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左翼・革新・護憲 斗争スレ
1336
:
OS5
:2023/01/30(月) 12:00:54
◇なぜ1年なのか説明できない
「れいわローテ」の特に問題である点は交代する時期を1年としたことだ。当選した議員がなんらかの理由で辞職することは有権者にも想定の範囲内で、次点者が繰り上がることも予想できる。しかし、1年ごとの交代はあきらかに有権者の予測可能な範囲を超えている。なぜ1年なのかという合理的な理由もわからない。
参院の任期は6年であり、有権者も投票の際は前提としている。任期が6年なのは、衆院と比較して長い任期を与えることで衆院とは異なる見方から審議できる趣旨がある。
山本氏は制度の趣旨を理解していないと言わざるを得ない。次点になった候補に投票した有権者は、当選者が辞職した場合、次点者が残りの任期を務めると思っていたはずだ。その民意はどうなるのか。
今回のれいわローテは違法ではない。しかし民主主義的な正当性があるかという問題は残る。
れいわが重度障がい者を特定枠で当選させたことは非常に評価できる。その際は選挙で問題提起して有権者に訴えた。しかし、「れいわローテ」については、れいわに投票した有権者にはまったく知らされていなかった。
選挙は有権者との約束であり、契約でもある。事前に有権者に提示されていない条件を行うことには問題がある。選挙は民意を最大限反映するためにある。選挙後はなにをやってもいい、政党の自由だというのは間違いだ。
◇自民・三木氏の辞職も重大
三木氏の問題も重大だ。非拘束名簿式の参院比例代表のなかで、特定枠のみ政党が当選順位を決めることができる厳正拘束名簿式で議席を配分している。
特定枠自体が参院比例代表の全体の民主主義のデザインとずれている部分がある。そうなっているのは「1票の格差」の問題から難しくなっている地域代表を確保するためだ。しかし、三木氏の辞職によって、徳島県は地域代表を失うことになる。
三木氏の行為も違法ではない。しかし、民主主義的な正当性には欠けている。自民は自ら主導して作った地域代表という民主主義の仕組みを自ら壊している。「県選出の国会議員」がいるかどうかは、地域にとっては極めて重大な問題だ。徳島県の有権者にとっては代表制の危機が起きていることは明白だ。特定枠については、職務遂行上やむをえない事情がないかぎり辞職してはならない、などの規定を作ってもいいのではないか。
れいわの場合は時間的な民主主義の正当性が確保できない。自民の場合は地域的な民主主義の正当性が確保できない。両者とも「法的正当性」は担保できるが、「民主主義的正当性」は担保できない。「れいわローテ」ばかり問題になっているが、自民にも大きな問題がある。
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