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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ18

935930:2016/06/06(月) 01:05:11 ID:921OSk/2
「敷波バスに乗り遅れちゃって、今加賀ちゃんの家で一緒にご飯食べてくるって電話があったから三人でご飯ね」
「は〜い。三時間待ちは大変ですからね〜」
「三時間?加賀の家そんなに遠いのか?」
伊勢とそんな話をしながら食器と料理を運んできた綾波に思わず聞き返す。

「まあ、山一つですから歩けば四十分ぐらいですけど、バスが三時間に一本しかないので……村のあっち側に行く時はバスを考えて動かないといけないんですよ」
どうやらこの村はこの辺り以外にも集落があるらしい。それにしても中々な田舎だ。

「さあ、提督もご飯にしましょう」
「ああ、悪いな手伝わなかった」
「気にしないでください。さあ座って」
味噌汁、冷奴、山菜の和え物に肉と野菜の炒め煮のような物が湯気を立てている。

「「「いただきます」」」
三人で囲む食卓、誰かと食卓を囲むなど本当に久しぶりだ。
伊勢の手による料理はどれも美味しかったが、この雰囲気の中でなら磯風だろうが比叡だろうが誰の手によるものでも最高の食事となるだろう。

「「「ごちそうさま」」」
久しぶりの、本当に久しぶりの楽しい食事。
「片付けは私も」
食器を片づける伊勢と綾波にそう言ったものの、二人から丁重に断られてしまった。
その結果一人残された居間。静かになるとじんわりと実感が込み上げてくる。
また出会えた。また一緒になれた。そう思うと自然と顔がほころぶ。

二人が戻ってきたらここがどこで、どういう所なのか詳しく聞こう。
この近くに住めるところを探して、この近くで仕事を見つけて、彼女達と一緒に生きて行こう。
もし許されるのなら、彼女達のこれからを、平和の中にいる彼女達を見守っていこう。
元の暮らしに戻る気はない。彼女達に再び出会えたのに、そんな事をする必要はどこにもない。

その決意が固まった時、不意に瞼が重くなった。
世界がぐるぐる回る。体から力が抜ける。
重力に逆らえず、そのまま卓袱台に突っ伏し、意識を失った。

どれぐらい時間が経ったのか、私は冷たい尻の感覚に目を覚ました。
温かく明るい居間は、暗く冷たい石造りの密室に変わっていた。
燭台の上でゆらゆらと揺れる蝋燭しか灯りは無く、天井に近い小さな明り取りの窓は固く閉ざされている。これではまるで牢獄だ。
その暗い密室に、私は全裸で転がされていた。

「気が付きましたか?司令官」
暗闇に慣れてきた目を声の方に向けると、先程までと同じ綾波の姿があった。
「綾波!?これは……」
答える代わりに綾波は私の懐に飛び込むと、しっかりと抱きつきながら唇に吸い付いた。
「むっ……!?」
突然の行動に驚いている私の唇をこじ開けると、そこに彼女の舌が滑り込み、私の舌先を舐めつけていく。
くちゅり、くちゅりと淫らな音を立てたそれは、突然の事に準備が出来ず息苦しくなった私が半ば突き飛ばすように離れるまで続いた。




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