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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ18

406リボンに包まれた本当の気持ち:2015/12/25(金) 22:42:27 ID:F.hV5l7U
「ありがとうございます……」
「年末ということもあるから正式な辞令は年明けになるでしょうけどね。
 それと、私や鹿島を先生と呼ぶのはもうやめなさい。
 あなたは階級がどうであろうと私達艦娘よりも立場が上になるのですから」
「そうですよ。それに…あなたの士官学校時代の担任だった香取姉はまだしも、
 私が先生って言われるのは少し恥ずかしいですから」
「先生というものはいつまでたっても先生ですよ。勉強教えてくれましたし。
 年上の人が年下の人から学ぶ事だってたくさんあるわけですから」
「それはそうだけど…でも私は練習巡洋艦とはいえ、専ら艦娘を鍛える方ですし…
 まだ私は次代の提督候補生を育てる程には到っていませんから…」
「っと、いけない、本来の目的を忘れるところだったわ」
「本来の目的ですか?私に新泊地の艦隊司令官内定の話を伝える為ではなく?」
「それはあなたと鹿島の会話の流れでつい言ってしまったのよ。
 本当は鹿島に伝えたいことがあったのよ」
「私に?」
「ええ。今日の夜に港で行われる花火大会の海上警備、あなたも選ばれていたわね。
 今年も去年と同じようにするはずだったけど、
 私の出張が早く終わったから急遽あなたの代わりにすることになったわ」
「香取姉が?でも香取姉がすることになったからって、私もいても…」
「あなたはまだ若いから本当はクリスマスを誰かと普通に楽しみたいでしょ」
「そんなことないわよ!私は艦娘であることに誇りを持っているのよ!
 命令で自分の時間がなくなったって、構わないわ!
「ならあなたが海上警備から外されるという命令も聞きなさい」
「……了解…………クリスマスを一緒に過ごしてくれる人なんて
 いなかったから艦娘としての任務をしていてもよかったのに…」

鹿島の少し悔しそうな声が小さく響いたのだった。




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