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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ18
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「提督さん。夕焼け、見られなかったですね…………」
「すまない…………」
俺達は夕焼けを見る事が出来なかった。
昼過ぎまでは晴れていたのに夕方になる頃に急に曇りだし、
小雨もパラついてきたからだ。
天気予報ではそう予想されてなかったのだが……
「本当にすまない。せっかく楽しみにしていたというのに、こんな…」
「あなたは悪くないですよ。お天気なんて予報通りにいくとは限らないわけですから。
でもせっかく私の話を覚えてくれてたのにこんなことになっちゃうなんて…
私が急にあんなこと言い出して慌ただしい中で頑張って考えてくれたのに……」
鹿島は申し訳なさそうな顔をしていた。君は何も悪くない。なのに……
俺は悪くないと言われても見通しの甘さを悔いた。
「提督さん、うまくいかなかったからって落ち込まないでください。
ほら、珈琲でも飲んで元気を出してください」
「あ、ああ…」
そう言ってランチバッグから水筒を取り出し、珈琲を注いだ。
その時にランチバッグの中にサンドイッチがあるのも見えた。
サンドイッチに関しては予想通りだったが、まさか珈琲まで持ってきていたなんて……
サンドイッチの食べ歩きも、珈琲の飲み歩きも、どちらもダメだろう。
彼女が作ってくれたサンドイッチや、煎れてくれた珈琲とどうしても比べてしまうだろう。
じゃあ本屋にでも行くか?駄目だ、初デートの時は本屋はNGと聞いた。
もし明石とデートをしているのなら電気屋というのもあるだろうが鹿島は明石ではない。
師しょ…日向なら瑞雲でも買うとか言って玩具屋に行ってもいいが鹿島は日向でもない。
考えても答えが浮かばず、ストレスがたまってしまう。
ストレス発散にカラオケにでも行きたくなるが、カラオケも初デートでは駄目と聞いたし、
そもそもストレス発散とか考える時点で駄目だろう。
公園でサンドイッチを食べながら会話するのもこんな雨では無理である。
俺はどうしようもなく考えあぐねていた……
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