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人口問題・少子化・家族の経済学

1712とはずがたり:2017/07/19(水) 16:13:57

古くさい男性のよう,美人過ぎる,メディアだって辺りがその通りだな。

稲田氏「グッドルッキング」に反発の声 メディア批判も
http://www.asahi.com/articles/ASK766DD5K76UPQJ00T.html?ref=goonews
守真弓 聞き手・船崎桜
2017年7月10日07時38分

 国際会議で飛び出した稲田朋美防衛相の「グッドルッキング(美しい)」発言に反発するアンケート回答がありました。発言について記事を書いた記者が、記事に寄せられた反響を含めて報告します。メディアだって「美しすぎる」などと、その人の本来の活躍とは関係ないところを切り出すではないか、という批判も寄せられました。

■「古くさい男性のよう」

 シンガポールで6月に開かれたアジア安全保障会議で、稲田朋美防衛相が英語の講演中に放った言葉が波紋を呼びました。

 「私たち3人には共通点がある。みんな女性で、同世代。そして全員がグッドルッキング(美しい)!」

 講演の冒頭、共に壇上に上がったオーストラリアとフランスの国防相(当時)と自分の容姿についての突然の言及でした。政府関係者らが並ぶ会場前方では笑いが起きましたが、私のいた会場後方では顔を見合わせる記者もおり、しんと静まりかえっていました。

 政治部の同僚記者の取材によると、もともとの原稿にこのフレーズはなく、稲田さん本人の発案で直前に入れたそうです。

 翌日、講演を聴いていた外国メディアの記者数人に「グッドルッキング発言について」と話しかけると、みんな苦い顔。特に仏ルモンド紙の女性記者は「まるで古くさい男性のようだった。女性である大臣自身が、女性差別的な発言をしたのに驚いた」と痛烈でした。

 この時の違和感を6月14日朝刊のコラム「特派員メモ 『容姿』発言の波紋」で紹介したところ、ソーシャルメディアなどを通じて、多くの反響が寄せられました。「恥ずかしい発言だ」「政治の仕事はタレントではない」といった声のほか、「残念ながら日本ではこういう振る舞いが受ける」との意見もありました。

 一方で、発言を批判しながらも、稲田さんの容姿についても話題にする反応がとても多く、「記事の真意が伝わっていないのでは」と心配になりました。

 著書「お笑いジェンダー論」で男性に対する「ちび・はげ」差別を考察した東京大大学院の瀬地山角(せちやまかく)教授(ジェンダー論)は、発言は二つの問題をはらんでいると指摘します。

 ①職務と関係ない属性に不必要に言及すること②「美しい」などと社会的に優位な特性を誇ったりたたえたりすることで、社会にある差別構造への無理解を示すこと。特に②を高い立場にある人が発言した場合、放置すれば差別を助長することになりかねません。

 多くの先進国では、こうした発言を不適切だとする傾向が強まっています。米国のオバマ大統領(当時)が2013年に女性司法長官を「飛び抜けてきれいだ」と紹介した際にはメディアから批判を浴び、発言は長官の「業績や能力をなんらおとしめるものではない」と釈明に追い込まれました。今年3月、英国の大衆紙「デイリー・メール」がメイ首相とスコットランド民族党のスタージョン党首の会談をめぐる記事で2人の「脚線美」を比較した際にも、国内外から批判が殺到しました。

 「容姿で苦しむ人が社会にいるということを理解していれば『美人』発言はできない。男性政治家について言ったのであってもアウトです」と瀬地山さんは指摘します。

 政治学者の三浦まり・上智大教授は今回の発言の背景には、男女格差の問題もあると指摘します。三浦さんは「日本社会ではサッカーや政治などの分野で、どんなに成果がある女性でも当たり前のように容姿を話題にされることが男性より圧倒的に多い」と説明します。

 確かに日本ではメディアも女性の政治家やスポーツ選手に「美しすぎる」といった修飾語をつけて紹介することが多々あります。容姿への不必要な言及は不適切だという認識がまだ薄いように見えます。私自身、稲田さんの発言を日本の地方選挙などの場で聞いていたら、違和感を持たなかったかもしれません。


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