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人口問題・少子化・家族の経済学

2284OS5:2025/08/25(月) 11:34:17
https://www.minpo.jp/news/detail/20250307122916
少子化を生きる ふくしまの未来 第3部「若者の流出」(4) 就活生の思い(中) 福大強い地元志向
2025/03/07 10:41


福島労働局に就職する伊藤さん。「古里で働く人を支えたい」と思いを語る
福島労働局に就職する伊藤さん。「古里で働く人を支えたい」と思いを語る
 福島県内で唯一の国立大である福島大には、旧行政社会学部や旧教育学部を中心に、多くの行政職員や教職員を地域に送り出してきた歴史がある。再編に伴い学類制に移行し、若者が就職を機に県外に出ていく中でも、地元での就職を選ぶ学生は少なくない。



■最多の就職先は公務員

 2024(令和6)年春に福島大を卒業して就職した学生は770人。県内出身者の324人のうち、県内就職者は233人と7割に上る。770人の進路のうち最も多いのは「地方公務員」の180人で、「教員」の110人や「国家公務員」の42人を上回る。転居を伴う異動の少ない市町村職員が好まれる傾向にある。

 就職活動を支援するキャリアセンターは企業から届く求人情報を掲示板などを通じ、就活生に提供している。製品が高いシェアを持つ地元企業などの求人もあるものの、学生の目は大手に向かいがちという。担当者は「コロナ禍に学生生活を送り、社会の波を見てきた年代だからか、安定を求める傾向が強いのではないか」と学生の気質を推し量る。



 行政政策学類4年の伊藤磨美さん(22)=福島市=は4月に福島労働局に就職する。ハローワーク福島で仕事を探す人と働き手を求める事業者を取り持つ仕事に就く。「働くという行為は生活に欠かせず、生きがいにも通じる。一人一人の仕事選びを手伝える存在になりたい」と理想を語る。

 UFOによるまちおこしで知られる福島市飯野町に生まれ、共働きの両親の下で育った。1歳違いの妹と高校生の弟との3人きょうだい。両親からは大学は「できれば国公立大に」と頼まれたが、どんな仕事に就くかは一任された。

 公務員を進路として意識したのは高校に入ってからだ。福島西高の3年生のころ、まちづくりの仕事に関心があり、市役所に職場見学を申し込んだ。窓口業務や地域の活性化、森林保護など幅広い業務に触れ、行政職を目指すことにした。



 行政政策学類の同級生の多くは公務員志望で、試験勉強の合間には励まし合えた。公共的な仕事を調べる中で、人々の暮らしに深く関わる労働局にひかれた。

 高校時代の友人には短期大学や専門学校を経て、社会に出ている人も多い。地元に残る仲間とは頻繁に集まり、さまざまな職業の話を聞く。多くの若者に地域に根付いてもらうにはショッピングモールなどにぎわいを生む施設に加え、「働きやすい職場」の存在も重要だと感じている。労働行政に関する知識や経験を積み、働き方改革や女性活躍推進に携わるつもりだ。

 伊藤さんの場合は「元からの地元志向」と「望む職業」が古里で結び付いた。ただ、全ての学生が理想の「就職の受け皿」と県内で巡り合えるわけではない。


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