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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ18

673練習は大事だと感じた日―バレンタイン編―:2016/02/14(日) 19:05:50 ID:9VTy/C22
「最近提督となった事は知っています。
 この鎮守府の前の提督はイタリアの鎮守府でも名が知れた方でした。
 その提督の後任であるこの提督も素晴らしい提督かもしれないと思っていました。
 鹿島が恋に落ちて結婚することを決意した相手ですから
 とてもすごいと感じられるような人だと思ってました」
「司令官に何か落ち度でも?」
「落ち度はありません。人間的にもいい人とは思います」
「そもそもあんたは提督を評価できるほど一緒にいたわけないでしょ!
 ちょっとの時間で全部を判断されてほしくないわよ!」

曙の言った通りザラは今日初めて俺と顔合わせをした。
事前に話を聞いていたとしても直接目にする機会はなかったはずだ。
他所の鎮守府に知られる程の功績も落ち度も何もない。

「確かに。ただ今は彼からはすごいという印象を感じられないだけです。
 仕事をしている姿を見れば少しは違った印象を受けるでしょうけど……
 鹿島が信じた人だから、私も提督の力を信じたいのです……」

仕事をしている姿を見せても彼女が少しは認めるくらいのレベルに
能力が現時点で達しているという自信は今の俺にはなかった。
仕事は大淀に支えられながらであればかなりこなせたものの
大淀が礼号作戦でこの鎮守府にいない今、
鎮守府の機能は十分に発揮されているとは言えなかった。
艦娘達の戦闘訓練の時間を削って仕事を手伝ってもらい
何とか十分に発揮出来ている状況である。
提督として情けない俺だが、経験不足を言い訳にする事も出来ない。
俺を選んでくれた人、支えてくれる人に申し訳が立たないからだ。
俺の気分がよく沈むのもそういった事が関係していた。




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