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映画感想スレ(4)

533シャアダム:2023/05/26(金) 12:17:55 ID:CVo7XjhE
◆死ぬまでにしたい10のこと(原題:My Life Without Me=私のいない私の人生)2003年カナダ・スペイン合作

舞台はカナダのバンクーバー。夫も二人の娘もいる清掃業の仕事をしている主人公アンはある日倒れて、病院の先生からガンで余命2ヶ月といわれる。
呆然とするアンだったが、やがて死ぬまでにやっておきたいこと、やりたいことを10個書き出して、それを実行することにした。という内容の人生ドラマ映画でした。

感想:滅多にやれない事ややりたかった事をガンの体を押して、なんとかやり遂げて人生に悔いの無いように生きるいう映画では無くて、無理のない望みで自然な流れの感じで最後までしっとりとした映画でした。
大人版「君の膵臓を食べたい」をおとなしめにした感じで、大人の女性的な「やりたい事」をしっとりとした感じでやっていくので、映画「グッバイドングリーズ」みたいな人生最後に花火を打ち上げて満足して終わるみたいな、最初思っていたのとはちょっとちがったかなあ。

例えば、「娘たちに毎日愛してるという」とか「思っていることを話す」とか「爪とヘアスタイルを変える」とか「好きなだけ酒とタバコをやる」とか、特別じゃ無い誰でもが実行できる「やりたいこと」ですね。

そして、「18歳まで娘に誕生日メッセージを残す」(何たらエバーガーデンみたいな)「刑務所のパパと会う」「家族でビーチに行く」も頑張ればやれますし、やさしい「やりたいこと」ですね。

ただ、残りの「やりたいこと」が難易度が高くて、やんちゃで、ちょっと不謹慎で、できそうも無い。ここがこの映画の見所でした。
それは「夫以外と付き合う(浮気)」「他の男を夢中にさせる」「娘たちのために新しいママを探す」です。

これがこの映画のドラマ性を盛り上げる要素。主人公は「ガン」の事を家族に言えなくて、一人悩む日々。相手の男は、彼女に出て行かれて寂しく1人で生活している日々。たがいに心が寂しい物同士、心の隙間を埋めるように惹かれていく(浮気はいけない事だが、人は一人悩んで抱えては生きていけ無い弱い生き物って事だよね)。
そういう、支え合い方もあるって事(分かる〜)。そして、もうひとつの奇跡が起こる、それは娘のための「新しいママ」、詳しくは書かないけど、この部分でこの映画よく出来てるなあって思いました。最後は倒れて苦しんで死ぬのかと思えば、その場面はカットされて、最後までしっとりとした感じでそこも良かったかなあ。
やさしい医者の存在も良かった。「フラジャイル」って漫画に出てくるような患者の望みを聞くことも一つの治療だという医者でした。パパとの再会もパパに改心と生きる元気を与えたんだろうなあって感じで良かった。母へのメッセージも良かった。
ただ、「家族でビーチへ行く」は生きる時間が無くて、新しいママにまかせたのかなあ。

まあ、凄く悲しくてすごく感動する映画じゃなかったけど、リアルな生活の中のリアルな感動を味わえる映画でした。題名の意味は、私が死んでも、思いはみんなの心の中で生きているって感じなのかなあ。「死ぬまでにしたい10のこと」って日本人が勝手に付けた題名がチープに思える映画でもありました。


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