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左翼・革新・護憲 斗争スレ

543とはずがたり:2016/11/30(水) 23:32:19
<ジャカルタ事件>城崎被告に懲役12年判決 東京地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000045-mai-soci
毎日新聞 11/24(木) 14:07配信

 インドネシアの日本大使館に1986年、迫撃弾が撃ち込まれた「ジャカルタ事件」で殺人未遂罪などに問われた元赤軍派、城崎(しろさき)勉被告(68)の裁判員裁判で、東京地裁は24日、懲役12年(求刑・懲役15年)の実刑判決を言い渡した。辻川靖夫裁判長は「無差別に多数の生命に危険を及ぼす極めて悪質な犯行だった」と指摘した。弁護側は即日控訴した。

 弁護側は「事件当時ジャカルタにいなかった」と一貫して無罪を主張していた。これに対して判決は、迫撃弾が発射されたホテル客室から採取された2点の指紋を城崎被告のものと認定。偽造旅券を使ってこの部屋に宿泊した男が城崎被告だったと述べた従業員らの証言を信用できると認め、「被告が実行犯か協力者であることは疑いがない」とした。

 判決は、迫撃弾が爆発すれば多数の金属片やボルトが飛散して命を奪う恐れが高かったと指摘。同じ時間帯に米国大使館などが狙われたことも踏まえ「殺人のために組織的、計画的に準備を重ねて敢行された。動機は明らかではないが、被告は他人になりすまして部屋を確保するなど重要な役割を果たし、反省する態度は見られない」と厳しく批判した。

 判決によると、被告は86年5月7日、自分の顔写真を貼った偽造旅券をジャカルタ市内のホテルやレンタカー会社に提示。同14日に何者かと共謀し、ホテル客室から日本大使館に向けて迫撃弾2発を発射したが、いずれも不発でけが人はいなかった。【近松仁太郎】

 ◇「生まれる前の事件」…裁判員会見

 城崎勉被告は判決の間、裁判長の顔をじっと見つめてほぼ動かなかった。公判では小さな声で語る場面が多く、赤軍派として活動したかつての面影は感じられなかった。

 城崎被告は別の事件で服役中の77年、日本赤軍が日航機をハイジャックした「ダッカ事件」で、政府による「超法規的措置」により釈放された。出国の約9年後に事件に関与したとされ、日本で裁判を受ける前に米国で約19年拘束された。公判では「人民を盾にするハイジャックは支持できない」とダッカ事件を批判。「革命の志は今も変わらない」と話す一方、「余生は故郷の富山で過ごしたい」と語る場面もあった。

 過激派の公安事件としては初の裁判員裁判となり、記者会見した女性裁判員(23)は「生まれる前の事件で調べながら臨んだ」と話した。補充裁判員の男性(32)は約2カ月続いた裁判中に転職したと明かし「元の職場では裁判員の特別休暇があったが、申請すると『会社に来て』と言われた。運用がうまくいっていない」と指摘した。【近松仁太郎】


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