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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ18

1管理人:2015/09/18(金) 21:26:04 ID:???
DMMのブラウザゲーム、艦隊これくしょん〜艦これ〜のエロパロスレです。
エロ妄想なりSSなりご自由にどうぞ。
シュチュやネタ妄想雑談しつつ、ゆるーく行きましょう。

SSは形式不問、長いのも短いのもエロいのもエロくないのもご自由に。
リョナ・強姦・死姦・スカトロ・ふたなり・性転換などの特殊嗜好を含む内容は注意書き必須

百合・女性提督ネタは百合スレで、こちらに投下の場合は注意書き推奨
【艦これ】 艦隊これくしょんで百合 ←検索したら出ます

■■禁止事項
批難中傷・荒らし
SS作者以外による改変/改竄および他スレへの投下
投下のあからさまな妨害・その他スレの空気を悪くする言動
上記を行った場合は警告なしで削除とホスト規制します。

※次スレは>>980を踏んだ人が立ててください。

公式
http://www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html

艦これエロパロ避難所板
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/16725/

保管庫
http://www55.atwiki.jp/kancolle_ero/

第二避難所
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/16181/

2管理人:2015/09/18(金) 21:26:52 ID:???
過去スレ
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ17
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1431434826/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ16
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1422540269/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ15
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1414233056/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ14
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1408408802/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ13 (避難所2)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1404804363/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ避難所1
※実質12スレ目
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1400634843/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ11
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401464074/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ10
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1400427549/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ9
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1397482056/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ8
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1393339375/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ7
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1390624968
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ6
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1387773261/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ5
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1385645434/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ4
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1383747696/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ3
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382371413/
艦隊これくしょんでエロパロ2
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1380741105/
艦隊これくしょんでエロパロ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1375799214/

3名無しの紳士提督:2015/10/19(月) 22:00:20 ID:6ZyLlIpU
改めてスレ立て乙でございます。

4名無しの紳士提督:2015/10/20(火) 00:44:25 ID:e9yT2g3s
空母娘は世代が進むに比例してスカートが短くなってるとは思わないか?

5名無しの紳士提督:2015/10/20(火) 02:12:40 ID:XoYQYSfc
戦況が悪化するにつれて資源が手に入らなくなり布面積が…ってか

6名無しの紳士提督:2015/10/20(火) 03:01:11 ID:V1IrAfvY
その理屈だと松型橘型は半裸ロリか…

7名無しの紳士提督:2015/10/20(火) 03:16:31 ID:ue68nYEU
なんでや天城さん改造前は着物でガード固いやろ!
表情的に脱いだ方が楽しそうに見えるが

8名無しの紳士提督:2015/10/20(火) 08:38:13 ID:d3asp3xE
そもそも差なんて微々たるもんじゃん

9名無しの紳士提督:2015/10/20(火) 18:27:36 ID:e9yT2g3s
天城さんは洋服とか着ても暑い〜って無防備に服とかスカートをパタパタしそう。

10名無しの紳士提督:2015/10/20(火) 22:10:22 ID:lwj/70V.
全空母で一番服装を乱れさせてだらしなくしている姿がエロいのは鳳翔さん。異論は認める。

11名無しの紳士提督:2015/10/20(火) 22:18:17 ID:ecwVXKmQ
着物、日本美人、恥じらい
この辺り兼ね備えてれば基本的にエロいが全部兼ね備えた着崩しがエロくないわけがない

12名無しの紳士提督:2015/10/20(火) 23:17:26 ID:e9yT2g3s
>>5 天城さんは、資源不足に対抗するために最低限の布面積で最高の防御力を得る艤装の実験に志願した気骨あふれる大和撫子なんだよ…という電波を受信したよ。

13名無しの紳士提督:2015/10/21(水) 17:36:26 ID:73AMDO0s
あらためて新スレ乙です
というわけで鳥海のお話を一本投下します
今回も独自設定があります(それも鳥海と関わらないようなネタ)

14心を配りきれぬもの、心を配りきれるもの:2015/10/21(水) 17:37:59 ID:73AMDO0s
「水上機母艦、瑞穂です」

私の鎮守府に新しい艦娘がやってきた。

「私がこの鎮守府の提督だ。よろしく」
「私が鳥海です。よろしくです」

俺の自己紹介の後すかさず秘書艦の鳥海も自己紹介した。

「如月と申します。瑞穂さん、あなたも艦娘となる運命の人だったみたいね」
「水上機母艦瑞穂、本名八月一日 瑞穂(ほずみ みずほ)……」

如月も自己紹介したが、俺が言おうとした事を先に言った。

「ええ…」
「私と弥生も本名よ」
「駆逐艦、弥生です。艦娘には艦娘としての名前と本名とが一緒の人がいても珍しくありませんから」
「そうですか……ところで鳥海さんは旧姓は八月一日でしたか」
「は?」

薮から棒な問い掛けに思わず俺は声を出してしまった。

「いえ、私の旧姓は八月一日ではありません。ついでに言うと『とりうみ』でもありません」
「そう……見た目から何となく八月一日という感じがしたのですが……」

見た目から…か……
俺はかつて出会った一人の女性の事を思い出した。
八月一日という苗字の、鳥海に似た見た目と声の女性だ。
霧の艦との大激戦の折に知り合っていた。
鳥海と八月一日とはとても似ていた。しかも声までそっくりだった。
彼女とは霧の艦との戦いが終わってからは会ってない。
連絡先を知らないから結婚した事も未だに報告出来てないから、
あの時お世話になった彼女達にいつか報告したい。

コンコン

「ん?誰だ?」
「電です。司令官、それに皆さん。パーティーの準備が出来ました」
「パーティー?」
「この前の作戦、第二次SN作戦の成功を記してのだ。瑞穂、君も一緒に来たまえ」
「あ、はい……」

瑞穂の答えは少し困惑気味だった。

15心を配りきれぬもの、心を配りきれるもの:2015/10/21(水) 17:39:09 ID:73AMDO0s
「乾杯っ!」
「カンパーイ!」
「ひゃっはあーっ!酒だあ!」
「このお肉おいしいです」
「…………提督、私たちがこんながバカ騒ぎなんてしていてよろしいのでしょうか……」
「一つの区切りとして祝勝会も必要だろう。
 これでも近海の守りを考えてパーティーの参加者は限定したさ。
 今出払っていてパーティーに参加していない者達には別の形でボーナスでも与えようと思っている」
「そうですか……」

瑞穂が不安がるのも無理はない。水上機母艦瑞穂の運命を考えたら、
こんな事をしてるわけにはいかないと思うだろう。

「ま、心配する事はない。私の艦隊には夜戦をやりたがる者達が多い。
 彼女達を信じられるからこそ、今の私達や、平和に生きる人々が安心していられるのだ」
「そう…ですね……」

瑞穂は一応納得したようだった。

「きゃああぁぁっ!や、やめてください!」

鳥海の悲鳴だった。何事か。

「いいじゃん。飲ませてよ、子宝生とろ鳥海山麓ヨーグルトをさ」

隼鷹が鳥海の服を脱がし、おっぱいをさらけ出させ、乳首に吸い付いた。

「ちょっ……本当に………やめ…………」

あろうことか鳥海の母乳をごくごくと飲みはじめた。
最初のうちは何やら期待に溢れた表情だったが…

「……ん…ふう………アルコールの味がしないね」
「当たり前なのです!艦娘は人間なのです!
 アルコールが出たら子供にとっても悪いのです!」
「じゃあ電ちゃんも飲みなよ」
「なっ、何を言ってんんっ!?」

隼鷹は何を考えたのか電に鳥海の母乳を飲ませた。

「あっ……んん……はっ………」

隼鷹にがっちりと固定させられたのだろうか。
電は鳥海の乳首から口を離せず、母乳を零さぬよう吸い続けていた。
仕方ないとはいえ電に乳首を吸われた鳥海はただ感じているしかなかったようだ。

16心を配りきれぬもの、心を配りきれるもの:2015/10/21(水) 17:40:03 ID:73AMDO0s
「んー………はぁ………なんてことさせるんですか隼鷹さん……」
「でもおいしかったでしょう電ちゃん」
「………なんだかちょっと前にも味わったような感じが…」
「隼鷹さん!電ちゃんに何させるんですか!!」

蕩けていた鳥海は電が『前にも味わったような』という言葉に何故か反応し、
一瞬で正気を取り戻して隼鷹に詰め寄った。まるで何かを誤魔化すかのように。

「だって電ちゃん大きくなりたいから牛乳飲んでるじゃん」
「だからと言って母乳飲ます馬鹿がどこにいる!
 ……お前、なんだかいつもよりも顔が赤くないか?」
「あ……ええ、確かにいつもより赤いわ………」
「だって提督が昨日『君は明日は休みだから作戦も終わった事だし好きにしろ』って感じのこと言ってたし…」
「だから朝から酒を飲んでいたのか…」
「いんや、昨日言われた時から」

…………なんて事だ。

「提督……」

瑞穂の冷たい視線が突き刺さる。

「すまない、部下を把握仕切れず、管理しきれなかった俺の責任だ」

実際誰が責任かは決め付けられないが、
俺が部下に全ての責任を押し付けても瑞穂に不信感を抱かれるだけだろう。

「いや……あたしの責任だよ……ごめん……あたしが勝手にハメを外し過ぎただけだから……
 提督は今までちゃんと真面目にやってきていたんだよ……」
「そうよ。提督は勝つために睡眠時間さえも削って頑張っていたのよ」

隼鷹の酔っていて辛そうながらも謝り、飛鷹もフォローに入った。
隼鷹が自分の責任として謝ったのは飛鷹から瑞穂の事を聞いたからかもしれない。

「ンなこと言ってもねえ。瑞穂は今日提督に会ったばかりなンだ。
 睡眠時間削ったのだって鳥海との夜戦してたって思うかもしれないぜ」
「そんなことありません!江風も、変な冗談はやめてください!」
「まあ確かに冗談さ。提督は本当によく頑張っていたさ。
 ほとんど寝てなかったみたいだし、食事さえもロクにとってなかったんだ。
 鳥海や他の艦娘達もだけど江風に寄りかかってもいいって言っても寄りかからなかったんだ」
「そうなのですね……」

江風の言葉に一々反応しながら、最終的には納得した瑞穂だった。
瑞穂と江風は元々友人同士だったらしく、
江風は第二次SN作戦の少し前にこの鎮守府にやってきた為、
ここにおいては瑞穂にとって江風は先輩と言えるだろう。

17心を配りきれぬもの、心を配りきれるもの:2015/10/21(水) 17:42:40 ID:73AMDO0s
「ふーん。司令官が最近も目に見えて細くなってきたのも食事をとってなかったからなのね。
 ちゃんと食事を摂っていた鳥海さんは最近は体型を維持してたことを考えたら
 最近は夜戦していなかったって言えるわね。
 春頃から夏にかけては二人ともスマートになっていったからそっちはそうかもしれないけど……」
「……戦いが終わっても勝って兜のなんとやらと思っていましたけど、
 いつも締め付け過ぎではいけませんから緩める時があっても仕方ありませんね。
 だって私達艦娘は兵器ではなく人間なのですから……」
「まあ自重することも人間には必要だからね…バランスが大事だよね…
 それに何があっても人に迷惑かけちゃいけないし……」

瑞穂もなんやかんやで納得したみたいだし、隼鷹も少しは反省したみたいだ。よかったよかった。

「ところで提督は何故食事をとられなかったんですか?
 鳥海さんも鳳翔さんも忙しかったし、間宮さんもいなかったとはいえ
 伊良湖さんがこの鎮守府の食事を何とか賄っていたのに…」
「私はみんなと違ってあまり運動しないから…」
「そうですか…ご飯抜くだけで痩せるなんて凄く羨ましい…」
「羨ましがってる場合じゃないわよ!運動もせずに痩せるなんておかしいわよ!」
「ええ…司令官、初めて会った時はふっくらとしていらっしゃったのですけど今は……」
「あ、そうだ、SN作戦とその後始末があったから忘れていたけど……
 これ、オマエの健康診断の結果……とんでもない事になってるぞ」

摩耶がある書類を見せた。完全に忘れ去っていた俺の健康診断の結果だ。

「提督…ちゃんとダイエットできてて羨ましい……」
「潮……あんたこれ見てわからないの?明らかに体重が減りすぎよ」
「最初の頃は多いから痩せた方がいいと思ってましたけど……
 これはいくらなんでもおかしすぎですよ!
 平均体重には届いてないし、体脂肪もかなり低いし…」
「ここまでできるなんて本当に羨ましいです」
「ちゃんとした運動と食事をしているのならともかく、
 食事抜きだなんて体に悪すぎよ!」
「だけど今まで…特に提督になる前に散々不健康な生活週間だったから…」
「司令官は極端過ぎるのです!着任してから、いつも、ずっと……」
「電……」
「80キロ前後だったのが最近は55キロに……ろくに運動してなくてこうなら」
「凄く憧れる体質です」
「……………………」
「……提督…私に気になさらずにこれを……」

赤城もさすがに心配したのか俺に食べ物を差し出した。食いかけだったが。

「すまない…病気になって倒れてみんなに迷惑かけまいと思ってやってきたつもりが
 どうやら逆に心配かけてしまったみたいだ。これからは気をつけるよ」

俺は自分が不甲斐ないと思った。これからは仕事ばかりではなくちゃんとした生活を送ろうと思った。
そして赤城の食いかけに手を出すことはなかった。

18心を配りきれぬもの、心を配りきれるもの:2015/10/21(水) 17:43:32 ID:73AMDO0s
「司令官さん、お疲れ様です」
「ああ……けどせっかくの祝勝パーティーがしっちゃかめっちゃかになってしまった……」
「途中ちょっと雰囲気が悪くなっただけ、っていう感じですから、
 それ以外はちょっと引きずりながらもまあまあでしたね」
「私の管轄内での事だったからまだよかったものだ」
「会場の用意はともかく、食事とかで結構使っちゃいましたね」
「さすがに私の判断でやった事には鎮守府の金は使えない」
「そうですね。ところで明日からのことですけど…」
「食事に関しては間宮が張り切ってたから心配ないだろう。
 潮の食生活も彼女に一任しようと思っている。
 他の艦娘はある程度個人で管理できるだろうが、
 潮は私の話を聞いて食生活が目茶苦茶になりかねないからな」
「では運動はどうしましょう?」
「運動はなあ……私の頭では走り込み以外だと……
 素振りやキャッチボールくらいしか思いつかない」
「最初はそれでも十分でしょう。慣れてきたら他のことをすればよろしいですし」
「そうだな」
「…………私とあなたの運動は何をするかで良い考えがあるわ」

鳥海の口調が変わった。艦娘鳥海ではなく、一人の女性としての言葉だろう。

「今日はあなたは何もしなくていいわ。全部私がやるからね。
 それじゃ、ベッドに寝て、おちんちんを出してね」

俺は言われるがままに彼女の言葉に従った。

「もう大きいわね…」
「少しは期待していたからな」
「それじゃ、やるわよ」

彼女は胸をさらけ出し、その豊満なおっぱいで俺の硬くなっていたちんちんを包み込んだ。

「どう…?私のおっぱい…気持ちいい?」
「……ああ……」

何も濡れていないため触感としては若干の痛みがあったが、
視覚的ないやらしさがそれを吹き飛ばしていた。

「別に無理はしないで…おっぱいだと口でする時の唾液や
 セックスする時の愛液みたいに滑りをよくするのは無理だし、
 唾液を潤滑油にするのもニオイがちょっと…」
「だけど…大きくて暖かくて…柔らかくて、
 それでいて弾力もあるおっぱいに包まれてるだけで……
 それにさっきから…ぬめった粘膜同士を擦り合わせている時に近い…そんな感じがするよ」
「そう……ね。先走り汁、カウパー液が出てきてるみたい」

彼女に言われて気がついた。最初は擦っても痛みの方が強かった。
だから胸で包み込み、軽く強弱を付けて刺激を与える程度だったが、
それだけでも俺に与えられる刺激と期待感は相当なものだった。

19心を配りきれぬもの、心を配りきれるもの:2015/10/21(水) 17:44:42 ID:73AMDO0s
「それじゃ、擦ってみるわ」

言うが早いが、胸を上下に動かし始めた。
カウパー液が潤滑油となってそれが気持ち良さを与え、
それに興奮してますますカウパー液が分泌され、更に擦る速度が速くなる…
そんなわけで限界は早く来て…

「ごめん…もう出そう……」

俺の言葉に彼女は胸で揉む運動をやめ、力の限り包み込んだ。

ドクン!!

それが引き金となったのだろう。俺はあっさりと射精してしまった。

ドクン…ドクン…

射精が続くがちんちんが大きなおっぱいに完全に包まれていた為に顔に飛ばず乳内射精だった。
俺のサイズは勃起すればそれなりのサイズだったが
彼女のおっぱいはそれを上回る豊かさだった。
全てが包み込まれている為まるで女性のあそこで射精している感覚に近しいものを感じていた。
やがて射精が終わった。

「私の勝ちですね」

射精が終わった事を確認した彼女が勝ち誇ったかのように言った。
顔や眼鏡にぶっかけようとしたけどおっぱいが大きかったからか
おっぱいの中に射精するに留まった。
精液でぬるぬるな今の状態でパイズリしたらもっと気持ちいいだろうなあと思っていたが

「それじゃおちんちん、きれいにするわね」

彼女は精液に塗れた、未だに硬く勃起していた俺のちんちんを
口で綺麗にしようとしゃぶりついた。俗に言うお掃除フェラである。
彼女はちんちんに付いた精液を舌で舐め取り、飲み込んでいた。
そして竿の部分を舐め取り終わると
今度はちんちんの根本部分や玉袋の部分に付いた精液も舐め取り始めた。
特に玉袋の部分は急所を相手に委ねているというスリルもあって中々ドキドキした。
もちろん彼女が酷い事などしないという信頼もある。
玉袋が終わって全てが終わったかと思ったらまたちんちんにちゅーちゅーと吸い付いた。
どうやら尿道に残った精液も吸い出そうとしているのだろう。
さっきからずっと勃起しっぱなしだった為、
亀頭の部分を咥えられつつ竿の部分を指で刺激されていた。
もしかしたら尿道に残った精液だけじゃなくて
精嚢に残った精液や睾丸に残った精子さえも搾り出そうとしているのか。
そんな事を考えているうちに再び放出欲が込み上げてきた。

20心を配りきれぬもの、心を配りきれるもの:2015/10/21(水) 17:45:26 ID:73AMDO0s
「もういい、これ以上したらまた…」

一度射精したとはいえ暖かな粘膜に刺激されればすぐにまた射精してしまうだろう。

じゅるるるるっ

しかし彼女はやめようとはせず、更に強めた。まさか本気で全て搾り出そうというのか?
と思った時にはもう止められる状況ではなかった。

「離れ…」

びゅるるーーっ!

俺の言葉も間に合わず、俺のちんちんは彼女の口の中で二発目の射精をしていた。

ゴクッ…ゴクッ……

初撃よりも勢いよく放たれた精液を溢れさせぬよう喉を鳴らしながら飲んでいた。
射精と同時にバキュームされていた俺はまるで本当に吸い取られてるかのような感覚を覚え、
そのあまりにも気持ちいい感覚にただ酔いしれている事しかできなかった。

「んー…………………ふー………………」

やがて二発目の射精が終わると彼女はちんちんを綺麗にし、やっと口を離した。

「はぁ……はぁ………粘度はともかく、濃さは最初のとほとんど変わらないみたいね」

彼女は肩で息をしながら感想を言っていた。

「本当に私としたかったんですね。まだおちんちんがこんなにも硬いですよ」

ちょんちょんと指で触りながらいたずらっぽい口調で言った。

「いいわ。今日は安全日だから、好きなだけここで出してね」

そう言って彼女は俺のちんちんの先端に跨がり、一気に腰を下ろした。

21心を配りきれぬもの、心を配りきれるもの:2015/10/21(水) 17:46:04 ID:73AMDO0s
じゅぶりっ!

激しい水音がした。彼女は準備万端だったらしく、乾いた俺のちんちんさえもすんなりと飲み込んでいた。

「夜戦の本番も、すべて私に任せてくださいね。それではいきますよ」

彼女は腰を上下に動かした。それもただ動かすだけではなく、
意図的に締め付けたり、かと思えば緩めたり。
おかげで一本調子になることなく、俺を馴らさぬよう様々な感覚が襲い掛かってきた。
しばらくして上下運動が止まった。何事と思った瞬間、腰を前後左右に動かした。
ピストン運動とは違う気持ちのよさに俺は三度射精してしまいそうになったが、
さすがにここですぐには射精してはいけないと我慢した。

「ッ…我慢しない…で…射精しちゃって…ください………」

彼女は俺の我慢を解かせるよう、無防備にしていた乳首を責めてきた。
さすがに胸はノーガードだった為、そこから不意にもたらされた刺激には耐えられなかった。

「ぅあぁああっ…出るっ……」

情けない声を出してしまったと直後に思ったが、

「もう、出るのね。いいわ、思いっきり…搾り取ってあげるからっ!」

ドビューッ。ドビュッ、ドビュ……

なんという事か精液まで出してしまっていた。
乳首への刺激と彼女の言葉が引き金だろう。

「ふふ……びくびくって……出てる…………
 んんっ…くうっ…はっ……んっ、んんんっ……」

射精されていると感じた彼女は、俺から全てを搾り取ろうと力を入れていた。
その動きが彼女の意思と繋がっているのか、それとも身体が勝手に反応しているのか。
どちらにせよ彼女の膣の動きが胎内への射精の快楽に酔いしれていた俺を更に気持ち良くさせていた。
永い快感の波が押し寄せ続けた後、気付いたら俺のちんちんの律動は止まっていた。

「ふぅ…………」
「ん…………終わった……みたいね…………」

息を継いだ俺を見て彼女は力を入れることをやめた。
そして中に入れられていたちんちんの律動が止まっていると気付いた彼女は、
ちんちんから液体を拭うかのように下腹部に力を入れながら立ち上がった。
その時の擦られた感触もまた気持ちの良いものだった。

22心を配りきれぬもの、心を配りきれるもの:2015/10/21(水) 17:47:09 ID:73AMDO0s
「んっ…………ふふっ、こんなにたくさん………」

彼女が力を入れたのか、行為前より少し広がっていた彼女の穴から
白濁の液体がほんの少し勢いよく飛び出してきた。

「二回も出したのにこんなにたくさん……
 あなたったらこんなに出して、パパになっちゃいますね」
「もう一児の父親だけどな」
「…もうっ…」

彼女の顔が少し悔しそうだった。彼女としてはネットの流行になりそうなものに乗るつもりだったろうが、
あいにく俺と彼女は既に親になっていたのだった。

「しかし今日は本当に…」
「安心して。安全日よ。嘘じゃないわ」

パパになっちゃう云々はあくまでもフレーバー的な言葉だったのだろう。
今は大事な時期である以上これ以上子供を作って育児に追われるわけにはいかない。
もっとも、彼女に新たなる命が再び宿ったのならそれを切り捨てる真似は絶対にしない。
むしろ新たなる命となるものを摘み取ろうとする考えなんて、俺には絶対に許せない。

「で、どうでした?気持ち良かったですか?」
「気持ち良かったよ…」

正直な感想だったが、自分だけが気持ち良くなってしまい、
彼女を気持ち良くさせられなかったと思った俺の言葉は少し弱々しかった。

「もう…気にしないで。今日は私が気持ち良くさせてあげるって言ったのよ。
 あんまり暗い顔していたら、私まで悲しくなっちゃうわ……」

確かにそうだ。今日は彼女は俺を気持ち良くさせようとしていたんだ。
自分を気持ち良くしようとした気持ちを抑えてまで俺に尽くしてくれた彼女に失礼だ。

23心を配りきれぬもの、心を配りきれるもの:2015/10/21(水) 17:48:31 ID:73AMDO0s
「それに私は…あなたと一つになっているだけで満たされるの……」
「そうか…俺もそうなんだ。いや、君と一つになってなくてもただ抱き合っているだけ…
 いや、隣にいてくれるだけで最高の気分になれるんだ」
「そう、なんて羨ましい…あっ、違うの、誤解しないで!
 別にあなたとの夜戦が煩わしいってわけじゃないの!
 むしろ夜戦がしたくてしたくて……」

色々としどろもどろになりながらも答えていた。
俺の性格の計算ミスでもしたのか、いつもの姿からは考えられないような姿だった。
それがまたかわいくてかわいくて。
俺の言葉でこうなったのだとしたら……
そう思うと少しやり返したという気分になった。

「…………今日はもう寝ましょう!明日も早いんですから!」

そう言って掛け布団を被った彼女だったが…

「おい…洗わなくていいのか…」
「ああっ!?そういえば……こんなに汚しちゃって……」

どうやら完全にテンパっていたようだ。
他のみんなが知らない彼女の顔を自分だけが知っている。それは何か優越感に浸れそうなものだ。
逆に他のみんなが見たことないような俺の顔を彼女だけが知っている。それも同じだろう。

「まっ。明日はいい天気になるらしいから、洗濯物も乾くだろう」
「ですね」
「明日からまたこの鎮守府も賑やかになる」
「新しい仲間も増えましたからね」
「私や他のスタッフ達の健康の為にも色々と考えなければならないからな。
 私も立場上、自分の事ばかり考えているわけにもいかず、
 家族や他人の事も考えなきゃいけない」
「でも一人で何でも抱え込まないでくださいね。
 あなたのまわりにはたくさん人がいますし、
 何よりも私がずっとそばにいますから」
「ああ」

本音を言えば彼女とずっとイチャイチャしていたい。
だけど、力ある俺達が自分の欲望を優先しては、他の人々が不幸になってしまうし、
何よりも俺達の幸せすらなくなってしまう。
みんなが安心して生きていけるようになるその日まで、俺達は頑張らないとな。


―終わり―

24名無しの紳士提督:2015/10/21(水) 17:55:16 ID:73AMDO0s
以上です
今回も書いているうちにネタが増えてしまってなかなか書ききれなかったです
そのため今回の話は投稿時期と想定していた作中時間とがあまり一致していません
まあ作中では第二次SN作戦直後ってくらいしか明言してませんけど

それではまた

25名無しの紳士提督:2015/10/21(水) 18:46:38 ID:ZkwWUN.A
GJ!

26名無しの紳士提督:2015/10/21(水) 20:17:36 ID:wlCssvkc
乙なのです!

27名無しの紳士提督:2015/10/21(水) 22:35:36 ID:DlAr69tE
GJ!

28名無しの紳士提督:2015/10/22(木) 00:13:40 ID:h2S6zS6k
俺は雲龍をずっとでかい響みたいだと思ってた。でも最近読んだSSの影響で雲龍と響が親娘みたいに見えるようになった。

29名無しの紳士提督:2015/10/22(木) 06:10:22 ID:GOynYW5w
響を股からメリメリ産み落とす妊婦雲龍……なんだか胸がドキドキしてきた

30名無しの紳士提督:2015/10/22(木) 19:47:21 ID:h2S6zS6k
手っ取り早く親娘丼(?)でよくない?でも、雲龍と響の両人の理解を得る必要があるな…

31名無しの紳士提督:2015/10/22(木) 22:29:14 ID:6rBmg3HM
雲龍君の優秀な艦載機をあげればなんでもしてくれそう感は異常
自分を大事にして欲しい

32名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 05:14:57 ID:36N3JKGI
霞と清霜…は流石にお母さんが小さすぎるか。

33名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 07:19:19 ID:jbR3xaNc
一年半ぐらい前に妙高型の話を投下していた者です。
あれ以降ちょこちょこ書いてはいるんですが、嫁の羽黒と他の娘となんとうかHの濃密さが違っててなかなか満足できません。
鈴谷の処女ビッチものとか、阿賀野型姉妹丼とか。
どうにもHがワンパターンで悩む。
各イベントのラスダンで艦娘達がネタを提供してくれてるのに悔しい。

34名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 09:48:49 ID:iM.BkgMg
実家暮らししてる提督の家に鈴谷がお泊まりしに来るという変な夢を見た
俺は阿武隈提督なんだがな…

35名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 17:26:13 ID:IRnQpJqU
駆逐艦とか親から白い目で見られそうだな
けど話しているうちに仲良くなっていく…というのもアリだな

36名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 17:58:48 ID:YiLPS1Vc
(今は亡き某番組風に)
自分の体を大事にしない艦娘VSどうしても悪党になれない提督

37名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 20:27:42 ID:uXxe24OQ
>>35 ぱっと見女子プロレスラーな長門型も親に警戒されそうね。

38名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:21:16 ID:z3dfEwjg
>自分の体を大事にしない艦娘VSどうしても悪党になれない提督
……こうかな?と書いてたのを投下

※ショタ提督ガン攻め加賀マゾ受け。和姦だけど非常にハードなSMにつき注意。



 加賀さんはクールでドMで正妻で

39名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:22:24 ID:Qcyibm.2
「……以上が報告になります、何かご不明な点は?提督。」

帝国海軍鎮守府、士官用の執務室にて……加賀は所属する艦隊の提督に作戦の報告を行っていた最中であった。
報告を終えて直立する加賀が視線を向けた先、執務机に腰かけた人影は――


「うん、ゴクロー様!みんなにゆっくり入渠するように伝えてよ!あ、それからその後は空いてる?ねぇ加賀さん!」
「……。」

提督という役職名に明らかに不釣り合いな少年、その無邪気な笑顔を目にしながら報告を終えた加賀は小さく溜息を吐く。
海軍では有能な人材は出自を問わず取り立てると聞いてはいたが、幾らなんでも問わなすぎる……初対面の時の加賀の偽らざる感想がそれであった。

「ねえねえ、ボクもっと加賀さんと親しくなりたいんだよー。ねえ、今晩どう?予定の都合つかない?」
「夜戦はお断りです。失礼します。」

作戦報告書を机に投げ置いて駆けてくる小柄な少年。加賀の体に伸ばしてきた両腕を避けて身を翻すと、一瞥もせず退出する。
執務室の扉を閉めるとそのまま廊下を足早に去ろうとする、が……その後ろで扉が開く音と続く姦しい声。

「えー、いいじゃない。ボクさー加賀さんのこと大好きなんだもーん。ねえ、スキンシップしよ?」
「何度言われてもお断りです。あまりのしつこさにさすがに気分が滅入ります。」

にべも無く断る加賀とそれでも折れずに人懐こく後をついてくる少年。
司令官と所属艦というより歳の離れた姉弟のような姿を目にした通行人は肩をすくめながら通り過ぎる。


「まーたやっとるで、あのジャリンコ。乳が恋しいガキンチョが提督とは鎮守府の先行きも暗いなあ。」
「恋しがられない私達は面倒がないと喜べばいいのか、それとも嘆けばいいのか……」
「ちゃうねん、ウチはまだ成長期や。これから絶賛恋しがられること間違いなしなんやで。ホンマやで。」

2人の姿を後目に、呆れた様子の会話を口にしながら通り過ぎる鎮守府の住人。
傍目には幼さを隠さぬ奔放な子供と呆れる保護者という仲にしか見えぬ2人であった。
そう、傍目には――

40名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:24:01 ID:Qcyibm.2
 
「ねー加賀さん!夜戦しよーよ夜戦!ねーねー!」
「はぁぁ、いい加減に頭に……ッ!?」

全く変わらぬ調子で人気のない渡り廊下までついてきた提督が、突然に歩調を速めて加賀に抱き着いてくる。
そろそろ本気で追い払おうと振り返った加賀は、そこにあった少年の表情を見て思わず身を固めた。


「ねー、加賀さん。加賀さんは……えっちなこと、嫌い?」
「ッ……別に好きじゃ、ないわ。」

平素と変わらぬ柔和な笑顔。しかしその声は凍り付きそうに冷たい色を滲ませている。
先まで人懐こい小型犬のようであった少年から、逆らい難い威圧感のようなものを感じて言葉を詰まらせる加賀。

「ふぅん、そっかー……じゃあ。加賀さんは、痛くされるの……嫌い?」
「ぅ……それ、も……別に……」

大蛇に全身を絡め取られ、一呑みにされる寸前のような感覚を錯覚して全身総毛立ち冷や汗を浮かべる加賀。
力の差を考えれば楽に振り払える筈の少年を、振り払えない。振り払おうという意志を奮うことができない。

「へー……そっか。じゃあ、コンナモノをつけているのは……なんでかな?」
「ッ…………♥」

加賀の胸元を覆う胸当て……その下に手を差し入れた少年の指が襦袢ごと加賀の胸の先端を抓り上げる。
布地越しに少年の指が感じ取った手応えは、充血して硬さを帯びた肉の突起と……それより硬質な金属の感触。
加賀の切れ長の目が狼狽したように視線を宙へ泳がせ、その唇から押し潰した甘い喘ぎが漏れ出る。

「言いたいことは大体伝えたし……じゃ、今夜宿舎で待ってるから?来なくても、いいけどね♪」
「……。」

用が済んだとばかりに小柄な背を向けて去る少年。
その軽い足音が遠ざかるのを耳にしつつ、残された加賀は密かに身を竦ませながら喉を鳴らしていた。
 



「やあ、いらっしゃい。来ないかと思ってたよ。」

そんなことあろう筈もない、と確信していたかのように道化た口調で来訪者を招き入れる少年。
薄暗い灯りの照らす室内……後ろ手にドアを閉めた加賀は、しばし言葉無く立ちつくして少年を見つめる。

「加賀さんってば本当に自分から内を晒そうとしないね、それとも命令される方が好きだからそうしてるのかな?……ねえ。」

子供らしい無邪気な笑顔で加賀へ言葉を紡いでいた少年、その声音が突然に温度を下げる。

「脱ぎなよ、そこで。全部。」
「ッ……!」

僅かな間、逡巡するように視線を逸らして硬直していた加賀。しかし反論することはなく、やがて一枚一枚と自身の着衣に指をかけ……肌蹴ていく。
清潔感のある下着をも一息に外してしまい、ついには一糸まとわぬ姿となって直立する。露わになった僅かに紅潮した白い裸身と、そして……

41名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:25:59 ID:Qcyibm.2


「ねえ、その体……お風呂どうしてるの?仲間に見られて軽蔑されたりしてないのかな?」
「ッッ……!」

成熟した女性らしいラインを描く肢体、その色白の肌にはくっきりと赤い線……打鞭痕らしき腫れが幾筋も刻み込まれている。
重ねて局部近くには火傷の痕が幾つも見られ、更に乳房の先端……褐色の乳頭は金色の極めて太いピアスで貫通されて飾り付けられていた。

「入浴は、時間が合わないように用を入れて……一人で入っている、から。」

太腿を擦り合わせるように身じろぎする加賀。その両足の付け根……女の部分を覆っていた恥毛は今は失われ、二度と生えぬよう処理を施されている。
そして隠すものなく晒された秘所。包皮に収まることを許されなくされた陰核が乳頭同様のピアスで貫かれ、肉唇も幾つも金属の輝きで装飾されていた。

「へぇ、加賀さんってその姿を見られるの……恥ずかしいんだ?お化粧してあげてる最中は、だらしない顔と声でよがり狂ってたのにねぇ。」
「ッ……ンんッ!!」

邪笑を浮かべたまま歩み寄った少年が加賀の胸を掴んだ。豊満極まりない乳房は少年の手には有り余り、一部を指に沿って拉げさせるにとどまる。
鞭痕と火傷の残る乳を爪を立てて握られる……明らかに痛苦を伴っているだろう行為に、しかし甘味の混じった吐息を漏らす加賀。
加賀の身体に無残な装飾を施したのは少年の手であるが、逃れようはあった道を蹴って最終的にこの様を受け入れたのは加賀自身であった。

「私を、こんな体にしたのは……提督、で……んうぅぅっ♥」
「ああ、加賀さんは紙留めクリップで乳首とクリ自分で潰してオナってただけだもんねえ?しかも服の下にソレつけたまま皆の前に出たり、ね?」
「それはっ……んひうぅぅぅッ♥♥」

嘲るような目で加賀を見上げ、両の手で加賀の左右の乳首を貫通するピアスを摘んで乱暴に捻り上げる少年。
痛みと、それ以上に背筋を痺れさせる刺激の強さに抗議の声を加賀は途切れさせて身震いしてしまう。

「クールなお姉さんだと思ってたのに、変態さんなマゾ牝だったなんてねー……幻滅しちゃったよ。ほら……マゾはマゾらしく鳴いて、みなっ!」
「ぎっ……へひぃぃぃッッ♥♥♥」

牽引するピアス2つを片手に纏め、空いた手の平で加賀の肉付きのよい臀部を思い切り張る少年。小気味よい衝突音に続き悲鳴が響く。
加賀が目を見開いて悶え、内腿を緊張に小刻みに震わせた。付け根の肉ビラから金属同士がぶつかる音が響き、奥から溢れる雌臭い発情臭。

「ボクみたいな子供に適当に嬲られておまんこ疼かせちゃってるんだ?加賀さんってば本当に変態だね……もっと虐めたらどうなるかな♪」
「はぁ、はぁ……勝手に、なさればよろしいかと……♥私は……気分が高揚したり、しませんから……♥」
「くすくす、そっかぁ……それは楽しみだよ♪認めて許しを請うまで目一杯虐めてあげるから覚悟してね?」

獲物を締め上げた爬虫類のように残酷な笑みを無邪気な顔に浮かべて愉しげに喋る少年。
息を飲んで身を竦めた加賀の内腿を汗とは違う透明な汁が伝っている様を少年の瞳は確かに捉えていた。

42名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:28:16 ID:Qcyibm.2

数刻後。室内にはむせ返る発情した獣の臭いのする空気が満ち、間断ない音が宙を震わせ続けていた。

「お゛ッ♥お゛ッ♥へおォッ♥……んぎぃっ♥くひっ……♥♥はひっ♥はひっ♥いひぃっ♥」

家具の軋み、肉の衝突音、乱れた雌の喘ぎ、淫らな水音が入り混じって鳴り響く混沌とした退廃の気配に満ちた室内。
机に上体を伏せた女の背後でその尻に小柄な人影が腰を打ちつけていた。人影……少年は嗜虐に満ちた嗤いを声に滲ませ加賀に言葉を投げる。

「あははっ、もうすっかり出来上がってるねー加賀さん?お尻ひっ叩かれるたびにぐちゅぐちゅのおまんこがキュンキュン締めつけてきてるよ。」
「お゛ッ♥お゛ンッ♥そ、そんな……きっひぃぃぃンッッ♥♥♥」

白桃のようだった臀部は無数の手形によって林檎の如く腫れ、そこに新たに少年の平手が振り下ろされる度に口腔から戦慄く悲鳴を漏らす加賀。
延々と少年の勃起を受け入れていた膣は既に幾度も注がれた精液を逆流させながら、ヒクヒクと媚肉を震わせて男根の抽挿に感じ入っている。
後ろ手に縛られた両腕に荒縄が喰いこみ、肌に深く縄痕を刻み込む……その痛苦すら今は加賀を酔わす喜悦の元となっていた。

「おっぱいももっと潰しちゃおうか、そろそろ母乳噴いたりしないかな?噴けるようになったら搾乳機で搾りっぱなしにしてもいいよね。」
「うぎっ……んぎぃぃぃッ♥ふひっ♥くひぃぃっ……♥♥んぎゅう゛ぅぅぅぅッッ♥」

机に固定された大型の万力……その広く平たい顎が加賀の乳房を上下から噛み、激しく拉げさせていた。
少年の手が時折捻子を回して顎をより強く締め付けてやれば、痛苦に悶えた加賀が机を揺らし……
乳頭のピアスに繋がった鉄球が重い音を立てて転がる。あらぬ方向へ鉄球が走り、乳頭が引き伸ばされるたびに加賀は背を仰け反らせて喘いだ。

「乳首もおマメもどんどん伸びてるね、ボクのおちんちんより長くしてみようか?次はもっと大きな重り用意しようねー。」
「ッッ……!?んぎいぃぃぃぃぃッ♥ちぎれる゛ッ♥ちぎれちゃいますう゛ぅぅぅぅッ♥♥」

陰核のピアスにも鉄球がぶら下がり、ピアス孔を拡張しながら鋭敏な突起に重い負荷をかけて引き伸ばしている。
鉄球を抓んだ少年が乱暴に手を捻れば、神経の塊を引き千切れんばかりに拉げられた苦痛と……そして悦楽に震える悲鳴を上げる加賀。

43名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:29:57 ID:Qcyibm.2
 
「ほらほら、お尻休めちゃダメだよ?玩具飛び出してきちゃってるじゃない……えいっ!」
「ま、待っ……んごぉぉぉぉぉぉッッ!?ふごッ……ほごぉぉっ♥♥」

肛門の顫動が直腸を埋めている異物を排出にかかり、生み落すように臀部から伸びあがる極太の疑似男根。
便の排泄のように押し出されつつあった器具……その底を掌底で少年が殴り、根本まで逆流させ埋め込む。悲鳴と共に悶絶し、机上に崩れる加賀。

「あ、ダメだよーボクがまだイッてないのに。ホラ、大好きなギューってしてあげるから……もっと締めて!えいっ、えいっ!」
「あへぁ〜……んぐう゛ッ!?おごっ、うぐぁぁッ……イキ、れきなっ♥お゛、ぉ゛……♥♥」

両手を加賀の首に回した少年が、加賀の白い喉を力任せに締め上げ始める。呼吸が止まり、見る間に血色を悪くする加賀の顔。
締め上げた喉から白粉が剥げ落ち、両の手の隙間から覗くのは深い荒縄の痕。扼殺の如き手つきを維持しつつ少年の肉茎が加賀の蜜壺を抉る。
呼吸と血流を強制的に塞き止められ、酸欠に陥った脳髄が思考を希薄にされ意識を白濁させていく。それはまるで絶頂中にも似た前後不覚。

「半分冗談で首絞めプレイ教えたら、もっと強くってねだられたのは流石にドン引きだったよ……あはっ、絞めると締まるっ!もう、出そ……!」
「お゛、あ゛っ……♥だ、ひへ……♥わらひ、も……い、く……♥逝ぐ、ぅ……♥♥」

思考を途絶しかけた脳髄に響くのは体の随所に加えられた刺激とそれにより溢れ出る脳内麻薬による陶酔感ばかり。
鬱血した顔に引き攣る唇とだらしなく垂れた舌……端整な造作を正気の欠片もなく歪めた無様を晒し、それでも意識を法悦に浸らせる加賀。
頸椎がミシ、と限界の異音を立てると同時……強烈に膣肉が収縮し、その感覚に耐え兼ねた少年が欲望をとき放った。

 
「う、ぁ……出るっ……加賀さん、おまんこ凄……!全部、搾り取られそ……!!」
「ッ……♥ッッ……♥♥…………ッ、げほっ!ごほぉ、かはっ……ひゅぅっ、ひゅうぅぅっ!はぁ……は……お゛、あ゛〜〜〜……♥」

少年の陰茎を押し潰す如くキツく締まる膣内に、鉄砲水が如く白濁した熱い汁を注ぎ込む少年。ビュクビュクと粘液が膣奥を叩く。
射精の喜悦に震える少年が力を抜くと、縊死の瀬戸際から解放された加賀が必死で空気を肺腑に取り込み……突然にその身を崩れさせた。
全身を小刻みに痙攣さす以外、絞殺されたかのような有様で失神する加賀。弛んだ股から黄金色の飛沫が盛大に噴出する。

「ふぅ、一杯出たぁ……そろそろ孕んだかな?命の危険があると妊娠しやすくなるって言うしね……よっと。」
「ッ……♥ッッ……♥♥」

少年が陰茎を引き抜く。膣口からゴポリと泡だった精液が溢れ、ピアスで飾られた陰唇を伝い落ちて床に白く濁った池を作る。
だらしなく歪んだ表情を涙、汗、涎、鼻水……様々な体液で汚した加賀の顔には平時の怜悧な雰囲気は片鱗すら見いだせない。

44名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:30:54 ID:Qcyibm.2
 
 
 
「あらら、子供のボクよりおねむが早いなんて加賀さんだらしないなあ……もう少し年上の頼りがいっていうのを見せて貰わないとね?」

部屋の隅に置いてあった建造用バーナーを拾う少年。バーナーから高圧の炎が出ることを確認すると傍に立てかけた鉄棒を取り、先端を炙る。
忽ちに端部が赤熱した輝きを帯びる鉄棒……逆端の柄をしっかり握り構えた少年は、失神したままの加賀に笑顔で歩みよる。


「おはよーございます、加賀さん。はやく起きないと大事なところが焼肉になっちゃいますよー?」

万力により拉げられた加賀の乳房の先端……鉄球つきのピアスで引き伸ばされた加賀の乳頭に軽く鉄棒の先を触れさせる少年。
煙草の火を水につけたような音と共に赤熱した鉄が加賀の肉突起を焼き、加賀の背が反射的に跳ねる。
失神から覚醒させるには刺激が不足であったようで、軽い癒着音と共に鉄棒を剥がされても赤褐色に腫れた乳頭を晒して横たわるままの加賀。

「まだおねむのままか、それじゃあ仕方ないねえ。ココを焼かれたら流石に飛び起きるよ、ね?」
「ッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?」

陽炎を立ち昇らせる赤鉄を加賀の下半身、無防備に伸ばされた陰核へ押し当てる提督。今度はしっかりと、密着させて。
肉が焼ける激しい蒸発音と強烈な異臭が立ち昇り、加賀が突然に両目を見開いて跳ね起きその口から悲鳴を迸らせた。
強烈に肉体の筋が伸縮したため肛門を埋めていた張り型が勢いよく排泄され、床で重い落着音を立てる。

「ぐぎい゛ィィィィィィィッッ!?にゃにっ、なんれすがっ……お、ぎっ♥ふぎぃぃぃ〜〜〜〜〜ッッ♥♥」

神経の塊のような器官を焼き焦がす筆舌尽くし難い苦痛。極度の混乱の中で覚醒した加賀が、振り向きながら悶絶する。
少年が完全に癒着しきった鉄棒を乱暴に引き剥がすと加賀は殆ど白目を剥いて身を仰け反らせ……尿道から透明な汁を激しく噴出させた。
感極まった女性に起こるという現象……潮噴きの分泌物を浴びた赤鉄が水分を蒸発させ、またも立ち昇る蒸発音と異臭。

「ひぎっ、ぎひ……はぁ、はぁ……こんな……ぅ……。提督……貴方は、最低の……変態です。」
「……加賀さんだけには言われたくないかなー、って。」

まさか寝起き陰核焼印でイけるとは加賀さんのドMぶりを舐めていた、と内心結構戦慄する少年。
やる方も変態に違いはないが、それで被虐絶頂できる方とてもどこに出しても恥ずかしい立派な変態である。

「それでその変態な子供にド変態マゾの加賀さんは何をして欲しいのかなー?ねえ教えてよ」
「はぁ、はぁぁ……知りません、勝手にやりたいことをやればよろしいかと。」

苛烈な被虐に昏倒より叩き起こされながら絶頂した姿を晒しながらも愚直に無関心を装う加賀。
喜悦の余韻に尻を腿を振るわせ、物足りなげに開いて戦慄く膣口から精液を零しながらでは説得力がないが。
上と下の反応の乖離具合がおかしくて思わず苦笑を漏らしてしまう少年。

45名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:32:09 ID:Qcyibm.2

「まったく加賀さんは下の口しか素直じゃないねえ……もう上の口には聞いてあげない、よ……っと!」
「私は貴方の変態さに付き合わされてるだけで別にっ……んへお゛ぉぉぉぉんッ♥♥♥」

交尾の再開をねだるが如くヒクついて精液を垂れ零していた加賀の秘所へ少年の拳が突き立つ。
易々と握り拳を咥え込んだ肉孔へ肘近くまで腕がねじ込まれれば、その刺激に身をのけ反らす加賀。
膣奥の壁を乱暴に殴りつけられる痛苦にも被虐快楽を見出し、発情した悲鳴を漏らし身震いする。

「あっは♪加賀さんの大事な部屋の入口、降りてきてヒクヒクしてるよ?赤ちゃん欲しいのかな……ねえ?」
「ほお゛っ、そんな訳ないでしょうにひっ♥誰が、貴方のような変態の子など……ほへっ♥欲しがったり、ひにい゛ぃぃlッ♥♥」

侵入した太く堅い異物の感触を確かめるように淫らに膣癖をうねらせる加賀の雌穴……
その最奥、女の聖域とも言える空間を護るための門へ触れて撫で擦る少年の指。
度重なる射精を受けてまるで雌の本能を揺り起こされたように、加賀の子宮口は柔らかく蕩けていた。

「くすくす……もっとえっちなことして欲しいって、こっちの口はキュンキュンしてるよ?ねえ加賀さん?」
「単なるっ、刺激への生理反応……れすっ♥貴方のような、変態にぃっ♥女性がっ、媚びると思わな……おっほぉぉっ♥」

膣奥で切なげにヒクつき、撫でれば恭順するように吸い付いてくる淫らに蕩けた子宮口。
その頸筋をほぐすように揉んでやると快楽に狂った雌の発情声を上げて全身を跳ねさせる加賀。
未だにピアスで引き伸ばされている乳頭と陰核をビキビキに充血させながら、よく素面を気取るものだと少年は思う。

「ボクの指に甘えてるこの子宮口、抓っておまんこから外に飛び出すまで引きずり出しちゃおっか♪」
「〜〜〜〜〜〜〜ッッ♥なんてことをっ、貴方は女性の尊厳をなんだと……んおぉぉッ♥変態ッ♥変態ぃぃっ♥」

女としての中枢を無理やり体外に剥きだしにされ視姦可能な玩具にする……
普通の女性なら怯え竦み上がりそうな提案を耳にした加賀、その膣肉が甘く疼いたように蕩けてうねる。
怒った表情を作れどその瞳は期待するように興奮に潤み、罵りを発する口元は卑しく緩んでしまっていた。

「もうちょっと顔頑張ろうよ……こほん。そのまま全裸で鎮守府散歩するのもいいよね、全身にえっちな落書きしてさ?」
「そ……そんなっ、屈辱的なことっ♥もしやってみなさいっ……ただじゃおきませんっ♥絶対にっ♥♥」

子宮口が熟々に熱を帯びて発情に粘つく頸管粘液をドロリと溢れ、少年の指に絡み汚した。
熱く蕩けた秘穴は催促するようにヒクついて粘膜を少年の腕に絡ませ、上の口腔は発情した犬の如く吐息を荒げる。
変態的な恥辱の様を喚起させられただけで目に見えて色情を昂ぶらせた加賀に苦笑する少年。

46名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:33:19 ID:Qcyibm.2
 
「加賀さん浣腸も好きだよね、赤城さんの部屋の窓の下でトイレしよっか♪臭いを自覚し易いよう鼻フックも付けてさ?」
「はひっ♥んくぅっ♥変態っ、変態ヘンタイへんたいっ♥♥貴方っ、頭おかしいですっ♥」

「そろそろ妊娠してるよね、臨月になったらどうしよう?腹ボテ搾乳セックスしよっか、みんなを集めた目の前でさ。」
「もう、やめなさいっ♥やめてっ……イク、いや聞くに堪えませんからっ……♥もう、これ以上はぁっ……♥」

「……ああそうだ、手足取っちゃおうか♪ボクにどんな酷いことされても、ボクにお世話懇願してしか生きていけないようにさー♥」
「ッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♥♥♥へんた……お゛っ、はへえ゛ぇ〜〜〜〜〜ッ♥♥♥♥」

その宣言……人としての尊厳を全て奪い隷属と屈従を強制する未来を少年が告げたその瞬間。
被虐心が臨界を超えて脳内麻薬を思考野にブチ撒き、理性を溶融された加賀は瞬時に絶頂に駆け昇った。
背骨を折らんばかりにのけ反った加賀の股から潮が噴き、床に牝臭い水たまりを生じさせる。 
 
「はひっ♥くひゅっ♥私っ、ボテ腹芋虫でっ♥一生っ、この子の肉便器にっ……♥最悪っ♥最低っ♥はへぇぇっ♥」
「うわぁ……うわぁ…………こうさせておいてなんだけど、加賀さんは絶対おかしいよ。間違いなく。」

完全に雄に屈服したことを示すかのように頸管を緩め切って少年の指に恭順してくる加賀の子宮。
強烈な絶頂感で体を律する機能がイカれてしまったように尿道は潮を噴き、乳頭は母乳を滲ませる。
一秒でも早くその社会生命の終了が訪れることを願うかの如く、加賀は遍く全身にて発情を露呈させていた。


「――でも、まだ加賀さんにオワられると困るんだよね。戦争続いてるから、加賀さん秘書艦してくれないとボク困っちゃう。」
「はぁ、はぁ……♥ふぅぅ……変態な上にアレもコレもと、困ったことを言う提督様でさすがに気分が滅入ります。ッ……んお゛っ♥♥」

少年が加賀の胎内に埋めていた腕をやおら引き抜けば、癒着している膣粘膜が淫らな粘質音を立てて秘唇より捲れる。
やがて少年の拳が完全に引き抜かれ、それにつられて粘つく剥離音を立て完全に体外へ裏返り露出する膣道。
股から膣肉と共にだらしなく垂れ提がる加賀の子宮、肉色の芋虫の如きソレは刺激を恋しがるようにヒクついていた。

47名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:34:15 ID:Qcyibm.2

「だからさ、加賀さん……一緒に、戦争終わらせよ?それで、一緒にいよう……戦争が終わって、その後もずっと。」
「貴方のような変態と戦後もずっと、この身で貴方の異常な性欲を満たすのですか……とても気分が滅入りますね。」
「うん。被虐嗜好な加賀さんの性欲を毎日満たすのは大変だけど、加賀さんがずっとイキ狂えるようにボク頑張るからさ?」

柔らかな加賀の乳房を捻り潰していた万力をゆるめながら、その耳元で睦言のように囁く少年。
解放された加賀は、乳房に蹂躙の跡を深く刻まれ秘部をピアスの錘で無残に伸長された痴態をそのままに向き直る。
頸部を締め上げられた手形の残る喉、体外に剥きだしになった子宮、閉じない肛門から伝い落ちる腸液……
逢瀬の後の枕語りを始めるにはあまりに正常を逸脱した変態的な姿を晒した加賀をかき抱き、少年は身を寄せた。

「……こんな失礼で変態な人の傍にいてあげる方が世に他に2人といるとは思えません、迷惑な話です」
「ふふっ……ねえ加賀さん?ボク、健やかなる時も病める時も……ドM調教中毒の加賀さんを愛し続けることを誓うよ」
「私、感情表現が苦手なのですけど、提督……私これでも今、とっても不快感を露わにしています」

傍から聞けば拒否したとしか思えない返答を仏頂面にて口にする加賀……
だが。彼女が少年の腕で彼女の首を抱き寄せられるほどにさり気無く身を屈めた、その仕草を少年は見落としていない。

「くすくす……じゃあ、婚約も成立したことだし誓いのキスをしないとね……よっと」
「キスって、そっちとですか……はぁ。控えめに言ってやはり貴方最低で……んあはぁっ♥」

加賀の股より提がる子宮肉を鷲掴みにすると、子宮口へ肉棒の先端……鈴口を合わせる少年。
ジト目で抗議しかけた加賀の声は子宮内に肉棒が侵入してくる感覚により悲鳴に変えられてしまう。
女の中枢を直接性交に使われる、その恥辱と快感の入り交じる刺激に不機嫌な面が忽ち蕩けてしまう加賀。

「ねえ、加賀さん愛してるよ♪ボク、ずっと加賀さんと一緒にいるから……んっ。」
「ご勝手に。私は、決して気分が高揚したりはしませんが……んあっ、ちゅっ♥」

少年が加賀の首を抱き寄せ唇を塞ぎ……しばし部屋に響く、くぐもった吐息と交接による淫らに湿った衝突音。
それはやがて時を要さず、拷問中のような破壊的な物音と苦悶に恭悦が混ざって甘く爛れた牝の悲鳴へと変じる。
余人には理解しがたい愛を育む2人の姿を目にするのは、窓より静かに差し込む月の光のみであった。

48名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:35:06 ID:Qcyibm.2
 
 
 
「加賀……加賀?聞いとるんかいな?」
「……ああ、ごめんなさい。何の話をしていたのだったかしら、龍驤?」

昼下がりの海軍鎮守府――その廊下にて加賀は自身が立ち話の最中であったことを思い出し、会話相手に意識を向ける。
同じ艦隊に組み込まれている軽空母の少女が不機嫌そうにこちらに目線を向ける姿がそこにあった。
加賀に比べて小柄で華奢で細身で痩躯で軽量で省スペースな体躯の彼女の名は龍驤という。


「せやからー、一糸纏わん女の幽霊が夜中に彷徨っとるちゅう噂や。苦しげな呻きや断末魔みたいな絶叫を聞いたって話もあるで。」
「ああ、そうだったわね……非科学的だわ。幽霊なんて何かの見間違いではないかしら?」
「バッサリやなー、自分。いやまあ加賀らしいっちゃらしいんやけど。」

芯に熱を帯びたような自身の体より意識を戻した加賀は、僚友の言葉に耳を傾け……小さく息を飲む。
その“幽霊”が人目を浴びているという事実に加賀が密かに鼓動を高鳴らせ……
しかし口より出た声とその内容は至って平静そのものであり、相手は加賀の内心には気付かなかったようだ。

「……それに、私達の役割は敵と戦い一日でも早く戦争に勝利すること。それ以外は二の次ではないかしら?」
「う、まあせやな……うー、相談する相手間違っとったかなぁ?あ、ところで……」
「そう、まだ何か気になることが?」

鎮守府を賑わわせている目下注目の話題がばっさり切って捨てられたことに肩を落とす龍驤。
落胆しつつ、ふと何かを思い出したように明後日の方向を眺めたまま口を開き――


「いや、大したことじゃあらへんけど……なんかこの辺、妙に生臭い匂いしとらんか?」
「ッ…………!!」

龍驤が加賀を注視していれば、彼女が瞠目して狼狽に言葉に詰まる極めて珍しい表情が見れたであろう。
混乱しかけた思考に乱れた表情を一瞬にして取り繕った加賀はゆっくりと息を吸い、言葉を紡いだ。

「潮の匂い……ではないかしら。海に面しているもの、日によっては生臭く感じもするわ。」
「うーん、どっちかというと動物的ちゅうか……そないな匂いの気がするんやけどな?」
「そう、原因は分からないわね……それじゃ、私は提督に呼ばれてるからこれで失礼するわ。」
「あ、加賀ー?……なにをあんな急いどったんやろ?妙なやつやなー。」

急ぎ足で廊下の先に姿を消した加賀の背を目線で追う龍驤は小首を傾げて疑問を漏らす。
加賀が立ち去るとき、袴の中から小さく金属の衝突音が響いていたが……小銭かなにかを仕舞っていたのだろうか?

「にしても提督なー、あんな精通もしてなそうなジャリの子守りがよう続くもんや……加賀はくっそ真面目やなぁ。」

そういえばあの2人が2人だけの時にどんな会話を交わしているか知らないことに気付くも、
普段通りの困った子供を躾けるようなやりとりを続けているのだろう……と勝手に結論づける龍驤。
表情を全く変えないまま子供の面倒見をする同僚の姿を想像し、浮かんだ光景に苦笑するのであった。

49名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:35:39 ID:Qcyibm.2

 
 
「……バレた訳ではないわね。流石に気分が……緊張したわ」

廊下を曲がり、人目から逃れたことを確認して溜息と共に小さくつぶやく加賀。
視線を向けた先、袴で覆われた己が両足の付け根のありのままを思い浮かべて加賀は背筋を振るわせる。
下着も履かず、両足の間から裏返った子宮を膣粘膜剥きだしのまま提げて会話していたとはよもや彼女も考えるまい。

「……ふぅ、本当に生臭い。卑しい牝の獣の、発情した粘膜の臭いがするわね」

子宮口は器具でこじ開けられたまま内部を外気に触れさせており、子宮の奥の卵管すら空気に晒されていた。
袴の内から漏れ出てしまっている自身の牝臭い内臓臭を嗅ぎ、僅かに口の端を歪ませて自嘲する加賀。
興奮を抑えつけるように身を捩れば、子宮肉を飾るピアスと陰唇を貫き引き延ばす錘つきのピアスがぶつかり金属音を立てる。

「今日の私はあの変態に一体何をされるのかしら……?まあ、特に気分は高揚もしないからどうでもいいのだけど。」

加賀の発情した子宮が牝臭い粘液を分泌し、袴に染みを生みそうなほどに子宮口より溢れ零させる。
心臓が期待に高鳴るのを意図的に気付かぬふりをし、加賀は提督の――己の伴侶が待つ執務室へ足を向ける。
今宵も長い長い夜になる、冷静に取り澄ました表情の裏にそんな確かな予感を秘めたまま……

50名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 21:36:23 ID:Qcyibm.2
いじょ。
久々の投下でお目汚し失礼しました。加賀さんが変態すぎてごめんなさいね。

51名無しの紳士提督:2015/10/23(金) 22:03:01 ID:36N3JKGI
GJ! 突き抜けた変態ものって時々見たくなるから不思議。

52名無しの紳士提督:2015/10/24(土) 13:09:20 ID:wfasxuUs
足が速くなりたい理由?そりゃあ遠くから「もっと近くで見て」と言ってくる如月の近くに一瞬で行くためだけど?…と言ったら島風に引っ叩かれた件。

53名無しの紳士提督:2015/10/25(日) 01:07:05 ID:.gIcokpw
>>35 榛名とかはカーチャンに「息子をよろしくお願いいたします」言われそう。

54名無しの紳士提督:2015/10/25(日) 02:18:33 ID:E47MOts2
というか空母とか戦艦(と妙高型)は普通に喜ばれそう(嫁姑戦争が起きないような親限定で)
ただ鳳翔さんの場合は色々複雑な事情を勘ぐられそうではある

55名無しの紳士提督:2015/10/25(日) 08:50:02 ID:454W76Xo
非エロですけど投下します
今回も独自設定要素が出まくっている感じです
なおこの話はフィクションです
実在の人物や出来事とは一切関係ありません

56思い出の中のもの、今ここにあるもの:2015/10/25(日) 08:51:26 ID:454W76Xo
「今日は何の日ー?」

子日の元気な声が響く。摩耶も仕事のかたわら子日に答えていた。

「矢矧と黒潮の誕生日だな。それと軽巡洋艦矢矧と駆逐艦黒潮の進水日だ」
「艦娘はやっぱり運命にひかれた存在なんだな」
「あっ、提督だー」
「提督!?お前、出張じゃなかったのか?」
「いやあ、ちょっと早く終わったからな。摩耶、私の代わりにご苦労さん」
「あ、気にすんなって」
「子日も頑張ったよ」
「ああ、子日もご苦労さん」
「やったー、褒められたー」

「しっかし、艦娘ってそういう運命なのかねえ。
 アタシも重巡洋艦摩耶の進水日と同じく11月8日か誕生日だしさ」
「誕生日と進水日が一緒だったらもしかしたら沈んだ日と…」
「子日!」
「あっ……ごめんなさい……」

俺は不安な言葉を口走りそうになった子日を制した。

「……提督、今日の仕事はアタシ達に任せてよ」
「いいのか?」
「心配すんなって。子日達も頑張っているからさ。
 だからさ……久しぶりにアイツに……鳥海に会いに行きなっ」
「ああ…わかったよ」

俺は部屋を出て再び外へ出かけようとした。

「提督、どこへ行くの?」

隼鷹が俺を呼び止めた。

「ちょっと墓参りに行って、ついでに実家にも寄ろうと思ってな」
「だったらこのお酒を持ってって」
「隼鷹…これは高い酒だろ…」
「いいよ。前に提督に迷惑かけちゃったから、そのお詫びだよ」
「そうか」

俺は隼鷹の厚意を素直に受け取った。

57思い出の中のもの、今ここにあるもの:2015/10/25(日) 08:52:22 ID:454W76Xo
10月25日は俺の大切な人がこの世を去った日だ。
その人がいなければ、今俺はここにいなかっただろう。
俺は大切なその人に何が出来たのだろうか。
むしろその人を傷つけてしまったことしかなかったのではないだろうか。

もしあの時ああしていれば…………

そんな後悔が俺の心の中に蘇る。
根拠なんて何もなかったけど。そう思った瞬間はあった。
だけど、何もせずにいつもと変わらぬ日常を過ごしていた。
その後に深い悲しみが待っているなんて思うことはなく…………

もし…あの時……どこかで訴えていた何かに応えていたのなら……

自分の直感。それを信じて行動していれば
取り返しのつかない事に後悔する事もなかったかもしれない。
動かなかった事が俺を幸せから遠ざけ、
そして多くのものが俺の手の届かないところへ行ってしまった。
……今となっては何の意味もない後悔だ。
俺が今、成すべき事は、今俺をここにいさせてくれた過去の人達を想い、
感謝し、そして今を生き、未来へと歩いて行く事……
俺は様々な想いを胸に抱きながら、大切な人の墓参りへと出かけた。


大切だった人が眠る地に着いた。ここは山の方とはいえ昔と全然変わってないな。
いや、少し賑やかになったかな。海沿いの街は結構変わっていたから。
俺が小さい頃によく遊びに行っていた所は海に接する街だった。
海に接している事なんて全く意識していなかったけど、沢山の人達がいた事は覚えている。
だが今は街から活気が消えていた。明らかに人が少なくなっていた。
駅前の商店街は元々さびれつつあったが、深海棲艦の出没以降それが更に加速した。
深海棲艦を恐れた人々は内地に移り住み、様々な商業施設を作っていった。
昔からあった街への通り道が新しい街となり、昔からあった街は少しずつ街ではなくなっていく……
街も、通り道も、どちらもすっかり変わってしまった。
今街にいるのは昔から代々受け継いできたものを守り続ける年寄りがほとんどだ。
大きな駅も、田舎から大都会へと乗り継ぐ為だけの場所となっていた。
………っとと、ちょっと物思いに耽ってしまった。墓参りに来たというのに全く関係ない事を……
俺は大切だった人が眠るお墓へ向かった。
そして、そこにいた俺の大切な人に声をかけた……

58思い出の中のもの、今ここにあるもの:2015/10/25(日) 08:53:32 ID:454W76Xo
「え……しれ…あ…あなた!?」

そこにいた彼女―伝説の重巡洋艦鳥海の力を使える艦娘であり、俺の愛する妻―は驚いていた。

「出張が早く終わったからな。摩耶の厚意もあってここへ来たんだ。
 ったく……久しぶりに会ったらどうだとか言うが精々一週間程度じゃないか」
「一週間でも寂しかったですよ……」
「すまない……」

俺が出張に行く時に鳥海と離れ離れになったのにはわけがある。
俺達には子供がいたが、その子は艦娘の子供だった為色々と調査の対象となっていた。
現在艦娘の子供というものは俺達の子供以外にはいない。
艦娘の活動行為が胎児に悪影響を及ぼさないかという心配もあったし、
艦娘として一度は力を行使した時点で普通の人間とはほんの少し、
だけど僅かでしかない程度に遺伝子に変質があったらしい為
艦娘から生まれた子供がどんな存在になるかという不安も広がっていた。
だから俺達の子供を調査する事によって、問題なければそれでよし、
問題あってもハッキリと諦めはつける。
だから他の艦娘の為に俺達は証明をしようとした。
そして小さな子供を長時間母親と離すわけにもいかなかった為、
俺は出張に鳥海を連れて行かなかった。

「お墓の掃除も君がしてくれたんだね」
「はい」
「ありがとう」

俺は感謝した。

59思い出の中のもの、今ここにあるもの:2015/10/25(日) 08:55:57 ID:454W76Xo
「俺の父方の祖母は13年前の今日亡くなった。
 その前日、いつもは行こうとは思っていなかった病院にお見舞いに行こうかとふと思った。
 だけどお見舞いには行かなかった。そして……」
「…………」
「もしあの時行っていれば……ボケてしまって俺の事がわからなくなっていたとしても、せめて…………」
「……重巡洋艦鳥海も71年前の今日沈みました。でも私は沈みません…死にません。
 私が重巡洋艦鳥海の進水日と同じ4月5日に生まれた艦娘だとしても!」
「ああ、そういう運命だけはお断りだな。
 俺の大切な人の一人である父親は重巡洋艦鳥海の進水した4月5日に生まれ、
 俺の祖母は重巡洋艦鳥海が沈んだ10月25日に亡くなった。
 こんな事を言うのは変かもしれないけど…
 『鳥海』は俺の大切な人と何かしら繋がりがあるから、
 鳥海の艦娘である君も大切な人と思ったかもしれないって……」
「でも私を好きになった最初の理由は私があなたのお母様や初恋の人と似ていたからでしょう」

そう言われると少しすまない気持ちになってくる。
似ているといっても、母親は眼鏡をかけていて、初恋の人も眼鏡をかけていて、
結局安心出来るものを外見から求めていただけなのかと思ってしまう。

「でも…でも、だからこそあなたが私を選んでくれたのだと思います。
 あなたの心の中に刻まれた、あなたが安らげる女性像、それを持つ私を……
 だからあの人達に感謝しなければいけませんね。
 あの人達がいなかったら今こうして幸せでなかったかもしれないから……」
「俺にとってもそうだな。クレオパトラの顔付きが少し違っていたらって話を聞くけど、
 もし俺の大切な女性達が眼鏡をかけてなかったら、また違った運命だったかもしれないな」
「運命ってわかりませんね」
「…………考えてみれば俺達が今こうしていられるのも、
 俺達に直接関わった人達だけじゃなく、
 俺達が生まれる前からずっと頑張っていた人達のおかげかもしれない。
 あの戦争では、散っていった人達も、生き残った人達も、
 みんな大切な人を守る為、幸せの為に頑張っていたはずだ。
 それがたとえ、どんな形だろうとな……」
「ええ……」

彼女も頷く。彼女が知った重巡洋艦鳥海の記憶から
俺の想像が少なくとも大きくは間違っていないと裏付けたからだろう。

「それに戦場で戦っていた人だけでなく、日本に残された人達も
 戦場で戦っている人達がいつか帰ってくる場所を守る為に生きていたはずだ。
 その人達か頑張って生きて、そして生き残り、
 死んでいった人達の想いを継ぎ、帰ってきた人達と共に再び歩き出していき、
 戦いで全てを壊されたこの国を復興させていった。
 俺達が今ここにいる事をその人達に感謝しなければならない」

俺は墓に改めてお参りをした。戦争を生きた人達、
そして、今まで命を繋げてくれた全ての人達への感謝の気持ちを伝える為に……

60思い出の中のもの、今ここにあるもの:2015/10/25(日) 08:57:23 ID:454W76Xo
ブルルルッ!!

マナーモードにしっぱなしだった電話が鳴った。
慌てて電話に出た俺の耳に摩耶達の声が響いた。

「提督、大変だ!深海棲艦の大群が港街を狙って進軍して来ている」
「深海棲艦の大群が!?」
「今は何とか沖の方でせき止めているけど…」
「このままだと突破されちゃいそう!」
「落ち着け子日!そう簡単に突破されはしないだろうけど、
 もしもの事があったら大変だ。
 鳥海と一緒にいるなら今すぐに帰ってきてくれ!」
「ああ、今鳥海と一緒にいるからすぐに戻る!」

そう言って俺は電話を切った。

「…ええ、タクシーをお願い」
俺が電話している最中に鳥海はタクシーを呼んでいた。

「タクシーを呼んでおいたわ。10分くらいかかるみたいだけど…」
「そうか…」
「ところでこのお酒は…」

俺は隼鷹からもらった酒の事を忘れていた。
父親への土産に持っていこうと思ったが、そんな暇はもうなかった。

「仕方ない、親戚の家に預けて来る。タクシーが来る前に戻れるはずだ」

俺は全力疾走した。

61思い出の中のもの、今ここにあるもの:2015/10/25(日) 08:58:20 ID:454W76Xo
「今帰ったぞ!」
「鳥海、ただいま戻りました!」
「二人とも、戻って来てくれたんだね!」

子日が明るく迎えてくれた。

「ごめん提督。アタシがもうちょっとしっかりしていたら…」
「気にするな。人々の為に戦うのが俺の…俺達の役目だ。それより状況は?」
「なんとか均衡状態だよ」
「ありがとう、摩耶」
「鳥海……迷惑かけてごめんよ」
「いいのよ。それよりも出撃準備は」
「出来てる!」
「それじゃ行くわよ!摩耶と私の二人が揃えば、勝てない相手なんていないわ!」
「ああ!」

先程まで落ち込み気味だった摩耶が戦いで挽回出来るからか元気を取り戻して答え、出撃した。


「提督、子日達がもっとちゃんとしていたら提督達の休日を潰さなかったかも…」
「無理してくれなくてよかったよ。俺達の都合の為に犠牲者が出たら、
 今まで命を繋いできてくれた全ての人達に申し訳が立たないからな」
「????」
「説明は後だ!」
「はいっ!」


俺達が今ここにいるのは、沢山の人達との出会いと別れがあったからだ。
だけどそれだけじゃない。自分も、他の人達も、
みんな誰かから命のバトンと様々な想いを受け継いできた。
そして俺達に繋いでくれた人達も、また別の誰かから受け継いでいる。
過去の人達が頑張って生き続けていたからこそ今の俺達も生き続けている。
そして俺達も生き続け、過去の人達が次の世帯へ命のバトンと想いを渡したように、
次の時代を生きる若い者達に命のバトンと想いを渡そう。
俺達は守り続ける。命のバトンを落とす事なく受け渡せる世界を。


―終わり―

62名無しの紳士提督:2015/10/25(日) 09:05:40 ID:454W76Xo
以上です。今回はちょっといい話的なものを書くつもりで書きました
書いている時に改めて過去作を読んでいたら
矛盾してしまう場面もあったのでちょっと書き直しました
シリーズものは整合性のために見直すのも大切ですね
ちなみに俺はここまで立派な人間に離れてません
もっと立派な人間になりたいです……
それではまた

63名無しの紳士提督:2015/10/25(日) 09:13:23 ID:7MJGh.GE
乙ーん

64名無しの紳士提督:2015/10/25(日) 10:15:00 ID:.gIcokpw
GJ!

高雄型は暴飲暴食しても上半身の一部分しか太らなさそうだ。

65名無しの紳士提督:2015/10/25(日) 18:37:11 ID:.gIcokpw
ぼのぼのが字の本をあまり読まないことを知ってたりとか、最近の艦娘はやけに提督のプライベートに詳しくなってる気がするな。

66名無しの紳士提督:2015/10/25(日) 19:49:53 ID:sQHLphqU
可哀想に、艦娘にプライベートな時間奪い尽くされて…

67名無しの紳士提督:2015/10/25(日) 21:37:43 ID:.gIcokpw
天城さんは中破するとあんなだらしねぇ感じになっちゃうんだろう?

68づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆:2015/10/25(日) 22:16:06 ID:1EsRa5KA
提督×瑞鳳投稿します

69づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:16:57 ID:1EsRa5KA
司令官室。
瑞鳳は煎餅布団の上に正座して司令官を待ち構える。

「質素な煎餅布団しか用意できなくてごめんな」

「ううん。瑞鳳はすっごい嬉しいよ」

瑞鳳とケッコンカッコカリした司令官のケッコン初夜。
あくまでも『(仮)』である事から本当の婚姻ではない。
しかし人間と艦娘の絆を結んだ証明ではある。
その点で司令官と瑞鳳はお互いに想いあっていた……だがしかし。

「ねえ司令。吹雪ちゃんから聞いたけど童貞なの?」

思わず司令は吹き出す。
吹雪は司令にとっての『初期艦』であり、瑞鳳も親しくしている駆逐艦なのだが……。

「吹雪め……勝手な事を言いおって」

この鎮守府の吹雪は司令官に対しては結構辛辣なのである。それはともかく。

「で? どうなの?」

「……女性経験は、ない」

70づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:17:42 ID:1EsRa5KA
事実である。
司令官はいい年だが女性経験は一切ない。
だから童貞なのである。吹雪にそれを指摘される道理はないが。

「ふぅん……へぇ……」

瑞鳳は改めて司令官を値踏みするように見る。
海軍軍人らしい鍛えられたたくましい肉体。
だが女性経験はない。つまり童貞。

「……じゃあ例えば瑞鳳とセックスする気も……」

「ない」

即答だった。

「いや……別に瑞鳳が魅力的じゃないと言ってるわけじゃないんだ。ただ人間と艦娘が結ばれてどうなるか保証はない。人間と艦娘のハーフがどのような子に育つかもわからないし、それに妊娠したまま戦場に出れば母体も子供も危険だ……」

「妊娠して沈んだら子供ごと深海棲艦化しちゃうかもしれないしね」

「そこまでは考えていないが……有りえる話だな」

艦娘はまだ生まれて間もない。
裏ではどのような事が行なわれてるか司令官は分からないが人間と艦娘のハーフがどうなるかテストケースが少なすぎるのも事実だ。
瑞鳳を大事に思ってるからこそなのだろう。

「……三日月ちゃんや瑞鶴さんが言った通りか」

「あいつらが何か言ったと?」

「ううん。なんでもない」

71づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:18:19 ID:1EsRa5KA
瑞鳳は誤魔化したが、三日月や瑞鶴から「司令官(司令っち)はヘタレだから押し倒さないといけない」と念を押されていたのだ。
だが瑞鳳は諦めてなどいなかった。こういう男だから愛したのだろうから。
しかし理屈は分かるが、ケッコンしたのにもかかわらず抱かれないのは良くない。
瑞鳳は一つの賭けに出る気でこの場に居る。

「ねえ司令。あたしがどんなことやっても愛してくれる?」

「場合にもよる。深海棲艦化して民間人を襲うなら……」

「他の人間も艦娘も関係なくて、ただ司令とあたしの間だけの話。例えば九九艦爆を放ったりしたとか」

「瑞鶴や葛城にはしょっちゅう撃ちこまれてるな。慣れてるさ」

「瑞鶴さんや葛城ちゃんの話じゃなくて……まぁいいや」

瑞鳳は意を決したように机の上に置かれているものに目をやる。
夜食兼晩酌用に作った卵焼きと日本酒だ。

「じゃあ司令。卵焼き、食べる?」

「ああ、いただこう。瑞鳳の玉子焼きを肴に酒を頂くのが最近の楽しみだからな」

「ありがとう」

瑞鳳も最初から卵焼きを作れたわけではない。
司令のために鳳翔にならって頑張って来たのだ。
しかし瑞鳳はその信頼を裏切りかねない賭けに出る。

72づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:19:35 ID:1EsRa5KA
瑞鳳は司令に隠れて粉薬を取り出す。

「(大鯨ちゃんからもらったこのドイツ製試験薬で……)」

龍鳳がUボートからもらったドイツの試験薬。
それを瑞鳳は受け取っている。
これは一言にするなら『艦娘LOVE』に誘う媚薬だ。

『瑞鳳ちゃん。司令みたいな人はいくら誘っても我慢するから、こういうものを使って愛してあげるといいですよ』

空母になってやたら自信を得たのか、従姉妹とも呼べる龍鳳はどこかやり手だ。
しかし瑞鳳も有難くそれを受け取る。

「(今こそこれを使うね)」

サーッ!
念には念を入れて卵焼きにも試験薬を混ぜているのだが、更にお酒にも混ぜる。

「はい、どうぞ。司令」

「うむ、いただこう」

司令は瑞鳳が変な媚薬を混入した事を知る由もなく、いつものようにいただく。

「やっぱり瑞鳳の玉子焼きは美味いな」

「そう?」

「瑞鳳は魅力的な艦娘だからな」

「いつも言ってくれてるけどすごくうれしい」

「……瑞鳳。ここまで魅力的だった……か?」

73づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:20:06 ID:1EsRa5KA
司令は頭の中がピンク色のもやにかかったかのように顔を紅潮させる。
実際、瑞鳳を美少女だと思っているし、そういって無自覚に口説いた事もある。
だが司令はドイツ性の媚薬を接種した事で……
『艦娘LOVE』の状態になっていたのだ!

「ごめん。大鯨ちゃんから人間を『艦娘LOVE』にする薬をもらって、それを混ぜちゃった」

「あ、ああ……だからなのか」

「瑞鳳のこと嫌いになった?」

「なれるわけないだろ……っ」

あくまで瑞鳳と司令官の間だけのだまし討ちだ。別に他の誰かに迷惑をかけてるわけでもない。
良心が苛む事などないから『艦娘LOVE』のまま瑞鳳を見つめる。

「ずいほう……」

兵器なのに見た目麗しい瑞鳳。
甲斐甲斐しい瑞鳳。
その綺麗なブロンド色の髪、娘の匂い、ぷっくらした唇。

「ちょっと恥ずかしいけど、卵焼きのちょっとエッチな食べ方すりゅ?」

「エッチな食べ方?」

「ちょっと口を開けて?」

艦娘への愛情から判断力を失っていた司令は、言われるがまま口を開ける。
すると瑞鳳は卵焼きを自らの口に含んだ。
司令はその時は代わりに瑞鳳が卵焼きを食べるのかと思ったのだが……。

「んー」

瑞鳳は口移しで卵焼きを司令官に食べさせられた。

「んっ!?」

瑞鳳は更に舌を絡めて来て司令が口を閉じるのを防ぐ。
だが元から瑞鳳への愛情を抱いていた司令が、媚薬の効果で更に瑞鳳への愛しさを強めていたため自ら率先して瑞鳳と舌を絡める。
いつもよりも甘い甘い卵焼きだ。

「ふぁあああああん。あはぁ……」

様子がおかしいのが瑞鳳。
口移しで卵焼きを食べさせた後、発情したかのように顔を真っ赤に紅潮させて喘ぐ。
龍鳳のもたらした媚薬の効果だろうか。

74づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:20:49 ID:1EsRa5KA
否。
ここで設定解説をしよう。
艦娘は人間に反抗しないように『人間LOVE』を植え付けられている。
瑞鳳は比較的その調整が薄れているが、しかしいざという時に備えた機能がある。
それこそ司令も知らない艦娘の恐るべき真実。

「しれぇのキス……おいしぃ……」

艦娘は人間の唾液を接種する事で発情するのだ!
今の瑞鳳は元から司令を慕っていた愛情を更に唾液効果で強められ、完全に発情してしまっている!

「海戦中じゃないしぃ、なんか服とか熱いぃ……ていうか、邪魔!」

呆けた顔で瑞鳳は乱暴に服を脱ぎ棄てて生まれたままの姿……というのもおかしいかもしれないが、とにかく瑞鳳は全裸になる。

「今なら格納庫……いっぱいまさぐってもいいよぉ」

「俺はそんなつもりじゃ……」

「いいからぁ」

呆けて痴態を晒す二人の人間と艦娘。
瑞鳳は司令をそのまま煎餅布団に押し倒す。

75づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:21:28 ID:1EsRa5KA
「司令は瑞鳳の何が欲しい?」

「……おっぱい」

司令は理性が飛んだ状態で言い出す。

「瑞鳳におっぱいないよ?」

「ある……すってもいいか?」

「うん、好きにしていいよ?」

司令は言われるがまま瑞鳳の乳首に吸いつく。
甲板胸と煽られても仕方のない。
瑞鳳の胸は平坦だった。しかし司令は必至で吸い付く。

「んっ。あはっ……司令ったら赤ちゃんみたいでかわいいなぁ……うふっ」

瑞鳳は司令の頭を優しくなでる。

「よしよし。司令かわいいなぁ」

これが正常な司令ならばどう考えていたかもわからない。
だが媚薬によって『艦娘LOVE』になっていた司令は、自らの瑞鳳への愛情欲求に素直になっていた。

「瑞鳳は……魅力的だ」

乳首を舌で舐め、転がし、優しく噛む。
小さい胸が瑞鳳へ性的快楽を強める。

「んっ! もっと優しく噛ん……うん。いいよ、司令だいすき……」

「瑞鳳の乳はおいしいな……」

「もう母乳なんか出ないよぉ……でも母乳出す方法ありゅかもしんない……」

「それは……」

「瑞鳳がぁ。しれぇの童貞を美味しく食べてぇ。人間と空母の卵を作ればぁ。母乳が出るかもぉ」

76づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:21:59 ID:1EsRa5KA
卵焼きを作るのではない。
卵を作るのだ。
本当に空母と人間で卵を作れるのかはわからない。
しかし今の瑞鳳は産卵する気満々である。
瑞鳳は司令のズボンを引っぺがす。

「えへへ……しれぇのおちんちん、駆逐艦の単装砲みたぁい」

媚薬効果もあってか司令の単装砲は空高くそそりあがっていた。
瑞鳳は単装砲に愛おしく頬ずりする。

「司令の単装砲ちゃんカワイイなぁ」

「うっ……瑞鳳……っ」

「司令も可愛いなぁ……瑞鳳の事、そんなに気持ちよくなってくれてるんだ。えへへぇ」

瑞鳳は単装砲をさすり、こすり、そして舌でなめる。

「うおっ!」

「司令の単装砲、食べりゅぅうううううう!」

瑞鳳は単装砲をそのまま口に咥えこむ!
童貞の司令にとっては未知の快楽が愛しい瑞鳳によって与えられ、悶絶する。

「んああああ瑞鳳……」

「もぐ……んっふっ。ちゅっ……」

瑞鳳は単装砲を美味しそうにしゃぶる。
テクニックがあるわけではない純粋なフェラチオ。
だが愛しい瑞鳳が自分のモノを美味しそうに咥えている事実が司令の艦娘への愛情を加速させる。

77づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:26:38 ID:1EsRa5KA
「瑞鳳……もうだめだ……射精るっ」

「だーめ!」

最後の一押しで口内射精しそうになった所で瑞鳳は単装砲を離す。
瑞鳳の唾液が司令の単装砲と淫らな橋を作るのを瑞鳳は未練たらしく見るが、ここが本番ではない。
司令は瑞鳳が口内に射精されるのを嫌がってたと思ったが違う。

「瑞鳳ね。司令の童貞をここでたべたいなー」

瑞鳳はくぱぁと自分の秘所を広げる。
瑞鳳の綺麗な髪の色と同じ毛がある。
だが司令はそれでも綺麗だと思う。
思うが最後の理性が押しとどめる。

「だ……めだ……」

「えぇ。瑞鳳のこと嫌い?」

司令は必死で泣きそうになりながらも首を横に振る。
艦娘への、瑞鳳への愛情を強化されつつも耐える。

「瑞鳳の事は……愛している。だが……人間と艦娘の子供がどうなるか……分からない」

78づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:32:02 ID:1EsRa5KA
司令は最後の理性で瑞鳳を妊娠させることを拒んでいた。
瑞鳳を大事に思っているからこそ愛情ではその理性は壊せない。
だが瑞鳳はもはや我慢出来なかった。
司令の単装砲を自分の秘所まで向ける。

「でも瑞鳳、司令の童貞……食べりゅううううううっ!!!!!!」

そして腰を下ろして自分の秘所で司令の一物を咥えこむ……童貞を食べる!

「うおおおおおああああああっ!」

「アウトっ! アウトレンジッ! アウトレンジ決めましゅっ!」

「瑞鳳! 瑞鳳! 瑞鳳!」

「しれぇのどーてー食べちゃった! 瑞鳳のアウトレンジで食べちゃった! しれぇカワイイな! しれぇだいしゅきぃ」

「俺も好きだ! でも……瑞鳳をママにするわけにはいかないんだ!」

79づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:42:05 ID:1EsRa5KA
腰を必死で振る瑞鳳からの快楽と愛情を受けつつも司令は必至で耐える。
もう自分でも何故、瑞鳳に中出ししてはいけないのかわかっていない。
だが彼なりに瑞鳳をママにしてはいけないと考えている……何故?
どうして? それも分からない。だが司令は瑞鳳を愛し、瑞鳳は司令を愛している。愛し合っているのに、こんなに気持ちいいのに分かりあえないのか。

「でも司令なんかかわいそう……アウトレンジしてるのに、アウトレンジしてるのに……瑞鳳のこと嫌い?」

「大好きだ!」

「瑞鳳もしれぇのことだいしゅきぃいいいいい!」

瑞鳳はなおも腰を振る。
だが司令はわけもわからず耐える。瑞鳳を護るため。
しかし快楽を通り越して激痛を耐えているようなものだ。

「瑞鳳がママになっちゃダメ?」

「だから……だから俺は瑞鳳を護る!」

「うれしぃ! ありがとぉ!」

会話は成立していないが、しかしお互いを想いあってるのは変わらない。
司令が無意識で瑞鳳を妊娠させない事を気遣っているように、瑞鳳は射精に耐える司令を救おうとしていた。

「司令と瑞鳳で人間と空母の卵つくりゅうううううううう!!!」

「瑞鳳ぉおおおおおお!」

瑞鳳は騎乗位のまま腰を振り、舌を絡めたキスをする。
そして耐える司令に対し、瑞鳳は最後の一押しをした。

「しれぇ! パパになっちゃえー!」

80づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:50:30 ID:1EsRa5KA
そして最後の一突き。アウトレンジ。
瑞鳳を妊娠させてはならないという理性で耐えていた司令だが、自分自身がパパになってしまう。
瑞鳳と自分の子供のパパになる。その瑞鳳の玉子焼き以上の甘い響きが司令の最後の一線を越えた。

「ずいほぉおおおおおおおおおお!!!!!」

今まで我慢してきたものが全て射精された。
瑞鳳への愛しさと快楽を込めたその全てを叩きつける。

「ひゃあああああああああっ! しれぇのがぁ。瑞鳳の膣内にいっぱぁいきてりゅ! アウトレンジぃ! アウトレンジしゅりゅうううううう!!!!!!」

出しても出しても止まらない。
瑞鳳は司令にキスをして更に高める。

81づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 22:55:07 ID:1EsRa5KA
「まだ出てりゅ! 出てりゅ! しれぇがパパになっちゃうぅうううううううう!!!」

「づほぉおおおおお! づほぉおおおおお!」

文字通りアウトレンジとしか言いようがない量が出る。
全てを射精し終えるまで永劫のような時が流れる。

「はぁ……はぁ……」

一度の大量射精で赤疲労になる司令。
瑞鳳は彼のたくましい胸板を舐めながら愛おしく語る。

「パパになっちゃいますね……あなた」

瑞鳳の『あなた』『パパ』呼ばわりを聞いて、司令の中で何かが切れた。
騎乗位になってた瑞鳳を逆に押し返す。

「あんっ! あなた!?」

「たまご! たまご作るぞずいほう!」

「うんっ! うんっ! やせんでぇ! にんげんとぉ! くうぼのぉ! たまごつくりゅうううううううう!」

その後滅茶苦茶夜戦した。

82づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 23:00:11 ID:1EsRa5KA
翌日。

「……ごめんなさい」

理性を取り戻した司令と瑞鳳は向かい合い、煎餅布団の上で瑞鳳は頭を下げる。

「さつき1号……いや『ろー』だったか? ドイツからの物資にあったな。アレを混ぜたんだろう?」

薬の効果が少し残りつつも、まだ理性的な事を考えられるようになった提督が指摘する。

「……はい」

「多分入れ過ぎだ。それに明石が量産しようとしているらしいが、次入れる時は量に気を付けろ?」

「怒らないの?」

「あの薬は人間に『艦娘LOVE』にするための、それこそ媚薬だろう。君たち艦娘はキスだけで興奮するのに人間はそうならないのは、アンフェアじゃない」

艦娘は人間を愛するように出来ている。
だがそれはあくまで一方的だと司令は思う。
人間も艦娘を愛さねば意味はない。
それに司令が瑞鳳を女として愛しているのも真実なのだ。

83づほちゃん童貞を美味しく食べりゅ☆ ◆vUo//O.X1M:2015/10/25(日) 23:05:59 ID:1EsRa5KA
「むしろ謝らねばならないのは俺の方だろう」

司令は瑞鳳に向けて土下座する。

「ちょっ、なんで司令が謝るの? え?」

「艦娘と人間のハーフはどうなるか分からない。だから君に中出ししたくはなかったんだが……」
「もー。司令のこと大好きだけど、そういう所ヘタレだと思うな」

瑞鳳はそう言いながら司令に軽いキスをする。

「瑞鳳はちゃんと司令の卵を産むし、それまでには静かな海を子供に見せてあげるから……ね?」
「そうだな。いつか静かな海で、だ」

やる事は決まっている。いつか静かな海で。

「俺は誓うよ。ちゃんと瑞鳳を最後まで愛する。絶対沈めない。もし沈んでもちゃんと迎えに行く」

「ジュウコンカッコカリすりゅ?」

「俺はしない」

「……そういう所、瑞鳳があなたの事大好きな理由なんだよ。ちゃんと元気な卵、産むからね」

媚薬を使ってはいるが元々二人は愛し合っていた。
カッコカリであろうが結婚である事は何も変わらない。

「なァ瑞鳳」

「なあにあなた」

「空母って産卵するのか?」

「さあ……でもどっちにしてもちゃんと元気な赤ちゃん産むからね!」

「……ああ。君の子供のパパになるからな」

〜了〜

84名無しの紳士提督:2015/10/26(月) 08:10:48 ID:2icB/Xrk
「逆レイプ物でパパになっちゃいますねってセリフは破壊力が高い」
って言葉が最近ちょっと流行ってますね
何はともあれ乙ですじゃ

85名無しの紳士提督:2015/10/26(月) 09:29:38 ID:2gkYFriA
GJ! 瑞鳳の産卵ネタ(?)っていつの間にか広まったよな。

86名無しの紳士提督:2015/10/26(月) 18:34:10 ID:RrWFYrkQ
卵焼きばっかりが目立つからじゃない?

87名無しの紳士提督:2015/10/26(月) 19:04:28 ID:O/n4ZgFM
じゃあ受精したらしばらく卵焼きが食べられないのか…

88名無しの紳士提督:2015/10/26(月) 19:47:22 ID:WjSiohKA
それしゃ排卵だの経血だのの方向に寄ってきてしまう

89名無しの紳士提督:2015/10/26(月) 20:04:25 ID:2icB/Xrk
卵ネタでも龍鳳のフーカデンビーフはネタにされてないな
まあ俺もSSを書きまくってるけどネタを使ったことはないし
(代わりに他の料理ネタをガンガン使いまくっているが)

祥鳳にも何か卵に関係したのないかなー

90名無しの紳士提督:2015/10/26(月) 22:03:37 ID:2gkYFriA
瑞鳳は卵。翔鳳は乳という棲み分け(?)

91名無しの紳士提督:2015/10/26(月) 23:11:37 ID:RCnlLaLQ
翔鶴×祥鳳って斬新な組み合わせだなと一瞬思ってしまった。

92名無しの紳士提督:2015/10/27(火) 00:04:38 ID:vr5u9qb2
じゃあ瑞鳳は瑞鶴×龍鳳で

93名無しの紳士提督:2015/10/27(火) 08:33:16 ID:Eka9nLqc
瑞鶴と瑞鳳は一時期姉妹だと思っていました
だってキャラデザイン一緒だし名前もあそこも似ているし
逆に翔鶴と瑞鳳はイコールされないが

94名無しの紳士提督:2015/10/27(火) 08:38:23 ID:RPyhJLyI
空母娘はお胸の大きさと幸運が反比例してたりするのだろうか?

95名無しの紳士提督:2015/10/27(火) 10:16:17 ID:da886tqg
気温が急に下がって寒くて眠れない…だから眠るまででいい!一緒に寝てくれ!
今一番艦娘に言ってみたいセリフ。無論ぶっとばされたり砲雷撃されんのは覚悟している。

96名無しの紳士提督:2015/10/27(火) 10:57:01 ID://w/llK2
>>94
大鳳は例外ですかそうですか

97名無しの紳士提督:2015/10/27(火) 18:07:34 ID:RPyhJLyI
羽黒改二の艤装は本人が中破以上の傷を負ってる時に近づくと一斉にこっちを向く。まるで合意もなくそんなことをするのはいけないと言わんばかりに。

98名無しの紳士提督:2015/10/27(火) 22:56:01 ID:RPyhJLyI
>>95
某駆逐艦娘Kの場合・馬鹿なこと言ってるんじゃないわよ!とブチ切れられる。でも翌朝目覚めたらなぜか隣で寝ていました。

99名無しの紳士提督:2015/10/28(水) 09:19:17 ID:kXGe8gpw
阿賀野型の服は隙間が多すぎるな。阿賀野姉ぇは性格とマッチしてるからまだいいけど、しっかりした能代や真面目おっぱいイケメンな矢矧まであの格好なのはけしからんと思う。

100名無しの紳士提督:2015/10/28(水) 20:15:08 ID:ePZozLvk
どんなきちんとした制服制定しても着こなし方は艦娘の勝手なので…

101名無しの紳士提督:2015/10/28(水) 22:25:23 ID:i2kaIBJo
としm年長の方々がぜかましの制服を着込もうが勝手は勝手だよね

102名無しの紳士提督:2015/10/28(水) 22:45:10 ID:T5pMjero
でも武蔵さんはあんなにきっちり制服を着こなしてるぜ。

103名無しの紳士提督:2015/10/28(水) 23:01:15 ID:hsJYvKp.
武蔵のあのさらしをずらして挿入するというロマン

104名無しの紳士提督:2015/10/28(水) 23:53:50 ID:RsN5p89M
いっそさらしごとぶち抜いてしまえ

105名無しの紳士提督:2015/10/29(木) 01:08:17 ID:b2Caw7pQ
艦娘の解体任務が出てきたのは大淀とケッコンカッコカリをした後、なかなか二人の時間をとれなくなってしばらく経ってからのことだった。きっと彼女は自分が放置されるのは他の艦娘に目移りしているからだと思ったからだろう。
それに気づいた提督は1週間に一度は必ず夫婦で激しく愛し合う日を設けるようにした。それからしばらくたった頃、いつの間にか艦娘こ解体任務は任務欄から消えていた。

というイイハナシカナー?なシチュ。

106名無しの紳士提督:2015/10/29(木) 18:17:50 ID:3/hLE28M
はじめまして。
SSを投下させていただきます。

伊勢型姉妹とジュウコンしてる提督が嫁とHする話、日向編です。
割とラブラブなの……か?

何というか、無駄に長くて恐縮です。
頑張ったけどエロくなりませんでした。orz

少しでも楽しんでいただければ幸いです。

107伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18:18:47 ID:3/hLE28M
「君、まだいたのか。」
その声で俺はようやく我に返り、机から顔を上げた。
ぼんやりした頭で執務室の隅に鎮座する古時計に目をやると、針はフタサンマルマルを指していた。

「灯りが点いていたので様子を見に来たんだが……。根を詰めすぎると明日に障るぞ。」
こちらに歩み寄りながらそう言葉を続ける彼女、日向の左指には俺が身に着けている物と同じ意匠の指輪が光っている。
「そうは言っても、来月の中規模作戦に向けて備蓄しながら秋刀魚漁の支援ってのは案外大変でなぁ……。」
机の上に再び目を戻すと、扶桑型の艦橋さながらに積みあげられた参考書籍や海域図。
その傍らには書き散らしたメモが散乱している。
明日、机の惨状を見た大淀からお小言をもらう覚悟はしておこう。

「まぁ、でももう寝るとするか。日向の言う通り、いい加減にしないと明日の指揮に障るからな。」
数時間振りに椅子から立ち上がり、伸びをしながら日向の様子を盗み見る。
「はぁー、さすがに頑張りすぎた。寝る前に息抜きしたいなぁ……。なぁ、日向?」
言外の意味を理解した日向が、僅かに目を伏せる。
決して表情豊かとは言えない彼女だが、それでも俺には恥じらう様子が充分に見て取れた。
「君の私室に行こう。」
「ここでいいよ。」
「なっ……ここは執務室だぞ、破廉恥だろう!?」
「なぁ、落ち着けよ。こんな夜更けにそんな大声を出したら外まで聞こえるぞ。」
慌てて口をつぐむ日向を横目に、俺はドアに鍵を掛けて灯りを消す。
「ほら、これで大丈夫。」
「呆れた男だな、君は。」
そう言いながらも、日向は俺が腰に回した手を振り解こうとはしなかった。

108伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18:19:21 ID:3/hLE28M
暗闇の中、唇を重ねて軽く舌を絡め合う。
あっさり切り上げるのは、濃厚なキスは嫌がられることを経験で学んでいるからだ。
物足りなさを補うように髪に顔を埋めて耳に舌を這わせると、腕の中の日向がピクンと肩を震わせて小さく艶声を上げた。
……ホント、耳弱いなぁ。言ったら最後、触れるのを頑なに拒まれるだろうけれど。

日向を窓際にあるソファー(金剛がティーセットと一緒に英国から取り寄せたけれど、私室が狭くなるからと執務室に置いて行ったものだ)に座らせると、黒のインナーをたくし上げた。
プルンと音がしそうな勢いで、形の良い胸の膨らみが溢れ出す。
揉みしだくと、ただ柔らかいだけではなく確かな弾力が感じられる。
これも日頃の鍛錬の賜物なのだろう。
「はぁっ…んんっ……ん……」
傍らのクッションを掴んで必死に声を押し殺している様が俺の加虐心をくすぐるが、残っている理性でそれを黙殺する。

柔らかな感触を楽しんでいると、先端の突起が硬さを増して存在を主張し始めた。
手を止め、グミの実に似たそれを口に含んで舌先で転がす。
「やめ……はあっ…ひゃんっ!」
日向は悲鳴にも似た声を上げて大きく仰け反った。

109伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18:19:55 ID:3/hLE28M
「今度は日向の番だぞ。」
俺はベルトを外してズボンを下ろすと、ソファーの前に立って隆起してきた自分のブツを日向の顔先に近づけた。
彼女は吐息と共に恍惚から恥じらいへ表情を変えると、僅かに躊躇いながらも手を添えてそれを咥えた。
竿全体を口に含んで濡らした後に、手でゆっくりとストロークさせながら、亀頭を丁寧に舐め回す。
腰から背中にかけてピリピリと快感が走る。
「……すごく気持ちいいぞ、上手くなったなぁ。」
「君に教えられた通りにやっているだけだ。」
いつも以上に素っ気ないのは羞恥心のせいだろう。

日向の舌はカリから裏筋へと移り、そして再び亀頭に戻ると、気忙しく漏れ出る透明な汁を吸い上げた。
闇の中にジュルジュルと音が響く。
手を伸ばし、カーテンをほんの数センチ開けて月の光を呼び込むと、肉棒が彼女の口を犯している様がはっきりと見て取れた。
沸き上がる劣情に突き動かされて、俺は日向をソファーに押し倒した。

110伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18:20:25 ID:3/hLE28M
胡桃色のスカートの中は湿り気と熱を帯びていた。
日向は抵抗こそしないが、傍らのクッションの端を強く握りしめて身を固くしている。
それでも、太腿をなで上げながら秘所へ手を伸ばすと、下着の上からでも存在が分かるほどに肉蕾がぷっくり膨らんでいた。

指の腹で円を描くようにグリグリ押すと、日向は腰を浮かせながら艶声を上げた。
「だめ…やめっ……やぁっ…はぁん!」
ぐっしょり濡れた下着を引き下ろし、脚を広げさせると蜜壷にプスリと指を突っ込む。
ねっとりとした愛液を指に絡めてもう一度肉蕾を責め立てると、堪えきれないのか喘ぎながら腰をくねらせはじめた。

……気持ち良さそうに見えるんだけどなぁ。生真面目だからか、羞恥心が強すぎるのか。
一瞬そんな事を思った時、日向の喘ぎ声が一段と高くなった。
「ふあっ…ああっ、君っ……やぁっ…あんっ、いっ、イくっ!!……っ」
クッションの上に崩れ落ちた彼女に絶頂が訪れたことは、容易く見て取れた。

111伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18:20:57 ID:3/hLE28M
「……今度、君に求められたら、話しておこうと思っていた事があるんだ。」
全身を紅潮させた日向は、ソファーにもたれかかって天井を見上げながら息を整えている。
その息づかいと、遠くの波の音だけが聞こえてくる静かな時間が流れる。
乱れた髪がより艶めかしさを強調する横顔を見つめて、俺は次の言葉を待った。

日向は暗い天井を見つめたまま、再び口を開く。
「君は、伊勢が艦隊に加わる前のことを覚えているか?」
日向は俺の艦隊に初めて就役した戦艦で、伊勢がやって来たのはその数ヶ月後だった。
「君はずっと伊勢を待ち焦がれていて、暇さえあれば私にその話をしていたな。」
そう言うと、そっと左薬指の指輪を撫でる。
「だから、伊勢にこれを贈るのは分かるのだが、私はたまたま最初に就役した戦艦だった、それだけじゃないのかと時々考えてしまうんだ。」
何か言わねばと口を開こうとした俺を遮るように日向は続ける。
「自分でも莫迦げた考えだと分かっている。それでも……こうして君に求められると、私でいいのかと不安になってしまって……
うまく応えられないんだ。」

112伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18:22:42 ID:3/hLE28M
「日向……。」
俺は、ずっと伊勢と日向を同じように扱おうと心を砕いてきた。
秘書艦を任せるのは一日交代だし、出撃の際は交代で旗艦を任せている。
指輪を贈ったのさえ同じ日だ。
彼女達に対する俺なりの誠意のつもりだった。だが、それは只のエゴでしかなかった。
その事実を前に、まるで心臓を冷たい手で掴まれたのような痛みが走る。

113伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18:23:32 ID:3/hLE28M
日向は俺に背を向けるように顔をそむけ、続ける。
「だから、私がぎこちないのは君の手管のせいじゃないと分かって欲しかった。
その……私が君のプライドを傷つけているんじゃないか、気になって……。
ほら、男子にとって床の技量は沽券に関わる重要な問題なんだろう?
あの……本で読みかじったで、その……」
声は明らかに上擦っているし、話もだんだんしどろもどろになっていく。
「あの……日向?」
「……実は、君の私室の書棚の裏に本が落ちているのを伊勢が見つけて、二人で読んだんだ。」
伊勢め。それは落ちていたんじゃなくて、裏に隠しておいたんだよ。
男なら誰でも一度は手にしたことはあるだろう、いわゆるエロ本だ。
「盗み読むような真似をして悪かったが、本の内容が内容だったので言い出し辛くて……」
……問題はそこなのか?まぁ、日向は少しズレた所があるからなぁ。そこも可愛いのだけれど。
ホッとすると同時に、相変わらず顔を背けたままの日向がいじらしくて、思わず背中から抱きしめた。

114伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18:24:24 ID:3/hLE28M
ブチュリと音を立てて、肉棒が日向の中に呑み込まれていく。
肉襞が、指で弄んだ時よりも一層熱を帯びて貪欲に絡みついてきた。
「くぅっ…はあっ……」
俺の腹の下で、日向が切なげな声を漏らした。
ゆっくりと抜き差しを繰り返すたびに、ヌチュ、グチュと卑猥な音が響き渡る。

日向に自覚が乏しいにせよ、俺の言動で彼女を苦しめていた事実は変わらない。
しかし、自責の念も本能には抗えなかった。

突き挿すたび、日向の肉壷は俺自身を締め付けて蠢く。
「あんっ……はぁっ、はんっ、はぁん…はぁん……」
グチュ、ヌチュ、グチュ。
愛液にまみれた肉襞の感触を、俺は一心不乱に貪った。

不意に、日向が俺のシャツの袖を掴んだ。
「……私も…こうして君と繋がっている感触は、嫌いじゃないんだ。」
いやらしい顔で息を弾ませているくせに、恥ずかしそうに目を伏せてこんな事を言うのは反則だろう。
「日向。」
もう止まらない。容赦なく腰を打ちつける。
「あんっ…ダメだっ、激しいと…またイってしまうからっ…やんっ、あんっ……」
「俺も…そろそろだ……日向っ」
「あんっ…やんっ、ひゃんっ、いいっ……イくっ……!!」
日向の声に呼応するかのように、肉壷は俺から全てを搾り取ろうと締め上げてくる。頭が真っ白になる。
咄嗟に膣から抜いた瞬間、精が迸った。
形の良い胸からたくし上げた黒いインナーにかけてを、白濁した液が犯す。
日向は、それを恍惚の表情で見上げていた。

115伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18:24:55 ID:3/hLE28M
「……あぁ!?」
日向の隣に座ろうとソファーに手をつくと、座面はぐっしょり濡れていた。
あちゃー。まぁ、俺の精や日向の愛液やらで、当然こうなるよなぁ……。
「金剛に知れたら、怒られるだけじゃ済まないぞ!だいたい、君がここでなんて言い出すのが……。」
「はいはい、とりあえず拭くものを取ってくるか。」

この後二人で深夜までソファーの掃除に精を出し、翌日は秘書艦の伊勢に欠伸をたしなめらながら過ごす羽目になった。
今度は執務机に押し倒せるよう、机の上は常に片付けておこうと俺は心に誓ったのだった。

116名無しの紳士提督:2015/10/29(木) 22:54:54 ID:zy9kLPMA
GJ!
師匠化してない日向の可愛さは異常
ところで日向には気の毒だが秘書も旗艦も日替わりという事は夜のお相手も日替わりと考えてよろしいですね(ゲス顔)?

117名無しの紳士提督:2015/10/29(木) 23:51:20 ID:b2Caw7pQ
GJ!

118名無しの紳士提督:2015/10/30(金) 22:05:19 ID:XJNzLjhU
艦これボクっ娘一覧。

最上・実はかなり女の子成分多め。
時雨・クール。ツッコミ役向き。
皐月・元気っ娘

119名無しの紳士提督:2015/10/30(金) 22:27:08 ID:mj94skE2
Z1<(´・ω・`)……

120名無しの紳士提督:2015/10/30(金) 22:41:16 ID:XJNzLjhU
>>119 …実はまだお迎えしてないの。実際に会ってみるとどんな感じなんだ?

121名無しの紳士提督:2015/10/30(金) 23:28:08 ID:OUIzUF2M
もがみんを真面目っ娘にしてちょっとだけ天然ボケっぽくした感じ、とでも言えばいいんだろうか?

122名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 13:44:53 ID:8aemkuZk
扶桑姉妹は着れる洋服が少ない。なぜなら前のボタンやチャックが閉められないからだ。不幸だろう?

123名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 15:47:45 ID:3OUR9Ntk
ちなみに日向も着れる服は少ない(大胸筋的な意味で)

124名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 19:18:10 ID:.gndr5tw
ちょっとお邪魔しますよ。投下。
露出自慰。一部♀×♀あり注意。

125名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 19:18:53 ID:.gndr5tw

失礼します、本艦は陽炎型駆逐艦浜風です。
只今の時刻は深夜。私は現在、帝国海軍鎮守府……その港湾区画の片隅にいます。
日中は作業する人員で騒がしいここも今は波涛と風が鳴るばかり、そこで私が独りで何をしているかといいますと……



「お゛ッ♥オナニーッ、露出オナニーしちゃってます私ッ♥♥昼に一杯人が通る場所でッ♥裸で、変態行為してますぅっ♥♥」

建造物の合間の薄暗い路地……たまたま通りを通行する誰かがいて、ふと覗き込めば簡単に見つかってしまう場所。
そこで私、浜風は一糸まとわぬ全裸になって自慰をしています……自らの手で乳房を捏ね繰り秘所を弄り淫らな声を上げる、変態的な羞恥行為を。

「見つかったらっ、大変なことなるのにっ♥指ッ、止まらないぃ♥野外全裸オナッ♥気持ちよすぎてっ、やめられなひぃっ♥くひぃぃっ♥♥♥」

お漏らししたみたいにグチャグチャに湿ったアソコとガチガチのお豆を弄り回し、ビンビンの乳首を抓りあげながら屋外で快感に身悶える私。
なぜ私がこうなってしまったのかと言えば……切っ掛けは、大破して基地に帰還したその時のことでした。



「浜風!大丈夫だったか、大破により作戦を中断したと……うぉっ!?す、すまない……」
「提督、どうしたので……あっ!?」

私を心配げに出迎えた提督が帽子の鍔を下げて顔を背ける……理由を考えた私は、自分の衣服が激しく損傷していることに気づいて身を縮ませました。
体に合う下着が無く困るほど発育してしまっている……私の駆逐艦らしからぬと言われる乳房、その全体が露わになっていたのです。
顔を背けた提督が、しかし視線は執拗に私の体に向けられていることに気付いてしまった時。私は……嫌悪ではなく、興奮を抱いていたのです。

126名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 19:19:32 ID:.gndr5tw


「あひっ♥誰かが、通るかもしれないのにぃっ♥くりとりすっ♥カッチカチに勃起してるっ♥見られたがってるぅぅッッ♥」

弄りすぎにより肥大して今では包皮に収まらなくなった陰核を捏ね繰り回し、内腿が痙攣するほどの快感を貪り続ける私。
自分の体が他者の……特に異性から性的な、劣情を催す外見をしていると意識して以来。私は、露出行為に手を染めるようになっていました。
最初は、着衣の露出を高めにして出歩く程度……しかしより激しい羞恥を求め、私の行為はどんどん過激化していったのです。

「見られたらっ、全部終わっちゃうのにっ♥変態扱いでっ、オナキチガイって言われてっ♥社会生命終わっちゃうのにっ、すごくイイよぉっ♥♥」

下着姿で夜中の宿舎を徘徊していたのも束の間、全裸になり、より広く徘徊するようになり……出先で自慰をするまで至るまで、すぐでした。
裸に外套1枚で宿舎を離れた後、道中で自らのいやらしい体を存分に晒しながらここに辿り着いた時……私のアソコはもう洪水のような有様。
人目があるかもと思いつつも、こうして変態的な露出自慰に陶酔しているのですから……救いようのない淫婦であると、我がことながら心底思います。

「真面目とかっ♥クールとか言われてるのにっ♥本当は変態なんれすっ♥公開オナ狂いの色情狂なのおぉぉッ♥ふぉぉぉぉンッッ♥♥」

痛いくらいに自分の乳房……手からこぼれるくらい無暗に脂肪の乗ったソレを強く握る。迸る痛苦、とその後にジワジワと拡がる甘い疼き。
見られる可能性も忘れ、快楽に乱れ狂いつつ秘所をグチュグチュと掻き回す私……お漏らししたようにいやらしい粘液が足元に飛び散らせています。

「ふぎぃっ♥いぐっ♥いぎますう゛っ♥♥外で勃起クリと乳首メチャメチャに捻り潰してッ……おまんこいぐぅぅぅっっ!!」

乳頭と股を弄る手指を極限まで速め荒々しく動かす私。露出自慰の興奮に白熱した脳が忽ち快楽に焼け焦げていきます。
そして力一杯性感突起を抓り上げたその瞬間、私は完全に理性を飛ばして絶頂したのでした。自我が吹き飛び、思考が法悦だけに染まる至上の時間。

「お゛ッ……♥ほお゛ぉっ……♥へお゛、ぉぅ……♥ッ……はぁぁっ♥はぁ、はぁぁっ……はへあぁぁ〜〜〜〜♥」

激しい絶頂を迎えた余韻でガクガクと痙攣する私の全身。背後の壁に身を預けて倒れないようにするのが精いっぱいです。
やがてオーガズムの余韻の喘ぎが収まると共に弛緩していく体……気づけば私はオシッコを漏らしていました。


「お゛〜〜〜……♥ッ……はぁー……はぁ〜♥外だと、やっぱり全然違う……脳の芯まで、焼け焦げそう……♥」

絶頂の大きな波が引き、放尿に伴った快感も収まった頃。ようやく正気に戻って身を起こす私。未だに内腿が昇天の余韻で小刻みに震えていた。
気だるさは若干あるものの、未だ私の体の芯に残っている熱く疼く衝動。私は更なる快楽を求めてよろよろと歩きだしました。

127名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 19:20:24 ID:.gndr5tw


「はぁっ……♥はぁぁっ……♥こんなところ見つかったら、人生オワっちゃう……全部台無しになっちゃう……のにぃ♥んんッ♥♥」

自分の手で油性ペンにて体の随所に卑猥な落書きを施した私は今、鎮守府正門へ続く最も大きな通りに立っていました。
『淫乱』『露出狂』『マゾ』『犯して』思いつく限りの猥語を刻んだ卑猥極まる裸体を外気に晒している、その背徳感が私の理性を焼き焦がします。
首には持参した犬用首輪を装着した私……まるで誰かの飼い犬のように、正門の門柱の横で四つん這いになって片脚をおずおず上げました。

「お゛……んお゛ぉ〜〜♥出てる……ジョボジョボって、おしっこぉ♥ほぉぉ〜〜……一番目立つ場所に、マーキングしてるぅ〜♥」

発情した犬の如くだらしなく蕩けた表情を浮かべながら私は門柱に小便を発します。周囲に拡がる下品な音と刺激臭。
たまたま誰かが通り、見つかるのではないかという恐怖に背筋をゾクゾクと震わせながらも私は絶え間なく漏れる小便を門にかけ続けます。
快感とスリルとマゾヒズムが一体になり、私の頭から瞬く間に正常の思考と呼べるものは駆逐されてしまいました。

「お゛ッ♥お゛ッ♥んお゛お゛ッ♥おまんこッ♥ぐっちゃぐちゃぁっ♥おしりもっ♥指ズボズボ、ほぐれてるう゛ッ♥」

正門に引っかけた小便を見ながら四つん這いのまま自慰を始めてしまう私。最早、誰かに見つけて欲しいとすら思ってしまいます。
淫水が飛沫くほど溢れる秘所と粘膜を淫らに充血させた肛門、そこに先を窄めた五指をそれぞれ捻じ込んで乱暴に掻き回す私。
石畳にだらしない乳房が擦れる痛みすら快楽に感じてしまいながら、私は露出自慰の悦楽に悶え狂います。

「お゛ッ♥これしゅごひっ♥♥おまんこにぃッ♥カドッ♥ぐりぐりってぇっ♥キくッ♥おまんこ汁マーキングッ♥イイよぉッ♥♥」

小便で汚してしまった門柱、その角に秘所の割れ目を押し付け腰を上下に振る私。粘膜が肌理の粗い石材で抉られ、強烈な刺激を生みます。
忽ちドロドロに潤う媚肉の雌臭い汁……それで門柱をコーティングするかのように浅ましく腰を振り立ててしまう私の、だらしなく蕩けた貌。
まるで交尾中の動物のような淫猥な表情をしているに違いない、と自認するその変態性の客観視により私は更に興奮を昂ぶらせました。

128名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 19:20:55 ID:.gndr5tw
 
「んお゛ぉぉッ♥おしりっ♥おしりあなッ……ケツッ♥ケツあなズボズボぉッ♥しゅごいっ、これッ♥キッくぅぅぅッッ♥♥」

肉付きの過剰な私の尻たぶの合間、ヒクつく肛門に指をいきなり3本捻じ込んで穿り回す私。強烈な快感が迸り、淫らな声で喘ぎ狂います。
腸壁と膣の薄い肉越しに門柱の石材……硬質に尖った感触を指が探り、思わずそれを強く弄れば両者に挟まれ強烈に刺激される膣肉。
私は犬のように垂らした舌から涎を滴らす淫猥な表情を、変態的な嬌声を、隠しもせず夜闇に披露し続けました。

「ほお゛ぉぉぉッ♥♥いぐっ♥変態オナニーでっ♥♥マゾイキ姿丸出しのままっ……イッぢゃいましゅう゛ぅぅぅッッ♥♥」

乳房を石畳に荒く擦り付けながら腸壁ごと抓んだ門柱を激しく拭って膣肉を摩擦し陰核を千切れそうなほど捻った私。
同時に雷撃が脳内で炸裂したような強烈な快感が脳髄を隅々まで塗り潰して純白に染め上げ――
私はあらんかぎりに身をのけ反らせ股から雌臭い汁を撒き散らして絶頂してしまったのです。

「お゛っ……♥♥へお゛ぉぉっ……♥♥しゅごっ……やみつき、なりましゅよ♥このっ、ヘンタイおなにぃ……♥♥♥」

オーガズムの緊張が解けた瞬間、糸が切れたように私は石畳へぐったりと倒れ伏し……失禁してしまいました。
頭から溢れだしそうなくらい脳髄が絶え間なく脳内麻薬を分泌しており、陶酔感を堪能する以外に思考が働きません。
それから暫し、絶頂の余韻が体の芯から抜けるまで私は浅ましい姿で地面に這い蹲り悶え続けてしまったのです。

129名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 19:21:54 ID:.gndr5tw


「う……へっくしゅっ!風邪ひきそう……というか人が来なくてよかった、本当に。」

心身から熱の引いた私は現状を思い出し、近くの茂みに逃げ込んで赤面しました……我を忘れたで片づけていい所業ではありません。
もし私の声を聞きつけて誰かが様子を見に来ていたら大事になっていたでしょう。反省しながら少し自己嫌悪してしまいます。
今度からは変態行為は自制するよう心掛けることを決め、そそくさと物陰伝いに着衣の隠し場所へ向かい始めた――その時。


「――え?」
「――あ?」

がさり、目の前の茂みが葉鳴りと共に揺れそこに、人が――全裸の女の子が――一糸纏わぬ姿の浦風が立っていました。
え?何この変態……発育のいい胸元も薄い恥毛の生えた陰部も剥きだしで『え?なにこの変態?』みたいな表情をした浦風を見て思います。
しばし無言で見つめ合ったあと、お互い同時に停止していた思考が再開したらしく揃って口を開き――

「きゃああああああああッ!なんでこんなところにっ……というかっ、なんて恰好してるんですかあぁぁぁ!?」
「なんじゃあぁぁぁぁぁぁッッ!?おまっ……なんでこなートコではだかんぼーなっとるんじゃぁぁぁッ!!」

深夜の鎮守府の敷地に2つの絶叫が響きまして、それから暫し――
鎮守府内では幽霊、不審者、或いは迷い込んだ深海棲艦とも言われる謎の人影2つの噂が流行しました。
その話題が出るたびに私と浦風がぎこちなく話題を流すようになったのはほんの余談です。



それから余談がもう一つ――
その謎の人影2つは未だに深夜の鎮守府の敷地を彷徨っているそうです。
ええ、いつも2人揃って大変仲睦まじく――ふふっ。



「おへぇぇっ♥そんなに激しく腰振らないでぇっ♥ディルドの堅い所が奥♥抉ってぇ♥声出ちゃうからぁっ♥あはぁぁっ♥」
「おまーこそっ♥こっちん奥っ♥ゴリゴリ押し付けよってぇぇ♥いけんっ♥外でっ♥イくっ♥あっ♥無理じゃっ♥イッくぅぅぅっ♥♥」

130名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 19:22:50 ID:.gndr5tw
以上になります。スレ汚し失礼。
先日投下したあと保管庫覗いたところ、わざわざ過去の拙作を読み返して下さった方がいたようでして
覚えていてくれた人がいるというのは思いのほか嬉しいものですね。
ではもしまた投下することがありましたらその際はまたどうぞよしなに。

131名無しの紳士提督:2015/10/31(土) 23:42:49 ID:8aemkuZk
GJ!

132名無しの紳士提督:2015/11/01(日) 02:14:21 ID:uLj/YBQE
>>130
乙です。
なんという意外性

133名無しの紳士提督:2015/11/01(日) 16:17:44 ID:8d.vkO8M
GJ! 露出する浜風ってどっかのbotでも見た気がするな

134名無しの紳士提督:2015/11/01(日) 20:08:49 ID:8d.vkO8M
>>118 最上より時雨の方が女の子っぽいと思う(肉体的な意味で)

135名無しの紳士提督:2015/11/01(日) 20:59:35 ID:fRUNOfvQ
時雨も夜な夜な変態オナニーしてそうなムッツリ感はある
春雨や海風もその系統

136名無しの紳士提督:2015/11/01(日) 22:38:08 ID:BNaYHfw.
なぜ深海棲艦が秋刀魚持ってたのかを考えていた時の駄文投下します。
真面目な考察とは程遠いですがかと言ってそれほどエロくも(ry



赤城「これが秋刀魚ですか?本当に?」
加賀「はい。今朝間宮で仕入れたばかりです」
赤城「間宮?それはいけない。秋刀魚はアルフォンシーノに限る」ドヤッ
提督「落ちてないからな一航戦共」

秋刀魚を探して海をゆく艦隊。
発端は数日前、上層部から通達された謎の指令にあった。

要約するとこうだ。
「(何故か)深海棲艦が持っている(らしい)秋刀魚を(どうしてか分からないが)集めてこい」

(なんだこれ……)
今までも菱餅等集めたことはあったがついに本格的に漁業になってきた。
「敵艦隊と交戦しつつ、目標漁獲高を目指してください」
いつも通り冷静に伝える大淀。
「『鋼○の咆哮』のおまけミッションみたいなこと言いだしたな」

さて、この謎めいた指令が届いたその日のうちに参加志願者が提督のもとに押し掛けた。

「提督!ごは……秋刀魚漁はまだでしょうか!?」
「脂ののった秋刀魚、流石に気分が高揚します」
「秋刀魚をあてに一杯……ヒャッハー!たまんねえなぁ!」
「秋刀魚にゃ、美味しい秋刀魚の季節だにゃ!」
「握り飯と沢庵に秋刀魚がつけられるんですね!なんて素晴らしい!これで照月にもお腹いっぱい食べさせてあげられるんですね!」
「たまには戦闘配食以外の物も……、時雨の差し入れにお礼と、天城と葛城にも食べさせてあげられるぐらい」

「お、おう……」

ちなみに指令は当時まだ艦娘には公布されていない筈なのだが……。
かくして漁船団もとい艦隊が秋刀魚の漁場と化したアルフォンシーノへ向かった。

137名無しの紳士提督:2015/11/01(日) 22:41:43 ID:BNaYHfw.
戦闘開始と同時に雲霞のごとく航空機の大群が飛び立ち、後はそれを見てるだけ。
時々飛んでくる敵機を追い払うと、帰ってきた航空機を収容するだけ。
これで終わらせるか、生き残った場合は反撃をあしらって離脱して次に行くか。食料を奪いながら襲撃を繰り返す姿はほとんど海賊である。

「やりました」
「上々ね」
そんなこんなを繰り返し、ようやく全員に行き渡るぐらいの秋刀魚を釣り上げた(訳:深海棲艦から奪った)のだが、
提督の頭にある疑問が浮かぶ。

(深海棲艦はなんで秋刀魚なんか持ってるんだ?)
戦闘糧食に腐りやすい生魚を持ち歩くとは考えにくい。となれば何か意図がある筈だ。

「音探に感ありだにゃ!数は1、12時方向急速浮上!」
多摩の声に全員が集中する。
「海の中からこんにちはー!ゴーヤだよ!」
海面を割って現れた伊58にこれまた全員がほっと一息。

「てーとく、この近くに深海棲艦が秋刀魚を定期的に運び込んでいるのを目撃したでち」
「何だと?」
伊58の話によれば、付近の深海棲艦達が海沿いにひっそり佇む施設へ秋刀魚の搬入を行っているという。
「警備もほとんど見当たらないでちよ」

「やりましょう提督!」
「鎧袖一触よ、心配はいらないわ。……じゅる」
やたら士気の高い赤と青に引きずられるように指定された場所へと向かう提督。

138名無しの紳士提督:2015/11/01(日) 22:47:39 ID:BNaYHfw.
「「「「「「秋刀魚!秋刀魚!秋刀魚!秋刀魚!」」」」」」
(この秋刀魚ジャンキー共め……)

到着と同時に爆撃を受け、煙を噴き上げる件の施設。
手薄な警備を宣言通り鎧袖一触に蹴散らすと、施設内へ略奪もとい調査に突入する。

(何かの工場か?)
様々な機械やベルトコンベアーが並んだ施設の中は攻撃によってかなり荒れ果てていたが、設備が大きく損壊した様子はなく、人影は一切ない。
今提督は隼鷹と事務室と思われる部屋を漁っているものの、機密書類の類は存在せず、かと言って始末された形跡もない。
機密保持のための破壊が間に合わなかったのか或いは――
(まさか嵌められたか……?)

提督の脳裏に嫌な想像が広がっていく。
無人の施設を意味ありげに見せて敵を誘い出す。誘いに乗ったら一網打尽。

「隼鷹、上空待機中の偵察機は?」
「いや、何とも」
「潜水艦もか?」
「それもないみてえだよ」
嫌な想像は更に精度が上がっていく。
仮に直接攻撃に出なくとも、施設ごと爆破するという手もある。

≪全員聞け。ここには何もない、撤収する≫
無線で他の部屋を捜索中の艦娘達に伝える。返答は3つ。
反応のない二人に再度呼びかける。確か先程秋刀魚を大量にため込んだ生け簀を発見したと報告してきた。

≪……赤城、加賀、復唱しろ≫
≪こち……きゃあああああああああっ!≫
全員の耳に赤城の悲鳴が響き渡った。

≪赤城!?おいどうした!応答しろ!≫
≪……嫌っ!……めて……≫
≪赤……、落ち……≫
電波状況が悪いのか、ノイズ交じりに赤城の悲鳴と狼狽えた加賀の声が聞こえてくる。
提督は走り出していた。二人のいる場所は分かっているし、施設内の見取り図も入手している。
ドアを蹴り破り、階段を駆け下りて二人のもとに駆けつける。
到着した他の3人と提督が見たものは

「ひゃひ!ひゃめ……っ!ひゃめへ!ひゃめぇ!」
「赤城さん落ち着ひゃあああっ!?」
大量の秋刀魚と戯れる一航戦の姿。

「……何だこれ?」
「提督!?見なひひぇ……、見にゃひへくふぁああ!!」
「や、やめ……、入ってこなひゃああっ!はひって、ほなひへぇ……」

二人の服や胸当ての下で何かが蠢いている。
それに操られるように悲鳴とも嬌声とも取れる声を上げながら胸をはだけさせ、下着も露に床をのたうっていた。
通信が途絶えてから今までこの状態だったのか、急激に体力を消耗してぐったりとしてはいるものの、
蠢くそれによって無理矢理嬌声を上げさせられ、ビクビクと痙攣したように動く。

139名無しの紳士提督:2015/11/01(日) 22:51:11 ID:BNaYHfw.
顛末はこうだ。
倉庫を発見した二人は中に侵入し、そこで深海棲艦が獲ってきた秋刀魚の内まだ生きているものを入れてあった生け簀を発見。
活きのいい秋刀魚に喜んだ二人は何とか持って帰る方法を考え捕獲を試みたところ、自分たちの空爆で壊れていた生け簀が倒壊。
流れ出た秋刀魚のうち一部がどうやったのか二人の胸元や下着の中にまで落ちた。

無論、秋刀魚としても予想外のこの展開にパニックとなり暴れ回る。

「ふあっ!ふひゃ……も、もう……やめて……ひぃん!」
「らめ……、ひゃめなさ……ひうっ!」

やっとの思いで全ての秋刀魚を取り出した時、そこには二匹の雌が転がっていた。
水で張り付いた髪の毛、上気した肌、そして周囲の水たまりが放つ海産物の臭いに交じった雌の香り。

「はぁ……はぁ……、て、提督……。見ないで、下さい……」

結局、押収した書類によってこの施設は深海棲艦の秘密缶詰工場と判明した。
この辺りで秋刀魚が獲れることを知った深海棲艦はこの秋刀魚を缶詰にして一儲けしようと画策。
千葉県名物(でも県民でも食べたことない人もいるのは内緒)鯖カレーをヒントに秋刀魚カレーを売り出し、その収益を戦力増強に充てるつもりだったようだ。
何とも遠回りな気もするが、書類には「日本人ハ秋刀魚モカレーモ好キ。大ヒット間違イナシ!!」とテンション高めな走り書きまでされている。

ついでに発見した書類によれば、別に秘密の施設でもなんでもなかったようだ。
でなければこんな書類―バイト募集のチラシなど刷ってはいないだろう。
とりあえず提督は意図せずして敵の戦力増強を未然に防いだという事になった。

その夜のこと、結局秋刀魚は明石の施設によって缶詰に加工され、余った分は艦娘達に振る舞われた――のだが。
「瑞鶴、加賀さんから秋刀魚頂いたわ」
「えっ、翔鶴姉も?私は赤城さんから。珍しい事もあるもんね」
何故か恥ずかしそうに一尾丸々譲った空母が二人ほどいた。

(ちゃんと洗いましたから大丈夫でしょう)
(大丈夫、見られてはいないわ)




140名無しの紳士提督:2015/11/01(日) 22:55:15 ID:BNaYHfw.
以上スレ汚し失礼しました。
秋刀魚って水槽にぶつかって死ぬことが多いらしいですが生け簀に入れていいのかは不明。ご都合主義万歳

141名無しの紳士提督:2015/11/01(日) 22:55:18 ID:pyZTKmUk
乙カレー

142名無しの紳士提督:2015/11/01(日) 23:05:15 ID:8d.vkO8M
乙です! 今更すぎるけど、ウナギを艦娘の服の中に入れるネタをやりたかったなぁ。

143名無しの紳士提督:2015/11/02(月) 01:23:59 ID:2jJhyk3w
乙カレー
鯖カレーの缶詰は銚子まで行かないと入手大変だし、仕方ないね


そして鯖カレーと聞いて某田園(非クラシックのほう)が頭を過ぎる俺は確実にオサーン

144名無しの紳士提督:2015/11/02(月) 01:56:51 ID:pgLV1VLM
GJ!

>>142 どうせニュルニュルした生き物使うならタコとかかイカとかでやらないか?そうすりゃ一年中できるぞ。

145名無しの紳士提督:2015/11/02(月) 09:49:07 ID:pgLV1VLM
私見100%。高雄型気苦労が多いランキング。

1・高雄
2・摩耶
3・鳥海
4・愛宕

146名無しの紳士提督:2015/11/03(火) 10:08:57 ID:v9xtAk96
渋の夕張三十路シリーズ見てて思ったけど、艦娘の人間男性の子供は必ず母親似の女の子が誕生してるんだよね。もしかしたら艦娘はDNAも軍艦並みに強いのかな?

147名無しの紳士提督:2015/11/03(火) 12:00:19 ID:Fhe3jsbI
(それただ単純にデザインしやすいってだけじゃね)

148名無しの紳士提督:2015/11/03(火) 12:18:09 ID:m0.dGAiw
(似てない子供作ったら艦これ関係ないただのオリキャラになるからじゃ……いやよそう俺の勝手な予想で皆を混乱させたくない)

149名無しの紳士提督:2015/11/03(火) 15:30:29 ID:Szxk6xN6
私信で失礼します。
まとめwikiの管理人の方、いらっしゃいましたらメールのチェックをお願いします。

150名無しの紳士提督:2015/11/03(火) 19:44:04 ID:LCrcYi5I
大鯨のSSを投下します
今回も今回で独自設定や独自解釈、
ローカルなネタが多々含まれていますのでお気を付けください

151し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:45:28 ID:LCrcYi5I
「ただいまっ」
「あっ、司令官さん。おかえりなさいです」
「提督代行ご苦労様です、鳥海さん」
「大鯨さんも司令官さんのお守りご苦労様です」
「お守りだなんて……私はただ、この人の妻としてついていっただけで……」

大鯨と呼ばれた艦娘はそう答えた。
潜水母艦大鯨、その艦娘である彼女は俺の最愛の妻である。

「俺の家族のお墓参りという私的な事に彼女はついてきただけさ」
「だけど司令官さんお一人で遠出をさせた場合何かあったら大変です。
 できればどんな場合でもなるべく艦娘が護衛についた方がよろしいですし……」
「確かにそうだが……公的な用件での遠出ではないから艦娘を連れてはいけないよ」
「だから司令官さんの奥様である大鯨さんなら、
 司令官さんの私的なことについていってもおかしくありません」

別に艦娘が提督の私的な事についていったって何ら問題はない。
と思ったが男女である以上周りから妙な誤解をされる事もあるだろう。
ましてや俺は既婚者である。近場で外食なり買い物するならまだしも、
俺の家族のお墓参りに他の女性を連れていっては凄い誤解を生みかねないだろう。

「どっちでもいいでしょう」
「リタさん」

背後から食欲をそそるいい香りをさせながら一人の女性が声をかけた。
彼女は艦娘リットリオ。改造することによりイタリアへとパワーアップする艦娘だ。
改造して名前が変わっても混乱しないようリタと呼んでいる。
リットリオの愛称っぽさがあり、イタリアでも文字的に愛称にできるのもあるが、
何よりも彼女自身の本名という事が大きいだろう。
リットリオとイタリア、両方に通ずる言葉が本名な辺り
彼女も艦娘となる運命にひかれていたのかもしれない。
まあ公的な書面では艦名で書かなければならないだろうけど……

「提督、おかえりなさいませ。お食事の用意は出来てます。
 今日はパスタ三昧です。どうぞ召し上がれ」
「ありがとう」
「わあ、パスタだらけ…」
「だって今日はパスタの日ですから」
「10月25日……パスタの日……」
「どうしたんですか鳥海?」
「いえ……気にしないでくださいリタ」
「……ごめんなさいね、はしゃいじゃって……
 どうやら貴女にとって大事な日だったみたいね。よくわからなくてごめんなさい…」
「いえ、本当に気にしないでください……」
「みんな、早く食べてくたさあい。冷めちゃいますよう……」

152し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:46:31 ID:LCrcYi5I
微妙な空気をふにゃふにゃとした感じの声が切り裂いた。軽巡洋艦の艦娘、阿武隈である。
頼りなさげな印象を受けるが、こう見えても歴戦の艦娘の一人である。

「あたしがせっかく腕によりをかけて鮭のはらこパスタを作ったのに……」
「ご、ごめんなさい!それではいただきます!」

困り顔な阿武隈を見てさすがにこれ以上面倒な事になってほしくないと思ったのか、
鳥海はリタが持ってきていたパスタを食べはじめた。
それを見て俺も冷めかけていたパスタを受け取って食べはじめた。

「うん、おいしいですね」
「うまいなこれは」
「あたしの故郷に流れる阿武隈川で捕れた鮭を使っているんですよ」

阿武隈は阿武隈の川流れる東北出身であり、苗字も大隈である。
大隈はかつて阿武隈川の別の名前として使われていた言葉だ。
彼女もまた、阿武隈の艦娘となる運命だったのだろう。

「司令官さん、サンマのパスタもあるのです」
「春雨パスタもあります」
「味噌煮込みスープパスタもあるよ〜」

しばらくして電と春雨と文月も料理を持ってやってきた。

「あれ?まだ食べてたの〜?」
「ちょっと色々とあってな」
「あの……一緒に食べてもよろしいでしょうか」
「一緒に食べたらいけない理由なんてないだろ」
「ええ。ところで雷ちゃんは?」
「今大漁旗を作ってる最中だから勝手に食べてていいって」
「仕方ないな……大鯨、雷の分は別けておいてやれ」
「はーい」

雷の分だけ別によそっておき、俺達は電と春雨と文月を交えて再びパスタを食べはじめた。

ズルズルズル、もぐもぐもぐもぐ、ごっくん
ズルズルズル、もぐもぐもぐもぐ、ごっくん……

「んー、おいしいねー」
「文月、もうちょっと静かに食べるのです」
「だっておいしいんだもん」
「まあ身内だけなんだし…」
「でも司令官さん、外でつい出てしまうかもしれませんよ」
「あ…ああ……」

確かにな。普段からちゃんと行儀良くしていないとつい癖で出てしまう時もあるだろう。
俺は自分の甘さに『もし子供が生まれてもちゃんとしつけられるか』と少し不安になった。

153し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:47:30 ID:LCrcYi5I
「でも司令官だってああ見えてちゃんと音をたてずに食べてるのよ。
 だから文月、あなたもちゃんとしなさいね」
「は〜い」

微妙に馬鹿にされた気がせんでもなかったが文月が考え方を改めたからよしとするか。

「ふう…やっぱりパスタはおいしいわね。ごちそうさま」

俺達が文月をしつけている(?)間にリタは既に食べ終わっていた。

「この春雨パスタもなかなかおいしかったわよ春雨」
「あ、ありがとうございます」
「本当おいしかったですよ。私ももっといろんな料理について知っておかないと」
「大鯨さんに褒められるなんて………」

大鯨からの言葉が意外だったのか春雨は少し照れていた。

「それにしても平和ね。外海は大変だけど、少なくとも陸は大丈夫ね。
 きっとあの時に戦った皆さんもこんなふうにゆったりとできる平和な時が来ることを信じ、
 命をかけて戦っていたのでしょうね、鳥海……」
「…………ええ……」

イタリアはあの時のあの場所での戦いを知らない。
知らないながらもそういう気持ちで戦っていたのという感じのリタの問い掛けを
裏付けるかのように鳥海は同意していた。

154し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:49:36 ID:LCrcYi5I
「でも今の私たちは平和な時間をただ過ごしているわけにはいけないわ。
 私たちが戦わなきゃ多くの人達がこんな時間を過ごせなくなるわ。もちろん私たちもね」
「そうなのです。秋刀魚だって、私達が漁船の護衛をした結果手に入ったものなのです」
「私たちが漁船の護衛をしなければ日本中のみんなが秋刀魚を食べられなかったわ」
「雷ちゃん」
「大漁旗作り、今日のノルマは終わったわ。
 パスタ食べて一休みしたら、漁船の護衛に行くわ」

いつの間にか戻って来ていた雷が話に加わっていた。

「そうよ、あたしたちもがんばるよー」
「輸送任務も護衛任務も、頑張ります」

そして他の駆逐艦娘達も雷に呼応していた。

「みんな頑張ってね。私は潜水母艦だから戦う力はほとんどないけど、
 みんなが帰ってきた時のためにおいしい晩御飯を作っておくわね。
 それが今私にできる仕事だから…」

潜水母艦の力が必要なく、秘書艦としての仕事も開発以外ほとんどない今、
彼女が一番にできる事は、おいしいご飯を作る事である。
彼女は駆逐艦でも巡洋艦でも、ましてや戦艦でもない。彼女には戦う事以外の役割がある。
俺もそうだ。提督とはいえ艦娘ではなくただの人間である以上戦う力はない。
だが世界を守る為に艦娘を動かす力がある。
艦娘が成すべき事を指し示す事、それが提督である俺の成すべき事だった。

155し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:50:27 ID:LCrcYi5I
今日は11月3日、文化の日だ。
俺の誕生日だが祝日なせいで親以外に祝ってもらった事はなかった。
山城に愚痴ったら『私は姉様に祝ってもらえるだけで満足』とか言っていたなあ。
さて、祝日だからといって提督の仕事も休みにはならない。
11月18日には新たなる作戦もある。作戦の詳細こそ未だに不明だが、
何にせよ俺の鎮守府の役目は東海・東南海方面の守りである事に間違いはないからだ。
俺はみんなからのお祝いの言葉もそこそこに仕事を始めた。

「新しい潜水艦娘は来るのでしょうか」
「海女をモチーフにした新しい潜水艦娘は来ないだろうな。提案するのも無理だろうし」

意外と仕事が早く終わったので、今度の作戦でどんな艦娘が来るだろうかと話していた。
新しい艦娘はだいたいが一度はこっちに来る為だ。
駆逐艦はともかく、分類的に珍しい艦は艦隊の運用に大きく響く事だし、
海外艦もドイツとイタリアならともかくその他の国の艦娘が来るかもしれないし。

「どうしてですか?」
「来年伊勢志摩サミットがあるから志摩市が海女をモチーフにした萌えキャラを作ったけど、
 それが海女さん達からいかがわしいとか反発の声があがっていてな。
 だから俺もちょっと前は海女をモチーフにした潜水艦娘のアイディアを出そうとしたけど、
 そんな事したら人々のいらない反感を買うだけだろうからな。
 だから今いる潜水艦娘の特別な衣装という形も無理だな」
「そうですね。ただでさえ私たち艦娘はごく一部とはいえ反感を持たれていますし」
「女性を戦わせているという事もあるが、
 この国は武力を持つ事をよしとしない感情があるからな。
 武力を持つ事によって多国を侵略して過ちを犯した過去を繰り返す未来を恐れて……」
「今は力がなければ大変なのに……」
「だから確固たる意思を持たなきゃいけない。
 戦争の悲惨さを艦から受け継いだ君達艦娘が平和を願う意思を……」

ゴーーン…………

「あ、夕飯の時間ですね」
「今日は長良と木曾がカレーを作っていたな」
「あの子たちが?」
「彼女達も結構料理はできるさ。さあ行こう」

任務は既に終えていて後片付けも終わっていたので
夕食が出来たという知らせを聞いた俺達は食堂に向かった。

156し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:51:42 ID:LCrcYi5I
「今日は豚肉と牛肉のカレーなのですね」
「いわゆる天下分け目の桑名カレーだ。
 ライスが桑名の長島を表し、両隣のカレーは長良川と木曽川を表しているんだ」
「西日本では牛肉を入れ、東日本では豚肉を入れるんですね」
「長島では牛肉を入れる家庭と豚肉を入れる家庭とで半々くらいでしたね」
「長良川と木曽川で東西が分かれているらしいのよね」

そういえば長良は牛肉派で木曾は豚肉派だったんだよな。
長良は長良川西で生まれ育ち牛カレー文化に馴染み、
木曾は木曽川東で生まれ育ち豚カレー文化に馴染んでいた。
彼女達もそれぞれ長良、木曾の艦娘になる運命だった、と考えるのはちょっと強引かな?

「けど揖斐川の影の薄さはなんだろな。
 一級河川だから無名ってわけではないだろうけど
 長良川と比べたらマイナーだしな」
「仕方ないよ、揖斐川は軍艦の名前にも選ばれなかったんだし……」

長良が少し寂しそうに言っていた。

「あ、いけない。カレーが冷めちゃう!」
「そいつはそうだ。じゃ、いただきます」
「いただきます」

俺達は二人が作ったカレーを食べた。
少し冷まっていたけど、辛さ的にこれくらいが程よかった。

157し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:52:42 ID:LCrcYi5I
「今日も一日平和でしたね。
 文化の日は晴れが多いって聞きましたけど、
 ちゃんと晴れてましたし」
「そうだな。ただこれが嵐の前の静けさにならなければいいんだがな……」
「そんなこと言わないでくださいよ」

確かに上に立つ人間が下の者達を不安がらせるのはまずい。
私人としての言葉だとしても常に口にしてしまえば
公人としての時につい出てしまいかねない。

「しかし俺もまた一つ歳をとったな……」
「でもまだまだ若いじゃないですか。
 その年齢で提督になった人間はあまりいませんよ」
「そうだけどさ……俺は数年前までどこにでもいるような一般市民だったんだよな。
 それが偶然に偶然が重なっていつの間にか提督になってしまったよ。
 たった一つの功績しか立てていなかったのに」
「でもそこから努力して今に至ったんでしょう」
「提督の名に恥じたくはなかったからな。
 だけどそれでも思うんだ。電や文月、如月や弥生とか、
 あの子達と同じ年齢だった頃の俺は彼女達とは違って
 何もしてなかったんだなって思ってしまってね。
 将来の事なんて考えずに遊びほうけてばかりだったさ。
 君や鳥海だって彼女達と同じ年頃には結構有名だったみたいだし、
 それと比べたら昔の俺は本当に何をしていたのか……」
「別に昔のことなんていいじゃありませんか。
 そんなに取り返しのつかないことをしたわけじゃないし。
 それに……私ちょっとあなたを羨ましいと思っているんですよ」
「俺を?」

意外な言葉に俺は驚いた。

158し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:53:14 ID:LCrcYi5I
「だって子供の時に子供らしい生き方をしていたじゃないですか。
 私や鳥海さんは時々ですけどもうちょっとだけ遊んでいたかったって思うことがありますし」
「…」
「それにあの子たちに至っては子供らしく振る舞える時間がほとんどないんですよ。
 暁ちゃんは無理して大人みたいに振る舞おうとしてるし……」
「そう考えたら俺自身でこれは駄目だったって生き方も
 他人からしたら羨ましい生き方だったんだろうな。
 ただ自堕落な人間にならずに立派な人間になっていたのだから尚更に…」
「でもあなたのおかげであの子たちが子供らしく生きて行けるんですよ。
 他の提督たちを批難するわけじゃありませんけど、
 真面目に勉強ばかりして育ってきた提督たちの鎮守府は何というか、
 この鎮守府と比べて堅苦し過ぎる感じがしますから」
「まあそういった鎮守府に所属している艦娘は同じように
 真面目で大人な艦娘ばかりみたいだけどな」
「その分この鎮守府に幼い駆逐艦娘が集中してますよね。
 もしかしたら幼い子供を兵として扱ってそれで批難を浴びることがないよう
 この鎮守府に一極集中させたのかもしれませんね。
 戦闘任務はほとんどなくて基本的に護衛・防衛任務が主ですし、
 艦娘の数はここが一番多いということで
 結果的に特定の艦娘に負担がかからないようにしやすいですし」
「確かにな」
「それにあなたの艦隊が一番駆逐艦娘たちが精神的に子供らしさも残した上で
 安定していたってデータもありましたよ。
 艦娘はただでさえかつての艦船の記憶を受け継いで戦うという、
 精神的に辛さを感じやすく肉体にも影響が出る存在ですし、
 ましてや自分というものが出来上がっていない幼い子供なら尚更ですよ。
 だからいい意味でも悪い意味でも子供らしく育ってきたあなただからこそ
 今のこの鎮守府があると思いますよ。
 だからあまり昔のことで考え込まないでくださいね」
「そうだな……君だって昔の苦しかった事と、
 それによって受けた優しさがあるからこそ今の君がいる」
「ええ」

159し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:54:02 ID:LCrcYi5I
潜水母艦大鯨は起工から僅か7ヶ月で進水した。
人間と一緒には出来ないが、早く進水した理由を考えたら
未熟児と言ってしまっても間違いではない。
未熟児は育ちきらない内にこの世に生まれる為、身体が出来上がってなくて、
そのせいで様々な困難に見舞われるわけであり、
理由は違えど潜水母艦大鯨と同じく7ヶ月でこの世に生まれてきた彼女も
未熟児として様々な困難に会ってきた。
奇しくも彼女は潜水母艦大鯨がこの世に出てきた11月16日にこの世に生まれた。
そんな彼女が大鯨の艦娘となるのは定められた運命だったのかもしれない。

「ふふふっ…………ごめんな、変に暗くなってしまって」
「私に色々と吐き出してスッキリしましたか?」
「ん……スッキリしたよ」
「じゃあもっとスッキリしましょうか」
「え…」

そう言うやいなや、彼女は爪先立ちをしながら俺に抱き着いて唇を重ねてきた。
ただ唇を重ねただけでなく、舌まで入れてきた。
俺も舌で応戦し、彼女と舌を絡め合った。

「ぷはぁ……」

永く深いい口づけが終わった時、互いに強く抱きしめ合っていた。
彼女は顔と声に似合わず意外と大人びた体つきである。
胸だってとても大きい。顔付きが幼いから身長が少し高くてもロリ巨乳と言って間違いないだろう。

「今日は私をあなたの好きにしていいですよ」
「いいのか?」
「遠慮しないでください。私の口でズボズボしても構いませんよ」

そうは言われても言葉通りに好き放題してもいいわけではないだろう。
だが遠慮し過ぎるのも考え物である。
俺は意を決して、既に硬くなっていたちんちんをズボンから出し、
皮を剥いて鈴口を彼女の唇にキスさせて、そのまま突っ込んだ。

160し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:54:49 ID:LCrcYi5I
「んんっ!」

彼女が一瞬苦悶に満ちた顔をした。
彼女からされる時は彼女自身がフェラチオを自分のペースでする事もあってか
幼く愛らしい顔を女の悦びに満ちた顔をしながら、
輪をかけて幼さを持った、天使のようなかわいい声を奏でる口で淫靡な音を立てていた。
しかし最初からイラマチオを完全に俺のペースで行うのは初めてである。
彼女がそのような顔をするのもやむなしだろう。
俺から言い出したのなら止めていただろう。だが彼女から言い出した事だ。
そう自分に言い聞かせながら俺は彼女の頭を掴みながら腰を前後に振った。

ジュボ…ジュボ……

最初は彼女を気遣ってゆっくりとやっていたが、
セックスのような気持ち良さが俺から理性を奪っていった。

ジュボッ…ジュボッ…

いけない事をしているという自己嫌悪感がますます快楽を生み出す。

ジュボッ、ジュボッ

性感が高まると共に俺の腰の動きも徐々に強くなっていった。

ジュボッ!ジュボッ!

彼女の唇の締め付けが強くなる。だがこれは恐らく拒絶感から来るものではないだろう。

ジュボジュボジュボッ!

唇の締め付け、粘膜同士が絡み合う強く速い刺激に俺は限界を迎えようとしていた。

ジュボッ!!

射精前の最後の突きは全力だった。
掴んでいた彼女の頭を自分に寄せ、腰を思いっきり前に突き出し、
ちんちんは口内だけでなく喉すらも蹂躙していた。

161し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:55:53 ID:LCrcYi5I
どびゅるっ

彼女の喉奥で俺の欲望は解き放たれた。
俺の亀頭が射精の度に彼女の喉の締め付けに反抗し、それが凄く気持ちがいい。
イラマチオはまだしも、ディープスロートは相手がとても苦しいだろうと思い、
あまりしようとは思えなかったが、快楽の前にはそんな理性などどこにもなかった。

びゅるっ、びゅるっ

「おうっ…あぁっ……ううっ……」

精液を吐き出す度にえもしれぬ快感が身体に伝わっていた。

「んんんーっ!!」

突如彼女の抵抗に合った。彼女が俺の下半身を押したのだ。
その時に力を込めたのか、その一瞬が一番気持ち良かった。

「うおっ!?」

じゅぶっ!

予想外の行為に俺は彼女の頭から手を離してしまい、
彼女が押していた事もあって口からちんちんが快楽と共に外れた。
押し飛ばされて思わず腕を後ろの壁にぶつけてしまったが、
幸いにも木製の壁だったので怪我はしなかった。しかし……

げほっ、げほっ

びゅるっ、びゅるっ

まだ射精が終わってなかった為、目の前で咳込んで座り込んでいて動けなかった彼女に精液がかかった。
愛らしい童顔も、鯨のヒレのようなはねた髪型の藍色じみた黒髪も、
全てが俺の汚らわしい白い欲望に染め上げられていった。
天空に輝く蠍の心臓、アンタレスの如く輝く紅い瞳だけは
彼女が瞼を閉じていた事により守られていた。

びゅっ………びゅっ…………びゅっ…………………………

永かった射精が終わった。半ば呆気に取られていた俺は動く事が出来ず、
同じく動けなかった彼女を穢してしまっていた。
俺は段々と罪悪感、それも快楽を感じさせぬものが沸いてきたが……

162し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:56:31 ID:LCrcYi5I
「ごめん……なさい……」

彼女は俺に詫びていた。

「全部、飲めなくて……あなたを受け止められなくて…………
 ……あの……気持ち良かった……ですか……?」
「…ああ…………」

俺は正直に答えた。本当は彼女が苦しんでいるのにそんな事を言いたくはなかったが、
俺を気持ち良くしようと精一杯受け止めようとして、
結局失敗してしまい、それでも俺を責めようとせず
自分の責任と感じていた彼女を思えばそれだけを答えるしかなかった。
彼女にそんな態度をさせてしまった事がよっぽど苦しかった事を隠しながら……

「そう……よかっ……………ううっっ!?」
「!?」

突如彼女が口を押さえた。そしてなんと彼女は吐いたのだ。
口の中に残った精液を吐き出したとかではなく、
胃の中にあったものを逆流する感じだった。
昔俺がアホみたいに焼きそばを食べ過ぎ、
烏龍茶を飲み過ぎて勢いよく吐いてしまったように、
彼女はカレーを精液共々吐き出していた。

「はぁ……はぁ……………ごめんなさい………」

彼女は再び謝ったが、俺はそれどころではなかった。

「早く明石に!あいつは医学にも詳しかったはずだ!」
「え…でも……」
「はや………あっ…………」

一刻も早く明石の所へ連れていこうとしたが、彼女に止められてハッと気付いた。
彼女は精液まみれだった。こんな格好じゃ何を言われるかわからない。

「大丈夫か……」
「なっ……なんとか……」
「先に顔とかを洗えるか…」
「ええ…」
「わかった。俺は掃除するから」

俺は彼女を隣の浴室へ連れていった後、汚れた部屋の掃除をした。

163し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:57:14 ID:LCrcYi5I
「心配しないでください。色々と検査した結果、悪い異常はありません」
「そうか……」

明石の言葉に俺は安堵した。

「それどころか喜ばしい事がありましたよ」
「喜ばしいこと?」
「そう…………おめでたですよ」
「…………本当か!?つまりつわりだったわけか」
「ええ」
「よかったぁ…………」

明石の言葉に木曾と長良が喜んだ。
自分が原因で大鯨に異変があったかもしれないと責任を感じでいたのだろう。
…………さすがに俺の性行為が原因で大事になったなんて事は口が滑っても言えないな。

「でも……大鯨さん、自分が妊娠していたことわからなかったの?」
「生理周期のズレとかでだいたい予想はつくと思うのだけど……」
「ごめんね、生理周期はいつも乱れていたから……」

そういえば艦娘になった女性は精神的にも肉体的にも
何かしらの影響が出るかもしれないとか言っていたな。
大鯨の場合艦娘という戦う力を持った存在でありながら、
強い力を持たない潜水母艦という自分に思い悩み、
それが肉体的にも悪影響を及ぼしたのだろう。
龍鳳にしようとしなかった俺の責任でもあるかもしれないが……

164し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:58:26 ID:LCrcYi5I
「でも艦娘の妊娠って初めてでしょう。これからどうなるのかしら……」
「艦娘は普通の人間と変わりません。
 でも艦娘であることがどのような影響を及ぼすか……」
「でも大鯨さんは潜水母艦だからよかったですよ。
 潜水母艦だったらわざわざ戦闘に出す必要もないでしょ」
「ごめんなさい…今まで役に立てなくて……」
「別に責めたりはしてねえよ。大鯨には大鯨の役割がある。
 潜水母艦としての役割がなくても、提督や俺たちを支えるって役割がな。
 今までも十分大鯨には世話になってきたさ」
「そもそも戦う力でいうなら司令官はどうすればいいのです」
「そうですよ。だから司令官は司令官にしかできない役割を果たしているのです。
 大鯨さんには大鯨さんだけにしかできない役割を果たしてください」
「ありがとう……みんな…………」

大鯨は涙を流しながら感謝していた。

「でもこれからどうやって他の皆さんに説明するべきでしょうか」
「あくまでも夫婦関係にある中でのことだから隠すことでもないでしょ。
 隠し通せるものでもないでしょうし」
「でもでも、もし上層部が変な考えでも起こしたら……」
「そうね、艦娘の子供なんて初めてだから色々とされちゃうかもしれないし……」
「そんな事はやらせはしないさ」
「ええ、もし上層部が何かをしてくるんだったらその時はその時ね」
「私たちが二人をお守りするのです」
「すまないな」
「みんな……本当に…ありがとう…………」

俺達を思ってくれるみんなの気持ちが本当に嬉しかった。

165し・あ・わ・せ 幼妻大鯨ちゃん:2015/11/03(火) 19:59:42 ID:LCrcYi5I
「司令官!おめでとうございます!」

遠征に出かけていた青葉が勢いよく部屋に入ってきた。

「青葉さん!?」
「いやー、間に合いましたよ。今日中に司令官におめでとうって言うことができました」
「今日中って…」

ふと時計を見た。時計はちょうど午前零時になった。

「青葉さん……あなた、司令官を祝いに来たの……?」
「大鯨さんじゃなくて……」
「えっ、何々、何の話?」

青葉は何も知らないようだ。
どうやら大鯨妊娠というスクープを知ってここに来たわけじゃないようだ。
俺達は事情を青葉に説明した。

「そんなことが……大鯨さん、おめでとうございます」
「ありがとう青葉さん」
「ところで今何ヶ月ですか?」
「今……そういえば何ヶ月かは聞いてなかったな。明石」
「今三ヶ月よ」
「三ヶ月……うなぎを食べた土用の丑の日にでも」
「如月…」
「ふふっ」
「まあそういうことはデリケートなことなのであまり聞かないようにしましょうね」
「青葉さんったら、意外と礼儀をわきまえているのね」
「信頼が大事ですからね。
 さて……司令官、今のお気持ちは?」
「嬉しいに決まっているじゃないか」
「そうですよね。では大鯨さんは?」
「聞くまでもないと思いますけど……」

尋ねられた大鯨は一旦間を置いて答えた。

「し・あ・わ・せ。幸せです」


―終わり―

166名無しの紳士提督:2015/11/03(火) 20:12:01 ID:LCrcYi5I
以上です。今回長い上にエロも少なくてすみません。
その分いつも書かないような内容で濃い目にかいたつもりです。
パスタの日については鳥海のSSを書いていた時点では知らなかったのでそこに入れられず、
今回無理矢理に近い形で入れました。
まあパスタの日を知らないままでもカレーの話が入っていたでしょうけど……

エロを考えるのが微妙に苦手で時事ネタとか絡めたりして書いていたので
もしこれから書くとしたらマンネリにならないようにしないといけないので結構むつかしそうです。
それでもネタが出てくる限り書き続けるでしょうけど。

もし今度のイベントで心の琴線に触れるような艦娘がいなかったら
次の長編は鳥海ちゃんの別設定のお話になるでしょう。それではまた。

167名無しの紳士提督:2015/11/03(火) 21:37:38 ID:m0.dGAiw
乙!乙!

168名無しの紳士提督:2015/11/03(火) 22:49:19 ID:v9xtAk96
GJ!

>>148 諦めるのはまだ早い!もがみんにそっくりな男の子とか、時雨そっくりな男の子だってできるじゃないか!

169名無しの紳士提督:2015/11/04(水) 01:16:40 ID:nY7olkWI
艦娘の「服」
艤装の力が目に見える形になったもの。艦娘の身体能力を底上げしたり、深海棲艦の砲撃や直接攻撃から身を守る効果もある。

深海棲艦の「服」
艦娘のものとは異なり、自身の有り余る力を抑えるリミッターの役割をしている。深海棲艦に中途半端な攻撃を加えてしまうとその個体がかえって力を増してしまうのはそのためである。最近では艦娘の戦力増強に伴って会敵直前に自分の手で服を破く行動も見られるようになった。これは強力な艦隊に対抗するために自身を強化するための行動であり、決して痴女行為などではない。

170名無しの紳士提督:2015/11/04(水) 16:00:02 ID:nY7olkWI
(変態)不知火が「17時以降の外出禁止」を「17時以降の外出(外出し)禁止」と読んじゃうイラストが頭にこびりついて離れない件。

171名無しの紳士提督:2015/11/05(木) 00:17:32 ID:h7HIQMxA
あたごんはダイナマイトすぎるボディとゆるふわな言動のせいで、いつの間にか百戦錬磨(夜戦的な意味で)の重巡娘みたいな噂が広まっちゃってるけど実は純情。

172名無しの紳士提督:2015/11/05(木) 00:51:04 ID:4FuXap0A
>>171
おねショタものの影響でショタコンだと思われていて、その実際は年上好みも追加で

173名無しの紳士提督:2015/11/05(木) 03:13:03 ID:k1TFsflk
>>171
そういう内容の薄い本ちょっと前にあったな
提督の気を惹くためにビッチキャラ演じてたけど、情報ソースは女性誌とか

174名無しの紳士提督:2015/11/05(木) 19:48:03 ID:h7HIQMxA
艦これの処女ビッチ率の高さは多くのキャラが戦前生まれなのと関係がありそうだ。

175名無しの紳士提督:2015/11/05(木) 20:00:43 ID:J.jBxOMQ
処女じゃないビッチかもしれんよ?(ニヤァ


まあ公式に男がいない以上は提督とレズの他に股の開きようもないんだが

176名無しの紳士提督:2015/11/05(木) 22:19:36 ID:EWDsOb.I
金剛はビッチ云々よりも単に行為をコミュニケーションの一種程度に思っていそう

177名無しの紳士提督:2015/11/05(木) 22:45:05 ID:Tgz4DdNY
艦娘はいっぱい。提督は一人

提督とご無沙汰な艦娘相手の男娼をやろう。艦娘は性欲発散、俺は性欲&金儲けで一石三鳥

艦娘が現金持ってるとは限らないな。資源で払ってくれてもいいよ

集まった資源を換金しよう

どうでしょう。独自ルートで入手した資源。特別に格安で卸しますよ?



今明かされるアイテム屋の仕入れルート

178名無しの紳士提督:2015/11/05(木) 23:21:03 ID:h7HIQMxA
>>177 これが経済か。

叢雲にバニーとかその他卑猥な服を着てほしいと頼んだら最初はものすごい勢いで罵倒してきそう。ほんでしばらくしてこっちも頭が冷えて、そりゃあんな服を着てほしいなんて言われたら叢雲も怒るよな〜とかボンヤリ思ってるとおもむろにその服を着た叢雲が執務室に入ってくるの。

179名無しの紳士提督:2015/11/06(金) 03:44:18 ID:4cIX6S0k
叢雲にバニーが瑞雲にバニーに見えて戦慄したのでちょっと航空戦艦の4人に挟まれてくる

180名無しの紳士提督:2015/11/07(土) 00:36:46 ID:0/jJTPGs
曙は甘々になり、叢雲は言動にキツさは残るけど気安さがでてくる…みたいにツンよりな艦娘のそれぞれのデレ方の違いに気づいた今日この頃。

181名無しの紳士提督:2015/11/07(土) 16:25:08 ID:CQbxLrpY
>>178
ひとしきり罵倒して部屋を飛び出した後
「言いすぎたかしら……」「ちょっとくらいなら着てあげても……」と反省し
バニースーツを買いに行った結果

店員「恋人さんに見せるバニースーツですね、お任せください!」
・お尻の部分が円形にくり抜かれたバニースーツ&ストッキング
・うさぎのしっぽ型アナルプラグ
・人参型ピンクローター&バイブ

流れで購入した後、更に丸一日悩むもよう

182名無しの紳士提督:2015/11/07(土) 16:46:13 ID:HSYVLC4U
で、いざつけようとしたら、バイブでロストバージンとかどうよ?とか中身出さないとついてくるんじゃない?とか考えて、さらに悩む事丸一日

183名無しの紳士提督:2015/11/07(土) 17:12:28 ID:9UC5gs.g
そしてふと我に返って自分に呆れ
いつもの自分に戻り>>181の繰り返し

184名無しの紳士提督:2015/11/07(土) 21:02:00 ID:0/jJTPGs
>>181 あるいはエロスな服装で執務室に突撃して、固まってる提督に「落ち着かないのねぇ…大丈夫?」と言い放つのはどうかな?中破した状態でも気丈に同じことを言ってくれるし、ハードルはそれほど高くないはず。

185名無しの紳士提督:2015/11/08(日) 16:55:48 ID:x431KE5U
果敢に提督に誘いをかけるも、最終的に組み伏せられちゃうのがなっちー。提督に押し倒されるも、最終的に提督が根を上げるまで上で腰振ってるのがはぐろん。

186名無しの紳士提督:2015/11/08(日) 20:19:00 ID:RiENIU0U
ズルズルと爛れた肉欲の埋め合いをしてるのが妙高
ズルズルと胃もたれするとんかつを食わされるのが足柄 なお、婚姻済みである模様

187名無しの紳士提督:2015/11/09(月) 01:03:04 ID:5NxPXuqk
>>180 ケーキへの反応とか見るあたり、根はかなりフランクなのかもね。

ここのまとめサイトにあるけど、提督との信頼関係ができてスパイス程度にアクが残った大井っちが好きだな。

188名無しの紳士提督:2015/11/09(月) 23:24:58 ID:txfaO4ZE
保管庫(まとめwiki)の管理人の方、見てましたらフォームから連絡を差し上げたので、確認をお願い致します。

189名無しの紳士提督:2015/11/09(月) 23:59:08 ID:5NxPXuqk
夕張は胸が薄いから機械の隙間とかに入りやすいと思う。体型とお仕事がマッチしてる。

190名無しの紳士提督:2015/11/10(火) 00:21:16 ID:07egmvC.
ラッキースケベのシチュが合う艦娘は鈴谷がダントツだな。

191名無しの紳士提督:2015/11/10(火) 11:54:08 ID:9qig/pQg
明石おっぱい大きいぞ

192名無しの紳士提督:2015/11/10(火) 12:20:19 ID:mPMgDQcM
そもそも間に入り込めるほど大きな機械扱うのって明石さんの領分だよな…
なお大型艦ほど支援人員乗り込ませる余裕あるんであんまり史実反映させると大食い姉妹がやたら万能になってしまう観

193名無しの紳士提督:2015/11/10(火) 16:34:20 ID:.XVm6o.Y
こういうのも何だが、夕張の改二は明石さんとの連携で工作艦としての機能を持つ可能性も視野に入ってきたな

194名無しの紳士提督:2015/11/10(火) 19:27:50 ID:07egmvC.
>>191 ちょっとした工具なら谷間に収納できて便利そうだ。

195名無しの紳士提督:2015/11/10(火) 22:44:28 ID:NdZMwE3Q
素で力強くて肉体労働が多い分鍛えられていて膣圧も強く絞りとってくる明石

196名無しの紳士提督:2015/11/11(水) 12:52:52 ID:axr2zmuQ
>>191の厚い胸部装甲、>>195の強い締まり、そして口搾艦。明石はとんでもない肉体派(性的な意味で)艦娘だったんだな。

197名無しの紳士提督:2015/11/11(水) 12:57:25 ID:78lwbp12
???「ていとくっ、今日のアンブッシュには何点いただけますか?」

198名無しの紳士提督:2015/11/11(水) 15:12:09 ID:.2ViafX2
しかしもみあげというか横髪というか
切っ先が平面になっているような感じでなんか竹箒っぽく感じて気になってしまう

199名無しの紳士提督:2015/11/12(木) 01:24:20 ID:Sm3WQE1.
最近着任した天津風?が恐ろしく好みで怖い
というかこの子はどういう下着を着ているんだ
黒でこのデザインはまずいだろう、贅沢は言わないから下着姿襲ってもらいたいな
それがだめなら誘惑でもいい……魚雷飛んできそうだけど

200名無しの紳士提督:2015/11/12(木) 02:27:35 ID:hKkoUKro
天津風はグラマラスボディの港湾棲姫からドロップするんだよなー。深海棲艦時代とはいえ、一時的に誰よりも肉感的なボディだったんだよな。

201名無しの紳士提督:2015/11/12(木) 08:13:17 ID:1kl.VwOo
秋月みたいに春雨に乗っ取られるよりはいいかも

202名無しの紳士提督:2015/11/12(木) 13:02:41 ID:IQfL7Eak
>>196 明石は己の肉体で勝負。夕張は自らの技術の結晶(の性的遊具)で勝負。

203名無しの紳士提督:2015/11/12(木) 23:24:52 ID:hKkoUKro
どうして蒼龍は温泉とか湯煙とか風呂上がりに着るあの和服とかがあんなにも似合うのかなあ?

204名無しの紳士提督:2015/11/13(金) 13:17:40 ID:pRkN03io
二航戦は二人ともあの幸せ空母が涙目になるくらいのグラマーボディの持ち主、でも蒼龍はゆるふわとかくつろぎ系な服やシチュがしっくりきて、飛龍はスポーツウェアとかアクティブな服とかシチュがしっくりくる。二人とも似合う風景とか服装が正反対なんだよな。

205名無しの紳士提督:2015/11/13(金) 22:00:19 ID:VgCC/JD.
瑞鶴を「幸運の空母」ではなく、「幸せ空母」と呼ぶと全然雰囲気変わるんだな。

206名無しの紳士提督:2015/11/14(土) 11:30:13 ID:erZy5iE6
ゆるふわ系瑞鶴か

207名無しの紳士提督:2015/11/15(日) 00:03:45 ID:dChD9vrQ
五航戦のおめでたい方

208最低最悪の下劣な行為(春雨痴漢凌辱) ◆vUo//O.X1M:2015/11/15(日) 11:04:07 ID:jDktFZak
投下します。痴漢モノ注意。

209最低最悪の下劣な行為(春雨痴漢凌辱) ◆vUo//O.X1M:2015/11/15(日) 11:04:42 ID:jDktFZak
(これまでのあらすじ)
輸送任務を終えて兵士人間を救助し終えた春雨達。
だが兵士人間達は春雨を待機室に誘い込み、最低で下劣な痴漢を行うのだった……。

「んっ……」

密着した兵士のいやらしい手が春雨の下半身に伸びる。
第二水雷戦隊で鍛えてはいるが、春雨の雰囲気にあった華奢な太ももが汚らわしい手に蹂躙される。
だが春雨にあるのは嫌悪感と恐怖と同時に快楽だった。艦娘は人間LOVEで調整されているのだ。

「どうした? 艦娘さんよ」

下卑たにやにやした声で挑発する兵士。
彼は分かっているのだ。艦娘が人間に手を出せない事を。

「あの……触るの、やめて……んあっ」

春雨は抵抗するが、しかし人間の手は春雨にぷりぷりしたお尻に手が伸びて蹂躙する。
焼き芋や秋刀魚を食べて贅肉がついたせいかお尻は柔らかい。

「艦娘さんはいい食生活してんだねぇ」

「さ、秋刀魚は人間さんにもちゃんと譲り渡していますけど……あっ」

「お尻も鍛えなきゃダメだよぉ」

お尻をさすられた春雨は嫌悪感や恐怖もある。
だが艦娘は【人間に触られる事】で快楽と安心を感じるように調整されている。
だからこの世界では艦娘への痴漢は罪に問われないという歪みがあるのだ。

210最低最悪の下劣な行為(春雨痴漢凌辱) ◆vUo//O.X1M:2015/11/15(日) 11:05:23 ID:jDktFZak
「(夕立姉さん……たすけて……)」

春雨は涙を浮かべて頼りになる姉を思い浮かべる。
だが姉は別の所で戦っているし、そもそも兵士は入り口をわざとらしく塞いでいる。
しかし人間の手はお尻をさするだけでなく、春雨の秘所まで手を伸ばしてきた。

「やっ……そこはダメ……んっ。次の輸送任務が……」

「次の輸送任務がどうこうとか言いながら感じてんだろ? 艦娘なんかそんなもんさ」

ぐへへと笑いながら兵士は春雨のパンツごしに秘所に指を入れる。そして春雨を焦らすように動かす。
馴れた手つきからすると彼はこれまでも似たような事をやって来たのかもしれない。
だがそんな事は置いても春雨は涎すら垂れ流し、嫌悪感を越える快楽と人間LOVEを感じていた。
更に兵士はもう片方の手で胸を揉み、それが春雨のトドメになった。

「あはあっ!」

弄られて達する春雨。
元々濡れていたパンツがもっと濡れてぐちょぐちょになる。

211最低最悪の下劣な行為(春雨痴漢凌辱) ◆vUo//O.X1M:2015/11/15(日) 11:06:19 ID:jDktFZak
「へへっ。おもらしかい」

兵士は手をパンツから引っこ抜くと、わざとらしく愛液の糸を人差し指と中指で作った。

「黄色っぽいな。お嬢ちゃん、おしっこはちゃんとしなきゃダメだぜ? へへっ」

「はぁ……はぁ……」

完全に達した春雨は涎と涙を流して座り込む。
嫌悪感ではない。人間LOVEを促されて発情しているのだ。

「お、おじさん……春雨をもっと気持ちよく……」

「わりぃな。時間だ」

春雨への痴漢行為だけで終わらせて、春雨を置いて彼は部屋を去って行く。

「おねがいします……もっと……痴漢して……ください」

後には自分で自分を慰める春雨だけが残った。
彼女は抑え切れぬ人間LOVEに涙と愛液を流すだけだった。


〜了〜

本番前の放置プレイですが一旦ここで終わります。

212名無しの紳士提督:2015/11/15(日) 12:21:41 ID:TmftQBaU
乙です。続き待ってます

213名無しの紳士提督:2015/11/15(日) 18:58:03 ID:TmftQBaU
ストレートに艦娘の服溶かす液体とか噴霧する深海棲艦がいてもいいんじゃないかな?

214名無しの紳士提督:2015/11/15(日) 19:14:52 ID:tTOs39zo
轟沈までは裂傷も骨折も火傷も負わせず綺麗に服と艤装を剥ぐ辺り
現状でもあまり変わらない炸薬積んでるんじゃないかと思う

>>211
乙なのです

215名無しの紳士提督:2015/11/15(日) 21:32:22 ID:dChD9vrQ
タ級「遂ニ完成シタゾ!新兵器『艦娘用火炎放射器』ダ!」
ル級「何ニ使ウンダ?砲雷撃ヨリ遥カニ短射程ナ上ニ被弾時ニ燃料ガ怖スギル」
タ級「艦娘ノ高速建造ニ使ウ火炎放射器ヲ改造シ、火加減ヲ微調整可能トシタコトニヨッテ艦娘ニハ傷ヲツケズ艤装ト衣服ダケヲ熔カス事ガ可能ダ!」
ル級「成程、ソレデ艦娘ヲ捕エル訳ダナ?」
タ級「イヤ、提督ト結託シテ高値デ売リツケル。既ニ注文殺到ダ」
ル級(モウ嫌ダコノ世界)


数日後

タ「『火加減が難しすぎて勝手に艦娘が建造される』ト返品サレテシマッタ……、ソノ艦娘モセットデ」ナカチャンダヨーナカチャンダヨーナカチャンダヨー
ル(ホントモウ嫌ダコノ世界)ナカチャンダヨーナカチャンダヨーナカチャンダヨー


いや液体なら被弾した瞬間自分がそれを浴びて更にあられもない姿になる深海棲艦という可能性も

216名無しの紳士提督:2015/11/15(日) 23:59:24 ID:TmftQBaU
>>215 艦娘と違って人型の深海棲艦はみんな半裸なんだから今更布面積が減っても大して問題ではないのかも。

217名無しの紳士提督:2015/11/16(月) 00:16:20 ID:vCFMk416
でもあいつらグラ変化すると体に亀裂とか走るよな

つまり、倒すとぱっくり割れて中から艦娘がドロップ・・・・・・

218名無しの紳士提督:2015/11/16(月) 00:27:31 ID:t4LDwvu6
ヲ級「艦載機ニ艦娘ドモノ服ヲ溶カス液体ヲ散布スル機能ヲ付ケタゾ。ククク…コレデヤツラモ恥ズカシクテ戦エマイ!」

219名無しの紳士提督:2015/11/16(月) 15:45:19 ID:FlCTuJl6
???「海の中からこんにちは!」

220名無しの紳士提督:2015/11/16(月) 22:49:21 ID:t4LDwvu6
>>216 半裸で武装しててしかも女ばかり。深海棲艦ってアマゾネスっぽいな。

221名無しの紳士提督:2015/11/16(月) 23:07:52 ID:vCFMk416
片乳落として弓使う奴がいないのは幸いだ

222名無しの紳士提督:2015/11/16(月) 23:56:15 ID:t4LDwvu6
そう考えるとおっぱいと弓使いを両立してる空母の皆さんってすごいんだなあ。

223名無しの紳士提督:2015/11/17(火) 00:24:18 ID:W8PnR.Lo
せやろ?

224名無しの紳士提督:2015/11/17(火) 00:50:11 ID:IJ6u0C.c
秋月「あ、あの!瑞鶴さんはアマゾネスなんでしょう?だから、胸が小さいのが正しいんですよ!」

225名無しの紳士提督:2015/11/17(火) 16:00:25 ID:IJ6u0C.c
シンプルなネタで思いつくのは間宮さん特製の「その気になるお菓子」ぐらいかな。

226名無しの紳士提督:2015/11/17(火) 23:58:28 ID:pJ.Qv8p.
>>225
ドラえもんの秘密道具風にお菓子出す間宮さんしか想像できなかった。訴訟
昔そんなFLASHあったな

227名無しの紳士提督:2015/11/17(火) 23:58:40 ID:hzZaww7Q
蒼龍「最近提督とはどうか?」
加賀「どう?といいますと?」
飛龍「提督とプライベートです!私気になります!」
加賀「…えとその、毎朝おはようのキスやおやすみのキスを…」
赤城「ほ、他には?例えば…夜の…」
加賀「…夜伽ですか?ここ最近はほぼ毎日」
瑞鶴「く!ズケズケと!」
加賀「妻ですから(キリッ」
正規空母達(うわ、ウザッ!)

228名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 03:45:21 ID:Xc9ivw9Q
マックスのディアンドルがないやん!と憤りを抱え気づいたら時期が過ぎていました。
正確に数えてはいませんが、遅刻ったって81019190721時間ぐらいだと思うのでイベントが始まるまでのロスタイムディアンドルです。

229名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 03:53:15 ID:Xc9ivw9Q
 短くはない戦火の飛沫によって人類は疲弊し、自分のような若造でさえこのような不相応な地位にある。だが、幸いにして秘書艦霞を筆頭に皆よく力になってくれている。ただ感謝の念しかない。
 しかし、女性ばかりの場の中に、つくねんと男が突っ立っているというのは、これは中々に大変な事やもしれぬぞと、うすらうすら思わせられるこの頃である。
 彼女たちは紛れもない女人の性であり、そして女性というものは少なくとも自分という男に対しては極めて強固な一つの集団であり、さながら大海に一滴垂らした朱が、あっという間に溶けて見えなくなるように、こと私に関する事象、失敗も口舌の一つ一つまでも、彼女たちにとっては格好の話のネタになっているようである。
 先日、酒の席での話が弾み、それがいったいどう転がったものか、各々の持つ家庭観への議論がなされた。そこは流石に歴戦のネイヴィー、独立独歩の気風の高い彼女たちからは、家庭に入るというものは中々聞こえてこなかったと記憶している。けれど、恥ずかしながら自分はそうではない。妻として迎える伴侶には家を守ってもらいたい。それと小遣い制とやらに少しばかり憧憬がある。そんな事を言った。
 後日になって、その時は同席していなかった阿賀野が自分に尋ねてきた。
「提督はお小遣いがいいのね! でも、じゃあ、具体的にはどのくらいがいいのかしら?」
「……んん? いや……それはまあ、当人同士での話し合いにもなるんじゃないか。ああ、でも時々でいいから趣味の分を考慮して頂きたいものではあるかな」
「趣味?」
「洋酒さ。道楽だよ」
「ふーん、お酒ね。ほどほどにするなら、考えてあげる」
「ああ。ありがとう」
 両者がよくわからない認識をすり合わせ合意に至ったあたりで、能代がしきりに畏まりながら姉を引き取っていった。扉が閉まるや否や、阿賀野をたきつけたらしき連中を叱り飛ばす能代の声が響いた。
 誰かに話してさえいればある程度は「こいつも聞き及んでいるだろう」というアテができるのは、これはこれで便利なものでもある。

230名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 04:10:20 ID:Xc9ivw9Q
 あるいはまたいつだったか。
 レーベレヒト・マースが故国の民族衣装を披露した時だ。
 自分はこれを絶賛した。今まで衣装といえば和装、あの実に男の事を考えて作られた機能美とでも言うべき服装こそが女性を最も引き立たせるとの信念を抱いていたが、その幻想は、目の前の“彼女”によって粉微塵に打ち砕かれたのだ。
 目新しさ。それもあるかもしれない。なにせ周囲は同郷の女人ばかりであり、顔かたちはおろか、制服から伸びるすらりとした手足の寸法、肉の付き方からして異なるのだ。あの碧眼に下から見上げられ、ゆっくりと言葉を囁かれ、心の沸かぬ男がどこにいるというのか。それを一時の気の迷いとする事は至極当然で、けれど胸にある感じはこれはどうしようもない単なる事実だった。
「あ……あの。これ……ドイツの、その、キモノみたいなもので……」
「うん……」
「その……どうかな、提督。……変に見えないかな」
「……うん。いいね。いい……凄くいい。可愛いな。うん、可愛い。これは凄く可愛いな。好きだ」
「あ……ありがとう。……好き?」
 問題はこれが例によって酒の席で、前後がうろ覚えだという事だ。レーベもドイツ製ビールサーバーとして甲斐甲斐しくしていたようである。
 自分がそこで一体何を口走ったのか、当の本人には幸い後日さけられたり聞こえる距離で陰口を叩かれるといった様子はないが、艦隊の風紀が乱れたと秘書艦の霞には思い切り叱りつけられた。何が拙かったのだろうか。結果だけを鑑みるならば、翌日の朝一番にディアンドル姿の隼鷹が現れた事だろうか。しかし、あいつは酒精の信奉者だ。ドイツの水にいたく感動したのだと考えればそう不自然でもない。たしかに……たしかにその後、那智や摩耶といった連中までもがその格好をし始めたのは事実だ。流行ったのだといえる。

231名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 04:27:44 ID:Xc9ivw9Q
 部屋にマックスを招き入れ、改めて彼女らドイツ人が纏うこの衣装の雰囲気というものを眺めながら、そんな事を考えていた。
「どうしたんだ、こんな時間にまた突然」
「Ja、少しお邪魔してもいいかしら。提督、ビールはお嫌い?」
「もう廊下も冷え込む時期だろう。まあ入れ」
 ちなみに彼女が携えたのは鎮守府最寄のコンビニのビールだった。これならば誰何の際、せめて酒の銘柄でも答えさせるべきであったかと自省する次第である。異国の美少女を肴にあおる酒は金だった。黒ならいいという話でもなく、プルタブを空ける音がする度に、「なにかが違う気がする」という漠然とした気持ちが募る。
 流行った、と誤解を恐れず言ってしまえば、それはそうかもしれない。
 しかしマックスが今さらになってこの格好をしてくるのは、何かしらの思惑か……都合か。腹回りの肉の都合がつかなかったのかもしれない。可能性は否定できない。
「……どうしたの、変な顔をして。もう、酔いがまわってきたの。赤くなってるわよ」
 怪訝な口ぶりは滑らかだ。彼女は酒に弱くないらしい。
 ならばなぜ、そういうお前も赤いのか。その様子はどうしたというのだ。俺だけに見せびらかしにでもきたのか。
「Ja、そうよ。……あなたに見せにきたの」

232名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 04:55:23 ID:Xc9ivw9Q
 日の出る前の夜の海が、彼女たちの戦場だ。
 自分の足元さえも不確かなあやふやさの中で、それでも前に進んでいくしかないのだろう。

話全然変わるんだけどレーベ“レ”ヒトなのか。zweiなのにレーベヒト・マースだとずっと思ってました
字にして始めて気づいた。反省してます

233名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 06:41:23 ID:oKa0qCzA
乙デス。ビス子以外のドイツ艦のSSはこれが初投下だね。

234名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 19:32:25 ID:oKa0qCzA
脂肪がつくのは…

阿賀野→お腹。異論は認める。
能代→胸に直行
矢矧→Go to バスト
酒匂→よく動き回るし、基礎代謝が抜群なので、幸か不幸か体のどこにも脂肪がつかない。

235名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 21:15:00 ID:dJ9Ov/O.
鹿島ちゃんの全身エロオーラがしゅごい

236名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 22:19:12 ID:ZHRzGzfc
鹿島は服を着てるのに下半身に訴えてくる

237名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 22:24:37 ID:oKa0qCzA
練習巡洋艦はなんであんなにエロいのかな!?あんなのが教壇に立ってたら間違いなく授業どころじゃなくなりそうなんだが!

238名無しの紳士提督:2015/11/19(木) 23:31:21 ID:ImCh10p.
上手な夜戦も提督の大事な仕事だからね
丁寧に手ほどきしてくれる女教師は欠かせないね

239名無しの紳士提督:2015/11/20(金) 08:06:22 ID:xceG2xMc
ゆるふわ系教育実習生でいて、提督の理性を融かして本能をさらけ出させそうな雰囲気が良いなと思う>鹿島
>>211
>>228
GJ!

240名無しの紳士提督:2015/11/20(金) 10:26:51 ID:YKkcJobM
>>236 しかもああいうタイプは自分の魅力やお色気に無自覚なことが多いのがね…きっと自分の教え子だけ行進の時に姿勢が悪いのが悩みだったりしそうだよ。

241名無しの紳士提督:2015/11/20(金) 16:04:13 ID:aqrY.AYI
読書の秋(読書とはいってない)
漣「潮ちゃ〜ん、ほーれ♪」←エロ本ガバー
潮「ひゃああああん!? こっこここれ、おとこのひととおんなのひとの」
漣「子作りだよ子作り♪ こんな太くて長いのがはいっちゃうんだね〜、いやー女体の神秘っすわー」
潮「こっここここんなにおっきいの……すごい、全部ずっぽり入っちゃうんだ」
漣「サイズ差あるとキツいっぽいけどね〜。漣達駆逐艦だと、オトナの男性のを全部は厳しいかな?」
潮「や、やっぱりそうですよね……(シュン」
漣「だーじょぶだって♪ カレのが大きくてもね、全部受け入れちゃう裏ワザがあるの!」
潮「裏ワザ???」
漣「ずばり、子宮セックス! 赤ちゃんの部屋にお○ん○ん入れて貰えば、5センチくらいなら深く咥え込めるんだって」
潮「えええええっ!? しし子宮って……」
漣「勿論、いきなりは入らないけどね。カレに時間をかけて優しく拡げて貰って、一番奥まで挿入されたら凄そうじゃない?
  子宮の中で精液びゅーってされるとね、女性としてこの上ない幸せと快感を感じるらしいよ?」
潮「て、提督に拡げて…優しく…ナカで……だ、ダメダメダメっ! そんなの恥ずかし過ぎるよぉ〜〜っ!!!」

曙「漣! アンタ潮が素直なの良いことにオモチャにするの止めなさいよ!」
漣「いや〜潮ちゃんは反応がウブで可愛くって♪」
漣(まあ実行に移す勇気は無さそうだけど てか普通に考えて入らないし、さすがに気づくっしょ)


数日後
提督「曙が怪我!? 大丈夫なのか?」
大淀「ええ。何でも部屋で遠洋航海時の体裁きの練習中、転がっていた菜箸を踏みつけてフラつき、近くにあったタンスの角に頭をぶつけて
    よろけたと思ったらベッドの角に脛を打ち付け、バランスを崩して尻もちをついたところに
    丁度先程躓いた菜箸が転がっていて……それが刺さったとか」
提督「お、おぅ」

漣「マジかよ……」

242名無しの紳士提督:2015/11/20(金) 20:10:55 ID:f007pBQw
曙ォ…

243名無しの紳士提督:2015/11/20(金) 20:58:06 ID:7SCvDW1A
乙です。なんだかんだで漣の言うことを一番素直に信じてるのがねw

244名無しの紳士提督:2015/11/20(金) 21:21:13 ID:Kz/BSRGk
偶然お尻に乾電池が入りました的な何かww乙です

245名無しの紳士提督:2015/11/21(土) 01:38:40 ID:TF71Rnjk
教官が肉感的すぎて、授業時間が性欲との戦いになってる提督候補生の話ってのも読んでみたい気がする。

246名無しの紳士提督:2015/11/21(土) 10:57:06 ID:DO/D.n7o
休み時間の度にトイレに駆け込んで昂ぶりを鎮めるも、授業で顔をあわせる度に主砲の広角を上げてくる鹿島先生
耳元で「どこがわからないの?」と聞かれたら暴発するかもこれもう和姦ねぇな

247名無しの紳士提督:2015/11/21(土) 11:03:54 ID:UwuSW0wo
鹿島教授とカトリーヌに挟まれたダブルハチミツ個人授業を受けたいところ

248名無しの紳士提督:2015/11/21(土) 22:27:33 ID:TF71Rnjk
香取は自分が教え子の心臓を日々跳ねあげているのを知ってる。彼女には(未来の)提督が艦娘の肢体に必要以上に欲情しないように慣らす意図もある。

一方の鹿島は純粋でしかも教え子の欲情とかそういうのに無自覚だからわからないところを教える時に密着してきたりする。でも誘惑とかそういう意図が1ミリもないのだから困りもの。

249名無しの紳士提督:2015/11/22(日) 17:27:22 ID:qqXirEM2
瑞穂は提督が寒くて眠れない〜とか言ってると一緒に寝て暖めてあげましょうと自然に言ってきそう、そして提督は寒さで眠れないという問題は解決できたが、今度は昂ぶって眠れなくなるという新たな問題が発生しそう。

250名無しの紳士提督:2015/11/23(月) 00:10:24 ID:x.TvXGOA
>>214 そういや演習でも中破したりすると実戦さながらに破けるんだよな。演習弾は艦娘の緊張感を保つために被弾すると服が溶ける仕様になってるのか。

251名無しの紳士提督:2015/11/23(月) 06:42:00 ID:FRQH.jaw
>>250
艦娘の服はリアクティブアーマーなのかもしれん。

252名無しの紳士提督:2015/11/23(月) 07:46:01 ID:x.TvXGOA
鹿島さんの最初のお仕事は士官学校入学者の身体検査の立会い係です。

253名無しの紳士提督:2015/11/23(月) 12:03:14 ID:kdKOyiZ6
>>252
香取と一緒に逸物の検査をし、提督候補生のケツに甲乙丙丁と検査結果を書くおしごと

254名無しの紳士提督:2015/11/23(月) 12:14:05 ID:seuJq./g
精液の多少や連射力についても検査する必要があるんですね分かります

255名無しの紳士提督:2015/11/23(月) 12:33:52 ID:UzfBd3nM
香取に昼間の授業、夜間は鹿島のつきっきり授業

生足なのは残念だけど、あれはコトを済ませやすいように脱がす手間を省いてくれてるんだと思うようにした

256名無しの紳士提督:2015/11/23(月) 23:57:24 ID:x.TvXGOA
いきなり女性の前で、全裸に剥かれてあわあわする提督候補生、いきなり異性の裸体を見せつけられてあわあわする鹿島。そして、提督候補生を全裸に剥き、無情にも鹿島に身体各部の測定を命じる香取。

>>252からちょいと考えてみた。あと足りないのは自分の文才だけだ(涙目)

257名無しの紳士提督:2015/11/24(火) 00:25:15 ID:5OGhvaWk
クライマックスはやっぱりM検かな。香取が候補生を後ろからガッチリとホールドして、鹿島が間近で男性器を見せつけられて涙目になるも、今度はそれを検査と称して握らされたり剥かされたりするのだ。鹿島は手袋をつけたままそれらを行おうとするが、無論香取がそんなことを許すはずがなく…

深夜のテンションで考えた。後悔はしていない。

258名無しの紳士提督:2015/11/24(火) 15:58:38 ID:DyzOwBWM
鹿島、初見の感想「あ、お姫ちんだ」

そこから連想して、らぁめんだいすき鹿島さん。

さらに連想して、ざぁめんだいすき鹿島さん。
いや、もっとウブいキャラのほうがいいか?

259名無しの紳士提督:2015/11/24(火) 20:24:53 ID:5OGhvaWk
Q香取と鹿島の違いを述べよ

A・香取は怒らせてはいけない。鹿島は怒らせたり困らせたりしてみたい。

260名無しの紳士提督:2015/11/25(水) 01:11:42 ID:CKjhX0Bc
>>258 間をとってウブな鹿島さんがざぁめんだいすきになるまでを描くのはどうか?

それにしてもツェペリンで妄想したいのに全然ドロップしてくんない件。

261名無しの紳士提督:2015/11/25(水) 10:40:35 ID:8RG5uoOg
グラーフはじめとしたドイツ艦娘は帽子の有無でかなり印象が変わるのも魅力なんだよな。

262名無しの紳士提督:2015/11/25(水) 21:13:16 ID:CKjhX0Bc
帽子ありの状態で睨まれたら震え上がる。でも、帽子なしでにらまれると不思議なことに全然怖くない。むしろひっぱたかれるの覚悟でなでなでしたくなる。

263名無しの紳士提督:2015/11/26(木) 16:49:57 ID:r/oSDxQU
>>259 お仕事がうまくできなくてうーってなってるのを間近で見つめてみたいな。

264名無しの紳士提督:2015/11/27(金) 20:48:40 ID:SZn9BUlo
鹿島は年代問わず普通の女子学生やっても違和感ないな。密かに鹿島に想いを寄せてる男子にいじわるされたり、上履き隠されたりしてそう。

265名無しの紳士提督:2015/11/28(土) 08:58:27 ID:F0E3E4Ow
普通…か?

266名無しの紳士提督:2015/11/28(土) 15:00:46 ID:PwYGxbDk
どう見ても同級生の女子からの嫌がらせにしか見えないのだが…

267名無しの紳士提督:2015/11/28(土) 18:36:07 ID:8izV27xQ
ツェッペリンは普段は日本文化には屈しない!みたいな感じだけど、実は他のドイツ艦娘や提督がいなくなるとこっそりこたつに入ってるイメージ。

268名無しの紳士提督:2015/11/28(土) 23:55:05 ID:4GJR8a6w
個人的には日本文化に対しては物怖じせず挑戦して冷静に感想を述べそう
で、気に入ったものはその後しれっと取り入れてそう。

「ほう、これが納豆と言うものか。見た目は腐った豆にしか見えないが味は悪くないな」

翌日から毎朝みたいな感じ

269名無しの紳士提督:2015/11/29(日) 00:01:54 ID:RWFoMi5Q
オイゲン「せっつぶー♪(挨拶) ほらほら、これが日本のUKIYOEっていうんだよー」
グラーフ「何と……日本人は蛸と性交して情欲を発散しているのか。島国の文化は独自色が強いと聞いていたが、さすがに理解しかねるな」

数日後
提督「グラーフ・ツェッペリンが怪我!? ようやく出逢えたのに何があったんだ!?」
大淀「それが、蛸を捕まえてきた際誤って、その……デリケートな部分に吸盤で吸い付かれて外れなくなったとか」
提督「お、おぅ」

270名無しの紳士提督:2015/11/29(日) 00:21:34 ID:UO8L0a5U
>>268 >>269 乙です。さて、ツェッペリンはUKIYOEを文化として取り入れるのだろうか?

271名無しの紳士提督:2015/11/29(日) 11:20:32 ID:UO8L0a5U
グラーフは万一隠してるエッチな本見つかっても「今まで黙っていたが、日本の軍隊にはこのような訓練があるんだよ」みたいに言えば切り抜けられそう。

272名無しの紳士提督:2015/11/29(日) 12:48:13 ID:A.LewGaA
実艦時代でもさすがに中で寝泊まりして性的欲求まで発散する奴はおらんかっただろうしな

273名無しの紳士提督:2015/11/29(日) 22:18:38 ID:UO8L0a5U
萩風は新艦娘の中のいぶし銀。というか鹿島とツェッペリンのインパクトが強すぎるだけか。

274名無しの紳士提督:2015/11/30(月) 00:02:09 ID:IaXdnL3.
PT小鬼群ってけしからんネーミングだよな。一体何をしごけというんだ。

275名無しの紳士提督:2015/11/30(月) 00:07:50 ID:BUeVedtI
鹿島:絶対夜な夜な提督踏む、ソフトな龍田さん→純粋にいい子
グラーフ:ただのイケメン、エロ方面にほとんど関与しない→カッコいいけど帽子を取るとなんかちんまく見える
嵐:カッコいいけどいざとなるとしおらしいタイプ→なんてこたぁない、ただのイケメン
E5輸送ゲージがようやく消えたところだけど「グラ公開」→「着任時」みたいなイメージの変わり方
でも鹿島さんにはちょっと踏んでほしいななんて、いえ、なんでもないです……

276名無しの紳士提督:2015/11/30(月) 00:34:18 ID:8PEDR4Q.
頼まれて仕方なく恐る恐る踏んでたのが段々気持ちよくなってきてしまうんですねわかります

277名無しの紳士提督:2015/11/30(月) 01:00:03 ID:IaXdnL3.
鹿島「そ、その…よく誤解されるんですけど…踏むとかそういうのはあまり得意では…」

こんな感じか?

278名無しの紳士提督:2015/11/30(月) 21:09:46 ID:IaXdnL3.
戦艦娘のフィット砲システム。大砲を提督の主砲と脳内変換すると大変な事に。

279名無しの紳士提督:2015/12/01(火) 00:12:22 ID:xYCIthAA
>>278
大和「テクニックはよろしいのですが、大きさが足りませんね」(飛龍の艦長風に)

そんなことするとこんな悲劇が現実に…

280名無しの紳士提督:2015/12/01(火) 00:59:37 ID:0yv2WVGc
小さな体に大きな魚雷でボゴォひぎぃ、が密かに好きなおいらはどうすれば……いや、関係ないデスネー

281名無しの紳士提督:2015/12/01(火) 10:14:44 ID:yOUSsK2M
>>279
フィット砲が存在しないので鍛え上げたアレか
もしくは威力小さくても命中率重視のショタいアレか…

282名無しの紳士提督:2015/12/01(火) 16:22:36 ID:TAOoPqvI
鹿島と発音が似ていてボイン……じゃなくて母音が微妙に違う某相良軍曹が
宿敵から死体を艤装から引きずり出してカマ掘りたいとか言われていたが
死姦の類は人を選ぶどころじゃないから難しいだろうな
相手の気持ちに応えられなかった後悔から来るものでもむつかしいかも

283名無しの紳士提督:2015/12/01(火) 17:20:23 ID:.1HwDHFk
>>280
つまりでかすぎる砲を無理やり積むと

長門「かひゅっ!?く、苦し……っ!やめっ、かはっ!!」

長門改「提督の51㎝砲しゅごいのぉぉおお!!」



ながもん改は何を改にしたんですかねぇ

284名無しの紳士提督:2015/12/01(火) 18:14:03 ID:xYCIthAA
よくよく考えれば大砲(意味深)がフィットしないと命中率(意味深)が下がるのだから、戦艦娘と生のまんま夜戦しまくれるかも。

285名無しの紳士提督:2015/12/01(火) 19:57:06 ID:yOUSsK2M
フィットしないと動いたら外れるんやで
もうほんと興醒め、そのうちどっちも戦闘モード解除されちゃう
残り時間どないして過ごせっちゅーねんっていうね、ほんま

286名無しの紳士提督:2015/12/02(水) 00:18:11 ID:G4z/W9A.
むっちゃんは性的なことにはそれなりに予備知識ありそうだけど、長門はそういうことには全くの無知っぽそう。男性器をガチで怖がり、ましてやそれを挿入するなんて知ったら戦艦パワーで大暴れしそう。

うーん、流石にながもん成分が多すぎか。

287名無しの紳士提督:2015/12/02(水) 14:10:39 ID:nEG3c9OI
流石に知ってるとは思うよ、性欲の塊みたいな連中を何百名も抱えてたんだし

男女がそういうことをすることを知っていて楽しいらしいから提督を誘っちゃうのがむっちゃん
知ってるけど何故艦がそんなことしなきゃいけないのかわかんなくて、でも身体に引きずられて溜まってるのがなーさん
あくまでも自分が支配権をキープしつつお互いに性欲発散、でも配慮が見え隠れするのがたけぞう
完全に女のコになっちゃっててきちんと雰囲気の用意やら段階やら踏んで誘わないとダメなのが大和さん
そんなイメージ

288名無しの紳士提督:2015/12/02(水) 17:59:29 ID:vgzK2X2E
>>287 確かに大和は雰囲気もへったくれもなくヤったら本気で拗ねて、仕事以外では口聞いてくれなくなりそう。

289名無しの紳士提督:2015/12/02(水) 19:08:49 ID:G4z/W9A.
深海棲艦との戦い以外の日常生活をほぼプリンツとアドミラルに依存しきってたビスマルク。
そんなある日、2人はインフルエンザでダウンしてしまう。

提督「比叡のカレーも磯風の料理にも耐えた俺がまさかインフルエンザごときに…無念だ…ゴホゴホ」

プリンツ「お姉様…申し訳…ありませ…ん」



ビスマルク「ちょっと待ってちょうだい。じゃあ私の食事の支度は一体誰がするの!?」

大淀「Und wenn es an(自分でやればいいのです)」

ビスマルク「おやつの準備は!?」

大淀「Und wenn es an(自分でやればいいのです)」

ビスマルク「髪のセットは!?」

大淀「Und wenn es an(自分でやればいいのです)」

ビスマルク「洗濯は!?」

大淀「Und wenn es an(自分でやればいいのです)」

こうして、日常生活という名の戦いが始まろうとしていた…

ビスマルク「アドミラルがいないと頑張っても誰も褒めてくれる人がいないじゃない!」

大淀「Wenn Sie sich Homere(自分で自分を褒めればいいじゃないですか)」

290名無しの紳士提督:2015/12/03(木) 16:19:09 ID:qS7y4FGk
期待

>>287 日本を代表する戦艦娘(長門と大和)が対照的に艦寄りと娘寄りなのは面白いな。

291名無しの紳士提督:2015/12/03(木) 22:25:06 ID:MXZACblA
>>289 プリンツやアドミラルがいなくてもなんとかしてみせるわ!と意気込んだものの、空回りばっかりで、結局1日で自室を汚部屋にしちゃって途方にくれる姿が目に浮かぶようだ。

292名無しの紳士提督:2015/12/04(金) 01:37:55 ID:SBLOQESA
矢矧は真面目な割に羞恥心とか希薄そう。たとえば艦娘のイタズラで提督が後ろ手に縛られて放置されていたら、迷わず正面から密着して後ろに手を回して縄を解きそう。

293名無しの紳士提督:2015/12/04(金) 12:29:05 ID:BCMw8NQ6
大淀が運営アイコンで夏に続いて中破姿を披露してるな。…送信ミスか、それとも意図的なものなのか。

294名無しの紳士提督:2015/12/04(金) 15:09:06 ID:R4noQSJg
なんかアレ、スカートたくし上げてるみたいに見えるんすけど
サンタコスで自分から前をたくし上げてとなるとノーパン剃毛済みとかでも割と驚かないぞおい

295名無しの紳士提督:2015/12/04(金) 19:19:33 ID:PkAgEwSI
>>292 出撃から帰還して、海水でいろいろ濡れ透けしてんのに平然と提督に戦果報告してきそうね。

296名無しの紳士提督:2015/12/05(土) 00:41:20 ID:CMvHFTGM
>>293 連合艦隊旗艦である大淀がそんな痴女なわけがない。よってあれは大淀の送信ミスである。

297名無しの紳士提督:2015/12/05(土) 22:31:07 ID:CMvHFTGM
浦風は心がオバハン、肉体が(検閲により削除)歳である。この二つがそろっているからこそ浦風は素晴らしい姉さん女房なのである。

298名無しの紳士提督:2015/12/06(日) 13:47:49 ID:9a95J.ns
>>296 だとしてもじゃあどうして自分の中破姿の自撮り写真を持ってて、しかもそれをネットに送信できるような場所に保存していたのかという新たな疑問が出てくるけどw

299名無しの紳士提督:2015/12/06(日) 15:00:16 ID:YJxvcbiA
やはり大淀は露出狂痴女、はっきりわかんだね

300名無しの紳士提督:2015/12/06(日) 19:31:30 ID:9a95J.ns
瑞穂の過去
瑞穂は現在の様子からは想像できないが、昔は荒れまくりで、しかも年不相応に発育の良い不良少女(水母棲姫)だった。

301名無しの紳士提督:2015/12/07(月) 10:27:53 ID:y3.JCqp6
>>249 瑞穂はあの性格だろ?きっと先手を打って「また眠れなくなってしまったのですね。…もしかして、私が悪いのですか?」とか言ってきそう。言うまでもなく純粋に心配してくれてるのがもうね。

302名無しの紳士提督:2015/12/07(月) 17:29:19 ID:Z5pYVCbQ
>>300 瑞穂と水母棲姫はそれぞれに変化したり元に戻る過程でいろいろと想像できそうだ。

303名無しの紳士提督:2015/12/08(火) 01:01:00 ID:gffpB/T.
以前の中破画像配信のせいもあってか、大淀は季節の変わり目になると日頃の激務の疲れが出てきて、一時的におかしくなるってイメージがある。

304名無しの紳士提督:2015/12/10(木) 00:01:00 ID:O1QFJoWE
大淀はきっと酒癖がよろしくないタイプ。

305名無しの紳士提督:2015/12/10(木) 01:51:13 ID:BFr1zh0E
意味もなく、執務机の引き出しを開ける。
そこには使い慣れたペンも、艦娘に差し入れられたお菓子もなく、ただがらんとした空間があるのみ。

辞令も降りていないのに、我ながら気が早い。そんなことを思いながらも、しかし荷造りは半分以上を済ませてしまった。
そこへ、こんこん、とリズミカルなノックの音。

その軽空母が鎮守府執務室にやってきたのは、そんな手持ち無沙汰な最後の夜の時間だった。

306提督×隼鷹:2015/12/10(木) 01:52:09 ID:BFr1zh0E
「や。提督。――ちょっと、話がしたいんだけどさ」

特にムリをしているようでもない、いつもの調子。睨まれても泣かれてもおかしくないが、悲嘆にくれるような表情は決して見せない。
「…隼鷹か。構わないよ。どうぞ」
今回は君もお疲れ様だったね。援護に回った後も、よく成果を挙げていたよ。

我ながらどこか白々しいことを言いながら、入室を促す。

「――辞めるんだって?ここ」

単刀直入。彼女らしい質問に、ああ、と短く応える。
「僕には向いてない仕事だった。いや――正直、僕の能力には荷が重かった。そういうことさ」
一瞬だけ、彼女の瞳に曇りが生じた…ように見えた。
「…そっか。まあ、しょーがないな。あたしが決めることじゃないし」

でも、海域の攻略も中途半端だけど――そんなことを言いながら、ちらりと表情を伺ってくる。

「やむを得ない。今回はE3地点攻略までで終了だよ」
「突破できない場合、どうなるんだ?」
「知っているだろう?アレが使われる。――全部、跡形もなく吹っ飛ばされる」

深海棲艦も、近隣の島礁もそこに住む人々の家も、故郷も。そして、向こう数百年は人も近づけない海域になる。
ようやく改二戦力も整ってきて、古株の一人とのケッコンカッコカリも果たして。次は初の甲勲章授章だと、鎮守府全体を浮かれされて――

「あいつが、自分から次へ行くって言ったって聞いたけど」
「いや。僕の責任だよ。僕の、慢心がすべての元凶だ」
「…疲労が溜まっちゃったあたしの代わりに、たまたまなったばかりにねぇ」

力不足だったね。そういって、隼鷹は軽く息をつく。
いや。艦娘たちは良く頑張ってくれた。恨む気持ちなど全く持ってはいない。
ただ、僕の背伸びのためだけに。やがて修復剤が尽き、燃料が尽き、焦った僕はついに、取り返しの付かないミスをした。

「ん。分かったよ。そんなら、わたしの身の振り方についても相談させて欲しい。…ここに居るべきか、正直、判断が付かなくて。それに――」

一人で部屋にいるのは、あまり慣れて無くてさ。

静かに、ただ少しだけ寂しげにそんな事を言われては、僕には他に選択肢のあろうはずがなかった。

307提督×隼鷹:2015/12/10(木) 01:53:47 ID:BFr1zh0E
「さて、じゃあ提督にはヒミツの隼鷹さんコレクションを堪能してもらおうかな。パーッといこうぜ、パーッと」

鎮守府空母寮、飛鷹型の私室。クローゼットの奥の方に鎮座していたのは、一目見ても高級そうな酒瓶の山。

「…このご時世に、どこからこんなに集めたんだ」
「チッチッ。商船改造空母をナメちゃいけないなぁ」
交渉次第で裏ルートなんて何処にでもあるんだよ、などとある意味危険なことを言いながら、二人分のロックグラスに手際よくアイスブロックとウィスキーを注ぐ。
薄手のドレスのような部屋着に身を包んだ隼鷹は、細かい仕草まで意外に上品だった。生まれ育ちが良いという風説は事実だったのかもしれない。

「はい、提督の分。さて…お疲れ様でした。かな」
自室での秘密の酒盛り用なのだろう、向かい合った大きめのソファ、ガラス張りのテーブルの対面に座ると、かちん、と勝手にグラスを合わせ。
隼鷹は、ぐっと多量の一口めを喉に注いだ。

「…そして、あいつにも。お疲れ様ぁ」

虚空に向かって軽くグラスを差し出すその仕草は、人によっては皮肉にも取られようが――彼女の人柄あってか、まったくそんな風には見えなかった。
飲みたい気分でもなかったが、彼女の代わりに付き合うのは、今夜の僕の義務なのだろう。一口目を、喉に運ぶ。


最悪の気分を反映した重い鉛のような、味を感じない、ただ強烈に熱い感覚が、喉を焼いた。

308提督×隼鷹:2015/12/10(木) 01:56:33 ID:BFr1zh0E
「じゃあ次はこっち開けるか。――ん、どした提督?もう酔った?」
「酔えるような気分じゃあないんだよ」
小半時が過ぎたか。視界が回る。ひらひらの部屋着からたまに覗く隼鷹の白い脚が、妙に眼に焼き付く。

「ケッコンしたあの彼女も置いていくのか?今なにやってんだ?」
「ベッドで寝てるよ。生命に別状はないが、怪我は直せない。修復剤も、燃料ももう無いからな」

自分への再びの腹立たしさに、再びぐいと一気にグラスを開ける。

「それにケッコンカッコカリはそういう関係じゃない。新しい提督の元で、彼女も、きっと、居場所を…」
「あーあ。それ本人聞いたら泣いちゃうぜ……っと、あらら。…溢れちゃったか」

グラスを見る。琥珀色の液体はグラスの半ばまでしか注がれておらず、別に溢れてはいないように見える。が。
それを観る視界のほうが、酔いではない理由でぼやけていることに気づいた。軽く目頭を押さえる。

「違う、これは…」
「ムリするなよ」

隼鷹が隣に座って、間近で目を覗き込んでくる。心配でも媚でもない、困った子供を見るような優しい視線。

「知ってるぜ。アンタが、勲章までも売り払って燃料に変えたコト。それこそ、裏のルートを使ってまでも」
「ああ。出撃する燃料の一滴のため、沢山の艦載機も洋上補給も潰したさ。……それが、どうした。物資不足なんてどこの戦場も一緒だ。僕は結果を出せなかった」
「良くやったよ、アンタは。あたしも、他の艦娘も、そう思わない奴は一人もいない――勿論、アイツもだ」

返答に詰まる。そんなはずはない。きっと恨みと後悔の中で、彼女は。

「泣きたかったら泣けばいい。誰も見てない。あたしの胸でよきゃ、貸してやるよ。ほれ」
まるではるか年上の女性のように、耳に静かな声色と共に、隼鷹の両腕が僕を包み込んできた。
「……」
何かに吸われるように、そのまま自然に身を預ける。リラックスした女性の優しい香り。柔らかな胸の感触。
そして、何よりも、温かさが。
僕が深海に沈む冷たい躯に変えた、あの彼女が永遠に失ってしまった、その温もりが。

「…っ、」
一粒が、頬を流れ落ちる。
その後は、堰を切ったように留めることが出来なかった。

「…『飛鷹』…。…すまなかった、僕は…僕は……無能だ…ッ!!」

喉から嗚咽が溢れる。隼鷹の細い身体に縋り付き、僕は声を上げて泣いた。

309提督×隼鷹:2015/12/10(木) 01:59:11 ID:BFr1zh0E
「気が済んだかい?」
頷くと、優しく髪を撫でてくれていた手が、止まった。

静寂。
濡らしてしまった薄手の部屋着を通し、女性特有の柔らかな感触と、どこか懐かしいような匂いを頬に感じ、僕は初めて当惑を覚える。

「ん…正直だなぁ」
苦笑いと共に彼女が「そこ」に手を軽く触れた瞬間、びくりと身体が震えた。
そう――こんな状況下で、すっかり僕の身体は彼女の感触に反応してしまっていた。

「気にすんなよ。隼鷹さんの胸に顔を埋めてんだから、これくらいは当然の反応さぁ」
ほれほれ、と楽しげに豊かな胸に埋めるように抱きしめてくる。やめろ、苦しい…

「――最後の夜だろ?提督。あたしにも、したかったことをさせてくれよな」

急に落ち着いた声でそう言った隼鷹は、僕をソファに置いて静かに立ち上がる。
彼女はそのまま、軽いドレスのような部屋着の背に手をかけ。
「よっ…と」
するりとそれを、いとも簡単に床に解き落とした。
中から現れたのは――扇情的な透過具合の、布面積の小さな黒の下着を纏った、すらりとしたスタイルの良い姿態。

「意外と私も、やるだろ?提督?」
「隼鷹…!?」

匂い立つ白い肌を晒したその姿は、ソファにだらしなく腰掛けた僕の、脚の間に上品に跪き。
納まりの悪い髪を軽く掻き上げ、軽く微笑みつつも、かすかに頬を染めた、その熱い視線の先には。
艶姿を間近に捉えて目が話せず、痛いほどにズボンにテントを張った僕の一点。

「ごめんな、提督。今夜の隼鷹さんは、ちょっと悪い娘な気分なのさ…………っと」

白い冷たい手に引きずり出され、愛しげに先端にキスをされた僕の一物は、快楽の期待に痛いほど反り勃つ反応を返した。

310提督×隼鷹:2015/12/10(木) 02:01:27 ID:BFr1zh0E

「隼鷹…、やめろ、そんなこと…」
「…ん…酒の席は無礼講だよ、提督。気にしない気にしない。ちょっとしたストレス解消、スッキリさせてあげるだけだからさ……」

上気した顔で頬を染めて、愛しげに脈打つそれを見つめては唇を、舌をつっと這わせる。
軽い言葉とは裏腹に、半ば以上、行為に夢中になったその表情、熱に浮かされたような視線は、僕の酔った心の奥底を欲望に染めていく。

「よ…せ…っ、うあっ…」
「ひゃは……良い反応だねえ。嬉しくなっちゃうよー。…ほーら……」

先端が裏筋を舐めあげ、先頭部分を念入りにぐるりと刺激し始める。僕の心臓が、口から出そうなほどに激しく脈打ち始める。
やがて、つ…と銀の橋を残して、その舌がゆっくりと離れたかと思うと。

「ん…」
「っく……」

柔らかな隼鷹の唇の奥に、…一気に。深く、深く。

そのままゆっくりと上下する。先端から、ぬるりと全面を刺激しながら奥まで。同じように、ふたたび先端へ。
包まれる温かさが、うごめく舌の感触が、僕の意識と理性を蕩かしてゆく。
下着に包まれ揺れる隼鷹の豊かな胸が、時折脚に当たる。その柔らかさ、卑猥な水音、唾液と先走りの入り混じった匂いが、僕を昂ぶらせる。

「…ぷあ。…びくびくしてきた、もうイキそうなのかなー?まだまだ早いよー?」
「う…っ、あぁ…っ!あっ!」

口を離したかと思うと、細い指先が先端を遠慮無く撫で回す。強すぎる刺激に腰が思わず引くと、逃がさないとばかりに今度は再び舌と唇が吸い付いてくる。
「――!」
じゅるるるる、と思い切り吸い上げられ、あまりの快感に思わず背がのけぞった。声にならない悲鳴が上がる。

ぎゅっと全体を手に包まれ、丁寧に舌を這わされる。粘膜に触れる呼吸が、たまらなく熱い。
親指と人差し指で輪をつくり、上下にしごきあげられる。声が止まらず、喉が反る。
それからも延々と、舌で、指で、様々な刺激を与えられ――

やがてエスカレートした右手指に袋部分を揉まれながら、片手指と唇が竿部分を包み込んでの上下運動に入ったとき、真っ白な何かが脳内で焼き切れるような快感を覚え、

「…く、………ぅあっっ!」
「……!」

思わず上から抑え込んでしまった彼女の喉内に、二度、三度、
――六度目か七度目か、とにかくこれまでに覚えがないほどの量を下着姿の隼鷹の口中に射精して、僕は果てた。


こくり、と彼女が喉を鳴らせた。
上質の酒を飲み下すかのような、満足気な顔で。

311提督×隼鷹:2015/12/10(木) 02:03:54 ID:BFr1zh0E
「どう?少しは気が晴れただろ?」

手早く再び部屋着に着替え、何事も無かったかのようにグラスを口に運ぶ隼鷹。
「旨い酒飲んで、たっぷり泣いてさ。そんで、女と一発ヒャッハーしたら、多少は冷静になるってもんだろ」
三重の賢者タイムだぜ――そんな下品な冗談を言った彼女に、服を正しながら非難の目で抗議する。
でも。

「――そうだね。いや、完全にそういう訳でもないけれど――お陰で、なんだか目が覚めたような気もする」

もしもケッコンした『彼女』の隣で、最後の時を楚々と過ごそうものなら。
悲劇的な舞台装置に悪酔いして、僕は粛々と此処を去っていただろう。
彼女と、僕自身の義務とを置き去りに。

巧くは言葉にならないけれど。人は、動物は、もっと自然に、やりたいことを貪欲に求める時があっても良い。
より強い何かに噛み砕かれる、その瞬間まで。戦いなんて、生きるなんて、結局はそんな――

「いま、何がしたい?提督」
優しくて、それでもどこか挑戦的なその問いかけは、本当に軽快で明るく頼れる「隼鷹」そのものだった。
「――ふたつある。ひとつは、海域の突破。もうひとつは、沈めてしまった彼女――飛鷹を取り戻すこと」
焦りでも恨みでもない、静かな気持ちで、僕はそう答えた。

艦娘は轟沈しても、消えてなくなる訳ではない。
その姿と心とを嵐の色に染め、深海棲艦となっていたならば、撃破により正気を取り戻す場合もあると聞く。
艦娘にとっての大破は『沈没』であり、深海棲艦にとっての大破は『浮上』であるからだ。
そしてもうひとつの手段として、『建造』で沈没した魂が再び降りるという例も、聞いたことがあった。

「何十回掛かるかは、分からないが。何十回でも、やるよ」
「もうひとつは、どうする?」
「治療と看護に回ってくれている新人の駆逐艦に、遠征に行ってもらう。僅かでも燃料を得たら、それを使って更に遠征を回せる。修復剤も得られる」
うんうん、と期待に満ちた瞳が頷いてくれる。思えば、泣きたいのは彼女の方であるはずなのに、と僕は今更ながらに気がついた。
「…正規空母が動かせるようになれば、敵の2箇所の補給地点を奪うことが出来る筈。そうして準備を万全に整えたら、地点を復旧される前に、あの潜水艦とまた――戦うよ」

「その言葉を待っておりました、提督」
「!?」

びくりと振り返ると、そこには新顔であるが故に、無傷で動ける貴重な――
「鹿島です。こちらに、遠征が可能な駆逐艦についてリストアップしておきました」

え、あ、見、見られ…

「この時間になったら部屋に来てくれって言っといたんだよ」
意外と私、やるからねぇ。おどけて軽いウインクをしてみせた飛鷹に、僕は完全に降参を認めた。

「じゃ、今夜の酒盛りはこれにてお開き。明日からは、ちゃんと『あの娘』を大事にねぇ」
「…いろいろありがとう、隼鷹。見せてくれ、鹿島。一緒に執務室に来てくれるか」
ひらひらと手を振ってくれた隼鷹に、しっかりと頷き返す。


そう。僕は、本当の最後までやりたいことを精一杯にやる。
せっかく、応援と助力をしてくれる頼れる仲間たちが、こんなにも居るのだから。

312提督×隼鷹:2015/12/10(木) 02:07:24 ID:BFr1zh0E
それから先は、さほど語ることもない。

着実な遠征の積み重ねによる戦力回復により、「期限」までにE4地点を突破。彼女の仇を討つことに成功した。
また、余力を持って幹部艦娘数名と検討の末、比較的安全なルートを使用しE5地点までも進行。
修復剤不足を補う、全力出撃に近い軽巡洋艦・駆逐艦有志総力の波状攻撃を持って、これをも撃破。

甲勲章は成らなかったが――僕と鎮守府は、大きな達成感を共有することができた。


ひとつは達成。さて。

「何回建造することになるかねぇ」
「何回でもやるさ」

攻略の翌日、隼鷹と工廠へ。資材を担当妖精へ渡し、新艦建造の指示を出す。その、永い航路の第一回目。果たして、艦娘は…



「名前は出雲ま…じゃなかった、……あれ、提督?隼鷹?!」




その瞬間、僕達がどんなレア艦の入手よりも奇跡の存在を感じたことは――
改めて言うまでもないことだろう。


(END.)

313名無しの紳士提督:2015/12/10(木) 02:08:55 ID:BFr1zh0E
以上、今季イベのマイ鎮守府は妙にドラマチックだったので軽くエロパロに膨らませてみました。
すべて無くして諦めかけたことから最後のオチまで実話です。
ケッコン艦とは別枠で、今度は大事にしたいと思ってます。

お目汚し失礼しました。

314追記:2015/12/10(木) 02:20:11 ID:BFr1zh0E
1回読み直しただけで誤記を3箇所も発見
まぁ間違い探しということでお楽しみ下さい

315名無しの紳士提督:2015/12/10(木) 06:10:16 ID:HB3Y7fs6
慢心ダメゼッタイ
今夜は3Pやな(ゲス顔)

316名無しの紳士提督:2015/12/10(木) 10:45:42 ID:15uLpC9k
周知の事実だろうけど、隼鷹はきちっとした服を着たら美人度5割増しになるタイプ。けど、堅苦しいから提督が土下座とかしないと普段は着てくれない。

317名無しの紳士提督:2015/12/10(木) 16:18:06 ID:15uLpC9k
純真な鹿島といろいろと脛に傷がある提督との絡み。

318名無しの紳士提督:2015/12/10(木) 23:58:25 ID:O1QFJoWE
自らの性欲を抑えきれず、鹿島で抜いてしまい、罪悪感に苛まれる提督。そして翌日はよりにもよって昨夜オカズにした鹿島が秘書艦をする日だった!というを思いついた。

319名無しの紳士提督:2015/12/11(金) 15:28:19 ID:xerR12ic
隼鷹さんはなかなか本命にしてもらえない子…! まぁ逃げそうだけど。本命で追っかけたら。

320名無しの紳士提督:2015/12/11(金) 15:52:50 ID:hcabo6Dc
>>319 提督は隼鷹をあんま女性として見てなかった(普段からあんな調子なので)でも、海軍の式典とかで、きちんとした格好してるのを見て惚れるのが王道なのかな。

321名無しの紳士提督:2015/12/11(金) 19:02:43 ID:H2Lq2rvA
>>304 ああいうタイプはお酒飲むと豹変しそう。周りに乗せられるまま裸になったりしてハメ外して、翌日は本人だけ記憶がなくなってたりとかしそう。

322名無しの紳士提督:2015/12/11(金) 22:04:35 ID:vPjj5Ap6
もがみんやくまりんこを装甲薄いとか、成長が早いとか言う奴は一度それらを性的な意味で捉えてみてほしいんだな。

323名無しの紳士提督:2015/12/12(土) 00:39:24 ID:U.Bj/dr6
最近ふと長波に踏まれる夢を見たせいで、妙にそういうことを考えてしまう
ただでさえ駆逐艦だっていうのに、妙ににくづきがいいから駆逐艦って感じがしないんだよな

324名無しの紳士提督:2015/12/12(土) 01:34:57 ID:3vQ.H/rc
>>323 夕雲型は普通の駆逐艦と十七駆逐隊のお前のような駆逐艦がいるか勢の中間みたいなスタイルしてるんだよね。

グラーフの服って中破するとなんであんな破け方するわけ?あの軍服もドイツの技術の結晶のはずなのに。あの部分だけ布に負担かかって消耗が早いのか。

…もしくは現地の開発陣に変態がいたか。

325名無しの紳士提督:2015/12/12(土) 14:30:23 ID:lzy2vwHU
>>324
開発陣に紳士がいたんなら仕方ないね
ドイツの開発力は世界一ィ!

326名無しの紳士提督:2015/12/12(土) 22:52:16 ID:6.x7qn/6
グラーフは服だけ見ればあそこだけ破れてるように見えるけど
艤装は飛行甲板の体との接続部が脱落+艦首付近で切断+ケースメイト砲破損
と左舷に集中して結構な壊れっぷり。
そんな状態なら前に突きだした左おぱい部分が破れててもおかしくない。


まあ、ストッキングは……お察しくださいとしか

327名無しの紳士提督:2015/12/13(日) 02:57:29 ID:Om/C5FDw
>>326 言われてみれば服や本

328名無しの紳士提督:2015/12/13(日) 03:00:05 ID:Om/C5FDw
スマソ。

>>326 言われてみれば服や本人の損傷がめっさ少ないな。中破の露出度の低さは艦娘の中でも上位に入りそうだ。

>>322
装甲薄い=殿方とかナンパとかそういうのに関する免疫がない。
成長早い=早熟

とりあえず、二人に群がる悪い虫を追い払わねば(使命感)

329名無しの紳士提督:2015/12/13(日) 08:43:54 ID:ltAlW6MY
もがみんは提督を勘違いさせる天才

330名無しの紳士提督:2015/12/13(日) 22:24:07 ID:Om/C5FDw
鹿島は恋の練習艦というワードを最近よく見かけるな

331名無しの紳士提督:2015/12/13(日) 22:53:53 ID:favdgQso
流れをぶった切って恐縮ですが、
>>107 の続編というか、対になる話を投下させていただきます。

伊勢型姉妹とジュウコンしている提督が嫁とHする話、伊勢編です。
極微ですが、アナル描写有りですのでご了承下さい。

夜のお相手も日替わりです。(エアリプ)

332伊勢型ジュウコンカッコカリ_02:2015/12/13(日) 22:55:29 ID:favdgQso
俺の煎餅布団の脇で、伊勢は難しい顔で正座をしていた。

この夜更けに、今日の秘書艦で指輪を贈った相手でもある彼女を私室に誘ったのだから、当然下心はある。
伊勢だって、分かった上でついて来たはずだ。
それなのに、上着を脱がせてハンガーに掛けてくれた後はずっとこの調子だ。

俺が部屋着のTシャツ姿に着替え終えたところで、伊勢が切り出した。
「提督、聞いてもいいですか?」
「ん?」
夏の大規模作戦以来、まったく出撃がないことが不服なのか。
はたまた、瑞雲を後回しにして零戦21型の練度を上げているのが面白くないのか。
「あの……提督は、お尻に……シてみたいですか?」
「!!?」
俺は驚いた拍子に、ちゃぶ台に思いっきり脛をぶつけてその場にうずくまった。

-----

「変なことを聞いてごめんなさい……。」
伊勢は申し訳なさそうに、俺の脛をさする。
そういえば少し前に、日向から、伊勢が俺の隠していたエロ本を見つけた話を聞いたのを思い出した。
それで知恵をつけたであろう事は察しがつく。

「いやいや、伊勢にそんな趣味があったとはなぁ。」
アナルねぇ。俺は『どちらかといえば興味がある』程度だけれども。
「誤解ですっ!! 提督にそういう趣味があるなら応えたいだけですからね!」
顔を真っ赤にした伊勢は、俯いて続けた。
「提督は、いつも私と日向を平等に扱おうとしてくれてますよね?
でも、私達に指輪を贈ってくれた時、着任順にって日向が先だったから……。
私にも何か、日向より先のことがあったらいいなって思って。」
「伊勢……。」
その、『先のこと』がこれでいいのか!?
もっと言うなら、日向とそんなプレイをする事は一生ないと思うぞ。
……姉妹揃って、ちょっとズレているところがあるよなぁ。そこも可愛いのだけれども。

思うところはあるが、一つだけ言える。
自らお尻を差し出そうとしているのを、無下にできるか!
俺は、俯いたままの伊勢を抱き寄せた。
顔を上げた彼女と唇を重ねると、そのまま舌を割り入れて絡め、互いに啄み合った。
チュッ、クチュと水音が耳の中で木霊するのを聞きながら、柔らかく、僅かにねっとりした感触を気が済むまで味わった。
唇を離すと、伊勢の舌先から唾液が名残惜しそうに糸を引いているのが目に入った。

333伊勢型ジュウコンカッコカリ_02:2015/12/13(日) 22:56:39 ID:favdgQso

「まずは装填しないとね。」
伊勢は独りごちると立ち上がり、部屋の灯りを消した。
そして俺に布団に寝るよう促すと傍らに正座をし、俺の顔をちらりと見て恥ずかしそうに言う。
「あの……提督、脱ぎませんか?」
「あ、あぁ。」
『夜戦』を厭わない彼女とはいえ、自分で脱がす事には抵抗があるだろう。
素直で臆しない性格に甘えていることを心の中で詫びながら、請われるままに下着ごとズボンを脱いだ。

秋の夜の、少しひんやりとした空気に俺の主砲が曝された。
しかし、すぐに温かいものに包み込まれた。伊勢の口だ。
時折唇の端からプチュプチュと音を漏らしながら優しく刺激されると、意思とは関係なく瞬く間に大きくなった。

伊勢は、今度は亀頭を唇で軽く咥えて、舌先で鈴口をちろちろとくすぐりはじめた。
一方で、唾液と先走り汁で濡れた指先で、執拗に裏筋をなぞる。
しばらくそうした後、俺のもどかしさを見透かしたように、口いっぱいに肉棒を頬張った。
口腔全体で、時に吸い上げ、時に舌でカリを擦り上げる。
ジュプ、ジュプという音を聞きながら、白くなっていく意識の中、このまま口の中に射精してしまおうかとぼんやり思った。

不意に、伊勢の口から開放されて我に返る。
「気持ちいいですか……?」
少し苦しかったのだろう、そう尋ねる伊勢は荒い息をしていた。
「ああ。」
「よかった。」
ふふっ、と小さく笑って再び主砲を咥えようとするのを制して、布団に横たわらせた。

334伊勢型ジュウコンカッコカリ_02:2015/12/13(日) 22:57:31 ID:favdgQso
女らしい丸みと、日頃の鍛錬を思わせる無駄のない筋肉の両方を同時に感じる脚線は、思わず見とれる美しさだ。
その腿を抱え上げて脚をM字に開かせると、秘所を覆う白く小さい布が曝け出された。
それは既に濡れそぼっていて、クロッチの部分にはシミまでできている。

「あっ、スカートが皺になるから待って……ひゃぁんっ!」
布の隙間から指を差し入れて肉蕾を擦ると、大きな嬌声が上がった。
「こんなに濡らすほど期待してるのかぁ、お尻に挿れられるの。」
「もおっ!意地悪っ。」
俺は、伊勢の抗議も意に介さず、下着を脱がすと指を蜜壷の奥へと差し込んだ。
軽く指を曲げて、壁がざらっとしている辺りを指の腹で擦ってやると様子が変わる。
「あんっ、そこはっ、ふぁ……あんっ、刺激が強すぎっ……やぁんっ!!」
言葉通りなのだろう。責めを続けると、俺の指を咀嚼するかのように蠢きながら、蜜を尻まで滴らせた。
シーツを掴み、喘ぎながら腰をよじる様は淫靡で、劣情を催さずにはいられなかった。
「あっ、あぁん……はあっ……提督っ、あんっ! もうっ……ぁ…あぁんっ! イっちゃうぅ…!!」
俺に腿を抱えられたまま、伊勢は割れ目から潮を噴き上げて腰をひくつかせた。
絶頂に達したのは、傍目から見ていも明らかだった。

俺は、息を弾ませて余韻に浸る伊勢の中に、自身を挿入した。
姉妹艦だけあってか、挿れた時の感じが日向とよく似ていると思っていることは、当然胸に秘めておく。
「……ぁんっ!!」
全身を弛緩させていたのに拘わらず、伊勢の肉壷は刺激に反応してきゅうと絞め付けてきた。
俺は、それに気を良くして、ぐっしょりと濡れている後孔にも人差し指を侵入させていった。
初めての経験に気分が高揚する。
「ひゃぁぅ!!?」
伊勢から、悲鳴とも嬌声ともつかない高い声が上がった。
弄ってみると、入口こそ狭いが、中は意外なほど柔らかだった。
「……くぅんっ…お尻がじんじんするっ……。」
「痛いか?」
「……うぅん…大丈夫です。」
「無理はするなよ。」
様子を見ながら、二本目の指を入れる。
繋がったままの伊勢が、一瞬、身体を強張らせたのが伝わってきた。だが、それは一瞬だけだった。
「……ふぁ、あ…熱くて、変な感じ……。」
俺を信頼しているからこそ、俺が与える快感も、苦痛も、あらゆる全てを受け容れようとしているのだろう。
その姿が愛おしくて、俺は、指を抜くと伊勢を抱き起こした。

335伊勢型ジュウコンカッコカリ_02:2015/12/13(日) 22:58:12 ID:favdgQso
伊勢の上衣はすっかりはだけていて、黒いインナーが露わになっていた。
伸縮性のある生地が程良いボリュームの胸にぴったり張りつき、二つの丘陵の頂がぷくりと膨れ上がっているのがはっきり判った。
思わず手を伸ばしかかるが、邪念を振り払って口を開いた。

「伊勢はさ、提督募集の広報に使われている絵があるのを知ってるか?」
「うーん……。知らないです。」
伊勢は首を傾げて、続く言葉を待つ。
「真ん中に吹雪がいて、その後ろに囲むように伊勢と赤城と最上と大井がいるんだ。」
提督なら艦隊指揮を執る前に必ず目にする、あれだ。
「それを初めて見て、伊勢が……その時は名前も知らなかったけれど、飛行甲板を構えている姿が凛々しくて可愛くて。逢ってみたいと思って、俺は今こうしている。」
……きっと、一目惚れだったんだと思う。
「だから、俺が出逢ったのは日向が先だけれど、伊勢を先に知ってたんだ。」
「!!……私にも、日向より先のことがあったのね。」
伊勢から歓喜の感情が溢れたのは一瞬だった。
ふふっ、と小さく笑って続ける。
「私、日向のこと妬いてたんだな……。」
それはいつもの楽しげな笑みではなく、自嘲だった。

伊勢は、不意に俺の首に腕を絡めて頬を寄せてきた。
甘えているようにさえ取れる物腰だが、顔を見られたくないというのが真意だろう。
「提督が私達に、『これからもずっと二人で支え続けて欲しい』って言ってくれたとき、本当に嬉しかったんです。
日向は私にとって大切な妹で、頼りになる僚艦だけれど、提督も日向のことを同じように思ってくれていて、これを二人分用意してくれたんだって。」
背中で、伊勢が左指の指輪をそっと撫でたのが分かった。
「……これ以上何かを望むなんて、欲張りね……。」

日向はうちの艦隊に最初に加わった戦艦で、伊勢はそれから数ヶ月遅れてやって来た。
最初こそ近寄り難さを感じた日向だが、一緒にいると不思議と心が穏やかになった。
そして、伊勢と一緒にいるのはいつでも心地良かった。
二人の内どちらかを選ぶことは考えられなかった。
今の関係は俺にとって必然だ。しかし、彼女達にとっては違うのだ。

身勝手だけれども、今だけは伊勢に日向のことを忘れていて欲しかった。
それは伊勢も同じだったのかもしれない。
「提督、バックで来てくれますか……?」
耳元でそう囁いて、吐息とともに絡めた腕を解いた伊勢は、俺の顔を覗き込んだ。
それは、紛れもなく雌の顔だった。

336伊勢型ジュウコンカッコカリ_02:2015/12/13(日) 22:58:52 ID:favdgQso
薄闇の中、伊勢は熱に浮かされたように服を脱ぎ捨てて、一糸纏わぬ姿で自ら恥部を俺の前に突き出した。
その艶めかしさに魅入られて、俺は、伊勢の腰のくびれに手を添えると一気に貫いた。
「ぁ…あぁんっ……!!」
伊勢の艶声とともに、ブチュッと卑猥な音が鳴った。
屹立した男根を抜き差しする度、とめどなく溢れる愛液が最深部へと誘っていく。
「あんっ……はあっ…あんっ……提督っ…もっと良くしてっ……!!」
伊勢がせがむように小さく腰を振りはじめると、腹の奥の方からじりじりと快感がこみ上げてきた。
「……気持ちいいぞ、伊勢。」
「あっ、…わ……私もっ…すごくいいっ!…はぁっ……おかしくなっちゃいそう……。」
「おかしくなってもいいぞ。」
余裕がなくなってきた俺は、伊勢のすっかり硬くなった肉蕾を指先で擦り上げた。
「あぁっ……!! ダメぇっ!!」
その刺激で、伊勢の理性をかろうじて保っていた枷が外れたようだった。
結った髪と乳房を激しく揺らし、尻肉のぶつかるパンパンと乾いた音を立てながら、伊勢は夢中で腰を振ってきた。
肉壷は容赦なく、千切れそうな程に俺自身を絞め上げる。
「ぁあんっ! あんっ! いいっ…いいよぉ……ぁあんっ、イっちゃうっ!!」
伊勢が嬌声とともに上体を大きく仰け反らせて身体をビクビクと震わせると、彼女の全身から力が抜けていくのが分かった。

俺は、放ちたい欲求をかろうじて抑えて、伊勢の中から引き抜いた肉棒を菊門に挿入した。
「…えっ?……ふあぁんっ!! いやぁ……あぁん……。」
狭い入口が亀頭を締め付ける刺激以上に、不浄の穴を犯している背徳感が昂ぶらせた。
「お尻で感じるなんて、伊勢は変態だなぁ。」
「ちがぁ……あっ、だめぇ…提督っ、またイっちゃう!…ぁあぁっ!!」
「伊勢っ、出すぞ!……っ!!」
俺は、限界を超えて溜め込んでいた精液を、一滴残らず注ぎ込んだ。
精を放った快感の中、男根が脈打つたびに尻穴を犯されながら小さく嬌声を上げる伊勢の姿を、半ば呆けながら眺めていた。

337伊勢型ジュウコンカッコカリ_02:2015/12/13(日) 22:59:40 ID:favdgQso
「がーん! スカートが皺になるって言ったのに……。」
すっかり身嗜みを整えた伊勢が、スカートの皺を手で伸ばしながら大袈裟な声を上げた。
それは昼間、執務室で秘書艦の仕事をこなしている時そのままで、さっきまでの淫らな姿が夢のようにさえ思えた。

「一晩あれば皺も伸びるだろう? 今夜は泊まっていけばいいよ。」
「うぅん、せっかくだけど帰ります。朝起きて私がいなかったら、日向が寂しがっちゃうから。」
そう言うと、ふふっ、と小さく笑う。
いつもの楽しげな、あの微笑みだ。
俺だって、伊勢も日向もどんなに遅くなっても必ず姉妹に充てがわれた私室に戻る事を知っているのだけれど、時々それを確かめたくなるのだ。

「寝坊して、明日日向に怒られないようにしてくださいね。
おやすみなさい、提督。」
小さく手を振って部屋を出る伊勢の背中を見送りながら、俺が居ようが居まいが変わらないであろう姉妹の関係に、安堵とともに一抹の寂しさを感じていた。

338名無しの紳士提督:2015/12/13(日) 23:27:23 ID:Om/C5FDw
GJ!

339名無しの紳士提督:2015/12/13(日) 23:29:27 ID:BA8HWeWY
乙!乙!

340名無しの紳士提督:2015/12/14(月) 01:10:20 ID:b63YdzZM
乙!!

サンタコスの江風かわいいなぁ……誰かSS書いて(他力本願)

341名無しの紳士提督:2015/12/14(月) 14:48:12 ID:6ee3A0do
GJ!

ドイツ艦娘は黒サンタを信じているのかな?

342名無しの紳士提督:2015/12/14(月) 21:45:59 ID:xnKBJ7rE
>>341

ビスマルク「ちょっと!仕事中に触ってばっかりいると黒サンタが来るわよ!」

343名無しの紳士提督:2015/12/15(火) 11:22:14 ID:WGAGNhHQ
改白露型の新規の海風と江風だけど画像とか見てると海風は随分と胸が大きいな
江風は小さめ(スタイルがいい)で海風は大きめ、大体そんな認識なのか?
可愛いけど持ってないから海風のSSが書けなくて……前のイベントで掘れなかったのよ

344名無しの紳士提督:2015/12/15(火) 23:48:01 ID:cuNVx6C.
>>343
海風は妹想いの幼妻って感じだろうか。胸部装甲は海風が白露ぐらい、江風はさみすずより少し小さいかも程度。
江風が仮につるペタじゃなかったら、白露型全員が駆逐艦平均以上の胸部装甲だし
白露型自体がトランジスタグラマーな傾向ないし素質ありって考えてもよさそうかなって個人的には思う。

(余談だけど、村雨・夕立>海風≧白露>春雨≧時雨>五月雨≒涼風>江風というのが個人的イメージ)

345名無しの紳士提督:2015/12/16(水) 01:48:08 ID:xY.ZbiE6
れーせーに考えたら戦争中、どう考えても女が余る
つまり俺は憲兵を呼ばれるどころか褒められるべき所業をしている…?

346名無しの紳士提督:2015/12/16(水) 11:43:43 ID:n5FnAOs.
そもそも艦娘はこの場合の女には算入されないのでは…?

347名無しの紳士提督:2015/12/16(水) 12:47:13 ID:/H232WPo
そもそも艦娘は人間扱いなんだろうか。

348名無しの紳士提督:2015/12/16(水) 14:35:13 ID:3ZzlqWxA
>>321 悪酔いした大淀が脱ごうとするのを必死に止める提督。ようやく大淀が酔い潰れて一件落着と思いきや、そこに他の礼号作戦のメンバーが帰ってきちゃって…というシチュ

349名無しの紳士提督:2015/12/16(水) 16:29:51 ID:hsGaGIZ.
>>348
その結果、大淀は執務室出入り禁止となる…と

350名無しの紳士提督:2015/12/16(水) 17:10:50 ID:3ZzlqWxA
>>349 むしろ足柄あたりが、提督が大淀を酔い潰して合法的に服を脱がせようとしたと勘違いして猛攻をしかけてきそう。

351名無しの紳士提督:2015/12/16(水) 17:13:25 ID:wtuWyPAc
>>347
艦娘には軍籍はあるが戸籍がないから婚姻が出来ない
故にケッコンカッコカリと言う擬似婚姻システム

とか考えてた

352名無しの紳士提督:2015/12/16(水) 21:09:16 ID:pF939OMA
大井っち

好感度が低い→クリスマスプレゼントに酸素魚雷をくれます。

好感度が高い→提督の魚雷を挿れられます


353鎮守府慰安労働 小ネタ:2015/12/17(木) 02:15:38 ID:mOdTVJrk
「あの、東さん。こんなことは良くないと思うんですが……」
「そう言うな。俺だってできればこんなことはしたくない、だが必要なことだ」
「確かにそうかもしれませんが、こんなことをするなんて」
「俺が頼んだことだ。それに海風も手伝うと言ってくれた」
「そうですけど。うぅ〜……」

恥ずかしそうに顔を赤らめ、東をなだめようとする海風の抵抗も無意味に終わった。
椅子に腰掛けた状態の海風の前に跪いた東は、落ち着き払った声と共に腰を折る。
思わず内股になる海風の表情は、今にも火を吹き出しそうなほど真っ赤だった。
普段の落ち着いた姿はどこにもなく、ただ羞恥に身もだえする可愛らしい少女でしかない。
それもそのはず、あろうことか東は海風の太ももの間に顔をうずめているのだ。

あえてどちらも口にはしていないが、海風の下着ははっきりと見えてしまっているだろう。
しかし見えることも見られることも互いにわかっていて、意識しない方が無理である。
細くもちょうどよい肉付きの海風の太ももに東が触れるか。
あるいは太ももどころか下着に東が触れてしまうか。
どちらにしろ海風からすれば経験したことのない状況であり、堪えがたい羞恥に襲われていた。
しばらく東の頭を押さえていた海風が、羞恥に耐え切れずに口を開く。

「せめて入渠だけさせていただけませんか? 遠征帰りで汗かいてるんです」
「それでほのかにスカートの中が温かいのか。むしろそれがいいとすら感じてしまう」
「もういやです〜! やっぱり変態さんじゃないですか」
「……それを確かめるために手伝ってもらってるんだ」

不意に我に返った東は、体を起こして海風を見上げた。
改めて目が合うとお互いに気恥ずかしくなったのか、ごまかすように視線を逸らす。

事の始まりは東が青葉に襲われた際、脚フェチに目覚めてしまったのではないかと言う疑心である。
慰安夫として様々な権限を新たに与えられた東だが、おかしな性癖に目覚めたくはなかった。
浦風、青葉、大和とそれぞれの艦娘との関係は、どちらかというと東は襲われた側である。
しかしその一方で“よかった”と思わないわけではなく、肯定したくはなかった。
そのため海風に確認を取ってもらいたいといったのが始まりで、事ここに至る。

354鎮守府慰安労働 小ネタ:2015/12/17(木) 02:16:42 ID:mOdTVJrk
続けたいけど続くかどうかわからない
そもそも海風が未着任だから性格があってるかもわからないので、キャラずれてたらごめんなさい
というわけで話が続いたらまた書きに来ます、それでは

355名無しの紳士提督:2015/12/17(木) 07:13:43 ID:pHMjo1po
乙です。

薄い本では夕雲が提督の浮気相手として登場するものを見かけるな。

356名無しの紳士提督:2015/12/17(木) 12:17:39 ID:8HkoVcPM
>>350
酒ラッパ飲みして自分も脱ぎ出そうとするんですね。解ります。
面白がって清霜と朝霜も脱ぎ出そうとして、霞に総員床正座でお説教食らう所まで解ります。

357名無しの紳士提督:2015/12/17(木) 18:36:11 ID:pHMjo1po
神通さんは姉に振り回されたり、妹につき合ったり、提督補佐したりと苦労多いのに、なぜか悪酔いしなさそう。同じ苦労人艦娘なのに大淀とどこでイメージが分岐したのやら。

358名無しの紳士提督:2015/12/18(金) 10:10:28 ID:PLatLWRA
神通さんは苦労こそ多いけど、大本営直属で日々大本営のゲスな上層部にへつらい、他の鎮守府の大淀と日々しのぎを削ってる大淀と違って、自分を振り回したり苦労させるのはもっぱら提督や姉妹艦だから

川内「やーせーんー!!!」

神通「姉さん、明日は早いですから早く寝ましょう」

川内「えー!夜はまだ始まったばかりなのに!」

神通「早く寝ましょう」ニッコリ

川内「……」スゴスゴ

とか

提督「…」ダラダラ

神通「そんな深刻な顔をして、どうなさったんですか?」

提督「数時間かかった鎮守府の資源量の計算間違いに気づいたんだ」

神通「すぐに計算しなおすしかありませんね」

とか

提督「いや、計算はし直したんだ。…そしたら結果が最初の数字とも間違った数字とも違う答えになっちゃったんだが」

神通「また数時間は計算し直すしかありませんね」

提督「やっぱり?」

とか

神通「司令官、あんまり仕事中にお触りすると、ぶっ飛ばしますよ♩」

提督「(キャラが変わってる!)」

みたいに日頃から不満を溜め込まずにすむからじゃないかな?

359名無しの紳士提督:2015/12/19(土) 10:29:42 ID:9wYFwJXE
なるほどね。だから神通さんはお酒飲んでも体が火照ったり、赤みがさして艶っぽくなる以外はたいした変化が起きないんだな。

360名無しの紳士提督:2015/12/19(土) 11:54:08 ID:UYuJqhb2
んな事しなくとも元から身体が熱くなっちゃう女性ですから

361名無しの紳士提督:2015/12/19(土) 17:58:21 ID:9wYFwJXE
>>356 でも酔って気がおっきくなってるから、お二人に逆襲されて霞も飲まされちゃうかもしれない。でも霞って酔ったらどうなるんだろ?

362名無しの紳士提督:2015/12/20(日) 09:56:31 ID:sCbztQWo
例の下着の影響でもう夏服時雨を見返しても下着姿でほっつき歩いてるようにしか見えん。チュチュ◯ンナめ、許さん。

363名無しの紳士提督:2015/12/20(日) 22:14:55 ID:R58kJKN.
春雨、時雨、海風はむっつりだよね

364名無しの紳士提督:2015/12/20(日) 23:25:42 ID:HvEvXuU2
時雨の黒い下着の破壊力よ

365名無しの紳士提督:2015/12/21(月) 00:18:42 ID:kdY36iWo
白露型でちょっとしたギャンブルができそう。あのあられもない格好でほっつき歩いてる白露型の娘は下着姿か、それとも水着姿か?みたいな

366名無しの紳士提督:2015/12/21(月) 20:21:54 ID:kdY36iWo
周囲のイメージに反して、隼鷹は飲み慣れてるおかげもあって、お酒に飲まれてやらかすとか記憶飛ぶとかは意外とない。実はお酒に振り回されるのは飛鷹のほう。提督に絡んで、歌って、脱いで、脱がせての大暴れ。そして翌朝、気がついたら干からびた提督と一緒に全裸で布団の中にいました。…シチュにしては強引すぎだろうか?

367名無しの紳士提督:2015/12/21(月) 23:56:50 ID:kdY36iWo


赤城さんは普段は弓道着とかゆるふわ戦闘マシンとかボーキサイトイーターとかのせいでお色気とかとは遠いけれど、ふとした時に女性としての魅力を感じるタイプ。

368名無しの紳士提督:2015/12/22(火) 14:33:01 ID:2UCavzi6
足柄さんは彼氏に迫るまでは狼だけどベッドの中では猫みたいになるって大淀が

369名無しの紳士提督:2015/12/22(火) 22:39:28 ID:QwxU8QaA
見てたのか、大淀(このあと大淀と足柄の鬼ごっこ勃発)

370名無しの紳士提督:2015/12/22(火) 23:41:49 ID:SLlvK05M
大淀「あらまあ」

371名無しの紳士提督:2015/12/23(水) 13:13:56 ID:oq8NNU4o
なっちーはお酒入るとなぜか服が破ける。足柄姉さんはお酒入ると改二になる。

372名無しの紳士提督:2015/12/23(水) 19:03:11 ID:oq8NNU4o
>>341 黒サンタはドイツの伝承では、クリスマスの夜に悪い子のところにやってきて、いろいろとおぞましいものプレゼントしたり、袋で殴ったり、袋に詰めて拉致したりしたらしいな。 …でも艦娘が扮した黒サンタなら良いかもしれん

373名無しの紳士提督:2015/12/23(水) 19:17:32 ID:T202DLSI
萩風「〜〜♪」
天龍「おいおいおい、なんだあのほっそいバイブwww」
足柄「アレじゃ相手も満足しないでしょうに」
大淀「ほぅ……尿道用バイブですか」
天龍「?」
大淀「大したものですね」
大淀「陰核の根本への刺激は快感が極めて強いらしく
    専用の尿道バイブやブジーをオーダーメイドする艦娘もいるくらいです」
天龍「なんでもいいけどよぉ」
足柄「相手は男勝りで有名な嵐ちゃんよ?」
大淀「それに特大サイズのバイブとアナルビーズ」
大淀「共に即効性のアダルトグッズです。しかも二プルキャップに電極も加えて刺激のバランスも良い」
大淀「それにしても相手はヴァージンだというのにあれだけの道具を揃えるとは……」
大淀「超人的な性欲という他はありませんね」
 嵐「死ぬわ 俺」


すみませんでした

374名無しの紳士提督:2015/12/23(水) 19:24:36 ID:T202DLSI
しかも百合スレあったのか すみません↑は百合注意で!!

375名無しの紳士提督:2015/12/23(水) 21:49:20 ID:hgoc288Y
>>374
GJ
前置きで注書き添えればOKって方針になってはいたはずですが
まぁ百合スレの方が喜ばれるでしょうね

376名無しの紳士提督:2015/12/23(水) 22:29:06 ID:oq8NNU4o
>>365 そんな賭けが成立するほど白露型は痴女じゃねえだろw
ていうかこれは間違いなく白露型にセクハラした提督(もしくはながもん)の言い訳だな。

377名無しの紳士提督:2015/12/24(木) 00:21:32 ID:4T8VjVwM
このイラスト見て、霞はそれなりに育ちが良くて、有能なお嬢様みたいにも見えることに気づいた。

ttp://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=53924252

378名無しの紳士提督:2015/12/24(木) 09:50:29 ID:4T8VjVwM
>>372 日頃つっついてくる提督を袋に詰めて拉致した上で、じっくりと日頃の悪戯の報復(無論性的な意味で)をみたいな感じだろか?

379名無しの紳士提督:2015/12/25(金) 00:01:33 ID:/XfAu81E
最近ネットで紹介されてる鹿島本の影響でポンコツ寄りな鹿島も良いと思えてきた今日この頃。

380名無しの紳士提督:2015/12/25(金) 22:17:00 ID:F.hV5l7U
どうも、いつも鳥海のSSを書いている者です
今日はクリスマスなので二つ投下します
一つ目は別世界観での鳥海の話です
今まで投稿した鳥海のお話とは内容が違います
独自設定も満載です
NGは『ここにいる理由』でお願いします

381ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:17:39 ID:F.hV5l7U
12月25日はクリスマスである。
家族で過ごす日という認識もあるが、
日本では恋人同士で過ごす日という認識が強い。
ほとんどの独身者はクリスマスを一人で過ごしているだろう。
まあよくて友達や同僚と過ごすか。
俺はというと部下と二人きりで過ごしていた。
いや、そういう言い方は少し違うかもしれない。
俺達は深海棲艦との戦いの後始末をしていた。
数年前の8月15日、深海棲艦という謎の存在が突如現れ、世界を恐怖に陥れた。
それを完全に討ち滅ぼしたのはクリスマスから17日前の12月8日の事である。
それは74年前、日本が世界を巻き込んで一度破滅へと向かいはじめた日であった。
そして今、破滅へと向かっていた世界を日本が救った日でもあった。

「……さん……司令官さん……」
「ん…」
「起きましたか、司令官さん?」
「あぁ………はっ!?」
「大丈夫ですか司令官さん」
「すまない、寝てしまったよ」

鳥海という秘書的な存在の声に俺は目を覚ました。
眼鏡をかけた彼女は秘書というイメージがぴったりだろう。
服装が全然秘書っぽくない事は忘れよう。

「仕方ありませんよ。ずっとお仕事していたんですから。
 最近もあまり寝てないのでしょう?」
「夜遅くまでやっていたからな」
「司令官さん…いつもお疲れ様です…」
「ありがとな鳥海」

戦いの後始末に追われていた俺を鳥海が労ってくれた。

「ふぅ…………ったく…もう終わるだろうと思っていたのに、
 まさかミスがあったなんてな……
 もう鳥海一人で十分と判断したのはミス判明前だけど、
 慢心せずに他のみんなにも手伝ってもらえばよかったかもしれん」
「ごめんなさい、私の力が及ばず……」
「君のせいじゃないさ。それよりも仕事の続きを…」
「大丈夫です、もう終わってました」
「終わってた……ああ、私の分は終わらせて気が抜けて寝てしまったか。
 本当は君の手伝いをするべきだったのに…すまない…」
「気にしないでください、司令官さんはお疲れだったんでしょう?
 私が司令官さんに迷惑をかけるわけにはいきませんから……」
「本当にありがとう、鳥海……まあ仕事が完全に終わっても寝るしかなかっただろう。
 そもそもクリスマスに仕事があろうがなかろうが俺にはほぼ関係なかったし」

382ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:18:26 ID:F.hV5l7U
そう。独り身の俺にはクリスマスなんて関係ない。
寂しいかもしれないけど、殊更ひがむ気もない。

「あの……司令官さんはもし今日仕事が早く終わっていたらどうしていましたか?」
「どうしていたかな……深海棲艦との戦いに全力を尽くしていたから恋人なんていないし……
 むしろ仕事があって君が手伝ってくれたのが皮肉にも異性と過ごせたという事に繋がったな」
「異性と……」
「あ……」

しまった。つい口が滑ってしまった……

「鳥海、その…それは……」
「……あの………司令官さん。もし仕事がミスがなく終わったら……
 これからの時間も一緒にいてよろしいでしょうか?」
「え……?」

女性からクリスマスを一緒に過ごそうと言われたのは
30年近く生きてきて初めての事だった。
恋人同士という関係にあったわけではなかったのだが、
俺には恋人なんていないし、鳥海にも恋人はいない(はず)。

「……ああ、いいぞ」
「ありがとうございます」

俺は鳥海の誘いを受け入れ、その返事を聞いた鳥海の顔は嬉しそうだった。
その鳥海の顔を見た俺は遠い過去に抱いたある想いを心の中に蘇らせていた…………

383ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:18:58 ID:F.hV5l7U
「なあ鳥海、お前、どういうつもりだ……」
「どういうつもりって……夜戦、ですよ」

あの後仕事は何のミスもなく完全に終わった。
俺は鳥海を自分の部屋に誘ってみて、了承したので連れて行った。
そして一緒にケーキを食べたりして過ごしていたが、
鳥海がベッドに腰掛けて服をはだけさせながら、
少し恥ずかしそうに俺を誘うような行動をしてきた。

「クリスマスに男女が二人きりでいてすることといえば、こういうことじゃないのですか?」
「確かにそうかもしれないけど……でも…」
「私はかつて司令官さんに命を救われました。だから夜戦で少しでもお返しできれば……」
「助けられたって…だけど君は深海棲艦との戦いで俺の期待に応えてくれたじゃないか」
「そうですけど…でも、あの時司令官さんを不安にさせちゃいましたから……
 大破しながらも出撃しようとした私を『俺はもう大切な人を失いたくない』
 って言って引き止めようとしてくれていましたから」
「あ…ああ……」

確かにあの時の俺は大切に想っていた人を何もしなかった為に『また』失う事を恐れていた。

「だから司令官さんも私のことが好きなんだなって思ったんです。司令官さん、そうでしょ?」
「ああ………確かに俺は君の事が好きだ………」
「よかった……」

鳥海の表情は安堵の表情だった。少し暗さも感じたが……

「だったらしましょうよ。しない理由なんてないでしょう」
「だけど…」
「もしかして自信がないのですか?」
「自信がない…確かにそうかもしれない。君を苦しめてしまわないかって思ってしまってな。
 俺は女性とそういった事なんてした事ないからわからなくて……」
「司令官さん、経験なかったのですか!?」

鳥海が凄く驚いた表情をしながら声をあげる。

「ないさ。意外に思うかもしれないけどな」
「本当に意外です。司令官さんは結構スケベなところがありましたし」

俺が割とスケベな事は大抵の艦娘は知っている事だ。
同僚の若い提督達と猥談していたのを青葉に聞かれていて、
そこから艦娘達にも知れ渡ったからな。
幸いな事に日頃真面目に仕事をしていた為か、
艦娘達からは呆れられる事はあれど幻滅される事はなかった。
特に鳥海がこんな俺を軽蔑しなかった事は素直に嬉しかった。

384ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:19:28 ID:F.hV5l7U
「確かに経験はないがそれくらいで怖じけづいたりはしないさ。
 それくらいで君とするのを諦めたりはしない」
「じゃあ私としてくれないのは私が人間じゃないからですか……?」

人間じゃない…………
そう、鳥海は人間ではない。艦娘という存在である。
艦娘…………それはかつての世界大戦を戦った軍艦が悠久の時を越えて蘇った存在である。
なぜ人間の女の姿になったのか、それはわからない。
だが、なぜこの時代に蘇ったのか……それは深海棲艦という存在を討ち滅ぼす為と言えるだろう。
深海棲艦は艦娘が現れる少し前に突如現れた存在である。
深海棲艦は艦娘とは違い、人間の姿だけではなく、不気味な化け物の姿をしたものもあった。
その力は恐ろしいものだった。破壊力こそ70年前の兵器レベルであったが、
軍艦とは違い人間とほとんど変わらぬ大きさでそれ程の破壊力を持つ存在は脅威であった。
だが深海棲艦の一番恐ろしいところは我々のあらゆる攻撃が通用しない事だった。
破壊力で勝る近代兵器も精々相手を吹き飛ばしたり足止めをしたりするのが精一杯で、
深海棲艦に傷を付ける事は不可能であった。
そして人類は制海権も制空権も失い、
生まれ育った大地すらも深海棲艦によって破壊されていった。
そんな絶望の中、艦娘は現れた。
彼女達は70年前の艦船の生まれ変わりを自称していた。
人間達も最初は彼女達の事を信じられなかったが、
人類に対して敵意を持つ者はなく、
70年前の戦争を生きた人間達の証言等も彼女達の語った事と同じ部分があった為、
彼女達に対し訝しがれど悪意を持つ者はいなかった。
もっとも、それは深海棲艦を唯一討ち滅ぼせる存在である事が一番の理由かもしれない。
深海棲艦を討ち滅ぼし続ける彼女達を見てそんな事言ってる暇なんてないと思うだろう。
かくして、艦娘と人類の連携によって深海棲艦は完全に滅びた。
だが深海棲艦が滅びた事により艦娘達はその存在理由を失ってしまったかもしれない。
そして深海棲艦と戦う為に現れた艦娘は、
深海棲艦滅亡と共にこの世界から消えるのではないか……
確かな答えこそなかったが、そう考える人間も艦娘もたくさんいたのだった…………

「それも違う………とは言い切れないかもしれない。
 心のどこかでそう思っているかもしれないから。
 けどそれも違う。俺が君の誘いに応えられないのも…
 …俺が君を愛していいのかと不安になってしまうのも…」
「不安?どういう意味ですか?
 別に誰かが誰かを愛することは、
 迷惑さえかけなければいいんじゃないんですか?」
「…………」

口が滑った…かもしれないけど、喋らなかったところで複雑な想いを抱いたまま生きていき、
いずれすれ違いの元になってしまい、悲しい事になるだろう。だから俺は覚悟を決めた。

385ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:20:00 ID:F.hV5l7U
「……聞いてくれないか……」
「え…………はい……」

鳥海の顔が真剣な顔になった。俺は言葉を続けた。

「俺が君を好きになった理由……
 それは俺が昔好きだった人と君がとても似ているからなのかもしれない……」
「…………」
「……その子は俺が物心ついた時から……好きだった幼馴染の女の子だった…………」

俺は思い出したくない……楽しかったからこそ、今思い出す事が辛い事を思い出しながら続けた。

「ずっと一緒で……それが当たり前だった……
 俺は馬鹿で…あの子に色々としてしまったけど……それでも時間が経てば仲直りしていた……
 俺は…それに甘えていたんだろうな……変わらない日常………
 ある時もちょっとした軽口を言った。
 怒っていたけど、また仲直りできるって思って謝らなかった。
 だけど………それが繋がっていた絆を断ち斬ってしまったんだ。
 卒業式の時も仲直りする事なく喧嘩別れしてしまった。
 住んでる所が一緒だからまたいつか会えるだろうって思っていた。
 でも……二度と会う事はなかった…………」
「…………」

鳥海の顔が少し驚きと悲しみ混じりになった。

「俺は後悔したよ…………どうしてあの時すぐに謝らなかったのか……
 なぜ人の気持ちがわからなかったのか……やりたかった事がたくさんあったし……
 ずっと一緒に生きてきた彼女と…もっと色んな事をしたかった……けど、もう……」

「…………」

鳥海は何とも言えない複雑な表情をしていた。

「…………すまない、こんな事を言って…でも君の姿は本当に初恋の子に似ていて、
 俺が君を好きになったのもそのせいなんじゃないかって思えて、
 君と一緒にいるのは俺が初恋の女の子と出来なかった事を
 君を代わりにして行う自己満足なんじゃないかって……
 だから俺には君を愛する資格なんてないかもしれない……
 君をかつて好きだった人の代わりに愛してるかもしれないって知られたら、
 愛想尽かされるんじゃないか……
 あの戦いが終わってからそう考えてしまうようになったんだ……」
「…………そうやって勝手に思い込んで諦める。それが自己満足なんじゃないんですか……」
「な…」

鳥海の口から出た言葉はあまりにも意外な言葉だった。

386ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:20:31 ID:F.hV5l7U
「だってあなたの言っていることは、あなた自身のことしか考えてないんじゃないでしょうか。
 自分で勝手に怖がって、私の気持ちとか、全然考えてるようには思えませんから……」
「…………」

そう言われればそうなのかもしれない。俺は何も言い返せなかった。
俺は昔から自分の中でばかり考えてしまい、
相手を自分に都合よいように善く解釈したり悪く解釈したりしていた。
相手の気持ちがわからなかったし、面と向かって聞くのが怖かった。
自分の気持ちを相手に知られて、そのせいで相手との関係が壊れてしまう事を恐れ、
そのせいで相手に誤解されてしまい関係が壊れてしまった事もあった。
その反省のつもりで今は正直に言ったがそのせいで駄目に……
いや、諦めるかよ。鳥海は俺の事を好きだと言ってくれた。
なら、俺が鳥海に諭されて間違いに気付いたと言おう。そう思って…

「……でも私も自分勝手なのかもしれませんね」
「は?」

鳥海に謝ろうとしたら意外な事を言われたのだった。

「艦娘がこの世界に生まれたのは深海棲艦を倒すためかもしれない。
 だから深海棲艦を倒してしまった今、
 役割を失った艦娘はじきに消えてしまうのではないかと思って……
 だから私は司令官さんの大切な人という役割を得てこの世界から消えてしまわないようにした。
 そう、私だって自分の勝手な都合で異性を利用しようとして……
 こんな酷いことしようとした私なんて……」

鳥海は己を責めていた。まるでかつての俺みたいに……
確かに酷いかもしれない。けど俺には一つ気になる事があった。

387ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:21:05 ID:F.hV5l7U
「鳥海、俺を利用してまでこの世界に残ろうとした理由は何なんだ?」
「理由…ですか……あなたに助けられた恩返しがしたかったからです。
 私は数十年前に艦としての生涯を終え、
 そして長い眠りの後に艦娘としてこの体でこの世界に再び生まれました。
 どうやって、何故艦だった私たちが艦娘という存在として蘇ったのかは私や他の艦娘……
 そして人間たちの誰もわからない。
 だけど私は蘇ってすぐ、何故生まれ変わったのかという疑問を深く抱く時間もなく、
 深海棲艦という存在を見てそれが敵だと本能的に思って戦いました」

鳥海の話を聞けば艦娘は深海棲艦と戦う為にこの世界に蘇ったと考えるのも不思議ではないだろう。

「そう、あの時の君はこの世界に蘇ったばかりって言ってたな。
 なんにせよあの時君が俺を助けてくれなかったら今俺はここにいなかったよ」

俺はかつて海で深海棲艦と直接戦っていた。志願したわけではなく徴兵的な形で戦士にされたのだ。
鍛えた戦士達は深海棲艦との戦いで海に散っていったり、
生き延びても再起不能だったり長い入院生活をするハメになったりしていた。
そんなわけで戦力はどんどん減っていき、戦いの素人さえも戦場に送られていった。
しかし戦える力のある者達ですらまともに戦えないのに、
付け焼き刃で素人同然な人間が戦える道理ではなかった。
技術的な進歩こそあれど深海棲艦撃破という事だけはどうしても不可能だった。
俺も深海棲艦と戦ったが駄目だった。周りの艦が次々と沈んでいく中、
俺の乗っていた艦も被弾してついに死を覚悟した。
だがその時だった。俺の艦を狙っていた深海棲艦が突如吹き飛んだ。
鳥海が砲撃したからだ。それが俺と鳥海の出会いだった。
普通は人が海に浮いていれば驚くだろう。
だが俺には鳥海が女神に見えた。深海棲艦を撃破したというのもある。
彼女によって深海棲艦は撃破された。彼女は俺の乗っていた艦に招かれた。
彼女を間近で見た時俺は一緒驚いた。俺がずっと想いを抱いていた少女と似た雰囲気だったからだ。
髪の長さや胸の大きさこそ違っていたが、
俺が小さかった頃に抱いていた想いと似たような想いが芽生えていた。

「だけど、私が敵を全て倒したと思い込んで確認を怠ったために
 隠れていた敵の私への攻撃からあなたが私をかばって大怪我をして…」
「気にするな。今生きてるからそれでいい。
 それにあの時君をかばわなかったら君も俺もみんな死んでいたさ」

388ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:21:40 ID:F.hV5l7U
あの時の俺は他人を助けたというよりも半ば死に急いでいたという感じがした。
もちろん死にたいと思ってやったわけではない。
今まで人の役に立てた記憶がなかったから、
死ぬとしてもそれが他人の為になるなら、って感じだった。
実際鳥海を助けた理由も好きだった人に似てたからではなく、
深海棲艦を倒した彼女が無事なら彼女が深海棲艦を倒し、
生き残っていた者達や、世界を助けられるかもしれない、
だから自分が犠牲になる事になっても構わないと思ったからだ。
鳥海を庇って深手を負う事になった俺は、
鳥海が深海棲艦の生き残りを撃破したのを見てそう思って意識を手放した。
まあ幸いにも命に別状はなかったらしく俺は何とか生き延びた。
しばらく安静にしていれば動けはする状態だったからまた戦場に送られるのだろうと思っていたが、
俺達が鳥海と出会った前後に各地で他の艦娘と邂逅したとの報告が多数あり、
その艦娘達が集まって艦隊を結成し、人間ではなく艦娘が戦いの主役になった。
艦娘の運用は人間達の艦隊の運用とは勝手が違う為、
指揮経験を持った者と素人との差がほとんどない状況だった。
俺は他の者達と共に艦娘の指揮方法を模索しつつ猛勉強した。
結果、俺は艦娘を指揮する『提督』になった。
そして俺は艦娘や世界中の人々の命を預かる者の一人として深海棲艦と戦ったのだった。

「だからさ、あの時は互いに助け合っていた形だから、俺だけが君を助けたなんて…」
「……深海棲艦との最後の戦いの日、私は命を落としかけました」
「え?ああ……」

いきなりの言葉に俺は思わず驚いた。

389ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:22:25 ID:F.hV5l7U
「あの深海棲艦が鎮守府を攻めようと迫っていた日、
 私は傷付き疲れ果てていて、艤装もほとんど破壊されていました。
 それでも……傷付いた艦娘達の中では私が唯一戦える力を持っていました。
 だから無傷だった他の艦娘達と共に深海棲艦を迎えうったのです。
 司令官さんの引き止めも無視して……」
「そうだ。君が傷付いた体で出撃して、もし何かがあったらと思ったらつい……」
「そして私は奮戦したもののあと一歩というところで沈んでしまった……」
「あの時は本当にもう終わりだと思ったよ……」
「私もそう思いました。
 でも…………薄れゆく意識の中、私の脳裏に様々なものが浮かんできたのです。
 司令官さんの姿……それも司令官さんの小さかった頃の姿が。
 そして司令官さんがたくさんの人達と楽しく遊んでいた思い出が……
 その中で一際大きく鮮やかに輝いていた、私に似た少女の笑顔……………………」
「…………」
「その時…出撃前に司令官さんから言われた言葉が頭に響きました」
「……確か………『大切な人をもう二度と失いたくない』って、あの時君に言ったんだったな……」
「ええ。その言葉と…私の脳裏に浮かんだ、私に似た少女の姿…その二つが結び付き……
 どんな事情だったのかわからないけど、
 あなたは昔好きだった人と一緒になれなくて、その事が心残りとなっていて、
 もし私まであなたと永遠に別れてしまう事になってしまったら…………
 そう思うととても悲しい気分になり、ある思いが芽生えました。
 この人を支えたい……悲しませたくない………もう独りにしたくない…………」

落ち着きながら喋っていた鳥海だったが、その声に徐々に感情的になっていった。

「そう思っていたら…私の傷付いた身体が癒され、壊れた艤装も蘇りました。
 そして、改二になれなかった私が、ほんのひと時とはいえ改二になれた……
 もしかしたら、あなたへの想いが、きっと奇跡を起こしたのかもしれません」
「……確かにあの時の事は本当に奇跡だったのかもしれないな」
「私も驚きました。あんなことが起こったことに……
 でもあなたへの想いが私を再び蘇らせ、深海棲艦を打ち倒させてくれた。
 そして深海棲艦との戦いを終わらせてくれた……
 そう、あなたが私を…いえ、世界中の人々を救ったんです」

世界中の人々を救ったのはあくまで結果論だ。
鳥海があのまま沈んでいても、他の艦娘が深海棲艦を倒していただろう。
だけど鳥海を救った事……それは間違いなく俺が救ったと言えるのかもしれない。

「だから私は救いたい。私を、世界を救ってくれたあなたの心を……
 あなたの心の中にいる大切な人……その人と出来なかったこと、やり残したこと……
 その未練のすべてを私が受け止め、再び立ち上がらせてあげたい。
 人ならざるものだった私が人の……女性の身体を持ってこの時代に蘇った。
 それも、あなたの心の中にいる大切な人の面影を持つ少女として……
 それが私に与えられたもう一つの運命なのかもしれません」

390ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:23:16 ID:F.hV5l7U
運命…か。重巡洋艦鳥海の進水日は俺に命を与えてくれた人の一人がこの世に生まれた日…
重巡洋艦鳥海の戦没日は俺に命を与えてくれた人の一人に命を与えてくれた人がこの世を去った日……
偶然かもしれないけど、数々の偶然は重なると運命となるのかもしれない。
理屈になってないかもしれないけど……鳥海は俺の大切な人の全てだと、そう言える気がした。

「深海棲艦を討ち倒す艦娘としての運命、そして……
 あなたの悲しみを癒す者として……だから…………」

俺を見つめる鳥海の瞳はまるで全てを貫く蠍の心臓のアンタレスのように紅く輝いていた。
彼女が俺を想う気持ちは間違いのないものだろう。
たとえ自分が誰かの代わりとしてしか見られなくとも、
抱いた想いを最後まで貫き通すだろう。
そこまで覚悟を決めた彼女を俺が拒むなんてできやしなかった。

「…………ありがとう……鳥海…………そこまで俺を想ってくれて……」
「司令官…さん……」
「君が俺を想っているから消えたくないと思う気持ちと同じくらい
 俺も君に消えてほしくないと思っている。
 俺は君と一緒に生きていきたい、君と幸せになりたい。
 君と一緒にいつまでいられるのかはわからない…
 けど!俺はもう後悔なんてしたくない!何もやり残したくない!だから…」
「ありがとう…好きです……ん!」
「ッ!?」

言葉を紡ごうとしたが言葉で遮られ、紡ぎ直そうとしたら唇を閉じられた。
だがそれは拒絶の意味ではなかった。
目の前に彼女の顔があった。彼女は自らの唇で俺の唇を塞いでいたのだ。
柔らかくて、温かくて、きっと人間のそれと本当に変わらないような…………
俺のドキドキは止まることなくどんどん加速していった。
これからの事に期待するかのように…………

391ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:24:29 ID:F.hV5l7U
「もう……準備は出来ています…いつでも…いい…です……」
鳥海は俺が少しでも早くできるようにしようとしたのか自分で自分を高めていっていた。
確かに俺には経験がないが…いや、何も言うまい。
俺は鳥海が指で開いた秘部を詳しく見る為に顔を近付けた。

「…おかしく…ない…ですか………」

鳥海は少し震えた声で聞いてきた。
経験のない俺には正しいのかどうかはわからなかったが、
本等で見たものとそれほどの違いは見られなかった。
俺が言うのもあれだが、経験のない処女のそれっぽかった。

「多分……な……」
「そう………」
「鳥海………挿れるぞ…………」
「…………」

鳥海は軽く頷くと眼を閉じ、力を抜いて受け入れようとしている風に見えた。
俺は熱く、硬くなっていたちんちんを手で添えながら
鈴口を鳥海の膣口にキスさせるように当て、入れようとした。
しかし入らなかった。ちんちんの先端は鳥海の大切な場所の入口、
そこを護る清らかなるヴェールに阻まれた。
その瞬間、とてつもない射精感が俺の股間に込み上げてきた。
今までの自慰での経験上それがもはや止められない事はわかっていた。
俺は外で出すわけにはいかないと思いっきり鳥海の膣内に突き入れた。

プチッ!

「くぁっ!?」

全力で突き入れたからなのか、高い音をたてて処女膜が敗れたような音がした。
俺はほぼ一瞬で鳥海に根本まで飲み込まれる形で最奥まで辿り着いた。
膣内の感覚は人生の中で今までに感じた事がないくらい温かくて気持ちのいいものだった。
だがそれを感じでいる暇はなかった。鳥海の膣が更にきつく締め付けてきたのだ。
異物挿入に備えて身体が阻止しようと勝手に反応したのかもしれないが、
俺の突き入れがあまりにも速く、逆に入ってきたものを離すまいとした形になっていた。
もはや射精寸前だったとはいえ、
それによってもたらされた気持ちよさは俺の射精を更に早めたのだった。

392ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:26:24 ID:F.hV5l7U
びゅるん

それは解き放たれた。
期せずして一ヶ月ほど溜め込んでいたからか、
自分でもかなりの粘度を感じた。

びゅるっ…びゅるっ…びゅるっ…

凄く…気持ち良かった。尿道を駆け抜ける快楽と、
ちんちんが粘膜を押し広げるように膨らむ時に感じる快楽が……

びゅるっ…びゅるっ…びゅるん…

粘膜と粘膜が触れ合っている感触がこれほど気持ちの良いものとは思わなかった。
気持ちいいだろうとは思っていたけど、それは射精の時の律動くらいに思っていた。

びゅるん…びゅるん…びゅる…
まだ出てる……まるで俺がずっと吐き出さずに内に押し止めていた想い、
それを全て吐き出すかのように……
だけど、その想いは鳥海への想いではない。
鳥海に似た、かつて俺の心の中にいた大切な人への想い…
それを鳥海への想いに乗せて解き放っているのかもしれない。

びゅる…びゅる…びゅる…びゅる…

ここまで…ここまで溜め込んでいたのか……それを鳥海は受け止めてくれていてくれる…
それが、本来自分へ向けられなかったかもしれないものだとしても……

びゅる……びゅる………びゅ…………びゅ…………

俺は快楽に酔いしれながらも様々な事を考えていた。

びゅ………………びゅ……………………

やっと射精が終わった。思えば自分だけ気持ち良く………鳥海は!?
ほとんど自分の世界にいた俺は鳥海の心配なんてしてなかった。
俺は鳥海の顔に目をやった。鳥海の顔は少し虚ろだった。

393ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:26:55 ID:F.hV5l7U
「鳥海……」

俺は言葉に力が入らないながらも思わず呼び掛けた。
すると鳥海はこちらに反応して俺の顔を見た。

「………終わった……の…………?」
「…………」

俺は鳥海の問い掛けに隠す事なく正直にただ頷くだけだった。
俺だけ勝手に気持ち良くなったんだ。
文句言われたり責められたりしても仕方ないだろう。
しかし鳥海は俺に対して笑顔で答えた。
痛みを耐えるかのような感じではあったが、確かに笑顔だった。

「ありがとう…………」

俺も少し笑顔になりながらもそう言って感謝の気持ちを表し、
そしてそのまま意識を手放した…………

394ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:27:26 ID:F.hV5l7U
俺は目が覚めた。覚めたとはいっても瞼はまだ閉じていた。目が覚めたのは重さを感じていたからだ。
俺は目を開いた。そこには鳥海が俺の目の前にいた。俺は仰向けのまま、鳥海に乗られていたのだ。

「ふふっ、起きましたか」
「鳥……か……………うおっ!?」

意識がはっきりしつつある中、鳥海が裸であり、俺も裸であり、
二人のあそこが結合していて、少し赤く汚れているのに気付いた時、
俺の意識は完全にはっきりとした。

「あ、そ、その……き、昨日はすまない!」

俺は昨日の事について謝った。

「初めてだったのでしょう?仕方ありませんよ」
「そ、そうじゃなくて…いや、それもそうだけど、
 自分だけ勝手に気持ち良くなったあげく寝てしまって……」

俺は本当にすまない気持ちだった。

「最近お仕事ばかりでまともに眠っていなかったんでしょう。仕方ありませんよ」
「けど…」
「それに、あなたの寝顔、とっても安心しきった感じで、穏やかな顔でした。
 少し前に仮眠していた時は、穏やかでなくて、
 険しい顔をしていましたから…心配してましたよ……」
「そうか…心配かけてごめんな」
「でももう大丈夫みたいですね。何だか昨日までと比べて元気な気がしますし、
 それに………こっちもとっても元気です…………」
「ん………」

鳥海が結合部の方に目をやった。俺は勃起していた。

「あ……これは、だな…男特有の…」
「わかってます。でも昨日はすぐに終わっちゃいましたし、だからもっと楽しみましょう。
 あなただってもっと気持ち良くなりたいでしょうし。
 ふふっ、大丈夫ですよ。昨日からずっと私の中にあなたがいましたから。
 だから激しく動いたりしても……ね」
「……鳥海がそう言うのなら!」

俺は鳥海が下になるように体勢を変え、早速腰を動かした。
激しく、と所望していたがさすがに最初からそうするのはどちらにもつらいと思い、
まずはゆっくりと動いた。

395ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:28:13 ID:F.hV5l7U
「うぅ……ん……」
「鳥海…」
「大丈夫…あまり痛くない…です…」

鳥海はそう言ったが少しだけ苦悶に満ちた表情だった。俺はスピードを落とした。
鳥海の顔から苦しみが少し消えた気がしてそのまま続けた。
しばらくして滑りがよくなってきた気がしたのでまた少しずつペースを上げた。

じゅぷ……じゅぷ……

膣内が濡れてきたのか水音も立ってきた。
その音が俺を更に興奮させ、腰の動きを早める。
俺は求めた。まるで心に残る思い出を作ろうとするかのように。
艦娘はいつ消えるのかはわからない。
明日どころか下手したら次の一瞬にも消えてしまうかもしれない。
しかしもしかしたら考えが間違っていて、艦娘は消えたりしないかもしれない。
どちらにしろ根拠なんてものは何もない。
楽しい思い出があれば後で苦しくなった時に余計につらくなる。
だけど、何もしなければ、何もしなかった事を後悔するだろう。
どちらにしろ後悔するのならやるだけやる。
俺は心の中の欲のままに動き続けた。そしてその時はまたやってきた。

「鳥海っ…もう…出る…」
「っ…ええ…来てください………全て受け止め…」

396ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:29:14 ID:F.hV5l7U
ドクン!

鳥海の言葉が終わらない内に射精してしまった。

びゅーっ、びゅーっ

一晩経ったとはいえ二回目の射精。最初の時よりも勢いがある気がした。

「くぅ…ん……うぅ……」
「ぁ…ぁぁ……ぁ……」

俺は我慢なんてしなかった。ただただ奥に腰を押し付けていた。
少しでも『今ここにいる』鳥海に子種を植え付けるかのように……
艦娘が人間の精子で受精し、着床して、子を成せるのかどうかはわからない。
それでも……それでも俺は今、心から愛している女性との間に子供が欲しかった。
俺と鳥海が愛し合った証…鳥海を繋ぎ止めるもの…鳥海がこの世界にいた証……
僅かな希望を信じ、俺は鳥海に全てを吐き出していた。
鳥海もきっと、俺と同じ事を考えながら、欲望とも言える愛の全てを受け止めていた。

「ん……あ………お腹の中………あなたので…暖かい………」
長い射精が終わった。鳥海の顔は昨日と同じく嬉しそうだった。
自分のお腹の中に感じる暖かな感覚……
それが自分が今生きていると彼女に実感させているのだろう。

とりあえずこれでひとまずの終わり……
かと思ったら射精が終わったにもかかわらずちんちんは硬さを保っていた。

「鳥海、もっと…」
「もっとください…」

俺も鳥海も求める気持ちは一緒だった。
俺は今目の前にいる女性を愛する事しか考えてなかった。
俺はまた動こうと腰を引こうとした。が、引けなかった。
鳥海が脚でがっちりと締め付けていたからだ。
俺は鳥海と目を合わせた。鳥海が少し恥ずかしそうな笑顔をしながら脚を解いた。
俺は再び…いや、三たび彼女を愛しはじめた…………

397ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:30:03 ID:F.hV5l7U
そして、それから半年が過ぎた…………

「あの戦いからもう半年も経ちましたね……」

鳥海は今も俺の傍にいた。

「ああ……鳥海、さすがにこんな体でそんな格好はどうかと思うぞ」
「摩耶の言う通りね。いくら艦娘鳥海としての正装とはいえ、お腹を出すのはまずいわよ。
 あなただけの体じゃないんだから、しっかりと着込みなさい」
「それにしても提督も隅に置けないわね。
 今6ヶ月なんでしょ?つまりクリスマスの時に………きゃあっ」

鳥海だけでなく高雄型の重巡洋艦姉妹も……
いや、艦娘みんながまだこの世界に存在していた。

「しっかし、お前がまさかあたし達の上官で居続けるなんてな」
「深海棲艦との戦いで頑張った結果が認められたらしいからな。
 まあ割と無茶ばかりしていたけどな。
 別に俺は提督の座に今でも居続けるつもりなんてなかったけど、
 提督辞めたって食っていけるとは限らんからな。
 だから活躍が認められて提督でいられる機会を得たなら、
 俺はその期待に応えて提督で居続けるつもりだ」
「まあ、子供がもうすぐ生まれますから安定したところにいたいですしね。
 ご両親にも心配をかけたくないでしょうし」
「安定…か…」
「摩耶、どうしたの?」
「だってさ……あたし達艦娘っていつ消えてもおかしくないよな」
「そうかもしれないわね。艦娘が深海棲艦と戦う力を持って生まれたということは
 深海棲艦がいなくなった今、艦娘の存在理由がないかもしれないから」
「鳥海は提督にとって大切な存在となることで存在を保とうとした……
 いえ、それは後付けの理由ね。
 提督が鳥海を好きで、鳥海も提督に想いを抱いていて……
 それは人間の持つ恋心を艦娘も持っていたということかもしれない……」
「でも鳥海だけじゃなくて艦娘みんながまだこの世界にいる……
 ……もしかしたら艦娘そのものにまた別の役割があるのかもね。
 例えば深海棲艦がまだどこかにいて今は表に出てきてないけどまたいつか蘇って、
 その時のために私たちがまだ消えることなくこの世界にいるのか……」
「もしかしたら艦娘が次に戦う相手は人間かもしれません……
 艦娘はかつて艦だったころも日本を守るために戦い、そして守り切れず敗れてしまいました。
 だからこの国を守るために艦娘は未だに居続けている……
 …もしかしたら私たちの力が侵略に使われたりも…」
「そんな事!人間同士の愚かな争いなんて二度と……
 そりゃあ攻められたなら戦うが、相手を不当に侵すような事なんて、絶対に!」

高雄の不安がる言葉につい強く反応してしまった。

398ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:30:57 ID:F.hV5l7U
「提督……?」
「……俺は悲劇は二度と繰り返させない……過ちは二度と繰り返させない……」

俺は決意した。提督として、戦争という行為を二度と起こさせない。
そして艦娘達を人に仇為す存在にさせないと。

「……お前、本当に昔と比べて変わったな」
「摩耶……」
「昔出会ったばかりの頃は頼りなかったけどさ、
 深海棲艦との戦いの終わり頃には随分と立派になったよ。
 そん時でも対深海棲艦の時くらいしか頼りになる感じがしなかったけど、
 今はもう十分立派だぜ」
「そうね。これなら鳥海ちゃんを安心して任せられるわね」
「鳥海が提督を好きと知った時はほんのちょっと不安になったわ。
 鳥海の決めたことだから私たちがとやかく言えることじゃなかったけどね。
 今の提督は本当に立派でかっこいいわ、うふふっ!」
「姉さん……ありがとう……」

姉に認められた鳥海は本当に嬉しそうだった。もし姉達に反対されていたら…
それでも俺への愛は貫いていたかもしれないけど。

399ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:31:32 ID:F.hV5l7U
「ところで鳥海、あなたは今は改二じゃないみたいね」
「ええ…」
「私や愛宕はかつて改装され、摩耶も改装こそされなかったけど対空能力を強化された。
 だけど鳥海は何の改装もされなかった」
「あたしでさえ改二になれるかどうかって感じで、まあ何とか改二にはなれたけど、
 かつて改装されなかった鳥海は改二になることができなかった」
「はっきり言って絶望的だったわ。でも…どうしてあの時だけ改二になれたのかしら?
 鳥海ちゃん、全てを失い沈み行く中、突然光に包まれたと思ったら艤装を再生……
 いえ、変形させて燃料も弾も全て回復して、
 そのまま最後の深海棲艦と戦い、そして打ち倒した……」
「あの時の艤装、間違いなく改二……もしかしたらそれ以上かもしれない。
 見たこともないくらい光り輝いていた……
 戦いが終わった後は元に戻ったわ。それからはもうあの時みたいにはならないけど…
 一体どうやってあんなことになったの?」
「どうやってって……あの時は司令官さんをもう独りにはしたくないって強く思って…」
「もう?」
「私の中に……重巡洋艦鳥海としての記憶や…
 そこに乗っていた人たちの記憶とは明らかに違う情景…
 幼い頃の、楽しそうに女の子と遊んでいた司令官さんの姿が見えて…」
「…鳥海が見たものが本当に提督の過去の記憶だとして、どうしてそれが見えたのかしら?」
「提督、お前鳥海に何かしたか?」
「特に何も……ん……いや、まさかな………」
「何か心あたりでもあるのか!?」
「落ち着いて摩耶!」
「かつて俺は鳥海を深海棲艦から命をかけて庇った事があった……
 その時は何とか二人とも助かったけど……
 その時に血を多く流してしまって、
 周りにいた他の奴らから輸血されなきゃ危なかったくらいで……
 つまり鳥海や艤装に、命をかけた俺の血が大量にかかったって事……だよな?」
「ええ…あまりにも多くの血が流れて……本当に心配しました……」
「じゃあ、提督の血のせいなのか?」
「俺の血だけじゃないだろう。俺が鳥海を想う気持ちと鳥海が俺を想う気持ち、
 それらが俺の命をかけた熱い血潮と合わさって奇跡を起こした……
 それくらいしか考えられないな」
「そうだって証明することは出来ないけど、違うとも言えないな……」
「だけど愛の力が起こした奇跡だなんてとても夢がありますよね」
「でも愛の力が起こした奇跡の最も足るものは提督と鳥海の間に、愛の結晶を作った事ね」

400ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:32:12 ID:F.hV5l7U
愛宕の言っている事はもっともな事だろう。
そりゃあ愛のない関係であろうとも生まれるものもある。
命が生まれる事、命を育む事は本能であり、
愛というものは人間が考えた綺麗事に過ぎないものかもしれない。
けど…俺は愛を信じたい。
俺が鳥海に子供を宿させられたのは彼女を想う気持ちがあったから。
彼女が人間との間に子供を作れるかどうかわからない、
彼女がいつか消えてしまうかもしれない。
そう思ってもなお、俺は彼女への愛を伝えないではいられなかった。
愛を伝えぬ内に時が愛を伝えられなくしてしまい、後悔なんてしたくなかったから。
だから愛は形となった。これは人間同士でも変わらない事のはずだろう……

「艦娘が人間との子供を母としてその身体に宿す……
 私たち艦娘という存在も人間と変わらぬ生殖能力を持つということが言えるかもしれないわね」
「でもさ、人間と艦娘のハーフってのは一体どんな子供が生まれるんだ?
 男と女で能力に差があるのか、そもそも生まれた子供はどっち寄りの存在になるのか……」
「なんにしても、もし力を持って生まれたとしたら、どんな酷い事になるか……」
「人間の科学力は戦争に関係して進歩してきたという事実はあります。
 遺伝子工学の進歩によって、能力者がたくさん生まれて、また悲惨な戦争が起きてしまう……
 もちろん、今の段階では断定は出来ないから杞憂に終わるかもしれないけど……
 それでも今いる艦娘という存在だけでも悲劇を生み出してしまうかもしれない」
「そうなるくらいならいっそみんな消えちゃえば…」
「…何かを犠牲にしなきゃ、何かが解決しないとか、
 そんなのは嫌だな……綺麗事かもしれないけど、でも……」
「提督…」

また同じ話題になった。それだけみんな不安を抱いている事のあらわれなのかもしれない。

「何もしようとせず、ただ楽な方へ流されて不幸になるなんてのは、もうゴメンだ」
「あの時の戦争も、流れの末に起きたという側面もありますからね」
「戦争が起こる理由はそれぞれ違います。
 領土が欲しい、資源が欲しい、支配をしたい、支配から解放されたい、
相手が自らの信じるものと相容れない存在である、長年の怨嗟を晴らす………
多くの場合妥協をして戦争を回避しようとつとめますが、妥協が出来なくなった時。その時…」
「戦争が起きるってわけだ。いくら口では戦争反対って言ったって、
 追い詰められた奴が我慢なんてできやしないだろうさ」
「だからこそ戦争が起きないように一人一人が動かなきゃならないんだ。
 何をすればいいのか具体的な事がわからない俺には他人に偉そうな事は言えないけど…………
 高雄、愛宕、摩耶、鳥海……君達や他の艦娘達には戦争の悲惨さを伝えてほしい」
「戦うために造られたあたし達が戦争の否定とか説得力ないんじゃないのか?」
「確かにな。だが、戦争の悲惨さを伝えられる人間は、今この時代にはもうほとんどいない。
 恐らく君達ぐらいだろう、これからもずっと正しく伝えられるのは」
「確かにそうね。私たちはあの戦争の記憶を完全に覚えている。
 戦争がどのようなことだったのか、そしてその結果どうなったのか……」
「だったらあたし達は伝えてかなくちゃならないな。いつ消えちゃうかわからないしさ」

401ここにいる理由:2015/12/25(金) 22:32:50 ID:F.hV5l7U
深海棲艦出現前の日本は戦争への道を進もうとしていた。艦娘が日本に多く現れたのは、
永遠に戦争放棄をすると誓ったはずの日本が再び過ちを犯すことを防ごうとしたからかもしれない。
もしかしたらそれが艦娘が未だにい続ける理由なのかもしれない。
艦娘に寿命があるのかどうかはわからない。
見た目の年齢から人間と同じように歳を重ねていくのかもわからない。
でも鳥海は俺の子供を宿した。創作だと異種族での絡みには寿命差の問題とかもあるが、
それがわかるのは今ではないだろう。ならば考えても仕方のない事だ。

「でも日本とかを守りながらというのは大変そうね」
「それでもやらなきゃならないさ。後悔なんてしない為にな。
 だからみんな、力を合わせて頑張ろう!」
「はい!」
「うん!」
「おう!」
「ええ!」

四人の声が同時に響いた。
誰も未来の事なんてわからない。何が起こるか、いつ死ぬか……
予想は出来ても、その時にならなければわからない。
今まで当たり前だった事が今から当たり前でなくなるかもしれない。
だから人間は頑張る事が出来る。
最悪の未来から逃れる為。今の幸せを守る為。より良い未来へと向かう為。
俺はかつて頑張る事が出来なかった。その時に出すべき全力を出すことが出来なかった。
今までの日常がずっと続くと思っていた。
苦しい事があっても何とかなると思い、その日暮らしをしていただけだった。
だから俺は大切なものを失ってしまった。
時間、金、友達、知識、そして、ずっと一緒にいたかった大切な人を……
俺は後悔した。全力を出してひたむきに生きる事をまったくしてこなかった事を。
だから俺はもう二度と後悔しないよう全力で生きようと誓った。
俺は今、戦争の悲惨さを知っている艦娘という存在と共に在る。
戦争もその時にすべき事をせずに流されてしまった為に起こってしまったという事もある。
だから俺は悲劇を二度と繰り返さない為に彼女達と共に戦争を否定し続ける。
今ある命、これから生まれて来る命を守る為、
そして――愛する人と離れる事なく人生を共に歩み続ける為に――
 
 
―完―

402名無しの紳士提督:2015/12/25(金) 22:39:21 ID:F.hV5l7U
以上です
今回はいつもの人間=艦娘とは違い、
かつての艦船=艦娘という感じで書きました
書いていた時にリアルで精神的に辛いことがあり
11月上旬に書き始めたのに途中で停滞して1ヶ月以上かかってしまいました
自分にはシリアスよりな話は向いていないのかもしれませんね……


続いてもう一本投下します
もう一つは15年秋のイベントの新規艦娘、練習巡洋艦鹿島のSSです
こちらは人間=艦娘設定です
キャラ設定に独自設定も含まれている上に
予想以上に長くなってしまいました
NGは『リボンに包まれた本当の気持ち』でお願いします

403リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:40:47 ID:F.hV5l7U
「昇進試験合格おめでとう!これであなたも提督ね」
「ありがとうございます鹿島先生。
 あなたの指導のおかげで私が試験に合格出来ましたから」
「私のおかげですかか…照れますね…えへへ…」

感謝されて照れ臭そうにしながらも
アイドルのようなかわいい顔を更に魅力的にするはにかんだ笑顔が素敵な、
銀髪を紅白のチェックと黄色と赤のボーダーのリボンで
それぞれツーサイドアップにした娘は、
香取型練習巡洋艦二番艦鹿島の艦娘である。
ちなみに彼女自身の苗字も鹿島であり、
誕生日も軍艦鹿島の進水日と同じく9月25日である。
残念ながら月星座は軍艦鹿島とは違っていたが、それ以外での共通点が多く、
彼女は艦娘となる運命だったと言えるだろう。

「でも気が早いですよ鹿島先生。試験に合格しただけで、
 まだ正式な辞令を受けてはいないわけですし…」
「大丈夫ですよ。もうあなたが提督になることは内定していますよ」
「っ…か、香取…先生…出張だったのでは…」

背後から急に声をかけられて振り向いたら出張していたはずの香取先生がいた。
彼女は艦娘練習巡洋艦一番艦香取の艦娘である。
彼女の場合本名がカトリーヌなのが艦娘となる運命を表していたのかもしれない。
え?何故外国人っぽい名前なのかって?
それは彼女達がクォーターだからである。だから彼女達は銀髪なのだ。
そして軍艦と同じく鹿島とは実の姉妹だ。
ちなみに彼女達は四人姉妹の長女と次女で、
まだ下に妹が二人いると聞いた事がある。
三女は香取型練習巡洋艦香椎の艦娘ではないかと言われているが、
今は香椎の艦娘がいるのかどうかそのものが不明な為わからない。
四女は今の所は完全な一般人である。
というのも史実では香取型練習巡洋艦は三隻までしか建造されず、
四番艦になるはずだった橿原は建造されなかったのである。
今の所は、というのは造られなかったはずの橿原、
その艦娘が将来的に現れる可能性もあるのではないかと言われているからだ。
あくまでも可能性なので現れないと考えた方がいいだろう。
存在した香椎、その艦娘が現れる可能性の方が高いだろう。
しかし香取型練習巡洋艦は三隻だが鹿島家は四人姉妹である。
四人目は生まれて来れなかったというのなら、
鹿島家自体が色々と運命にひかれているのではないかと更に思えるが、
さすがに神様もそこまで過酷な運命を辿らせはしなかったか。
それとも存在しなかった『香椎』が艦娘として現れるとでもいうのか…
グラーフ・ツェッペリンの艦娘の場合は艦船の進水はした為、
竣工しなかったとはいえ艦娘となってもおかしくはないが。
まあそんな事は今気にしてもしょうがないか。肝心の今気にする事は……

404名無しの紳士提督:2015/12/25(金) 22:41:07 ID:WJ97B3wk
GJ
え、もう一本? 素晴らしいクリスマスプレゼントだ

405リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:41:43 ID:F.hV5l7U
「提督になれるという事が内定しているとはどういう意味ですか?
 私はこの前の昇進試験に合格して少佐になったばかりです。
 提督とは本来は将官階級に使われるもので、
 佐官階級である私が提督と呼ばれるには、
 鎮守府か泊地で艦隊司令官にならなければそう呼ばれる事に相応しくないのでは?」

俺は疑問を率直に聞いた。

「今度新しい泊地が出来るのを知ってますね?
 あなたはそこの艦隊司令官に選ばれたのよ」
「な、なんです…と……私は少佐になったばかりの人間です。私のような者が…」

意外な理由だった。正直今の俺が艦隊司令官になれるとは思っていなかったからである。

「少将からの推薦もあるわ。
 あなたは日頃の激務の中でも欠かさず勉学に努めていたでしょう?
 そこを評価されたのですよ。
 あと新しい泊地は激戦区ではないですから提督としての経験を積むためにもいいですし」
「そうですか…しかしこの鎮守府の最高責任者である少将が私に目をかけて下さるとは…」
「あの人を色々とサポートして下さったでしょう。
 あなたを見ている機会はいくらでもありましたよ。
 あなたも鹿島から勉強を教えてもらうだけでなく、
 あの人の仕事ぶりを見て学んだこともたくさんあるはずですよ」
「確かに…」

少将を支えるいち士官でしかない俺だったが、
将来的に艦隊司令官になる事を考えたら、
今の内に艦隊司令の手際等を学んでいてもよいと思っていた。
だがこんなにも早く小さな泊地とはいえ艦隊司令官になれるとは思っていなかった。

406リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:42:27 ID:F.hV5l7U
「ありがとうございます……」
「年末ということもあるから正式な辞令は年明けになるでしょうけどね。
 それと、私や鹿島を先生と呼ぶのはもうやめなさい。
 あなたは階級がどうであろうと私達艦娘よりも立場が上になるのですから」
「そうですよ。それに…あなたの士官学校時代の担任だった香取姉はまだしも、
 私が先生って言われるのは少し恥ずかしいですから」
「先生というものはいつまでたっても先生ですよ。勉強教えてくれましたし。
 年上の人が年下の人から学ぶ事だってたくさんあるわけですから」
「それはそうだけど…でも私は練習巡洋艦とはいえ、専ら艦娘を鍛える方ですし…
 まだ私は次代の提督候補生を育てる程には到っていませんから…」
「っと、いけない、本来の目的を忘れるところだったわ」
「本来の目的ですか?私に新泊地の艦隊司令官内定の話を伝える為ではなく?」
「それはあなたと鹿島の会話の流れでつい言ってしまったのよ。
 本当は鹿島に伝えたいことがあったのよ」
「私に?」
「ええ。今日の夜に港で行われる花火大会の海上警備、あなたも選ばれていたわね。
 今年も去年と同じようにするはずだったけど、
 私の出張が早く終わったから急遽あなたの代わりにすることになったわ」
「香取姉が?でも香取姉がすることになったからって、私もいても…」
「あなたはまだ若いから本当はクリスマスを誰かと普通に楽しみたいでしょ」
「そんなことないわよ!私は艦娘であることに誇りを持っているのよ!
 命令で自分の時間がなくなったって、構わないわ!
「ならあなたが海上警備から外されるという命令も聞きなさい」
「……了解…………クリスマスを一緒に過ごしてくれる人なんて
 いなかったから艦娘としての任務をしていてもよかったのに…」

鹿島の少し悔しそうな声が小さく響いたのだった。

407リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:43:04 ID:F.hV5l7U
「これからどうしますか?」
「私は今日の午後から日曜まで休日だからな。
 でも予定がいつ変わるのかわからないから遠出はできないから、
 外出せずにネットでもやってるさ。ちょっと寂しいけどな…」
「じゃあ私と一緒に出かけませんか?
 私も今日の夕方以降の予定はなくなって暇になりましたから」
「私と外出?つまらないと思うが……」
「え?いいじゃないですか、提督さん…」
「提督さんと呼ぶのは…まだ正式な辞令は出てないから
 せめて他人の前ではやめてくれ」
「了解」
「……実は私は女性と付き合った事がなく、
 流行にも疎いから君を楽しませられないと思うぞ」
「そうなんですか?意外です」
「一応中学生の頃に女の子二人と何かの時に一緒に出かけた事はあったが、
 割とほったらかしで一人でいたという、今にして思うと……って感じの事が…」
「わかってるんだったら直しましょう。私で…女性との付き合い方の、練習…」
「いいのか?」
「私は一応提督さんの先生だし、練習巡洋艦の艦娘よ」
「私が女性の扱いが下手だったら、君も何を言われるかわからない、という事か?」
「それよりも新しい泊地の艦娘は提督さんとは初対面になるわけだから、
 信頼関係を築くのがうまくいかなくて、
 艦娘たちのモチベーション低下による弊害があるかもしれないわ。
 逆に信頼関係をうまく築けたなら、
 艦娘は普段以上の力を引き出せる機会が増えるのよ」
「戦いで敵を全滅させたり、大活躍した艦娘は精神的に高揚し、
 普段以上の力を発揮する……それらの現象は今までも見てきた事だけど、
 艦娘への対応能力がないとせっかくの高揚状態も途切れてしまう事もあるのか」
「そういう事です」
「ん……じゃあせっかくだし君の申し出を受けさせてもらうよ」
「本当!?」

408リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:43:56 ID:F.hV5l7U
鹿島が若干興奮気味に強く反応した。

「あ………うん、それじゃ、私はこれから準備してきますからね。
 もうこんな時間だから早くしないと……
 提督さん、時間がないでしょうけどデートのプラン、少しは考えておいてください」

すぐにいつもの落ち着きを取り戻した鹿島は、準備の為に部屋に戻っていった。
しかし鹿島は自分から誘っておいてデートのプラン考えといてと言うなんて…
あと鹿島からの意外な申し出だからつい受けてしまったが
冷静に考えたら艦娘とのコミュニケーションで
特定の艦娘とデートとかしてるのは自分は見た事ないから
艦娘とのコミュニケーションでデートをやるというのに少し首を傾げたが、
恐らく俺が女性との交際経験がなくて女心がわからないと考えた鹿島が
『相手がどうすれば喜ぶのか、相手の気持ちを察しながら考えられるようになろう』
という事を言いたかったのかもしれないのだろうと思った。
俺はこんな時間からなら
どのようにデートをすればいいのかと考えながら準備していた。

409リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:44:31 ID:F.hV5l7U
「提督さん。本日は私、鹿島がデートの練習相手を務めさせていただきますね?」

そんなわけで女性との付き合い方の練習のデートを鹿島と行おうとしていた。
鹿島は少し大きめのランチバッグを持っていた。
おそらくサンドイッチが入っているのだろう。
だとしたらサンドイッチの食べ歩きは今回はダメか……
良さそうなプランがダメになったっぽい事に俺は少しだけ暗い気持ちになった。

「…うふふっ、嬉しい?」
「あ、ああ……」
「…提督さん、もう少し嬉しそうにしないと……
 もしかして、私が練習デートに誘ったの、いけなかったかな……?」
「違う、そんなわけじゃない」

そう。そんなわけはない。鹿島と練習とはいえデートが出来てとても嬉しい。
だけどその気持ちをおおっぴらにするのが恥ずかしく、
また、好きという気持ちが知られたら関係がギクシャクするんじゃないかという
小中学生みたいな不安を感じていた。

「ちょっと緊張して…目茶苦茶な事してしまわないかと思ってしまって…
 女の子とこうやって一緒にいるのは楽しいけど、あまり経験ないから…」
「…提督さん、これは練習だからもう少しリラックスしてください。
 問題があればその度に私が指摘しますから、その時に直しましょう」
「わかったよ」

410リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:45:02 ID:F.hV5l7U
しかしそうは言っても好きな子と一緒にいる以上悪い所を見せるわけにはいかず、
良い所を見せようと思ってしまうものである。
これがあまり気にしていない女の子相手だったとしたら……
気になる人に見られて誤解されたり、
気になる人に相手から変な情報行くんじゃないかと不安にこそなるが、
そんな事すぐに忘れてしまうくらい自然に振る舞えるのだが。
「で、どこに行くのですか?」
「駅に行って、そこにある展望台で夕焼けを見ようと思うんだけど、いかがかな?」

『夕焼けって綺麗ですね。本当にずっと見ていたいわ。
 最後のスッと日が落ちる瞬間が私は好きなんですよ』

俺は昔鎮守府屋上で鹿島とたまたま一緒に夕焼けを見ていた時に
彼女が言っていた言葉を思い出していた。
デート前には彼女が好みそうなものや場所を必死に考え、
見つけた答えの一つがこれだった。

「あ……いいですね。うん、とってもいいです。それじゃ行きましょ」

よかった。喜んでくれたみたいだ。考えた甲斐があった、というか覚えておいてよかった。

「早くぅ」

急かす彼女を落ち着かせながら俺達は駅にある展望台へ向かったのだった。

411リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:45:39 ID:F.hV5l7U
「提督さん。夕焼け、見られなかったですね…………」
「すまない…………」

俺達は夕焼けを見る事が出来なかった。
昼過ぎまでは晴れていたのに夕方になる頃に急に曇りだし、
小雨もパラついてきたからだ。
天気予報ではそう予想されてなかったのだが……

「本当にすまない。せっかく楽しみにしていたというのに、こんな…」
「あなたは悪くないですよ。お天気なんて予報通りにいくとは限らないわけですから。
 でもせっかく私の話を覚えてくれてたのにこんなことになっちゃうなんて…
 私が急にあんなこと言い出して慌ただしい中で頑張って考えてくれたのに……」

鹿島は申し訳なさそうな顔をしていた。君は何も悪くない。なのに……
俺は悪くないと言われても見通しの甘さを悔いた。

「提督さん、うまくいかなかったからって落ち込まないでください。
 ほら、珈琲でも飲んで元気を出してください」
「あ、ああ…」

そう言ってランチバッグから水筒を取り出し、珈琲を注いだ。
その時にランチバッグの中にサンドイッチがあるのも見えた。
サンドイッチに関しては予想通りだったが、まさか珈琲まで持ってきていたなんて……
サンドイッチの食べ歩きも、珈琲の飲み歩きも、どちらもダメだろう。
彼女が作ってくれたサンドイッチや、煎れてくれた珈琲とどうしても比べてしまうだろう。
じゃあ本屋にでも行くか?駄目だ、初デートの時は本屋はNGと聞いた。
もし明石とデートをしているのなら電気屋というのもあるだろうが鹿島は明石ではない。
師しょ…日向なら瑞雲でも買うとか言って玩具屋に行ってもいいが鹿島は日向でもない。
考えても答えが浮かばず、ストレスがたまってしまう。
ストレス発散にカラオケにでも行きたくなるが、カラオケも初デートでは駄目と聞いたし、
そもそもストレス発散とか考える時点で駄目だろう。
公園でサンドイッチを食べながら会話するのもこんな雨では無理である。
俺はどうしようもなく考えあぐねていた……

412リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:46:18 ID:F.hV5l7U
「あの……あまり別に私に気をつかいすぎなくてもいいですよ」
「えっ……」

意外な言葉だった。デートの練習なら練習といっても
デートと同じように考えなきゃならないのに……

「デートの練習って言ってしまった私にも責任がありますけど、
 別に仕事仲間と遊びに行くとか、
 そういう考え方をしてもいいですよ。
 それだって人付き合いの一つであるわけですから。
 突き詰めるのも大事ですけど、もし考えに詰まったのなら、
 別の視点から考えることも時には必要ですよ」
「すまない……」

俺は少し情けなかったが、鹿島のその言葉に甘える事にした。

413リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:47:08 ID:F.hV5l7U
「カラオケ屋さん、部屋が空いていてよかったですね」
「ああ」

というわけで俺達はカラオケで日頃のストレスを発散する事にした。
デートというよりは仕事仲間との付き合いである。
まあよくよく考えたら提督と艦娘は男女の関係ではなく
(そういう提督と艦娘がいないわけでもないが)
上官と部下、仕事仲間なわけだからデートとかの必要はなかっただろう。
何にせよ、他人と出かける時に自分の都合を第一に置いていた事を考えたら
相手の事を第一に考えるデートというのは、
俺に相手の事を考える力を付けさせる為のものだろう。

「ねえ、私から歌ってもよろしいかしら?」
「構わないよ」

俺は鹿島に先に歌わせた。相手の歌う歌を聴いて自分が何を歌うのかを考える為だ。
もちろん相手の歌もちゃんと聴いてあげないと会話が出来ないから聞かなきゃいけないけど。
鹿島が構えながら何を歌うかと思っていたらなんと
厨二的言動なリアル中学二年生アイドルの曲を歌った。
驚きながらも俺はちゃんと感想を言う為にきちんと聴いた。

「ふぅ〜、どうでした?」
「よかったよ。可愛らしくて。物真似選手権に出ても優勝狙えそうだよ」
「ふふっ、ありがと」

正直な感想だった。いつも可愛らしい印象の彼女だったが、
アイドルの歌を歌っている時の彼女はもっと可愛らしかった。
物真似選手権で優勝狙えそうと言ったのも
鹿島が原曲を歌っていたアイドルと見た目が似ていたからだ。

「もう一曲歌わせてね」

彼女が続けて歌うのは俺に歌わせる歌の方向性を決める為か。
そう考えながらも聴く準備をしていたら彼女は今度は電子の妖精の歌を歌い出した。
時代が古くなった上にアニメの曲である。
鹿島は電子の妖精と似てなくもないが、髪型による印象が大きく、
顔付きや性格は響の方が近いだろう。
そういや白露がタイトルに1番という文字が入っているという理由だけで
この歌手の曲を歌っていたけど、歌い終わった後に失恋ソングと知ってへこんでいたな……
そんなわけで鹿島は意外ともいえる歌を歌い終わった。

「あぁ…やっぱりカラオケはストレス発散にいいですね」
「ああ、最近あまり気が休まる時がなかったからな」
「それじゃ次は提督さんの番ね」

414リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:47:41 ID:F.hV5l7U
そう言われてマイクを手渡された。
彼女が最近のポップソングを歌ったなら俺も同じような歌でも歌っただろう。
彼女が歌ったのはアイドルの曲とはいえどちらかというとサブカル方面なものだし、
電子の妖精なんて90年代後半のアニメだ。方向性が掴みにくい。
俺を気遣かっての『何でもいい』というサインで、
無理をさせてるのではないかと思ってしまったり…
ええい面倒!考えても答えが出ない。
ならば俺が歌いたい曲を好きなように歌ってやる!

「ルルルールルールールーールールールルールールー」
「??」

曲が歌の部分に入ったのに歌い出してなく、
スキャットをしているのなら怪訝な反応されても仕方ない。
結局最後までスキャットをし続けたのだった。

「……どうしてスキャットしてて歌わないのかしら?」
「この歌が使われた映画のクライマックスで使われたアレンジ曲を真似たんだ。
 次はちゃんと歌うよ。だからもう一回」

そして同じ曲を流し、今度は歌詞を見ずに歌ったのだった。

「凄いですね。全く歌詞を見ていなかったのに何一つ間違ってませんでしたよ」
「昔何回も何回も聞いたからね。その時はCDもカセットもなかったから
 ビデオを何回も何回も再生したさ。
 おかげでラストシーンとエンドロールが頭の中に入っちゃったよ。
 その映画を見たのは17年前の金曜日のクリスマスの夜だったからさ、
 映画のTV放送の前にやっていたバラエティ番組の生放送と合わせて
 ビデオに録画してどっちも何回も見たものだ」

今年のクリスマスも金曜だけどやるのは超有名SF映画のエピソード1。
最新作を上映中である関係上仕方ないが残念である。
もし今年のクリスマスも17年前に放送していた映画をやっていたなら
大佐が『人がゴミのようだ!』と言ったシーンでハモっただろうに。

415リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:48:24 ID:F.hV5l7U
「映画のエンドロールだと歌詞のテロップがなかったから、
 歌詞の音はともかく詩の字で間違った認識をして、
 後年CDを買っても歌を覚えているからあまり歌詞カードを見なくて、
 最近歌詞を見返して間違いに気が付いたよ」
「どんな間違いですか?」
「たくさんの【ヒ】が、っていう歌詞があっただろ?」
「ありましたね」
「それの【ヒ】をたくさんの日々という意味で認識していたんだ。
 たくさんの思い出深い日々、それが懐かしいのは
 そのどれか一つに君がいるから、っていう感じでね」
「でも実際は日々の日ではなくてあかりという意味での灯でしたよね」
「当時はそういった発想はなかったからね。
 最近正しい歌詞を知って、今この歌詞のようになる運命とかを考えたら…」
「どんな運命ですか?」
「鎮守府を離れるのが夜になるのかどうかわからないけど、
 夜だったら明かりとかがついてて、
 それを見てきっと懐かしく思うんだろうな、って」
「そっか……」
「……ごめん、つい話しちゃって」
「いいんですよ、提督さんの昔話が聞けて楽しかったですよ」
「俺も喋ってる内に色々と思い出したさ。
 当時見ていたロボットアニメのプラモデルを買って、組み立てて、
 それで遊びながらテレビを見てさ……
 イブも含めたクリスマスで一番楽しかったのは17年前のクリスマスの日さ。
 いつまでも過去にとらわれちゃいけないんだろうけどさ」
「でも、幸せな昔の事を思い出せるのはとてもいいことだと思いますよ」
「そう言われるとありがたい。ところで鹿島はクリスマスに何か思い出は…」
「ありますよ。楽しい思い出というか、
 どうして艦娘になったのかっていう理由が」
「理由?それは何だ?」
「うふふ…それは後でね」
「今教えてくれてもいいじゃないか」
「今カラオケに来てるんですから歌わないと」
「そうだった!話し込んでいてすっかり忘れていたよ」
「会話が楽しかったから仕方ありませんよ。残り時間、歌いましょ!」

その後吹っ切れたのか、俺は自分の歌いたい曲を歌いまくったのだった。

416リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:49:02 ID:F.hV5l7U
「雨が降っていたせいか湿っていて暖かいな」
「ですね…」

カラオケの後、俺達は花火大会の会場となる港に来ていた。雨は止んでいた。

「それにしても花火大会の時間になって雨が止んでよかったよ。
 雨天決行とはいえ雨が降りながらじゃ花火に集中出来ないからな」
「確かに…」
「…鹿島、少し落ち着いたらどうだ?」
「…あ、ごめんなさい、本当は今日私が花火大会の警備にあたるはずでしたからつい…」
「仕方ないな…」
「職業病みたいなものですから。今日だって普通に誘ってもよかったのに、
 練習巡洋艦としてのサガなのか練習とか言っちゃいましたし…」
「まあ花火大会までまだ少し時間があるからいいよ。
 今警備にあたっているみんなを信じよう」
「そうですね。あの時みたいに香取姉ぇが頑張ってくれるでしょうし」
「あの時?」
「え?ああ、あなたには言ってなかったわね」
「どんな話か気になるな」
「さっき言っていたクリスマスが思い出深い理由も気になるけどな」
「まさにそれなんです。実は私が艦娘になった理由は、
 数年前のクリスマスの時の花火大会で香取姉が守ってくれたからなんです。
 その花火大会もここと同じく港で行われていたのですが、
 深海棲艦が攻めてきて、大騒ぎになって……
 会場警備をしていた香取姉が深海棲艦を何とか引き付けていましたけど、
 一瞬の隙を狙って私のいる客席に攻撃が飛んできて、
 もうダメだと思ったその時に香取姉ぇが私たちを庇って攻撃を受けて守ってくれたんです。
 その時の香取姉の命がけでみんなの未来を守った行動にとても感動して、
 私もみんなを助けられるような人になりたいと思って艦娘になる決意をしたんです」
「それは知らなかった」
「当時の私は艦娘とは違う道を歩んでましたから艦娘になるには苦労しましたよ」
「でも今は艦娘になったんだから夢が叶ってよかったな。
 もっとも、艦娘になるだけで終わっちゃいけないけどね」
「ええ。それに、艦娘になった後に世界を回っていた時にまた別の夢が生まれましたから」
「別の夢って?」
「それはですね…」

417リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:49:55 ID:F.hV5l7U
ヒュ〜〜〜〜…………ドーン!

「あっ、花火大会が始まりましたよ」
「っと、始まったか」
「……きれい……」

花火大会の開始時間になった。俺達は会話をやめて花火に魅入っていたのだった。
 
 
「花火、とってもきれいでしたね」
「ああいう花火大会に個人の立場で行ったのは久しぶりだったしな」

俺達は立場上中々個人でお祭りに行く事ができなかった。
艦娘なんかはいつ緊急出動する事になるのかわからない以上、
完全な休暇を取る事が出来る者は一度に少数だけだった。
完全休暇が取れても海関係のイベントには勤務している艦娘が警備に関わっている以上、
非番とはいえ艦娘が働かない事がバツが悪いのか行く者はあまりいなかった。

「このケーキ美味しいですか?」
「ケーキも美味しいな」

俺達は花火大会が終わった後、鎮守府に戻った。
そしてどういうわけか俺の部屋でケーキを食べる事になった。

「特製サンドイッチケーキ、喜んでもらえてよかったです」
「ケーキもサンドイッチか。君は本当にサンドイッチが好きなんだね」
「うふふ」
「今日食べたサンドイッチもとっても美味しかったよ」
「喜んでもらえて嬉しいな、えへへ……」

俺に褒められて笑顔を見せる鹿島は本当に可愛かった。
こういう素直なところも彼女の魅力である。
初めて見る人は結構見た目から彼女をS的な性格と見てしまう人が多いが、
実際は素直で優しく、気が利くいい娘である。
俺の場合会う前から『Sっぽく見えて実は素直』という事を聞いていたからか、
彼女の第一印象にSっぽさは感じなかった。
精々Sっぽいと言われてそう見えなくもないなと思うくらいである。

418リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:50:31 ID:F.hV5l7U
「今日は楽しかったですか?」
「女の子と二人で出かけるなんてなかった事だったから、楽しかったよ」
「でも、もしかしたら気を遣わせたかもしれないと思うと…」
「大丈夫だって。それに色々と悩んでも、
 今後の為に役に立つ事と思えば無駄じゃないさ」
「よかった……じゃあ…こういうこと………しませんか……」
「え…………」

彼女は俺のベッドに腰掛け、服をはだけさせ、
着やせしていたと言わんばかりに豊かな胸を見せ、
リボンを取ってツーサイドアップを解いた。

「今日はイブだし……こういうことだって……」
「……どうして……」

何をするのか何となくだが予想は出来た。
しかし、だとしたら何故するのかという理由がわからなかった。

「提督さんは女性とお付き合いをしたことがないのでしょう」
「ああ、生まれてこの方、全く経験はないな。
 誰かと男と女の関係になった事もね」
「…………だったら私で練習してください…」
「は?」

あっさりと認めた俺に彼女は一瞬戸惑ったが、
お返しに発せられた言葉はそれ以上に俺を戸惑わせた。

「これから提督として新泊地に赴くのでしょう?
 そこで艦娘達と慰安目的で男女の関係になる可能性もあるでしょうし」

提督と艦娘が肉体関係を持つ事は珍しい事ではない。
もちろん艦娘とは上官と部下の関係でしかない提督もいるが、
一人の艦娘しか愛さない者、多数の艦娘との間で板挟みになる者
半ば自らの欲望を満たす為に抱く者、艦娘の性欲の為に渋々抱く者
はたまた、両方の利害が一致して刹那的に求め合う者……
様々な理由が存在するのである。もっとも、中には噂話程度のものもあるが、
それらはスキンシップの行き違いによるものからついた尾鰭背鰭だろう。

「別に私はそういう趣味はない……ただ快楽だけが目的な艦娘には尚更だ」
「…でも艦娘としなくても生きている上でいつかはしなきゃならない事でしょう」
「それはそうだが……」

そのいつかはしなきゃいけない事をしたい相手は今、目の前にいるのに……

419リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:51:03 ID:F.hV5l7U
「だけど君は…」
「私も経験ありませんけど……でも提督さんの未来のためなら頑張れます。
 私は練習巡洋艦ですから、これくらいは割り切って…………」

…………は?どういう…まさか鹿島も……?だけど……

「……だがな、こういう事は、そう簡単にしていいものではないと俺は思う。
 俺には割り切ってやれる自信があまりない……」

俺は何故受け入れないのだろう。相手は恋慕していた女性である。
しかもおそらくはまだ男を知らない。
相手がもしただの練習相手となる事しか考えていなくても、
あるいは相手がこれから『練習巡洋艦』としての経験を積むためか、
どちらにしろ割り切って抱いてしまってもいいのに。なのに…………

「…………提督さんは私のこと、どう思ってるんですか?」
「どう思ってるって……」
「私は……提督さんのこと……好きなの……」
「…………な…」

あまりにも…あまりにも意外過ぎて反射的にさえ反応出来なかった。

「…どうして……」

恐らく…いや、聞けるなんて生涯かけても無理と思っていた言葉だ。
自分がそんな事を言われるような男と思えなかったからだ

「………提督さんは、地上の愛と正義のために、全力で頑張っているから…
 そんなあなたを見ていたら、少しずつ心が動いていって…
 それに香取姉じゃなくて私にいろんなことを聞いてきたのは、
 もしかしたら私のことを好きなんじゃないかと思って……」

鹿島に聞いたのは香取が忙しかったからというのもあるが、
鹿島に好意を抱いていたのが理由でもある。だけどどうせ無理だろう半ば諦めていて、
ほぼ純粋に地上の愛と正義の為に猛勉強に励んでいた。

「だから提督になったら私に勉強を教えてもらったお礼に
 私をデートに誘ってくれるかもしれないと恋愛漫画みたいなことを考えてました」
「それはすまない…」
「誘われなかった時、本当は私が誘いたかったのに、
 私が誘って、もし断られたらと考えたら自分の気持ちを出せなくて……
 だから『練習』という形にして、あなたを誘ったんです。
 楽しかった……本当に楽しかったです。
 新天地に不安になっていたあなたが元気になった姿を見て、私も嬉しくなりました」

俺も鹿島の笑った顔を見ていたらとても幸せな気分だった。

420リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:51:34 ID:F.hV5l7U
「…そして、私の好きなものを覚えてくれていたこと、本当に嬉しかったです…
 …そうしている内にどんどん気持ちが高まっていって、
 今日はクリスマスイブだからあなたにもしかしたら誘われるかもしれないと
 期待していて、それでも誘われなくて、だから…………」

誘わなかったのは鹿島の気持ちが推し量れなくて自分に自信がなかったからだ。
まあ誘おうとしてもどうせ宿泊施設はどこも満室だろうと思って
どの道ホテルには誘わなかっただろう。

「だから本気でいった……いったつもりだったのに…
 つい自分の気持ちを偽ってしまって……
 あなたに気付いてほしいって願ったのに……
 でも、自分の気持ちを偽ってあんなこと言った罰ですよね……
 自分の素直な気持ちを言わない私には…」
「……今わかったよ。君がいつも付けていたリボン……」

風呂に入るとき以外つけてるらしいという事を青葉から聞いた事は黙っておいて。

「国際信号旗を基にしたリボン……UYのリボン……
 それを君が外した意味、そして俺を誘った行動の真意……
 君の真意に気付けなくて、下手に怖がってしまって、
 それで君を傷つけてしまって、本当にごめん……」
「提督さん……」
「だけど君の本当の気持ちを知って、もう俺の気持ちに迷いはない。
 鹿島、君の事が好きだ…大好きだ。本当に……大好きだ。
 こんな俺だけど、一緒にいてくれ。ずっと……ずっと…………」

練習なんて一度もした事はない。ほとんど出たとこ勝負の告白だ。
相手の気持ちがわからなければとても言えなかったものだから少し情けないが、
だけど、ありったけの本当の気持ちだ。

「…………」
「…………」

沈黙が走る…………

「…………ぁぁ……ありがとう……本当に…ありがとう…!」

最初は言葉にならないような声だったが、少しずつ、はっきりと俺に伝え返した。

「こちらこそ…な」

俺も言葉を返した。

421リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:52:07 ID:F.hV5l7U
「…………」
「…………」

再び沈黙が走る。だが先程までの沈黙とは違い、
張り詰めたものではなく穏やかなものである。
やがて鹿島は目を閉じた。何かを期待するかのように。
それがわからないほど俺は馬鹿ではない。
気持ちが伝わった今、恐れるものは何もない。
俺も目を閉じ、自分の顔を鹿島の顔に近付けた。

キンコンカンコーン!

「!?」

急に館内放送が流れた。

『少佐、少佐、香取から話があります。今すぐ提督室に着てください。』

「一体何だ!?」

俺に呼び出しがかかった。
そういや今この鎮守府に少佐はつい最近昇進した俺しかいなかったな。
もっと言うと提督である少将の下に佐官はいなかったという状況だ。

「香取姉が……何かしら……」

いいところで邪魔されてすっかり不満顔の鹿島である。

「何かは知らないが呼び出しを受けた以上行かなきゃな」
「……後片付けは私がしておきますね」
「任せるよ」

そう言って俺はサンドイッチケーキを一つ食べてから提督室に向かった。

422リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:52:40 ID:F.hV5l7U
「お疲れ様です」

走ってきた俺を大淀が迎えた。この鎮守府に今まで佐官がいなくても
色々とやっていけるのは彼女の存在が大きい。

「それにしても君はよくあの放送で来たな」
「言ったでしょ、少佐って言うだけで来るって」
「何かは知らないですけど……香取は何の用で私を……?」
「私たちも知らないわ。ついさっき聞いて、
 たまたまいた日向さんと一緒にこうして集められたの」
「まだ香取は来てないみたいだけど……」

香取はまだみたいだ。俺は待っている間に服と息を整えていた。

「おまたせしました」

そうこうしている内に香取がやって来た。

「みなさん揃いましたね。日向さんもいましたか」
「少佐や大淀、明石を呼んだ理由は何だ?」
「それは…」
「香取姉っ!」
「鹿島!?」

香取が話し始めようとした時、鹿島が入ってきた。
ツーサイドアップはリボンではなくゴムバンドで止められていた。

「鹿島、一体何なの…」
「香取姉っ、私を提督と一緒にいさせて、お願い!
 どんな手段を使ってでも……私と提督を一緒に…」
「提督!?」

大淀達が驚いた顔をした。彼女達は何も知らされていないようだ。

「……いいわよ」
「え…」

あまりにもあっさりと認められて鹿島は拍子抜けしていた。

「…………やったあっ!提督さん、新泊地へ行っても一緒にいられますね!」
「あ、その話ですけど、それはなくなりました」
「えっ!?」
「大淀達には伝えていなかったけど、
 新泊地の提督に先日少佐になったばかりの彼を派遣しようとしていたの。
 でも新泊地の近くに強力な深海棲艦の巣が発見されて…
 それで内定していた少佐の代わりに少将が行くことになったの」
「それは賢明な判断です」

正直艦隊指揮未経験の俺に強力な敵と戦えとか無理である。
つーか香取が鹿島の頼みをあっさりと聞いた理由はそういう事だったのか。

423リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:53:27 ID:F.hV5l7U
「じゃあこの鎮守府の指揮は誰が執るのですか?」
「少佐が執るのよ」
「なんですって!?待ってください。私のような新米提督が、
 このような大所帯の鎮守府を指揮するなど…」
「大淀がついているわ。ね」
「え、あ、はい…」

大淀も困り気味だった。

「この鎮守府は艦隊決戦担当ではないから大淀がサポートすれば充分動くわ」
「で、ですが…」
「これは正式な辞令よ」

香取から辞令を見せられた。そこには新泊地の部分が訂正されて
この鎮守府の提督に俺を任命すると書いてあった。

「俺が……この鎮守府の提督に……」
「不安か。だが心配することはない。
 この鎮守府には大淀以外にもたくさんの優秀な艦娘がいる。
 君は一人で抱え込みかねないが、もう少し他人を頼ってくれ。
 頼ることは悪いことではないからな」
「……日向、俺の不安を見抜いていたのか……
 そして俺の不安を消すように道を示して後押ししてくれた……
 …やはりあなたは師匠だ…」

日向は一見瑞雲マニアな変人という印象を受けるが、
要所要所で人に的確なアドバイスができる。
師匠と呼ばれているのも、ネタにしている意味ではないのだろう。

「どうやら受けてくれるみたいですね。ではこの鎮守府と鹿島を頼みましたよ」

そう言って香取は一足先に新泊地へ行った少佐のサポートの為に鎮守府から出て行った。

424リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:54:16 ID:F.hV5l7U
「サンドイッチケーキ、本当になくなっていた……」
「今度作ってあげますから」

香取が出て行った後、俺達は明石に冷やかされた。
サンドイッチケーキを一緒に食べていただけという多少の事実を伝え、
これ以上詮索されないように、逃げるように自室に戻った。

「いや、よくもあれだけのケーキ食べられたなあと思ってな」
「女の子にとってスイーツは別腹なんです」
「まあそう言われてるな」
「別腹ですから、今だって他の物を食べられますよ……」
「……何だその目は?」
「さっきは邪魔が入っちゃって、途中までしかできませんでしたから、
 今から続き、しましょ。うふふっ」
「続きか……」
「嫌なんですか?」
「そんなわけはないさ。ただ、こういうのは、なんというか、
 結婚してからする方がいいんじゃないかと思ってて……」
「さっきは乗り気だったじゃないですか」
「それはそうだけど……」
「そんなに言うんなら、結婚しちゃいますか?」
「は?」

何を言ってるんだと言いたくなる。
いくら俺が恋愛と結婚を完全に一直線に見ていたとしても、
気持ちが通じ合ってすぐに結婚とか、周りから見たら色々言われそうだし、
鹿島と付き合いが物凄く古いならまだしも、
出会ってからで考えてもそんなに年数は経ってないし……

「あの時は余裕がありませんでしたから結婚してなくても、
 って思ってましたけど、今はもう気持ちが通じ合っていて大丈夫ですから」
「大丈夫と言われても……そりゃあ俺は結婚には反対じゃない……
 つーかむしろしたいのだが、準備とか結構……」
「じゃあ籍だけでも入れましょう。それでいいでしょ」
「あ、ああ……」

まさか彼女がここまで積極的になれたなんて。

425リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:54:49 ID:F.hV5l7U
「本当に後悔しないな」
「大丈夫です。私の心の天秤は既にあなたに傾いていますから。
 たとえ困難な道だとしても、今の私に迷いはありません!」

自分の星座を基にした殺し文句だ。
俺も自分の星座に関係するようなカッコつけなセリフとかを言ったりした事もあるが、
彼女はそんな俺を見てそういう言葉が好きだろうと思ったのだろう。
ぶっちゃけ誰が聞いてもほとんどの人はそう思うだろう。
でも後半のセリフはどう考えても蠍座のあの人のセリフが大元だと思うが……

「明日は……じゃなかった。日付が変わりましたから今日ですね」
「今は12月25日……クリスマス当日だな」
「お休みですからその時に色々と調べておきましょう。
 あなたが提督としての仕事をするのは、年明け以降になるでしょうからね。
 それまでは大淀さんが頑張ってくれますよ」

大淀、すまぬ……

「それじゃ今日はもう寝ますね。おやすみなさい」
「おやすみ……ってせめて部屋に戻ってくれ!」

俺のベッドでしれっと寝ようとした鹿島を無理やり引き起こし、部屋に戻らせたのだった。

426リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:55:24 ID:F.hV5l7U
「やっとあなたと一つになれるのですね……私……嬉しい……」

25日、クリスマスの夜、俺はついに鹿島と一つになるのだ。
とりあえず入籍は婚姻届さえ出しておけば、不備さえなければ一応受け止めてくれるものらしい。
必要な戸籍なんかも届け出て『その日に入籍しました』とするだけなら絶対必要ではないらしい。
ただ戸籍等がないとその後の手続きに困る為、なるべくなら一緒に出した方がいいものだ。
しかしなんというか無茶なものである。無茶は俺の専売特許になるだろうと思っていたが、
この鎮守府には俺の予想を遥かに超えた無茶な方々がゴロゴロいた。鹿島もその一人だ。
まあ他のみんなからすれば俺も随分無茶してるなと思うだろうけど……なんだかなぁ……

「もう…恥ずかしいんですか?これからもっと恥ずかしいことになると思いますよ」
「そうだな、もう迷ってなんていられない。
 俺は心が燃えている限り進み続けるって決めたんだ。だから!」
「ふふっ」

鹿島が微笑み、そして目を閉じた。ここから先は練習なんか出来るものではない。
少なくとも、今からする事は、今からの一回しか出来ない事である。
今度は邪魔されないだろう。いや、邪魔されたって……
俺も目を閉じ、彼女の唇に自分の唇を重ねた。
とても柔らかくて、暖かな感触が唇に伝わった。
ただ唇を重ね合わせるだけ。だけどそれだけでもとても心臓がドキドキした。
この時の気持ちはもう二度と味わえないだろう。
正真正銘初めての、一番最初のキスである。
数を重ねていく内に今のような気持ちは薄れていくかもしれない。
だけどどんなに小さくてもこのときめきを感じる心だけは持ち続けていたい。
俺はそう思いながら彼女をそっと抱きしめたのだった。

「んっ…………これが……キス……か……」

鹿島から唇を離した。彼女は
『お前の言う言葉じゃないだろそれ』
って突っ込みたくなるような事を鹿島は言った。
彼女はこれも初めてという事か。俺に緊張が走った。

427リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:55:55 ID:F.hV5l7U
「次は……こっちにお願いね……」

彼女は少し恥ずかしそうに胸を寄せて上げた。
あんな無茶やっておいてこれは恥ずかしいのか。
まあ『それはそれ、これはこれ』なんだろうけどさ。
俺は左手で彼女の右腕を揉みながら彼女の既に固くなっていた乳首を咥えた。

「ん……」

彼女の声は少し艶かしかった。
俺は唇とは違った柔らかさと暖かさを持った乳房を弄りながら、乳首を口で刺激した。

「んん……」

声が先ほどよりも艶かしくなった気がした。俺は右手で彼女の秘部を優しく触れた。

「ひゃっ!?」

誰にも触らせた事のないところを触られたのだ。
反応しないのがおかしい……のかもしれない。
俺は彼女の声がどんどん艶かしくなっていると気付き、刺激を強くしていった。
乳首を吸うだけではなく、舐め回したりつついたり、唇で少し強く甘噛みしたりし、
右手は少し大きくなってきていた固いものを強く刺激しないよう気をつけて刺激した。
正直言って自分は女性経験なんてない。そういう店にも行ったことはないし、
そもそも女性の裸を生で見た事さえもない。
練習とか全くしてなくて全て手探りだった。今の所それが好調なようだが……

「きゃあっ!」

彼女から悲鳴にも近い声が上がった。もしかしたら強く刺激しすぎたかもしれない。
俺は固いところの刺激をやめ、穴の部分を攻めようと小指を使った。
彼女も未経験である以上中指も人差し指も無理だろう。
俺は少し湿り気を帯びてきたそこを手探りしつつ、
凹んでいる場所を発見し、そのまま小指にゆっくりと力を入れた。

「あ、なん…か、入って……っ」

それなりに濡れていたのか、少しずつだが入っていった。
俺は進まなくなるまで突っ込み、引き出す事をゆっくりとだが繰り返した。
それを繰り返している内に水気が増え、音もたってきた。

「やあっ……なんか……うぅ……」

彼女の声が一層艶かしくなった。その声が俺の挿入欲を引き立てたが、
今彼女に突き入れてもおそらくただ苦しめるだけだろう。
俺は我慢して、彼女の秘部を口で刺激することにした。

428リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:56:33 ID:F.hV5l7U
「ああっ、ちょ……っ……そこは……」

普段おしっこする所を舌で舐められているのだ。驚くのも無理はない。
俺もどちらかといえば潔癖な方ではあったが、今の俺にはそんな気分はなかった。
ただ彼女の穴という穴……不浄な穴も、清らかなヴェールに包まれた穴も刺激し続け、
極上の珈琲豆でさえも足元に及ばないような雛豆を味わった。

「もう……これ以上は……っ!!」

鹿島は強い力で俺を引き離した。
彼女は艦娘とはいえ艤装がなければただ身体能力の高い娘であった。
普通の女性相手なら不意を突かれても堪えられただろうが
鍛えた女性相手では構えてなかった事もあって簡単に離された。

「ッ、鹿島っ!?」
「私ばかりしてもらうだけじゃ……いや……今度は…私も……」

そう言って彼女は既に大きく張り詰めていた俺のちんちんを握り、口で咥えようとした。

「待ってくれ!」
「え…どうしてですか?気持ちいいと思うのに…」
「確かにそうだと思う。けど、今この瞬間は今しかないんだ。
 初めてなのだから、せめてここに全部……」

俺は彼女のお腹を指差した。生命の源が本来吐き出され、受け止められる場所……
せめて初めての時だけはそこに全てを出したかったからだ。

「…………来てください。もう、大丈夫ですから……楽になって……」

そう言って彼女は俺のちんちんを自らの秘部に触れさせた。
彼女は恐れているのだろうけど、それ以上にもう我慢しきれない俺を心配していた。

「…………わかった。それじゃ……力を抜いてくれ……」

恐らくまだ十分ではないかもしれないが、もう限界に近かった。
これからする事ははじめてどうしがする事。
練習なんて本当にできない。精々イメージトレーニングするくらいで、
実践的な練習なんてできない。
『練習』してしまえばそれはもう『本番』なのである。
二度とやり直しのきかないものだ。
失敗するかもしれない……というか成功するなんてほんのひと握りだろう。
それでも……それでも俺達は…………
俺は彼女に導かれるままにちんちんを挿入していった。

429リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:57:06 ID:F.hV5l7U
「くうっ……ぁ……ぁ……」

彼女は一瞬力を入れたようだったが、すぐに力を抜こうとしていた。
俺を簡単に受け入れる為だろう。しかしあまり力が抜けているようには思えなかった。
しかしそれで彼女を責めるのは酷だろう。彼女は初めてなのだ。
緊張して硬くなってしまうのも無理はないだろう。
俺だって我慢するのがかなり難しい。しかし男のそれと女のそれは一緒にはできない。

「あくっ……ぅぅ……」

彼女の声からは艶めかしさが消え、苦しむような感じだった。
なかなか入らず、俺も限界に近づきかけていた。

「……すまない、一気に行かせてもらう……」
「……はい、来てください」

彼女も苦しみから逃れたいのか、
それとも苦しむ自分を見せて俺も苦しめたくないのか……
このままでは埒があかず、彼女が望んだのなら、
もう躊躇う必要はないかもしれない。
俺は覚悟を決めて力を込め、彼女に突き入れた。

ブツッ!!

「!!ッーーーー!!?!」

何かを破ったような音と感覚がして、彼女の声にならない、
…いや、出すまいとした叫びが聞こえた。
結合部を見るとそこから赤い雫が流れ落ちていた。
俺のちんちんは彼女の純潔を破りさり、奥深く入っていった。
そこは今まで感じたことのないくらい気持ちが良かった。
暖かくて湿った感触、締め付けがもたらす快感。

「ごめん…もう……」
「っ……きて…くださ…ぃ……」

痛みに耐えながら精一杯受け入れようと声を振り絞る彼女。
彼女の許しを得たと思ったとたん、俺の限界はあっさりと訪れた。

ドクンッ!ビュクンッ!ドビュルルルッ!!

自分一人で欲望を吐き出す練習をしていた時とは比べ物にならないくらい気持ちよかった。
ドロドロした熱いものが、勢いよく、大量に彼女の中に吐き出された。

430リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:57:37 ID:F.hV5l7U
「ぁぁ……」
「んん…………熱いのが……ビクビクって……ぶつかって……」

体内に迸るものを彼女は感じていたようだ。
彼女のあらゆる一挙一動が、俺の射精欲を更に高める。

ビュルルル!ビュルルル!ビュルル!

女の子と、それもとても大好きな子と一つになるというのは
これほど気持ちのいいものだったのか。
本当に…本当に今まで感じたことがないくらい気持ちよかった。

「はぁ……はぁ……」
「うぅぅ……」

どれくらいの時間が経ったのだろう。気がつくと射精は終わっていた。
そして彼女は俺をおぼろげな目で見ていた。

「……」

俺は何も言えなかった。自分だけ勝手に気持ちよくなってしまって……

「ぁ……あの……気持ち良かった…ですか…?」
「…ああ」

自分一人だけ気持ちよくなったなんて許せない事だが、
ここで否定してしまえば彼女を傷つけることになってしまう。
俺は気持ちを素直に伝えた。

「よかっ…たぁ……」

彼女の顔からかすかに笑みがこぼれた。痛いだろうに、苦しいだろうに……
それでも俺を気遣ってくれた彼女の心が俺を苦しめると同時に有り難さも感じさせた。

「…ふふっ、あなたの顔、とても気持ちよさそうでしたよ」
「ああ……」
「……よろしければ…もっと動いても…いいですよ」

自分が苦しくても俺の事を考えてくれる。
だがいくら甘えられたとしても、甘え過ぎる自分を許せそうにない自分がいて、
俺は動こうとしなかった。ちんちんが小さくなっていたのだから動きようもなかったけど。

431リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:58:22 ID:F.hV5l7U
「あ……」
「髪…とても綺麗だな……少しクセっ毛だけどサラサラで、ずっと触っていたい」

俺は動かず、彼女を抱きしめ、暖かさと鼓動を感じながら髪を撫でていた。

「嬉しい……髪を褒めてくれて……本当に………ありがとう……」

彼女の声からは苦しみが薄れ、万感の思いで感謝しているようだった。
俺は動く事なく、彼女を体全体で感じていた。
やがてまた彼女の中に入れていたちんちんが固くなってきた。

「また…私の中に……感じます……もっと、動きたいですか……」
「許されるならね…」
「いいですよ…私で気持ちよくなって…ください……ね」
「わかった。やらせてもらうよ」

あまり気遣いすぎても逆に彼女を暗い気持ちにさせるだけだ。
だったら彼女の言葉を信じよう。
最初に入れた時はすぐに出してしまい、動く事ができなかった。
動くのはこれが初めてである。俺は腰を前後に動かした。

じゅぷっ……じゅぷっ……

しばらく入れられていた事により馴染んだのか、
彼女の精神的な悦びが愛液を分泌させていたのか、
多分処女を奪ってすぐに動かしてしまうよりもなめらかに動いていたかもしれない。
粘膜と粘膜が擦れ合う感触がとても気持ちよくて、
動かすたびにそれが増幅していき、どんどん腰の動きが激しく早くなる。

「かぁっ……ん……くっ……」

彼女は恐らく必死に耐えていた。最初の時とは違い馴染んできていたとは言え
それは完全ではないだろう。まだ彼女にある緊張感が快楽よりも勝っているようだった。
そして俺が彼女を気遣おうとする気持ちよりも自分が快楽を得ようとする気持ちも……
明朗さを失いながらも人を想う気持ちを失っていない彼女に俺は甘えているようだった。
そして二回目もまもなく訪れた。もうこらえきれないと感じ、思い切って腰を打ちつけた。

432リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:58:54 ID:F.hV5l7U
ビュルルルルーーーーッ!!

一度目の時とは違い、粘度が少なかったのか、勢いよく放出される感覚だった。

ビュルルーーーッ!ビュルルーーーッ!!

どろりとした感覚とは違う、勢いがもたらす感覚は一度目とはまた違った感覚を与えていた。

「ッーーーーー!!」

彼女は脚で俺の腰を挟んでいた。まるで絶対に逃がさぬかのように、
全てを絞り尽くそうとするかのように、強く。

ビューーッ!

永遠とも感じた射精感に俺はまた快楽に酔いしれていたのだった……
 
 
「俺だけ気持ちよくなってしまった……」
「初めてだから、仕方ないですよ。男の子ですから。
 女の子が最初から気持ちよくなるなんて、
 やっぱりそんな都合よく行きませんね」
「それはそうだろうけど…」
「セックスの練習なんてしてませんし、
 そもそもはじめてどうしなんて練習のしようがありませんもの」
「まあ、確かに」
「でも私の中にあなたの熱い想いがたくさん……とても嬉しいです」

行為が終わり、彼女は徐々にいつもの明朗さを取り戻していた。

433リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:59:37 ID:F.hV5l7U
「受け止めてくれて…ありがとうな…」
「えへへ…………これからももっとしていきましょうね。
 していけばきっといつか二人で気持ちよくなれますよ」
「そう信じるよ」
「……ねえ。いつか平和な海が戻ったら、一緒に遠洋航海に行きたいですね」

お腹を優しく撫でながらうっとりとした目で微笑んでいた。
もしかして今日はその日だったのか……
いや、後悔なんてない。父親と母親を早く安心させたいし、
それにもし二人の愛の結晶が実ったのなら、
きっと未来への希望がもっと沸くはずだ。

「行きたい所いっぱいあるんです!きっと…きっと行きましょう!」
「ああ、一緒に行こう。俺はインドア派だけど、
 でも君と一緒だったらどこにでも行けそうだよ。
 俺達の手で、地上の愛と正義を守り、静かな海を取り戻してみせるさ!」
「うふふ、期待できそう。私、楽しみにしています」

鹿島の柔らかな笑顔が俺に勇気を与えてくれる。
君がいるから、どんな困難にも踏み出していける。
若さに任せて色々と突っ走ってきたけど、
もしかしたらいつか壁に当たってしまうかもしれない。
それでも未来を信じて生き続けようとする意思が、
新たなる時代を作り出していくと信じている。
世の中練習じゃどうにもならない事、練習なんてできない事、
そんな事が沢山あるだろう。
だけど生きてきた中でやってきた事から糸口を見つけ出し、
そして希望を信じる事で前に踏み出していく。
そう、未来を作り出していく為に――――
 
 
―終―

434名無しの紳士提督:2015/12/25(金) 23:03:46 ID:F.hV5l7U
以上です
鹿島は大鯨とは違い一目惚れではありませんでしたが、
色々見ていく内に大鯨や鳥海に匹敵する存在となっていました
今回のイベントはスルーのつもりでしたが、
鹿島の波動に魅入られてしまい、12月に入ってからたったの二日、
時間にして7時間くらいでクリアして鹿島を迎え入れたほどです
ちなみに鹿島を迎え入れた時の第二艦隊のMVPは鳥海でした(どんな活躍だったかは覚えていない)

長々と失礼しました。それではまた

435名無しの紳士提督:2015/12/26(土) 02:58:52 ID:CISuMrEY
力作2本とは…GJ!

436名無しの紳士提督:2015/12/26(土) 09:59:53 ID:3xTgIxs2
GJ!

437名無しの紳士提督:2015/12/26(土) 21:38:41 ID:3xTgIxs2
香取と鹿島はどんくらい年齢差あるんだろう?野暮な質問なのは自覚してる。

438名無しの紳士提督:2015/12/27(日) 01:10:00 ID:293NSFFk
鳥海とは珍しい
貴重なSSありがとう

439名無しの紳士提督:2015/12/27(日) 17:42:58 ID:8M3sx5D2
>>437 鹿島は香取さんの妹ではありません。香取さんが(検閲済)歳の時に生まれた実の娘さんなのです!

440名無しの紳士提督:2015/12/27(日) 18:47:43 ID:iIuPXDts
つまり14の母・・・・・・まだ三十代だ。イケル

441名無しの紳士提督:2015/12/27(日) 19:35:22 ID:VpSWwkCM
>>440
いつから鹿島が13歳以上だと錯覚していた?

442名無しの紳士提督:2015/12/27(日) 20:18:56 ID:RxWOYWbs
>>437
まあ、普通に考えると香取先生は30代半ばの人妻女教師、鹿島は学校出たての新人教師って雰囲気だから10年ちょい位の差かなとは思うが

443名無しの紳士提督:2015/12/27(日) 23:53:21 ID:8M3sx5D2
香取・鹿島・妙高型改二四姉妹。艦これの教師たち。

444名無しの紳士提督:2015/12/28(月) 00:12:42 ID:Us40K2hY
>>442 細かい話だが、鹿島さんは教育実習生でもいけると思うのだよ。

445名無しの紳士提督:2015/12/28(月) 00:27:38 ID:HG1DK4q6
香取先生はアラフォーもありうるがそれすらイケる
鹿島先生は新任ピカピカの印象

なんにせよ初めての夜戦を指導して欲しい

446名無しの紳士提督:2015/12/28(月) 01:59:10 ID:7NpLJvGs
2つの大作超GJなんだが、電子の妖精が何だか気になって仕方ない

447名無しの紳士提督:2015/12/28(月) 13:40:19 ID:aGCj4obQ
>>446
バカばっかとか、みんなで見よう!(カミーユ)とか、そういうのでしょ

448名無しの紳士提督:2015/12/28(月) 22:41:43 ID:Us40K2hY
>>445
香取 香取がリードする。まさに初めての夜戦を教わるって感じ

鹿島 鹿島、提督共に予備知識はあれど、実体験なし。なので、それぞれが予備知識を元に進めていく。いわゆる共に学んでいくって感じ。

同じ「初めての夜戦指導」でも違いを出せるもんだなあ。

449名無しの紳士提督:2015/12/29(火) 12:24:04 ID:MEYQvOEM
初めての生徒相手に夜伽を教えた後そのまま寿退職しそうな鹿島さん

450名無しの紳士提督:2015/12/29(火) 20:26:03 ID:H8OjzEU2
しくじりました(直撃弾)

451名無しの紳士提督:2015/12/29(火) 21:50:30 ID:IhwE7jGM
>>449 夜伽について教える(避妊と危険日について教えるとは言ってない)。鹿島さんと夜伽のお勉強のはずが、いつの間にか社会的責任を学ぶ勉強になっていました。

452名無しの紳士提督:2015/12/30(水) 00:11:50 ID:TraBnKmU
雲竜は葛城が冗談でおっぱい分けてほしいって言ったらそれを真に受けて自分の胸を分け与えるべく引っ張りまくってそう。

453名無しの紳士提督:2015/12/30(水) 02:37:48 ID:31ppGawc
クリスマスプレゼントという形で艦娘の部屋の鍵をもらう小ネタを考えた
誰からが一番テンション上がるだろう、個人的には龍鳳からなんだよなぁ

454名無しの紳士提督:2015/12/30(水) 07:55:44 ID:TraBnKmU
>>453 羽黒。ちなみに、妙高姉さんは二人の意図を察してお席を外してくれるが、なっちーと足柄姉さんは出かけたふりをして押し入れとかクローゼットで息を潜めていそう。

455名無しの紳士提督:2015/12/31(木) 09:51:48 ID:t.0KpPIM
提督・中にさえ出さなければ子供はできないはず!

鹿島・「あの日」の前後が危険な日で、その谷間あたりの日が安全日。だから今日はこのまま出されても大丈夫です!(注・正しいのはこの逆です)

初めての夜戦指導の後、肝心な部分の知識がお互いに誤っていたことが判明して、その後>>449みたいな展開になるってのはどうかな?

456名無しの紳士提督:2015/12/31(木) 16:55:44 ID:uL.mWG4I
提督「雲龍、胸張ってないか?」
雲龍「もう提督ったら…お願いしますね」
もじつく雲龍の求めを断る訳がない
雲龍「出が良過ぎて…正直困ります」
その割に雲龍の琥珀色の瞳は期待に満ちており、張った乳房の奥の心臓は既に高鳴っていた。
雲龍「自分で脱ぎますから…あんっ」
彼女の服を慣れた手つきで脱がしていき、甘えた声をこぼす伴侶の右乳房に、そっと舌を押し当てる。
にじみ出す母乳の甘い香りと優しい味がした。

457名無しの紳士提督:2015/12/31(木) 21:08:09 ID:qdxKnTSA
はよ
もっと
はよ

458名無しの紳士提督:2016/01/01(金) 03:26:33 ID:9HydVGN.
扶桑姉妹の晴れ着グラは普段着に比べてお胸が縮みまくってるな。どれだけサラシを固く巻いているのやら。

459名無しの紳士提督:2016/01/01(金) 19:07:10 ID:rtSOGQOI
被弾したらバーストするくらいには、と考えて寒くなった。
山城に暖めてもらおう

460名無しの紳士提督:2016/01/01(金) 19:40:09 ID:9HydVGN.
実は艦娘は状況に応じてお胸を体の内側に引っ込めたり、本来の大きさにしたりできる能力があるんだよ…という電波を受信したが、流石に荒唐無稽すぎるか。

461名無しの紳士提督:2016/01/01(金) 22:00:54 ID:Srphl5ps
という妄想を大和の乳キャップを胸元に突っ込みながらRJちゃんが言っておった

462名無しの紳士提督:2016/01/01(金) 23:01:31 ID:WgoJ.gPI
新年明けましておめでとうございます。新春一発目のSSを投下します
鹿島との年末年始のお話で、、この前のクリスマスの話の続きです
今回も独自設定やわかりにくいネタがたくさんあります
NGは『練習方法は実践する事だけ―年末年始編―』でお願いします

463練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:02:16 ID:WgoJ.gPI
「Guten Tag」
「Buon giorno」
「?…………こんにちは……」

提督室の大掃除を一段落させていた俺は突如外国人の美女二人に声をかけられた。
俺は乏しい知識から外国語での挨拶とわかり、日本語で返した。

「君達は………艦娘か?」
「私はビスマルク型戦艦のネームシップ、ビスマルクよ」
「私はヴィットリオ・ヴェネト級戦艦2番艦、リットリオです」
「ビスマルクにリットリオだと……今日来るはずのドイツ艦とイタリア艦がもう来たのか?
 だが約束の時間にはまだ早いはず……」
「少し早過ぎでしたか。遅れないように早く来たんですが」
「それよりもあなた、提督はどこにいるのかしら?」
「…………私が提督だ…………」

そう。俺がこの鎮守府の一番上に立つ提督だった。

「あなたが提督!?冗談はやめなさい。
 そんな格好の提督がいて、お掃除なんてしているかしら」

いるんだよここに。汚れないようにジャージを着て掃除をしているけど、俺は提督だ。

「生憎だが私は今日提督としての仕事をし始めたばかりでね、
 不測の事態のせいで引き継ぎもほとんど出来ずに提督になる事になったからな」
「提督が掃除なんてするのかしら?」
「提督だろうが掃除をするものだ。
 厳密に言うと大掃除の指示が俺の提督としての初仕事なわけだが」
「その初仕事をサボるなんていい度胸してるじゃないの、このクソ提督!」
「仕事をサボって女性と楽しそうに喋っているなんて、鹿島さんが泣くわよ」

海外艦娘と会話している俺を咎め、叱責する声が聞こえた。
駆逐艦娘の曙と霞だ。昔からきつい口調な彼女達だったが、
俺が提督になってからそれが更に増した気がする。
霞は俺が立派な提督になれるように厳しくあたっている節があるし、
曙は…まあ掃除をサボって美女と会話してたら俺にはああも言いたくなるわな。
彼女は不遇の運命だった駆逐艦曙の艦娘故か上官的な存在に無意識に反発する癖があったが
俺に対しては提督でない頃から関わりがあったからか、
俺に対しての言葉遣いがあまりきつくなかった。

464練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:02:50 ID:WgoJ.gPI
「掃除は一段落したよ。それで海外艦のビスマルクとリットリオの二人と話をしていて…」

「ビスマルクとリットリオ?もう来たの?…………少し見苦しいところを見せたみたいね」
「……提督、この鎮守府の艦娘の上官への口の聞き方は酷いようね。
 この鎮守府、少し規律がなってないようね」
「誤解しないでね。この鎮守府で口が悪いのは私たちくらいよ。
 それと、この司令官がここの司令官に任命されたのはつい先日だから、
 この艦隊の規律等についてこの新米司令官を責められるものではないわ」

霞は厳しい艦娘で、真面目にやらなかった時の叱責はきついが、全力で望んだ末の結果や、
その人物に責任を求められないような事を理不尽に責めるような真似はしない。
彼女に厳しく言われ続けたからといって、
彼女を脊髄反射で拒絶するのは少し思慮が足りない事だろう。

「提督、お掃除終わりました。提督室は……あら?」

昔からこの鎮守府の中心人物として働いている大淀が足柄と共に部屋にやってきた。

「ビスマルクにリットリオ!もう来られたのですか!?」
「そうよ。あなた達は?」
「私が大淀です。よろしくです」
「私は妙高型重巡洋艦三番艦足柄よ。よろしくね」
「こちらこそよろしく。ところで、この男の人が提督なの?」
「ええ…提督となったのは先日からですけど…
 前提督が突如新泊地へ赴く事になったので、引き継ぎや準備が不十分で…
 今は出撃や演習、遠征の指示等の艦隊指揮は私が代行しています。
 それ以外のことは提督に順次させていっています」
「だからといって大掃除の指示が初仕事になるなんてな…」
「掃除は大切なことよ!掃除をすることによって心も引き締まるし、
 大掃除は一年の汚れを全部落として、
 新年を新たな決意で迎えるために特に大切なことなのよ!
 ……大掃除の段取りを一任してくれたことは感謝するけどね…」
「一任というと聞こえはいいけど、要するに丸投げってことじゃない?」
「司令官にまかせるよりはよっぽどマシよ。この司令官、あまり掃除しないし」
「それもそうね」

465練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:03:40 ID:WgoJ.gPI
酷い言われようだが大体事実だから仕方ない。
この鎮守府に勤めるようになってから自分では掃除を頑張るようになったと思っていたが、
それでも霞にとってはまだまだらしい。
しかし霞に大掃除の段取りの指示を一任した判断は間違ってなかっただろう。
彼女は掃除に対するこだわりが人一倍強いらしく、
去年の大掃除で霞が担当した部分は他と比べて少しだが綺麗に感じた。
まあ普段他人に目をやらない俺が霞に目をやったのは
きつい事を言われたので霞に言い返せる欠点を見つけてやろうとしたのではなく、
四日市に“かすみ”という名前の清掃船があるから、霞もきっと掃除が上手かもしれない
という根拠のないアホらしい考えだったが、どうやら当たっていたらしい。
余談だが“かすみ”を所持している団体の本拠地は千歳町という場所で、
近くには大井の川町や曙町、
少し離れた所には清掃船かすみの名前の由来先と思われる霞という場所がある。
艦娘達と直接の関係はないにしろ名前が一緒なものが沢山集まっているので、
ちょっとした話のタネにはなるかもしれないし、ならないかもしれない。

「みなさん、お疲れ様です」

聞けば心躍る可愛らしい声が聞こえた。

「もうすぐ3時ですし、少しお茶にしましょ…あら?あなたたちは?」
「ビスマルクよ。よおく覚えておくのよ」
「リットリオです。覚えておいてください」
「ビスマルクとリットリオ……
 私はこの鎮守府の提督さんの秘書艦を務めます、
 香取型練習巡洋艦二番艦、鹿島です。よろしくね。
 よかったらお二人もお茶、どうぞ」

鹿島は初めて見た人が勘違いしそうな感じの笑顔ではなく、
誰が見ても普通の笑顔といえる表情で言った。

466練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:04:18 ID:WgoJ.gPI
「提督さんのリクエストの汁粉サンドです。どうぞ」

そう言って鹿島はあんこが薄く挟まったサンドイッチを出した。

「それじゃ、いただくわね」

もぐもぐもぐもぐ……

「この甘み、たまらないわね」
「喜んでもらえてよかったです。なにぶん汁粉サンドは初挑戦でしたので、
 色々と試行錯誤を重ねました。その甲斐があったようですね」
「本当おいしいわ。日本の文化を取り入れたサンドイッチ、素晴らしいわ」

ビスマルクやリットリオら海外艦娘達には大好評なようだ。

「カツサンドが一番だけど、これもおやつとして考えたら中々いけるわね」
「餡もくどくなくておいしいですけど、白玉も餅に近い食感がいいですね」

足柄や大淀も喜んで食べていた。

「あれ、提督さん、お口に合いませんでしたか?
 ……長良さんや木曾さん、伊勢さん達も…
 何か気になる点でもありましたか?」
「いや、美味しかったよ……」

確かにとても美味しかった。
サンドイッチは鹿島の代名詞と言えるくらい彼女にとって得意な料理であり、
具材である餡や白玉もとても美味しかった。

「美味しかったですよ本当に。でも…その……何て言えばいいのか…言いにくいですけど…」

「俺の知ってるしるこサンドじゃない!」
「そうそう、私たちの知ってるしるこサンドじゃないのよね」

東海地方出身の人がしるこサンドと言われたらこれを出されたならまず驚くだろう。

「……司令官、鹿島に何て言ったのかしら?」
「何てって……今日は軽くしるこサンドでいいって言ったはずだ…」
「クソ提督には頭が回らなかったのかもしれないけど、
 サンドイッチが得意な鹿島さんにしるこサンドって言ったら
 お汁粉を挟んだサンドイッチって発想すると思うわ」
「確かにしるこサンドってだけ言ってそれっきりで、
 鹿島は少し驚いた顔だった気がしたけど別に何も聞いてこなかったからな。
 とにかく俺が指示を明確に出さなかったせいだ」
「まあそうなるな」
「これが戦闘関係だったら大変なことになっていたかもしれないわ。
 これからは情報をちゃんと共有するように気をつけなさい」

467練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:05:10 ID:TvABbbYE
俺は時々自分がわかっている事は相手もわかっていると思い込んでしまう癖がある。
艦隊指揮をする上ではそのような癖は死に繋がりかねない。
俺は今この場で失敗しておいてよかったと思った。
次からは絶対に失敗してなるものか。

「はぁ…着任早々言いたくはないけど、こんな人が提督だなんてね……」
「彼は新任提督なんだ。少々のことは勘弁してあげてくれ。
 不満があるなら君が提督を立派にしてあげてもいいのではないか?」
「…そうね、新任提督なら育て甲斐があるものね。
 いいわ。私が提督としての心構えを一から教えてあげるわ」

不満げだったビスマルクは日向の言葉に乗せられて上機嫌になった。
日向の人間観察力…前々から思っていたが並大抵ではないかもしれない。
俺は彼女を人間観察力を身につける為の師匠にしたいと思いつつあった。

「でもあなたが提督に付きっきりになったら鹿島が怒るわよ。
 彼女は艦娘の他に未来の提督を育てる練習巡洋艦で、提督の秘書艦で……
 そして何より提督のお嫁さんだから」
「ええっ!?この提督……結婚していたなんて……」
「つい先日……クリスマスに籍だけは入れたのですよ。
 クリスマスを記念日にしたいからって書類も揃ってないのに無茶しますよ。
 婚姻届けだけ届けて書類は後からでもいいとはいえ…」
「戸籍関係の書類なしって…何考えてるのよ。ちゃんと準備しときなさいよ」
「26日以降にちゃんと用意してもう出しておきましたよ」
「けど……前々から司令官と鹿島は仲が良かったみたいだったけど、
 精々司令官が鹿島を片思いしているってくらいに思っていたのに
 まさか結婚を決めてしまうほど二人の仲がよかったなんて思わなかったわ」
「だって提督さんと気持ちが通じ合ったのがクリスマスイヴの日でしたから。
 どうしても気持ちが抑え切れなくて、
翌日役所に行って籍だけは入れておいたんですよ。
 クリスマスが結婚記念日っていうのもとてもロマンチックですしね」
「二人がそうなるに至った理由は、
提督が新泊地の司令官として着任する事が内定していて、
 離れ離れになってしまうからってことがあったからかもしれませんね」
「そうですよ。イヴの日に香取姉から提督さんの新泊地行き内定の話を聞いて、
 それでもしかしたらもう二度と会えないかもしれないって思って…
気持ちを伝えずに離れ離れになってしまう前に
せめて思い出だけでも作りたいって思ったんです」
「ちょっと待てよ。思い出だけでも作りたいって……」
「ええ、実は最初はすぐに結婚しようとは考えていませんでした。
 結婚しようって考えたのは、結局提督さんが新泊地に行かずに済んで、
 それから……色々とあった時ですね。
 結婚していれば、提督さんが本当にどこかへ行かなくちゃならなくなっても、
 妻であれば一緒に行けるように融通も利かせてもらえるでしょうし」

468練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:05:30 ID:WgoJ.gPI
「しかし…色々とって……イヴの夜に提督が新泊地に行かずに済むとわかって、
 それからクリスマスの日に入籍したわけだろう。時間から考えて急過ぎないか?」
「いいじゃないですか。情熱的に恋の道を突き進み
愛し合うってとっても素敵なことじゃないですか」
「そうよ。若さに任せて自分の信じた道を貫く……
 ホント、若いっていいわねえ…私もこんな情熱的な恋をしてみたかったな…」
「足柄…あなたはまだ若さに憧れるとか、
そんなこと言うような年齢じゃないでしょ。
 それに情熱的な恋がしたかったとか、あなたの旦那と子供が泣くわよ」
「確かに情熱的な恋には憧れたわ。
でも今の私には暖かな家庭という、平凡な幸せが一番大事なのよ。
 暖かな家庭……提督と鹿島だってきっと築けると思うわ」
「まあ提督は指揮官としての力はまだまだだけど、悪い人間じゃないし、
 一度好きになった女性と結ばれておいて捨てるような人じゃないでしょうしね」
「あら?曙ったら、もしかして提督のことが気になっていたのかしら?」
「バ、バカ!?何言ってるのよ。ホント、冗談じゃないわよ!
 第一私はまだ子供なのよ!年齢的に釣り合うわけないし、
 提督が子供の私なんて相手にするわけないし……」
「曙ちゃん……」
「……鹿島、あなた、絶対に幸せになりなさいよね!
 提督、もし鹿島を泣かせたりして不幸にしたら、
その時のあなたはクソ提督だからね」
「あ、ああ、絶対に不幸にはしないって約束する。
 約束するよ、絶対に不幸にはしないってね」

急に曙に話を振られてつい一瞬言葉に戸惑ってしまい、
念を押すように鹿島を不幸にはしないと誓った。
しかし女の子ってどうしてみんな恋バナが好きなんだろうな……
男の俺が口を挟む余地なんて全然ないくらい話に切れ目がない。
もしここに青葉と如月と秋雲がいたなら
最早収集をつけるのは無理だったかもしれない。
まあ、仕方ないから汁粉サンドイッチをバクバクと食べていたけど、
急に振られた時の為に耳を少しは傾けておくべきだった。

「あら、いけない。ちょっと休憩するつもりだったのに長話しちゃった」
「いいのよ、あなたたちと楽しくお話が出来たから」
「そうですよ。素敵な歓迎ありがとう」
「そうじゃなくて……業者さんや一般職員たちに他の艦娘…
 彼らが大掃除をしているというのに私たちだけいつまでも休んでられないわ。
 特に私は汁粉サンドを用意してって言われて
 ずーっと汁粉サンドイッチを作っていて、全く大掃除してなかったし…
 あっ、提督さんのせいじゃないわ。確認しなかった私が悪いのだし…」

469練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:06:04 ID:WgoJ.gPI
鎮守府は広い。務めている艦娘や職員達
(男だけではなく、艦娘ではない女性もいる)だけでは掃除しきれない。
ましてや彼らは掃除に関しては素人である。
簡単な掃除ならともかく本格的な大掃除となると清掃業者に頼まざるをえない。
そこで鎮守府の外まわりの清掃に関しては業者に一任する形を取っている。
清掃業者は鎮守府と契約を結んでいるわけだが、
別に鎮守府専属ではなく、他にも得意先はある。
外部機関に等しい存在である為に内部機密流出防止の為、
鎮守府関係者による監視も欠かせないわけである。
彼らは清掃作業をしない事になるが、清掃業者の清掃作業の方が効率がいい為、
彼らは監視に専念出来るわけである。
鎮守府内部はさすがに内部関係者がせざるをえないだろうが、
監視者以外は外まわりに人手を取られない為効率はよくなる。

「司令官、倉庫の大掃除、終わりましたわ」
「玄関の掃除も終わったよー。お疲れちゃーん。
 あ、そうそう、外まわりももうすぐ終わりみたいだよー」
「司令官、トイレ掃除、全て終わらせました」

どうやら鎮守府中で大掃除が終わったようだ。

「もう掃除できるところはないの……」
「パッと見ですけど、もうどこも終わりのようです」
「そう……」

鹿島は少し暗い顔だった。

「鎮守府の掃除がとりあえずひと段落したみたいね。
 でも最後に私が確認するわ。もしまだ不備があったらその時に言うから」
「わかった。ところでこの部屋は……」
「…………とりあえず合格ね。でもだからといって毎日の掃除は怠らないことね」
「ありがとう……」
「提督室はもう掃除の必要はないのですか……」
「気になるところがないわけではないけど、でもわざわざ掃除をするまでもないわ」
「そうですか……」
「そうだ、鹿島、業者達の土産にペットボトルの熱いお茶を用意してくれないか?」
「ペットボトルのお茶ですか?」
「そうだ。大工や電気業者なんかが来た時にそういった事はするものじゃないのか?」
「今まではしたことはありませんけど……」
「そういうところに気を利かすのもいいけど、仕事もちゃんとしてよね」
「ああ……とりあえず熱いペットボトルのお茶がなければ
 冷たいペットボトルのお茶とか、缶コーヒーとかでもいい。
 業者の人数分より少し多めに用意しておいてくれ。
 あと何かちょっとした食べ物とかないか?
 できればここでお菓子をよばれてほしかったところだが彼らも彼らで忙しい。
 手で食べられるようなものとかないか?」
「えーと……あっ……」

470練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:06:51 ID:WgoJ.gPI
鹿島が少し考え込んだあと何か思い当たったようだ。

「どうした?」
「実は……お汁粉を固めるために
 ゼラチンや寒天の量の調整をしていたら餡が薄くなって、
 薄まった分餡を足したら今度は普通の餡みたいになっちゃって、
 それでまた寒天とかを足していって……」

……何となく予想はつく。ある意味駄目なパターンだ。

「つまり作りすぎちゃったってわけか」
「……はい…」

やっぱり。

「まあいい。サンドイッチ用のパンはいくつある?」
「サンドイッチ用のパンだったら長期保存が効くものがたくさんあります」
「よし、それで汁粉サンドイッチを沢山作っておいてくれ。
 業者達のお持ち帰り用だけでなく
 他の艦娘や職員達にもよばれてもらう為にだ」
「分かりました、急いで準備します。足柄も手伝ってください」
「わかったわ」
「リットリオ、私たちも手伝いましょう。
 サンドイッチくらいなら私たちでも作れるわ」
「ええ、私たちも行きます」

鹿島は足柄とビスマルクとリットリオと共に準備に向かった。

「あっ、提督さん、忘れないうちにひとつ聞いておきたいんですけど、
 しるこサンドって一体どういうものですか?」
「しるこサンドは餡をビスケットで挟んだ東海地方のお菓子だ」
「そうですか……分かりました」

そう言って鹿島達は再び準備に向かったのだった。

471練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:07:23 ID:WgoJ.gPI
「提督さん、今年最後の夕焼けです。綺麗ですね」
「ああ、あの時は見れなかったけど、今こうして見ると感慨深いな」

大晦日の夕方、俺達は全てを終えて夕焼けを見ていた。

「提督さん、今年もあっという間でしたね……」
「ああ……今年は年末、特に一週間が今までにないほど慌ただしかったけどな」
「疲れましたか?さすがに提督ともなると苦労が今までの比ではないでしょうし…」
「まだまだ!こんな事でへばってちゃ、提督なんてやってられないよ」
「元気ですね。でも、無理はしないでくださいね」
「わかってるよ」

わかってるけど、どうしても俺はそこら辺の加減ができない。
やるかやらないかが極端であり、やると決めたらそれしかないという事もかなりあった。
いい加減な具合にやるべきだけど、そこが俺には難しいんだよな。

「だったら鹿島さんが司令官を見てあげればいいじゃない」

二人きりで夕日を見ていたところに突如可愛い乱入者が現れた。
一人前のレディを自称する暁だ。

「暁ちゃん、何か用事かしら?」
「鹿島さんにコーヒーを作ってもらいに来たの。
 大晦日だからちゃんと起きていられるように
 濃いブラックコーヒーを作って」
「ミルクは…」
「一人前のレディにはいらないわ」
「そうは言ってもなあ暁、ただでさえ珈琲を飲むと
 カフェインの効果でトイレが近くなるぞ」
「トイレくらいひとりで行けるもん!」
「それくらいならいいだろうが、珈琲をブラックで飲んだら
 わかめの味噌汁を戻す事になるぞ」
「はあ?」

二人は俺の発言に驚いていた。

「俺は中学一年の大晦日の前日に大人に憧れて珈琲をブラックで飲んだ事があるが、
 それで胃を荒らしたのか、
 その日の昼食に出たわかめの味噌汁を戻す事になってしまったんだ。
 そうなってしまえば一人前のレディどころではなくなるぞ」
「……ミルクはそれなりにお願いね。お砂糖はいらないわ」
「はいはい」

暁の言葉に鹿島は優しく答えたのだった。

472練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:08:48 ID:WgoJ.gPI
「あの、提督、ちょっといいですか」

また乱入者が現れた。今度は夕張だ。

「何だ?」
「実は相談があるんですけど……
 今日の午後十時半から明日の午前四時半まで暇を戴けないでしょうか?」
「……CSのアニメチャンネルでアレを見たいのだな。駄目だ、認めるわけにはいかん」
「そうですか……そうですよね……」
「後でブルーレイを貸してやるから今日は精一杯働け」
「本当ですか?ありがとうございます。ところでアレって何のことだかわかります?」
「十二星座の戦士達が大活躍するアニメだろう?」
「そうですよ」
「君は持ってないのか?」
「ブルーレイもDVDも……ネットの公開も見逃しちゃったし……」
「……何のことだかさっぱりです……」

鹿島は話についていけないようだった。
ちなみにアレの最終巻はクリスマスイヴ発売である。
色々あってその日に買えず、
自分へのクリスマスプレゼントにはできなかったが。

「あっ、もうすぐ日が沈むよ」
「ええっ!?」

暁の注意に日の入りを見逃しかけていた俺達は日の入りをなんとか見届けた。

「なんとか日がスッと落ちる瞬間を見ることができたわ。ありがとう暁ちゃん」
「えへへ……」
「ごめんなさい鹿島……邪魔をしたみたいで」
「いいのよ、日の入りの瞬間はちゃんと見られたし。
 あなたも綺麗な夕焼けを見れたでしょう」
「はい、綺麗でした。でも二人きりの時間を邪魔してすみません」

夕張は俺達に少し負い目を感じているようだった。
もっとも、暁ちゃんの時点で邪魔されたと言えなくもないが。

「いいのよ、みんなで見る夕焼けも格別ですから。
 ……提督さん、そろそろ年越し蕎麦ができる時間ですね。
 私達は夜が忙しいですし」
「ああ。年越し蕎麦を食べて、今年最後の仕事を頑張ろう」

今年最後の夕焼けを見終わった俺達は、
年越し蕎麦を食べて夜の仕事に備えるのだった。

473練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:09:20 ID:WgoJ.gPI
そして、年が明けた。

「新年、あけましておめでとう」
「おめでとうございます、提督さん」

俺は真っ先に鹿島に新春の挨拶をし、鹿島も俺に今年初めての新春の挨拶をした。

「司令官……あけまして……おめで…と…」
「寝るな暁!」

俺は暁を揺さぶって無理やり起こした。
本当はあまりするべきじゃないだろうが、
暁を眠らせてぷんすか!させちゃうのもちょっと可哀相だ。

「うぅ〜……コーヒーが少し薄かったかも……もうちょっと濃いコーヒーを……」
「やめろって。これ以上飲んだら本当に腹を壊すぞ」
「でも……」
「……しゃあない。鹿島、珈琲を作ってやれ」
「珈琲を!?いいの!?」
「ああ、濃さはそれなりで頼むが……」
「皆さん、新年あけましておめでとうございます。ぜんざいをどうぞ」
「ありがとう、伊良湖……そうだ、鹿島、珈琲はもう少しだけ濃く作ってやってくれ」
「提督さん!?」
「いいから」
「……はい……」

鹿島は渋々濃い目のコーヒーを作った。

「どうぞ……」
「ありがとう。これをぜんざいに……」
「提督さん、何を!?」
「コーヒーぜんざいだ。
 ぜんざいの甘さと珈琲の苦味がマッチして美味しいぞ。
 暁、どうだ、食べるか?」
「当然よ!」

暁はコーヒーぜんざいをかわいくふーふー冷ましながら食した。

「うーん……なかなかいけるじゃない。
 一人前のレディもたまにはこういうのを食べてもいいわね」
「それじゃ私たちも試してみるわ…………うん、美味しいです」
「これはなかなかですね」
「だろう?」

こうして俺達は初日の出の時間まで任務をしつつ
たまに料理の話題を喋り合っていた。
途中でリットリオもやってきたが、
甘口抹茶小倉スパゲティと甘口いちごスパゲティをとても気に入ったのか
任務中にも食べるのかたくさん持ってきてやってきたのだった。

474練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:09:51 ID:WgoJ.gPI
そして初日の出の時間……

「綺麗……特にフッを出てくる瞬間が……」
「これが日本の初日の出……素晴らしいわ」
「今年一年……いいこと……ありますよう……に…………」

各々が感想を述べる中、暁は力尽きたのか、
初日の出を見届けた後、可愛い寝息を立てて眠りについた。

「あら?暁ちゃん、眠っちゃいましたか…」
「ここまでよく頑張ったな、暁……」

俺達は初日の出を見終えて暁を褒めた後、
暁を背負って彼女の部屋のベッドに寝かしつけた後、
新年最初の仕事を大淀に聞きに提督室に行くのだった。
 
 
「新年最初の夕焼けも、日の入りも、とても綺麗でしたね」
「とても綺麗だったな」

そして新年初めての仕事(主に挨拶だが)を終え、
仕事から解放された俺達は風呂に入ったあと、夕焼けを見ていた。
今日の夕方から明日まで俺達は正月休みだ。
大淀には苦労をかけるが、彼女が休んでくださいと言ってきたので
俺達はその行為に甘えようと思う。

「提督さん、今日も一日お疲れ様」

最愛の人の思いやり溢れる言葉と笑顔、
それが疲れきった俺に再び立ち上がる力を与えてくれる。

「あぁー、ありがとう…」

でもやっぱり疲れるものは疲れる。
特に今回の正月は提督になって初めての正月だ。
今までも鎮守府では正月だからといって
特に変わった事をしてきていたわけではなかったが、
普通の士官とは違い一応最高責任者の身となって迎えた正月だ。
やはり精神的に緊張してしまう。

「ありがとう鹿島、いつも支えてくれて。でも…」

それでも弱い面を見せるわけにはいかないと力を振り絞って元気に振る舞った。

475練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:10:24 ID:WgoJ.gPI
「提督さん、そんなに無理しちゃダメですよ。
 弱いところを見せられないって気持ちはわかるけど、
 せめて私と二人でいる時くらい、弱いところを見せてほしいな」

そうは言われても中々他人に弱い所を見せられないのが男である。
つい最近男を知ったばかりの鹿島でもそんな男心はわからないだろう。
まあ最近女を知った俺だって女心は中々わからないものだから人の事は言えないが。

「特に今回の年末年始はとても慌ただしくて
あなたもかなり疲れていたでしょうから……
 今回は私に任せてくださいね…」

「任せるって…」

何の事か疑問に思う間もなく鹿島は俺のパジャマのズボンを下着ごとおろした。

「…………」
「…………」

沈黙が走った。鹿島は意外さにきょとんとしていた感じだった。
俺のちんちんが小さくて皮を被っていたからだ。
勿論真正包茎というわけではなくちゃんと剥く事ができ、
勃起した時はちゃんとそれなりのサイズに膨張する為、行為の時に困る事はない。
だから臨戦態勢にない今小さくてそれを言われてもほとんど気にはしない。

「……ふふっ、可愛い」

鹿島は悪戯っぽい笑顔で言った。俺を馬鹿にするような事はしなかった。
まあ一度関係を持った事があったわけだから、
その時に最大限に膨張したモノを見た事があったからだろうけど。

「…ちょっと自信ないけど、お口で可愛がって、大きくしてあげますからね…」
「口で?待て…」

俺の止める声も聞かず鹿島は俺のちんちんの皮を剥き、口に含んだ。

「んん…」
「あっ、痛かったですか…?」
「いや、痛くない。ちょっと気持ち良くて…」
「よかった。でもこれからもっと気持ち良くさせてあげますからね」

と言って再び俺のちんちんを口に含んだ。
根元を唇で軽く甘噛みしながら、亀頭を舌で優しく舐めた。

476練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:10:54 ID:WgoJ.gPI
「ぐ……」

俺は声を出さぬよう歯を食いしばった。
そんな俺を気にする事なく鹿島は亀頭を舐めていた。

ペロリ…ペロリ…

鹿島の舌技は決して強い刺激を与えるものではなかった。
しかし経験がないに等しい俺にはそれさえも十分過ぎる刺激だった。
また、鹿島自身もそんな経験はない為、
どれくらい強くすればいいのかの加減がわからないのかもしれない。
しかし彼女の優しい舌技がまるで彼女の心を表しているようだった。
小さな子供の頭を手で慈しむように優しく撫でて育むかのごとく、
舌で亀頭を優しく刺激して勃起を促していた。
やがて俺のちんちんは硬く大きく膨張した。

「もうちょっと刺激を強くしてもいいぞ…」

俺の言葉に鹿島が行為で応えた。先程よりも舌の動きが少し激しくなった。
鈴口や裏筋を舌先で刺激されたり、唇の甘噛みを強めたりしながら扱いたり…
鹿島のテクは決して上手とは言えないだろう。
だが俺の堪え性のなさにはそれでも絶頂へと導くには十分だった。
何よりも愛する人にされているという事実そのものが
テクとかそういったものを超えて大事なものだった。

「もう射精る…離れて…」

もう我慢出来ないと俺は伝えた。だが鹿島は口を離さなかった。
それどころか強く吸ってきた。そこまでが限界だった。

ドプッ!ドププッ!ドクンッ!ドクン!ドビュッ!

一週間ぶりの射精だった。溜まりに溜まった欲望が鹿島の口の中に激しく解き放たれた。

「ん……んんー…………んー!」

鹿島は口を離す事なく、次々と発射される濃厚な精液を喉を鳴らしながら飲み込んでいた。

ドビューッ!ビューッ!ビュー!

あまりにも溜まっていたからか、まだ吐き出され続けていた。
それでも鹿島は飲み込み続けていた。
まるで俺の愛情を全て受け止めようとしているかのように…………

「…ん………ん…………」

やがて射精は止まった。だが鹿島は鼻で息をしながら咥え続けていた。
そして口内に吐き出された濃厚な白濁の欲望を飲み込み、
萎えたちんちんについていたものも舌を這わせ、綺麗にお掃除フェラしていた。

477練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:11:29 ID:WgoJ.gPI
「…ぁぅ……ふぅ……」
「鹿島……ごめん……」

口を離し、一息ついた鹿島に俺は謝った。
おしっこの出る所から出たものを飲ませてしまった事に少し心が痛み、
気持ち良かったとはいえ素直に喜べなかった。

「……気持ち良かったですか?」
「…ああ、とっても気持ち良かったよ…」
「うふっ、よかったぁ……」

しかし鹿島の顔を見ていると素直に気持ち良かったと言うしかなかった。
そして俺の素直な言葉を聞いた鹿島は、
自分のした事が間違っていなかったと裏付けられた事により、
とても安心した顔で嬉しそうに言った。
その笑顔は俺の心から申し訳なさを消していった。

「アイスキャンディで練習したつもりですけど、上手く出来るかやっぱり不安でした」
「上手く出来ていたよ。でもなんでこういう事を?」
「お正月はめでたいじゃないですか。だからそんな日くらいは飲んじゃおって思って」

特別な日でなくても飲みそうとは思うが……

「それにこの前の大掃除、お手伝い出来ませんでしたから、
 だからあなたが去年溜め込んでいたモノを全部吐き出させて、
 綺麗さっぱり大掃除をして、スッキリさせてあげたかったんです」

鹿島は気にしていたようだ。別に俺は気にしていないのに……

「あら?また大きくなってる」

俺のちんちんは再び勃起していた。
あれで終わりとは思わず何かを期待するかのように……

「まだ掃除しきれていなかったみたい。もっとスッキリさせなきゃ…」
「鹿島…もっとしたい……」
「ああっ、あなたはじっとしていて。私に全て任せてって言ったでしょ。
 去年から寝てなくてとっても疲れているでしょうし」

そう言って俺を押し倒してきた。
そして天に向かってそびえ勃つちんちんの鈴口に膣口をキスさせながら跨がった。

「こっちも……飲んじゃいます!」

鹿島は全体重をかけて俺のちんちんを飲み込んだ。
滑らかにちんちんを擦る刺激、そして鈴口と子宮口が激しくキスをする衝撃。
もし先程射精していなければ簡単に暴発していただろう。

478練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:12:03 ID:WgoJ.gPI
「ん……」
「鹿島…大丈…」
「大丈夫だからっ!だから…私に任せて……」

まだ慣れていないだろうに、
濡れが少なくて痛みがないわけでもないだろうに、
鹿島は俺の為に激しく動き始めた。

「ううっ!くうっ!はあんっ!」

その動きは本当に激しかった。テクもなく、ただ力任せという感じがした。
だが単純な刺激にならぬよう時々止まったり、前後左右に動いたりもしたが、
結局激しい上下運動ばかりになっていた。彼女にも余裕はないのだろう。
感じた事のないような、自分で激しく動くのではなく、
他人から与えられる激しい刺激に一度発射していた俺でももう我慢はできなかった。
しかも新しい命を生み出す可能性のある行為をしているという事が、
本能を刺激していたのか、射精を早めようとしていた。

「私……もうダメ…です……ああっ」

鹿島が一際艶かしい声を出したかと思ったら膣が激しく締め付けてきた。
自分で動いたゆえに彼女は絶頂できたのか……
そう思って射精を抵抗する俺の心も虚しく……

ドビュルルルッ!ビュルルルッ!ビュクン!

彼女の胎内に先ほどよりも激しく射精した。
俺と鹿島が一つになっているように、
俺の精子がいるかどうかもわからない彼女の卵子と一つになり、
そして未来を作る為に…………

479練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:15:15 ID:WgoJ.gPI
「うぅ……はぁ……」

動いてもいなかったのに疲れた感じがした。
元々の疲れを精神で耐えていたが、
二度の射精によってその緊張感が解けてしまったのか……

「あぁ……」

鹿島は俺にドサっと倒れこんできた。

「あ……ごめんなさい……」
「気にしないでくれ。この重みだって、今はとても心地いい……」
「…私…もう限界……です……」

彼女の動きが激しかったのは彼女自身も疲れに囚われまいとした為だろう。
いつも俺の事を第一に考えてくれていた鹿島。
彼女も緊張の糸が切れたのか、眠そうだった。

「ありがとう……いつも……この瞬間も……本当に、ありがとうな……」
「えへへ……私……頑張れました……?」
「よく頑張ったね…とても気持ちよかったよ……」
「そうですか……私も嬉し…………」

限界を超えた鹿島は寝てしまったようだ。
俺も相当眠気に襲われたが、どうにか布団に入った。
性器の結合を解くことはなかった。
互いに一つになり、温もりを感じ合う。
それだけでも本当に俺には嬉しいことだった。

「おやすみ鹿島……今年もよろしく…………」

最後の力を振り絞って鹿島に感謝した俺は夢の世界に向かった。
彼女との楽しい初夢の世界に行く事を願って…………
 
 
―終―

480名無しの紳士提督:2016/01/01(金) 23:19:22 ID:WgoJ.gPI
以上です
今回は前回書き忘れていた事や
回収しきれなかった限定ボイスから閃いたネタも入ってます
年末ボイスの時点で書ける話もありましたが、
正月話に書くものがなくなってしまう為、
年末年始という事で一つに纏めました
未だに文章力は拙いですが、
妄想力だけなら誰にも負ける気がしないという思いで書きました
それでは今年も一年よろしくお願いします

481名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 02:16:02 ID:qrsj/Rcs
やっぱり鹿島はええのお

482名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 12:06:16 ID:PRb7IDTE
GJ!

483名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 21:24:08 ID:a3dKBLsE
あけましておめでとうございます
ちょっとお邪魔して↓レスから投下開始します


・Burning expand
金剛をひたすらにアナル拡張。和姦だけどド変態注意。

484名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 21:24:45 ID:a3dKBLsE

ここは帝国海軍鎮守府、そこで艦隊司令の任を担う提督の執務室。
深い夜の帳が降りた窓の外に灯りを漏らすその室内には現在、男と女の息詰まる声が断続的に響いていた。



「ンッ♥Hey、提督ぅ♥もっと……奥まで来て、いーよゥッ♥Year、カミンっ♥」
「くっ!はぁっはぁっ……なあ、金剛っ……疑問を一つ、尋ねていいかっ!……ううっ!」

執務机に身を預け、たくし上げたスカートの裾から健康的な肉付きの曲線を描く臀部を露出させて後方に突きだした艦娘――金剛。
その彼女の扇情的な丸みの尻肉を掴み後背から充血した肉棒を突き立てる男、彼は金剛を秘書艦とする彼女の艦隊の提督であった。
両者が腰を揺すり結合部が深々と繋ぎ合わされるその度、湿った衝突音が嬌声に混じって鳴り響いている。

「もう、お喋りは……んうっ♥時間と場所を考えな、ヨ……あうっ♥moodってもの、わかってないネー……んあぁっ♥」
「いや、だってさ……くっ、はぁっ!なんで……いっつも後ろでしか、させてくれないんだ?ふぬっ……!」

荒く息を漏らしながら交わる2人の男女、ただし交接に用いているのは金剛の女性器ではなく……その後背にある器官、排泄口。
それもそこで交わるのは一度や二度といった風ではなく、粘膜は完全に剛直の注挿に順応して淫らな粘質音を立てている。
その完全に性交器と化した肛門の下、未だ男を知らずに閉じ合わさった肉裂が発情に潤んで透明な蜜を伝わせていた。

「ン、あぁっ♥だからweddingまで……Lost verginはノーだって、はへぇっ♥……ハァッ、約束したよネ?」
「ここまでやっといて処女膜だけ残ってても……はぅっ!なんか、意味あるんだろうか……う、ぉっ!」

ケッコンカッコカリの許諾を海軍本部より得るための条件……戦闘経験の蓄積がこの戦歴の浅い提督の艦隊には不足していた。
それを達成できるのがいつかは分からない以上、うっかり命中しボテ腹ウェディングなどという展開もあり得ないことではない。
そういう見方をすれば、この肛姦のみを続ける日々にも意味が無いこともないとは言える……と、自らに言い聞かせている男。

485名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 21:26:25 ID:a3dKBLsE

「なーにヨ提督ぅ、不満?いっつもなんだかんだ言いながら……んッ♥私のAss holeにCum shotしていく癖に……はぁんっ♥」
「う……いやまぁそうなんだが。」

男によって使いこまれた金剛の肛肉は肉柱を絶妙に締め付け、肉襞を隙間なく絡ませて堪らない刺激を与えてきている。
自分専用の穴として仕込み上げたその器官の使い心地が悪い筈がないのであった。
雄の悲しいサガ……理性的な思考をさておいて金剛との直腸交接に熱を入れる、入れざるを得ない男。

「ええい、考えるのはあとだ!ともかく今は……ふんっ、ふぅぅん!」
「そーヨ、提督ぅ……ん゛へあ゛ッ♥その調子でBerningなLoveをっ、私に撃ちこんでヨッ……んぐうぅぅッッ♥♥」

射精感がこみ上げて鋭敏になる肉棒の表面、それを淫らに絡みついた柔らかく熱い腸壁が執拗に刺激していた。
精巣の中で今にも爆発しそうに渦巻く熱さを解き放たんと猛然と腰を振り始める男。
金剛もまた夢中で肛接の快感を貪るままに切羽詰った喘ぎを放ち、終着への坂を駆け上がっていく。

「急に、締まってきたなっ……はぁぁ!出すぞっ、お前の尻にぃっ……ぐっ!!」
「提督だってぇっ、んあっ♥Cockがビクビクしてるヨッ、ひぐっ♥あっ♥もうっ……来てッ、提督ぅ♥Cum inッ♥♥」

互いに興奮を高め切り直後、同時に快感の頂点に昇りきる2人。金剛の腸内に熱い欲望が解き放たれる。
腸管に埋め込んだ肉杭を脈打たせ断続的に精液を放つ提督。腸粘膜に勢いよく精を浴びせられ悶える金剛。
感極まった2人は淫らな叫びをあげ、交合の果ての喜悦を蕩ける心身で飽くなく貪ったのであった。

……

「今夜もgoodだったヨー提督ぅ♪明日からまたMission頑張ってくるから慰労する準備しておいてよネ?」
「……でもまたそれも後ろの穴でなんだよな?」
「Exactly……ソレがBadだと思うなら、早くWeddingできるよーに一杯手を貸してよネー提督ぅ?」
「……ま、結婚するまでの我慢だな。それまで精々頑張るとするさ。」

行為からしばし――後処置をして恰好を整え、何事もなかったかの様子で明るく執務室から退出する金剛。
釈然としない気分で嘆息しつつ提督はその背を見送り――
それでも性欲はスッキリ解消できてしまった息子をいそいそと片づけ、執務に戻るのであった。


そうして――それからも提督と金剛の出撃と、そして排泄口を用いて夜戦を行う日々は続いていった。

486名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 21:27:39 ID:a3dKBLsE


「ん゛う゛っ♥あ゛っ♥提督ぅっ、不満タラタラだったのにっ♥最近っ、Ass playにぃっ♥熱入りすぎだヨッ♥♥」

しかし慣れれば慣れてしまうもので、段々と金剛の肛門を開発していくことに熱が入るようになってきて――


「おごお゛ッ……Stop♥提督ぅっ♥♥Dildoの出し入れッ♥激し……すぎぃっ♥Analッ♥壊れちゃうヨオ゛ッ♥♥」

ある時は寝室で膝の上に寝かせた金剛の尻に極太の張り型をねじ込み、性交では不可能な動きと勢いで只管に肛門を抉り回し――


「Damn!無理ッ、提督ぅッ……!こんなStyleで一日フツーに過ごせなんて……バレたら私死ぬヨ、シューチシンでっ!?」

時には浣腸液を腹が膨らむほど注いだ尻を栓で塞ぎ、排泄を我慢させた状態で丸一日日常を過ごさせたり――


「提督ッ、早く出させてッ!頭がCrazyになるヨ……んぎッ!?オ゛ッ、Shit……全部、出ッ♥ンア゛ァァァァァァッッ♥♥♥」

その後で肛門栓を力任せに引っこ抜いて排泄欲求の極限から決壊する快感を骨身に覚え込ませ――


「提督ッ、提督ゥゥ!?ドコお触りしてるノオ゛ッ♥♥Deep♥Deeeeeeep♥♥深過ぎぃッ♥♥ひぎゅお゛ぉぉぉッッ♥♥♥」

またある時は握り拳が直腸を突き抜けるまで挿入し、S字越えの感覚を脳髄に焼き付けさせてみたり――


「あがぁぁぁッ♥提督のォッ♥Pistonキョーレツ過ぎィッ♥♥Anusがッ♥全部引き抜かれちゃう゛ゥゥゥゥッッ♥♥♥」

やがて慎みを忘れて拡がってしまったアナルに適合するよう、様々なサプリと鍛錬で肥大化させた巨根で容赦なくアナルを犯し抜いたりした。


――そんな暮らしの合間に戦闘や遠征を重ねる月日の末、遂に金剛はケッコンカッコカリを公認されるまでの力量と経験を得たのである。


『マイクチェック、ワンツー……おめでとうございます、金剛姉さま!末永くお幸せに!』
『わ、私の金剛お姉さまがぁっ……末永くモゲ爆発しろコンチクショー!50年後くらいに老衰で孫曾孫に看取られて死ね!』

そうして迎えた婚姻の儀式。英国式に礼拝堂にて純白のドレスを纏った金剛と指輪の交換……そして誓いのキスを交わす。
――羨望や嫉妬の混じった目で祝辞を送る参列者達、彼女らはウェディングドレス姿で微笑む新婦がよもや
その着衣の下でベルトとフックにより肛門を腸管の奥まで空気に触れるほど全開に拡げていようとは思ってもみないだろう。

487名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 21:29:39 ID:a3dKBLsE

何はともあれ公的にパートナーと認められた2人は、初めての記念すべき夜を迎えた――のであるが。


「んお゛ぉぉぉッッ♥提督ぅッ♥なんでっ♥Lost vergin解禁したのにっ♥またAss holeなのヨッ♥あ゛ッ♥ひあ゛ぁぁぁぁッ♥♥」

夫婦の寝所、その寝台が軋みを上げるほど激しく熱心に愛を交わす提督と金剛――執拗なまでに肛門性交で。

「だってさ、金剛の拡張しまくった穴に合わせて育てたコイツ……前に入ると思うか?ま、それにだ。」

股にそそり立たせた腕より太く赤黒い怒張した馬並の逸物、それを金剛の肛門に抜き挿ししながら問う提督。
腹部が内側から歪に迫り上がるほどの激しい挿入から一転、何の加減もない荒々しい引き抜きを尻穴に施され金剛は身悶える。
驚異的に拡がった肛門が体外に捲れ上がるほどの激しい肛接、その行為に不満の言葉は漏らせど苦痛の様子は一切感じさせない。

「金剛も前なんかより……うくっ!変態マゾアナルをもっと、抉じ開けられる方が……嬉しい、だろっ!?」
「ん゛おぉぉぉッ♥shitッ♥こんなolgasm覚えたらぁっ♥pussyじゃ絶対足りないぃっ♥けどこれっ……hentaiな提督のせーなんだからぁぁッ♥♥」

粘つく淫らな抽挿音を交接部から絶え間なく派手に響かせつつ、獣の交尾のように激しく腰を振る提督と金剛。
指一本受け入れることなく発情したまま淫らに涎を垂らす処女孔には目もくれず、徹底して肛門を犯す行為に没頭し続ける。
2人にとってはもはや性交とは生殖を行う行為では……いや女性器を用いる行為ですらなくなっていた。

「ははっ、金剛の尻穴が好きな変態の俺とっ……俺に尻穴を犯されるのが好きな変態のお前っ、お似合いだな!うぐっ、もう……!」
「お゛っ♥んあ゛ッ♥もう、なんでもイイからッ♥もっとhardにっ……analでacmeキメさせてヨッ♥はへぇぇぇっ♥♥」
発情した喘ぎを発しながら交接だけに意識を集中させてひたすらに腰を振りたくる2人。
互いを貪り合うためにその姿形を特化した性交器官同士の摩擦、そこから生じる快楽の一色に思考を染め上げていく。
やがて両者は同時に性感の頂点へと駆け上がり、そして――

488名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 21:30:59 ID:a3dKBLsE

「出すぞ、金剛っ!お前のケツ穴にぃっ……うぐおぉっ!出るっ……うあぁぁぁぁっ!!」
「提督ぅっ、cum in♥♥腸壁にsemenブチ撒けてっ……あ゛ぁっ♥♥熱いのぉッ♥もぉっ、私もッ……Oh♥Nooooooo♥♥」

渾身の力で腰を叩きつけた提督の剛肉がS字結腸を突き抜けた先、蕩け切った腸管に白熱した欲望を解き放つ。
充血し切った腸粘膜へ、噴水が如き勢いでマグマの如く粘つく熱い塊を叩きつけられ忽ちに感極まる金剛。
2人はお互いに絶頂に昇り合い、その法悦にのたうつ体から更に快楽を引き出して乱れ狂うのであった。

……

「う、あぁっ……くっ、はぁぁ。ふぅ……やっぱりお前の尻の穴は最高だな、金剛。」
「はぁ、はぁ……Hey、提督ぅ?どんだけ射精してるのヨ……まるで噴水ネー。人のbodyを水風船にでもする気ィ?」

喜悦極まった緊張が解れて弛緩した雰囲気の漂う寝台、そこに横たわり繋がったままで睦言を交わす2人。
金剛の腹部は直腸に挿入された長大な肉塊の体積以上に膨らみ、身じろぎすればゴボリと重く液体が揺れる音を立てた。
若干苦しそうにしかしどこか満足げな表情をし、後背の男に目線を向けて揶揄する言葉を掛ける。

「金剛の拡がる一方の後の穴に合わせて息子を育成していたら自然と発射量もな……ところで。」
「人の大事な穴を面白がって拡げてるの間違いデショ、提督ぅ?で、なにヨー?」
「いやあ、まだ収まりそうになくってさ……もう一回いいかな?」

軽く常人の数倍する量の精液を金剛の腸内に注ぎ込んだ筈の肉棒――それは未だ硬さを保ち、排泄器を押し広げたまま脈打っている。
しばしあっけにとられたような表情で絶句した金剛は、深々と溜息を吐きながら言葉を紡ぎ出した。

「毎回この調子でFuckされたら私のAss hole拡がり切って取り返しつかなくなるヨ?どう責任とってくれるの提督ぅ?」
「ハハ……そうなっても絶対金剛のこと愛し続けて、アナルも満足する方法考えるからさ。な、頼むよ?」
「Oh...Jesus、とんでもない変態と結婚しちゃったヨ……提督ぅ、愛し続けるっていうのが嘘だったらヴァルハラ送りだからネー?」

盛大に呆れたような仕草で誓いの言葉を確認する金剛、その唇を返答代わりに口で塞ぎ……
灯りに照らされた2人の影が縺れ合うように寝台の陰影に倒れ込む。
やがて寝台の軋みと女の喘ぎが寝室に再び響き始めるまでさほど時間は要しなかった。

489名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 21:32:34 ID:a3dKBLsE


とある日の鎮守府執務室――秘書艦と2人で書類仕事をしていた提督、その視線が窓の外をふと向いた。


「お、金剛。妹達の艦隊が出撃するところみたいだぞ、見送りでもしてやったらどうだ?」

わざとらしくそんな言葉を発しながら視線を回した先、執務机についた秘書艦――金剛の、その胴の辺りに視線を向ける。
最近は胴周りのゆったりした衣服を着るようになった彼女が、仲間から懐妊や幸せ太りを噂されていることを提督は知っていた。
――そしてその胴回りの膨らみが、妊娠によるものでも肥満のものですらないとも知っている。

「……提督ぅ、絶対nonsenseな悪戯企んでるデショ?いっやらしいsmileしちゃってモゥ……」

声をかけられた金剛は、嫌な予感しかしないとでも言うように……それでも従って席から立ち上がった。
腰回り、そして両腿の間に異常があるのを隠そうとするかのようなぎこちない仕草。
歩く最中に時折服の下で刺激を受けているのかビクリと身を引き攣らす挙動に自然と口元が笑みの形に歪む。

「んー……Hey!気を付けてMissionしてくるデース!私がいない分までBurningなFight頼んだヨー!」

平素を装い、窓から外に手を振り明るく声をかける金剛――その視線の先では彼女の妹達が振り返り合図を返している。
その様子を後目に金剛の背後にて膝をつき、スカートの裾から隠された内部を覗き込む提督。
余人が見たら憲兵通報待った無しの姿勢の視線の先……下着をつけていない無防備な金剛のヒップが覗いている。

「……提督ぅ!?ちょっと!今はWait!今抜かれたらっ……」

自身の臀部を触られる感触に驚き振り返った金剛が目にしたのは、自身の尻たぶを押し広げる提督の手。
それと同時。金剛の尻の谷間に生えた奇妙な紐付きのリング、それをしっかりと掴んだ提督が腕に力を込めた。
リングの繋がる先、金剛の肛門……巨大な球体でも収めたかのように不自然に内から伸長されたそこにやおら負荷がかかり、

「待っ……ふぐう゛ぅッ!?ひぎっ、んお゛ぉぉぉぉッッ♥♥♥」

メリメリと肛門が拡張に耐えたのも束の間、負荷に屈した括約筋が急激に内部から抉じ開けられた。
根菜を土から引き抜くような手つきで尻から引き出されたリングに繋がる巨大な球体が、金剛の体内から覗く。
火山口の如く盛り上がった肛門を抉じ開け現れたのは掌に余るほどの径を有する樹脂製のボール。

490名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 21:33:52 ID:a3dKBLsE

「ass holeう゛ぅッ……壊れ゛ッ♥♥ん゛おへえ゛ぇぇッッ♥♥♥♥」

次の瞬間、最大径が肛門を通過したボールが激しく下品な空気音を立てて体外に抜け落ちた。
腸汁にまみれていやらしくテカるボールの巨大さはは赤子の頭部ほどもある。
肛門から出産を行ったも同然の強烈な拡張刺激に悶絶する金剛には今や窓の外を気にする余裕など片鱗もない。

「提ぇ督ッ……♥バカでしょ、絶対ぃ……♥Sister達の、前でこんなぁ……!?Stopッ、待って提……」

窓枠に突っ伏してガクガクと身震いする金剛、強烈な刺激に潤んだ瞳を提督に向け……
その彼がリングを更に引く体勢を取り、産み落としたボールから更に腸内に紐で繋がる異物を引き抜こうとする姿を目にする。
紅潮していた表情が蒼褪めるほど狼狽する金剛の目の前で提督は無慈悲に腕へ渾身の力を籠め――

「んごお゛ぉぉぉぉぉッ♥♥……あがっ、かひぃっ♥No、死んじゃうッテこれ……ふぎひい゛ぃぃぃぃぃぃッッッ♥♥♥」

再びけたたましい粘つく排出音を立てて新たな球体を産み落とす、驚異的な拡がりをみせる金剛の尻の穴。
凄まじすぎる強制排泄、その刺激に金剛は窓枠に縋りついたまま思わず絶叫しそうになる声を必死に絞る。
しかし嗜虐的な笑みを浮かべた提督は数珠繋ぎになっているボールを容赦なく続けざま引っこ抜きにかかった。

「No゛ォォォォッッ♥♥anal゛ぅッ♥♥ブチッこわれ゛ッ……ごあ゛ぁぁぁッッ♥♥♥ふぎッ♥んほえ゛ぇぇぇッッ♥♥♥」

ぐぼん゛、ぐぼん゛、と凡そ人体が立ててはマズい異音を立てて抜け落ちていく球体の列。
肛門から出産を連続で強要されているような排出行為の強烈すぎる感覚に金剛は半ば白目を剥いて悶絶している。
排便を億倍したような刺激に痙攣を起こす肛門、その腫れ上がった粘膜は球体ごと引き抜かれ完全に体外に捲れ出ていた。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♥♥♥♥お゛っ……あ゛っ…………♥」

最後の一玉が下卑た空気音を響かせながら抜け落ちた途端、金剛は糸が切れた繰人形の如く崩れ落ちる。
窓枠に辛うじて手をかけて壁に身を預けて震えるその両足の間からは、盛大に黄金色の液体が排出されていた。
ビーズと一緒に魂まで抜かれかけたような有様で悶え、窒息寸前の如く荒い息をする金剛。

491名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 21:34:29 ID:a3dKBLsE

『――?』

突然倒れ込むように姿を消した姉の姿を訝しむように榛名が眼下でこちらを伺っている姿が視界に入る。
自身を気遣う妹の姿すら今の金剛……壊れた肛門を全開に拡げて意識を飛ばした彼女、その反り返った瞳には映っていないが。
妹の眼前で肛門からサッカーチームが作れるまで出産したような排泄を強要された金剛は、どこか満足げに気をやっていた。

「ほら、金剛。なんでもなかったって合図しないと妹に怪しまれるぞ?それ立った立った。」
「あ゛〜……う゛、ぁ……♥♥」

と、幾ら急かされたところで腰砕けになった金剛の両足には立ち上がるだけの力は入りそうにない。
羽交い絞めにした金剛を抱え起こし、半ば操り人形のように窓から手を振らせる提督。
姉の奇妙な姿に不審げに首を傾げながら出撃していく榛名達、その背を金剛は呆けた眼差しで見送っていた。


「こんな調子でケツ穴拡げ続けたらいつか皆に金剛の変態趣味がバレてしまうかもな……どうだ、もうやめておくか?」

わざとらしい気遣いを金剛の耳元で意地悪く囁く提督、心にもない……相手を焚き付けるだけのための言葉だ。
解れきった腸粘膜を外気に晒して湯気立たせながら半ば意識を失っていた金剛、
その耳から思考回路に男の言葉が届くまで暫しの時間を要したようだがやがて緩慢に振り返り……

「No……もっとヨ♥人をAnal expand中毒にしておいてぇ……♥自分だけDrop outなんて……許さない、からネ♥提督ぅ……♥」

震える腿で膝立ちになりつつ、突き出した尻の無残に緩み切った穴に両手をかけて無理やりに寛げにかかる金剛。
腸の殊更に奥深くまでが外気に触れ、むわりと濃密な饐えた臭気が漏れ出て鼻をつく。
ねちゃねちゃと解れ蕩け切った腸粘膜を晒した排泄器のなれの果て……それを眺めながら口角を笑みに歪ませる提督。

「やれやれ、とんだ変態を伴侶に選んでしまったものだ……まあ、これも旦那の務めか」

いつか金剛に吐かれた言葉を逆にかけつつ股のファスナーを引き下ろす提督。
どちらが調教されているのか分からないな、などとこの異常な光景に興奮している心中で考える。
そうしながら構えた逸物を眼前で全開された肉孔に突き入れれば、室内に響き渡る淫らな悲鳴。

「ん゛あ゛ぁぁぁッ♥♥なんだってイーヨっ♥もっとBurningなLove一杯しちゃおう、ネ♥提督ぅ……んはあ゛ッ♥ひあ゛ぁぁぁッッ♥♥♥」


そんな感じで、これからも2人の異常な愛情は続いていくことになるのだが――
その行く末がどうなったかは、諸兄の想像に任せるとしよう。

492名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 21:35:26 ID:a3dKBLsE
いじょ。
キリッとした強気娘がアナルマゾなのが好みですが、天真爛漫な元気娘が処女のままアナルジャンキーになってる変態性もいいと思います。
新年早々スレ汚し失礼。

493名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 23:42:16 ID:PRb7IDTE
GJ!

ずいずいはお酒入ると加賀さんとかを怖がらなくなりそう。

瑞鶴「どーして、いっこーせんはそんなにでかいのよー!なんで動くたんびに揺れるのよー!?」ユッサユッサ

加賀「…たすけてください」カクンカクン

494名無しの紳士提督:2016/01/02(土) 23:50:56 ID:lexavCGc
GJ
金剛の台詞で笑ってしまった
英単語交じりの台詞ってさじ加減が難しそうだな

495名無しの紳士提督:2016/01/03(日) 09:28:10 ID:79Pzifk6
金剛がエロ少ないのって絶対洋モノAVみたいな雰囲気になるからだと思うんだ

496名無しの紳士提督:2016/01/03(日) 19:38:52 ID:IrBg6gYA
あと、セクロスとかに対する恥じらいとかあんまなくて、元気いっぱいにそういう行為に臨みそうってのもあるのかも

497名無しの紳士提督:2016/01/04(月) 00:56:37 ID:bLXJc3KU
謹賀新年、和服好きにはたまらない時期ですな
ところで江風のお年玉ボイスが愛らしすぎてどうしたらいいかわからなくなってきた
えろいことしていい?

498名無しの紳士提督:2016/01/04(月) 01:33:04 ID:esaRILAU
ああ、構わん。孕ませてしまえ

499名無しの紳士提督:2016/01/04(月) 22:57:22 ID:Lqi9WEf2
>>496 いっそ同じく恥じらいナッシング&精力絶倫な提督との激しい夜戦とかはどうだろうか?

500名無しの紳士提督:2016/01/05(火) 02:09:14 ID:TMCLtrD6
白露型、あるいは改白露型は全員程よいえろさをしていて困る

501名無しの紳士提督:2016/01/05(火) 23:01:15 ID:7T5Kji/s
ギャップ萌えってというものを追及した時、容姿と言動とで一番大きいギャップを生み出すのは誰のどういう状況だろうと考えた。
絵師の乗り移った鳳翔さんという電波を受信した。


これは病気でしょうか?それとも地震を電マで例えるような鳳翔さんを書けという羅針盤からのメッセージでしょうか?

502名無しの紳士提督:2016/01/05(火) 23:55:28 ID:jgT9Wmjc
間違いない、それは羅針盤からのメッセージに違いない。ぜひとも書くべきだ(他力本願)

503名無しの紳士提督:2016/01/06(水) 10:17:07 ID:1qBgINuY
とりあえずニコ百のしばふの項目のしばふ語録を改変しながらやってみた。あとは妄想でお願い

・肌色があればいいってもんじゃないでしょう(自身の中破絵に言及された際に)
・小4くらいで好きな男の子の髪を引っこ抜いて尿道ニーしてました
・6-10歳くらいにかけてが性欲のピークだった気がする…
・ウィダーイン尿道はあそこがいい匂いになっただけだった
・あそこにバンテリンはやりました しにました
・私が女子高生だったら世の恵まれない男性に手コキしてまわるのに
・風俗やるより思い通りに的に当てられた時の方が1.05倍くらい気持ちいい
・店で売ってる男子高生が履いてたトランクスと男子高生に目の前で脱いで売ってもらったトランクスは末端価格に30倍の開きがあるでしょ… 反応観察税と体温税と目の前の男の子が今ノーパンですよ税が課されるでしょ…(←に「お刺身と干物の違いみたいなものですよ」と言われ)醤油もついてますしね
・フミカネ先生の艦娘が可愛すぎるので完全に提督になりたいんですが…
・ファッキンコールドおっぱいミニマイズ (訳:寒くておっぱいが縮んじまったぜ畜生)
・瑞鶴ちゃんくらいが一番好きです (大きさかと聞かれて)発達途上と見せかけて実はこれ以上発達しない感じですかね…
・弟っていう漢字から弟を男にしてあげねばならない姉の義務のようなものを感じます
・旦那です[外部サイト]
・(地震速報後)電動こけしみたいな揺れからの大きな揺れは初めて経験しました
・体温を感じてるということはもう性交しているのと一緒(←のツイートの直後に)全然関係ないけど電車で隣に子供が座ると暖かい
・スーパーで棚の商品に手を伸ばすふりをしてそばにいる小6くらいの男の子に合法的に接近するのすごくドキドキします。なぜスーパーで接近するのが興奮するかというと、隣に並ぶことでまるで一緒に買い物に来た夫婦のような気分になれるからです。銭湯で裸を見るより興奮するのです
・催眠のおかげでおちんちんの触り方は相当上手な自信があります 自分のですけど
・抗生物質飲んでるとあそこが完全な無臭になって逆に怖い


鳳翔がこんな感じだったら色んな意味で酷いなあ(一部普通に喚起)

504名無しの紳士提督:2016/01/06(水) 11:47:41 ID:f090q8t.
声帯担当でも余すとこなく酷い

505名無しの紳士提督:2016/01/06(水) 18:56:06 ID:mgt11gsA
>>503 しばふ艦娘は一見エロスとか夜戦(意味深)とかとは無縁なんだけど、ふとした時にしれっとそういうこと言いそうなきがするな。

506名無しの紳士提督:2016/01/07(木) 12:48:07 ID:Bn50hSLM
>>503 「体温を感じてるということはもう性交しているのと一緒」
このセリフは渋の岩雑巾氏の肉食磯波なら違和感なく言ってのけそうだ。

ttp://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=53989875

507名無しの紳士提督:2016/01/07(木) 20:47:41 ID:MQzbuc02
大鯨に晴れ着姿の限定グラが来たのはいいが今書いてるシリーズだと晴れ着プレイしづらいんだよなあ
ついでに提督の冬休みで着物着て酒飲んでた絵がある鳥海もそんなのできる状況じゃないし

鹿島は節分とバレンタインと雛祭りとホワイトデー待ちだから
今書いても後で修正って事になる可能性もありそう(完全にボイス来ると思っている俺)

508名無しの紳士提督:2016/01/09(土) 08:43:00 ID:ECtZvgF2
本日、秋月が「司令官も単装砲を装備しているって聞きました!司令官もいざとなったら戦えるんですね!」と言ってきました。
秋月の屈託のない顔を目の当たりにして、いったい誰が自分に装備されているのは単装砲ではなく、ドリルだなんて言えるでしょうか、言えるわけがありません。
むしろこの機会にドリルを単装砲に改装すべきなのでしょうか?

509名無しの紳士提督:2016/01/09(土) 11:22:11 ID:TbaoM2PQ
使える場所とタイミングと相手が限られた、粗末で小汚い単装砲だよ

実際はドリルのようにねじ込んで砲のように打ちだすんだよなぁ。正しい用法だと

510名無しの紳士提督:2016/01/09(土) 12:17:53 ID:fSfw/Ulw
ねじ込んで撃ち出すと聞くとルガーランスのようにも聞こえる

511名無しの紳士提督:2016/01/09(土) 23:04:13 ID:PxEFx6Go
本当に出会える出会い系ランキング
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512名無しの紳士提督:2016/01/09(土) 23:10:38 ID:ECtZvgF2
秋月・照月・鹿島・瑞穂

抜いたら後で死にたくなる四天王(私見)である。

513名無しの紳士提督:2016/01/09(土) 23:59:31 ID:XEd8Zcdk
荒覇吐が鎮守府に着任しました。これより艦娘をドリドリ(意味深)します。

>>513
俺は古鷹、鳳翔、まるゆ、一部を除く駆逐艦全体で罪悪感がマッハ
前半二人は抜くと申し訳ないような気がしてくる

514名無しの紳士提督:2016/01/10(日) 09:10:06 ID:46IGbOww
古鷹は相思相愛だいしゅきホールドしたい
全身からエロいのに性格が良すぎる

515名無しの紳士提督:2016/01/11(月) 08:47:59 ID:BK6WaAB.
ほんで真っ最中に加古がノックしないで部屋に入ってくるんですね。

516名無しの紳士提督:2016/01/12(火) 08:36:10 ID:jYbNsfrg
提督は古鷹の子宮ノックに忙しいからな

517名無しの紳士提督:2016/01/13(水) 00:21:00 ID:FQPPmn.c
>>304

提督「待て大淀!お前自分が一体何をしてるのか分かっているのか!?」

大淀「自分の服を自分で脱いで何が悪いんですか!」

518名無しの紳士提督:2016/01/13(水) 20:49:12 ID:FQPPmn.c
曙はキスするときにじらすと楽しいです。でも、あまりじらしすぎると頭突きしてきます。気をつけましょう。

519名無しの紳士提督:2016/01/14(木) 00:11:39 ID:1FpczoBk
鹿島の行動は側から見ると提督を誘惑しているように見えるようです。おかげで僕は香取さんに女性の嫉妬の恐ろしさを教わることになりそうです…

520名無しの紳士提督:2016/01/14(木) 22:04:05 ID:pCc.Qk/Y
子供にするようなバードキスしかしてくれない提督にブチ切れ
本気のキスを要求するぼのたん

その後、本気のキスはお風呂かトイレ限定となった

521名無しの紳士提督:2016/01/14(木) 22:08:54 ID:1FpczoBk
>>520 一方俺はテンパったぼのたんに舌を噛まれるオチを思いついた。

522名無しの紳士提督:2016/01/17(日) 19:42:57 ID:kPmtnRUo
なぜか俺の中では神通さんはむっつりスケベなイメージ。川内が提督の近くで夜戦と騒ぐと怒るのは夜戦を夜戦(意味深)と解釈しているから。

523名無しの紳士提督:2016/01/18(月) 00:01:04 ID:y56sGODQ
―夕張さんと明石さんに何させてるんですか、変態
―五月雨ちゃんから聞きました……司令官ってば変態です……はい。
―提督さん、変態さんっぽい?
―提督さんの、変態……

脳裏に浮かんだ義姉妹達や元秘書を振り払い、
何と言われようと、嫁への誓いやかけがえのない悦びには代えられないと言えば、じゃあ、なんてクスリと笑う。
できたてほやほやのそれを持って、その日一番の笑みを見せてくれた。

「村雨の、もっといいところ、魅せたげる。」
「えっちな本なんかいらないくらい、私以外ではできなくなるくらい……ね♡」

524妹の面影の奴 ◆QleDgIFrdU:2016/01/18(月) 00:12:28 ID:y56sGODQ
とある村雨提督氏のお誕生日に盛大に遅刻してしまったので
主に村雨好き同志諸兄へ捧げる小ネタの清書版を
1レス目を19日のメンテまでを目安に、2つ目をメンテ終了直後を目標に
清書版を投下に伺うのを目標に出直したいと思います。以上生存報告まで。
予告、前書きなしの投稿失礼しました。

525名無しの紳士提督:2016/01/18(月) 07:25:32 ID:XPrWCwNw
がんがれ超がんがれ

526名無しの紳士提督:2016/01/19(火) 08:39:29 ID:5P7elsD.
摩耶様は接吻すると子供ができると信じていそう。

527名無しの紳士提督:2016/01/19(火) 19:52:33 ID:5P7elsD.
駆逐艦娘が年々グラマラスになっていくのってやっぱり現実の時代の流れを再現してるのかな。現在の駆逐艦は昔の駆逐艦より遥かに大きくなってかつての巡洋艦の役割を担うようになったみたいに。艦娘も時代を経るごとにあちこちがでかくなっていってるんだろうなあ。

528名無しの紳士提督:2016/01/19(火) 20:53:34 ID:d/WDdJSo
その理屈だと大鳳が二航戦コンビに泣いて怒ることになってしまうw

529妹の面影の奴 ◆QleDgIFrdU:2016/01/19(火) 21:24:59 ID:VysaJQq.
・プロットを構築し直す必要性が出る等、予定が狂ってしまいました。
・いろいろ試行錯誤してこれじゃない感も出てしまったので、焼き直し版をいつか、妹の面影の方も含め投下できればと思います。

※以下は共通の注書き
・公式に判っている範囲外に関する独自解釈、元身内が集まって助け合ってる鎮守府という独自設定があります。
・ お手数をかけしますが、NGが必要な方は、トリップ,ID,名前欄等で適宜お願い致します。

・女性提督Loveや艦娘同士といった100%百合なものを除き、こちらで注書きをして投稿をする予定です
(男性提督だけは例外的に好きなバイの子が含まれる場合の3P、ひょんな事情で一時的にふたなりになってしまった場合等)

530キミにメロメロ ◆QleDgIFrdU:2016/01/19(火) 22:17:16 ID:VysaJQq.
ベッドにビニールシートの上を敷きさらに吸水加工を施した敷物を用意して待っていると、
コルセットスカートとパツパツなシャツでその胸元を強調した村雨が来てくれた。
吉川氏に倣って鍛え直す前だった頃とはいえ、予備生だった頃のシャツでは明らかにきつそうだった。

2回目の気絶から目覚めると、不完全燃焼だったのか、何か思うところがあったのか、騎乗位に夢中になっている姿があった。
恥ずかしがる村雨を引き留め、今度こそ一緒にイこうと69のような体勢になる。
軽くイッてしまったらしいとき愛液が私の顔に垂れてくる光景、私の頭の上で揺れているおしりだけでも堪らないのに、
脇を締めてもらい圧迫される抜き挿しの刺激と偶然私の顔に腰かけて悶える様子がトドメとなって、さらに2回逝ってしまった。
心残りは、谷間ホールでしてくれていた時から不完全燃焼にさせてしまうまでの記憶がないことと、
村雨のぬくもりと心地よい圧迫感に包まれながら、3回目の気絶をしてしまったことだろうか。


****閑話休題****

身支度を整えてきてもらい、最近着られなくなったばかりの方のシャツとプレゼント予定だった方のコルセットスカートに着替えさせた。
男物のLサイズでも胸元は危ういようで、精鋭の巡洋艦の皆さんや夕立についていくのに必死で、ともじもじする姿も、可愛くて仕方がなかった。
「気に病むほど重くも変でもないし、向上心は心強いから」
そう言ってお姫様抱っこをしてあげると、ようやく微笑んでくれた。

531名無しの紳士提督:2016/01/19(火) 22:19:22 ID:cGkdBRv6
艦娘で遊んでるけど、なかなか楽しい

ttps://shindanmaker.com/a/570937

532名無しの紳士提督:2016/01/19(火) 23:10:08 ID:VysaJQq.
予定が狂ってしまってKYになってごめんなさい。出直します

533名無しの紳士提督:2016/01/20(水) 00:03:45 ID:OKsNelSo
>>528 そして大鳳を部屋まで慰めに行ったのに締め出されて途方に暮れる雲龍。

534名無しの紳士提督:2016/01/20(水) 16:26:01 ID:Xf0myv1I
>>532
18日に投下してくれた小ネタの方も待ってる
ガンガレ!

535名無しの紳士提督:2016/01/20(水) 21:55:59 ID:MLMweJOk
提督が鹿島ちゃんに夜伽を教える

鹿島ちゃんが教え子の艦娘達に夜伽を教える(微妙に知ったかぶり有り)

艦娘達が覚えた夜伽を提督に披露

間違ってたとこや改善点を提督が鹿島ちゃんに教える

という無限ループを思いついた

536名無しの紳士提督:2016/01/20(水) 22:56:37 ID:OKsNelSo
>>535 くれぐれも教え子に提督のが「命中」しないようご注意願いたいものだ。

537名無しの紳士提督:2016/01/21(木) 02:14:34 ID:ebj46Sdg
陽炎型でエロトラップダンジョン遊んでみた

陽炎……完走 状態異常:催淫/ふたなり
不知火…14Fリタイア(体力切れ) 状態異常:催淫/ふたなり
黒潮……14Fリタイア(体力切れ) 状態異常:催淫/媚薬/失神
初風……1Fリタイア(即死) 状態異常:理性喪失
雪風……1Fリタイア(即死) 状態異常:理性喪失
天津風…7Fリタイア(体力切れ) 状態異常:触手服
時津風…10Fリタイア(体力切れ) 状態異常:噴乳
浜風……6Fリタイア(体力切れ) 状態異常:屈服
浦風……6Fリタイア(体力切れ) 状態異常:触手服/屈服
磯風……12Fリタイア(体力切れ) 状態異常:催淫/失神
谷風……3Fリタイア(体力切れ) 状態異常:強制スク水
野分……14Fリタイア(体力切れ) 状態異常:触手服
嵐………15Fリタイア(即死) 状態異常:催淫/強制バニー/理性喪失
萩風……9Fリタイア(体力切れ) 状態異常:催淫/超感度
舞風……6Fリタイア(即死) 状態異常:理性喪失/街頭晒し者
秋雲……10Fリタイア(体力切れ) 状態異常:強制体操服/催淫

……お姉ちゃん流石だ

538名無しの紳士提督:2016/01/21(木) 08:16:16 ID:5j.G80do
>>537 奥に進めた娘ほど禁欲的だったりするのか。

539名無しの紳士提督:2016/01/21(木) 13:43:02 ID:Ecl3FY/g
あるいは性的に無知だったが故に抵抗することなく陥落とか

540名無しの紳士提督:2016/01/21(木) 15:33:37 ID:QQq4ycBw
>>539
そうなるとそれなりに耐えた艦娘は、実は性的に相当開発されていると…ゴクリ

541名無しの紳士提督:2016/01/21(木) 23:10:50 ID:5j.G80do
>>539 1Fリタイアしてるのは初風と雪風か。初風はいろいろと敏感そうだけど、雪風は意外な結果だ。

542名無しの紳士提督:2016/01/21(木) 23:57:08 ID:ebj46Sdg
重巡でもやってみた

古鷹……7Fリタイア(即死) 状態異常:催淫/屈服/街頭晒し者
加古……3Fリタイア(体力切れ) 状態異常:催淫/失神/完全屈服
青葉……6Fリタイア(体力切れ) 状態異常:失神/完全屈服
衣笠……3Fリタイア(外テレポ) 状態異常:なし
妙高……15Fリタイア(即死) 状態異常:強制ラバー/触手服/催淫/淫紋/失神/完全屈服/街頭晒し者
那智……6Fリタイア(体力切れ) 状態異常:強制スク水/触手服/失神
足柄……14Fリタイア(体力切れ) 状態異常:ふたなり/失神
羽黒……5Fリタイア(外テレポ) 状態異常:催淫/媚薬/超感度
高雄……14Fリタイア(体力切れ) 状態異常:強制レオタード/触手服/完全屈服
愛宕……15Fリタイア(体力切れ) 状態異常:強制スク水/催淫/失神/完全屈服
摩耶……6Fリタイア(即死) 状態異常:催淫/媚薬/噴乳/完全屈服/理性喪失/街頭晒し者
鳥海……4Fリタイア(体力切れ) 状態異常:淫紋/失神/完全屈服

完走ゼロ。まあ殆ど無傷で脱出した衣笠は勝ち組かもしれない(はぐはぐは後が大変そうだ)
そして妙高さんと摩耶様は何が祟ったのやらw

543名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 00:04:38 ID:Y/oE9.6M
areが無理ならコレという風に、エロは無限の可能性を秘めているな

544名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 08:57:25 ID:Kf7qXTSY
era艦これとかあるのかな
ベースあれば妄想してみたい

545名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 10:13:41 ID:o1mLie8Q
ない、というか絶対にお子様がしゃしゃり出てきたり、
DMM的にもアカン事になるのは目に見えてるので
作ろうという話が出るたび総出で叩き潰されてる

546名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 12:36:35 ID:gvq4LpYA
>>537
ちょっとググッてエロトラップダンジョンやったけど
やり方が悪いのか割と15階いけるね
できれば詳しく聞きたいな

547名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 13:25:01 ID:LMd.f/vQ
>>545
DMM「その内出すから待ってろ」

548名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 13:29:03 ID:Kf7qXTSY
>>545
口上さえないみたいね。それもそうか

549名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 13:30:23 ID:OkBj55AM
>>548
そこはやっぱり自分で作らないとね

550名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 14:52:52 ID:AqI1RchM
川内・夜戦(水雷戦隊で仕掛けるやつという認識)
提督・夜戦(昼戦の後に仕掛けるやつという認識)
神通・夜戦(意味深な方。ベッドの上で白い燃料を給油するアレという認識)

これ前提で勘違いネタやってみたい。

551名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 20:11:53 ID:FAfxAOrk
那珂・夜戦(必殺仕掛人的戦いのイメージ)

552名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 20:13:13 ID:3cDBaMXU
>>546
あーごめん、他にやる人いると思わなかったから、思いっきり俺ルールにしてたわ

【初期ステ】
吹雪/HP1680/1F
↑初期はこんな感じ。HPは最終時の基準排水量のトン数で。Wikipediaなんかで調べてちょ

【進行】
・基本絶頂ダメージは1回1時間あたり10点。これに以下の補正を掛ける。
 艦種ごとの倍率:駆逐潜水は1倍、軽巡は3倍、重巡軽空水母特務は5倍、戦艦正空は10倍
 状態異常効果1:媚薬/催淫/淫紋/超感度/おあずけが付いていると、1つにつきx2。おあずけは最初の1回のみ
 状態異常効果2:触手服はフロア毎に絶頂回数+1

失神:100
敗北:200
屈服:300
完全敗北:500
完全屈服:1000
↑にも艦種補正・状態異常効果が掛かる。絶頂回数・時間の記載がある場合は別に適用する

・失禁とか脱力とか追記がある場合は基本絶頂ダメージを20点に倍増

・特に記載がなくても性感開発等の行為があれば絶頂1回とする

・「動けない」等の明記があった場合は同じフロアでもう1回判定

・強制○○服、噴乳、ふたなり等は最終リザルトにのみ付記。要は雰囲気アイテム

・失神、敗北、屈服は最終フロアで付与された場合のみリザルトに記載

・15Fを完走するかHPが尽きるか理性がトぶかダンジョン外に出されると終了


ちょっと変えただけなんだけど、大量のHPがガリガリ削れていくので見ていて楽しいw

553名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 20:38:59 ID:3cDBaMXU
航巡組。二桁フロア到達者なし。みんな堪え性ないぞっ

最上……9Fリタイア(体力切れ) 状態異常:媚薬/完全敗北
三隈……6Fリタイア(即死) 状態異常:ふたなり/完全敗北/理性喪失/街頭晒し者
鈴谷……7Fリタイア(即死) 状態異常:淫紋/屈服/理性喪失
熊野……7Fリタイア(体力切れ) 状態異常:淫紋/ふたなり/性感開発済
利根……9Fリタイア(体力切れ) 状態異常:強制ローター下着/完全屈服
筑摩……5Fリタイア(即死) 状態異常:調教済/ふたなり/超感度/屈服/理性喪失

554名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 21:50:12 ID:gvq4LpYA
>>552
わざわざ説明ありがとうございます
基本ルールのままだと突然の理性飛び以外で中々倒れないもんね、参考にします

診断メーカーが間違ってるのかなと少し調べたんだけど、中々良いの多くていいね

555名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 22:05:54 ID:AqI1RchM
これからは嫁艦のSS書くときにどれくらいエロくするかを決めやすくなりそうだな!…その場合嫁艦が現時点で唯一ダンジョン突破してる俺はどうなるんだ?まさか、誘ったのに不発とか?

556名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 22:50:23 ID:nlekcTKY
>>555
散々エロいことされまくって息も絶え絶えで、
それでも気丈に笑顔で完走を報告してくれる嫁艦の姿なんて
最高に萌えるじゃないか

557名無しの紳士提督:2016/01/22(金) 23:11:21 ID:LMd.f/vQ
提督のためにどんなことされても必死で耐えたのに
帰還報告の執務室でとうとう限界が来ちゃって
提督の眼前で潮と尿を吹き散らして特大絶頂迎えて
恥ずかしさと申し訳なさでボロ泣きしちゃう嫁艦とかもうね
抱き締めたくなる

558名無しの紳士提督:2016/01/23(土) 00:10:33 ID:R.MdoekE
ハイパーズ。排水量の関係で艦種の割にタフなもんだから、みんな粘る粘る。

大井……完走 状態異常:噴乳/強制ローター下着/調教済
北上……14Fリタイア(体力切れ) 状態異常:噴乳/媚薬/開発済/失神/屈服
木曾……13Fリタイア(体力切れ) 状態異常:噴乳/ふたなり/快感の虜/催淫/完全屈服

全員に噴乳が付いたのは多分偶然。

559名無しの紳士提督:2016/01/23(土) 09:09:37 ID:1KCRbHK2
>>558 北上さんと大井っちから噴乳は想像つくけど、キソーからお乳が出るのは想像すんのが難しいな。

>>555 妹たちから落としていけばいいじゃないか!…と思ったが、本当にそんなことしたらぬいぬいに主砲をへし折られちゃいそうだな。

560名無しの紳士提督:2016/01/23(土) 15:07:43 ID:4EZbVIOM
千代田とか山城辺りの、姉にべったりな妹艦は
姉に膝枕されて頭撫でられたり優しくキスされながら提督と結ばれるのが幸せなのかもしれない

561名無しの紳士提督:2016/01/23(土) 22:39:19 ID:R.MdoekE
そろそろマンネリだけど軽巡組の結果が楽しかったので

天龍……4Fリタイア(体力切れ) 状態異常:触手服/完全屈服
龍田……7Fリタイア(体力切れ) 状態異常:強制レオタード/噴乳/失神
球磨……12Fリタイア(体力切れ) 状態異常:弱点開発済/淫紋
多摩……9Fリタイア(体力切れ) 状態異常:強制ラバー/触手服/噴乳/失神
長良……4Fリタイア(即死) 状態異常:強制ローター/催淫/完全敗北/理性喪失
五十鈴…12Fリタイア(体力切れ) 状態異常:屈服
名取……3Fリタイア(即死) 状態異常:完全敗北/失神/街頭晒し者
由良……1Fリタイア(即死) 状態異常:触手服/完全敗北/完全屈服/街頭晒し者
鬼怒……10Fリタイア(体力切れ) 状態異常:強制体操服/強制ローター/触手服/失神/完全屈服
阿武隈…4Fリタイア(即死) 状態異常:巨乳化/噴乳/完全敗北/完全屈服/理性喪失/街頭晒し者
川内……7Fリタイア(体力切れ) 状態異常:強制バニー/強制ローター/超感度(HPマイナス3万超のオーバーキル)
神通……14Fリタイア(体力切れ) 状態異常:調教済/開発済/快感の虜/完全屈服
那珂……完走 状態異常:弱点開発済/快感の虜
夕張……3Fリタイア(外テレポ) 状態異常:強制競泳水着
阿賀野…6Fリタイア(体力切れ) 状態異常:開発済/催淫
能代……完走 状態異常:開発済/媚薬/触手服/強制ボディスーツ
矢矧……2Fリタイア(外テレポ) 状態異常:なし(但し転送後に街中で絶頂のおまけ付き)
酒匂……7Fリタイア(体力切れ) 状態異常:巨乳化/噴乳/強制レオタード/催淫
大淀……完走 状態異常:調教済/強制スク水/触手服

長良型の即死率の高さは異常w
神通さん、何てオイシイ状態に……
そして阿賀野型が全員巨乳になってしまった件
なお大淀はちょっとステータスがチート過ぎたw

562名無しの紳士提督:2016/01/23(土) 22:47:53 ID:1KCRbHK2
ストイックな神通より那珂ちゃんの方が強かったことの衝撃。

563名無しの紳士提督:2016/01/23(土) 22:52:25 ID:rjqSjifs
性的なことには慣れてるからとか…

564名無しの紳士提督:2016/01/24(日) 07:10:22 ID:tH6N/c36
那珂ちゃんは艦隊のアイドルだからね…慣れてても仕方ないね

565名無しの紳士提督:2016/01/24(日) 11:22:41 ID:3UJaX.bM
何?
アイドルは偶像なのだから性的な目で見てはいけないのではないのか!?

566名無しの紳士提督:2016/01/24(日) 12:33:26 ID:f52TyrAQ
アイドルは裏ではドロドロしているってのが現実で証明されてしまったしな…

567名無しの紳士提督:2016/01/24(日) 18:48:10 ID:Q8TXxWAQ
切なさで言ったらのしろんも負けてないぞ。姉が快楽に溺れないと信じていたのに、信じていた姉は半分も行かずに快楽に溺れてしまったんだから…

568名無しの紳士提督:2016/01/24(日) 18:53:38 ID:LeWNGyFg
いや阿賀野はあの姉妹の中だと酒匂と並んで快楽落ち早そうなイメージが…

569名無しの紳士提督:2016/01/24(日) 20:30:20 ID:7Yiwv0DM
能代:決して負けたりしないんだから!→身内が堕とされてるのを見て屈する
矢矧:決して負けたりしないんだから!→次のコマでは堕とされてる身内

阿賀野:決して負けたりしないんだから!→あなたたちの目って、綺麗ね(眼球コレクター(物理)
酒匂:決して負けたりしないんだから!って言えばいいの?→無知ックスからの全員搾り取り

こんないまげ

570名無しの紳士提督:2016/01/24(日) 20:38:17 ID:WRELwyds
そして素面で競泳水着に着替えさせられたまま送還されたメロンちゃんが、
ぐちゃぐちゃドロドロになってアヘ顔で街中に転送されてくる即死組の後始末を一人でやる羽目になる、と

571名無しの紳士提督:2016/01/24(日) 21:13:34 ID:WRELwyds
たびたびごめん、しつこいとは思うんだけど夕雲型の結果があまりにも面白すぎたんで貼ってみる。
序盤で速攻脱落か最後まで行くか、どっちかしかいないでやんのw

夕雲……15Fリタイア(体力切れ) 状態異常:強制競泳水着/強制ローター
巻雲……4Fリタイア(即死) 状態異常:理性喪失
風雲……1Fリタイア(即死) 状態異常:屈服/理性喪失
長波……15Fリタイア(即死) 状態異常:強制ラバー/調教済/開発済/淫紋/催淫/噴乳/失禁/完全敗北/完全屈服/触手服/街頭晒し者
高波……4Fリタイア(体力切れ) 状態異常:催淫/完全敗北
早霜……3Fリタイア(体力切れ) 状態異常:超感度/完全屈服
朝霜……完走 状態異常:触手服/開発済/媚薬/超感度
清霜……1Fリタイア(外テレポ) 状態異常:なし

まさかの完璧に清らかな状態で帰ってきたきよしーに乾杯。
朝霜は見た目上はケロっとした顔してそうな気がする。
そして状態異常のほぼフルコース食らった長波サマの明日はどっちだw

572名無しの紳士提督:2016/01/24(日) 22:45:57 ID:T5wpkdxY
>>570
提督も手伝ってやりなよと思ったが、あの中に男一人で行ったら余計めんどくさい事になりそうね

573名無しの紳士提督:2016/01/24(日) 23:17:50 ID:Q8TXxWAQ
>>572 まさに酒池肉林、艦娘よりどりみどり。ただし四人目とヤるあたりから地獄になりそうだ。

そういや例のエロダンジョン。戦艦組はまだだったよな…?

574名無しの紳士提督:2016/01/25(月) 00:13:06 ID:B56Zr2ck
>>573
戦艦組って排水量でかいから基本タフなんだよね……削られて死ぬ展開があんまりないのよ

大和……完走 状態異常:なし
武蔵……2Fリタイア(即死) 状態異常:完全敗北/失神/街頭晒し者
長門……完走 状態異常:ふたなり/噴乳/超感度
陸奥……4Fリタイア(即死) 状態異常:屈服/理性喪失
金剛……8Fリタイア(体力切れ) 状態異常:なし
比叡……12Fリタイア(体力切れ) 状態異常:触手服
榛名……9Fリタイア(即死) 状態異常:開発済/理性喪失
霧島……14Fリタイア(即死) 状態異常:快感の虜/開発済/理性喪失
ビス……1Fリタイア(即死) 状態異常:完全敗北/完全屈服/触手服/街頭晒し者
リット…完走 状態異常:強制ラバー/強制ローター/失禁
ローマ…完走 状態異常:触手服

……と思ったら、ビス子のあまりの即堕ちっぷりに大爆笑したw

575名無しの紳士提督:2016/01/25(月) 00:35:21 ID:1fWYIjdo
金剛おばあちゃん無理しやがって

576名無しの紳士提督:2016/01/25(月) 06:31:46 ID:BWAigfuU
大和はやはり大和撫子だったのだ…

577574:2016/01/25(月) 07:28:15 ID:B56Zr2ck
ちなみに大和さん、最後の最後で癒やしの泉を引いて状態異常をロンダリングしていることを付け加えておくw

578名無しの紳士提督:2016/01/25(月) 08:49:22 ID:4ua6abNg
>>577 癒しの泉までの状態異常の内容をkwsk。野暮な質問なのはわかってる。

579574:2016/01/25(月) 21:14:02 ID:B56Zr2ck
>>578

1F……開脚バイブ触手責め。13回絶頂
2F……性感超増強床。但し上にいる間しか効果がないため影響なし
3F……両足拘束ハケ水車。但し状態異常が付いていなかったので絶頂は1回止まり
4F……絶頂耐久勝負その1。絶頂11時間の末、完全敗北
5F……触手椅子による秘部責め。5回絶頂
6F……性感マッサージチェア。超感度付与
7F……シリコン丸鋸椅子。調教済付与
8F……触手壷。ブラシ触手責めで失神
9F……強制自慰床。4回絶頂
10F……クリ責めスライム。失禁付与
11F……開脚拘束椅子。股間の写真を撮られる。実害なし
12F……強制着替の罠。強制体操服、強制ローター、常時おあずけ付与
13F……高圧媚薬椅子。失禁+絶頂1回。催淫付与
14F……絶頂耐久勝負その2。絶頂6時間の末、勝利。但し腰が抜けて歩けず、同じフロアでもう一回判定
14F……搾乳トラップ。絶頂42回+噴乳付与
15F……祝福の泉。全状態異常解除

てなわけで、
超感度/調教済/失禁/強制体操服/強制ローター/常時おあずけ/催淫/噴乳
……の大盤振る舞いだったのが最後の最後で全部消えたw

ちなみに、これだけ食らいまくってHPは半分も削れてなかった。さすが大和型だ、何とも(ry

580名無しの紳士提督:2016/01/25(月) 21:37:08 ID:/SRJ1ZRU
白露型の場合HP1685?で上記ルールでやれば良いのかな
村雨の今日の日替わり結果は3階の時点で結構ピンチっぽい

581名無しの紳士提督:2016/01/25(月) 21:39:25 ID:/SRJ1ZRU
>>574
同じ大和型の武蔵は2階でダウンしてるのにな…大和撫子補正か

582名無しの紳士提督:2016/01/25(月) 22:58:35 ID:B56Zr2ck
たけぞうは、ほぼ無傷状態から即死札引いちゃったからなぁ……運が悪かった

583名無しの紳士提督:2016/01/26(火) 03:45:22 ID:Arzj6MnI
https://shindanmaker.com/a/158894
1月25日の結果だと、夕立はB→F→F、村雨はHだった

584名無しの紳士提督:2016/01/26(火) 03:49:59 ID:Arzj6MnI
こっちのhは抜き忘れちゃダメだろ自分
今日の結果だと改で結構縮んでる
まぁ日替わりのジョークだしね
ttps://shindanmaker.com/a/158894

585名無しの紳士提督:2016/01/26(火) 14:19:41 ID:zXDZwLVs
>>579 普段大和撫子として禁欲的に過ごしてるだけに内側ではいろいろたぎってたりとかあんのかな?

586名無しの紳士提督:2016/01/26(火) 21:01:38 ID:39i4lt/o
>>585
そりゃ曲がりなりにも戦艦だもの、本性はガッツガツよ

587名無しの紳士提督:2016/01/26(火) 22:14:44 ID:39i4lt/o
第一航空艦隊組。
一航戦の仲の良さは異常だったw
赤城さん→加賀さんの順に入って行って、同時に転送されてきたとか妄想が捗る

赤城……4Fリタイア(外テレポ) 状態異常:淫紋(転送後に街中で絶頂)
加賀……1Fリタイア(外テレポ) 状態異常:なし(ただし転送後に街中で絶頂)
蒼龍……4Fリタイア(体力切れ) 状態異常:調教済/催淫/完全敗北
飛龍……12Fリタイア(即死) 状態異常:開発済/噴乳/超感度/屈服/理性喪失
翔鶴……3Fリタイア(体力切れ) 状態異常:常時おあずけ(HP満タンから9時間x55回x2=99000ダメのオーバーキルで実質即死)
瑞鶴……10Fリタイア(即死) 状態異常:催淫/快感の虜/巨乳化/噴乳/ふたなり/完全敗北/完全屈服/触手服/街中晒し者

そして五航戦ェ……

588名無しの紳士提督:2016/01/26(火) 23:21:56 ID:zXDZwLVs
ずいずいは願いが叶ったんだし良かったのでは?

589名無しの紳士提督:2016/01/27(水) 11:12:34 ID:n6Gb57J6
鈴谷は現代の女の子らしくなるためにギャル言葉を訓練して習得した…という電波を受信した

590名無しの紳士提督:2016/01/27(水) 13:26:20 ID:QuuzRhWU
嵐ちゃんみたいな普段はさばさばな子が不意に甘えてくる
凄く良いと思います

591名無しの紳士提督:2016/01/27(水) 20:43:59 ID:3tHfVO3k
>>590
普段はイケボで夜はオンナの声になる方の駆逐艦 [ 検索 ]

592名無しの紳士提督:2016/01/28(木) 00:24:13 ID:vUfnOuSY
グラーフは肉体的なものも含めたエロさと、エロいことなんかできないと思わせる畏れ多さといじらしさが同居した不思議な魅力を持ってる。

593名無しの紳士提督:2016/01/28(木) 01:14:33 ID:97VlXzws
>>590
甘えている時の様子を撮影し本人も忘れたころに本人の前で流出させるという鬼畜プレイ

陽炎「まあいいんじゃない?大丈夫よ誰にも言わないから」ニヤニヤ
不知火「撮影に気付かなかった嵐の落ち度ですね。諦めなさい」ニヤニヤ
嵐「うおおおおああああああああああああああああああああ」ジタバタゴロゴロ

やあ青葉ものは相談だがね

594名無しの紳士提督:2016/01/28(木) 09:47:14 ID:vUfnOuSY
バレンタインに艦娘にチョコクリームを塗装して…ってのはもう陳腐なのかな。

595名無しの紳士提督:2016/01/28(木) 15:40:17 ID:P4O5qKoE
夜伽教えるには微妙に性知識足りてない鹿島ちゃん

鹿島「射精する時は精子が届きやすいように、しっかり一番奥まで挿入するんですよ」
提督「一番奥までってことは子宮の中まで? そんなことして大丈夫なの?」
鹿島(え? ど、どうなんだろ……)
鹿島「だ、大丈夫ですよ? でも女の子の一番大切な場所ですから、ちゃんと準備すること」
提督「ちゃんと準備すれば入るんだ」
鹿島「え、ええ(多分)。ほら、本にも『前準備には十分時間をかけること』って書いてありますから!」

596名無しの紳士提督:2016/01/28(木) 17:29:46 ID:1GvC/9Vk
最近流行のねこランジェリー着けて自慰する鹿島に最近お世話になってる

597名無しの紳士提督:2016/01/30(土) 11:19:41 ID:0zGdp.DQ
ねこランジェリー(偽):穴は胸ではなく尻の方に開いている

598名無しの紳士提督:2016/01/30(土) 20:56:15 ID:th5y0uEo
>>597
ねこランジェリー電撃戦ver・穴が偽物よりもだいぶ前の方に開いてる。

どーして翔鶴はあの性格なのに、二次創作ではエロエロな下着ばっか身につけてるのかな?…いや、翔鶴がどうこうじゃなくて二次創作の作者がエロいからか?

599名無しの紳士提督:2016/01/30(土) 22:19:08 ID:h8bM6O3A
>>598
そもそも公式絵で紐パンですし

600名無しの紳士提督:2016/01/31(日) 08:55:53 ID:oUYWrsCY
娼鶴…(ボソッ)

601名無しの紳士提督:2016/02/01(月) 05:43:05 ID:OLVCcHYE
翔鶴は娼鶴なんじゃなくて、自覚なしにそういうのやってそうな感じがする。そして今世では爆撃機や戦闘機のかわりに悪い男がピュンピュン飛んでくるの。

602名無しの紳士提督:2016/02/01(月) 11:17:16 ID:IoN/624Y
被害担当艦(性的な意味で)

603名無しの紳士提督:2016/02/01(月) 11:39:52 ID:OLVCcHYE
制空権を確保して撃墜せねば(使命感)

604名無しの紳士提督:2016/02/01(月) 12:29:07 ID:omxryGJk
>>601
そういう悪い男のケツの穴ほじって前立腺弄り回す姿まで浮かんだ

605名無しの紳士提督:2016/02/01(月) 21:52:12 ID:OLVCcHYE
うーってこっち睨みつけててもビス子だったら躊躇せずにさわさわできるのに、グラ子だとなんか手を出しにくい。同じドイツ艦娘なのにどこで違いが出たのやら。

606名無しの紳士提督:2016/02/01(月) 21:58:48 ID:rYXdcIqQ
普段は提督ゥー!とか叫んで抱きついて来たり頬ずりしてきたり(アニメ参照)なのに
こちらから手を出すと「触ってもいいけどサ、時間と場所をわきまえなヨ!」と躱しちゃう金剛は
案外受けに回ると弱いタイプなのかもしれない

607名無しの紳士提督:2016/02/02(火) 00:04:56 ID:mJbvrF1c
>>606 是非とも制空権、ではなく主導権を握りたいですなあ。

>>605 普段はでかい暁のビスマルクは加減間違えて怒らせちゃったり泣かしちゃってもそれはそれでそそられるけど、グラーフは怒らせると大変なことになりそうだからじゃないか?

608名無しの紳士提督:2016/02/02(火) 17:49:06 ID:nwKP7ORw
ビス子がでかい暁なら、グラーフはでかい響か?いや、なんだ?

609名無しの紳士提督:2016/02/02(火) 21:26:24 ID:hfG0V8zk
でかい不知火?(でかい暁の妹にでかい響をとっておきたい感)

610名無しの紳士提督:2016/02/02(火) 21:52:41 ID:mJbvrF1c
グラーフ「貴様はアドミラルでありながらやっていいことと悪い事の区別もつかないようだな…!」

提督「ひゃ…ひゃい……」

グラーフがキレたらこんなふうに立場逆転するんだろか?

611名無しの紳士提督:2016/02/02(火) 21:55:49 ID:u1u.Flh2
グラーフはちょっと喋る加賀さんかと

612名無しの紳士提督:2016/02/03(水) 07:04:01 ID:oh6oWbO.
幸運艦のはずなのに朝食の席が加賀さんとグラーフとの相席になっちゃった瑞鶴。

613名無しの紳士提督:2016/02/03(水) 16:54:57 ID:oh6oWbO.
霞は性知識乏しそうな感じがするのって俺だけ?

614名無しの紳士提督:2016/02/03(水) 17:38:50 ID:s6n996tI
今日は節分なのでまた鹿島のSSを投下します
今回も独自設定や小ネタが盛りだくさんです
NGは【応用で練習になるもの―立春編―】です

615名無しの紳士提督:2016/02/03(水) 17:39:32 ID:s6n996tI
2月3日は節分の日だ。
恵方巻を恵方に向かって願いを込めながら無言で食べると
今年一年幸せに暮らせるという。
今年の恵方は南々東だ。

「…………(もぐもぐ)」
「…………(もぐもぐもぐ)」
「…………(もぐ…もぐ…)」

というわけで鎮守府でもみんなで恵方巻を食べていた。
今日は礼号作戦開始の一週間前でもある。
だからみんなも礼号作戦成功を願って食べているだろう。

「…………(ごくん)」

鹿島が一番先に食べ終えた事を横目で確認した。続けて俺も食べ終わった。
そして他の艦娘達も次々と食べ終わり、
ビスマルクとリットリオが食べ終わったのを確認した後に俺は口を開いた。

「はあぁ……」

正直鼻だけでの呼吸はきつかった。
しかし口を開けば声を出してしまうと思い、
みんなに気を遣い口を開けないでいた。

「みなさん、お疲れ様」
「ふぅー……セッツブーン……日本には変わった…はぁ……風習があるのね…ふぅ……」
「パスタなら…はぁ…同じ太さでも…はぁ…苦しくはなかったでしょうけど……」

海外艦娘の二人にはこんな事は初めてだったのか、他の艦娘よりも息をついていた。

616応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:40:33 ID:s6n996tI
「それにしても鹿島ったら、あんな太いものを食べたのにすごく涼しい顔をしているわね」
「あっ、もしかして司令官の太巻きをいつも食べて……」
「如月ちゃん!」

如月の際どい言葉に鹿島は恥ずかしそうに反応した。

「あら〜?どうしてそんなに反応しちゃうのかしら?まさか…」
「如月ちゃん……豆まきの鬼役はあなたにやってもらうわ」
「鹿島さん、ひょっとして…」
「きさらぎ星人という、鬼に似た宇宙人がいますから、
 同じ名前の如月ちゃんにちょうどいいと思いました」
「……は〜い……」

わからない人にはさっぱりわからない事を言われながら、
わかる人ですらわからないような理屈だったが、
如月は鹿島の言葉の裏に秘められた怒りを感じ取ってか渋々受け入れ、
他の艦娘もただならぬものを感じたのか深く詮索はしなかった。

「…ところで司令官さん…少し顔色が悪いですよ……疲れてるんですか?」

ただならぬ空気を変えたのは電の一言だった。

「どうしたんだ急に…」
「一週間前と比べて少し…」
「え………んー…確かに言われてみると……」
「やっぱり鹿島さんが原因なのかしら……」

鹿島が原因……案外そうかもしれない。俺は少しまどろみながら今までの事を思い返していた……

617応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:41:15 ID:s6n996tI
――――話は一週間前に遡る。

「提督さん、お疲れ様。はい、珈琲です」
「ありがとう鹿島」

全ての仕事を終えた俺を秘書艦の鹿島が労ってくれた。
彼女は俺のパートナーとしてよく頑張ってくれている。

「ん………今日の味は少し濃いな……」

いつもは仕事終わりの珈琲は就寝の事を考えて薄めである。
もし俺がロボットだったら難癖つけていただろう。

「今日は…その…」
「大淀遠征艦隊、ただ今戻りました」

何か言おうとしていた鹿島を遮るかのように遠征艦隊旗艦の大淀の報告が聞こえた。
弥生や漣、電も一緒だった。

「あっ、大淀さんに弥生ちゃん、漣ちゃんに電ちゃん、お疲れ様です」
「提督、本日の遠征の成果です」
「ふむ…………ご苦労だったな」

俺は大淀の報告書を読んだ。この鎮守府の最重要人物の一人であると同時に
軽巡洋艦娘である彼女は駆逐艦娘と共に遠征においてもその力を発揮していた。

「提督、業務にもだいぶ慣れてきたみたいですね。
 少し前は報告書を読むのに時間がかかっていましたし」
「ああ。明日から一週間、大淀と鹿島が遠洋練習航海に出かけるからな。
 24時間ごとに帰ってくるとはいえ、鎮守府の業務をする余裕はない。
 大淀に至っては二週間後の礼号作戦に参加する事が決まっている以上
 約一ヶ月はこの鎮守府の業務に携われまい。
 そう考えたら俺だって他の艦娘や職員のサポートを受けて
 鎮守府の業務をちゃんとできるようになるさ……」

そうは言ったがやはり不安はあった。
俺は提督としての経験が浅い。なんせ着任してまだ一ヶ月しか経っていない。
普通なら新任提督は新しい泊地など規模の小さな所や
内地にある練習用の施設等で経験を積んでいくものだが、
俺の場合は新任の身でありながら規模の大きな鎮守府を任されていた。
本来なら国外に新しく出来た泊地につい最近佐官に昇進した俺が行く事が内定していたが、
そこが突如として強力な深海棲艦の脅威にさらされてしまった為、
急遽この鎮守府で指揮をしていた前提督が赴く事となり、
残った士官達の中で俺が一番階級が高かった為に
佐官となったばかりでありながら鎮守府の最高司令官となったのだった。
幸いにも今のこの鎮守府の仕事は戦闘ではなく警備や護衛が主である為、
大淀の存在もあって鎮守府の機能に不具合が出る事はなかったが、
引き換えに大淀が艦娘としての使命を全うできていないのであった。

618応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:42:00 ID:s6n996tI
「……提督、焦ってはいけませんよ」

大淀は俺の心中を見透かしているかのようだった。

「だが私が早く業務を覚えなければ大淀達の戦力を眠らせてしまう事になってしまう」
「でも焦っても中々上手くいきませんよ。
 焦りが取り返しのつかない事態を起こしてしまうでしょうし」
「そう……でも大丈夫…焦らずゆっくりで…弥生たちは急かさないよ…」
「だが悠長にしていたらいつまでも覚わらない気がして…」
「あーんもう、思い詰めてばかりいたらぶっ飛ばしますよ」
「すまない」
「提督は蠍座によく見られる思い込みの激しい所があるから
 心配ごとばかりしないでください。私たちにも悪影響がでちゃいますよ」

漣は曙ほどではないが口が少し悪い…
というかどっちかというとずげずげとものを言う。
ご主人と呼んでいたなら流せるが、ちゃんと弁えてか
そういった事は独身男性提督に対してしか言わない。
提督と言われている分、提督としての俺が咎められているように感じられた。
だけどここでへこたれていたらまた責められて悪循環になりかねない。
ここは何としても踏ん張らないと……

「でも良い方に思っているときはとことん良いから……
 鹿島さん、司令官が暗くならないようにお願いします…」
「ちゃんと毎日司令官さんと顔を合わせてあげてくださいね」
「ええ。お姉ちゃんに、任せなさーい!」

鹿島が自信満々でガッツポーズをしながら弥生と電にこたえた。
ちなみにこれはとあるアニメキャラのモノマネで、
新年会の時に余興で行ったモノマネ大会で審査員の夕張や秋雲が満点を出したものだ。
気をよくしたのかそれ以来幼い駆逐艦娘達に対して物事を引き受ける時によく言っている。
ちなみに鹿島自身実際に姉という存在である。
鎮守府だと香取の『妹』という事で忘れがちだけど、
もし香取型三番艦香椎の艦娘が現れたなら
鹿島にもお姉ちゃん的なイメージを持たれるようになるだろう。

619応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:42:55 ID:s6n996tI
「たしか遠洋練習航海は編成が鹿島を旗艦に
 大淀、足柄、霞、清霜、朝霜の艦隊で
 明日1月28日午前7時から2月3日までに計6回。
 かかる時間は一回につき約24時間。
 航海帰還後鎮守府にて約1時間半の休憩を経て再び航海……」
「鹿島さん、司令官さんとのんびりと会っていられる時間がほとんどありませんね」
「一週間大淀さんと鹿島さんと足柄さんと霞がいない以上、私たちががんばらないとね」
「厳しいけどやるしかないな。だが一週間を乗り切れば楽しい節分だ」
「ええ、楽しみですね」
「小さな艦娘達のためにこういった行事を行ってあげることも大切…
 提督さんも、前の提督が心掛けていたことを引き継いでくれたようですね」
「そういうのは俺は好きだからな」

本当はもし駄目だったら礼号作戦の成功を祈願しての行事という名目で行うつもりだった。
まあ礼号作戦の成功もちゃんと祈願するけどさ。

「確かにこういったことを行うのは大切なことだと思います。
 駆逐艦娘に限らず、他の艦娘みんなのためにも。
 でも……アニメ映画のTV放送観賞にまで付き合わせるなんて普通はしませんよ」
「そりゃあそんな事言う提督は世界ひろしといえども俺くらいなものだろう。
 だけど別に強制はしてないぞ。あくまでも一緒に見ないかって誘っただけだ」
「特に予定もないのに提督の誘いを断ったら後で何されるか…」
「そんなくらいで癇癪起こすような人間に思われていたのはちょっとショックだなあ……」

誰も一緒に見ないんなら一人で見るって。
さすがに俺一人の都合に艦隊を巻き込むわけにはいかないからな。

620応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:43:59 ID:s6n996tI
「あー…冗談ですよ、冗談。さすがにそんなことで怒るような
 大人げない人とは思ってませんよ」
「どちらにしても、司令官さんの意外な一面も見られてよかったと思っています」
「意外な一面?」
「『見ろ、人がゴミのようだ!』とか、
 『3分間待ってやる』とか、『目が…目がぁぁあ…!』とか、
 すっごくノリノリでTV画面の大佐とハモっていましたよ」
「エンディングテーマだって歌詞を見ずに完璧に歌えていましたもの。
 フタサンフタサンに突如着物を脱いだ天城さんもびっくりしていたくらいです」
「司令官の顔…とても楽しそうで…イキイキとしていて…羨ましかった……」

意外って程でもないと思うが、
そういや俺はあまり人前ではしゃいだりする事ってなかったな。
そもそも食事以外のプライベートな時間を艦娘達と過ごす事もなかったし。

「余程機嫌がよかったのか、翌日からしばらくは
 私の手助けも必要ないくらい仕事が捗っていましたね」
「提督さんったら、相変わらず現金過ぎですね、うふふっ」
「笑うなって…」
「でも悩んだりして暗くなっているよりは明るくしている方がいいですよ。
 あなたが暗いと、私や他のみんなも暗くなっちゃいますよ」
「それに司令官さんが楽しそうにしている姿を見ると
 日本や、世界のみんなも楽しそうにしているんだろうなって思います」
「それが私達艦娘の頑張りのおかげだと思えば、私たちはもっとがんばれます」
「人々が笑顔でいられるのなら、私たちも笑顔でいられると思うから……」
「そうだな……守ってきた人々が幸せでなくちゃ張り合いないからな」
「あ、いけない。話し込んじゃいました。明日も早いのに…」
「大淀さんと鹿島さん、司令官さんはもうお休みになってください」
「任せていいのか?」
「残りの仕事なら、私たちだって!」
「…わかった。電、弥生、漣。後は君達に任せる」
「了解。それじゃ、おやすみなさい」
「おやすみ」

明日が早い俺と鹿島と大淀は、電達に後を任せて休む事にした。

621応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:44:33 ID:s6n996tI
「節分まであと一週間ですね」
「恵方巻も豆も既に手配しておいたし、
 出撃や遠征の予定も節分の夜には何もないようにしておいた。
 後は一週間頑張るだけだ。鹿島も遠洋練習航海頑張ってくれ」
「わかりました」

鹿島が元気よく答えた。彼女は俺の提督業を支えてくれる秘書艦だが、
俺の人生を一生に歩んでくれる伴侶でもあった。
「だけど一週間ほとんど会えないのは寂しいな」
「仕方ないさ。礼号作戦を失敗するわけにはいかない。
 香取がいない今練習巡洋艦は君だけなんだ」
「私の力が必要ならそりゃあ頑張りますよ。
 でも……遠洋練習航海に行く前に夜戦しましょ」
「そうだな」

夜戦……今この状況でこの言葉を使う理由は察しの通り男女の営みという意味である。
寝ようとしていた俺達だったが、夜戦をするとなり服を脱ぎはじめた。

「さて、始め………どうした?」

彼女は全て脱いだ後、正座をしていた。

「ふふ…今日は私の口を…ずぼずぼ…って、してもいいんですよ…」
「つまりそれは俺が君の頭を掴んで突き入れて腰を振ると…」
「……」

彼女は少し恥ずかしそうに無言で頷いた。
要するにイラマチオをしてもいい、と言っているわけだ。
だけど俺はそういうのには乗り気ではない。
やったら気持ち良さそうと思う反面、
やられる方にとっては苦しいだけなんじゃないかと思ったからだ。
そもそもおしっこが出る所から出てくる液体を飲ませるのがとても抵抗があった。

「来週は節分で恵方巻を食べますから、
 恵方巻を食べる練習も兼ねて普段はやらないプレイをしてみようと思いました」

……ナニを言っているんだろう?
『こいつ何言ってんだ?』的な台詞が得意な俺ですらそう思った。
…もしかして俺に影響されたのか…?

622応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:45:12 ID:s6n996tI
「こういう時しかする機会もないでしょうし。さあ、どうぞ」

彼女の顔付きは少し期待と不安の交じった感じだった。
こっちがしたいって言ったわけじゃなくて、
むしろあまりやりたくないというのに………
ええい儘よ!

「…じゃあ行くぞ…」
「……」

彼女は頷き、息を吸い込んだ。
俺は硬くなっていたちんちんの鈴口を彼女の唇にキスさせた。
彼女が少し口を開けた瞬間、俺は彼女の口の中にちんちんを根元まで突き入れた。

「!?」

彼女は一瞬驚いたが、声は出さなかった。
どうやら本当に恵方巻を食べる練習も兼ねているようだ。

ジュボジュボジュボジュボ!

俺は彼女の頭を掴んで腰を激しく前後させた。
下手に気遣えば長引いてしまう。あえて全力でいった。
まあ気持ち良すぎて結局加減なんてしようと思わなくなってしまったが…
そろそろ射精しそうな感覚になってきた。ここでラストスパート…

「んんっ!」

彼女が声を出して俺の下半身を叩いた。
その痛みで思わず手を離してしまい、
彼女が俺のちんちんを咥えていた頭を離した瞬間

「はぁー…はぁー……」

びゅるん

粘り気のある少し黄ばんだ白濁の温かな液体が彼女の顔にかかった。
さっき微かに声を出した時にちんちんに強い締め付けを感じ、
それが射精のきっかけとなってしまった。
俺はとっさに亀頭を掴みながら抑えた。
射精は自分の意思では完全にコントロールする事が出来ないからだ。

623応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:46:01 ID:s6n996tI
びゅるん、びゅるん……

精液は俺の手の中に激しくぶつかりながら吐き出されていた。
生暖かなぬるぬるした感触が手の中で広がる。
俺は念の為にもう片方の手を下に受けたが、
危惧した通り片方の手では受け切れずに僅かに零れてしまった。

「はぁ…はぁ…」

射精が終わって俺は息をついた。先程顔射された彼女は俺を見ていた。
射精が終わった事に気付いた彼女は

「あ、ティッシュ!」

と言いながらティッシュを何枚か持ってきて俺に手渡した。

「すまない…」

俺は受けた方の手の指で受け取り、受けた手に零れたものを拭き、
それからもう片方の手についた精液を拭き取った。

「うわぁ……こんなに……」

彼女は顔を自分の分のティッシュで拭きながら驚いていた。
今まで膣内や口内で射精されてはいたが、
いずれも何回か射精したものだったりそのまま飲み込んだりしていた為、
一回の射精で出る量を見たのはこれが初めてだろう。

624応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:46:37 ID:s6n996tI
「あ…さっきはごめんなさい。息が出来なくて思わず…」

彼女がさっきああしたのは息苦しかったからか。
多分、俺がよかれと思ってやった事が逆にアダになって
鼻で息をつくタイミングを作らせなかったのだろう。
考え過ぎたり、逆に考えなさ過ぎたりするのは俺の癖だが、
この場合はもう少し考えていたらよかったかもしれない……

「とりあえず明日は早いですから、次は明後日にしましょう」
「明後日?」
「嫌ですか?んもう……どれだけしたいんですか……」

彼女がまんざらでもない感を出しながらも困り顔で言った。
いや、そういう意味ではなくてな……

「明日は準備に小忙しいですから無理ですよ」
「明後日ってどういう意味だ?」
「明後日?ええ、遠洋練習航海から帰ってきた休憩時間に一回しようと思って」

彼女はこんな事をまたするつもりらしい。

「それこそ小忙しいんじゃないのか」
「大丈夫です。艦娘の休憩時間ですから十分にあります。
 艤装のメンテナンスは明石さん達が完璧にしてくれますし」
「そうか………」

練習熱心なのか、彼女もそういうのが好きなのか……
それから一週間遠洋練習航海の合間の時間に俺達はこのような『練習』をした。
ロールケーキでやった方がいいんじゃないかと思ったのは節分の当日の事だった――――

625応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:47:13 ID:s6n996tI
「……さん……提督さん!」
「っ…何だ?」

一週間の事を思い返していた俺の心を鹿島の声が呼び戻した。

「大丈夫ですか?聞いていないようでしたけど…寝てました?」
「うー……どうやら少し寝ていたようだ」
「本当に大丈夫なの?疲れていない?
 私たちがいないあいだ大丈夫でしょうね?」
「本当に大丈夫だって」

鹿島に原因の一端があるかもしれないとは言えなかった。
俺は誤魔化すように話題を変えた。

「心配なら早く豆まきをやろう。邪気払いすりゃ何とかなる」
「あんたねえ、もうちょっと自分の体を労りなさいよ」
「明日も早いのに俺一人の都合で中止にするわけにいかんだろう」
「だったら休めばいいじゃないか」
「確かに早く切り上げるべきだろうが、節分で豆まきをしないわけにはいかないだろう」
「どうして自分がいなければ成り立たないという前提なんですか」

確かにそうだ。体がえらいなら休めばいい。俺抜きだって成り立つ事だ。
礼号作戦参加組ならともかく俺は最重要というわけでもない。
だがいざとなれば鹿島に全てを委ねればいいという考えもあった。

「はぁ……提督は一度言い出したら聞かないところもあるし、
 下手に休ませたら豆まきできなかったことに逆に落ち込みそうよ…」
「すまないな」
「もし提督さんに何かがあったら、私がフォローしますから」
「ふふ……よし、豆まきを始める前にもう少し鬼役を決めよう。
 さすがに如月一人には押し付けられない」
「そうですね。でもどうやって決めますか?」
「鬼は……まず金剛だろ。で、夜叉と呼ばれた比叡、
 羅刹と呼ばれた霧島、 阿修羅と呼ばれた夕立、
 ついでに不知火……こんなところか」
「なぜ不知火が鬼役に…何か落ち度でも?」
「この人選は俺か昔プレイしたゲームの敵キャラの…」
「ああそうですかわかりました」

不知火は俺の意図を完全に理解してないだろうとはいえ、
大まかにではあるだろうが呆れながら理解したようだ。

626応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:47:50 ID:s6n996tI
「私が鬼だなんて…」
「阿修羅だからと全裸、もしくは青いタイツでマフラーを羽衣みたいにさせながら
 薔薇を咥えさせられたり持たされたりするよりはマシでしょう」
「まあ……そりゃそうだけど……提督、あなたも鬼をやってよ」
「わかった」
「本当?」

俺は夕立に即答した。正直鬼役が俺一人の可能性も高かった為、備えてはいた。

「じゃあセッツブーンを始めましょう。それーっ!」
「うおおっ、いきなりかよ!?」

豆まきを節分と呼ぶのはこの際仕方ない。
だが鬼を決めている時に既に豆をスタンバイしていたのか、
こちらの準備も出来ていないのに投げつけてきた。

「いやだぁ、髪が傷んじゃう……」
「これが……セッツブーン……楽しい……」
「楽しいのは投げてる方だけでしょ…痛っ!」
「えいっ、えいっ!」
「痛い痛い!もう許しませーん!リベンジするヨー!」
「ちょっとぉ!?鬼が投げ返すなんて!?」
「お姉様に続きます!」

金剛が豆を投げ返し、比叡達も続いた。
落ちた豆だけを集めて投げるあたり弁えているみたいだ。

パラッ、パラッ!

大淀達が投げてきた豆だけではなく、投げ返した金剛の豆も俺に当たった。

「おい、金剛!?やめろ!俺も…」
「バーニングゥ…セッツブゥゥン、ラァァァヴ!」

……ひょっとして鬼に選ばれた事、怒ってる?
俺も巻き添えにしているあたりそうなんだろうな……
運悪く豆まき役と鬼役達の真ん中にいた俺は
両者から豆の集中砲火を受け続けたのだった…………

627応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:48:32 ID:s6n996tI
「あいつら…やたらめったら投げやがって……」

豆だからダメージは少ないと思ったが、
さすがに全力で四方八方から投げられまくれば馬鹿に出来ない。

「変な決め方するからですよ。じゃんけんで決めたならまだよかったんでしょうけど…」
「まあ前もって決めておくべきだったな。
 最初はじゃんけんで決めようと思ったけど、
 途中で気が変わってああ決めてしまったよ。
 そんなテキトーなやり方じゃこんな目にあっても仕方ないな…」
「まだ痛みますか?」
「まあそんなに酷くはないけど、さっき少し寝てしまったのもあって
 今日は眠れないだろうな」
「んー、じゃああなたがぶつけられたように、
 私のナカにたくさんぶつけていいですよ」

そう言いながら彼女は南々東を向きながらテーブルに腰掛け、
パンツの股の部分をずらし、指で秘部を開いた。
どうやら受け入れ態勢ばっちりで夜戦準備OKみたいだ。

「…だったらその言葉に甘えさせてもらうよ」
「ふふっ」

俺は立ち上がり、彼女が指で開いたところに『恵方巻』を当て、一気に食させた。

じゅるっ

彼女は『恵方巻』を全て咥えこんだ。だがこの『恵方巻』はここからが本番だ。

じゅぶっ、じゅぶっ!

俺は激しく腰を動かした。今日は『練習』はやっていない。
だから早々に終わらせられるはず!今回は俺の考えは間違いないはずだ。

「…………」
「…………」

互いに無言でいた。恵方巻を食べる時は無言でなければいけない。
だから食べさせている俺が無言でいる必要はないが、対抗心か、つい釣られてか……
だが体を動かす事に集中できたからか、すぐに出そうになった。
俺は持てる力の全てを振り絞って腰を打ちつけた。

628応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:49:04 ID:s6n996tI
びゅるーっ、びゅるーっ

俺の『恵方巻』から粘り気のある液体が飛び出した。
『恵方巻』を本来食す部分に入れていたからか、
『練習』の時以上に気持ちよく解き放たれた気がした。

ズルッ……

俺は『恵方巻』を引き抜いた。それはもう太巻きではなかった。

「ふぅ…………」
「はぁ〜……はぁ……」

行為が完全に終わったあと二人とも大きく息をついていた。

「うふふっ、どれだけしたかったんですか?
 私のナカですごく強く叩きつけられる感じがしました。
 でも『恵方巻』……ちゃんと喋らずに食べきりましたよ……
 これで今年一年、無事でいられますね…」

俺は縁起を担ぐタイプだが、
こういう事していてバチは当たらないかとかほとんど思った事はない。
日本人は祭りに関しては割と節操がないから
こういう事も大人の世界では普通だろう、きっと。
そもそもこういう事は子孫繁栄に必要な事そのものと考えたら
むしろバチは当たらないかもしれない。

629応用で練習になるもの―立春編―:2016/02/03(水) 17:51:18 ID:s6n996tI
「ふわぁ〜……私、なんだか眠くなっちゃいました……」
「ん……君はこの一週間遠洋練習航海で随分働いた。
 疲れがたまっていても不思議ではないさ」
「でもあなたより先に寝てしまうのは…」
「俺は今日は起きてるよ」
「えぇ…」
「どうせ寝ようとしても眠れそうにない。明日の朝から午前中は俺が一人でやるよ。
 君は長い練習航海の疲れをゆっくりと取って、午後から頑張ってくれ、鹿島」
「でも…」
「大丈夫だ。この一週間他の艦娘達もしっかりと成長した。
 私がいなくても君をサポートしてくれるはずだ」
「そうですか…安心しまし…………」

言葉を言い終わらないうちに彼女は眠りについた。
俺は彼女の体を拭いてベッドに運んだ後、
提督服に着替えて珈琲を飲んでから仕事を始めた。
とはいっても基本的にこの時間にはもうほとんど仕事はなく、
突発的なものでもない限り午前五時にするべき仕事がいっぺんに出てくる。
この時間はとりあえず資料や情報を読み返した。
どうやら次の作戦で新たなる秋月型駆逐艦の艦娘が着任するらしい。
秋月型は俺の鎮守府所属ではない為、ここに来る事はないだろう。
だが秋月と照月が他所の鎮守府に共に所属している以上、
新たなる秋月型もそこに行く事は間違いないだろう。
さて……他にどんな艦娘が来るか。それは俺にはまだわからない。
練習巡洋艦鹿島の妹艦の香椎がはたしていつ現れるのかはわからない。
もしかしたら艦娘香椎が現れる事がない可能性もありうる。
だが進水する事のなかった橿原とは違い、進水し、竣工した香椎はいつか来るはずだ。
だがいつ来るかわからないものを待っているよりも
今、目の前にある問題に向き合うべきだ。
俺は新たなる艦娘との邂逅を楽しみにしながら、一週間後の礼号作戦成功の為に
明日の朝に大淀、足柄、霞、朝霜、清霜……
その五人を見送る準備に取り掛かった。
 
 
《終》

630名無しの紳士提督:2016/02/03(水) 17:55:37 ID:s6n996tI
以上です。艦これ世界だと割と真面目に節分を作戦成功の為にやっているかもしれません
まあ作戦の最中にバレンタインもあったりしますけど……
何はともあれ節分を初めバレンタインとホワイトデー、間の雛祭りとイベント盛りだくさんで
色々と話を作りやすい季節です
多分次はバレンタインでしょう。はたして創作意欲が沸く新たなる艦娘が現れるか否か……
それではまた

631名無しの紳士提督:2016/02/03(水) 20:23:17 ID:oh6oWbO.
GJ! 男根を直接「恵方巻」と表現したセンスに脱帽の一作だった。

632名無しの紳士提督:2016/02/03(水) 22:19:22 ID:Luh4XqJk
サラダ巻きな恵方巻からマヨネーズが顔に

633名無しの紳士提督:2016/02/03(水) 23:51:24 ID:SDotRoGE
提督の恵方巻とかアムロのビームサーベルとか僕のエクスカリバーとか
字面だけで笑ってしまう

634名無しの紳士提督:2016/02/04(木) 00:15:20 ID:SOO6GAQM
GJ! 「魚雷」とか「魚雷発射管」って表現は意外と使われんのね。

635名無しの紳士提督:2016/02/04(木) 11:28:45 ID:KiD5CXaY
それだとちんこそのものが吹っ飛んでいってしまうからな
毎回去勢されるのは流石に辛い

636名無しの紳士提督:2016/02/04(木) 14:43:45 ID:SGjbX5YU
先端部をロケットパンチ式にすればいい

637名無しの紳士提督:2016/02/04(木) 21:24:15 ID:SOO6GAQM
>>613 ズボンを突っ張らせたまま鎮守府をほっつき歩くわけにもいかず、物陰で収まるのを待っていたら霞に発見された。
実は病気で腫れ上がっているんだ…と口から出まかせで言ったら本気にされちゃった。それからの霞は口調こそ変わらないが、妙に優しくなった。幸いにも他の艦娘にはこのことを話していないようだが…本当の事を打ち明けたら彼女は怒るだろうか?やっぱ怒るだろうなあ…

638名無しの紳士提督:2016/02/05(金) 13:51:12 ID:TGxZYm7k
香取姉妹は史実では練習艦なのにほぼぶっつけ本番で実戦に駆り出されたんだよな…待てよ、これをエロ寄りに変換すれば何か書けそうだ!

639名無しの紳士提督:2016/02/05(金) 17:06:39 ID:bilZnc82
そもそも香取の史実の最期が軍に見放された傷ついた輸送船助けて敵主力につかまり駆逐艦逃して以下略なので…

640名無しの紳士提督:2016/02/05(金) 22:04:43 ID:ZPGC8Fq.
ところで練巡は香取鹿島と来たら次は香椎になる訳だけど、香椎(福岡市)だけに博多弁艦娘として実装されるんかな
関西弁、広島弁ときて、そろそろ方言の第三勢力として出て来てもいい頃だと思うんじゃが

641名無しの紳士提督:2016/02/05(金) 23:48:31 ID:Zo89tmIw
>>639 言うな!…けどたまにはそういうとことん胸糞の悪い話も読んでみたい気も。

642名無しの紳士提督:2016/02/06(土) 06:57:36 ID:xXXqce46
鹿島の台詞から推測するに鹿島と香取は日頃からわりと濃密なスキンシップをしてるっぽい。

643名無しの紳士提督:2016/02/06(土) 08:02:40 ID:KA9Hp5Vw
>>634
瑞鳳の薄い本でちんこを魚雷と呼んでいたのはあったな。

644名無しの紳士提督:2016/02/06(土) 12:04:09 ID:MgLZD5Ss
航空魚雷って水上艦用と比べてサイズは4分の3くらいだったらしいな。

645名無しの紳士提督:2016/02/06(土) 17:38:59 ID:xQbHK2/M
>>635
ほら、魚雷は何億発か一斉に放たれる白いのだから・・・

646名無しの紳士提督:2016/02/06(土) 20:31:55 ID:xXXqce46
足柄さんは特殊な趣味趣向を持ってると思われがちだが、実際はそんなことない。
一方の羽黒は純情だけど、趣味がそれなりに特殊。
今年ケッコンした提督とも夜戦の時には必ず自身に罵声を吐かせたりスパンキングさせていた。最近は提督が暴漢に扮して自身をレイプするというプレイを嗜んでいる様子。

647名無しの紳士提督:2016/02/06(土) 23:22:47 ID:GuTcGghM
>>639
逃げれた駆逐艦が野分で逃げれなかった駆逐艦が舞風だったっけ?

つまりのエロパロ的には、舞風を人質にとって香取にエロいこと強要するんですね
で、香取が頑張るんだけど舞風が犯られちゃうんですね。
そしてどんどん深みに嵌まる二人

648名無しの紳士提督:2016/02/06(土) 23:59:38 ID:xXXqce46
>>647 >>638を見て、提督と香取(か鹿島)がお互い頭だけの知識で野戦突入。一週間後あたりから香取(か鹿島)が妙に酸味を好むようになりました。…みたいなの考えてるうちに、話がどんどんヘビーになってくねぇ。

649名無しの紳士提督:2016/02/07(日) 01:36:36 ID:9htFVck2
流れぶった切りですいません。
Mk.7&アイオワ実装のニュースを聞いて思いついたネタ


「ヘイ、テートク!バァァニイィィングラアアァァブ!!」
鎮守府おなじみの光景。

「流石姉さま。気合入ってますね」
「後半ロボットアニメばりの咆哮でしたね」
「何かあったのでしょうか」
それを見ている妹たち。

提督に抱き着く金剛。これもおなじみの光景。
「いつもよりスキンシップが激しいね」
「「え?比叡姉様はそんなことまでわかるのですか?」」
姉の意外に鋭い観察眼に驚きの表情を見せる下二人に、比叡はちらりと金剛の方を見る。

「今日はまたえらく積極的だな」
「私のloveの表れデース!しっかり受け止めてくれなきゃNOなんだからネ!」
「はい喜んでー」

提督も満更ではない。
その様子を確認すると妹二人に目配せし、二人の愛の営みから離れる。

「……実はね、姉様の事について二人に言っておかなければならない事があるの」
「「何ですか突然?」」

榛名と霧島にとって、比叡は姉であると同時に金剛の代弁者――そこに多少比叡の考えが含まれるとしても――の役割も担っている。
その比叡から姉様についての話となれば、二人とも注目しない筈がない。

「実は昨日ね、姉様は提督と明石さんの話を聞いちゃったみたいで……」

650名無しの紳士提督:2016/02/07(日) 01:42:14 ID:9htFVck2
〜以下昨日の回想〜

「提督、遂に、遂に来ますよ!あれが!」
「おお、遂にか!この日が来たか!」
二人の目は上層部からの通達に注がれていた。

「「16インチMk.7!!」」
新たな装備品が追加されるという情報。これに加え、本来これを装備するべき艦娘も近々配備されるかもしれないという事。

「Mk.7という事は奴らですね」
「奴らだよ」
幼女を前にした変質者の如き怪しい笑みを突き合わせる二人。憲兵が居たら間違いなく詳しく話を聞かれることになる。
「そして奴ら着任の暁には――」
「暁には?」
「5インチMk.12も一緒に手にはいる筈だ!ていうかそうであって欲しい個人的な希望として」

次の瞬間、扉越しに外をバタバタと走っていく音が響いた。
(たっ、大変デース!提督が例のアメリカ艦娘にお熱になっては私の立場が……ッ!!)

〜以上昨日の回想〜


「……と、いう訳だったらしくて……はい榛名」
ここまで聞いていた榛名が突然挙手する。
「何故姉様は新しいアメリカ艦娘にそんな危機感を持っておられるのですか?」
「うーん……良い質問ですねぇー」
微妙なクオリティの物まねで答える比叡。
コホンと咳払いを一つ。

「いい?アイオワは大きく分けて次の二つのパターンが予想されます」

アイオワA
「アメリカで建造された、高速戦艦アイオワデース!よろしくお願いシマース!」

アイオワB
「アイオワ級一番艦、アイオワです。火力と速度には自信があるの。よろしくお願いしますね」

「どう榛名?この二つのパターンを見て何か気が付かない?」
「はい!Aの元ネタが金剛姉様、Bの元ネタがリットリオさんです!」
「違う!いや、そうなんだけど。そこじゃないというか……」

予想外の榛名の回答に突っ込みを入れながら、比叡は横で二人のやり取りを見ていた霧島が何か合点した様子を見てとった。

651名無しの紳士提督:2016/02/07(日) 01:46:06 ID:9htFVck2
「はい。霧島」
「つまり……、Aのアイオワが来た場合、姉様とキャラが被ってしまう。
かと言ってBのアイオワが来た場合は、同じ英語圏かつアメリカ生まれアメリカ育ちのアイオワが普通に喋ってしまう事で、
姉様の今までの言動がキャラづくりという疑惑が出てしまう。そういう事ですね」
「正解!流石は眼鏡キャラ!」
艦隊の火力(頭脳)もとい頭脳(火力)は伊達ではない。
対金剛級を想定していたアイオワ級だが、こんな所でそれを発揮しているとは、本人も思いもしないだろう。

再び提督と金剛に戻す。
提督の手は混合の腰に回り、椅子に腰かけた自身の上に座るようにして金剛を乗せ、その唇を楽しんでいる。

「んっ……」
くちゅ、くちゅと唾液の移動が音を立て、それに合わせてより強く金剛を抱きしめる。
甘く、紅茶の影響かほのかに花香が漂う彼女の口は、侵入した提督の舌を快く出迎え、そしてなかなか離さない。

「んっ……くっ……」
口の中を存分に味わう提督。
二人のボルテージは更に急上昇する。

「ふぅ……。茶葉変えた?」
二人の間に伸びた唾液の線が切れ、提督の問いににっこりと笑って頷く金剛。
ふと提督は机の上に置かれた件の新装備についての連絡に目をやる。

「アメリカ艦か……」
膝の上でびくりと震えた金剛を知ってか知らずか、沈黙が流れる。
「提督……?」
不安を掻き消すように笑顔を張りつかせ、金剛が尋ねる。
その声はかすかに震えているが、本人はそれに気付いていない。

「……冷静になると超怖え」
「え?」
「だってあれだよ?アメリカって言ったらあれだよ?訴訟大国だよ?
もしちょっとでも手とか当たっちゃおうものならそれだけでセクハラとして訴えられた挙句、
莫大な額の慰謝料を請求された上に半径○マイル以内立ち入り禁止とか今日日小学生でも言わないような判決で前科一犯扱いだよ?
怖えー。アメリカ超怖えー」
一気呵成にアメリカへの恐怖をぶちまける提督。ここまで新実装艦に悲観的な提督も珍しいかもしれない。

652名無しの紳士提督:2016/02/07(日) 01:49:04 ID:9htFVck2
再び一瞬の沈黙。しかし今回は金剛によって破られた。
「そ、そ、そうデース!アメリカは恐ろしいのデース!でもNo problpm!私なら時間と場所さえ弁えればOKヨ!!
そして……今はOKなのデース!!」

ばっと両手を広げた金剛を提督は再び抱きしめる。
「ああ〜金剛温かい&柔らかい&いい匂い」
「Yes!Come on!!」
(フッフッフ、アイオワ恐れるに足らず!提督のハートをCatchするのは私デース!)

野望に燃える金剛を扉の向こうから妹たちが見守っていた。
「流石です姉様!」
「ファイト!姉様の提督防衛戦略ファイト!」
「ところで姉様のあのキャラは結局素なのかしら?」

「何だあれ?」
そして妹たちもまた、見られていた。


清霜日記

○月×日 天気:晴れ

今日、執務室を金剛型の皆さんが覗いていました。
金剛さんの姿は見えませんでしたが、皆さんが執務室の中を覗いて姉様と言っていたので中にいたのだと思います。
榛名さんが「〜防衛戦略」とか言っていましたがよく聞き取れませんでした。
普段から戦略を練ることを忘れないなんて、やっぱり戦艦はすごいなあと思いました。


※Mk.12:戦艦、重巡、軽巡、空母、駆逐艦、補給艦から果ては沿岸警備隊のカッターにまで艦種を選ばず搭載され、
またそれらに行き渡らせる生産性を備えた5インチ砲。
取り回しが軽便で速射性も高く、対空、対水上両方に使える傑作両用砲。“七面鳥”の一端を担ったりした。



653名無しの紳士提督:2016/02/07(日) 01:54:52 ID:9htFVck2
以上スレ汚し失礼しました。
このネタはアメリカへの偏見の提供でお送りしました
こえー超こえー

654名無しの紳士提督:2016/02/07(日) 10:45:31 ID:mIHt3hLc
乙です。

655名無しの紳士提督:2016/02/07(日) 11:15:31 ID:mIHt3hLc
天龍ちゃんは女らしく振る舞おうとしたり魅力を出そうとして迷走するタイプ。…色気ナッシングな格好で何気なくしてる時が一番魅力的なことに気づいていないのは本人だけ。

656名無しの紳士提督:2016/02/09(火) 23:06:57 ID:Qw6kex0s
>>607 ビス子はいじめすぎて泣かせちゃっても謝れば許してくれそう。…ただし、プリンツをはじめとした他のドイツ艦娘が許してくれるかはわからない。

657名無しの紳士提督:2016/02/11(木) 00:12:56 ID:QyMlZmoY
榛名の頼りになる感と頼られたい感が混ざった不思議な魅力。

658名無しの紳士提督:2016/02/11(木) 08:24:11 ID:QyMlZmoY
白露型は病みキャラにされる確率が非常に高いのはなんでだろう?

659有名なアレ:2016/02/11(木) 20:35:40 ID:lEizFwv2
そうだ!
どうせ(鹿島のせいで心の中の声が)聞こえるなら、聞かせてやるさ!
ザラ!
好きだァー! ザラ! 愛しているんだ! ザラァー!
ケッコンカッコカリをする前から好きだったんだ!
好きなんてもんじゃない!
ザラの事はもっと知りたいんだ!
ザラの事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
ザラを抱き締めたいんだァ!
潰しちゃうくらい抱き締めたーい!
心の声は、心の叫びでかき消してやる! ザラッ! 好きだ!
ザラーーーっ! 愛しているんだよ!
僕のこの心の内の叫びをきいてくれー! ザラさーん!
鎮守府が同じになってから、ザラを知ってから、僕は君の虜になってしまったんだ!
愛してるってこと! 好きだってこと! 僕に振り向いて!
ザラが僕に振り向いてくれれば、僕はこんなに苦しまなくって済むんです!
優しい君なら、僕の心のうちを知ってくれて、僕に応えてくれるでしょう!
僕は君を僕のものにしたいんだ! その美しい心と美しいすべてを!
誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!
恋敵がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!
でもザラさんが僕の愛に応えてくれれば戦いません!
僕はザラを抱きしめるだけです! 君の心の奥底にまでキスをします!
力一杯のキスをどこにもここにもしてみせます!
キスだけじゃない! 心から君に尽くします! それが僕の喜びなんだから!
喜びを分かち合えるのなら、もっとふかいキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!
ザラ! 君がオリョールの海に大破無補給赤疲労で出ろというのなら、やってもみせる!


元ネタはわかるよね?

660名無しの紳士提督:2016/02/11(木) 21:11:43 ID:QyMlZmoY
乙。

菊月の「本当は…辛かった」というのが実は好きなんだ。けど、その言葉を引き出すために菊月を虐げたりはしたくないという二律背反。

661名無しの紳士提督:2016/02/11(木) 22:50:16 ID:Mp6cGaSI
漣「みんなチョコ作ってる〜? 上げたチョコはホワイトデーに3倍返しなんだから、大きさはよ〜く考えないとね!」
潮「大きさが関係あるのかな……?」
漣「あれれ〜潮ちゃん知らないの? ホワイトデーはね、バレンタインにあげた本命チョコの3倍分、
  大好きな人から濃ゆ〜いホワイトチョコを注いでもらえるんだよ?」
潮「ふえええええっ!?」
漣「ほうほう、潮ちゃんは小柄ながらも可愛らしいデコレーションチョコ……こ・れ・はぁ♪
  『初めてだから沢山は無理だけど、本気のホワイトチョコを注いでください』というメッセージとみた!」
潮「ちっちちちち違いますぅ!?」
漣「え? 潮ちゃんはお返し要らないの? 提督へのチョコはお義理なの?」
潮「そういう訳じゃ…でも、でもぉ……うぅ、恥ずかしいよぉ〜〜〜っ!」

曙「漣ぃ! アンタ乙女の大切な日に何とんでもないこと言いふらしてんのよ!?」
漣「あっははは! いやぁ潮ちゃんのウブさには癒されますわ♪」


当日
曙「はぁ? チョコレート? このクソ提督、なに両目開けて夢見てんの?
  ……用意、してるけど。ほら///」
漣(結構デケぇのが来たなオイ……)

662名無しの紳士提督:2016/02/12(金) 00:51:08 ID:7PlYMFa6
艦娘をチョコで塗装するにはホワイトデーにチョコバナナをお返しする覚悟が必要だ!

663名無しの紳士提督:2016/02/12(金) 04:36:18 ID:aYJDDvOQ
>>659
「プリン(ツ)、お前が好きだ、お前が欲しい!!!」
役柄的には明石さんか夕張なんだが、ちと語呂が悪い


さて、大平洋のド真ん中に人工衛星からハッキリと見えるくらいデカデカとしたハートマークと名前を刻むのは誰だ?

664名無しの紳士提督:2016/02/12(金) 21:11:13 ID:7PlYMFa6
>>661 にしてもホワイトチョコレートのセンスは素晴らしいな。チョコバナナなんて足元にも及ばない。

665名無しの紳士提督:2016/02/13(土) 10:36:51 ID:VtnVgd8Y
>>662 ホワイトデーと言わず、バレンタインデーに逆チョコと称してホワイトチョコレートのチョコバナナを艦娘にあげてもいいと俺は思う。

666名無しの紳士提督:2016/02/13(土) 14:21:55 ID:agntzKMM
提督のホワイトジャムをごちそうするとな?


干からびるなよ

667名無しの紳士提督:2016/02/14(日) 00:03:57 ID:oLhDMGNI
提督のホワイトチョコレートは赤城さん…ではなく、加賀さんに全部食べられました。

668名無しの紳士提督:2016/02/14(日) 18:53:22 ID:9VTy/C22
バレンタインなんでまたまた鹿島SSを投下します
今回もいろんなネタとか独自設定があります
エロい話が見たい方は後の方から見てください
NGは【練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―】でお願いします

669練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 18:54:45 ID:9VTy/C22
2月14日は……

「ビスマルクと伊良湖の誕生日だったよな、今日は」

戦艦ビスマルク、及び伊良湖の進水日であり、
同時にその艦の力を行使できる艦娘の誕生日でもあった。

「そうか。後で何かあげないとな」
「瑞雲でも送るのか日向」
「まあそうだな。君は何を?」
「提督として間宮のタダ券をあげたよ」
「そうか。ところで鹿島の姿を見ないが彼女はどうした?」
「鹿島は挨拶に来た新艦娘達と話をしているよ」

だから始業前の準備は日向に手伝ってもらっていたのだ。

「特訓を終えて正式に艦娘となった者達か……」
「最近は作戦にあわせて正式な艦娘として登録されるからな。
 昔は作戦以外の時期にも正式な艦娘が誕生していたからな。
 それとイタリアから日本にやって来た艦娘も一人いる」
「そうか。ところで今朝入ってきたニュースだが、霞達が大活躍をしたらしい。
 詳しい話はまだわからないがこの鎮守府から出撃した艦娘達が活躍するのは鼻が高いな」
「そうだな。みんな若いのによく頑張っている。
 それに比べて何も出来ない俺ときたら…」
「みんな若いって……君も今年三十になるところではないか」
「だけど俺は彼女達と同じような年齢だった頃には今程真剣に生きていなかったから、
 幼い頃、若い頃からしっかりと立派に頑張って輝いている彼女達を見ていると
 何の考えもなく生きてきた昔の自分が情けなく思えてくるよ……」
「昔の事を悔やんでも仕方あるまい。
 それに今でも大きな鎮守府を統括する提督としては十分すぎるくらい若い」
「だが人間というものは無い物ねだりでさ…
 俺はやはり若い頃から活躍した、って事に憧れてしまうものだ。
 自分が出来なかった事…というかどちらかというと
 人生の一番大事な時に回り道ばかりして生きていた事が悔しいんだ。
 駆逐艦娘達はみんな艦娘としての業務をこなしながら、
 学生としての本分も立派に果たす優秀な子達ばかり。
 今の俺はすべき事が提督としての仕事だけであるにもかかわらず
 一ヶ月経った今でも一人ではほとんど出来ない始末……
 昔からもっとちゃんとやっていればこんなに苦労はしなかったろうな……」

相手が鹿島じゃないからか愚痴をこぼしてしまっていた。
もし鹿島相手だったなら弱みを見せていないだろう。

670練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 18:56:23 ID:9VTy/C22
「……まるで五月病だな」
「今は二月だぞ」
「五月病は四月に新しい環境に入った人がなりやすいものだ。
 君は提督になって約一ヶ月。五月病になる条件と同じだ」
「まあそうなるな」
「確かに未だに一人だけではこなせないが状況を考えれば仕方あるまい。
 それよりも過去をただ悔やむのではなくこれからをどうするのかが大事だろう」
「理屈じゃわかってるけどな……」
「……君がここに来るまでに通ってきた道は寄り道や回り道だったかもしれない。
 だがもしその道を通らなければここに来ることはなかったと考えたら……」
「ん…………ああ……」

日向の言う通りかもしれない。もし昔の俺が自分の将来を考えて、
真剣に生きていたとしたら鎮守府の一員となり、
そして提督になるという人生とは違う人生を歩んでいたかもしれない。
他に生きる方法ができたのなら間違いなくそちらの生き方をしたはず。

「塞翁が馬と言うが、人生というものは何がどう転ぶのかわからないな。
 寄り道や回り道だって自分の望んだ幸せとは違ったものとはいえ
 別の幸せへと向かう道だったと、そう考えなければやっていけないな」
「まあそうだな」
「悩んでる暇はない。今日は新たなる艦娘と会うんだ。
 気持ちが沈んでちゃみんなを不安にさせてしまう。頑張らなきゃな」

俺は気合いを入れた。新たなる艦娘達に悪い印象は与えられないからな。
そうこうしているうちに時間が来た

671練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:03:32 ID:9VTy/C22
コンコン

「鹿島です。三名の艦娘をお連れしました」
「わかった。入っていい」
「失礼します」

そう言って鹿島がドアを開けて司令室に三人の艦娘を連れて入ってきた。

「君達がこの度新たに艦娘となった子達、
 そしてイタリアからやって来た子だね」
「はい。私は夕雲型駆逐艦、その十四番艦の沖波です。
 えっと…はい、頑張ります。よろしくお願い致します!」

まず沖波という少女が名乗った。
眼鏡をかけていて少々おどおどとした感じだが、
精一杯頑張ろうとしている姿勢が伝わってくる。
俺もよろしく頼むと返して次に沖波の隣の艦娘に顔を向けた。

「秋月型駆逐艦、その四番艦、初月だ。お前が提督か」
「ああ」
「ちょ、ちょっと、初月!?」
「気にしないでくれ。『お前』という言葉そのものは
 本来は相手を敬っている意味合いの言葉だ」
「そうなのか」
「ああ」

驚いた沖波だけでなく初月自身も言葉の意味を知らず、
一般的に使われる意味合いで使っていたようだ。

「駆逐艦初月はその活躍や最期が正にストロンガーと言わざるをえない艦だ。
 君も初月の名に負けぬ活躍をするよう期待しているよ」
「言われなくてもそのつもりさ」

そして俺は最後に初月の隣の子に顔を向けた。

「イタリアから参りました、ザラ級重巡洋艦、その一番艦、ザラです。
 巡洋艦同士の昼間水上砲戦なら、誰にも負けない自負はあります」

見た目からして日本人離れしているこの子はイタリアから来た艦娘ザラである。
ザラは駆逐艦の二人とは違って前々から艦娘だった。

「君は艦娘としての経験はかなりあると聞いたが
 日本での本格的な活動は初めてだろう。
 君も、新人の二人も、これから共に戦うのだ。
 互いに色々と知っておくべきだと思い会食の場を設けた。
 そこまで案内しよう」

俺達は三人を連れて鎮守府の大食堂に行った。

672練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:04:55 ID:9VTy/C22
「対空に優れた秋月型駆逐艦…いつか手合わせをお願いしたいです」
「提督からストロンガーだとか言われていたけど、
 なんだか改造人間みたいな異名ね」
「そりゃあ駆逐艦なのにこんなポディ、
 改造でもしたんじゃないかって思いたくなるわよ」
「ず、瑞鳳さん、そういう意味じゃないと思います…」

初月は武勇艦である。その為か他の艦娘達の興味を引いていた。

「まるでライダーみたいですね」
「ずばりライダーを指すぞ三日月」
「えっ。でも駆逐艦初月は仲間を逃がす為に
 たった一人で艦隊に立ち向かい、そして沈んでいった……。
 でもストロンガーがそうしたという話は聞いたことが…」
「20年ちょっと前に児童誌に載ってた漫画でな、
 脱出するV3達を守る為に一人ボウガンで戦うも弾切れし、
 自身は戦闘員のボウガンで撃たれるも
 それでも倒れる事なく守りきり死んでいったんだ」
「ヒーローが死んじゃうとかどう考えても児童誌に載るような話じゃありませんよ」
「しかもSDだ」
「よくもまあそんな話……昔っておおらかな時代でしたねえ……」
「…………」
「あっ、ごめんなさいね。提督はこういった例え話をよく用いりますから…」
「…鹿島から聞いた通りの人ね。だけど提督としての能力はどうなのか。
 私にはあなたは提督としてまだまだだと感じます」

場を凍り付かせるような言葉を口にしたのはザラだった。

「ザラさん」
「日本の中心にあるこの鎮守府は大きな工業地帯の守りも考えて作られたと聞きます。
 ならばそこを総轄する者には優れた能力が必要なはずです」
「あんたに提督の何がわかるってのよ!」

俺の能力を不安に思っている
(そしてだいたいあってる)ザラに対し
曙は反発の言葉を述べた。

673練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:05:50 ID:9VTy/C22
「最近提督となった事は知っています。
 この鎮守府の前の提督はイタリアの鎮守府でも名が知れた方でした。
 その提督の後任であるこの提督も素晴らしい提督かもしれないと思っていました。
 鹿島が恋に落ちて結婚することを決意した相手ですから
 とてもすごいと感じられるような人だと思ってました」
「司令官に何か落ち度でも?」
「落ち度はありません。人間的にもいい人とは思います」
「そもそもあんたは提督を評価できるほど一緒にいたわけないでしょ!
 ちょっとの時間で全部を判断されてほしくないわよ!」

曙の言った通りザラは今日初めて俺と顔合わせをした。
事前に話を聞いていたとしても直接目にする機会はなかったはずだ。
他所の鎮守府に知られる程の功績も落ち度も何もない。

「確かに。ただ今は彼からはすごいという印象を感じられないだけです。
 仕事をしている姿を見れば少しは違った印象を受けるでしょうけど……
 鹿島が信じた人だから、私も提督の力を信じたいのです……」

仕事をしている姿を見せても彼女が少しは認めるくらいのレベルに
能力が現時点で達しているという自信は今の俺にはなかった。
仕事は大淀に支えられながらであればかなりこなせたものの
大淀が礼号作戦でこの鎮守府にいない今、
鎮守府の機能は十分に発揮されているとは言えなかった。
艦娘達の戦闘訓練の時間を削って仕事を手伝ってもらい
何とか十分に発揮出来ている状況である。
提督として情けない俺だが、経験不足を言い訳にする事も出来ない。
俺を選んでくれた人、支えてくれる人に申し訳が立たないからだ。
俺の気分がよく沈むのもそういった事が関係していた。

674練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:06:51 ID:9VTy/C22
「ところでさ…あんたさっきから鹿島鹿島と馴れ馴れしいんだけど
 あんたは一体鹿島の何なのよ!?」
「……曙ちゃん、ザラは私の昔からの友達なの…」
「昔からの…友達…」
「私達が艦娘になるずっと前、子供の頃からの親友なの」
「子供の頃からの親友?」
「ええ…私は小さい頃から旅行が好きで…
 イタリアに行った時にザラと知り合って、友達になったの。
 それからずっと親交を深めていたわ。
 艦娘になる前も、なった後もずっと……
 みなさんごめんなさい……ザラが楽しい雰囲気を壊しちゃって……
 彼女は本当はとてもいい子なの……」
「わかってるよ。鹿島が親友って言ってたくらいだしさ。
 だけどザラの気持ちもわからなくはない。
 自分の友達がもし変な奴との付き合いがあったら……
 そう思って心配する気持ちとか、
 変な奴に対して何か言いたくなる気持ちとかもわかるよ」
「へ…変な奴だなんてそんな…」
「それにザラは別に俺の事を悪いと言ったわけじゃないし、
 少なくともまだ俺に期待して発破をかけてくれているみたいだしさ。
 もし問題があるのならどんどん言ってほしいものさ」
「……………提督………」
「ザラ…」
「やっぱり鹿島は間違っていなかったみたいね…
 …私もあなたに期待できます……」

俺を認め始めるような事を言ったザラはみんなの方に向いた。

「みなさん、このような楽しい場を壊してしまって本当に申し訳ありませんでした」

自分の軽率な行動が雰囲気を壊してしまったと思ったのだろう。
自らの非を詫びる彼女に他の艦娘達もザラを責めようとはしなかった。
こうしてまた楽しい会食は再開されたのだった。

675練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:07:34 ID:9VTy/C22
会食が終わり、俺達は午後の仕事が始まる前の小休止をとっていた。

「提督さん、本当にごめんなさい……」
「鹿島、君が謝る事はないだろう。
 確かにザラは感情的になってしまったのだろう。
 だけどそれは俺と一緒にいる君を心配してつい言ってしまったのだろう。
 感情的になった面こそよくなかったが…いい友達を持ったな鹿島」
「すみません…」
「提督、チョコレート…って鹿島さんすみません」
「いいのよ。私に気にしないで」
「すみません…………司令官さん、チョコレートです」

俺は艦娘達からチョコレートをもらった。
他の事務員他裏方スタッフはチョコの代わりに喫茶店のスイーツ無料券をくれた。
これで鹿島をデートにでも誘えと言いたいのだろう。

「あ、これは大淀と足柄からの贈り物です」
「これは……」

袋の中は箱以外にボトルっぽいのもあるみたいだけど何だろう…

「そうそう。提督、私達は気の利いたお返しは望んでませんから。
 鹿島さんへのお返しのためだけに気を利かせてくださいね」
「ありがとう」
「ところで鹿島からチョコレートを貰いましたか?」
「いや、まだだけど……」
「まだなのですか?ねえ、鹿島さん。どうして提督に一番にあげないの?」
「だってチョコレートをあげるにもタイミングがありますし…」
「あなたは午後からザラさん達を次の鎮守府まで護衛をするのでしょう」
「でもここからそんなに離れてませんから今日中には…」
「何かあって今日中にここに帰って来れなかったらどうするのよ。
 さっさと渡してあげなさいよ!」
「は〜い」
「不満そうな顔しない」
「別にあげたくないわけじゃありませんよ。タイミングというものが…………」

鹿島は少し不満そうだったが、一旦間を置いて、
笑顔で、でも少し恥ずかしがって緊張しながら
赤いリボンでラッピングされたピンクの箱を俺にくれた。

676練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:08:26 ID:9VTy/C22
「ありがとう」
「どんなチョコレートでしょうかねえ。提督、開けて食べてみてください」
「い、今!?明石さん、ちょっと!?」
「鹿島さん、何を慌ててるんですか?」
「そ、それは…」
「今食べられてまずいことでも?」
「その……提督さんが食事を終えてからまだそんなに時間が…」

「甘いものは別腹というだろう。それだって限度はあるけど、
 昼食も少なめにとったからチョコの一つや二つは大丈夫だ」
「………どうぞ……」

鹿島は観念したかのような顔だった。
一体なんでそういう態度を取るのかわからないけど、とりあえず俺は箱を開けた。

「これ、パンですか?形はシンプルにハートマークですけど色は茶色…
 っていうか珈琲の香りがしますよ」
「うむ……ああ、これはサンドイッチだな。中にチョコレートが挟まっている。
 鹿島らしいアイデアだな。んじゃ、いただきます」

俺は鹿島の珈琲パンのチョコレートサンドを食べた。

「………どう……ですか…………」
「うん、おいしいよ。チョコレートはちょっと変わった味だけど別に妙な味ではないな。
 甘さにくどさがなくてコクも柔らかさも調度良い。
 それに珈琲の苦味がチョコレートの甘さを調度よく引き立てていておいしいよ」
「よかったぁ……」
「本当によかったですね鹿島さん。でも変わった味ってどんな味ですか?」
「どんな味って………栄養ドリンクっぽい気がしたよ」
「栄養ドリンク?ひょっとして鹿島さん、ユンケルでも入れましたか?」
「………うん……」

漣の問い掛けに鹿島が恥ずかしそうに答えた。
漣がユンケルと断定的に言ったのは
鎮守府がコラボしたコンビニでユンケルを買うと店舗ごとに先着十数名に
鹿島のタペストリーが貰えるキャンペーンが明後日からあるからだろう。
ちなみに鹿島がコラボした見返りにもらったというわけではなく、
ユンケルってどんなのかなあと思って試しに買ってみたらしい。

677練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:09:19 ID:9VTy/C22
「あらら?冗談のつもりでしたのにまさか本当にそうだったなんて。
 でも、入れたのはともかくとしてどうして今食べちゃ駄目だったのですか。
 夜に渡そうとしてたみたいですし、ひょっとしてまさか…」
「あの、チョコレートは何を使いましたか」

このままだとたたならぬ事になりそうだったからか、
伊良湖が話を逸らそうと鹿島に話しかけた。

「何を使ったって…」
「レシピが知りたいんです。今後の参考にしようと思って…
 とりあえずチョコレートは何を使いましたか?」

材料やレシピが知りたいというのも伊良湖の偽らざる本心だろう。
彼女の料理人としての好奇心と向上心はかなりのものである。

「チョコレ〜ト〜は〜明治」
「マージか」
「………………」
「………………」

つい駄洒落を飛ばしてしまったが、
みんなの顔を見るにどうやら通じなかったようだ。

「…………あっ、もうすぐ12時30分だ!早くしないと!」

壮絶に滑った俺は誤魔化すかのように言った。
実際に時間が迫っていたのもあったが、
状況が状況なだけに誤魔化したように思われてるだろう。

「あっ、そうね。もう行かなきゃ!伊良湖さん、レシピはまた今度ね」
「わかりました。それではお気をつけて」

俺達は別の鎮守府へ三人の艦娘と共に出発した鹿島達を見送り
午後からの仕事に取り掛かり始めたのだった。

678練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:10:19 ID:9VTy/C22
午後六時。今日は日曜日であった為五時半頃に仕事を中断し、
恒例である笑点を見ながら夕食をとっていた。
もちろん緊急事態があればこんな事はしていられない。

「煮干しのお吸い物、どうでしたか?」
「大根に煮干しの出汁がきいていて中々だったよ」
「お口に合ってよかったです」

伊良湖はほっとした表情だった。

「でもどうして煮干しの出汁汁に大根だけなんですか?」
「今日はふんどしの日であり、煮干しの日でもあるからな」
「??……煮干しはともかく、大根と褌に何の関係が……」
「……昔とある勇者がふんどしともいえるような踊り子の服を見て興奮し、
 仲間から落ち着けと言われてとった行動が
 『ふんどし!』と言いながら大根を掲げた事だったんだ」
「はぁ……」

伊良湖はよくわかってないような顔だった。
元々みんなが知ってるような話ではない事くらい俺だってわかっている。
このネタがわかる奴はおっさんだろう。

「それにしてもずいぶんと元気になったな。
 昼前までは少し暗かったが今はもう大丈夫みたいだ」
「日向や鹿島、ザラ達のおかげだ」
「私達のおかげ?」
「君達に言われた言葉とか、鹿鹿島の存在とか、
 そういった事があって気を持ち直せたよ。
 寄り道や回り道ばかりしていた俺にかけてくれた日向の言葉、
 そして鹿島が俺にチョコを渡す時に言ったタイミングという言葉……
 その二つが繋がって俺を前に向かせてくれた」

679練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:11:21 ID:9VTy/C22
俺が鹿島と結ばれる事ができたのも言ってしまえばタイミング…
その『瞬間』何をするかしないかの判断がよかったからだろう。
俺が一度は新泊地に着任する事になると知らされた時、
鹿島が勇気を出して俺をデートに誘い、
俺が怖じけづく事なく彼女の誘いに乗り、
そして互いの包み隠した気持ちのぶつかり合いの末に
勇気を出して本当の気持ちを伝え合い、そして結ばれた…………
もし鹿島が本当の気持ちを打ち明けなかったら。
もし俺が怖じけづいて鹿島の誘いを断っていたら。
もし鹿島が俺を誘わなかったら。
もし俺が新泊地へ行かされると聞かされなかったら…………
小さい頃からの俺の数々の行動は数センチのズレとなって重なり合い、
幼い頃に思い描いていた幸せからは離れてしまったが
それがなければ今ある幸せは手に入らなかったかもしれない。
数センチのズレを重ねて向かった今の幸せ…
一度数センチのズレを重ねてしまい幸せから遠ざかってしまったゆえに
これ以上ズレてはいけないと思い、
懸命に動いた為に幸せから遠ざかるという過ちを繰り返さずに済んだ。
まあ結局新泊地へは俺が行く事はなく、
鎮守府提督という今に至るわけだが。

「かつての大平洋戦争は多くの悲しみを生み、あらゆるものを破壊した。
 もし戦争がなかったら失われた芸術や文化、技術とかもなかっただろう。
 だが戦争があったからこそ結果的に生まれたものだってある。
 俺達とてあの戦争がなければこの世に生まれて来なかった可能性もある……
 だからといって戦争を肯定できるものではない。
 確かにその過去があったから現在というものがある。
 だけど過去の出来事という変えようのないものは
 肯定するものでも否定するものでもなく、
 これからをどう生きるかという事を学ぶべきものだと思う。
 日向が言った事、鹿島が言った事、
 そしてザラが言った『鹿島が俺を信じている』という言葉……
 それが俺を前に向かせ、今をどう生きていくかという事を教えてくれた。
 暗い気持ちで生きるなんて俺を信じてくれる大切な人である鹿島を
 俺が信じていないって事にはなりたくないしさ」
「……迷いは消えているみたいだな。今の君の目はとても輝いている」
「朝はすまなかったな日向。愚痴を聞かせてさ…」
「気にするな。君が立ち直ったならそれでいい。
 鹿島には聞かせられないようなことだってあるだろうし、
 何事も一人で抱え込んでいいというものでもない」
「ありがとうな。二人とも、今日はもう仕事を終わっていいぞ」
「提督、君はどうするのだ?」
「俺は鹿島が帰ってくるまで仕事をしているよ。
 彼女が帰ってきた時に報告するべき相手がいないんじゃ可哀相だしさ」
「そうか。だが無理はするなよ」
「もしお腹が空いたら、私が何かお作りしますね」

680練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:13:27 ID:9VTy/C22
日向達を見送った俺は再び仕事を始めた。
そして仕事をすること約3時間…………

「提督さん、鹿島、ただいま戻りました。
 艦娘三名、無事送り届けました」
「ご苦労様だったな。おかえり」

鹿島が帰ってきたのは夜の9時だった。

「本日の仕事はこれで終了だ」
「お疲れ様です。これからどうしますか?」

鹿島が期待に満ちた目で俺を見つめていた。

681練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:14:58 ID:9VTy/C22
「これって……コンドーム…ですよね……?
 それと……チョコローション……」

『夜戦』前に大淀と足柄がプレゼントしてくれた袋を
開けてなかった事を思い出して開けたが中身はこの二つだった。

「大淀さんに足柄さん……ナニを考えているんでしょう……
 家族計画は私たちが考えることなのに……」
「それだけ鹿島の力はここになくてはならないものだという事かもしれないな……」
「チョコレートの香りがするローションか…
 コンドームもチョコレートの香りがするらしいし……」
「……もしかしたら避妊どうこうというよりも
 コレで夜戦を楽しんでってことなのでしょうか?」
「そうかもな」

避妊とか感染予防が目的ならわざわざこんな事はしないだろう。
最初から普通のコンドームを普通に渡せばいいだけの話だ。

「……たまにはこういうのもいいでしょうね。
 それじゃ私が付けてあげますから準備してくださいね」
「よし」

俺は彼女の下の口に食べさせようとずっと大きくなっていたチ〇コバナナの皮を剥いた。

「いきますね。ん……」
「おうっ!?」
「な、何か!?」
「いや、少し驚いただけだ…」
「えっちな漫画とかで見たことを真似してみようと思って…」

彼女がどんなエッチな漫画を読んでいるのかは知らないが、
俺が読んだ事があるようなエロ漫画ではほとんど…
というか全くといっていいほど見ない。
ゴムを着けるシチュエーションさえもレアなのに
口でゴムを着けるなんて更にレアである。

「いけなかったかしら…」
「そんな事はない」
「よかった。それじゃもう一度…」

気を取り直した彼女は俺のチ〇コバナナにゴムを口で着けた。
チョコレートの香りがするゴムは色合いこそやや薄い茶色だったが、
俺のチ〇コバナナに被さっているのを見ると
チョコプレッツェルを若干彷彿とさせた。

682練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:18:02 ID:9VTy/C22
「美味しそう……」

物欲しげな目をしながら彼女は呟いた。
美味しそうと評した俺のチ〇コプレッツェル…
…ボッキーを食べたくて彼女の口が涎を……

「ん……ちょっとまだ……」

あまり垂らしていなかった。十分に濡らさないとマズイ。
こちらはゴムをしている以上カウパー液による潤滑効果にも頼れない。

「このローションも使ってみるか」
「使ってみましょ。せっかくのバレンタインなんですから」

プレゼントされたチョコローションが早速役に立つ。
俺は彼女の下の口にローションを注ぎつつボッキーにも満遍なく塗り、
彼女の下の口に指を入れて確認した。
一本………二本………三本…………行けるはずだ。

「俺のボッキー、存分に味わえよ」
「ええ、それじゃ、いただきますね」

にゅるりっ

「やんっ!?だからっていきなり…」

俺もここまでいきなり全部入れるつもりはなかったが
ローションのおかげか予想以上にすんなりと入っていった。
もちろん今までの積み重ねも大きいだろう。
去年のクリスマス…彼女が全く男を知らなかった頃に
同じ事をしても初めての行為に緊張してしまってこうはならなかっただろう。
約二ヶ月近くの間に幾度も互いの愛を確かめ合ってきたからこそ
彼女は今こうして苦もなく俺を受け入れられるのだ。

「…あの…どうしましたか?気持ち良くありませんでしたか?」
「あ、いや、君があんな声をあげたからちょっと…」

確かに今までとは違って気持ち良さは感じにくい。
しかしそれはゴム一枚を隔てて触れ合っているからであり
決して彼女に問題があるわけではなかった。

「少し驚いただけです。痛くも苦しくもありませんから、どうか…」
「わかった」

彼女に請われて俺は早速腰を動かしボッキーを擦らせた。

683練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:19:29 ID:9VTy/C22
にゅるっにゅるっにゅるっ

「やっ、いつもとちょっ…違っ…けど気持ちいいですっ!」

ローションのおかげかいつもより滑りが良い。
それに俺からしたら感覚を鈍らされてるようなものだが
彼女からしたらいつもと違う感覚という事だろう。
ならそれでいい。彼女が気持ち良くなっているなら俺の事など。

パンッ、パンッ、パンッ!

「いつもより…激し…です…っ…」

ローションが彼女への負担を減らしていた為、
俺の腰は欲望を全開にして激しく動いていた。
ゴムによる感覚の鈍りこそあったが、
いつもより激しいピストン運動による刺激が俺の性感を補っていた。

「ごめん、そろそろ…」
「くっ……いいです…先に…イッても………」

彼女のその言葉に俺の我慢は解かれた。
俺は無駄と知りながらも一番奥までボッキーを突き入れた。

どくんっ

俺は射精した。しかしチ〇コバナナはコンドームに包まれている為、
行き場のない精液がゴムの先端に溜まって…

「あ……びくん…びくん…ってして……
 お腹の奥……あったかぁい……」
「え…」

俺は思わずボッキーを彼女から引き抜いた。

684練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:20:43 ID:9VTy/C22
俺は思わずボッキーを彼女から引き抜いた。

びゅるん、ポタッ…びゅるん、ポタッ…

なんという事だ。ボッキーの先っぽが溶けていたかのように
チ〇コバナナの中身が剥き出しになっていた……
……要するにコンドームの先端が破れてしまっていて、
抜いたチ〇コバナナから放出された温かい特製ホワイトチョコが
彼女のお腹の上に吐き出されていた。
予想外の出来事に二人とも呆然とする事しか出来ず、
放出が終わった後も沈黙が支配していた。

「……ごめんなさい、私が練習もせずにえっちな漫画の真似をして
 コンドームを口で着けるなんて真似をしたからこんな事に……」

先に謝ったのは彼女の方だった。

「……よくよく考えたら俺達は結婚していたわけだろう。
 コンドームが破れてしまって思わず動転してしまったけど
 前々から何回も生でしていたわけだしさ」
「あ…………それもそうでしたね…………」

達した為に賢者タイムとなった俺は
いち早く冷静になって彼女を落ち着かせた。

「……もう一回できませんか……今度は生でしてほしいです……」
「いいよ。君も俺もまだまだ不完全燃焼だろうしさ」
「いいんですか!?体は大丈夫ですか?」
「君がお昼にくれたユンケル入りの特製チョコの珈琲サンドイッチで、
 今日の仕事も捗っていたし、『夜戦』だってまだまだ頑張れるさ」
「本当ですか?よかったぁ……」

彼女の安心した笑顔を見ていると
本当に彼女と結婚してよかったという事と
これから頑張らなきゃという事を思った。

「艦娘はストレスが溜まりやすくて、
 成長期の子達の成長が鈍くなることもありますけど
 大人でも生理不順になって排卵日を特定できなくなっちゃいますから
 やれることはできる時にできるだけやっておきたいです。
 あなたは一人っ子でしょう。だから、少しでも早く
 お義父様とお義母様を安心させてあげたいし……」
「俺もできる時ならしたい。さあ、本番……始めるぞ」

今日は2月14日だ。煮干しのように枯れ果てたって構わない。
俺達は恋人の日の夜戦を心行くまで愉しんだのだった。
 
 
《続く》

685名無しの紳士提督:2016/02/14(日) 19:26:34 ID:9VTy/C22
以上です
まさか鹿島に完全書き下ろしな限定グラが突発で来るとは思いませんでした
どうにか限定グラの要素も話の中にちょこっと入れれました

16日からのローソンのフェアは深海棲艦との戦い以上の激戦となるでしょうね
提督とテンバイヤーの熾烈な争いが間違いなく起こるでしょう

バレンタインの話なので当然ホワイトデーの話に続きます

686名無しの紳士提督:2016/02/14(日) 21:24:42 ID:oLhDMGNI
GJ! チョコレートを持った鹿島はなぜか中破時の露出度が激減するのが不思議。

687名無しの紳士提督:2016/02/15(月) 11:17:35 ID:3zftqRzw
GJ!
低難易度でやってる惰弱提督だが、無事に初月と出会えた
無礼な子かと思ったら、秋月型の例に漏れずいい子だな
気になるのは中破時の右手だが……あれないと確実に見えてるよね

688名無しの紳士提督:2016/02/15(月) 22:01:42 ID:C9.JYoCg
どうせなら中破した時に露出した部位をチョコレートで応急処置とかしてみたいな。やや不謹慎なのはわかってる。

689名無しの紳士提督:2016/02/16(火) 08:35:47 ID:KW5FRNKA
如月が例のバケツに入ったチョコレートを持ってるけど
普段のバケツの中に他のものが入っている描写がないから
実は普段からチョコで直している可能性が

690名無しの紳士提督:2016/02/16(火) 14:21:23 ID:PJ.LaeME
実は艦娘本人の傷が治った後は新しい服が届くまではボディペイントでしのいでいる…という電波を受信した。

691名無しの紳士提督:2016/02/16(火) 21:54:13 ID:Hikybqps
そうか!全身を覆うような大量のチョコレートを入手するため赤城さんは特に理由なく大破をくr(ここで途切れている)

692名無し紳士提督:2016/02/16(火) 22:12:35 ID:OrKqzPxY
如月「提督、私からのバレンタイン…さ、チョコを塗った私を召・し・上・が・れ」
提督「(無言のお姫様抱っこ)」
如月「あん、提督、いきなりがっつ…」
提督「(無言のお風呂場投棄)」

如月「(私は大罪人ですと書かれたプラカードをかけられ)しくしくしくしくしく」
睦月「あれ、如月ちゃん、夕食のプリンないの?」
夕立「食べ物を粗末にした罪で提督から罰を受けているっぽい」
吹雪「同じようなプラカードかけられた人何人かいました…金剛さんとか加賀さんとか…」

提督「(無言の艦娘達からもらったチョコレートを消費中)…ぐふ」
大淀「提督が倒れたああああ!無下にはできないと大量のチョコ食べるから…」

693名無しの紳士提督:2016/02/16(火) 23:04:17 ID:PJ.LaeME
ビスマルク「バレンタインなのにお花をくれるどころか私からチョコレートをもらおうなんて…なんてひどいアドミラルなの!」ウルウル

これぞカルチャーショック。

694名無しの紳士提督:2016/02/17(水) 23:28:55 ID:gX98YvD.
提督が秋月型に(半分くらい冗談で)エッチなことをお願いする。

秋月型、あっさりそれを承諾

提督、慌てて秋月型を止める

695名無しの紳士提督:2016/02/19(金) 00:05:36 ID:P.vf80Wg
最近ダイレクトにえろいんじゃなくてソフトにえろい方に燃え始めた
無論本番とかもいいんだが、なんというかこうスケベな衣装で艦娘をはべらせたいというか
あるいは酒を注いでくれるような、あえて言うならピュアなクラブのような感じがいい
ぶっちゃけあの店の衣装を着た艦娘のMMDを見たのが原因、誰か書いてください(他力本願

696名無しの紳士提督:2016/02/19(金) 19:26:56 ID:ALUNGQrw
>>694
提督「いいこと思いついた、秘書艦と提督が一緒の風呂に入ればお湯代が浮くんじゃないだろうか!(冗談)」

秋月「それは名案です!一回のお風呂で複数人が一度に入ればそれだけお湯代が…ああ、私としたことがどうして今まで気がつかなかったんでしょう」

提督「待て待て待て!いいか、お前は防空駆逐艦娘である以前に年頃の女の子で、俺はお前よりふたまわりは歳食った大の男なんだぞ!お湯代よりもっと大事なもんがあったりするんじゃないのか!」

秋月「えっ?私は別に大丈夫ですけれど…」

提督「(嘘だろ…セクハラ紛いの冗談言った報いにしちゃこれはちょっとキツすぎないか?)」

697名無しの紳士提督:2016/02/20(土) 07:31:13 ID:yFprdc6k
百合スレの娼鶴ネタを見てて思いついたが
提督こそ性病や士気の低下を防ぐために派遣された男娼なのではあるまいか

698名無しの紳士提督:2016/02/20(土) 13:26:19 ID:TAb1/CCA
>>697
そうだと老若男女様々な提督がひとつの鎮守府の中にいるってことになりそうだな

逆に一人だと更に士気が下がりそうな…

699名無しの紳士提督:2016/02/20(土) 18:02:58 ID:xxP.x6Po
今更たけど、赤城から口移しでバレンタインのチョコレートを貰えばお互いに甘くていいんじゃないかな?

700名無しの紳士提督:2016/02/20(土) 18:13:03 ID:yFprdc6k
提督(明らかに口に含んだ分より量が少ない……)

701名無しの紳士提督:2016/02/21(日) 00:28:22 ID:6iNTp/gE
提督になりたいという志で胸がいっぱいならば…たとえどんな状況でも軍学を学ぶことができる…!それが例え…教官が新人&エロス満点、しかもナチュラルに接近したりくっついてくる艦娘であっても…!

702名無しの紳士提督:2016/02/21(日) 02:46:31 ID:rap/YIkw
つまり提督は、ホモ

703名無しの紳士提督:2016/02/22(月) 01:26:16 ID:I.2X523Q
提督「今回のイベントで海風ドロップしたけど……いい」
????「提督?」
提督「改白露型の名に恥じぬバランスの取れたボディ。思いのほか胸も大きい」
????「あの〜……」
提督「しかし何と言っても脚だ。ニーソックスにやや食い込んだ肉付きのイイ脚、素晴らしい」
????「え〜っと……」
提督「はぁ。あんな嫁さんにがいて色々してもらえたら、それだけで昇天モノの幸福だな」
????「あの、提督? 先ほどから何をおっしゃっているのです?」
提督「もちろん海風のことさ。なぁ海風? あっ(´・ω・`)」
海風「ど、どうも」
提督「……どこから聞いていた?」
海風「バランスの取れたボディ、というところからです。提督さんのえっち……」
提督「( ゚Д゚)やっちまった」

というところまで妄想した
海風は提督一途なイメージとどうせなら江風と一緒がいいですって言われるイメージがあるが、
どっちなんだろう

704名無しの紳士提督:2016/02/22(月) 09:23:06 ID:Q47n1FdI
提督と二人きりの期間の方が長いか、江風と一緒の期間の方が長いかで分かれるんじゃない?

705名無しの紳士提督:2016/02/22(月) 18:55:13 ID:Q47n1FdI
扶桑姉様にはブービートラップが仕掛けられています。調子に乗ってお触りしまくると大爆発します。

706名無しの紳士提督:2016/02/22(月) 22:42:16 ID:Ac.N2wcQ
武蔵「提督よ、これでも誘っているのだがな…」
鹿島「そうですよ、私なら何時でも提督と…」
鈴谷「てか散々誘惑しているのに全く動じないなんて、真坂提督はホモ!」
提督「いんや普通だよ、それに君たちを女と認識しているよ」
金剛「じゃあなんで誘いに応じてくれないのデース!」
加賀「そうです、溜まりにたまっているなら」
提督「いや、限界に達したら普通に吉原に言っているぞ」
艦娘「え?」
提督「いやあ、他の鎮守府で知り合いの提督が艦娘と関係持ったせいでトンでもない事態になったからさ、だから君たちには手を出さないからHAHAHAHAHAHA」

艦娘に手を出さないが慰安所でハッスルする提督とか

707名無しの紳士提督:2016/02/22(月) 23:34:03 ID:Q47n1FdI
>>706 偽物の慰安所おっ建てて合法的に提督と寝ることを目論む艦娘が…!

708名無しの紳士提督:2016/02/23(火) 01:29:00 ID:C9uxYUng
>>706
艦娘「提督がどんなのを抱きに行っているのかつけてみよう。提督の好みが分かるはずだ」

提督「今夜も頼むわ」
慰安婦「提督も好きねえヲ」
艦娘「!?」

709名無しの紳士提督:2016/02/23(火) 11:24:11 ID:adLI2Po2
提督「知っているか?妖精さん式去勢術。びっくりするぐらいマジで立たなくなるんだぜ」

710名無しの紳士提督:2016/02/23(火) 11:27:59 ID:adLI2Po2
基本弾切れでどうしようとか、残弾が少なくてどうしようとかの展開ないもんねぇ
ここ一番あるだけ持ってけ、これで最後だ全額使うぜ、とかはあるけど

711名無しの紳士提督:2016/02/23(火) 11:28:48 ID:adLI2Po2
誤爆ったで御座る。まあ気にしないで御座る

712名無しの紳士提督:2016/02/23(火) 14:10:38 ID:u/BsJXnw
>>709
提督のおいたが過ぎた結果のお仕置きか
自分から去勢したくなるほどの艦娘ばかりの鎮守府で働いているのか…

713名無しの紳士提督:2016/02/23(火) 16:50:24 ID:jpDwQ7PA
提督「絶望的な話をしよう。普通に艦娘に欲情するし、性交したりいろんな開発をしたい。
    だがな……。チンコ小さいねん。パイズリしてもらいたいけど先っちょすら入らず、
    想像しただけですぐ射精するほど早漏で打ち止めも早いんだ……
    そして、思いつく限りの改造やら薬物での増強をした上でのこれ。もう禁欲するしかないよね」

714名無しの紳士提督:2016/02/23(火) 18:08:28 ID:dAk9nJ4E
?「駆逐艦の私がいるじゃない!」

715名無しの紳士提督:2016/02/23(火) 23:56:50 ID:NxgomBes
提督「…艦娘達が夜這いしてくるから寝れない…」

716名無しの紳士提督:2016/02/24(水) 12:14:57 ID:vHGfzt6o
???「夜戦しよ」
(今日も夜這と戦う夜戦仮面であった)

717名無しの紳士提督:2016/02/24(水) 17:00:27 ID:IQo0CrFM
「妊娠? フッ、そんなもん気合と根性が足りねえやつがするもんだぜ」
とか言ってる天龍ちゃんに濃厚な種付けセックスしたい
駆逐艦達にボテ腹を撫でられたり耳当てられたりして
「こらバカ、そんなに触るなっての!」とか言いつつも
幸せそうな笑顔を隠せない天龍ちゃんを優しく見守りたい

718名無しの紳士提督:2016/02/24(水) 19:14:25 ID:8awDwdb2
妊娠出来ないなら必要なのは自尊心と性欲の充足だけなので無理に粗チン突っ込んで出来もしない中イキにこだわられる方が迷惑ってみんなが言うんです
これも配慮してくれてる内なんでしょうか

719名無しの紳士提督:2016/02/24(水) 22:17:19 ID:IKQ9oIfw
アメリカが戦時中に鹵獲した日本の戦闘機にいい燃料を給油したら途端に戦闘機のスペックが跳ね上がったそうだ。同じように初月に良いものを食べさせたら短期間でけしからんボディに成長してくれるのではないだろうか?

720名無しの紳士提督:2016/02/24(水) 22:20:00 ID:IQo0CrFM
史実のせいでスレちゃってる霞ちゃんに毎日たっぷり愛情注いだら
デレの破壊力がとんでもないことに

721名無しの紳士提督:2016/02/25(木) 09:27:27 ID:EHIbcZw2
主力艦はいいもの食ってるし秋月型にいい飯食わせれば…確かに

722名無しの紳士提督:2016/02/25(木) 16:41:49 ID:OpwExk3.
いいモノ食ってない筈なのにでかい雲龍・・・・・・まあ艦種の差か

723名無しの紳士提督:2016/02/25(木) 17:04:12 ID:YXDnTtWs
太平洋戦争末期のいい食べ物がない時代に誕生したからこそ食べたものを肉体に取り込む能力が発達した結果があのボディーなんじゃないだろうか?

724名無しの紳士提督:2016/02/25(木) 17:53:15 ID:4jJjMego
それだと数年経ったら輸送用に使えないほうのドラム缶になるぞ…

725名無しの紳士提督:2016/02/26(金) 23:38:42 ID:cRXg6.26
艦娘ってやっぱりみんな体力絶倫なのかな?

726名無しの紳士提督:2016/02/27(土) 14:18:03 ID:odp0ahMk
龍驤は自身の甲板胸については開き直ってる?瑞鶴は今も気にしてる。

727名無しの紳士提督:2016/02/28(日) 17:53:27 ID:EtguX2vw
提督へ想いを告白するべきか、それとも提督がロリコンと呼ばれるようになってしまうくらいなら今のままの関係を続けたほうが良い…という板挟みに苦しむ朝潮。

728名無しの紳士提督:2016/02/29(月) 11:27:10 ID:ffkxx3b2
龍驤は開きなおってオッパイソムリエになる方

729名無しの紳士提督:2016/02/29(月) 19:48:00 ID:4keXCjHI
ヴェールヌイが増設バルジを装備できるようになった。これでセクシーダイナマイトなボディになれるね。

730名無しの紳士提督:2016/03/03(木) 17:25:06 ID:HzSpfzbY
雛祭りというわけで鹿島のSSを投下します
バレンタインの話の続きです
今回は理由はあるもののキャラが一部の場面で壊れていたり
時事ネタ混ぜた独自設定もかなりあります

731慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:26:50 ID:HzSpfzbY
「提督さん、お疲れ様です」

練習巡洋艦鹿島です。提督さんが出張中の鎮守府の留守を任されました。
そして今日、提督さんが出張から帰ってきたんです。

「留守番ご苦労様。何も変わった事はなかったか?」
「変わったことがあったら連絡してますって」
「鹿島さん、お疲れ様です」
「大淀さん達も礼号作戦お疲れ様です。
 予定より少し長引いちゃいましたけど、
 みなさん無事に帰ってきて何よりです」
「ありがとう。でも私達がいない間に
 鹿島さんや提督達に随分と苦労をかけてしまいました。
 今日からまた頑張らせていただきます」

確かに大淀さん達がいなかったこの一ヶ月は大変でした。
でもそのおかげで提督さんや私達も成長できた気がします。

「さあみなさん。今日からまた頑張りましょう」
「ああ、今日からまた忙しくなりそうだしな……」
「?…提督さん、何か……というかそちらの方々は?」

提督さんがお客様を連れてきたのでしょうか?

「Hi!MeがIowa級戦艦、Iowaよ。
 Youがこの艦隊のAdmiral's secretary ship girlなの?
 いいじゃない!私たちのこともよろしく!」
「あ…アイオワ……」

驚きました。アイオワが日本に来るとは聞いていましたけど、
まさかこの鎮守府に来るとは思っていませんでした。
予想だにしていなかったお客様です。

732慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:28:08 ID:HzSpfzbY
「よ、よろしく頼むわ。ところで…」
「大和型戦艦、一番艦、大和。推参致しました!」
「秋月型防空駆逐艦、一番艦、秋月。ここに推参致しました!」
「!?」
「Guten Morgen!私は、重巡プリンツ・オイゲン。よろしくね!」
「ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦4番艦、ローマです。よろしく」
「こんにちわあ。潜水母艦大鯨です。よろしくお願いします」
「え?え?ええ!?大和に……防空駆逐艦!?」
「オイゲン?どうして?」
「ローマも……」
「潜水母艦も!?なんだかみなさんこの鎮守府に大集合デース!」
「大和や海外艦の皆さんがどうしてこの鎮守府に……」
「あら?何も聞いていなかったのかしら?」
「ザラ!?」
「秋月型駆逐艦、その四番艦、初月もだ。
 鹿島、久しぶりだね。今日は二人の姉も一緒さ」
「つまり照月も……」

驚きは止まりません。懐かしい顔ぶれもあったからです。
本来ならここに来ることはないであろう子達も……

「他にもたくさんの艦娘が今日この鎮守府に着任するんだ」
「はわわわ!大変です!」
「でもどうして」
「私が説明しましょう」

大淀がそう言って私に指令書を手渡しました。

733慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:29:21 ID:HzSpfzbY
「5月26日と27日に伊勢志摩でサミットが行われることはご存知ですね?」
「はい。日本、ドイツ、イタリア、イギリス、アメリカ、フランス、カナダ、
 G7と呼ばれるその7ヶ国が集まって会議を開くのでしたね」
「その通りだ。あまり離島っぽく感じない離島の賢島で行われるんだ」
「でも海に面した場所でサミットなんて大丈夫でしょうか…」
「確かに深海棲艦が蔓延っているこんな時に
 いくら陸地に囲まれているとはいえ
 海に面した場所でサミットを行うのは大変危険だ。
 だから彼女達がここに来たのだ」
「そうです。サミットの間、艦娘が全力をもってして守り抜くのです」
「だから海外艦娘達にも地理を知ってもらいたい。
 彼女達は各国の要人達の警護という役割もある。
 こんな時代なのに…いや、こんな時代だからこそ
 よからぬ考えを持つ輩が出て来るかもしれない。
 もしもの時に守りながら安全に避難させる為にな」
「大和さんや大鯨さん達には議長国の艦娘として
 警護の仕事をしながらおもてなしをしてもらいます。
 秋月型のみなさんは当然防空のために必要不可欠です」
「でもだったら私達や秋月型だけでもいいのでは…
 それにおもてなしなら艦娘以外でも…」
「そりゃあそうかもしれん。だが艦娘にしかできない仕事もある」
「艦娘にしかできない仕事……むしろそのために
 サミットの会場が伊勢志摩になったのかもしれません」
「艦娘による観艦式、それがサミットで行われるのだ」

艦娘による観艦式……それが深海棲艦の驚異に晒されている今、
あえてサミットの会場が伊勢志摩になった理由……

734慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:30:39 ID:HzSpfzbY
「観艦式を行うことによって国威を見せ付けようとしているのだろう。
 日本だけじゃなくて他の国々もそう考えているだろう。
 そうでなければ内陸の軽井沢がサミット会場になっていただろうさ。
 まあ観艦式をするにしてもジュニアサミットが
 桑名市長島町のリゾート施設で行われるわけだから
 サミットも桑名で行ってくれりゃ警備も楽だったんだがな。
 英虞湾以上に陸地に囲まれた伊勢湾の最奥に位置するから
 伊良湖・鳥羽間を重点的に警備すれば
 深海棲艦の脅威からは守れるわけだしな」
「今グチグチ言ってたって何にもならないでしょ!」
「まあそうだ。今俺達がやらなければいけない事は
 何としてもサミットを成功させる事だ。
 その為に大和達や海外艦娘達がここに来たんだからな」

海外艦娘や大和さん達が来た理由はわかりました。
でも一つの疑問が解決したと同時に新しい疑問が浮かびました。

「サミットの準備の間、提督さんはどうなるのですか?」
 国の威信をかけて何としても成功させなければならないサミットですから、
 そのサミットの警護なども艦娘に行わせるというのなら、
 別の提督がこの艦隊の指揮を執ることになるのではないのしょうか?」
「そこらへんは特に何も言われなかったな。
 多分俺が引き続き艦隊の指揮を執るのだろう」
「それでよろしいのでしょうか……」
「サミット関係に関しては私大淀に任されています。
 鹿島さんは練習巡洋艦として防空・対潜の訓練の他、
 観艦式の指導を行ってもらいます」
「私が観艦式の指導をですか!?わ、わかりました!」

練習巡洋艦であることを見込まれて選ばれた以上、
尻込みなんてしているわけにはいきません。
サミット成功のため、艦娘達の指導を頑張らなきゃ!

735慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:32:14 ID:HzSpfzbY
練習巡洋艦であることを見込まれて選ばれた以上、尻込みするわけにはいきません。
サミット成功のため、艦娘達の指導を頑張らなきゃ!

「提督、おかえりなさ……お客様がこんなに!?」
「伊良湖か。言い忘れていたけどサミット関係で
 今日この鎮守府に海外艦娘を含めた多くの艦娘がやってくるから、
 礼号作戦成功記念の雛祭りは海外艦娘歓迎会も兼ねて行うことにした。
 食べ物の準備に手間が増えると思うが……
 大和、大鯨。早速だが伊良湖達を手伝ってくれ」
「艦隊戦ではないとはいえ、任務ならこの大和、喜んでやりましょう」
「お料理ならお任せ下さい」
「あの、提督。ご飯に関しては私が手配をしてもよろしいでしょうか?」
「大淀が?何か……ああ、わかった。伊良湖達はおかずやお菓子とかを頼む。
 一応白米もある程度炊いておいてくれ」

提督さんはあっさりと大淀さんに許可を出しました。
もし大淀さんが用意するものが変なものだったらどうするのでしょう。
ありえないこととは思いますが、戦闘や警備に関係すること以外だと
たまに詳しく話を聞かないことがある提督さんですから……

「大淀は手配が済み次第鹿島と共に事務を手伝ってくれ。
 他の、今日やってきた艦娘達は午前中は明石に艤装を見てもらいたいから休んでくれ。
 それで午後からこの鎮守府の艦娘達と一緒に鹿島や秋月型に対空の指導をしてもらえ」
「了解です!」

提督さん、燃えてますねえ。プレッシャーはないのでしょうか?
提督さんにプレッシャーがないのなら、私も頑張ります!
私は意気込みも新たに仕事に取り掛かり初めました。

736慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:34:57 ID:HzSpfzbY
「雛祭りに牛丼ですか?」

午後からもたくさんの艦娘達が鎮守府に来ました。
礼号作戦祝勝会も兼ねた雛祭りは
たくさんの艦娘達の歓迎会に早変わりしました。

「大淀のツテだからね。私としてはカツ丼がよかったけど…」
「それにしても霞達の活躍を讃えての祝勝会だったはずなのに
 主役のみなさんが差し置かれることになりましたね」
「別に私は讃えてほしくもないわ」
「あたし達は立派な五人囃子の人形を作ってくれただけで十分さ」
「五人囃子って大体が爆弾で吹き飛んだりと不幸が目立ちますからね。
 たまにはこういう形で目立ってもいいと思います」

朝霜ちゃんや清霜ちゃん達が雛人形の五人囃子を誇らしげに見つめていました。
礼号作戦で活躍した五人の為に特別に作ってもらった人形です。

「でもお内裏様とお雛様が連装砲くんと長10cm砲ちゃんとかカオスですね」
「お内裏様は元々男の人形と女の人形の二つセットを意味していたんだがな。
 ついでにお雛様もひな人形全てを指す言葉だったりする。
 これも昭和の時代の雛祭りの歌が原因というわけだ」
「Bomberに火をつけるのもそういうわけね」

「何はなくともまず爆弾に火をつけるのは全国共通だが
 海外でもそうだとは知らなかったな」
「もう、ボケないでくださいよ。ぼんぼりですよ、ぼんぼり。
 いくらボンバーと語感が似てるからって間違えちゃダメですよ〜、うふふっ」
「わかってるって」
「提督さんも喋ってばかりいないで一杯どうぞ」
「ありがとな…………ん…………これ、甘酒じゃないな?」
「白酒ですよ。なかったみたいなので自分で用意しちゃいました。
 大丈夫ですよ。私以外には飲ませていませんから」
「そうか…それなら安心だ」

提督さんの顔は安心した感じでした。
いくら私がお酒を飲めるからっていくらなんでも子供には飲ませませんよ。
隼鷹さん達だって飲めない人にお酒をすすめたりはしませんし。

737慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:37:11 ID:HzSpfzbY
「しっかし、随分と飲んだなあ。一人で飲んだのなら相当だぞ
 いくらなんでも飲み過ぎだろう」
「今日は特別な日じゃないですか。
 だから今日くらい飲んだっていいでしょ」
「ああそうだな…だったらしょうがない…か…」
「司令官、鹿島さんが飲みすぎないように私も飲んであげるわ」
「何言ってんだ。駄目だ。暁にはまだ早い」
「どうしてよ!雛祭りは白酒を飲むものでしょ!
 今までだって私は雛祭りの時に白酒を飲んでいたわよ」

暁ちゃんがぷんすかと怒って提督さんに文句を言いました。
しかし何というか…暁ちゃんの背伸びする姿ってかわいいですよね。

「暁。君が今まで飲んできたのは甘酒だろう。
 白酒は甘酒と違ってアルコール度数が10もあるんだ。
 甘酒ならまだしも白酒を今の君に飲ませる事は出来ない。
 もし君に白酒を飲ませてしまえば大変な事になる」
「ええ……」
「暁が一人前のレディになれなくなるかもしれない。
 もし一人前のレディになりたかったら我慢するという事も大切だぞ」
「……わかったわ司令官。わがまま言ってごめんなさい……」
「わかってくれたらいいさ」
「提督……立派なことを言うじゃない」

暁ちゃんを諭す提督さんの姿にザラは提督さんを見直したみたいです。
微妙に頼りなさそうと思われやすいですけど、
決めるところはちゃんと決められる提督さんはやっぱりかっこいいです。

「あっ、鹿島。あなたホントお酒飲み過ぎじゃないかしら」
「え?そうですか?」
「さっきからごくごくと休みなく飲んでるし」
「そんなこと……あ…もう白酒がなくなっちゃってました…」

気がついたらいつの間にかなくなっていました。
なんだかみなさんの視線が痛いような……

738慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:38:54 ID:HzSpfzbY
「しかし意外だね。鹿島ってお酒が強かったんだね」
「意外でしょう。彼女も結構いけるクチなのよ。
 ポーラとは違っていつも飲んでるってわけじゃなくて
 あくまでもお祭りとかの時に飲むという姿勢だけどね」
「あまり言わないでくださいよ。提督さんが拗ねちゃいますから」
「へ?どうして?」
「提督さんあまりお酒が飲めないんですよ。
 飲んだらすぐに顔が赤くなっちゃって……
 まったく飲めないというわけではないのですが……」

そう言って提督さんに目をやると提督さんは顔を少し赤くしながら
私達の会話を聞くまいと言わんばかりに料理を食べることに夢中でした。

「隼鷹さんや那智さん、千歳さんに対してはあまり思わなくて
 鹿島さんよりも飲めないということを気にしているようなのです」
「細かいこと気にしない提督だと思っていたけど……
 妙なところで気にしたりして…よくわからないわ……」
「好きな人より劣っていると不安になるのかもしれないな。
 特にお酒の場合はコミュニケーションのツールとしても用いられるから
 提督の性格的に鹿島と一緒に飲めないことを気にしているのだろう。
 私は好きな人が瑞雲の模型や知識を私以上に持っていても
 気にすることなく、むしろ私ももっと高めようと思うぞ」
「そりゃあそれらは先天的なものではなくて後天的なものですから……
 それよりも白酒はどうしましょう……
 そうだ、隼鷹さんならきっと白酒を持ち込んでいるはず」

白酒がなくなって困った私は隼鷹さんなら持ってるだろうと思い
隼鷹さんのところに行きました。予想通り隼鷹さんも白酒を持ってきてました。

「あの、隼鷹さん、すいませんがそのお酒をくださいませんか?」
「ん?鹿島もこれを飲みたいのかい?いいよ、瓶ごと持ってきなよ」
「ありがとう隼鷹さん」

私は隼鷹さんから白酒の瓶を受け取り、お酒をカップに注ぎました。

「あら?この白酒透明ですね。まあ白酒と書いてあったんですから大丈夫ですよね。
 それじゃ隼鷹さん、いただきます」

どうやら私にも提督さんのざっくばらんさが移っちゃったみたいです。

「…………あっ!?待て!飲むな!」
「んっ………んー………」

提督さんが大声で止めるも、もう飲んじゃいました。
一気に飲んじゃったせいかよく味わいませんでしたけど、
後から凄いアルコール臭が…………あれ……?

739慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:40:40 ID:HzSpfzbY
「凄いねー。これをあんなに一気飲みするなんて」
「ああ………」
「し、司令官さん……顔色が少し悪いですよ」
「あぁ〜、ホントですねぇ〜。
 提督さんもコレ飲んで温まりましょうよ〜…んっ……」
「お前、これ以…んーー!!」
「鹿島!?」
「Oh!Japaneseも意外とダイターン!」
「私はクォーターですよ〜」
「う……いや…そういう意味じゃなくてぇ…」
「Hey!Mrs.鹿島!時間と場所を弁えてくださーい!」
「まあ。なんて地中海的な愛情表現……」
「はわわわわわわわわわわわわ」
「き、規律が……」

みなさんの驚く声が聞こえてきます。

「そりゃあパイチュウをあんなに一気飲みすりゃ誰だって驚くさ!」
「パイチュウ?何ですかそれ〜?」
「50度以上もある中国のお酒だ……」
「50度ですかぁ…………50度!?」
「いや、現在だと38度くらいが主流だと聞いたけど…」
「これは50度以上もあるんだよ」
「なんでそんな…いや、お前ならおかしくないな……」

なんだかいつもにもまして飽きれている提督さんです。
お酒がまわってツライのでしょうか……

「じゃあ…提督さんのお顔が赤いのも
 私にチューされたからじゃないんですか?」
「そうだねー。あんたの顔だって赤いからきっとそうさ」
「でも鹿島さんはお酒が強いですから
 司令官とキスしたせいで赤くなってるのかも…」
「やだもー」

バンッ

「痛っ!」
「あっ…………」
「…………」

意味深な発言も多い如月ちゃんですが
今回は別にそこまで危ない発言じゃないから
軽く叩いたつもりだったのに強く叩いちゃったなんて……

740慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:42:55 ID:HzSpfzbY
「うぅ……どうやら本当に酔っているみたい。
 早くベッドで横になった方がいいわ」
「大丈夫よ〜」
「酔っ払いの大丈夫発言ほど信用出来ないものはないさ。
 それよりも提督がとても具合悪そうだよ」
「あ……」

すっかり忘れていました。提督さんはお酒に弱かったのでした。

提督さん、とてもツラそうに椅子に座っています。

「如月ちゃんの言う通りあなた達は部屋に戻って休んでください」
「でも提督さんや私が…」
「あなたはまだしも提督がこんな状態では……」
「は〜い」

せっかくの楽しい雛祭りですからもっといたかったけど
提督さんがこんな状態じゃ仕方ありません。

「待ってください。酔っている二人だけだと危険です」
「心配しないで。お姉ちゃんに任せなさ〜〜い」
「どう考えても心配です!私達が部屋に連れていきます!」

私達は大淀さん達に抱えられながら雛祭りを後にして部屋に戻りました。

741慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:44:16 ID:HzSpfzbY
「それでは二人ともゆっくりと休んでくださいね。
 くれぐれも無茶なことはしてはいけませんからね」
「わかった……大淀……後は任せた………」
「了解です」

提督さんから託された大淀さんは部屋から出ていきました。

「ぁぁ…しんどい……君は大丈…」
「大丈夫れす〜」
「…やっぱり大丈夫じゃないな……微妙に呂律が回ってない…」

そうかなあ…私はちゃんと喋ったつもりなのに……

「心配だ……けど俺もちょっと飲んでしまったせいでつらい……」

その言葉を示すかのように仰向けになりました。

「相変わらず弱いですね〜」
「ほっどいでぐれぇ〜…」
「あなたも呂律が回ってませんよぉ…」
「眠気まで来て………もう…………
 危ないから風呂にらけは入るな………………」

そう言うと目を完全に閉じちゃったみたいです。
しばらくすると聞こえてきた寝息……どうやら寝ちゃったみたい。
お風呂にだけは入るなと言われたからシャワーは浴びようかしら……
そういう話じゃないわね…っていうか私も何だか立つのがちょっとつらい……
何か酔い覚ましないかしら…………
すると私の頭の中にとんでもない考えが浮かびました。
この人の精液を飲む…………
あまりにも突飛な気がしたけど苦いから酔い覚ましになりますね。
それにこの人も気分良くないですから射精してスッキリさせるべきでしょ……
あと他の艦娘とかに手出ししてないかがわかるかも……
そう思って私はこの人のズボンのチャックを開け、
トランクスのボタンも外しておちんちんを出しました。

742慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:45:38 ID:HzSpfzbY
「うふふ……子供のおちんちんみたいでかわいい…………」

誰も聞いている人なんていないのに思わず声が出ちゃいました。
この人のおちんちん、普段の大きさは見たことないけどこんなんなんだ……
まさに食べちゃいたいぐらいかわいいって感じです。
私はぷにぷにとした皮を剥いておちんちんをにぎにぎとしました。
しばらくしていると徐々に大きくなってきて、
最初は手の中に収まるくらいの大きさだったのに
片手だと収まり切らないくらいに大きくなりました。
硬さもただ硬いという感じじゃなくて
外側は弾力があって少しふにっとしてますけど
中はしっかりと硬いというか何と言うか…………
形はよくえっちな本できのことか形容されてましたけど
近くで現物を改めて見るとそうかもしれないって感じます。
性質的にはたけのこでしょうけどね。
小さい頃は柔らかくて皮を被っているけど、
大きくなると長く硬くなって皮が剥ける……
えっちなきのこたけのこ戦争の話になっちゃいそうです。
女の子の場合はきこりの切株になるんでしょうか。
考えるのもその辺にして、大きくなったおちんちんの先っちょを
舌でツンツンとしちゃいました。

「ん……」

目がさめたかと思いましたけどどうやら違うようです。
まあどっちにしてもやることは変わりませんけどね。
私はいつも包まれていて刺激に慣れてないおちんちんを舐めてみました。
雁首、裏筋、竿、玉袋………いろんなところを舌や唇で刺激しました。
酔ってましたけど噛み付いて傷付けないように注意しながらパクッと咥え、
頭を上下に動かして刺激したり、竿を手で扱いたり……
先っちょを咥えながら扱いていたら
おちんちんが更に膨らんだかと思うと……

743慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:46:41 ID:HzSpfzbY
びゅくびゅく、ドクドクドク

口の中に何か温かいものがじわぁ〜と拡がるような感じがして…
そう……私は彼の特製の濁り酒な白酒を口内射精されてました。
口で受け止めている間は鼻で息をするしかありませんが独特な臭いが鼻をつきます。
でも私は射精が終わるまでおちんちんを口で咥えたままでした。
射精が終わるまでただただ口を閉じていてしばらくして、

「はぁ……はぁ……はぁ…………」

聞こえてくる息をつく音。きっと射精が終わったのでしょう。
おちんちんのビクビクとした動きが止まったことも確かめ、
口の中に吐き出された白酒をこぼさないようにおちんちんから口を離しました。
鼻で息をした時に感じる何とも言えない臭い、
何とも言えない味、どろどろな食感。

ごっくん

そして喉に絡み付く濃厚なモノ……

「あはぁ〜…………」

それらは今までとは違って何だか興奮する感じです。
今まではそんなに好きってわけじゃなくて、
どちらかと言うとあまりいいものじゃなくて、
でも彼が喜ぶだろうと思って飲んで、
そしたら彼は何だかとても申し訳なさそうにして…………
でも今なら平気で飲める気がします。もしかしてお酒のせいかしら?
それにしてもあんなに沢山……とても溜まってたのですね。
そうだとしたら私のテクニックが回数を重ねるごとに上達したとか、
そういったわけではないってことかもしれませんね。
まあこの人は他の艦娘に手出しなんてしてないみたいで安心しました。

「ふぅ…………ふぅ…………」

相変わらず彼は寝ています。何があったのか気付いてないでしょう。
でもおちんちんはまた大きくなっていました。
さっきあんなにたっぷりと出したのに……
でも興奮収まらない私には好都合です。
ふと気が付くと私のあそこもすごく湿っていました。
今までこんなことはなかったのにどれだけ……
だけど私は思い悩むこともなくパンツを脱ぎ、
彼のおちんちんに跨がり、一気に腰を落としました。

744慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:48:16 ID:HzSpfzbY
「えいっ!」

ジュブッ!!

今までにない激しい水音がしてすんなりと入りました。
特別準備をしたわけでもないのにこんなこと…
だけど滑りがとてもいいことだと判断して私はすぐに動きました。

「えいっ!えいっ」

ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ!!

彼が寝てる事を良いことに相手を気持ち良くするのではなく、
自分が気持ち良くなるために体を動かしている…
彼をダッチハズバンド扱いしてオナニーをしているみたいで、
そういうプレイとして同意を得たとかならともかく、
自分の欲望を満たすために好き勝手やっている……

「んっ、ごめん、なさいっ!っでも、気持ちいいのっ!」

いつもの私なら絶対こんなことしないのに。
でも今はそのいけないことという感覚が
もっと淫らな気持ちにさせて興奮しちゃいます。
去年のクリスマスまでキスもしたことがなかった処女だったのに
たったの二ヶ月ちょっとでこんな淫乱な女の子になっちゃって…
普通ならそこで落ち込んだりするのでしょうが
それさえも快楽を生むスパイスになっちゃってます。

ジュブジュブジュブジュブッ!!

もっと興奮しちゃったからか自然と動きも速くなって、
ますます気持ち良くなって興奮して……

745慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:50:01 ID:HzSpfzbY
「ああっ、私っ、もうーっ!」

そのスパイラルを繰り返しているうちに
とうとう私は絶頂しちゃいました。

「ああーーーっ!!」

誰も聞いていないと思ったからなのか大声をあげちゃいました。
その瞬間体の動きも止まり、
彼のおちんちんを咥えていたあそこに力が入りました。

ビューッ!ビューッ!ビューッ!

私のお腹の奥深くに熱いモノが叩き付けられる感覚。
彼のおちんちんがビクン、ビクンと震えながら
精液を激しく射精していました。
私かきつく締め付けているからなのか、
吐き出そうとする動きを強く感じられて
もう…………たまりません……………………

746慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:51:32 ID:HzSpfzbY
「…………ん…………」
「……起きたか?」
「あ…………提と…くっ……」

私の目の前に入ってきたのは私を心配してくれる人の顔でした。
それでも微妙にはっきりしない意識の中、頭に痛みが走りました。

「だ……大丈夫か……」

私を心配する声は少し抑え気味でしたが、
多分私を刺激しないために抑えているのでしょう。

「はい………今何時ですか……」
「まだ朝の5時半だ。昨日は比較的早く寝たから
 もう起きてもいい頃だと思ったが……」

まだそんな時間……私は少し安心したと共に
まだ少し頭が痛いながらも意識ははっきりとしたため、
昨日のことを少しずつですが思い出しました。
確かとっても強いお酒をうっかり飲んじゃって……
それから部屋に帰って……寝ちゃった彼のおちんちんを…………
あぁ……………………昨日の私はなんてはしたない真似をしたのかしら……
タガが外れたかのようにエッチなことに貪欲になって……
相手の都合も考えず自分勝手なことをして……
雛祭りも変な空気にしちゃったし……もうやだ……
酔った時ははっきりとものを覚えていないという話はよくききますけど、
私の場合はおぼろげですが何をしたのか覚えていました。
強いお酒を飲んだとはいえ……いいえ、
強いお酒をうっかり飲んでしまったことさえも私の落ち度です。
とにかくいろんなことをしちゃいました。
寝ているこの人と無理矢理一つになって、
絶頂してから先の記憶までしかなく……はっ!?

747慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:52:35 ID:HzSpfzbY
「いやあっ!」

私は彼と繋がったまま眠ってしまったのでした。
それに気付いた私は急いで彼から離れました。

「お…おい!?」

彼の驚く声。さっきまでの落ち着いた顔から驚いた顔に一変しました。

「え………あ…………ごめんなさい!
 …ごめんなさい……本当にごめんなさい…………」

私は謝りました。彼を嫌悪するかのような態度を取ってしまったこと、
身勝手に彼の体を使って快楽を貪っていたこと、
雛祭りを変な空気にして台なしにしてしまったこと、
私だけを一途に想ってくれたのにそれを疑ってしまったこと…………
何に対して謝ったのか、すべてに対して謝ったのか…………
何もかもわからない中、私はただただ謝り続けていました…………

748慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17:54:18 ID:HzSpfzbY
「体調はどうだ?落ち着いたか?」
「一応、大丈夫…です。何とか落ち着きました…」

彼は私が落ち着くまでずっと待っていてくれました。

「一緒にシャワーを浴びましょう」
「え…………そうだな。君の方が汚れているし、
 君を一人でシャワーを浴びさせるのも不安だ。
 わかった。一緒にシャワーを浴びよう。いいか、浴びるだけだからな」
「わかりました」

私は少し虚勢気味ですが元気に答えました。
そのあとバスルームで目茶苦茶…………
なんてことは仕事前だからありませんでした。
その後午前中は少しだけ辛かったですけど
みなさんに謝りながらも仕事をして、午後からは回復したので
秘書艦としての示しをつけるために思いっ切り頑張りました。
もし昨日パイチュウを飲む前に
お酒をいつもみたいに飲んでるなんてことがなければ
冷静な判断ができたかもしれないと思い、そして今回のことをきっかけに
『練習を上手くできたからといってそれに安心したりしてはいけない。
 上手く出来た経験だけに頼ることこそが一番危ないのです』
ということを学び、みなさんにも練習をしっかりとするだけでなく、
本番の時も油断せずしっかりとすることの大切さを教えることが出来ました。
 
 
ちなみに雛飾りは朝見に行った時点で既に片付いていました。
あと鎮守府の皆さんがお酒の飲み方を考えたり、
少し控えたりするようになりました。
 
 
―続く―

749名無しの紳士提督:2016/03/03(木) 17:57:13 ID:HzSpfzbY
というわけでバレンタインSSの続きを投下しました
バレンタインの続きですがホワイトデーの前に雛祭りがある以上無視はできませんね
今回の話はサミットも近いので
もし深海棲艦の脅威がある世界でもサミットを無謀にも海の近くで開くとしたら
こんな上層の思惑的な事とか艦娘の出番とか
そういった事もあるんじゃなかろうかなあと思いながら書きました
今度のイベントが何かはわかりませんが
伊勢志摩近辺の地図が出てくることはないでしょうね、流石に

次はちゃんとホワイトデーの話です

7506-632:2016/03/04(金) 21:39:18 ID:X/mpBomU
お久しぶりです?はじめまして?いつも通り書き溜めはしません。
6-632と9-196の続きでは「ありません」

ではどうぞ
*********************************************************
ようやく、待ちに待った時が来たのだ。
俺ははやる気持ちを抑えて工廠へ走る。

「皐月、大丈夫か?」
聞く必要もない質問をしそのまま皐月をじっと見つめた
「ううん。大丈夫だよ。司令官」
ぱちくりとこちらを見つめる皐月。
今までの黒い制服から睦月や如月とお揃いのパーカーを羽織り、
腰には白鞘の軍刀を携えやや凛々しくなった皐月がそこにいた。

皐月は俺の艦隊で2番目に着任した艦娘であり、初期艦として配属された
吹雪を除くと最古参の艦娘だ
今日までの苦楽を共にし、そしてお互いを好きになって恋人同士になっていた。
その皐月が今日、大本営より新たなる改装を許されたのだ。

「強化してくれて、ありがとう。これで司令官、いやみんなを守って見せるよ」
ハニカミながらも力強く答える皐月。
俺はそんな皐月に優しくキスをして答える。

「司令官はさ、ボクを守って居なくならないでね。ボクの昔の艦長さ
ボクを守って、それで、それでっ・・・・」
皐月はまっすぐに俺をみてそういった。艦の頃の苦い記憶が
与えられた軍刀によってよみがえってしまったのだろうか
「大丈夫。俺は皐月をおいて逝きはしないさ。」
いつも以上にしっかりと皐月を抱きしめると今度は安心させるように
唇を重ねる。

皐月もそれに応える
俺の手は次第に皐月のふくらみを弄っていく
「ん、司令官、あっ」
皐月から甘い声が漏れる。改装前とくらべるとほんの少しだけ大きくなったように
思われるのそまだ幼なさ残る膨らみを揉みそして乳首を優しく刺激する
それと共に、俺は皐月の下半身を優しく触れる
そこは既に俺自身を受け入れる準備をしているように大洪水になっていた
「皐月、かわいいよ。もう感じてるんだね」
「うん、司令官。なんだかいつもより切ないよ。司令官が欲しいよ」
俺は皐月をおひめさまだっこしてベットへ連れて行った

7516-632:2016/03/04(金) 21:57:49 ID:X/mpBomU
「司令官、司令官!!」
俺は皐月の性器を丹念に舐めまわす。
すると突然皐月が俺を押し倒してきた
「改装された、皐月どう?試してみる?」
そう言い、ややいたずらっぽい笑顔をした後に俺のペニスにしゃぶりつく
「皐月、無理はっ」
いままでのフェラチオとは異なりペニスを喉奥まで含み口全体で丹念に扱いてゆく
俺は皐月から与えられる快感に身体を任せるしかなかった

ジュル、ジュルッ。
皐月の口から出て来る卑猥な音
「皐月、出そう。このまま」
射精感が高まりこのまま果ててしまいそうになった瞬間、皐月はペニスを
口から放す。

「司令官、出すならボクの中に欲しいな。ボクね司令官の赤ちゃんの素いっぱい中に欲しい」
皐月はそういうと騎乗位でゆっくりと俺のペニスを膣内へ入れていく

ジュチュ。ヌチュっ

二人が繋がった音とお互いの息遣いが響くだけの部屋で俺たちは愛を確かめ合う
「司令官、ボク、もうイきそう。司令官と一緒が良い」
俺自身限界が来ていた。
「皐月、俺ももう限界だ、イこう一緒に」
ラストスパートをかける
「司令官、司令官。大好き!大好き!」
「俺もだ皐月、愛してるよ」
二人で快感を高めていく
「ね、司令官、あのね、ボク今日ね“危ない日”なんだ。でも、でもね
ボク、司令官の赤ちゃん欲しい。ボクに司令官の赤ちゃん産ませて」
突然皐月が言いだす
「ッ・・・・」
俺は咄嗟に外に出そうとしたが時すでに遅し、皐月に中で果ててしまった
皐月の膣は俺が射精したことを感知すると妊娠するべく、最後の一擲まで搾りとろうと
優しくうねる。

「皐月、ごめん中に・・・」
「なんで謝るのさ。ボクがわがままいっただけじゃん」

激しく愛し合った後、皐月を再度優しく抱きしめる

もし、子供ができたとして親子三人絶対に幸せにする。いや、なる
と心に固く誓った

******************************************************

それから数年後
「ホント、この子はパパの事が好きなんだから。かわいいね」

俺は今幸せの絶頂に居る

7526-632:2016/03/04(金) 21:59:32 ID:X/mpBomU
ふぅ
以上皐月改二実装記念で。
久しぶりに書きまして文章力落ちて申し訳ないです
では、私はこれで・・・・。

753名無しの紳士提督:2016/03/04(金) 23:07:57 ID:GvP7ZYB6
お帰りなさいませです

754名無しの紳士提督:2016/03/04(金) 23:47:59 ID:/.F5Dl5I
GJ!

そういやひな祭りは合法的に駆逐艦の娘にお酒飲ませられるんだよや。

755名無しの紳士提督:2016/03/05(土) 03:04:54 ID:g4DCtei.
>>729 バルジでヴェールヌイがボインになったとしても、「これはちょっと重すぎるな…」とか言って短時間しか装備してくれなさそう。

756名無しの紳士提督:2016/03/05(土) 09:20:33 ID:g4DCtei.
五航戦
積極的に提督を誘惑するのが翔鶴。
無自覚のまんま既成事実を積み重ねてるのが瑞鶴。

757名無しの紳士提督:2016/03/06(日) 02:15:18 ID:PoFwyUz.
五十鈴とお風呂でイチャイチャする、という夢を見たのさ
浴槽の中で密着して手コキしてもらったり、マットでローション使って密着してもらったり……
軽巡洋艦にあるまじきあのスタイルで甘えてほしい
最期は調子に乗りすぎてちょっと怒られたらなおよし

758名無しの紳士提督:2016/03/06(日) 18:54:40 ID:wm9v.SCQ
二航戦はユルめでムチムチな女子大生っぽい感じ。

759名無しの紳士提督:2016/03/07(月) 19:22:30 ID:RE7SJ3tE
日英同盟廃棄後の日本はアメリカとドイツに多くの留学生を送った。それから日本はアメリカではなく、ドイツと急接近するのはみんなご存知だと思うが、こうなったのは単に日本とドイツの国民性が似ているからじゃないんだ。
日本の留学生はドイツの国策によってとびきりのドイツ女を次々に抱かされ、至れり尽くせりのサービスを提供され…つまりハニートラップにやられたからなんだ。

…ということがこの間読んだ歴史の本に書いてあった。何が言いたいかというと、ドイツ艦娘の中にはそういう目的で派遣されてきてて床上手な娘もいるかもしれないってことだ。

760名無しの紳士提督:2016/03/08(火) 00:31:38 ID:fpQNlouI
久しぶりにwiki見たけど作品更新されてない?

761名無しの紳士提督:2016/03/08(火) 01:22:18 ID:aMFBPRp.
>>759
ドイツからのの密封命令に記されていた命令は、日本の提督にハニートラップ仕掛けて日本製の艤装の秘密を暴くこと…
任務とプライドと提督への純粋な恋愛感情で揺れるビスマルク。

762名無しの紳士提督:2016/03/08(火) 02:21:10 ID:EYE.CywY
まとめWikiって全然更新されてないよね

763名無しの紳士提督:2016/03/08(火) 02:43:44 ID:lhIJVTFA
スプラトゥーンのせいでこんなことになってしまった人達
http://bit.ly/1XshKAy

764名無しの紳士提督:2016/03/09(水) 00:47:01 ID:GED/wRDQ
提督が朝潮が気になってると聞いたので、明石さんに肉体年齢を下げる改造はできないかと聞く加賀さん。

765名無しの紳士提督:2016/03/09(水) 09:19:48 ID:N9w8VAKc
朝潮の肉体を求める加賀さん

766名無しの紳士提督:2016/03/09(水) 15:52:22 ID:Hk678wgE
>>764
明石「提督の頭を改修するほうが簡単ですよ?」

767名無しの紳士提督:2016/03/12(土) 09:17:54 ID:1hF.O00M
ワイ今日がボーナス支給日、ATMで呆然
http://bit.ly/1XshWzJ

768名無しの紳士提督:2016/03/14(月) 15:06:49 ID:LAyJ5nw.
秋月で抜かずに死ぬならいい!彼女で抜いたら…後で死にたくなる!

769名無しの紳士提督:2016/03/14(月) 18:05:25 ID:8GQyF2h.
ホワイトデーという事で鹿島SSの続きを投下します
独自設定があったり、タイトルがネタ切れ気味ですがご了承ください

770未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18:06:07 ID:8GQyF2h.
3月14日はホワイトデーだ。一部の恵まれた男にとって懐が寒くなるものだ。
提督となって最初のバレンタインだったが、提督となると同時に結婚した為か、
俺への贈り物はそれほど多くはなかった。
まあ結婚したからこそ貰えた物もあったが、それはそれである。
しかし俺にはお返しを悩んでいる暇などなかった。

「まず!秋月型と防空巡洋艦はサミット会場の近海を固めてもらう」

俺達は二ヶ月ちょっと後の国際サミットの警備の担当を決めていた。

「次に軽空母と軽巡洋艦多数、金剛型戦艦と明石と速吸、秋津洲と瑞穂は湾内、
 戦艦と正規空母、装甲空母に少数の軽巡洋艦に
 重雷装巡洋艦、千歳と千代田は沖合に配置する。
 駆逐艦と重巡洋艦、航空巡洋艦に、潜水艦達は湾内と沖合に満遍なく分ける。
 大鯨と大和と間宮と伊良湖はホテルで料理人兼警備員を担当、
 金剛とプリンツ・オイゲンとイタリアとアイオワは海外の要人の警護を担当してもらう。
 鹿島と大淀は艦隊指揮のサポートの為に俺と一緒にいてくれ」
「サミットの警備配置は以上ですね」
「ああ」
「では観艦式の時の警備はいかがなさるおつもりで?」
「観艦式の時の警備は観艦式に参加する艦が決定次第、
 不参加となった艦から編成する」
「わかりました。では本日の会議はこれにて終了しますね。お疲れ様です」
「お疲れ様です」
「ふー」

俺達の鎮守府がサミットの時の海上警備の担当と知らされて十日余り。
全国の鎮守府どころか海外からも艦娘達がやってきて大本営の本気さをうかがわせる。
故に俺が提督業をお役御免になるかと思ったが、そういった話は一切聞かない。
遠征や船団護衛等の業務に限定されているというわけでもなく、
この鎮守府の最高責任者は相変わらず俺という事なのだろう。

「提督、そろそろ遠征隊の編成を」
「わかった」

今はサミットの警備の訓練と鎮守府の通常業務、
両方をこなさなければならないのがつらいところだ。

771未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18:07:37 ID:8GQyF2h.
「我ら東京急行艦隊、準備完了だ」
「『いともった?』」
「『いと』……ああ、応急修理女神だね」
「ちゃんとみんな…………持ってます」
「確かに……持っているな」
「補強増設して女神を装備してから一度も外してないから大丈夫だよ」
「だが気付かぬ内になくなっているかもしれぬ。確認は大切だ」
「それじゃ確認したところで、行ってくるよ。
 帰ってきたボクを見て驚かないようにね」

こうして遠征部隊の睦月型の六人は東京へ向かった。
いつもの遠征のついでに皐月の更なる改造も施されるのだ。

「あの……思ったんですけど、何で応急修理女神を持ったかの確認が
 『いともった?』という言葉なのです?」
「何となく元ネタはわかりますけどね。
 あるゲームで脱出用アイテムを用意したかの確認の言葉でしたか?」
「ああ。シンプルですぐに言えるだろ?
 命を繋ぎ留めるアイテムを持ったかどうかの確認の合言葉に相応しい」
「それはわかりましたけど…この一週間の間の提督、少しおかしいですよ。
 補強増設とかしてなかったのに急に補強増設しだして…
 それも元々この鎮守府に所属していた艦娘だけでなく、
 サミット関係でやってきた艦娘にまでして、
 応急修理女神だって大量に仕入れて……」
「先週の土曜と日曜が休暇だったので
 私に艦隊指揮を任せて実家にお帰りになりましたけど、
 私も無理してでも一緒に帰った方がよかったのでしょうか……
 ねえ……何があったのですか?」
「それとも雛祭りの時に強いお酒を飲んだせいかしら?」

俺を見る鹿島の目が物凄く俺を心配していると訴えている。他の艦娘もそうだ。
「…………田舎だと近所の付き合いも大切にしなけりゃならん。
 義理事があったら出かけなければならない。
 俺は一人っ子だからこれからは特にそれが大事になる」
「はぁ?何それ?意味わかんない」

はっきりと言わない物言いに霞がキレた。
まあ正直キレるのも無理はないだろう。

772未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18:11:28 ID:8GQyF2h.
「……俺の故郷の近所の人に突然不幸な事があってな…
 最近はともかく昔は俺にとって関わりのある人だった。
 だけど、記憶の中と今とでは違っていた。
 記憶の中のあの人とはもう二度と会えない……
 誰もが皆、その事に悲しんでいた……
 俺はそんな悲しみを背負うのは嫌だし、誰にも味あわせたくない……」
「…………だからあんなに補強増設もして、女神をたくさん仕入れたのですね」

鹿島が察したかのように言った。
鹿島にすら帰った時の事は話さなかったが、
鋭い彼女は俺の言わんとする事がわかっていた。

「ああ。俺達は人々を悲しませない為に戦っている。
 だけど俺達にだって、全ての時間を閉ざしてしまって、
 悲ませてしまう立場になってしまうかもしれないから…」
「おかげでこの鎮守府の資材や予算に余裕がなくなってきてますよ」
「すまない、俺のエゴに付き合わせてしまって…」

大淀の苦言には何も言い返せなかった。
正直もっと他にやりようだってあったと思わなくもない。

「あなたは前々から命というものの尊さをあなたなりに知っていたけど、
 まさかこの鎮守府所属じゃない艦娘にまで施すとはね。
 しかも今までこの鎮守府の艦娘にさえ行っていなかったのに極端すぎね」

霞の言葉も突き刺さって耳が痛い。前々から自覚している分なおさらだ。

「ま、あなたがやけに極端なのは前々からわかっていたし、
 今回はそれが割と良い方向に向かっているからいいわ。
 前の司令官を否定するわけじゃないけど、前の司令官は応急修理道具をしまい込んでいたからね。
 もっとも、前の司令官は応急修理道具を持ち出す必要のないような的確な采配ができたとも言えるけどね」
「霞……」
「だからといって、あなたのやり方を否定はしないわ。
 あなたに前の司令官のようなことをしろと言っても無理でしょうからね」
「ぐ……」

霞の言葉は正しい。俺に前の提督と同じ事をしろと言われても無理だ。
だが経験が未だに浅いという言い訳は許されないだろう。
霞がその事を知らないわけはないだろうし。

773未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18:13:52 ID:8GQyF2h.
「艦娘を失わないための気持ちを持つのは結構なこと。
 でもね、鎮守府の資材のことも考えなさい。
 応急修理女神は資材と引き換えに手に入れたわけだから、
 資材がなくなっちゃえば戦うことも出来なくなって、
 結果守れなくなっちゃって本末転倒よ」
「……一応、資材も予算も鎮守府の機能には影響がない程度にはあります」
「そこら辺は俺も考えていたさ」
「でも演習や開発を繰り返したりすればなくなる可能性が高いです」
「だから遠征を繰り返すことになって、
 そのせいで遠征部隊の警護練習がままならなくなるわ」
「そこは私に任せてください。私が彼女達の効率的な練習プランを立てます。
 練習巡洋艦として、提督さんの秘書艦として、私の力、見せてあげます」

俺の行動の結果、鹿島にいらぬ負担をかけてしまう事になろうとしている。
だけど鹿島は嫌な顔一つ見せずに俺の力になるべく頑張ろうとしている。
ならば尚更俺も提督として頑張らなければな。

「思ったよりもいい提督みたいね。新任提督と聞いて少し不安だったけど」
「鹿島が認めた提督だからね。少なくともこれからにも期待できるわ」

ローマとザラが口々に言った。彼女達に限らないが
多くの新着艦娘は最初の頃は俺の力を不安視していたが、
この数日の俺の艦隊指揮を見てある程度は信頼できると思っただろう。

「ただ……よくわからない人でもあるのよね。
 サミットの警備という重要な任務にはまったく物怖じする気配がないのに、
 日常の小さなことで気分が落ち込んだりするんですから」
「大体はキャンペーンのおまけを手に入れられなかった時とか……
 連装砲ちゃんグラスを探し回ったあげく手に入らなかった時は結構落ち込んでたし……」
「昔からこうなんです。凍った路面をためらうことなく全力疾走して走りきったかと思ったら、
 なんの変哲もない、ちょっとした段差で思いっきり蹴つまずくような人なのですから」

774未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18:14:58 ID:8GQyF2h.
大淀は俺がまだ提督ではなかった時からの知り合いである為、
俺がどういう人間なのかを概ね知っている。
大淀に限らず鹿島や霞など、この鎮守府が元々の所属の艦娘は大体そうだ。
人が良く力はないわけではないが精神的に若干不安定だから
艦娘達が一生懸命サポートしようとして頑張れているんじゃないかと
よその鎮守府等では噂になっているらしい。
本当のところはどうなのかはわからないが、
みんなが頑張ってくれて鎮守府が上手く動く分には嬉しいが
提督として安定して力を出して働けないのはプライドが許さないので、
一人前の提督になる為に自分一人でも鎮守府を動かせるようにならないとな。

「まあ私たちだけでも鎮守府運営ができるようになって
 提督なんてもういらないなんて言われないように頑張りなさい」

俺の心のうちを見透かしたかのように霞が言った。
あまりきつい物言いでないのはやる事はちゃんと出来ているからなのか、
それとも俺に対して諦め気味だからなのか……
少なくとも今は何とか期待されているのだろうと思いたい。
見切りを付けたのならもう何も言わないはずだろうし……

「あっ、提督、まだこちらにいらしたのですか」
「明石か…いけない、これから工廠で開発を行うんだった」
「何やってんのよもう…」
「そうですよ。今日開発を手伝う鳳翔さんも待ちくたびれてますよ。
 提督がいなかったら開発も改修も勝手に出来ませんから」
「わかった。今から急いで行く」
「ちゃんと資材のことも考えてやってくださいね。
 開発資材は満杯ですけど基本資材は少なくなってますから」
「改修は開発とは違って失敗しても貴重な改修資材を消費しちゃうから、
 失敗のリスクを犯してでも節約するか、
 大量消費してでも確実に結果を出すか、
 今ある物や必要な物を考えてやりなさい」

霞の忠告を胸に俺は工廠で待っている鳳翔の所へ急いだ。

775未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18:17:29 ID:8GQyF2h.
「今日も一日お疲れ様です。はい、ユンケルです」
「ありがと……」

早速ゴクンゴクンと飲んだ。たまった疲れがとれる気がしてくる。
ちなみにユンケルは鹿島のおかげで一日で約10万本以上も売れたらしく、
このユンケルはその御礼として鎮守府に送られたものである。

「ふー、疲れが一気にとれた気分だ。まだもうひと頑張り出来そうだ」
「それじゃあ、私にホワイトデーのお返しをください。
 チョコカツ丼も珍しいものでよかったですけど、
 他のみなさんだってもらっていますし」

今日の夕食は俺のポケットマネーによるチョコカツ丼だった。
カツの調理は手間を考えて男性の料理係に任せたが、
ソースとなるチョコに関してはアドバイスを受けながらも俺が作った。
チョコカツ丼は鎮守府のみんなに出したが、
2月14日時点で在籍していた女性にはバレンタインデーのお返しとして
カツを一つ多く乗せ、ソースも多めにしておいた。
どこの鎮守府に夕食を作る提督がいるのか。
いや、どこかにはいるだろうけどさ、
俺は明日の仕事を頑張るつもりで今日の仕事を早く切り上げ、
男性スタッフ達と共に夕食の調理に携わったのだった。
仕事を早く切り上げたとは言っても休んだわけではなかったので、
結局疲労がたまっていた事を考えたら彼女の気遣いはありがたい。

「そうだな。君からもらったものは特別なものだったからな。
 だからお返しも……特別なものじゃなけりゃな……!」
「あっ…ちょっと、いつもより大た…ん……」

彼女を背後からぎゅっと抱きしめ、驚いて顔を振り向いた瞬間唇を唇で塞いだ。

「ん……ん…………」

互いの柔らかくて温かいところ同士が触れ合う。
たったそれだけでも甘くてドキドキするものだが、
それだけでは飽き足らず、更に舌も相手の口内に入れた。
一瞬驚かれたが、すぐに彼女も舌を絡めてきた。
唇と唇を重ね合わせるだけのキスが甘酸っぱい果実なら、
舌と舌を絡め合うキスは禁断の果実だろう。

776未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18:18:31 ID:8GQyF2h.
「ん…ん……んー…」

口で禁断の果実を味わっている頃、
手を服の中に忍ばせて胸にたわわに実った果実……
いや、今の時期ならまだジューシーな肉饅と言うべきか……
それをブラジャー越しに揉んでいた。
そしてブラジャーを上にずらし、直接胸を愛撫した。

「んんんっ、んん……」

深いキスをしていた為に漏れるような声しかたてなかったが、
彼女はしっかりと感じているようだった。
たっぷりとしながら程よい弾力と柔らかさのある乳肪とは対象的に
乳首はグミみたいに固くなっていた。
右手を彼女のパンティの中に入れ、秘部に直接触れた。
そこは全体的に濡れていて、パンティもかなり湿っていた。
俺はクリを手の平で軽く刺激しながら中指を濡れた穴に入れた。
三ヶ月ちょっと前は十分濡らしても
小指の先さえも入らないような感じだったのに
今は割とすんなりと入っていく。

「んっ…あああっ!!」

これには彼女も耐えられなかったのか、口を話して大声をあげた。
彼女の穴がきゅんと指を締め付ける。
しかしそれは拒むように異物の挿入を防ぐようなものではなく、
入ってきたものを逃がすまいと咥え込むかのようだった。
俺はすんなりと指が入ったのでもう十分と思い愛撫を止めた。

彼女の顔もいつものようなキリっとした目つきではなく、
快楽にとても蕩けているような目つきだった。

「あっ……」
「もう…いいか……」
「ええ…お好きなように…」

彼女の言葉を聞くや否や、
俺はズボンの中で固くなっていたちんちんを出した。
そして彼女を壁に手を突かせ、
パンティを少しずらしてちんちんを秘部にあてがい……

777未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18:19:18 ID:8GQyF2h.
じゅぶりっ!

「くあっ!?」

躊躇いなく一気に突き入れ、
根本まで一瞬で彼女に飲み込まれていった。

「ああ……あなたのが…入ってきて…る……」

力のないような声とは裏腹に
彼女の身体は俺を逃がすまいと言わんばかりに強く締め付けた。

「うあっ…温か過ぎて、強く締め付けて…もう…溶けてしまい…」
「はい…私の中に……好きな…だけ…
 熱いのいっぱい…奥まで満た…」
「もう出…」

びゅるん!

堪え性のない俺は言葉が終わらない内に出してしまった。
体位といい時間といい、これではまるで野生動物の交尾だ。
確かに誰もがいつ死ぬのかわからず、
行為に及ぶという事はなくはない。
しかし人間は子孫を残す為だけでなく、
お互いの愛を時間をかけて確かめ合う為にも行為に及ぶ。だのに……
だがそんな考えは彼女の中を俺の想いで満たそうと言わんばかりに
中に注ぎ続ける快楽に頭を支配され、消えていった。

778未来の為にするべき事は:2016/03/14(月) 18:20:12 ID:8GQyF2h.
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
「気持ち良さそうでよかったです……
 私の中があなたのでいっぱい……
 ぐふふ……これだけ出されたら私はママに…
 あなたはパパになっちゃいますね…うふふ……」
「そうだな……俺の両親を祖父母に出来そうだな……」
「…………」

俺の言葉に彼女の顔がほんの少しだが曇った。

「……これだけ出されても排卵日じゃなかったら意味がありません……
 艦娘は仕事柄ストレスが溜まりやすく、
 二次成長に影響が出たり、生理周期も安定しなかったり……」
「君は悪くない。君達艦娘は平和に暮らす人々の為に戦っているんだ」
「でも…」
「だったら頑張って早く戦いを終わらせよう。
 そして人々も艦娘も、みんな平和に暮らせるような世界にするんだ。
 誰もが安心して暮らせる世界をさ」
「ええ……頑張りましょう……」
「だけどもし今できたら…」
「大丈夫です。そういう時のため…じゃないですけど、
 子供の育て方とか、あやし方とか、ちゃんとわかってますから」
「できるのか?」
「鎮守府で働いているスタッフの子供達の面倒を昔見たこともありますからね。
 いつか私自身もそういう立場になるかもしれないだろうと思って、
 しっかりと子供の見方とかも学んでおきました」
「君は本当に凄いな……」
「うふふっ……それはそうと……
 こっちの方も頑張れそうですね。とっても元気そうです」
「ん……そうだな…」

出したばかりだというのに俺のものは全然萎えていなかった。
ドリンクのせいなのか、俺の性欲がまだ尽きないのか……
なんにしろ彼女もまだまだ満足していないだろう。

「よし、やるか」
「言っておいてなんですけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫。夜はまだまだ長いしさ」
「そうですね。明日は徹夜しますから起きる時間も遅い頃でいいでしょうし。
 せっかく始めたんですから、もっと楽しみましょう」

人間は自分がいつどうなるかなんて誰にもわからない。
だから俺達は出来る時にするべき事をしておきたい。
取り返しがつかなくなって公開する事がないように。
 
 
―終―

779名無しの紳士提督:2016/03/14(月) 18:24:43 ID:8GQyF2h.
以上です
今回は本当はもうちょっとだけ軽い話にしようと思ってましたが
ちょっとしたことがあったので少しだけ重くなりました
でも重い話は好きじゃないのでなるべく軽い感じになるようにしました
本当はすぎのこ村とかのネタもやりたかったんですけどね……
それではまたいずれ

780名無しの紳士提督:2016/03/15(火) 13:10:31 ID:MVowAOfY
GJ!

781名無しの紳士提督:2016/03/17(木) 03:05:25 ID:egu6F14Q
「ナゲットくだしゃい」店員「おいくつですか」
http://bit.ly/1R5zVGY

782名無しの紳士提督:2016/03/17(木) 16:25:58 ID:jTIGFP6A
満潮はツン勢の中でも耳年増なイメージ。

783名無しの紳士提督:2016/03/19(土) 09:13:50 ID:aWShwfpk
青葉は日頃の行動のせいでなかなか女性として見てもらえなさそう。もったいない。

784名無しの紳士提督:2016/03/22(火) 01:25:50 ID:Mx8LZIBg
>>783
青葉は健康的なスタイル、だが思いのほか肉質的で柔らかいと信じている

785名無しの紳士提督:2016/03/22(火) 12:11:02 ID:DyvY8bG2
ワイ、友達に借りたPCをwin10にしてしまう
http://bit.ly/1R5AhgJ

786名無しの紳士提督:2016/03/22(火) 20:17:23 ID:mhXuFHVA
まとめwikiを17-83のまで編集しました

787名無しの紳士提督:2016/03/23(水) 00:27:46 ID:tFUUBW72
>>786 乙
最近忙しくてSS書けてないな〜、ネタがないわけではないんだが……

788名無しの紳士提督:2016/03/24(木) 00:21:58 ID:NJKMJDlg
>>783 だけど、無意識にくっついてきたり急接近してきたりしてきてドキッとさせられることが多そう。

…無自覚に提督の心臓(と股間)を跳ね上げてる艦娘って多そう。

789名無しの紳士提督:2016/03/25(金) 01:57:15 ID:zt1KVnD2
久々に小ネタ。続くかはわからない

790鎮守府慰安労働 小ネタ:2016/03/25(金) 01:58:24 ID:zt1KVnD2

鎮守府に夜が訪れた。
普段は出撃で忙しない鎮守府も、この時ばかりはそれぞれ落ち着いた時間を過ごす。
夜戦や夜間遠征を行う部隊を除けば、艦娘たちは思い思いに自分の時間を楽しんでいた。

姉妹艦たちと談笑にふけったり、座学に勤しんでみたり。
己の技術を磨くために夜間演習に励んだり、秘書艦として提督と共に過ごしたり。
東は鳳翔のもとで夕食後の手伝いをするなど、艦娘だけに限った話ではない。
時間の過ごし方はそれぞれでも、憩いのひと時である。
普段の戦闘が嘘のようなのどかな時間が約束されていた……はずだった。

「そんな……こんなものが、どうして東さんの部屋に!?」
「これはびっくりですね。スクープです!」
「あ、こら! 青葉っ!」

東の部屋から掘り出された宝物を手に、喜々として青葉が走り出した。
止める古鷹の声も気にしないまま、その手には数冊の本が握られている。
青葉の背中を見送ることしかできない古鷹だったが、自身の手にもある本を見やった。
それは東の部屋に落ちていた本、しかしただの本ではない。

「男の子なら普通って言いたいんだけど、これは違うよね?」

思わず独り言をこぼしてしまうほど、東の部屋に落ちていたものは衝撃的だった。
健康な青年の部屋から出てくるのは何ら疑問も持たない、早い話が春画本である。
そうだとしても一冊一冊が薄く、同時に内容が古鷹の言葉を奪い去った。

791鎮守府慰安労働 小ネタ:2016/03/25(金) 01:58:56 ID:zt1KVnD2

「みなさ〜ん! スクープです、東さんの部屋から拾ってきましたよ〜!」
「い、いやああぁぁ! 何てものを持ってくるのよ、バカ!」

青葉の声に続いて廊下から響いたのは五十鈴の絶叫にも似た声。
勢いあまって殴られないか気を配っていると、続けて別の声が響く。

「何々!? 夜戦の話だったら私に、も?」
「あ、川内さん! これ、東さんの部屋から見つけてきたんですよ!」
「うわぁ……」
「思ったよりドン引きですねぇ!」


夜戦大好きな川内がドン引きする声と、ますます楽しそうに声をあげる青葉。
今の調子なら明日にもこの話題は鎮守府中の噂となるだろう。
翌日の東に同情を覚えながらも、古鷹の目は本に向けられていた。

「逆レイプ、東さんもこういうのが好きなんでしょうか」

手に持っている本だけではなく、青葉と共に掘り出した本の全てがそういった趣向のもの。
男が女に責められる本、女に道具で責められる本、明らかに妖怪じみたものと交わる本。
恐ろしい冊数の極めてニッチな本が、これ見よがしに部屋に置かれていた。
個人の嗜好と言ってしまえばそれまでだが、問題は慰安労働を行う東の部屋にあったこと。
黙って見過ごすに見過ごせないしこりが、古鷹の中にあり続けた。

その頃、東の部屋が見える廊下の窓の外。

「フフフ、計画成功。これも艦娘たちの戦意高揚のため、悪く思うなよ、東」

怪しい笑みを浮かべ、提督は一人夜闇に消えていくのだった。

792名無しの紳士提督:2016/03/25(金) 01:59:40 ID:zt1KVnD2
以上、機会があればまた。それでは

793名無しの紳士提督:2016/03/26(土) 23:49:01 ID:cm1DQCjY
艦娘の力なら逆レイプなんて容易いことなんだろうな。

794名無しの紳士提督:2016/03/28(月) 01:21:58 ID:a6dsTPRE
アニメ見たら如月ブルマなんだよな……
運動後のブルマ履いたままの如月と体育倉庫でにゃんにゃんしたい、したくない?

795名無しの紳士提督:2016/03/28(月) 03:03:47 ID:Und.QHSw
【画像】 おまえらが人生で手にしたいものがわかるぞ!
http://bit.ly/21Hi5zO

796名無しの紳士提督:2016/03/28(月) 07:15:11 ID:AAgHOliY
書籍だと瑞鳳小説とかもブルマだったな

797名無しの紳士提督:2016/03/28(月) 13:58:30 ID:JAKdCfN2
瑞鳳の小説では五月雨がスパッツ履いてたくしあげてた1枚絵にやられた

798名無しの紳士提督:2016/03/29(火) 20:34:24 ID:AIX7meSQ
鹿島「提督さん!どうして私から逃げるんですか!」

提督「お前こそどうしてその身体でくっついてくるんだよ!」

799名無しの紳士提督:2016/04/03(日) 13:24:12 ID:hBHdXR02
青葉・衣笠は大胆なことしても提督が性的な目で見てくれないのが強みであり、悩みである。

800名無しの紳士提督:2016/04/04(月) 10:03:42 ID:UmAzIzw2
ぼく人事、内定者のFacebookを何となく閲覧した結果
http://bit.ly/1R5ApN7

801名無しの紳士提督:2016/04/04(月) 21:39:10 ID:OiFdcpi.
提督の最近の悩みは自分の仕事に支障が出ないようにするために本人には知らせずに浜風に一回り大きなサイズの制服を支給したら、最近浜風から制服のサイズを小さくしてほしいと陳情されたこと。アイツは普通のサイズの制服着るとめちゃくちゃ肉感的になっちゃうのに!自覚ないのかなあ…

802名無しの紳士提督:2016/04/06(水) 15:35:02 ID:3TCd4hO6
天龍ちゃんは接吻したら子供ができると信じていそう。

805名無しの紳士提督:2016/04/11(月) 15:07:20 ID:V7lIsMH2
おっぱい

806名無しの紳士提督:2016/04/12(火) 00:10:02 ID:WOaRkTk6
いっぱい

807名無しの紳士提督:2016/04/12(火) 13:13:20 ID:LE18OQPY
某エロ漫画の「妊娠なんて気合と根性が足りねえ奴がするもんだろ?」って台詞が
なんか天龍ちゃんに似合うと思いました

808名無しの紳士提督:2016/04/12(火) 22:33:37 ID:JGiXKQs.
つまり阿賀野は……

809名無しの紳士提督:2016/04/12(火) 23:46:28 ID:c9jdwSjI
眼球コレクター

810名無しの紳士提督:2016/04/13(水) 07:10:57 ID:Lc9qkunE
やめーや

811名無しの紳士提督:2016/04/14(木) 12:15:06 ID:XaioPIO.
あのシリーズはある意味トラウマメーカー
阿賀野着任前に見ちゃったからいったいどんな子かと思ってたわ
服装でも性格でもいいけど、隠れスケベな子を探してるんだけど心当たりない?
天城とか筑摩が最近結構気になる、まぁメジャーな子達だけど

812名無しの紳士提督:2016/04/14(木) 21:05:07 ID:SvQdOaio
>>811
渋界隈では最近磯波に魔性タグが付き始めてるな

813名無しの紳士提督:2016/04/14(木) 21:27:00 ID:3asJe9sU
>>812
最近でなくても昔から割と魔性の人だった気がする

814名無しの紳士提督:2016/04/15(金) 10:15:15 ID:zQsu2N6c
>>811
筑摩は艤装もスタイルもエロいんだけど、重度の利根コンなのがねw
地味に提督とのラヴい話が作りにくい

隠れスケベなのは長良とか
一度憶えたら凄いセックス好きになりそう

815名無しの紳士提督:2016/04/16(土) 01:32:23 ID:gFOMreqU
海風は一度しちゃったらその後悶々となっちゃうタイプ
性的なことを口にするタイプじゃないから余計かな

816名無しの紳士提督:2016/04/16(土) 22:16:57 ID:LAeEy2Xc
>>812
最近は吹雪に魔性タグがついてるだろ。


無邪気すぎてむしろ魔性を感じてしまうとかいう謎だけど

817名無しの紳士提督:2016/04/17(日) 07:19:08 ID:r5tnKjtk
無意識パンチラで純情提督を惑わす吹雪

820名無しの紳士提督:2016/04/22(金) 04:56:23 ID:tGuTxvGY
おっぱい

821名無しの紳士提督:2016/04/22(金) 17:23:27 ID:SRCr2t1Y
むっつりすけべな名取

822名無しの紳士提督:2016/04/23(土) 10:10:47 ID:uibVy9D6
江風改二来た!
白露型は改二になると耳(髪)出ないと気が済まないのか……

823名無しの紳士提督:2016/04/25(月) 08:22:15 ID:cIQURi02
長波は驚異の胸部装甲の持ち主だった…流石にドラム缶を捨てたりキス島撤退の立役者は格が違ったと言うべきか。

824名無しの紳士提督:2016/04/26(火) 07:43:13 ID:CKLZjg.U
おまいらってレベリングとかで疲れると艦娘の何気ない台詞までエロく聞こえちゃったりとかってない?

825名無しの紳士提督:2016/04/26(火) 20:15:32 ID:L8j1EMdI
>>824
古鷹を純粋にエロい目で見始めたら一度寝る

826名無しの紳士提督:2016/04/27(水) 09:46:13 ID:s/0O1X3E
古鷹は純粋にエロイ娘だからしょうがない

827名無しの紳士提督:2016/04/27(水) 20:40:26 ID:L/UmSqGs
朝潮型なんて何もしてなくても事案でしょっぴかれるんだ。どうせしょっぴかれるなら行為に及んでからでも良いだろう?

828名無しの紳士提督:2016/04/28(木) 01:15:06 ID:UdzWXX4U
18歳未満は双方の同意があっても条例でしょっぴかれるんだったっけか

829名無しの紳士提督:2016/04/28(木) 07:36:24 ID:zZP9nzT.
長波「(胸の)ドラム缶は捨てて、戦闘態勢!」

830名無しの紳士提督:2016/04/28(木) 19:08:34 ID:vFTRqCBo
>>828
金銭のやり取りが介在したり、(年上側からの)威迫あるいは誘惑に基づくものであったり、
もっぱら性的欲求を満たす事を主眼とした性交あるいは性交類似行為は全国ほとんどの県の条例で禁止されてる

つまり、結婚してるとか、両親公認で婚約でもしてない限りは発覚するとしょっ引かれる

831名無しの紳士提督:2016/04/29(金) 09:39:19 ID:8ppDd5jw
大潮はとても良い子です。…側から見れば事案になり兼ねない行為を悪意なしに求めてくること以外は。

832名無しの紳士提督:2016/04/29(金) 09:51:13 ID:Oeaabt76
アゲアゲ(意味深)

833名無しの紳士提督:2016/04/29(金) 16:40:55 ID:8iWxtiFo
デイリーの開発任務と建造任務を性的な意味に脳内変換してはいけない。

834名無しの紳士提督:2016/04/29(金) 21:58:41 ID:8ppDd5jw
毎日秘書艦と開発(意味深)をし、四回も建造(意味深)をするのか…

835名無しの紳士提督:2016/04/30(土) 02:23:45 ID:V5qS.Ybg
その後は二人下ろすのか

836名無しの紳士提督:2016/04/30(土) 10:39:38 ID:mi/Vpr..
>>835
里子に出すんじゃないかな

837名無しの紳士提督:2016/04/30(土) 19:58:57 ID:E3nL6ezo
でも身ぐるみ(装備)は剥ぐ

838名無しの紳士提督:2016/05/02(月) 22:06:19 ID:AXHcfF9k
そうやって生まれた後、装備を剥がれて自分が艦娘とも知らずに育ち、日々暮らしている娘ってどれくらいいるんだろうな。

839名無しの紳士提督:2016/05/03(火) 00:06:30 ID:yKkuT/DU
女日照りの田舎とかに引き取られていきそう(パウダー蜜柑)

840名無しの紳士提督:2016/05/03(火) 09:36:18 ID:ckqrItBQ
>>838
仮に艦娘が人間の子供を産むことが出来るなら、少子化問題もある程度は解決するんじゃなかろうか…

841名無しの紳士提督:2016/05/03(火) 10:35:17 ID:zvTDygfo
ケッコン艦との子作りって、どうしても高練度の戦力が一定期間戦列を離れることになるからなあ
事前に申請して上層部から子作り許可貰ってからになりそう
駆逐艦とかは比較的申請通りやすく、戦艦クラスは割と渋られたりするんかな

842名無しの紳士提督:2016/05/03(火) 10:42:03 ID:mQCA41EY
艦娘になる時に避妊処置してるんじゃないの?
子供出来たら数年は戦力にならないし一々提督を粛清してても数が足りなくなる

843名無しの紳士提督:2016/05/03(火) 14:45:00 ID:jtq6erT2
提督は鎮守府に着任する前に、妖精さん式去勢術を受けることによって種なしになればなにも問題はない
いやいっそ不能にしてしまえば、もっと問題は(艦娘から不満が出ました)

844名無しの紳士提督:2016/05/03(火) 15:12:36 ID:zvTDygfo
提督が不能だと、艦娘の発情を抑える手段が無くなってひどいことになるので
生殖能力はともかく性行為能力は残しておかないとまずそう

某同人誌ネタだが
「提督とケッコンする艦娘は極秘情報に触れる機会も増えるので
 あらかじめ尻穴の依存度を一定以上まで上げないとケッコン許可が下りない」って設定すき
練度後半にアナルオナニー解禁、自分で開発進めて練度カンスト間際になったところでようやくアナルセックス解禁
ケッコン後初めてセックスが可能になるみたいな

845名無しの紳士提督:2016/05/03(火) 22:00:58 ID:AUgxyMaE
艦これ世界には避妊薬だけじゃなく着床遅延薬みたいなのもありそう。受精しても母親が極度の緊張状態に身を置いている間は受精卵が休眠してて普通の活動が可能。落ち着いた環境になると普通にお子様が誕生する。

846名無しの紳士提督:2016/05/04(水) 23:39:52 ID:jE3VN0q6
>>845 そっちはそっちでイベント終わったら主力艦隊がいっせいにおめでたとか起きるぞw

847名無しの紳士提督:2016/05/05(木) 11:54:09 ID:ITzXj6E6
>>846
季節毎にベビーブームか…胸が熱いな

848名無しの紳士提督:2016/05/05(木) 13:25:56 ID:G24e6GpU
>>847 イベントの報酬艦娘はそのベビーブームで生まれた子供なのかも…

849名無しの紳士提督:2016/05/05(木) 13:31:41 ID:IrvQ/45M
高速建造材を使えば妊娠から出産まで……いややめよう、それはそれでアレすぎる

850名無しの紳士提督:2016/05/05(木) 22:20:08 ID:G24e6GpU
>>849 それってとどのつまり陣痛促進…これ以上はよそう。

深海棲艦の攻撃で服破れるのはまだわかるけど、なぜポーラは自分から脱ぐのか?

851名無しの紳士提督:2016/05/06(金) 06:19:54 ID:8YAYJmr.
攻撃受けたら脱がないといけない、と「日本の文化」を誰かが教え込んだ可能性は

852名無しの紳士提督:2016/05/06(金) 07:14:52 ID:vaVx6V.E
・実は複合装甲でただのパージ
・どうせ破れてるならいっそ脱いでしまえ思考
・あえて脱ぐことで被弾によるスリルを更に上げ興奮する性癖
・裸族

どれだ

853名無しの紳士提督:2016/05/06(金) 10:08:02 ID:sW.Q/0xU
ヒステリー起こした女性が布を噛んで悔しがるのと同じ要領で、被弾した怒りで自ら服を破いてる説。

854名無しの紳士提督:2016/05/06(金) 10:14:00 ID:sntyBNZg
瑞鶴ヒステリックすぎだろ…

855名無しの紳士提督:2016/05/06(金) 12:56:33 ID:G.bgl/X6
>>852
なんとなくヤケクソ思考なところがありそうだから二番目かねぇ
どうせ沈むんならヤリたいようにヤってから、みたいな

但しここに(意味深)と付け加えるとどことなく漂う悲壮感が何とも

856名無しの紳士提督:2016/05/06(金) 23:06:09 ID:sW.Q/0xU
>>855 ヤケクソで服破くのを提督の前でやってしまった。なぜか提督に襲われて破かれたことになりました。…私としては後者みたいになってもかまわなかったんだけれど…

857名無しの紳士提督:2016/05/07(土) 19:18:37 ID:5fXZGQqo
>>856
実は脱ぎ上戸というのが皆に知れ渡ったら、仮に執務室で提督と建造(意味深)の真っ最中にいきなり邪魔が入っても
提督がちゃんと服を着ていれば、他の艦娘からは「またポーラが酒呑んでるのか…」と思われて伊国出身&飲兵衛艦娘以外は簡単に誤魔化せそう

天龍「まーたこの時間から呑んでんのかコイツは……んで、今日のは何だ?」
ポーラ「提督ぅから貰った〜、ボジョレーですぅ〜。ヌ〜ヴォーの〜白なんですよ〜」
リットリオ「……あっ///(察し)」
(注:ボジョレーワイン自体は白もあるが、流通量の9割以上が赤。ボジョレー・ヌヴォーは赤限定)

858名無しの紳士提督:2016/05/08(日) 13:22:55 ID:yKskxKqs
>>854 歴代一航戦の方々とかはほぼ服が破けないのはそういうわけかw

859名無しの紳士提督:2016/05/08(日) 19:43:56 ID:2EwOJXRQ
こんばんわ。今日は母の日ですね
母の日とは全く関係ありませんが、
でもwikiにて「母になってくれるかもしれない女性だった」
と言われたりしていた春風ちゃんのSSを投下します
注意点といたしましては

・独自設定がいつもにもまして多い
・艦娘に独自の本名設定を付け、その子を呼ぶときに本名で呼ぶシーンがある
・星座ネタがとにかくくどい
・非エロ。だけどちょっときわどそうな描写もあってR-15かもしれない

といった感じです
NGは「春風と共に」でお願いします

860春風と共に:2016/05/08(日) 19:47:14 ID:2EwOJXRQ
「司令官様、第五駆逐隊、お呼びでしょうか?」

俺を司令官様と呼んだ女性は春風。
歳の頃は俺とは干支が一回り分も離れた18である。
髪型が俗に言うドリルヘアーでありながら、
召し物は大正浪漫を思い起こさせるようなものと、
和洋折衷というものを醸し出していた。
胸も尻も彼女の大和撫子的な慎ましさを表すかのような大きさだった。
そんな彼女はかつて太平洋戦争を戦い抜いた伝説の駆逐艦、神風型三番艦春風の艦娘である

「ああ、君に渡したい物があるんだ」
「えっ?わたくしですか?」
「そうだ。これを君に…」
「あっ、はい。これを…わたくしに…!?」
「ああ…俺からの……な……」
「あ……ありがとうございます。わたくし…大切に…します……
 あなた様からの贈り物を…ずっと……ずっと…………」

彼女は俺からの贈り物を涙を流しながら、心から嬉しそうに受け取ってくれた。
 
 
俺は一糸纏わぬ春風を抱いていた。

『痛っ!…くうっ……』
『すまない、大丈夫か?血が…』
『大丈夫です……だから、わたくしに遠慮なさらずに……』
『わかったよ…』

俺は血を流しながらも俺を受け入れてくれる彼女の言葉に甘えたのだった…………

861春風と共に:2016/05/08(日) 19:48:26 ID:2EwOJXRQ
「…………ん…………」

俺は目が覚めた。ふと時計を見るとまだ12時をまわっていなかった。
最後に確認したのが10時半の少し前だから約1時間ちょっとしか寝ていない事になる。

「夢か……」

そうだよな。俺が春風と結ばれるなんて事はないよな。
俺は彼女にケッコンカッコカリの為に指輪を贈ったけど、
それはあくまでも【ケッコンカッコカリ】というものの為に贈った物だ。
最高まで鍛え上げられた艦娘の強さを更に引き出すシステムで、
その為の道具が指輪だからケッコンカッコカリという名前がついたとか。
まあそこら辺は真偽不明だからあまり深く考えるのはやめておこう。
ちなみにケッコンカッコカリは強さを引き出す以外にも燃費を抑えられるという効果もあり、
大半は戦艦娘達に渡されるものだが、貴重品であることもあり、俺は春風にだけ渡した。
俺は彼女の事が好きだからこそケッコンカッコカリをした。
俺は比較的ケチな面もあるが、もし指輪が手軽にたくさん手に入るようなものだとしても、
俺は任務で手に入れた指輪だけは彼女に与えていただろう。
何故俺が彼女に惹かれたのか。彼女は生まれた日が駆逐艦春風の進水日と一緒で、
星座がどちらも太陽星座も月星座も射手座だ。
射手座は言い伝えでは蠍座の心臓アンタレスを狙っていると言われている。
彼女の側にいると春の風にあたっているかのように心地よい気分になれる。
産まれた時に太陽と月に天の蠍が座していた俺のハートが彼女に射抜かれたのも当たり前だろう。
……まあ、とにもかくにも俺と春風が男女の関係になったというのはただの夢だ。
結婚ではなくケッコンカッコカリの関係で男女の関係になるなんて事は流石に俺には出来ない。
男女の関係となるのなら…というか貞操を捧げるのなら
なるべくなら将来を共に歩いていく人じゃなきゃ嫌だ。
そして相手にも俺と同じ貞操概念を持つ事を求めたい。
だが今の時代にそんな我が儘言ってたら結婚出来ないだろう。
どこかで妥協する事も人生には大事かもしれないからだ。
そもそも彼女が夢の中と同じように清らかな乙女であるとは限らない。
そうでないとも言い切れないが、俺にわかる話ではないし、
彼女が俺の事を司令官様としてではなく、一人の男として好きかも不明だ。
まあいつまでもこんな事を考えていても無意味と思った俺は夢の続きを見ようと再び目を閉じた。

862春風と共に:2016/05/08(日) 19:49:22 ID:2EwOJXRQ
「司令官様、おはようございます」
「おはょ…」
「あら?元気がないようですが…」
「うぅ、すまない昨日はあまり眠れなかったからな…」

あの後俺は2時間くらい眠れなかった。
興奮してしまってか、悶々とした事ぱかり考えてしまったからだろう。

「何か怖い夢でも見てしまったのですか?」
「夢…ね。別に怖い夢なんて見なかったさ」

嘘は言っていない。見なかったのは怖い夢であって夢そのものではない。
さすがに本当の事は言えないだろう。

「実はわたくしも少し寝不足で……夢を見ていたせいかもしれません」
「夢を見てた?」
「司令官様、春風が見た夢を聞いてくださいますか?」
「なんだ?」

とりあえず眠気と戦いながら話を聞こうとした。

「わたくし、夢の中で怪我をしてしまって…」
「!?」

俺の眠気は吹っ飛んだ。俺が見た夢とどこか合致するような気がしたからだ。

「それでね、司令官様……?寝てしまったの?」

眠気が完全になくなった俺だったが、妙な反応をしてはいけないと狸寝入りをした。
昨日のあれは夢だ……夢なんだ……夢なんだよ!
俺は心の中で繰り返しながら、大淀が来るまで狸寝入りをしていた。

863春風と共に:2016/05/08(日) 19:52:38 ID:2EwOJXRQ
それから数ヶ月が過ぎた。あれ以降特に何もなかった。
どうやら彼女が見た夢は普通の怪我をした夢だったようだ。
俺が見た夢が実は現実だったなんてオチはない……
そう思った矢先に彼女から相談を受けた。

「司令官様、お忙しい中申し訳ありません」
「気にしないでくれ。私に出来る事ならなるべくしようと思う」
「すみません。では少し恥ずかしいですけれど聞いてください。
 実はわたくし……司令官様とケッコンカッコカリをしてから生理が来ないのです……」
「……え……」

俺は耳を疑った。まさかあの時に見た夢は夢じゃなかったのか……
俺は名家の令嬢を傷物にしてしまったというのか…………

「……でね、お医者様に相談したら……」

今の俺には春風の言葉がほとんど頭に入って来なかった。
入ったとしてもすぐに抜け落ち、ほとんどが頭に残らなかった。
駆逐艦娘春風。彼女の本名は【春 風花(あずま ふうか)】。春と書いてあずまと読む珍しい苗字だ。
春家は鶴舞(名古屋の地名。駆逐艦春風が進水した京都の舞鶴とは当然別)に代々続く名家であり、
それゆえに春風の立ち振る舞いにも品の良さが現れているのだろう。
俺も生まれは一応名家といえば名家かもしれないが躾なんてあまりされずに
(というかほとんど無視していて)好き勝手生きてきて、
提督になる時に教育を受けて何とか身につけたものの、根っこの部分ではあまり品がない。
そんな俺が名家の令嬢と釣り合いなんて取れるはずがないし、
ましてや婚姻関係すら結んでいないのに肉体関係を持って傷物にしてしまい、
そして身重な体にしてしまった……
いや、これは相手が名家の令嬢だろうが一般家庭の女の子だろうが関係ない。
…………この期に及んで言い訳をして逃げるなんて事はしない。
言うべき事はきちんと言うが、それでも俺は責任逃れなんて……するものか!

864春風と共に:2016/05/08(日) 19:53:32 ID:2EwOJXRQ
「春風……いや、春風花!」
「!?」

突然艦娘としての名前ではなく本当の名前で呼ばれたからか彼女は驚いていた。

「全ては俺の責任だ…!」
「し…司令、官……様………?」
「君を傷物にしてしまい、挙げ句身重な体にしてしまった。
 はっきり言って男として最低だ」
「え……ええ……?」
「あの日の事を単なる夢だと思い込んでいた為にこんな事になってしまった……
 だが夢ではなく現実だった……俺は夢と思っていた事を理由に逃げはしない。
 許してくれだなんて言わない。取れる責任は俺が全て取る。だから……」
「…………あの……話が全く見えて来ないのですけど……」
「……………へ?」
「どのような事があったのか、わたくしに教えて戴けないでしょうか?」

不思議そうな顔で俺を見つめる春風。
彼女は俺に責任を取らせに来たんじゃないのか?
頭の中で出来上がっていた事と現実の違いに、俺の頭は大混乱していた。

865春風と共に:2016/05/08(日) 19:57:12 ID:2EwOJXRQ
「あの日、そのような夢を見ていらしたのですね。
 大丈夫です、御心配なく。それはただの夢ですわ」
「だけど生理が来ないからって医者に行って…」
「別に赤子を身篭ったとか、そのような事はありません。
 お医者様に診てもらったところ、ただの生理不順でしたわ。
 ケッコンカッコカリをした艦娘にはたまにあることと聞きましたが」
「つまり君は大丈夫……って事、か?」
「ええ。御安心下さい」
「よかった……かな……」

春風が妊娠していないと知って俺は胸を撫で下ろした。だが妊娠をしていなくても…

「それと、もう一つ。わたくしは生まれてこのかた、
 如何なる殿方にも身体を許してきませんでしたわ」

俺の心中を察したかのように答えたそれは
俺が過ちを犯さなかったと言っているかのようだった。
相手の自己申告だから絶対とは言えないが、
少なくとも俺とは何の関係もなかったのだろう。

「……もしよろしければ…御確認、致しますか…?」

またもや彼女は俺の心中を察したかのように………ってちょっと待て!

「待ってくれ。君は自分が何を言っているのかわかるのか!?
 女の子の大切なものを私のような男に見せようとするなんて!?
 私が医者ならともかくただの人の俺に見せていいものでもないだろう。
 そういうものは、将来の旦那様にだな…」

なんか自分の考えを押し付けている気もするが、言わずにはいられないのが俺だ。

866春風と共に:2016/05/08(日) 19:58:14 ID:2EwOJXRQ
「……あなた様では、駄目でしょうか……」
「…俺が、か……」

それは想像していなかった…
いや、想像していて駄目だった時に絶望するのが怖いから想像しなかった言葉だった。

「わたくしは前々からあなた様のことを御慕いしておりました。
 いつもわたくしと一緒にいてくれて、いつもわたくしのために頑張ってくれていて……」

俺は彼女の側にほとんどの場合にいたのだが、彼女はそれを善しとしていたようだった。

「それに…あなた様の先程の言葉を聞いて、
 きっとわたくしとずっと共にいてくれると思うと……」

感極まらんばかりの声で俺への想いを伝える彼女。
もしここで拒絶すれば彼女は壊れてしまうだろう。
……射手座の元となった神話に出てくるケイローンは
その最期は不死身故に毒に苦しみ続けるというものだった。
その神話の毒はヒュドラの毒だったわけだが、
春風……いや、風花は蠍座の俺の毒を受けた射手座の女。
害成す毒は量によっては害成さぬ薬ともなるが、
もし俺が拒絶したならばそれは苦しみを産む猛毒となり、彼女を永遠に苦しめ続けるだろう。
……まあ能書き垂れたけど、俺には拒絶する気なんて全くない。
同情とかそんな感情などは一切なく、昔から好きだったからだ。

「…………あなた様の気持ちを教えて下さい……
 もしあなた様が迷惑を感じるのならば、
 わたくしは一生この想いを胸に閉じ込めて生きていきます…………」

今にも消え入りそうな声だった。
彼女が俺に想いを伝えてくれたのなら、俺も想いを伝えなければならない。
もう誤魔化す理由も、押し込めておく理由もない。

867春風と共に:2016/05/08(日) 20:03:13 ID:2EwOJXRQ
「……君の気持ちを知る事が出来ずに俺は前に踏み出せなかった。
 でも、君の気持ちを知った今もう迷いはない。
 今こそ伝えるよ、俺の本当の気持ちを。
 風花、俺は君の事が好きだ。俺は君がいるから今まで頑張って来れたんだ。
 だからこれからもずっと、俺と共にいてくれ……」
「……………………」
「……………………」
「…………ありがとう……ございます…………」

今にも消え入りそうな雰囲気さえしていた彼女の声だったが、
俺の告白を聞いて涙声になった。
だけどそれは悲しみの気持ちではなく、喜びに満ちていたものだった。
彼女の顔が満開の花のように綺麗な笑顔を見せていた。
そしてどちらともなく顔を寄せていき、唇を重ね合わせた。
唇は柔らかくて、春風のように暖かかった。
俺達の初めての口づけは、少ししょっぱいけど、とても甘いものだった。
そして俺達はケッコンカッコカリではなく、本当の結婚をした。
これからの道も決して平坦なものではないだろう。
もしかしたら今まで以上に苦しい事があるかもしれない。
だけど気持ちの通じ合った二人ならきっと乗り越えられるはずだ。
だから俺達は生き続けるんだ。
そう――――春風と共に――――
 
 
《終》

868名無しの紳士提督:2016/05/08(日) 20:06:07 ID:2EwOJXRQ
以上です
今回は最初はエロシーンもあったんですが
書いているうちにそれらのシーンは蛇足っぽくなってしまうと思い
冒頭などの描写に修正を入れて非エロ作品にしました
ちなみに今回の話を思いついたのは
ケッコン後の母港ボイスをエロく妄想したのが原因という
完成したSSから見ると若干の本末転倒っぷり……

それではまた

869名無しの紳士提督:2016/05/09(月) 00:20:14 ID:O5JZT/ok
GJ!

870名無しの紳士提督:2016/05/09(月) 21:34:05 ID:O5JZT/ok
鈴谷は仲間内では平気で猥談したりエロエロな服着たりそれで自撮りとかやってる。でもアクシデントで提督にそれらを見られて泣くの。

871名無しの紳士提督:2016/05/10(火) 13:04:01 ID:EkeMSKsU
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872名無しの紳士提督:2016/05/10(火) 19:52:30 ID:lfJjyT86
>>870
提督「鈴谷、年頃の女の子がそういう事に興味があるのは当たり前の事なんだ。だから私は何も気になどしていない。
むしろ艦娘という特殊な立場にあっても、君が健全に育ってくれていることに感謝すらしている。
だから参考までに誰とどんな猥談したのかだけ教えてくれないかハァハァ」


なお利根や古鷹など予想外の名前に動揺を隠せない模様

873管理人:2016/05/11(水) 03:08:01 ID:???
管理人です。早くアイオワの胸に飛び込みたい。
早めに次スレ作りました。
このスレは1000までお使いください。
もし投稿する話が途中で切れてしまう場合は次スレで最初から投稿しても大丈夫です。

【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ19
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1462903350/

874名無しの紳士提督:2016/05/11(水) 20:22:41 ID:4VG.y1GE
>>873
乙です
俺は春風の慎ましいおっぱいに優しく包まれたい

875名無しの紳士提督:2016/05/12(木) 17:11:39 ID:QF7uW3bA
早霜は純情なのに周りからはヤンデレと思われ、(少ししか)嫉妬深くないのに、周りからは嫉妬深いと思われてるかわいそうな女の子。

876名無しの紳士提督:2016/05/12(木) 19:00:53 ID:70E5O.EI
エロパロ保管庫を17-500まで更新しました
小ネタ系はほとんど拾えていないことはご勘弁ください

877名無しの紳士提督:2016/05/12(木) 19:03:51 ID:C/SlCvgY
お疲れさまー

878名無しの紳士提督:2016/05/12(木) 19:42:27 ID:xP7ciqtc
乙です

879名無しの紳士提督:2016/05/13(金) 03:01:57 ID:LErjLHBM
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880まさぐれ!格納庫:2016/05/13(金) 23:38:53 ID:kSIKXoms
お久しぶりです。以前この掲示板にプラモのせいで山城×清霜に暴走するSSを上げた者です。
色々あって相当間が空いてしまったのですがその流れのしょうもない瑞鳳エロバカR18SSが出来たので上げてみます。
独自設定&解釈有り、そして瑞鳳ファンのみなさんごめんなさい。
NGは「まさぐれ!格納庫」でお願いします。

881まさぐれ!格納庫:2016/05/13(金) 23:39:44 ID:kSIKXoms
『まさぐれ!格納庫』


 さて、たまには自分の話をするか。
 俺はさる鎮守府の司令長官やってる海軍将官。ま、提督ってやつだ。
 昨夜俺と妻の二等巡洋艦天龍は、色々忙しくて遅く帰宅したので早めに床につく事にした。ん?新婚さんのニャンニャンタイムだって?たまには疲れて休みたくなるさ。マイワイフはちょっと不満そうだったがな。
 テレビを点けて明日の天気でも見とこうと思って暗がりでリモコンいじってたら、いつもは観ないチャンネルに入れちまってな…おっとここからが本題だ。

「なんだよこのチャンネル?初めてみるぜ。」

「ああ、それは海軍専門の有料のやつだな。こんな夜中でもやってんのか。」

 内容は海軍関係者用の教養番組やドラマ、放送権の安そうな映画とかダラダラ流してるだけ。正直金払いたくないが態々これだけ解約するってのも面倒なので放置してる。

「へぇ…おっ、今から映画入るみたいだぜ。一緒に観ようぜ。ねっ、あ・な・た。」

「(ん、なんどめだこれ。明日早ぇーんだけどな)はいはいわかりましたよ。」

 そして妻と一緒に、今までテレビで何回かかったか数え切れないような旧い映画を観ていた。

(しかし天龍は相変わらず飽きないな。付き合い出したばかりの夜もこんな感じで観てたっけ。俺に身体を預けて…)
(いや、あの頃は俺がコイツに委ねてた、か。何だか遠い昔の様だよ)
(多分今頃漣が掲示板の実況スレでAAでも貼りまくってんだろうな)

 と、見飽きた映画を眺めながら物思いにふけってると急に画面が乱れ出し…

「あれっ放送事故か?」

「ちっ、折角いいとこなのになんだよ。ん?『番組の途中ですが急遽放送内容を変更いたします』?ざけんなっ!」

 水を差された俺達。だがチャンネルはお構いなしに次の番組に進んでゆく。そして耳に聞き慣れない軽快な音楽が流れてきて、二人の目に映ったのは…

『まさぐれっ!格納庫!』
『♪まさぐれ〜まさぐれ〜かくのうこ〜♪』

 いきなりこれだよ。折角夫婦円満に明日を迎えようと思ってたらこれだよ。

「な、なんだこりゃ?まさぐる?かくのうこ?」

「…これぜってー軍の番組ってノリじゃねーぞ、全く何なんだよ早く映画に戻せよ!」

 俺達は当惑するしかなかったわけだ。で、それを尻目に番組は進んでいったのさ。

882まさぐれ!格納庫:2016/05/13(金) 23:40:29 ID:kSIKXoms
『ぴょんぴょーん、良い子のみんな今日もまさぐれ!格納庫の時間がやって来たぴょーん!司会はラビットムーンことうーちゃんでーす、ぴょん。』

「はぁ?」

 全く夜の共同作業以外でハモるのは夫婦といえど久々だ。最もそれは滅多に出来る事じゃない、大抵俺が先・・
 ま、そんな事はどうだっていいんだよ。妻さえ満足してくれれば。それは兎も角、俺は直感的にピンと来た。

(ラビットムーンって以前うちの鎮守府に居た睦月型駆逐艦卯月じゃないか!?)

『今日の格納庫まさぐられたいガールは、元高速給油艦ことラッキーネスフェニックスちゃんだぴょーん!』

『よ、よろしくお願いしましゅぅ…』

 音声変換された声に続いて顔にボカシの入った、スケスケ衣装を身に纏った小柄な女の子がスタジオへ入ってきた。それを見た俺達の表情が凍りついた。 

「高速給油、ラッキーネスは兆し…瑞…フェニック、鳳…おい、これうちの瑞鳳じゃないか、一体こんなとこで何してるんだ!」

「ホントだ…背格好からして瑞鳳に間違いないぜ。しかもとびきりエロい艤装かよ…ひょっとしてまさぐるってのは…」

「ひょっともしなくてもだ、マイワイフ。」
(どうして瑞鳳がテレビ番組に?!と、とりあえず状況を把握するんだ)

 画面には瑞鳳とラビットムーンもとい卯月、その後ろに軍服を来た男がつっ立ってる。
 俺はその男を良く知っている。何故ならコイツは俺の部下、しかも瑞鳳の艦長として着任したばかりの奴だからだ。

『そして今日のまさぐっちゃうボーイは瑞鳳艦付の新米艦長君っぴょーん!なりたてホヤホヤだぴょん。』

『新任の(ピーッ)ですよろしくお願いします。航空母艦は初めてですが、精一杯がんばります!』

「俺の部下の艦長も出演!?まさぐっちゃうボーイ?なんだこの展開は?」

「ん?そういえばコイツ瑞鳳の…それよりお前、今の俺には艦長なんての居なかったぞ。」

「ああ、個艦毎のマネージャーみたいなもんだけど、大体艦隊や鎮守府の司令官、そう俺みたいなのが仕切るんで居ない所もあるな。」

「ふーんそうかい…って瑞鳳の奴、パンツ脱いでんじゃねーか!うわぁボカシ入りまくってっぞ…マジかよ…」

 少しもじもじしながら、するするとショーツを下ろした瑞鳳は傍のマットレスに腰を下ろしM字開脚をした。
カメラはいやらしくもそこを大写しにしている。勿論肝心な、いやどう考えても放送事故だろコレって部分は煙幕のようなボカシが大きく入ってる。俺と妻は驚愕すると同時に食い入るように画面を凝視した。

883まさぐれ!格納庫:2016/05/13(金) 23:41:36 ID:kSIKXoms
『さーて今日も元気に♪まさぐれ♪まさぐれ…まさぐりまくりんぐタァーーーイム!と、その前に。』
『ラッキーネスフェニックスちゃんより、まさぐっちゃうボーイ君へのプレゼントがあるぴょん!』

『はい…とっても恥ずかしいけどあげにゅぅ…受け取って…ん、んんっ…』

 ズームアップした瑞鳳のアノ部分からにゅるんと何かが出てきて、マットレスにぽろんとこぼれ落ちた。
産み落とされたものは…卵?!

『おおこれは瑞鳳殿かたじけない。一生の宝にいたします!』

『生みたてほかほかだぴょん。これだけにゅっぷりはいっちゃうのは拡張工事のおかげだぴょん。』

『艦長さんの…魚雷、最初は細い45cm航空魚雷だった…けど、毎日卵焼き食べてたら甲標的みたい太くなって…だんだん私の拡がってって…』
『このままだと開放式格納庫になっちゃうからって命令通りエレベーター天蓋締めてたりゅ…』

☆ラビットムーンおねえさんのワンポイントアドバイス☆
☆産卵プレイの時はニワトリさん用の偽卵を使ってね☆
☆ぜったい生卵やゆで卵を使っちゃダメだよ。那…膣内(なか)で割れたりしたら大変だよ!☆
☆あと無理して入れちゃ絶対いけないぴょん!エレベーターとかに引っかかって取れなくなっちゃう事もあるんだよ☆
☆良い子のみんなとおねえさんとの約束だよ!☆

「あの野郎…最近やたら肥えたと思ったらこういう事かよ。」
(だが産卵プレイか…ゴクリ)

「瑞鳳の奴卵焼き得意だけどさぁ、あんなの全部食わされたら脂肪付き過ぎるぜ。ところでさ…」 

 この下りを聞いて天龍の顔がすこし赤くなったのを俺は見逃さなかった。

「…お前、男ってのはやっぱキュッっとしてた方がいいのか?なぁどうなんだ?」

「んー、どうなんだろうな。人それぞれじゃないの。ユルユルの方が気持ち良いって奴も居るし。」

 へぇ天龍って案外そういうの気にするんだ。流石は俺の嫁だ可愛いぜ、って惚気も口から出そうになった。

884まさぐれ!格納庫:2016/05/13(金) 23:42:22 ID:kSIKXoms
――――――
…その頃慎ましく家呑みしていた隼鷹とその仲間たちは…

「クシュン!」「クシュン!」

「何だい姉妹揃って風邪かい?とりあえず熱燗するからさぁ。」

「千歳お姉、誰か噂でもしてたのかも…」

「はぁ?あんたらみたいなぁ〜甲標的いーっぱい詰め込んでたぁガバガバがさぁ〜風邪なんかひかないわよね〜ウィーッ…」

「飛鷹さんちょっと飲みすぎですよ。いくら彼氏とケンカしたからって…」
(根がマジメな分ひどく絡み上戸なんですね)

「なっ、私達がガバマ…ですって?言っていい事と悪い事があるわよ、この商船構造!」

「飛鷹も千代田も品の無いトークは勘弁してよねぇ。ちょっと待ってな、この享保美人注いじゃうからさヒャッハー!」

(安いけどすぐ酔い潰せる合成清酒…そうか隼鷹さん、飛鷹さんをとっとと黙らせるつもりね)

「わかってるって〜バカ彼氏なんてもっと呑んでとっとと忘れるわよ!」

「いーんだよ、同型艦がヤだったらぁあさぁ、あたしも他の空母もヤなんだよぅ。」

(千歳姉、案の定飛鷹型航空母艦は出来上がっちゃってるわ。全く何が『海の令嬢・社交界の二輪の花』よ)

(そうね千代田、私達と違って建造途中から改造工事始まったからかしら?)

こんな感じで盛り上がってたらしい。がしかし、

「さてさてテレビでもつけ…ん、何かやってら。なになに『まさぐれ!格納庫』だってさ。」

「タイトルからして低俗番組ね。ってこれ、ウチんとこの瑞鳳じゃない!まさぐりどころかシテるんじゃ…なんなのこれ…?」

『ラッキーネスフェニックスちゃんまさぐられまくってビチャビチャぴょん。消火ポンプ壊れたどっかの誰かさんとは大違い。』

突如飛鷹にとって触れてはならない事が言及されてしまった。

「…消火ポンプの故障…ですって…許さない!彼氏も、そこのエロウサギも!」
「…前戯無しで突っ込んでさぁ、なぁーにが『濡れてない方がキツさマシマシでいい』だぁ?」
「こちとらぁ痛ぇのよ!只でさえ濡れにくいってのに全然わかってくれないのよぅ…あのクソバカ…ねえ千代田にはわかるでしょ?」(しくしく)

(いきなり振られても困るんですけど)「そ、そう、デリカシーどこの問題じゃない彼氏さんね。結構イイトコのお坊ちゃんって聞いてるけど私ならごめんだわ。」

「まぁ〜そこんとこ体質や設備ってのがあるからねぇ…さーて飛鷹、お姉さんと一緒にこのがぶのみ君5リッターで朝まで呑み明かすぞ〜!」

「隼鷹さぁ略同型艦のあんたにはわからないわよ!ヒック!そもそもビシャマンにはカラカラの気持ちなんか…」(ゴクゴク)

「千代田そろそろ帰りましょう。隼鷹さん飛鷹さんの事よろしくお願いします。」
――――――

885まさぐれ!格納庫:2016/05/13(金) 23:43:14 ID:kSIKXoms
 これは隼鷹が俺に面白がって聞かせた話に憶測を加えたものだ。
 ちなみに後日漣が番組を録画したのを水雷戦隊連中で回し観してたのが案の定飛鷹にバレて、ずっと口聞いてもらえなくなったとこぼしていた。まぁ、そうなるな。
 さて画面向うのラッキーネスなんちゃらこと瑞鳳は艦長の執拗な手マンに身を捩らせてる。

『はぁん…らめぇ…いつも、よりも、激しい…こまにゅぅ…』

『ちいさいのにずっぶり入ってあったかい…んでここがええのか?ここが?』

『ひゃぁぁんっっ!あうぅ…ピショビショなのつつ、ってきちゃう…』

 身を捩らせる瑞鳳のボカシで隠れてない太股を水滴のようなものが伝う。どう見ても愛液だが無駄に高画質な放送設備なのかそれがバッチリ解る。天龍は「あんなにかき回しても別に気持ち良くねーぞ…でも恥ずかしくねぇのか?」とかブツブツ言いながらも瑞鳳らの痴態から目を逸らせない。

『いい感じに仕上がってきたぴょん。さぁてまさぐっちゃうボーイ君、ラッキーネスフェニックスの中に突入するぴょーん。』

 それを聞いた艦長はズボンを下ろす。中のモノはすっかり怒張している。

「ちょっ、これテレビ番組だぞセックスダメだろなんだこれ?!ゴム無し放送しちゃダメだぜ、何考えてるんだよ!!」

「天龍ちょっと落ち着け。しかし中々立派なもん持ってんなー、ってそんなのどうでもいい。」

『ボーイ君の局地戦闘機もタキシングしてきたーっ!カタチ的には雷電って感じかな?さー全力発進っぴょん!!』

 それは局地じゃなくて局部戦闘機だ、と突っ込みたくなったが、

『来て艦長さん…』『ハイ!了解!これより突入します!!』

そして瑞鳳の後ろに回った艦長は乱れ牡丹の体勢で自身の局地戦闘機を彼女の格納庫天蓋に当てがい、一気にその中に沈めた。
自分で言ってて何だが局地戦闘機やら格納庫やらそんなのが隠語になって欲しくない勘弁してくれ。

『んんっ、艦長さんので私のいっぱいになってりゅ…そ、そんな激しくしないで…えれべーたーのなかで、アナタのがずんずんじょうげしてるよにぇ…』

『この俺の局地戦闘機はどうやっ。はっ、はっ、急上昇も急降下も中々のモンやろ!今日は一撃離脱の外出しは無しや覚悟せい!』

『中出しいいよにぇ…たっぷりだして…おねがい…』

『こうするともっと気持ちいいぴょん。ぶっぶぅ〜ん。』

 卯月は懐から取り出したピンクローターを瑞鳳の敏感な突起部分に押し付けた。瑞鳳は先ほど局部をまさぐられていた時以上に身を激しく悶え嬌声を段々荒げてゆく。ああん…がアアあ゛ンッッ!ってな具合に。妻は妻で目が点になって言葉も出ない有り様だ。

『ら、らめえ!まえとなかでイッちゃうよぉ!!!ア゛あ゛あ゛あ゛っ゛つっ!!…』

 それと同時に艦長の「ウッ!」という単調なイキ声がテレビのスピーカーから流れた。見知った部下のソレは正直聞きとうなかった。

『アナタのせーえき…いっぱい、いっぱいでてりゅ…』
『艦長さん…瑞(ピーッ)貴方だけの母艦になります…ふぅ…んん…』

『はあっはあっ…お前のなか最高だ…艦長になれてホント嬉しいよ…これからもずっと頼むな。』

『おおっとラッキーネスフェニックスちゃんとまさぐっちゃうボーイ君から突然のプロポーズっぴょん。今度は「シンコンカッコカリさんいらっしゃい」に出演かな?ぷっぷくぷー』

886まさぐれ!格納庫:2016/05/13(金) 23:44:29 ID:kSIKXoms
 …無性にタバコ、それも目いっぱい強いの肺一杯に吸いこんでニコクラしたくなった。いや寝酒のバーボン一気飲みでもいい。この怒っていいのか何なのか良く分からない自分の感情を落ち着かせたくなった。そして妻はすべての感情が収まったような顔つきをしてる。俺と似たような気分なんだろうな。番組はエンディングへと流れてゆく。が、

『さぁて来週は、母から違う母への華麗な転身、航空母艦ドラゴンフェニックスちゃんがまさぐられちゃうぴょーん!』

ドラゴンフェニックスってうちの龍鳳じゃないか。一体どうなっちまったんだうちの艦隊は!もう唖然として声も出なくなった俺達。だがテレビから大声が響き突如番組は騒然となった。

『おい、そこの色キチウサギ!おかーさんにそんな事させないでち!!』

『テレビで沈船状態みんなに観られるどころじゃないから、ナシです!』

『是非に及ばずなのね。でもイクだっていっぱいいっぱい弄られたいのね〜』

『潜水艦風情が何だぴょん?ドラゴンフェニックスちゃんはアンタらとはもう何の関係もないぴょーん。』

『…空母になっても、名前変わっても、おかーさんはみんなのおかあさんでち!てめーはシオイの格納筒でもまさぐってりゃいいんでち!』(ごそごそ)

『ちょっと、やめっ、ゴーヤちゃんやめてったら、ひャん!くすぐったいよ〜』

『晴嵐と硫酸ガスのつまった格納庫なんてごめんだぴょん。スタッフの皆さーん、とっととつまみ出せ。』

『やめろ、はなせーっ!手をはなすでちーっ!』『ウサギさん話ちゃんと聞いてよー』『イクが代わりに出るのね〜』


 …俺はベットの中で指揮下の天龍と或る決断した。いやせざるを得なかった。

「…明日、即刻該当艦艇及び関係者への調査と諮問を行う事に決定だ。全く要らん仕事作りやがって…」

「そりゃ当然だな。こうなりゃ卯月のヤツもしょっ引いてこないといけねえぜ。」

そして俺達は呆れながらも寝ることにした。

887まさぐれ!格納庫:2016/05/13(金) 23:45:07 ID:kSIKXoms
――――――


 翌日俺と天龍はこの番組に関わった奴らの調査を行う事にした。
 早速瑞鳳とその艦長、龍鳳を呼び出し軍法会議となった。

「司令官ごめんなさい…彼、じゃなかった艦長との結婚資金を少しでも貯めたくて…すみません。」

「気持ちいい事してがっぽり稼げるぴょん、って聞いたモンですから同棲中の彼女と…でも確かに海軍士官として有るまじき行い、この償いはここで腹掻っ捌いて…!」

「艦長が自決すりゅのは乗艦の私が沈むときです!司令官、どうか彼だけでも許してください!」

 深々と頭を下げる航空母艦とその艦長。昨日から怒りを通り越して呆れ果てていた俺はその様を見て割とどーでもいい気分になってしまった。この状況では恐らく軍全体に知れ渡ってるだろう事は想像に難くない。もうどうにでもなれだ。

「艦長…別にお前のハラワタなんか見たくねえよ。まあこんな事は到底許されるものじゃないが、とりあえずお前たちの一蓮托生の覚悟だけは受け取ったよ。二人とも暫し謹慎処分とする。全く頭が痛くなる…」

「私も潜水艦の子達とバカンスに行こうと良いバイトを探してたら…こんな恥ずかしいお仕事だとしらなかったんです。ごめんなさい。」

「龍鳳お前は未遂だからあいつらよりは罪は軽い。とは言え潜水艦連中にも心配かけさせた。今回は訓告のみとしよう。」

 俺達は軍の各所を当ってみた。艦政本部と航空本部はあの番組のお陰で貴重な空母艦娘と局地戦闘機のアプローチ動画観れて艦娘の研究が大躍進するだろうという話で持ち切り、一方件のチャンネルの方じゃ深夜手空きの時間帯突如放送ジャックされナニな番組が放送されてしまい非難(一部で喝采を)を浴びてるという事、番組制作の外注先に卯月の名前が載ってるという事が解った。それでもって俺は海軍省から該当艦艇に対する処罰の諮問委員長を押し付けられるという流れに。いいのかこんな海軍で。 

「軍以外には流出してない様なのが救いですけど、同じ空母として破廉恥過ぎます。提督両名にもっと重い処分を科すべきです。」

「甘ぇな提督。何でもかんでも処払いで済ますどっかのお奉行様並みの温情だな。ま、それもお前らしくていいか。」

 俺の裁きを聞いた天龍と秘書艦の飛鷹はちょっと釈然としない表情を浮かべている。
  
「甘いか…だがこれを企てた首魁は厳罰にすべきだと思うが。どうだ?」

「提督それは賛成ですわ。人の消火ポンプがどうこうほざく輩はギッタンギッタンにしてやりましょう!」

「そう興奮するな飛鷹。ところで潜水艦達の顔が見えないけど?呼び出した筈だが。」

俺は知らぬ存ぜぬを装い妻と秘書艦に尋ねた。

「俺が呼びに行ったら全艦まとめて休暇取ったってさ。んな時に全く…」
「そう、休暇中だからな。どこで何やってるやらさっぱり分からねーぜ、なぁ飛鷹?」

「そうですね天龍さん。ホントどうしてるかしらねぇ。いつものクルージングも休みかしら?」

 天龍と飛鷹は申し合わせたかの様に別に気にも留めない様な返事をした。全く良い妻と秘書艦だ。実に良い。

 そうこうしてるうちに後日、バシー海域に雷撃で大破した一隻の睦月型駆逐艦が艤装をひん剥かれ素っ裸で漂流してるのが発見されたとの報を受けた。
 後にこの一件は海軍将兵の間で因幡の白兎ならぬ「バシーのエロウサギ事件」と語り継がれる事になる。一先ずこれでこの件は幕を閉じた。表向きは。

888まさぐれ!格納庫:2016/05/13(金) 23:45:48 ID:kSIKXoms

――――――


「…調子ニ乗ッタ敵駆逐艦ニツクラセタ低俗番組ヲ電波ジャックデ流シ、アノ忌々シイ連中ノイメージヲ損ナワセ、ソフトヲプレミア付ケテ販売、敵側カラノ物資調達資金ニ充テル…」
「イクラナンデモマドロッコシ過ギヤシナイカ?」

「スポンサーゴ苦労様。ネチッコイ良イ出来栄ノ番組デシタ。」
「万事些細ナ事カラ始メルモノデスヨ…ソレニタマニハ外ヘデテ敵ヲ知ルノモイイ刺激ニナリマス。貴方ダッテ興味アッタンデショ?ケッコンカッコマジ。」

「マァ奴ラノ言ウ、艦娘ヲコイビトニ…嫁艦…トイウ概念ハナントナクワカッタヨウナ…ソウデナイヨウナ…エエイコレ以上キクナヨォ…」

「モシカスルト貴方モ戦ウコトヤ物資集積、ソレバカリノ生キカタジャナクナルカモシレマセンヨ。」
「コのワタシノようにね。」



[完…?]

889まさぐれ!格納庫:2016/05/13(金) 23:52:05 ID:kSIKXoms
以上です。8レス分ありがとうございました。
はみでろ!九九艦爆ネタと司令がいるなら艦長もいてもおかしくないよなぁと思ったのが発端でして。
でも実際艦これに艦長実装されたら熟練とか歴戦とかの肩書のある装備になりそう。
しかしエロはムズイです…

890名無しの紳士提督:2016/05/13(金) 23:59:49 ID:kSIKXoms
自分で書いてて何だけど局部戦闘機(略しても局戦)って一体ナニするんだか…

891名無しの紳士提督:2016/05/14(土) 09:40:04 ID:f/Yj2.oo
GJ! 局部戦闘機か…いい表現だ。

892名無しの紳士提督:2016/05/14(土) 16:45:03 ID:f/Yj2.oo
陰部攻撃機とかもありそうだ。

893名無しの紳士提督:2016/05/14(土) 22:08:34 ID:f/Yj2.oo
足柄さんはそのままにしてたほうが魅力的。でも本人はそう思ってなくて、いろいろ努力してあさっての方向へ走っていってしまい、周りからは残念美女扱い。

894名無しの紳士提督:2016/05/15(日) 19:50:12 ID:qIwLXkwc
邂逅当初、必要以上にツンツンしすぎたせいで、最高練度間近になってもなかなか提督に素直になれない霞ちゃん
提督も彼女の気持ちに気付きつつ、素直になれない性格なのも分かってて
「秘書艦なのに提督と仲悪い霞ちゃん」という演技を楽しんでる

そんな二人の情事は「上官に反抗的な部下の躾」という言い訳を隠れ蓑にした調教プレイ
罵詈雑言を飛ばしつつも、素直にベッドにうつ伏せになってお尻を突きだす霞ちゃんと
「おしおき」という体をとりながら、優しく時間をかけて幼げなアナルをほぐしてあげる提督
時折
「まだ素直に俺の言うことが聞けないか?」
『当たり前でしょ! 誰がこんな……立場を利用して無理矢理やらしいことする変態司令官の言うことなんて』
「でも荒潮曰く、俺と霞は『喧嘩するほど仲がいい』らしいぞ?」
『ば、バッカじゃないの? そんな勘違い…ホント、いい迷惑だわ!』
「そっか。そんな口の利き方をする反抗的な娘には、やっぱりおしおきが必要だな?」
『し、知らないっ……! やりたきゃやればいいでしょ、このクズ司令官!』
と、「反抗的な霞を無理矢理レイプする鬼畜な提督」という言い訳を再確認しつつ
舌と指による丹念なアナル愛撫で、霞ちゃんを優しく絶頂へと導く

絶頂の直前には恒例の言葉遊び
「ほら、もうイきそうになってる。『霞が素直に言うことを聞くなら』ここでおしおきをやめてやるぞ?」
『だ、誰が、アンタみたいなクズの言うこと、なんて……』
「聞かないんだな?」
『……///』
「それじゃ、おしおきは続行だな?」
『好きに、すればいいでしょ……ふぁ、あっ!』
彼女の意思を確認した上で、蕩けきったアナルへ舌を差し入れるディープキス
そのままじゅぷじゅぷと卑猥な音をたてて出し入れされて、あっけなくアクメを迎えてしまう霞ちゃん
長く尾を引く絶頂の波がおさまるまで、切なげに震えるお尻をそっと撫で続けるのも忘れない

895名無しの紳士提督:2016/05/15(日) 19:50:54 ID:qIwLXkwc
「おしおき」が一度で終わるはずも無く、その後何度も何度も緩やかな絶頂へ導かれ、
数時間後にはぽっかりと開きっぱなしになってしまう霞ちゃんのアヌス
完全に蕩け、括約筋を締めることもできないほど脱力しきったところでようやくアナルセックスに移行
後背位なので提督からは見えないものの、霞ちゃんの顔はすでにアナル快楽と挿入への期待に蕩けてしまっている
霞ちゃんの腕ほどもあるペニスだが、長時間にわたる丹念な愛撫のお蔭でスムーズに挿入は進む
少し腰を進めるだけで絶頂に達してしまうので、その度に挿入を止めて霞ちゃんが落ち着くまで小休止
二人の腰が密着するまで15分ほど、たっぷり時間をかけての結合
きゅうぅっとペニスを締め付けてしまい、直腸を犯している提督の雄々しさ、力強さを身体で思い知ってしまう霞ちゃん
「そろそろ動くぞ」
『ぉ、おもいきりするの?』
「まさか。生意気な娘にはじっくり時間をかけて教え込まないとな」
と理由をつけつつ、霞ちゃんの身体を労わってピストン運動もゆっくりと
その代わり、これまでの「おしおき」で発見した霞ちゃんのダメな部分をじっくりと擦りあげる
最早提督に罵詈雑言を浴びせる余裕すら無くなり、涙と涎をこぼしながら絶え間ない絶頂にたゆたう霞ちゃん
『ダメ……こんなのダメぇ』と、これが強姦であること確かめるように呟きつつも、無意識に腰を突きだして深い挿入を求めてしまう

射精の直前、霞ちゃんの背中に覆いかぶさり耳元で囁く
「霞の唇、無理矢理奪っちゃうからな」
その言葉に、提督がキスしやすいよう顔を向けてくれる霞ちゃん でもあくまで無理矢理なキス
アナルとペニスが隙間なく密着し、更に上の口でも繋がりながらの直腸射精
アヌスの襞をぴっちりとペニスに吸い付かせながら、提督の射精を受け止める霞ちゃん
提督が子宮側の襞に鈴口を押し付けたせいで、射精の脈動と熱さが子宮にまで伝わってしまう
そのまま今日一番の特大アナルアクメに身を震わせる
十秒以上に渡る射精が終わっても絶頂の波は全く治まることなく、提督にすがるように舌を絡め合わせキスをねだる

896名無しの紳士提督:2016/05/15(日) 19:51:57 ID:qIwLXkwc
さざ波のように緩やかに続く絶頂から降りられなくなってしまった霞ちゃん
アナルは別の生き物のように提督のペニスにしゃぶりつき、勝手に快楽を得てイってしまう
絶頂のたび括約筋を締めつけるものの提督のモノはびくともせず、逆に腸壁が雄に媚びるように蠢いてしまう
そんな彼女に応えるように提督の腰がぶるりと震え、2回目の直腸射精
子宮に届かない射精が切なくて、その間にも優しく背中を撫でてくれているのが嬉しくて
身体はまたゆるやかなオーガスムに向かっていく
小さなお尻をふるふる震わせて、いつ終わるとも知れない絶頂の連鎖に泣きだしてしまう霞ちゃん
そんな霞ちゃんの頭を優しくなでつつ、提督が耳元で囁く
「霞、仮の話だが……もし何かの間違いが起こって、俺と霞がケッコンすることになったら」
「今度はお尻じゃなくて子宮の方に、何度も何度も射精することになるんだぞ?」
その一言で、腸壁越しに子宮まで響く射精の脈動を思い返してしまう霞ちゃん
発情したまま放置され続けた子宮がきゅうんと収縮し、その切なげな振動は膀胱へも伝播し
女性器には一度も触れられないままに、潮吹きへと至ってしまう
プシュシュシュシュ――――と、尿道から泡立った潮が絶え間なく噴き零れる感覚に腰を震わせる霞ちゃん
子宮の疼きを反映するかのようにその潮吹きは十秒以上続き、シーツに水溜りをつくってしまう
『あ――♥ あ――♥』と、男性の射精にも似た甘い感覚をうっとりと味わう

情事の最後にも、いつもの言葉遊び
「どうだ霞、少しは素直になったか?」
「素直になったら、こんな酷いことはもうやめてやるぞ?」
『か、身体を好きにしたって、心まで好きに出来るなんて……思わないことね』
「そっか。じゃ、明日も『おしおき』は続行だな」
「霞が素直になるか、最高練度になる日まで、毎日おしおきしちゃうから、覚悟しろよ?」
その言葉を聞いた瞬間、霞ちゃんの子宮がまたも収縮し、膣内に溜まっていた熱い愛液がびゅっと絞り出された

897名無しの紳士提督:2016/05/15(日) 23:01:47 ID:jmrS1AOg
それである日互いの薬指に指輪がはまっていた…みたいならオチがあればサイコーです。

898名無しの紳士提督:2016/05/15(日) 23:33:15 ID:qIwLXkwc
勿論責任はきっちり取るんだけど、いざ指輪を渡したら一瞬の無言の後
「遊ばれてるだけかと思った」「なんで私なのよこのクズ司令官」と物凄い勢いでボロ泣きされて
泣き声が大きすぎてほかの娘が何事かとかけつけてきてしまい
たった一日で「ケッコン初日から嫁を泣かせた提督」との噂が鎮守府中に響き渡るかんじ

899名無しの紳士提督:2016/05/16(月) 22:12:02 ID:.t.7Wf0g
居眠りしてたぬいぬいを担いで陽炎型姉妹の部屋に返しに行こうとしたらぬいぬいに担がれた状態のまま膝を入れられて悶絶する提督。どうやらお姫様抱っこで部屋まで持っていけということらしい。

900名無しの紳士提督:2016/05/17(火) 21:32:43 ID:qnyW4X3w
叢雲は鈍感提督にブチ切れした弾みで想いを吐露しちゃって、真っ赤になってしばらく動かなくなる。

901名無しの紳士提督:2016/05/17(火) 23:49:00 ID:HGlcOdf6
だが提督はホモだった・・・・・・

あれ?どっかで聞いたネタが

902名無しの紳士提督:2016/05/18(水) 06:17:02 ID:a/3ITqtA
提督×憲兵か…
胸が熱くなるな…!

903名無しの紳士提督:2016/05/18(水) 22:34:12 ID:Tu4u69pE
ホモ提督を振り向かせるため躍起になる艦娘達
イケメン組から初めて徐々に慣れさせていこうとする漸進派と積極的色仕掛けで籠絡しようとする急進派に板挟みに
更にそれをネタ的に美味しいと煽る秋雲先生


そうか、提督はホモの方が幸せなのか(錯乱)

904名無しの紳士提督:2016/05/19(木) 05:56:38 ID:psL5ZQdQ
その派生で荒療治と称してセクハラ提督をホモに転向させようと奮闘…やっぱよそう。

905名無しの紳士提督:2016/05/19(木) 07:58:07 ID:ZTR8.y9I
ずいずいはとんでもないシチュエーションで初体験を迎えちゃって、後で「あんなの初めてのうちに入らないわよ!」とかぎゃんぎゃん文句言ったり不貞腐れたりしそう。

906名無しの紳士提督:2016/05/20(金) 22:49:44 ID:XvA45Gm6
初体験が野外だったりしたのかな?

907名無しの紳士提督:2016/05/21(土) 19:58:12 ID:YbiyKIpY
霞は朝潮型でお艦でダメ提督更正機。だけどそれ以前に純粋培養なので、性的な事柄への免疫がナッシングだった。だからエロいのとか見ると鼻血をだしてしまうの。

908名無しの紳士提督:2016/05/22(日) 22:58:57 ID:59niswIs
響は不死鳥。あの小さな体なのに体力抜群で、一晩中夜戦した翌朝に腰痛になった提督を尻目に普通に出撃して潜水艦を仕留めてきます。

909名無しの紳士提督:2016/05/23(月) 19:45:06 ID:P22YEOco
>>905
混浴の温泉で提督と鉢合わせして
「なんで入ってんのよ出てけ!」『いやここ混浴だし!』とかてんやわんやしてたら
床に落ちてた石鹸ですってんころりして、偶然にも転んだ先に提督のアレがあって処女喪失
抜こうとしてまたも足滑らせて子宮まで貫通されちゃう瑞鶴が思い浮かんだ

910名無しの紳士提督:2016/05/24(火) 00:12:02 ID:BFRaFB8k
>>905 そこで提督が「ならば初体験をやり直そうじゃないか。…お前の納得のいく形でな」とか言ってプレイに移行すれば完璧だ。

911名無しの紳士提督:2016/05/25(水) 13:29:46 ID:6FbIapYw
アクロバティックすぎていやや、倒立からのヒップアタックしたら処女喪失並にいややで

912名無しの紳士提督:2016/05/25(水) 21:12:15 ID:zcLq1eUg
艦これじゃないけど昔見たエロ漫画で
トイレにものすごく急いでいて超スピードで便座に腰掛けようとしたら
たまたま先に便座に座っていた男のところに突っ込む形となって
それで処女喪失なんて漫画があったなあ

913名無しの紳士提督:2016/05/26(木) 00:17:14 ID:hxh6y1UY
親潮は一見朝潮の親戚っぽいのになんであんなにエロくなるんだ?

914名無しの紳士提督:2016/05/26(木) 06:57:57 ID:hxh6y1UY
>>909 そういうシチュはむしろ翔鶴がピッタリなのでは?

915名無しの紳士提督:2016/05/26(木) 10:33:49 ID:.Suih.J6
>>911 艦娘って体動かす職業だから、はじめてだけど膜だけはありませんって娘も多いと思うの。

916名無しの紳士提督:2016/05/26(木) 10:37:52 ID:kxZJG272
>>914
翔鶴はバスタオルで身体覆い隠してその場にうずくまっちゃうタイプ
瑞鶴は顔真っ赤にしながら提督に殴りかかるタイプ

917名無しの紳士提督:2016/05/26(木) 17:09:17 ID:hxh6y1UY
>>916 しかも翔鶴のシチュ→瑞鶴のシチュの順でやれば一回の入浴で両方やれるというね。

918名無しの紳士提督:2016/05/26(木) 22:09:43 ID:INi1vfTM
>>913
朝潮がエロいから

919名無しの紳士提督:2016/05/26(木) 22:31:08 ID:1aKfVn1k
秋月型って胸小さいイメージだったけどすごく形はイイと思う(個人的な感想)

920名無しの紳士提督:2016/05/26(木) 23:50:36 ID:hxh6y1UY
>>919 美乳って形容詞がピッタリくるよな。

921名無しの紳士提督:2016/05/28(土) 22:23:02 ID:QSAiSYTM
照月の発育の良さは一体…
あの天真爛漫な性格の良さも相まって理性が溶ける

922名無しの紳士提督:2016/05/29(日) 00:03:12 ID:WHUFgQ5M
毎日のように戦艦になりたいと言っている清霜がまず形から入ると言いだした。それを聞き流して放置しておいたら、あろうことか武蔵の格好をしてうろついていたので提督が慌ててやめさせようとしてもみ合いになり、騒ぎを聞きつけた他の艦娘が来て、提督が清霜にこの格好をさせたことにされた上にボコボコにされる…文章にすればちょっとは面白くなるだろうか?

9236-632:2016/05/30(月) 12:36:32 ID:HBkkTifQ
今日は非エロ。台本形式で「今更感」ですが。投下します

本当は先月投下したかったのですが・・・・。
********************************************************
北上「ねぇ、阿武隈。あんたはどうするの?」
阿武隈「え?うん。球磨さんや不知火ちゃんの援護ですね。」
北上「そ、で行くの?行かないの」
阿武隈「あたしは、その・・・えっと・・・」
北上「ごめん。アンタの所はまだ忙しかったもんね。」
阿武隈「北上さん。ごめんなさい」
北上「ま、仕方ないさ“あの時”の処理が残ってるんだから」
阿武隈「・・・・・」
北上「名取も長良さん達と一緒に球磨姉の所いったみたいだから」
北上「大井っちも木曾も行くって」
阿武隈「ごめんなさい。ごめんなさい」
北上「気にやまないでよ。私がアンタの分まで働いてくるから」
北上「だから、アンタはアンタの仕事するんだよ」

北上「天龍さん、長良さんと大井っち、木曾は後学の為にいくんだってさ」

阿武隈「でも、あたしも行きたい。“あの時”いっぱい助けてもらったから」

北上「じゃあさ。行けそうになったら教えて。連れてってあげるから」

阿武隈「やっぱり北上さんは苦手です」

9246-632:2016/05/30(月) 12:44:31 ID:HBkkTifQ
熊本を震源とする大きな地震に逢われた皆様。
一日も早いご回復をお祈りしています。
どうか、負けないで。

熊本の八代には球磨川という軽巡球磨の名前の元となった清流があり
球磨川は八代海に流れていきます。
八代海は別名を不知火海とも言い広大な景色が広がっています。

そして、その約5年前の災厄
北上川、名取川、阿武隈川や那珂川流域で起こったあの災害
所要で阿武隈川の流れている地域へ行きましたが
今でも終わらない除染作業が続いています。

今でもキツイ生活かもしれませんが
艦これエロパロSSでも読んで気を楽にしてください

925名無しの紳士提督:2016/05/30(月) 23:49:32 ID:VhMar9uA
アイオワとの熱い一夜は王道すぎて話題に上らないのかな?

926名無しの紳士提督:2016/05/31(火) 23:37:01 ID:p4P2qTFw
情熱的すぎて翌朝腰が砕けて立てなくなっちゃうんじゃないか?…提督がな。

927名無しの紳士提督:2016/06/04(土) 00:42:37 ID:tIPVA3B2
うちにポーラが来てくれたけど、あの子いつも飲んでるのか?
ごちそうさまが〜聞こえな〜いって……隼鷹貴様何を教えた!!
でもボイス聞くだけで癒されている提督は少なくないと思われ

928名無しの紳士提督:2016/06/05(日) 09:33:11 ID:dTkrSiyY
酔っ払ったポーラがその勢いで提督の童貞を奪い、なんやかんやの末、ごケッコンすることになりましたというお話はどうか?ちょっと無理がありすぎるか…

929名無しの紳士提督:2016/06/05(日) 18:57:18 ID:uhRjm35w
>>928
何回か同じような事が起きて(無論ポーラに記憶なし)、色々起きてから最後にお互い素面の状態でしたらポーラのバイタルパート(意味深)に提督の三式弾(意味深)が直撃してました、とかならいいんじゃない?
割と王道っぽいけど

930名無しの紳士提督:2016/06/06(月) 00:48:38 ID:921OSk/2
渋やらニコ静やらでときどき見かける村について思いついたので投下します
若干ヤンデレ?

931930:2016/06/06(月) 00:52:19 ID:921OSk/2
「よう、久しぶりだな」
山奥の無人駅に迎えに来てくれた友人は、乗ってきた軽自動車のライトに照らされながら手を上げてそう言った。
訳あってこんな山奥までやって来たはいいものの、既に終電は無く、
途方に暮れていた私がこの辺に引っ越したと言っていた彼の言葉を思いだし、藁にもすがる思いで連絡したのが三十分ほど前だ。

「いやすまん。助かったよ」
助手席に乗り込み礼を言いながら、計器の光に浮かび上がる友人の横顔を見ると、その口には火のついていない細巻きの煙草が揺れていた。
「煙草いいかい?」
「ああ。いいけど……やめたんじゃなかったか?」
その言葉が口をついてから私はそれが失言だったと思い直したが、吐いた言葉は戻せない。
友人は苦笑いを浮かべている。

「これを嫌う奴も、もういないからな」
「ああ……すまん」
遅い謝罪を口にした私に彼は気にするなと言いながら煙を吐き出し、ライトだけが見える農道に車を走らる。
かつて彼は煙草をやめていた。彼の妻がそれをとがめたからだ。
無表情で物静かなその妻が彼の健康を案じてたしなめていたと聞いている。

車は三十分ほどで彼の家についた。
居間のソファーに腰かけた我々は、前から二人で会うとそうしていたように、他愛もない話をしながら酒を酌み交わす。
日付が変わろうかと言う頃、不意に彼の視線がテーブルの端に置かれた写真に注がれる。
仕方のない事だ。そもそも我々の出会いはそこなのだ。
写真には彼と、彼の妻と、その沢山の仲間たちとが写っている。
彼を中心に身を寄せ合い、皆嬉しそうな笑顔で。

その姿を見て、私は取るべき態度をとる。即ち、彼の気が済むまで黙っているという事。
いつの間にか二人の間に出来たルールだった。
昔話になり、当時を思い出し、それにふけりたい時はそうさせる。
彼は今、あの頃に、少将に戻っている。――私がたまにそうするように。
と言っても――これもまた私がそうであるように――長い時間ではない。互いに孤独にも慣れる。

一年前、我々は提督だった。
艦娘を率い、彼女らに囲まれ、深海棲艦と戦う日々。
多くの提督にとって、苦楽を共にした艦娘達には愛着や信頼と呼ぶには強すぎる絆がある。
銃後の家族とのそれをも上回る強い絆が。

だからこそ、戦いを終えた時多くの提督達は困惑した。
艦娘達と引き離された事、彼女達が忽然と姿を消してしまった事。それらの真相を知る上層部が一切を秘密とした事。
だがそれすら、時間の経過は薄れさせていく――筈だった。
「なあお前、こういう話を聞いたことないか」

932930:2016/06/06(月) 00:54:16 ID:921OSk/2
それから暫くして、私は再びあの日と同じ無人駅にいた。
同じように終電は既にないが、誰にも連絡はせず、ホームに一人佇む。
あの日、友人から聞かされた話。曰く『どこかに艦娘が暮らす世界に行く方法がある』
最初私は全く信じていなかった。お互い酔っぱらっていたし、そんなのはよくある与太話だ。
誰もが望むが故に生まれてくる夢物語。東では西にあると言われ、西では東にあると言われるような類の話。

だがその話をした数日後、彼が一通のメールの後に行方不明になった。
そしてその最後のメールにはただ一言『辿り着いた』とだけ。

彼は精神を病んでいたのだと理性では考える。孤独に慣れたと思い込んでいただけで結局耐えられなくなったのだ。
だが同時に感情は希望的意見を主張する。
結果、私は試すことにした――どこかで自分も“辿り着く”事を望みながら。
あの日彼が語っていた方法――提督が終電を終えた無人の駅で待っていると、暗闇からダイヤには存在しない列車が現れる。
行き先表示も何もないその列車には乗客もなく到着時のアナウンスもないが、ドアが閉まるまで後ろを振り返らずに乗車するとその世界に行ける。

正直、信じているかと聞かれればノーと言わざるを得ない。
だがそれでも試さずにはいられなかった。宝くじだって当たらないと言いながら買うのだ。
僅かな希望にすがって試す。自分も“辿り着く”事を、即ち壊れてしまう事をどこかで望んで。
私も所詮耐えられなかったのだ。

「……」
だから目の前の光景が信じられなかった。
音もなくホームに滑り込んだ、古い一両編成の列車は、ぼんやりと明かりを真っ暗な無人のホームに照らしている。

そちらに行く

数日前のメールに返信すると、聞いていた通り振り返らずに中吊りも何もない列車に乗り込んだ。
静かにドアが閉まり、真っ暗闇の中を滑り出す。
不意に瞼が重くなり、規則的に伝わってくる揺れが眠りへと引きずり込んだ。

933930:2016/06/06(月) 00:57:23 ID:921OSk/2
どれぐらいの時間が経ったのか、気が付くと私はシートに座り船を漕いでいた。
車内には日の光が満ちて、青々とした田園風景の中を電車はゆっくりと走っている。
カタン、カタンと規則的に揺られながら、穏やかな日差しに照らされてのどかな景色を見るでもなく眺めている。
これは夢なのか、それとも――
不意に電車がスピードを緩め、田んぼの真ん中で停車した。
駅、と言うより土塁と呼んだ方が近いような土を盛り上げただけのホームが見えて、私は不意にここが目的地だったような気がして席を立った。
ホームには聞き覚えのない駅名が記されている。表記からして終点ではない様だが、この次の駅も前の駅も聞き覚えがない。

「どこなんだ?ここは……」
思わずつぶやく。
田んぼの真ん中に走る単線。駅の周りは田畑に囲まれ、まっすぐに伸びた畦道が続いている。
遠くを見ると高く緑の山々が連なり、この辺り一帯はその山々に囲まれた場所であることが分かる。
のどかで、知らない場所の筈なのにどこか懐かしい、日本の田舎のステレオタイプな風景。

「提督」
懐かしい声、懐かしい呼び名に振り返る。
ホームの端に忘れようはずもない人。伊勢。今は艤装を外している、私の最初の戦艦。
「お待ちしていました」
最後にあった時と同じ屈託のない笑顔。優しく、柔らかな声。
温かいものが一筋頬を伝った。

「行きましょう。皆待ってますよ」
感無量とはこういう事を言うのだろう。
これが現実なのか、それとも幻なのか、そんな事はどうでもいい。
何か言いたい。けれど胸がいっぱいで何も言えない。ただ彼女の背中を追う様に後についていくことしか出来ない。

涙で歪んだ視界をごしごしこすって畦道を歩く。
遠くに軽トラが走っていく。ぽつぽつと田畑の隙間に点在する民家。路肩に放置された泥だらけのトラクター。死にたくなるぐらい懐かしい風景。
そんな景色の中を歩き続け、野菜の無人販売所のある角を曲がった時だった。

「司令官!」
振り返った先には里山のふもとに建つ、木造一階建ての、この村同様古く寂れた学校。その校門の前に立つ一人の少女。
セーラー服姿で長いサイドテール。健康的な少し日に焼けた肌。屈託のない愛らしい笑顔。柔らかな懐かしい声。
忘れもしない。大切な娘。

「綾波……」
名前しか言えなかった。それ以上は泣き声にしかならなかった。
泣きながら、子供のように大泣きしながら彼女を抱きしめた。
「おかえりなさい、司令官」
綾波の声もまた涙ぐんでいたのは、気のせいではないだろう。

934930:2016/06/06(月) 01:01:33 ID:921OSk/2
それから暫くして、私と綾波は広い居間に卓袱台を挟んで座っていた。
二人に泊まっていけと連れてこられた古い日本家屋は、先程の校舎からほど近い所に建っている。
「ゆっくり寛いでいてくださいね。夕食の準備してきますから」
「あ、ああ……、悪いな」
伊勢がそう言って台所に行ってしまい、私は綾波にいくつか尋ねてみた。

「ここはどこなんだ?」
「ここは、私達のような艦娘が暮らす村。司令官と引き離されてから、ここでずっと待っていましたよ」
艦娘が暮らす村。これが私の脳が見せている幻覚でなければ、友人の言っていた噂話は本当だったのだろう。

「そうか、私も逢いたかったよ」
「えへへ」
恥ずかしそうに頬を赤らめ照れ笑いを浮かべる綾波。
彼女達と同じ空気を吸い、同じ時間を生きている。当たり前だったことがこんなにも素晴らしい。彼女達と引き離されてからそのことを痛感していた。
そうだ。逢いたかった。逢いたかったのだ。
どんなに慣れたふりをしたところで孤独は孤独。一度でも彼女達の、艦娘の温もりを知ってしまった以上は、それの無い人生は苦痛でしかなくなっていた。

「他の皆もここに?」
「はい。今日はもうすぐ日が暮れますから、明日以降に伊勢さんが他の人たちに紹介するって」
そう言われて、猛烈な郷愁に襲われた。懐かしい皆の顔。彼女達にまた逢える。
成程、彼と連絡がつかなくなった理由もよく分かる。
ここに居れば、もう外界なんて、艦娘のいない世界なんてどうでもよくなってしまう。

「そうか、皆いるのか」
「はい。この家も私と伊勢さんと、今日は当番で加賀さんの所にいっている敷波と三人で暮らしているんです。鎮守府みたいで楽しいですよ」
そう言えば、この家は誰の家なのだろう。
田舎の農家と言って頭に浮かぶ、これまたステレオタイプな木造一戸建て。
広い敷地と相応に広い建物。今では珍しくなった縁側が、これまた珍しくなりつつある畳敷きの広い居間の前に設けられ、
その先に広がる庭の隅、垣根の足元に朝顔が――綾波と敷波のものにそれぞれ名札付きで植えられている。
その垣根の向こうには、夕日に照らされた田畑が絵画のように広がっている。

この家といい、あの田んぼや畑といい、乗ってきた電車といい、この村には不明な点が多すぎる。
そもそも、この村の正確な所在も何もわからない。

「あっ、それ」
私の目線が朝顔に注がれていると思ったのか、綾波が立ち上がり、縁側に移動しながら語り始めた。
「私と敷波で毎日お世話しているんですよ。きれいでしょ〜」
追いかけて縁側に腰掛けた私の横に綾波もちょこんと腰かけ、朝顔を眺める。
紫色に変わりつつある空の下、垣根の向こうから虫の音が聞こえ始めた。

初夏の夕暮れ。静かで平和でのどかな時間。
二人並んで縁側に座っていると、その中に溶け込んだような、目の前の景色の一部になったような気分になる。
ここがどこか?そんな事はもうどうでもいい。
結局そのまま、「ご飯ですよ」と伊勢に後ろから呼ばれるまで並んでいた。

935930:2016/06/06(月) 01:05:11 ID:921OSk/2
「敷波バスに乗り遅れちゃって、今加賀ちゃんの家で一緒にご飯食べてくるって電話があったから三人でご飯ね」
「は〜い。三時間待ちは大変ですからね〜」
「三時間?加賀の家そんなに遠いのか?」
伊勢とそんな話をしながら食器と料理を運んできた綾波に思わず聞き返す。

「まあ、山一つですから歩けば四十分ぐらいですけど、バスが三時間に一本しかないので……村のあっち側に行く時はバスを考えて動かないといけないんですよ」
どうやらこの村はこの辺り以外にも集落があるらしい。それにしても中々な田舎だ。

「さあ、提督もご飯にしましょう」
「ああ、悪いな手伝わなかった」
「気にしないでください。さあ座って」
味噌汁、冷奴、山菜の和え物に肉と野菜の炒め煮のような物が湯気を立てている。

「「「いただきます」」」
三人で囲む食卓、誰かと食卓を囲むなど本当に久しぶりだ。
伊勢の手による料理はどれも美味しかったが、この雰囲気の中でなら磯風だろうが比叡だろうが誰の手によるものでも最高の食事となるだろう。

「「「ごちそうさま」」」
久しぶりの、本当に久しぶりの楽しい食事。
「片付けは私も」
食器を片づける伊勢と綾波にそう言ったものの、二人から丁重に断られてしまった。
その結果一人残された居間。静かになるとじんわりと実感が込み上げてくる。
また出会えた。また一緒になれた。そう思うと自然と顔がほころぶ。

二人が戻ってきたらここがどこで、どういう所なのか詳しく聞こう。
この近くに住めるところを探して、この近くで仕事を見つけて、彼女達と一緒に生きて行こう。
もし許されるのなら、彼女達のこれからを、平和の中にいる彼女達を見守っていこう。
元の暮らしに戻る気はない。彼女達に再び出会えたのに、そんな事をする必要はどこにもない。

その決意が固まった時、不意に瞼が重くなった。
世界がぐるぐる回る。体から力が抜ける。
重力に逆らえず、そのまま卓袱台に突っ伏し、意識を失った。

どれぐらい時間が経ったのか、私は冷たい尻の感覚に目を覚ました。
温かく明るい居間は、暗く冷たい石造りの密室に変わっていた。
燭台の上でゆらゆらと揺れる蝋燭しか灯りは無く、天井に近い小さな明り取りの窓は固く閉ざされている。これではまるで牢獄だ。
その暗い密室に、私は全裸で転がされていた。

「気が付きましたか?司令官」
暗闇に慣れてきた目を声の方に向けると、先程までと同じ綾波の姿があった。
「綾波!?これは……」
答える代わりに綾波は私の懐に飛び込むと、しっかりと抱きつきながら唇に吸い付いた。
「むっ……!?」
突然の行動に驚いている私の唇をこじ開けると、そこに彼女の舌が滑り込み、私の舌先を舐めつけていく。
くちゅり、くちゅりと淫らな音を立てたそれは、突然の事に準備が出来ず息苦しくなった私が半ば突き飛ばすように離れるまで続いた。

936930:2016/06/06(月) 01:10:21 ID:921OSk/2
「あ、綾波……、これは一体……?」
「うふふふっ、司令官。私の初めて、あげましたぁ〜」
そういって無邪気に笑う綾波。だがその目は熱を帯び、興奮した獣を思わせる。

「お前、どういう――」
「ああ、気付いたんですね提督」
混乱の中、何とか発した問いかけはもう一つの声で中断された。
「薬よく効いていたからもう少し寝てると思ったけど……案外早かったですね」
「伊勢……薬ってお前……」
扉の開く音、足音に続いて近くの燭台に影がかがみ込んだ。
薄明かりに照らされた伊勢の顔が浮かぶ。

「美味しかった?私の自信作ですよ」
この異常事態、人を一人監禁しているという状況に不釣り合いな屈託のない笑顔。
その笑顔が、私の心を読んだように説明を語り出した。
「提督から引き離された後いろんな事があった。けど、皆提督の事が忘れられない。
提督と一緒にいたかった。こうして世間から離れて暮らしながらその事ばかり来る日も来る日も考えていた」

ゆらりとろうそくの灯が揺れ、伊勢の瞳に反射した。
その目もまた、興奮した獣のようにぎらついている。
「気付いてました?皆、提督の事が大好きだったんですよ。勿論私も」
男冥利に尽きるカミングアウトだが、今この時にしなくてもいいだろう。
「だから決めました。いつか提督がここを見つけてくれたら、皆でここから離れないように繋ぎとめようって、二度と離れないようにずっと一緒にいようって」
ここから離れないように繋ぎとめる。全裸にして監禁。綾波の行動。答えは一つしかない。

狂っている。

じっとりと脂汗が背中を伝い、不意に一物を柔らかいものが包み込んだ。
「うわっ!」
「大丈夫です。綾波に任せてください」
いつの間にかまたぐらに潜り込んだ綾波の手が私の一物を上下に扱き始める。

「ぐ……っ、綾波……やめ……っ!」
幼い手の細い指が何度も何度も往復し、そのくすぐったいような快感は言葉とは裏腹に一物を大きく隆起させる。
吊り上るほどに膨張したそれを、今度は先程初めて接吻したという口が咥えた。
チロチロと拙い舌づかいで根元から先端まで丁寧に舐め上げ、小さな口の中いっぱいに加えたそれを前後左右から刺激する。
やがて勢いがついたのか、綾波はチロチロと舐めるだけでなく、口全体で扱き始めた。
吸い取られるようなその動きにあわせて、一物は既にはちきれんばかりに怒張している。
最初は示していた拒絶も、もうこうなってくると何の意味もなさない。
快楽が全身を駆けあがり、脳を制圧した。

「んむっ!?むぐっ……、けほっ」
限界に達した白濁が一斉に飛び出し、綾波の口内を満たした。
恐らく予想以上だったのだろう。驚いた様子で口を離した綾波は少しむせ、顔にも少し白濁がついている。

937930:2016/06/06(月) 01:14:54 ID:921OSk/2
「よーし、上手い上手い」
わしゃわしゃと、伊勢が綾波の頭を撫でる。
「えへへ、司令官すごいですね。こんなに沢山……」
そう言って彼女はとろんとした笑顔を私に向けた。
恍惚状態の私は何も言えず、ただ快感の余韻に浸りながら暗闇の中に浮かぶ彼女を眺めていた。

「あっ、皆来たみたい」
不意に伊勢がそう言って小さな戸口を開ける。
現れるいくつもの人影。いくつもの獣の目。

「おー、提督遂に来たんだー、いや長かったねぇ」
「僕達みんな、提督を待っていたよ」
「嬉しいなぁ、本当に来てくれた」
懐かしい声がいくつも口々に歓迎してくれる。



どれくらいの時間が経ったのか。暗いここでは蝋燭の長さでしか時間が測れないが、さっき見た時は新しいものに交換されていた。
今どれぐらいの長さなのかは目隠しされているのでわからない。

「んっ……、むぐっ……」
温かい舌が怒張した一物を丁寧に撫でまわす。
もう何人も体を重ねたはずだが、伊勢の薬には精力剤でも入っていたのか、全く衰える気配がない。
そしてまた、吸われ、扱かれ、舐めまわされ、温かい口の中に吐き散らす。

「ぷはっ、んむ……」
何度かやると慣れたのか、もうむせることなくそれどころか噴き出したものをさらに舐めとろうとチロチロとすぐに舌が動き出す。

「はい、今のは誰ですか?」
後ろから両手で目隠ししていた娘――多分吹雪が尋ねる。
「うーん。これは磯波……じゃないな、綾波だ」
「わっ、すごい三連続正解!」
脇の方でもう一人の声――こっちはおそらく深雪だ。

あれからどれだけ時間が経ったのか、新しい蝋燭もすでに半分ほどになっていた。
今なら分かる。友人の連絡が途絶えたのは、なにか問題があったからではない。
きっと彼も、彼の妻たちに歓迎されているのだろう。ここから歩いて四十分ぐらいの所で。

「えへ、綾波上手くなりましたか?」
吹雪の手が離れ、またぐらにかがみ込んでいた綾波がにっこりと笑う。その笑顔は在りし日に私が愛した娘の、記憶にある中で最高の笑顔と同じものだ。

938930:2016/06/06(月) 01:16:55 ID:921OSk/2
「もう出ても大丈夫そうですね」
きゃっきゃっとはしゃぐ駆逐達の後ろから伊勢が姿を現した。
開け放たれた小さな扉からはまぶしい朝日が差し込んでいる。

もし、このペースで毎日彼女達と交わり、完全に絞り尽くされたら?その時は用済みとして始末されるのだろうか?
それとも私がもう完全にここに繋ぎとめられていると分かったらこのまま置いておいてくれるのだろうか?

(まあ、今はどっちでもいいか)
駆逐達に手を引かれて外に出ると、太陽に目がくらむ。
そう、どっちでもいいのだ。今やるべきはそんな事に悩むことではない。
建物の外には大勢の艦娘達が待っていた。
私は彼女達を全力で愛そう。これまでの空白を埋めよう。狂わせてしまったその責任は取ってやらねばなるまい。
彼女達の目が、優しく、綺麗な目が一斉に私に注がれた。



「「「「「「ようこそ、しばふ村へ!」」」」」」




939名無しの紳士提督:2016/06/06(月) 01:21:41 ID:921OSk/2
以上スレ汚し失礼しました
ゲーム中で言及(加賀の『赤城さん』等)が無い場合、戦艦組と空母組は結構フランクに呼び合いそうという妄想してたら加賀ちゃんと呼んでしまった
多分隣の駅はやどかり町

940名無しの紳士提督:2016/06/06(月) 08:57:48 ID:b9DAmT4o
乙です
なるほど、例の話としばふ村の合わせ技ですか

941名無しの紳士提督:2016/06/06(月) 20:05:35 ID:irgmFds6
乙。しばふ村があるならやどかり村とかしずま村もあるはずだ!

942名無しの紳士提督:2016/06/06(月) 23:20:59 ID:ZfNBQWDs
扶桑嫁提督の自分としては六花村(二人しかいないし六花屋敷?)監禁を希望する所存であります!

じじ村だと比率的には2割の筈の駆逐艦がわらわら居そうで「ダメです」

943名無しの紳士提督:2016/06/07(火) 00:40:22 ID:eBQT4Q4I
bob村でなら骨を埋めてもいいなぁ

944名無しの紳士提督:2016/06/07(火) 08:57:13 ID:nUSFtgPg
乙乙
ウチの場合だとコニシ町と藤川町辺りになるのかな

…しばふ村とかdrew町とかだと如何にも創作って感じだけど、湖西(コニシ)町とか藤川町とかだと本当にありそうな地名っぽくてなんだかなって気分になる

945名無しの紳士提督:2016/06/07(火) 09:13:43 ID:QDLIXOFQ
湖西町の一角には似たような顔立ちの女性ばかり住んでいる地帯があって、行ったら二度と帰ってこれないという…

946名無しの紳士提督:2016/06/07(火) 20:28:12 ID:QDLIXOFQ
神風はご結婚までは肉体関係NGな感じ。だから今日もレベリングするのさ。

947名無しの紳士提督:2016/06/07(火) 22:11:47 ID:6Yy2WQe.
神風「(結婚もしていないのに)エッチはいけないと思います!」

948名無しの紳士提督:2016/06/07(火) 22:23:06 ID:ymbO5nr2
凄く激しい初夜になりそうだ

949名無しの紳士提督:2016/06/07(火) 22:27:10 ID:nUSFtgPg
>>947
来年の今頃には機能停止してイオナ神みたくいなくなっちゃうの?

950名無しの紳士提督:2016/06/08(水) 07:27:32 ID:UMBJ8GyA
神風は結婚後も性生活する日時とかきっちり決めそう。そしてその日にはお互い溜め込んだのをぶつけ合うので凄いことになりそう。

951名無しの紳士提督:2016/06/09(木) 09:33:54 ID:rkCMkRdM
夕立が普通に雨の日に水遊びに出かけるってことは白露型の服は濡れ助しにくいのだろう。…物足りないような安心したような。

952名無しの紳士提督:2016/06/09(木) 14:46:24 ID:oRMEqEt6
水でピッチリ肌に張り付いた黒いあの制服はエロイだろ
見えなくてもエロさを見いだすのだ

953名無しの紳士提督:2016/06/09(木) 18:30:28 ID:HNE.Nh2U
さみすずは普通に濡れ透けしそうだが
生地が分厚いならいざ知らず

954名無しの紳士提督:2016/06/10(金) 00:18:06 ID:gfdu4TL2
>>953 五月雨は自身がスケスケなの気付かずにそのまんまうろついてそう。

955名無しの紳士提督:2016/06/10(金) 00:28:19 ID:3eZ5nslo
叢雲は改二で古鷹のように黒インナー着るし透けても大丈夫だな
・・・余計エロくなってる気もする

956名無しの紳士提督:2016/06/10(金) 22:03:28 ID:gfdu4TL2
>>955
濡れ透け叢雲は出会ったら詰む。

思わず凝視しちゃう→気づいて怒る
踵を返して立ち去る→追いかけてきて怒る
目を合わせないようにして話す→目を合わせないことに怒る。ついでに透けてるのを見られたことを怒る

957名無しの紳士提督:2016/06/10(金) 22:04:35 ID:FrrGifcI
「そんな格好してるから悪いんだろ!」と叱ったらあの叢雲が泣いた

958名無しの紳士提督:2016/06/10(金) 23:11:19 ID:gfdu4TL2
白露型の一部は濡れ透けを見越して時々夏服を下に着て出撃するそうです。

959名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:25:43 ID:rSKzQ8BY
初投稿です
無知だけど積極的な潮と二人きりになる話です

960名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:26:33 ID:rSKzQ8BY
北方海域キス島、そこには深海棲艦によって包囲され取り残されている守備隊がいる
そこで艦娘たちによる守備隊の撤退作戦が行われているのだが
『潮ちゃん!危ない!』
『うう・・・も、もう、やめてください・・・』
敵の哨戒部隊によって水雷戦隊の到達が阻まれているのである
『潮ちゃんが大破しちゃいました、これ以上は進むのは・・・』
「分かっている、阿武隈、撤退しろ」

みんな頑張っている、あと少しだ、焦るんじゃない、そう自分に言い聞かせながら帰投する艦隊を出迎える
「提督、今回も失敗しちゃいました・・・」
「良くみんな戻ってきた、潮はすぐに入渠、曙に交代して補給の後に再出撃を頼む」
「は、はい」
目標を目前に撤退したことにおっかなびっくりな様子で報告に来た阿武隈だったが
指示を伝えると背筋を伸ばして執務室を退室した

961名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:27:37 ID:rSKzQ8BY
阿武隈はあれでもう少し自信が付けば、そう考えていると執務室に別の誰かが入ってきた
さっき呼んだ曙か
「あの、提督、いますか」
潮だった、大破して艤装も服もボロボロの姿でやってきた

「潮、大丈夫か、ドックに行ったんじゃないのか」
(でかいな・・・)
潮の服は破け、あられもない姿になっている、特に目を引くのは駆逐艦の小さな体には不釣り合いな大きさの胸
「私のせいで撤退してしまって・・・すみません、提督」
潮は提督に近づき頭を下げた

ぷるんぷるんぷるん
動きに合わせて拘束するものがない胸が揺れる
「いや、あまり気にする事じゃない、敵艦隊に対しての戦力差も大きいからな」
(潮、近い近い揺れてる見える見えるな見るな)

962名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:29:33 ID:rSKzQ8BY
潮は提督の手を取りながら自分自身に嘆く
「それでも、それでも私がもう少し強かったら・・・しっかり攻撃を避けられていたら」
むにゅむにゅむにゅう
潮は胸に提督の腕を押しつけているのも気づかないまま目に涙を浮かべながら語った
(まずいってやわらかいってそうじゃないって当たってるやわらかいってこれでかい)

「そうかもしれないけど・・・それよりも早く入渠して休んでくれ、後の事は交代した曙に任せておけばいい」
そう言うと潮はようやく離れ入渠ドックに向かった
提督はふぁーっとようやく一息ついた

潮は自分自身の魅力に気づいていない、それと男性恐怖症気味ではあるが、提督は潮から信用されている
しかし男と接する機会も少ないために男との接し方もいまいち分かっていない

(色々と危なっかしい、でも潮をそういう目で見る訳にもいかない)
提督の股間には血液が流れ込んでいたが何とか気持ちを落ち着かせて鎮めさせていた

963名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:32:18 ID:rSKzQ8BY

補給と休息の後に夜にキス島への再出撃を行う阿武隈率いる水雷戦隊、だが天候は急に崩れ海も荒れた
提督は執務室にいる為戦場にいる艦娘とは通信で会話がなされる

『提督、これだと作戦はちょっとできそうにないです』
「そうだな、こっちも急に降ってきたよ、遠征に出ているみんなも帰れそうにないだろうし今夜は潮と二人きりだな、ははは」
『ちょっちょっと!潮に何か変なことする気なのクソ提督!』
隣で曙が聞き耳を立てていたか通信に割って入ってくる
「曙、変な事ってなんだよ・・・とにかく海が収まるまで待機していてくれ」



服を着替えた潮が執務室に入ってきた
「提督、失礼します」
「もう大丈夫なのか」
「はい、艤装の方はもう少しかかりますけど・・・」
「じゃあ他の子もいないし秘書艦を頼むよ、ああ、あっちのソファーでいいや」
提督と潮が二人並ぶ形で座り業務を始めた、隣に座る潮から石鹸のいい匂いがする

964名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:34:35 ID:rSKzQ8BY
二人で業務をこなしていると雨の中に空が強く光る
ピカッ、ドオオオオオオン
「うっ!」
「ひあっ、ひゃあああああああああっ!」
突然の雷に驚いた潮が提督の腕に飛びかかるように抱きつく
むにゅううううううううううう
「あっ、あの、てっ提督・・・すみません」
ドオオオン
「ひうっ」
「大丈夫、大丈夫だよ潮、落ち着こう」

提督は平静を装ってはいたが内心はとても穏やかじゃなかった
提督も雷が苦手なのだ、雷が落ちる都度に驚いて震えそうになる、しかし潮も驚いて提督に抱きついてくる
もちろんとてもとても大きくてやわらかいモノが体に押し付けられる
とてもじゃないが落ち着いてなんていられなかった
隣にいる潮の為にも少し声を上ずらせながらも提督は何とか平静を装っていた

早く止んでくれ、そんな願いも虚しく雨は激しくなった

965名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:36:49 ID:rSKzQ8BY
グァラゴロゴロドオオオオオン
「うあっ!」
「ひゃああああっ!」
ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう
潮は提督の腕を離そうとしない、そしてより強く抱きつこうとする
(うあああああああ無理いいいいいいい)
体は落雷に震えそうなのに腕に当たる心地の良い感触に股間はより興奮していた
さらには提督にくっついている潮からいい香りがする、少女の匂いだ
先ほども焦らされていたようなものなので興奮がより強くなる

「お、落ち着いて、おちち、落ち着いて潮、大丈夫大丈夫だから」
提督自身も慌てていたが幸いにも潮は気づいていなかった、提督の股間が膨らんでいるのにも気づいていないようだ
(ああ、いい匂いだ、それにやわらかい、いや違う、なんとか、なんとかしないと)
なんとか抱きつかれていない方の手で潮の頭を撫でて必死で宥めていると潮もようやく落ち着いた様子だった

966名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:39:33 ID:rSKzQ8BY
ピカッと空が光るといきなりプツンと電気が切れ辺りが真っ暗になった



ズガラゴロドオオオオオオオオン
「うあっ、うあああああああああああああっ!」
「ひあっ」
辺りに轟音が響き渡り落雷と停電が同時に起きた
提督は今まで我慢していた感情を堪らえきれずに震えあがりわめき叫んだ

一方潮は先ほど落ち着いた事もあってあまり驚かなかった
「停電しちゃいましたね、提督・・・提督?」
隣にいるはずの提督からの返事がない、潮は目が暗闇に慣れて来たので提督を探すとすぐ隣で震えていた
さっきは自分を落ち着かせようとしていたのに、自分よりこの雷を怖がっているのだ
潮はそう思うと少し可笑しくなり自然と笑ってしまう

「提督、大丈夫ですか」
提督は情けなく呻き声を上げていた
「大丈夫ですよ、提督」
今度は自分の番だ、そう思って提督の頭を撫でたりして自分がしてもらったように宥めようとした


(あああ情けない、頭撫でられてる、手えやわらか、あ、膝に頭乗っけられてる、あれ、これ、おっぱい)
急に視界が暗くなり視覚が頼れないとなるとそれ以外の部分が強く感じられる

潮の体はとても暖かい、頭に触れているお腹に息遣いを感じる
甘くて乳臭い匂いと磯の香りと石鹸が混ざった少女の香りがする
時々頭に服越しの胸が当たる、優しい声が聴こえる
提督は潮のおかげで少しは落ち着いた、が、股間は最早治まりも付かなかった

967名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:42:01 ID:rSKzQ8BY
しばらくすると停電から復旧し明りが点った、数分の事だったが提督にとってはとても長い時間に思えた
提督はソファーに横たわる体勢になっている、立とうとしても立てない
「腰が・・・抜けて・・・動けない」
「もっもう、提督くくっ、大丈夫ですか」

(いつもみんなの前じゃ強く見えるのに)
またしても普段は威厳のある提督の情けない姿に潮はまたしても笑ってしまった
「提督・・・あれっ、これは」
悲しいかな男の性、体は動かないのに股間だけは興奮し猛々しくいきり立つ、潮はそれを見つけてしまった
「これ、おちんちん、膨らんで、いるんですよね」

「あっ・・・いやっ、これは・・・」
(うあああああああ見ないでえええええ)
そんな提督の心境を知ってか知らずか潮は盛り上がった股間をまじまじと見つめる

(たしか曙ちゃんが読んでいた漫画で・・・男の人はここが膨らんだままだとつらいはず)
潮にはまだそんな断片的な知識しかない
「あ、あの、つらいんですよね・・・これ・・・失礼しますね、提督」


「なっ、何を・・・」
潮がファスナーに手をかけている事に気づくのには時間がかかった

968名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:46:03 ID:rSKzQ8BY
ズボンのファスナーが降ろされパンツをずらすと提督の主砲がぶるんと勢いよく飛び出る
「ひゃっ」
一瞬たじろいだが潮はそれ以上に未知の好奇心にあてられていた
「す、すごい・・・これが、男の人の、おちんちん・・・」
「潮、やめなさい・・・」
提督の懇願は潮の耳に届いてはいなかった、潮の感触で飛ばされかけていた理性も興味津々な目線で全て吹き飛んだ

(ああもうどうにでもなれ)
なんでもいいから焦らされまくって溜まりに溜まった物を出して楽になりたい

「あつくて、かたい・・・こんな感じで、するんですよね・・・」
潮は主砲を軽く握るとぎこちない手つきで擦りはじめた
しゅる、しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ
何とも優しく弱い刺激
それでも潮にやらせていると言う背徳感と自分のものではない手で扱かれる刺激が合わさり十分な快感となる

しゅっ、しゅしゅしゅっしゅっ
「うひゃっ」
潮の手つきが慣れたかしごきが少し速く、強くなると思わず声が漏れる
「す、すみません、痛かったですか」
「うっ、大丈夫、続けて」
ただ上下にしごくだけの動きではあるがその動きでも提督の体には電流が走り
刺激に反応した陰茎に更に血液が流れ込み、息が荒くなり、なすがままに快楽を感じる

(提督のおちんちんどんどん膨らんで提督も辛そうで、でもこうし続けると楽になるって)
潮は色々と勘違いしていたが間違いではなかったので提督はより快感を得ていた

969名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:49:52 ID:rSKzQ8BY
にゅるにゅるにちゅにちゅにちゅ
しごかれ続けると先走り汁が溢れる、いやらしい音とともに手の滑りが良くなる
快楽が脳に伝わり睾丸がせり上がり発射態勢に移る

「と、とってもびくんびくんしています」
精液を送り込むために提督の主砲が震えこれ以上ないくらいに硬く大きくなっていた
「熱いです・・・ば、ばくはつしそう・・・」
潮は発射前の様子に驚き提督の様子を窺いながら躊躇している

あと少しで射精出来るのにここまで来て焦らされた
「つっ、うっ、続けて」
提督は服を汚さないように上着をまくり上げながら息も絶え絶えに声を絞り出した

しごきが再開されると主砲に装填された精液がすぐに飛び出てくる
びゅわっびゅっびゅっびゅっ
「うわっ、わっ、わっ、わっ」
勢いよく精液が噴き出るのに潮は驚く

びゅるびゅるびゅるびゅるびゅ
大量に作られた精液は止め処なく溢れ続けた
「いっぱい・・・出ています」
提督は声にならない快楽の叫びが止まらない

びゅっ、ぴゅる、ぴゅる、ぴゅ
ようやく体の痙攣と射精が落ち着いてくる
あまりの快楽に朦朧とし視界が定まらない

ぴゅっ
最後の一滴まで出しきり呼吸を整えようとしても乱れて治まらない

970名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:51:05 ID:rSKzQ8BY
ようやく止まった、提督は何かある訳でもないのに上を見上げている
まだ苦しそうだけど大丈夫だろうか、潮は提督の様子を見ていると自分の手に白い液体がかかっているのに気付いた
それを恐る恐る嗅ぐとどこかで嗅いだような臭いがする、潮は恐る恐る舐めてみた
(ちょっと苦い、これ)
これは高速修復材の味に似ている、癖になりそうな味だ
(少しおいしいかな)
潮はそう思いながら提督に目をやると体に多くの白い液体が降りかかっていた
(綺麗にしないと、拭くものは・・・ないかな・・・あっそうだ)

971名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:52:54 ID:rSKzQ8BY
提督は何か湿った物が体を這っている感触にようやく意識がはっきりとした
頭をその感触の方向に向けると潮が体に付いた精液を舐めて嫌がる様子も無く飲んでいる姿にすさまじい衝撃を感じる
「それは飲むものじゃないって・・・」
「そうなんですか?」
結局潮はちゅるちゅると飛び散った精液を舐め取り全部飲んだのであった

どうして潮がこんなことを、背筋に薄ら寒いものを感じながらもえも言われぬ感情が沸き起こる
提督はその感情を振り払うのに必死だ

972名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:54:12 ID:rSKzQ8BY
(なんて事をしてしまったんだ)
潮にさせて射精したことの嫌悪感がいっぱいだった

(あともうお婿さんにも行けない)
それと同等に目の前で見せた情けない姿など色々で男の尊厳もボロボロだった


それでも提督は襟を正し、流れに身を任せてしまった男としてしなければならない事をする
「潮、その・・・ごめんなさい」
土下座した
しかし潮は何故か提督が謝ったことに困惑している様子だ

「ごめんなさいって、そういう事、なんですか?」
状況を把握するのに時間がかかる

973名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:56:10 ID:rSKzQ8BY
潮はこう続ける
「あの・・・提督のおちんちん、またさわってもいいですか」
提督はようやく理解した、潮はそういう事が分かっていない
そして潮はおちんちんに興味を持ったようだ
(わーおいきなりなんてことを言い出すんだ、潮からそんなこと言われるなんて夢にも思ってなかったよ!)
「それはダメ!」
いくらなんでも本音と建前である

しかし潮は食い下がる、うつむき加減なので自然と上目遣いになる
「そのう・・・ダメですか?」
何とも素晴らしい表情と提案だ、こうならないように艦娘は性教育をしっかりやるべきだ
「ダメ」

潮はまだ食い下がろうとする
「じゃ、じゃあ、そのう、雷で提督が怯えてた事とさっきの事、みんなに言っちゃいますよ」
「それは・・・うっ、ううう・・・」
潮は臆病で素直な子だと思っていたが、意外と意固地で意地悪な部分もあるようだ

すでに潮には醜態全て曝け出して精子も出されたが、男としてはそんな事はやっぱり言われたくはなかった、
それにさっきの事が皆に知れ渡ったら色々とただでは済まない
もっとも潮は本当に言う気はなかったが提督に知る由もない

974名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:56:51 ID:rSKzQ8BY
「わ、分かったから、それは言わないで・・・」
提督はあっさりと折れた、潮は喜んでいる、まるでおもちゃを買ってもらった子供のようだ
これが本当におもちゃだったらどんなによかった事か

975名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 14:59:06 ID:rSKzQ8BY
夜が明けた、朝方になり海が収まると幸いにも忍び込む方にとっては都合のいい、視界の悪い朝となった
お陰で哨戒に出ている敵艦隊の陣形も整わず、敵の攻撃も当たる事はなくキス島にたどり着いた
『提督、包囲網を突破しキス島に上陸しました!』
「よし、まだ敵は残っているからな、守備隊の収容を終えても油断はするなよ」



「艦隊が母港に帰還しました!」
阿武隈が威勢よく執務室に入ってくる、曙もそれに続いて入ってくる
「ただいま、潮、あんたの代わりにやっといたわ」
「おかえり、曙ちゃん」
昨日は潮と曙は顔を合わせる事がなかったようで、曙は潮の顔が見たかったようだ
「ちょっと待ってくれ、潮ちょっとこっちの作戦書を・・・」
「はい、提督、これですよね」

帰ってきた阿武隈達を待たせていると曙が違和感を覚えていた
「なんか・・・潮が、違うわね」
「んんー、潮ちゃんが、そうかな?」
阿武隈も待たされているので一緒に考え始める事にした

976名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 15:01:08 ID:rSKzQ8BY
「ああ、待たせたね、それじゃあ報告を・・・」
阿武隈は待っている間に曙の言葉について考えていた為に提督に気づかずこう言う
「潮ちゃん、ちょっとキラキラしてる感じ?」
そんな気もする、阿武隈がそう言うと曙が続いて口を開く
「なんか、潮とクソ提督が近くない?」
「んー、確かに潮ちゃんと提督が仲良さそう」
潮との距離は腕を伸ばして届く位の距離に居るのが普通だったが
昨日の今日で提督のすぐ隣にいるのだ、なるほど確かに近い
それに潮を秘書艦にしてもどことなくよそよそしい所があったが、今日は妙に親しげだ

こうも言い当てられると動揺が表れ、曙はそれを見て攻め立てるように食ってかかる
「やっぱり・・・潮に何かしたんでしょうこのクソ提督!」
「やってない、俺はやってない、な、なぁ潮」
潮に助けを求めた

「えーっと、曙ちゃん、それは、ね」
潮は苦い笑いで返答に詰まっていた
「えっ、提督・・・まさか・・・」
阿武隈もドン引きで疑いにかかる
「潮はね、嘘を付けないのよ、クソ提督・・・説明しなさい!」

・・・・・・

結局その場は潮本人の説得のおかげでなんとかなった

977名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 15:02:59 ID:rSKzQ8BY
提督の私室、誰も入ってこない部屋に淫らな音が響く
「提督、ここですね、ここがいいんですね」
にゅるちゅこにちゅにちゅにちゅにちゅ
「うぁぁぁぁぁ・・・」

あの日以降もあの時の事を引き合いに出されて事あるごとに潮にオモチャにされる提督だった
ちゃんと性について教えたりもしたが、好奇心に囚われた潮にはかえって逆効果だった
どうなったかと言うと勝手に提督の部屋に入り込んで自慰をしていたり提督に迫ったりする
こう言う事は好きな人にやるんだよと言ったら提督が好きですと返されてもう手も足も出ない

「提督、この事を他の子とかに言ったらダメですからね、言ったら分かってますよね」
本当は他の子に秘密を言う気はないけど、提督の精液を飲むと元気になるし、おいしい
こんな素敵なものは一人占めにしたい、潮はそう思いながら亀頭に吸いつき飛び出る精液を飲んでいた

978名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 15:04:18 ID:rSKzQ8BY
ある日の夜、提督の部屋に押し掛けてきた潮がこう言う
「提督、あの、この前、来たんです」
いったい何が、そう問うと潮は顔を赤らめながらこう言った
「その、そっっその、生理・・・です」
そう言うと潮は下着を脱ぎ始める、その下着は期待に湿っている
この少女は言葉と行為の意味を理解してやっている、提督が教えたから
提督は戦慄した、股ぐらはいきり立った

もうここから逃れる術も逃れる気も無かった

979名無しの紳士提督:2016/06/12(日) 15:05:19 ID:rSKzQ8BY

終わりです
雷よ!いかずちじゃないわ!

潮は色々と分かってない感じだといいと思います、そう思って書いていたら淫乱健気な感じになりました、
全国の潮ちゃん好きな人にごめんなさいしないといけないね

980名無しの紳士提督:2016/06/13(月) 13:51:29 ID:q29htVfQ
生存報告に来たら潮ちゃんでエロ作品が…GJ!
私も頑張ろう…orz

981名無しの紳士提督:2016/06/14(火) 18:34:15 ID:Gif4LpyU
GJ!

982名無しの紳士提督:2016/06/14(火) 21:46:30 ID:Gif4LpyU
白露はお色気なんて知らない!意味ない!って感じだし、普段は女性として意識することなんてほぼない娘。けど、ふとした拍子に普段意識しない女性らしい肉体とか一面とか目の当たりにしちゃってドキドキさせられるタイプ。

983名無しの紳士提督:2016/06/15(水) 07:13:45 ID:pOsdxEuk
良いね、GJ

984名無しの紳士提督:2016/06/17(金) 14:30:41 ID:izbn5nmQ
初投稿です 初霜

汚い部屋と形容したがそこまでの汚部屋という訳でもなくそれなりに整理はされている。提督は奥で軍服を脱いでいる。
これからする事を考えると少し不安だが後はなるに任せるしかあるまい。

「…初霜。もうそちらは大丈夫かな?」
「準備」を終え私の隣に座った提督はそう尋ねてくる。
「…はい、準備万端ですよ。」
その言葉を合図に提督は私を自室のベッドに押し倒した。
鍵はかけてあるし、提督の自室なら執務室の様に急に誰かが入って来るという事も無いだろう。

怖い

だが、同時に提督と一つになりたいという願望が心に浮かぶ。

結局私はその願望に忠実になる事にした。

提督の唇と私の唇が重なり合う。彼はフレンチキスで済ますつもりだったのだろうがそうはさせない。
私は腕を回して提督の体を半ば強引に抱き寄せる。彼は一見優男な印象をうけるが腐っても軍人である。
体はがっしりとしている。私の様な小娘一人抱きついたくらいでバランスを崩す事は無かったが、彼は私の行動に驚いたのだろう。
一瞬ひるんだ彼の口内に私はやや強引に舌をねじ込み蹂躙を開始する。
ここまで戦況は提督の有利だったがここらで多少反撃してもいいだろう。
一瞬ひるんだ提督もすぐに我に帰り迎撃を開始する。
舌を激しく絡ませながら提督は器用に私の服のボタンを外し、ブラをずらして小ぶりな乳房をあらわにする。
そのまま提督は唇を離し左指で左の乳首を、舌先で右の乳首の愛撫を始めた。
先程まで海上で訓練していたし、あまり良い香りはしていないだろうな…と思うがそれは仕方が無い。
それに火薬の匂いなどは既に体に染み付いていて今更洗って落ちる物でもない。
少なくとも重油と火薬と潮の混ざり合った香りが世間一般で言う少女の香りと間逆の物である事は確かだろう。
でも存外提督は特に嫌な顔はしていないのでこれはこれで興奮してくれているのかもしれない。
そんなくだらない事を考えているうちにも提督の愛撫は激しくなってくる。
「んっ、うん、あっ…」
自分でするのとは全く違う感覚に私の嬌声は自然大きくなる。
提督は攻め手を休めず残った右手の指を私の秘部に進出させる。ショーツの中に手を入れ触られてビクンと体が跳ねた。
他人に触られるのは当然初めての事であるので反応も大き

985名無しの紳士提督:2016/06/20(月) 23:41:42 ID:mK6Tn0cA
続き!続きをください!
何でもしますから!

986名無しの紳士提督:2016/06/22(水) 00:10:04 ID:EqtHfFE6
ん?

987名無しの紳士提督:2016/06/22(水) 02:12:15 ID:hT4Kz/tI


988名無しの紳士提督:2016/06/22(水) 05:39:41 ID:HBF09zJw
何時?

989名無しの紳士提督:2016/06/22(水) 19:02:10 ID:yi1NL2S6
そうねぇ、だいたいねぇー

990名無しの紳士提督:2016/06/23(木) 11:50:48 ID:eDhtFjiM
ここまで北上さん

991名無しの紳士提督:2016/06/23(木) 22:34:01 ID:pvvpYj4g
ここから阿武隈

992名無しの紳士提督:2016/06/24(金) 01:10:46 ID:9N7.nzmw
えっ

993名無しの紳士提督:2016/06/24(金) 12:44:08 ID:yWetT9f6
あたし的には、まだ早いんですけどー!?

994名無しの紳士提督:2016/06/24(金) 21:50:29 ID:pDMpmHIw
なに、あの人(困惑)

995名無しの紳士提督:2016/06/24(金) 21:57:25 ID:x7qo6gfs
漣(Lv77)「潮ちゃん、もうすぐ最高練度だね! いや〜あの引っ込み思案だった潮ちゃんがね〜、やっぱ【愛】の力だあね♪」
潮(Lv97)「さ、漣ちゃん! そそそそんなんじゃなくて…ただ私、提督さんの期待に応えたいなって、それだけで……」
漣「謙遜しない謙遜しない♪ あ、ところで潮ちゃん、御主人様とケッコンする準備、ちゃんとしてる?」
潮「ふぇ? 準備……?」
漣「アレ? もしかしてご存じない!?
  ケッコンてね、ただ練度高めて御主人様からの告白を待ってるだけじゃダメなんだよ?」
潮「そ、そうなの!?」
漣「あったりまえジャン。提督の妻になるってことは、込み入った『オトナの世界』に足を踏み入れるんだからさ。
  指輪も大切だけど、もっともーっと深い繋がりを持たなきゃケッコン秘書艦は務まらないのさー!」
潮「深い繋がり……でも一体何をすれば」
漣「それはズバリ、アナル開発!!!
  ケッコン前に自分で十分にお尻の穴をほぐしてね。御主人様との初めての夜、前と後ろの処女を同時に奪ってもらうんだよ」
潮「ふええええええっ!?」
漣「やっぱさー、秘書艦たるもの、軍の機密事項に触れる機会もぐっと増えるわけよ。
  潮ちゃんを疑う訳じゃないけど、そんな重要な人が万が一情報を漏らしたら、とんでもないことになっちゃうでしょ?
  だから、女の子の一番恥ずかしくてはしたない場所を御主人様に捧げて、身も心も御主人様のモノにしてもらっちゃうワケ!」
潮「で、でもでもでもっ、お、お尻なんてその……き、汚いよぉ!」
漣「だーいじょぶだいじょぶ。ちゃんと準備すれば綺麗になるし、男の人ってアナルセックス大好きっぽいよ?」
潮「そ、そうなの? て、提督さんも……」
漣「なんといってもねー、普通のセックスは『一番奥』があるけど、お尻にはそれがないの。
  相手のモノがどんなに大きくても、開発次第で全部受け入れられてね?
  自分じゃとても届かないお腹の奥深くで、相手の愛情も逞しさもぜーんぶ感じ取れちゃうんだって」
潮「て、提督さんの…ぜんぶ……?」
漣「一日に何度も何度もされてるとね? しばらく拡がったまま戻らなくなっちゃうって。
  自分が御主人様にモノにされちゃったこと、四六時中思い知っちゃうんだって」
潮「私…提督さんのに……だっダメダメ、そんなのヘンタイさんだよぉ〜〜っ!!!」
曙(Lv96)「漣ィ! アンタ潮の純情弄ぶのもいい加減にしなさいよ!?」
漣「いや〜潮ちゃんてばホント『純』ですなぁ〜♪」
漣(ま、ケッコンしたとなればしばらくは毎晩蜜月なんだろーし、
  愛情溢れるプレイの一貫としては無難な方だよね〜)

〜数日後〜
提督「曙が怪我!? 大丈夫なのか?」
大淀「ええ、命に別状はありませんが……。
    どうも風邪をひいて熱があったとかで、丁度常備していた座薬を使おうとしたらしいのですが。
    その……服用するのが怖くて緊張してしまい、なかなか入らなかったとか。
    そこで、偶然見つけた医療用のバルーンカテーテルでその、『入り口』をほぐそうと考えたそうです。
    ただ、空気を入れたは良いものの抜き方が分からなかったそうで。
    どうにかしようと四苦八苦している間にどんどん膨らんでしまい……」
提督「お、おぅ」

漣「マジかよ……」

996名無しの紳士提督:2016/06/25(土) 21:41:28 ID:v0HPZTcE
でも奥がないといっても狭いから馬のを突っ込んだら終わりなんだよな、開発でどうにかなるのか?

997名無しの紳士提督:2016/06/25(土) 22:00:32 ID:9fZZtnmA
そもそもどういう意味での開発が目的かってのも忘れちゃいけいないと思う。広げんのが目的なのか、それとも快楽を感じるようにするのが目的なのか。

998名無しの紳士提督:2016/06/25(土) 23:57:45 ID:5zXIwOsY
>>997
開発テーブルってそういう……

999名無しの紳士提督:2016/06/26(日) 00:46:29 ID:yuHIiJI6
明石「(提督を開発するのはできないの?ですって?なんてことなんでしょう…彼女は今まで私の工廠にやってきた艦娘とは全く別タイプ…!)」

1000名無しの紳士提督:2016/06/26(日) 00:58:54 ID:yHoE3hb2
>>1000なら利き黒インナー選手権開催




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