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左翼・革新・護憲 斗争スレ

495名無しさん:2016/10/03(月) 10:19:11
なぜ赤旗では「巨人軍」「夫人」という言葉がタブーなのか
2016.10.01 16:00

共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」は、日刊紙約20万部、日曜版100万部の発行部数を誇り、
売り上げは約194億円もある。

赤旗の特殊性が顕著に表れるのが「用語」だ。一般紙で当たり前に使われている言葉が
使われていなかったり、見慣れない表現が使われていたりする。

先月、終戦記念日の前後に一般紙の紙面に頻繁に登場した「慰霊碑」という言葉は赤旗では使わない。
広島の平和記念公園にある「原爆死没者慰霊碑」(正式名称・広島平和都市記念碑)は「原爆碑」
「原爆記念碑」と書く。

しんぶん赤旗校閲部の河邑哲也氏が上梓した『「赤旗」は、言葉をどう練り上げているか』によれば、
《そもそも「霊魂」が浮遊するというのは神道特有の概念》だからということらしい。宗教に対して
否定的であり、国家神道への警戒心もある共産党の機関紙らしい理由だ。同様に「慰霊」も「追悼」
などに言い換えられる。

先の大戦への苦い記憶はどの新聞よりも強く持っているようだ。スポーツ記事でも戦争用語は御法度だ。

たとえば「軍」は使わない。「巨人軍」は「巨人」または「ジャイアンツ」と表現される。
ただし、他紙でも「巨人軍」は使用頻度が低い。「赤ヘル軍団」もNG。「弾丸ライナー」も
「するどいライナー」などに言い換える。サッカーなどでは「敵陣」と書かず「相手陣地内」と書く。

赤旗を手にとって真っ先に目に付くのが「です・ます」調の文体だ。初めて「です・ます」調に
したのは1962年5月1日付の「主張」から。1965年の元日付からスポーツ面を除いて原則「です・ます」
に移行した。《「アカハタの文章は堅い」という読者の声をうけて》(前掲書より)採用したという。

外部リンク[html]:www.news-postseven.com

皇室に対する姿勢も言葉によく表れている。一般紙で「天皇陛下」と表現するところは「天皇」とし、
敬語も原則使わない。先月、話題となった天皇陛下のお気持ち表明も、《天皇は8日、「象徴としての
お務めについて」とする発言を、ビデオメッセージの形で発表しました》(8月9日付)といった文章
になる。

一般の刑事事件報道では加害者でも匿名となる。「建設業の男性」「21歳女性」といった表現が
用いられる。被害者、加害者のプライバシー、人権に配慮しているのだ。

(中略)

《子どもは、戦前のように、おとなの「お供」でも、神仏の「お供え」でもない、人権をもった人間だ》
(同前)という考えによる。

また、「夫人」は使わず「妻」を使う。夫婦はそれぞれ別個の人格だからだ。

※SAPIO2016年10月号

外部リンク[html]:www.news-postseven.com

一風変わった共産党の「言語世界」を検証
画像リンク[jpg]:parts.news-postseven.com


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