したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

左翼・革新・護憲 斗争スレ

862チバQ:2020/04/12(日) 22:00:22
https://digital.asahi.com/articles/ASN3P13N6N3JUTFK022.html?iref=pc_rensai_article_long_209_prev
社民、老舗のジレンマ 福島瑞穂氏復権でも定まらぬ海路
今野忍

2020年3月21日 12時00分
 先は見通せずとも老舗政党の看板を掲げ続けるか。それとも、他党との合流に新たな道を見いだすのか。福島瑞穂氏(64)が党首に再登板した社民党が、剣が峰に立っている。
 新型コロナウイルスの感染拡大に対応する特別措置法が採決された、13日夕の参院本会議。福島氏は最後まで姿を見せることはなかった。

党首が党決定に従わず
 社民党は採決に先立ち、「早期終息のために立法措置が必要」として、統一会派を組む立憲民主党などと足並みをそろえる形で改正案への賛成を決めた。福島氏はこれを良しとせず、「欠席」を選んだ。

 「ギリギリの選択だった。私にとってはこれしかなかった」。採決から5日が過ぎた18日、国会内で記者会見した福島氏はそう釈明した。

 改正法が成立すれば、安倍晋三首相は私権の制限を可能とする緊急事態宣言を出せるようになる。福島氏は、首相が国民生活に大きく影響する一斉休校などを要請しながら、十分な説明をしなかったことを問題視したのだ。

 ただ、福島氏の思いがどうあれ、党首が党の決定を違(たが)えたうえに、その理由を速やかに語らないのは、党そのものの信頼に影響しかねない異例の事態だ。

 「党首の欠席を注意しないのか」。19日の会見で記者団から問われた吉田忠智幹事長(64)は、厳しい表情で「考えていない。不問に付したい」と語るばかりだった。

 「あんなことで政党といえるのか」。ほかの野党の幹部からは、船出したばかりの福島社民党を不安視する声が上がった。

前党首が進めた合流協議に「待った」
 福島氏は2月下旬の党大会で、又市征治前党首(75)の後を継いで7年ぶりに党首に復帰した。又市氏ら当時の執行部にとって、それは想定外のシナリオだった。

 又市氏は2001年に参院議員に初当選。幹事長などを経て18年2月に党首に就いたが、肺がんを患い、昨夏の参院選の立候補を見送った。以降、非議員として党を率いてきた。

 「おれの最後の仕事は、党の理念や運動を後世に残すことだ」。そう語る又市氏がねらいを定めたのが、立憲民主党との合流協議だった。

 前身の社会党時代、200人以上を擁したこともある国会議員は、いまや4人。参院選で2%以上の得票率をクリアしたことでかろうじて法律上の政党要件を満たす現状に、又市氏は強い危機感を抱いていた。

 昨年12月上旬、立憲の枝野幸男代表(55)に政党合流を呼びかけられた又市氏は、表向き「私は白紙だ」と語った。ただ、心中では「立憲の中に我々の『社会民主主義の実現』という理念を継承する」と、合流を進める考えを固めていた。

 2月の党大会の党首選で合流に前向きな吉田氏を無投票で当選させ、地方組織の理解を得て合流協議を加速させる。それが、又市氏の描いた生き残り戦略だった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板