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人口問題・少子化・家族の経済学

2096名無しさん:2020/11/29(日) 12:15:03
>>2095

 ジャーナリストの佐々木俊尚氏は「論理的な議論が成り立たない部分が出てくるテーマだ。日本の家制度は長い歴史を持っているし、夫婦同姓にもそれなりの歴史がある。だからこそ、それを支持する人もたくさんいるわけだ。一方で、若い世代の人たちからは、別姓でもいいではないかという意見が増えて来ている。そう考えると、世代交代とともに民意は変わってくるはずだし、将来的には選択的夫婦別姓がスタンダードになるのは間違いないのではないか。ただ、その時に反対意見を排除するような方向にいって欲しくはない。つまり価値観を対立させるのではなく、共存させなければダメだ」と指摘する。

 「男女雇用機会均等法ができて以降、専業主婦VS働く女性のバトルが繰り広げられてきたが、専業主婦になりたい人はなればいいし、働きたい人が働けばいい。しかし、なぜか一つの価値観に染めないと気がすまないという人が保守だろうがリベラルだろうが存在する。今日もTwitterを見ていると、映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の広告で、のび太と結婚した静香ちゃんが“野比静香”になった設定になっていることに対して怒っている人がいっぱいいた。つまり、仮に選択式夫婦別姓が導入された瞬間に、夫婦同姓を選んだ人が“古い人だ”“お前、まだ同姓なの?バカじゃないの”と批判されるようになってしまう可能性があるということだ。この落とし所は、距離を置いて、議論しない。そういう価値観の人がいるのだということを認識することしかないのではないか。それを理念で押し切るのは間違いだと思うし、そこにリベラルの“上から目線”がある」。

 慶應義塾大学の若新雄純特任准教授は「僕は今日まで戸籍とは法律や手続きのことだと思っていた。しかし法律や手続きではいじれない、そこを超越した文化があると感じた。まさに理屈を超えた信仰だと思う。でも、この信仰が日本の色んなものを支えているし、悪いものとも言い切れない。その意味では、佐々木さんが仰るような“リベラルぶっている人たち”の中途半端な理屈では現状を崩すことはできないと思う」と感想を漏らしていた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)


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