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短詩人/Hyperion

496秋魚:2014/12/07(日) 01:28:23
(無題)
・・しかし参った。整備もゆきとどいて自転車は申し分なく快調とみえた。とりわけブレーキの調節はうまくなった。・・チェーンの緩みは仕方ないか。ギアの掛かりに影響しそう。ハヤブサも少し年を食った。が、まだまだ健在そのもの。ようやく自分の体になじんできている。・・これなら井月の墓参で伊那まで行けるか。が、

・・五日市瀬音の湯から帰り道。多摩川のみえる滝山街道。いきなりパーンと音がした。すさまじい。何事か?・・すこし行くと前輪のタイヤが空気漏れ。や、パンクか。・・なにか針のささった感じもない。・・この道を下り切って吉野街道にでればたしか自転車やがあったはず。パンク修理道具一式もってはいるが、冬の戸外で首尾よくやれる自信もなし。ここは自転車やさんに持ち込むことに。・・自転車だと楽にいけるのにパンクで歩くのは悲惨だね。・・しかし不思議なパンク。あとで調べてわかったのだが、これはバーストという破裂パンクだった。どうも空気圧過剰が悪かったようだ。

・・てくてくやっとのことで自転車やに着いた。と思いきやすばらしいスポーツサイクルの専門店。中にいたおじさん、いきなり修理はできません。うちで買った自転車しかみないそうだ。昼飯も食べずやっている。申し訳ないけど。・・頼んだがダメ。とはいうもののこれくらいの修理はみな自分でやるものらしい。自転車乗りの常識だったかも。あきらめてとりあえず空気をいれてみた。すぐには抜けない。ケイタイ空気入れがはじめて役に立った。家に帰るまで3度ほど空気を入れてなんとか家までもどった。

・・これはひさしぶりにパンク直しのいい機会。まだ前輪でよかった。

・・バーストと気づくまで時間がかかった。まず前輪を外してチューブ交換にかかる。ひさしく前輪も外していない。Vブレーキを解除してクイックレリーズをゆるめる。右左どちらかを時計反対まわりにまわすのが忘れている。適当にまわして車輪は外れる。これも後で分かったことだがレリーズを2度回したなら同じようにもどさないと前輪のセンターがずれる。これは重要。・・さらにレバーを使ってタイヤを外しチューブを取り出さねばならない。タイヤは片側だけ外せばチューブは取り出せる。こういうささいな手順が馴れてない。何度か失敗しながら上達するしかない。タイヤ外しのレバーの使い方もいまひとつうまくない。外すのはいいが、ほんとうに油断がならないのはチューブの装填だ。ねじれがないように空気をすこし入れて取り付ける。以前ママチャリのパンクはかなりいい加減にやった。リムにチューブがからんでいたり。・・あれこれ苦労してなんとか新しいチューブで復旧させる。パンクのチューブはパッチを貼って再度使用可能なようにする。が、これもパンクの穴の位置がむずかしい。ほんとに小さな穴があいていた。これはバーストとは違う。

・・親兄弟と同じで使いなれた自転車もいつまで丈夫かなどもわからない。絶対の信頼を置いてた自転車だが。パンクほどでうろたえてはいけない。実際ロードレーサーなどパンクバーストの記事はよくみる。応急処理の仕方もある。私のバースト、チューブに針刺しのパンクがあり空気圧が過剰になっていたためすぐ近くのタイヤ本体を直撃したか。裂けはさほどではない。溝にそって1cmほど。タイヤの内側をみても穴はなし。繊維状の膜を透過して一気に空気噴出したか。外側には繊維状のものが少し露出していた。最初はただのゴミかと思ったほど。やはり、バースト・・

・・しかし、この日はこれがハプニングではない。これぐらいのパンクはいつでも起こりうる。自分が怠惰なだけだ。・・おもしろいのは帰りに寄った五日市郷土館。このあたり大昔のゾウやウミユリ、サンゴの化石がとれる。ずっと昔は海だった。そんな昔のことではない。鎌倉から江戸の時代、伊奈石という石をとる石工がいた。郷土館の庭に置かれてある。信州伊那谷の石工がここいらで切り出した石だという。江戸城などもこの石を運んだとか。・・伊那谷をさすらった俳人井月は越後からたしかに江戸に出ている。昌平坂学問所に通ったかどうかはわからぬ。「野ざらし紀行」「奥の細道」の起点となった江戸はなんとしても出てみなければならない。痕跡がないが、江戸のどこにいたのか。深川の芭蕉庵には訪れてはいただろう。思うに一時期人目にふれぬ土地を選んだのではないか。芭蕉が芭蕉庵炎上ののち甲州の都留に身を潜めたようにおそらく江戸の西方、日野など甲州街道沿いは近藤勇、土方歳三など新撰組が幅を利かせていたはずだから、そこではない。多摩川を遡って青梅というのもどんなものか。多摩川を外れた秋川、五日市が格好の居場所ではなかったか。伊奈という土地がある。千代鶴の中村酒造も秋川だ。後年、伊那に三十年さすらうのはここの伊奈石工のネットワークに乗ったのではなかろうか。五日市と伊那。・・井月の匂い。

・・自分で修理した自転車を試し乗り。チューブ交換と前輪の着脱。復旧の時車輪がセンターに来るようにレバーのもどしは注意がいる。裂けたタイヤは裏にクリアファイルをあてた。外の裂け目にはボンドを塗りこんだ。これしきでタイヤ交換はない。しかし細部で調節がむずかしい。修理しておかしなことにならなえればよい。・・試し乗りは昭島のはま寿司まで。これは成功だった。

・・パンクチューブにパッチを貼ったがどうも空気が抜ける。穴の位置を間違えたか。そうではなく糊づけが甘く隙間から空気漏れするようだった。すこし剥がしてもう一度糊をつける。こんなやり方はないが空気漏れが止まればよい。これはなんとかうまくいった。・・自転車やに頼まずに自分でやってだいぶ勉強になった。しかしパンク修理もむずかしいものだ。


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