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人口問題・少子化・家族の経済学

2280OS5:2025/08/25(月) 11:31:58
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20250313123027
少子化を生きる ふくしまの未来 第3部「若者の流出」(6) 都会で働く(上) 多忙それでも充実
2025/03/13 10:49


スマートフォンを手に、職場に向かう加藤さん。多忙な日々でも充実感を胸に過ごしている。
スマートフォンを手に、職場に向かう加藤さん。多忙な日々でも充実感を胸に過ごしている。
 福島県会津若松市出身の加藤優斗さん(23)は東京都内に本社を置き、カフェなどの飲食店を全国展開している大手企業に昨年春から勤めている。社会人1年目が終わりに近づき、仕事にも慣れてきた。「やりがいを感じるし、充実した毎日を過ごせている」と生き生きとした口ぶりで語る。

 溝の口駅(川崎市)近くの店舗で昨年7月から働いている。約40人いるスタッフのうち、正社員は店長と自分の2人だけだ。若い住民が多く暮らす地域とあって営業中は忙しく、配属からしばらくは運営するのに苦労した。最近では学生アルバイトの指導や管理を任されるようになった。



 若松六中時代は野球部。特設陸上部で短距離の素質を見いだされ、学法石川高で本格的に競技に取り組んだ。大学駅伝界で近年、実績を上げている東京国際大にスポーツ推薦で進学。埼玉県内の寮に入り、全国から集まった仲間と切瑳琢磨(せっさたくま)した。

 4年生になると、面倒見の良さを買われて副主将を任された。箱根駅伝などの「ひのき舞台」には立てず、選手生活に区切りを付けた。卒業後を見据えた時に「そっち(東京)で勤めたほうがいい」という母親の勧めもあり、都内で就職先を探した。

 集団生活で培ったコミュニケーション能力を生かせるのは「人と向き合える仕事」と考え、就職活動では営業職を念頭に置いた。合同企業説明会などに足を運んで業界や企業について調べるうち、飲食業に関心が向いた。店内の明るい雰囲気に親しみを感じ、現在の会社を受けた。

 月々の収入は手取りで約16万円。家賃や光熱費、食費などを除くと、手元には8万円程度が残る。地方に比べて首都圏の物価は高く、貯蓄に充てる余裕はそれほどないが、「ある程度は趣味やレジャーにも使えている」。生活を無理に切り詰めている感覚はない。



■古里は癒やし求める場

 当面は現場で経験を積んで、店長からエリアマネジャーへとステップアップを目指している。鉄道・バスなど発達した交通網や、商業施設の多さなど環境面にも魅力を感じている。

 地元への愛着が薄れたわけではない。ただ、「日々に疲れた時、癒やしをもらいに帰る場所」というのが今の自分にとっての古里の位置付けだ。

 地方出身の若者が都会で働き、暮らす道を選ぶ理由は仕事上のやりがいや物理的な利便性だけではない。私生活の充実感や、他者との距離感の心地よさを求める人もいる。


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