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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ18

675練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:07:34 ID:9VTy/C22
会食が終わり、俺達は午後の仕事が始まる前の小休止をとっていた。

「提督さん、本当にごめんなさい……」
「鹿島、君が謝る事はないだろう。
 確かにザラは感情的になってしまったのだろう。
 だけどそれは俺と一緒にいる君を心配してつい言ってしまったのだろう。
 感情的になった面こそよくなかったが…いい友達を持ったな鹿島」
「すみません…」
「提督、チョコレート…って鹿島さんすみません」
「いいのよ。私に気にしないで」
「すみません…………司令官さん、チョコレートです」

俺は艦娘達からチョコレートをもらった。
他の事務員他裏方スタッフはチョコの代わりに喫茶店のスイーツ無料券をくれた。
これで鹿島をデートにでも誘えと言いたいのだろう。

「あ、これは大淀と足柄からの贈り物です」
「これは……」

袋の中は箱以外にボトルっぽいのもあるみたいだけど何だろう…

「そうそう。提督、私達は気の利いたお返しは望んでませんから。
 鹿島さんへのお返しのためだけに気を利かせてくださいね」
「ありがとう」
「ところで鹿島からチョコレートを貰いましたか?」
「いや、まだだけど……」
「まだなのですか?ねえ、鹿島さん。どうして提督に一番にあげないの?」
「だってチョコレートをあげるにもタイミングがありますし…」
「あなたは午後からザラさん達を次の鎮守府まで護衛をするのでしょう」
「でもここからそんなに離れてませんから今日中には…」
「何かあって今日中にここに帰って来れなかったらどうするのよ。
 さっさと渡してあげなさいよ!」
「は〜い」
「不満そうな顔しない」
「別にあげたくないわけじゃありませんよ。タイミングというものが…………」

鹿島は少し不満そうだったが、一旦間を置いて、
笑顔で、でも少し恥ずかしがって緊張しながら
赤いリボンでラッピングされたピンクの箱を俺にくれた。




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