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人口問題・少子化・家族の経済学
1792
:
荷主研究者
:2018/01/02(火) 11:42:13
http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/441081.html
2017/12/27 07:40 静岡新聞
静岡県9年ぶり転入超過 16年10月から1年間の人口動態
http://tohazugatali.web.fc2.com/pop/20171227shizuoka01.JPG
社会増減の大きい県内市町
http://tohazugatali.web.fc2.com/pop/20171227shizuoka02.JPG
静岡県の社会動態
静岡県が26日までにまとめた2016年10月1日〜17年9月30日の本県の人口動態の分析結果によると、人の流出入を示す「社会動態」は、転出が1年間に14万8224人だったのに対し、転入は14万8336人で、転入者が転出者を112人上回った。「転入超過」は08年以来、9年ぶり。
17年10月1日現在の推計人口は367万3401人で、16年10月1日時点と比べて1万3544人減少した。
本県の社会動態は、09年に転出者数が転入者数を上回る「転出超過」となり、13年は1万3296人に上った。その後、15年6455人、16年2844人と、超過の幅は縮小傾向にあった。
今回、社会動態が転入超過に転じたことについて、県総合計画課は「人口流出数は少なくなる傾向にあり、改善の兆候がみえる」としつつ、経済状況の影響を受けやすい外国人推計人口が5738人増となったことなどを挙げて「さらなる分析が必要で、18年1月に総務省が公表する人口移動報告を踏まえた上で改めて評価したい」とした。
社会動態を市町別にみると、15市町が転入超過の社会増、20市町が転出超過の社会減だった。社会増が大きかったのは浜松市615人、磐田市596人など。人口に対する増加率でみると、熱海市が0・97%でトップ。社会減は沼津市679人、湖西市295人などが目立ち、減少率は川根本町1・19%、西伊豆町1・01%が上位だった。
出生数と死亡数の差を表す「自然動態」は出生児数が2万7097人、死亡者数は4万753人で、差し引き1万3656人の自然減となった。現行の手法で統計を取り始めた1991年以来、最も減少幅が大きかった。
推計人口は2015年国勢調査を基に、市町から県に寄せられる毎月1日時点の住民基本台帳の移動数を加減して集計している。
■年少、過去最低12.7% 老年29.1% 過去最高
10月1日現在の市町別人口の分析によると、人口が最も多いのは浜松市の79万6114人、次いで静岡市の69万9087人で、両市で県人口の40・7%を占めた。人口の最少は松崎町の6514人だった。人口増減でみると、1年間で最も増えたのは長泉町で312人増、最も減ったのは静岡市2716人減。
県内の年齢3区分別の人口割合は、年少人口(0〜14歳、46万3156人)が過去最低の12・7%、老年人口(65歳以上、106万406人)は過去最高の29・1%となり、少子高齢化の傾向がさらに強まった。生産年齢人口(15〜64歳、212万3905人)は58・2%。
市町別で年齢3区分の構成割合をみると、年少人口割合が最も高いのは長泉町の16・0%で、最低は熱海市6・6%。生産年齢人口割合もトップは長泉町の62・1%。最も低いのは西伊豆町42・8%となった。老年人口割合は最高が西伊豆町49・9%、最低は長泉町21・8%。
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