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人口問題・少子化・家族の経済学
1641
:
とはずがたり
:2017/04/17(月) 09:16:46
>>1640-1641
ドレスの色をどう見るかは、おそらく遺伝しない。遺伝子検査会社の23andMe社では、約2万5千人の顧客に対し、ドレスの写真がどう見えたかについて聞き取り調査を行ったところ、色の感じ方を予測する遺伝子は見つからなかった。
同様に、一卵性双生児(DNAの100%を共有している)は、常に同じ色に見えているとはかぎらないが、二卵性双生児(DNAの約50%を共有している)よりも同じ色に見える可能性が高いことがある研究で明らかになった。
このことは、ザ・ドレスが私たちにどう見えるかはある程度は遺伝子が影響しているものの、その影響のほとんどは私たちの環境や人生経験によってもたらされていることを示唆している。
「Journal of Vision」で発表されたウォリッシュの新しい論文は、2つのインターネット調査にもとづいている。1つはザ・ドレスが公開されてから1カ月後に8084人を対象に行われた調査で、もう1つは1年後に行われた、5333人を対象にした調査だ。
これまでの研究のように、ドレスが日陰にあると仮定した人々には、ドレスが人工照明下にあると思った人と比べて、ドレスの色は金だと思った人が多かった。
早起きの人と夜更かしの人(ウォリッシュはそれぞれ「ヒバリ」と「フクロウ」と呼んだ)に関する彼の知見は両方の調査にあらわれたが、その影響は微妙だった。
最初の調査では、「非常に早起き」の人は「非常に夜更かし」の人と比べ、ドレスが金と白に見える可能性が11%高い。2回目の調査では、その影響はさらに大きく、「非常に早起き」な人にドレスの色が金と白に見える可能性は40%近く高かった。
ウォリッシュは、ザ・ドレスが公開された直後に行われた最初の調査では、自分が何を見たかについてウソをつく人が多かった可能性を指摘する。ウォリッシュはどちらの調査のデータ・ポイントも破棄しなかった。
ウォリッシュ自身の家庭内でも、ノイズの多いデータがあらわれた。 ウォリッシュは深夜まで起きている極度の夜更かしだが、ドレスの色は金と白に見え、自分の論文が予測したものとは全く反対の結果となった。さらに弁護士であるウォリッシュさんの妻は早起きだが、ドレスの色は青と黒に見えた。
2回の調査で同じ傾向が出たことに価値を見出す研究者は少なくない。
「見事な研究は滅多にないと思うのですが、この研究は見事と言ってもいいでしょう」と、ノースイースタン大学の心理学教授、リサ・フェルドマン・バレットはBuzzFeed Newsに語った。「非常に説得力があると思いました」(ドレスが金と白に見える早起きの彼女も、たまたまその説に当てはまっている)。
「How Emotions Are Made: The Secret Life of the Brain」の著者、フェルドマン・バレットはこう指摘する。これは私たちの脳が過去の経験の蓄積を使って現在について判断を下していることを示す一例なのだと。
「あなたが見て、聞いて、味わい、触れるもののとらえ方は、あなたの思考、感情、記憶が影響します。脳の予測が影響するのです」
ウォリッシュの説に納得していない科学者もいる。デューク脳科学研究所の研究教授、デール・パーブスは、ウォリッシュの研究が、ザ・ドレスのデータに「最も信頼のできるデータベース」をもたらしているものの、ウォリッシュの説ではこの現象は完全には説明できていない、とBuzzFeed News に語っている。
「ウォリシュの説には何か深いものがあることに、疑問の余地はありません」と、パーブス。「でも、実際にはまだ、誰も説明できていないのだと言っても差し支えはないでしょう」
おそらく、ザ・ドレスの科学よりも興味深いのは、何千万もの人々がこれほどまでにそれを気にしている、という事実だ、とパーブス。「インターネット上で起きたからこそ重要になったのであって、その逆ではありません」
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