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映画感想スレ(4)

412シャアダム:2022/01/09(日) 19:07:13 ID:vWjVphe6
◆いなくなれ、群青 (2019年日本)

魔女が支配する階段島という島に住む(なぜこの島に来たのか覚えていない)主人公「七草」はある日島の海岸で二年前に別れた「真辺由宇」と再会する。
この島から出るには、失くしたものを見つけなければならないらしい。真辺由宇はこの島を一緒に脱出しようと七草を誘った事から、この島の謎や魔女に深くかかわっていく、青春群像ファンタジー映画。

原作も読んだのだが、解釈が難しいし、理解が追い付かない(今でも)作品でした。ただ群青色みたいに深い青春物語だなあって漠然と思うし、実に逆転的な発想の前向さで爽やかで透明感のある映画だと思った。
あまりに漠然とした感性に訴える映画だったので、感想も漠然としたフワッとしたものになりそうなので、もう少し考えてみようと思う。

(ネタバレ含む)ので読むなら先に映画を観てください。


まず、魔女の正体はやっぱり郵便局員のお姉さんで、その手下が堀さんとか僚で食事を作ってくれる男の人やタクシーの運転手とか他にも居そうですね。そして、捨ててきた感情(人格)だとすると、現実の主人公達はうまく付き合うためにお互いに「前向きな理想主義」「冷静な悲観主義」を捨てているって事か。
で、失っていた勇気を取り戻したバイオリンの子は、現実世界に戻り、現実でも勇気を取り戻した(めでたしめでたし)だが、「由宇」は現実では「前向きな理想主義」を取り戻した事で、二人の関係が上手くいかなくなったから、戻ってきた(再びその感情を捨てた?)のか・・いや感情を捨てて上手く付き合う事に反抗して、なにも捨てなくても上手く付き合える事を証明するために(何せ理想を追い求める人だから)島に戻りいつか二人で現実に帰ろうとしたと思いたいなあ。

この映画は原作の一巻。あと5巻あるわけで、どういう結末になるのか、興味はある(読むの大変そうだが)。

とにかく、ED曲が映画にマッチして結構爽やかで前向きなれる映画で、ハテナの連続で難しくややこしい映画だったが、観て良かったと思います。
ちなみに、原作はあの「サクラダリセット」の作者です。


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