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映画感想スレ(4)

307シャアダム:2021/01/30(土) 19:56:45 ID:kBWFqkqM
◆アーティスト(2011年アメリカフランス合作) アカデミー作品賞受賞作

へーこんなアカデミー作品賞があったんだって気持ちで観始めましたね。
ストーリーはサイレント映画のスターである主人公「ジョージ」が、映画館前のインタビューを受ける所で一人の女性ファン「ペピー」と出会う。彼女をその後オーディションを受けて「ジョージ」の映画のダンスシーンで共演する事になる。
その後ジョージのアドバイスで女優の道を駆けあがっていく。一方ジョージはそのプライドから流行り出したトーキー映画を馬鹿にしてサイレント映画に拘り失敗して落ちぶれていく。そして自棄になり・・。だが、彼を密かに思う女性がいたというメロドラマ風のサイレント映画でした。

なんていうか、面白かったんですが、物語の内容に対して少々長くて途中ちょっとダレたかなあ(自分はね)。自分だったらもう少し短めに作るかなあって思いました(素人考えw)。
でもいい映画でした。特に最後のどん底からの一転、華やかで楽しいタップダンスシーンは逆転劇のカタルシス満点でした。サイレントからトーキ―への変換期には、こういうサイレントスターの葛藤や悩みがあったんだろうなあって感じました。そして、もしかすると、ヒロインの一発逆転のアイデアである「ミュージカルのの誕生」まで描いたんでしょうかね(その辺は映画の歴史に詳しくないんで)w

あと、捨てられた子犬のようにクビにされた運転手がいつまでも立ち去らない、あまつさえクビにされた後も飲んだくれて倒れた主人公を介抱するシーンがなんでここまでするん?って印象的でした。クビにされる前の主人公に良くされていて恩や愛着を感じていたんでしょうね。あと義理堅いのもあったのでしょう、そして○○●の指示で見守っていたのかもしれませんね。
ある日急に笑い声や物音がし始めたのは、何かのファンタジーかなって思ったけど、あれはトーキー時代の到来に主人公が何か異変を感じたんでしょうね。ちょっとビックリしましたけど。

それから犬、演技や芸が上手くて主人公のサイレント映画に共演してたけど、長生きだなあw姿カッコも変わらなくてまあその辺はご愛敬w
この「UGGY」ってていう犬(役者)は何かの賞を取ったそうですね。それから「つけぼくろ」以下出てくる映画の題名も意味深で洒落ていて良かったです。ラストが「愛のきらめき」ってのもあらすじを表していて洒落ていました。

途中ちょっとダレた感じはしましたが、悲しくも楽しい良い映画だと思いました。あのタップダンスシーンは何回も見たいシーンですね。


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