(無題)
…レンタルDVD七泊八日50yenとかいう駅前のデジタルスクリーンの広告につられて噂のDVDショップにゆく。駅前で宣伝するわりにはけっこう遠い。50yenとは限定の品でそれでも200yenくらいからある。An affaire to remember,めぐり逢いという映画を探す。レンタルにはないな。・・あったと思ったら54年くらいの作、ケーリーグラント、デボラカーのものではない。朗夫人の役をキャサリンヘップバーンがやるリメークしたものだった。昔のものはないのかな〜。・・とやっとみつける。クラシックシリーズみたいなのに入っていて買うとけっこう高い。評価も高いか。
Polish、美女、アツイ
・・you speak polish?・・話せるわけないだろう。オレが。というのは実は傲慢かもしれぬ。ポーランドの美女たちと話す機会があった。・・壊れた千円札をめぐるbrokenenglishだった。破れた千円札はわたしが交換しましょう。同じお札ですから。No,cant do it.Why?so. its the same.…このthe sameがよくないのは実は知ってる^^;破れた千円札と同じ価値をもつ千円札は実は別物だと区別するべきだろう。the same kind ofとか。…そうではなく彼女がいうのはdifference of cultureだという。わたしが壊したお札だからわたしが処理をする。その処理の仕方を教えてほしいということだった。だからわたしがとりあえずchangeするというのだけれどね〜。なかなか譲らない。^^;
ポーランドではenglishはマイナーもいいとこ。そのうち少し得意という美女が話したのだろう。隣のかわいい美女がとうのお札の持ち主だった。・・ではあなたのお名前を書いてください。はい。え、ロシア語みたいな。…でもこれって隣の美女のお名前じゃないんじゃないの?ひょっとしてYOU are the same?ここでもthe same。アハハ、まさか。not possible。アハハ。 ・・けっきょく新しい闖入者のno problemということで一件落着。(わたしの英語力のひどさがバレてしまったが)
・・Ca va venir。やっとついてびしょぬれだ。フロントは例の美女が2人。どういうわけか競い合ってる。こんな雨の日にくるか。ああ夢うつつ。カギをお預かりしましょう。え、そうでした。貴女がこえをかけているのですね。うまいものだ。思わず間抜けて高い声を出してしまった。ああ、はずかしい。…じつはどうでもよかった。びしょびしょをとがめられはしまいが迷惑でもいけない。うまくはいることだ。美女のいる温泉…ああ、極楽。
(無題)
・・秋の夜長。パソコンテレビでプレスリーのLOVE ME TENDERをみる。南北戦争下の物語。モノクロでけっこう真面目なストリーでおどろき。負けた南軍側のドラマにプレスリーも与する。LOVE ME TENDERはやはり真面目な恋を歌ってる。あの甘い声。とろけるような肢体。…プレスリーが負けた者たち、貧しい者たちの感情を歌っていたなんて今さらながらのおどろき。なんて懐かしい恋の感情か!
・・LOVE AFFAIRE、めぐり逢いという映画も途中までみた。デボラカーのでるのならお気に入りだが、これはもちょっと古いやつ。LOVE ME TENDERと違ってアメリカンドリームで成功した勝ち組の恋の物語。これは気恥ずかしくなるような昔のアメリカ映画。あんな大金持ちの恋の感情など今ならだれも気にかけまいに。…この映画。AN AFFAIRE TO REMEMBERというデボラカーの作品なら覚えているし気に入ってもいる。豪華客船が南仏のvillefranchを訪れるあたり。隠居する祖母を訪ねるあたりは懐かしい時間がある。港の風景。こんもりした木の茂る切り立った石段の道をあがると家がある。木漏れ日のむこうに青い海がみえる。…古いピアノ。
(無題)
・・女子フィギュアスケートをよく見る。ショパンのノクターンで滑る浅田真央。むずかしいだろうな。なにか鶴のような舞だね。・・Over the rainbowというのも選んだ。ふわふわしたものをうまくこなす。愛犬を抱きかかえて滑る。・・「オズの魔法使い」というファンタジーがあるんだ。犬はトートーといったが、これはエジプトの神の名だ。totoなら便器の会社の名前だが。ヤマトトトビモモソヒメなんてのもある。これなら卑弥呼。
・・Over the rainbow …ああ、眠い。映画が眠いのではない。ケシの花の匂いで眠くなる。悪い魔法のせいである。 …エメラルドの城へ。
・・動画を追ったら、ミュージックに来た。Kyanaというボーカルは魅惑だ。Sarahというのはファルージャに生まれてイスラエルの若者に恋する話だ。…誰の名において、人は血を流すのか、と。反戦の歌か。・・corp a corp 「体と体をぶつけて」というせつない歌もある。・・Kyanaは混血かな。
Sarah
Moi, Sarah 20 ans
Jeune fille à présent
Résidant 23 rue Ménilmontant
Née à Faludja
Pas si évident
D'être victime à plein temps
J'ai pianoté ma vie
dans des récitals
Sur des airs de Mozart et de Schumann
On me croit soumise
Aux lois des tyrans
j'n'ai pas choisi mon camps
Mais au nom de qui
Faut il verser le sang?
N'est il pourtant pas écrit
Aimons nous à présent
Mais au nom de qui
Font ils verser le sang?
N'est il pourtant pas écrit
Vivons à présent
Dieu a créé la femme sensuelle
Pourquoi se cacherait elle derrière de la dentelle?
On m'interdit d'aimer l'enfant d'Israel
Lui péché mortel.
Je ne suis pas le dammier de ces dames
Depuis quand des jetons ont ils une âme?
Quoi de plus poétique de plus sanglant
Que d'être différent.
Mais au nom de qui
Faut il verser le sang?
N'est il pourtant pas écrit
aimons nous à présent
Mais au nom de qui
Font ils verser le sang?
n'est il pourtant pas écrit
vivons à présent...
(無題)
・・このところシャンソンのポップロックを聴いている。Kyanaは前回も書いたが、ほかにHannnaというのもいる。je ne sais plusというのが好まれているらしい。ランキングというのもありトップに近い。・・聴いていると、歌詞はやさしい。ことばひとつひとつを丁寧にアーティキュレーションをはっきりと歌うのは、聴き手に親切で好感をもてる。感情にごまかしがないから、ことばに力がある。・・あとはその内容だ。
・・je ne sais plusというのは、「もう知らない」という意。・・全部解読できていないが、対象に向けられた知性の放棄だが、かなり官能に属することかも。「知りたくないの」なんてのも昔ヤマトにあった。ああ、フランス語がわからない。情けないことだ。・・あと百回聴いたら分かるだろうか。・・フランスのお嬢が、単なる知の放棄を歌うわけがない。「もう知らない」というのは、そうある種倦怠のある歌い方だ。ハスキーでもある。…抱擁するというのがある。だんだん分かってきた。
・・秋波を送る。・・なんてこんな暑いとやってられない。むこうから秋波を送ってきたのをねらい撃ち。受付嬢を口説くことにした。言葉はまずい。昔よくやったがきざな事をいうことになる。距離ができるだけだ。・・相手の手に指を伸ばした。そっと重ねて触れる。何の反応もない。・・もう一度ゆっくりと・・単に物質が触れるというのではない。思い切り思いをこめてやさしく。・・Love me tender・・
Dreaming when Dawn's Left Hand was in the Sky
I heard a Voice within the Tavern cry,
"Awake my Little ones, and fill the Cup
Before Life's Liquor in its Cup be dry."
・・追憶は結局自己の迷宮に嵌っている。ダリダとアランドロン「甘い囁き」(Paroles、paroles)、同じ曲をセリーヌディオン、アランドロンで。それにセリーヌディオンのTitanicからMy heart will go on、シルヴィバルタンの「アイドルを探せ」La plus belle pour aller dannser、これらの曲と動画を繰り返し聴いている。
・・セリーヌディオンという歌手は、実は最近はじめて知った。友人のturu嬢はTitanicのMy heart will go onをよくカラオケで歌うそうだ。タイタニックは映画も3度観たという。このタイタニックという映画は何がおもしろいのか実はよくわからなかった。以前付き合いのあった子も耳元でタイタニックを見たといってたけど、そうか結局男性が女性に生を譲るところがいいのかと、女もそうやってカマキリになるのかと理解したものだ。・・タイタニックは地上の物語としてもっとおもしろいものだ、今はそう考える。タイタニック号自体は迷宮そのもので、大船だから絶対安心という触れ込みだった。迷宮だから安心ということはない。迷宮だからおもしろい恋愛もある。豪華客船の人の出会いはロマンスがある。されど迷宮というのだ。
・・シルヴィーバルタンという子。昔はそんな好きなタイプでなかった。フランス語をやるmomo嬢に顔つき仕草が似てるので、これも発見。いつか「ダンセ」男性といってたけどあれは歌のdanser、ダンスを踊る、を発音してたのだろう。若い子でカラオケをやる付き合いに備えて持ち歌をだれもが持つものだ。以前の子は中島みゆき「悪女のように」だった。わたしは持ち歌がひとつもない。・・momo嬢はきっと「アイドルを探せ」La plus belle pour aller dannser、であるに違いない。奇妙な確心。
・・momo嬢は、ほんとに久しぶりに顔を見た。かわいい声でいつもでれでれになる。すこしイマリに倣って化粧を薄くしなさいといいたかったが、そんなことを言ったら嫌われるだろう。・・実際、スッピンの時もある。・・アイドルを探せ。LA plus belle pour aller dannserの話をしたが、シルヴィーバルタンは知らないようだった。カラオケは何でも歌うそうだ。こちらの見立てと大違い。ハハ
・・告白。そういってもむずかしい。いや簡単ですよ。特にデートをしなくても同じことです。要は話の内容です。・・TO HAVE,OR NOT TO HAVE これです。ボギーの最高作は。カサブランカではありません。「苦悩の港」PORT D'ANGOISSE 何のために年くって来たか。死ぬまでに一度は洒落た台詞をいってみたい。ハハ、でも話はヒミツ。ハハ
JE CROYAIS
Paroles / Lyrics: Sylvie Vartan
JE CROYAIS
1976
J'ai vu le soleil tomber
Derrière le Fujiyama
Et la lune s'enflammer
Au vent chaud d'Alabama
J'ai traversé des frontières
Des océans et des villes
J'ai couru toute la terre
Sans jamais trouver mon île
Je croyais, je croyais
Qu'un avion suffisait
Pour voler, pour voler
Plus haut que le passé
Je croyais, je croyais
Qu'un bateau suffisait
Pour laisser sur le quai
Le garçon que j'aimais
Je croyais le paradis
De l'autre côté du ciel
Comme un papillon de nuit
Je me suis brûlé les ailes
On peut fuir comme un voleur
Changer de nom, de patrie
Quand on a l'amour au coeur
On est condamné à vie
Je croyais, je croyais
Que mon coeur l'oublierait
Je croyais, je croyais
Que mon corps s'en passerait
Je l'aimais, je l'aimais
À mourir de l'aimer
Je l'aimais, je l'aimais
Et je reviens l'aimer
(無題)
・・すごいことになった。おそらくギリシャはデフォルトする。国が破産する。・・「忘れじの面影」Lettre from an unknown woman(1948)という映画をみた。ジョンフォンテーンという女優がみごとだ。16才ではじめてそのピアニストをみた。ウィーンだった。リンツにいって社交界デビューしたのが18才。ウィーンにもどり自活してピアニストの男と恋に落ちるのが20才の時。この時子を宿す。男はすぐミラノへ演奏旅行だという。2週間の別れというが実際はもうもどらない。リザを忘れる。子どもが9才になった時おそらくリザは30才で別の男と再婚する。しかしオペラ座でピアニストの男と会ってしまう。男はリザを想い出せない。
・・大垂水峠は、やはり胸突き八丁がしんどい。登りきってしまえばあとは降るだけ。今日は前回より車が多いのが、あぶない感じ。ipodriderはやってられない。音楽を聞きながら昇天する訳には行かない。ピークはいつかは来る。我慢我慢で峠に着いた。降りはブレーキコントロルだけいい感じで坂をくだりずっといくと別のチャリダーが休憩しているので道を訊ねた。や、外人か。can i go through bentenbashi? sorry i dont know this way. you from australia? deutshland. ya,
danke schoen. ドイツ人で日本語はわかる。峠でヒルクライムの練習だそうだ。サイクリストの仲間は基本は単独だ。兄弟仁義で2,3のグループで走行するのもある。これはケイリンの影響か。話をする機会があったらうるさくならない程度に声をかけるとよい。枢要な情報は惜しげもなく与え合う。・・帰りの道のために、プレジャーフォレストに行く道を地元の人にも訊ねた。わからなくなったら誰にでも聞くのが一番。・・相模湖駅に着いた。
(無題)
・・先の「シェリタリングスカイ」に続き「アフリカの日々」という映画をみた。否「アフリカの日々」ではなく「愛と哀しみの果て」という題名の映画だ。Out of Afrikaが原題。デンマークの女流作家ディネーセンの小説による。どこまで自伝でフィクションかはわからぬがともかく実際アフリカで日々を過ごしたらしい。
・・きょうはピアーズブロスナンのWORLD is not enoughというのを観た。世界を手に入れようとする女、驚くべきソフィーマルソーが演じている。「禁じられた遊び」の女の子だ。「世界はわたしのものよ」というに「世界は足りないものがある」というボンド。この二人愛欲の場面で生き延びる術を語り合う。女は逃げることという。ボンドは美しい女を愛することという。キザなものいいだがボンド氏の言葉は一貫している。
・・パリには長くいっていない。もう行くことはないかも。かわりにパリが舞台の映画をみている。もろPARISという題の映画と「パリは霧にぬれて」という映画。「巴里のアメリカ人」なんてのもおもしろかったが。・・「パリは霧にぬれて」はルネクレマン監督で米女優フェイダナウェイがヒロインで出演。なんとも演歌な邦題だが、DEADLY TRAPが英語の題、la maison sous les abres(木々の中の家)がフランス語の題。フェイダナウェイといえば、わが青春の頃「俺たちに明日はない」が鮮烈だった。原題は「ボニー&クライド」。過激な女優にあこがれたものだ。「タワーリングインフェルノ」「チャイナタウン」・・それほど追っかけをやった訳ではない。「チャイナタウン」はパリで観たか。・・今回の「パリは霧にぬれて」はDVDで観たが、なんとアメリカ人が夫婦子ども連れでパリに逃れてくる。だから、英語が主体ではないか。ルネクレマンがフェイダナウェイをパリに呼んで選んだということだろう。女優のそのままの性格で監督は選ぶものらしい。「チャイナタウン」はポランスキーだったと思うが、やはりしんどい環境に女優をひきずりこんでいる。ひきずりこむではなく、deplacementという配置替え、ずらしか。思い切り転移でしょう。この「パリは霧にぬれて」もそういうdeplacement、転移が読み取れる。地がフランスで図が英語圏。人物は多少神経症をわずらっている。子どもはバイリンガルを試されるゆえ余計神経過敏でしょうね。「禁じられた遊び」のさすがルネクレマン。子どもの描き方はうまい。
(無題)
・・「三つ数えろ」という映画を観た。ハワードホークス作品、ハンフリーボガード+ローレンバコール競演、ハードボイルドの傑作という。この年でフィクションの映画というのは、きつい。が、シネマはノスタルジー以外のものでない。1946年アメリカ。原題はTHE BIG SLEEP(大いなる眠り)。この原題謎ですね。