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短詩人/Hyperion
438
:
秋魚
:2013/08/17(土) 00:29:19
(無題)
・・テジョヨン、チャンボゴでも権力に捕縛されて労役を課される時は、肉体を酷使する単純労働の繰り返しになんとしても耐えている。食もぎりぎり制限され生存競争を強いられる。それと比べればミレーのバックパックの荷物運びなど猛暑でもいかにも気楽といえる。労役はシューシュポスのそれに似ているか。たぶん終わりがあるだろうというのが唯一希望だ。
・・ガーネットという詩誌が出てきた。さっと顔が赤らむような拙文が載っていたのでこれも持ち帰ることにした。2001年8月号というから12年も前になる。・・「今、わたしの関心事」というので、?ポエム通信「泥水」に掲載拒否された拙稿、・・石川為丸氏のHP「クイクイ」と私のBBS「俳句ダービー」で話題になった原子力問題をめぐる拙稿がボツになった。編集の市原正直氏には犯罪者呼ばわりをされてなす術もなかったが、さらに大きな犯罪が隠匿された気がしないでもない。この問題は次に大きな原子力の事故が起こるまで私のHPで話題にしていく予定。・・とまああって、このボツ稿も傑作だったわけだが、この一ヶ月後に起きたのは911の貿易センター自爆テロ、この9年と半年後に起きたのが東日本大震災と福島原発の大事故なのはまだ記憶に新しい。
・・青梅線の電車の中で、きょうは、新藤涼子「薔薇ふみ」を読んだ。この種の詩集本来ならわたしの元に絶対廻って来ない。なぜあるのかというと今だから言うが新井豊美さんに借りてそのままになっていた。すまないことをした。よいという詩集で豊美さんが気になるページはそっと折を入れてある。そこを読むとどこがおもしろいのかよくわかる。
・・はるかな岸辺に
エルカステイロはアルタミーラよりもさらに田舎だった
乗りかえるたびにおもちゃのように小さい汽車に変わってゆく
駅前教会の隣のホテルにカバンを置き
さっそく丘陵に登りはじめる
霧が山に融けてこころの中に沁みいるようだ
頂上の 緑にこんもり包まれているところめざし 濡れて歩く
ここの自然洞窟の景観は アルタミーラよりも豊富だった
なつかしいマドレーヌ期の先史人たち
立ちあがって洞窟の壁に絵を描きはじめる
・・
・・こういう詩集もあやうくゴミの中に埋没するところだった。
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