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左翼・革新・護憲 斗争スレ
1048
:
名無しさん
:2020/11/18(水) 22:47:44
>>1047
今も繰り返される分裂
そんな社民党が、立憲民主党から合流を打診されたのは去年12月だった。
しかし、党内がまとまらず、党全体での合流は断念することになる。
11月14日の党大会では、社民党は残す一方で、合流のために離党することも認める議案が諮られたのだった。
その結果、賛成84、反対75で可決。
事実上の党分裂の流れが決した。
党が消えると市民運動が…
4人の国会議員のうち3人が離党し、残るのは1人になると見られている。
党首の福島だ。
福島は、合流協議をこう振り返った。
「みんな悩み、考え、対立もあった。正直、大変だったなと思う。ただ、良かったことがあるとすれば、政党とは何かを考えた。私は社民党の良さを感じたということかな」
社民党の良さとは?
それが党に残る理由だろうと尋ねると、それは支持者の声だと返ってきた。
「日本に宝物があるとすれば、全国の平和や脱原発などの市民運動だと思っているんです。地位や名誉などを目的とせず何十年と携わってきた人たち。社民党はその運動とつながり、社会を動かしてきた。その人たちから、『合流するなら運動をやめる』という声が多く届いた。党が消えることで運動が終わるのは、すごく残念じゃないですか」
社民党は、国会議員こそ少ないが、自治体議員も含めた地方党員は、およそ1万2000人いるとされる。この党員らも、今後、残留組と合流組に分裂することになる。
「もったいないですよ。まだ、1万人を超える党員の地方組織があるわけです。歴史的なものですよね。このまま社民党で頑張っていきたいという人がいる以上、一緒にやっていくということです」
市民運動と全国の党員とのつながりを強調する福島。しかし、いずれも高齢化などもあって、現状は厳しい。
そして何より国政ではたった1人となる。「もう社民党は“泥船”だ」という辛辣な声も飛び交う。
政策が近い立憲民主党に移り、社民党の理念をさらに発展させていく道はとりえないのか。
福島は、立憲民主党とは根本的な部分で一緒にやれないと強く反論する。
「『健全な日米同盟を』と言っているが、これは、『かつての民主党政権と違い、穏健で、政権交代してもアメリカをリスペクトしますよ』というアピールです。枝野代表自身はリベラルなはずなんですけど、無理して保守路線を演じているように見えます」
さらに、靖国神社の参拝問題や核兵器禁止条約へのスタンスを例にあげながら、社民党を残す意義を語った。
「戦前戦後のさまざまな運動や思いを切り捨てているんです。切り捨てずに、憲法9条や、平和を守る社民党が、やっぱりあったほうがいいんです」
もう立ち行かない
一方、合流協議を主導してきた党幹部はどう受け止めているのか。
合流協議を打診された際、幹事長を務めていた吉川元(現・副党首)が振り返った。
「去年の参議院選挙後、もう立ち行かないと思った。だから、ある意味、いいきっかけだった。合流して立憲民主党内で社会民主主義を広げる道もあるとする人。あくまで社民党としてやっていくべきだという人。それぞれに一理ある。それなら両方の選択を認めようと。本当につらかったが、そういう選択をせざるを得なかった」
どうしても党を残したいと思う人たちの声をどう思うのか。
「喜んで合流しようという人はいない。苦渋の選択だ。党の存亡の危機を前に、社民党が掲げてきた社会民主主義を残していくには、この道を選ぶしかないということで決断していくんだと考えている」
一方、合流に向けて離党すると見られている吉川。この時点では、自身の身の振り方について、「地元・大分の県連と話し合ったうえで明らかにしたい」と言及を避けた。
少数でも正論を言い続ける価値がある
かつての同志たちは、いまの社民党をどう見ているのか。
東京・世田谷区長の保坂展人。
社民党の衆議院議員を3期務めたあと、2011年、世田谷区長選挙に立候補する際に、党を離れた。
保坂は、合流を目指す側にも一定の理解を示している一方で、1996年の「社民党分裂」を振り返り、どんな小政党でも、担う役割は必ずあると指摘する。
「あの分裂時、『10人やそこらが残っても消滅するよね』と言われた。でもこの20年間、決して無意味ではなかった。連立政権の一翼を担い、NPO法や情報公開法など、市民的な権利をしっかり刻印するような立法を主導するなど、それなりの役割は果たしてきた」
社民党に残る福島や党員には、新しいニーズをしっかりつかみ、存在感を取り戻して欲しいとエールを送る。
「政治は、たとえ少数でも正論を言い続ける価値がある。ここまで小さくなったからこそ、思い切った対応ができるようになる側面もある。福島さんは、1人になるかもしれないが、社会の流れの中で、わっと吹き出してくる転機を見逃さず、つかむことが必要だ。変化を恐れずにやっていくしかない」
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