「男女雇用機会均等法ができて以降、専業主婦VS働く女性のバトルが繰り広げられてきたが、専業主婦になりたい人はなればいいし、働きたい人が働けばいい。しかし、なぜか一つの価値観に染めないと気がすまないという人が保守だろうがリベラルだろうが存在する。今日もTwitterを見ていると、映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の広告で、のび太と結婚した静香ちゃんが“野比静香”になった設定になっていることに対して怒っている人がいっぱいいた。つまり、仮に選択式夫婦別姓が導入された瞬間に、夫婦同姓を選んだ人が“古い人だ”“お前、まだ同姓なの?バカじゃないの”と批判されるようになってしまう可能性があるということだ。この落とし所は、距離を置いて、議論しない。そういう価値観の人がいるのだということを認識することしかないのではないか。それを理念で押し切るのは間違いだと思うし、そこにリベラルの“上から目線”がある」。