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映画感想スレ(4)

510シャアダム:2023/01/06(金) 22:01:43 ID:LhRnwsYM
◆鹿の王 ユナと約束の旅(2022年日本アニメ)

上橋菜穂子のベストセラー小説『鹿の王』が原作(当時図書館で借りて読もうとしたが、半年待ちだった。人気作「精霊の守り人」シリーズの作者でもある)。
それを、アニメ「精霊の守り人」や「獣の奏者エリン」を作ったProduction I.G(「攻殻機動隊」の方が有名か)がアニメ化した。

西のアカファ国は東のツオル帝国に侵攻されて、最後まで戦ったアカファの伝説の戦士団「独角」のリーダーだった主人公「ヴァン」は、今はツオルの岩塩鉱で奴隷として働かせられていた。そんなある日、ツオルの軍を撃退したと言われる「黒狼熱(ミッツァル)」という伝染病を持った山犬の集団が岩塩鉱を襲い病で全滅させる。
そんな病が充満する中、生き残ったヴァンとユナ生き残り、たどり着いた村でユナを自分の娘のように育て、馬のように乗れる大鹿「飛鹿(ピュイカ)」の牧場造りにも成功する。一方、もう一人の主人公で医師であるホッサルは生き残ったヴァンのことを知って、彼の血から「黒狼熱(ミッツァル)」に対抗できる血清を作ろうとして彼を探させる。
そして、ツオルに対して何らかの含み・恨みを持つものは、ツオルを倒せる武器ともなる「黒狼熱(ミッツァル)」(何故かアカファ人は罹らない)の薬など作られてはたまらないので、ヴァンを殺そうと刺客を差し向ける。
そんなとき、ツオル首都から皇帝がアカファの地に来訪することになり、それを機に陰謀が動き出す。というヴァンとユナの暖かな親子愛を中心に、一方では陰謀が渦巻くリアルファンタジー。

原作は凄く面白かったけど、詳しい内容はもう忘れたんだよなあ。でもこのアニメは原作をかなり端折って、加えて独自の解釈や演出で多少原作とは別物になってるが、中心に座るものはしっかり描いており、何よりもあの上下巻の分厚い原作小説を、たった二時間弱でよくまとめて仕上げたなあって感心しました。そしてラストだけでなく色んなシーンで感動しました。
火垂るの墓っぽい描き方のユナ(幼女)の描き方も最初はジブリ意識してるし、どぎついなあって思ったけど、慣れてくるとこれはこれで味がある。何よりもユナちゃん仕草や台詞「おちゃん!」が可愛いwヴァンも最初OVA版「ブラックジャック」の渋い声かなって思ったら俳優の「堤真一」で、え?上手いなあって感じ。でもホッサルは女性向けサービス優男イケメンって感じでちょっとイメージと違うかなあ(慣れたけどね)。
背景も綺麗でアニメーションも超一流でお金かかってるなあって感じ。なのに、あんまり話題に上らなかったし、ヒットしなかったのは、コロナの所為もあるだろうが、ラストの盛り上げ方がちょっと観念的でぼやっとしてたし、原作とは多分かなり違っていたからかなあ(主人公の超能力みたいな描写が独特だったなあ)。子供がみて興奮して喜ぶような内容でも、興奮するスカッとアクションシーンもあんまりなかったからなあ。自分は充分楽しめたけどね。

あとは、二時間弱じゃ、この原作の面白さを原作を知らない方に伝えることは難しかったかなあ、できればTVアニメシリーズで端折らないでじっくりやって欲しいなあ。原作の発売が2014年なんで、コロナに触発されて書いたのではない事は記しておこうっと。

とにかく、話題にはあまりならなかったが、充分にいい映画で、自分は途中でラスト付近で、幾度か感涙した映画ではあった。他の人がつまらないと言おうと、自分は素晴らしい映画でした。


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