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左翼・革新・護憲 斗争スレ

382チバQ:2016/05/26(木) 22:43:25
http://www.sankei.com/politics/news/160526/plt1605260001-n1.html
2016.5.26 01:00
【岡田浩明の社民党哀歌】
吉田忠智党首は行くも地獄、戻るも地獄… 「タダトモの乱」は瞬時に鎮圧 残るは福島瑞穂氏の高笑いだけ…

 「民進党との合流も一つの選択肢」。社民党の吉田忠智党首の仰天発言に端を発した「タダトモの乱」はわずか1週間で“鎮圧”された。夏の参院選で改選を迎える吉田氏は党勢低迷で自身の議席確保さえ危ぶまれる中で、「強い危機感で出た発言」と弁明するが、党内の反発を受け発言撤回に追い込まれた。党首力の低下は避けられず、吉田氏を取り巻く情勢は「進むも地獄、退くも地獄」。イバラの道が待ち受けている。

 社民党は5月18日夕、首相官邸の裏側に位置する党本部で臨時の常任幹事会を開催した。

 沖縄県議選(27日告示、6月5日投開票)の対応に奔走する照屋寛徳衆院議員(沖縄2区)を除く3人の国会議員らを前に、吉田氏は、12日の常任幹事会で「民進党との合流」をぶち上げた自身の発言について「本意ではなく撤回する」と述べ、こう続けた。

 「党員、支持者に大変な不安や動揺を与えたことについて深くおわびする」。同時に、参院選に向け「全身全霊を傾けて戦い抜く」との決意を表明した。

 吉田氏は幹事会後、記者会見に臨んだが疲れ切った表情で「勇み足だった。現場で頑張っている方々に冷や水を浴びせた」と深々と頭を下げた。「お目付け役」として同席した又市征治幹事長の横で、借りてきた猫のように慎重に言葉を選びながら発言した。

 「唐突だったから(合流構想が問題)提起として受け止められなかった」と唯一、悔しさをにじませた場面もあったが、もはや誰の耳にも届かなかった。

 そんな吉田氏とは対照的に、約30分で終わった幹事会の会議室から足早に出てきたのが、福島瑞穂副党首だった。昭和35年、演説中に右翼の少年に刺殺された浅沼稲次郎元社会党(社民党の前身)委員長の胸像に目もくれず、記者団の問いかけも手短に済ませると、エレベーターに乗り込んだ。どこか余裕の表情が漂う。

 社民党関係者が解説する。「なぜ吉田氏は合流発言をしたのか。党首の発言はイコール党の見解なのに、それを撤回すれば自分の評判を落とすだけだ。支持者も離れ、結果的に福島氏に票が流れる」

 吉田、福島両氏とも参院選比例代表の改選組。平成22年の参院選で、吉田氏は自治労などの支援を受けて約13万票を獲得し、初当選したが、3選を果たした福島氏(約38万票)の3分の1ほどだった。知名度不足は否めず、今回も安全圏とはいえない。

 さらに、平成25年の前回参院選で社民党の比例票は約125万票で、獲得議席は又市氏の1議席のみ。今回の参院選では、比例票250万を目指すが、党勢の長期低迷は深刻な上、躍進する共産党に票が流れており、2議席確保は極めて厳しい情勢だ。

 そんな中、知名度に勝る福島氏にしてみれば、合流発言をした吉田氏の「自損事故」(党関係者)で、票の上積みが見込めるという見方が広がる。

 とはいえ、民進党側からすれば、福島氏は生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表と並んで「合流したくない国会議員の筆頭格」(民進党幹部)。民進党には、沖縄の米軍基地問題をめぐり旧民主党との連立政権を離脱したのは福島党首時代の社民党だっただけに反発は根強く、合流すれば公認されない可能性さえあった。


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