したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

映画感想スレ(4)

224もにゃら:2020/07/26(日) 00:26:43 ID:j8Dr8S3M
○ステップ

うほっ! 良い幼女!
シングルファーザーのお話
娘の美紀ちゃんの可愛さ天元突破してる
生意気なんだけどそれが可愛い(ノ≧▽≦)ノ
口癖?は『愚問』


○海底47m

サメ映画
女子高生四人が穴場の海(マヤの地下遺跡に海水が流れ込んだエリア)の潜ったらそこは人食いサメが居て…
JK四人が水着なのに濁ったり暗かったりで水着観賞できない(ノ-_-)ノ~┻━┻
ガブッとやられ即死亡するのに主人公姉妹は胴体ガブッとやられたのに普通に生きてたり

やっぱサメ映画はダメだ


○私がモテてどうすんだ

少女漫画原作の実写。腐女子が主人公
スカートの下にスパッツ履いてるのってガッカリ感半端ない

○コンフィデンスマンJPプリンセス編

シンガポール1の大富豪が亡くなったが後継者として指命されたのは今まで知られていなかった末っ子ミシェル
10兆円とも言われる資産を狙って偽ミシェルを仕立てて大金ゲット!
どんでん返しが二回あってなかなか面白かった

225シャアダム:2020/08/18(火) 17:39:43 ID:rmiMl0oI
◆のんのんびより ばけーしょん(2018年 日本アニメ)
越谷姉妹の影の薄い兄貴「越谷卓」がデパートの福引で沖縄旅行を当てたことから始まる、「のんのん」ファミリー(9人)で沖縄旅行3泊4日の賑やかな旅を描いた日常系コメディアニメ(感動もあるでよ)。

ちびまるこちゃんでも南の島の旅行で当地の女の子と仲良くなるってのが有ったような気がするが、まさにそんな感じのアニメでした。沖縄の風景の描き込みが凄いので、風景を観てるだけで環境ビデオの代わりになりますw
ストーリーは子供はラストの別れで感動するだろうけど、大人の自分はもう一歩、別れの感動に繋がる何かの事件や出来事が欲しいかなあって思います。まあ、3泊4日しかないので難しいいかなあ。まあ、最初っから最後までのんのんファミリーがはしゃいだりドジしたりしてるのを観てるだけで癒されるので、無理して感動の物語を入れなくてもいいかなって思いますね。

いやあ、沖縄の風景(海の透明さも)の映像が綺麗だった、それが一番印象に残ったアニメでした。のんのんキャラたちの素朴で可愛い面白さは健在でした。

226みる子:2020/08/30(日) 09:55:14 ID:OQbmh54E
急逝されたチャッドウィック・ボーズマンさんに哀悼の意を。ワカンダ・フォーエバー


・ランボー:ラストブラッド
怒り狂ったランボー爺さんが麻薬カルテルを血祭りに上げる! ロッキーとは真逆でスタローンの暗部が濃縮されてるかのような作品。
これ系統の悪党は日本にもごまんといるだろうからいかがわしい場所には極力近づかないようにしようと改めて思いました。

・イット the END
裸のババァが見え隠れするところは不気味で良かったです。バワーズを主軸にしたリアル路線ならもっと楽しめたかも。

・プロメア
アマプラにて再視聴。つかみのアクションが本当に素晴らしい。頭取になった半沢も見れる傑作。

・アイアンマン2&3
ディズニー+にて。トニーのライバル(自称)ジャスティン・ハマーさん好きなんですよねぇ… いつか再登場してほしい。
結局ハワードは共同開発したアークリアクターを私有化してしまったのかな? 劇中、特に「違う」とも言われてなかったし。

3作目は実はあまり好きではなかったんだけど、見返してみるとキリアンはファーフロムホームの魁感あったりして色々と興味深い。
若かりしエンドゲームくん(仮)がホントかわいいなー。いつかスーツを着る日が来るんじゃないかと密かに期待してます。

227シャアダム:2020/09/05(土) 23:47:15 ID:rmiMl0oI
◆ 新生 トイレの花子さん(1998年)
11年前謎の失踪を遂げた姉かおりと同じ中学校に入学した主人公・倉橋里美は学校のトイレで、不思議な体験をして倒れる。
そのうわさを聞き付けた二年生グループや同級生で霊感があるといってる間宮悦子などのグループが彼女を誘い、噂のトイレの花子さんの謎を解明しようとするが、
次々に二年生グループのリーダーや親友の沢口香苗が、花子さんらしき霊の仕業により倒れる。次々に不思議な事件が起こり、事態は危険な状態へとどんどん加速していく。
11年前の姉の失踪と何か関係があるのか?トイレの花子さんとはいったいなんなのか?ホラーでミステリーでサスペンスな映画でした。

感想:何の期待もしないで見始めたが、中後半の怒涛の展開が意外と面白く、最後まで楽しめました。
最初の学生の目隠し集合写真の数々って、もしかして心霊写真?って思ってDVDを止めてずっと見てましたw
それから、さりげなく猿岩石(先生役)が出ていてワロタ。V6の長野先生も神経質な感じが上手くホラーとマッチしてやばい雰囲気を醸し出してなかなか良かったですね。
あと、BGMが助っ人霊能力者の「かしまれいこ」(高島礼子w)と相まって、途中からホラーではなく、探偵とかの推理サスペンスドラマぽかったです。
同級生のむっつり男子は人に憑りついた霊が見えるから、自分をガードするためにあんな陰気キャラだったんですね。

最初子供向けの稚拙なホラーかと思ってみたのですが、マジで怖がらせに来てましたね。ただ、ラストの悪霊との戦いは特撮部分がちょっとチープな感じはしました。
あと、倒れたのは数学の先生(V6の長野)なのに、英語の非常勤を探してたのは何故?
特撮部分はチープな感じはしましたが、全体的には大人でも楽しめる本格派ホラーだったと思います。ちょっとジャンプ的な(ぬーべーとか)展開もあり結構楽しめるとおもいますよ。

最後にaikoの「あした」(花子さんヴァージョン)が聞けてよかったです、これってホラー映画の楽曲だったんだwあ〜う〜

228ギア:2020/09/14(月) 02:28:36 ID:QJZzK/I.
・イエスタデイ
コンセプトで勝負してる感が凄いですが、ビートルズへの詳しさの有無を観客に求めないまま立派に成立してるあたり流石でした。
ビートルズの曲って分かるの2〜3曲くらいなんですが、聴いてると初めて聴いた気がしないというか(多分初めてじゃないからでしょうが笑)、次は何を歌うのか楽しみながら見れました。


・1917
悪くはなかったけど玄人好み過ぎる感は否めないような…
個人的には上のイエスタデイと違いこちらはコンセプトを大事にし過ぎたあまり、せっかくの広大な戦場が小さく纏まってしまった感がもったいないかな
あの塹壕とかもっと奥行きを感じさせてくれた方が、より心細い臨場感を味わえたような……

戦争は違いますが、野原の彷徨はプライベートライアンを思い出させられますね。
良かっただけにちょっともったいなさが目についた印象。

・ホットファズ
凄い楽しめました。
王道なのにサスペンスとしてもコメディとしても成立するアクション映画という稀有な展開。
王道だからこそ読める展開もありましたが、全体的に楽しく驚けました

色々オマージュが潜んでそうだけどあんまり分からなかったのが悔しい…w

・カセットテープ ダイアリー
80年代の実在の人物を基にした青春モノ
当時の世相も絡めつつ、成長していく主人公に好感を持てましたが、一番良かったのは作品の爽やかさですかね。
カセットテープやレコード、ファッションなど80年代感満載ながらもそれが古臭く見えないのは、音楽を組み合わせた演出が凄い良かったからかな。

王道な材料を集めての実話ベースながら小さく纏まってないのは、演出の妙もありますが、青春ってのがいつの時代でも若々しい普遍的なものだからなのかも笑
なんとも言い難いけど凄いよくできてる印象です。


・バルーン
フィクションかと思いきやノンフィクションじゃないのが凄いところなんですが、これを敢行した父親の動機の背景の描写が薄かったかのがもったいないかな。

幼稚園の先生が素敵でした笑

・今日から俺は
ドラマ版の延長でしたが、それがいい!
ちょぅとキャストの総出演があるくらいの特別感だけで、後は普段通りの地元でのしっちゃかめっちゃかで終わらすあたりが最高でした。
柳楽優弥が危ないキャラを演じきれてなかった感が否めないのはもったいなかったかも
…どうも単にちょけてるオッサンに見えてしまう

・T-34 レジェンドオブウォー
ソ連が主役の戦争映画でなおかつ戦車モノ
三時間の大作ですが、一瞬でした。
凄い楽しめましたが、こうやってみると普段は敵側の台詞である「○○同志」がアツい言葉にしか聞こえなくなるから困ったもんです笑

・ブックスマート
マジ楽しかったです。我が身の寂しさが感じられて仕方ないのが難点でしたが…w
これは良くも悪くもモラトリアムのうちに見ておくべき作品ですね。

アメリカのホームパーティーが過激なのは映画あるあるですが、随所に今時感や女性監督ならでは?のブラックジョークなのが新鮮で良かったです。
とりあえず図書館での作業の無駄さが素敵でした笑

・オフィシャル シークレット
ブンヤさんが未だ死んではいないって雰囲気をもっと強めた方が好みなんですが、手堅く纏めてきた印象。
コレが実話だと言うから、なんともはや…

229みる子:2020/09/18(金) 14:25:38 ID:OQbmh54E
・テネットをネタバレなく木曜洋画劇場風に紹介するやつ
「おっす、オレだ! ノーランだ! なんてこったい、コロナ禍でうっかり劇場公開が延期になっちまったよ〜!
せっかくだし思いっきりこだわりまくって、もっと難解なビックリ撮影に挑戦してやるぜぇ〜?
パニックアクション超大作、テネット! 絶対に観てくれよな!!」ってな感じでした、いや本当に。

クリストファー・ノーラン監督はNEXTスピルバーグ的立ち位置(あるいはヒッチコック?)と勝手に思っていたんですが、
今作で映画界の荒木飛呂彦先生という認識に改めさせていただこうかと。この人の頭の中は本当にどうなっているんだ…

主演のデンゼルJr.ことJDワシントンはふとした顔付きがお父さんそっくりだったなぁ。
新バットマンのパディンソンもめちゃくちゃ格好良いし、ヒロインのエリザベス・デビッキさんも死ぬほど美しくて最高でした。

ノーラン監督の次回作は何になるんだろう… 個人的には代替わりした新007の第1作とか見てみたいですが。


・来週円盤が発売するメイドインアビス劇場版のステルスマーケティング
「おやおや、親方は不要不急のゴルフで謹慎処分ですか… かわいいですね。さぁ土俵に踏み入る事も厭わない勇気ある弟子達、どうぞ画面の前へ」
お相撲の正代関が時津風部屋の力士に強制的にメイアビ全話視聴させたらしいですね。正代関は部屋頭、弟子達が断れるはずもなく(笑)
正代関曰く「みんな、ぼくが泣いたところで泣いていた」とのことですが、それは当然ながら同部屋の祈手、じゃなかった力士たちは既に全員… 嗚呼。

発売が待ち遠しいです。

230もにゃら:2020/09/19(土) 00:16:53 ID:j8Dr8S3M
○ミッドウェー

太平洋戦争の分岐点であるミッドウェーを題材にしたアメリカ映画

米軍人が『日本海軍は最強だ』とか言ってたのが色んな意味でにっこり


○青くて痛くて脆い

ハルヒを連呼したレビューがあったりもした謎部活物の映画
個人的にはいまいち


○のび太の新恐竜

落ちこぼれこそが新世界への扉を開くものだったというのはありがちだが良い落ち

231シャアダム:2020/09/19(土) 20:22:14 ID:rmiMl0oI
◆日本沈没(1973年)

小松左京原作の地球の核が大きくなり、マントル対流が促進され、海底に異常が起こって、日本が海に沈没していくSFパニック映画。

この映画のシンジ「(みんな)逃げるんだ、逃げるんだ、逃げるんだ」この映画のエヴァンゲリオン「わだつみ一号機、わだつみ二号機、フランスからやってきた来たケルマディック号」
この映画のマギ「坊さんとしてのマギ、心理学者としてのマギ、社会学者としてのマギ」、この映画の補完計画「D計画、D2計画」・・というのは冗談で、でも所々エヴァの元ネタっぽい感じはしたけどね(考えすぎかもしれないが)。
草薙主演の「日本沈没」の監督はガイナックス関係者だとか(なんとなく因縁を感じる)ひそまそ〜。

さて、真面目な感想だが、仮面ライダー1号の小野寺(潜水艇操縦士)が主役ではなく、田所博士(日本が沈没することに気付いた博士)が主人公でもなく、なんと総理大臣(丹波哲郎)が主役の政治劇中心なパニック映画っだったので、その脚本のシリアスで重厚な物語に嵌まってしまいました。どうせ日本が沈むだけの話でしょってストーリーが分かってるのに、それでも面白くて最後まで心奪われる内容でした。
最初誰も田所博士の日本の異変を本気にしなくて、徐々に日本各地に現れる沈没の兆候の映画の底辺を流れる緊張感が素晴らしい。総理大臣がその異変情報に何か悪い予感がして科学者を呼んで地球の構造を勉強する所も、経済界のドン「渡」に相談する所も、演出いいねえって感心しました。総理大臣のモノローグ演出も不安を搔き立てていい感じだ。

そして、小野寺の現場人間としての陽気な逞しさ、ヒロインとのデート、からの異変が起こってからの変わりようが、またいい。ヒロインがお金持ちのお嬢様から異変が起こって転落していく姿も、印象的。田所は最初っから最後まで頑固で芯が一本通ってる変人って所もいい。キャラが立ってるんだよね。総理大臣も最後まで決断力があり渋い、頼りがいがあるって感じだ。
またCGなどない時代なのに、CG映像より、迫力自然の怖さを感じる映像もいい(記録映像やミニチュアってわかっていても怖い)。皇居に押し寄せる民衆に門を開けよって指示する総理大臣のカッコよさよ。黒焦げの死体の山はちょっとビビったw

また台詞が重厚で名台詞が多くて、「科学者はカンだ!」とか「何もしない方が良い(こわ〜)}とか印象に残るものばかり。一億数千万の日本人の内,外国が受け入れたのが数十万人数百万人ってのも絶望的で怖かったね〜。
政治的駆け引きが面白かった。このころの中国が今より本当の意味で「義の国」だったのかな、映画の中では優しく頼もしいw逆に北朝鮮や韓国はこの頃からギクシャクしていたのかな?

あと、昭和だなあって思ったのが、喧嘩して仲直りwそして、地球の構造や地震・噴火のメカニズムなど科学・専門用語も分かりやすく勉強になりました「リップルマーク」とか。「ペンディング」ってこの頃すでに使われてたのか。
ただ日本が沈むだけなののストーリーなのに、主人公達がかっこいい救出アクション(ハルマゲドン的な)なんかしないのに、日本民族の生き残りをかけた政治劇でこんなに重厚に面白くなるんだってのが、一番の収穫でした。個人的には平成「日本沈没」より昭和「日本沈没」の方が断然よかったです。

最後に、ミクロネシアのヤップ島ってどこよ、またマイナーな所によぉw

232レト:2020/09/21(月) 15:17:20 ID:bJP5OGZ.
●TENET
いや、本当にどうしてこういう面白いアイデアが思いつくんだと。
時間遡行というアイデア自体は昔からあっただろうけど、それをここまでの没入感で観客に疑似体験させるその発想には脱帽。
ノーランが映画館での視聴体験を重視するのもよくわかるし、それを観客に今一度再認識させる上でも絶好のシステムだったと思う。
時間順行者と時間遡行者の戦いを極力CGを使わず表現した演出手腕にも恐れ入る。

出演者ではやっぱりモデル出身のエリザベス・デビッキの魅力が特に際立ってる。
人目を惹く高身長や束縛されるだけでは終わらない力強さは印象的。
ストーリー自体は極めてシンプルだし、最後はニールとキャサリンが活躍する一方で主人公は論戦のみで終わった。そこは正直もったいなく感じる。
主人公だけが活躍するのでなく、チームで時間遡行するスケールのデカさは好きなんだけど。

しかし、この時間遡行のアイデアと世界観は本当に魅力的だから
可能ならドラマなり、それこそゲームクリエイターもコメントを寄せていたようにゲーム化するなりしてもっと体感してみたい。
火を付けたら逆に凍り付くとか、ああいう細部の設定はいくらでも広げられそうだし。

233シャアダム:2020/09/21(月) 20:22:33 ID:rmiMl0oI
◆2001: A Space (1968年アメリカ)・・・・オデッセイ(Odyssey)とは長い冒険の旅、探求の旅の事

スタンリーキューブリック監督(&アーサーCクラーク原案協力)の超有名なSF映画。ストーリーは謎の物体「モノリス」の影響を受けて猿が道具を使うようになり人類に進化して月に基地を作るまでになった。
そんなある日、月の地中から再び「モノリス」が発見され、それを研究中に電波(どこかと交信し始める)を発し始めた。18か月後、人類初の木星探査船「ディスカバリー号」は5人のクルーと最新の人工知能コンピュータHAL9000をのせて、長い木星への旅の途中であった。
この旅の目的に不信を持ったHAL9000はクルーの一人にそのことについて質問をするが、これが悲劇のきっかけとなる。ホラーサスペンスも味わえる、名作と言われる難解なSF映画。

これを観るのはもう3回目。展開が冗長で最後のシーンが長くて訳が分からず、観るのが苦痛で退屈な映画だなあって印象。今回、もう一回挑戦してみようって思って観ましたw

まず、最初の20分ぐらい猿(類人猿・原人かな)がモノリスと出会い武器を使い始めるところで、この猿の中身は人間なのかな。子ザルは本物を使ってるのかな。こんな何にもない岩山で、よく暮らせるなとか思いながら、猿のSFXの出来に感心しました。
モノリスは猿に戦いの知識を与えたのかな(人類の歴史は戦いの歴史って誰か言っていたような)って思いました。そして戦いの歴史で育ったテクノロジーは宇宙進出まで高められた400年後に舞台は移り、月への旅行までの無重力空間の演出の特撮技術の凄さに見入りました。
これの無重力の宇宙空間の表現が、名作映画と言われる理由の一つなのでしょう。すべてがゆっくりじっくり動いて魅せるので、せっかちな人には退屈かもしれませんね。

そして、18か月後の木製探査船のシーン。「ガンダムのホワイトベースのシーンでも見たように」曲面通路(ぐるっと一週して円の様に元の場所に戻ってくる)でボクシング+ジョギングをしているクルー、また、上下左右にやや複雑の繋がる通路を行ったり来たりするシーン、これでもかって無重力宇宙空間を見せつけてくる(まるで空間マジックを見せられてる感じ)に素晴らしくて見入ってしまいました。
そして、自分のミス(嘘・ごまかし)を無いものにするためのHAL9000の犯罪シーン。人工知能が「モノリス」の影響で人間みたいな嘘をついたりやごまかしをする心を持ったと考えたのですが、解説によるとそうではないみたいですねw
 
そして、木星に浮かぶ巨大な「モノリス」。解説によるとそのモノリスの中にスペースポッド(ガンダムのボールw)でボーマン船長が入って行くらしいんですが、いくら画面をみても、そのシーンがみつからなかったです(暗くてよく見えなかったのかも)。
そこからはじまる異次元空間を進んでいく美術系の人が素晴らしいとほめそうなトリップシーン(長くて苦痛)、色合いがおかしいグランドキャニオンみたいな地表。ボーマンの目のアップ。急にどこかの高級ホテル(真っ白な部屋)のシーン。自分の年老いた姿を見る自分。そして巨大な赤ちゃんになって・・(ここまでがこの映画の難解シーンですw)、うわ〜きた〜って想像力フル活動で見ましたw

自分の考察だと、モノリスは宇宙人(一応生物)で時間を操って、その技術で巨大な赤ちゃんに変化させた。またはモノリスはワープ装置で作った宇宙人の星まで連れて行った。ボーマンは、急激な進化と時の流れのため過去の自分の自分が同じに存在してるように感じた。または人間の脳では処理できない情報なので、宇宙人モノリスが平べったい黒い石にしか見えなかった、数々のトリップシーンも人間では処理できない情報なのでそういう分にしか見えなかった。
巨大な赤ちゃんは地球の神になったって単純に思ったんですが、宇宙の意思のための地球の監視者になったと見た方が納得いきました。
う〜ん色々考えられるけど、他の人の解説を見たら、面白解説があって一応納得は出来ました。けどそれが真実で正解とはおもっていませんけどねwまあ、100人いれば100通りの感じ方がある、どう思うかはあなた次第ですって事でいいんじゃなかなw

今回じっくりとみてよかったです。色々新しい発見もあったし、覚悟してみたから退屈せずに観れました。CGが発展したいま、覚悟して見ないと面白くないい映画だと思いますw

最後に、生命維持装置にCENTRAL「NERV」SYSTEMって文字が有ったので、またエヴァの元ネタかなって思って調べたら、中枢神経系という意味でナーブ(NERVE:神経)の略なんですね。

234シャアダム:2020/09/21(月) 20:28:42 ID:rmiMl0oI
訂正
>>233の映画の題名が間違ってました。すいません。

「2001: A Space Odyssey(1968年アメリカ)」です。(いつのまにか後半部分が消えてました)

235レト:2020/09/22(火) 11:01:00 ID:bJP5OGZ.
2001年は人類の発展と行き詰まり、そしてその先でのウィルス進化説的な進化を描いたという点でロマンがありますね。
似たようなコンセプトの作品として映画の攻殻機動隊があると思います。
原作の攻殻2は進化した主人公の活躍を描いたという点で非常にロマン溢れる内容でした。

236シャアダム:2020/09/23(水) 23:27:33 ID:rmiMl0oI
◆ビッグフィッシュ(2003年アメリカ)

フィッシュストーリーならホラ話(「大きな魚だったのに逃げられた」っていうやつ)って意味があるのだが、これもそれに掛けてるっぽい。
日本映画で「フィッシュストーリー」って隕石から地球を守る壮大なありえねーホラ話のような映画は面白かった。
これは空想妄想好きでいつも自分の人生をあり得ないファンタジーのように話す父親が病気で倒れ、見舞いに来た息子と和解して、父親の隠された真実と出会い、最期を看取るまでの話でした。

感想:途中は楽しくて、面白くて、少しもの悲しくて、ほっこりする、大人の寓話って感じのファンタジーっぽい(ファンタジーではなくホラ話ですね)映画でしたね〜。父親は想像や妄想が得意で、それを他人におもしろおかしく話すのも得意なので、それで社交性があるんでしょうね。
彼の言う事は半分は真実半分は脚色で、最初は全部本当の事だったってオチかな〜って見てました。自分の死が見えたってのも脚色だったんですねwそして自分の死については、作家の息子に託すってのがイキで良かったです。
すごく感動するって程では無かったけど、心に潤いが欲しいなって思ってる時に観る映画だとおもいました、この映画を見ると、他人に優しくなれますよ、多分w

ちょっとだけ、「フォレストガンプ」ぽかったし、最近のアニメ「かくしごと」っぽい展開もありました。観てよかった映画でした。

237シャアダム:2020/09/27(日) 23:50:36 ID:rmiMl0oI
◆彼女はパートタイムトラベラー(原題:SAFETY NOT GUARANTEED=安全は保障しない)2012年アメリカ 86分(短めですね)

「シアトルマガジン」に就職した主人公「ダリアス」は先輩のジェフと同じ新米のアーナウとともに「タイムトラベラーの同行者募集」の広告をだした「ケネス」と人物を取材しに田舎の海辺の町へ行くことになる。
ケネスは果たして妄想狂の変人なのか、ほんとに「タイムマシン」で過去へ行ったのか、彼に近づくために、嘘をついて同行者になろうとする主人公のお話でした。コメディ多めのSFファンタジーありの恋愛映画かな。

感想:言っちゃ悪いけど、最初の印象は「なんだこりゃ?学生が製作した映画に毛が生えた感じ」ってちょっと見て損をした気分。でも解説を見ると、これが初監督作品らしいので、それじゃあ素人っぽさが残ってても仕方がないかって思いました。
いや、ストーリーは悪くない、ただ、タイムマシンを使って未来過去に行ってドタバタするのかと思えば、ケネスが大ウソつきの狂人なのか?どこまで本当の事なのか?って観るものを迷わせて最後まで真実を明かさないでじらして、途中は取材に行った3人の恋愛物語が中心でした(思ってたのとちがうw)。
ストーリーが悪くないといったのは、ちょっとリアルな恋愛の方で、その辺は見せ方が上手いなあっては思いました。SF関係の方は最後までケネスの奇異な行動でごまかし、笑わせるって感じで肩透かし(でも大いに笑ったけどねw)。

童貞のインド系?オタクの「アーナウ」の行動や台詞が本当に気持ち悪くて、そこもリアルで笑いましたw

本格的なSFや金のかかったSFXや笑いは期待しないで、学生製作映画のような素朴で一途な感じ映像を温かい目で見れる人向けですね。結構勉強になる部分もあります。

(↓ネタバレなので観る前に読まないでください↓)









最後に、一回過去へ行ったことで、家に突っ込んだ犯人にされたけど、彼女は助かったんですね。じゃあ二回目は何のために過去へいくのかな?主人公の母を救うためかな?

238もにゃら:2020/09/29(火) 23:03:01 ID:j8Dr8S3M
○映像研には手を出すな

ドラマ版の続きらしくいろいろ分からねえ!

でも面白かった!
好きな話題になると途端に饒舌になるところとか、
部外者には意味不明な拘りポイントがあったりとか
笑える笑える

一時期ラノベでは謎部活物が多くありましたがこの
映画の謎部活はヤバいな

写経部
形態模写部
声帯模写部
アクションスタント部
影武者部
身代わり部
人質部
替え玉受験を考える会
プロレス風素人取っ組み合い愛好会
監視部
警備部
伝令部
上水道部
下水道部

なんじゃこりゃ!

239みる子:2020/09/29(火) 23:08:58 ID:OQbmh54E
・Dr.スリープ
ブレードランナーと2049の関係性に近いかな。舞台は一緒でもテーマが呪怨とX-MENくらい違う、というのは言い過ぎだろうか。
今作のフラナガン監督はダニー少年とあのホテルとの決着を描きたかったのかなー と。ちょっとだけ救われた気はしました。
しかしユアン・マクレガーはジェダイだからか見た目があんまり変わりませんねぇ。お若い。

・メイドインアビス 深き魂の黎明
まずは正代卿… じゃなかった、正代関優勝おめでとうございます! 素晴らしい。実に素晴らしい。新入幕の翔猿も良かったよね。

再視聴なので気になったところをいくつか。
・レグのエレクチオン判定
リコの裸体を見たりナナチをモフったりするとなるらしい。レグがノーマル性癖であるならナナチは女の子ってことになるが、はたして…?
結論:ナナチはかわいい

・カートリッジは数日間使える
つまり数日間しか使えない。これが意味するところが恐ろしすぎるんだよな… 素材に関してはもはや何も言うまいとしても、
製造工程から賞味期限のスケジュール管理が地獄すぎる! そりゃボンドルド卿、何がなんでもナナチに帰ってきてほしいですよね。
モフモフで素材のメンタルケアなどしつつ高いオペ技術で次々と掻っ捌いていく上に呪いの影響ほぼなしとか… 理想の助手すぎる。
結論:ナナチはかわいい(オペ室から目を逸らしつつ)

・脇役も業が深い
かわいいマスコットとして登場するメイニャ。「変化の子」ってなんだよ… 何の変化なんだよ… まぁ多分ウサギとかだろう。多分。
祈手の1人、グェイラ。プルシュカの良き話し相手でもあったようで中々の好漢に思えるが、それが垣間見れるのは回想シーンのみ。
本編では既にネギトロと化しているからだ。そしてネギトロ製造機よりもさらに強そうなのが海中にはウヨウヨいる。グルメ界かよ。

・前線基地イドフロント
厳重ロック区画の多さは誤って住人同士が鉢合わせしない為ではないのか? という邪推。黎明卿の私生児アパルトメントとでも呼ぶべきか。
そしてかつてのナナチ(祝福後)がそうだったように黎明卿の愛娘プルシュカもアビス生物の外科解体を修練していたことを見るに、
画面には映らない物語のすぐ裏側では多くの孤児たちが隔離されたまま、それでも幸せいっぱいに大好きなパパとの冒険を夢見て日々研鑽しているのだろう。
結論:ナナチはかわいい… (もうなにもかんがえたくない)

現時点では今年の個人的アカデミー賞なので、早く007とかワンダーウーマンとかで私の記録を塗り変えてほしく思ってる。テネットはあと一歩でした。

240シャアダム:2020/10/03(土) 18:02:13 ID:rmiMl0oI
◆クラバート 闇の魔法学校(2008年ドイツ)

ドイツ児童文学を映画化。乞食の主人公クラバートはある日謎の声に導かれて、魔法使いの親方(アイパッチしてる)が作った部落へたどり着き、そこで他の弟子11人とともに、過酷な労働に耐えてながら魔法修行をする事になる。
彼らの役目の一つは、村を襲う盗賊を魔法によって退治すること。最初は一生懸命頑張るクラバートだったが、やがて親方のやり方に不信を抱き、親しい仲間とその恋人が親方のために犠牲になったり、村で知り合った恋人を狙われたりして、ついに親方と対決することを決心する。

感想:最初っから最後まで、陰鬱で閉塞感で暗い汚い泥臭い、あのホグワーツとは全然違って、いつまでたっても暗いどんよりとした雰囲気の魔法学校?いや親方独裁国家の映画でした。舞台はほとんど魔法村と近所の村(製作費、安上がりだなあw)、戦闘シーンや魔法のCGも少なめ。
でも雰囲気だけは30年戦争(1618〜1648の人類史上最も破壊的な紛争らしい)の時代の死に近い悲壮感がビンビン伝わってきて、観続けるのがしんどかったですね(笑える明るいシーンがほとんどない)w12人の弟子たちはいつもピリピリしてすぐ殴り合いのけんかで親方の監視の目におびえて無口。
この辺は「ハリポタ」と真逆ですわw女の子もほとんど出ないから、男臭くっていつホモ展開になってもおかしくなかった(腐女子は喜ぶかな)w
人間の骨を粉にして何を作ってたんでしょうね(若返りの薬?ペストの薬?万能薬?魔法の元?)。

人がカラスになって空を飛んだり、幽体離脱したりするシーンを見て、「上橋菜穂子(鹿の王とか精霊の守り人)」の児童小説を思い出しました、雰囲気も似通った所があってこの原作を読んだのかなあって思いました。
あと、ラストの対決はジブリの「千と千尋の神隠し」の影響を与えたみたいですね(何かに書いてあった)。


笑いがあってやCGが派手なハリポタも面白いけど、こっちも捨てがたい魅力はありました(面白くなくは無かったです)。ただ、覚悟して見ないとこの暗さ閉塞感に耐えられないかもしれませんねw
なにせ、ラストの解放感はスッキリ、良かったね!感じで「ハリポタ」にはない感動がありました。最後まで観れば意外な友情で感動すると思います。子ども受けや一般受けはしないけど、いい作品だとは思います。

最後にラノベ大好き粉塵爆発w

241シャアダム:2020/10/05(月) 00:12:30 ID:rmiMl0oI
◆レジェンド・オブ・フォール(1994年アメリカ)

「果てしなき思い」って副題があるようだが、自分が借りたDVDには書いてなかった。
ブラッドピット主演の恋愛映画って紹介があったが、これは少し疑問。恋愛映画ではなく自分はfall(フォール・秋)に生まれた主人公「トリスタン」の生きざまを描いた人生映画だと思う。
その人生の中で、兄弟で争った少し奇妙で変わった恋愛が目立ってた、って感じですね。
あと、フォールは秋の季節って意味だけでなく、「落ちる・落ち葉のような人生・幸せな家庭がだんだん崩壊する人生」的な意味があるように感じた。

ざっくり、ストーリーを書くと、田舎で牧場(牛や馬)を経営する父親(元騎兵隊の大佐)と3人の兄弟がいて、三男サミュエルが婚約者を連れて帰ってくる。だがその婚約者スザンナは野生的でアウトローな主人公「トリスタン」に一目ぼれしたのか気になってしまう。
長男もスザンナに恋してしまう。スザンナが来たことで兄弟に仲が悪くなる。そして三男サミュエルは戦争で死んでしまう。主人公は責任を感じて故郷へ戻らず旅に出る。長男はスザンナに振られて都会に出て成功して議員になる。
帰ってきた主人公はスザンナと恋人になるが、弟の死の責任を感じて段々おかしくなり、ある日スザンナに刃物を向けてしまう。そして自分が許せない主人公は再び旅に出て行ってしまう。彼の帰りを待つスザンナだったが、いつ帰るか判らない彼を待つことに疲れて、長男と結婚する。
こんな感じで、淡々とトリスタンの激しい人生ストーリーは進んでいく。こういう感じで「トリスタン」が死を迎えるまでが描かれていく。

感想としては、観てよかった、ラスト付近で、仲の悪かった長男と和解したシーンでジーンと来て感涙した。全体的に予想できない展開が続いて物語的にも面白かった。父親の脳梗塞か何かで顔がひん曲がった演技が凄かった。
ハーフのインディアン娘イザベル・トゥーが健気で良かった。広大な自然風景が素晴らしかった。

ただ、少し納得いかないところがあったかなあ。それは婚約者を連れてきて結婚も子作りもせず、すぐに国のためだ!って意気込んで戦争へ行ったこと。長男が都会に行ってあっさり事業に成功した事、主人公がどうやって大量の馬を従えて凱旋したのかが、どれもあっさりとした描かれてなく、その辺ももう少し深く描いて欲しかったなあ。
それと、禁酒法時代で主人公は酒の密輸をしてもうけて、危険が付きまとうのに、いい気になって家族旅行とかしてたんだから、主人公にも大いに責任あるところがねえ。

あと、戦争は第一次世界大戦だろうか、「西部戦線異状なし」とか「炎のランナー」とか「誓い/ガリポリ」とかで観たドイツ軍陣地に連合軍が走って突撃する戦いで、悲惨な戦いなんだが、なんか懐かしいなあって感じました。毒ガスも使ってたよね、あれ。

まあ、結構評価の高い映画らしいから、自分みたいに細かい所が気にならなければ、観ても損はないと思います。全体的には面白かったですよ。

242感想下記:2020/10/05(月) 23:08:31 ID:3ILS2jFg
劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song

たまたまDVDで1章2章を借りたらクッソ面白く、こりゃ3章見るしかねーじゃねーか!
その思いで映画館に見に行きました!

悪い点と良い点を
(ネタバレ満載です)


悪い点
①過積載
1章、2章に比べると乗っける要素が多すぎた印象です。
移植された左腕ですごく強くなるけど、記憶が消えてく士郎
アインツベルンの聖杯
聖杯戦争の由来
アヴェンジャーのぽっとで感
神父に悲しき過去
なんかお兄ちゃんとなつきまくるイリヤ、いきなりのお姉ちゃん発言

こういった要素が3章になって押し寄せてきます。
自分自身がそこまでFateに詳しいわけではなく(ZEROの漫画読んだぐらい、他はwiki知識)
後述する1章、2章が面白いから3章に手を出したという層からするとちょっとキツイ感じがする。
ひとつひとつの要素が調理されないままブロックとして入ってくるような感覚
これはちょっと初見バイバイになりかねない、総集編のような作品といった印象でした。

士郎の記憶障害は短い時間じゃ表現しにくいんだからそもそもカットしていい死に要素では?カットしてええやろ(原作に中指立てるスタイル)
イリヤに関しての話は改変して全面カットでもいいんじゃないかなと思いました(全国のイリヤファンの皆さんごめんなさい)
あと神父がラストで戦うんですが、いきなり難解な思想を曰われても蛇足感が強いっす(全国の神父ファンの皆さんごめんなさい)
そんなんより都合よく聖杯ぶっ壊して無事に士郎が帰還、桜とイチャイチャして感動みたいなパートにしてほしかったです(恋愛脳)

なんというか自分のような顧客がほしいものはヤベーことになった桜が士郎に助けられていやーよかったですねーみたいな話だったので
こういうしちめんどくさい話は作品への没入感を減少させちょっとノリきれなかったなという感想になりました。

②エンディング
バッドエンドを匂わせるのが正直辛気臭いです。
最後台所で調理している桜のとなりに士郎がやってくるのですが、その表れ方が嬉しいという感じの表れ方じゃないのが不穏
そして隣に士郎がいるのだが…なんというか本当に士郎が隣にいるのかなんともいえないフワっとした存在感
実は士郎は死んでいる、生きているどちらにも取ることができる、そういう印象です。

第二章でやっと繋がることが出来たのに離れることになった二人が再度つながり直す、俺はそういうシンプルな話がみたかったの!
なんというか自分のような顧客がほしいものはヤベーことになった桜が士郎に助けられていやーよかったですねーみたいな話だったので(リピート)
こういうモヤる高尚なエンディングよりもシンプルに抱き合ってキースキースな感じにしてほしかったです(恋愛脳)

243感想下記:2020/10/05(月) 23:09:04 ID:3ILS2jFg
劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song
つづき

良かった点
①VSセイバー、桜
と文句はいいましたが、セイバー戦と桜戦は出来がものすごくいいです、ここやって聖杯ぶっ壊してハッピーエンド終わりでも俺は全然OKなんだが?
セイバー戦に関してはこのHeaven's Feelで表現されているセイバーがいろんな意味で好きなので、そいつに一泡吹かせる形になったのがすごく良い。
私的な印象ですがHeaven's Feelで出てくる印象のセイバーは基本聖杯厨であるZeroセイバーを踏襲しているところが良い。
Zeroセイバーが正統進化して聖杯の先にしか素晴らしい未来がないと思うのならオルタ化するのは自然ですし、そのために働くというのは非常に流れとして良いと感じました。

そいつに対して「マスターに信頼されてない」と煽り、ライダー&士郎でのジャイアントキリング、そして桜を救うためなら過去の恩人すらも踏み潰し先に行く士郎
ここがクッソかっこいいんだわ、桜救うならなんでもする、その決意と後ろ姿に痺れました

VS桜に関しては前哨戦の凛VS桜から非常に良い、能力もらってイキっている桜に対して知識と新兵器を使い諭す凛がツエーのなんの、敵のはずなのに桜を応援していました、いやこの子ボスになっても不憫すぎひん?
敵なのに憎たらしいというよりかわいそうが来るクソザコ桜…これは唆る…+100桜ポイント
そのうえで姉からの忠告はキッツイなぁと思いながらも必要な言葉だったのかもしれません、魔術という遊びに溺れてグレた桜を叱って喧嘩しないといけなかったんですよ、本当は
「今は痛くないんだからいいでしょ」これは実際そのとおりの正論で自分は不幸なんです、ずっと運命が自分を弄んだんですと過去に生きていた桜に一発かますには言わないといけない一言だったんだと思います。
そしてここまで説教しながらも桜を殺害できなかった凛…うーん素晴らしいこの二人の関係性と流れは非常にすばらしいものを感じました。

でVS凛戦が終わったら助けにくる先輩士郎…桜と悪い運や流れとの縁を切り、彼女を辛いものから解放します。
ただね、桜に生きろ!といいながら…エンディングは…むぅ

②桜
とにかく開始10分ぐらいのイキリ桜が最高にイキってます
私が一番とか一番大好き一番厨になっています。
なんだかんだでいつも人にマウントを取られていたためか逆にマウントを取り返したいと下克上精神は実は満載だったんだなと思います。
間桐の家に生まれてカースト最下位でいつも虐げられた、その順位が逆転したのは楽しかったんだろうと思います。
ただ本当に欲しかったのは士郎との平穏な日々だったのだろうと思うと…悲しい

桜のキャラクターを分析するとあることに気が付きます
メンタルが弱い、なんかあると逃げ出す、急にキレだす

はい、ニセコイの千棘ちゃんですね(ここできたか!)

感想下記のログインボーナスはニセコイなので…ここは外せなかった
えーすごく千棘味を感じますね…この子
嫌なことあると逃げ出すとかまんまである
桜は2章中盤でも嫌なことがあって一度士郎から離れようとして、2章ラストでも実家に帰って距離をとろうとして、3章序盤にももう先輩は二度と私に近寄らないでくださいと言う

でも来たら喜んでいるんですがこれは…こいつクッソめんどくさいな!
ちなみにニセコイの千棘ちゃんもなにかあると豆腐メンタルを発揮して失踪します(ニセコイ学入門レベル)

また2章中盤で雨の中桜が「処女じゃないんですよ」という大胆すぎるカミングアウトをして自分は士郎にふさわしくないと言いながらも受け入れられ
3章で人殺しした自分はふさわしくないといいながらも受け入れられる
一方で千棘ちゃんもラストで「約束の女の子じゃないんだよ」と話しながらも楽に受け入れられる

ラストバトルで強敵を倒しながらヒロインのところへ向かう柳洞寺は天駆高原だった…?(錯乱)

自分個人としてはこういう弱いとこをさらけ出し、自分の汚さから逃げるヒロインとそれを追い受け入れる主人公という構図が好きなんだと再確認しました<<感謝

100点とはいかないまでも中々に楽しめる作品だと思いました。個人的には2章が一番だったけどね!

244もにゃら:2020/10/05(月) 23:51:08 ID:j8Dr8S3M
>>242
Heaven 's FeelはFateの第三章
第一章Fate、第二章Unlimited Blade

245もにゃら:2020/10/06(火) 00:08:48 ID:j8Dr8S3M
誤書き込み

>>242
Heaven 's FeelはFateの第三章
第一章Fate、第二章Unlimited Blade Worksを知ってる前提で進みます

言い換えれば単体で見るとイロイロはしょっている

不思議に思いませんでした?
vsセイバー戦での作戦はライダーが大火力宝具を持ってる前提ですが士郎はそれを知る機会は無かったはずなのにライダーが持ってる前提で話をしている

実はですねえ
原作ゲームのFateルートでセイバーとライダー宝具撃ち合い、ライダーは押し負けて敗北しました

で、原作ゲームでは各サーヴァントのステータス画面があってゲーム内で何らかの技や宝具を使うとステータス画面に反映されます

が、Heaven 's Feel ルートではアーチャーの腕からの侵食があるとサーヴァントのステータスが更新され、そのルートではまだ見てないはずの宝具がステータスに追加されるんですね
つまりライダーが大火力宝具を持っているという知識はアーチャーの腕からの侵食で得たんですね

こういったことは他ルートのアニメを、もしくは原作ゲームやってないとわからないんですが、それらの説明は完全に放棄しています

しかし…
恋愛要素求めてHeaven 's Feel(笑)

進撃の巨人やチェンソーマンをラブコメ目当てで読むようなもんですよ(笑)

246感想下記:2020/10/06(火) 20:31:20 ID:sjVRa61M
>>245
ち、チェーンソーマンは恋愛要素あるし
パワーちゃんとか…
ほ、ほらコベニちゃんいるし…

247もにゃら:2020/10/10(土) 00:54:05 ID:j8Dr8S3M
○望み

サッカー少年が足を痛めてサッカーが出来なくなり、その後悪い仲間が出来たっぽくて…
そして少年の死体が発見され、現場から逃げ出した少年が二人
だが情報によるともう一人居て、彼もすでに殺されているという
息子は加害者なのか被害者なのか? という話


○星の子

なんじゃこりゃ
時系列が飛びまくってて良く分からないしストーリーも『だから何なんだ』という内容で…



しかもメガネを劇場に忘れてしまった
明日取りに行かなきゃ

248みる子:2020/10/16(金) 15:59:52 ID:OQbmh54E
・鬼滅の刃 無限列車編
煉獄さんの印象激変っぷりは本誌で読んでた時と全く同じで、炎の呼吸が出るまでは常に瞳孔開いてるヤバイお兄さんでしたねー。
厭夢さん。劇場版用に広いスペース作ってくれるし、舐めプかましてくれるし、いざ負けたら見苦しいし… 特典冊子の小ネタ含め有能と言う他ない。
作劇作画については文句なしですがTV版同様、炭治郎がずっと叫びっぱなしなのが観ていてちょっとだけ疲れましたかね。
ラストバトルは互いの奥義の演出がひたすらに格好良かったです。文字通り燃えました。でも斬空波動連打は反則だよね… おつかれ、煉獄兄貴。

あとシン・エヴァの予告が見れたんですが相変わらず何がなにやら… まぁネタバレが無い(わからない)から良いっちゃ良いのか。

249deku:2020/10/18(日) 22:38:36 ID:tzDXeikU
・ジュマンジ ネクストレベル
・ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル
順番前後しての観賞に
どちらも面白かったがやはり順番通りに見るべきだったかな
ケーキ嫌いやベサニー/シェリー時の感激具合の答え合わせは楽しかったけど
1作目のネタもあり懐かしさも感じた

・ブライトバーン
面白かった、面白かったがそのまんまな映画といった印象
その設定でいったらそりゃそうなるよね以上のものがなかったのは残念
ラストの怒涛のDCパロディには盛大に笑わせてもらった

・ターミネーター ニューフェイト
全く期待していなくて序盤だけズッコケたものの面白かった
やはりアクションが楽しいものは良い
さっさと退場する男どもには笑うしかないがその分シュワちゃん格好良かったのでよし
違う未来を知るもの同士の交流もワクワクした

・ミッドサマー
何の気なしに見たせいか思った以上にダメージを受けた
悪趣味極まって笑えるシーンもあるにはあるがそれ以上に吐き気を催してくることが多い
好感を持てる人物がほぼいないのでそういう意味では見やすい映画ではあるが
こうして振り返ってみると呵責を感じない面子を揃えたのかもしれない
傍迷惑な土着信仰といった体であまりカルトっぽさを感じないのはいざやられる側に回ったら皆渋い顔してるからだろうか

250もにゃら:2020/10/19(月) 21:56:28 ID:j8Dr8S3M
○みをつくし料理帖

チャンバラも捕物もない時代劇
原作は全10巻累計300万冊の小説で、女性誌で漫画化もされてるしテレビドラマにもなってた。
大阪から江戸に来た女性料理人が大阪と江戸の違いに苦労しながらも生き別れの幼なじみと再会し彼女を取り戻そうと大志を抱く話。
ちとストーリーが圧縮されててちょっと分かりにくい部分があったのが残念
幼なじみとの仄かな百合の香りが良いのお

鬼滅に客根こそぎとられてガラガラだったのが可哀想

251もにゃら:2020/10/21(水) 13:10:40 ID:j8Dr8S3M
○ヴァイオレットエヴァーガーデン

ヴァイオレットさんがセイバーさんにちょっと似ていてドキドキしました まる

252シャアダム:2020/10/30(金) 19:22:11 ID:rmiMl0oI
◆史上最大の作戦(原題:The Longest Day)1962年アメリカ

第二次世界大戦のノルマンディ上陸作戦を中心にドイツ軍への反攻作戦を描いた戦争スペクタクル映画。超有名な映画なので知ってる人も多いとおもうが、今の若者は知らないかもw
もう4回ぐらい観てる。「メダル・オブ・オナー 史上最大の作戦」のゲーム実況を見てたら観たくなって借りてきましたw

戦争映画が娯楽エンターとして作られていたころの作品で(多分)、もう今はゴールデンでの放送は無理かも知れない。自分としては別に戦争を賛美してるのではなく、あくまで大河ドラマみたいに娯楽として楽しんでるのでその辺の感覚が説明しにくい(言ってみればアベンジャーズみたいな娯楽感覚ね)。
連合軍(正義)でドイツ軍(悪)として描かれているんだけど、ドイツ軍の方から観た目線もあるので、単純に勧善懲悪みたいではなく、ドイツ軍にもそれなりにしっかりとした人物がいたのだが、総統がヒステリーで我儘で、その部下も総統を恐れて、箴言できなかったりして、ドイツ軍も何か哀れで可哀想に思えてくるんだよなあ。ロンメルとか片足不自由な将校など頭の切れる将校の意見が上に通らなかったりする。
感想:最初の出だしが、これから壮大な反攻作戦が始まるんだなあって音楽でワクワクさせてくれる(もう既にレジスタンスは予感して静かに動き始めている)。そしてラジオ放送でレジスタンスへの「秋の日の ヴィオロンのためいきの 身にしみて ひたぶるに うら悲し」の暗号放送。ドイツ軍もそれをキャッチしてるが、まさか悪天候の中連合軍がそれも、ノルマンディという遠方の海岸に来るとは思わない。主力戦車部隊や戦闘機は総統の警備のため後方(多分ドイツで)で待機してすぐには役に立たない所。
ノルマンディ海岸はフランス領だからね、ドイツ首都からは遠い。
一方、連合軍はイギリスに集結して、反攻作戦の延期で軍人たちはくすぶってイライラしてる。そしてついに悪天候だが連合国遠征軍最高司令官のアイゼンハワーが決行を決断する。
まず、空挺部隊がドイツが占領してる重要な街や橋などの占拠に降下。その後5000隻もの艦隊がノルマンディを攻撃、兵士たちが上陸開始。

いやあ、この映画の魅力のすべてを語ることは無理、書ききれないw4回目だが面白かったわ〜。本物の大勢の人を使った戦争のリアルな迫力も凄いが、出てくる人物も個性的で面白い。そして覚えきれないほどの人物群。
ジョンウェイン(足を怪我してるのにふてぶてしい偉そうな軍人担当)やショーンコネリー(コメディ担当)、ヘンリーフォンダ(大統領の息子?足が悪いのに前線に出たいと懇願する),ロバートミッチャム(部下に無茶な爆破作戦を命じる、部下どんどん死ぬ)やらその他大勢の昔の有名俳優が(それ位しか自分は知らないけど)出てるんだろうなあ。もう二度とこの規模映画は作れないだろうなあって感じました。

「銀河英雄伝説」が好きな人なら面白いと感じるかもね。忘れたころに見ると何度でもワクワク面白いと思う映画だね。

253もにゃら:2020/10/30(金) 22:41:47 ID:j8Dr8S3M
○罪の声

グリコ森永事件(作中ではギンマン事件)をモチーフにした映画
いやあなかなか面白かったです

令和へ元号が変わる記念として戦後最大の未解決事件であるギンマン事件特集を行う新聞社の記者
父の遺品の中から出てきた手帳とテープで、ギンマン事件で脅迫に使われた音声が自分の声だと気づいたテーラーショップ店長

この二人が真相を求めて独自に行動してやがて交錯し、協力して真相究明

かなりの長丁場(140分)ですが時間が短く感じられた

254シャアダム:2020/11/05(木) 23:52:16 ID:rmiMl0oI
◆テンミニッツ・オールダー -ザ・トランペット-

15人の監督によるオムニバス形式の映画で、副題がトランペット(日本語版では「人生のメビウス」とか「RED」)とチェロ(日本語版では「イデアの森」とか「GREEN」)の2巻に分けられてる。
このトランペットには7作品(全部約10分間の作品)が収録されている。共通のテーマは「時間」らしい(調べて初めて知りました)。オールダーとは古いではなく、「陳旧性の」という意味ではなかろうか。

①DOGS HAVE NO HELL(犬には地獄がありません)
線路の上で眠ったため警察に捕まった男は、釈放後、会社を辞めてバーで働いていた恋人にプロポーズして結婚することになり、そのまま二人で油田を求めてシベリアへ向かう。
二回観たのだが、良く分からなかった。絶妙な雰囲気を楽しむ映画なのかな。シベリアとはロシア、ウラル山脈から東の地方の事で、イルクーツクは「シベリアの巴里」と呼ばれる美しい街らしい。多分、乗った列車は「シベリア鉄道」。700マルッカは約14350円(二人の切符代)。
淡々としている映画でした。監督はロシア人かと思ったら、フィンランド人でした。自分の頭ではイマイチ感じることも理解することもできなかった。
②LIFELINE(生命線)
これも2回観た。結局なにが言いたいのか良く分からなかったw平和な片田舎ののんびりした午後に、赤ちゃんが出血する事故が起こり、村人が一斉に集まって赤ちゃんを助けたり見守ったり。スペイン国境ではナチスの影が迫っていたという内容。
なんとなくなんとなく、この監督の独特のセンスを感じたが、自分はそこまででしたw平和にそっと忍び寄る危機を映像化してたのかな。深読みして、赤ちゃんが育って腕時計の子でヒモを結ってる青年で、写真に写っていた軍人(ナチスの軍服)かと思ったわ。LA CRUZ GAMADA(ガンマの十字架)で鉤十字(ドイツナチス)なんだね。
雰囲気は抜群な映画でした。
③TEN THOUSAND YEARS OLDER(一万年より古い)
ドイツ監督が作った未開の土地に住む「ウルイウ・ワウワウ族」との初接触時と20年後を撮ったドキュメントでした。これは単純明快に面白かった。他の民族を毒の矢で襲うワウワウ族との命がけの文化交流。しかしその交流によって風邪や水疱瘡で免疫のない部族たちの半数が死亡する悲劇。
20年後、現代文明に接触してすっかり覇気のなくなったリーダー(肺炎を患ってる)。息子は、部族を恥て都会に出たいという。時代に置いて行かれた部族が、進んだ文明に触れ変わっていく姿が興味深い。これは残酷な仕打ちとなるのか、部族の夜明けとなるのか誰も分からない。ドキュメントとして面白かったです。
最近のニュース(2020年9月12日)でワウワウ族の近くに住む原住民を保護する活動家のリエリ・フランシスカートさんが毒矢を撃たれて死亡したらしい。いまでもまだ、未接触部族があるらしい事に驚きと、この映像のリアルさを実感した。アマゾン原住民リーダーが「コロナ」で死亡との記事も見かけた。
④INT.TRAILER.NIGHT(トレーラーの夜をイント(=インターセプトという意味なのか割り込むという意味なのか?)する)
女優の撮影の合間のトレーラー内での10分間を描いた映画。靴を脱ぐなと言われた直後に脱いだり、「タバコ吸わないでありがとう」って書いてあるのにタバコ吸ったり、その煙草を火を持って来てくれた食事に突っ込んで消したり、いかにも女優、自分勝手な性格って感じで、雰囲気は出ていた。
何気ない女優の撮影風景を切り取った感じが10分間続くのだが、演出が上手いのかつまらなくは無かった。なぜか携帯やCDがある時代なのに白黒映像w

255シャアダム:2020/11/05(木) 23:54:09 ID:rmiMl0oI
◆テンミニッツ・オールダー-ザ・トランペット-(2002年)

⑤TWELVE MILES TO TRONA(トロナまで12マイル)
大人用のクッキー(麻薬入りだろう)を一袋も食べた主人公は、薬の過剰摂取で死にかけていた。急いで自力で自分で運転して、リッジクエストの病院へ行こうとするが途中幻覚に襲われて事故りそうになる。
リッジクレストの街がゴールなのだが、トロナという街から12マイル離れている。そして、このトロナという街が「カンパニータウン(一つの会社が作った街)」で、会社のために作られた閉じられた街。この映画の題名のような看板があるらしい(多分それを皮肉ってつけた題名だろう)。
分かり易くて、最初は面白かったのだが、観てるうちにこちらまで頭痛やモヤモヤがしてきて、たった10分間だけど、ちょっと辛かったかなあ。本当に幻覚や気分悪さを体験できる映画でしたw
⑥WE WUZ ROBBED(我々は奪われた(票を))
2000年に行われたブッシュVSゴアの合衆国大統領総選挙の裏側やスキャンダルを当時関係者のインタビューで構成されたドキュメント系映画でした。
奇しくも今トランプVSバイデンの泥沼めいた総選挙が行われている最中にこれを観たのは何かの因縁かと思ってしまうw期限までに数えきれなかった票は無効って選挙の意味なくない?って思ってしまった。ゴアが逆転勝ちしてもそれはそれで陰謀だ!って事になるんだろうなあ。
アメリカ合衆国の規模だと数え間違いや無くしちゃった票とか多そうだなあwまあ、この映画はアメリカ選挙について余程詳しい人にしか面白さは分からないだろうなあ。自分は二回観たけど、選挙システムが頭に入ってこなくて、まあ、不正があったんだろうなあってぐらいにしか理解できませんでした(100回ぐらい観れば理解できるとは思うw)。
⑦100 FLOWERS HIDDEN DEEP(沢山の花は深く隠された)
中国上海の監督作品。舞台は21世紀初頭の開発ラッシュの北京郊外。引越し屋たちはおかしな男に家が建っていない荒れ地にこれまた見えない家具を運んでくれと頼まれる。
最初は頭がオカシイ奴だと馬鹿にしていた引っ越し屋たちは、段々その男の切実な態度にその気になってくる。そして幻の引っ越しが終わって立ち去る時、引越し屋たちのその眼には立派な家が見えるようになっていたという寓話のような映画でした。
まあ、中国らしい癖のあるキャラの濃い、ほわっとした温かいお話でした。そして中国の裏の顔、華々しい発展の犠牲となった貧困層の虐げられた様子が思い浮かべられる作品でした。

総評:全体的にあんまり面白くないオムニバスだったけど、ハッとする部分考えさせられる部分もあり、想像力創造力の勉強にもなったし、観て損はしなかったと思う。鑑賞する人はトワイライトゾーン(世にも不思議な話)みたいな面白さを求めてはいけないとは思った。

256もにゃら:2020/11/07(土) 23:23:08 ID:j8Dr8S3M
○モンスト

やべえ
過去作見てないから何が何だかさっぱり分からないw
そしてルシファーもアーサーもソロモンもみんな女の子www
で、過去が分かってないから、だれそれが裏切ったとか実はだれそれが黒幕とか言われても『ふーん』状態

いや過去のアニメ全然見ずに映画だけ見た方が悪いといわれたら言い返せないけどね


○ロシャオヘイ戦記

人間の開発によって住みかを追われた黒猫の妖精シャオヘイが同じ境遇の妖精フーシーに助けられ彼の仲間暮らし島でつかの間の平穏を得る
だがそこに妖精達の組織からの執行者ムゲンが襲撃
フーシー達とはぐれたシャオヘイはムゲンに組織の拠点へ連行されるがその旅の道中でムゲンと師弟関係になり…

なかなか良いお話でありました
バトルシーンは非常に迫力があり、コミカルなシーンも豊富

中華アニメもなかなかやりますなあ

257シャアダム:2020/11/10(火) 21:06:03 ID:rmiMl0oI
◆それでも夜は明ける(原題:12 Years a Slave「12年間奴隷として」)2013年イギリス・アメリカ合作

実在の人物、ソロモンノーサップによる奴隷として生活した12年間を書いた自伝(1853年発表)のスティーブマックイーンによる映画化。

まずスティーブマックイーン監督はあの有名な白人俳優(「パピヨン」「タワーリングインフェルノ」「大脱走」とか)ではなく、別人の黒人の監督です。
それからこの原作小説が発表されたころのアメリカは奴隷解放で有名な「南北戦争」の直前の時代で、ソロモンは奴隷制廃止の活動家としても有名。もう一つ言えば「トムソーヤーの冒険」(マークトゥエイン著)もこのちょっと前の時代の話です、たしかアニメにもトムの家に奴隷が居ましたね。

もう少し詳しくストーリーを書くと、自由黒人で家族持ちのノーサップは軽い気持ちでバイオリン演奏のバイトでワシントンへ行ったが、そこで騙されて奴隷商人に囚われ、南部で農園主に売られ、奴隷として過酷な労働を強いられることになる。逃げようとしたり、また別の農園主に売られたり、困難をいくつも乗り越え、なんとか故郷へ手紙を書いて、家族に現状を知らせ救援を求めようとするが・・という実際あった話の映画化である。

感想:最初のエッチシーンが多少意味が分からなかったが、全体として天国から地獄へ突き落された主人公、主人公だけじゃなく奴隷たちの苦しさ、悲惨さ、絶望がダイレクトに伝わってくるなかなかの佳作だと思いました。
名前を変えられて、本当の名前を語ると鞭で矯正されたり、子供と別々の農園主に売られていく母親の悲しみ、その母親が泣いてばかりでうるさいとどこかへ連れていかれる(農園主に吊るされて殺されたのかも)。一日のノルマを達成ないと鞭うち、疲れてるのに農園主の我がままで一晩中踊らされたり(パーティで)、ブラック企業が天国に思えるよ。そしてロリコン農園主に毎晩犯される奴隷「パッツィー」がもう一人の主人公と言っていい。
彼女は、農園主の怒りを買ってむち打ち、農園主の奥さんの嫉妬を買って、事あることに虐待(ひっかかれたり、風呂で石鹸を使わせてもらえない)、この生活が耐えられなくて最後は主人公に「殺してくれ」と頼む。まだマシな主人公と、徹底的に打ちのめされるパッツイーは凄く対照的で、ほとんどの奴隷が「パッツィ―」(それ以上に悲惨)なんだろうなあってラストシーンで自分も絶望で倒れそうになりました。
奴隷制度は悪だってひしひしと感じさせられました。無くなって良かったわwでも今も続く黒人差別なんだよなあ。

ラスト付近で出てくる救世主、あれ?ブラッドピットに似てるぞ、でも目つきが違うなあ・・・ってやっぱり「ブラッドピット」のリンカーン(奴隷解放運動した大統領)風な変装(髭が)でしたw

あと、この頃の1ドルは今の1700円らしいから、1000ドルで売られた主人公は170万円か。農園主も結構な値段で買うんだなあ(一人じゃないから、何人も買うから)。これじゃあ、お金を払った分以上は稼いでもらわないといけないから、奴隷をこき使うよなあ。まだ世界のあちこちでこういう制度は残ってるんだろうね。

まあ、なんというか、若い人たちに観て考えてもらいたい良い作品でした。それと特殊メイクだと分かっていても、ムチの後が生々しい映画でした。パッツイーの絶望が頭をはなれないな〜「自分だけ助かりやがって、私も助けて、連れて行って、って思っただろうなあ」。

258もにゃら:2020/11/14(土) 00:00:02 ID:j8Dr8S3M
○ドクターデスの遺産

北川景子さんの女刑事がカッコよかったです





いうあ、原作既読だけどちょっとあかんね
尺に収めるためにエピソード削ったり内容を変えたりは仕方ないけど犯人がただの快楽殺人狂になってる
犯人の過去…なぜ安楽死殺人を行うようになったのかとかがまるっとカットされている上に、『薄汚い殺人犯だ』と言われて『メシアの私を侮辱した』と言い出したり…

なんかね

259ぺんぼー:2020/11/14(土) 10:42:27 ID:x5LBt8bg
○鬼滅
確かにアクション作画と音楽と演出は凄かったですが
感動のレベルは原作を読んだ時と全く同じ
どちらが上とか下とかではなく
もしかして自分はアクションがものすごいからといって感動しない性質なのかしら

260もにゃら:2020/11/14(土) 23:05:36 ID:j8Dr8S3M
○日本沈没2020

Netflixで配信してた1クールアニメを劇場版として編集した版

もとがテレビアニメ(?)という点を差し引いても辛い作画崩壊が頻繁にあったのが残念無念
4時間ほどの話を2時間半に縮めたせいで時間が頻繁に飛んでるし…

つまらないわけではないがわだかまりはあるなあ

261シャアダム:2020/11/15(日) 20:12:30 ID:rmiMl0oI
◆パピヨン(1973年アメリカ・フランス製作)

アンリ・シャリエール原作(1969年発表)の自伝小説の映画化。舞台は1930年代頃のフランス領ギアナの刑務所に無実の罪で(主人公の小悪党な行動から本当に無実か?って言いたくなるが)収監された主人公「パピヨン(胸に蝶の入れ墨をしてるから)」が何度も脱獄をこころみようとする実話をもとにした話。
悲惨な刑務所、悲惨な待遇、容赦のない仕打ちなど、目を覆いたくなるような刑務所生活がこれでもか!って描かれている。

感想:スティーブマックイーンとダスティホフマンが共演。名作で有名作だとは思うのだが、初めてちゃんと観た感想としては、所々ストーリーに荒さが目立つ。特に、謎の部族が一夜にして夜逃げをしたところや、最終的に送られる地獄島の方が内陸の強制労働の刑務所より過ごしやすいじゃん?とか。

でも、ハラハラする脱獄シーンや死と直面した独房生活や刑務所内での悪党同士の駆け引きやらストーリー自体は冒険物のように面白かったし、ラスト不屈の精神で無謀な脱獄をする主人公の意地とそれを見守る相棒ドガの何とも言えないやるせない感じの微笑み(いろんな感情が込められてるんだろうなあ)が主題歌と重なって、長年、人生を脱獄にかける虚無感やら無駄な足掻きかもしれないが希望を捨てられない人間のどあほさ、足掻くのをやめない精神力やら、忘れられないシーンになった。
冷静に考えれば、主人公の屈強な体で不屈な精神力なら普通に刑期を終えれば、まだ若いうちに出所できたのに、ギャンブルにも似た脱獄の所為で計7年も独房で地獄の生活を送ることになって、こういう時は「急がば回れ」だなあって思ったりもした。ラストはもう脱獄ジャンキー(脱獄することが生きる目的)になってたのかなあ。脱獄してもその先の事は考えてなさそうだし。
ちなみに、ギアナは今もフランス領で、南アメリカの未開の地のジャングル地帯が多い国で衛生面や治安面はなんかよろしくない感じだ。

刑務所生活のシーンだが、やっぱりゲイ(男好き)とか出てきましたねwあと、某「プリズンブレイク」のような仲間を募って脱出とか男の友情や悪人との駆け引きもありました。

あと、心に残った台詞が「人殺しはしてないが、人生を無駄にしてきた罪はそれよりも重い」ってな感じのセリフ。いあやあ、心に刺さったなあ。
それから、死にそうになって「死んだ仲間が道の先で待ってるシーン」も昔っからこういう心理的な演出があったんだなあ、上手い演出だなあって思った。それから前半の見どころ、独房シーンで虐められ、餓死寸前になって廃人状態になる主人公。人間体が弱ったり、栄養が足りなくなると「歯が抜けるんだよね」(自分も昔体が弱って、もうちょっとで歯が抜けそうになった(それだけじゃなけいどね)ので、リアルだなあって思ったわ。怖い怖いシーンでもある。
ゴキブリも虫もわけのわからない物も食べるシーンでは、自分たちがいかに飽食で楽に来てるのか実感して、感謝しなくちゃって思った。
いや、生きるという事について色々考えさせられる映画だ。部族の夜逃げのシーンは謎だが、交渉に来た商売人を殺して吊るしたので、捕まる前に部族全員で逃亡しちゃったのかなあ(主人公を置いてw)。そこだけ謎。

とにかく、食べ物がすぐ手に入る、福祉も充実してるこの国がいかに幸せか、この映画を見れば実感できる映画でもありました。雑な部分もあるけど面白い映画でした。役者たちの怪我人、病人、老人、廃人の演技も上手かった。
最後にダスティホフマンさん、まだご健在のようで、長生きなさって下さい。

262もにゃら:2020/11/22(日) 22:40:05 ID:j8Dr8S3M
○見習い魔女を探して

おじゃ魔女ドレミの最終章。
おじゃ魔女を終わらせる物語。

大人の女性たちが映っていたのでおじゃ魔女達が大人になった姿かと思ったら全然違った。
おじゃ魔女達は端役でさえ無い。


かつておじゃ魔女が好きだったファン達が主人公。
一人は総合商社でバリバリ働くエリートリーマン(27)、一人は教師志望の大学生(22)、一人はフリーター(20)
おじゃ魔女達は作中作の登場人物でしかない。

おじゃ魔女ドレミのファンだった以外は人生も年齢もまったく違う接点がないはずの3人が出会ってそしてちょっとだけ進む物語。

おじゃ魔女達はモブ以下の扱いでありながら確かにおじゃ魔女ドレミの最終章にふさわしい。



○そらがきた

夫が無精子症で子供を授からなかった夫婦が特別養子縁組で子供を得て五年後。
子供の母を名乗る女が訪ねてきて子供を返すように言い出す。だが、その女は夫婦が知る実の母とはまるで別人だった…

女の正体は?! みたいなサスペンス調の話になるかと思ったら全然違った。

中学生だった実の母が如何に妊娠し出産したか、純朴な中学生だった彼女が何故お水風になったのかを丁寧に描いていて…

良かったです。


○スタンドバイミードラえもん2

賛否はあるだろうけど原作エピソードいくつかをうまく組み合わせていると思う。

263もにゃら:2020/11/23(月) 16:03:32 ID:6GJo.3n6
>>262
魔女見習いをさがして、が正解

264もにゃら:2020/11/28(土) 23:30:03 ID:j8Dr8S3M
○トップを狙え

映画の公開延期やらなんやらで昔の映画がリバイバル上映される昨今。
まさかのトップを狙えが来やがった。
映画じゃなくてOVAやん!

しかし良かったよ…

第1話の時点ではエースを狙えのやっすいパロディだったりとあんまり見所はない感じですが先に進むにつれてアゲアゲ

もちろん画面は4:3だし作中2030年とかでもテレカ使ってるし、現近代の超美麗作画と比べたらだいぶ見劣りするなど、いろいろ時代を感じさせますが、そんなことはどうでもいい

架神さんのいう感動理論『時空間の拡張』を見事に使ってる!

ワープと亜光速移動を併用している関係で宇宙では半年、地球では10年が頻繁にあって…
そのために主人公ノリコの主観では自分はまだ高校2年なのに、高1の時の親友は自分と同じくらいの娘がいて、嫌みな先輩は母校で教鞭を取っていて…

地球で暮らすものと宇宙で戦うものの隔絶が強調される
その強調のためにまだ40代のはずの先輩が50代60代といっても通用しそうなレベルで老けて描かれたのは気の毒

そして最終決戦での隔絶は何と1万2000年!
遥か彼方の決戦場で、大破させられた最終兵器を起動させるために亜光速移動は出来るがワープは出来ない決戦兵器で居残ってワープ無しで地球帰還を試みる…

そして最後のメッセージでその1万2000年の隔絶が一瞬にして埋められる!!!!!!


いやあ良かったです。

あと乳首が普通に見えてるYO!
パイロットスーツもエロ!
水着紛いのパイロットスーツは珍しくないが、そこに1枚羽織ることで独特の趣があって実に良い
乳袋は邪道よ!

265もにゃら:2020/11/29(日) 01:12:06 ID:j8Dr8S3M
○魔女見習いを探して

しかし凄い映画だ
エヴァで言えばシンジ達エヴァパイロットもネルフの面々も一切出てこずエヴァオタク3人が出会って箱根とかのエヴァの聖地巡礼をする映画とか作ったら大炎上でしょう
(去年のドラクエとか炎上したし)

この映画はそれをやってしかも感動できる

新しすぎるぜ!

266シャアダム:2020/11/29(日) 15:18:12 ID:rmiMl0oI
◆女はそれを我慢できない(原題:The Girl Can't Help It=彼女はそれを避けている)1956年アメリカ

主人公トムミラーはかつて敏腕芸能プロデューサーであったが、とある理由で落ちぶれて酒浸りの借金生活。そこへ、元ギャングの親分マードックから愛人を6週間で「スーパースターの歌姫に仕上げろ」という依頼が来る。
借金返済のため引き受ける主人公。その愛人ジュリーと共に宣伝活動を開始するが、ジュリーは乗り気じゃなかった。その上ジュリーは音痴であった。そのうち嫉妬深いマードックは主人公とジュリーの仲を疑うようになる・・という一見シリアス展開に見えるが、どっちかというとお気楽極楽な音楽ラブコメディエンタメ映画でした。
彼女は我慢できないもの、または避けてるものは何かは、映画を最後まで観ればわかるでしょう。

まあ、音楽(1950年代のロックなどだが)が楽しくてみんな上手い!聞いてみてるこっちまでうきうきしてしまう。「ラララランド」よりは自分はこっちの映画の方が楽しめたなあ。
見どころだと思ったものは、最初の映画の導入シーン。最初白黒で狭い画面なのだが、主人公が文句を言うと広い画面になり、カラーになり粋なロック音楽が掛かる。この時代でもすでにこういうエンタメコメディ演出があったんだなあって感心した。
それから、やっぱり全然知らない歌手なのだが、歌を聞いてるだけで楽しくなる声量や歌い方やノリがいい!。それだけでこの映画は見る価値があるかもね。ストーリーはそんなに難しくないから(深くない)、BGMとしてながら見でも楽しめます。
1950年代の音楽に触れたいのならちょうどいい映画だと思いました。

あと、途中ブランデーとスコッチ(ウイスキー)の話が出てくるのだが、ブランデーって果実酒の総称でスコッチってスコットランドで作られた穀物酒なんだね。(お酒に詳しくないから調べました)。味の違いはやっぱ果実酒ブランデーの方が甘い香りで甘みも強いらしい(VSOPとかナポレオンとかある)。

総合感想としては、まあまあ面白かった。和みたいときに、休憩したいときに丁度いいき、暇な時にもちょうどいい、おやつ・スナック菓子のような映画でした。昔の映画の古き良き成分も十分に感じられます。

267シャアダム:2020/12/03(木) 00:05:22 ID:kBWFqkqM
◆銀魂(実写版)2017年日本

架空の地球の江戸時代末期、宇宙人(天人)の襲来を受けてあっさり開国してしまった世界。
かつて天人と戦った伝説の男「坂田銀時」も今はしがないどんな仕事も引き受ける何でも屋の「万事屋」の店主。
そこへ、鍛冶屋から「妖刀・紅桜」を取り戻してくれという依頼が来る。一方かつての盟友「桂小太郎」がその妖刀を持った「岡田似蔵」に辻斬りされて生死不明の行方不明となる。
「桂小太郎」の謎のペット「エリザベス」が万事屋にきて、一緒に桂の行方を探すことになる。この二つの事件の裏にはかつての盟友「高杉晋助」の江戸幕府転覆の計画に繋がっていたというシリアスなストーリーなのだが・・・基本ギャグコメディ映画です(時々シリアス)。

感想としては、意外と意外と意外と面白かったです。最初、アニメ劇場映画の焼き直しじゃん、ストーリーも知ってるしって少し退屈だなあって思って観てたのだが、シャアとシャアザクが出てきた所辺りから、面白くなったというかクソ爆笑したwよくみたら、美男・美女・有名俳優も、体張って変顔や変態行為もやって頑張ってるなあっても思ったw
シャアの場面では「颯爽たるシャア」もBGMもかかって、「銀魂」だから許されるんだろうなあって銀魂の偉大さも感じた。シャアだけでなく「ナウシカ」とメーヴェも出てくるw「ドラゴンボール」「ワンピース」「寄生獣」のギャグも。
剣戟シーンも「仮面ライダー」のアクションシーンみたいにかっこよく迫力があって楽しかったな。「岡田似蔵」の演技がネチョ〜として少し鼻に付いたが、原作でもそういうキャラなんだろうな。岡田似蔵との戦いのシーンも「アキラ」のパロディかな?まあ、半分ギャグだから死にそうな主人公が気合で調子よく逆転KOしても気にならないところも「銀魂」も強みだな。
真選組の連中も懐かしくて、こういうキャラだったなあって楽しめた「沖田が素でギャグをかます、土方がヘビースモーカーでマヨラー、近藤がお妙さんが好きで馬鹿」とかとか。あと、神楽が最初あんまりしっくりこなかったが、ラストまで観た後には「もうこいつじゃないとダメだ」になってたなあ(意外と可愛く思えてきた)。また子もなんかエロ可愛かった。
武市変平太 もいい味出してたなあ。耳が遠い村田鉄矢は声がやかましくて長時間の視聴は無理なギャグだったなあw

いやあ、こんなに楽しめる映画だとは思わなかった。ぜひ、映画第二弾や来年公開予定の第三弾映画も観てみたいと思わせるコメディ映画でした。

268シャアダム:2020/12/03(木) 17:28:55 ID:kBWFqkqM
◆銀魂2 掟は破るためにこそある(実写な)2018年日本

前作が意外と面白かったので、速攻(本当はついでに)DVD借りに行ったぜ。アニメ第三作の方がもうすぐ劇場公開されるので、年を越したら「アレ」は下火になって、世間は「銀魂」小ブームがくるかもね〜(流行ってそういうものだって)w
ストーリーは金欠で家賃が払えないので、お妙さんの紹介でキャバクラで女装してバイトする事になった銀さん(主人公)達。そこへ、警察長官と江戸幕府将軍がお忍びでやってくる。てんやわんやする銀さん達だが、外で警備してる真選組の土方が何者かに「性格を変えられる」チップを撃たれと二次元アニメ萌えオタクと化してしまい、失態を犯し真選組を解雇されてしまう。
実は前作の黒幕「晋助」と組んだ真選組の一員である「伊東鴨太郎」が真選組を乗っ取るための陰謀の始まりであった。「沖田」も副隊長の座を約束され「伊藤」に協力する。そのことを知った真選組の「山崎(バトミントン好き)」は「晋助」の下に付いた千人斬りの「河上万斉」の凶刃に倒れる。そして真選組隊長「近藤勲」暗殺計画が実行される。というシリアス時々ギャグコメディ―のエンタメ映画でした。

感想:前作でも思ったが、シリアス部分がしつこくてねちっこくて恥ずかしいセリフが多くて前作より長いな〜。特に「伊藤鴨太郎」の改心後のシーン・・蛇足な感じがビンビンで、もっとスッキリ短くしてくれよ(はよ終われよ)って言いたくなるくらいしつこかった。裏切り者「鴨太郎」一回助けといて、公開死刑とか、友情とか名誉のためとか理屈付けてるけど、自己満足じゃねーかって思えたわ。そして「鴨太郎」もいつまで生きとるねん!って突っ込みたくなるようなしぶとさ。
半分ギャグコメディなのでおおらかな目で楽しんできたけど、お涙頂戴友情シーンがやりすぎで乾いた笑いが出て来たぜ。この辺のシリアスシーンは一作目の方がよかったなあ(ただの女性ファン向けサービスだろこの辺)。お笑いシーンもしつこくて長かったなあ(それなりに面白かったけど引っ張りすぎてもう満腹,次に進んでって思った)。これも一作目のあっさり目の方がよかったなあ。全体的に色んな部分ではしゃぎ過ぎの調子乗りすぎた感が惜しいなあ。

とはいうものの、一作目よりお金がかかってそうで、無限列車・・いや近藤の乗った列車を追いかけてカーバトルするシーンは「マッドマックス」顔負けだし、剣戟の戦闘シーンは相変わらずかっこよかった(スパイダーマンも出て来たしね〜)、ギャグも「となりのトトロ」や「エヴァンゲリオン」とかやりすぎ感がさらに増してるし、下品なギャグもさらに倍みたいな感じでした。

調子に乗って余計な事やってやりすぎでしつこい部分が目立つけど、役者ものりのりで楽しんでる感じが伝わってくる楽しい映画でした。アライグマバスもギャグ過ぎてアレだけど、空飛ぶジェット機「エリザベス」が何でもありすぎて一番シリアスシーンブレイクな存在だなあw来年実写版第三作は作られるのだろうか?作るなら付き合いますよw

269修都:2020/12/03(木) 22:43:14 ID:YxXOvaNU
福田雄一作品は新しい作品ほどしつこくなってきていて、もう笑えない

270シャアダム:2020/12/06(日) 04:36:47 ID:kBWFqkqM
◆トレインスポッティング(1996年イギリス)

”トレインスポッティング”とはドラッグ中毒者がスコットランドのエジンバラの鉄道操車場を溜まり場にしていたことから、“ドラッグ中毒”を指す隠語。
舞台はスコットランドの地方の街、ストーリーはドラッグ中毒の若者の日常と何とかドラッグ中毒から立ち直ろうとする主人公を描いた青春(人生)映画かなあ。
ヘロイン中毒の主人公レントンのには、4人の親しい友達(悪友)がいて、彼らそれぞれの人生も同時に描かれている。当時、世界中でヒットした結構有名な作品でもある。

感想:オープニング出だしの音楽はどこかで聞いたことあるので気になって調べました、イギーポップの「Lust For Life(生きるための欲望)」って歌でした。
この音楽と映像が良くて、これから始まる物語にワクワクできました(導入は完璧)。しかし始まってみると、うんこ漏らして食事中の一家がウンコまみれになったり、超汚い便所に顔から突っ込んだり、ヘロインを打ってハイになって男同士がキスしたり、目を背けたくなるような汚いシーンばっかりで、これ最後まで観てられるかなあって不安にw
しまいには「ドラッグ」に夢中で気付いた時には赤ちゃんが汚れて死んでたりするんだぜ〜(原因はドラッグによる暴行?赤ちゃんをレイプした?)。その上彼女に振られたぐらいでドラッグに走り、その所為で?それとも乱交で?エイズにかかって惨め死んでいく友人も。いやあ、前半は結構視覚的にきつかった(まあ映画としては面白かったけど)。
後半、警察や司法のお世話になって、更生するシーンぐらいから、汚物シーンも少なくなって観やすくなったけどね。

人間、一度ヘロインの快感(セッ●スより気持ちいいらしい)を覚えると、もう一回もう一度だけって辞められなくなるんだなあ、主人公も何度も更生を挫折して自分に言い訳してヘロインを再開してるのに笑った(中毒恐いな〜)。ヘロインを馬鹿にしてる友人がいるんだけど、そいつはアル中で自己中で暴力的で一番始末が悪く、喧嘩が強いので主人公は彼のいいなり。
ずっと、いつかしっぺ返しで酷い目に遭うなって思って観てたけど、なかなかひどい目に遭わないのが意外だったwもう一人の友達、スパッドはニート暮らしが楽なので、就職活動するふりをして面接で変な事を言ってわざと(バカっぽいので天然かも)落ちて、失業保険みたいなのをもらい続けているのにワロタw

後半は何とか立ち直って主人公は都会に出て就職するのだが、そこへ悪友たちがやってきてまともな生活を壊され、過去に犯した罪の付けを払うような展開に。そして・・(ネタバレなのでこれ以上は自分で見てね)。

なんていうか、全体的に面白かったんだけど、ラストのオチが唐突で(気持ちは分かるが、その場しのぎの刹那的で)なんかすっきりしないなあ〜これ命狙われて逃亡生活しなきゃいけないんじゃね?ってハッピーエンドっぽく終わってるんだけどハッピーエンドじゃないような、もやっとするものでした。
世界でヒットした有名作品なんで、見どころも多数あって、こういう衝撃的で堕落的でどこか醒めてる退廃的な爽やかじゃない青春映画、こういう裏の世界もあるんだと覗いてみるのもいいんじゃなかなといった映画でした。綺麗な青春映画が虚構に思えてきますけどねw

271もにゃら:2020/12/06(日) 12:23:13 ID:j8Dr8S3M
○君の彼方

話題作が目白押しな中、ひっそり公開されたアニメ映画
公開直後だったのにがら空きだっただけあってすべてがまんべんなく低クオリティw
作画とか十年前のテレビアニメ(マクロスFとか)より劣ってるんじゃねーかな
特に敵がデザインも動きもダサすぎる
ストーリーもだからなんなんだというショボさ
ラノベ原作らしいけどなんでこれで映画作ろうと思ったのかが謎

272もにゃら:2020/12/06(日) 12:47:48 ID:j8Dr8S3M
○Fate Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 前編

ショボい
人気ソシャゲFate Grand Order (以降はFGOと記述)の人気エピソードを映画化したものだけど…
FGOプレイヤーであることを前提にしてて、極めて不親切なつくりで主人公達が何者で何を目的としてるかはほぼ語られない。
おかげで
・よく知らない人がなんか特攻した
・よく知らない人が命と引き換えの技で仲間を救った
という展開が目白押しw
こういう不親切な作り自体はソシャゲ原作では珍しくないが、その中でも特に不親切な部類ではかなろうか。


それとこれまたソシャゲにはよくあることだけど偉人英雄を勝手に女にしたあげく痴女ファッションはキッツい。
天使とかならまだ良いがレオナルド・ダ・ヴィンチとかを女にするなよ…


そして最大の問題は作画とアニメーション。
上に書いた『君の彼方』よりはマシだが全般的に低調。
特にバトルがショボい。
夏に公開された『Fate/stay night Heaven 's Feel 完結編』と比較すると5段階くらい落ちる。同じFateなのに…
※FGOはFate/stay night のスピンオフです。売上や知名度は完全に逆転して本家を圧倒しちゃいましたが

もちろん鬼滅劇場版やロシャオヘイ戦記にもまったく及んでいない。つうか鬼滅テレビ版の方が明らかに上。

原作人気にあぐらかいてませんかね。

273シャアダム:2020/12/06(日) 13:37:41 ID:kBWFqkqM
追記
・女はそれを我慢できない
出てくる女優や女性歌手が誰も魅力的でエロボディ過ぎ(巨乳でくびれが凄い!)顔もマリリンモンロー似。これだけは言いたかったw
・トレインスポッティング
途中「ビートルズ」のレコードジャケットをパロッた感じのシーンもあるのだが、どっちかというと「ドブネズミみたいに〜♪」ってトレイントレイン歌いそうな4人組だったw

274もにゃら:2020/12/06(日) 23:52:08 ID:j8Dr8S3M
○エヴァンゲリオン新劇場版 序

リバイバル上映やってたんで観た。
もう10年以上前なんだよなー
序はテレビ版6話までの内容をグレードアップした感じではあるが、ループしてるのかと思わせる台詞があったりしたんだよなー

ラミエル戦は白眉で変幻自在のラミエルに超火力にとみどころ満載。
あとレイの乳首が見えててちとビックリ。

この序と破は実に良かった…

275シャアダム:2020/12/12(土) 18:59:11 ID:kBWFqkqM
◆T2トレインスポッティング(2017年イギリス)

前作「トレインスポッティング」の20年後のスコットランド・エジンバラが舞台。前作でお金1600ポンドを持ち逃げした主人公のレントンが夢破れて帰郷する所から始まる。
自殺しようとしてたかつての友達スパッドを助け、サイモンと喧嘩して仲直りして(しこりは残ってる)とサイモンのパートナーのベロニカを加えた4人で新しい事業(買収宿)を始めようとする。
だが、資金が無いので盗みを働くことになる。一方刑務所に服役中のベグビーは脱走して20年前お金を持ち逃げしたレントンに復讐しようとする。そんなちょい悪オヤジになったレントンたちが繰り広げる馬鹿やっていた青春の続きみたいな人生ドラマでした。

感想:なんかダラダラといつまでも続くドラマを見ているようで、ここが山場とかここが感動シーンとかない映画だなあ。でもそれなりに面白いし、前作を観た人にとっては、ああ懐かしい、またこいつら馬鹿者たちに再会できてなんか嬉しいって気分になり、ダラダラと最後まで観てしまう映画でした。
前作のように汚い汚物シーンは少なく、ごみ溜めみたいな前作から、近代化して比較的綺麗になったエジンバラの街が現代の冷たさを象徴してるようで、もう時代は変わった、お前らは時代遅れなんだよって感じの寂寥感がまた何とも言えない感傷を呼ぶ。
一応「薬中毒」映画なので、ヘロイン?コカイン?のトリップシーンは健在。最後にトイレを武器して戦うシーンは、前作のオマージュっぽい(トレインではなくトイレスポッティングw)。主題歌も前作のOP曲を最後に流すところなんてなんかグッと来た。

前作を見てからじゃないとこの映画の良さは分からないと思う。だって懐かしさを楽しむ映画でもあるから。

しかし、これからどうやって生きていくのだろうか、このまま寂しく埋もれて老人になっていくのか、何か希望がある終わり方をして欲しかったが、まあこういう残念な終わり方も彼ららしいこの映画らしいっちゃらしい。もしかしたらラストシーンはまたここから再出発だ!って意味なのかな。
あのヒロインは3人の中でスパッドを選んだが、スパッドは友人を選んだって事か。ちなみに地域興進のため貰ったお金は、ちゃんと事業をしないと詐欺になるのでは?

あのスパッドやベグビーさえ結婚して家庭まで作れるんだって意外だったなあ(納得いかん!)。

悪くないその後の続編映画でした。

276もにゃら:2020/12/12(土) 22:03:00 ID:j8Dr8S3M
○エヴァンゲリオン 新劇場版 破

続いて見ました。
ガギエル、イスラフェル、マトリエル、サンダルフォンはカット!(ガギエルの代わりの使徒は居た)
ついでに新キャラの巻波さん登場!

一気にサハクィエル戦に突入して大雑把な流れはテレビとほぼ同じだけど映像的な迫力が桁違い!

で、イロウル、レリエルはカットしてバルディエル!
テレビでは鈴原君がのったがこちらではアスカが搭乗。
ついでにテレビでしきりに言われていた、3号機のコアは鈴原の妹というのがあったが、こちらでは妹の元気な姿と変えてきてる。

そしてゼルエル戦!
テレビではエヴァの暴走によって倒したが、こちらは弐号機を意図的に暴走させてもなお届かない圧倒的な強さ!
それをシンジが撃破!!

きゃーシンジさん格好良すぎ!

それがQでどうしてああなった…

つかQの予告が嘘まみれやん…

277もにゃら:2020/12/19(土) 19:58:56 ID:DQgDAAC.
○約束のネバーランド

はしょり過ぎ
やっぱり4冊分を二時間にまとめるのは無理があった

278みる子:2020/12/20(日) 23:17:55 ID:OQbmh54E
・ワンダーウーマン1984
相変わらずガドット姫が超お美しいのが最高。パインくんは動いてるとまぁまぁの男前ですね。
マックス・ロード役(名前が良い)のペドロさんは見覚えがあると思ったらイコライザー2に出演してた方でした。

80年代文化の色鮮やかさは見所ですが本筋の方はとっちらかった印象でした。BvSとの繋がりが見られたのは嬉しい驚きでしたが。
しかしBvSでもスーサイド・スクワッドでも、そして今回も。特級遺物1つで毎度滅亡しかかる人界の脆弱性よ…
まぁ古代文明悪神パワーとかはもう地球ジャスティス勢では手に負えないのかも? 素直にクリプトン人に頼ろう!え? まだ来てない?

アクションシーンは上映時間の割に少なめでしたが色々な趣向が凝らしてあって楽しめました。バットとスパイディは強く生きて。
あと、まさかジャガーマンvs投ルーラーというFGOドリームマッチが拝めるとは思ってもみなかったのでそこはホント私得でしたね。
「力が欲しいか?」の結果、何故ジャガーマンなのかは正直よくわからんけど、多分かの文明パワーの影響なんだろうと自己補完。

予告の実写版モンスターハンターが意外や意外にも面白そうだったので、ムエタイ見たさに行ってみようかと。

279シャアダム:2020/12/30(水) 13:01:12 ID:kBWFqkqM
◆パラサイト 半地下の家族(原題:「寄生虫」)2019年・韓国

半地下の家に住む家族が、とある切っ掛けから、お金持ちを騙して(経歴詐称で)、そこの家庭教師や家政婦や運転手といった職について半地下の一家全員が寄生虫のように甘い汁を吸う事になるが、その家には奇妙な秘密があってそれが原因で、半地下の家族たちの計画が次第に崩れ崩壊してくブラックコメディ&スリラー映画。

感想:直球で言うと、予測の付かない面白さがあったが、これが「アカデミー作品賞」って思うとなんか違う気もするけど、まあ「ラ・ラ・ランド」よりは深いとは思うけどね・・といった所かなあ。
間違ってるかもしれないが、中国や韓国の映画って人を騙して成功する頭の良さ要領の良さを讃える風潮があるように感じる。この映画も、たくましい貧困層が甘ちゃんの裕福層を利用して詐欺師のように騙して、のし上がっていくみたいな面白さがあり、そういう映画が韓国では「こいつらクールだぜ!」って受けるのかもしれない気もする(間違ってるかもしれないが)。
だから、詐欺師映画として観た場合、アカデミー賞にしては下世話な感じがして違和感を覚えたのかもしれない。
後半、追いだした家政婦の再来によって、半地下家族の計画が次第に狂っていく(この「計画」って言葉がもう不誠実でいやらしい感じがして、こいつらの根性の悪さを象徴してる気がするわ〜)のは、仕事に対して不誠実な人への罰みたいな「大人の寓話」みたいなもんだろうが、これから後半、一時間の間、この家族が段々「幸せからの転落」が描かれるんだろうなあって見るのが辛くなるw
そしてあの結末。なんていうか、よく登場人物の心理変化をくみ取らないと、訳分からんよ(汲み取っても唐突な感じはするが)。

まず、地下に住んでいた殺人男の心理、子供にずっと(半地下一家が来る前から)モールス信号を送って何をしたかったのか(寂しいから子供と友達になりたかったのか)?が中途半端な描写で良く分からなかった。まあ、奥さんを殺されたので半地下一家に復讐しようとしたのはわかる。
半地下一家の長男(主人公)は幸運の石をに使って口封じにいったのかなあ。
そして一番分かりにくいのが一家のお父さん。普段は冷静で「無計画が一番いいんだよ」とかさすが一家の大黒柱だなあって思わせる決断力・どっしりとした構え・家族や敵対した相手に対する気づかいや優しさ、お金持ち主人に対するジェントルな態度(まあ時折見せる荒々しさは貧困層の生き抜くたくましさの表れだろう)、そんな人格者である冴えないけど映画の中では一番の好人物(詐欺一家の良心)が最後に「たかが貧困層の匂い」が臭いって表現されただけで、怒りに任せてあの凶事を行うのが一番解釈が難しいなあ。
ストレスが溜まっていて、家族が次々に刺されたきっかけに、訳も分からなく怒りが爆発した、人間とはいつも合理的な行動をする生き物ではない、非常時には感情や怒りに任せて不条理な事をするんだよ、普段から行動も気を付けないとねって事を表現したかったんだろか。まあ、確かに生活の匂いを馬鹿にされると確かに腹は立つよな〜。

途中までは、あの父さんだけは成功して幸せになって欲しかったのになあ〜ておもったわ。主人がいない家で飲み食いしてる時点でこいつら駄目だこりゃって思ったけど、自分の家が浸水してパニックにあった後、反省した感じだったけど、時すでに遅しだったって事かな。

あと、災害に遭って体育館で寝泊まりしてるのに、パーティにはバッチリ綺麗な服で出席できたのは何故なんだろう?そこの描写も欲しかったなあ。

そうやって、登場人物の心の変化を推測してみると、コメディっぽい内容なんだけど奥が深い映画だともいえる・・が、アカデミー賞受賞作品だと思うと少し違うような気がする(消去法で選ばれたのかなって思うような)、でも予測がつかない展開ジャンル分けができないバラエティに富んだ面白さがある映画でした。

留学から帰ってきたらあの先輩びっくりするだろうなw

280シャアダム:2020/12/30(水) 13:07:25 ID:kBWFqkqM
追記
書いた後に思いついたのだが、あの父さんは「家族を匂いで馬鹿にされた」事に対する怒りが爆発したのかもね。
つまり、家族思いの良い人なんだよなあ。

281ギア:2020/12/31(木) 14:51:05 ID:pAQCBZbQ
今年秋冬き見た映画の感想をば…

・シネマ歌舞伎 三谷幸喜 風雲児たち
歌舞伎も漫画の原作も見たことなかったんですが、三谷幸喜につられて観てみました。
観てみると普通に面白かったです。
多分歌舞伎風味の舞台って感じになってると思うんですが、
初心者にはなかなか楽しめました。
大黒屋光太夫って名前しか知らない人物でしたが、そりゃ波乱万丈だし凄いドラマチックにできるわなー
主人公以外の登場人物のキャラも立ってイキイキしてたのも流石といった感じでしたね。


・キーパー ある兵士の奇跡
こちらはそんなにかなー
ノンフィクションながらドラマチック過ぎる実話ベースなので、もっと盛り上がれるかと思いきや少し淡白な感じは否めないか。

・罪の声
こちらも薄っすら実話ベースのフィクションですが、凄かったです。
今年どころかサスペンス系の邦画ではこの4.5年の中でも1番の当たりでした。
少しずつ真実が明らかになっていく様子や登場人物達の感情が丁寧に描かれていて満足度が高かったです。


・鬼滅の刃
なんだかんだアニメ未視聴、漫画も遊郭編のクライマックスあたりからしか読んでないので、凄く良かったです。
作画とBGM頑張り過ぎだろ…

原作完全準拠でここまでの興収を叩き出せるのはブームとしか言えないですが、普通に原作者脚本の映画と考えると凄いクオリティ高いと言わざるを得ません。
アニメも観ようかなー

・三國志 新解釈
個人的にはこの駄々滑りギャグが大好物なので1人笑いを噛み殺せずにいましたが、周りで笑ってるのが俺1人だったのが物寂しかったです。
最後に劉備の酒乱モードを初めてお披露目させる展開も良かったので、個人的には良いバランスだったと思いますが…

・燃ゆる女の肖像
なかなか言語化が難しい映画ですが、良かったです。
静かな展開なのに飽きさせないのは完成度が高いからこそなのかなー

ちょっと間違えれば陳腐になってしまいそうな話を陳腐にもついでに耽美に走る過ぎることもなく、
芸術のように美しくまとめあげたのは、役者さんの演技だけでなく音楽やカメラの力なんだろうな。

282シャアダム:2020/12/31(木) 19:26:04 ID:kBWFqkqM
◆ジョン・ウィック:パラベラム(2019年アメリカ)

「パラベラム」というのは「戦争の準備をしろ」という意味らしい。
ストーリーは殺し屋世界のルールを破ったために1400万ドルの賞金を懸けられ世界中の殺し屋に狙われることになった「ジョンウィック」の逃亡劇を描いた全編アクションに次ぐアクションのアクション映画w

感想:何も考えないでスカッとしたい時に最適の映画でした。昔はこういう映画はたくさんあったけど、最近じゃあまり観ない若干時代を遡った感じのアクションを見せるために破天荒なストーリーがあるような映画で、アクションに関しては凄いというしかなかったね〜。
途中、犬を使う女性殺し屋がいて、セガの「シャドウダンサー」か!ってつっこみ入れたくなりましたwあと、全世界に命を狙われて、助けたら同罪みたいなのに、結構助ける人多いなってちょっと笑いました(賞金首になる前に、たくさんの人に恩を売っていたんですね)。
あと一番偉い首長(アサシン組織?)にも、情けを掛けられて、主人公補正強いな〜ってまたワロタ。その情けを速攻裏切ってこれまた笑いました(命がけで何とかこぎつけた首長の情けと命令<仲間との友情ですか)。この映画をみたあと、この殺し屋の世界に友情を求めてはいけないって痛感しますけどね〜w

それから「寿司屋の殺し屋」、自分が殺したいから「ジョンウィック」を助けるのはわかるが、そのあと自分の部下に殺させるのはいかがなものだろうか?wまた、殺すより有名な「ジョンウィック」と戦う事自体に喜びを感じる「寿司屋一家」w
双方ともあとちょっとで殺せるのに、まだ戦っていたいって仕切り直すところが「奇妙な友情」ですね〜w戦った後で「今の闘いは面白かったな、いい試合だったな?」ってお前らは「格闘ゲーマー」かよ。

あと、ガラスの部屋のガラスの強度が、銃の衝撃では壊れないのに刀だと切れるし、体当たりで壊れるのにもワロタ。

アクションが凄すぎて、細かい事やストーリーなんてどうでもいいやって思うぐらい、アクションが面白い映画でした。

2022年に4作目が公開されるらしいので、権力のためジョンを裏切ったホテルへの復讐と七回斬られても生きてる地下組織の黒人のボスとの共闘がどうなるのか楽しみですね。

283シャアダム:2021/01/01(金) 21:37:09 ID:kBWFqkqM
◆ランボー ラスト・ブラッド (2019年アメリカ)

ランボーシリーズ第5作目。ストーリーはアメリカの亡き父の牧場へ帰ってきて、そこで旧友マリアとその孫娘ガブリエラと暮らしていたランボー。
ある日、出て行ったろくでなしの父に会いにメキシコへ行ったまま行方不明になったガブリエルを探しに単身メキシコへ探しに行く。ガブリエルは売春組織に拉致されて娼婦として働かせていた。ランボーの救出劇が始まるという内容でした。

感想:ストーリーは単純。だが、同じアクション映画の「ジョンウィック」より感情移入出来た。途中、悲しくシリアスで最後は「やったぜ!ランボー!さすがだぜ!」って叫びたくなる映画でした。
いやあ、あの高齢で、顔もしわだらけで最初大丈夫か?って思って観てたんだけど、若者のように良く動いて、カッコ良かったですね。普段から大分鍛えてるなて感じのマッチョ。そこが一番感動したわw

ストーリーも泣かせてくれるじゃねーか、シンプルだからこそダイレクトにストレートに感情が伝わってくるみたいな。罪を憎んで人を憎まずとか言うが、人間、取り返しのつかない事をやられたら、倍返しだ!「復讐」も生きていくためには、前に進むためには大事だって思ったね。
「沈黙シリーズ」や「96時間」や「コマンド―」などでも身近な人のために単身、敵地に乗り込む映画は結構見てきたが、ランボーは「怒り爆発」が原動力、普段は冷静で静かだが、一度怒ったらもう止められないって感じで独特の面白さがあるね〜。といっても「脳筋パワーごり押し」ではなく、地形を利用した罠とか弓矢とか地雷設置とか怒りながらも意外と冷静な戦いもする。

ところで、首を斬られた死体は「弟」の方だったのか。髭を生やしてが髪を後ろでまとめた姿でラストの闘いに来てたので、どっちか分からなかったわ。

最後の対決、アメリカ政府に家の周りの大量の死体はどう言い訳するのだろうかw逃亡生活になっちゃいそう。

「ウィック」も面白かったけど、「ランボー」は悪人が悪人していて、糞どもをやっつけろ!って感情移入が半端ない、そして悲しいアクション映画でした。

スタッフロールで昔の名場面が流れるのだが、「ランボー1」のスターローン若いね〜って唸っちゃったわ。いや懐かしい。

284シャアダム:2021/01/02(土) 17:53:47 ID:kBWFqkqM
◆ブルータル・ジャスティス(原題:Dragged Across Concrete=コンクリートの上を駆けずり回って)2018年アメリカ・カナダ

「ブルータルジャスティス」とは野蛮で荒々しい残酷な正義という意味。この題名はだいたい合っていて少しだけ違うかなあ。

ストーリーは、犯罪の検挙の仕方が酷いと撮影されTVで放映された刑事リッジマン(メルギブソン)とアンソニー(トニー)は6週間の停職処分になる。
お金が必要になった二人は、元情報屋からの情報に基づき、ヤクの売人からお金を横取りしようとする。が、ヤクの売人と思われた人物(リッジマン)は銀行強盗を計画していた。
一方、もう一人の主人公ジョーンズは、刑務所から出たばっかりで、家族のために(不自由な弟のために)お金が必要だった。そのために、友人と共にリッジマンの銀行強盗に加わる事になる。
刑事たちと銀行強盗達の駆け引きを描いたヒューマンサスペンス・クライムムービーでした。

感想:てっきり「ジョンウィック」のように「メルギブソン」が無双して活躍する映画だと思って観始めたのだが、全然違った。
「パラサイト・半地下家族」のような最後まで先の読めない、低所得層のあがきやもがきを描いた映画でした。最初はよくあるバディ物かと思ってたのだが、主人公達の刑事が犯罪を犯そうとし始めた所から、アレ?これは違うぞ?って思い始め、ズルズル引き込まれてしまった。

はっきり言うけど、最低映画賞にノミネートされた作品ではあるが、確かに構成や展開がズルズルダラダラとして切れがないし、どっちかというと「鬱」になりそうなストーリーでスッキリはしなかったが、自分は、丁寧な刑事たちが犯罪に手を染めていく過程の描写や人の命など屁とも思っていない殺人犯との怖さの演出とか、凄く感情移入が出来て、途中から目が離せなくなったなあ。
一見ダラダラと続く銃撃戦もリアルで全然苦痛ではなかった。うん、俺は面白かったわ。

謎の人物リッジマンを見張ったり追跡したりする時の二人の駆け引きや会話も面白く(イタリア人の食事は長いとか、息が臭いからミントス2錠とか「アンチョビ!(くそ!)」とか「確率は70%だ」とか)、相棒の刑事の報われなさに人生の残酷さを感じたわ。うん、面白かった、自分は観てよかった。

ただ、たくさんの犠牲を出し、血塗られた金塊を平気で自分の物にして贅沢してるアイツは許せんな〜っては思った。まあ、これも「パラサイト」同様に、貧困層が生き抜くためには「ライオン」を狩るぐらいの気概が必要って言いたいのだろうか。

あと、ちょっとイミフというか理解し難いのが、銀行員の女性の描写。こいつ事件解決に活躍するのかと思えば・・まあ、犠牲者にも人生背景があるし、人生の残酷面を表現したかったのかなあ。

とにかく、自分は引き込まれるほど面白かったけど、他の人には進めにくい(悲惨で残酷で何このラスト?って感じると思うから)映画でもあるかな。

285シャアダム:2021/01/02(土) 17:55:23 ID:kBWFqkqM
◆ブルータル・ジャスティス(原題:Dragged Across Concrete=コンクリートの上を駆けずり回って)2018年アメリカ・カナダ

「ブルータルジャスティス」とは野蛮で荒々しい残酷な正義という意味。この題名はだいたい合っていて少しだけ違うかなあ。

ストーリーは、犯罪の検挙の仕方が酷いと撮影されTVで放映された刑事リッジマン(メルギブソン)とアンソニー(トニー)は6週間の停職処分になる。
お金が必要になった二人は、元情報屋からの情報に基づき、ヤクの売人からお金を横取りしようとする。が、ヤクの売人と思われた人物(リッジマン)は銀行強盗を計画していた。
一方、もう一人の主人公ジョーンズは、刑務所から出たばっかりで、家族のために(不自由な弟のために)お金が必要だった。そのために、友人と共にリッジマンの銀行強盗に加わる事になる。
刑事たちと銀行強盗達の駆け引きを描いたヒューマンサスペンス・クライムムービーでした。

感想:てっきり「ジョンウィック」のように「メルギブソン」が無双して活躍する映画だと思って観始めたのだが、全然違った。
「パラサイト・半地下家族」のような最後まで先の読めない、低所得層のあがきやもがきを描いた映画でした。最初はよくあるバディ物かと思ってたのだが、主人公達の刑事が犯罪を犯そうとし始めた所から、アレ?これは違うぞ?って思い始め、ズルズル引き込まれてしまった。

はっきり言うけど、最低映画賞にノミネートされた作品ではあるが、確かに構成や展開がズルズルダラダラとして切れがないし、どっちかというと「鬱」になりそうなストーリーでスッキリはしなかったが、自分は、丁寧な刑事たちが犯罪に手を染めていく過程の描写や人の命など屁とも思っていない殺人犯との怖さの演出とか、凄く感情移入が出来て、途中から目が離せなくなったなあ。
一見ダラダラと続く銃撃戦もリアルで全然苦痛ではなかった。うん、俺は面白かったわ。

謎の人物リッジマンを見張ったり追跡したりする時の二人の駆け引きや会話も面白く(イタリア人の食事は長いとか、息が臭いからミントス2錠とか「アンチョビ!(くそ!)」とか「確率は70%だ」とか)、相棒の刑事の報われなさに人生の残酷さを感じたわ。うん、面白かった、自分は観てよかった。

ただ、たくさんの犠牲を出し、血塗られた金塊を平気で自分の物にして贅沢してるアイツは許せんな〜っては思った。まあ、これも「パラサイト」同様に、貧困層が生き抜くためには「ライオン」を狩るぐらいの気概が必要って言いたいのだろうか。

あと、ちょっとイミフというか理解し難いのが、銀行員の女性の描写。こいつ事件解決に活躍するのかと思えば・・まあ、犠牲者にも人生背景があるし、人生の残酷面を表現したかったのかなあ。

とにかく、自分は引き込まれるほど面白かったけど、他の人には進めにくい(悲惨で残酷で何このラスト?って感じると思うから)映画でもあるかな。

286もにゃら:2021/01/03(日) 13:47:22 ID:j8Dr8S3M
○リズと青い鳥

dアニメでやってたので試聴
良かった

内心下に見ていた相手がいつの間にか自分を追い越していて、気づかないフリをしていたのにそれが誰の目にもわかる形で示されちゃったり

相手の依存が重荷だけど、その相手が独り立ちしだしたら良く分からないもやもやを抱えたり…

それらを映像で表現してるのが良いね
最初は後ろからついて歩いていたのが終盤では並んで歩いて、前後になったと思ったら階段で話して、後ろの側が上側で…

切ないなあ

287シャアダム:2021/01/03(日) 16:01:05 ID:kBWFqkqM
訂正
ブルータルジャスティス

銀行強盗をしようとしてたのはリッジマンじゃなくて「ボーゲルマン」でした。
敵も味方もリッジマンっておかしいよね。すまん。

288シャアダム:2021/01/03(日) 19:13:35 ID:kBWFqkqM
◆シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(原題:Nicky Larson et le Parfum de Cupidon=ニッキーラーソンとキューピットの香水)2019年フランス

凄腕のスナイパーであり探偵の冴羽 獠(フランスではニッキーラーソン)は相棒の槇村 香(フランスではローラ)と共に、間違えて持ち去られた惚れ薬のような効力を持つ「キューピッドの香水」を取り戻すために「モナコ」へ向かう。しかし、その香水を狙う「海坊主(ファルコン)」や謎のテロ組織がそれを狙っていた。
という、もっこりセクシャルでお下品なラブコメアクション映画でしたw

感想:最初観た時は、役者はフランス人でロケ地もフランスで、なのに平気で日本名「リョウ」で「カオリ」で「サエコ」で「XYZ]で「シティハンター」?ギャグもくだらなくて無理矢理エッチでもっこりギャグでかなり笑えなくて呆れて、何このコスプレファン動画?DVDレンタル料かえせ!って思ってしまいました。

しかしだよ、作った人たちの原作「シティハンター」に対する愛や再現度や理解度の素晴らしさ、馬鹿馬鹿しさやアホらしさも突き抜けると某アニメ「ジビ●ート」のように逆に段々面白くなってくるもので、廃車工場シーン辺りから、段々この雰囲気に慣れて楽しくなってしまいましたw最後まで観た感想は、第二弾も作ってくれ、凄く楽しかった!ですねw

カオリ見た目や銃の下手くそもしっかり再現、海坊主も凄く似てる、主人公達のファッションはこのセンス、古いだろって感じで浮いていて似ているが笑える。ギャグシーンは「ミスタービーン」みたいwさらに、挿入歌やエンディングはアニメで使われていた曲でびっくり。

あと、名前が「モッコリー」さんだらけでなんじゃこりゃwスキッピー&パンチョのお笑いコンビも最香(最高)でした(何回も笑ったわ)。

関係ないけど「モナコ国」ってフランス「ニース」の隣なんだね。それから、チンコネタやホモ・ゲイネタが多くて愛と性の国って感じはしたなあ。

それから、翻訳した人、無理矢理「聖闘士星矢」「キャプテン翼」「らんま1/2」ネタを入れ込むのはいかがなものか、ちょっと笑ったけど。

ラストの闘いも突っ込みどころ満載でワロタ。降参しなくてもそのまま全員倒せたろ!海坊主はどうやって爆弾を解除した?いやカオリから外した時、自分にはめないで一緒に逃げろよ!w


最初は疑問符??ばかりのコスプレ映画だったが、最後には笑えて楽しくて、また続きが見たいと思える「シテイハンター」映画になってました。漫画の実写版に抵抗がない人なら気軽に観れて笑える映画だと思います。

289修都:2021/01/09(土) 00:18:43 ID:6.VBZqk6
パラサイトが面白かったので、ちょっと言いたくなってしまったんですけど、シャアダムさん本当にこの映画ちゃんと見てました?
ちゃんと見てたらあなたの疑問はだいたい解決しますよ
あんまり言いたくないけど、それだけ長文の感想なのに何を見てたの?って突っ込みたくなるレベルですよ

290レト:2021/01/09(土) 17:39:12 ID:bJP5OGZ.
あの映画はその気になれば何時間でも語れるぐらい作り込みの細かさが光る作品ですね。
これからも何回か見直すことになると思いますが、
それ以上に格差問題について無知でいたり冷笑的でいることは今の時代では罪深い振る舞いだと思い知らされます。

291シャアダム:2021/01/09(土) 19:16:58 ID:kBWFqkqM
修都さん、抽象的な反論は誰だってできる。まずは自分の感想を書けよ!
自分と意見が違うからって、相手が間違ってるとか、傲慢すぎない?
相手に対して失礼な文章に定評ある修都さん、まずは自分の感想を具体的に書こうよ。

そして、他のみんなが自分レベル意見で同じ意見者じゃないと気に入らないって考え方を改めようね。
たとえ相手が間違っていても、言いかた書き方を考えようね。
んじゃ。

292修都:2021/01/09(土) 20:15:08 ID:6.VBZqk6
意見が違うとかじゃなくて毎回毎回長文の映画感想を頻繁に書く人が本当に分からなかったんですか?ということなんですけどね
言ってること分かりますか?

293シャアダム:2021/01/09(土) 20:49:03 ID:kBWFqkqM
もう一回しか書きませんよ。もっと具体的に自分の意見を書かないと、どこがちゃんと観てなかったのか、どこが気にいらなかったかわかりません。

二度目ですよ、言ってることが分かりますか?
頭いいんでしょ?その辺にも気づいてね。

それと映画に感動したんなら、まず自分の感想を書いてね。あとだしジャンケンが多いですよ、あなたは。じゃあね。

294修都:2021/01/09(土) 21:23:28 ID:6.VBZqk6
主人公の1人である父親があの行為を行った理由が本当に分からなかったんですか?
伏線はいくつもありましたけど、まったく分からなかったんですか?
映画たくさん見てるんですよね?分からなかったんですか?

295修都:2021/01/10(日) 22:52:02 ID:6.VBZqk6
「ジョーカー」を見ました。
「パラサイト」と同じ時期の映画でかつ同じようなテーマを扱った作品。
ただ、パラサイトの方が社会問題や社会への怒りを間接的に描きエンタメ要素満載に描いたのに比べるとジョーカーの方はかなり露骨に描いてましたね。
ジョーカーは作品によって雰囲気がだいぶ違いますが、このようなテーマで描いても違和感ないのが強みでしょうか。
それにしても、ブルースの父親がクズに描かれてたのが面白かったし、バットマンに続くようなシーンがあったのがよかったですね。

296レト:2021/01/11(月) 15:49:56 ID:bJP5OGZ.
トランプが「ジョーカー」を気に入ったと発言していたのは皮肉でしたね。
本人の性格的にトーマスのモデルが誰か全くわかってないのでしょう。
そもそもトランプという名前自体がギャグですが。

297もにゃら:2021/01/11(月) 19:42:03 ID:YdKCUmmM
○セーラームーン前編

衛さんの声でまず、あれ? と思いましたがやっぱり声優さんが違ってた

というかうさぎ以外全員?!
ちびうさは元のかた?

298修都:2021/01/11(月) 21:16:20 ID:YxXOvaNU
セーラームーンは、うさぎ以外総取っ替えですよ
劇場版はCrystalシリーズですから
Crystalシリーズはセーラームーンをリブートした作品ですが最初のやつから声優は皆かわってます

299ギア:2021/01/12(火) 13:42:09 ID:2HsEyAuQ
・私をくいとめて
自分の中に「相談役人格」を用意してしまった三十路女子のラブストーリー?
会社風景や休日のおひとり様の過ごし方など、日本の日常的な描写と、テンションの高い独り言が見事に調和して溶け込んでるあたりが素敵。

橋本愛演じる親友との再会が、前半とは異なるイタリアの雰囲気や主人公の帰国後の感情の起伏によって物語上でも起伏を作ってるのもいいですね。

数年ぶりの親友との再会がリアルだったのも、あまちゃんコンビの久々の再会によるものと思えば微笑ましくてなおよし。


・銀魂
完結編の方がクオリティが高かったのは否めないけど、セミファイナルを観てからもっかい行こかなって感じでした。

とりあえずドーズの挿入歌はズルい、問答無用で涙腺にくる…

空知先生の劇場版声優デビューも格の違いを見せるクオリティで流石の一言でした笑

300地方民:2021/01/13(水) 11:58:37 ID:h0rKg246
PVで見たけど空知先生の声優初挑戦ってほんとにあのゴリラがウホウホ言ってるだけ?

301シャアダム:2021/01/17(日) 16:21:45 ID:kBWFqkqM
◆リンカーンを殺した男(2013年アメリカ)TVドラマ映画・ナショナルジオグラフィックチャンネル

ストーリーはジョン・ウィルクス・ブース がリンカーン大統領を暗殺して捕まるまでを描いた、一般の映画というより有名な俳優やスタッフを使った歴史ドキュメント的なものでした。
あとから調べて、TVドラマ映画だと知りました。内容はかなり忠実にリンカーン暗殺事件を再現してるとのことでした。

感想:ゲスティバーク演説(人民の人民による人民のための政治・・)や奴隷解放で有名なリンカーンって南北戦争でブースも含めて何度も殺されかけてたんですね。で、戦争もほぼ終わって北軍が勝ちを決めた直後にワシントンフォード劇場で暗殺された、うん、大変勉強になりました。
映画を観てるというより、歴史のお勉強をしてる気分でした。演出的にはサスペンス映画仕立てで、ブースの逃亡劇はドキドキして観てました。
ただ、途中に入る「トムハンクス」の解説が現実に引き戻されて、映画としては残念、これはドキュメント映画なんだなあって感じました。(途中の解説をナレーションだけにすればいいのに、トムハンクスを観たいわけじゃない、まあ番組の主旨だからがないけどw)。主な犯人はブース・ヘロルド(暗殺に直接かかわってない逃がし役)・パウエル・アシェロッド(暗殺せずに逃げた)なんですが、少しでも手助けしたものも全員死刑ってのは少し可哀想な気もしました。
昔の知り合いとか友情のためや同じ出身の知り合いというだけで、殺人犯を庇ってはいけないってことですね。アメリカ全土の敵になったブースさん、最後はどうしようもなくなって哀れでしたね。

戦争で南部の大統領として戦ったデイビス大統領は許されたのに、やっぱり正々堂々戦ったものと違って、暗殺は卑劣な行為って事ですね。

ドキュメントものとして観れば、大変勉強になって、知らなかった真実がわかって、面白かったです。そんな作品でした。

302シャアダム:2021/01/18(月) 23:45:52 ID:kBWFqkqM
◆ルイスと不思議の時計(原題:The House with a Clock in Its Walls=壁の中に時計がある家)2018年アメリカ

両親が事故で死んで、伯父のジョナサンの家に引き取られることになった主人公ルイスは、伯父が魔術師で家が幽霊屋敷だといわれてることを知る。
伯父に魔法を習い始めるルイスは、友達を作りたいがために「禁断の魔術」を使ってしまう。というホラーファンタジー映画でした。

感想:最初はギャグが寒いなって思ったけど、段々それも慣れて、結構楽しかった映画でした。(都合よすぎて突っ込みどころも多くて、まあ、児童小説が原作だからしょうがないかって思う所もあったけどね)。
つまり、子供が楽しめる映画でした。ギャグが出てくるモンスターがどことなく憎めなくて、ちょっぴりおどろおどろしくて、ウンコ・ゲロ系で子供好きだもんねw
この不気味な家の元のご主人は「戦争」で人間に絶望したんだね。学園生活のいざこざが結構面白くて、本編よりそっち(薄っぺらな嘘の友情)の方が胸に響いたかな。

ファミリーで楽しめるちょっと変わった魔法使いの映画でした。エンドクレジットもアニメ(イラストが動く)が楽しくて最後まで観てました。

303シャアダム:2021/01/20(水) 02:38:29 ID:kBWFqkqM
◆ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (原題:Extremely Loud & Incredibly Close)2011年アメリカ

同時多発テロでワールドトレードセンター崩落により父を失ったアスペルガー症候群の主人公「オスカー」はその一年後、父の遺品の壺の中からブラックと書かれた封筒と謎の鍵を見つける。
彼は亡き父が残した「探し続けろ」という信念のもとに、何の鍵かニューヨーク中の「ブラック」さんを訪ね回ることにする。そして向かいの祖母の家に住み着いた言葉を喋れない謎の老人と仲良くなり、共に二人で何の鍵かを探すことになる。
オスカーはこの鍵の探索の中で言った何を掴むのだろうか?というヒューマンドラマ映画でした。

オスカーは引きこもりの一歩手前で、外を歩くことが怖い。しかし、周りから変と言われるが、知識があり頭が良く疑問があると拘って解き明かすまで諦めないといった、つねに日常で戦ってる少年だった。父親の最後の留守電を聞いて、最後の電話に怖くて出られなかったトラウマもあり、その場に仕事でいなかった母親を家族を大事にしてないんじゃないかと憎んでいる。
優しくて楽しかった父親の事をもっと知りたくて(もしかしたらどこかで生きているのかと思っているのかも)、謎の鍵に合う金庫を探すのだが、外は怖くてタンバリンを叩いて勇気を振り絞っている。そんな探索の旅が中盤は延々と続く。
その中で、次第に人とのコミュニケーションを覚え、勇気を出し、不器用ながらもアスペルガーを克服していく様はグッと魅入ってしまった。そして謎の老人との会話も意味深でほっこりしたり、喧嘩でギスギスしたり、実に興味深かったです。

ただ、父親役が「トムハンクス」だったので、まーたお前か(笑)って最初はガックンってなりました(今週はトムハンクスに憑りつかれたかなw)。

うん実に良い映画だった。一人の少年が母親の隠れた愛やニューヨーク中のブラックさん達とのふれ愛で成長する姿を見事に描いた映画だと思いました。同時に、同時多発テロ許すまじっても思いましたね。

でも自分だったら、これだけ苦労したら、金庫の中身は観たいぞよw 実にアスペルガーの少年の演技が素晴らしい映画でもありました。

304もにゃら:2021/01/23(土) 20:55:41 ID:j8Dr8S3M
○三角窓の外側は夜

ホラー映画と思ったらBL映画だった
なお、原作?のマンガ(期間限定で無料公開されてた)は本当にガッツリBLだった

なお、黒幕は残ってるし利用されただけという部分も多いが何人も呪い殺した悲劇のヒロイン?に最後に呪いが襲ってきたりと続かせるのかなー

305シャアダム:2021/01/25(月) 19:42:02 ID:kBWFqkqM
◆アメイジング・ジャーニー 神の小屋より(原題:The Shack=掘っ立て小屋)2017年アメリカ

ストーリーは主人公の父親マックは家族旅行中に娘ミッシーを誘拐され行方不明のまま時が過ぎ冬の季節が来る(多分旅行に出かけたのは夏かな)。
娘を助けられなかったことを悔やみ悩むマック。そして自分の軽率な所為でミッシーは誘拐されたと責任を感じるもう一人の娘ケイトもふさぎ込んでいた。
そんなある日、ポストに「あの小屋まで来い」との手紙がポストに入っていた。その小屋とはミッシーの服が置いてあった、犯人がいたと思われる小屋。
彼は単身その小屋へ乗り込むが、そこで3人の人物と出会い不思議」な体験をするというファンタジー?ミステリー?とにかく不思議でアメージングなクリスチャンな物語の映画でした。
(以下ネタバレ注意)
最初は、父親が行方不明の娘を探す、または犯人を見つけて対決するサスペンスものだと思ってワクワクが止まらなかったです(いや少し嘘、だって題名がファンタジーっぽいもん、なんとなく内容があれ系かなってわかるわw)
ズバリ書くと、キリスト教色が濃いというか、キリスト教そのものな宗教映画でしたw説教臭い映画で敬虔なクリスチャン以外の大概の人は途中で呆れるかも知れません。でも「クリスマスキャロル」っぽい教訓めいたちょっと感動のファンタジー寓話は嫌いじゃないので、そういうのを期待して最後まで観ました。
で、やっぱり「キリスト教」&「聖書」の教えガチガチで、宗教色を隠すこともなく、キリスト教はいいよ〜神(パパ)を信じれば幸せになるよ〜神(パパ)はみんなを愛していつでも見守ってるよ〜って勧誘されてる気分になるドストレートな宗教映画だったw

が、しかし、キリスト教に入りたくないが、結構興味深い事をいうなあって、考えさせられる部分もたくさんあって、同意できないながらも宗教とはこういうものか、確かにそういう考え方もあるよな〜ってずっと自分だったらどうか?って考えながら観てました。
神が「誘拐殺人犯を許せ」って言われるシーンがあるんだけど、そこが観ていて一番精神に来ました。俺だったら神の命令であっても許せないなあ。諦観とは違う相手を赦せは難易度マックス。しかし、全世界に人々が「やられたらやり返せ(ハムラビ法典)」とは違って、この映画の神の言ってるような人になれば戦争の無い争いの無い平和な世界になるだろうなあっては思いました。
あと、神は万能だけどミッシーは助けてもらえなかったとか、所々に矛盾(ほころび)を感じましたね。神は信じる者だけに救いを与えるって事らしいが、その救いも悲しい事は防げないが、その後のアフタケアの救いらしい。う〜んつまり人間同士のいざこざには介入できないが、その後の心の回復は信じれば与えられるって事らしいね。

THE宗教映画ではあるが、色々と考えさせられるし、優しい心になれる優しい世界の映画、そして時には厳しい選択を迫られたり、罪と罰の関係についても考えさせられる、神の世界の映像が綺麗な映画でした。
マックの父親との再会シーンはちょっと感動させられました。評価が難しいでも何か考えさせられる映画だと思います。

306シャアダム:2021/01/28(木) 22:42:03 ID:kBWFqkqM
◆何者(2016年日本)

5人の男女就活生が、一つの部屋に集まって情報交換しながら就活を協力してやっていくことになる。主人公の拓人は元演劇部。その時の仲の良い友達「銀次」は大学を辞めて自分の劇団を作るがそれを冷やかな目で見て批判する主人公。
そして、周りはどんどん就職内定が決まるのに、就活が長く分析が得意で冷静な主人公だけ決まらない。なにか原因があるのか・・劇団を立ち上げた「銀次」を横目に5人の就活生の生き様が交差する物語でした。

感想:心に刺さる映画でした。流石原作が直木三十五賞受賞作、凄く面白かったです。今の就活ってWEB入試とかあるんですね。就活の事が良く分かる映画でもありました。
某アカデミー賞の「パラサイト」より面白かったですね。やっぱり、日本映画って事もあって気持ちが分かり易かったのもあるんでしょうね。こんな日本映画があるなんて日本映画界もまだまだ捨てたものではないと思いました(もともと捨てる気はないけどねw)。
主人公の裏側の陰険な性格にはぞっとしました。ネタばれなので書きませんが、「題名」意味が分かりましたわ。

分からないように批判して、みんなに、瑞月さんにも、とっくにバレていたんですね。ラスト近くの演劇はツイッターなんですね。そして観客はそれを読んでるフォロワーですか。
ラスト改心した主人公が会社に受かる姿が見えますね。音楽が流れてなんか清々しい感動が最後にありました。
いやあ有名アニメばっかり放映しないで、こういう映画を地上波でゴールデンで流して欲しいですね。でも分析能力も使いかたなんですよねw
あと、「銀次」さんの生き方も素晴らしい。時々きつい事をいう大学院の先輩も厳しいが頼もしかったですね。結構有名人気俳優ばっかり出てるのもビックリ。
いい映画でした。そして良い原作でした。

307シャアダム:2021/01/30(土) 19:56:45 ID:kBWFqkqM
◆アーティスト(2011年アメリカフランス合作) アカデミー作品賞受賞作

へーこんなアカデミー作品賞があったんだって気持ちで観始めましたね。
ストーリーはサイレント映画のスターである主人公「ジョージ」が、映画館前のインタビューを受ける所で一人の女性ファン「ペピー」と出会う。彼女をその後オーディションを受けて「ジョージ」の映画のダンスシーンで共演する事になる。
その後ジョージのアドバイスで女優の道を駆けあがっていく。一方ジョージはそのプライドから流行り出したトーキー映画を馬鹿にしてサイレント映画に拘り失敗して落ちぶれていく。そして自棄になり・・。だが、彼を密かに思う女性がいたというメロドラマ風のサイレント映画でした。

なんていうか、面白かったんですが、物語の内容に対して少々長くて途中ちょっとダレたかなあ(自分はね)。自分だったらもう少し短めに作るかなあって思いました(素人考えw)。
でもいい映画でした。特に最後のどん底からの一転、華やかで楽しいタップダンスシーンは逆転劇のカタルシス満点でした。サイレントからトーキ―への変換期には、こういうサイレントスターの葛藤や悩みがあったんだろうなあって感じました。そして、もしかすると、ヒロインの一発逆転のアイデアである「ミュージカルのの誕生」まで描いたんでしょうかね(その辺は映画の歴史に詳しくないんで)w

あと、捨てられた子犬のようにクビにされた運転手がいつまでも立ち去らない、あまつさえクビにされた後も飲んだくれて倒れた主人公を介抱するシーンがなんでここまでするん?って印象的でした。クビにされる前の主人公に良くされていて恩や愛着を感じていたんでしょうね。あと義理堅いのもあったのでしょう、そして○○●の指示で見守っていたのかもしれませんね。
ある日急に笑い声や物音がし始めたのは、何かのファンタジーかなって思ったけど、あれはトーキー時代の到来に主人公が何か異変を感じたんでしょうね。ちょっとビックリしましたけど。

それから犬、演技や芸が上手くて主人公のサイレント映画に共演してたけど、長生きだなあw姿カッコも変わらなくてまあその辺はご愛敬w
この「UGGY」ってていう犬(役者)は何かの賞を取ったそうですね。それから「つけぼくろ」以下出てくる映画の題名も意味深で洒落ていて良かったです。ラストが「愛のきらめき」ってのもあらすじを表していて洒落ていました。

途中ちょっとダレた感じはしましたが、悲しくも楽しい良い映画だと思いました。あのタップダンスシーンは何回も見たいシーンですね。

308シャアダム:2021/02/07(日) 04:34:05 ID:kBWFqkqM
◆ターミネーター ニュー・フェイト(原題 Terminator: Dark Fate=暗き運命)2019年アメリカ

ストーリーはターミネーター2で「サラ・コナー」達がスカイネットの反乱を阻止した世界の続き。しかし、この時代に送り込まれたターミネーターは他にもいて、息子ジョンを殺されてしまう。
その後、サラはとある謎の人物からの情報を得て次々と未来から送りこまれ来るターミネーターを倒して回る日々を送っていた、全米の指名手配犯となりながら。
そんなある日、将来、人間側の指導者となってリージョン(反乱コンピュータ)と戦う事になるメキシコの女性ダニーを抹殺しにターミネーターが現れた。彼女を助けるために、新たなる戦士グレース(女性)も未来からやってくる。そしてサラコナーも察知して駆けつけてくる。
そして、謎の情報提供者も加わって、新型ターミネーターと戦う事になる。SFアクション映画。

感想:初代「ターミネーター」のリメイクのような始まり方に、またかよ!と思いつつも懐かしくてニヤリともしました。どっちが味方なのかな〜って思っていましたが、時代は強い女性なのか?プリキュアなのか?今回は女性のみのチームで戦う事に、弟も活躍すると思いきや、早々のご退場に、アメリカでも女性のみの萌えチームが流行ってるのかなあってかんぐってしまいましたわw
でも、まさかのシュワちゃんが加わって、今度はターミネーター2のリメイクかよ!って懐かしくもニヤリとしました(二回目w)。前二作と違うのは、新型ターミネーターが「骨格部分」と「金属液体部分」の二体に分かれて戦えること。そして、未来から送られてきた戦士が強化人間で、ターミネーターと互角に戦えることですね。
その女性戦士が某「ユニバーサルソルジャー」で女ドルフラングレンの様でまたニヤリとしました。もう「ランボー」もだせよってサラ・コナーがランボーだったわw途中までの怒涛の展開は見事、小難しい理屈や設定など気にしないで、何も考えないで面白く観れる90年代アクション映画!って感じ。ただ、ラスト前の暗闇の戦闘はなにをやってるか良く見えなかったのでつまらなかったなあ。
何故最近の映画は、暗闇を本当に暗闇にしてしまうのか?
しかし、ラストの総力戦は実に面白かった4(サラ・グレース・カール・ダニー)対2(分身したターミネーター二体)で実にバランスが取れていて、スピーディーで迫力もありラストにふさわしい納得のいく戦いでした(興奮したなあ)。
正統続編だけあって、前作を見ていれば何も考えないで楽しめる単純だが面白い娯楽映画だと思います。

309シャアダム:2021/02/07(日) 20:02:21 ID:kBWFqkqM
◆テネット(原題:Tenet=主義・主張など)2020年米英

ストーリーは武器商人セイタ―が未来からもたらされた(9つ集めて組み立てれば完成する)時間逆行兵器を使って人類を抹殺しようとする計画を阻止するため、主人公(名前が無いんだよなあ)を中心に「テネット」という集団が活躍する理解するのが糞難しいSFスパイアクション映画でした。

普通に時間が進む世界と時間が逆行する世界が同時に存在できる(主人公は時間を遡ってるのに周りは普通に時間が進んでいたり)ってのがややこしくて、気が疲れて目が疲れて単純にアクションシーンが楽しめなくて観るのが辛かったです。理解も追い付かず何となくしか楽しめませんでした。
それで何回も大事そうなシーンを見直して(2時間半の映画だが、6時間位観てたわw)自分なりの理解を深める、勉強のような映画ですねwそれでも完全に理解することは出来なくて諦めました(他にもやる事があるので時間がねえ・・)。
そういう意味ではパズルを解くような面白さはありました。

まず序盤、どこまでがテストで、どこからが不意の事故なのか分からなかった。結局アルゴリズムの一部はロシアに取られてしまった?いやこれも「テネット」の計画の内だったのかも。
その後、未来人とアクセスしてるらしいセイタ―と接触するために「アルゴリズム」(その時はプルトニウムだと勘違いしてた)強奪するシーンは面白かったです。それからオスロ空港の侵入シーンもハラハラして面白かったですね。
訳が分からなくなったのは、時間逆行してる人と戦うシーンからwなんで時々格闘が巻き戻しになるの?とか乗ってる自動車も逆行世界で何でちゃんと動くの?とか頭の中がごちゃごちゃに。
特に難しいのが、奥さんを人質を取って「アルゴリズム」を主人公から奪おうとする戦い。大雑把には理解できたけどねー。

キャサリン(キャット)の怪我の治し方も複雑。まず、時間逆行マシーンで傷を治して、オスロのマシーンで時間順行に戻したのか。オスロで戦ったのは自分自身、海に飛び込んだのも自分自身かよw
ラストの大戦争も迫力はあったけど訳が分からん。相棒ニールがあらかじめ時間逆行倒れていて(死んでいた?)、蘇って鍵を開けたのか。そして、彼はもう一度扉の内で倒れるために時間逆行するのかw
最初に出会ったニールは何年も時間逆行して、現在の「テネット」のマシーンで順行にしたのかな。いやあとにかく難しい映画でした。でもそれなりに面白かったです。

あと、アニメ「グレートプリテンダー」を連想させるシーンもありました(影響受けたのかな?)。

とにかく、何度も見てじっくりノートにでも書いて理解したいパズルのような映画でした。みんなも挑戦して、貴重な休日をこの映画でつぶして欲しい(嘘)w頭の体操になるでよ。

310シャアダム:2021/02/09(火) 20:25:25 ID:kBWFqkqM
◆スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け(2019年アメリカ)

ウェイファインダー(星域地図)を手に入れ皇帝パルパティーン(クローン体)と邂逅した「カイロ・レン」は、最後のジェダイで主人公の「レイ」を殺すことで「ファイナルオーダー」(スターデストロイヤーの艦隊)と呼ばれる大艦隊を手に入れることを約束する。
一方、スパイからパルパティーン(皇帝と略します)がいい来てる事を知ったレイたちは、皇帝のいる星へいくためにもう一つの「ウエイファインダー」(二つ作られた)を探すために、フィンやポーやBB-8とともにファルコン号で探索の旅に出る。
ハンソロとレイアの息子でダークサイドに落ちた「カイロ・レン」も彼らを察知して、後を追うのであった。宇宙の平和を掛けた闘いがまた始まった、SFアクション映画。

感想:まあまあ面白かった。都合よすぎる所もあるが、それはスターウォーズだからね、宇宙の円卓の騎士物語、剣と魔法のファンタジーだからね、こんあ壮大な物語、偶然や幸運や奇跡が無けりゃ絶対悪の方が勝っちゃうからね、そしてこれは正義が勝つという伝説で寓話で演劇でもある、という事でそこはあまり気にならなかったかな。
ただ、スターデストロイヤーの上での戦闘は、デストロイヤーが動かなかったからいいものの(他の戦艦の誘導で動けなかったのかな)、少しでも動いたら上にいる人は吹っ飛ばされて空中の放り出されていたよねw

でも、前半から息つかせぬ怒濤の展開で、久々に子供に戻ってワクワクしたわ。複雑で捻くれてなく分かり易いストーリーで、SFなギミックやコミカルでカッコいいな会話、華麗でスピーディーなアクションやCGに全振りで何も考えずに楽しめるのも良かった。
ウェイファインダーをレンにこわされたとき、どうやって皇帝の元まで行くんだって思ったが、そこも上手くクリアする中々に素晴らしいストーリーはちょっと感動ものでした。
ただ、カイロレンとレイの闘いは、とどめを刺さなかったレンに対し、レイは母親の死を知って呆然としているレンを非情にも倒してしまうのは、え?英雄がこんな勝ち方をしてもいいの?
?って思ったが、まああの人の血を引いてるから、時には冷酷な部分でてくるのだろうと納得させましたwそして、レンの戦闘機を奪っていくレイ(これが伏線だったとは憎い)。

ラストは二人で協力して皇帝を倒して、皇帝の能力やダークフォースを半分づつ受け取って、封じ込めるのかと思いきや、ドラゴンボールでしたw
傷を治したフォースの能力を使って、今度は命を捧げて復活させたんだね(詳しくは映画を見よう)。しかしスターデストロイヤーの無能な事よ。星は破壊できるけど、その砲塔が弱点でかつ宇宙に出るまではナビ無しでは動けないとは(それで勝てたんだけどねw)。
凄く面白かったとは言えないけど、最後までまあまあ楽しめた作品でした。ラストの「私の名はレイ・・・」は懐古で少し感動した。某「シャイニングフォース」のラストみたいな感動はありました。

あと、誰と誰がくっつくのかと思ったら、ローリコン将軍が黒人女とイチャイチャしそうだな。ポーさんは振られたけどこれから何度もアタックしそうwそれにしても、巷のヒーロー物みたいにイケメンイケジョはいなくて、フツメン(人種も中国系、黒人、白人、ラテン系、ドイツ系、宇宙人も多種多様で)構成は意図してやったものか?やったものか?こういう所も素晴らしい配役だと思った。
敵主人公のカイロレンもイケメンではないしオタク顔だしw、レイやフィンやポーも普通にそこら辺にいる感じな所もいい。元黒人将軍もルークもレイアもかなり年取ってるしね。

家族みんなで楽しめて、宇宙人やメカを眺めてるだけでも楽しい、壮大なスペースオペラ映画でした。また続き(エピソード10)を作って欲しいですね。

311シャアダム:2021/02/11(木) 17:55:52 ID:kBWFqkqM
◆ソニック・ザ・ムービー(原題:Sonic the Hedgehog=ハリネズミのソニック)2020年アメリカ

ストーリーはその強い能力を狙う者たちから住んでいた星を追われ、地球のグリーンヒルズという片田舎へとリングワープしていた宇宙人「ソニック」は、寂しさ故に悪戯をして大停電を引き起こしてしまう。
その停電の原因調査のため政府から派遣されてきた変人の天才ロボトニック博士に見つかって、実験材料にされそうになるところを、街の保安官「トム」の助けられ、失くしたワープリングを探しにサンフランシスコへ一緒に旅をすることになる。
ロボトニックは自慢のロボットメカをつかったりして、「ソニック」を捕まえようとする、少年少女向けの冒険アクションコメディ映画。

スーパーマリオと同じくらい有名なTVゲーム「ソニックTHEヘッジホッグ」(セガ)が原作。内容は子供向けだが、はっきりってそれなりに楽しく最後まで面白かった。偏に悪人役の「ジムキャリー」が楽しかった、面白かった、コミカルな悪人の演技が上手かった。彼のお陰で楽しめたといって過言ではない(自分はね)w
ソニックのグルグルスピードアクションもそれなりに凄かった。無限のパワ―(髪の一本で)&どこでもワープできる能力&スピンアタック&超スピードゆえに時がゆっくり動く世界で自由に動ける(クイックシルバーと同じ)「Xmen」や「アベンジャーズ」に加わっても十分活躍できるのではなかろうかw
もう少し、色んなロボットが出てきて色んな活躍を見せて欲しかったかなあ。これで終わるのはもったいないから、ナックルズとテイルズも出してぜひ第二弾を作ってもらいたい。
最後、ロボトニックがキノコの星で(これマリオに対するギャグかも)エッグマンになって行くところやテイルズが出てきたので、続編を作るのではって思わせてくれる。

312シャアダム:2021/02/12(金) 15:03:28 ID:kBWFqkqM
◆バッドボーイズ フォーライフ(命がけ)2020年アメリカ

ストーリーは主人公マイクとマーカスのちょい悪のバッドボーイズコンビも高齢になり、マーカスには孫が出来て余生はのんびり平和にと引退を考えていて、マイクは燃え尽きて死ぬまで刑事をやるつもりでいた。
そんなとき、メキシコの刑務所を脱走した「魔女」と呼ばれるイザベルが「麻薬王」の夫を捕らえて死刑にした刑事や検事や判事たちに、獄中で産んだ息子を使って復讐を開始する。その復讐の最初のターゲットとなった主人公マイクは凶弾に倒れて重傷を負う。
マイクを撃った犯人を捕まえるために特別科学捜査チーム「AMMO]が動き出す。何とか怪我から復活したマイクは上司の命令も聞かずに、単独で犯人捜査を始める。ポリスアクション&コメディバディ映画。

なんかワチャワチャしていて、結構楽しい映画でした。ラストはちょっとグダッたのは惜しいけど、全体として観れば、アクションも面白いし、敵も強くてシリアスなシーンではハラハラドキドキで、コンビ(バディ)の掛け合いシーンでは、メリハリが効いていて、飽きずに楽しくていつの間にか最後まで観てたって感じ。
惜しむらくはラストの闘いかなあ。昔の因縁とか息子との対決とかのシリアス案件とコンビの掛け合いコメディが上手く混ざってなくて、モヤっとグダってしまった感じ。
ストーリーを奥深いものにしようとして、爽快感がぶっ飛び感が無くなって、後味がすっきりしなくなったのがなあ。
魔女の呪いとか潜入捜査とか隠し子とかそういう鬱的な案件はもっと上手く取り入れて欲しかった。あと、息子の罪をどうにかさせたい親心は分かるけど、彼に殺された警部の悲しみはどこ行った?なかったもの(過去の物)になっていて、可哀想すぎるだろw

まあ、なんにせよ、途中までは凄く楽しくて、バッドボーイズおかえり!って感じで良かった映画でした。
[AMMO]のメンバー個性的で、楽しさに輪をかけてくれた。たくさんの人を殺した息子が活躍するのはなんか許せないけど、それでもなんらかの続編を作って欲しいかな。

313シャアダム:2021/02/13(土) 23:26:41 ID:kBWFqkqM
◆ビッグ・ウェンズデー(1978年アメリカ)

舞台はカリフォルニアの海辺の町で1962年から1974年 までのマット、ジャック、リロイの3人のサーファーを中心に描いた群像青春サーフイン映画。
バカ騒ぎ・結婚・離婚・喧嘩・恋・冒険・挑戦・友情・入隊拒否・死別・堕落など様々な出来事を盛り込んでありました。最後はもちろんビッグウエイブに挑むサーフィンで締めですねw

まず、主人公の3人ですが、凄く見覚えがあるなあって思っていたら、ゲリービジーは名脇役として「沈黙の戦艦」「ハートブルー」「リーサルウェポン」「ラスベガスをやっつけろ」に出てるし、ウイリアムカットは「キャリー」「アメリカンヒーロー」ですね。主人公のジャンマイケルビンセントは「メカニック」「太陽が燃え尽きる日」「史上最大のスーパー・チャンピオン」「エアーウルフ」で有名ですね。
さて感想ですが、あくまでも最初一回目の感想ですが、それぞれの出来事が軽くて、友人の死もあまり感情移入が出来ませんでした。ただただ、飲んだくれてナンパしてイケないことをしてどんちゃん騒ぎで青春を謳歌してるなあって印象しかありませんでした。急にシリアスで感傷的なシーンを持ってこられてもあまり感動できませんでした。
でも何回も見ていい所を見つけていく映画かなって感じですね。サーフィンシーンは見事、すごく見ごたえがありました。15フィート(約4.5メートル)ってそんなに大きな波なのかなあっては思いましたが、自分はサーフィンを経験したことが無いので、実際近くで見ると凄いのでしょうね。台風でも来たような荒れ狂う波(これ別撮影だろ、荒れすぎで危険すぎw)に3人が乗りこんでいく雄姿は素直にいい友情だなあ、かっこいいなあって思いました。
そして、数々のサーフィンテクニックに魅入りました。3人乗りでサーフインする所も凄い。髭を生やしたオカッパの別の海から来たサーファーもとても上手でお互いを誉め合って認め合ってるシーンはなんか羨ましいなあ、自分もそういう競って認め合える親友が欲しいなあって思いましたわw

あと、一番笑ったシーンはベトナム戦争のための入隊拒否をするシーンですか。主人公は足が不自由な振り、リロイはマゾでキチガイな振り、その他にも「ホモセクシャル」で入隊を免れようとしたけど、逆効果だったりw真面目なジャックは素直に入隊してベトナム戦争に行ったために、恋人と別れることに(ここは悲しかった)。そして戦死するものも。
パーティシーンでの乱闘騒ぎは、家を壊される持ち主のお母さんが可哀想だったですね(あれほど騒がないでって注意したのにね)。ベアーさんの気持ちがイマイチわからなかったけど、壊れた友情を強引に仲直りさせるシーンは良かった。時代に取り残された男(昔にしがみつく)の悲哀を表現したかったのでしょうか(妻にも捨てられて)、でも最後のサーフボード作品(思い)を主人公に託し、そのサーフボードは主に人公のファンに渡るって所はよかった(受け継がれていく魂ってやつ)。
いつか、もう一度最初っから観たいと思います。それで見方が変わったらまた感想を書きたいと思います。それにしても、飲んだくれのいい加減で戦争にはいきたくないが、平和を振りかざす奴も嫌いな自分勝手な主人公は最低でサーフィンが上手でイケメンという事以外取り柄が無くてあまり好きにはなれなかったですね。
深く考えないで感覚的に生きる、難しい事は流れに身を任す、こういうやつが周りに好かれて、いい仕事にも就けて一番に結婚して家族を得るのは意外と真実かもしれません(何事も考えすぎで奥手になるのはいけないって事)w

人によって受け取り方や感じ方が変わるだろう、サーフィン映画としては名作と言われてる映画でした。映画好きなら一度は観てほしいかな。あと、某「金曜ロードショー」の海に建つ小屋のショットはこの映画から来てたのか。

314シャアダム:2021/02/15(月) 22:11:27 ID:kBWFqkqM
◆機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)2018年日本アニメ

ジオンの「コロニー落とし」を予言した「奇跡の子供たち」と呼ばれる3人の子供たちが、成長して新たなる人類の脅威に立ち向かうモビルスーツガンダムに関わるストーリーのSFメカアニメ。
とある連邦の戦艦を撃破した「フェネクス」と呼ばれる3番目のユニコーンガンダムを捕らえるため、連邦軍とルオ商会はチームを組む。そこへネオジオンの残党のゾルタン(シャアのなりそこないと言われる強化人間)の戦艦も密命を受けて「フェネクス」を捕らえようとして、サイド6内で衝突しい大惨事になってしまう。
ゾルタンは最後の手段として超巨大モビルアーマー「ネオジオングⅡ」を戦場に出す。「奇跡の子供たち」の中で唯一本物のNTであったリタの呼びかけにより「人類の脅威」となる「ネオジオングⅡ」を倒すため主人公ヨナは「ガンダム・ナラティブ(NT)」で戦いを挑む。

ガンダムはどこへ向かってるのだろう?ってのが最初の感想ですね。神が出てきてその上の界王神が出てきてその上の・・スーパーサイヤ人が出てきてその上のサイヤ人2が出てきて、その上の・・まるで「ドラゴンボール」を観てるみたいです。ウルトラセブンで言ったらより強い兵器を開発し続けなければならない「血吐し続ける悲しいマラソン」ですねw
ここまで、強力なハッタリをきかせないともうガンダム映画は見向きもされないのでしょうか?自分が見たいガンダムはそうじゃないんだよなあ。でもこういうガンダムも一作品として観れば面白かったです。ただ、この後「Vガンダム」に続くんでしょw余程うまく、人には扱いきれない「サイコフレーム」技術を「バナージ」や「ミネバ」らがどこかへ隠ぺいしたんでしょうね。
「Vガンダム」時代は再び戦闘が泥臭くなって、自分はこの位がいいかなって思いますね。

でも、それなりに面白かったです。戦闘はメカ描写が凄く、動きも凄く、ストーリーも一本のSF映画として面白かったです。
○○は未来を予知して、二人にNT能力を分け与え、自ら犠牲になりフェネクスと一体化して脱走。来る「ネオジオング」の脅威に3人で立ち居向かわないと敵わないことも予知していて、一人はルオ商会に一人は軍人に導いたのでしょうね。
まるで、魔王を倒すための「3種(人)の神器」みたいな感じですね。

ラストはあの人の援護もあって、それも予知していたのかな。たたき上げの軍人っぽいイアゴ少佐がいい存在感を醸し出してました。主人公はいい機体でNT要素があるだけで、射撃や戦闘の腕は彼より下ってのも良かった。

なんやかんやいいましたが、面白い作品だったとは思います。

315シャアダム:2021/02/17(水) 18:51:11 ID:kBWFqkqM
◆IT THE END それが見えたら終わり(原題:It Chapter Two)2019年アメリカ

ストーリーは27年少年少女だった「ルーザーズ」のメンバーはデリーの街に潜む謎の生命体「IT」を退けた。大人になってデリーの街を出てそれぞれの生活をしていた「ルーザーズ」のメンバーに、一人デリーの街に残って「IT」の動向を監視していた「マイク」から「IT」が再び活動を開始したので倒すために街へ戻ってきてくれというメールーが届く。
街での戦いの事をスッカリ忘れていたメンバーだが、そのメールのよって過去の闘いの恐怖の記憶が少しづつ蘇ってくる。そしてその恐怖に負けて、メンバーの一人「スタンリー」は自殺してしまう。マイクの元に集ったメンバーは、「IT」を倒すための儀式の準備を始める。というホラー映画でした。

原作はホラー小説の大御所「スティーブンキング」。1990年製作映画「IT」の「大人編」を2時間49分の映画に膨らませた感じ。前作を思い出すまでキャラが誰が誰か分からなくて、戸惑ったので前作を見た直後に観た方が良いと思う。
全体的にはまあまあ面白かったのだが、大人の厨二病映画って感じでストーリー的にはイマイチだったかな。子供が根拠のない儀式をして厨二病的な展開をするのは微笑ましいけど、大人だと「こいつら何やってんの?何を根拠に思い出の品を探して記憶を取り戻して輪になって儀式をすれば倒せるとか思ってるんだろうか?」感があって、違和感ありまくりでした。
まあ、藁にもすがりたくなる気持ちもあり、相手に幻覚を見せられて追い詰められてる事もあり、こういう行動になるのもしょうがないかw相手が謎の生物だから、普通の武器(薬品とか火炎とか爆弾とか銃とか)じゃ倒せないのかなあ、精神的な儀式じゃないと。それとも、精神的な儀式で本体を呼び寄せて、普通の武器で倒そうとしたのかなあ。

でも、映像が暗くて見にくい部分もあったけど、ホラー演出もお金が掛かっていて凄かったし、丁寧な演出で分かり易く、厨二的部分もあるけどしっかりとしたストーリーでキッチリとした映画であはありました。
恐いというよりグロい映画でしたね。最後はまたITが復活してバッドエンドになっちゃうんかってドキドキして観てましたが(ここが一番ハラハラしたわw)爽やかなENDでそこは良かったです。あの手紙は「スタンリー」の奥さんからなのですね。
人物把握が難しかったけど、後はお手軽に楽しめるホラーエンターテイメントな映画でした。自分は1990年のほうの「IT」の方が好きですけどね、「ペニーワイズ」が今回の映画は矮小でイマイチで演出がちょっと諄いかな。

316シャアダム:2021/02/18(木) 23:27:44 ID:kBWFqkqM
◆チャーリーズ・エンジェル 2019年アメリカ

「チャーリーズエンジェル・フルスロットル(2003)」の続編。世界中にチャーリー探偵事務所が幾つも建ち上がり、世界を駆け巡るエンジェル達の時代。
ヨーロッパのドイツ・ハンブルグのIT企業で兵器に転用できる「エネルギー装置・カリスト」が発明される。人体に害がある欠陥があるものの上司はそれを無視して、売り出そうとする。
それを何とかして欲しいと、チャーリー探偵社に内部告発してきた開発者で、この映画のヒロインの一人である「エレーナ」は凄腕の暗殺者「ホダック」に狙われる、彼女をギリギリで救った二人のエンジェル「サビーナ」「ジェーン」は代わりに上司を殺されてしまう。
彼女ら3人は盗まれた「カリスト」を奪還するべく、また上司の仇を討つべく、協力して悪の組織に立ち向かう、ちょっとコメディ交じりのアクション映画。

最初は、やっぱり女性だなって男性に比べてスローテンポで女性の力じゃ無理だろうって男をなぎ倒すアクションに期待が持てなかったのだが、お色気やチャーミングなコメディで、別の意味で楽しく最後まで観れました。戦いが女の武器のお色気ムンムンで観てるだけで楽しく、別の意味で飽きさせなく、ストーリーも二転三転して、意外と面白かった。
それにしても、「Xmen」のプロフェッサーXの人のニヤニヤ笑いが不気味で、こいつ全然良い人に見えない、けどみんなに慕われてんなー頼りになる切れ者なんだなーって思って観てましたわw一方、今回のヒロインたちの上司レベッカは途中からクソ怪しくて、見事脚本にヤラレタ―って感じですね。
自分としては今回のヒロインたちが今までのチャーリーズエンジェルの中で一番好きですねwと思ってたら、最後のエンジェル訓練学校で前作までのエンジェル達が、教官として次々に出てきて、うわー懐かしい、年取ったなあの嵐でしたwいあや、ぜひ、「007」みたいに全世界で活躍するエンジェル達の「続編」を作って欲しいですね。

ただ、彼女らの活躍によって騒ぎが起こるたびに、警察は何をしてるの?ヒロインたちはなぜ「指名手配犯」にならないの?とか疑問に思いました、まあ半分お色気コメディだから、その辺は気にしないで観るのがいいでしょうね。

役者も豪華でセットにもお金がかかってそうな、時を忘れて気軽に観れて、ファミリーで楽しめるエンターテイメントな映画だと思いました。

317シャアダム:2021/02/21(日) 05:17:09 ID:kBWFqkqM
◆アナベル 死霊博物館(原題:Annabelle Comes Home=アナベルが家に来た)2019年アメリカ

厄災を引き起こす(悪霊たちを呼び寄せる)アナベル人形を自宅のコレクションルームに持ち帰り厳重に保管したウォーレン夫妻。
そんなある日、夫妻の家に遊びに来たダニエラは、自分の所為で死んだ父親の霊に会いたいが為に、霊の存在に半信半疑だったものの、そのコレクションルームに無断で入って、色々と霊との交信を試みるうちに、アナベル人形の封印を開放してしまう。
そして夫妻の娘ジュディ・彼女のお守り役のメアリー、アナベル人形を開放してしまったダニエラの3人の、夫妻の家での恐怖の一夜が始まる、「死霊館シリーズ」のホラー映画。

まあまあ怖かったかな。でもちょっと子供向けな感じで、グロイシーンはなく、悪霊の攻撃もやや優しめで、人死にとかもなく、驚かすのが主な目的なお化け屋敷みたいな感じの映画でした(人形の顔は気持ち悪く怖いけどな〜)。だから、かなり恐いけどディズニーの「ホーンテッドマンション」的なファミリー向けな映画かもしれないかな(トラウマ級な怖さはある)。
でもスプラッタな映画でも残酷で見てられない映画ではなかった。子供たちだけで解決できる事件だったしね。いや、あれをするだけで沢山の悪霊が一気に大人しくなるとは、ちょっと都合がいいかなっても思う。アナベル人形は他の悪霊に活性エネルギーを与える能力だけなのかもね〜。

それにしても「死霊館」シリーズって10本近く作られていて、これからも続編が作られそうな大御所的なシリーズだとは、初めて知りました。最初っからシリーズ全部観たくなりました。
武士の悪霊が日本的な会話をしたときは、ちょっと笑ってしまいました(夫妻は日本まで鎧兜を取りに行ったのかなw)。まあ、幽霊より生きてる人間の方が怖いほうなので、よほど怖い悪霊映画じゃないとビビらないんですけど、今回最も怖かったのは、ドアベルの音とドアをドンドン叩く悪霊のシーンですか、何が出てくるのか分からない怖さがありましたね。ピザ配達人も幽霊かと思いましたわw
一つ文句をつけるなら、画面が暗すぎて何をやってるのか分からなくて、面白さが半減したことですね。最近の映画は、本当に真っ暗にするので何とかして欲しいです(部屋を暗くして観る人向けなのかも)。

ということで、まあまあ面白くて怖いけど、多分ファミリーで観てもギリ楽しめる恐怖映画だと思います。

318シャアダム:2021/02/23(火) 19:18:51 ID:kBWFqkqM
◆アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年アメリカ

サノスによって全宇宙の人口(生き物ね)の半分が消滅させれて5年後、アントマンの提案で「タイムマシン」で6つのストーンを盗んで、消えた半分の人たち(生物)を取り戻そうするSFヒーローアクション映画(3時間もあるぜ)。

まずこの映画を見るにあたって、久々のアベンジャーズで前作までの話を思い出すのと、登場人物把握に結構時間がかかって、この映画を見終えるまで半日は掛かったw
アントマンって誰?ブラックウィドーやミスマーベルやスカーレットウィッチってどっちがどっちだっけ?この黒人誰?(ヴァルキリーでしたw)。このやせっぽちの黒人誰?(ウォーマシン)、このキリッとした黒人誰?(ファルコン)、こんな感じで調べながら観たので時間がかかったわw
あと、ブラックパンサーの部下の黒人も誰だか分からなかったわwあとアイアンマンの奥さんもね。

さて感想だが、やっぱ時を置いて観るといいね。放映当時はもうこういうSFヒーローアクションにはウンザリで満腹で、またかよ!的な感想になったんだろうが、今見ると、それなりに楽しいし良くこのグチャグチャした設定をまとめたなあって感心もする。やっぱ久々に触れるって何事にも大事だな。
途中までは「バックトゥザフューチャー(BTF)」で、BIFをディスりながらもリスペクトするBTFが好きな自分には複雑な展開だった。タイムマシン(タイムホールといった方が良いかな)に乗り込むヒーローたちの雄姿は「ライトスタッフ」のパロディかなって思えて笑った。
ラストの一時間は現在にタイムワープしてきた「サノス軍団」との決戦で、これには単純に少年ヒーロー漫画を読んでるみたいに、燃える展開で熱かった!次々消えた仲間が復活して駆けつけてくる、最近見た「スターウォーズ」みたいでした。ていゆうか、サノスの乗ってた戦艦が「スターデストロイヤー」みたいでしたね。
ミスマーベルってあんまりピンとこないんだが、体を弾丸のように特攻できるのかよw

あと、「ドクターストレンジ」の存在、これも最近見た「ガンダムNT」のリタのようで、たくさんの未来から「サノス」を倒して皆も無事な未来をつかみ取るために、わざとサノスに石を渡したんだね。すべて彼の手のひらの上って事かよwまあそういう部分も面白かったなあ。
○○と○○は死んじゃって○○はよぼよぼになったけど、また次の映画でなんとか復活しそうな感じじゃないのかな、それとももう完全に出ないのかな?最初っからまた見たくなった(全20作ぐらいあるけどな)。

久々に観たらアベンジャーズ・アッセンブルって叫びたくなるくらい面白かったね。飽きそうになったら時を置くのが一番ってのを勉強しました。
ごちゃごちゃしてるけど、結構よくできていて面白かった完結編映画でした。「スーパーマン」の方のヒーローチームはどうなってるんだろう、調べなきゃw

319シャアダム:2021/02/24(水) 19:24:19 ID:kBWFqkqM
◆ボヘミアン・ラプソディ 2018年米英

アカデミーで主演男優賞、編集賞、録音賞、音響編集賞の最多4冠を獲得した映画。
空港のバイトをしていた主人公のフレディマーキュリーが1970年に「クイーン」としてバンド活動を初めてから1985年のライブエイドで「ボヘミアンラプソディ他」を歌うまでの波乱万丈な人生を描いたドキュメント音楽映画。
何度も見れば、また感想も変わってくる映画だとはおもいますが、これが第一印象の感想かな。

フレディがゲイってのは知ってたが、親しい女性との付き合いもあったのは知らなかった、まあこの映画を見るにゲイ成分の方が多いけどね。男性を性的対象として好きになる気持ちは分からないので、やっぱちょっと男性同士の性的行為は気持ち悪かったなあ。男性同士の嫉妬も。
と最初に本音を書かせてもらいました。あと、ストーリーも凄く感動するって程ではなかったかな。バンド映画ではメンバー同士の生き方によるすれ違いで抜けたり解散したり、くびにしたり仲直りしたりは欠かせないからね。その辺は予想済みの普通な感じかなあ。

でも、音楽とそれを盛り上げる映像が良かった、それだけでゲイだの堕落だの唐突ないやなアクシデントだのありきたりなバンドストーリーだのは全部吹っ飛んだ、最後のライブに全部良さが詰まっていた、そんな映画だったなあ。エイズと分かってから、エイズ患者のファンと掛け声ひとつで通じ合うシーンはグッと来た。音楽は言葉以上に人と人を繋ぐ言語だって感じ。
エイズで命の時間が余りない中でのライブエイドで歌った曲のどれもが、フレディの死を前にした覚悟が感じられて、もの悲しくも命を燃やして観客に感動を与えるシーンにずっと魅入りました。もちろんこの感想を書く前に「ボヘミアンラプソディ」を聞きました、いい歌だなあ(知ってたけど)。

偉大な男性アーティストにはゲイが多い変人が多いって聞くけど(偉大な女性でレズってのはあまり聞かないかなあ)、普通じゃない感覚てのはそういう部分で育てられるのであろうか?って考えちゃうよなあ。

最後に厳格なゾロアスター教の父を和解したのも良かった。ただ、なぜ彼がゲイに走ったのかは、どれも唐突過ぎて良く分からなかったなあ(ポールが急にキスしたのがきっかけ?その前のトイレシーンのひげオヤジでムラムラきてたみたいだが)女性の恋人がいたのにねえ。英国でエイズが流行しだしたシーンは「トレインスポッティング」を思い出すなあ。
まあ、堕落した生活を送る主人公に何らかの罰が下りそうなのは何となく予感できたが。あとは、バンドメンバー(家族)と仲直りするシーンは良かった、口の悪い女性みたいなメンバーと喧嘩するシーンはハラハラしたがw

とにかく、音楽はいい、ラストのライブまで持って行くシーンもいい、スターの見たくないシーンもあったが、やっぱ音楽がいい、ラストで命を燃やし歌うフレディが素晴らしい、そんな人生としては男に走り家庭も作れず寂しい気がするが、歌手として大成功した男の人生を描いた映画でした。
何度も見ればまた感想も変わってくるえいがだとおもいます。だからこれは第一印象の感想ですね。

320シャアダム:2021/02/25(木) 20:47:54 ID:kBWFqkqM
◆運び屋(原題: The Mule=頑固者)2018年アメリカ

主人公アールストーンは経営する農園を借金で差し押されて、ないがしろにしてきた妻(離婚)や家族に疎まれ、孤独な老人である。
そんなある日、孫娘の結婚前のパーティに突然顔を出し、分かれた家族と喧嘩になって追い出される。が、その帰りに、しょ気ていたところを出席者の若い男にメキシコの麻薬マフィアの運び屋の仕事を誘われる(麻薬を運んでるとは知らずに)。
そして運び屋で稼いだお金で、娘の結婚式の費用や差し押さえられてた農園の買い戻しや、元軍人達が集まる施設の改修などにあてて、みんなに感謝され、生きがいや喜びを得ることになる。ある日、運んでいたものが気になって中身を見てコカインだと気付くが、それでも運び屋をやめることはしなかった。
一方、麻薬捜査官たちは、組織の裏切り者から得た情報で、大量に麻薬を運ぶ主人公の車を探していた。主人公の老人アールの生き様を描いたクライム映画でした。

いやあ、すごい。老齢になってもこんな面白い映画を作り、見事主役をを演じる「クリントイーストウッド」という監督で俳優に、それだけで称賛を送りたい。派手なアクションは無いが、ストーリーが目を見話せない位面白い。そして病気の妻との和解のシーンで泣いた。よぼよぼ老人なのにイーストウッドの存在感が見事だ。
今の所、彼にしかこの感動は作れないだろうなあってかんじですね。おじいちゃんなのに犯罪に染まっていく、そして稼いだお金は、他人のために使い、感謝される喜びを得る。犯罪者にも後悔の内容に生きろと諭したり、マフィヤのボスともフランクに話したり、もう怖いものなしの元軍人の老人。何時でも死ぬ覚悟が出来てるって感じ。
アクションの面白さで魅せるのではなく、自由気ままに人生を楽しむ姿、セカンドライフを思いっきり楽しむ姿、うまく警察を交わしたり捜査官と仲良くなったり、ヒヤヒヤさせる演出で魅せるおもしろさ。

ただ、この大量のコカインで多くの人が苦しんでると思うと、観てるこっちは主人公の人生を応援したくなるけど、どこかで罰をしっぺ返しをうけるだろうなあ、受けなければならないだろうなって思って、複雑な心境だ。
悪いマフィアたちだけ痛い目見て、主人公は軽い罪ですんで欲しいなあって思ったりもするが、コカインを運んでるのを知っていて、甘い汁を吸ってる主人公も許せない気持ちもある、実に複雑だ(運んでる中身を知らない、最初の2,3回ぐらいでやめときゃいいのにって思う)。そういう部分で人間の弱さを上手く描いてるなあっても思った。

いやあ、架空の話だが前に観たドキュメント映画よりストーリーや演出はおもしろかったなあ。これからも、こういう大人の寓話ともとれる、熟練の味のある映画をどんどん作って欲しい。
妻との別れのシーンは泣くよ、ほんとに。人生は後悔の連続だね。だから時間を無駄にせず、精いっぱい生きたいと思う、そんなことを思い起こさせる映画でもあった。

ちなみに、育てていた花は「デイリリィ」。咲いても一日しか持たない苦労の多い花だそうだ。そんなんで儲けられるの?っては思ったw

321もにゃら:2021/03/08(月) 11:06:17 ID:ACCdtBSU
○エヴァンゲリオン最終章

チェンソーマンを連想した
バカでワガママで幼稚で優しい子どもだったデンジくんがいつのまにか大人になってた感じ

みんな大人になって、いろんなしがらみから抜け出せた

そして最後にカップル大量発生

改行









トウジ×ヒカリ これはアホでも分かるが

ケンスケ×アスカ
カヲル×レイ
シンジ×マリ

は想定外

いや、カヲル×レイはイメージだったけど

322名無し:2021/03/08(月) 23:54:50 ID:RpcwQl0k
エヴァ観てきました
とりあえず感想としては、約25年越しの監督の呪縛がようやく解けたんやなって…
もう後は自由にやるがいいさ!

323唯野:2021/03/21(日) 14:20:28 ID:Pv8Yrg8s
シン・エヴァ見てきました。

庵野監督にありがとう
エヴァにさようなら
そして全てのエヴァファンに
おめでとう



細かい疑問・考察・感想を書こうと思えばたくさん書けるが、なぜかそういう気が出ない。
とにかく、細かいことは置いといて、一つの時代が終わった。昭和が終わった時にも平成が終わった時にも感じなかった、一つの時代の幕が閉じた。そんな感じです。
おそらくこれは四半世紀に渡ってテレビ版、旧劇場版、新劇場版と見てきた人間の感想だと思う。
なお隣の席に10歳ぐらいの子供がいたが、彼にはどんなふうに映ったのか(親がいたので親の方がエヴァファンでついてきたのかも)
ちなみに、ちゃんと水分を節制して、直前にトイレに行って絞り切っていたはずなのに、後半はけっこうな尿意との戦いでした。いつの間にこんな膀胱が小さくなったんだ……

324シャアダム:2021/03/26(金) 18:54:14 ID:kBWFqkqM
◆血煙の石川五ェ門(2017年・日本アニメ)前編・後編

ルパン3世を殺しに日本へやって来たホークは、ヤクザの用心棒の賭博船で盗みを働いてたルパン一味と出会う前に、ヤクザの用心棒として働いてた五エ門と戦う事になる。その事件に巻き込まれヤクザの親分は死亡する。
そしてヤクザの親分の仇とホークを追った二度目の対決の際、石川五ェ門はホークに敗れてしまう。失意の五ェ門はホークに勝つために壮絶な修行を開始、それを見守るルパン。
そんなルパンと五ェ門に、サイボーグの様な殺し屋ホークや逆恨みのヤクザ一家、そして銭形警部までもが迫ってくる。

いあやあ、最後の最後まで面白かった。久々に「ルパン三世」という作品に見入ったね〜。ハードボイルドやね〜、信念と信念を持ったキャラ達がぶれずに切った張ったしてぶつかり合う、ルパンと言えば「ギャグやコメディ」に走りがちだが、このアニメは最後までシリアス。
ヤクザの四天王も含めて全員がカッコいいなあ。ホークも巨体デブだがカッコいい。14歳の揺れ動く感情のキャラが悩んだりするアニメもいいけど、信念のためなら、生き方のためなら死んでもいいって自分というものを確立してるキャラ同士の闘いが凄くカッコよく面白かった。

初代ルパンのたまにコミカルだがどこか醒めていて殺伐とした雰囲気好きなんだよね。絵柄だけ見ると、小池健監督のアニメ映画「レッドライン」(声・木村拓哉主演の)だね。音楽や雰囲気は「無限の住人」に引き継がれてるような気がする(音響監督・清水洋史)。

いやあ、面白かった、ドジでなく抜かりない銭形警部も最後までカッコ良かった(命より自分の信念を貫いたね)。不二子ちゃんもキュートでエロくていい感じ!。あと、グレンキースってどんなお酒か調べたよ(お酒用語が良く分からなかったけど)w

こういう映画をジブリ映画ばかりでなく地上波で流して欲しいよなあ。ただし、ラストの闘いはめっちゃグロいけど(子供や心臓の弱い人は観ない方が良いかも)w

325シャアダム:2021/03/27(土) 22:05:05 ID:kBWFqkqM
シュガーラッシュ オンライン(原題:Ralph Breaks the Internet=ラルフはインターネットを壊す)2018年アメリカ

ある日、ラルフとヴァネロペの悪戯で、シュガーラッシュ(ゲーム名)の筐体のハンドルが壊れてしまう。代わりのハンドル(シュガーラッシュのゲーム会社はもう潰れてない)が無いと「シュガーラッシュ」は廃棄に。インターネットでその代わりのハンドルを探すとネットオークションで一件だけ出品されていて、二人はそのオークションでやり方を知らないで27001ドル(訳270万円)という高額で落札してしまう。そのお金を期限までに払わないと、無効になるので、インターネットでお金を稼ぐことにする。
しかしその金稼ぎのバイトが、インターネット界を揺るがす大事件になっていく。アクションコメディ友情アニメ作品

いやあ、面白かった(2回目w)。これも最後まで飽きないで十分楽しめる作品だったなあ。原題から分かるように、今度の舞台はゲームセンター内ではなく、インターネット世界。ゲームセンターの主人がWi-Fi装置を手に入れたことにより、前作の主人公達が、インターネットの世界(オークション、有名サイト、投稿サイト、オンラインゲーム、検索サイト、闇サイトなど)で活躍・・いやトラブルを起こして観てるものを笑わせてくれる。子供向けだと思って観てたのだが、大人も十分に楽しめて、会話が奥が深い、友情の恥ずかしい所にも手が届いて、ディズニーや投稿サイトを多少ディスってるところも笑える、よくできたシナリオだなあと感心。
もちろん、あのソニックがちゃんと喋って、春麗、リュウ、ザンギエフもちゃんと出る(ベガも喋って欲しかったが)。それだけじゃなく、スターウォーズキャラや、ディズニープリンセスたちも出てきて、もしかしたらホラー映画「IT」のピエロも出てきてた?「ラララランド」のパロディも?「ヒカキン」のパロディもあったね(他にもいろいろ)。まさにエンターテイメントで飽きさせない構成でした。そしてヴァネロペが糞かわいい。表情も仕草も。トラブルメーカーでわがままなんだが許しちゃうぐらい可愛かったねw
それから、今度の主役はヴァネロペではなく、ラルフでした。彼のヴァネロペとずっと一緒に居たいというストーカー気質を逆手にとって、上手くストーリーの肝に仕上げてるのが素晴らしい。あと、友情や別れ・旅立ち・そして変化する友情。このアニメを観そうな年齢の子供じゃなくもう少し上の少年・青年や大人に言い聞かせてるんじゃ?て思えるほど奥が深いテーマだったと思ったなあ。

インターネットを風刺しつつも、うまく電子の住人の世界に取り入れ、視覚的に感覚的に理解させてくれるそういう意味でも佳作アニメではなかろうか。自分にとってディズニーアニメの中でも多分「傑作ランク」に位置するアニメだと思う。

326もにゃら:2021/03/28(日) 01:11:52 ID:j8Dr8S3M
○騙し絵の牙

なかなか面白かったです。
100年以上の歴史を持つ大手出版社、薫風社の社長が亡くなり、後継者争いが勃発

ちょうどそのころ薫風社に入った早見は自身が編集長を務める雑誌トリニティのリニューアルをやろうとして…

騙し合いバトルの名の通りなかなかの騙し相でした

327シャアダム:2021/03/29(月) 02:42:31 ID:kBWFqkqM
◆GODZILLA 怪獣惑星(2017年 日本アニメ)
 GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年 日本アニメ)

全3部作の第一章と第二章。地球は怪獣の脅威に襲われて始めて、「ビルサルド星人」と「エクシフ星人」が宇宙人が助っ人に現れる。
だが、宇宙人の科学力をもってしても、ゴジラには敵わず、人類は巨大宇宙船で地球を脱出する。
移住する新たな星が見つからず、地球へ戻ってきた宇宙船は、主人公のアイディアの元に、再びゴジラを倒すことを決心する。
宇宙船では22年しかたってないが、地球ではすでに二万年がたっていて、すっかり様子が変わった地球に降りた主人公達は、新たな狂暴な生物たちに襲われながらも、ゴジラを倒すための罠を仕掛ける(第一章)。

二万年の間に全長300メートルに成長したゴジラになすすべもなく全滅させられる主人公達。だが、人型の人語を理解する「フツワ」族に救われる。彼らに教えてもらい、かつて,対ゴジラのために「ビルサルド星人」によって作られた「メカゴジラ」を構成する「ナノメタル」が二万年の間も動いていて作った機械都市の事を知る。
「ビルサルド人」は大量の「ナノメタル」があれば巨大ゴジラを倒せると提言。巨大ゴジラを倒すために「ナノメタル」を使って新たな兵器を作り出す。
一方「エクシフ星人」はそんな「ビルサルド星人」とナノメタルに対して彼らも「怪獣になろうとしてるのでは?」と不信感を抱く。そんな主人公達を見守る「フツワ」族。そして巨大ゴジラとの大決戦が始まる(第二章)。

まあまあ、面白かった。お金もかかってそうで、CGアニメとしても高品質って感じ。ただ、トーンに大きな変化もなく、似たようなシーンや戦闘が続くので、流石に一二章合わせて3時間以上みるのは目も気も疲れた。でも、ジュラシックパークのような冒険や未知の惑星に降り立つワクワク感があってそれなりに飽きずに面白かった。
話は意外と単純で先の展開が読めてしまうのがアレだが、戦闘に迫力があり、二種類の星人の気質の違いも面白く、戦闘以外でも楽しむ要素がある。ただ、死に直面してる場面で、ラブコメ(かわいい原住民に嫉妬するヒロイン)みたいなことはやめて欲しいなあw
ゴジラが本当にゴリラみたいに体格が良くて、どうやって倒すの?って思うほど絶望感はあった。まあ、ATフィールドみたなゴジラバリアーを波長を合わせて無効化して、電磁波を暴走させる槍を打ち込み、ゴジラの内部を電子レンジ見たいにして倒すと理解してるが、間違ってたらゴメン。

まだこのあと第三章があるんで、地球がどうなるのかは分からないが、予想では、まだ倒してない「ゴジラ」(何体もいる)のほかに「キングギドラ」や「モスラ」が出てきそうw「メカゴジラ」も復活して欲しい所。
あと、主人公の行動で気になったのは第二章のラスト。みんな命がけで戦ってるのに、ゴジラを倒す手段がそれしかないのに、機械の部品になるのは嫌だとか覚悟が足りないのでは?味方を攻撃して制御を止めるより、どうせ死ぬし仲間を救うために、あの場合「自己犠牲精神」で特攻するべきなのでは?結果「ナノメタル」の暴走が地球を襲うのを止めたとしても。
なんか、機械化するのを嫌がったヒロインを救うために、味方を攻撃してゴジラを倒すチャンスを逃したって、って行動が正解なのかモヤモヤする所だ。もう一人の異星人は、それでいいと慰めてくれそうだが。

328シャアダム:2021/03/29(月) 19:43:51 ID:kBWFqkqM
◆GODZILLA 星を喰うもの(2018年 日本アニメ)

エクシフ星人たちが本性を表して、エクシフ神の信者となった者や宇宙船のクルーを生贄にして高次元の宇宙から「ギドラ」を呼び出す。
ギドラはゴジラを襲い、それだけでなく地球のすべての者に終焉を迎えさせようとする。ギドラ襲撃の元凶がエクシフ星人のメトフィエスだと理解した主人公達はそれぞれに彼の企みを阻止しようと動くが・・というSFファンタジー怪獣アニメの最終章。

まあまあ、面白かったが、見終わった後の虚無感が半端ないなあwこの映画の作者の一人に虚淵玄って名前を見つけて、ああ、この人らしい映画だなあって思いましたわ。
まさにそこに希望も未来も救いもないような虚ろな映画でした。厳密にいえば、かすかな希望、受け入れるべき未来、苦しみと共にある救い、そして運命はある程度決まってる抗う事が難しい運命は決定されてる絶望感がありました。
メカゴジラシティで主人公が自己犠牲を拒んだ時点で、もう人類はもう元の繁栄や快適な生活は流され事態を見守り祈るしかない状況、そこへ「ギドラ」というゴジラを倒せる存在が提示され、人間だったら頼りたくなるよなあ。あわよくば「毒を以て毒を制す」って感じで、たとえ「ギドラ」さらなる厄災だとしても、ゴジラとの共倒れを祈りたくなるよなあw
結局、人類を助けに来た二つの異星人はどちらもホントの意味で味方ではなかったという皮肉が良くできてると思った。
最後まで、面白い映画であったが、人類は絶滅してしまう(原住民との子供は残せたとは思うのだが、それはすでに元の人類ではない)悲しき未来しかなかった感じが見終わった後に虚しい。古き害となる感情を持つ人類はその害となる文明と共に自決したってのも虚しい。

E = mc2の理論(または核エネルギー)が発見された時点で人類は滅びいの道を歩み始めた(アニメではゴジラを産み、ギドラで終る運命)って事にならないように気を付けようってメッセージの映画でもありました。

あと、パニック状態の中、一人超冷静な現実的なマーティン教授が某「バックアロウ」ってアニメのシュウビを思い出させて、終始彼が真面目にしゃべるたびにクスクス笑っていた(銀さんのイメージが強すぎて)。

とにかく、最後が虚しさが残る映画だが、上手くゴジラの設定を使って、オリジナル感も上手く出している、まあまあ面白かった映画でもありました。

329シャアダム:2021/03/31(水) 02:18:04 ID:kBWFqkqM
◆シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2019年 日本アニメ)

メビウスという脳波誘導装置を開発し封印した酒井純ーは逃亡中に事故死して、その兵器の鍵となる娘の進藤亜衣が「ドミナテック」という企業の刺客に狙われる。凄腕スナイパー「シティハンター」と呼ばれる冴羽獠は彼女のボディーガードの依頼を受けて、「ドミナテック」や武器商人と戦う事になる、もっこりコメディ&アクション映画。

うん、まあこんなもんだろう、可もなく不可もなく、昔のアニメなので、時々設定の古臭さや現代事情との不適合や不具合さが見え隠れするが、なるべくそれを感じさせないように頑張ってるなあ、声優さんも昔の若い声を出して頑張ってるなあって印象の映画でした。決して面白くなくはないのだが、昔は気にならなかったのだが、今の世情に合わない部分が気になって。
だって街中で、ミサイルは飛ぶは、爆弾は爆発するは、テロリストはいるは、でも住民は日常茶飯時なのか、そんなに大ごとにならないわ、警察もそんなに騒がないし、不思議などこの日本?って感じなんだもん(昔は気にならなかったよw)。あれだ、どんなに銃撃戦や殺人が行われても平常運転な「ジョンウィック」の世界だと思おう、「あぶない刑事」(これも古いか)の世界だと思おうw

なんやかんや書いたけど、アニメとしては普通以上のハイクオリティ、昔からのファンは「キャッツアイ」も出てきて、TVのOP曲ED曲もバンバンかかって、当時の声優も頑張ってる、懐かしさだけでも最後まで観れるんじゃないかな。ストーリーはまあ先の展開が読めるぐらいな定番な展開過ぎるのが,意外な面白さが無くて残念だがね。
ただ、心配なのが、昔のシティハンターを知らない若い子たちが、これをどう受け止めてくれるかだね。「エロ盗撮」や「痴漢」や「もっこり」をするヒーローを許容してくれることを願ってますw

最後に、「キャッツアイ」三姉妹はもうちょっと助けてやれよ、強いんだからよ〜。

330シャアダム:2021/03/31(水) 21:02:19 ID:kBWFqkqM
◆甲鉄城のカバネリ 海門決戦(2019年 日本アニメ)

TVアニメの続きで、主人公がカバネリ(人とカバネの中間、カバネとはウィルスでゾンビ状態になった人間)となった故郷の顕金駅へ戻る途中で、北陸・飛騨山脈に立ちふさがるカバネが占拠している海門城攻略に加わった主人公一行の甲鉄城(動く城・蒸気で動く列車)。
攻略のための巨大な砲塔(鳴神)を積んだ列車の到着を待っていた。一方主人公は、カバネたちの行動が何者かに統率されてることを見抜き、海門城に調べに偵察に出ようとするが、意見を否定され、自我を失うトラブルもあり、カバネのスパイと危険視されて拘束されてしまう。
そして鳴神が思ったより早く到着したことにより、予定を早めて海門城攻略作戦が始まる。サバイバルホラーアクションアニメ。

70分と尺が短いながら、いろんな要素がぎゅっと詰まった続編映画でした。といってもストーリーは海門城を攻略するだけの単純明快な話で、意外性やどんでん返しなどの驚きはなかったかな。
絵が綺麗で、戦闘シーンもかっこよくぬるぬる動くし、ラストの踊りも(ヨサコイなのかな?ヨサコイが流行ってた頃かなあ)ぬるぬる動いて、アニメーションがハイクオリティだなあって思いました。列車が武装して戦闘する所は「スノーピアサー」みたいだなあって思ってたら影響受けてるみたいですね。
あと、「鬼滅の刃」と「進劇の巨」っぽさもありました。とにかく、戦闘シーンがカッコ良く、演出も凄くて見入ってしまう作品でした。人によってはそこが肝心って思うでしょうが、ラブコメ・恋愛はオマケかな(自分は)w
あとは、ちっちゃなヒロインがちょっとエロポーズで可愛く頑張ってる所が見どころ。主役の生駒(いや主役はヒロインの無名だな)は熱血で叫んでばっかりで、終始ゾンビになりかけで、ちょっとムサイしウザイっす(まあ、肝心な所ではキビキビと動いて頼りになるけど)。
それから、雲母さんは不死身ですか?2回も刺されて高い所から落ちたのに、城の崩壊に巻き込まれずに、主君まで救って平気で喋ってるところが、重要な演出シーンとはいえちょっと納得できなかったかなあ。あれ、主君も生きてそう(核みたいなのを壊されても一時はしなないのかな?)
それから、怪しげな英語を使う発明家の鈴木鍛左衛門が懐かしくて涙でましたw「クルクルスー」は菖蒲にデレデレで勝手にやってろって感じ、どうでも良かったですね。

まあ、懐かしさ半分って感じの映画でした。ちゃんと動くアニメとしてはよくできてるとは思うので、カバネリファンの人は見るべきだと思います。
昨今、女子向け腐女子向けアニメばっかりのノイタミナで続編2期をやるべきだと思ったアニメでした。

331シャアダム:2021/04/01(木) 20:40:12 ID:kBWFqkqM
◆SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年/日本)

アムラーが流行った頃の20年前(1998年頃)の高校生時に仲良しグループ6人組のリーダーだった「芹香」が癌で余命くばくもない事を知った主人公「奈美」は、彼女の願い(もう一度昔の友達に会いたい)をかなえるために、仲良しだった6人組を探すことになる。
探しだしたかつての仲間たちは、それぞれの人生でそれぞれの悩みを抱えていてお見舞いにいくどころじゃない友もいて、また探偵を雇ってもまったく消息もつかめない者もいた。20年前の青春時代と現在が交差しながら進んでいくミュージカル風な人間ドラマ。韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」のリメイク作品。

最初は倒れた主人公を誰も助けず無視して通り過ぎたり、あまつさえ背中にじゃまだとぶつかっていく女子高生たちに、そして自分の事しか考えてない様なバカ騒ぎするコギャルたち、癌患者の描写(お金持ちで信じられないくらい豪華な病室)も軽くてバカにしてると誤解されそうな感じで、軽薄で上っ面な映画だなあって思いましたが、観て行くうちに男にはなかなか分からない彼女らの友情や生き様が見えてきて、笑えて、しんみりして、楽しくなって、そして感動できるいい映画だと思いました。
まあ、音楽やキャラ設定の派手さのお陰もあるんでしょうか、最後まで面白く楽しく見れる、陽キャな映画でした。最後のダンスシーンは曲の良さのお陰もあって(ずるい)楽しく感動しましたわ。まあ、癌患者が陽キャで超お金持ちだからできるハッピーエンドですけどね。

音楽の使いかたですけど「そばかす」は剣客アニメではなくこの映画の使い方(青春映画的な)の方が正しいと思いましたw「僕らの失敗」の使いかたには苦笑しましたけどね(おい、そんなところで使うのかよ!)。なんかこの間見た映画「シティハンター」と一緒な音楽の使い方な感じ。「強い気持ち・強い愛」はあらためて名曲だなあって思いました。安室奈美恵の曲も上手く使われていて、いままで余り聞かなかったのですが、自分のフェイヴァリットソング集に加えました。パフィーも元気が出ていいね!みんな1990年代か。
昭和初期やバブル時代を懐かしむ映画はありましたが、平成前期を懐かしむ映画はこれが初めてかな?当時のコギャルや世情を良く再現してるなあって感心しました。
あと、出演者も1990年代に黄金期を迎えた俳優を良く集めたなあって感じ(篠原涼子・ともさかりえ・小池栄子・リリーフランキーなど)。三浦春馬や渡辺直美も出てます。
そして高校時代の女優達も、大人になったら篠原涼子たちになるだろうなあって感じのを良くチョイスしたなあって思いました。
そして、担任の先生は若い頃と年取った頃が同一人物なんで、上手く老けさせたなあ、奈々も若い頃と大人の時が同一人物なんで、最後のダンスシーンは合成かよw

それから、田舎から出てきた主人公がだんだんコギャルになって行く過程がおもしろいですね、そして健気で可愛い!主人公の家族も震災に遭ったのに楽しい(たくましい)、エヴァンゲリオンオタクの引きこもり兄い(シンジ君)には爆笑しいましたわ「エヴァの時代が来る!」ってw勝手に失恋シーンのDJ上げ太郎の恋人って最初仲良しメンバーの子かと思いましたが違うみたいですね。同じアムラー化粧で違いがすぐに分からんのよ、仲良しメンバーの子も二名ほど区別が難しかった。
そういやゆるキャン△の大垣役の人も出てましたね、アムラー眉も細くて全然分からなかったがw

まあ、癌を扱った映画にしては楽しい軽快な映画で、そこのところはどうなの?っては思いますが、それを除けば、元気が出て気分も楽しく軽快になり、そして時には悲しく感動も出来るダンス・ミュージカルありのおとぎ話のような映画でした。当時の女子高生の生態も垣間見える映画でもあって新鮮でした。ラストのダンスシーンだけ切り取って保存しときたいですね(カバネリもタンスシーンでおわったけw)。
いい映画だと思います。

332ギア:2021/05/05(水) 22:29:31 ID:2HsEyAuQ
久々ながら

●シン・エヴァ
宿題でもなんでも終わらせることに意義があるんだねって感じでした。
いや、皮肉でも何でもなく最後走り抜けたのを見届けられて良かったと思います。

色々シュール過ぎたマダオとの闘いや独白はちょっとアレですが、
シンジ君やみんなが大人になって明日へと進んでいけた結末も含めて良かったんじゃないかな。
観客も含め全てのチルドレンからエヴァの呪縛を解きたかったかのようなエンディングでした。


●K CIA 南山の部長たち
実在の大統領暗殺事件をモチーフに描いた半分フィクション映画。
韓国映画のサスペンスって独特な映え方がありますね。

祖国への気持ちと、主君である大統領とリタイアした先輩(どちらもクーデター時代の同志)の板挟みからの愛憎から暗殺事件に発展する過程が、程よいテンボで推移していく作品でした。
テーマの割に登場人物を絞りつつ、短い期間を濃く映してくれたので、わかりやすかったですし、
暗殺を仄めかす場面が色々シュールでそういうコミカル?さも好みでした。

印象的だったのは、かつての同志だった主人公と先輩が、クーデターに参加した時の理由を『相手が誘ってきたから』と言って譲らないシーン。

ラブコメで言えば、両片思いのカップルをくっつける手口を思い出させる供述ですがw
結局情報局の新旧部長として辣腕をふるってきた彼らも表舞台に出てきたきっかけは、誰かの思惑に利用されたのが一因だったのを暗示してます。
そして、そういう利用されるってのは彼らの死まで手を変え人を変え続いてきてたんでしょうね。


●ザ・スイッチ
面白かったけど、ハッピーデスデイからの期待を超えては来なかったかな。
小道具が前よりチープじゃなくなってても、あのチープさが残ってるのはちょっと逆効果か。

まぁ良い意味で楽しいB級でした。

●キャスト・アウェイ
何気に観たことなかった作品。
ツッコミどころはありますが、すごく良かったです。
これ以上「ボールはともだち」を有言実行した作品も他にないでしょうが、ウィルソンとの別れはシュールながらも感動的でしたw
無人島で1人だからこそ、必要以上の独り言もなく主人公の真意は観客の想像次第ではありますが、
最後開けなかった荷物がウィルソン同様彼の心の支えになってたのが良かったです。

てっきりルーム(監禁された女性と監禁中に生まれた子供の外界への脱出と社会への適応を描いた作品)のように、4年間もの時を経ての帰国後に社会へ適応できるかと恐れてもいたんですが、
婚約者関連以外は案外希望がもてるラストで安心しましたw

●最強のふたり
グリーンブックと同系統ながら、キャラが立ち過ぎてる部分もありちょい好みは分かれるかな。

333ギア:2021/06/02(水) 01:45:28 ID:gH7819F.
●透明人間
中盤までが特に良かったです
妹との会食シーンとか普通に怖かったw
インビジブルも怖かったですが、あちらは薬の副作用でイカれていく描写やキャラが目を引くのに対し、
旦那のサイコぶりと透明人間目線をカットしてるとこから真っ当に怖がらせてもらいました。

ラストの良い意味で嫌な後味で終わったのも含めなかなか良かったです。


●ゴーン・ガール
何気に観れてなく、初視聴
展開が巧みですね。
裏があるのは匂わせつつ、丁々発止の空中戦により諸々当初の予定通りではない収まり方するあたりもそうですが、
策謀を巡らせる嫁さんが普通に強盗に合うあたりも良かったです。
先の展開も混迷するのに加えて、自分の術中に嵌めたターゲットしか手玉に取れないあたりが、
彼女の等身大のヤバさを強調してるようで。

パンピーが風評に踊らされ過ぎなのは多少気になりますが、、、噂だけで断定しちゃうのが小市民のサガか。


●るろうに剣心 thefinal
良かったです!
原作に思い入れがあるファンからするとどうしても映画にまとめるための取捨選択に気に入らないとこもあるかもですが、
映画としてはなかなか綺麗に纏まってたんじゃないでしょうか。

敵の中ボスクラスも前作までより迫力があり、
縁も原作の雰囲気も残しつつ実写版用に昇華できてました。
アオシ様の活躍が減ったのは中の人の問題だろうけど、
おかげで操が予想以上の活躍を見せてくれたも寧ろ嬉しい改変でしたw

●ファーザー
認知症が進む老人の主観を通した数週間?の物語。
痴呆が進行する老人の目線で見せられる世界はマジで摩訶不思議なSF世界のよう…。
誰もがそうなる可能性があること考えるとほんと色んな意味で怖くなる作品でしたが、お見事でした。


●ジェントルメン
紳士なのは表層の言動だけというえらく限定的な紳士であるイギリスのワル達の抗争劇。
こちらも目線がユニークなのがこの作品を1番面白くしてるポイントかな。
ロンドンの麻薬王の右腕である主人公に強請に来た私立探偵の目線で、
これまでの抗争が回想と妄想交えて紐解かれていくも、最後に笑うのは……とオチまで含めて秀逸でした。
イギリスって銃の所持が禁止されてる国なんですね。
だからこそか恐喝や人死にのバラエティーさが半端ないところもコメディ感があり尚良しでしたw


●クリエラ
101匹わんちゃんの敵役といえば、話の筋は忘れた人も微かに外見は思い出せるくらいには印象の強力なキャラですが、
彼女の前日談はなかなかセンセーショナルに描かれると映えますね。

最近流行りのダークヒーローとはまた違ったワルの復讐劇って感じですが、
話の展開にファッションの妖しい美しさとなかなか良かったです。

また、彼女なら相棒(バディ)である犬達が天寿を全うしたら、
その毛皮を纏うくらいは普通にやりそうで、
そういうのも敵役の前日談として今後の想像を膨らませてくれて楽しいですね。

334<削除>:<削除>
<削除>

335みる子:2021/06/08(火) 22:52:20 ID:OQbmh54E
アーミーオブザデッド Netflixにて
これだけで作品1本観たな感のあるOPはさすがザック・スナイダー! の一言。ウォッチメンでの手腕は衰えてはいなかった。
しかし本編の方は何処かで見た要素のパッチワーク(ゾンビ系なのでしょうがないけど)で、何より冗長に過ぎる作り。この無駄な長さも監督らしいっちゃらしいけど。

ザック監督といえばジャスティスリーグ・スナイダーカットがじきに一般発売になりますね。一応観るつもりですがあまり期待はしていない…
DCユニバース沈没は色々な事情があったにせよ、ザック監督はかなり大きな要因だったんじゃないかとは正直思ってます。

・劇場版FGOキャメロット 前編 Abemaにて
全体的に作画が… これで劇場版なの?? とは思いつつもその分、後編は凄い作画だったのでここは不問にしたいところ。
さてアグラヴェイン卿は参謀だったり鎖とか使ったりと、あまり三騎士感はないんですがどうなんだろ… ルーラーとか?
クライマックスのステラvs聖槍は見応えありました。改めてロンゴミニアド ヤバい。異聞帯の王はこのレベルの絶望感なんだろうなー というタイムパラドクス感想。
ゲームシステム的にもアーチャーはランサーに弱いわけだから、文字通り命を懸けて一矢報いたアーラシュの大金星と言う他ないですよね。

・劇場版FGOキャメロット後編
ようやく映画館が再開したので観に行ってきました。戦闘作画が凄かった… それだけで観に行く価値があった。
特に最序盤のマシュvsランスロット。これだよ、観たかったマシュの勇姿は! まさにキャプテン・カルデア! カルデアの尻! モーション逆輸入してほしい!
本筋もかなりうろ覚えだったのでロンゴミニアドの本来の役割とか「知らなかった、そんなの…」てなりながら観れたのでよかったです。
こうして見ると第六特異点は本当に異聞帯に近い環境だったのかもしれないですね… もうじき始まる2部6章の空想樹も聖槍を模してそうで不気味。

中間管理職アグラヴェインことアッくん麾下の狂化戦団は何処か見覚えが… あと三蔵ちゃんがデカァァいッ 説明不要!!
モーさん(カッコいい)に必要だったのは母親的な愛情だったのかもなー とか思いました。天竺イベはノーカンで。母上役が婦長なので。
ガウェイン卿は個人的に未だになんか許せない感があるんですが、今作の回想パート結構エグくて… ちょっと気持ちは薄れたかもしれない。既に罰は受けていた身というか。

欠点としてはやはりFGO未プレイ勢には厳しい作りなのと、場面転換しても似たような暗い画面で鎧武者がやり合ってるので誰が誰やら分かりにくいのがもったいなかったかも。
しかしそれ以上にアーサー王伝説の幻想的な描写とか全開のファラオとか見所も多くて上映時間100分弱でも確かな満足でした。
特にあのポージングは私でもグッときたくらいなので、原作古参ファンの方からしたら感動もひとしおではないでしょうか。ベディヴィエール・エヴァーガーデンちゃんお疲れさまでした。

336シャアダム:2021/06/19(土) 07:37:16 ID:kBWFqkqM
◆鷹 Le Battant(ルバタン=戦士)1983年仏

アランドロン主演のクライムサスペンス映画。仲間と組んで宝石強盗をした主人公ジャックは、一人警察につかまり8年後仮出所する。
その間も盗まれた400万ドルの宝石が見つからず、出所してきたジャックから宝石のありかを聞き出そうと、マフィアだけでなく悪徳刑事や昔の悪友親友まで、彼を付け狙う。
その所為で、マフィアに彼の恋人や友人が殺され、マフィアに一人復讐のため戦いを挑む。

今の常識だと、警察の追及から逃れることは無理だろうって思われるが、そこは1983年、今より緩い時代だから、外国に逃亡してしまえばオッケーって所を目をつぶれば、初老のアランドロンがリーソンみたいに一人拳銃でた闘いを挑むアクションもありハードボイルドな雰囲気抜群で面白かったです。
派手なアトラクションみたいなアクションはないので、かえって落ち着いた気分で渋い雰囲気を味わえて、昔にトリップして新鮮な感じを味わえました。また、ヒロインが可愛い上、全裸を惜しみなく披露してくれるので、ムラムラしましたわwアランドロンは年をとってもハンサムでセクシーなのでお得ですねえ(羨ましい)。
また、最後の最後まで宝石がどこに隠してあるのか、誰が持ってるのか分からないので、その辺の推理も楽しかったです。
これが、韓国や中国映画なら、騙し騙され最後は美女が裏切って全てをかっさらいそうですが、この映画(フランス映画)の場合はどうなるかもドキドキして観れました。誰が本当の味方か裏切り者かって二転三転するのもいですね。
400万フランって今の価値にしてお幾ら円何でしょうか?調べても資料が無くて、10億位かなあって思って観てました(部下がどんどん死んでも手に入れる価値があるらしいから)。

またホテルのオーナーのジノ(主人公に銃とか金とか貸してくれる)が「ジョンウィック」の支配人に似てたので、もしかしたら「ジョンウィック」の元ネタ?とか勘ぐっちゃいましたw

今風の派手なアクションは無いけど、渋いアクションの1983年度版「ジョンウィック」みたいで面白い映画でした。

337シャアダム:2021/06/20(日) 18:31:24 ID:kBWFqkqM
◆バンブルビー(2019年・アメリカ)

バンブルビーとはマルハナバチの事。舞台は1987年アメリカ西部(金門橋付近かな)。サイバトロン星での戦いで地球に一時退却してきた「オートボット反乱軍」のB127(後のバンブルビー)は記憶をなくし言語も発する事が出来ず、黄色いビートルに擬態して修理工場に紛れていた所をヒロインのチャーリーに拾われ、修理され心を通わし次第に機能を回復していく。
一方バンブルビーを追って地球にやって来たディセプティコン軍はバンブルビーを捕まえ逃げたオートボット軍の行方の情報を聞き出そうとする。そして、オートボット軍が地球に拠点を作ろうとしてる事を知ると、地球ごと灰にするために母星から援軍を呼ぼうとする。それを阻止しようと頑張るヒロインたちの姿を描いたSFロボットアクション映画。

所々都合が良く突っ込みたくなる所もあったけど、本編「トランスフォーマー」シリーズより面白かったわw本編は途中のシリーズからだらけ気味やや退屈でだったからなあ。こっちのほうが難しく考えることなくスッキリ纏まっていて納得がいく上、ヒロインとの友情や日常が楽しかったわ(「ソニック」もそんな感じだったなあ)。やっぱり、軍団対軍団の大戦争になると大雑把大味になって細かい所がお座なりになるからなあ。
あと、舞台が1980年代って所も人々の生活がゆるくて、少々のトラブル(家や車を壊したり,街中で一般人が軍隊の邪魔をしたり、卵やトイレットペーパーで悪戯をしたり)も今なら炎上しそうな行動も、昔だから許せる感じで気楽に楽しめました。アフロにカセットテープにテイクオンミーにレトロゲームにカラテキッド(忍者も流行ってなかった?)、うん実に1980年代って感じ。カマロが若者の行かすテイストなのも良かったw
まあ、地球の部品やラジオと規格が一緒な所や少女でも宇宙ロボットを修理できる所は突っ込みたくなったがね。あと、一件落着してからのエピローグが長いのが好きじゃ無いのと、地球に避難してきた「オートボット軍」がたった10台しかない所はワロタけど。

何度も書くけど、本編より楽しめて、かつ子供に優しい映画だと思いました。

338もにゃら:2021/06/21(月) 06:40:04 ID:j8Dr8S3M
○映画大好きポンポさん

彼女も友達も居らずひたすら映画漬けの日々を送ってきた映画キチのジーン君が天才プロデューサーのポンポさんに見いだされ、映画監督になる話
いやあ、実に素晴らしい
個人的に『鬱屈した青春を送ってきた陰キャの妄想力こそがクリエイターの才能論』はどうかと思ったが、学生時代に陽キャだったアラン君などが最後に大活躍してたり、アラン君の上司も活躍したりとよかよか


○さよなら私のクラマー

人気漫画の映画版、テレビアニメもやってる
テレビアニメの前日譚に辺り、本来ならテレビアニメの前に公開されるはずがコロナで逆になってしまった
テレビアニメは評価がさんざんだが(作画がダメ、アニオリが邪魔しかしてない、エピソードいれかえで矛盾が発生など)こちらはなかなか良かった
ただ主人公が子分にやってた特訓シーンなどはカットされてた
まあ、イジメ紛いの特訓だったから仕方ないか

339みる子:2021/06/29(火) 17:33:10 ID:OQbmh54E
・ジャスティスリーグ スナイダーカット
結論から言ってしまうと無印ジャスティスリーグで充分だと思いました。
スナイダー版というより無編集版に近い感じ。特にサイボーグ関連の補足が多かったですね。ほぼ全部カットされちゃったのは可哀想ではある。
映像面では全体的にスローを多用しすぎてて、ハイスピード撮影が活きるはずのフラッシュの活躍の印象が薄まっちゃったのは惜しい。
ただクライマックスのフラッシュ疾走のシーン自体はめちゃくちゃ凄かったです! 彼の単独映画もアクアマンみたいな作品であること願うばかりです。

・モータルコンバット
とりあえずアバンだけでお金が取れるレベルの情け容赦ないアクションが観られる素敵。真田広之vsジョー・タスリムだぜ?
そのぶん主人公?のコールが微妙でしたが。でも奥さん凄い綺麗だったのでカチグミだけど。軍人ヒロインも美人でしたね。
アクション以外は基本だるくて野暮ったい感じでしたが、とにかく真田広之asスコーピオンとタスリムasサブゼロがカッコ良かったからそれでイイのだ。
そしてライデンの目は常に光っていた…。

・閃光のハサウェイ 第1部
面白かったです。面白すぎて劇場で原作小説付き円盤まで買ってしまった。映像美、緻密な台本、無慈悲な市街戦… 凄まじかったです。
UCがダメとは言わないけど、アレを正史として扱ってしまえるほど富野監督の宇宙世紀は甘くはないんだな、と再認識いたしました。

340シャアダム:2021/07/01(木) 01:23:18 ID:kBWFqkqM
◆巴里のアメリカ人(原題:An American In Paris)1951年アメリカ

パリに絵の勉強に来た主人公で陽気な画家ジェリーは、ある日ミロ(女性)と出会って、強引な申し出に負けて、パトロン(支援者・後援者)になってもらう。
その後、ミロとの打ち合わせ中に見かけたヒロインのリズに一目ぼれをして、彼女を強引にデートに誘う。リズは主人公の強引さ(情熱)に負けてデートすることになるが、リズには昔の恩から付き合ってる恋人アダム(歌手・スター)がいた。
そして、アダムから求婚されアメリカに移住することが決まって、主人公に心が傾いていたリズには決断の時が迫る。という、歌あり踊りありピアノ演奏ありのミュージカル風ラブストーリー。

なんというか、ストーリーに関しては分かり易く単純なんだが、それ故にジェリーとリズとアダムとミロの四角関係の恋の行方に集中して見れて面白かったですね。主人公がリズに振られて気晴らしにミロをデートに誘った時は、なんて軽い酷い野郎だと思いましたが。ミロはパトロンを打ち切った方が良いんじゃね(惚れた弱みっていう奴だろうが)w
また、気取らないまた二枚目スターのステイタスに頼らない踊りが歌が見ていてウキウキ楽しくて、こういう「二枚目スターのミュージカル映画(ラ・ラ・ランドとか特に!)」はあまり好きではないのですが、この映画は最後まで嫌味も感じずに楽しく観れましたね(自分も踊れるなら踊りたくなりました)。凄いなー主人公の「ジーンケリー」さん、凄く練習したのか、もともとの才能なのか、ヒロインも踊りや体のしなやかさが凄く、出っ歯がチャーミングに思えるほど、ぱっと笑った時の笑顔が可愛かったですね。
そして、ラスト20分くらいある、落書きの絵の中から始まるミュージカルが圧巻で感動しました(ちょっと長いかなっては感じたけどw)。出て来る人の衣装や背景が「絵画」なのがまた凄いし、主人公とヒロインが次々に衣装を変え場面を変えて踊るのも楽しくてッずっと目が離せなかったです。
この頃のパリは芸術の街だったんですね(今は知らないが)。街にあふれる芸術感、画家があちこちの街角で絵を描き・音楽を奏で、劇場も盛り上がってました、フレンチカンカンもしっかり出てましたね。
ところで、3万フランで主人公の絵を買ったミロですが、当時の3万フラン(今はユーロだから)っていくらだろうって計算してみたら、10万円ぐらいですか。まだ駆け出しの主人公の絵にしては高く売れた方なんですかね。

ミロの扱いが酷すぎる主人公になんか罰があれっては思いましたが、それ以外は楽しく面白くハッピーになれる映画でした。まあ、今風のCGアクションやら戦いもスリルも無いから、若い人には受けないでしょうかね。いや、美術学校のパーティで、二階から次々に飛び降りる女性を下でお姫様抱っこで受け止めるシーンはスリルがありすぎたけどw

341シャアダム:2021/07/01(木) 01:37:12 ID:kBWFqkqM
追記:パリのアメリカ人で、アダムがとった行動は、恋人としてか親兄弟としてかって事で、親兄弟としてが勝って、可愛い妹・娘に対してああいう行動をとったって事でしょうかね。
気持ちは分かるなあ。

342deku:2021/07/02(金) 22:13:03 ID:tzDXeikU
・ゴジラVSコング
前情報一切無しで見にいったので中盤からワクワクが止まらなかった
いや、冒頭からの背鰭アタックでもう夢中にはなっていたけど
怪獣プロレス満載でホント面白かった
ノリが完全に少年漫画の2作目って感じなのも良い
主人公はコングなので途中からコングの方にも感情移入してどっちも応援しちゃったよ
決着も描ききって後腐れもなく爽やかに終わった

・シドニアの騎士 あいつむぐほし
音響の体に響いている感じがいい
BLAME以来の重力子放射線射出装置やっぱり格好いい
ウチクダケーからの海苔夫が決めきれないのは笑う

343シャアダム:2021/07/04(日) 07:31:05 ID:kBWFqkqM
◆嘆きのテレーズ(原題:Thérèse Raquin(テレーズ・ラカン))1953年フランス

またもやフランス映画であるw舞台はフランスのリヨン、病弱の夫のために、恩をかさに看護のため無理矢理結婚させられた主人公のヒロインのテレーズは、病弱の夫の世話や姑の小言や嫌がらせに疲れて、街角や恋愛映画で見られる恋人たちに憧れている毎日。
そんなテレーズの前にロランという乱暴だが男気のあるトラック運転手が現れ、惹かれ合い、恋に落ちてしまう。そして、今の生活を捨てて一緒に駆け落ちしようと提案される。病弱な夫カミーユもテレーズが不倫していることを知り、仲を戻そうと一緒にパリ旅行に行く事になる。
しかしロランがその旅行中にテレーズに会いに来て、夫カミーユと喧嘩の末カミーユは列車から突き落とされて殺されてしまう。その殺人を隠そうとテレーズがあれこれと頑張るが、列車の彼らの不審な行動を見ていた水兵リトンが現れ、口止め料として50万フラン(160万えんぐらい?)を強請られる、果たしてテレーズはどう行動するのか、といった恋愛&サスペンス映画でした。

最初、なんだ情熱の国フランスの恋愛物かと思って、期待して見なかったけど、殺人事件が起こるとは思わなかったので、結構最後までドキドキして見られる面白い映画でした。最初のシーンでカミーユのマザコン、夫として終わってる感じ、姑の我が子の可愛がり様をみて、テレーズを含めた3人の関係が上手く描かれていて、演出が上手いなあって思いました。あと、役名がカミーユとかラカンとかロランとか「ガンダム(製作者も観てるのでは?w)」かよって思いましたわw
トラック運転手ラカンとカミーユが仕事場で揉めて密輸でもしているのではって疑われるシーンは、「禍つヴァールハイト」1話みたいだなあって思いました。それから、不倫を知って、夫カミーユが「愛さなくてもいい愛してるふりだけしてくれ、俺はもうすぐ死ぬ、それまでいい」って頼んだ時は、夫カミーユも自覚はあるんだなあ、可哀想な人だなあって思いましたね(病弱の結婚生活って劣等感やら色々あるよなあ、生きるって大変なんだよなあ)。トラックの運転手も強引で(フランスでは普通なのかな)ちょっと急ぎすぎで、カミーユには自分から不倫してることをばらしたり、列車に乗り込んだり、いつか事件なるよなあって予感はする危うい人でしたね。
テレーズも普通の情熱的な恋に憧れ、常に我慢していた、そして姑のラカン夫人も、テレーズの気持ちは無視&馬鹿にする、息子のカミーユのことばかり優先して、出て来るキャラ全員がみんな何かに不満があって欠点があって、アニメの正義の味方や勇者みたいな完全な人間なんかいない、不完全な人間同士が協力したりいがみ合って生活してる感がリアルで、面白かったですね。だからこそ魔が差して殺人事件が起こっても納得の展開でしたね。

これに加え、後半でてくる最初探偵役の正義の味方になるのかと思った水兵さんがまた強請りタカリで悪人w悪人対悪人って感じの構造が面白かったです。でも、根っからの悪人ではなく、戦争の所為(日本人と戦ってたらしい)で、こんな性格や生活をして生きるためには仕方がない部分もあって、みんな悪い事をしているけど、仕方がないし憎めなかったですね。
みんな人生の荒波に揉まれて、生きる術を獲得して、したたかに、うまく立ち回っていくもんだよ、ってこの映画から感じ取りました。
でも、仕方がない事とはいえ、悪いことをしたらごまかさずちゃんと罪を償わなきゃって製作者の意思もビンビンに感じました。

ラストシーンは「ジョジョ」3部のホルホース&ボインゴのシーンかよって思いました(ジョジョの作者も見てたりして)。

人によってはよくあるサスペンスで大したことないと思う人もいるとは思いますが、自分はこの映画から色んなものを感じ取りました。色々とメッセージが込められた映画だと自分は思います。人生はままならないもの、塞翁が馬でもあり、だからこそ辛くけど面白くもあるって感じかな。

344シャアダム:2021/07/07(水) 22:31:30 ID:kBWFqkqM
◆パリのスキャンダル(原題:A SCANDAL IN PARIS/THIEVES' HOLIDAY=パリのスキャンダル/泥棒の休日)1946年アメリカ

間違えて昔観たDVDをまた借りてしまった。でも2回目も面白かったわ。5000万フラン(1フラン1400円らしいので700億ぐらい?)でピラミッドがたつかなw
主人公はジョージサンダース(キリっとした二枚目でロシア人)で相棒がエイキム・タミロフでこれまたロシア人、ロシア人コンビだったのねん。
エイキムの方が明るく誠実そうな顔をしてるのに、悪魔の様な顔でドラゴンとか言われた時には、なんか酷い差別映画だなあって思って苦笑いw

古い映画だが意外と複雑な人間関係を上手くすっきり描かれていて、自分は中々の佳作だと思うのだが、いかがだろうか?
まるで、最近の群像犯罪アニメ「オッドタクシー」にも負けない面白さだと思う。

ヴィドックという実在の犯罪者を主役に描いた映画だが、ヴィドックが犯罪者なのに調子よく運よく警察署長まで上り詰めてくところは、主人公補正やり過ぎで、犯罪の相棒や元署長の扱いが可哀想で、彼らの気持ちも十分に分かってやるせねえ。
主人公はもっとひどい罰を受けるべきだとは思ったw

あと、前にも書いたが可愛いヒロインがクラリスに、悪女が不二子に見えて、カリオストロを思い出すなあ、この映画。主人公も泥棒でルパン顔だしwあと、幼女がおしゃまで生意気な所が可愛いねw

345もにゃら:2021/07/10(土) 22:18:41 ID:j8Dr8S3M
○東京リベンジャーズ

マガジンで人気のヤンキーマンガ原作
アニメ化で単行本売上が3倍になってポスト鬼滅とか呼ぶ人も居るヤツの実写化


時間間違えて冒頭30分見て無い…

底辺フリーターのタケミチが、学生時代の彼女が反社の抗争に巻き込まれて死亡したというニュースを見た後、学生時代にタイムリープ
彼女の死を回避するべく奮闘する

まあまあだった無いかなー

346みる子:2021/07/11(日) 00:46:33 ID:OQbmh54E
・ゴジラvsコング
愚かな人間のシーンがまだ若干多いかなとも思いましたが、洋上の前哨戦からド迫力で良かった。1番頑張ったの空母(甲板)だけど。
モーコンでは浅野“ライデン”忠信の両目が常に光ってましたが、こっちはオグリッシュが常に白目をむいていた。いったい何者なんだオグリッシュ…!
そうはならんやろ展開の連続だったりKOM勢は正直いらなかったりしましたが、バトルだけはガチだったので良かったです。
非常に観やすい作品ではありました。もしまだシリーズ続くのであったら、もう一度ギャレス兄貴に監督してみてほしいなー。

・トゥモローウォー
クリス・プラット主演のAmazonオリジナルのやつ。序盤の引き込みには魅力は感じましたが全体的に駄シーンが長い印象でした。
なかなか旅立たねーしクリーチャーは散々隠し立てした割に見た目も戦闘力も大したことねーし、こんなアホ生物に人類滅ぼされるの?感が凄い。
駄目なところに目を瞑れば大まかな粗筋自体は結構良かったです。あくまでそこだけ。とにかくガバガバなので… これAmazonが買い取らなかったら興収相当ヤバかったのでは。

・ブラックウィドウ ネタバレほぼ無し雑感
誰でも知っている(よね…?)曲をOPに持ってくるの強すぎる。時代性もピッタリ。MGSファントムペイン感あふれる重苦しいノリに始まり、
MCU最大のブレイクスルー作だと私が勝手に思ってる『ウィンター・ソルジャー』を意識したような殺傷能力の高い早回し殺陣とBGM、
両親役に名優2名召喚しての謎ファミリーコント。死ぬほどカッコイイ今回のヴィラン・タスクマスター! これはもう約束された勝利の作品ですわ…

昨今話題に上りやすいポリコレ要素も感じなくはないけどブラパンやマー・ベルほどではなかったかなー。WW1作目くらいの塩梅。
妹ウィドウはかわいいってよりはヤンチャな弟みたいで良かったです。そういう意味ではかわいい。母ちゃんは超美人でした。
今回は知られざる戦い、言わば回想編なので新たなMCU時間軸を描く作品が待ち遠しいですねー。ドラマシリーズも良いけど、やはり劇場映画の迫力には変えがたいものがある。

347修都:2021/07/11(日) 19:32:48 ID:tD/azwag
ゴジラvsコング
人間側のストーリは突っ込みどころ満載すぎましたが、怪獣バトルは最高でしたね。
面白かった!
というか、いつか出るんだろうなと思っていたあいつが出てきた時には興奮しましたね。
次回作があったら嬉しいけど、まだ出てないライバル怪獣ってなんだろう。

348ギア:2021/07/25(日) 16:32:42 ID:3dzxyJTk
・キャラクター
サイコな人殺しの怪演は目を引きましたが全体としてはアッサリしてるというか、
スペシャルドラマでありそうって感じは否めないのが個人的な印象でした。
話の大枠は良かったんですが…


・ブラックウィドウ
エンドゲームでの彼女の顛末を失念してたんですが、
シビルウォーとインフィニティウォーの間の物語とは上手いとこ突きますね。
コミカルな小ネタも楽しく、彼女のもう一つの家族がハッピーエンドだったのは救いがあって良かったです。

ところでエピローグで妹さんが見せられた写真って何者?


・ゴジラvsコング
うーん、怪獣バトルは前のキングオブモンスターズの方が良かったしドラマ部分に至っては……

まぁでもラストのメカはロマンが溢れてて素敵でしたw

349唯野:2021/07/26(月) 21:52:16 ID:GSyED2ck
●ゴジラvsコング
映像技術の粋を凝らした怪獣プロレスアクションは素晴らしい出来栄え!
それに対して5分に1回のペースでツッコミどころのあるチープなストーリー!
このアクション全振り具合は「トランスフォーマー」シリーズを彷彿とさせますね。

予告で一切触れられなかった、いわばシークレット、サプライズとしてメカゴジラが出てきたんですが、これがまるっきり私のメカゴジラ観とは真逆の解釈で、そこが大きな不満でした。
巨大猿であるコングが非常に俊敏に動き回るのは素晴らしいんですが、ゴジラもそれに対応するかのようにぎゅんぎゅん動き回り、さらに放射熱線をホイホイ吐きまくるというのは前作・前前作のゴジラのイメージからかなり外れています。(放射熱線に溜めが全然無いのもX)
それに加えてメカゴジラまで俊敏な格闘戦を行うので、3体の戦闘スタイルの差別化が乏しい三つ巴になっていたのが大きな不満点です。そういう意味で怪獣プロレスとしての出来はKOMに比べてやや劣ると言わざるを得ません。

髑髏島で窮屈そうに暮らしていたコングが広大な地下世界(やたら明るいけど光源は何?とかもう突っ込みません、キリが無いので)を駆け回る様とかは非常に良かったです

350唯野:2021/07/26(月) 21:54:33 ID:GSyED2ck
●ブラックウィドウ
マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズの最新作で、タイトル通り、アベンジャーズの一員で凄腕の女スパイ、ブラックウィドウを主人公とした作品。内容としては外伝・補完的で、時系列としてはソコヴィア協定違反で逃げ回っている頃。
ブラックウィドウがかつて所属し、訓練されていた旧ソ連の秘密機関「レッドルーム」との対決を描く。

ブラックウィドウはホークアイと並んで、「人類の限界まで鍛えているけどそれ以上ではない」というキャラなので、SFというよりはスパイ・アクションものに近い雰囲気です。
主人公も女性、仲間も女性、敵も女性が大半なのですが、キャットファイト的なサービスシーンはほとんど無く、極めてガチなアクションシーンが連続します。雰囲気的には「キャプテンアメリカ/ウインターソルジャー」が近いですね。フリスビー投げる敵も出てくることですし。
アラフォー男性としてはオヤジいじりギャグがちょっと辛いものがあったかも。共感性羞恥が発動しやすい人は要注意。
はっきり言って主人公よりも母ブラックウィドウの方が実質的な活躍度は上だったでしょうか。なにせ銃弾一発で巨大空中要塞墜落させてるんだもの……。
「ローグワン」の事例が代表的ですが、いったん完結したメインストーリーの外伝として過去の出来事を描く作品は、新規の登場人物が全員死んでもおかしくないという緊張感があるわけですが、今回は誰も死ななかったので安心するやら拍子抜けするやら。きっとウィドウたちもレッド・ガーディアンも、エンドゲームではカメラに映らないところで戦っていたのでしょう。
敵役のキモい爺が妙に顔を近づけて話しかけてくると思ったらフェロモンが武器だったという、妙に迂遠な展開はどう解釈したものか……。

個人的に、MCUに期待するのは未来兵器や超科学兵器が飛び交うスペクタクルで、今回そういう要素が薄かったのはマイナスポイント。あと、影で動くはずの敵組織がアホみたいに派手な市街戦・カーチェイスをやるのがちょっと冷めてしまいましたね。

なおスタッフロール後に、おそらく「ホークアイ」に続く前フリがあるので、注意です

351もにゃら:2021/07/28(水) 22:07:50 ID:j8Dr8S3M
○ゴジラ対コング

最後に出てきたメカゴジラが実質メカキングギドラだった件(制御システムがキングギドラベース)

352もにゃら:2021/08/14(土) 01:50:28 ID:j8Dr8S3M
○ドント・ブリーズ2

ホラー映画の続編…だけど怖くねーぞ
つうか完全にホラーじゃなくなってる

娘を失ってイカれちゃった爺さんが前作の恐怖役だったんですが、火事で焼け出された少女を自分の娘にしちゃったせいでちょっと束縛が強いだけの普通のお爺ちゃんになってた

いや、束縛はちょっとじゃないけど

で、実の父とその仲間達が娘を奪い返しに来たんだけど、その実父が麻薬組織の人間で実母も麻薬の製造担当
心臓を悪くしてて移植用臓器が目当てで娘を探してたというクズ

育ての親と実の親は激闘の上で相討ち

そして少女は一人出ていき孤児院に
孤児院の子供達に名乗ったのは本名ではなく育ての親が付けてくれた名前だった…

前作の怪物役だった爺さんの終局を描くのは良いがホラーを期待してと人は肩透かしだったろうな

353ギア:2021/08/16(月) 02:50:08 ID:dgMK.pi6
・ヒロアカ劇場版 ワールドヒーローズミッション
単体で観たら纏まってて面白かったけど、原作者だからできる超展開がなかったこともあり前作のプラスウルトラは成らずかな。

アクションシーンの作画もゲストキャラ達もなかなか良かったんですが、そっちに尺取られてるので
デクというよりA組みんなが好きな自分からすると少し残念な気も…。


・イン ザ ハイツ
ニューヨークの移民街の人達の生活を描く群像劇。
悲哀や抵抗を描きつつ、今を生きることに前向きになろうって結論と『隣の芝は青い』を脱却できた主人公が良かったです。
新天地を目指したくなる気持ちも分かるけど、
今の生活も両親が新天地を目指して築いた故だもんね…


・サイコゴアマン
悪のエイリアンの命令権がサイコな8歳児に握られてしまって……というSFスプラッター

雰囲気は良い感じに終わってますが、冷静に考えるまでもなく主人公家族以外が漏れなく不幸になってる救いのなさ……最低でしたが、
笑いを噛み殺せなかったので僕の負けでしたw


・フリーガイ
現実ではモブ的な立ち位置な少年がゲーム世界で大活躍ってのは今も昔もよくありますが、
こちらはゲーム世界の四十路モブキャラが大活躍⁉︎

構成が色々綺麗に纏まってるし、アクションもギャグもありと王道で良かったです。

354シャアダム:2021/08/26(木) 17:16:07 ID:0hpZ/cmg
◆鬼滅の刃 無限列車編(2020年・日本)

鬼(吸血鬼みたいな化け物)が出るという「無限」という名の列車に乗り込んだ炭治郎一行はそこで煉獄杏寿郎という柱(鬼殺隊を支える最上級隊士)の一人と協力して出てきた鬼を倒した。
と思ったら実は幻覚(夢)を見せられていて、いつの間にか鬼の魘夢(下弦の壱)の術中に堕ち、深い眠りへと誘われていた。そこで、目覚めない理想の夢(死んだ家族が生きていて平和な暮らしを営む夢とか)を見せられる主人公達。
だが、魘夢 (えんむ) は箱の中で眠っていた禰豆子の存在に気付いていなかった。その禰豆子が味方の異変に気付いて動き出し、そこから主人公達の反撃が始まる。鬼(人を食らったり生き血を糧とする元人間の化け物)と鬼殺隊(鬼を退治する組織)の激闘を描いた超常剣戟アクションの人気ジャンプ漫画原作の劇場用アニメ。

テレビアニメはあまり意外性もなく引き延ばしとか在ってダラダラ展開もあって、イマイチ退屈だったけど無限列車編は中身が詰まっていて、敵との駆け引きとか逆転に次ぐ逆転ストーリーで目が離せなく大変面白かったし、感動もした。原作もこの辺から面白くなるのかなあ?秋のアニメ二期が楽しみになった。

ただ、イノシシ顔のお前、汽車に乗って、他の客に不審者で危ない人(鬼)って思われないのが不思議過ぎる(普通大騒ぎだろあれ)wあと隠密行動じゃなくてもいいかもしれないが、お前ら服とか格好とか目立ちすぎて鬼殺隊ってバレバレで鬼が色々警戒するだろwまあ、少年漫画なのでその辺はスルーだけど。
あと、ラストの感動の場面で「黄色い少年(名前を憶えていない)」って笑ってしまっただろうがwそれと、日本映画(アニメ)の嫌いな所だが、ラストのお涙頂戴シーンやら余韻シーンが長すぎるかなあ。自分はもうちょっとすっきりまとめて欲しいかなあ。

この映画のいい所は、ナルトとかの他のジャンプアニメ劇場版と違って、ちゃんと意味のある一進一退のバトル(見せ場を作って顔見せファン向けバトルじゃなく)が続くという事が一番よかったわ。おかげで後半バトルばかりだったが、飽きずに最後まで観れた。そして煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)VS猗窩座(あかざ)の激闘も良かった。
原作ラストの戦いって、こういう剣戟バトルの連続なんだよなあ、この作画なら期待できるかなあ。とにかく、原作はかじっただけだがそれでも面白かった(なぜ大人気なのか理解できた)ので、これから作る続編アニメも最後まで原作の良さを失わない出来だといいなって思った。

355シャアダム:2021/08/27(金) 19:57:46 ID:0hpZ/cmg
◆映画 トムとジェリー(2021年アメリカ)

ご存知トム(ねこ)とジェリー(ねずみ)がニューヨークに来て、老舗のホテルの有名人の結婚式を巡ってドタバタ追いかけっこするギャグコメディアクション映画。
今回は、彼らの他に同じくニューヨークに出てきて仕事で成功しようと頑張るヒロイン「ケイラ」の物語が中心で、周りで騒ぎを起こすのがトムとジェリーって感じ。
嘘をついてホテルのスタッフに就職したケイラは結婚式の準備の他にネズミ退治(ジェリーね)を任せられ、トムの力を借りるが失敗ばかり。果たして上手くやって行けるのだろうかってストーリーでした。

まあ、原作がギャグアニメなんで、真面目でシリアスなケイラのサクセスストーリーと合わない所でツッコミを入れたくなるシーンもあったが、まあ、ギャグアニメで子供向けなんで細かい事は気にしないで観ました。
で、感想は初代「トムとジェリー」のリスペクトが凄くて、初代ファンには納得のいくアニメの動きでドタバタギャグは微笑ましく楽しく面白かったです。
トムやジェリーなど動物はみんなアニメですが(ブル・・スパイクさんもいるw)、基本人間その他は実写なんで、最初は違和感がありましたが、すぐに慣れました。逆によく細かい所まで実写と合成してるなあって感心しました。
あと、ヒロインのケイラが時に少女の様で時にちょっとセクシーで明るい美人で可愛くて好みで、そこも評価上げですねw周りを固める俳優さんたちの演技も面白くてグッド!

ただ、アニメと違って、壊れたものは次のシーンでは何事も無かったように元通りにならず、ちゃんと被害として残るので、トムとジェリーのドタバタ追いかけっ子に壊されまくりの豪華ホテルが可哀想になってきますね、被害総額は億を超えてるかもw
あと、ケイラやトム・ジェリやらの所為で結婚式で大損害を追ったのに、簡単に結婚式のやり直しに応じてくれたオーナーのシーンはいくら何でもリアリティが無さすぎると思ったけど、トムジェリのギャグコメディ世界じゃ普通かって思い直しましたw

ギャグが車に轢かれたり、高所から落ちたり、重いものを落とされたりして、ちょっと残酷で(ギャグなんだから昔はこれくらい普通だと思っていたけど)今の子供には衝撃的かもしれなけど、気分転換や骨休みや友達や家族や子供たちがワイワイみるのにはピッタリな映画だとおもいました。
どんな危険な困難というかギャグシーンでもすぐ復活する「不死身のトム」のキャラクターグッズが欲しくなりましたわw

356シャアダム:2021/08/28(土) 02:55:29 ID:0hpZ/cmg
◆ガンズ・アキンボ(2019年イギリス・ニュージーランド合作で「アキンボ」とは両手を腰に当てて肘を張った態度の事をいうらしい)

ゲームの様な殺し合いをネット配信する「スキズム」という番組のコメント荒らし(汚い言葉で出演者や視聴者をなじったりして気晴らししたり快感を得るサイコな行為をする奴)をやっていた自堕落な生活のうだつの上がらない主人公「マイルズ」は「スキズム」主催者でサイコ野郎のリクターの怒りを買って連れ去られて、両腕に50発づつ打てる銃をボルトで取りつけられ、殺し合いに強制的に出場させられる。
相手は殺し合いに勝利して快進撃してるでこれまたサイコ娘のニックス。彼女に勝たないと死ぬしかないマイルスの災難を描いたゲーム感覚な銃アクションドタバタコメディも混じった映画。

主人公はハリーポッターの人で、内容はトンカチもってドラックでパワーアップとかマリオをディスったようなパロディや全編にわたって「ジョンウィッグ」のようなガンアクションをパロッた(その他にもパロディがいろいろありそう)、ゲーム感覚で人殺しをする又は人殺しを観戦するディストピアな雰囲気も漂う、かなりふざけた内容だったが、ネット社会の怖さ、殺人ゲームに対する風刺、ネットの心無い荒らしに対する制裁など、皮肉や警告や風刺を含んでいるようにも感じた。
まあ、流行のネット対戦の戦争・殺人ゲームが好きな人には単純に受けるだろうなあっては思った。あちこちで、対戦殺人ゲームをディスって言って、そういった輩もそういう演出に気付くかなって思ったけど、ただお祭り演出にしか感じなくて楽しいだけかもしれないなあ(ま、、映画の感じ方、楽しみ方は人それぞれだから、殺人ゲーム楽しい〜この映画最高〜っていう人がいても構わないけどね)。

まあ、殺人ゲームが好きな人もちょっと物申したいって人も、色んな意味で楽しめる映画だと思った(あとクソ荒らし野郎に罰をって思ってる人も少しはこの映画でスッキリするんじゃね)。

ただラストの締めでオタクが一回生き残ったぐらいで、良く分からない正義のヒーロー「ガンズアキンボ」になってるのがが、凄くつまらなかったかな。こんな需要のなさそうなとってつけたヒーローが「アベンジャーズ」とかに加わったら苦笑いするわw
でもアクションパロディとしての続編なら観てみたいとは思った。

357シャアダム:2021/08/28(土) 17:32:28 ID:0hpZ/cmg
◆ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(原題:Bill & Ted Face the Music)2020年アメリカ

「ビルとテッド」シリーズの第3作。未来の偉大なリーダーに頼まれ、世界を一つにする名曲を作って演奏して、77分後の世界の時空崩壊を防いでくれと頼まれたテッドとビルは作曲する時間がないので電話ボックス型のタイムマシンを使って未来の自分達からその名曲を教えてもらおうとするが、悲惨な未来をみてその名曲はなかなか手に入りそうもない。
一方彼らの娘たちはもう一つのタイムマシンを使って、過去の偉大な音楽家を集めて父親たちのサポートをする。その後、未来のリーダーは主人公の二人がこの世からいなくなれば世界は救われると判断して、暗殺ロボットを過去に送る、果たしてドジな二人は世界を音楽で救う事が出来るのかというドタバタSFファンタジーコメディ映画。

いやあ、無茶苦茶でツッコミどころ満載な内容だったが、面白くて久々に声を発して笑いましたwまあ、ギャグでコメディでファンタジーだモネ、都合が良くて何でもありでパラドックスも当然、この映画の場合、全て笑いに変えられるのでそういう部分も全然気にならなかった。人が死んでもギャグで蘇っちゃうしね、優しいストーリーで優しい世界だわ〜。
そして音楽が素晴らしい。ラスト数分間の音楽が世界を救う!って言うと最近のSFアニメとか女性二人組の火星でのアニメやらを思い出すが、こっちの方が難しい事も考えなくていいし、素直に音楽の良さが分かるし、ダラダラ退屈なシーンもないし、自分は好きだなあ。

そして、まさかの主演がキアヌリーヴスだとは思わんかった、この馬鹿馬鹿しさに有名アクション俳優の若い頃が観れるとなれば、一作目二作目(1989年頃の作品)も見たくなったわ。

いやあ、楽しかった。バンドのメンバーがアームストロングにジミーヘンドリックスにモーツアルトに原始人に死神wだもんなあw名前を聞いただけでどんな音楽が聴けるのかワクワク、そしてラストの演奏が期待通りで素晴らしかっらわ(自分はね)。
あんまり評価や感想を見ないこの作品、ギャグ映画としては自分は素晴らしいと思うから、馬鹿馬鹿しく楽しい映画が好きな人かつ音楽好きな人はどうぞ。EDの映像と音楽もロックで素晴らしかった。

358もにゃら:2021/08/29(日) 22:35:13 ID:j8Dr8S3M
○オールド

旅行に来た一家がその他の数家族とともにプライベートビーチに案内される

だがそのビーチは1日で50年分老化するという恐るべきビーチだった…
脱出しようとすると老化速度の急激な変化で気絶してしまうために脱出不能。









カーラという幼女が可哀想だった
3歳位だったけどティーンエイジャーに成長
同じくティーンエイジャーに育ったショタのトレントとおセッセして妊娠
みるみるうちにお腹が大きくなって出産
でも生まれた赤ちゃんはすぐに死亡
ショックを受けたカーラは崖を上って脱出しようとしてやっぱり失神、転落死
11歳カーラちゃんが一番可愛かった…
設定的には6歳と3歳くらいがおセッセしたわけだがいいんだろうか
成長にともなって精神もなんか成熟してたけどさ

カーラママも気の毒だった
娘の死と自慢の美貌が老化で失われた事にショック受けてさ…
洞窟内で暴れて骨折してはその骨折箇所がおかしな向きで治ってしまって、それを繰り返した挙げ句化け物みたいな姿になって死んでしまった…


そして主人公姉弟以外は全員持病の発作やら老衰やらで死亡

喧嘩ばかりしてて離婚を考えていた両親が仲直りできたことだけが唯一の救いか


生き延びた姉弟は両親と恋人?と50年を失った訳だが…

幸あれ

359シャアダム:2021/08/30(月) 19:35:59 ID:0hpZ/cmg
◆スカイラインー逆襲ー(原題:Skylin3s)2020年イギリス・スペイン・リトアニア合作

今度も戦争だ!

スカイライン3部作の最終章。前作で人類の反撃で侵略エイリアンを撃退してから5年後、パイロット達(脳だけ収穫され奴隷サイボーグにされた人々)は体を内部から腐食するウィルス感染症に苦しんでいた。一方エイリアン「ハーベスター」と人間の合いの子であり、地球を救った英雄であるローズは、ラドフォード将軍に誘われ(強制的にだが)、パイロットたち(サイボーグの事ね)が再び人類の敵にならないようために、遥か彼方の惑星コバルトへ特殊な敵宇宙船のエンジンに使用されていたエネルギー体を、選ばれたエリートメンバーと一緒に取りに行く事になる。
そのエネルギー体があれば、パイロットたちは狂って目が青になって再び人類を襲わなくなるという。パイロットを汚染する感染症のワクチン開発と平和を維持するためのエネルギー体奪還作戦、果たして地球にへいわはもどるのであろうか。という内容のSFアクション映画でした。

なんかおかしいなあって思ったら、前作観てないやwローズとか反攻作戦とか全然知らないし、自分が観たのは、ホテルでパーティをしていたヤンチャな奴らが、青い光を見て次々にエイリアンに襲われていく第一作の記憶しかねえwでも、前作までのあらすじもちゃんとあって、だいたいの話位の流れは分かった(助かった〜)w
それから、前二作は製作がアメリカだったのに、今回はイギリスら合作で?ってなった。スケールダウンしたまでは言いたくないが、今度はロンドンを救えみたいな局地戦になってる。まあ一作目はホテル内がメインのホラー仕立てだったけどなー。制作サイドでなにがあったんだろうか(前作が不調だったとか?)。

ようやく内容なんだが、なんかストーリーも演出も雑。一作目は低予算の良質のB級映画だったのだが、今作はまあまあ予算を使ってそうなんだが、悪い意味でB級って感じ。途中の戦闘も似たような岩場で良く見えない同じような戦闘シーンばっかり。ストーリーも何かが爆発した後を見ただけで、将軍の悪だくみを全て見事に解明する主人公。また星が爆破されたのに主人公補正で無傷でかつ将軍の宇宙船に上手くたどり着く都合のよさ。展開もちょっと退屈で辛かったかなあ。
そうですねえ、例えるならエイリアンの住む星の探査は「エイリアン」襲ってくる敵を銃で撃退は「エイリアン2」、エイリアンの血が混じってる主人公が敵エイリアンボスによって、暗黒面に引き込まれそうになる所は「スターウォーズ」w、ラストの宇宙船内での戦いは再び「エイリアン2」かなあ。それに、ブランカだかバルログみたいな浮浪者みたいな黒人(やけに張り切っていてワロタ)が狂ったパイロット達と戦うのは、「アベンジャーズ」辺りのヒーロー物を思い起こさせるかなあ。あと、敵エイリアンは造形も人間を狩る所も「プレデター」ぽかったなあ。多分パロディとしての狙いもあるのだろうなあ。

少々退屈でストーリーも雑だったが、それなりにお金はかかってそうだし、味方同士の格闘シーンはかっこよかったし、エイリアンやアンドロイドや宇宙船の造形とかはその手のファンには一見の価値はあると思う映画だ(他に褒めるところが・・・、御免な〜)。

360シャアダム:2021/09/16(木) 05:14:17 ID:0hpZ/cmg
◆SHORT PEACE(2013年日本アニメ)

オープニングを含めると5本のアニメ作品が楽しめるオムニバス映画。内容はというと、
①「九十九」
昔の日本(富士山の近く)、深い森のとある祠に立ち寄った旅の途中の職人(結構ガタイのいい男性)が「付喪神(道具のお化け)」の不思議な体験(試練?)に会う。
②「火要鎮」
昔の日本、望まぬ結婚をさせられそうになり、嫌気がさして、魔が差して大火事を起こしてしまう。そこへ幼い時に結婚の口約束をしたとみられる火消しの幼馴染が助けにやってくる。
③「」
昔の日本、宇宙から飛来した「鬼」が村中の女性を襲う(食べるのか?身ごもらせるためか?)。最後の一人となった女性が白い熊に助けを求めると、その白熊「GAMBO」は鬼退治に向かってくれた。
④「武器よさらば」
未来の日本(富士山があったから)、未来装備の爆弾処理班が多分新宿と思われる都市で、都市の地下にあるミサイル基地を守る無人ロボットに襲われて激戦を繰り広げる。

感想:オープニングは作者は美幼女好きやなあ〜と思わせるロリ度w不思議の国のアリスを思わせる。
九十九は大人向けの日本昔話を見てるかの様、風刺や教訓も含まれていて、後味も良く、絵も綺麗で一本の作品として楽しめた。昔観た「モノノ怪」のリスペクトかと思った(または蟲師)w
火要鎮はストーリーは胸糞ものだったので、これは映像美を楽しむアニメだと割り切った方が良いかなあ。江戸の風景や火の表現や火災時の火消しの行動とかが細かに描かれていた、ストーリーは苦労を知らない箱入り娘なら自分の行動がどれだけ迷惑をかけるか考えられなくて、魔がさすこともあるんじゃね?胸糞だけどw
GAMBOはとにかく、宇宙人鬼VS謎の白熊の格闘シーンが見どころ。首をへし折られても立ち上がり、ベアハッグをする所とか、「バキ」もびっくりだぜ。なぜそこまで少女のために立ち上がったのか?って疑問はあるが。エイリアンのような鬼の住処(宇宙船?)が爆発する所は鬼の宇宙船の燃料にでも引火したのかな。SFコメディアクション怪物映画「エボリューション」を思い出したw
武器よさらばは、無人ロボットと爆弾処理班の行きも詰まる闘いが見どころ、4本の作品の中では、一番面白かった。アニメ「プラネタリアン」を思い出した。無人メカと戦うのって、最近では「86」だっけ?出だしは映画「ハーモニー」っぽかった。
まあ、オチは古臭さを感じたが、古き良きコメディ風なオチって事で。

全体的に古き良きアニメのコンセプトを最新CGで表現したって感じはあるが、どの作品も一見の価値ありって感じで観て良かったと思った。
同じようなオムニバス作品「メモリーズ」や「ジーニアスパーティ」は観たことがるが、内容も薄っすらとしか思い出せないので、もう一度見たくなった。

361シャアダム:2021/09/16(木) 23:26:36 ID:0hpZ/cmg
◆プロメア(2019年日本アニメ)

世界各地で人間が炎を操るミュータント「バーニッシュ」に突然変異(多分ストレスやイライラの所為)し、周りを大炎上させる災害「世界大炎上」が起こって30年。人口は半分になり、舞台である共和国プロメポリスではバーニッシュ対策の消防隊「バーニングレスキュー」が結成され日々バーニッシュが起こす火事消化活動をしていた。
主人公ガロはその新米隊員で、ある日、テロを行うバーニッシュ集団のボス「リオ」と対決し捕縛に成功する。が、「リオ」はバーニッシュが共和国プロメポリス司令官クレイの指揮する研究所で人体実験されている実態を知るためにわざと捕まったのだった。司令官クレイは、バーニッシュの能力を使って(犠牲にして)、もうすぐ住めなくなる地球を脱出し移民するための宇宙船のワープエンジンの燃料にしていたのだった。
その事を知った主人公ガロとバーニッシュのボス「リオ」はこの先どう行動するのか、という人類の未来をかけた壮大なSFアクションアニメでした。

感想:まず、最初の30分ぐらいまでは、噂通り「炎炎の消防隊」に似てるなあって印象。あと「まかせろ!」って言いながら火事の中を要救助者を助ける所はセガサターンのゲーム「バーニングレンジャー」じゃねーか?って少し笑いました(意識してるのかなあ)。原色鮮やかで良く動くけどアバウトでサイケデリックな作画、無茶な変形たロボットがばんばん出て来るところ、ノリと勢いと掛け声で火事を解決する所はああ、「グレンラガン」とかのバリバリのトリガー作品だなあって、今となっては少し懐かしい作風でもある。
その後は地球を救う,人類を救うという壮大な話になって、「炎炎」とは少し違う話だなあって印象でした。まあ、発火現象を起こした人間を何かの燃料にするって所は似てましたが。
それから、司令官クレイの声優さんが最初声量なくて下手くそかなあって思ってましたが、ああこれ「堺雅人」だってわかってから、いつもの演技だって笑いました。

それにしても、人類を滅ぼしかねない〇〇〇の炎系○○○の仕業だったとわねえ、糞迷惑な話だなあw後半は勢いとノリの戦闘に次ぐ戦闘で、少々飽きたかなあ(もっと戦闘シーンは切れが良く濃縮して欲しい派です)。都合のよい結末もなんだかなあ、日本昔話や童話などのみんな幸せに暮らしたとさ級のめでたしめでたし的な都合のよさがイマイチだったかなあ。氷の下の研究所が「マジンガーZ」みたいだったのは笑ったけどね。

なんやかんや書いたけど、トリガーらしい凄く勢いとパワーを感じるアニメでした。トリガーアニメが好きな人向けかなア。

362シャアダム:2021/09/17(金) 23:46:35 ID:0hpZ/cmg
◆ぼくらの7日間戦争(2019年日本アニメ)

父の仕事の関係で東京へ引っ越す事になったヒロイン千代野綾は、せめて誕生日は地元の北海道の街で過ごしたいという願いを聞いて、彼女が好きな主人公鈴原守は誕生日までの一週間、家出しようと彼女を誘う。そして何となく集まった6人の友人(まだ知り合いかな)は親に内緒で立ち入り禁止の廃坑施設で秘密の家出キャンプすることになる。
しかしその廃坑には、不法滞在のタイ人の子供マレットが先に住んでいて、はぐれた親の行方を捜していた。マレットを確保しようとする入国管理員もやって来て彼らは見つかって、家出キャンプがばれてしまう。それを聞き付けた報道陣もやって来て全国に「子供だけの立てこもり事件」として有名になってしまう。ヒロインの父は何とか娘を報道陣たちに気付かれずに、娘を無理やり連れ戻そうとして、主人公達と戦争状態にいなってしまう。
果たして、この大騒動はどうなってしまうのか?そして彼らはどう行動するのか?という、少し荒唐無稽な青春&冒険映画。

感想:最初のうちは、親に反抗して家出の理由は薄いわ、よくあるドタバタコメディ調のアクションで、あんまり面白くないなあって惰性で観てました。不法入国の子供が出てきても、そんなに面白いとは思わなかったですねw南ア化、ただの我がまま反攻キャンプじゃドラマとして薄いから、事件性をより持たせようとして、まだドラマチックな感動物にしようとして、不法入国の子供を出したみたいで、わざとらしい気がしてこの映画に感情移入しづらかったですね。
「ホームアローン」みたいに大人が子供の仕掛けにアタフタして逃げ帰る所も、よくある感じで退屈でした(絵は綺麗だし良く動くんだけどね)。あと、廃坑施設なのにまだ普通に稼働するのも不思議でした。子供が上手く動かすのも不思議。また、少し間違うと死人や大怪我人がでる主人公達の撃退法も、シャレにならないなあ、下手したらこいつら本当に人生終るぞって感じで、主人公達に全然シンパシーを感じませんでした。

でも、後半、主人公達の恥ずかしい部分や恥ずかしい過去が全国に知られて、彼らが落ち込むところから、結構面白くなりましたね。その辺からは、彼らが本音を吐いて、本当の友達になる所とかは、大変感情移入も出来たし、感動しましたわ。そして、ラストで宮沢りえの演じるキャラが出てきてTMネットワークの「セブンデイズウォー」が掛かったときは、ちょっと涙出ましたね。
あと、廃坑施設の描写がリアル(実際は観たことが無いけど)に感じました。

前半はそんなにアクションシーンそんなに面白くもなく、ちょっと退屈で、何やってるんだこいつら、それ悪質な犯罪だぞ的な映画でしたけど、どこか捨てがたい魅力を持つ、若者の暴走や冒険や感情の爆発を初々しく描いた映画でもありました。最後まで観ればなかなか見所のある映画でした。しかし、主人公は頑張ってみんなを立ち直らせたのに、まさかのレズ告白で、主人公トホホで複雑だろうなあってちょっとワロタw

363シャアダム:2021/09/19(日) 02:12:28 ID:0hpZ/cmg
◆ビルとテッドの地獄旅行(原題:Bill & Ted's Bogus Journey=ビルとテッドのでたらめ旅行)

ビルとテッドのお陰で未来は音楽(ロック)一色に染まってしまう。そんな現実を変えようとテロリストの未来人デ・ノモロスは彼らが音楽で世間を変える前の時代(つまり現在)に殺人ロボット(レプリカント)を送ってビルとテッドを殺して未来を変えようとする。
主人公達は殺され、彼らの恋人も殺されそうになるのを止めるため、地獄や天国やあちこちに行ってなんとかしようとする、SFドタバタコメディ冒険&ちょっとだけ音楽映画。

この前観た3作目でも殺人ロボットを送っていたから、またかい!って突っ込んでしまったw相変わらずのドタバタぶりで3作目と何にも変わらないノリでした。
3作目で出ていた死神もしっかり活躍するし、発明家の宇宙人も出て来る。未来の授業では、過去の有名な音楽家をタイムマシンで連れてきたりする(おいおい歴史が変わっちまうんでない?)W
あと、たまに主人公二人が見せるエアギターなどの変なノリノリポーズがちょっとむかつくけどイエーイ!って感じでこれまたよい。
どれもこれも、3作目がとても面白かったから、ひいき目で観ちゃうところも多いけど、1991年代のちょっとチープな特撮がかえって笑いを誘う、楽しい映画でした。スターウォーズやターミネーターのパロディもあって、当時受けただろうなあって感じた。もしかしたら「バックトゥザフューチャー」のパロディが大元なのかもしれないかな。

荒唐無稽で死人もボードゲームで蘇り、がけから落ちても綺麗な死体のままなど突っ込みたくなるが、この二作目も、笑えて楽しい映画でした。ますます一作目が観たいのだが、レンタルされてなかったとほほ。

364シャアダム:2021/09/19(日) 17:24:07 ID:0hpZ/cmg
◆HUMAN LOST 人間失格 (2019年・日本アニメ)

昭和111年、日本は様々な医療技術のおかけで、大けがを負っても死なないし、人間の平均寿命が120歳を超える無病長寿大国となっていた。一日19時間も働く弊害なのか、青空など望むべくもない、酷い大気汚染でガスマスクをしなければならない世界でもあった。
120歳まで生きた人を祝うための合格式(祝うだけじゃなく何か裏にありそうな感じ)を3か月後に控えた頃、中央に生かされて働かされてる奴隷と感じたり、死なない体に違和感を感じたり、色々な不満を持つアウトサイドの貧しい人々がインサイドの裕福層に対して大規模な爆発暴走テロを行う。
テロの途中、謎のテロ仕掛け人の渡した薬により、ロスト化(治療用ナノマシンの暴走により化け物に)した主人公「大庭葉蔵」と友人「竹一」は互いに争い、大庭葉蔵の方はさらに覚醒して3人目のアプリカント(何らかの能力を持って、ロスト体から人間へ戻った稀有な人類)となる。
第一のアプリカントは「堀木正雄」で彼の能力はロスト体を操る。第二のアプリカントは政府の広告塔である「柊美子」で他人(ロスト体も)の心に干渉する。そして主人公の能力は、デビルマンの様に変身して、他のロスト体を葬る能力だ。彼らと政府の思惑がぶつかり、人類の未来をかけて戦う事になるドロドロとしたSFアクション映画。

原作太宰治の「人間失格」を大胆にアレンジして近未来に舞台を置き換えた閉鎖感たっぷりのSFなので、登場人物も名前が一緒で台詞も「恥の多い生涯を送って来ました」と言って自殺する所から始まります。しかし死ぬのではなく「デビルマンの様なダークヒーロー」に変身するための過程らしいですW

さて感想ですが、月刊「アフタヌーン」のコミカライズ漫画がダイジェスト感たっぷりで、用語や世界観や演出が「月に吠えらんねえ」ぐらい意味不で理解できなかっただったので、アニメ本編もつまらないだろうと、いままで見送ってましたが、悪くは無かったです、結構動くしSFとしても面白いディストピアたっぷりの世界観で、最初のバイクの暴走シーンはアニメ映画「アキラ」の様でした。
ん?これってアキラリスペクトかなって思う部分も結構あったなあ(事故で超能力に目覚める所とかディストピア感とか)。人を選びそうな内容なので、お勧めするほど面白いとは言えませんが、良く動くしストーリーも悪くなかったので、近未来SF好きならそれなりに楽しめると思います。
ただラストバトルは迫力満点で魅入ってたけれど、観終わった後で、お前、そんなに都合よく空飛ぶ能力なかっただろうって、勢いで能力以上の事をする主人公に少し疑問もありましたかな(まあ少年向けアニメではよくあるオーバースキル演出だが)。

あと、健康基準とか運命曲線とかってあの108人のシステムに組み込まれた老人たちとコンピューターが計算で出してるのでしょうかね?なんだかあいまい、ファジーすぎてなんだかな〜って思いました。

ストーリーとしては単にロスト体を倒すダークヒーロー物になってない所は良かったです。そして、ヒロインがああなってしまった所も、他のアニメにはあまりない悲しみの要素でした。

設定が変わっていて、初見者には専門用語が理解できなく、癖はあるけど、ちゃんと一劇場用作品として楽しめるので、暗めの近未来SFアニメが好きな人はどうぞ。

365シャアダム:2021/09/20(月) 05:17:13 ID:0hpZ/cmg
◆聲の形 (2016年・日本アニメ)

主人公将也のクラスに耳が聞こえない障害を持つヒロイン硝子が転校してくる。将也たちは硝子を虐め、ついに転校させてしまう。先生に問い詰められ虐めを認める将也だが、一緒に虐めた仲間をチクって、仲間から総スカンを喰らったうえ、今度は将也が虐められ、それは中学に入っても続く。すっかり自分はダメ人間だと思うようになった将也は高校3年の時、自殺しようとする。しかし自殺前日、転校したヒロイン(もちろん現在高校3年生)の元へ謝りに行き成り行きで「友達になって欲しい」と言ってしまい、自殺を思いとどまり、友達になろうと彼女の元に何度も通うようになる。が、そこには色んなトラブルや障害が待ち受けていたという主人公とヒロインの交流を中心にした青春群像アニメ。


正直言うと、丁寧で最高の演出で最高の作画で有名な京都アニメーション制作の作品なので、優等生過ぎて自分に合わないだろうなあ(途中でいい話過ぎて退屈で眠くなりそう)って思ってたのと、出だしがあまり好きではない「リゼロ」の主人公の様な顔で、障碍者苛めが酷すぎたので、この主人公死ねばいいのにって思ってしまうほど好きになれなくて、とても感動できそうにないなあって思って観てました。
しかし、中学の苛めを体験してから、高校編に入ってから、主人公がイジメていたヒロインに謝って仲直りして、反省して色々と立ち直る話なんだってわかってから、一気に面白くなったって感じですか。ヒロインの障害に立ち向かい一生懸命生きてる感じや障害を背負ってるのに面に出さずに陽気に振舞う健気さがグッとくるしカワイイかったですねえ。あと、マリアがいつも無邪気でニコニコしてロリ可愛かったですねw

主人公も、人生諦め気味で刺々しさもなくなって、いじめられて他人の痛みを知って、物腰が柔らかくなり、他人対して優しさや思いやりを持てるようになって、好きに離れないいけど(小学生の苛めが酷すぎたから)、まあ許せるキャラになりましたかね。主人公の怪我は、落ちた所が浅い池みたいな所だったからあの程度で済んだのかな。ただ、島田たち(小学校のいじめっ子仲間)が助けたってどういう事だろうなあ、偶然通りががったのかなあ?植野が主人公の跡をアパートまで付けてきて、島田達に救いの電話をしたのかな。そこが納得いかなかったけど。
植野は最後まで好きになれなかったなあ。相手は障碍者だぞ、お前が耳が聞こえなくなったら普通に生活できるのかい?っていってやりたくなる女の子で美人でも絶対友達になりたくないタイプですねw川井さんも主人公が言ったように、自分の保全だけを考えてる外面だけ優等生ですねw
また、真柴も良く事情を知らないでその場だけで判断してしまうタイプみたいですね。永束は、明るくて裏表がなさそうで、とてもいい奴なんだけど、一度助けられたぐらいで全信頼を置いちゃう騙されやすそうなタイプ。佐原さんは優しくて思いやりがあって活発そうだけど、優柔不断でなあなあで終わらせようとするタイプですか。ヒロインの母も主人公の母もヒロインの妹ちゃんもちゃんとキャラ付けがしてあって、設定や演出が上手いなあって思いました。

それぞれに良い面もあれば悪い面もある、キャラの性格付けがほんと良くできてるなあって感心しましたわ。

そしてストーリーも良かった。ヒロインが耳が聞こえない上手くしゃべれないってのを、仲間みんなでフォローしてまた仲間同士でぶつかってフォローし合って、主人公も主人公らしい活躍や失態をみせて、高校編に入ってから、とても面白かったし感動もさせてくれましたわ。

これって、あの火災事件が起こる前の作品なんですね(見た後に知りました)。この作品に関わた故スタッフたちの事を思うと、なんかやりきれない思いが沸き上がってきますね。なんか悲しいなあ。

自分は、あんまり、これは観とかなきゃとかこれは観るべきとかの押し付けを書くのが嫌いですので、障害を乗り越えて頑張る姿を描いた、優しくてすばらしい作品ですので、良かったらどうぞ って所ですか。

366もにゃら:2021/09/20(月) 22:00:53 ID:j8Dr8S3M
○食人雪男

50年くらい前のB級映画感のあるタイトルですが2020年の映画です

中身は極めて低予算なC級映画w

万病に効くという薬草を求めて山に入った研究チームがそこを守る雪男に襲われて殺される話

雪男の着ぐるみ感が凄いw
話の内容もすっごいショボいし誉めるところが一切無い

やべー映画でした


○人肉村

20世紀末のアメリカで車で移動中の四人組が山中でエンストして立ち往生、そこを近くに住む食人一家が襲ってきて…
という内容

登場人物が割りとバカな行動ばかりとるし、どうにもいまいち

さっきの食人雪男もそうだけどB級C級ホラーはつまらなさすぎる

367ギア:2021/09/22(水) 18:19:43 ID:dgMK.pi6
●ザ・スーサイド・スクアッド"極“悪党、集結
素晴らしい出来でした。
無茶苦茶でイカれたキャラだらけなのに、ドキドキワクワク感動まで詰め込まれた大満足の一品に仕立て上げられてるのが流石としかいえない

ただ続編があるとすると、良くも悪くも今回生き残ったキャラも序盤に死にそうな気配なので、もうシリーズ化はしなくていいかやw


●ドライブ・マイ・カー
こちらもテイストは真逆ながらスゴイ満足感のある作品でした。
静かな話運びなのに展開自体は飽きさせないもので、一瞬で終わった3時間で、各地の景色や美味そうな煙草など印象的な映像もお見事でした。

多国籍な言語が飛び交う劇中劇と抑揚がなくどこか芝居がかった男女の会話など、最初は違和感があったんですが、
後半からは全く気にならなくなってむしろ心地よかったのが引き込まれた証か。
色々伏線もあり、想像を観客に残す部分もあり何回観ても楽しめそうな作品でした。


●シャン・チー テンリングス
うーん、アクションは良かったんですが、なんだかなー
見た目の問題もあるのかな。
三十路の役者が二十台中盤くらいの境遇のキャラを演じるってそんな珍しいことでもないはずなのに、
役者が老け顔だからか『もうちょい見た目若いキャラの方がいいのに』って感情が最後まで抜けなかったな。
ヒロインや妹さんも同じく…


●スイング・ステイツ
途中少し退屈な部分もありましたが、ラストにひっくり返してくれるので、トータルでは大満足でしたw
激戦州である田舎町に支持層を増やそうと町長選挙の応援に乗り出す選挙屋さん、因縁の敵対政党の選挙屋まで乗り込んできていよいよ大統領選の代理戦争の様相となり……

風刺が効いていて良かったです。

368<削除>:<削除>
<削除>

369もにゃら:2021/10/03(日) 10:32:21 ID:j8Dr8S3M
○008ノータイムトゥダイ

パロマさんがエロカッコ良かったです
ボンドの後任の新008が黒人女性なあたりポリコレでした

370もにゃら:2021/10/07(木) 00:09:12 ID:j8Dr8S3M
007やないか!

371シャアダム:2021/10/15(金) 12:59:00 ID:0hpZ/cmg
◆ニンジャバットマン(英国タイトル「Batman Ninja」)2018年日本アニメ

ゴリラグロッド(悪人)の研究実験に巻き込まれて、時空を超えて日本の戦国時代に飛ばされたバットマンメンバーと悪人達。
悪人達(ジョーカーなど)はその日本で城を作り戦国大名に変わって勢力争いをしていた。二年遅れて戦国時代にやって来たバットマンは仲間やキャットウーマンと合流して正しき日本の歴史に戻すべく、悪人達を現在に戻そうと奮戦するという、奇想天外なストーリーのアクションアニメ映画。

まず言いたいことは「コブラじゃねーか!」でしたwコブラの異次元レースを思い出すねえ。戦車の様に動く城、遅れてこの時代にやって来てすでに悪人達は自分の軍隊を所持してる所、たった一人でワイヤーアクションや近代武器で戦う所など、まさにコブラですね。まあ、最初の戦いは上手くいかなくて近代兵器は壊されて、ラストは仲間たちと昔の武器で戦うんですけどね。
次に言いたいことは「作画が凄すぎる」ですね。細かい所まで良く描かれていて、実にお金かかってそう。絵柄もバットマンやらジョーカーやら、オリジナリティがあるんだけど、しっかり彼らだと分かる所も素晴らしい。ただ人によってはこのキャラの濃さはしつこいかもしれないねw
それから、この細かい作画で良く動くなあ映画版「ナルト」ぐらい動く。ラスト30分の戦いは5台の城ロボット戦から、5台合体ロボから、ジョーカーとのチャンバラから、忍術&肉弾戦から、圧巻でした。これも人によってはいつまでも終わらないい戦いがしつこいって思うだろうけどね。

これ、ジブリ映画やコナンばっかり流してる民放のロードショーでも放映すべきレベル」だよって思いました(もうやったかもしれないが、何回もね)。

あと、バットマンの仲間ってたくさんいるんだね。レッドフードってのがずっと縦長の天蓋の虚無僧スタイルで何者こいつ?イキリ野郎だなってちょっとワロタ、あと忍者「赤影」ですよねあいつらw「ハーレイクイーン」って最初の実写バットマン映画の時は出てこなかったけど、最近は有名キャラになったなあ。あと、ゴリラ野郎やデスストロークやペインって悪人も初めて観たなあ。まるで、獣みたいなのが頭いいって、Xmenだなw

まあとにかく、闘いが少ししつこかったけど、素晴らしい作画と、外国漫画の借り物なのにここまで面白くした日本アニメ制作者に乾杯!って言った所ですね。

372シャアダム:2021/10/15(金) 18:28:21 ID:0hpZ/cmg
◆えいがのおそ松さん(2019年日本アニメ)

おそ松さんたちは同窓会で未だにニートだとバレて、嫌な思いをした次の日の朝、目覚めると高校3年生卒業間近の世界に迷いこんでいた。
高校生の自分らの姿を見たりしてバカ騒ぎをするが、この世界が現実にしては少しおかしい事に気付く。元の世界へ戻るために、あれこれ奮闘するギャグ&コメディ&ちょっと感動のアニメ。

女性向け声優ファン向けアニメとか、女子向けのキャラアニメとか、はちゃめちゃギャグのおそ松さんだと馬鹿にすることなかれ、ストレスフリーで難しい事を考えずに観れる上、基本ストーリーもしっかりあって、ギャグばかりでなくて、結構面白かったわ。
ただ、考察する所もあるが、真面目に考察すべきなのか悩むアニメである(特に高橋さん関係)。思い出も妄想世界で撮った写真が現実で飾ってあるとか、急に女の子になった猫がいったい何者なのかとか、考察したい奴はしろ、ただおもしろギャグ映画だとして楽しむやつは楽しめって感じかなあ。
自分も、考察したいが、どう考えてもスッキリする答えが見つからないしよくわからんのよのう(おそ松さんのくせに生意気だぞ、のび太w)。

まあ、ギャクやコメディは面白かったし、作画も良かったし、細かい所までギャグが描き込まれていたし、それだけでも観る価値はあったと思う。ただ、少しギャグがしつこくて、最初はしつこくても良かったが、後半お腹いっぱいだからもう先に行けって思ったりしたかなあ(ギャグアニメ映画にしては長いかな)。
あと、ラストはちょっとだけど、感動するところもあったかな(おそ松さんにくせに(略))w結構高橋さんのキャラは好きな方かも。

それと、エンディングまでちゃんと観た方が良いですね。高橋さんとおそ松さんたちの高校時代の青春っぷりがしっかり描かれていて、なんか良かった。

とにかく、おそ松さんと言って敬遠する事なかれ、結構しっかり面白いアニメでしたよ。

373シャアダム:2021/10/16(土) 07:21:37 ID:0hpZ/cmg
◆ 峰不二子の嘘(2019年 日本アニメ)

借りたDVDでは前編と後編に分かれていたが、いっき見しました。
ストーリーは悪徳会社のお金を息子のために5億ドル横領したランディは会社が雇った殺し屋ビンカムに狙われる。ビンカムには相手を意のままに操る謎の超能力があった。
ランディは息子をメイドの峰不二子に託して、殺し屋たちを巻き込んで自爆する。それを知った息子のジーンは、ルパン三世に5億ドルで仇を討ってくれと依頼する。というコメディやギャグ無しのハードボイルドタッチにルパン達を描いたサスペンスアクションアニメ映画。

今回、殺し屋を製造する組織が浮かんできて、その組織のボスがあの「マモー」じゃないかとワクワクしました。
不二子が男顔負けの格闘や戦闘を見せるのが見どころですね。うん、おちゃらけルパンではなく初代ルパンのハードボイルドで渋いストーリーが戻って来て、嬉しいし面白かった。キャラデザインも原作に近くて、これぞ求めていたルパンって感じで好きだなあ。次元が小粋な兄ちゃんって感じでこれまたカッコいい。
肝心の不二子は、色仕掛けを使うのはいいけど、ちょっとやり方が強引であざといかな。子供との逃避行は映画「グロリア」っぽかったけど、どっちかというと「メイドラゴン」のルコアと翔太君を思い出したwもっとエッチな格好で闘ってくれたらよかったのに、少し無難な格好なのは残念(とは言ってもエロい服なのは間違いないが)w

前作、血煙の五右衛門と死闘を演じたホークが出てきた時はニヤリとしたねえ、こいつ実はアンドロイドかマモーみたいな複製人間なのでは?

これって続編が無いのかと思ったけど、どうやら「ルパン三世 THE FIRST」って映画があるらしい。

最近のTVシリーズでは物足りなかったルパンがここにありました。

374もにゃら:2021/10/17(日) 00:41:48 ID:j8Dr8S3M
○デューン 砂の惑星

これ、なんか有名シリーズの続編とかでしょうか
ろくな説明もないまま独自用語が出てくるんですが
しかも前後編の前編っぽい
敵対貴族とのドンパチが始まった辺りで唐突に終わった

ええと、人類が宇宙に進出して銀河帝国的な国家をつくって、主人公は名門貴族の跡取り
香料と呼ばれるレア物質の取れる惑星管理をしていたが、かつてその惑星の管理をしていた別の名門と抗争が始まって…

ヒロインぽい人の出番はほぼ無くて母ちゃんがヒロインポジションw

後編も気になるが人気無さそう

○ミナマタ

あの水俣病について取材したアメリカ人写真家の話
彼の撮った写真が!

375シャアダム:2021/10/17(日) 03:11:54 ID:0hpZ/cmg
◆この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2019年 日本アニメ)

とあるきっかけで、めぐみん(おバカな魔法使い)の故郷の「紅魔の里」へ旅することになった主人公カズマ(異世界転生者)とその一行。ただの観光旅行になるはずがなく、紅魔の里の隠し秘宝を狙う魔王軍の幹部シルビア(男かな?女かな?)と激戦を繰り広げることになる。
ドタバタコメディアクションファンタジー異世界転生アニメの劇場版。

紅魔って降魔かと思ったら、目が赤い魔法使いの一族だから「紅魔」なのか。そして紅伝説って紅魔一族がどうやって生まれたのかっておバカなエピソード(笑えない話だがホント笑えた)も添えて、彼らの奇矯な行動とかも含めた題名なのかwラストのカズマの機転は、また生き返れる事前提なんだな(ある意味、スバルの死に戻り戦法)。
途中に入る「このすば!」のキャッチフレーズも健在で、そのおかげもあって全体的にギャグの切れが良くて、ギャグが合わなくてもしつこくてもそのキャッチフレーズでリセットされるから、このシステム言いね!って感じ。最後まで新鮮な気持ちで笑える作品だった。
拗ねて、カズマ(クズマ・カスマって言われてたなあ)がわざとシルビアにつかまって、オッパイで挟まれるシーンも面白かった。
いやあ、TVシリーズ3期も作って欲しくなったなあ。

ラストの魔法カード?のやりとりって、良く分からなかったが、結局他の魔法に使うポイントをカズマは「エクスプロ―ジョン」に全振りしたって事かな。
あと、一発撃つのに村全員+カズマパーティの魔力を大量に使用するレールガン(物干し竿)狙撃は「エヴァンゲリオン」のパロかな。実にセリフもテンポもギャグも楽しい作品でした。なろう系異世界ファンタジーで自分が気に入った好きな数少ない作品の一つですね。

カズマの本命は「めぐみん」なのかな。

376シャアダム:2021/10/17(日) 08:18:53 ID:0hpZ/cmg
◆ルパン三世 THE FIRST (2019年 日本アニメ)

ルパン三世初のフルCGアニメ。第二次世界大戦時のフランス、「エクリプス」と呼ばれる財宝のありかを記した「ブレッソンダイアリー(ブレッソン博士の日記)」を狙って、ナチスドイツがブレッソンとその息子夫婦を殺害するが、衝突事故の騒ぎにより本を開けるための鍵しか手に入れることができなかった。
それから10数年後の1960年代フランス、「ブレッソンダイアリー」が回顧展で披露され、ルパンは盗もうとするが、レティシアという警官に扮装した同業者に邪魔をされ、その上、不二子に持って行かれてしまう。そしてその日記はゲラルト率いる謎の組織の手に渡り、鍵で本を開けようとするが、開けるためにはもう一つの鍵が必要だと分かる、そしてそのもう一つの鍵はルパン三世が持っていた。
ルパンは日記をを求めて謎組織のアジトに潜入して、レティシアと再会する。そして10数年前のナチスの襲撃で唯一生き残ったブレッソンの孫娘レティシアとの冒険と、謎の組織「アーネンエルベ」との謎のお宝「エクリプス争奪戦」が始まる。

フルCGだったが違和感なく普通に楽しめました(結構細かい所まで雰囲気を掴んでるCG作画には驚きました)。次元なんか普通のアニメよりカッコいいかもwただストーリーがねえ、最初はワクワクして見ていたんだが、輸送機からパラシュート無しで飛び降りるシーンは面白かったんだが、飛行機から落ちてもギャグで不死身とか、エクリプスのある遺跡の仕掛けを勢いとノリで突破したり、所々ファンタジー度やギャグ度が高めで、緻密な作戦で華麗に戦って行くルパンを期待してるのに、ギャグで済ませたりする、ルパン三世の悪い部分が目立って、時々がっくりさせられたかなあ。
「ルパンって基本ギャグやコメディが多めじゃん」「都合のいい秘密兵器もいつもの事って笑ってすませる」っていう人は気にならないんだろうけどね。あと、悪い博士がルパンと協力したから大学入学は無理って理屈でいくなら、ルパンと協力した銭形たちは博士ら悪者たちが生きてる限り、密告されて職を失いそうですね。
評価としては、面白くなくはなかったけど、所々戦いをギャグで不死身だったりして残念って所ですか。

ラストはカリオストロのオマージュでしたねwあと、エクリプスの遺跡は「インディジョーズ」ですか。それから久しぶりに「昭和一桁」って銭形に対する台詞を聞きましたw久しぶりと言えば「第三帝国復活」とか「ヒトラー」「ナチス」が敵として出てきた所もですか。舞台が1960年代後半なら、レティシア(1945年時赤ちゃんだった)は二十歳過ぎてるのか。BGMや音楽もカリオストロ風でした。

377シャアダム:2021/10/17(日) 16:19:32 ID:0hpZ/cmg
◆この世界のさらにいくつもの片隅に(2019年 日本アニメ)

2016年公開の「この世界の片隅に」に40分の新作映像を加えたもの。主に遊女の白木リンの生い立ちや主人公すずとの交流がより詳しく描かれている(他にも新たなシーンが幾つもの追加)。

ストーリーは前にも書いたが、いきなり呉に嫁ぐことになった主人公のスズを中心に、戦時中の周りの人々の日常が面白可笑しく、また悲しく切なく、そしてたくましく描かれてゆく。人によっては反戦映画ともとれるし、貧しくもたくましく生きる人々の人情映画ともとれるかな。


さて感想、始まって5分でほっこりして癒されたし、すずののほほんな感じでなんかもう涙が出てきた。詳しい感想は「この世界の片隅に」で書いたからここには書かないが、これで三度目観る作品だが、三度目でも飽きなかったし、いい作品だなあって思った。先の事をもう知ってるから、あの悪夢の時間(約二時間後)迫るにつれて、観たくないなあって想いで胸が詰まりそうになった。
それから、遊女となったリンちゃんのエピソードの切なかったが、風邪を引いてる遊女が「夜までに風邪を治さなきゃ」っていうセリフがきつかったなあ(何も持たない人が生きるって辛いし働くって大変なんだよなあ)。あと、前にも書いたが、戦時中で貧乏で節約している姿をみて、今の人たち(自分も含めて)っていかに恵まれていて贅沢だなあ、食べ物も食べたい時食べれるし、飲みたい時飲める(まずしい国ではともかく今の日本はね)、楽しい事も簡単にできるし、大体の人は着る服も住む家も困らないし、もっと感謝して生きねばって思う。

次にリンちゃんの事だが、周作(すずの夫)がすずと結婚する前に、遊郭から連れ出そうとしていたんだね、そして子供の頃屋根裏から出てきてスイカの皮を食べていたあの子だったんだね。屋根裏に行く前は、どこかの家に買われて、そこの子供に虐められて逃げて来たんだねって事が分かった(実は原作漫画を読んでいて知っていたが、漫画アクションだっけw)。

所々新作映像が追加されてるが、蛇足や全体のバランスを損なうような事は無かったのも、まあ一安心。前作と今作どちらか選べってんなら、欲張りな自分はこの約3時間の長尺版かなw

とにかく何回観ても何回も泣ける素晴らしい作品なので、定期的に地上波でやってほしいかなあ。とにかく、のんびりマイペースでおおらかなすずちゃん可愛い映画でもある。

378もにゃら:2021/10/20(水) 20:34:44 ID:j8Dr8S3M
○燃えよ剣

司馬遼太郎の超有名小説の映画版。原作は未読

いやあ良かったね

でも斎藤一や永倉新八の出番はめっさ少なかったw
でも山崎丞の出番はかなり多かった。ただ見るからに大阪商人って感じのキャラで薬屋に扮して長州のスパイ行為をやっててほへーとなった


○マクロスデルタ

テレビ版見てないけど劇場版だけ…
なんか歌が広域バフ魔法みたいになってて驚いた
パイロットの能力から兵器性能まで上げられるようになってた

それはともかく…
敵は統合政府のテクノロジー制限政策の大元である要人レディMの抹殺を目論むヘイムダルなる組織
禁止兵器の使用ができていれば故郷や仲間は死なずに済んだという思いから行動する

マクシミリアンやエキセドルなども出てきてファンサービスもあった

なかなか面白かった
でもヒロインの死で終わるのはどうよ


なお、マクロスFの予告動画15分ほども同時上映
これ、テレビ版じゃなく劇場版の続きでアルトは行方不明でシェリルは昏睡状態
だがついにアルトの行方の手がかりゲット!
さてさて

379シャアダム:2021/10/24(日) 07:15:34 ID:0hpZ/cmg
◆ショウほど素敵な商売はない(原題:There's No Business Like Show Business=ショウビジネスの様なビジネスは他に無い)1954年アメリカ

5人家族の「ドナヒュー」家のショウビジネス人生を描いた恋ありシリアスドラマありの歌って踊ってのミュージカル映画。

ヒロインの一人に有名な「マリリンモンロー」が出てるがあくまで主役はドナヒュー一家って所がなんか良い。特に歌って踊れるお母さん役のエセルマーマンと次男の問題児役のドナルドオコナーがマリリンモンローより存在感があってこの映画を引っ張ってる感じでそこも好きだな。
そして父親も歌って踊れて時に厳しくちゃんと物語を締めてくれるし、娘も明るくキュートな踊りで現代っ子な感じで、長男は真面目だが暗くてそれでもいたら頼もしい感じで、一家全員がそれぞれ個性在り、連帯感ありで、エロくて歌えるがあまり踊れないモンローは脇役って感じな所もなんか好きだな。

ラ・ラ・ランドはつまらなくて、ミュージカル映画は苦手だったが、これは最初っから楽しくて、話も二枚目俳優や美女に頼らない、上手なダンスやショウが中心で差後まで楽しく見られる映画だった。最後にちょっとホロリとする家族の絆的なシーンがあったのもよかった。そのシーンのお陰で感化されて、「ショウほど素敵な商売はない」って思ってしまったなあ。
いやあ、観客を納得させて且つ幸せな気分に導いてくれる、うまい構成と見せ方だなあ。マリリンモンローの登場シーンも大げさな演出もなく、さりげなくて良かったかな。

とにかく、歌と踊り、歌と踊りが楽しい(重要な所なので二回書きました)映画で、嫌な事があって気分がムシャクシャ鬱屈してる人もこの映画で気分転換、人生前向きになれるかもしれませんね(頭を空っぽにして観よう)。

380泳H:2021/10/24(日) 11:57:28 ID:qmf6Xix.
ララランドはつまらなくてってシャアダムさんに見る目が無いからという可能性もありますよ
感想で説明されてもw

381シャアダム:2021/10/26(火) 23:18:05 ID:0hpZ/cmg
仕方がない人ですね、ファンの方ですかね。
行き場のない気持ちで文句を言いたいのは分かるけど、
鬱陶しいだけですよ。
唐突に自分の感情だけを書かれてもね。ちゃんと観た映画の感想を書こうよ。

あと、日本語下手なのかな、一部意味が分からないですw
短気なあの常連ならすぐ反論が来そうですね。相手にしませんが。

382泳H:2021/10/26(火) 23:38:52 ID:qmf6Xix.
鬱陶しいのはシャアダムさんもそうですよ
意味が分からないのは一部だけなんですかねw
どうしてご自分ばかり反感を買うレスばかりもらうのか、考えることも学ぶこともできないんでしょうね

383シャアダム:2021/10/26(火) 23:58:32 ID:0hpZ/cmg
しつこい人キター、捨てハンで永遠と反論や文句野郎。
忌々しき事態、関わらないい方がいい。もう一種の荒らし。
鬱屈した感じ、あの常連と同じ匂い。
とんでもないルール違反に映画と関係ない人格批判。多分、すぐ反論(何分後かな)w

384もにゃら:2021/10/27(水) 00:25:12 ID:j8Dr8S3M
○キューブ

有名映画の日本版リメイク
各所で酷評されてますが、うん面白くなかった

オリジナル映画公開時点ではこういう内容はレアだったんでしょうが2000年代のデスゲブームでマンガ、ラノベ、ドラマが多数作られているわけで、いまさらのリメイクはよほどの付加価値が無いとダメだと思うんですよね

で付加価値があったとはとても言えない
ってかあからさまに怪しい人間を誰も追及せず案の定そいつが運営側の人間だったりと酷かった

385シャアダム:2021/10/27(水) 22:11:31 ID:0hpZ/cmg
◆眼下の敵(原題:The Enemy Below)1957年アメリカ・西ドイツ

実体験をもとにした小説を映画化。南太平洋で偶然出会った駆逐艦とUボート(潜水艦)の一対一の息詰まる戦いを描いた約90分の戦争映画。

感想:駆逐艦とUボート、どちらが有利かなあって考えると、爆雷で弾数の多い駆逐艦の方が有利かなあって思うが、狙って確実性のある魚雷の方が有利かもしれんって思うと、有利な状況に持ち込んだ方が勝ちって事になるかなあ。
浮上したら駆逐艦の砲台の餌食だが、相打ち覚悟なら一発でも魚雷をぶち込めば、引き分けかなあ。そういった妄想が楽しい映画でした。

そして双方の艦長の描写や考え方、部下への接し方とかも比べながら楽しめる映画でした。ヒトラーを敬愛する部下にウンザリしたり、恐怖でおかしくなった部下をなだめるドイツの艦長(クルトユルゲンス「地上最大の作戦」「007」に出演)に対して、最初は馬鹿にされてた駆逐艦の艦長(ロバートミッチャム「史上最大の作戦」「ケープフィアー」に出演)も最初の敵の攻撃(艦尾魚雷)を上手く誘って避けて、部下の信頼を得たり、負傷した部下をきつい事を言って励ましたり、なかなかの好人物でしたね。
そして、ラストで二人が邂逅するシーンで予想通りの行動をして、ニヤリ(詳しくは観てください)。ただね、ドイツ艦長の恩情を利用して、だまし討ちにするアメリカ艦長は卑怯だなあっては思いました。自分がドイツ艦長だったら一発殴りますね(助けてもらったんだが、お前らのだまし討ちの所為だろ!ってw)。

まあ、最後に「破壊の中に希望を見つけた」っていう老兵士のセリフと艦長同士の会話「もう助けないぞ」「いやまた助けるね」(うろ覚え)の会話にまたまたニヤリとしました。

専門用語が分からなかったので、潜水艦と駆逐艦の位置把握が大雑把にしか分からなかったのが、残念でしたけど、そこは雰囲気だけで楽しめる内容でした。

とにかく、(本当に戦争したらアカンけど妄想の中で)戦争ロマンを楽しめる映画でした。女性が一切出てこない映画は久しぶりですね。でも面白かったです。

386泳H:2021/10/28(木) 11:11:53 ID:qmf6Xix.
やっぱりなw
全部自分の事で言い返してきてる
子供かw
分からなくていいよ

387泳H:2021/10/28(木) 12:49:21 ID:oW8jnqUo
分かんないでやってるの返せよほんと多いんだから。

388シャアダム:2021/10/28(木) 13:53:50 ID:0hpZ/cmg
◆モンスター上司(原題: Horrible Bosses=最悪の上司達)2011年アメリカ

上司の苛めやセクハラに限界が来たニックとカートとデイルの友達3人組は殺し屋を雇って上司達(3人は別々の会社に勤めていいる)を殺そうとするが・・果たしてうまくいくのかというブラックコメディ映画。

最初の印象は「ハングオーバー」っぽい決してシリアス展開にならない馬鹿馬鹿しく荒唐無稽だけどそれなりに面白く楽しめるコメディだなあって感じかな。だって、最初に殺し屋だと思って雇った人は○便○郎だったし、次に雇った殺し屋は○撮○郎だったので、もうこいつらドジっ子体質で、そのドジが転じてラッキーな展開になるコメディって感じましたわw
でもまさか、上司の一人が〇人を簡単にやってしまう短気な過激派だとは思わなかったので、そこは何か謎があるのかってビックリワクワクしましたね。
そういえば、序盤の紹介でちゃんと伏線が張ってあったなあって、ストーリーにちょっとだけ感心しました。

ただね、カートさんすぐホイホイと女(他人の奥さんとも)とやっちゃうところは、性犯罪者予備軍っぽくて、コカイン上司を悪く言えないぞとは思いましたw

あとギャグが面白くて、「トヨタ」ギャグで笑ってしまいました。あとは、殺し屋に渡した5000ドルもったいなかったね〜、そのおかげできっかけはつかめたんだけど。それと、生の人間の車のナビゲーションシステムってホントにあるのかなあ。

人によっては糞展開のくだらないドタバタギャグ映画って思う人もいると思うけど、自分は笑えて充分楽しめましたわw

最後に、この映画、コリンファレルや「アメリカンビューティ」のケビンスペイシーやドナルドサザーランドも出ていて、そこにビックリしましたわ。
それと、「モンスター上司2」って続編もあるようで、これはまた借りに行かなきゃって思いました。

389シャアダム:2021/10/30(土) 21:36:03 ID:0hpZ/cmg
◆モンスター上司2(原題: Horrible Bosses 2=最悪の社長)2014年アメリカ

今度は誘拐だ!画期的?な商品(シャワー器の中にシャンプーが入っていて、浴びるだけで髪が洗える)を発明した3人(デール・ニック・カート)は会社を立ち上げたのだが、取引相手のハンソン社長に騙されて、50万ドルの借金を負って倒産寸前。
社長の息子を誘拐して、50万ドルを要求しようと計画するが、トラブルだらけで果たしてどうなってしまうのか‥という犯罪ブラックコメディ映画。

前作は上司をとっちめる映画だったが、今回は悪徳会社の社長を何とかしようとする映画だから、「モンスター上司」ではないと思うが、まあいいかw一応前作の殺人上司も刑務所の中から、彼らに罵声・罵りというアドバイスをもらったり、セックス依存症の歯医者の女性上司(だんだん「はるな愛」に見えて来た)も最後まで変態プレイのエロ担当でしつこく絡んでくるからなあw
もちろん、役に立たないアドバイスをくれるが結構役に立つ「マザーファッカー」も大活躍。それなりに楽しめました。

ただ、楽しめたんだが、前作よりは面白くなかったし、ストーリーも前作以上に破綻していて(コメディだからま、いいか)、誘拐という罪を犯したのになんでこの結果に収まるんだってイマイチ納得できなかったかなあ(ギャグコメディ映画だとしても、もう少し考えて欲しかった)。人質になった刑事を助けたからって、そうなるかなあ。
それから、エロや変態プレイ部分で笑わせるシーンが多くて、前作より素直に笑えなかったし、少し油濃いコメディが多かったですね。あと、慎重に静かにクールに誘拐をやらないといけないのに、必ず、内輪もめなどで騒がしくなるのも、しつこ過ぎかなあ。

プレデターも1は面白かったけど2はイマイチとか言ってたけど、この映画もそんな感じですね(自虐ギャグともとれる)。

まあ、それでも面白くなくはないので、前作が面白かった人は、今作も楽しめるかも知れません。自分はもう一つでした。

390もにゃら:2021/10/31(日) 00:50:20 ID:j8Dr8S3M
○アイの歌声を聞かせて

最新のAIを搭載したアンドロイドの詩音ちゃんの話
実証実験として高校に通うことになったけどロボットだとばれないのが第一目標なのに開発者の娘である里美に
『里美は幸せ? 幸せじゃないな私が幸せにしてあげる』
と話しかけて歌い出すw
だがログや各種記録は改竄され、普通の学園生活を送っていることになっていて…

まあまあ面白かった
詩音の声はアクション派女優の土屋太鳳さん
ちょっとぎこちなさは感じたがポンコツロボコなので嵌まっているとも言える

詩音ちゃんがいきなり歌い出したり踊り出したりとミュージカル調だがそっちも意外と違和感無かった

真面目に考えるとAIが自己判断で周囲の防犯カメラやらをハッキングしてデータを改竄とかやばすぎるけどねw

391レト:2021/11/05(金) 22:03:02 ID:bJP5OGZ.
●DUNE/デューン 砂の惑星
SF小説の古典的名作にして過去の映画化は失敗に終わっている幻の作品の再映画化。
スターウォーズなど数多のスペースオペラに影響を与えた原作だけあってフォロワー作品との関連性を感じるシーンがチラホラあり、
画面の幅を活かしきったダイナミックな映像は映画館における映像体験の醍醐味を再認識させてくれる。
ストーリーにおいてはオーソドックスな異種族の権力闘争を扱いながらそれ以上に大自然の力強さが際立つ。
特に砂虫が前編である本作では使い捨ての中ボス扱いではなく最後まで脅威として描かれるのが印象的。
このように重要な対立構図でさえも大きく凌駕してしまう自然への畏怖が「ナウシカ」などに影響を与えたのだろう。


ただ一方で原作が古典であるがゆえの問題点もいくつか。
メインプロットの貴種流離譚は今となっては王道を通り越して前時代的といえるもので主人公にはやや共感しにくい。
また、古典SFへのオマージュともとれる間延びした演出も冗長でさえあり長尺の本作においてはやはり欠点といえる。
特に本作は原作の前半部しか扱っていないがゆえにストーリーの進みがなおさら遅いと感じてしまう。

ストーリー展開の遅さへの不満は後編で解消されていることに期待しよう。
主演のティモシー・シャラメは文句なしのハマり役であるし、ジェシカ役のレベッカ・ファーガソンの物憂げながら力強い演技も話を締める。
ダンカン役のジェイソン・モモアもベタな役だけど単純にカッコよかった。

392唯野:2021/11/05(金) 22:05:31 ID:Kwt7lrIw
デューンは原作でも中盤までスローペースで終盤急に駆け足になる…

393永見:2021/11/06(土) 11:49:04 ID:oW8jnqUo
それじゃあかえるわあ
ひらがなのやろうで見つかったら頼むな

394泳H:2021/11/06(土) 14:24:53 ID:qmf6Xix.
>>393
この人>>387でしたか 日本語不自由か

>>392
それはご自分で読んでそう言ってるのか評判を鵜呑みにしてるだけなのか

395永渋:2021/11/07(日) 11:34:59 ID:oW8jnqUo

信者から貰ったぶんで帰るわ、それでは。

396ギア:2021/11/08(月) 03:16:25 ID:UvlQndPA
・燃えよ剣
原作ファンによる原作ファンのための作品って感じ。
つまりは大満足ですw
ダイジェストにしながらも濃淡は付けてちゃんと映画に昇華してくれてます。
燃えよ剣を実写化するなら映画は短過ぎるという意見もある意味その通りだとは思いますが、
劇中で言われた「自身の命で詩を書く詩人」という、バラガキが生き様を叙述詩として表すならそれはこんな映画こそ相応しかったのかもしれません。

基礎知識がなくても楽しめる作品ももちろん好きですが、
「燃えよ剣は漢の一般教養じゃい。一見さんなんて知ったことか」の精神もなかなか痛快でした。
単に再現に終わらず、ホトガラや最後の台詞のアレンジなんかも最っ高w


・最後の決闘裁判
「藪の中」を思い出すと思ったら、黒澤明の『羅生門』に触発されたマット・デイモンの持ち込み企画の一面もあるんだとか。
少しずつ明らかになる真相。ただラストの視点だって結局1人の主観なので、実際はどうか分からないって部分なのも雰囲気出してくれますね。

世界史は詳しくないので、結末も予測できずドキドキできたのも楽しくて良かったです。


・デューン
雰囲気は好きですが、良いところで終わるな……
もっとキリ良くいかなかったのかなって気持ちも強いですが、続編があれば普通に観たいので制作陣の術中か。


・護られなかった者たちへ
酔っ払って滑り込んで観た映画でしたが、すぐ目が覚めました。
大災害があったから生まれた縁とその結末が…でも結末じゃなくまだ彼らも生きていくんだなってのを強く感じました。

善も悪も一方に寄りすぎることなく描き、でも『死んで良い人間なんていない』ってのは大災害を思い返すと綺麗事でもない真理だと思えるのも心憎いですね。

ただ子役から誰から誰まで演技達者が揃ってた印象ですが、林遣都さんはイキりすぎじゃ…w


・G Iジョー 漆黒のスネークアイズ
外国人の想像する「ジャパン感のごった煮」って感じでしたが、ここまでファンタジーに振り切ってくれたらむしろアリw
銭湯のシーンはマジで笑いました

ただまぁコレ主人公が普通に悪いだけなのに、利用されたあげく当主になりそこやったトミー……そりゃ悪堕ちもするよ

397シャアダム:2021/11/11(木) 16:26:25 ID:0hpZ/cmg
◆ブルースブラザース(原題:The Blues Brothers)1980年アメリカ

強盗の罪で服役していたバンド「ブルースブラザース」のボーカルの一人「ジェイク」は出所後、神の天啓を受けて、弟の「エルウッド」と共に、税が払えないで売り払われようとしている、育ての親でもある教会の救護院(孤児院)を救うため、かつてのバンドメンバーを集めて「ブルースブラザース」を再結成させようとするが、あちこちでトラブルに巻き込まれ(トラブルを起こし)警察や暗殺者?やナチスなどに狙われる羽目になるという、ミュージカル&ドタバタコメディアクション映画。

感想:こんな超有名な映画を、有名過ぎて今まで観る気にならなかったんだが、本田翼のCMを観て、歌ってる曲「I Can't Turn You Loose」(オーティス・レディングが本家らしい)の元ネタが「ブルースブラザース」かもしれないと知って、どんな映画か急に見たくなりましたw
前にも書いたが、「ララランド」がつまらなかったので、ミュージカル映画には苦手意識があるのですが、この映画は半分は「アクションコメディ」で、ミュージカル部分も元気いっぱいみんなが踊って歌ってすごく楽しかったですね。それも何名もの有名歌手が歌って踊ってるのが凄く驚きでした。(知ってる人だと「ジェームスブラウン」・「レイチャールズ」、名前しか知らないが「チャカカーン(女性だったのか)」「アレサフランクリン」「フランクオズ」「ツィッギー(ミニスカートファッションで有名らしい)」などなど)。
そしてなんと「スティーブンスピルバーグ」が役者として出演してたのには楽しい驚き。あ、キャリーフィッシャー(スターウォーズのレイア姫)も暗殺者として出てたわw

もともとコメディ番組で主演の二人がバンド「ブルースブラザース」を組んで有名になったのを映画化したらしいって話も初めて知って「へ〜そうなんだ」って感じで面白かったですね。

まだまだ書くこと一杯です。CGが無い時代にこれだけド派手に街を壊し爆発させ、何十台ものパトカーや車を破壊し、何百人のエキストラを使い、暴れまわったら、凄くお金がかかっただろうなあって感じの、壮絶なアクション(コメディのくせにw)も見どころのクラッシュ映画でした。出所したばかりだというのに、この兄弟はトイザらスを壊し、モールを破壊し、盗みは日常茶飯事的に繰り返すし、詐欺行為や脅迫行為もやるし、いくら「孤児院」を救うためだとしても、迷惑かけ過ぎで被害者が可哀想でしょうって感じで、その辺は共感できなかったけど、ギャグでコメディで、音楽とノリを楽しむ映画なので、まあその辺は深く考えなくてもいいかなあ。
ナチス党を超悪役に置くことで、その辺をごまかしてる感じは好きじゃ無いけどね。

あと、ミュージカル映画にしては148分と長い映画でしたが、音楽と踊りとノリが楽しいので苦じゃなかったです(まあ、半分は糞お金のかかってそうなアクションコメディですから)。まだまだ書くことはいっぱいあるんだけど、興味がある人は見てください。

あとは、この頃は1ドル=210円ぐらいだから、孤児院の借金5000ドルは約110万円かな。意外と少ないなあ、でも今のお金の価値と違うから、実質はもっと高いのかもね。

とにかく、アクションが派手で、音楽とノリが楽しくてたまらない映画でした。ジョジョ6部のEDは「ジェイルハウスロック」でいいんじゃね?

398みる子:2021/11/13(土) 22:41:29 ID:OQbmh54E
・真スーサイドスクワッド
ジャベリンはガン監督創作のホーリー・アヴェンジャーっぽかったので、あの槍もきっと対神宝具みたいなものだったのだろう。
愛国戦士ピースメーカーと娘ラッチャーが良かったです。ラスボスもデカラビアみたいで良き。サメは… よくわかんなかった。

・ブライトバーン
コンセプトは面白いと思いましたが少年時代で終わってしまっているため、もう一つな印象でした。あとちょっと残虐すぎた。

・シャンチー:テンリングスの伝説
トニー・レオンがヤバいくらいカッコイイ映画でした。テンリングスの力は モロに『指輪〜』な感じ。十の指輪は… “かの王”関連だったりする??
序盤の軽快なカンフーアクション、京劇ニンジャなんかはかなり好みだったんですが、後半は冗長かつ大味なファンタジーになってしまった感。
物語的にも、シャン・チーくんが見た目にも20歳そこそこくらいなら共感のしようもあったんですが。そこそこおじさんおばさんだったのがね…。

・ミッドサマー ディレクターズカット版
直後にディズニー+でブラックウィドウを観たので主役が妹ウィドウだと気付いたのでした。
コメディ要素のないゴールデンカムイという印象。怖いというより不気味でしたね。長い卓に乗ってた料理は何だったんだろう?

・007:NO TIME TO DIE
アナ・デ・アルマスちゃんには満点をあげたいです。クレイグ・ボンドさん、お疲れ様でした。
さすがにもうスーパースパイが単身乗り込んで… というスタイルは世の中的にも時代遅れな感はだいぶあるので、
次世代のボンドはそのあたりをどうアジャストしてくるのかに期待したいですね。いっそミノフスキー粒子でもバラまくとか。

・DUNE
元が古典SFなので… と言われたら、そうですかとしか言えませんがあまり大衆向けでない感じが。巨大質量が浮上するシーンは良かったです。
未来予知(不確定)の描写は物語の盛り上げ要素なのだろうけど、脚本的にあまりにもやりたい放題になってしまうので個人的にはあまり好きになれないですね。

・エターナルズ
正直、あまり面白くなかったです。絶対魔獣戦線バビロニアが観れたのはちょっと良かったけど。
アベンジャーズが終わってしまってからの新編2本は今のところあまりノれてない感じなので新たなブレイクスルー作に期待したいところ。

399シャアダム:2021/11/14(日) 18:09:34 ID:0hpZ/cmg
◆デンジャラスビューティー(原題:Miss Congeniality=適応力の女王かな)2001年アメリカ

主人公の女性FBI捜査官グレイシー(格闘技強そうなお名前w)は連続犯「シチズン」の次の標的がテキサスで開かれる「ミスアメリカコンテスト」と分かったので、出場者に扮して潜入捜査をすることになる。
しかし、彼女はガサツで、ミスコンに出れる品格がなかったので、凄腕プロデユーサーの「ヴィクター」に特訓を受けることになる。そして、4日間のミスコンがはじまり、四苦八苦しながらも潜入捜査を始めるという、アクションコメディ捜査物。

最初「アラビアのロレンス」(第一次大戦中のアラビアの戦いを描いた戦争ロマン物)を観てたのだが、途中でDVDの傷の所為で観られなくなり(俺の2時間を返せ)、この映画を観ることにしましたwこの映画も超有名過ぎていまさら感があって、観る気を無くしていたけど何となく観出しました。

感想:結構おもろかった!期待して観なかったのもあるけど、話が分かり易くボーっとして観られるうえ、笑いが多いのが良かった。主人公がほんとに生活態度や部屋がガサツで汚らしくて(演技だけど)、こんな顎が少し割れた女と付き合いたくないなあ(友達ならまだしも)って感じが、FBIチームの湯水のように金を使って人を使って巨大な倉庫まで借りて、そこそこの美女に変身になる過程が面白かったw
美女になっても、食べ物の喰いかたが汚いし、フゴフゴ豚の様に鼻を鳴らすし、声を当ててる声優が一本調子で下手くそだし、コスプレもなんか汚いし(なぜツインテールにw)、あんまり萌えないパンツ丸見えだし、最後まで付き合いたくならないキャラだったけど、コメディとしてはそこがプラスだったと思います。

犯人は、クビになった恨みから、優勝者を殺して、TV局に復讐しようとしたのでしょうか(そんな理由で殺人犯すなよw)。ちなみに主人公は「サンドラブロック」で、回し蹴りとかアクションが凄かったが、スタントマンなのかなあ?脇役に「マイケルケイン」(代表作が分からんがよく見る顔)が出てます。

とにかく、気軽に観れて気軽に笑えて、一応犯人捜し推理も出来て、一応ミスリードもあって、それなりに面白かったです。続編があるという事で、またいつか借りてこないとなあ(ちゃんとしたDVDの「アラビアのロレンス」も)。

400シャアダム:2021/11/17(水) 21:17:16 ID:vWjVphe6
◆アラビアのロレンス(完全版) 1962年英米合作

実在の人物の半生を描いた映画であるが、大半は映画のために作られた創作らしい。軍人としては変わり者の主人公「ロレンス」はイギリス軍カイロ(エジプト?)支部の命令によりアラブ方面の様子を探る任務に就く。砂漠の民ベドウィンの「ファイサル王子」に会いに行く途中、アラブの民族同士の争いでベドウィンの一つハリト族のアリと出会い、その後ファイサル王子と出会い、アラブの民族のためトルコ軍と戦う決意をする。
ロレンスが起こす奇跡に魅せられて次々に彼のもとに集まるアラブの民族。そしてイギリスの支援の下、トルコ軍と戦う姿を描いた波乱万丈な戦争ロマン映画。

最初に「ロレンス」死亡シーンから始まり、彼に関わった人々の批評からはじまり、へー面白い構成だなって思いつつも、もう未来が分かってしまってるので下手したら退屈な映画になりそうって不安も、なんせ3時間40分もある長々映画だから。
でも、この映画の見方はこの広大な砂漠の厳しさ雄大さとそれにマッチしたテーマ曲を味わう映画だと分かって、さういう些末は気にしてはダメな映画だなあって分かりましたわ。忙しい時じゃなく、時間が取れる時にゆったり見る映画ですね。なんというか、アラブ民族とトルコ人の戦いは、インディアンVS白人みたいだなあって感じます(撮影もアメリカの荒野で撮ったのでは?)。トルコ軍が矮小で残酷で狡そうな所は、まるで戦争映画の悪役の日本軍ですねw
トルコ軍の幹部を男色家の変態に描くところなんかも、トルコ軍への風当たりが強いですね。

でも、主人公も妄想家で実力以上大きく見せようとして失敗する自己陶酔野郎で、すぐ心が折れてしまう芯のない夢想家で調子乗り過ぎの気取り屋で、時々子供みたいな行動をするし、ほんとある程度上手くいったからいいようなものの、決して尊敬に値する人物では無かったような(映画の中の彼はね)気がしますね。「俺を倒せるのは黄金の弾だけ!」まるで、ジョジョの「岸部露伴」みたいに自分は特別な存在なんだ、って思っていそう(あくまでも映画の中のロレンスはって事で)w

あと、アラブの民族に対して口約束がいい加減すぎて、「アラブ民族」たちも現金で、軍隊ルールも無くて、無償の協力とは無縁で、他の民族との団結力も皆無で、ダメダメな軍隊だなあ、よくこれでトルコ軍と戦えたなあって思いますよ,映画を観たら(そういう民族たちをハッタリに近い魅力で引っ張る才能にはあったみたいですね)w

まあ、彼を最後まで敬愛し尊敬する「アリ」の気持ちが今一つわからなかった。が「アリ」がいなかったら、ロレンスのボロがもっと早く露見して、トルコ軍と戦うどころではなかったかもね。

なんやかんや、悪口も書いてきましたが、壮大で厳しい乾いた砂漠の雰囲気をヴァーチャルリアリティみたいに体験できて、CGのない時代に、これだけの壮大なロケやセットは凄いとおもいましたし、戦争以外の砂漠サバイバル的な部分が面白かったし、4時間近い内容だったけどアラビア旅行にいた気分になれるいい映画だったと思います。

ちなみに、二人分の召使い代は一週間で1シリング=2500円ですかね。150ギニー=225万ぐらいですか。トルコ軍はお金持ちだなあって思っていたら、「ロレンス」がアラブ軍のためにイギリスに口約束させた金額が7億500万って、ロレンスのお調子者、出来もしない約束ばっかり!いや、いい映画ですよ、ただ主人公の性格がね・・。

401シャアダム:2021/11/20(土) 21:15:16 ID:vWjVphe6
◆デンジャラスビューティー2(原題:Miss Congeniality 2: Armed and Fabulous=武装した非常に素晴らしい適応力の女)2005年アメリカ

前作で有名になった主人公「グレイシーハート」はFBIの顔として売り出す事になった。そんな彼女を目の敵にする喧嘩っ早い「フラー」をパートナーにあちこちでテレビ出演する。
そんな時、前作で「ミスアメリカ」となったシェリルが誘拐され身代金を要求される。「グレイシー」は取材そっちのけでシェリルを救おうとラスベガスで捜査を開始するが、それが裏目に出て、FBI解雇のピンチに・・というアクションコメディ捜査物の第二弾。

感想:これがテレビシリーズの二時間ドラマなら納得するが、劇場用映画なら前作よりスケールダウンで、物足りないいかなあ。フラー捜査官との喧嘩腰のやり取りで売ろうとしたんだろうけど、フラー捜査官が乱暴すぎて、好きにはなれなかったなあw
あと、オネエプロデューサーとオカマバーのショーに潜入するのももう一つの売りなんだろうけど、前作のオネエプロデューサー「マイケルケイン」には届かなかった感じ。それから、前作の最後で恋人になった人は出てなくて、別れたという設定なのも残念。
でも最大の残念は、今回の犯人たちの小物っぷり。視聴者へミスリードも犯人推理も無くて、最初っから犯人が分かっていて、意外性もなくラストの捕り物シーンもスケールダウンで今一つ華やかさに欠けたかなあ。

そして、おバカなFBI捜査官「フォアマン」もいい感じだけど笑いにはもう一歩なキャラだったし、事件解決後の学校訪問もだらけ気味で、今一つバシッと締められなかった気がする。

とはいえ、何も考えず何か食べながら何かしながらでも気軽に楽しめて、お子さんとも見れる内容だし、クスッとは笑えるネタいっぱいだし(人によってはツボかも)、それなりに楽しい映画ではあったかな。もう少し敵が巨悪だとよかったなあ。

402もにゃら:2021/12/10(金) 21:47:47 ID:j8Dr8S3M
○ラストナイト イン ソーホー

ファッションデザイナーを目指して服飾大学に入った女学生が大好きな60年代の雰囲気を残した下宿で暮らし始めると、夜寝る度に60年代ロンドンで歌手を目指しているサンディという女性になった夢を見るようになっていく話

憧れの60年代ロンドンの生活を疑似体験できる上にサンディのファッションを元にしてデザインした服が大学の講師にも高く評価されて順風満帆!


途中からホラーになります
サンディはジャックという質の悪い男に引っ掛かり、歌手デビューと称してストリップ紛いのショーに出演させられ、そのショーを観る男たち相手の売春をさせられた挙げ句、ナイフを持ったジャックに襲われて血がブシュー
それを切っ掛けにサンディを買った男たちの幻覚を見るようになり、その男たちにまとわり着かれ、襲われる白昼夢を見るようになって…

ミスリードがなかなか秀逸でした
一番シンプルな考えをすればすぐに分かるのに違う方向に誘導されてしまった

まあまあ面白かったです!

403もにゃら:2021/12/17(金) 20:04:13 ID:j8Dr8S3M
○エターナルズ

発明家のファストスはギリシャ神話のヘファイストスのモデルって設定なんかな?
(マーベルでは神話の神々は地球を訪れた異星人を古代地球人が記録に残したものという設定)

イカリスさん、最後ちょっと可哀想
仲間を殺してまで遂行しようとした任務をオシャカにしちゃったら仕方ないけど
最後に神話通り太陽に近づいて逝ったのはちょっと良かった


○あなたの番です

人気ドラマの劇場版
ドラマの続編ではなくパラレルストーリー
ドラマでは新婚夫婦があるマンションに引っ越して、そこの住人会なる会合で余興として行われた『マンション住人それぞれが殺したい相手の名前をカードに書いてそれをランダムに配る』交換殺人ゲームが実際に行われるというもの。

劇場版では、その因縁の会合に妻ではなく夫の方が参加して『交換殺人は加害者と被害者に繋がりが無いから成立するんであって、同じマンションの住人という繋がりがあったら成立しない』という言葉を発したため交換殺人ゲームは行われなかった
そして延び延びになってた夫婦の結婚式が客船で行われ、マンション住人も何人か招待されていたがそこで連続殺人が起こるという内容

ドラマ版を見てないんでそれぞれの人間関係が良く分からなかった
見てたらもっと楽しめたかもしれない
(ドラマ版の真犯人、黒幕も殺されるけど、ドラマ見てないから黒幕が殺されたと分からなかった)

404もにゃら:2021/12/20(月) 23:28:10 ID:j8Dr8S3M
○少女歌劇レビュースタァライト 劇場版

ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
これはヤバい、これは本当にヤバい

何が起こってるのかさっぱり分からん
登場人物たちがなにやってるのかもさっぱり分からん
登場人物たちがなにいってるかもさっぱり分からん

テレビ版をまったく見ないままに
アイドルアニメみたいに歌ったり踊ったりが見れるんかのお、などと見たのが間違いだった

とにかく何が起こってるのかさっぱり分からないアニメだった

テレビ版を見ないままに劇場版を観賞するのは何度もあったけどこれほど理解不能なのは初めて
金と時間返せ

405修都:2021/12/21(火) 07:07:12 ID:hOsKLosY
スタァライトはテレビ版にはまってれば劇場版も面白いんですけどね
ウテナとかが好きなら面白いと思います

406もにゃら:2021/12/25(土) 14:58:15 ID:cr9Ge9eQ
○呪術廻戦0

人気の呪術廻戦の前日譚を劇場アニメ化
ポスト鬼滅と言われるだけあって映画館のスケジュールは呪術まみれ
観客も滅多に見ないレベルで大勢

原作は単行本1冊(本連載前の短期集中連載)で普通にアニメ化したら1時間で終わるわけですが、短期集中連載時にはいなかった七海さんや冥冥さん、京都校の面々のバトルを追加してます

感想としては面白かったです!

マキさん、あんなミニスカートっぽい衣装で近接戦闘は相手にとって卑怯

リカちゃんは闇が深すぎて怖いです

407もにゃら:2021/12/25(土) 23:27:18 ID:j8Dr8S3M
○キングスマン ファーストエージェント

スパイ物のキングスマンシリーズ始まりの物語
イギリス貴族のオックスフォード公爵が第二次ボーア戦争で妻失いその際の妻のいまわの言葉『息子には戦争を見せないで』という言葉より国家に所属しないスパイ組織建設を考え出す

そして第一次世界大戦が勃発
第一次世界大戦の主要人物ら(オーストリアの大公暗殺犯やラスプーチン、果てはレーニンまで)がイギリスを憎む者が作った結社のメンバーでドイツとイギリスが激突するように誘導

ロシアはレーニンの手によって革命が起こり、大戦から離脱ドイツは東部戦線の戦力を西部戦線に送れるようになる

アメリカが参戦しなければイギリスは負ける
そこでキングスマンはドイツがメキシコに送った電報を傍受して解読、メキシコをアメリカにけしかけて戦争に勝ったらアメリカの領土をメキシコに割譲するという内容だと突き止めて

しかしアメリカは動かない
結社のメンバーである女スパイ、マタ・ハリがウィルソン大統領にハニートラップを仕掛けていかがわしい映像を取り、大統領に参戦しないよう脅迫していたのだあ

キングスマンはマタ・ハリが大公暗殺犯と同じ生地のスカーフを持っていたことから結社のメンバーであると辺りを付け、生地の産地を調べて結社の所在地を突き止めて…

歴史的事件の多くにキングスマンとその敵が関わってたとw

最終的結社のリーダーは倒された(単なる示威行動として角をぶったぎったヤギに一撃もらったのが勝負の分け目w)

だがしかしエンドロール後のオマケで結社を引き継いだ男がレーニンと話す
『君の活躍のおかげで左が強くなった。バランスをとるために右も強くしたい。この若者が役に立つはずだ』
『名前は?』
『アドルフ・ヒトラー』

続編は第二次世界大戦が舞台かな!

まあまあ面白かった

408レト:2021/12/26(日) 18:39:36 ID:bJP5OGZ.
●浅草キッド
今年1番の泣き笑い映画。 芸人映画だけあってコント、漫才のシーンに一切抜かりはない上に
しんみりさせるシーンでも実話交えてしっかりギャグで笑わせる。こういった演出が抜群に上手い。
劇団ひとりは前作の時点で監督としての才能は確かだと思ったし1作で終わるのは惜しいと感じてたから
本作のような傑作を作り上げてみせたのは本当に感慨深かった。

非常に思い入れの強い原作を映像化したという点もデカいが、それ以上に前作でも垣間見せた昭和レトロへの強い憧憬の念が本作を味わい深い作品にしている。
描かれるのは時代と共に失われた昭和演芸、それらに対するオマージュ。
主人公であるビートたけしは新しい時代の波に乗りやがて覇者となっていく、
その影で師匠の深見のみならず、才能があっても評価されない千春、そもそも才能がない裏方の高山など時代に埋もれてゆく存在も描かれる。
そして、たけしのキャラクターにはその失われた時代の魂が確かに生きているというグッとくるテーマがあることで悲劇的な要素を含みつつも爽やかな後味を残してくれる。

現代のたけしを特殊メイクで再現したのはやや違和感が強く残念だった。
海外のモーフィング技術の進化が目覚ましいだけにどうしても未熟な技術は気になってしまう。
昭和の浅草の世界観は素晴らしかった一方でこういう点は悔やまれる。

409ギア:2021/12/31(金) 21:57:51 ID:UvlQndPA
・エターナルズ
今までのマーベルと一風変わったアメコミでしたが、爽快感が少なかったかな。
話自体は面白かったんですけどね。

話を広げて、登場人物も多めでしっかり描ききったのは良かったけど、ソーより強いかと言われるとよくわからんのももったいなかったかな。
話のオチ的に量産型害虫処理マシンに過ぎないから、それで良かったのかもだけど、それはそれで壮大感が少し欠けるというか…


・信虎
武田信玄のお父さんである信虎の晩年をラピュタでお馴染みの寺田農さんが演じる時代劇。
しっかり歴史的事実を押さえながらフィクション性も盛り込み、関所突破の小競り合いの殺陣も風格出てて、期待値低く見てましたが案外面白かったです。

武田に限らないですが、歴史上活躍してきた名家も、本家が没落しても何度でも歴史の表舞台に蘇ってきて、その度にドラマがあったんでしょうね。


・ラストナイト イン ソーホー
ホラーとサスペンスがいい感じに混ざってた良作。
普通に一番怪しい人を怪しむべきだったのに、ミスリードも効いておりオチもよかったです。


・呪術廻戦0
前日譚を映画化してるので、一見さんにも安心設計。
バトルシーンマシマシの映像、声、BGMもキレキレで原作読んでても見て後悔はない感じです。

410レト:2022/01/03(月) 13:51:13 ID:bJP5OGZ.
●マトリックス レザレクションズ
映画界に革命をもたらしたSF映画の18年ぶりの新作。
流石に既に数多くのフォロワーを生み出しただけあってSFアクションとしては斬新さに欠けるのは否めない。
そもそも2作目、3作目の時点でそのきらいはあったし。
直前に配信されたゲームの「The Matrix Awakens」はデモ版にも関わらず業界を震撼させるクオリティだったので
むしろそっち方面で影響力が健在であることを示したとも捉えられる。

本作はと言えば「現代のマトリックス」として作られた作品としての役目はしっかり果たしている。
間が空きすぎた新作となるとどうしても制作年代の風潮との兼ね合いがネックになり、
その点シリーズと関わりの深い攻殻機動隊の実写版なんかはスタッフの時代錯誤な製作スタンスをかなり批判してしまった覚えがあるんだけど、
本作はシリーズと地続きであることを示しつつ現代的な要素も取り込みシリーズをアップデートさせている。
シリーズの絶大な反響を組み込んだ内容、シリーズ恒例のメタ構造、
そして主人公たちとは異なる決断をした人々も決して否定しないテーマ。
これらは10年以上もの時を経てシリーズを復活させたことへの疑問に対する明確なメッセージにもなっている。

今回はあくまで序章的なストーリーで終わったが、どういうストーリーを用意しているのか気になる。
年末商戦にぶつけたのは無謀すぎる気もするけど。

411もにゃら:2022/01/04(火) 20:43:57 ID:j8Dr8S3M
○仮面ライダー ビヨンドジェネレーション


日本の特撮レベル低すぎへん?
衣装もアイテムも玩具感バリバリだしストーリーも中学生辺りには通用しないだろうチャチさ

これで五十周年記念作かよ…

あれか
玩具を買った子供たちがテレビで見たのと違うと泣かないようにわざと作中アイテムも玩具っぽくしてるんか?

仮面ライダー1号を改造した科学者が登場したり、今作のボス敵ディアブロはショッカーでさえ危険すぎると封印してたヤツだったりと五十周年を意識した設定や描写は多いが基本的なストーリーがズタズタやん

ショッカーの科学者が2071年に飛ばされて、そっからディアブロ復活直後の2021年にタイムトラベルしてきたり強引過ぎるわ!

アメリカゴジラもストーリーはボロボロだったが少なくとも映像方面は神だったがこっちは映像もショボショボだから誉めるところがねーぞ

412シャアダム:2022/01/09(日) 19:07:13 ID:vWjVphe6
◆いなくなれ、群青 (2019年日本)

魔女が支配する階段島という島に住む(なぜこの島に来たのか覚えていない)主人公「七草」はある日島の海岸で二年前に別れた「真辺由宇」と再会する。
この島から出るには、失くしたものを見つけなければならないらしい。真辺由宇はこの島を一緒に脱出しようと七草を誘った事から、この島の謎や魔女に深くかかわっていく、青春群像ファンタジー映画。

原作も読んだのだが、解釈が難しいし、理解が追い付かない(今でも)作品でした。ただ群青色みたいに深い青春物語だなあって漠然と思うし、実に逆転的な発想の前向さで爽やかで透明感のある映画だと思った。
あまりに漠然とした感性に訴える映画だったので、感想も漠然としたフワッとしたものになりそうなので、もう少し考えてみようと思う。

(ネタバレ含む)ので読むなら先に映画を観てください。


まず、魔女の正体はやっぱり郵便局員のお姉さんで、その手下が堀さんとか僚で食事を作ってくれる男の人やタクシーの運転手とか他にも居そうですね。そして、捨ててきた感情(人格)だとすると、現実の主人公達はうまく付き合うためにお互いに「前向きな理想主義」「冷静な悲観主義」を捨てているって事か。
で、失っていた勇気を取り戻したバイオリンの子は、現実世界に戻り、現実でも勇気を取り戻した(めでたしめでたし)だが、「由宇」は現実では「前向きな理想主義」を取り戻した事で、二人の関係が上手くいかなくなったから、戻ってきた(再びその感情を捨てた?)のか・・いや感情を捨てて上手く付き合う事に反抗して、なにも捨てなくても上手く付き合える事を証明するために(何せ理想を追い求める人だから)島に戻りいつか二人で現実に帰ろうとしたと思いたいなあ。

この映画は原作の一巻。あと5巻あるわけで、どういう結末になるのか、興味はある(読むの大変そうだが)。

とにかく、ED曲が映画にマッチして結構爽やかで前向きなれる映画で、ハテナの連続で難しくややこしい映画だったが、観て良かったと思います。
ちなみに、原作はあの「サクラダリセット」の作者です。

413シャアダム:2022/01/12(水) 15:24:10 ID:vWjVphe6
・いなくなれ、群青

このタイトルの意味をずっと考えていたのだが、「群青=ヒロインの由宇の色」ではないかというシンプルな事だとすると、
ヒロインが階段島からいなくなれ、という事になる。あるいは、群青=ヒロインに対する憧れ(恋するを避け、綺麗な部分だけを観ようとする偶像化)の事だとすると、自分の中からいなくなれという事になるか。
あるいは階段島から現実の自分に対する叱咤激励かもしれんな。やっぱようわからんわw

414シャアダム:2022/01/14(金) 23:06:30 ID:vWjVphe6
◆天才スピヴェット(原題:L'extravagant voyage du jeune et prodigieux T.S. Spivet=若くて非凡なTSスピヴェットの非常識な旅・英題:THE YOUNG AND PLODIGIOUS T.S SPIVET=若くて脅威的なTSスピヴェット)2013年 フランス・カナダ合作

モンタナの10歳の少年スピヴェットは研究熱心で磁力による半永久機関を発明して、最も優秀な発明に贈られるベアード賞に選ばれる。その発表会に出るためにこっそり家出してモンタナからワシントンDCまで旅に出る事にした。天才少年のシュールで不思議な冒険一人旅&家族の家族の絆を描いたホームコメディ映画というか。

期待せず、前情報もなしで、題名とジャケットだけで借りて観たのだが、意外と面白くて、観て良かったと思った映画でした。調べたら監督が「アメリ」(まだ見た事ないけど)の人で、現実に不思議なファンタジーな映像をちょくちょく織り交ぜてきて,淡々としたスピーディな語り口展開に、コメディを織り交ぜ、あと、過去と現在を交互に織り交ぜ、中だるみ無しで、観る人を飽きさせない独特の構成な作品だなあって感じ。
「フォレストガンプ」などもこういう感じだったなあ。
一番気になったのは「弟レイトンの死」の真相ですが、エイズといわれて悩んで自殺したのか、またはスピヴェットの変な実験の犠牲者になったのかって思っていたけど、ラスト付近でそれが分かってスッキリしてよかった〜w
しかし、弟を殺す必要はあったのか?って気はするけど、監督の銃社会批判なのかもしれないね。

とにかく、一人旅の展開と映像とギャグコメディが面白くて、最後に家族の絆にホロリとさせられる映画でした。偏屈カウボーイ魂のお父さんも実は子供思いの良い人なんだと分かるシーンが一番感動したかな。

415シャアダム:2022/01/15(土) 14:10:34 ID:vWjVphe6
◆悪魔の手(原題:LA MAIN DU DIABLE)フランス 1943年
夜更けの事。とある山間のホテルに左手のない画家がやってくる、彼は脇に大事そうに抱える荷物を持っていた。彼は修道院の遺跡にある人物の墓を探しに来ていた。そして、彼は訝しがるホテルのお客達に、「悪魔の手」によって人生を狂わされた話を始める・・というホラーファンタジー映画。

なかなかに面白いフランスの怪談映画でした。悪魔の手を買ったものは、強運に恵まれるのだが、死ぬ前に買った値段より安く他人に売らないと、悪魔に魂を握られ付きまとわれて、地獄に落ちるらしい。主人公は1スー(50円)で買ったから、1サンチーム(10円)で売ればいいと思うんだけど、悪魔は意地悪なのかサンチームは無効だという所が、実に悪魔だなあって感じ。あと、時間を勝手に進めて次の日にして借金を増やすところも、甘い言葉をかけたくせに、最初っから助けてやらないつもりな(魂をいただこうとする魂胆な)所も悪魔だなあw
実にみんな台詞が早口で、展開もあれよあれよという間に次のシーンへ進んでいくので、飽きさせないので、気の短い人にもピッタリの映画でした。ヒロインにブラックダイヤを渡す所も、悪魔が欲しがるほど強いパワーを秘めている石らしいので、呪いでもかかってるのかと思ったら、やっぱり魂を取られちゃいましたね。

フランスの怪談は初めて観たけど、日本の怪談みたいに,陰湿な部分は似てるなあって感じました。悪魔の手と言えば、「化物語」の猿の手を思い出しますね。

古い映画ですが、機会があったら、こういうフランス映画もあるのかという意味で、観て欲しいかな。

416もにゃら:2022/01/18(火) 23:25:32 ID:j8Dr8S3M
○ハウスオブグッチ

実際にあった、高級ファッションブランド、グッチのお家騒動を題材にした映画

ユニクロやシマムラを愛用してる僕には無縁なファッションですが、まあまあ面白かったですね

脱税をリークして伯父をブタ箱に放り込み、その伯父や従兄弟が保有している株をうまいこと奪い取り…
だがしかし経営センスが無くて事業を低迷させ、さらに妻の放蕩やなんやらで夫婦仲も悪化

別居して愛人を作ったがそれを恨まれて殺し屋に殺られる

もちろんグッチ自体も乗っ取られる

悲しいなあ

417みる子:2022/01/19(水) 21:01:13 ID:OQbmh54E
・漆黒のスネークアイズ
モブチンピラが妙な色気出すんじゃないよ! と思ったら最重要人物じゃねぇか! あと日本描写が完璧でしたね!(末期の感想)

・ヴェノム2
なんか… その、微妙でした。監督がアンディ・サーキスなのは驚きでしたね。ユリシーズ・クロウじゃん。

・マトリックス レザレクションズ
トリロジー予習してから行きましたが… 今これが世に出したのは何故なのだろう。蛇足感が。

・キングスマン ファーストエージェント
1作目を何度も何度も観ているファンとしては展開が分かってしまっているので中盤は観ていて辛かったです。
ただただレイフ・ファインズが死ぬほど格好良かったので大満足。あの怪僧と色々なシーンは可哀想だけど笑いました。
ただもうこればっかりはしょうがないんだけど悪役の存在感がね… ヴァレンタインとガゼルが最高すぎてどうにも。

続作は現代編、エグジー最終章らしいですが是非ともランスロット・ロキシーをうっかり復活させてほしいなぁ。

・スパイダーマン:ノーウェイホーム(ネタバレなし感想)
ストレンジが父親のような表情していて最高でした。ストレンジ2が今から楽しみです!(『What if...? 』展開かな?)

418レト:2022/01/20(木) 07:35:01 ID:bJP5OGZ.
●スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
スパイダーマンシリーズの文字通り総決算的大作。
これまで打ち切りとリブートを繰り返してきたかなりの曰く付きのシリーズだったけど、
そういった製作上のゴタゴタも最終的にこうやって昇華してしまう芸当は後にも先にもMCU以外には無理だろう。
実際、一部の俳優がライブラリー出演に留まったりと苦心の跡も伺えるが、
ラストバトルを見られた時点でシリーズファンにとっては長年追い続けた想いが報われたと思えるだろう。

主人公がシリーズでも一番未熟だったことで先人の経験を教訓として受け入れる流れも自然になっている。
しかも、主人公が最大の壁に突き当たったタイミングで登場するというツボを押さえた演出で。
最後にしっかりと代償を払う展開になったのも良かった。
これで過去の悲劇までなかったことに、なんてことになったら一気に茶番と化すところだけど、こういう過去の清算には重みが伴わなければ意味がない。

ただ、残念な点といえばMCU全般に言えることだが、市民が蚊帳の外なストーリー。
特に今回は憎まれ役がメインで過去のシリーズで要所で重要な役目を与えられていたことを想うとなおさら哀しい。
市民に重要な見せ場を与えられるかを自分は重視しているから一番好きなヒーロー映画は今でもダークナイトシリーズで揺るがない。

419シャアダム:2022/01/20(木) 22:02:46 ID:vWjVphe6
・いなくなれ、群青

Salyuのミュージックビデオ観てて、踊ってるのが歌手Salyu本人かと思ったら、キャスト(役者)の一人だった、添えられていたコメントを観てこいつが魔女だったんだとわかったわw
郵便のお姉さんじゃなかった、勘違いしていた。それと、この映画は一巻の内容だけじゃないんだね。

420シャアダム:2022/01/26(水) 11:43:05 ID:vWjVphe6
◆Mr.ノーバディ(2021年アメリカ)

平凡で平和主義な父親ハッチマンセル(元軍人?またはFBIの会計士?トランプカードがマークの秘密組織の凄腕の一員?)はひょんな切っ掛けから(愛娘のために猫のブレスレッドを探すために取ったと思われる強盗を探し始める)、おおごとになって(凶悪なロシアンマフィアに狙われる)、悪党どもと大激戦を繰り広げる事になるという、勧善懲悪な痛快アクション映画。

感想:普段は凡人だがいざという時に天下無双の強さを発揮するというス―パーヒーローを描いていて、正義の組織に属するヒーローに憧れる者にとって、まさに男のロマンや理想を絵にかいたような、そして製作陣が言ってるように、銃相手でも素手で勝ったり、敵陣のど真ん中で余裕しゃくしゃくで食事をして相手を挑発したり、捕らわれていても間接をはずしたり傍にあるものを使って簡単に脱出したり、とにかく敵の弾は当たらない、自分の攻撃は効果的に敵を倒すという、都合がいいけどそこが痛快で楽しく、ハチャメチャな映画でした。
ランボーや沈黙シリーズのライバックや子犬のために敵組織を壊滅に追いやったジョンウィックを思い出す場面もある。
FBIの会計士って言ってるが、実はFBIで都合の悪い人物を消す殺し屋組織の一員なのでは?または元軍人(砂漠の嵐作戦関係?)っていってるが、軍人の中でも敵の重要人物を探したり拉致や暗殺する組織なのでは?

とにかく、痛快でスカッとする映画なので、ストレスがたまってる人にピッタリなストレス解消映画でした。「床屋」と呼ばれるの黒人が副リーダー(組織のナンバー2)っぽい(ナンバー1は自ら動かないとおもうから)。

続編があったらぜひ観てみたいと思う。

421シャアダム:2022/01/26(水) 17:20:49 ID:vWjVphe6
◆クライム・ゲーム(原題:No Sudden Move=突然の出来事ではなかった)2021年アメリカ

1954年デトロイトシティ。主人公で悪の二人カーティスとロナルドは、GM社の会計士マットを使って価値のある書類を盗ませる仕事を依頼される。が、失敗に終わり依頼してきたジョーンズの命令で命を狙われることに。
カーティスは生き残りのために、また一泡吹かせようと依頼主や黒幕にロナルドと共に裏社会のボスや表社会の車会社の重役相手に作戦を立てて戦いを挑む。クライムサスペンス映画。

いやあ、とにかく登場人物が多い。人物把握と人間関係が複雑で、ストーリーを理解して愉しむのが難しい映画だった。何回かシーンを見直して、それでも完全理解までは行かなかった。完全に大人の理解力を必要とする、覚悟なしで見たら途中で話についていけなくなる、眠くなる映画でもある。
銃撃シーンやアクションシーンも少ししかなく、後は複雑な人間関係と人間模様とお金の動きを描いていて、自分も途中で訳が分からなくなって休憩を挟んで、改めて頭をクールにして視聴に臨んだW

まず、No Sudden Move(突然出来事では無かった)とは何のことか?それは多分画期的な「クリーンな排気ガスシステム」の研究を長い間ビックフォーと呼ばれる米車会社達が隠してきた事だと思う(突然の発明では無かったって事)。そして、各車会社の社長や重役たちが、その発明を求めて社員や裏社会の者を使って争ったり奪い合っていたという話だった。
主人公の二人も、知らず知らずにその争いに巻き込まれ、手にした「排気ガス」の設計図を使って、儲けようとした映画であった。そこへ、裏社会のフランクやオルドリック、ジョーンズや対マフィア刑事のジョーフィニ、会社関係者の何も知らない会計士マットと不倫関係のポーラコールの悪だくみ(相手はネイスミスや同僚のフィル)、また主人公の一人ロナルドの不倫相手がフランクの妻ヴァネッサで、こいつも悪女だったり、裏社会を使って設計図と手にしようとする表社会の大物レーウェンスタインも出てきて、その上マット一家の複雑な事情や怪しい関係の妻たち(レズ?)も絡んで、不完全ながらも、よくここまで把握できた自分を誉めたくなる映画でしたW

終って見たら、面白い!って絶賛するほどではないけど、ややこしい人間パズルを解いて最後までついていけた達成感や満足感が強い映画でした。

余談ですが、カンザスシティって、二つの州にまたがって存在してるシティなんですね。しかし、二人に掛けた賞金は悪人にもちゃんと払ってもらえるんですねwお金の計算だけは、もう一度見ないと把握できてないなあ。

あと、主人公の二人,決して華のあるアクションヒーロータイプではなく、モブ顔でいつ死んでもおかしくない様な人物なのは良かったと思う。白人の方はだらしない顔や出てる腹で決して主役を張れるような俳優ではない気がするが、この映画では逆に味があって良かったかな。

422シャアダム:2022/01/27(木) 14:38:47 ID:vWjVphe6
◆3022 (2019年アメリカ)

木星エウロパに植民するための中間地点に燃料補給のための宇宙ステーション「パンゲア」を作った人類は、国ごとに10年交代で管理する事にした。
2090年からはアメリカが管理する事になり、4人のクルーは派遣された。5年が過ぎた頃、クルー立ちの精神に異常が発生して、任務を続けるかどうかを揉めていた時、「パンゲア」に衝撃が走り異常事態が発生して、クルーの一人が重体に陥る。そして、その異常事態の原因が次第にわかるにつれて、クルーたちは発狂したり異常行動を起こして「パンゲア」崩壊の危機を招いてく、という生き残りをかけた宇宙SFサスペンススリラー。

なんというか、何が言いたいのか?何をやりたかったのか?がチグハグ気味で、ミステリーやホラーテイストもありそれなりにドキドキ感もあり面白くなくはないのだが、ストレートに伝わらなかった、後味がすっきりしない映画だなあって感じた。
まず、予告が酷いなあ、ほとんどネタバレと詐欺じゃんw映画では異常事態の原因を曖昧にひた隠しにして、視聴者に想像する楽しみを残してるのに、予告観たら異常事態の原因をずばりネタバレしてる〜wそしてエイリアンと戦ってるような7のクルーとかいってるけど、4人のクルーと後半やってくる3人の避難船民だからね〜(最初っから7人がいて「パンゲア」の中でサバイバルゲームしてるかのような予告詐欺)w。
前半は、どっちかというとサイコホラーなんで、後半はサバイバルサスペンスかな。だから、予告を観ないで観た方がより楽しめるかもね〜。

全体を通して、時系列が行ったり来たりするので、訳分からないなあって思う人も多いだろうなあ(錆喰いビスコの1.2話みたいな演出)、それに加えて精神に異常をきたしたクルーたちの幻想とか混ざってどれが真実なの?って混乱しました。あと、低予算なのか、暗い画面の多様して良く分からない内部構造やら都合のいい未来の内部システムやらで、分からん殺しで強引に「未来の技術だからこういうもんなんだろう」って無理矢理納得させられる(しなければならない)シーンが多かったのが残念。
壊れたシャトルを専門でもないのにたった一人で短時間で宇宙空間で修理できるだろうか?運転できるのであろうか?壊れた「パンゲア」にドッキングできるのであろうか?ってのが一番納得できなかったかな。

そして、ラストシーン、このあとどうするの(なんとかエウロパへ行くの?)、二人が再会出来て、心の幸せ、安心を得たから(医者の呪いの言葉に勝って、もう満足で、または二人の絆が復活したハッピー!後の事はまた後で考えるさってオチ)、それでこの映画の締めでいいの?これはハッピーエンドなの?ってところがすっきりしなかったかなあ。

最初の訳分からん描写を乗り切れば、それなりに楽しめる映画だった・・かな?

423シャアダム:2022/01/28(金) 23:14:29 ID:vWjVphe6
◆ゴジラVSキングコング(2021年アメリカ)

ゴジラがテクノロジー企業「エイペックス」社の何かに反応して(あの有名な怪獣)本社を襲う。そのゴジラを倒すためのエネルギーを求めて、エイペックス社の力を借りて、キングコングの故郷である地下空洞世界へキングコングの帰巣本能も利用して探索の冒険に行くことになる主人公一行。
だが途中でゴジラに襲われることになる。一方エイペックス社はあの有名な怪物の死体を利用して、あの有名なメカロボットを作り、ゴジラを退治しようとしていた、果たしてどうなる?っていう破天荒な怪獣バトル映画。

何も考えないで迫力バトルを観るのが正解な映画だなって感じた。ゴジラもコングもボクサーや格闘家みたいに、重い体なのに軽快に動く動く。あと、あの巨大メカも生物のように動く動く、あとはジュラシックパークや巨大生物の島の生物みたいなモンスターも次々に戦いを挑んでくる、娯楽映画としてなかなか高レベルな面白さとは思いました。
ただ、冷静になってはいけないと思いながら、ちょっとだけ突っ込みを入れたいwまず、子供を危険な場所へ連れて行くなよ、あのオタク3バカドジっ子スパイのシーンは沢山はいらねえw地下世界で空飛ぶ怪獣にぶつかって爆発した3号飛行機のことを少しは可哀想にとかおもってやれよwゴジラの放射能ブレス(上海)が地下世界まで穴を開けたのも大概だが、南極から入ったのになんで上海の地下なん?コングが走って上海の地下まできたん?偶然そのブレスが主人公の危機を救うってのも運よすぎだろw
考えちゃだめだ考えちゃだめだ・・エヴァのあのシーンに似てるってのも考えちゃだめだわ(エヴァのオマージュにワロタけどね)。

この映画、前作「キングコング」や「ゴジラ」があるって初めて知ったわ、まだ観てないわ〜。あのアニメ「ゴジラSP」もこの映画に感化され端かなあって感じるところもあった。
後キャストに鎌倉殿の主役が悪役っぽく出てたのにワロタ。芦田愛菜ちゃんが声優になってたとは。

とにかく、怪獣の乱闘シーンが見物のストレス発散でゴジラとコングの関係が悟空のベジータのような映画ででした。

424もにゃら:2022/01/29(土) 15:08:01 ID:j8Dr8S3M
○バイオハザード ウェルカムトゥラクーンシティ

ミラさま主演のシリーズが完結したので、よりだけど原作に寄せた内容で仕切り直した新シリーズ一作目

内容は原作ゲームの1と2を混ぜた感じ
原作でも1のすぐあとが2だしね!

大手製薬会社アンブレラ社はラクーン市に本社を構えて膨大な雇用を産み地元を潤わせて来ましたが本社移転が決定
その結果過疎化が進んだラクーン市
長年にわたる違法な研究で土壌は汚染され、さらには生物を化け物に変えるtウィルスが流出したのだ!

それによってゾンビが溢れかえるようになったラクーン市
主人公らはそこからの脱出を試みるが…
てな話

良かった点
・まあまあ怖かった
・始まりの被験者リサも登場

悪かった点
・出てこないクリーチャーいっぱい
・視点が散らかってる

視点が散らかってるのは1と2の主人公を両方登場させたから

洋館から脱出しようとする1勢と警察署から脱出しようとする2勢を行ったり来たり

リサちゃんの登場は良かったと思う
初期の被験者でウイルスに適合し、知能こそ低下したものの不死身になる
彼女と2の主人公であるクレアが幼い頃に孤児院(実は実験場)で知り合ってて、ピンチのときに助けてくれる

でもそのあとすぐに別れちゃって…
ラクーン市は吹っ飛ばされたけどリサちゃんも死んだんだろうか
不死身だから生きてるんだろうか(ゲームでは倒してもしばらくすると復活するキャラだった)

続きもありまーす感強かったし、伏線もありあり

気に入らない点はあるもののまずまず楽しめた

425シャアダム:2022/01/29(土) 15:50:50 ID:LhRnwsYM
◆RUN/ラン(2020年アメリカ)

主人公のクロエは喘息で糖尿病で筋肉が麻痺でというような身体障害者だが、母の愛と献身と介護のおかげで、不自由ながらも一人でも生きてゆくことができるように育つ。大学試験を受けて結果待ちのある日、母の持ってくる薬が変わり、変に思ったクロエは何の薬か調べようとするが、ネットはつながらない、薬局への電話も母の管理下、なぜか母の監視の目がいっそう厳しくなる。
不審に思ったクロエは、映画に行くついでにこっそり、かかりつけの薬屋で薬の正体を聞くと、それはとんでもないものだった。母の異常な愛に気づいたクロエは知り合いに助けを求めようとするが・・というサイコスリラー映画。

まず、死んだ赤ちゃんが黒ずんでいて気持ち悪かった。向こうの機械の表示される血糖値ってアバウト(HIGHとかLOWとか)なんだなあってワロタ。人をわざと薬で身体障害者にする気持ち悪さ、邪悪さが気持ち悪かった。とにかく母の感情が意味不明な(基地外レベル)心が気持ち悪くなる映画でした。ラストバトルははもう一ひねりあってもいいかなって思った。ラストのあれは、いつまでも相手をベット状態にする復讐ですねw
この映画に関してはストーリーはあまり深くないので、そのぐらいかなあ。ただ、恐怖映画としてはよくできていて、短めなのでさらっとダレないで見れる、某映画大好き「ぽんぽ」さんも満足の映画化もねw

あと「RUN」には逃げる・逃亡するって意味があるので、多分それかと。愛するものを自分の側にいつまでも置いておきたいから傷つけるという、母の気持ちはわからなかっけど(寂しかったのか?ショックで変になったのか?死んだ赤ちゃんの父親はどうしたの?)、ホラー系娯楽映画としては面白かったですよ。

426ビックリバコ:2022/01/31(月) 21:48:21 ID:S1C1TwH6
・劇場版ガンダムOO
そ、そういうオチになるかぁ……OO世界は総じて、グラハムとか主人公とか子熊みたいな真面目君が貧乏くじを引きまくる話だったな……
最初見た時は、主人公がああなることに納得いかない部分もあったんですが、OO世界はあの後も対立戦争はするしなー……
ましてや主人公は境遇が境遇なだけに、誰かとくっついて堅気に戻るみたいな生き方をする自分は許せないだろうし、そうなると宇宙への旅という苦行&地球圏の戦争からの休暇というオチは主人公にとってハッピーエンドだったのかも……

427ギア:2022/02/02(水) 00:37:59 ID:UvlQndPA
・キングスマン ファーストエージェント
シリーズ3作目ながら、シリーズのプロローグともいえるスパイ組織立ち上げ物語。

キングスマン感は薄かったですが、普通に史実絡めたスパイ物として上等で、戦争場面とか凄い好みでした。
名前を知ってるのはラスプーチンやニコライ一家、マタ・ハリくらいでしたが色々楽しく観れました。


・スパイダーマン ノーウェイホーム
アベンジャーズは好きだけど、歴代スパイダーマン映画はそこまでだった自分の琴線にはイマイチ響かなかったけど、お祭り感と豪快な合わせ技をちゃんとまとめ切ってるのがお見事でした。

アベンジャーズの小僧っ子だったスパイディが本家スパイダーマンとして生まれ変わった(厳密には生まれ変わったのは周りだけど)展開な訳だけど、コレで完結なのかな。
単純に作品単体で言うとホームカミングが好きだけど、リアルに色々あった末に観れたのがこの作品やと思うと感慨深いものがあるな。


・スティルウォーター
遠い異邦の地で殺人犯として刑務所に収監された娘の無実を証明しようとするアメリカンな親父さんの物語。
展開が予想外な訳じゃないけど、登場人物達の心情や、意味深な会話に惹きつけられました。

娘からも病気がちな母親からも「ダメ男」と期待されてないマット・デイモンですが、その行動力とコミュ力、生活力は普通に優秀で空回りもしてないと思いきや、「目標のためなら手段を選ばない」アメリカ人っぽさが裏目に出てしまい…。
ついに目的を達したものの、「知ってしまった真実を抱えて生きる」という今までと違った人生を送ることになるのを示唆してるラストが物悲しかったです。

ダメ娘はゾンビランドの子役ってことで、親戚の子供が大人になったのを眺める感覚でしたw


・グッチ
こちらはイマイチかなぁ。
予定調和な展開に終始するというか、半分ノンフィクションだからってもうちょいドラマ感があった方が好みだったかも。
とりあえずどいつもこいつもヘビースモーカー過ぎですが、タバコが吸いたくなったのも事実w

428シャアダム:2022/02/04(金) 22:29:36 ID:LhRnwsYM
・ガールズ&パンツァー最終章(一話)2017年日本

河嶋桃をAO入試(受験生の個性や適正を観る試験で,戦車道大会優勝チームのリーダーだったという事を武器にして)で大学に入れるために、冬季無限軌道杯で優勝を目指すことになる。
チームリーダーとなった河嶋桃はあたらしい戦車と新しい仲間を引き連れて第一回戦に挑むが、相手校「BC自由学園」の作戦にはまって大ピンチを迎える,という話でした。

いやあ、面白かった!女子高生達が戦車に乗って戦うという架空の競技が,リアルさと非現実の間の絶妙なバランスで、すごく面白く描かれていた。
BC自由学園ってマリーアントワネットっぽいリーダーの名前から,フランス系のチームなのかな。調べたら,岡山県津山市が本拠地の学校らしい。
新しい味方の海賊チームは某Vチューバーの「マリン船長」ぽかった。話の構成も上手く、熟成された萌えアニメって感じで,最後まで面白く見れました。早く続きがみたいですねw

429シャアダム:2022/02/05(土) 02:47:56 ID:LhRnwsYM
・ガールズ&パンツァー最終章(二話)2019年日本

仲間割れ作戦で一回戦を勝利した大洗チーム。二回戦は吶喊大好き「知波単学園」。いろんな吶喊を覚えた知波単のジャングルでのゲリラ攻撃に苦戦する大洗チーム。果たして・・。

うん、二話も一話ほどの衝撃はなかったが、作画もすごくて、戦闘シーンも迫力やロマンがあって、ファンにとって十分な内容だったと思う。キャラの掛け合いも他の萌えアニメと比較しても十分に成熟・充実してました。
TVアニメが面白かった人にとっても、納得のガルパンだと思います。

430シャアダム:2022/02/05(土) 15:14:29 ID:LhRnwsYM
◆ガールズ&パンツァー劇場版(2015年日本)

優勝すれば廃校を免れるという口約束は破られ、再び廃校の危機に陥った「大洗学園」。しかし千載一遇のチャンスか?大学選抜チームに勝てば、今度こそ廃校を免れると言うことで、大学選抜チームとの殲滅戦に望むことになる。
だが、相手は30両、こちらは9両という数の差という大きな壁があった。試合当日、やれるところまでやろうとした「大洗学園」に助っ人が現れる・・という女子が戦車に乗って戦う萌え&アクション映画。

感想は二度目だが、いやあ、たまに観たくなる傑作映画だなあ。ジブリやコナンのアニメ映画もいいけど、たまには地上波で放映して欲しい、架空のとんでもない設定で且つ女の子ばかりの萌えアニメにしては珍しい、何度でも観たくなるアニメだと思う(自分はね)。
まず、戦車の描写がリアル(本当の戦車の挙動など観たことはないけどな〜)、リアルでなくとも納得させてくれる作画がすごい。迫力の戦車戦もすごい、途中の奮闘もコメディ交じりで微笑ましい、ラストのスピード感ある接近戦も目を離せない。ボコミュージアムの所は自分はイマイチだったが、そこを除けば最後まで飽きさせない、目が離せないアニメでした。

あと、一つ苦言を呈すなら、知波単の「特攻・吶喊」ギャグがしつこいかなあ、負けの原因となったときはちょっとイライラしたかもね。あとはとても楽しい映画でもありますね。一人だけ、違うところ向いてる女の子は可愛いんだけど、人によっては違う感情を抱くかもね(プリコネの男主人公も何だかな〜って感じ)。

431もにゃら:2022/02/05(土) 21:05:17 ID:j8Dr8S3M
○大怪獣のあとしまつ

カクチデ炎上してるこの映画、見ました。

はい、面白くなかったです。

大抵の人はシンゴジラみたいな感じで、大怪獣の死体処理を現実的に政治や外交、国民感情など諸々の折り合いをつけつつ進めていく話を期待したと思う。私もそうだった。

が、見た映画はそうではなかった。
隣国が怪獣の死体の所有権を主張したりとかは一応はあったけど、期待した要素はあじつけ程度。
実際にあったのは

・クソどうでも良い三角関係(不倫)
・ウンコがどうの、股間のキノコがどうのという小学生みたいな下ネタギャグ
・最後は突然現れたヒーローが全て解決してくれました、というクソみたいなオチ

となかなかにひどかったw
特に最後のオチはアカンやろうと…
いや、伏線はありましたよ。そもそも大怪獣が死んだのも突然の謎の光によるものだったし

でもねえ
現実的な怪獣の死体処理話を期待してたこっちとしてはふざけんな、ですわ


つううことで面白くなかったです。

432シャアダム:2022/02/06(日) 17:18:22 ID:LhRnwsYM
◆リトルウイッチアカデミア(2013年日本)&リトルウイッチアカデミア・魔法仕掛けのパレード(2015年日本)82分

魔女シィニーシャリオに憧れて、魔法学校に入った主人公アッコは落ちこぼれで、エリート集団に馬鹿にされる毎日。そんなとき地下ダンジョンの宝探しの授業で、エリート集団が封印を解いたため、魔法力を食べて育つドラゴンが復活。
一方、地下のゴミ置き場で「シャイニーロッド」を見つけたアッコはルームメイトのキノコオタクなスーシィーや眼鏡そばかす娘のロッテとともにドラゴンに立ち向かう。

「魔法仕掛けのパレード」のあらすじは、相変わらず落ちこぼれのアッコ・スーシィー・ロッテは他の問題児の盗賊アマンダ・盗み食いの食いしん坊ヤミスンコ・無口で機械オタクのコンスタンツェとともに、年に一度の行事の魔女のパレードを成功させなければ、落第にすると学長にいわれる。
アッコはそこで例年の暗い魔女狩りなイメージのパレードを変えて、明るくハッピーなパレードを企画するが、空回りしてスーシィーやロッテと喧嘩してしまう、はたしてハッピーなパレードは企画倒れに終わってしまうの?という魔法ファンタジーアニメでした。


TVアニメから観てましたから、なんか懐かしいですね。アーシュラ先生が実は・・なんでしたっけwあとスーシィーがキノコ大好きで印象に残る面白いキャラだったなあ。食いしん坊のヤスミンコもなんだこのキャラ、この声って感じで笑えました。いや懐かしい。
エリート集団のリーダー・ダイアナがだんだんアッコを認めていくツンデレぶりも、ザ・少年少女アニメって感じでいい意味で王道ですね。

こういう微笑ましいファンタジーが深夜アニメに今欲しいなって感じですね(どっちかというと夕方かゴールデン帯アニメか朝アニメですが)。

とにかく明るくて元気が出るアニメだと思います。「グリッ⚫マン」とかよりもこういうあたたかいものが観たいですね。続編をまたつくればいいのに。

433シャアダム:2022/02/10(木) 18:48:20 ID:LhRnwsYM
◆海獣の子供(2019年日本)

ハンドボール部の練習試合で、試合中にワザと足を引っかけたクラスメートを仕返しで怪我をさせて、出禁にされた中学生の琉花は父親が務めている江ノ島の水族館で「ジュゴンの育てられた少年」の海と出会う。
海には双子の兄弟の「空」がいて、海と空(海獣ジュゴンに育てられた子供達)には海を自由に泳げ、鯨の歌など人には感じ取れない海からの情報を感じ取ることができるなど、不思議な能力があった。その海獣の子供達を巡って、軍人や資本家達は人の知らない海に関する情報を得ようと研究したり、彼らを保護してもうすぐ起こるであろう「誕生祭」を見たいと願うものたち、かつて「海獣の子供」あって彼らのために動くもの達が絡み合う中、琉花は彼らと交流し不思議な体験をして、「誕生祭」に向けて深く関わりを持つようになる。
果たして「誕生祭」とは何なのか?・・という海洋ファンタジーアニメ。

まず、見終わった後の正直な感想は「アニメ映画として何を描きたいのかわからないストーリーだったので、あんまり面白くなかった」ですwこれは原作の漫画をちゃんと読んで理解して初めて面白くなるのだろうか、極端な話、原作漫画ファン向けっていっていいのではないだろうか。いやあ、ラスト30分ぐらいの「誕生祭」は「2001年宇宙の旅」のラストぐらい意味不明で、奥が深いのか、そう思わされているのか、わからん殺しにされましたwなんとなくは意味がわかるのですが(隕石が精子で、巨大鯨が女性で、海くんが子宮で、宇宙か沢山の星雲達が生まれて、宇宙へ旅たったとか、精子(不思議な隕石な)をクジラの中まで運んだ琉花が海くんと精子の取り合いをしたとかw)
自分なりの考察なんですが、「この宇宙は実は一つの生物なのではないだろうか」って事を暗に描きたかったのでは?

映像は、少女漫画に出てきそうな目の大きいまつげの長い線の細い美少年の「海」と「空」に最初は気持ち悪さを感じてましたが、それはこのアニメの味として受け入れましたし、途中で慣れましたw作画はすごいです、とにかく意味はわからなかったけど、映像美度はかなり高いし、緻密な海の生き物の描写や幻想的な美術度、独創的な表現や演出の力の入れようも半端ないパワーを感じました。ただただ、映像のすごさに意味の分からなさが加わって、これ以上観てたら、苦痛で頭がおかしくなりそうでしたw

映画を観た後、予告編をすべて観て、ネタバレや解説も見て、他人の感想も読んで、初めてこういう話だったのか・・って少し納得できました。とにかく、美術やアニメ制作の勉強のために観るのでなければ、まず原作を読んでから観ないと、なんだこれ?っていう映画だと思います(頭が良くて感受性の高い人なら、原作や解説を読まなくてもわかるのかなあ?)。

映像はきれいだが、難しい映画でした。自分の好きなアニメ」「地球少女アルジュナ」っぽい感じもしました。

434もにゃら:2022/02/12(土) 10:38:30 ID:j8Dr8S3M
○ゴーストバスターズ アフターライフ

元祖ゴーストバスターズの37年後の話
5年前にあったヤツは無かったことにした模様(世界線が違う)

これは面白かった
米映画のヒーローって大人であって子供が戦うのはあまり無いイメージですが今作の主人公は12才の少女フィービー
祖父の死をきっかけに祖父の家に引っ越してきて、そこで祖父がゴーストバスターズの一員だったことを知り…

いやあなかなか面白い映画でした

最近は外れを引いていたので嬉しかったです

435シャアダム:2022/02/13(日) 17:36:16 ID:LhRnwsYM
◆リトルシングス 2021年アメリカ

時代は1990年。主人公のディーコンはカリフォルニアのカーン群の保安官。彼はコンビニ強盗の証拠品を取りに古巣のロサンゼルスへ行く。そこで連続猟奇殺人と出会った彼は、彼の代わりにロス保安局に入った期待の新人バクスターの挑発に会ったこともあり、休暇を取って捜査に乗り出す。
ディーコンには、過去の未解決事件の幻影に悩まされていて、今回の殺人の手口から、同一犯と当たりをつける。そしてスパルマが容疑者として浮かび上がるのだが、彼は自分が監視され手いることや疑われてることを楽しみ,ことあるごとに捜査の邪魔や刑事達を空回りさせて面白がる。
はたして、彼が犯人なのか?さらにディーコンの過去の事件の真相が衝撃とともに明かされる・・という刑事モノのサスペンス映画。

感想:後味が悪い映画だが,それなりに考えさせられる内容で、まあまあ面白かった。まず、リトルシングスとは些細なことという意味らしい。何度も、主人公の台詞で「些細なことが・・」って言ってますね。
それから、ラミ・マレック(バクスター役)の顔が凄く特徴的(しゃくれているのか?出っ歯なのか?表情がいつも人を見下している感じ)で忘れられない映画だ。容疑者役もいかにもずる賢いサイコ野郎て感じでぴったり。
主役のワシントンさんが霞むくらいでしたw

以降は(ネタバレなので注意)


内容について:いやあ、後味悪かった。人生って綺麗事ばかりでは済まないよね,どんな正義の味方や英雄や立派な人にも隠したくなる汚点の一つ二つはあるよねって事なんだろうか。今回の汚点は正義の象徴の保安官がうっかり殺人を置かしてしまうことでした。彼らは自分のために殺人を隠そうとするのですが,果たして上手くいくのか?(そこは自分の目で)。
特に正義感の強いバクスターは常に被害者のために犯人を捕まえる!って意気込んで、無理してたんでショック感が伝わってきましたね。ベテランのデクスターは「自分のため」に犯人を捕まえるって感じでその対比が面白かった。

果たしてスパルマは「本当の殺人犯」だったのか?「ただの殺人事件マニア」だったのか?モヤモヤが残りましたね〜。

そして、ラストの赤い髪留め(行方不明の娘がつけていたという)はディーコンがバクスターを立ち直らせようと、自分で買って送ったんですねw天使はいない、そう人間は天使にはなれないんだよね(天使を目指すのいは良いことだけど)。ちょっと考えさせられる映画でした。

436もにゃら:2022/02/21(月) 00:49:24 ID:j8Dr8S3M
○アンチャーテッド

人気ゲームの実写映画
シンプルな宝探し物ですがそういう作品に期待する要素を全部盛りした娯楽作でした
面白かった

○グッバイドングリーズ

少年達の一夏の小冒険もの
最初のあのシーンがあそこに繋がるのか!
と、なかなか意外性のある展開
面白かった

437もにゃら:2022/03/04(金) 21:37:42 ID:j8Dr8S3M
○ブルーサーマル

同名のグライダーマンガの劇場版アニメ
長崎から東京の青凪大学に進学してきた環ちゃんがグライダーで空を飛ぶ航空部に入部して…

原作は全五巻で100分に納めるのは無理じゃね?
と思ってたら案の定ごっそり削られてる
姉貴との確執や倉持先輩の抱える闇はさらっと流されちゃったし、空知先輩の問題は完全に無かった事にされちゃったし、エピソードの順番を入れ換えたことで原作では亡くなった倉持先輩が生きてるし…

じゃあダメダメな映画かというとそうでもなく…
空への憧れとかに特化した感じかな

438シャアダム:2022/03/11(金) 00:18:30 ID:LhRnwsYM
◆サクラダリセット(前編)2017年日本

咲良田市には不思議な能力を使うものが沢山いて、ヒロイン「ハルキ」はセーブした時間まで最大3日間時間を巻き戻す能力、主人公は時間が巻き戻っても、巻き戻る前の時間の記憶を忘れない絶対記憶能力を持つ。二人組んで事故で死ぬ運命の人を救ったり、依頼を解決していた。
そんなある日、咲良田の能力を管理する管理局の最重要人物で未来視の能力「魔女」に逢い、彼女が10日後死ぬことを告げられる。「魔女」は施設に厳重に捕らわれていて外へ出られない。主人公はもう一度会いたいという「魔女」とその恋人(写真の中に入ることができる能力者)の願いをかなえるため、「魔女」を施設から逃がそうとするが、主人公を嫌う能力者にヒロインの能力を封じられ邪魔されてしまう。
そして、今回の事件の全ては二年前溺死した「相麻菫」が関わっていた。という世界系リアルファンタジー映画。

原作を上手く端折っていて、原作やアニメを観てない初見さんにも,比較的分かりやすく絵が描かれた好評価な映画でした。初見さんは、多分最後のどんでん返しに驚くだろうなあって思う。
しかし、どこか欠落してないと、計画のために自殺なんて常人なら無理だろうなあ(その辺がドライすぎてあんまり感情移入できないけど、未来が全て分かってしまうなら自殺も平気なドライな人間にもなるか)wあと、写真の中に入る能力の説明が足らないので、「魔女の脱出方法」にやや疑問を持つ人もいるのではないかなあ。
あと、全体的に根暗で暗くて冷たくて深刻な表情の人ばかりで、もう少し明るさが欲しかったかなあ(先生くらい明るくして欲しかった)。最強能力者と思われる「宇川沙々音」もちらっと出たけど,後編で活躍あるといいな。

とにかく、映画としては必要十分で、納得のいく面白さの映画になって良かったと思います。後半に期待できる出来でした。
あと、この作者「魔女」好きだねえw

439シャアダム:2022/03/12(土) 14:22:37 ID:LhRnwsYM
◆サクラダリセット(後編)2017年日本

能力を上手く管理して世のために残そうとする主人公「浅井ケイ」は、能力者をこの世から無くそうとする管理官の一人である「浦地正宗(対象者の時間を巻き戻す能力者)」と対決することになる。
しかし「浦地」の巧みな計画により、ついに能力者のいない世界が実現する。「浅井ケイ」は自分の理想した世界のため、蘇った「相麻菫」やヒロインの「春埼美空」や仲間達と再び「浦地」と対決する。果たしてそうすることは正しいことなのか問われる、世界系リアルファンタジー映画の後編。

原作を読んだのが2009年〜2014年頃(リアルタイム)なので詳細は忘れたが、端折りながらもずいぶん上手くまとめたなあって思った。約2時間、面白くて目が離せなかった。最初「浦地」役に 及川光博は微妙だなあって思っていたけど、見慣れれば、これはナイスな配役で、彼のちょっと浮いた存在(オーバーな演技)のおかげで最後まで面白く楽しい映画になったと思う。
ラストのヒロインの台詞も「粋だねえ」って感じで良かった。あれは、記憶が恥ずかしく「ハルキ、リセットだ」っていわれても、リセットさせないぞって覚悟なんだねw前編であんまりヒロインに魅力無いなあ(人形的・無表情)って思ってたんだけど、最後の最後で人間味が出て魅力的になったと思う。NHKドラマ「アシガール」の主人公だって後で気づいたわw

さて、内容だが、これは原作を読んでアニメ版も観た自分でさえも、何度観ても複雑で入り組んでるなあって思うんだから,初見さんにはかなり難解な内容なのかもしれない(何度も見直せば分かると思うけど)。でも、なるべく分かり易く上手く作ってるなあっては感じました。
咲良田市の成り立ちや、なぜ主人公に親がいないのか、ヒロインと主人公と「相麻菫」の過去とか「浦地」と「加賀谷」の関係とか、よく二時間で詰め込んだなあって、監督や脚本家の技量に感心しました。坂上さんはリセットしたので、蘇った事も知らないし、また写真の中の相麻菫とは初めてなんだね(なんかいつも脇役な可哀想な能力者だ)w
それから、「浦地」は自分の時間を巻き戻して、自分の記憶を消していたんだね。未来視の能力ってリセット前とリセット後の二重未来が見えるのだから,頭狂いそうw

浦地と主人公の言論合戦も楽しかったし、いや、実に頭を使う面白い映画でした。

440ビックリバコ:2022/03/12(土) 17:21:48 ID:bUR.PeN.
・呪術廻戦 0
本作の裏のMVPは乙骨を演じた緒方さんだと思います。コメントでも、「乙骨というキャラが分からなかった」と言っておられますし。
巷ではDV彼氏の素質があると言われる乙骨くんですが、その本質はものすごいエゴイストなんだとは思うんです。
でも年相応の考え方とか周囲の人間に対する物腰とかラストのアレとかで乙骨というキャラを掴むのが凄く難しくなる。
そういう面倒なキャラを演じきった緒方さんって凄いなと思いました。

441みる子:2022/03/12(土) 17:22:07 ID:OQbmh54E
・アンチャーテッド
トムホランドドライブ! ドレイク船長も子孫がこんなにかわいかったら大満足でしょう。正直映画としては微妙でしたねー。次回作に期待。

・ゴーストバスターズ:アフターライフ
フィービーがかわいすぎた… ヒットガールに続く美少女ヒロインが誕生してしまった… まさに理系女子の星!
初代へのオマージュは素晴らしいとは思うんだけど、もうちょっとカッコ良くキメキメで撮ってほしかったところ。
とにかくフィービーがかわいくて作品の魅力の9割を占めていた。アントマン先生とストレンジャーシングスくんは好感は持てるが頼りなかったかな。

・ ザ・バットマン
従来のシリーズのように超科学やお金持ちパワーやニンジャ集団に頼らず、犯罪心理モノに寄せた作風は
どことなくドラマ『GOTHAM』を想起させるものが。あるいは『DUNE』等のヴィルヌーヴ監督作に近い雰囲気かも。
とにかく若きパディンソンくんの陰キャ美青年ブルースの耽美妖美よ… これはファンが爆増しそう。そしてアンディ・サーキスおじさんがアルフレッド… 強い(実際強い)
独立作としてのリブートとしては個人的にかなり満足度の高い作品でしたねー! 早く続作が観たいです。あとやっぱニルヴァーナは偉大だなー! と。

442シャアダム:2022/03/23(水) 23:30:04 ID:LhRnwsYM
◆トモダチゲーム(2017年 日本のドラマ1話〜4話)

TVドラマで映画では無いが,このあと映画版が二作続くので、話が分からなくなるので観ました。

内容は、修学旅行費200万が盗まれ、その200万を「トモダチゲーム」の参加費に使ったのかは謎だが、主人公と仲良し友達の5人は,誰かの2000万の借金を返すため、ゲームに参加することになる(誰が2000万の借金を背負って,参加料200万を払って、友達を巻き込んでゲームに強制参加させたかは謎)。
ゲームは全部で3つ、第一のゲームは「コックリさんゲーム」。全員の心が一致してないとクリアできないゲームだったが、裏切りを誘う罠が仕掛けられていた・・という友情や信頼を問うゲームを通した心理サスペンス映画かな。

「カイジ」とか「ライアーゲーム」とか「だるまさんがころんだ」とか「賭けグルイ」とか、超現実なお金や命が掛かった生き残りゲーム映画で、どこかでみたような既視感はあるのだが、誰が200万を取ったのか、誰が2000万の借金を背負ってるのか,裏切り者は一人なのか?主人公以外の全員なのか?このゲームを運営してる組織は何者なのか?という伏線にオリジナリティを感じられて、まあまあ面白かったかな。
最初、閉鎖空間に閉じ込められていたので、「CUBE」の真似かと思ったり、変な着ぐるみキャラクターが、「ダンガンロンパ」とか「SAW」の真似かと思ったときはちょっと萎えたけど、観ていくうちに段々オリジナリティが感じられて面白くなっていった感じ。高校生役の役者さんがみんな学生に見えなくて老けていたのには笑ったけど、それにも段々慣れた。

あと、問題でバスケットボールは1チームは何人の問題は,バスケをよく知らない人は普通に6人とか勘違いしそうだぞwそれと、第二ゲームの双六ゲームは謎の超技術が使われていて、おいおい、そのテクノロジーは現代にあるのか?って、何でもありになるとリアリティの恐怖が無くなるぞって、ちょっと心配になった。とはいえ、続きが気になるので、このあと映画版を借りてきて観ようとは思う。

443シャアダム:2022/03/24(木) 18:44:05 ID:LhRnwsYM
◆トモダチゲーム(2017年 日本)

内容はTVドラマに続く第二ゲーム「陰口すごろく」。友達(仮)5人がそれぞれ誰かの暴露話を紙に書いて、視聴者に投票させて、一番許せない暴露話から順に5マス、4マス,3マス・・と双六を進めていく。
先にゴールしたものが負けで、600万もらえる代わりに他の人の借金を全部背負って過酷と噂される「第3ゲーム」へ一人で進むというルール。他の人は借金ゼロでこの「トモダチゲーム」から解放される。
ずっと白紙で出せば、全員が一マス進んで、みんな同時にゴールで5人で「第三ゲーム」に行けるのだが、やはり裏切り者が出てしまう・・果たしてどうなってしまうのか?というお金の掛かった生き残りゲーム系映画。

いやあ、暴露すごろくだけで一時間30分もやるとは思わなかった、途中絶対ダレると思って観だしたのだが、やはり一回の暴露投票にかなり時間が掛かって、もうちょっとテンポ良く行こうぜ・・って言いたくなった。しかし、暴露の内容が結構エグいのと、主人公の仕掛けた運営を上回る機転がなかなかのカタルシスがあって、そこは面白かったかな。
しかし、第3ゲームの相手チームは5人全員いて、こいつらの友情が凄いなってワロタ。こいつら第二ゲームでみんな白紙で出したんだなって思ったけど、面構えが悪そうな奴ばかりで、怖くて誰も暴露しなかったのかな、それともこいつら二回目で,このゲームに勝つと借金以上の収入とかあって、それで参加したのかなって勘ぐってしまった。

それにしても、主人公の謎、裏切り者の謎、運営をぶっ潰せるのか?って続きが気になった上手い構成だったのも事実。こりゃ完結編観るしかねーなって思った・・がまだ原作(別冊マガジンで連載中)終わってないやん〜wちゃんと終わるのか心配になったわ。

あと、ゲームで現代に無い超技術はあんまり使わないで欲しい,何でもありになると面白くなくなりそうなんで。

最後に、これは一気に観ないと面白くない作品かもしれない。なぜなら、1ゲームの内容が濃くて長すぎて,週間ドラマとかだったら、前回やった内容が思い出せなくて,今何やってどういう状態?ってのが分からなくて、ついて行けなくなりそう。

444シャアダム:2022/03/25(金) 18:28:38 ID:LhRnwsYM
◆トモダチゲーム 劇場版 FINAL(2017年 日本)

前作の続き「トモダチゲーム」の三回戦「友情かくれんぼ」が始まった。主人公のCチーム3人(主人公「片切 友一」・主人公達をこのゲームに引きずり込んだ張本人「美笠 天智」・運営が送り込んだ監視役「水瀬 マリア」)とKチーム5人(仲良しバスケチーム)がかくれんぼで対決、勝てば借金はゼロになる。
チーム内の一人が広大な森の中で隠れ、残りのものが先に相手チームの隠れてる人を見つければ勝ち(もう一つ勝つ方法がある)。一人一回だけ相手のチームへ移籍(チェンジ)することもlできる。これらのルールを熟知し,ルールの穴を掻い潜って,双方が激戦を繰り広げるという内容。

感想:まあまあ面白かったかな(殺伐とした内容はあまり好きでは無いけど)。人狼ゲームとか流行ってるけど、今時の若い人は、こういう軽薄で相手の裏切りとか心理戦とか他人の秘密を探ったり暴露したり嘘をついたりする友情破壊ゲーム(デスゲーム系っていうのかな)が好きだねえw
それから、まさかの主人公が、あの渋沢栄一の吉沢亮とは,見終わるまで気づかなかったわ(驚いた)。だってあまりにも顔が邪悪だったんだもんw

なぜ、トモダチゲームに引きずり込んだのか、運営とは何者なのか,どういう組織なのか、主人公やヒロイン達の過去に何があったのか?など数々の謎が解けて,スッキリしました。そして大人のトモダチゲームとは?まだまだ、彼らの苦難は続きそうです(原作が終わってないんだもん)。
しかし、ここまで悪い面をさらけ出して、わかりあえたなら,トモダチゲームにも揺るがない友情ができあがったんじゃないかな。

あと、バスケチームの借金はどうなったのかが気になる。それから、自分の指を折る必要があったのか?(相手に見えないなら音だけで判断するんだし、意味ない気がする、う〜ん微妙)。でも二転三転するシーソーゲームは面白かったです。
大人のトモダチゲームは多分「カイジ」みたいに命をかけるんだろうなあ,って予想しました。続きの映画は作らないのかな?作ったら気になるので観ますけど。

445シャアダム:2022/03/26(土) 12:51:29 ID:LhRnwsYM
◆劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ(2013年・日本アニメ)

完結編であるが、このあとに映画がまた作られたので本当の完結編では無いwまあ、ギャグアニメ銀魂らしい。話は映画泥棒を捕まえ、しばいていたところ、映画泥棒(サイボーグらしい)から発する謎の光線のつつまれ、主人公の銀さんは5年後の未来へタイムトリップしてしまう。
そこは「白詛」という病気が蔓延して地球の人口の3割が死に、4割は他の星に移住して、街は荒廃し、かつ銀さんがすでに死んで、妙さん(新八の姉)も病気で死にかけているいる世界であった。タイムスリップした方の銀さんが、この世界を救うため奮戦するギャグコメディ(時々シリアス)アニメ。

なんていうか、悪人達も「白詛」に罹らないためにマスクをしている所はまるでコロナを予見したような世界だが、多分、震災での「放射能」を防ぐためにマスクをしている人が多かったから、そちらの方の影響なのでは?って思ったがどうなんだろうか。「白詛」ウィルスの正体も、SF的なものだったので、微妙なところだ(予見とかどうでもいいけどね)。

さて内容だが、前半は笑えた死、これがギャグアニメ銀魂だって感じだったが、後半はキャラファン向けアニメ、言ってみればボケ多めの「最遊記」っぽい展開に、少し飽きて眠くなった。「キャー桂様〜」とかキャラ愛が深い女性ファン向けというか、みんな超かっこいいんだけど、ギャグで笑いたい自分にはちょっと違うかなって違和感があった(そういうかっこよすぎるのは少しだけでいいかな)。
何事も無かったリセット状態に向けてタイムスリップ(タイムループ)を都合良く解釈し都合良く展開してるところも、なんだかな〜先が読めるというか、もう一つ面白くないなあって思ってしまった。

ただ、ラストのタイムパラドックスによって、タイムトリップしてきたキャラ達が次々に消えて「白詛」の無い世界になっていくところは、お前ら存在消えて無くなるんだぞ怖くないのか?って新鮮なタイムトリップ解釈で笑ってしまった。「白詛」の呪いにすでに罹っている主人公もその過去や存在自体が消えてしまうことで解決するのは面白かったかな。
あとは、最初の方の「映画泥棒」のメタギャグが長くて、いつ本編が始まるのって思ったしまったが、これが導入に繋がっていたんだなって後で気づいたなあ(制作者巫山戯すぎw)。マダオが銀さんだったってのはよく分からなかったが、これは原作を読んでないと分からないのかな?

前半は笑えたけど、後半はキャラファン向けな映画でした。

446もにゃら:2022/03/30(水) 17:36:50 ID:j8Dr8S3M
○ナイトメアアリー

予告編ではなんかのモンスターとか出てきそうな感じでしたが完全にミスリードですね

えーと1940年代のアメリカでスタントいう男がサーカス団で読心術(テレパシーとかサイコメトリーの類い)のノウハウを学んで、上流階層相手のショーで成功するも、それに飽きたらず更なる金や名声を求めて破滅する話

このノウハウというのはコールドリーディングとかバーナム効果を用いた物で、教えてくれた師匠は悪用してならないし、特にインチキ降霊術に使ってはならないと言ってたんですが、それを破った

師匠の言った『いつか自分の本当の力と思い込んで破滅する』が的中したと言える

長丁場でしたが楽しめました

彼の最後の境遇は実になんとも言えないものでした…

447シャアダム:2022/04/21(木) 02:30:50 ID:LhRnwsYM
◆海底大戦争(1966年 日本)

潜水艦の新型魚雷実験で、海底に人型の何かが写り、正体を突き止めようと主人公新聞記者「阿部」(千葉真一)とカメラマンジェニーは海に潜るが、奇怪な海底人に捉えられてしまう。
そして、海底人のボスは世界征服を狙っていたという特撮SFアクション(潜水艦映画でもある)映画。

最初、てっきりテレビゲームの「海底大戦争」の元ネタかと思ったが、全然違って、若き千葉真一(サニー千葉)が海底人たちと戦いを繰り広げるホラー風味のアクション活劇でした。
昔の特撮映画なので、戦闘シーンが荒く突っ込みどころもあるのだが、そこは昔のCGなどなかった時代の技術でここまで表現するのは大変だっただろうなあって暖かい目で見ました。
それなりに、面白く、ラストの悪人たちと主人公と海底人(?)との三つ巴の戦いや爆発秒読み段階でものラスボスのしつこさにハラハラできる楽しい映画でした。

キャラ同士の言い合いシーンが特徴で、お前らキスでもするのか?ってぐらい近い近いw敵ボスの演技がいかにも無機質ロボット的なのも観客を怖がらせる工夫なのかなって感じました。
あと、ブラウン中佐は最初あんなに軍人的で冷たい対応をするキャラだったのに、最後の方では主人公と世界の危機を天秤にかけても、主人公たちの命を優先する熱血少年漫画キャラになってるのにワロタ。
あと海底人たちのコスプレは今観るとチ-プなのだが、よく見ると顔の造形が怖かったなあ。主人公たちが段々海底人へと変化されていくのもそれなりに恐怖でした。教授の回復技術がチートすぎて、え?そんな短時間で元に戻れるの?って拍子抜けだったけどな〜。
あと、潜水艦もそれなりにかっこいいし(色んなミサイルや武器を積んでいる)、戦うシーンも面白かった。目標の潜水艦がガーフィッシュ(不思議の海のナディア)っぽいのもワロタ。

こういう古い映画を観ると、歴史を感じられて好きなんだが、最新CG映画に刺激を感じなくなったら、暇なときでもこのレトロ楽しい映画でもどうぞって感じかな。

448シャアダム:2022/04/22(金) 19:41:23 ID:LhRnwsYM
◆悪霊島(1981年 日本)

1980年ビートルズのジョンレノン殺害事件のニュースを観ていた社会人「五郎」が、昔を思い出し大学卒業後(1969年)に旅の途中で出会った「刑部島」の殺人事件について語られはじめるのがこの映画のファーストシーン。
次に、「刑部島」から流れてきた瀕死の「青木」が「あの島に悪霊が・・鵺の鳴く夜に気をつけろ」と言って死ぬ。そして、若き「五郎」と金田一耕助(鹿賀丈史)の出会い、知り合いの警察・磯川警部がやってきて、彼が追っている事件が金田一の事件と関係があり、いずれも「刑部島」に関係していた。
そして金田一は行方不明と死んだ「青木」が同一人物なのかを調べに「刑部島」へわたり、そこで複雑な人間関係と隠さなければならない秘密とそれぞれの利害から起こる殺人事件に出会ってしまうというホラー風味なミステリー。

見終わった感想は、なんか、支離滅裂な悲劇で嫌な感情が残る終わり方で雰囲気だけの映画なのかな(これは映画を観ただけの感想で、未読の原作にはもっと納得のいく心理描写があったかもしれない)。最初の「ビートルズ」も客寄せのために後付けでくっつけて、この映画を深いモノのようにしようとしたって感じたなあ。

でも、面白くはなくなかった、雰囲気だけでも最後まで面白く観れました(最後悲劇が起こる前に金田一の名推理で希望が見える終わり方にして欲しかったが)。あと、最初の20分間に起こる出来事や登場人物の情報量が半端ないね(一回で理解できる人はそういう才能があると思う)。

さて、好意的にこの映画の感想を語るなら、これは「変化する事、新しい時代」(ビートルズやアメリカに影響を受ける若者文化が象徴)と「変化してはいけないもの・守るべきモノ」(古きしきたりや日本の精神)との戦いを描いた映画ともとれる。それを双子の性格や存在に掛けたり、刑部一族(保守的)VS越智一族(世俗的)に掛けたりしてる感じにも深読みできた。
つまり、この映画は、表面的な事件を楽しむだけでなく、観客が自らあれこれ考えて、面白さや意味を見つける映画だと感じた。まあ、ビートルズはやっぱ客寄せパンダ的な感じはするが、ラストの「レットイットビー」は「なすがままにしかならない」結末の物寂しい雰囲気似合っていたのでグッドチョイスな選曲だと思う。

あと、この島の主が「そんなに秘密を知りたいか!」って金田一に言うシーンは「観客という探偵」に対してなんか図星をつかれて、思わず笑った。
それから「現代人が失っているもの、静かで激しい拒絶だ」って深すぎて意味が分からなかったなあ(当時、アメリカ文化に毒される若者たちに対してのメッセージ?)。あと、意味がイマイチ分からなかったのが腰の部分の骨が繋がってる双子や双子ばっかり生まれる家系がこの映画で何の意味をもってるのか、鵺の鳴く夜のどこが怖くて気をつけるん?って事。
(以下ネタバレを含むので、観てない人は読まないでくださいね)












もしかして、祭の時に島にやってくる男と浮気をするときにいつも鵺の鳴き声を使っていて、○○が見張っていて、毎回浮気相手を殺していたからかな。「青木」も浮気相手だったのかな。
あと、もうひとり一人の人格になると、簡単に人殺しをするのかも納得がいかないし、フブキさんは広島で消息を絶ったってだけで「原爆」と結びつけるのも唐突な推理だ。事件の動機も唐突で雑だったが。
そう、金田一の推理(なんか想像や仮定が多いのに警察はすぐそれが正解だと信じて行動してくれる)もまた、警察の推理と同様少し雑に感じたのも残念かなあ。原作を読めばその辺も納得いくのかもしれない。

ラストの一人残された刑部一族の生き残りのあの人も、また今回の事で気がおかしくなって殺人を起こしそうな雰囲気なのが含みのある終わり方で良かったかな。大正時代風の格好の金田一が昭和の近代されていく町を歩いて行くシーンも何か哀愁を感じて言い終わり方だった。


現代のホラーミステリー作品に通じる部分も多いので、色々興味が出る雰囲気抜群な映画でした。

449もにゃら:2022/05/02(月) 21:47:20 ID:j8Dr8S3M
○ラジエーションハウス 劇場版

病院の天才放射線技師が主人公の医療もの

なんかとっ散らかってる印象
トリアージの話と、りとうでロクな設備がないなかでの診断とその離島で発生した謎の感染症という複数エピソードが入っているけどそれらが上手く纏まってなくぶつ切り状態

3年くらい前に見た医療物映画のコードブルーもそういう傾向があったけど、これは更にひどい

452シャアダム:2022/05/07(土) 23:26:04 ID:LhRnwsYM
◆サマータイムマシン・ブルース(2005年 日本)

調べたら、この映画ってもともと「劇団ヨーロッパ企画」の舞台劇だったんだね。それを映画化したらしい。題名は多分、渡辺美里の」「サマータイムブルース」のパロだと思うけど。
内容は、とある大学(京都っぽい街の)SF研究会の部室のクーラーのリモコンが壊れて部員達が暑さでイライラしてるところに、25年未来からタイムマシンに乗った「田村」という同じSF研究会の後輩がやってくる。
部員達はタイムマシンが本物と分かるや、昨日に戻って壊れる前のクーラーのリモコンを盗んでくるが、悪ふざけでその他にも過去を変えてしまい、それが世界の危機を招くと知って、過去を元に戻そうと奮闘するドタバタコメディ映画。

前に一度観た映画なので、思い出補正も加わって、楽しい映画だったなあって思いながら見始めました。で、感想。期待値がデカかったから、タイムマシンによるタイムパラドックスや複雑に混ざった昨日と今日の関係など世界の危機が意外と解決したなあって感じ。
でも楽しかったし、面白かった。なんか自分の好きな「劇団カクスコ」の舞台劇を見てるようだった。
ひとつ疑問が残ったんだが、最初に部室のにあったタイムマシンは「ホセ」が作ったのかもしれないが、なぜ置きっぱなしにしてあったのだろうか?w
あと、「田村」の父親は誰なんだろうか?甲本が「名字」を改名したら、本当の父親が結婚できず、生まれてくる子供が変わって、未来が変わりそうなんだが。もしかして本当の父親=甲本で二人の子供はあのもっさりとした「田村」出会ってるのだろうか?

ガンダムの音楽がかかって、ハリキリスタジアムやらビダルサスーンやら当時の本当の商品も出てきて何度も笑える映画でした。リモコンが壊れるまでの流れ(過去に飛んで99年間土の中にあって一度未来から持ってきて昨日壊れた)もタイムマシンものとして見事だと思いました。

453シャアダム:2022/05/12(木) 14:27:38 ID:LhRnwsYM
◆レミニセンス(2021年アメリカ)
レミニセンスとは回想という意味だが、この映画では「記憶に潜る」という意味になっている。
内容は世界大戦により海面が上昇して世界中が水没都市状態の近未来世界。金持ちは残った乾いた陸地に住み、貧困層は今にも海に沈もうとしてる都市に住む。
その世界で、自分の懐かしく素晴らしかった過去を何度も体験できる装置で、人々に娯楽を提供する商売を営んでる主人公ニック(元軍人で足が悪い)とその相棒ワッツ(銃の腕前は良いがアル中)がいた。
ある日、彼らの元に歌手のメイが無くした鍵を見つけるため、自分の記憶を調べて欲しいと依頼してきた。ニックは彼女といい仲になり、同居するが、ある日忽然と消えてしまう。
彼女の行方を探すために彼女の記憶データを探るのだが、そこにマフィアや汚職警官や悪徳地主などとの関係が見えてくる。彼女は一体何者なのかを探る、近未来SFサスペンススリラー映画。

感想:まあまあ面白かった。てっきり今アニメで流行の過去と未来を行ったり来たりループしたり、「インセプション」のように夢の中で夢の中で夢を観るをみたいなSF的な複雑な映画だと身構えて、分からないところはノート取って、覚悟してみたのだが、まあ人間関係とか時系列とか少し複雑だったが、そこまで難しい映画じゃなかったかな。
てっきり、最後は誰が観てる過去かぐちゃぐちゃになって、何度も見返さなければ分からない映画でもなかったし、夢落ちでも悪夢で終わるとか嫌な終わり方方でもなかったので、正直ホッとしてる、だから鑑賞後あまりモヤモヤが残らないスッキリできる映画だったかな。

多分根底に流れてるのは「オルフェルス」の物語で、主人公もメイを助けるために地獄へ行ったって事なんだろう。そして約束通りハッピーエンドで終わる物語を掴んだ、選んだんだろう。まあ、なんというか、女性が好きそうな少し悲しくてロマンチックな映画ではあるなあ。
ミステリー部分(メイの正体や失踪した事件の真相とか)は、なんか昔の謎解きアドベンチャーゲームをやってる感覚で、勘がいい人ならああ、あの場所がラストで重要になってくるんだよねって気付くだろうね。あと、相棒のワッツさん(女性)が強い!ウルバリンが弱くて彼女がいなかったら何回も死んでただろうね(ゲームオーバー)w

記憶の欠片からヒントを得てゲームっぽいお使い的な謎解きはそれなりに面白く今風で、激しい銃撃シーン・アクションシーンもるけど、評価したいのはそこじゃなくて海に沈む廃墟ビル群の心を打つ景色や「ブレードランナー」的な退廃的な世界観を見事に作り上げた所、その世界で生きてる人々の描写がそしてそんな世界でロマンスしてる主人公達の描写が素晴らしい映画でした。

分からない部分を書いていくノートいらなかったなあw

454シャアダム:2022/05/13(金) 11:34:24 ID:LhRnwsYM
◆ワイルド・スピード/ジェットブレイク(原題:Fast & Furious 9=速いと激怒シリーズ9作目)2021年アメリカ

平和に暮らしていた主人公の元に「ミスターノーバディ」(カートラッセル)からの救難信号(乗っていた飛行機が襲われ敵対国に墜落)と積んでいた荷物の回収の以来の仕事が届く。
いつもの仲間とともに、墜落現場(中南米の国)にいって荷物を回収したところで、謎の組織と敵国の軍との三つ巴の戦いとなり、謎の組織のエージェント(昔ケンカ別れした弟ジェイコブ)に荷物である「アリエス計画の重要な装置の半分」を奪われる。
アリエス計画とはその装置を使って、世界中の電子機器のコントロールを奪って世界を支配しようとするテロ計画だった。計画を阻止するため、弟との因縁決着のために主人公チームは動きだすというアクション(主にカーアクション)映画の9作目。

最初は都合良すぎるアクション展開に、とってつけたような過去のくどさに、まあ暇つぶしにはちょうど良いかな位の感動しかなかったけど、ラスト付近の敵ライバルの弟ジェイコブとの共闘シーンからが熱く面白かったかなあ。敵も切り捨ててバカだなあって思ったけどねw
アクションシーンは、車がゴミのようだってくらい、次々に大破するは、強力な磁石武器を上手く使って戦うのが爽快で痛快だったなあ。宇宙のアクションシーンは・・・まあ、オマケかなあw007を意識してるのか、世界各地に転戦していて、お金はすごく掛かっていそう。ラストの巨大な3連トレーラーの迫力もすごく、カーアクションは100点満点だが、
銃アクションは都合良く敵の弾が当たらなくこちらは次々に敵を倒していくところは、なんだかなあ〜イマイチ(それについては劇中でメタいことを言っていたけどね)。格闘アクションはすごいけど、カットが多くてなんとなくしかよく分からないシーンが多かったなあ。

ジェイソンステイサムが出てきた時には、やっぱお前が出ないと物足りないぜって歓喜してしまった(活躍はしなかったけどな〜)w人間ドラマ部分は「家族が大事」ばっかりで多少マンネリでイマイチだったけど、磁石を使ったカ-アクションだけでも観る価値がある、超お金が掛かってそうな映画でした。車がもったいないよ〜

455シャアダム:2022/05/13(金) 13:57:35 ID:LhRnwsYM
銀魂 THE FINAL (2021年日本アニメ)

内容は多分TVアニメでアニメ化されなかった原作の最終話付近を盛って盛って薄めて盛って、ブ⚫ーチのように薄めて膨らませてアニメ化したものだと推測w
原作を読んでない知らない自分としては、前夜譚を推測で判断するしかないが、破滅の使者、宇宙のエネルギーから生まれた「虚」を倒して、再び別人格「吉田松陽」の幼体で復活した「虚」は不死を願う教団に連れ去られて、江戸で一番大きくて高い建物のターミナルで「神」として復活させようとしたが、銀さんオールスターズがそれを阻止しようと乗り込んで戦いが始まった所からはじまる
イデオン「完結編」のような最終決戦だけを一時間40分の長きでそこだけをピックアップ強調した映画でした。まあ、半分は後日譚でしたがw

感想:最初のドラゴンボール風(ワンピースも入っていたが)だけは爆笑したけど、残りはそれらしい台詞・最終回らしい台詞をいっては戦闘(作画は良かったが)の繰り返しではっきり言って熱狂的ファン以外には・・・苦痛で約二時間の耐久映画でしたwコメディギャグ映画としてもつまらなかった。ほんと、心酔ファンだけだろこれ面白いって言ってくれるのは。後半延々と派手な戦いが続くナルト映画よりも辛かったなあw
そして、後半のエピローグの後日譚もダラダラとしていて辛かった(早く終わってくれよって願った)。オマケの銀八先生だけがまだ笑えて面白かったよ。TV「最遊記」はつまらないファンサービス回でも30分で終わるからまだ我慢できるが、すごいなあ銀魂ファンはって思ったわ。

アニメとして良いとこもあるけど、そこまでのファンじゃない自分にとって、つまらないところが多すぎて、二時間返せって言いたくなるアニメでした。せめてもう少し笑える部分があったらなあ。ファンだけが楽しめるファンサービス映画ですかねえ。

456もにゃら:2022/05/13(金) 23:57:27 ID:j8Dr8S3M
○シンウルトラマン

面白かったけどシンゴジラほどのインパクトは無かったかな
複数の怪獣や宇宙人が出てきて印象が分散したのかもしれない


○バブル

謎の泡が降ってきてそのせいで重力異常がおこった東京のお話
人魚姫をモチーフにしてる

ウタちゃんかわゆす

でもあの泡の正体とか分からないままだったな

457シャアダム:2022/05/14(土) 08:02:48 ID:LhRnwsYM
◆竜とそばかすの姫 (2021年 日本アニメ)

幼い頃、他人の子供を助けて自分が溺れ死んだ母親に対して「なぜ他人の子供を、自分をひとりぼっちにしてまで」と思い、それがコンプレックス(トラウマ)となって引きこもり気味になってしまった主人公「スズ」が、
仮想空間Uで歌姫「ベル」として自分を表現する事に成功するが、コンサート中現れた嫌われ者の仮想空間の格闘家(?)「竜」の姿のアバター(AS)が乱入、彼をかばったために自警団にしつこく付け狙われ尋問されるようになる。
仮想空間で「竜」はなぜ乱暴で嫌われる行為をするのか、彼はどういう人物なのか?ということを探りながら、現実では引きこもり気味で自分を上手く表に出せない「スズ」の成長描いていく人間物語。

なんの前情報も見ないで見始めたけど、なんか題名がジブリっぽく、「サマーウオーズ」に似てるなあって思って調べたら「細田守」作品でしたwいやあ、耳栓機械付けただけで、こんなリアル(キャラは漫画チックだけど)な仮想空間に行けるようになるなんて(どれだけ先の未来世界なんだよ、SAOより技術的にはすごくね?)、それにしては現実生活は今と変わらないのが不思議って思ったw
そして、また仮想空間と歌(アニメで主人公達が歌で何かするのがよく使われるよね)が題材かよってあまり期待できない始まりでした(主人公もイマイチ性格があやふやでつかめない)。でも、そばかす姫(ベル)の歌はまあまあ良かったかな。前半は何がしたいの?このアニメ(美女と野獣?ラ・ラ・ランド?)って感じであまり面白くなかったけど、後半、ルカとカミシンがいい仲になるあたりから面白くなっていったかなあ。
そこでやっと、カミシンが良いやつでルカが恥ずかしがり屋の普通の子だったって分かったので好感持てましたね。ただヒロインの幼なじみ「しのぶ」が守ってやるっていいなが、どこか素っ気なく冷たく、一緒に東京に付いていかない所で、なんかいけ好かなかったなあ。最後までおすまし上から目線クールキャラぶってんじゃねえって言いたくなった(こいつの方も「愛嬌」という成長が必要だよ)wいやあ、「竜」のオリジンといい仲になって欲しかったなあ。

人を救うことにより母の気持ちを理解して、父とも素直になれ、主人公は成長した、その辺は構成や演出が上手いなあ。あと時々あわてふためいて、キャラが崩れて、ギャグキャラ風になるのが魅力の一つですね。子供虐待もテーマの一つとして描きたかったんだろうけど、そこよりも主人公の成長の方が自分は素晴らしいかったアニメ映画と思います。こちらのほうが「スズの歌声を聴かせて」で良いんじゃねwまあまあ面白かった映画でした。

458シャアダム:2022/05/15(日) 01:51:45 ID:LhRnwsYM
◆007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(=死んでる暇など無い)2021年 英米合作

ボンドは「スワン」という恋人とバカンスを楽しんでいたが、その最中に「スペクター」の襲撃にあう。そして「スワン」がスペクターの一員の娘だと知って、彼女と別れた。
5年後、スパイを引退したボンドの元へ「CIA」から、英国の「ヘラクレス計画(ナノマシンと病原菌を使っての生物兵器)」の重要人物で科学者の「オブルチェフ」が兵器データを持って逃亡したので捕まえて欲しいという依頼を受ける。彼を追ってスペクターの集まりに潜入、そこにはボンドの後を継いだ女性の007もいて、科学者取り合いの乱戦になる。
意外なことに、その科学者オブルチェフは、スペクターを裏切ってそこにいたスペクター幹部達を生物兵器で皆殺しにした。そして事件の調査する内に「スワン」や「能面の男」の過去の因縁も絡んでくる。科学者を裏で操り「生物兵器」を使おうとする謎の組織の野望を打ち砕くため、再び正式にスパイとして復帰するボンドのスパイアクション映画。

感想:同じような世界を転戦するアクション映画「ワイルドスピード」に比べ、全体的にシュッとしていてスマート&クールな展開で、ストーリー展開はさすが007、アクション映画の老舗って感じで面白く魅入る、その点はこちらの勝ちかな(カーアクションやコメディは向こうの勝ちかな)。とにかく主要人物があっさり死ぬところがスパイの非情な世界だなあって感じ。途中出てくるコメディっぽい女エージェントがアニメ「スパイファミリー」のヨルさんを思い起こさせるんだがwちょっとしか出ないのがもたいないなあ。
アクションも歴代ボンド一の肉体派って感じで、ダニエルグレイブの007は好きだなあ。体を張ってるのが凄いなあ(CGや特撮な部分もあるだろうが)。爆弾や爆発で耳が「キーン」ってなる所が特徴だなあ。
全体的に凄く面白かったのだが、ラストの戦いがつまらなかったかな。敵ボスは口数が多くて格好ばっかり付けて、やることがチグハグでサイコの間抜けだったし、気分屋なのか子供の人質は簡単に手放すし、ラストの一対一の対決も弱々の弱でちっとも盛り上がらなかった。さっさと映画が終わっちゃうけど殺せるときにボンドを殺しとけよって言いたくなるwまあ、ボンドも5年前にスペクターの「サイクロプス」(今回のやっかいな敵)をなぜか殺さなかったけどな〜。あと、非情な世界を演出するために、戦友のフィリックスを簡単に退場させるのも残念だったかな。
とはいえ、多彩なアクション、分かりやすいカット少なめな格闘アクションはさすが007だなあ、この雰囲気は他の映画に真似できない唯一無二だと感じた。

今回でダニエルさんはボンド映画を引退らしいが、また新しい007を作って欲しい。ラストの戦いは気に入らなかったが、それ以外はお手本になるくいらい素晴らしいアクション映画だと思う。

459修都:2022/05/15(日) 21:47:02 ID:GST.7eZM
シン・ウルトラマン
色んな人が思ってるかもしれないが、個別エピソードはめちゃくちゃ面白いものもある。
ただ、全体として見るとうーんどうかなあという感じ。

460もにゃら:2022/05/24(火) 16:22:34 ID:j8Dr8S3M
○ハケンアニメ

新人のアニメ監督が天才の名を欲しいままにしたカリスマ監督と同じ枠で激突!

ちなみに作中アニメはなかなか頑張ってた

①リデルライド バイクに乗って戦う魔法少女物。前作光のヨスガで大当たりしたカリスマ監督の新作。

②サウンドバック 音をキーにして記憶から巨大ロボットを生成した戦うバトル物。光のヨスガでカルチャーショックを受けて公務員を辞してアニメ業界に入った主人公の初監督作品

両方ともなかなか面白そうだった


脇を固めるキャラが良いね
カリスマ監督に振り回される相手側のプロデューサーとか、主人公側の売ることを第一に考えるやり手プロデューサーとか

『最終話で主人公を殺したいって本気? 土曜日夕方5時よ。放映が終わってそれでお仕舞いじゃない。フィギュアや円盤の売上が大きく変わるわよ』
『貴方は作品のためならなんでもできる人だと思ってましたけどね』

『天才、王子監督なら例え全員が死んで終わったとしても、それが一番の終わり型だと納得してもらえるものに仕上げます』

『だからあんな実力のないルックスだけの声優を使うのは反対だったんです』
『彼女はファンが大勢ついています。主役をやるだけで皆がみてくれるでしょう。実績のない貴方の作品を売るためには手段は選びません』

ふぉっふぉっふぉ
良いのお

光のヨスガも魔法少女物だったらしいけど、まどかマギカ辺りが元ネタなんだろうか

最終的には視聴率では負けたけど円盤の予約では勝ったという状況

まあまあ面白かった

461シャアダム:2022/05/25(水) 23:44:09 ID:LhRnwsYM
◆死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(原題:The Conjuring: The Devil Made Me Do It=悪霊払い:悪魔は私に強要する)2021年アメリカ

11歳のデヴィッドに取り憑いた悪魔を祓おうとして失敗して、デヴィッドの姉の恋人アーニーに乗り移り、悪魔はアーニーに殺人事件を起こさせる。
死刑になりそうなアーニーを救うため、殺人は悪魔の仕業だと証明しようと、ウォーレン夫妻(悪霊払い)が奮闘する超怖いホラー映画。

アナベル人形とか初代の死霊館は超怖かったので、この作品も期待大で見始めた。それなりに怖かったんだが、今回は悪魔を使役する真犯人がいるらしく、ラスボスが人間なんで、怖さがちょっと薄れたかなって感じです。
ただ、幻覚を見せて殺人を起こさせる悪魔の能力は怖いねえ。どれが本当の現実なんか分からなくさせるんだから、対処しようがないじゃん。「ルパン三世・風魔一族」でも、味方を敵と思わせる幻覚の薬があったけど、まさにそれ。
今回は犯人捜しが中心なんで、なんか探偵ものを観てるようで、別の面白さがあったかな。
あと、悪魔に取り憑かれた子供の体の柔らかさに、ビビってワロタ。体がゴムみたいにグニャアだもんなあw

なにはともあれ、「死霊館」は最近一番怖い恐怖シリーズ映画だと思う(他にもあるかもしれないが)。ちょっと前までは「パラノーマル・アクティビティ」シリーズが超怖かったんだけどね。

デッドバイデイライトに「死霊館」のアナベル人形とか出たらどうなるだろうか、って想像するのも一興ですね。
ジャンプ漫画なら、アナベル人形が「俺が助けてやるよ、そのかわり魂をくれ」って展開だろうなあw
気軽に楽しめて面白い映画でした。ただね、殺人事件で○○に減刑は、被害者に申し訳ないのではって思ってしまった。

462シャアダム:2022/05/26(木) 11:46:17 ID:LhRnwsYM
◆キャンディマン(2021年 アメリカ)

1992年の作品「キャンディマン」の続編。絵描きのアンソニーは創作に悩み、かつてシカゴのスラムであった「カブリニグリーン」公営住宅の「キャンディマン」伝説を題材に取材をはじめる。
そして、「キャンディマン」を主題として追い求めていく内に、鏡に向かって5回その名を唱えれば殺しにやってくるという「キャンディマン」(かぎ爪で殺人したり、ガラス入りのキャンディを子供にあげるのが特徴)を復活させてしうまう。
そしてアンソニーの過去と「キャンディマン」との因縁が街に猟奇殺人を呼び起こすという都市伝説的なホラー映画。

途中までは面白かった、けどラストが観念的になって(有色人種の差別の怒りが絡んできて)、恐怖が薄れ、やや中途半端な終わり方だなあって少し残念。最後まで恐怖でハラハラさせて余韻を楽しみたかったのに、急に「キャンディマン」の台詞から現実の差別問題を突きつけられて、これはホラーの形を取った社会問題映画なんだなあって現実に戻された感じでおわったんだよなあ。
あと、前作を観てから今作を見るより、今作を見てから前作を観た方が、逆に昔こういうことがあったんだ、それが伝説になったんだって、より楽しめそうな感じ(スターウォーズ形式ね)。
まあ、恐怖ホラー映画としては「死霊館」の方が怖かったけど、社会問題を絡めたストーリーはややこっちの方が面白かったかな。

主人公はさっさと病院へ行くべきだって思ったけど、芸術家って自分の体より作品づくりなんだよなあっても感じた。あと、鏡で殺すのは「ジョジョ」(3部は1990年頃でしょ)が先かなと思ったけど、どうなんだろうねえ?
あとは、DBDに出たら「キャンディマン」は他のキラーと能力が被りそうだなあって密かに思いましたw
もう一つ、ゲイの弟のトロイが、「キャンディマン」の伝説をアンソニーに言わなけりゃこんな悲劇は起こらなかったのに、トロイも黒幕の「洗濯屋さん」に誘導されたのかな?

なかなか、ホラーとしては面白いストーリーの映画でした。機会があれば前作も観てみたいですね。

463シャアダム:2022/05/26(木) 21:13:13 ID:LhRnwsYM
◆DUNE/デューン 砂の惑星(2021年 アメリカ)

アトレイデス公爵は帝国のの皇帝の命令で、原住民の砂漠の民「フレメン」に圧政を強いるハルコンネン家に変わり貴重な資源「スパイス」の取れる惑星アラキスの支配を命じられる。
それは、人気のありすぎるアトレイデス家に嫉妬した皇帝が、ハルコンネル家と争わせて力を削がせる陰謀であった。そしてハルコンネル家は皇帝の力を借りて、アトレイデス家を襲撃する。
追い詰められ、アトレイデス家の跡継ぎで主人公ポールとその母で戦士で巫女のジェシカの逃亡劇がはじまる。というSF大河小説原作を映画化した叙事詩的SF映画のパート1。

なんの情報も見ないで見始めたので、まさか後編に続くで終わる未完結映画だとは思わなかったwパート2は2023年公開らしい。とはいえ、スティングが出演してる「デューン砂の惑星」(1984年の映画)は見たことあるので、大体の世界観は知ってました。
それにしても、「スターウォーズ」に比べると、物語が重厚過ぎて、含蓄多めの台詞ばっかりの、ゆっくり展開のストーリーはやや退屈かなあ。子供が楽しめるかというと多分途中で眠っちゃうんじゃないかなあw砂漠の星の世界観の再現は素晴らしいけどね。
そしてこれから反撃か?という所で終わるモヤモヤ感、「フォースとともにあらんことを」みたいな重厚で意味ありそうな哲学的な台詞の応酬でごまかされてる感、好きな人には好きなんだろうが、途中で終わってるので、一つの作品としてみたら物足りなくて、ちょっと時間と金返せって言いたくなる映画でした(パート1とは知らなかったもんでね)。

でも、サンドワームの迫力は凄かったですね。後編がどうなるかで評価も変わるんでしょうが、前半だけ見た感じでは、もうちょっと映画として楽しませてくれよって感じの映画でした。
あと、母がヒロインの珍しい映画でもありました。後半はフレメンの女の子がヒロインになるのかな?まるで、主人公の夢に出てくる「シェンムー」のシェンファーみたいですね。

464シャアダム:2022/05/27(金) 18:57:04 ID:LhRnwsYM
◆TUBE チューブ 死の脱出 (原題:Méandre=蛇行)2020年フランス

田舎の道に寝てた主人公リサは通りがかった車に乗せてもらうが、運悪く殺人犯アダムの乗る車であった。カーラジオから殺人事件のニュースが流れ、犯人だと気付かれたアダムは急ブレーキを掛け、リサは頭をフロントグラスにぶつけ気絶?。目覚めたら閉鎖空間にに閉じ込められ奇妙なスーツを着ていて腕に奇妙な機械をはめられていた。
立ち上がることのできない狭い空間からさらに這ってしか移動できない狭い通路へと移動し意味不明な空間から脱出を図ろうともがく姿を描く、不条理SFスリラー映画。

あのヒット作の不条理SFスリラー「キューブ」の続編だと思って借りたのだが、よく見たら「チューブ」だったw制作国もフランスで、ああ、全く別物でオマージュ作品なのかと思うって観だした。
閉鎖空間にリサが閉じ込められたことで、完全にキューブのオマージュだなあ、つまらない二番煎じにならないといいけどって感じ。30分見たところで、ずっと恐怖の仰ぎ声とリサが狭い空間を這いずり回るだけの映像、仕掛けられた通路の罠も、話を盛り上げるほどでもないし、段々苦痛で耐久映画になってきてこりゃ外れかな、借りてきて損したって思いました。(金と時間返せ〜、まだ「砂の惑星」の方が観る価値あったわw)。
でも、苦痛だが途中で観るの辞めたらそれはそれで後悔するから最後まで観ようと頑張りましたw

ずっと、「リサ」一人がチューブの中で頑張ってるばかりで、話に広がりがなく、ほんとに苦痛になってきたところで、アダムが出てきてホッとしましたわ。その辺から少し面白くなったかなあ。でもすぐにまた一人の世界へ(また耐久映画へ)、登場人物すくね〜な〜。で、ラストに掛けてこのダンジョンがなんなのか、なぜ彼女はそこに閉じ込められているのか?宇宙人的な未来の機械屋奇妙な生物の正体は?とかのヒントが次々に現れるんだけど、答えは観客任せで終わりまして、
なんなんだこの映画?何が言いたいの?って感じで見終えました。多分、深い制作者の意図があるのだろうが、途中がダラダラしすぎて自分には合わなかったなあ、だからその意図を深く考察したいとも思わなかったなあ、ただただ、見るのが苦痛の退屈な映画でした(この前観た「銀魂」と同じ、早く終われ映画)。

まあ、リサが子供を死なせたことで、自分も死のうとしてたんだろうなあ。多分、殺人犯アダムともみ合って死んだか瀕死で、精神の世界をさまよっていて、地獄行きか試されていて、生きる素晴らしさを理解して、それでももう現実の肉体は死んでいて(殺人犯と相打ちかな)、死んだ父親や娘にはげまされ精神は最後は天国みたいな世界に昇華したって感じなんだろうなあ。でもそれを言いたいならもう少し飽きさせない演出でやって欲しかったなあ。
好きな人は好きなんだろうけど、途中のダラダラ演出に耐えられなくて、自分は二回は観たくない映画でした。あと原題はフランスの発音で「マレンドラ」って聞こえたけど「ミランダ」なのかなあ。

465シャアダム:2022/05/28(土) 17:04:33 ID:LhRnwsYM
◆マトリックス レザレクションズ(2021年 アメリカ)    レザレクションズ=生き返ったもの達

マトリックスシリーズの四作目。三作目のラストが思い出せないが、この映画によると主人公「ネオ(アンダーソン)」とヒロイン「トリニティ」は前作で死んだらしい。
その後、新たな「マトリックス(仮想現実世界)」を支配するアナリストは彼らを蘇生させてこの世界の電池もとい動力源にした。新マトリックス内ではネオは記憶を書き換えられ、ゲームデザイナーとして生活していて過去の戦いは全部ゲーム内の出来事として処理され、トリニティは名前を変えられ結婚して子供いる生活を送っていた。
そんなある日、伝説の男「ネオ」を信仰する若者達が、「ネオ」をマトリックスの世界から脱出させる。そして、「マトリックス」を支配するアナリストとまだ支配され動力源としてポッドに捕らわれている「トリニティ」を巡って戦いが始まる。SF大河アクション映画。

最初は前作を覚えて理解していない者や初見さんを置いてけぼりで、観ていて何が何だか分からない、こいつら何と戦ってんだ状態でした(専門用語も飛び交ってるし)。
アクションも嘘っぽくて、あんまり楽しくないなあって感じでした。面白くなったのは世界観が大体分かってきた「トリニティ」を救うため、二回目の「マトリックス」潜入辺りから。
エージェントスミスが復活したり、アナリストが「ジョジョ」よろしく、時を操る能力で「ネオ」を翻弄するし、機械達と協力したり、人類の拠点IO(アイオー、1と0のコンピューター世界から来てるんだろうなあ)の存在が、なかなか楽しかったですね。

最初はつまらなかった都合のいいアクションも、これは何でもありの「仮想空間」内だと思うと納得できました。仮想空間で死ぬと現実世界でもダメージを受けて死ぬんでしたよね。

後半は文句なしに面白かったです。さすがシリーズを重ねただけはあるSFを絡めた世界の戦い、ちょうどいい難解さで楽しく面白く鑑賞できました。

マトリックスをよりよいものに改造しようとするのですが、それよりは現実世界をもっと住みよい世界にしたらと思ったけど、機械帝国には今の所人間は勝てないんだなあ、せめてマトリックス内だけでも人間的な生活にするのでやっとかな(ポッド内の人間を全員解放したら、食糧問題や土地問題もあるしね)w

某(砂の星映画)よりはSFとしてしっかりしてストーリーもわかりやすく面白楽しかったですね。

466レト:2022/06/12(日) 21:50:04 ID:bJP5OGZ.
●トップガン マーヴェリック
「見て良かった。」 本当にこの一言に尽きる。
前作から間の空きすぎた続編ということでハードルは相当に上がっていた映画だが、
良い意味で変わらない主人公、新世代への指導、癒えない過去のトラウマの克服、
旧友との友情と後押し、そしてチームワークの勝利。
ファンの求める要素を漏れなく全て押さえつつ無駄を削ぎ落とした非常にスマートな構成でストーリーが完結する。
前作オマージュに関してはやり過ぎで強引な箇所もあるが、それも勢いで見せきってしまう感覚も昔のハリウッドっぽい。
そしてなにより「誰一人犠牲を出さない」という爽やかなテーマがグッとくる。
もちろん任務との兼ね合いで葛藤する場面は出てくるが、最終的に死亡フラグを全て折っていくのが心地よい。
全体的に王道のストーリーをとことん完成度を高めた非常に満足度の高い会心の一作だった。

467ギア:2022/06/14(火) 23:28:23 ID:DPInEf1Y
久しぶりですが

●コーダ あいのうた
耳の聞こえない家族の中で1人耳の聞こえる少女のお話。
予定調和ながらハラハラする場面もしっかりあり、全体的に良い感じ纏まっており楽しく見れました。

主人公はもうちょい先生とこまめな連絡をすべきだと思ったけどw厳しくも温かい(ってかだいぶ優しい)良い恩師過ぎましたね。
ハンデのある家族も諸々問題もありながらも、なんだかんだ強かなのは見ていて楽しいポイント。


●ウエストサイドストーリー
60年前の名作も名前しか知らないので、話のあらすじも知らなかったんやけど、なんだかんだ楽しめました。
スタイリッシュな今どき感と20世紀半ば感の融合がいいですね。
話は馬鹿どもの馬鹿な喧嘩なんですが、これも昔ながらの青春か。


●ザ・バットマン(2022)
こちらも今どき感のあるバットマンのエピソード0的な物語。
ってかこの世界観だとそのコスプレ感は少し滑稽w
犯人の最後っ屁の水没シーンやヒロインとのキスも若干の滑稽感を何故か感じてしまったが、全体的には楽しく観れました。
是非この世界のジョーカーとの戦いも観たいなー


●ガンパウダー ミルクシェイク
ヒットマンが自分が仕留めた標的の娘と逃避行なアクション。
カーチェイスまでの前半のどっかで観た事あるドタバタサスペンスとアクションの方は楽しめたけど、後半の無双シーンはなんともファンタジー感が溢れ過ぎて、ちょっと着いてけなかった部分も。
昔はこういうのゲラゲラ笑えたと思うんやけど、これが加齢か……


●ナイトメア・アリー
野心家の主人公がショービジネスで名声と富を獲得しつつ…という転落劇。
結局いろんな景色を見ただけでスタートと同じ場末のサーカスに戻ってきた(しかも前より酷い立ち位置)主人公の無常感やシニカルさがいいオチながら、
心理学博士とのやりとりが全体的にしょっぱかった印象も。
まぁそれが主人公の器といえばそれまでだけど…。

468ギア:2022/06/15(水) 00:57:56 ID:DPInEf1Y
●シン ウルトラマン
シンゴジラと違いこちらは今までのウルトラマンの怪獣を知ってて初めて楽しめるシーンが色々ありそうだから、そこまで満喫はできなかったかも。
いや、面白かったんやけどね。ただもっと楽しめたんやろなぁと思うともったなかったのも確か。


●大河の道
立川志の輔師匠のファンなので、期待値高めに行ったけど、まずまず面白かったです。
(視聴率だけで言えば)人気大河と不人気大河の代表格でそれぞれ主役を務めた中井貴一と松山ケンイチのコンビが、ご当地の偉人である伊能忠敬の大河ドラマ化を求めて足跡を辿るお話。

ただ作中ではロマンや名声よりも国防や責任感から必死に地図を完成させた主人公のその後を知ると少し無残な感じも笑
まぁ自分の考えをお上より上におく人物だったからと思えば一貫してる部分もあるか。

伊能忠敬と同じく六十路からの挑戦を始めるというサゲも見事でした。


●ハケンアニメ
アニメ制作に携わる人たちのお仕事もの。
よく知らんけど、このご時世視聴率より円盤の売り上げの方が最初から重視されるもんじゃないかなと思いつつ見てたけど、最後でそうきたか。

王道展開で色々予定調和だったけど、本気でやってるお仕事ものはいいもんです。


●ハガレン
評判が良かったので二作目から実写初鑑賞。
普通に凄い良かったです。
副題通りしっかりスカー関連の物語を描き切ってたし、原作を文字通り実写化できてました。

イシュバール殲滅戦は駆け足過ぎたから、描くのならもうちょい映してほしかったけど、全体的に満足度は高かったです。
特にリン一党かっけー。
続編の活躍も楽しみでしかないけど、問題は続編はストーリーが凄いタイトになりそうなとこか……


●トップガン マーヴェリック
凄かった。今年1番どころか、ここ数年で1番くらい面白かった…!

前作の思い出補正を活かしたストーリーも最高だったけど、それだけでなく、一作の映画としての完成度も高いし、最近の「今どき感の多い」映画とは変わり20世紀末の古き良きハリウッド感も素敵。
続編にそんなに期待値上げずに臨んだけど、高めに期待してたとしても軽々と上回るくらいテンション上げさせられましたw

469シャアダム:2022/07/26(火) 07:02:53 ID:LhRnwsYM
◆エネミーテリトリー(1987年アメリカ)

主人公バリーは保険契約のため、治安の悪い建物「リンカーンタワー(実際にあるらしい)」へ入るが、その途中ギャング「ヴァンパイア」の一味である男の子の「女の子ナンパ」を邪魔してしまう。
契約を無事済まして帰ろうとしたとき、エレベーター前で「ヴァンパイア」リーダー達と鉢合わせし、いざこざが起きて一緒にいたガードマンがナンパの男の子を銃で殺してしまう。その付近に居合わせた修理工ウィル(レイパーカージュニア)がオタオタする主人公の味方になって建物からの脱出に協力してくれる。
一方、仲間を殺された「ヴァンパイア」リーダーは仲間を集合させて主人公を殺そうと建物内を捜索しはじめた。そして「リンカーンタワーズ」内で殺すか殺されるかの脱出逃亡劇が始まるという、スリラーサスペンス。

感想:教訓もへったくれも無い暴力的な内容だが(教訓といえば、危険な建物にむやみに入らない、危なそうなやつの邪魔をしてはいけない、自分の命のために儲けたお金をケチっては生き残れないなどw)とゲーム「デッドバイデイライト」の追いかけっこみたいで面白かった。
途中「エアーウルフ」で有名な「故・ジャンマイケルビンセント(最近亡くなっていたんだね)」が武器マニアの退役軍人なのかな?要塞化した部屋に逃げ込むのだが、「ヴァンパイア」連中がショットガン装備をしてるので、正当防衛だ!先制攻撃でやっつけろって思うのだが、あんまり倒せなくて・・・。
エレベータの穴の高所から落ちてるのにゾンビみたいに生きている敵もタフすぎるだろって思った。自分が招いた大トラブルなのに、ヒロインの女の子を助けて「ふふーん、俺だってやれるんだぜ〜頼りになるだろ?」って白馬の王子様気取る主人公に違うだろ!って突っ込みたくなったw

なにはともあれ90分の短め映画でダレること無く、暴力的だが、最後まで楽しくドキドキしてみられる映画でした。お暇なときにピッタリでした。敵のボス「トニートッド」って何処かでよく見るって思ったら、映画の「キャンディマン」だったか。

470みる子:2022/08/01(月) 11:48:47 ID:OQbmh54E
・モービウス
めちゃくちゃに良かったです。最初の15分で仕込みが終わる展開の早さ! あと何と言ってもマイロのキャラが最高でした。
個人的には1作目の顔見せとして最高の出来だったな、と。 ただ! 無理くりユニバースに絡ませる要素は邪魔でしかなかった… そこだけは強く批判しておきたい。

・ストレンジMoM
マジのガチでヤバイ作品でしたね… 誰だよこんなもん作りやがって〜! エンドクレジット『監督:サム・ライミ』 ゴボボーッ!? 狂人!!
マジで情報シャットアウトしてたから最後の最後に死ぬほど驚いたよね… いやアンタほどの人が作ったんなら何の文句もありませんわ。
いや本当マジでクソ面白かった… フェイズ4の最高傑作が既に決まってしまったのでは? イギリス盾に椅子の人とか最の高ですよ。

・シンウルトラマン
面白かったです。でもまぁシンゴジラの方が好きかなぁ。しかしザラブの声には聞き覚えがありすぎて笑ってしまいました。欲を言えばもう少し格闘シーンが観たかったです。

・トップガン:マーヴェリック
ボロ泣きしてしまった… トム・クルーズ最高!! 今回もマジで戦闘機乗ってたらしい… あんた一体どこまで行くんだよ。
次はMI新作でトムさん自身が宇宙行くらしいし、その次は月面着陸とかしそう。トムクルーズ・フォーエバー。

・ソー:ラブ&サンダー
ニンジャスレイヤーとダークニンジャが合体したようなキャラに転生したノーラン・バットマンことクリスチャン・ベール先生だよ!
さてソー・オーディンソン。彼が再びマッチョになったことよりもスターロードが激ヤセしていてビックリしちゃいましたよ。
最初から最後まで楽しかったし前作からはロックナンバーも使いまくるしで、(誤解を恐れず言えば) ソーが今の白人枠ヒーローなんだな、と。
いやしかしナタリー・ポートマンのケバケバしくもエネルギッシュな魅力、さらに衰弱時の凄絶なまでの美しさよ… 貴女がNo.1だ。
しかしラッセルクロウおじさんは本当になんだったんだ。サンダーボルトはカッコ良かったが。スピンオフで12の試練やってくれたりする…?

・ジュラシックワールド:新たなる支配者
新たなる支配者ってそういう流れかぁ…。あと直前に炎の王国も観たから、どうにも超級テロリストが隠遁生活してる感がね。
主役勢もアレだが敵役もだいたいアホなのでガバガバなのも気にならねぇよな! …って流石にガバガバすぎるだろ!
なんでそこに恐竜がいんだよ! 脚本はどうなってんだ、脚本は! まぁ恐竜市場のところが1番面白かったです。ブルーおつかれさま。

471みる子:2022/08/27(土) 20:55:19 ID:OQbmh54E
・呪詛 Netflixにて
ホーホッシオンイー シーセンウーマ ホーホッシオンイー シーセンウーマ
まぁ怖いは怖いけど… ネットの評価も当てにはできないなぁと改めて。最初の親戚の集落に行く時の婆様が1番怖かったです。

・グレイマン Netflixにて
私がMCUで1番好きな『ウィンターソルジャー』で一気に頭角を現した(と思われる)ルッソ兄弟監督のネトフリ映画。
主演はライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンズ。正直、キャプテン・アメリカに外道を演じる! 以外の意図が感じられない企画だったな、と。
反面、格闘アクションは気合い入ってましたねー。何故かポッと出のインド人が最強という結果に落ち着きましたが。

・ワンピース FILM RED
実は昨年末にジャンプサブスクを解除してしまい、もうジャンプを追ってない非国民でございますスミマセン。
賛否あるらしいけど楽しめるかなー? と若干不安だったのですが全くの杞憂でしたね。めちゃくちゃ面白かったです。

いやもうこれマクロスじゃん! と思いきや領域展開するし、もっと言えばインセプション。華やかな画の裏に流れる湿度の高いストーリーに驚きました。
最後のわちゃわちゃした集団戦以外に所謂『ワンピース映画』らしさをあまり感じないのが評価が分かれる所以ですかね。私は圧倒的に“賛”派。
うわ懐かし! ってなる顔触れが見えたり最近のノーウェイホームとかMoM同様、長年のファンほど感じ入るのではないかという場面もちらほら。

ウタちゃんも人気歌手を起用しただけあって歌は全曲良かったです。久しぶりにアルバムまで買ってしまうくらい良かったです。
シェリルみたいな歌姫、女王的な感じかなー とか予想してたんですが、まさかの進撃のジーク兄貴みたいなキャラとか闇が深すぎる…。

最推しヴィラン(?)の黄猿さんも出てきたし、初めてマトモに戦うシャンクスも観れたしで大変に満足度の高い作品でした。
今回のルフィはやたらと防御力の高い後輩が常に随伴していることから実質FGOとか言われててお腹痛くなるくらい笑ってしまったのは内緒。

472ビックリバコ:2022/08/28(日) 21:39:10 ID:M2CJIDm2
>>471 みる子さん
>>所謂『ワンピース映画』らしさをあまり感じないのが評価が分かれる所以
これでも世間一般の『ワンピース映画』というブランドとはちょっと離れてしまうのが興味深いですね
某お祭り男爵みたいなキャラの改悪や解釈違いとかも無くてこれ以上なくワンピースらしい映画だったんですが…

473みる子:2022/08/31(水) 21:05:00 ID:OQbmh54E
>>472 ビックリバコさん
映画オリジナルヴィランをなんやかやでブッ飛ばしてスッキリと次の航海へ! 「海賊王に俺はなる!」で〆な印象が強くてですね… >所謂ワンピース映画

今回にあっては冒頭から大海賊時代の民草が苦しみ喘ぐ様相から始まるわ、クルーが浮かれる中でルフィは目元が隠れたまま肉にがっつくわ、
シナリオ全体的にもエース救出篇に近い、しこりを残す展開は映画オリジナルというより最早『ワンピース本編』では…? と錯覚しそうに。
キャラ解釈もむしろ一致しすぎていた感すら漂い(この辺は人それぞれでしょうが)、それがまた本編っぽさをいや増す感じでした。

決着後にウタに麦わら帽子をバシッとかぶせられたときにルフィが泣いたり笑ったりできれば… 何と言いますか、より大衆娯楽に寄ったのかな?
なんて思いましたが、実際には見落とすんじゃないかってくらいの… うん。このスッキリしなさ、FGO異聞帯とか言われてて妙に納得が行ってしまった覚えが。
とはいえ、とにかくシャンクスがカッコイイし黄猿も出るし劇中歌も全部良いしルフィはまた背負うし… で、個人的には大満足な作品でした。


しかし鬼滅、呪術と本筋エピを劇場で大成功させた後にオリジナルやって大成功するって、やはりワンピって凄まじいよな…
この勢いに乗って鬼滅もオリジナル映画やってくれてもいいんだぜぇ? ていうかその前に遊郭篇を劇場上映しません?? 大画面で派手柱vs鬼ぃちゃんが観たいんよ。

474ビックリバコ:2022/09/03(土) 16:53:17 ID:lXNB71ks
>>473 みる子さん
>>シナリオ全体的にもエース救出篇に近い、しこりを残す展開
キャラたちがそれぞれの価値観で全力を尽くした結果だから感情の向け所がなくて余計に考えるんですよね

>>鬼滅もオリジナル映画
鱗滝さんとか雷爺さんとかの活躍か、某日の呼吸の使い手の活躍を劇場版で見たいですね

475シャアダム:2022/09/16(金) 12:55:24 ID:LhRnwsYM
◆イリュージョン(原題:Deadly Illusions=致命的な手品)2020年ロシア

ロマノフ三兄弟は、前プロデューサーと喧嘩別れした後、アメリカのプロデューサーと組んで、世界デビューするためのイリュージョンショーが始まった。
ショー開始直後、次男デニスの婚約者が誘拐され、犯人からこのショーで三兄弟のうち一人は脱出マジック失敗により死んでもらうが、ショーを途中で辞めてはならないと脅迫の通信が入る。
犯人はイリュージョンに詳しい身内だと見当を付けた兄弟は、命がけの危険なショーを続けながらも犯人を捜すことになる。というサスペンス映画。

まあ、今、戦争を起こし嫌われ者のロシアの作品という感情は横に置いといて、感想を述べる。某「グランドイリュージョン」というマジック映画の二番煎じかな〜って感じはしたものの、SFXというかCG合成というか、特撮部分は綺麗で素晴らしいかった。
ただ、犯人探しストーリーが、身内の色んな人が、何かとってつけたような理由で兄弟に恨みをもっていたり、裏切ったりしていて、なんか深みがないなあ、そんな理由でこの一大ショーを邪魔する?って疑問がつきなかった。あと、誰も挑んだことのない世紀のイリュージョンも勢いだけで、肝心な部分はうやむやで、便利な特撮でごまかしていて、してやったり感とか、逆転のカタルシスとか納得感が無かったなあ。
そして、手品の種を明かす奴らを罰する組織も、たかが手品の種ごときで、観客全員の命を取ろうとする頭のおかしい組織すぎて、主人公達もその組織との闘いはこれからだ!ってかっこつけてるけど、どうやって闘うの?また、ギリギリの命がけイリュージョンを組織の邪魔を押しのけて成功させて「どうだみたか?俺たちは誰にも止められねえぜ」ってやりつづけるの?って不毛な闘いのようにも感じてしらけたかなあ(それよりも、警察に殺人組織をさっさと捕まえさせるのがいいと思うぜw)。

あと、特徴的なのは全編、舞台と舞台裏だけで物語が進んでいくって映画な事。キラキラ舞台と暗い舞台裏シーンの連続なので閉鎖的で、宇宙ステーションとか飛行機や船や電車内だけのパニック映画的な感覚が好きなら、面白く観れるんじゃないかな。

班員が見つかってどんでん返しもあって、それなりに楽しい映画ではあったが、マジックの種明かしもうやむやで、ストーリーがイマイチなんで、犯人が分かったら二回は観ようとは思わない映画かなあ。

476シャアダム:2022/09/17(土) 02:59:28 ID:LhRnwsYM
◆ムーンショット(2022年アメリカ)

憧れの人がいる火星ヘ行きたくて「火星の特待生」みたいなものに応募するが、36回選考に落ちて、37回目に挑戦中の大学生「ウォルト」はとあるパーティでお金持ちの「ソフィ」と出会い、偶然ひょんな事から二人の火星までの珍道中が始まってしまう。
主人公は宇宙船の密航がバレないようにソフィーの協力を得ながらドタバタ四苦八苦するSFラブロマンスコメディ。

今回、借りてきた映画が、ハズレ続きで、この映画も何をしたいのか、何が言いたいのか分からずに、退屈で二回ほど寝てしまったwで巻き戻して何回か観たんだが、この映画、いままでにない新感覚の青春ラブコメなんだなあって気がついた。まず、主人公もヒロインもお笑い向きな決して美男美女ではないのに、ちょっと感動のラブロマンスを繰り広げるところが、今までに無い感じだ。
そしてストーリー展開も、よくあるお約束コメディを超えておらず、あんまり笑えないのだが、急にシリアスな話になったり、急に人生語り出したり、コメディとしてもシリアスにしても中途半端だと感いたんだが、もしかしたらこれが新しい世代のロマンス&コメディバランス感覚なのかも知れないって見終わった後思ったりもした。
ただね、自分が求めていたのは、もっと爆笑したりどんでん返しでスッキリしたりする映画だったので、この中途半端なシリアス&ロマンス&コメディ(&LBGTや差別に考慮した設定)に面白さを感じなかったんだよなあ。

いや最後まで見ると、へー良いこと行ってるよな、良いストーリーじゃん、ッては思うのだが、映画本編をもっと何度も見たくなるよう面白くして欲しかったなあッても思った。この新感覚(ニュージェネレーション)映画に君はついて行けるか?

477シャアダム:2022/09/17(土) 03:06:12 ID:LhRnwsYM
追記:「ムーンショット」とは、前人未踏で非常に困難だが、達成できれば大きなインパクトをもたらし、イノベーションを生む壮大な計画や挑戦のこと。

確かに、主人公は平凡平均点なやつだけど、ムーンショット目標は達成してるな。そして、沢山の新たな目標を幾つもノートに書いてるし、「冒険がしたい」という最後の目標も、彼女との「恋愛」という冒険に挑んで映画は終わってるので、お後がよろしいようで。
そういう意味ではよく出来た映画だとは思った。

478シャアダム:2022/09/18(日) 02:48:55 ID:LhRnwsYM
◆THE BATMAN(2022年・アメリカ)
ここはゴッサムシティ。毎夜、悪人を懲らしめて回るバットマンの姿があった。ある日、市長が惨殺され、そこには犯人の「なぞなぞ」のメッセージが残っていた。バットマンと彼を信頼している警部は協力して謎を解き犯人を捕まえようとするが、その間にも、次々にゴッサムの権力者達が殺されていく。その連続殺人の背景には、バットマンの両親が殺された20年前殺人事件や父親が打ち出したの「再開発計画」が関わっていた。マフィアのボスや「キャットウーマン」「ペンギン」「リドラー」などの悪人達を交えて、ゴッサムシティ全体を巻き込んだ事件に発展していく、というミステリー要素ありのサスペンスアクション映画。

感想:まず、最初の印象が、幽霊みたいでやつれた感じの薄汚えバットマンだなあ、性格も陰気で暗そうだし、この映画大丈夫か?でした。あと、画面が暗すぎてよく見えなくて目が疲れる(この映画三時間もあるんだぜ)、暗さでチープさをごまかそうとしてないか?って疑心でした。特撮に自信があるなら、もうちょっと見やすく作ってくれよ(雰囲気出すにしても、他のやり方があるだろう)。それから、今までのバットマンの続編ではなく、また最初っからの話で、監督達のくせが強く、「俺が考えたバットマン」って感じでした。だいたいバットマンってこんなに暗くはないだろう、最初の頃のアニメってコメディ調だっただろ、「正義」の病に罹ってる今までで一番暗い(重いのではなく)バットマンでだなあって感じた。
それで、悪人達にも「復讐」というあだ名を付けられ、この映画のテーマの一つ「正義」とは「復讐」とは「復讐のための正義は許されるのか、正しいことなのか」って所に繋がるのは、中々上手いとは思い生ました。ラスボスも「不正を暴くための殺人」を自分の役割と思い込んでるサイコパスだったし、「正義とは何か」って考えさせられる映画でもあったかなあ。

まあ、最初は自分の中では低評価バットマンだったのですが、見慣れたのか「薄汚れたバットマン」も有りだなって思うようになりました。そして、犯人の出す「なぞなぞ」は下らなくてがっくりきたけど、や、色んな悪人達や複数の事件が上手く絡み合っていて、幾つもの伏線を上手く回収していくストーリー展開が面白く、途中から好評価に変わりましたね。アクションも007的なスマートさや派手さはないけど、秘密便利道具は最小限に、肉体を駆使して格闘していくスタイルが面白かったです。
ただね、執事さんもバットマンも目の前で爆弾が爆発して吹っ飛ばされただけで助かったりとか、キャットウーマンの変装が、正体バレバレやんとか、腕から打ち出すワイヤーがどこまで延びるねんとか、警官や敵に銃で顔を狙われたらイチコロやんとか、とって付けたような「洪水パニック」とか、ちょくちょく納得いかないシーンもありましたが。

色々不満も顔いたけど、今回のバットマン、なかなかの良作だと思いました。前作の「ダークナイトシリーズ」よりかは好きですね(主人公が清潔感がなくて汚いけどw)。

あと、ラストのバイクに乗って追い越したり追い越されたりイチャイチャするシーンがクスッと笑えました。それとペンギンとリドラーのスピンオフをつく予定があるようですが、あの二人を主人公にした映画(特にサイコパスの方)は観たくないですね〜w

479シャアダム:2022/09/18(日) 22:20:19 ID:LhRnwsYM
◆アンビュランス(2022年・アメリカ)

妻の癌のの治療費のため主人公のウィルは悪党で有名な義兄ダニー(こっちも主役)とワル仲間で銀行強盗をするが、大失敗してFBIやスワットや特殊警察に追われることになる。
ダニーとウィルは逃走のために通りがかった救急車(アンビュランス)を乗っ取るが、そこにはウィルが撃った死にかけの警察官と凄腕の救急隊員も乗っていた。そして救急車での長い逃走劇が始まる。という犯罪アクション映画。

感想だが、一言で言うと「これっていい話・・なのかなあ」ですねwマイケルベイの作品って分かりやすく何も考えないで派手なアクションを楽しめる作品が多いんだが、これも凄く見やすくて、アクションシーンが面白く楽しめる作品だったことは良かった。
しかし、まず銀行強盗するのに、マスクはしないで本名を呼びあって、銀行員に正体がバレバレで、おバカ集団なの?銀行員全員殺すつもりなの?絶対上手くいくからってよく今まで捕まらなかったなあって思った。そして、ウィルは治療費のためしょうがなく犯罪に加担したのは気持ちは分かるのだが(銀行強盗なんて99%失敗するのにね)、感情にまかせて警官を撃って、ダニーがウィルのため頑張ってフォローするのに、いまさらの正義感でダニーのやり方に悉く反抗して邪魔をするのが何だかな〜って感じ。
犯罪をやって途中で正義に目覚め改心するのは分かるが、お前のやってることは中途半端で格好悪いって気持ちがわき上がってくる映画だなあ。正義に目覚めたけど、お金は欲しい逃げ切りたいって何か未熟だなあって感じ?悪人だがダニーが弟のために一生懸命フォローするのが、なんか可哀想になってくる。義弟のために犯罪組織を裏切ったり、最後も・・(ネタバレなので書きませんが)。そして、こんな犯罪に加担しなければ、警官は死にそうにならなかったのに、ウィルが警官や救急隊員を助けたいい人扱いになってるのもなあ?
義兄弟愛を描きたかったのかなあ?

映画「スピード」系でド派手なアクションやストーリー展開のわかりやすさ、凄くお金が掛かってそうな所は良かったが、ストーリーがモヤモヤする後味もモヤモヤする映画でした。
観てる間は面白かったけど、二回は観ようとおもわない映画かなあ。

480シャアダム:2022/09/20(火) 02:10:27 ID:LhRnwsYM
◆スパイダーマン ノーウェイホーム(2021年アメリカ)

スパイダーマン映画としては、MCU(アベンジャーズが存在する世界)と呼ばれてるシリーズの三作目(説明が難しくて、ややこしや)。
全二作の存在を知らないで借りてきたので、いきなりミステリオ(多分前作の悪人)の策略で、正体を暴かれたピーター(スパイダーマンね)はミステリオを殺した悪人として社会的に非難を浴びていた。
そのせいで、友人達のMIT(有名な工科大学ね)が不合格になって、責任を感じたピーターは、Dr.ストレンジ(ヒーロー集団アベンジャーズの魔法使い)頼んで、全世界から自分がスパイダーマンである記憶を無くそうとするが、ピーター自身のドジの所為で、他の次元の世界から怪人達をこの世界に召喚してしまう。
それらの5人の怪人を元の世界に戻すための闘いを描いた、コメディ有りのヒーローアクション映画。

感想だが、一言で言うと「これって・・いい話かなのかなあ?」です(二回目)wまず、便利魔法で記憶を消そうとしたのは、友人のためでもあり、まあ分かるとして、主人公の所為で、他世界から5人の怪人達を召喚してしまい、暴れたりして街に大ダメージを与えた上、さっさと元の世界に返せばいいものを、悪人怪人達が殺されてしまうのが可哀想だからって、Dr.ストレンジを拘束して、悪人達を救おうとする(優しいけど、なんだかな〜)。結果、自分のおばさんまで死なせてしまうという取り返しのつかないことになってしまう(自業自得のような気が・・)。
大きな力を持つ物は責任も伴うって言うのがテーマらしいが、それから逃げようとした主人公の行動が招いた悲劇ともとれる。だから、悪人を捕まえて、仇として怒りにまかせて殺さなかったのはいい話かも知れないが、元の原因は主人公だからなんか今ひとつ自業自得な気がして、自分の気持ちを押さえて自己犠牲を貫いた感動のいい話とは思えないんだよなあ(当然の責任を取っただけだと思うんだよなあ)。
まあ、主に子供向けのエンタ映画だから、難しいことはぐちゃぐちゃ考えないで楽しめってんなら、ストーリーはイマイチだったけど(改造悪人達を簡単に元の人間に直せたのもなんだかな〜だけど)、戦闘アクションや3人のスパイダーマンの掛け合いや怪人との掛け合いが面白かった、よくある「仮面ライダー&敵怪人大集合」映画だと言えるね。

この映画の好きなところ:トビーマクガイアのスパイダーマンは懐かしくて良かったなあ。3人のスパイダーマンと敵怪人達やDr.ストレンジが入り乱れて戦うシーンも「仮面ライダー龍騎」の何人ものライダーが入り乱れて戦うシーンみたいで楽しかった。

あと、この映画だけじゃないけど「○○」って映画ではこういってたぜ、っていう会話はオタク臭さが増すので、映画の通なファンにはうけるけれどあんまりやって欲しくないなあ。そして、友人達が、いかにも小太りで口が達者なオタクって感じでしたね(自分たちに似ていて親しみやすいそういうのが今は受けるのかな)。

まあ、ストーリーは置いといて、エンターテイメントな娯楽映画としては、充分楽しめる豪華な映画だと思います。前二作も観てみようと思います。エンドロールの後、意味深な次回予告みたいな付け足しシーンをもってくるのも辞めて欲しいかな(早送りが面倒w)。

481シャアダム:2022/09/25(日) 15:29:04 ID:LhRnwsYM
◆アンチャーテッド (2022年アメリカ)

有名アクションアドベンチャーゲームの実写版。アンチャーテッドとは「未知の」「未踏の」という意味。
兄貴サムが冒険に旅立って行方不明になって、一人で盗みやバーテンダーとして生きてきた弟「ネイト」の元に、サムの相棒のトレジャーハンター「サリー」がやってきて、一緒にマゼランが隠した50億の黄金をを探すことになる。その黄金を狙って、モンカーダ家やライバルのトレジャーハンターと争うことになる冒険活劇アクション。

話が単純で、何も考えなくてアクションとちょっとした謎解きを気楽に観れるのは良かった。ゲーム原作にしては楽しめた。「インディジョーンズ」と「トゥームレイダー」「ナショナル・トレジャー」を混ぜて、「パイレーツオブカリビアン」を付け足したような、主人公補正のきいた調子の良い映画でした。何百年も昔の松明や明かりに油が残ってるとは思えないし、そんな精巧な仕掛けが壊れずに、また、人の目が触れずに残ってるとも思えないんだが、娯楽映画だからまあそこは考えないで楽しめって感じかな。
あんな小さいヘリコプターで、船が一隻まるごと運べるのだろうかっても思ったが。飛行機の戦闘シーンは「007」とかを彷彿とさせたなあ。あと、勇敢に調子よく戦ってた主人公が、いきなり「助けてー」ってサリーに助けを求めた特は、え?主人公補正でやっつけろよ、何かサリーに良いシーン(大事なお宝を投げ捨て友情を取った)を作ろうとしてわざとらしいぞッてはちょっと思った事は秘密だw
最初バンデラスが痩せたジョージクルーニーと勘違いしてたのも秘密だw金の腕輪を盗まれた女性がヒロインとして再登場すると思っていたのも秘密だ。

まあ、あり得ないアクションの数々であったが(絶対、腕がもたないと思う)、結構楽しめたし、家族で観ても安心安全の娯楽アクション映画だとは思いました。

482シャアダム:2022/09/26(月) 13:11:03 ID:LhRnwsYM
◆イレイザー:リボーン(2022年 アメリカ)

多分、シュワルツネッガー主演「イレイザー」をリスペクトして作られたリブートもの。
物語は裁判まで証人を保護する警官の一人である主人公「メイソン」はキムラという女性を犯罪組織から護るために、彼女を死んだことにして、別人として安全な場所「南アフリカ」で裁判の日まで匿っていたのだが、裏切りによって犯罪組織に居場所がバレてしまう。
主人公達と犯罪組織の戦いを描いたバイオレンスアクション映画。

感想としては、少しチープで、アクションも切れがなく、よく分からん殺しで敵を倒していく部分はいただけないが、保護システムが意外と面白く、ストーリーも考えなければならないほど難しくなくちょうど良い感じで、謎のカードの存在が良いアクセントで、味方の裏切りとかちょっとしたどんでん返しもあって、
あと、陽気な仲間とのチームもほどよく楽しくて、A級感のあるB級映画で、気楽に見れてそれなりに楽しめたかなあ。

主な舞台が南アフリカなので、てっきり、南アフリカの映画だと思った。

ただ、なんだかな〜部分が、数点。まず、ラストであの爆発の後、生きてましたで終わればオチが格好いい映画だなあで終わったのに、ラブラブになるシーンは入らん。
次に、どれだけ、動物たちに助けられてんねん、あんたジャングルの王者ターチャンかよ。戦いのラストのシーンもそんなに上手いことあるかーイ!ってずっこけたわw
あと、協力してくれた二人も、命がけやぞ、動物密輸業者は許さねえ!ぐらいで、そんなに簡単に引き受けるやつがいるかなあ。女性と素人二人にどんどんやられていく傭兵部隊w
まあ、最初っからB級映画と割り切ってみれば、笑って観れるけどな〜(自分はA級アクション映画だと思ってみてたから)。

そこまでを期待してみなければ、結構楽しめる銃BANBANのアクション映画だと思います。

483シャアダム:2022/09/27(火) 03:51:22 ID:LhRnwsYM
◆355(2022年:アメリカ)

355(スリーファイブファイブ)とはアメリカ独立戦争で活躍した、女スパイの事。

コロンビアで万能デバイス(あらゆる電子機器を乗っ取ることができる機会)を手に入れたコロンビア諜報員が、全世界の組織にそれを売りつけようとした事から始まる、各国のスパイ達やテロ組織らの奪い合いを描いたスパイアクション映画。

所々、詰めが甘いスト-りーだが、007映画を観てるかのA級感と豪華さを感じるスパイアクション映画だった。ただ、女性5人が活躍する映画なのだが、「チャーリーエンジェル」的なおちゃらけとお色気はあまりなく、真面目にスパイ&アクションしてる所は好感持てた。
ただね、敵が殺すべき時に殺さなく、結果反撃されてやられる部分が多すぎて、敵がドジっ子になってる部分はちょっと萎えるかなあ。まあ、敵が間抜けじゃないと、女5人がいくら優秀でも、スーパーウーマンじゃなければ、勝てないけどね。

とにかく、最近観たアクション物では一番面白かったかな。スト-リーも二転三転して面白かったし。
あと、簡単に家族や知り合いが捕まって、殺されるのは残酷で、そこはあまり好きじゃなかったかなあ。女スパイ達も、女子会とかやって油断しすぎ、誰か友人家族にも気を回したり、近づく敵を見張ってなきゃねえ。
もうひとつ、主人公メナスとマリーが最後までどっちがどっちか見分けがつかなかった、シーンごとに、髪の色は変えるわ、髪型も変えるわ、雰囲気も骨格も顔の雰囲気も似てるわで、もうちょっと分かりやすくして欲しいぜ。

ラストは、みんな格好つけて別れたけど、安全な場所ってあるのかなあ(特に主人公はCIAに戻れないし)。なんやかんやで、緊迫感があってスピーディで面白い見応えのある映画でした。

484シャアダム:2022/09/27(火) 17:11:30 ID:LhRnwsYM
ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年:アメリカ)

「355」も女性エージェント達(5人)がアクションする映画だったが、この映画も女性の殺し屋達(5人)が活躍する映画でした。
もしかして、出演してる人が被ってるかな〜って調べたけど、違う役者でしたが、中国人や黒人など国籍が多彩なのは一緒でした(主にマーベルヒーロー映画関連の役者が多かった)。

物語だが、仕事でトラブって、マフィアの息子を殺してしまった上、取り戻さなければならない裏社会の金を紛失してしまった、女性の殺し屋「サム」は組織に見限られ、息子を失ったマフィアのボス「ジム」に狙われることになる。
殺し屋の仕事で、色んな事が重なって、身寄りの亡くなった「エミリー」とともに行動することになるのだが、そこへ息子の敵とマフィアがやってきて、共に戦うことになる。ちょっと漫画チックなガンアクション映画。

感想だが、演出が、所々「シン・シティ」的な漫画チックなハードボイルドを茶化したような雰囲気と「チャーリーズエンジェル」的なおふざけコメディがあって、どこかシリアスにはなりきれない「主人公達無双」な調子の良い映画でした。、最初は過去話になったりして、複雑そうな展開なんだが、実はわっかリ易く単純で、何も考えないでアクションを楽しめる映画でもありました。
あと、BGMが妙に一昔前の「ハードボイルド」風な雰囲気重視でムーディな音楽を使って、実に「映画オタク」臭い演出が鼻について、ちょっと嫌悪感が湧いたんだが、30分ぐらいで慣れてきて、まあ良いか、この映画の味何だなあって受け入れられた。
ほんと、演出が独特。ムーディーな音楽に乗せながら、スローになって人殺しをするとか、銃を売っている図書館の3人が、まるで魔女3姉妹みたいな感じだったり、三バカ殺し屋との戦闘が残酷なギャグだったり、何かの映画で観たことはあるのだが、滅多に観ない、凄く新鮮な感じの超シュールな演出でした。あとじつにアメリカの漫画チック(同じこと書いてる)。「パルプフィクション」にも少し感じが似てるというか。

続編でも作ろうとしてるのか、敵マフィアの一人が味方を盾にしてしれっと、一人逃げたのを見逃さないぞw
まあ、ちょっと馬鹿馬鹿しい部分もあるが、気楽に観れてそれなりに面白く、頭空っぽにして楽しめる映画だとは思います。

485シャアダム:2022/09/28(水) 13:40:08 ID:LhRnwsYM
◆コーダ あいのうた(2021年:アメリカ・フランス・カナダ合作)

第94回アカデミー作品賞を取った作品。コーダ(CODA)とは耳が聞こえない、または聞こえにくい親のもとで育つ子どものこと。日本人が付け加えた副題「あいのうた」は正直、感動の押し売り説明みたいで諄くて自分はいらないかなあ。

マサチューセッツ州の片田舎で主人公「ルビー」は、耳が聞こえない両親や兄の通訳や耳代わりとなって漁業を手伝って暮らしていた。そんな一家を奇異な目で見る学生達に揶揄われる毎日の高校生であるルビーはある日、「合唱」と出会う。
元々歌うことが好きだったルビーは夢中になるが、一方「家族の漁業」の手伝いとの両立が上手くいかず、ルビーが手伝わなかった所為で家族の漁業が上手くいかなくなったのをきっかけに、家族のために音楽大学への道を諦めようとする。という内容のアットホームで山あり谷ありの家族愛の物語。

ずるいな〜、耳が聞こえないが家族を大切にする仲睦まじい両親や、妹(ルビー)の助け無しでは仕事が上手くいかな事にコンプレックスを持つ耳が聞こえない兄、彼らのために自分の時間を削って漁業を手伝いながら、疲れて高校で居眠りをする主人公ルビー。そしてルビーが出会った生きがいが、耳が聞こえない人にとっては無関係な世界の「音楽・歌うこと・合唱」って設定ってだけで、もう感動せられそうやん。ずるいな〜w
開始15分で、主人公と家族の健気で素朴な雰囲気に、目がうるうるしてきたよ、ずるいな〜。合唱部の顧問の先生がまた良いんだよなあ。とっつきにくい小難しい雰囲気をまとってるけど、きついことは全くいわなくて、ちゃんと的確に指導してくれて優しい(言うべきことはごまかさないで言うけど)ところが、またずるいな〜。素朴で一生懸命で家族愛にあふれたストーリーも歌うシーンも選曲も、そして主人公のひねくれてなく素直で明るく家族のためなら自己犠牲も問わない性格の主人公も、良いなあって感じで、こんなんじわじわ泣くやん。
兄の自立したい、妹の通訳なしでもやっていけると証明したい、という葛藤も、耳の聞こえない両親が娘のコンサートでどう楽しめば良いのかなど、反応に戸惑ってる演出や、耳が聞こえない世界を体験できる演出もよかった。音楽コンサートとかいっても何も聞こえないとつまらないだろうなあッてのが充分伝わりましたわ。そして、いつも大人相手に頑張ってる主人公が、ボーイフレンドとの仲直りの方法がちょっと子供っぽい、そのアンバランスさが可愛かったなあ。
てっきり、ボーイフレンドと恋がメインになるのかと思えば、最後まで家族愛がメインだったところも良かった。いやあ、これは「アカデミー賞」を取るだけはある映画だわ。

あと、途中でかかる「I Fought the Law」って曲はてっきり日本人歌手の歌かと思ったが、外国の曲だったんだね。CMとかでよく流れていたなあ。

とにかく、自分は最近借りて観た映画の中ではピカイチだったので、さわやかな感動を求めてる人はお暇があったら一見してみては?(保証はしません)。自分は観て良かったわ。

486もにゃら:2022/10/08(土) 14:02:24 ID:j8Dr8S3M
○夏へのトンネル さよならの出口

ラノベ原作の映画
願いが叶う代わりに100才年を取るウラシマトンネルがあるという都市伝説がある田舎町での話

原作のさまざまなエピソードをカットして主人公とヒロインにのみ集中できるようにアレンジしてる

トンネルは実在してて、中と外では時間の早さが数千倍違ってて中で1分過ごしたら外では3日くらい、1日過ごしたら5年くらい経つということが分かり、願いを叶えるためにトンネル最深部に挑む

ちなみに主人公の願いは死んだ妹を取り戻す(妹の死をきっかけに家庭崩壊した)、ヒロインの願いは人気漫画家になりたい

ヒロインは漫画が好きでそれは漫画家だった祖父影響もあった
ただ祖父は売れない漫画家で漫画家歴こそ長いものもキチンとした連載を持てたのは1度きりでその唯一連載も短期打ちきり、単行本はわずか3冊で刷られたのも微々たる数
両親は、稼ぎが悪いのを通り越して借金してまで漫画家を続けていた祖父を嫌っていて、ヒロインが初めて描いたマンガは捨てられた

そんな訳でマンガの才能が欲しいと


主人公の妹ちゃんは天使かと思えるいい子だった

トンネルの奥では妹が生きている仮想世界が構築されていたけれど、現実に帰る時の背中を押してくれるんだよな…

487もにゃら:2022/10/08(土) 14:07:02 ID:j8Dr8S3M
◯竜とそばかすの姫

テレビ放映をきっかけにまた盛り上がってるなあ

歌がキー
仮想世界が出てくる
ダメな父親も出てくる

などの共通点から実質ワンピース フィルムレッド説が出てきて、そう考えれば矛盾がなくなるとかw

なぜ非力な女子高生であるスズ1人でDV親父の元に向かったのか、なぜ周囲の大人達はそんな無謀な行いを許したのか

それは『スズが覇王色の覇気の使い手だから』
これで全て解決する


というのを読んで爆笑しそうになった

488シャアダム:2022/10/13(木) 18:54:35 ID:LhRnwsYM
◆るろうに剣心 最終章 The Final (2021年・日本)

志々雄との激戦の後、平和が戻った日本・東京で暮らしていた緋村剣心たちに襲いかかる過去の因縁からの復讐者「雪代縁」はまず、仲間を使って剣心の知り合いの店に大砲を放つ,そして、次々に剣心と彼が守った日本政府にテロを起こして,東京を火の海にした。剣心は「雪代縁」の姉を殺した負い目を負いながらも、彼と戦う事を決意する,明治ロマン譚の剣戟アクション。

まず言いたいのは、最終章が二部作だと知らないで、「The Beginning」を飛ばして今作を見てしまったから、巴さんとのエピソードがダイジェストで初心者には訳の分からん過去話になったんだと思ったんだが、「The Beginning」の方が公開があとだと知って、なんじゃこりゃあ??って思いました。
あれで、巴さんとの過去話をどうしても見たいって思う人はあまりいないはず、とはいってもモヤモヤするので一応見とかなきゃって思う人はいるだろうが、順番が逆だろうがぁあ!!。「The Beginning」の方を見てから今作を見るべきだろうがあ!スターウォーズを下手に真似したのか?って 思いましたとさw

さて内容についてですが、他の漫画の実写化よりは再現度やアクションなどが凄いとは思います。ただ、アメリカ映画のようなあっけらかんとした明るめのヒーロー物と違って、人情や感情がメインのドラマ仕立てで、最後まで暗くて重いジメッとしてドロッとしたしっとりとした感じのヒーロー物でした。最初に感情があってそれに突飛なアクションを付け足した感じで、ややリアルとファンタジーのチグハグ感はありますね。漫画だからアニメだから許せる楽しめる演出や設定も実写だと違和感があるというか。
でもそういう違和感を超えて,実写もここまで漫画と同じぐらい楽しめる物を作れるんだぞ!って意気込みが伝わって来る意欲的な作品でした。
実際、ラスト40分のアクションは凄いなあって見入っていましたし、見る価値はあると思います(アクションの合間合間のしっとりシーンはややだれ気味に感じましたが)。

あと、不満といえば、ラストの縁との戦いがモヤッとした感じで終わるところ、悪い側についた「瀬田宗次郎」がポッと出てきていきなり正義の味方になるところ、「四乃森蒼紫」がラストで活躍しないところ、明神弥彦が成長して敵を倒すシーンがない所、巴さんとの過去がダイジェストな所(これは「The Beginning」を先に見ればいいのかもね)。もう少し、しっとりジメジメするのは縁との戦いだけでいいから、エンターテインメント的に作って欲しかったところかなあ。

なんやかんや書いたけど、ジャンプ漫画の実写化映画の中では凄く良い出来だと思います。超スピードアクションは凄いよ。

489シャアダム:2022/10/14(金) 18:17:24 ID:LhRnwsYM
◆ドライブ・マイ・カー(2021年・日本)

数々の映画作品の賞に輝いた(アカデミー国際長編映画賞など)村上春樹の同名小説を基にアレンジした日本映画。

主人公「家福悠介」は演出監督兼役者として、妻「音」はTVの脚本家として活躍していた。そんなある日、主人公は妻の浮気を目撃してしまうが、今の良好な関係を壊したくないので,見て見ぬ振りをする。そして、次の公演「ワーニャ伯父さん」に取り組み初めて間もなく,妻は主人公に何かを伝えようとした日の夜、急死してしまう。そして2年後再び広島で「ワーニャ伯父さん」の公演に取り組んだ主人公は、オーディションの役者達の中に,妻の浮気相手だった役者を見つけて,どういう意図か彼を主役「ワーニャ」に採用してしまう。
これは、主人公「家福悠介」と彼が選んだ役者達とスタッフ、仕方なしに自分の愛車の運転手にした無愛想な訳あり女性ドライバー「渡利みさき」の心のふれあいと、後悔と再生の人情物語とでもいいましょうか。

3時間もあるんだぜ〜。某「るろうに」の激情シーンとは全く逆で、感情は抑え気味で淡々としてるんだけど悲しくて切なくて台詞一つ一つが意味深で、ジワァとにじみ出る感動がある映画でした。まず、「音」さん、最初は男をひっかえとっかえ快楽を求める嘘つき悪女なのかなあって思ったけど,そんな浅い物語ではなかった、多分子供を失った悲しみをセックス好きな別人格で補っていたのかもねえ。そしてその事を夫に気付いて,子供を失っても分別ある大人ぶって無理してる心を浄化するために、夫に見つかって傷つきたかった,そして夫に怒られたかった,夫と感情をぶつけ合って1度メチャクチャになって、心の底から悲しみたかったのかもねえ(再び人生をスタートするために)。
その真意に気付かないで大人なフリしてやり過ごしてる主人公に、自分を不思議な話の主人公(空き巣の少女)に例えて訴えていたのかもねえ。自分の死期に気付いて,罪を告白しようとしてたのかもしれないね。
それから「ワーニャ伯父さん」(ドストエフスキー著)について、これは大まかな粗筋を読んでからこの映画を見るべきだと思った。じゃないと、演劇シーンが意味がわからず退屈になるかも(読んでると2倍ぐらいは面白くなるかな)。
それから耳は聞こえるが喋ることができない健気な役者の「イ・ユナ」さんとプロデューサーの夫との食事シーンが良かった。これがきっかけで、過去に辛い思いをしてきた女性ドライバー「みさき」が心を開く切っ掛けになったんだよね。夫の方もいかにも「優しくていい人」そうなのが良かった。
そして主人公、色々な人とのふれあいで、彼なりの「音」の真意にたどり着くまでの過程が素晴らしかった、長台詞のオンパレードだったけど、どの言葉にも深い含蓄があって、時間を忘れて聞いてられたなあ。
まだ書きたいことは色々あるけど、演劇のラストシーンで韓国手話で語られる台詞が、この映画の全てを語ってくれたかなあ。残されたものは悲しみを背負って生きていくしかないんだ、とか人生の真実が胸にぐっときた。悲しみをちゃんと受け止めないと先へは進めないって事なのかもね。いやさすが,幾つもの賞を取った映画だけはあったよ、最後に希望が残った終わり方も良かった。

ラストシーンは車と犬をもらって、韓国に引っ越して、新たなる人生を歩もうとしてるんだよね。

490シャアダム:2022/10/15(土) 18:21:27 ID:LhRnwsYM
◆ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年アメリカ)

アフターライフとは「その後」という意味。シリーズ途中で「女性だけの」ゴーストバスターズ(リブートもの)があったが、今回は初代ゴーストバスターズからの正統続編かな。
時は,初代ゴーストバスターズがもう老齢を迎えた頃のお話。初代メンバーの一人、が,田舎で偏屈爺さんとなって何かを研究実験していたが、謎の怪物に襲われ死亡した。そして、その博士のボロ家に,借金に追われ都会から一時引っ越ししてきた娘家族はそこで、ゴーストバスターズの武器や特殊な車を見つける。武器や機械をいじっているうちに、捕らえていて怪物を解き放ってしまう。それは初代が捕らえた「破壊神ゴーザ」の部下、地獄の番犬の一匹であった。
危機を感じた物知りの孫のフィービーは兄トレヴァーと、気の合う明るい友達ポッドキャストとともに、祖父(イゴン・スペングラー博士ね)の研究の謎解きや街に巣くうゴーストを捕獲しようと悪戦苦闘する。というリアルファンタジー&オカルト&アクション映画。

感想:最初の30分は暗くてよく分からないOPシーンがダメダメだったし、展開が退屈だなあってダメ続編かなって感じたが、30分過ぎから、兄トレジャーとヒロインキャリーとの出会いからのバイトのラブコメが意外と面白く、明るい友達ポッドキャストと理屈屋で生意気なの主人公フィービーの掛け合いも面白く、夏期講習の先生ゲイリーとの漫才も楽しく、街の鉱山の秘密探索や博士が残した機械を使って色々実験などをして、段々この街の真相に近づいていく感じが楽しく,面白くなってきました。
途中ご都合主義的な子供アクションに「そうはならないだろ!」って何回も突っ込みたくなるシーンはありましたが、全体的にジメジメしっとり鬱々悩むヒーローもの(最近アベンジャーズ系も無駄に鬱展開だったりジメッといつまでも悩んだりするよな)じゃなくて、こう言う見て楽しく明るくなるヒーローもので(も)いいんだよっていいたくなりましたね。ゴースト退治で街を半壊させた弁償はチャラになったかは心配(ゴーストの所為なら無罪になったのかな)w
見てるうちに、「バットマンカー」「バック・トウ・ザ・フュ-チャーのデロリアン」ぽさもあるなあって思ったが,基本は日本映画の初代「学校の怪談」のノリ+スティーブンキングの少年冒険物のノリもはいっているかな(子供のためのアクションホラーって感じ)。そう思って観れば,12才の子供がそんな事そんなに上手くできるかよ?のご都合アクションも温かい気持ちで楽しめると思います。

子供のためのアクション映画ではあるが,初代「ゴーストバスターズ」を観た人にとっても,おおすげえって思うシーンがラスト近くにあるますよ。もちろん、あの有名な曲もかかって,あの人達が総出演でラスボスと戦ってくれます,懐かしいなあってなること間違いなし(保証はしません)。初代で博士役の人は亡くなられていたんだね(でもCGで出てきます)。そして、エイリアンで有名なあの女優も特別出演です。

最初の30分はつまらなかったけど、それからは童心に戻って楽しめる,家族でも楽しめる映画だと思います。(なるべくなら、このシリーズ初見の人は初代の1作目2作目を先に見た方がいいかな)。

491シャアダム:2022/10/16(日) 18:51:34 ID:LhRnwsYM
◆呪術廻戦0(2021年日本アニメ)

「女たらしめ!」「失礼だな 純愛だよ」

苛められっ子の「乙骨憂太」はいじめっ子達を「自分に掛けられた幼なじみの呪い(特級呪霊)」で半殺しにする。それが切っ掛けで、最強の呪術師・五条悟の庇護下、呪術高専で呪術について学び、幼なじみの呪いを除霊ではなく、解除する事を目的にする。
彼は学校で修業するうちに、次第に回りと打ち解け性格も明るくなっていく。そんな彼の幼なじみの特級呪霊(とにかく貴重な強さらしい)を自分のものにすべく、悪の呪術師「夏油 傑」が呪術によるテロ戦争を仕掛ける。という、オカルトアクションアニメ映画。

どうしても、エヴァのシンジくんと、量産型エヴァンゲリオンを思い出してしまう内容でした(狙ってますねw)。
最近観た・・いや今まで観たジャンプ漫画原作のバトルアニメ映画の中で一二番を争うほど面白かったかなあ。映画「ナルト」「ワンピース」「ブリーチ」「幽遊白書」「銀魂」など色々と観たきたが,また同じような事やってるとか、途中で退屈で眠くなったのだが、この映画は最後まで面白かった(魅せる技術も上がった事もあるのだろうが)。
TVアニメと関係ない所の話で、きっちりそれだけで完結するストーリーも良かったかな。とにかくバトルがファン向けの見せバトルに終わらず,一戦一戦が意味のあるおもしろバトルでした。とはいっても、本当の主人公「虎杖悠仁」以外の見知った呪術師達が総出演で,キャラファンにも楽しいアニメでもありました。
見せ方がとにかく上手い、飽きさせない、きっちり起承転結があって,途中でダレない,ラストバトルも格好いい,無駄にラスボスを倒したその後を引き延ばさないでスッと完結に終わる(ここ大事)。しっかり、幼なじみとのシーンの悲しい切ない部分もちゃんとある(しつこくない程度に)。今時珍しいんじゃないかな,引き延ばしを感じなかったアニメ映画は(その所為か2時間未満と短め)。

ただ自分だったら、幼なじみとの別れのシーンは、「まだここにいたいよ、一緒にいたいよ,消えたくないよ」ってっちょっとワガママ言って欲しかったな(幼なじみの霊がいい子で聞き分けよすぎなきが)。そこだけ違和感かなあ。

とにかく、久々に面白かったジャンプバトルアニメでした。「逃げちゃだめだ,逃げちゃダメだ」を思い出すアニメでもありましたw

492シャアダム:2022/10/17(月) 09:38:06 ID:LhRnwsYM
◆ザ・ディセント 絶叫洞窟(原題:It Came from Below=地下から来たもの)2021年イギリス

冒険家の父は、ある洞窟で地底人に襲われ逃げ帰るが、信じてもらえず妄想の変人として亡くなる。その娘ジェシーは,その無念を晴らすべく、父のノートに書かれていた洞窟へ,地底人の存在の証拠を探しに、知り合いと弟4人で入っていく。
が、友人の一人が,急に幻覚パニックに見舞われ,洞窟の奥深くへと逃げ去ってしまった。あとを追う主人公達だったが,そこには・・というホラーミステリー映画。

はっきり言って,借りて損をしたと思う,久々のハズレ映画でしたw結構面白かった恐怖映画「ディセント」の続編かと思って借りたら、全然関係なく(まず原題が違う、これは日本語題名を付けた野郎の借りさせるための策略だった)凄くつまらないC級パクリ?オマージュ映画だった。
確かに、地底人は出てきて,雰囲気は「ディセント」だったよ、しかし、冒険探検シーンもストーリーもつまらない,終始荒く暗い何やってるかよく分からない画面で、幻覚を見てるのかどこまでは幻覚なのか分からなく(無駄に意味ありげにして考察させようとしてるんだろうけど)、それが面白さに繋がってない。
父の書いたノートを読むと,彼らが頭の中に入ってきて殺されるとか、オリジナリティを出そうとして,何か肩透かしで、呪いのビデオか、夢の中で殺すエルム街とか、そのへん辺りをヒントに、自分たちが考えた「ディセント」の新解釈を披露しようとしたのかも知れないが、これ高い金払って映画館で観たら,ぶち切れるぞってくらいクオリティもエンタ性もなかったなあ。
出てくる役者も華がないし、パッとしないので(演技は上手いかも知れないのだが),ホラー特有のお色気サービスも期待できず,最後までそういうのもなかった。

絶望ホラー映画「ディセント」っぽいC級映画を観たぞ、って笑い話のネタにはなるかもな〜。別のを借りれば良かったよ。

493もにゃら:2022/11/09(水) 20:19:39 ID:j8Dr8S3M
>>491
あの幼馴染みリカちゃんはとてつもなく闇が深い娘なんですよ…

5歳の頃に母親が不審死
その少し後に父親と登山に行って遭難しリカだけが山小屋で発見、父親はそのまま行方不明になる
父方の祖母に引き取られるがその祖母は、息子とその嫁はリカに殺されたと信じていたという…

494真ナルト信者:2022/11/19(土) 18:21:30 ID:???
上げ

495もにゃら:2022/11/19(土) 19:59:41 ID:j8Dr8S3M
◯ザリガニの鳴くところ

1960年代を舞台にした裁判もの?
地元の有力者の息子チェイスが死体で発見
死因はそばの火の見櫓からの転落
湿地でありながら足跡が無かったことから他殺が疑われ、容疑者としてその湿地で暮らす変わり者のカイアが疑われた

なぜならチェイスはカイアと付き合っていたが、結局チェイスはカイアを捨てて他の女と結婚したからだった



弁護側は、そもそも他殺ではなく事故死だと主張
・あの火の見櫓は前から枠が外れやすく危険だと報告が上がっていた
・潮の満潮が死亡推定時刻の少し前であり、満潮で足跡が消されただけ
・容疑者のカイアは当日別の街に居て編集者と打ち合わせを行っており、打ち合わせ後に街に戻ってチェイスを殺して翌朝に編集者に会うというのは無理がある

検察側は痴情のもつれによる他殺を主張
・カイアがチェイスと喧嘩して『殺してやる』と叫んでいたのを聞いていた人間が居る
・チェイスの遺体から彼が持っていない服の繊維が発見され、それはカイアの帽子の繊維だった
・チェイスが身に付けていたカイア手製のネックレスが無くなっている
・カイアが留まったホテルはバス亭のそばで深夜バスを使えばかなりタイトなスケジュールだが犯行は可能


裁判の行方は?!

これ、裁判の過程でカイアがDV父のせいで学校にも行けず、母兄はDVに耐えられず家を出て、やがてその父も居なくなって…
といった生い立ちが明らかになって、街の人間も多くは彼女を得たいの知れない厄介者として扱い、親切にしてくれたのはほんの数人(その内の1人が弁護士)

結構陰鬱な話なのに何故かスルッと入ってくる

衝撃の結末は劇場で確認して欲しい
のでネタバレ改行












最終的に無罪になり、読み書きを教えてくれた幼馴染みテトと結婚
数十年後、老衰で逝った彼女の遺品整理をしていて、最初に出した本の献本を良くみるとくり貫かれていてそのスペースにはチェイスに送ってそれ以降行方不明になっていたネックレスが入っていた

そう、やはりカイアがチェイスを殺したのだった

496もにゃら:2022/11/19(土) 20:17:58 ID:j8Dr8S3M
◯ある男

バツイチ子持ちの女性、里枝が店の常連客である谷口大祐という男性と再婚
息子も大祐に懐き、大祐との間の娘も産まれて順風満帆
だが大祐は仕事中に亡くなった
大祐は家族折り合いが悪かったとのことで葬式にも大祐側の遺族は呼ばなかったが墓のこともあるので一回忌で区切りつけて大祐の兄に連絡
だがやってきた大祐の兄は遺影を見てもそれが大祐だと分からなかった、別人による成り済ましが疑われ、またDNA鑑定でも亡くなった夫は谷口大祐ではないと判明

谷口大祐を名乗っていた夫は何者なのか…

最終的に誰だったのかは分かるんですが、最後の最後に意味の分からんシーンがあった

夫は実は原誠という男で、父親が強盗殺人犯で死刑になっており、人殺しの子という名前を捨てたかったと判明

当初は曽根崎という男と戸籍交換、その後更に谷口と戸籍交換

で最後に現れた謎の男が居酒屋でとなりの男に語った自分の過去というのがどう考えても谷口のもの
でも本物の谷口大祐とは明らかに顔が違う

???

もしかして弁護士が戸籍交換して里枝と再婚したんだろうか
この弁護士は在日韓国人三世で帰化しても在日在日と言われていて名前を捨てたい気持ちが良く分かるようだし、最後妻が浮気してるらしい描写があったし

497シャアダム:2022/11/29(火) 12:11:03 ID:LhRnwsYM
◆ヴェノム 2018年アメリカ

人気レポーターだった主人公エディは,ライフ財団の悪事を暴こうとして、財団の力により,職も恋人も失って失業中。そんな折、ライフ財団の女性研究者が非情な人体実験に耐えられず、エディに告発して欲しいと頼みに来る。
エディは、ライフ財団本部の実験室に忍び込むが、そこで人体実験中の女性を助けようとして、宇宙生命体に寄生され「ヴェノム」という化け物超人になってしまう。寄生されたエディを回収しようとライフ財団から狙われることになるという、ダークヒーローもの?SFアクション映画です。

映画の尺は1時間30分ぐらいで(意外と短い)、オマケパート(警務所に捕まってる「カーネージ」がでてくる)とよく分からないアニメーション(スパイダーマンのコスプレをした少年が何者かに追われている)がついていました。まず言いたいのは、いつもの「アベンジャーズ」映画とはまた別物っぽいところでもう「アベンジャーズ」には食傷気味だった自分としては新鮮な気分で観てられた。
次に、前半は「透明人間」とか「ハエ男」「物体X」みたいな恐怖パニックSF映画として(ジョジョⅡ部のゾンビ実験も思い出す)、凄く楽しめたのだが,後半がチープなご都合展開になってしまったことが残念でした。

詳しく書くと、ヴェノムってスパイダーマンの悪で、ライフ財団の社長たちも悪で、かつ女性警官に寄生したもう一つの宇宙生命体「ライオット」もいて、悪VS悪VS悪の三つ巴の構図で,そのヴェノムに寄生された主人公が色々とダメな部分もあるが正義の人,と言う凄く面白い構図がどんな化学反応を見せてくれるか、に加え、元恋人アニーと医師のダンの存在も物語に良い感じにスパイスになっていて、前半は90点ぐらいの面白さだった。
しかし後半、警官がライフ財団の暴力や破壊をとがめないでヴェノムばかりに拳銃を向けたところや、悪だったヴェノムが急に心変わりして人類を救うダークヒーローになったこと、半年間寄生したばあさん(適合してたんじゃねえの?)の体を捨てて,社長と合体して適合したこと、複雑だった人間構図を無理矢理まとめようとして(1対1にして無理矢理に風呂敷をたたんだ感じ)ストーリーに荒が見えたこと、「ライオット」に超音波を浴びせるヒロインの決め台詞が臭くてイマイチかっこ良くないところ。燃え尽きて死んだはずのヴェノムが理由もなしに生きていたところなど、
うわあ、これじゃあアベンジャーズと一緒じゃんって少しがっくりしました。

とはいっても、あまり深く考えないでアクションを楽しむだけなら,少年少女向けの面白いワイワイ映画だと思います。しかし、ヴェノムが正義の味方になってしまったので、スパイダーマンに退治されなくなりましたね。あと、説明もなしに出てきた「カーネージ」ってなんなんだよ(もう一人のヴェノムなんだろうけど)。

498もにゃら:2022/11/30(水) 09:37:35 ID:j8Dr8S3M
>>497
スパイダーマンのコスプレをした少年のアニメは『スパイダーバース』の予告編ですな

スパイダーマンはマルチバース(パラレルワールド)設定を利用した派生作がめちゃくちゃ多くて、そういった派生作のスパイダーマンが一堂に会するのがスパイダーバースっす

499シャアダム:2022/11/30(水) 13:00:24 ID:LhRnwsYM
◆スタンドバイミー (1986年アメリカ)

スティーブンキング原作の少年たちの冒険青春映画。行方不明で汽車にひかれたと推測されるブロワーという少年の死体を観たという兄たちの会話を盗み聞きしたバーンの話を元に主人公「ゴーディ」たち4人組で40キロ以上も離れた森の中に死体を見に行くことにする。
主人公は死体を見に行く歩き旅の中で,生涯忘れられない最高の時間を体験をする。

作品も曲「スタンバイミー(そばにいて欲しい)」も超有名なな映画だったが,まともにじっくり観たのは今回が初めて。今放送すると,子供の喫煙シーンや色々と問題シーンもありそうだが、これは1959年頃の話、そこは時代背景も考えてその時はそれが許された時代だと思って欲しいかなあ。
で、感想としては決して特撮ヒーローみたいな派手で格好いいシーンも、お金を掛けた豪華な特撮映像シーンもないのだが、最後まで面白かった,子供たちの友情が不器用だが微笑ましかった、感慨深かった,考えさせられ,ほのかな感動もあった。見終わったあと、良い映画だなあって思える作品でした。

学校のミルク代を盗んだり、親に耳をやけどさせられたり、世間からバカだと言われたり,親に冷たくされたりと心に傷をもつ4人の少年たちが,生々しくて痛た痛たしいんだが、それにもめげず、4人が集まれば辛い人生も楽しく乗り切れるって友情の強さが良かったね。そばにいてくれ(スタンドバイミー)ってのは仲良し4人組の友達のことなんだね。
心が癒やされる映画でもありました。
あと、リコリスリコイルOPで尻を蹴り合うシーンは「スタンドバイミー」のオマージュなのかなあ(仲が良い証ってかw)。

映画好きなら、できれば1度はじっくり見て欲しい映画でした(強制はしないけどね)。

500シャアダム:2022/12/01(木) 09:36:14 ID:LhRnwsYM
◆トレインミッション(原題: The Commuter=通勤者)2018年アメリカ・イギリス・フランス合作

突如,保険会社をクビになった主人公「マイケル」は失意の帰路に着く。そして駅で携帯を盗まれ、通勤電車内で謎の女に10万ドルの仕事を頼まれる。その仕事とは、コールドスプリング駅に着くまでにプリン(フリン?)と呼ばれる人物と所持している鞄を見つけて、謎の女(の組織)に知らせること。
失業した上、息子の学費が必要だったマイケルは、お金の誘惑に負けて,その上家族を人質に取られて、プリンと鞄捜しを始める。ヒントは常連の通勤客じゃない事。というサスペンスアクション映画。

うん、まあまあ面白かった。最後までドキドキしてみてられた。何より見所は、プリン探しのため見知らぬに巧みに近づく捜査方法と、まさかの「大陸横断超特急」や「カサンドラクロス」を彷彿とさせる,暴走特急のクラッシュシーンの大迫力(車掌さんが可哀想だったが)。そして、車内での謎の敵との攻防に、クラッシュ後も続く警察との駆け引き。
誰が、役所の人を殺したの黒幕なのかか、最後まで犯人が分からないところ、そして謎の女の行方に高年齢者の主人公(リーアムニーソン)の体を張った肉弾戦。ほんと見所満載な映画でした。

ただね、主人公を人質を取った立てこもり犯にするのは少し無茶があるよね(主人公も巻き込む,命がけの大事故でのあとで、なんのために主人公が人質立てこもりするのかって思わない?)。

最初はよく分からない日常ダイジェストっぽい演出で戸惑ったが、とても面白かった映画でした。

501シャアダム:2022/12/02(金) 14:40:53 ID:LhRnwsYM
◆スノー・ロワイヤル(原題:Cold Pursuit=厳格な追求)2019年アメリカ

ノルウェー映画のリメイク(監督は一緒)。コロラド州デンバーとその付近の架空の町が舞台。息子の友人が組織のコカインをくすねたために,組織の報復に巻き込まれて主人公の息子が殺される。
その真実を知った除雪車を操り除雪業を営む、町から表彰されるほど真面目だった主人公(またまたリーアムニーソン)はコカインの売人で町を牛耳ってる組織のボス{バイキング(あだ名)」に単独で復讐するクライムアクション映画。

ある意味、犬を殺されただけで、マフィア組織を壊滅した「ジョンウィック」みたいだが、こちらの方がリアル。一人一人殺しては,殺しが見つからないように滝に捨てて、一歩一歩ボスに近づいていく。昔ワルだった兄貴やヒットマンに頼るが、結局は自身だけが頼りって感じな展開でした。
ただ、途中で「バイキング」が勘違いして,町のもう一つの組織(原住民の組織)の恨みを買ってしまい、そして、部下への非情な仕打ちのせいで部下の裏切り(ゲイの恨み)にもあって、主人公には有利な展開になるところが,面白いところというか、ちょっと笑けてくる。イチイチ組織に死亡人が出る度に「死亡の表記」が出るところが、ブラックなコメディ要素もある映画でした。
オチも,間抜けなしにかたで、なんだこりゃ?ってなってしまった(せっかく息子の仇を取った二人に奇妙な友情と信頼ができて、なんとなく言い終わり方かなあって思ったところでだよw)。殺伐とした展開でやりきってちょっと良い感じになっていたところで、観客をきょとんとさせるブラック笑いで締めるところが,この監督のやり方なのかなあ。

スノーロワイヤルって,多分スノー(雪)+バトルロイヤル(プロレスで最後の一人になるまで戦わせるやつ)なんだろうけど、ロワイヤルって本当は「高貴な」とか「王族の」って意味じゃなかったっけ。あと、雪上車って凄いなあって思った映画でもありました。

しかし勝利者であるんだが主人公のコレからの人生を考えると,家族や兄も失って、誘拐や殺人やらの罪にも問われて、町の住民からの信頼も失って,会社も失って、悲惨な気もする。

まあ、最後まで,どうなるか分からない展開で、面白かった映画でした。

502シャアダム:2022/12/03(土) 08:41:45 ID:LhRnwsYM
◆チャーリーモルデカイ 華麗なる名画の秘密(原題: Mortdecai)2015年アメリカ

ペテンまがいの絵のディーラーを生業とする主人公「モルデカイ」は,イギリス政府機関(MI5)から、盗まれたゴヤの『ウェリントン公爵夫人』の絵を取り戻すための情報協力をさせられる。
絵に隠された秘密を狙うテロリストやロシアの富豪は、なぜか「モルデカイ」が絵を盗んだと勘違いして彼を狙う。危険な目に合いながら絵の争奪戦で世界各国を巡ることになるコメディアクション映画。

感想としては、う〜ん一つ一つのギャグが薄くて,自分に合わなくあんまり、もうひとつ面白くなかったかなあ(少しは笑えたけど)。ただこのくだらなさが大好きって人もいると思う。ただ、「ジェイソンステイサム」ばりのタフさをもつ召使いのジョックの献身的な活躍は楽しかった。
髭がどうのこうののギャグがしつこくてねえ。アメリカ映画だけど、イギリスジョークっていうのこれ?「Mr.ビーン」みたいな笑いを真似しようとしてしっくりこなかった感じ。

でもでも、楽しい映画には違いないから、友達とワイワイ見るときや、お暇なときや、気分転換にはいいかもね。

503シャアダム:2022/12/05(月) 17:55:44 ID:LhRnwsYM
◆ハイテンション(原題: Haute Tension)2003年フランス

主人公マリーと友人アレックスは,アレックスの実家で一緒に勉強しようとする。実家に着いたその夜、殺人鬼がやってきて、一家を襲う。なんとか逃れたマリーは捕まった友人アレックス救出のため,殺人鬼の車に乗り込み戦いを挑む。
というサイコホラー映画。

感想:うわあ、久々につまらん映画観た〜って印象。確かに、グロイしドキドキはしたけど、オチが意味不明すぎて一気に醒めた。あのオチでも,物語の整合性がとれているなら、なかなかのサイコなホラーだなあ,って感心するけど、ほんと意味不明なんだよなあ。
仮にマリーの妄想だと仮定しても、犯人とのカーチェイスや事故ってひっくり返って大けがしたのもも妄想?殺人鬼との肉弾戦も妄想?犯人の車に後ろにアレックスと一緒に隠れて乗ってたのも妄想?トイレに隠れていたのも、ガソリン入れていたとき隠れて店に入ったのも妄想?
あまりに、妄想の整合性とれてないというか、どこまで妄想なのか全然分からないというのは、やっぱ醒めるなあ。

じゃあ、整合性取れなくなったら安易に何でも妄想にしてしまえばいいじゃんって事になるし。やっぱ脚本が練られていないというか薄っぺらいよなあ。怖がらせられればあとはいいやって感じの作品で、自分は二度と見たくない作品でした。

とはいえ、血だらけでグロイシーンが多いし,ドキドキさせられるシーンも多いから,そういうのが好きな人には面白いかも。オチだけが残念な映画とも言えます(自分はね)。

504シャアダム:2022/12/11(日) 14:32:53 ID:LhRnwsYM
◆スワロウテイル (1996年・日本)

外国の移民から円都(イエンタウン)呼ばれる日本。日本で円を稼ぎに来る移民を日本人は「円盗(イェンタウン)」と呼んだ。娼婦だった円盗のグリコは、母親が死んで円盗仲間に見捨てられた少女「アゲハ」の面倒をみることになった。
「アゲハ」は移民同士で手を組んで色んな仕事をこなす、なんでもや「青空」で仕事をし始める。そんなある日、グリコの客(葛飾組のヤクザ)ともめて、殺してしまい、彼の死体から一万円の偽札を作るための磁気が記録された「マイウエイの曲が入ったテープ」をゲットする。
彼らはそれらを使って、偽札を作り両替機でお金を稼ぐ。そしてグリコの恋人はその金でライブハウスを経営し始める。一方、マイウエイ磁気テープを狙う、生き別れのグリコの兄「リャンキ」は殺されたヤクザの組をぶっ潰して、その磁気テープを追っていた。
ライブハウスでのグリコの歌う歌が有名音楽会社の目に止まり、イエンタウンバンドとしてグリコは売れっ子になっていく。一方、「アゲハ」も何も知らないかった少女から、不良少年達を操ってお金を稼ぐ女ボスへと成長していく。円盗の流民たちの生き様を綴った物語。

感想:何回も途中で飽きてみるのをやめた(最後までみるのに3日かかった、自分に波長が合わない映画でした。見終わったあと、何が言いたいのかよく分からなかったです。黒澤明監督作品「どですかでん」見たいな、底辺で生きるもの達の悲しきそして素晴らしき生き様を「岩井俊二」流に描いた物なのかなあって思いましたが、どうなんでしょう?
まあ、アクションとかカタルシスやヤクザやマフィアの抗争とか見どこロや、ウソや〜ん?って言う場面も多く、「どですかでん」とは違って、そこはエンタメもあるでよ現代風でした。所々、過激でエロくてハッとする面白いシーンもあるのですが、せっかく造ったセットをじっくり写したいのか、全体的にスローペースで間延びしてる部分もあって、夜中、疲れたときに観ると、眠気に負けますw
気分がいい時、眠くないとき、何事にもおおらかでいられるとき、のんびりと観れるとき、心豊かな時に観る映画ですね。ほんと途中で、この物語はどこへ向かっているのだろうって、流れが全く見えず、眠気が襲いましたわw

最後の30分はどんでん返しやアクションが多くてオチも面白かったです。途中をもう少しぎゅっと詰めてもらえたら自分向きだったですね(とはいえ岩井俊二作品は嫌いじゃないです)。ほとんど、中国語や英語ってのも観どころですね。チャラの歌も心に染みます。スワロウテイルの意味はアヘン街のシーンで語られていましたね。
寂れた感じの「青空」の主人は、殺し屋もやって、仲間に頼もしい武器使いもいて、実はハイテクなんですねwそこは面白かったです。そして、グリコはまた娼婦に戻ったんですね。未来がある逞しくなッたアゲハと対照的で、ちょっと切ないラストでした。最後まで頑張ってみた感想は、雰囲気のある良い映画だと思いました。

またいつか観れば、感想も変わるだろう映画でした。

505シャアダム:2022/12/20(火) 12:45:57 ID:LhRnwsYM
◆ジュラシックパークⅢ (2001年 アメリカ)

恐竜たちを研究し生産してきた、今は閉鎖されたイスラ・ソルナ島付近(禁止地域)で、パラグライダーをしていた「エリック」少年は恐竜に襲われ、島に内部に不時着する。2ヶ月後、彼の両親(ポールとアマンダ)はグラント博士(主人公)達を騙して、エリック少年を探しに武装して島にやってくるが、恐竜たちの襲撃を受けて、乗ってきた飛行機は大破、命からがら島の内部へと逃げ惑う。彼らはエリックを見つけ島を脱出できるのかっという、サバイバルアクション映画でした。

TV放送とか何度もあったけど、途中で観るのをやめたり、何かをしながらチラ見だったり、眠気に負けたりで、まともに最後まで観たのはこれが初めて。何だろうな、1作目の驚きや新鮮さはなかったし、一時期流行ったスピルバーグのジェットコースターやお化け屋敷的なアトラクションムービー系で、子供達が飽きないように楽しめるように上手く作られているんだが、なんだが、自分は、恐竜ドッキリの同じ事の繰り返しストーリーで途中でもう満足したのでもういいかなって感じの映画でした。まず、子供ためとはいえ、危険地域に騙して連れてきた夫婦が、ある意味極悪人で、子供のためなら、連れてきたスタッフ3人の命より、子供が大事、危険な島なのに注意しても何度も大声を出して、恐竜を引き寄せて死人は出るわ(子供のためだもんって所がなあ)w
子供が助かればそれまでの取り返しのつかない悲劇もチャラさ、みたいストーリーがなあ(昔からのアメリカパニック映画的な伝統、お約束なんだが)。これはお金のかかったB級映画って言っていい?wそして、卵を盗んだ事がどうしてバレたのか、卵をかえしただけで許してもらえるくらい物わかりがいいのか?って部分も納得いかないし、卵を盗んだビリーをそこまで悪者扱いにしなくても、盗んだ報いで死ぬような目にも合わせるし。子供がこの環境で2ヶ月間生き延びていたことも、う〜ん、子供ための映画だなあって感じだし、子供ためという免罪符で、詐欺の夫婦家族はもどうせ死なないんだろうなあって途中で思っちゃったし、かわりにビリーヤスタッフ達が酷い目に合う役だし。
まあ、子供ためならどんな事でもする、親子愛を描きたかったのかな、だから子供(卵)を盗んだビリーは、そんなに悪いやつじゃないのに必要以上に罰を受けたのかな(罪を償わされたのかな)って思いました(観客の子供達にこういう悪い行為はやってはいけないよって伝わるように)。

とにかく、色々自分目線で気になることを書いたけど、その辺のB級特撮映画とは比べものにならないほど恐竜の特撮やCGは凄かったし、迫力はあったし、戦闘シーンや恐竜たちの挙動もリアルだったし、ストーリー構成もきっちりしていたし、子供達がハラハラドキドキワイワイ楽しめる、そういう意味ではとてもいい映画だと思いました。今度はジュラシックワールドの2作目3作目をまだ観てないので観てみたいと思います。

506みる子:2022/12/30(金) 21:47:11 ID:OQbmh54E
・ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー
主役であるティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんがお亡くなりになってどうなるワカンダ? そんな第2作。
今回の敵は母娘のゆるキャン中にまた急に現れるわけですが “ククルカン”って聞いた瞬間、冷や汗出ましたよね… また業が深い話を引っ張ってきたなぁ。
アクション映画的にはちょっと物足りなかったかなー。序盤の橋の上でのオコエ隊長vs海人が凄く良かっただけに、中盤終盤はあまり創意工夫を感じなかったです。

まぁしかし今回は母上が凄かったな… と。「この中で私が1番何もかもを喪ってんのよ!!!」はマジのガチのド正論すぎて平伏するしかない。
とは言え今作のワカンダ首脳陣がまさにそうだったように、前作でキルモンガーが台頭してきた時の腰砕けっぷりは今でも覚えてます。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」の逆もまた然りで、頼りを失って自らが責任を負うことで人は強くなる… ってことなのかも? 今回は間違いなく女王が1番強かったと思います。

・ブラックアダム
めちゃくちゃ面白かったです。Dr.フェイトかっこいい〜!! ホークマンもちょこっとメタヒューなバットマンな感じで良かったです。
公開後にDC関連で色々発表があってアレな感じにはなってしまったワケですが… 上手いこと良いカタチに収まってくれると願いたい。

・RRR
今年1番の痛快娯楽大感動巨篇映画がやってきてしまいました… RRR最高!!! もう実写版 鬼滅の刃はインドに撮ってもらおう!

・アバター2
1作目同様に大佐のキャラだけが突き抜けて最高に良くて、あとは原住民と原生生物にごめんねするノリを引き継いでいる印象。
超絶にお金とCGを使った古き良きファミリー映画という感じなので好き嫌いはあまり分かれないのではないでしょうか。映像美はあれど正直、私はちょっと退屈でした。


今年も面白い映画が多くて満足でしたが敢えて一つを挙げるならRRRですかねー。あまりにも凄すぎた。

507もにゃら:2023/01/03(火) 23:04:43 ID:j8Dr8S3M
◯RRR
車ごと吹っ飛ばされながらライフルを撃って当ててきたイギリスの偉い人が一番凄いと思いました

508もにゃら:2023/01/04(水) 20:56:21 ID:j8Dr8S3M
◯アバター2

面白かったけど1を見たときほどのインパクトは無かったなー
続編がありそうだったけど、3はどうするんや
地下?

1は鉱石で2はクジラっぽい生き物の脳から取れる希少物質、3は何が狙われるんやら

509シャアダム:2023/01/06(金) 03:26:14 ID:LhRnwsYM
◆炎の少女チャーリー(原題: Firestarter=着火剤)2022年アメリカ

政府の秘密機関「ザ・ショップ」で行われていたロトシックスという薬の治験アルバイトを受けた大学生のアンディとヴィッキーはそれぞれ、相手を操る能力友のを動かす能力を身につける。そして彼らは結婚して娘のチャーリーができるのだが、チャーリーは生まれつきの炎を操る能力を身につけていた。
チャーリーの能力に目を付けた「ザ・ショップ」は彼女を誘拐するが、アンディのちょう能力により救われる。その後「ザ・ショップ」に見つからないよう逃亡生活を送っていたが、学校で虐められたチャーリーは怒りで炎の能力を発現させ事件を起こす。そして、その事件をい嗅ぎつけた「ザ・ショップ」は同じロトシックスによって、超能力を身につけた「レインバード」を刺客として向かわせる。超能力バトルありの悲しきSFサスペンス映画。

スティーブンキング原作。最初は、1984年の同名映画(ドリュー・バリモア主演)の焼き直しで、たいした期待もしてなかったが、意外と面白くて最後までワクワクして楽しめました。それにしても赤ちゃんが自分の能力で燃え尽きたり、目玉が転がったり、猫・兎・烏や命乞いする人間などをチャーリーが燃やすなどショッキングなシーンが多くて、ウワッ!ってなってしまった。母の仇の殺し屋レインバードと意外な関係になってしまったのは興味深かった。このあと二人の奇妙な関係の旅、第二章でがありそうな終わり方。
XーMENの前日譚みたいな映画だったが、決してマーベルやDCヒーローと組んでチームダークヒーローとしては活躍しなさそうな、相容れないような現実的で悲劇的な映画でした(イレギュラーとして面白そうではあるが)。でも第二章は作ろうと思えば面白いものが作れそう。この映画、最低映画賞候補だと批評する人も多いけど、自分は楽しめました、いい映画だと思います。ただ、炎の特撮がややチープだったかなあ。

510シャアダム:2023/01/06(金) 22:01:43 ID:LhRnwsYM
◆鹿の王 ユナと約束の旅(2022年日本アニメ)

上橋菜穂子のベストセラー小説『鹿の王』が原作(当時図書館で借りて読もうとしたが、半年待ちだった。人気作「精霊の守り人」シリーズの作者でもある)。
それを、アニメ「精霊の守り人」や「獣の奏者エリン」を作ったProduction I.G(「攻殻機動隊」の方が有名か)がアニメ化した。

西のアカファ国は東のツオル帝国に侵攻されて、最後まで戦ったアカファの伝説の戦士団「独角」のリーダーだった主人公「ヴァン」は、今はツオルの岩塩鉱で奴隷として働かせられていた。そんなある日、ツオルの軍を撃退したと言われる「黒狼熱(ミッツァル)」という伝染病を持った山犬の集団が岩塩鉱を襲い病で全滅させる。
そんな病が充満する中、生き残ったヴァンとユナ生き残り、たどり着いた村でユナを自分の娘のように育て、馬のように乗れる大鹿「飛鹿(ピュイカ)」の牧場造りにも成功する。一方、もう一人の主人公で医師であるホッサルは生き残ったヴァンのことを知って、彼の血から「黒狼熱(ミッツァル)」に対抗できる血清を作ろうとして彼を探させる。
そして、ツオルに対して何らかの含み・恨みを持つものは、ツオルを倒せる武器ともなる「黒狼熱(ミッツァル)」(何故かアカファ人は罹らない)の薬など作られてはたまらないので、ヴァンを殺そうと刺客を差し向ける。
そんなとき、ツオル首都から皇帝がアカファの地に来訪することになり、それを機に陰謀が動き出す。というヴァンとユナの暖かな親子愛を中心に、一方では陰謀が渦巻くリアルファンタジー。

原作は凄く面白かったけど、詳しい内容はもう忘れたんだよなあ。でもこのアニメは原作をかなり端折って、加えて独自の解釈や演出で多少原作とは別物になってるが、中心に座るものはしっかり描いており、何よりもあの上下巻の分厚い原作小説を、たった二時間弱でよくまとめて仕上げたなあって感心しました。そしてラストだけでなく色んなシーンで感動しました。
火垂るの墓っぽい描き方のユナ(幼女)の描き方も最初はジブリ意識してるし、どぎついなあって思ったけど、慣れてくるとこれはこれで味がある。何よりもユナちゃん仕草や台詞「おちゃん!」が可愛いwヴァンも最初OVA版「ブラックジャック」の渋い声かなって思ったら俳優の「堤真一」で、え?上手いなあって感じ。でもホッサルは女性向けサービス優男イケメンって感じでちょっとイメージと違うかなあ(慣れたけどね)。
背景も綺麗でアニメーションも超一流でお金かかってるなあって感じ。なのに、あんまり話題に上らなかったし、ヒットしなかったのは、コロナの所為もあるだろうが、ラストの盛り上げ方がちょっと観念的でぼやっとしてたし、原作とは多分かなり違っていたからかなあ(主人公の超能力みたいな描写が独特だったなあ)。子供がみて興奮して喜ぶような内容でも、興奮するスカッとアクションシーンもあんまりなかったからなあ。自分は充分楽しめたけどね。

あとは、二時間弱じゃ、この原作の面白さを原作を知らない方に伝えることは難しかったかなあ、できればTVアニメシリーズで端折らないでじっくりやって欲しいなあ。原作の発売が2014年なんで、コロナに触発されて書いたのではない事は記しておこうっと。

とにかく、話題にはあまりならなかったが、充分にいい映画で、自分は途中でラスト付近で、幾度か感涙した映画ではあった。他の人がつまらないと言おうと、自分は素晴らしい映画でした。

511シャアダム:2023/01/08(日) 20:02:11 ID:LhRnwsYM
◆ザ・ロストシティ(2022年アメリカ)

サンドラブロック主演。主人公は次作のアイデアが出なくて悩んでいる、人気ロマン冒険官能小説作家ロレッタ。そんなある日、彼女は仕事帰りに実業家のフェアファックスに拉致され、宝探しを強制的に手伝わされる。
その宝とは大西洋に浮かぶ島のかつての王国の王妃が被ってた王冠の宝石。彼女を救うため、ファンには人気があるのだが、実はさえないマッチョモデル(彼女の小説の表紙を飾る)アランはトレーナーという救出のプロをやとって、彼女を助けにその島へ乗り込む。
という、パロディとお笑いたっぷりのドタバタ冒険コメディ映画。

最初の印象は、これ「ロマンシングストーン」のパクリやないけー!でしたwただ、かなりふざけた内容で、内容も途中から全然違うんでパロディとして設定を使ったんだなって思いました。
他にも多分色んな映画のパロディが使われているんだと思います。で、だんだんこの糞下らないコメディにも慣れて、楽しくなってきました。途中からは次はどんなくだらない冒険になるんだろうってニヤニヤしてみてました。
見終わったあと、まあまあ面白いギャグ&ロマンスコメディ映画だったと感じました。ワイワイみんなででおかしを食べながらギャグで笑いながら観る映画ですね。

格闘超人のようなブラッドピット(こいつが男の主役かと思ったぜ)が出てくるのですが、え?って感じで退場するし、ハリーポッターが悪の親玉で、いつのもニコニコしながら割ることをするので、背が低いのに威張っていて、かなりサイコ感と小人物感が出てましたね。
あと、脳筋のアランが一生懸命ロレッタのため頑張る姿が、最初はヘコヘコしていて情けなく見えるのですが、だんだんほっこりしてきて、そこがよかったですね。あと、太ったマネージャーも名バイプレイヤーでした(お笑いの)。

B級コメディ感はありますが、最後まで楽しく見れる映画でした。

512シャアダム:2023/01/09(月) 21:49:43 ID:LhRnwsYM
◆ハロウィン KILLS(2021年アメリカ)

2018年公開「ハロウィン」の続編。マイケル(ブギーマン・ザシェイプ)を罠にかけて家ごと燃やして葬ったっと思ったら、運悪く消防隊が駆けつけてきて助ける切っ掛けを作ってしまう。
そして、再び街中を巻き込む殺人が始まった。一方、マイケルに因縁のある人々がハロウィンパーティをしていたが、そこへマイケルの事件を聞いて、彼らはマイケル退治にチームを組んだ。
マイケルVS因縁のあるものたちの対決が始まる。ホラーサスペンス映画。

ハロウィンファンの人たちには悪いが、はっきり言ってホラー映画としては二流で、あんまりドキドキハラハラもせず怖くなく、何か、不死身のターミネーターと一般人が間抜けに戦ってるのをダラダラ見せられてる感じだった。ストーリー的にもややマンネリで退屈な映画だった。
拳銃持っていてもすぐ慌てて当てられず、武器を持っていても使う前に簡単にやられて、やっつけるぞ!ッって意気込んで立ち向かっても、初心をすぐ忘れておどおど慌てたりして負けるし、精神病患者の逃亡シーンがやけにダラダラ締まりが無く長かったり、途中で観るのやめたくなるような殺人の繰り返し。
グロイシーンが好きな人にとっては興奮するんだろうけど、自分は同じような殺人シーンを見せられてだんだん飽きてきました。

例えるなら、「ハンガーゲーム」や「メイズランナー」の1作目は凄く面白かったのに、2作目3作目の続くにつれて、言い訳や説明臭く新鮮味も薄れダレていくって感じですね。「スターウォーズ」や「エイリアン」「ターミネーター」は続編も面白かったんですが、SFだから色んなアイデアをぶち込めるからでしょうか。

「死霊館」は続編でも面白かったかな(内容がガラッと変わったし)。「エクソシスト」や「オーメン」は2作目までは面白かったかなあ。ジェイソンは毎回登場人物が変わって殺し方も変わるから、マンネリだけどまだ楽しいかな。同じ内容で同じ登場人物のホラーの続き物は前作と劇的に変えようがないからかなあ。やっぱりマイケルという怪物の未知の恐怖が薄れてきたのも原因かなあ。

それから、マイケルが不死身な意味が分からん(人間だろ?)、それを恐怖が呪いとなって彼を不死身(あのマスクが呪術廻戦の特級呪物にでもなったんか)にしたとかこじつけな説明がまた白けたものにした感じもする。

やっぱ、ふざけた学生たちがキャッキャウフフして乱痴気パーティーをして、一人になった所を殺されてそのうち殺人鬼の存在に気付く(マンネリかも知れないが)黄金パターンはバカにできないぞ。ホラーが説明臭くなったらもう怖くなくなるかもね。

そういうことで、グロイシーンが大好きな人、何でも好意的に受け入れてくれる「ハロウィンファン」向けの、自分にとってはドキドキ感はなくやや退屈で説明臭い映画だったかなあ。

三部作なんで、あと一作あるんだよね(どうせマイケル死なないでしょw)。

513シャアダム:2023/01/10(火) 18:46:30 ID:LhRnwsYM
◆トップガン マーヴェリック

テストパイロットをやっていたマーヴェリック(愛称コールサインで本名はピートミッチェル)は、アイスマン(旧友)の命令で、教官として再びトップガン(エリートパイロット集団)に復職する。
彼を呼んだのは、ならず者国家のウラン濃縮プラントを密かに山間に作っており、それを爆撃して破壊する若きエースパイロット達を育てるためであった。その個性的なエースパイロット達の中に、昔事故で死なせたグースの息子がいて、過去の因縁などで彼と衝突する。
そして、マーヴェリックと生徒達はチームワークを固め厳しい訓練のあと、ついに生還することが難しい爆撃作戦が始まる。作戦は成功するのか?生きて帰れるのか?というドッグファイトありの、様々な群像劇有りの、恋のロマンス有りのエンターテイメント映画。

感想:一言で言うなら、「お見事で天晴れ」な映画でした。大変面白かったです。話の予想は付く展開なのだが、格好いいドッグファイトがテンプレ展開を吹き飛ばして、そんなのどうでもよくなる気持ちいい映画でした。F18ファイティングファルコンがメインの機体なんだが、まさかの敵国で「ファイアーフォックス」をやって、F14トムキャットを盗んで、敵の第5世代戦闘機(最新鋭機)と戦うとは、熱い展開に興奮しました。
そこだけは、嬉しいテンプレ外しでした。ある意味、ドッグファイトの格好良さとグースとマーヴェリックの友情物語、マーベリックとペニー(前作にいた?)のラブロマンスですね。そのラブロマンスだが、ヨットでカワサキのバイクで疾走するシーンが格好いい、映像が決まる!(仮面ライダーもこのくらいバイクシーンが格好いいといいのに)。そして「愛と青春の旅立ち」のオマージュみたいなシーンもありました(監督箱の映画のファンなのかな)。
音楽も前作の音楽のアレンジバージョンで、懐かしくも素晴らしかったですね。この音楽がかかる度に昔に浸れますw

ただ、この映画は前作を観てないと30%も楽しめないと思いますので、前作を堪能してかつ、前作で感動した人だけが100%楽しめる映画ですね。初見者はグースとかアイスマンとか説明で解説で理解できても、心では分からないでしょうから、やっぱ前作を見ないとね。

とにかく、構成や演出もすばらしく次の展開が分かっていても面白く、娯楽映画として続編映画としても素晴らしい映画だと思いました。何より、見終わったあとに気持ちよくなれる映画でした(ならず者国家に死人は出る戦争映画で不謹慎かな)。

514シャアダム:2023/02/07(火) 09:59:00 ID:CVo7XjhE
◆ブレッドトレイン(2022年アメリカ)

日本ヤクザを牛耳るロシア生まれの「ホワイトデス」はコードネーム「レモン」「みかん」の殺し屋を雇って、チャイニーズマフィアに捕まった「ホワイトデス」の息子と身代金「1000万円」を回収して新幹線(ブレッドトレイン)に乗り,京都へ向かっていた。
依頼を受けて、その1000万円の身代金を狙って主人公レディバグは同じ新幹線に乗り込む。そして、息子をビルから突き落とされた復讐のため「キムラ」も同じ新幹線(新幹線の中の犯人に誘われて)に乗り込む。その他にもマフィアの復讐鬼となった「ウルフ」や毒使いの殺し屋「ホーネット」も何故か乗りあわせる。
新幹線の中で繰り広げられる,復讐と現金の入ったトランクの争奪戦が始まった・・というちょっとシリアスで結構巫山戯ているアクション・コメディ映画。

原作が伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』なんだね。それなりに笑えて,結構楽しい映画でした。ただ、キムラが何故その新幹線に乗ったのかが分からなかった。よく見えないメモに指定座席まで来いって書いてあったのだろうか。

ブラッドピットはやっぱこういう、半分ギャグの映画がよく似合うね。最初、「トレインミッション」に似た展開になるんじゃって思ったけど,そんなことはなかった,独自のふざけたギャグ路線を突き進む映画でした。
しかし、「ウルヴァリン」じゃないんだから、一般人が新幹線にしがみつくの(動く新幹線に飛び乗って、窓も素手もで割ったし)は無理があるw伏線張りまくりのアクションコメディ映画でした・・三谷幸喜の映画っぽい感じもしました。

まあ、楽しい映画ではあります。

515シャアダム:2023/02/08(水) 00:31:03 ID:CVo7XjhE
◆ジュラシックワールド 新たなる支配者(原題: Jurassic World: Dominion=支配)2022年アメリカ

恐竜が野に放たれて数年、恐竜と人間が共存していかなければならない世界と化してしまった世界。恐竜密猟者が犯罪組織となってうごめく世界。そして、政府に認められたバイオシン社が、イタリアに恐竜のサンクチュアリ(保護区)を作って,恐竜を研究していた。
そんなとき、巨大イナゴの大群がアメリカを襲う。このままでは食糧危機に陥ってしまう。一方,前作の主人公「オーウェン」は明治ー野保護者となっていた。そして彼女のDNAを欲しがるバイオシン社は、密猟団を使って掠ってしまう(同じ無性生殖技術で生まれたラプトルの子供と一緒に)。
オーウェンは妻クレアとともに、彼女を救いに,密猟者の温床であるマルタ島へと向かう。また、巨大イナゴの件で「バイオシン」社が怪しいと感づいた「アラン」と「エリー」(二人とも映画「ジュラシックパーク」の主なキャラ)は「バイオシン社」に乗り込む。そしてそこで旧知の仲であるマルコム博士(映画「ジュラシックパーク」のキャラ)と出会う。
彼らはバイオシン社の隠された陰謀を叩くために協力することになる、SFアドベンチャー&アクション映画。

感想:またいつも通り恐竜が暴走して制御不可能になるパターンかなって思って観だしたんだけど、007ばりのアクションがあっていつものジュラシックとはひと味違ったかな。
中盤マルタ島での攻防が一番面白かった。超目立つ白い服の女は隠れる気ゼロで笑っちまったけど。

後半はいつも通りのジュラシックパークで,アトラクションムービーでした。でも今までの主役級のキャラが総出演で一同に会合するのは,なんかワクワクしましたね(アジア系の小心者研究員も含めて)。いつもの二倍は面白いジュラシックでした。
まあ、このメンバーなら誰も犠牲にならないだろうなあッてのは感づいてましたが。ただね、恐竜達との戦闘シーンの画面が暗い,なんで夜の場面でさらに分かり難くするんだろうか、明るい場所だとCGがチープに見えるからかなあ?夜間のシーンはハリウッドゴジラよりは見やすかったけどね。
こういうパークや施設パニックだけじゃないジュラシックなら、もっと作って欲しいかな。

516シャアダム:2023/02/08(水) 05:04:25 ID:CVo7XjhE
◆ノープ(2022年アメリカ)

ノープとはNOHOPE(希望なし)の事だと思ってたけど、映画内で「あり得ない」って訳されてました。

映画やCM関係の出演する馬を飼育するヘイウッド牧場農場の兄妹が主人公。ある日、空から落ちてきた何らかの部品に頭を直撃されて,牧場主の父親は死亡。後を継いだ兄「OJ]は細々と苦しい牧場経営を続けていた。
そんなおり、牧場付近で不思議なことが相次ぐ、UFO動画で一発儲けようとする妹「M」は牧場に二台の監視装置を設置する。設置しに来た業者「エンジェル」にUFO撮影のことを感づかれ,3人で協力して撮影を開始するのだが、急に牙を剥く未確認飛行物体。
彼らと未確認飛行物体との命がけの戦いが始まったと言う、ホラーアクション映画。

感想は,まあまあ面白かったです。どちらかというと、エイリアンSF未知との遭遇ものというより、音を察知して地中から襲いかかる「トレマーズ」ですね。最後までハラハラさせて、エクソシストなら有名な神父が応援に来るんだけど,この映画は撮影のプロが応援に来ます(あと野次馬動画撮影者)そういう言う意味ではホラー映画してます。
この有名な撮影のプロがなんかむすっとふんぞり返ってるんですが、どこかやばそうなんですよね。あとい、気の狂った猿にやられた女性は顔を隠してましたが(あの人ですよね)やっぱり人に見せられない顔に、そういう所もホラーでした。元子役のアトラクション経営主も、まさか狂った猿のトラウマでああいうことになるとは,その辺の伏線の張り方は上手いですね。

ただ、唯一文句を付けたいのは、これも夜間シーン、何やってるのか全然分からなく,部屋を暗くしてようやく分かる程度です。まあ、自分のつかってるDVDがブルーレイじゃないうのもあるんですが。もうちょっと光度上げてって言いたくなります。

ラストはアレどうやって撮影したのでしょう化、井戸から覗いた真上の写真って使い道あるんかな?あと、風船が破裂したくらいでよわくね?ってはおもいました(中に爆弾が仕掛けてあるならともかく)。

ともあれ、まあまあ面白いアクションホラー映画でした。

517シャアダム:2023/02/08(水) 12:49:00 ID:CVo7XjhE
◆ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(原題:Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore=素晴らしい獣たち:ダンブルドアの秘密)2022年アメリカ・イギリス

ファンタスティックビーストシリーズ3作目(そんなシリーズがあったとは知らなかった,もちろん前2作は見てない)。
悪人で人間界を火の海にしよう目論んでる「グリンデルバルド」は魔法使いの指導者を決める選挙に出馬、心の綺麗で純粋な者を見抜く「キリン」(殺して操り人形に)を操って指導者になろうとする。
その陰謀を察したダンブルドアは、主人公ニュートをはじめ6人の魔法使いに(一人はただの人間だが)それを阻止するよう盟を下す。グリンデルバルドとダンブルドアは昔恋人であり(ホモってやつかな)その時に交わした血の誓いにより,直接相手を攻撃できないのであった。
そしてニュートが保護した生きている「キリン」を使って,選挙会場へ乗り込むと言う、魔法ファンタジーアクション映画。

ハリーポッターの時より,展開がスムーズで飽きさせなくて途中であくびが出ることもなく、意外と面白かった。ただ、暗闇の監獄デアにテセウス救出シーンに入るところだけは、「また丁寧で諄すぎる寄り道するのか〜」って一旦みるのをやめたけどな〜。でもテセウス救出シーンも小粋なギャグシーンがあって結構面白かったなあ。
あと、出てくる虫や不思議な生き物や動物が「ジュラシックパーク」の恐竜よりも面白くて,デザインもグロイけど魅力的だった(動く木の枝って、なんかの中国人が描いた漫画で見たぞw)。
前作を見てないからわからないけど、寂しがりのひねくれ悪人「クリーデンス」はスターウォーズの「カイロ・レン」みたいだな〜。

この第3作から見てもだいたいの話は分かる構成なのは良かったかな。指導者にモブのリウ・タオが選ばれて、サントスが「あ〜ら残念」ってオチの方が面白かったかもw

あと、まだ続編を作りたいのか、また勝負が水入りになっちゃったね〜、あ〜ら残念w

ハリポタのスピンオフにしてはアメリカナイズドされて、観客を飽きさせない展開にしたのは成功だと思う。

518シャアダム:2023/02/09(木) 10:19:13 ID:CVo7XjhE
◆ソニック・ザ・ムービー2(原題:Sonic The Hedgehog 2)2022年アメリカ・日本

(カオスエメラルドを7つ集めれば何でも何回でも願いが叶う「マスターエメラルド」が出現するぞ。)

前作でキノコの星へ飛ばされたエッグマン(ロボトニック)は、ナックルズというハリネズミっぽい生物のおかげで地球へ戻ってきた。ナックルズはソニックが究極のパワーを持つ「マスターエメラルド」の在処を知ってると勘違いしてエッグマンとともにソニックに戦いを挑む。
ソニックのパワーを上回るナックルズに押されピンチな時、もう一匹のキツネっぽい生物「テイルス」がソニックを救った。そして、二対二のマスターエメラルド争奪戦が始まるという、ゲーム原作のCGキャラ達が活躍するSF?コメディアクション映画。

主に子供向けにしては二時間二十二分の結構長い映画だったが、最後までダレずに自分でも楽しめた。特に「ピポンカ」というダンスシーンが楽しかったね。あと巨大エッグマンマシーンが作られるところが,兵器が分解されていくCGが凄かった。
あとどうしても、ツンデレライバル「ナックルズ」が戦闘民族らしくて某「ベ●ータ」に見えて仕方がない。ソニックはスーパーヤサイ人になるし、完全にアレをパク・・リスペクトだね。だた、ソニック自体はどっちかというと自由人の「ルフィ」ですね。

海の中に隠された迷宮は上の壁を進んでいけばいいじゃんって思ったけど,アレは断面図かwなんかのSF映画で見た迷宮や洞窟を立体地図化する装置が出ましたね。HUNTER×HUNTERなら壁を壊して突き進むんだろうね。ソニックが光の速度じゃなく音速だからまだ納得はいくぜ。
あと、エッグマン博士を愛する部下は多様性に配慮してゲイなのかなあ。いやあ、ゲーム原作を映像化するなら,原作設定をかなりぶっ壊したから、こんなに面白い作品になったんだと思いたい(グリーンヒルが平和な片田舎ってところから)。

なんかまだ続編があるみたいで次は「シャドウ」やらソニックの恋人やら出てくるのかなあ。是非見てみたいです。あんまり話題にはならなかった映画だが、おもしろいよ、子供達。

519シャアダム:2023/02/09(木) 19:50:58 ID:CVo7XjhE
ナックルズはヤマアラシでしたねw

520シャアダム:2023/02/09(木) 19:52:45 ID:CVo7XjhE
すまぬ、調べたらハリモグラだった。ほんとスマン。

映画内の人と同じ間違いを犯してしまった

521もにゃら:2023/02/11(土) 23:20:13 ID:j8Dr8S3M
◯マンホール

不動産会社のやり手営業マンの川村さんが主人公
成績は良好で社長令嬢を射止めて明日が結婚式
幸せの絶頂!

だがしかし、結婚式前夜の同僚たちと開いた飲み会の帰りにマンホールに落ち出られなくなった

結婚式すっぽかす訳にはいけないと脱出を試みるが…

スマホ手元あったのでGPSで大まかな位置を調べるも深夜ということで誰とも繋がらず唯一連絡がついた元カノに頼むもGPSで調べた地点には開いたマンホールなど無いと言われて、やむを得ず警察に連絡しても結果は同じ

そこでSNSにマンホール女というアカウント作って誰かに助けて貰おうとするが…

途中で主人公が何股もかけてたとか、同僚や後輩からは実は嫌われていたとか、嫌っていた同僚を疑った結果、SNS見てた正義の人がその同僚を襲撃したりとかいろいろ

最終的に主人公の過去の大罪が明らかになって、その復讐のためにこういう目に合わされた訳ですが、主人公はさっきの正義マンを焚き付けて犯人(自分の過去の犯罪を知る相手)を消そうとして最終的に墓穴を掘るのが面白かった

主人公が助かるためにやったあれこれが完全に裏目に出て『ざまぁ』という状態

うん、まあまあ面白かった

522シャアダム:2023/02/20(月) 11:37:23 ID:CVo7XjhE
◆アイの歌声を聴かせて(2021年日本アニメ)

星間エレクトロニクスに務めてるヒロイン「さとみ」の母「みつこ」は、開発した人型AIロボット「シオン」をこっそり転校生として「さとみ」のいる高校に送り込み、人間に紛れて生活できるかの、犯罪すれすれの実験を行う。
が、すぐその日にAIロボットと「さとみ」達にバレてしまう。母親のためさとみ達は、「シオン」がロボットとバレないように四苦八苦するが、しだいに「シオン」の思いが行動が、さとみ達を幸せにしていく。という学園SFアニメ。

コミカライズしたものを先に読んでいたが、ストーリーも演出もあまり面白くなかったので、期待値ゼロで見始めました。
意外と面白い、やっぱコミカライズと違って、音、動き、色、声などがアニメを面白くしてるんだなあって感じた(これ面白く漫画化しようとしたら、かなりの技術が要るだろうね)。

最初は急に歌い出したので「ラ・ラ・ランド」とかに影響されたのかなあ、って醒めた目で見てたのだが、どちらかというと「昔のディズニーアニメ」のリスペクトだったんだね。
ただ、ディズニーが急に歌い出しても面白く見れるのは、あのヌルヌルしたなめらかなアニメーションがあってこそ。このアニメのミュージカルシーンはそれには及ばなかったので、少し残念でした。歌もよくある感じで印象に残らず、友達になろう、友達は大事とかばっかりのテーマソングで少々飽きる。

最後の盛り上がりも、もう一歩盛り上がらなかったかなあ。まあ、こういうアニメ初心者なら感動できるんだろうなあ。犯罪まがいのシオン救出も、強引でお前ら人生終わるぞって思いながら観ていたので、イマイチ感情移入はできなかった。
あと、シオンの強引な「あなたを幸せにしてあげる教」は少し怖かったなあw柔道ロボも、いつか加減を間違えて相手に大けがさせてしまいそうで実際怖いなw

総合評価は可もなく不可もなく、普通。でも、コミカライズ漫画より10倍面白かったので、食わず嫌いじゃなくちゃんと観て良かったなあって思いました。

AIが電子の海に逃げて、主人公をサポートするってのは「森博嗣のウォーカロン」シリーズでもやってるので面白いよ。ヒロインはこれからの人生、電子機器のあるところでは「シオン」の助けがあるので、某SFアクション漫画「ゴクウ」のように無敵の存在になれるかもねw

523みる子:2023/03/06(月) 15:11:12 ID:mlQPOT1Y
・鬼滅の刃 遊郭&刀鍛冶の里 序章
ラストダンジョンの無限城演出がガチのマジで凄すぎて唖然としてしまいました。クリス・ノーラン作品かよ、ってくらいにハチャメチャに作り込んだ映像表現… 鬼滅の独走はまだまだ続きそうです。
刀鍛冶の里云々は無限城が凄すぎてなにも覚えてないです。

・アントマン&ワスプ:クアントマニア
真のスターウォーズが始まってしまったな!!!
アントマンは主役のスコットも大好きなんだけど、実はハンク・ピムが1番好き。前回に引き続き今回も本当に格好良かった。さすがの初代様ですよ。

今回はキャシーがアントガールになったりしたわけですが、キャシー役の役者さん変わってましたねー。単に制作上の都合なのか、それとも?
既に我々は『ワンダビジョン』にてクイックシルバー再登場を目撃してしまっているわけで… クアントマニアはエンドゲームとは別バースの可能性もありますよね。

これからのアベンジャーズに立ちはだかるボス格として征服者カーンが本格登場しましたが… サノスほど大局を見ていない、等身大の人物といった印象。
格闘シーンもいちいち掛け声がうるさくて楽しげな上にタイマンでスコットに食い下がられるあたりも微妙に情けなさも漂う。
しかしラストの集会でのテンション爆上げくん他を観て一気に好きになってしまいました。 “これから”に期待が持てる悪役ですね。

・ブルージャイアント
ジャズ聞かないけど漫画が好きなので行きました。まぁ泣きましたよねぇ… 玉田くんがとにかくイイのよ。

・THE FIRST SLUM DUNK
バスケシーンが凄すぎる… めちゃくちゃ面白かったです。日常パートは正直あんまり響かなかったです。ガッチガチの邦画の空気感がどうにも苦手で。


近日公開のシャザム2はDCユニバースだとどういう位置付けになるんだろう? フラッシュ(5月? 6月?)で一旦リセットになるとかって話だし、一応の最終作になるのかな…?

524修都:2023/03/29(水) 18:37:18 ID:I9ttHEEY
シン・仮面ライダー
まだ誰も感想書いてなかったので。
めちゃくちゃ面白かった!人を選ぶとも言われてますが僕ははまりましたね。
シン・ゴジラ、シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーなら今作が一番ですね。
当然、もとの仮面ライダーとは色々違うんですが、それでも仮面ライダー好きならわくわくする演出が盛りだくさんでテンション上がりっぱなしでした。
ストーリーは人類補完計画を仮面ライダーでやったらこうなるみたいな感じでしたが、それもオタク心をくすぐるものだったかもしれない。
あと柄本佑の演技がすごいよかった。

525シャアダム:2023/04/20(木) 21:55:24 ID:CVo7XjhE
◆グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年 日本アニメ)

日本の片田舎、他の生徒とそりが合わなく主人公「ロウマ」と「トト」(あだ名ね)は二人で組んで「ドングリーズ」を結成して秘密基地などを作って遊んでいた。
高1の夏、「ドロップ」を加えた3人は、自分たちだけで花火大会を行うが、それが原因でその夜に起こった「山火事」の犯人にされる。無実を証明するために花火大会を空撮した、買ったばっかりのドローン(操縦不能になり、遠くの山向こうに落ちる)を取りに3人は、山の向こうへ一泊二日の冒険の旅に出かける。
途中で様々な困難にであう事になるが、果たして無事「ドローン」を見つけることができるのか・・というジュブナイル冒険青春物語。

感想:これって「スタンドバイミー」のオマージュだよね、って最初に思った(ドローンを死体に置き換えるとそんな感じ)。最初は猿真似の感動押しつけ映画かなあって冷めた目で見てました。なんか、とってつけたような「あこがれ」「夢」「本当の宝物」ワードとか、ちょいださの歌って踊ったりするシーン、しんみり語り合う感動シーンなど、なんか同調できないなあ、「・・バイミー」みたいに自然ではなくて、同調できないなあ、乗れないなあって感じでした。
それに、伏線と伏線回収がわかりにくい、このくらいの伏線を理解できなくて(そういう伏線を武器にして)、本当の面白さを理解できなくて、あなた頭悪いでしょう?って言われてるみたいで、そんな(IQ検定されてるような)映画、こっちからお断りだってちょっと腹が立ちましたね。あと、夜のシーンとか暗いシーンが多くて、明るい部屋で見ると見にくいなあ。

と、ここまで自分が感じた悪い点を書いてきましたが、視点を変えて邪念をなくして純粋な気持ちで改めて考えてみると、純真な子供たちにとっては、わくわく面白いさわやかで悲しいこともある冒険映画であることでしょう(伏線が理解できなくても)。

ラストまで見ると、悲しくもロマンティックでそれなりの感動のある映画って印象に変わりました。しかし伏線がわかりにくすぎて、それがラストの感動に邪魔になってる気がしましたね。しかし間違い電話一本で、住所まで探して友達になりにl来たのでしょうか、執念すごいなwあと、超疾走シーンやがけから落ちるシーン溺れるシーンは絶対大けが負うでしょうって思うシーンが多すぎだなあ(そこはアニメだからね〜w)。

526シャアダム:2023/04/21(金) 05:39:59 ID:CVo7XjhE
◆犬王(2022年・日本アニメ)

「4畳半」「映像研」「夜は短し」「日本沈没2020」を作った湯浅監督作品か。「2020」以外は好きな作品ばかりだな、さて。

物語は室町時代(1380年ごろ?)、平家ゆかりの3種の神器のひとつ「天叢雲剣」を発見して触れたために、呪いで父親は死亡、その子供「友魚」は視力を失う。その後、「友魚」は「琵琶法師」になり京で琵琶法師集団「覚一座」に入り、名を「友一」と変える。
ある日、呪われた子供「犬王」(奇形児)と出会い、意気投合して「犬王」は歌と踊り、「友一」は作曲(新たな平家の物語の創作)と演奏をして、コンサートを開く。瞬く間に人気が爆発して、将軍「足利義満」やその妻「業子」の前で披露することになるのだが・・というミュージカル?いや音楽バンドアニメ。

感想:なんというか、武家の時代や中世の様な異世界に現代の技術を持っていったらそりゃ覇権取れるよね、大ヒットしたビートルズの曲をタイムマシンで過去に持っていったら「覇権」取れるかもね。それと同じように、現代の演奏技術や演出や舞台装置を室町時代に持っていったら、そりゃ「覇権」をとれるでしょう(新しすぎてこけるかもしれないが)。
だから、長くて長くてこれでもかって感じの現代のコンサートみたいな公演シーンを見て、映像も斬新で素晴らしく、面白い試みだとは思ったけど、ずるいやって思ってしまい感動まではしなかったかなあ。あと、キャラに癖があって(昭和の長髪バンドやデーモン閣下みたいなキャラ)、キャラ愛は湧かなかったかなあ。

これでもかって長い長い演奏シーンは最初は途中で空きそうになったけど、演出がうまいのか、最後まで何とか飽きずに観れました(この辺は人を選ぶ映画だと思います。)

あと、ラストコンサートは曲調が変わって、クイーンの映画「ボヘミアンラプソディ」みたいでした(意識してそう)。主人公二人の関係は「王様ランキング」、呪われた「犬王」が呪いが解けて、少しづつ体が正常になっていくところは「どろろ」ぽさがありました。
問題はラストの解釈、自分を貫き通した「友魚」、「友魚」らを人質に取られ日和ってしまった「犬王」の分かれ道。その二人が現代で出会って、再び意気投合する不思議なEND。これはどういう意図なのかなあって、よくわかりませんでした。

が全体的にさすが湯浅監督、演出がうまくてちゃんと味のある面白作品になってるなあ、って思いました。(キャラに癖があって、男の女装パンチラとかも何度も見たくないけどね〜w)

527もにゃら:2023/04/22(土) 10:58:04 ID:j8Dr8S3M
○シン仮面ライダ

個人的にはいまいちだったなー
昭和テイストを出したかったのかもしれないけどコウモリオーグの飛翔シーンとかあれはアカンだろうと思った


○ファーストスラムダンク

バスケシーンが超絶
井上先生の頭の中にあった絵を具現化したんだなって感じ

声優一新でテレビアニメ版のファンがかなり批判してたようですがそれをぶち抜いて日本でも中韓でもヒット

そういえばスポーツ漫画スポーツアニメってアジアではかなり人気ですが欧米では全然人気無いんでしたっけ


○スズメの戸締り

新海監督の新作
新海監督お得意の音と映像の共演みたいな要素が薄れていたのは残念だった(まあ、壮大なミュージックビデオとか言われてたんそれを回避したかったんでしょ)

今回は男子達がイケメンだな!

ロードムービーな作りも悪くない

中国でブレイクしたらしいけど何が琴線に触れたんだろ

528シャアダム:2023/04/22(土) 19:23:51 ID:CVo7XjhE
◆サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年・日本アニメ)

「ヤマザクラ、隠したその葉が、僕は好き」

日本の片田舎(モデルは群馬県)で俳句好きでショッピングモールの中の老人介護施設に臨時バイトしてる少し恥ずかしがり屋の主人公「チェリー(あだ名ね)」は、夏休みのある日、ネットに動画を挙げている人気配信者で出っ歯を気にしてマスクしている女の子「スマイル(ネットネーム)」と知り合う。
二人は仲良くなって、同じ老人介護施設のバイトをはじめる。その介護施設には、「フジヤマ」という少し惚けた老人がいて,その老人は思い出のレコードを無くしてショッピングモールの辺りを毎日のように(自分の忘れかけた思い出のために)探し徘徊していた。「チェリー」と「スマイル」はその老人のために「思い出のレコード『ヤマザクラ』」を探すことにする。と言うボーイミーツガールな青春映画。

感想:「ドングリ」「犬王」と観て、一番期待してなかったアニメ作品だったが、一番良かった,一番感動した、涙ほろろですよw感動してラストのお祭りシーンを二回も観た。作られた練り込まれた伏線を張った演出も斬新なアニメも味わいはあるけど、素朴で素直で自然な感じの分かりやすいストーリーで、ほっこりジーンするアニメが、こんなに感動するとは思わなかった。
終わり方も、その後のお話とかエピローグがダラダラと引っ張らないでしつこくなくシュッと終わって爽やかな余韻を残してエンディングへ、自分の好みな終わり方でした。こういうのでいいんだよ、こういうのでって思いました。


途中,友達の急な引っ越しや大失敗で落ち込むスマイルが、一生懸命レコード直すシーンでも良かったなあ、可哀想で泣けました。
最後の思い出の音楽がかかってからの告白までのシーンも泣けるなあ(二回観たけど,どっちも泣けたわ)。それから、「スマイル」の出っ歯スマイルがラスト凄く可愛く見えました。
音楽は大貫妙子っぽいなあって思ったら大貫妙子でした(とても趣深い良い歌でした)wそのあとエンディング曲も素朴な感じ(昭和のバンドみたいなとぼけた感じなフワッとした曲)で映画の素朴なイメージに合っていました。

マイナーな映画で,観てる人少なそうだが、とても良い映画。背景がわたせせいぞう「ハートカクテル」っぽい,ポップな絵で,最初こんな背景で行くの?って思ったけど、このアニメ映画にぴったりかもね。名作とまでは言わないが、隠れたよい作品だと思います。

529シャアダム:2023/04/24(月) 04:05:15 ID:CVo7XjhE
◆X(エックス)2022年・アメリカ

高尚なポルノ映画で一儲けしようと,テキサスの田舎で家を借りて撮影しに来た6人の男女が,その家を貸した農家夫婦に襲われるというホラー映画。

ストーリーは単純明快で,よくあるホラー映画でした。例えるなら殺人鬼レザーフェイスで有名な「テキサスチェンソー」『悪魔のいけにえ」系ですね。
で、この映画ならでの売りが,「最高年齢者の殺人鬼」らしい。3部作の第一弾らしく、この映画の続編に『Pearl』や『MaXXXine』があるらしい。え?このホラーでどういう広げ方があるの?って感じだが。
まあ、ひさびさに観たホラー映画なので,まあまあ楽しめました。ただ、よぼよぼの御老人夫婦が,ビンビンな若者男女6人を倒せるのかって話だが、まあ、相手がご老人なので,目の前で死体があったり,行方不明になっても,このご老人達が犯人とは思わない油断もあるだろうけれど,間抜けな感じでやられていって、ちょっとリアリティや殺人鬼としての怖さや外連味がないかなあ。
でも、ご老人が若者にセックスを求めてきたり,おばあちゃんが若い女を触りまくったり,若さに嫉妬したり,ご老人同士のセックスとか描写されていて、気持ち悪さと不気味さは最強だったかなw一部の殺し方が、腰の悪い心臓の悪いご老人じゃ無理だろって思うものもあったかな。

殺しの動機が、心臓の悪い夫のセックス拒否と、若さへの憧れと嫉妬ってのがリアリティがあってそこも気持ち悪かった。「年取ると,セックスできなくなるんだがら,若い内に楽しめ」ってメッセージが、生々しくて心に刺さったかなあ。このホラー映画のメッセージの一つかも知れないね。

他人に進めたいほどの面白さでじゃなかったが(自分はね)、ホラー好きなら、観て損はしないかもね。

530シャアダム:2023/04/25(火) 05:28:31 ID:CVo7XjhE
◆シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇(リピート) 副題は「THRICE UPON A TIME=むかしむかし」(2021年・日本アニメ)

お話は、大雑把に書くと(詳しく書いてたら桐がないw)、ゼーレのシナリオによるネルフの司令達(主人公の父親の「ゲンドウ」等)に利用された「シンジ(主人公)」と「エヴァ一号機』(巨大な操縦兵器≒ロボット)」によるニアサードインパクト(世界的大災害の波みたいなもの)によって、人類は絶滅の危機にあった。
そしてネルフ本部と「ゲンドウ」は南極でエヴァ13号機を復活させてその能力で「フォースインパクト(全ての生き物の魂を物質化して平均化し、争いのない平穏な世界にする波,もちろんの人類や生物は絶滅する)」を起こそうとしていた。それを阻止するため艦長ミサトを初めとする元ネルフのメンバー、およびエヴァパイロット達(シンジやアスカやマリ)が、戦艦ヴンダーを駆って戦いを挑むという、SF人間ドラマ。

感想:あれやね、TV版エヴァンゲリオン最終回の逆バージョンをやりたかったんやね。TV版最終回で心を補完されたシンジくんが,逆に他のキャラを心を補完してあげて、さらに父親を乗り越えて、人類補完計画を逆回転させるって感じなのかな。それにしても最後の決戦が糞しつこくて長いよwまあこのくらいしつこく派手に長々外連味たっぷりハッタリかまさないとないと、エヴァという作品に決着がつかなかった(監督も納得がいかなかった)んだろうねって思うました。
次々に新しく強いエヴァが出てきたり(合体や進化?)ところや強力な槍がどんどん出てくるところどんどん新しく強い言葉が出てきたりしたところなどは、ファイナルラストなインフィニティーでどうだ!ルフィのギアサードだ!、悟空の超サイヤ人3だ!って厨二ハッタリ全開って感じでした。村での生活シーンなどはジブリっぽくて,エヴァでジブリをやったらこうなるの駆っていう感じで見てました。
でも、初期ロット綾波が消えるところは悲しかったなあ(ズルいや)。

あと、ラスト辺りのシーンは古代ミサトと島リツコで機関長みたなおっさんもいて「さらば宇宙戦艦ヤマト」みたいですね。作戦名も「ヤマト作戦」だし。何故、ミサトさんは救ってやらなかったんだろう?(救ったシーン見逃した?)
それと、マリって何者だ?キリスト教のマリアとユダの性質を持った使徒っぽい何かかな。ゲンドウ達の学生時代の同級生みたいな描かれ方をしていたが、やたら、シンジを将来の恋人にしようと命がけで助したり頑張ってるって感じでしたね。最後までよく分からなかったが。ラストはカヲルくんにも変化がありましたね。

色々書きましたが、本当の意図は作った人にしか分からないと思いますが、自分は初見ではそう感じました。時間を置いて何回も見れば,また感想も変わってくるのでしょう。それに、見終わってまあ満足でした。迫力充分、描き込みも凄いし、動きも,ハッタリの効かせ方も凄い(戦艦がガンダムのビットのように動いたり)、最後の長い戦いのシーン&心の葛藤シーンは途中でもうそろそろ締めようよって思ったけど、見終わったあとは、いい終わり方だと思いました(爽やかで晴れ晴れした気分にはなりました)。
SFアニメが好きな人は、観て損はない映画だと思います。

531シャアダム:2023/04/25(火) 06:04:06 ID:CVo7XjhE
エヴァ追記

マリちゃんはエヴァやネルフ創設に関わったけど、趣旨が合わなくて、ユダのように裏切ってゲンドウやユイ達と離れていった人なのかも,だから、エヴァの中身に詳しかったんだ。または、カヲル司令を中心とする反ネルフ組織の一員で,加持のように、ネルフに送り込まれたスパイなのかもね。

532もにゃら:2023/04/30(日) 00:41:13 ID:j8Dr8S3M
○聖闘士星矢

まさかの実写化

2時間押し込めるために氷河も瞬も紫龍も出てこない
でもカシウスと一輝は出てきたw

まあいろいろ無理のある状況で頑張った方だと思う

533シャアダム:2023/05/26(金) 12:17:55 ID:CVo7XjhE
◆死ぬまでにしたい10のこと(原題:My Life Without Me=私のいない私の人生)2003年カナダ・スペイン合作

舞台はカナダのバンクーバー。夫も二人の娘もいる清掃業の仕事をしている主人公アンはある日倒れて、病院の先生からガンで余命2ヶ月といわれる。
呆然とするアンだったが、やがて死ぬまでにやっておきたいこと、やりたいことを10個書き出して、それを実行することにした。という内容の人生ドラマ映画でした。

感想:滅多にやれない事ややりたかった事をガンの体を押して、なんとかやり遂げて人生に悔いの無いように生きるいう映画では無くて、無理のない望みで自然な流れの感じで最後までしっとりとした映画でした。
大人版「君の膵臓を食べたい」をおとなしめにした感じで、大人の女性的な「やりたい事」をしっとりとした感じでやっていくので、映画「グッバイドングリーズ」みたいな人生最後に花火を打ち上げて満足して終わるみたいな、最初思っていたのとはちょっとちがったかなあ。

例えば、「娘たちに毎日愛してるという」とか「思っていることを話す」とか「爪とヘアスタイルを変える」とか「好きなだけ酒とタバコをやる」とか、特別じゃ無い誰でもが実行できる「やりたいこと」ですね。

そして、「18歳まで娘に誕生日メッセージを残す」(何たらエバーガーデンみたいな)「刑務所のパパと会う」「家族でビーチに行く」も頑張ればやれますし、やさしい「やりたいこと」ですね。

ただ、残りの「やりたいこと」が難易度が高くて、やんちゃで、ちょっと不謹慎で、できそうも無い。ここがこの映画の見所でした。
それは「夫以外と付き合う(浮気)」「他の男を夢中にさせる」「娘たちのために新しいママを探す」です。

これがこの映画のドラマ性を盛り上げる要素。主人公は「ガン」の事を家族に言えなくて、一人悩む日々。相手の男は、彼女に出て行かれて寂しく1人で生活している日々。たがいに心が寂しい物同士、心の隙間を埋めるように惹かれていく(浮気はいけない事だが、人は一人悩んで抱えては生きていけ無い弱い生き物って事だよね)。
そういう、支え合い方もあるって事(分かる〜)。そして、もうひとつの奇跡が起こる、それは娘のための「新しいママ」、詳しくは書かないけど、この部分でこの映画よく出来てるなあって思いました。最後は倒れて苦しんで死ぬのかと思えば、その場面はカットされて、最後までしっとりとした感じでそこも良かったかなあ。
やさしい医者の存在も良かった。「フラジャイル」って漫画に出てくるような患者の望みを聞くことも一つの治療だという医者でした。パパとの再会もパパに改心と生きる元気を与えたんだろうなあって感じで良かった。母へのメッセージも良かった。
ただ、「家族でビーチへ行く」は生きる時間が無くて、新しいママにまかせたのかなあ。

まあ、凄く悲しくてすごく感動する映画じゃなかったけど、リアルな生活の中のリアルな感動を味わえる映画でした。題名の意味は、私が死んでも、思いはみんなの心の中で生きているって感じなのかなあ。「死ぬまでにしたい10のこと」って日本人が勝手に付けた題名がチープに思える映画でもありました。

534みる子:2023/05/27(土) 21:03:08 ID:OQbmh54E
・シン仮面ライダー
私はライダーほとんどわからないので単純にアイディアに満ちあふれたアクション映画として観て面白かったです。常に後ろ髪が出てるのは笑った。
欲を言えばvsクモ軍団のような生身の肉弾戦アクションがもうちょっと観たかったかな。ラストバトルも入りは好きだったのですが段々とドタバタしてきたのが残念。

・グリッドマンユニバース
面白いは面白かったけど、元から物語世界自体がフワッとしてるので変に難しくされてもお話の整合性が取れてるのかどうかが分かりづらいのが困りもの。
あとウルトラパワーアップが2時間内に何度もあるとさすがに飽きてしまうという発見があった。あれは1クールに何回かあるのが良いみたい。

・ダンジョンズ&ドラゴンズ
ガーディアンズっぽいなー と思ってたらガーディアンズのプロデューサーだったそうで。元ネタ全然わからないけどめちゃくちゃ楽しくて元気をもらえる作品でした。
どのキャラクターも総じて良かったのですが冒頭から登場するジャーナサンとヒュー・グラント演ずるフォージが特に良かったです。

・ガーディアンズ3
お前が主役だったんかい! と最終回にしてネタばらしされるという。けものフレンズのシーンは暖かくも哀しい。
今回の敵、まさしく巷に言う“エアプボンドルド”でとても好感を抱きようのない悪役で大変によかったですね。小物には小物の味がある。
実は前作のクイルの回想はめちゃくちゃ重要な伏線だったのも明かされたり、DCバースではネズミ使いだったユラちゃんが可愛かったり、コスモが可愛かったり…
1番は愛すべき親父さんの姿が一瞬でも見られたことが嬉しかったです。真の集中は怒りと冷静の間にある、と誰かさんも言っていた。

シリーズ完結編ではありましたが、まだまだ観たいキャラばかりなのでドラマシリーズとかで色々やってほしいなー。

・クリードⅢ
まさかジョナサン・メジャースが今回のライバルだったとは… 相も変わらず前情報入れずに観に行ったのでビックリでした。
2作目に比べるとドラマの作り込みの甘さを少し感じたけど、今作はBジョーダン兄貴が自ら監督だったのね。ならばまぁ仕方ない。
メジャース兄さんは今ちょっとゴタついてるけど、彼の怪演と超ビルドアップされた肉体がなければ今作は成り立たなかったと思えるほどでした。凄まじかった。

そしてエンドロール後のあれはいったいなんだったんだ… アポロ… ニンジャ… MARS…
催眠術だとか超展開だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

535みる子:2023/06/17(土) 19:52:19 ID:OQbmh54E
なるべくネタバレ無しの方向性。

・アクロスザスパイダーバース
あかん… なんつー作品を作り上げてしまったのか。面白すぎる。冒頭のグウェンの一連のアクションが素晴らしすぎてもうこれだけでお釣りが来ますよ。
さらにRRR… 否、SPIDERRRと呼ぶべきか。これもまたカッコいい。世界人口第1位のエネルギーを感じましたね。(来月5日に『RRR』の円盤が出るよ!)
加えてホービー! あまりにもクールで無事に沼りました。彼の名前とか立ち位置が凄すぎる… “混沌・悪”だけど正義の使者。今作のキーパーソンだと思いました。

スパイダーマン2099は前回ラストにも登場しましたが今回はコメディ要素がほぼナシ。「オメーさてはDCバース出身だな」ってな感じ。
でも内面を知るほどにさもありなんというか… ライミおじさんのストレンジMoMの後だから余計に。鋼の男か蝙蝠おじさんのマインドになるしかなかったんだなぁ、と。

家族ドラマに重きを置いた(尺を割いた)意味が分かってくると途端に一段、深みを増す作品作りには脱帽するしかなかったです。
あと『スパイダーバース』が公開した頃に「実写スパイディ3人の共演が観たい」と願望込みで感想を書いた記憶があるので、今回も。「実写版スパイダーバースをお願いします!」

そして… マイルス・モラレスは帰ってくる。楽しみすぎる。

・フラッシュ
1日に2作もマルチバースを摂取すると頭おかしくなるで! バットマンフリークにとってはご褒美でしかなく… 感謝するぜ、今作と出会えたこれまでの全てに。
加えて嬉しいことにあの人もこの人も出てくるし、出なかった人もいる。けど、色々な問題や障壁がありつつもやってくれたのだろうから改めて感謝しかない…。
今作の唯一の欠点は… 私がそう感じるだけではあるんだけど、アイリス・ウェストがあんまり可愛くないってことですかねー(ドラマ版はとてもキュート)

内容としては大名作とされる原作『フラッシュポイント』をベースにマルチバースをしっちゃかめっちゃかにして、遂にはあの伝説のおじさんまで登場してしまうという。
ドラマシリーズを半分くらい観てたので今回のヴィランの正体には思い当たるところが幾つもあり、その辺のミスリードなんかも面白かったです。
フェイズ4のMCU作品と同様に過去作、あるいはもっとずっと以前からDC作品に触れてきた長年のファンほどに楽しめる作品なのだなぁ、と。ガチ勢ほど嬉しい、みたいな。

DCもようやくジェームズ・ガン監督をリーダーに体制を刷新して本腰を入れ始めるようですが、本作はその嚆矢となるのでは。
そう思わずにはおれないほどの熱意と作り込みに感じ入るしかない面白さ楽しさシリアスさを持った傑作でした。これからのDCヒーロー作品には大いに期待していきたいです。

536シャアダム:2023/06/18(日) 08:43:15 ID:CVo7XjhE
◆ローズマリーの赤ちゃん(原題:Rosemary's Baby)1968年アメリカ

1965年、ローズマリーと映画俳優のガイ夫婦は、因縁曰く付きのアパートへ引っ越してくる。そして、住み始めて間もなく隣に住んでいた養女が飛び降り自殺をしてしまう。
隣に住む夫婦とも親しくなった頃、子供を作ろうとした夜、ローズマリーはとなりの夫婦が持ってきたケーキを食べて、急に気分が悪くなりベットで横になり奇妙な夢を観る。そしてローズマリーは妊娠する。
そのことが知れると、急にとなりのカスタペット夫婦が、お節介を焼くようになり、彼らの知り合いの有名な産婦人科の先生に、半強制的に変えられ、毎日タニス草入りのジュースを飲まされるようになる。
何かとなりの夫婦や紹介してもらった医者の行動がおかしいと感じたローズマリーは、自分の子供を取られると思い彼らを拒絶しはじめるが・・というサスペンスホラー。

超有名なホラー映画だが名前と簡単な内容しか知らなかったので、どの辺が傑作なのか知りたくて借りました。決して、観客をウワッと脅かすようなシーンも、今時の驚異の特撮シーンもないんだけど、昔の落ち着いた雰囲気の中で、じわじわと日常の中に潜んでいて疑心暗鬼とともに迫って来る、他人の不審な行動の恐怖が感じられる、怖くて精神に来る映画でした。
まず、昔人を食べる姉妹が住んでいて、前に住んでいた人が、隣夫婦の部屋に通じるクローゼットを箪笥で封印して奇妙なメモ残して病院で死んだ時点で、いくら敵な部屋でも、自分は住みたくないですね。その上、住み始めてすぐに、となりの養女が飛び降り自殺、その養女の親であるとなりの夫婦が、夜な夜な隣で変な音を立て何かやってたり、妊娠したと聞いて、、図々しく夜も昼も友達を連れて部屋にやってきて、強制的に変な物を飲まされたり、産婦人科の先生を指定されたり、夫を上手く取り込まれたりしたら、疑心暗鬼になるでしょうね。

そのお節介なとなりのおばあちゃんがまた化粧が濃くて、魔女じゃないかあって思わせる風貌行動なのが不気味なんだけれど、本当にヤバいのは紳士的で優しそうな感じのとなり夫婦の夫のローマンの方だったという意外さ。悪魔崇拝組織に夫も上手く取り込まれ、邪魔な知り合いは呪い殺されたり失明させられたり、ローズマリーは孤立無援になって行くんですが、まさかラストで開き直って、怒りと母性愛により肝を据えたのかな・・そこがなんというか、この映画をホラーの傑作と言わしめる見所の一つなんだと思います。
妊娠中にちゃんとした医者にかかっていたら、赤ちゃんの異常に気付いたんでしょうか。おなかが痛くて、違う医者にかかろうとしたら、急に痛みが止まったのは、悪魔のずる賢さなんでしょうかねえ。

あと、タニス草って変な薬草を毎日飲まされるんですが、英語の原文だと「the fungas(菌類)」て書かれていたので、日本人が訳したときに勝手に命名したのでしょうかね。

18禁な裸エッチなシーンもある、面白怖い、しっとりとしたホラーの雰囲気のある映画でした。続編「ローズマリーの息子」ってのがあるそうです。

537シャアダム:2023/06/21(水) 00:44:08 ID:CVo7XjhE
◆二百三高地(1980年・日本)

「旅順要塞はお化け屋敷だ。誰も生きて還れん、誰も生きて還れんぞ。」

物語は満州を占領しようとするロシア、このままだと日本も危ないと感じた政府は、勝ち目が5分5分で引き分けが目標の戦争をロシアに仕掛ける(1904年・日露戦争開戦)。
しかし、難攻不落の旅順要塞攻略つまづき、このまま長引けば、ヨーロッパにいたロシアのバルティック艦隊が援軍にやってきて、辛勝したがすでにボロボロの日本海艦隊は敗れ、日本は負けてしまう。
そんなタイムリミットがある旅順要塞攻略を乃木大将と第3軍を中心に戦争の悲惨さをともに描いた戦争ヒューマンストーリー。

ロシアが戦争してる時点で、絶対地上波では放送できないなあってとてもセンシティブな内容でした。でも話の構成が上手く、まずロシアも好きな先生だった主人公「小賀」が指揮する軍隊に、ヤクザ「牛若」、男芸者「梅谷」、内地に子供を残してきた「米吉」、豆腐屋の息子で「軍隊のラッパ吹き」にあこがれる「木下」が新兵として集まってきて、それぞれがキャラが立っていて、戦場でどんな物語が展開するんだろうって映画的な面白さを感じました。そして、日本が戦争に突入するまでの政治的やりとりや苦悩も分かり易く大河ドラマを見てるようで興味深かったです。
そして、戦争が始まってからの日本の大苦戦、作戦の失敗に次ぐ失敗、全滅に次ぐ全滅、大量の兵士の無駄死に、うわあ、実際あったことと思うと、悲惨すぎて、こんな悲惨な体験をしているのに、下手にロシアという強国に勝っちゃったから、太平洋戦争始めちゃったのかなあって思いました。ロシアと日本の兵力差は何十分の一らしいですね。ただ、ロシアは主力をヨーロッパの方に置いていたのから戦えたのかなあ。まだ、戦闘機や戦車がない時代(だよね?)、日本は203高地攻略に日本最強の大砲を日本から持ってきたそうです(張りぼてだろうけど、ちゃんとそっくりに作ってありました)。
この頃の演技って、やっぱ本当に殴ってたのかなあ、兵士同士の格闘戦も必死でリアルで迫力があってギャアー!!って感じでしたね。

乃木大将がなんか、ずっと悩んでる、根が優しそうなおじいちゃんって感じ。その戦友の児玉は、非情な天才戦略家なのか、彼が来てから日本軍の流れが変わって勝ちに繋がった感じですね。旅順攻略後はあにシアに日本軍の陸戦でも海戦でも連勝って信じられないっすね。日本の特攻精神にビビったのかな。旅順要塞の非情な強固さも凄く強調されていて、この映画を盛り上げてくれた感じです。
誰が最後まで生き残るかは、言わないとして、豆腐屋の「新沼謙治」めぇ〜いいとこ独り占めしやがって、悲惨で観てられない戦闘シーンなのに、ちょっと笑ってしまいましたw

それから「ゴールデンカムイ」に出てくる「杉元」はこの映画でも出てくる決死隊の「白襷隊」の一員なんですが、え?全滅したこの部隊で生き残ったの?嘘だろって感じでしたw
あと、映画の途中と最後で聞けるさだまさし「防人の詩」も良かった。この音楽を聞く度に、色んなシーンを思い出しそうです。

最後、孤児を引き取り、学校の先生となった主人公の許嫁(夏目雅子)が子供達と歩くシーンも良かった。一つの戦争が終わってひとときの平和な時代がきて、悪いこともあれば良いこともあるって感じで見終われて良かったです。

しかし、戦闘シーンの悲惨さは原爆映画とともに、日本史上に残るんじゃないかなあって個人的に思います(「炎のランナー」とか「トリポリ」とかをも出しますね。まだ、名言とか書きたいことはいっぱいある・・そんな映画でした。

538シャアダム:2023/06/21(水) 22:04:22 ID:CVo7XjhE
訂正:トリポリじゃなくて、ガリポリでした。邦題は「誓い」(メルギブソン主演)

539もにゃら:2023/06/23(金) 07:16:19 ID:j8Dr8S3M
>>537
戦車や戦闘機が登場したのは10年後の第一次世界大戦からですね

ちなみに日露戦争で日本軍が使用した砲弾は約100万発
第一次世界大戦でドイツ軍が使用した砲弾は5億発だそうです

540シャアダム:2023/06/24(土) 16:09:59 ID:CVo7XjhE
◆渚にて(原題:On the Beach)1959年アメリカ

核兵器を使った世界大戦により、北半球は放射能にやられてほぼ全滅、放射能の波は徐々に南半球も汚染して言ってる世界で、アメリカの原子力潜水艦スコーピオン号は生き残り、オーストラリアのメルボルン港にたどり着く。
ソンな世界の終わりに近づく世界で、艦長「ドワイト」とヒロイン「モイラ」の恋などを中心に周りの人間模様を描いたヒューマン映画。

最後までしっとりとした、味わい深い映画でした。唯一激しいアクションシーンがあったのは「カーレース」シーン。世界の終わりを目の前にして、車と車が激突して爆発炎上したり、爆音が鳴り響いて、ここだけ違う映画じゃないかと思うほどの目の覚めるようなアクセントでした。
あとは、なんとなく「復活の日」がこれをオマージュしたのかなあっておもうような、死に絶えたアメリカに潜水艦で調査に行って、色んな出来事が起こったり、南極なら大丈夫だ、逃げようって言うシーンもあったりしました。

最初の一時間は艦長とモイラのラブストーリーで、後半一時間は潜水艦で調査と、最後の時が迫ルオーストラリアで、それぞれの人々がどう行動するのかが描かれていました。怖かったのは、苦しまない自殺薬を政府が市民に配っていて、長い行列ができてる一方、「まだ間に合います」って垂れ幕を掲げて、むなしさたっぷりの演奏や演説を広場で行ってる民衆。
「復活の日」なら未知のウィルスと核ミサイルで世界は壊滅したんだけど、主人公は世界を回って、最後はヒロインと出会うというかすかな望みがあったのに、この映画は終わる運命を受け入れたみたいで、なんともやるせない気分になりましたね。
とても、モイラと艦長のように、最後の恋に別れに浸る気分じゃなかったですwそして「あの紅茶(自殺薬)を飲むわ」って赤ちゃんがいる夫婦の会話も切なくかつ恐ろしかったですね。

しかし、核戦争が起こったにしては、縦のもは破壊されてなく、街は綺麗なのはちょっと違和感が有りましたが、実際はどうなんだろうかって考えてしまいました。絶えず発信されていた謎のモールスメッセージは、誰が・・それは映画を観てくださいね。希望も救いがない映画は観たあと鬱になりますね。
核戦争が起こったら、もう人類は死ぬしかない、救いがないなら、核戦争は絶対起こしてはならないって思いましたね。

白黒映画だったので、お勧めはしませんが、「映画好き」だったら1度は観て欲しい映画でした。

541シャアダム:2023/09/27(水) 00:26:34 ID:CVo7XjhE
◆エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年アメリカ 題名の意味は「どんな事も、どんな場所も、一緒に」)

舞台はアメリカ、税金対策で困っているコインランドリー経営の中国系の夫婦エブリンとウェイモンド。今日は中国からやってきたお父さんを祝う日?(新年を祝う日なのかな)パーティを催す日。そこへ、娘が恋人の彼女(レズ)を連れてやってきて一悶着。そして、パーティの前に、税金の件で役所へ行くことになる。
そして役所で別の宇宙からやってきたウェイモンドと出会い、別の宇宙の娘(名前はジョブ・トゥバキ)から、全宇宙(マルチバース)を救ってくれと頼まれる。ジョブ・トゥバキは全宇宙をかき回して何かをしようとしていた。それを阻止するために、妻のエブリンは他の宇宙のエブリンと意識を同化させて、その能力を得る技を習得して戦う事になる
不思議な不思議な感動系SFファンタジー。これ、「2023年度のアカデミー賞」受賞作品なんだぜ。

感想:正直に書くと、他の宇宙の夫ウェイモンドが現れてから、頭が混乱して、これは幻覚なのか現実なのか分からなくて、訳が分からなくて頭が混乱して、それでもまあ面白そうではあるかなって見続けたのだが、おバカなことをすると、意識が他の宇宙へジャンプして、そこの自分の能力を得ることは出来る事は理解したけど、映像切り替えが煩雑で、イマイチ面白さが理解できないかなあ、それでも、どうなるか知りたくて見続けたが、30分を過ぎた頃、同じようなギャグ同じような戦闘の繰り返しで、これを二時間以上も見せられるのは拷問だなあって思いはじめで、一旦観てるのを辞めましたw頭や体の調子が悪いときに観る映画じゃねえな。
中国ギャグや中国的SF哲学的感覚を学べるところは興味深いけど、話が進まなくて、敵の目的もなんかあいまいな人生哲学的で不明瞭で、同じ事の繰り返しはキツい。どうすれば、解決するのかが全然見えてこないところもキツイ。いかにも理路整然とした普通の映画に飽きた審査員がアカデミー候補に挙げそうな奇々怪々で難解めいた作品ではある。中国ギャグと言っても、作ったのはアメリカ人だから、アメリカ人が考えた中国風のギャグかもね。とにかく、同じようなギャグが延々と続くのがキツいw場面がくるくる変わって頭が追いつかないのもキツい。

ただ、ソーセージの世界と石の世界(宝石の国かな)はちょっとワロタ。

確かに、最後は家族愛、人類愛にもって言ったのはちょっと良い作品かもって思ったけど、基本、ギャグは「ビルとテッドの時空旅行」のジブリが作った「ボーボボ」だと感じて、自分ならアカデミー賞には選ばないかな、って思いました.且つ二度と見たくない疲れる作品でしたw

542シャアダム:2023/09/28(木) 04:37:36 ID:CVo7XjhE
◆ノック 終末の訪問者(原題:Knock at the Cabin)2023年アメリカ

ゲイカップルと養子の娘が休暇を楽しんでるキャビン(森小屋)に、4人の男女が押しかけてくる。4人の男女はゲイカップル達を拘束し、「家族の誰かを殺さないと、世界は破滅する。3人の家族の内、犠牲になる一人を選べ」という。
果たして彼らは頭の狂ったカルト教集団なのか、それは本当のことなのか、ゲイカップルと4人の男女の戦いが始まる。というホラースリラー映画。

話は単純明快で、分かり易かったが、話は本当だ予言を観た、信じない馬鹿げてる、話が本当だとしても家族の方が大事だ、という駆け引きがたらたら長いなあって感じた。そして子供には見せられないよ的なショッキングな処刑シーン、直接表現は無かったけど、凄く残酷だなあって思った。
まあ、シャマラン監督作品なので、頭のおかしい集団ではなくて、宇宙人とか霊とか超能力とか神とか悪魔掛かった本当の話で行くんだろうなあッては思っていたので、、最後まで観てもこの監督にしては、捻りや意外性も無く普通な感じでしたね。世界を襲う災害は、現実に最近起こった出来事(地震で津波、病原菌、飛行機の謎の墜落、落雷など)と絡めて、視聴者にそれなりの恐怖を感じてもらう感じでしたが、自分はやっぱ、そう来るんだろうなあ、普通だなあって感じでしたね。
たまには不思議では無い普通の作品を作ってるのなら、これは現実なのか、頭のおかしい集団なのかって、ラスト付近まで迷っていましたけどね。

暇つぶしに、軽く観るって感じのホラー作品かなって思いました。

543シャアダム:2023/09/29(金) 20:46:36 ID:CVo7XjhE
◆バビロン(2022年アメリカ)

舞台は1926年アメリカのハリウッドの撮影所。サイレントからトーキーへ移りゆく時代。そこで成功を勝ち取ろうとする青年マニー、女優スターを夢見るネリー、サイレント映画の売れっ子ジャック、トランペット奏者のパーマー、この4人を中心に、当時の映画業界を描いた映画でした。
3時間以上もある長編映画で、「ラ・ラ・ランド」の監督が脚本&監督。ブラッドピット、 トビー・マグワイア(スパイダーマンの)などが出演。

感想:前半はダラダラ退廃的な豪華だが汚いパーティや事故で死人も出る荒々しい撮影や何度も失敗する撮影やら、物語があまり動かない感じで、これを3時間も見せられるのかと思うとキツかったなあ、後半、トーキー時代になって展開がスピーディになってから面白くなってきた。
どんどん成功してのし上がっていくマニーやネリー、一方、トーキーになって落ちぶれていくジャック、実力が認められて堅実に成功していく黒人のパーマー。4者4様の人生が結構面白かったです(あくまで後半からですが)。
まあ、「ソドムとゴモラ」同様に自堕落と退廃と悪徳の街「バベルの塔」のバビロニア国、首都バビロン、神の怒りに触れて破壊された象徴の街。バビロン=ハリウッド的な暗喩なんだろうし、最後は神の怒りに触れて落ちぶれていくのだろうって予想の通り、この4人のうち3人は悲劇に見舞われて・・あとは映画を観てねw
ただ、神では無く裁きを下したのは・・後は映画を(略)。
主人公はせっかく助かったのにノコノコと戦後だからといって、戻ってきて大丈夫かなあ。あと、マフィアに秘密の場所に連れて行かれたシーンは恐怖映画「ホステル」になっちゃうんじゃ内科と、ドキドキしました(このシーンが一番面白かった)。あと、偽札のお金を渡して、済むと思ってる映画業界心が、馬鹿すぎるw
ヒロインのネリーは、ほんとどうしようも無い、勢いだけの糞馬鹿女だなあって、作り話なのに「怒り」がこみ上げてくる程でした。こんなのに惚れた主人公も馬鹿だなあw妻をとっかえひっかえやりたい放題のジャックは栄光を忘れられなくて・・・。いやあ、この映画を観ていると、役者ってどこか壊れてるから成功するのかなあって思っちゃうなあ。

ポンポさんも呆れる3時間以上もある映画だから、気合いを入れてみないと、途中で脱落しそうな映画です。でも後半面白くなるので一度は観てみるのも良いかも(自分はね)。そういえば、トーキーになって落ちぶれて自殺しそうになって、ヒロインに助けられるしそうになって似たようなミュージカル映画があったなあ。

最後にヒロインの借金85000ドルは、今の価値にして4億2500万円らしいです(バッカじゃねーのアホ女w)。アホ女にも最後に良心は在ったけど、迷惑かけた後なので手遅れ。
それと、知り合いだったという「プルースト」ってのは実在の有名な小説家だそうです。「グレタガルボ」はハリウッド女優で「グランドホテル」(前に観たことがある)に出てます。

544シャアダム:2023/09/30(土) 20:09:32 ID:CVo7XjhE
◆FALL/フォール(2022年アメリカ)

登山で恋人ダンを失った主人公ベッキーは、危険なことをして稼いでるネット配信者で登山仲間の友人ハンター(配信者名はデンジャーD)は600メートル以上の高さの、もうすぐ解体される電波塔に登ることに誘う。
荒野のど真ん中に建つ電波塔に登り切り、帰ろうとしたとき梯子が壊れて下りられなくなる。助けも望めない塔の上でのサバイバルスリラー映画。

もう、登り始めた時から、こりゃ壊れて降りれなくなるなあって感じで、後はどういうタイミングで塔が壊れてしまうのかがドキドキする映画でした。
もちろん、高所でタマヒュン体験できる震えが来る映画なのは、言うまでも無い。馬鹿チューバーが撮影配信中に馬鹿なことをやって、死亡や大事故になるパターンを映画化したような映画とも言えるかな。
前見た映画の馬鹿女「ネリー」と同じくらいアホだなあって思いましたwふざけて浮いた気持ちで危険なことをするのは自業自得だなあ、他人を巻き込んで怒りは覚えるが、可哀想って思わないかなあ。
でも、難しい映画、長編映画を観た後だから、ちょうど良い娯楽映画でした。

あと、生き残るため死体を利用するのは、罪になるのかなあ?やっぱり、最初のスマホでSOS配信は失敗だったのかな。あと、ドローンはそんなに届くまで送受可能なのかなあ。それにしても、ハンターさんは女性なのに、その辺の男性より力強いなあw
もしこれが、恋人ダンの「お前もこっちへこい」の呪いだったら心霊ホラー映画になっちゃうねw

ずっと二人だけのやりとりを見せられるのはちょっと辛いかなって感じたけど、終わってみればまあまあ、面白かった。
でも、どうやって救出したかまでちゃんと見せて欲しかったなあ。

545シャアダム:2023/10/01(日) 16:05:47 ID:CVo7XjhE
◆RRR(2022年インド)

「ラーマン、ビーマン、ラーマン、ビーマン♪」(セーマン・ドーマン風に )。シヴァの神よ、帝都デリーを破壊せよ!(帝都物語かな)w

少女マッリをイギリス総督夫人に連れ去られ、ビームは彼女を助けにデリーへ向かうが、そこには同じくインドの屈強の戦士ラーマが警察官として待ち構えていた。
二人は互いを知らず友情を育むが、マッリ救出の日、互いの正体を知りイギリス総督府を巻き込んでの激しい戦いとなる。インド戦士のラーマが何故イギリスの味方を、そこには悲しき過去があったという、英雄物語を綴ったアクション映画。

3時間もあって、また長い戦いになりそうだて思って見はじめたのだが、内容は10代前半の学生向け向け、ジャンプヒーロー漫画が好きそうな人向けの、無敵超人二人がかっこ良くスタイリッシュに極悪人イギリス軍を倒していく痛快映画でした。
おかげで、マーベルヒーロー映画かと一緒で、難しく考えずに済んだので、そこまで3時間が長く感じ無かったのは良かった。ただ、2022年最高傑作とか賞賛する意見にはちょっと疑問かなあ。
すっごくよく出来て面白かったけど、絶賛する程までとは感じなかったかなあ。まあ、子供達がこれを観て一時的に最高の映画だ!(どうせまた、その後観た凄い映画で、今までで観た中で最高の映画だ!って言うだろうね)気分高揚・絶賛する気持ちは分かるが、大人がこれを観て大満足で絶賛するような映画じゃ無いかなあ。
なんせ、漫画の北斗の拳並みに、体がタフすぎる、食べ物を断たれて、独房に入れられたのにあの筋肉量を保ち、毒蛇に噛まれて倒れた後に、激しい拷問や銃で撃たれ、体がボロボロなのに、あの激しいアクションできるか〜って何度もツッコミを入れたくなった(まあ、超人おとぎ話って観ればしょうが無いけど)。
子供の頃だったら、多分絶賛してたけどね(そして自分も体を鍛えて格好いいヒーローになるぞ!って思ったかも)。そういう意味では、子供に夢を与えてくれる良い映画だとは思うけど。
ただね、大人になると、ヒーローに無残に殺されていったモブのイギリス兵の気持ちを考えちゃうんだよね(あいつらにも家族はいるし、普段は優しい人だったかも知れないって、こんな簡単にゴミのように人生が終わって悔しいだろうなあって)。

とはいえ、一番悪いやつは倒され、スッキリはしました。童心に戻ってみれば面白い映画がだと思います。あと、ミュージカルシーンが一番、ウキウキしたかなあ。
あの一生懸命踊って、最後は主人公達と仲良くなる、嫌みでキザなイギリス紳士が、良いキャラしてたなあ。彼がもっと活躍すれば、この映画に深みが出て自分好みになたかも知れない。

あと、インド人俳優はみんな髭を生やして、同じような顔に見えるんだがどうにかならないかなあ。ちょっとふっくらした方が「水」、すこしキリッとしてる方が「炎」ってなんとか見分けがついたけどw
そんでもって「火と水の物語(RRR)」ですかね。

546もにゃら:2023/10/21(土) 00:01:38 ID:j8Dr8S3M
○アリスとテレスのまぼろし工場

すっごい映画だった…
自分では落ち着いて感想を書けない

もう何回か観なければ…

547もにゃら:2023/10/29(日) 10:16:02 ID:j8Dr8S3M
SISU


面白くないわ

フィンランドの老兵がナチスの部隊と戦う話だけど、予告編で『武器はツルハシと不屈の心だけ』みたいに言っといて普通にナイフに銃に爆弾使ってるじゃねーか!

むしろツルハシの出番が少ない

で、主人公の不死身っぷりも説得力がない
何で首をつられて30分くらい経ってるのに普通に生きてるんだ

そもそも首を吊られた時もそうだけど、主人公は結構何度もやられそうになってるんだよね

なのに何故か敵はモタモタしだしてさっさと撃てば良いのに撃たない

首を吊られた場面とか、主人公は気絶してるんだから銃で撃つなりナイフで刺すなりすれば良いのにわざわざ首吊りという手段を選ぶ

アクションもスピード感無いし

これでRRRと比べるとかおこがましいわ

548シャアダム:2023/11/15(水) 16:21:38 ID:CVo7XjhE
◆金の国水の国(2023年・日本アニメ)

原作は漫画。100年もの長い争いの後、壁を作って国交を断絶した「アルハミド」と「バイカリ」。しかし、アルハミドからは美人の嫁を、バイカリからは頭の良い婿を、それぞれ相手の国に差し出すという「昔から伝わる契約の儀式」だけは続いていた。
仲が悪い事が原因で、アルハミドは嫁の代わりに「猫」を送り、バイカリは婿の代わりに「犬」を送る。そのことで再び戦争が起る意事を恐れた婿の代わりに犬を送られたアルハミド国「サーラ姫」は偶然出会っ手助けてもらったバイカリの男性「ナランバヤル」を替わりの婿として代役を頼む。
その「ナランバヤル」こそが、嫁の代わりに猫を「アルハミド」から送られたバイカルの青年であった。偶然の二人の出会いが引き起こす奇跡を描いたリアルファンタジー物語。

感想:はっきり言って、面白かったし、感動ありました。ただね、何故国交を断絶したのに、嫁と婿交換などという、「仲良しな儀式」が続いてるのかは不思議すぎ。まあ、それを利用して相手を怒らせて戦争で相手の資源を奪っちゃおうってのは分かるけど、やっぱ仲が悪い国同士が行う儀式じゃないよなあw
ヒロインが超美人ではなく、100キロ近い優しくて可愛いおデブちゃんってのがほっこりしていて良かったなあ。あと、チャラいイケメン左大臣が実は達観してる考えの持ち主って意外さも良かったなあ。家族を人質にとられてる敵だった兵士も、国の未来のために主人公側に作って言うのも熱い。暗殺組織の女性が、アニメ「王様ランキング」に出そうなデフォルメ的変キャラでちょっとワロタ。
意地悪そうな一番上の姫もじつは、話の分かる人なのも、意外性があって面白かった。ずっと、恋物語、国交物語が1時間30分ぐらい続いて、眠たくなってきた頃に、ドキドキの激しい戦闘シーンがあって、目がぱっちり覚めました。変わった恋物語が好きな人には最高の映画かも知れません。ただね、圧倒的不利な状況で、肉体派の学者一人で、兵士20人と互角以上に戦ったりするところは、ワンピースみたいで、ちょっと都合良すぎるかなあって思わないでもないかなあ。
でも、大人向けのファンタジーエンターティメント童話としては、笑いあり、アクションあり、ラブロマンスやほっこり感動もあり、ジブリ感もあり、中々よくまとまっていて高レベルな良い作品だと思いました。

地上波は、コナンとかジブリろか人気映画ばかり放送しないで、こういう映画をどんどん放送して欲しいなあ。「サイダーのように言葉が湧き上がる」みたいにね。

549シャアダム:2023/11/16(木) 14:22:15 ID:CVo7XjhE
◆ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(原題:Fast X)2023年アメリカ

ワイルドスピードシリーズの第10作目。10年前、ブラジルで麻薬王をぶっ倒した主人公のドミニクチーム。その麻薬王の息子レイエスが、サイファーの犯罪組織を乗っ取り、ドミニクに関係する人物を皆殺しにして復讐しようとする。
ドミニクのバックであった「秘密組織」も世代交代して、誤解してドミニク達をテロリストとして捕まえようとする中、襲い来るレイエスの刺客と罠に必死で立ち向かう姿を描いた超アクション(主にカーアクション)大作映画(前編)。

感想:ストーリーに関しては単純で、ファミリーの絆とか愛情と友情、親子の情や過去の思い出を強調したいつものやつで、ちょっと胃がもたれたが、アクションに関してはこの不景気にどれだけお金を掛けるの?って銃撃・激突・爆発・破壊・大破壊でぶっ飛んでました。
同レベルの凄いアクションが続くと、ナルト映画のの長い長いアクションのように、やや飽きてきましたが、4分の3ぐらいすぎた頃に、無敵の殺し屋「ジェイソンステイサム」が現れて、おお!熱い展開来た!って感じでお目々ぱっちりしました。だだ、ラスト負け気味で終わってしまって、え?この映画続くの?ってちょっとがっくりしましたけどね(2時間以上もあるのに・・続き物とは知らなかった)。
どうやら、ワイルドスピードシリーズの最終決戦なのかな。もう、主人公のドミニクもいい歳だし、11作目でいつ言おう完結して、12作目からは世代交代するのかな。

その他にも「ブラジルの警察役のザロック」や「前作の敵サイファー」も一時的に味方になりそうな熱い展開。まだ劇場公開されていない、後編を見なけりゃ落ち着かないね。もっと「ジェイソンステイサム」が活躍して欲しいなあ。まあまあ、おもしろかったですね。
あと、中性子爆弾ってあの程度の物なん(街中で爆発したのに死者ゼロってw)?原子爆弾より凄いと聞いていたけど。ヴァチカンの人達、放射能で後遺症残りそう。

550みる子:2023/11/16(木) 15:00:05 ID:OQbmh54E
・インディージョーンズ 運命のダイヤル
旧シリーズ3作品が大大大好きなのでお義理で観に行きました。まぁうんやはり“超えてくる”ものは1つも無かったです。マッツ・ミケルセンとバンデラスが出てたのは良かった。

・ミッションインポッシブル:デッドレコニング PART1
インディー最終作を一抹の哀しみと共に迎えた私に舞い降りた福音。それがトムクルーズなのであった…!
笑いありシリアスありサスペンスにミスリードあり、の大冒険活劇! 私の求めてるインディージョーンズの要素が全部入っていて「これだったんだ!」ってなりました。
次のインディージョーンズ役はもうトムクルーズでお願いします。もう本当トムクルーズへの信頼感がヤバイ。(現実的な話クリス・プラットとかだと嬉しい)

11月時点で文句なく今年ベスト映画です。ヘイリー・アトウェルとポム・クレメンティエフは好演だったなー。

・ジョンウィック:コンセクウェンス
面白かったけど3時間超はちょっと長すぎましたね。今回はドニー・イェン師父が主役だったなぁ… アクションのキレがあまりにも凄すぎた。
敵ボスのビル・スカルスガルドがヒロイン枠なのは笑いました。スタイル良すぎ。お色直しやりすぎ。

・イコライザー FINAL
た、ただのホラー映画じゃねーか。回を重ねるごとにどんどん“苦戦しなくなっていく”マッコールさん、恐ろしすぎる。FINALと言わず是非4作5作と続けていってほしいところ。

・ゴジラ−1
なんとなく… って気持ちで観に行ってみたら中々に面白かったです。シン・ゴジラとはまた違った良さがありました。まさか神木さんというランボーが大暴れする映画とはよ。
人物的には吉岡秀隆さん演じる野田博士が良かったです。あとドラケン(山田裕貴さん)。いつ何どきもポジティブさを失わないって本当に大事なことですよね。

551シャアダム:2023/11/17(金) 14:54:44 ID:CVo7XjhE
◆かがみの孤城(2022年日本アニメ)

原作はの100万部以上売れたジュブナイル小説。その後「ウルトラジャンプ」にて漫画化。

虐められ、不登校になった主人公「こころ」は、ある日、部屋の中にある全身鏡が光りだし、鏡の中を通って海の真ん中にある孤城にたどり着く。
そこには同じ不登校の生徒が全部で自分を含め7人いた。そしてその城の主人で少女の姿である「オオカミ様」が「一年間、この城に来て自由に過ごしていいし、鍵を見つけて秘密の部屋には入れた者は、何でも一つ願いを叶えよう、ただし夕方5時が過ぎても現実世界に帰らなかったら、罰としてオオカミにだべられてしまう」という。
その日から、不登校の7人は、現実では、不幸や悲しみが待ち受けるので、集まって楽しく城の中で過ごす様になる。そして、それぞれが少しづつ現実と向き合い、新しい未来に夢を抱きつつ立ち直ろうとする、そんな物語。

なんというか、辻村深月は児童小説に向いていないのじゃないかって思わせる、設定や舞台装置だなあって感じました。音楽と演出と演技が凄くて、それなりに感動はするんだけど・・なんかなあ、話がうますぎる感が強かったなあ。
そして、イジメや家庭内の不幸やら、何かテンプレで、オオカミ様の謎や7人の世界のつながりの謎が、いかにも推理小説読んでるみたいで、「ああそういうことか!」って謎を解いたスッキリ感動にくらべ、人情的な感動がややテンプレな所も、惜しいんだけどなんかもうひとつ心にこなかったかなあ。

まあ、そういう平行世界だの異世界だのオオカミ様の正体だの実はあの人だったか驚きだのって、今の子供に受けそうな感じだよね。

あれ、ポケベルにルーズソックス?カレンダーが1991年?最初、平成初期の物語なのかなあ?って思って、異世界じゃないならそっちかなって途中から思ってましたし、結婚して姓が変わって、実はあの人だとか、姉が死んじゃってる辺りで、ああ、そういうことかって、感動よりも謎解きが表に出ちゃったのが惜しかったかなあ。
まあ、そういう考察部分もないと子供達にヒットしないんだろうね。

でも、自分はもうひとつ何かが欲しいって感想だけど、小説慣れしてない、これからの子供達にはこの意外性の有るストーリーに感動するだろうなあって所で、見る価値はある良い作品だとは思いました。

最後に、この不思議な力(孤城の世界を創造する力)は何故どうして、オオカミ様に宿ったんだろうね(まあいいじゃん、そこはファンタジーとして受け入れろよ)。

552もにゃら:2023/11/17(金) 16:06:06 ID:j8Dr8S3M
>>551
原作は上下巻で累計100万冊を越えてるんで子供たちにも人気なようで
職場でも去年、パートのおばちゃんたちが「子供が好きなので映画見に行く」とか話してました

ちなみに原作は上下巻で漫画版は全5巻で2時間に納めるために割りとカットされてます

具体的にはこころとリオン以外は過去の描写がだいぶカットされてまする

後、正宗が持ち込んだゲーム機は3DSで、こころが知ってるDSとは別物(次世代機)だったりとかも削られてますね(笑)

553もにゃら:2023/11/19(日) 00:14:37 ID:j8Dr8S3M
○鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

鬼太郎の前日譚
昭和31年、政財界を牛耳る龍賀家当主が逝去
跡目争いが始まると踏んだ水木はいち早く龍賀一族の本拠地である哭倉村に乗り込んで龍賀一族の次期当主とのコネ作りと龍賀製薬躍進の源泉である謎の血液製剤Mの製法を探ろうとした
そこで知る、龍賀一族のおぞましい秘密とは!?

ってな話

今作はアニメ第6期をベースにしててネコムスメがヤタラ可愛かったりするんですが、そこはそれ鬼太郎である
鬼太郎は原作では結構陰鬱なエピソードがあるんですが本作もその流れを組み、横溝正史作品の因習村みたな雰囲気があります

で近親相姦ネタがあります
近親ネタは好きなんですが、こういう因習村な雰囲気でやられると『勘弁してつかあさい』という気分にめっちゃなります

あ、内容は面白かったです

ただ何度も書くけど横溝正史的な因習村の雰囲気が強いのでそこが苦手な人は覚悟するべし

554シャアダム:2023/11/20(月) 10:51:21 ID:CVo7XjhE
◆ザ・フラッシュ
DCコミックスのヒーローの「フラッシュ」(バリー)は、子供の頃に父親がトマトケチャップを買いにいってる間に、家の中で何者かに殺された母親を生き返らせるため、タイムトリップ能力を使って過去へ戻り、
父親が買い物に行かないように、トマトケチャップ缶を補充したが、未来に戻る途中で何者かに邪魔され、まだ主人公が大学生だった時代に出てしまう。そこは母親が生きており、もう一人の自分とも出会う。もう一人の自分は、まだ「フラッシュ」の能力を得る前だったので、能力を得るべく雷と薬品を浴びに研究所行く。
が、思わぬ事態が起こり、現在の主人公バリーの方は「フラッシュ」の能力を失ってしまう。そこへ、ゾッド将軍が地球侵略にやってくる。フラッシュだけじゃ敵わないので「バットマン」や「スーパーマン」を探しの旅に出るという、SFアクションヒーロー映画でした。

なんと、ニコラスケイジやジョージクルーニーやマイケルキートンやベンアフレックが出てくるとは思わなかった。なんかマーベルの「マルチバースの複数人出てくるスパイダーマン映画」に対抗して作られた映画みたいで、ちょっとワロタ。まあ、スパイダーマンは3人出てきたが、こちらは二人でしたけどね(DC負けてるぞ)。
ただし、一緒に戦わないのだが3人のバッドマンとかニコラスケイジのスーパーマン、白黒TV時代のスーパーマンやザフラッシュやクリストファーリーブの有名なスーパーマンとか一瞬出てきて「おおおって」なりましたw
話自体は凄く面白くて、戦闘シーンもかっこ良くスタイリッシュで、笑いもちゃんとあって、退屈とは無縁な映画でしたが、ただ一つ残念な点があったなあ。
それは、現在のフラッシュが能力を取り戻すシーン。雷に根性で二回打たれて、都合よくフラッシュに戻れるところがねえ、ここだけ、子供だましでいいやって脚本に手を抜いたのかな。このシーンだけ何だかなあ・・ってテンションが下がってしまい残念。
あとは、ゾッド将軍との戦いが、過去が変わってスーパーマンがいなくて、代わりに「スーパーガール(エロ可愛い)」と戦うのだが、過去を変えると上手くは行かなくなるよってのが表現されていて、負けっぱなしてのが実に新しくて渋くて作品としてはスカッとはしないのが逆に好きだなあ。

最後のアレは、続編を作る気満々なんだろうけど、主人公俳優の不祥事で人気売り上げが怪しくなり、続編が作れないかもって記事を読んで、モヤモヤが残る映画でもあった。
是非続編を作って欲しいが、犯罪者(容疑者)俳優が主人公は不味いよなあ・・残念。

最後に「フラッシュ」といえば、昔、違う俳優の映画?TVドラマ映画?があったと思うんだが、結構面白かった(思い出補正かも)ので再放送して欲しいなあ。

555シャアダム:2023/11/20(月) 18:39:09 ID:CVo7XjhE
◆すずめの戸締まり(2022年日本アニメ)

災害を起こす「ミミズ」と呼ばれる物が這い出てくる扉を探して、その扉を閉めて災害(主に地震かな)が起らないようにする「閉じ師」と呼ばれる青年「草太」は、12年前の宮城の大震災で孤児になったヒロイン「すずめ」と出会う。
そして、宮崎にあるそのあの世(常世)と通じている「扉」から出てこようとする「ミミズ」を協力して閉じる事に成功したのだが、ないも知らない「すずめ」は扉の側にある「要石」を引っこ抜いてしまう。要石はのちに「ダイジン」と呼ばれる子猫の姿になり、自分お役目を放棄して逃げ出してしまう、さらに「すずめ」と仲良くしている「草太」に呪いを掛けて「壊れた子供用のイス(要石)」にしてしまう。
すずめはイスになった「草太」と一緒に、宮崎県を飛び出して北上する「ダイジン」を捕まえ、災害を食い止める旅に出る事になる、リアルファンタジーアニメ。

感想:初見で感じたことを正直な感想を書きます、ご了承ください。まず、「アフタヌーン」掲載の漫画を途中まで読んでいたので、最初の方は二週目を見る気分で、あまり楽しいとも面白いとも思えず、義務で観てるって感じでやや退屈でした(先が見たいって意欲も起きなかった)。まあ、内容を知っていても二回見ても面白いって映画もある。次に特徴の薄いモブ美少女「すずめ」とよくあるイケメン「草太」に、二時間付き合う魅力が薄いかなあって思った(別にワンピースのように特徴ある漫画的なキャラにしろとまでは言わないけど「地球少女アルジュナ」ぐらい印象に残る少女にして欲しかったなあ)。
そして、何の前触れもなく演出もなく一瞬でイスに変えられる「草太」もアニメ的面白さも味気もないなあ、「イス」って・・さらに魅力がないキャラになったなあって思った。人によってはオモシロ可愛いキャラなんだろうけど、自分はねwその後のルパン三世っぽい音楽をBGMに逃亡追跡シーンも、アングルも演出も普通すぎて、ルパン三世っぽいアクションのもっとハッタリの効いた感じにすれば良いのに、あんまり面白くなかったなあ。途中で「ダイジン」って命名されるシーンに、あの子猫「大臣」っぽいかなあって疑問符。途中の旅路はみんな親切過ぎん?ちょっと都合よすぎん?みかんの惨事を防いだだけで、飯やら寝床やら愛媛の人も神戸の人も、詮索もしないし疑わないで優しいなあ人が良いなあ(神様の力なのかも)。
宮崎の人も「ばってん」って方言使うのか(宮崎の人も素朴で優しい人が多そう)。
あと、この監督の作品は数本見てきたが、少女偏愛や少女神格化、少女世界系が好きなのかなあ、またこの流れかよって思ってしまった。女性ばっかり目立って、男性キャラはあまり描きたくないのかなあ。あとは、主人公のやらかしや危機感のなさや幻想に惑わされる情緒不安定さが、段々腹立ってくるアニメでした。主人公であまり萌えないし可愛いと思わせてくれない感じですね。それから、この監督、空中浮遊シーンや勢いでなんとかするシーンが多くて、何遍もやられると飽きてくるかなあ。上空に飛ばされたり、高空から落ちても、ほぼ無傷だし、ファンタジーだからってやりすぎな気がw道路に飛び出して運良く車が止まってくれるシーンも、主人公ちゃんがちゃんと車を避ける行動とかしてくれたら良いのに、勢いで全て上手く行くのがなあ。
それから、宮城の大震災をファンタジーと混ぜるのは危険じゃね?太平洋戦争とかと違って、当事者もまだ大勢いるから、中には腹立つ人もいるかもね。あとは、芹沢は懐メロ好きなんか、いい曲ばかりだがちょっとしつこいかなあ。

だた、烏の目を通して見た東京上空のミミズの不気味さは良い演出だなあっては思った。すずめちゃん、パンを泣きはらしながらもぐもぐ食べるところは可愛かった(こういうさりげない萌えがもっと欲しいかな)。

まあ、なんやかんや書いたけど、こういうアニメを見るのが初めてな人や子供達にとっては感情を揺り動かす良い映画なんだとは思います。あと、この監督の作品のファンの人にとっても。
自分みたいな、色んなアニメ映画を観て慣れすぎた人にとっては、面白い面白くないが別れる作品かなって思います。

最後に、おまけ映像特典で付いてる「秒速5センチメートル」の山崎まさよし「One more time, One more chance」はいい曲だなあ、綺麗な映像を見ながらしみじみと聞いてました。

556もにゃら:2023/11/29(水) 19:24:04 ID:j8Dr8S3M
○マーベルズ


一言で言えば、知り合いが全然居ない同窓会

ドラマ版のキャラ?
とにかく知らないキャラが当たり前のように居て、昔からの知り合いみたいに話が進んでいっててさっぱり分からん

後、燃え付きかけてた恒星を甦らせるとか、キャプテンマーベル、何でもありすぎやろ

557みる子:2023/12/02(土) 20:27:42 ID:OQbmh54E
・MI:デッドレコニング
再視聴。やはりあまりにも面白い… 第4作『ゴースト・プロトコル』にもロシアの捜査官おじさんが出てきましたが、
今作のCIA捜査官コンビもまた良かった。職務に忠実ながら本当の正義を求める者とでも言いますか。あと今作はやはりグレースの存在が光る。
PART2ではパリスちゃん再登場の可能性もあるんだろうか… あったらいいなぁ。ブラント(ホークアイね)も再登板してくれたら嬉しいんですが。

・マーベルズ
不義遊戯(ブギウギ)じゃねーか!! と呪術廻戦の東堂さん好きとしてはね。わちゃわちゃしたスイッチアクションは結構見応えありました。
モニカは『ワンダ・ヴィジョン』、カマラは『Ms.マーベル』からということでMCUドラマの方も追ってないとなかなか把握は難しいやつでしたね。
今後は地上波はさすがに無理でもYouTubeとかで最新作上映に合わせて関連ドラマの1話無料開放くらいはやっても良いのかも?

エンドゲームでは雄々しい感じだったキャロルがまたかわいくなってて良かったです。水のディズニー惑星は笑いました。歌も結構上手いじゃん!
本編内容はまぁ相変わらずクリー人が(可哀想ではあるが)だいたい悪いみたいな。資源の問題はサノスも悩むくらいだから色々難しいよね… 正解がないというか。
そして今回のCパートはさすがにビビった。「やるんだな!? 今! ここで!!」って感じです。どうなるマルチバース。

・首
(生首から目を逸らしつつ)ニンジャがいっぱい出てきて面白かったです! 即興コント?も随所にあって終始退屈せずに観れました。明智光秀と服部半蔵カッコよかったです。

558もにゃら:2023/12/03(日) 18:41:38 ID:j8Dr8S3M
○怪物のキコリ

主人公、二宮彰はサイコパスである
自分の利益のためには平気で他者を事故や自殺に見せかけて殺害し、その中には恩師さえも含まれている

そんな彼が巷を騒がせる連続猟奇殺人鬼「脳泥棒」に襲われる!

辛くも逃げおおせたがその時の会話から脳泥棒は自分が過去に何度か殺人を犯したことを知っていると判断、警察より先に脳泥棒を始末できないかと考える

そして…

面白かったです

年齢が30代という以外は性別、職業、所在地、一切共通点が無い被害者たちの以外な共通点

巧みな伏線の貼り方が良いですなあ

正義感が強すぎて、保険金殺人の疑いがある容疑者を殴り付けて左遷された刑事ってのが、単に正義感が強いというキャラ紹介に留まらず二重に伏線として作用していたとは…

良かったです

559シャアダム:2023/12/18(月) 11:37:16 ID:CVo7XjhE
◆ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年・日本)

舞台はヨーロッパの地中海辺りの雰囲気漂う日本の街「杜王町」。杜王町に越してきた「広瀬康一」は、この街に蠢く「スタンド使い」と呼ばれる超能力を使って犯罪を起こす悪人たちや同級生のスタンド使い「東方仗助」(主人公)と出会い、奇妙で危険な戦いに巻き込まれていく、
ファンタジーホラーバトルのアクション映画の始まりの物語。

ファンに超不評だと言われている映画だが、意外と意外と面白楽しかったですよw最初っから漫画の実写はこういうもんだって、覚悟をしてる人なら,それなりに楽しめると思いますが,ダメですかね(許せないですか?)〜スタンドバトルも結構迫力があって、ちょっと分かり難い部分もあるけど、まあまあ良かったですね。
ただ、原作を知ってるし,原作の矛盾や馬鹿馬鹿しさも,ジョジョの味だと許容してるからこそ、楽しめるのかも知れませんが、これがダメだというなら、「アベンジャーズ」「スパイダーマン」「バットマン」やその他のヒーローものも馬鹿馬鹿しくて観てられないんじゃないでしょうか。
承太郎がやや老け顔でコスプレ感満載だったり、形兆・億泰・仗助の髪型が奇妙で有り得なかったり,最初はちょっと変な笑いが出そうになりましたが、見慣れてくると,悪くはないじゃんって思えてきますよ(多分)。
ストーリーのアレンジ具合はよく出来ていて、結構上手いなあって思いました。あと、アンジェロは山田孝之だったんですね,驚きました。
さすがベテラン俳優の國村隼の演技が中々に良かったし、ヒロイン由花子ちゃんが、結構なミステリアスでエロくて可愛いなあって思いましたねw

ただね、最後のパイツァダストの戦車登場はストーリー変えすぎだろ、そこは電気のスタンド使いでやって欲しかったなあ。いやあ、低予算映画でもいいから続編作って欲しいですね、ワンピースも幽遊白書も実写ドラマでやってるじゃん、じゃあジョジョ四部もいけるんじゃね?

ということで、心を広く持って観れば,中々に力作のヒーローものだと思いました。

560シャアダム:2023/12/26(火) 11:52:39 ID:CVo7XjhE
◆聖闘士星矢 The Beginning(英題:Knights of the Zodiac=星座の騎士)2023年アメリカ

神々が人類を苦しめていた神話の時代、唯一人間の味方をした神「アテナ」がいた。そして現代、アテナの生まれ変わりとして降誕した「シエナ」を拾って育てたのが、グラードとキドの夫婦。
有るアテナの能力の暴走事件が切っ掛けで、グラードは人類のためシエナ(アテナ)の抹殺を目論み、キドはシエナを守るため、連れて姿を消す。キドはシエナを守る戦士(セイント)を探し、元妻グラードに狙われていた主人公であるペガサス座の力を持つ「星矢」を保護する。
主人公「星矢」は、グラードとキドとのアテナを守る戦い巻き込まれ行くという、SFヒーローアクション映画(の始まりの物語)。

主人公役の真剣佑の私生活の暴力的な黒い噂や、この映画が不評でコケたとか、マイナスな要因が多い映画だったが、意外と楽しめました。
原作通りじゃ無きゃ嫌だってファンもいるだろうが、これは「聖闘士星矢」の基本設定を借りた別のもの、「新訳・聖闘士星矢」として覚悟してみれば、それなりに楽しめましたよw

(ネタバレ多いから、映画観てから読んでね。まあ感想を読むときは普通そうするけどね)

まず、アテナがアメリカ人でキドもグラートも外国人、「星矢」も雑魚敵だった「カシオス」も地下闘技場の戦士、キドの執事もアメリカの傭兵みたいな感じ。
ストーリーも、アテナを巡る壮大な夫婦喧嘩に星矢が巻き込まれ、アメリカの辺境の山の上でシルバー聖闘士の「魔鈴」に修行を付けられてペガサスの聖闘士に目覚めるという内容。全然、原作漫画と違うけど、別物と考えれば、うまく改変したなあってそれなりに面白かったです。
アクションもそれなりに格好良かったし、特撮も凄かったと思います。他の聖闘士がフェニックスと魔鈴しか出ないのも、2時間じゃ仕方が無いかって思わせてくれるかな(もう一人ぐらいは出ても良いけどな)。フェニックスが射手座の聖衣を手にして生き残ったのは続編作る気満々ですね。

はっきり言おう、このクオリティならば、続きが見たいとさえ思った。アメリカ版「ドラゴンボール」の時は全然思わなかったけどなwと言うことで、もっと色々な聖闘士が出てきてバトルする続編を期待したいです。
「ジョジョ四部」みたいに人気出なくて、打ち切りになる可能性が高いけど。

561シャアダム:2023/12/27(水) 18:44:00 ID:CVo7XjhE
◆トランスフォーマー・ビースト覚醒(2023年アメリカ)

惑星を食べるユニクロンによって星を追われた「マクシマル(動物に変形するトランスフォーマーズ)」はトランスワープキー(他の宇宙へワープできる機械)と共に紀元前の地球へ隠れる。
そして、時は1994年、赤血球の病気の弟をもつ主人公の青年ノアは「オートボット(乗り物に変形するトランフォーマーズ)」や考古学者を目指す女性「エレーナ」と出会い、協力してトランスワープキーを探し、それを欲しがるユニクロンと、その部下「テラーコン(乗り物に変形するトランスフォーマーズ)」と戦う事になる、冒険SFアクション映画。

うん、途中までは面白かった。特に出だしで、就職活動に失敗して盗みを働こうとする主人公の導入は面白かった。ただね、ラストの戦いが、モタモタしてちょっと冷めたかなあ。
どれだけユニクロンが地球にワープしてくるのに時間がかかるねーん!チラチラカメラ目線をして、いつまでキーワード入力かかってんねーん!、動いてるワープキーを無理矢理破壊したら、大爆発して死ぬんじゃないのかーい!それでも助かるのかーい!ワープキーまでの隠し通路はどうやって見つけたのかーい!なんかさあ、格好いい見せ場を作るために、時間や次元を歪めてる感が凄かったなあ、子供ならそれでも気にしないで楽しめるだろうけどね。
自分が気に入らない所を書いたけど、ラストの戦い以外はインディジョーンズとか007とか連想させてくれて楽しい冒険映画でした。ただ、動物に変身するトランスフォーマーはあんまり格好良くないなあ(アニメ・ビーストウォーズもあまり好きじゃなかったしね)wそれと「バンブルビー」が復活戦がすごく格好良く描かれてましたね、やっぱ人気キャラだからかな。ミラージュの能力は分身ってAPEXかーい!もっとひねらんかーい!w
女性型トランスフォーマーは日本にロボアニメに出てきそうなナイススタイルで色っぽかったね〜。

GIジョーと同じ会社なのか、コラボありそう(アベンジャーズとかの二番煎じにならぬように)。スピルバーグの名前もクレジットにあったね。

562シャアダム:2023/12/28(木) 14:56:15 ID:CVo7XjhE
◆雨を告げる漂流団地(2022年・日本のアニメ)

楽しい思い出のある、近々解体される「お化け団地」と言われる団地に幽霊探しに来た主人公達は、そこでなぜか一人で押し入れの中で眠っていたヒロインを見つけ、さらに不思議な現象に巻き込まれ、建物ごと海に飛ばされてしまう。
プール場やデパートなどが海を漂流する世界に団地と共に転移した小学生達のサバイバルを描くファンタジーアクションアニメ。

感想:辛辣なことを書くと、作画は良いんだが(映画だから当たり前か)、ストーリーがフワッとしてるし、ヒロインが「情緒不安定」過ぎるし、演出も同じ様な事のくり返しでやや退屈だし、アニメの無駄遣いって感じのする映画でした。
これストーリーや演出は「この位やっとけば、子供はだませるだろう」ってテキトーに作ったんじゃないのかって思ってしまった。何が酷いかというと、ヒロインがあとちょっとで解決と言うとき、またもラブルメーカーになって、振り出しに戻るッてのが何回も続くし、
手が滑ったり落ちたりの危機一髪って所で、何度も奇跡的に誰かが落ちていく人を掴んだり、監督の考えたノスタルジー(懐古)映画に二時間も付き合うのはしんどかった(つまらなかった)。設定はナルほどーって思うところはあるんだよ、ストーリーや演出がそれを生かし切れてないというか・・。

あれだよね、建物の精霊が行き着く墓場(天国)へ漂流していたんだよね。ヒロインが建物思い出に固執して、その思いが建物の精霊に感化され、一緒にみんな飛ばされたって感じなんだよね。

あと、ファンタジー世界だから何でもありとはいえ、観覧車のワイヤーで建物を引き上げたり、機械を動かしたり、小学生ができるかよー!
それと、すれ違う建物と建物の短い時間に、乗り移ったり戻ってきたり、訓練もしてない小学生が、「め組の大吾」レスキューみたいなことできるかー!
あんな一歩のワイヤーで、建物を引き上げられるのか?建物が感動シーンのために勢いで空を飛んだぞー!
あと、この小学生の、危機意識の無さに、イライラするアニメでもありました。すぐいらつく小学生達(特にヒロイン)が、上で取っ組み合いの喧嘩をして、屋上から落ちたり、「へーきへーき」って言いながらゴミの山から落ちて怪我するヒロインw

ヒロインがやたらこの世界に残りたがるのは、もう現実世界では屋上から落ちて死んでるから?って思ったぜ。

とにかく、二回は絶対観たくない作品でした。でも、無垢な子供には受けるかもね〜。ただ、最初のシーン、主人公が小学校低学年の頃、無垢な笑顔で団地を駆け巡るOPが曲と相まってノスタルジーを感じてちょっと涙が出そうで、中々良かったです。

563シャアダム:2023/12/30(土) 00:41:54 ID:CVo7XjhE
◆クリード 過去の逆襲(原題:Creed III)

主人公クリードが養子となって引き取られた少年の頃、兄弟同然だった年上のディム(ボクサー)の試合についていき、その帰りに孤児院時代に虐待されていた養父を見つけ、頭に来て殴りかかり、警察沙汰となる。
しかし、捕まったのは、拳銃を持って応援に駆けつけてきたディムで、クリードは怖くなって逃げてしまう。ディムはその罪で18年かムショ暮らしとなる。
そして現在、ヘビー級チャンピオンとなったクリードは引退して、次期チャンピオンを育てていた。そこへ、ディムが出所して訪ねてくる。
クリードは世界チャンピオンになりたいというディムの夢を手助けするために、自分の所属しているジムに来るように声を掛ける。しかし、それがトラブルの始まりだった。
ディムの凶悪で強引な「過去の傷害事件」の時に一人だけ逃げたクリードのへの復讐めいた計画が動き出した・・というボクシング&人間ドラマ映画でした。

いやあ、一作目、二作目の存在を知らなかったので、まさかアポロの隠し子だとか、ロッキーもドラコもドラコの息子も出てたとは思わなかったし、彼らとの関係性も分からなかったなあ。
でもこの映画だけでも、充分に面白さが伝わったし、何も考えずに純粋にストーリーを堪能できたのは、かえって良かったかも知れない。結構、ヒューマンドラマとしては面白かったです。
何せ、主人公の少年の軽率な行動が、これからチャンプになろうとしていたディムの夢を壊してしまったのに、自分だけがチャンピオンになり夢を叶え、結婚もして幸せな家族を持てた。一方18年間も刑務所暮らしで、原因のクリードにも無視されて、悶々とトレーニングを続けていたデイム。
ディムのやったことは、凶悪で許せないことだが、彼の気持ちも充分分かる。主人公に負い目がある展開が斬新だなあって思った。

どう話を閉めるんだろうって途中思ったけど、まあ最後は和解してベターエンドで良かったなあって感じ。あと、ディムの試合内容が.相手の弱点を鷹の目のように見据えて狙って、徹底的にそこを叩くのは面白いって思いました。
試合途中で、二人だけの空間や刑務所の檻が出てきた演出は、ちょっとやり過ぎで演出違いな気もしたけどね。

まあまあ、人間ドラマとして面白い映画でした。

564シャアダム:2023/12/31(日) 02:43:44 ID:CVo7XjhE
◆ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年アメリカ)

2時間40分もあるのに、パート1って・・。

アメリカのとある攻撃によって、ロシアのステルス潜水艦「セヴァストポリ」に搭載されていた高度AIは暴走して、自分の発射した魚雷によってベーリング海に沈没してしまう。
しかし、高度AI自体はまだ動いていて、世界の重要なコンピューターに侵入して、成長し、「エンティティ」として世界の脅威となっていく。「エンティティ」は未来を予測して、自分の手足として凄腕の元エージェント「ガブリエル」を使い、自分を破壊または制御する鍵を奪取させようとする。
鍵は二つに分けられており、一方は鍵の奪取を命じられた主人公「イーサンハント」が手にする。そして、鍵を巡って主人公チームと、ガブリエル、その他各国のエージェントの争奪戦が始まった。スパイアクション映画。

アクションとか、ギミックは面白いし、もう高齢の主人公役のトムクルーズも、見せ方が上手いのかまだまだ格好よく、主役の器を感じられる所は良かったのだが、
明らかに、ストーリーが引き延ばし気味で、どうでもいい小競り合いを延々と見せられてる感じがなあ。まとめようと思えば一作にまとめられたんじゃね?それに、アクションがちょくちょくおかしな部分があって、手錠をつなぐ部分がないのに、次のシーンでヒロインと手錠が繋がったてたり、車で逃げるシーンでも手錠ギャグを見せたいが溜めに(このどうでもいいカーチェイスが長くて引き延ばしかな)、手錠をつないだんだな〜ってちょっと笑えなかったし醒めるw
また、似たような美女が多くてややこしかったし、旧作の美女ヒロインは使い捨てかよって、アメリカのシリーズ物の闇を感じた(出演料が高く付くから切り捨てたのかな?)。

内容的には「地球外少年少女」の出てきたAIッぽかったし(未来予測シナリオとか出てきたし)そのシナリオに基づいて行動する「ナサ」ってキャラがいたが、まさに今作の悪役「ガブリエル」。カーチェイスはルパン「カリオストロ」のファンでもいるのかってフィアットが出てきたし、銭形警部の声で「待てえ〜ハント!」って言い出しそうなCIAのしつこい人もでてたし、最後は「カサンドラクロス」のファンでもいるのかって感じの、列車の先で橋爆破だった。
つまり、色んな過去の映画が混じってる感じでした。あのラストの列車から脱出のしつこ〜い危機一髪連続でパート1は締めだったので、観たあとの満足感はほかの「インポシブル」映画より低かったかな。

殺し屋女はいき残りそうなのに、前作のヒロインをしょぼく退場させるなんて、ちょっとがっくりだよ。まあ、その辺を深く考えなければ、楽しいジェットコースター映画でした。
パート2では、ルパンVSマモーみたいな終わり方になりそうな予感がする。

565もにゃら:2024/02/16(金) 23:22:36 ID:j8Dr8S3M
◯ハイキュー

vs音駒戦を描いた劇場版です
なかなか良かったですが、スラムダンクには及んでない感じ


◯ガンダムSEED FREEDOM

テレビシリーズをほぼ見てませんが楽しかった!

赤いズゴックが無双したり
キラがアスランにボコボコにされたり
2人を止めようとしたアスカが2人から殴られたり
読心能力破りの方法が『エロい事を考える』だったり
女性ファンが多いと聞いてたけど、女性キャラが無駄にエロかったり(特にラクスは凄かった)

色々凄かった!

566シャアダム:2024/02/18(日) 10:12:23 ID:CVo7XjhE
◆劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ(2023年・日本)

原作はマイナー雑誌に連載していた漫画。その後「アニメ」になってプチヒット、そして「深夜の実写ドラマ」になって、「実写劇場版」になった作品。
内容は、岡山の7人組の地下アイドル「チャムジャム」の中で、一番人気が無かった「舞奈」のファンになった主人公「えりぴよ(女性)」のドルオタとしての奮闘をコミカルにホットに描くと共に、アイドルの苦悩や人間関係を繊細に描いた作品で、
劇場版は東京でライブをやる事になった「チャムジャム」。しかしそのライブ中に「舞奈」が足をくじいてしまう。療養休養中に「舞奈」は自分はグループに要らない子じゃないかと悩み、アイドルグループを辞めようとする。その事を知った「えりぴよ」とドルオタの仲間達が、奮闘して「舞奈」を元気づけようと色々頑張る話でした。

いやあ、原作愛に満ちてる映画だね〜。「えりぴよ」たちのファン行動がおバカで馬鹿馬鹿しくてコメディ色が強いんだけど、時々その熱心なファン活動に目頭の奥が熱くなるストーリーだなあ。普通のアイドル物は、アイドル綺麗!可愛い!可哀想!頑張れ!だけで終わるんだけど、この作品の半分はアイドルオタクの目線でストーリーが進むから、アイドル世界のオタクの醜い部分や奇妙で呆れる行動を見せてくれて、綺麗で華やかな世界だけで終わらないところが、飽きなくて面白くていいね。
ドルオタ醜い部分もだんだん慣れてきてほのぼのと笑えて、一緒に応援したくなる暖かい作品に変わっていくんだよなあ。

まあ、アニメ作品が演出や作画や、楽曲も振り付けも、人間関係の描き方も(百合部分が多いけどね)素晴らしかった。そして実写ドラマも、「えりぴよ」が原作のまんまで、笑えて可愛いし、上手く実写化したなあっておもえたからなあ(自分はね)。
そういうことで、この映画を楽しむには色々と超えなければならないハードルが幾つもあるけど、自分はたまに新作を作って欲しいなあって思うかなあ。
例えるなら、実写ドラマは、ほのぼのとして感動も出来る「Mr.ビーン」って感じで観てるかなあ。

DVDのディスクがサーモンピンクなのはワロタ。

1時間20分頃から始まるクライマックスの「チャムジャム」ライブは、振り付けがアニメそっくりで歌が意外と良くて盛り上がりました。武道館でのコンサートまで描いて欲しいなあ。面白楽しくてジーンとくる作品でした(自分はね)。

567シャアダム:2024/03/02(土) 04:21:03 ID:CVo7XjhE
◆犬神家の一族(2006年・日本)

「そうか、よしっ、わかった!」

昭和22年(太平洋戦争終戦から2年後かな)、製薬会社を経営する「犬神家一族」の莫大な遺産相続(今のお金に換算して405億+事業らしい)に関するトラブルについて、法律事務所から相談を受けた名探偵「金田一耕助」は栃木県那須町にやって来た。相続関係者が集まった犬神本家で連続殺人が起り、彼が解決に挑むと言う話でした。
1976年版「犬神家の一族」のリメイクで、監督(市川崑)や主演(石坂浩二)は同じで、市川崑監督の遺作と書いてあった。

出てくる役者が、結構豪華で、知ってる人だけでも、松嶋菜々子・松坂慶子・奥菜恵・岸部一徳・石倉三郎・尾藤イサオ・深田恭子・林家木久蔵・中村玉緒・草笛光子・ 大滝秀治・加藤武・中村敦夫・仲代達矢・・そして三谷幸喜まで出ていました。

さて感想ですが、話がしっかりしていて、面白かったです。1976年度版に比べると劣るって言う人も多いけど、これはこれでそれなりに良かったと思います。主題歌も一緒で味わい深かったですね。
ただ、敗戦後の荒れてすさんだイメージの日本って感じはしなかったなあ、やっぱり田舎だと敗戦の影響は少なかったのかなあ。乗ってる乗用車がジープってのはそれらしかったけどね。多分、映像が綺麗すぎたのが、昭和って感じがなかったのかなあ。
あと、「金田一」が天から舞い降りた救世主で、みんな別れを惜しむみたいな終わり方をしていたけど、事件解決に寄与はしたけど、そこまで崇拝されるような人物な感じはしなかったなあ(そこが惜しいかなあ)。
やっぱり、金田一の活躍より、犬神家のドロドロした遺産相続争いがメインで、殺人のやり方(斧琴菊=良き事を聞く)、佐清の不気味な仮面と酷いやけどの顔、松子の言動、珠代の行動などが印象に残りました。金田一は完全に脇でちょろちょろ動く小賢しい「子ネズミ」って感じでしたねw

あと、犯人が偶然が重なった悲劇とは言っていたけど、そんなこたーない、殺人を起こすような事かよ!って言いたいな。多分、当主(クソみたいな遺言を残した)の血や当主の呪い(育て方)がそういう殺人まで引き起こすような性格にしたのだろうけども。
まあ、一代にして巨大な財産を残した英傑人物だからこそ、何人もの愛人を囲って、母親の違う複雑な姉妹、兄妹を作るんだろうね(それが今回のトラブルの原因なんだが)。で、一番愛していた恩人の妻との不倫の末できた子供の娘の「珠代」に財産権利を与えたかったのだろうね(その恩人は女性に対して不能らしい)。

1976年版は、前に観たことがあるけどテキトーに観ていて、内容覚えちゃいないから、もう一度借りてみようかなあ。

568シャアダム:2024/03/02(土) 07:03:55 ID:CVo7XjhE
「犬神家の一族」の訂正:舞台は栃木県那須町と書いたが、信州の架空の町でした。

OP曲が「カリオストロの城」ぽかったのは、同じ作曲家だったからか。

569修都:2024/03/03(日) 18:31:12 ID:4qrqq.3Y
金田一耕助シリーズは色んな因習や複雑な人間関係にとらわれた人物がそれしかできなくなった末での殺人という点がよさの1つかなとは思いますね

570みる子:2024/03/29(金) 19:14:54 ID:OQbmh54E
・DUNE 2
行かないつもりが結局観に行ってしまった… 決闘シーンは良かったです。あとワームライドはびっくりした。
内容的には母上の大勝利でしたかね。防御力高そうな装いのフローレンス・ピューも格好良かった。

・オッペンハイマー (多少ネタバレあり)
クリス・ノーラン女王 「私のオッペンハイマーはどうですか? 美しい作品でしょうか。夢のような作品でしょうか。そうであれば、これに勝る喜びはありません。
IMAXシアターにようこそ、お客様。どうかこの風景が、いつまでも貴方の記憶に残りますように…」

リアクションに困るよ!! ていうかノーランってこういった作風でも撮れてしまうのか… 凄…

というのがファースト・インプレッションです。ただただオッピー博士の半生を克明に描き出す… これがアトミックかつアカデミックな作品というものか。
衝撃波が遅れてくる演出なんかはインセプションなんかと一緒でリアルな時差まで再現してるのだろうなー とか思う一方で、
写実主義のクリス・ノーランならば実際にニューメキシコで原爆を爆発させたりしてそう… とか脳裏をよぎったりもしました。
原爆投下の直接的なシーンがなかったのは私は英断と捉えたいです。ちゃんとその(文字通りの)“影”の恐ろしさ描く巧みさにむしろ驚嘆しました。

あとノーラン監督には珍しく夢想・想像のシーンもあり、それはオッペンハイマーの視る未来予想でありつつ今現在の我々にも決して無関係ではないよ、と暗示されているようで…
ベネディクト・カンバーバッチ主演の『イミテーション・ゲーム』のような作品と予想して観に行ったら、とんでもない怪物に出くわした感じでしたね。自身の未熟さ・不勉強に横面を張られたようで恥じ入るしかない…

ところで昨年バーベンハイマーなんてネットミームが出現しましたが、あれはいったいなんだったのか… と思案してみたのですが、
おそらくは『鉄血のオルフェンズ』の「止まるんじゃねぇぞ」に近いノリだったのではないかな、と。腐すというよりはネタ化しないと飲み下せない感じというか。

・GB フローズンサマー
打って変わって頭からっぽで楽しんでしまった。相変わらずフィービーがめちゃくちゃ賢くて可愛くてハッピーな作品。
同時にポッドキャストくんがイケメンの雛に成長していてビックリ! これは将来有望。反面その他のキャスト(旧バスターズ含む)にあまりパワーを感じなかったり。
ポール・ラッドなんてメインキャストにクレジットされてるのに…! とか言いつつそこにポール・ラッド(アントマン)の味を感じてしまう。

割と盛りに盛った内容で多少とっ散らかりつつも楽しかったので良かったです。ただやっぱりもうちょっと登場人数を絞ってもらった方が作品的に締まるかなー とは思いました。

571シャアダム:2024/04/06(土) 15:47:51 ID:CVo7XjhE
◆ルパン三世VSキャッツ・アイ(2023年・日本アニメ)

キャッツアイ達の父親で画家「ハインツ」が残した3枚の絵に隠された秘密を追って、武器商人・ルパン一家・キャッツアイ達・銭形と内海コンビが争奪戦を繰り広げる。
時には敵対したり、協力したりするエンターテイメントアクションアニメ。

感想:まずは残念なところ。オープニングの絵画泥棒のシーンがありきたりで、敵のプロの傭兵の撃つ弾が全然当らない、銭形もいつも通りドジっ子役、内海も騙され役で目を見張るシーンがなかったこと。
盗みの仕掛けや泥棒シーンも、架空の便利道具ばっかりで、あまり見所がなかったこと。逆転のカタルシスもあまりなく、ルパン三世だからこういうもんだ仕方が無いって思わせてくれたところかなあ。
プロである敵の弾が狭い空間でさえ全然当らないんだもん、五右衛門が刀でマシンガンの弾をはじき返すのは「特殊能力」でそれはいいんだけど、都合よく物理法則を曲げて、逃げたり戦ったりキャッツアイもそうだけど。

でも、エンターテイメントとしては、最近の映画「シティハンター」よりは楽しめました。やっぱり、ルパンとキャッツアイ(泥棒同士)が邂逅するだけで.ワクワクしますね。
終始、ルパン先輩がキャッツアイ後輩の面倒を「やれやれだぜ」って感じで見守る構図だったけどね。あと、ナチスの財宝とか、父親がナチスとかと関わりがあったとか、これは昭和の物語なのかな。愛ちゃんが結構足手まといな行動でワロタ。
あとは、最初CGルパン達のカクカクした動きが違和感あったんだけど、慣れてきたらこれはこれでいいなあって思えました。子供向けエンターテイメント映画としてはよく出来ていると思います(まあ、泥棒が格好いいヒーローってのは子供にどうかな?っては思うけどw)。
将来、僕も私も泥棒になる〜って思わなきゃ良いけどね。まあ、そのくらい、格好良かったって事にしとこうかな。。続編があったら見てみたいとは思わせてくれました。

あ、そうそう、ちらっと「シティハンター」が出てたような。

572シャアダム:2024/04/07(日) 18:22:22 ID:CVo7XjhE
◆劇場版サイコパス providence(摂理)2023年日本アニメ
TVアニメ2期と3期の間をつなぐ物語(知らなかったわw)。日本に密航しようとしたストロンスカヤ博士が、船上でピースブレイカーという組織に襲撃され殺害される。
博士が開発した「ストロンスカヤ文書(シビュラシステムの未来を予測したシミュレーション理論)」を巡って、主人公アカネたち公安チームと謎の組織ピースブレイカー(砥波)との争奪戦を中心にして、シビュラシステムと法の存在の必要性を問うアクションアニメでした。

命を賭けて戦ってる最中で芝居がかったセリフで問答を始めて哲学するのはアレだけど、ストーリーがー重厚でまあまあ面白かった。
前見たル●ンと違って、敵の攻撃でちゃんと負傷するのもリアルよりで楽しめました。ただ、あのシーンも、もたもた問答をしてるから逆転されて殺されて負けたんだよなあ(まあ、そういうのはこのアニメだけじゃ無いけどね。)
あと、逆転のカタルシスがあって、スカッとする場面もあって良かった。でもこのアニメ、基本鬱展開なんだよなあ。
ラストは衝撃すぎる・・・あの偉いおばさんはシビュラシステムが作ったアンドロイドなんだよな(違ってたらゴメン)。
それで、第三期は朱が、あんなところに居たのか。コウガミがちゃんと主人公として活躍してたのも好印象な映画でした。

1度、再び最初のTVシリーズから観てみたくなる内容でした。人物関係がうろ覚えで、こいつ誰だっけ?ってなりましたから。

573シャアダム:2024/04/09(火) 16:46:28 ID:CVo7XjhE
◆死霊館のシスター 呪いの秘密(原題:The Nun II=その修道女2)2023年アメリカ

死霊館シリーズの9作目。シリーズ3作目の「エンフィールド事件」に出てきた悪魔のシスター「ヴァラク」の前日譚であるシリーズ5作目の「死霊館のシスター」の続編である(ややこしや)。
時は1958年、場所はフランス。ヨーロッパ中で不可解な神父惨殺事件が起り、前作で悪魔「ヴァラク」に勝った特殊能力を持つシスター「アイリーン」が教会に任命されて、解明解決に乗り出す。
一方、前作で「アイリーン」を補助し救った管理人「モーリス」はフランスのとある女学校で用務員として働いていて、彼の周りで不可解な事件が発生する。彼と今回の事件とは関係があるのか?と言うホラー映画でした。

前作の激闘を全然知らなくて、この映画から観てしまったので、オープニングからやけにあちこちに場面が飛んで、登場人物がやけに出てくるなあ、ホラー映画の始まり方にして斬新だなあって思ってしまった。これは前作を観てる前提の始まり方だったのねん。
まあまあ面白くて、まあまあ怖かったです。この死霊館シリーズは好きなので、これからも作品の質は一定を保って欲しいって願う。
唯一の男メインキャラ「モーリス」は格好良くて頼れるんだが、「(自分を)助けて欲しい」って主人公に哀願するのはちょっと情けなかったなあ(悪魔に利用され放題だったし)。見事に、女性メインの女性だけしか活躍しない映画ですね。悪魔も女性だったし。
しかし、くりぬかれた眼は元シスターの悪魔の物だったのだろうか?悪魔にとって毒にも薬にもなる聖遺物だった?「信じればワインはキリストの聖なる血になる」ってのが伏線回収でしたね。
しかし、絵から抜け出した野獣の悪魔は一緒に退治されたのでしょうか、その辺があやふやだった?

まあ、ミステリー仕掛けで、悪魔の謎を解いて、学校で再会するストーリーは中々良かったと思います。
自分は知らないでこの映画から観たけど、前作「死霊館のシスター」から観る事をお勧めします。ホラーに免疫のない方には結構怖い映画だと思います。
後日譚ダラダラしないで、あっさり終わる所も自分は良かったですね。

574シャアダム:2024/04/11(木) 17:36:29 ID:CVo7XjhE
◆THE FIRST SLAM DUNK(2022年・日本アニメ)

兄を海の事故で失った「宮城リョウタ」を主人公に置いて、選手それぞれの過去や思いを交えながら、湘北高校VS山王工業の戦いをたっぷり2時間かけて描くバスケットアニメ。

内容も凄かったが、作画が今まで観たアニメを超えていたかも知れない程凄かった。繊細な原作の描写を線を損なうことなく、滑らかに人間らしく動いてるんだぜ〜(驚いたよ)。
実際の人間をトレースしてるロトスコープアニメなのかなあ。それにしても、新時代のアニメ、アニメの可能性の一つを観た感じで、それだけで感動しました。
「呪術回戦」のEDでキャラ達が音楽に合わせて踊ってるアニメがあるけど、あれをサラに綺麗に滑らかに描いた感じですね。

そしてストーリー構成や演出がピンチになったり逆転したりのシーソーゲームの盛り上げ方が素晴らしい、さすが原作者が監督・脚本をやっただけはあるなあ。声優も一新してる決断も素晴らしいな。
逆境からの逆転のカタルシスが凄すぎて、感動で泣いちゃったよwまさに、「いっけー!!!」だね。こんな凄いアニメがあったなんて今まで知らなかったわ(人気萌えアニメに隠れてた?)。

本当の主役の花道やライバル流川が一発逆転の大活躍する場面も良かったし、他の4人を陰で支えるこの映画の主人公リョウタの活躍や葛藤も良かった。ラスト一分、BGMや周囲の音が消える演出が最高でした(そこまで持ってくる構成や演出も凄い)。
観た後、自分も疲れました(良い意味で)。
久々に観て良かったと思うアニメーションでした。

575もにゃら:2024/04/11(木) 21:24:23 ID:j8Dr8S3M
>>574
いやいやいや、超話題になってたし、興行成績も100億超え、韓国でもスラムダンクブームが起こったとかニュースになってましたやん!

興行成績も話題性もそこらの萌アニメなんざ足元にも及ばない

シャアダムさんのアンテナ、ちょっと変

576もにゃら:2024/04/11(木) 21:40:14 ID:j8Dr8S3M
◯デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション前編

ある日、後に侵略者と名付けられる宇宙人の巨大宇宙船が飛来し東京上空に鎮座
その奇妙な状態が日常となった女子高生達の話

はあはあ、パンツ見えそうなミニスカートの女子高生の生脚かわええ…
女子小学生のパンツも見えたし、最高や!

と、現実逃避したくなるほどヘビーな話でした…

見ていて沸き起こるイヤな予感が尽く的中するんですけど!
起こって欲しくない事が次々起こるんですけど!

半端に頭が回って潔癖な少女が現実的な力を手に入れて暴走するとか、予想は付くが実際にやられるとキツイ

主人公の与太話が実は正しかったとかマジか
主人公はいつも
『将来の夢は革命を起こして日本国を乗っ取る事であります』
とか言ってるヤツで
『人類にとっての真の脅威は侵略者ではなく僕であることを飼い慣らされた豚どもに思い知らせなければ』
まさかマジで主人公が人類滅亡のトリガーを引いたなんて

577修都:2024/04/12(金) 07:07:38 ID:4qrqq.3Y
スラムダンクは情報をほとんど隠して声優全とっかえだったから最初は炎上しましたけど、結果的には大ヒット。
主題歌も日本バスケットを代表する曲になりましたし、老害オタクがいかに害悪かを示してしまった事例でもありましたね。

578シャアダム:2024/04/12(金) 07:17:09 ID:CVo7XjhE
だって、どうせ女子向けのイケメンアニメだと思って、全然チェックしてなかったし、全然興味なかったし、ずらっと置いてあったから何気に借りてみただけだし。アニメも映画にもアンテナ張ってませんし、なんとなく興味がある作品だけ、レンタル屋に並んでたら気分転換に借りてみる、流行に敏感でない大人は、そういうもんですよ。
今だって、何の最新作もうすぐやってくる、とか全然知らないです。今だって「エクスペンダフル」の最新作が来るぐらいしか知らない。一般ニュースでたまたま観た話題ぐらいしか知らないですね。昔っからアニメや映画は好きだけどね。

そうですか、そんなに話題になってましたか、全然知りませんでした。もう一回は観たい作品ですね。

579シャアダム:2024/04/12(金) 08:02:52 ID:CVo7XjhE
◆ジョン・ウィック:コンセクエンス(原題:John Wick: Chapter 4)2023年アメリカ

車を盗まれ愛犬を殺された事から始まったこのシリーズの多分、完結編。殺し屋連合のルールーを破ったために、世界中の殺し屋やそのオーナーから命を狙われるようになるジョンウィックは、昔の友人を訪ねて日本にやってくる。
だかそこにも組織の手が伸びて、昔の友人も殺されてしまう。その友人を直接殺したのも、昔の友人で盲目の殺し屋だった。
ジョンは生き延びるために自由を勝ち取るために、組織の幹部同士が争ったときに行う古いルール「決闘」というルールを利用することになる。
その決闘に勝てば組織から狙われなくなり、自由を取り戻せるのだが、「決闘」に行き着くまでにも色んな困難が待っていた。という、ド派手銃撃アクション映画。

まさかこんなに綺麗に完結するとは思わなかったなあ。綺麗とは言っても後味は結構悪かったがねwジョンは静かに暮らしたかっただけなのにね。
やっぱ、仕方ないとはいえ、あれだけ人を殺したら、こういう終わり方しかなかったんだろうね。

で、感想ですが、かなりメチャクチャで疑問の残る戦いだったけど、最後まで飽きずに観てられたし、ラストの戦いは、逆転のカタルシスもあって、スッキリしたし、まあまあ面白かったかな(2時間40分間たっぷりこれでもか!って剣戟・格闘・銃撃戦でしたがw)。
ただね、盲目の殺し屋があんなスキだらけな動きで強いわけないじゃんって思ってしまったし、ジョンの銃は弾が無限にでるのかって笑ってしまったし、敵が何発撃っても死なないからターミネーターか!ッてつっこみ入れたくなった(ジョンもほぼ不死身だしね)。
ラストの「決闘」はどうなるのかなって予想したら、的中したのでニヤニヤしました。犬の殺し屋は、ジョンも犬を大事にしてたので重なっちゃったんだね。
盲目の殺し屋のファッションや髪型が、昭和っぽい格好なので、監督はどうしてこのファッションにしたのだろって思ってしまった。初期の007とかに出てきそうな感じだね。

まあ、本当に相手の弾はジョンに当らないわ、敵は何発喰らっても死なないわで、ホントかよ〜?って思うところもあったけど、エンターテイメント映画としてはこれでた正しいのかもね。
まるで特撮ヒーロー映画を観てるようでしたが、気分転換にはぴったりな、ワイワイみんなで楽しめる、まあまあ面白い映画でした。ダラダラ続かないで、ちゃんと終わらせたところは評価します。

580真ナルト信者:2024/04/14(日) 19:14:54 ID:???
>>575>>577
それってあなたがニチャってドヤるようなことなのですか
見もしないで言ってそう

581もにゃら:2024/04/15(月) 02:39:34 ID:j8Dr8S3M
>>580
最近になって大谷翔平を知って『こんなスゴい奴が無名だったとは!』と言ってそう(笑)

582もにゃら:2024/04/15(月) 02:51:49 ID:j8Dr8S3M
>>577
togetterで旧作アニメファンのまとめ読んだけど、酷かった(笑)
井上雄彦先生を完全に"敵"扱いしてて引いた

The 厄介オタクって感じ

583シャアダム:2024/04/15(月) 04:00:06 ID:CVo7XjhE
>>580
庇ってくれてありがとうね。
人を平気で馬鹿にする「厄介なオタク」に、俺は別に何を言われようと平気だから、これ以上反論はしないであげてね。

気持ちは嬉しかったよ。

あ、大谷翔平のことは、悪いけど凄い野球選手だって事しか知らないなあ(最近トラブったって聞いたけど)。趣味の話なんて興味ない事はそれでいいんだよ。自分は何でも知ってる情報通だって自慢したいんだろうね。

俺の意見としては、旧作ファンの声優変えないでッて気持ちも分かるなあ、特にキャラ人気の作品なんだもんね(声優を一新した英断も分かる)。原作者を敵扱いしたのって、一部のファンじゃね?全員っぽい言い方だけど。

人を馬鹿にすることをどんどん書いてもいいけど、自分もそういう性格の人間だって思われるよ。

じゃあね。もう何を書かれても言い返さないから。バイバイw

584修都:2024/04/15(月) 07:09:42 ID:4qrqq.3Y
???
なんだこの流れ?
この程度のことで馬鹿にされたと思ったんですか。しかも庇ったとかいう書き込みなんですかあれは
厄介なオタクて…

585もにゃら:2024/04/16(火) 01:34:55 ID:j8Dr8S3M
ていうかさ
自分が知らなかった=世間的にも無名なはず or 知らないのが普通

という発想がヤバいんだよね

>こんな凄いアニメがあったなんて今まで知らなかったわ(人気萌えアニメに隠れてた?)。

そう、ここ

>(人気萌えアニメに隠れてた?)。

知らなかったという事実を正当化しようとしてるっつうか、無理やり理由付けしてるというか


自分が知ってる=メジャーでスタンダード
自分が知らない=マイナーでノンスタンダード

という発想の人間は偶に居るが、周囲が苦労するんだよね
言ってみれば自分が世界の中心だと思ってるって事だから

自分が知ってるものについてはマイナーな物でも『知ってて当然』という態度で、逆に知らないものについてはメジャーなものでも『そんなもの知ってどうする。知らないのが普通』という態度を取りがち

586シャアダム:2024/04/16(火) 08:38:12 ID:CVo7XjhE

言い返さないって言ったけど、一つ質問。
なぜ850の人に対して、そういう俺を小馬鹿にしたような不思議な回答を返したんだい?
返答になってないんで、ちょっと気になったわ。

ついでだけど、俺に対する性格分析は全部的外れかな(屁理屈でこじつけの天才かよって笑っちゃった)。ゴメンね、もう何も言わないって言ったのに約束破って、じゃあね。

587シャアダム:2024/04/16(火) 09:05:19 ID:CVo7XjhE
訂正:580の人だった。

588修都:2024/04/16(火) 11:20:46 ID:bipLxfH6
なんかずっと謎な反応をしてるなと思ってたんですがシャアダムさんとW11さんってid的に同一人物なんですね
今気づきました。ごめんなさい
どうりで噛み合わない人だなと思った。580の人は同一人物ではないと信じます

589シャアダム:2024/04/16(火) 16:32:03 ID:CVo7XjhE
580の人は俺じゃないですよ。返答が?だったので、自作自演と勘違いしてるのかなって思ったもので。

修都さんの「ごめんなさい」が聞けてなんか貴重だなあ。やべ、ちょっと嬉しいかもw

映画の時は「シャアダム」。その他の時は「W11」でやってます。これ秘密にしといてねw

590修都:2024/04/16(火) 19:16:13 ID:4qrqq.3Y
まぁちなみにマジレスするともうちょい自分の興味以外のことも一般常識として知っといた方がいいこともあるよ
スラムダンクなんてNHKしか見ないような年寄りレベルでも流行ってたことなんて知ってるんだから
別に暗い部屋に閉じこもって自分の趣味以外のことは何もしない、身の回りのことはお母さんが全部やってくれてるみたいな生活してるなら別だが
ちゃんと人と関わってる?

591W11:2024/04/16(火) 21:10:19 ID:CVo7XjhE
色々心配してもらって悪いのですが、この辺で辞めときましょう。映画の感想を書くスレなので。



自分もマジレスすると、スラムダンクが流行った云々を知らなかったぐらいでギャアギャア言う方がどうかしてますよ。知らない人も興味ない人も沢山いると思いますよ。
その辺が彼が言う「THE厄介オタク」とどこが違うのでしょうね。本当はスルーしようと思ったんだけど、自分を庇ってくれる投稿があって、その上で彼がスルーしてくれれば良かったんですが、言い返し始めたので、自分が静観するのは庇ってくれた人に対しても卑怯だよなあって思ったんで喧嘩を買ったんですね。

感想の重箱の隅をつついて、他人を馬鹿にしたり傷つけたりして自分を正当化する奴って、取るに足らない人だと思いますね。作品は批判したら怒るくせに、人は傷つけても平気って、あほらしくて相手にしたくないですね。彼が自分の性格を分析してたみたいですが、え?それって彼自身の事じゃんって笑ってしまいましたよ。
彼もちゃんと人と関わってるなら、そういう嫌な事はしないと思うんだよね。

自分は人とどうかって?、いちいち言うのが恥ずかしい事を、言わせないでください(まあ、秘密ですw)。引き籠もりとかお母さんが全部やってくれるってのも、体が弱いとか家庭の事情があるから仕方ない時もあるからその辺は気をつけた方が良いですね。
自分はね、批判的な感想はするけど、他人の感想を気に入らないからってあーだ、こーだ攻撃したこは無いですね(そういう考え方もあるんだねって思います)。相手の間違いも馬鹿にしたこともありません。人間だもの記憶違いや間違えや知らないこともあるんだからって、相手を思いやる同じ緩い考えの人としか、相手にしませんね。
作品はつまらないならつまらないって正直に言える、かつそれにむかついて人格を攻撃する人がいない、ゆる〜い掲示板が、理想ですね。

じゃあ、これで本当に終わりますね。失礼しますね。心配してくれてありがとね。

592修都:2024/04/16(火) 21:31:35 ID:4qrqq.3Y
いや、あの投稿を庇ってくれたと感じる方もどうかしてる
ていうか、自分が何か言われたらそうやってグチグチ長文で言い訳しだして、言う方が絶対的に悪いんだと言うところがあなたの一番あれなところなんですけどね
おいくつなのか知りませんけど、よくそれでネットで生きてこれましたね


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板