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映画感想スレ(4)
489
:
シャアダム
:2022/10/14(金) 18:17:24 ID:LhRnwsYM
◆ドライブ・マイ・カー(2021年・日本)
数々の映画作品の賞に輝いた(アカデミー国際長編映画賞など)村上春樹の同名小説を基にアレンジした日本映画。
主人公「家福悠介」は演出監督兼役者として、妻「音」はTVの脚本家として活躍していた。そんなある日、主人公は妻の浮気を目撃してしまうが、今の良好な関係を壊したくないので,見て見ぬ振りをする。そして、次の公演「ワーニャ伯父さん」に取り組み初めて間もなく,妻は主人公に何かを伝えようとした日の夜、急死してしまう。そして2年後再び広島で「ワーニャ伯父さん」の公演に取り組んだ主人公は、オーディションの役者達の中に,妻の浮気相手だった役者を見つけて,どういう意図か彼を主役「ワーニャ」に採用してしまう。
これは、主人公「家福悠介」と彼が選んだ役者達とスタッフ、仕方なしに自分の愛車の運転手にした無愛想な訳あり女性ドライバー「渡利みさき」の心のふれあいと、後悔と再生の人情物語とでもいいましょうか。
3時間もあるんだぜ〜。某「るろうに」の激情シーンとは全く逆で、感情は抑え気味で淡々としてるんだけど悲しくて切なくて台詞一つ一つが意味深で、ジワァとにじみ出る感動がある映画でした。まず、「音」さん、最初は男をひっかえとっかえ快楽を求める嘘つき悪女なのかなあって思ったけど,そんな浅い物語ではなかった、多分子供を失った悲しみをセックス好きな別人格で補っていたのかもねえ。そしてその事を夫に気付いて,子供を失っても分別ある大人ぶって無理してる心を浄化するために、夫に見つかって傷つきたかった,そして夫に怒られたかった,夫と感情をぶつけ合って1度メチャクチャになって、心の底から悲しみたかったのかもねえ(再び人生をスタートするために)。
その真意に気付かないで大人なフリしてやり過ごしてる主人公に、自分を不思議な話の主人公(空き巣の少女)に例えて訴えていたのかもねえ。自分の死期に気付いて,罪を告白しようとしてたのかもしれないね。
それから「ワーニャ伯父さん」(ドストエフスキー著)について、これは大まかな粗筋を読んでからこの映画を見るべきだと思った。じゃないと、演劇シーンが意味がわからず退屈になるかも(読んでると2倍ぐらいは面白くなるかな)。
それから耳は聞こえるが喋ることができない健気な役者の「イ・ユナ」さんとプロデューサーの夫との食事シーンが良かった。これがきっかけで、過去に辛い思いをしてきた女性ドライバー「みさき」が心を開く切っ掛けになったんだよね。夫の方もいかにも「優しくていい人」そうなのが良かった。
そして主人公、色々な人とのふれあいで、彼なりの「音」の真意にたどり着くまでの過程が素晴らしかった、長台詞のオンパレードだったけど、どの言葉にも深い含蓄があって、時間を忘れて聞いてられたなあ。
まだ書きたいことは色々あるけど、演劇のラストシーンで韓国手話で語られる台詞が、この映画の全てを語ってくれたかなあ。残されたものは悲しみを背負って生きていくしかないんだ、とか人生の真実が胸にぐっときた。悲しみをちゃんと受け止めないと先へは進めないって事なのかもね。いやさすが,幾つもの賞を取った映画だけはあったよ、最後に希望が残った終わり方も良かった。
ラストシーンは車と犬をもらって、韓国に引っ越して、新たなる人生を歩もうとしてるんだよね。
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