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映画感想スレ(4)

320シャアダム:2021/02/25(木) 20:47:54 ID:kBWFqkqM
◆運び屋(原題: The Mule=頑固者)2018年アメリカ

主人公アールストーンは経営する農園を借金で差し押されて、ないがしろにしてきた妻(離婚)や家族に疎まれ、孤独な老人である。
そんなある日、孫娘の結婚前のパーティに突然顔を出し、分かれた家族と喧嘩になって追い出される。が、その帰りに、しょ気ていたところを出席者の若い男にメキシコの麻薬マフィアの運び屋の仕事を誘われる(麻薬を運んでるとは知らずに)。
そして運び屋で稼いだお金で、娘の結婚式の費用や差し押さえられてた農園の買い戻しや、元軍人達が集まる施設の改修などにあてて、みんなに感謝され、生きがいや喜びを得ることになる。ある日、運んでいたものが気になって中身を見てコカインだと気付くが、それでも運び屋をやめることはしなかった。
一方、麻薬捜査官たちは、組織の裏切り者から得た情報で、大量に麻薬を運ぶ主人公の車を探していた。主人公の老人アールの生き様を描いたクライム映画でした。

いやあ、すごい。老齢になってもこんな面白い映画を作り、見事主役をを演じる「クリントイーストウッド」という監督で俳優に、それだけで称賛を送りたい。派手なアクションは無いが、ストーリーが目を見話せない位面白い。そして病気の妻との和解のシーンで泣いた。よぼよぼ老人なのにイーストウッドの存在感が見事だ。
今の所、彼にしかこの感動は作れないだろうなあってかんじですね。おじいちゃんなのに犯罪に染まっていく、そして稼いだお金は、他人のために使い、感謝される喜びを得る。犯罪者にも後悔の内容に生きろと諭したり、マフィヤのボスともフランクに話したり、もう怖いものなしの元軍人の老人。何時でも死ぬ覚悟が出来てるって感じ。
アクションの面白さで魅せるのではなく、自由気ままに人生を楽しむ姿、セカンドライフを思いっきり楽しむ姿、うまく警察を交わしたり捜査官と仲良くなったり、ヒヤヒヤさせる演出で魅せるおもしろさ。

ただ、この大量のコカインで多くの人が苦しんでると思うと、観てるこっちは主人公の人生を応援したくなるけど、どこかで罰をしっぺ返しをうけるだろうなあ、受けなければならないだろうなって思って、複雑な心境だ。
悪いマフィアたちだけ痛い目見て、主人公は軽い罪ですんで欲しいなあって思ったりもするが、コカインを運んでるのを知っていて、甘い汁を吸ってる主人公も許せない気持ちもある、実に複雑だ(運んでる中身を知らない、最初の2,3回ぐらいでやめときゃいいのにって思う)。そういう部分で人間の弱さを上手く描いてるなあっても思った。

いやあ、架空の話だが前に観たドキュメント映画よりストーリーや演出はおもしろかったなあ。これからも、こういう大人の寓話ともとれる、熟練の味のある映画をどんどん作って欲しい。
妻との別れのシーンは泣くよ、ほんとに。人生は後悔の連続だね。だから時間を無駄にせず、精いっぱい生きたいと思う、そんなことを思い起こさせる映画でもあった。

ちなみに、育てていた花は「デイリリィ」。咲いても一日しか持たない苦労の多い花だそうだ。そんなんで儲けられるの?っては思ったw


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