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左翼・革新・護憲 斗争スレ
491
:
名無しさん
:2016/09/26(月) 23:54:33
http://www.huffingtonpost.jp/karin-amamiya/ayako-sono_b_9744948.html
雨宮処凛
作家・活動家
有害で、役に立たない精神論?またあの人が変なことを書いている?
投稿日: 2016年04月21日 13時42分 JST 更新: 2016年04月21日 13時42分 JST
熊本が大変なことになっている。本震だと思っていたのに、よりにもよってそれが「前震」で、今も絶え間なく余震が続き、被害は拡大し続けている。
それなのに、川内原発は動き続けている。
これが狂気の沙汰ではなくてなんなのだろう。私は今、この国に何度目かの深い絶望を抱いている。
さて、そんな大地震に言葉を失いながらある雑誌をめくっていたところ、言葉を失うどころか「開いた口が塞がらない」としか言いようのない文章に出会ってしまった。
それは「新潮45」5月号に掲載された曽野綾子氏の連載「人間関係愚痴話」第60回「動物の原則」。
またこの人か・・・。というのが正直なところだが、原稿は「保育園落ちた日本死ね!」問題から始まる。
曽野氏はまず、あのブログを「薄汚い文章」と指摘し、「今さらながら、日本人の表現力の低下と、日本人が自分を生かしてもらっている国や社会に対して正当な評価をできない認識の甘さを露呈している」と続ける。そうして中東の難民に触れ、「日本からは、着の身着のまま家も家財道具も捨てて、何の保証もない外国に逃げて行こうとする難民はいない」のだからと続け、お決まりの「昔は」から始まる文章となる。ちなみに曽野氏は80代。
昔は、「子供は、必ずしも幼稚園にも行かなかった」。入れる入れないは「あくまで個人の好みであって、それは娘に茶道を習わせるか習わせないか、という程度の自由な選択の元にあった」。
えーっと、どこから突っ込まさせて頂けばいいのでしょうか? しかも曽野氏は、現代の日本で妻も働かなければならない最大の理由は家のローンと指摘。え、そうなの? 初めて聞いたんだけど。別にローンなくても家賃払わなきゃでしょ? しかし曽野氏は「あいつらは家のローンのために妻が働き保育園が足りないと騒いでおる」と勝手に立腹。以下のように続く。
「しかし私からみると、現代の夫婦はずいぶん贅沢になっている。
まずローンという名の借金をしてマンションを買うなどということは、昔の人には許されないことだった」
と、「ローン=贅沢」みたいなことを書くのだが、その後、昔の夫婦生活を描いていくと、「やがて子供が一間をほしがるようになると、仕方がない、そろそろうちでもローンを組んでマンションを買うか、ということになったものだった」と、先ほどの「ローンは昔の人には許されなかった」説を自身で鮮やかに覆すという技を披露。
で、唐突に「しかし今の若者たちの青春は、私から見ると明らかに贅沢だ。スキーだ、ライブだ、旅行だとお金を使う。貯金などせずにお金があれば海外旅行にも行く」。
私はこの一文を読んで、脳を脱臼しそうになった。この人の「若者像」は、「ディスコでフィーバー」的な30年前の1980年代あたりで止まっていらっしゃる・・・。誰か、教えてあげて! 今の私大生への仕送り額が、1日あたりの生活費にすると850円で過去最低だってことを。2人に1人の大学生が奨学金という名の借金を背負わされていることを。6人に1人の子どもが貧困だということを。非正規雇用の平均年収が168万円だってことを。
しかし、そんなことを言ってもこの人は「仕送り貰うなんて贅沢」「奨学金を借りるなんてモラルがない」「子どもの貧困は親がだらしないだけ」「年収が低いのは努力が足りない」などと言うのだろう。
そうして原稿は、唐突に「猿は子供が生まれると四六時中赤ん坊を抱いている」などの話になり、こう続く。
「だから私は女性たちの敵といわれようと、子供を持った後の若い母は、最低六年間、できれば十二年間くらいは家庭にいて、いつも子供とべたべたとくっついて暮らし、その後で働きに出ることを勧めたいのである」
自分のことを「女性たちの敵と言われようと」って、結構この人、客観的な視点はあるんだな・・・。この辺りまでくると、いろいろ通り越してそんな境地に達してくる。
さて、その後は、曽野氏自身の話になっていく。
「私の場合、子供が小さい時に、プロの作家になった上、幼児を抱えた数年間に最も多量に書く運命に直面した。この過酷な試練に耐えて書き続けられた者だけが、一人前の作家になる、と思われていた面がある」
こういう文章を読むと、ほほう、この人も仕事と子育ての両立でいろいろ大変だったのだな、とほんの少しだけシンパシーを感じたりもする。が、次の一文がこれ。
「現実を振り返れば、私は私の実母と同居していたから、母が始終子守を手伝ってくれた」
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