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短詩人/Hyperion
487
:
秋魚
:2014/08/15(金) 22:36:57
(無題)
・・思い立ったが吉日。お盆のさ中に何もしない手はない。自転車乗りのメッカ、正丸峠をめざした。ライダーが一度は到達したい場所。埼玉飯能と秩父の境にある峠だ。この峠の噂は幾度も聞いている。自転車とバイクこの二つのライダーの聖地に近い。坂のヒルクライムは初級程度だというが。東京の高尾を越えていく大垂水峠はまだ入門でヒルクライムのさわりだという。けっこうきつかったけども。クロスバイクで可能かどうか。自信がなかったが、ここはメッカだ。チャレンジせよということだった。
・・青梅多摩川の万年橋を6時に越えて青梅街道から小曽木にはいるいつもの青梅坂。ここは実にいい坂だ。ヒルクライムもこの程度なら楽勝だが今回は飯能にはいるまでもいくつかアップダウンを繰り返した。小曽木から成木街道にはいるのははじめてだった。吹上峠がありここもトンネルになっている。トンネルというのが自転車乗りにはもっとも嫌な走りだろう。特に車が来るときのエンジン音のけたたましい反響。トンネル全体が轟音に包まれてどこから車が来るのかわからないほどだ。前か後ろか。特に後ろがこわい。トンネルはなるべく早く抜けること。短いトンネルであることを祈る。
・・松ノ木トンネルを抜けてさらに坂を登るとまた小沢トンネルというのがある。成木から名栗に抜ける最後の峠だ。麓の蕎麦やさんの主人とは以前話をしたことがある。酒を飲むようと言ってくれたが閑がとれなかった。サイクリストが一人休んでいて平常のよう。きょうはそのまま通過。トンネルまでの坂は足つきになった。やや長いトンネル。先の出口が遠くにみえる。・・奥多摩の先に出口の見えないトンネルがいくつかある。これは恐怖だ。・・ここはまだいい。と思ったが、トンネルを出て下りの坂が実にいやな坂。いろは坂になってしかも急。下りでよかったが帰りはパスして入間川を下ることにした。
・・ここから入間川に沿って上る道は以前さわらびの湯あたりまで車で来た。自転車では初コースになる。かれこれ一時間になる。思ったよりペースが早い。車の数はさほどでなく朝まだ早いせいかそれでもライダーが3,4台グループで走ってきたり自転車も同じようにグループで来たりする。みな本格的な装備でヘルメットや水筒、自転車もロードレーサーのいいものに乗っている。サイクリング用のシャツは見映えがする。・・有間ダムとさわらびの湯への分岐道で休息。帰りにはここの温泉に寄ってみたい。いまは入間川に沿って直進。やや人家の多い名栗の街道をいけば山伏峠に着くだろう。傾斜はゆるい。楽勝と思ったが、急にスロープも急に道幅もせまくなってきた。前輪のギアを3にしてだいぶ楽になったが速度も落ちる。適当なところで休みを入れていつかは山伏峠に着くだろう。
・・ヒルクライムとバイクライダーが多いと覚悟していた。朝早いためかさほど多くはない。たしかに巡礼のようなライダーとサイクリストにはよく会う。こちらもお遍路の精神で進んだ。途中山肌が白くえぐれた場所がみえる。ここらあたりも石灰の採取場があるようだ。急坂というのでもない。まだかよ〜と思っていたら、とうとうやってきた。山伏峠。坂のトップで「山伏峠」と板があるだけだ。
・・山伏峠から少し下ってすぐ正丸峠にいく分岐道にでる。ややアップになるが先1、2キロほどで正丸峠に着くはずだ。ここまで来れば失敗はない。ずっと気が楽になった。水は前回小さなペットボトルで用意して失敗したから大きいのにしてよかった。食料よりも水。水のありがたさがわかる。あと一本の栄養バー。これも一本で充分。空腹で動けなくなるということは絶対ない。・・ほどなく正丸峠に着いた。
・・茶店があってまだ早いためか店は閉まっている。先客にバイクのあんちゃんが一人。記念写真をとっていた。あまりにひっそりだったので、ここが正丸峠ですか?あんちゃんに聞いてみた。余り話をしたがらない風だが「自分も初心者でここもはじめてです」という。向こう側から上ってきて道はよくないですよ。さいたま市から来たという。おたがい情報をだしあいバイクと自転車ではだいぶ中身が違うようだ。それでも話しに花が咲く。そうこうしているうちに次次と巡礼の自転車、バイクがやってくる。やはり聖地のようだ。天皇陛下と皇太子もここまで来たらしい。碑が立っている。・・店の板前さんも到着して開店となった。記念ステッカーというのが人気らしい。全国から目指してきて正丸のロゴ入りステッカーを買っていくという。住所と名前の名簿まである。ハハ、愉快だね。茶店では蕎麦を買った。・・さあさっきのあんちゃんともほどほどの話にして彼はうれしそうに先に峠を下りていった。自分も下山にはいった。
・・違うルートをも考えたが今日は同じ道で帰路をとる。3時間ほどで着いたのは意外。名栗へ入るまでに1時間。あとは安全でゆっくりきたから2時間。山伏峠の坂はきついが馴れればもう20分は短縮できそう。帰りの下りは楽だ。途中、星宮神社という天御中主命をまつる社を訪ねた。名栗村の守り神だという。左甚五郎のつくった獅子頭があったらしいが今は消失。端正ないい社だ。・・続いて鳥居観音。遠くから山の天辺に観音像がみえる。青梅の塩船観音と似ているが、広大な敷地にどこかの財閥の人が祈願したもので古くはないが活発な信仰をあつめているようだ。今回は山門までで入山はしない。
・・さわらびの湯をさがした。ここは以前友人の車できたことがある。入間川沿いの街道をそれて少しはいったところにあった。川でキャンプをしている親子連れがこぞって湯浴みに来ているのか駐車場の車も多く、ライダーたちも多く寄ってくる。大変な混みよう。お盆のさなかみな考えることは似ているかもしれない。巡礼と沐浴、湯浴み。世相がわかっておもしろい。・・怱々にして温泉をでると地元の物産店が一軒。みやげものの他わかめのおにぎりとビールを買ってこれで昼食。このおにぎりの実に美味いこと。さすがに田舎だ。
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