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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ18

335伊勢型ジュウコンカッコカリ_02:2015/12/13(日) 22:58:12 ID:favdgQso
伊勢の上衣はすっかりはだけていて、黒いインナーが露わになっていた。
伸縮性のある生地が程良いボリュームの胸にぴったり張りつき、二つの丘陵の頂がぷくりと膨れ上がっているのがはっきり判った。
思わず手を伸ばしかかるが、邪念を振り払って口を開いた。

「伊勢はさ、提督募集の広報に使われている絵があるのを知ってるか?」
「うーん……。知らないです。」
伊勢は首を傾げて、続く言葉を待つ。
「真ん中に吹雪がいて、その後ろに囲むように伊勢と赤城と最上と大井がいるんだ。」
提督なら艦隊指揮を執る前に必ず目にする、あれだ。
「それを初めて見て、伊勢が……その時は名前も知らなかったけれど、飛行甲板を構えている姿が凛々しくて可愛くて。逢ってみたいと思って、俺は今こうしている。」
……きっと、一目惚れだったんだと思う。
「だから、俺が出逢ったのは日向が先だけれど、伊勢を先に知ってたんだ。」
「!!……私にも、日向より先のことがあったのね。」
伊勢から歓喜の感情が溢れたのは一瞬だった。
ふふっ、と小さく笑って続ける。
「私、日向のこと妬いてたんだな……。」
それはいつもの楽しげな笑みではなく、自嘲だった。

伊勢は、不意に俺の首に腕を絡めて頬を寄せてきた。
甘えているようにさえ取れる物腰だが、顔を見られたくないというのが真意だろう。
「提督が私達に、『これからもずっと二人で支え続けて欲しい』って言ってくれたとき、本当に嬉しかったんです。
日向は私にとって大切な妹で、頼りになる僚艦だけれど、提督も日向のことを同じように思ってくれていて、これを二人分用意してくれたんだって。」
背中で、伊勢が左指の指輪をそっと撫でたのが分かった。
「……これ以上何かを望むなんて、欲張りね……。」

日向はうちの艦隊に最初に加わった戦艦で、伊勢はそれから数ヶ月遅れてやって来た。
最初こそ近寄り難さを感じた日向だが、一緒にいると不思議と心が穏やかになった。
そして、伊勢と一緒にいるのはいつでも心地良かった。
二人の内どちらかを選ぶことは考えられなかった。
今の関係は俺にとって必然だ。しかし、彼女達にとっては違うのだ。

身勝手だけれども、今だけは伊勢に日向のことを忘れていて欲しかった。
それは伊勢も同じだったのかもしれない。
「提督、バックで来てくれますか……?」
耳元でそう囁いて、吐息とともに絡めた腕を解いた伊勢は、俺の顔を覗き込んだ。
それは、紛れもなく雌の顔だった。




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