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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ18
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「君、まだいたのか。」
その声で俺はようやく我に返り、机から顔を上げた。
ぼんやりした頭で執務室の隅に鎮座する古時計に目をやると、針はフタサンマルマルを指していた。
「灯りが点いていたので様子を見に来たんだが……。根を詰めすぎると明日に障るぞ。」
こちらに歩み寄りながらそう言葉を続ける彼女、日向の左指には俺が身に着けている物と同じ意匠の指輪が光っている。
「そうは言っても、来月の中規模作戦に向けて備蓄しながら秋刀魚漁の支援ってのは案外大変でなぁ……。」
机の上に再び目を戻すと、扶桑型の艦橋さながらに積みあげられた参考書籍や海域図。
その傍らには書き散らしたメモが散乱している。
明日、机の惨状を見た大淀からお小言をもらう覚悟はしておこう。
「まぁ、でももう寝るとするか。日向の言う通り、いい加減にしないと明日の指揮に障るからな。」
数時間振りに椅子から立ち上がり、伸びをしながら日向の様子を盗み見る。
「はぁー、さすがに頑張りすぎた。寝る前に息抜きしたいなぁ……。なぁ、日向?」
言外の意味を理解した日向が、僅かに目を伏せる。
決して表情豊かとは言えない彼女だが、それでも俺には恥じらう様子が充分に見て取れた。
「君の私室に行こう。」
「ここでいいよ。」
「なっ……ここは執務室だぞ、破廉恥だろう!?」
「なぁ、落ち着けよ。こんな夜更けにそんな大声を出したら外まで聞こえるぞ。」
慌てて口をつぐむ日向を横目に、俺はドアに鍵を掛けて灯りを消す。
「ほら、これで大丈夫。」
「呆れた男だな、君は。」
そう言いながらも、日向は俺が腰に回した手を振り解こうとはしなかった。
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