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左翼・革新・護憲 斗争スレ

1166名無しさん:2020/12/31(木) 14:54:58
「合流」問題の経過と静岡県連合の今後の対応
いわゆる「合流」問題について、静岡県連合は 1 月から各支部での討議を重ね、党員の意見を
尊重し対応してきました。大変厳しい課題であったにもかかわらず、感情的にならず真摯な論議
を重ね、冷静に対応されたことに県連合幹事会は大変感謝をしています。
この問題については、11 月 14 日の臨時全国大会で結論が出され、静岡県連合として臨時大会
決定をどう具体化していくかを 17 日の幹事会で相談しました。基本的には「党員の判断を尊重
して対処する」ことになります。しかし、党員は「合流」問題の経過や判断するにあたっての情
報が少ないため、県連合幹事会としては、可能な限り情報を収集して提供し、判断していただく
ことにしました。まず、この紙面では経過・課題・今後の取り組みなどについて要点を報告しま
す。

1.いわゆる「合流」問題の党内論議の経過
≪社民党の置かれている厳しい状況を共有し、党内論議を継続した≫
① 2019 年 12 月 6 日、立憲民主党・枝野代表より「次期総選挙での政権交代を現実のものと
するため」として、政党合流の「よびかけ」が行われました。社民党は「よびかけ」を受け止
めて、同月 19 日、討議資料「立憲民主党・枝野代表からの『よびかけ』について」を作成し、
党内議論を開始しました。
② 2020 年 2 月 22 日、23 日の第 17 回定期全国大会では、「合流の是非の判断は次期臨時党
大会で行う」とし、党内議論を丁寧に積み上げることにしました。あわせて、疑問や不明の点
に応え、仮に合流を選択した場合どうなるのかなど、具体的内容について立憲民主党と協議を
行い、一層の情報や資料の提供に努力することを確認しました。
③ 社民党の現状は、党員数や自治体議員数、機関紙誌部数、党財政など、党勢は依然厳しく、
国政選挙における立候補者と得票数の減少による政党交付金の大幅な減少は、全国連合ならび
に地方組織の維持、選挙闘争資金の確保が困難になっていること、また、党員の高齢化も相ま
って活動量も低下傾向にあることを共通認識としました。
≪立憲民主党との協議を踏まえ、第二次の党員討議行なう≫
① 大会決定にもとづき、4 月から、社民党と立憲民主党の両党幹事長間の協議を再開、計 3 回
の公式会談を経て、6 月 23 日に一定のとりまとめを行いました。これをもとに「立憲民主党・
枝野代表からの『よびかけ』についての討議資料(2)」を作成し、党内議論をさらに深め、9
月末を目途として都道府県連合の意見集約を図ることにしました。
② 社民党の「平和・自由・平等・共生」の理念による社会民主主義的政策は、労働者や社会的
弱者の要求実現や政治的課題の解決、平和と民主主義、国民生活を守る責務がますます重要さ
を増していますが、政策実行能力は残念ながら大変厳しい状況にあります。その中にあって、
いかにして社会民主主義の理念、政策、運動を継承していくのか、その道筋を真剣に探求する
ことも共通認識として確認しました。
≪社民党の現状認識・将来展望に対する評価の違いから県連合・党員の意見分かれる≫
① 全国常幹は、9 月末までに各都道府県連合における議論の集約を求め、ブロック事務局長会
議(10 月 1 日)、全国幹事長会議(10 月 9 日)で党内議論の集約を行ないました。意見集約
の結果は、「合流促進・やむなし」から、「合流反対・社民党を残す」まで、意見の隔たりは
大きく、党内がまとまって行動するという状況は困難となりました。
② 全国常幹の中も意見が分かれたため、10 月 15 日に議案起草委員会を設置し、21 日、22 日
にも常幹を開催し、合流に賛成・反対の意見の違いを超えて一致できる点を模索しました。そ
の結果、双方の意見を取り入れ「『社民党の党員・党組織が団結し、まとまって行動できる環
境整備に最大限努力する』との第 17 回大会決定に基づき尽力してきた。残念ながら、党全体
がどちらかの方向へ、『まとまって行動』するには至らなかった。しかし、これからも、党内
議論でつかんだ共通認識に立って、社会民主主義の継承・発展をめざす社民勢力の同志として、
同じ目標に向かって、それぞれの道を選択して行動していく」との臨時大会議案をまとめまし
た。


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