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短詩人/Hyperion
466
:
秋魚
:2014/01/06(月) 01:43:55
(無題)
・・正月の第二弾。青梅街道まっしぐら。新宿、靖国通り神田、日本橋から隅田川畔に出る。深川芭蕉庵跡、水天宮。都心走破のロングライドも懸案の一つ。青梅街道まっしぐらというのが棘のように刺さっている。奥の細道の出発となった芭蕉庵もまた。こちらの出発は青梅多摩川の万年橋。同じ万年橋が深川にもあるという。かなり著名な橋だぜ。広重の絵にある。元旦に行こうとと思ったが、宿がとれなくて断念。五日市の阿伎留神社はよかった。これは誤算が正解。正月四日目は、青梅街道けっこう車が多い。帰省のもどりだろうか。道は簡単だが、車道はなかなか走れない。二車線あってもぎりぎり端に走ってくるやつがいる。側道という手もあるが、はじめは本道を見ておかねば。瑞穂近くまでは何度かいってるからこわくはない。福生の横田ベースが切れる手前あたりで青梅街道は、新青梅街道と旧道に分かれる。迷わず新青梅を直進する。横田ベースの敷地は広い。向こう側一帯が平野のごと開けてる。以前立川から東村山、武蔵村山、狭山、飯能へ向かった時、この新青梅街道も通った。すこし見覚えのあるあたりを行くとしょぼくれた川に出る。空堀川という。立川活断層沿いの残堀川と同じ系ではないか。これは・・このあたりから記憶もばらばら、久留米というあたりで街道を外れた。駅前からずっといくと団地の中に入って仕方なく犬を連れたおじさんに道をたずねる。あ、団地を突っ切れば街道にもどれるのですね。ありがとう。困ったときは見境無くたずねるも、あまり愛想のよくない人でした。・・ずっといくと田無神社とかあって興味をそそるがそこは通過。井草八幡とかもあってやはり通過。伏見稲荷というのは規模が大きそうで興味をそそるがここも通過。なんだかんだといって荻窪の駅前にでた。ここは何度も来た事がある。これから先はお手の物。
・・自転車の交通規制がきびしくなった。車道は絶対左側。ところどころ巡査が見張ってる。自転車に対する注意標識も多い。荻窪から新宿まで以前は長かった記憶があるが、今回はほどなく着いた。住友不動産の大きなビルがある。ハハ、履歴書はここで審査されたか。丁重に送り返されたが、嫌味はない。高いビルが多くなると駅のターミナルも近い。コーリアンタウンのようなところを通って靖国通りにはいる。その前にファーストフードの店で休みをとった。たどたどしい日本語でインドネシア人か。注文取りがきた。さすが新宿。若い女性客もいる。すっきりスタイルのしなやかな子が多い。いかにも新宿。流行のスマホに余念がない。
・・これから先九段下あたりまで車もすくなく散歩ロードといったところ。ただし靖国の前は参拝客でごったがえす。だれそれの靖国参拝は世界的に注目を浴びるものだが、そうでなくともここの人気は不思議なものだ。
・・青梅万年橋から新宿までおよそ4時間のライド。靖国から神保町まで人通りは多いが気が安まる。はじめて来たときは神保町から東京駅八重洲口にいくのさえ道に迷ったほどだ。東西南北の座標軸さえしっかり把握していればここは楽勝の地理だ。迷うというのはこの座標を失うことだ。方向が少しずつずれて東へ行ってるつもりが南だったり南へいってるつもりが東だったりなんかの拍子にまったく反対の方角にすすむなんてこともありうる。・・ともかく神田駅をめざす。そこを抜けると隅田川にぶつかるまで人形町とか日本橋とかあって浜町というところが水天宮仮宮のあるところ。壇ノ浦の戦いで海に沈んだ安徳天皇の近くの女官が福岡の久留米で隠居したのが本家の水天宮。どういうわけか江戸に分祀されて安産の神様だという。一度人にたずねて水天宮に着いた。やたらと参拝客がおおく安産祈願とは無縁な自分はここもさっさと退散した。
・・あとは隅田川まででて清洲橋をわたったあたりに芭蕉庵跡稲荷神社があるはず。実際はひとつ手前の新大橋というのを渡った。向こう岸を沿ってゆくと途中に芭蕉記念館がある。4時くらいに着いて運よく正月明けできょうは開館していた。二百円払って客もぽつぽつ。自転車のロングライドでこういう展示室は空気がわるく吐き気がしてきた。それでも芭蕉のことは面白くずっと見て廻った。芭蕉の旅の行程が地図で示されていたうち特におもしろいのは「野ざらし紀行」。江戸の大火のあとはじめて旅をする意識が生まれた。・・亡母の供養で伊賀に帰る。すんなり伊賀にいけばよいものを伊勢の西行庵をたずねたり吉野にいったり琵琶湖あたりにいったり大垣にも。故郷伊賀周辺はまあ四方八方歩きつくす。これはいったい何であろう。
・・旅先でほんとに自分で関心がもてる場所があるとほっとする。芭蕉の匂いがして隅田川もああうれしい。水の都というとびぬけたモダンの香りがする。・・萬年橋という浮世絵でみた。亀が吊らされて向こうに富士がみえる。いまは富士はみえそうもないが、風雅な庵に住んだものだ。奥の細道では最後に西行のいた二見浦に向かった。ここの夫婦岩は夏至の頃岩の間から日が昇り富士が見えるという。芭蕉はすべてを見ていたはずだ。・・日が落ちてきた。
・・清洲橋を渡ろうとして思いとどまり、萬年橋を渡りさらに岸沿いにすすんだ。次の橋、永代橋をみたかった。日本橋茅場町界隈から八重洲方面にむかう道だ。で、ずっといって思わず愕然。隅田川はここで二手にわかれる。中州のようなそこにあるのは夕日に浮かぶ摩天楼。なんてきれいなんだろう。先客がケイタイで写真をとっている。日常のごたごたとか生活の悩みとか一瞬吹き飛んでしまうほど。しかし日がどんどん落ちる。美しいものは一瞬という。そういう時の流れだ。自分も写真を場所を変え角度を変えいくつも撮った。暗くなって悲しくなる前に橋を渡って宿のあるセンターホテルへと向かった。
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