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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ14

1管理人:2014/08/19(火) 09:40:02 ID:???
DMMのブラウザゲーム、艦隊これくしょん〜艦これ〜のエロパロスレです。
エロ妄想なりSSなりご自由にどうぞ。
シュチュやネタ妄想雑談しつつ、ゆるーく行きましょう。

SSは形式不問、長いのも短いのもエロいのもエロくないのもご自由に。
リョナ・強姦・死姦・スカトロ・ふたなり・性転換などの特殊嗜好を含む内容は注意書き必須

百合・女性提督ネタは百合スレで、こちらに投下の場合は注意書き推奨
【艦これ】 艦隊これくしょんで百合 ←検索したら出ます

■■禁止事項
批難中傷・荒らし
SS作者以外による改変/改竄および他スレへの投下
投下のあからさまな妨害・その他スレの空気を悪くする言動
上記を行った場合は警告なしで削除とホスト規制します。

※次スレは>>980を踏んだ人が立ててください。

公式
http://www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html

艦これエロパロ避難所板
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/16725/

保管庫
http://www55.atwiki.jp/kancolle_ero/

第二避難所
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/16725/

2管理人:2014/08/19(火) 09:41:41 ID:???
過去スレ

【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ13 (避難所2)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1404804363/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ避難所1
※実質12スレ目
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1400634843/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ11
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401464074/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ10
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1400427549/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ9
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1397482056/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ8
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1393339375/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ7
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1390624968
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ6
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1387773261/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ5
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1385645434/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ4
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1383747696/
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ3
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382371413/
艦隊これくしょんでエロパロ2
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1380741105/
艦隊これくしょんでエロパロ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1375799214/

3名無しの紳士提督:2014/08/19(火) 09:52:26 ID:U0OQ9Ir6
>>1乙ー
何やっても無駄というのに飽きないねー犬も

4管理人:2014/08/19(火) 10:14:01 ID:???
第二避難所のアドレス訂正
http://jbbs.shitaraba.net/otaku/16181/

5名無しの紳士提督:2014/08/19(火) 11:06:44 ID:.YVH2MoQ
新スレ乙です!!

6名無しの紳士提督:2014/08/19(火) 11:10:18 ID:ND8bzgfI
凄い削除の列を見た。無駄な熱量使ってんなぁ。
あんだけきっちり管理削除されてたらスッキリも出来なきゃ、同意する人もおらんだろうに。
実に無駄な努力だなぁ。

7名無しの紳士提督:2014/08/19(火) 12:39:16 ID:QgL31skA
仕事もなけりゃやることもないからね
無駄なことを学ばないから犬なんだよなぁ

8クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:38:40 ID:zamWRWyc
新スレ稼動乙です!
前スレ>>296前々スレ>>807から投下していた祥鳳のベッドの下修羅場ものの完結章を書き終えましたので
今から投下します
礼によって修羅場とかそういう属性が苦手な方はスルーをお願いします

9クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:39:18 ID:zamWRWyc
 四章

 1

 季節は廻った。
 結露に濡れた窓の外では、粒の小さな粉の雪が、密度も薄く舞っている。空調に暖められた寝室、その褥の上に服を脱ぎ去った二人、
獣のように睦み合っていた。
 手元にシーツを握りしめている大鳳は、四つん這いに組み敷かれながら、恥辱の嬌声を肺の絞られるままに発していた。重ねた逢瀬
に躾けられた身体は、被虐の仕打ちにこそ悦楽を見出すようになっていた。乱暴に突き立てる彼のものを、爛熟した女陰が貪婪に咥え
込んでいる。
 がたがたと震えていた肘が手折れると、彼はその華奢な手首を掴み、無理やりに体を起こさせた。より奥を、ただ乱雑に犯す。水音
と皮膚のぶつかり合う音が、大きく部屋に響き始めた。

 「んぁ……深ぁ、ぃ」

 涎を口の端に零しながら、大鳳は悦びの声を出す。焦点の合わない眼や、快楽にだらしなく崩れた表情。理性はとうに失われ、甘い
刺激を際限なく求めるだけになっていた。
 一見、征服の行為に見えるそれであるが、精神的な部分においては寧ろ、追い詰められているのは提督だった。慰めの伽に手を出す
という罪は、後より次第に害を成す蟲毒が如きものである。その実感と悔悟に最も侵蝕されるのは、まさしく行為の最中だった。
 彼女との情交無しには、最早自身を律せない彼である。慰みが仮初であるからこそ、更新を怠れば疵は開く。
 決して寵愛している訳ではない。だが歴然たる事実として、自身は大鳳を必要としているのだった。それを意識すると、むず痒く、
焦燥に駆られるような快楽が、どこか恋慕のわだかまりにも似ているように思えて、独り含羞の厭悪を覚えてしまう。
 射精感に駆られ、腰の振る速度を速めると、彼女は一段と嬌声を大きくした。ドロドロに煮詰まった苛立ちと自責の念が、全て切羽詰
った感覚に塗り替えられてゆく。事の後には、それらの感情が何倍にもなってぶり返す事を承知しながら、彼は悦を享楽せずにはいられ
なかったのだった。
 背に手をあて、小さな体躯をシーツに押さえつけるようにしながら、自身の精を吐き出した。瞬間、彼女の中はまるで搾り取ろうと
するかのように蠕動し、肉槍の硬度がある程度失われても尚、扱きは止まらない。背筋の凍ったように思われる快楽、痛みとも形容で
きるような刺激に、危殆な感覚が沸いて出てきて、彼は慌てて自身のそれを引き抜いた。
 薄ら寒い思いに、腰砕けになって頽れる彼女を見下ろした。回数の重ねるごと、大鳳の性戯はその熟度の高まること留まらず、一向
に限界も認められない。ただ慰めの道具として割り切っているのならば、それは喜ばしいことなのでもあろうが、胸底の怯懦を却ける
ことができないくらいには、提督も仔細な感情を有しているのである。捕食されるような、篭絡されるような恐怖を感じ、しかし彼女へ
の負い目からして、それも受け入れなければならないのだとも思えている。大鳳の望んでいることは分かっていた。だが、それを叶え
るには未練たらしく、拒絶するには未だ惰弱な彼なのだ。

10クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:40:41 ID:zamWRWyc
 心を囚われていた提督の下、大鳳は仰向けになったかと思うと、息の整わないうちに彼の首に腕を回した。

 「キス、ください」

 気の向かい、一旦の制止を呼びかけるよりも、舌の舐られるほうが早かった。上体を起こそうとしても、巻きつけられた腕は固く絞
られ、提督はただ彼女の舌を受け入れざるを得なくなる。無遠慮に口腔内を侵す彼女の動きは、先ほどまでの彼の思考を知ってか、ま
るで口全体を食むかのようなものだった。落ちてくる唾液は残さずに啜り、大きく開いた唇は口全体を覆い、そして舌がところ構わず
舐めあげた。

 「提督、愛してるって言って?」

 キスの合間、彼女は蕩けた声音にそう言った。行為の終わった後には必ず口にされるこの言葉だが、最近は提督も憫殺するのには労
をとっている。流され従ってしまえば、胸の痛みも楽になるだろうことを知っている。遮る喉の引っかかりが如何なるものなのか、最
早彼自身にも分からなくなっていた。

 「今日はね、私も本気なんだから」

 大鳳は独り言ちるようにしてそう言うと、彼の胸を押し、上体を起こした。萎えた陰茎を視界に認めると、一度上目遣いに彼を見つ
めた後、おずおず口を近づけてゆく。

 「んっ……」

 咥えた瞬間眉を顰め、僅かに呻いた彼女だったが、すぐ後には意を決しそれを啜り上げたのだった。
 苦く生臭い行為の残滓が口腔内に広がる。とても快いものとも思えない味、感触であるが、彼の焦った制止の声や肩に置かれた震え
る手。そういった悦からの反応を見てみると、途端に行為に面白さが感じられるようになった。舌を突き出し、亀頭の割れ目をなぞって
みれば、ぴくぴくと脈打つように跳ねる。凶暴な固さで自身を抉っていたものが、いまや与える刺激のまま従順に反応を寄こす。愛お
しさと、溜飲が下がったような心地を胸に抱き、彼女は執拗に刺激を与え続けた。
 提督の立場が苦しい事を彼女とて心得ていた。初夜こそ祥鳳の代わりになる事を嫌った彼女だが、冷静に見方を改めてみれば、代替
の関係とは即ち恋仲である。満足とまではいかないまでも、望み焦がれた状況に、かなり接近したものでもあるはずだった。

11クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:41:15 ID:zamWRWyc
 献身を無碍にできるほど、彼は非情な男ではない。その優しさに恋をした彼女は、故に篭絡の方法を熟知していた。
 未だ絶頂の余韻を引き摺りながら、いつしか彼のものは与えられる刺激へ応じようと中途半端な固さを得ていた。力の入ったような
動きが時折口腔に感じられ、その間隔の次第に狭くなってゆくのが認知される。再度の絶頂の近いことを悟り、彼女は一旦口を離した。

 「提督。私のこと好き?」

 唇には透明な橋が伝っている。亀頭の先に唇を触れさせるだけのキスを繰り返しているうちに、それは自重で折れ崩れた。
 より穢れを意識させる事。即ち取らねばならない責任を意識させる事こそが、彼には有効なのだった。この口淫はそういった打算の
上で行われ、果たして彼の瞳は、動揺と逡巡に揺れ動いていた。
 だめ押しとばかりに、彼女はぬめる陰茎に頬擦りをした。竿の先から根元まで、愛おしむようにキスをしながら、彼の匂いを擦り込
むが如く、執拗に頬を当て続ける。先端に触れた髪の幾本かは、先走りの汁に濡れそぼった。恥ずかしげな微笑をたたえて、

 「私のこと、好き?」

 そう再度言えば、とうとう数ミリの首肯、おずおず二、三回されるに至ったのだった。
 大鳳は口淫を再開した。既に限界の近いことは分かっていたし、弱点らしき部位にも見当がついていた。全体を啜りながら、舌は亀
頭の裏を舐る。ストロークを速めるより、一回の動作を深く丁寧にしたほうが、快楽は大きいらしかった。
 十回ほど繰り返した後、陰茎が一段とびくついたのを感じ取り、彼女は口を離して目を閉じた。放出された白濁は、前髪から頤まで
をも汚し、唇に付着した分は後から舌で舐め取られた。
 顔に受け止めたのは、犯され、穢された事を視覚的に印象付けるためである。先ほど得られた左券の補強として、これほど強固な物
はない。提督の顔つきは昏く、しかしどこか憑き物の落ちた風でもあった。
 今回で、およそ何回目の逢瀬であったか。同衾の褥の下には悉く、眸子光らせ耳朶そばだてる一人の娘の姿があった。

12クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:41:46 ID:zamWRWyc
 2

 「第一機動部隊、出撃します!」

 普段どおりの台詞に颯爽と出撃する大鳳以下六隻の艦娘。その背中を執務机越しに見送る提督は、しんがりの雪風が扉の向こうへ消
えたのを確認すると、手元の内線の受話器を取った。
 三、四回の呼び出し音の後、線が繋がりまず聞こえたのは、がやがやとした喧騒であった。主には声、それから食器具の擦れたり跳
ねたりの甲高い音や妖精の羽音が、おびただしく、氾濫して方耳に流れ込んできた。
 三秒ほどその環境音は流れ続け、つと柔らかに女性の声が耳をうつ。

 「もしもし、提督ですか?」

 さも忙しそうな早口、遅れて妖精へすぱすぱと指示を飛ばしているらしき声が小さく追って聞こえる。再び受話器を耳にしたであろ
うタイミングを見計らい、提督は口を開いた。

 「あ、間宮さん? 今彼女ら出撃したから」

 「そうですか。はい、わかりました。じゃあこれから好き勝手やらせてもらいますね」

 「お願いします」

 語尾の言い切らぬうちに、蒸し器が云々という叫び声が再び小さくスピーカーを振るわせる。喧騒に紛れて細部まで捉える事はでき
なかったが、どうやら普段は使わないような機材を倉庫から運び出すらしい。
 自身の依頼によって大掛かりな手間を掛けさせてしまっているということに、提督はばつの悪い思いを抱いていた。

 「なんだか悪いね」

 本心をそのまま言葉に乗せてみると、

 「いえ、お気になさらず。お安い御用ですよ」

 と、恐らくは笑顔に返答される。
 今後、退屈が予想された。このままできれば雑談したい気分であったが、これ以上受話器の側に拘束させてしまうのも気が引けて、
結局は礼を言った後、こちらから切ってしまった。
 執務室には、途端沈黙の寂寥が横たわり、何かそれが勘弁ならなくなると、何となしに窓を全開にしてみた。寒風吹き込むのも厭わ
ず、換気がてらに潮の音を聞いていれば、ざわついた心は幾らか安寧を取り戻す。
 身辺整理のつもりで、本日分の執務の大半を昨日の内に終わらせていた。徹夜と同義なほどの時間しか寝ていないのだが、不思議と
眠気は欠片も沸いてこない。ゆったりとした時間の流れを感じ、彼はすることもなくただ窓辺に立ちながら思慮に耽っている。

13クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:43:21 ID:zamWRWyc
 葛藤がないわけでもない。しかし、こうして先に状況作ってしまえば、意志の問題は封じ込められると考えた。後には厳然とした義
務だけが残され、そうなれば惰弱な自身にも決断ができる。
 意外にも心持は軽く、頭にちらつく祥鳳の影も、憧憬と似たような感覚に捉えられた。決して未練や悔悟など、暗い方向の感情に支
配されているわけではないのだ。未来は明るく予想できたし、過去を思い出として処理できていた。ポケットの中を探り、硬質の立方
体を撫でてみる。しばらくは、そうして無為に時間を浪費していた。
 その後無理やりに仮眠をし、起きたら鎮守府の敷地内を適当に歩いて、そして第一艦隊の帰還は夕飯の時刻の一時間前。入渠の必要
な艦娘はおらず、もはや計画に齟齬の発生する要因は消失した。
 戦闘の報告も短かった。元より、今のレベルのこの鎮守府には役不足な海域だったのだ。この出撃は、提督個人の都合によるものであ
ったわけだが、それを知るのもまた、彼と彼に協力してくれた間宮たちだけなのである。

 「おつかれさま。全員夕飯までに補給してこい。大鳳はちょっと残れ」

 答礼すると五隻の艦は嬉々として、駆け足に執務室を出て行った。不安の僅かに滲んだ表情を湛えながら立ちすくむ大鳳は、互いの
肘を支えるように腕を組み、訝しむ声音に聞く。

 「何か私に用ですか? 提督」

 彼女は彼が机を回り込む間もずっと、視線を寄こし続けていた。
 どう切り出すかは決めていた。そしてその後に続く言葉も、それに対する返事も、もう何回もシミュレートした事なのだ。少し距離
を開けて前に立ち、躊躇いもなく、心緒の平静なまま口を開く。

 「大鳳、ケッコンするか」

 まるで、散歩にでも誘うかのような気軽さ。彼女はたっぷり十秒沈黙した後、ようやく鼓膜の振るえを処理したか、

 「はい?」

 一語、ただそれだけを返した。

 「だから、ケッコンしよう。ケッコンカッコカリ」

 「だ、誰がですか」

 「いまここには私達しかいない」

 絶句。彼女の心は理非より先に、まず猜疑に囚われた。彼のこの言葉は嘘であるはずだと、そう証明するための根拠を無理やりに探
し出す。胸の内を支配するのは、恐れと似たような感情だった。壊れた人形のように頭を振りながら、震える声音で疑問を投げかける。

14クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:44:04 ID:zamWRWyc

 「だって私……錬度が足りないはずじゃあ……」

 「昨日確認をした。もう充分らしい」

 「でも、あの提督は祥鳳さんのこと……」

 「もう一年も前の話だ」

 「えぇ!? えっと、いやでももっと、あの……そう! ムードとか。こんな、え……悪戯なんでしょ? 私の反応を見て……」

 「違う。本気だ。……ムードについてはすまない。私はベッドの中でこんなこと言いたくなかった」

 ポケットに手が入れられる。大鳳は彼の手が今何を掴んだのか、そしてこれから何をしようとするのかをも瞬時に察すると、半ば反
射的に踵を返した。
 兎に角、落ち着きたかった。処理の追いついていない思考が、これ以上の負担になるような場面を拒絶した。彼にこのまま押され続
けてはならないと、意識の敷居の下に、防衛反応とも呼べるような観念が結ばれたのだった。

 「わ、私! 補給してくるわ! 失礼します!」

 戸に向かい叫び、彼女は走って部屋を出た。
 指輪も渡せず逃げられるというパターンは、頭の中の予行では三回目に考えられたものである。別段、彼女が秘書であり続ける限り何
時かは機会が巡るのだから、焦る必要も無い。
 提督は分かりやすく進む展開に安堵をしながら、しかし打ち立てた計画では、寧ろここからが本番であった。その事を意識すると、
高揚と緊張の複合したものが腹底に流れだし、思わず長く嘆息をついた。
 一刻の後、食堂に向かうため廊下を進めば、食欲を司る神経を直接握りこまれるが如き香りが遠くからも感じられた。提督は階段下、
敷居のガラス戸の奥を認めると、息を飲まずにはいられなかった。時間と食料のストックとを考慮しなければここまで華美な雰囲気に
なるものかと、ただただ間宮たち食料配給部隊の手腕に畏敬の念を覚えるばかり。
 部屋に入り定位置に着席すると、この煌びやかな食膳、目の前にし続けるには気苦労してしまうほどの絢爛さである。
 彼女の意匠としては、本来ならば一品ずつ差し出してゆくスタイルにしたかったのであろう。供給人数の多すぎる故、それは達成で
きなかったが、寧ろ会席料理の一堂に机に並ぶ様というのは、今回の趣旨に沿っているものだとも思えた。

15クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:44:42 ID:zamWRWyc
 長机には等間隔、四五人に一人の割合で酒瓶が給されている。そして各個人の目の前、先付から強肴までが、所狭しとぎゅうぎゅう
に、机の領域一杯に押し込められていた。
 蒸し鮑の小鉢から始まり、白身の、恐らくは鱧の椀物。造りは赤身と小海老、青魚は鯵だと思われた。人参と茄子、里芋に隠された
鯛の切り身の煮物。おまけにイクラの和え物やら鱈の西京焼きやらの乗った八寸までもがあった。
 人の気配を感じ後ろへ振り向くと、いつの間に立っていたのか、得意な表情の間宮がいた。

 「あとホタテの炊き込みご飯と香の物と、止め椀の赤出汁があります。デザートは苺と金柑です。ご満足?」

 「……君はここで腐ってちゃいけないね。小料理屋でも営めばいい。そしたら毎日通ってあげるよ」

 「魅力的な提案ですけど、ますますこの鎮守府の業務が滞りますから遠慮させていただきます」

 礼を言うと、彼女は微笑み颯爽と背を向けたのだった。
 続々と食堂に入る艦娘、その反応は皆一様であった。驚愕と感嘆と疑問である。
 幾人かは、席に着くより先に提督へわけを尋ねに来たが、投げかけた問いは全てはぐらかされるのみだった。唯一大鳳だけは、仔細
な顔つきに黙って彼の隣に座った。空間は何時もよりも騒がしかったが、この両者の間にだけは沈鬱とした空気が流れている。
 六時を回り、号令の為に立ち上がる。ざわつきがある程度落ち着いたのを見届け、提督は用意していたその台詞をとうとう舌に乗せ
たのだった。

 「いただきますをする前に、ちょっと報告することがある。今日の食事が豪華な理由でもあるんだがね。……大鳳とケッコンするこ
とにしたから。以上。んじゃ、いただきます」

 復唱は、普段よりも幾分小さい。言葉の意味が各々に理解されてゆくのと比例して、歓声やら驚愕やらの声が徐々に大きくなってい
った。
 ひとつ契機となったのは、正面に座っていた金剛、昏倒したように白目を向いていた彼女の突然の絶叫である。

 「ノオオォォォゥ!」

 腰を浮かせ半身を乗り出し、わなわな肩を震わせながら提督を睨む。隼鷹の発した冷やかしの歓声が伝播し、あたりは笑いや嗚咽に
途端姦しくなった。
 まったく動じずに鮑を咀嚼している提督。その姿は増大している怒りを更に盛りたてたらしく、彼女の顔は真っ赤になった。

16クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:45:33 ID:zamWRWyc

 「どういうことネ!」

 「言った通りだよ。大鳳とケッコンするから」

 「ノゥ! 私許可した覚えないヨ!」

 「何でお前の許可を貰わなきゃならん」

 「信じてたのニ! 浮気モノ! 大鳳さんも抜け駆けなんてずるいネ!」

 箸を手にしたままぼうっと硬直していた大鳳は、話をふられようやく我に帰ったようだった。

 「わ、私はまだ、返事をしたわけじゃ……」

 取り繕うように言うと、逡巡の後に金剛は表情に安堵を滲ませる。

 「なら、私とケッコンしてもいいはずネ。私はいつでもOKなんだから」

 「お断りだな」

 「ノゥ! なぜ!」

 「……昨日、大鳳は私の部屋で寝たから」

 ようやく小鉢を手に取ろうとしていた大鳳は、聞くや

 「ば、馬鹿っ!」

 そう言って頬を朱にして肩を殴る。その反応はまさしく、提督の口走ったことが狂言でないことの証明でもある。彼女自身その事に
気が付いたのは、周りの艦娘が黙し一様に頬を染めていたのを認めてからであった。

17クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:46:08 ID:zamWRWyc
 金剛は流れる涙をそのままに、目前の料理に手をつけはじめた。

 「姉さま。私がいますから」

 肩に手を置き、半笑いに慰める比叡。そして堪えきれなかった嗚咽が、口の端から漏れ出した。



 「なんや? キミはショックじゃないんか」

 三つの机を挟んだ先、龍驤は隣に座る祥鳳へそう疑問を投げかけた。性格からして大仰に泣け叫んだりはしないのであろうが、それ
でも彼女の様子には悲壮であるとか嫉妬であるとか、そういった横恋慕にあるべき感情が欠落しているように思われたのだ。
 彼らのやりとりを、ただ微笑ましく見つめている。不気味なほど正の方向に傾き過ぎた、そんな純粋の瞳が顔に二つ貼り付いていた。

 「私? ……嬉しいわ」

 感慨深げな声音に、そう返答があった。

 「随分潔いというか、純真なんやな」

 「だってあの人が幸せになるんだもの。嬉しく思わないわけ無いわよ」

 「ははっ。大鳳はんよりも君のが提督のこと想ってたりな。存外」

 「当然よ」

 一体どこに背筋の鳥肌立つ要因があったのか。祥鳳の声音、そして表情に一切差異はなかったのにも関わらず、しかし龍驤は「当然
よ」というこの一語に底冷えする恐怖を感じていた。
 恐る恐る伺い見る彼女を感じ、祥鳳は訝しげな視線を寄こした。そこに、腹の暗い何かは無い。道化を演じる違和感も無い。ぎこち
なく笑顔を返し、彼女はただ忖度し過ぎたのだと思う事にした。

18クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:47:15 ID:zamWRWyc

 「それにしても意外やな。今の時期に……電撃ケッコンや」

 「私はもっと早くにすると思っていたんだけどね」

 「知っていたんか? あの二人がそういう関係やったって」

 「ええ」

 「なら、こんなになる前に奪えばよかったのに」

 龍驤としては、それは冗談を口にしたつもりなのであった。祥鳳も、さも可笑しそうに笑いながら、しかし次に発せられた言葉は意
図を真逆にしたものだった。

 「むしろ今の方が都合がいいわ」

 「……キミ。冗談言うなら、もちっとわかりやすくしてもらいたいなぁ」

 祥鳳は微笑を崩さず、小首を傾げるだけだった。



 樽俎はそれから二時間は続いた。
 執務室に戻ってみると、空調の切れていた為に空気はやや肌寒い。椅子に座り、つい習慣で万年筆を手に取った提督は、机に書類の
無いのを見ると慌ててペン立てにそれを戻した。
 食堂からずっと金魚の糞をしていた大鳳は、この部屋に入ってからは習慣に倣い、彼の隣に突っ立ていた。両者することも無く、ただ
気まずい沈黙を双肩に感じるだけになる。
 先に行動を起こしたのは提督である。およそ五分の後、彼は椅子を回転させ大鳳の方を向くと、軽く両手を開いて膝を出した。

 「おいで」

19クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:47:35 ID:zamWRWyc
 意図を察し半歩後ずさりした彼女は、しかしこの何をしていいのかも分からない状況に疲れていたのも事実だった。渋々といった風
を装いながら、ちょこんと彼の膝先に尻を乗せる。

 「落ちるよ。もっと来て」

 腹に手を回し少し締めてみれば、大人しく身をにじり寄せる。しばらく、恋人同士のするような抱擁の体勢のまま、秒針の振れる音
を聞く。十秒二十秒と経つうち、すっかり彼女は背を預けて、首元に彼の吐息を感じるのだった。

 「ケッコンしよう」

 まどろみの出端を覚えだしていた頃合、突如そう切り出されて、大鳳は体躯をびくつかせた。すぐさま、

 「ごめん。驚かせた」

 と謝罪があり、彼女はかぶりを振ってそれに答える。
 食事中も、冷やかされている最中でさえ、彼女はずっと問いただしたい事が何なのか考えていた。流されてはならないのだという前
提は、何故か初めから胸に根付いていたものである。わだかまり、つかえる感情の切れ端を、果たしてどう処理したものか。一体どん
な返答を聞けば満足なのか。それをずっと思っていた。

 「……何で提督は、私とケッコンしたいんですか?」

 結論としては、やはりこの疑問に落ち着いた。自身と彼との関係はそう明快なものではなく、故にケッコンという楔の打つことをゴー
ルにはできないはずであった。慰めあうだけ、少なくとも提督に恋情は無いんだと諦めていた矢先、あまりに都合の良すぎる提案だと感
じられた。

20クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:47:55 ID:zamWRWyc
 吐き出し切ってみると、返答を聞くことへの恐怖が突如として湧き出した。思わず耳を塞ぎたくなり、スカートを握りこみなんとか
堪える。今まで充分に傷ついてきてはいたが、それでも与えられる胸の疼痛に慣れることはないのである。
 彼は、極めて落ち着いた口調に語りだした。

 「祥鳳のことは、もう忘れようと思った。それに、お前にした諸々の事の責任も取りたかったし、何より私自身けじめをつけたかっ
た。お前の事が好きなのかは……正直言うとまだちょっと分からないんだが。……状況を先に作れば、後から感情もついてくるという
のが私の持論だ。そして、お前とそうなってもいいと思えるくらいには、やっぱり私はお前の事が好きなんだ。だからケッコンしてく
れ」

 一語一語を噛み砕き彼の言葉を理解してみると、自身の想像とほぼ一致したものだった。それが嬉しくもあり、口惜しくもあり。果た
して感情が正負どちらに傾いたのか、仔細過ぎて判断に困る。
 いつの間にか左手が掬い取られていた。彼の指には白銀の輪が摘まれており、その煌びやかさ、無駄な装飾一切を廃された気取らな
い輝きに息を飲んだ。

 「待って……」

 言葉で制してみても、近づいて来る手に躊躇は生まれない。薬指の先にとうとう端が掛かり、だが彼女は最後まで抵抗できなかった。
 諦観と呼ぶには、希望と歓喜の鼓動が煩い。その複雑な感情が胸中に増大し、涙となって溢れ出してくる。僅か指の締まる感触に報わ
れたような気になってしまい、そんな単純さを自嘲せずにはいられなかった。
 歯を食いしばり必死に嗚咽を堪えていると、梳くようにして頭を撫ぜられた。いよいよ耐えられなくなり、向き直って背中へ手を回す。
肩に顔を押し付け、不器用な息づかいに慟哭した。

 「愛してる。大鳳」

 提督の囁きと肩を抱く腕が、感情の濁流を更に昂ぶらせる。その日、彼女は縋りついたまま、いつまでも留まらない涙を彼の上着に
染みこませ続けていた。

21クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:48:21 ID:zamWRWyc
 3

 桜の花弁の張り付いた岸壁を、提督は早足に歩いていた。徹夜による気だるさと尾を引く混乱が、散発的に眩暈を引き起こしている。
 事件発生から既に十二時間が経過していた。ようやく取れた小休憩だが、気の抜けた状態でどこかに座ってしまったが最後、そのまま
意識を失うであろう事は想像に難くない。肉体的疲労と何より心的ストレスが苦しく、意識の敷居の下、精神はどうやらこの現実から
の離脱を求めているらしかった。
 仕方無しに海岸線を散歩する彼であったが、少しも気の晴れる事はなかった。そもそも、外の空気に向精神の作用を期待していたわけ
でもなし。今回の事態、寧ろこれからが本番なのだとも思えている。
 鎮守府玄関に近づくにつれ、足取りは重く、嘆息の出る頻度は増していった。とうとう敷居を跨いでしまうと、途端胸の中を馳騁する
憂鬱。幾度目かの立ちくらみを覚え、彼は下駄箱に寄りかかった。
 険しい山を登攀する心地に階段を這い上がり、なんとか執務室の前にまで辿り着いた。思えば現場を視察しお偉い方の相手をし、携
帯片手にあちこちを馳走していた為に、ここに戻ってくるのも久方ぶりである。
 戸を開けてみると椅子の背もたれに伸びていた大鳳の、がばっと上体を起こすのが視界に入った。万年筆を手に取りながら、慌てた
様子に彼女は叫ぶ。

 「ごめんなさい!」

 「別にいいよ。疲れたなら休んで」

 「大丈夫。ちょっとぼぅっとしてただけだから」

 かぶりを振って無造作に、書類の塔のてっぺんを掴む。
 事態の対応のため処理する余裕の無くなった雑務全ては、大鳳一人に任せてしまっていた。それを依頼した時、慣れない酷な任務で
あるはずなのに、彼女は嫌な顔一つせず無言で首肯してくれた。

22クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:48:57 ID:zamWRWyc
 最後にこの部屋を出たのは、およそ八時間前。決して他人に触らせるなと戒められた横須賀鎮守府の角印さえ預け、連絡一つもせず、
ずっと放っておいたわけである。朝から夕刻まで如何に長く思われた事か。提督の胸内には配慮の至らなかった事への悔悟が、今更沸
き出してきたのだった。

 「すまない。無理させてるな」

 近づき、右手に握られた万年筆を取り上げて、机の上に放る。怪訝そうな瞳には答えず、背後に移動してから、華奢な肩へと手を回し
た。
 彼の体温を久しいと思うのは、状況が作り上げた印象だった。普段、執務の最中に抱き合うことなどないのだから、これほどまでに
感慨深く感じるのも馬鹿馬鹿しい話ではある。
 しかし充足を覚え、ささくれ立っていた心が静謐を取り戻しているのもまた、純然たる事実であった。
 首元の腕に掌を置き、大鳳は口を開いた。

 「……無理してるのは提督の方だわ」

 「そうかな」

 「声に元気がないもの」

 「じゃあ少し分けてもらおうか」

 体を横にずらしたのを見て、彼の意図を察す。眼を瞑り口を差し出せば、すぐに啄ばまれる感触があった。
 キスは一分ほど続いたが、流石に舌を差し込まれる事は無かった。そこに安堵を覚えつつ、やはり残念だとも思えていた大鳳は、突
如気付かされた一つの心緒に途端表情を暗くした。

 「どうかしたか?」

 互いの薬指のものを視界に入れていなければ適当に誤魔化しもできたであろうが、今この関係となった彼に嘘をつくのも後ろめたく
思われ、結局は正直に告白するより他に無い。申し訳なさそうな声音に、彼女は胸中のそのままを舌に乗せた。

 「その、嬉しく思ってる自分もいるの。もう祥鳳さんは関係ないんだなあって。……ごめんなさい、不謹慎だわ」

 きょとんとした表情は、数秒後に微笑に変わった。髪を梳きもう一度軽くキスしてから、彼は名残惜しげに体を離した。

 「ごめん。じゃあ行ってくるから」

 「ええ」

 幾らかのやる気を取り戻し、提督は執務室を後にした。

23クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:49:30 ID:zamWRWyc
 戸の先に消えた背中を見ていると、不安が増大して胸を埋める。唇の残滓を拠り所として、彼女は震える肩を抱き、ただ迫り来る寂
寞から耐えた。


 中央階段一階の脇、柱に隠されるように設置された床扉。
 一畳ほどの大きさを持つそれは、中央に二つ引き起こし型の取っ手があり、その間に挟まれるようにして小さく鍵穴が鎮座してある。
 もとより目立ちにくい場所にある扉ではあるが、設立より長いこの鎮守府。その存在を知っている艦娘も、もちろん幾人かはいるの
であった。しかし開けることを許されているのはこの鎮守府現職の提督のみであり、しかも管理は徹底していた。鍵の在り処は秘匿さ
れ、真相を語ることさえも固く禁じられている。故に噂好きの艦娘の間にも、憶測以上の会話がなされる事はなかったのである。
 一生使う事はないだろうと思っていた鍵。およそ三センチほどの大きさしかない質素なそれを、提督はポケットから取り出した。鍵
穴に差込み時計回りに一巡させれば、がちりと、背筋の寒気立つ音が鳴る。既に二、三度は耳にした音であったが、未だ慣れるという
ことはない。不気味に腹底を叩く感触は、不快以外のなにものでもなかった。
 戸を開けると、地下へと続く階段が姿を現す。コンクリートそのままの壁と踏み段。たとえ初見であったとしても、この空気を肌に
感じただけで、尋常の目的に作られた所でない事は察せるであろう。汚らしいわけではなく、寧ろ清潔と呼ぶことのできる空間ではあ
るが、だからこそ薄気味悪くもあるのだった。
 提督は中に入り戸を完全に閉めてから、足元に点く僅かな明かりを頼りに進みだした。四十段の長い階段を降りきると、白く厚い扉
が一枚、行く手を阻むように設置してある。
 扉の前には一匹の妖精の姿があった。敬礼へ応じ目配せをすると、彼は戸に備え付けられたコンソールを弄りだした。電子音、それ
から短くブザーが響き、少し遅れて施錠の解かれたらしい音も鳴る。再び妖精は敬礼の姿勢を取り、提督は答礼をしてから大仰な扉の
取っ手を掴んだ。
 扉はごく静かに、そして不気味なほど滑らかに開いてゆく。先には狭苦しい灰色の部屋。事務机と椅子だけが物寂しく置かれ、隅には
監視カメラが設置されてある。そして机を挟んだ対面、僅かな微笑みを湛え彼女はそこに座っているのであった。
 再び扉の完全に閉まった事を確認してから、提督もおずおずと席についた。机上の埃を払い、嘆息を一つついてから口を開く。

 「監視カメラの記録機械に細工をした。今から一時間先の映像は、全て五時間前のものに差し変わる。ボイスレコーダーも同じだ。
そこの妖精も懐柔して、私が今ここに来たという情報は完全に抹消される。……お前の望みは叶えてやったぞ。ようやく二人っきりの
時間だ」

 祥鳳は満足げに口角を吊り上げ、一言

 「ありがとうございます」

 と言った。その後、場は沈黙し、互いが互いを忖度する重苦しい時間が流れ出す。

24クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:50:15 ID:zamWRWyc
 十二時間前、朝方五時に発生した入渠ドッグの爆発と火災は、その不自然な建屋の損壊状況から、すぐに人為的な原因によるもので
あると断定された。天井に空いた穴より艦爆を用いて爆撃された事は明白であり、他の施設には被害がなかった事から、敵艦による攻
撃とも考えられない。横須賀鎮守府全空母、軽母への身体検査が実施されようとした矢先、彼女が一人執務室へと出頭した。
 ここに身柄を拘束したのは九時間前。そして腰を落ち着かせて話をするのは、今回の面会が初めてとなる。
 先に静けさに耐えられなくなったのは提督の方であった。彼は懐から報告書のコピーを取り出すと、それを彼女の前に差し出した。

 「入渠中だった艦娘は全員無事だった。だが負傷した妖精は重軽傷合わせて百六十体。ドッグ四基が全損。被害総額が幾らになるか
検討もつかない。……教えてくれ。なんでこんなことしたんだ」

 祥鳳は短く唸った後、

 「一言で言うなら……」

 それだけを言って、焦らすように口を噤む。悪戯っぽい笑顔を向け上目遣いに彼を見ていた。まるで、あててごらんなさいとでも言っ
ているかのような、余裕と嘲りの表情である。

 「なんだ」

 湧き出す苛立ちを隠しもせず静かに怒鳴ると、彼女は破顔しながらすぐに言葉を付け加える。

 「羨ましかったからです」

 「大鳳が、か」

 「はい」

 「……理由になってない。詳しく説明しろ。どういうことだ」

 「長くなりますから、コーヒーでも淹れませんか?」

 兎角、真相を遠ざけ続ける彼女である。逡巡の後、提督は無言に立ち上がり、壁面の内線受話器を取った。扉前の監視員に繋がる線
であり、コーヒーの注文をつけると二つ返事に快諾される。状況は緊迫しているはずなのに、どこか間の抜けた空気が漂っていた。

25クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:50:53 ID:zamWRWyc
 昂ぶった感情に尋問は成功しない。提督自身、そのことはよく分かっていたし、まだ内圧のコントロールもできていた。冷静さを欠
かせることが目的ならば、極限まで甘やかせ続ければ、何時か計画もご破算となる。
 五分ほど経って、戸のノックされる音が響いた。盆を受け取り机に置くと、彼女は奥のカップに指を掛けた。端に口をつけ一口舐め
ると、

 「提督も飲みましょう。お互い冷静に話したほうがいいと思うんです」

 唯でさえ極限にまで疲労を感じている中、椅子に座り、しかも沈黙の時間も多かった。眠気に侵蝕された瞼は幾分重く、悔しい事で
はあるのだが、コーヒーを飲む機会に恵まれたことをありがたく思う自身もいる。彼は一口啜った後、

 「説明を続けろ」

 冷たく言った。

 「私、ずっと提督のことお慕いしていました。昨年の冬の後もずっと」

 「先に私に背を向けたのはお前だ」

 「それは、反省しているんです。自分のした中で過去最悪の行動でした」

 「私に飽きたんだろ」

 「ごめんなさい。それも嘘です。ただあの時は、ずっと秘密にしているのが辛かったから……。それで色々と一杯一杯になっちゃっ
て……あのほんとに反省してます。気が触れたの」

 「……今更遅い」

 断じる口調に言い放つと、彼女は悲しげに眼を背けた。途端、心の根の一部分にじくりと痛みが走り、必要の無いはずの悔悟が胸を
締め付け始める。

26クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:51:19 ID:zamWRWyc
 誤魔化すように更に一口カフェインを飲み干し、だがそれでも胸中の苦さは流されず、追って言い訳じみた言葉を口にした。

 「信用できるわけないだろ。あれからもう一年以上だ。その間ずっとお前は……私がケッコンをしてもずっと口を閉ざしたままだっ
た」

 「ごめんなさい。でも信じてください! あなたのことを想っているのは本当なの」
 「じゃあ仮に信じてやってもいい。とにかく、本題だ。なんでこんなことをしたのかを言え」

 「仮に、じゃだめです」

 「その話はもういいから」

 「よくありません!」

 その時、伺い見た彼女の眼光の、燦爛とした様。口元に笑みは既に無く、背筋の鳥肌立つ凄みが発せられていた。
 白い服の影が伸び、ようやく遅れて祥鳳が立ち上がったのを理解した。ぼやける思考と倦怠の体躯は、より注意を散漫とさせている
らしい。

 「なんだ?」

 近づく彼女に問いかけると

 「信用を、してもらいます」

 短くそう返答される。
 自身の体に違和感を持ったのは、その時ようやくであった。立ち上がろうと脚に力を入れたのだが、まるでその勢いが全て地面に流
れ出すかの如く腰を上げられなくなっていた。頭はずんと重く、何時もの散発的な眩暈かと思われた視界の歪みも、思えば長く継続し過
ぎである。

 「妖精さんを懐柔していたのは、提督だけではありません」

 得意な声音に彼女は言う。視界の隅に映るコーヒーカップ。幾らクロック数の落ちた頭とは言え、原因は容易く特定できる。

27クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:51:48 ID:zamWRWyc

 「何を、飲ませた」

 「酩酊薬です。少し力の抜ける程度の、極軽いお薬」

 上体の体重さえ支えられなくなり、提督は遂に背もたれに伸びた。いつの間にかすぐ目の前に佇立していた祥鳳は、如何わしく僅か
に唇を開き、赤くぬたる舌を差し出して、露わになった彼の首筋を舐め上げる。
 腕で払うくらいの抵抗もできず、ただ舐られ続けるより他になかった。彼女はひたすら鎖骨から頤までを執拗に舐め続け、往復する
ほどに吐息を熱くさせていった。

 「お口のキスは、後であなたからしてもらうから……。今は我慢しますね」

 「な、にが……」

 舌も回らず思考は断裂し、ただ彼女の敷居の下に根付いていた切望のようなものが、感じれるだけになった。上着は肌蹴られ、薄い
唇が胸板を吸う。彼女の欲情の増してゆくに比例して、徐々に接吻の位置は下がっていった。
 とうとうバックルも緩められると、細く凄艶な指が下着の中へと進入した。既に固さを持った陰茎を見つけるや、くるくると周りを
這いずって、軽く握りながら外へと露出させる。
 祥鳳は焦らす事も無く、そして躊躇も見せずにそれを咥えた。長い髪は耳に掛け、丁寧に先から奥にまで舌を伸ばし、ゆっくりと喉
の入り口にまで迎え入れる。
 酩酊の成分以外にも、そういった効用のある薬が混ざっていたのだろう。体の力は悉く抜け視界もぶれるほどの状態なのに、彼女の
口腔の感触だけはぞっとするほどの鮮明さに感じられていた。
 卑猥な音が部屋に響いた。唾液が零れるのも厭わず、祥鳳は激しく頭を前後させている。舌がのたうち回り、時折腰の抜けそうなほど
の吸引があった。
 時間の感覚が希薄になりだした頃合。性の快味を享楽し続け、彼の頭の中は真っ白く塗り潰されていた。限界の近いことを察し、彼
女はより奥まで肉槍を咥え、それからゆったりと唇で扱いた。何度目かの喉奥の感触に、遂に提督は絶頂し、口内へ自身の精を吐き出
しつくすに至る。

 「んっ……く、ぅ」

 祥鳳は陰茎の引き抜かれてすぐ、口を両手で覆い隠し、涙目になりながらもそれを嚥下し始めていた。途中途中に荒く息をつきなが
ら、三十秒ほどかけて何とか飲み込んでいった。

28クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:52:27 ID:zamWRWyc

 「飲みました。……好きでなきゃ、こんなことできないでしょ?」

 口を開け舌を差し出し、彼に中を見せ付ける。まだ頬の裏や舌先には白濁の飛沫がこびりついており、それがいやに淫靡に見えた。

 「何が、目的なんだ……なにが……」

 息も絶え絶え、薬の酩酊と状況の混乱に頭痛を抱え、彼は呆然と口にする。膝上から肩口にまで彼女の体躯がしな垂れ掛かり、そし
て耳元に、とうとう真相が語られだした。

 「提督。私への罰は恐らく解体だけでは済まされません。あそこまでやったんだもの。除籍と雷撃処分……をしてもまだお釣りがで
てきます」

 「腹いせに死んで満足か……。そうまでして私を苦しめたいのかお前は!」

 「いいえ、まだ私も死ぬ気はありませんよ」

 一度体を離し、彼女は眇めた眼に彼を見た。その瞳の明るさ、明々と輝く漆黒の珠に正気を失った者の濁りは無い。何時もと変わらな
い、普段どおりの彼女である。それが、恐ろしくもあり虚しくも感じられた。

 「提督。私を連れて逃げて」

 遂に本懐が吐露される。驚懼に目を見開く提督を見下ろし、彼女は続けて口開く。

 「ずっと、提督がケッコンなさるまで待っていました。提督はお優しいですから、中途半端なままだったら大鳳さんのこと思って首
肯なさらないだろうなって。彼女はもう、幸せを得ました。それから提督への絶対の信頼も。……たとえ二人で逃げても関係を疑った
りはしませんよ。……だからこそ心置きなくここから逃亡できるんです」

 「……私が、それでもお前を拒否したらどうするんだ。お前を忘れて、ずっと大鳳と二人で生きてく選択だってある」

 「提督はそんなことできません。……でももし仮にそうなったなら、その時は私の死という枷を首に巻いて生きてもらいます。一生
繋ぎとめることができるんだもの。……満足、ではないけれど充分です」

 その枷は、恐らく大鳳にも向けられているものなのだろう。自身の恋慕によって死人が出たとして、果たして彼女はそれを受け入れ
ることができるのか。
 祥鳳の策謀に掛かった時点で、既に選択の余地は無かったのだ。再びもたれ掛かってきた彼女の身体。その温かみに諦観の空虚が増
大して、目尻から涙があふれ出した。

 「……泣いているの?」

 「ようやく前に進もうと思ったんだ。進めていたはずなんだ。……なんでお前は、私をずっと、そうやって……」

 「でも、いつも提督は許してくれました。そういう優しいところが、やっぱり私は好きなんです」

 彼女は嫣然として、頬に伝う雫を舐めた。

29クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:53:16 ID:zamWRWyc
 4

 事件から十日後の朝、大鳳が目を覚ますと隣にいるはずの彼の姿が無かった。枕元には一枚の便箋が置かれ、その内容は以下のよう
なものであった。

 『縁を結んだ君さえ捨て置きこの鎮守府を去る事、心より恥じている。弁明をするつもりは無い。同情を買うためにこれを書き残し
ているのでもない。ただ君の優しさに甘え、胸の内の名残惜しさを消すためだけにこの筆を取っている。許せとは言わない。だがもし
君が最後までこれを読んでくれたなら、それに勝る喜びは無い。思えば私は、ずっと君の寛大さに付け入り傷つけてばかりいた気もす
るから、もうこの駄文の初めを読む間に既に見限られてしまっているのかもだけれど。私個人はしばらく君の顔を見れないこと、ひた
すら寂しく辛く思っている。
 この逃避行は、実はそんなに長く続きはしないんじゃないかとも考えていて、だからこれだけ気障に見せかけたものを残しておきな
がらあっさり一週間くらいで連れ戻されてしまって、頭を抱えながら君の横を通り過ぎる羽目になるんじゃないか。実はそんな想像も
していたりする。私が彼女に同行して逃げるのは、あくまで戦友として部下として、彼女を殺すわけにはいかないから。ただその一点
の理由に拠っている。理非より命は優先されるべきというのが私の数少ない信条だった。だから、身の安全を保証できる場所を見つけ
られたなら、すぐに私は、私だけでも帰ってくるつもりだ。君を見放し、心中の旅に出たのではない。薬指の物を外したりはしない。
それだけはここにはっきりとさせておいてくれ。
 とにかく、この先どうなるのかは分からない。だけどもし全てがうまくいって、何もかも都合よく、神様を味方に付けられたなら私
は必ず帰ってくる。君と契った冬の日に、いや身が軽くなればすぐにでも帰るが、できれば冬の記念日に帰還すれば格好もつくかなと
か、そう思った。ただ私の性質はいい加減だから、それが一体いつになるのか、もしかしたら君の期待を裏切ってしまうかもしれない。
勝手だとは思うが、そういう覚悟だけはしていて欲しい。もちろん次の提督がいい奴ならば、君を止める術が私には無いという事も明
記しておこうと思う。(もし帰還した時、本当にそんな風になっていたなら、私は号泣するだろうがね)
 ただの一枚の便箋では、たったこれだけの文字しか書き込めない。最後に、一番伝えたい事を。どうか、体だけは大事にしてくれ』

 枠をはみ出し、直筆の文字は下限ぎりぎりに終端を迎えた。
 今回の騒動について無粋な想像を膨らます者は幾人もいたが、彼女は問われた悉くの質問に、薬指を見せながら答えたという。

 「私は提督を信頼していますから」

 まさしく祥鳳の予知した通りとなった。しかしそれについて幸か不幸か決める権利を有しているのもまた、彼女自身をおいて他には
いないのである。その後の結末について、記すには及ばない。

<完>

30クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13:56:18 ID:zamWRWyc
累計63レスも一人で使ってしまって申し訳ないです!
以上で完結です。読んでくださった方ありがとうございました

31名無しの紳士提督:2014/08/19(火) 15:01:28 ID:QlZzZEFo
おつです!最後大鳳ちゃんかっこいいって思ったけど切ねぇなぁ……

32名無しの紳士提督:2014/08/19(火) 17:05:00 ID:g6zWDLNk
大作お疲れ様。
大鳳を振って祥鳳ともとの鞘に戻るかと思ったらそんなことなかったぜ。

爽やかに終わったように見えて
>だけどもし全てがうまくいって、何もかも都合よく、神様を味方に付けられたなら
これがどうにも成立しそうにないからやはり祥鳳と永遠の逃避行ENDか

33名無しの紳士提督:2014/08/19(火) 20:03:56 ID:TqJn1EVA
やっぱり屑なのは提督じゃなくて祥鳳さんじゃないですかやだー!

34名無しの紳士提督:2014/08/19(火) 20:54:03 ID:3jyaGMuI
祥鳳さんって一番書く人によって印象変わるなぁ
乙!

35名無しの紳士提督:2014/08/19(火) 21:02:30 ID:84iS7zxM
脱走にしろ、脱柵にしろ最後は…

36名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 00:22:22 ID:QrLjhey2
乙〜

37名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 00:52:09 ID:uYizQEIU
乙!
読ませる文章だなぁ
また書いてくださいね!

38名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 01:23:56 ID:/Ej5TctU
神通さんは明るい時は吐くまで駆逐艦に訓練を行う
神通さんは暗い時は吐くまで提督と夜戦を行う
そして数日後、自分が吐くことになる

39名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 01:59:54 ID:xg8IdO3.
そうやってふらふらする神通さんを抱きかかえて止めようとする提督
嫌だ、と動こうとする神通さんを吐くまで夜戦した身体で更に夜戦しようとするんですね
けどお互いもう疲れきって出来なくて、ふつりと堰が切れて泣きじゃくる神通さんを強く抱きしめ
二人は幸せなキスをして終了、でオナシャス

40名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 06:42:01 ID:R1.x6JDg
祥鳳さんの話が終わったので前の浜風の読み直してみた。
あれはあれでいいんだけど浜風の救いのあるgood endバージョンが欲しくなった

41名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 10:44:00 ID:NT4LfWy.
提督「なぁ、Верный私の時計を知らないか?」
Верный「探しとくよ、司令官」

次の日

提督「Верный、昨日はすまなかったな。時計は家に置き忘れていただけだったよ」
Верный「手遅れだよ司令官。すでに5名逮捕されて、全員自白してるよ」

42名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 11:01:14 ID:lcYjrHWs
>>41
尋問(さが)しとくよ……

43名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 13:22:24 ID:/FRJ.Zno
じゃあ、おしおき(性的)と行きますか。

44名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 14:39:09 ID:/Ej5TctU
>>42-43
スッ
http://kancolle.x0.com/image/85641.jpg


谷風と提督の夜戦においてのバケツ消費量は一度につき平均4個である。

45名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 15:22:53 ID:xg8IdO3.
あんまり痛々しいのは可哀想になっちゃうやばいやばい・・・

46名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 15:32:11 ID:lSTOhxkk
艦娘に聞きました『日本は長くないな』と思った瞬間

第三位
「えっ、あれ? 敵艦じゃなくて、島?」
「ちょっと阿武隈、どうするのよ」
「黙っておけば、」
「状況終了、誤認だ、了解」
「木曽!」
雷巡が先制雷撃を仕掛け島に誤射、地図から島が消える

第二位
「救援を、……長くは保ちません」
「優秀とはいえ、この数相手では……」
「あ、来ました、味方航空機」
「呼応して、押し返し、……あれ?」
艦爆に晒され救援を求めたら、何故か観測機が来る

第一位
上陸作戦に最強の戦車を頼んだら、鹵獲した軽戦車を積んだまるゆが来た時
一方あきつ丸は自走砲を露天していた


番外
鎮守府に比叡しかいない日の夕食

47名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 22:41:31 ID:7i9JyF4E
>>46
歩兵第1○○師団長「あきつ丸、すまんが一個野砲兵連隊持ってきてくれるか?機動なんとかっていう牽引車付きで速いやつ。」
あきつ丸「了解であります!」

あきつ丸「只今到着したであります。これから揚陸作業を行うであります。」
歩兵第1○○師団長「おお!待ってたぞ、でかした!」
歩兵第1○○師団長「・・・おい、これ山砲じゃないか。しかも物凄く古いぞ。そして隊員もやたら少ないんだが…馬もいないし。」
あきつ丸「曳馬も牽引車も嵩張るので持っていけず、せめて火砲だけでも軽くて人力でも運べるものをとのお偉い方の親心であります。
あきつ丸「他の輸送先もあるのでこれにて失礼するであります。」

その後歩兵第1○○師団には南方向け縮小編成されてたった二個中隊(8門)になった上、曳馬も無く、30年式山砲(明治時代製・照準器/駐退機無し)装備の山砲兵連隊が編入した…


三桁独立混成旅団長「ええっ、囚人まで歩兵にしてる俺らよりマシじゃん!」

陸軍ネタですまん

48名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 22:50:13 ID:7i9JyF4E
×30年式山砲
○31年式山砲

日露戦争の主力野戦砲だけど恐ろしい事にインパール作戦にも使われたんだぜ
というわけで運営もネタでいいから三笠の実装はよ

49名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 23:26:09 ID:kZ7FZD4I
前ド級戦艦は扱い的には重巡くらいかな?

50名無しの紳士提督:2014/08/20(水) 23:36:39 ID:7i9JyF4E
艦これ敵にはそんなもんかな?
でもリガ湾で弩級戦艦二隻とガチの殴り合いして最終的に退けた
前弩級戦艦のスラヴァの奮戦とかあるから(支援の潜水艦の活躍のあるけど)
弩級戦艦ぐらいでも状況次第では厄介かも

51名無しの紳士提督:2014/08/21(木) 00:32:34 ID:fNiYHrA6
ゲーム的には駆逐艦並みのコストで二回行動させてくれるんだから使い所はあるのよね

まずは出雲からか?
排水量的にロリババア戦艦にしかならぬが

52名無しの紳士提督:2014/08/21(木) 03:07:55 ID:OtUh7vlQ
運用コストの安い二回行動能力持ち艦、但し速度は超低速とか

出雲型は元装甲巡洋艦だったのが最終的には一等巡洋艦(重巡)だね
ゲーム的には夜戦強そうだけど、最終形態は主砲を高角砲に替えて機銃増設した防空艦状態で、
微妙な感じが…

でもババアソウルなお姉さん練習巡洋艦大好きです。

53名無しの紳士提督:2014/08/21(木) 03:14:11 ID:OtUh7vlQ
と、書き込んで
これ艦娘じゃくなくて艦女じゃねーかと

54名無しの紳士提督:2014/08/21(木) 16:55:54 ID:mf7F.V/M
>>51
ロリババア大歓迎

55名無しの紳士提督:2014/08/21(木) 17:57:31 ID:GZAGoC6k
初春さんの立場が危うい

56名無しの紳士提督:2014/08/21(木) 18:54:24 ID:OtUh7vlQ
>>52
一等巡洋艦=重巡じゃなくて一等巡洋艦の中に重巡洋艦も含まれる、でいいのかな?

という訳で重巡洋艦小ネタ

足柄「フンフンフン〜♪女は色気より〜♪」
涼風「足柄の奴どうしたんだ。」
五月雨「婚活少し止めるって言ってました。」
涼風「ふーん〜おっ、弥生おはよー」
弥生「…おはよう、ございます…」
足柄「弥生ちゃーんお・は・よ、週末空いてる〜?」
弥生「…はい…」
足柄「じゃ、いつものホテルでね。フンフンフン〜♪」

涼風「おいっ!足柄!ちょっと待てよ!」
五月雨「涼風ちゃん、いきなり大きい声出したら駄目よ。」
涼風「てやんでい!足柄の奴男が出来ねぇからって女、それも駆逐艦仲間の弥生に手ぇだしやがって!」
五月雨「どうしてそう思うの?」
涼風「そりゃ、ホテルに誘ってるし…それに重巡洋艦ってその名の通り…従順で幼い子を…ああっ言わせんな恥ずかしい!(顔真っ赤)」
五月雨「それは涼風ちゃんの誤解です。私達も週末ホテルに行ってみましょう。」

#ホテルのケーキバイキングで
ウェイター(バイト始めたばかりだけど土日は特に忙しいな…ってあれは)
弥生「…」(さっさっさっ…)
ウェイター「あのー誠に申し訳ありませんがこのバイキングコーナーのものはこちらでお召し上がり下さい。お持ち帰りは出来ません。」
弥生「…」
ウェイター「?」
弥生「…てないんで…」
弥生「…ってなんてないんです…」
弥生「…怒ってなんてないんです…」
弥生「…怒 っ て な ん て な い ん で す…」
弥生「…怒  っ  て  な  ん  て・・・・・・」
ウェイター「(この威圧感只者じゃない、こいつカタギじゃねえぞ?!)」
ウェイター「ど、どうぞご自由に(ガクブル)」

弥生「…はい、どうぞ。」
足柄「弥生ちゃんいつもありがとね。」

涼風「そういう事か、こりゃ一本とられたな。じゃ足柄が婚活止めたのって…」
五月雨「お腹周りじゃないかと。」(もぐもぐ)

その場に居合わせた不知火「…(私もこの手を使おう)」(パクパク)

57名無しの紳士提督:2014/08/21(木) 19:05:18 ID:OtUh7vlQ
少し書いてみて、涼風がとても使い易いキャラしてるのに気付いた感じが
でも人気無いよなぁ

58名無しの紳士提督:2014/08/21(木) 22:48:04 ID:9pbT.dxU
人気?自分が好きな子や書きたいと思ったら気にせず愛でればいい

59名無しの紳士提督:2014/08/22(金) 00:03:07 ID:p83lq3mk
人気なんて気にしなくておk
書きたい子を書きたいように書いたらいいと思う
俺も好きな子のSSを俺しかこのスレで投下してないことに気付いたけど
どうしても好きな子の方が書きやすいからね、仕方ないね

60名無しの紳士提督:2014/08/22(金) 00:14:38 ID:QpqnsoP.
書きたい子を書けばいいのですよ
書こうと思ったキャラがマイナーだと思ったなら嫁アピールの場だと考えればよろしい

だからお願いします

61名無しの紳士提督:2014/08/22(金) 00:33:09 ID:C6ieECrM
つまり、俺の嫁である初霜のSSを書けばアピールになるって事か
ま、SSなんて書けないんだけどな

62名無しの紳士提督:2014/08/22(金) 01:54:04 ID:hHFFqHU.
初霜はどこぞの人気投票で最下位なんだったっけか
知名度=人気じゃないんだなと思った記憶が

63名無しの紳士提督:2014/08/22(金) 10:33:25 ID:ShQRSsOA
人気のある艦娘がそのままss投下数も多いかといえばそんなこともないという……

64名無しの紳士提督:2014/08/22(金) 10:54:46 ID:ztm5H/3o
投下されるエロSSそのものの絶対数が少ないからなおさらとも……。

65名無しの紳士提督:2014/08/22(金) 18:16:09 ID:fDwUq/Is
シリアスな大和メインの話です。武蔵も出ます。
非エロです。

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「提督、失礼します」
 司令室のドアの軽く叩き、少し緊張した手つきでドアノブを引いた。中に入ると執務机に座っていた提督と目が合い、視線の先の表情が微笑みに変わる。
「大和」
 優しい呼び方に大和の緊張が緩和され、自然と自身の目と口元も緩んだ。大和はリラックスした気持ちで執務机の前へと足を進めた。机から30cm離れた場所で足は止まった。
「提督、大和に何か御用でしょうか」
 食堂で朝食を終えた後に愛宕から提督が大和を呼んでいることを聞いた。愛宕は何も言わなかったが、大和は何となく提督の用事に見当をつけていた。
大和は昨日の演習で錬度が60になったのだ。そして日をおかずに提督からの呼び出し、これの意味することは一つしかないはずだ。
「大和、お前にサブ島沖海域の出撃を命じる」
「はいわかりました!…………はい?」
 予想外の提督の言葉に大和は思わず顔を顰めた。
「しゅ、出撃ですか?私が?」
「そうだ。出撃だ」
 どうやら聞き間違いではないようだ。それがさらに大和を戸惑わせた。
「で、ですが提督…私が出撃しても大丈夫なのでしょうか?」
 不安を隠さない大和を前にしても、提督の笑みは崩れなかった。
「耐久・火力・対空・装甲もトップのお前なら出撃しても何の問題はないさ」
「そ、そうかもしれませんが…でもあの…」
「大和、君の気持ちも分かる。君はこれまで演習ばかりしていて海域に一度も出撃したことはないからな。まぁ、そう気負うな。君なら出来るよ」
 そう、提督の言う通り、大和は一度も本物の深海棲艦と戦ったことはなかった。演習で錬度をあげていつも基地で留守番をしていたのだ。最高クラスのステータスを誇ってはいたが、
同時に最高な程に燃費が悪い。消費する弾薬・燃料は長門型の二倍以上はあり、大破しようものなら…それこそ入渠に必要な鋼材が軽く四桁を越える。
大和型はメリットが大きい故にデメリットも大きかった。だからこそ特別な出撃任務がない限り鎮守府から出ることはないのだが。
「あの、提督、サブ島沖は既に攻略済みだと伺っていたのですが…」
 提督はちらりと目を逸らしてから、また大和へ視線を戻した。
「まぁまぁ、とにかく行ってくれるね?」
 提督は優しい表情のままだった。口調も柔らかい。が、何処か有無を言わせない空気があった。大和の中に初めて提督への不信感が芽生え始めたが、上官の命令は絶対である。
悲しいかな、これが上下関係。
「……了解しました。サブ島沖へ出撃します。他のメンバーはどなたでしょうか?」
「今回は君一人で行ってもらう」
「了解しま、……はぁ?!一人?!」
「そう、君一人だけだ」
 大和はまじまじと提督の顔を見た。提督は相変わらず微笑んでいた。この後一緒にお茶でもしないか?とでも言いそうな顔であったが、その口から出たのは無慈悲な命令だ。
「え…その…何故、私一人なのでしょうか…いくら火力はあっても流石に一人で戦果を残すことは無理だと思うのですが…」
「戦果は期待していないから安心してくれ」
「え、それはどういう意味でしょうか?」
「……理由が必要か?」
 提督の笑みに少しの亀裂が入った。大和はゴクリッと唾を飲んだ。
 もしかして提督は自分を嫌っているのだろうか?いくら最高ステータスを持っていても最悪の燃費である。ろくに深海棲艦が蔓延る海域に出せられず、鎮守府で留守番をするだけの存在。
そうか、自分は提督に見限られたのか。せめて少しでも戦果をあげて海に沈めこの穀潰しめ、と。あぁ、そういえばこの場に武蔵がいない。
きっと提督は武蔵がお気に入りで残しておきたいのだ。武蔵は去年の秋の任務で苦労して手に入れたと聞く。そして自分はつい数週間前に大型建造で鎮守府に着任した新入りだ。
武蔵と再会し、他の艦娘たちと出会い、色々と覚えることもあったが、この数週間は幸せな日々だった。みんなと別れるのは寂しいが、
せめて武蔵だけがこの鎮守府に残れるのなら、せめて最期に一花咲かせて散ろうではないか。大和は拳を握り締め、提督を真っ直ぐに見据えた。

66名無しの紳士提督:2014/08/22(金) 18:18:53 ID:fDwUq/Is
「……わかりました。大和、出撃します」
 提督は満足げに頷いた。
「よし、では15分後に出撃だ」
「じゅ!?15分後!?あ、いえ…わ、わかりました…失礼します……」
 入室した時と打って変わって消沈した気持ちで大和は司令室を出て行った。ガチャン、とドアを閉めると、がっくしと頭を垂れた。
「大和?」
 ハッと顔をあげると白髪と浅黒い肌が視界に入った。
「武蔵…」
 背を預けていたドアから離れ、大和は武蔵に近づいた。武蔵は不思議そうに首を傾げる。
「どうしたんだ?あまり覇気がないようだが?」
 武蔵の目がちらりと後ろに行き、また大和へと向けられた。提督と何かあったのか?と暗に聞いているのだ。大和は首を左右に振った。
「何でもない。……でも良かった、出撃前に武蔵に会えて」
「出撃?もしかして海域に?」
「うん。サブ島沖に行くの」
 サブ島沖と聞いて武蔵の目が細くなった。
「ほぅ……誰とだ?」
「え、…その…」
 一人で行くことを武蔵に伝えるのは憚られた。言ってしまえば武蔵は恐らく提督に文句を言いに行くに違いない。そうしたら武蔵が自分の代わりに、もしくは二人で最後の出撃になるかもしれない。どうやって誤魔化そうか。
「大和、もしかして一人でサブ島沖に行くのではないか?」
「え?!何で知って…」
 大和は慌てて口を塞いだが、もう遅い。武蔵の眉間に皺が何本も寄っている。今すぐにでも司令室に殴りこみにいくかと思ったが、武蔵は渋い顔をするだけで動く気配はなかった。その顔も、怒りよりも呆れの色が濃い。
「提督は何と説明した?」
「な、何も…ただ出撃しろと命令されただけ」
 数十秒経過したくらいか、武蔵は大きな溜息を吐いた。
「まぁ…何だ、そう…気負わなくていい。いや、損傷は免れないから痛いだろうとは思うが…頑張れ」
 武蔵は励ますように大和の肩を叩いた。この様子、武蔵は何か知っているのだろうか?
「武蔵、何か知っているの?提督が私を一人で出撃させる理由」
「あぁ……うん…一応、な」
「教えて武蔵!どうして提督がこんなことをさせるのか…私、知りたいの」
 武蔵の目は居心地悪そうに泳いでいた。あーとかうーとか、ただ口ごもっている。
「……やっぱり、私は提督に嫌われているから…」
「いや、それは断じてない」
 武蔵はすかさず否定した。
「ならどうして?提督は一体何を考えているの…私、ここから出たら帰って来ない方がいいんじゃ…」
 武蔵の顔が益々渋くなる。それから、わかった、と小さく呟いた。
「ちょっとこっちに来い」
 そう言うと武蔵は通路の角に向かって歩き始めた。大和はその後を付いていく。角を曲がって数歩歩いた後に武蔵は止まって振り向いた。

67名無しの紳士提督:2014/08/22(金) 18:20:34 ID:fDwUq/Is
「……大和、お前は改造はまだだったな?」
「そうよ。改造に充分な錬度になったから、今日提督に呼ばれたのは改造の件だと思ったんだけど…」
 せめて改造した後ならもっと華々しく散れたのに。未改造のままただの鉄の塊になって海の底へ沈むことを考えて大和の目が潤んだ。
「そうか、そうか…私もな、改造前にサブ島沖に出撃を命じられたことがあるんだ。もちろん、お前と同じく一人でな」
「えぇ?!武蔵も?!」
 衝撃の告白に大和は驚きを隠せなかった。それにな、と武蔵は続ける。
「千歳と千代田がいるだろう?あいつらも航改二になった時にサブ島沖に行ったんだ。二人だけでな」
「え?!ま、待って…確かサブ島沖って…噂で聞いたけど最深部以外は夜みたいに真っ暗なんでしょ…?暗いと空母は艦載機を飛ばせないからサブ島沖攻略時は連れて行かなかったって聞いたけど…」
 提督は一体何を考えて軽空母の二人を出撃させたのだろうか。提督は彼女たちも嫌っていたのだろうか?しかし二人とも今もこの鎮守府にいる。ちゃんと今も生きている。そして武蔵も今目の前にいる。不可解な提督の命令に疑念が募るばかりだ。
「……あの提督はな、単に観賞したいだけなんだ」
「何を?」
「艦娘が中破した姿を」
「は?」
 中破した姿を見たい?提督が?
「どうして?」
「服が破けるだろう」
「そうね、あられもない姿になるわね」
「提督はそういう姿になった艦娘を眺めるのが好きなんだよ。あいつの趣味だ」
「はぁぁあ?!?!?!?!」
 思わぬところで提督の趣味を知ってしまった。
「な、何ですかそれ!あんまりじゃないですか!」
「そういうことだからお前は嫌われてはない。お前の建造に成功した時なんか、提督は泣くほど喜んでいたんだからな」
 だから安心しろと言いたそうに武蔵は再び大和の肩を叩いた。
「いやいや!安心なんてしないから!でもどうして今?!中破が見たいのなら演習でもいいし、それに錬度が低い時の方が修理費も全然かからないのに!?」
「演習はあくまで模擬戦だからな、実際に怪我はしないだろう?あと大和は演習で一度も中破したことがないじゃないか。
 それに中破していても改造すれば無傷になるからな、改造前の通過儀礼というやつだ」
「で、でも千歳さんたちは改造した後にサブ島沖に行かせたのよね?!どうして?!」
「……そこは色んな事情があるんだ。とにかくお前が大破したらすぐ帰還命令は出される。帰港したらすぐに改造も施されるだろう。そう心配するな」
 武蔵の言葉は俄に信じがたかったが、そういえば、と大和は思い出す。資材も充分にあり入渠ドッグが空いているにも関わらず、大破した榛名が数日修理もされずに秘書艦の仕事をこなしていたことを。
そうか、全部、提督の趣味かぁ――――――
「……る」
「ん?大和?」
「サブ島沖にいる深海棲艦を全部駆逐してやる!!」
「や、大和?!?!?!」

 提督の趣味を知った大和、妙なスイッチが入り闘志ギラギラでサブ島沖へと出撃。道中はパーフェクトな旗艦スナイプと回避で最深部までほぼ無傷で辿り着く。そして――――――

「大和!帰投しました!」
 多少の損傷はあったが、見事ボスを一発スナイプで撃破、随伴艦の攻撃も避けたりカスダメに抑えて大和は小破で鎮守府へ帰ってきた。
「大和…さすがだな…私はもって二戦目までだったよ」
 姉の戦果に武蔵は素直に感心した。
「ふふっ少し晴れがましいですね。……さぁ、提督」
 大和は武蔵の隣に立つ提督に目を向けた。提督はにこやかに頷いた。
「では、補給なしで再度サブ島沖に今すぐ出撃だ」
「いやああああああああ!!」
 帰投した大和を待っていたのは、もちろん改造ではなく無慈悲な出撃命令であった。
 流石に補給なしでは火力も出ないわ回避率も落ちるわ、結局大和は通過儀礼をその身に受ける以外道はなかったのだった――――――

 完

68名無しの紳士提督:2014/08/22(金) 19:14:54 ID:G7UNZZXo


サーモン海域北方でない分うちよりホワイトだと思いましたまる

69名無しの紳士提督:2014/08/22(金) 23:10:32 ID:MPrbakqY
ワロタ
ウチはそもそも面倒だから通過儀礼しなかったな

70名無しの紳士提督:2014/08/23(土) 12:32:52 ID:6LbnuMrY
扶桑さんと結婚するも不妊症だという事が分かり
仕方なく山城の母体で代理出産させるシチュ

71名無しの紳士提督:2014/08/23(土) 13:45:04 ID:WPz9ke7Q
そこから始まる姉と妹の確執

姉妹が恋敵になるシチュだと最上型がいろいろとやばそう
そしてどう頑張っても不仲にならなそうな川内型

72名無しの紳士提督:2014/08/23(土) 14:31:17 ID:6LbnuMrY
山城のお腹が膨らむのに比例して扶桑から目の輝きが失われて行くのいいよね…

73名無しの紳士提督:2014/08/23(土) 18:02:08 ID:SCkdqup6
えっ?
山城が扶桑を不幸にした(原因が扶桑とはいえ)提督を許せないけど、扶桑に嫌われたくなくて、自己暗示かける内に、
お腹の中の子供が扶桑に思えて仕方ないので失踪して一人で育てるんじゃないの?

74名無しの紳士提督:2014/08/23(土) 20:58:34 ID:H7fgrI7g
お腹が大きくなって次第に母としての顔になっていく山城
暗い瞳で提督と妹の会話を見つめる扶桑
そこに襲い掛かる妊娠中毒の悲劇
流れてしまった子と提督への愛情に半狂乱になる山城。涙を浮かべながらそれを宥める扶桑の口元はわずかに釣り上がっていた…

どう見ても鬱ルートですほんとうに(ry


翔鶴と瑞鶴もパターンは違えどドロドロになりそう
逆に妙高型はみんな大人の女性だからトラブルなさそうだよね

75名無しの紳士提督:2014/08/23(土) 21:35:47 ID:xs9XZzxk
>>74
>翔鶴と瑞鶴もパターンは違えどドロドロになりそう

最初は
「瑞鶴、良いの?(私の代わりに妊娠するなんて)」
だったのが最終的には、
「瑞鶴、良いの?(提督の心を奪った貴女を解体しても)」
になるんです?

76名無しの紳士提督:2014/08/23(土) 22:50:28 ID:7Esxa5Yc
提督と瑞鶴が懇ろになり、それを素直に祝福する翔鶴
しかし二人を見ているうちに徐々に打ち明けられずにいた提督への思いが蘇ってきて、
瑞鶴への祝福、嫉妬、羨望が入り混じっていく。

ある時、提督の子を身ごもっていた瑞鶴が流産し、気に病んで自殺。
翔鶴は悲しみながらも瑞鶴がいなくなったことを喜んでいる自分に気付く。

提督を振り向かせようとする翔鶴だったが、提督は瑞鶴の後を追って自殺。
初めから自分は瑞鶴の代わりにはなれなかったということを知って出奔し、カデクルと名を変えて遠くの町でひっそりと暮らす翔鶴。

というところまで妄想した。
この後どうなるかはわからない。

77名無しの紳士提督:2014/08/24(日) 13:21:32 ID:LYQoKMoQ
誰が訪ねてくるかで話が変わるな

78名無しの紳士提督:2014/08/24(日) 19:30:26 ID:LYQoKMoQ
私はここに赴任して半年の艦娘です。
前線の移動に伴い本土を飛び出して、同盟国に配置された某基地にて勤務する事になりました。
それは別にいいのですが、困ったことに南洋の風に当てられたのか、日本を離れ寂しくなったのか、司令官さんがかなりの女好きへと変貌したのです。

仕事中にも私の胸の谷間を見たり、触ったりしてくるのですが、最近になって外食に誘われるようになりました。
私は「日本にお待ちの方がおられるでしょう」と言って断ってましたが、何度も誘われたので、しかたなく行くことになりました。

かなり飲んでしまい、司令官の車で帰る途中に、「明日は非番だし、もう一軒どうかな?」という誘いに、酔いが廻っていたこともあってか、断るべきところ
「ええ、構いませんよ」と安易に了承してしまったのです。

今思えばそれは最後の確認だったのでしょうけれど、それを酔いを言い訳に私は受けたのです。



今では外から来た軍人しか利用しない元観光客向けのオープンバーに到着し、メインバーより離れたテーブルに通されました。

一杯、二杯飲み、たわいない話に盛り上がって、

もうそろそろ帰る時間かしら?と思った時、司令官が私の手を触ってきました。

彼は無言で手を絡めて、私を見つめてきたのです。

その瞬間、私は艦娘としてではない本能のまま、彼の唇に自分の唇をあわせていました。

お互いを人として欲している感じが伝わるほど舌を絡ませ、音がクチャクチャと聞こえ、私は知らない間に、彼のひざ上に乗っけられて囁かれた一言に、黙ってうなづいたのです。

部屋に入り、ソファ−に座らされ、服に艤装を脱がされ、下着も外され通信エラーが発生した為、 お手数ですが、オンラインゲームトップより ゲームの再開をお願いいたします。

79名無しの紳士提督:2014/08/24(日) 19:39:08 ID:T8KF2H8Q
>>78
そういう背徳もの大好き!!ねぇ大好きだから!!最後まで書けよおい!!大好きだから!!

80名無しの紳士提督:2014/08/24(日) 19:49:38 ID:RzBguBGI
>>78
一瞬何が起こったかと思ったwww

81名無しの紳士提督:2014/08/24(日) 20:03:14 ID:s8drXE1Y
>>78
このやろうwww

82名無しの紳士提督:2014/08/24(日) 20:58:36 ID:PN4MuKQs
自然すぎて一瞬続きを探しちまったじゃねえかこの野郎w

83名無しの紳士提督:2014/08/24(日) 22:17:46 ID:HteUtQEA
イイハナシダッタノニナー

自然すぎて理解するのが遅れたWWW

84名無しの紳士提督:2014/08/25(月) 04:48:42 ID:Vzk5uU1M
リロードしなきゃ…(使命感)

85名無しの紳士提督:2014/08/25(月) 07:35:26 ID:isEEy83w
アカ臭い駄文垂れ流す奴は不要

86名無しの紳士提督:2014/08/25(月) 09:36:02 ID:EqDqyN5A
>>85
申し訳ないがレッドパージはNG
http://kancolle.x0.com/image/86996.jpg

87名無しの紳士提督:2014/08/25(月) 12:15:27 ID:Cmpk7eEQ
太平洋戦争当時まともな艦隊戦可能なのは日英米位だから露助の出番はないだろ
あのドイツだって日米からすればゴミみたいな艦艇しかないしな
ただドイツの潜水艦は超一流なのは認める
ただ露助はフォローのしようがないからなあ
よってアカは出番無し!

88名無しの紳士提督:2014/08/25(月) 12:46:05 ID:EqDqyN5A
後はイタリア、フランスくらいか
日露戦争、WWⅠの敗戦と革命、独ソ戦がなければな、特に独ソ戦が大きすぎるか
結局、ロシア海軍の復活はセルゲイゴルシコフの登場を待たねばならなかった

駆逐艦オピトヌイとか面白いのあるけどね

89名無しの紳士提督:2014/08/25(月) 17:06:24 ID:OUhc9jqY
つ対日戦当時の太平洋艦隊
巡洋艦2、嚮導駆逐艦1、駆逐艦10、哨戒艇19、潜水艦78、水雷敷設艇10、掃海艇52、
対潜艇49、水雷艇204
大和完成当時の連合艦隊からすればゴミみたいなものだな
終戦直前でも重油あればボコボコに出来る程度か

90名無しの紳士提督:2014/08/25(月) 17:27:50 ID:OUhc9jqY
各国の主力戦艦
アメリカ サウスダゴタ級 ノースカロライナ級
イギリス ネルソン級 キングジョージ5世級
フランス ダンケルク級 リシュリュー級(未完成?)
イタリア ヴィットリオ・ヴィネト級 リットリオ級
ドイツ シャルンホルスト級 ビスマルク級 豆戦艦 ドイッチュラント級

青い目の艦娘を追加するならこれらの中から新たに入れて欲しいぜ
あとソ連の為の弁護ではないけどランドパワー国家だから戦艦より戦車優先なのはしかたないかとw

91名無しの紳士提督:2014/08/25(月) 17:35:53 ID:XrASXgH.
大戦を生き延びた艦娘はレイプ目が似合う法則








ただし長門を除く

92名無しの紳士提督:2014/08/25(月) 17:56:34 ID:EqDqyN5A
>>90
なんせ陸上戦艦こと多砲塔戦車を量産配備した我がソビエトに普通の戦艦など必要ない(ウォッカぐいー)


独ソ戦がなければ、戦艦も空母も重巡洋艦も数が揃ったろうに
結果海軍歩兵が活躍しました。

ポーランド海軍とか欲しいなぁと、欧州編とかやってほしいよね

93名無しの紳士提督:2014/08/25(月) 17:59:55 ID:XQ751fxs
>>90
とりあえずシャルンホルストは可能性として一番あるんじゃない(適当)

米艦娘は追加したら色々荒れそうだなー(´д`;)

94名無しの紳士提督:2014/08/25(月) 19:57:04 ID:lp07zQQ2
米軍艦追加する場合の鎮守府が

提督「なあ、その……悪かったよ。つい熱くなって、それで…」
コロラド「別に怒ってなんかないわよ?」イライラ
フレッチャー「てーとく、私まだここにいた方がいい?」
提督「ああ、いや。もういいよ皆のところに行ってて」

フレッチャー「わかった!みんなー新しい子が来たよー!ガンビア・ベイ7号とリスカム・ベイ16号」
会場「HAHAHAHA!」

提督「今日は運がいいと思ってそれで、今日こそは大型建造も行けるって気がしたんだ…」
コロラド「気にしないで。アイオワは素晴らしい船だものね?資材溶かして遠征で疲れて帰ってきた私たちの食事を冷めたチーズブリトーにするぐらい」
提督「いやその…」
コロラド「何よ…。提督なんて大っ嫌い!」

会場「オーゥ……」


中略


提督「今日は悪かった。どうかしてたよ」
コロラド「もういいわよ。明日からまた頑張りましょ」デレテル

会場「ワーワーヒューヒュー」拍手


あかんこれただのフルハウスや

95名無しの紳士提督:2014/08/26(火) 02:43:59 ID:Jutg4HKk
駆逐艦しかいない鎮守府とかほぼフルハウス状態だよね
3人の提督が駆逐艦娘たちの面倒を見るの

96名無しの紳士提督:2014/08/26(火) 06:06:26 ID:knRBeJJo
ロドニーが綾波みたい(と言われるがあちらが後)な外見で関西弁だったら・・・・

97名無しの紳士提督:2014/08/26(火) 08:12:45 ID:tl.PmMwA
>>88
ソビエツキー・ソユーズ級量産の暁には各国海軍など(ry
…戦後の原爆配備後の戦艦の超没落っぷりからするにやっぱり造らなくて正解だったと思う

小型艦艇は面白いの多いね
有名どころでは12インチ無反動砲搭載駆逐艦エンゲルスとか

>>89
に、日ソ中立条約があるから日本海軍絶対来ないし!来たら陸戦で10倍返しにすればいいし!
…日本とガチバトルしてた頃はロシアNo.2の戦力だったのに…浦塩は弱いが

>>94
艦娘版アルフは観て見たい。アルフ役がいまいち誰に決まるか分からんが

98名無しの紳士提督:2014/08/26(火) 08:25:13 ID:mI37GtYI
>>97
アルフと言えば「猫食べていい?」が有名だろうからエラー娘とか?

99名無しの紳士提督:2014/08/26(火) 09:56:48 ID:oms2JpD2
>>97
戦後の戦艦没落の理由は対艦ミサイルの登場が原因だぞ

ソユーズいたらキーロフ級の変わりにミサイル戦艦に改装されてたかもしれん

雲龍見てるとお湯をかけたくなる世代

100提督×大淀:2014/08/26(火) 16:45:17 ID:vCTkZqVQ
提督と大淀がエロいことしてるだけの話です


 こんな時間まで執務室に残っていたのは、確かに仕事をこなす必要があったからだった。けれどもしかした
ら、自分はこの状況を心の何処かで望んでいたのかもしれないと軽巡大淀は考える。
「うーむ。流石に一日中机に向かっていれば、いくら艦娘といえど肩はコるか」
 男の無骨な指先が、女学生めいたセーラー服に包まれた大淀の肩へ背後から触れる。見た目とは裏腹に
繊細な手つきで、男の指先はコリをほぐすかのように大淀の細い肩を揉みしだいていった。
 この執務室に大淀と提督は二人きりであり、提督はマッサージと称して大淀の肩に触れたのだった。
「うっ、あっ……提督……」
 気恥ずかしいような、か細い声が大淀の唇からは漏れ出た。普段は理知的に執務に向かう彼女の眼鏡越し
の瞳は、どこか羞恥に潤んでいるようだった。
「随分とコッてるなあ。なら、こっちの方はどうかな」
「い、いやッ」
 非難するような大淀の声には構わず、提督の指先は胸元へと降りてゆく。両方の手で包み込むように胸元を
揉みしだかれ、大淀は羞恥とくすぐったさに椅子に腰掛けたまま身を捩った。
「ダメです。こんなところで……まだ書類が残って……」
 そうは言うものの、大淀は身を硬くするだけで、積極的に抵抗する様子は見せない。提督は口元を歪めると、
大淀のおっぱいへと触れる指先に更に力を込めてゆく。
 布越しに感じるひどくもどかしい刺激は、まるで大淀の身体の芯に熱を灯らせていくようだった。
「ダメだとは言うが、最近は仕事仕事で、全然セックスしとらんだろう」
「それは……」
「こうも仕事漬けだと身体に悪いぞ。たまには気分転換をせんとな」
 言うが男の指先は、更に下へと降りていく。締まったウエストをなぞり、そして男の指先がスカートの中へと
潜り込む。その間も大淀は、羞恥に耐えるかのように唇を引き結んでいるだけだった。
 提督の指先が下着のクロッチ部を軽く押し込めば、湿り気が指先を濡らす。湿り気の理由に気がついた提
督が面白そうに唇を歪めるが、大淀は白い肌を耳まで真っ赤にしながら顔を俯かせているだけだった。
「何だ大淀。ダメだと言っておきながら、お前もその気になっていたんではないか」
「違います。これは……」
「ははは。何が違うというんだ、んんぅ?」
 指先が薄布の上から、割れ目を何度もソフトタッチで擦り上げる。触れるか触れないかの生殺しのような感
覚に、しかし大淀の秘所は敏感に反応を返し、更に愛液を溢れさせていく。
「いやぁっ……」
 自分の意志とは関係なく提督の指先に反応を返す身体に、大淀は戸惑ったような声を上げた。下着の上か
ら撫でられているだけで花弁はヒクつき、まるで何かを淫らに求めているかのようだ。大淀の半開きになった
唇から漏れる息には、自然と熱がこもっていく。
(苦しい……ああっ、もっと直接触って欲しいのに……)
 既に大淀の身体は熱を持ち、出来上がりつつあった。それは提督とて分かっているのだろうが、依然として
直接触るような事はせずに布越しの愛撫を続けるだけだった。
(こんなの続けられたら、オカシクなる……もう駄目っ……)
 大淀の指先が、提督の右手へと伸ばされる。提督の手首を掴んだ大淀は、縋るように提督を見上げた。天
井灯を反射する眼鏡のレンズ越しに、潤んだ瞳が提督を見つめている。

101提督×大淀:2014/08/26(火) 16:47:42 ID:vCTkZqVQ
「ん? どうしたんだ大淀」
「ああっ……提督、私もう……限界です」
「ほう。限界、ねえ。だったら俺にどうして欲しいんだ?」
「それは……」
 提督にどうして欲しいのか、そんな恥ずかしいことを大淀は口に出すわけにはいかなかった。しかし提督は
面白そうに大淀を見下ろしているだけだ。おそらく自分が言うまで、提督はずっとこうやっているつもりなのだろうというくらいは、長い付き合いで大淀も理解できた。
「……もっと、直接……触って欲しいんです」
「そうか。なら言葉通りにしてやろう」
 言うが提督の指先が、大淀の下着の中に入り込む。薄布の中に溢れていた愛液で指先を濡らすや、提督
は萌毛の中に隠れていた肉芽を指の腹で撫で上げた。
「ふぁぁッ、ああ! そこ、駄目ぇっ……」
 クリトリスに提督の指先が触れた途端、大淀は喉奥から掠れた嬌声を漏らし、眉根を寄せて快感を堪える
かのようにする。
「ああっ、指……入れたら、そんな……」
 クリトリスを撫で擦る手を休めないままに、提督はもう一方の手をスカートの中に潜り込ませ、中指を花弁
の中へと潜り込ませていく。既に溢れていた潤滑油によって提督の指先は難なく大淀の中へと飲み込まれて
いった。
「随分とエロいマンコだな。指をぎゅうぎゅうと締め付けてくるぞ」
「イヤ……そんなこと、言わないでください……」
 羞恥に頬を染める大淀の膣内を、提督は指先で楕円を描くように掻き回す。上下の膣壁を擦られた大淀は
快感の痺れに声を漏らすが、提督は膣壁の天井部のザラつく一点を見つけるや、そこを重点的に擦り上げる。
「ああっ、ああああッッ!!」
 白い喉を反らせ、大淀は喉奥から堪えられない喘ぎを漏らす。当然クリトリスを刺激する指を提督は休めて
いるはずもなく、Gスポットとクリトリスの両方を同時に刺激され、大淀の脊髄を快感の電流が休みなく駆け上
がる。
 提督は膣内に二本目の指を挿入し、ゆっくりと前後に動かし始めた。指がピストンを繰り返す度、掻き出され
た愛液がじゅぷじゅぷと音を立て、下着や椅子を汚していく。普段はどこか鉄と油の匂いが漂う執務室だが、
今はむせ返るような甘酸っぱい女の匂いで満ちていた。
「ダメッ、ダメェ! わたし、そんなッ、ああああッッ!!」
 ここが執務室であるということも忘れ、大淀はあられもない喘ぎ声を漏らしていた。自らの肩を抱くようにし
て、快感の世界に浸っている。
 だらしなく口を半開きにしたまま快感に身体を震わせる大淀に、普段の取り澄ました優秀さは感じられない。
しかしそんな何も隠すものが無い素の大淀の姿は、提督のことをひどく興奮させるのだった。
「あああっ! 提督、わたしもうッ……いくっ……ああっ、ああああああッッ!!」
 一際大きく身体を震わせ、大淀は絶頂を迎えたようだった。その証拠に愛液を吹きこぼしながら膣肉が収縮
し、提督の二本の指先をきつく締め付ける。熱くうねる膣内を指先で感じながら、提督は自らの主砲が疼くのを
感じていた。

102提督×大淀:2014/08/26(火) 16:49:20 ID:vCTkZqVQ

 大きな絶頂を迎えた大淀は、机に突っ伏したまま息を整えるように肩を上下させている。
「提督……」
 恨めしいような口調で大淀は提督のことを見上げる。まだ今日の分の仕事は残っているというのに、こんな
状態になっては仕事どころではない。
 イッたばかりにも関わらず、大淀の内側はまだ火が収まっていなかった。むしろ一度イッてしまった分だけ、
自分の中で燃え燻る情欲を自覚してしまっていた。
(セックスするのなんて、凄い久し振り)
 どころか自慰でさえ、仕事に追われ最近はしていなかった。そのせいなのか、愛液は椅子を伝って床まで
垂れ落ち、まるで漏らしてしまったかのようだ。
「わたし、まだ……満足、できてませんからね」
 まるで生まれたての子鹿のようにふらつく足取りで立ち上がると、大淀は提督に言われるまでもなく、自ら
衣服を脱ぎ去っていく。スカートを床に落とし、もどかしくネクタイを外す。あっという間に淡い水色の下着姿に
なった大淀は、その下着さえ躊躇なく脱ぎ去った。
(わたし、執務室で裸になってる。どうしよう、本当にここでセックスするんだ……)
 興奮に生唾を飲み込みながらも、大淀はキュンっと下腹部が疼くのを感じていた。服を脱いでいる最中もだ
らしなくヒク付く花弁からは、愛液が滴っていた。
 乳首をツンっと勃起させ、愛液を滴らせながら、大淀は提督へと一歩を踏み出す。頬は薔薇色に染まり、自
分の体温で眼鏡が曇ってしまいそうだった。
 そんな大淀の姿に、提督の主砲はビクリと更に体積を増す。既に提督もズボンを脱ぎ捨てており、赤黒く淫
水焼けした巨大な主砲が外気に晒されていた。
「そこのソファーに横になるんだ」
 提督の言葉に頷き、大淀は応接用のソファーに仰向けで横たわる。淫熱で濡れそぼった視線は、まるで期
待するかのように提督の主砲を見つめていた。
「そんな風に期待されたら、俺も張り切らないわけにはいかんなあ。何せ大淀とセックスするのも久々だから
な」
 言うが提督はソファーに腰を据える間もなく、大淀の両足を筋骨隆々とした身体で割り裂くようにして正常位
で主砲を挿入する。
「あああっ! 提督っ……凄いっ、大っきいっ……」
 挿入の痺れに大淀は歓喜の声を漏らすが、提督は余裕なく歯を食い縛った。
「くぅ、これは……」
 入り口は痛いほどにキツく締め付けてくるにも関わらず、大淀の膣内は熱く濡れており、突き挿れた主砲が
火傷してしまいそうだった。まるで主砲を舐め擦るかのように膣ヒダは敏感な亀頭部分に絡みつき、蠕動運動
を繰り返しながら主砲に快感を与えてくる。
 気を抜けば一瞬で射精してしまいそうな快感を、顎を引いて必死で追い払いながら、提督は大淀の膣奥へ
主砲を進めていく。
「ああっ、提督のオチンチンでわたしの中、一杯になって」
 自らの指先を胸元に伸ばした大淀は勃起した乳首をくりくりと刺激しながら、提督の主砲を感じようと腰をグ
ラインドさせる。
「ああっ! あああッッ!」
 それだけで軽くイッてしまったのか、キュッと膣が窄まって更に提督の主砲を締め付ける。熱く爛れるかのよ
うな膣内は更に温度を増し、まるで主砲の先端から溶けてしまいそうだった。
「くぅっ……大淀、俺も一度イクぞ」
 掠れた声で宣言するや、提督はピストンを開始する。浅瀬を何度か前後させれば、それだけで射精感が駆
け上がってくる。
「ひぅっ、ああ!! ください、提督!! 提督の精子……わたしの中に、出してぇっ!!」
 まるで射精を求めるかのように、大淀の膣は突き挿れた主砲をきゅうっと咥え込む。抗いようのない射精感
が身体を駆け抜け、提督は大淀の子宮口に密着させながら精液を吐き出した。
「ああああッッ! 凄い、中に精子……一杯出てます……」
 じわりと下腹部に広がっていく精子の感覚に、大淀は心底気持ちよさそうに身体を振るわせた。

103提督×大淀:2014/08/26(火) 16:52:29 ID:vCTkZqVQ
 光悦とした吐息を漏らしながら、大淀は提督に蕩けたような笑みを向ける。一度射精したにも関わらず、提督
の主砲は未だ体積を保ったままだった。
「ああっ、オチンチン。まだ大っきいです」
「当たり前だ。そう簡単に終われるか」
 言うが提督は腰を前後させ、大淀の奥を抉るかのように突き上げる。吐出されたばかりの精液と溢れ出てく
る愛液の混合液を泡立てながら、提督のピストンは何度も大淀の最奥部を抉った。
「ひぁぁっ! あああッッ!! 奥、奥まで届いて……これっ、ああ……凄い……ッッ!」
 奥を突かれるのが余程気持ちいいのか、大淀は主砲が前後する度に軽イキしたかのように身体を震わせて
いた。
 その度に膣内は収縮し、暖かくもキツく主砲を包み込んでくる。射精したばかりの敏感な主砲に与えられる
には強すぎる快感であり、一突きごとに提督の背筋には痺れるような射精感が駆け上がってくる。
 肉同士のぶつかる音と淫水の泡立つ音をかき消すかのように、普段からは想像も出来ない程に淫らな大淀
の嬌声が響いている。眼鏡越しに潤む瞳を見つめれば、提督の中に抗いようのない一つの欲望が沸き上がっ
てきた。
 興奮からか生唾を一つ飲み下すや、提督は絶頂へと至るためにピストンをより強める。ごりごりと膣内を削ら
れ、大淀の嬌声も一段と高くなった。
「あああああッッ!! ダメ、提督ッ……もうっ、んあああぁッッッ!!」
 ソファーが軋むほどに身体を反らせ、大淀は何度目かの深い絶頂を迎える。柔肉で主砲全体を圧迫され、
提督も限界だった。すると提督は腰を引き、膣内から主砲を引き抜く。
 愛液で濡れ光る主砲を掲げるや、提督は大淀の顔面めがけて勢いよく精液を吐き出した。
 白濁が踊り、黒く艶やかな髪を、形の良い眉を、そしてアンダーフレームの眼鏡を汚していく。
「精液かかって……凄い、匂い……」
 顔面を精液で汚されながら更にイッてしまったのか、大淀は小刻みに何度も身体を震わせていた。
 
 
 
 行為後、一人で大浴場で湯船に身体を浸しながら、大淀は考える。提督はまだ仕事が残っているらしく、ま
だ執務室だった。
(わたしもまだ、仕事が残っているんですけどね……)
 そうはいってもあのままの状態で残りの仕事を片付けるわけにもいかず、渋々と大淀は執務室を引き上げ
たのだった。
「……いつまでも、このままでいるわけにもいかない……か」
 裏方を支えるのは確かにやりがいがあるし、自分にも合っているとは思う。しかし大淀は、自分も戦線に出
るべきではないかという思いが大きくあった。
(連合艦隊の運用は、これからの戦いできっと必要になる。わたしの能力も前線で役に立つはず)
 しかしそれは、一種の建前であることを大淀は理解していた。
(それに戦線に出るようになれば、今よりもきっと提督と一緒に居られる時間も増えるでしょうし……)
 そんなことを考えると胸の鼓動が早くなり、自然と顔が赤くなってしまう気もするが、長風呂をし過ぎたせいだ
ろうと大淀は考えることにした。



以上です、ありがとうございました!
眼鏡っ子に顔射というのは、やはりロマンがあると思うんです

104名無しの紳士提督:2014/08/26(火) 17:11:00 ID:tl.PmMwA
乙です
眼鏡っ子はとてもとてもいいものですね

…ところで大淀さんは眼鏡かけて風呂入る方なのか外して入る方なのか
改二前の霧島はつけたままサウナ入って慌てて外す俺イメージ

105名無しの紳士提督:2014/08/26(火) 17:11:31 ID:oms2JpD2
ちょうどいいときにきたな
擬似秘書プレイいいねぇ大淀さん



艦になる前は触ろうとしたら高速バックステップで逃げるけどな

106名無しの紳士提督:2014/08/26(火) 18:58:21 ID:tl.PmMwA
>>99
結果的に世界最強の戦艦艦隊を所有する事になった戦後直ぐの米海軍の場合だと、
元々戦後軍縮で対艦ミサイル開発の予算も付かないところに持ってきて…
1.クロスロード作戦で核攻撃は輪形陣を滅茶広くしてまばらに艦を配置すれば全滅は無いと解る
2.やってみたら艦同士の間が空き過ぎて相互支援不可。エアカバーを抜けた核攻撃機迎撃不能
3.従来の対空兵装では駄目なので対空ミサイル等新型対空装備に予算最重視
4.滅茶苦茶広大でまばらにしか配置されない輪形陣は潜水艦泳ぎ放題でち!対潜装備・戦術も更新
5.その煽りで対艦ミサイルの予算は益々付かなくなり開発滞る。当然水上戦闘艦に載らない
6.で、主力艦として輪形陣の奥に鎮座ます我等がアイオワさんの武装は射程40km程の主砲のみ
7.しかもアイオワさんを潜水艦から守るため護衛艦艇必須
米海軍「…そこまで手間掛けて広い輪形陣に対して射程のやたら短い戦艦使う必要なくね?
下手すると広すぎる輪形陣の分射程結構割り食ったりしてなHAHAHA」
と戦艦を主力艦から偶に使う対地攻撃用のモニター艦的な位置に追いやって
段違いの長距離攻撃出来て防空も対潜も出来る空母をより集中して守ったとさ
5.の時に水上打撃力論者が予算分捕ればこんな歪な事にならなかったのに…

ソ連海軍の場合はまだその辺のバランスが良いのでソユーズがあったら
貴重な水上打撃力として使われてたろうけど、何かにつけて軍縮したい
フルシチョフが軍備は相対的なものだから、西側の戦艦は不活発だし…
それに金食い虫でしょと難癖付けて50年代末に退役する可能性はあるね。
ミサイル戦艦として生き残れても機関寿命時により使い易い同火力の
ミサイル巡洋艦に更新されてスクラップだろうな…
と、長々講釈したがここはエロパロスレだ!短いがイくぜ!

107名無しの紳士提督:2014/08/26(火) 18:58:57 ID:tl.PmMwA
1940年代末、アメリカのとある軍港
〜オーイエスシーハーシーハー〜
「Ah…大ネエ…そこ…ビショビショだぜ…まるで波被ったみたいに…アゥンッ!」
「Oh!ウィスコンシンの方も中々よ…か、かき回して上げるわマイシスター…フゥンッッ!」
「Ah!!やめろっ…アァン、そ、そこはまだ弱いのっぅっ!ああっ、中ネエ吸っちゃやだ…」
「まだまだ子供ね…なら私をもっといい声で鳴かせなさい…そう、そうその調子よ…ンンッ」

「WHAT!!!!あんたたち昼真っから何やってんのよ!」
「おかえりミズーリ」×3
「お帰りじゃないでしょ!仕事から帰ってみれば姉妹3Pレズプレイって…世界最強戦艦が聞いて呆れるわ!」
「ミズーリ混ざりたかったのね」「素直になりなさい、ミズーリ」「姉ちゃんはよご飯〜」
「はぁ…(何で私だけ練習艦で稼いで予備役ニート三隻の面倒見なきゃいけないんだろう

一方その頃英国
「やん、あああぁん、ひゃゃゃん…ふぅぅん…わ、わたし、何で…ぼっち…なんだろう」
「ぁぁ…グロリアスお姉ちゃんと…ひゃぁんんっ!…カレイジャスおねえちゃんのが…」
「入ってくるよぅ…わたしのなかにっっ!にゃっ!?にゃにこれっ!??変だよぅ」
「おなかの、おなかのおくが…ごりごりするよぅ…ひああああぁあぁぁんんんっっっ!」

覗き窓より
「試製15インチSHSの耐弾テストは順調に済みました。元海軍大臣殿」
「よかろう、明日の晩が楽しみだな。ふふふ…ヴァンガードたん…」

『我々は今大戦を戦艦のようなもので戦った』〜W・○ャーチル〜

というKGV級を揶揄した言葉は良く知られているが続きがあるのはあまり知られていない。
『なお、真の戦艦とはヴァンガードの事を言う。その増備を願う。』
(意訳:海軍省、ヤリ飽きたR級の主砲塔でも何でも流用して俺に新しい処女戦艦よこせや)

・・・即興エロってむずい・・・

108名無しの紳士提督:2014/08/26(火) 20:56:59 ID:tl.PmMwA
読み返すと只のパロですね、お目汚しすまぬ
やっぱ勢いで疾走るのはあかんな
しかし今回のE-6の過酷さを良い意味でSSのネタに消化できぬものか考察中

109名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 01:35:29 ID:KG7jD0io
>>103
乙です。
普段はおとなしい感じの眼鏡っ娘とエロいことをするシチュエーションは最高ですね。

110名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 04:01:43 ID:rEaucYOk
>>108
こういうバカバカしいネタ好きだけねー

E-6は難しいMAPではなく、面白味のないMAPという評価がすべてだ

111名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 04:48:49 ID:4VD03nbg
それなりにやりこんでる提督ならカンスト艦とホロ装備がゴロゴロしてるからね
難しくする方法が運ゲ化ぐらいしか無いんだよね。去年から言われてることだけどさ

112名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 06:30:17 ID:NVKAdLfI
大淀は人によっては実装前と実装後で書き方やネタが結構変わってくる艦娘だな

113名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 07:24:55 ID:glZjFZpo
E-6は提督LV100未満でE-5まででめぼしい戦力使い果たし
なけなしの三戦級LV70〜80代前後の艦隊で(下手すると一部60代も…軽空とか)
乾坤一擲の戦いをしかける人が一番楽しめてるような気がする
どの道運ゲーには間違いないが

114名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 11:14:03 ID:nozzQWh.
次回E-6みたいなのやるならタワーディフェンス風にして欲しいねー

つーかE-6はAL.MIとは別勢力の深海ではという説があってだな

115名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 16:19:50 ID:QNFUoRdM
はいはいスレタイ確認しましょうねー

116名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 18:20:09 ID:glZjFZpo
秘書艦のみの第1艦隊→第2〜4艦隊出撃させる→提督秘書艦といちゃつく
→1コマ目でワンパン大破帰還でいい所で中断→再出撃後、再開して挿入までいく
→も、ボス撃破して帰還してきた艦隊総員に見られ提督中折れ&秘書艦羞恥の余り爆泣きor逆切れ
→「折角アタイらが働いてるのになにやってるんだよ!」とばかりに吊るされる提督
というネタを思いついたんだがSSにまとめる力量が無い
ってこれ結構思いつきそうだな

117名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 18:21:30 ID:KwqEV7hI
>>115
それ言い出したら非エロネタがNGになるしなーそういう問題なら管理スレへ

E-6は向こうから来るんだから、大量鹵獲ネタ
もしくは情報を流した裏切り者、スパイネタかねぇ
システム的、攻略的ネタではあきつ神拳や捨て艦や潜水艦削りに重力砲に匹敵するネタがない。

118名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 19:19:14 ID:4VD03nbg
スパイねえ…
鎮守府(提督)に恨みがあって、隠密行動が得意で、深海棲艦と密かに連絡できて、今回のイベ海域の留守番組

あっ…

119名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 21:08:21 ID:x2bTCuaI
???「ぬ、濡れ衣でち」

いかにもって奴ほど真犯人じゃないという法則もあるし……
活躍の場が欲しかった、いつもは消費が激しくて使ってもらえない人たちとかじゃないかな

120名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 21:19:28 ID:hmFJKZnI
なんでや、大和煮さん(仮)は関係ないやろ!

121名無しの紳士提督:2014/08/27(水) 21:47:47 ID:glZjFZpo
怪しくてスパイかと思ってたら逆スパイってこともありうるかもよ
両陣営どちらをも裏で糸引いて操ってる者がいるんだよ…例えば低速の…おっとこんな時間に誰かな?

122名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 00:57:50 ID:CI0dTwD.
イベントお疲れ様です提督。向こうから攻め込んでくるなんて、今頃あっちの士気はうなぎ上りでしょうね。
今後はより積極的な行動をとってくる可能性もありますが、そうなると敵ながら資材消費は大変そうですね。
何しろ大規模な軍事行動となれば鋼鉄、燃料、ボーキ、弾と全てが不足気味になりますから、向こうの同業者がうらやまし……いえなんでも。

ところで提督、今後に備えて戦力の拡充や資材の備蓄は十分ですか?
必要とあれば当アイテム屋にご用命を。え?商売上手?いえいえ、大したことではありません。


需 要 が な い な ら 作 れ ば い い 。


ただそれだけですよ。

123名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 01:01:04 ID:Lu8sGYec
いや、素直に運営の手先、猫吊るしを疑おうよ。
それすらも黒幕の思うづほなんだろうけど。

124名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 01:11:53 ID:U3.p.7m6
黒幕はづほちゃんだった…?

125名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 01:43:27 ID:FzyU71ks
Верныйスパイのあぶり出しを頼むよ


負け続きに加え、各種新姫鬼など幹部の登場で居場所のなくなってきた戦艦姫鬼の半分死に場所を求めての殴り込みというよくある特撮ライバル幹部の最後みたいな理由だと色々捗るな
E-5で奪還作戦やってる以上、どうも本土殴り込み部隊は違う意図で動いてる感じが

1262-683 大井:2014/08/28(木) 05:35:21 ID:SPD1.jlA
おはよう
別府でもエロでもないけど短文行くよ

1272-683 大井:2014/08/28(木) 05:36:12 ID:SPD1.jlA
「楽しみにしているよ」

書類に目を落としたままこう言うこの人は一見無愛想に見えるが、
それとは不釣り合いに口角がやや上がっている。
何の面白みもない書類なんかを見ていてそうなっているのではない事くらい、最早私でなくても分かるのではないか。

「……ふふっ」

その差異が可笑しくて、つられて笑いを零しながらも、私は後ろ手に扉の把手を捻る。
今日も提督からこの科白とその内の透け透けな感情を補給し、私は厨房へ出撃する。
それにしても、今までは鎮守府近海を巡回警備する時と同じような心持ちだったこの習慣が、
今はどこか新しい海域へと足を踏み入れるような心持ちになっているのは何故か。

把手を握った時に、昨日まではなかった硬い輪の感触が薬指にあるからに違いない。

……………………
…………
……

1282-683 大井:2014/08/28(木) 05:36:53 ID:SPD1.jlA
食堂の暖簾を潜る。
遠征に駆り出す艦、鎮守府海域の警備に駆り出す艦、夜戦だけに備えて寝ている艦等、
留守の艦が多いお昼前の食堂は空席が目立つ。
逆に、正午を過ぎてから席が埋まるので僚艦と窓際の席を取り談笑に花を咲かす艦もいる。
料理の仕込み時間をそうやって潰す艦を尻目に、私は厨房に入った。
奥で別の料理を仕込む間宮さんに一声かけてから割烹着に身を包み、まず米飯を作る作業から取り掛かる。
朝のうちに空になった大釜を軽く洗い、米を数えながら釜に放り込んでゆくと、がたがたと何やら騒がしい音が。

「あ、やっぱり大井さんだったっぽい!」

声の方に振り向く。
するとそこには、カウンターから乗り上げるように夕立ちゃんが紅い目を輝かせて私を見つめていた。
椅子の上にでも立っているのだろう。
海戦時では駆逐艦にあるまじき火力を発揮するこの狂犬と思しき彼女も、
こういった場では見た目相応に可愛らしい仕草を見せてくれるので微笑ましい。
唯、これでは椅子ごと後ろに倒れたりしないかが心配だけど。

「あれー? 指に付けてるのなぁに?」

"指に付けてるの"……。
これしかないわよね。中々目敏い。
一応見せて確認してみたが、当たりだった。
少し気恥ずかしいのを抑えようと、私は止めていた作業を再開し、大釜に米を移しながら説明する。

「これはね、結婚指輪っていうの」

「ケッコン? 提督さんに貰ったの?」

「っ……、そうよ」

「ふ〜ん……」

1292-683 大井:2014/08/28(木) 05:37:28 ID:SPD1.jlA
沈黙が訪れ、私が釜に米を移す音だけが響く。
自分から聞いておいて反応はそれだけ?
さっきの旺盛な好奇心はどうしたのか。
夕立ちゃんに目を向けていないので、夕立ちゃんがどんな顔をしているか分からない。
しかし、そんな状態は数秒で終わりを告げる。

「ケッコンしたってことは大井さん、コドモできるっぽい〜?」

「こっ……、子供!?」

――この子はいきなり何を言っているの!?――

突然の事に対応できず暫し言葉が詰まる。
飛躍しているとしか思えないその話について行けず夕立ちゃんを見やったが、
夕立ちゃんはあくまでも"今言った事の何がおかしいのか"という顔で不思議そうにしている。
見た目相応……なのかしら。
もう少し知っていてもおかしくはない筈。
この子の中では子供は例えばコウノトリが運んでくるという事にでもなっているのだろうか。
いやそれよりも。
私と、提督の、子供……子供……子作り……。

……っ!!

「あっ、あの提督と、こ、子供だなんてそんな……、それに艦娘なんだから子供なんてできる訳……」

一杯一杯だった。
ひたすらに釜に米を放り込む作業に没頭する事で、せり上がる顔の熱を忘れ去ろうとするしかない。
その結果……。

「あ、あの、大井さん? お米、少し入れ過ぎでは……」

「えっ?」

いつの間にか背後に寄っていた間宮さんの指摘によって、熱を忘れる事は出来た。
しかし、私は大事な事まで一緒に忘れてしまっていたのだ。

――お米、何号入れたんだっけ――

……………………
…………
……

1302-683 大井:2014/08/28(木) 05:38:07 ID:SPD1.jlA
「……今日のご飯は柔らかいな」

提督は、カレーとご飯を共に掬ったスプーンを一回口に運んだだけでそう呟いた。
分かっている。
杓文字で掬った時の感触で不安が溢れんばかりに滲み出てきたのだ。
食べなくても分かる。
そこまで分かっていてもその評論から反射的に自衛するように、
私はこの人と同じように自分の皿にも盛った物を睨みながら言い訳を零す。

「夕立ちゃんが悪いのよ……」

「夕立がどうした?」

「あっいえ! なんでもありません、うふふ」

こうやって自分の失敗を認めたがらないところは私の短所だと思う。
理性の蓋が少しだけ開いて自然と口をついた言い訳は、今回は完全には聞かれなかったらしい。
私は口角を上げて取り繕った。
すると提督は、首を少しだけ傾げてからまたスプーンを口に運び、顔を綻ばせる。

「カレーはいつも通りよく出来ているな」

「どうも」

――食べなくてもいいのに食べるのね――

この人は、柔らかいと評したくせにそれを口に運ぶ。
罪悪感が湧くも、それ以上に優しいんだか甘いんだか分からない提督の態度に、心の奥底で私は救われていた。
私も目前の失敗作を処理するべく口に運ぶ。
……やっぱり水が少し多かった。
これはあまり他の艦には出したくないが、捨てるのも勿体無い。

「あれっ、提督さん、指輪は〜? これじゃ子供、できないっぽい〜?」

「は? 子供?」

私が調理の後片付けやら提督を呼んでいる間に食事を済ませたらしい夕立ちゃんが、
子犬のように無邪気に声をかけてくる。
しかし提督もまた、犬の言う事は分からない――悪意がある訳ではなく――とでも言うような反応だ。

「ごめんね? 提督も大井さんも。ほらっ夕立行くよ」

姉妹艦の時雨が、えーだの待ってよーだの不満を零す夕立を引っ張っていった。
あの二人には食事が済んだら出撃の準備をするよう指示が出ている。
私達も早めに食事を済ませてその準備にかからなくてはいけないのだけど、
肝心の提督はどう反応したらいいかで悩んでいるようでスプーンを置いてしまっていた。

「……あはは……、夕立は大分子供だなあ」

1312-683 大井:2014/08/28(木) 05:38:42 ID:SPD1.jlA
そう苦笑いして提督は肩を竦み、左手をやれやれと言った具合に上げる。
しかし、私は夕立ちゃんや時雨ちゃんの事なんかとっくに頭から抜け、提督の左手を凝視していた。

――確かに付いていない――

「さあ、自分らもさっさと食べ――」

「提督はどうして指輪を付けていないんですか?」

夕立ちゃんが指摘して、そこに初めて気付いたのだ。
自分の事ばかり考えていて浮かれていたのが原因か。そんな事にも気づかなかったなんて。
夕立ちゃんが指摘した顔のように、提督もまたきょとんとした顔で私を凝視している。

「ああ……、その指輪は上が艦娘用に作った物でな。提督用なんてのは用意されていないんだよ」

なるほど。
上層部としては艦娘の性能上昇が目的である筈だから、コストを増やして提督用の物まで作る理由はないのだろう。
しかしそれが理由になると思ったら大間違いだ。
私ばっかり浮かれていて提督がこれでは、私が一体誰と結婚したのか、別に忘れはしないが証は必要だ。

「明日、提督の分も一緒に買いに行きましょう?」

「は、いや、そんな時間は……」

時間はない?
無理矢理割いてしまえばいい。
書類なんかその後で幾らでも書ける。
少し語気を強めて再度説得にかかる。

「……行きましょうね?」

「……分かったよ」

まだ何もしていないのにもう疲れた表情をしながらも、提督はやはりその中に笑みを隠していた。
隠れてないけど。
こんな私にここまで付き合うこの提督は中々に物好くだなあ、と自分で思う。

1322-683 大井:2014/08/28(木) 05:39:42 ID:SPD1.jlA
「……あ、そういえば艦娘って、子供作れるんですか?」

「私が知ってる訳ないだろ」

まあそうか。
そんな事を知ったところで普通は何も成さないのだから。
艦娘は人間ではない。
それでも、軽い気持ちで少しの希望を持つのもまた、悪い事じゃないし。

「それなら……」

仮に、もし仮にそれが可能だとしたら。
色々と大変な事も付いて回るかもしれないけど、
それでも、それ以上にこの幸福の更なる彩りになるかもしれなくて。
希望を捨てられる程私は捻くれていなくて。
皿に盛られたカレーライスを半分程食してくれたこの人の面白い反応を見たくて。
言うだけなら自由でしょう?



「私達で新しい艦、作ってみます?」

1332-683 大井:2014/08/28(木) 05:41:22 ID:SPD1.jlA
イベントおつカレーライス
多くの人はE-6を北上様でやってるみたいだけど
僕のところでは取り巻き2隻残っていながら大井が見事なカットインスナイプで終わらせてくれました

134名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 08:10:57 ID:QvN/qwjw

かわいいなぁ
大井さんはけっこう純愛が似合う印象

135名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 09:58:45 ID:QA86xF1s

大井さんは捕まえてそのまま捕まえ続ける側だよね

137名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 11:56:24 ID:VNyX8gUY
乙ー

138名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 12:26:37 ID:Z9Nr7sLw
乙GJ
相っ変わらず大井さんかわいい


夕立は無知シチュだよなやっぱ

139名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 13:05:27 ID:BnGzlttE
乙!
大井さんも夕立ちゃんもかわいい

140名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 16:40:15 ID:QA86xF1s
先行登録提督だと大井さん初期艦並に古参なんだよね

となると中破台詞が古女房にだけ許されたキツいジョークに聞こえる
特に産廃の時期を知ってる訳だし、初期艦とは違った繋がりがあるといいよね…

大井「ちっ、なんて指揮…あっ、なんでもありませーん。うふふっ。」
提督「うるせー聞こえてるぞ、とっとと入渠してこい」
大井「気の所為じゃないですか?あ、バケツ使いますね」
提督「ああ、悪いがまたすぐ出てもらう、頼むぞ」

141名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 17:57:14 ID:Zudl/1pg
E6みたいなマップでガチ凹みしたら凄く優しくしてくれそう(小並感)

142名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 18:12:22 ID:TO05G4NA
愛してますとか言ってくれそう

143名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 19:07:09 ID:Vn1w6EZc
着任当初は艦娘も少なく鎮守府の設備も貧素だったから
初期艦の子や大井さんと一緒に鎮守府の掃除をしたり周囲の草むしりをしたり……
鎮守府の規模が大きくなって多忙になった提督が、ふとそんな昔のことを思い出すの。とてもいいと思います

144名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 19:14:11 ID:U3.p.7m6
大井さんの陰口聞くと「ああ俺今鬼畜マップ攻略してんだなあ」って気分になります(白目)

145名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 19:43:04 ID:5OJj0S4k
駆逐艦一隻しかくれないのはゲーム的に仕方ないかもしれんがキッパリとこう言いたい
全部くれ、と

146名無しの紳士提督:2014/08/28(木) 22:27:29 ID:QA86xF1s
>>145
チュートリアル任務で白雪ちゃんが手に入るから実質2隻だし(小声)

の割にはイマイチ影が薄い

147名無しの紳士提督:2014/08/29(金) 00:18:54 ID:fZjRZRNU
>>133
乙です
俺提督も今回は大井さんに頼りっぱなしだった
中大破率も高くて正直すまんかった

>>117
以上欝ネタですご注意下さい




侵攻作戦終結後大量鹵獲された深海棲艦達。
彼女らは戦利品として凱旋展示され辱めを受けるか、もう一つの選択肢しか無かった。
それは…
「先ほどの敵本土沿岸侵攻作戦により我が鎮守府の損害はきわめて甚大である。」
「只今より第五艦隊を新たに編成する。編成は協力的で志願した鹵獲艦にて行う。」

提督の平坦な声が響き渡る。そして憎悪・憤り・憐憫の表情を浮かべる艦娘たち。

「ワタシタチ強制的ニ、仲間ト戦ワサレル…補給モロクニナシニ…」
「勝ッテモ…裏切リ者ノ侮蔑ニマミレイキルシカナイ。負ケタラ…処刑ハ必須…砲雷撃処分ダ」
「ソレニコノ鎮守府ニハモウ先ガナイ…勝ツコトハ不可能…仲間ノ手デ沈ムシカナイ。」

悲壮な覚悟浮かべる深海棲艦達。だが提督は無慈悲にも出撃を命じた。

「あいつら殺したい程憎んでるけど…それでも酷い。酷過ぎます。あんまりです提督。」

先の戦いで北上を失った大井は憎しみと怒りの狭間に苦しんでいる。

「上からの命令だ。彼らの協力と志願の意思を使い潰せ、少しでも敵艦隊を削れとな…」

そして今まさに、死ぬ運命を定められた艦隊が船出の時を迎える…


元ネタはオスト大隊だけど良い子のみんなうかつにググらない方がいいかもよ
SLGプレイヤーがかわいそうだからせめて真っ先に全滅させるぐらい相当曇るから…

148名無しの紳士提督:2014/08/29(金) 16:19:20 ID:fZjRZRNU
>>146
何も知らなかった俺は貰った白雪ちゃん速効で合成材料にしてしまった…
ついでにダメコン一個も解体クエで使った…

149名無しの紳士提督:2014/08/29(金) 17:12:33 ID:yloi2qgo
通常艦はともかく、鬼姫など幹部レベルは捕獲されてるのかな。

150名無しの紳士提督:2014/08/29(金) 23:10:27 ID:wk2RSBRk
隼鷹改二の中破絵の禁マークでどんな想像したのか言ってごらんなさい
俺は貞操帯を想像しました

151名無しの紳士提督:2014/08/29(金) 23:25:04 ID:DOqig0c.
あれ、丸見えよりもむしろエロいよw

152名無しの紳士提督:2014/08/30(土) 12:18:35 ID:ZBUSYKl2
とりあえず次の薄い本で禁は出演まったなしだな
修正とかで使われそう

153名無しの紳士提督:2014/08/30(土) 12:49:45 ID:RW5Y97VU
雲龍といい、くーろくろ絶好調だなw
良い艦載機載せてあげるから、色々してほしい

154名無しの紳士提督:2014/08/30(土) 22:10:59 ID:Bm8.aPVU
(文字の色と背景が同化してて凄い見づらいです)

155名無しの紳士提督:2014/08/30(土) 23:30:40 ID:Ff0FUOXE
隼鷹改二来たけどうちのはLv30近く足りん…でレベリング中
しかしSSの筆が止まったままだE-6攻略失敗と前スレに上げた山城SSで疲れたかな
現スレに書いた重巡洋艦小ネタみたいな即興なら楽に思いつくんだが

156名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 00:22:45 ID:8Sn7BO4Y
本番ありのSS書くと非エロSSやら小ネタしか書けなくなる病に少し前から感染したっぽい
ネタは思いつくのになぜか文章にできなくなってきた。
誰か股ぐらいきり立つようなの投下してください!何でもはできませんけど

157山城SSの人:2014/08/31(日) 01:49:43 ID:fbrzFkUo
頭の中のを推敲するけど文章にまとまらない事は良くあるよ
というかエロ部分が意外とテンプレかと思ってたけどいざ書くと結構考えて疲れるのよね
エロゲライターや官能小説家が改めて偉いなんて思う日が来るとは
山城SSみたいな先ずネタありきなのはその点楽でした
ああいう路線で磯風乗組員手記の磯風×矢矧ってのを考えたが磯風手に入らなかったので頓挫中
エロSSライターの皆さん頑張って

1582-683:2014/08/31(日) 02:36:48 ID:4/Q8pB3I
エロは書きたい事書いたから後は非エロしか書く気が沸かない
アブノーマル趣味があればもうちょっと進んでるのかもしれないけど
そういうもんじゃないのかね
エロを書こうとしてあれこれ悩むのは本当同感だよ

159名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 02:59:14 ID:F32JUj5.
日常イチャラブしか書けないよ
エロSS書ける人は凄いと思う、いや本当に

160名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 03:28:50 ID:Mh2FU7Ac
>>155-156
http://kancolle.x0.com/image/88834.jpg

161山城SSの人:2014/08/31(日) 11:03:29 ID:fbrzFkUo
>>160
どっかで読んだような言い回しだと思ったら・・・
丁度戦場まんがシリーズ読んでたところだったからタイムリーだった

松本作品だと「ワダチ」が好きかな
無理矢理艦これ風にすると・・・
提督(チビでメガネでガニマタ)を進める為にココはアタシらが!と挺身する最古参戦艦金剛ちゃん姉妹
対立組織所属だが提督を想うようになり、でも部品不足で壊れてゆく五月雨辺り
打算と現状を見据えて「ついてけるまで行けばいいんじゃない」と提督と共に新天地を行く鈴熊
だがその新天地の秘密は提督しか知らない…
・・・我ながらなんか色々アレだな

162名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 19:35:07 ID:Y8Xw.KMU
書くネタが思いつかない?
それはきっと提督しか男が居ないと思うからだよ
逆に考えるんだ「生やしちゃってもいいや」と


以下ふたなり短編投下します、苦手な方は超注意。
島風×天津風。

163名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 19:35:49 ID:Y8Xw.KMU
「いいよー。入って。わたし個室だから遠慮することないし」
「お、お邪魔します…」

夜更けの駆逐艦寮。亜麻色の髪の、どこか漠然とした表情の少女――『島風』に割り当てられた私室に招待されたのは、やや緊張した面持ちのどこか古風な銀髪の少女――『天津風』。
ベッドの他にはさして目立つ飾りも見当たらない簡素な部屋に二人で入り、ドアが閉まりきらないうちからさっさと服を脱ぎ始めた島風を見て、天津風は今更胸が大きく高鳴るのを感じていた。

「あまちゃんもはやく脱いでー。汚れちゃわないよう、ハダカ同士が一番いいよ」
「ぜかまし…ほんとに、するの?」
立ったままで特徴的なZ旗黒パンツから自慢の美脚を抜き、やがて床に脱ぎ捨てた島風がこんどは天津風の衣服に手をかける。
まるで一緒に風呂でも入ろうかという気軽さだが、ことはそうではない。もっと重大で、もっと仲良くなれること――を、しようというのである。これから、二人で。

そしてそのための驚異的な準備を、二人は既に終えていた。


「ね。男の子とこんなのしたことある?」
未成熟な裸身を、友人の匂いのするシングルベッドに横たえた天津風は、同じ格好で覆いかぶさるように四つん這いになった島風の問いにふるふると首を横にふった。
合わせられる唇。少女から女になりかけた時期の、独特の甘さをもった二人の裸身が、重なる。

「じゃあ島風が一番、だね」
「ぜかましは……あるの?」
「ないよ」
だからあまちゃんも一番だね、とニヤリと特徴的な笑みを浮かべた島風は、ぎゅっと天津風の脚の間の『第三砲塔』を握った。
「!」
未知の感覚に、天津風の表情が羞恥と不安に染まる。
今日はいっぱい撃たせてあげるからねー、と同じものを装備した島風は、いつもと変わらない口調で言った。


――仲良くなりたいんだよ。
一緒に秘密の遊びしようよ。

そう島風に強引に誘われて、流された結果。
工作艦『明石』を二人掛かりで散々に酔わせ、その状態で秘密に特別に増設してもらった単装砲――その特殊過ぎる準備をもって、今二人は本当にベッドの上にいた。

164名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 19:39:34 ID:Y8Xw.KMU
「あまちゃんて身体あったかいねー、気持ちいい」
島風がすりすりと天津風にハダカの全身をこすりあわせてくる。
ふにふにと胸の先端が重なり、思わず声が上がる天津風。しかしそれよりも――

互いの股間の砲が軽く接触し、絡むたびに与えられる奇妙な切なさに、溜息のような吐息が天津風の唇から漏れる。

「ふふん。もう感じてるのか、あまちゃんは」
挑発的な口調で言いながら天津風の砲を再び握った島風の表情もしかしわずかに紅潮し、股間の砲は最大仰角でいきり立っている。
「はあ……はあ……じ、自分だって……!こ、これはどういうことよ……!」
天津風の手が、逆に島風の砲に触れる。

一瞬驚いた表情になった島風は、淫靡に笑って天津風のそれを上下に刺激し始めた。
与えられる未知の快感に喘ぎながらも、天津風は上に重なった島風のそれを同じ動きで反撃する。

「うっ……あ、はぁ……」
「ん…だめ、もう……」

相手の行為に高ぶっていく気持ちが、互いに相手を責める。
まるで互いにひとつになって自慰を行うようなその行為は、止めることなどできない快感を伴っていて。

「…うあっ!な、なんか出る……っ!」
「やあぁぁあぁん!きゃはぁぁぁっ!」

やがて駆逐艦・島風と駆逐艦・天津風の第三砲頭は、同時に初弾を放った。

165名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 19:40:23 ID:Y8Xw.KMU

「ふっふーん。さて、わたしにどうしてほしい?なんでもするよ」
「…どうして……って……」

足を開いた形でベッドに寝転び、排熱も収まらず硝煙の匂いも真新しい天津風の砲頭を見つめる島風。
その積極性に終始押されっぱなしの天津風は、次の言葉が見当たらない。

気持ちいいには、気持ちいいけど――。

「そうだ。こっちと一緒に触ってみようか?」
いいことを思いついた、と言わんばかりの表情を浮かべた島風の左手が再び砲を掴む。
ひっ、と軽い悲鳴に似た声を上げた天津風の、その砲塔の下――既にとろとろに濡れた天津風の『女』の部分に、島風の右手が触れた。
「やぁぁぁっ!!い、一緒に…しないでぇ……!」
左手が、屹立した砲を上下にこしこしと扱く。
右手が、濡れた秘唇に中指をじゅぽじゅぽと抽送する。
「お、…おかしくなるよう…っ!やめて、ぜかまし、それやめてぇぇぇっ!!ああああああんッ!!!」
通常の二倍の快楽――いや相乗して十倍とも百倍とも感じとれるような快楽が、やがて天津風の『女』のほうを到達に導いた。

「おぉー。あまちゃん、すっごい気持ちよさそうだねぇ」
声にならない声を上げながら、びくん、びくん、と全身ごと震わせる天津風の秘唇から、中指を抜き去ると。
島風は天津風と逆向きに倒れ、何を思ったか両脚を伸ばしてきた。
自分の性器までも露出するのは、一切お構いなしだ。
「こっちは足でヤられるのが好きな男子もいるときいた。どう?」
「ぅぁ……ごわごわしてて、へ、変な感じだよ……」

つるつるの両脚の裏が自分のを挟みあげしごきあげるそのじれったいような感覚に、よじるように船体を揺らす天津風。
あれ、ストッキングが要るんだったかな、などと呟きながらしばらく足指でそれを玩んでいた島風がふと止めて、天津風を見下ろす形でベッドに膝立ちになった。

166名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 19:41:05 ID:Y8Xw.KMU
「ね。挿れてみていい?」
「ええっ?!だ、だって……ぜかまし、初めてなんでしょ……?いいの?」
「いいよ。女の子は数に入らないってコトで。ってか、あまちゃんなら全然、いいし」

あわあわしている天津風の砲を、にやにやと笑いながらお構いなしにつまみあげ、上から腰を下ろす島風。
「…っく……えぇいっ!」
かなり狭くてキツい感触に、互いにぎゅうぎゅうに擦られながらも、島風は痛みをこらえ全体重をかけて一気に飲み込んだ。

「ふあぁぁっ!」
「入ったぁ……凄く熱いよ、コレ…あっつくて、気持ちい…」

快感に悶える天津風の砲を艦内に受け入れて、接続したまま揺れ始める島風が小さくため息をつく。

「……ふふふ。かわいいなぁ、あまちゃんは。もうちょっと動いてみよ……っと……ん……」
「ふっ、うあっ、あぁん、ぜかまし……ちょっ…と、もう……」

積極的に小さな腰を揺らす島風の下で、股間の砲から伝わる未知の感覚に、同じ高速型駆逐艦と接続する背徳感に、天津風は一気に高みへと昇り上げられる。

「あ……だめ、もう…もう、撃っちゃうよ、中に……っ」
「いいよ」
「いい…って、ああ…っ、あっ、あああああああっ!」

ぴったりと身体をくっつけて、小さな乳房を自分の乳房に擦り付けられた瞬間――
島風を持ち上げるかのように反り返り、びくびくと勝手に震える身体。先端から腰に、背中に、全身に伝わる痺れるような快感。――轟音。
駆逐艦・天津風の第三砲塔は、友軍艦の艦内に向け、その砲弾を幾度も発射した。
甘い香りの風が吹き抜け、ぎゅっと瞑った眼の奥に、ちかちかとした光が何度も瞬くような夢想を彼女は覚えた。



「ふー。あー凄かった。楽しかったー」
「………」

全裸でベッドに腰掛けたまま、満足そうに手足を伸ばした島風とは対照的に、隣に転がって肩で息をする天津風は応える体力もない。

「……なんで…こんなこと…思いついたの……?」
「べつに。仲良くなりたかったからだよ。もっと、もーっと」

貴方は私の最初の、大好きな『お友達』だし。そう言って屈託のない笑みを浮かべた島風の顔を、天津風は複雑な表情で見返していた。
キモチは嬉しい。嬉しくないワケがない。不快だった――訳でもない。
気持ち良かった。多少、不本意ながら。

「……もういっかい、やる?」
「……えぇっと……」

こんな実験みたいな責めを相手に体力がどこまで持つだろう。そう思いながらも逆らえず、島風の望むままに再び押し倒される天津風であった。


甘い夜はまだ、始まったばかり。

167名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 19:41:55 ID:Y8Xw.KMU
以上苦手な方には失礼しました
そろそろ新世界の扉を開きたい今日このごろ

168名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 21:25:06 ID:RgbXnvNk
ふたなり好きの俺歓喜
乙でした
酔っ払った明石さんも高角砲つけて何かやってそう

169名無しの紳士提督:2014/08/31(日) 23:33:30 ID:Mh2FU7Ac

きょにゅーが生えてるとあれだが、ちっぱいならおk
ただし空母系は駄目という俺
戦艦は生えてる薄い本多かったような


新世界か…
艦娘が姉妹艦とかの名前を呼びつつ、自慰をしているのを盗撮してそれを元に
「これを姉妹艦の〇〇が見たら、艦隊はどうなるんだろうね…」と脅す
これはまぁ王道である
立場を替えて

提督が秘書艦とかの名前を呼びつつ、自慰をしているのを盗撮してそれを元に脅す
「これを秘書艦の〇〇が見たら、艦隊はどうなるんでしょうね…」
しかし、これは攻守が入れ替わっただけで新世界とはいえない

ここはもっと替えて
提督が姉妹艦ラブな艦娘の格好をして、コスプレした艦娘の姉妹艦とかの名前を呼びつつ
女装自慰しているとこを自分で撮って
それをその提督がコスプレした艦娘に無理やり見せて
「これを全世界に公開したら、艦隊はどうなるんだろうね…」と脅すのどうだろうか
比叡や瑞鶴あたりにしてみたい

1702-683 大井:2014/09/01(月) 00:44:27 ID:PgEFUQ6k
数日前なんか言ってたかもしれないけどエロができた!

1712-683 大井:2014/09/01(月) 00:45:10 ID:TeUr9IP6
ひどい熱帯夜だ。
唯でさえ脂汗が滲み出る程緊迫した作戦が、こんな時に発令されるとは。
やっとの思いでAL、MI作戦が終結したかと思えばこれだ。
手拭いで額やら頬に伝う汗を、彼らの仕業であるかのように鬱陶しく払う。
敵の彼らも中々に頭の切れる連中のようだが、
念には念を入れて最終兵器を出し惜しみして留守番させていたのが功を成した。
骨の折れる作戦だったが、
お陰で秘書艦に待機命令を出し続けた事を糾弾されなくなったのは、果たして喜ぶべきところか……。
何にせよ、睡眠時間さえ大幅に削られたこの作戦も遂に終止符を打つ事が出来たと言えよう。
先程入ってきた通信によると、もう電探には敵艦隊の脈が全く現れなくなったらしい。
だからこうして精神的にも身体的にもガタが来ている体を、
舗装された堤防に精一杯足を踏みしめて支え、艦隊帰投を今かと待ち構えているのだ。
何でもない単なる潮風にさえともすれば倒されそうだが堪える。
艦隊面子は自分なんかよりも余程疲弊しているのだ。

……………………
…………
……

172名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 00:45:29 ID:0r8Gf1W2
明石さんが某河童か月人のような便利屋さん(薄い本的な意味で)になりつつあるなw
ともかく乙乙

1732-683 大井:2014/09/01(月) 00:45:50 ID:TeUr9IP6
共に待機していた艦が、早々と担架に重量級戦艦三隻と軽空母二隻を乗せて去って行った。
これまでにない甚大な被害であるが、代わりに旗艦大井だけは被弾を完全に免れていた。
と言うのも艦隊決戦の勝敗を最も左右するのはその旗艦であり、
旗艦にだけは何としてでも被害が及ばないように指揮していたからだ。
何の反発もなく作戦内容を随伴艦に刷り込ませる事が出来たが、やはり心苦しい。
休みたいだけ休んでくれ。あいすくりんを進呈してもいい。
そして今、波打つ堤防の上では自分と第一艦隊旗艦大井だけが残されている。

「…………」

大井は敵艦隊を撃滅させた直後から終始呆然とした様子だった。
いつもの凛々しさはない。
大井の目は焦点が合っているのかいないのか、私の方を向いているのに見ているようには見えない。

「……ていとく?」

魂でも抜けたような平坦な声色だ。
大丈夫か。私が分かるか。

「作戦、終わったんですか……?」

嗚呼、終わったんだよ。
お前ら全員帰ってきたんだよ。

「そう……はあ……っ」

どさっ。

膝から崩れ落ちそうになった大井を、自分の体で受け止め支える。
随伴艦の姿がある今まで懸命に堪えていた物が遂に壊れたのだろう。
尚も崩れそうな程身体に力が入らないらしく、抱え方を工夫せねばならなかった。
密着し、腰に手を回す事になってしまうが許せ。
背の艤装が少し邪魔だ。

「敵、本当に撃滅させられたんですか……?」

それはお前が一番分かっているだろう。
通信でお前が直々に、あるだけの全ての魚雷を敵旗艦に命中させ撃沈を確認したと報告してきたじゃないか。
戦艦には探照灯も装備させていたから見えたのだろう?

「そう……そうよね……」

1742-683 大井:2014/09/01(月) 00:46:29 ID:TeUr9IP6
力が入らない腕を上げて、大井は私の背に時間をかけて手を回した。
私の存在を確かめ、しがみつくように。
大井の両手や声は小さく震えている。

「ごめんなさい、提督……もう少し、このまま……」

分かった。
棟に戻りたくなったらいつでも言うんだぞ。
歩けないなら負ぶってやる。背の艤装の重さが見た目相応でなければの話だが。

「っふふ、提督には無理ですよ……っ」

大井は皮肉って一瞬笑ったかと思いきや、身体で嗚咽を上げる。

「っ……、ふ、……ぅ、ひっく……」

私の背に回された両手は一際大きく震え上がり、
捕まえた物を決して逃がさない具合に落ち着きなくぎゅっと私の背の上着を掴んだ。
きっと大井は、託された大き過ぎる期待と、湧き出る不安やプレッシャーに押し潰されないよう、
自分を保つ事で一杯一杯だったのだろう。
強力な兵器である鉄の塊を背負い、ただっ広い海洋を駆け抜けて来たと言っても、
この震える華奢な肩と、やや細めの腕と、大きくない手をいっぺんに感じてしまっては、
罪悪感がダムのように押し出される。
償いとかそういう事ではないが、出来るだけ落ち着かせようと手から腕まで使って頭を優しく撫でる。

「ぅ……ん、すん……ひっく、うう……」

よく帰ってきてくれた。おかえり。

「っ、作戦が悪い、のよ……、他の艦にっ、あんなに被弾させて、ぐすっ……」

悪かった。悪かった。

……………………
…………
……

175名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 00:47:02 ID:CvR1qRh6
*

1762-683 大井:2014/09/01(月) 00:47:07 ID:TeUr9IP6
「……ん、……」

まだ窓から明るい光は射し込んでいなかった。
瞼が開き、敷地内の遠い明かりを頼りに最初に入ってくるは、天井を向いて寝息を立てるあの人の姿。
重くなくやけにはっきりした意識を頼りに眠りにつく時の状態がどのようなものだったか、
それは見ていた筈の朧げな夢の内容よりずっと回顧しやすいのだった。

――なんで離れてるのよ――

この人と私の疲れに疲れきった精神をどう癒すかの審議の結果、
この夜の暑さ構わず抱き合って共に意識を投げ打ったというのに。
この人の体温が離れてしまったら寝心地に違いが生じて当たり前。
魚雷の直径程度に上体を浮かせてこの人の顔に影を落としてみても、この人は睡魔に取り憑かれたままのようだ。
寝返りでも打ったのか。
私よりも睡魔が大事か。
その可愛らしくも憎たらしい顔を歪ませてやりたい、苛めてやりたい、といった欲望に身を焦がす私に罪はない筈だ。
私の安眠妨害の原因は、その安眠をもたらしていた提督そのものなのだから。
再び粗末な布団に身を預け、追いかけるように提督に身を寄せる。
この人の肩に手を添え、自然と目の前に来た耳に風を送ってみる。

ふーっ。

「…………」

駄目か。
しかし逆にこれだけで起きられたらそれはそれでつまらない。
と言うか、まさかとは思うが絶命してはいないか。
とんでもない事を真剣味皆無で考え、再度上体を起こしこの人の心臓部分に私の耳を宛てがう。
念のため体重はかけないように。

とくん。とくん。

そこには、憑き物から解放されたように穏やかな脈があった。
一緒に僅かに聞こえる呼吸も長いものであった。
自然と私の呼吸をそれに合わせると、失われた一体感が少しだけ取り戻せた気がする。
だがまだ足りない。
浮かせている上体からひっくり返した砂時計のように少しずつ力を抜き、遂にはこの人の胸に完全に頭を預けてしまう。

どくん。どくん。

音に同期して私の頭は小さく突かれる。
温かい。

――よかったですね、私が大型艦じゃなくて――

重くないようで、この人の鼓動間隔は何ら変わる事はなかった。
思わず永遠に委ねてしまいそうになるが我慢。
そっと頭を上げ、この人の耳元に回帰する。
舌を突き出し、この耳の外周から耳たぶまでを舌先でなぞる。

1772-683 大井:2014/09/01(月) 00:47:44 ID:TeUr9IP6
つぅー……。

「…………」

よっぽど疲れているらしい。
となると、この人がどこまで寝ていられるか興味をそそられるもので、
私がもう一度眠りに意識を投じる考えはもう跡形もなく消え失せていた。
本気でこの耳に悪戯する事を決め、宣戦布告の意味で口付けから入る。

「……ん、ちゅ」

「ちゅ、ちゅく、……ちゅっ、ちゅー……、んん……」

「んちゅっ、はぁ……」

しっかりとした布告になっただろう。
もう伝聞で聞いた真珠湾のような不意打ち攻撃ではなくなった。
この耳に囁きかけ、口内に唾液を分泌させる。
攻撃手段として口付けだけでなく、舐めや啜りやしゃぶりも落としてやる為だ。

「起きないでくださいねー……。……んちゅっ、はぁ、……ふぅぃい、ちゅくっ」

「ちゅちゅ、ちゅーっ、はぅ……、ん、ぺろ、ぇろれろれろれろっ」

「ちろ、ちろ、ふ……ちゅっ、ふ、ぺろぺろぺろぺろぺろ、ちゅっ」

「ちゅ、く、く……、ん、ちゅぶぶぶぶっ、ちゅぱ、はぁ」

「ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、……れる、れる、くぶ、ちゅむっ」

1782-683 大井:2014/09/01(月) 00:48:16 ID:TeUr9IP6
「……ん……」

この人が初めて声とも言えない音を発し、小さく身動ぎした。
流石に音を立てると安眠妨害になるらしい。
だがまだ大丈夫だ。
追撃を行う。

「……ん、じゅる、ちゅるちゅるちゅる、ちゅくっ、はぅ……」

「ちゅっ、ん、ちゅっ、……はぁ、ちる、ちゅくちゅく、ぺろぺろぺろ、ぇろ……」

「はあ……、ちゅ、ちゅぷぷぷぷっ、ふぅ……、ちろろろろっ」

「ちゅるるっ、ちゅぷっ、……はあ……」

「……ふーっ、ふーっ、……うふっ、ちゅぷ、ちゅぷっ、ちゅっ」

「ちゅくちゅるちゅるちゅる、んぶぶ、ちゅぶっ、ん……」

「はあ、はあ……」

その耳は、私の執拗な攻撃によって てらてらと卑猥に汚れていた。

――これを、私が…… ――

拙い。
ただこの人の耳に悪戯していただけなのに、勝手に私の身体が、下腹部が、熱く……。
見えない糸で上から操られるように起き上がってこの人の下腹部に跨り……。
……あら?

1792-683 大井:2014/09/01(月) 00:48:51 ID:TeUr9IP6
「え……硬い……?」

起きているのかと提督の顔を見やったが、目は開いていない。
しかし、殆ど光がない中よく見ると、眉間に力が入っていてどことなく苦しそうな……。

「うう……ん……」

「……ふふっ」

寝ながらでも感じる事はできるんですねえ。
私の大事な場所を下着越しでこの人のアレにズボン越しで擦り付ける。
目を閉じたままで、ここをこんなにするなんて。
まして耳を悪戯していただけなのに。
この人って、本当に好き者だなあ。
私の事など棚に上げてふわふわした頭でそんな事を考えながら、腰を前後に動かし始める。

「んっ、……ぁ、あっ」

やっぱり互いが布で覆われたままだからか、刺激はそれほど強くない。
それでも何も感じないと言うと、それもまた嘘になるのだった。

「ん……、ん、んん……」

身も蓋もなく言ってしまえば、こうデリケートな場所は敏感だから物問わず擦れば反応してしまうし、
この場合だとこうでもやんわりとこの人の熱は伝わるから悪くない。
寧ろ、これくらいだと自分を焦らす事ができて、
私の中の熱が必死に行き場を探す渦潮のようになっていって、下腹部が次第に湿り気を帯びてくる。

「ふっ、ふぅ、っ、ぁ、あ……」

「あぅ、っ、んん、んふっ……」

しかも構造上、それが液化して降りてきてしまえば漏水を止める手立て等ない。
その為に下着という装甲があるのかもしれないけど、
それもまた耐久性と耐水性は高くなく、結局は何の意味も為さなかった。
それならこの行為を止めればいいのだろうけど、
戦意高揚状態の上で私の蕩けた辞書から"止める"なんて語句は消滅している。
それだけでなく、この人が重苦しい喘ぎ声を漏らし、顔をどんどん険しくしていく様を、
しかもこの跨った姿勢から見下ろしていては……。

1802-683 大井:2014/09/01(月) 00:49:35 ID:TeUr9IP6
「っ、く……」

――私、この人を犯してる――

なんて無防備だろう。
冬のあの日私が初めて夜這いを仕掛けた時は、この人の局部を晒して直接刺激を与えるまで起きなかったけど、
今日もかなり続いている。
こうして跨って前後に擦り付けても起きないのならば……。

「はあ、……っ」

いよいよ無遠慮になった私は、提督の上体に同じ物を重ねるようにして転覆した。
提督の両肩に両手を添え、完全にこの人を覆ってしまう。
私の身体にこの人の鼓動が送られてくる。
それはもう私の絶好調な缶に負けないくらい回転しているのが分かる。
この人の心臓の音を感じるのが私はとても好きだ。
純粋に温かいから、というのも理由の一つだけど、
この人の内側の変化が一番大きく現れる部分だから、という邪な理由もある。
この人の事は細部や奥深くまで知りたい。
これだけでも結構速く動いているが、もっと速める事は出来るのか。

「行きますよぉ……、ん、んっ、ふっ、ふぁっ」

がくがく、と布団ごとこの人の身体が動きそうになるくらいの勢いで艦体を揺らす。
ここまで来るともうこの人が起きるか起きないかの疑問は、遥か後方まで置いてけぼりになっていた。
というか、そんなみみっちい疑問なんてもう雷撃処分でとうに沈んでいる。
夜戦馬鹿という事じゃないけど、
夜戦になると必然的に戦意が上がる私の性質は誰にも、自分にも止められない。

1812-683 大井:2014/09/01(月) 00:50:09 ID:TeUr9IP6
「ふぁ、ぁあ、ああああっ」

焦らしが効き、私はどんどん油を漏らす。
それがこの人の下腹部を汚す。
気持ちいい。気持ちいい。

「あぅ、はああ、提督、提督……!」

――大規模作戦艦隊旗艦を務めて報酬があいすくりんだけなんて、割に合う訳ないじゃない……! ――

「提督、提督、もっとぉ……っ!」

欲望が、私の缶を加速させ、暴発に向かって熱を上げさせる。
この人の心臓も、文句の一つでも言いたげに大きく速く私の身体を叩く。
私の大事な場所が擦れ、この人は私に滅茶苦茶にされる。

「はぅ、ぁあああ、提督、ていとくぅ……っ!」



「ふあ! ああっ! ……〜〜〜〜っ!!」

1822-683 大井:2014/09/01(月) 00:50:54 ID:TeUr9IP6
この人の身体と重なり合って果てた時、
とうとう暴発した私の缶は大きな脈打ちを最後に機能を暫し停止する。
歯を食いしばってあまり大きな声は上げないように努めるも、歯の隙間から声が漏れてしまっていた。

「っ、はあ、はあ、はあ……、はあぁぁ……」

荒い息を整えようと、必死に酸素を取り込む。
気が付けば、窓の外の空は若干蒼く染まっていた。
それでもまだ、この人は多少息は荒いものの起きていないようだった。

「……マルゴ、マルマル……。起きないなら私、先に行きますよ……」

さて、この後始末をしてから今日の任務通達の受け取りを……。

がばっ!

「!?」

え、何!?
起き上がろうとしたら急に背中を押さえられて……!

「大井ぃ……」

下のこの人が呻くように私を呼び……。
気付けば私は布団に押さえつけられ、さっきまでのこの人のような姿勢にされていた。

「あの……、いつから起きて」

「耳を舐められた時だけでも驚いたのに、まさか私を玩具にするとはね」

大分前から起きていたらしい。
狸寝入りなんかしなくていいのに。
この人は不敵に笑って私を見下ろす。
もう明るくなってきたが、終わっていたと思っていた夜戦はまだ続いているようだった。
戦況も逆転されたかもしれない。

「疲れていたとは言え、放ったらかして悪かったよ……。だから今の続き、どうだ?」

「……っふふ」



「もうこんな時間ですから、一回だけですよ?」

――だから、一回のうちに満足させてくださいね――



勿論、行為が一回で済む事はなかった。

1832-683 大井:2014/09/01(月) 00:52:25 ID:TeUr9IP6
こういうドラマCD出してくれ
角川さんDMMさん大坪さんお願いしますなんでもしますから


あと投下のタイミング間違えたみたいですまぬ
前の人達の投下も乙でした

184名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 00:54:03 ID:CvR1qRh6
人の投下直後に投下とかどうよ
いいけどさ

185名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 01:52:07 ID:ma/RSyQI
>>184
管理スレでやってよー

186名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 02:02:17 ID:iMlwsi7.
またまた抜けるよいものを、お疲れさまでした

真っ先に乙も出さずにいちゃもんつけるのも如何なもの
投下直後っつっても4時間は開いてるじゃない
しかも投下途中にレスしてるのは自分っていう
いいけどさ

187名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 09:05:57 ID:arlRh7yA
>>167
スレ的には貴重なぜかましもの乙
あの下着でちんこついてたらはみ出すな確実に

>>183

耳かきのドラマCD的なノリで耳舐めのCDがほしい

188名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 13:27:15 ID:kiR.bei6
サラッと流されてるけど>>169がえげつないこと言ってると思うの

189名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 13:41:06 ID:wbTd0UFk
えげつなさ過ぎて理解がおっつかなくて、反応出来ないだけのような気がする

190名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 13:42:49 ID:QxUmWI/A
あまりにもえげつないから皆見て見ぬ振りなんだよ

191名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 14:31:05 ID:H5OZqCVg
>>169
コスプレした提督の映像は、後姿とか撮影角度でそのコスプレした艦娘と勘違いされるっぽい?
↑なら暗い感じになりそうだが、
提督がコスプレしてやってるっていうのが分かる映像なら一気にギャグエロになりそうだなw
比較的新入りな比叡やら瑞鶴やらがドン引きして引きつった顔してそう。
姉たちは提督の趣味には慣れてるから流してる

192名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 16:04:59 ID:mNH8WJvU
淫乱テディベアが瑞鶴コスと申したか



……ごめん、本当にごめんorz

193名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 17:54:09 ID:kiR.bei6
>>191
成る程、最近艦娘相手じゃ思うような反応が得られなくなったから
全世界に向けて公開とか言って、脅迫してるのか
「もし、この映像が公開されると私はどうなってしまうんだろうね、鎮守府どころか、海軍すら巻き込む大スキャンダルに発展するかもしれないね…あきつ丸くん君にこの映像ふえ

194名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 23:17:27 ID:TeUr9IP6
>>192
言っていい事と悪い事の区別がつかんのか貴様ァァァ!!

195翔鶴×提督?:2014/09/01(月) 23:23:47 ID:e/Be40YU
瑞鶴のコスプレをした提督と聞いて思わず書いてしまった、新世界を開いた翔鶴姉の話です
病み要素ありますのでご注意を



 提督の秘密を知っている艦娘は、きっとこの私。翔鶴型航空母艦1番艦の翔鶴だけでしょう。
 誰からも忘れ去られたような辺境の鎮守府に赴任してきたあの人の、とてもとても歪んだ秘密。
 
 私達の提督は、ひどく綺麗な人です。男性なのですけど、まるで歌舞伎の女形のような線の細さや腰の柔らか
さを備えています。なんでそんな人が提督に……なんて思うんですけど、どうやら艦娘と同じように提督業も人
手不足が激しいみたいですね。大本営は才能のある人をどんどんと提督に任命していっているみたい。
 確かにあの人は、提督として優秀とは言えないかもしれません。けれどそこは私のような秘書艦の腕の見せ所。
 私のおかげって言う気はないですけど、何とかこの鎮守府は上手く回っていると思います。
 ああ、そうそう。提督の秘密の話……でしたよね。
 知ってます? あの人の肌はとっても綺麗なんです。男の人なのに、私達よりもきめ細かくってすべすべしてる
かもしれない。
 ふと物憂げに遠くを見る時の瞳なんて、私でもゾクリとする程に色気っていうんでしょうか。そういうのがあった
りするんです。
 だから私は、からかいも半分に言ってみたんです。
「提督は女の子みたいですね」って。
 身長は男性にしても高い方ですけど、肩幅はそれほど広くはないし。だから似合うと思ったんです。
「ねえ、提督。わたしのお願い、聞いてくれますか?」
 提督は私のお願いを断ることが出来ないってことは、知っていました。だって私がいなかったら、この鎮守府は
回らないんですから。だから提督は、私のお願いを無碍には出来ない。
 
 そう……きっと似合うと思うんです。
 他の艦娘の誰よりも、あの子の服が。
 私を捨てて、他の男を選んでこの鎮守府を出て行った、あの子の服がきっと、提督には似合うと思うんです。
 
「翔鶴さん……これは、どういうことなんだい」
「もう……ダメですよ。ちゃんと翔鶴姉って言ってくれないと」
 白い道着に赤い袴のスカートは私と揃いの衣装。それにあの子の髪を模したウィッグを付ければ……ああ、思
った以上に綺麗な提督の姿に、私の心は高鳴る。
「瑞鶴……会いたかったわ」
「っ……」
 提督が身を硬くするのにも構わず、私はあの子の肩に顔を埋める。
 あの子が使っていた香水を振っているから、匂いさえ懐かしく感じた。
「瑞鶴。昔みたいに、わたしのことをお姉ちゃんって呼んでくれる?」
「……翔鶴っ……姉」
「ふふっ。可愛いわ、瑞鶴」
 瑞鶴の姿に女装した提督は、私の思い出を映しだすためのコラージュ素材に過ぎない。
 けれど提督の姿はコラージュの素材としてひどく優秀だった。
 整った目鼻立ちに、男性にしては線の細い体は思った通り女性の姿がよく似合う。それに美しさはあれど、鼻
につく女臭さが無いのもよかった。その方が思い出の中のあの子に浸れるから。

196翔鶴×提督?:2014/09/01(月) 23:27:13 ID:e/Be40YU
 
「ああっ、瑞鶴ッ。はあっ……んんぅっ、んちゅっ……」
 そうして私は“瑞鶴”とキスを交わす。唇が触れ合い、舌先が絡まり合って、私の身体は驚くほどの熱を持って
しまう。
 ああ、これだけでイッてしまいそう。いつだって瑞鶴とのキスは私をこれ以上なく昂ぶらせる。
「ほら、分かる? わたしもう、こんなになってるの」
 あの子の指を私はスカートの中へと導く。薄布越しにでさえ分かるような水気がそこには広がっていた。
「瑞鶴はどうかしら?」
 瑞鶴のスカートの中へ手を伸ばせば、あの子は恥ずかしいのか身体を引こうとするけど、私はそれを許さずあ
の子の股間へと指を這わせる。
「ふふっ……瑞鶴のオチンチンも、大っきくなってるね。苦しいでしょう? お姉ちゃんが、楽にしてあげるね」
「え……?」
 戸惑う瑞鶴に構わず、あの子を椅子に座らせ、私は床に跪いた。
 下着をずらせば、ヒク付くオチンチンがスカートの中から生えてくる。女の子の格好をしているのに、オチンチン
を大きくしてる。そんな倒錯的な光景は、私の頭の中を痺れさせる。
「ああっ、凄い匂い……いけない子ね。こんな匂いをさせて」
 言いつつ私はオチンチンの茎を舌先でゆっくりと上下になぞる。それだけで瑞鶴は苦しげに身体を震わせ、先
端には透明な汁が滲んできた。
「瑞鶴の先走り……とっても苦いわ。ふふっ、次々と溢れてくる」
 ぐりぐりと鈴口を舌先で抉るようにすれば、透明な汁は次々と溢れてきた。私は口の中に広がる匂いに我慢で
きず、瑞鶴のオチンチンをあむっと咥え込む。
 両頬を窄めて茎を圧迫しながら亀頭を舌で舐めしゃぶれば、瑞鶴はとっても気持ちよさそうな声をあげる。
(ああっ、気持ちいいのね瑞鶴……)
 私はあの子にもっと気持ちよくなってもらおうと、ぐぽぐぽと下品な音を立てながらも顔を上下させ、オチンチン
を刺激する。
 一回ごとにオチンチンが膨れ、先端が徐々に熱を持っていくのが分かるようだった。
「うっ、ああっ……ダメだ、もう……翔鶴……姉ッ……」
 ふふっ、よく出来ました。きちんとお姉ちゃんって呼んでくれたね、瑞鶴。
 あの子の言葉に応えるかのように、私はびゅるびゅると吐出された精子を全部口の中で受け止める。ドロドロと
して苦い精子を、私は喉を鳴らして嚥下していく。
 喉に張り付いてむせてしまいそうだけど、何とか全部を飲み干すことが出来た。私は口の周りについた精子を
舐め取りながら、瑞鶴を見上げる。
 
「瑞鶴の精子、とっても濃くって美味しいわ。ねえ……今度は、舌のお口にも注いでくれるわよね?」

 既に私のアソコはドロドロに熱を持って疼いている。このまま放っておけば、オカシクなってしまいそうだった。
 ううん、そっか。こんなことをしてる時点で、とっくにオカシクはなっていたんだろうけど……瑞鶴もさっきより拒絶
感を見せずに頷いてくれる。
 瑞鶴が私とセックスをしたいって言ってる。
 ああ、なんてこと。こんな嬉しいことがあるなんて!
「お姉ちゃんが瑞鶴のこと、気持よくしてあげるからね」
 椅子に腰掛ける瑞鶴の上に、下着を取り払った私は跨るように足を進める。
 私の股下には、一回射精したばかりなのにもう勃起している瑞鶴のオチンチンが、青筋を立てて今か今かと待
っているかのよう。
「挿れるよ、瑞鶴」
 言いながら私は、瑞鶴のオチンチンに腰を下ろしていく。膣口が広がって瑞鶴の熱いオチンチンを呑み込んで
いく行為だけで、私の背筋には焼けるような快感が溢れてくる。

197翔鶴×提督?:2014/09/01(月) 23:31:41 ID:e/Be40YU
 キツイ入り口を抜けて私の中に入り込んできた瑞鶴のオチンチンは、私の敏感な部分を遠慮無くカリ首でごりご
りと擦ってくれて。
「ふぁぁっ!! 凄い、凄いわ……ああっ、これ……気持ちいい……ッッ!」
 私は快感のあまり抑えられない声を上げていた。
 気持ちよすぎて涙さえ出てきそう。お腹の奥がきゅんきゅんと疼くのが自分でもよく分かる。
「瑞鶴……いいのよ、あなたの好きなように動いて。もっとお姉ちゃんで気持ちよくなって……」
 その言葉は、普段おとなしい瑞鶴に火を点けたみたいだった。
 掠れたような息を漏らしながら、瑞鶴が私の最奥を抉るかのように腰を振る。
 一回突かれる毎に私の中からは愛液が掻き出され、そして痺れるくらいの快感が身体の中に満ちていった。
「あああッッ……ふぁっ、んあぁぁッ! 素敵、素敵よ瑞鶴。あなたのオチンチン、奥まで届いて。ああっ、凄いッ、
そこぉっ……!」
 肉同士の弾ける音と、私が欲望のままに吐き出す嬌声だけがこの部屋には満ちている。
 ああ、なんて素敵なのかしら。
 こんな時間がずっと続けばいいのにとさえ私は思ってしまう。けれど当然、どんなことにも終わりは来るの。
 瑞鶴がストロークを深くし、私の奥にギュウッとオチンチンを押し付ける。
「翔鶴……姉ッ……」
 あの子は私の名前を呼びながら、私の中に射精をした。
 熱い精子がじわっとお腹のなかに広がっていくのが分かる。その熱さにお腹が震えて、私も深い絶頂へと導か
れていく。
 瑞鶴にしがみついたまま、私は何度も身体を震わせていた。
 
 
 入ったばかりの若い整備兵の子達は、私の誘いに簡単に乗ってくれた。愚かしいほどに単純で、性欲に忠実で。
「ああっ、俺もう……」
「いいのよ、中に出してあげて。ねえ、瑞鶴も中に出して欲しいわよね」
 鎮守府の一室でそれは繰り広げられている。
 瑞鶴が、色んな男たちに汚されていく。
 でもいいの。汚れて、もっと汚れて堕ちて来て。そして今度こそ、あなたは私の物になるの。
「提督っ……俺っ……」
 中に出されたのがよっぽど気持ちよかったのか、“瑞鶴”が身体を震わせながら自分も射精する。むせ返るよう
な精子の匂いに、私は知らず知らず頬を歪めていた。



以上です、ありがとうございました!
提督に新世界を開いてもらうつもりが、翔鶴姉が開いちゃったよという話でした

198名無しの紳士提督:2014/09/01(月) 23:58:26 ID:iAQ/Ne/M

女装提督×翔鶴の翔鶴攻めって、なんという倒錯w

199名無しの紳士提督:2014/09/02(火) 00:52:41 ID:FKBiSlCI
予想外の属性だったけどこれもこれでありだな…って思った。ふぅ…
おつです。

200名無しの紳士提督:2014/09/02(火) 01:23:33 ID:1dDlHGSI
エロいがオチでひゅっときた
二話は瑞鶴が適度に提督に惹かれたところでこれを見せて
「よく撮れてるでしょう瑞鶴。これが公開されたら私と提督はただじゃすまないわね、いえこの鎮守府もどうなるか…」
もう憲兵さんすら、脱走するレベルの倒錯…

しかし、主人公女装調教って、何かデジャヴを感じるんですよ、ねぇ夕雲姉さんなんなんですかね

201名無しの紳士提督:2014/09/02(火) 01:35:31 ID:lGr/uKFc

これは怖いな
中々背筋に来る

202名無しの紳士提督:2014/09/02(火) 15:24:56 ID:1dDlHGSI
大井さんも提督に北上コス強要してきそうだよね
というか、姉妹艦ラブだけど提督も好きです系にはみんなその素養がある可能性が微粒子レベルで存在する…?

203名無しの紳士提督:2014/09/02(火) 15:56:35 ID:0oLjnUpE
そう言われてみてふと思った。妙高型4姉妹って、姉妹LOVE勢いないな
妙高姉さんが怖すぎるからだろうか…

204名無しの紳士提督:2014/09/02(火) 17:44:33 ID:lGr/uKFc
>>202
下手な女より女装したら可愛い系男子っていうとんでもなく狭い門をくぐれるなら・・・?
例えばだが、俺がそんな事したら多分海に沈められる

205名無しの紳士提督:2014/09/02(火) 18:00:48 ID:1dDlHGSI
>>203
それぞれ独り立ちしてるんで

>>204
島風くん、羽黒くんいるからそんなに狭い門じゃないし、むしろアブノーマル系だと広い方だし!
実艦で抜けるようになるくらいで一応狭い門になるし…
http://privatemoon.jp/janken-kan/

新世界ジャンル
女装系男子、提督ちゃん

206名無しの紳士提督:2014/09/02(火) 18:07:57 ID:lGr/uKFc
えっ、何これは(困惑)

207名無しの紳士提督:2014/09/02(火) 23:42:36 ID:WemiQMyk
>>203
みよこさんダヨー
http://kancolle.x0.com/image/89225.jpg

208名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 00:19:10 ID:YBomw7RQ
碁盤とかで体を支えて後ろから突く体位あるじゃん?
あれ凄まじくエロいと思うんだよね
囲碁が得意な艦娘とそればっかやって、碁盤見るとそのことを思い出して囲碁に集中できない体にしたい

209名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 00:25:47 ID:HSWvwsUk
>>208
「あひぃ!! 提督の石塔シボリすごいよぉぉぉ!!」
「おらぁ! ハメ手のオイオトシだぁ!! シマリながら押さえ込まれろぉ!!」
「ひぎっ!! カラミ攻めされてるよおおおお!! 提督のハサミツケでポン抜きされちゃううううう!!」

的な

210名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 12:09:18 ID:S8D5JYrs
もう訳わかんねぇなコレ

211名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 12:27:52 ID:fd.LPUyw
囲碁の用語だけど……
違うそうじゃないってなるなぁ

こたつで良くね?↑2

212名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 14:16:03 ID:Z3il7cnI
>>209
川内が夜戦(意味深)を教えられる漫画思い出したわ

第一艦隊提督ラブなお姉様こと、金剛が提督の影響で将棋を始めたらしい。
そこで自分も将棋を学びたいと比叡から頼まれた第二艦隊提督である俺は晩酌のついでに毎夜比叡と将棋を指していた
ある時、酔いもあったがハンデとして、此方が持ち駒を使わない場合は比叡が脱ぐという賭けをする。
初心者比叡はなすすべもなく玉肌を晒していき、お互いにその恥ずかしさを誤魔化すように杯を傾けていく。
アルコールで麻痺した指先の悪戯で駒が比叡の股へと滑り落ちる
「んぅ…もう司令!飲み好きです。ちゃんととって下さいよー」
その言葉に応じ、震える指先を比叡へと伸ばしたとき真夏の夜の盤上遊戯は危険な領域へと突入する…!

213名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 14:35:25 ID:8uA6uDzw
おう、ラストにホモもってくのはやめろ

214名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 16:57:43 ID:KqQkeA5s
真夏の夜の夢への熱い風評被害

215名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 16:59:54 ID:4ljAjihE
世の中色々あるなぁ(白目)
陸軍のみ陸戦オンリーの艦これSSばかり書いてても全然ノーマルなので安心した

216名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 18:40:38 ID:gfMiobl2
神通さん改二は強くて凛々しくて素敵なんだが中破状態が使える(意味深)のは無印なんたよなぁ
2隻め確保するのもチュートリアル建造で来てからずっと秘書官の嫁に悪いし・・・

217名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 18:44:35 ID:flR3JfhM
神通改二は神通改二という艦種だ、って言われるくらい強いからなぁ・・・
嫉妬で沈められそう

218名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 22:12:10 ID:XPi2SZLk
神通ちゃんは未改造でも改二でも悶々するだろいい加減にしろ!

219名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 22:30:45 ID:AgpMpUGY
早霜「ごめんなさい、私の手、冷たかったですか?」
 ↓
そんなことないよと引き寄せ布団の中でイチャイチャする
 ↓
早霜「総員起こし掛けましょう」(みんなが起きてくるから続きは夜にしましょう)
 ↓
司令官の股間に掛かる「起こし」
 ↓
これじゃどうしようもないわね、いいわ、お相手します
 ↓
早霜「朝の総点検終わり」(服が乱れてないか、髪に精液が付いてないか)
 ↓
朝ご飯を作る時間がなくなったので
早霜「間宮さん、行きましょう」
 ↓
早霜「今日の任務表です」(23時以降に夜戦の印)

220名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 22:37:00 ID:gfMiobl2
>>218
改二はちょっとガチすぎてというかあの目で見つめられると姿勢を整えざるを得ないというか・・・
なんか浮気とかしたら秘書官任務中ずっとガン付けられそうだし配下の駆逐艦からは
「提督はお守りしません!」とか「本当に最低の糞提督!」とか罵られそうで・・・悪くないな!

あの放置ボイスは提督にセクハラされてると想定すると股間に来るけどね

221名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 23:00:31 ID:4HScgKbc
神通さんとの夜戦は基本的に無灯火だったりしそう
電気点けようとすると怒られる

222名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 23:14:40 ID:AgpMpUGY
昼間は駆逐艦が吐くまで砲雷撃戦やらせて
夜間は提督が吐くまで夜戦をやらせて

数日後、神通が吐くことになる。

223名無しの紳士提督:2014/09/03(水) 23:15:16 ID:EEy3kGFY
着床から悪阻まで早いな

224名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 00:26:06 ID:gxFjSAj.
>>223
あ、悪堕…?

225名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 01:59:05 ID:Wxi8jQss
>>219
早霜のあの静かな喋り口調でそういうことされるのよさげだから脱プロットはよ

226名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 07:47:38 ID:4LzDCkd2
文脈と漢字から予測したが、本当に悪阻がつわりだったとは…
ここはとても勉強になるインターネッツですね

227名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 09:04:44 ID:.bzhd1e.
文脈的につわりだろうけど "おそ" でも変換できるよ。

228名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 12:02:46 ID:gxFjSAj.
島風「悪阻ーい!」

229名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 13:19:28 ID:Id.7BwD.
昨日読んだ商業誌のエロ漫画が、どうやっても鈴谷と龍田に見えて仕方がない
しかも名前が鈴音って狙ってんじゃないんですかねぇこれ・・

230名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 18:20:51 ID:gxFjSAj.
>>229
綾乃れな氏か?
画像ないとわからんの

※イメージです
http://i.imgur.com/LVTktCe.png

231名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 18:36:27 ID:m9.iH9LA
メダロット8やってるけど金髪セーラー頭リボンの組み合わせが島風にみえてしょーがない

232名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 19:16:30 ID:YaM74MA2
しばらく前にどう見ても夕張にしかみえない娘が出てるエロ漫画を見た覚えがあるなぁ
たしか胸がメロンだったから「なんだ偽物か・・・」ってなった記憶がある。

233名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 19:16:59 ID:NTEGYZBE
最近赤城さんと翔鶴が輝夜と妹紅に見えてしまう
大雑把過ぎる特徴や色合い、強さの関係とか

234名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 19:34:08 ID:o2JHXbZA
どいつもこいつも我の強い東方キャラが艦これキャラと入れ替わったらショックだわー

235名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 20:58:07 ID:QfTHX8dc
>>231
うん
http://articleimage.nicoblomaga.jp/image/137/2013/6/d/6df08841fa264f43b24b4b7f55e0e1a3e05df2ff1383063328.jpg

畝傍は確実に幻想入りしているだろう

236名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 21:58:19 ID:4LzDCkd2
>>231
DSのシナリオがクソすぎて7から二の足踏んでるんだけど8どうなん?

237名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 22:04:06 ID:NTEGYZBE
島風が最近のキャラにそっくりさんが多い中浜風は少し昔なキャラと似ているな
ttp://kancolle.x0.com/image/57487.png

238名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 22:11:03 ID:gxFjSAj.
>>237
みょん
うん

??

ゼオラ
うn

イザーク


八神はやてに似てるなと始めてみた時思った

239名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 22:35:05 ID:NTEGYZBE
自分のおっぱいを揉むことが好きな艦娘か……

240名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 22:46:29 ID:m9.iH9LA
>>236
旧作やってないけどゲームは面白いよ
ただエンディング後のイベントはDLCでねっていう仕様
あと女の子ごとにエンディングあるのに周回を想定してないのはマイナス

241名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 22:53:46 ID:JTbV7mKU
>>238
管理局のセクハラ狸?

242名無しの紳士提督:2014/09/04(木) 23:54:43 ID:6ykcy8jQ

つまり、艦娘にワシワシマックスしていく艦娘ですか

243名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 00:01:52 ID:0E7xqVFY
>>240
ざっとググってきた
ストーリーが期待できるなら久しぶりにメダロット買おうかな…
メダルに艦娘の名前つけて女性ティンペット縛りでもやろうかしら

244名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 00:16:04 ID:zXNPHjnY
他の艦娘にセクハラする艦娘いないな、そういえば
百合ぽくなるから自重されてるのか、まだとっておかれているだけか

245名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 01:05:45 ID:6bKGIUyM
そうか?翔鶴が瑞鶴と提督を勘違いしていた台詞は、過去に瑞鶴が実際にやったから言ってるもんだと思った
千代田はただの妄想か勘違いかのどちらかっぽいけど

246名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 01:06:44 ID:WDb/MEWg
提督の仕事を取らないで!

247名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 01:32:44 ID:3x8aHRuk
自分の見込みの甘さが原因で轟沈した艦の同型艦の配備に成功したのだが…罪悪感半端ない件について。これで以前の記憶とか引き継がれてたら発狂したかもしんない

248名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 01:42:36 ID:HliLbOlQ
でも当の艦娘視点で考えると、
「提督や他の艦娘達と話していると、ふとした時に、自分の知らない“前の自分”の影がちらつく」
のもそれはそれでちょっと……

249名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 01:58:41 ID:zXNPHjnY
前の自分自身に嫉妬とか哲学的過ぎる…受肉したがゆえの矛盾
それが行き過ぎた艦娘は調整を受け
「初めまして提督!」

分霊してるなら、Fateの座に帰った時の「経験」が「知識」に変わるようなものかもしれぬ

まぁ、最初の挨拶を続けるのは彼女達に伝わるゲン担ぎなのかもしれない。

250名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 02:11:46 ID:iDCf/NJQ
俺の霧島さんはレベル10くらいで轟沈したから今いるレベル80の霧島さんの思い出しかない
轟沈の条件すら知らないころであった……

251名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 05:25:50 ID:0E7xqVFY
>>244
北上さんのセリフ的に大井っちは日常的に触ってるっぽい
もっとも、北上さんはハラスメントには感じていないようだが

252山城SSの人:2014/09/05(金) 08:45:15 ID:tNpHc142
>>116
を元ネタにして即興で書いてみた。とても感謝します。

強姦・微倒錯・極微スカ有り。なのでご注意下さい。

253山城SSの人:2014/09/05(金) 08:46:55 ID:tNpHc142
『提督を高く吊るせ』


 早朝提督の訓示が始まる。ピリピリした空気の下、提督より作戦指示が読み上げられる。

「えー、AL及びMI作戦も終了し、本日より本土侵攻中の敵別働隊を迎撃掃討する作戦に移る。
ついては先ほどの両作戦参加の艦艇は概ね帰還して無い為、残存戦力にて此れを行う。」

 秘書艦のあきつ丸は直立のまま作戦参加艦娘達を見下ろす。
だが彼女の白い肌にはうっすらと汗の跡が。そして僅かながら肩が震えている。肩で吐息をするように。

「今回の編成を述べるであります。先ず旗艦、龍驤。」

「うちに任せといてや!」(…ここんところ提督、うち全然出動させてくれへんのに…錬度不足や…)

 龍驤はやや不安ながらも決意を言い切る。
しかし提督の視線は厳しい。

「次、隼鷹、北上、大井、比叡そして殿艦は陸奥。以上でありま…す。」

面々は口々に不満を述べる。

「あたし最近実戦ご無沙汰なんだよね〜」

「お姉さまと一緒じゃないの?私改二になったばかりなのに。」

「あらあら、この艦隊で練度がそこそこ高いのは私と重雷装艦の三隻だけじゃない。提督大丈夫なの?」

「まぁ、大井っちと組めるならいいけど…」「北上さんと一緒なら百人力、いや一千万力ですわ!」

254山城SSの人:2014/09/05(金) 08:47:43 ID:tNpHc142
だが提督は断と言い放った。

「…お前ら、俺の編成に文句あるのか!文句あるなら抗命罪でそれなりの処分をさせてもらうぞ。
分かったらとっとと行ってこい!」

「な、その言い方はないんじゃないかしら!?」「気合、萎えます…っていうか私怒りますよ!」

「まぁ大井っちもひえーも落ち着いて、今に始まった事じゃないし。」

「幾ら尻に火が付いてるって言っても酷い言い草ね。」「うち…大丈夫かな…提督なんか信用してへんけど。」

「提督ぅ、相変わらずムカつっけど精々祝杯でも用意しといて!全く呑まなきゃやってらんねー。」

六隻の艦娘は不平不満を言いながら出撃して行った。

「さて邪魔な連中が行って、AL・MI組もまだまだ戻ってきていない…どうなるか分かるかね、あきつ丸君?」

 提督の邪な視線が秘書艦につき刺さる。
彼女はさらに震え、今にも泣き出しそうな声でこう言うのが精一杯だった。

「もう、もう、や、やめてください…であります。」

提督は当然彼女の懇願など聞き入れない。むしろ煽られたと楽しみの表情を浮かべる。

「そうだよなぁ。来る前に3回もしたばかりだよなぁ…ククク。」

「まぁ足りない分はお前の大好きな肥後ずいきで丹念にごしごししてやったしな。」

 やにわに抱きつき、軍服に手を滑り込ませる。そして体の上下をかき回す提督の淫らな手腕。
あきつ丸は嬌声というには力尽きた微声を上げるのが精一杯だった。

「…ンッッ!」

「ほほう下のお口の方はもう出来上がってると思ったら…俺が起掛けにしこたま出してやったザーメンじゃないか。」

「丁度良い具合に垂れて来たな、このままぶち込んでもいい位だぜ。」

 秘所をかき回していた指を口元に持って行きしゃぶらせる。
あきつ丸は混ざりあった淫汁を舐めさせられながら、死んだ魚のような目で虚空を眺める。

「お前のマン汁と俺のザーメンのブレンドラブジュースだ、美味しいだろ?」

 体をさらに震わせ、冷や汗を流し白い顔をさらに蒼白とさせるあきつ丸。疲弊してる事は誰の目にも明白。
だが提督は容赦なぞ考えもつかないようにベルトを外しズボンを下げようとする。

(…MI作戦から疲れをおしていち早く戻ってきて提督に報告したらその場で強姦されて…)
(それからずっと朝昼晩寝る間も無く犯され続け…もう船体もボロボロ、思考も朦朧とするであります)
(誰か、誰か、助けてほしい…でありま…す)

255山城SSの人:2014/09/05(金) 08:48:26 ID:tNpHc142
 さてそろそろブチ込む頃合かと思ったその時、なにやら通路の置くから響く足音。
これはいかんとばかりに急いで服を戻し執務のポーズに戻る提督とあきつ丸。
そこにドアを勢いよく開けて龍驤達が入ってきた。

「艦隊が帰投したよお疲れやね!…ごほっげほっ…とっても痛いんよ…」

「出撃して最初の海戦で龍驤が大破したから戻ってきたわ。全く練度が低いのに無理させないでよね!」

「…作戦が悪いのよ作戦が。」「比叡もひえーひえー言っててふさぎ込んじゃうし。」「お姉さま…沈みたくない…」

「いてて、あたしも小破するし散々だぜ。おっとあきつ丸、顔色よくないけど大丈夫か?」

だが当然の如く提督の労いの言葉なぞ無かった。あるのは罵声のみ。

「貴様ら己の任務を分かってんのか!?敵主力艦隊撃破するだけの事も出来ねーのかカス共が!!」

「さっさとドック行ってバケツかぶって再出撃せいや!ゲージの一ミリでも削って来いってんだボケが。」

 自分の采配を棚に上げて戻ったばかりの艦隊に怒りをぶつけた。
それを呆然とした目で眺めるあきつ丸の表情はまるで感情の無い人形の様。
 艦隊の皆は余りの言動に呆れたように出て行った。
それを見届けてから再び行為…いや強姦…というか人形を犯すと言った方がいいかもしれないおぞましさ…

「へっへっへっ…さあてお楽しみはこれからだな。何度犯っても飽きないなあきつ丸ちゃんよぉ。」

 提督はあきつ丸の上下をすっかり脱がせ、剥ぎ取ったばかりの薄手の越中褌を無理矢理口に詰め込ませた。
うぐぐ…と呻くあきつ丸。それを尻目にズボンを下ろし、起立したペニスをむき出しにする。

「なかなかいい眺めだな…ククク、いつも通りバックで楽しませてくれよ。」

 ふらふらの体を無理矢理立たせ腰を掴み、朝何度も射精したとは思えない剛直なペニスが、
後ろからあきつ丸の膣口に強引にねじ込まれる。堪らず声を漏らしてしまう。

「う、ひぐっ…」

「ほほう、まだ声を上げる元気があるじゃねえか。しかし緩くなったもんだなぁ…その方が気持ちいいがな。」

 ズン!ズン!と疲れきって緩んだ膣に只管ピストン運動を繰り返す提督の腰。震えながら気丈に耐えるあきつ丸。
だがその気概は薄氷の様に今にも割れ砕けてしまいそうだった。それでも尚も激しく攻めたてる提督の肉棒。

256山城SSの人:2014/09/05(金) 08:49:00 ID:tNpHc142
「そろそろ一発目いくか!この調子じゃ今日は抜か五ぐらいはいけっかなガハハ!」

 ドプッ、ピュッ、ピュルル、ビュク…とあきつ丸の膣内に提督の陵辱の種が撒き散らされる。
射精の余韻に暫し浸っていると、「バン!」いきなりドアが開かれ、

「!!!」

「敵主力艦隊、撃破して、来ましたっ!って…ええっ!?ていとく…あきつまる…なんで…」

「さて祝杯祝杯!ってなんじゃこりゃ?!あたし出撃前になんかおかしいと思ってたけど、まさかこれじゃ…」

 提督との痴態を、犯される自分を皆に見られてしまった…
何とか保っていた気概が打ち砕かれたあきつ丸はただ嗚咽するしか無かった。

(ああ全て見られてしまった…おしまいであります…陸軍の面汚しと思われたであります…でも体に力が…)

 バタりと倒れたあきつ丸を大井達がすばやく駆け寄り介抱する。

「あきつ丸さん相当衰弱してるわよ!助けて、たすけて…って。早く明石さん呼んで来て!」

「レイプ…これは流石に軽蔑するよね。残りの酸素魚雷で串刺しにしてもいいよねー」

「あら、これはちょっとどころじゃなく全く以って怒り心頭ですわ爆発する位に。」

艦隊の皆が驚きと怒りの声を上げる、中でも龍驤の怒りは相当絶大だった。

「うちらが、うちらが、あんなに頑張ってきたんに、こいつはのうのうとあきつ丸犯しよってなぁ!!」

「今までアンタの罵声に耐えてたうちらがアホらしいどころか、堪忍袋の尾がプッツンしよったわ!!!」

「もうこないな外道、みんなの手で始末せなあかん!!!!」

 そして丁度現地から戻ってくるAL・MI作戦参加艦隊。

「姉さま、今回の作戦は大規模でした。また姉さまと…って何があったの?!」

「やりました…って提督何をしさらしてるんですか?」

 騒ぎは母港中に広がり艦娘達が執務室周辺に殺到した。
龍驤は事の次第を皆に説明し、

「というわけやさかい、この腐れ外道に天誅を喰らわせたいんよ。みんなも協力してくれるん?」

 無言で頷く一同。そしてぼそりと誰かが呟き、それはいつの間にか大きな波となってゆく。

257山城SSの人:2014/09/05(金) 08:49:50 ID:tNpHc142
「…吊るせ…」

「提督を吊るせ…」

「提督を高く吊るせーっ!」

「構うこたねえ!みんなやっちまおうぜーっ!!」「縛り首にするクマー!」

「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」
「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」
「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」「つ・る・せ!」・・・・

 身の危険を感じた提督は脱兎の如く逃げ出そうとしたが、陸奥と隼鷹らに取り押さえられた。

「や、やめろ!俺を殺したら貴様らも只じゃすまないぞ!」

 何故かまるゆが歩み寄り龍驤に耳打ちする。それを聞いてニンマリする。
まるゆは皆に丁度良い解決方法を解り易く話し出した。

「陸軍の同胞を辱めたとしては、隊長に死を与えるよりきついお仕置きで恥辱に塗れさせた方が良いです。陸軍式に。」

「よって、無期限の重営倉を命じるです!明石さんすみませんが一つ拵えてくださいますか?」

「やめろ!やめてくれ!勘弁してくれ!!」

 当然提督の懇願は無視され連れて行かれたのであった。そして一ヵ月後…

「いつも通りの粥と塩であります。すっかり死んだ魚の目をして大人しくなったであります。」

「糞尿垂れ流しなんて、まるで動物園のお猿さんみたいだねー」

「しかし強情だよなー俺だったらとっくに舌噛んで自沈してるぜ。」

 木で作られた粗末な鳥小屋のような狭い営倉の中で猿股一丁にされ、痩せこけて虚空を眺める元提督。
何も語る気力もないまま…それはかつて自分の陵辱したあきつ丸の視線そっくりだった。

「充分過ぎるほど反省してもこうやって囲っておくであります。あんな酷い事されたのに今は何だか愛おしいであります。」

 あきつ丸は白く透き通った満身の笑みを浮かべた。


[完]

258山城SSの人:2014/09/05(金) 08:56:05 ID:tNpHc142
おしまいです。今回も有難うございました
ちなみにタイトルの元ネタはタイトル名だけ好きな西部劇「奴らを高く吊るせ」です

ってここまで書いて意外と艦これ×西部劇っていけるんじゃね?と
長波と島風名コンビがある町で出会った提督と恋愛的にgdgdになるアパルーサの決闘in艦これとか
古典だけどOK牧場の海上護衛戦決闘(ポロリもあるよ)とか…無理ですかそうですか

こんなネタまみれなのなら結構かけるんだけど山城さん純愛ものが書けない…

259名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 10:22:18 ID:nYbxWWEc
ハーメルンの女憲兵に匹敵する胸糞だった、アンチの範疇でなかろうか

>>258
西部劇マニアの提督が個人的に秘書艦を通じて貸し出していた西部劇の映画や本
娯楽の少ない鎮守府内の生活のこと、駆逐艦達を中心に西部劇ブームが巻き起こる、その熱気たるやじゃんけんやくじ引きの変わりに、早撃ちやコイントスが行われるようになるレベルである。
そんなある日、鎮守府でも名コンビで知られる島風と長波が秘書艦の座を巡って決闘することとなり、鎮守府どころか深海棲艦達をも巻き込む大騒動へと発展することとなった…

260名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 11:02:46 ID:6bKGIUyM
>>258

ところで山城の話と勘違いして読んだから、紛らわしいのでその名前は控えて欲しいの
あとここでは続編投稿以外で固定ハンドルを名乗る人はあまりいないから変に目立ってしまうよ

261名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 11:33:13 ID:nYbxWWEc
wikiまとめをする方や後でまとめを読み直す側としては、前作品や名乗りはありがたいが。
タイトルぽくされるとややこしいな、確かに

262名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 12:58:04 ID:IcrLP9mo
コテハン止めれて
SS以外はいいから

263名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 13:32:39 ID:nYbxWWEc
議論なるなら、管理運営スレだな

264名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 15:42:06 ID:tNpHc142
>>259
お気分を害したようですみません
アンチですか…確かにそのように取られても仕方ないですね、反省してます
元々は「吊るせ→重営倉」(今思うとこの時点で色々おかしい気がする)
というワードの前後どうすればそこまでなってしまうか、
尾びれ背びれ生やしただけだった筈なのが何故…自重します

誰かが持ち込んだ趣味がエスカレートしての大ドタバタ劇ってのは王道ですね
ランダルカスタムをスピンコックするのが上手い駆逐艦とか
皆ファニングの練習してるのに空気読まず一隻だけ新しいダブルアクションリボルバー持ってく子とか
すっかりハマってしまってガトリングガン入れた棺桶引き摺ってる子とか
難しいです書けません…

>>260
>>261
>>262
>>263

私が板のルールを把握しておらず不要なコテハン使って色々迷惑をかけてしまいすみません
今後このような事が無いよう気を付けます

265名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 17:27:03 ID:nYbxWWEc
西部劇はSSネタとしては面白いがエロに繋がらんぬ
普通に秘書艦の座を巡って決闘…
とここで提督が介入、二人を担いで寝室へ消えていくのだった。
でいいんです

266名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 19:45:48 ID:zXNPHjnY
気分を変えてほっぽちゃん鹵獲しよう
http://kancolle.x0.com/image/89470.jpg
http://kancolle.x0.com/image/89473.jpg









後藤提督いいよね…

267名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 21:11:05 ID:A1Oo7u7k
絵のタッチに昔を感じるねぇ
マスターキートンでも読み直そう

268名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 22:44:54 ID:zXNPHjnY
洋上の艦娘整備工場を台風の中、雷撃しに行ったり(黙認の犯罪)

戦後に元提督が帝都で起こしたクーデターに見せかけたテロを収拾するために
退役したり、配置換えしてても呼び寄せられたり(反乱)

するけどアットホームな職場です。


>>267
やたら東西ドイツネタが多いところに時代を感じる
艦これも何十年かに往年の名作として振り返られるレベルに成長するのだろうか

269名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 22:58:14 ID:iKsaJFEE
デイリーにハゼ釣りがあったり間宮さんの雇ったバイトが原因で集団食中毒が起こるんですねわかります

270名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 23:02:26 ID:A1Oo7u7k
>>268
流石にブラゲでそれは・・・とも思ったが、絶対なんて無いからなぁ
後、それはアットホームの意味を疑うわ!

○○が提督だったらーみたいなの結構あるけど良いねぇ痺れるねぇ
ニコニコか渋か忘れたけど、クーガー兄貴と島風の絵は結構印象深かったな
これはかっこいい提督ですわ

271名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 23:11:54 ID:0E7xqVFY
>>266
渋に太田巡査似の提督と吹雪の二人三脚ストーリーがあったな
いい話だった、個人的には陽炎抜錨に匹敵するぐらい好みだった

272名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 23:19:49 ID:zXNPHjnY
>>270
行き過ぎたアットホーム
後藤さんの怖さはパトレイバー2の段階で二課メンバーが後藤さんの私兵として活動してるところ
上司部下の関係越えてるんだよね…

天龍「10cm連装高角砲が効かなかったらどうする!」
明石「20.3cm連装砲があるじゃんアレ当たれば結構キクんだよ?!要は片目をつぶって当てることよ」
天龍「俺は元からつぶってるよ!それで当たらなかったらどうすんのさ」
明石「そんときゃもう片方もつぶるさ」

273名無しの紳士提督:2014/09/05(金) 23:31:00 ID:A7AHPUEo
>>269
デイリーにハルゼー釣り、と空目した

274名無しの紳士提督:2014/09/06(土) 00:31:29 ID:1MwfFaV.
>>269
ハゼの乾物中毒患者を増やして何処から大量の資材と新装備を調達してくるんですねw

然し、此処はヲッサンが多いなw

275名無しの紳士提督:2014/09/06(土) 00:32:41 ID:co59gjy2
>>273
史実でもレイテで釣られたじゃないですか!やだー
http://kancolle.x0.com/image/89545.jpg


そう!漁業艤装の装備運用による本格的漁業への進出です。
一体どうやってあのような装備の開発を本国に認めさせたのか、
それは今に至るも不明のままですが、ともかく装備は完成し、整備班の技術力を結集した装備を装着した駆逐艦達が
水上警察や海上保安庁、更には都公安局の管轄が錯綜し、今も深海棲艦の跋扈する東京湾へ向け
漁業権を完璧に無視したまま、満!艦!飾!(まんかんしょく)を施し出漁していったのです!!

276名無しの紳士提督:2014/09/06(土) 07:21:04 ID:WjJtWDdU
偽装漁船これくしょん・・・暁の水平線から大漁旗を掲げるのよ!
早く仮装巡洋艦来ませんか・・・報国丸とか

277名無しの紳士提督:2014/09/06(土) 09:52:46 ID:OfbK1Zss
漁業というか、現地調達はどこの軍もしてたし、いつか来た道と
輸送ワ級エリートとか仮装巡洋艦じゃないのかね

駆逐艦寮火の7日間

278名無しの紳士提督:2014/09/06(土) 12:26:50 ID:7tIEqB9k
大和・矢矧や大鯨・時雨の関係考えたら赤城丸はボーキ抱えた舞風になりそう

279名無しの紳士提督:2014/09/06(土) 17:35:32 ID:co59gjy2
>>278
舞風「おはようございます...って何で提督の部屋に赤城さんが?、まぁいっかぁ!」(よくない)

280名無しの紳士提督:2014/09/07(日) 04:02:47 ID:Gh8mrJ/2
>>247 初めて会った筈なのに自分のことをよく知っていて、しかも不自然なくらい優しい提督。そんなある日、かつて自分と同型の艦が轟沈したのを知ってしまい…

一応艦娘視点のつもりでこんなシチュを考えてみた。まだ誰にするかまでは決めていないという欠陥があるけど(涙目)

281名無しの紳士提督:2014/09/07(日) 11:55:09 ID:AP65vkXo
>>280
あの子と私は違うんですエンド
艦内神社の元の神社に言って、前の自分と出会い思い出すエンド
思い出すけど違うんですエンド
実は夜戦でバケツ使うくらいの鬼畜提督で、実は自ら沈んだことを思い出すバッドエンド

282名無しの紳士提督:2014/09/07(日) 23:58:37 ID:Gh8mrJ/2
ブラック提督が改心するのってもう既出なのか?

283名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 00:04:22 ID:ZYOfkoZU
過疎?

284名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 00:31:59 ID:fiVcbiXY
>>283 なあに、すぐに人が戻ってくるさ。

>>280 自分と同型の艦が轟沈したのを知った後、その艦が深海棲艦になって襲いかかってくる…って派生を思いついた。轟沈した艦娘が深海棲艦になる設定が前提になるけど。

285名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 01:13:55 ID:cuAI5TY6
イベント疲れ、夏休み終わり、3-5に向けての準備etcetc…

>>284
南方棲姫VS大和
「人はね、人間はね、自分を見るのが不愉快なの。.
 でもどんなに不愉快でも、どんなに憎くっても、.
 自分自身を殺すことも、自分自身をやめることもできないんです!」.
「ワタシハ…ワタシハ…」.
「私は貴女よ! 貴女は…私なのよ!!」.
「貴女は、私の怨みを、怒りだけを持っていったんでしょ!?私は、大和!戦艦大和!」.
「オロカナ…」.
「私よ、死ねえー!」
「ワタシモ…ワタシモ…モウイチド…ヨミガエルノカ…」
スパロボだと説得ifとかありそうだがはてさて…

286名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 01:16:12 ID:Ljyb6VPI
あくまで「艦の怨念が深海棲艦になってるといわれてる」だから艦娘の怨念とは言われてないからなあ
そこらは各員次第か

287名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 01:48:36 ID:tklmZC/Y
>艦の怨念が深海棲艦になってるといわれてる

飛行場姫「あの……あの…」

地上空母?なにそのロマン

288名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 02:14:46 ID:n9g.i4XM
綺麗にまとめられるならSS作者次第でそこらへんはどうとでも
それでエロければなお素晴らしい、性的嗜好合うなら何よりだ

289名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 02:20:53 ID:mIgb5c86
スレタイに沿った流れでお願いしたいね

290名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 02:48:30 ID:H6wMMOFk
「無重量空間で表面張力と毛細管現象によって幼い割れ目に留まってる初霜のおしっこを、尿吸引ホースに女性用アタッチメントを取り付けてる間ペロペロしたいなぁ」
初霜です
今日も提督が訳のわからない事をつぶやいています
そんなことよりおしっこ漏れそうです
早くトイレの準備をお願いします
「最近まで駆逐艦のおしっこを嗜むとか正気かと思ってたけどさ…意外と良いものだな」
そんなことはどうでもいいです止めてください
「おしっこホースの準備ができたぞ」
後は私が一人でできますから提督はあちらへ行っていて下さい
「やり方わからないだろ、ほら手伝ってやる」
恥ずかしいけどお漏らしには替えられません
おしっこ染みが付いてしまったスカートをめくりパンツを下ろしました
提督が私の目の前でしゃがみます
女性用アタッチメントは私にもぴったりでした
私は提督の頭を掴み、恥ずかしさも忘れてただひたすらおしっこの悦びに震えていました

291名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 04:23:16 ID:c/3PWnzg
>>286
艦娘の怨念ということにすると、じゃあ最初の深海棲艦って何やねんってことになるからなあ

292名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 05:05:09 ID:cuAI5TY6
>>291
そりゃエヴァのアダムよ
アダムのクローンがエヴァのように、最初の深海棲艦を元に創りだしたのが
秘書娘大淀とアイテム娘明石よ

艦の怨念→非人間型深海棲艦→艦娘登場→艦娘の怨念などを取り入れ→準人間型深海棲艦・人間型深海棲艦登場

293名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 06:00:00 ID:fiVcbiXY
>>280からどうやってエロ展開に繋げよう?

294名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 09:32:18 ID:H6wMMOFk
>>293
姉妹艦ラブ系と何やかんやする系のとっかかりにはなりそうなきがしないでもない

深雪が吹雪から提督を寝取る話を書きたいんだ

295名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 12:55:30 ID:BTYuA2Sc
むしろ艦娘が深海棲艦から生まれたとか
あるいは深海棲艦は艦娘を作ろうとした失敗作とか

296名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 13:31:42 ID:H6wMMOFk
深海のがマイナス的な怨みというか、後悔とか未練なら情念に全振りした痴女深海棲艦がいてもいいよね。
七つの大罪に色欲あるし

297名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 13:31:49 ID:LSxbVsh.
深海棲艦から艦娘が生まれたというか、和魂と荒魂のような関係であり

厳密に言うなら艦娘は人間よりの深海棲艦の派閥とか、
レ級がイベントに出てこないのはレ級が人類が深海棲艦を再現しようとした結果生まれた存在だから
あまり増えない上にバージョンアップも出てこないとか考えるなぁ

298名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 14:14:29 ID:.iUY.b0Y
艦娘を建造する場合に絶対に必要な開発資材という謎の万能物体
実は開発資材の正体は深海棲艦の死骸から摘出した核でした。とかだったら面白いと思う

順番的には深海棲艦の方が先で、深海棲艦に対抗するために人類が生み出したのが艦娘とか

299名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 14:46:03 ID:H6wMMOFk
>>297
レ級が出ないのは派閥が違うからってのは面白いな

正体が何であれ、同じ姫や鬼が複数出てくるのはなぁ…
再生怪人じゃあるまいし

300名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 15:58:32 ID:fiVcbiXY
>>299 子どもを作ってるから同じのが何度も出現するんじゃないかな?(適当)

301名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 16:02:37 ID:fiVcbiXY
>>298 あるいは鹵獲した深海棲艦から生きたまま抽出した何かが原料…うーん、これ以上はグロ比率がエロ成分を上回りそうだ。orz

302名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 19:37:23 ID:A2a2MlsE
深海棲艦はひたすら負け戦や汚れ仕事の恨みつらみのをぶつける負の感情の実体化
艦娘はそんな負の側面を認めず同族にはならないという建前で人間に使役されようとする自己否定の実体化
人間はやけくそと自己嫌悪が内戦してる不思議時空に巻き込まれた受け身の先細り生物
ていう世界観で書きたい(書くとは言ってない

303名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 20:12:58 ID:zoFoaYBI
>>283
日に書き込みが10以上あるうちは、まだまだである。月に2〜3になった時がそうだ。

304名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 20:21:22 ID:NdA9lf1U
せめてまともな投下があればいいんだけどね
スレタイに沿った投稿がないのはなんとも

305名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 20:48:43 ID:c/3PWnzg
言いだしっぺの法則というのがあってだな

306名無しの紳士提督:2014/09/08(月) 20:50:13 ID:NENV9N0Y
9月5日に投下があるしその前は9月1日だ
別段投下頻度は低いわけじゃないよ

ケッコンカッコカリ以後なんか夜の頻度も低いし内容も薄い気がしてもやもやする艦娘とかどうでしょう
「もしかして浮気!?」的な疑心暗鬼にかられて修羅場的な

307名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 00:01:55 ID:osnEOgew
エロパロスレじゃこの程度でかそってるとは言わない
というか非エロも普通に歓迎だしな
エロいのがほしいなら自分で書いてもいいのよ?

308名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 00:11:40 ID:i6tSa51o
>>301
あるんだよなぁ…
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=44606919

309名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 01:34:46 ID:bCTOXODo
艦これって季節ネタはいけるのか?

310名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 02:37:46 ID:/rXMINZk
季節ごとの家具やクリスマスボイスまであるんだし・・・公式4コマでもやってんだからいけるだろ

311名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 09:45:02 ID:YBcXpfdY
今日って聞くって事は重陽かな?

312名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 13:52:00 ID:686i0P7k
重賞かな、に見えた

普通のデートシチュでもいいじゃないか!

313名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 15:03:26 ID:mQSuUBho
雲竜の天城と言う言葉に反応する赤城さん
全然来ないのでハイライト消えた瞳で「天城姉さんはどこ…」と囁き続けるのだった

314名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 17:23:49 ID:UMKKIJIg
あかん駄文書き連ねてたらファイルサイズが50KBに達しそうだ
こりゃ長過ぎてUP出来んなしかも終る気配は無い

>>313
赤城さんに浮き桟橋と化した天城を見せてやりたい(ちなみに現役バリバリ)
「姉ちゃん今仕事中や」「そうですか」で終りそうだが

315名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 19:04:56 ID:bCTOXODo
執務室に隠されていたたくさんのケッコンカッコカリ用の書類が秘書艦に見つかって修羅場になるというのを思いついた

316名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 19:44:09 ID:0p6EEBoY
>>314
それって雲龍型の方の天城じゃないのか?

317名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 19:55:18 ID:/rXMINZk
渋で見たいくつかの例を挙げると
ケッコンカッコカリは確かに数人としているが、それとは別に本物の結婚指輪があった
初ケッコンカッコカリ指輪は取っておいた。練度の関係で遅くなってしまったが、これを君にあげたい
お前たちが俺の翼だEND

318名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 20:02:41 ID:UMKKIJIg
>>316
巡洋戦艦の方で間違いないよ 戦時中の航空写真にも写ってる
空母の方の天城は一部戦後青函連絡船の桟橋に使われる予定だったけど
結局函館で解体された

しかしこれ何かのネタに使えないかねえ
天城ネタだと渋で巡洋戦艦・戦艦として戦う赤城さんと加賀さんSSってのは読んだ事あるけど

319名無しの紳士提督:2014/09/09(火) 22:36:25 ID:bCTOXODo
解体した艦のパーツを他の艦娘に使うと性格とか変わったりしそうなイメージがあるんだよな。

320名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 00:04:34 ID:b2S/C3oE
>>318
雲竜型天城を姉さんと呼び続けて、怖がった彼女が提督に依存し始め赤城と修羅場に

321名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 00:07:42 ID:b2S/C3oE
あ、いっそ病み赤城の攻めでいいか
加賀様が見ている

322名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 11:35:45 ID:hx4Xp/wM
私は知らなかった
大人になれば、自然とレディになれるのだと思っていた
もちろん、レディになるための努力は欠かさなかったし、だからこそあの時、夜警も引き受けたのだ
私は知らなかった大人というものを
でも、あの時ついうっかり寝入ってしまったのは私が紛れもない子どもであったことの証明だと思う
「やっ…!やめっくひぃっ!暁…っちゃんが!あ!こんな…こんなぁ…」
「ふふ…そんなに騒いで起きちゃったらどうします? お か あ さ ん ?」
「あぁ…っそんなそんな言い方!堪忍…堪忍してくだっんひぃ!あ!あ!あ!あぁっ!!」
何か水っぽい音と、妙に鼻にかかったような声に意識をくすぐられ、薄目を開けた私の見たものは…
「??、へ?え…?」
そこにいたのは楚々とした仕草の美しい軽空母でも、少し意地悪だけど大好きな司令官でもなく

ただ、獣たちが、そこにいた

323名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 11:42:03 ID:hx4Xp/wM
「あぁ、暁起きたんですね…いや遂に観念したのかな?っと!」
「んひィっ」
私が憧れて"いた"2人…獣、いやケモノはそんな声を上げると組み敷いていたケモノの顔をぐいとこちらに見せてきた
「ぁ…あぁ…」
綺麗にまとめていた髪はほつれ、優しい表情を浮かべていた顔はよだれまみれでひきつり、目はうつろで…!
咄嗟にかけられていた毛布にくるまり、目を閉じ、耳を塞ぐ
アレはダメだ、見てはいけないものだ、だって私の理想の中にあるものは…
あんなに、きたなく、ない

その後のことはよく覚えていない
何か顔にかけられた気もするけれど、本当に覚えていない
ただ、思い出そうとするだけで切なくなるのがもどかしくて、ついに私は姉妹に相談することにした
でも、自分でも要領を得ないと思う私の話を根気よく聞いてくれた妹は、響は私に顔を近づけてきて…
「それは…もしかしてこんな感じだったかい…?」

そう、ささやいたのだった

324名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 11:48:58 ID:hx4Xp/wM
憧れは人を盲目にする

きたないケモノと同じモノになってしまった暁

暁はきたなくなんかない
全てをさらけ出しているからこそ
暁は綺麗なんだよと耳元で囁き続ける響

自己卑下と響の囁く甘言の板挟みになった幼い精神が悲鳴を上げる

次回、暁に響き亘る

やはり赤ずきんは狼に喰われるが宿命か

325名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 13:37:11 ID:T/PgZPV6
狼と赤頭巾は顔見知りだった。
赤という色を身に纏って背伸びした結果、狼は豹変して、少女は食べられた。

という解釈(曖昧記憶)があるという。性的な意味でかは、知らないし。

326名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 17:40:12 ID:d1zcIaJ2
後から来た艦娘が提督といい感じな艦娘に張り合うためにがんばる(微笑ましい)姿は最高だと思います

327名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 18:01:06 ID:F/oXzxRA
>>324

連作ニ期待スル

328名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 20:36:52 ID:m93rKUCw
>>324 乙乙 なんか名作の予感。

>>319 じゃあ不知火のパーツを流用したらその艦娘がドスの効いた声で「何ですか?私に落ち度でも?」とか言うようになるのか。

329名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 21:07:10 ID:wBkABCLA
加賀「何ですか。私に落ち度でも」

330名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 21:08:03 ID:sDnqW9u2
弥生「なんですか。私に落ち度でも」

331名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 21:34:01 ID:7sibU6DM
艦娘同士の性格を入れ替えてみた

初雪の性格の金剛「紅茶が飲みたい……」
ドクター「うーん、ブキミじゃ」
金剛の性格の初雪「ヘーイ!明るい性格の初雪デース!」
ドクター「こっちの方がもっとブキミじゃ……」

332名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 21:37:08 ID:y7skN72Q
科学ノ進歩、発展ニ犠牲ハツキモノデース

333名無しの紳士提督:2014/09/11(木) 01:17:27 ID:5GQlgGF2
紅茶が飲みたいでち
気合!入れて!いくでち!
榛名はだいじょうぶでち・・・
マイクチェック、わん、つー、でち

334名無しの紳士提督:2014/09/11(木) 01:29:46 ID:4C1MIVEc
>>333
金剛型のモノマネしてる暇があったら、オリョクル行くぞ!

335名無しの紳士提督:2014/09/11(木) 04:07:29 ID:prO0T/Ew
一つ聞きたいんだけどここって艦娘と提督の中身の入れ替わりって大丈夫?

336名無しの紳士提督:2014/09/11(木) 06:14:29 ID:XiyfGcE2
>>335 大歓迎だ!

337名無しの紳士提督:2014/09/11(木) 08:18:48 ID:E8HWEo0M
Long Long Ago,20th Centuryって古き良き時らしいけど
艦娘達にとっては全然そうじゃないんだろうな……

338名無しの紳士提督:2014/09/11(木) 15:18:29 ID:P9u7wMXo
潜水艦娘の股関節って柔らかそう

339名無しの紳士提督:2014/09/11(木) 16:20:23 ID:XiyfGcE2
>>335 提督「この体は司令の形見になってしまったのですね…」

340名無しの紳士提督:2014/09/11(木) 17:35:47 ID:XiyfGcE2
>>319 SSの中なんだから解体じゃなくて部品取りってことは出来ないのだろうか?

341名無しの紳士提督:2014/09/12(金) 00:17:10 ID:ven1JNwk
>>340 その場合やはり部品を抜けば抜くほど布面積が少なくなったりすんのかな?だとしたら某アイドル艦娘は…

342カルガモ  ◆ij0uQpYHCo:2014/09/12(金) 07:38:52 ID:12yOsGs6
こんな朝の時間ですが、天津風のやつ書きます

R-18初作品
慣れてません。ご了承下さい

343カルガモ  ◆ij0uQpYHCo:2014/09/12(金) 07:40:24 ID:12yOsGs6
天津風とケッコンして数ヶ月。
艦隊を指揮するべき俺がいるのは、執務室の椅子ではなく、私室のベッドの上だった。

「もう、また少し熱が上がってるじゃない」

我が嫁天津風の声。体温を測ってくれたようだ。
俺氏、絶賛風邪なう。
AL/MI作戦の終了、撤退の僅か数日後に倒れてしまった。軍医によると、過労と心労だという。
大和や北上の策略(大本営への有給申請)により、こうして天津風と二人、おとなしくしているわけだ。

「ほら、少し水飲んで、少し寝てなさい」

そう言ってスポーツドリンクを差し出してくる。
キャップ部分を換装したストローを口にくわえ、ゴクゴクと飲む。 

「ありがとな天津風」

ストローを外してスポドリを冷蔵庫に仕舞う天津風に声を掛ける。

「い、いいのよ別に!夫の面倒を見るのが妻の役目でしょ!」

自分で夫だ妻だと言って、悶えている。かわいい」

「な、なにいってるのよ!大人しく寝てなさい!」

おっと、口出ていたようだ。仕方ないので、大人しく布団に潜る。きゅーそくせんこー。
戻ってきた天津風の、いつもより少し赤い顔を見たあと、目を閉じる。

「大規模作戦中、ずっとみんなの事心配してたものね…こういうときくらい、ゆっくり休んでね」

睡魔の暗闇に落ちる寸前に聞こえた優しげな声は、俺の幻聴だったのだろうか…?

344カルガモ  ◆ij0uQpYHCo:2014/09/12(金) 07:41:26 ID:12yOsGs6
ふと目が覚めると、時計の針はヒトフタマルマルを指していた。
ゆっくり体を起こす。調子は悪くないようだ。

「あら、起きた?」

天津風の声。
寝起きの働かない頭が、天津風を認識する。
次の瞬間、俺は天津風を捕まえ、ベッドに押し倒していた。

「きゃあ!」

可愛らしい悲鳴をあげつつ、抵抗する事なく倒れ込む。

「風邪ひいてるってのに元気ね…」

クスクスと笑いながら、天津風がそっと、俺の耳元に顔を持ってきて、

「そうね、大規模作戦、頑張ったご褒美あげる。あたしを好きにしていいわ」

艶っぽい声でそう囁かれ、様々な要因で欠片ほどしか残っていない理性が、欲望にあっさりと押し流される。

345カルガモ  ◆ij0uQpYHCo:2014/09/12(金) 07:42:48 ID:12yOsGs6
「んん…んむぅ…ちゅる…」

溶けるようなキス。天津風の口内を、ねぶるように蹂躙する。その間に天津風の服のボタンを外していく。
左手でボタンを外しながらもう右手で天津風の頭を撫でる。
さらけ出された下着は黒。いつもそうだが、するときにはいつも、誘っているように見えてしまう。
やがてキスを少しずつ下に下ろしていき、黒いブラにたどり着く。
頭を撫でていた右手で、ブラのホックを外し、取り払った。
先程からのキスに天津風も興奮してくれたらしく、薄い胸の頂にツンとピンクの乳首が立っていた。
堪らず左(主観)に吸い付く。

「ひゃああっ!」

快楽の悲鳴。その声に含まれる色香に気をよくし、右手でもう片方を弄る。
舌で転がし、やわやわと揉み。唇でねぶり、指先でつまみ。

「ひぅっ…ダメ…もうイッちゃ…あぁっ!…イクぅぅぅぅぅ!」

胸への攻めで、天津風が達する。
「大丈夫か?」
やり過ぎたかと心配する俺に、少し落ち着いたらしく、優しく微笑んでこう言ってくれた。

「大丈夫、気持ちよかったから。それより、続けよ…?」

「ああ」

許しも得て、行為は再開する。胸から更に下へ降りていき、二つ目の黒い布にたどり着く。
両側が結ばれているタイプの下着。片側だけ解いて、秘部をさらけ出す。
これまでの反応から予測してはいたが、予想通り天津風の秘部は愛液で濡れそぼっていた。
くちゅり。
俺の指が秘部に触れる。

「ひゃああ!」

胸に触れたときと似たような、しかし含まれる快楽は比べ物にならない声が響く。
今度はやり過ぎないように、慎重に。毛の生えていない秘部に、そっと左手の人差し指と中指を入れる。

「ふぁっ!あぁっ!」

天津風の膣内は、とても熱い。普通の艦娘達(他の子達にこんなことをしている訳ではない。あくまで平均的な体温の話である)よりも、天津風は体温が高い。それゆえか、天津風の膣内が、とても熱く、心地よく感じる。
ぐちゅぐちゅと、入れた指でかき回す。親指と薬指で、クリトリスをいじり回してやる。ただし、焦らさない程度に慎重に。

「あんっ!ふぁっ!んあぁっ!」

いつもはすました表情の天津風が、俺だけに見せる『女』の顔。その顔に我慢できなくなり、指をそっと抜く。

346カルガモ  ◆ij0uQpYHCo:2014/09/12(金) 07:45:29 ID:12yOsGs6
少し落ち着かせるため、ゆっくり頭を撫でていると、天津風が『女』の顔のまま、こう言った。

「ふふ、我慢できなくなっちゃった?」
「ああ」
「なら、いいよ?あたしで、いっぱい気持ちよくなって?」

その言葉に、俺は服を全て脱ぎ捨て、天津風に覆い被さる。
ガッチガチに固くなった肉棒の先を、天津風の秘部に当てる。

「いくぞ?」
「うん、来て」

その掛け合いを合図に、ゆっくりと肉棒を沈めていく。

「んぁ!あぁっ!いいっ!いいよぉ!」

ずぷぷ…と卑猥な音を立て、秘部が肉棒を受け入れていく。天津風の膣内はいつも通り熱く、締まっていた。
最奥まで挿入れて、天津風の小さな体を抱き締める。

「相変わらず、熱くて気持ちいいな」
「そうっ?ならっ、嬉しっ!んぁっ!」

天津風の膣内が蠢く。まるで、早く精液を寄越せとねだっているようだ。

「いいわっ!いっはい、動いてぇっ!一緒に、気持ちよく、なりましょっ!あぁっ!」

その言葉通り、ゆっくりと動き出す。奥まで突き挿入れた肉棒を、まだ始まったばかりだしとゆっくり抜いていく。ズプズプと、雁首が少し出るまで抜くと、今度はまた埋めていく。

「んああああぁぁぁ!」

どうやらきちんと感じているらしい。何度か同じペースで繰り返した後、天津風を抱き締めてキスを落とし、こう宣言した。

「もっと早くいくぞ」

俺の宣言に、快楽の余韻がが残る微笑みを浮かべた後、俺に抱きついてこう囁いた。

「いいわ。あなたもあたしも、もっと、もっと気持ちよくして?」

グッと腰を引き、今度はパンッと音が鳴る位、激しく突き挿入れる。

「ふぁっ!いいっ!気持ち、いいっ!もっとっ!んぁっ!もっとぉ!」

347カルガモ  ◆ij0uQpYHCo:2014/09/12(金) 07:46:05 ID:12yOsGs6
何度も、何度も腰を打ち付ける。
膣内は熱く蠢き、締め付け、俺から精を搾り取ろうとする。
膣内の快感。
天津風の、俺だけが見ることができる恥態。
天津風の、快感を隠す事なく教えてくれる嬌声。
それらが合わさって、俺を絶頂の寸前に導く。

「天津風っ!そろそろ、イくぞっ!」
「いいわっ!あなたでっ!いっはいにっ、してぇっ!あぁっ!イく!イッちゃう!」

その言葉と共に、最高の快感をもたらす締め付けが肉棒を包む。

「くうっ!射精るっ!」

ビュルルルル!ドクッ、ドクッ、ドクン、ドプドプドプ!

「あぁっ!きたぁ!あなたが!んああああぁぁぁ!イくぅぅぅぅぅぅうううう!」

まだ、射精は止まらない。ドクドクと、天津風の子宮に精液を流し込んでいく。
びくびくと体を震わせる天津風を抱き締め、頭を撫でてやった。

348カルガモ  ◆ij0uQpYHCo:2014/09/12(金) 07:47:04 ID:12yOsGs6
「そういえば、あなたが風邪ひいてるの、すっかり忘れてたわ」

もう一回ヤった後、シャワーを二人で浴び、結局風呂場で三回戦。上がって飯食ってその後戻ってきた俺提督が異常に熱いことに気付いた天津風が、その事を思い出して布団を変えてから一言。

「でも、ここ1ヶ月、ご無沙汰だっもの。お互い様よね」

そんなことを無自覚で言うものだから、俺はもう臨戦態勢に移行。

「なあ天津風」

「なに?」

「このまま着衣セックスしたまま寝ちゃおぐぼぁ?!」

ナイスパンチ。鳩尾を的確に狙うとは。

「な、なにいってるのよ!」

顔を真っ赤にして叫ぶ天津風。しかし、俯いて一言。

「でも、それも悪く無いかも…ひゃあ!」

俺氏節操無さすぎ。でも仕方ない。天津風が可愛いんだもん。熱い夜が始まる。早速天津風の下の下着を取っ払いー

349カルガモ  ◆ij0uQpYHCo:2014/09/12(金) 07:47:37 ID:12yOsGs6
おまけ
イオナ「ぐんぞー、私もう一度鎮守府行きたい」
千早群像「ああ、以前世話になったとこか。そうだな、行く方法を探さな*顗*
ヒュウガ「姉様!千早群像!またあの世界に飛ばされました!」
イオナ「噂をすれば?」

*騸藹*場**
ドオォォォオン!
北上「」
金剛「」
大和「」
時津風「」
五月雨「」
第六駆逐隊「」
第七駆逐隊「」
赤城「これって、イ401…イオナさん…ですよね?」

*魵麁鳥篌儒*
ドオォォォオン!
提督「うわぁっ!」パン
天津風「きゃあっ!イくぅ!」ビクンビクン

*鯁*陰**
タカオ「タカオ、見ちゃいましたぁ…」
ハルナ「タグ添付、分類、記録…」
初風「(唖然)」

350カルガモ  ◆ij0uQpYHCo:2014/09/12(金) 12:45:42 ID:12yOsGs6
文字化けするし投下直後に端末落とすし最悪…
文字化け部分は上から順に演習場、提督私室、物陰になります。

試験前のおかしなテンションでやりました。反省はしている。後悔はしてない。

少しでも楽しんでいただければ幸いです。

351名無しの紳士提督:2014/09/12(金) 12:48:28 ID:UlDb2eDE
>>350
まあお疲れ様

352名無しの紳士提督:2014/09/12(金) 14:42:09 ID:eXpHdygc
>>350
乙おつ!天津風ちゃんかわいいんじゃ〜
天津風は未改造も改造もどっちもかわいいよな

353名無しの紳士提督:2014/09/12(金) 21:08:45 ID:G55wzF7c
SSのネタで公式書籍はともかく二次創作からインスパイアされたネタとか、
それを全面にこそ押し出してなかったとしても使えば色々言われそうで微妙に使いづらい
赤城が大食いとかいうのは特定の誰かではないみんなの共通認識みたいなのだからともかく

354名無しの紳士提督:2014/09/12(金) 21:19:19 ID:ven1JNwk
>>350 乙 これからもがんばってくれよ

355名無しの紳士提督:2014/09/12(金) 21:30:50 ID:W4F.2zGw
赤城さんは大食いキャラより戦闘機械みたいな感じなのがどんどん感情的になってく方が可愛いと思います

356名無しの紳士提督:2014/09/12(金) 21:58:26 ID:MbcRj.q2
あなたって呼んでくれる唯一の娘だっけか
島風かそれ以上の痴女なカッコしてるのにギャップがスゴイ

357名無しの紳士提督:2014/09/12(金) 23:48:35 ID:3VR3IGQA
艦娘がアラサーでOLとかいうのはなんかやりにくそう
明確なオフィス系パロディならまだしも

358名無しの紳士提督:2014/09/13(土) 07:16:24 ID:WkrBHAB2
>>331 もしくは妖精さん達が修理の際にパーツを取り違えたというシチュなら現行のシステムのままでも性格入れ替わりとかができると思う。

359名無しの紳士提督:2014/09/13(土) 08:03:56 ID:E9C284VM
>>350
乙です
この調子で頑張ってください
天津風→島風→長波なんかに友達の輪を広げていくと良いと思います

はぁ…それに比べて私は小ネタ意外で思いつくのあたまおかしいのしか出て来ないからねえ
今書いてる無駄に長いのは陸軍オンリーで艦娘まるゆしか出てこないし・・・一応純愛モノだけど需要あるかい?

360名無しの紳士提督:2014/09/13(土) 08:33:27 ID:E9C284VM
ところでネタ振りで悪いが、SS書きの皆他人から添削ってしてもらった事あります?
私はSS書きの友人に別の作品の二次創作エロSSでしてもらった事あるけど、
「会話以外の地の文が弱く情景が思い浮かばないのでもっと力を入れるべき」
「曖昧で終わらせるのは良いけどあやふやでブレるのはあまり良くない(意図的なのを除く)」
等論評されたよ

その後酒入ったのでもし外道路線書きたいなら鬼畜ド外道を盛りまくるべき書きすぎてそんはないとか
男の娘がノーマル性癖の男性を輪姦するのは自然の摂理、とか色々酷い事言われたような気がする
(注:その友人は男の娘派、とりあえず時雨の存在は教えてない)人からどう読まれたか分かるのはよいよ

361名無しの紳士提督:2014/09/13(土) 12:53:12 ID:HiJ5nIcc
また業が深いな

362名無しの紳士提督:2014/09/13(土) 14:28:43 ID:p5GM79BY
同人誌の原稿なら他人に添削してもらった方がいいと思うけど、趣味で無料公開している話にまでは頼まないな
話の展開に詰まって他人の助言がもらいたい時は聞くけど、文章の添削までは頼まんよ

原稿以外で支部やらサイトやらここで公開する話を他人に添削してもらうことは悪くはないと思うけど、
ちょっと気を張りすぎじゃない?っては思うかな


そんなことよりほっぽちゃんのおぱんつをほっぽちゃんの目の前でぺろぺろ舐めたいお

363名無しの紳士提督:2014/09/13(土) 14:54:15 ID:E9C284VM
色々意見有難う

>>361
ですよねー
でも慣れというのは恐ろしいもので…

>>362
添削とはちょっと厳格に書きすぎました、読ませてここ直した方がいいんじゃね?
ってのを酒飲みながらメモった程度です
確かに添削というと普通注釈書きで埋まったドキュメントファイルや原稿用紙を
想像してしまいますね、そこまではちょっと気張り過ぎで無理です
まあ意見助言はいただこうと思う次第であります

うちの重巡で唯一育ってなかった摩耶様のレベルが上がるまで3-5はおあずけなので
ほっぽちゃんには暫く会えそうもないしおぱんちゅも手に入らない・・・

364名無しの紳士提督:2014/09/13(土) 16:55:44 ID:MGmB6/Ls
>>359
今更聞くだけ野暮ってもんだぜ

>>360
聞いた内容を忘れるくらい昔
プロじゃないし、そらアマチュアサークル内でどうのはあるが

365名無しの紳士提督:2014/09/13(土) 20:48:24 ID:WkrBHAB2
>>341 部品取りというよりは資源取りの方が正しくないか? それにしても資源を抜くほど服面積が少なくなるってのは良いね。

366名無しの紳士提督:2014/09/14(日) 01:22:10 ID:genIWWO6
>>364

全く野暮だった私よ
脱稿目指して頑張ります

文芸部とかでやってるのは聞いた事あるぐらいです

>>365
ロボット物の時間限定軽装高機動バージョンみたいだ
つまり資源化する程戦闘力があがって露出面が増えると・・・なにそのバトルスキンパニック

367名無しの紳士提督:2014/09/14(日) 14:12:41 ID:NQKhtTbE
>>366
後半になるに従い支給される衣服の質が悪くなっていく…

368名無しの紳士提督:2014/09/14(日) 21:13:14 ID:TfAYvRAM
>>367 戦時中だな…

もしも資源取りが可能になったら是非とも同カテゴリーの艦娘の共食い整備とかやってみたいな。ゲスな考えでスマソorz

369名無しの紳士提督:2014/09/14(日) 21:35:12 ID:xrnIJMLk
「また布の質が悪くなってる……」

「すまん。だが、艤装の方に優先的に資材を回すと、どうしてもな」

「ねぇ、私たちは我慢するにしても、せめて駆逐艦の子の服はどうにかならないの?」

「戦艦の服は布地が元々少ないから、君たちだけだと節約効果が……」

こうか

370名無しの紳士提督:2014/09/15(月) 00:10:58 ID:HnpH2bGs
戦時中ということは家具を供出して弾や鋼材が増えるんですねわかります

371名無しの紳士提督:2014/09/15(月) 04:38:00 ID:1/18eC4U
雪風の格好ってそういう…

372名無しの紳士提督:2014/09/15(月) 15:32:58 ID:EeEfwWtA
大和改や長門改の衣装はそれまでボロを着せられてた娘が最後の思い出だからとなけなしのお金はたいて買った服で、これまた最後だからと外食して…

373名無しの紳士提督:2014/09/15(月) 19:16:44 ID:H4SUq/Cw
>>372
そういう心にささるのはやめて!やめて…

374名無しの紳士提督:2014/09/15(月) 20:29:30 ID:jjZa.gsw
せっかく中破や大破以外で服を脱がせられるシチュが提案されたんだからもっと気楽な感じなのにしないか?

375名無しの紳士提督:2014/09/15(月) 22:41:57 ID:Qie6nohw
未来の不思議な新素材、超薄型繊維状爆発反応装甲

376名無しの紳士提督:2014/09/15(月) 23:38:49 ID:jjZa.gsw
>>375 よし、うちの鎮守府の艦娘の制服の素材として採用しよう!…おや、こんな時間に執務室に来るのは誰だろう?

377名無しの紳士提督:2014/09/16(火) 11:02:32 ID:b06lI5DA
>>375

超薄型繊維状爆発反応装甲・着用した艦の中破に反応して破けます。

超薄型繊維状爆発反応装甲改・中破だけでなく大破に反応して大きく破けます。

超薄型繊維状爆発反応装甲改二・中破や大破だけでなく、細かい損傷にも反応して破けます。

378名無しの紳士提督:2014/09/16(火) 16:50:02 ID:T8WewnAI
雷 「むう……あれは伝説の超薄型繊維状爆発反応装甲。まさか実在していたとは…」
電 「なのです!」

長門「知っているのか?雷&電!」

379名無しの紳士提督:2014/09/16(火) 18:03:19 ID:jaLc//6Y
艦娘の服って生命繊維でできてる極制服なんだよ

380名無しの紳士提督:2014/09/16(火) 20:15:36 ID:b06lI5DA
>>377 尚、改ニへの改造への手数料は700円となります。

381名無しの紳士提督:2014/09/16(火) 20:45:33 ID:BZdLAX36
士官は服代が自前になるから、ケチった結果があの対魔忍みたいな格好だと…
夢が壊れるな

382名無しの紳士提督:2014/09/17(水) 12:17:15 ID:ptP6Werg
摩耶と鳥海のはスク水素材ので確定

383名無しの紳士提督:2014/09/17(水) 17:44:53 ID:VwzcLm6.
武蔵…お前服代はどうした

384名無しの紳士提督:2014/09/17(水) 18:08:12 ID:jhTZ.QjQ
>>380 どこに課金すればそれは手に入るんですか?

385名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 01:39:16 ID:u5gY2Zw.
>>384 手に入れても着てもらうのは難しそうな気がする

386名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 02:32:08 ID:dRGPAu3I
可変式家具 枕二つのベッド
ケッコンカッコカリをした艦娘を旗艦にしクリックすると暗転の後…

387名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 10:00:53 ID:Z2Xa6GrI
五番目の建造ドックが開いて

388名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 10:30:01 ID:IxAaNb3o
*開発中*
残り時間
6719:59:48

389名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 12:36:36 ID:Z2Xa6GrI
そして那珂ちゃんダヨー

390名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 15:02:21 ID:AI4.a3bs
ケッコンカッコカリ後に共同建造システムとかあれば面白いのにな。

出来る海自艦娘

391名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 15:35:00 ID:u5gY2Zw.
このスレでは鉄兜とか突撃一番はあまり話題に登らないのね。

392名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 16:52:55 ID:wdynFtYY
コンドームとかゴムとか現在らしい言い回しでなら出てくるけどね
昔の名称でも風情?はあるかもしれないが

393名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 17:15:23 ID:dRGPAu3I
時代が現代な方が想像しやすいしね
てか艦娘は妊娠するんだろうか
生理で不調なタイミングがあるというのも兵器としてみたら致命的だし…

394名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 17:59:44 ID:wdynFtYY
俺の場合安定状態でいさせるという名目でピルの服用を義務付けているっていう設定で書いている時もあるな
(まあそういう設定で書く事はすごく希だけど)
ちなみに避妊用のリングは擬似妊娠効果を生むものらしいけど生理は普通にあるとか聞いたことがある

そういえば生理中にヤるというネタって見ないな
危険とかそういうのがあるかもしれないけど
処女喪失の再現みたいっていう感じとか出来そうなのに
(スイカバー突っ込んだオナニーは処女喪失みたいっていう話も聞いたことがある)

395名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 18:46:55 ID:J.iFVfuk
>>391
今書いてるSSでちらっと出す予定
海軍ではサックだっけ

396名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 19:18:20 ID:u5gY2Zw.
>>394 アイスネタは間宮さんがかわいそうな気がするがw

397名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 20:22:36 ID:M./NB3rE
うちの艦娘は人外設定なので妊娠しません

398名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 21:06:20 ID:u5gY2Zw.
そういや皆はSS書く上で提督はどんな人物にしてるんだ?

399名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 21:12:17 ID:fvpMPL9I
>>398
優柔不断のクズ!!

400名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 21:31:42 ID:yZ2WhCdA
なぜ提督×龍田は無いんだ!
答えろ、答えてみろ!ルドガー!

401名無しの紳士提督:2014/09/18(木) 22:10:30 ID:6PdLVT1U
なんていうか、龍田さんのキャラがネックになっているんじゃないの?
龍田さんに付き合える人ってそれこそ同じくらいの曲者だと思う。

402名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 00:08:48 ID:WdodaISs
>>398
ショタ
予想以上に筑摩さんが難物でどうしたものかと悩んでる

403名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 00:33:13 ID:SXbC30PM
>>398
雰囲気イケメンかな...またはヤンキー

オッサン提督とかも想像はするけど
鎮守府では少し浮いてしまいそうな

404名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 00:41:35 ID:7Yi9bIuE
あんまり若いとそれはそれで違和感だから、お兄さんとオッサンの中間ぐらい
20後半〜30前半あたりのイメージかな

405名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 01:39:23 ID:s70pZuec
>>398
変態だったりムキムキだったりくたびれたオッサンだったりニンジャめいてたり無個性だったり書くたびに変わる

どんなに設定しようが最終的にはチンコキャリアーなんだけどね

406名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 12:00:29 ID:64sxxuO.
動物提督で獣姦でもいいのよ?

407名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 15:46:09 ID:dLhi4vss
まとめ作業中で後書きのテンプレなんだけど、動作修正があったみたい。
http://www1.atwiki.jp/guide/pages/2735.html

今まで通りの記述でやろうとすると赤文字で「対応するendregionが不足しています」と出て後書きが隠れない。
一先ず後書きは書いて行先頭に // 書いて完全に隠して作業進めるけど、原因分かる奴いたら教えてくれ。

408名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 15:55:30 ID:dLhi4vss
#co(){ }で複数行丸ごとコメントアウトできるようなのでこれ使うね。

409名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 18:00:13 ID:Hgd/ozAk
>>402>>405 やっぱり若くてチェリーボーイな提督ってのは少数派なのか?

410名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 19:30:37 ID:ianwwEpI
佐官以上だし若すぎるのもな
まあ敵さんの所為で正規軍人が足りずそこらから引っ張ってきたとかすればいい話だけど

411名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 19:50:57 ID:ff1EgAvQ
>>398
そもそも提督なぞ出ない
隊長なら出すけど

412名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 20:57:28 ID:7Yi9bIuE
>>409
>>410みたいにもっともらしく設定付ければどうとでもなる
ナデシコのユリカみたいに戦術の天才で飛び級卒業したけど恋愛面はウブとか

413名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 20:57:48 ID:Hgd/ozAk
>>410 大戦末期には学徒出陣に伴って士官が乱造されていたしね。

414名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 21:10:09 ID:Hgd/ozAk
>>412 二次創作の軍隊は実力さえあれば年齢に関係なく上に行けるって設定多いしな。それに童顔だったり小柄だったりして実年齢より若く見られがちってことにするという手もあるし。

415提督は鎮守府にて最強:2014/09/19(金) 21:38:22 ID:Zsa559dM
提督のイメージで一本書けといわれた気がして。NG提督は鎮守府にて最強

416提督は鎮守府にて最強:2014/09/19(金) 21:39:07 ID:mr6YQj2E
 MI/AL作戦――AL方面へ陽動の一個艦娘隊、本命のMIへ二個艦娘隊、そしてその支援に一個艦娘隊。
 まさに総力をつぎ込んだ大作戦の最中、彼女らは現れた。

 姫種を中心とした空母任務群。そして拠点の破壊を目的とした水上打撃群。
 残留していた艦娘たちは次々と出撃していく。彼女らの母港を守るため。――だがしかし。それさえも深海棲艦の手のひらの上だった。

「……これはどういうことかな」
「冗談を言っているとしか思えませんネ。こうして私が砲を突きつけていル。それが全てでス」
「ALに精強な棲艦が陣取っていたのも、MIにいまひとつ手ごたえがなかったのも、そしてこの本土奇襲――に紛れて私を殺そうとするのも、全てを知ってる君だからできたということか」

 提督のその言葉を聞いて任務娘――深海棲艦の間諜はほがらかな笑みを浮かべた。傍らの戦艦棲姫と空母棲姫もつられて笑う。

「殺しはしませン。あなたには水底にてあらゆる情報を提供していただきまス。そのためにわざわざ戦艦と空母の姫君に来ていただいたのですかラ。……戦場に『誤爆』はつきものですからネ」

 現に艦載機が彼らの上を旋回している。すでに艦娘たちはこの状態を知っていると見て間違いないだろう。

 敵艦隊は撃破されつつある。だが、あまたの戦を勝利に導いた提督を失っては意味がない。

「フフふ、大丈夫でス。海の底まで私たちがしっかりとエスコートして差し上げますかラ」

417提督は鎮守府にて最強:2014/09/19(金) 21:40:00 ID:Zsa559dM


 多くの艦娘たちが必死に海を駆けていた。無傷のものは一人もおらず、中には大破の身でも姉妹の肩を借りながら機関に鞭を入れるものもいた。
 誰もが自分たちの帰る場所がなくなることに、そこで待っていてくれる提督が帰らぬ人となることに、表情を強張らせながら。
 痛みや疲れは埒外だ。最悪の想像がもたらす凍えるような冷たさに比べれば。

 そんな中一人、最初期から提督と苦楽を共にしているはずの吹雪だけが焦りを見せずに周囲に気を配っていた。本来ならば最も取り乱していなくてはいけない彼女だけが。
 提督と不仲というわけではない。彼女は秘書官の教導も任せられているのだから。

 しかし彼女に気を割く余裕のあるものはおらず、彼女たちは目撃することになる。
 出撃したときと同じ、否、それ以上に整理され手入れされた港たちと――岸壁に立つ提督の姿を。




「ア、アあ……」
「いつから――」

 任務娘はへたり込んでいた。そして彼女が尻餅をついている周囲の地面は変色している。彼女は失禁していた。

「いつから艦娘さえいなければ鎮守府の攻略は容易であると錯覚していた」

 膨大な破壊をもたらすはずの戦艦棲姫のユニットは何本もの軍刀が突き立てられて活動を停止していた。無慈悲な死をもたらすはずの空母棲姫のユニットはあちこちが陥没し使い物にならなくなっていた。

「残念だ。実に残念だよ。優秀な君ならばもっと私のことを理解しているものとばかり思っていたのだが」

 その左腕には接続ケーブルを断ち切られた戦艦棲姫が首を捕まれ吊り下げられ――

「ば、化け物、メ――っ!」

 その右足には艤装を無理やり引き剥がされた空母棲姫が踏みにじられる。

「地に足がついている限り。我々人類は最強だ。私などそこいらにいる極々平凡な人間だよ」

 最強の姿がそこにあった。

418名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 21:47:13 ID:mr6YQj2E
艦娘一同「いや、あんたのどこが平凡だよ」
提督「そんなっ!」

当鎮守府ではバーン様や藍染さんを応援しております

419名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 21:50:46 ID:Hgd/ozAk
GJ! 提督自らが戦うってのはありそうでなかったシチュだな。

420名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 22:15:27 ID:8ACuUJWE
階級的に将官以上なキャラクター(海軍に限らない)で戦闘キャラって探せば結構いるよなあ


>>398
ほとんど自分自身をベースにしているな
無論そのままだとダメ人間だから多少色をつけて下駄をはかしているけど
提督の過去や人間関係、心情なんかは結構垂れ流しだな

421名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 23:39:11 ID:7Yi9bIuE
>>418
どちらも人類ではないのですが、それは

422名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 23:48:52 ID:dLhi4vss
>>407-408についてコメントアウトした#co(){ }を取っ払ってもう一度見てみたらエラー出ずうまく行ってました。
自分でも何が原因なのか分からないがお騒がせしてスイマセン。
>>417までまとめておきました。
もっと書き手増えろ〜

423名無しの紳士提督:2014/09/19(金) 23:56:18 ID:Hgd/ozAk
>>418のSS見て、旗艦に乗って出撃した提督が深海棲艦に拉致されたり、その後深海棲艦ならぬ深海提督になって帰ってきたりみたいなのを思いついたんだが。

424名無しの紳士提督:2014/09/20(土) 00:04:15 ID:dkFBPoaA
提督ではないが、士官が深海側に拉致られたはいいものの「戦力ヲ増ヤス「性行為」トイウモノヲ教エロ」からの
無知シチュタ級さんエロSSは最高に捗った
あれ続き書いてくんねーかな

425名無しの紳士提督:2014/09/20(土) 01:18:46 ID:xoyG.W/w
>>423 >>339のアイデアと組み合わせて

不慮の事故で提督と艦娘の中身が入れ替わってしまう

その後鎮守府が深海棲艦の襲撃を受け、艦娘(in提督)が轟沈してしまう…

その後再び鎮守府に深海棲艦が襲撃してくる。深海棲艦達の旗艦はあろうことか以前轟沈した艦娘(in提督)であった

ちょっと考えてみたが、エロ成分少ない&やたらと重い作品になりそうだな。

426名無しの紳士提督:2014/09/20(土) 23:03:50 ID:1cdenu6Q
艦これの運のステータスってラッキースケベとほ関係はあるのか?

427名無しの紳士提督:2014/09/20(土) 23:18:47 ID:0cSRLMjE
ラッキースケベ通り越したのが雪風のあの服か…

428名無しの紳士提督:2014/09/20(土) 23:54:38 ID:1cdenu6Q
>>427 ラッキースケベが日常化か。

429名無しの紳士提督:2014/09/20(土) 23:56:16 ID:CmDjsKRU
あれはあんまりラッキーじゃないな…いや、ストライクな提督もいるだろうが

430名無しの紳士提督:2014/09/21(日) 00:40:09 ID:adI4LD0Y
スカートかスパッツ穿け、と言いたくは、なるな。穿かないのが個性なのに

431名無しの紳士提督:2014/09/21(日) 00:43:35 ID:u/ZuZqto
むしろ、運が低いとラッキースケベされがちというのはどうだろう
むっちゃんが生着替えを見られたり、扶桑姉さまが押し倒されて胸部装甲揉まれたり

432名無しの紳士提督:2014/09/21(日) 01:24:40 ID:v0HF3Y0c
>>431 扶桑姉様はあの重武装のおかげで押し倒された後、二人ともなかなか起き上がれずに不可抗力的に更に体をまさぐられちゃったりもしそう。

433名無しの紳士提督:2014/09/21(日) 05:17:15 ID:adI4LD0Y
で、助け起こした反動で押し倒される形になって、扶桑姉さまの胸部装甲の隙間に頭挟まったりするんですね。

434名無しの紳士提督:2014/09/21(日) 08:38:06 ID:XhKIPICM
コンドームの話題が出ていたが山城がコンドーム付けてセックスしたのに破れてしまって不幸っていう絵が渋にあったなあ

435名無しの紳士提督:2014/09/21(日) 09:20:17 ID:vckWsgcw
ラッキースケベの語源って種運命のシンとステラだよな
死亡フラグじゃないですかーやだー

436名無しの紳士提督:2014/09/21(日) 11:56:33 ID:d3sQyhdk
今書こうかなと脳内妄想滾らせてるのは専ら人間が戦って艦娘は傍観する感じだ
戦う相手は一応深海棲艦じゃないけど

437名無しの紳士提督:2014/09/21(日) 12:49:36 ID:v0HF3Y0c
>>434 むしろおめでた…いえ、なんでもありません。

>>433 押し倒しちゃうんじゃなくて逆に押し倒されちゃうってのも良いと思わないか?あの重武装だと文字通り押しつぶされちゃう可能性も高いけど。

438名無しの紳士提督:2014/09/21(日) 14:25:02 ID:dolnUpD6
でも扶桑姉様の胸の中で果てるというのは素敵だと思うの

439名無しの紳士提督:2014/09/21(日) 15:01:24 ID:v0HF3Y0c
>>438 あるいは果てるまえに人工呼吸で蘇生してもらうという展開も…

440名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 01:06:21 ID:AwWXaHBM
>>431 >>433 >>437>>439 おお、なんか小ネタでも書けそうな感じだ。

>>435 言われてみれば運の値が低い艦娘にはラッキースケベしたら恐ろしいことになりそうなキャラの比率が高い気がするな

441名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 02:03:29 ID:DPE9r6HU
数値で見ると、武蔵(10→9)とか、最上を除く最上型重巡洋艦(5→10)とか、
普段あまり意識しないけど、意外なところに不幸艦っているのな

442名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 03:15:48 ID:15pInkfc
「ねえデーニッツ?信じて友邦に送り出した我がおpp…最新鋭戦艦から○ーメン美味しいとか通信が来てるんだけど…どうなってるの?」

ははーっ!送られて来た映像はこちらで検閲して処分しましたのでご安心下さい
全120分で見所も随所に散りばめられておりました!

443名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 06:29:28 ID:Qasltn4I
ラーメンかな?(すっとぼけ)

444名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 06:35:05 ID:o5oDfrYA
ソーメンかもしれない

445名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 06:56:15 ID:AwWXaHBM
通信回線開いたまま夜戦を始めちゃったのかな?

446名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 08:08:15 ID:oRhnETDE
DMMの別のブラウザゲームだと艦娘はガチャ購入可能、イベント限定の強化艦娘有り、
性交して改二となってたな。なんだただのLoWか

447名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 08:32:17 ID:Ih/FVqI6
信州のB級グルメ・ローメンの可能性も

448名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 12:42:46 ID:DPE9r6HU
ちょび髭「うちのビスマルクに次郎の味を覚えさせたのは誰だぁ!!!」
スズキのあらいを食った雄山ばりに怒鳴り込んでくるのか

449名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 12:47:46 ID:rfUiHYsQ
横須賀のアンソロで潜水艦娘の方がおっぱいぶるんぶるん言ってたから反応するか怪しいな

450名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 17:12:21 ID:AwWXaHBM
>>448 ケッコンカッコカリの時にも同じことが起きそう。

451汚い駆逐艦娘を拾ったので虐待しようと思う:2014/09/22(月) 19:35:20 ID:ZQWsAqoA
汚い子猫虐待のアレを改変してつくってみたのでとりあぜず上げてみる

・提督視点 ・虐待 ・拷問 ・強制 ・胸糞
以上の属性がある気がすると思うので苦手な方は適当に読み流してください


駆逐艦娘を虐待しようかと思っている

ちょっとムシャクシャしてるから、拾った髪の長い耳年増駆逐艦娘を虐待しようかと思う。
憲兵の目に触れるとまずいので鎮守府に連れ帰る事にする。
入渠するのを嫌がる駆逐艦娘をドックに叩き込んでお湯攻め。
愛用していた12㎝単装砲をとりあげ擬装を剥がした後はバケツの液体を体中に塗りたくりゴシゴシする。
液体で体中が汚染されたことを確認し、再びお湯攻め。
お湯攻めの後は布でゴシゴシと身体をこする。
ドックでの攻めの後は、長髪にくまなく熱風をかける。
その後に奴に不釣りあいな12.7㎝連装砲B型改二、53㎝艦首(酸素)魚雷と擬装を新たに装備させてやる。愛用してたボロい擬装は廃棄処分だ。
そして俺はとてもじゃないが喰い切れない程の間宮飯を体重が気になるレベルで食わせて苦しませる。
もちろん、注文前に焦らし攻めで食いたそうにしていたものをだ。
その後は先任の大型艦5隻を無理やり引率させて近所に来てる他鎮守府の艦隊に無理やり喧嘩を吹っかけさせる。
5連続で喧嘩をさせたためにヒイヒイ言ってるが構わず燃料弾薬を叩きつけて潜水哨戒に何度も向かわせ、体力を消耗させる。
戻ってきてぐったりとした駆逐艦娘を司令室に閉じ込めて真綿で出来た重い布で身動き取れないようにし、
地方伝来の催眠呪文を寝るまで詠唱した後に就寝。
こうして駆逐艦娘を苛めあげてやろうと思う。

奴が目覚める前に起床し建造と遠征関連の連日任務をこなしておく。
奴が目覚めたら昨日同様ドックに叩き込んで虐待を行い間宮飯で追い打ちをかける。
昨日喧嘩を吹っかけさせたというのに今日も近海に友軍艦隊が出てきてるのでけしかける。
流石に昨日新たに付けさせた擬装でももうぼろぼろになってきたので壊れにくいモノに改造する。
持てる装備に余裕がありそうで小癪だったので改造ついでに装備枠を一つ増やしてやった、ざまぁみろ。
そして近代化改修で一気にドーピング。
調子づかせたらよく訓練された軽空母5隻を率いらせてキス島近海を往復させる拷問を決行。
疲労が溜まった軽空母は適度に入れ替えるが奴だけは無理やり旗艦を続けさせる。
疲労が溜まったらドックに叩き込みいつもの虐待コースだ。
これを1日200回、約1週間半行った。

しかし忌々しいことに奴はこれらの拷問を耐え抜き、最後の方では手馴れた様子でこなすようになりやがった。
そこで今度は手法を変えてみた
まずは奴が愛用していたのと同じ12㎝単装砲を無理やり廃棄させた。
感傷に浸る暇を与えずに近海に来ていた友軍艦隊に二度喧嘩を吹っかけぼろぼろにしてやった。
その後練度の高い艦隊を率いらせてオリョールクルージングを何度もさせる。
敵中枢艦隊を撃滅させるまで何度も、だ。
そして戻ってきた奴を脅迫してこれからも虐待をする旨を了承すると記載された契約書にサインをさせ、
その証として左手に契約の指輪を無理やり嵌めてやった。
間髪入れずに奴に艦隊を率いらせリランカ島を攻略させる拷問を執行。
敵中枢を完全に撃滅させれずに戻ってきた時はいつも通り入渠ドック→間宮飯の虐待をおこなった。

この後も多数の虐待、拷問を行っているが奴は俺を楽しませてくれる。
最近は北方海域の戦闘哨戒をさせて苦しめたりドラム缶連続開発で疲労困憊にさせているがすぐに慣れることだろう。
俺の駆逐艦娘虐待はまだまだ続きそうだ。

452名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 19:42:50 ID:ZQWsAqoA
書きながら思ったけどこのネタ差し替え簡単ですげー使いやすかったです。

453名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 19:53:26 ID:9f2RQexE
これをコピペネタと認識できない人は……いませんよね?さすがに

454名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 20:16:44 ID:X85qvw/Q
>>452


最初はアレを思い出せずおっかなびっくりだったが、すぐ気づいたよ
ところで虐待ってどういう意味だっけ

455名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 20:26:23 ID:ZQWsAqoA
虐待 − むごい取り扱いをすること デジタル大辞林第三版より
実際本人が望まないことを延々とさせるむごい扱いをしているから間違ってじゃないか

456名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 21:31:54 ID:AwWXaHBM
如月は中破させちゃったらすぐに直してあげるべきだと思う。あの格好で執務室から出入りしていたら憲兵さんが来ちゃうよ。

457名無しの紳士提督:2014/09/22(月) 23:28:48 ID:Nb3umkQw
如月ちゃんかな
駆逐をケッコンまで持っていくのは本当に骨が折れる

458名無しの紳士提督:2014/09/23(火) 00:09:49 ID:KrTocTgU
睦月もなかなか背徳的

459名無しの紳士提督:2014/09/23(火) 01:14:59 ID:ScEJO23c
わーひどいなー(棒)

460名無しの紳士提督:2014/09/23(火) 08:00:18 ID:t67bA0f.
中破のまま何日も生活させていたら何かに目覚めてしまった瑞鶴

461名無しの紳士提督:2014/09/23(火) 17:38:22 ID:BLl68BJU
観艦式に中破のまま出撃させる羞恥プレイ
なお上層部から資材はいつもより多目に支給される模様

462名無しの紳士提督:2014/09/23(火) 18:22:33 ID:8IsIn/4w
>>461 ただし、資材を多くもらえる代償に艦娘の能力上昇幅が小さくなります。

463名無しの紳士提督:2014/09/23(火) 18:41:24 ID:bKFfTl4U
でも中破ってただ服破けてるだけじゃなくて、イラスト見る限り怪我もしているから見てて痛々しい気もする。
それら込みで資材を多く支給されるのかもしれんが…

464名無しの紳士提督:2014/09/23(火) 18:50:25 ID:AYm/jImw
>>461

扶桑「本当にこんな格好で式を挙げろというのですか…?」

山城「(酷い…)」

コマンド
>…考え直す
>それでも決行する

465名無しの紳士提督:2014/09/23(火) 20:37:33 ID:KOfq0szc
鳥海は血が流れているよな

妙高はクイーンの貫禄を見せまくるに違いない

466名無しの紳士提督:2014/09/23(火) 21:08:45 ID:uX8iHgU.
実際には中破していないにも拘らず、武蔵や祥鳳を派遣し追加報酬をだまし取った疑いで逮捕される提督が続出するんですね

467名無しの紳士提督:2014/09/23(火) 21:21:39 ID:75B5AEAM
瑞鶴とか巻雲とか、一応イラストでは隠れてるけど中破姿で会ったら丸見えだよなあ

468名無しの紳士提督:2014/09/23(火) 22:38:43 ID:AYm/jImw
艦娘の服を賭けて勝負事をするみたいなシチュはここじゃタブーなのかな?舞台が軍隊だし。

469名無しの紳士提督:2014/09/24(水) 00:09:36 ID:IkOc236k
陽炎の小説だとその艦以外が着ると普通の服になってる設定だったな

470名無しの紳士提督:2014/09/24(水) 04:42:43 ID:U0b7xRvE
艦娘が怪我するってなら体に風穴空いて轟沈とか惨い描写の可能性が飛躍的に上がるのがな
でもゲームでは砲弾撃ち合ったり爆撃されたりしても服破けるだけだしなあ

471名無しの紳士提督:2014/09/24(水) 06:31:27 ID:EtWqWOjg
>>469
じゃあ響が潮の主砲を使うという史実再現は不可能だな

472名無しの紳士提督:2014/09/24(水) 08:00:27 ID:FZ8MUhX.
実は身体も吹っ飛んでるけど艤装に再生能力が備わってて肉体はすぐ再生される
だから艤装が無事な限りは沈まないけど大破すると再生できなくなるから沈む

て設定のやつが渋にあったな
いろんな解釈あって面白い

473名無しの紳士提督:2014/09/24(水) 10:12:49 ID:ZdPybIqE
俺はあの服はお守りみたいなもんでダメージを肩代わりしてくれてて、大破するとその限界が来て次食らうと死ぬとかそんなんだと思ってる

474名無しの紳士提督:2014/09/24(水) 12:47:55 ID:obyuSMcM
>>471
陽炎の小説内では不可能では、あるな

475名無しの紳士提督:2014/09/24(水) 14:49:13 ID:IkOc236k
着ること自体は出来る…
つまり山城にこれを着れば運が上がるとうそついて雪風の制服を着せられると言うことだな!

476名無しの紳士提督:2014/09/24(水) 15:02:49 ID:5y7JpyXY
そろそろ寒くなる季節だし艦娘に服を着込ませて艦の耐久力上げるとかできないだろうか?

477名無しの紳士提督:2014/09/24(水) 18:09:35 ID:SUegKI9E
そういえば、扶桑が雪風の服着ている絵はあったな。

あと島風みたいな露出が多い艦娘の格好に合うような上着をデザインするの難しそう。

478名無しの紳士提督:2014/09/24(水) 21:53:50 ID:5y7JpyXY
重要な部品が抜けてしまったせいでポンコツになっちゃう不知火(艦娘の方)ってどうだろう?

479名無しの紳士提督:2014/09/25(木) 00:47:08 ID:tBiZmrEQ
>>473
肉体へのダメージは守れるけど、服は守れないから吹っ飛ぶという解釈のもあったな

朝潮と欧州遠征に出て半舷上陸でローマで立ち寄り
いつも頑張ってるご褒美に何でも好きなものをあげるよと言ったら
スペイン広場に連れて行かれてジェラートをねだられて
せっかくのご褒美がただのジェラートでいいのかい?と聞いたら
「スペイン広場でジェラートというのに意味があるんです」
ってとてもうれしそうに言われたい

480名無しの紳士提督:2014/09/25(木) 00:50:30 ID:ChMjr/F2
トレビの泉に後ろ向きでコイン放り投げるのと
真実の口に手を突っ込んで飲まれたようにふるまってやりたくなるなw

481名無しの紳士提督:2014/09/25(木) 00:57:39 ID:ctdJ1ZFY
なんかそれは元ネタ的に最後は見つめあって別れそうなんですがそれは

482名無しの紳士提督:2014/09/25(木) 01:30:07 ID:PtbHh0Q6
>>445

夜戦開始直前にビスマルクの飼い猫が部屋に飛び込んでくる。(この時飼い猫が弾みで通信機のスイッチをONにしてしまうが、二人とも気づかない)

飼い猫を外に出して夜戦開始

翌朝、夜戦の一部始終がビスマルクの母国にダダ漏れだったことが判明して提督顔面蒼白。一方、母国ではちょび髭の司令官が提督の鎮守府へと出発する準備を整えていた。

こんなのを考えついてしまったんだが。

483名無しの紳士提督:2014/09/25(木) 06:31:22 ID:5a4S1VRY
>>482
よろしい、続けたまえ

484名無しの紳士提督:2014/09/25(木) 23:59:31 ID:PtbHh0Q6
最近はドイツのちょび髭司令官がドイツ艦たちのお父さんみたく思えてきた

485名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 01:09:39 ID:DSVAwxLM
ドイツ司令官「提督くん、これだけは言っておこう。私にとってビスマルクは宝だ。
もしまたあのような羞恥プレイをさせたならばその時は覚悟したまえ」

486名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 01:16:46 ID:xnGh8pKo
CVゆかなの英国艦が来た場合はカミカゼ・スコットランド兵とか
バナナを持って襲い掛かってくる敵への対処法を実践されるんだろうな

487名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 01:30:21 ID:DSVAwxLM
やっぱこの場合のバナナって…

488名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 01:41:31 ID:DSVAwxLM
>>475 逆に不幸成分が服にうつっちゃったりするかも。ここは逆にお姉さまと服を交換すればお互いの不幸を打ち消し合えるのではないか?

489名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 01:43:34 ID:S5ymMXQE
>>487
「しれぇ、このバナナ、生暖かくて変な匂いがするよ?」

こうですね、分かります

490名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 02:34:32 ID:.OsBfBv6
>>486
海老を養殖するために艦娘がやめたりすると困るので却下
あるいは、頭はいいけど運動音痴のずるぺたーを艦娘か…こっちはいいかも

491名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 04:10:52 ID:m3VAtIdw
つるぺた艦娘?(難聴)

492名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 07:50:58 ID:DSVAwxLM
>>489 提督「そのバナナは危ないからポイしなさい」

>>491 龍驤「ステータスや!」(涙目)

493名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 07:54:57 ID:g6I8zubk
>>490
銀髪おっとり系スク水娘はよ

494名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 11:22:10 ID:nuQA4.ok
>>490
蟹なら養殖しているのがいるゆえ…

495名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 12:42:10 ID:FhZtF0K6
>>486
コンゴウ「」

496名無しの紳士提督:2014/09/26(金) 19:22:02 ID:DSVAwxLM
提督「お前は洗濯板なんかじゃない!立派な飛行場だ!」

龍驤「少しもフォローになっとらんわ!」

497名無しの紳士提督:2014/09/27(土) 03:42:52 ID:l0TaO79c
>>478 どこかの猫型ロボットみたいだなw

498名無しの紳士提督:2014/09/27(土) 07:47:21 ID:a7wayLIw
>>494
???「おい、デュエルしろよ」

499名無しの紳士提督:2014/09/27(土) 13:51:17 ID:l0TaO79c
>>390 長門の後継機がないのが残念すぎる。長門は良いお母さんになりそうなのに。

500名無しの紳士提督:2014/09/27(土) 21:23:13 ID:d2Mj2u26
マゼラン改級宇宙戦艦として艦隊旗艦にも選ばれてるよ!

501名無しの紳士提督:2014/09/27(土) 22:42:19 ID:l0TaO79c
>>476 胸が邪魔であまり着込めない艦娘が多い気がする…

502名無しの紳士提督:2014/09/27(土) 23:11:35 ID:NaU4qTuw
>>494
艦娘の平均体重は40キロ台後半強なのに5キロしかないんですね

503名無しの紳士提督:2014/09/27(土) 23:35:14 ID:S.ZcBYP.
>>502
アンソロネタで檜風呂使って北上さんが蟹の養殖してた方じゃなかろうか

504名無しの紳士提督:2014/09/28(日) 00:12:53 ID:TUhTCZ7.
>>486って元ネタは何なん?

505名無しの紳士提督:2014/09/28(日) 00:17:46 ID:3UGj7OaQ
カミカゼ・スコットランド兵とか、フルーツを持って襲い掛かってくる敵兵への対処方法っていうのは、
伝説的コメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』の有名なスケッチ(寸劇)から

それがどうCVゆかなの英国艦と関係するかは分からんw

506名無しの紳士提督:2014/09/28(日) 00:34:05 ID:vIDoPT8U
CVゆかなで英国と聞くと、某インフィニットなんたらさんのちょろいさんしか思いつかネー。

507名無しの紳士提督:2014/09/28(日) 04:52:44 ID:wN8VyLqU
モンティパイソンとゆかなと聞いて、つい反射的にフルメタル・パニック!を思い出した
潜水艦は元ソビエト製だが、どこの艦と言われると…
つるぺたでスク水着るお水(自称)のアッシュブロンドの艦長さんはイタリア系なんだが…

508提督×利根×筑摩:2014/09/28(日) 14:52:56 ID:9KK7b4o6
提督と利根筑が3Pしてる話です
利根×筑摩の要素もありますので百合苦手な方はご注意ください



 自らの心臓の音が、やけにうるさく聞こえていた。
 普段の見慣れた鎮守府の廊下が、まるで異界に変わってしまったかのようだ。
 空気が直接秘所に触れ、体の芯がスッと冷える思いがする。さっきすれ違った艦娘は、自分を不審には思って
いなかっただろうか。
 航空巡洋艦の利根は、胸元をギュッと握りしめ、頬を薔薇色に染めながらも、目的の部屋。提督執務室にたど
り着く。
 ただ鎮守府を一周しただけだというのに、座り込んでしまいそうなほど身体が疲弊しているのが分かった。
 しかし同時に、身体の中に堪え切れない程の熱が堆積していることも利根は理解していた。薄緑色の式服の奥
、何にも覆われていない秘所からとろりと垂れ落ちた愛液が、利根の太ももに透明な一筋を刻んだ。

「提督……鎮守府一周、確かにしてきたぞ」
「おお、そうか。それはご苦労だった」

 執務室の扉を開けば、提督が利根を出迎える。近づいてきた男は、利根を満足そうに見下ろしていた。
 
「ではどうなっているか、直接見せてもらおうか」

 男の言葉に躊躇いながらも頷いた利根は、自らの下半身を覆う布地に手をかける。
 利根の下半身を覆う布地には、腰から足先にかけて深いスリットが入っている。角度によっては股がかなり露出
するデザインだ。その為、利根や妹である筑摩は通常、短パンのような下穿きを着用している。
 しかしあろうことか布地を自らまくり上げた利根は、下に何も穿いていない状態だった。赤々とした花弁が、提督
の眼前に晒される。これでは階段の昇り降りどころか、すこしでも大股で歩こうものなら、秘所が覗き見えてしまう
だろう。

「もうしっかり濡れているな。なんだ、その格好で興奮していたのか」
「我輩は、そんな……」
「んんぅ? 素直に認めたらどうだ。ノーパンで鎮守府を歩きまわって、自分は興奮していたんだと」
「いやっ……ああッッ!」

 提督は腰をかがめながら指先を伸ばし、利根の秘所に触れる。瞬間、鈍い水音が室内には響いた。膣をほじく
るような男の指先に連動し、くちゅくちゅとした水音が室内には際限なく響き渡る。
 膣から指を引き抜いた男は、愛液をまぶしたクリトリスを触れるか触れないかに指先で転がした。それだけで利
根は顎を反らし、快感を堪えるかのように歯を食いしばる。
 
「はぁっ……ああッ! だって、こんな格好をするなど……誰かに見られたかと思うと」
「興奮するわけか? まったく利根はとんだ変態だ」
「いやぁっ、違っ―――ッ!!」

 提督になじられ、利根は目に涙を浮かべながらも身体が感じてしまっているのを理解していた。身体の奥が切
なく疼き、熱い吐息を利根は漏らす。

509提督×利根×筑摩:2014/09/28(日) 14:55:45 ID:9KK7b4o6

「こんな利根の格好を妹の筑摩が見たら、いったいどう思うだろうな? なんなら、知ってもらうか?」
「え……?」

 利根への愛撫を片手で絶やさぬまま、提督はもう片方の手で器用に内線電話の番号をプッシュする。
 提督の様子を見つめながら、利根は焦燥感に駆られていた。提督を止めなければいけない。そうしなければ、
自分はもう戻れなくなってしまう。
 しかし送り込まれる愛撫の快感が、利根の決意を霧散させてしまう。
 
「ふぁ……ぁぁッッ! だめじゃ……だめ、なのに」

 クリトリスを強すぎず弱すぎず、丁度よい強さで刺激される度に、利根の意志とは関係なく腰が跳ねる。的確な
愛撫による蕩けてしまいそうな熱は、利根の思考を溶かしていく。
 
(ああっ、身体がもう……切なくて)

 奥底から沸き上がってくる切なさに、利根は限界だった。
 何かを求めるかのように提督を見つめながら、自ら腰を動かしてしまう。
 
「ああ、そうだ。今すぐ執務室に来てくれ。忙しいところすまんな。……ふむ、利根もいい感じになってきたな」
「提督っ……んぅ……ふぁぁっ」

 受話器を置いた提督は、利根に唇を重ねる。
 開いた口腔に舌を入れれば、まるで身体の熱に急かされるように、たどたどしい動きで利根が舌を絡めてくる。
必死で快感を貪ろうとするかのような利根のキスに、提督は暗い悦びを感じた。
 普段の快活明朗な様子は影を潜め、今の利根はひたすら淫蕩に性を貪っている。果たしてこんな姉を見たら
どういった反応をするのか、提督は内心でほくそ笑みながらズボンのベルトを外す。
 
「ああっ、提督……」

 ズボンを脱ぎ去り、自らの主砲を露出した提督へ、利根は物欲しげな声を漏らす。
 ノーパンで鎮守府を歩きまわり、その後に愛撫を受け続けたことにより、利根の身体は既に限界だった。今に
も淫熱で張り裂けてしまいそうで、利根は切なげに息を漏らしながら、提督の主砲を見つめている。
 
「我輩はもう……」
「心配するな。今すぐ楽にしてやる」

 提督の言葉に頷き、利根は机に手をついて、腰を提督に差し出す。
 腰にかかる布地を少しずらせば、ヒクつく花弁がその身を晒した。きゅっと締まったいかにも触り心地の良さそ
うなヒップの下に咲く赤々とした花弁は濡れそぼり、まるで男を誘うかのようだった。
 行為に期待するかのように甘酸っぱい匂いを放つ愛液が滴り落ち、透明な線を幾筋も張りのある太ももに刻ん
でいる。
 提督は高揚感に薄く息を吐き出しながら、利根の花弁に自らの主砲を触れさせさた。
 
「ああっっ! これ……んぅぅッ!」

 凶悪な極太クラスの主砲を、利根は背筋を震わせながら呑み込んでいく。敏感な粘膜をかき回しながら体内に
押し入ってくる主砲の巨大さに、利根は脳天まで痺れてしまいそうな快感に襲われた。

510提督×利根×筑摩:2014/09/28(日) 14:58:16 ID:9KK7b4o6
 
(気持よくて。だめじゃ、こんなのダメなのに……提督のオチンチンの味、覚えてしまう。この大きさじゃないと、ダメ
になるっ……)

 挿入だけで軽くイッたのか、熱い愛液を絶え間なく分泌しながら、まるで主砲にしゃぶりつくかのように膣壁は蠢
き絡みついてくる。熱く蕩けた膣内はそれだけで気持よく、気を抜けば提督もイッてしまいそうだった。
 しかし提督は利根の腰を掴み、ピストン運動を開始する。抽送時にカリ首に吸い付く圧迫感のキツさは決して不
快ではなく、強く射精感を喚起させる。

「くっ、これは堪らんな」

 蠕動運動を繰り返し、奥へと導くかのように膣壁は主砲を扱き上げる。敏感な亀頭が熱くねっとりと圧迫される
快感は背筋を駆け上がり、提督は薄く息を漏らしていた。
 
「提督、我はもう……ああっ!! いい、そこっ、んんぅぅ!! 奥っ、好きじゃ……もっと、ぎゅっと……ふぁぁあ! んんぁぁ……また、またイクっ……ッ!!」

 腰を密着させ、最奥部をギュッと押し込まれ、利根は今日何度目か分からない絶頂に身体を震わせる。自ら快
感を求めるかのように腰を揺らし、じゅぷじゅぷと愛液が空気で撹拌される音を響かせながら、利根はあられもな
い嬌声をあげ続けた。
 絡まりつく柔肉の熱さに、提督も限界だった。射精に至るべくピストンを早め、腰を前後させる。
 肉のぶつかり合う音が響き、敏感な膣内が巨大な凶器で掻き回される。しかしそれでさえ、今の利根には快感
にしか思えなかった。
 
「あっ、ああッッ!! 中に、中に出して! 奥に沢山出して欲しいのじゃ……ッ」

 自らの言葉に興奮するかのように、利根の膣内が一段と強く絡みついてくる。痛みを感じる程の締め付けは、
提督を限界まで押し上げた。掠れた喘ぎを漏らし、提督が腰を震わせる。巨大な主砲から放たれた精液は、利根
の子宮を熱さで満たしていく。
 
「あっ、ああ……お腹の中、精子一杯出て……」

 下腹部に広がる精子の熱に、利根は満足気な淫蕩とした声を漏らす。主砲を引き抜けば、花弁からは精液と愛
液の混合液が滴り落ちた。
 
「……では感想を聞こうか。筑摩?」

 利根から主砲を引き抜いた提督は、半勃ち状態の主砲を隠しもせず、執務室の入り口を振り向く。
 そこには利根の妹である筑摩が、蒼白な顔をして立ちすくんでいた。

「えっ……ちくま……? なんで……うそ、じゃろ?」

 机に手をついたままの状態で、利根は絶望に染まった声を漏らす。確かにそこに立っているのは、自分が見知
った妹の姿だ。けれど何故。混乱する利根の思考は、一つの光景へと辿り着く。
 提督がかけた電話。あれはどこへ繋がっていたのか。
 
(まさか本当に……)

 提督が筑摩を呼んだのか。それを確かめるために提督を振り向けば、提督はいかにも楽しそうな笑みを口元に
刻みながら、利根の秘所へと指を埋める。

511提督×利根×筑摩:2014/09/28(日) 15:00:42 ID:9KK7b4o6
「ひぅっ! あぁっ……」

 反射的に出てしまう声は艶色に濡れていた。普段とはあまりにも違う姉の声に、筑摩は口元を抑えながら、一歩
を後ずさる。
 扉を開き、咄嗟に執務室を後にしようとする筑摩を、提督は呼び止めた。
 
「筑摩……いいから鍵を閉めて、そこで待っていろ」

 言うが提督は、利根に何かしら耳打ちをする。否定するかのような叫びをあげる利根だったが、再び何事かを言
い含められ、利根は唇を噛み締めたまま立ち上がる。
 
「姉さん?」
「筑摩。すまんな、こんなことに巻き込んで」
「え……?」

 未だに状況を正確に飲み込めていない筑摩へと近づいてきた利根は、筑摩に顔を近づけ、囁くように言う。
 
「もう我輩は……ダメなのじゃ」
「い、いやっ……そんなっ、姉さん!」

 否定しなければいけない。こんな姉を認めては駄目だ。
 筑摩の言葉はしかし、利根の唇が呑み込んだ。
 
「んっ、んぅぅ……」

 利根の唇が筑摩に重なる。筑摩の後ろ頭を抱え込むようにした利根は、開いた唇の隙間から、利根の口腔内
に舌を押し入れる。
 
(姉さんの舌、中にはいって……いや、なにこれ。こんなの……姉さんじゃ……)

 利根はいやらしく舌を絡め、筑摩に快感を与えようとする。
 そのキスはかけ値なしに気持ちが良かった。まるで頭の奥が蕩けてしまいそうになる。水音が口の中で響く度、
否応なく身体が反応し、筑摩は自然と自分も舌を使っていた。
 
(姉さんの舌……凄い気持ちいい。わたし、姉さんとキスしてるんだ)

 その事実は、筑摩のことを昂ぶらせていく。
 胸の奥に押し隠したはずの気持ちが、否応なくほころび出てしまう。

「筑摩。こんな愚かな姉を恨んでくれ」
「ううん、わたし利根姉さんのことを恨んだりなんかしない。だってわたし、ずっとこうやって利根姉さんとキスした
かったの」
「筑摩、お前は……」

 筑摩は胸の内に秘めた、通常の姉妹とは異なる親愛の情。しかしそれは、男の手によってひどく歪な形で叶え
られようとしていた。

512提督×利根×筑摩:2014/09/28(日) 15:02:15 ID:9KK7b4o6
 
「利根。それで終わるつもりか?」

 後ろから響いた男の言葉に頷いた利根は、筑摩の前に跪く。手を伸ばし、利根は筑摩の下穿きをずり降ろした
。そしてゆっくりと、利根は筑摩の秘所に顔を近づけていく。
 
「姉さっ……んぁぁ!」

 利根のざらついた舌先が、筑摩の秘所を舐めあげる。
 花弁に唇を密着させ、垂れ落ちる愛液を飲み込みながら、利根は情熱的な愛撫を筑摩に施す。
 
「ダメ、姉さん。本当に、わたしこのままだと……いやっ、いやぁぁぁッッ!!」

 どこをどうすれば感じるのか、同性である利根には悲しいくらいによく分かった。陰唇の周りを唇でしゃぶりなが
ら、浅瀬を舌先でほじくり回す。
 
(どんどん愛液が溢れてくるぞ。筑摩、我輩の舌で感じてくれてるんじゃな)

 その事実は利根に奇妙な充足感をもたらす。どれほど利根の舌が筑摩に触れていただろうか。
 筑摩が悲鳴のような喘ぎをあげながら、身体を震わせる。勢いよく溢れ出た愛液が、利根の顔を汚した。
 
「そんなの……うそ……わたし、姉さんこと……」

 イッてしまったショックからか、筑摩が床に座り込む。しかし座り込み、半ば放心状態の筑摩に、利根は軽く唇
を重ねた。触れるだけのキスをした後、利根は筑摩に微笑んむ。
 
「大丈夫じゃ筑摩。筑摩も、すぐに気持ちよくなる」
「え……?」

 姉の言葉の意味を筑摩は理解できていない。しかし座り込んでいた筑摩は、腕を引っ張られた強引に立ち上が
らされた。
 
「さって。次は俺とお楽しみといくか」
「提督……な、なにを!? やめてください!」
「おいおい、ここまで来てやめてくださいってこともないだろう。なあ筑摩? お前とはセックスしたことなかったら
、いい機会だと思ってな」
「いい機会って……て、提督!?」

 応接用のソファーに押し倒された筑摩は抵抗しようとするが、あろうことか腕を利根に抑え込まれる。
  
「大丈夫じゃ筑摩。こうなってしまっては、我輩も筑摩と一緒に気持ちよくなりたいし……な」

 既に利根の愛撫によって、筑摩の秘所は濡れそぼっている。挿入準備は万端だった。
 
「嘘……提督、そんなのいやです! いやぁぁ!!」

 艶やかな黒髪を振り乱し、筑摩は拒絶を示す。提督の巨大な主砲は筑摩に恐怖しか与えなかった。
 しかし彼女の姉は、まるで物欲しげに提督の主砲を見つめているではないか。その事実に筑摩は混乱する。

513提督×利根×筑摩:2014/09/28(日) 15:04:43 ID:9KK7b4o6
 
「心配することはない。少し苦しいのは、最初だけじゃ」
「姉さ……んぅ……」

 利根が筑摩の唇をキスで塞ぎ、それだけでなく筑摩の胸元を開けさせる。
 ぷるんと露出したかなり大きめの乳房へ、慈しむかのように利根は指を這わせる。キスを続けながら乳肉を揉
みしだき、乳首を転がす。知り尽くした同性の愛撫によって、筑摩の身体は否応なく昂っていった。
 
(ふむ……この光景も、これはこれで堪らんな)

 利根と筑摩のレズプレイを見せつけられている提督の主砲は、完全に体積を取り戻していた。
 ヒクつく筑摩の花弁からは白く濁った本気汁が垂れ落ち、ソファーを汚していく。
 
(準備も万端のようだしな。筑摩のこともいただくか)

 提督が狙いを定め、筑摩の花弁へと主砲の先端を押し付ける。筑摩が拒絶をしめすかのように身体を震わせ
るが、そんなものに構わず提督は筑摩の中に主砲を挿入した。
 
 入り口はキツイが、一度中には入れば筑摩の膣は主砲に吸い付いてくる。利根とはまた違う膣内の感覚を味
わうかのように、提督は筑摩の中をかき回した。
 
(ああっ、挿れられてる。オチンチン中に入って……いやっ、大っきくて壊れちゃう)

 利根から愛撫を受けながら、膣内を抽送される。日常とはかけ離れた行為によって、筑摩の理性は限界間近だ
った。
 男の主砲から与えられるのは、レズプレイとはまた違った、一種暴力的な快感。しかしそれを身体が求めていた
かのように、筑摩の膣ヒダは嬉しそうに主砲に絡み付くのだった。

「あっ、あああッッ!! こんなの、こんなのって!」

 乳首を吸われる甘い快感と、膣壁を押し広げられる暴力的な痺れが身体の中で混ざり合い、筑摩は一気に絶
頂へと駆け上がっていく。
 
「いやっ、いやぁぁ!! うそ、うそっ!! ダメっ、わたしっ、もう……ッ!」

 肉のぶつかり合う音を掻き消すかのように、筑摩の濡れそぼった喘ぎが響く。
 よく知っている妹の、普段とはまったく違う乱れた姿に、利根は身体の中から熱いものが湧き出てくるのを感じて
いた。
 
(ああっ、筑摩。我輩の大切な妹……)

 筑摩の乳首を舌先で愛撫しながら、利根は自らの秘所を指先で掻き回す。二本の指で膣内を抽送し、クリトリ
スを押し潰してしまわんばかりの強さで転がす。背筋を駆け上がってくる痺れは、普段の自慰の時とは比べ物に
ならなかった。
  
(筑摩。我輩も一緒に……)
 
 まるで示し合わせたかのように利根と筑摩の手と手が重なる。二人は同時に絶頂を迎え、身体を震わせていた。
 絶頂したことによる急な締め付けは、提督へと今まで以上の快感をもたらす。
 提督は射精間近に膨れ上がっている主砲を膣から引き抜くや、利根と筑摩目掛けて狙いをつけた。

514提督×利根×筑摩:2014/09/28(日) 15:08:14 ID:9KK7b4o6
 
「ひゃぁっ!」
「んんぅ!?」

 絶頂直後の二人へと、勢いよく吐出された精液が降りかかる。精液の濃さと匂いに浸っていたのも束の間、利根
は膝立ちになると射精直後の主砲に舌を這わせた。
 それを見て黙っている筑摩でもない。艶やかな長髪に白濁を絡ませたまま、筑摩も主砲に舌を這わせる。
 比較的慣れている利根のフェラと、どこかぎこちないながらも必死さを感じさせる筑摩のフェラを同時に受け、射
精直後にもかかわらず提督の主砲は体積を取り戻していく。
 姉妹によるお掃除フェラが終わり、すっかり主砲が綺麗になった頃には、巨大な肉塊は再び脈打っている有り様
だった。
 そんな主砲を、利根と筑摩は愛おしげに見つめる。
 
「提督よ、今度は我に挿れてくれるのだろう?」
「ふふ。またわたしでもいいんですよ」

 利根と筑摩の二人が、揃って執務机に手をつき、尻を提督へ差し出す。提督は自らの思った通りになったこと
に唇を歪めるや、二人へと向けて一歩を踏み出した。
 鎮守府の長い夜は、まだ始まったばかりだった。



「けど、驚きました。提督と姉さんがこんな関係だったなんて」
「まあ、な。成り行きというやつじゃよ」
「へえー、成り行きですか」
「な、なんじゃその顔は」
「ふふっ。なんでもありません」

 提督との行為の後、汚れを洗い流した利根と筑摩は、肩を並べて鎮守府の廊下を歩いていた。今回はきちんと
利根も下穿きを身に付けているようだ。ちなみに二人並ぶと、筑摩のほうが少し背が高かった。

(姉さん、提督のこと好きなの見え見えですよ)

 そうは思っても、筑摩は口に出しはしなかった。それに自分は、もしかしたら提督に感謝しなければいけないの
かもしれないと思う。

515提督×利根×筑摩:2014/09/28(日) 15:12:33 ID:9KK7b4o6

「姉さん」
「んっ……ち、筑摩!?」

 鎮守府の廊下であることにも構わず、筑摩は利根に軽く唇を重ねる。
 
「寂しくなったら、いつでもわたしがお相手しますね」
「しかし……我らは姉妹じゃぞ!?」
「でも、わたしは気にしてませんよ?」
「気にするとかしないとか、そういう問題ではなかろう……まったく」

 拗ねたように言いつつも、今度は利根の方から進んで唇を重ねてくる。どころか二人は、舌同士を絡めあっていた。
 
「まだ身体が疼いているのじゃ……筑摩、いいのか?」
「はい。じゃあ部屋に戻ってゆっくり、お相手します」
「う、うむ……」

 筑摩が伸ばした手に、利根は躊躇いがちに指先を絡ませる。決して本意なわけではない。これさえも、もしかし
たらあの男の手のひらの上なのかもしれない。
 けれど筑摩は、与えられたこの状況を精一杯謳歌しようと、ぎゅっと姉の手を、自らの最愛の女性の手を握るの
だった。



以上です、ありがとうございました!
利根がやっと改ニになってくれたので記念に書いてみました。利根ちゃん可愛くて強いって堪らないです

516名無しの紳士提督:2014/09/28(日) 16:01:46 ID:3UGj7OaQ
力作乙

利根型改二の服はあんなにエロいのに、筑摩さんは何故、重度の利根コンなんだろうかw

517名無しの紳士提督:2014/09/28(日) 16:14:53 ID:VlPVMysw
>>515
乙乙

淫乱に堕ちた利根姉さん最高です

518名無しの紳士提督:2014/09/28(日) 16:16:20 ID:UK9FM8yc
利根コンでもええやないか
利根ねーさんも筑摩もかわいい、乙です

519名無しの紳士提督:2014/09/28(日) 17:47:18 ID:LxSub0yc
珍しく利根攻めかと思ったら最後で反撃されてたでござる
利根ねーさんだからしょうがないね


520名無しの紳士提督:2014/09/29(月) 00:04:26 ID:xw0.BJpg
責任感が強い人はマゾヒストになりがちな傾向があるというが、艦娘にもそれは当てはまるのだろうか?

521名無しの紳士提督:2014/09/29(月) 04:08:03 ID:vsBeS4oQ
朝潮ちゃんは絶対Mだ

522名無しの紳士提督:2014/09/29(月) 06:56:45 ID:6ALsWaMU
投下乙
利根SSもっと増えろ!

523名無しの紳士提督:2014/09/29(月) 20:48:44 ID:xw0.BJpg
>>515 GJ!&改二おめ!

524名無しの紳士提督:2014/09/29(月) 23:17:45 ID:UPCSC2Fk
古鷹が出撃するたびに輸送艦を撃破したがるのは海域で拾われて着任するまで
輸送ワ級の人間部分に使われてマンコやアナルがガバガバになるどころか耳や口まで開発されて
抵抗する気力も尽き果てるまで深海棲艦に快楽洗脳されていたからという電波を受信したけどうまく文章に出来そうにない……

525名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 00:49:27 ID:7DWLegus
>>524 ドロップする艦娘ってやっぱり深海棲艦の捕虜なんだろうな。それでドロップ(提督に助けられる)するまでは深海棲艦の慰み者にされてるのか…

526名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 00:57:45 ID:XsUm9vbY
>>525
イベントとかで艦娘=深海棲艦っぽい描写を出しながら輸送ワ級なんてものを出すあたり狙っているとしか思えない
でも嫁がワ級になってた時の奴を文章にしようとすると心が折れるのだ…

527名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 01:04:33 ID:vBZgB16k
ワ級「この中にいるのは、提督の子です……と言ったら信じますか?ゴーヤさん?今日もオリョクルでろ号作戦頑張ってくださいね」

528名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 01:21:51 ID:9UoPm7VI
完全に俺のイメージだけど

捕まる前に自決しそうな不幸姉妹とか
しばらくおとなしくしてるけど「飽きたから帰る」とか言って事もなげに牢屋破壊しそうな武蔵とか
抵抗せずおとなしく捕まるけど、護送中に護送チーム皆殺しにした挙句、装備奪って変装して悠々脱出しそうな不知火とか
赤城のボーキ代とか

深海側が苦労しそうな子もいる気が

529名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 01:29:06 ID:7DWLegus
轟沈された後、深海棲艦達の慰み者にされて心が折れた艦娘は輸送ワ級にされてしまうというのを思いついてしまった件。

530名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 01:31:30 ID:7DWLegus
そして慰み者されても最後まで心が折れなかった艦娘は下のイラストみたいに姿だけが深海棲艦になって(本人は自分が深海棲艦になったことには気づいていない)他の艦娘や鎮守府を攻撃するようになる。

http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=37428270

レス分割&スレ汚しで申し訳ない。

531名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 01:42:30 ID:cbYVxfU.
神通ちゃんとエロいこと無しに添い寝したい
そしたら思ってたよりずっと華奢な体なのに気付かされて「この娘は俺が守らなきゃ」って決意するんだ
そんな時に神通ちゃんが「提督…」って寝言を呟きながらこっちにすり寄ってきて体の柔らかさとか温かさとかでもう理性とか色々とヤバいんだけど手を出す訳にはいかなくて一晩中ずっと悶々としていたい

つまり何が言いたいかっていうと神通ちゃんマジ天使

532名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 01:52:49 ID:7DWLegus
重ね重ね申し訳ないけどレ級って元になってるのはやっぱり雷なのか?

533名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 02:36:08 ID:WnooPUrA
髪型がちと似ているってだけだったのが雷の髪止めつけたコラが一気に広まったからな…

534名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 03:12:49 ID:a6v09n6Q
君はレ級が雷を元にした深海悽艦だとしてもいいし、レ級と雷に何ら関係が無いとしてもいい。
自由とはそういうことだ

535名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 07:47:04 ID:L5hVwZ9g
神通「コナイデ・・ト・・
イッテイル・・ノニ・・」

>>515
GJ、筑摩さんエロかわいい
筑摩が読みたいもっと読みたい

536名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 12:29:56 ID:mJ6yPOZg
中間さんは赤城と似てるけど声が違ったということは
逆に泊地さんは翔鶴と声一緒だけど実は無関係かもしれないな

537名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 19:52:17 ID:v/g5ymQ.
そう、つまり通常時に倒された深海艦が猫爆弾になってイベント開始時に一斉に鎮守府で起爆する、
そういう展開も十分に有り得るんだよ…!!

538名無しの紳士提督:2014/09/30(火) 21:59:00 ID:7DWLegus
>>537 駆逐艦ネ型・戦闘力は低いが、いる間は通信エラーが非常に起こりやすくなる。

539名無しの紳士提督:2014/10/01(水) 06:27:35 ID:7xAEtd7.
史実において誘爆で沈んだ艦は常に危険日だという電波を受信したんだが。

540名無しの紳士提督:2014/10/01(水) 08:21:47 ID:0IGVEFcA
>>539
つまり陸奥はIPS細胞でセルフ妊娠と

541名無しの紳士提督:2014/10/01(水) 08:24:03 ID:5VM6G0HU
とりあえずしょうもないパロネタ思いついたので投下
エロは全くなしです
先に謝っておく、隼鷹ファンのみんなごめんなさい
それでは適当にお楽しみ下さい(楽しめるのか?)

542名無しの紳士提督:2014/10/01(水) 08:24:47 ID:5VM6G0HU

〜麗しくとても可愛いおっさ…お姉さんの生態〜 休日編


 太陽も頂点に昇った頃の或る鎮守府。時計の針はそろそろ正午を差そうとしている。

「司令、午前中の執務が終りました。お茶をどうぞ。」

 今日も秘書艦の飛鷹はテキパキと業務を片付け終えた。提督は飛鷹の入れた茶を飲みながら、

「飛鷹は仕事が丁寧だな。勤務中でも酒呑んでそうなどこかの誰かさんとは違うな。」

 飛鷹が秘書艦になって早一ヶ月、前任艦を遙かに上回る提督の信認を受けていた。その前任艦とはそう、飛鷹型二番艦隼鷹である。
彼女は率先して新任艦の歓迎会をひらいたり、飄々とした性格で艦隊のムードメーカーとしてこの鎮守府の皆に慕われている。だが一つ大きな問題があった。
 彼女は鎮守府一のうわばみなのだ。同じ軽空母仲間の千歳に注がれるままに鯨飲した挙句翌日二日酔いで出撃、誤って友軍艦隊に攻撃隊差し向けあわや同士討ちとか、
新任艦歓迎会でよりにもよって幼げな駆逐艦達に一気飲みさせる(尤も受けたのがウォッカ大好き特型酒豪駆逐艦響だけで最悪の事態は避けられたが)、
さらにどういう仕組みか飲み屋や酒屋のツケの催促状が提督名義で届く事態に至って、お前暫く頭冷やせと秘書艦を解任されてしまったのだ。

「ところで飛鷹、今日のキス島方面練成艦隊の艦隊はどうなってる?」
「ええ旗艦龍鳳、千歳、千代田、瑞鳳…」

 飛鷹は淡々と読み上げる。艦隊構成はいつも通り間違い無いはずだが…

「うんうん、ってあれ、隼鷹が居ないぞ?確かシフト表では今日だったはずだが。」

 提督はうーんと頭を捻って思わずポン!と手を叩く。

「そうだ一昨日瑞鳳が鶴姉妹と映画行くからって代わったんで今日は休みか。あいつフリーの日何してんだろうな。」
「ここ最近一緒に出歩かないのでわかりませんわ。」
「おいおい一応同型艦だろう、偶には気を使ってやれよ。しかし隼鷹の休日か…案外こんなもんじゃないのかなあ?」

543名無しの紳士提督:2014/10/01(水) 08:25:34 ID:5VM6G0HU
〜これより提督の想像〜

11:00 起床。起き掛けにとりあえず冷蔵庫の缶チューハイ(宝レモン)をくいっと一気呑み。これが朝食。
12:00 身支度をし外出。電車に乗る。ポケットから出した昨日のあたりめしゃぶりながら鬼殺し(180ml)を3パックぐらいチューチュー。
12:30 目的地の競輪場へ到着。近くのコンビニでスーパードライとワンカップ大関を買占めてから入口でいつも通り競輪新聞(\450)を買い、入場料(\50)を払い売店目指す隼鷹。
12:35 焼き鳥・もつ煮・おでんをまとめ買い、向かうは当然無料席。隼鷹だっていつかはロイヤルシートに座りたい。
12:40 とりあえず食いながらほんの少し出来上がる隼鷹。「くーっ、やっぱもつ煮はドライだよドライ。」などとわけの分からない独り言。ここまでがテンプレ。
13:05 発券開始。「いっつもアテになんない新聞だな〜」と文句言いつつ手堅い目の車券。徐々にメートルの上がるオーラ。焼き鳥とスーパードライの消費がマッハ。
13:30 出走!「いつも通りやってくれよ!」赤鉛筆片手にワンカップ大関すすりながら慌てず騒がず成り行きを見守るが…
13:52 勝負の鐘が鳴った!「いっけぇーー!そこだ差せ!もう一息差せ!差し切れぇぇっーーー!」興奮の余りスーパードライを握りつぶす隼鷹。
13:55 ゴール!「やっぱり1−3だったぜへへん!さーて祝杯だーっ」隼鷹、勝利の美酒に酔う。スーパードライとワンカップ大関のチャンポンとはある意味最低だ。
14:00 待ちに待った払戻。「これでぱーっといけるぜぱーっとな!」中々儲かったようだ。酒がさらに進む進む。レースの合間に千鳥足でつまみ買いにいくのはやばいぞ隼鷹。
・・・・・・・・・・・・・
17:35 「…もう嫌、このあたしがチョンボなんて…こんなのってないよぉ〜」師弟×同期がらみ×最近賞金額順etcの鉄壁ラインのガチ銀行レースに酒の勢いで今日の勝ち分全部ぶっこむも酔いが回ってて張る目間違えた。オケラ確定のお知らせ。
18:00 とぼとぼと競輪場を後にする隼鷹。同じく今日スッた連中とオケラ街道死の行軍(財布の中身的に)引き出せない競輪貯金で一日棒に振るか隼鷹。いや違うこんな所で終る女ではない!
18:20 隼鷹は街外れの喫茶店に入り、無料の紙パックジュースを引っ掴み、ゲーム機に座りいつも通り千円札入れる。そうここは10円ゲーム屋である。憲兵の皆さんここもお仕事のうちですよー取り締まらないと。
19:25 「よっし!これでまた呑める!」設定が甘かったのかツイてたのか、今日の競輪の負けどころか儲かった隼鷹。飲み代を全部ぶっこんだだけの事はある。店員の冷たい視線も気にせず誇らしげに店を後にする。目指すは歓楽街。
20:過ぎ〜 とりあえず金と酒の欲求の続く限りハシゴしまくる隼鷹。「今日はあたしの驕りだヒャッハー!」羽振りのよい隼鷹の周りに集まる呑んだくれのおっさん達。「ウチにも呑ませてえな」ん?中には艦娘の姿も?
05:30 チュン、チュン…と雀の鳴き声…歓楽街より「朝日が黄色いなぁ…帰ろう」とねぐらに戻る隼鷹の姿があった。手には店から持ち出したボトルキープの泡盛(どなん60度)が。早速迎え酒かさすがは鎮守府一のうわばみ。

544名無しの紳士提督:2014/10/01(水) 08:26:12 ID:5VM6G0HU
「…とまぁ、こんな具合だろうな飛鷹。」

 執務室で一人呟いた提督に飛鷹の様な女性はこう反論した。

「これでは只のアル中年ですわ。‎それに橿原丸なら今頃ピアノのレッスン中でしょう。」
「う、ううん…!?って何を言ってるんだ飛鷹?」

 飛鷹の様な女性、いや船娘は間一髪入れず返す。

「そもそも私は飛鷹などではなく出雲丸という立派な名前の豪華客船ですわ。船主いい加減憶えて下さい!」

 提督は訳が解らなくなった。一体どういう事だこれは?
そもそも二隻とも客船としては未完成状態で改造された筈。いやそんな事はどうでもいい。

(何で、何で二隻とも客船なんだ…時系列が絶対おかしい、おかしいぞ?何故なんだ…?)

 一人問答する提督の意識はここで途絶えた。


…暫く執務室の机に突っ伏していた提督は目覚める。

「うう…仮眠のつもりが寝すぎてしまったようだ。秘書艦の出雲ま…飛鷹も席を外してるようだな。」

 コンコン、とドアをノックする音。誰だ入っていいぞ、と提督はドアの向こう側に声をかけた。

「赤城入ります。」

 ドシン、ドシンと重厚な足音と共に赤城が執務室へと入ってくる。その足音はまるで戦艦のそれのようだ。

「おお赤城か…って何だその姿は!?と、ところでこの前貸した烈風改はどうした?」

 赤城と名乗る艦娘の姿は紛れも無い戦艦そのもの。
16インチ砲塔を背負い多数の14サンチ副砲を生やしている。

「烈風改…知らない子ですね。って、そもそも私は航空母艦ではありません、巡洋戦艦です。」

 提督はまたしても一体どういう事なんだ!と自問自答するしか他に道は無かった。
…赤城だって巡洋戦艦として完成する以前に空母に改造されてた筈なのに…もう訳が分からないよ。
困惑で頭が一杯の提督の意識はまたしてもまどろみの中へと消えていった…

545名無しの紳士提督:2014/10/01(水) 08:26:47 ID:5VM6G0HU
「装置の第一段階試験は上手くいったみたいですね。記憶の操作もばっちりです。飛鷹さん一服盛らせてくれてありがとうございます。」
「明石さんもやるねぇ。鹵獲深海棲艦の洗脳装置の実験台に提督を使うなんて普通思いも付かないよ。」
「しっかしあたしの事を只の呑んだくれのおっさんだと思ってたとはねぇ…あたしの乙女ハートでも傷つくって。」
「とはいえ同じ飛鷹型空母としては隼鷹はちょっと呑みすぎですよ。お酒以外の趣味嗜好も持つべきですわ。」

 明石の工廠で頭に機材を取り付けられ横たわる提督の姿があった。「橿原丸…出雲丸…赤城…」とうわ言を流しつつ。
隼鷹と飛鷹は興味深げにそれを眺めている。

「まあ今回の件で提督の艦娘への考え方も多少分かりましたし、いいんじゃないですか?」
「そうだねえー、んじゃ明石さん景気付けに一杯行こうぜ!って思ったけど…」
「今日ぐらいは一人前のレディーでいさせてもらうかねぇ、暁が羨むぐらいに。」

 明石と飛鷹はふふっと微笑んた。

「確か今日は水交社主宰のダンスパーティーがある筈です。ダンスだけなら提督と一緒に付き合いますわ。」
「おおっいいねえ。久々に踊ってみるのも一興ってか?なにせあたしは豪華客船になる予定だったからねぇ。でも今晩は酒抜きで。」
「技術畑なのでダンスなんて初めてですから、手取り足取り教えてくれるなら行ってもいいかな。」
「私と隼鷹がみっちり仕込んであげますわ。さて提督もう起きなさいよ!」

 三隻は起こしたばかりでまだまどろんでいるしゃっきりしない提督と共に社交の舞台へと消えていった。


[完]



おまけ

 鎮守府に住まう酔っ払い提督はある日思いがけなく二隻の巨乳軽空母隼鷹と千歳にめぐり合う。
それから提督の身の上に奇乳…いや奇妙な出来事が続くのだった。次回『性なる酔っぱらいの伝説』
続かない…

546名無しの紳士提督:2014/10/01(水) 08:36:51 ID:5VM6G0HU
終わりですどうもありがとうございました
なんで最近エロネタ思いつかんのやろ…

547名無しの紳士提督:2014/10/01(水) 14:10:53 ID:CBapW9fQ
>>545
性なるおっぱいの伝説はよ
アル中ワロタ

548名無しの紳士提督:2014/10/01(水) 15:35:05 ID:7xAEtd7.
乙です。

>>335 ブラ鎮の提督で是非やっていただきたいものだ。

549名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 05:50:50 ID:7FQiTwZM
なんで呑むんだよ!(バシィ

550名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 06:49:10 ID:nbV0gPv6
>>548 人選がポイントだな。ブラ鎮によく居てかつ提督と入れ替わっても口調的に違和感がない艦娘を探さねば。

551名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 07:00:47 ID:k2NBHl2U
>>546
乙乙
酒飲みだけど実は淑女って隼鷹はやっぱり最高やな

提督が艦娘と入れ替わったら艦娘(提督)が複数人からレイプされて
本来の身体に戻っても対人恐怖症になる未来しか思い付かない

552名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 16:05:21 ID:nbV0gPv6
>>551ドラ◯もんのドロン葉みたく最終的に和解するみたいな展開を考えてた自分は甘いのだろうか?

553名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 17:29:15 ID:SjXG939I
ツイッターアイコンの大淀さんが、
「艦娘の解体完了です。これで二人きりですね、提督…」
って感じにしか見えない

二人きりの鎮守府で、大淀さんと退廃的に過ごす話とかないかなー

554名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 18:53:45 ID:W5lzbksA
>>553
確認してきたらそう見えてきた…
それにしても大淀さんかわいいな

555名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 19:08:47 ID:roLhp4w.
>>550
遠征要員天龍ちゃんは?

556名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 19:10:59 ID:s3THax8M
エロSSまだっすか?

557名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 19:49:18 ID:iZMj.0R.
「止めろ、止めてくれ」
油断したと言うのは甘えだろう。いかに幼気な見た目でも艦娘、力の上で普通の人間が勝てるはずはないのだ。
それゆえ、彼女達の考えを理解し調整していたはずだった。
……それがなぜ、押し倒されているのだ。
彼女が人より強いのはあくまで外側の話だ。比叡カレーを食べれば悶絶するし、今も現に結合部からは血が流れている。
「何で、こんな事を、」
問いかけに彼女は答えない。ただ、腰を振る。冷凍イカのような目で。
正直、痛いだけだ。慣れないであろうのに騎乗位、十分な前戯もない。
力が入り過ぎているのか、千切れそうな位に締め付けられる。
ふと、動きが止まる。
「よし、落ち着け、まずは話し合おう」
矢継ぎ早に話しかけた言葉を遮る、「ごめんなさい」という謝罪。
何故と問うまでもなく、理解した。痙攣している。
終わったと理解した。筋弛緩剤、あるいは艦娘ならバケツか、どちらにしてもこの部屋にはない。
まさか、繋がったまま動けるはずもない。
彼女はただ、ごめんなさいと繰り返す。壊れたレコードのように。
腹を括ろう、彼女を抱きしめキスをする。
驚き、目を見開いた彼女に語りかける。

「少しのんびりしよう、な?」
その夜は他愛もないことを繋がったまま語り合った。

これが昨日の話だ。さて、諸君の中で自分は聡明だと自負する者は前へ。
そして教えて欲しい。暗闇の中交わったのは誰なのかを。
目が覚めた私の目の前には三人の駆逐艦が居たんだ。
怒っていないと語る者、落ち度を問う者、あらあらあらと微笑む者。
間違えたら私の命はない。
なんだこれは! どうすればいいのだ!?

558名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 23:29:31 ID:MKE2C8vc
最近、荒潮さんが駆逐艦版龍田さんみたいなポジになってて困る
いや困らないけど

559名無しの紳士提督:2014/10/03(金) 00:39:32 ID:ar/9bfms
無難に(?)艦娘どうしの中身が入れ替わるってのはどうだろう?例えばRJと大艦巨乳の艦娘の入れ替わりとか

560名無しの紳士提督:2014/10/03(金) 01:09:41 ID:ar/9bfms
RJ口調の不知火って電波を受信した。

不知火「なんや?不知火に落ち度でもあるんか?」

561名無しの紳士提督:2014/10/03(金) 10:43:53 ID:Q31uOfRE
よくよく考えたら龍讓って自分の胸にコンプレックス持ってたっけ?
セリフを聞く限り、むしろ誇りに思ってるんじゃないかって感じるのだが。

562名無しの紳士提督:2014/10/03(金) 11:20:33 ID:F4xWhiiA
まあ、そこは二次創作ということで。


むしろそのほうが個性があっていい。

563妹の面影 ◆QleDgIFrdU:2014/10/03(金) 14:43:30 ID:BBR2SbPo
突然ですが、1レス強お借りします。
・エロシチュを思いつけなかったので、事後と前日談の回想を兼ねたものです。
・主な登場人物は潮と提督。担当海域哨戒中に救助要請を受けた提督の
数奇な運命的な一発ネタを目指しました。

564妹の面影 ◆QleDgIFrdU:2014/10/03(金) 15:02:41 ID:BBR2SbPo
「無理を言ってごめんなさい。最後のお勤めかもしれないと思うと切なくて」
私が情けを与えることで潮の自信に繋がるなら、その程度にしか考えていなかった。

「……私を困らせないでくれ。誰が何と言おうが、今の私には君が最愛の秘書だ。」
「ごめんなさい……ごめん、なさい……」
天涯孤独となった今、私は目覚めぬ妹を想い執務を行なう生ける屍でしかない。

「秘書官の任を解いてくれ、他の適正のある子と交替してくれなんていわないで欲しい。」
「君自身の魂か、艤装に宿る魂かは解らない。私には最も思い入れのある船なんだ。」
妹が目覚めぬからには、私は君と殉職しても良いと煎餅布団の中で告げたとき、
覚悟したように始めた話にゾッとした。私が艤装や魂にかくも惹かれている理由ともいうべき、運命の数奇さに。

ーーあなたの妹であるはずなどないのに、夢の中ではあなたを慕うのです。
目覚めぬままの妹さんのことを想うと、そばにいて良いのかと思ってしまいます。


「潮」を解放すれば、妹が目覚めるかもしれない。妹を求め解放しても、両方失うかもしれない。
命だけは救えた代償と思えば安いものだが、難しい二律背反に苛まれることになった。

565妹の面影 ◆QleDgIFrdU:2014/10/03(金) 15:07:37 ID:BBR2SbPo
救助任務後に一筆書いていて、当時の秘書官に紹介されたのが、潮とのなりそめだった。
哨戒中、同海域で海難事故にあった民間船の情報を入電し、救助船を要請して直行。
小さめの外傷以外ないが、目を覚ます様子はない。
応急処置を済ませ、救助できた子らとともに救護艦に託してすぐ、鎮守府に帰投したのだ。

海難事故に遭って植物状態となった妹と酷似していた彼女は
ただでさえ、私の家系にとって縁のある船、『潮』の艤装に宿る艦娘だった。
取り乱しそうになるのを抑え自己紹介を促すと、「潮」の艤装に宿る艦娘だと告げられたが、
当時はせいぜい他人の空似だと想っていた。


<了>

続きは書けたら書きます。とりあえず潮とのエロだけでも書けたらと。

566名無しの紳士提督:2014/10/03(金) 16:49:41 ID:QZGLonYQ
ちょっとまて、切り方的にホラーぽくなっ

とかく乙

567名無しの紳士提督:2014/10/03(金) 20:42:12 ID:aQ1GPNE6
>>565
潮ちゃんのエロはよ、乙です

568名無しの紳士提督:2014/10/03(金) 22:16:11 ID:BUvNp2wo
>>557
どの三人とも違うような気もするが
「ごめんなさい」ってか細い声で言いそうなのは弥生だと思う

569名無しの紳士提督:2014/10/03(金) 23:52:02 ID:ar/9bfms
乙 期待して待ってます

570名無しの紳士提督:2014/10/04(土) 13:28:05 ID:twi48fYI
今更だけど運営のアイコンがビスマルクの中破のやつになったんだな。友邦国との摩擦とかって大丈夫なのだろうか?

571名無しの紳士提督:2014/10/04(土) 15:39:07 ID:e91rYqJI
白雪ちゃんが
「提督?可燃物は投棄されました?私は投棄してきました」
と言って真っ裸で執務室に

572名無しの紳士提督:2014/10/04(土) 17:22:15 ID:Qzq/xczc
>>570
お前は一体何を見てるんだ

ところでミニフィギュアの羽黒ちゃんが可愛すぎる
ペロペロしたい

573名無しの紳士提督:2014/10/04(土) 19:45:18 ID:twi48fYI
ここ最近の暑さは加賀さんの排熱のせいだと信じている。

574名無しの紳士提督:2014/10/05(日) 11:07:10 ID:fwoS5Id2
>>570
またデーニッツさんが検閲してくれるよ

575名無しの紳士提督:2014/10/05(日) 18:39:33 ID:FEY4inG2
>>559 暁と長門はどうだろう?一人前のレディになりたい暁と中身が純朴な長門ならば入れ替わっても結構うまくいく気がするんだよ。

576名無しの紳士提督:2014/10/05(日) 20:35:39 ID:BPOFtf8c
好きなキャラ同士ということで大鯨と如月ちゃんを入れ替えてみたくなった(中の人同士はらぶらぶだとか)

如月ちゃんと弥生ちゃんが入れ替わったら如月ちゃんは弥生ちゃんとして提督誘惑し、
元に戻った後に弥生ちゃんと提督が結ばれるようにするとかしそう
入れ替わりなしでも指南する形で一緒になって弥生にやらせそうだけど

577名無しの紳士提督:2014/10/05(日) 22:29:51 ID:DHKvDM4c
弥生ちゃんが元の体に戻ったらいつの間にか開発されてるのか
弥生ちゃんは後ろから突かれてシーツ噛んでるのが似合うと思う

578名無しの紳士提督:2014/10/06(月) 01:25:23 ID:5Zs/U25A
いや弥生は怒ってないと言いながら踏みつけて来るに違いない
ついでに足を舐められて感じるはず

579名無しの紳士提督:2014/10/06(月) 17:51:33 ID:P8unIvgo
中には扶桑姉妹とか雷と電みたいに中身が入れ替わっても違和感ほぼゼロな方々もいらっしゃるんですよ。

580名無しの紳士提督:2014/10/06(月) 19:23:03 ID:P8unIvgo
>>576 でも弥生が急に懐いてきたら正直怖い…なんて思ってしまうのは日頃からタッチしまくったりとやましい事ばっかしてるからなんだろうな…

581名無しの紳士提督:2014/10/06(月) 19:59:50 ID:JBmmQm36
>>579
山城in扶桑「うっほおおおおおお!姉様の体うっひょおおお!!いい匂いする!めっさいい匂いする!!」スンスンクンカクンカ
山城in扶桑「あひっ!!姉様っ!姉様の体っ!!姉様の指気持ちいいよぉ……」イジイジ
提督「憲兵さんこいつです」

こんなのしか思いつきません許してください何でも検討はしますから

582名無しの紳士提督:2014/10/06(月) 20:37:00 ID:P8unIvgo
>>581 扶桑(in山城)はそのままで山城(in扶桑)が扶桑(in山城)止めるなんてのはどうだ?

蛇足だけど加賀さんって他の艦娘の体になれば感情が顔に出るようになんのかな?

583名無しの紳士提督:2014/10/06(月) 21:20:57 ID:6AFDBrXs
どうなるかはわからんけど、感情が出たらそれこそ入れ替わる意味がなくなる気がする。

584名無しの紳士提督:2014/10/06(月) 23:49:06 ID:opu7mjU2
艦娘の相手の立場が提督以外(例えば軍団とは関係ない一般人)とか、
艦娘に過去に彼氏がいたり、その彼氏キャラが今は他の艦娘と付き合ってるとか、
そういったネタはほとんど見ないなあ
前者はともかく後者は別に見たくもないが

585名無しの紳士提督:2014/10/07(火) 00:13:11 ID:0WzMPVUg
加賀(in不知火)「何ですか?しらぬ…加賀に落ち度でも?」

提督「ちょっと待て、お前自分のことを不知火と言いかけなかったか!?」

加賀(in不知火)「…(無言の圧力)」

提督「すまない。どうやら俺の聞き間違えだったようだな」


>>582を見てたらなぜか思いついてしまった。後悔はしていない。

586名無しの紳士提督:2014/10/07(火) 00:53:30 ID:8gMpnWb.
つまり語尾がぴょんな加賀さんとかが見れる可能性も

587名無しの紳士提督:2014/10/07(火) 09:31:53 ID:hKUyWbis
渋より加賀羽黒入れ替わりネタ 非エロ
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&amp;illust_id=44188314

588名無しの紳士提督:2014/10/07(火) 16:49:41 ID:XA6Risvg
>>584
今書き進めてる駄文がそれの前者だ
が、相変わらずエロが絞まらない、というかオチなくて困ってる
エロむずいよ…

589名無しの紳士提督:2014/10/07(火) 18:39:38 ID:cJF3Pvog
たまに扶桑と榛名を空目する。
艦齢は同じなんだよなぁ

590名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 16:14:27 ID:uUDne.kI
胸が大きくなる? んなあほな、せやったら提督にでも、えっ潮? 知っとるで当たり前やろ。
神様の加護ってそないアホな話、ホンマか! ウチもその加護受けられるんか?
聖水『潮汁』これを飲み続ければええんやな? この一杯しかない? 頼むはどうにかしてや。
えっ、高い。そんなん本物やったら当たり前やろ! 1週間でボーキ5万……効果が出るまで最低2ヶ月……
迷ったら負けや、4ヶ月分や持ってき。


(どうしよう、なんちゃってと言うタイミング逃したぴょん)

591名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 18:23:05 ID:9tEe8n1k
金剛が提督の下半身に熱々の紅茶をぶっかけちゃって、提督は火傷したら大変だと言う金剛にズボン&パンツを剥ぎ取られ、そこに騒ぎを聞きつけた他の艦娘が来ちゃうみたいなシチュはもう需要無いのかな…

592名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 18:31:24 ID:TBRyDhi.
遠慮はいらんからどんどんどうぞ。

593名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 19:42:27 ID:zcA0tqCw
北上さんと大井っちの追加ボイス楽しみだー

594名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 21:18:01 ID:9tEe8n1k
>>586 加賀さんに関してはアイスをちらつかせてみれば入れ替わってるかどうかの判別は簡単にできる気がするけどなあ。

595提督×望月:2014/10/08(水) 21:32:39 ID:wlraNU0Q
2レス使わせてもらいます
セリフは望月のみで提督のセリフはあえて書いていません
どういうことを言ったかは想像におまかせしてみます


ある日、俺は望月に告白した。

「私が好きだなんて…どんな趣味なんだよぉ…まぁいいけど。悪い気はしないしね」

受け入れてくれたのかどうかはっきりはしないけど、拒絶はされなかったようだ。そして俺達は付き合い始めた。
そして、二人が完全に男と女の関係になるのには、意外にもあまり時間はかからなかった

「んっ…もっと上…あっ…そ、そこそこ」

女性経験がなく上手くできない俺を恐らく…いや、間違いなく男性経験がないながらもリードする望月。
俺は望月が指で開いた、少し窪んだ所にペニスを突き立てた。そして少しずつ挿入していく。

「んっ……痛い………」

やはり処女だったのだろう。こんななりで非処女だったら悲しむ奴も沢山出てくるだろうが、
悲しみを産む原因となる行為を俺がしてしまった。ならば俺が責任を取らなければならない。
とにかく俺のペニスの亀頭は彼女の膣口に何とか全て入っていった。
彼女は痛がり続けていたが、俺は粘膜と粘膜が触れ合う気持ち良さに我慢できず、ペニスを一気に奥に入れてしまった。

ブツッ!

奥に入れようとした瞬間に何かを破いたような感覚。彼女は目を見開き、口を大きく開ける。

「っつぅ!…だぁから痛いってぇ!マジで痛いっての!」

未開の地に初めて大きな異物が入れられたためだろう。そこからは血が流れていた。
いつもダウナー気味な彼女からは想像つかないくらい凄く感情をあらわにして痛がっている。
彼女はその痛みを紛らわすかのように激しく動いた。そんなに激しく動かれたら我慢なんて出来るはずもなく……

びゅるるっ!

「え……」

痛みの中でも己に吐き出される何かを感じた望月。
俺は痛みに苦しむ望月の膣内で大量の精液を射精し、自らは快楽を享受していた。
そんな身勝手な俺は許されなくてもおかしくない…というより許されるべきではないだろう。

「ん……もう終わったんだ……」

望月が涙ながらに話しかける。俺は引き抜こうとするが……

「待ってよ…終わってすぐに抜かないでよ…もうちょっと抱きしめててよ……」

その言葉に俺は望月と一つに繋がったまま、痛くして苦しめた分、せめて優しく包み込むように抱きしめた。

596提督×望月:2014/10/08(水) 21:33:28 ID:wlraNU0Q
それから俺達は特に何事もなく普通に付き合っていた。だが三ヶ月ほど経ったある日……

「あ……う………」

望月が急に口元を押さえた。その様子はとても苦しそうだった。そして慌ててトイレに駆け込む。
しばらくして出て来た望月だったが……

「あのね、本当はね…嬉し…かったんだ…よ…」

苦しそうに言う望月。

「あの時さ…本当に痛かった…けど……好きな人に…処女をあげれ…て……」

もう自分は死んじゃうんだと言わんばかりな言い方である。俺は望月を急いで病院に連れていった。

「やっぱり妊娠してたみたいだねー」

診察も終わり落ち着いたのかいつものような口調で言う。妊娠していたというのに……
つまりこれって俺が責任を取らなきゃいけないってことじゃないか。
急な事に驚いたものの、元々望月と結婚するつもりで告白し、関係を持ったわけだから
こんな時にプロポーズしないのは駄目だ。俺は望月にプロポーズした

「こんなあたしに、時間とお金をかけるなよ…頑張らなきゃいけなくなるじゃん」

少々不満げにも感じなくもない。だけど……

「……でも……ありがと…」

俺のプロポーズに彼女は嬉しそうに答えた。

「あたし達の子供だもんね。面倒な事だなんて言ってられないよ。あたし達が育てなきゃどうするんだって話だよ」

意外としっかり……というか今まで面倒臭がりだったのはその仕事が自分がやらなければならないわけではないからで、
自分達の赤ちゃんは自分達が育てなければならないのは必然だろう。

「んじゃ、これからもよろしくね」

いつもと変わらない、でも僅かにやる気に満ち溢れた顔だった。
俺はそんな望月と幸せに過ごしていきたいと思った。


―終わり―

597名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 22:00:02 ID:8AJg7iHE

……駆逐艦孕ませるのって、合法なんだろうか?w

>>594
加賀さんも間宮さんでキラキラになるから、意外と区別付かないかもw

598名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 22:28:59 ID:9tEe8n1k
乙乙

>>585 入れ替わりネタなら加賀さんと瑞鳳みたいなライバル関係ない艦娘同士がベストなんじゃないか?

599名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 22:29:35 ID:9tEe8n1k
>>598 修正

ライバル関係ない→ライバル関係

600名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 22:48:37 ID:mmZC.glk
>>597
じゃあ龍譲ちゃんや大鳳ちゃんもアカンな



本来鎮守府とは関係なかった人をどのように提督にすればいいのか悩む
提督業務は生半可な人じゃできないし
かといって整備員や食料係、清掃員とかだと艦娘との釣り合いが取り難そうだったり、
関われる艦娘が限られたりするかもしれないし

601名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 22:52:06 ID:8AJg7iHE
>>600
適性のある人間じゃないと、妖精さんを基幹とした“鎮守府”というシステムが機能しないとかで良いんじゃないかな

602名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 23:25:33 ID:zcA0tqCw
愛(と金)があれば駆逐艦とケッコンできるから合法合法

>>598 加賀さんと瑞鶴じゃない?瑞鳳?

603名無しの紳士提督:2014/10/08(水) 23:40:05 ID:9tEe8n1k
>>602 あと駆逐艦本体(本人)のレベルだな。それと瑞鳳じゃなくて瑞鶴だったわ、ご指摘サンクス

604名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 04:03:36 ID:DI4ZGd.E
夜の提督は常勝無敗である

605名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 06:00:32 ID:f4x6ZchM
>>600
あとは一艦娘につき一人専属で、艦娘の体調管理、メンタル管理、艤装の管理などをやる、
マネージャならぬ艦艇管理監督官(略してテイ督)がついてるとか、

兵士が艦娘を着こんで、艦娘になって戦うとか、(この時艦娘はAIみたく戦闘補助等)とか、

戦闘力強化のため艦娘の生体パーツとして一時的に野郎を取り込んで強化するとか、

まあ、いろいろあるわなぁ。

606名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 08:54:26 ID:VRqD6Mls
>>600
乃木将軍みたいに偉い人の抜擢人事ってのもありかと
(過去の経歴etcで民間人から士官学校とか飛ばして将校へとか)

607名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 11:35:38 ID:m.hV0oio
>>600
食料係だと間宮さんくらいしか繋がりがなー

608名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 12:02:35 ID:Jn2zQrSw
何だかんだ言っても艦娘の中にも上手なり下手なり料理が関係するのっているけどね
逆に艦娘自身が女子力付けるために料理を習うとかもアリだと思う
(間宮は遠征していて貰うとか)

609名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 13:39:33 ID:DI4ZGd.E
つーかな当時の飯の中には今から見るとえっ?とかないわーみたいなのも偶にあるしね…
旨そうなやつの方がおおいけど
え…?茨城一号?

610名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 15:54:34 ID:VRqD6Mls
>>609
曾婆ちゃんの実家がないわーの方で
冬場は秋取れた米とおかずは干した菜っ葉の漬物を戻した煮物、それだけ
東北辺り艦名由来の艦娘はそういう粗食に慣れた&しか作れなさそうという設定は不憫過ぎるかな

611名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 18:42:38 ID:f86RQzNM
>>605 野郎を取り込んで強化ってけっこう怖い設定な気がする。日頃から艦娘を虐げてた提督がある日突然行方不明になって、その日から彼の秘書艦を務めていた艦娘のスペックが異常に高くなってたりとかありそう。

612名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 18:58:27 ID:f4x6ZchM
>>607
ギンバイしに来る赤城に餌付けしたり、エロい事脅迫したりとかできね?

613名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 18:59:31 ID:x3aAIRqo
>>606
それはそれで、他の提督や一部の艦娘から批判の目で見られそうな感じもするけど…

614名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 19:15:06 ID:VNNA4pGE
アラサーがある日いきなり提督業に関係するとか現実的に考えると厳しいよな
艦これRPGだといろんな前職持ちとか出来たりしたけど
一般人だろうが専門職だろうが提督業に関わっていなかった奴に命預けられるかって話になってしまう
それなら現実的にありえないのひとつのショタ提督の方が育成するという大義名分が通りやすいだろうし

615名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 19:52:18 ID:Jq5R0CBg
現代っぽい世界だけど一部のテクノロジーだけが異常に発達してて、
マトリックスの戦闘訓練みたいに脳に直接提督業のノウハウを入力して新兵でも片っ端から提督にしている
という電波を受信した

616名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 19:52:37 ID:f4x6ZchM
ガキに組織運営任せられるか、命預けられるか、って言われたら同じくらい大義名分たたねーんだし。いんじゃね・
と思うのは、おねショタに食傷気味なだけの意見か。

617名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 20:05:42 ID:iiAYVWlI
弥生ちゃんが後ろから突かれて喘いでるとこ見たい……見たくない?

618名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 20:09:53 ID:VNNA4pGE
後ろからだと深く入って気持ちいいらしいけど
どんな顔をしているのかがわかりにくいしなあ
鏡なんて使ったら羞恥プレイになっちゃうし

619名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21:42:13 ID:f86RQzNM
艦娘を建造しているとごく稀に男が生まれることがあり、それが艦これでいう「提督」になるってのは…

620名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21:54:46 ID:VRqD6Mls
以前酔いどれだがレディーな隼鷹SS書いた者です
エロ2〜3割残りネタ(しかも艦娘のイメージぶち壊しまくりんぐ)なSSが出来たので投下します
一応物語的には隼鷹SSの流れですがあまり関係ないです
思いっきりイメージぶち壊してるのでご注意下さい
それでは投下します

621名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21:55:25 ID:VRqD6Mls
『スモーキング・ブギウギ』


「ああっ、俺そこ弱いのわかって…くふぅンンッ!」
「天龍そこがいいんだよな。相変わらず良い反応だ。装甲帯も衝撃次第で性感帯だなんて全く愛されボディだな。俺の攻めは差し詰め8インチ砲並みってか。」
「んなろ、調子に乗るんじゃねえ!って、アアンッ、やっぱソコ駄目だ…やぁん!」

 旦那こと提督の邸宅で夜な夜な繰り返される戦闘、正に夜戦。そして嬌声を上げる新妻の天龍。この一人と一隻は二ヶ月前に式を挙げたばかりの新婚で、この邸宅も今までの官舎から結婚生活の為に用意した新居である。さすがは将官デキる男だ。
 それは兎も角、提督は天龍の如何にも防備の弱そうな脇腹を舐め上げ甘噛みしながらも片手を回し抱き付き、空いた手で乳房をもみ上げる。

「いいおっぱいだな。愛宕風に言うと大容量タンクだな。」
「ったくこんな時に他の艦娘の名前言うなよな、雰囲気台無しだぜそれと…あんまり強く揉まないでくれよ…形が崩れちまう。」
「悪かったな、じゃ今度龍田でも呼んで「天龍ちゃんより私の方が上手いのよ〜」とか言わせる3Pなんかどうだ?」
「…それだけは願い下げだ。同型艦にこんな恥ずかしいとこ見せられっかよ。ってキャぁン!ち、乳首弾くのはよせっ!」
「それはそうとすっかり勃っちゃってるぞ両方共。俺達の子供には悪いが先に御賞味させてもらうぜ。」

 提督はわざとちゅう、ちゅう、と音を立てて天龍の乳首を吸う。両方均等に吸い終わると天龍はふわぁぁ…と力の抜けたようにダブルベッドに倒れこんだ。
 天龍の秘所はディープキスから続く一連の愛撫でしとどに濡れている。提督はすかさずそそり立ったままの一物を天龍の秘所に挿入した。あまり使い込まれてない、というか夫のしか知らないその蜜壷は少しばかりの抵抗感を与えつつずっぷりとそれを迎え入れる。

「くぅ!い、いきなりかよ!いつものアレ…は無しかよ。んんっ、しっかし提督のは相変わらず、結構…おなかにずっしり来るな…」
「家じゃ提督じゃなくて貴方って呼べって言ってるよね?で、いつものアレって何の事かな天ちゃん?きちんと言ってもらわないと解らないよ。」 
「天ちゃんって言うなぁあ!アレって…それ…そ、その…ク、クンニ…」
「(この辺でおいとくか)まあ良く言えました。天龍ちゃんはクリオナ大好きだからクンニも絶対ハマるわよ〜って某軽巡の情報は正しかったな。」
「(龍田あのヤロー旦那にいらん事吹き込みやがって、クソッ憶えてろよ)そ、それであ、貴方シテくれるのか?」

 提督は首を横に振りそのまま腰を前後に優しく振った。肉筒はゆっくりとだが天龍の意思とは間逆に締め付け始める…んんっ、と曇った声と共に天龍の吐息がもれる。ふぅ、んん、くぅ…

「んん、悪いが今日は先に中で出したい気分なんだ。クンニは後のお楽しみという事で。楽しみはとっておかなきゃ。」
「ず、ずりぃぞお前…でもっそれじゃ垂れてきたその、お前の、その、アレを自分で舐めちゃう事に…くうん!」
「まあたまには面白いんじゃないか。そんなんでもないと自分の味見なんてする気にならんし。」

622名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21:56:10 ID:VRqD6Mls
 一物を一旦一気に奥まで突き刺す、また入り口と奥の間で前後左右に緩急付けて運動させる。それを続けていると天龍の肌も上気してきた。ここぞとばかりに堰が切れた様に提督の一物から精が放たれる。

「ウッ!やっぱ天龍のは具合がいいな。いつやっても新鮮な感触ってとこか。」
「ああ…出されちまった…俺の下腹が一杯なのになんだかぞわぞわが続いて、でもあたたかいヘンな気分だぜ…」
「多少は中でイってくれたようで旦那冥利に尽きるな…さて細君殿のお望みの事をしてしんぜよう。」
「お前ヘンな口調すんなよ調子狂うんだよ。ま、まあ頼む。」
「『貴方お願いしますわ』は?」
「そんな言い方したくねーよ!拡げて待ってんだからさっさとしろよすげー恥ずかしいんだぞ!」
(相変わらずそこら辺は慣れてないよなぁ顔真っ赤っ赤だし、さてしますか)

 一物を引き抜き、先ほどまでそれの捻り込まれた箇所をぺろぺろ、ぴちゃぴちゃと必死に舐める提督。舌を一箇所に留まらせず縦横無尽に走らせる。小陰唇、膣口、そして天龍の大好きな刺激を与えるクリトリス…

「くぅん、ひゃぁん…こ、こんなに早く…きちゃうなんて、おかしいぜ…あぅぅ。」
「ん?早速俺のザーメンが垂れて来たか。うーん微妙な味だな…これはすぐゴックンする気になるのも解る。しかも天龍のと混ざってるってのがエロいな。」
「そ、そんな恥ずい事言うなー!好きで濡れてんじゃねーぞ(って好きだからこんなに濡れてるんだよな…)ってやばいヤバイ、クリ攻めすぎ!てっぺんがイイ!あぁっダメだ…ぜ!!ん、………っ!!」

 達してしまった天龍が暫く余韻に浸っている間にすかさず後戯に入る。最初のキスとは優しめの軽いキスを交わし、一物を添える程度に天龍の秘唇に埋めつつもまだ牝の臭いを充満させている軽巡洋艦を大事に、そっと、とても優しく抱きしめた。
 そして先ほどから攻めていた性感帯付近をこれまた優しくゆっくりとさする。天龍は言葉も出ずとろんとした視線を旦那に流しつつ、そしてキューッと抱きしめ返す。

(俺たち幸せだよ。この鎮守府で俺を一番良く知ってくれた娘と、軍艦なのに夫婦になれたのは正に椿事だ。有り得ない幸福だ) 
(こんな俺でも戦い以外の悦びを見出してくれた提督、お前が愛おしいぜ…)

 その後のピロートークで妻はすっかりリラックスしてうとうと気味だ。専ら愛を語るというか、天龍の事になると目の色が変わる龍田の話が多かったが。
 龍田は提督の仲介、というか合コンで知り合った提督の同期の航空艦隊司令官の基地で偵察巡洋艦兼航空救助補助艦として出向している。風の噂ではその司令官とかなり熱愛で、天龍の事は横に置いても仕方ない位だそうだ。
 提督は満足げにベッドの後ろの小机から煙草を取り出し、包みごと机でトントンと叩いてから一服した。

「なあお前、じゃなかった貴方、いつも終った後煙草吸うよな。なんか感じ悪ぃーんだけど。」
「そうかすまん気を付ける。でも学生時代からの癖で、ちょっと運動すると一服したくなるんだ。」
「運動?他の女ともか?おいてめえ事と次第によっちゃ…」
「いやそういう意味じゃ無くて、訓練とか実戦で体動かした後の事だぞ。上級生から「こいつタバコも吸った事ねえのか」って面白がって吸わされたんだよ。」
「それで覚えて鬼みたいな助教や先輩の目を盗んで吸ってたっけな。たまに見つかって連帯責任で全員袋叩きにされてたよなー懐かしいな。」
「貴方も結構大変だったんだな。俺は同僚で吸う奴が居ないんで未だ吸った事無いけどなー」

623名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21:56:55 ID:VRqD6Mls
 提督の目にちょっと意地悪な瞬きが光った。そして自分の吸ってる煙草を天龍の口に差し込み、

「ぷはっ!いきなり何すんだよ!俺は吸った事ねーって言っただろ。」
「まあ天龍ものは試しに吸ってみろよ。これフィルター無いから唇を口の中に入れる感じで、唇を巻き込んで咥えてな。で、口の中でふかしつつ煙を肺に少し入れる感じで吸うんだ。」
「ゴールデンバットって書いてあるな…ってこれ一番安い煙草じゃねぇか。なんでこんなビンボ臭いもん吸ってんだよ。軍人だったら普通誉とかだろ。」
「吸ってみて一番美味かったからかな。俺的にはセッタやマルボロ、ラークなんかは煙草っぽく無いし、ピースやハイライトも何となく合わない。まぁ両切りタバコが好きなだけなんだが。しんせいはあんまり売ってないのでバットと。わかばとエコーも嫌いじゃないけど。」
「バットだって当たりなら結構美味いんだぜこれが。味は濃厚というかキツイけどな。」

 天龍はものは試しとばかりに提督に言われたとおりにバットを吸ってみる。口の中を荒らすような熱い煙がぷはっと吐き出される。

「げほっ、げほっ、うぇぇなんだこりゃ?しっかし酷い味だわ辛いわ…これのどこが美味いんだ?訳解らないぜ。ぜってーボイラーに悪いよな。」
「まあ慣れればこの濃厚ないかにもタバコだっ!って味が好きになるぞ。それに煙草吸ったら…天龍のいつも持ち歩いてる大層な得物に負けない貫禄が付くぜ。」
「余計なお世話だっつうの!だからこれからセックスの後の煙草は無しな。わかったかあ・な・た。って気持ち悪ィなこの言い方。」
「はいはい可愛いお嫁さんに免じて止めますよ。」

 暫くは夫たる提督もそれを守っていたが、一月も経つと事後の煙草は元に戻った。
 その度に妻の天龍は煙草を勧められ吸っているうちにいつしか二等喫煙巡洋艦、平たく言えばヤニ臭い軽巡女になってしまった。
 それが鎮守府を揺るがす一大事件になろうとは…


「最近町内、特に鎮守府の周辺にゴミの投棄が多く、町全体が汚濁しているとの苦情が来ています。」

 秘書艦の飛鷹は報告を読み上げた。どうも町全体で路上のゴミが多くなっているようだ。だがそれが鎮守府に何の関係が?飛鷹は続ける。

「何でもこの町を象徴する鎮守府自体がかなり汚れており、所謂『割れた窓ガラス理論』で周辺に波及しているのでは?と町議会より通達が来た次第です。」
「割れた何とかは、確か1枚割れたのを放置するといずれ全てに被害が及ぶってやつだな…確かに最近建物の壁が汚れたりやたら煙草の吸殻が捨てられてる事が増えたような。」

 飛鷹は尚も続ける。クンクンと部屋の臭いを嗅ぎながら。

「確かに煙草の吸殻と包み紙は頻繁に落ちてますわ。施設科から溝に詰りまくって困るとの報告もありましたし。」
「この前来たお偉いさんも「君ちょっと汚いよ」って言ってたから急いで控え室や会議室とか掃除させたんだが・・・」
「しかしここに酷く散らかしたり汚したりする部署ってあったか?この前俺をはめた明石の工廠は妖精さん総出でISOなんちゃら取得できっちり片付いてたし。」

 頭を悩める提督。そもそもこの鎮守府で煙草を吸いそうなのは先程の視察や会議に来るお偉いさん方と出入りの業者、それと一部の人間の軍人や軍属、自分ぐらいか…それも灰皿や喫煙所でしか吸わないから散らかすことは無いだろう。
 まさか艦娘が吸ってる!?艦船とはいえ女子だぞ?かつて喫煙が当然だった大の男でも肩身の狭い昨今、艦娘が煙草をスパスパ吸いまくってるのは色々ヤバい。鎮守府のイメージダウンもいい所だ。

624名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21:57:40 ID:VRqD6Mls

「…飛鷹、失礼な事を聞くが煙草なんて吸ってないよな?」
「何言ってるんですか、航空母艦は火気厳禁ですよ。うっかりガソリンにでも引火したら大爆発轟沈ですし。」
「だよなぁ…(コイツにゃこの前一服盛られたからあまり信用できんが言われりゃそうだな。赤城や翔鶴、うちで未実装の大鳳辺りはそこら辺真面目やろ)」
「それと飛鷹型航空母艦は自分で言うのも何ですがパーティーの常客なので、船臭がタバコ臭くてドレスにでも移ったらとんだ恥さらしですわ。ま、殿方が休憩中吸うのは構いません。」

 まあ別の視点から探ってみようと思い、思考を廻らせる。喫煙しそうな艦娘ねえ…先ず思いつくのは摩耶かな?でも粋がってるだけなとこあるからまぁ無いな。
 陸奥これも無い。色んな意味で火遊び厳禁艦だ。長門が花火してるのも嫌がるぐらいの。そいや火遊びと言えばあいつ以前モテまくってそこら中…

「何考えてるんだ?」

 目の前に陸奥の同型艦長門が立っている。提督は思わず慄いた。

「な、何だ長門いきなり。」
「何だじゃない戦果報告に来た。喜べ深海棲艦旗艦を連戦連続撃破したぞ!」

 長門は戦果を誇り語るがその実喜びのあまりはしゃぎたさそうだ。提督は疑念をぶつけてみた。

「長門、もしもの話だが艦娘でタバコを吸いそうなのって思いつくか?ビッグ7の勘でもいい。最近吸殻がやたら落ちてるらしいんだ。」

 暫しうーんと考え込む長門。だが少しばかり重い口を開きだした。他の艦の悪口や密告は嫌う性質だから。

「分からんが…強いて言えば武蔵と霧島辺りだろう。一緒に組んだ戦隊でほんの少し匂いがした。戦艦連中で吸いそうなのはそれ位だな。」
「私は陸奥が火にうるさいし煙草を吸う気持ちは理解出来ん。金剛は英国時代やってたかも知れんが、ここに来て長いしすっかり抜けてるだろう…」
「伊勢型は日向が砲塔爆発事故を起こし、瑞雲も積んでるから火気にも気を配ってる筈だ。後は扶桑型が煙管吹かすぐらいか。昔の芸者や遊女みたいにな。でも「お帰りなさいご主人様」って三つ指付くタイプだからそれも無い。」
「(大和さんは我が鎮守府では永遠に未実装だし、比叡と榛名が抜けてる気がするが)ありがとう長門、とりあえず武蔵と霧島に会って話してくる。」

 提督と飛鷹は武蔵の部屋に向かったが、その前に売店に寄ってお茶菓子を買う。幾ら司令官とは言え最強戦艦の部屋に手ぶらで行きづらいのだ。売店を覗くとこの前の『試験』とやらで提督を散々な目に会わした明石が居た。

「こんにちは提督。この前は色々お世話になりました。お陰様で良いデータを取る事が出来ました。」
「今日は明石が店番か。って上官に酷い事すんなよ!実験するなら他でやれよ全く、お陰でクラクラのまま踊ってまるで16ビートだったぞ。」
「まぁ鎮守府中で深海棲艦の脳波パルスに一番類似していたのが提督のですから…それはそうと最近妙なものが売れまくって。歯ブラシと芳香剤、ザクトとタバコライオンっていう歯磨き粉。」
「ん、歯ブラシとかは兎も角、後は煙草を吸う俺ら一部の人間ぐらいしか不要なものだな。(やはり艦娘が吸っている…それも多くの)」

625名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21:58:34 ID:VRqD6Mls
 そして武蔵の部屋のドアをノックする。「入っていいぞ」との返事だが正直緊張してしまう。恐る恐るドアを開けると武蔵と何故か霧島が居てお互い葉巻を吸っている。部屋中独特の香りが漂い二隻とも如何にも重鎮という貫禄だ。

「ごほっ、流石にこれはキツイです。専用のガスライターまであるじゃない。」
「武蔵、霧島…お前達葉巻なんか吸ってるのか。(まるでヤ…いや会長と取引先の社長みたいだな)」
「丁度低速艦と高速艦の戦術考察をしていた所だ。葉巻はな、このコロナサイズ一本で一時間弱は持つ。吸ってる間話を進めて終ったら切り上げるのに丁度良いんだ。」
「お菓子ですか提督有難うございます。私は日頃喫煙とは無縁ですが、武蔵さんとちょっと込み入ったお話をする時だけ吹かす程度です。」
「あとな、この葉巻カッターを深海棲艦の前でシャキン!とするだけでびびって退散するのも出て来てな…」

 映画とかでよくあるマフィアの拷問そのものじゃないかと、初めて深海棲艦に気の毒さを覚えた。そして武蔵は咥えていた葉巻を提督の前に付き付け、

「何なら提督も味わっていくか?吸いかけだが。」
「いや、その、遠慮しとくよ女の子と間接キスってのはな…新妻の手前も有るし…」
「女の子と、か…ふふ天龍殿が羨ましい妬けるな。(この男なかなか妻一筋で義理堅い所あるな。そういう所に惚れそうだ)」

 やりとりを見ていた霧島は思い出したように重要な事を言った。

「潜水艦隊と水雷戦隊、遠征艦隊を調べてみてはどうでしょう?忙しくてつい喫煙に走りそうだと思います。」
「怪しいな。重巡達から聞いたが、駆逐艦や潜水艦が今使ってない第二講堂に集まってるらしい。」
「霧島と武蔵の言う通りかもしれない。ここんとこ激務と言えば特にオリョクル組と東京急行班だ。飛鷹悪いがひとっ走り見に行ってくれ。」
「低速艦に不向きな任務ですよ。まあ行って来ますわ。」

 飛鷹は渋々第二講堂に向かった。12ktぐらいの経済的船速で。だが5分後ぐらいにどう見ても25kt以上の速さで血相を変えて戻ってきて、

「ぜーぜー、てっ、提督!今すぐ第二講堂に向かって下さい!大変な事になってます!」
「ひ、飛鷹一体何があったんだ?!とりあえずお前はここで休め。」

 提督は急いで第二講堂に向かい観音開きの扉を開けた。そこで見たものは…

「電の本気を見るのです!(ごくごくっ、すぱーっ)」「電マルボロもう二箱目、コーヒーだって10杯目、寝られなくなるわよ?(ごくり、ぷはーっ!)」「コーヒー飲むんよ。(ごくごく)」
「メシウマ!の後の一服(ぷはっ)キタコレ!!」「駆逐艦と侮るなよ、わかばだって吸えるぞ。(ゴホホッ、ぷはーーっ)」「メビウス1ミリ、これなら行けそうです。(すぱーっ)」
「今日もオリョクル明日もオリョクル、飲んで吸わなきゃやってられないでち!(ごくごく、すぱーっ)」「海のスナイパー、イムヤだって負けてられないわ!(缶ピースを抱えて、ぷはーっ!)」
「好きな銘柄?ボクはセッタのBOXだね。(すぱすぱっっ!)」「皐月それおいしくないわよ。如月はセッタでも断然ソフト派ね。(ぷはーっ!)」「煙管で小粋!これこそ粋ってもんだね!(すうっ、ぷはっ)」
「…怒ってなんていないです…(ぷはーっ)」「弥生さぁんメンソールなら何でも良かったんじゃない?(すぱぱっ)」「ゴロワーズいいところ沢山知ってもらえると嬉しいです。(ごくん!ぷはーっ)」
・・・・・・・・・・・・・

 部屋中紫煙が立ち込めて霞んでる様。中には煙を輪っかで吹きだしている親父みたいな艦娘もいる。壁は煙草のヤニでベトベト。提督は唖然とし言葉も出なかった。

(一体なんだこれは…艦娘が集団喫煙、それも駆逐艦と潜水艦が…ってなにげに古鷹まで居るなんてしかも黒タバコ吸ってるだと?!)
(鎮守府は乙女の園の筈なのに、これじゃ底辺男子校かそれ以下じゃないか)

626名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21:59:09 ID:VRqD6Mls
「おい、お前達何故煙草なんか吸ってるんだ!一体誰に教わった!俺は吸うけど、お前達に吸えなんて一言も言ってないぞ!!」

 部屋の中からバラバラに声が飛び交う。

「んー誰だったっけな?」「確か…天龍さんかな?」「天龍!」「天龍だ、遠征の時に仕込まれた。」「まー他の軽巡も吸ってると思うよ怒らないから。」
「て、天龍…(マ、マイワイフじゃないか。もしかして俺が夜な夜な天龍に吸わせ続けたのがここまで広がったというのか?!)」
「…うちらは最初煙草吸う集まりやなかったんよ。」

 部屋の片隅に居た黒潮がぽつりぽつりと話始めた。

「どういう事だ黒潮?」
「出撃後の息抜きに駆逐艦や潜水艦で集まって、お茶を飲む会してたんよ。でも煙草吸うんが出てきてなぁ…他の皆に広まってしまったんや。一服後のブラックコーヒーが美味いってな。」
「うちはどういう訳か船体が受けつけへん。煙草に依存できない性質で、浮くのもなんやからコーヒーだけ飲んでたんよ。」

 大変な事態に陥っていた。提督の目の届かない所でこれ程煙害が蔓延してるとは。鎮守府周辺の吸殻や空き箱の出所は間違いなく彼ら。でもどうすればいい?と悶える提督の後ろから、

「あーら提督お久しぶり〜で、この様は一体何なのかしら〜?」

 とても聞きなれたが久々な声…間違いない天龍型軽巡二番艦龍田だ。でも何故此処に?

「龍田いつの間に?お前は出向してたんだろ?」
「ちょっとお使いに参りましたわ〜ついでに少々肩慣らしをしましたけど…」

 龍田の後ろに天龍とその他水雷戦隊の旗艦達が転がっている。いずれも損傷は軽微だが龍田にこてんぱんにのされたのは間違いない。

「天龍は兎も角神通、川内、五十鈴お前達は改二だろ!一体どうしたんだ?!」
「そ、それが奇襲に対応して全力運転したらすぐ息があがって…負け言言いたく無いですが機関がおかしいんです。」
「速度も全然出なくて…旧式巡洋艦にどうして…」
「タールとニコチンでボイラーやタービンが汚損して、煙草のヤニが船体くまなくこびり付いていればそれも当然ですよ〜」
「龍田ごめん…俺が駆逐隊や軽巡の皆に吹き込んだばっかりに…遠征艦隊だけじゃなく水雷戦隊にまで恥かかせちまって…」
「天龍ちゃん〜貴方には猛反してもらいたいのよ〜尤も貴方に限らず艦娘は女…新しい命を宿す身っていう自覚が足りないんじゃなくて〜?」

 周囲の皆が一斉に「ドキッ!」とするのが提督にも伝わってきた。見た目幼い駆逐艦だって立派な大人の船体だから(航洋能力的に)。
 古鷹は「龍田さんの言う通りだね…もうゴロワーズ止めます。」と呟いている。ま、彼とか居てもおかしくなさそうではあるが。

627名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 21:59:52 ID:VRqD6Mls
「で、天龍ちゃんに煙草を教えたのは誰かしら〜?」
「(俺が軽率だった…後先を考えずに妻にしてはならない事をやってしまってた…)ハイ、私です。ごめんなさい、すみませんでした…」
「なら組織の長として責務を果たす事ね。」

 加賀はいつも通り冷静な口調で言う。どうやら飛鷹に聞いたか騒ぎを知った空母達も駆けつけたようだ。翔鶴が助け舟を出す。

「随伴艦艇の防災・健康上、航空戦隊の方で前々から調べてましたがここまでとは。煙害とは恐ろしいです。」
「喫煙を止めるには船乗り等の間で行われてた半年単位の強制煙草無し生活など色々有りますが…有効なのは病院の禁煙外来ですね。」
「数ヶ月単位のプログラムで少しずつ禁煙していくのですが、全額鎮守府や提督の年俸負担だと艦娘にも「他所の金だから別に止められなくてもいーや」と思う子が出るのである程度は当艦負担とします。」
「やっぱ俺のお給金も関わってくるのね…」
「自業自得です。」
「ですね加賀さん。ついでに乱れてるという噂の加賀さんのも…っと、ちょっとでしゃばり過ぎましたね。」

 加賀の翔鶴への視線が一瞬強くなるそして返し刀。

「五航戦に劣る所などありません。当然提督も率先して禁煙作戦に身を投じて下さい。」
「ハイ分かりました…(ああ、愛しのバットが…)」
「そりゃ俺より辛いだろうけどさぁ…夫婦で一緒に禁煙しような、あ・な・た(あっ、すんなり言えた!なんかこれだけで禁煙出来そうな感じだぜ!)
「天龍ちゃんも〜私の彼もちょっと脅したらあっさり飲む・打つ・買う止めたから頑張るのよ〜提督も。」
「(龍田の脅し口って同期のアイツ死の恐怖を味わったな可哀想に)そ、そりゃ勿論ばっちりするさ、夫婦舟だしな俺たち。」
 
 というわけで鎮守府挙げての大禁煙作戦が実行される事となった。周辺の病院の禁煙外来は一杯になったが徐々に喫煙艦はその数を減らしゼロになるまでの辛抱だ。艦では無いが提督も含めて。
 とはいえ止められない艦娘も居るかもしれない。が完遂するまでこの作戦が終る事は無いだろう。
 それを横目で眺める二隻の超弩級戦艦。

「解決の糸口が見えた様だな。我々も論議の葉巻は控えるとしよう。」
「それがいいです。金剛を呼んで紅茶でも入れましょう。」
「止めとけ、話がバーニングラブ!になる。」


[完]

628名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 22:04:58 ID:VRqD6Mls
おしまいです 7レス使ってお目汚しすいません
むかーしゴールデンバット吸った時思いだしたら思い付いたんよこのネタ…
ちなみに筆者が学生時代に同級生の間で流行ってたのがジタンとジョーカーでした
うちの鎮守府は絶対に吸わせないぞ!俺提督も永久禁煙中だぞ!

629名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 23:21:11 ID:f86RQzNM
乙ー!

630名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 23:33:53 ID:psJPc1YQ
乙ー
自分の鎮守府だったら〜ってのはあるよな
俺提督の執務室にはいい酒が並んでるはずだ

631名無しの紳士提督:2014/10/09(木) 23:45:29 ID:VRqD6Mls
>>630
響辺りが勝手にカルーアとウオッカ混ぜてブラックルシアン呑みそう
ちなみに葉巻は昔安いの一回吸ったけど30分ぐらいかけてウィスキー三杯ぐらいのめる

632名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 00:12:10 ID:UJaof3JI
>>631
確かにカルーアもあるしウォッカも2種類は置いてあるが・・・w
焼酎とビール意外は何だかんだあるな、勿論嫁にしてるのが千歳なだけあって日本酒もばっちり
葉巻はやったことが無いから分からんなぁ

633名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 00:13:08 ID:e.SJEFLI
乙、時代的に吸うことに抵抗はないだろうなぁ

響だよ
鎮守府前で葉巻をふかしていたらまた国会で問題になったよ

634名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 00:15:58 ID:p.uvHsDU
もし自分の鎮守府だったら、か
多分、何時秘書艦の娘に嫌われても良いように常に秘書艦引き継ぎ用の書類を用意してるんだろうな……

635名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 04:35:13 ID:pHWWRWAQ
ケッコンオコトワリ勢を孕ませるには

636名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 06:50:15 ID:Wvha2uYE
>>611 その後、後任の提督が前任者失踪のきな臭さに気づき、他の誰にも相談せずに単独でその艦娘本人にカマをかけてしまい…ってとこまで思いついた。あとはエロ成分をどう補完するかなんだよな…

637名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 07:01:31 ID:e.SJEFLI
>>634
向こうはいつ沈んでもいいようにとか思ってそう

638名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 08:53:15 ID:ugJ7i542
おっつー
嫁天龍ちゃん可愛い

639名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 11:35:34 ID:gqjAKP8w
>>635
姉さま第一主義のうちの嫁の山城をなんとかしてくれるSSはよ
とりあえず姉さまから説得してもらうように頼み込むかなぁ

>>633
喫煙への抵抗感があまりないのは有るな
うちの婆ちゃんは女が吸うのははしたない派だが
(某ストパンの主人公の設定生年月日とほぼ同じ歳なので…色々と萎える)
武蔵が運よく帰還したらマッカーサーの真似してごっついコーンパイプふかしてそう

640名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 14:28:19 ID:D90dpf6Y
果たして扶桑姉様離れした山城は山城なんだろうか

641名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 14:48:51 ID:e.SJEFLI
恩賜の煙草とかあったし、今でもレーションに煙草入ってるとこあるし切っても切り離せないのだ。

642名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 15:12:01 ID:JcOGmmgc
>>640
シスコンを外したら山城に何が残るのか、と言われると…
不幸を愚痴る短髪の黒髪美人…姉様とキャラが丸かぶりだな。
まあ、姉離れした自立した?山城も見ては見たいけど。

643名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 18:17:43 ID:BDpI27V2
>>642
依存対象が変わるだけかもしれない

話変わるが陽炎の薄い本探してたらこんなん見つけた
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&amp;dat=1399389192

644名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 18:20:03 ID:/fzklslQ
>>643 姉様の代わりに提督に依存してくれるかもよ。

>>641 艦娘は元が戦艦とかだからか煙草の悪影響を受けなさそう。すごくうらやましい。

645名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 18:27:16 ID:gqjAKP8w
提督依存山城・・・凄いヤンデレ臭でむせる
そーいや大昔アオシマの1/700山城組み立てたなあ、今思うと凄いトラウマなのでそれ並のを・・・

>>641
恩賜の煙草は吸った人の話だと辛かったらしいな
那珂ちゃん辺りが楽屋裏で吸ってそうな

646名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 22:54:07 ID:/fzklslQ
もしも山城に刷り込みの性質があったらってのを思いついた。誰得かもしれんが。

647名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 22:58:14 ID:rSiSoCyc
職場で休憩中に携帯で如月のSS書いていて
一瞬うつらうつらとした時に、職場に如月が来るという夢を見た俺……

最近色々ありすぎて気が滅入ってきちゃって、
今書いているSSも初期のプロットから二転三転四転して
もう自分の勝手な追い詰められた鬱屈した気持ちや経験からくる何かが混じっちゃって……
それでもハッピーエンドに持っていくのが俺のポリシーだが
今書いているSSに限らず素直に幸せなだけのものを書けないものか
なんかどうしても波乱を入れちゃうんだよなあ……

648名無しの紳士提督:2014/10/10(金) 23:52:06 ID:vJAucgs2
まぁそんな時こそ睦月型のちっぱいについて徹底議論したらいいのよ
何でもいいので文月ちゃんのちっぱいください
文月ちゃんのちっぱいになりたい

649名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00:02:09 ID:D7fgqji.
アイス以外でも煙草とかお酒でキラキラするシステムが導入されてもいいんじゃないかな。すげえアレな気もするけど。

650名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00:13:56 ID:FuKyLA3U
※登場する艦娘は全て20才以上です

651名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00:35:08 ID:D7fgqji.
>>650 そういやそうだったな(笑)ビスマルクはビール好きだと名言されてるけれど、やっぱりそれ以外にも艦娘によって好みとかあるんだろうな。>>644みたいに煙草もノーリスクで吸えそうだし。

652名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 00:44:56 ID:D7fgqji.
大型艦、バケツで飲んで、バケツにリバース。

6532-683 大井:2014/10/11(土) 01:03:52 ID:6iflvcQ6
ボイス更新来たから非エロ投下する
メンテ前に書いたから雰囲気違うかもしれないけどそこは目瞑ってくだち

6542-683 大井:2014/10/11(土) 01:04:31 ID:6iflvcQ6
『提督を信じてた僕が、とても馬鹿みたいだよ』

…………。

『あんなに提督を慕っていたのに、最低ですわ』

……五月蝿い。

『私、感情表現は苦手ですけど、もう提督には嫌悪の感情しか出ないわ』

五月蝿い。

『大井っちが言った筈だよね? 裏切ったら沈めるって。まあ今の提督には弾薬使うのも勿体無いんだけどさ……』

五月蝿い!

『だからさ、沈んだ大井っちのいる海は触らないで、どこかで飛び降りてよ』

五月蝿いっ!!

……………………
…………
……

6552-683 大井:2014/10/11(土) 01:05:14 ID:6iflvcQ6
「……っ! ……っ」

口をぱくぱくさせるが、思うように声が出なかった。
自分の意識が静かに浮上した今、既に動悸は不健康なまでに著しく激しい物になっている。
自分の中では悪夢に分類されたそれは、不本意ながら脳に深く刻み込まれてしまった。
大勢の艦娘らに糾弾され、下衆を見るかのように酷く濁らせた目で自分を見限ったのち向こうへ行ってしまう夢。
背景もまた自分の今の精神状態を表すような、荒んだ灰色であった。
勿論これは実際に起きた事ではないのだが、これから起きる正夢と言う奴なのではないかと勝手に恐怖する。

――唯の夢じゃないか。馬鹿馬鹿しい――

精一杯の虚勢を張ってそう自分に言い聞かせ、
目から距離のある真っ暗闇が広がる天井から逃げるように寝返りを打ち、布団を頭まで被る。
明日も仕事なのだ。睡眠時間は今しかない。
それなのに……。

――"飛び降りてよ"――

虚勢は虚勢にしかならなかった。
布団を被ろうが瞼を閉じようが、夢の余韻は絶たれず、瞼の裏で尚再生し続ける。
寝付こうと数分そうしていても動悸は収まらない。
耐え切れなくなった自分はやがて飛び起きて軍服を羽織り、
私室を飛び出し執務室箪笥の一番動きの悪い引き出しに組み付く。
その中のまた一番奥の陰った隅に置いている物に手をつけた。

そして、多くの艦娘が眠る庁舎を抜け出した。

……………………
…………
……

6562-683 大井:2014/10/11(土) 01:05:56 ID:6iflvcQ6
「……あら?」

大破入渠から復帰し、どうせなら添い寝でもしてあげようかと思い立ったがマルヨンマルマル。
支援艦隊として敵艦隊の隅から忍び寄るくらいに気をつけて一切の音を殺して扉を開けたが、
その向こうにはまず音を立てる物が何もなかった。
ベッドの中がもぬけの殻だ。
その文字通り脱皮でもしたみたいに、布団が乱雑に床に放られている。
今の時間はマルヨンマルマルを過ぎた頃。
休養の時間真っ只中のこの時間に私室にいないとなると。



――いた――

魚雷発射管を外した代わりに足に装着した探照灯が、寂れたベンチを照らす。
誰もいない、空高くそびえる敷地内の明かりが届かないそのベンチに、その人はくたびれたように腰掛けて項垂れていた。
軍帽を被らない提督が、面倒臭そうに座ったままでゆっくりとこちらへ振り向く。

「…………」

元からなのか、探照灯が眩しすぎるのか、提督は弾薬よりも目を細めて眉間の皺の明暗を強く表していた。
背もたれからは紫煙がくゆり、一層この人の今の状態が良くないことを表す。

「修復が終わったなら寝なさい」

口を開けば、普段の調子に靄がかった声が発せられた。
そんな声の提督の追い払う命令は、私の耳には届かない。
傍まで近づくと足に装備した探照灯がこの人を照らさなくなり、
月明かりさえも雲で塞がれているので視界はほぼ漆黒の青に染まるが、
見下ろすとベンチの上で小さな火が灯っているのが分かるので、それを取り上げるのに難はなかった。
案外この人は抵抗しない。
私はそれを地面に叩きつけて、艦底である丈夫な靴で踏みにじる。

「何のつもりだ」

この人の声に静かな憤りが含まれた。
玩具を取り上げられただけでそんな声に変わるなんて、子供みたい。

「また買ったんですか」

「……さあね」

この人は私の追求には応じようとしない。
斜に構えている、ように見せかけている証拠だ。

「提督が煙草なんか吸っているようじゃ、私達が提督を守る意味がなくなるんですよ」

「お前等が守っているのは国民だろ」

「提督は国民ではないと言うんですか?」

6572-683 大井:2014/10/11(土) 01:06:31 ID:6iflvcQ6
立って向き合おうとしない提督に追求はやめない。やめてはいけない。
確かに国民を守るのが私達の使命だけど、それ以上に守りたいものがあってもいいじゃないですか。
駄目だと言うのならそれは私達艦に自我を持たせた神様にでも言って欲しい。
理論の伴っていない言葉しか返せないこの人は今虚勢だけで保っている。
この姿勢を撃ち崩すべく、私は敢えて辛辣な言葉を並べ立てる。

「提督のこんな姿を他の艦が見たら、どう思うんでしょうね」

「五月蝿い」

「悩むのは誰しもあると思いますけど、それを誰にも打ち明けないで自分の体を傷つける提督は、軟弱で臆病者です。
なんでこんな人が提督なんかやっているのか甚だ疑問です」

「……っ」

斜に構えているというか、この人は逃避しているだけ。
遂にはこうして顔さえも逸らして再び項垂れてしまったこの人は、ただ臆病なだけなのだ。
この人のこういったところは呆れるし腹立たしいけど、一番気に入らないのはまた別のところにある。

6582-683 大井:2014/10/11(土) 01:07:03 ID:6iflvcQ6
「結婚までしたのに水臭くありませんか」

「お前にぶつけたって何もならん」

「提督にとって結婚とはなんなんですか。強い絆を結んだのは私の思い上がりだったんですか」

「…………」

「……はあ」

溜息が零れる。
以前からも度々提督のこうしけた姿は見てきたけど、
今のような関係ではないそれまでは煮え切らない思いのままあまり注意してこなかった。
しかし今は違う。
もうそれまでとは違い、嫌な事悲しい事をぶつけ合っても何ら問題はないはずですよね。
もっと私を頼ったらどうなんですか。
仕事の補佐をするだけの秘書以上に頼ったらどうなんですか。

「こっちを向いてください」

「……? んむっ……」

…………。

「ぷぁっ、おま、いきなり……!」

「何かあったら煙草に当たるのはもうやめてください」



「キスの味が煙草臭いのは嫌ですから」

悲しみに暮れる夜もそろそろ更けてきた。
水平線から顔を出そうとする日の淡い光の下、
隙だらけな提督の驚いた顔を尻目に、提督のポケットの中の紙の箱を力の限り握り潰した。

6592-683 大井:2014/10/11(土) 01:08:09 ID:6iflvcQ6

----

時刻はマルハチマルマル。
鉄や鋼が金槌に鍛えられ押し込まれる、耳をつんざく音が響く。
上から日課とされている開発任務の催促を消化しにやってきたのだが、
それについて自分は起床時から全く思考の一枚も重ねておらず、形式上終わらせる事しか考えていなかった。
と言うのも、艦に必要な装備は一通り揃い、
資料に登録出来ていないものといえば酷く製造が難しい極一部の精密な設計のものだけだからである。
そういったものは製造コストが資源に嵩むので、それなら今あるものでやりくりする方針で行く。
空母を例に挙げれば、普通の彗星やら流星やら烈風だけでも十二分な戦力となり得るのだから、
震電とかいうものを製造してみる気はない、という事だ。
冒頭に話を戻すと、そういった理由で自分は端から大井に適当な砲を作らせて報告書をでっち上げるつもりでいた。
時間もかからずに中型艦以下にはお馴染みの十四サンチ単装砲が一丁仕上がり、
大井も反論する様子は見受けられなかったので本題に入る。
話の内容が内容なので、自然と自分の口調は堅い物になる。

「検討した結果、大井は単装砲を捨て、九三式酸素魚雷を従来の二十発から三十発に換装してもらう。異論は……」

「あの。他の艦も、強くしてあげて?」

あるか、と問おうとしたのだが、大井から帰ってきたのは通論とも異論とも判断しかねる言葉であった。
至極穏やかでふわりとした控え目の笑みを浮かべて傾げる艦首、
そしてわざととしか思えない素っ頓狂な論点のずらし方に、たちまち自分の口調も崩れる。

「……他の艦の事よりも、第一に自分の事を気にしてくれ」

「私はもう充分強くなったからいいんです。それよりも北上さんや木曽ちゃんにあげた方がいいと思うんですよ」

確かにそういう選択肢もある。
しかし、兵装実験も兼ねて最先端を走るこの装備こそ、魚雷の扱いの練度が一番成熟した大井に託したいのだ。
それともう一つ。
身も蓋もない事なので口には出さないが、世のあらゆるところで特化型はバランス型よりも有利になるのだぞ。
大井は富士山にも届く程どんどん尖らせて行きたい。

「……そういうことなら、喜んで頂きます」

意外と素直に受け入れた大井は、早速装備換装の為奥のカーテンに向かい手をかけ、何事か振り向く。
綺麗な長髪を予兆なく さら、と揺らして振り向く大井の顔は、
その笑みに楽しげな成分がよく見ないと伺えない程度に盛られていて……。

「私の着替え、覗きます?」

阿呆な事を言ってないでさっさと済ませてきなさい。
両腕両足の装備を変えるだけだろうが。

「っふふ」

6602-683 大井:2014/10/11(土) 01:08:44 ID:6iflvcQ6
数分後、大井は戻ってきた。
魚雷は九三式酸素魚雷のままに、発射管を零式五連装発射管へと姿を変え、
それを両足に四基、両腕に二基搭載している。
大井は初めての五連装発射管が新鮮なようで、それらを手で撫でながら呟く。

「この魚雷火力、うまく使って欲しいなぁ……」

これらの発射管は開発したものではなく、
この鎮守府の戦果功績が認められて試験運用の名目で上から支給された物だ。
試験運用と言っても返す義務はないそうなので気楽なものだ。日々の報告書の作成は一枚増えるだろうが……。
自分もこの目で見るのは初めてで、大井が腕の発射管を眺めている傍で跪き、足の発射管を眺めて弄くり回す。

さわさわ。さわさわ。すりすりすりすり……。

「提督も気になります? 更にいっぱい付きましたよね、って……。
触りすぎなので提督に三十発、撃っていいですか」

「提督が艤装の検査をするのがそんなに悪いか」

「途中から艤装じゃなくて足触ってますよね」

「ついでに船体も磨こうと思ってな。お前はいつでも綺麗でいて欲しいからな」

「いい加減にしてくれないと私、本気にしちゃいますよお?」

状況によってはこの科白は昂りの材料になりそうだが、声色が威圧感を含んでいたので仕方なく離れる。
優しい目尻を貼り付けた笑みはそのままに、
眼力を強めるという器用な顔が出来る大井はいつまで経っても照れ屋だ。全く。

「朝からこんなところで盛らないで下さいね」

その言葉の裏を突こうものなら、局部に魚雷が飛んで来かねない事も考えて自粛しておく。
スキンシップを拒まれた自分は、単細胞生物の如く深く考えずにこのような科白をのたまった。

「足触っただけなのに、水臭いね」

……………………
…………
……

6612-683 大井:2014/10/11(土) 01:09:47 ID:6iflvcQ6
「…………」

この人のセクハラを止めながらも、長い月日の付き添いの下、
昔の私が知ったら怒り狂いそうな気持ちを私は秘めていた。
私からあっさり離れながらも恥も捨てて愚直に不満を漏らす提督に、私は距離を再び縮めようと一歩前に出る。

「もう少しだけなら触っ……」

「提督!」

提督以外の者には聞こえないように発した小さな声は、大きな声に叩き伏せられた。
提督の向こうにいた声の主は、大本営からの任務通達を担当する軽巡大淀さんだった。
大淀さんが探しに来るという事は、何か緊急の通達があったに違いない。
だから、提督が即座にそちらへ意識の全てを向けるのは何ら間違っていない。
間違っていないのだが、腑に落ちない。

「大淀? どうした」

せっかく縮めた距離も、また開いてしまう。
よく考えれば私は秘書なのだから、提督と同じように私も大淀さんの知らせを聞きに行けばいい筈なのだが、
提督との戯れを妨害された挙句に一人取り残されたような処遇で、その場に立ち尽くしてしまった。

「……ああ。……ああ。分かった、ありがとう」

最後にいくつかの書類を渡してから、大淀さんは凛とした面持ちを崩さぬままその場を立ち去った。
戻ってきた提督も、気を引き締めた面持ちに切り替わっていた。

「急で悪いが、用事が出来たから留守番を頼む。午前の演習は休みになるそうだ」

「……分かりました」

何か良くない事でも起きたのかと思ったら、そんな事はなかった。
でも、午前の演習がお休みになるって事は、用事は午後までかかるという事よね。
演習が出来ない。せっかくの五連装魚雷が試せない。
残念だなあ……。
…………。

ぎゅ。

「え……?」

6622-683 大井:2014/10/11(土) 01:10:37 ID:6iflvcQ6
暫く思考が止まり、次に我に返った時には強い力で暖かいものに包まれていた。
目前にあるのは、提督の肩?
抱き締められている?

「ほら、出かけるからって悲しそうな顔しない」

「……し、してませんよ。自意識過剰も程々にしてください」

口では微動だにしない姿勢を演じつつも、
本当のところは間近で感じるこの人の匂いだとか熱だとか、
私の腕と肩をいっぺんに包むこの人の腕、押さえるように腰に添えられた手の感触が気になって仕方がなかった。

「そうか? それにしてはさっき何か言いかけてなかったか」

「提督の空耳ですっ」

「……ふうん」

ここはうるさい工廠なのに。
まして小さい声だったはずなのに。
確かに全く聞こえないような声だったら口に出す意味がないとはいえ、聞こえていたなんて。
あそこで大淀さんが来ていなければ、
多分私は勇気が羞恥心を上回ったままこの人の好きにさせていたかもしれないけど、
あの戯言をこんな形で受け止められてしまっては、時間差も手伝って羞恥心が勝る。
私は何を言っているんだろう、という自己嫌悪に滅多刺しにされるのだ。
そんな私の心情などお構いなしに、この人はいっそう抱擁の力を強める。

「勝手にするけどね。何せ昼過ぎまで帰って来られないんだから、私も補給しておかないと」

「はぅ……」

「あー、暖かい……」

急な用事ではないんですか。
こんな事をしている場合ですか。
秘書として言える事は沢山あるのに、
締まらなくなった蛇口のようにそんな事をのたまうこの人の離す気配のない抱擁に、私は……。

「……熱くなってきてないか、お前」

「っ!」

この人の声色から、口の端が天に向かっているのは容易に想像が付くのだけど、
とうに突っぱねる選択肢を失っていた私は何も出来なかった。

昼過ぎまで、出撃も演習もなく、この温もりもないのだから。

6632-683 大井:2014/10/11(土) 01:11:14 ID:6iflvcQ6

それからは提督の気の済むまでそうしていた。
それから惜しむ間なく別れて、自室に戻ろうとして私は不意にある事を思いついた。

――そうだわ。昼過ぎまで帰って来られないって言ってたんだから、お弁当でも――

食事なんかしている時間はないかもしれない。
手に余らせて迷惑がられるかもしれないけど、知った事か。
思いついてしまった以上、ここで何もしないという選択はない。
実のところ土曜日のカレー以外は殆ど料理はしていないけど、
カレーが作れるなら不味い物は出来ないはずだ。
そう気を持って、朝食時を過ぎた厨房へ向かう。

私の運の悪さが災いしたのか、単に食材の仕入れ作業にでも行ってしまったのか、
頼みの間宮さんは不在だった。
勝手ながら厨房を借り、何とか残っていた少ない食材を駆使して、一つの包みの開発に成功する。
成功……したのかしら。
時間もないし簡単なもので仕上げたけど。
兎に角、提督の身仕度が終わっていないかが心配だ。
包みを抱えて小走りで玄関口へ向かうと、あと少しのところで大淀さんを見つける。

「はぁ、大淀さん! 提督もう行っちゃいました!?」

「ええ、今し方出ましたけど」

何てこと。
ということは、大淀さんは提督を見送ったところか。
一方の大淀さんは、私の手に持っているもので察したようで、どう反応すべきか困ったように苦笑する。

「あら、残念でしたね……」

6642-683 大井:2014/10/11(土) 01:11:48 ID:6iflvcQ6
「作戦が悪かったわ……」

あるいは私の運が悪かったか。
机に突っ伏して腕を枕にしてそう嘆いても、提督の手元にこの包みは渡らない。
自動車だから、空母に頼み込んだところで航空機の燃料が持たないだろう。
そうして行き場を失ったこの包みを持ち、私は執務室で一人退屈の渦中に巻き込まれる事となっていた。
こういう時って、駆逐艦は他の艦と違って大人数で集まって好きに動くのよね。
でも騒がしいのはどちらかといえば好きじゃない私は、それを見習う気にはならない。
それは私だけでなく、北上さんや木曽ちゃんもまた同じ。
北上さん、大丈夫かな……って、そういえば早い昼寝と洒落込んだんだった。
普段の招集頻度は高い方だから、こういう時があれば身を休めようとするのは己の為になるだろう。
ああ、炬燵に突っ伏してぼんやりつらつらとそんな事を考えているうちに、私も睡魔に襲われていく。
姿勢が悪かろうと、こうなると今更自室まで体を動かすのは億劫だし……。
大人しめな色合いの包みを穴が空くほどじっと睨んでいたが、私の意識は段々と低下していった。

……………………
…………
……

6652-683 大井:2014/10/11(土) 01:13:51 ID:6iflvcQ6
「作戦が悪かったわ……」

あるいは私の運が悪かったか。
机に突っ伏して腕を枕にしてそう嘆いても、提督の手元にこの包みは渡らない。
自動車だから、空母に頼み込んだところで航空機の燃料が持たないだろう。
そうして行き場を失ったこの包みを持ち、私は執務室で一人退屈の渦中に巻き込まれる事となっていた。
こういう時って、駆逐艦は他の艦と違って大人数で集まって好きに動くのよね。
でも騒がしいのはどちらかといえば好きじゃない私は、それを見習う気にはならない。
それは私だけでなく、北上さんや木曽ちゃんもまた同じ。
北上さん、大丈夫かな……って、そういえば早い昼寝と洒落込んだんだった。
普段の招集頻度は高い方だから、こういう時があれば身を休めようとするのは己の為になるだろう。
ああ、炬燵に突っ伏してぼんやりつらつらとそんな事を考えているうちに、私も睡魔に襲われていく。
姿勢が悪かろうと、こうなると今更自室まで体を動かすのは億劫だし……。
大人しめな色合いの包みを穴が空くほどじっと睨んでいたが、私の意識は段々と低下していった。

……………………
…………
……

6662-683 大井:2014/10/11(土) 01:14:42 ID:6iflvcQ6
不定期に開かれる軍の会議にやっと終わりの鐘が鳴り響いた時、時計の時針は無慈悲にも正午を通り過ぎていた。
議題の一つ一つの話が回りくどいし長ったらしい。
おかげで尻が痛い。

正午は現代日本人にとって二度目の食事時だというのに、
鎮守府の門を通った時、時計の時針はその重要性を吐き捨てるように大幅に過ぎ去っていた。
庁舎に入り、まず持って行くように言われた書類を置いてくる為に真っ先に執務室へ向かう。
歩く足を止めず扉を叩きもせずに開けたが、自分はそれを反省する事になる。

「おっと……」

畳の中心に設置した机で大井が突っ伏していたからだ。
自分がいない執務室にまさかいるとは思わず、反射的に姿勢を正す。
それから自分は音を立てないよう細心の注意を払って扉を閉め、畳に上がり込んだ。
手持ちの書類を机にそっと置き、大井の傍に置かれている包みに意識を向ける。
これは何だろうか。
外からの手触りからこれは弁当箱だと察した。
ではこれは誰のだろう。
こんなものを執務室に持ってくる時点で候補は大幅に絞れるが、確信もない。
食事なら食堂を使えばいいのだから、大井が弁当を持つ意味が分からない。
まずこれを作ったのが大井という確信もないから、大井が寝ている手前誰に聞けばいいかも分からない。
自分が出かける直前、自分は大井から何も言われていないのだ。
どうしたものかと何気無く大井の寝顔を見やった。

「すー……、すー……」

朝の工廠で見せた、あの悲しむような寂しがるような顔はなかった。
大井は絶対否定するだろうが、
自分が出かけると言った時に見せた口角を落とした顔、気落ちした様子を表す声の抑揚のなさは、
落ち込んでいるという事が手に取るように分かりやすいものだった。
それだけにこの安らかな寝顔を見ると安堵するものだ。
その安眠を邪魔しないよう、普段よりも慎重に頭を撫でる。

「ていとくぅ……、んふふー……」

するとどうだろう。
大井は目を瞑ったまま突然口の幅を大きく広げ、大井らしからぬ間抜けな声を漏らしたではないか。
寝息がそのまま続いているから、起きてはいまい。

「おい、しい……ですか……、すー……」

夢でも見ているのか。
寝言で大体察した。
そこの弁当は手をつけてしまっても問題なかろう。
大井なりに男が持つのに合う物を選んだ気遣いが伝わってくる包みを解いてゆく。
箱を露わにし、黒塗りの箸を手に取った。

6672-683 大井:2014/10/11(土) 01:15:23 ID:6iflvcQ6
思えば、大井にさせている料理の殆どは土曜日のカレーであった。
なので大井はカレーに関しては高い練度を発揮出来るが、カレー以外ではそうはいかない。
あまり余計な負担をかけないようにと思っていたが、これはこれであまり良くないのでは、と思ってしまった。
カレーは毎週少しずつ出来が良くなっていったが、変化したのはカレーだけだったようだ。
大井の作ったであろう弁当は、不味い訳ではないが、とても美味しい、とも言えないものだったのだ。
カレー以外は殆ど演習させていないから、恐らく下ごしらえだとか、調味料だとか、火の通し方をまだよく知らない。
レパートリーが不足しているのだ。
これはいけない。
自分の為に出してもらえる飯が美味いに越した事はないのだ。
そうだ。それなら演習をしよう。
興味があって人並みに出来るくらいまで勉強した自分が少し口出ししようかと、
持ち帰ってきた書類を仕分け、少しでも時間の許す限り執務を進めながら考えていた。
勿論大井の寝息を聞きながら。



「んっ、んんん〜……!」

筆を置き背を伸ばす。
もうヒトヨンマルマルだ。
午後に演習があるため、あまりのんびりしてはいられない。

「大井、起きろ」

呼びかけて肩を揺する。
大井が瞼をゆっくりと半分開いた。
起動し切っておらずという具合に、顔を上げるにも時間をかける。

「あ……、ていとく……」

目を覚ますにはまだ時間がかかりそうだが、自分は構わず用件を口にする。

「さて、時間もあまりないから、少し私と演習しようか」

「……分かりました」

本当に分かっているのか。
顔でも洗わせに洗面所へ向かわせた方がいいだろうか。
とか考えている間に、何やら大井は行動を見せる。
一体全体どういう理屈か、大井はこちらへ四つん這いで近付き、私の首に両腕を巻き付けてきた。
突然の事に自分は後ろに倒れかけたが、間一髪両手を畳に付き事なきを得る。
しかしこれは同時に、抵抗する手段を失っていた事に自分は気づけないでいた。
そして。

6682-683 大井:2014/10/11(土) 01:15:59 ID:6iflvcQ6
「んんっ!?」

なんなんだ。
何故自分は大井に唇を奪われ、好き勝手に弄られているのだ。

「ちゅ、ちゅぱ、……んん〜、んぅんぅ、ちゅる……ぅ」

しかも舌を差し入れ、私の口を開けさせようと歯茎を舐め回し、歯を突つく。
混乱した自分は素直に口を開いてから後悔した。
阿呆か、自分は。
頭の中で反省文を原稿用紙に長々と書かせる暇がある訳なく、
立てこもり犯のようにいとも簡単に舌を同じものに捕まえられてしまう。

「んっ、はむ、ちゅく、んぁ、ちゅる、ふぅ……、えへへー……」

大井らしからぬ間抜けな声を漏らす辺り、まだ寝呆けているに違いない。
そんな調子の大井相手に情けない事だが、碌に抵抗もできずに気の済むまでされてしまった。
こんな事をする意図があったつもりは毛頭ないので、さっさと息を整えて止めにかかる。
大井は言っていた。朝から盛るなと。
どっちが。

「はぁ、はぁ。おい、目を覚ませっ」

口を離した時が隙と見て、倒され気味だった体勢を直す。
畳に付いていた両手を大井の肩に置いて揺らすという少々強引な手を使う。

6692-683 大井:2014/10/11(土) 01:16:59 ID:6iflvcQ6
「……ぁ、あら? 提督、帰っていたんですね」

やっと目を覚ましてくれたらしい。
これで妙な展開は静まると安堵したが、その油断が自分の落ち度だったのかもしれない。

「提督、どうして口の周りをべとべとにしてるんですか。汚いので早く拭いてくださ……」

「お前の所為だ馬鹿」

「……え? あれ、だって、提督、夜戦の演習って……」

「……お前は白昼から何の夢を見ていたんだ」

「……夢?」

大井のその呟きを最後に、見つめ合う事数秒。
きょとんと垢抜けた顔はぼっと赤くなり、困ったように目尻と口角が下がる。
大井が目を下に逸らす。
何やら口を動かしているようだが、よく聞こえない。
大丈夫か、と問おうとするその直前。



「提督の馬鹿ーっ!!」

バチコーンッ!!

「ぐふっ、大井……、私が何をした……」



Oh, ジーザス。
艤装を付けていない艦娘の底力を渾身の平手打ちで表現された自分は、盛大に体を壁に叩きつけられる。
理不尽さとデジャヴと、大井の柔らかかった唇の感触を走馬燈のように思い出しながら、意識を失ってしまった。

……………………
…………
……

6702-683 大井:2014/10/11(土) 01:18:08 ID:6iflvcQ6
その晩。
床に就いた自分は眠るまでに多少の時間が必要そうなので、
駆逐艦イ級の数を数えるのに必死でいた。
リラックスしないと眠りには就けないのに必死とは、寝る気あるのかと突っ込まれても反論一つできない。
そう自嘲していると。

もぞもぞ……。

「!」



「夜戦……、しないんですか?」



ジーザスは言っている。
ここで引くべきではないと。

6712-683 大井:2014/10/11(土) 01:18:40 ID:6iflvcQ6
終わり
愛してますが聞けなくなったのは残念だよ〜

672名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 02:03:15 ID:spaJNjTI
おつ
時報の大井っちはものすごくはっちゃけてたなw

673名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 04:16:31 ID:FuKyLA3U
この野郎末永く爆発しやがってください
「愛してます」は大井改の方なんかねえ

674名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 06:18:50 ID:rwEAjfPo

マジで聞けなくなったのか。なんかショックだわ…

675名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 06:28:06 ID:ENFVDGRY
大井さんかわいい!乙っす

>>674 ショックをショタに空目した

676名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 11:05:25 ID:buTxlFc2
乙です
呑んだくれ隼鷹SS〜艦娘集団喫煙SSみたいな一発ネタしか書けないので色々参考になります
というか相変わらず大井さんかわいい・・

677名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 11:23:17 ID:V7mtq2Wc
やはり古女房大井…


>>676
長編は後から来た人は最初から読まなきゃいけないから辛いんだぜ
もっともここはwikiあるからまだ楽だが

6782-683:2014/10/11(土) 19:11:18 ID:geEd6i8c
Chakuriki Wikiに海上自衛隊の食事について

・小型艦では調理するスペースが無いので冷蔵庫に弁当の形でしまっておいてレンジでチンらしい。
・決して不味くは無いが味気無いのは否めない為、ちゃんとした金曜カレーが食べたいと思っている隊員もいるそうな。
・質の良い食材は潜水艦に優先して配分されるらしい。

ってあるから弁当の話書いたんだけど海軍ではどうだったんだろうか
まず大井が小型艦なのかもわからないけど絶対大型艦ではないだろうと思って

679名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 20:26:36 ID:Ho1V9Wz.
>>678
まず駆逐艦、潜水艦はひどい
つーか潜水艦は訓練報告書に「もっとこまめに補給が出来れば生鮮食品が食べれるので指揮もあがるぶん、戦果も期待できるからして」
って毎回書いてるレベルだったよ…昔調べた時の話
生鮮食品については今の海自も対して変わらないが、冷蔵冷凍設備が揃ってることや
冷凍野菜果物、ドライフルーツのお陰で昔よりはかなりいいらしい
大井さんは資料ないけど、古い艦だし、大きさ的にも重巡洋艦や空母ほど美味しいものがくえたとは思えない
駆逐艦と同等か少しマシレベルじゃなかろうか

後、それ小型艦といってもミサイル艇とかそんなレベルよ

680名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 20:58:15 ID:buTxlFc2
>>677
というわけで連作続けられる方に感服する
自分なんて一発ネタでしょっぱい花火みたいなの上げるのが精一杯だしなあ
 


潜水艦限定だが食事だと有名どころでは
http://www.warbirds.jp/truth/ijn-sub.html
の後半に少し記載があるな
少ない補給拠点+長距離作戦が非常に多いのでそうなるらしい
一応小型潜水艦も同様の調理設備はあったっぽいが

681名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 21:38:21 ID:9mIiINj6
じゃあ潜水艦娘なら比叡さんに勝てるのか!

682名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 21:43:06 ID:9mIiINj6
>>652 語呂は良いけど冷静に考えるとひどい状況だなw

683名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 23:10:35 ID:geEd6i8c
>>679-680
そうだったのか
要するに史実で豪華な飯が食えたのは戦艦と潜水艦だけか
とすると比叡があれな理由が尚更わからない


連作言うけど俺は大井でしか妄想が捗らないだけだよ
色んな艦書きまくる人裏山だよ

684名無しの紳士提督:2014/10/11(土) 23:59:45 ID:zvbp5G3Y
長編は書くとなるとそのSSの設定とかも覚えておかないとな
後になって書いたものとで矛盾したらアカンし

685名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 01:53:10 ID:cYbWPmA6
>>684 そういう場合って書きながら設定していくのかな?やっぱり事前に設定決めてから書いてく方がセオリーなのか。

>>650 駆逐艦は下戸と文字通り浴びるように飲んじゃう娘の両極端なイメージがあるな。

686名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 02:36:12 ID:TvQLGtgw
>>680
あったけど使えるのは海上移動してる間だけで、戦闘海域では湯煎した缶詰だったらしいしのう…

>>683
第二次の潜水艦の食事は酷いぞ
なんせ湿気が多いから生鮮食品なんで一週間ともたない、その分を他で補うためにビタミン剤支給したり、バターライスなんてのも考案してる、後固形ケチャップなんてのもあってだな。
その分所謂レトルト食品なんかは優先して配備されたそうだが→http://mukankei151.blog47.fc2.com/blog-entry-7818.html

687名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 02:39:19 ID:cYbWPmA6
>>683 俺の脳内設定では比叡さんは元々それなりに料理ができたんだけれど、ある日金剛にイギリス流の調理方法を教わってから今みたいになったってことにしてる。

6882-683:2014/10/12(日) 02:46:37 ID:Ff/T/eIg
>>685
参考までに
俺は最初一発ネタのつもりで書いてたから何も考えてないよ
ただ今後もしも続ける気力が今後起きたらって事を考えて
細かい描写は意識して避けて書いてた
あらかじめそういうところ曖昧にさせておけば後で書きながら設定肉付けしていける

>>686
あーやっぱり潜水艦は思った以上に大変なんだね……
でもここまで食品開発に力を入れてたのは日本くらいなんだろうな

689名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 03:27:55 ID:cYbWPmA6
>>644 加賀さんなんか特に煙草に強そう。ニコチンや一酸化炭素なんて自慢の体温で焼き尽くしちゃいそうだ。…加賀さんごめんなさい。もう体温のことでおちょくったりしません。だから火のついた煙草をこっちに近づけるのはやめてください。

690名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 09:27:29 ID:1isrSzc6
海軍で食で悲惨なのは陸戦隊や湾港警備隊、沿岸砲兵等の地上部隊かな
実際に居た人の話し聞いたけど兵站線が断たれると近所に展開してる陸軍同様最終的に飢餓状態になるので、軍艦に乗ってれば飯にだけは一応苦労しないのに・・・と言ってた
流石に艦これSSでこの辺ネタにするのは無いな
陸揚げした艦載砲が馴れ初めでそこの隊長とラブロマンスになる艦娘とかぐらいしか思いつかん

>>686
個人的にかわいそうなのはUボートの「噛みゴム」だと思う
口臭や歯槽膿漏防止等でガム常用してるサブマリナーだけどガムの原材料が入手困難になってしまったので合成ゴムの板を噛んでたそうだ
汚くなったら洗ったり拭いたりしてまた噛む…
という訳で潜水艦の艦娘はよくガム噛んでるイメージがあるな
「オリョクルは(くちゃくちゃ)疲れる(くちゃくちゃ)でち!」

691(・ワ・)削除なのです!:(・ワ・)削除なのです!
(・ワ・)削除なのです!

692名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 09:58:21 ID:1isrSzc6
>>691
すまんなちと筆が滑り過ぎた
今プロット状態なのが陸軍に編入された海軍陸戦隊のお話なので(あかんこの時点でやっぱおかしいかもしれんな)
南方に展開してたのは調べれば調べるほど悲惨なのでその辺は置いといてソフトにしてハッピーエンドで着地させようと努力してるんだ
まあ陸で戦った海軍さんという特異な雰囲気だけでも伝わればいいんだが難しいよというかどこまで艦これ要素入れるか試行錯誤しているよ

693名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10:11:41 ID:1isrSzc6
まぁ当然艦これ要素をメインにしてあとは場の空気だけ漂わせる添え物にすればいいだけかな
誰得なのは否定しないが

694名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10:15:37 ID:TvQLGtgw
日本は天然ゴムあったから、ガム支給には困らなかったらしいな、支給困る頃にはそれどころじゃなかったし
ドイツはWW1でもゴム不足に苦しんでコルクタイヤとか使ったからしゃーない

695(・ワ・)削除なのです!:(・ワ・)削除なのです!
(・ワ・)削除なのです!

696名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10:17:58 ID:OP/4A0t2
あきつ丸「米を炊きながら薪の煙を出すなとか一休さんレベルのとんちを要求する陸軍に比べれば海軍はまだましであります」

697名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10:43:21 ID:68FuCRfc
艦これがきっかけで軍や歴史を調べて色々詳しくなってる人もいるとは思うけど、
たまについていけない話題もあるからあんまり濃い話題は控えて欲しいや
小説にそういう話を組み込むこと自体は面白いと思うけど雑談はもうちょいライトなのがいい

698名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 10:43:37 ID:T0Y6of5w
>>695
こういう雑談からネタが生まれることもあるしねぇ、大体原作がある程度史実ネタ入れてるしな

現状に問題提起なり規制するなら、ここじゃなくて議論スレでやってほしい

699名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 11:31:44 ID:1isrSzc6
>>695
そりゃ史実ネタは入ってても全然関係の無い世界観だから全くもって至極当然です正しい
でも自分はミリオタ崩れ(四次資料すら持ってない)上天邪鬼な性分なのでエロ前の語り1割+エロパロ9割の前者の部分に人が誰もやりそうにない
自分の趣味嗜好をぶち込んで自爆してしまうのでもしSS見かけたら嗤ってやってほしい
しかし残りのエロ難しい!パロに全力投入だっ!とエロ薄くなってしまうのが力量の無さで恥ずかしいよ全く
ちなみに海軍陸戦隊にいった人の話は艦これやるまで思い出しもしなかったので艦これには感謝している

エロじゃないけど
http://www.geocities.jp/tokuyaro/haguro0.html
艦これメインの筆者じゃないそうだが個人的にはこれにエロと萌えを充分投入したぐらいが理想かな

>>697
>>698
自分が言うのもなんですがこの辺でおいときましょうか
色々スレ荒らしてすいません反省してます

700名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 14:24:41 ID:cYbWPmA6
>>698 おかげで艦娘の料理の腕前=元の艦の台所事情というのは間違い(ソースは>>683)ということもわかったしな。

話変わるけど提督をハメるために艦娘が料理とか飲み物に何か盛るってシチュは意外と少ないんだよな。

701名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 15:05:36 ID:4KpKRdR.
少ないというか今まであったっけ? このスレで
割と考えやすいシチュだと思うけど確かに見ないな

702名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 15:22:29 ID:LU2N3iVE
前にあったSSにあったけど、艦娘自体腕っ節が強いからなんじゃないの?
それならモノに頼らなくていいんだし。

703名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 17:33:26 ID:TvQLGtgw
>>702
腕っ節に自信のない駆逐艦が盛ったのはある
http://www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/565.html

後は成る程提督に媚薬…そういうのもあるのか的なやつ
http://www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/566.html

後は例のベッド下祥鳳さんも盛ってた
基本艦娘側が盛っても騙して悪いがにしかならんからねぇ

704名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 18:30:13 ID:fKitAALM
艦娘の力でだいしゅきホールドされたらジークブリーカー状態になるのでは

あれやな、艦娘側が自ら力弱くするためにあえて薬使うのもありだな。
少なくとも前の地上では最強提督は薬使わざるをえない

705名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 19:10:24 ID:cYbWPmA6
>>704 艦娘はそういうことわかっててきちんと力の加減をしてる気がする。…長門は力いっぱい提督を抱きしめてくれそうだけど。

706名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20:40:21 ID:LU2N3iVE
二次創作の提督って、外見は男や女、ロリショタに動物までいろいろいるけど、性格は多くが似たようなのばかりで艦娘みたいに個性的といえるキャラは少ない気がするのだが…
艦娘と絡ませる以上、作者の扱いやすいキャラのほうが好まれるのだろうか?
(エロ系の作品の提督に個性を求めるのも野暮だと思うけど)

707名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20:41:17 ID:IHwyIGrM
そもそもサイズ的に人間サイズなのか?
艦載とかできないだろそれじゃあ

708名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20:47:21 ID:TvQLGtgw
>>706
濃すぎると提督メインになるからではないだろうか?

誘っていたが、冗談としか思われずけんもほろろな対応をされた龍田ついに薬をもる

709名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 20:53:54 ID:kmTEIs4E
艦娘の腕力というのも実艦の馬力基準にしちゃうと割ととんでもない事態が多発することになるので要注意……

710名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 21:10:54 ID:JFB..AQ6
媚薬が必要な場合を考えて見る


「やっぱり、初めては提督から求めて頂きたいので……」
誘い受け希望な場合


「逃げられないって言ったでしょ? 全部出しちゃいましょう、子種」
浮気と勘違いされた場合


「姉様を正気に戻すため……、提督に執心するなんて姉様がおかしくなった……、だから、気づかせないと……」
ただのメンヘラ


「なんでや、なんで起たへんのや。おかしいやろ、ウチ、こないアピールしとるのに、なぁ、なんでや?
せや疲れてるんやろ、明日は任せとき、ウチが全部片付けたるさかい。やから、やから、明後日になったら一つになれるって、愛してくれるって約束してや。
なぁお願いや、やないとウチ、おかしくなってしまいそうなんや。胸の奥でコレはなんて呼ぶんやろ。
分からへん。分からへんのや。抱きしめて、口づけ交わしてしたら、そしたら良くなると思うんや。やから、」
提督が巨乳じゃないとダメだった場合

711名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 21:17:33 ID:9x0blzwQ
自分が書いてるのはほとんど自分の性格や考え方、経験とか入れてるな
ただ自分を出しすぎているとどう考えても好かれるわけがないって感じと自覚しているから
一応それなりに美化してたりもする
醜い点も話に上手に盛り込めるならそれはそれでいいかもしれないが

712(・ワ・)削除なのです!:(・ワ・)削除なのです!
(・ワ・)削除なのです!

713名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 21:54:37 ID:cYbWPmA6
>>709 艦娘にセクハラするのって命がけなんだな…

714名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23:16:54 ID:OP/4A0t2
濡れ場のリハビリがてらに書いた駄文ですが投下します


※キャラ崩壊してるかも
※独自設定っぽいのあり


海沿いのある町の、その外れにぽつんと佇むコンクリートの小さな建物。
訪れる者のいないこの建物に提督が一人と艦娘が一人、ひっそりと暮らしている。

それほど大きくない町の、更にその郊外だけあって、周りには海以外何もない。
とは言え、別にこの提督が極度の人嫌いだとか、人目を憚るような訳があるとか、極秘任務に就いているとかいう訳ではない。
いや、任務と言えばそうなのだが―

数か月前、人類は深海棲艦と無期限の停戦状態に入った。
深海棲艦側としては、既に人類に対抗するだけの組織も、それを維持するだけの兵站もなく戦争を継続するのが困難になった。と言うのが一番の理由だ。

開戦当初こそ人類に対し攻勢に出ていた深海棲艦だったが、当初の計画よりも早く、そして広範囲に拡大した戦線は、やがて兵站の限界を超えてしまった。
その上緒戦の勝利によって徐々に現場至上主義が蔓延り、司令部を無視しての更なる戦線拡大が恒常化し始めた。
しかしこうした野放図な戦線拡大がいつまでも続く訳がなく、やがて最前線でも補給が滞り始めると、孤立した前線の艦隊は真っ先に人類側反攻作戦のターゲットとされた。

人類側の高度に組織化された軍隊や、大量投入される艦娘やその他の兵器、それらを維持するだけの生産力と兵站管理能力の前にこうした艦隊は次々と掃討され、
各海域で戦線の崩壊が起こると、士気低下や補給の停滞、更に現場至上主義の弊害として命令系統が混乱。
平然と命令無視や残党の軍閥化が頻発し、もはやだれが敵なのかも分からなくなってきていた。

こうして四分五裂した深海棲艦は急速に弱体化、戦争の継続はおろか、上層部はまともに命令に従う戦力がどの程度残っているのかも把握していなかった。
―上層部もまた、そうした問題より自分の軍閥の拡大に重きを置いていた。

こうして始まった泥沼の内部抗争により人類との停戦を申し入れ、人類側もこれに対していくつかの要求をのむことを条件に停戦に応じた。
結局、戦争という行為に関しては、有史以来それを繰り返している人類の方が一枚も二枚も上手だったという事だ。

この停戦により各地の鎮守府や泊地とそこに溢れかえる提督や艦娘はその存在意義が薄れ、多くは除隊か、沿岸監視の名目で各地に飛ばされた。
その沿岸監視とは名ばかりの飼い殺しにあるうちの一人が、この小さな建物に暮らす提督である。

715名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23:22:48 ID:OP/4A0t2
「おはようございます提督。ご飯にしましょう」
その飼い殺し提督と一緒にいるのが、今や彼の艦隊に唯一所属している艦娘となった伊勢であった。
戦後、他の艦隊に引き抜かれたり、自ら希望して解体され、普通の女性として除隊した者達が多い中、彼女は最後まで艦隊に残っていた。

「ああ、用意してくれたのか。済まないな」
寝ぼけ眼で小さな卓袱台に並べられた二人分の朝食を見て、提督は申し訳なさそうに言う。
「気にしないで。さ、食べましょ」
伊勢はそう答えながら提督を促し、自分も卓袱台の前に座る。

「「いただきます」」
二人向かい合って朝食をとりながら、提督はふと伊勢を見つめる。

「どうしました?私の顔に何かついている?」
「いや、見慣れたと思ったが、艤装をしていないと小さく見えると思ってな」
最近、伊勢は艤装をしていない時間が増えた。
以前の様に戦う事がなくなったので当然と言えば当然だが、身軽な今の姿は彼女を妙に小さく見せる。

やがて食事を済ませた二人は一緒に食器を洗い終えると、それぞれの業務に就く。
といっても大したものではない。
伊勢は外していた艤装を装備し、浜辺に出て瑞雲を発進させる。
名ばかりとは言え沿岸一帯の監視が任務である以上、日に何度かこうして哨戒を行い、ついでに感覚を忘れないために自主訓練を行う。

提督は周辺の見回りや施設内の保守点検、昨日までの報告の作成、時折司令部で行われる合同演習や図上演習等が仕事となる。
勿論、どちらも一日中やっている訳ではないため、他にやることがあるとすれば施設内やその周辺の清掃、海岸のゴミ拾いぐらいだろうか。
それでも陽の傾き始めるころには大体が終わってしまう。

飼い殺しと呼ばれる所以はここにある。
何重にも警戒態勢が敷かれ、無条件降伏に近い条件を呑ませて停戦した今、
深海棲艦が近海まで現れることはなく、辺鄙な田舎町の郊外で事件など碌に起こる訳もない。

一度砂利道でパンクしていた車を見つけ、ジャッキを持ってきてタイヤ交換を手伝ったこともあったが、精々その程度だ。
無論、こうした業務に大した報酬がある訳でもなく、
提督には最低限の生活物資の補給がある代わりに、戦時中に比べれば雀の涙ほどの給与で糊口をしのいでいる。

716名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23:26:41 ID:OP/4A0t2
この日も何ら変わりなく、西の空がオレンジ色に染まるころにはすべての業務を終えて提督が風呂を、伊勢が夕食の準備を始めていた。
こうした代わり映えしない日々や旨みの無い待遇に嫌気がさして除隊するものも多く、軍縮を迫られている上層部としてはそれが狙いでもあった。

「さて、今日も一日平和だったな」
提督は風呂を洗いながらこの頃この時間の口癖となった言葉をつぶやく。
伊勢からも特に何の異常もなかったとの報告を受けているが、そもそも異常があったためしがない。

「……これなら辞めたくなる奴が多いのも分かるな」
そう言いながらも提督はそのつもりは無かった。

それから暫くして、風呂の準備が整うとほぼ同時に夕食も完成した。
いつも通り、二人ともまずは先に風呂に入り、それから夕食となる。
普段なら二人分の食事が並ぶだけの食卓に、提督の懐では少し無理をした銘酒の小瓶が置かれている。

「「いただきます」」
いつもの通りの夕食に加えてコップ酒が追加された卓袱台。
しかしコップは三つ出されていた。

三つ目の前には何人もの名が刻まれた位牌が一つ。
今日はかつての仲間の命日だ。

戦争末期、深海側最後の抵抗とされた激烈な戦闘があった。
練度の足りない新兵たちまで駆り出し、補給も受けられないままに戦いを挑んだ深海棲艦の敗北は最早目に見えてはいたが、
それでもいくつかの艦隊との間では死に場所を求めたような古参兵の猛烈な抵抗に遭い、少なからず損害が出た。

その損害の一つが、この提督の艦隊。
そこには改装を終えたばかりの伊勢の妹もいた。

それからすぐに戦争は終わった。
仇討ちも弔い合戦もなく、その機会は永遠に失われた。
そして今、こうしてその死を悼むことが残された二人に唯一出来る事だった。

717名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23:29:22 ID:OP/4A0t2
その夜、二人は同じ布団の中にいた。

「伊勢……今日もいいか?」
「はい。提督……来て」

上になった提督が伊勢の首に手を回し、唇が触れ合う。
提督の舌が伊勢の歯の間から口の中に滑り込み、伊勢の舌とくちゅくちゅ音を立てて絡み合う。
それに合わせて提督の腕が伊勢の背中に回り、伊勢と密着するように強く抱きしめる。

互いが互いの舌を味わい、一度口を離して見つめあい、また再び口と舌が交わる。
口の中を十分に味わうと、興味の対象は下に移る。
提督の手は伊勢の形の良い胸に伸び、その広い掌で揉みしだく。

「んっ…!くふっ……」
乳房の形が変わる度に伊勢の口から声が漏れる。
いつもの黒インナーは着ずに、肌の上に直接白い上着を着ているため、少しはだけさせるだけで提督の手が直に伊勢の乳房に触れる。

手だけでは足りなくなったのか、提督は乳房の先端に吸い付き、舌先での愛撫を始める。
「ひゃん!あっ、ああっ」

提督の舌が何度も往復し、伊勢も何度も嬌声を上げる。
提督によって徐々に敏感になってきた伊勢の体は、舌が通る度に快楽の津波が押し寄せ、艶のある声が闇に響く。

口を乳房で塞いだまま、指は伊勢の股間に滑り降り、彼女の秘所に少しずつ侵入していく。
「ひゃっ、ああっ!提督っ!!ていと―くひゃあ!」
提督の指が、くちゃくちゃと湿った音を立て、伊勢の中へと沈んでいく。

「ふあっ、くうっ……!ううぅ……!!」
母乳を求める子牛の様に、提督の指は伊勢の蜜に向かって進み、トロリとしたそれを全体に纏わらせていく。

「くひっ!!ひううっ!!はぁ……はぁ……はぁああっ!!」
汗ばんだ伊勢から放たれる雌の匂いが、提督の嗅覚に絡みつく。

718名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23:32:17 ID:OP/4A0t2
「行くぞ……」
「はい……。ください」
提督のむき出しになった一物が、伊勢の膣に触れる。
十分に濡れた伊勢のそれは咥えた一物をスムーズに奥へと進ませていく。

「くううぅ……ああっ、くああ!!」
奥まで一物が入り込むにつれ、提督の腰づかいも激しさを増す。

「くふうっ!!ふあ、ふぁあああっ!!」
「伊勢!伊勢ぇっ!!」

喘ぎ声に応じるように、提督も伊勢を呼ぶ。
腰を動かし、一物を押し込むように提督の動きは激しさを増す。

「うあっ!あん!提督!!提督!!ひゃひぃ!」
「伊勢っ……!くぅ、うっ……はぁ……」
提督が絶頂を迎え、伊勢の中にぶちまけた。
「くうっ、うっ…ああああーっ!!」
伊勢もまた絶頂に達した。

行為を終え、静まり返った闇の中、提督は伊勢をその腕の中に抱いていた。
その目には涙が浮かんでいる。

「大丈夫よ。私はちゃんと傍にいます」
その声にこたえるように、提督の腕はよりしっかりと伊勢を―彼に残された唯一の心許せる相手を抱きしめる。
人間の友も、自分を慕ってくれた艦娘も看取ってきた彼は、帰る場所も頼る人もいなかった。

彼の家には誰もいない。
彼を迎え入れてくれるはずだった家族は、戦乱の中で皆死んでいた。

家族も仲間も失った彼に平和な世界は広かった。
たった一人で生きるには広くて広くて、途方もなく広くて広すぎて、無性に悲しかった。

結局、戻ってきたのはかつての仲間の場所。
それが唯一の心の支え、唯一の存在理由だった。

伊勢もまた同じだった。
大事な妹や仲間を失い、解体されることを考えた彼女にもまた世界は残酷なまでに広かった。

結局、戻ってきたのはかつての仲間の場所。
彼女もそれが唯一の心の支え、唯一の存在理由だった。

719名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23:34:03 ID:OP/4A0t2
結局二人は似た者同士、帰る場所もない家なき子。

この関係を女々しい傷の舐めあいと言われれば、二人とも否定する気は無かった。
だがいったい誰がその台詞を言えるだろう。
戦い続けて傷ついた末、居場所を失って彷徨い、ようやく手に入れた安息をだれが否定できるだろう。

「提督。私はずっと傍にいます。だから―」
伊勢は提督の胸元に頭をうずめる。

「提督も傍にいて。私の傍に」


かつて『くろがねの館』と呼ばれた艦があった。
終戦後、解体される予定だったその艦に家を失った人々が住みつき、その艦をそう称した。

そして今、同じ名の艦娘はまた戦争で行き場を失った者を支えている。
彼女自身も、支えられながら。





720名無しの紳士提督:2014/10/12(日) 23:38:56 ID:OP/4A0t2
以上スレ汚し失礼しました。
以前から度々あった伊勢さん書きたい病の発作が出たので投下しました。
もっと木造迷宮っぽい感じにしたかったけどどうしてこうなった。

721名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 00:27:47 ID:gNmcW4m.

つらい…な
こういう虚しいのはすきなんだけどね

722名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 00:32:51 ID:3sUk7jpU
乙です
時代に取り残されつつ生きる相手がお互いのみ、悲しみを共有するのも一緒ってお話は良いですね
自称ネタ師なのでこんなの書けて羨ましいです

723名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 07:14:22 ID:U9ZVdNSw
GJ!

724名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 07:54:48 ID:AlJxA7o6
艦娘に限ったことじゃないが生身である程度の力がある(かもしれない)存在って
平和になったら存在意義がなくて世間から疎まれそうだよなあ
艦娘の場合『艦娘』の能力って平和な世界では活かせる機会がほぼないだろうし
元の艦の転生とかだったら本気でいてもいいのか悩む奴も出そう
だから深海棲艦との戦いが終われん

725名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 09:11:51 ID:3sUk7jpU
>>724
確かに雪風が比喩される某コーヒーの苦いむせるさんの戦後しばらくみたいになりそうではあるな
それか戦いを求めて流転するとか
不要になって解体されるのもちょっと寂しいかなと思ったので記念艦として提督といちゃいちゃするのもいいかもしれない

726名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 11:24:46 ID:fyCAqjZA
SSを読んでいたり書いていたりしていて艦娘の声が脳内再生されるが
(場合によっては声優が実際に演じる以上に感情が伝わるような感じに妄想できることも)
いかがわしい言葉とかは少し妄想が憚られてしまう

727名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 14:22:11 ID:gNmcW4m.
>>724
海難救助隊や水中作業員、警備隊として海上保安庁と海自に加えサルベージ会社で取り合いになると思う
人間以上の力や単体での索敵機能に加えて海上水中での活動能力とか便利すぎる
むしろ、休ませて貰えないのだ…
エロパロ的には娼館流れの方がいいんだろうが

728名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 16:25:47 ID:NQTlEAEE
>>709 ギャグ寄りな作品なら導入しても良さそうな設定だな。セクハラした提督が数万馬力の力で吹っ飛ばされたり、ながもんのホールド(8万2000馬力)で背骨バキバキにされるとか。

蛇足だけど、加賀さんには最近どうも変態提督のブレーキ役なイメージしか湧かないのが悩み。

729名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 16:34:20 ID:a8IMuKjM
逆に変態提督と一緒になって悪ふざけする艦娘って誰だろう?
個人的には19と青葉かな。

730名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 16:36:54 ID:jgdtn8iU
>>720

提督のブレーキ役やってるうちに思考が変態になって行くってのも調教みたいで中々いいと思う

731名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 17:05:56 ID:7JhrLDB6
F-22(リボン付き)やF-15の模型が飾ってある中に嫁艦(予定)の模型をさりげなく混ぜておいて、理由を聞かれてもはぐらかしたい

732名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 18:40:50 ID:hTP9IiTk
ジパングのゆきなみ型3番艦さんが艦娘化したら、やっぱり糞真面目な子なんだろうか?
専守防衛だから、提督に本番ギリギリまでセクハラされて爆発すんの。

733名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 21:16:15 ID:gNmcW4m.
>>729
おっさんは結果的にそうなってしまう人
https://twitter.com/mimonel/status/509373069098373120

734名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 21:56:24 ID:d1nEpP5c
TBF「大和型をイかせるのには最初は2時間掛かったが、次は1時間位に短縮できた
次は30分以内でイかせそうだがもうこの世に彼女はいないのだ」

735名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 22:38:36 ID:NQTlEAEE
>>730 いつの間にか変態側と止める側が逆転してしまった鎮守府。

736名無しの紳士提督:2014/10/13(月) 23:51:49 ID:3sUk7jpU
>>734
Mk13航空魚雷ってそういう…
でも初陣は全滅で童貞喪失失敗したんだな…だからアヴェンジャーか
凄く親近感が湧いてきたよ…俺もそうだったから

737名無しの紳士提督:2014/10/14(火) 00:48:04 ID:bd6al/gQ
バイブは魚雷型にした方が変な背徳感を感じて興奮したりするんだろうか…
駆逐艦の性の目覚めは魚雷によるものが多いという(某鎮守府調べ)

738名無しの紳士提督:2014/10/14(火) 01:08:53 ID:X9ykHr/c
>>710
何や巨乳じゃないとあかんてか

せやけどな、今でこそ当たり前のように使われる「巨乳」やけどな

最初に使われたんは昭和59年の米ポルノ映画「マシュマロ・ウェーブ/巨乳」って言われとるんやわ

「巨乳」が更に一般レベルで定着したのは平成10年、松坂季実子の胸を巨乳と表現したのがキッカケや

つまりは、や、巨乳っちゅうのは現代社会に定着して10〜20年程度のもの

爆乳、美乳、貧乳、微乳、虚乳等が生まれたんはさらに後や

だいたい昔は「乳」といえば牛乳とかの液体を指したんやで?それが今や乳房の大小を指すものとなってるだけなんやな、因みに余裕のない時に牛乳が戦闘糧食替わりに配給されることもあったんやで、水分はとれるし多少は腹も膨らむしな。

ともかくや、ええか!つまりは大戦当時そのような言葉は存在しておらんし、うちは意味もわからんということを踏まえた上で提督にはうちに接してもらいたいんや

なんやまだ何か言いたいんか
え?なに「ボイン」が自分の艦隊と世間とで二重に死語になってるんが悲しいやって、ええかげんにせなしばくでホンマ

739名無しの紳士提督:2014/10/14(火) 02:40:13 ID:gbZvhK/2
なんだかんだ龍驤ちゃんは愛されてるなあ

740名無しの紳士提督:2014/10/14(火) 05:58:58 ID:9mTeDkfU
おっきいのがボインなら―、ちっちゃいのはコインやでー。もっとちっちゃいのはナインやでー。

741名無しの紳士提督:2014/10/14(火) 08:26:05 ID:f4LlpcDo
まあスマホやコンビニやロクマルを知ってる艦娘が普通に闊歩してる以上、>>738のRJちゃんはただの自己欺瞞やってるに過ぎないんだけどね
そんな浅はかなところも愛おしい

742名無しの紳士提督:2014/10/14(火) 15:56:19 ID:X9ykHr/c
現代社会の便利さに堕落する艦娘が続出しそうだ。

743名無しの紳士提督:2014/10/14(火) 18:54:45 ID:7JznYXns
なんかそういうのが出てきそうだけど、そうなった艦娘が役立たずとみなされて、強制的に解体されそうな気も…

744名無しの紳士提督:2014/10/14(火) 20:53:01 ID:ceBB955o
ただ飯食らい(ボソッ

7452-683:2014/10/14(火) 22:01:05 ID:7SCf.lyc
この前はちょっと話広げすぎてすまんかった
今度はそういうのないの書けたよ
大井っちをよく知らない人は改二の時報台詞見て読んでみるといいよ

7462-683:2014/10/14(火) 22:01:38 ID:7SCf.lyc

「今日の戦艦の防御力は凄かったね〜……」

北上が納得の行かない演習結果に疲れたようにぼやく。

「完っ全に作戦が悪かったのよ……」

戦術的には勝利判定となったのに大井も不満気だ。

「………」

その二隻の小言に挟まれる指揮官の自分は、少しではあるが肩身狭さを感じ反論は一つもできない。
練度をひたすらに極めた相手艦隊の戦艦はデータ上は低速であるはずだが、
装甲の厚さと侮れない回避力を前に決定的な打撃を与えられなかったのだ。
それに加え、嘗ての海軍に見限られる程に魚雷とは元来命中率の低い艦装であり、
努力で完全に克服できる柔な宿命ではない事も熟知しているつもりだ。
かと言って本当の意味での重雷装艦とさせた魚雷のみの大井と違い、
比較試験のため片腕に主砲を残している北上が大井よりも良好な戦果を挙げたかと言えばそれもまた難しいもので、
果たして此奴らはどのように運用するのが正しいのか、
長い目で見てきても未だに結論付ける事が出来ないでいる。
北上が言うように此奴ら重雷装艦とは甚だ扱いが難しい船で、戦艦のように単純明快とはいかない。
それでも何故此奴らを使い続けているかと言うとそれは自分の趣味でしかなく、
此奴らにその事を尋ねられた時は何時だって重油を濁してきた。
特に練習艦として使われ続けるうちに作戦内容に敏感になっていった経歴を持つ大井の前でそんな本音をほざいてみろ。
冷たい魚雷でぶん殴られ木の床に沈められるのは目に見えている。

7472-683:2014/10/14(火) 22:02:11 ID:7SCf.lyc
「あらやだ。北上さん、碌な作戦も考えられない提督ったら何も言えないみたいね」

「まあそう言わないであげなよ。提督も提督なりに考えてるんだからさ、って……」

「……やっぱり何も考えてないんじゃないんですか? 提督笑ってますし」

しまった、顔に出ていたか。
私の顔なんか見上げていないで二隻だけで和気藹々と駄弁ってくれればよかったものを。

「笑ってない。作戦は真剣に考えているつもりだ」

焼け石にバラスト水であろうと、念のため取り繕っておく。
次に聞かれたら重油をどう濁すのが格好付くか、とか、
これだから重雷装艦は面白いだとか考えていたのがばれるのは此方としては面白くないのだ。

「いや笑ってたよね」

「笑ってましたね誰が見ても」

「笑ってない」

「笑った!」

「笑いました!」

「笑ってない!」

ああもうゲシュタルト崩壊するからやめてくれ。
馬鹿みたいな言い争いを繰り広げながら廊下の右への曲がり角の一つで立ち止まろうとする。
すると。

どんっ!

「うわっ!」

曲がり角の側を歩いていた北上に突然衝突された。
衝突と言っても小突くような程度のもので、自分に被害はない。
北上はその後よろめいて尻餅を付いた。
正確には、北上に衝突されたと言うより……。

「いったー……」

「ううぅ、またやっちゃ……え?」

7482-683 大井:2014/10/14(火) 22:02:52 ID:7SCf.lyc
同じく床に座り込んで頭を押さえ唸っているのは、軽巡阿武隈であった。
どうやら自分らが五月蝿く騒ぎ立てていたせいで、阿武隈が廊下を走っていた事に気付けなかったらしい。
"廊下を走るな"の貼り紙を"廊下は静かに歩け"と書いたものに変えるべきかもしれない。
阿武隈が掟を守る気がないのか、貼り紙に気付かないのかは定かではないが、どちらにせよ効果は薄そうだ。

「き、北上さん、と、大井さん……」

貼り紙だけでなく私も見えないのか。
書いた者の存在感が薄いと貼り紙もそうなるのか。
怒っていいか。大井が。

「阿武隈ちゃん? "廊下は走るな"って、書いてあるわよねぇ?」

突き当たりの壁に貼られたそれを指差してくれる。
ありがとう大井。大好きだ。

「乱暴な字ですけど」

五月蝿い。
時間が推している時に何枚も手書きした物だから諦めろ。
座り込んだまま次第にこの世の終わりを悟ったような顔に変化していく阿武隈と、それを修羅の顔で見下ろす大井。
それは、何処から見ても蛙と蛇の図だった。

「ご、ごっ……、ごめんなさああぁぁい!!」

耳をつんざく大音量で放たれた謝罪の言葉が、ドップラー効果を持ってこの場に残る。
音爆弾の艦装は載せていない筈だが。
つまるところ、阿武隈は北上に当て逃げしていった。
せめてこの場で止まって謝罪していれば擁護する余地もあったのだが。
ところで、来た道を脱兎の如く全速力で戻って行ったが、阿武隈は何の用事があったのだろう。

7492-683 大井:2014/10/14(火) 22:03:45 ID:7SCf.lyc
「よくも北上さんを……、うふ、うふふふふ……」

「こら、美人がしちゃいけない顔になってるぞ」

演習を終えてすぐ艤装を下ろしていなければ阿武隈に攻撃していそうであった大井を窘める。
修羅を思わせる顔の歪め方をしていた大井は私の言葉にきょとんとし、
一呼吸置いて満更でもなさそうに少しだけ顔の歪みを戻した。

「……美人? そうですよねー、堅物気取りでヘタレな提督を骨抜きにしたんですからねー」

「あのな」

合ってるけれども。

「……いちゃついてないで助けてくれないかな」

「いちゃついてませんよ。……北上さん、立てる?」

大井は姉妹艦を心配するのみの顔付きに変化させ、手を差し伸べた。
大井の手を取り起き上がった北上の装甲は少々傷ついている。

「あーもう小破しちゃったよ。せっかく入渠したのに……」

この後すぐには出撃命令は出さないから、もう一度ドックへ行くか明石の世話になってきなさい。
ただ高速修復材の使用は控えてくれ。
あまり時間もかからないだろうし、何よりこんな下らない事故で一々使っていられない。
兎にも角にもあの阿武隈には後で私から言っておくから許してやれ。

「え? あの娘のところに行くんですか? …………」

どうした。自分で手を下さないと不満か。

「あんな娘の元なんかに……、いえ、何でもないの」

大井は取り繕うようにやけににっこりと笑って艦首を振る。
一先ず自分はこのまま執務室に行くから、大井は北上を連れて行ってやりなさい。

「いいよ、小破なんだからあたしだけで」

「駄目よ、また何か起こるかもしれないわ。守ってあげるから一緒にドック入りましょう!」

ドックまで連れて行ったら大井は戻るんだぞ。いいな。

「ッチ」

おい。

7502-683 大井:2014/10/14(火) 22:04:24 ID:7SCf.lyc
あの後阿武隈の部屋を訪ねてみたが、阿武隈は不在だった。
大井に襲撃される事でも恐れて逃げたか。
仕方なく執務室に戻り、演習前から置き去りにしていた書類に手を付けていると、扉が叩かれる音が響く。

「大井、戻りました」

うむ。
では早速で悪いがそこに分けておいた書類を処理してしまってくれ。
自分は此方の束に集中したい。

「分かりました。さっさと終わらせましょう」

そう意気込んで大井は私の隣に座り、筆を握る。
私の任務は小一時間かかりそうだが、大井の方は半時間もかからないだろう。
共に黙り込んで紙の束を消化していく。

自分の見込んだ通り、大井は時間をかけずに素早く消化してしまった。
やる事がない大井は姿勢を崩しながらも健気に私の作業の終焉を待ってくれる。
特に喉が渇いてはおらず、お茶淹れにも断ったので尚更退屈そうだ。
それからまた数分そうしていると、視界の端で大井は突然ぶつぶつと何事か呟き始める。

「北上さん、大丈夫かなぁ……。私がいないと心配だなぁ……。
うん……、心配……きっと、そう、きっと何か起きてる! 私、行かなきゃ! …………」

…………。
何なんだ。
その、ちらっと此方を伺うような横目は。
返事でも求めているのか。
何を返せば満足なのか。
あと少しかかるから、それまでは好きにしろとしか言えない。
集中しているのだから。
すると、まるで代わりに答えるように鳩時計の針やら歯車やらの機械音の後に鳩が鳴く。

「……あらやだ、ヒトナナマルマルです。もうすぐ夕食の時間ですね。私、ちょっと夕食の仕込みしてきますね」

む?
間宮の手伝いでもするのか。
出来ると言うのであれば行ってこい。
しっかり頼むぞ。迷惑はかけるなよ。

「言われるまでもありませんよ」

7512-683 大井:2014/10/14(火) 22:05:01 ID:7SCf.lyc
大井が出て行ってから、暫くして本日付の執務は粗方片付いた。
後は余裕があれば片付けた方がいいものもあるが、集中力を切らした自分は食堂へ足を運んでいた。
騒がしい食堂の厨房には割烹着に身を包んだ間宮と大井の姿が。
大井が持っているその蓋付きの鍋の中身は何だ?

「勿論、愛情たっぷりの、大井特製カレーです!」

ほう、カレーか。
今日は土曜日ではないが、良かろう。
実際土曜日にカレーを作るなんてのは、多くの兵が艦上で何日も過ごす事のある海軍の名残りでしかないから構わない。
ではその愛情を香辛料にしたであろうカレーを貰おうじゃないか。
そういえば北上の姿が見えないが、修復はまだ終わらんのか?

「あ、いえ。それが、北上さんにもあげようとしたら、もう夕食は済ませたって……」

それはそれは、残念だったな。
まあ安心してくれ。
大井の有り余ってしまった愛情は私が全部頂く。
私と北上にしか食べさせる気がなかったのか、そのくらいの鍋ならおかわりすれば完食できるさ。
早速よそってくれ。

「はい。では、そこの席で待っていてください」

そう言って大井の目線の先の席とやらを見る。
そこは二人用の小さな席がぽつぽつある食堂の入り口付近で、
多くの艦娘が陣取る海を一望できる窓際辺りと比べると閑散としている。
あそこじゃないと駄目か?
間宮の作業場が見えるカウンターか海が見える窓際近くがいいんだが……。

「だ、駄目です。あまり騒がしいところは好きませんので」

むう。まあ良かろう。
そこまで執着はしない。
素直にその席につき、大井はテーブルに鍋を置きまた引っ込む。
今度は割烹着を脱ぎ、白飯を盛った皿を持って現れた。
同じように大井も対面した席につき、鍋の蓋を開ける。
すると、厨房で歴戦を繰り広げた証である湯気と香りが立ち込める。
今日もカレーは美味そうだ。

「"は"とはどういう意味ですか。頭にぶちまけますよ」

一々細かいところに突っ込むな。
大井の愛情を頭から被るのは悪くはないが、これは愛が情熱すぎて火傷を負ってしまうからまた別の機会に頼むぞ。
では頂くとしよう。

「はい。召し上がれ」

7522-683 大井:2014/10/14(火) 22:05:50 ID:7SCf.lyc
薔薇を思わせるにっこりとした笑顔で許可を頂いたので、白飯とカレーを掬ったスプーンを口に運ぶ。
米特有の甘みを持つふっくらしつつも立った白飯と、辛過ぎない程度に食欲を促進させてくれる香辛料の入ったカレーは、
自分好みに調理されている味で毎度ながら感服される。
一口目を咀嚼して飲み込んだ後、大井は最早聞き飽きたであろう短い賞賛の科白を今日もつく。
よく出来ている。美味い。

「美味しい? そうでしょう?」

嗚呼、具も柔らかく煮込まれている。
完璧だよ全く、カレーはな。

「一言多いです。文句言わず食べて下さい」

言われなくとも二口目を運び、大井を観察する。
テーブルに両肘をついて頬に手を当てる大井は、
美味しいと言ってやれば嬉しそうに目を細め、今のような戯言を言ってやるとむっとして口角を下げる。
内に秘めるように普段微笑を浮かべていながらも、実際はこうしてころころ表情を変えるから面白いものだ。
二口目も飲み込み、すうっと流れる後味の中、自分の味覚は何時もと違う何かを感じ取った。
大井、隠し味か何か入れたか?

「あ、分かりますか? 隠し味を入れてみたんですよ」

ほう。自分はそういった試みに挑んだ事が無いから分らないんだが、何を使った?
チョコレートか? 牛乳か?

「愛情を入れました」

自分は、がくっと少し首を横にずっこけさせた。
それはさっき聞いた。
そうじゃなくて、何か別の食材でも入れたんじゃないのか。

「はい。いつもお疲れの提督の為に、元気になるものを入れました」

「ふうん……」

漢方薬か何かだろうか。
心遣いは身に染みるが、カレーの隠し味には はっきり言ってしまうと合っていない。
しかしカレーの味を壊す程不味くもないので、自分は気にせずまたスプーンを口に運ぶ。
話は変わるが大井よ。
お前は食べないのか。

「え……。私はいいんですよ、提督のために作ったんですから」

なら一口やろう。
ほら、あーんだ。

「い、いやっ、私は……」

7532-683 大井:2014/10/14(火) 22:06:44 ID:7SCf.lyc
どうした。
何故差し出したスプーンから逃げるように身を引くんだ。
料理の基本である味見も毒見も行ったのだろう?
不味くないから大丈夫だ。
大井が食べないで私だけ呑気に食べてはいられない。
ほら、口を開けてくれ。

「で、でも……」

ははあ。
もしや間接キスでも気にしているのか?
それ以上の事をやってきてこんなので恥ずかしがるとは、大井は乙女だなあ。

「恥ずかしがってなんかいませんよ!」

だったら一緒に食べような。
ほら。

「……ぁ、あーん……」

大井は自分で作った癖に、
まるで苦手な物でも食べる子供のように目を瞑ってスプーンのカレーを口で受け取り、不安そうに口を動かす。
何を怖がっているんだ。美味しいだろ?

「お、美味しい、です……」

そうだろう。
私の為に愛情込めて頑張って作ってくれたんだから、不味い訳が無いんだ。
この分だと鍋の方も冷めるまでに食べ尽くせるな。
このカレーは二人で食べてしまおうな。
ではもう一度。あーん。

「そんな……」

何か言ったか?
此方から口に入れておいて悪いが、よく聞こえなかった。

「んくっ。い、いえ、何でもないの」

そうか。ならさっさと食べてしまおうな。
遠征部隊もそろそろ帰ってくる頃だ。
そう言って自分は腕時計を気にしながらカレーの咀嚼に勤しんでいた。
その隙に、大井が恨めしげに何事か呟いていたのを自分は全く気付けなかったらしい。

「ううっ、どうなっても知りませんから……!」

7542-683 大井:2014/10/14(火) 22:08:01 ID:7SCf.lyc
さて、それからというもの自分と大井で手分けして時間もかからずに一つの皿を二回空けた。
のだが、自分の身に異変が生じていた。
別段激辛のカレーを食べた訳でもないのに……。

「はぁ、体が熱くなってきた? そうでしょう、ね……。はぁ……、はぁ……」

そうなのだ。
体の中を熱が疼く。
運動していないのに息が荒い。
屋内なのに汗も滲み出ている。
そして何より、同じような症状が出ている大井が、何故かとても扇情的に映える。
一応断っておくが、自分は時と場所を考えずにこんな情を抱く獣のつもりはない。
大井も途中から自棄になってカレーを食べていたが、お前は本当に何を入れたんだ……?

「言ったでしょう……。ん、提督が"元気"になるものって……」

まさかとは思うが、もしかして。
自分がやがてある一つの答えを行き着き、口にする前に大井がゆっくりと立ち上がる。
テーブルに両手を突いてやっと立ち上がった大井はふらふらになりながら私の肩に縋り付き、
私の耳元で妖艶に何事か囁きかける。

「早く、はぁ……、早く、はぁ、行きますよ、執務室……」

大井が食堂の入り口から近い席に座るよう指示したのは、この為だったのだろうか。
自分も、そろそろ我慢が限界を迎える。

……………………
…………
……

7552-683 大井:2014/10/14(火) 22:09:01 ID:7SCf.lyc
共に危ない足取りで執務室に引き篭もり、施錠した。
カレー鍋も、食器一式も放置してきてしまった。間宮よ許してくれ。文句なら大井に頼む。
残った理性の欠片はそんな事を遺言とし、弾けた。
執務室の扉に大井を押し付け、次々と口付けを落とす。

「っ、はぁ……。好きですね、提督も……」

「"も"ってのはどういう意味なのかな」

「一々拾わないでくれませんか……」

知った事か。
お前にだけは言われたくないね。
同じ物で塞がれれば物言えなくなると思うが。

「黙ってて下さい。ちゅう、ちゅ……」

首を伸ばすようにして私の口に大井は吸い付く。
大井の柔らかい両手が私の顔を包む。
まんまと嵌り、共に戯言をきけなくなり、部屋には夜戦の始まりを告げる音だけが響く。

「っぱ、はぁ、はぁ……」

やがて口を離した頃、大井は体を完全に扉に預けてしまっている事に気付いた。
自分も両手を扉に預けてやっと足を床に支えている状態だ。

「はあ、ほら、向こう行くぞ……」

「……っ」

大井は顎を引いた。
私の肩にしがみ付く手を取り、更に奥の私室へ連れ込む。

7562-683 大井:2014/10/14(火) 22:09:55 ID:7SCf.lyc
寝具に飛び込み、事を再開した。
装甲の乱れた大井の扇情的な姿に堪らず、色んな場所に口付けを落とす。
まず、足。

「はぁっ……。提督、んっ、そんなところにして、楽しいですか……、んっ……」

聞かず唇を押し付け、吸い付く。
十数秒もそうしていると、いい具合に白い足に跡が付いた。
周辺に幾つも付けていく。
気が済んだら、次に、腹。

「ぅ、ん……、んっ、臍に、興味があるんですか……?」

次に、手の甲。

「っ、ふふ……。はぁ、気取らないで下さいよ……」

次に、首筋。

「っあ……、はぅ、うぅ……」

最後に。

「っ、やっとですか、んむ、……ちゅ、ちゅ、ぇる……はぁ、ちゅる」

自然と共に口を開き、小さな舌を絡める。
情はどんどん深まり、口だけでなく互いの首が互いの腕で繋がれ、足も縺れ合う。
身を引き寄せ合い、互いの熱を共有する。
大井のボイラーは自分に負けずひどく熱い。
あのカレーは殆ど半分ずつ食べたようなものだからな。
特に熱暴走がひどいのは下腹部だ。
自分の考えている事を読むように、大井の手が私の局部を布越しで擦る。

「ちゅく、っあ、はぁ、はぁ、提督の魚雷、もう硬くなってるじゃないですか……」

誰の所為だ誰の。
責任取れよ。

「ふぅ……、んん、こんなつもりじゃ、なかったんだけどね……」



「責任取って、処理してあげます……。私だけが、ね……」

……………………
…………
……

7572-683 大井:2014/10/14(火) 22:11:02 ID:7SCf.lyc
「どうしたの大井っち、前の服なんか着て」

「え、北上さん!? えと、気分よ、気分……」

午前。
やっと昨夜ぶりに邂逅を果たした北上が、大井に話しかける。
臍部分が隠れる以前の装甲に身を包んだ大井は、後ろ指でも指されたように僅かに飛び上がった。

「なんでずっと魚雷つけてるの?」

「え、こ、これは……。そう! 昨日北上さんに衝突した艦に制裁を与える為よ!!」

大井は仇討ちに燃える修羅を演じているつもりか、腕を突き出す。
しかし説得力がない。何故なら。

「じゃあなんで補給してないの?」

「えっと……、暴発したら危ないじゃないですか!!」

魚雷が一門も装填されていない発射管を見せられて、誰もが疑問を持つ筈である。
見事に打ち破られた大井は最早言っている事が支離滅裂であった。
その横で自分は知らぬ顔を貼り付けつつ、自分は北上と同じように大井に疑問を突っ込む事もしなかった。
真実は自分と大井しか知らない。
朝になって我に返った自分らは、体のあちこちにできた夜戦の痕跡である赤い印をどうにかして隠す事に奔走した。
自分は元々袖も丈も長い服装なので今まで通りの格好で良いのだが、
それなりに露出がある大井はそうも行かない。
大井の首筋は長髪に隠れるから良いとして、足、腹、手の甲に私がつけた印をどうするか。
議論の結果、腹まで隠れる装甲に変更し、足と腕に艦装を施していれば隠れる事が分かり、今に至る。
これに阿武隈への仇討ちの意志は全く含まれていなかったが、北上の言葉で大井は思い出してしまっただろう。
本当に仇討ちを遂行しかねない。
阿武隈よ南無三。
これに懲りて金輪際廊下を走らない事だな。
唯、刑執行人が大井の場合だと金輪際走る事が出来ない体にさせられそうである。
そのブレーキ役となるべく、今日は一日一緒にいるとしよう。



「はい、提督にオムライスです。……え? いやだ、愛情以外何も入ってませんよ。うふふ……」

7582-683:2014/10/14(火) 22:11:49 ID:7SCf.lyc
終わり
今回の雷巡ボイス更新は賛否あるみたいね

759名無しの紳士提督:2014/10/14(火) 22:14:22 ID:Wnix8GEQ
乙 何らかの形で前のボイスの復刻とかがあれば良いんだけどねえ。

760名無しの紳士提督:2014/10/15(水) 00:26:02 ID:QymmHpE2
GJ!

761名無しの紳士提督:2014/10/15(水) 07:34:11 ID:QymmHpE2
人間用の高速修理剤は流石にないよなあ。

762名無しの紳士提督:2014/10/15(水) 12:28:22 ID:RtDleJkE
うろ覚えだがある純愛エロ同人で艦娘が兵装だけが壊れていた場合
兵装だけが直って使われなかった疲労回復成分は尻から出る修復剤ってのがあったなあ

763名無しの紳士提督:2014/10/15(水) 14:52:10 ID:9N/smqTg

そりゃ復活は要望出すしかないわな

>>761
ヒロポン

764名無しの紳士提督:2014/10/15(水) 18:06:10 ID:QymmHpE2
>>763 逆ブラ鎮の始まりである。…今まで軽々しく高速修理剤を使ってごめんなさい。

765名無しの紳士提督:2014/10/15(水) 18:48:10 ID:9N/smqTg
>>764
最終的に倒れた提督の身柄を巡っての争いが起きるんだな
http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&amp;illust_id=40593125

766名無しの紳士提督:2014/10/15(水) 20:03:54 ID:QymmHpE2
>>765 錦の御旗(提督)掲げてるほうが正義みたいな?

767名無しの紳士提督:2014/10/15(水) 21:22:59 ID:jobMAEsc
おつおつ
この人の大井があるだけで大井成分には困らない
余は満足じゃ

768名無しの紳士提督:2014/10/15(水) 22:02:26 ID:QymmHpE2
高速修復剤(ヤバイ薬)があるならば夜戦用バケツがあってもいいんじゃないだろうか?

http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&amp;illust_id=38676557

769名無しの紳士提督:2014/10/15(水) 22:27:55 ID:UG3x68nE
沢山の作品、それも一連のストーリーで書けるなんて素晴らしい
私の場合同じ艦娘で書いても世界観とか微妙に違ったりするからなあ
おかげでどれでも使えるようなネタを投稿しにくい

770名無しの紳士提督:2014/10/16(木) 01:37:48 ID:/VTYq1n2
最近ながもんが犬っぽく見えて仕方が無い。いったいどうすりゃいいんだ。

771名無しの紳士提督:2014/10/16(木) 11:43:53 ID:h0g2A7Xw
このバカ犬とピンク髪のロリ提督に罵られるながもん
ある夜…

772名無しの紳士提督:2014/10/16(木) 14:33:09 ID:69P7.a6g
秋雲は成長するとこういうことしてくる
http://kancolle.x0.com/image/95034.png

773名無しの紳士提督:2014/10/16(木) 17:48:55 ID:/VTYq1n2
提督「犬が飼いたい。だが鎮守府では動物の飼育は禁止だ。どうしたものだろうか?」

長門「ならば私が提督の犬になろうか?」

提督「!?」

774名無しの紳士提督:2014/10/16(木) 18:52:47 ID:TjCbgcP.
忠犬となるかそれとも狂犬になるのか…

775名無しの紳士提督:2014/10/16(木) 19:20:17 ID:roJnN2M.
このスレだったら雌犬だろ

提督「マスティフだこいつ・・・」

776名無しの紳士提督:2014/10/16(木) 20:39:45 ID:/VTYq1n2
>>774 忠実な猟犬ではないだろうか?

777名無しの紳士提督:2014/10/16(木) 23:58:31 ID:/VTYq1n2
>>649 もしそうなったらやっぱり大酒飲みな艦娘やヘビースモーカーな艦娘も出てくるのかな?

>>650 じゃあ見た目が幼い駆逐艦達もお酒飲んだり煙草吸ったりできちゃうのか。複雑な気分だ。

778名無しの紳士提督:2014/10/17(金) 00:11:54 ID:03/upZ1s
>>773
提督「ワンッって言ってみてくれ」

長門「わん?これでいいのか?」

提督「…お手」

長門「何だ?手を差し出して陸奥ではないが何も出ないぞ」

提督「……ちんちん」

長門「ちんちんとはなんだ?どうやるのか教えてくれ」

779名無しの紳士提督:2014/10/17(金) 02:55:42 ID:djasr1Jc
駄犬すぎるぞ…

780名無しの紳士提督:2014/10/17(金) 06:40:27 ID:HtkOvxg2
俺は首輪と鎖をつけて、柱か何かにつないでもう少しで届かない位置にアイスを置いてみたいな。鬼畜なのはわかってるけど。

781名無しの紳士提督:2014/10/17(金) 07:21:04 ID:Oll2IkpM
そういや犬の健康状態を見るために肛門の匂いを嗅ぐみたいな話を聞いた事があるが

782名無しの紳士提督:2014/10/17(金) 12:49:27 ID:yKAKmX6w
>>774
忠犬と言ったら朝潮、
狂犬と言ったら夕立、
猟犬と言ったら不知火、
番犬と言ったら時雨、
愛玩犬と言ったら時津風、

イメージイメージ

783名無しの紳士提督:2014/10/17(金) 13:41:23 ID:HopfhHLY
http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&amp;illust_id=46304392
犬といえば時津風

784名無しの紳士提督:2014/10/17(金) 18:39:33 ID:7RkiC5HE
>>782 そして逆に提督を飼い慣らすのは雷なんだな。

785名無しの紳士提督:2014/10/17(金) 23:13:58 ID:7RkiC5HE
>>777 軽い気持ちで赤城さんにバケツに入れたお酒を出したら大変気に入られました。

786名無しの紳士提督:2014/10/18(土) 02:21:59 ID:D4FoIt4A
>>784
「頼っていいのよ?」ってのをはじめっから「機会があったら頼むね」って軽くあしらい続けながら何でもソツなくこなして全然その機会は訪れないようにして
「司令官がぜんぜん私を頼ってくれないのよ・・・」って相談されたデンチャンがドン引きするぐらいになったら本当になんでもないくだらない事で
「ちょっと手伝って欲しいんだ」って頼んで「いいわよ!もちろんよ!わたしにまかせて!」
ってすっごい嬉しそうに瞳をキラキラさながら駆け寄ってくるところを見たいだけなので

ダメ提督呼ばわりされるのは甚だ遺憾である
遺憾である

787名無しの紳士提督:2014/10/18(土) 06:34:07 ID:tun4Ck4g
>>785 バケツでお酒か…

788名無しの紳士提督:2014/10/18(土) 10:42:46 ID:pY/UM7F.
>>785
べろんべろんに酔って、暑い言って脱ぎ出して、提督にしなだれかかって、
「艦隊の戦力の増強のために子作りしましょう」とか不規則発言したりするんですね。
とりあえず落ち着け

789名無しの紳士提督:2014/10/18(土) 12:48:00 ID:5JxTngcI
潮ちゃん改二でおっぱいがどうなるのか… 気になって夜はティッシュが減るばかりです

790名無しの紳士提督:2014/10/18(土) 13:44:17 ID:gSU8Ltzo
>>788 暑くて脱ぐのは加賀さんだろ!…と思っていたけれどよく考えたら普段から体温高いからお酒飲んでも暑さ感じないかもしれないんだよな…

>>789 より強調されるか、それとも着痩せ化するのか。

791名無しの紳士提督:2014/10/18(土) 21:59:05 ID:jkw2S0XY
隼鷹が妊娠したら

792名無しの紳士提督:2014/10/18(土) 22:49:15 ID:6uwHUvPM
ちゃんと禁酒できるか鎮守府で賭けの対象とされます

793名無しの紳士提督:2014/10/18(土) 23:25:04 ID:D4FoIt4A
>>792
今はノンアルコール日本酒もあるんだよ

794名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 08:56:39 ID:cJaOojzo
最近布団に入ると弥生ちゃんといちゃらぶする妄想が止まらない

弥生ちゃんから司令官以外の呼び方をされるならお兄さんと呼ばれたい

795名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 10:34:29 ID:.vsrNJHM
睦月級から漂うシスプリ臭
名前的にはハピレスだが

796名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 11:20:12 ID:Iz0x8oiw
>>685 暁は無理に飲んで倒れたり吐いちゃったりしそう。初雪は布団の横にお酒の空き瓶とか空き缶の山ができてそう。

797名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 14:13:37 ID:v1AEKB7M
>>795
常識人な睦月、子供っぽい卯月、男っぽい皐月くらいしか共通するのいないな
あとは弥生がきさらぎ(うづきからはきーちゃんと呼ばれている)に近いって感じだな
そういやハピレスのアニメ版の主人公の名前はチトセだったよな。男でむつきと結婚するけど

798名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 16:45:14 ID:.vsrNJHM
>>797
睦月級が1番お兄云々言って違和感ない気がする。
吹雪級はクラスメイト
暁級は家族
陽炎級は幼馴染
朝潮級は部下
島風級はペット

まさか艦これスレでハピレスの最後を知るとは思わなかった

799名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 17:24:34 ID:Q.dDOoKs
G'sの系譜ってベビプリの後ラブライブなんだよな…あの雑誌ほんと人生ブレイカーだな

800名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 19:20:17 ID:u0qHGtg.
今更だけど武蔵には日焼けのラインみたいのが無いんだよな…

801名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 20:07:50 ID:cJaOojzo
>>799
俺がこの道に沈んだのは咲耶のせい(最初に見たのはドリマガだが)

秋雲って何故か咲耶と外見が微妙に似ている気がしてしまう

802名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 21:13:18 ID:u0qHGtg.
ここはエロパロスレだから優男だったりし艦娘に警戒されない提督ってのは無理なのか?

803名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 21:38:28 ID:Dm2czfA.
>>802
ん? どういう意味?

804名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 22:29:39 ID:kg6E9SPE
ん?何でもするって?

805名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 23:09:56 ID:u0qHGtg.
>>803 一緒に寝ても何も起きなさそうって言えば分かるかな?

8062-683 山城:2014/10/19(日) 23:15:24 ID:jl1ZdF/Y
突然電波を受信して即興でプロット書き上げたから、
まず導入部だけ投下するよー
それにしても大井以外を書くのは1年ぶりだ……

8072-683 山城:2014/10/19(日) 23:16:07 ID:jl1ZdF/Y
せっかく疲労を回復させていたところなのに、何故だ。
下腹部をこそばゆいようなくすぐったいような感触で、自分の意識は深海から浮上して行くのが分かる。
自分の中の時計はまだ習慣付られた睡眠時間を刻んでいないようで、不快感に見舞われながら徐々に覚醒させられる。
そんな中、やがては下腹部を液体で濡らされ始めた事も分かった。
いい歳して寝小便? そんな訳が無い。
それだったら外気に晒されて寒い思いをする訳がなく、下穿きの中が蒸れる筈だ。
それだけでなく、一点だけは熱い。
この感触が催してしまった事によるものではないのは明白な訳で。

「……っ」

「ぅー……、ぺろ、ぺろ。……ん、んん……ちゅ……」

自分の砲身に口を押し付けていたのは、航空戦艦山城であった。
自分の砲が立派な物に改装されてしまっているのは山城の所為ではない。
人とは眠りから醒める時、全身の神経に隈なく命令を送る。
男の場合そこの神経も活性化されるので結果、肥大すると言う事だ。
断じて山城の所為ではない。

8082-683 山城:2014/10/19(日) 23:17:05 ID:jl1ZdF/Y
「おい。何をしている」

「れろ。……見て分からないんですか」

問い掛けを問い掛けで返すな。
何のつもりだ。自室に戻って寝ていろ。
明日もまた、私もお前もやる事はある。

「ちぅ……、私を使うつもりなんかない癖に」

何を拗ねているんだ。
今日お前は出動していただろう。
演習において潜水艦を交えた艦隊が一つあったからお前に出撃命令を出した事、もう忘れたのか。

「ちる、たったそれだけ、ぺろ、じゃない……」

「いいからやめろっ」

自分は黒髪を纏う山城の頭を精一杯の力を込めた両手で押し退けた。
山城は不満気だ。
降ろされていた下穿きとズボンを直し、砲身をねじ込むように無理矢理格納する。
横に退かされていた布団も被り直し、山城から顔を背けるように寝返りを打つ。

「明日も潜水艦を相手にする事があったら考えん事もない。今回の事は不問にするからもう寝なさい」

「…………」

僅かな沈黙があった後、一隻分の重さを受けていたベッドが軋み、その圧力がなくなった事を示す。
扉が控え目に開閉の音を立てる。
山城は部屋を出て行ったようだ。
自分はその音を聞き、布団の中で大きく溜息を吐いた。
明日も仕事だ。寝なければならない。

だと言うのに、山城に付けられた唾液のお陰で砲身は一向に鎮まらず、
自分は悶々としながら再び深海に意識を落とすのに時間をかける事になってしまった。

……………………
…………
……

8092-683 山城:2014/10/19(日) 23:18:42 ID:jl1ZdF/Y
次の日の晩。
自分は壮烈な既視感を覚えながら摘まむように必死に惰眠を貪ろうとしていた。

「ちゅう……、ぇる、れる、ぇうー……」

まただ。
もう少し強く言ってやらないと駄目らしい。
自分は辿々しい動きによって局部に与えられる感覚を振り払って起き上がった。

「っ!」

勢い良く上体を起こした自分の顔を見て、山城は驚いたように私の砲身から舌を離した。
その小さな舌も山城の口の中に引っ込んだ。
自分は私の砲身に添えていた白い両手を掴み、そこから離す。

「…………」

山城の赤い目を睨んだが、山城はまるで怯んでおらずうんともすんとも言ってくれない。
山城はやはり不満そうな、よく見ると悲しそうな顔をしていた。
しかしそれは知った事ではない。
私の局部に覆いかぶさっていた山城の上体を両手を押し退ける事で下手糞な正座に移行させた。
やはり立派な物にさせられている自分の砲身の我儘もまた知った事ではなく、私は下腹部の服装の乱れを整えた。
それから私は山城にしゃんとした正座で向き合う。

「山城、少し話をしようか」

「…………」

はいとでも言ったらどうなんだ。
俯き気味に視線を落とすんじゃない。
人と話す時は目を合わせなさい。

「一体どういうつもりなんだ。私と山城はそんな関係ではないだろ」

「……近代化改装よ。これで、欠陥戦艦とは言わせないし」

山城は此方を睨み返すように視線だけを上げて戯言をのたまってくれた。
何を馬鹿な事を言っているんだ。
何が不満なんだ。
読心術なんか持ち合わせていないんだから、口に出してくれないと分からないぞ。
こう諭しながらも、自分の語気は静かに苛々が含まれて行くのが分かる。

「……提督。昨日はあんな事を言っておいて、今日は使ってくれませんでしたよね」

またその話か。
確かに考えん事もないとは言ったが、別に約束した訳じゃない。
今日どのような事があったからと言って、明日の事柄を透視できる能力がある訳でもないんだ。

「"ケッコンカッコカリ"、ってあるじゃないですか」

8102-683 山城:2014/10/19(日) 23:20:37 ID:jl1ZdF/Y
あるな。
頭が花畑と化したらしい上が考えた制度だ。

「昨日の演習の中に一隻、それをしていた艦がいたじゃないですか」

いたな。
元帥殿が最も気に入っているらしいあの艦は、他の艦とは練度の格が違ったな。
お前もその艦を狙うのに苦労していた。

「その艦が言っていたんです。夜は提督とこういう事をしていて、それがとても幸せだって」

演習後の情報交換の時間で聞いたのか。
その艦は一途に元帥殿に愛されているのだろうな。
……で?
その艦がそう言っていたから、自分もそういう事をすれば幸せになれる筈だと?
ふざけるな。
浅はかにも程がある。

「これで二度目だぞ、いい加減にしろ。
山城の考える幸福ってのは何なんだ。自分でも分からないなら強引に私を巻き込むんじゃない」

最早怒気を言葉に込める事は抑えられなかった。
こんな形でこのような行為を強要されて、嬉しい訳が無い。
不愉快だ。
自我を持った艦娘がそうであるように、自分もまた良いように扱われていい道具じゃない。
山城は幸福になりたいのかもしれないが、これでは私が不幸だ。
人に不幸を押し付ける等、幸福がそんな汚い事の上に成り立つ物である筈がない。

「罰を与える。山城にとっての幸福が何なのか、考え直してきなさい。
相談ならいつでも受けるから今日のところは帰れ」

人差し指で私室の扉を指差しながら促す。
こうやって自分は拒絶の意を尖らせて現す。
山城は前髪で目が隠れる程俯き、一瞬右手を目元へ持っていった。
何の仕草か分からなかったが、その後顔を上げた山城の赤い目は少し潤んでいるように見えた。
気のせいだ。気のせいに違いない。

「……分かりました。迷惑かけてごめんなさい」

悲しそうな顔をいい加減どうにかしろ。
これではまるでは私が悪者ではないか。
流石にここまで辛辣な言葉は口にはせず、
自分を正当化するための免罪符として心の中に縛り付けていた。



山城は、昨日より控え目に扉を閉めて出て行った。
この珍事、どう対処したら良いのだろうな。
あれだけ山城に大言を叩いておきながら、布団の中で自分はそんな自問の雨を浴びていた。

8112-683:2014/10/19(日) 23:22:51 ID:jl1ZdF/Y
今日のところはここまで

812名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 23:38:45 ID:u0qHGtg.
期待して待ってます

813名無しの紳士提督:2014/10/19(日) 23:45:23 ID:9IQeJL56
作者がおもしろいw

814名無しの紳士提督:2014/10/20(月) 00:18:58 ID:XOxLXhJ2

据え膳食べてから幸せにする方法考えても良いんじゃないかなw

815名無しの紳士提督:2014/10/20(月) 06:40:27 ID:dv4KlnIY

これってもしかして、提督依存山城?

816名無しの紳士提督:2014/10/20(月) 11:05:55 ID:D5pfWsWA

殴り飛ばしても、それはそれで依存しそうなキミの悪さよ

817名無しの紳士提督:2014/10/20(月) 15:54:59 ID:iU.7pgUc
エロ姦隊陣形。
単縦陣:6人1列になって、順に前の奴をバックでハメてく陣形。
複縦陣:3人2列になって単縦と同じことをする陣形。横目に同じ事をしてる奴がいるので、それを見て興奮することはできるだろう。
輪形陣:対面でハメてる二人の背後を、別の奴がハメ、さらに横から両手に茎の、輪姦陣形。
単横陣:所謂痴態のお披露目陣形。踊り子さんにはお手を触れないでぇください。
梯形陣:単横陣の変則。

818名無しの紳士提督:2014/10/20(月) 16:35:27 ID:dv4KlnIY
>>817 これが発想の勝利ってやつだな。

>>805 つまり艦娘に男として見られてないということか。

819名無しの紳士提督:2014/10/20(月) 17:58:15 ID:hF6FW..I
>>810
続き待ってるで

>>805
この山城さんみたいに逆レイプさせればいいがな

820名無しの紳士提督:2014/10/20(月) 20:04:53 ID:4.mBojIY
>>817
あれ、なんかこれ男だけでやってる姿が一番に浮かんだ…
実際はペニバン付けた女だけってパターンなんだろうけど。

821名無しの紳士提督:2014/10/21(火) 03:47:29 ID:Uuh.wazw
>>820
フランスだったかイタリアのおされポルノでショタ好きでもある男がちっぱいの彼女にペニバンつけて貰って云々というのを昔見たのを思い出した。
RJにやってもらうか

822名無しの紳士提督:2014/10/21(火) 03:57:55 ID:uWursS.U
>>818 なんとなくだけど最上型と相性が良い気がするな。

823名無しの紳士提督:2014/10/21(火) 05:49:05 ID:uWursS.U
どうも提督が艦娘に振り回されてるイメージが頭を支配してて困るな。

深海棲艦出現時

提督(頼もしい)>艦娘

平常時

提督(ふにゃ◯ん)<<<<艦娘

みたいなイメージ。

824名無しの紳士提督:2014/10/21(火) 14:23:27 ID:PhqFa8as
夜戦中(性的)

提督>>【超えられないお○ん○の壁】>>艦娘


とかだと俺は好き

825名無しの紳士提督:2014/10/21(火) 16:24:08 ID:uWursS.U
>>824 金剛は改修の際に日本産のドリルが折れてしまった逸話を知ってからは夜戦において唯一提督に勝てる艦娘だと思ってる。

8262-683 山城:2014/10/21(火) 18:25:46 ID:WjtozOT.
>>810の続き行くよー

8272-683 山城:2014/10/21(火) 18:26:16 ID:WjtozOT.
私は、提督に叱られてから素直に自分の部屋に戻って布団に身を預けていた。
隣の布団では姉が憑き物なさげに寝息を立てているけど、私はその姉のようにはなれないでいた。
横になると再び緩んできてしまう涙腺から流れる一粒の涙を拭う気力も起きない。

――私、提督に嫌われてるのね――

自分でも忘れそうになるが、私はこの鎮守府では最古参の戦艦だ。
提督が言うには初めての戦艦らしい。
まだ不慣れな様子を隠し切れていない提督が物静かに挨拶し、手を差し伸べてきたあの頃の記憶も、
今では忘却の危機に晒されている。
その頃のここは私以外に戦艦はいなかったし、姉も含めて幾つかの戦艦が私より後に建造されてきた。
艦が多く増えていくまでのしばらくの間、秘書艦として提督の補佐をしてきた経験もあるが、
その記憶もまた崖っぷちでつま先立ちしているような状態だ。
何せ、記憶に留めておけるほど特徴的な出来事があったわけでもない。
あの頃の私は執務に慣れようと奔走するのに必死だった。
対して不慣れだった提督の姿を見れたのは極短期間で、その後は仕事人間と言える性格の全貌を露わにした。
それから私達の関係はいつまで経っても上官と部下でしかなく、淡々とカレンダーを捲ってきた。
そしてある日を境に、秘書の座を降ろされたのだ。
私にとってはもうそれなりに執務や出撃に慣れることが出来ていた頃で。
さあ明日も頑張ろうと思っていた矢先、めっきり艦隊にも招集されなくなった。
この鎮守府に配備される時期が私より遅れた姉はその後も暫くは持ったが、
やはり私と同じように艤装を部屋の置物にせざるを得なくなった。
それからの提督は、私達より性能の良い戦艦を招集するようになって行って、今に至る訳だ。
ここまで鑑みて、私が提督に好感を抱かれていることを決定付ける出来事が全く無かった事に気付いた。
救いなのは、提督がその後継の戦艦組にも私と同じような態度で接していることか。
果たしてあの提督が感情を心から溢れるようにして曝け出す相手がこの鎮守府にいるかは永遠の謎だが、
それでも今日の提督の仕打ちは私にとってかなりショックな出来事となった。
提督は私達艦娘を部下としか見ていない。
好き嫌いの感情はない。
私の中で長く保ってきたそういう前提が崩れた。
あんな提督だって男の人だし。
対して私は女。
艦としての性能は欠陥レベルでも、人格の方くらいはまだ並に自信を持っていたのだ。
それなのに突き放されるなんて、滑稽の極み。
提督の局部は反応を示していたけど、今思えばそれは私の与えた刺激がそうさせただけだったのだ。
興奮していた様子は微塵もなかったのだ。
あの提督は性欲基準で物を考えるタイプではないことを失念していた。
あの場面までいってなお提督に鬱陶しがられる、と言う事はやっぱり。
嫌われている。

8282-683 山城:2014/10/21(火) 18:27:05 ID:WjtozOT.
「……っ」

いつもの口癖も出ない。
ただ、これは提督に嫌われている事がショックなんじゃない。
提督に嫌われているということは、艦だけでなく人格の方も欠陥があったということを示しているのだ。
それがショックだから、涙が漏れているのだ。
……そんな有様でも姉だけは心から信頼できる唯一無二の味方だ。
姉が私を受け入れてくれれば、私は艦底の下駄を脱いで海に身を投げる気にならなくて済むのだ。

話を戻そう。
不幸のどん底で姉だけは私の事を受け入れてくれるが、私はそれだけでは我慢できなくなっていた。
不幸のどん底で互いの傷を舐めるのは、
不幸の底なし沼に一人で沈む事と相対的に見れば幸せかもしれないが、
絶対的に見てしまうとそんな訳が無い。
私はこの現状では満足出来ていないのだ。
あの鎮守府で提督とケッコンカッコカリを行った艦の話を思い出してみる。
毎晩提督と夜戦をしている。
それはとても幸せな事だ。
夜戦とは具体的に言えばこうこうこういった事をするのよ、と言っていたが、
経験のない私は話の内容を半分も理解できなかったように思う。
とにかく、まずはやってみるだけやってみようという突っ切った考えの下私は動き、
自分で自分を近代化改装させるべく提督に夜這いをかけた。
不幸の渦中にずっと巻き込まれ続けた私にとっての幸せが何かなんて、もうよく分らない。
いくら考えても纏まらず、思考はぐちゃぐちゃになっていくだけだ。
だから、提督に拒まれてお説教されたところで自分の意志は変わらなかった。
藻にも縋る思いの私は、
提督と夜戦をしてみれば何か状況が変わるはずなのだ、という短絡的な思考しかできなくなっている。
提督の出した罰は何だったっけ。
山城にとっての幸福を考え直せ、と。
ならば、私はそこに抜け穴を作ってしまおう。
適当にでっち上げて、提督と夜戦する事が私の幸福なのだとでも説得してしまおう。

「もうやめさせないわよ、提督……」

私は、深く布団を被って目を瞑った。

……………………
…………
……

8292-683 山城:2014/10/21(火) 18:27:51 ID:WjtozOT.
次の日。
提督の元から現行の秘書が離れた晩の頃を見計らって、私は執務室の扉を叩いた。

「入れ」

「失礼します」

命令が下りたので扉を開け入室する。
提督は依然として執務に励んでいるようだった。ご立派なこと。
フローリングの木目の奥の執務席に鎮座する提督は、私の顔を見てなお顔色を一切変えず問いてくる。

「どうした」

「昨日の事で話があります」

私は提督の執務卓の前まで歩き、提督を見つめた。
それから、赤いスカートの上で両手を重ね、深々と頭を下げる。

「まず、昨日は迷惑をかけてしまって、すみませんでした……」

「……嗚呼。それについてはもう気にしていないから大丈夫だ」

部下に気を遣ってのコメントなのだろうけど、
私はこれを"お前のあんな醜態なんか思い出したくない"と言っているように解釈してしまう。
手が痺れるように震えるが、我慢。
本題はここからで、うまく提督を頷かせなければならない。
書類を提督宛に書き上げてポストに投函する選択肢は、私にはなかった。
直談判でないと押し切れない気がした。

「それで、昨日言われた通り私にとっての"幸福"というものを考えてきたので、お願いがあります」

「何かな」

「まず一つ。私をもう一度主力艦隊旗艦に、そして提督の秘書艦にさせて下さい。
二つ。扶桑姉様も随伴艦とさせて下さい」

私は嘘の理由で象られたお願いと、本心からのお願いを並べ立てる。
そして、一間置いて本質のお願いを述べる。

「三つ。提督は私と、や、……夜戦をして下さい」

軍帽のつばの下に潜む、まるで値踏みするように鋭くさせている目を見つめる。
提督はペンを握ったまま瞬き一つしない。
何を考えているのだろう。
数秒待ったが、何の反応もないので再度私は頭を下げる。
目を瞑って祈るように懇願する。

「お願いします」

「……頭を上げてくれ」

8302-683 山城:2014/10/21(火) 18:28:25 ID:WjtozOT.
言われた通り頭を上げる。
提督はペンを置き、軍帽のつばで陰っていた目元を、顔を上げることで明かりを受けていた。
提督は机に肘を突いて顎を手で擦り、まだ値踏みするような訝しげな目をしている。

「山城にとっての幸福が何なのかは聞かない。
最初の願いは受け入れよう。
次の願いは出動目的や資源のあり方で毎回はできないと思うが、努力はする。
だが……」

戦艦タ級に特攻をかける位に後先考えず放ったのだが、嫌われている割には意外にもすんなりと通ったものだ。
ほっと安堵するのも束の間、最後の回答を待つ。
提督は作戦を編み出すのに行き詰まった時のように軍帽を脱いだ。
心底理解が出来ないという様子だ。
提督は私の内を覗き込むように首を伸ばして目を凝視してくる。

「最後の願いは本当にお前にとっての幸福なのか?」

ま、昨日あんな事があった手前、疑われて当然か。
それでも私は、下手に心の内を漏らすことがないよう唇をきゅっと結び、ただ無言で顎を引く。

「……分かった、受けよう。仕事のない夜に好きな時に来るといい」

提督はやはり、何を考えているのか見透かせない顔のままに軍帽を被り直した。
前衛作戦はうまく行った事を確認し、私は執務室を後にした。

……………………
…………
……

8312-683 山城:2014/10/21(火) 18:29:13 ID:WjtozOT.
次の日、約束通り提督は私を秘書に任命した。
これから久し振りに提督とほぼ一日を共に過ごしていくのだ。
すぐに見限られないためにも、自分の責務はしっかり果たさなければならない。
のだけど……。

「あの、提督。これはどうすればいいんでしたっけ」

「嗚呼、これはな……」

最古参の面目は渋いお茶の底に沈んでいた。
ずっと前に提督の秘書を離れてから今まで何をやっていたか問われても、語れる事は何もない。
他言できない疚しい事があったという事ではなく、本当に何もない。
だからお茶淹れも、執務を処理する腕も、すっかり訛っていた。
私が以前秘書をやっていたあの頃とは書類の内容も違っているから尚更だ。
これでは駄目だ。
こんな醜態を晒すために提督に頭を下げてここにいるのではない。
隣に座って、私とは対照的に何も聞かず執務を処理していく提督の足を引っ張りに来たのではない。
私は書類に何をどう書けばいいのか、この書類をどこに仕分けるべきか、
多少分らなくても提督には聞かず生半可な考えで処理して行こうとする。

「山城。これ違うぞ」

なのに、自分の書類に集中しているように見えた提督にすかさず指摘されてしまう。

「あっ、……ごめんなさい……」

またやってしまった。
焦る気持ちが一人歩きして、ついてこれていない実力が警鐘を鳴らす。
こんな調子では秘書なんかさせてもらえない。
保身のために出た謝罪の言葉が震える。
まだ出来るはず。欠陥戦艦とは言わせたくない。
本心は醜く足掻いてこう叫ぶ。
俯き視界の半分を書類で埋め尽くしていたが、視界の端から不意に提督がこちらへ手を伸ばしてきた。

「ひっ……!」

私を嫌う提督がとうとう堪忍袋の緒を切らした。
殴られるか髪を掴まれるか。
艦娘の肉体は防御力が格段に向上されているとか関係ない。
何も強化されていないどころか、下手すれば人並みより精神が弱いかもしれない私は、
提督から体罰が来るという予想に怯え、ぎゅっと目を閉じた。

8322-683 山城:2014/10/21(火) 18:30:47 ID:K.ye.fKI
「っ……?」

しかし、息を呑んだ私の予想に反し乱暴な衝撃は来なかった。
頭にあるのは何?
私や姉とは違い、ごつごつした手。
その手付きは子でもあやすように優しい。
そうやって私の髪を、頭を撫でている?
この感触は今まで経験がない。
ゆっくり瞼を開いて広げた視界には、私の頭に伸ばす腕と、私を見つめる真顔の提督の顔があった。

「えっ……、あっ、あれ……」

私は非常に困惑した。
そこは怒る場面じゃないの?
なんで私は頭を撫でられているの?
なんで提督は私を撫でているの?
提督が何を考えているのか分からない。
でも私の中にさっきまで感じていた恐怖心などは消え失せている。
提督はゆっくりとだがたった三度だけ頭を撫でて手を離した。

「あっ……」

「山城には久し振りの執務なんだから。分からない事があったら遠慮せず聞いていいんだよ」

提督はそんな事を言って、私がミスした書類の訂正作業を始めた。
私も自分のミスしたところがどういう具合に訂正されていくのか見なくちゃいけないはずだけど、
私はぼーっとして提督の横顔を見つめていた。
一心に私を見つめて救済の言葉を優しくかけてくれた時の提督の顔を思い出す。

――こんな提督でも、笑ったりするのね――

あれは ぱっと見、いつもの真顔。
しかし、注意深く見れば笑っていたような気がする。
何よりは目。
目は口ほどに物を言うとはよく言った物で、いつもの淡白な提督像が少し掠れた。
夜這いを仕掛けたときは目も口も険悪な雰囲気があったけど、今見たそれらの雰囲気は全く真逆で。
酷く剣呑なまでに冷たく波打っていた私の心の海は、温かく穏やかな物へと変わって行った。

「よし、出来た。山城も、欠陥呼ばわりされたくないならどんどん聞いていけよ」

「……欠陥? 私が? ち、違いますから」

この人のらしくない冗談を躱しながら、私は再び書類の丘に手を付ける。

……………………
…………
……

8332-683 山城:2014/10/21(火) 18:32:09 ID:WjtozOT.
「不幸だわ……」

結局私は、欠陥戦艦だった。
南西諸島海域を制圧する任務を遂行すべく艦隊の旗艦として華々しく出撃したけど、
不幸と足の遅さと装甲の薄さが災いしたか、
敵主力艦隊の戦艦から重い一撃を貰って入渠し、起きてみればもうこんな真夜中だ。
戦艦は入渠が長いのだからあまり被弾してはいけない性能を求められるのに、この様。
姉を始めとする随伴艦に気遣われる旗艦なんて、情けない。
執務も戦闘も一人前に出来ないなんて、この先未来はあるのか。

「はあ……、月はあんなに明るいのに……」

一寸先はあの遠くから照らす月さえない真っ暗闇か。
不幸の私には、お似合いかも……。

「ふ、ふふふ……。あれ……」

海辺の堤防をやや俯きながら歩いていると、ぽつんと申し訳程度に置かれているベンチに人影が見えた。
こんな夜中に誰だろう。侵入者?
下駄を鳴らしながら近づいてみる。
粗末な電灯が、その人の横顔を微かに照らしている。

「……山城か」

そういうあなたは、提督じゃないですか。
軍帽を脱いでベンチに背を預け、朧げに紫煙を燻らせている。

「隣、いいかしら」

「どうぞ」

何となく、だ。
同族を見つけたような気持ちになって、私もベンチに腰を落ち着かせる。
提督とは三十サンチほどの距離を開けて。
目の前に広がる黒い海を眺める振りで、横目で提督を見やる。
提督はどこを眺めているのか分からない目付きで煙草を嗜んでいる。

「寝ないんですか?」

「……眠れなくてな」

か細い声もあってどこか儚げだ。
らしくない。
私の知る提督は、ネガティブな今の私のようにこんなところで途方に暮れる姿が似合う人じゃない。
私が提督の事をほとんど知らないから、そんな身勝手な感想が出るんだけど。

8342-683 山城:2014/10/21(火) 18:33:14 ID:WjtozOT.
「山城はどうしてここへ?」

「……へ?」

まさか提督からそんな事を聞かれるなんて。
提督は艦娘の私情には全く興味を示さない人物だと思っていた。
無感情な目で私を見つめる提督からの思わぬ問い掛けに気の抜けた声が出るも、すぐさま本心を口走っていた。

「私、何をやっても駄目だなって思って、気付いたらここに来ました」

何と要領の得ない回答だろう。
自分で言って呆れる。
提督はそれだけ聞いてまた海の方へ顔を戻した。
不気味なまでにひっそりとした海が、ざああ、と寝息を立てる。
提督は煙草を咥え、それから重く溜息を付くように、ふうー……、と白煙を吐き出す。

「山城が被弾したのは、私も悪い」

「え?」

提督は、今なんと言ったのだろう。

「私が適切な命令を出せなかった不手際で、山城に手傷を負わせてしまった」

どう考えても、随伴艦が避けろと叫んだのに避けられなかった私の不手際だと思うんだけど。
提督の横顔は遠回しに馬鹿にしているようには見えず、自分にも責任があると本気で捉えているらしい。
そう言って体の重心を前に置き、背を丸めて地面に視線を落とす提督を見ていると、
私は急に何か言ってあげないといけない衝動に駆られる。

「わ、私っ……。頑張りますから!」

「山城?」

「今日は全然駄目でしたけど、欠陥戦艦なんて言われなくなるよう、頑張ります。
だから、提督がそんなに悩む必要はないんです……」

「……山城は優しいな」

"だから"の使い方が合っていないこんな拙い言い分でも、
提督はほんの少しだけその横顔に安堵したような笑みを浮かべてくれた。
褒められた、のかな。
それが嬉しくて、私は気付かれないよう静かに腰を提督の方に少しずらす。
何も知らない提督は煙草の火を明るくさせて、また白い溜息を漏らす。

8352-683 山城:2014/10/21(火) 18:34:23 ID:WjtozOT.
「今日みたいにうまく行かない日は、仕事が終わってからここに一人でいるんだよ」

そういえば、提督の言葉遣いも執務真っ最中の時と違って柔らかい。堅っ苦しい厳格な言葉遣いはどこへやら。
そして、それにはまるで"こういうことはよくある"という意味でも含まれているように聞こえる。
こんな提督でも"うまく行かない日"は多いのだろうか。

「そういう日はもやもやするから何となくで煙草に当たるんだけどね。
一時的に何も考えなくなるだけで何も変わらない。
自分でも何がしたいのかと思うよ……」

提督は短くなった煙草を挟んだ指で弄んでから、地面に叩きつけて踏み躙った。
それを拾って、揉み消したそれを携帯灰皿に仕舞い、全てを無かったことにしようとする。
背もたれに身を沈めてそんな事を言う提督の声の抑揚はひどく平坦で、提督はまるで他人の話をしているよう。
何だか、ここまで来ると提督に親近感が湧いてきた。
遥か遠くを走っているようで、実は私と大して変わらないところで足踏みしているのではないか。
締まらないぼんやりした顔で空を眺める提督に見つからないよう、更に腰をずらす。
機械のようだと思ってきたけど、提督だって、一人の人間だったのだ。
もう今の提督に警戒心と疑心は、ない。
だから私は、こんな事まで聞いてしまう。

「提督は、私の事……嫌いですか」

「……嫌いだなんて言った事はない筈だぞ」

「はっきりしてください」

「嫌いだったらこんな事を喋ったりしない」

「もっと」

「山城の事は嫌いじゃない」

あの晩、不幸、だと思ったのは私の早とちりだったか。
嫌われていない。
それだけでも私は随分と救われた気持ちになっていた。
それなのに。

「寧ろ、こう優しくしてくれる山城は好きな方だよ」

――反則だわ――

そんな科白、姉以外に囁かれた事はなかった。
ここまで言えとまでは言っていないつもりだった私は、冷たい潮風が吹くにも関わらず体を、特に顔を熱くさせる。
じんわりと胸の中を何かが満たしてゆく。
この気持ちは何だろう。
ああ、そうだ。
きっと、姉だけだと思っていたら、提督も私の味方だった事が分かって嬉しいのだ。
私は、今一度腰を静かにずらす。
ぴったりと、私の体が提督にくっついた。

8362-683 山城:2014/10/21(火) 18:36:00 ID:WjtozOT.
「山城?」

「提督って、似てますよね。私と……」

「そうか?」

「はい。ですから、今度またここに来る時は、私も誘ってくれませんか」

「……山城が迷惑じゃないならな」

こっちからお願いしているのに、そんな気遣いまでしてくれる提督と黄昏る事が、迷惑なわけがない。
こてん、と提督の肩に私の頭を預けても、何も言わないでくれる提督と一緒にいて、迷惑なわけがない。
提督から伝わる熱が私の心を穏やかにしてくれて、私は目を閉じた。
端から見れば幸せでも何でもないだろうけど、憩いの場を一つ見つけた私は、確かに小さな幸福を感じていた。
この幸福を存分に味わいたい。
暫くそうしているとその思いが強まり、私は提督に囁く。

「提督」

「どうした」

「私が言った三つ目のお願い、覚えてますか」

「……覚えてるよ」

「今ここで、それをしようと思うんですけど」

「……お前、自分が今どこで何を言ってるのか分かってるのか」

分かっている。
でも、今提督が欲しくなったのだから仕方が無い。
思えば、私がここで提督を見つけた時からこうなる運命だったのだろう。
煙草の火のように、静かながらも確かに燃え始めた情欲を、私は抑えようとは思わない。

「提督が嫌いなら、諦めます」

「……何度も言わせるなよ。嫌いじゃない、って」

提督はどういうわけか、このお願いも本気で受け入れてくれるみたいだった。
夜這いを仕掛けたあの時と比べると、対応がまるで正反対だ。

「どうしたんですか、本当に。あの時はあんなに怒ったのに」

「あの時のお前はやりたくてやっているようには見えなかった。だから止めたんだよ。
こうする事が自分の幸せだときっぱり言うなら、私は受け入れる。山城の好きにするといい」

8372-683 山城:2014/10/21(火) 18:37:03 ID:WjtozOT.
それは心なしか、提督自身にも言い聞かせているように聞こえた。
それなら、と、私は席を立って提督の前に立ち、跪く。
私は拒絶する余地を残すつもりで、両手でやんわりと提督の足を開かせた。
提督は宣言通り全く抵抗せず、嫌な顔もせず私を真顔で見下ろす。
私は恐る恐るズボンのファスナーをつまみ、ゆっくりと下ろしていった。
その穴に手を入れ、下着の中を探って取り出した。
提督の砲は最初小さいままで、ちょっと可愛い。
だけど、それは手を添えて観察しているだけで、すぐに私を威嚇するように戦闘態勢に入っていった。

「提督、興奮してるんですか?」

「見れば分かるだろ」

口は素っ気ないけど、そこは正直みたい。
こんな私でも興奮するんだ。
ないと思っていただけに反動は大きく、意外だし嬉しい。
何本も血筋を浮かべて大きくなったそれは、
潮風で冷やされた手で握ってみると、手が温められるほど確かに熱かった。
私はそれを熱く見つめながら握った手を上下に動かす。

「っ、っ……」

提督が息を詰まらす音が聞こえる。
浮いた血筋の手触りを感じながら、砲身を観察する。
私の扱う無機質な砲とは違い、生きたそれはどういう構造をしているのか、時折びくっと震える。

「はぁ……、はぁ……」

私の少し荒くなってきた息が、それに当たるのがこそばゆいらしい。
小さくて可愛いとは思ったが、大きくなっても可愛いままだった。
これは、優しく愛でてあげないといけない。
私はそう悟り、顔を近付ける。
濃い提督の臭いが一杯に鼻を満たすが、不快には感じなかった。
感じた事のない独特の臭いだけど、癖になりそう……。

「はぁ……、んむ」

くにゅ、と唇を砲身に押し付ける。
あ、また震えたわ。
これだけでも物怖じするなんて、提督じゃないみたい。

「ん、んん、んぅ……、えぅ、ちろ、ちろ、ぺろ……」

「っ、く……」

堪らなくなって舌を這わせてあげるでも、提督はやや強く息を吐き出す。
なんだ。あの晩は強気で押し退けておいて、実は経験多くないじゃない。

「うぅ、えぅー……、ぺろ、……はぁ」

8382-683 山城:2014/10/21(火) 18:37:46 ID:WjtozOT.
でも、私はまず経験が全くない。
だからこれくらいしかできない。これより先のことは知らない。
舌を離し、目を動かして提督の顔を見上げる。
……眉間に皺を寄せて口を結ぶとは、苦しそう。

「提督。私、この後どうしたらいいか分かりません。教えて下さい……」

「唾液を多くしてから、咥えてくれ」

提督は迷わず開き直ったようにそう答えた。
提督の断らせる気力は完全に奪う事に成功しているようだ。
一方こちらも準備は出来ている。
とっくに沢山出ている唾液を舌に乗せ、再度それの腹を砲身の先端に押し付ける。
口も小さく開いて先端を包み込み、歯を立てないように気を付けながら、ずるりと呑み込んだ。

「ぁ、むぅっ……」

「うっ……。舌を動かしたり、頭を上下に動かしてみろ……」

「っ……」

ほんの少しだけ顎を引くことで了承の意を伝える。
舌をどう動かすのかを具体的に教えて欲しかったけど、そこまでの不満を漏らすのは無粋だろう。
試されているということにしておいて、私は言われた通りにしようとする。
と言っても、口の中を埋め尽くさんとばかりに砲身は熱膨張を起こしていて、
舌を満足に動かせるほど口の中にスペースは残されていない。
硬い砲身を無理矢理押し退けるように舌を動かす。

「……んぐ、おぇ、んちゅ、えぅ、ちゅる……、んう」

「おっ……、く……」

提督は呻くのを堪えている。
経験ない私だし、堪えるのは簡単よね……。

「ちゅる、んむぅ、はぁ……、んく、じゅる、はぁ、……」

鼻からでなく、わざわざ口に隙間を作らないと呼吸もままならない。
たどたどしいのは自分でも分かっているけど、それでも精一杯に舌を動かす。
巻きつけようとする私の舌が提督の砲身を更に熱くしているのか、あるいはその逆なのかも分からない。
咥えて舐め回すままに、提督を見上げる。

「う、はあっ……」

負けないくらい熱っぽい吐息を提督は抑えられていない。
なんだ。これでは提督も経験が全くないみたいじゃないか。
やっぱり、提督は私と似ている。
楽しくなってきた私は、行為をエスカレートさせた。

「ん……ちゅ……、ん、んっ、んっ、ふっ」

8392-683 山城:2014/10/21(火) 18:38:30 ID:WjtozOT.
「く、うっ、あっ」

言われた通り、頭を上下に動かしてみる。
口の壁で砲身を擦る。
歯が当たらないように気を付けるのに精一杯で、あまり大きく上下させることはできない。
小刻みながらもそれなりのスピードはつける。

「う、うああっ、やま、しろっ。すぐ、出ちまっ……」

出る?
何が?
脳内演習どころか予習さえしていない私は、どこから何が出てくるのか皆無検討がつかない。
まずそれは出てはいけない物なのかすらも。
しかし今更撤退する選択など、今の私にはあり得ない事だった。
単純な動きのままどこを目指しているかも分からず突き詰めて行く

「ふっ、んむ、んっ、んんっ、ぅ、んぐっ!? んんっ、んんぅぅぅぅ……!!」

すると、突然何かが私の口の中を染め上げた。
じわあ、と熱い液体が広がっていく。

――不味っ!? 何、これ――

味覚が新しい感覚を図鑑に登録しようと、頭にそれを送ってきた。
苦いような、臭いような、一言でひっくるめるなら不味いとしか表現できない直撃弾を喰らった。
提督の砲身を咥えるどころではなくなった私は、
こんな時でも最後まで歯を立てまいと砲を解放するのに時間をかける。
……まさかとは思うが、本当にここから出てきたの?
口を離すと、提督の砲身の先端にある小さな裂け目と私の唇が白い何かで結ばれていた。
それは一瞬の事で、重力に負け切れてしまったので未だに口の中身の正体を確かめられない。
この口の中に残ったもの、どうしよう。

「はあっ……。……や、山城?」

「……! ……ん、んん、ぅ、くっ、んぐっ、こく……っ! げほっ!?」

8402-683 山城:2014/10/21(火) 18:39:22 ID:WjtozOT.
――不幸だわ――

口の中に入った以上、飲むしかない。
少なくとも人間の体から出た物であるから、毒ではないはず。
覚悟を決めて体内に納める事で事を収めようとしたけど、
それは不味いだけでなく物凄い粘度で、少し飲み込んでから盛大に器官を犯されてしまった。
みっともなく私は提督の足の間で咳き込む。
よく考えてみれば、最初から私の目的はこれにあった。
提督が出してくれる液体Xを取り入れる事こそ近代化改装の裏の手順であるはずだ、と。
今出来る限界まで近代化改装を終えていた私は、これを行えば更に強化できる。
なのに、私の口から灰色の地面に向かって白い何かが吐き出された。
ああ、勿体無い。
限界を超えようと無茶したのに、なんてこと。ふふ、ふふふふ……。

「山城。誰も飲めなんて言ってないんだぞ」

別に誰から言われてやっているわけじゃない。
自分のためだ。
でも自分に跳ね返ってきたこの苦痛に、私は未だもがき、涙ぐむ。
すると、私の背中に何やら擦るような感触が。
いつまで経っても咳き込み続ける私を見かねてか、提督が手で撫でてくれていた。
こんな事をしたって体の拒絶反応は収まらないけど、精神的には苦痛から大きく逃れる事ができていた。
私の体の怒りが鎮まってくれるまで、提督は優しく温かい手付きで背中を撫でて待ってくれた。

「けほっ……はあ……。て、提督、次は……?」

「いや、夜戦はこれで終わりだよ。よく頑張った」

体の津波が去ると、提督が今度はやんわりと笑って頭を撫でてくれる。
その言動はどう見ても私を子供扱いしていたのが分かったけど、
反論する気も起きず提督のあやしに甘んじる私は子供よね、と思った。
というか、大人か子供かなんてどうでもよかった。
安心感を覚えさせる提督の細くないこの掌でこう撫でられる事は、
私にとっては確かに小さくも大きな幸せだと感じていたから。

「こんな時間なのに付き合ってくれて、悪かったな。もう戻ろう」

提督は下腹部の乱れを整えてから、愛想ない口調に戻してそんな事を言う。
私は、本当にこれで終わりなのだろうか、と釈然としない疑問を馳せながらも素直に提督に従った。
火照った体を、涼しいくらいの潮風が撫でてくれていた。

8412-683 山城:2014/10/21(火) 18:40:17 ID:WjtozOT.
終わり

842名無しの紳士提督:2014/10/21(火) 20:30:14 ID:uWursS.U
GJ!

843名無しの紳士提督:2014/10/21(火) 22:57:30 ID:Uuh.wazw

なんというかこれでハッピーエンドなのかもやもやするな

844名無しの紳士提督:2014/10/21(火) 23:51:19 ID:uWursS.U
>>741 ハ◯ターハ◯ターみたいに情報分野とかに関しては現代並みに発達してるって可能性もあると思う。

>>743 某虫頭よろしく解体されても艦娘の意識が入った資源が残っていれば復元が可能ってのを思いついてしまった件。

845名無しの紳士提督:2014/10/22(水) 00:26:03 ID:wFl0Z7yQ
少しの資源と吹雪のパンツがあればいい

>>844
>解体されても艦娘の意識が入った資源が残っていれば復元が可能
もしかして:富江

846名無しの紳士提督:2014/10/22(水) 11:51:28 ID:MZ9rOdog
寒くなるたびに思うけど艦娘って風邪引いたりすんのかな?

847名無しの紳士提督:2014/10/22(水) 12:13:54 ID:73tzHiag
>>840
続き待ってたぜ、乙です
山城には幸せになってもらいたいけど不幸だわーって感じる山城が一番かわいいわなww

8482-683:2014/10/22(水) 14:34:43 ID:PMACjupo
>>843
まだ終わりじゃないよ
あと3本くらい続くよ

>>846
風邪引いて出撃不可能になる可能性を大本営が問題視しないと思わないから
薬剤投与で耐寒仕様風邪引かない と思ってる
大本営が艦娘の管理に技術的に手を出せればの話だけど

>>847
それでこそ山城の魅力ってもんよ
不幸不幸良いながら奥底は幸せって山城を目指したい

849名無しの紳士提督:2014/10/22(水) 16:25:10 ID:MZ9rOdog
>>848 風邪引いてめっちゃ発熱する加賀さんとか考えてたのに…現実ってものは非常だよ。あと、今更かもしれないけど>>841GJ。そのうち幸せすぎて不幸とか言っちゃう山城を想像しながら続き待ってるよ。

850名無しの紳士提督:2014/10/22(水) 20:15:39 ID:jwG7MHxA
>>841

不幸だわー(+少しづつ増すかも知れない幸せ)=山城って感じのバランスが良いと思いました
もう山城はまかせちゃっていいかな(最初の10行ぐらいで詰った山城SSをごみ箱にD&Dしながら)
俺が書くとむやみにネタか湿っぽくなってしまうよ何とかしないと

851名無しの紳士提督:2014/10/22(水) 20:15:54 ID:PJN8DYio
ふとした時にキャラとそのエロシーンが頭に浮かぶので形にしようとはしてみるものの
濡れ場にいくまでの日常シーン途中で文才のなさを自覚して取りやめることはや9回

迷いなくかける人たちが羨ましい
本当真面目に

852名無しの紳士提督:2014/10/22(水) 21:39:07 ID:7dHFMtcU
>>840
ええぞええぞ
自己評価低い娘は鉄板やね

853名無しの紳士提督:2014/10/22(水) 22:21:53 ID:/8wNE5os
>>840
山城はエロいですね。
改二が楽しみですわ。

854名無しの紳士提督:2014/10/22(水) 23:44:29 ID:SIy2Y4/w
私の初体験の話をしよう。
まず知って貰いたいのが私は恥ずかしながらその時まで童貞であり、また素人であったという事だ。
しかし、しかしだ。提督である私はそれを恥と振る舞い、小銭入れには突撃一番を常備していた。
相手などいなかったのに、だ。
秘書艦として寄り添ってくれた彼女から誘われた時は、嬉しくもあり複雑な気持ちであった。
ふがいない。そう思ったが機会を逸するほど愚かではなく、執務を午前中に終え、夕方には街に繰り出した。
食事はいつになく豪華な物を選んだのだが、味は良く思い出せない。
先輩から以前教えられた連れ込み宿に向かう途中は気が気ではなかった。
一つは私が素人と感づかれやしないかと、もう一つは誰かに咎められぬかという、今思えばばかばかしいものだった。
湯浴みをするため、服を脱ぐ彼女に私は酷く興奮した。
無論、悟られぬように振る舞いには注意していたつもりではある。凝視せず、さりとて目を背けぬように、だ。
衣擦れの音、一糸まとわぬ女体、それから、良くわからない男を狂わせる香り。それらが私をおかしくさせていた。
どうにか湯殿で致す事をこらえた私は彼女と一つの布団に入った。
彼女から口づけを求められ、耳元で好意を告げられ、私は糸の切れた凧のように彼女を求めた。
未熟な乳房にむしゃぶりつき、臀部をあるいは女性器を愛撫した。
来て、とそう囁かれた時、私ははたと気づいた。愚息は果たして突撃一番をしていないではないかと。
ああ、小銭入れは果たしてどこにやったものか。そうだ、湯浴みをする前に衣服と共に置いてしまったではないか。
いかようにすれば自然に突撃一番を取れたものか。いや待て、付けずに応じるのが正しいのだろうか。
そんな考えが頭の中を渦巻いた時、私の愚息は萎えていた。
終わった、呆れられる。そんな風に思った私に暖かさが触れた。抱きしめられたのだ。

焦らずゆっくりで。弥生はここにいるよ。

その言葉に酷く情けなくなった私は泣き崩れそうだった。

……どうしたの。

私は洗いざらい話した。突撃一番の事も、素人であることも。

分かった。

そう言って彼女は、突撃一番を持ってきた。私だけではなく彼女も用意していたのだ。
されど、わたしの愚息はそれを付けられる状態ではなかった。
だから、彼女は私の愚息を暖かで小さな手で包むとそれを扱いた。

……がんばれ。がんばれ。

情けないのでこの後は割愛する。

8552-683:2014/10/22(水) 23:53:01 ID:OSub7EDw
>>850
湿っぽいのは大好物なんで是非ともサルベージしていただきたい

>>854
投下しようと思ったら何か始まろうとしてたから待ってたのに終わりかい
それくらい書けるならもっと書けるだろがんばれがんばれってお前に言いたい

人の投下直後に投下はどうかと思うから明日の朝にでも見計らってみます

856『弥生19歳』:2014/10/23(木) 00:02:29 ID:qurEo4rU
投下します。

※渋の某イラストシリーズのパロディ的な要素あり。
※相手役は提督じゃないかもしれないけど、司令官かもしれない。

857『弥生19歳』:2014/10/23(木) 00:02:59 ID:qurEo4rU
「んぐっ!」

気付いた時には、弥生の顔が俺の目の前いっぱいにあふれていた。
両腕でがっつりと固定して逃げようにも逃げられない。
あんな儚そうな美少女のどこにこんな怪力があったのか疑問に思うくらいだ。
だがそれも単純な話だ。

弥生は艦娘だからだ。
駆逐艦とやらは戦艦や空母に比べて馬力は少ないが、それでも俺よりは遥かに力のある存在だ。

「んっ……ちゅっ……あふっ……んんっ」

弥生は目を閉じて、舌を俺の口内に潜り込ませてくる。
初々しいながら、しかし弥生の舌は俺の歯茎や舌を念入りに欲する。
いつも儚げで、それでも可愛らしい彼女は必至で俺を求める。
まるで何かを求めるかのように。
しかし離れようとする俺の頭部をがっちりホールドしている。
とろける接吻からは逃げられず、弥生の甘酸っぱい唾液を送り込まれ続ける。吸われ続ける。

858『弥生19歳』:2014/10/23(木) 00:03:44 ID:qurEo4rU
「れろっ……ぷはっ」

そして弥生は儚げな雰囲気と裏腹に野獣のように口を離す。
唾液のブリッジが俺と弥生の唇の間に繋がって、どろりと落ちる。

「……弥生、怒ってないですよ」
「怒るとしたら襲われたこっちの方だ」
「…………襲ってないですよ」

いきなりとろける接吻をされたのはこっちの方だ。
しかし弥生が目を潤ませて今にも泣きそうなのはなぜだろうか。

「泣いてるのか?」
「泣いてないです……」
「悲しそうだぞ」
「……きっと、昔に戦死した友達の事を思い出してるから……」

そういって目を伏せる弥生は、先ほどまで怪力を振るっていた人外女には見えない。
弥生がまだ中学生くらいの年齢の頃、彼女が艦娘として所属していた第三十駆逐隊の戦友が目の前で沈んだという。

「……『如月の事を忘れないでね』と言ってました。如月は私や睦月の目の前で沈んで行って……それでっ!」

弥生は震えながら焦点の合わない目で呟く。

「あの子が現れました……」

859『弥生19歳』:2014/10/23(木) 00:04:19 ID:qurEo4rU
「2人目の如月か」
「何人目かは知りません……ですが『あの子』はまた現れました……私と一緒に悲しんでいた睦月を抱きしめていました」

艦娘は同じ姿で現れる。
艦娘の子供へ受け継がれる事もあれば、『ドロップ』する事によって生まれ変わる事もある。
ただ一つ分かるのは、弥生の友達であった如月は沈んだ。
その後に睦月型駆逐艦「如月」と全く同じ顔をした艦娘が現れた。それが弥生のいう「あの子」なのだろう。

「その『あの子』は悪い奴なのか?」
「私は避けてますが、睦月は壊れたように『あの子』を追いかけまわしていて何を言ってるのか私にはわかんない……でも卯月は『あの子』とも仲良くしてるみたいで……」
「いい奴なのか?」
「……きっとそう。ただ私が『あの子』を見るたび、私達の目の前で沈んで行った如月の事を思い出すだけで……」

戦場でPTSDは良くある事だ。
それが陸の上でも海の上でも同じなのだろう。
目の前で友人が沈んで行き、その友人の生まれ変わりとも言える艦娘を避けてる自分に罪悪感があるのだろう。

「だがそれじゃ俺への無理やりな接吻の理由にはならん」
「……艦娘の子供は色々と障害を負うリスクが高い事はわかってる」
「……弥生?」
「でも私の子供であるなら、それはもう一人の『弥生』であるわけで……子供の弥生を私が母親として愛せるなら、少しだけ『あの子』の事を許せるかも……」
「お前何を言って……」
「だから……っ」

860『弥生19歳』:2014/10/23(木) 00:04:50 ID:qurEo4rU
突然、弥生に押し倒される。
いくら抵抗してもこんな悲しそうで今にも壊れそうな女一人抑えきれない。

「だから私は貴方とセックスします……それで妊娠して、もう一人の『弥生』を産んで……その子は艦娘にならないよう育てます……っ!」
「やめろ弥生……お前まだ19歳だろ」
「関係ない……っ」

弥生は俺を艦娘の馬力で抑えつけながら、再び無理やり唇を奪ってくる。

「んっ……れろっ……ちゅっ……んんっ」

先ほどよりも荒々しく、両腕と両足で俺を拘束しながら艶めかしい舌づかいで迫る。
弥生は艦娘としての怪力を使い、俺のズボンをみるみるうちに引き裂いてふんどしも引っぺがす。
そして俺のちんぽいがそそり立った。

「ぷはっ……起ってるね」
「そりゃあんだけ接吻すればな」
「追い詰めます……任せてっ!」

弥生は俺を固定化しつつ、自分も下半身を脱ぎだす。
彼女の儚い紫の毛が、その秘所に生えそろっていた。

「ここに入れれば……もう一人の私が……産まれる」
「怖いのか……だったら止め……」
「いいえ。元第三十駆逐隊を……舐めないでっ!」
「なっ!」

弥生は一気に腰を下ろし、俺のそそり立ったちんぽいを自らの秘所へ導いた。
その勢いは一気に弥生自らの処女を、俺のちんぽいで貫かせる事となった。

861『弥生19歳』:2014/10/23(木) 00:05:22 ID:qurEo4rU
「うぐっ……やってくれたね……」
「やったのはお前の方……」
「怒ってなんかないよ……怒ってなんか……んっ」
「んぐっ! んっ……っ!」

弥生は処女喪失の痛みをこらえながら、涙を浮かべて俺の唇を再び奪う。
舌をすすられながら、両腕と両足で俺の体を固定して、必死で俺の子種を得るべく腰を動かしている。
その淫らで儚い一人の女に対し、間違いなく欲情している。
それでも与えられる快楽を我慢していた。

「早く……出してっ!」
「駄目だ……弥生考え直せ! 友達のことを忘れるために好きでもない男の子供なんか孕んでも」
「何……言ってるのっ!」

弥生から与えられる暴力的な快楽に対し、耐えていた。

「弥生……あなたのこと……だいすき……だよっ」
「っ!」

弥生の愛情染みた告白が、限界だった。

「弥生っ! 弥生ぃいいいい!!!!」
「……あはっ!」

弥生の子宮に向けて、子種を思いっきりぶちまける。
もう誰がなんと言おうとも立派な中出しそのものだ。

「はぁっ……はぁっ……」

弥生は力尽きたように放心する。

862『弥生19歳』:2014/10/23(木) 00:07:11 ID:qurEo4rU
だが下半身の接合だけは解こうとしない。

「……弥生、怒ってるか?」
「ふんぬバーニングファッキンストリーム……」
「本当に子供を産む覚悟はあるんだな?」
「如月もあの子も関係ない……一人で子供を育てる覚悟もある……」
「いくら元艦娘だからって19歳でシングルマザーなんて無理だろ……」
「でも……」
「結婚しよう」
「……いいんですか?」
「ああ、せめて幸せな家庭を築こう」

例え逆レイプされたといっても、友達の死を何時までも引きずっているこの艦娘の事は放っておけなかった。
そんな事を考えるのも男のサガなのだろう。
そして一度中出ししてしまった事で覚悟も座ったのか、俺のちんぽいは白濁液を放出したにも関わらずまたも元気になっていた。

「済まない弥生。また大きくなってきた」
「え……でも、私、中だししてもらったし……」
「じゃあ好きにさせてもらうか」
「……いいけど」

弥生にキスをする。
今度は無理やり奪うようなキスじゃなくて、ねっとりと味わうような幸せなキスを。

そしてこの後、滅茶苦茶セックスした。

863『弥生19歳』:2014/10/23(木) 00:08:41 ID:qurEo4rU
19年後
弥生家はなんだかんだ言っても、それなり以上に幸せな家庭を築いていた。
娘も一時期は成長が止まっていたものの、18歳の今はかつての母親によく似た女性へ成長出来ていた。

「お母さん。電さん、妊娠してたよ」
「そう。電さんに何か失礼な事とか言わなかった?」
「元気な赤ちゃんを産んでほしいって言ってきた。子供かもしれないけど、艦娘が子供を産むのはきっと間違いなんかじゃないと思ってるから」
「……そうね」

娘にふんぬバーニングファッキンストリームする事はあっても、弥生は艦娘であっても一人の母親として接してきた。
艦娘であったとしても、子を成していく事は決して間違いではない。

「お母さんは早く私を産んでくれたんだよね。お父さんに襲われたの?」
「えっ。えっと……子供がそんな事言うものじゃないの」

ちなみに睦月型の中で最も早く結婚して子を産んだのは弥生だったりする。

〜了〜

864名無しの紳士提督:2014/10/23(木) 01:14:20 ID:IUSnHyNs
ふんぬバーニングファッキンストリームwwww
ハッピーエンドは読んでるとほっこりするな、乙

8652-683:2014/10/23(木) 09:34:38 ID:LS9WiMFI
乙です
立て続けに弥生が来てびっくりした

こちらも行きます

8662-683 山城:2014/10/23(木) 09:35:15 ID:LS9WiMFI
「山城が帰ってこない?」

自分は航空戦艦扶桑の言葉の主語をオウム返しした。
扶桑は不安ながらぷりぷり怒っても自然そうな顔だ。

「ええ。最近増えてきまして……。
提督は何かご存知ありませんか?」

「いや。執務は日付が変わる前には終わらせる事が多いから、分からんな」

嘘だ。
自分が原因なのは冒頭から確信している。
この国は神が八百万はいるように、嘘も八百万はある。
……これも嘘だ。実際のところは八百だが、多い事実は揺るがない。
扶桑の怒りの矛先が此方へ向かないよう、自分は冷や汗を掻きながら白を切る。

「兎に角、今度注意はしてみる。それを聞いてくれるかの保証は出来ないがな」

元より注意する気もないので予防線も張っておく。
山城に責任を全て押し付ける事になってしまうが、許せ。
夜な夜な連れ出してくれと頼んで来たのは山城なのだ。

「お願いします。あの子、何かあるとすぐどこかへ行ってしまうので……」

頭頂部を晒してから、扶桑は姉どころか母親の顔付きで挨拶し、執務室を去った。

……………………
…………
……

8672-683 山城:2014/10/23(木) 09:36:08 ID:LS9WiMFI
「と言う事があった」

「ごめんなさい、姉様……」

山城は俯いてここにいない姉に謝罪の言葉を零す。
それでも、山城はこのベンチを立とうとはしなかった。
比較的良好な天気が続いてはいるが、海は自分らを責めるようにざあざあと喚く。

「あまり長く続くと、自分らが疚しい関係だと疑われるかもしれないぞ。控えた方が良いんじゃないか?」

「……気にしないわ」

良いのかそれで。
自分はともかく山城が面倒な憂き目に遭うんじゃないか。
実際に疚しい関係となってしまったが、自分にそれを止める気はない。
抵抗が全くない訳ではないが、憂いを共有できる仲間が一人くらいはいた方が幾分か落ち着く。
つまるところ、こうして深夜に庁舎を抜け出して山城と二人きりで他愛もない事をぽつりぽつりと交わす事に、
自分はかつてない心地よさを感じていたのだ。
その後に続く拙くも疚しい交わりもまた然り。

「て、提督はそう思われるのは嫌ですか?」

いいや。自分は気にしない。
先程の地での科白を口に出す気はないが、この時間の為ならそんな問題は些細な事だ。

「そうですか。なら私も気にしません」

「そうかい……」

「だから、これからもやることは変わりませんね」

ふと隣へ振り向くと、山城の赤い目と自分の目があった。
すると、山城はふわりとした笑みを浮かべてくれる。
反省する気は全くないようで、自分は安堵するように顔から力が抜けた。

「ふう……」

自分は色のない溜息をついた。
山城を気遣って、あれから山城がいる時は煙草を吸っていない。
それに山城が相手をしてくれるのに、わざわざ身体に毒である煙草に、口を、肺を預ける必要もない。
一人煙草でくすぶるよりも、こうしている方がずっと心のケアになる。

「扶桑が寝たのを見計らって抜け出すのがいいんじゃないかな」

「そうかも……」

親の目を盗んで逢引するおとぎ話は、世に幾つあるだろう。
少し面白い。

8682-683 山城:2014/10/23(木) 09:36:52 ID:LS9WiMFI
「合言葉とか、決めてみませんか」

「合言葉?」

「姉様が寝たのを確認したら、私が提督にそれを言うんです」

山城も中々面白い事を考えてくれる。
自分と山城しか知らない、鍵の言葉。
色褪せない子供心を未だ宿すこの身は、みっともないが考えるだけでわくわくしてくる。
となると、それはどんな形にしようか。
悩む時間もなく、物を考えるとき上を見る人間の癖が、すぐに答えを運んで来てくれた。
白銀の満月が、儚げに黒い夜空の中で輝く。

「月が綺麗ですね」

「へ?」

「と言うのはどうかな」

山城を見やる。
山城は、月に隕石でも落ちたところを目撃したように呆然として私を見つめている。
自分で言った後で、これは少し気取り過ぎかと反省しようとする。
が、それより先に電灯に照らされた山城の顔が少し赤く染まった。

「てっ、提督……。それ意味分かってるんですか?」

「分かっているよ。
唯使う相手がいないし、これは少し憧れていたからどうせならここで使ってしまおうと思ってね」

自分は命落とすまで、ここに身を置くつもりだ。
そして、部下から一人引き抜いて娶ろうという企てがある訳でもない。
だからそれに関しての望みが薄くなっていた自分は、そこのところは随分投げやりなのだった。

「はー……。提督でもそういう浪漫を感じるんですね」

「お前の中の私はどうなっているんだ」

「だって、普段がああだから……」

仕事の時だけだ。
軍人として然るべき理想像が、自分にはある。
只それは決して感性も感情も捨てているような姿ではないのだが、そう思われていたとは知らなかった。

「それで、提督は何と応えるんですか?」

「応える、とは?」

「提督の了承の言葉ですよ」

8692-683 山城:2014/10/23(木) 09:37:25 ID:LS9WiMFI
そうか。
そういえば合言葉とは言われた方も決められた言葉を返してやっと成立するのだった。
山城からの合図を設ける事ばかり考えていて、その事を失念していた。
何故なら。

「私が断る事はないから、それは要らないと思うんだがね」

「何を根拠に……」

「山城が時間さえ弁えれば、私に損はないんだよ。寧ろ……」

その続きの言葉は、既の所で呑み込んだ。
この疚しい間柄でその続きを言ってしまうと、聞きようによっては軽蔑されかねない。

「寧ろ……何です?」

「何でもない。了承の言葉は"そうですね"とでも言っておくよ」

「適当ですね」

いいんだよ適当で。
単純明快だろう。
重要なのは私が返す言葉ではなく、山城がかけてくれる言葉なんだから。

8702-683 山城:2014/10/23(木) 09:38:03 ID:LS9WiMFI
「はあ。とにかく、決まりですね?」

「嗚呼」

「"月が綺麗ですね"。……月並みですけど、悪くないです」

くす、と山城も楽しげに賞賛してくれた。
自分らだけが刻む秘密の日常にもたらしたこれが、
今後どのような変化を生むのだろうな、と先々の日々に想いを馳せる。

「では早速使います」

「は?」

「月が綺麗ですね」

突然山城が自分の世界に入ったようで、自分はついていけない。
もう既にこうしているのに、今使って何の意味があるんだ。

「……自分から決めておいて、何ですその顔は」

「いや、だって……」

「察して下さい。この後、いつものして下さい。って事です」

嗚呼、そっちか。
考えてみれば、この後の交わりの有無は何時も山城が決めていたのだから、何も可笑しくはなかった。
此方を小馬鹿にするような事を言っておきながら、山城も気に入っているんじゃないか。
全く。

……………………
…………
……

8712-683 山城:2014/10/23(木) 09:39:14 ID:LS9WiMFI
「今日は、どうしたら良いですか?」

まるで待ち遠しいかのように、暁の水平線を隠すように山城は私の正面に立つ。
切っ掛けを持って来るのは何時も山城だが、主導権は何時も自分に委ねてくる。
山城を秘書に戻してからそれなりに経ったが、逢引は毎日行っている訳ではない。
だから、これに関しては山城はまだまだ練度は低い。
それを言うなら自分もそうなのだが、山城は受けの姿勢に身を置き続けた。
これも山城の望む幸せに入るのかは分からない。

「そうだな……っ」

ひゅううううぅぅ。

山城の艦橋から艦底までを眺めながら考えようとすると、冷たい潮風が音を立てて自分らを舐めた。
寒い。
思わず自分の体を抱くよう擦る。
だがもっと寒そうなのは山城だ。
空気の入りやすい構造をしている巫女を模った上部装甲に、袴を短くしたような下部装甲だ。

「……提督? 寒いですか?」

「まあね……」

しかし、山城は何食わぬ顔でいた。
よく考えれば、当たり前だ。
艦娘の肉体が耐寒仕様でなかったら、露出部のある格好のままこんな夜更けに表に出ないし、
その格好を年がら年中保ち続ける訳が無い。
一方、まだ冬は訪れていないので防寒対策は要らないだろうと呑気にしていた自分は、
今ここに熱源となりそうなものは目の前のそれしかないと踏んだ。

「私に跨るんだ」

「跨る……?」

山城の艦底を地につけさせてやるにはベンチが邪魔な為、自分も尻を前にずらしてベンチに浅く座るようにする。
疑問符を浮かべておずおずとする割には、
山城は指示通り的確に私の足、正確には下腹部に馬乗りになってくれた。
山城はそれだけでなく、まだ口に出していないのに私の首に両腕まで巻き付けてくれる。

「こ、こうかしら……」

それでいい。
では此方も、とズボンの腰周りを緩める。
下穿きも下にずらし、己の逸物を取り出した。

8722-683 山城:2014/10/23(木) 09:40:37 ID:LS9WiMFI
「わぁ……」

感嘆の声が漏れてるぞ。
しかし指摘はせず、続けて指示を出す。

「これに乗っかって、腰を前後に動かすんだ」

言われるままに、山城は私の下腹部の露出を下部装甲で隠した。
自分のそれが、体重のかかった布に沈むのが分かる。

「んっ、と……。潰しちゃってますけど、重くないですか」

大丈夫だよ。
健康的な程度で良い事だ。
ある程度の重さがないと、これからやる事が快感に恵まれない恐れもある。

「そうですか、男の人の事情は知らないけど。……んっ」

山城が腰を前に動かす。

「……っ! ……?」

ところが、自分はやや痛みを覚えた。
布の目が粗いようで、期待していた程の快感は来ない。
自分は咄嗟に手で山城を制止させた。
不可解な顔をする山城に問う。

「山城。お前、下着は何を履いている?」

「……褌ですけど」

山城は少し蔑むような顔で答えた。
そんな目をするな。
艦娘の下着事情を熟知している変態じゃないんだ。
それにしても、褌とは。
となると、この感触は木綿か。

「すまん。褌とは知らなかったから、少し痛い」

「そうなんですか」

「……脱がなくて良いから、あの部分だけ布をずらしてくれ」

山城は、少し腰を浮かせて下部装甲に手を突っ込む。
もぞもぞさせてから再び腰を降ろされた時、自分は生々しい素肌の感触を得た。
甲斐あって、これなら痛い思いをしなくて済みそうだ。
山城に事を再開するよう促す。

「下着を教えなきゃいけないなんて、不幸だわ……。んっ」

8732-683 山城:2014/10/23(木) 09:41:15 ID:LS9WiMFI
まだ濡れていないながらも、痛みはなかった。
山城がゆっくりと前後に腰をピストン運動させる。

「っ……、っ、ん、うん……、なんだか、変な感じ……」

山城の顔はまだ羞恥心のみに支配されているだけの様子。
潮風に容易く吹き飛ばされる程度の微かな山城の喘ぎだけを耳に取り入れ、静かに情欲を燃やしてゆく。

「んっ、んっ、はぁ……、ん……」

そのままそれだけの動作を続けていると、
喘ぎと言うより只の呻きのようであった山城の声も色を帯びてくる。
柔らかい肉の割れ目を充血した自分の逸物の、特に凸になっている部分が主な刺激の産出を担っている。

「う……」

今から火照ようとする自分らの身体を咎めるように、潮風が撫ぜる。
再び寒さに震えた自分は、山城の背に手を回し、やんわりと引き寄せた。
腰を止めたが山城は拒まない。
抱き寄せて山城の二つのタンクに顔を埋める。

「提督? 寒いのね……」

そうだ。
それだけだ。
母に甘える赤子の体勢になってしまうが、そんなんじゃない。
自分はいい歳した大の男なのだ。
タンクの谷間に顔を埋めているから反論出来ないだけだ。
さっさと腰を動かしてくれ。

8742-683 山城:2014/10/23(木) 09:41:57 ID:LS9WiMFI
「くすっ、提督じゃないみたい……。んっ……」

山城は、からかうようにそう笑ってから、私を包み込むように己の両腕で己の身体に押し付けた。
再び動き始めるのに合わせて感じ取った感触は、熱い水が少し含まれていた。
何を切っ掛けに濡れたのか分らないが、これで滑りは良くなる。
両腕で山城を抱き締め、暖を取る。
月のように冷めている山城でも、こうしてみると確かに温かかった。
山城の胸の中ですうーっと一杯に空気を吸い込むと、山城の匂いが鼻に広がる。
甘い匂いに包まれながら、局部に与えられる快感も助長されてゆく。

「んっ、はっ、はぁっ、ぁっ、あっ」

程よく濡れてくれた山城も速さを上げていった。
くちゅ、くち、と、淫らな水の音が微かに耳をつく。
更に融通がきくようになった山城の割れ目は、擦れる異物に抱き着くように広がっている。
そこから先は、長くなかった。

「ぐっ……」

「ああっ、ああっ、はあっ、あっ、……ぁ……」

自分は、山城の温かさに包まれながら達した。
ここが表である事もあり、妙な開放感を感じる。
もやもやしていたものも飛散するように自分の中から抜けた。
山城は押し潰していた異物が強く脈打った事から察したのか、動きを止める。

「はあ……、はあ……、はあ……」

「くす……」

山城は何を思ったか、私の背に回した腕を動かす。
上下する私の肩と背が、山城の両腕に撫でられる。
山城のそれは穏やかで落ち着かせてくれる手付きだった。
子供扱いか。
しかし反論する気力はない。
脱力感と山城の温かさの前では、つまらない男の意地の面目はどうでもよかった。
呼吸が落ち着くまで、もういいと指示を出すまでの、山城に包まれる時間を私は大事に味わった。
事の終わりを私から告げる時に、名残惜しくならないように。

8752-683:2014/10/23(木) 09:43:20 ID:LS9WiMFI
終わり
こんな私の何がいいのって思われながら山城に抱き締められたい人生

876名無しの紳士提督:2014/10/23(木) 13:43:03 ID:92Js3XwY

扶桑は鎌かけなのか、わかってないのか。

弥生といい急に連投されたが一体このスレに何が

878名無しの紳士提督:2014/10/23(木) 15:57:37 ID:4EdN6OTQ


>>876 >>848によればあと2本続きがのこってるからねえ。そのうち姉様も登場するかもよ。

879名無しの紳士提督:2014/10/23(木) 17:32:17 ID:4EdN6OTQ
>>825 似たような理由で海外艦娘は基本夜戦に強いイメージ。そんな日本製の7.7ミリ機銃なんか効かないわ!みたいな。

881管理人:2014/10/24(金) 00:23:05 ID:???
今回の騒動の件についてですが、管理人の自分はいまいち事態を把握していません。
旧エロパロスレ自体もろくにチェックしていませんし、そこで何か騒いでいても荒らしの自作自演だと思っています。
旧エロパロスレで騒ぐのはお好きにして頂いていいと思いますが、
その流れをこの避難所に持ち込むのなら削除・規制対象になりますのでご了承ください。
ここは裁判所ではなく、艦娘のエロいことを妄想して楽しむ場所です。

荒らしが艦これエロパロスレのみならず、他の場所も荒らして迷惑をかけていることを思うと心苦しいですが、その場所の管理人様に対処を任せるしかありません。

荒らしがこのスレに通って書き込みをしていても、「荒らしと分からない」書き込みをしてスレに溶け込んでいれば追い出したりはしません。
その方が他の場所で荒らし行為をしていても、管理人の自分がどうこう出来ませんし、本当に同じ荒らしかどうかの判断もできません。
自分が対応できるのは、あくまでこの避難所で起こることだけです。それ以外は申し訳ありませんが管轄外です。

あと管理人である自分が書き込みを削除する時は「透明削除」を使うので、スレを直接みた時は削除されたレスが綺麗サッパリ消えています。
(クライアントから見たら表記が違うかもしれません)
削除サポーターの方が削除された時は、「(・ワ・)削除なのです!」という表記になります。

この書き込みに対するレスや反応はいりません。

882名無しの紳士提督:2014/10/24(金) 01:00:47 ID:5VG0Rp6E
俺もこの投下ラッシュの波に乗ってこのスレ内のネタの回収でもしてみようかな…

883名無しの紳士提督:2014/10/24(金) 01:08:37 ID:S1yb8c.c
山城さんこんな可愛いかったとは
続き全裸でまってます

884名無しの紳士提督:2014/10/24(金) 01:47:15 ID:ip2eo9cs
折れた云々は与太話なんやで

885名無しの紳士提督:2014/10/24(金) 10:27:52 ID:CzLkKJOk
扶桑ねえさまの改二の中破がどうなるのか……夜もおちおち眠れん

886名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 00:10:52 ID:/ezH55VQ
扶桑姉さまのLVが4LVほど足りなかったで御座る。
下手すると嫁艦の山城の方が先に改2になりそうで御座る
そして話題が改修工廠に持って行かれたで御座る。

でも扶桑さん2番艦にすると35.6cm方が回収できたで御座る。

887名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 00:24:07 ID:YXnQUeno
やはり次イベで航空戦艦の時代が来るね

888名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 01:04:10 ID:gam/WZ1k
航空戦艦の時代来たねこれは
山城も早く来てくれ〜

889名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 01:28:08 ID:Rh2nxx6M
任務で勲章もらえたのに1つ足りないから扶桑姉様を改二にできないでござる
とりあえず山城改二も追加ボイスあるだろうし楽しみだなーーーーーーーーーーー!!

明石さんの新規絵もかわいいよ
俺の41cmはいつ強化できるようになるんだろう…

890名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 03:02:10 ID:KC/B1/eU
いやいや次は伊勢型の番だろ
俺の勲章は日向改二まで使えん使わん

使わんよ・・・たぶん

891名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 07:55:52 ID:gam/WZ1k
俺の勲章(意味深

892名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 09:36:10 ID:6yp1Kri.
勲章(設計図)を求めて枕する

893名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 11:33:23 ID:LpMUEBao
設計図(遺伝子)

894名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 13:19:27 ID:roUCInV.
それに例の山城作品の続きもまだ残ってるんだよな。次は改二がネタになるかな?

895名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 15:36:26 ID:roUCInV.
不知火が「沈め…沈め…!」と言いながら提督の頭を洗面器に沈めるというネタを見たことがあるんだが、こういうふうな艦娘固有の(セクハラに対する)お仕置きって他には無いのかな?

896名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 17:01:29 ID:Iba6uFHA
初風の『妙高姉さんに言いつけるわよ!』とか

897名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 17:46:19 ID:roUCInV.
>>896 初っ端からすごく重いの出てきたなw

898名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 19:10:54 ID:YXnQUeno
龍田さんの
「手、落としたましたよ〜」

899名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 19:21:27 ID:hfabfXF2
サワサワサワサワ……
クルン
ゴシャッ!!

伊勢「ああ、ごめんなさい。振り向きざまに砲塔がぶつかっちゃった?」
提督「ひでぶっ(当ててきやがった……だと…)!」


あの台詞はこういう意味だよね?

900管理人:2014/10/25(土) 19:34:10 ID:???
次スレになります

【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ15
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1414233056/

このスレは1000までお使いください。
長編になって途中で切れる可能性がある場合は、次スレで投下を始めるのも可能です。

901名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 21:05:46 ID:c3aoM58A
ありがとうございます!

>>899 これが本当のあててんのよってやつか。

あと、なんとなくだが扶桑姉妹はセクハラしたら一日ぐらい不幸が提督に移りそうな気がするな。

902名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 21:38:38 ID:/ezH55VQ
しかし扶桑姉妹の不幸は変わらない

903名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 22:00:49 ID:jE0BifU2
つまり、無限に使用可能な架空エネルギーだな

904名無しの紳士提督:2014/10/25(土) 23:57:32 ID:c3aoM58A
>>902

扶桑「いいんですよ?私で良ければいくらでもお触りして…」ジリジリ

提督「お、俺はあれから反省したんだ。これからはセクハラはやめて清廉潔白で行こうと思っている…」ススス

ガシッ

山城「姉様がせっかく触らせてくれると言っているんですよ?ちゃんと姉様の思いを受け止めてあげてくださいよ…」

提督「イヤダー!ダレカタスケテー!」

セクハラされると不幸体質が収まることに気づいた姉妹がこんなふうに迫って来る様子とか妄想してただけに残念だ。

905名無しの紳士提督:2014/10/26(日) 00:59:55 ID:6C4uxm8o
エッチすると相手の不運が収まる体質の提督がむっちゃんや扶桑姉妹や大鳳たちにしっちゃかめっちゃかにされるみたいな

906名無しの紳士提督:2014/10/26(日) 01:17:43 ID:W.k/Ii6k
>>905 間違いなく事後には提督の足腰が立たなくなりそうだな。

907名無しの紳士提督:2014/10/26(日) 01:27:22 ID:KnYwmZn6
オチは提督が「不幸だ…」ってつぶやくんだな

908名無しの紳士提督:2014/10/26(日) 01:31:27 ID:l6ZtLAgI
扶桑改二がとうとう運13まで伸びたのって……

909名無しの紳士提督:2014/10/26(日) 10:55:39 ID:6C4uxm8o
そりゃif改造受けれたんだから幸運になるさ

姉様がよりふかふかして満足也

910名無しの紳士提督:2014/10/26(日) 15:02:47 ID:jy3l4UXk
13という数字に不吉なイメージが付きまとうことはご愛嬌

911名無しの紳士提督:2014/10/26(日) 15:31:17 ID:KnYwmZn6
扶桑「提督、ああ 空はあんなに青いのに…」
提督「風はこんなにあたたかいのに」
扶桑「!?」
提督「太陽はとってもあかるいのに」
扶桑「…どうしてこんなにねむいの」

提督&扶桑「すいみんすいみんすいみんすいみんすいみん不足!」

912名無しの紳士提督:2014/10/26(日) 18:57:05 ID:W.k/Ii6k
>>905 扶桑姉妹は>>904よろしく提督に夜襲をかけそうだけど、大鳳とかむっちゃんはどうするんだろう?

913名無しの紳士提督:2014/10/26(日) 19:19:04 ID:fP11YqX.
>>911
やだかわいい・・・

914名無しの紳士提督:2014/10/26(日) 20:05:47 ID:7RTjPhgA
>>911
そこは加古を連れてくるべきだろ。
加古「zzz」

915名無しの紳士提督:2014/10/26(日) 22:32:20 ID:Pl4FkV46
>>911
まああの台詞はそれ思い出すよなw
でもその歌詞の前って

あの娘が私を悩ませる 私があの娘を悩ませる
みんながみんなを悩ませる みんなは心を痛めてる

…修羅場じゃねラブ勢的に

916名無しの紳士提督:2014/10/27(月) 07:12:00 ID:9R3JwN6E
扶桑改二には頼もしさと同時に怖さを感じるのは俺だけだろうか?なんか最近発売された某ホラーゲーよろしく一緒に沈みましょうとか言い出しそう。

917名無しの紳士提督:2014/10/27(月) 18:07:01 ID:SpbblDik
>>915
元々の原曲歌詞が微鬱ソングだからね

社会が私を悩ませる あの娘が私を悩ませる

政治がみんなを困らせる みんなは
頭を悩ませる

ああ空はこんなに青いのに 風はこんなにあたたかいのに

太陽はとっても明るいのに 人の影はどうして薄いの?

9181レス小ネタ:2014/10/27(月) 18:51:17 ID:UiGnjhKc
壁際に追い込まれ、威嚇するように彼女は壁を強く叩いた。
「司令官、報告だ」
見れば撃沈2という凄惨な結果だった。やはり、陸軍の要請など受けたのが間違えか。
沈んだのは雷に電。やはり鬼神や不死鳥、阿修羅に死神が沈むはずはないか。
「怒っているのか」
撃たれる覚悟すらあった、私は間違えたのだから。
「いや、もしそうなら司令に対してではなく私の力不足に対してだね」
なら、この状況はなんなのだ。
「司令官にお願いがあるんだ」
黙って先を促す。
「まず、私が二番艦というのは知っているかな」
言われて思い出す。彼女はネームシップではない。この鎮守府に来たときから妹艦二人と共にいたから忘れかけていたが。
「姉の名前は暁、私が覚えていることはそれと一人前のレディであった事くらいだ」駆逐艦らしからぬ落ち着きを持つ彼女がそう称するのださぞかし素晴らしい艦娘だったなのだろう。
一度息を継ぐと彼女らしからぬ早口でまくし立てて来た。
「どうしても、記憶というのは消えてしまうんだ。一週間前の食事を覚えているのは赤城くらいのものだよ」
「私は怖いんだ。姉と同じように、妹たちの顔や言葉を忘れて言ってしまうのが」
「だから、司令官、改めてお願いする。今日という日を忘れられないくらい」
「滅茶苦茶にして欲しい」
剣幕に押され思わず頷く。
彼女の薄い胸を愛撫するでもなく、口づけを交わすでもなく、ただ犯した。
心苦しくはあったが、他ならぬ彼女自身が望んでいるから。
「くっ、」
痛みに顔を歪めるが、決して制止したりはしない。
遠くを見る光なき瞳には、きっと妹たちを描いているだろう。

愛の言葉はなく、されど彼女の思いは分かり。
彼女は絶頂を知らず、されど彼女は私に股を開く。
私が果てた後交わす言葉は、決まって雷、それに電のこと。

ああ、そうだいつだったかこんなやりとりもした。
もし二人が桜の丘に行く日が来たらそこで待つ姉を紹介してくれと頼み。
彼女が苦笑した時だ。
たしか、私を何度も抱いているのに、他の艦娘の話かい?
それに私は、酷く気になるからと答えた。
彼女はもし紹介して姉に惚れたら、大変な事になると釘を刺してきた。
だから、素直に答えたんだ。
一人前のレディに惚れる男は、駆逐艦を抱いたりはしない。その逆もまた、と。
彼女は堪えきれなくなって破顔した。
久しぶりに彼女が笑った。

919名無しの紳士提督:2014/10/27(月) 19:37:46 ID:9R3JwN6E
>>849のネタの回収してみようとしてるんだけど、どうしても加賀さんを着替えさせたりする段階で提督が轟沈してしまう件。

920名無しの紳士提督:2014/10/27(月) 23:20:38 ID:wN.I1l.g
>>919
抵抗できないくらいの発熱ってことでいいじゃん
あるいは手元に艤装がないとか

9212-683:2014/10/28(火) 04:51:29 ID:onXZ.txU
>>911
懐かしすぎる 和む

朝から投下するね

9222-683 山城:2014/10/28(火) 04:52:14 ID:onXZ.txU
軍艦に限らず、"初期型"や似た意味の肩書きを持つものとはその能力に不安が残るのは当然の道理だが、
それでも何とかなって長く使われると言う事例のものは多い。
その例に漏れず、大日本帝国初の超弩級戦艦でありながら欠陥呼ばわりされてきた扶桑型も
多岐に及ぶ出撃や演習、遠征の甲斐あって、最近は貫禄が出てきていた。
おかげで、今日は午前のうちに南西諸島海域の敵影を鎮圧出来た。
しかし、執務を手伝う隣の山城を悟られないよう横目で見て思う。
この山城は貫禄があると思えば愛嬌もある事を最近の自分は見出してしまっている。
不自然に高い頻度で鉛筆の芯を折っては"不幸"だと呪詛のように呟きながら鉛筆を長時間削っていたり、
高い位置に置いてある書類の束を持って来させようとすると紙の雪崩が発生、
それに合わせてこけては白い山の中で"痛い"と悲痛な叫びを上げる。
今挙げた事は幾つもの逸話の極一部だが、
これだけでも山城の持つ独特の雰囲気は八分は理解出来ると言える。
山城は戦闘における練度が上がっても、根っこの部分は不変であった。
その愛嬌をもっと引き出そうと、最近は鉛筆を芯の柔らかい五Bの物に変えたり、
山城に手伝わせる書類の束を以前より分厚くした上でわざと高所に置き、
更に脚立まで紛失したように見せかけて工廠で解体して貰った事は秘密だ。
特に後者について、山城は自分と同じ位の背丈を持つ癖に、三度に一度はこけて紙に埋もれる。
ここまでやらかす頻度が高いと山城もまたわざとやっているのではないかと勘繰る。
愛嬌がある事に変わりはないが。

「……提督」

なんだ。
羨ましがっても私と同じボールペンは貸してやらないぞ。
お前に使わせると不幸故か短期間でインクが固結するに違いないんだからな。

「酷い言い方するのね。……じゃなくって」

羨ましがっていた事は否定しないのだな。
山城は私に訴えるような目付きで抗議してくる。

「提督の手が止まってます。……もしかして、提督も処理の仕方が分からない書類が出てきたとか?」

科白だけ聞けば健気に心配してくれているようにも聞こえるが、勘違いしてはいけない。
山城は私の汚点でも見つけたように にやにやした顔を向けているのだ。
此奴は私の弱みでも握りたいのだろうか。
握るのはその鉛筆と主砲の持ち手だけにしてくれ。

「別の考え事をしていただけだ。お前の助けは要らん」

「……この執務放り出していいかしら」

せっかく筆を走らせようと紙に目を落としたのに、また上げる事になった。
それはやめてくれ。
自分一人では満足に昼飯にもあり付けない。

「だったら今の発言取り消して下さいよ」

9232-683 山城:2014/10/28(火) 04:53:22 ID:onXZ.txU
分かった。
悪かったよ、お前がいないと駄目だ。
最近は特に助けられているからな。

「も、もう。そこまで言いますか……」

山城は私から目を逸らしてそう呟いた。
そっちの方向には何もないぞ。
満更でもなさげなのはいいが、執務を再開しないか。

「は、はい。って、提督のせいなんですけ……」

ぐうぅっ。

「…………」

「…………」

なんだ。
こっちを見るな。
屁ではないぞ。

「ぷっ、あはは! まだ終わってないのに、正直ですねぇ」

五月蝿い。
空腹には逆らえんのだ。
少し早いが、昼食に……。
自分は言葉を詰まらせ、カレンダーを見やった。
そうだ。今日は土曜日ではないか。
無邪気に笑う山城に水を刺すように、思いついた名案を口にする。

「そうだな。今日は山城にカレーを作って貰おうか」

「くすくす……、え、カレーですか? 出来ませんよ、そんなの」

だろうとは思っていた。
山城に調理を手伝わせた事はなかったからだ。
だからと言ってそれを悪びれず言っていい理由にはならないぞ。

「私が作りながら教えるから。ほら行くぞ」

「提督が作るんですか!? ちょっと!」

……………………
…………
……

9242-683 山城:2014/10/28(火) 04:53:59 ID:onXZ.txU
「では、調理演習を始める」

提督は別の料理を仕込む間宮さんに断りを入れてから、焜炉を一つと割烹着を二つ貸してもらう事になった。
似合わない割烹着に身を包んだ提督は、本気で私の指導役を努める気の様子。
でも、それなら厨房を仕切っている間宮さんに教わった方がいいんじゃ……。

「間宮は見ての通り忙しいんだから駄目だ。カレーなら私でも上手くできる」

「いえ、後は煮込み作業だけなので忙しくはないんですけどね」

間宮さん、こう言ってますけど。

「……いいから始めるぞ」

提督は姿勢を揺るがせずに、迷わず戸棚や冷蔵庫から包丁や食材を取り出し始めた。
間宮さんも本当にやる事は終わらせたようで、提督に何も口出しせず黙って見ている。
私は間宮さんに近寄り小声で話しかける。

「間宮さん、大丈夫なの? 提督が料理なんて……」

「提督さんは出来る方ですよ。
特にカレーは自分好みの味がいい、って、ルウや食材を指定してまで秘書さんに教えてるんです」

間宮さんから教わろうとする私を止めたのはそういう理由だったのか。
我儘なところがあるのね。
でもこれって、私達艦も食べて良いように多めに作るんですよね?
提督好みの味にしちゃっていいの?

「提督さんのカレーは辛くないですし、味も良いので皆さんには受け入れられています」

「何を話している?」

「へっ!?」

私は素っ頓狂な声を上げた。
提督は馬鈴薯と包丁を手に持って、怪訝な顔付きで私達を見ている。
顔付きは険しいのに、割烹着と両手の物のせいで間抜けだ。

「ほら、山城さん」

私だけに聞こえる声で、間宮さんがとんと私の背を小さく叩く。
それに押されるように私は提督の傍に寄った。

「間宮の負担を軽減する為だ。しっかり覚えるんだぞ。まず馬鈴薯の皮剥きからだ」

壁にかかっている皮剥きの道具は無視ですかそうですか。
初っ端からハードルの高さを前に、私はやる前から根を上げたい思いに包まれた。
かつて鬼呼ばわりされていた私でも、戦争とは無縁のこう言った事に関しては何の予習もしていない。

9252-683 山城:2014/10/28(火) 04:54:41 ID:onXZ.txU
「なんで人参は皮剥きの道具使って馬鈴薯は使わないのよ……」

「馬鈴薯は凸凹しているから大して効果はない。因みにそれはピーラーと言う」

ご丁寧に器具の名前まで教える提督は、人参の皮を剥く私の横で私の手付きを睨んでいた。
少しやり辛い。
それでも馬鈴薯に比べれば楽だ。
人参の皮はピーラーによってするすると簡単に剥けてくれる。
対して馬鈴薯の方は目も当てられない形に変えられた。
提督の手付きは確かなものだったけど、見ただけで会得出来るわけがない。
自分の不運さを恐れた私は、何も起きないようおっかない手付きで包丁を扱い、身も多く削って皮を向いた。
案の定、馬鈴薯は小さくなった。
馬鈴薯と同じ要領で、乱切りとかいう切り方でさっさと切ってまな板の脇に寄せる。
まな板が狭くなってきた。

「おっと、鍋を出してなかった。山城、そこの戸棚から鍋を」

忘れていたように提督が指を差す。
そこは頭より僅かに高い位置にある上の戸棚だった。
場所も覚えろという事だろう。
間宮さんより背丈ある私は台を探す手間を惜しみ、腕を伸ばして把手を引いた。
すると。

がらがらがしゃーん!!

「いっ! 痛い! ……やっぱり不幸だわ……」

戸棚を開くや否や、いくつもの金物が一丸となって私を襲ったのだ。
最初に一撃を頭にもらって床に尻餅を付いただけでは許されず、
更に多くの金物の雪崩が私や床に降り掛かる。
床に落ちた物は耳をつんざく不快な音で耳を攻撃してくれた。
私を心配する一人と一隻が慌ただしく私に近寄る。

「山城さん、怪我はない?」

間宮さんが、申し訳なさそうに私を見つめている。
戸棚を開けた直後の刹那、いくつもの鍋が整然と積まれていたのを見えた私は、間宮さんを責める気は起きなかった。
大丈夫よ。間宮さんは悪くない。
私の不幸が招いたんだし、寧ろ傍に間宮さんがいなくて良かった。

「大丈夫か!?」

提督は必死の形相で私を見つめている。
こんな事は日常茶飯事なのに、まして敵駆逐艦に攻撃されるよりも軽い程度なのに、
提督の形相は私が敵戦艦から被弾された時と同じだった。
馬鹿じゃないの。
何の問題もない意を伝えて頭に乗った鍋を退かす。

9262-683 山城:2014/10/28(火) 04:56:17 ID:onXZ.txU

「あ、山城……」

提督が何かに気づいたように私の名前を呼び、不意に手を伸ばしてきた。
何故か、スロー再生されているような感覚に陥る。
そのとき私は秘書に舞い戻ってすぐの、あの出来事が脳裏に浮かび上がっていたのだ。
あのときと違い恐怖感は感じていないが、咄嗟の事で私は目を瞑る。

――な、撫でられ――

「……?」

目を開く。
提督が撫でているのは、艦娘として蘇ってから持った頭部ではなかった。
私が艦の頃からの頭部。
提督は私の艦橋を触っていた。
迎撃しようとしていた私は、思わぬ勘違いをやっと自覚し、羞恥に悶える。
これではまるで期待していたみたいで……。

「艦橋が壊れているじゃないか」

「え? ……」

一先ず調子を取り戻そうとする前に、提督の言葉に私は耳を疑った。
呆けて自分の頭にそびえ立っているはずの艦橋の具合を確かめようと手を伸ばす。

ぴと。

「……っ!」

――い、今提督の指に当たった? 当たった!?――

硬い鉄の感触だと思ったら感じたのは柔らかくはない肉の感触。
私はたったそれだけの事に驚いて手をさっと引っ込めた。
提督もまた私の様子に驚いたように手を引いた。
訪れる謎の沈黙。
どうしよう、この展開。
ほら、後ろの間宮さんも微笑ましいものでも見るようないやらしい目になってるわ。
提督は早く何か言って下さいよ。

「……か、艦橋はデリケートだから、あまり触らないで頂けますか」

あれ。
冷静に動転した私は、誰かの科白を引用、というより盗用してしまったような気がする。
私が不幸で間抜けな姿を晒してしまった事が。
心配してくれる提督が私の繊細な艤装に触れた事が。
提督の手と私の手が当たってしまった事が。
多くの要因が重なって羞恥に悶え、少し汗ばむ程に顔を熱くさせる。
心配する提督の手を突っぱねるように頭を小さく振るが、
提督は提督でどう反応したらいいか困ったように言葉が出ないらしい。

9272-683 山城:2014/10/28(火) 04:56:53 ID:onXZ.txU
間宮さんの鶴の一声があるまで、私と提督は沈黙の渦潮に巻き込まれたままでいた。
間宮さんが鍋の山を戸棚に戻し始め、
それに合わせて普段の調子を取り戻した提督のおかげで作業は再開された。
不幸ぎりぎりの淵を歩くように危なっかしくも下ごしらえを済ませる。
鍋を焜炉に設置し、仕込み作業も終えて煮詰めてゆくだけとなった頃、時計は正午を過ぎていた。
灰汁もそれなりに取り除き、具材に火が通るまでの時間が退屈だ。

「カレーの隠し味に、チーズや蜂蜜を入れる手もあるそうですよ」

「色々あるんだな。私はチョコレートを入れる話を小耳に挟んだ程度でよく分からなくて……」

鍋を注意深くじっと見つめる振りで、私は提督と間宮さんの談話に耳を傾けていた。
間宮さんと料理談義なんか出来る提督と違い、私は経験がないからそんな話は出来ない。
置き去りにされた心境だ。
楽しげに にこにこ笑う間宮さんの隣で、私に背を向ける提督がどんな顔で談話に励んでいるか分からない。
この境遇に私は不満を覚えるようになってくる。
決めた日の深夜には誰もいない海辺で提督ともやもやを共有しているのに、
私だけがこのもやもやを味わうのは初めてのことだった。
非常に気に入らない。

これも自分の招いた不幸というやつなのか。
でもカレーを作ると言い出したのは提督だし。
私はカレーが煮上がるまで、こうした煮え切らない思いを誰にも気づかれずふつふつと一人煮込んでいた。

9282-683 山城:2014/10/28(火) 04:57:43 ID:onXZ.txU
「どうだ?」

「美味しいです……」

皿によそったカレーライスを口に含み、代わりに私は提督がお望みだろう言葉を口にする。
実際美味しいと言えば美味しいのだけど、私は未だに煮え切らない思いを抱えていて、
笑って喜ぶほど味は伝わってこない。
自分の声が著しく低くなっているのが自覚できる。
私のそんな調子を知らない提督は首を傾げ、自身の分を口に運ぶ。

「こんなものだな。今は一先ずカレーだけでいいから、山城もこれくらいの出来を目指して欲しい。
私も演習は付き合うから」

山城"も"。
敵艦が放って私に向かってくる弾丸をぼけっと見つめていたり、
降ってくる書類や艤装や鍋の山に反応出来なかったりするくせに、提督の言葉に私は敏感に反応した。
"も"という辺り、また間宮さんも言っていたように提督は色んな艦と演習をしてきたんだ。
提督がそういった意味で放った証拠や確信はないのに、私は勝手にそう思い込む。

「……随分と、間宮さんと仲が良いんですね」

――私情で艦と談笑に励む姿なんか全く見せないくせに――

私は言葉の後に心の中でこんな嫌味を付け加えた。
私だけだと思っていた。
出撃や作戦会議以外の用事で艦娘を呼び付けることがなく、
たまに工廠へ行けば建造の指示を出し、入渠中の艦娘がいる修復ドックへは近づこうとせず、
毎日足を運ぶ食堂も注文して完食して挨拶だけして終わり。
多くの艦から提督への印象を推測すると、"普通の上官"でしかないだろう。
今までそう思っていた。

9292-683 山城:2014/10/28(火) 04:58:14 ID:onXZ.txU
「うん? 偶に話す程度だよ」

食事の時間のためか、提督の口調は煮通った馬鈴薯のように柔らかい。
"偶に話す"にしてはカレーの煮込み時間を有効に潰してましたね。
数ヶ月秘書を続けても、提督の知らない部分はまだまだあるようだった。
厨房に張り付いている間宮さんの方が、私より知っているんじゃないか。
空いた時間に提督と談笑できる事と、できない事。
この事柄だけでもその差をよく表している。
私は考え事をしながらもそもそと口を動かしているが、提督はもう皿の半分は消費したようだった。
そして不意に口を開く。



「近いうちに山城の作る美味いカレーを食べたいものだな」



間宮さんが言っていた言葉を思い出す。
提督は間宮さんを気遣う事を言っていたけど、本心はこの科白なんだろうか。
腹で鳴いた虫を押さえつけて私に指導するくらいだし。
私の願いを受理しそのまま数ヶ月経つ時点でそうなのだけど、嫌われているというのは私の思い違いで、
こう言われてやっぱり提督から悪くは思われていない事を改めて噛み締める。
不思議と陰鬱な気分はどこかへ吹き飛び、提督を見上げた。



提督は、少し照れ臭そうに口角を上げていた。



私は湧き出た感情をよく分からないながらも素直に受け入れ、顔には出さずに思う。
やっぱりこの人なら、私に幸せをもたらしてくれるに違いない、と。

……………………
…………
……

9302-683 山城:2014/10/28(火) 04:59:11 ID:onXZ.txU
演習を終え、執務を終え、明石さんに欠けた分の艦橋を作ってもらい、今日やらなければいけないことは終わった。
夕飯も済ませ、一日の疲れをドックにてお湯で流してみれば、海は不気味な闇に包まれたばかりだった。
だが、かつての悪夢の舞台であった海のことなんか全く気にせず、
私は私なりに身の清め方を念入りに考えながらドックに入り浸っていたことを振り返る。
普段通りに疲れを流して早々と出て行った姉が、
自室で再会してみれば普段よりも早く眠りに就いていたのが不思議だったが、
私は眠る姉に小声で謝罪の言葉をかけてきた。
日付が変わるのを待たずに、誰もいない執務室の奥の扉を叩き、最早慣れた言葉をかける。

「今日も、月が綺麗ですね」

『…………。そうかもな』

沈黙の後、扉越しで入室の許可が降りたので、私は扉を開けた。
提督は、起き上がって寝具に腰掛けて待ち伏せていた。
じっと提督の目を見つめ、後に引けないよう後ろ手に扉を閉める。

「前に私がお願いしたことの三つ目、覚えてますか」

「……よく覚えているよ」

提督は、今更何を言い出すのだろうとでも言いたげに少し間を置いてから返した。
今更なのは私もよく分かっているけど、構わず俯くように頭を下げる。

「ごめんなさい。あのとき私は自分と提督に嘘をついていました。
……でも、あのときから私は自分にとっての幸福を考えてきたんです」

今までの事を振り返ってみれば思い浮かぶのは、後継の戦艦組のこと。
私の練度は上がってきたが、元々の性能に大きな高低差があるので結局は勝てない。
練度があの戦艦組より上になっても、
敵艦を一撃で葬れる能力に勝ることはできない。
練度を上げれば上げるほど私の実力を明確に見つめられるようになっていき、
私の劣等感はますます強くなってきたのだ。
いくら頑張ったところで生まれ持った錘は断ち切れない。

「もう不幸から抜け出す事は諦めましたけど、それが辛くなくなるくらいの幸福が欲しいんです」

近代化改装を行えば別の欠陥が浮き彫りになる経緯を嫌というほど歩んできた私。
一度死んでから艦娘として蘇生されても、私が"山城"である以上、ついて回る欠陥の肩書きからは逃れられなかった。
私はその事を悟った。
だから、もう"山城"なんてどうでもいい。
解体されて艦娘としての戸籍を失ってもいい。
私はそういう気持ちで提督に追加でお願いをする。

「……おいで」

黙って話を聞いていた提督が私を招く。
よく分からないまま、私は寝具をぽんぽん叩く提督に従い、上がり込んで横になった。
それを見届けてから、提督も同じように狭い寝具に潜る。
私と距離を開けるように落ちそうなくらいに寝具の端で横になり、布団をかけてしまった。

9312-683 山城:2014/10/28(火) 04:59:41 ID:onXZ.txU
「……え?」

素っ気なく天井を向く提督の意図が分からない。
私の話が聞こえなかったのだろうか。
横顔を見せる提督はそのまま不意に口を開いた。

「こういうのも、幸せの一つだと思うんだが」

私は頭が真っ白になった。
これが私の望んでいたことだと?
ふざけないで下さいよ。
私は提督の作戦に、初めて異議を唱える。

「……!」

私は、ばさっと提督のかけた布団を乱暴に退かした。
床に落ちたが汚れることなんか気にせず、
私は提督に馬乗りになってその両手首を鬱血するほど握り締め寝具に強く押し付ける。
思いのままに激情で声を荒げる。



「私じゃ駄目なんですか!?」

「確かに私は欠陥ですけど! 一回くらい大きな幸せを望んだっていいじゃない!」



「落ち着け」

9322-683 山城:2014/10/28(火) 05:00:12 ID:onXZ.txU
だが、馬乗りにされて身動きの自由を奪われても提督は抵抗しない。
見下ろす私を睨みつけることもしない。
ただ真顔で私の目を見つめるだけ。
ただ静かな声で私を嗜めるだけ。



「別に山城が幸せになっちゃいけない訳じゃない」

「私が他人に幸せなんか与えられると思ってないだけだよ」



私はそれを聞いて、艦橋に昇っていた血が引いていく感覚を覚えた。
すーっと冷静になった私は改めて提督の目を覗く。
提督はあくまでも他人事のような口調でいたが、言霊とは不思議なもので、
そんな嘲笑うような話を聞くと提督の目から覇気がなくなっているように見える。
提督はやっぱり、根っこのところは私と似ている。
この人も結局は自信なんかないのか。
この湧き起こる感情はなんだろう。
同情ではないはずだ。
そういった哀しい気持ちではない。
私はこうして馬乗りになっていなければどこかへ消え入りそうな提督に、鎖になるような言葉をかける。

「私の幸福のためには、提督が必要なんです。私に幸せを教えて欲しいんです」

「提督の手で、私を近代化改装して下さい」

……………………
…………
……

9332-683 山城:2014/10/28(火) 05:00:53 ID:onXZ.txU
提督は再び寝具に横たわるよう指示したが、今度はしっかりと私に向き合ってくれている。
巫女服の帯を外され、前を肌蹴させられる。
まるで明石さんや妖精さんに見て貰っているみたい。
でも全然違う。

「ど、どうですか? 私の艦体、欠陥とかありませんか……」

恥ずかしい。
欠陥持ちの自身を提督に全て曝け出すのに抵抗が全くないと言えば嘘になる。
自信なんかなくて、晒された胸を、腹を両手で隠す。

「確かにお前は欠陥持ちなのかもしれないな」

私を見下ろす提督は無慈悲にもこう放った。
とてもぶっきらぼうで、心のどこかでそれを否定してほしかったと悲しむ自分がいる。
だけど、提督の言葉はそれで終わりではなかった。

「只、それ以上に山城には魅力を感じる」

――やっぱり、反則だわ――

私の凝り固まっている心と身体は、いとも容易く提督に解されていった。
私の身体が欠陥持ちなせいで、簡単に弾薬庫に引火する。
消化もままならず、優しいながらもその中に激しさを含んだ手付きで提督は私を溶かし、
新たな形へと近代化改装させていく。
私の身体が私の身体でないみたいに、提督のものになったようになる。
自分の制御が全く出来なくなり、
熱い海に漂流したころ、提督は一旦手を離して意味の分からないことを囁く。

9342-683 山城:2014/10/28(火) 05:01:27 ID:onXZ.txU
「あのな。本当の夜戦というのは、ここからなんだよ」

「はぁ……、はぁ……。え……?」

夜戦? 近代化改装?
もうどっちだか分からない。
どっちでもいい。
ぼんやりした頭では考えられない。
とっくの昔にスカートを外され、色気皆無の褌も緩められ、
何も遮るものがない私の足の間を提督は割って入ってくる。
次は何が来るのかと予想もできないまま、私は突然もたらされた痛みに悶えた。

「痛っ、ぃ……! やっぱりふこっ……、だわ……!」

苦しい。息が乱れる。
悲鳴を上げずにいられない。
寝具の布にぎゅっと捕まる。
強く瞑った両目のうちの片目を開けてみると、私の下腹部と提督の下腹部がくっついていた。
いつの間にか肌蹴ていた提督の下腹部から伸びる砲身が、直に私を貫いていた。

「辛いか……抜こうか」

提督が下腹部を引こうとする。
ずずっ、と、狭い私の中を提督の硬い砲身は動く。
痛いにも関わらず、私は反射的に声を絞り出す。

「あっ……、だ、駄目です……。幸せのためなら、これくらいの痛み……っ、
ひっ、ぐ……、ここまで来て、やめるなんて……!」

「……ゆっくり進めるから、我慢してくれ」

提督はそれだけ呟いて、引いたそれを再び私の中に押し込む。
潤滑油が不足しているというよりも私の中が狭すぎる故か、動きは良くない。

「ぁ、あぁっ、いや、いやぁ、あぁ、ああぁあぁ……」

9352-683 山城:2014/10/28(火) 05:02:12 ID:onXZ.txU
やめてほしい。やめてほしくない。
私の葛藤は互いに勝敗が決まらず、その戦況が自然と口で提督に報告される。
ぐちゃぐちゃになった思考は提督にずんずんと突かれることで、更に攪拌されてゆく。
いつまで経ってもそんな調子でいる私に痺れを切らしたように、提督は行動に出る。
みっともなく揺れる私の胸を。
忙しなく左右に振る私の頭を。
提督は情を込めた手付きで私を扱ってくれる。
大切にされている。
乱れる心情の中、提督の思いは一直線に私の中を貫いた。
私の奥に、提督の熱いものが、熱い思いが、絶えず何度も何度も強い衝撃で届けられる。

「あっ! あう! んっ、んんっ、んや、や、ぁ、私、こんなのっ、知らな、いぃっ!」

どれくらい突かれただろう。
いつの間にか私は苦痛から解放されて、脇目を振らず声を上げていた。
提督の動きも速いものに変わっている。
私がそれを止める選択肢はなく、全ては提督に託している。
身体全体の、特に下腹部の熱が提督の動きに合わせてじんじんと脈打つ。
もうこれ以上は無理だと訴えかける奥底の私の小さな叫びは伝わることなく、無理矢理上り詰めていく。
そして。

「くっ……!」

「あっ……、ああああああぁぁっ!!」

提督が砲身を私の奥に叩きつけ、硬直した。
提督の砲身が私の中で膨らみ、その直後、私の最奥を熱い何かが満たしてゆく。
私の弾薬庫はそれに引火し、爆発を起こした。
全身が痙攣する。
提督から発射された弾丸を愚直に受け止め、私は何もできない。
しばらくして提督の砲撃はやっと収まり、やがて砲身が私の中から抜き出された。

「はあ、はあ……。近代化改装、これで、いいだろう……?」

提督はそんなことを聞いてくる。
成功したと思う。
提督の熱いものは貰ったし。
しんどかったけど、最後はその、気持ち、良かったし……。
確かに、幸せ、だった。
しかし私は息を荒げながら小さく顎を引くだけしかできず、息を整えたときにはもう意識が落ちていた。

……………………
…………
……

9362-683 山城:2014/10/28(火) 05:03:24 ID:onXZ.txU
翌日。
何事もなかったかのように朝は始まった。
実戦の先駆けに演習を行うと、とても調子がいい中勝利判定を得られた。
気を良くした提督は、褒められて気を良くする私に、
私だけに分かるようなほんの僅かな程度に含み笑いを浮かべて言う。

「山城は昨日久し振りに近代化改装したからな。頑張るんだぞ」

私が昔に近代化改装の限界を迎えている事を知っている随伴艦は戸惑う。
姉はどうなのか分からないけど、そんな姉含む随伴艦の様子を尻目に私は密かに優越感を感じていた。
ずっと前は責任感だとか義務感だとかで海へ出ていたけど、今は違う。
ついてきてくれる姉に褒められたくて。
帰りを待つ提督に褒められたくて。
姉や随伴艦を率いて、暁の水平線に勝利を刻む約束を、提督と刻む。



「提督……山城、必ず帰ってきます」



私は艦隊の先頭に立ち、岸壁から海面へ意気揚々と進水した。
陰りない朝日が、海面の波をきらきらと白く輝かせているのが眩しかった。

9372-683:2014/10/28(火) 05:04:22 ID:onXZ.txU
今回はここまで
残るプロットはあと2本
山城改二はいつだ

938名無しの紳士提督:2014/10/28(火) 07:05:44 ID:QLYAVKck
GJ!

939名無しの紳士提督:2014/10/28(火) 20:26:12 ID:QLYAVKck
>>937 やっぱり最後の一本あたりは山城改二に合わせて投下みたいな感じになりそう?

940名無しの紳士提督:2014/10/28(火) 20:44:03 ID:onXZ.txU
>>939
そういう感じにしたい
そんで新ボイスとかあったら多分また何か電波受信してそれネタにして書きそう

扶桑改二の未亡人感すごいね……

941名無しの紳士提督:2014/10/28(火) 21:35:51 ID:xe8b9KUY
乙〜
最後あたりの文章を読んだら轟沈するんじゃないかって不安になったw
続き楽しみです

942名無しの紳士提督:2014/10/28(火) 21:54:18 ID:/6GJjm86
乙!

最後なんか死亡フラグ的ななにかががががが

943名無しの紳士提督:2014/10/29(水) 00:38:10 ID:Sdw37a0M
GJ
拗ねた山城の独特の可愛さ、たまらん

944名無しの紳士提督:2014/10/29(水) 13:02:31 ID:RTbHXkdU
渾作戦が褌作戦に見えた間違いがイラストサイトにて早速された模様

945名無しの紳士提督:2014/10/29(水) 15:12:32 ID:Pk2OOo2k
陽炎ソロの作品ってまだないんだな。ノベライズでも主人公勤めてたりするし、間に合ってるってことなのか。

946名無しの紳士提督:2014/10/29(水) 17:03:22 ID:4s3IkeuQ
>>945
ある意味吹雪より普通のヒロインだし…

947名無しの紳士提督:2014/10/29(水) 17:48:26 ID:Pk2OOo2k
>>946 なるほどね。

SSの中で艦娘が提督殴ったりするのはよくあることなのかな?

948名無しの紳士提督:2014/10/29(水) 19:34:07 ID:vwMt.x8o
>>947
ギャグなら割とよくあるんじゃない?

949名無しの紳士提督:2014/10/29(水) 20:09:16 ID:r8I4kG.k
提督に落ち度があるなら仕方がないと思う。
流石に理不尽な暴力くらわす艦娘出た作品は見たことないけど。

950名無しの紳士提督:2014/10/29(水) 20:17:26 ID:0ahkL8b.
>>947
つ海軍精神注入棒

殴る奴いたかな、みんなまず警告してくるよね

951名無しの紳士提督:2014/10/29(水) 20:39:36 ID:RTbHXkdU
龍鳳だったら殴り合いはありかな……

952名無しの紳士提督:2014/10/29(水) 21:28:16 ID:Pk2OOo2k
>>950 そいつは有名だなw もしかしたら鎮守府の酒保では提督のセクハラ対策の品物とかも扱ってるかもしれないな。

953名無しの紳士提督:2014/10/30(木) 07:10:29 ID:OoTQuUl2
大和ってどうして胸に装甲板入れてるんだろう?大きさ的には盛る必要はないと思うんだけど。

954名無しの紳士提督:2014/10/30(木) 07:20:29 ID:SIMLHcCQ
>>953
外付けバッテリーみたいな

955名無しの紳士提督:2014/10/30(木) 09:41:35 ID:IsaoSxKM
ヴァ、ヴァイタルパートをガードしてるだけだから……

956名無しの紳士提督:2014/10/30(木) 11:16:42 ID:kB12TGcY
九一式バイタルパッドの異名もあるくらいだしなぁ

957名無しの紳士提督:2014/10/30(木) 12:40:12 ID:b25OXPRA
妹への対抗意識という説

958名無しの紳士提督:2014/10/30(木) 18:46:27 ID:4VHEu4p2
>>957 もしかしたら盛る必要がなさそうってのもあくまで提督視点での話かもしれないしね。

959名無しの紳士提督:2014/10/30(木) 19:41:59 ID:4VHEu4p2
提督のボディタッチ対策のために服の下に装甲板を入れるってのはありだろうか?

960名無しの紳士提督:2014/10/30(木) 20:33:37 ID:Hy92XNVs
乳が垂れるのを防ぐためだったりして。

961名無しの紳士提督:2014/10/30(木) 20:45:35 ID:YafA7bEc
逆に小さく形よく見せるためにつけてる説

962名無しの紳士提督:2014/10/30(木) 20:56:05 ID:O1ZdCD.g
大和撫子ならありえるか。和服基準だし

963名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 00:41:06 ID:wcDXZdg6
乳首が敏感すぎて普通のブラじゃ擦れてダメ説

964名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 00:49:23 ID:mHjjx6bk
ブラは支給されないのを鎮守府に配属されて知ったので、現地調達の結果

965名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 01:04:51 ID:de7X/KLU
大きさがあうブラがない!
武蔵→さらしで済ます
大和→九十一式バイタルパッドをブラ代わりにする

なるほど

966名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 01:06:34 ID:SRdFYxYM
作者さん乙です、こういうの見ると今まで気にしなかった娘が可愛く見えてきて育てたくなってしまう
いろいろと書きたいなと思うものの、どう頑張っても駄文にしかならない件……
雲竜可愛い、磯風可愛い、だがその可愛さを文章にできないのが歯がゆい

967名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 05:45:35 ID:b8Fl0Cm2
余計なお世話かもしれないけど。

http://www55.atwiki.jp/kancolle_ero/m/pages/283.html?guid=on

968名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 05:54:50 ID:b8Fl0Cm2
>>965 今更ながらここまで性格が違う姉妹は珍しいと思うw

969名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 08:33:04 ID:SRdFYxYM
>>967さん
>>966です、ありがとうございます
とりあえず書いてみます、上手く書こうとかじゃなくてこれなら可愛い!って感じで書いてみます!
そして後で一人で文章読み返して悶えてます……

970名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 15:54:44 ID:rJLGSezE
そーいやアンソロのネタで、
・九一式徹甲弾の風帽に染料入れて水柱に色つけて、着弾観測しやすくしている。
・九一式徹甲弾の風帽は大和の九十一式バイタルパッドでもある。
つまり、戦艦娘の下着の色はその染料の色であるということである。

で、比叡ちゃん、君の下着の色は何色?
てのがあったなぁ。

971名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 16:36:37 ID:b8Fl0Cm2
ビスマルクはドイツ国内で建造された際には他のドイツ艦や暁みたいな幼い容姿だった。そして同様に日本で建造してみたら何故かドイツで建造した時よりも遥かに大人っぽい容姿の艦娘(精神が子供っぽいのは変わらず)が誕生した。

ビスマルクはでかい暁ってのを聞いてたらこんなのを思いついてしまった。

972名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 17:21:15 ID:rA6KS4ho
もしティルピッツが入ってきたらでかい初雪呼ばわりされたりして…

973名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 19:53:01 ID:de7X/KLU
>>970
無色透明=シースルーっていう解釈が素晴らしい漫画であった
下着を見せてくれればもっとよかったのにw

974名無しの紳士提督:2014/10/31(金) 21:48:57 ID:h7YjC3L2
見せられなかったって事は下腹部の所がシースルーのオープンショーツだったんだろう
と妄想してる

975名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 00:50:36 ID:8ZGrNgyo
今更だけど、戦艦娘相手にはやっぱりお菓子をバケツ単位であげなきゃダメなんかな?

976名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 01:10:34 ID:bTRs3v8.
なんとなくだけど、戦艦勢は甘党が少ないイメージがある(例外 ながもん、ビス、お茶菓子限定で金剛)
三度の飯はバケツ飯でもお菓子は小腹が空いたときにつまむ程度な感じ。
バケツ飯食っといて小腹が減るって何だよという気はするが…

977名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 06:22:50 ID:8ZGrNgyo
前から思ってたけどバケツで食事と聞くとどうも動物っぽいイメージが湧いて仕方がないんだよな。

978名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 08:12:18 ID:xZTV527E
床にこぼれた提督のミルクを這いつくばって舐める時雨改二と夕立改二だって?

979名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 08:14:42 ID:ltgW69rQ
ばっちいからやめなさい
おかわりなら出してあげるから(ポロン

980名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 08:23:25 ID:U3s2nmDs
>>979
その粗末な爪楊枝捨てちまえ

981名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 13:11:49 ID:RN0NU67Y
爪楊枝からミルクだと……?

982名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 13:29:11 ID:8ZGrNgyo
バケツでミルク…言っとくが>>978な意味じゃないぞ!衰弱死しちゃうからな。

983名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 14:29:51 ID:2yqmCWiM
戦闘中に防火用のバケツ一杯のミルクが配給されたという話を読んだことがあるわ

984名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 14:48:31 ID:Dbvs.KHo
1kgの砂糖水より扱い困るわ

985名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 16:11:07 ID:8ZGrNgyo
>>983 防火用のバケツ入りミルクか…次スレでネタにしてみよう。

986名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 22:14:46 ID:qsuaYikw
どっちのミルクだ

987名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 22:32:39 ID:JpbWpyNc
ミルクのゲシュタルト崩壊

988名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 23:02:44 ID:facwxsuI
ここまで電が毎朝牛乳を飲んでいる話なし

989名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 23:13:23 ID:nKgk05f6
雲龍の母乳について

990名無しの紳士提督:2014/11/01(土) 23:16:57 ID:rlwVWS9w
もうそろそろ埋めますか?

991名無しの紳士提督:2014/11/02(日) 00:08:54 ID:wtR6HFMU
電は俺の牛乳を毎朝飲むんだ

992名無しの紳士提督:2014/11/02(日) 01:10:23 ID:aeKTBqXA
ミルクうめ

993名無しの紳士提督:2014/11/02(日) 02:27:01 ID:bOlbaOk2
バケツ一杯うめ

994名無しの紳士提督:2014/11/02(日) 08:09:19 ID:iyd3C3TQ
埋め

995名無しの紳士提督:2014/11/02(日) 08:48:17 ID:UVbeDQMg
バケツとミルクネタにワロタ
俺のミルクうめ

996名無しの紳士提督:2014/11/02(日) 10:20:21 ID:iyd3C3TQ
次スレに期待を込めて埋め

997名無しの紳士提督:2014/11/02(日) 10:58:22 ID:bOlbaOk2
因みにバケツ一杯のミルクは戦闘中で腹も減り喉も渇いていたからあっという間にカラになったとかうめ

998名無しの紳士提督:2014/11/02(日) 11:52:18 ID:iyd3C3TQ
あとちょいです

999名無しの紳士提督:2014/11/02(日) 12:01:09 ID:vSvp/KL6
埋め

1000名無しの紳士提督:2014/11/02(日) 12:03:16 ID:mu0Z8efU
>>1000なら次スレもSS豊作

1001管理人:2014/11/02(日) 14:13:51 ID:???
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ15
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1414233056/




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