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人口問題・少子化・家族の経済学

2128荷主研究者:2021/02/04(木) 23:14:51

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/500545?rct=n_hokkaido
2021年01/13 11:28 北海道新聞
人口逆転 産業で明暗 帯広市/農業盛ん、安定雇用を創出 釧路市/水産低迷、製紙撤退を表明 差はさらに拡大か

http://tohazugatali.web.fc2.com/pop/20210113hokkaido01.JPG

 【釧路、帯広】昨年12月末の住民基本台帳人口で、帯広市が釧路市をわずか3人ながら上回り、人口規模で道内5位となった。農業が盛んな十勝管内の中心都市として人口減が緩やかな帯広に対し、釧路は基幹産業の水産業が低迷し減少が加速。日本製紙(東京)が釧路工場の製紙事業撤退を発表するなど、一段と差が開く可能性がある。

 「いつかは逆転されると分かっていたが、一気に抜かれた」。釧路市幹部はそう嘆息した。別の幹部は「道東の拠点都市が釧路から帯広に移るのでは」と存在感低下に不安を隠さない。

 釧路市は戦後、水産や石炭、製紙業の発展で人口が急増。だが、1977年の200カイリ水域設定などで基幹産業が衰えを見せ始め、84年1月の21万8145人をピークに年2千人程の減少が続く。

 紙の需要減などで、日本製紙は今年8月の釧路工場の製紙事業撤退を表明。従業員の家族を含めると2千人規模の市外流出への懸念が高まる。撤退の余波で廃業する事業者が出れば、さらなる人口減にもつながりかねない。

 一方、帯広市の人口も2001年1月に最多の17万5174人を記録して以降、減少傾向にある。ただ、釧路が昨年12月末の人口が前年同月比2419人減だったのに対し、帯広は373人減とペースは緩やかだ。

 その理由を、帯広市の西尾達也企画課長は「農業というしっかりとした基盤があり、波及する産業も多いため」と分析。農業王国・十勝の中心に位置し、関連する産業も集積している。

 カルビーポテト(帯広)は97年、ジャガイモの産地でスナック菓子を生産する帯広工場を開設し、現在は315人を雇用する。こうした農業と食品加工などの製造業が雇用を創出し、人口減を抑えているとみられる。最近は農業の安定が波及する形で食品加工以外の製造業にも勢いがある。

 昨年末の人口差は3人で、短期的には釧路が再逆転する可能性は残るが、長期的には帯広が上回り、差を広げていくことは確実な情勢だ。釧路市の蝦名大也市長は「人口減が続いていることは重く受け止めている。雇用の充実など引き続き経済活性化に取り組み、(転出が転入を上回る)社会減対策に力を入れる」とコメントした。


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