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左翼・革新・護憲 斗争スレ

1307チバQ:2022/02/08(火) 22:42:06
政治家の自殺
 当たり前だが、自民党と共産党といえば、お互いに“不倶戴天の敵”と言っても過言ではない。

 1988年には、衆議院予算委員会の委員長を務めていた自民党の浜田幸一氏(1928〜2012)が「日本共産党スパイ査問事件」を引き合いに出し、宮本顕治氏を「殺人者」と呼び、委員会は大紛糾した。

「中曽根さんだって、宮本さんが死去してからしばらく経って評価を求められたら、批判した可能性はあるでしょう。ただ、亡くなった直後ということもあり、一時停戦というか、死者に礼を尽くし、功罪のうち功の部分をコメントしたわけです」(同・記者)

 国会議員の場合、自殺という悲劇が起きた時でも、「死者にムチを打つかどうか」が語られたケースがある。

 2007年5月、現職の農林相だった松岡利勝氏(1945〜2007)は事務所費の不透明な支出などを巡って、有権者から強い批判を受けていた。

 松岡氏は東京の議員宿舎で自殺したのだが、その際、地元の県連関係者が取材に応じ、その発言内容が朝日新聞に掲載された(註4)。

《「不正が見え隠れしたことに対する責任を、死をもって取ったのだろう。死者にむち打たないという日本人の風潮もある」と述べ、事務所費などの問題が沈静化に向かうのでは、といった見方を示す》

ムチを打った中共メディア
 2020年8月、台湾の元総統・李登輝氏(1923〜2020)が97歳で死去した。「台湾民主化の父」として、台湾国内だけでなく日本でも多くの人が追悼コメントを発表したことは記憶に新しい。

 だが、中国共産党の機関紙「人民日報」の関連メディアである「環球時報」は、電子版の社説で「疑いなく中華民族の罪人だ」と罵詈雑言を浴びせた(註5)。

 大椿氏や山口氏は、環球時報の論調に何の違和感も覚えないだろう。

註1:石原慎太郎氏の死去当日の“批判的ツイート”は“死者に鞭打つ行為”なのか…宇垣美里「多少は時間を置いたとしても、向き合わなければ」(ABEMA TIMES・2021年2月3日)

註2:戦い通した政治家・福田元首相 「楽天家」の死を悼む声(産経新聞・1995年7月10日)

註3:宮本顕治氏死去 共産党綱領の土台築く 中曽根元首相「敵ながらあっぱれ」(読売新聞・2007年7月19日)

註4:県内にも衝撃 自民議員に驚き広がる 内閣支持率の急落の中 松岡農水相自殺(朝日新聞・福井県版・2007年5月29日)

註5:【世界の論点】李登輝元総統死去(産経新聞・2020年8月10日)

デイリー新潮編集部


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