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人口問題・少子化・家族の経済学
1788
:
荷主研究者
:2017/12/30(土) 20:48:22
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/151211?rct=n_hokkaido
2017年12/14 11:48 北海道新聞
上士幌町、人口じわり増 管内唯一 子育て支援策奏功
http://tohazugatali.web.fc2.com/pop/20171214hokkaido01.JPG
【上士幌】管内の市町村の人口が軒並み減少する中、上士幌町は唯一、前年同月比で人口が増加している。十勝総合振興局によると、9月末現在の住民基本台帳に基づく町の人口は33人(0・7%)増の4884人。今年の移住者は20〜40代の若い世代が8割を占めており、町は「子育て支援や移住促進策が増加につながっている」とみている。(大庭イサク)
■移住者の8割若い世代
管内19市町村の人口は34万1471人(9月末現在)で前年同月比2320人減。上士幌町の人口は1961年に最多1万1076人だったが、その後は減少傾向が続き、2014年に5千人割れした。
危機感を抱いた町は14年度に、ふるさと納税で寄せられた寄付金を積み立てる「子育て少子化対策夢基金」を設立。16年度には21億円超を集めた寄付金を活用し、子育て環境整備や福祉の拡充を進める。15年度には高校生までの医療費無料化を実現。16年度からは認定こども園の保育料10年間無料化などといった子育て支援策を打ち出し、13年ぶりに人口増に転じた。
認定こども園「ほろん」に娘と息子の2児が通う瀬野祥子さん(33)は、広い自然で子育てをしたいと以前から考えていたが、ふるさと納税を使った充実した子育て支援策を知り、東京から上士幌に移住した。「保育料が無料なのも助かるが、近所の人の接し方が温かい」と町民の優しさにも満足している。幅広い年齢層の居場所にと、町が6月にオープンした生涯学習センター「わっか」では放課後に児童や生徒の利用が定着しつつある。
残り:160文字/全文:804文字
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