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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ18

472練習方法は実践する事だけ―年末年始編―:2016/01/01(金) 23:08:48 ID:WgoJ.gPI
「あの、提督、ちょっといいですか」

また乱入者が現れた。今度は夕張だ。

「何だ?」
「実は相談があるんですけど……
 今日の午後十時半から明日の午前四時半まで暇を戴けないでしょうか?」
「……CSのアニメチャンネルでアレを見たいのだな。駄目だ、認めるわけにはいかん」
「そうですか……そうですよね……」
「後でブルーレイを貸してやるから今日は精一杯働け」
「本当ですか?ありがとうございます。ところでアレって何のことだかわかります?」
「十二星座の戦士達が大活躍するアニメだろう?」
「そうですよ」
「君は持ってないのか?」
「ブルーレイもDVDも……ネットの公開も見逃しちゃったし……」
「……何のことだかさっぱりです……」

鹿島は話についていけないようだった。
ちなみにアレの最終巻はクリスマスイヴ発売である。
色々あってその日に買えず、
自分へのクリスマスプレゼントにはできなかったが。

「あっ、もうすぐ日が沈むよ」
「ええっ!?」

暁の注意に日の入りを見逃しかけていた俺達は日の入りをなんとか見届けた。

「なんとか日がスッと落ちる瞬間を見ることができたわ。ありがとう暁ちゃん」
「えへへ……」
「ごめんなさい鹿島……邪魔をしたみたいで」
「いいのよ、日の入りの瞬間はちゃんと見られたし。
 あなたも綺麗な夕焼けを見れたでしょう」
「はい、綺麗でした。でも二人きりの時間を邪魔してすみません」

夕張は俺達に少し負い目を感じているようだった。
もっとも、暁ちゃんの時点で邪魔されたと言えなくもないが。

「いいのよ、みんなで見る夕焼けも格別ですから。
 ……提督さん、そろそろ年越し蕎麦ができる時間ですね。
 私達は夜が忙しいですし」
「ああ。年越し蕎麦を食べて、今年最後の仕事を頑張ろう」

今年最後の夕焼けを見終わった俺達は、
年越し蕎麦を食べて夜の仕事に備えるのだった。




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