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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ18
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10月25日は俺の大切な人がこの世を去った日だ。
その人がいなければ、今俺はここにいなかっただろう。
俺は大切なその人に何が出来たのだろうか。
むしろその人を傷つけてしまったことしかなかったのではないだろうか。
もしあの時ああしていれば…………
そんな後悔が俺の心の中に蘇る。
根拠なんて何もなかったけど。そう思った瞬間はあった。
だけど、何もせずにいつもと変わらぬ日常を過ごしていた。
その後に深い悲しみが待っているなんて思うことはなく…………
もし…あの時……どこかで訴えていた何かに応えていたのなら……
自分の直感。それを信じて行動していれば
取り返しのつかない事に後悔する事もなかったかもしれない。
動かなかった事が俺を幸せから遠ざけ、
そして多くのものが俺の手の届かないところへ行ってしまった。
……今となっては何の意味もない後悔だ。
俺が今、成すべき事は、今俺をここにいさせてくれた過去の人達を想い、
感謝し、そして今を生き、未来へと歩いて行く事……
俺は様々な想いを胸に抱きながら、大切な人の墓参りへと出かけた。
大切だった人が眠る地に着いた。ここは山の方とはいえ昔と全然変わってないな。
いや、少し賑やかになったかな。海沿いの街は結構変わっていたから。
俺が小さい頃によく遊びに行っていた所は海に接する街だった。
海に接している事なんて全く意識していなかったけど、沢山の人達がいた事は覚えている。
だが今は街から活気が消えていた。明らかに人が少なくなっていた。
駅前の商店街は元々さびれつつあったが、深海棲艦の出没以降それが更に加速した。
深海棲艦を恐れた人々は内地に移り住み、様々な商業施設を作っていった。
昔からあった街への通り道が新しい街となり、昔からあった街は少しずつ街ではなくなっていく……
街も、通り道も、どちらもすっかり変わってしまった。
今街にいるのは昔から代々受け継いできたものを守り続ける年寄りがほとんどだ。
大きな駅も、田舎から大都会へと乗り継ぐ為だけの場所となっていた。
………っとと、ちょっと物思いに耽ってしまった。墓参りに来たというのに全く関係ない事を……
俺は大切だった人が眠るお墓へ向かった。
そして、そこにいた俺の大切な人に声をかけた……
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