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人口問題・少子化・家族の経済学

1713とはずがたり:2017/07/19(水) 16:14:12
>>1712-1713

 三浦さんによると、こうした構造を支えているのは、男性のフルタイム労働者の賃金を100とした場合、女性は72.2といった男女の所得格差。管理職の女性の比率も低く、「こうした現実の中では女性が容姿で判断されることは日常茶飯事になってしまう。稲田氏の発言は男性優位の社会に適応しすぎたことの表れなのかもしれません」。

 メディアの報道もこれまで、こうした点にどれだけ配慮してきたか。稲田さんの発言は氷山の一角にすぎず、日本社会全体に同様の失言はあふれているのかもしれない。記事に続々と寄せられた反響をみていて、そう感じました。(守真弓)

■容姿話せない風潮、残念 「元祖美人市議」・佐野美和さん

 元東京都八王子市議の佐野美和さん(50)は、「元祖美人市議」とも言われるそうです。

     ◇

 ミス日本になった後、28歳の時に八王子市議選に無所属で立候補して、初当選しました。当時は「無党派層」という言葉が大きく取り上げられた時代。インターネットも普及していないですから、政党に所属していない私は選挙期間中のポスターで勝負するしかないと考えました。アマチュア写真のモデルをやっていたので、撮影会での写真を使いました。ピンク色のシャツに大きなイヤリング、パーマのかかった長い髪を触ってほほえんでいる写真です。

 当時はすごく話題になって、何十枚もポスターが盗まれました。「美人市議」と言われ当選した後も、水着姿のカレンダーを出して怒られたこともあります。「おじさん一色」だった地方議会で埋没しないため、注目されない地方議会に目を向けてもらうために、「若さ」「女性」を強調して悪のりしてしまった結果です。

 でも見た目を武器にしたこと自体は良かったと思っていますよ。どうしても、服装や髪形などの見た目があまりにもとがっていたり、自分と違ったりしたら、友達になるのだって難しい。政治でも、自分の考えが伝わらないことはあると思います。

 メディアが見た目に注目するのはありだと思います。私自身は見た目で目立とうとしましたし、それによってメディアにも注目してもらいました。「美しい」と思われることが、その人の話を聞いてみるきっかけになるかもしれないですよね。それは否定されるものではない。

 政界を離れた今は国会議員へのインタビュー活動をしています。今の時代は、見た目で戦う方法はもはや「当たり前」。おしゃれに興味がない人も、考えの中身を聞いてもらうためにある程度迎合して、一定水準をめざさないといけない、と思っているんじゃないでしょうか。

 女性より、男性議員のほうが気にしています。彼らが60〜70代の女性有権者にどれだけ値踏みされているか。武骨な人でも撮影前には鏡をチェックするし、今まで着たことがないピンクのシャツも着る。増毛、シミ取り、ほくろ取りをしている人もいるようです。

 だれでもある程度見た目を気にするようになって横並びになったことは良かったです。見た目でどうこうというレベルを超えて、その人が何を考えているのかという話ができるようになったということですから。

 今はその標準以上に見た目を強調しようとしてしまうと「それしか考えていないのでは」と有権者を不安にさせてしまう。自分がそうだったからよくわかるんですけど。見た目だけで戦おうとするのは時代遅れですよね。

 稲田朋美防衛相の「グッドルッキング」発言は、世界の流れからすれば批判を受けるのは仕方ないですが、私は見た目について話せない風潮はちょっと残念だなとも思います。良いと思ったら良いと言いたい。人間味がなくなっちゃうんじゃないでしょうか。(聞き手・船崎桜)

■「美しすぎる○○」メディアだって

 アンケートに寄せられた声の一部です。(後略)


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