配信
◇参院沖縄の糸数慶子氏と伊波洋一氏が会派「沖縄の風」
生活の党と社民党は26日、参院の統一会派「希望の会(生活・社民)」の結成を参院事務局に届け出た。人数は5人で、議員会長に社民の福島瑞穂副党首が就任した。一方、参院沖縄選挙区の糸数慶子氏と先の参院選で初当選した伊波洋一氏は同日、会派「沖縄の風」を結成した。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160727-00050166-yom-pol
参院の新勢力が確定…社民の会派名称消える
読売新聞 7月28日(木)8時18分配信
参院選の結果を受けた参院各会派の届け出が27日締め切られ、新たな勢力分野が確定した。
自民党は非改選で入党したばかりの平野達男氏、民進党は山形選挙区で無所属の野党統一候補として当選した舟山康江氏の会派入りをそれぞれ届け出た。
新しい会派として社民、生活両党の統一会派「希望の会(生活・社民)」と、沖縄県選出議員2人による「沖縄の風」が加わった。「希望の会」結成に伴い、1996年以来、約20年間使われてきた社民党の参院会派「社民党・護憲連合」の名称は消えた。
一方、「日本を元気にする会・無所属会」が解散したほか、平野氏が所属していた「新党改革・無所属の会」も消滅した。「元気」に所属していたアントニオ猪木氏と、無所属だった行田邦子、松沢成文両氏は「無所属クラブ」に入った。
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赤旗目線で見た無所属議員の会派入り。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-07-27/2016072702_02_1.html
2016年7月27日(水)
無所属議員の会派入りで確認
4野党書記局長・幹事長会談
26日に国会内で開かれた4野党書記局長・幹事長会談では、先の参院選1人区で野党統一候補として当選した無所属議員の所属会派入りについて協議し、以下の通り確認しました。
舟山康江議員(山形)は民進党・新緑風会に会派入りします。森裕子議員(新潟)は当面、無所属で活動します。木戸口英司議員(岩手)は生活の党に会派入りします。
伊波洋一議員(沖縄)については、糸数慶子参院議員(無所属)とともに独自の会派を結成することを確認しました。
日本共産党の小池晃書記局長は会談の席上、舟山氏の民進党入党と森氏の今後の会派入りについては、引き続き地元で理解を得られるような努力を続けることを求めました。
また、沖縄の2議員の独自会派結成については、「“オール沖縄”で保守の方も含めて選挙戦をたたかってきた経過から、特定の会派に属さず、お二人で会派をつくることに賛成だ」と発言し、野党間で国会活動の連携・協力を進めることを確認しました。
同会談では、生活の党と社民党が参院で統一会派を組むとの報告がありました。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072500597&g=pol
野党共闘継続を=小池共産書記局長
共産党の小池晃書記局長は25日の記者会見で、10月の衆院補選や次期衆院選への対応について、「『安倍1強』と言われる中で、お互い力を合わせる選挙協力を進めることは政治の流れを変える上で決定的に重要だ」と述べ、民進党を中心とする野党共闘を今後も継続すべきだと訴えた。(2016/07/25-17:07)
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作家 島田雅彦氏「サヨクにもポピュリズムの旗手が必要」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186611
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010616871000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_112
共産 志位氏 民進党代表選後も野党共闘継続を
8月1日 15時22分
共産党の志位委員長は記者会見し、民進党の岡田代表が来月の代表選挙に立候補しないことに関連し「『野党共闘』は公党間の確認事項だ」と述べ、代表選挙の結果にかかわらず、今の路線を継続すべきだという考えを示しました。
この中で志位委員長は、先月31日に行われた東京都知事選挙について「野党4党で擁立した鳥越氏の勝利に至らなかったが、大健闘だった。4野党プラス市民という枠組みが、首都・東京で本格的に始まったことは、大変大事な意義を持つことだ」と述べました。
そのうえで志位氏は、民進党の岡田代表が来月の代表選挙に立候補しないことに関連し「『野党共闘』は政党と政党との間で確認されて進められてきた。さらに衆議院選挙でも発展させたいというのが私たちの立場であり、公党間の確認事項だ」と述べ、代表選挙の結果にかかわらず今の路線を継続すべきだという考えを示しました。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080500944&g=pol
衆院選でも野党共闘を=共産委員長
共産党の志位和夫委員長は5日、東京都内で講演し、先の参院選での野党共闘について「全国規模での統一戦線、選挙協力が大きな成果を結んだ。未熟さもあるが、大いなる未来がある」と述べた。その上で、次期衆院選に向け「野党共闘をさらにパワーアップさせるために全力を尽くしていく決意だ」と語り、野党第1党の民進党に選挙協力の徹底を働き掛けていく考えを示した。 (2016/08/05-21:52)
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共感呼んだの?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160813-00000071-mai-soci
<シールズ>15日解散 政治に斬新な表現、若者の共感呼ぶ
毎日新聞 8月13日(土)21時19分配信
<シールズ>15日解散 政治に斬新な表現、若者の共感呼ぶ
SEALDsが呼びかけた安保関連法案反対の集会で声をあげる学生ら=東京・国会前で2015年7月3日、後藤由耶撮影
戦後71回目の終戦の日となる8月15日、安全保障関連法の廃案などを訴えてきた学生たちのグループ「SEALDs(シールズ)」が解散する。先月の参院選で改憲勢力が伸長し、憲法改正の発議が現実味を帯びている。それでもシールズは結成から1年3カ月、既成の政党や運動体にはない斬新な表現や活動のスタイルで政治を揺さぶり、若い世代の存在感を示してきた。【山崎征克、平川哲也】
シールズは2015年5月3日の憲法記念日に、東京都内の明治学院や立教、上智などミッション系の私立大学生たちが結成したとされる。メンバーは集まることもあるが、集まれなくても無料通信アプリ「LINE(ライン)」などで手際よく物事を決める。「安保法制反対」でゆるやかにつながり、東北や関西、沖縄でもグループが生まれた。
グループは国会前や各地で集会を開き、安倍政権批判を展開。若い世代の共感を呼び、抗議のうねりは安保関連法が成立する昨年9月に頂点に達する。その後も活動を続け、今年の参院選では野党共闘の成立に貢献した。
グループの解散は当初から参院選後と決まっていた。中心メンバーの一人である奥田愛基(あき)さん(24)は公示前に取材に応じ、解散について「さびしくはない。むしろすがすがしいくらいの気持ち。今後もっとできることがあると思っている。解散が惜しいと思うなら自分で動き出してほしい」と語っていた。
同じく中心メンバーの明治大大学院生、千葉泰真(やすまさ)さん(25)は13日、これまでの活動を振り返って「参院選の野党共闘など新しいことができ、貴重な時間だった。変化のきっかけみたいなものを社会に残せたのではないか」と話した。安保関連法が施行され、参院選では改憲勢力が3分の2を超すなど力量の限界を受け止めながらも「シールズという名前はなくなるが、社会の一員として常に自由や民主主義と向き合いながら生きていきたい」と決意を語った。
シールズ関西も13日に大阪市内で記者会見した。メンバーの神戸大大学院生の塩田潤さん(25)は「(参院選で)改憲の危うさを伝えきれなかった反省はあるが、市民参加型の選挙としては大きな前進が見られたと思う」と強調。「日常生活と政治を近づける成果はあった」と語った。
シールズ関西は、東京と同様15日に解散する。一方、沖縄のグループは活動を継続するという。
【ことば】SEALDs
首都圏の学生らが2015年5月に結成し、国会前などで抗議行動を行ってきた。立憲主義を軸に格差是正や平和外交、市民の政治参加などを訴えている。名称は「Students Emergency Action for Liberal Democracy(自由と民主主義のための学生緊急行動)」の頭文字を取って名付けた。
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http://this.kiji.is/138572559531900936?c=39546741839462401
社民新党首に吉川氏有力
9月、話し合いで選出方針
2016/8/17 18:17
社民党執行部は9月9日に開く全国代表者会議で、参院選で落選し辞意表明した吉田忠智党首に代わる新党首を、選挙ではなく話し合いにより選出する方針を固めた。後任は若手の吉川元・政審会長(49)が有力視されている。9月1日の常任幹事会で吉田氏の辞任を了承した上で、代表者会議前に事実上、決着させたい意向だ。関係者が17日、明らかにした。
執行部は、早ければ9月中旬にも召集される臨時国会の準備などを考慮すると、党首選を行う時間がないと判断した。
衆参両院の所属議員4人と吉田氏が新党首人事を事前に調整し、代表者会議で承認を求める段取りを描く。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160816/k10010637841000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_028
SEALDs解散 「市民が当たり前に政治参加を」
8月16日 13時54分
安全保障関連法の廃止などを訴えてきた大学生など若者のグループ「SEALDs(シールズ)」が、緊急行動としての活動に区切りをつけるとして解散し、記者会見で「市民が当たり前に政治に参加する文化を多くの人が始めてほしい」と訴えました。
SEALDsは、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法の廃止などを訴えるため、首都圏の大学生などによって去年5月に結成され、国会前の集会には幅広い世代が参加したほか、関西や東北、それに沖縄に同様のグループができるなど広がりを見せました。
SEALDsは、緊急行動としての活動に区切りをつけるとして、終戦の日の15日に解散し、16日に都内で記者会見を開きました。
中心メンバーの1人、大学院生の奥田愛基さんは「自分自身、思い悩みながら活動してきたが、民主主義とは何かを問い続け、できると思ったことは逃げずにやってきたつもりだ」と述べました。
また、同じく中心メンバーの大学生の牛田悦正さんは「市民が当たり前に政治に参加するという文化をもっと多くの人が始めていってほしい」と訴えました。
メンバーの一部は今後も政策に関する研究などを続けるほか、アメリカ軍普天間基地の移設問題などに反対する沖縄のグループは解散せずに活動を続けていくということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160815/k10010636631000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_038
共産・小池書記局長 改憲阻止へ野党連携を
8月15日 13時45分
共産党の小池書記局長は、東京都内で街頭演説し、憲法改正について、「再び戦争への道を歩むことになり、絶対に許すわけにはいかない」と述べ、憲法改正を阻止するため、次の衆議院選挙に向け、民進党などとの野党4党の連携を深めたいという考えを示しました。
この中で、共産党の小池書記局長は、「安倍政権は、憲法の平和主義を根底から覆すような暴走を続けていて、安倍総理大臣は、改憲のたくらみもはっきり示している。憲法改定は、日本を再び国際社会から孤立させ、再び戦争への道を歩むことになり、絶対に許すわけにはいかない」と述べました。
そのうえで、小池氏は「先の参議院選挙や東京都知事選挙では、野党が共闘して戦うことができた。野党と市民が力を合わせれば、必ず政治を変えることができる。改憲を許さず、安倍政権を1日も早く打倒するために、立場の違いを越えて、力を合わせようではないか」と述べ、憲法改正を阻止するため、次の衆議院選挙に向け、民進党などとの野党4党の連携を深めたいという考えを示しました。
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http://www.news-postseven.com/archives/20160627_424473.html
大健闘の共産党 参院選比例代表目標上回る900万票も
2016.06.27 16:00
自公にとって楽勝ムードだったはずの参院選が、一転して緊迫感に包まれている。共産党の支持率が急上昇しているというデータに、自公が過剰なまでの危機感を覚えているのだ。
参院選は「安倍自民党vs共産党」の戦いの様相を呈してきた。まるで巨大な敵に怯えるように共産党批判のボルテージをあげているのが安倍晋三・首相だ。
「共産党は『自衛隊解散』を綱領に書いている」
「共産党は日米同盟を破棄しようとしている。民進党は選挙のためなら共産党と手を組む」
全国の遊説先でそう連呼し、敵は共産党しか眼中にない。野党第一党の民進党など“共産党の刺身のつま”扱いなのだ。
自民党は参院選戦略として「有権者の共産党に対する拒否感を刺激する」という方針を掲げ、選挙前から〈野党統一候補=民共合作候補〉と赤字で大書したビラを配布。共産党が綱領に日米安保条約廃棄、自衛隊解消を掲げている問題を厳しく突く作戦でネガティブキャンペーンを張ってきた。ところが、それでも共産党の勢いは止まらない。安倍首相に衝撃を与えたのが参院選の情勢調査の数字だ。
自民党選対本部は3月から6月まで毎月、参院選の各選挙区の調査を行なっている。本誌が独自入手した調査結果によると、複数区の埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知などで共産党候補が大健闘し、自民、公明の与党候補を脅かしているのである。ざっと見ていこう。
自公民が改選議席を持っていた埼玉選挙区(改選定数3)では、今回、自民、民進の現職候補に次いで共産党候補(支持率約19%)が3位の当選圏内に入り、4位の公明党現職(約13%)に大きく水をあけている。自民、民進が候補を2人ずつ立てた激戦区の千葉選挙区(同3)でも、自民、民進の現職に続いて共産党候補(約13%)が3議席目を争い、6月調査でついに自民党2人目の新人候補(約12%)を 差で逆転した。
候補者31人と大混戦の東京選挙区(同6)でも猛威を振るっている。わかりやすく候補者名をあげて情勢を見ていくと、1位は民進・蓮舫氏(約19%)、2位の自民・中川雅治氏(約17%)と続き、共産党の山添拓氏(約13%)が3位争いを展開。なんと、前々回2位当選の公明党現職・竹谷としこ氏(約7%)にダブルスコアをつけている。
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また、神奈川(同4)は共産候補(約10%)と公明候補(約10%)、自民党推薦候補(約11%)がほぼ横一線で3〜4位の2議席を争い、愛知(同4)でも同様に共産党候補(約10%)が公明党候補(約9%)、民進党新人(約8%)と三つ巴で3〜4位の2議席を争っている。
その勢いはここに来てさらに増している。産経新聞・FNNの調査(6月18〜19日)によると、共産党の政党支持率は5月調査の3.8%から5割増の5.7%に急伸、参院選比例代表で投票したい政党でも7.4%に達しているのだ。
共産党は今回の参院選で過去最高の「比例代表850万票」の目標を掲げているが、ジャーナリストの角谷浩一氏は、「都市部での地盤固めが進んでおり、目標を上回る900万票をうかがう勢いです」と読む。
「900万票」という数字は前回参院選(2013年)の比例代表での政党別得票と比較すると、公明党(約757万票)、旧民主党(約713万票)を上回り、自民党(約1850万票)に次ぐ第2位の得票数に相当する。
※週刊ポスト2016年7月8日号
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http://blogos.com/article/187585/
社会民主党2016年08月19日 16:11「希望の会」が初顔合わせ
「沖縄の風」とも連携確認
参院選を受けた議長選挙などを行なう第191回臨時国会が1日、開会した。参院の新統一会派「希望の会(生活・社民)」(議員会長=社民・福島みずほ議員)が社民党控室で初顔合わせを行ない、今後の結束を確認した。
また同日、参院で新会派「沖縄の風」を結成した糸数慶子、伊波洋一の両議員が党控室に又市征治幹事長を訪ね、連携強化を約束し合った。
希望の会所属議員の所属委員会等は以下のとおり(敬称略)。福島みずほ(社民)=厚生労働、地方消費者特、憲法審、又市征治(社民)=総務、決算、ODA特、山本太郎(生活)=内閣、予算、復興原子力特、木戸口英司(生活)=文教科学、災害特、青木愛(生活)=国土交通、行政監視。なお予算委質問は山本、福島両議員が交互に担当する。
(社会新報2016年8月17日号より)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082800065&g=pol
志位共産委員長がマレーシア訪問へ
共産党は28日、志位和夫委員長が31日からマレーシアのクアラルンプールを訪れると発表した。9月1〜3日に同地で開かれる「アジア政党国際会議」第9回総会に出席する。同党によると、志位氏のマレーシア訪問は初めて。同4日に帰国する。 (2016/08/28-14:37)
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未だ辞めてなかったのか。
2016.9.1 08:51
社民党が吉田忠智党首の辞意について対応協議
http://www.sankei.com/politics/news/160901/plt1609010010-n1.html
社民党は1日、参院選敗北の責任を取るとした吉田忠智党首の辞意について対応を協議するため党本部で常任幹事会を開く。落選した吉田氏も出席する。
8月31日の両院議員総会では参加者から慰留する声が相次ぎ、吉田氏は常任幹事会メンバーの意見を踏まえて判断する意向を示していた。
吉田氏は平成25年の参院選敗北で引責辞任した福島瑞穂氏の後を継ぎ党首に就任。任期は18年2月まで残っている。
社民党は党首を国会議員に限定しておらず、前身の社会党時代の昭和52年には、非国会議員の飛鳥田一雄横浜市長が委員長に就任した例がある。
2016.7.27 01:00
【岡田浩明の野党ウオッチ】
落日の社民党に一足早い秋風 所属議員は衆参合わせて4人のみ 落選の吉田忠智党首は辞めるに辞められず…http://www.sankei.com/premium/news/160727/prm1607270003-n1.html
…
今回の比例票は153万票。前回参院選から約30万票増えたことを理由に「2議席死守、比例250万票」という今回の目標に届かなくても、「党勢低迷の『下り坂』は底を打った」という安堵感が漂う。
実際、吉田氏は14日の党常任幹事会で、「選挙のたびに比例票を減らしてきたが、低落傾向に歯止めをかけることができた」と指摘した。又市征治幹事長も「あまり意気消沈する話ではない。得票数、得票率ともに伸ばしている。もう一歩努力が足りなかったということだ」と分析してみせたが、果たしてそうだろうか-。
…
社民党は今後、党首辞任を表明している吉田氏の後任選びに焦点が移る。9月上旬の全国代表者会議までに次期党首のめどをつける方針だ。当選2回ながら政策に明るい吉川元・政審会長(衆院比例九州ブロック)を推す声がある一方、吉田氏の続投論がくすぶる。
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http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20160901-567-OYT1T50054.html
社民・吉田党首が辞意撤回、なり手なく?
22:14読売新聞
社民党は1日、党本部で常任幹事会を開き、7月の参院選で落選し、辞意を表明していた吉田党首の続投を決めた。
吉田氏は出席者の慰留を受け入れ、辞意を撤回した。同党は、国会議員ではない党首の下で再建を目指す。任期は2018年2月まで。
同党の党則では、非国会議員でも党首に就任可能。前身の旧社会党時代には飛鳥田一雄氏が横浜市長のまま委員長を務めた例がある。
吉田氏は会合後の記者会見で、「組織の決定には従わなければいけない。次の国政選挙で復帰を果たしたい」と述べた。会合に出席した又市幹事長によると、参院選での得票を前回選から増やしたことなどを理由に、出席者の総意として続投を求めたという。
ただ、党内では「国会議員が4人だけで、なり手がいなかった」と人材不足を指摘する声も出ている。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083100908&g=pol
社民に吉田党首続投論
社民党は31日、両院議員総会を開いた。7月の参院選で落選した吉田忠智党首は改めて辞任の意向を示したが、出席者からは「参院選では一定の成果を出した」などとして、吉田氏に続投を求める意見が相次いだ。9月1日の常任幹事会で再協議する。
関係者によると、吉田氏の後継として有力視されていた吉川元・政審会長は党首就任を固辞しているという。 (2016/08/31-22:07)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083100608&g=pol
民進新代表とも共闘=共産委員長
共産党の志位和夫委員長は31日、次期衆院選での野党協力の在り方が争点となる9月の民進党代表選について、「野党間では国政選挙でできる限りの協力を行うと合意している。民進党の新しいリーダーにどなたがなろうとも、この合意の線で進むだろう」と述べ、結果にかかわらず共闘路線を継続させる考えを示した。成田空港で記者団の質問に答えた。
志位氏は「参院選で野党共闘が成果を挙げたことは誰も否定できない事実だ」と指摘。「わが党としては参院選の成果、公党間の合意を踏まえて野党共闘を誠実に発展させるために力を尽くす」と語った。 (2016/08/31-16:36)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160829/k10010658221000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_098
共産 小池氏 野党連携で衆院補選候補者取り下げも
8月29日 18時24分
共産党の小池書記局長は記者会見で、民進党代表選挙の結果にかかわらず、野党4党の連携を維持すべきだとしたうえで、今後の協議次第では、10月に行われる2つの衆議院の補欠選挙で、候補者を取り下げることもありえるという認識を示しました。
この中で小池書記局長は、民進党代表選挙について「関心を持って注目しているが、今後も国政選挙でできるかぎり協力していくことは、党首会談などで繰り返し確認しているし、野党が協力してほしいというのが国民の多数の声だ」と述べ、代表選挙の結果にかかわらず、野党4党の連携を維持すべきだという考えを示しました。
そのうえで小池氏は、ことし10月に行われる衆議院東京10区と福岡6区の補欠選挙について、「非常に大事な選挙なので、野党で選挙協力して取り組みたい。共産党はすでに候補者を擁立しているが、野党間の調整はありえる」と述べ、今後の協議次第では、候補者を取り下げることもありえるという認識を示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160831/k10010663061000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_061
社民 吉田党首の辞意に慰留相次ぐ
8月31日 20時37分
社民党の吉田党首は、党の両院議員総会で、先の参議院選挙で、みずからが落選したことなどの責任を取り、党首を辞任する意向を重ねて示したのに対し、出席者から慰留する意見が相次ぎ、9月1日の常任幹事会で改めて対応を協議することになりました。
社民党の両院議員総会は、31日、党本部で、吉田党首と、党所属の国会議員4人が出席して開かれました。
この中で、吉田党首は、先の参議院選挙で、みずからが落選するとともに、改選議席を減らし、1議席の獲得にとどまったことを踏まえ、「新しい人にバトンタッチしたい」と述べ、党首を辞任する意向を重ねて示しました。
これに対し、出席者からは、「吉田党首になってから国政選挙で得票数を伸ばしている」、「任期は再来年2月まで残っている」などと慰留する意見が相次ぎ、1日の常任幹事会で改めて対応を協議することになりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160901/k10010664261000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_050
社民 吉田党首 辞意を撤回し続投
9月1日 13時12分
社民党の吉田党首は、先の参議院選挙で1議席の獲得にとどまったことなどの責任を取り、党首を辞任する意向を示していましたが、1日党の常任幹事会で党首を続投するよう求められたことを受けて、辞意を撤回し、引き続き党首にとどまることになりました。
社民党の吉田党首は、先の参議院選挙で、みずからが落選するなど、改選議席を減らし、1議席の獲得にとどまったことから、責任を取って党首を辞任する意向を示していました。
これを受けて、1日開かれた党の常任幹事会では、「参議院選挙が厳しい戦いになることは当初から予測されていた」、「再来年2月までの任期を全うすべきだ」などと、吉田氏に党首を続投するよう求める意見が相次ぎました。
このため、吉田氏は辞意を撤回し、引き続き党首にとどまることになりました。
このあと、吉田氏は記者会見で「全員から、引き続き重責を果たせということだった。党首として党の再建と再生を果たすために先頭に立つ決意をした」と述べました。
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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/30637
照屋寛徳議員「合流しない」 社民党首の民進合流発言
2016年5月13日 06:13参院選2016社民党民進党
社民党の吉田忠智党首は12日の常任幹事会で、参院選の情勢が厳しいとした上で「民進党との合流も一つの選択肢として考えなくてはならない」と述べた。党単独で戦う可能性や、比例代表で他の野党との「統一名簿」方式を採用する考えも提案した。合流には社民党内で異論が強く、実現は見通せない。
出席者によると、新しい政治団体を設立して参院選に立候補する意向を表明した、憲法学者の小林節慶応大名誉教授と共闘する案も挙がったという。
沖縄県選出で社民の国対委員長を務める照屋寛徳衆院議員は沖縄タイムスの取材に、自らが民進党に合流することはないと答えた。
吉田氏の発言は「唐突感がある。党として議論されていない」とした。その上で「名護市辺野古の新基地建設反対との公約を掲げて当選した。『凍結』とする民進党との政策とは相いれない。改憲に対する考え方も一致しない」と、合流に強く難色を示した。
吉田氏は民進党の岡田克也代表に、自身の発言内容を電話で伝達。別の民進幹部には、社民内の意見集約を急ぐ意向も示した。
単身でも民進に合流するかと記者団に問われた吉田氏は「それはない」と党分裂の可能性は否定した。
民進は現時点で、党と党の合流には消極的。幹部は「個人として参加してほしい」としている。
社民の常任幹事会では、19日の幹事会で参院選の方針を最終調整すると確認。今月末に地方組織も加えた機関会議で、対応を議論することも決めた。吉田氏は「社民党の政策、社会民主主義を日本に残すためにどうしたらいいのか。戦略的な戦いのあり方を考えないといけない」と語る中で、統一名簿方式や民進党との合流案に言及した。
社民の所属議員は衆院2人、参院3人。参院選では吉田氏と福島瑞穂副党首が改選を迎え、比例代表から立候補する。
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http://news.livedoor.com/article/detail/11963427/
社民党首、非議員の吉田氏が続投 ほかに担い手おらず
2016年9月1日 20時30分 朝日新聞デジタル
社民党は1日の常任幹事会で、吉田忠智党首(60)の続投を決めた。吉田氏は7月の参院選で落選し、党首を辞任する意向を表明していたが、4人の所属国会議員全員が続投を望み、吉田氏も受け入れた。
常任幹事会後、又市征治幹事長は記者団に「党首は国会議員だという取り決めはない」とし、社会党時代の1977年に飛鳥田一雄横浜市長が委員長に就いた例があると説明した。
吉田氏は「今までにないご負担をかける」と懸念するが、「吉田さんしかいない」(党関係者)のが実情。福島瑞穂副党首は前回の参院選敗北で引責辞任し、吉田氏が引き継いだ経緯がある。又市氏は野党共闘など対外交渉を一手に担い幹事長を外せない。吉川元(はじめ)政審会長は次期衆院選を控えており、照屋寛徳国対委員長は体力面に懸念があるという。
元職は国会には入れるため、他党と合意すれば、党首会談などに吉田氏が出席することは可能だ。又市氏は「代理で私が務めることもある」と話す。(田嶋慶彦)
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古い記事
http://www.shikoku-np.co.jp/national/political/20120112000327
社民、福島党首に対立候補/照屋氏らが表明
2012/01/12 13:26
社民党の照屋寛徳国対委員長と阿部知子政審会長らは12日午前、国会内で記者会見し、20日告示の党首選で5選を目指す福島瑞穂党首への対立候補を擁立する意向を表明した。一方、福島氏は12日の党三役会議で、党首選へ立候補する意向を正式表明した。
照屋、阿部両氏は服部良一国対副委員長に立候補するよう打診しているが、承諾を得られなければ照屋、阿部両氏のどちらかが立候補することを検討している。候補擁立が実現すれば1996年に社会党から社民党に党名変更して以来初の選挙となる。
http://www.asahi.com/seikenkotai2009/TKY201001270277.html
社民人事 国対委員長に照屋氏、阿部氏は政審会長留任へ
2010年1月27日16時36分
路線対立をめぐる混乱で先送りされていた社民党の役員人事で、国会対策委員長に照屋寛徳衆院議員を起用し、政策審議会長に阿部知子衆院議員を留任させることが27日、内定した。同党は同日中にも両院議員総会(衆参12人)を開いて正式に承認する。
同党の役員人事は24日の党大会終了までに決めるはずだった。だが、党の独自性を発揮できていないことや、参院選に向けた取り組みが遅れているといった批判があり、福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)や重野安正幹事長の党運営に異論が噴出。就任が取りざたされた照屋氏や阿部氏が固辞する事態となった。
ただ、内向きな混乱には党内から批判の声が絶えなかった。そこで、最終的には(1)福島氏が党の主張を明確にして参院選に向けた態勢整備を進める(2)阿部氏らが求めていた保坂展人前衆院議員の参院選比例区への擁立を検討する、といった条件で互いが折り合った。
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-156403.html
社民党、国対委員長に照屋氏 「普天間問題へ決意」
2010年1月28日 09:46
【東京】社民党は27日、両院議員総会を国会内で開き、照屋寛徳衆院議員を国会対策委員長に起用する人事を決定した。政策審議会長は阿部知子衆院議員が続投する。照屋氏は「今後、米軍普天間飛行場移設問題が重要局面に差し掛かってくる。従来にも増す決意でこの問題に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
国民新は下地幹郎衆院議員が政調会長兼国対委員長を務めており、照屋氏の就任で、与党3党の国対委員長3人のうち2人を県選出国会議員が担うことになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100128-00000003-maip-pol
社民党 幹部ポスト3日空席、「党首の調整不足」の批判も
社民党は27日夜、両院議員総会を国会内で開き、空席だった国対委員長に照屋寛徳、政審会長に阿部知子の両衆院議員を充てる人事を決めた。両ポストは23、24両日の党大会で決める予定だったが、福島瑞穂党首の調整不足に怒った照屋、阿部両氏が大会当日に就任を拒否。「衆参合わせて議員が12人しかおらず、他に適任者がいない」(党幹部)として、役員2人が空席の異常事態が続いていた。両氏は、最後は党首の陳謝などを条件に就任を承諾したが、お粗末な「お家騒動」に、与党の資質を問う声が出そうだ。【白戸圭一】
福島氏は昨年12月の党首選で無投票4選を果たした直後、重野安正幹事長を続投させる意向を固めた。国対委員長は辻元清美副国土交通相が兼務していたため、当選1回の中島隆利衆院議員の国対委員長起用を内定し、連立を組む民主党に非公式に伝えたところ「経験不足」を理由に難色を示された。
福島氏はやむなく、23日の党大会初日にベテランの照屋氏に就任を通告し、阿部氏には政審会長への留任を告げた。ところが両氏は「打診もない」と拒否し、照屋氏は大会を中座して地元の沖縄へ帰ってしまった。福島氏は大会中も調整のため携帯電話を手に壇上を歩き回っていたにもかかわらず、終了後の記者会見では「民主主義の政党のため、いろいろな意見が出て人事が決まらなかった」と述べ、失笑を買った。
混乱の底流には、福島氏が参院選で党内に要望が強い選挙区からの出馬を避け、比例代表での立候補に固執していることや、今夏参院選への準備の遅れなどに対する党内の不満があり、福島氏の党運営に批判的な照屋、阿部両氏が日ごろの不満を爆発させた格好だ。
2ポストが空席の3日間、社民党は重野氏が国対委員長、阿部氏が政審会長を暫定的に務めて急場をしのいだ。阿部氏は25日の基本政策閣僚委員会に「党首補佐役」として出席したが、翌朝には財務省が社民党側に「阿部氏は今後、どのような資格と肩書で税調に出席するのか」と電話で問い合わせるなど、政府側も対応に苦慮した。社民党幹部は「混乱ぶりは、与党として恥ずかしい。夏の参院選に影響が出るかもしれない」と自嘲(じちょう)気味に話した。
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>>463
http://www.j-cast.com/2012/01/19119375.html?p=all
社民党のドロドロ党首選 「誰も立候補できない」事態も?
2012/1/19 19:30
社民党が党首選をめぐり混迷を深めている。5選をめざす福島瑞穂党首(56)に対し、同党国会議員の「反対派」が対立候補擁立を模索している。推薦人確保の「壁」から対立候補擁立を困難視する見方がある一方、「福島党首も推薦人を確保できていない」との見立ても出ている。
そんな中、10人しかいない国会議員だけの「コップの中の嵐」にしてはならない、とばかりに社民党の地方議員が突如、立候補に名乗りを上げた。告示直前の「伏兵」登場だが、立候補できる基準を満たせるかどうかは流動的で、「誰も立候補できない」事態もありえる情勢だ。
告示前日に市議が「表明」
2012年1月19日、社民党の三重県伊賀市議、稲森稔尚氏(28)が、国会内で記者会見し、20日に告示される党首選への「立候補」を表明した。
党首選へ立候補するには、自身が所属する都道府県連の推薦に加え、「社民党国会議員の3分の1(4人)以上」か「党員200人以上」の推薦が必要だ。
稲森氏は、福島党首5選への「反対派」国会議員らの動きとは別に、党員推薦を集めて立候補する方針を示した。
とはいえ、会見段階では「党員200人以上」の推薦が確保できたわけではなく、県連への推薦申請もまだ出していないという。「党員150人の推薦はめどがついている」と明かす稲森氏の支援者もいるが、仮に「200人以上」集まったとしても、三重県連が推薦を出すかどうかは不明だ。
現職の福島党首は、1月12日に立候補を表明し、18日には、「国会議員4人以上」の推薦にめどがついたと一端、説明した。しかし、ほどなく撤回し、「引き続き努力する」とトーンダウンした。その後確保できた、との情報もある。
一方、1月12日に「対立候補」の擁立をめざす会見を開いたのは、阿部知子政審会長と照屋寛徳・国会対策委員長、服部良一衆院議員だ。照屋氏は「福島党首になって選挙は負け続けだ」「敗戦投手(党首)は交代して、得意分野の守備に回るべきだ」と批判した。
「国会議員3分の1」の壁
その後、服部議員(61)の擁立を軸に検討が進められたが、1月19日になっても難航中だ。阿部政審会長は19日のツイッターで「社民党の党首選、本当にハードルが高い」と「国会議員3分の1」規定について、嘆いている。
福島党首が仮に最低ラインの4人の推薦を得たとすれば、福島氏本人を除くと社民党国会議員はあと5人。服部氏擁立を仮定すると、阿部・照屋両氏は推薦するとして残りは2人だ。「4人以上」確保には、この「2人」をいずれも取り込む必要がある。要するに、国会議員が2人立候補するということは、「5人VS 5人」の真っ二つに割れることを意味する。
社民党は1996年に党名を社会党から変更して以来、党首選はいずれも無投票だった。仮に今回、党首選が実施されれば、「党員の投票により」(社民党党則)選ばれることになる。一方、立候補できる候補者が出ず、党首選が行えなかった場合は、全国代表者会議で選出できる、などと党則で定めている。
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実際は立候補していない。
>>463
【ニュース】 社民党党首選、阿部知子氏が立候補 福島みずほに対抗馬
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1326383489/1
1 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[sage] 投稿日:2012/01/13(金) 00:51:29.49 ID:XC97LsSt0 ?PLT(13003) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/kitawa.gif
20日告示の社民党党首選で、阿部知子政審会長(衆院比例南関東)ら4氏は12日、
立候補を表明している福島瑞穂党首(参院全国比例、県連合代表)の対抗馬擁立を発表した。
同党では1996年に社会党から党名変更した後は無投票が続いており、初の選挙戦となる。
選挙を行う場合の開票日は2月6日。
阿部氏のほか照屋寛徳国対委員長らが会見に出席し、
「党首が退潮の責任を取らない一方、党員の信を問わずに多選を重ねるのは反対」
として党首選実施を訴える声明を発表。
来週以降に候補者を決める方針で、
服部良一氏と山内徳信氏を含めた4人の中から擁立する可能性もある。
福島氏は同日の党三役会議で立候補を正式表明した。
党規則では、立候補には所属する都道府県連の推薦と国会議員3分の1以上の推薦が必要で、
現在衆参にいる議員10人のうち本人以外に4人の推薦人が必要。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1201120034/
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082900669&g=pol
10月補選でも野党協力を=共産書記局長
共産党の小池晃書記局長は29日の記者会見で、10月の衆院東京10区、福岡6区の両補欠選挙について「ぜひ野党協力という形で取り組みたい。そういう方向で協議を進めたい」と述べ、野党候補の一本化を目指す考えを示した。民進、共産両党とも既に候補者を決めており、共産党が取り下げを検討する可能性も示唆した。
野党共闘の在り方は9月の民進党代表選の主要争点となる。これに関し、小池氏は「これからも国政選挙でできる限りの協力を行うことは党首会談でも繰り返し確認している」と語り、民進党が共闘路線を継続することに期待を示した。(2016/08/29-19:03)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090100313&g=pol
吉田党首が続投=非国会議員、辞意を撤回-社民
社民党は1日午前の常任幹事会で、7月の参院選で落選した吉田忠智党首の続投を決めた。吉田氏は辞意表明していたが、幹事会では「辞任する必要はない」との意見で一致。吉田氏もこれを受け入れて辞意を撤回した。同党は、国会議員ではない党首の下で再建を目指すことになる。
吉田氏は幹事会後の記者会見で「私も組織人だから組織の決定には従わなければならない。引き続き党首の重責を担い、次の国政選挙で復帰を果たしたい」と述べた。
社民党は参院選で比例代表1議席の獲得にとどまり、吉田氏は落選。同氏は引責辞任する意向を示していた。同党の党則では、国会議員でなくても党首を務めることができる。旧社会党時代には、横浜市長のまま委員長に就任した飛鳥田一雄氏の例がある。 (2016/09/01-11:46)
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160830-00000009-pseven-soci
日教組と全教 どちらも左派的な主張だが違いも多い
NEWS ポストセブン 8月30日(火)7時0分配信
日本最大の教職員組合である「日教組(日本教職員組合)」と、そこから分離した共産党系の「全教(全日本教職員組合)」。どちらも左派的な主張を展開しているが、実は違いも多い。まず、日教組の加入者数は全国で約24万7000人で、全教は4万4000人だ。
学校教育の現場では、毎年春、新人教員が入ってくると教職員組合への熾烈な“勧誘合戦”が繰り広げられる。西日本の組合非加入のベテラン教員が語る。
「うちは全教加入教員が多いが、2人だけ日教組の先生がいる。ある年に新人が入って、日教組の先生が飲みに誘い、新人に組合のチラシを渡した。そうしたら、翌日からは全教の教員たちがこぞって飲みに誘うようになった。新人は断れないから大変。このときは結局、全教の勧誘が勝った」
公安関係者によれば、「新人のリクルートは以前は学校内でやっていたが、最近では校長などの目が厳しくなり、できなくなっている。舞台は放課後に移っている」という。
日教組と全教が分裂したのは、1989年のこと。当時、日教組の連合(日本労働組合総連合会)加盟をめぐり、内部対立が激化した。その際、反主流派は「日教組は右転落した」という強い言葉で執行部を批判して分裂に至り、全教が誕生。全教は今、全労連(全国労働組合総連合)の中核組織のひとつとなっている。
分裂当時、24県でも傘下県教組が分かれた経緯から、現在でも福井や山梨のように「日教組が圧倒的に強い県」、和歌山や島根のように「全教加入者が多い県」といった“地域色”がある。『日教組』の著書がある教育評論家の森口朗氏が語る。
「日教組と全教の方針には、数々の違いがあります。例えば支持政党。日教組は民進党支持です。全教は、表向きには支持政党はありませんが、実態としては共産党系と言えます」
ほか、主な主張や考え方の違いを左上の表に示したが、両者に、相手方の考え方に対する意見を聞くと日教組も全教も「回答を控える」と口を揃えた。安保法制反対や参院選などで共闘した経緯があり、最近は両者の距離が近づいているからだろう。実際、近年では右表に掲げたテーマでお互いを厳しく批判しあう場面は見られない。それでも、新人勧誘の現場では毎春のようにバトルが繰り広げられる。
「どちらも加入率が下がっているから、必死だ」(冒頭のベテラン教員)
その戦いに向けるエネルギーを、ぜひ子供たちに注いでほしい。
※SAPIO2016年9月号
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>>468
主な主張や考え方の違い
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160830-00000009-pseven-soci.view-000
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http://this.kiji.is/143905989082564092
社民、吉田党首が辞意撤回し続投
2016/9/1 11:30
社民党の吉田忠智党首は、参院選敗北の責任を取るとして表明した辞意を撤回、続投が決まった。
http://this.kiji.is/143973707744445944
社民・吉田党首が続投、慰留受け辞意撤回
2016/9/1 15:45
【東京支社】社民党は1日、東京・永田町の党本部で常任幹事会を開き、辞意を示していた吉田忠智党首に引き続き続投を求めることで一致した。吉田氏は受け入れて辞意を撤回。続投が決まった。
幹事会後に会見した吉田氏と又市征治幹事長によると、吉田氏が9日に開く全国代表者会議で正式に辞意表明する意向を示したのに対し、過去2回の国政選挙で党の得票数を伸ばした実績があるなどとして一致して続投を要請したという。
7月の参院選では、比例代表で吉田氏と福島瑞穂副党首が改選前2議席の確保を目指したが、吉田氏は落選した。
会見で吉田氏は「党首としてけじめをつけるべきだとの思いはあるが、組織の決定には従わなければならない。国会議員でない人間が党首を務めることで党や職員に負担を掛けることになるが、引き続き全力を挙げて党の再建再生に取り組んでいきたい」と話した。
http://this.kiji.is/143923352411162107
社民、吉田党首が続投
参院選引責の辞意撤回
2016/9/1 12:57
社民党の吉田忠智党首は1日、7月の参院選敗北の責任を取るとして表明した辞意を撤回した。吉田氏は参院選で落選したが、同日の党常任幹事会が非国会議員のまま党首を続けるよう要請。吉田氏は受け入れ、続投が決まった。8月31日の両院議員総会で慰留する声が相次いでいた。
常任幹事会後に記者会見した吉田氏は「国民の選択に値する政党に再建するため先頭に立つ。次の国政選挙で国会議員復帰を果たしたい」と述べた。同席した又市征治幹事長は現執行部体制を維持する考えを示した。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160823-01184319-sspa-soci
安倍昭恵首相夫人と三宅洋平氏、参院選を戦った“敵”同士が「対話」
週刊SPA! 8月23日(火)16時20分配信
安倍晋三総理夫人の安倍昭恵さんと、7月10日の参院選東京選挙区に立候補して25万票以上をとりながら落選したミュージシャン、三宅洋平さんの関係が注目されている。それは参院選から一夜明けた7月11日、昭恵夫人が自分のFacebookに三宅さんへのラブコールを送ったところから始まる。
「どんなに甘いと言われようが、バカだと言われようが、私はどんな人とも仲良くなれると信じている。世界が平和になるためには、まずは日本のなかが、心ひとつに。和を以て貴しと為す。三宅洋平さん、公邸でお待ちしてます!」と投稿した。
この投稿をきっかけに二人の「対話」が始まった。
◆違った考えの者でも「対話」をしていくことが大切
参院選東京選挙区では、自民党公認で当選した朝日健太郎氏を応援した昭恵夫人。まさに参院選ではぶつかった“敵”同士。
「でも、違った考えの者でも『対話』をしていくことが大切。もともと2013年の参議院選のときから、三宅洋平さんに興味がありました」と昭恵夫人は語る。
「私はずっと『選挙とは何だろうな?』と思っていました。与党も野党も『平和』と言っているのだけれども、選挙では相手を引きずりおろすような激しいぶつかり合いがあるということが、私はとても悲しいなと思っている。そのような中で、『対話』を求める洋平さんの街頭演説の映像を見せてもらったりして、この人なら本当にガチな話し合いができるかもしれないと思ったんです」
それが「公邸でお待ちしてます!」とのメッセージになったという。
そして7月16日。まずは顔合わせということで、昭恵夫人の行きつけの居酒屋で会うことになった。
◆突然、安倍総理に電話を始めた昭恵夫人
このとき昭恵夫人は、突然携帯電話を安部総理につなぎ、三宅さんとの対話が行われた。
三宅さんはTwitterで以下のようにつぶやいている。
「昭恵さんは、その場で総理と俺を繋いでくれた。『立場は各々ながら、国を思い世界を憂う国士として同じ気持ちだと思っています。選挙では多少口を荒らしましたが、失礼します』と伝え、『大丈夫です、それが選挙ですから』と総理は答えた」という。
このTweetが大炎上。三宅さんのタイムラインには批判的な反応が多かった。
「安部政権にとりこまれたのか?」
「官邸による分断工作ではないのか?」
といった誤解があったという。
「私は純粋に『会いたい』『話してみたい』と思っただけです。なかなかストレートには伝わりづらいのだなと思いました」(昭恵夫人)
しかし昭恵夫人と同じく三宅さんも、選挙中から違った立場・意見の人と「対話」していく大切さを説いていた。
◆「対話」なくヘリパッド建設工事が強行される沖縄・高江
そして後日、昭恵夫人が経営する居酒屋「UZU」で、あらためて対談することとなった。三宅さんは「どうしても無視できないできごとがある」と、対談の前にドキュメンタリー映画『標的の村』を見ることを昭恵夫人にすすめた。
現在、政府が機動隊を大量投入し、米軍ヘリパッド建設工事が強行されている沖縄・高江の問題を追った作品だ。
2006年、高江にヘリパッドの話が出た時、防衛局が公民館で説明会を行った。それは話し合いでも説明でもなく「通告」だった。そして2007年に工事が始まった。「国と話しはついていない」と住民たちを中心とする座り込みが始まった。
まさに「対話」もなく政府が建設を強行しようとしているのが高江の現状なのだ。
週刊SPA!8月23日発売号では、その後行われた対談の内容を掲載。安倍総理に二人は何を伝えたのか? これからどう動いていくのか? 「対話」を重視する両者の今後に要注目だ。
取材・文/谷崎テトラ 撮影/白川徹
日刊SPA!
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日中の共産党が応酬=「核兵器禁止」宣言文めぐり
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090500740&g=pol
1〜3日にマレーシアで行われた「アジア政党国際会議」で、日中の共産党が共同宣言に核兵器禁止の文言を盛り込むかをめぐり、激しく応酬していたことが分かった。最終的には中国側の要求で削除、採択されたといい、共産党の小池晃書記局長は5日の記者会見で、「非常に不当な対応だ。1998年に日中両党間の関係を正常化して以来初めてだ」と中国側を非難した。
会議には同党の志位和夫委員長が出席。小池氏によると、宣言の原案には「核兵器禁止条約の速やかな交渉を呼び掛ける」との文言が明記されていた。
日本側は原案通りの採択を主張したが、中国側は「覇権主義だ。自分たちの意見を押し付けている」と非難。日本側は「これが押し付けなら議論はできない」と言い返した。この後、日本側は名指しを避けながら「一代表団の振る舞いは異常かつ横暴極まる」とした抗議文書を会議に提出したという。 (2016/09/05-19:40)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00000064-mai-pol
<社民党>吉田党首続投で一致 両院議員総会
毎日新聞 8月31日(水)18時37分配信
社民党は31日、党本部で両院議員総会を開き、7月の参院選で落選し辞任表明した吉田忠智党首の続投を求めることで一致した。9月1日に地方組織も含めた常任幹事会を開き、決定する。
又市征治幹事長は記者会見で「2014年衆院選、16年参院選で(前回に比べ)得票を伸ばしている。日本維新の会の例もあり、国会の議席を持たないからといって代表をできないことはない」と述べた。総会には衆参の国会議員4人と吉田氏が出席した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160901-00000048-asahi-pol
落選した社民・吉田党首が続投 党議員らが強く慰留
朝日新聞デジタル 9月1日(木)11時34分配信
社民党は1日、常任幹事会を開き、7月の参院選で落選して辞任の意向を表明していた吉田忠智党首の続投を決めた。党所属国会議員らが強く慰留し、吉田氏も「組織の決定に従う。引き続き全力をあげたい」と受け入れた。
参院選比例区には吉田氏や福島瑞穂副党首が立候補したが、福島氏だけが当選した。このため、吉田氏は「党首にとどまるわけにはいかない。後任に引き継ぎたい」としていた。だが、社民の比例票は前回から30万票近く伸ばしており、「成果はあった」とする声も強まっていた。党関係者は「各議員で意中の人が違い、結局吉田氏に落ち着いた」と明かす。
朝日新聞社
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090900821&g=pol
社民、衆院選5議席目指す=参院選総括に地方から不満
社民党は9日、地方組織を集めた全国代表者会議を東京都内で開き、次期衆院選について「5議席以上の獲得を目指す」との闘争方針を決定した。また、吉田忠智党首が落選した7月の参院選に関し「政党色が出せなかった」と敗因分析した総括文書を了承。吉田党首の続投も報告された。
総括文書は、候補者擁立の目標を達成できなかった地方組織があったとして「決めたことが守られなければ敗北は自明」と厳しく指摘。吉田氏が5月に「民進党との合流も選択肢」と発言したことに触れ、「選挙に悪影響を及ぼしたかどうかは一概に判断できない」との見解を示した。
会議は公開の場で行われた。地方側からは「負けた責任は党執行部に全くなく、戦犯は候補者を擁立しなかった県連や党員なのか」と不満の声が上がり、又市征治幹事長が「失礼千万だ」と声を荒らげる場面もあった。(2016/09/09-18:26)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160905/k10010670961000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_109
共産党書記局長 野党連携を継続すべきと強調
9月5日 21時01分
共産党の小池書記局長は、記者会見で、次の衆議院選挙に向けた野党連携について、「国政選挙で、できるかぎりの協力を行うとした公党間の合意は重い」と述べ、継続すべきだという考えを強調し、民進党代表選挙での議論をけん制しました。
次の衆議院選挙に向けた民進党や共産党などの野党連携をめぐって、民進党代表選挙に立候補している3人の候補者は、いずれも理念や政策の一致が前提となるという認識を示しています。
これについて、共産党の小池書記局長は記者会見で、「先の参議院選挙でも、『安全保障法制の廃止』や『格差の是正』といった政策的な一致があった。野党連携には、われわれの政策は持ち込まないと繰り返し表明しており、次の衆議院選挙でも、何の障害もない」と指摘しました。
そのうえで、小池氏は、「国政選挙で、できるかぎり協力するというのは党首間で何度も確認、合意している。公党間の約束は重く、そう簡単に『なしよ』とはならない」と述べ、連携を継続すべきだという考えを強調し、民進党内の議論をけん制しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160909/k10010678511000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_011
社民党 衆院選で5議席以上の獲得目指す
9月9日 20時36分
社民党は、9日東京都内で、地方組織の幹部らを集めた会合を開き、次の衆議院選挙に向けて、民進党などとの野党4党の連携の枠組みを維持して候補者の調整を進め、5議席以上の獲得を目指すなどとした活動方針を決めました。
この中で吉田党首は「国会の議席を失った人間が党首を続けることは異例の事態だが、きたるべき衆議院選挙で党の議席を積み上げ、私自身もけん土重来を期したい」と述べ、党勢回復に全力で取り組む決意を示しました。
そして、会議では次の衆議院選挙に向けて、民進党、共産党、生活の党との野党4党の連携の枠組みを維持して候補者の調整を進め、5議席以上の獲得を目指すなどとした活動方針を決めました。
このあと吉田氏は記者会見で、「社民党が、次の衆議院選挙で、野党連携の要石の役割を果たし野党候補の一本化や、すみ分けに最大限の努力をしていきたい」と述べました。
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「赤旗」ピンチで財布も赤い「日本共産党」が資産を大量売却
http://smart-flash.jp/sociopolitics/8907
社会・政治 2016.06.11
「全国32の1人区で、野党統一候補が実現しました。すべての選挙区で、自公に打ち勝つ決意です!」
事実上、参院選の号砲が鳴った6月1日、日本共産党の志位和夫委員長は、街頭演説でこう訴えた。2月に志位氏が1人区での独自候補取り下げを表明して以降、共産党は野党共闘の主導権を握る。
2013年参院選では議席を倍増。2014年衆院選でも8から21へと議席を大幅に増やした。今夏の参院選でも躍進が確実視されている共産党だが、その裏では、重大な問題が進行していた。
ジャーナリストの高橋篤史氏が言う。
「2001年の約350億円をピークに、2014年には約224億円にまで党収入が激減しているのです。共産党は政党助成金の受け取りを拒否しており、収入の約85%を機関紙『赤旗』に依存している。部数減が党収入に直結するのです」
「赤旗」の公称部数は、日刊紙と日曜版を合わせて124 万部。とりわけ苦しいのが日刊紙だ。
「戦後、共産党は新聞収入をメインに置く政党として成功し、一時は自民党を凌ぐ財政基盤を誇りました。しかし、2011年7月、月額500円の値上げに踏み切った時点で、毎月2億円の赤字を垂れ流していました。当時の日刊紙の部数は24万部で、今では約20万部にまで減っています」(高橋氏)
「赤旗」の収入減を穴埋めするように、共産党はここ10年間で、次々に不動産を売却している。2007年に死去した宮本顕治元議長の自宅は、多摩市の閑静な住宅街にある。その敷地は、死去の翌年から、少なくとも3度にわたって切り売りされ、1億8000万円以上になった。
共産党にとって頭痛の種が、供託金の没収だ。たとえば、衆院の選挙区で候補を立てるには、1人あたり300万円が必要。有効得票数の1割を獲得できなければ、没収される。
「1人区の候補擁立を取り下げた背景には、この供託金問題があるとみられています。党広報によれば、過去10年、6回の国政選挙における供託金の没収総額は約21億円。2005年の郵政選挙では、一度に6億7000万円を失っていますから」(高橋氏)
郵政選挙の翌年の2006年には、旧国会議員団東京事務所を約8億8402万円で売却。直近の2015年には、代々木駅に隣接する東京都委員会ビルを13億円で売却し、豊島区北大塚に移転先ビルを建設中だ。
それを知れば、“躍進”の下馬評も薄寒く聞こえる。共産党本部に問い合わせると、「参院1人区での候補取り下げは(党の財政事情とは無関係で)野党共闘成功のためであり、それ以外の意図はありません」。不動産売却は、赤旗の部数減とは関係なく、あくまでも「党本部ビル建設にともなう整理・統合」との回答だ。
今後も政党助成金を受け取らないという気概が党勢拡大の源だが、収入拡大の道は見えない。
(週刊FLASH2016年6月21日号)
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>>470>>473
亀レスですが落選した党首の代わりのなり手が居ないってどんだけ人材難だよってことっすね・・。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090500740&g=pol
日中の共産党が応酬=「核兵器禁止」宣言文めぐり
1〜3日にマレーシアで行われた「アジア政党国際会議」で、日中の共産党が共同宣言に核兵器禁止の文言を盛り込むかをめぐり、激しく応酬していたことが分かった。最終的には中国側の要求で削除、採択されたといい、共産党の小池晃書記局長は5日の記者会見で、「非常に不当な対応だ。1998年に日中両党間の関係を正常化して以来初めてだ」と中国側を非難した。
会議には同党の志位和夫委員長が出席。小池氏によると、宣言の原案には「核兵器禁止条約の速やかな交渉を呼び掛ける」との文言が明記されていた。
日本側は原案通りの採択を主張したが、中国側は「覇権主義だ。自分たちの意見を押し付けている」と非難。日本側は「これが押し付けなら議論はできない」と言い返した。この後、日本側は名指しを避けながら「一代表団の振る舞いは異常かつ横暴極まる」とした抗議文書を会議に提出したという。 (2016/09/05-19:40)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090500627&g=pol
共闘見直しの前原氏けん制=小池共産書記局長「公党間の約束重い」
共産党の小池晃書記局長は5日の記者会見で、民進党代表選に立候補した前原誠司氏が、両党の共闘を進めた岡田克也代表の路線を「リセットすべきだ」と発言したことについて、「公党間の約束は重い。そう簡単に『なしよ』という話にはならない」とけん制した。
小池氏は、代表選の3候補が衆参の憲法審査会での改憲議論参加に前向きな考えを示したことについても、「(野党間の)合意に基づいて安倍政権の下での改憲反対という立場を貫いてほしい」と述べた。
前原氏が9条改正を主張したことについては、「個人的な見解や政治信条をおっしゃる分には自由だ。政党として進むときは、政党間の合意を守っていくことになると思う」と語った。(2016/09/05-17:37)
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しんぶん赤旗 194億円の収入で利益率3割超の秘密
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160910-00000013-pseven-soci&pos=2
NEWS ポストセブン 9月10日(土)16時0分配信
赤旗は共産党の大黒柱
共産党の財政基盤を支える機関紙「しんぶん赤旗」はどのようにして成り立っているのか。その配達と集金、勧誘の仕組みをジャーナリストの竹中英司が解剖する。
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日本共産党は主要政党で唯一、国から政党交付金を1円も受け取っていない。1995年の制度創設以来、共産党がもらわなかった政党交付金の総額は200億円を超えるという試算がある。
「政党交付金は国民が納めた税金を支持していない政党に回される憲法違反の強制献金制度だ」(宮本顕治・元名誉議長)
と主張してきたからだが、“やせ我慢”には別の理由もあるようだ。
共産党は現在も破壊活動防止法の調査対象団体に指定され、公安調査庁に活動を監視されている。古参党員はこう語る。
「政党助成法では、総務大臣に交付金を受け取った政党への調査権(説明聴取)や返還命令権などの強い権限が与えられている。交付金をもらえば活動資金を国家に依存するようになり、国家権力から党財務に介入される余地が生まれる」
だから他の政党と違って、財政面で国に依存しない独立採算路線を採ってきた。
そんな共産党の屋台骨を支えているのが機関紙「しんぶん赤旗」の購読料(日刊紙・月額3497円、日曜版・月額823円)だ。
政治資金収支報告書によれば、共産党の2014年の収入は約225億円。内訳を見ると、党員からの党費約7億円、寄付約5億円に対し、機関紙の事業収入は約194億円でなんと収入の8割以上を「赤旗」が稼ぎ出し、同事業の支出と差し引きすると約62億円が粗利とみることができる。粗利益率は3割以上だ。党の人件費をはじめ、光熱費や事務所費などの経常経費・約38億円は赤旗の購読料でまかなっているとみていい。
不思議なのはその利益率の高さである。赤旗の日曜版は約100万部の発行とはいえ、日刊紙の発行部数は約20万部とされる。これは小規模な県の地方紙のレベルの部数だが、地方紙と違って赤旗は全国に宅配網をめぐらせなければならず採算が見込めない。しかし、そこに赤旗独自の配達と勧誘の仕組みがある。党関係者が自ら配っているのだ。
「地方議員や(党から給料をもらっている)専従の党員も配達するが、現在の主力は支部長OBや会社をリタイアした一般党員たちです。一般党員には完全なボランティアと有償で配達する場合の2種類があるが、報酬をもらっても多くを党に寄付するから実質的にはボランティアです」(20年近く赤旗を配達しているベテラン党員)
赤旗は同紙印刷のために設立されたあかつき印刷など全国6か所で印刷され、各都道府県の党支部など配達拠点に配送される。さらに「配達ポスト」と呼ばれる市町村の党議員事務所などに届けられ、配達員の手で各戸に配られる。この宅配の人件費はほとんどタダというわけである。利益率が高くなるのもわかる。
たいへんなのは日刊紙の5倍近い部数がある日曜版だ。毎週木曜日に刷り上がって集配所に届けられ、宅配ボランティアの人員も10数万人に増員される。また、選挙が近づくとこうした赤旗配達員の党員たちが、新聞を配達する際、購読者以外の住民のポストにも共産党系団体の政策チラシなどを投函していく。こうした組織力は他党を圧倒している。
ボランティア配達員の党員にとって一番重要な活動は集金である。現場では、購読料は振り込みや年間一括払いではなく毎月の現金払いを奨励している。
「党勢拡大のためにいきなり党員獲得といっても現実的には難しいから、まず赤旗を取ってもらう。購読者になってくれた方は共産党の政策に関心がある人です。毎月の集金時はそうした購読者と直接、話ができる貴重な機会だから、政治への不満や生活の不安などできるだけ話を聞いて、具体的に困っていることがあれば地域の党の出張所などに来てもらって改めて相談に乗る」(同前)
配達・集金は「機関紙活動」と呼ばれ、党員の中で重視されている。ただし、近年では配達員となる党員不足や高齢化などから赤旗の遅配・欠配も増えてきたという。とくに僻地での配達は配達員にとっても負担が大きいようだ。
※SAPIO2016年10月号
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>>476
どこだってビルが老朽化すれば建て替える。
ビルを新設すれば財政難だとか言いがかり付ける反共には頭大丈夫かと言いたくなるよなあ。
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https://news.nifty.com/article/domestic/government/12151-11558/
社民党 “党首のババ抜き”で落選議員・吉田忠智氏続投の前代未聞
2016年09月13日 17時00分 週刊実話
そもそも党首が落選なんて前代未聞! 世間の話題にも上らなかった社民党の新党首選び。参院選で吉田忠智党首(60)が落選し辞意を表明したが、9月1日の党幹部会議で所属国会議員から慰留され辞意を撤回、非議員のまま党首を続けるという、何とも締まらない結末となった。
「当初、吉田さんの辞意は固く、地元が同じ大分県で若手の吉川元・政審会長が本命でしたが『次期総選挙で小選挙区勝利のため地元廻りを優先したい』と固辞。吉川さんは『衆院議員の先輩である照屋寛徳国対委員長が相応しい』と言い、照屋さんは『又市征治幹事長がやるべき』、又市さんは『昨年、がんを患った俺を殺す気か。吉田さんでいいじゃないか』と逃げ、結局、人のいい吉田さんが断り切れなかった。要するにババ抜きのジョーカーを押しつけ合っただけ(苦笑)
(党関係者)
社民党の党則上、国会議員の身分は党首の必須要件ではない。1日に出された党見解でも、旧社会党時代に当時の飛鳥田一雄・横浜市長が委員長を務めた事実に言及、松井一郎大阪府知事が日本維新の会代表である点にも触れている。
「しかし、2人は自治体の首長ですが、吉田さんは今や完全に“ただの人”。次の選挙で国政復帰を目指すと言っても、何の肩書きもない“一般人”が率いる党が有権者にインパクトを与えるとは、とても思えない」(同)
別の党関係者は、異例の「落選党首」続投の背景には福島瑞穂前党首の存在があると明かす。
「火中の栗を拾いたがらなかった3人ですが“福島再選阻止”の一点では一致していた。参院選で選挙区転出を求める党内外からの声に頑として耳を貸さず、自分だけ比例で当選した福島さんは、吉田落選の超A級戦犯。今回も当人は党首再登板に意欲満々でしたが党内は総スカン状態で、さすがに1日の会議で吉田続投に意見を求められても『特にありません』と答えるのが精一杯だったそうですよ」(同)
参院選敗北の結果、社民党の今年度の政党助成金は、年当初の見込額に比べ3000万円以上の大幅減に。本誌が入手した内部資料には、党財政がいかに危機的かが叫ばれ「次期総選挙まで頑張れば財政は立て直せると考えるのは危険な幻想」とまで書かれている。“ただの人”が率いる老舗政党、どこへ行く--。
それにしても、吉田忠智氏「名前を覚える前に無職になっちゃったな」の声しきりだ。
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>>481
>参院選で選挙区転出を求める党内外からの声に頑として耳を貸さず、自分だけ比例で当選した福島さんは、吉田落選の超A級戦犯。今回も当人は党首再登板に意欲満々でしたが党内は総スカン状態で
でも選挙区から出ろってのは玉砕せよと云ってる様な者なので,吉田氏支援の自治労的には許せなくてもこれは出なくても仕方が無いよなぁ。。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160912-00000085-asahi-pol
カープ優勝「赤いチームの勝利気持ちいい」共産・小池氏
朝日新聞デジタル 9月12日(月)21時2分配信
■小池晃・共産党書記局長
(広島カープの優勝について)赤いチームが勝つのは気持ちがいい。それは冗談ですが、広島って言うのは原爆から被爆から立ち直る中で市民のための球団を作って、たる募金とかやってチームを盛り上げていったという特別な歴史を持っている。どのチームを応援しているかと言ったらなかなか語弊がある。いずれにしても赤い色がスタジアムを覆うのはいいもんだなと思う。(記者会見で)
朝日新聞社
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http://www.sankei.com/politics/news/160920/plt1609200016-n1.html
2016.9.20 13:08
共産党、来年1月に3年ぶり党大会 6中総で志位和夫委員長「党員2万人増、赤旗日曜版10万増を!」と発破
共産党は20日、第6回中央委員会総会(6中総)を党本部で開き、志位和夫委員長が来年1月15〜18日の日程で第27回党大会を招集することを提案し、了承された。静岡県熱海市の党伊豆学習会館で行う。党大会の開催は平成26年1月以来、3年ぶりとなる。
志位氏は20日の幹部会報告で、来年の党大会の議題は大会決議と中央委員会報告、新中央委員会の選出などだと説明し、「野党と市民の共闘の前進、党の躍進・発展、内外情勢を分析し、3年間の総括をして今後の方針を決定する歴史的意義を持つ党大会となる」と述べた。
また、志位氏は党大会までの約4カ月間を党勢拡大運動の期間とすることを表明。若い世代を中心に全体で党員を2万人増やすほか、党財政の中核を担う機関紙「しんぶん赤旗」については日刊紙の購読者2万人増、日曜版は10万5000人増を目指すと述べた。
志位氏は26日召集の臨時国会に関し「安全保障法制、戦争法が全面的な運用段階に入ってきている。安保法制廃止の戦いをさらに進めようではないか」と述べ、引き続き安保関連法廃止を目指す考えを示した。臨時国会から本格化するとみられる憲法改正の議論についても「自民党憲法改正草案が立憲主義を破壊するものであり、どこをとっても改憲案のベースにしてはならないことを徹底的に明らかにすることが急務だ」と牽制(けんせい)した。
民進党の蓮舫代表は衆参両院の憲法審査会で議論に応じる考えを示しているが、志位氏は「『安倍晋三政権下での憲法改悪は許さない』というのは(民進、共産、生活、社民の)4野党が共通して掲げた公約だ」と強調した。
政府・与党が臨時国会での成立を目指す環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案については「亡国のTPPを異常な秘密主義で国民に真相を隠したまま国会で批准することは絶対に許せない」と宣言。原発再稼働反対や米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設阻止も臨時国会の重要な柱として挙げた。
志位氏は来夏の東京都議選についても言及し、現有17議席の「絶対確保」を目標に設定。「東京都の未来、都民の暮らしだけでなく国政の動きを大きく左右する。その後の国政選挙の躍進を勝ち取るためにも重要だ」として全国各地の支援を求めた。
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000697&g=pol
「維新は政権別動隊」=共産・志位氏が批判
「安倍政権の別動隊として、憲法改定、野党共闘攻撃の先兵となっている維新の会の役割を広く明らかにしていくことも重要だ」。共産党の志位和夫委員長は20日の第6回中央委員会総会でこう語り、日本維新の会を名指しで批判した。
自民、公明両党が先の参院選で野党共闘を「野合」と非難したことにも触れ、「相手を追い詰めたがゆえの攻撃だ。野党共闘が安倍政権にとって深刻な脅威であることを証明するものに他ならない」と強調した。 (2016/09/20-17:34)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000641&g=pol
衆院選でも野党共闘=与党3分の2割れに自信-共産・志位氏
共産党の志位和夫委員長は20日、党本部で開いた第6回中央委員会総会で、衆院選に向けて野党共闘を強化する方針を示した。民進党の代表交代を踏まえ、近く生活、社民両党を交えた4野党による協議を始めたいとの意向も明らかにした。
志位氏は幹部会報告で、先の参院選に続く衆院選での共闘に関し、「現在、与党が握っている憲法改定に必要な国会の基盤(3分の2の議席)を崩すことは十分可能だ」と強調した。
政権選択が問われる衆院選での選挙協力に対し、民進党内では参院選よりも抵抗感が強い。同党の蓮舫代表は「綱領や政策が違うところと一緒に政権を目指すことはあり得ない」と語っていた。
これに関し、志位氏は「新しい課題があるが、真剣な協議を尽くすならば、乗り越えていくことは可能だ」と力説。「綱領・理念・政策が同じなら、同じ政党になる」とも指摘し、共闘の障害にはならないとの認識を示した。
憲法について志位氏は「安倍政権の下での憲法改悪は許さない。これは4野党が共通して掲げた公約だ」と語った。民進党が衆参両院の憲法審査会での改憲議論に参加するのをけん制した発言だ。(2016/09/20-16:41)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000424&g=pol
衆院選へ民進と共闘=共産委員長が呼び掛け
共産党の志位和夫委員長は20日、党本部で開いた第6回中央委員会総会で、次期衆院選について「野党共闘をさらに発展させるため、民進党、社民党、生活の党に、真剣な協議を開始することを呼び掛ける」と表明した。10月の衆院補欠選挙に関しても「野党共闘を実現し、勝利するために力を尽くす」と強調した。
志位氏は7月の参院選1人区で野党4党が候補者を一本化したことについて「初めての挑戦としては大きな成功を収めた」と評価。党大会を来年1月15〜18日の日程で開く方針も明らかにした。党大会の開催は2014年1月以来、3年ぶりとなる。(2016/09/20-12:44)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092100779&g=pol
共産、綱領は維持=「党大会で議題にならず」-志位氏
共産党の志位和夫委員長は21日、第6回中央委員会総会の閉幕を受けて党本部で記者会見し、民進党から共闘の妨げと指摘されている党綱領について、改定する考えがないことを強調した。来年1月に3年ぶりの党大会が開かれるが、志位氏は「綱領改定は議題になっていない」と指摘した。
共産党は綱領で「日米安全保障条約の廃棄」や「自衛隊の解消」などをうたっている。このため民進党は衆院選での野党共闘に関し、「綱領や政策が違うところと一緒に政権を目指すことはあり得ない」(蓮舫代表)との立場。これに関し、志位氏は「相違点を押し付けない。一致点で協力する」と語った。
民進党の野田佳彦幹事長は首相在任中、原発再稼働や消費税増税など共産党が反対する政策を進めたが、志位氏は「未来に向けて、野党と市民の共闘を前進させていくという基本的な立場で話し合っていけば一致点が得られる」と述べた。(2016/09/21-18:17)
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http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000273&g=pol
伊藤茂氏が死去、88歳=社民副党首、運輸相を歴任
社民党副党首や運輸相を歴任した伊藤茂(いとう・しげる)元衆院議員が11日死去した。88歳だった。山形県出身。葬儀は近親者で済ませた。
旧社会党職員を経て76年衆院選に旧神奈川1区から出馬し、初当選。連続8回当選した。土井たか子委員長の下で政審会長を務め、93年に発足した細川連立内閣に運輸相として入閣。社会党から党名を変えた社民党で幹事長、副党首を歴任した。 (2016/09/20-17:16)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160920/k10010698291000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_039
共産 志位委員長 野党共闘の協議を呼びかけ
9月20日 14時54分
共産党の志位委員長は党の中央委員会総会で、次の衆議院選挙で野党共闘が実現すれば、多くの小選挙区で与野党の逆転が可能だなどとして、民進党などに対して連携強化に向けた協議を始めるよう呼びかける考えを示しました。
この中で志位委員長は次の衆議院選挙について、「野党共闘が実現すれば、多くの小選挙区で与野党が逆転し、情勢を大激変させ、現在、与党が握っている憲法改定に必要な国会の基盤を崩すことは十分可能だ」と指摘しました。
そのうえで、志位氏は「衆議院選挙で野党共闘をさらに発展させるために、民進党、社民党、生活の党に対して真剣な協議を開始することを呼びかける」と述べました。
一方で志位氏は、民進党の蓮舫代表が「綱領や理念などが違う党と連立は組まない」という考えを示していることについて、「野党連合政権は選挙での共闘よりも、さらに進んだ共闘となるが、国民の切実な要求と利益にかなう当面の一致点で力を合わせることに変わりない。『安保法制廃止、立憲主義回復』という、直面する国民的な大義を実行するためのものだ」と反論しました。そして、志位氏は次の衆議院選挙では、比例代表で850万票、得票率15%以上を目標に掲げ、立候補予定者の決定を急ぐ考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160920/k10010697991000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_041
社民 伊藤茂元幹事長死去
9月20日 14時28分
社民党の幹事長や運輸大臣などを務めた元衆議院議員の伊藤茂氏が今月11日、亡くなっていたことがわかりました。88歳でした。
伊藤氏は、旧社会党の職員を経て、昭和51年の衆議院選挙で旧神奈川1区に立候補して初当選して以降、8回連続して当選しました。
伊藤氏は、旧社会党や社民党の政策審議会長を長年にわたって務め、主に政策畑を中心に国会活動を行いました。平成5年には、細川連立内閣で運輸大臣として初入閣したほか、社民党の幹事長や副党首なども歴任しました。そして平成12年の衆議院選挙に立候補せず、政界を引退していました。
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外部リンク:www.jiji.com
民進、共産、生活、社民の野党4党は23日、次期衆院選で共闘を継続する方針を確認した。民進党は、共産党の協力を得て議席を拡大し、政権復帰の足掛かりにしたい考え。ただ、共産党も一方的な支援に甘んじることなく、小選挙区で民進党とのすみ分けを狙う。共闘は「同床異夢」の色彩が強く、調整は難航必至だ。
23日の野党党首会談。民進党の蓮舫代表は、共産党の志位和夫委員長らに対し、岡田克也前代表が敷いた衆院選に向けた共闘路線を「踏襲する」と明言した。これまで共闘にどう向き合うかあいまいだったが、自らの方針を鮮明にした形だ。
民進党は、295ある小選挙区のほとんどで候補を擁立するため、共産党が候補を自主的に取り下げることに期待する。まずは、10月の衆院東京10区、福岡6区両補欠選挙で、民進党候補への一本化で実績をつくり、全国に広げたい考えだ。
一方、共産党も譲らない、衆院選への対応に関し、「本格的な相互協力を実現する」(志位氏)と、自前の候補擁立に意欲的だ。今後、2014年の前回衆院選の比例得票数などを基に、4野党それぞれの選挙区数の割り振りを提案する考え。共産党内には「約50はうちの選挙区になる」(関係者)との見方もある。
共闘を続ける上で難しいのは、衆院選が連立の枠組みなどを含む「政権選択の選挙」だということだ。蓮舫氏は23日の会見で「綱領や基本政策が大きく違うところとは連立政権を目指すことはない」と述べ、党綱領で自衛隊廃止などを掲げる共産党との連立を明確に否定。民進党の「野党共闘」は、あくまで選挙協力までというスタンスだ。
ただ、共産党は、野党連立による「国民連合政府」構想を堅持している。志位氏は23日の党首会談でも、「政権問題で前向きの合意をつくる」と表明。民進党の思惑とはずれがある。
民進党が共産党のペースに引きずられれば、与党が再び「民共合作」などと批判を強めるのは間違いない。与党の攻撃をかわしながら調整を進めるのは容易ではなさそうだ。
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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-23/2016082301_02_0.html
2016年8月23日(火)
激変 新たな前進へ
香川 得票数3倍増の原動力
次につながる共同の発展
先の参院選挙で全国32の全1人区において実現した野党統一候補。そのなかで注目を集めた一つが、唯一の日本共産党公認の統一候補として田辺健一氏が立候補した香川選挙区です。立場の違いを乗り越えて大きく広がったたたかいは、野党共闘を進化させ今後へとつながるものとなりました。(森近茂樹)
「いろいろ大変なこともあったけれど、野党共闘をすすめてよかったと思う。田辺さんもよくがんばってくれました」。民進党香川県連前代表の小川淳也衆院議員(香川1区)は、選挙戦をこう振り返ります。
「全国で共闘をすすめるためには、こちら(民進党)が譲ることも必要。それが香川だった。国民の立場にたった決断をしたんです」
小川氏は7月2日、高松市内での応援演説で「野党共闘に勝る大義は今のこの国にはない」と熱烈に訴え、大きな共感を呼びました。
野党と市民一丸
田辺氏は議席は得られませんでしたが、10万4239票を獲得。2013年参院選での同氏の得票(3万4602票)から3倍増へと前進させることができたのです。
得票数3倍増の原動力となったのは、野党と市民の共同の豊かな発展です。
選挙事務所には、他党の支援者、市民が応援に駆け付けました。小川氏の後援会員は連日、電話での対話・支持拡大をすすめました。
街頭や個人演説会の応援演説には、民進党や社民党の県議、新社会党、みどり・香川の代表らが何度も立ちました。ママの会や市民連合など市民団体の有志も連日のように支援にかけつけました。まさに野党と市民が一丸となった選挙戦を展開したのです。
初めて応援のマイクを握った女性は「最初は緊張したけれど、戦場に子どもを送りたくない思いを訴えた」と話します。堀尾さんたち「ママの会@香川」では、戦争法や改憲について学ぼうと、9月に憲法カフェを予定するなど行動を続けています。「広がった共同をこれからも生かしていくことが大切だと思います」
経験・成果生かし
日本共産党の松原昭夫県委員長と田辺氏は選挙後、支援してくれた政党や労組を訪問しましたが、どこでも大きな歓迎を受けたといいます。松原委員長は、次を見据えて決意を語ります。
「国民の大義に立った野党共闘の力が実感できた。同時に“勝ちに行く”選挙の厳しさも痛感した。香川では9月に各政党代表が参加する集会を予定しているが、共闘の経験と成果を生かして、安倍暴走政治を阻止するたたかいをすすめていきます」
反共攻撃 共同で反撃
“革新県政時代も「赤旗が立つ」と攻撃されたが建ったのは保育園”
参院選香川選挙区の野党共闘は、「今後につながるたたかいだった」と共同した政党や団体の関係者は口をそろえます。
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>>489
野党共闘は機能
「これからも民主主義を守る運動など、力を合わせるべき課題はある」というのは自治労香川県本部の森信夫委員長です。「選挙前から戦争法反対の行動などで共同をすすめてきた。その積み重ねがあったからこそ参院選でも共闘がスムーズにできたのだと思う。安倍政権が改憲を狙っているなか、共同をさらに発展させる必要がある」
香川選挙区を取材した大手メディアの記者は、参院選の野党共闘が衆院選にどうつながるか注目しているといいます。「正直、共産党が小さい香川では野党共闘は形だけで、得票も10万票は出ないだろうと予測していた。ところが共闘は機能していた。甘く見ていた自民党の衆院議員はあせったのか、参院選後に選挙中以上に真剣な表情で街頭演説していた」
香川の野党共闘は、反共攻撃とのたたかいでも貴重な成果をあげました。自民党候補陣営は、支援の国会議員が「共産党はこわい」などと反共デマ、野党共闘攻撃を執拗(しつよう)に仕掛けてきました。
これに日本共産党だけでなく、他党議員も反撃。社民党県連代表の高田良徳県議は「革新県政時代も『県庁に赤旗が立つ』と攻撃されたが、実際に建ったのは保育園や福祉施設だ。卑劣なデマ攻撃には負けない」と切り返しました。高田氏は「ワンパターンのデマ攻撃だが、事実をもってしっかり反論することが大事だ」と語ります。
確認書使い説得
日本共産党の松原昭夫県委員長と民進党県連代表だった小川淳也衆院議員が結んだ「基本的事項の確認書」も重要でした。ある民進党関係者は「共産党からすれば当たり前の内容かもしれないが、まだ誤解や偏見を持っている人もいる。あの確認書を持って説得に回った」と言います。この確認書はメディアでも注目を集め「国家の根幹に関わるところまで言及したのは香川だけ」(『サンデー毎日』7月24日号)などと紹介されました。
激戦を物語る日焼けした顔で田辺氏は語ります。「他党や市民団体の人たちと、政策だけでなく人間的にもきずなが深まり、希望のわくた