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左翼・革新・護憲 斗争スレ

1047名無しさん:2020/11/18(水) 22:47:16
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/48247.html
2020年11月18日特集記事
社民党は消えてしまうのか

「あなたが先輩方の築いた遺産を食い潰した!」
分裂が決まった社民党の党大会は、飛び交う怒号で包まれていた。
そして、かつては政権も担ったあの社民党の国会議員がとうとう1人になる。
社民党はこのまま消えてしまうのか。関係者へのインタビューで迫る。
(宮川友理子、並木幸一、佐久間慶介)

最後の1人?
「『えっ、1人』っていう感じはある。でもあまり暗い顔をしていても人も寄ってこないしね…」

党大会に先立つ10月下旬。すでに社民党内は分裂が避けられない情勢だった。
福島が、淡々と語っていたのが印象に残る。

自民党の対抗勢力として
社民党の前身は、旧社会党だ。
終戦直後、労働運動に携わっていた人たちを中心に結成された。格差の解消、平和主義や護憲などを掲げ、保守勢力の自民党と、革新勢力が拮抗するいわゆる「55年体制」でもう一方の主役を務めてきた。

関係者は、功績をこう語る。
「医療や年金などで『保守勢力』による政策の偏りを食い止めてきた」
「自民党が国会で3分の2の勢力を確保するのを阻止し、憲法を守ってきた」

女性たちが山を動かした
1986年には、土井たか子が女性初の党首として委員長に就任した。
3年後の参議院選挙では「ダメなものはダメ」というスローガンで「消費税反対」を掲げ、女性候補を次々と擁立して「マドンナ旋風」を巻き起こし、自民党を過半数割れに追い込んだ。
このとき土井が述べた「山が動いた」は、いまも語り継がれる。

総理大臣も輩出
1993年には「非自民連立政権」の細川内閣で政権党に躍進した。
その後の自民党、新党さきがけとの「自社さ連立政権」では、ついに党首の村山富市が総理大臣に就任する。

先の大戦について、当時の日本政府の責任を明確に認める「村山談話」を発表したほか、被爆者援護法の制定など、“社会党首班”の政権を印象づける政策を実現させた。
しかし、これが下り坂への分岐点にもなった。

政策転換、そして分裂
保守勢力との連立政権で、村山総理が、自衛隊を合憲と認めるなど、旧社会党の政策を転換させたことで党内の求心力が急速に低下したのだ。
1996年の村山総理辞任後、旧社会党から社民党に改称され立て直しを図ろうとしたが、結局、党が分裂する事態となった。

2009年の政権交代では民主党政権の一翼を担ったが、党を支える労働組合の組合員の減少なども相まって、衰退の一途を辿った。
所属する国会議員はついに4人にまで減っていた。


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