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短詩人/Hyperion

629秋魚:2016/01/25(月) 23:47:40
(無題)
・・武蔵野は広い。在原業平がここにやってきたというのはほんとうだろうか。根雪の残る武蔵野を新座平林寺をめざした。西国分寺から武蔵野線で三つ目くらいの駅だったと記憶している。通ったことはあるがほぼ不案内。所沢川越あたりはよく走ったのでむずかしくはないと多寡をくくった。が、これは大間違い。地図でさっと見ただけで出発した。寒いのでしばらく自転車はお休みしていた。筋肉の萎縮より呼吸運動の停止ほうが神経を狂わせる。細胞が活発になり呼吸がそれにあわせる。脳は反射神経が全開して生き生きと働く。家にこもると想念ばかりが勝手に太る。山頭火がそうだったように時雨の旅にでるべきだ。時雨というのは、ちょっと嫌な天候かと思いつつ。

・・新座はたしか新羅人の部落だったとか。そんな昔のことは今は関係ないかもしれぬ。道路の南側の歩道は日が当らないためかところどころ雪が残っている。すべってころぶとあぶない。そういう微妙な日の出発だった。最近は自分の扮装を気にしなくなってたぶんすごい格好してる。浮浪者まがいにみえるかも。気にしないことだ。昭島に野暮用があってそのあと立川国立まででた。ここらは昔の地元。ここから西国分寺の武蔵野線にぶつかるあたりまでいった。そこからは調べがなくて人に聞き聞き進む。府中街道をいきなさい。所沢にむかってそこからカーブして志木街道を浦和方面へすすむ。ずっといくと清瀬、新座ですよ。

・・まったく楽勝のライドかと思っていた。途中レストランでお昼をとって野火止の平林寺は3時半頃になった。電車でも新秋津から新座までは時間がかかったようだった。関越道を越えて川越街道の近く、一画が広い雑木林になっている。その武蔵野の林と野火止の用水路が売りらしい。平林寺は紅葉の名所、季節にはよく人の訪れもあるようだ。寺構内に入るには入園料がかかる。森閑として臨済宗妙心寺派の禅道場という。帰りの時間が少ない。入園はあきらめた。


・・十二

むかし、おとこ有けり。人のむすめをぬすみて武蔵野へゐてゆくほどに、ぬす人なりければ、くにのかみにからめられにけり。女をばくさむらの中にをきて、にげにけり。みちくる人、このゝはぬす人あなりとて、火つけむとす。女、わびて、

 むさしのはけふはなやきそわかくさのつまもこもれり我もこもれり

とよみけるをきゝて、女をばとりて、ともにゐていにけり


・・伊勢物語十二段の舞台という、それらしい業平塚があるはずだ。


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