「Journal of Vision」で発表されたウォリッシュの新しい論文は、2つのインターネット調査にもとづいている。1つはザ・ドレスが公開されてから1カ月後に8084人を対象に行われた調査で、もう1つは1年後に行われた、5333人を対象にした調査だ。
これまでの研究のように、ドレスが日陰にあると仮定した人々には、ドレスが人工照明下にあると思った人と比べて、ドレスの色は金だと思った人が多かった。
低学年のころはそんなに手がかからなかったけれど、小学4年生くらいからグンと難しくなるのが小学校の算数。このあたりから、「できる子」「できない子」の差もはっきりと開いてきます。AERA with Kids夏号では、「算数の教え方」を大特集。プロ家庭教師で、算数教育家の安浪京子先生に教え方のコツを聞いています。
大人になってから「母が苦手だ」と打ち明ける女性が多く見られます。女性が自分を好きと感じる自己肯定感や幸福感は、同性である母親の接し方が大きく影響するといわれ、その最初の分かれ目となるのが、9歳、10歳のころ。『AERA with Kids 秋号』(朝日新聞出版)では9歳、10歳ごろの女の子と母親の関係が将来にどう影響するか、詳しく解説しています。
しかし、オキシトシンの作用は男女の結びつきを強めるだけでない。オキシトシンの放出を促す社会的状況は他にもある。母親が乳児に母乳を与えるときや歌を歌っているとき、また誰かと「一緒」に何かを楽しんでいるときには、脳から血液中にオキシトシンが放出されることが多い。オキシトシンは人が集まって社会的に調和のとれた活動を行う際に役割を示すと考えられ、また「誰かのために」という利他主義と関係がある。
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ピグミーチンパンジーは性的活動を通じて争いを解決する。LaggedOnUser/flickr, CC BY-SA
ピグミーチンパンジー(大型類人猿の一種)は、調和とセックスの相互関係を最大限活用していると考えられている。彼らは往々にして争いを解決したり、互いを癒したりする手段として性器をこすり、交尾し、マスターベーションを行い、オーラルセックスを交わす。人間同士でも同じことがいえる。厳粛な役員会などでこれを試すわけにはいかないが、恋人同士が関係改善を図る際に役立つかもしれない。
1.Theodore F. Robles, et al. “Marital quality and health: A meta-analytic review”(2014)
2.Dmitry Tumin“Does Marriage Protect Health? A Birth Cohort Comparison*(2017)
3.Natalia Sarkisian, et al. “Does singlehood isolate or integrate? Examining the link between marital status and ties to kin, friends, and neighbors”(2015)
Donald J. Trump
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@realDonaldTrump
I know some of you may think l'm tough and harsh but actually I'm a very compassionate person (with a very high IQ) with strong common sense
IQは社会経済的不平等を正当化する以外に、人種差別を強化する重要なツールにもなっている。 1994年にアメリカで出版された『The Bell Curve』は人種とIQの関連性を調査した。つまり、アフリカ系アメリカ人は白人のアメリカ人よりも低い得点だったという内容があり、一部の民族は他の民族よりも劣るということを示唆した。
われわれは日常的に,自分や他人の行動に関する予測や説明を求められたときに,「ある主体 xが d を欲しており,当該環境において a が d を達成するための手段であると信じているならば,x は a を行う」というような形式にのっとった説明を心に抱くのが常である.われわれが日常的に人間行動に対して帰属させるこのような心理学は,「素朴心理学(folk psychology)」と呼ばれている.これからの議論のために素朴心理学を少し言い換えておくと,この人間行動のモデルにおいては,主体は,何を欲するかという「欲求(desire)」ないし「選好(preference)」を持っており,それとどのような行動が自分の欲求達成に有効かという「信念(belief)」とを組み合わせて最適な行動を選択するとされている.
こうした人間行動のモデルを用いる場合には,考察の対象となる人間の選択行動は意図的・意識的に行うものに限定されることに注意されたい.
伝統的に,哲学者や社会科学者たちは,信念と選好を所与にして意図的・意識的に行う行動のことを行為(action)と呼び,非意図的・無意識的な行動のことを,( 狭い意味での ) 行 動(behavior)と呼んで区別してきた。
Fehr and Schmidt (1999) の不平等回避のモデル,Rabin (1993) の公平均衡の概念などは,伝統的な利己的な個人の選好とは異なる選好を考えているとはいえ,個々人が明確な信念と選好を持って選択を行っていると想定されているので,行動経済学Ⅰの理論であることになる.また,McKelvey and Palfrey (1995, 1998) の質的応答均衡(QRE)も,プレーヤーたちの最適反応にノイズが入っていると考えているものの,均衡において,各プレーヤーは他のプレーヤーたちの選択を予測し(すなわち信念を形成し),それに対して最適反応を行っているので,やはり行動経済学Ⅰに属する理論である.Stahl and Wilson(1995) などの研究は,合理性には階層性があると想定し,ナイーブなプレーをする人々から,かなりの戦略的な深読みをする人までを想定し,一定の人口分布が存在すると考えているが,ここでも人々は信念と選好を持って,それを所与にして最適な行動をとっていると考えているので,やはり行動経済学Iに属している
ところで近年,標準的経済学にコミットする学者たちと神経経済学にコミットする学者たちの間で激しい論争が行われるに至り,両派の主張が一冊の書籍としてまとめられた ( Caplin andSchotter 2008).同書は,標準的経済学の立場から神経経済学の主張を批判するものとして書かれた Gul and Pesendorfer (2008) を中心に,それに対するさまざまな論者からの反批判をまとめたものである
日本臨床心理士会が日本公認心理師協会に名称変更をすることは,2018年5月10日に刊行された「日本臨床心理師会 News Letter No.18」で初めて日本臨床心理士会員に周知されたものであり,名称変更という結論やそこに至る過程について,一般会員の多くは知らされておらず,一般会員を含めた議論が不十分である。
【反対理由5】
「日本臨床心理士会 News Letter No.18」には「国家資格職能団体でない臨床心理士会の社会に対する影響力や発言力は,これまでとは異なって著しく低下することが予想される」「情報や求人が公認心理師の団体に集まるようになれば,当会に所属するメリットが小さくなり,公認心理師職能団体に会員が流出して当会会員は減少してしまうことになります」などから,名称変更は団体の既得権益に対する自己保身のための方策であると考えられ,常に相手のことを考えて行動するべき心理援助の職能団体が取る方策としてふさわしくない。
そんなふうに自分もなるんだろうなと、悲観的なシナリオを子どもの誕生前に考えていた。そんなときに原書『Thirty Million Words』を発見した。私の育児はこの本に書かれた科学と実践によって、楽しむことができ、シナリオ通りに育児は大変だが、のらりくらりと乗り越えることができている。前置きが長くなったが、本書について、紹介したい。
魅力はたった一つである。多忙な育児の中でも、0円で、すぐに、誰でも行動に移せることだ。
背景にある研究は、トッド・リズリーとベティ・ハートによる「The Early Catastrophe: The 30 Million Word Gap by Age 3」である。
「明日泥んこ遊びをしますから、汚れてもいい服装で来て、着替えも忘れずに」そう言って子どもたちが大好きな泥んこ遊びをする園も多い Photo by iStock
なぜかと言えば「お勉強」スタイルの幼稚園の子たちは、砂場に水を入れて泥遊びをすることを禁じられていたからです。異様なまでに泥遊びに興じる友人たちを、A幼稚園の卒園児たちは不思議そうな目で見守ります。彼らは在園中に思う存分泥遊びをしているので、小学生になってからそこまでしようとは思わないからです。
昨年、アメリカの経営学誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」で紹介された「The Rise of AI Makes Emotional Intelligence More Important(AI台頭はEQをより重要にさせる)」でも、「今後人間ができるAIにできないことは、今までの経験や習慣を利用すること」、「今後も現職を維持しようとするならば、人類の理解や動機付け、相互理解を追求する必要がある」、「説得力や社会的理解、共感などは、人間が人工知能と差別化できるスキルだ」と、今後のEQの重要性を説き、全米で話題となった。
ドローチャーや他の悲観論者は正しかったことが判明した。いわゆる「いい人」は損をしており、少なくとも稼ぎが大幅に少ないことが分かった。Journal of Personality and Social Psychology誌に掲載されたコーネル大学のベス・A・リビングストン、ノートルダム大学のティモシー・A・ジャッジとウェスタンオンタリオ大学のチャーリス・ハーストが行った研究によると、協調性の高さと収入のレベルは反比例するという。
この女性は、米ユタ州に住むティリ・ブキャナン(Tilli Buchanan)さん(27)。弁護人から州検察に宛てた書簡や地元紙ソルトレーク・トリビューン(Salt Lake Tribune)によると、ブキャナンさんと夫が自宅のガレージでリフォーム作業をしていたところ、しっくいの粉が飛び散ったので2人とも上衣を脱いだ。そこに入ってきた夫の連れ子3人、それぞれ9歳、10歳、13歳がトップレスのブキャナンさんを目にし、ショックを受けたと苦情を言ったので、フェミニストのブキャナンさんは、夫と同様に自分も上半身裸になる権利があると子どもたちに説明した。しかし、この出来事が夫の前妻である子どもたちの実母に伝わった。実母はこれを憂慮すべき事態と受け止め、最終的に別件を調査していた福祉担当者らの知るところとなった。
こうした差があるのはせいぜい小学校までの間だけで、年齢を重ねると差はなくなると誰しも考えている。しかし、労働経済学を専門とする東京大学大学院経済学研究科の山口慎太郎教授は、7月11日に公表した論文(Month-of-Birth Effects on Skills and Skill Formation)で、生まれ月による差は想像以上に長く続くとする研究結果を発表した。
「男女雇用機会均等法ができて以降、専業主婦VS働く女性のバトルが繰り広げられてきたが、専業主婦になりたい人はなればいいし、働きたい人が働けばいい。しかし、なぜか一つの価値観に染めないと気がすまないという人が保守だろうがリベラルだろうが存在する。今日もTwitterを見ていると、映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の広告で、のび太と結婚した静香ちゃんが“野比静香”になった設定になっていることに対して怒っている人がいっぱいいた。つまり、仮に選択式夫婦別姓が導入された瞬間に、夫婦同姓を選んだ人が“古い人だ”“お前、まだ同姓なの?バカじゃないの”と批判されるようになってしまう可能性があるということだ。この落とし所は、距離を置いて、議論しない。そういう価値観の人がいるのだということを認識することしかないのではないか。それを理念で押し切るのは間違いだと思うし、そこにリベラルの“上から目線”がある」。