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第24回参議員議員選挙(2016年)
2017
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:47:34
http://www.sankei.com/region/news/160707/rgn1607070013-n1.html
2016.7.7 07:05
【参院選 大分】
終盤情勢 「反自民の砦」非常事態、首相ら大物応援に苦戦
大分選挙区(改選1)は自民党新人の古庄玄知氏(58)と、3選を目指す民進党現職の足立信也氏(59)が激しく競る。大分選挙区は伝統的に社民党が強く、「反自民の砦(とりで)」といえる。その大分陥落の危機とあって、民進党は共産党への接近も含め、必死に巻き返しを図る。
「激戦です。世論調査のたびに順位が変わる。皆様のお力におすがりするしかない」
6日夜、大分県臼杵市内の個人演説会で、民進党の長妻昭代表代行はこう訴えた。足立氏も「安倍政権をぎゃふんと言わせる。残念ながら九州でその可能性があるのは大分しかない。今は日本の分かれ道だ」と声をからした。
足立氏は過去2回、自民候補を大差で退けた。今回、全国的な野党共闘の流れの中で、大分選挙区も足立氏に一本化が図られた。それでも、足立陣営は、公示前から一貫して、共産党との接触を避けたという。
民進党県連幹事長代行の福崎智幸氏は「共闘は共産党が言い出した。自分たちに利益がない話を言うはずがない。失礼がない程度に付き合う」と警戒心を隠さない。足立氏自身も「協力して私一本に絞るということではない。『統一候補』ではなく『合同候補』だ」と強調した。しかし、各種調査などで苦戦が伝えられるようになった。
民進党は2日午後、大分市中心部で、共産、社民の県組織と市民団体と共同で、街頭演説会を開いた。選挙戦を通じて初の企画だった。
演説会で民進党の安住淳国会対策委員長は「共産、社民、市民団体と力を合わせて選挙戦を勝ち抜いていきたい」と声を張り上げた。遅れて駆けつけた足立氏も「安倍政権の暴走をとめる夏にしよう」と訴えた。
7日には蓮舫代表代行が大分市内の繁華街などでマイクを握る予定だという。
蓮舫氏は、6月24日にも大分入りした。
ただ、このときは連合大分の関係者ら“身内”の集会に出席しただけ。無党派層への波及力も持つのに、街頭に立つことはなかった。「もったいないといわれても仕方ない」(吉良州司衆院議員)との声も上がる。
対する自民党も、大物を次々と投入した。
安倍晋三首相は公示前日の6月21日と7月4日に大分入り。同6日には安倍首相の夫人、昭恵氏が女性支持者向けの集会に出席した。党幹部でみても、公示日の二階俊博総務会長を皮切りに、小泉進次郎氏らが駆けつけた。
ただ、自民党は大分を、最終盤で重点支援する選挙区から外した。古庄氏が一歩抜け出したと、党本部が判断したといえる。
県連幹部は「本部の考えは分からないが、われわれはまだ勝てるとは思っていない」と引き締める。
同選挙区にはこのほか、幸福実現党新人の上田敦子氏(49)も立候補している。
(九州総局 中村雅和)
◇
参院大分選挙区 届け出順(1-3)
上田敦子 49 元銀行員 幸 新
古庄玄知 58 弁護士 自 新 【公】
足立信也 59 元厚労政務官 民 現
2018
:
名無しさん
:2016/07/07(木) 21:48:45
http://mainichi.jp/articles/20160708/k00/00m/040/081000c
参院選
与野党対決、混迷…山梨、自民県議2会派反目
毎日新聞2016年7月7日 21時30分(最終更新 7月7日 21時33分)
長らく旧民主党参院議員会長を務め、「参院のドン」として知られた輿石東・参院副議長(80)が引退する山梨選挙区(改選数1)。自民党は元県議長を務めたベテラン県議を擁立して議席奪還を目指すが、県議会で自民系2会派が主導権争いを演じ、反目し合う。民進党は輿石氏の後継候補を野党統一候補として必勝を期すが、旧民主党出身の元参院議員が「第3の候補」として参戦。与野党対決の足元を揺るがす。
「どうも動きが鈍いところがある。原因の一つが県議団の対立」。6月18日、山梨県昭和町であった自民新人の高野剛氏(68)の総決起大会。県連顧問を務める横内正明・前山梨県知事の声が一際響いた。「いろいろな争いはいったんおいて、自民党勝利のために一致結束して戦ってもらいたい」と訴えると、満場の拍手が起きた。
対立するのは、県議会2大勢力の「自由民主党」(旧自民党・県民クラブ)と「自由民主党山親会」。今年3月、議会内のポストを巡る争いが議長不信任動議に発展。議会は流会し、県の新年度予算が廃案になる異例の事態になった。高野氏は同月の議会途中まで、当時の最大会派だった旧県民クラブの代表。予算は4月に事後承認されたが、その後、第2会派だった「山親会」が旧県民クラブの議員などを取り込んで最大会派となり、つば競り合いを続ける。
一方、民進は県内で子育て支援に取り組む社会福祉法人理事長の宮沢由佳氏(53)を擁立。共産、社民党との共闘体制を整えた。しかし、旧民主党参院議員の米長晴信氏(50)が5月に立候補を表明。米長氏は今年1月、輿石氏に自身を後継候補とするよう打診したが断られ、無所属での出馬に踏み切った。
輿石氏を長年支えた山梨県教職員組合(山教組)などの強固な支持基盤は、宮沢氏に引き継がれた。だが、米長氏は一部、自民支持層にも浸透し、選挙戦の行方は混沌。幸福実現党は新人の西脇愛氏(31)を擁立した。【後藤豪、田中理知】
2019
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:55:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_21003.html
<参院選青森>安倍首相 3度目の応援
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安倍晋三首相は6日、参院選(10日投開票)の応援で青森県内を駆け回った。公示日を挟み3度目の青森入り。激戦となっている青森選挙区(改選数1)の自民候補への支持や自身の政策の継続を訴え、野党批判を繰り広げた。
今回は半日をかけ、五所川原、弘前、青森、十和田4市で地元選出国会議員や首長とともに街頭に立った。弘前市中心部の蓬莱広場では、日の丸を振る約400人の聴衆に「厳しい選挙だが、何とか勝てるよう応援してほしい」「野党は政策が違うのに手を組み、与党を倒した後のことは全く考えていない。自公と民共のどちらに未来や安全を託すかが問われている」と熱く語った。
同日、八戸市では民進党の枝野幸男幹事長が街頭演説。第2魚市場前で、水産関係者ら約150人を前に「与党が圧勝すれば病気や介護の心配をする人や、中小零細の声が政治に届かなくなってしまう」と支援を訴えた。枝野氏も3度目の青森遊説。
関連ページ:青森政治・行政参院選とうほく
2016年07月07日木曜日
2020
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:55:41
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_31005.html
<参院選岩手>達増知事「非自民」鮮明
選挙カーから身を乗り出して支持者に手を振る達増知事=3日、岩手県紫波町
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参院選(10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、達増拓也知事(52)が野党統一候補を精力的に応援している。昨夏の知事選で無投票3選した際の野党共闘の継続と位置付け、非自民の立場を鮮明にした。国政選挙の特定候補応援は3年ぶりの解禁。自民党陣営は「知事選で掲げた県民党はどうなったのか」と批判を強める。
達増氏が支援するのは、元政務秘書で無所属新人の木戸口英司氏(52)。公示以降は6日間応援に入り、街頭演説は40回を超えた。
先週末の2、3日は選挙カーに乗り込み、花巻市などでマイクを握り「野党共闘の司令塔になれる人。岩手から政権交代の流れをつくろう」と呼び掛けた。
夜は、集会に向かった木戸口氏の代わりに盛岡市内の街頭で1人で訴える力の入れよう。「知事選と参院選は一体」と県民党の姿勢は崩さないものの、野党共闘の流れを重視する。
木戸口氏は小沢一郎生活の党代表(衆院岩手4区)の元秘書。達増氏も小沢氏に師事してきた。6月28日に岩手県庁前であった野党4党の演説会には達増氏も加わり、小沢氏と並んだ。
2人の全面支援は木戸口氏の生命線だ。陣営は県南部の奥州、北上、花巻各市など小沢氏の強力な支持基盤を「本丸」に位置付ける。加えて、盛岡市を地盤とする達増氏が知名度を生かした「出城」となり、自民党を引き離しにかかる。
自民党新人の田中真一氏(49)の陣営は、達増氏の言動を「まやかしの県民党だ」と攻撃する。
「知事は県民の代表。反与党を掲げ、野党候補を応援するようなことはあってはならない」
6月30日の県議会6月定例会では、達増氏の姿勢を疑問視する質問があった。反達増会派の県議が「やりたいなら国会議員に戻るべきだ」と切り込み、達増氏が「特定政党への反対を訴えてはない。人物本位だ」と反論する場面があった。
田中氏の巻き返しに全力を挙げる自民県連幹部は「一つの勢力に肩入れしている。結局は小沢勢力を守るための行動であることは明らかだ」と攻撃を強める。
「野党的な考え方が岩手では県民党として主流。市場原理を優先させる政党とは対立している」。達増氏は6日の定例記者会見で独特の言い回しで自信をにじませ、一歩も引かない姿勢を示した。
関連ページ:岩手政治・行政参院選とうほく
2016年07月07日木曜日
2021
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:55:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_11014.html
<参院選宮城>与野党幹部投入 総力戦の様相
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谷垣氏(右)らと一緒に両手を上げ、支持を呼び掛ける熊谷氏(中央)=6日午後5時45分ごろ、仙台市青葉区一番町3丁目
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桜井氏(中央)の応援に駆け付けた(左から)小池氏、玉城氏、又市氏、枝野氏=6日午後6時10分ごろ、仙台市青葉区中央1丁目
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現職同士のデッドヒートは、双方が一歩も引かぬまま最終盤へ突入した。10日投開票の参院選で、全国屈指の激戦となっている宮城選挙区(改選数1)。再選を期す自民党熊谷大氏(41)と、4選を狙う民進党桜井充氏(60)が6日夕、土砂降りの仙台市内で街頭演説を繰り広げた。両陣営は党幹部を次々に投入し、総力戦の様相を呈している。
「あと一歩で抜け出せる。勝たせてください」
午後5時半すぎ、青葉区の藤崎ファーストタワー館前に立った熊谷氏は、支持者らに向かって5度にわたり深々と頭を下げた。
隣に並んだ谷垣禎一党幹事長は「共産党と組んだ相手候補に、意地でも負けるわけにはいかない。背中を押してほしい」と声を張り上げ、拳に力を込めた。
熊谷氏は演説を終えると慌ただしく車に乗り込み、東松島市の公民館へ。待ち受けていた二階俊博党総務会長が合流し、2カ所で個人演説会に臨んだ。
安倍晋三首相や小泉進次郎党農林部会長らを連日のように投入する党本部の分厚い後押しは最終盤でさらに加速する。7日は岸田文雄外相が2度目の宮城入りの予定。最終日の9日は3度目となる小泉氏の投入も検討されている。
「最後は大票田・仙台だ」。4日に選挙事務所であった選対会議で陣営は意思統一を図った。県連幹部は「仙台の保守票を固めれば絶対勝てる。あと一押しだ」と確信し、突き進む。
「世論調査で私は負けている。安倍政治の閉塞(へいそく)感を打ち破るため、どうか一票を託してほしい」。午後6時、青葉区のアエル前。桜井氏は共産党の街宣車の上で感情を高ぶらせ、聴衆に身ぶり手ぶりで訴えた。
最終盤の反転攻勢に向け、共闘を組む4野党幹部が仙台に集結した。枝野幸男民進党幹事長に加え、小池晃共産党書記局長、又市征治社民党幹事長、玉城デニー生活の党幹事長の4人が次々とマイクを握り、結束を鼓舞した。
全国的な自民圧勝の情勢が伝えられる中、小池氏は「全国初の野党統一候補が負けるわけにいかない。良識を示す時だ」と強調。枝野氏は「相手は強力な締め付けで支持を固めている。気を緩めた方が負けだ」と強い執念をにじませた。
選挙戦序盤、アベノミクスなど政権批判に徹した桜井氏は終盤、3期18年の実績を強調する戦術に方針転換した。陣営幹部は「政治家人生最大の危機。宮城の将来に必要な政治家だということを訴えるしかない」と背水の陣を敷く。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月07日木曜日
2022
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:56:59
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_61024.html
<参院選福島>岩城氏急伸 増子氏と並ぶ
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◇福島選挙区立候補者(1―3)13自10ミ自
岩城光英66 法相 自細現(3)(公推)
矢内筆勝54 幸福実現党員 諸 新
増子輝彦68 元経産副大臣 民 現(2)(社推)
2から1に減った改選議席の死守へ、現職同士が激しく競り合う。先行していた増子(民現)を岩城(自現)が激しく追い上げ、横一線で最終盤に入った。
野党統一候補の増子は地盤の県中部で支持を広げ、民進支持層の大半を固めた。共闘する共産、社民支持層にも浸透しつつある。無党派層に食い込み、比較的若い層で支持が厚い。
原発事故からの復興の遅れや安全保障関連法制を批判し、安倍政権打倒を呼び掛ける。後援会と連合を中心に団体や企業への働き掛けも強めている。衆院議員を3期務めた知名度を武器に浮動票を掘り起こし、逃げ切りを狙う。
法相の岩城は地元のいわき市で支持を伸ばす。中高年層に浸透する一方で、自民支持層の取り込みはやや手間取っている。
復興加速化には政権の安定が不可欠と主張する。党本部は最重点区と位置付け、閣僚級や人気弁士を連日投入。7日にも安倍晋三首相が福島入りする予定だ。県選出国会議員と県議らが連携してきめ細かく集会を開催。企業や団体に支援を訴え、公明とも連携して組織票固めを急ぐ。
矢内(諸新)は伸び悩んでいる。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_51025.html
<参院選山形>TPP批判 舟山氏安定
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◇山形選挙区立候補者(1―3)13自10自
月野薫61 元会社社長 自 新(公推)
城取良太39 幸福実現党員 諸 新
舟山康江50 団体役員 無 元(1)(民・社推)
舟山(無元)がリードを広げて優位に立ち、月野(自新)が追う。
知名度が高い舟山は、安倍政権が進める環太平洋連携協定(TPP)や経済政策への批判を強め、全域に浸透。地元の置賜地方、水田地帯の庄内地方で安定した戦いを展開する。
県農協政治連盟(農政連)は自主投票を決めたが、単位農協や生産者に個別に働き掛ける。農村部での支持は厚みを増してきた。
野党共闘に若干の足並みの乱れが見られるが、政党色を抑えた戦いで無党派層への支持を広げる。安倍政権に批判的な保守層の取り込みも進んでいる。
月野は政権与党の立場を強調し、政策実行力の高さを前面に出す。課題の知名度不足解消へ、序盤は閣僚らを連日投入したが波に乗り切れていない。
党県連会長の遠藤利明五輪相(衆院1区)が地元に張り付き、てこ入れを徹底。山形市やその周辺で徐々に盛り返しつつあるが、他地域では広がりを欠く。
終盤、県選出の国会議員、県議らが各地域の企業や団体を精力的に回り、巻き返しを狙う。全農出身だが、TPPへの批判から農業票をまとめ切れていない。
城取(諸新)は苦しい。
2023
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:57:43
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_41026.html
<参院選秋田>組織強力 石井氏が優位
◇秋田選挙区立候補者(1―3)13自10自
西野晃39 幸福実現党員 諸 新
松浦大悟46 党県代表 民 元(1)(共・社推)
石井浩郎52 文科委員長 自無現(1)(公推)
石井(自現)が序盤のリードを広げて優勢に戦いを進め、松浦(民元)が懸命に追う展開。
石井はアベノミクスの継続と強い農業への転換を訴える。序盤は出遅れ感が漂ったが、中盤以降は組織戦を徹底。自民、公明支持層を着実に固めつつあり、全県に浸透してきた。
党は重点区と位置付け、終盤は閣僚級を連日送り込む。最終日の9日は菅義偉官房長官(湯沢市出身)と谷垣禎一幹事長が県内入りし、一気に引き離しにかかる構え。環太平洋連携協定(TPP)への不満が強い農業者の離反も最小限に食い止めている。
松浦は民進に加え、共闘を組む共産と社民の支持層を取り込んだ。民進は最重点区としており、岡田克也代表ら党幹部を続々投入。政権批判を徹底するが、勢いには乗れていない。
若者団体「SEALDs(シールズ)」メンバーの支援を得て、秋田市では大学生ら若年層の反応が良くなっている。票の争奪戦を繰り広げる県南部では、改革結集の会から民進党に合流した村岡敏英衆院議員(比例東北)の支持層を中心に保守票の取り込みを急ぐ。
西野(諸新)は広がりがない。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_11027.html
<参院選宮城>熊谷氏と桜井氏 接戦続く
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◇宮城選挙区立候補者(1―3)13自み10自ミ
熊谷大41 党青年局次長 自無現(1)(公・日推)
桜井充60 元財務副大臣 民 現(3)(共・社・生推)
油井哲史36 幸福実現党員 諸 新
改選数が2から1に減り、1議席を巡って熊谷(自現)と桜井(民現)が序盤から一進一退の攻防を繰り広げ、横一線のまま選挙戦を折り返した。無党派層の6割以上が投票先を決めておらず、勝敗の行方は最終盤にもつれ込んだ。
熊谷は自民、公明両支持層の7割を手堅くまとめ、おおさか維新、日本のこころの支持層の大半を固めた。無党派層の支持は1割弱にとどまっており、広がりを欠く。
50代から4割超、40代から3割超と、中年層に浸透する。農林漁業や商工自営業、自由業の支持が厚く、専業主婦も取り込む。
仙台市内全域で戦いを優位に進めており、県北部では桜井に差をつける。
桜井は民進支持層の8割弱を押さえた。野党共闘を組む共産支持層の6割強、社民支持層の7割弱も固め、さらに浸透を急ぐ。無党派層の3割弱を取り込み、自民支持層の1割強を切り崩している。
60代から約4割、30代から約3割の支持を集め、10代でも熊谷を上回る。管理職や事務・技術職、学生の支持が厚い。
仙台市内では苦戦し、県南部で熊谷を上回る。
油井(諸新)は厳しい。
2024
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:58:21
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_31028.html
<参院選岩手>木戸口氏を田中氏が急追
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◇岩手選挙区立候補者(1―3)13無10ミ
石川幹子51 幸福実現党員 諸 新
田中真一49 党県支部長 自 新(公推)
木戸口英司52 元知事秘書 無 新(民・共・社・生推)
野党統一候補の木戸口(無新)がリードを維持するが、田中(自新)も引き離されず急追する。
木戸口は全面支援する小沢一郎生活代表(衆院4区)の強固な後援会組織がある県南部で、満遍なく支持を広げる。応援に入る達増拓也知事が地盤とする盛岡市などでも先行する。
民進、共産、社民、生活4党は地方議員がフル回転し、労組などを中心に各党支持層をほぼ固めた。自民支持層の一部も引き付け、中高年層に浸透する。
農村部を細かく回って集会を重ねるほか、企業や団体回りを徹底。終盤にかけて達増知事が張り付き、無党派票の取り込みを狙う。
田中は自民支持層が比較的強い県北部や沿岸の一部で支持を広げている。公明支持層への浸透も上向いており、比例候補と連動して巻き返しを目指す。若年層では木戸口を上回る。
党本部は安倍晋三首相、麻生太郎財務相、石破茂地方創生担当相らを相次いで投入。都市部の無党派層への食い込みを図る。
かつて敵対し、今回は支援に回った無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)や党県議が、反小沢票の掘り起こしに総力を挙げる。
石川(諸新)は苦しい。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_21029.html
<参院選青森>山崎氏わずかにリード
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◇青森選挙区立候補者(1―3)13自10自
山崎力69 前予算委員長 自額現(3)(公推)
三国佑貴31 幸福実現党員 諸 新
田名部匡代47 党県代表代行 民 新(社推)
山崎(自現)が序盤の横一線からわずかに抜け出し、田名部(民新)が猛追する。終盤に入り、依然として緊迫した接戦が続いている。
山崎はアベノミクスの成果など政権与党の実績を強調し、序盤以降、支持を積み増す。県内の衆参議席を独占する党県連は徹底した組織戦を展開。中盤以降も団体、企業を丹念に回り、票固めに余念がない。三村申吾知事も支援に回る。
党本部は最重点区と位置付け、閣僚や党幹部を投入。6日には安倍晋三首相が3度目の応援に入った。陣営は最終盤、青森、弘前など津軽地方に照準を定め、票の上積みを狙う。
田名部は政権の経済政策を批判し、疲弊した地方の再生を前面に打ち出す。共闘する共産、社民両党の支持層に浸透し、無党派層の支持も厚みを増す。農相を務めた父匡省からの地盤である八戸市では優勢な戦い。課題だった津軽地方でも着実に浸透している。
最終盤に向け岡田克也代表が3日に3度目の県内入りをするなど、党本部も議席奪取に必死。陣営は小まめに街頭活動を展開し、無党派層の支持拡大を急ぐ。
三国(諸新)は広がりを欠く。
2025
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:58:38
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_71022.html
<参院選東北>宮城、福島、青森は接戦
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河北新報社の取材網による分析では、東北6選挙区(改選数各1)は秋田で与党が優位に立つ一方、野党統一候補は山形で議席を固め、岩手でも先行する。他の3選挙区は与野党が伯仲しており、青森では現職と新人が競り合う。改選数が1減った宮城、福島は現職同士が横一線で並ぶ。東北の6議席を巡る戦いは、与野党が拮抗(きっこう)したまま最終盤に入った。
青森は自民党現職の山崎力氏(69)と民進党新人の田名部匡代氏(47)が序盤から譲らぬ戦いを繰り広げる。終盤に入り、山崎氏が一歩抜け出す気配を見せる。
岩手は無所属新人の木戸口英司氏(52)が野党各党の支持層を固めリードを保つ。自民新人の田中真一氏(49)が追走を続けており、巻き返しを狙う。
宮城は自民の熊谷大氏(41)と民進の桜井充氏(60)の両現職が、デッドヒートを演じたまま終盤戦に突入した。態度未定の無党派層が多い仙台での戦いが焦点になる。
秋田は自民現職の石井浩郎氏(52)が着実に支持を広げ、優勢になりつつある。民進元議員の松浦大悟氏(46)は共闘する野党の支持層を固め、猛追する。
山形は無所属元議員の舟山康江氏(50)が県全域でリードをさらに広げ、安定域に入った。自民新人の月野薫氏(61)は与党支持層を懸命に固める。
福島は民進の増子輝彦氏(68)と自民の岩城光英氏(66)の両現職が激しく競る。序盤やや先行した増子氏に対し、岩城氏は党の総力で追い付き、両者並走の混戦模様となっている。
幸福実現党が各選挙区に立てた候補者はいずれも苦しい。
関連ページ:広域政治・行政参院選とうほく
2016年07月07日木曜日
2026
:
チバQ
:2016/07/07(木) 21:58:52
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160707_71015.html
<参院選東北>建設業界フル回転
支援候補を応援する弁士の演説を聞く建設業関係者ら=6月30日、仙台市青葉区
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参院選(10日投開票)比例代表で、東北の建設業界が自民党新人の元国土交通省技監の上位当選を目指しフル回転している。東日本大震災の復興需要が下り坂を迎えつつあり、「結果が公共工事確保に直結する」と力が入る。自民も終盤に入り、各地の得票と予算配分の関係をちらつかせて業界の締め付けを強める。
6月30日午後、仙台市青葉区のホテルに背広姿の建設業者ら約1300人が集まった。
「民主党政権時代に公共工事が大きく減ったつらい思いを絶対忘れない。公共事業を否定する勢力に負けてはいけない」。元技監が熱弁を振るうと、会場は盛んな拍手に包まれた。
不況や公共事業の縮減で苦境にあえいでいた建設業界は、震災の復旧復興需要で回復した。国交省によると、被災3県の官民を合わせた建設投資額の推移はグラフの通り。がれき処理や防災集団移転用地の造成などに伴い、震災後の2011年度から跳ね上がった。
現在も防潮堤建設や民間家屋の再建などで活況が続くが、将来的には落ち込みが予測される。宮城県土木部は「震災から10年が経過する20年度以降、県の公共建設投資は震災前水準に激減する」と見込む。
宮城県建設業協会の千葉嘉春会長は「建設産業が地盤沈下するかどうかの分かれ目だ。各社の安定的経営に直結する」と強調。昨年の関東・東北豪雨のような災害に備える河川改修や、ダム建設などインフラ整備の必要性を訴える。
業界事情を熟知する自民党は、参院選での見返りをちらつかせる。
元技監の集会で登壇した小野寺五典元防衛相(衆院宮城6区)は、元技監と宮城選挙区(改選数1)の自民現職の名前を挙げて「安倍晋三首相は厳しい方。何票入るかで予算が変わる」と一層の集票を迫った。
千葉会長は「選挙は結果が全て。最後の踏ん張りどころだ」と力強く応じた。
関連ページ:広域政治・行政参院選とうほく
2016年07月07日木曜日
2027
:
とはずがたり
:2016/07/08(金) 07:27:02
朝日新聞だと自民は一人区に重点,岡田氏は複数区回って比例票掘り起こしに重点とか。岡田選挙下手か?今回は一人区やろー。
2028
:
とはずがたり
:2016/07/08(金) 07:31:31
連合、比例に危機感=集票力陰り「ライバルは身内」【16参院選】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070700674&g=pol
10日投開票の参院選で、民進党最大の支持組織である連合は、組織内候補として過去最多の12人を比例代表に擁立した。全員当選を目指すが、組織力の低下は否めず、近年の選挙ではその実力に陰りが見える。各種世論調査で同党の支持率も伸び悩んでおり、票の掘り起こしに懸命だ。
「民進党に国民から厳しい目が向けられている。党名が浸透していないのも気掛かりだ」。連合の神津里季生会長は2日の記者会見でこう語り、苦戦が伝えられる現状に危機感を示した。
民進党前身の民主党が政権に就く前の2007年参院選で2326万票だった同党の比例得票は、菅政権時の前々回10年は1845万票に減少。野党転落後の前回13年は713万票まで落ち込んだ。これに伴い、比例当選者も20人、16人、7人と減り続けた。
ただ、連合組織内候補の当選者は7人、10人、6人と、同党の比例当選者に占める割合は高くなっている。小さくなったパイを身内同士で奪い合う中、組織を持つ連合の存在感が際立った形だ。
組織内候補6人が当選した前回13年は擁立した9人のうち、繊維、流通業界などの労組でつくるUAゼンセン、鉄鋼や造船重機の労組で構成する基幹労連、日本郵政グループ労組がぞれぞれ擁立した3人が落選。有力団体の集票力の衰えも印象付けた。
厚生労働省によると、労組の推定組織率は昨年、5年連続で減少し、過去最低の17.4%になった。今年5月には全国化学労働組合総連合(化学総連、組合員数約4万6500人)が離脱するなど、産別労組の「連合離れ」も顕在化した。
民進党は今回、連合の組織内候補を含む22人を比例代表に立てた。ある労組関係者は「ライバルは党内の他候補だ」と語り、個人票の上積みに全力を尽くす考えを強調した。(2016/07/07-18:17)
2029
:
名無しさん
:2016/07/08(金) 16:26:27
比例区の投票先を考える場合、
以下のURLで、政党・諸派のランキングが確認できる。
有権者ひろば
http://touhyousaki.new-poli.biz/party/?sht=1
#link1
選挙公約・綱領など政党情報が詳しい。
2030
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:25:28
http://www.sankei.com/politics/news/160708/plt1607080067-n1.html
2016.7.8 22:40
【参院選・新潟】
「タマが弱い」麻生太郎副総理、応援で放言炸裂
自民党の麻生太郎副総理が参院選で2回も応援に入った新潟で、候補者の悪口とも取られかねない「放言」を炸裂させ、周囲を冷や冷やさせている。
新潟市中央区で1日に開かれた参院選新潟選挙区の同党現職、中原八一氏(57)の決起集会。麻生氏は「前回の塚田(一郎氏)の選挙期間中には、たぶん1回しか新潟に入っていないが、中原のために2回!」と言い放つと、集まった約1500人の拍手に包まれた。だが、続けて「拍手をしているけど、それだけタマが弱いっちゅうことですよ」と、中原氏を揶揄(やゆ)する始末。
実際、事実上の一騎打ちとなっている無所属の野党統一候補、森裕子氏(60)の方が新潟県内では知名度で勝る。公示前の自民党の集会で、演壇に立った中原氏の夫人が「新潟市以外では中原だと言っても、名前が知られていない…」と漏らすほど、中原氏は浸透していなかった。
もっとも、麻生氏は「あなたなんか来なくても中原は通るということにならんといかん。ここが一番肝心なとこなんです」と麻生流の弁舌でフォローし、改選121議席の過半数獲得を目指すと宣言した。
野党への批判となると『口撃』はさらに激しさを増す。麻生氏は、三重県の神職の経験がある現職の野党統一候補を共産党が推薦したことをやり玉に挙げ「少なくとも共産党って宗教は駄目なんじゃないの? それが神主を推薦。気を付けよう、甘い言葉と統一候補」と畳みかけ、会場を沸かせた。
さらに「当選しても共産党と神主さんと意見が合うのか。安保に反対と賛成とバラバラのところが一緒になって何するんです」とまくしたて、野党共闘は当選するための選挙手段に過ぎないと批判した。
2031
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:27:01
http://www.sankei.com/politics/news/160708/plt1607080063-n1.html
2016.7.8 22:12
【参院選・奈良】
「一線」画した野党共闘、“奈良府民”狙いの維新…最後まで取り込みに懸命
10日に投開票日を迎える参院選。自民VS野党統一候補の構図に、おおさか維新などの新人2人も含めた4人が1議席を争う奈良選挙区は、序盤戦でやや優位に立った自民新人を、野党統一候補の民進現職が追い上げる展開になっている。勝負のカギを握るのは、大阪に通勤・通学する「奈良府民」に多い無党派層とも言われ、各陣営とも最後まで取り込みに懸命だ。
「みなさんの年金が大変危険な状態になっている。安心して暮らせるよう年金を守ります!」。参院選も終盤を迎えた8日、小雨が降る中、3選を目指す野党統一候補で民進現職、前川清成氏(53)は、奈良県生駒市の近鉄生駒駅北口で声を張り上げ、「憲法改正をとめられるのは奈良選挙区で私一人」とアピールした。
選挙戦中盤からは無党派層を意識し、年金や教育、雇用など「暮らしにスポットをあてた」(陣営)テーマに絞るようになり、陣営幹部は「序盤では自民候補に大きく差を開けられたが、縮まってきた手応えはある」と話す。
だが、野党統一候補としての戦いは、終盤戦になっても一枚岩には遠い状況だ。「反自民非共産」を掲げる支持団体「連合奈良」の抵抗感が強く、選挙運動は共産と終始一線を画してきた。
民進の岡田克也代表は公示前を含め3回も来県したが、共産や社民の関係者がともに街頭に立つことはなく、ある民進関係者は「共闘のメリットは候補者を取り下げてくれたこと。それ以上でもそれ以下でもない」と打ち明ける。
一方、1人区で唯一の候補者を擁立したおおさか維新の会。おおさか維新新人の吉野忠男氏(57)は「教育無償化を実現し、全国のモデルとしたい」と、教育政策を軸に無党派層の取り込みに懸命だ。
26年の衆院選では、旧維新の党が県内政党の比例票で自民に次ぐ票を獲得しており、今回の参院選がおおさか維新の試金石とされる。松井一郎代表も公示前を含め2回、奈良入りし「大阪の改革を全国に広げたい」と「奈良府民」向けにアピールしたが、苦戦を強いられている。
その一方で、地元選出の高市早苗総務相がこまめに奈良入りするなど、党幹部たちも続々と応援に訪れ、安定した戦いを進めるのが自民新人の佐藤啓氏(37)。8日、奈良県斑鳩町などを回った佐藤氏には、行く先々で地元の首長や議員らが多数同行し、組織力を見せつけた。佐藤氏は、街頭演説で「成長と分配の好循環を必ず実現したい」と強調した。
幸福実現新人、田中孝子氏(60)は、消費税減税などを訴えている。
2032
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:28:21
http://www.sankei.com/politics/news/160708/plt1607080024-n1.html
2016.7.8 15:15
【参院選・鳥取島根】
合区は注力も広範囲…日程配分、ライブ配信、“無人”カー、そして家族
鳥取、島根両県で、今回の参院選の選挙区に初めて導入された合区。広い選挙区、県境をはさんで異なる風土、地域課題。3候補の陣営は難しい合区の“壁”に立ち向かい、熱い選挙戦を戦っている。
両県で異なる『選挙文化』にも戸惑い…
幸福実現新人、国領豊太氏(34)の陣営は、候補が乗る選挙カー、党員が乗る選挙カーを島根県、鳥取県それぞれで運行。名前を有権者に知ってもらうため、候補が選挙期間の半分ずつ、両県それぞれを回れるよう行程を組んだ。
だが、合区の長い移動距離で「日程的に無駄が出てしまう」(陣営幹部)のが今回の選挙戦の難しさという。また、街頭に立つなど政策をじっくり訴えたい半面、候補や党の名前を連呼し、選挙カーをどんどん先に走らすのも必要。タイトな時間の中、効果的な訴えを工夫する。
■ ■
無所属新人の福島浩彦氏(59)=民進・共産・社民・生活推薦=の陣営は「政策を知ってほしい」と、候補が乗る選挙カーは一日30カ所を目標に回り、丹念に街頭演説。一方、候補が乗らない方の選挙カーは選挙区の“流し”に重点を置く。
これに加え、広い選挙区に名前と政策を浸透させるため、インターネットのライブ配信サイトも活用。選挙運動初日から、候補の選挙カーには専門スタッフが同乗、街頭宣伝などを中継する。「訴えがよく分かる」と反応があり、視聴者数拡大に力を入れる。
■ ■
「両県の『選挙文化』の違いに戸惑った」と言うのは島根県出身の自民現職、青木一彦氏(55)の陣営幹部。「候補者本人が不在の場面では、島根なら国会議員や県議らの出番となるが、鳥取の場合は、奥さんや子供ら身内が最前線に立つ。過去の選挙戦では経験しなかったことだ」
候補が奔走する間、妻(51)や長男(24)、長女(20)は別の県で選挙カーに乗り、あいさつに立つ。公示後の候補の活動は島根10日、鳥取8日の配分。状況分析を進めながら、残る日々のプランを検討している。
2033
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:36:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160708_11020.html
<参院選宮城>村井知事 中立姿勢から一転
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10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で、村井嘉浩知事が7日、自民党現職熊谷大氏(41)の応援演説に立った。民進党現職の桜井充氏(60)と1議席を争う戦いに一貫して「中立」を明言してきたが、出身母体・自民からの強い要請に変節を余儀なくされた格好だ。
村井知事は正午すぎ、仙台市青葉区中央であった街頭演説に現れ、熊谷氏の横に並んで約5分間にわたってマイクを握った。
宮城野区に整備する広域防災拠点の用地取得費を計上した予算案を巡り「(県議会で)野党は創造的復興を進めるための重要政策の反対に回った。野党共闘の影響だ」と批判した。
最後に「横一線で並んでいる。熊谷さんをよろしくお願いします」と訴え、熊谷氏と握手を交わした。
宮城選挙区について、これまで村井知事は「心情的に片方を応援するのは難しい」と強調。4日の定例記者会見でも「マイクを持つ予定はない」と繰り返したばかりだった。
一方、村井知事は7日夜に市内であった桜井氏の総決起集会に山田義輝副知事を代理で派遣。「桜井先生に引き続き国政の場で力を発揮してもらうため、全力で応援する」とのメッセージを託し、崩れたバランスの修正も図った。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月08日金曜日
2034
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:37:40
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160708_51006.html
<参院選山形>決戦後に思惑 県都攻防激化
自民新人候補の演説会で握手をする五輪相遠藤(左)と山形市長佐藤=6日、山形市中野の大郷コミュニティーセンター
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参院選(10日投開票)の山形選挙区(改選数1)で議席を争う自民党新人、無所属元議員の両陣営が終盤、大票田・山形市を舞台に攻防を繰り広げている。当落の鍵を握るのはもちろんだが、県都の開票結果が県政界の今後の主導権争いに直結するからだ。情勢に危機感を強める自民では五輪相でもある県連会長遠藤利明(衆院山形1区)が自らのメンツを懸け、地盤を必死に駆け回る。県政界関係者の視野には来年の知事選や次の山形市長選も入る。参院選を舞台にしたもう一つの戦いを追った。
「地元の選挙に負けたら何をやっていたんだと言われる」。6日夜、山形市であった自民新人の演説会。壇上で支持を訴える遠藤に焦燥感が漂う。
「お膝元の山形市で大敗するようなことがあれば、面目は丸つぶれ」と県連幹部。下手をすれば県連会長の責任問題にも発展しかねない。
現職岸宏一の引退正式発表前に、遠藤が主導して決めた候補者公募は岸の不興を買い、遠藤を苦境に立たせた。
公示前の6月9日。山形に入った首相安倍晋三は一連の経緯を懸念し、岸に謝罪するよう進言した。
5日後、遠藤が東京の料理屋で岸に協力を求めたのも「情勢を知った首相から相当ねじを巻かれたからだ」(複数の選対関係者)。
背水の陣の遠藤を後方支援するのは山形市長佐藤孝弘。昨年9月の山形市長選では自民、公明などの推薦を得て半世紀ぶりの保守系市長の座に就いた。佐藤擁立の立役者が遠藤であり「2人は師弟関係」(自民党県連幹事長金沢忠一)だ。
公示第一声。佐藤は遠藤の横で応援マイクを握った。その後も候補者の選挙カーで市内を一巡したり、率先して企業を回ったりするほどの力の入れようだ。
そんな佐藤の姿を、自民党市議は「昨年の市長選はわずか1773票差。次回へ向け、自らの地盤を固めなければならない事情がある」と解説する。
来年2月任期満了の知事選への思惑もちらつく。
野党統一候補でもある無所属元議員を担ぐ民進、社民、連合山形と共産の陣立ては2009年、知事吉村美栄子が当時の現職を破り、初当選した時と同じだ。
13年の前回知事選。吉村は54年ぶりの無投票で再選を果たした。「この布陣で大差で勝てば今回も自民を抱き込める」と連合山形会長岡田新一。「あわよくば再度の知事選無投票も」。そんな期待も抱く。
参院選候補者の無所属元議員は13年の前回参院選で敗れたとはいえ、山形市で自民新人候補の得票を1545上回った。
「今回はさらに差を広げ、知事選を有利に進める」。選対幹部はそんなシナリオを思い描き、最終盤の勢力を県都に傾注する。(敬称略)
◇山形選挙区立候補者(1―3)
月野薫61 元会社社長 自 新(公推)
城取良太39 幸福実現党員 諸 新
舟山康江50 団体役員 無 元(1)(民・社推)
関連ページ:山形政治・行政参院選とうほく
2016年07月08日金曜日
2035
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:38:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160708_61005.html
<参院選福島>首相が陣頭vs玄葉氏応戦
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街頭演説で自民候補への支持を訴える安倍首相=7日午後5時20分ごろ、福島市栄町
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民進候補への支持を呼び掛ける玄葉氏=7日午後3時ごろ、田村市船引町
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安倍晋三首相は7日、参院選(10日投開票)の応援で福島県に入り、最終盤まで現職同士の接戦が続く福島選挙区の自民候補への支持を訴えた。一方、民進党選対委員長の玄葉光一郎衆院議員(福島3区)は県外での遊説を取りやめ、民進候補支援のため急きょ地元入りして対抗した。
同選挙区は改選数が2から1に減り、自民の法相岩城光英氏、野党統一候補で民進の増子輝彦氏の両現職が生き残りを懸けた争いを繰り広げている。
安倍首相の福島入りは公示日を挟んで3回目。この日は喜多方市や田村市など4カ所で街頭に立った。
約1500人が集まった喜多方市の運動公園で演説した安倍首相は「復興に力を入れ、福島の完全復活を目指す」と主張した。
福島市の中心市街地では2000人を前に「アベノミクスは道半ば。やめたらまた暗い時代に戻ってしまう」と強調。野党共闘については「理念も政策も違い、無責任の象徴だ。批判ばかりでは何も生み出さない」とまくし立てた。
同選挙区には、8日に菅義偉官房長官、選挙戦最終日の9日には小泉進次郎自民党農林部会長が入る。
これに対して玄葉氏は、自身の選挙区で盤石の地盤を誇る田村市や須賀川市を回り、自陣に攻め込む安倍首相に対抗した。
安倍首相が田村市で演説したほぼ同時刻には、約1.5キロ離れたスーパー駐車場で120人を前に演説。「私の牙城を崩そうと狙い撃ちしてきた。絶対に負けられない」と敵意をむき出しにした。
玄葉氏は「原発は40年で廃炉にしようと決めたのに、安倍政権は60年動かそうとしている。3.11など無かったかのようなエネルギー政策は許せない」と主張。「福島県民の良識を示すために最後まで声掛けを」と呼び掛けた。
◇福島選挙区立候補者(1―3)
岩城光英66 法相 自細現(3)(公推)
矢内筆勝54 幸福実現党員 諸 新
増子輝彦68 元経産副大臣 民 現(2)(社推)
関連ページ:福島政治・行政参院選とうほく
2016年07月08日金曜日
2036
:
チバQ
:2016/07/09(土) 13:39:55
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160708_31014.html
<参院選岩手>小沢氏 党存続へ「背水の陣」
自身の後援会事務所で支持者と握手を交わす小沢氏=6月23日、奥州市水沢区
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参院選(10日投開票)で、生活の党の小沢一郎代表(衆院岩手4区)が党の命運を懸け、擁立候補のてこ入れを続ける。岩手選挙区(改選数1)では、元秘書の野党統一候補を応援するため序盤から地元に入り支持を訴えた。党は衆参合わせて5人で政党要件ぎりぎり。うち2人が退くため、岩手の議席獲得は「背水の陣」だ。対する自民党は閣僚らが小沢政治批判を展開し、切り崩しを狙う。
小沢氏が無所属新人の木戸口英司氏(52)の応援に入ったのは、公示前を含め3度。6月23日に立ち寄った奥州市の後援会事務所では「野党共闘は西日本が弱く東北が頼り。岩手がけん引役にならなくちゃ」とハッパを掛けた。
28日には共産党の志位和夫委員長の盛岡入りに合わせ、4党首級の合同演説を提案。岩手県庁前を約2000人が埋めた。
寡黙なイメージが強い小沢氏だが、今回は冗舌な一面も見せる。
公示前に木戸口事務所を訪れた際には、出迎えた達増拓也知事の妻陽子さんに「(候補者を)ギリギリやってちょうだい。朝から晩まで死ぬ気でやれって言っているんだ」と小沢流選挙の一端をのぞかせた。
安倍晋三首相が盛岡入りする前日には「どんどん来てくれ。関心が高くなる。張り付いてもいい。そう言っておいてくれ」と笑顔を見せた。危機感を問われると「岩手で? 感じてないよ。県民は賢明な判断をしてくれる」。
盛岡で不在者投票をした後には「投票率上がるといいね。東京(の自宅に)は誰もいない。幽霊屋敷だもん。野党が本当に気持ちを一つにすれば、誰も勝てっこないのよ」と自信をにじませた。
「いつまでも小沢一郎氏の時代じゃなかろう。つくづく思う。選挙の度に得票は落ちているだろ? 当選させる岩手は不思議な所だ」
盛岡市で今月2日にあった自民党新人田中真一氏(49)の決起集会に出席した麻生太郎財務相は、得意のべらんめえ調であおった。
生活系元議員と自民現職が競り合う新潟選挙区にも触れ「生活が落とせば(政党要件に満たない)4人になる。必死こいてやってます。岩手もどうにかしねえと」と語気を強めた。
自民県連幹部は「いずれにしても小所帯。中央で存在感はない。危機感は相当強いはずだ」と言い切る。
関係者によると、小沢氏は最終日の9日、新潟でマイクを握った後、岩手入りを検討している。
関連ページ:岩手政治・行政
2016年07月08日金曜日
2037
:
チバQ
:2016/07/09(土) 14:13:21
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-39649622.html
「与党3議席」獲得か、阻止か 参院選神奈川選挙区、10日投開票
05:00神奈川新聞
第24回参院選は10日、投開票を迎える。安倍政権の経済施策「アベノミクス」の評価や憲法改正、安全保障政策などの是非が問われる。改選定数が3から4に増えた神奈川選挙区には、12人が立候補し、全国屈指の激戦区となった。推薦候補を含め自民、公明両党で「与党3議席」を獲得できるか、2人を擁立した民進党など野党勢力がそれを阻止できるか注目される。 各候補者は、18日間にわたる選挙戦最終日の9日、大票田の横浜、川崎の両市内を中心に最後の訴えを行う。 自民党は、比例代表からくら替えした現職で元女優の三原じゅん子氏がトップ当選を狙う。元みんなの党で無所属現職の中西健治氏も自民党の推薦を受け、同党麻生派などに支えられ再選を目指す。 公明党は改選議席が増えたため新人の三浦信祐氏を擁立し、初当選を狙う。自民から推薦を受けている。 結党後、初の大型選挙となった民進党は、旧民主出身で現職の金子洋一氏の議席死守に加え、比例からくら替えした旧維新出身の元職の真山勇一氏が議席を狙う。 共産党は昨春の統一地方選躍進の勢いに乗り、新人浅賀由香氏が18年ぶりの議席獲得を目指す。 おおさか維新の会は公募の新人丹羽大氏で党勢拡大を狙い、社民党は新人の森英夫氏が初当選を目指す。 日本のこころを大切にする党新人の清水太一氏や、政治団体「幸福実現党」新人の壹岐愛子氏、同「支持政党なし」新人の片野英司氏、無所属新人の佐藤政則氏も支持拡大を図る。 神奈川新聞社の選挙戦終盤の総合調査(3〜5日実施)では、高い知名度を背景に三原氏がリードし、支持基盤を固めている三浦氏が続き、真山、金子、浅賀、中西の4氏が横一線で競り合う展開。ただ、調査段階で約4割超の有権者が態度を決めておらず、情勢は流動的となっている。 6月21日現在の県内有権者数は758万9282人(男378万1710人、女380万7572人)で前回参院選の選挙時登録(2013年7月)から19万8635人増えた。
2038
:
チバQ
:2016/07/09(土) 14:15:53
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160708k0000m040079000c.html
<参院選>揺れる自衛隊の街…隊員や家族、不安抱え
07月07日 21:27毎日新聞
集団的自衛権の行使を可能にし、自衛隊の任務や活動範囲を拡大する安全保障関連法の成立後、補欠選挙を除けば初めての国政選挙になる参院選。自衛隊の基地を抱える全国の「基地の街」では、与野党候補が舌戦を繰り広げ、隊員や家族の胸の内は任務とリスクのはざまで揺れている。【浅野孝仁、日下部元美、三股智子】
海上自衛隊佐世保基地、陸上自衛隊相浦(あいのうら)駐屯地があり、約5900人の隊員が暮らす長崎県佐世保市。長崎選挙区(改選数1)は自民現職と野党統一候補新人の事実上一騎打ちの構図だ。自民現職が「日米同盟の強化で戦争を未然に防ぐべきだ」と語れば、野党統一候補新人は「安保関連法は憲法を無視した法律」と反論する。
「業務だからやるしかない」。40代の海自隊員は任務を果たす覚悟は決めているものの「家族を守って死ぬのは納得できるが、家族ではない人を守って死ぬのは納得できない」とも思う。
沖縄県尖閣諸島沖で中国船の往来が頻発する中、佐世保基地を出港する際には子どもの顔を思い出すという。偶発的な衝突も懸念され「米国との同盟強化で、中国が日本に対する姿勢を硬化するのは当たり前。怖くないと言えばうそになる」。
娘の夫が海自隊員という市内の女性(65)の願いは「憲法を改正して自衛隊の存在を明記すること」。「日本だけでは国を守れない」から、米軍と連携を深めるためにも安保関連法に賛成している。
自民、民進、共産などから計10人が立候補した北海道選挙区(改選数3)。千歳市は人口約9万6000人のうち約3割が自衛隊関係者と言われ、陸自東千歳駐屯地に常駐する第7師団の隊員約290人は安保関連法施行後、初の国連平和維持活動(PKO)で南スーダンに派遣された。
市内に住む50代女性の息子は自衛官。「息子は自分と日本の国土を守るために自衛官になった。決して海外の紛争地に行くためではない。このままでは、日本の若者もアメリカの起こす戦争で血を流すようになってしまう」。安保関連法に反対し、参院選では野党支持を表明し、集会でもマイクを握る。
陸自の30代男性隊員は「国にとってどんな安保政策が良いのか考え、期日前投票した。結果的に、それが家族の平和にもつながると思う」と話した。
陸上自衛隊中部方面総監部がある兵庫県伊丹市は約3500人の隊員が勤務する「自衛隊の街」。ある陸自隊員は「『戦争法』と言われ、家族が不安に思うかもしれない。改憲して自衛隊の存在と役割を明確に認めてほしい」。元自衛官の60代男性は「参院選では自衛隊と憲法を巡る議論の盛り上がりを期待していたが、経済の課題に引っ張られ、政権も与党もトーンダウンしているようにみえるのが残念だ」と話した。
◇◇安全保障関連法◇
憲法解釈を変更し、日本と親密な関係の国が攻撃されれば、日本が攻撃を受けていなくても自衛隊が反撃できる集団的自衛権を認めるなど、自衛隊の任務が拡大する。ほかに、米軍以外の国の軍にも給油などの後方支援ができるようになるうえ、あらかじめ「非戦闘地域」を指定して派遣してきたこれまでの活動エリアが「現に戦闘が行われている現場以外」に広がる。国連平和維持活動(PKO)では、離れた場所にいる他国軍らを自衛隊が助けに行く「駆け付け警護」など、従来の武器使用の決まりではできなかった任務も実施できる。このため「自衛隊の危険度が増す」という指摘がある。
2039
:
チバQ
:2016/07/09(土) 19:46:29
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160709/plt1607091700005-n1.htm
女の戦い、最後の絶叫合戦 スター級人気の蓮舫氏、キャリア強調の片山氏 (1/2ページ)
2016.07.09
2016年参院選(10日投開票)には、96人の女性が立候補した。「待機児童解消」や「女性活躍推進」「障害者への偏見をなくす」など、自らの政策を有権者に訴え、18日間、声をからした。最終日の9日、各党を代表する女性候補はどう戦うのか。
「日本には立ち上がる元気がある!」
民進党の蓮舫代表代行(東京選挙区)は連日、同志の応援演説に駆け回った。聴衆も彼女がマイクを握ると人垣を作る。その人気はスター級だ。
「子供たちに税金の再分配をしよう。貧困の子供を支えれば、この国を支える中心になる。これが『人への投資』の好循環です」
最後の訴えは、東京・目黒駅西口を予定している。
公明党現職の竹谷とし子氏(同)は、公認会計士の視点から、行財政改に取り組んだ1期目の実績を強調した。
「厳しい目線で税金の無駄をなくし、優しい目線で本当に大切なところに使っていく」
マイク納めは、東京・池袋駅東口だ。
おおさか維新の会は、本拠地に元堺市議の新人、高木佳保里氏(大阪選挙区)を擁立した。
高木氏はかつて自民党に所属したことを踏まえて、「自民党では改革が進まなかった。古い政治を壊し、新しい政治を作るときがきた」と力強く呼びかけた。
9日夜は大阪・天王寺駅東口で演説する。
自民党比例代表の片山さつき氏は2日、東京・JR立川駅北口で街頭演説中に暴漢に襲われたが、「不当な圧力には負けない」と戦い続けた。
「大蔵官僚時代から33年間、日本経済を見てきた。世界経済は高度かつ複雑化している。経済政策をつくるには、専門知識が必要だ」
経済や危機管理のスペシャリストとしての実績を訴える選挙戦。9日夜は東京・秋葉原で支持を訴える。
2040
:
チバQ
:2016/07/09(土) 19:46:57
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160708/plt1607081550002-n1.htm
三原じゅん子氏応援の稲田政調会長、痛烈な野党批判 神奈川選挙区 (1/2ページ)
2016.07.08
参院選(10日投開票)の激戦区、神奈川選挙区(改選数4)に6日夕、自民党の論客、稲田朋美政調会長(57)が駆け付けた。元女優で、保守的な政治姿勢で注目される同党の三原じゅん子氏(51)の応援に入り、鋭い野党批判を展開した。最強女性コンビの街頭演説とは-。
川崎市の東急鷺沼駅前。赤のTシャツにはちまき姿の三原氏が選挙カーの上に姿を現すと、約200人の聴衆から歓声が上がった。公約である「女性の活躍、子育て支援」や「社会保障の充実」について説明すると、聴衆は熱心に聞き入っていた。
その後、稲田氏がマイクを握った。
冒頭で、「三原さんはとてもきれいで女らしいけれど、芯が強くて飛びっきりの保守なんですね。私と一緒の(笑)」「野党は『自民党は女性に優しくない』と言っていますけど、まったく逆ですよ」といい、一気に野党批判に突入した。
一部の野党が唱えている所得・資産の再分配を取り上げ、「財源はどうするんですか? 自分たちが政権を取っているときにはできなかったのに、野党になると『できる』と言って国民を欺いている。これこそ、政治家が一番やっちゃいけないことじゃないですか、みなさん!」と訴えると、聴衆からは「そうだ!」の声が上がった。
稲田氏は「ちょっと、興奮しています…」と苦笑いを浮かべ、さらに続けた。
「鳩山(由紀夫元首相)さんが、『日本列島は日本人だけの所有物じゃない』って言いましたよね」「そんな政党に、私は大切な神奈川で1票たりとも与えたくないと思っていますが、みなさんどうですか!」
こう聴衆に問いかけると、この日、一番の大きな拍手がわき起こった。
時間の関係か、鷺沼駅前での街頭演説では、三原氏からは保守的な訴えは聞かれなかった。
三原氏は選挙カーから降りると、「(稲田氏は)一番頼りになる方です。野党のことも的確に批判していただいて。私が言いたいことを全部言ってくださいました」と語っていた。 (宇都木渉)
2041
:
チバQ
:2016/07/09(土) 19:53:33
産経らしくない記事ですね
与党当確 秋田 栃木 群馬 富山 石川 福井 岐阜 滋賀 奈良 和歌山 鳥取島根
岡山 山口 徳島高知 香川 愛媛 佐賀 長崎 熊本 宮崎 鹿児島
与党優勢 山梨 大分
野党優勢 青森 岩手 宮城 福島 新潟 長野 三重
野党当確 山形 沖縄
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160709/plt1607091530002-n1.htm
参院選1人区で自民苦戦 最新調査で「18勝14敗」小沢王国は激震 (1/3ページ)
2016.07.09
2016年参院選(10日投開票)は最終コーナーを回った。与野党対決のカギを握る全国32ある「1人区」の最新情勢を分析したところ、安倍晋三首相率いる自民党の優勢は変わらず、「23勝9敗」という結果が出た。これに対し、岡田克也代表の民進党など野党陣営は「憲法の平和主義を守れ」などと訴え、反撃を狙っている。勝負はゲタを履くまで分からない。ここに来て、「自民党苦戦も」というデータが出てきた。激戦の注目選挙区に迫った。
最終盤における1人区の最新情勢(夕刊フジ分析)は別表の通り。自民党は沖縄以外の西日本では優勢だが、東北や上信越、中部地方などで、民進、共産など野党統一候補と大激戦を繰り広げている。
まず、生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表のおひざ元、岩手選挙区は見逃せない。
小沢氏の元秘書で、野党4党が推薦した無所属の木戸口英司氏(52)と、元慶応大ラグビー部監督で自民党の田中真一氏(49)による事実上の一騎打ちだが、ある新聞社の序盤情勢調査では、木戸口氏が10ポイント以上も負けていたのだ。
県政関係者は「かつての『小沢王国』では、この数字はあり得なかった。小沢氏は公示日(6月22日)に加え、翌日も岩手県内にとどまり、木戸口氏支援に駆け回った。地元では『小沢氏は参院選だけでなく、次期衆院選で生き残るために必死になっている』と噂になった」と語る。
終盤戦に入り、木戸口氏がリードしたが、自民党は諦めていない。谷垣禎一幹事長と石破茂地方創生担当相が6日、岩手入りし、花巻市や盛岡市で田中氏を支援する街頭演説会を行った。期日前投票では、田中氏が上回っているとの情報もある。
民進党の岡田代表の地元、三重選挙区も大激戦だ。
同選挙区は2000年の補選以来、民進党の前身である民主党が5連勝した“金城湯池”だが、前回13年の参院選ではベテラン議員が自民党新人に敗れた。今回は、民進党現職の芝博一元官房副長官(66)を、自民党新人の山本佐知子氏(48)らが追う展開。
岡田氏は公示前から何度も選挙区入りし、「民進党は暮らしと平和を守る」「この選挙は三重県民の良識と安倍政治の戦いだ」などと訴えてきた。芝氏が敗れた場合の次期代表選不出馬まで表明し、覚悟を示している。
これに対し、自民、公明与党は、安倍首相や菅義偉官房長官、公明党の山口那津男代表ら大物を続々と送り込んでいる。
NHK大河ドラマ「真田丸」で盛り上がる、長野選挙区も注目だ。
元TBSキャスターで民進党新人の杉尾秀哉氏(58)が知名度を生かしてリードし、自民党現職の若林健太元外務政務官(52)が猛追している。
こうしたなか、オウム真理教による松本サリン事件の被害者で、無実なのに一時犯人扱いされる報道被害を受けた河野義行氏が先月30日、同県松本市で行った講演が衝撃を与えた。河野氏は次のように語った。
「間違った報道は、自殺者が出るぐらい危険」「(マスコミの)幹部であれば『変えていこう』という提案もできる。そういうことをしていない。そういう人が命を大事にしているといえるのか」「命を軽いものとみている。私にはそんな風に思えてしまう。そういう人が『国政にチャレンジする』と言ったって、国民の命を守れるのか」
講演後、ネット上には杉尾氏と松本サリン事件の報道に関する書き込みが続いている。
このほか、青森や宮城、福島、新潟、山梨、大分などでも激戦が続いている。32の1人区はどうなりそうか。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「新聞各紙が5、6日、終盤の情勢調査を報じたが、自民党のデータは少し違う」といい、続けた。
「最新の自民党調査では『1人区で18勝14敗もあり得る』という厳しい結果が出ている。サンプル数の違いだろう。報道とのかい離を警戒しており、『改選勢力で3分の2』などと書かれると、逆バネが働くと危機感を持っている。野党としては、最後の1議席まで取り切れるかどうかだ。まだまだ、分からない」
2042
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:02:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000101-jij-pol
改憲4党、78議席が焦点=投票率低下の懸念【16参院選】
時事通信 7月9日(土)19時28分配信
今回の参院選は、与野党の勝敗や各党の獲得議席数と並び、憲法改正に絡む議席数も焦点だ。改憲に前向きな自民党など4党で78議席を占めれば、改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)に達する。
改憲を志向しているのは、自主憲法制定を党是とする自民党と、「加憲」を唱える公明党、改憲を公約に掲げるおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党だ。4党の非改選は84議席のため、今回78議席を獲得すれば3分の2に届く。改憲に賛同する非改選の無所属議員らを加えれば、「3分の2ライン」は下がる。
安倍晋三首相は選挙期間中、街頭演説では改憲に一切触れてこなかったが、秋の臨時国会から衆参の憲法審査会で改憲論議に着手する意向を党首討論などで明言。民進、共産両党などは「いずれ9条改正に踏み込んでくる」と警戒を強める。
自民党の獲得議席にも注目が集まる。57議席で27年ぶりに単独過半数を回復するためだ。同党が公明党と連立を組んだのは、与党として参院で過半数を確保するためだ。単独で過半数を制すれば、政権内での発言力を増すことも予想される。
逆に、存在感が低下しかねない公明党は危機感を強めている。山口那津男代表は9日の神戸市での街頭演説で、「与党における公明党の力が大事だ。われわれが連立政権を支え、国民の声、庶民の声を実現していく」と存在意義を強調した。
投票率も焦点の一つだ。3年前の前回参院選は、過去3番目に低い52.61%だった。投票率が低いと、組織力のある自民党や、まとまった固定支持層を持つ公明、共産両党に有利とされる。
今回、国政選挙として初めて「18歳選挙権」が導入されたが、新たに有権者に加わったのは2%程度。自民党関係者は、東京都知事選(14日告示、31日投開票)に有権者の関心を奪われつつあるとして、「参院選は盛り上がっていない」と投票率低下を予測している。
2043
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:05:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000086-jij-pol
生活2人、民進2人? =無所属候補の当選後【16参院選】
時事通信 7月9日(土)18時19分配信
10日投開票の参院選では、野党陣営が1人区で統一候補として擁立した無所属候補も複数が当選をうかがう。党派色を消して戦った候補者が当選後も無所属を貫くのか、政党入りするのか。選挙後の各党の影響力にも直結する。
野党統一候補として出馬した岩手選挙区の新人は、地元選出の小沢一郎生活の党代表の元秘書。新潟で激戦を展開する女性候補も生活の元職。この2人は当選すれば、同党入りする見通しだ。2人が加わると、生活の国会議員は衆院を合わせて5人となり、政党要件を維持できる。
山形、愛媛両選挙区で自民党候補と競り合っているのは、それぞれ旧民主党の元参院議員と元衆院議員。山形の候補は当選後の所属を「未定」としているが、民進側は入党を期待。愛媛の候補に関しても、地元県連幹部は「当面は無所属の予定だが、いずれ入党してほしい」と話す。全体として苦戦する民進党にとっては1議席でも重要で、まずは国会の会派に引き入れる考えだ。
沖縄選挙区で優勢が伝えられる野党系の新人は、支援を受ける各党への配慮もあり「当選しても無所属を貫く」(陣営幹部)方針。一方、神奈川で自民党の推薦を受けた現職は、地元の調整がつき次第入党する運びとみられている。
2044
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:06:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000013-tospoweb-ent
【参院選】青山繁晴氏“文春砲”に刑事告発 怒りの矛先は自民にも
東スポWeb 7月9日(土)16時45分配信
参院選に自民党から比例代表で出馬している民間シンクタンク社長の青山繁晴氏(63)が8日、週刊文春に対して選挙拠点の関西で再び怒りの声を上げた。
先月30日に発売された同誌が「安倍首相自ら口説いた参院選トンデモ候補」と題した記事を掲載したことに青山氏側は5日、文春記者を虚偽の記事を記載したことによる選挙妨害として、公選法違反で東京地検特捜部に刑事告発していた。
この日、青山氏は幼少期を過ごした兵庫県神戸市での街頭演説で「テレビで言っていることを選挙でストレートにぶつけると、必ず選挙に落ちるように圧力がかかると思っていました。それが文春の記事」と話し、「刑事告発は僕の名誉のためではなく、このままマスコミが自民党や政治と癒着をして、腐ったまま放置してはいけないからです」と訴えた。
青山氏は自民党の公認候補だが、怒りの矛先は党にも向けられた。「自民党の公式見解ではないけど、選挙担当の偉い人から『青山さん、腹は立つだろうけど我慢してください。マスコミと喧嘩するとロクなことはない』と言われ、頭の真ん中が噴火したんです」と内幕まで暴露した。
「選挙も政治もマスコミも、みんな裏でつながっている。だから、国民の心が離れる。私は自民党のために選挙に出るんじゃない!」と気勢を上げてみせた。
ほかにも経済や農業などの政策も訴えたが、歯に衣着せぬ物言いが売りの青山氏だけに“文春”への怒りがもっとも有権者のハートをつかめるのかもしれない!?
2045
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:07:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000085-san-pol
参院選 比例候補 全国を駆けた 知名度生かし選挙区応援
産経新聞 7月9日(土)14時41分配信
10日の投開票に向け舌戦も最終盤を迎えた参院選。全都道府県を選挙区とするのが、政党・政治団体が届け出た比例代表の候補者たちだ。選挙区が広いこともあって、各候補者の動きは見えにくいが、改選121議席の4割近く、48議席を占める重要な戦いとなっている。知名度の高い候補者は、相乗効果を期待した各地の選挙区の候補者からも引っ張りだこ。一方、党内であらかじめ当選順位が決まっている訳ではない「非拘束名簿式」に、なお戸惑う声もある。それぞれ票の掘り起こしに懸命だ。
女性ボーカルグループ「SPEED」の元メンバーで自民党の比例代表候補の新人、今井絵理子氏(32)は、全国の選挙区候補らと二人三脚の選挙戦を展開する。1日には京都選挙区(改選数2)に立候補した自民現職(71)とともに京都市内で若者向けのトークセッション形式の街頭演説を行った。
聴覚障害がある長男を育てる今井氏は、手話を交えて「情報保障は重要な課題。国会中継や災害時のアナウンスなど、日本はまだ保障が少ない」と訴え、集まった有権者らと握手を交わし記念撮影にも応じた。
現職候補の陣営としても初めての試み。陣営幹部は「声が届きにくい若い層に接触できた」と評価する一方、「これが投票にどうつながるか」とも語った。
「2枚目の投票用紙には政党名ではなく、候補者名を書くことを徹底してほしい」。2日夜、奈良市内で行われた民進党比例代表候補で現職の前田武志氏(78)の個人演説会ではこんな説明があった。
前田氏は奈良県出身で国土交通相も務めた重鎮、衆院議員を4期務めた後、参院に転出し3選を目指す。
陣営の最大の悩みは、党内での当選者が各候補者個人の得票数で決まる「非拘束名簿式」が、いまだに浸透していないことだ。陣営は、投票用紙に候補者名を書くよう記したポスターも作製し、投票方法を伝えることにエネルギーを注ぐ。
自身のアピールより、選挙区から立候補した息子の応援に奔走するのは、おおさか維新の会共同代表で比例代表候補の現職、片山虎之助氏(80)だ。
岡山では自民党時代からの厚い支持層を誇るが、今回、次男(49)がおおさか維新から兵庫選挙区(改選数3)で立候補。公示日にも、神戸市内で行われた次男の出陣式に顔を出し、「みなさんの一票を」と頭を下げた。
他党の候補者と連携する動きもある。公明党比例代表候補の新人、熊野正士氏(51)は、関西を中心に活動。大阪府内では、大阪選挙区(改選数4)の公明現職(42)と一緒に演説に臨むこともあるが、他府県では、合同演説会を開催するなど、連立を組む自民党の選挙区の候補者と行動する場面も目立つ。
共産党比例代表候補の新人、和泉信丈氏(32)は奈良選挙区(改選数1)に立候補予定だったが、民進党との候補者一本化に伴い、比例代表に回った。演説会や市民団体主催の集会では、民進候補と野党共闘をアピールすることもある。
日本のこころを大切にする党比例代表候補の新人で、衆院議員を6期務めた西村真悟氏(68)は党勢拡大を目指し、全国を行脚する。「全国各地で訴えることができ、性に合っている」と意気込む。
比例代表には、計12の政党・政治団体から164人が立候補している。
2046
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:08:46
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160708-00510470-shincho-pol
「支持政党なし」議席獲得の可能性――騙される有権者が200万人いるとも
デイリー新潮 7月8日(金)11時45分配信
「支持政党なし」議席獲得の可能性――騙される有権者が200万人いるとも
「4連ポスター」
俗に、選挙戦は地盤・看板・カバンの「三バン」が肝要とされる。それらに縁遠いミニ政党や泡沫候補は、ひたすらアイデアを巡らせ、間隙を縫って戦うわけだが、今回の参院選には身も蓋もない手を繰り出す団体が登場した。その名も「支持政党なし」。何と、議席獲得まで現実味を帯びているのだ。
***
6月22日の公示後、東京選挙区の候補者掲示板には、
〈支持政党なし〉
と書かれたポスターが4枚並んで貼られている。候補者名は書かれておらず、代わりに目立つのは「政策一切なし」との文言。全国紙政治部記者によれば、
「政党である『支持政党なし』は、東京以外にも北海道、神奈川、大阪、熊本の各選挙区で候補者を立て、さらに比例代表でも2人を擁立しています」
比例区の候補である同党の佐野秀光代表(45)は、東京・大田区で「情報通信ネットワーク」社を経営する実業家。2009年には衆院選で「新党本質」代表を名乗って立候補、また12年の衆院選にも「安楽死党」代表として臨み、いずれも落選している。が、一昨年の総選挙では、看過できない存在になっていた。
「比例代表北海道ブロックに2人の候補者を立て、10万4854票を獲得したのです。これは社民党の5万3604票、次世代の党の3万8342票をはるかに上回るものでした」(同)
得票率は4・19%。単純比較はできないものの、試みに全国区に置き換えると、
「たとえば10年の参院選で社民党は比例区で3・84%の得票率で2議席を獲得している。13年は2・35%で1議席。票数でいえば、現在社民党は全国でざっと100万票。彼らはその2倍の200万票を持っている計算になる。このままでは、議席を得る可能性は大いにあります」(同)
選挙のつど注目される「無党派層」。都市部では、その動向が帰趨を左右するといっても過言ではない。むろん政党名と知って投票する有権者もあろうが、2年前の北海道でも懸念されたのが“勘違い投票”である。
■できないことは言わない
総務省は今回、同党の略称として「支持なし」「支なし」も認めるとし、混乱に拍車がかかるのは必至。佐野代表に聞くと、
「党の結成は13年7月。世論調査で『支持政党なし』の有権者が非常に多く、そうした方々の受け皿になりたかったのです。『間違って投票する人もいる』との声もありますが、その方の思いは間違っていません。最もいけないのは『これを実現します』と政策を掲げながら実行しないこと。有権者を騙す詐欺行為です。我々はできないことは言いません。責任を持って『政策なし』と言っているのです」
で、仮に当選した場合、
「有権者の使者となり、議決が必要な法案などについてネットで賛否を集め、その結果を国会に提出します。これを我々は“電子的直接民主主義”と呼んでいます」
というのだ。選挙制度に詳しい日大の岩井奉信教授(政治学)は、
「有権者を惑わす、罪作りな団体だと思います。本来であれば認めるべき党名ではありませんが、憲法の結社の自由との関わりで規制は難しい。ポスターや政見放送で中身を判断した上で投票してください、としか言いようがありません」
果たして、漂流する200万票の行方は――。
「ワイド特集 富める時も貧しき時も」より
「週刊新潮」2016年7月14日号 掲載
2047
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:10:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000028-jij-pol
見えぬ候補、冷める有権者=国政不信もたらす合区〔深層探訪〕【16参院選】
時事通信 7月9日(土)8時30分配信
見えぬ候補、冷める有権者=国政不信もたらす合区〔深層探訪〕【16参院選】
選挙管理委員会は投票を呼び掛けるが…=6日午後、高知市
都市と地方の「1票の格差」を是正しようと、今回の参院選から憲政史上初めて導入された合区制度。人口減少の著しい鳥取と島根、徳島と高知の各選挙区が、隣県同士でそれぞれ統合された。候補者の肉声を聞く機会を奪われたと感じ、冷めた目を向ける有権者もいる。「切り捨てられた結果だ」。地域の事情より、格差是正を優先した国政に対する有権者の不信感は募る一方だ。
◇足遠のく候補者
徳島との県境に位置する高知県馬路村。高知市から車で2時間弱だが、6月22日の公示から2週間が過ぎ、選挙戦が終盤になっても、1議席を争う自民党と野党統一の両候補者は一度も訪れていない。県境に連なる山あいの小村は素通りせざるを得ないのが実情だ。両陣営は「移動時間を節約したい」「物理的に無理」と口をそろえる。
今月4日、村役場の前でマイクを握ったのは候補者の妻。懸命に支持を訴えたが、聴衆はまばらだ。人口は約900人。村で自営業を営む男性(76)は「政治家は票のある所に力を入れる」と諦め顔。候補者は諸派を含め3人とも徳島出身とあって、「演説しても、うわべだけのこととしか思わない」と冷淡だ。
「合区は歴史的にも多少無理がある」。こう話すのは、徳島の近現代史に詳しい生駒佳也さん(56)。徳島は明治の廃藩置県後の1876年、高知に編入された。だが、分離を求める明治政府への陳情が頻発、4年後に再び別々の県となった。
生駒さんによると、当時は交通の便が悪く、県議会が置かれた高知に行くために、徳島出身の県議は船で大阪を経由していた記録が残る。生駒さんは両県の関係について「地理的な隔たりに加えて気質も違う」と指摘。「特産の藍を売り込もうと大阪の商業圏とつながりが深い徳島は、商人気質でうまく立ち回る。一方、自由民権運動の中心だった高知は、政府に反対するのも協力するのもはっきりしている」と話す。
◇「本当に平等なのか」
改選数1の徳島・高知と、同6の東京の1議席当たりの面積は約30倍の開きがある。この点について、徳島県の飯泉嘉門知事は「合区では、有権者が生の候補者を見ないまま投票せざるを得ない。大都市部では毎日候補者と会える。これで本当に平等なのか」と疑問を呈する。
今回、選挙区候補として地域代表を出せなかった高知県の尾崎正直知事も「一言で言うと、合区の範囲が広すぎる」と問題点を指摘し、「やはり合区は一時的な制度、変更しなければならない制度だろうなと思う」と早期の解消に期待を示す。
鳥取・島根でも事情は同じだ。公示日の朝、鳥取県に候補者の姿はなく、候補者3人全員が島根県で第一声を発した。鳥取県西部で個人演説会を開いた陣営の関係者は「みんな(候補者の)顔が見えないと言う。集会を1時間できただけでも良かった」と複雑な表情を浮かべた。
離島の島根県隠岐郡4町村にも公示後、候補者は一人も訪れていない。その一つ、海士町にIターンし、県立隠岐島前高校の県外生徒募集に取り組んできた岩本悠さん(36)は「離島の声が届きにくくなるのではないか」との懸念が拭えない。
◇合区解消、改憲テーマに
合区対象の各県知事は全国知事会を通じ、参院を地域代表制にすることを柱とする合区解消策を秋にも政府・与党に提案する構えだ。合区に根強い不満を抱える自民党も、今回の参院選で「都道府県から少なくとも1人が選出されることを前提に、憲法改正を含め在り方を検討する」と改憲による合区解消を公約している。
同党には「改憲のテーマが合区解消なら与野党の合意は得やすいのではないか」(選対関係者)と期待する声もある。だが、「法の下の平等」の原則に基づく1票の格差是正とどう整合させていくのかという問題は残り、議論の方向性が見えているわけではない。
2048
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:10:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000031-san-l12
【参院選】千葉 あす投開票、激しさ増す各陣営
産経新聞 7月9日(土)7時55分配信
参院選は10日、投開票される。千葉選挙区(改選数3)には8人が出馬し、アベノミクスの是非や少子高齢化対策などを争点に激しい舌戦を展開してきた。最終盤を迎え、主な候補者たちは人口の多い東葛・京葉地域で集中的に駅頭に立ったり、党首級や大物弁士の応援を受けたりしながら、ラストスパートに入っている。
自民党新人の元栄太一郎氏(40)=公明党推薦=の元には、6日に稲田朋美党政調会長と石破茂地方創生担当相、7日には菅義偉官房長官ら大物弁士が次々と来援し、当初懸念された知名度不足を補うべく街頭活動に臨んだ。演説では弁護士や起業家としての経験をアピールし「中・小規模事業者がどれだけ元気になれるかがアベノミクスの完遂と日本の経済成長にかかってくる。生の経験を国政に届けたい」などと訴えた。
報道機関の世論調査でリードが伝えられる、同じく自民党現職の猪口邦子氏(64)=同=は、陣営内や支援者の“緩み”を警戒。7日朝には船橋駅前で「女性現職候補の再選は難しい。女性が輝くためになんとしても再選したい」と通勤するサラリーマンらに支持を呼びかけた。選挙戦最終日の9日は船橋市と地元の市川市でさらなる支持拡大を図る。
民進党現職の小西洋之氏(44)も千葉市や松戸市、船橋市などの“大票田”を中心に支持を呼びかけている。8日朝にはJR西千葉駅前に細野豪志元環境相とともに立ち、千葉大の学生や幼稚園に子供を送る若い母親らと握手を交わし、「アベノミクスによる格差社会でなく、ともに支え合う共生社会を」などと述べた。
同じく民進党現職の水野賢一氏(49)も民進党の大物議員らの応援を受けながら、東葛地域を中心に「自民党の1強に風穴を」などと訴える。衆院議員時代からの地盤である佐倉市周辺では、養父で元衆院議員の清氏が票の掘り起こしを図っている。
共産党新人の浅野史子氏(45)は7日に母校のある木更津市入り。8日朝には西千葉駅前で支持を訴えた。その後はJR船橋駅など利用客の多い駅頭で、志位和夫委員長とともに「暮らしを痛めつけるひどいアベノミクスはやめさせて、暮らしと平和を守る政治に切り替えよう」と安倍政権の打倒を訴えた。
日本のこころを大切にする党新人の香取成知氏(65)の元には中山恭子党代表、幸福実現党新人の古川裕三氏(34)には釈量子党首がそれぞれ今週来県し、てこ入れを図った。
2049
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:11:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000037-san-l04
【参院選】あす投開票 青森・宮城・福島に党首級が相次ぎ訪問
産経新聞 7月9日(土)7時55分配信
参院選の投開票が明日に迫った。東北6県の選挙区には計18人が立候補し、いずれも与野党による事実上の一騎打ちとなり、生き残りをかけた熾烈(しれつ)な戦いが繰り広げられてきた。特に青森、宮城、福島の3選挙区では最終盤まで勝敗の帰趨(きすう)が見えない状態が続いている。こうした大激戦を象徴するように選挙戦中には、与野党の党首級が相次いで3選挙区に入った。(候補者は敬称略)
◇
青森は4期目を目指す自民山崎と元衆院議員の民進田名部がほぼ横一線。組織力をフル稼働させて抜け出しを図る山崎陣営に対して、田名部陣営は徹底した草の根戦術で浸透。競り合いが続いている。
改選数が2から1に減った宮城と福島は現職同士が激しく競り合う。
宮城は再選をねらう自民熊谷と民進桜井が横一線のまま最終盤へもつれ込んだ。無党派層の多い仙台圏での票の行方が勝敗を決するとみられる。
福島は当初劣勢とみられた現職閣僚の自民岩城が、安倍晋三首相ら党幹部らの応援を得て、民進増子を猛追している。増子は現政権に批判的な勢力や若者、女性の取り込みに必死だ。
3選挙区とも全国有数の激戦区となっており、最後まで勝負の行方は分からない状態だ。
◇
■「日替わり」で応援
「青森は過去にない激しいデッドヒート」。6日の青森市内での応援演説で安倍首相はこう表現した。公示後、安倍首相が3県を訪問した回数は青森2回、宮城1回、福島2回の計5回。対する民進党の岡田克也代表も青森2回、宮城1回、福島2回の計5回で、3県の訪問回数はまったく同じとなっている。
このほか、公明党の山口那津男代表が福島に、共産党の志位和夫委員長が宮城に入っている。
首相は公示前にも3県に入った一方、同じ東北の秋田や山形には足を運んでいない。青森、宮城、福島には党首級だけではなく、閣僚や党幹部がほぼ日替わり状態で応援に駆けつけており、3選挙区の激戦ぶりを物語っている。
一方、秋田は知名度の高い自民石井が民進松浦を突き放し優勢。岩手では野党統一候補の木戸口が自民田中に先行し、山形は無所属舟山が自民月野をリードしている。
18日間の選挙戦を戦った候補者たちへの「審判」の時は目前に迫っている。
2050
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:11:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160709-00000024-san-l40
【参院選】党幹部応援回数で見える思惑 激戦区の福岡・大分に集中
産経新聞 7月9日(土)7時55分配信
参院選の選挙期間中、各党はトップや幹部を続々と九州・山口の選挙区に送り込んだ。その回数を見ると、各党の情勢分析や狙いが見えてくる。
自民、民進、公明、共産の4党の発表によると、公示(6月22日)から7月8日までに、計延べ98人の党幹部が九州・山口入りした。
改選議席が2から3に増えた福岡選挙区に計29人が応援に駆けつけた。9人が立候補したことで、それぞれの党幹部が集中した。
中でも、公明党の力の入れ具合は群を抜いた。
同党は福岡選挙区に24年ぶりに候補を擁立した。山口那津男代表や石井啓一国土交通相をはじめ、党幹部がほぼ毎日、来援した。延べ人数は13人に達した。
大分選挙区(改選1)は、自民新人と民進現職の大接戦となっているだけに、両党から応援が相次いだ。
自民は安倍晋三首相のほか、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、小泉進次郎農林部会長ら計13人を投入した。民進も野田佳彦前首相、蓮舫代表代行ら10人が訪れ、支持を訴えた。
民進の幹部来援は、長崎選挙区(改選1)も延べ10人と多かった。
今回、新人候補が自民現職を猛追している情勢が伝えられたからだ。岡田克也代表らが声をからした。
また、熊本選挙区(改選1)には選挙期間の序盤、自民党幹部が多く駆けつけた。
安倍首相は選挙戦の第一声に熊本市内を選び、小泉氏や石原伸晃経済再生担当相らが相次いで熊本入りした。4月の熊本地震からの復旧・復興をアピールする狙いといえる。
他の政党では、社民党の吉田忠智党首が比例代表候補として、九州一円で投票を呼びかけた。おおさか維新の会は、松井一郎代表が公示前の6月17、18日に、馬場伸幸幹事長も7月2日に福岡入りしたが、その他、目立った応援はなかった。
2051
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:15:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160708-00000029-kyt-l25
お維票争奪、激しく 参院選滋賀選挙区
京都新聞 7月8日(金)23時0分配信
お維票争奪、激しく 参院選滋賀選挙区
比例での支持を訴えるおおさか維新の会。滋賀選挙区への立候補がなく、各党が「維新票」を狙う(6月28日、大津市打出浜)
参院選の投開票が10日に迫り各陣営が1票の上積みに躍起となる中、滋賀選挙区に候補者を擁立しなかった「おおさか維新の会」支持層の動向が注目されている。組織化が進んでいないため、各陣営からは「ほぼ無党派層と重なる」ともみられており、各選対は浮動票対策を通じて取り込みを図っている。
おおさか維新は6月28日、大津市内で松井一郎代表が「比例で維新と書いてほしい」と訴えた。これが選挙期間中、党として唯一の街頭演説会となる見込みだ。おおさか維新は県内では、前身の日本維新の会、維新の党時代に2012年衆院選で15万票、13年参院選で8万票、14年衆院選で10万票の比例票を獲得し、一定の勢力を保っている。今回参院選も選挙区候補擁立を目指したが、人材が見つからなかった上、県総支部の「滋賀維新の会」代表が甲賀市長選に立候補するため5月に離党した影響もあり、擁立を断念した。
このため、滋賀維新の会は「前回参院選の比例得票の死守」を目標とし、地方議員3人が支持者らに比例の投票を呼び掛けている。一方、選挙区は「支持者に判断を任せている」(谷永兼二幹事長)という。
滋賀選挙区に候補者を擁立する各陣営は「維新票」の取り込みを図るが、維新は政党組織がたびたび変わり支持者の組織化が進んでいない。各陣営は訴えを届ける対象が絞りきれないため、無党派対策を強化する中でおおさか維新支持層への浸透を目指している。
民進現職の林久美子候補(43)の選対は「無党派層にいかに支持を広げられるかが勝利のポイント」としており、維新票取り込みも念頭に市民団体などと街頭での投票呼び掛けに力を入れる。共闘する共産党県委幹部は「維新支持層は政治を変えたいと願う層。共闘で政治が変わることを訴える」としている。
自民新人の小鑓隆史候補(49)の選対は「おおさか維新と自民とは、改憲など政策面で共通する点があり、選挙構図の面で見ても『共産とは一緒にできない』という点で一致するはず」と分析。辻立ちやスポット演説を重ねて露出を増やし、少しでも訴えやスタンスが届くよう、選挙運動を進めている。
幸福実現党新人の荒川雅司候補(41)の選対も「改憲や行財政改革など政策で似た面がある」とみて街頭で政策をアピールしている。
京都新聞が今月3〜5日に実施した世論調査では、おおさか維新支持層の5割が林候補に、3割が小鑓候補への投票を予定し、2割が態度未定となっている。
2052
:
チバQ
:2016/07/09(土) 20:27:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160708-00000112-mai-pol
<参院選>政策論争、深まらず 自公対民共の枠組み先行
毎日新聞 7月8日(金)21時53分配信
<参院選>政策論争、深まらず 自公対民共の枠組み先行
各党の主張は有権者に届いたか
参院選は9日、与野党の選挙戦が最終日を迎える。主戦場の「1人区」(改選数1、32選挙区)で民進党など野党4党の選挙協力が実現したため、政党の「枠組み」が主要な争点に浮上し、そのあおりで、安倍政権の経済政策「アベノミクス」や安全保障法制を巡る論戦は消化不良気味だ。各党は有権者に選択の判断材料を提示できたのか。
民進、共産両党への批判に最も熱心だったのは安倍晋三首相。8日も札幌市で「理念も政策も違うのに自民党、公明党を倒したいために候補者を絞る。典型的な野合、無責任の象徴だ」と訴えた。
野党4党の協力は、3月に施行された安保関連法の廃止をてこに成立した。これに対し、与党は「共産党は憲法違反の自衛隊を将来廃止すると言いながら、災害や急迫不正の侵略があったときには活用するという。それこそ立憲主義に反する」(公明党の井上義久幹事長)と「矛盾」を突く戦術に徹している。
共産党の小池晃書記局長は「野党共闘に独自政策は持ち込まない。争点そらしはやめてほしい」と反論するが、政府が自衛隊への新たな任務付与を選挙後に先送りしたこともあって、具体的な事実に即して関連法の中身を問う論戦にはなっていない。
アベノミクスはどうか。首相は、企業収益が過去最高を記録し、有効求人倍率も高水準で推移していることなどを挙げ、「この道を力強く前に進んでいく。エンジンをフル回転させ、景気がよくなったと言ってもらえるように全力を尽くす」と各地で強調する。
一方、民進党は個人消費の落ち込みや実質賃金の低下を指摘し、「『アベノマジック』はもう通用しない」(岡田克也代表)と批判を強め、教育、子育てなど「人への投資」による経済成長を主張する。互いに都合のいい経済指標を使って相手を批判する展開だ。
自民党は今回、「分配」政策に傾斜し、これまで野党が重視してきた政策を取り入れた。社会保障分野では与野党の違いが見えにくくなり、各党の公約には、同一労働同一賃金、最低賃金時給1000円、返済の必要がない給付型奨学金の創設など似た政策が並ぶ。
政策の実現可能性では与党の方が有利だけに、岡田氏は「(自民党は)選挙前になって同一労働同一賃金を言い出したが、中身が本当に分かっているのか」と「抱きつき」戦術に不快感を隠さない。
安倍政権は来年4月に予定していた消費税率10%への引き上げを2019年10月まで再延期する方針だ。その結果、低年金者らを救済する社会保障充実策の財源確保は不透明になったが、こうした「痛み」に関する処方箋を各党は示せていない。
自民党関係者は「そもそも消費増税再延期に反対する有権者は少ないし、アベノミクスは『道半ば』なのだから、野党が『失敗だ』と批判してもかみ合わない」と述べ、政策論争が盛り上がらないのは狙い通りだという見方を示した。【佐藤慶】
2053
:
名無しさん
:2016/07/09(土) 22:52:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010582991000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_052
参院選の期日前投票 前回より44%増
7月4日 18時55分
今回の参議院選挙で、3日までに期日前投票を行った人は656万人余りで、前回・3年前の参議院選挙の同じ時期で比べると、投票日数が1日多いものの、およそ200万人、率にして44%増えていることが総務省のまとめで分かりました。
総務省は、全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、公示翌日の先月23日から3日までの11日間の期日前投票の状況をまとめました。
それによりますと、期日前投票を行った人は、全有権者の6.16%に当たる656万2239人でした。今回の参議院選挙は、選挙期間が通常よりも1日長い18日間となっているため、前回・3年前の同じ時期で比べると、投票日数が1日多くなっているものの、期日前投票を行った人はおよそ200万人、率にして44%増えていて、有権者に占める割合でも1.78ポイント高くなっています。
都道府県別では、すべての都道府県で前回・3年前より増えていて、期日前投票を行った人が増えた割合が最も大きかったのは、石川県でおよそ90%の増加、次いで長野県、青森県の順となっています。
参議院選挙の期日前投票は、一部を除いて、投票日前日の今月9日まで受け付けています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160705/k10010583441000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_042
参院選 投票率の行方 焦点の1つに
7月5日 4時22分
今月10日に投票が行われる参議院選挙について、各党や各候補者の陣営からは、有権者の関心が高まっていないという指摘が出ていて、選挙権が得られる年齢の18歳への引き下げなどが初めて導入される中、投票率の行方も焦点の1つとなっています。
前回・3年前に行われた参議院選挙では、選挙区の投票率は52.61%で、平成7年の44.52%、平成4年の50.72%に次ぐ、過去3番目の低さとなりました。今回の選挙で、3日までに期日前投票を行った人は656万人余りで、選挙期間が通常より1日長いことや、期日前投票所が増えたこともあり、前回の選挙の同じ時期と比べて、およそ200万人、率にして44%増えています。
一方で、NHKが3日までの3日間で行った世論調査では、投票に「必ず行く」と答えた人と、「期日前投票をした」と答えた人が、合わせて64%で、前回の選挙の同じ時期と比べて、2ポイント低くなっています。さらに、各党や各候補者の陣営からは「選挙戦が終盤にさしかかっても、有権者の関心が高まっておらず、投票率は前回をさらに下回るのではないか」という指摘も出ています。
今回の選挙は、選挙権が得られる年齢の18歳への引き下げや、隣接する2つの県を1つの選挙区にする、いわゆる「合区」などが初めて導入されていて、投票率の行方も焦点の1つとなっています。
2054
:
名無しさん
:2016/07/09(土) 22:53:38
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160704/k10010583191000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_048
広瀬すずさん 参院選期日前投票で投票呼びかけ
7月4日 20時52分
今月10日に投票が行われる参議院選挙を前に、総務省のイメージキャラクターを務める俳優の広瀬すずさんが東京都内で期日前投票を行い、若者に積極的に投票に行くよう呼びかけました。
総務省の選挙啓発のイメージキャラクターを務める俳優の広瀬すずさんは、先月19日に18歳になったばかりで、参議院選挙の期日前投票を行うため、4日、東京の世田谷区役所を訪れました。
広瀬さんは、実際に投票を終えたあと、投票所とは別室に置かれた模擬投票箱に見本の投票用紙を投じる様子を報道陣に公開しました。
広瀬さんは「私も18歳になって今回から選挙に参加しました。投票日に用事があって行けないという方は、私のように期日前投票で選挙に行ってほしいと思います。同世代の方も初めてで戸惑うことも多いと思いますが、自分たちが主役ということを胸に、ぜひ日本の将来を決める選挙に行ってほしいと思います」と述べ、若者に積極的に投票に行くよう呼びかけました。
今回の参議院選挙から選挙権が得られる年齢が18歳に引き下げられ、18歳と19歳のおよそ240万人が新たに有権者に加わっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160709/k10010589001000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
参院選 期日前投票1320万人 前回比24%増
7月9日 18時58分
今回の参議院選挙で、8日までに期日前投票を行った人は、およそ1320万人で、前回、3年前の選挙の同じ時期で比べると投票日数が1日多いものの、およそ259万人、率にして24%増えていることが総務省のまとめで分かりました。
総務省は全国の都道府県の選挙管理委員会を通じて、公示翌日の先月23日から8日までの16日間の期日前投票の状況をまとめました。
それによりますと、期日前投票を行った人は全有権者の12.38%に当たる1319万7568人でした。今回の参議院選挙は、選挙期間が通常よりも1日長い18日間となっているため、前回、3年前の同じ時期で比べると、投票日数が1日多くなっているものの、期日前投票を行った人はおよそ259万人、率にして24%増えていて、有権者に占める割合でも2.2ポイント高くなっています。
都道府県別では、すべての都道府県で前回より増えていて、期日前投票を行った人が増えた割合が最も大きかったのは、青森県でおよそ64%の増加、次いで福井県、長野県の順となっています。
2055
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 00:04:21
以下のURLで、政党・諸派のネットランキングが確認できる。
有権者ひろば
http://touhyousaki.new-poli.biz/party/?sht=1
#link1
選挙公約・綱領など政党情報が詳しい。
2056
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 02:12:10
るいたんポスター見る限り結構美人で片山はキモBBA─もしかすると若い頃は美しかったのかも知れないけど自分の容姿の現状を受け容れられてない気がする─なんで焼き餅焼くのも仕方が無いのかもしれないけど,落選でもしそうなんかな?自民の比例好調みたいだから大丈夫だろうけど。。
片山さつきが美人候補に突然激怒 「あんたなんて呼んでないわよ!」
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/07040553/?all=1
週刊新潮 2016年7月14日号 2016/7/7発売
自民党の片山さつき参院議員(57)
今回、片山議員の「激しさ」の犠牲になったのは、参院選の大阪選挙区で自民党公認として立候補する松川るい氏(45)だ。大阪の四天王寺中・高校から東大法学部に入り、在学中に外務公務員Ⅰ種試験に合格。外務省では日中韓協力事務局次長などを歴任したという華々しい経歴、そしてなかなかの美貌の持ち主である。
問題の出来事があったのは6月6日のことで、
「その1週間ほど前に片山さんから自民党大阪府連会長の中山泰秀議員の元に連絡があり、6日に大阪市内の天神橋筋商店街の練り歩きをやりたい、と言ってきた。そこで中山議員は新人の松川さんに片山さんとの“揃い踏み”を提案、彼女にも当日、商店街に来てもらうことになったのです」(府連関係者)
そして迎えた6日当日、雷はいきなり落ちた。
「松川さんが片山さんのところへ挨拶をしに行った途端、“あんたなんて呼んでないわよ!”と片山さんが怒ったのです。で、松川さんを放り出して1人で商店街を練り歩いた。松川さんもいきなり“あんた”呼ばわりされてショックだったでしょうね」(同)
■「不穏な空気」
松川氏の事務所関係者は、
「あの日、朝10時くらいに商店街に行くと、片山先生がなぜか1人で怒っていたのです」
と、困惑ぎみに語る。
「松川とトラブルがあったというよりは、勝手に片山さんが怒っていたという状況で、最初から不穏な空気でした。それでもご挨拶に伺いましたところ、一方的に“来なくていい!”と言われたのです」
約1時間が経ち、松川氏がその場を離れた後も片山議員は中山議員に食ってかかっていたという。
「中山議員に対しては、“この商店街には私のポスターが1枚も貼ってない!”とか“大阪への国家予算は全部京都と兵庫に回すように財務省に言っておく!”などと言っていました。彼女が不機嫌だった理由は分かりません。松川さんが片山さんと同じ官僚出身の美人候補なのでライバル心を燃やしたのでしょうか」(先の府連関係者)
この点、片山議員本人は何と言うか。
「(ライバル心が)あったら、ウチのパーティーに呼ばないんですけど。私は4月26日に大阪で開いた自分の大会に彼女を呼んで支援者を全部紹介しています。(予算云々の話は)言っていません。そんな権限は私にはありませんから」
ただし、松川氏を震え上がらせたことは否定せず、
「(松川氏が)“なんでいるんだろう”と思いましたね。2人でやるなら、きっちり打ち合わせをしないとダメですよ」
とした上で、中山議員に対する不平不満を激しくぶちまけ続けたのである……。
「特集 『参院選』女たちの開戦通告」より
週刊新潮2016年6月30日号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
2057
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 02:14:47
そう,こんな感じw
>自分の容姿の現状(惨状)を受け容れられてない気がする
>>2056
2016.07.08 エンタメ,ニュース
片山さつきのポスターが“誰これ!?”レベルの修正で話題に
http://joshi-spa.jp/549152
「このポスター、ヤバすぎ…」として、先日、ある画像がSNSで流れてきました。それは、片山さつき氏の選挙ポスターの画像です。
今回の参院選(10日)に自民党の比例代表から出馬している片山氏ですが、ポスターの写真は「誰これ!?」レベルの修正済み。ほうれい線も目尻のシワも完全に消され、明るすぎるライティングで肌は真っ白。マダム・タッソーの蝋人形かと思いました。
ネット上では「熟女キャバクラのプロフィール画像」「鈴木その子じゃねえか」「国民を騙していいのか」などと話題沸騰中です。
さらに、本人の公式サイトには手書きのメッセージが載っており、“電波文書”のような不吉なオーラを発しています。
「私も若い頃被害経験がありますが、女性へのDV、学校でのイジメなど…」。
これ、元夫の舛添氏への当てこすりですね。DV夫だったと暴露してましたもんね。
最後の一文、「政治資金が私的流用されない仕組みをつくります」も、元夫への当てこすりですね。
最近のめぼしい実績といえば“舛添叩き”ですから、それを思い起こさせようとの意図でしょうか。
でも、選挙ポスターがSNSで拡散中なのですから、みんなまんまと、さつき姐さんの術中にハマったのかもしれません。
<TEXT/女子SPA!編集部>
2058
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 02:16:51
こんな記事もw
>事実、生放送『グッディ!』でのさつきは、少し斜に腰かけながら落ち着いた声のトーンで語る、知的に成熟した女性そのものでした。
>鬼神のような面構えで生活保護費の不正受給問題をまくしたてたり、♪尖閣は 日本の領土です〜♪と摩訶不思議なピアノの弾き語りを聞かせたりするさつきは、もはや過去のもの。舛添要一を冷静に分析し、理路整然と語る姿に、初めて政治家らしい器の大きさを感じたのです。
2016.05.15
舛添知事を叩く元妻・片山さつき、やたらノリノリな日々
http://joshi-spa.jp/516125
高額な海外出張費や政治資金の問題でピンチに追い込まれている、舛添要一都知事。5月13日の会見ではとりあえず続投宣言をしていましたが、果たしてどうなることやら。
さつき名言、舛添氏は「セコい・小さい・哀しい」
そんな騒動にあって、メディア露出が増えているのが片山さつき参院議員。かつて舛添氏と夫婦関係にあったことはよく知られていますが、そこで発せられるコメントのいちいちがキャッチーで、新たなブレイクスルーのきっかけになりそうな勢いです。
何といっても、12日放送『直撃LIVE グッディ!』でのフレーズは傑作でした。プライベートな用事に自腹を切らない舛添氏を評して、「セコい、小さい、哀しい」の三原則を打ち出してみせたのです。
一度は激しく愛し合った仲のはずなのに、この言われよう。カネのことを言っているのに、なぜか夜の光景が浮かんでしまって仕方ない。ムダにリズミカルな響きも、哀愁を誘います。
翌13日にも、同番組に生出演したさつき。あまりにも付け焼刃な元夫の会見に業を煮やしたのか、「これだと、二の矢、三の矢が来てしまうので、また火だるまになっちゃいます」とバッサリ。
“火だるま”という言葉に、さつきの怨念がこもっているようでした。“なっちゃいます”イコール“なってほしい”だろ。
そこまで言わせる都知事は、一体さつきにどんな仕打ちをしたのだろう。数々の罵詈雑言には、並々ならぬ筆圧の強さがありました。
しかしながら、ここで不思議なことに気づきます。そうやって元夫を辛辣に斬り捨てるさつきが、かつてないほどの輝きを見せていたのです。
舛添エキスパートは私しかいない
事実、生放送『グッディ!』でのさつきは、少し斜に腰かけながら落ち着いた声のトーンで語る、知的に成熟した女性そのものでした。
鬼神のような面構えで生活保護費の不正受給問題をまくしたてたり、♪尖閣は 日本の領土です〜♪と摩訶不思議なピアノの弾き語りを聞かせたりするさつきは、もはや過去のもの。舛添要一を冷静に分析し、理路整然と語る姿に、初めて政治家らしい器の大きさを感じたのです。
生活保護費や尖閣問題では、党内のライバル議員を出し抜こうと必死だったのでしょう。
しかし、こと元夫・舛添要一については、さつきただ一人がエキスパートである。さつき以上に舛添氏を正確に語れる論客などいない。
そうした安心感が、彼女を輝かせたのかもしれません。
図らずも明らかになった片山さつきの女性としての魅力。それを引き出したのが、憎たらしいかつてのパートナーであるところに、男女の仲の奥深いミステリーを感じるのでした。
<TEXT/沢渡風太>
2059
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:03:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400857&g=pol
有権者数を訂正=総務省【16参院選】
総務省は4日、参院選公示日に公表した在外分を含む選挙人名簿登録者数(有権者数)を1億660万401人に訂正すると発表した。島根県が誤って7人分多く計上していたことが原因だ。(2016/07/04-20:24)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900305&g=pol
期日前投票1人に交付ミス=比例無効票の可能性-福井・大野市【16参院選】
福井県大野市選挙管理委員会は9日、参院選の期日前投票で、有権者1人に投票用紙の交付ミスがあったと発表した。比例代表の投票で、無効票になる可能性がある。
市選管によると、9日午後0時50分ごろ、大野市和泉支所(同市朝日)に設けた期日前投票所で、70代の男性有権者が選挙区の投票をする際、市職員が誤って比例代表用の投票用紙を交付した。男性はそのまま投票し、選挙区の投票をせずに帰宅したという。
大野市が設置する期日前投票所では、あらかじめ用意してある選挙区と比例代表の投票用紙を1枚ずつ手渡す方法を採用していた。
大野市選管の富平昌宏委員長の話 あってはならない初歩的かつ重大なミスで深くおわびする。(2016/07/09-21:04)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900299&g=pol
投票用紙8万枚超、誤廃棄=予備調達で支障なし-大阪・泉大津【16参院選】
大阪府泉大津市選挙管理委員会は9日、参院選当日用の投票用紙計8万3760枚を市職員が誤って廃棄処分していたと発表した。4万1880人分の選挙区と比例代表の投票用紙で、保存期間切れの文書と間違い、焼却してしまった。府と近隣各市の予備の投票用紙を調達済みで、投票は支障なく行えるという。
泉大津市選管は6月9日、府選管から投票用紙を受け取り、段ボール箱三つに入れて市役所1階にある市民課の金庫室に保管。各投票所の担当者に交付するため、市選管が今月9日早朝に金庫室を確認した際、用紙がないことに気づいた。
市民課職員を聴取したところ、7月1日に保存期間切れによる文書廃棄を行った際、職員が投票用紙が入った三つの段ボール箱を廃棄すべき文書と誤認し、焼却処分したことが判明した。
市選管の辻川宏喜委員長は「ご迷惑をお掛けし、大変申し訳なく思っている。選挙当日は今まで以上に慎重かつ正確に、ミスなく選挙を執行できるようにする」とのコメントを出した。(2016/07/09-20:49)
2060
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:03:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000011&g=pol
投票後に70事件捜査=半数以上は買収疑い-警察庁【16参院選】
10日投開票の参院選で、警察庁は9日、投票終了後から全国で選挙違反約70件の捜査を始め、約130人の取り調べを予定していると明らかにした。事件の半数以上は、飲食接待したり、運動員に報酬を渡したりするなどした買収の疑いという。
一方、投票2日前の8日時点の逮捕者は16事件の16人で、2013年の前回選挙よりも2人減った。事件の内容はいずれもポスターを破るなどした自由妨害だった。
文書掲示違反などの警告は、173件減の1861件。このうち、インターネットを利用した違反は10件減の13件で、公示前の事前運動のほかに公示後も支持者によるメールでの投票依頼があった。
全国の警察では投開票日に約4万5000人を動員し、不法行為などの警戒に当たる。(2016/07/10-05:36)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900272&g=pol
期日前投票が過去最多=8日時点で1319万人【16参院選】
総務省は9日、参院選の公示翌日の6月23日から7月8日までの16日間の期日前投票者数が1319万7568人だったと発表した。投票期間を1日残して2013年の前回参院選を上回り、過去最多を更新した。公示が通例より1日前倒しされたことや、期日前投票所の増加、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことが影響したとみられる。
期日前投票者数は、前回参院選の同時期と比較して24.5%増加した。64.5%増の青森県を筆頭に、全ての都道府県で前回を上回った。前回の期日前投票者数は1294万9173人で、投票者数の23.6%を占めた。 (2016/07/09-19:32)
2061
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:04:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400735&g=pol
期日前投票で用紙交付ミス=選挙区と比例取り違える-那覇市【16参院選】
那覇市選挙管理委員会は4日、参院選の期日前投票で選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて有権者に交付するミスがあったと発表した。26人の投票が無効になる可能性があるという。
同市選管によると、那覇市役所真和志支所の期日前投票所で同日朝、選挙区と比例代表の投票用紙を交付機に入れ違えてセット。間違いに気付くまでの約10分間で26人に誤った投票用紙を渡した。唐真弘安委員長は「市民の皆さま、投票された皆さまにおわび申し上げる」と話している。(2016/07/04-18:04)
2062
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:12:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070300215&g=pol
野党共闘で火花=各党首が舌戦【16参院選】
参院選(10日投開票)で最後の日曜日となった3日、与野党党首は各地で街頭演説などを行い、支持を訴えた。改選数1の「1人区」で統一候補を立てた民進、共産など4野党の共闘などをめぐり、火花を散らした。
安倍晋三首相(自民党総裁)は千葉、東京両選挙区を遊説。野党共闘について「野合」「無責任」と厳しく批判。「政策も理念も違うのに、候補者を一本化した。自民党を倒すためだけで、後のことは何も考えていない」と指摘した。
公明党の山口那津男代表は、公認候補を擁立した埼玉県内を回り、「これからの不透明な時代を乗り切っていくのは、自公の安定政権でなければできない」と強調した。
これに対し、民進党の岡田克也代表は青森市などでマイクを握り、「8割の国民が景気回復を実感していないと言っている」と、政権の経済政策アベノミクスを批判。「憲法の平和主義が変えられようとしている」との懸念も示した。
共産党の志位和夫委員長は京都市で「立憲主義を取り戻すことが最優先だ」と野党共闘の意義を強調。共闘に加わる生活の党の小沢一郎代表は新潟県南魚沼市で「安倍政権を退陣に追い込む」と述べた。社民党の吉田忠智党首は長崎県島原市などで支持を訴えた。
一方、おおさか維新の会の松井一郎代表は地元大阪市を遊説し、財源確保のため徹底した行政改革を主張。日本のこころを大切にする党の中山恭子代表と新党改革の荒井広幸代表はそれぞれ、東京都内を遊説した。(2016/07/03-19:40)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000002&g=pol
参院選で各党が声明【16参院選】
与野党は10日の参院選投開票に当たり、それぞれ声明を発表した。
自民党 世界経済や国際情勢が不透明さを増す中、「安定した政治」が何より重要だ。選挙目当てのみで共闘する野党には日本の未来を託すわけにはいかない。
民進党 与党は野党批判ばかり繰り返し、具体的な政策を語っていない。国民生活、民主主義、平和主義が脅かされている。この危機感を1人でも多くの方と共有し、輪を広げたい。
公明党 経済再生を加速させ、成長の果実を国の隅々まで届けるには、さらなる政治の安定が欠かせない。「小さな声」を政治に反映させていく力はどの党にも負けない。
共産党 「自公プラス補完勢力」対「4野党プラス市民」という新たな対決構図の選挙となった。わが党は安保法制、改憲問題を大争点に押し上げ、アベノミクスの破綻を暴いた。
おおさか維新の会 舛添要一前東京都知事の問題など、政治とカネの問題にも有権者は関心を持っている。選挙戦で訴えてきた「身を切る改革」を実現すべく、これからも国民とともに全力で進んでいく。
社民党 憲法改悪・平和破壊を決して許さず、一人一人の命や暮らしが大切にされる社会の実現に取り組むため、石にかじりついてでも社会党以来71年の歴史と社会民主主義の旗をつないでいく。
生活の党と山本太郎となかまたち 「生活が第一。」の政治を実現するため、現有議席以上の議席獲得を目指してきた。暴走する安倍政治を止め、真の立憲主義を国民の手に取り戻すため、党の地方組織をフル回転した選挙戦を展開できた。
日本のこころを大切にする党 党名変更後の選挙、認知度不足は否めない。保守層への浸透を心掛け、若者には使った消費税を老後に還付する「消費税マイレージ」制度導入を主張した。
新党改革 「家庭ノミクス」を提案している。給湯器を水素燃料電池に交換すれば光熱費がお得で原発も不要だ。「医療大麻の研究推進」で病気の方を救い、医療費の削減をする。(2016/07/10-00:07)
2063
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:13:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900040&g=pol
民進・岡田氏1.7万キロでトップ=党首遊説距離、公明・自民続く【16参院選】
各党党首が支持を訴えた参院選は9日、選挙戦の最終日を迎えた。公示日からの18日間で、候補者を立てた9政党の党首の移動距離の合計は10万キロを超え、地球2周半に相当。最長は1万7700キロを記録した民進党の岡田克也代表で、公明党の山口那津男代表が1万6600キロで続いた。2014年の衆院選と13年の参院選ではトップだった安倍晋三首相(自民党総裁)は1万6100キロで3位だった。
21都道府県に入った岡田氏。党の公認候補に加え、新潟などで無所属の野党統一候補を応援。代表としての進退を懸ける地元・三重には複数回入り、「改憲勢力3分の2阻止」を訴えた。
公明党の山口氏は8200キロだった14年衆院選の2倍の距離を移動。候補者を擁立した兵庫、埼玉などを中心に13都道府県でマイクを握り、与党の実績をアピールした。
17都道府県に入った首相は、アベノミクスの成果を訴える一方、野党共闘を「野合」と批判。邦人7人が殺害されたバングラデシュでのテロ事件で2日に予定していた北海道遊説を中止したこともあり、移動距離では3位だった。
共産党の志位和夫委員長は野党共闘の意義を訴え17都道府県を回り、1万5200キロで4位。以下、新党改革の荒井広幸代表が1万300キロ、日本のこころを大切にする党の中山恭子代表が1万200キロ、生活の党の小沢一郎代表が8400キロ、社民党の吉田忠智党首が6500キロで続く。
おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は、地盤の関西を中心に街頭演説を行ったため、移動距離は4800キロにとどまった。遊説距離は、各党の発表などを基に集計した。(2016/07/09-04:49)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900262&g=pol
生活2人、民進2人?=無所属候補の当選後【16参院選】
10日投開票の参院選では、野党陣営が1人区で統一候補として擁立した無所属候補も複数が当選をうかがう。党派色を消して戦った候補者が当選後も無所属を貫くのか、政党入りするのか。選挙後の各党の影響力にも直結する。
野党統一候補として出馬した岩手選挙区の新人は、地元選出の小沢一郎生活の党代表の元秘書。新潟で激戦を展開する女性候補も生活の元職。この2人は当選すれば、同党入りする見通しだ。2人が加わると、生活の国会議員は衆院を合わせて5人となり、政党要件を維持できる。
山形、愛媛両選挙区で自民党候補と競り合っているのは、それぞれ旧民主党の元参院議員と元衆院議員。山形の候補は当選後の所属を「未定」としているが、民進側は入党を期待。愛媛の候補に関しても、地元県連幹部は「当面は無所属の予定だが、いずれ入党してほしい」と話す。全体として苦戦する民進党にとっては1議席でも重要で、まずは国会の会派に引き入れる考えだ。
沖縄選挙区で優勢が伝えられる野党系の新人は、支援を受ける各党への配慮もあり「当選しても無所属を貫く」(陣営幹部)方針。一方、神奈川で自民党の推薦を受けた現職は、地元の調整がつき次第入党する運びとみられている。 (2016/07/09-18:21)
2064
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:14:57
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070500696&g=pol
公・共「第3党」争いに火花=幹部フル投入、非難合戦も【16参院選】
10日投開票の参院選で、公明党と共産党が改選数3以上の都市部を中心に激しく火花を散らせている。どちらも「平和の党」を掲げ、庶民層を重視するなど共通点があるだけに、ライバル意識も強い。重点区では党首らがフル稼働でてこ入れを図っており、自民、民進両党に次ぐ第3党の座を懸けた舌戦は過熱気味だ。
「自衛隊は憲法違反だが、外国から攻撃を受けたら命懸けで戦ってもらうと言っている。まるで筋が通らない」。5日、兵庫県を訪れた公明党の山口那津男代表は尼崎市などで演説を重ね、自衛隊をめぐる共産党の姿勢をこう非難した。
これに対し、共産党の志位和夫委員長は同日夜、生活の党の小沢一郎代表とともにさいたま市でマイクを握り、「憲法9条を守り抜く1票は共産党に託してほしい」と強調。この後、記者団に「(集団的自衛権行使を認めた)公明党は本当に平和の党の看板を下ろした」と当てこすった。
7選挙区に候補を立てた公明党は5議席を固め、当落線上の埼玉(改選数3)、兵庫(同3)でてこ入れを図る。一方の共産党は埼玉、神奈川(同4)、大阪(同4)などで懸命の運動を展開。両党が生き残りを懸けて3議席目を争う埼玉が「主戦場」の様相を呈しており、山口氏も6日に埼玉入りの予定だ。
また、公明党が3議席目への滑り込みを狙う兵庫では、「共産が民進候補の支援に回って公明候補の当選阻止に動くのでは」との臆測が公明党関係者に根強い。
参院選に比例代表制が導入されて以降、共産党が公明党を上回ったのは1998年の1回だけ。ただ、最近の国政選挙で好調な共産党からは、「比例3位は射程内」(関係者)との声も上がる。(2016/07/05-20:07)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070400806&g=pol
苦戦目立つ無所属統一候補=新人大半、浸透に難【16参院選】
10日投開票の参院選で、民進、共産両党など野党勢力が改選数1の1人区で共同で推す無所属統一候補が、自民党候補に対して苦戦するケースが目立っている。多くの候補者が新人で、知名度不足や組織力の弱さを克服できていないのが実情。寄り合い所帯のため、陣営が一体感を欠く例もある。
無所属統一候補が出馬した16選挙区のうち、野党側が優勢または接戦に持ち込んでいる選挙区は岩手、山形、新潟、愛媛、沖縄の五つ。このうち山形、愛媛はそれぞれ旧民主党の元参院議員と元衆院議員が候補者。岩手は生活の党の小沢一郎代表のお膝元で、新潟も生活系の元職が立っており、いずれも一定の知名度と地盤を持つ。沖縄は米軍基地問題で政府・自民党に逆風が吹くという事情がある。
これに対し、野党側が劣勢に立つ11選挙区は全てが新人候補。各党が市民団体と連携し、「安全保障関連法の廃止」を旗印に昨年12月以降、急ピッチで擁立を進めた選挙区が多い。安倍晋三首相からは「『安倍政権打倒』以外、理念も政策もバラバラ」などと攻撃されている。
実際、安保法反対運動を担った女性弁護士を統一候補の第1号として立てた熊本選挙区では、野党陣営から「厚い自民党地盤に阻まれ浸透し切れない」との声が漏れる。石川選挙区では、民進党が女性候補の擁立を主導しながら党公認とせず、他党と横並びの推薦にとどめたことに「共産党と一緒に活動したくない」(連合関係者)などと不満もくすぶっている。
「(新人である点など)そんなことを今言っても仕方がない」。民進党の岡田克也代表は4日、無所属統一候補が苦戦する要因について奈良県生駒市で記者団に質問され、こう反論。枝野幸男幹事長も滋賀県長浜市で「最後の1週間は運動量と熱量の勝負だ」と挽回へ決意を示した。(2016/07/04-19:13)
2065
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:16:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160707-00000039-mai-pol
<参院選>安倍首相遊説、聴衆に必ずウケるポイントは…
毎日新聞 7月7日(木)12時6分配信
◇「アベノミクス」でも「1億総活躍」でもなく……
安倍晋三首相の参院選の遊説を各地で聞いた。聴衆の反応を探ると、必ずウケるポイントがある。アベノミクスでも「1億総活躍」でもない。「野党批判」だ。
6月30日午後1時すぎ、三重県伊勢市の伊勢神宮前。安倍首相が声のトーンを変えた。「皆さん。『気をつけよう、甘い言葉と民進党』ですよ!」
聴衆数百人から笑いと拍手が起きた。得意のこのフレーズは、待機児童問題で民進党の政策を批判する際に出た。反応は、直前の「アベノミクスのギアを2段も3段も上げていく」より格段にいい。
拍手を送った男性会社員(64)に声をかけた。「とてもいい演説だったよ」と笑顔だ。「やっぱり野党には任せられないよね」。アベノミクスの恩恵を尋ねると「それはまあ、これからでしょう」と話した。
29日午後1時、新潟市内の演説でも同様の反応だった。男性会社員(50)は「感動した」と言うが、アベノミクスへの共感や期待は語らない。首相の演説の一部を引き「野党共闘は野合。やっぱり良くない」と言った。
30日午後4時半、三重県四日市市ではこのフレーズを封印した。民進党の岡田克也代表の牙城であることを意識したのか。それでも最後に、民主党政権時代を「暗い停滞した時代」と表現し、「前進か後退かを決める選挙だ」と言った。
「ご当地ネタ」もウケている。29日午後2時半、新潟県村上市内で外国人観光客の増加に関連付け、「温泉に入って地酒を飲み、村上牛を食べる。素晴らしいではありませんか」。70代の女性は「村上のことに触れてくれた。気さくな人だわ」と喜んだ。遊説先に合わせてご当地名産品に変えるだけで、基本パターンは変わらない。
都市部の遊説では野党支持者との「接近遭遇」も起きる。
28日午後4時過ぎ、さいたま市の大宮駅前。丸めた紙をメガホン代わりにした男性が、首相にやじを飛ばしていたが、声援にかき消され内容は聞き取れない。「訴えたいことはこちらでお聞きします」。駆けつけたスタッフ数人が取り囲んで後方へ「誘導」した。
7月3日午後5時半ごろ、東京・渋谷駅前に数千人が集まっていた。「自由民主党は約束したことを必ず実行します」。首相は力を込めたが反応は薄い。多くはスマートフォンで写真を撮るだけだ。
少し離れて、改憲隠しを批判するプラカードを持つ十数人のグループがいたが、誰も足を止めない。別の一団が首相に「帰れ、帰れ」と叫ぶが、その声も広がらなかった。
首相の声も抗議の声も、ハチ公前のスクランブル交差点の騒々しさにかき消されていた。無関心を背景に、野党不信の裏返しとしての消極的支持が政権を押し上げる--そんな構図が垣間見えた。【川崎桂吾】
2066
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:51:33
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070600682&g=pol
改憲勢力、74議席で3分の2=諸派・無所属4人も協力-参院選【16参院選】
10日投開票の参院選は、自民、公明両党に、憲法改正に前向きなおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を加えた「改憲勢力」が改憲発議に必要な3分の2(162議席)に届くかが最大の焦点だ。改憲勢力で78議席が必要だが、非改選議員のうち、諸派・無所属の4人も改憲に賛成する考え。協力を得られれば、目標議席のハードルは74議席に下がり、安倍政権での改憲が現実味を帯びる。
非改選の4人は、政治団体「日本を元気にする会」代表のアントニオ猪木氏と、無所属の井上義行、松沢成文、渡辺美知太郎の3氏。松沢氏は取材に「憲法は不磨の大典ではない。時代の変化に対応して憲法を変えていくことは国会議員の責務だ」と回答。猪木氏も改憲に「賛成」と表明した。
渡辺氏は4月の記者会見で「(自民党の)憲法を改正する姿勢に共感している」と説明し、井上氏は自民党会派に所属する。渡辺、井上両氏とも参院選で自民候補を応援している。
「3分の2」をめぐっては、2013年の前回参院選でも、自公に加えて改憲に前向きなみんなの党(当時)、日本維新の会(同)、新党改革で「3分の2」の議席に達したものの、改憲論議は進まなかった。安倍晋三首相が改憲要件を緩和するための憲法96条改正を主張したことに、公明党が異論を唱えるなど、各党の考えに温度差があったためだ。今回の参院選で改憲勢力が「3分の2」を得たとしても、各党の合意形成が課題となる。
実際、改憲に慎重な公明党は、「3分の2」にことさら注目が集まることを警戒している。山口那津男代表は6日、さいたま市での街頭演説で「民進党は憲法改正は否定しないと言っている。その民進党を加えればとっくに3分の2を超えている。この選挙で3分の2(の議席)には意味がない」と指摘した。
一方、民進、共産、社民、生活の野党4党は、改憲勢力「3分の2」阻止を目指す。民進党の岡田克也代表は6日、長野市内で記者団に、「本当に憲法を改正できる体制をつくってしまうのか。首相のやり方に疑問を持っている方全てに呼び掛けたい」と訴えた。(2016/07/06-18:09)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070900286&g=pol
改憲4党、78議席が焦点=投票率低下の懸念【16参院選】
今回の参院選は、与野党の勝敗や各党の獲得議席数と並び、憲法改正に絡む議席数も焦点だ。改憲に前向きな自民党など4党で78議席を占めれば、改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)に達する。
改憲を志向しているのは、自主憲法制定を党是とする自民党と、「加憲」を唱える公明党、改憲を公約に掲げるおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党だ。4党の非改選は84議席のため、今回78議席を獲得すれば3分の2に届く。改憲に賛同する非改選の無所属議員らを加えれば、「3分の2ライン」は下がる。
安倍晋三首相は選挙期間中、街頭演説では改憲に一切触れてこなかったが、秋の臨時国会から衆参の憲法審査会で改憲論議に着手する意向を党首討論などで明言。民進、共産両党などは「いずれ9条改正に踏み込んでくる」と警戒を強める。
自民党の獲得議席にも注目が集まる。57議席で27年ぶりに単独過半数を回復するためだ。同党が公明党と連立を組んだのは、与党として参院で過半数を確保するためだ。単独で過半数を制すれば、政権内での発言力を増すことも予想される。
逆に、存在感が低下しかねない公明党は危機感を強めている。山口那津男代表は9日の神戸市での街頭演説で、「与党における公明党の力が大事だ。われわれが連立政権を支え、国民の声、庶民の声を実現していく」と存在意義を強調した。
投票率も焦点の一つだ。3年前の前回参院選は、過去3番目に低い52.61%だった。投票率が低いと、組織力のある自民党や、まとまった固定支持層を持つ公明、共産両党に有利とされる。
今回、国政選挙として初めて「18歳選挙権」が導入されたが、新たに有権者に加わったのは2%程度。自民党関係者は、東京都知事選(14日告示、31日投開票)に有権者の関心を奪われつつあるとして、「参院選は盛り上がっていない」と投票率低下を予測している。(2016/07/09-19:30)
2067
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 11:51:44
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070800411&g=pol
3分の2報道に違和感=「公明、立場違う」-萩生田官房副長官【16参院選】
萩生田光一官房副長官は8日午前の記者会見で、参院選情勢に関し、与党におおさか維新の会などを加えた「改憲勢力」が改憲発議に必要な3分の2(162議席)を確保する勢いと報じられていることについて、「直ちに(4党の議席で)足し算をして3分の2という報道には、やや違和感がある」と語った。
萩生田氏は、その理由に関し、「自民党は党是として結党以来(改憲を)掲げているが、連立を組む公明党は、違う切り口で党内議論が進んでいる」と説明した。
公明党は参院選への影響を避けるため、「3分の2」に注目が集まることを警戒している。萩生田氏の発言は、同党の立場に配慮を示したとみられる。 (2016/07/08-12:25)
2068
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 12:22:52
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160708-00510470-shincho-pol
「支持政党なし」議席獲得の可能性――騙される有権者が200万人いるとも
デイリー新潮 7月8日(金)11時45分配信
俗に、選挙戦は地盤・看板・カバンの「三バン」が肝要とされる。それらに縁遠いミニ政党や泡沫候補は、ひたすらアイデアを巡らせ、間隙を縫って戦うわけだが、今回の参院選には身も蓋もない手を繰り出す団体が登場した。その名も「支持政党なし」。何と、議席獲得まで現実味を帯びているのだ。
***
6月22日の公示後、東京選挙区の候補者掲示板には、
〈支持政党なし〉
と書かれたポスターが4枚並んで貼られている。候補者名は書かれておらず、代わりに目立つのは「政策一切なし」との文言。全国紙政治部記者によれば、
「政党である『支持政党なし』は、東京以外にも北海道、神奈川、大阪、熊本の各選挙区で候補者を立て、さらに比例代表でも2人を擁立しています」
比例区の候補である同党の佐野秀光代表(45)は、東京・大田区で「情報通信ネットワーク」社を経営する実業家。2009年には衆院選で「新党本質」代表を名乗って立候補、また12年の衆院選にも「安楽死党」代表として臨み、いずれも落選している。が、一昨年の総選挙では、看過できない存在になっていた。
「比例代表北海道ブロックに2人の候補者を立て、10万4854票を獲得したのです。これは社民党の5万3604票、次世代の党の3万8342票をはるかに上回るものでした」(同)
得票率は4・19%。単純比較はできないものの、試みに全国区に置き換えると、
「たとえば10年の参院選で社民党は比例区で3・84%の得票率で2議席を獲得している。13年は2・35%で1議席。票数でいえば、現在社民党は全国でざっと100万票。彼らはその2倍の200万票を持っている計算になる。このままでは、議席を得る可能性は大いにあります」(同)
選挙のつど注目される「無党派層」。都市部では、その動向が帰趨を左右するといっても過言ではない。むろん政党名と知って投票する有権者もあろうが、2年前の北海道でも懸念されたのが“勘違い投票”である。
2069
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 12:23:11
>>2068
■できないことは言わない
総務省は今回、同党の略称として「支持なし」「支なし」も認めるとし、混乱に拍車がかかるのは必至。佐野代表に聞くと、
「党の結成は13年7月。世論調査で『支持政党なし』の有権者が非常に多く、そうした方々の受け皿になりたかったのです。『間違って投票する人もいる』との声もありますが、その方の思いは間違っていません。最もいけないのは『これを実現します』と政策を掲げながら実行しないこと。有権者を騙す詐欺行為です。我々はできないことは言いません。責任を持って『政策なし』と言っているのです」
で、仮に当選した場合、
「有権者の使者となり、議決が必要な法案などについてネットで賛否を集め、その結果を国会に提出します。これを我々は“電子的直接民主主義”と呼んでいます」
というのだ。選挙制度に詳しい日大の岩井奉信教授(政治学)は、
「有権者を惑わす、罪作りな団体だと思います。本来であれば認めるべき党名ではありませんが、憲法の結社の自由との関わりで規制は難しい。ポスターや政見放送で中身を判断した上で投票してください、としか言いようがありません」
果たして、漂流する200万票の行方は――。
「ワイド特集 富める時も貧しき時も」より
「週刊新潮」2016年7月14日号 掲載
新潮社
2070
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 14:50:08
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589221000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_009
参院選の選挙違反 買収など約70件摘発へ
7月10日 5時41分
10日に投票が行われる参議院選挙で、全国の警察は10日夜の投票終了後から買収などおよそ70件の選挙違反の摘発に乗り出す方針です。
今回の参議院選挙を巡っては、先月、広島市で候補者の選挙運動用のポスターに傷をつけたとして男が逮捕されるなど、8日までに東京、埼玉、愛知、広島など8つの都県で合わせて16人が逮捕されています。
また、選挙違反の疑いがあるとして警察が行った警告は、ポスターを決められた場所に貼っていないといった文書の掲示違反を中心に1861件に上り、前回3年前の参議院選挙の同じ時期より173件少なくなっています。
このうち、公示前にホームページやブログ、SNSで投票を呼びかけるなど、インターネットを使った選挙運動に関する違反は13件でした。
全国の警察は、今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことから選挙運動の過熱が予想されるとして取り締まりを強化しており、10日夜の投票終了後から、飲食の接待や運動員の買収などおよそ70件の選挙違反の摘発に乗り出し、およそ130人を取り調べる方針です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589401000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
投票した20歳以下限定の割引セール 埼玉 川口
7月10日 8時51分
10日に投票が行われている参議院選挙で選挙権が得られる年齢が18歳に引き下げられたことを受けて、埼玉県川口市の商店会では、投票を済ませた20歳以下の若者が割り引きの特典が受けられるセールを、11日から行うことになりました。
若者に限定した割り引きセールを行うのは埼玉県川口市にある前川中央商店会の8つの店舗です。
セールでは、20歳以下の若者が投票所で受け取れる、投票を済ませた証明書を見せると、それぞれの店が設けたさまざまな割り引きを受けることができます。
このうち、土曜日だけ営業するメンチカツの店では、18歳にちなんでメンチカツバーガーの値段がいつもの半額ほどの180円となります。
また、梅干し店でも通常1058円の梅干しが180円で販売されます。
18歳選挙権にちなんだこの割り引きは11日から今月31日まで行われ、商店会では、この取り組みをフェイスブックでも紹介して、若い世代の投票率アップにつなげたいとしています。
前川中央商店会の岩谷三郎会長は「特に18、19歳は最初の選挙なのでぜひ投票に行ってもらい、商店街にも来てほしいです」と話しています。
2071
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 14:51:43
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589461000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
参院選 投票用紙誤って渡すミス相次ぐ 票は無効の可能性
7月10日 12時22分
10日投票が行われている参議院議員選挙で、投票所の担当者が選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡すなどのミスが各地で相次いでいます。これらの票は無効票になる可能性が高いということです。
愛媛 上島町では20人
参議院選挙の愛媛県上島町の投票所で、有権者20人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡すミスがありました。
上島町選挙管理委員会によりますと、瀬戸内海の岩城島の岩城北集会所に設置された参議院選挙の投票所で、午前7時の投票開始直後から、投票に訪れた有権者に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡していたということです。およそ1時間後に町の職員がミスに気付きましたが、この間20人が投票を済ませていました。
選挙管理委員会によりますと、有権者が投票用紙を誤って渡されたことに気付かず、選挙区の投票用紙に政党名などを書いたり、比例代表の投票用紙に選挙区の候補者名を書いたりしていた場合、有効票として扱われないため、20人が投じた票は無効になる可能性が高いということです。
町の職員が有権者に渡す投票用紙を逆の場所に置いていたのがミスの原因だということで、選挙管理委員会は、20人に個別に謝罪することにしています。上島町選挙管理委員会の近藤久治委員長は、「深くおわび申し上げます。あってはならない初歩的なミスであり、繰り返さないよう厳重にチェックしていきます」とコメントしています。
大阪 和泉市では53人
大阪・和泉市にある2つの投票所では、合わせて53人の有権者に選挙区と比例代表の投票用紙を逆に渡すなどのミスがありました。
和泉市選挙管理委員会によりますと、和泉市にある小田町公民館に置かれた投票所で投票が始まってからおよそ5分間にわたって訪れた有権者14人に比例代表用の投票用紙として選挙区用の投票用紙を誤って渡していたということで、ミスに気がついた時には14人はすでに投票を済ませていました。
このため、市の選挙管理委員会がほかにも同様のミスがないか調べたところ、同じ和泉市の信太小学校体育館に置かれた投票所で、有権者39人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡していたということです。投票用紙は選挙区用は黄色、比例代表用は白色と色分けがされていましたが、選挙管理員会によりますと、これらの投票所で投票事務にあたっている職員などが間違った場所に置いていたためにミスが起きたということです。選挙管理委員会では、公職選挙法に基づくとすでに投票を済ませた合わせて53人の票は無効になる可能性が高いとしています。
和泉市選挙管理委員会の得津暢秀事務局長は「深くおわびを申し上げるとともにほかの投票所でミスがないか緊急で対応したい」としています。
岐阜 羽島市では31人
岐阜県羽島市の投票所では市の職員が投票に来た人31人に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて渡すミスがありました。
羽島市選挙管理委員会によりますと、竹鼻町にある投票所で投票が始まった午前7時からおよそ20分間、市の職員が投票に来た有権者に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて渡したということです。投票所の責任者がミスに気づきましたが、すでに31人が投票を済ませていました。投票用紙は選挙区が黄色、比例代表が白色と色分けされていますが、投票用紙を交付する機械に誤って逆にセットしたことが原因だということです。31人の投票は選挙区と比例代表のいずれも無効になるおそれがあるということです。
羽島市選挙管理委員会の河合省三委員長は「あってはならない初歩的かつ重大なミスであり深くお詫びを申し上げます。確認作業を慎重に行い再発防止を徹底します」とコメントしています。
2072
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 14:52:47
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589611000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
職員が寝坊 投票開始が10分遅れる 兵庫・尼崎
7月10日 12時38分
兵庫県尼崎市に設けられた参議院選挙の投票所で、選挙人名簿を管理している50代の職員が寝坊し、投票開始が10分遅れるトラブルがありました。このトラブルで8人ほどの有権者が投票できずに帰ったということです。
尼崎市選挙管理委員会によりますと、西御園町の中央地区会館に設けられた参議院選挙の投票所で、投票用紙の交付に必要な選挙人名簿を管理している50代の職員が寝坊し、到着が遅れました。
連絡を受けた選挙管理委員会が急きょ、市役所から車で選挙人名簿を投票所に届けましたが、投票開始の午前7時に間に合わず、10分遅れて投票が始まったということです。このトラブルで投票開始を待っていた有権者8人ほどが投票できずに帰ったということです。投票の終了時間は予定どおり午後8時までで変更はないということです。
尼崎市選挙管理委員会の中村知章次長は「朝早くから来てくださった有権者の方には大変申し訳ない。今後、このようなことがないよう指導を徹底していきたい」と話していました。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000055&g=pol
投票用紙の誤交付相次ぐ=大阪53人、青森12人など-参院選【16参院選】
大阪府和泉市選挙管理委員会は10日、参院選の2カ所の投票所で計53人に対し、選挙区と比例区の用紙を間違って交付したと発表した。現場責任者が用紙の色の違いに気付きミスが判明した。投票は無効となる見通し。
選挙区用の投票用紙は薄い黄色、比例区用は白色をしている。最初に誤交付が分かったのは同市小田町の投票所。14人に対し比例区の投票の際、選挙区の用紙を渡していた。
同様のミスがないか他の投票所で確認したところ、同市尾井町の投票所でも39人に、選挙区と比例区の用紙を逆に交付していた。
青森県でも野辺地町選挙管理委員会と五所川原市選挙管理委員会が10日、それぞれの参院選の投票所で選挙区と比例代表の投票用紙を取り間違えて交付するミスがあったと発表。野辺地町では5人、五所川原市では7人で、投票は無効になる可能性がある。
埼玉県飯能市や長野県須坂市でも同日、同様のミスが発生。飯能市では最大15人の投票が無効になるとみられる。 (2016/07/10-13:49)
2073
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 17:00:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000137&g=pol
期日前投票1598万人=過去最多、有権者の15%-参院選【16参院選】
総務省は10日、参院選選挙区の期日前投票者数が1598万7698人(速報値)だったと発表した。前回2013年の1294万9173人(確定値)を23.47%上回り、過去最多を更新した。選挙人名簿登録者の15%が事前に投票を済ませたことになる。 (2016/07/10-16:26)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000075&g=pol
比例記載台に選挙区候補者名=投票所1カ所で誤掲示-大津市選管【16参院選】
大津市選挙管理委員会は10日、市内の投票所1カ所で、参院選比例代表の投票記載台に滋賀県選挙区の候補者名を誤って掲示したと発表した。投票した男性の指摘を受けて掲示し直したが、3人が投票を済ませていたという。
市選管によると、誤った掲示があった投票所は下龍華自治会館。午前7時50分ごろ、投票した男性から指摘があった。比例代表の記載台は1台で、三つの区画に分けられていたが、いずれも選挙区の候補者名が掲示されていたという。一方、選挙区の記載台には候補者名が正しく張り出されていた。 (2016/07/10-15:49)
2074
:
チバQ
:2016/07/10(日) 18:30:27
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160709-134-OHT1T50236.html
無所属音楽家・三宅氏が猛追…参院選10日投開票
07:10スポーツ報知
無所属音楽家・三宅氏が猛追…参院選10日投開票
無所属の三宅洋平氏はJR品川駅港南口で「選挙フェス」を開催し、投票を呼び掛けた 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
第24回参院選は10日、投開票される。参院選直前に舛添要一都知事(67)が辞職した影響で、直後に知事選を控える東京選挙区(改選定数6)は最大の激戦区の一つとされる。世論調査によると、自民党の新人で元ビーチバレー日本代表の朝日健太郎氏(40)、4回目の当選を目指す民進党の小川敏夫氏(68)、おおさか維新の会の元長野県知事の田中康夫氏(60)が、残り2議席をめぐり最後まで激しい争いに。結果の判明も11日未明にずれ込む可能性がある。
東京選挙区で注目されているのが無所属で出馬したミュージシャンの新人・三宅洋平氏(37)。9日、東京・JR品川駅港南口で「選挙フェス」を開催し、トークに生演奏を交えての独自の街宣を展開した。陣営は「当選の6位以内が見えてきた!」とアナウンス。長髪にひげ面の三宅氏は「民進党や共産党の票が欲しければヒゲをそってスーツを着て出た。(今まで投票に)行かなかった人の票を掘り起こすためにオレはオレのままで出た!」と訴えていた。
2075
:
チバQ
:2016/07/10(日) 19:05:16
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160711/k00/00m/010/016000c
午後4時現在の投票率27.25% 前回上回る
毎日新聞2016年7月10日 18時12分(最終更新 7月10日 18時13分)
第24回参院選は10日午前7時、全国各地で投票が始まり、総務省のまとめによると、午後4時現在の全国平均の投票率は27.25%で、2013年7月の前回選挙より0.04ポイント上回っているという。前回の投票率(選挙区)は52.61%で、戦後3番目に低かった。
投票は午後8時に締め切られ、11日未明には大勢が判明する。
2076
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:12:20
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589571000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_008
参院選 10時現在の投票率7.92% 前回下回る
7月10日 12時32分
第24回参議院選挙は、10日朝から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午前10時現在の全国の投票率は、7.92%と、前回3年前の選挙より0.69ポイント低くなっています。
参議院選挙は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午前10時現在の全国の投票率は7.92%で、前回3年前の選挙より0.69ポイント低くなっています。男女別では、男性が8.91%、女性が6.99%となっています。
各都道府県の投票率は、最も高いのが島根県の13.24%、次いで山形県の13.17%、岩手県の12.67%などとなっています。逆に最も低いのが埼玉県の2.67%、次いで千葉県の3.01%、兵庫県の6.22%などとなっています。
一方、8日までに期日前投票を行った人は、全有権者の12.38%に当たる1319万7568人で、前回3年前の選挙の同じ時期で比べると、投票日数が1日多いもののおよそ259万人、率にして24%増えています。
今回の選挙では、自民・公明両党が、目標としている改選議席の過半数の61議席を獲得できるか、与党と憲法改正に賛成する政党で改正の発議に必要な参議院全体の3分の2の議席に届くか、あるいは、民進党や共産党などが、これを阻止したうえで議席を上積みできるかなどが焦点となっています。
また、選挙権が得られる年齢の18歳への引き下げや、隣接する2つの県を1つの選挙区にする、いわゆる「合区」が初めて導入され、こうした制度改正が、選挙結果にどのように反映されるのかも注目されます。投票は、一部の投票所を除き、午後8時に締め切られ、即日開票されます。
18歳も投票
今回の参議院選挙からは、選挙権年齢が18歳に引き下げられました。大阪・福島区の小学校に設けられた投票所では午前中、18歳の女性が母親と一緒に訪れ、早速、票を投じていました。投票を終えた女性は「どきどきしながら投票しました。若者の意見を取り入れて、よい国になってほしいです」と話していました。
秋田市で投票を終えた専門学校に通う18歳の男子学生は「選挙権を得たことは、政治に関心を持つよい機会になりました」と話していました。また、家族と一緒に投票に来た18歳の女子大学生は「投票所で実際に候補者の名前を書いてみて、私たちが政治を決めていくんだということを改めて感じました」と話していました。
初の「共通投票所」でも投票 全国4自治体
今回の参議院選挙から、投票率を向上させるために事前に決められた投票所以外でも投票が可能な共通投票所が全国4つの自治体に設けられ、有権者が1票を投じています。
このうち、北海道函館市では2か所の商業施設に共通投票所が設けられ、営業時間に合わせて午前10時から投票の受け付けが始まり、買い物で訪れた家族連れが1票を投じていました。投票した女性は「ここだと決められた投票所が違う友人とも、ショッピングのついでに一緒に投票できるので便利です」と話していました。函館市の共通投票所は10日午後8時まで投票を受け付けています。
共通投票所を設置した自治体が全国で4つにとどまったことについて総務省は、法律が成立してから選挙までの期間が短かったことや、二重投票を防ぐシステムの費用の確保が難しかったためとみています。
2077
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:13:04
>>2076
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589621000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
参院選 11時現在の投票率13.22% 前回下回る
7月10日 14時49分
第24回参議院選挙は、10日朝から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午前11時現在の全国の投票率は13.22%と、前回3年前の選挙より0.50ポイント低くなっています。
参議院選挙は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午前11時現在の全国の投票率は13.22%で、前回3年前の選挙より0.50ポイント低くなっています。
男女別では、男性が14.44%、女性が12.08%となっています。各都道府県の投票率は、最も高いのが、島根県の19.28%、次いで、新潟県の18.90%、山形県の18.56%などとなっています。逆に最も低いのが、沖縄県の10.13%、次いで、埼玉県の10.21%、千葉県の10.59%などとなっています。
一方、8日までに期日前投票を行った人は、全有権者の12.38%に当たる1319万7568人で、前回3年前の選挙の同じ時期で比べると、投票日数が1日多いものの、およそ259万人、率にして24%増えています。
投票は、一部の投票所を除き、午後8時に締め切られて即日開票され、10日夜、大勢が判明する見通しです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589741000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_004
参院選 午後2時現在の投票率22.54%
7月10日 16時34分
第24回参議院選挙は、10日朝から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後2時現在の全国の投票率は22.54%と、前回3年前の選挙より0.12ポイント低くなっています。
参議院選挙は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後2時現在の全国の投票率は22.54%で、前回3年前の選挙より0.12ポイント低くなっています。
男女別では、男性が23.93%、女性が21.24%となっています。各都道府県の投票率は、最も高いのが新潟県の28.42%、次いで山形県の28.12%、三重県の27.97%などとなっています。逆に最も低いのが埼玉県の18.16%、次いで千葉県の18.17%、沖縄県の19.06%などとなっています。
一方、8日までに期日前投票を行った人は、全有権者の12.38%に当たる1319万7568人で、前回3年前の選挙の同じ時期で比べると、投票日数が1日多いものの、およそ259万人、率にして24%増えています。
投票は、一部の投票所を除き午後8時に締め切られて即日開票され、10日夜大勢が判明する見通しです。
2078
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:13:33
>>2077
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589801000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
参院選 午後4時現在の投票率27.25% 前回上回る
7月10日 17時52分
第24回参議院選挙は、10日朝から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後4時現在の全国の投票率は27.25%と、前回3年前の選挙より0.04ポイント高くなっています。
参議院選挙は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後4時現在の全国の投票率は27.25%で、前回3年前の選挙より0.04ポイント高くなっています。
男女別では、男性が28.71%、女性が25.90%となっています。各都道府県の投票率は、最も高いのが山形県の33.79%、次いで新潟県の33.57%、三重県の33.24%などとなっています。逆に最も低いのが、埼玉県の22.66%、次いで千葉県の22.72%、沖縄県の24.56%などとなっています。
一方、総務省は今回の参議院選挙の期日前投票について、全国の都道府県を通じて結果をまとめ、速報として発表しました。それによりますと、期日前投票を済ませた人は1598万7698人で、有権者の15.00%が9日までに投票を済ませたことになります。これは前回3年前の選挙と比べると、投票日数が1日多いものの、303万人余り、率にして23.47%増え、過去最高となりました。
投票は一部の投票所を除き午後8時に締め切られて即日開票され、10日夜、大勢が判明する見通しです。
2079
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:21:33
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589751000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
参院選期日前投票 1598万人余 前回比23%増
7月10日 17時08分
今回の参議院選挙で期日前投票を行った人は1598万人余りで、前回3年前の選挙と比べて投票日数が1日多いものの303万人余り、率にして23%増えました。
総務省は、今回の参議院選挙の期日前投票について全国の都道府県を通じて結果をまとめ速報として発表しました。
それによりますと、期日前投票を済ませた人は1598万7698人で、有権者の15.00%が9日までに投票を済ませたことになります。これは前回3年前の選挙と比べると、投票日数が1日多いものの303万人余り、率にして23.47%増え、過去最高となりました。
都道府県別ではすべての都道府県で前回より増えていて、増えた割合が最も大きかったのは青森県でおよそ63%の増加、次いで、福井県、滋賀県の順となっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589761000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
参院選 投票用紙交付ミス 全国14市町で193人に
7月10日 17時39分
10日投票が行われている参議院選挙で、全国14の市と町で投票所の担当者が選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡すなどのミスがありました。誤った用紙を渡されたのは合わせて193人で、各地の選挙管理委員会によりますと、投票が無効になるおそれがあるということです。
大阪・和泉市では有権者39人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡したほか、別の投票所で14人に比例代表用の投票用紙として選挙区用の投票用紙を誤って渡すミスがあったということです。箕面市でも5人に選挙区と比例代表の投票用紙を逆に渡すミスがあったということです。
岐阜県羽島市では、市の職員が31人に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて渡すミスがありました。投票用紙は選挙区が黄、比例代表が白に色分けされていますが、投票用紙を交付する機械に逆にセットしたことが原因だということです。
愛媛県上島町では、瀬戸内海の岩城島の投票所で、有権者に20人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡していたということです。町の職員が投票用紙を逆の場所に置いていたのがミスの原因だということです。
このほか、福島県の郡山市で19人、会津美里町で2人に。埼玉県飯能市で15人、横浜市で15人、奈良県桜井市で12人に。青森県の五所川原市で7人、野辺地町で5人に。長野県須坂市で5人、石川県珠洲市で3人、山形県河北町で1人に誤った投票用紙を渡すミスがあったということです。
14の市と町で合わせて193人に上り、有権者が投票用紙が誤っていることに気付かず、選挙区の投票用紙に政党名などを書いたり、比例代表の投票用紙に選挙区の候補者名を書いたりしていた場合、投票は無効になります。このため、それぞれの選挙管理委員会ではミスを謝罪するとともに、再発防止を図るとしています。こうした投票用紙の交付ミスは、おととしの衆議院選挙でも相次いでいます。
このほか、長崎県や秋田県、静岡県の投票所では、有権者に投票用紙を二重に交付するミスも起きています。
2080
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:22:45
>>2072
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000055&g=pol
投票用紙の誤交付相次ぐ=大阪53人、青森24人など-参院選【16参院選】
参院選の投票が行われた10日、各地で選挙区と比例区の投票用紙を取り間違えて交付するミスが相次いだ。
大阪府和泉市では、参院選の2カ所の投票所で計53人に対し、選挙区と比例区の用紙を間違って交付した。現場責任者が用紙の色の違いに気付きミスが判明した。投票は無効となる見通し。
選挙区用の投票用紙は薄い黄色、比例区用は白色をしている。最初に誤交付が分かったのは同市小田町の投票所。14人に対し比例区の投票の際、選挙区の用紙を渡していた。
同様のミスがないか他の投票所で確認したところ、同市尾井町の投票所でも39人に、選挙区と比例区の用紙を逆に交付していた。
青森県でも野辺地町と五所川原市、つがる市で、選挙区と比例代表の投票用紙を取り間違えて交付するミスがあった。野辺地町では5人、五所川原市では7人、つがる市では12人で、投票は無効になる可能性がある。
埼玉県飯能市や長野県須坂市、山形県河北町でも、同様のミスが発生。飯能市では最大15人、須坂市では5人、河北町では1人の投票が無効になるとみられる。 (2016/07/10-18:20)
2081
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:54:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000186&g=pol
無所属議員ら4人が改憲賛成【16参院選】
参院の諸派・無所属の非改選議員のうち、4人が憲法改正に賛成の立場だ。「改憲勢力」と位置付けられる自民、公明両党と、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党が改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)を占めるには非改選の計84議席に加え、今回78議席が必要だが、無所属議員ら非改選の4人を加えるとハードルは74議席に下がる。
改憲に賛成しているのは、政治団体「日本を元気にする会」代表のアントニオ猪木氏と、無所属の井上義行、松沢成文、渡辺美知太郎の3氏。(2016/07/10-19:26)
2082
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 19:55:53
>>2079
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589841000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
参院選 投票用紙交付ミス 全国15市町で212人に
7月10日 19時22分
10日投票が行われている参議院選挙で、全国15の市と町で、投票所の担当者が選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡すなどのミスがありました。誤った用紙を渡されたのは合わせて212人で、各地の選挙管理委員会によりますと、投票が無効になるおそれがあるということです。
このうち大阪・和泉市では、有権者39人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡したほか、別の投票所で14人に比例代表用の投票用紙として選挙区用の投票用紙を誤って渡すミスがあったということです。箕面市でも5人に選挙区と比例代表の投票用紙を逆に渡すミスがあったということです。
岐阜県羽島市では、市の職員が31人に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて渡すミスがありました。投票用紙は選挙区が黄、比例代表が白に色分けされていますが、投票用紙を交付する機械に逆にセットしたことが原因だということです。
愛媛県上島町では、瀬戸内海の岩城島の投票所で、有権者に20人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡していたということです。町の職員が投票用紙を逆の場所に置いていたのがミスの原因だということです。
このほか、神奈川県の愛川町で19人、横浜市で15人に。福島県の郡山市で19人、会津美里町で2人に。埼玉県飯能市で15人、奈良県桜井市で12人に。青森県の五所川原市で7人、野辺地町で5人に。長野県須坂市で5人、石川県珠洲市で3人、山形県河北町で1人に誤った投票用紙を渡すミスがあったということです。
合わせて15の市と町で212人に上り、有権者が投票用紙が誤っていることに気付かず、選挙区の投票用紙に政党名などを書いたり、比例代表の投票用紙に選挙区の候補者名を書いたりしていた場合、投票は無効になります。このため、それぞれの選挙管理委員会では、ミスを謝罪するとともに、再発防止を図るとしています。こうした投票用紙の交付ミスは、おととしの衆議院選挙でも相次いでいます。
2083
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 20:37:03
>>2056
テレビで初めてお姿拝見したけどこいつもポスター可愛く写りすぎや(;´Д`)
2084
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 20:57:55
滋賀も奈良も政党支持率自民厚すぎやわ〜・゚・(ノД`)・゚・。
こら勝てんわ。ウイングステートやねぇ。。
2085
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 21:09:32
近畿圏は維新がある限り無党派が民進に来ないから勝てない気がします。。。
2086
:
チバQ
:2016/07/10(日) 21:54:36
NHKでこんな感じかな
1人区
野党:山形 三重 沖縄
与党;滋賀 奈良 岡山 その他省略
2人区
自民 民進で確定
3人区
北海道 長谷川のみ
埼玉 自・公・民
千葉 自・自・民
兵庫 自・維・?
福岡 自・公・民
4人区
埼玉 自・公・?・?
愛知 自・公・民・民
大阪 自・公・お・お
6人区
東京 自・自・公・民・共・?
2087
:
チバQ
:2016/07/10(日) 22:04:39
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160711/k00/00m/010/109000c
参院選
島尻沖縄担当相が落選 衆参全6人が移設反対派
毎日新聞2016年7月10日 20時59分(最終更新 7月10日 22時02分)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設問題を抱える沖縄選挙区(改選数1)は、自民現職で沖縄・北方担当相の島尻安伊子(あいこ)さん(51)が、移設に反対する翁長雄志(おなが・たけし)知事が全面支援した無所属新人の伊波(いは)洋一さん(64)に敗れた。
2014年の知事選以降、衆院選、県議選、参院選と全県レベルの選挙全てで移設反対派が勝利し、県民は「移設ノー」の強固な民意を政府に突きつけた。また、沖縄選出の国会議員(衆院の比例復活除く)は衆院4人、参院2人の6人全員が移設反対派となる。
元米海兵隊員の男が女性殺害容疑で逮捕され、県民の反基地感情が高まる中で迎えた選挙戦。島尻さんは「沖縄の選挙は基地か経済かの二者択一傾向が強いが、暮らしを良くすることが第一だ」として辺野古移設にほとんど触れず、沖縄担当相として沖縄振興の実績を強調した。
しかし、移設に反対して政府と対決する翁長知事に支持が集まる中、内閣の一員である島尻さんへの逆風は強かった。6年前に県外移設を主張して再選しながら、12年末に自民が政権に復帰すると辺野古移設容認に転じた「公約違反」への批判も払拭(ふっしょく)できなかった。
一方、移設に反対する共産や社民、一部の保守系などが推した元宜野湾市長の伊波さんは「反基地」を前面に打ち出した。「大臣をノックアウトすることは、安倍内閣をノックアウトすることだ」と訴えて「沖縄対政府」の構図を作り出し、幅広い票の取り込みに成功。翁長知事も「知事選、衆院選、県議選とつないで、今回の参院選は沖縄の民意の集大成だ。オール沖縄の輪を広げよう」と後押しした。【比嘉洋、川上珠実】
2088
:
チバQ
:2016/07/10(日) 22:06:59
岩手も当確ついてたか
2089
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 22:18:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000211&g=pol
自公、改選過半数確保へ=民進後退、共産・おおさか増【16参院選】
第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票された。自民、公明両党は、安倍晋三首相が勝敗ラインと設定した改選過半数(61)を上回る勢い。民進党は改選45議席から後退する見通しだ。共産党とおおさか維新の会は、それぞれ議席を伸ばした。自民党を中心とする憲法改正に前向きな勢力が、改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)を占めるかが焦点となる。
参院選は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」や改憲の是非を主な争点に、選挙区73、比例代表48の計121議席をめぐって争われた。首相は与党の改選過半数確保にめどが立ったことを踏まえ、従来の経済政策を継続する方針だ。
「改憲勢力」と位置付けられる自公両党とおおさか維新、日本のこころを大切にする党は非改選議席が計84のため、今回78議席を獲得すれば3分の2(162)に届く。改憲に賛成する非改選の諸派・無所属の4人を加えると、4党が必要な議席数は74となる。
自民党は全国32の「1人区」のうち16で議席を固め、13ある改選数2〜6の「複数区」全てで議席を確保。比例代表と合わせ44議席を固めた。ただ、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相の落選が確実になった。公明党は改選9議席を確保し、さらに議席を上積みする勢い。
民進党は、複数区の茨城、東京、静岡、愛知などで8議席を固めたが、1人区で伸び悩んでおり、比例と合わせて15議席にとどまっている。一方、共産党は4議席、おおさか維新は3議席を固め、改選議席をそれぞれ上回った。社民党は改選2議席の確保は困難な情勢。1人区の野党統一候補は岩手、山形、沖縄で議席を固めた。生活の党、こころ、新党改革は議席確保の見通しが立っていない。
11日未明には選挙区の全議席が確定し、同日朝には比例代表も含め改選議席が決まる見通し。(2016/07/10-22:00)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000267&g=pol
参院党派別当選者数(22時00分現在)
【時事通信社調べ】
獲得議席 選挙区 比 例 非改選 新勢力 改選前勢力
自 民 44 29 15 65 109 115
民 進 15 8 7 17 32 62
公 明 9 4 5 11 20 20
共 産 4 1 3 8 12 11
お維新 3 1 2 5 8 7
社 民 0 0 0 1 1 3
生 活 0 0 0 1 1 3
日 こ 0 0 0 3 3 3
改 革 0 0 0 0 0 2
元 気 0 0 0 0 0 0
諸 派 0 0 0 3 3 4
無所属 3 3 - 7 10 11
合 計 78 46 32 121 199 241
(欠員 1)
2090
:
チバQ
:2016/07/10(日) 22:18:56
福島増子当確は野党金星だな
2091
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 22:19:02
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000262&g=pol
開票センター閑散=国民怒りの声【16参院選】
憲法学者の小林節慶応大名誉教授が、安倍政権打倒を掲げて立ち上げた政治団体「国民怒りの声」は選挙区1人、比例代表10人の候補者を擁立したが、午後9時を過ぎても議席獲得の報は入らず、東京都港区の開票センターは閑散としていた。
事務局の職員らは夕方から開票センターとなった貸し会議室の一室で、テーブルや垂れ幕など記者会見の準備。その後、同区内の事務所で情報収集に当たった。(2016/07/10-21:46)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000255&g=pol
改憲反対は36%=賛成は3割切る-出口調査【16参院選】
時事通信が10日の参院選出口調査で、憲法改正の是非について尋ねたところ、「賛成」が29.6%だったのに対し、反対は36.0%で約6ポイント上回った。「分からない」との回答も34.4%に達し、改憲への理解が有権者に広がっていない実情が改めて浮き彫りとなった格好だ。
自民党は参院選後、衆参両院の憲法審査会で具体的な改憲条項の絞り込みに入りたい考え。ただ、安倍晋三首相(党総裁)が重視する国民投票で、過半数を得られるめどが立っているとは言い難い情勢で、同党は慎重な国会運営を強いられそうだ。
「賛成」を選んだ有権者の比例代表での投票先を聞いたところ、最多だったのは自民の59.6%。次いで、おおさか維新の13.4%、公明の8.9%、民進8.2%、共産2.5%、こころ2.5%となった。
一方、「反対」の有権者の投票先は、民進がトップで36.4%。以下、共産20.5%、自民15.0%、おおさか維新7.2%、公明6.3%、社民5.2%だった。(2016/07/10-21:41)
2092
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 22:21:28
>>2080
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000055&g=pol
投票用紙の誤交付相次ぐ=大阪53人、青森24人など-参院選【16参院選】
参院選の投票が行われた10日、各地で選挙区と比例区の投票用紙を取り間違えて交付するミスが相次いだ。
大阪府和泉市では、参院選の2カ所の投票所で計53人に対し、選挙区と比例区の用紙を間違って交付した。現場責任者が用紙の色の違いに気付きミスが判明した。投票は無効となる見通し。
選挙区用の投票用紙は薄い黄色、比例区用は白色をしている。最初に誤交付が分かったのは同市小田町の投票所。14人に対し比例区の投票の際、選挙区の用紙を渡していた。
同様のミスがないか他の投票所で確認したところ、同市尾井町の投票所でも39人に、選挙区と比例区の用紙を逆に交付していた。
青森県でも野辺地町と五所川原市、つがる市で、選挙区と比例代表の投票用紙を取り間違えて交付するミスがあった。野辺地町では5人、五所川原市では7人、つがる市では12人で、投票は無効になる可能性がある。
埼玉県飯能市、長野県須坂市、山形県河北町でも同様のミスが発生。飯能市では最大15人、須坂市では5人、河北町では1人の投票が無効になるとみられる。また、福島県郡山市、会津美里町でも誤交付があった。 (2016/07/10-19:50)
>>2073
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000137&g=pol
午後7時半現在、投票率36.14%=期日前1598万人【16参院選】
総務省が発表した第24回参院選の中間投票率は、10日午後7時半現在で36.14%となり、前回2013年参院選を0.48ポイント下回っている。
都道府県別に見ると、最も投票率が高いのは山形県の44.08%、最も低いのは秋田県の30.28%。今回初めて合区が導入された徳島・高知、鳥取・島根では4県とも前回から低下している。男女別の投票率は、男性が37.35%、女性が35.01%だった。
公示翌日の6月23日から7月9日まで行われた期日前投票者数(速報値)は、1598万7698人だった。選挙期間が通例よりも1日長かったこともあり、前回を23.47%上回り、参院選の過去最多を更新した。選挙人名簿登録者の15%が事前に投票を済ませたことになる。 (2016/07/10-21:19)
2093
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 22:26:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000274&g=pol
笑顔で「お疲れさま」=足早に党首室に-社民・吉田党首【16参院選】
社民党の吉田忠智党首は午後8時半すぎ、東京・永田町の党本部に到着。ダークスーツに赤いネクタイを締め、真っ黒に日焼けした顔で職員の女性に「お疲れさまでした」と笑顔で声を掛けると、足早に党首応接室に入った。
党本部に設けられた記者会見場には、当選者の名前の上に花を付けるための掲示板などはなく、報道陣の求めに応じて党の参院選用ポスターが壁に慌ただしく張られた。(2016/07/10-22:17)
2094
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 22:54:21
長野・山梨は民進がとったんですねー。
2095
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:16:08
まだ決まってないのは
青森、新潟、長野、愛媛、大分、東京6人目、神奈川4人目かな
いまのところ1人区接戦区は野党が取ってますね
宮城、福島、山梨、長野、三重
2096
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:21:47
宮城も取れたんですね〜。
NHKでは長野も民進となってますよ。
2097
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:27:21
あっ、長野を両方にかいてますね、、、
2098
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:32:05
新潟も野党がとったようで。
2099
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:32:11
http://www.sankei.com/politics/news/160710/plt1607100170-n1.html
2016.7.10 23:23
【参院選・兵庫】
おおさか維新・片山大介氏、父・虎之助氏と二人三脚、“ふわっとした民意”つかむ
兵庫選挙区(改選数3)では、おおさか維新新人の片山大介氏(49)が初当選した。3年前の日本維新の会(当時)に続く議席獲得で、神戸市中央区の選挙事務所で片山氏は「おおさか維新への期待の高さを実感した。大阪と兵庫が維新の拠点。ここから全国に維新の力を波及させる」と語り、兵庫でも、おおさか維新の勢いが健在だったことを証明した。
選挙戦では大阪に隣接する阪神間や、神戸市などの都市部での街頭演説に重点を置いた。改憲についてはほとんど触れず、橋下徹前代表が掲げたフレーズ「身を切る改革」を演説中に繰り返し、無党派層にアピール。今回は橋下氏を欠いた選挙だったが、3年前の参院選に続き、「ふわっとした民意をつかんだ」(陣営幹部)。また、父で共同代表の虎之助氏が再三、兵庫入りし、「比例は片山虎之助、選挙区は片山大介」と訴え、高齢者層への浸透も後押しした。
憲法改正について片山大介氏は「賛成だが、ひとくくりに改憲勢力とは違う」としたうえで、「9条は国民が議論して変えてほしいとの思いが熟成して政治が動くもの」と述べた。
http://www.sankei.com/politics/news/160710/plt1607100164-n1.html
【参院選】
苦戦の社民、吉田党首「暴走止めるスローガン届かなかった」厳しい表情 福島瑞穂氏は「野党共闘では縁の下の力持ち」
苦戦が伝えられた社民党では吉田忠智党首(60)が午後10時から東京都内の党本部で記者会見し、「安倍政権の暴走を止めるというスローガンが十分に届かなかった」と険しい表情をみせた。
東京・永田町の党本部には午後8時半ごろから、幹部が続々と駆けつけた。吉田氏は支持者と握手を交わした際には笑顔を見せたが、すぐに固い表情に戻り、控え室へ向かった。
日焼けした顔で会見場に姿を現した吉田氏。質問を聞く間は口をへの字に結び、時折、眉間にしわを寄せつつ、「(目標の)2議席は厳しいかなという思いはある」と重々しい口調で語った。票が伸びなかった要因について「1人区での野党候補一本化で党の独自性が十分発揮できなかった」と振り返った。
2議席に届かなければ自身の当選も厳しい状況だが、進退について「開票状況を見守った上で、国会議員らと相談しながら考えたい」と述べるにとどめた。
続いて取材に応じた福島瑞穂副党首(60)はやや疲れた表情。「結果を見守っているが、何とか比例で票が伸びるよう念じている。野党共闘では縁の下の力持ちとして発揮したので後は社民党としての伸びを見守っている」と述べた。
2100
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:34:23
激戦区で野党,主に民進,が取れたのは共産党と,更には幸福実現党のお陰かも。
3年後安倍は大川先生を比例に迎えて幸福実現党との間で右派票の分裂を避けるかもw
2101
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:36:11
1人区で野党が9議席取ってますね
意外に健闘した感じがします
2102
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:38:53
http://www.sankei.com/politics/news/160710/plt1607100147-n1.html
2016.7.10 22:52
【参院選・滋賀】
かつての「民主王国」崩壊-自民・小鑓隆史氏、“一騎打ち”制す
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滋賀選挙区(改選数1)では、自民新人の小鑓(こやり)隆史氏(49)が、民進現職の林久美子氏(43)との事実上の一騎打ちを制した。かつて「民主王国」と呼ばれた滋賀県だが、これで県選出国会議員の全6議席を自民が独占した。
「アベノミクスはまだ途上。地域が元気になるために地域の方々と力を合わせてやっていきたい」。10日夜、当選確実の一報を受けると、小鑓氏は大津市内の事務所で目を潤ませながら語った。
自民はてこ入れを強化し、選挙期間中は知名度のある小泉進次郎衆院議員が3回来援。終盤の5日には、安倍首相が自民県議1人ずつに直接電話をした。自民県連幹部は「こんな選挙は初めてだ」と驚く。
念頭には、2年前の小鑓氏の雪辱がある。平成26年の知事選で民主(現・民進)などが支援する三日月大造知事に惜敗。序盤から優勢を伝えられる中で、まさかの敗北だった。
知事選の教訓を踏まえ、公明との連携を強化した。初めて自公の3連ポスターを作ったり合同講演会を開いたりするなど、盤石の組織戦を展開した。
一方の林氏。「党派を超えた応援がありがたかった」。同市内で、民進のほか共産や社民の関係者らが集まる中、気丈に笑顔を浮かべた。
「打倒安倍政権」を旗印に3党の共闘をアピールしたが、選挙戦では支持団体の連合滋賀幹部が「一緒にやる気はない」と明言。3党の選対がばらばらに設置され、無党派層への浸透は伸び悩んだ。
http://www.sankei.com/politics/news/160710/plt1607100142-n1.html
2016.7.10 22:42
【参院選・三重】
岡田代表、面目保つ 民進・芝博一氏、シールズ・共産・社民の支援あおぎ“崖っぷちの戦い”制す
民進の岡田克也党代表が進退をかけたことで参院選の「象徴区」となった三重選挙区(改選数1)は、激戦の末、民進現職の芝博一氏(66)が自民新人の山本佐知子氏(48)らを破り、民進の前身である民主党の金城湯池として知られた“牙城”を守った。
芝氏は午後9時55分ごろ事務所に到着。集まった支援者を前に「国民の暮らしと平和を守るという訴えを県民に受け止めていただいた」と喜びを語った。
同区は平成12年の補選以降、推薦候補も含めて民主が5連勝。しかし、前回選挙ではベテランが自民新人に敗れ、今回は「がけっぷちの戦い」(陣営幹部)だった。
学生グループ「SEALDs TOKAI(シールズ東海)」や学者、弁護士らが呼びかけ人の市民団体系組織「市民連合みえ」を橋渡し役に共産、社民の支援を取りつけ、野党統一候補として必勝を期した。
岡田氏も「盟友の芝氏を落とすようでは代表の資格はない」と退路を断って支援。芝氏は「私一人の戦いではないと責任を感じていた」と明かし、選挙戦を通じて「支援の輪の広がりを感じた。最後まで厳しい戦いだった」と振り返った。
山本氏は、安倍晋三首相(党総裁)ら党幹部や鈴木英敬三重県知事の応援を得て善戦したが、知名度不足が最後まで響いた。
2103
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:40:22
支持なしがどうなるかだよなあ
http://www.sankei.com/politics/news/160710/plt1607100075-n1.html
2016.7.10 20:38
【参院選】
日本のこころ、新党改革、国民怒りの声、幸福実現党は議席獲得困難
第24回参院選の投票は10日午後8時に締め切られ、比例代表に候補を擁立した日本のこころを大切にする党、新党改革、国民怒りの声、幸福実現党は議席の獲得が困難な見通しとなった。
2104
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:40:59
愛媛は自民ですね
2105
:
やおよろず
:2016/07/10(日) 23:41:52
青森は最後に開票される八戸で逆転できるかどうか
http://www.aomori-se1.jp/sangi/HTML_K/kaihyoc_se.html
2106
:
やおよろず
:2016/07/10(日) 23:44:04
地域要因で残り5万票で2万票の逆転が叶うか否か
マニア冥利に尽きる開票順となりましたね
2107
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:44:07
大分 民進当確
1人区は残すところ青森
2108
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:45:35
大分は民進のようですね〜>NHK
青森・愛媛は自民党大好きだからなぁ。。3年後の雪辱に期待。。
2109
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:46:10
知事選だけど鹿児島での大金星に,長野の勝利と,愛媛の善戦と,秋田では野球選手に負けましたが地方で野党統一候補が勝つにはアナウンサーっすね。
2110
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:47:55
>>2105
八戸だけ異様に開票遅いっすね。。(;´Д`)
2111
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:49:06
宮城・大分とも医師ってのもありますね。
2112
:
やおよろず
:2016/07/10(日) 23:50:59
青森逆転www
南部と津軽の遺恨が根深すぎる
2113
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:53:32
おおw
このまま逃げ切れますかね〜。
2114
:
やおよろず
:2016/07/10(日) 23:53:58
青森当確ですね
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/
#!skh_0200
2115
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:54:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000m010204000c.html
<参院選>共産の志位氏「もしバラバラ…もっと厳しい結果」
23:45毎日新聞
<参院選>共産の志位氏「もしバラバラ…もっと厳しい結果」
当選確実となった候補者の名前の上に花をつける共産党の志位和夫委員長(右)と小池晃書記局長=東京都渋谷区の同党本部で2016年7月10日午後10時13分、内藤絵美撮影
(毎日新聞)
◇「最初の一歩だが、大変大事な一歩」野党4党共闘を評価
共産党の志位和夫委員長は10日夜、日本テレビの参院選報道番組で、野党4党共闘について「新しい民主主義の形だ。野党と市民が『今の政治は危ない、変えなきゃならない』という大きなところで一致して、協力して選挙を戦う、と。1人区で勝利をしている。もしバラバラで野党が戦ったら、もっと厳しい結果になっていた。最初の一歩だが、大変大事な一歩」と高く評価した。次期衆院選に向けても「野党と市民の協力、共闘は発展させたいと願っている」と期待感を示した。
共産党が提案していた「国民連合政府」など野党間での政権構想については「この問題は本格的な話もしていないし、合意もできていない」としながらも「私たちは政権の問題も話し合っていきたい。(民進党などと政権を組む)そういうつもりでいる」と話した。【錦織祐一/デジタル報道センター】
2116
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:55:44
青森 田名部当確ですか
すげえ
2117
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 23:56:14
大分の勝利はうれしいですね〜。
吉良もそろそろ代表候補になってもいいんちゃうか。
2118
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:56:34
すげー。接戦区落としたの愛媛だけなので結構満足です。
2119
:
チバQ
:2016/07/10(日) 23:57:32
1人区 11も取れば野党的には大勝利じゃないですか
風も政策もなくて、野合だけで接戦区を軒並み制したわけで
落としたのは無風かと思ってた愛媛位ですかね
2120
:
とはずがたり
:2016/07/10(日) 23:57:53
>>2117
社民の組織票がどの程度利いたのか知りたい所っす。
奈良の馬淵はまだまだ雑巾掛けだな。。
2121
:
名無しさん
:2016/07/10(日) 23:58:35
三反園さんは元・記者さんですね。
テレ朝の解説委員では三反園さんが一番好感もてました。
2122
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:02:47
鉢呂も滑り込んだ
http://www3.nhk.or.jp/senkyo/
#!skh_0100
2123
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:04:15
>>2121
ご指摘感謝,解説委員とアナウンサーの区別が付いてなかったです(*´Д`)
>>2119
もっと惨敗予想してました!?俺はもう考えるの怖くて希望的観測しかせずに何処迄落とすかは考えてなかったです。。
2124
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 00:08:00
>>2109
福岡もトップ当選ですね>アナウンサー
2125
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:09:08
奈良は維新が相応に得票するので難しいのではないでしょうか
http://mainichi.jp/senkyo/24san/area/?aid=B29000
2126
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:10:53
>>2123
一人区野党で8くらい取れば十分だと思ってました
2127
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:13:07
>>2120
吉田忠智氏の個人名得票から推測する感じですかね
2128
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 00:13:46
東京小川当確
2129
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:14:55
>>2122
おお,民進も北海道と愛知の地盤は譲れないと云う感じですね〜。
小沢も岩手と新潟で政党要件死守っすね。
>>2124
ご指摘感謝♪知らん間にトップ当選してたんですな。。
>>2125
今回滋賀では立てなかったですし必ずしも毎回立てるとは限らない様な気もしますが,立てると反自民・非自民票が割れて難しいですよね。
気が早いですが3年後の次回は滋賀は嘉田ちゃん,奈良は(県知事選に出た前生駒市長の)山下氏の無所属候補で勝負して欲しい処っす。
2130
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:15:39
残り神奈川ですね
現在のところ 中西>共産>民進金子
2131
:
秋田2区
:2016/07/11(月) 00:18:03
>>2121
>>2123
すいません、名前打たなくて。
秋田はよっぽどの風がなければ逆転なんて夢のまた夢なんですよね。
参院選は金田、斉藤を破ったとき、衆院選は川口の時代が一番興奮したぐらいです。
2132
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:21:11
>>2126
なるほど〜。とすると下手すると岩手・山形・宮城・山梨・三重・沖縄の5議席ぐらい?
>>2127
選挙ウオッチが手薄になってて云われる迄思いつかなかったっす(;´Д`)
>>2128
民進,地味に接戦をものにしてますね。改憲2/3は確保難しくなったのかな?
2133
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:25:22
東京が小川で選挙区終了
候補者の皆さんお疲れ様でした
2134
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:27:02
>>2131
おお,ご無沙汰してます!お元気ですか!?
秋田は非自民が一定の勢力もってた印象もある(衆院1区で野党が取って3区は保守分裂みたいな感じで自民圧勝では無い)んですが,今はそんなのなにそれですかね?
2135
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:35:25
そういえば神奈川は旧みんなの党で2議席なんだね
2136
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:35:28
改憲2/3は無所属を入れれば越えそうですね
2137
:
秋田2区
:2016/07/11(月) 00:36:05
二田孝二という落下傘に助けられていたんですかね?
富樫はもろ地元の一区です。秋田市の山奥出身。
それよりも、村岡は本気で運動したのでしょうかね?松浦初当選のときは松浦を猛批判してたのに。
2138
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:37:13
<参院選>田名部匡代氏が初当選 山崎力氏ら破る 青森
http://news.goo.ne.jp/topstories/region/78/e2fbff087fbbfc211d6034274126a462.html
(毎日新聞) 07月10日 23:55
青森選挙区では民進新人の田名部匡代氏が4選を目指す自民現職の山崎力氏らを破り、初当選を決めた。元衆院議員の田名部氏は初の全県選挙で組織力の弱さが指摘されていたが、野党共闘が順調に機能。社民・共産の支持層も固め、無党派層にも浸透し、激戦を制した。
2139
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:41:46
>>2129
維新との協力は民進県連の体質によるんじゃないですかね
大阪は自民と組んで維新と戦った末に姿かたちがなくなってしまいましたが
労組が幅を利かせているところだと自民党の方が親和性が高いというケースもあると思われます
2140
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:44:40
>>2136
そんな感じっすね。
>改憲勢力は自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党で、非改選は計84議席。改憲に前向きな無所属の松沢成文、井上義行、渡辺美知太郎の3氏と、日本を元気にする会代表のアントニオ猪木氏が加わる。今回の参院選で4党が74議席以上を獲得すれば、3分の2に到達する。
参院選 改憲勢力3分の2の勢い 自公で改選過半数確実
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160710-00000536-san-pol
産経新聞 7月10日(日)20時4分配信
第24回参院選は10日、投票が行われ、午後8時までに締め切られた。改選121議席のうち自民、公明の与党が計61議席以上を獲得し、安倍晋三首相(自民党総裁)が獲得議席目標に掲げた「与党で改選過半数」を達成することが確実となった。10日深夜から11日未明にかけて大勢が判明する見通しで、安倍首相が悲願とする憲法改正に前向きな勢力が、改憲の国会発議に必要な3分の2(非改選と合わせて162議席)以上を確保するのは濃厚な情勢だ。
今回の参院選は、安倍首相の経済政策「アベノミクス」の是非に加え、民進、共産、社民、生活の野党4党が廃止を主張する安全保障関連法や、憲法改正などが主要な争点となった。
経済政策をめぐっては、安倍首相が「アベノミクスは決して失敗していない。やるべきことは、この道をしっかりと力強く前に進んでいくことだ」と継続を訴えたのに対し、野党は「アベノミクスは完全に壁にぶち当たっている」(民進党の岡田克也代表)と対決姿勢を強めた。
改憲勢力は自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党で、非改選は計84議席。改憲に前向きな無所属の松沢成文、井上義行、渡辺美知太郎の3氏と、日本を元気にする会代表のアントニオ猪木氏が加わる。今回の参院選で4党が74議席以上を獲得すれば、3分の2に到達する。
自民、公明の与党は平成26年12月の衆院選で、3分の2超の議席を獲得。参院でも改憲勢力が3分の2以上を占めれば、改憲の発議が現実的になる。安倍首相は参院選公示前から「秋の国会から憲法審査会を動かしていきたい」と、在任中の改憲に意欲を示していたが、参院選では憲法改正を積極的に取り上げることを控えた。
しかし、野党4党は安倍首相の下での憲法改正に反対する立場で足並みをそろえ、改憲勢力の3分の2確保の阻止で共闘したため、憲法改正が参院選の主要争点に浮上した。
参院選は3年ごとに半数が改選され、今回は定数242の半数121が改選となった。安倍首相は自公両党で改選過半数の61の獲得を目標に掲げ、これに対し野党4党は全国32の改選1人区で候補者を一本化し、与党に対抗した。また、自民党が57議席以上を取れば、27年ぶりに単独過半数(非改選と合わせて122議席)を占めることになる。
今回は選挙区(改選73)に225人、比例代表(同48)に164人の計389人が立候補した。「18歳選挙権」が国政選挙で初適用され、18、19歳の約240万人が有権者となった。
総務省は10日、参院選の最終的な期日前投票者数(選挙区)が全国で1598万7698人だったと発表した。前回平成25年参院選から23・47%増え、衆院選も含めた国政選挙で過去最多となった。
今回は公示日が通例より1日前倒しとなり、期日前投票ができる期間も1日長かった。全有権者の約15%が期日前投票したことになる。
2141
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:46:02
>>2137
今では寧ろ民進寺田が落下傘というかもともとの地盤は3区でしたよね。
村岡の地盤での得票を確認してみると面白いかも>本気で運動
2142
:
秋田2区
:2016/07/11(月) 00:49:21
地元のにかほ、由利本荘でもダブルスコアでした。NHK秋田より。
面白かったのは、川口さんの地元小坂町で松浦が僅差でトップでした。
2143
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:50:38
こんな記事がありましたね 秋田
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160704_41016.html
<参院選秋田>県南の保守票が焦点
07月04日 10:27河北新報
<参院選秋田>県南の保守票が焦点
与野党が総力戦を展開する秋田選挙区で、候補の訴えに拍手を送る支持者ら=6月26日、秋田市内
(河北新報)
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(4)
追い風も、逆風もない。抜けるに抜け出せない混戦の鍵を県南地域が握る。
<農業者 反応鈍く>
「防衛費を『人を殺す予算』と言った共産党と、民進党は手を組んだ」
参院選(10日投開票)秋田選挙区(改選数1)。自民現職石井浩郎の陣営は6月28日、湯沢市皆瀬で論陣を張った。石井と県連会長御法川信英(衆院3区)は、野党共闘に舌鋒(ぜっぽう)を鋭く向けた。刺激的な表現が陣営の焦りを映す。
同市を含む県南は良質なあきたこまちの産地。石井は農業者に不評な環太平洋連携協定(TPP)にも触れた。「TPPに参加しなければ秋田の農業が安泰かというと、それは違う」
懸命に理解を求める石井だが、農業者の反応は鈍い。安倍政権は痛みを伴う農協改革も押し進める。農協幹部は「自民に協力する気はない」と言い放った。
2010年の参院選。石井は民主党現職に10万票の大差をつけ、初当選した。元プロ野球選手の知名度は抜群だった。「ぶっちぎりで勝てる選挙」(県連幹部)と臨んだ今回。県南を中心とした農業票の離反で、保守票が揺らぐ。
県連の危機感が際立ってきた。「地域を問わず取れるところから取る」(県連幹部)。農相森山裕が2日に横手市などに入るのをはじめ、県連は閣僚級らを連日投入する態勢を構築。巨大艦隊が動き始めた。
県連幹事長小松隆明は「接近戦だ。自民、公明の総力を挙げて戦い切る」と引き離しに自信を見せた。
<与野党 風読めず>
民進党元議員の松浦大悟は、県南の保守票に照準を定める。
「維新の党時代から注目していた政治家だ。一緒になれて心強い」
30日、由利本荘市。党代表岡田克也は、改革結集の会から民進に合流した衆院議員村岡敏英(比例東北)を持ち上げた。遅れて会場入りした松浦と3人で壇上に立ち、「ガンバロー」を三唱。結束を印象付けた。
村岡は同市を中心とした県南に、元官房長官の父兼造以来の地盤を持つ。前回14年の衆院選3区に旧維新の党から立候補、9万票近く獲得し、御法川に肉薄した。余勢を駆って今回、松浦を支援する。
松浦は07年、躍進した民主の勢いに乗って初当選し、13年の前回は党への強烈な逆風に屈した。今回、与野党とも風が読めない。村岡の支援を得て県南の保守票を取り込みつつ、党は風を起こすべく一気呵成(かせい)に攻め込む。
「2、3カ月前までは厳しいと思っていたが、急激に追い上げている」(大館市で6月28日、党幹事長枝野幸男)「差が縮まってきたので、急きょ飛び込みで演説に入った」(横手市で同25日、党選対委員長玄葉光一郎)
連合秋田会長の黒崎保樹は「背中が見えたと言っても、相手は4番打者。大きい背中だから近くに見えるだけだ」と陣営を引き締め、最終盤の戦いに臨む。(敬称略)
◇秋田選挙区立候補者(1―3)
西野晃39諸新
松浦大悟46民元(1)(共・社推)
石井浩郎52自現(1)(公推)
2144
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:51:17
残る争点は大江の比例当落のみか
2145
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:51:51
このシリーズ貼ってなかったっポイ
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160630_21012.html
<参院選青森>横一線 敵陣切り崩し
06月30日 10:46河北新報
<参院選青森>横一線 敵陣切り崩し
与野党の激戦が続く青森選挙区で候補の演説に聞き入る聴衆=25日、弘前市内
(河北新報)
参院選は7月10日の投開票に向け、後半戦に入る。東北6選挙区(改選数各1)は全てで「与党対野党連合」の構図となり、各地で接戦を展開。与党優位の全国情勢と様相を異にする。6県の戦いの今に迫る。
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(1)
都市部で、農村で、1強自民と野党連合がしのぎを削る激戦区は、横一線のまま折り返しを迎えた。
「東北は全て大接戦だ。中でも青森はデッドヒート。最後は数百票差で決まるかもしれない」
民進党の参院選を仕切る選対委員長玄葉光一郎は24日、弘前市で拳を振るった。同じ壇上には青森選挙区(改選数1)に立つ新人田名部匡代。会場に集結した約300人の中には共闘する社民、共産両党の支持者の姿が目立った。
背水の陣を強調
玄葉が檄(げき)を飛ばした翌日。元環境相細野豪志は五所川原市など津軽地方を転戦した。弘前市郊外の産直施設前で合流した田名部は「国政に復帰し、思いを届ける最大のチャンス。全てを懸ける後のない戦いだ」と背水の陣を強調した。
元農相の父匡省から八戸市を含む青森3区の地盤を引き継ぎ、衆院議員を3期務めた。津軽は田名部にとって未知の土地。年明けから津軽を徹底的に歩いた。津軽が地盤で民進に合流した衆院議員升田世喜男(比例東北)とも連携する。
党本部は津軽に支援を集中投下する。代表の岡田克也は公示前に2度入り、自民の岩盤に次々とくさびを打ち込んだ。
接戦の手応えに連合青森や共産党の歯車がかみ合ってきた。野党総力戦の陣形は完成しつつある。陣営幹部は「自民の組織力に立ち向かい、僅差で勝ち抜きたい」と自信をにじませた。
なりふり構わず
肉薄する田名部の足音。「東北劣勢」の序盤情勢が伝えられる中、官邸は野党共闘の想定を超す猛攻にいら立ちを募らせる。
29日朝、官房長官菅義偉は自ら青森市に入り、自民現職山崎力をてこ入れした。街頭では野党批判を展開。「共産党は日米同盟の破棄、自衛隊の解散を主張する。民進と共産が組む『民共合作』で国を守れるのか」と危機感をあおった。
首相安倍晋三は既に2度、県内入りした。24日は主戦場を田名部の地盤八戸市に定めた。約800人を前に「民進党に協力する共産党は自衛隊は解散すべきだと訴えている」となりふり構わぬ訴えを展開した。
報道各社が報じた序盤情勢は横一線。「普通にやれば勝てる選挙」(自民県議)という目算は狂った。
山崎は県内各地で「例え1票差でも負けは負け、勝ちは勝ちだ。絶対に勝って青森の役に立たせてほしい」と懇願する。「愚直で寡黙な職人肌」(陣営)と言われる山崎の訴えに悲壮感が漂ってきた。
選対幹部の一人は「県連会長が首相からかなりねじを巻かれたようだ。組織内の票固めの徹底を強く促されている」と厳しい表情で明かす。最終盤、田名部をわずかの差でかわす-。県内最強の組織がプライドを懸ける。(敬称略)
2146
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:51:58
>>2139
期待してた滋賀・奈良が輿論調査でも全然で,今回は滋賀の連合に非自民非共産の野党共闘の伝統があっただけに共産党との共闘に強いアレルギーがあった事,奈良はシャープががたがたでとても選挙どころじゃなかったと云う事かなと思ってました。
意外に維新が票取ってたんで,労組だけを見て分析する訳には行かない様ですが…。
県連は結局,馬淵の個人商店みたいになってる気がします。前原の個人商店から成長した京都府連,橋下にやられて潰滅状態の大阪府連と関西はバラバラっすね。
2147
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:52:36
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160701_31024.html
<参院選岩手>小沢政治 継承か幕か
07月01日 11:51河北新報
<参院選岩手>小沢政治 継承か幕か
盛岡市で候補者の訴えを聞く有権者ら=6月28日
(河北新報)
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(2)
各党の顔がそろう舞台を仕立て、攻勢を仕掛けた。
「野党が一丸となって勝利すれば、安倍政権を退陣に追い込めるんです」
生活の党代表の小沢一郎(衆院4区)は6月28日、参院選(10日投開票)岩手選挙区(改選数1)の応援に入り、岩手県庁前でマイクを握った。
<野党結束を演出>
元秘書で野党統一候補の新人木戸口英司を囲んだのは、民進党国対委員長安住淳、共産党委員長志位和夫、社民党幹事長又市征治、知事達増拓也の面々。
昼休みの県庁前には支持者ら約2000人。隣の県議会では6月定例会が開会中で、自民党県議に結束を見せつけた。演出したのは小沢だ。志位の遊説日程に盛岡が入ったことを知るとすぐに「皆で街頭に立ちませんか」と電話を入れた。
公示後の岩手入りは2度目。異例のてこ入れは、党が崖っぷちにあることを示す。生活は衆参合わせ5人で政党要件ぎりぎり。再び政局の中心に立てる展望は見えない。後援会幹部は「共闘で結果を出せなければ、岩手でも求心力を失ってしまう」と言う。
木戸口は「岩手は改革政治の発信地。この大きな流れを守る」と小沢政治の継承を訴える。奥州、北上など小沢地盤で急速に浸透。盛岡など北部は達増が自民を引き離しにかかる。
「陣営の誰一人も中だるみさせない。4党の総力戦で突き放す」。選対幹部は終盤戦略を巡らし始めた。
<「決着をつける」>
「自民党の選挙で2度負けたら次はない。ゴール前で相手をつかまえ、ボールを奪い返す」
県庁前に4野党がそろった6月28日、自民党新人の田中真一は遠野市で個人演説会に臨んだ。木戸口に先行された情勢を社会人まで続けたラグビーになぞらえ、悲壮感を漂わせた。
隣に並んだのは、田中が政治の師と仰ぐ地方創生担当相の石破茂。翌29日も選挙カーに乗り込み、盛岡市などを駆け回った。
「どうしても岩手で勝ちたい。あともう一歩だ。全身全霊でやれ」。車中で石破がハッパを掛けた。田中は「相手は小沢の政治生命を懸けている。絶対に負けるわけにはいかない」と敵陣に切り込む。
「岩手の政治風土を変える選挙だ。自分もその先頭で戦う」。無所属の参院議員平野達男(岩手選挙区)は29日、花巻市の個人演説会で言い放った。小沢系だったが、2012年の民主党分裂で決別。岩手の参院2議席を「反小沢」で占めようと、13年参院選では敵だった田中に付いた。
一関や花巻の田中後援会では「考えられない事態」(党県連幹部)も起きた。小沢の民主党時代の選挙を担った建設会社幹部らが田中選対に加わったのだ。
「差は確実に縮まっている。これまでにない好機。小沢勢力との決着をつける」。党県連会長鈴木俊一(衆院2区)は終盤に向け、反撃の機会をうかがう。(敬称略)
◇岩手県選挙区立候補者(1―3)
石川幹子51諸新
田中真一49自新(公推)
木戸口英司52無新(民・共・社・生推)
2148
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:53:10
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160702_11013.html
<参院選宮城>競り合い 過熱の一途
07月02日 15:24河北新報
<参院選宮城>競り合い 過熱の一途
候補者の演説に耳を傾ける有権者ら=6月30日、多賀城市
(河北新報)
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(3)
陣営の楽観ムードは、焦燥感に変わった。3期18年のベテランの表情から余裕が消えた。
「毎朝、駅に立って候補者の名前を連呼しろ。自民の追い上げを許すな」。1日夕、仙台市内のホテルであった民進党県連の選対会議で、県連代表安住淳は居並ぶ30人の幹部を前に、早口でまくしたてた。
<猛追に戦術変更>
改選数が2から1に減り、再選を期す自民熊谷大と4選を目指す桜井充の両現職が激突する参院選(10日投開票)宮城選挙区。全国に先駆けて共産、社民と野党共闘を組み、序盤戦を優位に進めた桜井陣営が、与党の猛烈な追い上げにさらされている。
6月28日、JR仙台駅前であった共産党委員長志位和夫と安住の演説会。志位が「命運を懸けた選挙だ。宮城で必ず勝利を勝ち取る」と語気を強めた同時刻、桜井は県北部に選挙カーを走らせ、雨の農村でひたすら支持を呼び掛けていた。
夜、登米市の演説会で全ての支持者を見送った後、桜井は「自民の組織力はすさまじい。この辺で軍を引き揚げてくれればな」と弱音を漏らした。
「ずっと地域を回り続けてきた自負がある。大物弁士には頼らない」と強気だった桜井。曲げて来援を依頼した党代表岡田克也がラストサンデーの3日、仙台入りする。局面打開、再浮上への一手を託す。
<「党の看板」続々>
「相手の背中が明確に見えた。中盤、終盤で追い付き追い越す」。熊谷は6月30日、地方創生担当相石破茂と加美、富谷、利府、多賀城の4市町を6時間かけて回り、計8カ所で街頭演説した。マイクを通した声に自信がみなぎる。
14、25日に宮城入りした首相安倍晋三に加え、政調会長稲田朋美、外相岸田文雄、党農林部会長小泉進次郎ら党の看板を連日のように投入する自民。みこしに乗せた熊谷を圧倒的な物量で押し上げる作戦に出た。
東日本大震災で最も多くの犠牲者を出した宮城で議席を失うことは、政権与党にとってダメージが大きい。党本部は団体や企業に顔が利く別動隊も逐次送り込み、情勢をほぼ互角にまで持ち直した。
県議会6月定例会会期中の28日。議会棟の喫煙室でくつろぐ自民党所属議員の携帯電話が、次々と鳴った。電話口から聞き覚えのある甲高い声が響いた。
「安倍晋三です。厳しい戦いですが、熊谷さんをよろしくお願いします」
背筋を伸ばし「寝ないで頑張ります」と、電話に向かって忠誠を誓う議員たち。安倍は市議や首長にも電話を入れ、議席死守への覚悟を県全域に充満させた。
県連幹部は首相の勝利への執念に脅威を覚え、震える。「首相が地方議員一人一人にまで直接電話するなど聞いたことがない。一気にけりをつけるつもりだ」
(敬称略)
【宮城選挙区立候補者】(1―3)
熊谷大41 自現(1)(公・日推)
桜井充60 民現(3)(共・社・生推)
油井哲史36 諸新
2149
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:53:50
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160705_51015.html
<参院選山形>TPP巡り票争奪戦
07月05日 15:04河北新報
<参院選山形>TPP巡り票争奪戦
農業票を巡る攻防が激しさを増す山形選挙区。候補者のマイクを握る手にも力が入る=1日、酒田市内
(河北新報)
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(5)
攻防の主戦場は農村部。全農出身と農水省出身の候補が田園地帯を駆け巡り、農業票の争奪戦を展開する。参院選(10日投開票)山形選挙区(改選数1)の最大争点は、環太平洋連携協定(TPP)への対応だ。
<閣僚と二人三脚>
新人月野薫を擁する自民は党幹部、閣僚を続々と送り込み、農政を握る与党の力を誇示する。候補者も農業通なら応援弁士も多くは農業通。TPP容認の立場から攻めの農業を説く。
6月23日、農相森山裕が訪れたのは庄内町。「農業は現場を知っている人が政策を作らないとおかしくなる」と力を込めた。
大票田の山形市は五輪相遠藤利明(衆院1区)が陣頭に立つ。「山形の農業のために働けるのはこの人だけ」。街頭演説は二人三脚だ。本来なら閣僚として全国を応援行脚しなければならない立場。選挙情勢がそれを許さない。
「相手候補の背中が大きく見えてきた」。遠藤は運動員を鼓舞する。県連一丸で追い上げを図る構えだが、きしみも生じている。
「選対が一枚岩になりきれていない」(陣営幹部)。月野擁立に至る候補者公募の決定が、岸宏一が正式に引退表明する前だったことがしこりとなって残る。
公示2日後の24日、真室川町であった無所属元議員舟山康江の個人演説会。「岸は月野を応援するとは言っていない」。1年前まで岸の事務所長だった本間義衛が壇上で語り、周囲を驚かせた。
県農業会議会長として一定の影響力を持つ岸。自身は25日、新庄市で月野の応援マイクを握った。だが、本間発言は県連内でくすぶり続ける。
<共闘には腐心も>
舟山は1日、酒田市の庄内みどり農協駐車場でTPP反対の論陣を張った。「県農協政治連盟(農政連)は自主投票だが、推薦状を出していただき心強い」。演説はお礼から始まった。
農政連とは異なり、庄内みどり農協は月野、舟山双方に推薦状を出した。与党への配慮とTPP反対の本音。単協の動きからは、したたかさが垣間見える。
月野とは対照的に、舟山は草の根選挙を実践する。
「野党統一候補として、どこかの政党幹部を呼べば主導権争いに発展しかねない」と陣営幹部。寄り合い所帯ゆえの苦労がにじむ。
6月28日、共産党委員長志位和夫が山形駅前で行った演説。「共闘の力を存分に発揮し舟山さんを押し上げようではないか」。声を張り上げた志位の隣に舟山の姿がなかったのも政党、とりわけ共産との距離感に腐心する証拠だ。
志位が演説を終えた瞬間。見計らっていた舟山の選挙カーが、共産の宣伝カーの前に滑り込んできた。2人は握手することもなく、付かず離れずの関係を保った。
参院選立候補4回目。培った知名度を生かし先行した舟山は、政党との微妙なバランスを維持しながらラストスパートを懸ける。(敬称略)
◇山形選挙区立候補者(1-3)
月野薫61元会社社長 自 新 (公推)
城取良太39幸福実現党員 諸 新
舟山康江50団体役員 無 元(1)(民・社推)
2150
:
やおよろず
:2016/07/11(月) 00:54:20
>>2146
幅広い共闘を志向するのであれば、
下手に組織があるよりは、個人商店型の県連の方が機能すると思われます。
2151
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:54:30
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160706_61014.html
<参院選福島>復興焦点に最終盤へ
07月06日 11:06河北新報
<参院選福島>復興焦点に最終盤へ
激戦のまま最終盤を迎える福島選挙区。陣営関係者が集会で気勢を上げた=3日夜、いわき市
(河北新報)
◎奔流乱流1強政治 東北激戦区ルポ(6完)
原発事故被災地での閣僚落選は政権の沽券(こけん)に関わる。勝利が至上命令の自民が議席死守へ総力を挙げる。
「復興の加速化を止めるわけにいかない。支援をお願いします」。3日夜、地元のいわき市であった集会。現職岩城光英は「お願いします」を4度繰り返した。
<首相から「直電」>
改選数が2から1に減った福島選挙区。4選を目指す現職法相は過去3回いずれも2位当選で、当初から厳しい戦いが予想された。
大小合わせ140に上る業界団体による選対本部を初めて設置。党幹部は県選出国会議員らに対し、結果次第では次期衆院選での公認を外すことまでにおわせ、ハッパを掛けた。
陣営は全県で500カ所以上の集会開催を目指し、団体や企業関係者に動員をかける。「参院選でこんなに動いたことはない」とベテラン県議は明かす。
いわき市での集会前、郡山市で開いた選対会議。党総裁特別補佐下村博文は「5月時点では相当離されていたがようやく並んだ。福島は党本部が絞った重点区に残った。必ず勝つ選挙にする」と鼓舞した。
「岩城をよろしく頼む」。後援会幹部や首長の携帯電話には首相安倍晋三の「直電」が入る。安倍自らも7日、6月以降3回目の福島入りをし、最終盤で抜け出そうと勝負を懸ける。
<対抗心むき出し>
「このまま安倍政権に福島復興を任せていいのか。向こうは大臣が落ちれば復興予算を減らすと言っているらしい。やれるならやってみろ」
3日に本宮市であった民進現職増子輝彦の演説会。衆院議員を3期務め、今回3選を狙う野党統一候補は、対抗心をむき出しにして自公政権の復興に対する熱意に疑問を投げ掛けた。
自民は東京電力福島第1原発の炉心溶融(メルトダウン)問題に絡め、民進の政権担当能力を批判し、応援に閣僚級も連日投入する。増子陣営の危機感はいやが上にも高まる。
増子は3日の演説で、福島第2原発を含む県内原発の全基廃炉を語らない相手候補を攻める戦略を展開した。「(原発再稼働を目指す)内閣の意向に沿った発言しかできない。福島に寄り添っていない」と叫んだ。
「もう理屈抜き、党派も関係ない。郡山、中通りから議員を出そうと声を掛けてほしい」。党選対委員長玄葉光一郎(衆院福島3区)は1日、増子の地盤、郡山市の集会でそう訴え、「地元圧勝」を勝利への最大のポイントに掲げた。
当初ぎこちなかった野党共闘は一体感を増してきた。同日の集会では、共産と距離を置く連合福島の会長今泉裕と共産県議が壇上で隣り合わせに座った。
「福島での勝利は10選挙区分の価値がある。相手はもはや法務大臣ではない。安倍総理だ。相手に不足はない」と増子。相手陣営の攻撃に結束力を強め、最後の力を絞る。(敬称略)
◇福島選挙区立候補者(1―3)
岩城光英66 自現(3)(公推)
矢内筆勝54 諸新
増子輝彦68 民現(2)(社推)
2152
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:55:49
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000m010232000c.html
<参院選>改憲勢力7議席独占 大阪と兵庫
00:41毎日新聞
参院選大阪選挙区(改選数4)と兵庫選挙区(改選数3)は全議席を改憲勢力が占めた。
大阪選挙区は、いずれもおおさか維新新人の浅田均氏(65)、高木佳保里氏(43)の2人と自民新人の松川るい氏(45)、公明現職の石川博崇氏(42)が当選した。
おおさか維新にとって、橋下徹前代表が政界引退後、初めて迎えた大型国政選挙。民進現職、共産新人は維新を「安倍政権の補完勢力」と批判を強め「改憲勢力で議席を独占させてはいけない」と訴えた。
しかし、おおさか維新は憲法改正にはあまり触れず、「身を切る改革」を中心に訴えた。
浅田氏は10日夜「地方分権、教育無償化実現のため一部の条文に触れる必要がある」、高木氏は「今の社会情勢にあった憲法改正をしていかなくてはならない」とそれぞれ改憲に意欲を示した。
改選数が2から3に増えた兵庫選挙区は自民現職、公明新人、おおさか維新新人の3人が当選を決めたが、いずれも選挙期間中は改憲について積極的な発言はなかった。
3選を決めた自民現職の末松信介氏(60)は当初から「憲法は争点にならない」と考えて踏み込まなかった。公明候補として24年ぶりの議席を得た伊藤孝江氏(48)の応援には、山口那津男代表が繰り返し兵庫入り。山口代表は「今の憲法は素晴らしい。9条改正の議論は今すべきではない」と訴えた。初当選したおおさか維新新人の片山大介氏(49)は「改憲を持ち出すと、イコール9条を変えるとなりかねない」として教育無償化を実現する趣旨で触れた程度だった。【青木純、井上元宏、久野洋】
2153
:
チバQ
:2016/07/11(月) 00:56:32
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ7936B6J79UTIL003.html
民進の小川氏当選 SEALDsも支援、東京2議席守る
00:38朝日新聞
民進の小川氏当選 SEALDsも支援、東京2議席守る
当選確実とし、支持者らと喜ぶ民進党の小川敏夫氏=11日午前0時19分、東京都港区、金川雄策撮影
(朝日新聞)
東京選挙区では民進現職の小川敏夫氏(68)が競り合いを制して4選を決め、民進が2議席を守った。
当選が決まった小川氏は、支持者の大歓声のなか、新宿区歌舞伎町2丁目の事務所に姿を見せた。「厳しい戦いだったが、民進党の底力を示せたと思う。政権交代への反転攻勢の大きな一歩としたい。憲法改正は許さず、一人一人を大切にする政治を進めていきたい」と語った。
改選数6の同選挙区で民進は小川氏と蓮舫氏を擁立した。小川陣営は「東京の2議席確保は小川さんにかかっている」と発信。民進の地方議員は積極的に自身の支援者に働きかけ、党本部からは幹部が何度も応援演説についた。最大の支援団体の連合東京も動いた。
学生団体「SEALDs(シールズ)」も支援し、「(与党に)東京で3分の2をとらせない」とのコピーとともに、小川氏の名前を街頭やネット上で浸透させた。
2154
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:57:13
>>2142
今川口さんはどうしてるんでしたっけ?非自民のスタンス貫いてるなら頼もしいですね。
村岡後援会へ滲透する時間が足りなかったのか動かなかったのか(;´Д`)
3区は寧ろ菅官房長官の地盤と化しているのかも。。
2155
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 00:59:20
>>2151
増子氏,アツいなぁ(;´Д`)
2156
:
チバQ
:2016/07/11(月) 01:00:20
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607100096.html
【参院選・兵庫】てこ入れ奏功 24年ぶりに議席獲得の公明・伊藤孝江氏「自民党支持の人からも支援いただいた」
00:04産経新聞
【参院選・兵庫】てこ入れ奏功 24年ぶりに議席獲得の公明・伊藤孝江氏「自民党支持の人からも支援いただいた」
当選確実の一報を受け、支援者らと万歳三唱する伊藤孝江氏=神戸市中央区
(産経新聞)
兵庫選挙区(改選数3)で、平成4年以来24年ぶりの公明公認候補として出馬し、初当選を果たした新人の伊藤孝江氏(48)。神戸市中央区の選挙事務所で歓喜にわく支援者らに対し、「皆さんのおかげで当選することができた。国会で皆さんのために何ができるか考えながら取り組みたい」と意欲を示した。
公明が今回の参院選で候補者を擁立した7選挙区中、党本部は「当落線上にいる」として最重点地区に指定。公示後も、山口那津男代表が選挙運動最終日も含め4度兵庫入りするなど、てこ入れを図った。
また、連立政権を組む自民からも安倍晋三首相が1度、菅義偉官房長官が2度応援に入るなど、自民支持層への強いアプローチも功を奏し、票の上積みに成功した。
同選挙区では自民現職の末松信介氏(60)も3選を果たし、与党が目標としていた2議席獲得を実現した。
伊藤氏は「自民党を支持してくれている人からも支援をいただいた」と述べたうえで、「兵庫選挙区で連立政権の自公で2議席という目標のため、自民も一緒に戦ってくれ、24年ぶりに公明党も議席を得られた」と感謝した。
2157
:
チバQ
:2016/07/11(月) 01:01:26
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ774J0HJ77UTFK00F.html
こころ、議席獲得ならず 新党改革は所属議員ゼロに
00:21朝日新聞
社民党は比例区で1議席を得たものの、吉田忠智党首が落選し、改選2議席を維持できなかった。当選した福島瑞穂副党首ら所属議員4人を中心に、党の再建をめざす。
吉田氏は10日、党本部での記者会見で、選挙結果について「社民の独自性が発揮できなかった」と述べた。自らの進退については「国会議員のみなさんと相談して、対応を決めたい」とした。
公職選挙法の政党要件は「国会議員5人以上」か「直近の国政選挙での得票率が2%以上」を満たす必要がある。社民は当面、得票率により政党としての活動は続けられる。
吉田氏は参院選前、「民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と発言し、党内の反発で撤回した。社民は独自路線を貫くか、野党共闘に活路を求めるのかの判断を迫られることになる。
生活の党と山本太郎となかまたちは、党籍のある前議員らを無所属の野党統一候補として擁立した岩手、新潟両選挙区で勝利した。
日本のこころを大切にする党は計15人を擁立したが議席を獲得できず、所属議員は非改選の参院議員3人となった。
新党改革は、比例区に立った荒井広幸代表も含め議席が確保できず、所属議員はゼロに。「脱原発を主張する保守政党」と訴えたが、届かなかった。
憲法学者の小林節・慶応大名誉教授が立ちあげた政治団体「国民怒りの声」は「反安倍政権の受け皿」をめざしたが、議席を得られなかった。
2158
:
チバQ
:2016/07/11(月) 01:02:19
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160710_71062.html
<参院選>東北は野党共闘圧倒
00:48河北新報
東北6選挙区は10日夜、改選全6議席(各県1)が固まった。福島、宮城で改選数が2から1に減る中、自民党は1議席を獲得。統一候補を擁立した民進、共産、社民、生活の野党4党は5議席を得た。改選前勢力は自民5、野党3。
秋田は自民現職の石井浩郎氏(52)が、民進元議員の松浦大悟氏(46)を下し再選。石井氏は知名度の高さを生かして組織戦を展開し全域で圧倒。松浦氏は党国会議員と連携したが、波に乗れなかった。
山形は無所属元議員の舟山康江氏(50)が、自民新人の月野薫氏(61)を破り再選を果たした。舟山氏は環太平洋連携協定(TPP)やアベノミクス批判を展開して幅広い支持を集め、月野氏を振り切った。
岩手は無所属新人の木戸口英司氏(52)が、自民新人の田中真一氏(49)を抑えて初当選。木戸口氏は小沢一郎生活代表(衆院4区)や達増拓也知事の支援を受けてリードを保ち、田中氏を寄せ付けなかった。
福島は民進現職の増子輝彦氏(68)が、自民現職で法相の岩城光英氏(66)をかわし3選を決めた。増子氏は安保法制を厳しく批判して野党支持層を手堅くまとめた。岩城氏は党本部の強力な支援を受けたが、及ばなかった。
宮城は民進現職の桜井充氏(60)が4選を決め、再選を狙った自民現職の熊谷大氏(41)との大接戦を制した。3期18年の実績と知名度で先行。自民に組織戦で迫られたが無党派層などの支持を集め引き離した。
青森は民進新人の田名部匡代氏(47)が、自民現職の山崎力氏(69)の4選を阻んだ。
2159
:
チバQ
:2016/07/11(月) 01:02:45
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-160711X089.html
自公勝利、改選過半数=経済優先、大型補正編成へ―民進は敗北【16参院選】
00:55時事通信
自公勝利、改選過半数
第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票された。自民、公明両党は、安倍晋三首相が勝敗ラインと設定した改選過半数(61)を確保し、上積みした。写真は当選確実の候補者にバラを付ける首相(中央左)=都内【時事通信社】
(時事通信)
第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票された。自民、公明両党は、安倍晋三首相が勝敗ラインと設定した改選過半数(61)を確保し、上積みした。民進党は改選45議席から大幅に後退。こうした結果を受け、首相は経済政策「アベノミクス」を加速させるため、2016年度第2次補正予算案を編成する方針を表明。憲法改正発議に向け、与野党の合意形成に意欲を示した。自民党を中心とする改憲に前向きな勢力が、発議に必要な参院議席の3分の2(162)に迫っている。
首相は10日夜のテレビ番組で、改憲への取り組みについて「これからいよいよ憲法審査会に議論の場が移り、どの条文をどう変えていくか集約されていく」と表明。「たくさんの方々の合意形成の中でなし得る。短兵急にいくものではない」と述べ、丁寧に議論を進めていく考えを示した。アベノミクスに関しては「力強く今の経済政策を前に進めよとの国民の声だ。包括的で大胆な予算を組んでいく」と明言した。
「改憲勢力」と位置付けられる自公両党とおおさか維新、日本のこころを大切にする党は非改選議席が計84のため、今回78議席で3分の2に届く。改憲に賛成する非改選の諸派・無所属の4人を加えると、4党が必要な議席数は74となる。
自民党は全国32の「1人区」や改選数2〜6の「複数区」で順調に議席を伸ばし、比例代表も前回の18に迫る勢い。ただ、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相がそれぞれ落選した。公明党は改選議席を上回る12議席を確実にした。
民進党は、1人区で振るわず、比例と合わせて26議席にとどまっている。一方、共産党は5議席、おおさか維新は6議席を固めた。社民党は改選2議席の確保は困難な情勢。無所属の野党統一候補は4議席を確実にした。生活の党、こころ、新党改革は議席確保の見通しが立っていない。
2160
:
チバQ
:2016/07/11(月) 01:03:49
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ795TZGJ79PTIL01N.html
おおさか維新、近畿で底力 片山共同代表の次男も当選
07月10日 23:10朝日新聞
おおさか維新、近畿で底力 片山共同代表の次男も当選
支持者から花束を受け取り笑顔を見せる浅田均氏(右)と高木佳保里氏=10日午後8時26分、大阪市北区、井手さゆり撮影
(朝日新聞)
北関東から九州までの9選挙区で公認候補を擁立(愛知選挙区の共同公認を除く)したおおさか維新は、大阪選挙区(改選数4)で2議席を獲得し、兵庫選挙区(同3)でも勝利した。橋下徹前代表が表舞台から去ったにもかかわらず、本拠地の近畿での底力を見せつけた。
3年前は旧日本維新の会新顔がトップ当選を果たした大阪選挙区では、いずれも新顔の党政調会長浅田均氏(65)と、前堺市議の高木佳保里氏(43)がそれぞれ当選を決めた。両氏は演説で公約に盛り込んだ改憲にはほぼ触れず、「身を切る改革」や教育無償化を中心に訴えた。
浅田氏は橋下氏不在の選挙戦について「街頭の人の集まりが減ったが維新の考えを理解してくれる人はむしろ増えている」と振り返った。3月に自民を離党した高木氏は「大阪を改革、日本を大改革するため、おおさか維新のスピリッツを日本中にとどろかせたい」と述べた。
兵庫選挙区では、片山虎之助共同代表の次男で、新顔の片山大介氏(49)が初当選。「国政政党として大阪以外でも議席をとれ、ほっとしている」。3年前も旧日本維新の新顔が当選しており、兵庫でも「連勝」した形だ。
2161
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 01:16:14
生活の党の比例は殆ど棄ててたのかな?
<参院選岩手>激戦 比例連携に活路
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160627_31004.html
06月27日 10:59河北新報
野党統一候補が先行し、自民党が追う激戦となっている参院選(7月10日投開票)の岩手選挙区(改選数1)で、両陣営が比例代表候補との共同戦線に支持拡大の活路を見いだそうと連携を強めている。野党統一候補は比例に重点を置く各党に配慮した対応を続ける。自民は連立を組む公明党を比例の投票先に呼び掛け、選挙区に固い組織票が振り向けられることを期待する。
「比例は民進に。野党共闘で安倍政権を打倒する」。26日午後、野党統一候補で新人の木戸口英司氏(52)は、民進党比例代表候補と共に街頭で訴えた。
生活党籍を持つ木戸口氏は民進、共産、社民各党の推薦も受ける。比例の投票先に政党名を挙げるのは、各党の候補者と並んだ時だけ。「限定条件」を守ることで各党への配慮をにじませる。
選挙区は共闘、比例は各党個別という選挙戦に試行錯誤も続く。民進党県連の階猛幹事長(衆院岩手1区)は「選挙区に公認候補がいないと運動の幅は限られる」と言う。
共産党は選挙区に立てる予定だった新人を、共闘を優先して比例に回した。その分、統一候補との連動に期待する。党県委員会幹部は「野党共闘に一番貢献したのはわれわれ。支持層以外の反応もいい」と語る。
「公明党には絶大な支援を頂いている。比例は公明を訴え続ける」
自民党新人の田中真一氏(49)は街頭演説で毎回、公明党の比例代表候補の名を挙げて支持を呼び掛ける。木戸口氏を追い上げるためには、公明の組織票が頼みの綱の一つだ。
5月には県内4カ所で両党合同の時局講演会を開いた。田中氏陣営は街頭演説や個人演説会で公明党パンフレットの配布を欠かさず、遊説では公明党所属の地方議員がフル回転する。
企業へのあいさつ回りでは公明党の支持母体である創価学会の幹部が「選挙区は田中、比例は公明」と繰り返し、自民党に「ギブ・アンド・テーク」のプレッシャーをかける。
公明党県本部の小野寺好代表は「田中氏勝利へ全力を挙げる。その分、比例は県内過去最高の6万票を獲得できる」と強調する。
2162
:
秋田2区
:2016/07/11(月) 01:32:36
川口さんは、前回の衆院選秋田1区で、比例復活当選時に寺田Jrを抱いてました。
2区の中では、地盤だった小坂町や大館市では健闘しましたから動いてくれているんでしょうね。
2163
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:36:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000279&g=pol
「18、19歳」は与党過半数=無党派、自・民が伯仲-出口調査【16参院選】
10日の参院選で時事通信が行った出口調査によると、新たに選挙権を得た「18、19歳」の比例代表での投票先は、自民党(個人名投票を含む)が40.1%で1位となった。公明党も10.8%で3位の支持を集め、与党で過半数を占めた。民進党は2位を確保したものの、18.5%にとどまった。
全体の平均と比べると、10代の投票先は自民、公明が平均を上回る一方、民進、共産やおおさか維新の会は平均を下回り、与党志向が明確になった。
一方、「支持する政党はない」とした無党派層のうち、比例で自民に投票した人は、2014年の衆院選での調査と比べて3.1ポイント増の26.1%。これに対し、民進も民主党として戦った衆院選から5.1ポイント増の25.3%と伯仲した。
おおさか維新は、維新の党として臨んだ衆院選では自民に続く支持を集めたが、今回は9.5ポイント減の12.8%と大幅に減らして3位に後退。「第三極」の衰退傾向が、一段と鮮明になった格好だ。
共産は同1.6ポイント減の12.3%で、前回と同じ4位を維持した。5位の公明は同0.4ポイント増の7.2%。以下、政治団体「支持政党なし」3.4%、社民3.1%、生活2.7%などの順だった。
調査は10日、各投票所で投票を済ませた有権者を対象に行い、3万3985人から回答を得た。このうち、未成年の割合は3.7%。無党派層の割合は32.2%だった。(2016/07/10-22:25)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000303&g=pol
選挙違反の逮捕者16人=警察庁
警察庁は10日、同日投開票された参院選の取り締まり状況をまとめ、午後10時までに、ポスターを破るなどした公選法違反(自由妨害)容疑で8都県警が16人を逮捕したと発表した。逮捕者数は2013年の前回選挙よりも1人減り、投票終了後の摘発はなかった。
全国の警察は、投票終了後から買収容疑など約70事件で約130人の取り調べを予定している。
8都県は東京、千葉、埼玉、神奈川、長野、愛知、岡山、広島。(2016/07/10-23:33)
2164
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:44:27
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100138&g=pol
参院党派別当選者数( 6時00分現在)
【時事通信社調べ】
獲得議席 選挙区 比 例 非改選 新勢力 改選前勢力
自 民 55 36 19 65 120 115
民 進 32 21 11 17 49 62
公 明 14 7 7 11 25 20
共 産 6 1 5 8 14 11
お維新 7 3 4 5 12 7
社 民 1 0 1 1 2 3
生 活 0 0 0 1 1 3
日 こ 0 0 0 3 3 3
改 革 0 0 0 0 0 2
元 気 0 0 0 0 0 0
諸 派 0 0 0 3 3 4
無所属 5 5 - 7 12 11
合 計 120 73 47 121 241 241
(欠員 1)
(2016/07/11-06:05)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100070&g=pol
自民、単独過半数届かず=民進は大阪、兵庫で敗北【16参院選】
参院選で自民党は、13ある改選数2〜6の複数区全てで議席を獲得した。このうち、東京、千葉ではそれぞれ2議席を獲得した。11日午前3時45分現在、比例代表と合わせて54議席を固め、改選50議席を上回った。ただ、東北の1人区などで苦戦し、参院単独過半数に必要な57議席には届かなかった。
自民党は、神奈川では、公認候補が勝利したほか、無所属で勝ち上がった中西健治氏を追加公認した。今回選挙で初めて合区された鳥取・島根、徳島・高知も制し、比例代表では18議席を固め前回と並んだ。しかし、福島と沖縄で現職閣僚が敗北した。
公明党は、複数区に擁立した7人全員が当選。兵庫と福岡で24年ぶり、愛知で15年ぶりに議席を確保したほか、埼玉、東京、神奈川、大阪も勝利した。比例代表の7議席と合わせ、改選9議席を上回る過去最多の14議席を獲得した。
民進党は、複数区のうち、北海道、東京、愛知で2議席を確保したほか、茨城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、京都、広島、福岡でそれぞれ1議席を獲得。しかし、大阪と兵庫で議席を失った。同党は比例と合わせて31議席を固めたが、改選議席45からは大幅に後退した。
共産党は東京で議席を確保したほか、比例代表でも5議席を固め、改選議席3を上回った。しかし、13年の前回選挙で議席を獲得した京都と大阪では敗れた。
おおさか維新の会は、本拠地大阪で2議席、兵庫で1議席を獲得。比例代表でも4議席を固め、改選議席2から伸ばした。
社民党は比例で1議席を確保した。 (2016/07/11-03:55)
2165
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:44:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100112&g=pol
都道府県別有権者数
【時事通信社調べ】
有権者数
北海道 4,613,374
青 森 1,140,629
岩 手 1,092,042
宮 城 1,947,737
秋 田 897,614
山 形 952,172
福 島 1,637,954
茨 城 2,457,957
栃 木 1,653,308
群 馬 1,650,035
埼 玉 6,069,018
千 葉 5,201,477
東 京 11,157,991
神奈川 7,577,073
新 潟 1,959,714
富 山 904,805
石 川 960,487
福 井 657,443
山 梨 705,769
長 野 1,770,348
岐 阜 1,699,228
静 岡 3,111,085
愛 知 6,074,520
三 重 1,518,247
滋 賀 1,149,277
京 都 2,132,372
大 阪 7,292,841
兵 庫 4,631,741
奈 良 1,163,136
和歌山 838,098
鳥・島 1,070,057
鳥 取 483,895
島 根 586,162
岡 山 1,599,520
広 島 2,363,368
山 口 1,191,751
徳・高 1,279,900
徳 島 651,552
高 知 628,348
香 川 834,059
愛 媛 1,188,362
福 岡 4,224,093
佐 賀 693,811
長 崎 1,167,985
熊 本 1,500,518
大 分 989,619
宮 崎 936,443
鹿児島 1,395,089
沖 縄 1,150,806
全 国 106,202,873
(注)鳥・島は合区の鳥取・島根、徳・高は合区の徳島・高知の合算
(2016/07/11-04:44)
2166
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:44:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100111&g=pol
都道府県別投票率(参院)
【時事通信社調べ】
参院選挙区投票率
(前回)
北海道 △56.78 (54.41)
青 森 △55.31 (46.25)
岩 手 △57.78 (57.53)
宮 城 △52.39 (50.75)
秋 田 △60.87 (56.19)
山 形 △62.22 (60.76)
福 島 △57.12 (54.52)
茨 城 △50.77 (49.66)
栃 木 △51.38 (49.69)
群 馬 ▼50.51 (51.75)
埼 玉 △51.94 (51.21)
千 葉 △52.02 (49.22)
東 京 △57.50 (53.51)
神奈川 △55.46 (54.47)
新 潟 △59.77 (55.82)
富 山 △55.61 (50.23)
石 川 △56.88 (54.98)
福 井 △56.50 (53.78)
山 梨 △58.83 (56.65)
長 野 △62.86 (57.72)
岐 阜 △57.74 (52.97)
静 岡 △55.76 (51.09)
愛 知 △55.41 (52.65)
三 重 △59.75 (57.82)
滋 賀 △56.52 (52.96)
京 都 ▼51.16 (52.05)
大 阪 ▼52.23 (52.72)
兵 庫 △53.73 (53.02)
奈 良 △56.89 (55.54)
和歌山 △55.29 (54.94)
鳥・島 ▼59.52 (59.98)
鳥 取 ▼56.28 (58.88)
島 根 △62.20 (60.89)
岡 山 △50.86 (48.88)
広 島 ▼49.58 (49.99)
山 口 △53.35 (50.35)
徳・高 ▼46.26 (49.59)
徳 島 ▼46.98 (49.29)
高 知 ▼45.52 (49.89)
香 川 ▼50.04 (52.08)
愛 媛 △56.36 (49.40)
福 岡 △52.85 (49.36)
佐 賀 △56.69 (52.51)
長 崎 △55.89 (54.04)
熊 本 ▼51.46 (52.30)
大 分 △58.38 (53.15)
宮 崎 ▼49.76 (49.82)
鹿児島 △55.86 (50.42)
沖 縄 △54.46 (53.43)
全 国 △54.70 (52.61)
(注)鳥・島は合区の鳥取・島根、徳・高は合区の徳島・高知の合算
(2016/07/11-04:44)
2167
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:57:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100079&g=pol
参院選投票率54.70%=過去4番目の低さ-時事通信調べ【16参院選】
10日投開票された参院選(選挙区)の最終投票率は、時事通信の集計で54.70%となった。前回2013年参院選の52.61%を2.09ポイント上回ったが、過去4番目の低さだった。
選挙期間が通例よりも1日長く、期日前投票が増えたことに加え、国政選挙として初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことが、投票率微増の要因とみられる。
ただ、14日告示の東京都知事選と時期が重なったことなどで、参院選への関心は高まらなかった。初めて合区された4県のうち、高知、徳島、鳥取の3県では投票率が過去最低となった。
公示翌日の6月23日から7月9日まで行われた期日前投票者数(速報値)は、1598万6898人で、前回を23.46%上回って参院選の過去最多を更新した。選挙人名簿登録者の15%が事前に投票を済ませたことになる。 (2016/07/11-04:00)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100065&g=pol
合区3県で投票率最低=参院選【16参院選】
10日投開票の参院選で、初めて合区された4県のうち、高知、徳島、鳥取の3県で投票率がいずれも過去最低となった。合区により、高知県で地元出身の候補者がいなかったことなどが影響したとみられる。3県の投票率は、高知が45.52%、徳島が46.98%、鳥取が56.28%だった。 (2016/07/11-00:27)
2168
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:58:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100047&g=pol
改憲勢力3分の2超=首相、合意形成に意欲-自公大勝、改選過半数【16参院選】
第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票の結果、自民、公明両党と憲法改正に前向きな勢力が、改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)を超えた。これにより、発議に向けた議論が進展する可能性が出てきた。自公両党は安倍晋三首相が勝敗ラインに設定した改選過半数の61を上回り、民進党は改選45議席から大幅に後退した。首相は改憲について与野党の合意形成に意欲を表明するとともに、経済政策「アベノミクス」を加速させるため、2016年度第2次補正予算案を編成する方針を示した。
首相は10日夜のテレビ番組で、改憲への取り組みについて「いよいよ憲法審査会に議論の場が移り、どの条文をどう変えていくか集約されていく」と説明。「たくさんの方々の合意形成の中でなし得る」と述べ、丁寧に議論を進めていく考えを示した。アベノミクスに関しては「力強く今の経済政策を前に進めよとの国民の声だ。包括的で大胆な予算を組んでいく」と明言した。
「改憲勢力」と位置付けられる自公両党とおおさか維新の会は計75議席を獲得。これら3党と日本のこころを大切にする党の非改選議席計84に加え、改憲に賛成する非改選の諸派・無所属の4人と、自民党が追加公認した無所属1人で3分の2を上回った。衆院は自公が既に3分の2を占めている。
選挙戦の焦点となった全国32の「1人区」は自民党が21勝、野党統一候補が11勝となった。自民党は改選数2〜6の「複数区」でも順調に議席を伸ばし、比例代表も前回の18に並んだ。ただ、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相がそれぞれ落選した。公明党は改選議席を上回る14議席を確保した。
民進党は選挙区と比例を合わせて31議席にとどまっている。岡田克也代表は記者会見で、首相が選挙戦で改憲に言及しなかったことについて「争点から逃げてしまい、かみ合わないまま終わった」と総括した。
一方、共産党は6議席、おおさか維新は7議席に伸ばした。社民党は比例で1議席を確保したが、吉田忠智党首は落選が確実となった。無所属の野党統一候補は4議席となった。生活の党、こころ、新党改革は議席確保の見通しが立っていない。
参院選は、アベノミクスや改憲の是非を主な争点に、選挙区73、比例代表48の計121議席をめぐって争われた。11日朝には比例代表も含め全ての改選議席が決まる見通し。(2016/07/11-03:54)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100085&g=pol
1人区、自民21勝11敗=野党共闘、一定の成果【16参院選】
10日の参院選では、全国で32ある改選数1の「1人区」のうち、自民が21選挙区を制し、大きく勝ち越した。ただ、3年前の前回参院選では自民が29勝2敗と圧勝したのに対し、今回は野党側も11選挙区で議席を確保。野党共闘が一定の成果を上げたと言えそうだ。
共産の候補取り下げなどにより、全ての1人区が自民と野党統一候補による事実上の一騎打ちとなった。自民は滋賀、奈良、岡山で議席を奪還したが、福島では現職閣僚が落選し、初めて議席を確保できなかった。
一方、野党側は、減員区の宮城、新潟、長野で自民に競り勝ち、これにより新潟では18年ぶり、長野では21年ぶりに自民が議席を得られなかった。1人区で勝利した野党候補の内訳は民進7、無所属4だった。
2人区は全て、自民、民進が「指定席」を分け合った。
3人区では、北海道、千葉で自民、民進が2議席獲得を目指して激突。北海道では民進、千葉では自民に軍配が上がった。公明は増員区となった兵庫、福岡で新たに議席を獲得した。
4人区の神奈川では、自民が追加公認を含め2議席を獲得。大阪では、おおさか維新の積極策が奏功した。民進は、そのあおりを受け両選挙区で現職が落選。ただ、かつての「民主王国」愛知では2議席を獲得して面目を保った。
唯一の6人区の東京では、自民、民進がともに2議席を獲得。残り2議席を公明、共産が分け合い、おおさか維新の東京進出はかなわなかった。(2016/07/11-03:21)
2169
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 06:58:21
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160711/6974241.html
自民 神奈川の中西氏追加公認
07月11日 00時50分
自民党は、神奈川選挙区で当選が確実になった、無所属の現職で、自民党が推薦した中西健治氏を、9日にさかのぼって、追加公認することを決めました。
2170
:
名無しさん
:2016/07/11(月) 07:18:13
改憲発議に必要な議席162(
>>2168
)
自民121(非改選65+改選56 ※中西(
>>2169
)含む、議長含む)
公明25(非改選11+改選14)
維新12(非改選5+改選7)
日大3(非改選3+改選0)
合計161
非改選無所属の改憲派(
>>2081
)
井上義行(会派:自民)
渡辺美知太郎(会派:無所属クラブ)
アントニオ猪木(会派:元気)
松沢成文(無会派)
2171
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 07:56:50
>>2162
川口氏,頼もしいですねぇ〜。もう選挙には出られないんですかねぇ。
情報感謝です。
2172
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 08:04:21
今朝の朝日新聞によると公明票の一定数が野党共闘候補に流れたようだ。
全体では24%だが,山形での38%,沖縄での34%は兎も角,秋田でも44%も投票しているとの事。
2173
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 08:14:40
自幸>野党の選挙区
北道・青森・宮城・新潟・三重・大分
自幸で統一しても野党統一候補に勝てない1人区
岩手・山形・福島・長野・沖縄
民共統一すれば更に勝てた選挙区
千葉・神奈川・大阪・兵庫
2174
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 10:25:15
共産は改選3議席を6議席に倍増させたので勝利と云えるのだけど前回の8議席に届かず前回取れた京都・大阪で落としたので寧ろ敗北感すらあるような。地方選での勝利が続いていたけど,埼玉・千葉・神奈川・大阪・兵庫・福岡辺りでは共産公認ではなく革新統一候補として社民や新社会,その他市民運動等幅広く糾合する方策をとれなかったものか(流石に大阪では公認候補を立てざる得ないだろうけど)。一人区であれだけ大胆に出来たのにねぇ。。
逆に民主は改選46議席を割り込み31議席と惨敗とも云えるけど前回の17議席を考えれば善戦と云えるであろう。北海道・愛知では積極策がはまったけど大阪・兵庫・神奈川での敗北は連合頼みの限界を認識させたのではないか?電力総連と大阪市職労切って大阪都構想に協力したら?と思うけど,大阪での組織崩壊ぶりから市職労切るのは影響皆無としても比例での電力総連の得票見ると不可能やね(;´Д`)
<参院選>全121議席が確定
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000e010275000c.html
06:13毎日新聞
参院選は11日早朝に全121議席が確定した。自民党は56議席、公明党は14議席を獲得し、安倍晋三首相が勝敗ラインに設定した与党の改選過半数(61議席)を大きく上回った。憲法改正に前向きなおおさか維新の会は7議席を獲得し、同党などを加えた「改憲勢力」で参院(定数242)の3分の2を上回った。
自民、公明、おおさか維新の3党など改憲勢力の非改選議席は88議席。参院で憲法改正の発議ができる3分の2(162議席)に達するには74議席が必要で、3党の議席はこれを上回る77議席に達した。これで衆参両院で改憲発議が可能となった。
自民党は32ある1人区(改選数1)の21選挙区で勝利。比例代表でも2013年参院選を1上回る19議席を獲得したが、27年ぶりの単独過半数回復をかけた57議席には届かなかった。現職閣僚では岩城光英法相(福島選挙区)と島尻安伊子沖縄・北方担当相(沖縄選挙区)の2人が落選した。
公明党は選挙区に過去最多の7人を擁立。全員を当選させるなど、改選9議席を大きく上回る14議席を獲得した。
民進党は13年参院選(当時は民主党)の17議席を上回る32議席を獲得したが、改選46議席は割り込んだ。ただ、1人区は野党統一候補が11選挙区で勝利する健闘をみせた。
おおさか維新の会は改選2議席を大きく上回る7議席を獲得。共産党は13年参院選に続いて東京選挙区で議席を得て、改選数から倍増の6議席を獲得した。社民党は比例代表で1議席を獲得したものの、吉田忠智党首は落選した。生活の党も比例代表1議席を獲得した。
2175
:
いなばやま
:2016/07/11(月) 13:38:08
みなさん、おつです。
久しぶりに書き込みます。
趣味ではなく、仕事で徹夜で疲れました。
今回の結果はなかなか興味深いので
都知事選も交えて
近々、私見を書いてみたいと思います。
2176
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 14:00:14
お仕事お疲れ様でした!!
今は東京でしたっけ!?
コメ楽しみにしておりま〜♪
2177
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:02:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000043-zdn_n-sci
「オタク層が票田になる可能性示した」 表現規制反対派・山田太郎議員、落選も30万近い票獲得
ITmedia ニュース 7月11日(月)12時48分配信
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「オタク層が票田になる可能性示した」 表現規制反対派・山田太郎議員、落選も30万近い票獲得
山田太郎氏の公式Webサイトより
第24回参議院選挙の投票が7月10日に行われた。改選121議席のうち、自民・公明の与党が61議席以上を獲得し、過半数を上回った。
【画像:表現規制に関する山田氏の実績】
今回の参院選で、ネットユーザーの注目を集めた候補者の1人が、現職の参院議員で、新党改革の全国比例から出馬した山田太郎氏だ。表現規制反対を訴えてきた山田氏は、マンガやアニメ、コミケを愛する“オタク層”から支持を受け、30万近い票を得たものの落選に終わった。
山田氏は、創業した企業を上場させるなど実業界で実績をあげた後、2012年に参院議員に繰り上げ当選。マンガ・アニメの表現規制への反対を訴え、児童ポルノ禁止法改正によるマンガ規制や著作権法の非親告罪化などに反対。コミケ会場で街頭演説するなど、オタク層と親和性の高い政治活動を行ってきた。
今回の参院選では、事務所を東京・秋葉原に置き、自身の支持を呼び掛けるツイートが簡単にできるツールをWebサイトで公開するなど、ネットもフル活用して臨んだ。オタク層のネットユーザーも呼応し、Twitterやブログで山田氏支持を呼び掛ける声が高まるなど、注目が集まっていた。
だが、再選には至らなかった。11日午前11時時点のNHKの開票速報によると、山田氏は約29万票を獲得。新党改革の全国比例から出馬した候補では、2位の荒井広幸・同党代表の4倍を超えるトップの票数を得たものの、同党が議席を獲得できず、落選した。
表現規制反対の立場でロビー活動を行ってきた漫画家の赤松健氏はTwitterで、「山田太郎先生、落選でしたが26万票を超える得票数で驚きました。これまでは『反表現規制は票に結びつかない』というのが常識だったので、まさに『オタク層が票田になる可能性』を示した初めての国政選挙になったと思います」とコメント。
一方で「今後の反表現規制運動は『各省庁へのプレッシャー』と『スピード』面で大幅に弱体化することは間違いない」とし、今後のアニメ・ゲームの規制対策は「今まで通り与党の先生方に頭を下げて面会してもらい、説得して回る必要がある」としている。
落選を受け山田氏は「26万票を超える支持を頂いた事に感謝すると共に、バッチに繋げることが出来ずに大きな責任を感じています。本当に申し訳有りません。この票数はマンガ・アニメ・ゲーム表現の自由を守りたい皆さんの大きな声です。何かの形に繋げていきたいと考えています」とTwitterで表明している。
2178
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:03:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00050161-yom-soci
テレ東と系列BS、落選者に「当確」
読売新聞 7月11日(月)11時47分配信
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テレビ東京と系列のBSジャパンで10日夜に放送された参院選開票速報番組で、比例選で落選した共産党新人の春名直章さん(57)を誤って「当選確実」と報じた。
テレビ東京広報部によると、出口調査の結果を基に判断したが、11日未明に実際の開票が進み、誤りに気付いたという。同局は同日午前のニュース番組で訂正した。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:04:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000055-asahi-pol
新党改革・荒井代表が政界引退へ 議席ゼロの責任取る
朝日新聞デジタル 7月11日(月)11時10分配信
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新党改革の荒井広幸代表(58)は11日午前、国会内で記者会見し、参院選で自身を含めて議席を確保できず、所属国会議員がゼロになった責任を取り、政界を引退すると表明した。「当選者を出すことができずに本当に申し訳ない。党代表、政治家としての力量不足で、責任を痛感している。(参院選の)結果の責任を取って引退させていただきたい」と述べた。荒井氏は「政党要件を失ったので、新党改革を閉じたい」とも語り、解党手続きを進める考えを示した。
2180
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:05:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000018-tospoweb-ent
【参院選】落選の“あいのり”横粂氏政界引退「次の一戦はありません」
東スポWeb 7月11日(月)13時25分配信
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【参院選】落選の“あいのり”横粂氏政界引退「次の一戦はありません」
政界引退を表明した横粂氏
無所属無報酬を掲げて東京選挙区に出馬していた横粂勝仁元衆院議員(34)が落選を受けて、政界引退を表明した。11日午前0時ごろ、落選濃厚となった横粂氏は暗い夜道を通って、東京・府中にある事務所へ。待ち構えた数人の記者に「1票を入れてくれた方に申し訳ない。1人の力では崩せない政党政治の厳しさを感じた」と敗戦の弁を述べた。
選挙スタート時から情勢調査で6番手争いをするほど支持は広がっていた。約30万票という数字も次につながる。しかし、本人の考えは違った。「プロボクサーの気持ちです。この一戦にすべてをつぎ込んだ。後悔がない。次の一戦はありません」ときっぱり。政界引退かと確認すると「出処進退はウソついていいという政治家もいるが、私はもう出ることはない」と引退を強調した。
ある政治ジャーナリストは「これだけの票を取れたのはすごいこと。次は国政にこだわらず都議選ならいいところにいける。あと政党に属せば確実だ」と話すが、本人は「政党政治の打破、私利私欲の政治を終わらせると言ったのに、前言撤回するのはポリシーに反する」と言い切る。
選挙対策事務所を置かず、街宣カーも使わないなどお金をかけなかった。記者らが集まったのも常設している個人事務所で、テレビもない。選挙費用はいくらだったのか。「合計800万円くらい。業者に頼んだポスター貼りが約600万円で、それがほとんどですね。供託金の300万円は別ですが戻ってきそう。候補者には公費で負担されるのもあるけれど、それも他の人よりかなり節約しました」(横粂氏)。通常なら2000万円は使うだろう。
今後は弁護士活動を通じて社会貢献をするという。「さっきも選挙特番を見ていて(かつて選挙区で戦った)小泉進次郎さんが全局で特集されていた。こういう方に引っ張ってもらえれば」(同)。引退の意思は固い。
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:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:05:33
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/564214/
【参院選】“小沢ガールズ”青木愛氏が「最後の1枠」で議員返り咲き
2016年07月11日 11時30分
10日投開票された参院選は、比例代表の議席配分をめぐって11日早朝まで各党が開票状況を見守った。日付が変わってから、元議員が「最後の1枠」で当選を決め、議員返り咲きを果たすドラマもあった。
午前6時ごろ、おおさか維新と生活の党が争っていた比例代表最後の1枠が生活に決定。約10万3000票を得た青木愛氏(50)が当選となった。
青木氏は民主党時代に衆参で議員を務め、“小沢ガールズ”の1人として知られる。師匠で同党元代表の小沢一郎衆院議員(74)とともに民主党を離れ、2014年の総選挙で落選していた。生活は今回、改選2議席がゼロになる危機だったが、青木氏の滑り込みで屈辱を免れた。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:06:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000064-jij-pol
角栄氏以来の議席失う=直紀元防衛相の落選で=田中家【16参院選】
時事通信 7月11日(月)11時49分配信
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10日投開票の参院選比例代表に立候補した民進党の田中直紀元防衛相(76)が落選した。これに伴い、義父に当たる故田中角栄元首相の1947年の衆院初当選以来、田中家が70年近く連綿と守ってきた議席が国会から消えることになった。
直紀氏は69年に角栄氏の長女の真紀子元外相と結婚。83年衆院選で実父の地盤だった旧福島3区から出馬し初当選した。98年に角栄氏ゆかりの参院新潟選挙区に移り、3回当選。自民党を離党して2009年に真紀子氏と共に旧民主党入りし、野田内閣で防衛相を務めた。
角栄氏の引退後も、直紀、真紀子夫妻の少なくとも一方は議席を維持してきたが、最後まで残った直紀氏の落選で途絶えた。直紀氏は11日、自身のウェブサイトで「期待に応えられず申し訳ない。政治の改革に向けて微力ながら努力していく」と敗戦の弁をつづった。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:07:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000051-san-pol
2016参院選 小政党に埋没の危機 維新健闘も社民崖っぷち
産経新聞 7月11日(月)7時55分配信
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2016参院選 小政党に埋没の危機 維新健闘も社民崖っぷち
記者会見に臨む社民党の吉田忠智党首=10日午後、東京・永田町の社民党本部(古厩正樹撮影)(写真:産経新聞)
おおさか維新の会は参院選で改選2からの大幅議席増となった。圧倒的な存在感を発揮した橋下徹前代表の政界引退を受けた初の国政選挙だったが、健闘した形だ。一方、社民党は吉田忠智党首が落選し、党存続が危うい崖っぷちの状態となった。
おおさか維新は6議席以上が確実となり、非改選とあわせ11議席以上を確保。参院で予算を伴わない法案を単独で提出することが可能になった。
松井一郎代表(大阪府知事)は10日夜のNHK番組で「政治資金規正法改正案をやりたい。納税者が納得するお金の使い方をやっていきたい」とさっそく意欲を表明。「おおさか」を冠した党名の変更の可能性にも言及した。
おおさか維新は「自公VS民共」の構図の中で埋没ぎみだったが、教育無償化などの憲法改正や、「身を切る改革」などの独自政策を打ち出し、無党派層を中心に一定の支持を得た。
所属議員5人の社民党は吉田氏の落選が打撃となった。吉田氏は11日未明の記者会見で、1議席にとどまることに「党首として責任はある」と肩を落とした。
今回の参院選で、政党要件の一つである「国会議員5人以上」を欠く見通しとなったが、前回の参院選で「得票率2%以上」を満たしており、政党としては当面、存続する。だが、党首落選により、前身の社会党結党から70年余りの歴史を誇る「護憲政党」は、空中分解の危機に直面する。吉田氏は当面党首を続け、今後の対応は9月の全国幹事長会議で協議する。
所属議員5人の生活の党と山本太郎となかまたちは現職2人が出馬せず、政党要件「国会議員5人以上」を割り込む危機だった。ただ、岩手、新潟両選挙区で生活所属の無所属候補が当選。小沢一郎代表は10日深夜からの記者会見で「互いに力を合わせて政治活動するのは自然な成り行きだ」と述べ、2人に生活入りを求めて政党を存続させる方向だ。荒井広幸代表率いる新党改革は議席が獲得できず政党要件を喪失。日本のこころを大切にする党も伸び悩んだ。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:07:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000024-mai-pol
<参院選>野党共闘 及ばず 複数区、比例に課題
毎日新聞 7月11日(月)2時51分配信
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<参院選>野党共闘 及ばず 複数区、比例に課題
岡田克也・民進党代表(後列右から2人目)ら野党幹部と共に支持を訴える杉尾秀哉氏(同3人目)=長野市のJR長野駅前で2016年7月6日、巽賢司撮影
◇1人区、一定の効果
参院選では全国32の改選数1の「1人区」全てで野党4党が候補を一本化して臨み、一定の効果はあった。ただ、改選数3以上の選挙区で野党候補が乱立し、比例代表名簿の統一には至らず、「自民1強」は崩せなかった。与党は「自公対民共」の構図を強調。「野合」批判で保守層や無党派層を引きつけることを狙った。
【写真特集】参院選 落選した主な候補者
自民党はほとんどの1人区で公明党の推薦を確保して組織戦を展開し、21勝11敗と勝ち越した。一方、民進、共産、社民、生活の野党4党は共闘して対抗。「改憲勢力の3分の2阻止」や、安倍晋三首相の経済政策を批判して「アベノミクスのうたげは終わった」(岡田克也・民進党代表)などと訴えた。論戦はすれ違い気味だったが、13年参院選の1人区で自民に29勝2敗(当時31選挙区)を許したのに比べれば、野党の対抗力が強まった形だ。
ただ、改選数3以上の選挙区で民進候補と共産候補が共倒れになるケースもあり、反安倍政権の比例票も割れた。野党の比例統一名簿を主張していた生活の党の小沢一郎共同代表は10日夜の記者会見で「統一候補は大きな一歩だが、反省しながら、国民が認めてくれる受け皿を進めることが今後の課題だ」と総括した。
共産党の志位和夫委員長も党本部での記者会見で「11の勝利は最初のチャレンジとしては大きな成功だ。第2、第3段階に発展させたい」と満足げな様子を見せた。岡田氏はNHK番組で「3年前の(参院選の)どん底から回復の途上だが十分ではない」とし、野党共闘について「市民を巻き込んだ新しい政治を加速させたい」と強調した。
一方、自民党の谷垣禎一幹事長はネット番組で「私どもの応援の方々には、(民進党が)共産党と一緒になったことに非常にアレルギーが多かった」と指摘。TBS番組では「他律的勝利だ」と述べ敵失による勝利だとの認識を示した。高村正彦副総裁も文化放送の番組で「野党がしていた経済政策の糾弾に、国民の審判が下ったと思っている」とアベノミクスに自信を見せた。ただ、稲田朋美政調会長はTBS番組で「共産が候補を降ろして1人区が厳しい」とも認めた。
今回、自民党は北陸や九州などで順当に勝ち、参院選に限ると福井は9連勝、和歌山、山口、鹿児島で6連勝となった。野党4党は民進公認を15人、共産公認を1人、無所属統一候補を16人立てた。民進は輿石東副議長が引退した山梨で議席を守り、改選数2から1人区となった宮城、長野でも議席を確保。岩手、山形、新潟、沖縄で無所属候補が当選した。
選挙戦では「自公対民共」を強調する安倍首相の野党攻撃が目立った。「理念も政策も違うのに候補を統一し、まさに野合、無責任だ」「気をつけよう、甘い言葉と民進党」などの挑発を繰り返した。志位氏は「首相は野党共闘が怖くて仕方ないから全国で悪口を言っている」と反論したが、批判合戦の中でアベノミクスを巡る論戦は空回り気味だった。【小田中大】
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:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:08:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000504-san-pol
参院選・大阪 橋下氏不在、出遅れも組織力と競争でカバー…おおさか維新、本拠地で完勝
産経新聞 7月11日(月)0時21分配信
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参院選・大阪 橋下氏不在、出遅れも組織力と競争でカバー…おおさか維新、本拠地で完勝
当選確実となり握手を交わす浅田均候補(右)と高木佳保里候補 =10日午後、大阪市北区(竹川禎一郎撮影)(写真:産経新聞)
与野党が入り乱れた激戦の大阪選挙区(改選数4)では、おおさか維新が2議席を獲得し、本拠地で底力を見せた。橋下徹前代表の政界引退後、事実上初の国政選挙。党の今後を占う重要な戦いを橋下氏抜きで乗り切り、党内には安堵(あんど)感が広がった。
おおさか維新新人の浅田均氏(65)と高木佳保里氏(43)の当選確実が伝わると、開票センターが設けられた大阪市内のホテルでは、所属議員が「完勝や」と歓声を上げた。
「大阪での改革を全国に広げ、納税者が納得できる税金の使い方にする第一歩としたい」
代表の松井一郎大阪府知事はこう語り、「憲法審査会でまじめな議論をしていきたい」と憲法改正にも意欲をみせた。
簡単な戦いではなかった。党を牽引(けんいん)してきた橋下氏が昨年12月、大阪都構想の住民投票での敗北を受け、表舞台から去った。
「民進や共産にみすみす議席を渡す必要はない」
橋下氏の後を受けた松井氏は、6年前の改選時より1議席増えた大阪選挙区で2人擁立を模索したが、橋下氏不在の影響が見通せず擁立作業は滞った。
決断したのは5月中旬。公募を経て、高木氏が候補者に決まったときには公示まで20日を切っていた。
出遅れをカバーしたのは、母体である地域政党「大阪維新の会」が培ってきた組織力だった。
大阪府議団が府議出身の浅田氏を、大阪、堺両市議団と国会議員団が高木氏を支援する態勢を決定。両陣営が「切磋琢磨(せっさたくま)」して票を掘り起こした。ある幹部は「競い合うことで勢いが生まれた」と振り返った。
本拠地で完勝し、「改憲勢力」として国政でも存在感を発揮できる見通しとなったが、「議席が1桁では勝ったとはいえない」と松井氏。党名についても「これ以上こだわると『大阪だけが大事なのか』といわれてしまう」として、変更を示唆した。
設計図の練り直しを進める都構想に関しても、今回の結果が「都構想への賛成の意思表示とは思っていない」と述べるにとどめた。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:08:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000518-san-pol
参院選・山梨 「山梨の政治史に残る選挙だ」後継者当選で輿石氏感極まる
産経新聞 7月11日(月)1時17分配信
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参院選山梨選挙区は10日、民進党公認の新人、宮沢由佳氏(53)が自民党公認の新人、高野剛氏(68)を破った。民進は今期で引退する輿石東氏が3期18年間、出身母体の県教職員組合(山教組)の全面支援で維持してきた議席を、後継の宮沢氏が死守した。自民は安倍晋三首相が2回来県したものの、議席奪回の悲願を果たせなかった。無所属で元職の米長晴信氏(50)、幸福実現党公認の新人、西脇愛氏(31)も及ばなかった。投票率は前回(平成25年)を2・18ポイント上回る58・83%となったが、18、19歳の投票率は47・78%にとどまった。
甲府市上阿原町の選挙事務所では午後10時20分、テレビの開票速報で宮沢氏の「当選確実」の一報が流れると、当落の決定を待ちあぐねていた大勢の支持者から、拍手と歓声がわき起こった。宮沢氏は万歳で陣営幹部と勝利を祝った後、支援者に深々と頭を下げた。「皆さん一人ひとりのお力添えで当選できました。ありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。
長年、ともに活動してきた子育て支援団体の女性たちが宮沢氏に駆け寄り、喜びを分かち合った。
宮沢氏は「立場、党派を超えて、未来の平和と子供たちの笑顔のために、私を応援してくれた皆さんに感謝したい」と述べ、野党共闘の成果を訴えた。
陣営を陣頭で指揮した輿石氏は「有権者の良識の勝利。選対をはじめ、みんなの心が一つになった。山梨の政治史に残る戦いだったと思う」と感激で声を震わせながら喜びを語った。
選挙戦は序盤、知名度と組織力を誇る自民・高野氏に先行された。それでも、最終盤の山教組の動きや、同氏が長年の子育て支援活動を通して培った女性を中心としたネットワークが、集票に大きく貢献した。
選対本部長を務めた中島克仁衆院議員は「最終的には野党が一致したことが、この結果を出したと思う」と初の野党共闘を評価した。さらに、「子育て支援など宮沢氏が取り組んできたことが有権者に広がり、民進党の政策と“車の両輪”となった」と宮沢氏の勝因を分析した。
◇
一方、甲府市国母の高野氏の選挙事務所。テレビの開票速報で宮沢氏の「当選確実」が伝えられると、支援者から大きなため息がもれた。
沈痛な面持ちで姿を現した高野氏は「『経済優先』の訴えが届かなかった。結果として保守が一枚岩になれなかったのは、私の努力不足だ」と話した。森屋宏選対本部長も「(保守一本化は)当初からのテーマだった。成し得なかったことを真摯に受け止めなくては」と無念さをにじませた。
高野氏は、長年の県議経験と政権与党の“パイプ”を強調し、地域経済の活性化などを訴えた。しかし、有権者の心には十分に響かなかった。
今回、県連は党を支持する100を超える業界・各種団体を初めて一本化した。党本部も安倍首相に加え、石破茂地方創生担当相、岸田文雄外相ら主要閣僚を相次いで来県させ、「万全の支援」(県連幹部)で臨んだ。
だが、高野氏は過去の国政選挙への対応や県議会の会派対立に苦しんだ。
最近では、県議会で3月に議長人事をめぐり、自民党内の会派対立がエスカレートし、流会による予算廃案の事態に発展。高野氏は当時、まだ県議だった。
高野氏と対立してきた「自民党山親会」のある県議は公示前、「面従腹背だ。選挙に力が入らない」と言い切るなど、県連は結束力に欠けた。さらに、保守層にも支持者が多い元職の米長氏の立候補で、票の一部が取り崩された。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:09:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000023-ryu-oki
大差勝因は「県民の怒り」 伊波氏、国会へ院内会派も視野
琉球新報 7月11日(月)15時34分配信
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大差勝因は「県民の怒り」 伊波氏、国会へ院内会派も視野
伊波洋一氏
琉球新報社は11日、参院選沖縄選挙区で初当選した伊波洋一氏(64)を那覇市天久の琉球新報本社に招き、米軍普天間飛行場の返還・移設問題や憲法改正などの政策課題への対応について聞いた。聞き手は普久原均編集局長。
(12日付朝刊に詳報)
事実上の一騎打ちを展開した現職大臣と10万票の大差がついたことについて伊波氏は「安倍政権が沖縄を介さず基地を押し付けるということに対して、県民の怒りが満ちている。相手候補を当選させないということが1票につながった」と分析した。
国会では当面、無所属で活動することになるが、「院内会派が形成できるのであればやっていきたい。政治集団を形成しない手もない」との認識を示した。
【琉球新報電子版】
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:44:55
【北海道】
自民は票割に失敗ですね。足せば自民のほうが票取れてますね
当 長谷川岳 (現) 自民党 648,269
当 徳永エリ (現) 民進党 559,996
当 鉢呂吉雄 (新) 民進党 491,129
柿木克弘 (新) 自民党 482,688
森英士 (新) 共産党 239,564
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0291905.html
大接戦 鉢呂氏が執念 道選挙区 民進、票のすみ分け的中
07/11 07:00
改選数が2から3に増えた参院選道選挙区は、最後まで結果が見通せない大接戦の末、民進党が2議席を勝ち取り、かつての「民主党王国」の意地を見せた。全国的に自民党が躍進する中、現職が組織型の選挙に徹し、新人は無党派層の取り込みを狙ってすみ分けを図り、道内での復調の足がかりをつかんだ。自民党は知名度のない道議出身の新人に支援を一点集中させたが、2議席目は獲得できなかった。
「ほっとした。これが道民の民意だと国政に伝えていかなければならない」。11日未明、現職の徳永エリ氏(54)に続き、新人の鉢呂吉雄氏(68)が滑り込むと、民進党道連の佐々木隆博代表は興奮気味に語った。
道内の民進党勢力は、前身の民主党時代に政権から落ちた2012年衆院選、13年参院選、14年衆院選と、道内での国政選挙で、自民党に首座を奪われ続けてきた。トップ当選は自民党現職の長谷川岳氏(45)に譲ったものの、改選3議席中2議席を占めたことで久々に「勝利感」が漂った。
道選挙区は改選数2の時代、過去6回にわたって自民、旧民主両党の「指定席」だった。民進党は「安倍政権の暴走を止める」(道連幹部)と2人擁立を決めたものの、徳永氏に続く候補選びは難航。元経済産業相の鉢呂氏が岡田克也代表の説得を受け入れたのは選挙3カ月前の4月だった。
党道連は当初、支援団体の連合北海道を構成する労働組合の票の一部を鉢呂氏に回し、2人当選させる戦略を描いていた。だが10年の参院選道選挙区では、連合が丸抱えで支援した候補が敗れている。連合は「組織の力を分散すれば『2連敗』の恐れがある」として徳永氏の支援に集中した。
だが、この構図が結果的に功を奏した。2人が互いにせめぎ合いながら、組織と無党派層の支持者をそれぞれ掘り起こし、票をうまく分け合った。
鉢呂氏の売りは、社会党、民主党時代から衆院議員として計7回当選し、知事選にも出馬したことがある知名度だった。フリーキャスターの佐藤のりゆき氏や古くから付き合いがある連合OBらの支援を取り付けた。敵陣にも平気で入っていく大胆な選挙手法は健在で、ススキノ交差点に夜遅くまで立つなど札幌重点の作戦を展開した。
徳永氏は、無党派層を取り込んだ前回選挙から一転、労組票が流出するのを防ぐ「守りの選挙」を強いられた。しかし、ふたを開けてみれば唯一の女性候補であることや、元テレビリポーターとしての知名度も武器となり、早々と当確を決めた。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:45:17
共産党新人の森英士氏(38)は民進党候補の間で埋没した。終盤情勢で森氏が勢いを失うと、上田文雄前札幌市長らが共産党支持者に「死に票」としないよう呼びかけ、一部が民進党候補に流れたとみられる。皮肉な形で「野党共闘」が成立した可能性があり、共産党道委員会の青山慶二委員長は「党への期待や反応は大きかったのに、改選数が変わっていろいろな力学が働いた」と肩を落とした。
一方、最後まで知名度不足に苦しんだ自民党新人の柿木克弘氏(48)は11日未明、札幌市中央区の事務所で「謝って済まない話かもしれないが、一言おわびさせていただきたい」と憔悴(しょうすい)しきった表情で語った。
安倍政権が高い内閣支持率を維持し、「改憲勢力3分の2」も視野に入れる今回、自民党にとって「2議席確保」は当然視された目標。現職の長谷川氏に続く2人目の候補として選ばれたのが、美唄市選出で道議当選5回の柿木氏だった。
「道議会のど真ん中でにらみを利かせる政策通」(高橋はるみ知事)と評価され、当初は「札幌の長谷川、地方の柿木」のすみ分けが可能とみられたが、一向に浸透しなかった。焦りを募らせた自民党の茂木敏充選対委員長は5月9日、道連幹部を東京都内に呼び寄せ、「道議が全面的に柿木でやらないと話にならない」とげきを飛ばした。
異例の支援体制が続いた。道議50人の大半が柿木陣営に入り、企業、団体のトップを何度も集めて「長谷川より柿木を」と号令をかけた。公明党や創価学会にも、柿木氏に手厚く票を振り分けるよう頭を下げた。道内に入った菅義偉官房長官や小泉進次郎衆院議員らは柿木氏のみを応援。陣営幹部から「これだけやって負けたら本人の問題」と突き放す声も出ていた。
8日に道内入りした安倍晋三首相は「いけるんじゃないか」と周囲に手応えを語ったが、及ばなかった。
長谷川氏は柿木氏に自民党の組織票をはがされる中、YOSAKOIソーラン祭り創始者の知名度や現職の実績を生かし、6年前に続いてトップ当選した。道幹部は「これだけ柿木氏に傾けても長谷川氏が強いということは、市民団体など従来の自民党と違う層から支持されているということだ」と振り返った。(報道センター 仁科裕章、佐藤陽介)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0291941.html
選挙速報でミス 道新ホームページ
07/11 03:25
参院選道選挙区の開票速報で、北海道新聞社が11日未明、鉢呂吉雄氏の当選確実を速報する際、同社のホームページ「どうしんウェブ」と、メール速報などのスマートフォン・携帯向けサービスに、誤って「柿木克弘氏が当選確実」との速報を配信した。
誤った速報は11日午前0時半ごろから約5分間掲載された。担当者が入力ミスしたのが原因。
北海道新聞社電子メディア局の話 どうしんウェブとスマホ・携帯向けサービスの利用者および関係者の皆さまにご迷惑をお掛けしたことをおわびします。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:49:15
【千葉】水野は共産にも負けたか
当 猪口邦子 (現) 自民党 760,093
当 元栄太一郎 (新) 自民党 577,392
当 小西洋之 (現) 民進党 472,219
浅野史子 (新) 共産党 351,561
水野賢一 (現) 民進党 314,670
高橋正夫 (新) 無所属 57,329
香取成知 (新) こころ 50,098
古川裕三 (新) 諸派 23,777
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk12010343000c.html
<2016参院選ちば>自民、堅く2議席 民進、1議席失う(その1) /千葉
15:28毎日新聞
第24回参院選は10日投開票され、千葉選挙区(改選数3)では、自民党現職の猪口邦子氏(64)、自民党新人の元栄太一郎氏(40)、民進党現職の小西洋之氏(44)が当選した。自民は知名度の高い猪口氏が他の候補者を引き離し、元栄氏も組織票を固め、45年ぶりに2議席を獲得した2013年参院選に続いて完勝した。民進も2議席を狙ったが、旧みんなの党幹事長だった現職の水野賢一氏(49)が議席を失った。共産党も新人の浅野史子氏(45)が初議席を目指したが及ばなかった。当日有権者数は520万1477人(男258万8201人、女261万3276人)。
◇猪口氏、知名度生かし
「おめでとう!」。再選が確実になると、千葉市中央区の事務所では、猪口氏を支援者が拍手と歓声で迎え入れた。おなじみの黄色いスーツで登場した猪口氏は「感謝の気持ちでいっぱい。訴えてきたことをやり抜いていきたい」と、満面の笑みで支援者らと喜びを分かち合った。
猪口氏は2005年の衆院選比例代表東京ブロックで当選したが、10年参院選で千葉選挙区にくら替えして初当選。その直後から6年間、千葉市をはじめ、県内各地の駅頭でのつじ立ちを続け、地道に支持を広げてきた。
選挙戦では、国際政治学者としての経験や国連軍縮会議議長を務めた実績に加え、小泉内閣で当選1回ながら少子化・男女共同参画相を務めるなどして得た高い知名度を生かして終始リードした。アベノミクスの継続や核軍縮、給付型の奨学金制度の導入を訴えたほか、女性であることも前面に押し出し、自民支持層だけでなく無党派層にも浸透した。【小林多美子】
◇元栄氏が初当選
新人候補としての新鮮さをアピールしてきた元栄氏。開票速報番組で早々に「当選確実」が出て、千葉市中央区の事務所は大歓声に包まれた。「ありがとうございました」と頭を下げた元栄氏は「身の引き締まる思い。きょうは始まりの始まり。『送り出して良かったな』と言ってもらえるまで、全身全霊で頑張る」と決意を述べた。
米国イリノイ州生まれで神奈川県育ちと、千葉とは縁の薄い「落下傘候補」だった。知名度不足が懸念されたが、自民の石井準一参院議員や県議らの手厚い支援を受けて組織戦を展開。都市部から郡部まで足を運び、集会を開くなどして顔を売り込んできた。
公示後は、相談内容に応じた弁護士を気軽に検索できるインターネットサイト「弁護士ドットコム」の創設者であることや40歳の若さを前面に出した。党本部からも安倍晋三首相をはじめ、菅義偉官房長官ら大物議員が駆けつけて全面的にバックアップした。【阿部義正】
◇浅野氏、浸透できず
浅野氏の落選が確実になると、千葉市中央区の共産党県委員会に集まった支援者たちからため息が漏れた。
1人区では野党共闘体制をとった共産だが、改選数3の千葉では、02年参院補選以来8回目の国政挑戦となる浅野氏を擁立した。
3児の母でもある浅野氏は「誰の子どもも殺させない」と、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法の廃止や憲法9条改正反対を訴え、安倍政権の「アベノミクス」からの転換を強調した。
給付型奨学金の充実や保育施設の増設なども公約に掲げ、子育て世代や無党派層への食い込みを狙った。浅野氏は「悔いが残るのは事実だが、一緒に戦ってくれた仲間にお礼を言いたい」と述べた。【田ノ上達也】
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:49:33
◇野党は戦略の再考を 選挙取材班キャップ・川名壮志
千葉選挙区では、自民が3議席のうち2議席を奪い、選挙前に与党1、野党2だった構成を逆転させた。参院選の最大の焦点は、非改選も含めた改憲勢力が参院で憲法改正の発議に必要な「3分の2」を占めるかどうかだった。その阻止を掲げた野党の「共闘のほころび」を突き、自民が完勝した。
公示直後の毎日新聞の世論調査では、参院選後、改憲手続きを進めることに県内の44%が「反対」と答え、「賛成」の39%を上回った。最も重視する争点でも「憲法改正」が13%を占め、「アベノミクス」の12%を超えた。自民が必ずしも県民の強い支持を得ていたわけではなかった。
だが、1人区で候補者を一本化した民進と共産は、3人区の千葉では独自候補を擁立し、受け皿になりきれなかった。6日に千葉市で遊説した共産の志位和夫委員長は、野党共闘を強調しつつも「民進」と口にしたのは一度だけ。公示後3度も千葉入りし、浅野氏への支持を強く訴えた。一方、党本部の強い意向で現職2人を立てた民進は終盤、共倒れを防ぐために小西氏一人の支援に傾注せざるを得なかった。野党に自民を切り崩す知恵も余力も残っていなかった。
出口調査(共同通信社)によると、無党派層の選挙区での投票先は民進と共産を合わせて56%を占めた。自民を21ポイントも上回っており、無党派層は野党に傾いていた。憲法改正の発議をさせない--。それを最優先するならば、千葉でも野党は協調し、是が非でも2議席を狙うべきだった。
年内にも予想される衆院選の県内13選挙区のうち、民進は10、共産は9で既に候補者擁立を決めた。今回の結果は、野党に戦略の再考を迫っている。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk12010138000c.html
<2016参院選ちば>自民、堅く2議席 民進、1議席失う(その2止) /千葉
15:28毎日新聞
◇小西氏は再選決める 無党派層にも浸透
安全保障関連法廃止と改憲阻止を強く訴えた小西氏が、反自民票を広く集めて再選し、民進の議席を守った。
千葉市中央区の事務所では、投票終了とほぼ同時に小西氏当選確実の報が流れると、支持者から「よし!」と大きな声が上がり、駆けつけた小西氏を拍手で迎えた。小西氏は「安倍政治で希望が持てない有権者の1票が積み重ねられた結果。安保法制は法治主義の立場から許してはならないもので、全力で追及していきたい」と改めて決意を示した。
選挙戦では連合の支援を受けながら、「アベノミクスで格差が固定化されている」と安倍政権を批判。脳卒中で倒れた父親の21年にわたる介護経験を交えながら「皆で支え合う共生社会を」と呼びかけた。総務省などで官僚として積み重ねた経験のほか、民主党政権当時に社会保障政策を立案した実績を挙げて有権者にアピールし、「民主主義を取り戻す」と、改憲阻止も訴えて無党派層もつかんだ。【渡辺暢】
◇水野氏、出遅れ響く
みんなから出た6年前に続く再選を目指した水野氏。民進発足直前に旧民主会派に合流したため公認が4月にずれ込むなど出遅れが響き、議席を失った。
午後9時すぎ、千葉市中央区の事務所に姿を現すと「アピール不足、力不足だった。有権者の審判を真摯(しんし)に受け止めなければ」と敗戦の弁を述べ、支援者一人一人に頭を下げて回った。今後の政治活動については「未定です」と話した。
自民衆院議員を4期務めた後、みんなへ。幹事長だったが解党し、無所属を経て民進に加わった。「保守中道」の立場を強調し、消費増税延期を「アベノミクスの行き詰まりの証明」と指摘。公的年金積立金の運用なども批判し、行財政改革を訴えた。【北川仁士】
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:51:50
【神奈川】千葉に同じく 金子は共産にも負けた
当 三原じゅん子 (現) 自民党 1,004,877
当 三浦信祐 (新) 公明党 629,582
当 真山勇一 (元) 民進党 582,127
当 中西健治 (現) 無所属 524,070
浅賀由香 (新) 共産党 487,729
金子洋一 (現) 民進党 448,954
丹羽大 (新) おおさか維新の会 218,853
森英夫 (新) 社民党 76,424
清水太一 (新) こころ 50,256
佐藤政則 (新) 無所属 32,113
片野英司 (新) 諸派 25,714
壱岐愛子 (新) 諸派 21,611
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk14010186000c.html
<2016参院選・かながわ>与党全勝、3議席 民進、1議席死守(その1) /神奈川
14:20毎日新聞
第24回参院選が10日投開票され、12人が立候補した神奈川選挙区(改選数4)の当選者が決まった。自民現職の三原じゅん子氏(51)が元女優としての知名度の高さを生かし、トップ当選。自民の推薦を受けた公明新人の三浦信祐氏(41)が初当選、無所属で戦った後、自民が追加公認した現職の中西健治氏(52)も再選を果たし、与党候補は全勝で3議席を確保した。野党は激戦の末、無党派層にも浸透した民進現職の真山勇一氏(72)が、共産新人の浅賀由香氏(36)、民進現職の金子洋一氏(54)との競り合いを制し、民進は旧民主から続く議席を死守した。
◇三原氏トップ当選
午後8時の投票終了と同時にテレビで「当選確実」の速報が流れると、三原氏は横浜市中区の事務所で支援者と万歳。「皆さんのおかげで勝利できた。育児や介護での女性の負担を減らせるよう、社会保障政策に力を入れたい」とかすれた声で抱負を語った。
自民公認候補として県連の全面的な支援を受け、組織戦を展開。元女優で知名度も高く、街頭演説はいつも握手や写真撮影を求める人だかりができた。人気を票に結びつけるため、精力的に各地を回って有権者との触れ合いを重ねた。
報道各社の序盤情勢調査で「優勢」と伝えられた後も、菅義偉官房長官など閣僚らが応援に入って引き締めを図り、圧勝となった。
◇公明・三浦氏が笑顔
三浦氏は午後8時すぎ、横浜市中区の事務所で、支援者に何度も頭を下げて「幼児教育無償化など、国がしっかりバックアップして経済活動に不安のない社会を作りたい」と誓った。公明としては2013年参院選で初当選した佐々木さやか氏に続き、神奈川選挙区で初めての2議席獲得となった。
党の支持母体、創価学会の組織票を固め、推薦を受けた自民の支持層も取り込んだ。菅義偉官房長官が地元支援者の集会に招いて支持を呼びかけたほか、公示後は谷垣禎一幹事長や安倍晋三首相も応援演説に駆け付けた。
知名度不足を克服するため、人が多い横浜、川崎両駅前などで街頭演説を多くこなし、ツイッターやフェイスブックも駆使した。
◇追加公認 中西氏も再選
11日午前0時20分、「当選確実」と報じられると、横浜市中区の事務所は歓喜に包まれた。支援者約80人に祝福された中西氏は「当選できたのは(有権者が)経済政策を前に進めてほしいということだと思う。経済の成長力を高めていきたい」と語った。自民党は中西氏を追加公認した。
2010年参院選は旧みんなの党公認で当選したが、14年の解党後は無所属に。今回は麻生太郎副総理兼財務相の主導で自民の推薦を受け河野太郎防災担当相など麻生派の県選出国会議員らが支援。麻生氏自身もたびたび応援に駆け付けた。
外資系証券会社に21年間勤務した経験から、経済通をアピール。企業や経済団体の票を取り込み、経済への関心が強い会社員ら無党派層にも食い込んで混戦から抜け出した。
◇三原氏、幅広く浸透 出口調査分析
共同通信社の出口調査によると、自民現職の三原じゅん子氏は、全年代、男女別いずれでも最多の支持を得ており、幅広い層に浸透していたことをうかがわせた。
支持政党のない無党派層からの支持を得たのは真山勇一氏がトップで、以下、浅賀由香氏、三原氏と続いた。野党が無党派層から一定の票を集めたといえそうだ。
自民支持層は5割強が三原氏に、3割弱が中西健治氏に流れた。一方、2人を公認した民進の支持層は4割が金子洋一氏に、5割弱が真山氏に投票。三浦信祐氏は公明支持層の8割を、浅賀氏は共産支持層の8割を取り込んだ。
憲法改正への賛否を問う質問では、年代別では、賛成は20代が5割強で最も多く、反対は60代が5割強で最も多かった。男女別では賛成は男性が5割弱、女性は3割強だった。
支持政党別では、賛成が上回ったのは自民、公明など。逆に民進、共産、社民支持層では反対が8〜9割に上った。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:52:48
◇投票率55・46%
今回参院選の神奈川選挙区の投票率は55・46%で、前回2013年参院選の54・47%を上回った。当日有権者数は757万7073人だった。投票時間が現行の午後8時までに延長された1998年以降、補選を除く過去6回の投票率は55%前後で推移してきた。
14年衆院選の県内投票率は53・88%で、12年衆院選(59・87%)を大きく下回り戦後最低を記録。政治への関心低下が指摘されているが、今回は公職選挙法の改正で18、19歳が投票する初めての国政選挙で、若者の投票行動が注目されていた。
そうした中、大学のキャンパスに臨時の期日前投票所を設置するなど若年層を意識して投票率アップを目指してきた。
期日前投票者数は101万7179人で前回より16・44%増えた。制度が定着してきたことに加え、前回よりも選挙期間と期日前投票期間が1日長いことが影響したとみられる。【太田誠一】
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■解説
◇政策論争深まらず
与野党対決に加え、与党、野党それぞれが内部で票を奪い合う混戦となった神奈川選挙区は、自民、公明の公認候補が議席を確保し、全国の傾向と同様に自公政権の堅調ぶりが表れた。だが、選挙戦の激しさとは裏腹に、有権者が期待した論争は深まらなかったと指摘せざるを得ない。
政策論争を振り返りたい。公示直後の毎日新聞の世論調査では、県内有権者が重視する争点は「年金・医療」「憲法改正」などだった。だが、街頭演説で年金・医療に力を入れた候補は少なく、改憲も反対する野党候補が訴えるばかりで、与党候補はほとんど触れなかった。私は公示に際し、大きな争点だけでなく神奈川の未来も語ってほしいと書いたが、そうした議論も盛り上がらずじまいだった。
加えて、終盤が近づくにつれ、無党派層を取り込む狙いからか、通行人との握手や名前の連呼に精を出す主要候補の姿が目立った。今回は18、19歳が初めて投票できる国政選挙なのに、旧来と代わり映えしない光景だった。これでは若者の政治に対する関心が高まるとは思えない。
激戦区の割に今ひとつ盛り上がりを欠いた印象がぬぐえない。とはいえ、投票した県民の「民意」が託されたことは確かで、当選者の仕事はこれからだ。国会などでどんな働きをするのか、ぶれずに公約を実現できるのか、私たちは注視していかないといけない。それが選んだ有権者の責任でもある。【福永方人】
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:53:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk14010189000c.html
<2016参院選・かながわ>与党全勝、3議席 民進、1議席死守(その2止) /神奈川
14:20毎日新聞
◇真山氏、巻き返し
有力候補者の中で最後に出馬を表明した真山氏だが、元民放キャスターの知名度を武器に、出遅れを一気に巻き返した。激戦を制して当選確実と報じられると、横浜市中区の事務所で支援者の拍手に包まれ、「安倍政権の暴走を止め、憲法改正を阻止したい」と強調した。
旧維新の党と旧民主党の合流後の今年4月に公認を得て、出馬が決まった。県内に縁がないことを逆手に取り、「しがらみのなさ」を最大限にアピール。特定の企業や団体の支持を受けないクリーンさや「原発ゼロ」の主張を訴えた。
党本部が2人を公認して支持層の票を食い合う中、県内の主要な駅前を中心に街頭演説を重ね、無党派層へも支持を拡大した。
◇共産「18年ぶり」逃す
落選が確実になると、浅賀氏は支援者の集まる横浜市神奈川区の事務所に姿を見せ、「私の力が及ばず、本当に申し訳ない」と肩を落とした。共産として1998年の参院選以来となる選挙区での議席獲得の願いは、つながらなかった。
選挙戦では「自公」対「野党と市民連合」の構図を強調し、安全保障関連法の廃止などを訴えた。自公政権に反対する層の票の受け皿として支持の拡大を図り、憲法改正に意欲を示す現政権の姿勢を懸念する保守層にも一定程度食い込んだ。
企業勤務や子育てなど自身の体験を街頭で積極的に語った。選挙期間中は、党幹部が何度も街頭演説の応援に入ってテコ入れしたが、及ばなかった。
◇金子氏、3選届かず
旧民主党と旧維新の党が合流した民進党の県連代表として3選を目指した金子氏だったが、4議席目に一歩及ばなかった。落選が確実になり、支援者の集まる横浜市中区の事務所に顔を出すと、「結果を伴うことができず、申し訳ない」と肩を落とした。
昨夏に労働団体・連合神奈川の推薦を受けて組織を固めた。ところが、党本部が「政権交代の実現のため、神奈川では2人の当選を目指す」と今年4月に真山氏を公認。共倒れの懸念を抱えつつ、身内の票を奪い合う選挙戦を強いられた。
旧経済企画庁の元官僚として経済通をアピールし、「アベノミクス」批判を展開。党幹部も続々応援に駆け付けたが、無党派層に浸透できなかった。
◇丹羽、森、清水氏 支持は広がらず
おおさか維新新人の丹羽大氏(39)は、広告代理店のサラリーマンから一念発起、地縁血縁のない神奈川で出馬した。県内各地で街頭演説を繰り広げ、若年層を中心に声をかけながら浸透を模索したが、議席獲得はならなかった。
社民新人の森英夫氏(44)は「命」をキーワードに、安全保障関連法の廃止や原発反対、消費増税の反対などを訴え、安倍政権批判層の取り込みを図ったが、支持は広がらなかった。
公示直前に出馬表明したこころ新人の清水太一氏(34)は「自主憲法の制定」などを訴えたが、出遅れを巻き返すことはできなかった。
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:53:29
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-39927382.html
無党派票が分散、真山氏が追い上げ 参院選神奈川選挙区の出口調査
08:00神奈川新聞
無党派票が分散、真山氏が追い上げ 参院選神奈川選挙区の出口調査
神奈川新聞
(神奈川新聞)
共同通信社が神奈川県内投票所で実施した出口調査によると、4人に1人を占める無党派層(支持政党なし)のうち、2割が民進・真山勇一氏に投票した。投票先を真山氏とした無党派層は序盤戦の世論調査(6月下旬)に比べ倍以上に急増しており、選挙戦終盤に向けて支持を広げていったことがうかがえる。真山氏は民進支持層の48・2%も固めた。 無党派層の支持が次に多かったのは共産・浅賀由香氏の16・7%で、浅賀氏は共産支持層の84・4%も堅守した。 6年前にみんなの党から出馬した際は、無党派層の3割から支持を集めた中西健治氏は、無所属で自民の推薦を受けた今回の支持は13・3%だった。自民支持層では27・5%を獲得した。みんなの党の候補は3年前、6年前の参院選で、ともに約3割の支持を受け無党派層の「受け皿」となっていたが、解党で無党派の票が分散した形だ。 出口調査によると、自民・三原じゅん子氏は、自民支持層の5割以上を押さえたほか、高い知名度を生かして無党派層からも14・5%を獲得。公明・三浦信祐氏は公明支持層の85・9%を固めた。 民進・金子洋一氏は民進支持層の40・9%、無党派層の13・1%を得た。 政党支持率は、自民は36・2%で3年前とほぼ変わらず、民進は14・8%で3年前の民主より約4ポイント伸ばしたものの、民主候補がダブル当選した6年前の32・4%には及ばなかった。公明は6・8%で前回並み、共産は6・7%で前回より微増した。 今回初めて投票権を得た10代の投票先は三原氏が3割を占め、真山氏、金子氏が続いた。三原氏は全年代で最多の支持を集めた。
2196
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:55:32
【東京】横粂の30万票は健闘では!?
当 蓮舫 (現) 民進党 1,123,145
当 中川雅治 (現) 自民党 884,823
当 竹谷とし子 (現) 公明党 770,535
当 山添拓 (新) 共産党 665,835
当 朝日健太郎 (新) 自民党 644,799
当 小川敏夫 (現) 民進党 508,131
田中康夫 (元) おおさか維新の会 469,314
横粂勝仁 (新) 無所属 310,133
三宅洋平 (新) 無所属 257,036
鈴木麻理子 (新) こころ 102,402
増山麗奈 (新) 社民党 93,677
小林興起 (新) 諸派 82,357
佐藤香 (新) 無所属 67,535
高樹沙耶 (新) 新党改革 60,431
鈴木信行 (新) 諸派 42,858
浜田和幸 (現) 無所属 28,408
トクマ (新) 諸派 20,412
鈴木達夫 (新) 無所属 16,187
柳沢秀敏 (新) 無所属 12,091
佐藤均 (新) 諸派 7,853
横堀喜久 (新) 無所属 7,329
又吉光雄 (新) 諸派 6,114
川上晃司 (新) 無所属 5,812
犬丸勝子 (新) 諸派 5,388
大槻文彦 (新) 諸派 5,377
岩坂行雄 (新) 無所属 5,184
原田君明 (新) 無所属 5,017
深江孝 (新) 諸派 4,497
姫治けんじ (新) 諸派 3,854
鮫島良司 (新) 諸派 3,714
藤代洋行 (新) 諸派 3,296
2197
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チバQ
:2016/07/11(月) 20:56:14
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160711/mca1607110400011-n1.htm
【参院選】田中康夫氏、東京最後の議席逃す 「さまざまな分析ある…」とがっくり (1/2ページ)
2016.7.11 04:00
大激戦の末、最後の1議席にあと一歩届かなかった。おおさか維新の会元職の田中康夫氏(60)は、11日午前0時10分すぎにテレビで落選確実が伝えられると、東京・麻布十番にある選挙事務所に姿を見せた。さばさばした表情で、「人口が減少していく中で、地に足を付けた福祉や医療や教育の話を皆さまにした。理解いただいた方もいるが、現実にそういう社会に直面しないと想像できない方もいる」と選挙戦を振り返った。敗因については「さまざまな分析はあるかと思うが、議席を獲得できなかったのは事実」と肩を落とした。
一橋大在学中の昭和55年、「なんとなく、クリスタル」でベストセラー作家に。平成12年に長野県知事選に初当選すると、「脱ダム宣言」で名をはせた。その後、新党日本を立ち上げて代表に就任。参院議員を経て衆院議員になったが、24年の衆院選で落選した。
福祉や教育分野に予算を重点配分した長野県知事時代の実績を強調し、空き家を活用したデイサービスや保育所の設置、乳幼児から大学まで教育完全無償化の実現などを訴えてきた。
高い知名度で、多くのメディアの序盤情勢調査では改選6議席の6、7番手につけていたが、終盤は民進現職の小川敏夫氏(68)の猛追を受け、わずかに及ばなかった。
2198
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:57:12
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk13010141000c.html
<2016参院選>自民手堅く2議席 民進意地の2議席(その1) /東京
06:19毎日新聞
10日に投開票された参院選で東京選挙区の新しい顔ぶれが決まった。改選数が1増えて6になり31人が立候補した激戦。自民は現職の中川雅治氏と新人の朝日健太郎氏が当選。2013年の前回に続き2議席を確保。公明も現職の竹谷とし子氏が再選を果たした。公示直前に辞職した舛添要一前知事の「製造者責任」は大きな争点にならず、与党が堅実に票を伸ばした。民進は現職の蓮舫、小川敏夫両氏が議席を死守。党勢が低迷するなか首都で意地を見せた。共産は新人の山添拓氏が初当選。13年に続き議席を確保し、存在感をアピールした。投票率は57・50%で前回の53・51%を上回った。
◇中川氏、組織力で3選
自民現職の中川雅治氏(69)は、都議らがフル稼働する組織戦を展開。自民支持の業界団体からも推薦を受ける手厚い支援で3選を決めた。当選確実の一報が入ると、港区の事務所は支援者らの拍手と歓声に包まれた。中川氏は「アベノミクスの道をしっかりと進み、本格的な経済の好循環を目指していきたい」と、安倍政権の経済政策をさらに推進していく考えを示した。
選挙戦では、議院運営委員会や国家安全保障特別委員会で委員長を務めた2期12年の実績をアピール。街頭演説には安倍晋三首相ら多くの党幹部が登場し、支持を訴えた。
中川氏も英国の欧州連合(EU)離脱決定にしばしば言及した上で「政治は安定が大切。この選挙で安定した政治基盤をいただきたい」と述べるなど、党幹部と歩調を合わせ政策の継続を訴えた。
自民は2人擁立したが、党都連は組織の戦力を中川氏に絞って応援する選挙戦を展開した。【川畑さおり】
◇朝日氏、初当選果たす
五輪に2度出場した元ビーチバレー選手の自民新人、朝日健太郎氏(40)は知名度を生かして初当選を果たした。当選が確実になると、約30人の学生ボランティアの「朝日」コールに迎えられ、表参道近くの事務所に姿を現した。支援者らと笑顔で握手を交わし「これからがスタートライン。皆さんの思いを国会に届けていきたい」と意気込んだ。
出馬表明が遅れたことに加え、同党の組織票の大半が現職の中川雅治氏に流れる展開になったが「身長199センチの大型新人」「バレーに注いだ情熱を次は政治に」とアピール。ソーシャル・ネットワーキング・サービスを駆使し、徐々に支持が浸透した。「東京五輪・パラリンピックを成功させたい」と訴え、無党派層も引き寄せた。
同じ自民でも組織を重視した中川氏とは対照的だった。「バレーの試合を見ていた人たちに自分を思い出してもらいたい」と街頭に立ち、有権者らとの交流を重視した。【山田奈緒、柳澤一男】
◇公明・竹谷氏は再選
公明現職の竹谷とし子氏(46)は、支持母体の創価学会票などを手堅くまとめ再選を決めた。午後8時の開票開始早々に当選確実が速報で流れると、新宿区の事務所に集まった支持者から大きな拍手が起きた。竹谷氏は「皆さんの献身的な支援で当選できた」と深々と頭を下げ「1期目から取り組んできた財政の見える化による無駄削減をさらに前進させたい」と語った。
竹谷氏はイメージカラーの淡いピンクのジャケット姿で街頭演説を重ね「公認会計士の経験を生かして行財政改革を進めた」と1期目の実績を強調。「財源を確保しながら福祉や子育ての政策を進め、弱い立場の方々を守る」と、党の方針を前面に打ち出し支持を固めた。【山田奈緒、堀智行】
2199
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:57:45
◇投票率57.50% 前回比3.99ポイント増
参院選東京選挙区の投票率は57・50%(男57・42%、女57・59%)だった。前回の53・51%から3・99ポイント増え、07年(57・87%)並に回復した。18歳選挙権の導入などで関心が高まったようだ。
区市町村別では利島村の82・17%が最高で、最低は瑞穂町の50・60%だった。区部の最高は文京区の64・59%、市部は武蔵野市の62・82%だった。
期日前投票者数は156万477人だった。当日有権者数(1115万7991人)の13・99%に当たり、過去最多だった前回の1・2倍となった。今回は公示日が通例より1日前倒しされたため、期日前投票が可能な期間も1日長い6月23日〜7月9日の17日間だった。【五味香織】
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk13010144000c.html
<2016参院選>自民手堅く2議席 民進意地の2議席(その2止) /東京
06:19毎日新聞
◇蓮舫氏、貫禄の3選
「今の経済政策は行き詰まっていると一貫して言い続けてきた。対案を示し、転換を訴えていきたい」。民進現職の蓮舫氏(48)は午後8時過ぎに当選確実の速報が流れると、港区の事務所で万歳する支援者らに深々と頭を下げた。
抜群の知名度を背景に、伸び悩む党勢をはね返しての3選。選挙期間中は党の顔として、他候補を応援するため全国を駆け巡った。東京選挙区でマイクを握ったのは、わずか3日間だが、街頭演説には数百人の聴衆が押し寄せ、握手を求める人が殺到した。
選挙戦では「国民の賃金につながっていない。貧困にあえいでいる一人親が多く、奨学金で大学を卒業しても、非正規雇用が多い」と、アベノミクスで景気が良くなったという与党を批判。「将来、納税者になり、社会保障を支える若い世代のために投資しよう」と訴え、民進支持層だけでなく、若者などの無党派層からも幅広い支持を集めた。【柳澤一男、福島祥】
◇小川氏、劣勢の中4選
民進現職の小川敏夫氏(68)が4選を果たし、同党が2議席を維持した。11日午前0時10分過ぎに当選確実の速報が流れると、新宿区の事務所で支持者らは立ち上がって喜び、小川氏は「最後に民進党の底力を見せることができた」と語った。
2010年は民主党で当選。同党は13年の前回参院選東京選挙区で、候補者を1人に絞ったが敗北した。維新の党との合流などで今年3月に発足した民進も支持は伸び悩んだ。
政治資金などの公私混同問題で、公示直前に舛添要一前知事が辞職した。選挙戦では裁判官、検事、弁護士の法曹三者を務めた経験と、民主党政権下での法相の実績をアピール。「国会の鬼検事」のキャッチフレーズで政治とカネの問題を追及する姿勢を強調した。
「国民の生活を苦しくしながら、良くなっていると言い張っている」と安倍政権の経済政策を批判。岡田克也代表ら党幹部も応援に駆け付けテコ入れし、首都の議席を守った。【飯山太郎】
2200
:
チバQ
:2016/07/11(月) 20:57:56
◇共産・山添氏が初当選
共産新人の山添拓氏(31)が、2013年の前回参院選に続き東京選挙区で同党の議席を獲得した。「やまぞえ」コールと拍手の中、文京区の事務所に笑顔で現れると「安倍政治に対する強い怒りの声が、私を国会にという思いにつないでくれた」と感謝。「憲法を壊す政治でなく、憲法を生かす政治にかじをきる」と力を込めた。
山添氏はブラックバイトや給付制奨学金の創設など、若者が直面する問題を取り上げ「若者が自分らしくやりがいを持って働けない社会に未来はない」と主張。舛添要一前知事の公私混同問題を追及した党都議団の実績も訴えてきた。
前回の東京選挙区で12年ぶりに同党の議席を回復した吉良佳子参院議員(33)も連日応援に入り、若く明るいイメージを強調。「野党共闘をリードしてきた共産党」とアピールし、安全保障関連法の廃止や憲法改正の阻止を訴え「安倍政治を終わらせよう」と呼びかけ、支持を広げた。【円谷美晶】
◇田中氏、及ばず おおさか維新
おおさか維新元職の田中康夫氏(60)は、国政への復帰にあと一歩及ばなかった。港区の事務所で支持者らを前に田中氏は「思いが伝わったかは分析が必要」と、悔しさをにじませた。
著作などを通した知名度の高さと、長野県知事や衆参両院議員を務めた実績を生かし、無党派層への浸透を図ってきた。遊説先では愛称の「ヤッシー」を名乗ったり、愛犬のトイプードル「ロッタ」を引き連れたりするなどして親しみやすさをアピール。情報発信にさまざまなインターネットツールも駆使した。
選挙戦では高齢者介護や保育の充実、教育完全無償化などの公約を掲げたが支持は広がらなかった。今後の政治活動については「即答できない」と述べた。【鈴木一生】
◆主要政党の落選者
◇社民・増山氏
社民は新人の増山麗奈氏(39)が敗れ、議席獲得はならなかった。給付型奨学金の創設やブラックバイトの根絶、待機児童ゼロなどを公約に掲げ、若者や主婦層の取り込みを狙ったが、党としての存在感を示せなかった。
◇こころ・鈴木氏
日本のこころを大切にする党新人の鈴木麻理子氏(31)は、当選を果たせなかった。消費税収の一部を政府が運用し、年金とは別に運用益などを還付する「消費税マイレージ」の導入などを訴えたが、浸透しなかった。
◇改革・高樹氏
新党改革は新人の高樹沙耶氏(52)が議席に届かなかった。「燃料電池の普及などによる脱原発の実現」「医療大麻の研究推進で医療費の削減」などを訴えたが、幅広い層の有権者を引きつけることができなかった。【飯山太郎】
2201
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:03:53
【埼玉】面白みのない結果
当 関口昌一 (現) 自民党 898,827
当 大野元裕 (現) 民進党 676,828
当 西田実仁 (現) 公明党 642,597
伊藤岳 (新) 共産党 486,778
沢田良 (新) おおさか維新の会 228,472
佐々木知子 (新) こころ 118,030
小島一郎 (新) 諸派 27,283
http://news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-39942453.html
<参院選>共産・伊藤岳氏、勢い広がるも惜敗 新たな運動には手応え
10:55埼玉新聞
<参院選>共産・伊藤岳氏、勢い広がるも惜敗 新たな運動には手応え
埼玉新聞
(埼玉新聞)
共産新人の伊藤岳氏(56)は落選が決定的になると、厳しい表情で「候補者としての力不足をおわびしたい」と肩を落とした。激戦区と言われた埼玉選挙区で、現職候補らと3議席目を争って横一線の戦いを繰り広げてきただけに、さいたま市浦和区の選挙事務所には重苦しい空気が満ちた。
国政選挙への挑戦は7度目。共産としても1998年以来18年ぶりの議席獲得を目指したが、結果は実らなかった。「安保法制の廃止」を掲げ、市民団体などと連携し精力的な選挙運動を展開するなど、新しい動きを見せた。公示後は志位和夫委員長が3回県内入りして支持を訴えたほか、終盤には不破哲三前議長も応援に駆け付けた。
「野党と市民」対「自民・公明」の構図を打ち出し、「改憲反対」「保育園の待機児・特養老人ホームの待機者ゼロ」「増税は富裕層から」「若者への投資」など、母親世代や若者に訴えた。選挙戦の中、「今までにない支持の広がり」と手応えを得ていた荻原初男県委員長も「全力を尽くしたが期待に応えられなかった」と落胆した様子で述べた。
伊藤氏は「これほどまで市民の皆さんが支えてくれた選挙はなかった。改憲勢力と市民・野党の戦いはこれから」と今後の尽力を誓った。
2202
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:04:15
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk11010329000c.html
<2016参院選>自公、手堅く 民進、議席守る(その1) /埼玉
13:55毎日新聞
第24回参院選は10日投開票され、7人が立候補した埼玉選挙区(改選数3)では、自・民・公の3人が現職の意地をみせ、当選を果たした。自民現職の関口昌一氏(63)は、現政権を担う自民党への幅広い支持を得て4選を決め、旧民主と旧維新が合併した民進の現職・大野元裕氏(52)は、野党第1党の地力を見せつけ再選を果たした。公明現職の西田実仁氏(53)は、連立を組む自民党からの推薦も奏功し、3選を決めた。7度目の国政挑戦となった共産新人の伊藤岳氏(56)は護憲や野党共闘を訴え、改憲勢力との対決姿勢をアピールしたが、及ばなかった。おおさか維新新人の沢田良氏(36)は、徹底した行財政改革などを訴えたが、支持を広げられなかった。こころ新人の佐々木知子氏(47)は公示直前に立候補を表明し、知名度を上げられなかった。幸福実現の新人、小島一郎氏(45)は消費税率の引き下げなどを掲げたが、十分に浸透しなかった。【参院選取材班】
◇関口氏安定の4選
関口氏は政権与党への安定した支持を受け、早々に4回目の当選を確実にした。
10日夜、さいたま市浦和区高砂3の事務所に姿を現した関口氏は支援者らを前に「(トップ当選で)期待が大きく、身の引き締まる思いだ。経済や社会保障の問題を中心に取り組んでいきたい」と述べた。
選挙戦で関口氏は、病院の病床数の算定方法を見直し、県内で病床数を約1500増加させたことや、副総務相時代に地方創生を進めたことなど、現職としての実績を強調してきた。
陣営も県内の自民の国会議員や県議を中心に組織戦を展開。安倍晋三首相や閣僚、党幹部が相次いで応援に入り、無党派層にも浸透を図った。【内田幸一、安藤いく子】
◇西田氏「重点区」3選
西田氏が3回目の当選を決めると、さいたま市浦和区仲町3の事務所は大きな拍手と歓声に沸いた。
10日夜、支援を受けた自民党の国会議員と共に万歳した西田氏は「厳しい戦いを勝ち抜き、自公連立で2議席を取ることができた。大きなご恩を仕事でしっかり返したい」と支持者に感謝した。
公明党本部は今回の選挙で埼玉選挙区を「重点区」と位置づけ、自民党本部から西田氏への推薦を得た。
西田氏は公示後、中小企業支援策や「預金者保護法」など実現した議員立法をアピール。公明党の山口那津男代表や自民党の安倍晋三首相、菅義偉官房長官ら大物の来県応援を受けて強固な自公の協力態勢を打ち出し、保守層に浸透した。【鈴木梢】
◇沢田氏「経験が励みに」
和光市本町3の事務所で開票結果を待った沢田氏は10日夜、落選が決まると支援者に感謝を伝える動画撮影を行った。
沢田氏は撮影で「結果は落選だったが、いろいろな経験が励みにつながった。自分の中で皆様の応援を受け止め、(今後)2倍、3倍の力で活動していきたい」とメッセージを送った。
初の選挙に臨んだ沢田氏は、大学時代に2年間過ごした所沢市などで街頭演説を展開。国会議員の歳費削減など「身を切る改革」の推進を訴え、「地域による改革は大阪からスタートした。今度は埼玉から始めさせてほしい」と呼びかけた。また、18、19歳の新有権者らに県内で最年少の候補者であることもアピールしたが、及ばなかった。【遠藤大志】
◇佐々木氏出遅れ響く
佐々木氏は、公示まで2週間となった先月8日に立候補を表明。6候補に追いつこうと急ピッチで知名度アップを図ったが、出遅れを取り戻せなかった。
佐々木氏は10日夜、ふじみ野市上福岡6の自宅で「力不足と(十分な)下準備ができなかったことが敗因。選挙戦では、訴えたことに興味を持ってもらえた。いろんな出会いがあったので、この経験を今後に生かしたい」と語った。
選挙戦では、政府が消費税を積み立てて将来、還付する「消費税マイレージ制度」の導入や拉致問題の早期解決などを訴えたが、上位に食い込むことができなかった。【内田幸一、大山知香】
2203
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:05:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk11010121000c.html
<2016参院選>自公、手堅く 民進、議席守る(その2止) /埼玉
13:55毎日新聞
◇大野氏、地力の再選
再選を目指した大野氏は、現職の強みを発揮して議席を維持した。
大野氏は10日夜、さいたま市大宮区東町2の事務所で支援者らの拍手を浴び「参議院をもう一度、良識の府にするためにどうするか自分に問い掛けている。ご信頼に応えるため、6年間、改めて頑張らせていただく」と語った。
今回の選挙戦では、生活の党から推薦を受け、社民との協力関係を保つ一方で、共産候補と距離を置き「野党共闘」とは一線を画した。
また、連合埼玉の全面支援を受け、上田清司知事も3回来援。所属していた旧民主が政権与党だった2010年の前回選に比べて厳しい戦いを強いられたが、議席を死守した。【奥山はるな】
◇伊藤氏、終盤一歩及ばず
伊藤氏の落選が決まると、さいたま市浦和区岸町7の事務所では支援者らががっくりと肩を落とした。
10日夜、同事務所に現れた伊藤氏は支持者らを前に「皆さんの支援に感謝します。(落選は)候補者としての力不足で、おわびしたい」と悔しさをにじませつつ、「訴えた中身は間違いではなかった」と力を込めた。
今回が国政への7度目の挑戦となった伊藤氏は、選挙戦で「安倍政治は暴走政治。戦争法を廃止し、アベノミクスもチェンジする」と主張。「野党共闘で、市民とともに新しい政治を切り開く」と訴え、ツイッターとフェイスブックでの情報発信など、18、19歳の新有権者へのアピールにも注力してきたが、一歩及ばなかった。【鈴木拓也】
2204
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:10:51
【愛知】減税の力はもうない感じですかね
当 藤川政人 (現) 自民党 961,096
当 斎藤嘉隆 (現) 民進党 575,119
当 里見隆治 (新) 公明党 531,488
当 伊藤孝恵 (新) 民進党 519,510
須山初美 (新) 共産党 302,489
奥田香代 (新) 諸派 218,171
平山良平 (新) 社民党 64,781
井桁亮 (新) こころ 59,651
中根裕美 (新) 諸派 47,088
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk23010152000c.html
<2016参院選>愛知選挙区 自公、2議席確保 民進2議席回復(その1) /愛知
11:37毎日新聞
改選数1増の4となり、9人が立候補する激戦となった参院愛知選挙区は、公認候補を1人に絞り込んだ自民現職の藤川政人氏(56)が圧勝した。9年ぶりの党候補者となった公明新人の里見隆治氏(48)も、推薦を受けた自民の協力で初当選し、与党で2議席を確保した。民進は、現職の斎藤嘉隆氏(53)が議席を守り再選を果たしたうえ、新人の伊藤孝恵氏(41)も初当選し、旧民主党時代の2010年選以来の2議席を得た。安全保障関連法の廃止を訴え、市民団体と連動して議席獲得を目指した共産新人の須山初美氏(37)は及ばなかった。投票率は55・41%(前回選52・65%)だった。社民や減税日本は存在感を示せなかった。
◇藤川氏、余裕の再選 自民
自民現職の藤川氏は6年間の実績と安倍政権の経済政策「アベノミクス」の継続を訴え、手堅く再選を決めた。
藤川氏は野党転落後初の国政選挙となった2010年の参院選で初当選。その後、県連会長として愛知自民を全15区から衆院議員を出すまでに押し上げた。今回の選挙戦ではこうした成果を強調。「ばらまきより明日への種まき」をキャッチフレーズに、農業やものづくりの活性化などを訴えた。
自民支持層を固めたほか、若者らが主催する討論会などにも積極的に参加し、若年層にも食い込んだ。選挙戦後半には党幹部も応援に駆け付け、無党派層にも浸透。終始優勢のまま連続のトップ当選を決めた。
◇伊藤氏、初当選 民進
民進新人の伊藤氏が新人の中で幅広い支持を集め、初当選した。
党の公募に応じ、今年2月に立候補を表明。知名度不足を克服するため、名古屋市中心部などで精力的に街頭演説を繰り返した。元報道記者としての体力やフットワークの軽さを生かし、有権者の目を見て10万人と握手する作戦を展開。自身と同じ境遇の介護や育児を抱える若い母親層などに支持を訴えた。
また、公示前から岡田克也代表ら党の大物が続々応援に駆け付け、民進支持層だけでなく、無党派層の支持も取り付けた。
名古屋市東区の事務所に「当選確実」の知らせが入ると、伊藤氏は満面の笑みに目を潤ませ、支持者らと喜びを分かち合った。
◇斎藤氏、議席守る 民進
民進現職の斎藤氏は出身母体の連合愛知からの支援を軸に幅広い支持を集め、再選を決めた。
元小学校教員の経歴を生かし「子どもたちの未来をあたためる」をスローガンに、給付型奨学金の充実や子育て支援、格差是正などへの注力をアピール。自身が与党の安保関連法の採決を目の当たりにしたことを挙げ、改憲阻止を訴えた。
組織固めにとどまらず、「100カ所マラソン演説」を敢行するなど、新人候補並みの積極的な選挙戦を展開。民進支持層だけでなく、他党支持層や無党派層からも広く支持を得た。
「当選確実」の一報が入ると、事務所は大歓声に包まれ、斎藤氏は満面の笑みで支持者と握手を交わした。
2205
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:11:25
◇悲願の議席、里見氏 公明
自民の推薦を受け、盤石の体制で選挙戦に臨んだ公明新人の里見氏が2007年に失った悲願の党議席を奪還した。
選挙戦では、谷垣禎一幹事長や石破茂地方創生担当相ら、連立を組む自民の幹部が続々と応援に駆け付けた。厚生労働省の元官僚で「社会保障と雇用のエキスパートで即戦力」とアピールし、無党派層にも支持を広げた。街頭演説では非正規雇用者の待遇改善も強調し、若い世代にも訴えが届いた。
名古屋市中区の事務所に里見氏が姿を見せると、大きな拍手が起こった。里見氏は紅潮した顔で「皆さんのご期待に添えるよう全力を尽くします」と深々と頭を下げ、支持者と握手を交わした。報道陣から自民との選挙協力について問われると「保守層からの支援をいただいた」と感謝。「専門の労働分野で掲げた公約にしっかり取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
◇社民・平山氏、訴え実らず
社民新人の平山良平氏(68)は、国政選挙5回目の挑戦で、悲願だった党議席の獲得を目指したが、党勢の衰退に歯止めがかからず、支持を得られなかった。
選挙戦では対面方式を重視。主要駅や大型ショッピングセンターなどでの演説で、消費増税の中止や脱原発、護憲を訴えた。自身の学生時代と比べ「授業料が45倍になっている」と指摘。授業料の減額や、雇用環境の改善など若者向けの施策も訴え、「ぶれない姿勢」をアピールした。
ただ、他候補と施策が重なり独自色が出せなかったうえ、党の支援組織の低迷もあり、涙をのんだ。敗戦が決まると、平山氏は名古屋市中区の事務所で支持者に深々と頭を下げた。
◇共産・須山氏、及ばず
共産新人の須山氏は、1998年以来となる党議席の獲得を目指したが、及ばなかった。安保関連法の廃止を掲げる市民団体とも連携して選挙戦に臨んだが、自公政権の批判票を集めきれず、涙をのんだ。
須山氏は、デザイナーとして昼夜を問わず働いた経験から、雇用環境の改善のほか、大学の学費半減など若者向けの政策を訴えた。安保関連法の廃止など、政策協定を結ぶ「市民連合@愛知」のメンバーと一緒に街頭に立ち、「市民と政治を変えよう」と繰り返したが、無党派層に浸透しきれなかった。
落選の報を受け、名古屋市中区の事務所は沈痛な空気に包まれた。須山氏は「私の力不足で申し訳ない」と支持者らに頭を下げた。
◇減税・奥田氏、浸透せず
減税日本の新人、奥田香代氏(51)は、おおさか維新との共同候補にもなり、「身を切る改革」を訴えたが、知名度不足もあり、支持が広がらなかった。
減税代表の河村たかし名古屋市長と自転車で街宣。名古屋市の市民税5%減税の実績を強調し、「税金の無駄遣いをなくして財源をつくれば、増税の必要はない」と繰り返し訴えた。おおさか維新代表の松井一郎大阪府知事のほか、吉村洋文大阪市長らも応援に駆け付け、「納税者が笑顔になれる社会をつくる」と主張した。
ペット関連会社の社長の奥田氏は愛犬と街頭に立ち、「動物愛護を通した命の大切さ」も訴えた。ただ、立候補表明が4月となり、出遅れが響いた。
2206
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:11:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk23010156000c.html
<2016参院選>愛知選挙区 自公、2議席確保 民進2議席回復(その2止) /愛知
11:37毎日新聞
◇投票率は55・41% 前回比2・76ポイント増 「18歳選挙権」効果も
愛知選挙区の投票率は55・41%で、前回選の2013年の52・65%を2・76ポイント上回った。
選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて初の国政選挙となったほか、選挙戦が通常よりも1日長かったことで、投票率が上がったとみられる。
最も高かったのは豊根村73・37%で、最低は名古屋市中区の42・41%だった。男女別では、男性が56・15%、女性は54・68%だった。
90万3419人が期日前に投票し、期日前投票率は14・83%で、前回選を2・06ポイント上回った。最も高かったのは豊根村の35・03%、豊田市が27・61%と続いた。最低はあま市の9・03%だった。
当日有権者数は607万4520人(男303万1190人、女304万3330人)で、前回より18万7988人多かった。
◇出口調査
◇藤川氏、無党派層にも浸透 比例、改憲賛成66%が自民
共同通信社の出口調査によると、自民現職の藤川政人氏は20代以上でほぼ3割以上の人が投票し、無党派層の約2割にも浸透した。
民進の新人・伊藤孝恵氏と現職・斎藤嘉隆氏は、それぞれ民進支持層の4割超を固め、伊藤氏は無党派層の2割超、おおさか維新支持層の1割超にも浸透。公明新人の里見隆治氏は公明支持層の約9割を固めた。
一方、共産新人、須山初美氏は共産支持層の4分の3を固めたが、若年層の支持が伸びなかった。
10代の投票先は、藤川氏23%、里見氏19%、伊藤、斎藤両氏はいずれも17%とほぼ横並びで、そのほかは6%以下だった。
憲法改正の賛否別に比例の投票先を聞いたところ、賛成の66%が自民、10%が公明に投票、一方で反対は41%が民進、16%が自民、15%が共産に投票した。
2207
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:14:30
【大阪】
当 松川るい (新) 自民党 761,424
当 浅田均 (新) おおさか維新の会 727,495
当 石川博崇 (現) 公明党 679,378
当 高木佳保里 (新) おおさか維新の会 669,719
渡部結 (新) 共産党 454,502
尾立源幸 (現) 民進党 347,753
古川秀雄 (新) こころ 37,913
佐野明美 (新) 諸派 36,646
数森圭吾 (新) 諸派 16,532
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk27010331000c.html
<2016参院選>維新の強さ、2議席 改憲勢力が独占 /大阪
14:36毎日新聞
改選数4に9人が立候補した参院選大阪選挙区は10日投開票され、おおさか維新が擁立した新人の浅田均さん(65)と高木佳保里さん(43)がそろって初当選し、維新の強さを見せつけた。安倍政権が進める「女性活躍」の象徴として立った自民新人の松川るいさん(45)はトップで初当選を果たし、公明現職の石川博崇さん(42)は手堅い戦いぶりで再選。自公維の改憲勢力が議席を独占した。共産新人の渡部結さん(35)は2013年に続く議席獲得を狙ったがかなわず、民進現職の尾立源幸さん(52)は議席を守れなかった。日本のこころを大切にする党新人の古川秀雄さん(38)、政治団体「支持政党なし」新人の佐野明美さん(45)、幸福実現新人の数森圭吾さん(36)は届かなかった。当日有権者数は729万2841人、投票率は52・23%だった。【参院選取材班】
◇高木さん、知名度上昇
おおさか維新新人の高木さんと浅田さんは、一緒に大阪市北区のホテル会場に現れ、支持者らと喜びを分かち合った。高木さんは「維新のスピリッツを日本中に届かせたい。働く女性、子育て世代の代表として、皆さんの生の声を国政に伝えたい」と力強く語った。
選挙戦では、5年余り務めた堺市議としての経験をアピール。2人の娘を持つ母親の立場から、維新の看板政策である教育無償化の実現を訴えた。
高木さんは3月に自民党を離党し、維新の2人目候補として6月に立候補を表明した。大阪、堺両市議と国会議員の支援を受けた。知名度アップを最重要課題として街頭に立ち、支持を広げた。
◇浅田さん、政策浸透
浅田さんは、早々に当選確実となった。会場に集まった支持者からは「おー」という歓声と拍手が起こった。真っ黒に日焼けした浅田さんは晴れやかな笑顔を浮かべて、「今回の選挙で副首都構想への期待の大きさを感じた。政調会長という立場で実現できるようがんばっていきたい」とあいさつした。
維新創設メンバーの浅田さんは、党所属の府議らの支援を受けて個人演説会を繰り返し開くなど既存の維新支持層を引き付ける作戦を展開した。
演説では、東京一極集中の解消や「大阪都構想」、教育無償化の実現を掲げて「政策の浅田」をアピールし、国政進出を果たした。
◇「今後も市民と一緒」 共産・渡部さん
共産新人、渡部さんの大阪市中央区の事務所では、当選を信じて集まった支持者らから、「あーあ」と大きなため息が漏れた。午後9時過ぎに事務所に現れた渡部さんは涙を浮かべて、「とても悔しい。敗因を分析して次につなげ、市民の皆さんと一緒に、これからも声を上げていきたい」と頭を下げた。
渡部さんは、憲法9条堅持や安全保障関連法の廃止、消費増税の中止を訴えた。自らも非正規雇用を経験したことから、労働環境の改善や学費減額なども政策に掲げた。
党幹部も度々、大阪入りし、市民団体などの支持を集めたが、議席には届かなかった。
◇3選かなわず謝罪 民進・尾立さん
民進現職の尾立さんは3選を目指したが、議席を失った。大阪市中央区の事務所では、支持者らが開票速報を厳しい表情で見守り、落選が確実になると落胆の声が聞かれた。
尾立さんは深々と頭を下げて、「『安倍政権の暴走を止めろ』という声をいただいたが、私の力不足です。申し訳ありません。私の訴えをしっかりと届けられなかった。そのひと言だと思う」と険しい表情で語った。
選挙戦では「1%の大金持ちより99%の人々の幸せを」とキャッチフレーズを掲げて、経済政策「アベノミクス」を批判した。しかし無党派層に浸透せず、苦戦を強いられた。
2208
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:14:58
◇地縁なく苦戦 こころ・古川さん
こころ新人の古川さんは、自主憲法の制定や拉致問題の解決など、党が掲げる政策を訴えた。古川さんは堺市中区の事務所で、「投票してくれた方に申し訳ない。有権者の反応はよかったが、大阪全域を回る時間がなかった」と振り返った。
古川さんは宮崎県出身。中山恭子代表から要請されて立候補した。地縁のない大阪で精力的に街頭に立った。
◇投票率52・23% 前回比0.49ポイント減
大阪選挙区の投票率は52・23%で、13年の前回選(52・72%)を0・49ポイント下回った。選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて初めて迎える国政選挙として投票率の行方も注目されていたが、史上最低だった1995年(38・26%)の後では、最も低くなり、有権者の関心は高まらなかったようだ。
府内で新たに投票権を得た18、19歳の有権者約17万人は、全有権者(729万人)の2・3%を占める。各政党や自治体はさまざまな方法で高校生や大学生ら向けに啓発し、投票を呼び掛けた。若者層の関心は一定程度高まったとみられるが、投票率のアップにはつながらなかった。2001年以降の投票率は、56〜53%前後で推移していた。
◇無党派層18.7% 改憲賛成49.9% 出口調査
投票を終えた有権者2212人を対象にした共同通信社の出口調査によると、無党派層を意味する「支持政党なし」と答えた人は全体の18・7%。おおさか維新の28・8%、自民の24・3%に続いて3番目に多かった。
このうち、最多の18・8%が共産新人の渡部さんに投票。おおさか維新新人の浅田さんと高木さんにはともに16・4%が入れ、公明現職の石川さんにも10・6%が投票した。
10代、50代を除く全ての年代で自民新人の松川さんに投票した人が最も多く、特に20代、30代の支持が高かった。10代では約3割が高木さんに投票した。
憲法改正は「賛成」が49・9%、「反対」が45・9%。10〜30代の若者では「賛成」が上回った。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110037.html
【参院選・大阪】無念の涙「安保法制反対」共闘及ばず民進と共倒れ、共産・渡部氏
11:04産経新聞
【参院選・大阪】無念の涙「安保法制反対」共闘及ばず民進と共倒れ、共産・渡部氏
落選が確実となり支持者と挨拶し涙をぬぐう渡部結氏=10日、大阪市中央区
(産経新聞)
おおさか維新の高木佳保里氏と最後の議席をめぐって競い、敗れた共産新人の渡部結氏。野党が共闘し、安倍政権への批判を展開したが、民進現職の尾立源幸氏と共倒れに終わった。大阪市中央区の選挙事務所で、「安保法制反対の市民との共闘など新たな広がりに手応えを感じていたが、結果につなげられなかった。悔しいです」と述べ、無念さをにじませた。
15年ぶりに大阪選挙区で議席を獲得した平成25年の前回選の再現を狙い、庶民に恩恵が届いていないアベノミクスは失敗だと主張。最低賃金の引き上げや同一労働同一賃金の実現なども訴えた。
改憲勢力の自公とおおさか維新による議席独占の阻止を呼びかけ、公示前には尾立氏とともに街宣活動を行うなど大阪でも野党共闘をアピールしていたが、選挙期間中は別行動。「共産党は野党共闘の懸け橋だ」と訴えたが、支持をまとめきれなかった。
2209
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:15:32
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110038.html
【参院選・大阪】お維新高木、出遅れなど逆境はねのけ「本拠地2議席目」、党勢拡大象徴に…“元敵”ながらも議員団全面支援
11:14産経新聞
【参院選・大阪】お維新高木、出遅れなど逆境はねのけ「本拠地2議席目」、党勢拡大象徴に…“元敵”ながらも議員団全面支援
花束を受け取り笑顔を見せるおおさか維新の会の高木佳保里氏=10日夜、大阪市北区(山田哲司撮影)
(産経新聞)
2児の母として教育無償化への熱意を繰り返し訴えたおおさか維新新人の高木佳保里氏。今春の自民離党から間もない6月に維新候補として立候補表明した。出遅れ感は否めなかったが、最後の議席を争った共産新人の渡部結氏をかわし、大阪選挙区での「2議席目」を獲得。党勢拡大の象徴となった。
選挙戦では「自民では改革が進まない。改革を実行できるのは維新だけ」と古巣を批判し支持を広げた。
高木氏は、自身の支援のためフル稼働した大阪維新所属の大阪、堺両市議団やおおさか維新の国会議員団らを前に、立候補表明から40日足らずの短期決戦を振り返りながら、「諸先輩方のご支援で戦い抜けた」と緊張の面持ちであいさつ。「今日がスタート。『維新スピリッツ』を日本中にとどろかせたい」と決意を語り、満面の笑みで花束を受け取った。
2210
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:17:45
【兵庫】大阪と同じく民進共産共倒れ
当 末松信介 (現) 自民党 641,910
当 伊藤孝江 (新) 公明党 542,090
当 片山大介 (新) おおさか維新の会 531,165
水岡俊一 (現) 民進党 420,068
金田峰生 (新) 共産党 228,811
湊侑子 (新) 諸派 49,913
下家淳の介 (新) こころ 23,954
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk28010262000c.html
<2016参院選ひょうご>投開票 伊藤氏と片山氏が初当選 自民・末松氏、笑顔の3選(その1) /兵庫
14:14毎日新聞
◇改憲勢力が全議席獲得
第24回参院選が10日投開票され、兵庫選挙区(改選数3)では、自民党現職で党幹事長代理の末松信介氏(60)が3選を果たし、公明党新人で弁護士の伊藤孝江氏(48)とおおさか維新の会新人で元NHK記者、片山大介氏(49)がともに初当選した。県内では憲法改正に前向きな3党が改選議席を独占した。民進党は県内での参院の議席を失い、衆参合わせて国会議員は1人だけになった。共産党は改憲阻止を掲げ、野党共闘を進めたが、民進と共倒れする形になった。国政選挙では今回から初めて選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた。当日有権者数は463万1741人(男219万3516人、女243万8225人)、投票率は53・73%(男54・15%、女53・36%)だった。【参院選取材班】
改選数1増の3となり、現職2人と新人5人が争う全国屈指の激戦となった選挙戦。自民の末松氏は、比較的高い安倍政権の支持率を背景に、安定した戦いを進めた。自民県議団を軸に各種団体回りにも力を入れて保守層を引き締め、無党派層の支持も得た。
公明の伊藤氏は、自民から推薦を得たが、反発する自民県連との溝に苦しみながらも公明候補として同選挙区での24年ぶりの当選を決めた。公明幹部が頻繁に応援に駆けつけ、支持母体の創価学会もフル回転した。自民党からも県内選出の衆院議員が支援に回り、自民支持層にも一定程度食い込んだ。
片山氏は、当初、おおさか維新の会の橋下徹前代表の政界引退の影響が心配された。だが、街頭演説で「身を切る改革」を訴え、阪神間を中心に無党派層に浸透。母体となった日本維新の会時代の2013年に続く議席獲得で、支持の底堅さを印象づけた。
民進党現職の水岡俊一氏(60)は、維新の党との合流で支持層の幅を広げたが、共産との共闘に反発の声も出ていた。無党派層への広がりにも欠け、民進は、民主党時代の2013年に続き参院兵庫選挙区での議席を失い、県内では、旧民主生え抜きの国会議員はいなくなった。
共産党新人の金田峰生氏(50)は安倍政権への批判を強めたが浸透しなかった。幸福実現党新人の湊侑子氏(33)と日本のこころを大切にする党新人の下家淳の介氏(44)も支持を広げられなかった。
◇公明24年ぶり当選 伊藤氏
伊藤孝江氏の当選確実の知らせが入ると、支援者が集まった神戸市中央区の事務所は割れんばかりの拍手が湧き起こり、歓喜の渦に包まれた。
大阪で勤務する弁護士からの転身で、知名度がほぼゼロの状態からスタート。公示後は精力的に街頭演説をこなし、「県内から女性国会議員を」と女性の視点を政策に生かすとアピール。自民からも安倍晋三首相らが応援。兵庫選挙区で公明候補として1992年以来の当選を決めた。伊藤氏は「支援者の方々のお陰で勝ち抜くことができた。一人に寄り添う政治に取り組む」と力を込めた。
◇「身を切る」維新浸透 片山氏
神戸市中央区の県庁近くにある片山大介氏の事務所に当選確実の知らせが届くと、集まった支援者から大きな拍手と歓声が起こった。片山氏は「身を切る改革を実行したい。古い政治を変え、新しい政治を作っていきましょう」と日焼けした顔に笑みを浮かべて決意を述べた。
片山氏は、選挙戦でおおさか維新の大阪府・市での改革の実績をアピール。国会議員の定数や公務員の人件費削減による財源を教育の無償化に充てると一貫して主張した。大阪府知事の松井一郎代表が何度も応援に駆けつけ、無党派層にも支持を広げた。
2211
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:18:20
◇民進、議席失う 水岡氏
神戸市のJR元町駅近くにある水岡俊一氏の事務所では、支援者らが開票速報を見守った。落選が分かると深いため息が漏れた。
連合兵庫の支援を受け、3選を目指した水岡氏。組織固めを図り、公示後に岡田克也代表も2度兵庫入りしたが、民進党結党後も支持は回復せず、無党派層に浸透できなかった。共産党との野党共闘を模索したが、安倍政権への批判票を奪い合う結果となった。
県内では、旧民主党からの民進国会議員はゼロに。水岡氏は「力が及ばず、働く者に支えられた議席を失った」と支援者に深々と頭を下げた。
◇「命、尊厳」広がらず 共産・金田氏
神戸市兵庫区の金田峰生氏の事務所では、落選が確実になると集まった支援者らが肩を落とし、ため息をついていた。
金田氏は、安倍政権への批判票を掘り起こそうと、安全保障法制や憲法改正に反対する若者や女性グループとも連携。全国の1人区での野党共闘を背景に民進党は批判せず、支持拡大を狙った。公示後も県内をくまなく回り、アベノミクスやTPPへの反対を訴えたが、及ばなかった。
金田氏は「命や尊厳を守る政治を目指したが、力不足だった。憲法改悪を許さない運動を広げていきたい」と話した。
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk28010279000c.html
<2016参院選ひょうご>投開票 伊藤氏と片山氏が初当選 自民・末松氏、笑顔の3選(その2止) /兵庫
14:14毎日新聞
◇危機感をバネに圧勝
神戸市中央区の末松信介氏の事務所では、当選確実が伝えられると、日に焼けた顔に満面の笑みを浮かべた末松氏が、駆けつけた県議ら支援者とバンザイを繰り返した。
公明党の擁立による与党間の争いに、陣営は危機感を抱いた。自民県連が公示前に公明との選挙協力を事実上拒否する異例の会見を開くなど波紋は広がり、末松氏自身も「公明党と戦うのは情けないくらいつらい」とこぼすほどだったが、陣営は逆に引き締まった。末松氏は「アベノミクスを進め、景気回復の恩恵を中小企業や地方に波及させたい」と抱負を語った。
◇「改憲」どうなる? 「議論が広がらない」 憲法知ってもらうことが大事
参院選では、憲法改正の発議が可能となる3分の2(非改選も含め162議席)を与党や改憲に前向きな政党が取るかどうかも焦点となり、県内では改選3議席全てを改憲に前向きな政党が占めた。だが、選挙戦では憲法を巡る議論は一部の候補に限られた。憲法の勉強会などに取り組む関係者からは「議論が広がらない」との声も漏れる。
「明日の自由を守る若手弁護士の会」兵庫支部は、自民党が憲法改正草案を公表した翌年の2013年から弁護士が憲法について解説する「憲法カフェ」を始め、250回に達した。支部事務局長の吉江仁子弁護士は「国家と国民との関係や憲法について広く知ってもらうことが目的」と説明する。
吉江さんは今、憲法を変える必要はないと考えるが「政治的中立性が求められているが、教育現場などは萎縮している。中立性は本来、意見を言わないことではなく、いろんな意見を平等に扱うことではないか」と問い掛けている。
神戸YWCA(神戸市中央区)も13年から、憲法出前プログラムを始め、大学のゼミなどで年4〜5回開催している。「まずは憲法を知ってほしい」と、憲法と自民の草案を並べ、学生らに自由な議論を促している。
参加者らは、例えば家族に関する規定で「児童虐待をされた子どもも親を助ける義務があるのか」と問題提起するなど、身近なテーマで議論が白熱するという。担当者は「条文を読んでもらうといろんな発見がある」と話す一方、「憲法について知ろうとする人は一握り。どうすれば議論がより広がるのか」と模索する。【久野洋】
2212
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:18:30
………………………………………………………………………………………………………
■視点
◇格差是正へ知恵出して
今回の参院選兵庫選挙区で論戦となるべき大きなテーマの一つは「格差」への対応だったと思う。与党は、大企業や東京に偏るアベノミクスの恩恵を中小企業や地方に波及させると訴え、野党は、非正規雇用対策や教育無償化などを掲げた。参院議員の任期は6年。格差是正の成果を出す責務がある。
10年前の第1次安倍政権誕生時、私は麻生太郎財務相の地元の福岡県の旧産炭地に勤務していた。前身の小泉政権下で経済は好調だったはずだが、地元企業は「景気回復を感じない」と頭を抱えていた。2008年秋のリーマン・ショックによる派遣労働者の大量解雇を経て、格差の問題が再びクローズアップされた。
参院選に向けた連載「夏に問う」でも、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が発効した場合の競争に危機感を持つ農家や老老介護で困窮する家庭、子どもの貧困問題などを取り上げた。経済指標上で景気は回復していても、格差の内容はより深刻化しているというのが実感だ。
投票日が近づくにつれ選挙戦は過熱した。だが、具体的に格差の問題にどう取り組むのか、見えてこなかった。憲法改正にどういうスタンスを取るのか、与党の候補者がほとんど語ることがなかったのも残念だ。
人口減少時代に突入し、地方が抱える格差への対応は待ったなしだ。当選議員には政党間の批判合戦を超えて「良識の府」にふさわしい知恵を出し合ってほしい。【井上元宏】
2213
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:20:06
【福岡】民進が1位ってことが特筆かな?
当 古賀之士 (新) 民進党 670,392
当 大家敏志 (現) 自民党 640,473
当 高瀬弘美 (新) 公明党 467,752
柴田雅子 (新) 共産党 195,629
森上晋平 (新) おおさか維新の会 93,683
竹内信昭 (新) 社民党 55,017
石井英俊 (新) こころ 30,909
船戸タキ子 (新) 無所属 16,047
吉冨和枝 (新) 諸派 15,743
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk40010299000c.html
<2016参院選ふくおか>民進トップ 与党は2議席(その1) /福岡
14:29毎日新聞
アベノミクスなど経済政策の他、社会保障の充実、安全保障法制を含む憲法問題を争点にした第24回参院選が10日投開票された。福岡選挙区(改選数3)は即日開票の結果、民進新人の古賀之士さん(57)が旧民主時代から過去5回自民と分け合った議席をトップ当選で守った。24年ぶりに増えた1枠には公明新人の高瀬弘美さん(34)が入り、1992年以来の同党の議席を回復させた。自民現職の大家敏志さん(48)は2回連続のトップはならなかった。
共産新人の柴田雅子さん(32)と社民新人の竹内信昭さん(63)は、市民団体「市民連合ふくおか」の推薦を受け、安倍政権批判と改憲反対を軸に訴えたが及ばなかった。おおさか維新新人の森上晋平さん(32)は行政の無駄の削減などを呼び掛けたが広がりに欠けた。日本のこころ新人の石井英俊さん(39)は減税による経済活性化、幸福新人の吉冨和枝さん(57)は改憲による国防の強化、無所属新人の船戸タキ子さん(58)は子供の道徳教育の制度化などをそれぞれ訴えたが、いずれも伸び悩んだ。
18歳選挙権の導入で有権者数は増え、投票率は前回を3・49ポイント上回る52・85%となった。【門田陽介】
◇古賀さん転身、初当選 「国民と政治、距離縮める」
民放の看板アナウンサーから初当選を果たした民進の古賀さんは、福岡市博多区の事務所で支援者らに感謝の言葉を述べ、「喜び以上に責任の大きさを感じている。発信力を磨き、国民と政治の距離を縮めるお手伝いをしたい」と語った。
昨年11月、大久保勉参院議員(55)が突然の公認辞退を表明。後継を託されたのが古賀さんだった。県連の公募を経て公認が決まってからは、支援組織や市民団体の集会を精力的に回った。なぜ国政を目指すのか、なぜ民進党なのか、自身のバックボーンやテレビ局時代の経験を交え丁寧に説明してきた。
公示後は、安保法制や表現の自由を巡る「政治への危機感」を前面に出し、選挙ポスターはトレードマークの笑顔を封印した。街頭や個人演説会では、医療や介護の負担に上限を設ける総合合算制度や育児コーディネーターの創設、給付型奨学金の拡充などを掲げ、「憲法改正より経済政策を」と訴えた。
民進党として臨んだ初の参院選。県連は60万票の得票目標を掲げ、高い知名度を生かした保守層への浸透にも期待をかけた。逆風に苦しんだ前回選と比べ一定の支持層を取り戻し、無党派層の一部も取り込んで最終盤に抜き去った。【林由紀子】
◇自民、大家さん再選 組織戦徹底 「党の底力に感謝」
安倍政権の実績を強調し「アベノミクスの推進しかない」と訴え続けた自民の大家さんが、徹底した組織戦で手堅く選挙戦を進め、再選を果たした。選対幹部や支援者らが開票を待った福岡市内のホテルには、午後8時過ぎに当確の一報が入り、大家さんは「自民党の底力に感謝したい」と深々と頭を下げて拍手と歓声に応えた。麻生太郎副総理兼財務相も「我々の力不足で、1番にすんなりとはいかなかったが、6年間の実績を評価していただいた」と話した。
1期6年で財務政務官などの実績を積み重ねた大家さんは、昨年夏に党公認を得ると、古巣の自民県議団から全43議員が直筆で署名した推薦状を取り付け団結をアピールした。
改選数1増を受け一部国会議員を中心に2人目の擁立を模索する動きが春先まで続き、24年ぶりの公明候補を党本部が推薦。大家さんも「厳しい形だった」と話す。
それでも県内11小選挙区の選対組織が、推薦を受けた県農政連など各種団体と連動して支持層を固め、県連は「2人目問題などで逆に一枚岩となり、70万票の目標に向かって走れた」と振り返ったが、民進・古賀さんの終盤の猛烈な追い上げにかわされた。【門田陽介、尾垣和幸】
2214
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:20:51
◇公明、高瀬さん感涙 24年ぶり党に議席 「女性、高齢者に輝きを」
「右も左も分からなかった私に、皆様が道を示してくださり、ここまで歩いてくることができました」。公明の高瀬さんは、党の悲願だった改選3枠目の獲得が決まると、支援者が詰めかけた福岡市東区の事務所で目に涙を浮かべた。
公明党が福岡選挙区を戦ったのは、最後に改選数が3だった1992年以来。必勝を期する党は、東ティモールで女性外交官として活躍していた高瀬さんに白羽の矢を立てた。
昨年9月に外務省を辞した高瀬さんは「子育て世代の女性や高齢者らが輝く社会を実現する」と訴え、全域で地方議員らの集会などに参加して支持層へ浸透。党幹部も繰り返し福岡に入り、てこ入れをした。
さらに、安倍晋三首相と並ぶポスターやリーフレットで「自民党本部推薦」を強調。街頭演説では「自公安定政権の継続」を呼び掛けた。菅義偉官房長官らが個人演説会に駆けつけるなどの支援もあり「福岡での自公過半数」に結びつけた。【門田陽介、志村一也】
◇共産、柴田さん届かず 「手応えはあったが残念」
反自公層の受け皿の立場をアピールすることで一定の支持を集めた共産の柴田さんだが、改選数が増えた福岡選挙区で目指した党として初の議席獲得はならなかった。
同選挙区の3議席目に他候補の当選確実が伝わると、党関係者が集まった福岡市博多区の事務所は重い雰囲気に包まれた。柴田さんは「ブラック企業根絶などの訴えは手応えがあった。残念だが、得たものは大きい」と目をうるませた。また改憲についても「この結果で国民が9条改憲などを認めたわけではない」とけん制した。
昨年11月の立候補表明後、新聞奨学生として働きながら大学に通った経験から、返済不要の奨学金制度の創設などの訴えを展開し、安保関連法の廃止や改憲阻止も強調した。
党県委員会も「かつてなく反応がよい」と選挙期間中のてこ入れを強化。党幹部の応援を増やし、選挙ポスターの張り替えなど無党派層を意識した訴えを展開したが、及ばなかった。【吉川雄策】
◇投票率52.85% 前回3.49ポイント上回る
県選管が発表した福岡選挙区の確定投票率は52・85%(前回2013年49・36%)。男女別は男52・57%、女53・10%で、女性がやや上回った。
期日前投票は64万7907人で、前回よりも約11万4000人増えた。各陣営は最終盤まで投票を呼び掛け、2回連続の50%割れは避けられた。【門田陽介】
2215
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:21:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk40010309000c.html
<2016参院選ふくおか>民進トップ 与党は2議席(その2止) /福岡
14:29毎日新聞
◇十分に浸透せず 無所属・船戸さん
無所属の船戸さんは立候補表明が公示直前と出遅れた上、地盤も看板もない中、有権者に十分浸透できなかった。選挙戦ではインターネットを使った発信に力を入れ、商店街などを歩いて女性が活躍できる社会の実現に向けた環境整備や定年の延長、子どもの道徳教育の制度化などを訴えたが、届かなかった。【林由紀子】
◇「5度目」実らず 幸福・吉冨さん
衆参合わせて5度目の国政選挙に挑んだ幸福の吉冨さんは、教育改革や外交・防衛論を軸に支持を訴えたが、最後まで広がりに欠けた。
県内全域で精力的に遊説とミニ集会を重ね、善悪の価値観などを教える「宗教教育」や、憲法9条改正、国防強化などの政策を提案したが、支持が伸び悩んだ。【門田陽介】
◇「落下傘」広がり欠く おおさか維新・森上さん
維新の森上さんは、党の公募を経て福岡選挙区からの立候補を決めたいわゆる落下傘。個人演説会は開かず、街宣車で団地や住宅街を重点的に回る「空中戦」を展開した。公示直前には松井一郎代表、期間中には馬場伸幸幹事長が来援したが、党の顔だった橋下徹前代表の不在で厳しい戦いを強いられた。衆院議員らの支援を受け、道州制の実現や教育の完全無償化、憲法改正などを訴えたが、支持を広げられなかった。【林由紀子】
◇党勢退潮、出遅れ響く 社民・竹内さん
社民が9年ぶりに公認候補として擁立した竹内さんは、思うように支持拡大できず、議席獲得につながらなかった。35年の教員生活で経済的に苦しい多くの高校生と接した経験から「親の経済力で人生が左右される子どもをなくす」と格差是正を前面に訴え、高校授業料の完全無償化などを強調。だが党の衰退傾向や、野党統一候補擁立の見極めで立候補表明が遅れたことなどが重なり、終盤になっても支持は伸びなかった。【吉川雄策】
◇候補乱立の中で埋没 こころ・石井さん
日本のこころの石井さんは、9候補が乱立した中で埋没した。
石井さんは経済格差に苦しむ保守層の受け皿になろうと「5%への消費減税で経済を活性化し、デフレ脱却につなげる」と自民党との違いを主張。都市部を重点的に回って支持を求めた。
昨年12月に「次世代の党」から党名変更し、自主憲法制定などを強調。党のテーマソングを選挙カーから流すなどして支持拡大を図ったが、及ばなかった。【吉川雄策】
〔福岡都市圏版〕
2216
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:26:58
【共産党】
>>56
大門実紀史:近畿 【当選】
田村智子:東京 【当選】
岩渕友:北海道・東北 【当選】
奥田智子:北関東
椎葉寿幸:南関東
武田良介:東海・北陸信越 【当選】
春名直章:中国・四国
伊勢田良子:九州・沖縄
*市田忠義も当選
2217
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:28:52
【公明】7議席目獲得!宮崎勝って誰ですかね?
確 長沢 広明 (現) 942,266
確 秋野 公造 (現) 612,066
確 横山信一 (現) 606,897
確 熊野正士 (新) 605,226
確 谷合正明 (現) 478,175
確 浜田昌良 (現) 388,473
確 宮﨑勝 (新) 18,571
竹内真二 (新) 7,488
2218
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:36:11
自民比例候補
【業界団体】
○2013当選の団体
【当選】徳茂雅之 54 新 全特相談役 全国郵便局長会 429千
【当選】藤木真也 49 新 (元)JA青協会長 全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)338千
【当選】宇都隆史 41 現《1》〈額〉 (元)外務政務官 自衛隊 326千
【当選】自見英子 40 新 日医連参与 日本医師連盟 249千
【当選】足立敏之 62 新 (元)国交省技監 全国建設業協会 215千
【当選】藤井基之 69 現《2》〈岸〉 (元)文科副大臣 薬剤師会 204千
【当選】高階恵美子 52 現《1》〈細〉 党女性局長 日本看護連盟 201千
【当選】山谷えり子 65 現《2》〈細〉 (元)国家公安委長 神道政治連盟 191千
≪落選≫増山寿一 53 新 (元)独立法人理事 中小企業基盤整備機構理事 178千
○2013落選の団体
≪落選≫畦元将吾 58 新 医療団体役員 日本放射線技師連盟 2013年自民比例出馬落選 28千
【当選】宮島喜文 64 新 医療団体会長 日本臨床衛生検査技師会長 赤石清美の後継18千
○2013擁立してない団体
【当選】水落敏栄 73 現《2》〈岸〉 (元)文科政務官 日本遺族会
【当選】進藤金日子 52 新 全国土改連顧問 全国土地改良政治連盟
【当選】小川克巳 64 新 医療団体副会長 日本理学療法士協会
*歯科医は献金問題で2016擁立断念
>>887
【ご当地】
≪落選≫大江康弘 62 元《2》 (元)参国交委員長 和歌山 2013落選
≪落選≫竹内功 64 新 (元)鳥取市長 鳥取 【合区救済】
【当選】中西哲 64 新 (元)高知県議 高知 【合区救済】
【当選】山田宏 58 新 (次) (元)衆院議員 東京
【当選】園田修光 59 新 (元)衆院議員 鹿児島 2013落選
【有名人 その他】
【当選】阿達雅志 56 現《1》 参国土交通委員 佐藤信二・元衆院議員の娘婿(山口)
【当選】片山さつき 57 現《1》〈二〉 党総務副会長 天台宗
≪落選≫堀内恒夫 68 現《1》 党文科副部会長 巨人監督
≪落選≫伊藤洋介 52 新 作家 東京プリン 2013落選 【ネット候補・最下位落選】
【当選】今井絵理子 32 新 歌手 SPEED
【当選】青山繁晴
2219
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:40:17
旧維新全滅
労組と立正佼成会と有田・・・
【労組など】
○2013当選の団体
【当選】浜口誠 51 新 自動車総連役員 自動車総連 271千
【当選】小林正夫 69 現《2》 (元)厚労政務官 電力総連 235千
【当選】江崎孝 59 現《1》 参沖北特委員長 自治労 235千
【当選】那谷屋正義 58 現《2》 (元)文科政務官 日教組 176千
【当選】石橋通宏 50 現《1》 党国際副局長 情報労連 167千
【当選】矢田稚子 50 新 労組役員 電機労連 152千
○2013落選の団体
【当選】川合孝典 52 元《1》 ゼンセン顧問 ゼンセン 138千
【当選】難波奨二 57 現《1》 参院決算委理事 JP労組 120千
≪落選≫轟木利治 56 元《1》 基幹労連顧問 基幹労連 103千
○2013擁立してない団体
≪落選≫田城郁 56 現《1》 参国土交通委員 JR総連 (生活・山岡を支援)
≪落選≫森屋隆 48 新 私鉄総連局長 私鉄総連 (2010擁立落選)
≪落選≫藤川慎一 52 新 JAM副会長 JAM
【ご当地】
≪落選≫田中直紀 75 現《3》 (元)防衛相 新潟
≪落選≫前田武志 78 現《2》 (元)国土交通相 奈良
≪落選≫大河原雅子 63 元《1》 (元)都議 東京
≪落選≫小野次郎 62 現《1》(維) 党副代表 山梨
≪落選≫柴田巧 55 現《1》(維) 参院議運委員 富山
出馬せず 寺田典城 75 現《1》(維) 参院総務委理事 秋田
【有名人 その他】
【当選】白真勲 57 現《2》 (元)内閣府副大臣 立正佼成会?
【当選】藤末健三 52 現《2》 (元)総務副大臣 立正佼成会?
【当選】有田芳生 64 現《1》 参院法務委理事
≪落選≫西村正美 52 現《1》 歯科医師 日歯連の支持は得られず
≪落選≫鎌谷一也 63 新 畜産農協組合長
>>1122
2220
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:40:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000e010355000c.html
<参院選>著名人4人当選 自民・青山氏、最多47万票
12:51毎日新聞
<参院選>著名人4人当選 自民・青山氏、最多47万票
著名人候補の得票
(毎日新聞)
10日投開票の参院選比例代表には知名度の高い「著名人」が8人立候補し、4人が当選した。
最多得票は自民党が擁立したジャーナリスト、青山繁晴氏(63)の47万票。同党では、人気歌手グループ「SPEED」の今井絵理子氏(32)も31万票を得た。「テレビなどのメディアを通じて知名度のある候補」を著名人と定義した。票数はいずれも11日午前11時現在。
自民党は青山、今井両氏を含め、各党で最多の4人を立てた。再選を目指した元プロ野球選手の堀内恒夫氏(68)、作家の伊藤洋介氏(52)はいずれも落選した。
民進党はジャーナリストの有田芳生氏(64)が20万票で当選し、社民党は弁護士の福島瑞穂副党首(60)が25万票で4選を果たした。
3月に施行された安全保障関連法の廃止を訴えて結成された政治団体「国民怒りの声」は比例代表で議席を獲得できなかった。慶応大名誉教授の小林節氏(67)は得票が伸び悩んだ。
参院選比例代表は2001年から、政党名票だけでなく個人名票でも投票できる「非拘束名簿式」が導入された。
01年は舛添要一氏(自民)が158万票、04年は竹中平蔵氏(同)が72万票を獲得し、集票力の高さを見せつけた。
しかし、13年に日本維新の会(当時)で当選したアントニオ猪木氏は35万票にとどまった。【小山由宇】
2221
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:41:06
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160711k0000e010367000c.html
<参院選>旧みんなの党出身、明暗分かれる
13:29毎日新聞
かつて政界の「第三極」として注目され、2014年11月に解党した旧みんなの党出身の議員経験者は今回の参院選で、自民党、民進党、おおさか維新の会などから立候補したが、結果は明暗が分かれた。
無所属で神奈川選挙区から当選した中西健治氏は、自民党から追加公認された。14年衆院選で落選した元みんな代表の渡辺喜美氏は、おおさか維新の会の比例代表候補になり、議員に返り咲いた。
民進党からは4人が立候補し、神奈川選挙区で真山勇一氏が当選したが、千葉選挙区の水野賢一氏、比例代表の小野次郎氏と柴田巧氏は落選した。水野氏以外の3人は旧維新の党から民進党に合流したが、「新党効果」を生かせなかった。
新党改革の比例代表候補になった山田太郎氏は約29万票を集めたが、同党が議席を獲得できず、落選した。田中茂氏、寺田典城氏、江口克彦氏、松田公太氏は参院選に立候補しなかった。【小山由宇】
2222
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:42:14
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110072.html
【参院選】公示前にフェイスブックで出陣式案内 おおさか維新で落選の三宅博氏、公選法抵触か
18:09産経新聞
参院選(10日投開票)におおさか維新の会の比例代表候補で出馬、落選した元衆院議員の三宅博氏(66)が、公示前日の6月21日に交流サイト「フェイスブック」(FB)で出陣式への参加を呼び掛ける投稿をしていたことが11日、分かった。大阪府選挙管理委員会によると、公示前の選挙運動であれば、事前運動を禁じる公選法に抵触する恐れがあるという。
FBには6月21日午後、参院選への立候補のほか、出陣式の開催場所や日時を案内する投稿があり、「ご臨席いただき激励を賜りますよう、謹んでご案内申し上げます」などと記されていた。産経新聞の取材に応じた三宅氏は、「FBの書き込みは担当者に任せており、チェックが不十分だった」と説明。投稿は既に削除したという。
三宅氏は平成11〜21年まで大阪府八尾市議を務め、24年12月の衆院選で日本維新の会から比例近畿ブロックで立候補し、初当選。26年12月の衆院選には次世代の党から大阪14区に出馬したが落選した。
2223
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:43:19
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-564394.html
【参院選】三宅洋平氏落選も25万票超え 選挙フェスが示した新たな可能性
16:30東スポWeb
【参院選】三宅洋平氏落選も25万票超え 選挙フェスが示した新たな可能性
左から三宅洋平氏、山本太郎参院議員
(東スポWeb)
東京選挙区から出馬した無所属の三宅洋平氏(37)は「選挙フェス」という音楽と政治を組み合わせた独自の選挙活動で奮闘するも落選となった。
選挙期間中、渋谷では女優の一色紗英(39)とXJAPANのギタリスト・SUGIZO(47)、品川では俳優の窪塚洋介(37)、格闘家の山本KID徳郁(39)が応援演説に駆けつけるなど各界の著名人から支持を集め、9日に行われた「選挙フェス」は渋谷ハチ公広場で行われる予定を急きょ変更。陣営関係者によると、多くの聴衆が見込まれたことから品川駅港南口に変更し、2万人近くが集まったという。
しかし、いざ開票が始まるとすぐに当選困難な状況が明らかに…。
結果判明後の会見で三宅氏は「4週間の選挙活動を支えてくれたのは全員ボランティア。政党票相手の(選挙の)難しさを感じたが、25万人を超える皆様が目覚めた。新しい政治勢力ができたことを確信しています」と充実した表情を見せた。
また、三宅氏を推薦した山本太郎参院議員(41=生活の党と山本太郎となかまたち共同代表)も会見に同席し「彼の表現力は政治に必要だと思っている。(この結果は)始まりにすぎない」と健闘をたたえ、最後は「選挙フェス」らしく、湧き起こった洋平コールと太郎コールでにぎやかに締めくくられた。
三宅氏は2013年の参院選に比例代表で立候補し、落選議員では最多得票の17万6970票を得るも落選。今回、東京選挙区で25万票を超えた。この現象をどのように捉えるべきなのだろうか?
社会学者で東京工業大学の西田亮介准教授は「前回よりも票を積み増しており、選挙フェスは政治的なことが分からない人を取り込もうとする選挙運動の手法として精度を高めているといえる。そこに参加している人もSEALDs(シールズ)よりも多様性があり、三宅さんは着々と基盤を作っている」と分析。その上で「安定した政治的基盤になる可能性もあるが、教祖化したり過激化の可能性も否めない。どちらへ向かうか、今後も注視が必要だろう」と提言した。
果たして“祭りの後”から生まれるものは何なのか…。
2224
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:46:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110045.html
【参院選】「脱橋下」お維新躍進「もう風頼みでない。大阪では与党として戦えた」…国政で存在感、都構想へも弾み
12:34産経新聞
【参院選】「脱橋下」お維新躍進「もう風頼みでない。大阪では与党として戦えた」…国政で存在感、都構想へも弾み
平成27年12月、手を振りながら大阪市役所を退庁する橋下徹氏
(産経新聞)
橋下徹前代表が政界引退してから初の本格的な国政選挙を迎え、「橋下商店」から脱却できるかが注目されたおおさか維新。選挙区で3、比例代表で4の計7議席を獲得し、躍進した。「改憲勢力」として国政で一定の影響力を確保するとともに、2議席を獲得した本拠地・大阪では看板政策「大阪都構想」の再挑戦にはずみがつきそうだ。
橋下氏不在による発信力低下が党内でも不安視された選挙戦。躍進を支えたのは、大阪を中心とした関西で築き上げた地盤だ。
比例代表でおおさか維新が得た約515万票の4割以上を関西で獲得。約130万票でトップだった大阪をはじめ、多くの府県で上位に食い込んだ。選挙区でも、関西の改選計12議席のうち自民に次いで多い3議席を獲得した。
特に大阪選挙区では改選数4のうち2人を通し、得票数も前回選の約105万票(当時は日本維新の会)から、2人で計約140万票と上積みした。ある幹部は「もう風頼みではない。大阪では完全に与党として戦えた」と自信をみせた。
大阪での完勝は、都構想の再挑戦の大きな後押しとなる。設計図を練り直し、改めて都構想の是非を問う住民投票を実施したい維新だが、そのために必要な大阪府市両議会の過半数は確保できておらず、他党の協力が不可欠だ。
「参院選の結果が都構想賛成の意思表示だとは思っていない」。代表の松井一郎大阪府知事は10日夜の記者会見で慎重な態度を貫いたが、他党からは「都構想への態度を考えなければならないだろう」(自民府連関係者)との声が上がる。
国政では、非改選の5議席と合わせて単独で法案を提出できる11議席を満たした。次期国会で早速、政治資金規正法の改正案を提出する方針だ。
憲法改正についても、会見で「中身の真面目な議論をしたい」と意欲をみせた松井氏。ただ、自民が改憲項目の候補とする緊急事態条項創設などには、「反対だ」と断言した。
改憲議論の進み方次第では、維新が提出した法案を自民は簡単には無視できなくなるという状況が生まれる。同席した馬場伸幸幹事長も「(維新の改憲案に)賛成してもらえないなら、別に(自民案に)賛成する必要もない」と自民側を牽制(けんせい)した。
国政の場でいかに存在感を高めるのか。松井氏は党名変更も示唆しつつ、「(他党に)相手にされなくても、大きな壁に当たっていく姿を国民にみていただく」と強調した。
2225
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:47:20
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/185459
女子アナ&キャスター 参院選“元テレビ美魔女”候補の明暗
2016年7月11日
左上から時計回りに平山佐知子、林久美子、永江孝子、徳永エリ、石井苗子、伊藤孝恵の各氏(C)日刊ゲンダイ
左上から時計回りに平山佐知子、林久美子、永江孝子、徳永エリ、石井苗子、伊藤孝恵の各氏(C)日刊ゲンダイ
今回も各地でテレビ界出身の“花”が舞った。
静岡(改選数2)の新人、平山佐知子(静岡・45・民進)は元フリーアナウンサー。2013年まで14年間、NHK静岡のニュース番組で契約キャスターを務め、「静岡の膳場貴子」とも。知名度は抜群で、自民支持者にもファンが多い。トップ当選に注目が集まったものの、自民の現職、岩井茂樹(48)の組織力の前に後塵を拝した。
衆院から転身した愛媛(改選数1)の永江孝子(愛媛・56・無所属)は元南海放送アナ。12、14年の衆院愛媛1区で塩崎厚労相と激戦の末、連続して敗れ、3度目の正直が期待された。学生食堂を回るなど若者の票も掘り起こしたが、1万票差で泣いた。
女子アナじゃないが、定数1増の愛知(改選数4)の新人、伊藤孝恵(愛知・41・民進)は元テレビ大阪記者→資生堂→リクルートというキャリアウーマンだ。「民進王国」で同じ民進現職、斎藤嘉隆(53)と票を分け合い、早々と当確。
同じく定数1増の北海道(改選数3)の徳永エリ(北海道・54・民進)は元テレビリポーター。自民と民進がそれぞれ2人を擁立、混戦模様になったが、約20万票あるといわれる“ムネオ票”が不発に終わり、元道議の自
民新人、柿木克弘(48)に競り勝った。
滋賀(改選数1)の現職、林久美子(滋賀・43・民進)は元びわ湖放送のキャスターで、13年に自民の世耕官房副長官と再婚。野党共闘で自民新人の小鑓隆史(49)をねじ伏せるとみられたが、夫婦でねじれ選挙ばかりがクローズアップされ、失速。苦杯をなめた。
女優で元キャスターの石井苗子(比例・62)はおおさか維新の比例で初出馬。
「同党の中では知名度が高く6万台の得票で滑り込めた。選んだ政党が正解です」(永田町関係者)
国政に“タックル”を決めた。
2226
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:48:59
俺は比例はここに投票しました
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160711k0000e040328000c.html
<参院選>誤認便乗?「支持政党なし」 得票64万票
11:26毎日新聞
<参院選>誤認便乗?「支持政党なし」 得票64万票
「支持政党なし」のポスター4枚が並ぶ掲示板(一部画像を処理しています)=東京都杉並区で2016年7月1日午後0時34分、早川健人撮影
(毎日新聞)
10日に投開票された参院選比例代表で、政治団体「支持政党なし」の得票が64万票を超えた。無党派の有権者が「どの政党にも入れない」つもりで投票してしまう可能性を、団体側も認識していたという。公職選挙法には抵触しないが、専門家は「制度の盲点を突いた行為で選挙の冒とくだ」と批判している。
「支持政党なしという名前、素晴らしいと思いませんか。間違えて投票する人がいると思いますが『支持政党がない』という思いは裏切っていません」
7日夕、東京・上野で佐野秀光代表(45)が声を張り上げた。演説後の取材に「有権者の勘違いを期待して名称をつけたわけではない」と笑った。
佐野氏は東京都大田区にある情報通信関連会社の社長。学生時代は自民党学生部に入っていたという。2009年から率いる政治団体の名称を「新党本質」「安楽死党」と変え、13年から「支持政党なし」を使用。新党本質だった09年の衆院選比例代表北海道ブロックでは7399票だったが14年衆院選の同ブロックで10万票余を獲得。総務省によると、「なし」とだけ書かれた票は従来は無効票とされていたが、「支持政党なし」が出て以降は各開票所の責任者が判断しているという。
政策は「一切なし」。既存政党の政策にインターネット上で賛否を問い、結果に応じて国会で議決権を行使するという。佐野代表は「気に入っている名称なので、しばらく使うつもり」と語った。
西川伸一・明治大教授(政治学)は「紛らわしい名称で有権者の誤認に便乗しようという考えが明らか。政党の主張を支持して投票する人に非礼を働いている」と分析。「議員が負うべき責任をネットに転嫁しているだけ」と批判する。松本正生・埼玉大教授(政治意識論)は「白票と似た意味の既存政党批判票を狙っているのだろうが、選挙そのものを冒とくしている」と非難。一方で「憲法は結社の自由を保障している。世間の良識でクリアしていくしかない」と語った。【鳴海崇】
2227
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:50:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk01010166000c.html
<2016参院選>民進、歓喜2議席 自民、苦渋1議席(その1) /北海道
10:41毎日新聞
◇徳永氏、政権批判奏功 鉢呂氏、国政復帰果たす
民進党の2陣営が歓喜の渦に包まれた。10日に投開票された参院選で、道選挙区(改選数3)は民進現職の徳永エリ氏(54)、新人の鉢呂吉雄氏(68)が議席を獲得。自民党は現職の長谷川岳氏(45)=公明党推薦=の1議席にとどまり、新人の柿木克弘氏(48)=同=は涙をのんだ。喜びに沸く民進の2陣営に対し、自民道連は2議席獲得に失敗し、幹部は苦渋の表情を浮かべた。投票率は56・78%。当日有権者数は461万3374人だった。
◆徳永氏陣営
民進道連最大の支持母体・連合北海道の支援を受けた徳永氏が再選を決め、札幌市中央区の事務所に集まった支持者らは安堵(あんど)の表情を浮かべた。徳永氏は「安倍政権は『強い国』というが、道民は強さではなく安心を望んだ。格差解消に力を尽くしたい」と決意を述べた。
選挙戦では「参院選は日本の転換点になるだろう。安倍政権は憲法を『みっともない』と言い、戦後民主主義を否定している」などと激しい政権批判を展開。一方で、選挙権年齢の18歳以上への引き下げを受け、若者の労働問題を取り上げながら、「『国会のお母さん』として若者の声を国会に伝えたい」などと訴えた。
連合北海道の組織力に助けられる「守りの選挙」となり、街頭演説よりも団体などへのあいさつ回りを行い、組織票固めに奔走した時期もあった。1期6年間の議員生活では週末に道内入りし、支援者らと対話して地方重視の姿勢を示してきた。今回の選挙戦でも大票田・札幌市に滞在したのはわずか5日間。常に地方の声を拾う姿勢が奏功した形だ。【藤渕志保】
◆鉢呂氏陣営
元経済産業相の鉢呂氏が、3年ぶりの国政復帰を果たした。民進2人目の公認候補として、4月に出馬表明。他の候補より出遅れたが、「一日も休まず全道を巡り、ポスターを張って回った」という豊富な選挙運動が奏功、参院に初当選した。
選挙戦では、無党派層の多い札幌圏を中心に活動を展開。さらに今回から選挙権を得た18、19歳を含む若い世代を重視する政策を打ち出した。また党随一の農業通として環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対などを訴え、衆院議員時代の地盤である後志地方などで支持を広げた。
高い知名度に加え、豊富な政治経験もアピール。さらに「憲法改正を堂々と問うこともなく、改正手続きの要件緩和ばかりを先行させる安倍政権の手法は、立憲主義の本旨に反する」と訴え、護憲派や反安倍政権の受け皿にもなった。
鉢呂氏は万歳三唱の後に意気込みを問われ「TPPに断固反対し、最低でも再交渉を求めていきたい。声を受け止め切れていない、若い皆さんと政治との懸け橋にもなりたい」と力を込めた。【野原寛史】
◆比例代表
◇公明・横山氏、再選果たす
北海道・東北ブロック重点候補として比例代表に立候補した公明党現職の元道議、横山信一氏(56)が再選を果たした。農林水産政務官時代に魚などの検疫を強化した実績をアピールし、農林水産業の振興などを公約していた。また、「継続と安定か、混乱かを選択する重要な選挙だ。公明に力を与えてほしい」と訴えていた。【一條優太】
◇こころ・佐藤氏、支持広がらず
日本のこころを大切にする党新人の佐藤和夫氏(69)は支持が広がらず、当選ラインに及ばなかった。元自衛官の佐藤氏は駐屯地周辺を中心に街頭演説。「米国に押しつけられた憲法を改正すべきだ」と改憲を主張したほか、「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で食料自給率が下がろうとしている中、中国が南シナ海で日本の通商ルートを脅かしている。政府は自給率を上げる政策を取るべきだ」と訴えていた。【日下部元美】
2228
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:50:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk01010169000c.html
<2016参院選>民進、歓喜2議席 自民、苦渋1議席(その2止) /北海道
10:41毎日新聞
◇長谷川氏、盤石の再選
YOSAKOIソーラン祭りを創設した長谷川氏は高い知名度を生かし、再選を果たした。開票が始まった午後8時になるとほぼ同時に当選確実の一報が入り、札幌市中央区の事務所には大きな歓声と拍手がわいた。長谷川氏は「当選の余韻を感じるのではなく、明日から始動できるよう頑張りたい」と喜びの心境を語った。
改選議席の1増に伴い、自民党は今回、長谷川氏と元道議の柿木氏の2人を公認。道連や道議の支援は柿木氏に集中したが、長谷川氏陣営は公示後、道内179市町村のうち169市町村を回って支持を広げた。
今回は定住人口の減少対策などを公約。具体的政策として外国人観光客を中心とした交流人口の拡大や、情報通信技術(ICT)を活用した農業の促進を挙げ、「地域の経済循環を促す施策が重要だ」などと訴えていた。
また、憲法改正については「国民的な議論を経て憲法改正を目指すことが基本的な立場。環境権などへの対応が急務であり、時代の変化に応じて憲法を見直すのは当然のことだ」と主張していた。【一條優太】
◇柿木氏、知名度不足響く
国政初挑戦の柿木氏が、議席獲得を逃した。知名度不足に悩み、当初から劣勢が伝えられただけに、札幌市中央区の事務所は重苦しい雰囲気に包まれ、関係者は口を真一文字に結んだ渋い表情で開票速報を見つめていた。
元道議の柿木氏は今回、自民道連の公募に応じ、選考に通った岩本剛人道議と2人目の公認候補枠を争った。道議51人と道連会長の伊達忠一参院議員ら国会議員3人の計54人が昨年12月に投票した結果、柿木氏が30票を獲得し、公認候補に選ばれた。道議を辞職した6月には「政治生命をかけた戦い」と参院選に臨む覚悟を語っていた。
選挙戦では「道議会の政策通」としてアピール。「地方を粗末にしたら、北海道の発展はない」などとして札幌一極集中の解消や給付型奨学金制度の創設、五輪・パラリンピックの札幌開催誘致の実現などを訴えた。同僚の道議や道連の手厚い支援に加え、公明党や地域政党「新党大地」の推薦を得た。さらに公示後は道内のほぼ全ての市町村を回ったが、知名度不足を補えなかった。【三沢邦彦】
◇共産・森氏、挑戦実らず
前回2013年参院選、14年衆院選に続く国政挑戦3回目の共産党新人の森英士氏(38)は、自民、民進の壁を崩せず、「三度目の正直」を果たせなかった。共産は今回、「野党共闘をしなくても、自民、民進が票を食い合えば、3番目の議席は十分狙える」(道委員会幹部)と独自候補を擁立し、1989年以来27年ぶりとなる道選挙区の議席獲得を目指していた。
森氏は今回、無党派層の取り込みを目指し、道内300カ所で街頭演説。「私たちの生活が苦しく、先が見えないのは自己責任ではない。政治の方向が間違っているからだ」と安倍政権を批判した。認可保育園の増設や最低賃金の引き上げを訴え、子育て世代や若者の支持拡大を目指した。【安達恒太郎】
◇投票率56.78% 前回を2.37ポイント上回る
道選挙区の投票率は56・78%となり、前回2013年参院選を2・37ポイント上回った。今回の選挙は改選数が2から3に増え、自民、民進両党が各2人を擁立。激しい選挙戦となり、自民は安倍晋三首相や菅義偉官房長官、民進は岡田克也代表らを投入したことなどが影響したとみられる。
一方、期日前投票は有権者の約16%に当たる73万9134人が利用した。【袴田貴行】
2229
:
チバQ
:2016/07/11(月) 21:50:47
……………………………………………………………………………………………………
■解説
◇争点見えない「内向き神経戦」
単なる「陣取り合戦」に終始した18日間の選挙だった。参院道選挙区は改選数が増え、自民、民進両党がそれぞれ2人を公認。計10人が立候補し、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」や社会保障のあり方、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)などを争点に舌戦を繰り広げた。
しかし、選挙戦の内実は、保守と革新勢力がそれぞれ身内の票を奪い合う「内向きの神経戦」(野党陣営)だった。このため、各種争点の対立軸が見えづらく、耳に心地よい公約ばかりが並んだ。
最大の争点になるとみられた憲法改正も、自民陣営は「有権者の関心が低い」として街頭演説での言及を避けた。野党候補は改憲阻止を掲げたが、改憲の長所や短所は明確にならなかった。
仮に自民が2議席を獲得しても、選挙戦の内実は変わらない。「何を基準にして投票すればよいか分からない」。街頭演説を聞いていた30代男性の漏らした言葉が今回の選挙を最も象徴している。当選者はもとより、各党、各候補は男性の言葉の意味をかみしめるべきだ。【酒井祥宏】
2230
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:02:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000122-jij-pol
自民、業界候補が堅調=民進は労組依存続く―比例代表【16参院選】
時事通信 7月11日(月)17時36分配信
参院選の比例代表で、自民党の当選者の顔ぶれを見ると、業界団体の支援を受けた候補が上位に並んだ。2013年の前回参院選では低調だった著名人候補の健闘も目立った。一方、民進党の当選者は、労働組合の組織内候補が大半。労組依存体質が前身の民主から変わっていないことをうかがわせた。
自民では、全国郵便局長会(全特)が推す徳茂雅之氏が50万票超で、前回参院選に続いてトップ当選。全特は同党支持に回帰して2度目の選挙となる今回、3年前を10万票近く上回り、かつて最強と呼ばれた集票力を見せつけた。
日本建設業連合会が支援する足立敏之氏は30万票弱を獲得して6位。日本医師連盟の自見英子氏は9位と、いずれも手堅く票を伸ばした。環太平洋連携協定(TPP)をめぐり自民とぎくしゃくした全国農政連の藤木真也氏も8位に食い込んだが、前回より10万票以上減らした。
著名人候補では、テレビのコメンテーターなどを務める青山繁晴氏が50万票近くを集めて2位に躍り出た。女性ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子氏も30万票を超えて5位に入った。
民進は今回、連合の組織内候補を過去最多の12人擁立。12人の得票合計は約211万票で、連合候補の個人名得票総数の過去最高を記録した。
獲得した11議席のうち、連合候補は8人。前回落選した日本郵政グループ労組(JP労組)は7万票余りを上積みして当選圏入り。電機連合は6万票強、電力総連も3万票強、得票を増やした。一方、鉄鋼・造船などで構成する基幹労連などは議席に及ばなかった。
2231
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:03:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00000013-nkgendai-ent
池上彰氏は今井絵理子に呆れ…タレント候補たちの参院選
日刊ゲンダイ 7月11日(月)15時33分配信
池上彰氏は今井絵理子に呆れ…タレント候補たちの参院選
左上から時計回りに今井絵理子、高樹沙耶、堀内恒夫、田中康夫(C)日刊ゲンダイ
開票から5分後に“スピード”当確したのが「SPEED」の今井絵理子(32・比例・自民)だ。聴覚障害のある長男(11)とともに壇上に立ち、手話で会話、笑顔をみせた。
■沖縄基地問題「これから向き合う」
若者には抜群な知名度を誇る今井だが、出はなをくじかれた選挙戦だった。
長男を女手ひとつで育てる“シングルマザー”かと思いきや、出馬表明直後に元同級生の男と「事実婚」状態であることが発覚。しかも、男には風営法と児童福祉法違反容疑で逮捕歴があることが分かったのだ。それでも沖縄で涙の“里帰り”街宣を行うなど、全国各地を飛び回った。
「何かと“いわくつき”でしたが、やはり『SPEED』というブランド効果は絶大。街頭を歩けば、今井と名刺交換しようとするファンが殺到しました。最後のお願いにはTRFのダンサー・SAMも駆け付け、盛り上がった。若さと知名度を最大限に生かしたことが勝因でしょう」(在京キー局関係者)
ただ、当選後、沖縄の基地問題について問われた今井は「これから向き合う」と返答。質問した池上彰氏を呆れさせた。
■「政治家より大麻」と最後まで“高樹節”
元女優の高樹沙耶氏(52・東京・新党改革)は、代名詞となった「大麻」の重要性を訴えたが、大激戦の東京(改選数6)で完敗。落選会見では「政治家が目的ではなく、医療大麻について知ってほしかった」と最後まで“高樹節”だった。
「ドラマ『相棒』で美人女将役として人気を集め、知名度は抜群。都心の無党派層を取り込もうとしたのですが、街頭演説をやっても反応はイマイチでした。有権者には“キワモノ”候補にしか映らなかったのでしょう」(スポーツ紙記者)
新党改革といえば、公私混同問題で辞職した舛添要一前都知事が10〜13年の間、代表を務めていた政党。出馬するタイミングも“マイナス”に作用した。
■田中康夫氏、堀内恒夫氏も落選
東京(改選数6)でドブ板も展開した元長野県知事の田中康夫氏(60・東京・おおさか維新の会)は、次点で落選となった。
田中氏は、めったに顔を出さないという元CAの美人妻を連れ、商店街も駆けめぐった。
「ですが、有権者から『おおさか維新と考えが違いませんか』と突っ込まれるなど、本人のリベラルのイメージを払拭できなかった」(おおさか維新関係者)
巨人元監督の堀内恒夫氏(68・比例・自民)は、6年前の比例で10万票余りを得たが、次点。
13年に議員の死去で繰り上げ当選し、前回の雪辱と3年間の実績を問う選挙となったが、当選ラインに遠く及ばず惨敗。監督と政治家には向いていないようだ。
2232
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:07:42
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1607110256.html
【参院選】自民党56議席で勝利も「競り負け」目立つ 党内に警戒感も 全121議席が確定
21:44産経新聞
第24回参院選は11日、全121議席が確定した。自民党は神奈川選挙区で当選した中西健治氏の追加公認も含め56議席を獲得。公明党の14議席と合わせ、与党で改選過半数(61議席)を上回り、勝利した。ただ32の改選1人区は21勝11敗に終わり、前回の平成25年参院選(29勝2敗)より戦績は悪化。27年ぶりとなる単独過半数にも届かず、党内に「大勝」ムードは感じられない。
「(前回よりも)比例代表票を150万票以上増やし、改選前を上回る議席をいただいた」
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の記者会見で、前回以上の勝利を収めたと強調した。「より安定した政治基盤のもと、一層力強く政策を前に進めることができる」とも語った。
ただ、首相の胸中は安堵ばかりではない。11日の臨時役員会では「次の戦いは衆院選。負けたところはしっかり敗因を総括し、備えないといけない」と檄を飛ばすことも忘れなかった。
自民党は今回、比例代表は前回より1増の19議席を獲得するなど、堅調な戦いを進めた。しかし、改選1人区では、東北6選挙区で5敗するなど、前回はみられなかった弱さも露呈。青森と新潟、大分は当選者と1万票差もなく、土壇場で競り負けた格好となった。
そうした選挙区の主な敗因は、民進党や共産党など野党4党の共闘効果とされるが、アベノミクスの恩恵が十分に届かず、農業政策への批判が強い地域だったといえる。「首相の人気だけで選挙を勝利できる空気が微妙に変わった」(閣僚経験者)との見方もあり、自民党は経済対策のあり方などを再点検する考えだ。
民進党は32議席。改憲勢力の3分の2確保阻止はできなかった。おおさか維新の会は7議席で伸長した。共産党は6議席だった。(水内茂幸)
2233
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:09:07
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ765HHHJ76UTFK00Z.html
「常連」上位に、堅調だった組織内候補 参院選比例区
14:33朝日新聞
「常連」上位に、堅調だった組織内候補 参院選比例区
主な組織内候補の獲得票の推移と、比例区トップ当選者の得票数
(朝日新聞)
比例区で、民進党は旧民主党発足以来最低だった13年の7議席を上回る11議席を得た。公明党は7議席、共産党は5議席で改選数を上回った。13年は10議席だった「第三極」は、おおさか維新の会の4議席にとどまった。改選数2の社民党は1減、生活の党と山本太郎となかまたちは議席を確保した。
政党名でも候補者名でも投票できる比例区。比例票全体に占める個人票の割合は、現行制度が導入された01年の36%をピークに下がり続けたが、13年はやや増え、今回はまた減った。
自民の1位は、全国郵便局長会相談役の徳茂雅之氏で約52万票。建設などの業界や遺族会といった「常連」も当選し、「合区」で地元の候補者がいなくなった高知の元自民県議が4位当選した。一方、全国農政連の藤木真也氏は約24万票で、前回当選者より10万票以上減った。政権による農協改革や環太平洋経済連携協定(TPP)合意が影響したとみられる。
2234
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:19:02
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110260-n1.html
2016.7.11 21:43
【参院選】
島尻安伊子担当相落選の沖縄 国VS県の対決姿勢強まる
島尻安伊子沖縄北方担当相の参院選沖縄選挙区での落選から一夜明けた11日、政府と沖縄県の対決色は一気に強まった。
防衛省は11日、米軍北部訓練場(同県東村など)でヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)の移設工事を再開するため、資材や重機の搬入を始めた。準備が整い次第、工事に着手する。
翁長(おなが)雄志(たけし)知事は「不意打ちだ。県民を欺くような行為は不信感を深めるだけで残念だ」と批判。基地問題をめぐり14日に開かれる政府との作業部会で見解をただす意向を示した。
作業部会は普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟の和解条項に基づくもの。それを経て、政府は辺野古の埋め立て承認取り消しの撤回を求めた是正指示に翁長氏が従わないことの違法性確認を求める訴訟を起こし、再び法廷闘争に入る。
一方、来月が締め切りの平成29年度予算案概算要求では、政府・与党内で沖縄振興予算の減額圧力が強まることが予想される。島尻氏の働き掛けで前年度比10億円増の3350億円となった28年度の振興予算についても「案件によっては予算執行を見送る可能性がある」(政府高官)という。
政府は28年度予算で米軍西普天間住宅地区(宜野湾市)跡地での国際医療拠点構築に12億5千万円を計上した。拠点構築は島尻氏が旗振り役となる一方で翁長氏は消極的なため、政府側がブレーキを踏み、執行見送りや29年度予算案での減額対象になりかねない。
2235
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:22:08
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110198-n1.html
2016.7.11 08:20
【参院選】
1人区自民「東低」 与党、競り負け相次ぐ
今回の参院選の勝敗を左右した32の改選1人区は、自民、公明の与党が21勝と勝ち越した。ただ、現職閣僚が戦った福島、沖縄両選挙区をはじめ11選挙区で自民候補が苦杯をなめ、安倍晋三首相(党総裁)が自ら何度も訪れ、てこ入れした「激戦区」での取りこぼしも相次いだ。
「最初の挑戦としては効果があった」
共産党の志位和夫委員長は10日夜、ボードに候補者の氏名と赤いバラが並んだ党本部の記者会見場で、「安倍政権打倒」を掲げた初めての野党共闘に一定の手応えを示した。
民進、共産、社民、生活の野党4党は改憲勢力の3分の2阻止で共闘し、「野党統一候補」を擁立。このうち岩手や山形、沖縄の各選挙区で終始、選挙戦を有利に進めた。
一方、自民党は西日本の候補者を中心に続々と当選を決めたが、最終盤まで接戦にもつれ込んだ選挙区で苦しんだ。とはいえ、序盤の劣勢を接戦まで盛り返した選挙区も少なくなく、政府高官は「(野党統一候補に自民候補が)離されていたのをだいぶ追い上げた」と分析。自民党選対幹部も「取りたいところで取れなかった選挙区はあるが、全体としては満足だ」と振り返った。
これまで与野党が1議席ずつ分け合ってきた宮城、新潟、長野の3選挙区は、定数を「10増10減」する改正公職選挙法の成立に伴う定数減で、今回の参院選から新たに改選1人区になった。与野党の候補が接戦のまま投開票日を迎えたが、いずれも野党候補が勝利した。
特に、民進党の岡田克也代表(衆院三重3区選出)が自らの進退をかけた三重選挙区では、安倍首相をはじめ自民党幹部が重点的に支援し必勝を期したが、民進候補の逃げ切りを許す形となった。
自民党は現職閣僚の苦戦も相次いだ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題を抱える沖縄選挙区では、島尻安伊子沖縄北方担当相が野党統一候補を相手に苦杯をなめた。元米兵の軍属による女性殺害事件も悪影響を招き、野党統一候補に敗れた。この結果、自民党は沖縄県で衆参両院の全議席を失う事態となった。
前回の平成25年参院選から改選1人区になった福島選挙区でも、同じ現職閣僚の岩城光英法相が落選した。同県で自民党の改選議席ゼロは初めて。
一方、人口の少ない選挙区を隣接する選挙区と統合する「合区」が初めて実施され、「鳥取・島根」「徳島・高知」のいずれも自民候補が野党統一候補を退けた。共産党の野党統一候補が唯一、1人区に挑んだ香川選挙区では、自民候補が当選した。
安倍政権打倒で結束する民共勢力の協力関係はさらに進むのか。民進党の枝野幸男幹事長は10日夜のNHK番組でこう語った。
「一定の成果はあると思っている。今回の結果を詳細に分析し、さまざまな活動を検証して今後に生かしていきたい」
2236
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:23:20
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110090-n1.html
2016.7.11 05:11
【参院選・新潟】
民進・田中直紀氏が落選 真紀子氏は姿見せず 「角栄王国」が名実とも崩壊…
民進党の元防衛相、田中直紀氏(76)が落選した。これまで3回当選した参院選の新潟選挙区から比例代表にくら替えし、4選を目指したものの得票は最後まで伸びなかった。
直紀氏は11日午前4時半ごろ、新潟市中央区の事務所に姿を見せ「比例代表として思うところはしっかりと伝えてきた。支えていただいた方に感謝します」と、約30人の支持者らを前に淡々と敗戦の弁を述べた。妻で元首相の角栄氏の娘、真紀子氏(72)の姿は、そこにはなかった。
衆院16回の当選回数を誇り「コンピューター付きブルトーザー」と呼ばれた角栄氏が昭和22年の初当選以来、新潟県で築き上げた「田中角栄王国」が名実ともに崩壊した瞬間だ。角栄氏の後継者となり外相も務めた真紀子氏、そして直紀氏と69年にわたって守り続けてきた「田中」の議席がついに国会から失われた。
敗戦の弁で直紀氏は「皆さまに評価していただいている『田中政治』については、田中家としては誇りを持っている」と述べ、角栄王国が日本の政治に果たした役割を強調した。
その上で事実上の政界引退を表明した。「結果はしっかりと受け止め、これからは地域の一人として、地域の発展のために努力していきたい。私も経済人の一人。今後も政治への思いは持ち続けたいが、財界人として地域を支えていきたい」
平成24年12月の衆院選では当時、文部科学相だった真紀子氏が新潟5区で敗れ、比例での復活も果たせず落選。角栄氏の初当選から65年続いた議席を失い、角栄王国の地盤は約3年半前の時点で既に事実上、崩れ落ちていた。
直紀氏は22年の参院選では44万票近くを集め、新潟選挙区(改選数2)でトップ当選を果たした。だが、今回から改選数が1つ減って「1人区」になったことから、自民党候補との対決を避けて比例に転出した経緯がある。
この結果、民進党が新潟選挙区に擁立する候補を決められない状態に陥り、野党陣営が混迷するきっかけとなった。もっとも、混迷の引き金を引いた直紀氏自身も、今回の参院選では票の集まり具合を見通せず、社長を務める越後交通グループや角栄氏の時代から続く後援会などを中心に支持固めを進めてきた。
街頭演説や集会では安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」を批判し、金融緩和策に頼らない戦略的な経済政策への転換を訴えた。選挙期間中、真紀子氏も新潟県内の街頭でマイクを握り「主人には志がある」とアピール。「アベノミクスはアホノミクス」などと皮肉り、相変わらぬ真紀子節で直紀氏を支えたが、及ばなかった。
今回の選挙戦について直紀氏は次のように総括した。「一党支配という異常な状況を打破したいと考えてきた。新潟で育ち、地域の代表として臨んだが、努力不足だったことは否めない」
2237
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 22:38:22
比例纏め
…
46位 民主11(106.8)
47位 生活1(106.7)
48位 自民12(105.8)
─────
49位 お維5(103.0)
50位 自民20(100.5)
51位 共産7(100.2)
…
概ね100万票で1議席の計算だが106.7万票の生活はギリギリ1議席,515.3万票のお維はギリギリ4議席。
右派的主張で被るこころ73.4と幸福36.6を併せると110.0万と1議席。
維新はギリギリ4議席だったから親安倍・脱原発で政策が一致する新党改革票58万票を糾合出来てれば軽く5議席行ってた。
社民と生活と怒りを併せると3,070,283。ギリギリ3議席行かない(3議席目が102.3万票)だが統一名簿効果が出て3議席は取れたのではないか?但し3議席目を当選するのは小林節7.7万票ではなく社民の吉田党首15.3万票か。小林が拒否る訳だ(;´Д`)また吉田社民党首が民主から出てたら通ってたなw(民主最下位が13.8万票)
2238
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:43:09
当 伊波 洋一 (新) 無所属(野党統一) 356,355
島尻安伊子 (現) 自民党 249,955
金城 竜郎 (新) 諸派 9,937
2239
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:45:47
【沖縄】
当 伊波洋一 (新) 無所属(野党統一) 356,355
島尻安伊子 (現) 自民党 249,955
金城竜郎 (新) 諸派 9,937
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607110093.html
【参院選・沖縄】衆参全6人が基地“反対派” 「沖縄の怒りは限界」「年寄りばかり叫んでる」 現職閣僚敗北
21:59産経新聞
参院選から一夜明けた11日、当選者は「一歩ずつ政策を進めたい」と喜びをかみしめた。沖縄選挙区で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対を掲げ、現職閣僚を敗った無所属新人、伊波洋一氏(64)は宜野湾市内の自宅で報道陣の取材に応じ、「託された民意を日本政府だけでなく米国にも伝えたい」と語った。
沖縄では衆参選挙区全6議席を移設反対派が独占し、自公が議席を失うことになった。米軍属が逮捕、起訴された女性暴行殺害事件など米軍関係者の事件が相次ぎ、県民に「反基地感情」が参院選を前に再燃していたが、陣営幹部は「事件があろうがなかろうが結果は同じだった。移設反対の公約を破った島尻さんを県民が許さなかったということだ」と分析する。
伊波氏を応援していた那覇市の男性(71)は「毎月のように米軍の事件が起きる。沖縄県民の怒りはとっくに限界だ。大臣の敗北で風向きが変わってほしい」と期待した。
一方、「同年代に基地反対を声高にいう人は見かけない。年寄りばかりが叫んでいる」というのは同市内の飲食店員の女性(22)。今回の結果を「投票率が低く、全県民の思いとは思えない」とし、「米軍で事件を起こすのは一部の人だけ。私の知る米軍人はいい人も多い。マスコミでは伝わりにくい側面も県民は理解すべきだ」とした。
また、比例代表で初当選した自民新人で女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバー、今井絵理子氏(32)はテレビ番組で基地問題の認識を問われ、「12歳から東京で活動しており、現状を家族や友人からしか聞いていない。これからきちんと向き合っていきたい」と発言した。
2240
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:47:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607100073.html
【参院選・沖縄】現役閣僚・島尻安伊子氏が苦杯…「反基地感情」に押される? 安倍政権にダメージ
07月10日 21:54産経新聞
全国で自民党候補が相次いで勝利を収める中、米軍基地容認派と反対派の事実上の一騎打ちとなった沖縄選挙区(改選数1)では、3選を目指した自民現職の沖縄北方担当相、島尻安伊子氏(51)が苦杯をなめた。現役閣僚の敗北は、安倍政権にとっても手痛い結果となった。
沖縄県では参院選前、米軍属が逮捕、起訴された女性暴行殺害事件など米軍関係者の事件が続発。翁長雄志県知事らが支援する無所属新人で元同県宜野湾市長の伊波洋一氏(64)は再燃した「反基地感情」を背に勢いを増し、現役閣僚との選挙戦を制した。
午後7時55分ごろ、島尻氏は那覇市松山の選挙事務所に入った。拍手で迎えられ、開票結果を待とうと座った直後、どこからか「午後8時、当確でました」と“非情な”声が響いた。開票を待たずして伊波氏の当選確実の一報が流れ、事務所は静まりかえり重い空気が流れた。
この結果を受けて、呆然(ぼうぜん)とテレビを見つめ、周りに「申し訳ありません」と謝り続けた島尻氏。支援者に「皆様に応えられなかったのは大変残念。(議員としては)もう去るが、沖縄の明るい未来のため引き続き努力したい」とあいさつした。
その後、報道陣の取材に応じた島尻氏は、米軍属による女性暴行殺害事件の選挙戦への影響について聞かれると、「選挙うんぬんではなく、あってはならない事件。県民の安心安全を守れなかったことは政治家として非力を感じますが、事件は選挙に持ち出すようなものではない」と話した。
また、翁長派の伊波氏が当選したことを受け、改めて米軍基地問題への民意を問われ、「いま国と県は円満な解決に向けて話し合いをしている。ただ、私が普天間飛行場の名護市辺野古移設の問題で落選したのであれば、真摯(しんし)にうけとめなければならない」とした。
具体的な敗因について、島尻氏は「いま基地問題で国と県がどういう話し合いをしているのか、細かく伝わっていなかったことをひしひしと感じた」と県民への周知不足を反省。そして今後については、「安倍総理が判断すること。白紙です」とした上で、「参院議員の職がなくなるわけですから、一般論でいえば大臣の職は辞することになる」と肩を落とした。
2241
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 22:50:26
野党惜敗系選挙区
愛媛 8,429票差 (1.3%差)
滋賀 40,948票差 (6.4%差)
長崎 50,869票差 (8.0%差)
秋田 53,531票差 (9.9%差)
この辺は3年後はひっくり返したい。
2242
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:51:08
【大分】1100票差
当 足立信也 (現) 民進党 271,783
古庄玄知 (新) 自民党 270,693
上田敦子 (新) 諸派 22,153
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk44010335000c.html
<2016参院選おおいた>足立さん、大接戦制し3選 古庄さん、及ばず /大分
15:42毎日新聞
第24回参院選は10日に投開票され、大分選挙区(改選数1)で、民進現職の足立信也さん(59)が、自民新人の古庄玄知さん(58)との大接戦を制して3選を果たした。足立さんは社民、共産と初の野党3党の共闘を実現させ、安倍政権を厳しく批判。2期12年の実績も強調して支持を集めた。アベノミクスの継続を求めた古庄さんはあと一歩及ばなかった。幸福新人の上田敦子さん(49)は支持が広がらなかった。【池内敬芳、西嶋正法】
足立さんは、民進、社民、共産の野党3党の「共同候補」として安全保障関連法の廃止などを訴え、安倍政権への批判票を取り込んだ。推薦を受けた連合大分の労組票を基盤に票の掘り起こしを図ったほか、現職の知名度を生かして無党派層に幅広く浸透した。
公務で地元に戻る機会が少なかったこともあり、序盤は相手候補にリードを許したが、中盤以降は連合がフル稼働。さらに前大分市長の釘宮磐氏の後援会も活発に動き、後半に一気に巻き返した。
また民進党は大分選挙区を最重点区と位置づけ、蓮舫代表代行ら党幹部を投入。地盤の大分市など都市部で票を伸ばし、九州・山口で唯一の野党現職の議席を守りきった。
古庄さんは農協や商工団体、医師会など130を超える団体から推薦を取り付け、組織戦を展開。選挙戦では首相を筆頭に自民党幹部ら「大物」が相次いで来県し、「自民の古庄」をアピールした。全国的な安倍政権の求心力を背景に、保守層を手堅く固めたが、無党派層の支持が広がりを欠くなどし、12年ぶりの自民の議席奪還には届かなかった。
上田さんは宗教団体を基盤に、憲法9条改正や減税などを訴えたが、支持は広がらなかった。
◇現職の壁高く 古庄さん、深々と頭下げ
古庄さんは足立さんの当選確実が報じられた後、大分市内のホテルに姿を見せ、支援者らに「私の不徳の致すところです」と頭を下げた。昨年9月の公募で候補予定者となり、知名度ゼロからのスタート。自民の国会議員らとともに県内をくまなくあいさつ回りし、「ぴりっと辛いコショウです」の決まり文句で名前の浸透に努めた。各種調査で一時はリードしたとみられていたが、2期12年の実績を訴えた現職の壁を越えられなかった。【池内敬芳】
◇花束受け取り意欲 足立さん「政権の暴走止めたい」
足立さん当選確実の報が開票速報で流れると、支援者らが待機する大分市のホテルの会場は拍手と歓声で沸き返り、バンザイ三唱。地盤の大分市の得票で逆転した足立さんは、野党3党の共闘について「それぞれの立場の人が自分の立場で運動してくれた。従来以上に政策実現に取り組みたい」と語った。選挙戦では医療・福祉の充実や東九州道の前倒し開通など2期12年の実績を強調。「安倍政権の暴走を止めたい」と訴えた。【田畠広景】
2243
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:51:20
◇投票率は58.38% 18歳選挙権で注目 前回を5.23ポイント上回る
大分選挙区の投票率は58・38%で、3年前の前回の53・15%を5・23ポイント上回った。
参院選が選挙区と比例代表で行われるようになった1983年以降の投票率は、86年の81・59%が最高で、最低は95年の52・78%。ただしこの2回は例外的で、大半は60〜70%台で微減しながら推移してきた。ところが前回2013年は10ポイント近く急落し、県民の半数しか投票していない、という結果になった。
このため今回は、初の「18歳選挙権」実施の効果と合わせて注目された。特に与野党が接戦を展開して有権者の関心を呼び、投票率は前回を上回ったが、6割台には届かなかった。【池内敬芳】
◇無料バスで投票所へ 県内初、中津市選管が運行
中津市選挙管理委員会は10日、県内で初の「参院選投票バス」を運行させた。市内の48の投票区のうち、本耶馬渓、山国両地区など12投票区で、有権者計721人が投票に行きやすくするための処置。本耶馬渓町尾兎洞(うとう)地区でも、住民ら3人がマイクロバスで旧屋形小学校跡の「やかた田舎の学校」(市が管理する宿泊施設)で投票した。立花清香さん(76)は「車を持っていない人も投票できるので便利。次の選挙でもぜひ運行してほしい」と話していた。【大漉実知朗】
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■解説
◇野党辛勝、退潮も顕著
事実上の一騎打ちになった激戦の大分選挙区を制したのは、野党3党が「共同候補」として擁立した現職の足立さんだった。しかし2期12年の実績と、初めて共産を含めた野党共闘にもかかわらず、選挙戦中盤まで自民の新人候補にリードを許す薄氷の勝利。伝統的な革新地盤の大分でも、野党の地盤沈下が浮かび上がった形だ。
かつて旧民主と社民両県連は交互に候補を擁立して協力する「大分方式」を採用。しかし2007年以降の参院選は両党の足並みがそろわず、自民に「漁夫の利」を許したこともあった。今回、足立陣営が社民に頭を下げて支援を求め、共産との共闘も受け入れた背景には分裂選挙への反省以上に、安倍政権下で強まる「自民1強」への危機感があった。
民進には「共産色」を毛嫌いする声も根強かったが、それでも選挙戦中盤には初めて3党の合同演説会が実現し、共闘はぎくしゃくしつつも一定の成果を上げた。だが今回の接戦は、裏返せば野党全体の退潮を証明している。年内の衆院解散もささやかれる中、何とか踏みとどまった大分の野党は喜びもつかの間、立て直しが急務と言える。【西嶋正法】
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足立信也(あだち・しんや)59民 現(3)
[元]厚労政務官▽党県代表・党税調副会長▽医師[歴]筑波大助教授▽筑波大
2244
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:52:11
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-1431C3BB-5181-4BAB-AC6E-D712A93F91FE.html
「良識示せた」「わずかな差」県内各党の声
03:00大分合同新聞
与党が議席を上積みする中、大分選挙区では民進党の現職が議席を死守。県内の各党関係者の間では歓喜と落胆が入り交じった。
<民 進>
支援者は、大分市内のホテルで開票状況を静かに見守った。開票が進んでも当落がみえない状況に会場は緊張感に包まれていたが、当選確実の一報に会場の雰囲気は一転、喜びの声が湧いた。接戦を制して議席を死守したことに、党県連幹部は笑顔と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
小嶋秀行党県連幹事長は「安倍首相の暴走を止めなければならないという訴えが県民に浸透した。議席を守った意義は大きく、これからの6年は党を大きくするためにも活動してほしい」と期待。吉良州司党県連代表代行は「大分でしっかりと良識を示せた。勝因は安倍政権に対する国民の怒りであり、人に投資するという党の政策が浸透したため」と話した。
<社 民>
民進、共産両党との選挙協力で臨んだ初めての選挙。大分市の事務所に幹部らが集まり、開票結果を見守った。民進党現職の当選確実の速報が流れると、会場から拍手が起きた。
内田淳一党県連合代表は「終盤厳しいとの情報もあり、最後の追い込みが功を奏した。自民1強に警鐘を鳴らした県民の意思の表れが勝因ではないか」と分析した。
比例代表で再選を目指す吉田忠智党首については、厳しい情勢が伝えられた。内田代表は「演説では手応えがあった。最後まで見守りたい」と話した。
<共 産>
初めての野党共闘。選挙区で支持を求めた民進党現職の当選確実が報じられると、大分市の党県委員会に集まった幹部は「よかった」と手をたたいた。林田澄孝県委員長は「野党共闘の大きな成果。一緒に頑張った結果だ」と満面の笑み。全国では改選議席を上回る議席数を獲得した同党。「今後改憲に進む方向は強まるだろう。戦争反対を訴える党としての責任を果たす」と表情を引き締めた。
<自 民>
約400人の関係者が大分市内のホテルに集まった。当初は開票速報で古庄玄知氏のリードが伝えられ拍手が湧き起こっていたが、深夜に民進党現職の足立信也氏の当選確実が報じられると静まり返った。
衛藤晟一党県連会長は「何とか大分で現職から勝ちを収めたいと努力してきた。これだけ力強い支援をもらい、手応えはあったと感じていたが、わずかの差で負けてしまった。心からおわびする」と深々と頭を下げた。
御手洗吉生党県連幹事長は「懸命に頑張ってきたが、あとわずかのところで当選することができなかった。結果を出せず、支援してくださった皆さんに本当に申し訳ない」と言葉少なに話した。
<公 明>
県本部の河野成司代表は大分市の県本部事務所で、自民党県連から推薦を受けた比例代表現職と福岡選挙区新人の当選確実を見届けた。その後は大分選挙区の自民党新人陣営を訪れて激励。大分では選挙区と比例代表で初の自公相互推薦が実現したが及ばなかった。「中盤まで手応えがあったものの大分市での上滑りを心配していた。相互推薦は今後につながる大きな一歩だ」と話した。
<お 維>
大分選挙区は候補を立てず、特定候補の支援もしなかった。県総支部の桑原宏史代表代行は比例のみの選挙戦を振り返り「全国で目標の6議席を確保し、大分でも党勢拡大の礎として十分な支援をいただいた。これからは地方議員の増加が課題となる」と述べた。
2245
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:53:55
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-AF117950-B291-469B-86C8-9F4F736EC813.html
足立氏僅差で古庄氏破る
03:01大分合同新聞
足立氏僅差で古庄氏破る
足立氏僅差で古庄氏破る
(大分合同新聞)
【大分選挙区(改選数1)】民進党現職の足立信也氏(59)が、自民党新人の古庄玄知(こしょう・はるとも)氏(58)=公明党推薦、政治団体「幸福実現党」新人の上田敦子氏(49)を破り、3選を果たした。推薦する連合大分の労組票を基盤に、共産、社民両党の支援を受ける「野党共同候補」として反政権票をまとめ、古庄氏を僅差で上回り、大接戦を制した。
野党3党の候補一本化で事実上の与野党一騎打ちとなり、全国屈指の激戦区として注目された。民進党は九州の1人区で唯一の議席を死守した。自民党は12年ぶりに改選議席の奪還を狙ったが、果たせなかった。
投票率は58・38%。戦後2番目の低さだった2013年(53・15%)を5・23ポイント上回った。
足立氏は厚生労働政務官を務めた旧民主党政権時代を含む2期12年の実績をアピール。アベノミクスや自民党が掲げる憲法改正を「安倍政権の暴走」と批判し、対決姿勢を前面に出した。野党3党の支持層や安保関連法廃止を求める市民団体も含め、政権に批判的な勢力の結集に成功。現職の強みもあり、無党派層にも浸透した。
民進党本部は岡田克也代表ら幹部を投入して支援。終盤には連合大分が再度組織を引き締め直して動きを活発化させ、組織外への集票を進めた。
古庄氏は昨年9月に候補者公募で選ばれ、国会・地方議員と連動した選挙戦を展開。友好団体・企業や選挙協力した公明党も集票に活発に動き、互角以上の戦いを演じた。安倍首相ら党幹部・閣僚を続々と投入して押し上げを図ったが、課題だった知名度不足もあり、厚い自民党支持層に十分に浸透できなかった。無党派層の支持もやや広がりを欠き、最終盤で競り負けた。
2246
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:57:40
【愛媛】
山本順三 (現) 自民党 326,990
永江孝子 (新) 無所属(野党統一) 318,561
森田浩二 (新) 諸派 14,013
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk38010371000c.html
<2016参院選>山本氏が3選 堅い組織力で逃げ切る /愛媛
16:33毎日新聞
参院選は10日投開票され、現新3氏が争った愛媛選挙区(改選数1)は、組織力に勝る自民現職の山本順三氏(61)=公明推薦=が、無所属新人で野党統一候補の永江孝子氏(56)=民進、社民推薦=と幸福実現新人の森田浩二氏(56)を破り、3選を果たした。【橘建吾】
当選確実の一報が入ると、松山市内のホテルに設けられた報告会場は拍手と歓声に包まれた。山本氏は大勢の支持者らと万歳し「古里のために恩返しをしていきたい」と、3期目への抱負を述べた。
山本氏は、約250の業界団体の推薦を取り付けたほか、自民県連の地域・職域85支部など、県内全域に張り巡らされた厚い基盤を生かして堅実な組織戦を展開した。
安倍晋三首相が公示前後に2度県内入りしたほか、谷垣禎一幹事長や小泉進次郎氏らが連日来県。自民、公明支持層のほか、無党派層も取り込んで支持を伸ばした。
選挙期間中は、2期12年間の経験と実績をアピールし、安倍政権の経済政策・アベノミクスの継続を主張。知名度不足が指摘されたが、地元の今治市を中心に支持を固め、逃げ切った。
市民団体と連合愛媛の支援を受けた永江氏は4月に出馬表明。安全保障関連法廃止を旗印に、民進、共産など野党4党の力を結集した。6月29日には4党の党首らが街頭で支持を訴えた。
元民放アナウンサーとして培った高い知名度を武器に県内を駆け回り、草の根選挙で浮動票の取り込みを図ったが、堅固な保守地盤に穴を開けることはできなかった。
森田氏は国防体制の強化や消費税減税などを訴えたが、支持が広がらなかった。
◇18、19歳有権者の投票行動に注目
過去5回の参院選の県内投票率は49・40〜61・91%の間で推移していた。民主党が政権を奪った2009年衆院選は70・91%に達したが、その後は衆参とも低落傾向が続き、13年の前回参院選は史上最低の49・40%(全国ワースト6位)、14年衆院選も過去最低の49・80%だった。
今回は、選挙権年齢引き下げ後初めての国政選挙で、新たに有権者となった18、19歳の行動や、それより上の世代への波及が注目された。【橘建吾】
◇若者たちを取材して 「未来への責任」背負い1票
各陣営や選管はあの手この手で18、19歳を中心とした若者たちに投票を呼び掛けた。24歳の私よりほんの少し年下の若者たちはそれらをどう受け止め、何を考えながら1票を投じたのか。投票を終えた18〜22歳の50人に話を聞く中で見えてきたのは「主権者として未来への責任を果たそうと一歩を踏み出した」姿だった。
投票先をどう選べばいいのか分からなかったという声が多かった。愛媛大1年の高橋奈実さん(19)は「政策はよく分からなかった。親の投票先が考えの近い人だったのでその人にした」。松山大2年の女子(19)は「政策を見ても候補者を見極められる自信がなかった。なんとなく政権与党の現職に入れれば安心かなと思った」。
不安を抱えながらも投票所まで足を運んだのはなぜか。松山南高3年の兵頭璃保さん(18)は「周囲の大人から、投票に行った方がいいと言われた。とりあえず行かなきゃという使命感」。松山大3年の女子(20)は「投票もせずに文句を言う大人にはなりたくなかった」。
自分で情報を集め、投票先を決めた若者もいた。同1年の武藤星河さん(18)は「ネットで各党の公約を比べた。憲法を今の社会情勢に合うよう見直そうという考えに共感した」。同3年の馬越真由佳さん(21)は「授業で自民の改憲草案を知って、これは革命に近いと不安になった」。
当選した政治家に期待することを尋ねたところ、半数以上が「特に期待はないけど……」と苦笑いしながらも、「金銭問題や不祥事での辞職はやめてほしい」「責任感を持って公約を実現してほしい」と口をそろえた。
「親に聞いて」でも「なんとなく」でも、社会経験の乏しい中でそれぞれに考えて投じた1票。1票を託した政治家がその後どう汗をかくのかを見続けることで、本当の意味での主権者になっていくのかもしれない。選挙の「終わった後」が試されるのは、政治家だけでなく、私たち自身でもあるという実感を、投票所のすぐそばで深くした。【成松秋穂】
2247
:
チバQ
:2016/07/11(月) 22:58:14
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◆解放結果
◇改選数1-3=開票率100%
当 326,990 山本順三 61 自現
318,561 永江孝子 56 無新
14,013 森田浩二 56 諸新
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山本順三(やまもと・じゅんぞう) 61 自[細]現(3)
副国交相▽副内閣相▽副復興相[歴]県議▽党県会長・党幹事長代理▽早大=[公]
2248
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:01:00
【奈良】
当 佐藤啓 (新) 自民党 292,440
前川清成 (現) 民進党 216,361
吉野忠男 (新) おおさか維新の会 119,994
田中孝子 (新) 諸派 13,293
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk29010252000c.html
<2016参院選>自民・佐藤氏が初当選 「野党統一候補」に完勝 /奈良
15:53毎日新聞
参院選は10日投開票され、奈良選挙区(改選数1)では自民新人の佐藤啓氏(37)=公明推薦=が、民進現職の前川清成氏(53)=共産、社民、生活推薦▽おおさか維新新人の吉野忠男氏(57)▽幸福実現新人の田中孝子氏(60)を破って初当選した。佐藤氏は政権継続を訴え、若さも強調して選挙戦を優位に進めた。前川氏は「野党統一候補」として政権批判を強めたが浸透できず、3選を阻まれた。吉野氏らは支持が広がらなかった。自民は2013年前回選に続く連勝で、12年ぶりに非改選を含む選挙区2議席を独占した。投票率は56・89%で前回を1・35ポイント上回った。【参院選取材班】
奈良市東九条町の佐藤氏の事務所には、陣営幹部や支持者らが集まり、開票速報を見守った。早々に「当選確実」が伝えられると、大きな歓声が上がり、拍手に包まれた。
選挙運動で日焼けした佐藤氏は、支持者と固い握手を交わしてバンザイ。支持者らを前に「これからがスタートだ。当選は、アベノミクスを前に進めてほしいという期待、自分の若さへの期待だと思う。全力で働く」と抱負を述べた。
佐藤氏は昨年11月に総務省を退職し、立候補を表明した。30代の若さを前面に出してアピールし、安倍政権の継続を訴える一方、子育て世代や高齢者への支援など「全世代型の社会保障制度」の実現を掲げた。企業・団体回りを徹底して知名度アップ、組織固めを図る一方、党も奈良を「重点区」と位置付けて公示前から安倍晋三首相が来県。県選出の高市早苗総務相もたびたび応援演説に駆け付けるなどてこ入れを図り、広く浸透した。
◇民進・前川氏、3選阻まれる
前川氏の落選が確実という連絡に、支持者らが集まった奈良市柏木町の事務所には沈黙が広がった。
3選を阻まれた前川氏は「改憲勢力が議席を伸ばすと、この国の将来が本当に心配だ。残念な結果になり、おわびする」などと述べたうえで、現在務めている民進党県連の代表を退く意向を示した。
民進、共産などは5月、前川氏を「統一候補」とすることで合意。共産は選挙区候補を取り下げて支援に回った。前川氏は安保関連法の廃止、安倍政権打倒を柱に訴え、議員立法25本を提出するなど2期の実績をアピール。支援組織である労組の組織票固めも図ったが、無党派層に十分浸透できず、幅広い支持を得られなかった。
◇維新・吉野氏、無党派層取り込めず
吉野氏は落選が確実になり、奈良市大宮町7の事務所で「街頭などで手応えは感じたが、思いを伝えきれなかった。私の不徳の致すところで申し訳ない。知名度を上げる努力が足りなかった」と語った。
今年3月、自民、民進の対決構図に割って入る形で出馬表明。大阪経済大教授として学生を指導してきた経験も強調し、大学までの教育無償化、国会議員定数の削減、報酬引き下げなど「身を切る改革」を掲げたが、無党派層を取り込めなかった。
◇支持広がらず 幸福・田中氏
田中氏は、消費税率引き下げ、マイナンバー制度の見直し、国防強化など党の主要政策を訴え、県内各地を精力的に回って他党との違いを強調したが、支持が広がらなかった。
2249
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:01:15
◇投票率56・89% 前回を1・35ポイント上回る
参院選奈良選挙区の投票率は56・89%で、前回(55・54%)を1・35ポイント上回った。当日有権者は116万3136人(男54万5722人、女61万7414人)だった。
投票率の上昇は07年以来9年ぶり。18歳選挙権の導入で、政治や選挙への関心が高まったことも影響を与えたとみられる。
県内の投票率が過去最高だったのは1950年の74・54%で、最低は95年の44・62%(補選除く)。その後は60%前後で推移し、年金記録漏れ問題が関心を集めた2007年の参院選では9年ぶりに60%を超えた。
旧民主党による政権交代後の10年は再び60%を割り込み、自民党が政権を奪回した翌年の13年にはさらに低下した。
県選管が10日に発表した期日前投票の最終集計は、選挙区17万784人、比例代表17万782人で、いずれも前回選より25%増加。当日有権者数の15%を占めた。【芝村侑美】
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■解説
◇「自民一強」議論深まらず
参院奈良選挙区では37歳新人の佐藤氏が初当選し、自民党が参院選挙区2議席を独占した。2014年衆院選でも県内4選挙区のうち3議席を同党が獲得している。「安倍一強」と言われる政治状況下、奈良もまた「自民一強」の様相を呈し始めた。
自民党は同選挙区で1956年から13連勝(補選含む)したが、89年に労組系候補に敗れ、2004年以降は旧民主党候補に3連敗するなど流動的状況が続いた。12年に自公で政権を再奪取すると、13年前回選は旧民主党に圧勝。佐藤氏は今回の選挙戦でアベノミクスなど安倍政権の政策を強調し、勝利した。
一方、民進党は危機的状況だ。現職の前川氏が他党と共闘しても政権批判票の受け皿になりきれなかった。県内の残る選挙区議席は衆院の馬淵澄夫氏のみで、抜本的な立て直しを迫られる。
今回の選挙では18歳選挙権が導入され、参画意識の高い若者らの声も聞かれた。政治に問われるのは有権者に確かな選択肢を示せるかだ。ただ、有権者は「積極的な選択」をしたと言えるだろうか。
改憲発議要件の国会議席「3分の2」が焦点となりながら、佐藤氏は演説では憲法問題にほぼ触れず「争点隠し」との批判は免れない。一方の野党も共闘は実現したが、具体的な政策提示に欠けた。
県内のある与党幹部は「風が吹けば情勢はすぐに変わる」と言う。風頼みの選挙は政治の責任でもある。理念と実現性を備えた政策論争が求められる。【芝村侑美】
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佐藤啓(さとう・けい) 37 自 新(1)
[元]総務省職員[歴]茨城県常陸太田市総務部長▽首相補佐官秘書官▽東大=[公]
2250
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:03:10
【滋賀】
当 小鑓隆史 (新) 自民党 332,248
林久美子 (現) 民進党 291,290
荒川雅司 (新) 諸派 12,705
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk25010240000c.html
<2016参院選>滋賀選挙区 自民・小鑓氏が初当選 民進、衆参選挙区議席失う /滋賀
15:31毎日新聞
10日投開票された第24回参院選で、滋賀選挙区(改選数1)は自民党新人の小鑓隆史氏(49)=公明推薦=が民進党現職の林久美子氏(43)=共産、社民推薦=と幸福実現党新人の荒川雅司氏(41)を破り、初当選した。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の推進や自公による安定政権の継続などを訴えた小鑓氏が選挙戦を終始リードし、3選を目指した林氏に逆転を許さなかった。県内は2010年参院選から12年衆院選での敗北まで民主(現民進)が衆参で選挙区選出国会議員を独占し「王国」とも呼ばれたが、これで選挙区の国会議席を全て失った。選挙区の投票率は56・52%で、前回より3・56ポイント上昇したが、過去3番目の低さ(補選を除く)だった。当日有権者数は114万9277人だった。
◇「ゴールでなくスタート」
2年越しの勝利だ--。大津市浜大津1の小鑓氏の事務所では「当選確実」の一報に、支持者らが「やったぞ」「よかった」と歓声を上げた。小鑓氏は「アベノミクスは発展途上だ。滋賀県の高い潜在力を生かし、更に発展させたい」と抱負を述べた。
中央官僚から転身を図った2014年の知事選で三日月大造知事に惜敗。その雪辱を果たそうと、昨年9月の立候補表明以降、「琵琶湖を何十周もした」というほど精力的に活動を続け、知名度の浸透を図ってきた。
6月の国会閉会後からは安倍首相、自民党の谷垣禎一幹事長、小泉進次郎農林部会長ら大物や人気のある政治家が次々と来援した。また、小鑓氏自身も衆院小選挙区ごとに遊説日程などを細かく決め、県内をくまなく回った。選挙序盤で報道各社が優勢を伝えても陣営は気を緩めず、県議ら党所属の地方議員を中心に企業回りなどを続け、着実に党の支持基盤を固めていった。
街頭演説では「アベノミクス」の立案者の一人として政策継続の必要性を強く主張。その政策の結果として生まれた税収増を財源に安定した社会保障制度を築くと訴えた。安保法制廃止を前面に打ち出した野党共闘に対抗し、日米同盟の重要さを指摘した上で、「政策もばらばらの野党に政権は任せられない」と自公による安定政権の継続を呼びかけた。
連立を組む公明党も全面的にバックアップ。党県本部の粉川清美代表は「公明の選挙区候補は小鑓さん」と連呼し、強力に応援した。
支援者への感謝の言葉で小鑓氏は目に涙を浮かべながら「(知事選落選から)2年間、本当に長い期間だった」と振り返り、「ゴールではなく議員としてのスタート。皆さんの期待に応えられるよう、しっかり仕事をする」と誓った。
選対本部長を務めた自民党県連の上野賢一郎会長は「もう一度チャレンジしたいという本人の気持ちが実を結んだ。当時争った三日月知事も今日は……」と言及。笑い声と拍手の中、最前列に座った三日月知事は苦笑しながら中腰に立ち上がって一礼した。上野氏は「公明党からも大きな支援をいただいた。今後もしっかりとした絆を固めていきたい」とも述べた。
一方、憲法改正についての報道各社の質問に対し、小鑓氏は「(野党は)選択肢を示さないまま否定だけするのは良くない。個別に具体的な議論を深めることが大事だ」などと述べた。【衛藤達生、大原一城】
2251
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:06:50
【三重】
当 芝博一 (現) 民進党 440,776
山本佐知子 (新) 自民党 420,929
野原典子 (新) 諸派 24,871
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1607100084.html
【参院選・三重】岡田代表、面目保つ 民進・芝博一氏、シールズ・共産・社民の支援あおぎ“崖っぷちの戦い”制す
00:44産経新聞
【参院選・三重】岡田代表、面目保つ 民進・芝博一氏、シールズ・共産・社民の支援あおぎ“崖っぷちの戦い”制す
3選を果たし喜びを爆発させる民進現職の芝博一氏。右は信子夫人=10日夜、津市
(産経新聞)
民進の岡田克也党代表が進退をかけたことで参院選の「象徴区」となった三重選挙区(改選数1)は、激戦の末、民進現職の芝博一氏(66)が自民新人の山本佐知子氏(48)らを破り、民進の前身である民主党の金城湯池として知られた“牙城”を守った。
芝氏は午後9時55分ごろ事務所に到着。集まった支援者を前に「国民の暮らしと平和を守るという訴えを県民に受け止めていただいた」と喜びを語った。
同区は平成12年の補選以降、推薦候補も含めて民主が5連勝。しかし、前回選挙ではベテランが自民新人に敗れ、今回は「がけっぷちの戦い」(陣営幹部)だった。
学生グループ「SEALDs TOKAI(シールズ東海)」や学者、弁護士らが呼びかけ人の市民団体系組織「市民連合みえ」を橋渡し役に共産、社民の支援を取りつけ、野党統一候補として必勝を期した。
岡田氏も「盟友の芝氏を落とすようでは代表の資格はない」と退路を断って支援。芝氏は「私一人の戦いではないと責任を感じていた」と明かし、選挙戦を通じて「支援の輪の広がりを感じた。最後まで厳しい戦いだった」と振り返った。
山本氏は、安倍晋三首相(党総裁)ら党幹部や鈴木英敬三重県知事の応援を得て善戦したが、知名度不足が最後まで響いた。
2252
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:07:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk24010109000c.html
<2016参院選>民進・芝氏が3選 山本氏、一歩及ばず(その1) /三重
12:06毎日新聞
◇「重点区」議席を死守 野党共闘で票伸ばす
参院選は10日投開票され、三重選挙区(改選数1)は、民進現職の芝博一氏(66)が、自民新人の山本佐知子氏(48)=公明推薦=と幸福新人の野原典子氏(59)を破り、3選を果たした。自民、民進両党がともに「重点選挙区」と位置付け激戦を展開。芝氏は連合三重など従来の組織票に加え、野党統一候補として、共産、社民両党のほか、野党共闘の仲介役を果たした市民団体「市民連合みえ」の支援を受けて得票を伸ばした。山本氏は、2013年の前回選挙に続く連勝を目指す自公両党の総力を挙げた支援を受けた。次々と来県した党幹部や現職閣僚らの応援を受け、懸命に知名度アップを図ったが、及ばなかった。投票率は59・75%で、前回を1・93ポイント上回った。当日有権者数は151万8247人(男73万4053人、女78万4194人)だった。【参院選取材班】
民進党の岡田克也代表のお膝元の選挙区で、「安倍晋三首相対岡田代表の代理戦争」とも言われた。自民、民進両党の威信をかけた選挙戦の末、前回参院選で現職の議席を失った民進が雪辱を果たした。津駅近くの津市羽所町にある芝氏の事務所には、開票が進むにつれて続々と支持者が訪れ、「当選確実」が報じられると、大きな歓声が上がった。まもなく姿を見せた芝氏は、満面の笑みを浮かべて次々と支持者と握手し、感謝の言葉を述べた。
芝氏は連合三重などの労組票に加え、地元の鈴鹿市では自民支持層からの支持も少なくない。このため、全国的な野党共闘が進む中、陣営内には共産党との連携への反発を懸念する声もあり、共闘に向けた協議は遅れた。
安全保障関連法廃止を訴える市民団体「市民連合みえ」が橋渡し役となり、野党統一候補となったのは公示約1カ月前の5月23日。県組織を持つ民進、共産、社民の野党3党が同団体と個別に政策協定を結んだ。
芝氏は、政策協定に基づき、安倍政権による改憲阻止や、アベノミクスによる格差の是正を強調。「アベノミクスは既に失敗、破綻している。地方や人に寄り添う政治に転換する」とし、「今の平和を守り継いでいく」と訴えた。
街宣活動や個人演説会では、市民連合みえから「SEALDs TOKAI」メンバーや子育てグループの主婦らが応援演説したほか、共産、社民両党も自主的に支援し、支持を広げた。
また連敗への危機感から、岡田代表が「三重で負けたら次の党代表選には出ない」と退路を断つ決意を示したほか、民進県連や連合三重なども活発に動き、従来の支持層をきっちりと固め、自民新人の山本氏らを振り切った。
◇出口調査 無党派6割が芝氏、山本氏は3割強
共同通信社が10日に実施した出口調査によると、芝氏は民進支持層の9割強を着実に固めたほか、自主的支援を受けた共産、社民の支持層のそれぞれ8割以上を手堅くまとめた。さらに支持政党を持たない無党派層の6割が支持した。
山本氏は自民支持層の8割強の支持を集め、公明支持層の7割にも食い込んだが、無党派層からの支持は3割強にとどまった。
野原氏は支持が広がらなかった。
年代別では、芝氏と山本氏に大きな支持の差は見られないが、10〜40代の各世代では山本氏が、60、70代では芝氏の支持がわずかに上回った。
選挙区と比例代表の投票行動の関連性を見ると、芝氏を支持した層の6割は民進に、1割余が共産に票を投じたとしている。山本氏を支持した層では7割が自民、1割強が公明に投じたとしている。
また今回の選挙の争点の一つとなった憲法改正に対する質問では、芝氏支持者の4分の3が改憲に反対とし、賛成したのは1割余りにとどまった。山本氏支持者では、8割が改憲に賛成とした。支持政党別では、自民支持層の7割、公明支持層の5割近くが賛成する一方、民進支持層の8割、共産支持層の9割近く、社民支持層の7割が反対とした。無党派層では7割が反対、2割が賛成だった。
◇当日有権者数県選管が訂正 4人増の151万8247人
県選挙管理委員会は10日、参院選の県内の当日有権者数に誤りがあり、9日発表した人数より4人多い計151万8247人(男73万4053人、女78万4194人)だったと発表した。明和町選管が事務処理を誤り、4人少なく報告していたという。
在外選挙人を含む有権者数は、2013年の前回参院選と比べ2万790人(1・39%)増となる。【田中功一】
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2253
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:07:40
■解説
◇民進「王国」党勢回復し切れず
自民、民進ともに「重点選挙区」と位置付けた三重選挙区は、事実上、民進現職の芝氏と自民新人の山本氏の一騎打ちとなり、芝氏が辛うじて議席を守った。だが、野党統一候補として共産、社民の自主的な支援を受けての勝利。かつて「民主王国」と呼ばれた三重でも党勢が回復し切れていないことを表す結果となった。
芝氏は当時与党の旧民主公認で出馬した2010年の参院選で、旧民主が全国で議席を減らす中、自民新人に7万票近い差をつけて危なげなく勝利した。しかし、13年の参院選では、旧民主現職が、自民新人に約5万6000票差で敗れた。
陣営は今回、連敗を免れようと強い危機感を持って選挙戦に臨んだ。野党共闘でも共産との連携に反発する旧来の支持者離れを最小限に抑えるため、政党間で直接、政策協定を結ばず、安保関連法廃止などを訴える市民団体「市民連合みえ」と野党各党が個別に政策協定を結ぶ形にした。
選挙戦では表立った協力はせず、街頭演説などでは市民団体のメンバーらが応援演説した。ただ、芝氏の行動予定は共産などにも知らされ、各地の演説では多くの共産支持者が耳を傾けた。
その中で芝氏は、安保関連法の廃止や安倍政権による改憲阻止、アベノミクスで生じた格差の是正など、市民団体との政策協定に基づく訴えを展開。選挙戦が進むにつれ、共産党県委員会幹部は「多くの支持者が内容に満足している。共産票の大半は芝さんに行く」と言うほどになった。13年参院選での共産新人の得票数は約6万票。言葉通り、その大半が芝氏に流れたとすると、野党候補者が一本化されていなければ当選は微妙なものになっていたことになる。
参院選は政権選択の選挙ではない。野党として訴えたことが、直ちに政策に反映されるわけではない。しかし、選挙戦での訴えを具体的な政策として示し、愚直に主張し続けることが必要だ。そうでなければ、有権者の信頼を再び得ることはない。【田中功一】
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◇三重選挙区開票結果=開票率100%
当 440,776 芝博一 66 民現
420,929 山本佐知子 48 自新
24,871 野原典子 59 諸新
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◇当選者の略歴
芝博一(しば・ひろかず) 66 民 現(3)
党県代表▽椿大神社椿会館長[歴]県議▽内閣官房副長官▽皇学館大
◇略歴の見方
氏名▽年齢(投票日の10日現在)▽政党▽現職・元職・新人の別▽当選回数(カッコ数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)[歴]以下は過去の肩書▽最終学歴▽末尾の=以下の四角囲み文字は推薦・支持政党<政党名>自=自民党、民=民進党、諸=諸派
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選挙区の候補者と比例代表の市町別得票数、市町別投票率はあす掲載します
〔三重版〕
2254
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:08:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk24010113000c.html
<2016参院選>民進・芝氏が3選 山本氏、一歩及ばず(その2) /三重
12:06毎日新聞
◇自民、連勝逃す 総力戦、知名度不足補えず
激戦を展開した民進・芝氏の「当選確実」が報じられると、四日市市生桑町の山本氏の事務所で開票速報を見守っていた支持者らに落胆が広がった。しばらくして姿を見せた山本氏は、自らの力が及ばなかったことをわびるとともに、選挙戦での支援に感謝の言葉を述べた。
山本氏は1月上旬に出馬を表明。それ以後、自民県議や市議らが、山本氏とともにそれぞれの支持者を回り、浸透を図った。公示前後には、安倍首相や谷垣禎一幹事長、集客力のある小泉進次郎・党農林部会長らが複数回にわたり応援のため来県したほか、閣僚や党幹部らが連日、街頭演説や個人演説会で支援を呼びかけ、山本氏の知名度アップを図った。野党共闘についても、「政策の違う党の連携は野合だ」などと批判した。
さらに2011年の知事就任以来、国政選挙で特定候補・政党を応援せず中立的立場を貫いていた鈴木英敬知事も、自民党からの強い要請を受け、山本氏支持を表明。応援演説では、伊勢志摩サミットの開催などを挙げ、「安倍首相率いる自公政権が長く、安定的に運営されることが、三重県や日本のプラスになる」と山本氏への支持を訴えた。
山本氏は、旧三重1区選出の元衆院議員で自治相を務めた故・山本幸雄氏の孫であることをアピール。また、安倍政権の経済政策についても「アベノミクスは道半ばだが、着実に成果を上げている」として政策を継続する必要性を訴えた。さらに、元旅行会社員の経歴を強調。サミット開催で三重が世界に情報発信され、知名度が上がったとして、「サミットの効果を今後の地域活性化に生かすため、私の経験と知識を生かしてほしい」と訴えた。だが、前回参院選のような追い風はなく、芝氏に追いつけなかった。
◇投票率59・75% 前回比1・93ポイント上回る
三重選挙区(改選数1)の投票率は59・75%で、前回参院選(2013年)の57・82%を1・93ポイント上回った。男性は59・91%(前回58・41%)、女性は59・59%(同57・26%)だった。
期日前投票者数は23万6923人で、前回よりも4万8746人増え、当日有権者数の15・61%を占めた。また、不在者投票者数は9057人と、前回より907人多かった。
今回は自民、民進両党がともに「重点選挙区」と位置付け、議席死守を掲げる民進に対し、自民は党幹部を相次ぎ投入し、総力戦を展開。激戦を受け有権者の関心も高まったと思われる。
また、今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、若年層の投票率向上を目指す啓発活動も各地で行われた。
市町別で最も高かったのは大紀町の71・33%。逆に最も低かったのは志摩市の55・75%だった。津市は60・37%、四日市市は57・62%だった。
県内の参院選の投票率(補選を除く)は、衆参同日選となった1980年に過去最高の79・44%を記録。最低は95年の47・07%だった。
98年からは、投票時間が午後8時まで2時間延長され、60%台まで上昇した。それ以降、前々回までの計5回は60%台で推移し、前回は50%台に落ち込んだ。今回も60%台には届かなかった。
〔三重版〕
2255
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:09:50
【長野】
当 杉尾秀哉 (新) 民進党 574,052
若林健太 (現) 自民党 499,974
及川幸久 (新) 諸派 20,350
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk20010044000c.html
<2016参院選>民進・杉尾氏、初当選 野党共闘が奏功 若林氏届かず 自民、議席失う /長野
12:37毎日新聞
10日投開票の参院選で、3候補が1議席を争った長野選挙区は全国的な自民党優勢の流れとは別に、民進党新人の杉尾秀哉氏(58)が初当選を果たした。改選数が2から1に減る中、共産、社民両党との共闘態勢を固め、自民党現職の若林健太氏(52)を退けた。改憲勢力が改正発議に必要な定数の3分の2に届くかが注目されたが、9条改正反対を明確にした杉尾氏に対し、若林氏が改憲について言及を避けたため、議論はかみ合わなかった。諸派(幸福実現党)新人の及川幸久氏(56)は伸びなかった。当日有権者数は177万348人(男85万6835人、女91万3513人)。投票率は62・86%で、前回2013年の57・72%を5・14ポイント上回った。【参院選取材班】
全国の1人区の中で比較的早く野党共闘を実現させた杉尾秀哉氏が、猛追する若林健太氏を振り切った。自民側が憲法改正に言及しない点を「争点隠し」と批判し、憲法9条改正や安全保障関連法への反対を軸に「安倍政権打倒」を訴え、支持を広げた。
当選を決め、JR長野駅前のホテルで、杉尾氏は万歳三唱し、支持者と喜び合った。
引退する北沢俊美元防衛相の後継者選びが難航した影響で、出馬表明は今年1月と出遅れた。元TBSキャスターという知名度はあったが、陣営は「民進公認候補の杉尾氏」という認知度をどう広げるかに腐心。県内77市町村をくまなく回り、浸透を図った。
党本部も「長野で勝てなければどこも勝てない」と最重点区に位置付け、岡田克也代表ら幹部が次々と応援に駆け付けた。杉尾氏は、憲法改正について「選挙が終われば安倍政権が改憲に向かうのは明らか。自民の改憲草案は国民を縛る内容だ。さらに戦争に近づく」と強調した。
また、経済政策アベノミクスを「失敗」と主張。「安倍政治は強者の政治。貧困層が増え格差が拡大した。公的年金の運用も失敗し多額の年金が消えた。人への投資、弱者のための政治を実現したい」とし、共産、社民支持層や、市民団体でつくる信州市民連合などの支持を固め、無党派層にもアピールした。
民進支持層の保守派には、共産との共闘に反発もあったが、影響は限定的だった。
◇若林氏「支援応えられず」
若林健太氏の陣営は、県内の主要4経済団体を中心に、企業への協力要請を強める徹底的な組織戦を展開。経済政策アベノミクスの継続を軸に、地方の活性化や社会保障の充実などを訴えたが、野党3党の分厚い共闘の壁は崩せなかった。
敗色が濃厚になると、長野市のホテルで、若林氏は「支援に応えられず申し訳ない」と支持者にわびた。
改選数減の中、議席を守るため、陣営は危機感を募らせた。公明党との初の合同決起大会を開き、連携を強化。「相手の背中が見えてきた」と支持者に発破を掛けた。
自民党本部も「最重点区」として、幹部が相次いで応援に入ったほか、安倍晋三首相自ら保守系地方議員らに電話で支援を呼び掛ける異例のてこ入れを展開。野党共闘を「反対だけで、代案を示さない野合だ」と批判し、共産との共闘に反発する民進系保守層らの取り込みも狙った。
若林氏は、外務政務官や農水委員長などを務めた1期6年の実績を強調。杉尾秀哉氏を「落下傘候補」と批判し、「地域の実情を国政に届けられるのは私だ」と訴えた。野党からは憲法改正に言及しないことから「争点隠しだ」と追及されたが、最後まで避け続けた。
◇及川氏浸透せず
元国際金融マンとして積み立て方式の年金制度創設などを訴えた及川幸久氏は、浸透しなかった。個人演説会を中心に「県産リンゴなどを輸出し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を乗り越えよう」と主張した。
2256
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:10:10
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■解説
◇政権の歯止め選択 改憲論争かみ合わず
県民の選択は、自公政権への歯止めだった。背景には、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法制定など、反対意見を顧みない政権運営への批判があったことは言うまでもない。政権側は、県民の判断を重く受け止めるべきだ。
若林氏は経済政策の継続を強調し、憲法改正について言及を避けた。取材に「争点にするほど議論が熟していない」と語ったが、自ら自民党改憲草案策定に関わりながら、こうした逃げを打てば「争点隠し」の非難は免れない。県外からの移住者によって人口維持を図るこの時代に、相手に「落下傘候補」とレッテル貼りをする戦術も、有権者をしらけさせたのではないか。
民進は「県民の良識が勝った」とするが、無党派層を大きく取り込むような「風」は起こせなかった。支持が伸びない中、連合や共産、社民の組織頼みだった感は否めない。
杉尾氏を支持した有権者も、全幅の信頼から1票を投じたわけではない。杉尾氏を選択した女性は「民進に期待しているわけではないが、安倍政権には反対だから」と本音をのぞかせる。有権者の信頼を勝ち得るには、公約の「弱者のための政治」をどう具現化するかが問われることになる。【巽賢司】
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◇当選者略歴
杉尾秀哉(すぎお・ひでや) 58 民 新(1)
党県副代表[歴]TBS解説専門記者室長▽関西学院大特別客員教授▽東大=[共][社]
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:12:08
【新潟】2300票差
当 森裕子 (元) 無所属(野党統一) 560,429
中原八一 (現) 自民党 558,150
横井基至 (新) 諸派 24,639
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk15010008000c.html
<2016参院選>森氏、返り咲き 自民、議席失う(その1) /新潟
12:22毎日新聞
◇野党共闘、激戦制す
第24回参院選が10日投開票され、新潟選挙区(改選数1)では、野党統一候補として臨んだ無所属の元職、森裕子氏(60)=民進、共産、社民、生活推薦=が野党各党の支持層を固め、返り咲きを果たした。自民現職の中原八一氏(57)=公明推薦=は知名度不足が最後まで響き、涙をのんだ。幸福実現新人の横井基至氏(35)も独自の政策を訴えたが、及ばなかった。
新潟選挙区は今回から改選数が2から1に削減され、与野党候補による事実上の一騎打ちとなった。投票率は前回2013年の55・82%を上回る59・77%だった。
新潟市中央区の森氏の選挙事務所に当選確実の報が入ると、集まった野党各党の県幹部や支援者からは、歓声と拍手が湧き起こった。激戦を制し、3年ぶりに国政に返り咲いた森氏は「この新潟から新しい民主主義が生まれた。市民と野党が一つになり勝利を勝ち取った」と喜びをかみしめた。
「安全保障関連法廃止」を旗印に、新潟選挙区で初めて実現した今回の野党共闘では、民進党をはじめとする野党4党がどこまで「一枚岩」になれるかが焦点だった。陣営では、あえて合同選挙対策本部を作らず、野党各党が個別に応援する形を取り、市民団体が仲介役となって「緩く」まとまった組織を形成。各党がそれぞれのスタンスで支援したことが功を奏した。
民進党内では、森氏が2012年に旧民主党を離党した経緯などから「アレルギー」も色濃く残っていたが、選挙期間中は岡田克也代表も応援に駆け付けるなど「融和」をアピール。街頭演説では県内の衆院議員らも街宣車の上に立ち、「安倍政権打倒」を訴えた。選挙戦中盤以降は、英国の欧州連合(EU)離脱に伴う円高や株価の下落を受け、安倍政権の経済政策「アベノミクス」への批判を強め、支持を広げた。
森氏が野党統一候補に正式に決まったのは4月下旬と出遅れたが、「地域組織」を県内約20地区に置き、草の根で支援態勢を整備。陣営内でも「後手に回った」と不安の声もあったが、2期12年参院議員を務めた知名度の高さでカバーした。【柳沢亮、後藤結有】
◇投票率59・77% 前回3・95ポイント上回る
参院選新潟選挙区の投票率は59・77%で、大方の予想に反して前回を3・95ポイント上回る結果となった。当日有権者数は195万9714人(男94万1784人、女101万7930人)。今回から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられ、投票率向上への期待が高まっており、一定程度、効果があったとみられる。
期日前投票は30万8078人が利用。期日前投票率は15・69%と前回2013年(11・33%)を上回り、過去最高を更新した。制度の浸透に加え、各党が積極的に利用を呼びかけたことも影響したとみられる。【米江貴史】
2258
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:12:24
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■解説
◇最大の勝因「市民の力」
改選数が1に削減され、全国屈指の激戦区として注目された参院選新潟選挙区は、野党統一候補の森氏が制した。県内の有権者は、安全保障関連法や、今回の選挙戦で「争点隠し」と批判された憲法改正などについて、安倍政権に「ノー」を突き付けた格好だ。
有権者の選択は、2014年の衆院選後、選挙中は「封印」した安保関連法の議論を再開させたような手には乗らないという政権へのメッセージとも言える。与党側は今回の野党共闘を「政策も理念もない野合」と批判したが、いくつかの共通政策を旗印に主義や主張を超えて結束することで、大きな力となることも証明された。
今年1月、森氏が立候補表明した際には「野党統一候補は困難に」との記事を掲載した。森氏が旧民主党を離党した経緯などから、党内の反発が大きかったためだ。実際、民進党は最後まで国会議員の対応が分かれ、連合新潟の一部の労働組合も「自主投票」とするなど動きは鈍かった。
それでも共闘を実現し、「巨大与党打倒」という壁まで乗り越えられたのは、安保法制や改憲への有権者の反発が想像以上に大きかったということだ。デモ行進や署名活動から一歩前進し、選挙に結びつけた市民らの動きが最大の勝因だった。
ただ参院選の結果はレースに例えれば、スタートラインに立つ前の準備段階。衆院選での協力にはより大きな壁がある。巨大与党を打倒できるか。野党の本当の戦いはこれからだ。【米江貴史】
………………………………………………………………………………………………………
◇当選者の略歴
森裕子(もり・ゆうこ) 60 無元(3)
[元]副文科相▽生活の党県代表[歴]横越町議▽拉致問題特別委員長▽新潟大=[民][共][社][生]
2259
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:12:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk15010015000c.html
<2016参院選>森氏、返り咲き 自民、議席失う(その2止) /新潟
12:22毎日新聞
◇組織戦、不発 中原氏、知名度不足が響く
「皆さんから必死の思いで支援を頂いたにもかかわらず、残念な結果になった。本当に申し訳ない」
「野党共闘」の壁に再選を阻まれた中原氏は、新潟市中央区の事務所で、集まった支持者らを前に厳しい表情で敗戦の弁を述べた。
選挙戦では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の成果や、野党側が廃止を訴える安全保障法制の必要性を訴え、政権安定の重要性を強調した。
党所属の県議や市町村議の後援会を軸に、約2500の企業や団体などの推薦を取り付けたほか、公明党の推薦も得て組織戦を展開。党本部は新潟選挙区を重点選挙区と位置付け、安倍晋三首相が3回県内入りしたのをはじめ、閣僚クラスが連日訪れ、無党派層の掘り起こしを図った。
だが、最大の課題だった知名度不足は最後まで克服できず、アベノミクスの効果が県内にまで及んでいないことや「争点隠し」と野党が批判した憲法改正へのあいまいな姿勢も逆風となった。【米江貴史、南茂芽育】
2260
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:15:49
【山梨】
当 宮沢由佳 (新) 民進党 173,713
高野剛 (新) 自民党 152,437
米長晴信 (元) 無所属 67,459
西脇愛 (新) 諸派 10,183
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk19010013000c.html
<2016参院選・やまなし>民進・宮沢氏が初当選 自民・高野氏及ばず(その1) /山梨
12:25毎日新聞
◇野党統一で接戦制す
第24回参院選は10日投開票され、山梨選挙区(改選数1)では、民進新人の宮沢由佳氏(53)=共産、社民推薦=が、自民新人の高野剛氏(68)=公明推薦=ら3人を破り、初当選を果たした。野党統一候補の宮沢氏は、任期限りで引退する輿石東参院副議長(80)が18年間維持してきた議席を引き継ぐ。高野氏は党の組織を挙げて追い上げたが、届かなかった。投票率は58・83%で、前回(2013年)参院選を2・18ポイント上回った。【参院選取材班】
◇子育てや介護訴え実る
全国の32ある「1人区」でも屈指の激戦となった山梨選挙区。たった一枚の国会への「切符」を手にしたのは、宮沢氏だった。
甲府市上阿原町の事務所では「当選確実」の一報を受けると、支持者らが手を取り合って歓声を上げた。
宮沢氏は「皆さまのおかげで当選することができた。党派を超えて子どもが幸せに育つ社会が求められていると感じた。一歩一歩歩んでいく。輿石先生の続きの道を作っていきたい」と述べた。輿石氏は「感謝するのみ。必ず私の思いも含めて国政へ県民・有権者の良識を運んでくれる」と話した。
総合選対本部長を務めた民進の中島克仁衆院議員は野党共闘について「それぞれの立場を乗り越えられた。結果が出てよかった」と述べた。
民進党は、岡田克也代表が公示日の第一声に甲府市を選ぶなど、重点選挙区に位置づけた。党でも知名度がある山尾志桜里政調会長や蓮舫代表代行らもたびたび来県。宮沢氏とともに街頭演説に立ち、知名度アップに一役買った。
宮沢氏は、子育てや介護充実を訴え、峡北地域などで優位に戦いを進めた。一方、民進候補が不在の衆院2区の地域では苦戦が伝えられていた。しかし、宮沢氏を推薦した連合山梨や、輿石氏の出身母体の山梨県教職員組合(山教組)などが全面的に支えることで接戦を制した。
◇「一定の結果を出せた」
富士川町最勝寺の事務所に落選の知らせが入ると、トレードマークの青色ポロシャツ姿の米長氏は支持者らを前に深々と頭を下げた。
米長氏は「政党の戦いの中で一定の結果を出せた。今後も県内で政治家として活動を続けていきたい」と述べた。
米長氏は2007年、参院選山梨選挙区で旧民主公認で初当選。その後、消費増税法案への対応を巡って離党し、3年前の参院選でみんなの党から出馬し落選した。今回は、候補者の中で最も遅い5月下旬の出馬表明となった。
無所属で、組織から支援を得られないまま選挙戦に突入。出身の旧民主の支持者をはじめ、自民支持層にも浸透を図った。
選挙戦では、「政策の深さ、知識では負けない」と「即戦力」である点をアピール。草の根選挙を展開したが、届かなかった。
◇投票率58.83% 10代は47.78%
山梨選挙区の投票率は58・83%で、前回(2013年)を2・18ポイント上回った。選挙権年齢の引き下げに伴い新たに有権者に加わった18、19歳の投票率は47・78%で、全体より11・05ポイント低かった。
安倍晋三首相は政権が掲げる経済政策「アベノミクス」の是非を参院選の争点に据えた。しかし、県内では主な争点となり得ず、論戦は低調に。公示直後から、民進新人と自民新人の2人の激戦が伝えられた。最終盤までもつれる展開となったものの、2回連続で50%台の投票率にとどまった。
同選挙区の投票率は、過去最低の52・26%を記録した1995年以降、60%台で推移した。10年は、輿石東氏(現参院副議長)と宮川典子氏(現衆院議員)が激しく競り合い、64・04%を記録。しかし、前回は低調で56・65%にとどまった。
当日有権者数は70万5769人(男34万3200人、女36万2569人)。うち10代は1万7463人で、全体の2・47%を占めた。
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2261
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:16:07
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■解説
◇政策の具体像提示を
18年間、輿石東氏が守ってきた議席を、民進新人の宮沢由佳氏が引き継ぐ形となった。しかし、輿石氏と決定的に違うのは、旧民主票に加えて共産、社民、旧維新と幅広い支援の上に成り立つ「1議席」である点だ。
宮沢氏は20年以上にわたり、子育て支援活動に携わってきた。選挙戦では経験も踏まえ、「子供が安心して生まれ、幸せに成長できる社会をつくりたい」と主張。「安全保障関連法の廃止」なども訴えた。ただ、公約の形で示しておらず、有権者には伝わりづらかった点は否めない。
背景には「野党共闘」がある。原発再稼働をはじめ、野党ごとに温度差がある政策テーマが存在する。詳細を詰めると野党間協力にひびが入りかねず、選挙戦で深入りを避けた形だ。これでは選挙優先の「野合」批判を受けるのもやむを得ない。
政策論議が深まらなかった点では、他の候補も同じだ。自民新人の高野剛氏は、自民党の政策・公約をなぞった主張が多く、「国会で何をしたいのか」が明確に示されなかった。米長晴信氏は、参院議員の経験を強調したが、無所属議員として、掲げた政策をどう実現させていくかの展望が見えづらかった。
宮沢氏の擁立時に野党4党(当時)で結んだ政策協定には、「協定の実現、政策的な一致が広がるよう努力する」とある。宮沢氏は、こうした野党間の議論を避けずに、今後、政策の具体的なビジョンを示してほしい。【後藤豪】
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◇選挙区開票結果=選管最終発表
当 173,713 宮沢由佳 53 民新
▽ 152,437 高野剛 68 自新
▽ 67,459 米長晴信 50 無元
10,183 西脇愛 31 諸新
▽は法定得票数を得た落選者
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◇当選者略歴
宮沢由佳(みやざわ・ゆか) 53 民 新(1)
社会福祉法人理事長▽会社代表[歴]県立大非常勤講師▽名古屋市立保育短大=[共][社]
2262
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:16:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk19010019000c.html
<2016参院選・やまなし>民進・宮沢氏が初当選 自民・高野氏及ばず(その2止) /山梨
12:25毎日新聞
◇県議団分裂響く 高野氏
自民は民進(旧民主)から18年ぶりの議席奪還を目指したが、かなわなかった。民進・宮沢氏の「当選確実」が報じられると、甲府市国母7の高野氏の事務所では、支援者らからため息が漏れた。
高野氏は「日本中で自民党が支持を伸ばす場面で敗北を喫したのは、私の不徳の致すところ。これまでの協力に感謝したい。本当に申し訳ない」と語り、頭を下げた。その後、高野氏は記者団の取材に対して、「一枚岩になれなかったからこんな結果になった」とも話した。
選対本部長を務めた森屋宏参院議員は「高野氏のすべき仕事、できた仕事を県民に伝えきれず、おわび申し上げる」と述べた。
知事選と甲府市長選で独自候補を擁立できなかったことから、県連は早くから組織の立て直しを急いだ。3月には、約170の業界団体が参加し、相互に諸問題の解決を図る任意団体「元気やまなし絆の会」を結成。甲府市では市議団18人が選対本部を作り、地域支部の立て直しを図った。一方で、自民系県議団は分裂し、対立が続いたまま選挙戦に突入した。自民内部から選挙戦への影響を懸念する声が上がっていた。
危機感を持った党本部は、安倍晋三首相が公示前後に2回、県内入りした。党幹部や閣僚が次々と来県し、追い上げを図ったが、及ばなかった。
◇各地の投票所で朝早くから1票 子ども連れら
県内各地の投票所には朝早くから有権者が訪れ、意中の候補者や政党に1票を投じた。
甲府市青沼3の市総合市民会館では、午前中から子ども連れの有権者らが訪れた。投票を終えた甲府市青沼1の主婦、風間ますみさん(80)は「東京都知事の騒動もあり、クリーンな人に議員になってほしい」と話した。同市青沼の男性(58)は「雇用問題に力を入れているかを重視した。もうすぐ定年だが、再就職に不安がある。国や政治家はしっかり対策を考えてほしい」と話した。【滝川大貴】
2263
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:19:54
【福島】
当 増子輝彦 (現) 民進党 462,852
岩城光英 (現) 自民党 432,982
矢内筆勝 (新) 諸派 20,653
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk07010089000c.html
<2016参院選>民進・増子氏が3選 自民・岩城法相敗れる(その1) /福島
12:22毎日新聞
10日投開票された参院選の福島選挙区(改選数1)は、民進現職の増子輝彦氏(68)=社民推薦=が、法相で自民現職の岩城光英氏(66)=公明推薦=を破り3回目の当選を果たした。「1票の格差」の是正で2013年の前回選から改選数が2から1に削減される中、増子氏は共産、社民の支援を受ける「野党統一候補」として安全保障関連法や安倍政権の経済政策を批判して大接戦を制した。岩城氏は徹底した組織戦を展開し、現職閣僚としての政策実行力をアピールしたものの、4期目の議席獲得はならなかった。幸福実現新人の矢内筆勝氏(54)は支持が広がらなかった。選挙区の投票率は57・12%で、13年の参院選よりも2・6ポイント上昇した。当日有権者数は163万7954人(男79万6448人、女84万1506人)だった。
◇野党共闘で激戦制す
福島市御山の増子氏の事務所。午後10時15分ごろ、「当選確実」の一報が入ると集まった支持者約150人の大きな歓声に包まれた。拍手に迎えられて姿を現した増子氏は支持者と万歳を繰り返し喜びをかみしめ合った。
増子氏は「厳しい選挙を戦い抜くことができた。正直、今も当選が信じられない」とほっとした表情を浮かべた。
再選を果たした10年の参院選は、前年に政権交代を果たして、高い支持率を保っていた民主(当時)が新人候補も擁立。民主票が二分したにもかかわらず、「増子票」とも呼ばれる堅い個人票に支えられて、組織力に勝る岩城氏に競り勝った。
改選数1の今回は「野党統一候補」として共産・社民の支持層を取り込んで票を上積みできるかどうかが、議席確保への最大のカギだった。
選挙戦に入ると、安全保障関連法の廃止や安倍政権の経済政策・アベノミクスの批判などを前面に押し出すことで政策面で一致する共産、社民の支持層を徐々に固めていった。
一方、革新勢力との共闘により、県議や衆院議員時代から中通り地方を中心に築いてきた「保守層や、労組の票が一部離れるのではないか」(陣営幹部)との懸念もあった。
だが、公示後は「県民統一候補」とも街頭演説や集会などで盛んに訴え、従来の支持者に配慮しつつ、無党派層の一部にも浸透。支持組織の連合福島もフル回転で支援した。
終盤戦にかけ、安倍晋三首相や人気の高い小泉進次郎・衆院議員らの応援を連日受けていた岩城氏の猛烈な追い上げも振り切った。
当選後、増子氏は記者からのインタビューで選挙戦について「5年3カ月間の震災対応を地道にコツコツやってきた。さまざまな県民の力の結集の結果だ」と語った。【岸慶太】
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■増子輝彦氏の主な公約■
<原発>
・県内原発の全10基廃炉
・情報公開の徹底
<汚染廃棄物>
・中間貯蔵施設の早期建設
・県外処分の実施
<再生エネルギー>
・エネルギーの地産地消推進
・新技術の研究、開発施設誘致
<安全保障>
・安全保障関連法の廃止
・集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回
<社会保障>
・年金、介護、医療制度の改革
<農業>
・環太平洋パートナーシップ協定(TPP)反対
・戸別所得補償制度の復活
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◇当選者の略歴
増子輝彦(ましこ・てるひこ) 68 民 現(3)
[元]副経産相▽国交委理事[歴]県議▽衆院議員▽民主党副代表▽早大=[社]
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2264
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:20:19
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk07010094000c.html
<2016参院選>民進・増子氏が3選 自民・岩城法相敗れる(その2止) /福島
12:22毎日新聞
◇組織票固め、不発に
岩城氏は、自民の組織力をフル活用して選挙戦を進めながら、議席を守れなかった。
午後10時15分ごろ、福島市太平寺の事務所に「落選」の一報が入ると、集まった支持者は落胆の表情を見せた。事務所に姿を現した岩城氏は、硬い表情を浮かべ「皆さんに本当に一生懸命活動していただいたのに、期待にお応えできなかったことは、私のまさに力不足。心からおわび申し上げます」と語った。
岩城氏は2010年参院選で増子氏にトップ当選を許し、今回も劣勢と見られていた。このため、自民県連は県内五つの衆院小選挙区ごとに国会議員をトップとする選対組織を設置。140を超える支援団体にも初めて選対をつくるなど組織票を徹底して固めた。安倍晋三首相が3度も県内へ応援に入るなど党本部も全面支援を続けた。
政策面で、岩城氏は政府与党との太いパイプをアピールしながら復興の加速化を訴え、安倍政権の経済政策の成果も強調した。
選挙戦の後半に入ると、増子氏を支える野党3党に対し「野合」との批判を強め、猛烈に切り崩したものの、強固な個人票を持つ増子氏に及ばなかった。
疲れ切った表情で報道陣の取材に応じた岩城氏は進退について「白紙」と語った上で、「福島の復興に、古里の復興に向け、自分なりの活動を模索していきたい」と話した。【曽根田和久】
◇投票率57.12% 震災の影響続く
参院選福島選挙区の投票率は57・12%(男57・39%、女56・87%)だった。2013年の前回参院選を2・6ポイント上回ったものの、過去3番目に低かった。
県内で参院選の投票率は、1995年に過去最低の51・74%を記録した。98〜10年は60%台を維持してきたものの、13年の前回選は再び50%台にまで落ち込んでいる。
県内の選挙は、11年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の後、投票率が低下傾向にある。震災後の大型選挙を見ると、14年衆院選(52・51%)、15年県議選(46・67%)で、それぞれ戦後最低を記録している。
各市町村の選管などによると、震災と原発事故の影響で、現在も約9万人が県内外で避難生活を送り、土地勘の薄い避難先からの投票が負担になるなどし、低投票率の一因になっていると見られる。また、復興施策を巡って、各候補者の主張に明確な違いがないことなども、投票行動に影響しているようだ。【土江洋範】
2265
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 23:21:36
自民35.9%=民進は6年ぶり2割台―比例代表【16参院選】
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-160711X219
17:06時事通信
参院選の比例代表では、自民の得票率が2014年の衆院選と比べて2.8ポイント増の35.9%となり、首位を維持した。民進は同2.7ポイント増の21.0%で、旧民主時代の10年参院選以来、6年ぶりに20%台を回復したものの、自民には大きく水をあけられた。
自民は13年参院選、14年衆院選に続き、得票率が3回連続で30%台の高水準。得票数は参院選としては01年以来、15年ぶりに2000万票を超えた。公明も13.5%で3位となり、与党で比例票の約半数を獲得した。
旧民主は13年参院選で得票率が13.4%まで低迷。その後、14年衆院選では上昇に転じ、民進に衣替えして初の国政選挙となった今回も得票率を伸ばした。旧維新との合流効果が表れた格好だが、依然としてピーク時の半分程度にとどまっている。
共産は10.7%の4位で、10%台の得票率を継続。おおさか維新は9.2%となり、14年衆院選の3位から5位に後退した。
一方、個人得票は、公明の長沢広明氏が約94万2000票でトップとなった。公明は4位までを独占。これに続き、自民の徳茂雅之氏が約52万1000票を獲得し、同党で首位となった。
2266
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:21:58
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160710_61080.html
<参院選福島>岩城法相不覚 声震わす
04:55河北新報
<参院選福島>岩城法相不覚 声震わす
落選が決まり、支持者に頭を下げる岩城光英さん(左から2人目)=10日午後10時50分ごろ、福島市の事務所
(河北新報)
改選数が2から1に減り現職2人が激突した福島選挙区で、自民党現職の法相岩城光英さん(66)の落選が福島市の事務所に伝えられると、詰め掛けた支持者らは声を失った。「期待に沿えず、申し訳ない。私の力不足です」。岩城さんは、声を震わせながら頭を下げた。
過去3度の選挙はいずれも旧民主系候補の後じんを拝して2位当選。「負けられない戦い」の今回、原発事故被災地での閣僚落選阻止を至上命令とする党本部の全面支援を受けた。フル稼働する県選出国会議員や地方議員にも支えられた。
閣僚として県外に遊説に出ず、選挙区に張り付いた。安倍政権打倒を声高に叫ぶ野党統一候補に対抗し、ひたすら訴えた。「復興加速化の流れを止めてはならない」「引き続き復興を私に任せてほしい」
だが、安倍晋三首相や小泉進次郎党農林部会長ら大物弁士の相次ぐ投入は逆に、本人の影の薄さを際立たせた。頼りとしていた業界団体などの組織固めも結果的に上滑りとなり、あと一歩届かなかった。
「まちづくりに若い人の声を届けたい」。30歳でいわき市議に当選。福島県議、いわき市長、参院議員と順調にキャリアを積み重ねてきた。36年間の政治家人生を飾るはずの一大決戦は、大きな挫折感を残して終幕を迎えた。
2267
:
とはずがたり
:2016/07/11(月) 23:22:15
18歳51%・19歳は39%…低かった投票率
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20160711-567-OYT1T50218.html
22:13読売新聞
総務省は11日、参院選(選挙区選)の18歳と19歳の投票率の調査結果を公表した。
18歳は51・17%、19歳は39・66%で、18歳と19歳を合わせた投票率は45・45%だった。高校などで主権者教育を受ける機会の多い18歳と、大学生や社会人が多い19歳で、差がある傾向が明らかになった。
調査は、47都道府県それぞれから、おおむね4投票区を抽出し、18歳、19歳の投票率を調査した。抽出された18、19歳の有権者数は計1万1480人で、当日有権者数の0・01%。18歳より19歳の投票率が低い理由として、大学進学などで親元を離れながらも、住民票を移さず投票にも行かない人がいるとの指摘もある。
一方、読売新聞社の調べでは参院選全体の投票率は54・70%(選挙区選)。全体の投票率は前回2013年参院選を2・09ポイント上回ったものの、参院選では過去4番目に低かった。調査方法が異なるため、単純比較はできないが、18歳、19歳の投票率が全体に比べ低い傾向にある。
2268
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:22:35
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_61068.html
<参院選福島>増子さん会心 閣僚破る
3選を決め、支持者から贈られた宝船を手に笑顔を見せる増子輝彦さん=10日午後11時5分ごろ、福島市の事務所
拡大写真
「よっしゃー」「さすがだ」。現職閣僚を退け、福島選挙区の議席を死守した民進党現職増子輝彦さん(68)の福島市の事務所は、当選の知らせを受けて大歓声に包まれた。
激戦の末の勝利に喜びもひとしお。「県民の良識が安倍政権を打ち破った」。増子さんは日焼けした顔に会心の笑みを浮かべた。
厳しい戦いだった。相手陣営は原発事故被災地での現職閣僚の落選を阻止しようと、敵意むき出しの挙党態勢で向かってきた。「福島から強権政治にストップを」「憲法9条改正を阻止しなければならない」。野党統一候補として安倍政権に対峙(たいじ)する県民の結集を必死に呼び掛けた。
政権交代可能な二大政党制を築こうと1994年、衆院議員初当選の4年後に自民党を離党。15年後の2009年に実現した民主党政権下で原発事故が起き、3年余りで野党に転落した。
経済産業副大臣として原発輸出を進め、安全神話に漬かった過去を反省し「県民に寄り添い原発のない社会をつくる」と誓った。そして「もう一度、政権交代を実現したい」との思いで走り続けてきた。
揺るぎない信念と党派を超えて培ってきた支持が最後に真価を発揮し、与党の猛攻をはね返した。「平和を守るとともに、福島の復興を推し進める」。表情を引き締めた。
関連ページ:福島政治・行政
2016年07月11日月曜日
2269
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:23:24
【山形】
当 舟山康江 (元) 無所属(野党統一) 344,356
月野薫 (新) 自民党 223,583
城取良太 (新) 諸派 15,223
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk06010062000c.html
<2016参院選>舟山氏再び笑顔 TPP自民逆風(その1) /山形
11:58毎日新聞
◇野党共闘支持集め
参院選は10日投開票され、山形選挙区(改選数1)は、無所属元職で野党統一候補の舟山康江氏(50)=民進、社民両党推薦=が、自民党新人の月野薫氏(61)=公明党推薦=と、幸福実現党新人の城取良太氏(39)を破り、再選を果たした。参院選で野党が勝利したのは、舟山氏が旧民主党候補として初当選した2007年以来、9年ぶり。
舟山氏は民進、社民両党や連合山形のほか、独自候補の擁立を取り下げて舟山氏の支援に回った共産党や無党派層など、安倍政権に批判的な幅広い層に支持を広げた。JA全農山形出身の月野氏は、多くの政府・与党幹部の応援を受け、自公両党の組織固めを図り、農業票の取り込みを狙ったが及ばなかった。城取氏は支持に広がりを欠いた。
投票率は62・22%、当日有権者数は95万2172人だった。【参院選取材班】
舟山氏陣営は、山形市松見町の事務所で固唾(かたず)をのんで結果を見守った。当選確実の一報が入ると、大きな歓声が上がった。舟山氏は支援者らの大きな拍手に迎えられ、「みなさんの力の結集で当選できた。みなさんの声を国政にしっかり届けたい」などと抱負を語った。
推薦を受けた民進、社民両党と連合山形などが中心となり選対を組織。共産党も独自の選対をつくり舟山氏への投票を呼びかけるなど側面支援に回った。
県内各地での集会や遊説には県議や市議らが同行し、連動した活動を展開した。月野氏陣営が政府・与党の幹部を続々と投入したのに対し、野党幹部の応援はほとんど受けず、政党色を極力抑えた。週末には大票田の市部で積極的に遊説するなど、元職の知名度を生かして無党派層への浸透も図った。
政策面では、「競争をあおり地域経済を疲弊させた」とアベノミクス批判を強調。大都市中心から、地域を軸とした経済政策への転換を訴えた。
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)については「今回が止める最後のチャンス。中身を議論することが必要だ」と、政府に情報開示や説明を求めた。安倍政権による憲法改正にも反対姿勢を打ち出すなど、政府・与党への対決姿勢を明確にし、幅広い層の支持を集めた。【光田宗義、野間口陽】
◇投票率、1.46ポイント増62.22% 与野党対決、明確な構図も影響
山形選挙区の投票率は62・22%と、前回の2013年参院選の60・76%を1・46ポイント上回った。参院選では過去2回連続で下落していた傾向に歯止めがかかった。自民党新人の月野氏と、無所属元職で野党統一候補の舟山氏による事実上の「与野党対決」の構図が明確になったことも、有権者の関心を高める一因となったとみられる。
各候補は、安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」の評価や、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を含む農業政策、憲法改正などを主なテーマに論戦を繰り広げた。
改正公職選挙法の施行を受け、今回から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことも注目された。国政選挙では、年齢が若い有権者ほど投票率が低い傾向が顕著だったことから、大学のキャンパス内に期日前投票所を設置するなどの取り組みが県内でも広がった。
2270
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:23:36
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■解説
◇応援頼らず「草の根」徹し
野党統一候補として「議論のない乱暴な政治に歯止めをかけよう」と、一貫して安倍政権を批判し続けた舟山康江氏が、国会への返り咲きを果たした。
舟山氏は野党幹部の応援に頼らず、「草の根」の運動に徹した。安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」や、農家の不安感が根強い環太平洋パートナーシップ協定(TPP)、安全保障関連法、憲法改正など多くの課題で政府・与党を批判。「反対意見を言える野党候補」の存在意義を強調した。アベノミクスの恩恵を実感しにくく、農業県でもある山形で、訴えは一定の共感を呼んだ。
庄内地方では、保守系の阿部寿一・元衆院議員の支援を受けた。前回参院選でTPP反対を明確に打ち出した舟山氏への期待から、今回、農業票の一部を取り込むなど、保守層の切り崩しにも成功した。
「地域に力を取り戻す」と、アベノミクスの転換を主張した舟山氏は、社会保障の充実や若者らの労働環境の改善などが、経済活性化にとって重要と強調した。TPPについては、政府による情報開示や国会での議論が必要だと力説。ただ、経済活性化や農業振興に向け、具体性のある処方箋を示せたとは言い難い。安倍政権下での憲法改正には反対しつつも、「一言たりとも憲法を変えてはならないとは思っていない」と語る場面もあった。
安倍政権に批判的な幅広い勢力の結集を図ったことが、ある種の「歯切れの悪さ」につながった面は否めない。また、特定政党に所属しないままでは、政策の実現には困難が伴う。政治家としてどこを目指し、何を成し遂げるのか。舟山氏には「反対意見」だけでなく、明確な展望も語ってほしい。【光田宗義】
………………………………………………………………………………………………………
舟山康江(ふなやま・やすえ) 50 無 元(2)
[元]農水政務官▽置賜自給圏機構役員[歴]農水省職員▽民主党副幹事長▽北大=[民][社]
2271
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:23:59
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk06010066000c.html
<2016参院選>舟山氏再び笑顔 TPP自民逆風(その2止) /山形
11:58毎日新聞
◇月野氏、知名度不足響く
月野氏の落選が確実との知らせが入ると、陣営に詰め掛けた支持者らは肩を落とし、深いため息に包まれた。月野氏は「みなさんに支えてもらったが、力不足のため、このような結果になった。すみませんでした」と深々と頭を下げた。
終始、課題の知名度不足の解消に奔走した。昨年12月の立候補表明後、県選出の国会議員や県議らと、各方面へのあいさつ回りを精力的にこなした。公示前から安倍晋三首相をはじめ、菅義偉官房長官、谷垣禎一幹事長ら自民党本部の幹部や閣僚が連日県内入りし、「自民の月野」を強くアピールした。
また、「頼れる仕事人」「山形のおやじ」など分かりやすいキャッチフレーズも駆使し、親しみやすさを強調した選挙戦を展開。政権与党を共に担う公明党の推薦も得て、各個人演説会で応援演説も受けたが浸透せず、知名度で勝る舟山氏に及ばなかった。
JA全農山形出身ながら、TPPに対する政府・自民党への根強い反発から、県農協政治連盟が自主投票を決め、推薦を見送ったことも大きな痛手となった。【山中宏之】
◇「残念」落胆の声 城取氏
城取氏陣営では、集まった支持者がテレビの選挙速報画面で開票状況を見守った。票が伸びず落選が決まると、「残念」と落胆の声が漏れた。
2度目の参院選に挑んだ城取氏は、消費税率5%への減税、憲法9条改正を柱とした国防強化、農業改革などを掲げ、「7年間ぶれずに一貫していることが我々の武器。新しい選択を県民に提示したい」と訴えた。街頭演説や支持者回りに全力を挙げたが実らなかった。【野間口陽】
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:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:24:24
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_51066.html
<参院選山形>舟山さん「訴え届いた」
支持者から花束を受け取り、笑顔を見せる舟山康江さん=10日午後8時30分ごろ、山形市の事務所
拡大写真
落選が決まり、遠藤利明自民党県連会長(中央)と握手する月野薫さん(右)=10日午後8時20分ごろ、山形市の事務所
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山形選挙区は、無所属元議員の舟山康江さん(50)が雪辱を果たした。当選が確実となると、畳に正座しての「山形流万歳」で喜びを爆発させた。紅潮した顔で「力をくださった皆さんに感謝します」と語り、頭を下げる舟山さん。山形市の事務所で吉報を待ちわびた支援者からは「よくやった」との声が掛かり、拍手が湧いた。
訴えの中心は環太平洋連携協定(TPP)反対だった。水田地帯を回り、「政府は、農政の失敗を農家、農業団体のせいにしている。決して許してはならない」と叫び続けた。
国政挑戦4回目。高い知名度を誇り、県内各地の演説会はどこも満席状態だった。大雨の6日にあった山形市での集会も人の集まりは上々。「雨の中でも大勢の人が耳を傾けてくれた。訴えがみんなの心に届いている手応えがある」と自信をのぞかせた。
野党統一候補として支援政党や団体がフル回転しながらも政党色は抑え、無党派層へも浸透した。「多くの人の支えがあったからこその勝利」。舟山さんは感謝の言葉を繰り返した。
自民党新人の月野薫さん(61)は苦戦の末、党の議席を奪われた。「私の力不足でした」。山形市の事務所で、重苦しい雰囲気の中、深々と頭を下げた。
全農山形出身の農業通。TPPを好機と捉え、農産物の輸出拡大を図る農業の必要性を訴え続けた。「農業振興策実現のため政権与党とのパイプ役になる」と強調。序盤は閣僚級が連日応援に入り、組織戦を展開したが、届かなかった。
「応援を頂いたのに、申し訳ない」。月野さんは力なくうなだれた。
関連ページ:山形政治・行政
2016年07月11日月曜日
2273
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:25:34
【秋田】
当 石井浩郎 (現) 自民党 290,052
松浦大悟 (元) 民進党 236,521
西野晃 (新) 諸派 11,131
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk05010153000c.html
<2016参院選>自民・石井氏が再選 民進、野党共闘実らず(その1) /秋田
11:47毎日新聞
◇組織と知名度奏功
10日投開票の第24回参院選で、3人が立候補した秋田選挙区(改選数1)は、自民党現職の石井浩郎氏(52)が、民進党元職の松浦大悟氏(46)と幸福実現党新人の西野晃氏(39)を破って再選を果たした。選挙戦は公明党の推薦を受けた自民党候補に民進、共産、社民の野党3党統一候補が挑む、与野党全面対決に。石井氏は政権与党の強みを生かし、各種団体のバックアップを受けて組織選挙を展開。元プロ野球選手の知名度は健在で、1期目の実績もアピールして支持を集めた。返り咲きを狙う元民放アナウンサーの松浦氏は、アンチ安倍政権の姿勢を色濃く打ち出し、政権批判票の結集を目指した。だが、2013年の前回選に続き敗北した。非改選も含めた秋田選挙区は自民党の2議席独占で変わらず、9年ぶりの非自民勢力勝利はならなかった。【川村咲平、池田一生、松本紫帆】
支持者らで混み合う秋田市寺内蛭根の石井氏事務所。午後8時過ぎに「当選確実」の一報が入ると、大きな歓声が上がった。石井氏は拍手で迎えられ、支持者らと万歳三唱で喜びをかみしめた。
「厳しい選挙と言われていた。国会議員や県議の皆さんが一致団結して戦ってくれたことが勝因だ。謙虚に、真摯(しんし)に仕事に向かうことを誓う」と述べた。
政権与党の現職候補として臨んだ初の選挙戦。新人の野党候補として初当選を果たした2010年の選挙とは打って変わり「相手に追われる戦い」(陣営幹部)となった。
それでも、県内を網羅する党国会議員と県議たちがフル回転。さらに公明党のほか、約400の団体から推薦を受け、盤石の組織選挙を展開した。
八郎潟町出身の元プロ野球選手として高い知名度を誇る石井氏。今回は参院文教科学委員長を務めた実績を前面に打ち出し「小中学生の高い学力を維持しながら、社会で活躍できる人材育成に向けた道徳教育の充実を」と主張した。
事実上の一騎打ちとなった、野党統一候補の松浦氏に対しては「選挙目的で結集した、責任感のない野党に政権は渡さない」と批判を強め、議席死守を訴え続けた。
「唯一の地元候補」とアピールし、地域とのつながりを強調するとともに、他候補との差別化を図ることも忘れなかった。
総決起大会には菅義偉官房長官が訪れて支持を呼びかけた。公示後も安倍晋三首相や谷垣禎一・党幹事長、小泉進次郎・党農林部会長らが駆け付け、背中を押した。無党派層にも一定の支持を広げることに成功した。
◇返り咲きならず 松浦氏
秋田市山王中島町にある松浦氏の事務所は、早々と石井氏の当選確実が伝えられ、重苦しい空気に包まれた。松浦氏は沈鬱な表情で「力不足でこのような結果になったことをおわびします」と切り出し、集まった支持者らに深々と頭を下げた。
「野党統一候補として戦い抜いた18日間を誇りに思う」とも述べた。自身の今後については明言を避けた。
2013年の選挙で落選し、国政への返り咲きを目指した松浦氏。今回は民進、共産、社民の国政野党3党と市民団体「安保法制廃止、立憲主義の回復を求める秋田ネット」(あきた立憲ネット)の4者協議を経て野党統一候補となった。
選挙戦では「8割以上の国民がおかしいと声を上げている」と、安全保障関連法の廃止を主張。安倍政権の経済政策「アベノミクス」を批判し、社会保障の充実を訴えて、反自民票の受け皿として支持拡大を目指した。
岡田克也代表ら民進党幹部や共産党の市田忠義副委員長、社民党県連の石田寛代表らも応援に駆け付けた。
それでも、組織選挙を展開した石井氏には及ばなかった。
◇再度の挑戦も支持浸透せず 西野氏
2度目の参院選挑戦となった西野氏は「まだまだ秋田はおがっていく(成長していく)」と訴えたが、今回も及ばなかった。
宗教法人「幸福の科学」に入信し、幸福実現党県副代表に。憲法9条改正や消費税減税、道徳や宗教教育の充実を訴えて浸透を図った。だが、与野党対決に埋没し、支持は広がらなかった。
2274
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:25:44
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇手痛いしっぺ返しも
参院選秋田選挙区は、自公連立政権の現職候補が野党統一候補を退けた。結果を素直に読めば、政権与党が有権者の支持を集めたことになる。だが、1票を投じなかった有権者の思いがそうだとは限らない。約4割が投票しなかった事実を軽視すべきではない。
石井氏は今回、政権与党の現職議員として初の選挙戦を迎えた。だが、盤石の組織選挙でありながら、松浦氏の追い上げを不安視する声が絶えなかった。安倍晋三首相らが相次いで来県したのは、「東北全敗」への危惧によるところが小さくなかったはずだ。
自民党には今回、目立った追い風も逆風も吹かなかった。石井氏の勝因として、元プロ野球選手の知名度があることは否めない。この勝ち方が、遠くないとささやかれる衆院選への弾みになるかは疑問が残る。自民党が民意を読み誤れば、手痛いしっぺ返しが待っていてもおかしくない。
党の県内基盤のもろさが課題だった松浦氏にとって、野党共闘は渡りに船だっただろう。ただ、与党批判の受け皿にはなりきれなかった。異なる政党や市民団体が連携する足し算にとどまらず、どう支持を広げるか。共闘を続けるならば、選挙戦の徹底的な総括が必要だ。【川村咲平】
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◆秋田選挙区開票結果=選管最終発表
当 290,052 石井浩郎 52 自 現
▽ 236,521 松浦大悟 46 民 元
11,131 西野晃 39 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
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:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:26:07
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk05010164000c.html
<2016参院選>自民・石井氏が再選 民進、野党共闘実らず(その2止) /秋田
11:47毎日新聞
◇10代有権者も思い込め投票 意見取り入れて/若者が暮らしやすく/意義深い
県内の有権者たちは、どんな思いで投票に臨み、どんな願いを1票に託したのか。各地で尋ねた。
秋田市の大学生、飯田さくらさん(18)はこの日午前、市役所の投票所に足を運んだ。「高校の頃から、学校の先生に選挙に行くことの大切さを教わっており、絶対に投票すると決めていました。政治に若者の意見をどんどん取り入れてもらえれば」と話した。
今回、初めて投票に臨んだ10代の有権者たちからは、選挙権を得たことについて好意的な意見が相次いだ。
秋田市の大学生、谷崎由奈さん(19)は「比例代表は数が多く、選ぶのが難しかった。でも、今回から10代の意見を反映させてもらえるのはうれしい」。大潟村の学生、菊池啓輝さん(19)は「若年層の票を増やして若者が暮らしやすい社会になるようにと思い投票した」と力を込めた。
秋田市の会社員、菅原直樹さん(18)は「実感はまだ湧かない。でも、自分の意見が反映されると思うと意義深いと感じます」と感慨深く語った。
10代でなくても、初めて投票所に足を運んだ人もいる。秋田市の作業療法士、五十嵐瞳さん(26)は「投票は生まれて初めてです。ネットであれこれ調べて投票先を決めました。職業柄、医療現場への施策が充実してくれればと願っています」。一方で同市の無職、池田カナ子さん(83)は「投票は毎回ちゃんとしています。今回は、人生最後の選挙かもしれないと思って来ました」と打ち明けた。
政治不信を口にする有権者も少なくなかった。湯沢市の自営業、佐藤祐治さん(57)は「アベノミクスなんて地方には全く恩恵がないと思う。地方はますます疲弊していくのではないか。頼れる政党なんてあるのか疑問だ」と語った。
横手市のパート、佐藤愛さん(28)は「毎日の暮らしで精いっぱいだし、自分の1票で暮らし向きが良くなるのかも疑問です。憲法問題にも関心がありますが、周りではその話をする人はほとんどいません」。今回は、投票するか迷いながらも1票を投じたという。
具体的な政策に関する注文もあった。能代市の障害児福祉施設運営、藤田貴子さん(50)は「障害児を持つ家庭の暮らしが厳しくなっている。生活が少しでも潤うよう、賃金アップを望んでいる。障害児の就労機会を拡大する対策を充実させてほしい」と訴えた。
鹿角市の果樹農家、佐藤一さん(66)は「大筋合意したというTPP(環太平洋パートナーシップ協定)がこれからどうなるのかもよく分からない。政治家には腰を据えて農政に打ち込んでもらいたい」と述べた。
秋田市の会社員、水野聖和さん(46)は「人口減少問題や農家の人たちの苦労をくんでくれるのは誰なのかを考えて投票した。当選した人には、私たちの生活実感に即した政治活動をしてほしいと思います」と注文を付けた。【田村彦志、佐藤伸、山本康介、森口沙織】
◇投票率は60.87%
改正公職選挙法の施行に伴い、国政選挙としては初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられた今回の参院選。秋田選挙区の投票率は60・87%(男62・01%、女59・87%)だった。過去最低を更新した前回2013年の56・19%を4・68ポイント上回った。当日有権者数は89万7614人(男41万8301人、女47万9313人)。
選挙戦は民進、共産、社民の野党3党が協力して統一候補を擁立。自民党候補との事実上の一騎打ちとなった。ただ、政権選択の選挙ではなかったこともあり、投票率を大幅に押し上げる要因にはならなかったようだ。
期日前投票の投票者は26万1887人。投票者全体に占める割合は47・93%で前回から7・84ポイント上回った。
県内では新たに18、19歳のおよそ1万7000人が有権者となった。県内の有権者の約2%にあたる。県選挙管理委員会は、10代有権者に限った推定投票率を11日にも公表する。【池田一生】
2276
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:27:09
【宮城】
当 桜井充 (現) 民進党 510,450
熊谷大 (現) 自民党 469,268
油井哲史 (新) 諸派 19,129
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk04010064000c.html
<2016参院選>宮城選挙区 民進・桜井氏が4選 自民・熊谷氏及ばず(その1) /宮城
11:35毎日新聞
参院選は10日投票、即日開票され、宮城選挙区(改選数1)では民進党現職の桜井充氏(60)が自民党現職の熊谷大氏(41)を振り切り、4度目の当選を決めた。改選数が2から1に減って初めての選挙で、現職同士の事実上の一騎打ち。桜井氏は3期18年の実績を背景に、安全保障関連法の廃止や奨学金制度の充実を訴え、民進党のほか、推薦を受けた共産党や社民党の支持者にも浸透した。再選を目指した熊谷氏は党県連を挙げて組織戦を展開。東日本大震災からの復興加速化やアベノミクス継続を訴えた。小泉進次郎衆院議員ら知名度のある弁士が次々と応援に駆けつけるなど猛追したが、届かなかった。投票率は52・39%で前回の50・75%を1・64ポイント上回った。
◇「国民共闘」訴え実る
選挙戦序盤は優勢とされた桜井氏だが、後半に党を挙げた組織戦を展開する熊谷氏の猛追を受け、開票作業の終盤まで競り合った。当選確実の一報が仙台市青葉区の選挙事務所に伝わると、詰めかけた支援者らから大きな歓声と拍手がわき起こった。
支援者から「充コール」で出迎えられた桜井氏は「野党共闘を『野合』と批判されたが、結果的にはそうではなかった。安倍政権の暴走を止めるという主張が受け入れられたと思う」と話した。
改選数が2から1に減り、激戦となった今回の参院選。桜井氏は2〜3月に共産と社民から推薦を取り付け、全国初の野党統一候補となった。街頭演説では「憲法9条改正反対」を強く訴え、共産や社民支持層を固めた。県医師連盟や県歯科医師連盟からも推薦を受け、自民支持層の一部を切り崩した。
また、安全保障関連法に反対する弁護士や学生らでつくる市民団体とも選挙協力を結び、「政党の枠を超えた国民共闘」(桜井氏)をアピール。市民と共に戦う姿勢を前面に打ち出し、無党派層にも浸透した。
◇幸福実現党・油井氏、支持を広げられず
幸福実現党の油井氏は2014年衆院選(比例東北ブロック)に立候補し落選して以来の国政選挙に挑んだが、支持を広げられなかった。
選挙戦では憲法9条改正と国防軍の創設を主張。「自分の国を自分で守ることのできる真の主権国家になるべきだ」と訴えた。防衛や航空・宇宙分野を日本の新たな基幹産業に位置付け、規制緩和で育成することや、消費税減税による消費拡大策を公約に掲げた。
また、東北電力女川原発(女川町、石巻市)を再稼働する必要性を強調し、「原発の再稼働は電気料金を引き下げ、日本や地域経済の活性化につながる」と訴えた。だが、大接戦となった自民と民進の現職2人の間に埋没し、存在感を高められなかった。
◇将来に前向きな政治を 今後も選挙に参加する 一票に託した若者の声
参院選で投票した10〜20代の若者2人に一票に託した思いを聞いた。
2014年の衆院選などに続いて3度目の投票をしたという仙台市太白区の東北大4年、洞口駿さん(21)は「若者の意見を吸い上げて、政策として実現してくれる候補者は誰かを考えて票を入れた」という。
候補者の座談会に参加したり、インターネット動画で街頭演説を聞き比べるなどしてそれぞれの主張を吟味してきた。洞口さんは「将来に前向きなメッセージを発してくれる政治家が増えれば、僕らの世代も政治に興味を持って投票に行くと思う」と話した。
東松島市の東北福祉大2年の武田結友さん(19)は「会場の空気感に緊張した。未来を変えるかもしれない1票の重みを感じた」と初めての投票の感想を語った。
武田さんは投票の際、「東日本大震災の復興をどれだけ考えてくれているか」を判断材料にしたという。地元でボランティアをする中で、復興は道半ばという思いを強めていたからだ。各候補者のホームページを見て政策を比較したといい、「今後も政治に興味を持って積極的に選挙に参加したい」と話した。【鈴木一也、本橋敦子】
………………………………………………………………………………………………………
◇当選者の略歴
桜井充(さくらい・みつる) 60 民 現(4)
[元]副財務相▽医師[歴]副厚労相▽民主党政調会長▽東北大院=[共][社][生]
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:27:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk04010085000c.html
<2016参院選>宮城選挙区 民進・桜井氏が4選 自民・熊谷氏及ばず(その2止) /宮城
11:35毎日新聞
◇猛追あと一歩 改選数1減、無党派層へ浸透足りず
自民党の組織力を生かした猛追も及ばず、熊谷氏が涙をのんだ。桜井氏当確の一報が流れると、一斉に落胆の声が上がり静まりかえった。事務所に来た熊谷氏は目を赤らめながら「敗因は私の力不足。総理や党幹部に応援に入ってもらったが、期待を生かせなかった」と話した。
公示前から3期18年の実績を持ち、知名度で勝る民進党の桜井氏に大きく離されていると見られていた。県医師連盟が桜井氏を推薦したほか、県農政連も自主投票を決めるなど、旧来の自民党支援組織も一枚岩ではなかった。
危機感を強めた党本部の指示で、党県連が選挙戦を仕切り、国会議員らがフル回転する組織戦を展開し、桜井氏を終盤猛追した。
安倍晋三首相が2度応援に駆けつけ、党三役や閣僚も次々と応援入りするなど、党本部の手厚い支援も受けた。熊谷氏も「最大被災地の宮城から与党の議席を失ってはいけない」と与党候補の立場を強調。推薦を受ける公明党の比例候補への支援も訴え、票を固めたが、無党派層への浸透などが足りず、一歩及ばなかった。
◇投票率は52・39% 07年以来の上昇 前回比1・64ポイント増
宮城選挙区の投票率は52・39%で前回2013年の50・75%を1・64ポイント上回った。参院選で投票率が上昇するのは07年以来。
与野党が議席を分け合ってきた前回までと異なり、現職2人が1議席を争う激しい選挙戦。各陣営とも支援組織への働きかけを徹底したほか、党首ら知名度の高い応援弁士が街頭で訴えを繰り広げたことも有権者の関心を高めた。
今回は野党が統一候補を擁立したことで立候補者が1992年の補欠選挙以来の3人にとどまった。安倍晋三政権の経済政策アベノミクスや安全保障法制の是非など、争点に対する各候補の訴えの違いが比較的明確だったことが投票行動に結びついた可能性がある。
また、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初めての選挙で、公示前から注目されたことも影響したとみられる。
期日前投票も好調だった。9日までに前回13年に比べて1・24倍の29万9233人が投票した。仙台市5区の期日前投票所となった仙台駅前の商業ビルの前では、各陣営が街頭演説し、期日前投票を呼びかけていた。
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:28:26
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11092.html
<参院選宮城>桜井氏 無党派に強み
拡大写真
◎熊谷氏 若年層で健闘/出口調査
参院選投票日の10日、県内の投票所で実施した出口調査によると、民進党現職の桜井充氏は党支持層の95.4%から票を集めた。特定の支持政党がない「無党派層」にも強みを発揮し、61.4%から支持を得た。自民党現職の熊谷大氏は党支持層の86.8%を固めたが、無党派層の支持は34.3%にとどまった。
桜井氏は、推薦を得た共産、社民、生活の野党3党支持層の81.0%から票を獲得し、共闘が功を奏した。
内訳は共産支持層の81.8%、社民支持層の78.8%、生活支持層の82.4%。与党の公明党支持層からも30%強の支持があった。
年代別では20代、30代で40%に届かなかったが、50代〜70代以上では55%前後を占めた。衆院小選挙区別では仙台市内の1、2区をはじめ3、5、6区で熊谷氏を上回った。
熊谷氏は、推薦を受けた公明支持層の65.4%、日本のこころを大切にする党支持層の62.5%を固めた。共産、社民、生活の野党3党の支持は13.8%だった。
年代別では40代以下の全ての年代に浸透し、特に20代の支持は60.8%に上った。10代からも50.0%の支持があった。衆院小選挙区で見ると、塩釜市や黒川郡などの4区で浸透し、1〜6区で唯一、桜井氏を上回った。
幸福実現党新人の油井哲史氏は広がりを欠いた。
回答者の支持政党は自民37.2%、民進22.1%、公明5.2%、共産4.4%など。無党派層は20.5%だった。
[出口調査の方法]県内の36投票所で、投票を終えた有権者に投票内容などを答えてもらった。回答者は男性747人、女性743人の計1490人。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月11日月曜日
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:29:28
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11082.html
<参院選宮城>民進虎の子死守 足場築く
当選を確実にし、支持者と握手を交わす桜井充さん=10日午後11時10分ごろ、仙台市青葉区の事務所
拡大写真
改選数が2から1に減った宮城選挙区は、全国初の野党統一候補となった民進党現職の桜井充氏(60)が、安倍政権への批判票を取り込み4選を果たした。再選を目指した自民党現職の熊谷大氏(41)は「党営」による強力な組織戦を展開したが、届かなかった。
桜井氏は安全保障関連法廃止を旗印に今年3月、共産、社民両党から推薦を受け、市民団体と政策協定を締結。全国初の野党統一候補として早々と態勢を構築し、3期18年の実績と知名度で先行した。
公示後、フル回転した自民の組織力にいったんは劣勢に立たされたが、保守層の一部に食い込む支持者を固めて対抗。終盤は民進の地方議員が大票田・仙台に絞ってつじ立ちを展開するなどして無党派層を引きつけ、抜け出した。
民進支持の一部労組には「共産アレルギー」が残り、選挙戦では共産衆院議員の「防衛費は人殺し予算」発言で防戦も余儀なくされたが、地方への恩恵が薄いアベノミクスへの不信感を巧みに取り込んだ。
熊谷氏は、弱い後援会に代わって党県連丸抱えの選対本部を頼り、県選出国会議員や県議らが実質的に選挙を担った。党本部も宮城を最重点区と位置付け、安倍晋三首相が2度、岸田文雄外相と小泉進次郎党農林部会長が3度、県内入り。圧倒的な物量で候補を押し上げ、首相自ら地方議員や業界団体に電話をかけるなど引き締めを図った。
党に頼り切る熊谷氏の姿勢には不満がくすぶった。「現職が自前で戦えないなどあり得ない」との声は根深く、最後まで一枚岩になりきれなかった。「共産と組む民進には負けられない。自公のための戦いだ」(県連幹部)と野党共闘への反発で結束はしたが、歯車はかみ合わなかった。
桜井氏の勝利で、民進は党勢復活への足掛かりをつかんだ。全国へのうねりをつくり、成果を刻んだ野党共闘も可能性をつないだ。自民優位の政治状況が続く中で、次期衆院選の態勢構築や来年に迫った仙台市長選、知事選への駆け引きに影響を与えるとみられる。
(解説=報道部・大橋大介)
2280
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:29:45
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_11086.html
<参院選宮城>自民 どぶ板徹底も力の差
落選が決まり、支持者の手を握ってわびる熊谷大さん(左)=10日午後11時20分ごろ、仙台市宮城野区の事務所
拡大写真
全国に先駆けた野党共闘が、巨大与党の激烈な総攻撃をしのぎ切った。
改選数が2から1に減り、現職のどちらかが議席を失う宮城選挙区は、大激戦の末、民進党現職の桜井充さん(60)に軍配が上がった。全国的に野党統一候補が苦戦を強いられる中、反自民票を結集。自民党現職の熊谷大さん(41)は6年間の活動不足が響き、勢いに乗れなかった。
桜井さんが当選を確実にした10日深夜、仙台市青葉区立町の事務所には共産、社民の県組織幹部らが集まり、喜びを爆発させた。桜井さんは「皆さんのおかげ。安倍政権の暴走を止めるという県民の良識が示された」とガッツポーズした。
苦しい選挙戦だった。「先行逃げ切りでなければ自民に太刀打ちできない」(民進県連幹部)と昨年から布石を打ってきたが、破壊力は想像を超えていた。
自民は序盤から党幹部を続々と投入。6月25日には安倍晋三首相と岸田文雄外相による「前代未聞のてこ入れ」(県連幹部)を仕掛けた。「大物が来ても票は伸びない」と言う桜井さんが「厳しい」と漏らすようになり、追い込まれた。
重苦しい雰囲気を打開したのが、民進県連の地方議員だった。7月1日、青葉区のホテルであった県連選対会議で、安住淳代表が「共産、社民の運動量に世話になった。民進が今、動かないでどうする」と一喝。翌日から市内に県議、市議が一斉に散り、のぼり旗を街頭に立てて候補者の名前を繰り返した。
選挙戦最終日の9日夕、地元の青葉区川平で開いた個人演説会。支持者から「絶対勝てる。自信を持って」と声を掛けられた桜井さんから涙があふれた。郡和子県連幹事長は「これほど必死な姿は見たことがない。よほど苦しかったんだろう」と心中を代弁した。
熊谷さんは、自民県連の主導による徹底した「どぶ板選挙」で支持固めを急いだが、浮上できなかった。県連幹部は「地域を回らず、自前で選挙戦の態勢すら組めなかった候補者に、身内も必死になり切れなかった。政治家として力の差が出た」と敗因を語った。
関連ページ:宮城政治・行政
2016年07月11日月曜日
2281
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:30:46
【岩手】
当 木戸口英司 (新) 無所属(野党統一) 328,555
田中真一 (新) 自民党 252,767
石川幹子 (新) 諸派 34,593
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk03010024000c.html
<2016参院選>木戸口氏が初当選 自民、奪還ならず(その1) /岩手
11:14毎日新聞
◇「野党共闘」実る
与野党対決は野党に軍配--。10日に投開票された参院選岩手選挙区(改選数1)で、無所属新人の木戸口英司氏(52)は、自民新人の田中真一氏(49)との事実上の一騎打ちを制し、初当選した。自民は24年ぶりの同選挙区の議席奪還を果たせず、幸福実現新人の石川幹子氏(51)も支持を広げられなかった。当日有権者数は109万2042人、投票率は57・78%だった。【村山豪、二村祐士朗、藤井朋子、小鍜冶孝志】
盛岡市中央通1の木戸口氏の事務所。午後8時に当選確実の一報が入ると、集まった支援者から歓声が湧き上がった。木戸口氏も笑顔で姿を現し、支持者と万歳をして当選を喜んだ。
木戸口氏は報道陣の取材に「野党共闘や市民の思いが結集した結果だ。今の政治を変えてほしいという期待感が、日に日に高まっていくのを強く感じた」「これからの野党各党との連携が大事だと思っている」と応じた。
当初は民進などから、知名度不足を危ぶむ声もあった。しかし、木戸口氏は野党4党や連合岩手などの推薦を得て、着実に協力態勢を固めていった。
公示後も県内をくまなく回り、支持を広げた。先月28日には、盛岡市を訪れた共産の志位和夫委員長や生活の小沢一郎・共同代表ら野党幹部と並んで、街頭で演説。達増拓也知事と共に「野党共闘」をアピールするなどして知名度不足を一掃すると、無党派層の支持もつかんだ。
◇投票率57.78% 前回を0.25ポイント上回る
参院選岩手選挙区の期日前投票者数は18万608人で、有権者に占める割合は16・5%に上った。期間が17日と通常より1日多かったこともあり、制度が導入された2004年以降で過去最高となった。投票率57・78%は前回(13年)の57・53%を0・25ポイント上回り、一転して上昇した。
期日前投票者の割合が最も高かった自治体は普代村の31・26%で、続いて二戸市26・42%、金ケ崎町23・94%だった。最も少なかったのが雫石町の10・82%。大学での期日前投票者数は、岩手大(盛岡市)394人▽県立大(滝沢市)80人▽富士大(花巻市)33人--だった。
東日本大震災の復興が進まないことや憲法改正、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果が感じられないことへの危機感が、期日前投票者数や投票率を押し上げたとみられる。【村山豪】
2282
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:31:01
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇「共闘」成果これから
憲法改正手続きや安倍政権の経済政策「アベノミクス」を進めるか、それとも待ったをかけるのか。有権者が託したのは「安倍政権ストップ」を訴える木戸口英司氏だった。岩手選挙区ではとりあえず野党共闘が奏功した。
野党側の候補者擁立は波乱含みだった。当初想定していた生活の主浜了氏が、突然引退を明らかにしたことで擁立作業が混迷。民進と生活の間に意見の対立があった。「苦渋の決断」(民進幹部)で選ばれた木戸口氏が立候補を表明したのは、6月22日の公示からわずか1カ月前だった。
それでも、共産の市町村議らが県内各地で木戸口氏の応援に奔走した。生活の小沢一郎・共同代表の後援会や達増拓也知事の支援も生かし、スタートの遅れを盛り返し、無党派層にも広く浸透した。
ただし、今回の結果は、野党第1党の民進が自民、公明に立ち向かうには、共産などの協力が必要になることを示したとも言える。
各党は「打倒、安倍政権」で結束したものの、政策や方向性は大きく異なる部分もある。共闘が成功だったかを占うには、木戸口氏のこれからの政治活動次第だ。有権者の視線がその一挙手一投足に絶えず注がれていることを、木戸口氏は忘れるべきではない。
一方、安定した支持率を維持する安倍政権の追い風の中で、自民の弱体化は深刻だ。知名度でも木戸口氏より優位に立ち、無党派層の取り込みが期待できる平野達男参院議員の応援も生かせなかったのは、田中氏の陣営や自民県連の組織が機能しなかったからだ。
自民は、組織の立て直しが急務となっている。【村山豪】
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木戸口英司(きどぐち・えいじ) 52 無 新(1)
[元]知事政務秘書[歴]衆院議員秘書▽県議▽千葉大=[民][共][社][生]
2283
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:31:15
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk03010031000c.html
<2016参院選>木戸口氏が初当選 自民、奪還ならず(その2止) /岩手
11:14毎日新聞
◇田中氏、支持伸び悩む
田中氏の陣営は、盛岡市大通3のホテル東日本盛岡に支援者が集う会場を設けた。ニュース速報で「木戸口氏の当選確実」が伝わると、支援者からため息が漏れた。田中氏は報道陣の質問に「やるべきことは全てやったので、後悔はない。東日本大震災の復興を(政治家として)成し遂げたかった」と答えた。
田中氏は2013年の前回参院選で、初めて立候補した。無所属の平野達男氏に約8万票差で敗れたものの、16万票余りを獲得。足跡を残した。
「2度目で当選できなければ一生できない。背水の陣で挑む」という意気込みで、今回の選挙戦に臨んだ。平野氏の支援も取り付け、前回票からの上積みを目指した。
安倍政権の高支持率を背景に、選挙戦では農産物の販路拡大や、岩手の観光振興による経済の発展などを訴えた。しかし、思うように無党派層や平野氏の支援者などに支持拡大を図れなかった。
2284
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:31:48
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_31085.html
<参院選岩手>木戸口さん「牙城」守る
支持者らと万歳をして初当選を喜ぶ木戸口英司さん(中央)=10日午後8時20分ごろ、盛岡市の事務所
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落選が決まり、厳しい表情で鈴木俊一自民党県連会長(右)にあいさつする田中真一さん=10日午後8時50分ごろ、盛岡市のホテル
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岩手選挙区は「小沢地盤」と野党の歯車がかみ合い、底力を見せつけた。野党統一候補で無所属新人の木戸口英司さん(52)が、自民党新人の田中真一さん(49)を振り切った。岩手の参院選で1995年から続く非自民系の連勝を8に伸ばした。
「これが野党共闘の力だ」。盛岡市中央通の事務所で各党の幹部らが勝ちどきを上げた。木戸口さんは「国民の生活を守る政治を取り戻す」と誓った。小沢一郎生活の党代表の秘書を務めた直系。党の生き残りも懸けた戦いだった。
「岩手を暴走政治から守る」。盟友の達増拓也知事の全面支援を得て先行したが、自民も食い下がる。「追い付かれるぞ」。中盤、陣営に緊張が走った。
小沢氏が地元で「安倍政権を退陣に追い込める」と気勢を上げると、後援会が動きだした。県南農村部で30人ほどのミニ集会を続ける草の根戦。「ここまでやるか」と周囲を驚かせた。
投票3日前の7日、遊説日程を奥州市から盛岡市に急きょ変更。88カ所で訴えた。小沢地盤の引き締めと無党派票の取り込み。「終盤3日間で振り切れる」。陣営は勝利を確信した。
田中さんは前回2013年に続く敗退。「全ては私の力不足。後押しに応えられず、申し訳ない」。盛岡市のホテルで悔しさをにじませ、深々と頭を下げた。
「野党は無責任」と繰り返し、24年ぶりの議席獲得を狙った。閣僚らが次々と入り「小沢政治」の転換を訴えた。リードする相手の背中は見えたが、差は縮まらなかった。自民県連の鈴木俊一会長は「かつてない手応えだったが、最後は歩き負けた」と唇をかんだ。
関連ページ:岩手政治・行政参院選とうほく
2016年07月11日月曜日
2285
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:34:54
4279 :チバQ:2016/07/11(月) 23:33:58
【青森】8000票差!
当 田名部匡代 (新) 民進党 302,867
山崎力 (現) 自民党 294,815
三國佑貴 (新) 諸派 18,071
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk02010071000c.html
<2016参院選>田名部氏が初当選 保守王国の一角崩す /青森
10:56毎日新聞
第24回参院選が10日投開票され、青森選挙区(改選数1)では民進党新人で元衆院議員の田名部匡代氏(47)=社民推薦=が自民党現職の山崎力氏(69)=公明推薦=を破り、初当選を果たした。野党共闘の実現で県内の非自民勢力がほぼ一本化され、事実上の一騎打ちの構図が早々に固まった影響もあり、選挙戦は大接戦となったが、地盤とする八戸市に浸透し、無党派層からの支持も得た田名部氏が制した。田名部氏の当選で、県内の選挙区選出国会議員6人(衆院4人、参院2人)を自民が独占する「保守王国」の一角が崩れた。幸福実現党新人の三国佑貴氏(31)は支持を広げられなかった。投票率は55・31%で、前回(2013年)の46・25%を9・06ポイント上回った。
青森市篠田の田名部氏の事務所には、民進党の田名部定男県連代表らに加え県内の野党各党の幹部も集まり、開票状況を見守った。当選確実が伝えられた瞬間、事務所は歓喜の渦に包まれた。田名部匡代氏は満面の笑みで「託された思いは重い。一人一人の思いをしっかり受け止め、期待に応えたい」とあいさつした。
衆院議員を計3期務めた田名部氏にとって、初の全県選挙区での戦い。地元・八戸市以外での浸透が課題だったが、津軽地方の衆院青森1区を地盤に持つ升田世喜男衆院議員(民進)に加え、推薦した社民や手堅い組織票を持つ共産など野党各党の協力も奏功。連合青森の支援も受け、保守王国の一角を崩した。民進党本部も選挙戦序盤から続々と知名度の高い応援弁士を投入。岡田克也代表や蓮舫代表代行が何度も県内入りするなど、党を挙げた総力戦が勝利につながった。
参院選出馬を決めた昨年12月以降、県内各地をくまなく回り続けた田名部氏。選挙戦では「地方の切実な思いが国に届かない。そう諦めている人の思いを受け止め、国会に届ける」と訴え続け、好況の実感がわかない県内の有権者の共感を得た。無党派層にも浸透し、強力な組織選挙を展開する自公を振り切った。【佐藤裕太】
◇支持層固め切れず 山崎氏
田名部氏の当選確実が伝えられると、青森市第二問屋町にある山崎氏の事務所では支持者からため息が漏れた。山崎氏は「手厚い支援を頂いたが、期待に応えられず申し訳ない」と支持者に陳謝した。
野党が候補を一本化し、大接戦となった選挙期間中、山崎氏はこれまで行わなかった早朝の街頭演説など「どぶ板選挙」を展開。3期18年の実績や経済政策を中心に訴えたが、田名部氏の出身地・八戸市などで保守層を取りこぼし、公明票の一部も相手に流れるなど、従来の手堅い支持層を固めきれなかった。
今回の選挙戦は序盤から田名部氏との競り合いが伝えられ、陣営の危機感は深刻だった。安倍晋三首相が自ら県議に電話をかけて直接協力を呼びかけたほか、現職首相としては異例ともいえる3回の県内入りを実現。小泉進次郎党農林部会長ら知名度の高い応援弁士らも次々に来県し「てこ入れ」を図るなど総力戦の様相を見せた。三村申吾知事や県内市町村の大半の首長の支持も獲得。終盤では津軽地方向けに「青森に居を構えた祖父の代から本籍地は青森市だ」と地元色を強調する演説もしたが響かず、自民王国の牙城の一角を崩してしまう結果となった。【宮城裕也】
2286
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:35:09
4280 :チバQ:2016/07/11(月) 23:34:12
◇投票率55・31% 前回比9・06ポイント増
青森選挙区の投票率は55・31%で、前回比9・06ポイント増となった。候補6人が乱立して自民1強の構図が明確だった前回(2013年)に比べ、自民現職と「野党共闘」候補による事実上の一騎打ちだった今回は、選挙戦最終盤まで勝敗の行方が読めない激戦になり、注目を集めたとみられる。
このほか、初めて導入された18歳選挙権の話題性、「全国最低投票率」からの脱却を目指す県選管などの選挙啓発キャンペーンも、投票率の底上げにつながったようだ。
今回の参院選では、期日前投票(6月23日〜7月9日)もスタートから好調だった。投票した有権者は最終的に19万4153人に上り、前回の約1・6倍。要因の一つが期日前投票所の増加で、県全体では前回より41多い100カ所に設けられた。特に大学構内や商業施設内への設置が増え、若年層らへの「投票の利便性向上」アピールが、一定程度、功を奏したと言える。
一方、投開票当日に駅などに設置する「共通投票所」は、県内では平川市が商業施設に設けた1カ所にとどまった。同市の投票率は56・02%で、前回と比べた増加率は10・67ポイントと、県平均より高かった。【夫彰子】
………………………………………………………………………………………………………
■解説
◇政策論争に疑問残す
「東北最大の激戦地」とも形容された青森選挙区は、民進党の田名部匡代氏の初当選で幕を閉じた。自民1強が続く保守王国・青森で近年まれに見る激戦となった背景には、従来は票が分散していた野党が共闘して候補を一本化し、事実上の「政党対決」「二者択一」という分かりやすい構図が誕生したことに尽きる。有権者に一定の関心を持たせることに成功し、最後まで予断を許さない選挙戦だったといえる。
ただ、単純に数を競うゲームなら確かに見応えのある勝負ではあったが、肝心の政策論争で十分に競い合ったかは疑問が残る。たとえば重要争点の一つだった安全保障関連法の是非についても、田名部氏は「戦争できる国にしようとしている」、山崎氏は「抑止力が高まる」と主張するだけで、発言の根拠となる具体的な内容には踏み込まないケースが目立った。
参院は往々にして衆院の議決を追認する「カーボンコピー」とも呼ばれるが、本来の役割は衆院多数派による行き過ぎを防ぐ「再考の府」「熟慮の府」であるはずだ。解散を気にせず6年間の任期を与えられる参院議員は、やはり政策のプロであってほしい。その意味で、候補者には当選後を見据えた具体的な政策論争がもっとあってよかった。田名部氏は3期務めた衆院議員から「なぜ参院に転身するのか」。既に3期18年の参院議員の実績を持つ山崎氏は「なぜ参院を続けるのか」。情理を尽くした言葉で、その根源的な思いも聞きたかった。
「今の政治は、数の力だけが優先されている」--。田名部氏が2000年6月、初めて立候補した衆院選の際、毎日新聞の取材に対して述べた当時の政界への苦言だ。それから16年。与党が衆院で改憲発議に必要な3分の2という圧倒的な議席を持ち、「数の力」を絶対視する論理が政界を席巻するまさに今、この言葉はちっとも古くなっていない。
県民の厳正な審判を受け、国会に戻る田名部氏。16年前に語った思いを忘れず、堂々とした「熟慮の府」の一員の姿を見せてほしい。【宮城裕也】
………………………………………………………………………………………………………
◇青森選挙区開票結果=選管最終発表
当 302,867 田名部匡代 47 民新
▽ 294,815 山崎力 69 自現
18,071 三国佑貴 31 諸新
▽は法定得票数を得た落選者
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◇当選者の略歴
田名部匡代(たなぶ・まさよ) 47 民 新(1)
[元]衆院議員▽党県代表代行[歴]農水政務官▽玉川学園女短大=[社]
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チバQ
:2016/07/11(月) 23:35:20
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160710_21089.html
<参院選青森>山崎さん苦杯4選逃す
支持者らに敗戦をわびる山崎力さん=10日午後11時55分ごろ、青森市の事務所
拡大写真
初当選が決まり、支持者からのバースデーケーキを笑顔で受け取る田名部匡代さん=11日午前0時10分ごろ、青森市の事務所
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保守王国が続いた青森選挙区で、民進党新人で元衆院議員の田名部匡代さん(47)が、4選に挑んだ自民党現職山崎力さん(69)の組織力を打ち破った。
この日が誕生日の田名部さんは、青森市の事務所で「最高のプレゼント。国政で必ず恩返ししたい」と満面の笑みを浮かべた。
昨年末、衆院青森3区からのくら替え出馬を決意した。八戸市を中心とする南部地方が地盤。県内全域を回る初めての選挙を、共産、社民両党との統一候補として全力で走り続けた。
苦戦必至とされた津軽地方でも徐々に浸透。選挙期間中、苦境に立つ幾人もの有権者に出会った。「ほっとけない」。この一心で突き進んだ。着実に「ファン」を増やし、自民支持層を切り崩す快進撃を見せた。
田名部さんは、集まった支持者と固い握手を交わしながら「今日が出発点。弱い人の声を届ける政治をしていきたい」と意欲をみなぎらせた。
地元選出の国会議員や地方議員のサポートをはじめ、分厚い保守層に支えられて優位な戦いを進めていた山崎さん。重苦しい空気に包まれた青森市の事務所で「力が及ばず、申し訳ない」と深々と頭を下げた。
迫り来る相手候補の足音。野党共闘への追い風を肌で感じ、「正々堂々」をテーマに据えた。少子高齢化対策、アベノミクスの継続などを中心とした地方活性化の政策を訴えてきた。
「保守王国で参院選敗北はあり得ない」。焦る同僚議員らは、山崎さんの3期18年の実績を強調して回った。安倍晋三首相も3度にわたって青森入りしたが、勢いを増す野党連合の前に苦杯をなめた。
関連ページ:青森政治・行政参院選とうほく
2016年07月11日月曜日
2288
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:36:03
http://news.goo.ne.jp/article/dtohoku/region/dtohoku-39954456.html
田名部氏3区で圧倒/衆院選挙区別得票
12:15デーリー東北
参院選青森選挙区の開票結果を青森県内の衆院小選挙区別に見ると、当選した田名部匡代氏(民進・新)は地元3区で山崎力氏(自民・現)を3万票近くの大差で圧倒。1、2、4区は山崎氏が上回った。1区は132票の僅差。 衆院3区からくら替えした田名部氏。陣営は「地元でリードするのが勝利の絶対条件」としていたが、7万8901票を獲得し、5万1111票の山崎氏を引き離した。「地元意識」に訴え掛け、従来の支持基盤や共闘する共産、社民両党だけでなく、自民票も取り込んだとみられる。 1区(4区の青森市浪岡地区を含む)は田名部氏が9万3213票、山崎氏が9万3345票と拮(きっ)抗(こう)。無党派層が多いとされる大票田の青森市では田名部氏が6万5652票、山崎氏が6万3332票となった。 2区は山崎氏が7万3389票を獲得し、田名部氏に1万1210票の大差をつけた。 4区(浪岡地区を除く)は山崎氏が7万6970票、田名部氏が6万8574票だった。田名部氏は弘前市を僅差で制した一方、それ以外の市町村では山崎氏が上回った。
2289
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:39:19
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100771&g=pol
新潟・中原氏、56万票で落選=山梨当選者の3倍超【16参院選】
参院選の選挙区当選者のうち、最も得票が少なかったのは3年前と同じく山梨選挙区(改選数1)で、宮沢由佳氏(民進)の17万3713票だった。一方、今回から改選数1に減った新潟の中原八一氏(自民)は、宮沢氏の約3.2倍の55万8150票を獲得しながら落選した。
選挙区定数を10増10減し、初めて合区も導入して「1票の格差」は縮小したものの、依然として選挙区によって開きがあることが浮き彫りとなった。
新潟に次いで多くの票を獲得して落選したのは、同じく改選数が2から1に減った長野の若林健太氏(自民)。以下、高得票落選者の3〜5位は、3人区以上の選挙区で競り負けた候補が占めた。
山梨に続いて低い得票で当選したのは、福井、佐賀、香川の順で、いずれも1人区。5番目には、改選数2の広島で当選した柳田稔氏(民進)が入った。
全国最多得票は東京で当選した蓮舫氏(民進)。2位は神奈川の三原じゅん子氏(自民)で、ともに100万票を突破した。
◇高得票落選・低得票当選上位5人
〔高得票落選者〕
55万8150票 中原八一(自民、新 潟)
49万9974票 若林健太(自民、長 野)
48万7729票 浅賀由香(共産、神奈川)
48万6778票 伊藤岳(共産、埼 玉)
48万2688票 柿木克弘(自民、北海道)
〔低得票当選者〕
17万3713票 宮沢由佳(民進、山 梨)
21万7304票 山崎正昭(自民、福 井)
25万1601票 福岡資麿(自民、佐 賀)
25万9854票 磯崎仁彦(自民、香 川)
26万4358票 柳田稔(民進、広 島)
(敬称略)
(2016/07/11-17:32)
2290
:
チバQ
:2016/07/11(月) 23:43:40
票差が少ないのは
大分
>>2242
1,090票差!
新潟
>>2257
青森
>>2285
かな?
2291
:
名無しさん
:2016/07/12(火) 00:25:05
>>2218
山田宏は歯科医師連盟をつけてもらったようです。
http://www.toshiren.or.tv/
2292
:
名無しさん
:2016/07/12(火) 01:01:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100029&g=pol
民意を読み誤るな【16参院選】
参院選は風次第で、終盤情勢が大きく変わることもある。それだけに安倍晋三首相は今回の結果に安堵(あんど)したことだろう。事前に予想された通り与党が勝利し、改憲勢力は国会発議に必要な参院の3分の2を確保した。ただ、さまざまな世論調査で明らかなように有権者の最大の関心は、改憲ではなく経済政策や社会保障制度である。今後、安倍政権が一気に改憲路線を突き進むなら、民意に沿ったものとは言えまい。
今回の選挙は首相にとって、在任中の改憲実現を目指す上で、事実上のラストチャンスだった。今年1月、首相が憲法改正に関して「参院選でしっかり訴え、国民的議論を深めたい」と明言。また、「改憲を考えている責任感の強い人たちと3分の2を構成したい」と語り、参院における改憲勢力の3分の2確保に並々ならぬ意欲を示したのもそのためだ。
ところが、首相は選挙期間中、持論の改憲論を封印してしまった。改憲論を持ち出すと選挙に不利との判断からだ。この「争点隠し」戦略は、「3分の2阻止」を掲げて争点化を図ろうとした野党側からの攻撃をかわす狙いもあったが、「姑息(こそく)な印象」は拭えなかった。
一方で首相は10日夜、国民に改正への抵抗感が強い「9条」を除いた条項を念頭に、今後は国会の憲法審査会において議論を進めて、与野党の意見集約を図りたい考えを改めて示した。また、憲法改正には「落ち着いて取り組んでいきたい」とも語った。
そもそも、国民にとって憲法問題の優先順位は経済・景気や社会保障政策に比べて高くない。首相が「議論のたたき台」と位置付ける自民党改憲草案については、党内からも「保守色が強過ぎる」といった指摘が出ており、谷垣禎一幹事長は修正の余地があると認めている。また、公明党内でも支持母体の創価学会には改憲への慎重論が根強い。となれば、やはり首相としても改憲論議は拙速を排して、当面はじっくりと議論の行方を見守るしかあるまい。
しかも今年に入り、安倍政権の看板政策であるアベノミクスは一時の勢いを失い、6月の英国の欧州連合(EU)離脱決定以降、世界経済は先行きに不透明感が広がっている。そうした中、今回の選挙で有権者は野党が求めるアベノミクスの変更ではなく、継続に託したとみるべきだろう。民意はあくまで「経済優先」であることを首相は肝に銘じてもらいたい。(2016/07/11-02:33)
2293
:
チバQ
:2016/07/12(火) 01:17:31
非自民非民主系保守
8093 :チバQ:2016/07/12(火) 01:16:47
>>8083
>>8088
よいっぽい感じですね
417 :チバQ :2016/07/12(火) 01:13:46
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/386
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1390309210/388
を更新
・政党要件
政党名、2013年参院選、2014年衆院選、2016参院選、所属議員5名
大阪:―、―、○、28
生活:×、×、×、6*
社民:○、○、○、4
日大:―、○、×、3
=↑満たす、↓満たさない========
元気:―、―、―、2
改革:×、×、×、0
○要件満たす
×要件満たさない
―存在しないor選挙に出ていない
*岩手木戸口、新潟森を含む
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100092&g=pol
生活、政党要件維持に安堵【16参院選】
当選確実となった候補の名前に花を付ける生活の党の(左から)山本太郎共同代表、小沢一郎代表、玉城デニー幹事長=10日夜、東京・隼町
生活の党は、野党統一候補として岩手、新潟両選挙区に出馬した同党系の2人が当選確実となり、「国会議員5人以上」の政党要件を維持できる見通しとなった。
同党の小沢一郎代表は10日夜、東京都内で記者会見し、「2人は党籍がある。各党派の了解をいただきながら、(生活の)党員としてお互いに力を合わせて政治活動することは自然のなりゆきだ」と、安堵(あんど)の表情を浮かべた。
野党共闘について小沢氏は「1人区の統一候補を擁立することができて、大きな一歩」と評価した。ただ、国政選挙で野党各党が統一名簿をつくる持論の「オリーブの木構想」に触れ、「(実現していれば)比例も違ってくるし、1人区は断然勝っただろう」とも語った。(2016/07/11-01:59)
2294
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:44:26
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-40059054.html
県内各党県組織が総括 追加公認に自民「困惑」
07:30神奈川新聞
自民党県連の小此木八郎会長は、公認の三原じゅん子氏が100万票超の得票で圧勝し「目標だった県内18小選挙区すべてでトップの得票だった。支持してくれた県民に感謝したい」と充実感を漂わせた。自民推薦で選挙を戦い、当選後に党が追加公認を発表した中西健治氏については「公認も推薦も地方組織の議論を経て本部に申請するもの。本来の筋道でなく、困惑している」とわだかまりをのぞかせた。 公明党県本部の上田勇代表は三浦信祐氏の当選に「新人で厳しい戦いの上、候補者が多く、票が分散したが、おおむね期待通りの成果を得た」と評価。神奈川で与党が3議席を確保したことに「政治の安定、継続性が重要だと県民に理解してもらえた」と総括した。 「2人擁立」に踏み切り、真山勇一氏が再選を果たす一方、県連代表の金子洋一氏が惜敗した民進党。県連の石上俊雄代表代行は「内部でさまざまな議論があったが、政権交代可能な党を目指す上で、4人区で複数擁立をしないと党勢は拡大していかない。金子さんが敗れたのは悔しいが、課題を検証し、次につなげたい」と話した。 共産党県委員会の田母神悟委員長は、浅賀由香氏が僅差の次点で18年ぶりの議席獲得に届かなかったことに「大健闘だが、もう一段高い所を突き破る力を付けないと、当選を勝ち取ることはできない」と悔しさをにじませた。市民団体の支援や生活の党から推薦を得たことには「貴重な経験。今後に生かしたい」と話した。 社民党県連合の高橋八一副代表は、結果を2013年の参院選と比較し「厳しい選挙は変わらないが、神奈川選挙区候補者の得票はほぼ同じだった一方、比例票は県内で伸ばすことができた」と評価。県連合代表の福島瑞穂副党首が議席を守ったことには「選挙区候補と連動して、力を入れて押し上げることができた」と話した。
2295
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:47:06
三重 青森 新潟 大分
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1607120021.html
【参院選】幸福実現党が立候補見送りなら…自民1人区25勝だった
10:14産経新聞
改選1人区では自民党、野党4党、幸福実現党の候補が立候補する構図となり、自民党が21勝、野党統一候補が11勝という結果に終わった。だが、安全保障政策などをめぐり自民党と共通点も少なくない幸福実現党が候補擁立を見送っていれば、自民党は接戦の末に敗れた4選挙区でも勝利し、参院単独過半数(非改選と合わせて122議席)を確保できていた計算になる。
幸福実現党は憲法改正や日米同盟強化、原発再稼働推進などを公約している。自民党は事前に接戦が予想された8選挙区のうち7選挙区で敗れたが、政策が近い幸福実現党と連携すれば違った結果が出た可能性がある。
民進党の岡田克也代表の地元で、自民党が重点選挙区と位置づけた三重選挙区。安倍晋三首相らが続々と応援入りしたが、自民新人の山本佐知子氏は民進現職の芝博一氏に1万9847票差で敗れた。だが、幸福新人の野原典子氏が獲得した2万4871票を山本氏に上積みすれば逆転する。また、自民党は青森で8052票、新潟で2279票、大分で1090票の僅差で敗北。いずれも幸福実現党が1万8071〜2万4639票を得ており、これを自民党が獲得していれば当選できていた。
2296
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:48:18
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160712_11011.html
宮城知事は貧乏神?マイク握った候補者連敗
11:31河北新報
宮城知事は貧乏神?マイク握った候補者連敗
村井嘉浩宮城県知事
(河北新報)
村井嘉浩宮城県知事は11日の定例記者会見で、10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)と名取市長選で応援演説した候補がそろって落選したことに触れ、「もう私に応援を頼まない方がいい。貧乏神かもしれない」と話し、複雑な表情を浮かべた。
マイクを握ったのは、参院選に立候補した自民党現職の熊谷大氏(41)と、名取市長選で4選を目指した佐々木一十郎氏(66)。
「私がマイクを持っても選挙が優勢に進むわけではないと証明された」と強調した村井氏。選挙のたびに多く寄せられる応援要請をやんわりけん制した。
会見後には、熊谷氏を下し、4選を決めた民進党現職の桜井充氏(60)が当選あいさつで県庁を表敬訪問。「3期18年、国や県のために努力された結果」とたたえた村井氏に対し、桜井氏は「選挙戦の集会にすてきな応援メッセージを寄せてくれてありがとう」と皮肉交じりに応じた。
2297
:
とはずがたり
:2016/07/12(火) 12:48:56
こんな事もあったのか。
それにしても随分落下傘を批判されたみたいだけど,なんで長野選挙区から出たのかね?北沢と懇意にしてたのか?
wikiに拠ると
>2002年に長野県知事であった田中康夫の要請を受けて、長野県警を監督する長野県公安委員を1期務めた。
>その後、生坂ダム殺人事件の長野県警の捜査ミス糾弾(他殺死体を自殺事件と断定したが、公訴時効成立後に覚せい剤所持等の別件で逮捕された犯人の任意の自白により殺人事件と判明)において、田中知事と対立し公安委員を更迭された(田中知事は犯罪報道被害者で冤罪被害者にもなりかねなかった河野が長野県警糾弾の先鋒になることを期待したが、河野は「当時の捜査において他殺と断定できなかった事はやむを得なかった」との判断をしている)。その後、2009年の第45回衆議院議員総選挙の選挙期間中にネガティブキャンペーンの弁士として「田中康夫は単なるナルシストであり田中が自分を公安委員に推薦したのは面白半分の受け狙いでしかなかった」と批判した。
とあって結構政治的な発言をしてるようだ。
松本サリン事件被害者・河野氏発言の波紋 メディア批判の複雑な胸中 長野選挙区
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160702/plt1607021530002-n1.htm
2016.07.02
参院選(7月10日投開票)の長野選挙区(改選数1)は、民進党新人の元TBSキャスター、杉尾秀哉氏が全国的な知名度を生かしてリードし、自民党現職の若林健太元外務政務官らが猛追する展開となっている。こうしたなか、1994年に起きた「松本サリン事件」の被害者で、報道被害まで受けた河野義行氏(66)が6月30日、松本市内で行った講演が波紋を呼んでいる。マスコミ関係者への痛烈な批判が込められていたのだ。
「間違った報道は、場合によっては人を死に追い込む。当時、私も『今、死ねたら楽だな』と思ったくらいだ」
河野氏は、報道被害の実態について、集まった市民ら約70人を前にこう語った。
衝撃の事件は94年6月27日深夜に発生した。松本市の住宅街に神経ガス「サリン」が散布され、8人が死亡した。実は、オウム真理教の犯行だったが、警察や報道によって、まったく無実の河野氏の関与が疑われ、「発生からたった2日で、世間から殺人鬼と呼ばれるようになった」という。
最終的に、国家公安委員長が河野氏に謝罪し、マスコミ各社が訂正記事や謝罪文を掲載する事態となった。
このタイミングでの講演会開催は、市民の間で「(発生から20年以上過ぎて)事件を風化させるべきではない」との声が高まったことに加え、杉尾氏の出馬も背景にあるという。「河野氏は、事件報道に携わった杉尾氏に複雑な思いを抱えているようだ」(市政関係者)。
講演では、河野氏からマスコミ関係者への苦言が相次いだ。
「間違った報道は、自殺者が出るぐらい危険なもの」「(マスコミの)幹部であれば『変えていこう』という提案もできる。そういうことをしていない。そういう人が命を大事にしているといえるのか」
「命を『軽いもの』と見ている。私にはそんな風に思えてしまう。そういうような人が『国政にチャレンジする』と言ったって、本当にこの人たちが国民の命を守れるのか」
杉尾氏を意識しているように聞こえる。
河野氏は最後に、「(参院選では)どういう方が信頼できるのか、どういう方にこの国を託したいのか、ということを皆さん、真剣に考えてほしい」と呼び掛けて講演を締めくくった。 (安里洋輔)
2298
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:49:21
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160712_71018.html
<参院選東北>与党惨敗 復興政策への不満
12:05河北新報
<参院選東北>与党惨敗 復興政策への不満
<参院選東北>与党惨敗 復興政策への不満
(河北新報)
10日に投開票された参院選の東北6選挙区で与党が惨敗したことについて、東北各県の知事は11日、東日本大震災の復興政策への不満や環太平洋連携協定(TPP)への反発などを要因に挙げた。改憲勢力が議席の3分の2を占めた結果を受け、慎重な憲法改正論議を求める声も上がった。
達増拓也岩手県知事は取材に「復興に取り組む中で、有権者は政治の在り方についても判断した。現政権の政策を変えなければいけないという民意が多かった」と結果を評価した。
内堀雅雄福島県知事は「県民は常に復興、再生の加速を強く願っている」と強調。「福島第1原発事故からの復興と地方創生に向け、与野党の垣根を越えオールジャパンで取り組んでほしい」と求めた。
村井嘉浩宮城県知事は東北の人口減少と安倍政権の経済政策「アベノミクス」に言及。「人口が急激に減り、地域の活力がなくなっている。アベノミクスによる経済活性化は重要だが、過疎地にどう波及するかが見えづらいのではないか」と分析した。
TPPへの不安感を指摘したのは吉村美栄子山形県知事。「農業はなりわいで、地域の景気に影響する。TPPで農業がどうなっていき、対策は取られるのか。大きな危機感が東北、北海道の選挙結果に如実に表れた」と語った。
佐竹敬久秋田県知事は、与党候補の当選が東北で秋田だけだったことを「(戊辰戦争で秋田藩が離脱した)奥羽越列藩同盟のようだ」と例え、「被災地のような特殊事情はなく、県内の政党の力関係が表れた」との見方を示した。
憲法改正に賛同する党派が非改選と合わせて国会発議に必要な全議席の3分の2を超えたことに関して、吉村知事は「どういう考えでどうしたいのか、具体的に説明してほしい」と注文。内堀知事は「国民全体での幅広い議論が必要だ」と指摘した。
村井知事は「国民は9条改正をそれほど望んでいないと思う。憲法全体を見て、変えるものと変えないものをよく議論するべきだ」と強調。達増知事は「自民の憲法改正草案は問題が多い。議論が深まる中で国民は改憲の問題性を認識する」と語った。
2299
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:50:37
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_21030.html
<参院選青森>田名部氏 八戸市で圧倒
野党統一候補で民進党新人の田名部匡代氏(47)が、自民党現職の山崎力氏(69)の4選を阻んだ。事実上の一騎打ちは序盤から横一線の攻防が続き、最後は約8000票の小差で決着。県内の「自民1強」の一角が崩れた。
田名部氏は、元農相の父匡省氏から引き継いだ地盤の八戸市で山崎氏に約2万5000票差をつけて圧倒。前回2013年比で9.06ポイント上昇した投票率を追い風に、大票田の青森、弘前両市では無党派層の支持を取り付けた。
選挙期間中は、訴えを「暮らしの安定」に絞り、アベノミクスによる格差拡大を集中的に批判した。戦略は奏功し、無党派層に加え、政策の恩恵が乏しい農漁業者に浸透していった。
地縁の薄かった津軽地方では、維新の党から民進に合流した升田世喜男衆院議員(比例東北)の手厚い支援を獲得。着実に票を積み重ね、山崎氏に迫った。
党本部は青森を最重点区と位置付け、岡田克也党代表、蓮舫党代表代行らを全域に投入。共産、社民両党との共闘は相乗効果を発揮し、勝利を引き寄せた。
山崎氏は地盤の青森市で田名部氏に競り負けた。自民支持層が分厚い十和田、五所川原両市で互角の戦いに持ち込まれる誤算が加わり、津軽地方などでの「貯金」で八戸市の劣勢を埋める想定は大きく狂った。
党は激戦区に位置付け、安倍晋三首相が公示日を挟んで3度、県内入りした。最終盤の6日は半日を費やし、青森、弘前など4市でてこ入れする異例の支援活動を展開した。期待する無党派層への広がりは限定的で、風向きを変えるには至らなかった。
県連は県選出国会議員らをフル稼働させ、団体、企業回りを徹底。県内に張り巡らす強固な組織力で追い込みをかけた。しかし、環太平洋連携協定(TPP)への反発から農協団体が自主投票を決めるなど、支持基盤の一部が変容。陣営全体で激戦を勝ち抜く勢いに乗り切れなかった。(青森総局・辻本まり)
2300
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:50:53
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_31029.html
<参院選岩手>木戸口氏 小沢地盤で突き放す
野党統一候補の無所属新人木戸口英司氏(52)が、自民党新人の田中真一氏(49)を7万5000票差で突き放した。小沢一郎生活の党代表(衆院4区)の支持基盤に野党共闘の厚みが加わり、終始優位を保った。自民党はアベノミクスばかりを強調し、東日本大震災からの復興途上にある岩手の有権者意識との隔たりが際立った。安倍政権への明確な不信任と言える。
木戸口氏は秘書を務めた小沢氏、達増拓也知事の全面支援を受けた。小沢後援会が集票の軸となり、地盤の奥州、北上、花巻各市は盤石。衆院4区の得票は約10万で田中氏に4万4000票の大差をつけた。
達増氏が追撃を加え、地盤の盛岡市で7万5000票を獲得。田中氏を2万3000票上回った。
野党共闘も回転した。4党は公示前から週1度の実務者会議を欠かさず、情勢分析を共有。民進党内には民主党を割った小沢氏への確執は根強かったが、互いに出せる範囲の手の内を明かし、態勢を融合させた。
一方で「小沢地盤」には弱体化の兆しも見えた。県内の生活の比例得票は4万3000にとどまり、2013年参院選と比べ5万8000も減らした。政党としての存在感が岩手でも低下していることは鮮明だ。
自民党の田中氏は爆発力に欠けたものの、落選した13年参院選と比べ得票を9万1000伸ばした。「脱小沢政治」を強調したことや旧敵の平野達男参院議員(岩手選挙区)が支援に回ったことなどが要因だ。
ただ、応援に入った安倍晋三首相らは経済政策など聞こえのいい言葉を繰り返し、憲法改正や消費税増税延期の是非に触れることは少なかった。有権者は巧妙な争点ずらしを見抜いた。
次期衆院選は政権選択が懸かる。野党共闘は奏功したが、主張の違う重要政策の整合性は置き去りにされた。明快な一致点が必要だ。自民党は首相の言葉をコピーしたような主張ではなく、岩手の実情を熟慮した政策提示が求められる。
岩手の政治潮流は小沢氏を軸とした離合集散の歴史を経て、過渡期にある。与野党共に見据えるのは「小沢後」である。(盛岡総局・横山勲)
2301
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:51:12
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_41033.html
<参院選秋田>石井氏 24市町村を制す
自民党現職の石井浩郎氏(52)が、民進党元議員の松浦大悟氏(46)に5万3000票差をつけて再選された。東北で自民が惨敗する中で唯一、全国的な与党圧勝の潮流に乗った。党県連は県選出の衆参議席独占を維持した。
石井氏は序盤、野党共闘で臨んだ松浦氏と競り合いを強いられた。党本部は終盤、閣僚級を連日投入するなど徹底した組織戦を展開。運動量は尻上がりに増し、小坂町以外の24市町村で松浦氏の得票を上回った。
中盤にかけての苦戦の要因は、環太平洋連携協定(TPP)に不満を抱く農業票の離反だ。県農協政治連盟は自主投票を決定。固い支持基盤が揺らいだ。危機感を募らせた党本部は、森山裕農相や小泉進次郎党農林部会長らを送り込み、影響回避に全力を挙げた。
議席奪還を目指した松浦氏は終盤、組織の足腰の弱さを露呈させ失速した。党幹部は連日県内入りし、てこ入れを試みたが、自民の壁に阻まれた。
共産、社民両党との共闘は期待された効果を発揮できなかった。野党3党は個別に選対本部を設置。各党が独自に集票する戦略は共闘の相乗効果や波及効果をそいだ。結局、13年参院選で松浦氏と共産候補が獲得した計23万票から6000票の上積みに終わった。
県南部が地盤で、民進党に今春合流した村岡敏英衆院議員(比例東北)は今回、松浦氏と連携。支持拡大の切り札になるとみられた。しかし、村岡氏の支持層の大半を占める保守層は、共産党を含む野党共闘への抵抗感からか動きは鈍かった。
県内は全国最速で高齢化が進む。与野党候補による多角的で濃密な政策論争は不発だった。石井氏の訴えは野党共闘批判が大半を占め、経済、農業政策は具体性に欠けた。有権者から「地方の厳しい現状が反映されていない」という不満が出たのも無理はない。
県内では引き続き「自民1強」が続く。選挙のたびに指摘される民進の組織力の弱さは、今回も反省材料となった。(秋田総局・今愛理香)
2302
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:51:30
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_51032.html
<参院選山形>舟山氏 反TPP票吸収
野党統一候補の無所属元議員舟山康江氏(50)が約34万票を獲得し、前回2013年参院選で失った議席を奪還した。自民党新人の月野薫氏(61)に12万票の大差をつける圧勝だった。
参院選4回目の立候補だった舟山氏は知名度を生かし、全域から満遍なく集票。県内35市町村のうち32市町村で月野氏を上回った。月野氏が勝ったのは出身地の新庄市と隣の大蔵村のみ。舟形町は同数だった。
前回、舟山氏が得た票と共産党候補の得票を合わせた計28万票に、6万票を上乗せする安定した戦いぶりだった。
前回推薦を得た県農協政治連盟は自主投票だったが、舟山氏は農林水産省出身の農業通として単位農協や生産者を丁寧に回った。
最大の争点だった環太平洋連携協定(TPP)への対応では、地域農業を守る立場から終始一貫して反対。全農山形出身の月野氏が容認姿勢を示したため、TPP批判票を吸収した。
効率を最優先に農協改革を迫る政府、与党への不満の受け皿にもなった。特に水田地帯を抱える庄内地方では前回よりも大きく票を伸ばした。
改憲反対、安全保障法制廃止も訴え、無党派層や安倍政権に批判的な保守層の取り込みに成功。野党共闘態勢を構築しつつ、政党色を極力抑え、草の根選挙で地道に地域を歩く戦い方が大量得票につながった。
月野氏は課題の知名度不足を最後まで解消できなかった。党本部は序盤、閣僚らを衆院2、3区の農村部に集中投入した。県内35市町村のうち25首長が支援を表明。県連会長の遠藤利明五輪相(衆院1区)は自らのメンツを懸け支援した。
党の王道を行く組織戦を展開したが、舟山氏の勢いの前に、票固めは終始難航した。
月野氏擁立に至る候補者公募の決定が、党現職の岸宏一氏が引退表明する前だったことから生じたしこりも尾を引き、分厚い組織が一枚岩になり切れなかったことも響いた。(山形総局・宮崎伸一)
2303
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:51:47
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_11028.html
<参院選宮城>桜井氏 批判票取り込む
改選数が2から1に減った宮城選挙区は、全国初の野党統一候補となった民進党現職の桜井充氏(60)が、安倍政権への批判票を取り込み4選を果たした。再選を目指した自民党現職の熊谷大氏(41)は「党営」による強力な組織戦を展開したが、届かなかった。
桜井氏は安全保障関連法廃止を旗印に今年3月、共産、社民両党から推薦を受け、市民団体と政策協定を締結。全国初の野党統一候補として早々と態勢を構築し、3期18年の実績と知名度で先行した。
公示後、フル回転した自民の組織力にいったんは劣勢に立たされたが、保守層の一部に食い込む支持者を固めて対抗。終盤は民進の地方議員が大票田・仙台に絞ってつじ立ちを展開するなどして無党派層を引き付け、抜け出した。
民進支持の一部労組には「共産アレルギー」が残り、選挙戦では共産衆院議員の「防衛費は人殺し予算」発言で防戦も余儀なくされたが、地方への恩恵が薄いアベノミクスへの不信感を巧みに取り込んだ。
熊谷氏は、弱い後援会に代わって党県連丸抱えの選対本部を頼り、県選出国会議員や県議らが実質的に選挙を担った。党本部も宮城を最重点区と位置付け、安倍晋三首相が2度、岸田文雄外相と小泉進次郎党農林部会長が3度、県内入り。圧倒的な物量で候補を押し上げ、首相自ら地方議員や業界団体に電話をかけるなど引き締めを図った。
党に頼り切る熊谷氏の姿勢には不満がくすぶった。「現職が自前で戦えないなどあり得ない」との声は根深く、最後まで一枚岩になりきれなかった。「共産と組む民進には負けられない。自公のための戦いだ」(県連幹部)と野党共闘への反発で結束はしたが、歯車はかみ合わなかった。
桜井氏の勝利で、民進は党勢復活への足掛かりをつかんだ。全国へのうねりをつくり、成果を刻んだ野党共闘も可能性をつないだ。自民優位の政治状況が続く中で、次期衆院選の態勢構築や来年に迫った仙台市長選、知事選への駆け引きに影響を与えるとみられる。(報道部・大橋大介)
2304
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:52:06
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_11026.html
<参院選宮城>桜井氏が市部で圧倒
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10日に投開票が行われた参院選宮城選挙区(改選数1)は、4選された民進党現職の桜井充氏(60)が県内39市区町村のうち24市区町で、再選を目指した自民党現職の熊谷大氏(41)の得票を上回った。熊谷氏は15市区町村で桜井氏を制したが、及ばなかった。
県選管によると、宮城選挙区の得票数は桜井氏51万450票、熊谷氏46万9268票で、得票率はそれぞれ51.10%、46.98%だった。各候補の市区町村別の得票率は表の通り。
桜井氏の得票率は、最も高かった美里町で6割近い57.63%に達した。加美町の56.04%が続いた。ほかに仙台市青葉、太白、泉各区や石巻、栗原、塩釜、名取、白石など市部を中心に19市区町で50%を超えた。
東日本大震災で津波に遭った沿岸部の気仙沼、東松島、多賀城各市や亘理、山元両町、黒川郡の4町村など18市区町村では50%以下にとどまった。得票率が最も低かったのは南三陸町の38.23%で、4割に届かなかった。
熊谷氏は、南三陸町で得票率が最も高い59.30%に上った。ほかに宮城野区や川崎町、七ケ浜町、女川町など9市区町村で50%を上回った。気仙沼市、七ケ宿町、富谷町など5市町は得票率が49%台だったが、桜井氏に勝った。
一方、最も低いのは美里町の40.32%。角田市、大崎市、涌谷町でも43%台に低迷した。
幸福実現党新人の油井哲史氏(36)は支持が広がらなかった。
2305
:
とはずがたり
:2016/07/12(火) 12:52:19
>>611
>杉尾氏は平成25年1月、長野県高森町から「市田柿ふるさとPR大使」を任命されるなど同県と縁深いという。
と云う訳か。
それだけと云えばそれだけだけど今回の安倍自民の梃子入れ(県議への総理直電とか可成りなりふり構わずなやつ)はどれも不発(僅差で負けなんで不発というかあと一歩及ばず)だったけど長野でのらっかさんよりけんたさんキャンペーンも理知的な長野県民には多少の嫌悪感をもたらしたのかも知れない。
2306
:
チバQ
:2016/07/12(火) 12:52:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_61031.html
<参院選福島>増子氏 猛追自民かわす
現職同士の争いは、民進党の増子輝彦氏(68)が46万票余りを獲得、自民党の岩城光英氏(66)に約3万票差をつけて3選を果たした。前回改選の2010年からの上積みは約12万2000票。野党共闘が奏功し、政権与党の全面支援を受けて戦った岩城氏が積み上げた得票を上回った。
野党統一候補の増子氏は個人後援会と民進党県連、連合福島を中心に運動を展開した。「増子票」とも呼ばれる党派を超えた強固な支持基盤に加え、安倍政権に批判的な勢力の結集を目指した。
民進支持層の9割、共産支持層の8割から票を集め、無党派層からも5割以上の支持を得た。公明支持層の一部も切り崩した。
地域別は県内59市町村のうち、36市町村で岩城氏を上回った。地盤とする郡山市で約2万7000票リードし、岩城氏の地元いわき市での劣勢分をほぼ解消。福島市で約1万3000票の差をつけるなどし、圧倒的な組織力で猛追した自民陣営をかわした。
岩城氏は過去3度の選挙は2位当選で全て旧民主系候補にトップを譲った。党本部は現職閣僚落選を阻止しようと、党営選挙とも言える異例の態勢を組んだ。
個人後援会の弱さを補うため、国会議員や県議らが500回以上の集会を開催。6月以降に応援に入った弁士は延べ130人を超え、演説会などへの動員数は5万人に達した。
自民支持層の9割近くを固め、全体の得票数は前回より約9万5000票増やした。ただ公明支持層の得票は7割程度にとどまり、無党派層への浸透でも後れを取った。
地盤とする浜通りで圧倒的な支持獲得を目指したが、いわき市での得票差は3万票に届かなかった。各種団体への働き掛けが末端まで浸透せず、安倍晋三首相らが遊説に訪れた中通り、会津でも広がりを欠いた。
旧民主政権の危機管理能力の欠如を批判し、自公政権の実績を強調するあまり、結果的に復興を実感できない県民の反発を招いたとみられる。
(福島総局・藤井宏匡、高橋一樹)
2307
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:25:35
http://www.sankei.com/politics/news/160711/plt1607110256-n1.html
2016.7.11 21:40更新
【参院選】
自民党56議席で勝利も「競り負け」目立つ 党内に警戒感も 全121議席が確定
第24回参院選は11日、全121議席が確定した。自民党は神奈川選挙区で当選した中西健治氏の追加公認も含め56議席を獲得。公明党の14議席と合わせ、与党で改選過半数(61議席)を上回り、勝利した。ただ32の改選1人区は21勝11敗に終わり、前回の平成25年参院選(29勝2敗)より戦績は悪化。27年ぶりとなる単独過半数にも届かず、党内に「大勝」ムードは感じられない。
「(前回よりも)比例代表票を150万票以上増やし、改選前を上回る議席をいただいた」
安倍晋三首相(自民党総裁)は11日の記者会見で、前回以上の勝利を収めたと強調した。「より安定した政治基盤のもと、一層力強く政策を前に進めることができる」とも語った。
ただ、首相の胸中は安堵ばかりではない。11日の臨時役員会では「次の戦いは衆院選。負けたところはしっかり敗因を総括し、備えないといけない」と檄を飛ばすことも忘れなかった。
自民党は今回、比例代表は前回より1増の19議席を獲得するなど、堅調な戦いを進めた。しかし、改選1人区では、東北6選挙区で5敗するなど、前回はみられなかった弱さも露呈。青森と新潟、大分は当選者と1万票差もなく、土壇場で競り負けた格好となった。
そうした選挙区の主な敗因は、民進党や共産党など野党4党の共闘効果とされるが、アベノミクスの恩恵が十分に届かず、農業政策への批判が強い地域だったといえる。「首相の人気だけで選挙を勝利できる空気が微妙に変わった」(閣僚経験者)との見方もあり、自民党は経済対策のあり方などを再点検する考えだ。
民進党は32議席。改憲勢力の3分の2確保阻止はできなかった。おおさか維新の会は7議席で伸長した。共産党は6議席だった。(水内茂幸)
2308
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:30:28
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120011-n1.html
2016.7.12 07:35更新
【東京都知事選】
組織力VS知名度の構図 自民分裂に民進・松原仁氏「こっちが一本だったらおもしろい」
(1/2ページ)【東京都知事選】 .
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東京都知事選で分裂選挙となることが固まった自民党。党都連が増田寛也元総務相を担いで組織で選挙戦に臨むのに対し、小池百合子元防衛相は高い知名度を武器に無党派層への浸透を図る。「組織力VS知名度」の構図となりつつあり、14日の告示を前にして早くもヒートアップしている。
「参院選の最中にこれだけ世間を騒がせ、党に迷惑をかけながら執行部の留守中に紙1枚で(推薦願を)取り下げるというのは、公党を侮辱する姿勢だ」。都連に所属する萩生田光一官房副長官は11日、増田氏の推薦を決めた党本部での会合で、小池氏を批判した。
増田氏はこの日、公明党にも推薦を要請した。自民、公明両党の組織力に加え、岩手県知事、総務相で培った実務能力をアピールする考えだ。今回の参院選東京選挙区で当選した与党候補3人は計約230万票を獲得した。前回知事選で舛添要一前知事が獲得した約211万票を上回る。
これに対し、小池氏は11日、都庁で記者会見し「私は一人だ。物量作戦では圧倒的に劣るが、都民に訴えることで有利に進めることができる」と強調した。自らに迫る包囲網を突破する姿を示し、無党派層の支持を集める狙いがある。俳優の石田純一氏が出馬を断念したことで、浮動票を奪い合う懸念もなくなった。
ただ、元日弁連会長の弁護士、宇都宮健児氏が11日、出馬を正式表明。民進党都連が同日、出馬を要請した元経済産業省課長の古賀茂明氏は、宇都宮氏との間で調整を図る考えだ。
民進党都連会長の松原仁衆院議員は同日のBSフジ番組で、参院選東京選挙区で与野党の得票が拮抗(きっこう)したことに言及した上で、「漁夫の利」に期待感を示した。
「向こう(自民)が2つに割れて、こっちが一本だったら、おもしろい戦いになる」(沢田大典)
2309
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:31:05
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120055-n1.html
2016.7.12 17:07更新
【東京都知事選】
上杉隆氏が出馬表明「東京に恩返ししたい」
舛添要一前東京都知事の辞職に伴う都知事選(14日告示、31日投開票)をめぐり、元ジャーナリストの上杉隆氏(48)が12日午後、都庁で記者会見し「私は東京に恩返ししたい。本当の政策論争がしたい」と都知事選への出馬を表明した。
2310
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:32:01
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120018-n1.html
2016.7.12 09:54更新
【参院選】
業界・労組票に依存強まる
10日投開票の参院選比例代表では自民、民進両党いずれも業界団体や労働組合の支援を受けた候補が当選上位に名前を連ねた。特に民進党は比例代表当選者11人のうち8人が連合傘下の産業別労働組合の組織内候補だった。
民進党の連合組織内候補は過去最高の12人。9人を擁立した前回参院選では旧民主党の労組系候補が得た個人名票が160万2520票だったのに対し、今回は211万229票を獲得した。労組系候補の落選は前回を上回り4人という結果だったが、獲得票に着目すれば組織票の掘り起こしに一定の成果を得たといえる。民進党の総得票数に占める労組系候補の個人名票の割合も24.17%で、前回の22.46%を上回った。
厚生労働省の推定によると、昨年6月末現在の労組の組織率は17.4%と過去最低だったが、労組依存はむしろ強まったといえる。
一方、自民党の比例代表当選者上位には、民間シンクタンク「独立総合研究所」社長の青山繁晴氏や、女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバー、今井絵理子氏ら著名人が名を連ねたが、最も個人名票を獲得したのは全国郵便局長会(全特)組織内候補の徳茂雅之氏の約52万票だった。
2311
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:34:14
http://news.livedoor.com/article/detail/11753231/
平山佐知子氏や永江孝子氏も…参院選「元女子アナ」候補の明暗
2016年7月12日 10時26分
日刊ゲンダイ
今回も各地でテレビ界出身の“花”が舞った。
静岡(改選数2)の新人、平山佐知子(静岡・45・民進)は元フリーアナウンサー。2013年まで14年間、NHK静岡のニュース番組で契約キャスターを務め、「静岡の膳場貴子」とも。知名度は抜群で、自民支持者にもファンが多い。トップ当選に注目が集まったものの、自民の現職、岩井茂樹(48)の組織力の前に後塵を拝した。
衆院から転身した愛媛(改選数1)の永江孝子(愛媛・56・無所属)は元南海放送アナ。12、14年の衆院愛媛1区で塩崎厚労相と激戦の末、連続して敗れ、3度目の正直が期待された。学生食堂を回るなど若者の票も掘り起こしたが、1万票差で泣いた。
女子アナじゃないが、定数1増の愛知(改選数4)の新人、伊藤孝恵(愛知・41・民進)は元テレビ大阪記者→資生堂→リクルートというキャリアウーマンだ。「民進王国」で同じ民進現職、斎藤嘉隆(53)と票を分け合い、早々と当確。
同じく定数1増の北海道(改選数3)の徳永エリ(北海道・54・民進)は元テレビリポーター。自民と民進がそれぞれ2人を擁立、混戦模様になったが、約20万票あるといわれる“ムネオ票”が不発に終わり、元道議の自
民新人、柿木克弘(48)に競り勝った。
滋賀(改選数1)の現職、林久美子(滋賀・43・民進)は元びわ湖放送のキャスターで、13年に自民の世耕官房副長官と再婚。野党共闘で自民新人の小鑓隆史(49)をねじ伏せるとみられたが、夫婦でねじれ選挙ばかりがクローズアップされ、失速。苦杯をなめた。
女優で元キャスターの石井苗子(比例・62)はおおさか維新の比例で初出馬。
「同党の中では知名度が高く6万台の得票で滑り込めた。選んだ政党が正解です」(永田町関係者)
国政に“タックル”を決めた。
2312
:
チバQ
:2016/07/12(火) 18:34:53
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160712/k00/00e/010/186000c
都知事選
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古賀氏「鳥越氏推す」宇都宮氏「出馬揺らがず」
毎日新聞2016年7月12日 13時03分(最終更新 7月12日 17時31分)
鳥越氏、12日午後の会見で立候補表明へ
民進党は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)でジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立する方針を決めた。共産党などとともに野党4党の統一候補として支援することで調整する。鳥越氏は12日午後に記者会見し、立候補を表明する。
民進党は水面下で鳥越氏に出馬を打診してきたが、11日に党幹部に対して前向きな回答があった。同党はすでに共産党など他党にも鳥越氏の擁立方針を伝えており、12日に4野党が対応を協議する。鳥越氏は12日、毎日新聞の取材に「参院選で『改憲勢力』が3分の2に達したのを見て決断した」と語った。
野党側の候補を巡っては11日、民進党都連が経済産業省出身の古賀茂明氏(60)に出馬要請したが、古賀氏は12日、記者団に「鳥越氏を推す」と述べ、自らは出馬しない考えを示した。一方、3回目の出馬を表明している宇都宮健児・元日本弁護士連合会会長(69)は記者団に「民進党や鳥越氏からは連絡がない。今の段階で出馬の意思は揺らいでいない」と強調。野党の候補者選びについて「透明性を欠いている。とにかく勝てる候補ということならば自公と同じで野合と言われても仕方ない」と反発を示した。
鳥越氏は福岡県出身で京大卒。毎日新聞社を1989年に退社後、テレビ朝日のニュースキャスターなどを務めた。昨年成立した安全保障関連法を巡っては、国会前デモに参加するなど反対の立場で活動した。
都知事選には自民党都連が前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)の推薦を決め、小池百合子元防衛相(63)も出馬表明している。【朝日弘行、高橋昌紀】
2313
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:21:21
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160712/ddm/005/010/200000c
2016参院選
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小政党明暗 生活、比例初議席 社民党首は落選
毎日新聞2016年7月12日 東京朝刊
10日投開票された参院選で、小政党の明暗が分かれた。社民党は改選2議席から1議席に減らし、吉田忠智党首が落選した。新党改革は議席ゼロで、唯一の国会議員だった荒井広幸代表が落選し、荒井氏は政界引退と解党を表明した。日本のこころを大切にする党も議席を獲得できなかった。一方、生活の党は党籍を持つ無所属候補2人の当選に加え、比例代表で2012年の結党以来初の1議席を獲得。党籍を持つのは衆参6人となり、政党要件を維持する見通しだ。
吉田氏は11日未明、党本部で記者会見し「大変厳しい結果だ。憲法が大きな争点にもかかわらず、安倍晋三首相が一言も語らなかった」と嘆いた。自身の進退について「当然責任がある。今後のことは国会議員らと相談して決めたい」と語った。党首交代や党首選挙を実施するかは、9月の全国幹事長会議で協議する。政党要件を維持できる比例で2%の得票を得たが、衆参4人で低迷が続く。
安倍政権に近い改革とこころも苦しんだ。安倍首相が強調した「自公対民共」の構図に埋没し、ともに獲得議席はゼロ。改革の荒井氏は11日に記者会見し「党代表、政治家として力量不足だった。責任を取って引退したい」と語った。こころは、前身の次世代の党が前回衆院選で2%の得票を得ており、政党要件は維持できる。
一方、生活は改選2議席から伸びることになりそうだ。小沢一郎共同代表は自身の地元の岩手と、小沢氏直系候補の地元の新潟で、民進党との一本化調整をまとめ、生活の党籍を持つ新人と元職を当選させた。小沢氏は10日夜の記者会見で「党員として力を合わせ、活動するのは自然の成り行きだ」と述べ、党所属議員になるとの認識を示した。ただ、生活の比例の得票率は1・91%と2%に届かず、政党要件維持には5人以上の国会議員を擁し続ける必要がある。【松本晃】
2314
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:25:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000041-san-l14
【参院選 神奈川】自民、2氏勝利なお軋轢 民進・金子氏は代表辞任伝える
産経新聞 7月12日(火)7時55分配信
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参院選の投開票から一夜明けた11日、各党の県組織が県庁で会見を行い、激戦を振り返った。自民県連は、現職の三原じゅん子氏の大勝を高く評価しつつも、党本部が同日未明に発表した現職、中西健治氏の追加公認(9日付)には不快感を示した。2人を擁立しながら1議席に終わった民進県連は、議席を死守できなかった金子洋一氏が県連代表を辞任する意向を示し、組織の立て直しを早急に行う方針を示した。(参院選取材班)
◇
「正直、100万票は超えないだろうと思っていたが、結果的にトップ当選。感謝している」
三原氏を「自民唯一の公認候補」として全面支援してきた自民県連の小此木八郎会長は晴れ晴れとした表情を見せた。
だが、質問が中西氏の追加公認に及ぶと、「頭の整理ができていない。聞かれても答えようがない」と言葉を濁した。竹内英明幹事長も、再び県連の頭越しで追加公認が決められたことについて、「あまり県連をなめないでくださいという気持ちはある」と、党本部との軋轢(あつれき)が解消されていない内情を吐露した。
新人の三浦信祐氏を初当選させた公明県本部の上田勇代表は「自公で3人が立候補するというかつてない厳しい構造の中、知名度を浸透させるのは大変だった」と振り返り、自公の選挙協力については「与党が一致してやっていると理解いただけた」と述べ、プラス効果を強調した。
一方、比例代表から神奈川選挙区に移った元職の真山勇一氏が当選、3選を目指した現職の金子氏が苦杯をなめた民進。
県連の石上俊雄代表代行は「真山さんは知名度があり、(公認の)決定が遅れたので(街頭活動を中心とした)『空中戦』。金子さんは組織(固め)を中心とした『地上戦』となったが、(金子氏への)浮動票の上乗せが不十分だった」と結果を分析し、「大変悔しい思いをしているが、真摯(しんし)に受け止めさせていただく」と声を絞り出した。
共倒れが懸念された「2人擁立」の戦略に関しては、「政権交代を目指す政党としては次へのステップへつながり、方向は間違えていない」と肯定的に捉えた。
参院選の結果を受け、金子氏、滝田孝徳幹事長が辞任の意向を明らかにした。12日に開く県連の役員会で2人の意向を伝え、その後開く常任幹事会で了承を得るという。
新人の浅賀由香氏が次点で惜敗した共産県委員会の田母上悟委員長は「18年ぶりの議席奪還がかなわなかったのは残念だが、実質9カ月くらいの選挙活動で得票数的には大善戦だった」と評価した。
2315
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:26:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000072-mai-pol
<参院選>民進・岡田代表「首相が回った重点区は1勝9敗」
毎日新聞 7月12日(火)19時56分配信
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「10ある自民党の重点区を首相が回ったが、自民の1勝9敗だった。首相が回った方が我々にとってよかった」。民進党の岡田克也代表は12日、党の常任幹事会で参院選の結果を振り返り、安倍晋三首相の選挙応援を皮肉った。
民進党は32ある改選数1の「1人区」で無所属候補などを含め11勝21敗と大きく負け越し、改憲勢力の「3分の2阻止」を実現できなかった。しかし、民主党として臨み、大敗した前回(2013年)の17議席から倍近く増やし、党内の評価は定まっていない。今のところ岡田氏の責任論は表面化していないが、焦点を「自民の重点区」に絞ることで成果を強調した形だ。
報道各社の情勢調査で接戦と報じられ、首相が複数回応援に入った東北各県や岡田氏の地元・三重県などを指すとみられるが、自民党は重点区を公表していない。【松本晃】
2316
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:26:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000120-jij-pol
自民「合区」救済策が失敗=比例転出に不満、強まる解消論【16参院選】
時事通信 7月12日(火)18時49分配信
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今回の参院選で隣り合う選挙区を一つにする合区が導入されたことを受け、自民党は調整の結果、選挙区出馬を断念した候補者を比例代表に回す救済策を講じた。だが、「鳥取・島根」選挙区では、比例に転出した鳥取県出身候補が落選し、同県連には不満が残った。党内では合区解消のため憲法を改正すべきだとの声が強まりつつある。
自民党は「鳥取・島根」では島根県を、「徳島・高知」では徳島県をそれぞれ地盤とする現職を公認。鳥取、高知両県連の推した新人は比例に回った。中西哲元高知県議は上位で当選したものの、竹内功前鳥取市長は次点で落選し、党鳥取県連幹部は竹内氏を「合区の犠牲者だ」と評した。
同党選対関係者は、竹内氏が獲得した約9万票のうち、島根県では1万票余りしか得られなかったことを問題視。「3年後を考えたら、もっと島根で票を出さないといけない」と述べ、党島根県連の対応を批判した。2019年には現職同士が競合するため、調整は一層、困難になる。
参院選公約で自民党は、選挙制度について「都道府県から少なくとも1人が選出されることを前提に、憲法改正を含め在り方を検討する」とうたっている。党鳥取県連会長を務める石破茂地方創生担当相は12日の記者会見で「選挙制度の在り方を見直す非常に大きな契機になる。この制度は今回限りにしたい」と強調しており、今後は改憲による合区解消論が党内で広がりそうだ。
「1票の格差」是正を目的とする合区は、都市部への人口集中により、今後も対象県が増えることが予想される。党幹部は「注目すべきは来年の『1票の格差』をめぐる最高裁判決だ。もっと合区を増やさなければ駄目だという強い判決が出れば、いよいよ憲法改正しなければいけないとなるかもしれない」と語った。
2317
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:31:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000034-san-l40
【参院選 福岡】トップ争い「敗北」大家氏に3つの誤算
産経新聞 7月12日(火)7時55分配信
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【参院選 福岡】トップ争い「敗北」大家氏に3つの誤算
「当確」を受けてマイクの前に立つ大家敏志氏。左端から自民党福岡県連の蔵内勇夫会長と麻生太郎副総理兼財務相=10日午後、福岡市中央区(写真:産経新聞)
参院選の福岡選挙区(改選3)では、トップ当選を目指した現職の大家敏志氏(48)が、民進党新人の古賀之士(ゆきひと)氏(57)に苦杯をなめた。「70万票でトップ当選」できなかった背景には、大家氏サイドに3つの誤算があった。(九州総局 村上智博)
■ズームイン!!
「力不足だった。すんなり1番とはいかなかった」
投票終了直後の10日午後8時過ぎ、福岡市内のホテルで開票速報を見守っていた大家氏の選対本部長、麻生太郎副総理兼財務相はこう言って唇をかんだ。
自民党福岡県連の蔵内勇夫会長は、「民進党のタレント候補は知名度が高く浮動票が動いた。われわれの苦手なところだから、勉強させてもらわないと…」と浮かぬ表情で語った。
蔵内氏は「本当のバンザイは1番になってからだよ」と言い残し、早々と会場を出たが、それは最後までかなわなかった。
最大の誤算は、古賀氏が持つ知名度の破壊力を過小評価したことだ。
古賀氏は選挙期間中、福岡放送(FBS)の情報番組「めんたいワイド」などで司会を務めた30年間のキャリアを前面に出した。
古賀氏は「めんたいワイドの古賀です。国会にズームイン!!」と連呼し、「民進党の古賀」は封印した。
古賀氏サイドの狙いはテキメンで、自民・大家氏は蔵内氏の出身地盤、筑後市ですら古賀氏にリードを許し、麻生氏の選挙区、衆院8区でも、古賀氏の得票数が上回った。
一方の大家氏には、「自民党は知っているが、大家さんて現職だったのか」との声が容赦なく飛んだ。
大家氏と古賀氏の戦いぶりは、平成22年の福岡市長選を想起させた。
元テレビアナウンサーで知名度のある高島宗一郎現福岡市長(41)が、組織力で勝る現職を破った戦いがそれだ。
公示後、古賀氏の露出が格段に増えると、街頭演説では、有権者が古賀氏に握手を求めて殺到。自民党サイドは「とてもじゃないけど、あの勢いは止められない」(大家陣営幹部)とぼやくが、後の祭りだった。
■公明・学会票
大家陣営にとって、公明党と支持母体の創価学会の出方を読み違えたのも大きく響いた。
公明党が独自候補を擁立して学会票があてにできなくなったばかりか、自民票まで食われる“被害”が想定以上に拡大したためだ。
公明党側は公示前に新人の高瀬弘美氏(34)が創価学会票を固めた。その上、目標の50万票を目指し自民側から5万票の上積みを迫った。
年内にもささやかれる衆院解散を前に、自民サイドにとって、この要請を断る選択肢はなかった。公明・学会票なくして当選がおぼつかないためだ。
そもそも、自民党本部は参院選全体の勝敗を左右する32の「1人区」で公明党の支援を得るため、福岡など5選挙区で、公明候補に推薦を出した。公明サイドにしてみれば、自民サイドが票を提供するのは当たり前のことだった。
自民福岡県連は当初、大家氏が22年参院選で獲得した77万票から、公明・学会票の流出は7万票との数字を弾き、70万票でトップ当選との目標を立てた。
結果は、倍近い13万票のマイナスだった。
2318
:
チバQ
:2016/07/12(火) 20:31:55
■錆び付いた組織力
自民党は13年の参院選以降、福岡選挙区で民主党と1議席ずつを分け合ってきた。今回も「組織力で勝る大家氏は余裕で1位通過する」(自民県連筋)と高をくくっていたフシがある。
大家陣営は、県農政連など2千を数える支持団体・組織の推薦を受けたが、結果的に、多くの保守票が高瀬候補に流れた。公明側からは選挙はがきの郵送のノルマを課せられるなど、最後まで攻め込まれた。
自民党は福岡県全体で78万の比例票を獲得した。にもかかわらず、大家氏が選挙区で64万票に甘んじたのは、一部が古賀氏に流れたのを除き、その多くが高瀬陣営に奪われたためだ。
組織力は、フル稼働にほど遠い状態だった。
■逃げた若年層
一方、知名度頼みで67万票をたたき出した民進党の古賀氏。比例票は福岡県全体で41万票にとどまった。
投票日(10日)の出口調査の結果によると、10代から30代までの若者への支持の広がりに欠いた。主婦層や一部保守層への浸透で26万票を積み上げた格好だ。
古賀氏の支持拡大を結果として後押ししたのは、共産党の藤野保史前政策委員長だったろう。藤野発言に反発を覚えた共産支持層の受け皿となったからだ。
選挙戦序盤の6月26日にNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算だ」と発言し、更迭された。熊本地震で復旧・人道支援に活躍した自衛隊を愚弄する言動に、九州の有権者が否定的に反応したのだろう。共産党新人、柴田雅子氏(32)陣営は目標とした40万票に遠く及ばなかった。
2319
:
チバQ
:2016/07/12(火) 22:07:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk04010032000c.html
<2016参院選>検証 桜井氏、無党派層に浸透 大接戦「野党共闘」勝因に /宮城
12:21毎日新聞
10日投開票された参院選宮城選挙区は、民進党の桜井充氏(60)が接戦の末に4回目の当選を果たした。3期18年の実績や経済政策などを訴え、無党派層に広く浸透した。終盤に猛追した自民党の熊谷大氏(41)は、東日本大震災からの復興の取り組みや若さをアピールしたが、知名度不足に泣いた。【鈴木一也、山田研】
今回から改選数が2から1に減った宮城選挙区。序盤は実績と知名度で勝る桜井氏が大きくリードとの見方が多かったが、後半は熊谷氏が党を挙げた組織戦で猛追。安倍晋三首相ら大物が続々と県内に応援に入り、大接戦の様相を呈した。
県選挙管理委員会によると、仙台市以外の郡部では、両者の得票差がほとんどないまま推移。しかし大票田の仙台市で開票が進み始めた午後11時前ごろから、桜井氏が徐々にその票差を広げていった。市内5区のうち、熊谷氏の地元の宮城野区以外は桜井氏の得票が上回った。
桜井氏の勝因の一つに、共産党や社民党などとの「野党共闘」が挙げられる。県内の共産、社民両党の比例での得票数を合わせると、約13万3000票に上った。共同通信社の出口調査によると、比例で両党に投票した人の8割超が桜井氏に投票しており、桜井氏陣営からは「この票がなければ勝てなかったかもしれない」との声も漏れる。
また支持政党のない無党派層から一定の支持を集めたことも勝因に挙げられる。同社の出口調査によると、無党派層の6割超が桜井氏に投票。桜井氏は「一つ一つの政策を必死に訴える姿を、真剣に見て聞いて判断してくれた」と振り返る。
一方、熊谷氏は「20年たっても61歳。東日本大震災からの復興を皆さんと見届けたい」と若さをアピールし、10〜40代から一定の支持を得た。しかし50代以上の世代や無党派層に最後まで浸透しきれず、あと一歩及ばなかった。
大崎市の伊藤康志市長は11日の定例記者会見で「地域への向かい方、足の運び方の差が、お二人の票に一番直結しているのではないか」と分析した。
「党の体制一新を」
当選から一夜明けた11日、民進党の桜井充氏(60)が報道陣の取材に応じ、「党の体制を一新しないと、政権交代に向けた戦いはできない」と述べ、9月の党代表選で岡田克也代表に代わる新代表を選出すべきだとの考えを示した。
当選後、1カ月以上断っていたお酒を解禁したという桜井氏。「勝ててうれしいし、ホッとしている」と晴れやかな表情で話したが、「党の体制作りや政策議論にすぐに取りかかる。選挙は終わった後の方が大事だ」と気を引き締めていた。
………………………………………………………………………………………………………
◇宮城選挙区開票結果
=選管最終発表
当 510,450 桜井充 60 民 現
▽ 469,268 熊谷大 41 自 現
19,129 油井哲史 36 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
2320
:
チバQ
:2016/07/12(火) 22:11:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk23010607000c.html
<2016参院選>民進「王国」の底力 旧維新票取り込み2議席 /愛知
16:07毎日新聞
改選数1増となった愛知選挙区では、与党は手堅く自民と公明で1議席ずつを確保。野党は、民進がかつて「民主王国」と呼ばれた底力を示し2議席を得た。この伝統的な組織戦の構図の中、組織にとらわれない市民が選挙運動に参加したが、力を発揮する場を見いだせなかった。(社会面参照)
◇自公も手堅く組織戦
従来、参院選愛知選挙区の3議席は2004年から、前身の民主2、自民1で推移してきた。民主は野に下った2013年の前回選で候補を一人に絞り議席を守った。とはいえ得票数は74万票で、105万票の自民候補に遠く及ばなかった。
今回、自民は候補者を1人に絞り、9年ぶりの候補者を出した公明に推薦を出し、自公で2議席を目指した。優勢とされただけに、手堅さを一層、印象付ける戦略だった。
民進は2議席獲得を目指した。その実現を阻むのは与党ではなく、「共産との争いになる」(民進県連幹部)との読みがあった。このため前回の74万に加え、旧維新票を取り込む戦略を選んだ。支持母体の連合愛知の支持はもちろん、旧維新出身議員にビラ配りや選挙カーでの巡回などに力を注がせた。全国的に党勢がふるわないことが、より確実な組織間の協力関係の構築を民進に選択させた。
◇市民連携実らず 共産候補は敗退
これに対し、基礎票に加え、改憲反対運動などを機に活発化した組織から自由な市民との連携を主軸にした共産の戦略は、結果的に得票に結び付かなかった。
自民・公明への追い風と自らへの逆風を認識していた民進と、市民との連携を選んだ共産。その戦略の対照が、得票差に表れた。【道永竜命】
………………………………………………………………………………………………………
◇愛知選挙区開票結果=選管最終発表、一部地域既報
当 961,096 藤川政人 56 自 現
当 575,119 斎藤嘉隆 53 民 現
当 531,488 里見隆治 48 公 新
当 519,510 伊藤孝恵 41 民 新
▽ 302,489 須山初美 37 共 新
▽ 218,171 奥田香代 51 諸 新
64,781 平山良平 68 社 新
59,651 井桁亮 46 こ 新
47,088 中根裕美 42 諸 新
▽は法定得票数を得た落選者
2321
:
チバQ
:2016/07/12(火) 22:22:43
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk12010300000c.html
<2016参院選ちば>振り返り 自民133万票で圧勝 民進は共倒れ回避 /千葉
12:55毎日新聞
10日投開票された参院選の千葉選挙区(改選数3)では、自民党が現職の猪口邦子氏(64)と新人の元栄太一郎氏(40)で計133万票を獲得して1、2位で当選し、改選前の与党1、野党2の構図を覆した。党本部の方針で現職2人を擁立した民進党は、小西洋之氏(44)が3番目に食い込んで共倒れは回避したが、水野賢一氏(49)は5位に沈んだ。共産党は浅野史子氏(45)が従来の共産候補を大きく上回る票を集めたものの、当選ラインには届かなかった。各党の選挙戦を振り返る。【川名壮志、渡辺暢、田ノ上達也】
◇自民、新人元栄氏に公明票
「風は全く吹いていなかった。すごい数字だ」。11日、自民党県連で記者会見した桜田義孝会長は驚きを隠さなかった。
猪口氏と元栄氏が獲得した133万票は、45年ぶりに自民が2議席を得た前回2013年参院選の110万票を大幅に上回り、千葉全13選挙区のうち11選挙区で勝った14年衆院選の自民候補者の総得票をも越えたからだ。
野党が「改憲勢力の参院3分の2阻止」を最優先に掲げた今回。「本来は逆風のはずだった」と県連幹部は振り返る。猪口氏は10年参院選当選直後から早朝につじ立ちし、県内各地を駆け回る「どぶ板」選挙を展開。知名度を生かし、自民の世論調査でも選挙戦序盤から2位を10ポイント以上引き離して独走した。2議席獲得が大命題だった自民にとって、焦点は選挙経験もなく千葉と縁の薄い元栄氏の戦い方だった。
党本部主導で擁立された元栄氏を安倍晋三首相ら大物幹部が何度も千葉入りして応援。石井準一参院議員ら地元議員も時局講演会や演説会などで全面的にバックアップし、組織戦を展開した。
「勝った」。8日、応援弁士に小泉進次郎・農林部会長を招いた浦安市の街頭演説会。用意した元栄氏のチラシ2000枚が開始前になくなった。「名前が知られた証拠。もう大丈夫だと思った」と陣営は振り返る。
元栄氏陣営は公明との選挙協力も盤石だった。何度も演説会に公明・富田茂之県本部代表を招き「選挙区は元栄、比例は公明」をアピール。終盤に2、3議席目を巡って小西、浅野両氏と激しく競り合っているとの見方が広がると、公明支持者の票を全て元栄氏に回すよう公明幹部の約束も取り付けた。
10日夜。初当選に沸く元栄氏事務所。来賓のあいさつが続く中、元栄氏が突然スマートフォンを取り出して事務所外に走った。驚く支援者らに石井参院議員がマイクで釈明した。「公明の富田代表から電話です!」
◇民進「共産との共闘不可能」
2人の現職が明暗を分けてから一夜明けた11日、県庁で記者会見した民進の田嶋要県連代表は「負けたのでは」と問われると語気を強めた。「参院選は1勝1敗(の引き分け)。千葉で野党共闘はあり得ない話だった」
1人区で共産と野党共闘体制を組んだ民進は、3人区の千葉では民進2人、共産1人が争い、自民に完勝を許した。選挙戦を通じて、民進は県連内の水野氏に対するしこりと、共産の浅野氏の追い上げに悩まされた。
みんなの党幹事長も務めた水野氏は、10年参院選では「敵」だった。今年5月の党発足直前に合流した水野氏の公認を主導した党本部に県連は反発した。「今の支持率では1枠を取るのが限界。共倒れの危険もあった」(県連幹部)からだ。公示日の先月22日、小西氏の出陣式であいさつした元衆院議員は「民主時代から行動をともにした小西氏を議会に戻す。民進党は古い仲間を大事にする党」と声を張り上げた。水野氏を強く意識した発言だった。
水野氏公認を巡っては、かつて批判された民進の支持母体・連合も反発した。県連も10年参院選では地域を分けて2人の候補を支援したが、今回は区割りをしなかった。選挙戦終盤に浅野氏が激しく追い上げているとの世論調査が出ると、小西氏支援に傾斜した。水野氏陣営からは「県連は小西氏サイド」と恨み節も漏れた。
全国で「野党共闘」を掲げた民進と共産は千葉では野党同士で3位争いを演じる結果になった。ある民進幹部は言い切った。「千葉は志位和夫委員長の出身地。連携と言いながら、結局共産は自分の党の利益を優先する。千葉では野党共闘は不可能だ」
一方、共産の浮揚幸裕県委員長は、野党同士で足を引っ張り合ったのでは、と問われ言った。「ターゲットは自民党。選挙戦で民進の攻撃はしていない」
2322
:
チバQ
:2016/07/12(火) 22:43:04
http://www.sankei.com/region/news/160712/rgn1607120038-n1.html
2016.7.12 07:05
【参院選 大分】
野党共闘成功したが…共産アレルギー、労組の民進離れも
参院選大分選挙区(改選1)で、民進現職の足立信也氏(59)は辛くも逃げ切り、3選を決めた。党大分県連幹事長代行の福崎智幸氏は「共産党の票がなければ、負けていた。野党共闘が成功したということだろう」と疲れ切った表情で語った。
足立氏は過去2回の選挙で、それぞれ自民候補を大差で退けた。今回は自民新人の古庄玄知氏(58)に1090票差まで追い詰められた。
勝敗を決定づけたのは有権者の4割を占める大分市の票だった。足立氏はここで古庄氏に1万1千票の差を付けた。
古庄氏の陣営関係者は「昨年の大分市長選では勝てたが、最後の最後で、取り切れなかった。悔しいの一言に尽きる」と語った。
自民党は大分選挙区に注力していた。
大分は反自民勢力の強い地域性だが、昨春の統一選において、知事選、大分市長選でいずれも自民系候補が当選した。「追い風」が吹いていると判断し、安倍晋三首相をはじめ、知名度の高い小泉進次郎氏などを次々に投入した。
対する足立陣営にも蓮舫代表代行らの来援もあった。ただ、足立氏の陣営関係者は「華やかな応援も効果はあったかもしれないが、最後の最後は『どぶ板』で決まったんじゃないか」と分析する。
大分市内を地盤とする吉良州司衆院議員(大分1区)を中心に、電話作戦などで徹底的に票を固めた。自民党の勢いを、吉良氏が阻んだ格好だ。ただ、共産党と手を組んだ野党共闘の代償は決して小さくない。
今回、足立氏は前回の22年選挙の得票から約3万票減らし、目標とした30万票には遠く及ばなかった。
陣営関係者は「古くは民社党時代からわれわれを支持していた民間の労組関係者の一部は、共産党への強いアレルギーがある。批判票として幸福実現党に流れてしまった部分もあるだろう。『民間労組の民進離れ』は、全国的に今後の課題になるだろう」と語った。(九州総局 中村雅和)
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:
チバQ
:2016/07/12(火) 22:45:16
http://www.sankei.com/region/news/160712/rgn1607120007-n1.html
2016.7.12 07:06
【参院選 山梨】
民進・宮沢氏勝利から一夜明け… 自民、超えられなかった「7割の壁」
反応
反応
■23日に敗因総括
参院選の投開票から一夜明けた11日、各党は早くも、今後の対応に動き出した。前県議で新人の高野剛氏(68)が2万票以上の差をつけられて落選した自民党はもちろん、新人の宮沢由佳氏(53)が初当選を果たした民進党も今後の動向に不安を隠せない。18日間の選挙戦の裏舞台を検証し、選挙戦が浮き彫りにした県政界の現状をまとめた。
自民党県連は11日、甲府市の県連本部で党4役会議を開き、23日に幹部らが集まり、参院選の敗因を総括することを決めた。
高野陣営の選挙対策本部長を務めた森屋宏県連会長は会議後に会見し、「自民党への支持は高かったが、県連がそれに応えられなかったのが敗因だった」と述べ、県連の再建を急ぐ考えを示した。
選挙戦を振り返ると、高野氏は安倍晋三首相が公示前後に2回、来県した効果もあり、序盤から自民支持層を固め、終盤に向けて約7割を確保していた。
この時点では「宮沢氏とほぼ横一線で並んだ」(森屋会長)とみられていた。だが、陣営からは「今がピーク。この状態を維持するのが精いっぱいでは」など冷めた見方も聞かれた。
県連は最終盤の1週間、候補者本人ではなく、安倍政権と直結し、公共事業や地方再生の予算配分権限を持つ「自民党」のパワーを前面に打ち出した。眠っている党支持層の掘り起こしで票の積み上げを目指したが、かなわなかった。
高野氏が10日の結果判明後、「一枚岩になれなかったことが敗因。不徳の致すところだ」と述べたように、“7割の壁”に悩まされた選挙戦だった。
高野氏は出馬表明後もギリギリの5月まで県議を続け、かつては最大会派の代表として、今も続く議会の混乱の契機となった人事問題でも、大きな影響力を持っていた。
国政選挙での分裂も尾を引き、県連内に“敵”も多かった。対立する「自民党山親会」の県議からは、選挙期間中に「過去の経緯からすれば本気で応援できない」と切り捨てる声も聞かれた。
「長い時間でできた溝の修復には長い時間がかかる。衆院選に備えねばならないが、一つひとつ溝を埋め、不断の努力を続けるしかない」(森屋氏)。再建への道は厳しそうだ。
◇野党共闘の代償に不安も 共産県委員長「強制はしない」
宮沢氏の初当選に沸いた民進党。しかし、1人区の「統一候補」として共産党の推薦を得たことに早くも不安が出始めている。「約3万票の共産票の上積みがなければ当選は難しかった」として、宮沢氏の政治活動に共産党が注文を付けてくる場面を想定しているためだ。
「票を出せば口も出す」
ある労組幹部は共産党の動きを懸念する。
公示日直前の6月20日、共産党中央の「推薦決定通知書」が民進党県連に示された。
「なぜ、このタイミングで推薦なんだ。『支持』だけでよかったのに」
当時、宮沢氏は先行する高野氏の背中に迫ろうと必死だった時期で、民進県連では、保守票の切り崩しを真剣に検討していた。
自民党も「民進党にはもれなく共産党が付いてくる」(安倍晋三首相)と野党共闘への批判を強めており、宮沢陣営は共産党「推薦」で保守層への接近が一気に難しくなった。
こうした経緯から、当選の代償として今後、共産側から宮沢氏に政策提言などの形で“干渉”があるのでは、との不安が現実味を帯びているという。
「今後も中央の協議も踏まえ、政策的一致が広がる努力をする」
3月21日に結んだ野党共闘の政策協定。共産党県委員会の花田仁委員長はこの項目を「他県の協定にはない画期的な内容だ」と重視していた。
「宮沢氏がつぶれぬよう民進がしっかりガードする必要がある」。労組幹部が心配するのは、民進や連合と共産の個別政策は、一致しない面も多いからだ。「党派や立場を超えて支援をもらった」(宮沢氏)というほど現実は甘くない。
共産の花田氏は11日、取材に対して「杞憂だ。野党共闘は互いに強制するものではない。一致しない政策を求めることはない」と強く否定した。
2324
:
チバQ
:2016/07/12(火) 22:48:17
http://www.sankei.com/region/news/160711/rgn1607110017-n1.html
2016.7.11 07:01
【参院選 群馬 視点】
野党共闘不発 民進県連の姿勢に疑問
反応
反応
参院選群馬選挙区では、当初からの予想通り、中曽根氏が野党統一候補の堀越氏らを大差で破り、6回目の当選を決めた。
全国32の改選1人区で擁立された野党統一候補だが、“保守王国”群馬では自民党を脅かす存在にすらなれなかった。
そもそも、堀越氏の党公認にこだわった民進党県連にどれだけの“勝つ気”があったのか。疑問を持たざるを得ない場面に出くわした。
公示日前日の6月21日に伊勢崎市内で開かれた石関貴史衆院議員=民進党=の国政報告会。堀越氏も来るのかと思いきや、最後まで姿をみせなかった。石関氏は堀越氏を支援者らに紹介しようと堀越氏に連絡を取ったが、県連サイドから「勝手に連絡しないでほしい」との電話があったという。
県連にとって石関氏は苦しい時期に党を去っていった相手だけに、拒否感が強いことは理解できる。しかし、選挙は1票でも多くの票を獲得した者が勝ちであり、平成26年の衆院選で5万票をとった石関氏の支持層には機をみて浸透させるべきではなかったのか。中曽根氏を相手に、職を辞してまで立候補した堀越氏のことを思うと、なおさらだ。
今回の野党共闘について、くしくも自民党県連幹部と連合群馬の幹部が同じ見方をしていたことが印象に残る。それは「選挙区に候補者を立てなければカネもかからない。さらに、比例票を積み増すチャンスはたくさんある。野党共闘は共産党の独り勝ちだ」。
低調だった野党共闘とは対照的に、中曽根氏は66%の得票率で圧倒的な支持を集めた。陣営が掲げた60万票には届かなかったが、「油断大敵」と組織の引き締めを徹底し、着実に票を積み重ねた。
選対の谷津義男事務長らが訴えた「群馬初の参院議長」への期待も高まるが、選挙戦ではあまり多くは語られなかった「憲法改正」について、真っ正面から取り組んでほしい。(大橋拓史)
2325
:
チバQ
:2016/07/13(水) 07:11:43
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120084-n1.html
2016.7.12 23:56
【参院選】
自民党派閥の戦績は? 細田派、岸田派などは「担当選挙区」落とす
反応
反応
参院選では、自民党の各派派閥やグループの戦績も明暗が分かれた。
激戦だった東北6県では党から割り振られた「担当選挙区」として、細田派が福島、額賀派が青森と秋田、岸田派が宮城、石破派が岩手、谷垣グループが山形を受け持ち、てこ入れした。派閥領袖から若手まで総動員し、知名度の高い幹部に街頭で、若手には企業回りをさせて票の掘り起こしをさせる作戦だった。特に細田派は、福島で同派所属の岩城光英法相が改選だったこともあり、派閥領袖の細田博之幹事長代行らが現地で支援に回った。
しかし結果は、秋田以外で自民党候補が敗れる1勝5敗。宮城を受け持つ岸田派も岸田文雄外相が3度にわたって選挙区入りしたが、自民党の熊谷大氏は敗北。二階派は新潟を担当。二階俊博総務会長や林幹雄経済産業相ら派幹部が何度も現地に入ったが、自民党の中原八一氏は約2300票差で競り負けた。額賀派は青森で落としたものの、秋田で勝利した。
一方、神奈川では、党の担当割り振りとは別に、麻生派が支援した党推薦候補の中西健治氏が当選。麻生太郎副総理兼財務相や河野太郎行政改革担当相ら同派幹部の徹底支援が実った。
2326
:
チバQ
:2016/07/13(水) 07:12:28
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120075-n1.html
2016.7.12 23:06
【参院選】
麻生VS菅 目離せぬ2人の大番頭
麻生VS菅-。
さきの参院選福岡選挙区を通して浮き彫りになったのが、自民内部で繰り広げられた、もう一つの熾烈(しれつ)なバトルだった。麻生太郎副総理兼財務相と菅(すが)義偉(よしひで)官房長官。安倍内閣の大番頭格2人の駆け引きだ。
半径2メートルの男。麻生氏はこう称されることがある。直接会った人はみな、その気さくな人柄に魅了されるからだ。元番記者だった私から見ると、選挙期間中の麻生氏からは、鬼気迫る無言の迫力が伝わってきた。
「自公」VS「民共」、トップ争い…。参院勢力のほか、各選挙区というミクロの勝敗も大事だが、それだけに目を奪われていると、近い将来、中央政界で起こるであろう大きな潮流変化の予兆を見逃すことになる。
「敵は自民党かっ。スガがなぁ…」。開票速報を流すテレビの前。麻生氏は自らが選対本部長を務める大家敏志参院議員の陣営幹部を前に、口を「へ」の字に曲げ、トレードマークとなっただみ声で絞り出すようにこう、吐き捨てた。
念頭にあったのは、ここ数年、消費増税の再先送りや衆参ダブル選挙の是非をめぐる政局の節目で、ことあるごとに意見対立をみせてきた菅氏の存在だ。
菅氏は福岡選挙区の公明候補に対し、強力なテコ入れを行ってきた。麻生氏サイドから見ると、菅氏の過剰なまでの支援は「野党と菅氏のどちらが敵か分からぬほど」だった。
6月30日夕、福岡市中心部の巨大ホール。マスコミを排除しての秘密会合だったが、支持者を装って中に入ると、1500人ほどが集まった会場の壇上に、菅氏と公明党の高瀬弘美候補の姿があった。
公明党と支持母体の創価学会の要請を受けて実現したものだった。学会関係者が、「これで自民党支持層に支援を要請しやすくなった」という絶大な効果を公明サイドにもたらした。実際、自民票10万票以上が公明側に流れている。
麻生氏と菅氏のさや当ては、菅氏の地元、神奈川選挙区でも繰り広げられた。
麻生氏が支援する候補の自民公認を、公明票の目減りに配慮した菅氏が「頑として容認しなかった」(麻生氏周辺)ためだ。この候補は無所属出馬を余儀なくされた。
テレビの前で、うめくように菅氏の名前を口にした麻生氏が目を落していたメモ書きには、自身が支援する神奈川選挙区候補の苦戦を伝える出口調査の結果があった。
福岡、神奈川という双方の地元で繰り広げられた戦いは、福岡で大家氏が民進党候補にトップを奪われるまさかの2位。神奈川では麻生系候補が当選を確実にして自民公認を獲得し、幕を下ろした。
中央政界からは見えにくかった地方でのバトル。8月の内閣改造・自民党役員人事をはさみ、2人の動向から目が離せない。
(九州総局長 佐々木類)
2327
:
とはずがたり
:2016/07/13(水) 09:43:58
大津市長選とかに出た(落選)事もある元官僚氏。逼塞しててルサンチマン抱えてるのか一寸文体が厳しいね(;´Д`)
おおさか外して小池支持表明しとけば康夫ちゃん通せたかもね。おおさか外せば減税も合流出来て愛知で民主の2議席を阻止も出来たかも知れない。
そうなると埼玉・千葉・神奈川でも当選伺えて名実ともに全国政党としての第3極となれたのに。
凡ミスで大勝利を逃した自民党と共産党の大失敗 --- 八幡 和郎
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160712-00010003-agora-pol
アゴラ 7月12日(火)16時20分配信
参議院選挙の結果を総括すれば、自民党は流れは良かったが取りこぼしが多かった。公明党は自民党の協力が円滑に機能して大成功。おおさか維新も議席数としては成功。
民進は流れは良くなかったが勝負強かった。共産党は大失敗。社民も大馬鹿。小沢一郎は隠れ小沢チュルドレンを巧みに当選させて大満足といったところだと思う。
自民党は都知事選挙で小池百合子を候補者に決めて、全国の激戦区に彼女を投入すれば比例区も含めて3〜5議席増やせたと思う。みすみす、大勝利の方程式をはずしたのみならず、イメージを悪くした。
維新も小池氏に支持表明しておけば東京で田中康夫を当選させ、比例区ひとりくらい余計にとれたはずだ。また、維新は今回、「おおさか」を外さなかったことで、大阪で2議席とれたかもしれないが、比例区や東京などでは損した。今後は、はずすべきだ。
共産党は自衛隊についての失言や共産党の危険性への執拗な警告がボディーブローで効いて浮動票を取れなかった。また、地方区での立候補取り下げで費用は節約になったが影が薄くなった。今後、共産党は中でかなりもめるだろうし、民進党に今回よりはややこしい条件をいってくるのでないか。
民進党がまずまずだったのは、一義的には自民党の凡ミスのおかげだ。共産党の協力を受けても共産党の候補でなければ別にいいのでないかと思われたこともあるが(本当はそんな甘くないと思うが)、それ以上に、全野党共闘ということで良質の候補を確保できたことが大きい。出馬する側からすると安心感があるのだ。
自民党は、地方区の候補の質が悪かった。参議院の地方区は、全県なので衆議院議員の選挙より人手も資金も必要だ。そこで、組織を動員できる地方政界のボス的な人が多くなるのだが、彼らには浮動票はとれない。それが今回の一人区での僅差の敗因が多かった理由だ。
思うに、参議院議員は任期も長いし定数も小さいから、ひとりひとりの重みはかえって衆議院議員より重いのである。自民党は良い人材も資金も参議院地方区にもっとつぎ込まないとダメだし、日常活動も地元でさせるべきだし、閣僚なども参議院枠を増やした方が良い。
社民党は共産党を批判し違いを強調してこそ生き残れるのに、それをしなかった。私が社民党の党首なら、「共産党とは同じ左翼政党として、似たところもあるが、社民党はあくまでも欧米的な民主主義を信奉している。憲法にしても、共産党は自分たちが政権を取ったら改正するつもりだが、社民党は変える気がない」といっただろう。そうでもいわないと、存在価値がないのに、馬鹿なことをしたものだ。
改憲に必要な三分の二を確保したかどうかは、意味がない。そもそも、公明党は第九条を変えるべきだなどといってない。逆に民進党には憲法改正のためなら一本釣りで鞍替えしそうな議員はいっぱいいるではないか。
八幡 和郎
2328
:
とはずがたり
:2016/07/13(水) 13:37:15
何,この自民目線の記事は?!(;´Д`)
自民痛恨の敗戦、最重点区落とす 次期衆院選に影響必死
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160711-00010003-dtohoku-l02
デーリー東北新聞社 7月11日(月)11時16分配信
自民痛恨の敗戦、最重点区落とす 次期衆院選に影響必死
敗戦した山崎力氏(中央)をねぎらう三村申吾知事、自民党青森県連の江渡聡徳会長ら=10日午後11時55分ごろ、青森市
自民党青森県連は、擁立した山崎力氏が野党統一候補に敗れ、衆参6議席独占の一角を崩された。安倍晋三首相が3度来県し、異例のてこ入れを図る総力戦を展開しただけに、敗戦のダメージは大きい。野党側には、共闘の実績と反転攻勢への足掛かりを与えた。潜在的な“反自民票”が浮き彫りになった結果が次期衆院選などに影響を及ぼすのは必至。無党派層にも浸透せず、盤石とされた組織が一部で切り崩され、体制の立て直しが急務となる。
選挙戦は、候補者の実績や、争点となった経済政策アベノミクスの成果を軸に訴えた。地道な組織戦に加え、著名な弁士を投入する空中戦も展開し、「政治の安定」に理解を求めた。
だが、街頭で訴えたアベノミクスの成果は、好調な経済指標を並べるにとどまり、県内の有権者が抱く経済波及効果への疑念を払拭(ふっしょく)するには至らなかった。
「いつもなら勝利が見える」(陣営関係者)最終盤となっても接戦から抜け出せず、政権批判を強める野党側に押し切られた。
敗戦を受け、総合選対本部長を務めた江渡聡徳県連会長は「やれるだけのことはやった。(相手との)争点もかみ合わなかった」と語り、あらためて党の政策などについて県民に理解を求める考えを強調。今後の県政界への影響を否定せず、支援団体など一部でほころびも見えた組織の立て直しを急ぐ考えを示した。
次期衆院選では、憲法改正や環太平洋連携協定(TPP)などを巡って与野党が激しい攻防を繰り広げる見通し。特にTPPは農林水産業を基幹産業とする県にとって重要な争点で、不安を抱く県民も多い。実効性のある対策など丁寧な説明が不可欠で、不安の解消に努める必要がある。
今後の戦いの構図を巡っては、連携の手応えをつかんだ野党側が再び候補を一本化する可能性もあり、風穴をあけられた自民にとっては組織の引き締めが喫緊の課題。ある県連幹部は「今回の結果を検証するとともに、真摯(しんし)に有権者の声に耳を傾けなければ傷口は広がるだろう」と危機感を募らせた。
デーリー東北新聞社
最終更新:7月11日(月)11時16分
2329
:
とはずがたり
:2016/07/13(水) 15:51:18
参院選 自民党派閥の戦績は? 細田派、岸田派などは「担当選挙区」落とす
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160713/plt16071300010002-n1.html
2016.7.13 00:01
参院選では、自民党の各派派閥やグループの戦績も明暗が分かれた。
激戦だった東北6県では党から割り振られた「担当選挙区」として、細田派が福島、額賀派が青森と秋田、岸田派が宮城、石破派が岩手、谷垣グループが山形を受け持ち、てこ入れした。派閥領袖から若手まで総動員し、知名度の高い幹部に街頭で、若手には企業回りをさせて票の掘り起こしをさせる作戦だった。特に細田派は、福島で同派所属の岩城光英法相が改選だったこともあり、派閥領袖の細田博之幹事長代行らが現地で支援に回った。
しかし結果は、秋田以外で自民党候補が敗れる1勝5敗。宮城を受け持つ岸田派も岸田文雄外相が3度にわたって選挙区入りしたが、自民党の熊谷大氏は敗北。二階派は新潟を担当。二階俊博総務会長や林幹雄経済産業相ら派幹部が何度も現地に入ったが、自民党の中原八一氏は約2300票差で競り負けた。額賀派は青森で落としたものの、秋田で勝利した。
一方、神奈川では、党の担当割り振りとは別に、麻生派が支援した党推薦候補の中西健治氏が当選。麻生太郎副総理兼財務相や河野太郎行政改革担当相ら同派幹部の徹底支援が実った。
2330
:
チバQ
:2016/07/13(水) 19:38:20
http://www.sankei.com/politics/news/160713/plt1607130032-n1.html
2016.7.13 11:26更新
【参院選】
無所属・平野達男元復興相が自民入党へ 参院で自民単独過半数、改憲4党で3分の2も
元復興相で無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)が自民党に入党届を提出したことが13日、分かった。今後手続きを進める。平野氏の入党が決まれば自民党は参院で122議席となり、単独過半数となる。
平野氏は12日、自民党本部で谷垣氏と会談。谷垣禎一幹事長が「できれば一緒に活動したい」と要請し、平野氏が「よろしくお願いします」と応じた。
自民党入党の理由について平野氏は「いま日本に必要なのは政策の継続性だ。自民党のやっていることは間違っていない。岩手や日本のため自民党で貢献したい」と説明しているという。
平野氏は民主党政権時代の平成24年に初代復興相に就任。25年に党運営への不満から離党届を提出したが除籍処分となり、その後は無所属で活動していた。今回の参院選では、岩手選挙区に立候補して敗れた自民党候補を応援した。
2331
:
チバQ
:2016/07/13(水) 19:39:04
最後まではれてなかった
http://www.sankei.com/politics/news/160713/plt1607130032-n1.html
2016.7.13 11:26更新
【参院選】
無所属・平野達男元復興相が自民入党へ 参院で自民単独過半数、改憲4党で3分の2も
元復興相で無所属の平野達男参院議員(岩手選挙区)が自民党に入党届を提出したことが13日、分かった。今後手続きを進める。平野氏の入党が決まれば自民党は参院で122議席となり、単独過半数となる。
平野氏は12日、自民党本部で谷垣氏と会談。谷垣禎一幹事長が「できれば一緒に活動したい」と要請し、平野氏が「よろしくお願いします」と応じた。
自民党入党の理由について平野氏は「いま日本に必要なのは政策の継続性だ。自民党のやっていることは間違っていない。岩手や日本のため自民党で貢献したい」と説明しているという。
平野氏は民主党政権時代の平成24年に初代復興相に就任。25年に党運営への不満から離党届を提出したが除籍処分となり、その後は無所属で活動していた。今回の参院選では、岩手選挙区に立候補して敗れた自民党候補を応援した。
2332
:
チバQ
:2016/07/13(水) 20:06:36
http://www.sankei.com/politics/news/160713/plt1607130003-n1.html
2016.7.13 17:00更新
【参院選・閣僚選挙区の勝敗表付き】
TPP、辺野古移設で猛烈な逆風が吹き荒れた 「勝利が当たり前」の閣僚のお膝元で痛恨の3敗
参院選は与党が改選過半数に達する70議席を確保する大勝に終わったが、「勝利が当たり前」とされる自民党の閣僚19人の地元17選挙区の戦績を分析すると、閣僚2人が敗北するなど「14勝3敗」、勝率は8割止まりだった。それぞれ地元が抱える政治課題も絡み、苦戦を強いられた。
「候補者の選定作業が遅れ、知名度の高い相手候補に十分対応できる態勢を取れなかった。(私の)責任は大変重い」
遠藤利明五輪相は12日の記者会見で、山形選挙区で自民党新人の月野薫氏が得票率で対抗馬に20ポイント以上の大差をつけられ、落選したことについて、擁立に関与した党県連会長として陳謝した。
党県連が元JA全農山形副本部長の月野氏を擁立したのは、平成25年参院選で政府の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉参加に反発し、自民党候補の推薦要請を拒否した県内JAグループの政治団体「県農協政治連盟」(県農政連)を取り込む狙いがあった。ところが、県農政連は今回の参院選も「自主投票」を決定。結局、TPPに一貫して反対した民進党など野党4党が支援する無所属元職の舟山康江氏に及ばなかった。
山形のほか、閣僚自身が候補者だった岩城光英法相の福島と、島尻安伊子沖縄北方担当相の沖縄の両選挙区も敗れた。改選数が2から1に減った福島選挙区は民進党現職が先行し、安倍晋三首相が選挙中に2回も応援に入り猛追したが、得票率約3ポイント差で惜敗した。
沖縄選挙区は、政府の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に対して逆風が吹き荒れる中、選挙戦直前に起きた米軍属の女性暴行殺害事件も響き、野党4党が支援した無所属新人に17ポイント以上の差をつけられた。
一方、石破茂地方創生担当相の地元・鳥取は今回から隣の島根との合区で「鳥取・島根」選挙区となり、その余波を受けた。自民党は選挙区に旧島根選挙区選出の現職を擁立した一方、鳥取県代表として擁立した新人で元鳥取市長の竹内功氏は比例代表に回った。
2333
:
チバQ
:2016/07/13(水) 20:09:16
http://www.sankei.com/politics/news/160713/plt1607130001-n1.html
2016.7.13 07:00更新
【政界徒然草】
パンティー疑惑の高木毅復興相は参院選でもお荷物だった 首相視察中にタブレット端末いじり 被災地からもノーサンキュー!
やっぱり高木毅復興相のスキャンダルがボディーブローのように効いていた―。7月10日投開票の参院選で、与党が被災地で擁立した候補者は全員落選したことに関し、被災地選出の国会議員から高木氏への怨嗟の声が上がっている。今回の与党候補の〝全滅〟は、これまで自民、公明両党が進めてきた復興政策に対する事実上の不信任であり、数々のスキャンダルで復興の仕事に本腰が入らなかった高木氏に「ノー」を突きつけた形ともいえる。8月3日にも行われる内閣改造で交代論も出ている高木氏だが、本人は全く気にする様子もなく、至ってポジティブだ。
高木氏は7月12日の記者会見で、参院選で岩手、宮城、福島の被災3県の与党選挙区候補が軒並み落選したことに関し、「被災3県では競り合いながらも与党候補が破れる結果になった。極めて残念だ」と述べた。これまでの復興政策に対する不信任を突きつけたとの指摘については「そう思わない」と反論した。
高木氏といえば過去に女性の下着を窃盗したとの疑惑や政治資金問題などに見舞われ、一時は更迭も検討された閣僚だ。数々のスキャンダルで追及されながらも、切り抜けてきた。このところ、ようやく復興相としての仕事に本腰が入り、週末には頻繁に被災地を訪問していた。
今回、被災地では復興政策が問われた。震災から5年たち、津波被害を受けた沿岸部の〝街〟は新しい姿に生まれ変わりつつある。一方で、防災の観点から十数メートルの防潮堤を海岸線沿いに築こうという行政側と、それに反対する住民との間で対立が深まるなど、復興が進んできたからこその課題も浮き彫りになってきた。
こうした難しい課題を抱えている被災地だからこそ、与党から選出された現役の復興相の応援ほど有利で、心強いものはないはずだ。だが、高木氏の「復興の仲間を増やしたい、復興の仲間を減らしたくない」という訴えは、結果的に被災地の有権者には響かなかった。
高木氏は参院選公示の6月22日以降、宮城に3回応援に入った。6月26日、満を持して宮城に入った高木氏は仙台市内で自民党候補者の応援演説を行ったが、数十人しか集まらない場所も。高木氏は「どうしてこんなに少ないんだ」と怒りをあらわにする場面もあったという。だが、地元の関係者は「動員しても集まらないんだから怒られてもどうしようもない」と意に介する様子はなかった。
そして、福島にはたった1回しか入っていない。その理由について。ある関係者は「来ないのではない、福島に来られないのだ」と語る。「高木氏は選挙期間中に地元・福井で原子力発電所のリプレース(置き換え)や、新増設の必要性に言及していたようだ。同じことを福島で言ってみろ」と語気を強めた。
福島の復興と東京電力福島第1原発事故の収束や除染という問題は切っても切り離せない。だが、これまでの記者会見で高木氏の口から原子力や除染、あるいは放射性廃棄物の処理などについて具体的な政策が語られることはなかった。
2334
:
チバQ
:2016/07/13(水) 20:09:47
高木氏は関西電力の大飯原発、高浜原発、美浜原発や日本原子力発電敦賀原発などを抱える〝原発銀座〟出身であり、復興相に就任する前までは原発推進の旗振り役として知られていた。そういった立場だから、これまで語って来なかったのかもしれない。
この参院選に先立つ6月6日、高木氏がまたやらかしていた。この日、安倍晋三首相は東京都内で開かれていた「東日本大震災復興フォーラム」の視察中にアテンド役の高木氏がおもむろにいすに腰掛け、タブレット端末をいじり出したのだ。
安倍首相はこの日、サプライズ・ゲストとして来場し、シンポジウムの会場であいさつ。その後、被災地で活躍する女性起業家らとの交流イベントに参加し、彼女らの話に熱心に耳を傾けていた。
すると、側に控えていた高木氏はおもむろにタブレット端末を取り出し、画面を指でスクロールし始めたのだ。周囲は想定をはるかに超えた行動にあっけにとられ、その場の空気は凍り付いた。
高木氏はいすに座っていた理由として、首相よりも先に会場に来て、全体を視察していたので「少し疲れた」と告白。さらに「(首相と女性起業家らの)ディスカッションは聞いていたので、(タブレット端末をいじっても)不適切ではなかった」と強弁した。
首相の視察は非常に重い。同行する閣僚や政治家、官僚らは首相の発言、一言一句漏らすまいと神経を張り詰めて臨む。しかし、タブレット端末をいじり、そして疲れたから座るというのでは小学生以下だ。
福島第1原発事故から5年たったが、今も9万人以上が福島県内外で避難生活を続ける。宮城でも仮設住宅や災害公営住宅での孤独死が問題となってきた。政府は、原発事故の影響で今も放射線量が高く、立ち入りが原則禁止の帰還困難区域の取り扱いについても新たな方針を示す方針だ。
高木氏は東北復興の指令塔を自認するのであれば、首相の視察中にタブレット端末の画面に見入るのではなく、東北の被災地が直面する困難な課題に真剣に取り組む姿勢を見せるべきではないか。被災地の与党候補が〝全滅〟したことをもっと、もっと重く受け止めるべきだ。
(政治部 千田恒弥)
2335
:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:10:18
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0292218.html
<参院選道選挙区 激闘の果て>上 苦悩の自民 「中選挙区」身内が敵に
07/12 07:00
長谷川岳氏(左)と柿木克弘氏(右)とがっちり握手する安倍晋三首相=8日、札幌市中央区
「わが党の素晴らしい2人の候補。どうですか皆さん。民進党より優秀でしょう」。8日、安倍晋三首相は札幌・大通公園で、参院選道選挙区の自民党現職の長谷川岳氏(45)と新人の柿木克弘氏(48)を持ち上げた。
公示後、候補2人が顔を合わせたのは、後にも先にもこの一回きり。党が劣勢の柿木氏になりふり構わず支援を集め、両陣営の関係は冷え切っていた。首相を仲立ちとした融和劇―。党関係者が「しこりを残さないため」と動いた。
こんな演出が要るほど、身内同士の争いは激しかった。道選挙区の改選数が2から3に増え、24年ぶりの「中選挙区」になったが、「自民党は自分党。票割りは苦手だから自ら票を取ってくるしかない」(ベテラン道議)。
ふたを開けると、長谷川氏1位、柿木氏4位。自民党2人の票を足すと113万票で、民進党2人の105万票を上回ったのに、2議席をさらわれた。
誤算は、柿木氏の伸び悩みだった。昨年12月に公認候補に決まった。新党大地の唯一の推薦候補にもなった。だが事務所の体制が整わず、知名度が上がらない。「今日限りで道議を辞めて北海道中を回る決意を」。5月上旬の集会で大地の鈴木宗男代表に迫られたが、柿木氏はその後1カ月、バッジを外さなかった。
公示間近になっても共産党新人に及ばない状況を受け、党本部は道議50人の大半を選対本部に入れた。企業や団体、公明党など「思い当たる全ての票田に『長谷川は勝てるので柿木を』とお願いした」(党幹部)。首相は最終盤、道内の団体幹部に「柿木さんをよろしく」と電話を入れた。
当然、長谷川氏の陣営は反発。党は当初「候補が2人になるので、党丸抱えの選挙はできなくなる」と言っていたからだ。対抗するため、柿木氏の地元・美唄市で街頭演説を行い、公明党の支持母体の創価学会の有力者にも「支援は五分五分で」と求めた。だが北海道新聞社の出口調査では、公明党支持層の53%が柿木氏、29%が長谷川氏に票を入れる差が生まれた。
それでも3位の民進党新人に、8441票届かなかった柿木氏。道内経済団体の幹部は「道議が仲間内で決めた人選に問題があった」と指摘する。道内の自民党参院議員は、長らく道議が上り詰める「指定席」とされていた。復活を狙ったが、全道選挙の厚い壁に阻まれた形だ。
戦術も限られていた。長谷川氏を支える自民党の組織票を狙うばかりで、党外に広げられなかった。長谷川氏陣営の幹部は「敵は民進党なのに、『敵は本能寺』だった。浮動票も取れる長谷川じゃなければ持ちこたえられなかった」。
3人区の構図は、3年後の参院選も変わらない。柿木氏を支えた道議会の遠藤連議長は「道議は全然可能性がない、ということではない」と強調する。一方、政府高官は「民進、共産両党が別々に候補を出したのに、4位は情けない。次は公明に出てもらえばいい」と話す。
実際、公明党道本部関係者は、3年後に候補擁立する意欲を自民党側に伝えている。今回、集票力を誇示できなかった大地の鈴木代表も来年、公民権停止が解ける。自民党道連幹部は不安そうな表情を浮かべた。「3年後はぐちゃぐちゃになるんじゃないか」(報道センター 佐藤陽介)
◇
参院選道選挙区は自民党と民進党が2人ずつ擁立した候補が3議席を激しく争い、民進党が2議席を占めた。激闘の末に、道内の政治地図はどう変化するのか。今後の展望を占う。
2336
:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:10:42
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2016sanin/1-0292595.html
<参院選道選挙区 激闘の果て>下 競り合い奇跡の票配分 民進2議席
07/13 07:00
民進党の2議席獲得に喜び合う鉢呂吉雄氏(右)と徳永エリ氏=11日、札幌市中央区
11日未明、参院選道選挙区で最後の3議席目に滑り込んだ民進党新人の元経済産業相鉢呂吉雄氏(68)の選挙事務所。先に再選を決めた現職の徳永エリ氏(54)とともに駆け付けた連合北海道の幹部は歓喜の輪に加わり、万歳を繰り返しながら、こうつぶやいた。「これでノーサイドだ」
民進党最大の支援組織である連合は、今回の選挙で支援を徳永氏に一本化。改選数が2から3に増えたが「組織を分散して2人当選させるだけの力はない」(連合幹部)。同党2人目の候補として出馬した鉢呂氏に、労組票の一部を割り当てる党道連の提案を拒み、鉢呂氏の推薦も見送った。
これには鉢呂氏も「話が違う」と担ぎ出した道連執行部にかみついた。結果的にこの判断が「奇跡のダブル当選」(道連幹部)につながったが、党と連合の確執が表面化し、互いに票が奪われると疑心暗鬼が広がった。
序盤の世論調査で、鉢呂氏が下馬評を覆し支持を広げていることが伝えられると、連合の危機感は増した。2010年の参院選道選挙区で、連合は旧民主党が擁立した2人のうち、組織内候補1人を推して敗れた苦い経験がある。幹部らは「6年前の轍(てつ)を踏むな」とげきを飛ばし、組織票が鉢呂氏に流出しないよう引き締めを徹底。鉢呂氏の陣営が労組に接触したことが発覚すれば、すぐさま抗議し対抗心をむき出しにした。
一方、道連が中心となって支える鉢呂氏の陣営は、古くから付き合いがある連合OBらの支援を取り付けたが、組織票はわずか。道連は支援する道議を徳永、鉢呂両氏に等しく振り分けたものの、道議は労組出身者が多く、鉢呂氏の地盤である道南などを除き「ほとんど機能しなかった」(陣営幹部)という。結局、「選挙巧者」で知られる鉢呂氏の行動力と知名度にすがり、党外の票を掘り起こす「空中戦」しかすべはなかった。
それでも開票結果は徳永氏が2位で56万票、鉢呂氏が3位で49万票。票割りをせずに、奇跡的なほどきれいに票を分け合った。北海道新聞社の出口調査では、民進党支持層の50%が鉢呂氏、44%が徳永氏に投票。共産党支持層からも9%が鉢呂氏、6%が徳永氏に票が入り、計15%が民進党候補に流れた。鉢呂氏の「空中戦」も功を奏し、鉢呂氏は新党大地支持層の28%の票を獲得し、大地が推薦した自民党新人を上回った。
こうした有権者の投票行動を、4月の衆院道5区補欠選挙で築いた野党共闘の効果とみる向きもある。民進党道連は最終盤、共産党新人の森英士氏(38)が当選圏から外れたとみて、同党に支援を打診。拒まれたものの、上田文雄前札幌市長が「(共産党)候補に当選の可能性がないなら、次の候補をしっかり選びきる勇気を持たなければ」と暗に鉢呂氏支持を呼び掛けるなど「改憲勢力3分の2阻止」の一点で共産党支持者を動かした。同党幹部は「野党共闘が発展するためのステップ。民進党に十分恩を売った」と結果的に票が流れたことを否定しない。
激しいせめぎ合いの末、2議席を奪取した民進党。ただ、道連幹部は「鉢呂は1人で25万人の連合に立ち向かった。鉢呂でなければできず、次は痛い目に遭う。まずは連合との関係修復だ」と語る。その連合北海道の出村良平会長はこうこぼした。「本当に疲れた。こんな選挙はもうしたくない」(報道センター 仁科裕章)
2337
:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:11:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk01010576000c.html
<逆転の力学>2016参院道選挙区/上 与党敗北 戦略ミス指摘の声 政権の各種政策も影落とす /北海道
07月12日 15:15毎日新聞
全国各地の与党候補に「当選確実」のバラが咲く中、参院道選挙区(改選数3)の自民党新人、柿木克弘氏(48)の陣営は重苦しい沈黙に包まれた。事務所に設置されたテレビ画面では、民進党新人の鉢呂吉雄氏(68)の陣営が最終3議席目の「当確」に沸いている。事務所内に「ああーっ」というため息が漏れると、居並ぶ道連幹部らは顔をしかめた。
改選121議席のうち、自民、公明は過半数となる70議席を獲得。改憲勢力は憲法改正案の発議に必要な3分の2を上回った。道選挙区は自民現職の長谷川岳氏(45)がトップで再選を決めたものの、柿木氏が続かず、「民進2、自民1」となった。しかも、最終盤での逆転負け。陣営幹部は「知名度不足だったが、勝てると思っていた」。
◇
「自公票は民進を上回っている。勝てる選挙を落とした」。与党系の支持団体幹部は自民道連の戦略ミスを指摘する。道連は札幌市で長谷川氏、地方で柿木氏の集票を想定。美唄市出身の柿木氏も当初、重点的に地方を回った。このため、都市部で浸透しきれず、知名度不足を補うことができなかった。札幌市内では鉢呂氏に計約3万5000票差を付けられた。
戦略上のミスに加え、安倍政権の各種政策も影を落とした。安倍晋三首相が8日、札幌市内に入り、柿木氏らの応援演説を行った。演説を聞いていた自民支持者の60代男性は「一気に改憲の流れとなることに抵抗もある。今回は投票を少し迷っている」。さらに、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡り、ある道議は「農家が投票してくれないかも……」と不安を漏らしていた。自民の従来支持層が少しずつ離れていった可能性もある。
◇
選挙戦術と政策が今ひとつかみ合わないまま、自民道連は敗北した。共同通信の出口調査で、柿木氏は無党派層の支持がわずか1割。民進2候補に大きく水をあけられた。全国との逆転現象が起きたことについて、長谷川氏は「新しい層にも共感を得るような政策も必要」と指摘。業界団体などに頼る従来型の選挙戦が通用しなくなっているという見方を示した。
自民道連の吉田正人幹事長は選挙結果について、「分析はこれからだ」とした上で、今後については「2議席が取れず、国に対する発言力に少し影響するかもしれない。結果は真摯(しんし)に受け止めたい」と国政への影響を懸念。公明道本部の森成之幹事長は「柿木氏の名前が浸透しなかったが、全体的には自公政権の進める経済再生が評価されていると思っている」と強気な姿勢を示した。【一條優太】
× × ×
全国との逆転現象が起きた参院道選挙区。与党、野党の立場からその力学を検証した。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:11:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk01010245000c.html
<逆転の力学>2016参院道選挙区/下 野党勝利 共産に異例の要請「市民レベルの共闘」奏功 /北海道
10:33毎日新聞
上田文雄・前札幌市長が8日、札幌市豊平区で行われた街頭演説で、民進党新人の鉢呂吉雄氏(68)の応援に立った。「鉢呂氏は3議席目を激しく争っている。改憲勢力を当選させない戦略が必要だ。共産党を応援する方も鉢呂氏に力を貸してほしい」。4月の衆院道5区補選で野党共闘を実現した立役者が共産支持層に対し、市民レベルの「野党共闘」を呼び掛けた。
参院道選挙区(改選数3)は終盤、自民党新人の柿木克弘氏(48)が猛追。各種世論調査では、自民現職の長谷川岳氏(45)とともに「自民が2議席確保の勢い」という結果も出ていた。このため、反改憲の市民団体を率いる上田氏と民進道連幹部は6日、共産票を鉢呂氏に回すよう要請するため、共産道委員会に面会を求めた。共産は「全く受け入れられる話ではない」(幹部)と拒絶した。
◇
改憲に反対だという札幌市の男子大学生(21)は「応援していた共産候補の当選が無理そうだったので、議席を取る可能性の高い民進候補に投票した」。共産新人の森英士氏(38)の得票数は前回2013年参院選より約3万票減の23万9000余りで、共産の道内比例獲得票(約28万7000票)を大きく下回った。鉢呂氏と柿木氏の得票差は約8500票。森氏の減票分が鉢呂氏に相当数流れたと仮定すれば、組織レベルで不発に終わった野党共闘が一部の市民レベルで奏功した格好だ。
自身の1票を死票にしたくないという考えも影響したとみられ、共産道委員会幹部は「自民の2議席獲得を危惧した共産票が民進に流れた。全国的な野党共闘を進める中で、さまざまな力学が働いた」と認める。民進道連の佐々木隆博代表は2議席を獲得し、「国民の生活をないがしろにする安倍政権に対する民意が示された」と納得の表情だった。
◇
民進現職の徳永エリ氏(54)は、党最大の支持母体「連合北海道」の支援を得て2位通過した。自民2候補の総得票数113万票に対し、徳永氏、鉢呂氏の総得票数は105万票にとどまった。自民の票割りがうまく機能していれば、民進は2議席を確保できなかった可能性もある。鉢呂氏陣営の関係者が「運も良かった」と胸をなで下ろす薄氷の勝利でもあった。
共産道委員会幹部は「あんな要請は想像もしていなかった。パフォーマンスにやられた」と不快感を示す一方、次期衆院選に向けて「野党統一候補の擁立を含め、両党間で溝を埋めていかなければならない」と共闘の重要性に理解を示す。民進道連幹部も「特に1人を選ぶ選挙で力を発揮する」と野党共闘の効果を認め、「北海道は衆院5区補選で善戦し、参院選で上回った。安倍政権の横暴を止めるため、次の衆院選こそ野党共闘を真剣に考えたい」と話した。【野原寛史、藤渕志保、安達恒太郎】
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:14:15
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160712_11010.html
<参院選宮城>不協和音やまぬ総力戦
落選が決まり、支持者に頭を下げてわびる熊谷氏(左)=10日午後11時20分ごろ、仙台市宮城野区
拡大写真
改選数が2から1に減り、現職同士が生き残りのデッドヒートを繰り広げた参院選宮城選挙区(改選数1)は、民進党の桜井充氏(60)が、再選を狙った自民党の熊谷大氏(41)を振り切り、4選を果たした。「野党共闘」と「1強自民」が真正面から激突した18日間と、雌雄を決した軌跡を振り返る。
◎苦闘の決算(上)空回り
<党県連が丸抱え>
連日のように総力戦を仕掛けた巨艦は、わずか数分でもぬけの殻になった。
JR仙台駅隣接地に構えた自民党現職熊谷大氏の事務所。10日午後11時20分すぎ、熊谷氏が静かに敗戦の弁を述べ終わると、国会議員や地方議員は、ねぎらいの言葉もそこそこに事務所を立ち去った。
ある議員は「党県連は頑張った。熊谷の力不足だ」と吐き捨てるように言った。弱い後援会に代わり、党県連が選対を丸抱えした「異常事態」(県連幹部)。熊谷に対する身内の不満は最後まで消えなかった。
「顔も分からない、話したこともない候補への投票は頼めない。無理だ」
選挙戦終盤の7日。県南のある党支部役員会で、集票マシンとなるはずの役員から不満が噴出した。
県内39市区町村のうち、熊谷陣営が制したのは4割弱の15市区町村。県内各地に張り巡らせたネットワークをフル稼働させる県連の公算は、大きく狂った。
連立政権を組む友党との関係も最後までぎくしゃくしたままだった。固い結束を誇る公明票の3割強が流出し、敗北を決定付けた。
「婦人部は敏感だ。気を使ってくれ」。1日、石井啓一国土交通相が来援した泉区の個人演説会で、公明県本部の幹部が熊谷陣営のスタッフに語気荒く迫った。本来「選挙区は熊谷、比例は公明」の結束を呼び掛ける場で、「比例は自民」のチラシを配布していた。
公明が熊谷氏を推薦したのは公示3カ月前の3月下旬。過去の国政選挙の応援で熊谷が公明支持を鮮明にしなかったため、県組織同士の協議で協力体制を構築した経緯がある。幹部は「水を浴びせる行為だ」と不信感をあらわにした。
<本部もいらだち>
党本部が最重点区と位置付け、安倍晋三首相や小泉進次郎党農林部会長らを次々に県内入りさせた強力なてこ入れは、足元の不協和音で上滑りに終始した。
歯車がかみ合わない状況に、党本部の茂木敏充選対委員長も仙台入りのたびにいら立ちを募らせた。2日に仙台市青葉区のホテルであった県連の選対会議では、怒声交じりのののしり合いが通路にまで響いた。
横一線を抜け出せない状況にしびれを切らした党本部は終盤、選挙カーの行程にまで口を出した。大物弁士の来援に合わせ、前夜にがらりと変わることも。迷走は明らかだった。
投票まで残り1日となった8日午後9時すぎ、選対本部から急きょ、仙台駅前でのつじ立ちを指示された熊谷氏。たすきの到着が遅れ、1人で立ち尽くす合間につぶやきが漏れた。
「思い付きの戦略が多すぎる。振り回されている」。党本部、県連、候補者は最後まで一枚岩になれないまま、幕切れを迎えた。(報道部・大橋大介)
関連ページ:宮城政治・行政
2016年07月12日火曜日
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:17:11
下だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk03010026000c.html
<「共闘」の末に>参院選・岩手選挙区/下 田中氏のつまずき 司令塔不在響く 組織間の連携とれず /岩手
10:59毎日新聞
9日、奥州市水沢区のスーパー前。自民新人の田中真一氏(49)の応援に回った平野達男参院議員が、最後の訴えでマイクを握った。「田中さんを国政に送ろう」。小雨だったせいか、人はまばらだった。ラストスパートの段階なのに「3年前の盛り上がりと全然違い、寂しい状況だった」(自民県連関係者)という。
2013年の前回参院選の岩手選挙区(改選数1)で、平野氏は奥州市で2万8000票余り、田中氏は9000票近くの支持を集めた。今回、田中氏の得票数は1万9774票にとどまった。平野氏の地元、北上市でも木戸口英司氏(52)に約8700票差を付けられた。
生活の党の小沢一郎・共同代表の地盤でもある県南地域を切り崩すため、田中氏の陣営が期待したのが平野氏だった。「一生懸命やる田中さんに『情が移った』」。平野氏も周辺にそう話していたという。
ただ、平野氏の後援会は田中氏支持でまとまりきれていなかった。「私たちが田中さんを応援する理由がない。平野さん自身が空回りしている」(後援会幹部)。昨年8月の知事選で平野氏の立候補を巡り、自民県連とのしこりが残っていた。
● ○ ●
田中氏の得票数は今回、県内33市町村のうち17市町村で木戸口氏を上回った。田中氏も「公示前に公示後では行けないような農村地域を回った。3年前とは感触が全然違った」と手応えを感じていた。しかし、17市町村に有権者5万人以上の自治体は含まれていなかった。
自民県連の幹部の一人は「選対事務所の指揮者が不在だったかな」と振り返った。昨年11月に公認候補に決まっても、関係団体を回らず、推薦が思うように集まらなかった時期があった。ポスターやはがきの作製、広報や遊説日程の調整など、誰が何をすべきか、5月になっても態勢を固め切れていなかった。
こうした状況を、田中氏の推薦を決めた公明側も懸念していた。5月の連休明け、公明関係者が平野氏の後援会幹部を訪れ「平野氏がリーダーシップを取って、引っ張ってくれないか」と依頼したほどだった。
● ○ ●
盛岡市材木町。新鮮な野菜や果物などが並ぶ「よ市」が開かれ、にぎわっていた。投開票前日の土曜日で、田中氏は大票田の無党派層に支持を浸透させようと、行き交う人に握手を求めた。「木戸口氏に追いつく自信はあった。あと1週間あれば、田中氏を支持する有権者は増えたかも」。事務所関係者は時間切れを嘆いた。
しかし、別の自民県連幹部には自戒の念が残る。「結局、選挙はいかに組織がまとまって動けるか。県連や県議、各市町村支部だけでなく、平野氏とも連携がうまくいかなかった。組織がばらばらな限り、『反安倍政権』でまとまる相手には、いつまでたっても勝てないよ」【二村祐士朗】
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:17:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk05010018000c.html
<2016参院選>戦いを振り返って/上 与党 「全敗」知名度で回避 不満くすぶるTPP /秋田
07月12日 12:07毎日新聞
明暗はくっきりと分かれた。10日投開票の参院選。秋田選挙区の自民党現職、石井浩郎氏(52)の事務所には、投票所が閉じた午後8時過ぎに「当選確実」の報が舞い込んだ。だが、秋田を除く東北各県は、自民党候補が軒並み敗北した。東北6県は、自民党の「1勝5敗」に終わった。
石井氏は一夜明けた11日、報道陣に対し「福島を除き、農政連(全国農業者農政運動組織連盟)が自主投票となったことが大きいのでは」と語った。農政連はJAグループの政治団体で、党の有力な支持母体の一つ。だが環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡り、秋田など東北5県で自主投票を決めていた。党県連幹部も「説明不足が響いた可能性はある」と認める。
米どころ・秋田で石井氏が議席を死守できた背景には、元プロ野球選手としての知名度の高さと、党の堅固な県内基盤がある。
石井氏は「政策で勝負したかった」といい、選挙戦では参院文教科学委員長としての実績を強調した。野球にまつわるエピソードは封印。それでも、遊説先では、次々と写真撮影や握手を求められた。「野球を通じ、石井を応援しているという人が予想以上に多かった」と石井氏も驚くほどだった。
党の組織力の強さは、石井氏の地元後援会幹部が「組織だった活動がほとんどない」と吐露したことからもうかがえる。公示前から絶えなかった「石井氏の顔が見えない」との声を振り払うかのように、県内全域を網羅する党県議と国会議員が走り回った。さらに安倍晋三首相や小泉進次郎・党農林部会長らが続々と訪れ、背中を押し続けた。
ただ、党内外から「小異を捨てて大同についただけ」との冷ややかな声も聞こえる。複数の県議が「石井氏のリーフレットが届いたのは公示直前。数も少ない」などと、石井氏陣営の選挙対応に不満を漏らす。
次の国政選挙は、そう遠くないとささやかれる衆院選となる公算が大きい。TPPへの不満がくすぶるなか、石井氏ほどの知名度がない候補者たちが、石井氏のようにきっちりと勝てるとは限らない。
それでも、党国会議員の一人は「今回の勝利は次期衆院選への弾みになったはずだ」と話す。揺るぎない自信か、それとも強弁か。結論が出るには、まだ時間がかかりそうだ。【川村咲平】
◆
10日投開票の参院選は、自民党現職の石井氏が、民進党元職の松浦大悟氏(46)と幸福実現党新人の西野晃氏(39)を破って再選を果たした。石井氏と松浦氏の事実上の一騎打ちとなった選挙戦を振り返る。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:18:28
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk05010049000c.html
<2016参院選>戦いを振り返って/下 野党 共闘やっと「足し算」 試行錯誤、風起きず /秋田
11:28毎日新聞
初めての共闘は“足し算”がやっとだった。野党3党の統一候補となった民進党元職の松浦大悟氏(46)。自民党現職、石井浩郎氏(52)に5万票超の差で敗れた。東北6県で繰り広げられた野党共闘で唯一、自民党候補に勝てなかった。「党の情勢調査とはあまりにもかけ離れている」と驚いた松浦氏。原因はどこにあったのか。
松浦氏が野党統一候補に決まったのは4月下旬。昨年12月末に民主(当時)、共産、社民の3党が選挙協力を協議し始め、市民団体「安保法制廃止、立憲主義の回復を求める秋田ネット」(あきた立憲ネット)も含めて松浦氏擁立で一致した。
ただ、前例のない3党と市民団体の連携は、試行錯誤の連続だった。「もっと4者の連携を前面に押し出すべきだった」。複数の関係者が口をそろえる。4者が県内25市町村で一緒に回れたのは「半分以下」。民進党幹部が駆け付けても、4者がそろわないケースも少なくなかった。「野党共闘は街頭では浸透していないと感じた」との声もあった。
何を重点的に訴えるか、で葛藤もあった。4者の政策協定は、安全保障関連法の廃止や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の国会批准への反対をうたった。だが「有権者の関心はむしろ社会保障や暮らしだった」。選対本部長を務めた沼谷純県議は振り返る。
民進党の発足で、旧維新の党などを渡り歩いた村岡敏英衆院議員(比例東北)が加入したことや、農業関係者にくすぶるTPPへの不満も、大勢を左右するには至らなかった。
選挙戦の終盤。ある自民党県議は「相手が新顔の女性候補だったら分からない」とつぶやいた。過去2回の参院選で得票率が5割を超えた自民党候補。野党側が打ち勝つには、「風」を起こして無党派層や保守層にも浸透する必要がある、という意味だった。
ところが、共同通信の出口調査によると、無党派層は松浦氏が5割あまり、石井氏も4割の支持を受け、ほぼ分け合う形に。松浦氏は小坂町を除く24市町村で石井氏に敗れた。
今後の共闘について、共産党の米田吉正・県委員長は「今後に生かすべき財産」、社民党県連の石田寛代表も「3本の矢の方が1本より強い」と前向きだ。ただ、民進党の沼谷氏は「この枠組みでできるかどうかは検討課題」と素っ気ない。
手痛い敗戦から何をくみ取るか。次の国政選挙まで時間は限られている。【松本紫帆】
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:22:22
下だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk09010282000c.html
<与野党対決>’16参院選総括/下 組織力の差、埋められず 「野党共闘」一定の手応えも /栃木
13:13毎日新聞
「上野通子氏、当選確実」。参院選投開票日の10日、投票が締め切られた午後8時に早々と伝えられた栃木選挙区の情勢に、野党統一候補の無所属新人、田野辺隆男氏(56)の支援者らは肩を落とした。深々と頭を下げて敗戦の弁を述べた田野辺氏は「我々が築いた絆と連帯は無くならない」と、集めた支持への手応えも口にした。
田野辺氏がNHK宇都宮放送局長を辞し、立候補を表明したのは昨年の大みそか。2月に民主党(当時)が推薦し、3月には野党統一候補に決定した。候補者本人の知名度不足が課題とされながらも、野党の共闘態勢はスムーズに整った。
しかし、組織力で自民現職の上野氏の優位は動かなかった。衆院選の全小選挙区に現職国会議員がいる自民に対し、民進は3区(那須塩原市など)と5区(足利市など)には総支部長が不在。組織力の優劣は、約20万票あるとされた旧みんなの党支持層の票の囲い込みに端的に表れた。県議会同党系会派の元所属議員を含む超党派議員組織を結成し、2013年参院選で同党から比例で当選した渡辺美知太郎参院議員が自民会派入りを表明するなど、与党側が着々と進める票の取り込みに、陣営は圧倒された。
自治体別の田野辺氏の得票数は、両区内では軒並み上野氏の半分程度。民進党県連の福田昭夫代表は「旧みんな支持者の票が、特に3区と5区で自民候補に流れ込んでしまった可能性がある」と悔しさをにじませた。
ただ、戦いはやられっぱなしでなかったのも事実だ。上野氏の演説が終始ほぼ同じ内容だったのに対し、田野辺氏は相手陣営の主張を受けて立って内容を少しずつ変えるなど、有権者への訴えの巧みさが目立った。
選挙戦終盤、田野辺氏の街頭演説の際にはクラクションを鳴らしたり、声援を送ったりするドライバーの姿が必ず見られ、有権者の反応では上野氏に勝っていた。最後の訴えとなった9日夜は、JR宇都宮駅前を埋め尽くした支持者が「田野辺コール」を響かせ、上野氏陣営関係者からも「(支持の広がりがつかめず)気味が悪い」との声も聞かれた。
これは田野辺氏が「中核となる層を築いて、そこから支持を広げたい」と願い、各地でのミニ集会への参加から活動を進めた影響が大きい。ある選対幹部は「『知名度不足の今はむしろ街頭演説に力を入れた方が良い』とアドバイスもしたが、本人の意志が固かった」と明かす。結果的に支持を「広げる」ことよりも「深める」ことに注力したことになり、多数決の選挙では敗れた。しかし、共同通信の出口調査では、無党派層の57・3%が田野辺氏に投票したと回答。新たな支持層を築いた可能性もある。
福田富一知事は11日、記者団に「短期間での30万票は称賛に値する。今後も活動を続け、政治の議論を活発化させてほしい」と感想を語った。県内では旧民主党から国会議員が誕生しても、根付かないことが続いたことを受けての言葉だ。田野辺氏自身も、政治活動の継続に意欲を見せている。野党共闘の土壌や、深く浸透した支持層を礎に、自民と勝負のできる組織作りを進めれば、今回の参院選が変革の潮目として振り返られる時が来るのかもしれない。
◇
この連載は高橋隆輔、加藤佑輔が担当しました。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:24:16
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk10010121000c.html
<戦いの後で>2016参院選/上 民進/共産/社民/市民団体 「共闘」始まったばかり 衆院選協力に温度差 /群馬
07月12日 12:55毎日新聞
「これからの戦いは、さらに長く厳しい。新しい戦いを今日、この場から始めます」。参院選投開票日の10日夜、民進公認の新人、堀越啓仁(けいにん)氏(36)の前橋市内の選挙事務所。早々と落選が決まったが、涙声で頭を下げる堀越氏とは対照的に、選対委員長の民進党の宮崎岳志衆院議員は明るく宣言した。
宮崎氏が口火を切る形で、他の野党の県幹部らも次々と次期衆院選へ向けた「共闘」に前向きな言葉を口にした。共産党の小菅啓司県委員長は「戦いはまさにこれからがスタートだ」。社民党の小林人志県連合代表は「この力をしっかりとつなげ、日本の政治を変えていく」。野党共闘のきっかけを作った市民団体「ぐんま市民連合へいわの風」の白石知己共同代表は「総選挙こそ我々市民の思いを実現させましょう」と呼びかけた。
だが、衆院選は参院選と位置づけが異なる。政権選択の選挙のため、選挙後の組閣なども視野に入れると、単純には決められない。今回の野党共闘に対し、自民党から「野合」批判が相次いだ。
一夜明けた11日午前、堀越氏と宮崎氏、民進党県連の黒沢孝行会長の3人は、参院選の「お礼参り」のため社民党や共産党の県内の事務所を訪ねた。
「今回、良い形で共闘ができましたね。また次も続けていければいいですね」。衆院選での共闘も含めた共産側からの呼びかけに対し、黒沢氏は慎重に言葉を選んで返した。「信頼関係ができたので、何らかの形で継続できたらいいですね」
民進党関係者によると、参院選前に党本部での会議で「とりあえず参院選での野党共闘」とくぎを刺されていたという。今後の方針は未定。特に、秋に党代表選挙もあり、代表が代われば、野党共闘に対する考え方も変わるかもしれない。衆院選での共闘については明言を避けた。ただ、党本部の方針に従うのは共産、社民も同じだ。
「保守王国の群馬で自民党相手に戦うというのは、巨大な象にアリが挑むようなもの。野党同士が足を引っ張り合うよりも、手を携えた方がいいということを、今回の参院選を通して実感した」。宮崎氏は総括したが、各党が思惑を抱えて臨む衆院選でどこまで共闘が進むかは未知数だ。【鈴木敦子】
◇
戦後初めて民進、共産、社民の3野党が「共闘」して与党に挑んだ選挙戦だったが、野党統一候補の堀越氏は自民現職の中曽根氏にダブルスコアの大差で敗れた。与野党の各陣営は次期衆院選をどう見据えているのか。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:24:48
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk10010063000c.html
<戦いの後で>2016参院選/下 自民 「無風選挙」変動の兆し 2大臣落選に危機感 /群馬
13:24毎日新聞
参院選の開票が始まった10日午後8時、テレビが全国の選挙区の先頭を切って、群馬選挙区(改選数1)の自民現職、中曽根弘文氏(70)の当確を速報した。その瞬間、前橋市の選挙事務所に詰めかけた支持者からは「さすが」という声とともに大きな拍手がわき起こった。
しかし、投開票日から一夜明けた11日午後、自民党の狩野浩志県議に勝利の余韻はなかった。「他の1人区で負けすぎだ。現職大臣が2人も負けるなんてあり得ない」。全国32の1人区ではすべて与野党の一騎打ちになった。与党が21勝11敗と勝ち越したが、現職2閣僚が福島、沖縄両選挙区で落選に追い込まれたほか、東北では6県のうち秋田を除く5県で敗北した。
復興問題やTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に直面する東北。米軍基地問題を抱える沖縄。安倍政権が長年取り組んできた政策課題を抱える各県で、有権者は野党を選んだ。別の自民県議は「全国的に見ても野党が民意の受け皿たり得ない状況で、有権者はとりあえず、もう少し安倍政権の政策の成否を見極めてみようという消極的選択をしたのではないか」とみる。
群馬選挙区では、中曽根氏が抜群の知名度と徹底した組織戦を展開し、全市町村で圧倒。野党統一候補に大差で6選を果たした。しかし、選挙戦で訴えたのは「政治の安定」が中心で、政策論争は低調だった。「これだけ盛り上がらなかった選挙も珍しい」。狩野県議がささやくように、投票率は50・51%と過去最低を記録した。
中曽根氏が圧勝した県内でも、自民党の支持団体内に批判や不安の声がくすぶり始めている。中曽根氏に1票を投じた県養豚協会の岡部康之会長は、TPP問題について「政権与党に期待するしかないが、本当に擁護してくれるかどうか未知数で不安はある」。地元経済界からも安倍政権の経済政策「アベノミクス」について「恩恵は地方に届いていない」という声が公然と聞かれる。
4月下旬の出馬表明からわずか80日間の選挙で、民進公認の新人候補が24万票を獲得した。自民党県連の織田沢俊幸幹事長は本音をもらす。「少なくとも1年前に野党が統一候補を決めて運動を展開されたら、もう少し追い込まれたかもしれない」。「無風」だった選挙に見え隠れする変動の兆し。保守王国を支える有権者がこのまま「静寂」を保つ保証はない。【吉田勝】
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:26:32
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk11010605000c.html
<連携の先に>2016参院選/上 一段と深まった自民の公明支援 「どちらが公認か…」一部支持者にしこりも /埼玉
07月12日 15:55毎日新聞
10日に投開票された第24回参院選は、自公の連立与党が改選議席の過半数を獲得、参院全体で改憲勢力が3分の2を上回る結果となった。埼玉選挙区では、自民現職の関口昌一氏(63)▽民進現職の大野元裕氏(52)▽公明現職の西田実仁氏(53)が当選を果たし、共産新人の伊藤岳氏(56)やおおさか維新新人の沢田良氏(36)は一定の支持を得ながらも及ばなかった。埼玉選挙区で与党連携や野党共闘はどう機能したのか。激戦を振り返った。
「投票用紙に西田実仁と書くことは、みんなで前進していこうという皆さんの意思表示だ」。選挙戦中盤の先月28日。大宮駅前で安倍晋三首相は聴衆に呼びかけ、隣の西田氏の手をつかんで突き上げ、名前を連呼した。
自民は2013年の参院選で初めて埼玉選挙区の公明候補を推薦し、「埼玉方式」と呼ばれた。今回選でも埼玉など全国5選挙区で採用され、公明は全国32の1人区の多くで自民候補を推薦する協力態勢が採られた。
埼玉選挙区では、公明が安倍首相と西田氏の写真を並べたポスターを作製。自民側から公明側への支援は13年を上回る15万票が目安とされた。公示前日の先月21日には、川口市で開かれた西田氏の集会に菅義偉官房長官が出席するなど、自民は党本部レベルでの支援態勢を明確にした。
公示後「西田氏は当落線上」との観測が流れると、自民の支援に拍車が掛かった。今月2日には谷垣禎一幹事長も来県。5日には菅氏が再び来県し、「西田候補は連立政権の要」と持ち上げた。
ある衆院議員は、西田氏の決起大会を催して「西田さんの当選なくして、自民党の勝利なし」と声を張り上げ、別の衆院議員は応援演説で投票所の入場券を掲げ「しっかりと1枚目の投票用紙に西田実仁と書いてきます」と宣言した。
熱を帯びる自民側の支援態勢に、ある公明関係者は「こちらは全国の1人区で自民候補を支援している。これくらいはやってもらわないと」と満足そうな表情を浮かべた。しかし、ある自民関係者は「(関口氏と西田氏の)どちらが公認候補か分からない」とため息をついた。
一方、公示直後から「優勢」と報じられた関口氏は複雑な立場に置かれた。選挙戦終盤の今月7日、蕨市で開いた個人演説会では「埼玉選挙区の自民党は私1人」と強調しつつ、「民進党、共産党、これだけは(当選しては)困る。それ以上私は言いづらい。察しのいい人は分かると思う」と暗に西田氏と公明への配慮を示した。
10日の投開票日。関口氏はトップ当選を決め、埼玉選挙区の公明候補としては過去最高票で当選した西田氏は「自民党の皆さんの支援がなければ、今日のような結果にならなかった」と感謝した。
一夜明けた11日、自民県連の新藤義孝会長は「『埼玉方式』を心配される方もいたが、全体として自公の連立は進化し、信頼が構築できた」と評価し、公明県本部の福永信之副代表は「次の衆院選では(自民への)応援の質、量を増すようにしたい」と語った。
しかし、関係者の中には不満もくすぶる。ある自民の有力支援団体の幹部は「票になりさえすればいいという考え方は情けない」と嘆く。自公の連携は十分な結果を出したが、一部の支持者にしこりも残した。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:27:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk11010235000c.html
<連携の先に>2016参院選/下 野党共闘、埼玉3人区では実現せず かみ合わぬスタンス 民進・共産の今後に注目 /埼玉
12:41毎日新聞
参院選投開票日前日の9日、大宮駅前で行われた民進現職の大野元裕氏(52)の街頭演説会。上田清司知事がマイクを握り、「党派を超え、人物で決めてください。大野以外にいません」と訴えた。
上田知事が大野氏の支援に駆け付けたのは公示日を含め、この日が3回目。背景には上田氏が昨夏の知事選前に大野氏に後継を打診しながら、結局自ら4選出馬することになった“借り”もあった。
2010年の参院選で、政権与党の旧民主から出馬して初当選した大野氏にとって、野党となった今回は楽な戦いではないと予想された。このため大野氏が頼りにしたのは、上田知事と、10年の選挙で他の旧民主候補を支持した労組団体「連合」だった。
同じ野党で競合相手となったのが、おおさか維新新人の沢田良氏(36)。13年の参院選で別の旧民主候補を抑えて当選したみんなの党(当時)の行田邦子氏に近い渡辺喜美氏も、おおさか維新の比例候補として繰り返し来県。沢田氏とともに「おおさか維新は、みんなの党のDNAや政策を受け継いでいる」と訴え、「行田票」の取り込みを狙った。
開票結果は大野氏67万6828票に対し、沢田氏22万8472票。民進県連の大島敦代表は「総支部ごとに毎晩集会を開くなどの積み重ねの結果」と手応えを語り、沢田氏は「いろんな意味で活動の基盤が弱かった」と悔しさをにじませた。
一方、13年の参院選に続いて立候補した共産新人の伊藤岳氏(56)は落選ながらも、前回選の35万3594票を大きく上回る48万6778票をたたき出した。10日夜、伊藤氏は事務所で「候補者として力不足だった」と述べたが、支援者からは「岳コール」がわき上がり、事務所内に悲壮感はなかった。躍進の背景には、安保法反対などを掲げる市民グループの強力な下支えがあった。
今回の選挙では、民進や共産が全国の1人区で候補者を一本化する「野党共闘」を進めたが、3人区の埼玉選挙区では実現しなかった。伊藤氏が「野党で2議席」と訴える一方、大野氏側は「共産はライバル」というスタンスを堅持。結果的に、共闘に前向きな伊藤氏が落選し、後ろ向きな大野氏が当選する皮肉な結果となった。
選挙戦を終え、共産の荻原初男・県委員長は、次期衆院選を念頭に「15の小選挙区で統一候補を立てていく方向で力を尽くす」と語った。次の局面に向け、県内で野党共闘の“連携”は実るのか。今後の両党の動きが注目される。
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この企画は、内田幸一、奥山はるな、鈴木梢、遠藤大志、鈴木拓也が担当しました。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:29:17
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016071202000189.html
参院選 波乱なしの裏側(上) 野党結集 遠い道のり
07月12日 08:10東京新聞
参院選 波乱なしの裏側(上) 野党結集 遠い道のり
大野さん(左)の応援演説に駆けつけた生活の党の小沢共同代表=JR川口駅前で
(東京新聞)
選挙戦中盤の四日夕、JR浦和駅前。街頭演説の喧噪(けんそう)の中、鮮やかなオレンジ色の上着をはおった女性が、所在なさげに立ち尽くしていた。手には小雨をしのぐビニール傘。
無所属の参院議員行田邦子(50)だ。行田から道路を挟んだ二十メートル先には、「改革を進めたい」と叫ぶおおさか維新の会の沢田良(36)と、同党の比例候補石井苗子(62)がいた。けれども、行田はマイクを握るでもなく、ときに行田と気づいた通行人と握手をするだけ。三十分後には、そのままその場を離れた。
行田は「石井さんとは知り合い。私の事務所と近かったので様子を見に来ただけ」という。だが、沢田側は「表だった応援は無理だったので、こういう形の『支援』に落ち着いた」と行田が仲間であることを強調した。
初当選は民主党、二選目はみんなの党、そして同党が崩壊してからは無所属という行田。いま、「傍観者」として立つその姿は、非自民非共産野党に託された民意が、漂流していることを如実に示していた。
◇
「野党第一党の候補である大野さんの当選がぜひ必要だ」
猛暑日となった七日の昼、JR川口駅前で生活の党共同代表の小沢一郎(74)が、民進党の大野元裕(52)を持ち上げた。隣に立つ大野とがっちり握手を交わす。六年前の二人なら何の違和感もない光景だが、今は異色の取り合わせだ。
実は小沢の応援演説はこの前にも行われるはずだったが、そちらはキャンセルされていた。民進県連に残る小沢への「アレルギー」のためだ。しかも生活の党は今回、大野のみならず共産党の伊藤岳(56)も推薦。五日には小沢は伊藤の応援に入り、共産の志位和夫委員長(61)とともに支持を訴えた。伊藤を議席を争う敵とみなす民進にとって、愉快なはずがない。
結果的に大野は六十七万票で二位当選し、野党第一党の面目を果たした。だが、その票は二〇一四年の衆院選で民主、維新両党が県内で獲得した比例票の合計約九十五万票を大きく下回る。
県内野党の大同団結、いまだならず。小沢と大野の「共演ドタキャン」も、そのひとコマだ。
◇
「市民と一緒に戦った実感が持てた。今後さらに発展させていきたい」。敗戦の弁を語る共産の伊藤に落胆の表情はなかった。支援者が手拍子で「伊藤岳」コールを送ると、両手を挙げて応える余裕も。共産党として十八年ぶりの議席獲得を逃したというのに、悲壮感はうかがえなかった。
得票結果は四十八万票余り。一三年参院選より約十三万票伸ばしたとはいえ、目標に掲げた七十万票には遠く及ばなかったのに、このムードはなぜか。県委員長の荻原初男(63)は「かつてないほど市民と共闘できたから」と言う。
だが、その共闘した市民の側からは「共産党の壁」を指摘する声もある。
昨年結成された勝手連「G9サポーターズ」。そろいのオレンジ色のTシャツを着て太鼓をたたき、歌に合わせて「伊藤岳」コールを繰り返してきた。安全保障法制反対でまとまる市民団体だ。
発起人の矢野敏夫(49)は「街頭演説でのビラ配りでも、明るい声で手渡していない人もいた」。共産側には安保法を「戦争法」と言わないよう求めた。「それだけで、引いてしまう人がいる。改善の余地がたくさんある」と指摘する。
荻原にも、そういった声が聞こえていないわけではない。「無党派層にどう接近するか。われわれも変わっていかなければ」。悩みは深い。 =文中敬称略(谷岡聖史)
◇ ◆
自民、民進、公明の現職三人が議席を守る波乱のない結果だった今回の参院選埼玉選挙区。しかし、その裏には過去の因縁や、微妙な力関係がうごめいていた。二回にわたって選挙戦を検証する。
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:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:29:56
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016071302000203.html
参院選 波乱なしの裏側(下) 自民・公明の協力深化、静かな圧勝
08:10東京新聞
参院選 波乱なしの裏側(下) 自民・公明の協力深化、静かな圧勝
応援演説で西田さん(右)への支援を呼びかける安倍首相=JR大宮駅前で
(東京新聞)
選挙戦終盤の今月五日、さいたま市のJR浦和駅前で官房長官の菅義偉(67)が熱弁を振るった。菅が応援していたのは、自民党が推薦した公明党の現職西田実仁(53)。「何としても、西田君を勝たしていただきたい。そのお願いにやって来た」。菅は、最後まで自民候補の現職関口昌一(63)の名前を口に出すことはなかった。
そのころ、関口は北西に約六十キロ離れた出身地・皆野町にいた。知名度が高い実力者・菅とのツーショットより、生まれ故郷での地固めを優先したのだ。
「いつ秩父に来るのかと皆さんに心配をおかけした。秩父に入って、やっぱりふるさとはうれしい」
皆野町役場前でマイクを握った関口は、顔なじみの支持者から拍手が起こると相好を崩した。
関口は選挙期間中、衆院の十五小選挙区を一日ずつ回った。皆野町を含む11区は「関口の地盤だから動く必要はない」(地元県連関係者)。にもかかわらず関口はそこに丸二日滞在した。他にテコ入れが必要な場所などない、と言わんばかりの余裕がにじんだ。
堅調な政権支持率を背景に、当初から優位とみられていた関口の選挙戦。
選対本部長を務める県連会長の新藤義孝(58)は、苦戦が伝えられる他の自民候補の応援に全国を飛び回った。三日夜に川口市内で開かれた関口の個人演説会では、地元県議が「共産も公明も民進も必死。火がついていないのは自民だけ」と危機感をあおると、隣に座っていた関口は苦笑いを浮かべた。
それでも結果は八十九万票余りを集め、二番手を二十万票以上引き離す圧勝。「あまりにも野党がふがいないだけ。高揚感は特別ない」。県連幹部はこう振り返った。
◇
「西田が危ない!」
公明の機関紙・公明新聞の今月五日付の一面に大きな活字が躍った。必死の形相でマイクを握る西田の巨大な写真が、紙面の半分を占めた。
公明は選挙戦を通じて危機感をあおり続けた。最後の議席を共産党と争うとみて、西田は街頭演説で必ず「反対することだけが実績の共産党候補には負けるわけにはいかない」と敵意をむき出しにした。
とはいえ、公明単独の戦いでは六十五万票と見立てた当選ラインは厳しい。頼みの綱は前回に続き、自民から得た推薦だ。公明は選挙前、首相の安倍晋三(61)と西田とのツーショットのポスターを県内中に張り出した。選挙期間中、自民支持者に西田への投票を頼みやすくする布石だった。
極め付きは、安倍の応援演説。安倍は先月二十八日、さいたま市のJR大宮駅前で「参院で最も頼りにしているのが西田さん」と持ち上げた。首相の「お墨付き」を得た公明関係者は、自民支持者に「自民は安泰。今回は西田をよろしく」と触れ回った。
自分の選挙で見返りを期待し、公明支援に力を入れる自民議員の姿も目立った。ある衆院議員は西田の応援演説で投票所の入場券を懐から取り出し、「しっかりと西田と書いてきます」とアピールした。
ふたを開けると、共産候補に約十五万票の差をつけて約六十四万票で三位当選。当選直後、西田は「ひと言で言えないほどの感謝。自民の支援がなかったら今日のような結果はなかった」と声を絞り出した。目の前には自民の衆院議員や県議が詰め掛けていた。
「もう少し共産が伸びると思った」と、選対本部長の福永信之(63)は拍子抜けした様子だったが、すぐに胸を張って言った。「自公協力は格段に深化した」 =文中敬称略(冨江直樹)
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:31:52
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk14010660000c.html
<混戦の波紋>2016参院選・かながわ/上 3議席獲得の与党 分裂選挙で「しこり」 衆院選への協力亀裂も /神奈川
07月12日 16:04毎日新聞
「意味が分からず困惑している」「あまり県連をなめないで、という思いはある」
投開票から一夜明けた11日、自民県連の小此木八郎会長と竹内英明幹事長は記者会見で、公認候補の三原じゅん子氏(51)が圧勝した喜びの弁もそこそこに、党本部への不快感をあらわにした。自民推薦の無所属で立候補した中西健治氏(52)が、当選確実となった同日未明に投開票日前日にさかのぼって追加公認されたからだ。小此木会長は、安倍晋三首相から追加公認の方針を直前に初めて知らされたという。
党本部は今回、公明新人の三浦信祐氏(41)も推薦し、県連は“分裂選挙”を強いられた。2009年の横浜市長選に自公の支援で出馬しながら、10年参院選では旧みんなの党公認で当選した中西氏へのアレルギーは強く、県連は三原氏に支援を一本化。だが、中西氏推薦を主導した麻生太郎副総理兼財務相に近い河野太郎防災担当相など5人の衆院議員は中西氏を支援した。
「敵は野党ではなかった。中西氏を仮想敵として組織を引き締めた」。三原氏の選対幹部は明かす。衆院の18小選挙区すべてで最多票を得る目標を掲げ、麻生派議員の地元を中心に激しいつばぜり合いを演じた。安倍首相が3氏の応援演説に来た際には、小此木会長が県選出国会議員に、三原氏陣営以外からの応援依頼に応じるのは「遠慮」するよう求める文書を送付。一部議員から「やりすぎだ」との反発も招いた。
結果、三原氏は18小選挙区でトップになり、「神奈川自民党の底力が勝因」と胸を張った。地方組織の頭越しに意思決定する党本部に対し意地を示した。
一方の中西氏陣営は選挙戦終盤、麻生財務相らが「三原さんの当選は確実。自民の議席を増やすため何とか勝たせてほしい」と訴え、4議席目に滑り込んだ。今後は県連に所属するのかが注目されるが、中西氏は11日未明、「しこりはできれば解消したい」と神妙な面持ちで語った。
さらに、中西氏の選対本部長を務めた浅尾慶一郎衆院議員の自民入りもささやかれている。浅尾氏は旧みんな元代表だが、14年の解党後は無所属。11日、自民入りについて聞かれると「まずは中西。それ以上は言えない」。中西氏のキャッチフレーズの「まずは経済。だから中西」を引き合いに出し、含みを持たせた。ただ、地盤の衆院神奈川4区(横浜市栄区、鎌倉市など)には自民の山本朋広衆院議員がいる。ある県連幹部は「2人の県連入りは認めない。あとはどんな手打ちができるかだ」と言い放つ。
中西氏への自民推薦は、自公の選挙協力にも影を落とす。ある公明関係者はつぶやいた。「中西さんばかり支援した自民議員には、次の衆院選で票は回せない」。全勝で3議席を獲得した与党だが、予断を許さない亀裂をはらむ結果となった。【福永方人】
◇
全国で最後に全議席当選が決まるなど、し烈な争いが展開された参院選神奈川選挙区。与野党それぞれが複数候補を擁立した混戦の波紋を追う。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:32:16
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk14010231000c.html
<混戦の波紋>2016参院選・かながわ/下 1議席死守の民進 「2氏擁立」で明暗 代表落選、尾引く誤算 /神奈川
11:50毎日新聞
自民が追加公認した中西健治氏(52)に神奈川選挙区で最後の「当確」が出た後の11日午前1時ごろ、民進が公認した金子洋一氏(54)の事務所の壁際に虚空を見つめる県連の滝田孝徳幹事長の姿があった。「開票率が100%の時点で幹事長を辞任する。ケジメだ」と言う。「民進で2議席を得られなかったからか」と問うと、「真山さんが当選し、金子さんが落選したからだ」と唇をかんだ。
真山勇一氏(72)と金子氏で明暗が分かれた民進。1議席を死守したが、県連内にしこりを残す結果となった。旧民主党本部が金子氏に公認を出したことを受け、同県連は早々と3選への準備を進めた。ところが、民進結党後の4月、党本部が旧維新の真山氏も公認。党代表代行の江田憲司氏が「政権交代のため、複数区は2人を出す」と強く主張したためだった。
当初、県連内では党勢をにらんで「共倒れ」への懸念がくすぶった。真山氏の陣営幹部ですら公示前に「擁立は江田さんの意地。最後はうまく金子さんが当選することになる」とシナリオを描いていた。しかし、選挙戦に突入すると状況が一変した。金子氏の陣営には党内で候補者の一本化ができなかったことへの恨み節が増す一方、真山氏の陣営は当選への手応えを隠さなかった。
「金子さんは中西さん、真山さんは(共産が公認する)浅賀(由香)さんの票を奪う」。2議席を狙った民進の戦略だ。金子氏は旧経済企画庁の元官僚として、経済通を前面に出す中西氏と対決。政策はアベノミクスの批判が中心となった。真山氏は浅賀氏を意識して「護憲」「脱原発」を訴えた。県連代表代行の石上俊雄参院議員は「経済の話が難しく、無党派層に十分に浸透できなかった」と両候補の得票差をみる。
波紋は金子氏を推薦した労働団体の連合神奈川へも広がっている。金子氏の事務所で開票を見守った柏木教一会長は「衆院選の18小選挙区ごとに、金子さん、真山さんの票の出方を分析したい」と硬い表情を崩さなかった。特定の組織、団体の支援を受けない旧維新は、過去に連合と対立した経緯がある。今回、県連は小選挙区の各総支部長が責任をもって両候補を支援すると決めていたが、本当に両候補の選挙戦に平等に力を入れたのか。票の出方を「通信簿」にするという次期衆院選の支援を見据えた発言だった。
県連は代表も務める金子氏が落選したため、12日に緊急の役員会を開催。代表、幹事長の辞意を受けて、今後の方針について話し合った。県連内で予想される主導権争いを意識して、石上代表代行は「県連が一枚岩にならなければならない」と何度も繰り返し語る。出身母体の壁を越えて協力する態勢をどのように築いていくのか。政権交代を掲げる党として、民進県連は正念場を迎えている。【水戸健一、村上尊一】
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:35:05
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk19010367000c.html
<戦いの余波>検証・2016参院選/上 野党共闘「渡りに船」 連合・山教組、組織力に陰り /山梨
07月12日 16:08毎日新聞
10日投開票の参院選山梨選挙区は、民進新人の宮沢由佳氏(53)が、新人・元職4氏による戦いを制して初当選を果たした。自民新人の高野剛氏(68)と最終盤まで競り合ったが、結果は2万票あまりの差をつけた。今回の選挙戦を検証し、今後の展望を探った。【参院選取材班】
「皆さんのご支援があって当選に導いていただきました」。11日朝、宮沢氏は甲府市丸の内3の山梨県教職員組合(山教組)を訪ね、頭を下げた。この日支持団体へのあいさつ回りで真っ先に訪ねたのが連合山梨と山教組だった。梶原貴・山教組執行委員長は「2万票の差がついたのは、宮沢氏の(子育て支援などの)活動が評価されたからだ」とねぎらった。
民主(現・民進)は1月、任期限りで引退する輿石東・参院副議長(80)の後継に、宮沢氏を党公認で擁立した。その1カ月半前、共産は山梨選挙区に党県常任委員の宮内現氏(34)の擁立を発表していた。高野氏を含め「三つどもえ」の構図だった。
しかし、共産が全国の参院選「1人区」で独自候補を原則、取り下げる方針を示し、宮内氏は比例の候補となった。3月21日、当時の野党4党の県組織が政策協定を結び、宮沢氏が統一候補に決まった。
輿石氏は衆院2期、参院3期、国会議員を務めた。長らく県内で教員を務めた輿石氏の選挙戦の実動部隊だったのが山教組と、民進の最大の支持母体「連合山梨」だ。
しかし、県によると、輿石氏が参院選に初当選した1998年の県内労組の組合員数が6万647人だったのに対し、昨年は4万6017人。約24%減少した。連合山梨幹部は「以前よりも選挙戦で出せる力が減ってきている」と話す。
山教組も同様の課題を抱える。98年の教職員数(管理職は除く)は4860人だったが、昨年は4177人に減少。幹部の一人は「目の前の仕事に忙殺されて政治への関心が薄い組合員が増えている」と話す。
そんな中、「野党共闘」が民進側にとって「渡りに船」となった。参院選山梨選挙区で共産は、10年に公認候補が3万2274票、13年に3万6082票を獲得した。結果として今回は、分散していた野党票を一定程度まとめた。野党共闘が成立しなかった時の展開について、民進党の県議の一人は「(結果は)ひっくり返っていたと思う」と話した。
宮沢氏を国会に押し上げるため、両組織はフル稼働して支援した。「輿石先生の最後を飾るためにも負けるわけにはいかない」(山教組幹部)戦いだったからだ。輿石氏に近い関係者は「最後の2日間で、山教組OBを中心に電話作戦を徹底した。(今回で)『輿石さん型の選挙』は終わりだね」と漏らす。
輿石氏は10日、宮沢氏の当選が決まった会場で「私のたすきを受け取ってくれた」と安堵(あんど)の表情をみせた。ただ、勝利の源泉となった組織力には陰りも見える。今後の選挙戦略について、労組幹部は「このままだといずれ見通しが立たなくなる」と組織の立て直しが急務との見方を示した。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:35:44
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk19010081000c.html
<戦いの余波>検証・2016参院選/下 高野氏支援「温度差」 自民県議団、分裂の溝深く /山梨
10:40毎日新聞
参院選公示後の6月28日、南アルプス市で自民党の地域支部長らを集めた会議が開かれた。竹下亘・衆院予算委員長は、党本部が強力に支援する理由をこう力説した。
「山梨の一つ(の議席)を取るということは2勝の価値がある。今までずっと輿石(東)さんに取られていたのを取り返すというのは、単なる1勝ではない」
実際、党本部は、民進の輿石氏が18年間維持してきた議席奪還を目指し、山梨選挙区で次々と手を打った。安倍晋三首相(自民党総裁)は本格遊説の皮切りに山梨を選び、公示後にも県内に入った。谷垣禎一幹事長や茂木敏充選挙対策委員長など、連日、党幹部や閣僚が応援に駆けつけた。
しかし、ふたを開けてみると、自民新人の高野剛氏(68)は15万2437票獲得したものの、民進新人の宮沢由佳氏(53)に2万1276票差で敗れた。
得票結果をみると、県都・甲府市で宮沢氏に1万票近く差を付けられた。甲府は旧民主出身の樋口雄一市長をはじめ、非自民系が強い土地柄。自民は今回、保守系市議18人で選対本部をつくるなど万全の態勢を整えたはずだった。だが、自民県議の一人は「(訴えが)上滑りしていた。リベラル地盤の強い都市部で、『なぜ高野剛でないといけないか』が説明しきれなかった」と悔やんだ。
保守地盤が強い衆院2区エリアで、無所属で元職、米長晴信氏(50)が得票を伸ばしたことも響いた。2013年参院選に続き出馬した米長氏は、前回に比べて主に2区の地域で浸透した。最も有権者が多い富士吉田市では3926票を獲得し、前回の1・8倍。同市は高野氏が9447票でトップだったものの、2位の宮沢氏に1160票(5・2ポイント)差まで迫られた。自民県議の一人は「郡内(地域)の保守票は米長さんに切り崩された」と話した。
また、共同通信社が投票日(10日)に実施した出口調査によると、宮沢氏は民進支持層の9割をまとめた。一方、高野氏は自民支持層の7割しか固められず、「挙党態勢」とはほど遠い状況が浮かび上がった。
自民系県議団が長らく反目を続けたことも影響したとみられる。県議団は主に二つの会派に分かれるが、高野氏は県議を辞職する前まで、片方の最大会派(当時)の代表を務めていた。反対会派に所属する県議は「『一枚岩』とは口だけだった」と言い、県議の間で高野氏支援に温度差があったことを明かした。一方、高野氏が所属していた会派の県議は、「県議団がまとまれず、そこを相手(宮沢氏サイド)につけ込まれ、票を持っていかれた」と認めた。
森屋宏・県連会長は11日、県議団の分裂について聞かれ、「時間をかけて溝をつくってしまった。不断の努力を重ねるしかない」と述べた。
自民党を支持する業界団体の幹部は解説する。「(党員は県議団の)ゴタゴタに対してしらけている。高野氏がその中心にいたことも皆知っている。そうでなければ自民票があんなに逃げるわけがない」。自民県連は、反転攻勢に向けた糸口をまだつかめていない。
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チバQ
:2016/07/13(水) 21:36:56
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160712ddlk15010128000c.html
<2016参院選>2000票の明暗/上 無党派取り込み勝利 /新潟
07月12日 13:29毎日新聞
「子どもたちの未来のために、必ず安倍政権の暴走を止める」。激戦から一夜明けた11日朝、森氏は新潟市江南区の自宅前で記者団に意気込みを語った。森氏はその後、支援を受けた各党県連や連合新潟、立正佼成会新潟教会などをあいさつ回り。その表情は終始明るかった。
新潟選挙区で初めて4野党が共闘を組んだ今回の選挙戦では、旧民主党を離党し、批判を繰り返した森氏に対する民進党内の反発を乗り越え、どれだけ共闘態勢を敷けるかが課題だった。
象徴的だったのが、一時は候補者として名乗りを上げた菊田真紀子衆院議員だった。「森さんとはいろいろありすぎましたが、今の敵は安倍政権です」。公示後の6月30日、三条市内の公民館で行われた森氏の個人演説会で、菊田氏はあえて「確執」に触れて共闘をアピール。街頭でも確執を「ネタ」に笑いを誘い、支持を呼び掛けた。
民進党県連の大渕健幹事長は「最善を尽くした」と胸を張る。実際、森氏は前回2013年の新潟選挙区での野党候補5人の合計約58万票に迫る56万票余りを獲得。共同通信の出口調査でも、民進党支持層の9割以上を固めていた。
ただ、今回の参院選で、野党4党が得た比例票の合計は43万票余り。自公の約58万票には遠く及ばなかった。それでも森氏が競り勝った最大の要因は、前回13年を4ポイント近く上回った投票率だった。
藤井誠二県立大准教授(42)=公共選択=は「自らの1票で政局が変わると思う人が増えれば、投票率は上がる傾向にある」と話す。今回は野党統一が実現し、与野党の事実上の一騎打ちの構図となったことで、投票率は07年以来の上昇に転じ、安倍政権への批判票が森氏に集中。「組織力+α」の争いに持ち込み、無党派層を取り込んだ。出口調査では、無党派層の7割近くが森氏に投票。自民候補に2倍以上の差をつけた。
ただ、今後の野党共闘のあり方は不透明なままだ。民進党関係者は「うちは他の野党と共闘したのではなく、森さんを応援することで一致していただけだ」と言い切る。森氏自身も今回の選挙戦では、憲法改正や原発・エネルギー政策など、各党間で異なる政策では踏み込んだ発言を避けていた。有権者の受け皿となりうる野党態勢の構築には、まだ時間がかかりそうだ。
◇
10日投開票された参院選新潟選挙区では、野党統一候補として臨んだ無所属元職の森裕子氏(60)=民進、共産、社民、生活推薦=が、自民現職の中原八一氏(57)=公明推薦=を2000票余りの僅差で破り、3年ぶりに国政に返り咲いた。全国的には自民党が議席を伸ばし、改憲勢力が3分の2に達した今回の参院選。新潟選挙区では何が起きたのか。2回に分けて分析する。【柳沢亮】
2355
:
チバQ
:2016/07/13(水) 21:37:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk15010262000c.html
<2016参院選>2000票の明暗/下 二つの誤算、責任論も /新潟
10:25毎日新聞
参院選投開票日から一夜明けた11日の午後。新潟選挙区で、野党統一候補の無所属元職、森裕子氏(60)=民進、共産、社民、生活推薦=にわずか2000票差で敗れた自民現職の中原八一氏(57)=公明推薦=は、県議会庁舎で開かれた党の会議に沈痛な面持ちで姿を見せた。
「ご支援いただいたのに期待に応えられなかった。心から深くおわび申し上げる」
謝罪する中原氏に対し、県議らはねぎらいの拍手を送った。星野伊佐夫県連会長は会議後、公示前の党本部の調査では中原氏が森氏に大差を付けられていた状況を振り返り、「誤差の範囲の結果で、悔いはない。みんなが『後援会長』のつもりで取り組んだ」と強調した。
新潟選挙区の改選数削減に伴い、党本部は新潟選挙区を最重点区と位置付けた。安倍晋三首相が公示前から異例とも言える3度の県内入りをしたのをはじめ、麻生太郎財務相や小泉進次郎党農林部会長ら「大物」を投開票日前日まで続々と送り込んだ。
県連は今年2月に選挙対策本部を設置し、中核を担う県議は後援会組織をフル活用。また約2500の企業・友好団体や、連立を組む公明党からも推薦を受け、徹底した組織戦を展開した。
55万8150票--。中原氏の得票数は、新潟選挙区での自民党候補としては過去30年で最多だった。森氏とは2279票差、得票率ではわずか0・2ポイント差。大方は「誤差の範囲」とみる。ただ自民党には二つの誤算があった。
一つは前回2013年(55・82%)を3・95ポイント上回る59・77%となった投票率だ。公示直前まで盛り上がりに欠け、県連関係者は当初50%程度と想定。投票日直前に上方修正したが、それでも前回より低く見る向きが強かった。
投票率を押し上げた一因として、相次ぐ「大物」の来県を指摘する県連関係者は多い。県連幹部は「支持政党に関係なく関心が高まった」と分析。無党派層が動き、投票率が上がったことで、当初「50万票前後」と見られていた当選ラインも上がり、知名度不足が課題だった中原氏にはマイナスに作用した。共同通信の出口調査によると、無党派層の7割近くが森氏に投票。中原氏に投票したのは3割に過ぎなかった。
もう一つは、組織を生かし切れなかった点だ。党関係者によると、後援会組織などの引き締めを図っても、支持者にさらに投票依頼するなどの「拡散」が不徹底だったという。長岡・上越両市などの大票田で拡散効果が出ていれば、両市で1万票以上も差を付けられることはなかったといい、「県議の動きがまずい地域があったのが敗因だ」と指摘した。
「ここまでやって票が出なければ仕方がない」。全国的に自民党が議席を伸ばす中で敗れた結果に、県連幹部からは諦めの声も漏れる。ただ一部の県議からは「負けは負け」と星野会長の責任を問う声も上がっている。県連内では、8期目に入った星野体制への不満もあり、参院選から広がる責任論は、10月の知事選にまで影響する可能性もある。【米江貴史】
2356
:
チバQ
:2016/07/13(水) 22:55:33
よっぽど、運動してなかったんですね
散々な言われっぷり
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/2581
2010年 自民は新人熊谷氏 現職選ばれず 参院選宮城選挙区
>>2280
県連幹部は「地域を回らず、自前で選挙戦の態勢すら組めなかった候補者に、身内も必死になり切れなかった。政治家として力の差が出た」と敗因を語った。
>>2303
熊谷氏は、弱い後援会に代わって党県連丸抱えの選対本部を頼り、県選出国会議員や県議らが実質的に選挙を担った。
党に頼り切る熊谷氏の姿勢には不満がくすぶった。「現職が自前で戦えないなどあり得ない」との声は根深く、最後まで一枚岩になりきれなかった。
>>2339
ある議員は「党県連は頑張った。熊谷の力不足だ」と吐き捨てるように言った。弱い後援会に代わり、党県連が選対を丸抱えした「異常事態」(県連幹部)。熊谷に対する身内の不満は最後まで消えなかった。
「顔も分からない、話したこともない候補への投票は頼めない。無理だ」
2357
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 07:18:54
>>2356
興味深い。押しのけられた市川(今はどうしてるのかな?)や(今はこころで自民に協力的な)中野を敵に回しての擁立が最期迄響いたのでしょうか?
それは兎も角政経塾出身なら自分で県下かけずり回らないとダメだな〜。
2358
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 07:21:09
そもそも参院議員は自前の後援会より県下の地方議員や衆院議員の後援会に乗っかる形が多いのによっぽど後援会の組織化サボってたんですかねぇ??
落選したからそう批判されてるだけのような気がしなくもないけど,定数2で自民か野党第一党で当選したらほぼ永久就職なんで後援会組織する気を失っていたか??
2359
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 07:23:26
>>2355
>長岡・上越両市などの大票田で拡散効果が出ていれば、両市で1万票以上も差を付けられることはなかった
長岡は田中家の地盤ですね。真紀子不在な報道もありましたが動いていたのかな?
上越は民進系の誰かいましたっけ??
2360
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 07:39:18
>>2353
>保守地盤が強い衆院2区エリアで、無所属で元職、米長晴信氏(50)が得票を伸ばしたことも響いた。2013年参院選に続き出馬した米長氏は、前回に比べて主に2区の地域で浸透した。最も有権者が多い富士吉田市では3926票を獲得し、前回の1・8倍。同市は高野氏が9447票でトップだったものの、2位の宮沢氏に1160票(5・2ポイント)差まで迫られた。自民県議の一人は「郡内(地域)の保守票は米長さんに切り崩された」と話した。
米長は民主票を喰うかと思ってたけど違ったんですねぇ
2361
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 07:41:32
>>2350
>中西氏の選対本部長を務めた浅尾慶一郎衆院議員の自民入りもささやかれている
なんと。。
2362
:
神奈川一区民
:2016/07/14(木) 19:39:42
>>2361
浅尾慶一郎氏に関しては、当分無所属だと思います。
浅尾氏本人も無所属でも、麻生派の応援があれば、山本朋広氏に勝てると思っている。
2363
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:07:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000036-san-l44
【参院選 大分】野党共闘成功したが…共産アレルギー、労組の民進離れも
産経新聞 7月12日(火)7時55分配信
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参院選大分選挙区(改選1)で、民進現職の足立信也氏(59)は辛くも逃げ切り、3選を決めた。党大分県連幹事長代行の福崎智幸氏は「共産党の票がなければ、負けていた。野党共闘が成功したということだろう」と疲れ切った表情で語った。
足立氏は過去2回の選挙で、それぞれ自民候補を大差で退けた。今回は自民新人の古庄玄知氏(58)に1090票差まで追い詰められた。
勝敗を決定づけたのは有権者の4割を占める大分市の票だった。足立氏はここで古庄氏に1万1千票の差を付けた。
古庄氏の陣営関係者は「昨年の大分市長選では勝てたが、最後の最後で、取り切れなかった。悔しいの一言に尽きる」と語った。
自民党は大分選挙区に注力していた。
大分は反自民勢力の強い地域性だが、昨春の統一選において、知事選、大分市長選でいずれも自民系候補が当選した。「追い風」が吹いていると判断し、安倍晋三首相をはじめ、知名度の高い小泉進次郎氏などを次々に投入した。
対する足立陣営にも蓮舫代表代行らの来援もあった。ただ、足立氏の陣営関係者は「華やかな応援も効果はあったかもしれないが、最後の最後は『どぶ板』で決まったんじゃないか」と分析する。
大分市内を地盤とする吉良州司衆院議員(大分1区)を中心に、電話作戦などで徹底的に票を固めた。自民党の勢いを、吉良氏が阻んだ格好だ。ただ、共産党と手を組んだ野党共闘の代償は決して小さくない。
今回、足立氏は前回の22年選挙の得票から約3万票減らし、目標とした30万票には遠く及ばなかった。
陣営関係者は「古くは民社党時代からわれわれを支持していた民間の労組関係者の一部は、共産党への強いアレルギーがある。批判票として幸福実現党に流れてしまった部分もあるだろう。『民間労組の民進離れ』は、全国的に今後の課題になるだろう」と語った。(九州総局 中村雅和)
2364
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:10:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160714-00000001-khks-pol
<平野氏自民入り>野党冷ややか 与党も困惑
河北新報 7月14日(木)10時37分配信
参院選岩手選挙区の自民候補の応援で、共に街頭演説に立った平野氏(右)と谷垣氏=6日、花巻市
元復興相で無所属の平野達男参院議員(62)=岩手選挙区=が自民党に入党届を提出した。入党すれば自民が岩手で参院議席を得るのは24年ぶりとなるが、党県連内には感情的なしこりが残る。昨夏の知事選で、平野氏が党の支援を受けながら立候補を撤回したためだ。かつて平野氏と行動を共にした民進、生活の党の幹部らは「空気が読めない風見鶏」と冷ややかだ。
【27年ぶり】自民、単独過半数
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平野氏は自民党入りの理由を「復興や農業対策を着実に進めるには、与党で活動する方がいいと判断した。現在の岩手の政治状況は将来のためにならない」と強調した。所属派閥については「検討中」と語った。
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平野氏入党を巡っては、4月に党幹部が打診。10日投開票の参院選で平野氏は自民党を支援した。岩手選挙区の新人は落選したが、参院の単独過半数を確保したい谷垣禎一幹事長と、所属会派が未定の平野氏の思惑が一致したとみられる。
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入党には党県連の承認が必要で、23日の役員会で協議する。鈴木俊一会長(衆院2区)は平野氏が参院選で自民を支援したことで「一体感を得た党員も多いはずだ」と語るが、県連内には不満がくすぶる。
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平野氏は昨夏の知事選で自民党の支援を得て立候補を表明したが、告示直前に取りやめた。達増拓也知事が無投票3選され、野党共闘の流れが強まった。
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県連幹部は「支持団体や地方議員との溝は深い。信頼は回復されていない」と指摘する。党県議は参院選を振り返り「支持者から『平野さんの応援は要らない』と言われた。全く分かっていない」と言い切る。
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平野氏は小沢一郎生活の党代表(衆院4区)と共にキャリアを積んできた。2012年の民主党分裂で小沢氏とたもとを分かち、翌年には党勢が傾いた民主党を離れた。
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民進党県連の高橋元・代表代行は「自民入りはこれまでの政治活動の否定。民主離党、知事選投げ出しに続き、3度も有権者を裏切る罪は重い」と突き放す。
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生活県連の佐々木順一幹事長は「平野氏の行動を有権者がどう見るかは、野党が勝利した参院選を見ても明らか。自民も心から受け入れないだろう」と話す。
2365
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:51:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk06010002000c.html
<2016参院選>戦いを振り返って/上 距離感表面化も 野党共闘、衆院選へ課題 /山形
07月13日 11:28毎日新聞
「今回の戦いは、初めての試みだった。各党・各団体が壁を乗り越えて力を合わせた」。参院選投開票日の10日夜、無所属元職で野党統一候補の舟山康江氏(50)=民進、社民両党推薦=の山形市内の事務所に当選確実の一報が入ると、選対本部長の近藤洋介衆院議員(民進党県連会長)は、野党共闘の成果を強調した。だが、独自候補の擁立を取り下げて支援に回った共産党の本間和也県委員長は舟山氏と握手を交わしたが、マイクを持ってあいさつすることはなかった。
舟山氏の選対本部は、民進、社民両党と連合山形などを中心に組織。当選した場合、舟山氏が参院の民進系会派入りすることが水面下では「既定路線」だったこともあり、民進は「公認候補並み」(枝野幸男幹事長)の扱いで、全面支援態勢を取った。
一方、共産党はぎりぎりまで舟山氏への推薦を模索したものの、連合など陣営内に「共産党が前面に出ると保守票が逃げる」との根強い反対論があり、見送った。公示直前の先月20日、本間委員長は「推薦が順当だが、一部団体から理解を得られなかったため」と語った。同党は独自の選対を組織し、舟山氏を支援した。
各党の距離感が、選挙戦で表面化する場面もあった。先月28日、山形市内で演説した共産党の志位和夫委員長は「ここ山形では、舟山氏を押し上げよう」と呼び掛けた。ところが、姿を見せた舟山氏は志位氏と10メートルほど離れた場所で演説を始め、終えると、握手することもなくその場を後にした。「志位氏と並んで演説することに陣営内で異論があった」(舟山陣営関係者)といい、共産党県委員会の幹部は「びっくりした。非常識だ」と不快感を隠さなかった。
野党各党間に消費増税や安全保障などで政策の違いがあり、共闘の難しさを抱えつつも、舟山氏は12万票以上の大差で勝利した。共同通信社の出口調査によると、舟山氏は民進、社民両党支持者の9割以上を固め、共産党支持層の9割近くを獲得。さらに、自民、公明の支持層の3割を切り崩し、無党派層からも7割の票を得た。野党幹部の応援に頼らず政党色を極力抑え、舟山氏個人を前面に出す戦略が奏功し、安倍政権に批判的な幅広い支持を集めた。
民進党と共産党は、衆院選での連携も模索している。山形2区では、近藤氏が2回連続で自民候補に惜敗しており、共産党の独自候補の取り下げに向け、調整が本格化するとみられる。
政権選択の選挙となる衆院選では、「民共の協力は選挙目当ての野合だ」という、与党の批判は一層強まるとみられる。今回の舟山氏の勝利の先に、何を見据えるのか。野党共闘のあり方は、今後も問われ続ける。【光田宗義、野間口陽】
◇
野党統一候補の勝利で終わった参院選。夏の「与野党決戦」を振り返ります。
2366
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:51:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160714ddlk06010002000c.html
<2016参院選>戦いを振り返って/下 迫る知事選にも影 擁立遅れ響いた自民 /山形
11:59毎日新聞
「相手は素直に(参院選に)4回も出続けた。その間に活動してきたことを評価しないといけない」。参院選投開票日の10日夜、早々に落選が確実となった自民党新人の月野薫氏(61)=公明党推薦=陣営で選対本部長を務めた自民党県連会長の遠藤利明・五輪担当相は、こう語った。県連幹部は「(自公の)組織力が落ちたわけではない。ただ、相手が知名度で勝った。それを上回る我々の努力が足りなかった」と、声を振り絞るように語った。
野党統一候補の舟山康江氏(50)=民進、社民両党推薦=に12万票の大差で敗れた。JA全農山形などで30年以上勤務した月野氏の「知名度の低さ」は最後まで改善されず、応援弁士を務めた党幹部や地方議員らも「紹介をしても誰なのだという声がある」と、率直に認めたほどだった。
今回の県内の比例代表の獲得票数をみると、自公を合わせて30万4218票。選挙区で月野氏が獲得したのは22万3583票のため、単純に計算して3割弱が舟山氏に流れた形だ。共同通信社の出口調査でも、月野氏の自公両党支持層からの得票は6〜7割と固めきれず、無党派層の取り込みは2割にとどまった。
新人候補なのに選定が遅れた。当初は昨年6月の党県連大会で候補者を紹介する予定だったが決められず、擁立は同12月だった。同9月に山形市長選があり、「目の前の市長選を勝つために注力せざるを得ず、後回しになった」(県連幹部)と悔やむ。
このため、自民は月野氏の経歴を生かし、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に反発する農協票の取り込みを図った。前回参院選では舟山氏に推薦を出したJAグループの政治団体「県農協政治連盟(農政連)」は今回、特定候補を支援しない自主投票を決めた。自民にとっては、相手への推薦から自主投票となったことで、「一歩前進」となった格好だ。
だが、ある農協幹部は選挙結果について、「月野氏が選挙戦で訴えたことは、TPP対策予算の獲得をはじめ、政府・与党に言わせられたことばかり。TPPへの不安を払拭(ふっしょく)できなかった」との見方を示す。「組合員の農家からはTPPの交渉内容を明らかにしてもらいたいという声や、政府の影響額試算への疑念と不安があるのに、言いなりになっている姿にさらに不安をかき立てられた」と話す。
選挙戦では、月野氏陣営は公示前から安倍晋三首相ら党幹部や閣僚らを招き、「自民の月野」をアピールし、自公の支持層固めを図った。「山形のおやじ」など、あえて月野氏と直結しやすいキャッチフレーズを使って名前を覚えてもらう戦術も展開したが、浸透は不十分だった。
自民党県連は昨年からの山形市長選、参院選、来年2月に任期満了を迎える知事選を「ホップ、ステップ、ジャンプ」と位置付け、3連勝による地盤固めを狙ったが、つまずいた。半年後に迫る知事選に与える影響は少なくなく、立て直しは急務だ。【山中宏之、長南里香】
2367
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:52:29
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160712_11022.html
<奔流乱流1強政治>見えぬ光 うねる怒り
07月12日 12:21河北新報
<奔流乱流1強政治>見えぬ光 うねる怒り
花束を手に支持者と抱き合う田名部(左)。自民現職との大接戦を制した=11日午前0時10分ごろ、青森市の事務所
(河北新報)
第24回参院選は与党が改選過半数の61を大きく上回る議席を獲得し、改憲勢力が改憲発議可能な3分の2を占めた一方、東北6選挙区は与党が1勝5敗で惨敗した。全国を席巻した「1強」の奔流と、東北各地に渦巻いた野党の乱流。ねじれた戦いの実相に迫った。(参院選取材班)
◎参院選東北(上)野党圧勝
4万票差の快勝から一夜明けた11日午後。宮城選挙区(改選数1)の民進党現職桜井充(60)は満面の笑みを浮かべながら、宮城県庁の知事応接室に入った。
「仮設住宅で一生暮らしたいというお年寄りがいた」「新しい石巻市立病院の前は必ず大渋滞になる」
<むなしさ広がる>
選挙中に見聞した東日本大震災の復興課題を次々と知事村井嘉浩にぶつける桜井。最大被災地の宮城で、巨大与党を粉砕した強烈な自負を見せつけた。
「地方創生」「女性が輝く社会」「1億総活躍」。安倍政権は選挙戦で看板政策を次々に掲げた。
被災地では赤土ばかりの新市街地用地が広がり、集団移転先は超高齢化。加工品販路は回復していない。政権復帰時のキャッチフレーズ「まず、復興」が忘れられたようなむなしさが広がっていた。
桜井は「こんなことで復興できるのか。課題を一つずつ解決する」と被災地で語り続けた。被災者が胸に抱く政府への鋭い矛先を味方に付けた野党統一候補は、宮城、岩手、福島の被災3県で勝利をつかんだ。
<暮らしがしぼむ>
「怒りの声が広がっていた」。10日午後8時、早々と当確報が出た山形選挙区(改選数1)の無所属元議員舟山康江(50)は、自由貿易を拡大する環太平洋連携協定(TPP)を引き合いに勝ちどきを上げた。
東北では、福島を除く5県で農協系団体が自民党候補への推薦を見送った。かつて「TPP絶対反対」を掲げながら政権復帰後に交渉を進めた自公政権に、農家の不信感は高まった。
与党が「公開資料が真っ黒なのは当然。外交交渉ですから」(自民政調会長稲田朋美)と強弁するほど、野党各候補は「情報隠しだ」と批判のボルテージを上げた。元農林水産省職員の舟山は農政がライフワーク。「国会審議で第1の照準を合わせるのはTPP」と力強く語った。
首相安倍晋三は「最大の争点は経済政策、アベノミクスであります」と東北各地で繰り返し、劣勢区の逆転に血道を上げた。
「非正規雇用が増え、格差が拡大しているだけだ」。青森選挙区(改選数1)の民進新人田名部匡代(47)は、真っ向からアベノミクス批判を展開した。
急速な少子高齢化が進む東北。購買力がある若者が減り、経済は縮小する。田名部は「息子を大学にやりたくても余裕がない父親に会った。都会ばかりが潤う」と政策転換を訴えた。
株価上昇に傾注するアベノミクスの効果を実感できない有権者の声を田名部は拾い続けた。11日午前0時すぎ、万歳で沸き返る青森市の事務所で「届かぬ願いを私は届ける」と叫んだ。
政治の光が陰り、しぼむ人々の暮らし。野党共闘が花開く土壌は、東北各地に広がっていた。(敬称略)
2368
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:52:55
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160713_71017.html
<奔流乱流1強政治>力任せの組織戦 不発
07月13日 12:20河北新報
<奔流乱流1強政治>力任せの組織戦 不発
落選が決まり険しい表情を見せる岩城(中央)。左は元復興相の自民党福島県連会長根本匠=11日午後10時40分ごろ、福島市の事務所
(河北新報)
◎参院選東北(中)自民惨敗
「西高東低」の情勢を、力任せに覆そうとした自民党の思惑は完全に外れた。
「安倍晋三首相ら党幹部に連日応援に来てもらいながら、期待に沿えなかった」。現職閣僚が目を真っ赤にして敗戦の弁を述べた。
10日夜、福島選挙区(改選数1)で落選が決まった自民現職の法相岩城光英(66)は、福島市の事務所で深々と頭を下げた。
<復興実感できず>
東京電力福島第1原発事故から5年が過ぎても約9万人が県内外に避難するなど、今も苦しみの中にある福島。「福島の復興なくして日本の復興なし」と言い続けてきた安倍政権にとって、絶対負けられない選挙区だった。
党本部は共闘を組む野党に「大空襲のような戦い」(民進党県連代表代行・金子恵美)を仕掛けた。首相をはじめ官房長官菅義偉ら幹部が続々と福島に入り、安倍は「福島の完全復活を目指す」と手形を切った。
結果は野党に約3万票差をつけられる敗北。復興を実感できない被災者のいら立ちは、陣営の想定を超えた。岩城は「復興政策が十分理解されなかった」と認めた。地盤の浜通りで伸び悩み、大物投入は票の上積みにつながらなかった。
<拒否反応上回る>
「農業分野に対する反発にのみ込まれた。有権者に『打倒安倍政権』『反アベノミクス』で判断する雰囲気があった」。青森選挙区(改選数1)で4選がかなわず沈んだ自民現職山崎力(69)は10日深夜、恨み節にも似た敗因分析を口にした。
青森は衆院小選挙区の四つ全てを自民が占める牙城だ。安倍ら党幹部は期間中、相次いで県内に入り、県全域で強力な援護射撃を展開。政権の成果と継続の大義を声高に訴えた。
ふたを開ければ地元の青森市でさえ、八戸市が地盤の野党候補に競り負けた。陣営は、政権の主張と有権者の実感との間にあるずれをかみしめざるを得なかった。
選挙戦終盤、自民は当時の共産党幹部が発した失言を集中的に攻め立てた。
「東日本大震災で頑張った自衛隊の予算を『人殺し予算』と言う人たちと組む候補を応援するのか」。岩手選挙区(改選数1)で3日に応援に入った党農林部会長小泉進次郎は何度も繰り返した。野党支持層を引きはがしに掛かったが、結果は不発だった。
公認の新人候補が敗れた後、自民岩手県連会長の鈴木俊一は「長い目で見れば有権者に評価されない」と野党共闘の批判を続けた。傍らで県連幹部は「自民への拒否反応の方がはるかに強かった」とうなだれた。
「力強い信任をいただいた」。首相は11日、党本部で記者会見し、選挙結果に自信を深めた。失地となった東北の現実からは目を背けたままだ。(敬称略)
◇ ◇ ◇
第24回参院選は与党が改選過半数の61を大きく上回る議席を獲得し、改憲勢力が改憲発議可能な3分の2を占めた一方、東北6選挙区は与党が1勝5敗で惨敗した。全国を席巻した「1強」の奔流と、東北各地に渦巻いた野党の乱流。ねじれた戦いの実相に迫った。(参院選取材班)
2369
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:53:23
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160714_71008.html
<奔流乱流1強政治>衆院選 共に不安残す
12:40河北新報
<奔流乱流1強政治>衆院選 共に不安残す
投開票日の夜、岩手選挙区で勝利し、万歳する木戸口陣営
(河北新報)
◎参院選東北(下)二つの魂
自民1強の岩盤に打ち込まれた1本のくさびが「次」への不安を増幅させる。
青森選挙区(改選数1)で、民進党新人田名部匡代(47)に競り負けた自民党現職山崎力(69)。組織力で逃げ切りを図った党県連の目算は野党共闘の抵抗で狂い、県選出の衆参議席の独占は崩れた。
<巨大与党に衝撃>
「影響は当然ある。地方に応じた対策を講じなければ、これまでの勢いを失いかねない」。自民青森県連筆頭副会長成田一憲は、ため息交じりに次期衆院選への懸念を口にした。
全国の1人区で21勝11敗の圧勝を収めたにもかかわらず、東北は1勝5敗。その惨状は、巨大与党に衝撃を与えた。
安倍政権の看板にどっぷり依存し、自前の後援会がひ弱な現職の多くが淘汰(とうた)された。地方議員からは「国政選挙の候補者選びのシステムを見直す必要もある」との声も噴き出す。
動揺する与党をよそに、野党幹部からは次期衆院選での共闘を見据えた発言が目立つ。「最初の挑戦としては効果があった」(共産党委員長志位和夫)との評価がある一方、現場は複雑な思いを抱える。
無所属新人木戸口英司(52)が勝った岩手選挙区(改選数1)。共産が選挙区の公認候補を取り下げて比例に回し、木戸口と連動したのに比べ、民進、社民両党の動きは限定的だった。
「『衆院選も同じように』とはいかない」と民進岩手県連幹事長の階猛(衆院岩手1区)は冷ややかだ。参院選と衆院選の性格の違いを挙げ、「共闘は政権選択選挙ではないから成り立ちやすい側面があった」と慎重に分析する。
衆院選は具体的な政権像が問われる。党の理念や政策などの「小異」を飲み込んだままの共闘は通用するのか。生活の党代表小沢一郎(衆院岩手4区)が構想した比例代表統一名簿は参院選前に頓挫した。先行きの不透明感は拭えない。
<共闘 手綱緩めぬ>
参院選翌日の11日、首相安倍晋三はすぐさま改憲論議の封印を解き、実現への意欲をあからさまにした。衆院に加え、参院でも憲法改正に賛同する勢力が全議席の3分の2を占めたことで、次期衆院選は遠のいたとの観測が広がる。
自民岩手県連会長鈴木俊一(衆院岩手2区)は「年内、来年初めに衆院選をすればせっかくの3分の2を手放すことになる」と話し、「先延ばし」との見方を示す。「選挙後を語れない勢力を国民は信任しない」と野党をけん制しながら、地盤の立て直しを急ぐ。
民進宮城県連代表安住淳(衆院宮城5区)は「共闘の流れを止めた時点で総選挙を打たれる」と警戒し、手綱を緩めない。「1強多弱」の構図から抜け出せない中、政策のすり合わせを含めた野党連合の深化に局面打開を探る。
東北で再起への足場を組んだ野党連合、巻き返しを期す与党。二つの塊がぶつかり合った激流は、次期衆院選を見据えた駆け引きへとなだれ込んでいく。(敬称略)
◇ ◇ ◇
第24回参院選は与党が改選過半数の61を大きく上回る議席を獲得し、改憲勢力が改憲発議可能な3分の2を占めた一方、東北6選挙区は与党が1勝5敗で惨敗した。全国を席巻した「1強」の奔流と、東北各地に渦巻いた野党の乱流。ねじれた戦いの実相に迫った。(参院選取材班)
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:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:58:12
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ7G624JJ7GPTIL024.html
買収約束容疑、事務所職員ら逮捕 お維新元参院議員陣営
20:20朝日新聞
10日に投開票された参院選で、選挙運動の見返りに金を払う約束をしたとして、大阪府警は14日、比例区で落選したおおさか維新の会の梅村聡元参院議員(41)の後援会事務所職員2人を、公職選挙法違反(買収約束)容疑で逮捕したと発表した。府警は認否を明らかにしていない。
捜査2課によると、2人は松本麻里江(29)=東京都港区東新橋2丁目=と渡会(わたらい)静香(35)=堺市東区菩提町3丁=の両容疑者。公示前の6月中旬、松本容疑者の知人の30代女性に、候補者のビラ配りをすれば日当1万数千円を払うと約束した疑いがある。女性は選挙運動をしたが、報酬は支払われていないという。
梅村氏は2007年の参院選大阪選挙区で民主党公認で初当選。13年に落選し、その後、おおさか維新に移った。朝日新聞の取材に「コメントしない」としている。同党の馬場伸幸幹事長は「私が把握している情報と容疑内容は異なる点もあるようだ。事実関係を確認したい」と語った。
府警は14日夜、梅村氏の選挙事務所だった建物(大阪市中央区谷町5丁目)内を同法違反容疑で家宅捜索した。
2371
:
チバQ
:2016/07/14(木) 20:59:57
千葉
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016071302000196.html
参院選 勝敗の分かれ目(上) 自民あっさり3分の2
07月13日 08:10東京新聞
参院選 勝敗の分かれ目(上) 自民あっさり3分の2
演説会で気勢を上げる元栄さん(中央)。石原伸晃・経済再生担当相(右端)も駆けつけた=1日、千葉市中央区で
(東京新聞)
「二人合わせて過去最多の百三十万。すごい票数だ」。十日投開票の参院選千葉選挙区(改選数三)で、至上命令だった二議席を危なげなく獲得した自民県連トップの桜田義孝会長は翌日、満足げに勝因を語った。
「追い風はまったく吹いていなかった。両陣営が懸命に運動した相乗効果だ。公明との協力もうまくいった」
知名度の高い現職の猪口邦子さん(64)は序盤から優勢とみられていた。一方、党本部の主導で、県内にあまり足場のない「落下傘候補」として出馬した新人の元栄太一郎さん(40)の陣営は、危機感が強かった。当初は世論調査などで、三議席目を争うボーダーにいるとの観測もあった。
しかし、石井準一参院議員らの支援を得て、各地で動員をかけた演説会を連発するなど組織戦を展開。自民内にはもともと「二議席獲得には新人の底上げが必要」(船橋市議)との意識があったが、党本部も票を元栄さんに傾斜配分するよう県連に「助言」した。
閣僚級の応援弁士は、あからさまに元栄さんに集中。「選挙区で三十万票」という支援を初めて書面化した上で取り付けていた公明にも、県連幹部は「元栄に一本化を」と依頼した。
そんな状況に猪口さんの陣営もフル稼働した。二〇一〇年の参院選は、今回元栄さん側に回った石井氏の支援を受け当選。「猪口さんはみこしに乗っていただけで、本格的に選挙をやったことがない。こちらは素人集団だ」(自民県議)と嘆く声もある中、県内をくまなく回って街頭演説し、知名度を生かした戦略で支持拡大を図った。自民二人の選挙戦は結果的に「すみ分け」られた。
そして迎えた投開票日。無党派層も取り込んだ猪口さんは七十六万票でトップ、元栄さんは五十七万票で三位に十万票差をつけた。合計は百三十三万票。三年前の参院選は、旧みんな、旧維新など「第三極」と呼ばれた野党に票が割れたこともあるが、約二十三万票も上乗せした。
「第三極」が消える中、野党第一党の民進は戦いあぐねた。改憲を争点とせず、景気対策を前面に打ち出した自民の戦略も功を奏した。応援で県内入りした安倍晋三首相の演説で、聴衆が拍手を送ったのは野党批判のくだり。自民への「風」がまったくなかったわけでもなかった。
「振り返ってみれば、そんなに難しい選挙戦ではなかった」と当選の弁を述べた猪口さん。勝利に沸く事務所で、県連幹部から「向こう(元栄さん)にあれだけ大物が応援に来たら普通はいじけますよ。でももう忘れて頑張って」と言われると、笑顔で叫んだ。「はい、忘れます!」 (内田淳二)
2372
:
チバQ
:2016/07/14(木) 21:00:30
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016071402000196.html
参院選 勝敗の分かれ目(下) 反自民のパイ奪い合い
08:10東京新聞
参院選 勝敗の分かれ目(下) 反自民のパイ奪い合い
野田佳彦前首相(左)、連合千葉の鈴木光会長(右)が連日のように応援に駆けつけた小西洋之さん(中)=3日、JR津田沼駅前で
(東京新聞)
「二人擁立には強く憂慮を党本部に伝えていた。一人勝利して安堵(あんど)するとともに、懸念が現実になった思いもある」
投開票から一夜明けた十一日。県庁で記者会見した民進の田嶋要県連代表は厳しい表情を崩さなかった。
小西洋之さん(44)と水野賢一さん(49)を擁立した民進。小西さんが三位で当選した一方、水野さんは五位に終わった。小西さんもトップ当選した六年前と比べると約六万票減らし、自民に一、二位独占を許した。
民進が危機感を強めたのは、共産新人の浅野史子さん(45)の動向。世論調査では浅野さんが猛烈に追い上げていると伝えられた。全国の改選一人区では民進、共産、社民、生活の野党四党で候補が一本化されたが、改選三人区の千葉県では「共闘の議論すらなかった」(県連幹部)。そうした中、民進が「共倒れ」をして議席を失う-。そんな懸念が現実に迫り、県連も必死だった。
六月二十二日の公示日。小西さんの出陣式では、元衆院議員が「民主時代からの同士をまずは率先して戻すことが責任。古い仲間を大事にしなくてはならない」と呼び掛けた。約十五万人が加入する連合千葉は、支援を小西さんに一本化。野田佳彦前首相も、連日のように小西さんを応援した。
「共産に議席を譲るわけにはいかなかった。終盤にハッパを掛け、何とか一議席を死守した」と田嶋代表。檄文(げきぶん)や電話で県内各総支部に小西さんの支援強化を求め、何とか当選ラインへと押し上げた。もはや、自民を落とす気構えも余裕もなかった。
一方の共産。議席には届かなかったが、浅野さんは、三年前の前回選に比べ一・五倍の約三十五万票を獲得。十一日に記者会見した共産の浮揚幸裕県委員長は「共産以外の人にも盛り上げてもらい、得票は躍進した。当選できなかった悔いは残るが、次は必ず取っていく」と手応えを語った。野党の競合には「民進陣営の批判は一度もしなかった。お互い足の引っ張り合いはない」と強調する。
だが開票結果では、自民の二候補がそれぞれ20%以上を得票し、合計では約51%と五割を超えたのに対し、民進、共産の各候補は、それぞれ10%台にとどまった。足しても自民二人の合計票に及ばない。
自民が二候補擁立の相乗効果で得票を伸ばしたのとは対照的に、民進、共産は本来の敵である自民よりも、反自民のパイの中で「最後の椅子」を目指し、票を奪い合った構図だ。
次の衆院選に向けて浮揚委員長は「どれだけ野党で統一した候補をつくれるかだ」と民進をけん制するが、民進の田中信行県連幹事長は「共闘は千葉県ではあり得ない。衆院選も県内十三区全てで候補者を出す」ときっぱり。自民に大きく水をあけられた野党の課題は重い。 (村上一樹)
2373
:
チバQ
:2016/07/14(木) 21:08:21
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku-01_20160714_41002.html
<参院選秋田>現職落選のジンクス打破
12:34河北新報
<参院選秋田>現職落選のジンクス打破
当選が決まり、喜ぶ石井氏の支持者。現職落選のジンクスを打ち破ることができた=10日午後8時ごろ、秋田市の事務所
(河北新報)
10日に投開票が行われた参院選秋田選挙区(改選数1)の各陣営で、ささやかれていた「ジンクス」がある。参院選で前回まで過去4回連続した、与野党を問わない現職の落選だ。今回は自民党現職の石井浩郎氏(52)が民進党元議員の松浦大悟氏(46)らを大差で下し再選を果たしたことで、ジンクスは破られた。それでも自民県連幹部からは「参院選は難しい。組織力で勝てたが、楽ではなかった」との声が漏れる。
「現職が落選するジンクスを石井氏に打破してもらいたい。そうでなければ3年後の私はない」。2013年に秋田選挙区で初当選し19年に改選を迎える中泉松司参院議員は6月中旬、秋田市であった自民党衆院議員の国政報告会のあいさつでこう触れた。
秋田選挙区では、04年に斉藤滋宣氏(自民)、07年に金田勝年氏(同)、10年に鈴木陽悦氏(民主)、13年に松浦氏が、それぞれ新人候補に敗れた。松浦氏を除く3氏は当時、与党の一員。2期目だった金田氏以外は全員1期目だった。
現職議員の落選が続いたことを、民進党県連の小原正晃幹事長は「小選挙区で有権者と近い衆院議員とは異なり、参院議員は6年間の活動内容が見えにくいためだ」とみる。
石井氏も当選後、「参院選の難しさを改めて痛感した」と振り返った。新人で出馬し鈴木氏を破った6年前は、立候補を表明してから公示までの約4カ月間、朝から晩まで地域をくまなく回った。それでも「当選から3年で有権者からは忘れられる」と嘆く。
参院選は「政権の中間評価」の側面が強く、政権への批判票が多いとされる。自民党県議は「あらの見えない新人候補に、有権者はどうしても期待しがちだ」と分析した上で、「今回は松浦氏が元議員で新鮮味を欠いたことにも救われた」と語る。
2374
:
とはずがたり
:2016/07/14(木) 21:56:51
>>2362
国会の採決でも自民に同調してるんですかね??
2375
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:04:44
http://toyokeizai.net/articles/-/126741
「野党大敗」でも岡田代表の表情が明るいワケ
民進党は善戦した?
安積 明子 :ジャーナリスト 2016年07月11日
7月10日に投開票された第24回参議院通常選挙。投票率54.7%という低調な投票率の中で本当に勝利したのは誰なのか。開票時の各党の様子から、その勝敗の意味を考えてみよう。
候補者ボードに花付けするために安倍晋三首相が満面の笑みでカメラの前に現れたのは、10日午後9時30分を過ぎた頃だった。
「アベノミクスをしっかりと加速せよということだ」。選挙戦で安倍首相が説いたのはもっぱら経済問題。各社のインタビューに答える言葉にも、勝利の自信にあふれていた。自民党が獲得した議席は56(追加公認を含む)で、公明党の14議席と合わせると安倍首相が目標とした「与党で過半数」(61議席以上)を上回る。さらに自公の非改選組やおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党などを加えると、いわゆる“改憲勢力”は3分の2以上(162議席以上)に達した。
閣僚が2人落選した重み
とはいえ、自民党は現役閣僚を2人落選させている。沖縄選挙区の島尻安伊子沖縄・北方相と福島選挙区の岩城光英法相だ。福島選挙区は安倍首相が公示日に入り、特にテコ入れした選挙区。また東北では、秋田選挙区を除いて自民党は選挙区で勝つことができなかった。北海道選挙区でも目標としていた2名当選は果たせなかった。
同じ与党でも想定以上の成果を上げたのが公明党だ。目標とした「7選挙区での当選と比例区での6議席」を1議席上回る14議席を獲得した。とくに埼玉選挙区と兵庫選挙区が危ぶまれていたが、午後10時前に埼玉選挙区の西田実仁氏の当選が報じられると、山口那津男代表の顔が一気に明るくなった。
一方で改選45議席を32議席に大きく減らした民進党だが、岡田克也代表の表情に悲壮感はなかった。いや、むしろ笑顔をみせることすらあった。
2376
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:06:22
>>2375
岡田氏は選挙中、「(地元の)三重選挙区で落選したら、次期代表選には出馬しない」と公言して話題になったが、野党統一候補の芝博一氏は無事に当選。「3年前はどん底だったのに比べれば、回復の途中にある」と2013年の参院選で民主党が獲得した17議席から躍進した点を強調し、9月の代表選への出馬についても「白紙だ」と述べるにとどまった。
岡田氏が第一野党としての責任を曖昧にしたその背景には、2013年に議席を激減させた海江田万里民主党代表(当時)が辞任しなかった“前例”があったのかもしれない。この時、党内で責任の取り方を表だって問題にしたのは、幹事長職を辞した細野豪志氏のみだった。
あるいは北海道選挙区で岡田氏が直々に出馬を促した鉢呂吉雄氏の当選や、東北での健闘、愛知選挙区で民進党の候補者2名が当選を果たしたという“成果”が念頭にあったのかもしれない。とりわけ愛知選挙区での2名当選は、かつての「民主王国愛知」の復活を予感させるものだった。岡田代表は、今回の選挙で民進党の支持を拡げらえる、という手ごたえを感じたのかもしれない。
表情が暗かった志位和夫委員長
対照的に表情が硬かったのは、日本共産党の志位和夫委員長だ。午後10時10分に当選者ボードに最初に花付けした時、カメラマンから「笑顔で」「笑って」という声が何度も飛んだが、その顔はこわばってなかなか頬笑みが出なかった。
共産党は2013年の参院選、2014年の衆院選に続く躍進を期待して、「比例区で850万票、複数区での当選」を目標に掲げていた。しかし選挙区で当選したのは東京選挙区の山添拓氏のみで、比例区も5議席にとどまった。とりわけ大阪選挙区、神奈川選挙区、埼玉選挙区を落としたことは痛い。大阪選挙区は2013年の参院選で議席を得ており、神奈川選挙区は下馬評で共産党候補の優勢が伝えられていた。そして埼玉選挙区は公明党の西田候補と3番目の議席を巡って激戦を繰り広げており、一時は「公明党に勝っている」とも伝えられていた。7月6日には神奈川選挙区、そして7月8日に埼玉選挙区に不破哲三日本共産党中央委員会前議長が応援に入っており、まさに負けられない選挙区といえた。
もっとも、共産党として悔やまれるのは複数区における選挙協力が進まなかったことだろう。仮に複数区での選挙協力を実現させた場合には、どうなったのだろうか。
2377
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:06:50
>>2376
大阪選挙区で4議席目を獲得したのはおおさか維新の会の高木佳保里氏で、得票したのは66万9719票。一方で次点の共産党の渡部結氏は45万4502票を獲得し、民進党の尾立源幸氏の獲得票数は34万7753票。もし統一候補であれば80万2255票となり、4議席目を取れた計算になる。
また兵庫選挙区では3議席目のおおさか維新の会の片山大介氏の獲得票数は53万1165票。民進党の水岡俊一氏の42万0068票、共産党の金田峰生氏の22万8811票を併せると64万8879票になり、当選ラインを上回る。選挙協力のあり方に課題を残したと言える。
社民党の当選者は1人だけ
主要政党の影に隠れ、消滅の一歩手前なのが社民党だ。比例区で福島みずほ氏ひとりが当選したものの、かつての野党第一党の面影はどこにもない。また日本のこころを大切にする党や新党改革なども、議席を得ることはできなかった。
議員数4名の社民党と議員数3名の日本のこころは、それぞれ前回の参院選と衆院選で全得票数の2%以上を獲得したため、社民党は2019年の参院選まで、日本のこころは次回の衆院選までしか、政党助成金を受け取ることができない。
その一方で、議席数を確保してなんとか政党助成金受給資格を得られそうなのが、生活の党と山本太郎となかまたちだ。生活の党は当選が有力視されていた岩手選挙区の主濱了氏が家庭の都合で政界引退し、比例区の谷亮子氏が公示日に離党した。よって所属議員は小沢一郎氏と山本太郎氏と玉城デニー氏の3名のみとなったが、野党統一候補として、岩手選挙区の木戸口英司氏、新潟選挙区の森ゆうこ氏が当選。2人は小沢氏に近いため、生活の党に合流する可能性がある。
実際に森氏の当選が報じられた時、生活の党の開票センターではどよめきが湧いたといい、いかにその期待が大きいのがわかる。さらに比例区で念願の1議席を獲得して、青木愛氏が当選している。これは“日本版オリーブの木構想”を提唱した小沢氏が、それが実現しなくてもあきらめず、共産党の街宣車に乗ってまで比例区で生活の党への投票を呼び掛けた、その成果といえるだろう。
参院が新しい構成となった国会だが、8月1日に臨時国会が召集される予定だ。これから秋の政局に向けて、さらに年末と噂される解散総選挙に向けて、与党がどのような動きを見せるのか。野党がどのように反撃をするのか。主たるプレイヤーたちはまだ死んではいない。
2378
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:29:52
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590301000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_135
民進 改選議席の47に届かず30余りか
7月11日 1時25分
民進党は、岡田代表が進退をかけていた三重選挙区で議席を維持しましたが、全体では改選議席の47議席に届かず、30議席余りの獲得にとどまる見通しです。
民進党の岡田代表は党本部で記者会見し、選挙結果について、「17人しか当選できなかった前回、3年前は底だった。今回は1人区でも当選できたところもあり、かなり増えたことは間違いない」と述べました。
また、岡田氏は、記者団が選挙で敗北したという認識はないかと質問したのに対し、「ガチンコで戦って敗れたらしかたないが、安倍総理大臣は逃げて逃げて戦いにならず、すっきりしない。安倍総理大臣は、もう少し堂々と議論すべきだった」と述べました。
そのうえで、岡田氏は選挙結果を受けたみずからの進退について、「今はまだ、選挙が終わったところなので、次の代表選挙については、これからしっかりと考えていきたい。白紙だ」と述べ、9月末までとなっている今の任期までは代表を続投するとしたうえで、次の代表選挙に立候補するかどうかは今後、検討する考えを強調しました。
一方、岡田氏は東京都知事選挙への対応について、「野党側から何人も候補者が出るようなことになれば、とても勝負にならないので、勝つためにも野党4党の枠組みは大事だ」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590331000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_134
維新・松井代表「非常に厳しい戦いだった」
7月11日 1時47分
おおさか維新の会の松井代表は、NHKの開票速報番組で、「与党の圧勝だと感じており、野党の一員としては非常に厳しい戦いだった」と述べました。
そのうえで、松井氏は、今後の与党との関係について、「是々非々だ。アベノミクスでは、規制を緩和して、新しい産業を興すことについては非常に後ろ向きなので、国会で、さまざまな質問や提案をしていきたい。また、政治家のお金の使い方を納税者が納得できる形に変えるため、政治資金規正法の改正に取り組みたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590291000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_136
生活・小沢代表「国民が認める受け皿のグループ化を」
7月11日 1時02分
生活の党の小沢代表は東京都内で記者会見し、「選挙結果を見ると、国民が、まだ自民・公明両党に代わる政権の受け皿となるほどには、野党の態勢ができていないと、受け止めているのではないか。国民が期待し、認めてくれる受け皿のグループ化を、どうやって進めていくかは、今後の大きな課題だ。もっと密接な統一体を、国民は期待しているのではないか」と述べました。
2379
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:32:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590261000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_137
亡くなった人に投票所入場券を誤送付 北海道 釧路
7月11日 0時26分
10日、投票が行われた参議院選挙で、北海道釧路市の選挙管理委員会が、すでに亡くなっている12人に誤って投票所の入場券を郵送していたことが分かりました。いずれも使われた形跡はないということで、選挙管理委員会は詳しい原因を調べています。
釧路市選挙管理委員会によりますと、10日午後、投票に訪れた有権者から「亡くなった家族に入場券が届いた」と指摘がありました。
詳しく調べたところ、投票所の入場券を作った先月10日の時点ですでに亡くなっていた合わせて12人に、誤って入場券を郵送していたことが分かりました。そして、すべての投票所で調査した結果、入場券が使われた形跡はなかったということです。
ミスについて、選挙管理委員会は専用のコンピューターに住民基本台帳のデータを取り込んで有権者を確定させる際、何らかの原因で誤ったデータが取り込まれたようだと説明し、詳しい原因を調べています。
釧路市選挙管理委員会の板橋重幸事務局長は「あってはならないことが起きてしまい、大変申し訳ありません。再発防止に向けて原因究明を徹底したい」と陳謝しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590251000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_138
こころ・中山代表「進退について相談して決めたい」
7月11日 0時23分
日本のこころを大切にする党の中山代表は党本部で記者団に対し、「新しい人が入ってこない可能性があると思っている。どのような党なのかを知ってもらうだけの段階には、いかなかった。進退については所属議員と相談して決めたい」と述べました。
また、中山氏は憲法改正について、「いろいろなかたちの改正が考えられるので、即改正となることはまずない。本来の憲法はどうあるべきかといった議論が、これから始まるのであれば、大変結構なことだと思う」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590241000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_139
参院選 悪天候で投票箱回収遅れる 鹿児島 十島村
7月11日 0時13分
鹿児島県のトカラ列島の島々からなる十島村では今回の参議院議員選挙と県知事選挙について、今月7日に繰り上げ投票が行われましたが、悪天候のため投票箱の回収が遅れ、この影響で県全体の開票結果の確定が11日朝にずれ込む見通しとなっています。
鹿児島県選挙管理委員会によりますと、今回の参議院議員選挙と県知事選挙の投票について、十島村の平島、悪石島、小宝島、宝島の4つの島では今月7日に繰り上げて行われ、合わせて181人が投票しました。
4つの島の投票箱は、この日に村営のフェリーで回収する予定でしたが、悪天候で波が高かったためできず、10日になってすべて回収できたということです。
投票箱はフェリーで鹿児島港に向けて運搬されていますが、選挙管理委員会によりますと、到着は11日午前3時ごろになる見通しで、鹿児島県では県全体の開票結果の確定が遅れて、11日朝にずれ込む見通しだということです。
2380
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:39:22
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590211000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_142
参院選 全国45の選挙区の議席固まる
7月10日 23時59分
全国45の選挙区の議席が固まりました。当選、または当選確実となっているのは自民党が追加公認した無所属の1人を含めて37議席、民進党が21議席、公明党が7議席、共産党が1議席、おおさか維新の会が3議席、無所属が4議席となっています。社民党、日本のこころを大切にする党、新党改革は選挙区で議席を獲得できませんでした。
定員1人の選挙区は
全国に32ある定員が1人の1人区では、自民党が21議席を獲得しました。
選挙戦全体の勝敗の鍵を握るとされた、定員が1人の1人区では全国32のすべての選挙区で、自民党の候補と、民進党や共産党など野党4党の統一候補らが対決する構図となりました。
その結果、自民党は滋賀や岡山など21の選挙区で議席を獲得しました。
一方、野党4党の統一候補は福島や新潟など11議席を獲得しました。議席を獲得した野党4党の統一候補のうち、民進党の公認候補が7議席、無所属が4議席となっています。
1人区を巡っては前回、3年前の選挙では31のうち29議席を、6年前は、29のうち21議席を、いずれも自民党が獲得しています。
定員2人以上の選挙区は
全国に13ある定員が2人以上の選挙区で、自民党は追加公認した無所属の1人を含め合わせて16議席を獲得しました。
また、公明党は定員が3人以上の7つの選挙区に候補を擁立し、すべてで議席を獲得しました。
一方、民進党は定員が4人の愛知や3人の北海道、それに前回、3年前に旧民主党が議席を確保できなかった東京で、それぞれ2議席を獲得するなど、合わせて14議席を確保しました。
共産党は前回に続いて、東京で1議席を獲得しました。
おおさか維新の会は、大阪と兵庫で合わせて3議席を獲得しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590171000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_144
改革・荒井代表「大変厳しい状況 力不足を反省」
7月10日 23時19分
新党改革の荒井代表は10日午後10時ごろ、記者会見し、「大変厳しい状況で、私の代表としての力不足を反省している。本当に特別な候補者をそろえたが、彼らの提案や、やってきたこと、これからやろうとすることが国民に浸透しきれなかったとすれば、党を預かって、代表としてやってきた私の反省事項だ」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590231000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_141
共産・志位委員長「野党共闘は大きな成果」
7月11日 0時04分
共産党の志位委員長はNHKの開票速報番組で、野党4党が32ある1人区のすべてで候補者を一本化したことについて、「最初のチャレンジとしては大きな成果が挙がったのではないかと思っているので、ぜひ、発展させていきたい。今度の結果を踏まえて、野党共闘の内容面も、さらに豊かにして、次の衆議院選挙では、さらに大きな成果を挙げるべく、努力したい」と述べました。
2381
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:41:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590121000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_146
社民・吉田代表「野党一本化で党の独自性発揮できず」
7月10日 22時40分
社民党の吉田党首は党本部で記者会見し、「目標の2議席獲得は厳しいかなという思いがある。32の1人区で、野党4党で候補者の一本化の努力をしたが、社民党の独自性をなかなか発揮できなかった。安倍総理大臣は、改憲について、街頭演説などで話しておらず、争点隠しをしている。改憲に賛成する政党が参議院全体の3分の2の議席をうかがうとの報道もあるが、国民が認めたものとは考えていない」と述べました。
また、吉田氏は、みずからの進退について、「結果が判明してから、国会議員などと相談して、判断したい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590101000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_147
維新・松井代表 党名変更もありうるとの考え示す
7月10日 22時39分
おおさか維新の会の松井代表は大阪市内で記者会見し、今回の選挙結果について、「関西で一定の評価を受けたのは大阪府議会、大阪市議会、堺市議会、そして各市町村議会の議員が身分にしがみつくことなく、議会でやるべきことをやってきたということだ。関西以外に支持を広げるためには国政で、国会議員団が選挙で約束したことを実行していくしかない。今回の選挙で、政治資金規正法の改正のための法案を提出するという約束をしたので、次の国会で提出して、オープンな場所で議論したい」と述べました。
また、橋下前大阪市長が政界を引退した影響については、「今回、代表として戦い、橋下のカリスマ的な影響力をひしひしと感じた。橋下とは比べものにならないくらい、力不足を感じた」と述べました。
さらに、おおさか維新の会の党名について、大阪の地名がついているため、全国で浸透しにくいという指摘が出ていることについて、「『大阪』というネーミングが不利だと言われたが、今回の選挙では大阪の改革を広げるために、この名前にこだわり続けた。票につながっていないが、大阪でどういう改革をやってきたか、説明できた。ただ、これ以上、名前にこだわると、大阪だけが大事なのかと思われるかもしれない」と述べ、今後、執行部や地方議員と協議したうえで、党名を変更することもありうるという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590111000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_148
公明 7つの選挙区すべてで議席獲得 過去最多
7月10日 22時36分
公明党は、公認候補を擁立した7つの選挙区すべてで議席を獲得し、選挙区で獲得した議席としてはこれまでで最も多かった昭和58年と平成4年の6議席を上回り、過去最多となりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590081000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_149
安倍首相 自公で61議席以上獲得でほっとしている
7月10日 22時20分
安倍総理大臣は民放の開票速報番組で、「まずは、改選議席の過半数である自民党と公明党で61議席以上を獲得することができて、ほっとしている。『アベノミクスをしっかりと加速せよ』ということだと思うので、この国民の期待に応えていきたいと考えている」と述べました。
2382
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:44:02
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590071000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_150
生活 小沢代表 野党はさらなる大同団結を
7月10日 22時18分
生活の党の小沢代表は東京都内で記者会見し、「野党が本当にしっかりと緊密な連携をしなければならない。もし、このまま、与党と憲法改正に賛成する政党で、参議院全体の3分の2の議席を取ることになれば、『1人区』での野党の統一候補はできたけれども、それは第1段階であって、『もっと大同団結をしなければだめだ』ということになってくると思う」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590371000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_133
社民・吉田党首「身の処し方は相談して決めたい」
7月11日 2時14分
社民党の党首で現職の吉田忠智氏の落選が確実になりました。吉田党首は党本部で記者会見し、みずからの落選が確実になったことについて、「社民党の政策を自信と確信を持って打ち出したが、国民に十分ご理解いただけなかった。ただ、憲法も大きな争点であるにもかかわらず、安倍総理大臣が語らなかったということと、本質的なアベノミクスの問題点も十分に議論されなかったことも一因だと思っている」と述べました。
そのうえで、吉田氏は「私が議員でなくなるのは紛れもない事実で、改選前の2議席が1議席になったという点で、党首として責任がある。今後の身の処し方については国会議員などと相談して決めたい」と述べました。
吉田氏は60歳、大分県職員や大分県議会議員を経て、平成22年の参議院選挙の比例代表に立候補し、初当選しました。平成25年には、福島前党首の辞任を受けて、党首に就任しました。吉田氏は、ことし5月、今後の党運営を巡り、民進党との合流も選択肢の1つだという考えを示しましたが、党内から強い異論が出て撤回に追い込まれました。吉田氏は地元、大分県を中心に支持を訴えましたが、浸透せず、落選が確実になりました。
また、又市幹事長は「国会議員でなくなるから、党首の資格がなくなるわけではなく、党の常任幹事会でしっかり議論したい。全国の意見を聞く必要がある。各都道府県連で総括をしっかりやってもらい、9月の全国幹事長会議で意見を聞くことにしたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590391000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_132
参院選投票率54.70% NHKまとめ
7月11日 3時13分
NHKのまとめによりますと、参議院選挙の投票率は54.70%で、前回3年前の投票率より2.09ポイント高くなっています。
2383
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:50:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589981000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_157
18歳と19歳の有権者 出口調査の結果
7月10日 20時38分
今回の参議院選挙から、選挙権が得られる年齢が18歳に引き下げられ、出口調査では、投票に訪れた18歳と19歳の人たちからも回答を得ました。
それによりますと、比例代表では、自民党に投票した人と答えた人が42%と最も多く、次いで民進党が20%、公明党が10%などとなっています。
安倍政権の経済政策=アベノミクスについて、「大いに評価する」、「ある程度評価する」と答えた人は合わせて64%で、「あまり評価しない」、「まったく評価しない」と答えた人は合わせて36%でした。
また、今の憲法について、「改正する必要がある」と答えた人は22%、「改正する必要はない」が26%、「どちらともいえない」が52%でした。
さらに、消費税率引き上げの再延期による財政再建や社会保障への影響を聞いたところ、「大いに不安に感じる」、「ある程度不安に感じる」と答えた人は合わせて69%、「あまり不安に感じない」、「まったく不安に感じない」と答えた人は合わせて31%でした。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589971000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_158
注目の6つの複数区 出口調査の結果
7月10日 20時35分
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、全国およそ1700か所の投票所で、投票を終えた有権者20万人余りを対象に出口調査を行い、およそ70%に当たる14万人余りから回答を得ました。定員が複数の選挙区のうち注目される6つの選挙区の調査結果です。
東京選挙区
東京選挙区は定員が5から6に増え、全国で最も多い定員です。自民党と民進党がそれぞれ2人を擁立するなど31人が立候補しています。東京都の舛添前知事が辞職し、選挙戦への影響も注目されました。
民進党現職の蓮舫さんと自民党現職の中川さん、公明党現職の竹谷さんが優勢です。共産党新人の山添さんがほかの候補を引き離す勢いです。残る2議席を巡って、自民党新人の朝日さん、民進党現職の小川さん、おおさか維新の会の元議員の田中さんの3人が争っています。
大阪選挙区
大阪選挙区は定員は4です。おおさか維新の会は2人を擁立し、複数議席の獲得を目指しています。前回・3年前の選挙で議席を得た共産党が今回も議席を獲得できるか、また、前回議席を失った民進党が、今回は議席を得られるのかも焦点です。
自民党新人の松川さん、おおさか維新の会の新人、浅田さん、おおさか維新の会の新人の高木さん、公明党現職の石川さんが優勢です。
兵庫選挙区
兵庫選挙区は今回から定員が2から3に増えました。公明党が24年ぶりに候補者を擁立し、激しい戦いとなりました。
自民党現職の末松さんが優勢、おおさか維新の会の新人、片山さんがやや優勢です。残る1議席を巡って、公明党新人の伊藤さんと民進党現職の水岡さんが競り合っています。
愛知選挙区
愛知選挙区は定員が3から4に増えました。自民・公明の与党で2議席の獲得を目指しているのに対し、民進党は2人を擁立して6年ぶりの複数議席の獲得を目指しています。
自民党現職の藤川さんが極めて優勢、民進党新人の伊藤さん、民進党現職の斎藤さん、公明党新人の里見さんが優勢となっています。
北海道選挙区
北海道選挙区は定員が2から3に増えました。これまで2議席を自民党と旧民主党で分け合ってきましたが、今回は、自民党と民進党がそれぞれ2人を擁立し、複数議席の獲得を目指します。
自民党現職の長谷川さんが優勢です。残る2議席を巡って、民進党現職の徳永さん、自民党新人の柿木さん、民進党新人の鉢呂さんの3人が競り合っています。
神奈川選挙区
神奈川選挙区は定員は4です。12人が立候補する激戦となり、2人を擁立した民進党が複数議席を獲得できるか、共産党が18年ぶりに議席を確保できるかが焦点です。
自民党現職の三原さんと公明党新人の三浦さんが優勢です。残る2議席を巡って、民進党の元議員、真山さん、無所属の現職、中西さん、共産党新人の浅賀さん、民進党現職の金子さんの4人が競り合っています。
2384
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:52:42
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589961000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_159
注目の8つの1人区 出口調査の結果
7月10日 20時26分
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、全国およそ1700か所の投票所で、投票を終えた有権者20万人余りを対象に出口調査を行い、およそ70%に当たる14万人余りから回答を得ました。このうち注目される8つの1人区の調査結果です。
三重選挙区
三重選挙区は定員は1です。民進党の岡田代表の地元です。岡田代表は党の公認候補が敗れた場合、代表を退く考えを示していて、民進党が議席を守れるかが焦点となっています。民進党現職の芝さんと自民党新人の山本さんが競り合っています。
福島選挙区
福島選挙区は前回の選挙から定員が2から1になりました。現職どうしの争いとなり、自民党の現職で法務大臣を務める岩城さんが議席を守れるかが焦点となっています。自民党現職の岩城さんと民進党現職の増子さんが競り合っています。
沖縄選挙区
沖縄選挙区は定員は1です。普天間基地の移設問題を巡って、政府と沖縄県の対立が続くなか、自民党の現職で沖縄・北方担当大臣を務める島尻さんと、沖縄県の翁長知事が全面的に支援する無所属の新人・伊波さんが激しい選挙戦を繰り広げました。無所属の新人の伊波さんが極めて優勢です。
長野選挙区
長野選挙区は定員が2から1に減りました。自民党の現職に対し、元ニュースキャスターの民進党新人が挑む構図となりました。民進党新人の杉尾さんがやや優勢です。
鳥取島根選挙区
鳥取島根選挙区は1票の格差を是正するため、隣接する2つの県を1つの選挙区にする、いわゆる「合区」が初めて導入され、定員は、2つの県で1となっています。自民党現職の青木さんが極めて優勢です。
徳島高知選挙区
徳島高知選挙区も「合区」が初めて導入され、定員は2つの県で1となりました。自民党現職の中西さんと無所属で新人の大西さんが競り合っています。
熊本選挙区
熊本選挙区は定員は1です。一連の熊本地震の影響が残る中での選挙戦となりました。自民党現職の松村さんが極めて優勢です。
大分選挙区
大分選挙区は定員は1です。民進党の現職に対し、自民党の新人が挑む構図となり、激しい選挙戦を繰り広げました。自民党新人の古庄さんと民進党現職の足立さんが競り合っています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589931000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_160
参院選 投票終了 午後6時現在の投票率 前回下回る
7月10日 20時08分
第24回参議院選挙の投票は10日午後8時で締め切られました。総務省がまとめた午後6時現在の全国の投票率は32.49%と、前回3年前の選挙より0.15ポイント低くなっています。
参議院選挙の投票は繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から、全国およそ4万8000か所の投票所で行われ、午後8時で締め切られました。
総務省がまとめた午後6時現在の全国の投票率は32.49%で、前回3年前の選挙より0.15ポイント低くなっています。男女別では男性が33.79%、女性が31.27%となっています。
一方、総務省は今回の参議院選挙の期日前投票について、全国の都道府県を通じて結果をまとめ、速報として発表しました。それによりますと、期日前投票を済ませた人は1598万6898人で、有権者の15.00%が9日までに投票を済ませたことになります。これは、前回3年前の選挙と比べると、投票日数が1日多いものの、303万人余り、率にして23.46%増え、過去最高となりました。
参議院選挙の投票は午後8時で締め切られて即日開票され、10日夜、大勢が判明する見通しです。
2385
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:54:00
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590011000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_155
参院選 午後7時半現在の投票率36.14% 前回下回る
7月10日 21時06分
参議院選挙の投票は締め切られ、総務省がまとめた10日午後7時半現在の全国の投票率は36.14%と、前回3年前の選挙より0.48ポイント低くなっています。
参議院選挙の投票は繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から、全国およそ4万8000か所の投票所で行われ、午後8時で締め切られました。
総務省がまとめた午後7時半現在の全国の投票率は36.14%で、前回3年前の選挙より0.48ポイント低くなっています。
男女別では男性が37.35%、女性が35.01%となっています。
各都道府県の投票率は最も高いのが山形県の44.08%、次いで新潟県の43.13%、三重県の41.37%などとなっています。逆に最も低いのが、秋田県の30.28%、次いで高知県の31.22%、群馬県の31.84%などとなっています。
一方、総務省は今回の参議院選挙の期日前投票について、全国の都道府県を通じて結果をまとめ、速報として発表しました。それによりますと、期日前投票を済ませた人は1598万6898人で、有権者の15.00%が9日までに投票を済ませたことになります。これは前回3年前の選挙と比べると、投票日数が1日多いものの、303万人余り、率にして23.46%増え、過去最高となりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590001000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_156
自民・公明 改選議席の過半数の61議席以上 確実な情勢
7月10日 21時03分
10日に投票が行われた参議院選挙で、自民・公明両党は、目標としていた改選議席の過半数の61議席以上を確保することが確実な情勢です。また、自民・公明両党と、おおさか維新の会など憲法改正に賛成する政党の合計は、参議院全体の3分の2の議席を占めることになる、78議席をうかがう情勢です。さらに、自民党は、単独過半数に必要な57議席をうかがう情勢です。一方、民進党は、前回・3年前に旧民主党が獲得した17議席は上回るものの、30議席前後にとどまる見通しです。
自民党の茂木選挙対策委員長は午後8時すぎにNHKの開票速報番組で、「選挙戦を通じて、いい感触を持っており、目標としてきた与党で改選議席の過半数の61議席以上は達成できると思っている。また、わが党として27年ぶりとなる、参議院の単独過半数に必要な57議席も視野に入ってきており、アベノミクスをさらに進めてほしいという有権者の判断だと思っている」と述べました。
一方、民進党は、前回・3年前に旧民主党が獲得した17議席は上回るものの、30議席前後にとどまる見通しです。民進党の玄葉選挙対策委員長はNHKの開票速報番組で、「まだ開票が始まったばかりで大激戦の選挙区が多い。特に『1人区』などをしっかり見守っていきたい。全国で32ある『1人区』のうち、12程度の選挙区でかなりの接戦となっていて、前回3年前と比較すると接戦が多いことを考えれば、野党4党の統一候補が実現したことは、一定の効果があった。ただ、勝ちきらないといけないので、いろいろな意味で、検証して再整理する必要がある」と述べました。
2386
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:56:07
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589891000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_161
自公 改選議席の過半数の61議席以上 確実な情勢
7月10日 20時00分
NHKが、投票を終えた全国の有権者を対象に行った出口調査や情勢分析によりますと、自民・公明両党は、目標としていた改選議席の過半数の61議席以上を確保することが確実な情勢です。また、自民・公明両党と、おおさか維新の会など憲法改正に賛成する政党の合計は、参議院全体の3分の2の議席を占めることになる、78議席をうかがう情勢です。さらに、自民党は、単独過半数に必要な57議席をうかがう情勢です。一方、民進党は、前回・3年前に旧民主党が獲得した17議席は上回るものの、30議席前後にとどまる見通しです。
NHKは、有権者の投票行動や政治意識を探るため、投票日の10日、全国のおよそ1700か所の投票所で、投票を終えた有権者20万人余りを対象に出口調査を行い、70%に当たる、およそ14万人から回答を得ました。
出口調査や情勢分析の結果、自民・公明両党は合わせて67議席から76議席を獲得する見通しで、目標としていた改選議席の過半数の61議席以上を確保することが確実な情勢です。このうち、自民党は54議席から61議席を獲得する見通しで、平成元年の参議院選挙で過半数を失って以来27年ぶりとなる、単独過半数に必要な57議席をうかがう情勢です。
公明党は13議席から15議席を獲得する見通しです。
これに対し、民進党は26議席から32議席を獲得し、前回・3年前に旧民主党が獲得した17議席は上回るものの、改選議席の47議席を下回り、30議席前後にとどまる見通しです。
共産党は5議席から8議席、おおさか維新の会は6議席から9議席を、それぞれ獲得する見通しです。
社民党は1議席を獲得する可能性があります。
生活の党は1議席を獲得するかどうか微妙な情勢です。
日本のこころを大切にする党と新党改革は議席の獲得は厳しい情勢です。
無所属の候補は3議席から5議席を獲得する見通しです。
一方、自民・公明両党に、憲法改正に賛成する、おおさか維新の会と日本のこころを大切にする党を加えた4党の獲得議席の合計は75議席から85議席になる見通しで、憲法改正の発議に必要な参議院全体の3分の2の議席を占めることになる78議席をうかがう情勢です。
選挙区
このうち、定員73の選挙区では、自民党は37議席から41議席、民進党は16議席から20議席、公明党は6議席から7議席、共産党は1議席から2議席、おおさか維新の会は3議席から4議席をそれぞれ獲得する見通しです。社民党、日本のこころを大切にする党、新党改革はいずれも選挙区での議席の獲得は厳しい情勢です。無所属の候補は3議席から5議席を獲得する見通しです。
比例代表
一方、定員48の比例代表では、自民党は17議席から20議席、民進党は10議席から12議席、公明党は6議席から8議席、共産党は4議席から6議席、おおさか維新の会は3議席から5議席をそれぞれ獲得する見通しです。社民党は1議席を獲得する可能性があります。生活の党は1議席を獲得するかどうか微妙な情勢です。日本のこころを大切にする党と、新党改革は議席の獲得は厳しい情勢です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590031000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_154
民進 改選議席の47議席に届かないこと確実に
7月10日 21時40分
民進党は、前回・3年前に旧民主党が獲得した17議席を上回りました。ただ、得票は伸び悩んでおり、改選議席の47議席に届かないことが確実になりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590041000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_153
自民 谷垣幹事長 目標達成できてほっとしている
7月10日 21時53分
自民党の谷垣幹事長は、午後9時半すぎNHKの開票速報番組で、自民・公明両党で改選議席の過半数の61議席を獲得したことについて、「目標が達成できたので、その点ではほっとしている」と述べました。
また、秋に取りまとめる経済対策について、「イギリスがEUからの離脱を決めるなど、国際的な経済環境は厳しいものがあるので、思い切った手を打っていかなければいけない。いちばん大事なことは、構造改革を行い、必要なところに投資が進められるようにし、社会保障への好循環に結びつけていくことだ」と述べました。
2387
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 22:56:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589801000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_162
参院選 午後4時現在の投票率27.25% 前回上回る
7月10日 19時09分
第24回参議院選挙は、10日朝から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後4時現在の全国の投票率は27.25%と、前回3年前の選挙より0.04ポイント高くなっています。
参議院選挙は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、10日午前7時から全国およそ4万8000か所の投票所で投票が行われています。総務省がまとめた午後4時現在の全国の投票率は27.25%で、前回3年前の選挙より0.04ポイント高くなっています。
男女別では、男性が28.71%、女性が25.90%となっています。各都道府県の投票率は、最も高いのが山形県の33.79%、次いで新潟県の33.57%、三重県の33.24%などとなっています。逆に最も低いのが、埼玉県の22.66%、次いで千葉県の22.72%、沖縄県の24.56%などとなっています。
一方、総務省は今回の参議院選挙の期日前投票について、全国の都道府県を通じて結果をまとめ、速報として発表しました。それによりますと、期日前投票を済ませた人は1598万6898人で、有権者の15.00%が9日までに投票を済ませたことになります。これは前回3年前の選挙と比べると、投票日数が1日多いものの、303万人余り、率にして23.46%増え、過去最高となりました。
投票は一部の投票所を除き午後8時に締め切られて即日開票され、10日夜、大勢が判明する見通しです。
18歳と19歳も投票
今回の参議院選挙は選挙権を得られる年齢が18歳に引き下げられてから初めての国政選挙です。
東日本大震災の被災地・岩手県山田町でも18歳の高校生が1票を投じていました。選挙権を得られる年齢の引き下げに伴い、岩手県内では先月21日現在で18歳と19歳の合わせて2万3842人が新たに有権者となりました。
このうち、いずれも県立山田高校に通う山田町の18歳、山崎栞さんと芳賀紀子さんの2人は、制服姿で公民館に設けられた投票所を訪れました。
投票所で2人は、岩手選挙区と比例代表の投票用紙を受け取って、それぞれに初めての1票を投じていました。2人は小学6年の時に震災を経験し、津波で大きな被害を受けた町の復興につなげたいという思いで投票を行ったということです。投票を終えた山崎さんは「初めは1票で何も変わらないのではないかとも感じましたが、行動が大切だと思い選挙に参加しました。選挙を通じて復興が進み、町に住む人が増えてくれればと思います」と話していました。
奈良県内の投票所には選挙権を得た10代の高校生や大学生が訪れ、初めての1票を投じました。このうち奈良市の富雄中学校の体育館には朝から高校生や大学生が投票に訪れました。
初めての投票を終えた18歳の男子高校生は「学校で友達とも選挙について話すなどしていたので、有権者として投票に来ようと思いました」と話していました。19歳の女子大学生は「自分が投票した人が本当にふさわしい人なのか分からなくて、1票の重みを強く感じました。当選した人には大学の学費を減らしてもらいたいです」と話していました。
合区で有権者から不満の声も
今回の参議院選挙では隣接する2つの県の選挙区を1つにするいわゆる「合区」が初めて導入され、合区となった鳥取県や島根県では、有権者から「候補者との距離が遠くなった」などと不満の声も聞かれました。
今回の参議院選挙では1票の格差を是正するため、鳥取県と島根県、徳島県と高知県をそれぞれ1つの選挙区にする、いわゆる「合区」が初めて導入されました。
このうち、鳥取市の日進小学校の体育館に設けられた投票所では、有権者が次々に訪れ1票を投じていました。投票した60代の女性は「選挙期間中、候補者の顔を見られなかったのが不満だった」と話し、40代の女性は「合区になって候補者との距離が遠くなった気がする」などと話していました。
島根県側では、安来市の20代の女性が「同じ山陰地方でも、抱えている問題は県ごとに違うので、それぞれの県にふさわしい代表を選べない合区はあまりよくない」と話すなど有権者からは不満の声も聞かれました。一方、松江市の30代の男性からは「人口が減っていることを考えると、合区はしかたがないという思いもあります」という意見も聞かれました。
2388
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名無しさん
:2016/07/16(土) 22:57:56
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590051000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_152
民進 枝野幹事長 統一候補は一定の成果あった
7月10日 21時53分
民進党の枝野幹事長は、午後9時半前NHKの開票速報番組で、「なんとか、いま競っているところを勝ちきってもらいたい。どん底のところから、反転攻勢の1歩目、2歩目は踏み出せたと思うが、それをできるだけ大きなストライドにしたい。アベノミクスについて、安倍政権から対案がないというレッテル貼りをされ、われわれは対案を持って訴えたつもりだが、それをはね返すだけの活動が足りなかったので、さらに徹底していきたい」と述べました。
また、枝野氏は、全国32の『1人区』で実現した野党4党の統一候補について、「『1人区』で競っているところがあるという状況は、一本化の流れにより、安倍政治に不安を持つ皆さんが、受け皿として期待していただいたからだと思う。一定の成果があったと思っていて、結果などを分析して、今後に生かしていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590411000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_131
青森市 不在者投票者を二重に入力するミス
7月11日 3時48分
10日、投票が行われた参議院選挙の青森市の開票作業で、不在者投票をした2000人余りについて、誤って二重に入力するミスがあり、市の選挙管理委員会は一度発表した確定投票率を訂正しました。開票結果に影響はありませんでした。
青森市選挙管理委員会によりますと、開票作業からおよそ2時間後に、実際に開票した票数が投票者の数より少ないことに職員が気付き、詳しく調べたところ、不在者投票を行った2000人余りについて、誤って二重にパソコンに入力していたことが分かったということです。このため、選挙管理委員会は、すでに発表していた確定投票率を訂正しました。開票結果に影響はありませんでした。
投票者数の入力作業は2人で行っていましたが、ミスに気付かなかったということです。
青森市選挙管理委員会の村上力次長は「職員がパソコンに数字を入力する際のチェック態勢が十分ではなかった。今後は二重にチェックを行うなどして再発防止に努めたい」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590421000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_130
参院選 公明が14議席獲得 過去最多に並ぶ
7月11日 3時52分
公明党は、これまでに14議席を獲得し、過去の参議院選挙で最も多かった獲得議席に並びました。
公明党の獲得議席は、これまでに選挙区で7議席、比例代表で7議席の合わせて14議席となっています。
過去の参議院選挙で、公明党が最も多くの議席を獲得したのは昭和49年、52年、58年それに平成4年の14議席で、今回はこれに並びました。
2389
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:01:04
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010590021000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_127
自公が改選議席の過半数 改憲に前向きな勢力3分の2に
7月11日 4時33分
10日、投票が行われた参議院選挙で、自民・公明両党は目標としていた改選議席の過半数の61議席を上回りました。また自民・公明両党と、おおさか維新の会の獲得議席と非改選の日本のこころを大切にする党や憲法改正に前向きな無所属の議員を含めると参議院全体の3分の2の議席を占めることになりました。
安倍総理大臣は憲法改正について、「自民党は、そもそも憲法改正をするということで立党しており、私たちの憲法改正草案は示している。ただ、自民党で3分の2を得ているわけではなく、自民・公明両党で3分の2を得ているわけでもない。これからは、いよいよ国会の憲法審査会に、議論の場がしっかりと移っていき、そこで議論し、どの条文をどのように変えていくかということに集約されていくことになるだろうと思っている」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160710/k10010589841000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_126
参院選 投票用紙交付ミス 全国19市町で236人に
7月11日 4時40分
10日、投票が行われた参議院選挙で、全国19の市と町で投票所の担当者が選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡すなどのミスがありました。誤った用紙を渡されたのは合わせて236人で、各地の選挙管理委員会によりますと、投票が無効になるおそれがあるということです。
このうち、大阪・和泉市では有権者39人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡したほか、別の投票所で14人に比例代表用の投票用紙として選挙区用の投票用紙を誤って渡すミスがあったということです。
箕面市でも5人に選挙区と比例代表の投票用紙を逆に渡すミスがあったということです。
岐阜県羽島市では、市の職員が31人に選挙区と比例代表の投票用紙を取り違えて渡すミスがありました。投票用紙は選挙区が黄、比例代表が白に色分けされていますが、投票用紙を交付する機械に逆にセットしたことが原因だということです。
愛媛県上島町では瀬戸内海の岩城島の投票所で、有権者に20人に選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に渡していたということです。町の職員が投票用紙を逆の場所に置いていたのがミスの原因だということです。
このほか、神奈川県の愛川町で19人、横浜市で15人に。福島県の郡山市で19人、会津美里町で2人に。埼玉県飯能市で15人に。青森県のつがる市で12人、五所川原市で7人、野辺地町で5人に。奈良県桜井市で12人に。北海道旭川市で9人に。長野県須坂市で5人に。石川県珠洲市で3人に。高知県四万十市で2人に。山形県河北町と千葉市稲毛区でそれぞれ1人に誤った投票用紙を渡すミスがあったということです。
合わせて19の市と町で236人に上り、有権者が投票用紙が誤っていることに気付かず、選挙区の投票用紙に政党名などを書いたり、比例代表の投票用紙に選挙区の候補者名を書いたりしていた場合、投票は無効になります。
このため、それぞれの選挙管理委員会ではミスを謝罪するとともに、再発防止を図るとしています。
こうした投票用紙の交付ミスは、おととしの衆議院選挙でも相次いでいます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590531000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_124
参院選 121の改選議席すべて決まる
7月11日 6時18分
参議院選挙は選挙区と比例代表を合わせた121の改選議席がすべて決まりました。
各党の獲得議席です。
自民党は選挙区が追加公認された無所属の1人を含め、37議席、比例代表が19議席で合わせて56議席。
民進党は選挙区が21議席、比例代表が11議席で合わせて32議席。
公明党は選挙区が7議席、比例代表が7議席で合わせて14議席。
共産党は選挙区で1議席、比例代表が5議席で合わせて6議席。
おおさか維新の会は選挙区が3議席、比例代表が4議席で合わせて7議席。
社民党は比例代表で1議席。
生活の党は比例代表で1議席。
無所属は4議席となりました。
日本のこころを大切にする党、新党改革は議席を獲得できませんでした。
2390
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:02:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590381000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_125
参院選ツイッター分析 候補者の投稿数最多は共産
7月11日 5時13分
今回の参議院選挙で、候補者が選挙期間中にインターネットのツイッターに投稿した件数を党派別に集計すると、最も投稿数が多かったのは共産党でした。一方、ツイッターの利用者全体で政党名を含む投稿を見ると、最も関心を集めていたのは自民党となっています。
NHKでは今回の参議院選挙で、ネットを活用した選挙運動がどのように行われたかを調べるためにデータ分析会社と協力して、参院選の候補者が6月22日の公示から7月9日までの選挙期間中に、ツイッターに投稿した件数を集計しました。
それによりますと、まず、今回の選挙運動にツイッターを活用した候補者は全体のおよそ62%の240人余りで、投稿数の合計は、いわゆるリツイートを除くと合わせておよそ2万8800件、一日当たりの投稿数は、およそ1600件でした。初めてネット選挙が解禁された前回の参議院選挙では1日当たり3000件余りが投稿されましたが、今回は大幅に減って半分余りにとどまりました。
投稿数は共産党が最多
選挙期間中の候補者のツイートの件数を政党別にみると、共産党の候補者は期間中、街頭演説の内容を要約して投稿するなど積極的に情報を発信し、合わせておよそ5900件と最も多く、次いで民進党がおよそ4700件、おおさか維新の会がおよそ3800件、自民党がおよそ3000件、公明党がおよそ2000件で、無所属で立候補した野党4党の統一候補が合わせておよそ1600件などとなっています。
政党名含む投稿で最多は自民党
一方、ツイッターの利用者の政党への関心を見るために、選挙期間中に投稿された、政党名を含むツイートの件数を集計しました。
最も多かったのは自民党で合わせておよそ47万6300件、次いで共産党がおよそ36万6400件、民進党がおよそ26万2000件などとなっています。
自民党の党名を含むツイートの件数は選挙戦が進むにつれて、ほかの政党を引き離し、最終日の9日を見ると、投稿数はおよそ5万3200件となっていました。
政党名を含むツイートには、否定的なものもあるため必ずしも支持の高さを表すものではありませんが、今回の参院選の選挙期間を通じて自民党がソーシャルメディアで高い関心を集めていたと言えそうです。
「憲法」含む投稿 与野党で違い明確
候補者が選挙期間中にインターネットのツイッターに投稿した内容を分析すると、多くの候補者が政策の訴えや集会の案内などに活用していた一方で、憲法改正を巡るテーマについては自民、公明の与党とほかの党とでツイートの内容に差が出ています。
参議院選挙の候補者が6月22日の公示から7月9日までの選挙期間中に、ツイッターに投稿した内容に含まれる単語を分析すると、投稿件数が多かった5つの党の候補者のツイートについて、政治に関する単語を見ると、自民党の候補者は多い順に「地方創生」、「復興」、「政治家」でした。
民進党は「年金」、「憲法」、「アベノミクス」でした。
公明党は「賃金」、「復興」、「教育」でした。
共産党は「改憲」、「憲法」、「野党共闘」でした。
おおさか維新の会は「政治家」、「教育」、「無償化」となっていました。
このうち、「憲法」という単語について見ると、自民党と公明党の候補者の投稿に「憲法」という単語が使われたのは合わせて2件だったのに対し、ほかの3党は共産党が203件、民進党が74件、おおさか維新の会が4件でした。
共産党と民進党の候補者のツイートには憲法改正を巡るテーマが多かったのに対し、与党側にはほとんどなく、違いが明確になっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590541000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_123
参院選 自民 単独過半数確保できず
7月11日 6時20分
自民党は追加公認した無所属の1人を含めて56議席を獲得しましたが、非改選の議席を含め、参議院で単独過半数を確保するのに必要な57議席は確保できませんでした。
自民党は選挙区で追加公認した無所属の1人を含めて37議席、比例代表で19議席の合わせて56議席を獲得しました。
この結果、非改選の議席を含め、参議院で単独過半数を確保するのに必要な57議席は確保できませんでした。
今回の参議院選挙では、自民党が平成元年に当時の宇野内閣の下で行われた選挙で過半数を失って以来、27年ぶりに単独過半数を確保できるかが焦点の1つとなっていました。
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:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:04:18
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590561000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_121
参院選 最終の投票率は54.70%
7月11日 8時14分
総務省のまとめによりますと、10日、投票が行われた参議院選挙の最終の投票率は54.70%で、前回3年前の選挙を2.09ポイント上回りました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590511000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_122
参議院 憲法改正に前向きな勢力が3分の2に
7月11日 6時45分
10日、投票が行われた参議院選挙で、自民・公明両党は目標としていた改選議席の過半数の61議席を上回り、合わせて70議席を獲得しました。また、自民・公明両党と、おおさか維新の会の獲得議席は合わせて77議席となり、非改選の、日本のこころを大切にする党や、憲法改正に前向きな無所属の議員を含めると、改正の発議に必要な参議院全体の3分の2の議席を占めることになりました。
参議院選挙では、選挙区と比例代表を合わせた121の改選議席がすべて決まりました。
各党の獲得議席は、自民党は追加公認した無所属の1人を含めて選挙区が37議席、比例代表が19議席で、合わせて56議席。
民進党は選挙区が21議席、比例代表が11議席で、合わせて32議席。
公明党は選挙区が7議席、比例代表が7議席で、合わせて14議席。
共産党は選挙区が1議席、比例代表が5議席で、合わせて6議席。
おおさか維新の会は選挙区が3議席、比例代表が4議席で合わせて7議席。
社民党は、比例代表で1議席。
生活の党は、比例代表で1議席。
無所属は選挙区で4議席を獲得しました。
日本のこころを大切にする党、新党改革は議席を獲得できませんでした。
この結果、自民・公明両党は、目標としていた改選議席の過半数の61議席を上回り、合わせて70議席を獲得しました。また、自民・公明両党と、おおさか維新の会の獲得議席は合わせて77議席となり、非改選の、日本のこころを大切にする党や、憲法改正に前向きな無所属の議員を含めると、改正の発議に必要な参議院全体の3分の2の議席を占めることになりました。
安倍総理大臣は憲法改正について、「自民党は、そもそも憲法改正をするということで立党しており、私たちの憲法改正草案は示している。ただ、自民党で3分の2を得ているわけではなく、自民・公明両党で3分の2を得ているわけでもない。これからは、いよいよ国会の憲法審査会に議論の場がしっかりと移っていき、そこで議論し、どの条文をどのように変えていくかということに集約されていくことになるだろうと思っている」と述べました。
今回の選挙で、自民党は選挙戦全体の勝敗の鍵を握るとされた、32ある定員が1人の1人区すべてで、民進党や共産党など野党4党の統一候補らと対決する構図となりましたが、21の選挙区で議席を獲得しました。
民進党は、岡田代表が進退をかけていた三重選挙区で議席を維持しましたが、改選議席の47議席には届かず、32議席の獲得にとどまりました。
公明党は選挙区に立候補した7人全員が当選したうえ、過去最多に並ぶ14議席を獲得しました。
共産党は前回3年前の獲得議席である8議席には及びませんでしたが、改選議席を倍増させる6議席を確保しました。
おおさか維新の会は改選議席の2議席を上回る7議席を獲得しました。
社民党は比例代表で1議席を獲得しましたが、吉田党首が落選しました。この結果、国会議員が4人となり、国会議員5人が必要な政党要件の1つを失うことになります。
生活の党は比例代表に5人の候補者を擁立しましたが、1議席にとどまりました。
新党改革は荒井代表が落選し、平成22年の結成以降、確保していた国会の議席を失いました。
2392
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:05:37
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590701000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_119
新党改革 荒井代表 政界引退し党の解散を表明
7月11日 11時23分
新党改革の荒井代表は、今回の参議院選挙で、党の議席を確保できなかった責任を取りたいとして、政界を引退し、党を解散することを明らかにしました。
新党改革は、10日投票が行われた参議院選挙で、比例代表に立候補した荒井代表も含め、議席を獲得することができず、平成22年の結成以降、確保していた国会の議席を失いました。
荒井代表は11日午前に国会内で記者会見し、「当選者を出すことができず、申し訳ないという反省の気持ちでいっぱいだ。党の代表、政治家としての私の力量不足であり、責任を痛感している。常に責任とけじめを心がけたいと思ってきたので、政界から引退する」と述べました。
また、荒井氏は「政党を閉める手続きを、順次進めていきたい。定められた処理や段取りを経て、党は、政治団体としても存在しなくなる」と述べ、党を解散することを明らかにしました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590741000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_117
参院選で初めての投票 高校生たちが感想を発表
7月11日 11時49分
選挙権が得られる年齢が18歳以上になって初めての国政選挙となった今回の参議院選挙。都内の高校では、18歳の生徒らが互いに、投票に初めて参加した感想を述べ合いました。
東京・板橋区にある都立高島高校の3年生のクラスは、11日朝のホームルームの時間に、担任の教諭が5種類の新聞を使いながら、今回の参議院選挙の結果をそれぞれの新聞がどのように伝えたか説明しました。
そのあと、生徒たちが初めての投票に臨んだ感想を発表し「ネットで候補者の政策を見比べて投票した」とか「部活が忙しくて今回は投票に行けなかったが、次回は行こうと思う」など意見を出し合いました。
男子生徒の1人は「模擬投票と違って本番は緊張しました。授業で社会保障について、各候補者の主張を勉強したので、それをもとに投票しました」と話していました。
また女子生徒の1人は「政治家の人たちには口約束でなく、きちんと政策を実現させてほしいです。今後も政治について考えたいと思います」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590811000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_115
官房長官「与党の改選議席過半数超えよかった」
7月11日 12時24分
菅官房長官は午前の記者会見で、「今回の選挙は、自公連立政権と民進党、共産党による民共連携勢力を中心とする野党連合の対決であり、大変厳しい選挙だった。そうしたなかで、安倍総理大臣自身が目標とした自民・公明与党の改選議席の過半数を超えることができて、よかったと思っている」と述べました。
一方、菅官房長官は憲法改正について、「安倍総理大臣は『憲法のどこをどのように改正するかは、憲法審査会で、しっかりと精緻な議論が行われるべきで、最終的には、国民にご判断をいただくものだ』と繰り返し述べており、全くそのとおりだ」と述べました。
また、菅官房長官は、岩城法務大臣と島尻沖縄・北方担当大臣が議席を失ったことについて、「両大臣が敗れたことは大変残念なことだ。ただ、敗れたとはいえ、大臣として、これからも従来どおり、責務を果たしていただきたい」と述べました。そのうえで、記者団が、参議院議員としての任期が切れたあとも続投させるのかと質問したのに対し、「安倍総理大臣は、そのように考えておられる」と述べました。
また、菅官房長官は、秋の臨時国会の召集時期について、「選挙が終わったばかりであり、一呼吸置いて、しっかりと考えながら、対応していきたい」と述べました。さらに、菅官房長官は、内閣改造と自民党の役員人事について、「安倍総理大臣の専権事項であり、安倍総理大臣ご自身が、今度の選挙結果を踏まえて熟慮したうえで方針を決めるのだろうと思う」と述べました。
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:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:08:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010590691000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_113
参院選 女性の当選者が過去最多に
7月11日 14時07分
今回の参議院選挙では女性の当選者が28人となり、これまで最も多かった平成19年の26人を上回り、過去最多となりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591061000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_111
自民比例得票 15年ぶりに2000万票超える
7月11日 15時27分
自民党の比例代表での得票は2011万票余りとなり、小泉内閣の時に行われた平成13年の参議院選挙以来、15年ぶりに2000万票を超えました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591251000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_108
参院選受け 経済界からは「経済政策優先を」
7月11日 17時22分
参議院選挙の結果を受けて、経済界からは経済政策を優先的に取り組むよう求める声が上がっています。
経団連の榊原会長は定例の記者会見で「安定した政治の下で、アベノミクスを一層強力に進めてほしいという期待が結果に表れたと思う。今最も重要な課題は、デフレ脱却、経済再生なので消費や投資を促す取り組みのほか、規制の撤廃などをしっかり進めてほしい。憲法改正の論議に前のめりになって、経済対策が脇に置かれることがないようにしてほしい」と述べ、経済政策に最優先に取り組むよう求めました。
経済同友会の小林代表幹事は記者団に対し、「今後は国の財政健全化や新しい産業、新しい経済を生むための労働法制を含めた、規制改革などへの政府の取り組みが焦点になる」と述べました。
また、小林代表幹事は「今回の参議院選挙で憲法改正を目指す勢力が3分の2を超えたが、憲法改正についてはさまざまな意見があるので、早急にできるような簡単な問題ではない。経済政策に優先的に取り組んでもらいたい」と述べました。
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:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:10:44
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591361000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_099
参院選 初めての選挙に高校生や大学生は
7月11日 20時00分
参議院選挙から一夜明け、東京都内の高校では選挙を振り返って感想を聞く特別授業が行われ、初めて投票した生徒からは「一票に責任を持ち政治と向き合っていきたい」という声が聞かれました。
東京・三鷹市の法政大学高校では、選挙権年齢が18歳に引き下げられた今回の参議院選挙に合わせ、実際のマニフェストの内容をもとに、事前に政党を対象にした模擬選挙を行うなど、選挙を学ぶ教育に力を入れてきました。
選挙から一夜明けた11日、投票した生徒ら7人に近くの大学の学生らも加わって特別授業が行われ、模擬選挙の結果と比較するなどして今回の選挙を振り返りました。
この中で、朝いちばんに投票に行ったという男子生徒は「投票所に行ってみると同年代の姿が見られず、せっかく選挙権を得られたのに関心は高まっていないように感じた」と感想を述べました。
そして授業では、事前の模擬選挙では実際の選挙結果と異なり、野党側が上回ったことが示されました。
これについて生徒からは「各党の政策を人によってどう捉えるかで選挙の結果は変わると思う」とか、「自分の一票だけでは何も変わらないと感じたが今後も政策をしっかりみて積極的に関わっていきたい」という意見が聞かれました。
投票にいった中谷汐里さん(18)は特別授業のあと「何が正解というのはないと思うので、意見が違う人たちの話も聞きながら、自分の一票にしっかりと責任が持てるよう、今後も向き合っていきたいです」と話していました。
授業を行った法政大学高校の石川秀和教諭は「色々な意見に触れながら、自分の軸をしっかり持ち、選挙権という大切な権利を自分なりに生かしていってほしい」と話していました。
投票に行った? 千葉大が調査
10日に投票が行われた参議院選挙について、千葉大学が10代の学生およそ500人に調査した結果、67%が投票に行ったことが分かりました。一方で投票しなかった学生では、住民票を実家から移していない人が多いことが分かりました。
千葉大学は10日投票が行われた参議院選挙で、選挙権年齢が18歳に引き下げられたことから、若者の投票行動を分析しようと、選挙から一夜明けた11日、授業で1、2年生などを対象にスマートフォンを使って調査を行い、600人余りが回答しました。
このうち10代の学生533人では359人、率にして67%が投票にいったことが分かりました。
投票に行った理由については「自分の将来の問題だから」「権利というより義務だと思うから」と回答した学生が、いずれも4割を超え多くなっています。
一方で投票に行かなかった学生では、実家以外に住んでいて住民票を移していない人が7割近くに上りました。
さらに、投票に行かなかった理由を聞くと「投票の方法・場所がよく分からない」が3割を超え、政治的関心の有無よりも投票のしやすさなどが影響していることを示す結果となりました。
調査を行った千葉大学法政経学部の関谷昇教授は「投票率は思った以上に高かったが、若者の投票率を上げるためには身近な場所で投票しやすい環境作りをしていくことが求められていると思う」と話していました。
主権者教育を社会全体で
今回の参議院選挙で18歳と19歳が投票したことについて、若者の政治参加に詳しい、東洋大学の林大介助教は「政治について話す機会がなかった世代が、今回の選挙で国の在り方や自分の地域が抱える身近な問題について議論できるようになったことは重要だ」と指摘しました。
また、今回の選挙に向けて、高校で実施された主権者教育については、「学校現場は政治的中立性をとても気にしていて、窮屈さを感じている印象を受けた。今後は、主権者教育を学校だけに押しつけるのでなく、家庭や地域など社会全体で行っていく必要があると思う」と話しています。
2395
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:11:35
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591641000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_097
18・19歳の投票率45.45% 全体を下回る
7月11日 20時31分
総務省によりますと、10日投票が行われた参議院選挙の、18歳と19歳の投票率の速報値は45.45%で、全体の確定投票率と比べて9.25ポイント下回りました。
総務省は、今回の参議院選挙から新たに有権者となった18歳と19歳の投票率について、全国4万7905か所の投票区の中から標準的な投票率を示している187の投票区を抽出し、その投票状況を基に速報値を算出しました。
それによりますと、18歳の投票率は51.17%、19歳の投票率は39.66%で、18歳と19歳を合わせた投票率は45.45%でした。
今回の参議院選挙全体の確定投票率54.70%と比べると、9.25ポイント下回る結果となりました。
また、18歳と19歳の、男女別の投票率は、男性が43.43%、女性が47.58%でした。
2396
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:12:10
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160711/k10010591731000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_093
News Up ネット企業の“選挙戦” ねらいは
7月11日 23時39分
18歳、19歳が有権者に加わった今回の参議院選挙。若者の政治や選挙への関心を高めようと、IT・ネット企業各社は、インターネットやSNSなどを活用した政治討論や選挙啓発などのイベントを相次いで開きました。ネット企業が選挙に力を入れるねらいはどこにあるのか。選挙戦を振り返ります。
各社が共同で党首討論を企画
今回の参議院選挙、IT・ネット企業各社が互いに協力した取り組みが目立ちました。
先月19日には、「わっしょい!ネット選挙」の掛け声のもと、若者を中心に人気の動画配信を手がけるドワンゴやサイバーエージェントなど、IT・ネット企業など10社が協力して与野党9党の党首討論を開催しました。
討論の様子は「ニコニコ生放送」などでネットで配信され、およそ1時間の討論の視聴者は、合わせて18万人に上りました。
「選挙に限っては、各社はライバルということは関係なくネット企業として一緒に取り組もうという気持ちでやっています。ネットというインフラを使って選挙という国民的な行事をどう訴えられるか。ネットの認知度をさらに上げる、ネットメディアとして企業の付加価値を上げていくことが目的です」(ドワンゴ 大井川和彦取締役)
このほか、「LINE」は、若者に選挙への関心を高めてもらおうと、「私が選挙に行く理由」と題して人気のタレントやスポーツ選手など10人にインタビューして、「LINE NEWS」で配信。
「フェイスブック」は新たに選挙権が得られる18歳と19歳の利用者を対象に、参議院議員選挙の投票日に「あなたには投票権があります。きょうは投票日です」といったメッセージを通知する取り組みを日本で初めて行いました。
ネットの力で若者に政治を
ネットの特性を最大限に生かそうという取り組みも行われました。
大手IT企業のヤフージャパンは、投開票日を4日後に控えた今月6日、各政党の議員たちが、ネットユーザーから、政策について直接質問に答えるイベントを開きました。
ネットの特設ページに、ツイッターで質問を寄せてもらい、回答者はリアルタイムで、こちらもツイッターで回答していきます。
ツイッターは140字という字数制限があり、この制約の中で、主張や意図が十分に伝わるようにうまく回答しなければなりません。
議員たちがネットに回答する様子は、大学生や選挙の啓発活動に取り組むNPOの代表らがモニターしながら、座談会を行い、その様子もスマートフォンのアプリを使って配信しました。
参加した7つの政党に対して、寄せられた質問は1000件余りに上り、中には「給付型奨学金」の財源について尋ねた高校生からのものや、少子高齢化の中で将来の年金について質問した若者などもいました。
1時間の解答時間内にいちばん多く回答したのは共産党の宮本徹衆議院議員で、60の質問に答えました。
宮本議員は、議員会館の自室で回答に当たり、次々と寄せられる質問に目を通しながら時間内いっぱい回答を続けていました。
宮本議員は「ふだんの街頭演説だとその場所で偶然出会えた人にしか話が伝わりませんが、ネットは時空を超えて日本中どこでもやり取りできるのですばらしいと思います」と話していました。
2397
:
名無しさん
:2016/07/16(土) 23:12:45
>>2396
ヤフーは、今回の参議院選挙のために専用サイトを開設。どの政党に投票していいか分からないという若者の声に応えて、簡単な質問に答えていくと、相性のいい政党が示される「相性診断」のサービスを実施したほか、全国の高校で、高校生たちが「不登校」などの身近な社会課題をみずから見つけ、それをデータでビジュアル化する取り組みなどを行ってきました。
「短期的な金銭的なメリットはほとんどなくページビューも見合いませんが、選挙という国民に大事なニュースを届けることはメディアとして当然のことと考えています。政治や選挙にまったく関心がなかった若い人に少しでも興味を持ってほしいという思いです」(ヤフージャパン 前田プロジェクトマネージャー)
ビッグデータで議席予測
ネットに飛び交う大量の情報を処理するIT企業。
今回の選挙でも力を入れたのが、ビッグデータを使った獲得議席の予測です。
このうちヤフーは、検索のデータを利用した議席予測を行いました。
ヤフー検索の数のほか、過去の選挙結果から政党ごとの特徴などを解析、独自の手法を使ってビッグデータを分析し、公示日前と公示日後の2回、獲得議席の予測を発表しました。
6月22日〜7月3日までのデータを用いた2回目の予測では改選の121の議席のうち、自民党が61、民進党が26、公明党が10、共産党が11、おおさか維新が8、その他が5でした。
(結果は、自民党が56、民進党が32、公明党が14、共産党が6、おおさか維新が7、その他が6)
議席予測に取り組むことの意義について、ヤフーの安宅和人チーフストラテジー・オフィサーは、「最大のデータを持っている企業としてデータの価値や面白さを伝えたいという思いでやっている。予測はあくまで判断の何かの足しになる程度のものであり、変な影響は与えたくない。政局の読みも解釈も一切介在せず持っているデータでどこまで見えるかです」と話しています。
またドワンゴは、初めて「LINE」と協力して議席予測を行いました。
ニコニコ動画の視聴者と「LINE NEWS」のユーザーを対象にアンケートを実施。
およそ36万人から回答が得られ、そのデータをもとに有権者の投票行動や予測獲得議席について独自に分析しました。
その結果は、新聞社の政治担当記者などの解説で、「ニコニコ生放送」と、「LINE LIVE」で配信しました。
「ネットを使えばユーザーから意見を集約しやすく、議席予測は、ネットの可能性を示すいい取り組みだと思っている。今後ネット選挙というものが、幅広く認められ、今まで以上にネットツールが選挙に活用されていくと思われるので、積極的に取り組んでいきたい」(ドワンゴ 大井川和彦取締役)
ネット企業と選挙 専門家はこう見る
選挙という国民的なイベントに積極的にコミットするネット企業のねらいについて、東京工業大学の西田亮介准教授は「知名度を上げたり、利用者を増やしたりするのが目的だろうが、結果的に多くの人に政治的な関心を高めることにつながっており、評価したい。特にSNSやプッシュ通知などは、より多くの層に情報を広めるのに効果が高く期待できる。今後は、ビッグデータの利用など、よりおもしろく信頼性の高いコンテンツをどれだけ用意できるかが重要になってくると思う」と話しています。
2398
:
とはずがたり
:2016/07/17(日) 09:11:30
おおさか維新、票二分の謎…党内からも驚きの声
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news/20160712-OYT1T50011.html?from=yartcl_outbrain1
2016年07月12日 07時53分
10日投開票された参院選の大阪選挙区で、そろって当選を果たしたおおさか維新の会の浅田均さんと、高木佳保里さん。
2人の得票がほぼ二分されたことに、党内で驚きが広がっている。「票割りは困難」との大方の予想を覆す結果だった。
「イリュージョン(奇術)だ。なぜうまく票が割れるのか、逆に教えてほしい」
同党の馬場幹事長は11日、大阪市内で開いた記者会見で首をかしげた。
党政調会長の浅田さんと、出馬表明が遅れた高木さん。当初は浅田さんが圧倒的に票を集めるとの見方がもっぱらだった。松井代表(府知事)は街頭演説で、聴衆の真ん中を手で区切るようなしぐさをしながら、「右側の方は浅田、左側の方は高木でお願いします」と訴えた。しかし、フタを開けてみれば、高木さんも浅田さんの約73万票に迫る約67万票を獲得した。
一つの要因として、浅田さんには府議ら、高木さんには大阪、堺両市議らと、党が組織を二つに分けて2人を支援する態勢を整えたことが挙げられそうだ。2人の応援に繰り返し入った大阪市の吉村市長は「それぞれの選対がしっかり活動したということに尽きる」と振り返った。
また、報道各社の調査で高木さんが当落線上との情勢が報じられたことで、「維新支持層がバランスを取り、高木さんに票を集めた」(党幹部)との声もある。大阪市の60歳代男性は10日の投票後、「劣勢の高木さんに投票した」と明らかにした。浅田さんの陣営は「高木さんに流れた票も多いのではないか」とみる。
大阪選挙区では2010年に、民主党(現民進党)が現職の男性とタレント出身の新人女性の2人を擁立。連合などの組織を現職に集中させ、新人は浮動票を獲得する戦術を取ったが、改選定数が現在より1少なかったこともあり、現職しか当選できなかった。
2399
:
とはずがたり
:2016/07/17(日) 10:08:05
参院選、損したのは誰か
読売新聞調査研究本部主任研究員兼編集委員 伊藤俊行
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160714-OYT8T50058.html?from=y10
2016年07月15日 05時20分
議席を失ったのが、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄・北方相と、現職閣僚2氏だったことで、安倍内閣の福島や沖縄に関する政策が地元では厳しく評価されていることを印象づけた。15年9月の内閣改造で初入閣を果たした2氏は、当初から政治資金などをめぐる醜聞が国会で追及されるなどしていたから、属人的な要素が敗因の大きな部分を占めていたことは間違いない。とはいえ、前回までの参院選の歴史で現職閣僚が落選したのは、自民党の橋本竜太郎内閣の大木浩環境庁長官(1998年)と、民主党と国民新党の連立政権だった菅直人内閣の千葉景子法相(2010年)の2度しかない。2閣僚の同時落選は極めて異例だ。
ポピュリズムに抑え込まれた課題
「勝ち方」の問題とは、選挙を意識して、有権者に受けの悪そうな政策を先送りしたり、目立たないようにしたりする大衆迎合(ポピュリズム)の影がちらついたことだ。
15年通常国会で成立した安全保障法制は、16年3月に施行されたが、いまだに自衛隊の実際の活動には反映されていない。準備に時間がかかるとしても、あれだけ「喫緊の課題」と主張して成立を急いだ態度と対比すれば、参院選を意識して慎重になっていたと受け止められても仕方がない。
17年4月に予定していた消費税率引き上げの先送り決定は、伊勢志摩サミット後の短期間に駆け込み的に行われた。もともとの合意に参加した民主党(現在は民進党)、公明党とも議論を尽くしたとは言い難く、純粋な経済情勢に基づく判断だけではなく、「増税を掲げて選挙には臨めない」というポピュリズム的な発想も作用していたとの見方は根強い。
長年の懸案となっている国連の組織犯罪防止条約への加盟は、16年通常国会でも実現しなかった。加盟の条件となる「共謀罪」の創設が、有権者の反発を買うことを恐れているためで、関連法案の提出さえ検討されなかった。過去に提出された法案には問題が多かったとしても、法案を提出しなければ議論も始まらず、内容を改善することもできない。これもポピュリズムの弊害だ。
幸い、伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)はテロ事案が発生せずに終わったが、G7(主要7か国)で未加盟は日本だけだ。国際的な情報共有に「穴」が空いたままの状態には、早く終止符を打つ必要があるのではないだろうか。
安倍首相は記者会見などで「政治技術」という言葉を好んで使う。しかし、選挙で勝つための「政治技術」を優先して、必要な政策の優先順位を下げる場面が多くはないだろうか。これでは本末転倒だ。
10代の「発射台」は高かった
国政選挙では今回初めて投票権を得た18歳と19歳の投票率は、それぞれ51.17%、39.66%で、10代としてひとくくりにすると、45.45%となった。
5割に届かなかったものの、13年の20歳〜24歳の投票率は31.18%だったのだから、高かったと見てもいい。初めての選挙の投票率を「発射台」と位置づけ、その後、年齢を重ねるに連れた投票率の変化を追っていくと、発射台が高かった年代の人ほど、高齢になってからの投票率がより高くなる傾向がある(参照:『選挙と骨粗しょう症〜50年後の民主主義を殺さないために』)。19歳の投票率が18歳に比べて低かったのは、進学に伴う引っ越しなどで、居住地と住民票のある場所が異なり、投票に行きにくかったという事情が指摘されている。19歳の意識が低かったと断じることはできないし、ほぼ4割の投票率も、発射台としてはまずまずだ。
諸外国では1970年代に投票年齢の引き下げが相次ぎ、多くの国で全体の投票率が下落した。今回、10代の若者の参加が全体の投票率を押し下げるマイナス要因にはならなかったという意味で、日本は「成功例」に数えてもいい。発射台が高かったことで、今後の投票率向上にも期待が持てる。
2400
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 11:51:06
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160714/k10010595501000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_041
自民党各派 参院選巡り発言相次ぐ
7月14日 16時50分
自民党の各派閥の会合で、参議院選挙で自民・公明両党が改選議席の過半数を上回る70議席を獲得したことを受けて、「結果におごってはいけない」という意見や、野党4党が候補者を一本化した「1人区」の結果を分析し、今後の国政選挙に備えるべきだという指摘が出されました。
二階総務会長は「結果におごらず真剣に対応していかなければならず、再出発を期すという気持ちで取り組んでいきたい」と述べました。
逢沢・元国会対策委員長は「与党で改選議席の過半数を超えるという目標は大きくクリアしてよかった。しかし、競り合いだった1人区では厳しい結果だったので、しっかりと分析し、次の選挙に向けて取り組まなければならない」と指摘しました。
細田幹事長代行は「野党が結束して候補者を立てると相当なインパクトがあり、そのことが今回の結果に影響した。次の衆議院選挙でも同じような対応が迫られるので、さらに気を引き締めて勝てる態勢を取っていきたい」と述べました。一方、
山東元参議院副議長は「新しい仲間は増えたが、大事なところで仲間が敗れ去り、なんとなく今ひとつという感じだ。国民の期待に応えて経済対策に力を入れなければいけない」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160715/k10010597071000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_018
参院選の比例代表当選者に当選証書
7月15日 15時35分
今月10日に行われた参議院選挙の比例代表で当選した人たちに、総務省で当選証書が手渡されました。
今回の参議院選挙の比例代表には、12の政党と政治団体の合わせて164人が立候補し、自民党が19人、民進党が11人、公明党が7人、共産党が5人、おおさか維新の会が4人、社民党と生活の党がそれぞれ1人ずつ当選しました。
15日に総務省で当選証書の付与式が行われ、中央選挙管理会の神崎浩昭委員長から本人や代理の人たちに当選証書が手渡されました。
このあと、自民党の今井絵理子氏は「障害者福祉や保育、子育て支援など、子どもたちにとって重要な問題に取り組んでいきたい。自分らしく、国会議員として頑張りたい」と述べました。
民進党の石橋通宏氏は「国民が安心して暮らせる社会に作り直したいと訴えてきた。雇用の安心の立て直しはまだ道半ばであり、しっかり前に進めていきたい」と述べました。
おおさか維新の会の石井苗子氏は「民の気持ちを忘れない議員になりたい。子どもたちの教育費がゼロになるような国にしたいし、働く母の声も国会に届けたい」と述べました。
今回の選挙で当選した人たちの任期は、今月26日から6年間です。
2401
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 16:56:54
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100686&g=pol
参院党派別名簿(2022年任期満了)
▽自 民 56人
中曽根 弘文70(群 馬)(6)
山崎 正昭74(福 井)(5)
岡田 広69(茨 城)(4)
関口 昌一63(埼 玉)(4)
鶴保 庸介49(和歌山)(4)
岡田 直樹54(石 川)(3)
末松 信介60(兵 庫)(3)
中川 雅治69(東 京)(3)
二之湯 智71(京 都)(3)
野上 浩太郎49(富 山)(3)
野村 哲郎72(鹿児島)(3)
藤井 基之69(比 例)(3)
松下 新平49(宮 崎)(3)
松村 祥史52(熊 本)(3)
水落 敏栄73(比 例)(3)
山谷 えり子65(比 例)(3)
山本 順三61(愛 媛)(3)
青木 一彦55(鳥 取)(2)
阿達 雅志56(比 例)(2)
石井 浩郎52(秋 田)(2)
磯崎 仁彦58(香 川)(2)
猪口 邦子64(千 葉)(2)
岩井 茂樹48(静 岡)(2)
上野 通子58(栃 木)(2)
宇都 隆史41(比 例)(2)
江島 潔59(山 口)(2)
大家 敏志48(福 岡)(2)
片山 さつき57(比 例)(2)
金子 原二郎72(長 崎)(2)
高階 恵美子52(比 例)(2)
中西 健治52(神奈川)(2)
中西 祐介36(徳 島)(2)
長谷川 岳45(北海道)(2)
福岡 資麿43(佐 賀)(2)
藤川 政人56(愛 知)(2)
三原じゅん子51(神奈川)(2)
宮沢 洋一66(広 島)(2)
渡辺 猛之48(岐 阜)(2)
青山 繁晴63(比 例)(1)
朝日 健太郎40(東 京)(1)
足立 敏之62(比 例)(1)
今井 絵理子32(比 例)(1)
小川 克巳64(比 例)(1)
小野田 紀美33(岡 山)(1)
小鑓 隆史49(滋 賀)(1)
佐藤 啓37(奈 良)(1)
進藤 金日子53(比 例)(1)
自見 英子40(比 例)(1)
園田 修光59(比 例)(1)
徳茂 雅之54(比 例)(1)
中西 哲64(比 例)(1)
藤木 真也49(比 例)(1)
松川 るい45(大 阪)(1)
宮島 喜文64(比 例)(1)
元栄 太一郎40(千 葉)(1)
山田 宏58(比 例)(1)
▽民 進 32人
小川 敏夫68(東 京)(4)
郡司 彰66(茨 城)(4)
桜井 充60(宮 城)(4)
福山 哲郎54(京 都)(4)
柳田 稔61(広 島)(4)
足立 信也59(大 分)(3)
小林 正夫69(比 例)(3)
芝 博一66(三 重)(3)
那谷屋 正義58(比 例)(3)
白 真勲57(比 例)(3)
藤末 健三52(比 例)(3)
増子 輝彦68(福 島)(3)
蓮 舫48(東 京)(3)
有田 芳生64(比 例)(2)
石橋 通宏51(比 例)(2)
江崎 孝59(比 例)(2)
大野 元裕52(埼 玉)(2)
川合 孝典52(比 例)(2)
小西 洋之44(千 葉)(2)
斎藤 嘉隆53(愛 知)(2)
徳永 エリ54(北海道)(2)
難波 奨二57(比 例)(2)
真山 勇一72(神奈川)(2)
伊藤 孝恵41(愛 知)(1)
古賀 之士57(福 岡)(1)
杉尾 秀哉58(長 野)(1)
田名部 匡代47(青 森)(1)
鉢呂 吉雄68(北海道)(1)
浜口 誠51(比 例)(1)
平山 佐知子45(静 岡)(1)
宮沢 由佳53(山 梨)(1)
矢田 稚子50(比 例)(1)
2402
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 16:57:06
>>2401
▽公 明 14人
谷合 正明43(比 例)(3)
西田 実仁53(埼 玉)(3)
浜田 昌良59(比 例)(3)
秋野 公造49(比 例)(2)
石川 博崇42(大 阪)(2)
竹谷 とし子46(東 京)(2)
長沢 広明57(比 例)(2)
横山 信一56(比 例)(2)
伊藤 孝江48(兵 庫)(1)
熊野 正士51(比 例)(1)
里見 隆治48(愛 知)(1)
高瀬 弘美34(福 岡)(1)
三浦 信祐41(神奈川)(1)
宮崎 勝58(比 例)(1)
▽共 産 6人
市田 忠義73(比 例)(4)
大門 実紀史60(比 例)(4)
田村 智子51(比 例)(2)
岩渕 友39(比 例)(1)
武田 良介36(比 例)(1)
山添 拓31(東 京)(1)
▽お維新 7人
片山 虎之助80(比 例)(5)
浅田 均65(大 阪)(1)
石井 章59(比 例)(1)
石井 苗子62(比 例)(1)
片山 大介49(兵 庫)(1)
高木 佳保里43(大 阪)(1)
渡辺 喜美64(比 例)(1)
▽社 民 1人
福島 瑞穂60(比 例)(4)
▽生 活 1人
青木 愛50(比 例)(2)
▽無所属 4人
森 裕子60(新 潟)(3)
舟山 康江50(山 形)(2)
伊波 洋一64(沖 縄)(1)
木戸口 英司52(岩 手)(1)
(2016/07/11-16:10)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100546&g=pol
参院党派別当選者数(合 計)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 非改選 新勢力 改選前勢力
自 民 56( 10) 65 121 115
民 進 32( 7) 17 49 62
公 明 14( 3) 11 25 20
共 産 6( 2) 8 14 11
お維新 7( 2) 5 12 7
社 民 1( 1) 1 2 3
生 活 1( 1) 1 2 3
日 こ 0( 0) 3 3 3
改 革 0( 0) 0 0 2
諸 派 0( 0) 3 3 4
無所属 4( 2) 7 11 11
合 計 121( 28) 121 242 241
(欠員 1)
(注)無所属の小野次郎、柴田巧両氏は民進、山田太郎氏は
改革の改選前勢力に含めた。無所属で当選した中西健治氏は、
追加公認した自民党の獲得議席に含めた。(2016/07/11-15:59)
2403
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:02:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100085&g=pol
1人区、自民21勝11敗=野党共闘、一定の成果【16参院選】
10日の参院選では、全国で32ある改選数1の「1人区」のうち、自民が21選挙区を制し、大きく勝ち越した。ただ、3年前の前回参院選では自民が29勝2敗と圧勝したのに対し、今回は野党側も11選挙区で議席を確保。野党共闘が一定の成果を上げたと言えそうだ。
共産の候補取り下げなどにより、全ての1人区が自民と野党統一候補による事実上の一騎打ちとなった。自民は滋賀、奈良、岡山で議席を奪還したが、福島では現職閣僚が落選し、初めて議席を確保できなかった。
一方、野党側は、減員区の宮城、新潟、長野で自民に競り勝ち、これにより新潟では18年ぶり、長野では21年ぶりに自民が議席を得られなかった。1人区で勝利した野党候補の内訳は民進7、無所属4だった。
2人区は全て、自民、民進が「指定席」を分け合った。
3人区では、北海道、千葉で自民、民進が2議席獲得を目指して激突。北海道では民進、千葉では自民に軍配が上がった。公明は増員区となった兵庫、福岡で新たに議席を獲得した。
4人区の神奈川では、自民が追加公認を含め2議席を獲得。大阪では、おおさか維新の積極策が奏功した。民進は、そのあおりを受け両選挙区で現職が落選。ただ、かつての「民主王国」愛知では2議席を獲得して面目を保った。
唯一の6人区の東京では、自民、民進がともに2議席を獲得。残り2議席を公明、共産が分け合い、おおさか維新の東京進出はかなわなかった。(2016/07/11-03:21)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100102&g=pol
地元での強さくっきり=3県で投票率最低-合区分析【16参院選】
10日投開票の参院選では、初めて合区となった鳥取・島根選挙区で、それぞれ地元の候補を支持する有権者の投票傾向がはっきり表れた。一方、徳島・高知選挙区を含む合区対象4県のうち、島根を除く3県で過去最低の投票率を記録。有権者が合区制度に疑問を投げ掛けたとも言える結果で、今後の選挙制度改革に影響を与えそうだ。
鳥取・島根選挙区では、当選した自民現職・青木一彦氏が出身地の島根県で有効投票の7割近い24万票強を獲得。だが、鳥取県での得票率は55.4%にとどまり、同県出身の無所属・福島浩彦氏に約3万5000票差まで詰め寄られた。
徳島・高知選挙区では、与野党ともに徳島県出身者を擁立。当選した自民現職・中西祐介氏は徳島県で57.9%の得票率を占めたが、高知県では浸透し切れず、無所属の大西聡氏と約7000票差の大接戦となった。
4県のうち唯一、地元の候補がいなかった高知県では、無効票が3年前から5割近く増えて約1万8000票に達した。投票率低下とともに、合区に対する有権者の不満がこうした投票行動につながったとみられる。(2016/07/11-03:40)
2404
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:04:18
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100070&g=pol
自民、単独過半数届かず=民進は大阪、兵庫で敗北【16参院選】
参院選で自民党は、13ある改選数2〜6の複数区全てで議席を獲得した。このうち、東京、千葉ではそれぞれ2議席を獲得した。11日午前3時45分現在、比例代表と合わせて54議席を固め、改選50議席を上回った。ただ、東北の1人区などで苦戦し、参院単独過半数に必要な57議席には届かなかった。
自民党は、神奈川では、公認候補が勝利したほか、無所属で勝ち上がった中西健治氏を追加公認した。今回選挙で初めて合区された鳥取・島根、徳島・高知も制し、比例代表では18議席を固め前回と並んだ。しかし、福島と沖縄で現職閣僚が敗北した。
公明党は、複数区に擁立した7人全員が当選。兵庫と福岡で24年ぶり、愛知で15年ぶりに議席を確保したほか、埼玉、東京、神奈川、大阪も勝利した。比例代表の7議席と合わせ、改選9議席を上回る過去最多の14議席を獲得した。
民進党は、複数区のうち、北海道、東京、愛知で2議席を確保したほか、茨城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、京都、広島、福岡でそれぞれ1議席を獲得。しかし、大阪と兵庫で議席を失った。同党は比例と合わせて31議席を固めたが、改選議席45からは大幅に後退した。
共産党は東京で議席を確保したほか、比例代表でも5議席を固め、改選議席3を上回った。しかし、13年の前回選挙で議席を獲得した京都と大阪では敗れた。
おおさか維新の会は、本拠地大阪で2議席、兵庫で1議席を獲得。比例代表でも4議席を固め、改選議席2から伸ばした。
社民党は比例で1議席を確保した。 (2016/07/11-03:55)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100047&g=pol
改憲勢力3分の2超=首相、合意形成に意欲-自公大勝、改選過半数【16参院選】
第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票の結果、自民、公明両党と憲法改正に前向きな勢力が、改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)を超えた。これにより、発議に向けた議論が進展する可能性が出てきた。自公両党は安倍晋三首相が勝敗ラインに設定した改選過半数の61を上回り、民進党は改選45議席から大幅に後退した。首相は改憲について与野党の合意形成に意欲を表明するとともに、経済政策「アベノミクス」を加速させるため、2016年度第2次補正予算案を編成する方針を示した。
首相は10日夜のテレビ番組で、改憲への取り組みについて「いよいよ憲法審査会に議論の場が移り、どの条文をどう変えていくか集約されていく」と説明。「たくさんの方々の合意形成の中でなし得る」と述べ、丁寧に議論を進めていく考えを示した。アベノミクスに関しては「力強く今の経済政策を前に進めよとの国民の声だ。包括的で大胆な予算を組んでいく」と明言した。
「改憲勢力」と位置付けられる自公両党とおおさか維新の会は計75議席を獲得。これら3党と日本のこころを大切にする党の非改選議席計84に加え、改憲に賛成する非改選の諸派・無所属の4人と、自民党が追加公認した無所属1人で3分の2を上回った。衆院は自公が既に3分の2を占めている。
選挙戦の焦点となった全国32の「1人区」は自民党が21勝、野党統一候補が11勝となった。自民党は改選数2〜6の「複数区」でも順調に議席を伸ばし、比例代表も前回の18に並んだ。ただ、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相がそれぞれ落選した。公明党は改選議席を上回る14議席を確保した。
民進党は選挙区と比例を合わせて31議席にとどまっている。岡田克也代表は記者会見で、首相が選挙戦で改憲に言及しなかったことについて「争点から逃げてしまい、かみ合わないまま終わった」と総括した。
一方、共産党は6議席、おおさか維新は7議席に伸ばした。社民党は比例で1議席を確保したが、吉田忠智党首は落選が確実となった。無所属の野党統一候補は4議席となった。生活の党、こころ、新党改革は議席確保の見通しが立っていない。
参院選は、アベノミクスや改憲の是非を主な争点に、選挙区73、比例代表48の計121議席をめぐって争われた。11日朝には比例代表も含め全ての改選議席が決まる見通し。(2016/07/11-03:54)
2405
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:05:30
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100112&g=pol
都道府県別有権者数=参院選
【総務省発表】
有権者数
北海道 4,613,374
青 森 1,140,629
岩 手 1,092,042
宮 城 1,947,737
秋 田 897,614
山 形 952,172
福 島 1,637,954
茨 城 2,457,957
栃 木 1,653,308
群 馬 1,650,035
埼 玉 6,069,018
千 葉 5,201,477
東 京 11,157,991
神奈川 7,577,073
新 潟 1,959,714
富 山 904,805
石 川 960,487
福 井 657,443
山 梨 705,769
長 野 1,770,348
岐 阜 1,699,228
静 岡 3,111,085
愛 知 6,074,520
三 重 1,518,247
滋 賀 1,149,277
京 都 2,132,372
大 阪 7,292,841
兵 庫 4,631,741
奈 良 1,163,136
和歌山 838,098
鳥・島 1,070,057
鳥 取 483,895
島 根 586,162
岡 山 1,599,520
広 島 2,363,368
山 口 1,191,751
徳・高 1,279,900
徳 島 651,552
高 知 628,348
香 川 834,059
愛 媛 1,188,362
福 岡 4,224,093
佐 賀 693,811
長 崎 1,167,985
熊 本 1,500,518
大 分 989,619
宮 崎 936,443
鹿児島 1,395,089
沖 縄 1,150,806
全 国 106,202,873
(注)鳥・島は合区の鳥取・島根、徳・高は合区の徳島・高知の合算
(2016/07/11-11:27)
2406
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:05:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100111&g=pol
都道府県別投票率(参院)
【総務省発表】
参院選挙区投票率
(前回)
北海道 △56.78 (54.41)
青 森 △55.31 (46.25)
岩 手 △57.78 (57.53)
宮 城 △52.39 (50.75)
秋 田 △60.87 (56.19)
山 形 △62.22 (60.76)
福 島 △57.12 (54.52)
茨 城 △50.77 (49.66)
栃 木 △51.38 (49.69)
群 馬 ▼50.51 (51.75)
埼 玉 △51.94 (51.21)
千 葉 △52.02 (49.22)
東 京 △57.50 (53.51)
神奈川 △55.46 (54.47)
新 潟 △59.77 (55.82)
富 山 △55.61 (50.23)
石 川 △56.88 (54.98)
福 井 △56.50 (53.78)
山 梨 △58.83 (56.65)
長 野 △62.86 (57.72)
岐 阜 △57.74 (52.97)
静 岡 △55.76 (51.09)
愛 知 △55.41 (52.65)
三 重 △59.75 (57.82)
滋 賀 △56.52 (52.96)
京 都 ▼51.16 (52.05)
大 阪 ▼52.23 (52.72)
兵 庫 △53.74 (53.02)
奈 良 △56.89 (55.54)
和歌山 △55.29 (54.94)
鳥・島 ▼59.52 (59.98)
鳥 取 ▼56.28 (58.88)
島 根 △62.20 (60.89)
岡 山 △50.86 (48.88)
広 島 ▼49.58 (49.99)
山 口 △53.35 (50.35)
徳・高 ▼46.26 (49.59)
徳 島 ▼46.98 (49.29)
高 知 ▼45.52 (49.89)
香 川 ▼50.04 (52.08)
愛 媛 △56.36 (49.40)
福 岡 △52.85 (49.36)
佐 賀 △56.69 (52.51)
長 崎 △55.89 (54.04)
熊 本 ▼51.46 (52.30)
大 分 △58.38 (53.15)
宮 崎 ▼49.76 (49.82)
鹿児島 △55.86 (50.42)
沖 縄 △54.46 (53.43)
全 国 △54.70 (52.61)
(注)鳥・島は合区の鳥取・島根、徳・高は合区の徳島・高知の合算
(2016/07/11-11:29)
2407
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:07:06
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100079&g=pol
参院選投票率54.7%=過去4番目の低さ-総務省発表【16参院選】
総務省は11日午前、第24回参院選の投票率(選挙区)を発表した。全国平均は54.70%で、前回2013年の52.61%を2.09ポイント上回ったものの、過去4番目の低さとなった。男性は55.13%、女性は54.30%だった。
公示が通例より1日前倒しされて期日前投票を行った有権者が過去最多の1598万人に上ったことや、国政選挙では初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことなどが投票率微増の要因とみられる。
初めて合区された4県のうち、鳥取、徳島、高知の3県では投票率が過去最低となった。地元出身の候補者がいなかった高知では前回比で4.37ポイントも低下するなど、有権者の関心が高まらなかったことが反映された。(2016/07/11-09:26)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100294&g=pol
参院党派別当選者数(選挙区)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 現 職 元 職 新 人
自 民 37( 5) 31 0 6
民 進 21( 6) 13 1 7
公 明 7( 3) 3 0 4
共 産 1( 0) 0 0 1
お維新 3( 1) 0 0 3
社 民 0( 0) 0 0 0
生 活 0( 0) 0 0 0
日 こ 0( 0) 0 0 0
改 革 0( 0) 0 0 0
諸 派 0( 0) 0 0 0
無所属 4( 2) 0 2 2
合 計 73( 17) 47 3 23
(注)無所属で当選した中西健治氏は、追加公認した自民党の当選者数に含めた。
2408
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:07:31
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100309&g=pol
参院当選者名一覧(選挙区)
【時事通信社調べ】(選管確定)
(改選数)
▽北海道(3) 当 鉢呂 吉雄 民 新(1)
当 長谷川 岳 自 現(2)
当 徳永 エリ 民 現(2)
▽青 森(1) 当 田名部匡代 民 新(1)
▽岩 手(1) 当 木戸口英司 無 新(1)
▽宮 城(1) 当 桜井 充 民 現(4)
▽秋 田(1) 当 石井 浩郎 自 現(2)
▽山 形(1) 当 舟山 康江 無 元(2)
▽福 島(1) 当 増子 輝彦 民 現(3)
▽茨 城(2) 当 岡田 広 自 現(4)
当 郡司 彰 民 現(4)
▽栃 木(1) 当 上野 通子 自 現(2)
▽群 馬(1) 当 中曽根弘文 自 現(6)
▽埼 玉(3) 当 大野 元裕 民 現(2)
当 西田 実仁 公 現(3)
当 関口 昌一 自 現(4)
▽千 葉(3) 当 元栄太一郎 自 新(1)
当 小西 洋之 民 現(2)
当 猪口 邦子 自 現(2)
▽東 京(6) 当 山添 拓 共 新(1)
当 竹谷とし子 公 現(2)
当 中川 雅治 自 現(3)
当 小川 敏夫 民 現(4)
当 朝日健太郎 自 新(1)
当 蓮 舫 民 現(3)
▽神奈川(4) 当 真山 勇一 民 元(2)
当 三浦 信祐 公 新(1)
当 三原じゅん子 自 現(2)
当 中西 健治 無 現(2)
▽新 潟(1) 当 森 裕子 無 元(3)
▽富 山(1) 当 野上浩太郎 自 現(3)
▽石 川(1) 当 岡田 直樹 自 現(3)
▽福 井(1) 当 山崎 正昭 自 現(5)
▽山 梨(1) 当 宮沢 由佳 民 新(1)
▽長 野(1) 当 杉尾 秀哉 民 新(1)
▽岐 阜(1) 当 渡辺 猛之 自 現(2)
▽静 岡(2) 当 平山佐知子 民 新(1)
当 岩井 茂樹 自 現(2)
▽愛 知(4) 当 里見 隆治 公 新(1)
当 伊藤 孝恵 民 新(1)
当 藤川 政人 自 現(2)
当 斎藤 嘉隆 民 現(2)
▽三 重(1) 当 芝 博一 民 現(3)
▽滋 賀(1) 当 小鑓 隆史 自 新(1)
▽京 都(2) 当 福山 哲郎 民 現(4)
当 二之湯 智 自 現(3)
▽大 阪(4) 当 浅田 均 お 新(1)
当 松川 るい 自 新(1)
当 石川 博崇 公 現(2)
当 高木佳保里 お 新(1)
▽兵 庫(3) 当 末松 信介 自 現(3)
当 伊藤 孝江 公 新(1)
当 片山 大介 お 新(1)
▽奈 良(1) 当 佐藤 啓 自 新(1)
▽和歌山(1) 当 鶴保 庸介 自 現(4)
▽鳥・島(1) 当 青木 一彦 自 現(2)
▽岡 山(1) 当 小野田紀美 自 新(1)
▽広 島(2) 当 柳田 稔 民 現(4)
当 宮沢 洋一 自 現(2)
▽山 口(1) 当 江島 潔 自 現(2)
▽徳・高(1) 当 中西 祐介 自 現(2)
▽香 川(1) 当 磯崎 仁彦 自 現(2)
▽愛 媛(1) 当 山本 順三 自 現(3)
▽福 岡(3) 当 大家 敏志 自 現(2)
当 高瀬 弘美 公 新(1)
当 古賀 之士 民 新(1)
▽佐 賀(1) 当 福岡 資麿 自 現(2)
▽長 崎(1) 当 金子原二郎 自 現(2)
▽熊 本(1) 当 松村 祥史 自 現(3)
▽大 分(1) 当 足立 信也 民 現(3)
▽宮 崎(1) 当 松下 新平 自 現(3)
▽鹿児島(1) 当 野村 哲郎 自 現(3)
▽沖 縄(1) 当 伊波 洋一 無 新(1)
(2016/07/11-11:02)
2409
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:14:21
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100365&g=pol
自民、沖縄で選挙区ゼロに=辺野古移設に逆風【16参院選】
参院選の沖縄選挙区で島尻安伊子沖縄担当相が落選したことで、自民党は衆院も合わせ沖縄県での選挙区選出議員がゼロになった。同県が自民党の空白区となるのは、1996年以来20年ぶり。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、県側が政府との対決姿勢をさらに強めるのは必至だ。
2013年の前回参院選で、自民候補が落選。14年衆院選でも県内4選挙区を辺野古移設反対派の野党候補が独占した。翁長雄志知事は11日の県議会で「辺野古に新基地は絶対につくらせない」と改めて強調。「民意が、これだけ選挙で示されたものを強引に推し進めることはなかったかと思う」と述べ、政府を強くけん制した。
辺野古移設をめぐり、政府と県は3月、和解手続きを進めることで合意。ただ、国地方係争処理委員会が6月、県の埋め立て承認取り消しに対する国の是正指示について違法性の判断を回避し、和解プロセスは不透明さを増している。(2016/07/11-13:24)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100154&g=pol
自公70、改憲勢力3分の2=民進敗北32-参院選全議席確定【16参院選】
10日に投開票された第24回参院選は11日朝、全議席が確定した。自民、公明両党は、安倍晋三首相が勝敗ラインとした改選過半数の61を上回る計70議席を獲得。おおさか維新の会は7議席で、これら3党と日本のこころを大切にする党、諸派・無所属の非改選議員を合わせ、憲法改正に前向きな勢力が改憲発議に必要な参院の3分の2超の165議席を占めた。改選45議席の民進党は32議席に後退した。
首相は改憲を発議する項目の絞り込みに向け、衆参両院の憲法審査会で議論を具体化し、慎重に与野党の合意形成を図る考えだ。菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で「憲法のどこをどう改正するかは憲法審査会でしっかりと精緻に議論が行われるべきだ」と指摘。「最終的には国民にご判断いただきたいと繰り返し首相は述べている」と語り、発議に向けた議論の進展に期待を示した。
一方、首相は争点となった経済政策「アベノミクス」が信任されたと捉え、従来の政策を加速。当面の経済対策として、2016年度第2次補正予算案の編成を急ぐ。
自民党は追加公認の無所属1人を含め56に、公明党は14に改選議席をそれぞれ上積みした。おおさか維新も改選議席を2から7に増やした。これら3党で計77議席となり、こころも含めた4党の非改選計84議席と改憲に賛成する無所属議員ら4人で3分の2を超えた。衆院は自公だけで既に3分の2を占めている。
自民党と野党統一候補の事実上の一騎打ちとなった全国32の「1人区」は、自民党21勝、野党11勝となった。ただ、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相がそれぞれ落選した。12年12月の第2次安倍政権発足以降、国政選挙で現職閣僚の落選は初めて。
民進党は1人区で7議席を獲得。全体で前回の17議席は上回った。改選3議席の共産党は6議席に倍増。社民党は吉田忠智党首が落選、改選議席を2から1に減らした。無所属の野党統一候補は4議席で、このうち岩手と新潟の計2人は生活の党に入る見通し。生活は比例で1議席を得た。こころと新党改革は議席を確保できなかった。(2016/07/11-12:27)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100466&g=pol
参院当選者、平均年齢54.9歳=地方議員、官僚出身多く【16参院選】
参院選で当選した121人の平均年齢は54.9歳で、2013年の前回(52.4歳)を2.5歳上回った。最年長はおおさか維新の片山虎之助氏の80歳で、最年少は共産の山添拓氏の31歳だった。戦後生まれの占める割合は前回(91.7%)から1.7ポイント増の93.4%となった。
政党別平均年齢では、自民55.2歳に対し、民進は56.7歳。世代別では、30代が8人となり前回20人から減少した一方、40歳から70歳以上はいずれも増加し、平均年齢を押し上げた。
出身分野別で最も多いのは地方議員の22人で、全体の18.2%を占めた。次いで中央官僚18人、マスコミ12人の順となった。タレントは全体の3.3%に当たる4人で、自民が比例代表で擁立した今井絵理子氏らが議席を獲得した。
父母や祖父母らが国会議員出身の世襲候補で当選したのは16人で、全体の13.2%に当たり、前回より1.6ポイント増えた。このうち11人を自民党が占めた。(2016/07/11-12:26)
2410
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:19:28
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100481&g=pol
参院当選者名一覧(比例代表)
【時事通信社調べ】(選管確定)
(当選者数)
▽自 民(19) 当 中西 哲 新(1)
当 青山 繁晴 新(1)
当 阿達 雅志 現(2)
当 足立 敏之 新(1)
当 今井絵理子 新(1)
当 宇都 隆史 現(2)
当 小川 克巳 新(1)
当 片山さつき 現(2)
当 進藤金日子 新(1)
当 自見 英子 新(1)
当 園田 修光 新(1)
当 高階恵美子 現(2)
当 徳茂 雅之 新(1)
当 藤井 基之 現(3)
当 藤木 真也 新(1)
当 水落 敏栄 現(3)
当 宮島 喜文 新(1)
当 山谷えり子 現(3)
当 山田 宏 新(1)
▽民 進(11) 当 有田 芳生 現(2)
当 石橋 通宏 現(2)
当 江崎 孝 現(2)
当 川合 孝典 元(2)
当 小林 正夫 現(3)
当 那谷屋正義 現(3)
当 難波 奨二 現(2)
当 白 真勲 現(3)
当 浜口 誠 新(1)
当 藤末 健三 現(3)
当 矢田 稚子 新(1)
▽公 明(7) 当 横山 信一 現(2)
当 長沢 広明 現(2)
当 浜田 昌良 現(3)
当 熊野 正士 新(1)
当 谷合 正明 現(3)
当 秋野 公造 現(2)
当 宮崎 勝 新(1)
▽共 産(5) 当 市田 忠義 現(4)
当 田村 智子 現(2)
当 大門実紀史 現(4)
当 岩渕 友 新(1)
当 武田 良介 新(1)
▽お維新(4) 当 片山虎之助 現(5)
当 石井 章 新(1)
当 石井 苗子 新(1)
当 渡辺 喜美 新(1)
▽社 民(1) 当 福島 瑞穂 現(4)
▽生 活(1) 当 青木 愛 元(2)
(2016/07/11-13:56)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100547&g=pol
参院党派別当選者数(比例代表)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 現 職 元 職 新 人
自 民 19( 5) 7 0 12
民 進 11( 1) 8 1 2
公 明 7( 0) 5 0 2
共 産 5( 2) 3 0 2
お維新 4( 1) 1 0 3
社 民 1( 1) 1 0 0
生 活 1( 1) 0 1 0
日 こ 0( 0) 0 0 0
改 革 0( 0) 0 0 0
諸 派 0( 0) 0 0 0
無所属 -( -) - - -
合 計 48( 11) 25 2 21
(2016/07/11-14:15)
2411
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:22:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100071&g=pol
岩城法相、島尻担当相が落選=沖縄の全議員が「反辺野古」に【16参院選】
10日投開票の参院選では、島尻安伊子沖縄担当相と岩城光英法相が落選した。2012年12月の第2次安倍内閣の発足以降、国政選挙での閣僚の落選は初めて。
沖縄選挙区では、島尻氏が野党統一候補で無所属の伊波洋一氏に敗北。自民党は沖縄県で衆参の議席を失い、同県の全ての国会議員が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対派となる。
福島選挙区では岩城氏が、民進党の増子輝彦氏との現職同士の対決に敗れた。(2016/07/11-00:39)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100066&g=pol
岩城法相、涙で「力不足」=支持者もらい泣き-福島【16参院選】
「全て私の力不足だ」。定数が2から1に減り、激戦となった福島選挙区で落選が確実となった自民党の岩城光英法相(66)は、目に涙を浮かべて敗戦の弁を述べ、約100人の支持者に向かって深く頭を下げた。もらい泣きする支持者もいた。
福島市の事務所には、午後10時すぎに落選確実の情報が入った。記者会見した岩城氏は「目に見える形で復興の施策は進めてきたが、十分ご理解をいただけなかった」と悔しさをにじませた。
一方、勝利した民進党の増子輝彦さん(68)は、支持者を前に「福島の復興はまだまだ中途半端な状態。今まで以上に対応していきたい」と笑顔で抱負を述べた。(2016/07/11-00:28)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100065&g=pol
合区3県で投票率最低=参院選【16参院選】
10日投開票の参院選で、初めて合区された4県のうち、高知、徳島、鳥取の3県で投票率がいずれも過去最低となった。合区により、高知県で地元出身の候補者がいなかったことなどが影響したとみられる。3県の投票率は、高知が45.52%、徳島が46.98%、鳥取が56.28%だった。 (2016/07/11-00:27)
2412
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:24:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100445&g=pol
女性当選、過去最多28人=トップは自民の10人【16参院選】
参院選で女性当選者数は、選挙区17人、比例代表11人の計28人で、2007年の26人を上回り過去最多となった。前回の13年の22人からは27.3%増加した。全女性候補96人に対する当選率は29.2%で、前回比8.2ポイント増だった。
政党別では、自民が10人(前回9人)で最も多かった。公明は擁立した3人全員が当選。民進は候補者11人のうち7人が当選し、民主として臨んだ前回の4人から伸びた。最多の20人を擁立した共産は2人にとどまった。おおさか維新が2人、社民、生活が各1人のほか、無所属の2人が当選を果たした。(2016/07/11-12:08)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000309&g=pol
参院選、政権安定を歓迎=財政再建促す-経済界【16参院選】
経済同友会の小林喜光代表幹事は10日夜、自民、公明両党が改選過半数を確保した参院選に関し、「安倍政権の基盤が一層強化された」と歓迎のコメントを発表した。その上で「長期安定政権でなければできない国民の痛みを伴う改革に挑戦してほしい」と、社会保障改革と財政再建に取り組むよう求めた。
日本商工会議所の三村明夫会頭もコメントを発表し、「潜在成長率を高めるための構造改革が重要だ」と指摘。消費税率10%への引き上げについては「2019年10月に確実に実施する環境を整えてほしい」と強調した。(2016/07/11-00:05)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000303&g=pol
選挙違反の逮捕者16人=警察庁
警察庁は10日、同日投開票された参院選の取り締まり状況をまとめ、午後10時までに、ポスターを破るなどした公選法違反(自由妨害)容疑で8都県警が16人を逮捕したと発表した。逮捕者数は2013年の前回選挙よりも1人減り、投票終了後の摘発はなかった。
全国の警察は、投票終了後から買収容疑など約70事件で約130人の取り調べを予定している。
8都県は東京、千葉、埼玉、神奈川、長野、愛知、岡山、広島。(2016/07/10-23:33)
2413
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:26:45
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000291&g=pol
参院選・識者談話【16参院選】
◇経済で対立軸つくれず
経済アナリストの森永卓郎さんの話 アベノミクスで経済のパイは大きくなったが、成果は大企業や富裕層に行き、庶民には回らなかったというのが実態だ。野党は与党と逆に、法人税を上げ消費税を下げると訴えて対立軸をつくるべきだったのに、議論がかみ合わなかった。野党が戦わずして敗れたという印象だ。国民は憲法改正より目先の生活や雇用に関心があったのだろう。
一方、憲法を改正して米国の戦争にいつでもどこでも自衛隊を出せるようにすることは安倍首相の悲願であり、改憲できる環境が整えば民進党の改憲派を切り崩してでもきっとやるだろう。
◇政権批判の受け皿不在
政治評論家の森田実さんの話 安倍政権が強く支持されたのではなく、政権への批判や不満の受け皿となり得る野党の不在を示す選挙結果と言える。ダッカのテロ事件や英国のEU脱退など世界情勢が混乱する中、国民は自然と安定志向を求めていたが、その志向を満足させる野党が存在しなかった。
民進党にとって、共産党との協力は致命的大失敗だった。世界情勢も経済も不安定な今、安倍政権に改憲に踏み出す余裕などないのに、「このままでは改憲されてしまう」と安易に騒いだことも滑稽に映り、支持されなかったのだろう。(2016/07/10-23:09)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000284&g=pol
「辺野古移設断念を」=伊波さん、県民の怒り強調-沖縄【16参院選】
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設反対を掲げ、自民党の現職閣僚を破った元宜野湾市長の伊波洋一さん(64)は、那覇市の事務所で「民意が示されても基地を押し付ける安倍政権に、県民が怒りを持って応えた」と力強く述べた。
午後8時に当確の情報が伝わると、詰め掛けた100人以上の支援者から「おーっ」と歓声が湧いた。伊波さんは翁長雄志知事と固い握手を交わし、全員で万歳三唱した。
伊波さんは「国政の場で辺野古新基地の断念を安倍政権に強く要求する」と決意を語った。翁長知事も「沖縄県民の良識の勝利だ。新辺野古基地は絶対に造らせない」と力を込めた。
一方、敗れた島尻安伊子沖縄担当相(51)は「訴えが浸透しなかったことは大変残念」と沈痛な面持ち。選挙戦では基地問題にほとんど触れず、地域振興策などを訴えたが、「普天間の問題で落選したのであれば、真摯(しんし)に受け止めなければいけない」と語った。(2016/07/10-22:34)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100546&g=pol
参院党派別当選者数(合 計)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 非改選 新勢力 改選前勢力
自 民 56( 10) 65 121 115
民 進 32( 7) 17 49 62
公 明 14( 3) 11 25 20
共 産 6( 2) 8 14 11
お維新 7( 2) 5 12 7
社 民 1( 1) 1 2 3
生 活 1( 1) 1 2 3
日 こ 0( 0) 3 3 3
改 革 0( 0) 0 0 2
諸 派 0( 0) 3 3 4
無所属 4( 2) 7 11 11
合 計 121( 28) 121 242 241
(欠員 1)
(注)無所属の小野次郎、柴田巧両氏は民進、山田太郎氏は
改革の改選前勢力に含めた。無所属で当選した中西健治氏は、
追加公認した自民党の獲得議席に含めた。(2016/07/11-15:59)
2414
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:28:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100547&g=pol
参院党派別当選者数(比例代表)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 合 計 女 性 現 職 元 職 新 人
自 民 19( 5) 7 0 12
民 進 11( 1) 8 1 2
公 明 7( 0) 5 0 2
共 産 5( 2) 3 0 2
お維新 4( 1) 1 0 3
社 民 1( 1) 1 0 0
生 活 1( 1) 0 1 0
日 こ 0( 0) 0 0 0
改 革 0( 0) 0 0 0
諸 派 0( 0) 0 0 0
無所属 -( -) - - -
合 計 48( 11) 25 2 21
(2016/07/11-14:15)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100722&g=pol
自民35.9%=民進は6年ぶり2割台-比例代表【16参院選】
参院選の比例代表では、自民の得票率が2014年の衆院選と比べて2.8ポイント増の35.9%となり、首位を維持した。民進は同2.7ポイント増の21.0%で、旧民主時代の10年参院選以来、6年ぶりに20%台を回復したものの、自民には大きく水をあけられた。
自民は13年参院選、14年衆院選に続き、得票率が3回連続で30%台の高水準。得票数は参院選としては01年以来、15年ぶりに2000万票を超えた。公明も13.5%で3位となり、与党で比例票の約半数を獲得した。
旧民主は13年参院選で得票率が13.4%まで低迷。その後、14年衆院選では上昇に転じ、民進に衣替えして初の国政選挙となった今回も得票率を伸ばした。旧維新との合流効果が表れた格好だが、依然としてピーク時の半分程度にとどまっている。
共産は10.7%の4位で、10%台の得票率を継続。おおさか維新は9.2%となり、14年衆院選の3位から5位に後退した。
一方、個人得票は、公明の長沢広明氏が約94万2000票でトップとなった。公明は4位までを独占。これに続き、自民の徳茂雅之氏が約52万1000票を獲得し、同党で首位となった。 (2016/07/11-17:07)
2415
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:31:40
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100732&g=pol
参院党派別得票数・率(選挙区)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 得 票 数 得票率 前 回
自 民 22,590,793 39.9 42.7
民 進 14,215,956 25.1 16.3
公 明 4,263,422 7.5 5.1
共 産 4,103,514 7.3 10.6
お維新 3,303,419 5.8 7.2
社 民 289,899 0.5 0.5
生 活 - - -
日 こ 535,516 0.9 -
改 革 60,431 0.1 -
諸 派 1,452,990 2.6 3.3
無所属 5,739,452 10.1 4.0
合 計 56,555,392 100.0
(2016/07/11-16:59)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100733&g=pol
参院党派別得票数・率(比例代表)(選管確定)
【時事通信社調べ】
党派名 得 票 数 得票率 前 回
自 民 20,114,788 35.9 34.7
民 進 11,750,965 21.0 13.4
公 明 7,572,960 13.5 14.2
共 産 6,016,195 10.7 9.7
お維新 5,153,584 9.2 11.9
社 民 1,536,238 2.7 2.4
生 活 1,067,300 1.9 1.8
日 こ 734,024 1.3 -
改 革 580,653 1.0 -
諸 派 1,480,593 2.6 1.2
無所属 - - -
合 計 56,007,303 100.0
(2016/07/11-17:00)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100771&g=pol
新潟・中原氏、56万票で落選=山梨当選者の3倍超【16参院選】
参院選の選挙区当選者のうち、最も得票が少なかったのは3年前と同じく山梨選挙区(改選数1)で、宮沢由佳氏(民進)の17万3713票だった。一方、今回から改選数1に減った新潟の中原八一氏(自民)は、宮沢氏の約3.2倍の55万8150票を獲得しながら落選した。
選挙区定数を10増10減し、初めて合区も導入して「1票の格差」は縮小したものの、依然として選挙区によって開きがあることが浮き彫りとなった。
新潟に次いで多くの票を獲得して落選したのは、同じく改選数が2から1に減った長野の若林健太氏(自民)。以下、高得票落選者の3〜5位は、3人区以上の選挙区で競り負けた候補が占めた。
山梨に続いて低い得票で当選したのは、福井、佐賀、香川の順で、いずれも1人区。5番目には、改選数2の広島で当選した柳田稔氏(民進)が入った。
全国最多得票は東京で当選した蓮舫氏(民進)。2位は神奈川の三原じゅん子氏(自民)で、ともに100万票を突破した。
◇高得票落選・低得票当選上位5人
〔高得票落選者〕
55万8150票 中原 八一(自民、新 潟)
49万9974票 若林 健太(自民、長 野)
48万7729票 浅賀 由香(共産、神奈川)
48万6778票 伊藤 岳(共産、埼 玉)
48万2688票 柿木 克弘(自民、北海道)
〔低得票当選者〕
17万3713票 宮沢 由佳(民進、山 梨)
21万7304票 山崎 正昭(自民、福 井)
25万1601票 福岡 資麿(自民、佐 賀)
25万9854票 磯崎 仁彦(自民、香 川)
26万4358票 柳田 稔(民進、広 島)
(敬称略)
(2016/07/11-17:32)
2416
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:37:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000255&g=pol
改憲反対は36%=賛成は3割切る-出口調査【16参院選】
時事通信が10日の参院選出口調査で、憲法改正の是非について尋ねたところ、「賛成」が29.6%だったのに対し、反対は36.0%で約6ポイント上回った。「分からない」との回答も34.4%に達し、改憲への理解が有権者に広がっていない実情が改めて浮き彫りとなった格好だ。
自民党は参院選後、衆参両院の憲法審査会で具体的な改憲条項の絞り込みに入りたい考え。ただ、安倍晋三首相(党総裁)が重視する国民投票で、過半数を得られるめどが立っているとは言い難い情勢で、同党は慎重な国会運営を強いられそうだ。
「賛成」を選んだ有権者の比例代表での投票先を聞いたところ、最多だったのは自民の59.6%。次いで、おおさか維新の13.4%、公明の8.9%、民進8.2%、共産2.5%、こころ2.5%となった。
一方、「反対」の有権者の投票先は、民進がトップで36.4%。以下、共産20.5%、自民15.0%、おおさか維新7.2%、公明6.3%、社民5.2%だった。(2016/07/10-21:41)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000279&g=pol
「18、19歳」は与党過半数=無党派、自・民が伯仲-出口調査【16参院選】
10日の参院選で時事通信が行った出口調査によると、新たに選挙権を得た「18、19歳」の比例代表での投票先は、自民党(個人名投票を含む)が40.1%で1位となった。公明党も10.8%で3位の支持を集め、与党で過半数を占めた。民進党は2位を確保したものの、18.5%にとどまった。
全体の平均と比べると、10代の投票先は自民、公明が平均を上回る一方、民進、共産やおおさか維新の会は平均を下回り、与党志向が明確になった。
一方、「支持する政党はない」とした無党派層のうち、比例で自民に投票した人は、2014年の衆院選での調査と比べて3.1ポイント増の26.1%。これに対し、民進も民主党として戦った衆院選から5.1ポイント増の25.3%と伯仲した。
おおさか維新は、維新の党として臨んだ衆院選では自民に続く支持を集めたが、今回は9.5ポイント減の12.8%と大幅に減らして3位に後退。「第三極」の衰退傾向が、一段と鮮明になった格好だ。
共産は同1.6ポイント減の12.3%で、前回と同じ4位を維持した。5位の公明は同0.4ポイント増の7.2%。以下、政治団体「支持政党なし」3.4%、社民3.1%、生活2.7%などの順だった。
調査は10日、各投票所で投票を済ませた有権者を対象に行い、3万3985人から回答を得た。このうち、未成年の割合は3.7%。無党派層の割合は32.2%だった。(2016/07/10-22:25)
2417
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:37:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000277&g=pol
「解消に取り組む」=初の合区で当選、青木さん【16参院選】
初の合区となった「鳥取・島根」選挙区で当選を果たした自民党の青木一彦さん(55)は「やはり(選挙区は)広く、長かった。民意を届けるのが仕事だが、合区は無理がある。解消に向けて全力で取り組む」と述べた。
午後8時すぎに当確の一報が入ると、松江市内のホテルでは支援者らから「うおー」というどよめきが沸き起こり、自民党鳥取県連会長の石破茂地方創生相も満面の笑みを浮かべた。
石破氏は「合区は厳しかった。候補者の政策を十分聞いてもらう選挙の仕組みが要る。次の参院選まで合区を解消する(のが必要)」との認識を示した。(2016/07/10-23:15)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000196&g=pol
「若者のための政治を」=将来見据え-18歳、思い思いの1票【16参院選】
選挙権年齢が18歳以上に引き下げられて初めての国政選挙。新たに有権者となった18、19歳は、震災からの復興や将来の子育てなどに思いをはせながら、真剣に1票を投じた。
福島市の投票所では、短大生の高橋茉夕夏さん(19)が「脱原発を進め、風評被害など福島への偏見を無くしてくれる人に政治を任せたい」と望んだ。母親と一緒に訪れた高校3年の高橋玲佳さん(18)は「やっと選挙権が取れた。自分の意見が少しでも反映されれば」と話し、「もう少し早く除染を進めて」と注文した。
熊本地震から3カ月を迎える熊本県。10日に模試があり期日前投票したという熊本市の高校3年の女子生徒(18)は「地震だけでなく自分が母親になったときのことも考え、子育て支援などを訴えた候補者に投票した」と話した。同じ高校の男子生徒(18)は「復興や英国の欧州連合(EU)離脱問題への対応に注目して投票先を選んだ」と説明した。
移設問題に揺れる沖縄県の米軍普天間飛行場周辺では、新型輸送機オスプレイが日常的に上空を飛び交う。県立高校3年の久貝美穂さん(18)=同県浦添市=は「基地がちょっとでも減るように、沖縄のことを考えてほしい」。部活の練習前に那覇市内で投票した高校3年田中周さんは、この日が18歳の誕生日。「基地は危ないと思う」とし、「若者の意見を通さないと住みよい街にならない。きょうの投票が第一歩」と気を引き締めた。
東京都文京区の投票所では大学1年の萩原未来さん(18)が「働きやすさや賃金など雇用関連の政策を重視した」と語った。大学2年宇津木咲栄さん(19)は、街頭演説や政党のツイッターなどを参考に候補者を選び、「自分の1票で少しでも若者のための政治に変われば」との思いで票を投じた。一方、家族に連れられて投票に来たが、「政党のことも分からないし興味もないのに、責任を伴う投票をさせられるのは困る」と話す女子大学生(18)もいた。(2016/07/10-19:47)
2418
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 21:55:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100777&g=pol
自民、業界候補が堅調=民進は労組依存続く-比例代表【16参院選】
参院選の比例代表で、自民党の当選者の顔ぶれを見ると、業界団体の支援を受けた候補が上位に並んだ。2013年の前回参院選では低調だった著名人候補の健闘も目立った。一方、民進党の当選者は、労働組合の組織内候補が大半。労組依存体質が前身の民主から変わっていないことをうかがわせた。
自民では、全国郵便局長会(全特)が推す徳茂雅之氏が50万票超で、前回参院選に続いてトップ当選。全特は同党支持に回帰して2度目の選挙となる今回、3年前を10万票近く上回り、かつて最強と呼ばれた集票力を見せつけた。
日本建設業連合会が支援する足立敏之氏は30万票弱を獲得して6位。日本医師連盟の自見英子氏は9位と、いずれも手堅く票を伸ばした。環太平洋連携協定(TPP)をめぐり自民とぎくしゃくした全国農政連の藤木真也氏も8位に食い込んだが、前回より10万票以上減らした。
著名人候補では、テレビのコメンテーターなどを務める青山繁晴氏が50万票近くを集めて2位に躍り出た。女性ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子氏も30万票を超えて5位に入った。
民進は今回、連合の組織内候補を過去最多の12人擁立。12人の得票合計は約211万票で、連合候補の個人名得票総数の過去最高を記録した。
獲得した11議席のうち、連合候補は8人。前回落選した日本郵政グループ労組(JP労組)は7万票余りを上積みして当選圏入り。電機連合は6万票強、電力総連も3万票強、得票を増やした。一方、鉄鋼・造船などで構成する基幹労連などは議席に及ばなかった。(2016/07/11-17:36)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100830&g=pol
自民、業界候補が堅調=民進は労組依存続く-比例代表【16参院選】
参院選の比例代表で、自民党の当選者の顔ぶれを見ると、業界団体の支援を受けた候補が上位に並んだ。2013年の前回参院選では低調だった著名人候補の健闘も目立った。一方、民進党の当選者は、労働組合の組織内候補が大半。労組依存体質が前身の民主から変わっていないことをうかがわせた。
自民では、全国郵便局長会(全特)が推す徳茂雅之氏が50万票超で、前回参院選に続いてトップ当選。全特は同党支持に回帰して2度目の選挙となる今回、3年前を10万票近く上回り、かつて最強と呼ばれた集票力を見せつけた。
日本建設業連合会が支援する足立敏之氏は30万票弱を獲得して6位。日本医師連盟の自見英子氏は9位と、いずれも手堅く票を伸ばした。環太平洋連携協定(TPP)をめぐり自民とぎくしゃくした全国農政連の藤木真也氏も8位に食い込んだが、前回より10万票以上減らした。
著名人候補では、テレビのコメンテーターなどを務める青山繁晴氏が50万票近くを集めて2位に躍り出た。女性ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子氏も30万票を超えて5位に入った。
民進は今回、連合の組織内候補を過去最多の12人擁立。12人の得票合計は約211万票で、連合候補の個人名得票総数の過去最高を記録した。
獲得した11議席のうち、連合候補は8人。前回落選した日本郵政グループ労組(JP労組)は7万票余りを上積みして当選圏入り。電機連合は6万票強、電力総連も3万票強、得票を増やした。一方、鉄鋼・造船などで構成する基幹労連などは議席に及ばなかった。(2016/07/11-18:12)
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名無しさん
:2016/07/17(日) 21:57:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000231&g=pol
海外メディアも速報=「3分の2」に関心-参院選【16参院選】
10日投開票の参院選の結果は、海外メディアも速報した。フランスのAFP通信は、日本での報道を引用する形で「与党伸長」と報道。「安倍晋三首相は景気の力強い回復を実現できておらず、与党の政策への支持は消極的だが、野党勢力への信頼はそれを下回った」と指摘した。
英ロイター通信は「安倍政権の経済政策と平和憲法改正に対する懸念にもかかわらず、出口調査で与党が地滑り的勝利」と伝えた。自民党を中心とする改憲勢力の動向を詳報するとともに、選挙後に見込まれる内閣改造では麻生太郎財務相の去就が焦点になると分析した。
英BBC放送(電子版)は、自民党などが非改選を含め3分の2に達すれば、安倍首相は「軍事行動への制約を緩和する憲法改正に向け、国民投票が実施可能になる」と伝えた。米ABC放送(電子版)は、与党勝利で「安倍首相による経済再生推進に道を開く」と報じた。
中国共産党機関紙・人民日報系のニュースサイト環球網も与党勝利を速報。仮に安倍政権が憲法9条改正に乗り出せば、歴史問題で日本と食い違いがある中韓両国は必ず反対するだろうという日本の報道を紹介した。
韓国の聯合ニュースは午後8時すぎに、「出口調査で自民党圧勝」と速報。「改憲勢力が、参院でも改憲案発議に必要な議席を確保することが予想される」と見通した。 (2016/07/10-22:43)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100918&g=pol
安倍首相「歴史的な選挙」=各党、支持獲得は模索続く-18歳選挙権【16参院選】
今回の参院選は、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた初めての国政選挙となった。安倍晋三首相は11日の記者会見で、「18、19歳の若者が1票を投じた歴史的な選挙」と総括。与野党とも、未成年の政治参加を前向きに捉えているが、支持獲得の取り組みについては手探りの状態が続く。
首相は、自民党本部での会見で、「若者とともに、輝かしい未来をつくり上げていく」と訴えた。新たに有権者となった18、19歳は約240万人。こうした若年層の存在も意識し、首相は「未来への投資」を柱とする経済対策を早急に取りまとめる方針を打ち出した。
菅義偉官房長官も11日の会見で、「非常に意義がある投票参加だったと思う」と評価。18、19歳の投票行動が参院選に与えた影響に関しては、「これからしっかり精査したい」と述べた。
報道各社の参院選出口調査では、比例代表で与党に投票した18、19歳の有権者が多かった。公明党からは「長い目で安定して(政策を)前に進めることを望んでいると感じた」(若手)などと歓迎する声が上がった。
これに対し、民進党の岡田克也代表は10日深夜の会見で、「われわれのアプローチの仕方が十分ではなかった面もある」と反省を口にし、今後は若者への発信を強める考えを示した。
一方、共産党の志位和夫委員長は「若い方と一緒に戦う選挙戦になったことを実感した」と指摘し、今後の連携強化への期待も示した。
おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は11日、大阪市で会見し、18、19歳に対して被選挙権も与えるべきだと主張。「若者世代に直接関係あることを訴え、政治に興味を持ってもらうことが政治家の役割だ」と強調した。 (2016/07/11-19:45)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100942&g=pol
合区・比例転出で明暗=自民【16参院選】
10日投開票の参院選で、自民党から比例代表で立候補した前鳥取市長の竹内功氏が次点で落選した。自民党は、合区された鳥取・島根選挙区で島根県を地盤とする青木一彦氏を公認。地域代表の候補者を出せなくなった鳥取県側に配慮し、竹内氏に業界団体の組織票を優先的に回して「救済」する方針だった。
一方、徳島・高知で竹内氏と同様、公認から漏れ、比例に転出した元高知県議の中西哲氏は4位で当選を果たした。自民党がインターネットで人気投票を行い、比例で擁立した作家の伊藤洋介氏は当選圏に届かなかった。(2016/07/11-20:07)
2420
:
とはずがたり
:2016/07/17(日) 22:21:25
奈良県下でもおおさか維新が民進を僅かにかわして第二党だった。
民進は改革保守に触手伸ばさないと勝ち目無いのが本筋なんだろうなぁ。
吉田党首の都道府県別得票調べようと思ったら新聞には当選者の得票しか新聞には載ってなかった(;´Д`)
最低得票当選者以上の得票をした落選候補の内訳ぐらい載せろよなぁ。。
2421
:
名無しさん
:2016/07/17(日) 23:41:04
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100961&g=pol
「18、19歳」は45.45%=投票率、全国平均下回る【16参院選】
総務省が11日に発表した、参院選での18、19歳の投票率(選挙区)の速報値は45.45%で、全国平均の54.70%を9.25ポイント下回った。男性は43.43%、女性は47.58%だった。
速報値は、全国の計4万7905投票区から、各都道府県ごとに4カ所ずつ(沖縄県のみ3カ所)の計187投票区を抽出して算出。18、19歳の有権者数1万1480人に対し、投票者数は5218人だった。
2013年の前回参院選(投票率52.61%)での年代別投票率と比べると、20代の33.37%、30代の43.78%を上回ったが、40代以上の各年代の投票率を下回った。
年齢別の内訳は、18歳が51.17%(男性49.43%、女性53.01%)、19歳が39.66%(男性37.31%、女性42.11%)。いずれも女性の方が投票率が高かった。(2016/07/11-20:55)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071200794&g=pol
自民「合区」救済策が失敗=比例転出に不満、強まる解消論【16参院選】
今回の参院選で隣り合う選挙区を一つにする合区が導入されたことを受け、自民党は調整の結果、選挙区出馬を断念した候補者を比例代表に回す救済策を講じた。だが、「鳥取・島根」選挙区では、比例に転出した鳥取県出身候補が落選し、同県連には不満が残った。党内では合区解消のため憲法を改正すべきだとの声が強まりつつある。
自民党は「鳥取・島根」では島根県を、「徳島・高知」では徳島県をそれぞれ地盤とする現職を公認。鳥取、高知両県連の推した新人は比例に回った。中西哲元高知県議は上位で当選したものの、竹内功前鳥取市長は次点で落選し、党鳥取県連幹部は竹内氏を「合区の犠牲者だ」と評した。
同党選対関係者は、竹内氏が獲得した約9万票のうち、島根県では1万票余りしか得られなかったことを問題視。「3年後を考えたら、もっと島根で票を出さないといけない」と述べ、党島根県連の対応を批判した。2019年には現職同士が競合するため、調整は一層、困難になる。
参院選公約で自民党は、選挙制度について「都道府県から少なくとも1人が選出されることを前提に、憲法改正を含め在り方を検討する」とうたっている。党鳥取県連会長を務める石破茂地方創生担当相は12日の記者会見で「選挙制度の在り方を見直す非常に大きな契機になる。この制度は今回限りにしたい」と強調しており、今後は改憲による合区解消論が党内で広がりそうだ。
「1票の格差」是正を目的とする合区は、都市部への人口集中により、今後も対象県が増えることが予想される。党幹部は「注目すべきは来年の『1票の格差』をめぐる最高裁判決だ。もっと合区を増やさなければ駄目だという強い判決が出れば、いよいよ憲法改正しなければいけないとなるかもしれない」と語った。(2016/07/12-18:51)
2422
:
とはずがたり
:2016/07/18(月) 08:32:30
<選挙違反容疑>維新の中谷氏関連先捜索 大阪府警
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160715k0000e040214000c.html
07月15日 12:18毎日新聞
7月10日投開票の参院選比例代表で「おおさか維新の会」から立候補し落選した中谷裕之氏(54)陣営の選挙違反事件で、大阪府警は15日、中谷氏が理事を務める全国柔整鍼灸(しんきゅう)協同組合(全柔協)と学校法人平成医療学園(いずれも大阪市北区)を公職選挙法違反(買収)の疑いで家宅捜索した。
府警によると、中谷氏陣営の出納責任者で行政書士の寺谷拓道容疑者(35)が親族の女性に選挙運動の日当を支払うと約束したとして逮捕された。中谷氏の後援会長が全柔協と同学園の理事長を兼務しており、府警は選挙違反事件の関連先として捜索した。【池田知広、戸上文恵】
2423
:
チバQ
:2016/07/18(月) 22:38:10
http://www.asahi.com/articles/ASJ7K5FP1J7KUOHB00X.html
田中直紀氏陣営、無届け文書送付 公選法違反容疑か
2016年7月18日03時00分
参院選比例区に民進党公認で立候補し、落選した田中直紀・元防衛相(76)の陣営が、参院選公示後に選挙管理委員会に届けていない文書を有権者に送っていたことが17日、分かった。新潟県警も把握しており、公職選挙法違反(法定外文書の頒布)の疑いもあるとみて捜査を始めた模様だ。
公選法は、選管に届け出たビラやはがき以外を公示後に頒布することを禁じている。公示前であっても、選挙や候補者を特定して投票を呼びかけることはできない。
田中氏は新潟選挙区(改選数1…
2424
:
チバQ
:2016/07/18(月) 22:39:47
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201607/0009295116.shtml
2016/7/18 06:55神戸新聞NEXT
参院兵庫選挙区 公明候補“衝撃”得票の要因は…
10日に投開票された参院選。改選数が3に増えた兵庫選挙区では、24年ぶりの公明単独候補の伊藤孝江氏(48)が、54万2千票を集め、2番手議席を奪取した。同党の同選挙区候補としては過去最高得票。自民の「公明推薦」という“印籠”を手にした効果なのか。兵庫を「最重点区」と位置付け、党挙げての総力戦を展開した成果なのか。集票要因を検証した。(斉藤正志)
伊藤氏の得票約54万2千票は、前回選(2013年)の県内公明比例得票約36万5千票、今回の約37万1千票をともに17万票超上回る数字だ。1986年に同党候補が兵庫選挙区で出した最高得票約48万5千票から約5万7千票上積みした。
目標こそ55万票と設定していた伊藤氏陣営。当選ライン(45〜50万票)を獲得できるか微妙だと思っていたといい、「ここまで票が伸びるとは思わなかった」と明かす。
■ □
当選に10万票以上足りないとみた公明は、保守票の取り込みに照準を合わせた。
自民党本部が決定した公明推薦をめぐっては自民県連が猛反発し、協力を得られないと見切った伊藤氏陣営は、党本部や官邸を巻き込んだ戦略に打って出た。
安倍晋三首相や二階俊博総務会長など自民の大物が相次いで来援。6月27日に神戸国際会館で開かれた伊藤氏の個人演説会には、建設、港湾、運輸といった自民系業界団体などから約1500人が召集され、菅義偉官房長官が伊藤氏の支援を、公明の石井啓一国土交通相が道路網や港湾の充実などを強調した。
石井氏は公示後に3度兵庫入り。大阪湾岸道路西伸部の着工や播磨臨海地域道路の具体化などが控える中、陣営関係者は「(業界団体に)プレッシャーになったはず」とする。
さらに、自民の国会議員らを介して自民系企業に接触を重ねるなど保守層切り崩しを加速させた。
一方で、支持母体・創価学会による選挙活動も激しさを増した。全国の学会員が、さまざまな人脈を使い、電話などで兵庫の有権者に伊藤氏への支援を呼び掛けた。「総計すれば150万人くらいに声を掛けたのでは」と話す関係者もいる。
また、山口那津男代表が公示後に4度も訪れるなど、党幹部が続々と来援し、かつてない総力戦を展開した。
■ □
伊藤氏の選挙区と公明比例票の得票数を、自民現職の末松信介氏(60)のそれと比較したのが左の図だ。
尼崎市で伊藤氏は6万3千票を獲得。投票者の3人に1人が伊藤氏に投票した。ただ、公明比例票は4万3千票と約2万票少ない。一方、末松氏の同市での自民比例票は約4万8千票あるのに、選挙区票は約3万4千票と約1万4千票少ない。
伊藤氏が大量得票した姫路、西宮、明石、加古川市でも同様の傾向が見られ、自民支持層票の一部を、伊藤氏が選挙区票として取り込んでいったことがうかがえる。
また、これまでの国政選挙で比例得票率が低いとされてきた神戸市東灘区、宝塚市、西宮市で票を伸ばしており、底上げにつながった。
2425
:
チバQ
:2016/07/18(月) 22:48:45
>>2339
下を張ってなかったっぽい
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160713_11023.html
<参院選宮城>共闘の間合い 試行錯誤
共産、社民の県組織幹部らと一緒に万歳する桜井氏(中央)=10日午後11時10分ごろ、仙台市青葉区
拡大写真
◎苦闘の決算(下)巻き返し
<解かれた「封印」>
相乗りの小船は、激戦を制した歓喜に沸き続けた。
参院選宮城選挙区(改選数1)で4選を果たした民進党現職の桜井充氏(60)は10日午後11時、仙台市青葉区の事務所で顔をしわくちゃにしながら何度もVサインを示し、野党共闘を支えた共産、社民両党の県組織幹部らとがっちり握手した。
共闘効果は得票数にくっきりと表れた。自民党現職の熊谷大氏(41)を4万以上引き離す51万。県内の比例票で計13万を獲得した共産、社民支持層が当選ラインに押し上げた。
桜井氏は過去3回の参院選を旧民主単独で戦った。今回は共産、社民とがっちり手を組み、与党との激突を見据えて3月から準備に突っ走ってきた。
自らを「野党統一候補」と呼び、民進公認を「封印」。相手陣営からの批判に、序盤は「共産と組んで何が悪いのか」と強弁していたが、遊説スタイルは選挙期間中に変調を来した。
当時の共産政策委員長による「防衛費は人を殺すための予算」発言を巡って露骨な攻撃に出た自民に対し、防戦を余儀なくされた。「共産の声掛けが鈍っている」「自衛隊の家族から『応援できない』と言われた」などの話が錯綜(さくそう)し、選対本部に動揺が広がった。
2日、仙台市中心部であった街頭演説。桜井氏は「大企業優遇の安倍政権か、われわれ民進と桜井を選ぶのか」と訴え、「共産」には触れずにマイクを置いた。複数の後援会幹部が「野党共闘よりも、3期18年の実績を強調した方がいい」と進言を重ねていた。
<失速の苦い記憶>
自民が放つ圧倒的な組織戦の圧力にじりじりとした停滞感が漂う中、動きが鈍った野党共闘のエンジンに代わってギアを上げたのは、民進の地方議員だった。
前回参院選(2013年)で、旧民主公認の岡崎トミ子元参院議員が終盤に大票田・仙台で失速し、新人に逆転を許した苦い記憶がある。「あの時の轍(てつ)を踏むな」の号令で、当時を知る県議、市議らが4日朝から各地の駅前に立ち、票の掘り起こしに当たった。
陣営と共に危機感を共有した桜井氏の演説も「講義のような理詰めの批判」(民進県議)から、有権者への訴え掛けに変わった。介護や育児など年齢層に合わせてテーマを巧みに選択し、再び風をつかんだ。
一進一退の共闘態勢の果てに勝利を決めた10日、安住淳県連代表は安倍晋三首相のフレーズを引き、「この道は間違っていない」と語り、迷いを振り払った。次期衆院選への対応に加え、県内では来年に仙台市長選、知事選と政治日程が控える。
県連幹部は「選挙の戦い方に距離があったのは事実。相手陣営に寄り合い所帯の弱点を突かれるなど、難しさも浮き彫りになった。乗り越えるべき課題は多い」と気を引き締める。(報道部・桐生薫子)
◇ ◇ ◇
改選数が2から1に減り、現職同士が生き残りのデッドヒートを繰り広げた参院選宮城選挙区(改選数1)は、民進党の桜井充氏(60)が、再選を狙った自民党の熊谷大氏(41)を振り切り、4選を果たした。「野党共闘」と「1強自民」が真正面から激突した18日間と、雌雄を決した軌跡を振り返る。
関連ページ:宮城政治・行政
2016年07月13日水曜日
2426
:
チバQ
:2016/07/19(火) 20:10:14
http://www.nikkansports.com/general/news/1679997.html
野党一本化で参院選当選の無所属4人に政党所属問題
[2016年7月17日16時42分]
参院選で、野党一本化により無所属で当選した4人の政党所属問題が浮上している。民進、共産、社民、生活4党が支援した当選者は地元事情を抱え、即断できないケースも。民進党などは入党を皮算用する当選者がいる。共産党は「あらかじめ決めていない。話し合いが必要だ」(志位和夫委員長)とけん制する。
4人のうち岩手選挙区の木戸口英司、新潟選挙区の森裕子の両氏は生活の党籍を持つ。木戸口氏は小沢一郎共同代表の元秘書。森氏は党代表の経験者だ。小沢氏は「力を合わせて活動するのが自然だ」と流れをつくる。
ただ当面の対応は分かれそうだ。木戸口氏は生活所属について地元で他の3党の了承を得た。森氏は当選しても「当面は無所属」と約束した経緯があり、同党の国会会派入りで調整が進む。
山形選挙区の舟山康江氏は民主党で参院議員を務め、2012年に離党した。民主党を引き継ぐ民進党は「擁立を主導し、公認候補と同等に支援してきた」(党幹部)として、入党を当て込む。
難航しそうなのが沖縄選挙区の伊波洋一氏だ。選挙戦で主力になったのは共産、社民両党。社民党には、生活と調整中の統一会派への参加を望む声があるが、志位氏は「無所属を通すことが、沖縄のオール野党の結束にとって大事だ」とくぎを刺す。伊波氏は綱引きの間で難しい立場だ。(共同)
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:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:14:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160713-00000017-san-l12
【参院選検証・18日間の戦い】(上)自民、現新競い相乗効果
産経新聞 7月13日(水)7時55分配信
「それぞれが努力し、切磋琢磨(せっさたくま)した結果だ」。参院選千葉選挙区(改選数3)で猪口邦子と元栄太一郎が上位2議席を勝ち取ったことを踏まえ、自民党県連会長の桜田義孝は両陣営の健闘をたたえた。2人の得票数は計約133万票。2年前の衆院選の県内13選挙区で同党候補者らが集めた約126万票を上回る大勝を収めた背景には、両陣営による激しい「デッドヒート」があった。
◆「石井流」の組織戦
「一人でも多くの有権者の期待に応えたい。全身全霊で頑張っていく」。1日に千葉市内の市民会館で開かれた個人演説会。元栄が国政挑戦の意気込みを語ると、万雷の拍手が沸き起こった。定員約1千人のホールは立ち見が出る盛況。会場に入れず帰った人もいたという。
元栄陣営は街頭活動に加え、県内各地で個人演説会開催に注力。業界団体の関係者や地方議員の支持者らを集め、新人らしからぬ「組織戦」を展開した。
陣営に出入りしたある地方議員は「なじみの業界団体の方に彼の支持をお願いしたら、『元栄さんは正月ぐらいにあいさつに来てくれたよ』と言われた。ただの新人じゃない。まるでベテランのような動きだ」と感嘆し、こう付け加えた。
「完全に彼を指導する(参院議員の)石井準一さんのやり方だね」
◆力配分に差
今回の選挙戦では、石井と石井に近い自民党の県議グループ約20人が元栄を支援。石井は6年前の選挙では猪口を支えたが、今回は元栄の当選に「政治生命をかける」と言い切った。一方の猪口には、参院議員の豊田俊郎と別の同党県議グループ約30人が支え、6年前とは支援の構図が一変した。
党関係者によると、党が公示直前に実施した世論調査では、元少子化担当相として知名度で勝る猪口が大きくリード。元栄は3位に入ったが4、5位と接戦だった。公示直後の調査でも同様だった。
この結果を踏まえ、自民党は悲願の2議席獲得を実現させるため、公明党に投票を元栄に傾斜するよう依頼。また、選挙期間中の土曜日だった2日には自民党農林部会長の小泉進次郎、ラストサンデーの3日には首相の安倍晋三が両陣営の応援に駆けつけた。
猪口への応援演説は安倍、小泉とも1カ所ずつだったのに対し、元栄はそれぞれが複数カ所で行うなど、力配分の差は歴然だった。選挙活動の経験が豊富な猪口陣営の男性スタッフは「参ったなあ。こんなの初めてだ」。猪口を支援するある県議も「向こう(元栄)の方が勢いがあるね」と漏らした。
◆「どうだ!」
「女性議員が少ないのは再選するのが難しいから。私は与党唯一の現職候補です。議席を守り抜かせてください」。投票日前日の9日、JR船橋駅南口で猪口は必死の形相で訴えた。
猪口は初当選後、地元の集会に顔を出し、県議会の傍聴に訪れるなど地道に地盤固めを行ってきた。陣営関係者によると、終盤、猪口は周囲に「トップでなければ、当選しても勝ちではない」などと元栄の動向を意識した発言をしていたという。
迎えた10日の投開票日。激しい競争は相乗効果という形で表れ、猪口が76万票、元栄が57万票の“自民党圧勝”で幕を閉じた。
同日夜、当選確実の報が入り、喜びに沸く選挙事務所で報道陣の取材に応じた猪口は「議席を守れないことがあってはいけない選挙だった。(公示直前も含め)安倍首相が2回も来てもらえたので心の支えになった。ひがむ理由はない」と謙虚に回答。だが、その最中にテレビで自身が他候補を圧倒的に引き離しているとする出口調査の結果が流れると、拳を突き上げて叫んだ。
「どうだ!見たか。トップだぞ!」
◇
自民党の2議席獲得、民進党の1議席死守という結果に終わった参院選千葉選挙区。18日間の戦いを振り返る。(敬称略)
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:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:15:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160714-00000051-san-l12
【参院選検証 18日間の戦い】(中)民進・連合 水野氏との溝
産経新聞 7月14日(木)7時55分配信
「民進党公認候補だが、労働組合や連合などの推薦を受けているわけではない。しがらみがないから改革を成し遂げられる」。選挙戦最終日の9日、JR船橋駅前に立った水野賢一は、党の支持母体である連合との関係を“しがらみ”と表現した。事実、選挙戦で連合千葉が推薦したのはもう1人の党公認候補、小西洋之のみ。党全体としては計78万票を集めて1勝1敗という結果に終わり、党勢回復が徐々に進んでいると見ることもできる。だが、この発言は水野と、党や連合との微妙な距離感を表しているようにも聞こえた。
◆共倒れを危惧
「民進党を終の棲家としたい。参院選では2議席を獲得して、自民党の1強に風穴を開ける覚悟だ」。約2カ月前の5月8日。千葉市内のホテルで開かれた民進党県連の結成大会で水野はこう決意を表明した後、小西のもとに歩み寄り、手を差し出した。小西は一瞬驚いたような表情を浮かべたが固く握手を交わし、周囲からは拍手とどよめきが起きた。
公認候補2人の擁立は党本部の主導で決まった。だが、党勢回復は道半ば。県連内部では「共倒れ」を危惧する声は根強く、党関係者の中には「小西の支援に集中しないと、共産党に出し抜かれる」とささやく者もいた。
しかも、水野の公認が決まったのは4月。選挙戦直前だったため、票をうまく2人に分けるようにする、地域や所属議員の「区分け」や「人分け」は決めなかった。連合は水野のポスター貼りには協力することになったが、ある県連関係者は「水野は過去に連合を批判している。ポスター貼りの協力を得るのも大変だった」などと明かした。
◆波紋を呼ぶ「檄文」
公示日から1週間たった6月29日夕方。水野はJR稲毛駅前にいた。選挙カーの上から理路整然と安倍政権批判や1期6年の実績などを繰り返すが、周辺で選挙チラシを配るスタッフはわずか。前日の同時刻に同駅前で街頭演説を行った小西の元には、連合関係者や千葉市議など十人ほどが手伝いに来ており、党内の支援体制の違いが垣間見えた。
また、終盤には同党総支部長らに出された一枚の“檄文(げきぶん)”が波紋を呼んだ。「総力を結集し、厳しい選挙情勢を突破しよう」と記された4日付の文書は、小西の合同選対委員長で県連会長でもある田嶋要と後援会長の連名。選挙戦について自民2人が優勢で「小西は残る一つの議席を共産新人と横一線で争う厳しい情勢」と分析した上で、総支部長や地方議員らに街頭で「選挙区は小西、比例は民進党」と声かけを連日行うよう要請する内容だった。
水野には一言も触れておらず、一部ではこの文書を「県連が小西に一本化した」と捉える向きもあった。これに対し、県連幹事長の田中信行は選挙後の11日に行われた記者会見で、「檄文は小西の選対として出したもので、県連として出したものではない」と説明。「一部で流布されているような、『水野がもう勝てないから、小西への一本化を県連が決めた』という事実はない」と否定した。
◆今後は未定
選挙戦の結末は、前首相の野田佳彦らが連日応援に駆けつけた小西が47万票を集めて再選。水野は養父で元衆院議員の清らが水野の衆院時代の地盤でもある佐倉市周辺で票の掘り起こしを図ったが、31万票で届かず議席を失った。ただ、懸念された共倒れは回避でき、比例票が伸びたことを受け、田中は「3年前のどん底から回復期に来ている。2人で努力した結果だ」と評価した。
水野は10日、テレビの選挙報道で落選が濃厚と報じられた後、「民進党からは支援を受けた。感謝申し上げる」と話し、党関係者とも握手を交わした。ただ、今後については「全く決まっていない」と言葉少なに語った。(敬称略)
2429
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:17:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160716-00000053-san-l12
【参院選検証・18日間の戦い】(下)「人殺し予算」 共産の誤算
産経新聞 7月16日(土)7時55分配信
「参院選千葉選挙区初の議席を」。党委員長の志位和夫らが連日県内入りし、悲願達成を目指した共産党。8回目の国政挑戦となった公認候補の浅野史子は前回選の公認候補より約12万票多い35万票を集めたものの、当選は果たせなかった。安全保障関連法に反対する市民らの運動は高まったが、選挙期間中に党幹部がテレビで防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことも影響したとみられる。
◆躍進の手応え
「固定の支持層への呼びかけはできている。あとは保守層、無党派層からの得票だ」。公示直前の6月20日、浅野の陣営関係者は党躍進に手応えを見せた。
反安倍政権を訴える市民グループとの連携もあり、陣営関係者のなかには「平成10年の参院選で49万票を獲得した時以上の手応えだ」という声もあった。自民党関係者によると、自民党が公示直前と直後に実施した2回の世論調査では、浅野はいずれも2位につけていたという。
選挙戦では、地元の市川市など東葛地区を中心に活動する一方、保守支持層が多く自民党の“牙城”ともいえる木更津市などの県南部でも選挙活動を敢行。同市は浅野氏の出身校もあり、陣営は「現政権に不信感を覚えた保守層からの支持も徐々に集まっている」と好感触を抱いた。
「政治と生活は無関係ではない。暮らしと平和を守る共産党に力を」。3児の母の率直な声を武器に、安保関連法やアベノミクス批判を繰り返し安倍政権打倒を主張。市民運動チーム「ふみネェ推し隊」のイベントや候補者をヒーローに見立てたチラシなどユニークな戦略も展開し、学生グループ「SEALDs(シールズ)」メンバーが応援に駆け付けるなど、機運を着実に高めていった。
◆テレビ発言で標的に
好調な滑り出しに見えたが、公示直後の6月26日にテレビ番組で党政策委員長(当時)の藤野保史が防衛費を「人を殺すための予算」と発言。この発言は与党側の格好の攻撃の的となった。県委員長の浮揚幸裕は「支持者からも『あの発言はどういうことか』と質問されることもあった」とその影響を明かした。
運命の投開票日。浅野は3年前の前回参院選に比べ約1・5倍となる35万票を獲得したものの落選した。浅野は「悔いが残るのは事実。今後は改憲ストップの運動をさらに続けたい」と語った。
浮揚も11日の記者会見で「共産以外の人にも盛り上げてもらえて得票は躍進した。次は必ず取っていく」と次の衆院選への意欲を示し総括。ただ、「人殺し予算」発言に関しては「(藤野が)辞任したことで納得した人もいたが、与党側はこの点に絞りこんで批判を続けてきた。この論戦で十分に反論できたかは検証が必要だろう」と語った。(敬称略)
◇
この企画は大島悠亮、中辻健太郎が担当しました。
2430
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:20:23
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160714ddlk29010523000c.html
<検証>’16参院選なら/上 自民完勝、徹底した組織戦 次期衆院選も見据え厳しい引き締め /奈良
07月14日 15:36毎日新聞
10日に投開票された参院選は、自民新人の佐藤啓氏(37)が初当選した。2013年の前回選に続いて自民党は連勝し、野党共闘は実らなかった。選挙戦を検証する。
「本当にありがたい体制で戦えた」。10日夜、当選確実が早々に伝えられた佐藤氏の奈良市内の事務所。自民党県連、推薦を受けた公明党県本部の幹部らと共に万歳した佐藤氏は顔をほころばせた。
3選を目指す民進現職で「野党統一候補」の前川清成氏(53)に対し、知名度に劣る佐藤氏。しかし、蓋(ふた)を開ければ佐藤氏の得票は29万2440票で有効投票数の5割弱を占め、39市町村全てで得票数1位となる完勝だった。奈良と同様に自民党本部が重点区と位置づけ、民進現職と対決した三重や大分は敗れており、奈良の大勝は目立つ。
その要因は徹底した組織戦だ。県連は次期衆院選も見据えて厳しい引き締めを図った。
選挙戦の終盤、大票田・奈良市であった佐藤氏の演説会。「自分の選挙のように力が入っている」。衆院奈良1区で出馬予定の小林茂樹・元衆院議員(51)は声を張り上げた。
小林氏は14年衆院選で民進党(当時は民主党)の馬淵澄夫元国交相(55)に1万票以上の差で敗北。自民党関係者は「奈良市で7万票以上取れなかったら1区支部長を辞めてもらう話も出ていた」と明かす。小林氏の支援者は「演説への動員など気合が入っていた」と語る。佐藤氏は奈良市で前川氏を約1万3000票上回る7万5082票を獲得した。
佐藤氏の遊説には県選出の高市早苗総務相もたびたび同行。公明党と合同で演説会を開くなど確実に組織票を固めた。
一方、佐藤氏が取り上げなかったテーマが憲法問題だ。
今回の参院選は、改憲発議に必要な議席3分の2を自公、おおさか維新など改憲勢力で獲得できるかが焦点だった。結果は3分の2に達し、歴史的な転換点となった。
しかし、改憲阻止を主張する前川氏に対し、佐藤氏は報道機関の取材などを除き、街頭ではほぼ憲法に触れなかった。佐藤陣営の関係者は「改憲は聞かれたら答えるくらいでいいというスタンスだった」と明かす。「有権者にも憲法論議より、経済や社会保障の方が分かりやすい。争点が結果的にない感じになった」
安倍晋三首相が長期政権を築く中、自民党支持層は分厚くなった。共同通信による県内の出口調査では、自民支持と答えた人の8割が佐藤氏に投票。そもそも自民支持層は全体の4割を占め、支持政党がない無党派層を大きく上回る。
今後注目されるのは、おおさか維新の会との関係だ。維新は新人の吉野忠男氏(57)が約12万票を獲得し、存在感を示した。自民党県連幹部は「政策が一緒のところは一緒にやればいいが、地方で手を組むのは実際には難しい」と慎重だが、改憲や地方自治制度を巡る国政の動向次第で連携の動きも考えられる。
………………………………………………………………………………………………………
◆開票結果
当 292,440 佐藤啓 37 自新
216,361 前川清成 53 民現
119,994 吉野忠男 57 維新
13,293 田中孝子 60 諸新
2431
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チバQ
:2016/07/19(火) 21:21:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160715ddlk29010496000c.html
<検証>’16参院選なら/下 「野党共闘」組織連携欠く 若者、母親ら新たな芽も /奈良
07月15日 15:15毎日新聞
「平穏で安心な暮らしを守りたい。皆さんの思いを込めた初めての試みだったが、力不足だった」。参院選の投開票があった10日夜、民進現職、前川清成氏(53)の奈良市内の事務所。選対本部長を務めた民進党の馬淵澄夫元国交相(55)は深々と頭を下げた。前川氏は「残された党所属議員に尽力をお願いしたい」と述べ、党県連代表を退く意向を示した。
今回、共産党が選挙区候補を取り下げて社民党などと共に前川氏を推薦。前川氏は初の野党共闘による「統一候補」として3選を目指した。しかし、得票は21万6361票にとどまり、自民新人の佐藤啓氏(37)=公明推薦=に約7万6000票差を付けられて敗北。約12万票を獲得したおおさか維新新人の吉野忠男氏(57)にも票を食われる形となった。
前川氏を「統一候補」とし、民進、共産、社民各党や市民団体などが正式合意したのは5月16日。民進党の支援母体で非共産を掲げてきた労組・連合との調整などに時間が掛かり、既に6月22日の公示まで1カ月余りに迫っていた。
各党間の政策協定は安全保障関連法廃止など一致できる点に絞り、前川氏も街頭では改憲阻止などを中心に訴えた。ただ、運動は各党が独自に動き、支援した市民団体は「『ビラ配りでも何でもやる』と言っても要請が来ない」と嘆いた。
奈良市内に強固な地盤を持つ馬淵氏が、党の選挙参謀として全国応援に駆り出されたことも痛かった。前川氏は「どこにも行かないでほしい」と懇願したが、地元に張り付けなかった。
前川氏が再選した10年当時は、民進党衆院議員が奈良1〜4区(比例復活含む)にいたが、現在は1区の馬淵氏のみ。藤野良次党県連幹事長は「6年前は各区に党国会議員がおり、地方議員も多く支部が機能していた。今回は各地域での無党派層などへの浸透が弱かった」と話す。
とはいえ、安倍政権に手放しの支持があったわけではない。
共同通信による県内の出口調査によると、公明党支持層の3割弱が前川氏に投票した。同党県本部の幹部は「安保関連法や改憲に反対する意見がくすぶっているのかもしれない」と話す。選挙と軌を一にし、安保関連法に反対する若者団体「シールズ関西」のほか、子育てをする母親らが憲法勉強会を開くなど新たな芽となる動きもあった。
民進党の県内の比例得票は11万8080票で自民党(21万4923票)に遠く及ばないが、約7万票に落ち込んだ前回13年からは回復した。藤野幹事長は「野党共闘への評価もあるのでは」と話す。共産党の細野歩県委員長は「共闘の足場は整った」と言う。ただ、地方議員や市民団体も含めた連携まで深化できるのかは不透明だ。
与党など改憲勢力が衆参議席3分の2超を確保し、安倍晋三首相は改憲論議を進める方針を示している。巨大与党に対し、野党は存在感を示せるのか。その真価が問われている。(連載は芝村侑美、和田明美が担当しました)
2432
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:24:39
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-1ECF10C2-66EA-4255-B2A7-C6C97088D0A8.html
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
07月12日 03:01大分合同新聞
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
(大分合同新聞)
民進党現職の足立信也氏が、自民党新人の古庄(こしょう)玄知(はるとも)氏、諸派新人の上田敦子氏を破った参院選大分選挙区(10日投開票)。共同通信社が県内の投票所で実施した出口調査(回答数1525)によると、足立氏は民進、共産、社民3党、古庄氏は自民、公明両党の支持層をそれぞれまとめる一方、無党派層への浸透は足立氏が大きく上回る結果となった。1090票の僅差で決着した激戦で、浮動票の取り込みが明暗を分けた一因と言えそうだ。
回答者の支持政党別に投票先を見ると、足立氏は民進党支持者の94・1%を固めたほか、「野党共同候補」として支援を受けた共産党支持者の82・1%、社民党支持者の84・4%から得票。「支持政党なし」とした無党派層の65・6%の票を集め、30・1%にとどまった古庄氏を圧倒した。
与党の支持層でも公明党から30・7%、自民党でも15・0%の支持を得るなど一定程度食い込んだ。
僅差で涙をのんだ古庄氏は、回答者全体の4割強を占めた自民党支持者の82・8%の票を集めたが、公明党支持者は61・3%と十分に浸透しきれず、改憲勢力である「おおさか維新の会」の支持者や、無党派層からの投票も思うように伸びなかった。
参院選では安倍晋三首相が目指す憲法改正に賛同する改憲勢力が、非改選と合わせて国会発議に必要な3分の2を超える議席を得た。出口調査で「安倍晋三首相の下での憲法改正」について賛否を聞いたところ、反対が50・9%に達し、賛成が38・8%だった。
「反対」と答えた有権者の73・8%が安倍政権による改憲阻止を訴えた足立氏に投票。一方、古庄氏は「賛成」と答えた人の76・5%から票を集めた。
× × ×
第24回参院選が終わった。大分選挙区と県内の比例代表の選挙戦を振り返り、結果を検証する。
(5回続き)
2433
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:25:03
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-CE1386DF-0C25-413E-AFD0-007A258D8C34.html
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
07月13日 03:01大分合同新聞
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
(大分合同新聞)
「党派や立場を超えて、全ての団体、個人の方々に申し上げたい。おめでとうございます」
10日深夜、大分市内のホテル宴会場。大分選挙区で3選を果たした民進党現職の足立信也氏(59)は壇上で喜びを表現した。党関係者や支持者だけでなく、駆け付けた共産、社民両党関係者とも握手を交わした。
両党の支援を得て「野党共同候補」となった足立氏。翌11日にはそれぞれの県事務所を回り、「大変お世話になりました」と礼を述べた。
政権批判勢力の結集に成功してつかんだ薄氷の勝利。民進党県連の小嶋秀行幹事長は「『政権の暴走を止める』という主張が幅広い支持層に浸透できたのが勝因」と振り返った。
足立氏の地元・大分市で約1万1千票差をつけた一方、党の基盤が薄い地方部では“共闘効果”で接戦に持ち込めた地域が多かった。県連幹部は「各地に市議や党員がいる共産、社民の支援と、自治労、県教組など連合加盟労組の動きに助けられた」とする。
公示前に劣勢とみられていた県北地域ではそれぞれがてこ入れをした。大分3区が地盤だった元民主党衆院議員が応援に入り、宇佐市では地元議員らが支援組織を形成。共産党県委員会は終盤、県北地域の市議に集票強化を指示した。結果的に宇佐市は自民党新人に千票競り勝ち、中津市は互角だった。支援に加わった議員は「決定的要因はないが、コツコツと得票を積み重ねた結果ではないか」と語った。
大接戦を制したが、民進党には地域組織の強化という長年の課題が残されたままだ。連合傘下の労組幹部は「いつまでも連合頼みは困る」。党県連代表を務める足立氏は「代表として反省もある。地方議員がいない地域は苦戦した。今後、育てていきたい」とする。
参院選後も巨大与党に変わりなく、次期衆院選に向けて県内で3党の協力を継続するかが焦点になる。ある民進党県連幹部は「衆院選は政権選択選挙の意味合いもある。各党の本部の協議や地域事情を踏まえてからではないか」と話した。
2434
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:25:27
http://news.goo.ne.jp/article/oita/politics/oita-FE9BBE2F-558E-4DFE-A298-AD38BFBF8095.html
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
07月16日 03:01大分合同新聞
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
明暗 2016参院選おおいた夏の陣?
(大分合同新聞)
14日夕、大分市都町の社民党県連合事務所。参院選比例代表で落選した社民党の吉田忠智党首(60)が東京から戻り、幹部を前に報告した。「常任幹事会で『しかるべき時期に辞任表明する』と伝えました」
内田淳一県連合代表は「まだ60歳だ。再起を期す道を探さないといけないと思っている。期待する声も結構あるんだ」と励ました。
社民党は比例代表で改選2議席の確保を目指したが1議席に終わり、個人票首位の福島瑞穂副党首のみが当選した。2位の吉田氏は約15万3千票。初当選した2010年選挙より約2万票増えたが、全国的に伸びを欠いた。
比例2議席の目標には「半信半疑だった」(県連合幹部)との声も上がる。1議席にとどまった13年選挙から党勢は回復しないまま。吉田、福島両氏以外の候補擁立が進まず、模索した野党の比例統一名簿も実現しなかった。吉田陣営幹部は「党として2人を当選させるための戦略を打てなかった」と指摘する。
党幹部は全国の1人区で成立した野党共闘の調整役として実現に奔走。一方で「独自性が発揮できなかった。政策が国民に理解されなかった」(吉田氏)と野党間で埋没したとの見方もある。党本部の選対関係者は「社民支持の自治労がある東北は選挙区の野党統一候補が激戦で、比例の運動に手が回らなかったのではないか」と指摘した。
社民党は衆参4人に減って政党要件の一つ「国会議員5人以上」を欠いたが、比例の得票率が2%を超えて22年参院選まで要件を維持する。
だが、党勢衰退には拍車が掛かる。都道府県別の比例得票率は大分、沖縄が10%を超えたものの、その他は大半が1〜3%台。大分県連合幹部は「各県で地方議員を増やすなど、具体的な方策を考えるべきだ。大分頼みでは限界がある」。
吉田氏は現任期終了後、県内に戻る予定で「若い支持層を増やす対策など党勢回復へ課題は多い。今後も力になりたい」。国政復帰も視野に党再建の道を探っていく。
2435
:
チバQ
:2016/07/19(火) 21:26:06
5はみつからず
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/07/16/005124107
明暗 2016参院選おおいた夏の陣④
14日夕、大分市都町の社民党県連合事務所。参院選比例代表で落選した社民党の吉田忠智党首(60)が東京から戻り、幹部を前に報告した。「常任幹事会で『しかるべき時期に辞任表明する』と伝えました」
内田淳一県連合代表は「まだ60歳だ。再起を期す道を探さないといけないと思っている。期待する声も結構あるんだ」と励ました。
社民党は比例代表で改選2議席の確保を目指したが1議席に終わり、個人票首位の福島瑞穂副党首のみが当選した。2位の吉田氏は約15万3千票。初当選した2010年選挙より約2万票増えたが、全国的に伸びを欠いた。
比例2議席の目標には「半信半疑だった」(県連合幹部)との声も上がる。1議席にとどまった13年選挙から党勢は回復しないまま。吉田、福島両氏以外の候補擁立が進まず、模索した野党の比例統一名簿も実現しなかった。吉田陣営幹部は「党として2人を当選させるための戦略を打てなかった」と指摘する。
党幹部は全国の1人区で成立した野党共闘の調整役として実現に奔走。一方で「独自性が発揮できなかった。政策が国民に理解されなかった」(吉田氏)と野党間で埋没したとの見方もある。党本部の選対関係者は「社民支持の自治労がある東北は選挙区の野党統一候補が激戦で、比例の運動に手が回らなかったのではないか」と指摘した。
社民党は衆参4人に減って政党要件の一つ「国会議員5人以上」を欠いたが、比例の得票率が2%を超えて22年参院選まで要件を維持する。
だが、党勢衰退には拍車が掛かる。都道府県別の比例得票率は大分、沖縄が10%を超えたものの、その他は大半が1〜3%台。大分県連合幹部は「各県で地方議員を増やすなど、具体的な方策を考えるべきだ。大分頼みでは限界がある」。
吉田氏は現任期終了後、県内に戻る予定で「若い支持層を増やす対策など党勢回復へ課題は多い。今後も力になりたい」。国政復帰も視野に党再建の道を探っていく。
2436
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 11:00:42
http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120021-n1.html
2016.7.12 10:10
【参院選】
幸福実現党が立候補見送りなら…自民1人区25勝だった
改選1人区では自民党、野党4党、幸福実現党の候補が立候補する構図となり、自民党が21勝、野党統一候補が11勝という結果に終わった。だが、安全保障政策などをめぐり自民党と共通点も少なくない幸福実現党が候補擁立を見送っていれば、自民党は接戦の末に敗れた4選挙区でも勝利し、参院単独過半数(非改選と合わせて122議席)を確保できていた計算になる。
幸福実現党は憲法改正や日米同盟強化、原発再稼働推進などを公約している。自民党は事前に接戦が予想された8選挙区のうち7選挙区で敗れたが、政策が近い幸福実現党と連携すれば違った結果が出た可能性がある。
民進党の岡田克也代表の地元で、自民党が重点選挙区と位置づけた三重選挙区。安倍晋三首相らが続々と応援入りしたが、自民新人の山本佐知子氏は民進現職の芝博一氏に1万9847票差で敗れた。だが、幸福新人の野原典子氏が獲得した2万4871票を山本氏に上積みすれば逆転する。また、自民党は青森で8052票、新潟で2279票、大分で1090票の僅差で敗北。いずれも幸福実現党が1万8071〜2万4639票を得ており、これを自民党が獲得していれば当選できていた。
2437
:
チバQ
:2016/07/23(土) 13:55:30
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1607200024.html
【参院選・秋田】「ベッチホン」に秋田県議奮起 選挙終盤、安倍首相が全員に電話
07月20日 19:29産経新聞
【参院選・秋田】「ベッチホン」に秋田県議奮起 選挙終盤、安倍首相が全員に電話
ベッチホンの効果はいかに…
(産経新聞)
先の参院選では安倍晋三首相(自民党総裁)自らが全国の党所属地方議員や業界団体幹部らに電話してはっぱをかけた。東北で唯一、自民党候補が当選した秋田選挙区では27人の自民党県議全員に電話があり、県議たちは「首相の電話に奮い立った」と振り返る。
今川雄策氏(秋田市、1期目)は選挙戦終盤の5日、携帯電話に見知らぬ携帯番号から着信履歴があるのに気付き、かけ直した。
「今川県議ですか?」の声に、知人だと思ってぶっきらぼうに「はい」と答えると、「内閣総理大臣の安倍晋三です」と名乗った。
「追い上げられています。さらなる後押しをお願いします」。間違いなく首相の声だった。「分かりました」と答えると、首相は「では」と電話を切ったという。
今川氏は「首相自ら電話をかけていただき感激した。頑張らなければと思った」と語る。
小渕恵三元首相が気軽にかける電話は「ブッチホン」と呼ばれ、平成11年の新語・流行語大賞に選ばれたが、安倍首相の電話は「安倍ッチ」から取って「ベッチホン」と呼ぶ人もいる。
小田美恵子氏(由利本荘市、5期目)は「いたずら電話かもしれないと思っていたが、後で党から本人と聞かされた。17年県議をしているが、現職首相から電話があったのは初めて。最終盤は力が入った」。
背景には、党の世論調査で秋田選挙区が接戦となっていたことがあった。憲法改正や拉致問題への取り組みで以前から首相と面識がある北林康司氏(秋田市、8期目)は「電話の声から、秋田は落とさないという安倍さんの決意を感じた」と話した。
2438
:
チバQ
:2016/07/23(土) 14:00:41
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160720ddlk41010301000c.html
<19年次期参院選>中村氏再度擁立 民進県連が方針 /佐賀
07月20日 15:07毎日新聞
民進党県連は18日、佐賀市の県連事務所で常任幹事会を開き、10日投開票の参院選佐賀選挙区(改選数1)で落選した中村哲治氏(44)を、2019年の次期参院選佐賀選挙区で再度擁立する方針を決めた。
常任幹事会後、取材に応じた県連の園田泰郎代表代行が「参議院の改革で合区の問題もあるが、3年後までは彼(中村氏)でいくという確認をした」と明らかにした。中村氏は県連副代表の役職に就いており、今後も県内で政治活動を続けていくという。【石井尚】
2439
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:11:11
http://mainichi.jp/articles/20160621/ddl/k11/010/141000c
2016参院選
あす公示 7人立候補予定 「行田票」取り込み焦点に /埼玉
毎日新聞2016年6月21日 地方版
第24回参院選(7月10日投開票)は22日公示される。埼玉選挙区には現職3人と新人4人の計7人が立候補を予定しており、3議席を争う。3年前の前回選では、旧みんなの党の行田邦子氏が自公の候補者に次ぐ得票で3位当選し、旧民主は議席を失った。みんなの党は前回選後に解党しており、民進やおおさか維新が今回、「行田票」を取り込むことができるのかが焦点の一つとなっている。【奥山はるな、安藤いく子】
18日、JR大宮駅前で演説するおおさか維新の新人、沢田良氏(36)の隣に、同党の比例代表から立候補する渡辺喜美氏が並んだ。渡辺氏は旧みんなの象徴的存在で、前回選では行田氏と共に県内を駆け巡った。渡辺氏は18日の演説で「やっぱり第三極が必要。みんなの党と同じ路線を走るのがおおさか維新」と声を張り上げた。
今回選では当初、自民の関口昌一氏(63)、公明の西田実仁氏(53)、民進の大野元裕氏(52)の現職3人と、7回目の国政挑戦となる共産新人の伊藤岳氏(56)が軸になるとみられていた。ところが先月24日、おおさか維新が沢田氏を擁立したことで、行田氏の動静に注目が集まった。
しかし、現在は無所属の行田氏は今月12、16両日に県内で開いた国政報告会で特定の候補者に言及することはなく、取材にも「特にどの候補者を応援するということはしない」と静観の構えを示している。
これに対し、おおさか維新の県総支部に当たる埼玉維新の会の青柳仁士幹事長は「行田票は行き場がない。お願いしてみようかと思っている」と連携に意欲を見せる。
一方、複数の関係者によると大野氏側も今年に入り、行田氏との連携を模索したが、行田氏側は態度を明確にしなかったという。大野氏の陣営関係者は「おおさか維新が出て票を食われるのはうち。行田票も、ある程度は沢田氏に流れてしまうだろう」と危機感を募らせる。民進には県内でも旧維新の衆院議員が合流しているが、旧維新支持者をつなぎ留められるのかが注視される。
埼玉選挙区では他に、日本のこころを大切にする党新人の佐々木知子氏(47)と幸福実現新人の小島一郎氏(45)が立候補を予定している。
2440
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:12:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201607/CK2016071202000189.html
【埼玉】
参院選 波乱なしの裏側(上) 野党結集 遠い道のり
2016年7月12日
選挙戦中盤の四日夕、JR浦和駅前。街頭演説の喧噪(けんそう)の中、鮮やかなオレンジ色の上着をはおった女性が、所在なさげに立ち尽くしていた。手には小雨をしのぐビニール傘。
無所属の参院議員行田邦子(50)だ。行田から道路を挟んだ二十メートル先には、「改革を進めたい」と叫ぶおおさか維新の会の沢田良(36)と、同党の比例候補石井苗子(62)がいた。けれども、行田はマイクを握るでもなく、ときに行田と気づいた通行人と握手をするだけ。三十分後には、そのままその場を離れた。
行田は「石井さんとは知り合い。私の事務所と近かったので様子を見に来ただけ」という。だが、沢田側は「表だった応援は無理だったので、こういう形の『支援』に落ち着いた」と行田が仲間であることを強調した。
初当選は民主党、二選目はみんなの党、そして同党が崩壊してからは無所属という行田。いま、「傍観者」として立つその姿は、非自民非共産野党に託された民意が、漂流していることを如実に示していた。
◇
「野党第一党の候補である大野さんの当選がぜひ必要だ」
猛暑日となった七日の昼、JR川口駅前で生活の党共同代表の小沢一郎(74)が、民進党の大野元裕(52)を持ち上げた。隣に立つ大野とがっちり握手を交わす。六年前の二人なら何の違和感もない光景だが、今は異色の取り合わせだ。
実は小沢の応援演説はこの前にも行われるはずだったが、そちらはキャンセルされていた。民進県連に残る小沢への「アレルギー」のためだ。しかも生活の党は今回、大野のみならず共産党の伊藤岳(56)も推薦。五日には小沢は伊藤の応援に入り、共産の志位和夫委員長(61)とともに支持を訴えた。伊藤を議席を争う敵とみなす民進にとって、愉快なはずがない。
結果的に大野は六十七万票で二位当選し、野党第一党の面目を果たした。だが、その票は二〇一四年の衆院選で民主、維新両党が県内で獲得した比例票の合計約九十五万票を大きく下回る。
県内野党の大同団結、いまだならず。小沢と大野の「共演ドタキャン」も、そのひとコマだ。
◇
「市民と一緒に戦った実感が持てた。今後さらに発展させていきたい」。敗戦の弁を語る共産の伊藤に落胆の表情はなかった。支援者が手拍子で「伊藤岳」コールを送ると、両手を挙げて応える余裕も。共産党として十八年ぶりの議席獲得を逃したというのに、悲壮感はうかがえなかった。
得票結果は四十八万票余り。一三年参院選より約十三万票伸ばしたとはいえ、目標に掲げた七十万票には遠く及ばなかったのに、このムードはなぜか。県委員長の荻原初男(63)は「かつてないほど市民と共闘できたから」と言う。
だが、その共闘した市民の側からは「共産党の壁」を指摘する声もある。
昨年結成された勝手連「G9サポーターズ」。そろいのオレンジ色のTシャツを着て太鼓をたたき、歌に合わせて「伊藤岳」コールを繰り返してきた。安全保障法制反対でまとまる市民団体だ。
発起人の矢野敏夫(49)は「街頭演説でのビラ配りでも、明るい声で手渡していない人もいた」。共産側には安保法を「戦争法」と言わないよう求めた。「それだけで、引いてしまう人がいる。改善の余地がたくさんある」と指摘する。
荻原にも、そういった声が聞こえていないわけではない。「無党派層にどう接近するか。われわれも変わっていかなければ」。悩みは深い。 =文中敬称略(谷岡聖史)
◇ ◆
自民、民進、公明の現職三人が議席を守る波乱のない結果だった今回の参院選埼玉選挙区。しかし、その裏には過去の因縁や、微妙な力関係がうごめいていた。二回にわたって選挙戦を検証する。
2441
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:15:00
http://osakaishin38.com/2016/07/04/549/
2016年7月4日 お知らせ
7/4(月) 埼玉街頭演説会!!のお知らせ
本日(7月4日の)いしいみつこの街頭演説スケジュールをお知らせ致します。
15:00〜 大宮駅東口 街頭演説【応援弁士:行田邦子参議院議員 沢田明参議院議員候補】
※埼玉県さいたま市大宮区錦町630
16:00〜 浦和駅西口 街頭演説【応援弁士:行田邦子参議院議員 沢田明参議院議員候補】
※埼玉県さいたま市浦和区高砂1丁目
18:00〜 川口駅前 街頭演説
※埼玉県川口市栄町3丁目1?24
ぜひいしいみつこを応援にきてください!
※スケジュールは交通渋滞、天候により変更になる場合があります。
2442
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:16:34
http://mainichi.jp/articles/20160527/ddl/k11/010/216000c
連携の構図
2016参院選/下 民進と共産見えない「野党共闘」 複数区ではライバル /埼玉
毎日新聞2016年5月27日 地方版
衆院選視野、歩み寄り焦点に
“野党共闘”の実現を目指す市民団体「市民連合@埼玉」が13日夜、さいたま市浦和区で集会を開いた。共産、生活、社民の3党首のメッセージが披露され、出席した共産新人の伊藤岳氏(56)は「市民力が、野党が一緒になって頑張ろうという流れを作り出している」と集会の趣旨に賛同した。ところが、“もう一人の主役”として招かれていた民進現職の大野元裕氏(52)は「国会日程」を理由に姿を見せなかった。
一夜明けた14日、同市大宮区で開かれた大野氏の事務所開き。あいさつに立った大島敦・民進党県連代表は野党共闘どころか、「共産党はものすごく必死」と危機感をにじませた。大野氏も取材に対し「共産党(の候補)さんと2人では並ばない。別に連携しているわけではない」と突き放した。
大野氏が初当選した6年前は、民進の前身・旧民主が政権を握っていた。しかし2013年の前回選は既に政権を奪還された後。旧民主は候補を現職1人に絞ったが、議席を失った。そうした流れの中で臨む今回、民進は1人区で野党共闘を進めるが、埼玉などの複数区は対象外とする。大島代表も「(野党も)それぞれがライバル。大野さんが勝ち抜くのが第一」と話す。
一方で24日には、おおさか維新が埼玉選挙区での候補者擁立を発表した。大野陣営の関係者が「おおさか維新と票を食い合うことが予想され、いかに非自公層を取り込むかを考えることに集中しなければならない。野党共闘どころではない」と明かすように、連携の道は遠のく。
一方で、民進には衆院選を視野に入れると、共産との協力が欠かせない事情もある。旧民主が政権を取った2009年の衆院選では、共産が県内の半数以上の選挙区で候補者擁立を見送り、旧民主に対し「消極的な支援」をした。
今回も共産は26日、次期衆院選で県内全15選挙区で候補者を擁立すると発表しつつ、荻原初男・県委員長は記者会見で「統一候補を実現できれば、降ろすこともあり得る」と民進との選挙協力の可能性を示唆した。民進側にも「衆院選では、可能な選挙区だけでも協力できればいい」と考える関係者はいる。
しかし今回の参院選では、大野氏と伊藤氏が手を取り合う場面はみられない。21日夜、県内の母親で作る「ママの会@埼玉」などが、さいたま市内で開いた集会には大野、伊藤両氏が来場したものの時間差で訪れ、同席しなかった。
集会で伊藤氏は「私だけが勝っても喜べない。自民、公明の議席を減らさなければならない」と強調したが、大野氏は野党共闘に触れなかった。主催者は2人を同席させなかったことについて「それぞれに気をつかった部分がある」と明かし、「3人区なので、大野さんと伊藤さんの2人を当選させたい」と期待する。
民進と共産は、「野党共闘」を求める声に応えられるのか。今後、両党がどこまで歩み寄るのかが焦点となりそうだ。
2013年参院選
当 古川 俊治 1000725 自民
当 矢倉 克夫 599755 公明
当 行田 邦子 485559 みんな
山根 隆治 389625 民主
伊藤 岳 353594 共産
川上 康正 65749 社民
谷井 美穂 22345 諸派
宮永 照彦 21358 諸派
※前回2013年の参院選埼玉選挙区の結果は表の通り。今回は、民進現職の大野氏、共産新人の伊藤氏のほか、自民現職の関口昌一氏▽公明現職の西田実仁氏▽おおさか維新新人の沢田良氏▽幸福実現新人の小島一郎氏の計6人が立候補を予定している。
2443
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:19:30
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160711ddlk11010121000c
<2016参院選>自公、手堅く 民進、議席守る(その2止) /埼玉
07月11日 13:55毎日新聞
◇大野氏、地力の再選
再選を目指した大野氏は、現職の強みを発揮して議席を維持した。
大野氏は10日夜、さいたま市大宮区東町2の事務所で支援者らの拍手を浴び「参議院をもう一度、良識の府にするためにどうするか自分に問い掛けている。ご信頼に応えるため、6年間、改めて頑張らせていただく」と語った。
今回の選挙戦では、生活の党から推薦を受け、社民との協力関係を保つ一方で、共産候補と距離を置き「野党共闘」とは一線を画した。
また、連合埼玉の全面支援を受け、上田清司知事も3回来援。所属していた旧民主が政権与党だった2010年の前回選に比べて厳しい戦いを強いられたが、議席を死守した。【奥山はるな】
◇伊藤氏、終盤一歩及ばず
伊藤氏の落選が決まると、さいたま市浦和区岸町7の事務所では支援者らががっくりと肩を落とした。
10日夜、同事務所に現れた伊藤氏は支持者らを前に「皆さんの支援に感謝します。(落選は)候補者としての力不足で、おわびしたい」と悔しさをにじませつつ、「訴えた中身は間違いではなかった」と力を込めた。
今回が国政への7度目の挑戦となった伊藤氏は、選挙戦で「安倍政治は暴走政治。戦争法を廃止し、アベノミクスもチェンジする」と主張。「野党共闘で、市民とともに新しい政治を切り開く」と訴え、ツイッターとフェイスブックでの情報発信など、18、19歳の新有権者へのアピールにも注力してきたが、一歩及ばなかった。【鈴木拓也】
2444
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:20:56
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160713ddlk11010235000c
<連携の先に>2016参院選/下 野党共闘、埼玉3人区では実現せず かみ合わぬスタンス 民進・共産の今後に注目 /埼玉
毎日新聞 2016年07月13日 12時41分
参院選投開票日前日の9日、大宮駅前で行われた民進現職の大野元裕氏(52)の街頭演説会。上田清司知事がマイクを握り、「党派を超え、人物で決めてください。大野以外にいません」と訴えた。
上田知事が大野氏の支援に駆け付けたのは公示日を含め、この日が3回目。背景には上田氏が昨夏の知事選前に大野氏に後継を打診しながら、結局自ら4選出馬することになった“借り”もあった。
2010年の参院選で、政権与党の旧民主から出馬して初当選した大野氏にとって、野党となった今回は楽な戦いではないと予想された。このため大野氏が頼りにしたのは、上田知事と、10年の選挙で他の旧民主候補を支持した労組団体「連合」だった。
同じ野党で競合相手となったのが、おおさか維新新人の沢田良氏(36)。13年の参院選で別の旧民主候補を抑えて当選したみんなの党(当時)の行田邦子氏に近い渡辺喜美氏も、おおさか維新の比例候補として繰り返し来県。沢田氏とともに「おおさか維新は、みんなの党のDNAや政策を受け継いでいる」と訴え、「行田票」の取り込みを狙った。
開票結果は大野氏67万6828票に対し、沢田氏22万8472票。民進県連の大島敦代表は「総支部ごとに毎晩集会を開くなどの積み重ねの結果」と手応えを語り、沢田氏は「いろんな意味で活動の基盤が弱かった」と悔しさをにじませた。
一方、13年の参院選に続いて立候補した共産新人の伊藤岳氏(56)は落選ながらも、前回選の35万3594票を大きく上回る48万6778票をたたき出した。10日夜、伊藤氏は事務所で「候補者として力不足だった」と述べたが、支援者からは「岳コール」がわき上がり、事務所内に悲壮感はなかった。躍進の背景には、安保法反対などを掲げる市民グループの強力な下支えがあった。
今回の選挙では、民進や共産が全国の1人区で候補者を一本化する「野党共闘」を進めたが、3人区の埼玉選挙区では実現しなかった。伊藤氏が「野党で2議席」と訴える一方、大野氏側は「共産はライバル」というスタンスを堅持。結果的に、共闘に前向きな伊藤氏が落選し、後ろ向きな大野氏が当選する皮肉な結果となった。
選挙戦を終え、共産の荻原初男・県委員長は、次期衆院選を念頭に「15の小選挙区で統一候補を立てていく方向で力を尽くす」と語った。次の局面に向け、県内で野党共闘の“連携”は実るのか。今後の両党の動きが注目される。
………………………………………………………………………………………………………
この企画は、内田幸一、奥山はるな、鈴木梢、遠藤大志、鈴木拓也が担当しました。
2445
:
名無しさん
:2016/07/23(土) 22:25:56
https://twitter.com/MayamaMia/status/745996076138651650
真山勇一 参議院議員認証済みアカウント
?@MayamaMia
選挙初日。
川崎駅にアントニオ猪木参議院議員が私の応援に。
手抜きせず、本気?で気合を入れてくれました。
ギャラリーは楽しそう…
#参議院選挙 #神奈川選挙区 #公示 #アントニオ猪木 #真山勇一
0:04 - 2016年6月24日
2446
:
チバQ
:2016/07/24(日) 18:36:44
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160724_11030.html
<参院選宮城>落選の自民・熊谷氏 再挑戦に意欲
あいさつで出直しを誓った熊谷氏(右)
拡大写真
自民党県連は23日、仙台市青葉区のホテルで支部長・幹事長と地方議員の合同会議を開き、10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で党現職が敗れた戦いについて協議した。落選した熊谷大氏(41)は「反省点を改善して一から出直したい」と述べ、再挑戦に意欲を示した。
県選出国会議員、県議、仙台市議ら約150人が出席。伊藤信太郎会長が「結果を出せず残念。おわびしたい」と陳謝。熊谷氏は「私の力不足で目的が達成できなかった」と話し、深々と頭を下げた。
非公開の協議で、県連執行部は自民、公明票を固め切れず、無党派層にも浸透できなかったと敗因を説明。出席者からは「環太平洋連携協定(TPP)や憲法改正問題で踏み込んだ訴えができなかった」「支部と県連の連携強化が必要」などの意見が出た。
現職の落選を巡り、伊藤会長ら執行部の責任を問う声はなかったという。
終了後、取材に応じた熊谷氏は「『まだ若い、また頑張れ』との励ましを多く受けている。まずは時間をかけて支持者や被災地を回りたい」と話した。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月24日日曜日
2447
:
チバQ
:2016/07/24(日) 18:37:29
http://www.sankei.com/region/news/160724/rgn1607240018-n1.html
2016.7.24 07:09
会派間対立が敗因 自民山梨県連、参院選を総括
自民党県連は23日、昭和町で参院選山梨選挙区の敗因を総括する「地域・職域支部代表者会議」を開いた。
会議では、執行部が「敗因は県議会自民党議員団の一枚岩が築けなかったこと」などとする総括案を提示した。これに対し、出席者からは県議会の会派間対立に関して、「みっともない主導権争いだ」「県議団が一枚岩でなければ勝てるわけがない」など、厳しい批判が相次いだ。
このほか、参院選後の20〜23日、最大会派「自由民主党山親会」が民進党系会派「リベラルやまなし」と「まちづくり」などをテーマに岩手、秋田の両県で合同研修会を行ったことなども明らかにされた。関係者によると、山親会側が4月に呼びかけたという。
会議は非公開だったが、森屋宏県連会長は終了後、報道陣に「意見をもとに県連再生に取り組むことを了承いただいた」と説明。現執行部が早急に県連の立て直しを進める考えを明らかにした。
森屋会長は県議会の会派間対立の解消について「県連として踏み込める部分とそうでない部分をわきまえた議論が必要だ」との認識を示した。
2448
:
名無しさん
:2016/07/24(日) 21:13:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160722-00510741-shincho-pol
「支持政党なし」、間違って投票した有権者が減る 敗因は知名度?
デイリー新潮 7月22日(金)10時1分配信
「支持政党なし」は日本の有権者のメインストリームである。事実、NHKが先月行った世論調査でも「支持なし」は36・7%で、自民党支持者の38・1%に迫る勢いだった。「支持なし」とは、むろん「支持政党なし」の略だが、略称も含めてまったく同じ語が参院選を攪乱した結果は……。
***
なにしろ「生活の党と山本太郎となかまたち」なんて党名がまかり通るご時世である。今さらどんな党名も驚くに当たらないが、「支持政党なし」がそのまま党名になり、その略称に「支持なし」が認められるに至っては、驚く前に心配するムキが現れた。
「この“政党”は一昨年の総選挙で、比例代表北海道ブロックに候補者を2人立て、10万を超える票を獲得しました。得票率は4・19%で、仮に参院選の比例区でも同じ得票率だった場合、2議席ほど獲得してしまう計算になります」(全国紙の政治部記者)
言うまでもなく、それが政党名とは知らず、支持しているわけではないのに勘違いして投票してしまう有権者が現れることを、懸念しているのである。
だが、一昨年は無名だったこの“政党”も、今回は東京選挙区の候補者掲示板に〈支持政党なし〉と書かれたポスターが4枚並んで貼られるなどし、それなりの存在感を示した結果、
「政党としての認知度がずいぶん上がりました」(同)
であれば、得票率も上がるのが常識だが、やはり非常識な政党名には常識が通じないようで、
「間違って投票する有権者が減ったようです」(同)
結果、得票数は64万7071票で、得票率は1・16%。一概に比べられないが、一昨年はダブルスコアで上回った社民党の半分も、票を獲得できなかったのだ。
「うちは参院選には向いていないと思いました」
とは、佐野秀光代表(45)の敗戦の弁だが、はてさて、どういう意味か。
「衆院選の比例では投票ブースに政党名しか書いていませんでしたが、参院選の比例区では政党名の横に候補者名も書いてあるので」
候補者名が書かれていると、「支持なし」が政党名だと“バレて”しまう、とわかっていらっしゃる――。
「いや、まだ“支持政党なし”という政党名がしっかり理解されていなかったのが敗因だと思います」
おっしゃることが矛盾している。矛盾の極みは、
「自分も投票に行って、政党名の隣に候補者名が書かれているのを見て、間違えて投票した人は皆無だと思いました」
との見解。有権者の間違いを誘発できなかったのが敗因だと言わんばかりなのだ。次の国政選挙にも挑戦するそうだが、もはや“知名度”が邪魔になる?
「総力ワイド特集 景気悪化中なのに改憲勢力2/3! 国民が忘れられない『民主党政権』のトラウマ! 参院選 我ら凡俗の審判」より
「週刊新潮」2016年7月21日参院選増大号 掲載
新潮社
2449
:
チバQ
:2016/07/26(火) 20:44:52
http://www.asahi.com/articles/ASJ7V5RD6J7VUTIL047.html
テレンス・リー氏ら逮捕 参院選応援演説で買収容疑
2016年7月26日18時51分
10日投開票の参院選東京選挙区(改選数6)で、応援演説の報酬として現金の授受があったとして、警視庁は26日、幸福実現党の公認で立候補し、落選したトクマ(本名・椙杜〈すぎのもり〉徳馬)氏(49)陣営の関係者ら3人を公職選挙法違反(買収)容疑で逮捕し、発表した。
逮捕されたのは、タレントのテレンス・リーこと加藤善照容疑者(51)=相模原市中央区=と、いずれも会社役員の一木昭克(48)=東京都杉並区=、今井一郎(61)=同文京区=の両容疑者の計3人。加藤容疑者は「現金はもらったが選挙運動の報酬ではない」と容疑を否認し、ほかの2人は認めているという。
捜査2課などによると、6月下旬に豊島区内で加藤容疑者がトクマ氏の応援演説をした見返りとして、陣営関係者の一木容疑者から今井容疑者に10万円、そのうち5万円が加藤容疑者に支払われた疑いがある。一木容疑者は今井容疑者を通じ、加藤容疑者に応援を依頼したという。
投開票の結果、トクマ氏は2万412票を獲得したものの落選した。幸福実現党は「事実関係を確認中」とコメントしている。
2450
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チバQ
:2016/07/27(水) 18:47:14
http://www.sankei.com/west/news/160727/wst1607270002-n1.html
2016.7.27 11:00更新
【関西の議論】
「たかりだ!」知事のひと言がきっかけ 市民派弁護士グループと繰り広げられた参院選場外バトル
分厚い保守の支持基盤に支えられた自民現職の鶴保庸介氏(49)=公明推薦=が無所属新人、由良登信氏(64)=共産、社民、生活推薦=らに完勝した参院選和歌山選挙区(改選数1)の裏側で、和歌山県の仁坂吉伸知事と由良氏を支えた弁護士グループの“場外バトル”が勃発していた。選挙戦で鶴保氏をバックアップした仁坂氏が数々の行政訴訟を手がけてきた由良氏を念頭に「たかり」などと批判したことがきっかけ。発言を撤回するつもりがない仁坂氏に対し、弁護士グループも「名誉毀損(きそん)だ」と法的手段に訴える可能性も示唆しており、両者の間には緊張感が漂った。
突然の「口撃」
物議を醸した発言は突然飛び出した。選挙戦の真っただ中だった6月23日。鶴保氏の応援演説に駆けつけた仁坂氏は、相手候補だった由良氏について触れ、「県から見たらたかりじゃないかなという案件(裁判)でいつも出てくる」と批判してみせた。
この日、仁坂氏の舌鋒(ぜっぽう)はとどまらなかった。県が裁判を起こされることで、訴訟費用として税金がかかると指摘し「民主主義だから(訴訟の)権利は尊重しなければいけないけど、割り切れなくもなる」などと訴えたほか、「(選挙結果で)そういう人に鶴保さんが追い上げられたら申し訳ない。皆さん熱心に応援してください」と陣営を鼓舞した。
鶴保氏の支持者らが集まる集会での発言だったが、会場を訪れていた一部の報道機関が報じたことで、由良氏側の知るところとなった。
訴訟費用は100万円
「明らかに刑法の名誉毀損罪にあたる」。翌24日、由良氏を支持する弁護士グループが県庁で開いた記者会見では、由良氏を参院選に擁立した市民団体「市民連合わかやま」の代表でもある豊田泰史弁護士が憤然とした表情で仁坂氏の発言を批判した。
さらに、「弁護士が県民の社会正義のために代理人として行政訴訟や国家賠償訴訟を提起するのは当然の職責。知事が『たかり』という言葉を使って誹謗中傷するのは言語道断」と述べた上で、刑事告発に踏み切る可能性も示唆し、対決ムードは一気に高まった。
仁坂氏は通産省(現・経済産業省)の官僚を経て平成18年に自民党などの支持を得て県知事に初当選し、現在は3期目を務める。
官僚出身らしい手堅い県政運営は国政の大物政治家たちからも評価を受けており、地元選出で、同党の二階俊博総務会長も7月上旬、県内で行われた集会で「立派にやっている。(県政に)地域の皆さんの声を反映させてくれ、高く評価している」と持ち上げた。
2451
:
チバQ
:2016/07/27(水) 18:48:08
一方の由良氏は、貧困や消費者問題などに取り組む市民派の弁護士だったが、今回の参院選では、安倍晋三政権や安全保障関連法に反対する立場から野党統一候補の擁立に奔走し、最終的には自らの立候補を決意。野党第一党の民進党は推薦を見送ったものの、共産党などの支援を受け、事実上の統一候補として選挙戦を戦ったが、鶴保氏に完敗した。
政治的なスタンスも異なり、ほとんど接点のない両者だが、ここ数年、行政訴訟の場で原告・被告側の立場に分かれ、たびたび法廷闘争を演じてきた。
県総務課によると、この10年間で、現在係争中の案件を含め、由良氏が弁護人を務める行政訴訟は10件ほどあったという。
窃盗をしたとして懲戒免職となった元教員の処分取り消しを求める訴訟や住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)はプライバシーを侵害しているとして、システム運営の差し止めを求めた訴訟などにかかわったが、大半は請求を棄却されている。1件の訴訟のたびに、結審までには約100万円の費用がかかるといい、県幹部の一人は「たまりかねた思いがあったのだろう」と仁坂氏の心情を慮(おもんぱか)る。
「ボキャ貧」と釈明
だが、発言の余波は大きく、6月28日に行われた仁坂氏の定例記者会見でも、記者団から「たかり」発言の真意を尋ねる質問が集中した。
仁坂氏は、「私にもボキャ(ボキャブラリー)貧なところがあった」と釈明。しかし、「訴訟を起こしたらいけないとは一言も言っていない」と前置きした上で、「(訴訟費用は)県民のお金でしょ?県民のお金がどんどんなくなるのはつらいと言っているんです」と強調し、弁護士グループが求める発言の撤回や謝罪にも応じなかった。
刑事告発に踏み切るかどうかの判断について、豊田弁護士は「対応は今のところ、検討中だ」としている。争いの舞台はマイクを手にした舌戦から泥沼の法廷闘争に移っていくのか。火だねは選挙戦後もくすぶり続けそうだ。
2452
:
チバQ
:2016/07/27(水) 22:01:04
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160727-00000004-pseven-soci
「幸福実現党出なければ参院選であと4つ勝てた」と自民秘書
NEWS ポストセブン 7月27日(水)7時0分配信
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「幸福実現党出なければ参院選であと4つ勝てた」と自民秘書
自民党の本当の実力は?
「驕る平家は久しからず」を、いま首相は実感しているに違いない。「圧勝」と報じられた参院選だったが、その結果分析から見えてくるのは「安倍首相の応援は勝率1割以下」「東北で1勝5敗」という次の総選挙で大敗する兆候がみえるデータだった。他の分析データも厳しい内容だ。自民党の選対も自信を喪失している。ベテラン秘書が語る。
.
「1人区では僅差で負けたケースが多い。党本部の選対幹部たちは『幸福実現党が候補を出さなければあと4つは勝てたのに』と悔しがっている。青森、新潟、三重、大分は幸福実現党の票が自民党に入っていれば、逆転できていた。幸福実現党の政策は自民党に近いから、独自候補がいなければ自民党に票がながれていたという読みだ。
.
だが、それは都合のいい話。もし、幸福の科学を支持母体とする幸福実現党とそんな話をつければ逆に公明・学会票が逃げていく。選挙担当者がそんな身勝手な恨み言を口にするほど、今回の選挙結果に自信をなくしている」
.
自民党が1人区で21勝できたのは、「公明党票」の上乗せがあったからだ。では、自民党単独での「本当の集票力」はどのくらいだったのか。公明党と共産党が独自候補を立てた大都市圏の7選挙区の得票率を分析すると、与野党の中核となる自民党と民進党の実力がわかる。
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■データ(1)首都決戦は自公敗北
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予想外の結果だったのが「東京」(定数6)の首都決戦だ。前回参院選は自民党が得票率でダブルスコア以上の差をつけて民主党(議席ゼロ)を圧倒した。今回は情勢が一変した。
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自民も民進も2人ずつ当選させたが、候補者の合計得票率は自民約24%に対し、民進が約26%と上回ったのである。自公の得票を合わせても、民進+共産+社民の3党合計に及ばない。首都決戦は自民党単独でも、自公の与党合計でも負けていたのである。
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■データ(2)大都市圏で票が取れない自民
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実は、他の大都市圏でも自民党の票は伸びていない。3人区の埼玉、兵庫では自民党がトップ当選だったが、得票率はいずれも28%前後で、大阪(4人区)はおおさか維新が2議席を占め、自民党の得票率は20%しかなかった。
さらに福岡(3人区)では自民党現職が民進党新人に得票数で負けた。自民党の大都市圏での基礎票は20%台にすぎず、選挙協力関係にある公明党に「生命線」を握られていることが浮かび上がる。
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参院選では公明党とおおさか維新が健闘し、日本のこころなど非改選議員を合わせた自民党との「改憲4党」で3分の2を超えた。
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しかし、憲法改正をめぐって早くも「野党第1党も加わらないと(改憲の)発議はできない」と慎重論を唱える公明党と、「無責任だ。何のために3分の2を取ったのか」とそれを批判するおおさか維新との対立が表面化し、安倍首相が数を頼りに改憲に突き進んだ場合、公明党との選挙協力態勢そのものが危うくなりかねない。
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※週刊ポスト2016年8月5日号
2453
:
チバQ
:2016/07/29(金) 12:30:16
http://www.sanspo.com/geino/news/20160728/pol16072819380003-n1.html
016.7.28 19:38
参院選、片山氏の得票「0票」に疑問の声 愛媛県西条市
参院選、片山氏の得票「0票」に疑問の声 愛媛県西条市
10日投開票の参院選比例代表で5選を果たした片山虎之助おおさか維新の会共同代表の得票が、愛媛県西条市で0票だったことに対し、市選管に疑問や抗議の電話が寄せられていることが28日、分かった。
市選管によると、市内の有権者という複数の人から「片山氏に投票した。0票とはどういうことなのか」などの電話があった。
片山氏は全国で19万4902票を獲得。愛媛県内の20市町のうち西条市以外の19市町では596〜2票を得た。有権者が西条市(約9万3000人)よりやや多く、隣接する新居浜市は139票。10年の参院選での片山氏(当時はたちあがれ日本)の西条市での票は32票だった。
投票用紙は市選管が封をして保管している。市選管は選挙訴訟以外などでは原則として開封しないとの1996年の自治省(現総務省)の方針に従い、票の再点検はしない方針。
市選管は「投票したという市民の声がある以上、ミスの可能性は否定できない。今後は一層の適正な開票事務の執行に努めたい」と話している。
2454
:
とはずがたり
:2016/08/02(火) 01:21:21
「幸福実現党出なければ参院選であと4つ勝てた」と自民秘書
http://www.news-postseven.com/archives/20160727_432606.html
2016.07.27 07:00
「驕る平家は久しからず」を、いま首相は実感しているに違いない。「圧勝」と報じられた参院選だったが、その結果分析から見えてくるのは「安倍首相の応援は勝率1割以下」「東北で1勝5敗」という次の総選挙で大敗する兆候がみえるデータだった。他の分析データも厳しい内容だ。自民党の選対も自信を喪失している。ベテラン秘書が語る。
「1人区では僅差で負けたケースが多い。党本部の選対幹部たちは『幸福実現党が候補を出さなければあと4つは勝てたのに』と悔しがっている。青森、新潟、三重、大分は幸福実現党の票が自民党に入っていれば、逆転できていた。幸福実現党の政策は自民党に近いから、独自候補がいなければ自民党に票がながれていたという読みだ。
だが、それは都合のいい話。もし、幸福の科学を支持母体とする幸福実現党とそんな話をつければ逆に公明・学会票が逃げていく。選挙担当者がそんな身勝手な恨み言を口にするほど、今回の選挙結果に自信をなくしている」
自民党が1人区で21勝できたのは、「公明党票」の上乗せがあったからだ。では、自民党単独での「本当の集票力」はどのくらいだったのか。公明党と共産党が独自候補を立てた大都市圏の7選挙区の得票率を分析すると、与野党の中核となる自民党と民進党の実力がわかる。
■データ(1)首都決戦は自公敗北
予想外の結果だったのが「東京」(定数6)の首都決戦だ。前回参院選は自民党が得票率でダブルスコア以上の差をつけて民主党(議席ゼロ)を圧倒した。今回は情勢が一変した。
自民も民進も2人ずつ当選させたが、候補者の合計得票率は自民約24%に対し、民進が約26%と上回ったのである。自公の得票を合わせても、民進+共産+社民の3党合計に及ばない。首都決戦は自民党単独でも、自公の与党合計でも負けていたのである。
■データ(2)大都市圏で票が取れない自民
実は、他の大都市圏でも自民党の票は伸びていない。3人区の埼玉、兵庫では自民党がトップ当選だったが、得票率はいずれも28%前後で、大阪(4人区)はおおさか維新が2議席を占め、自民党の得票率は20%しかなかった。
さらに福岡(3人区)では自民党現職が民進党新人に得票数で負けた。自民党の大都市圏での基礎票は20%台にすぎず、選挙協力関係にある公明党に「生命線」を握られていることが浮かび上がる。
参院選では公明党とおおさか維新が健闘し、日本のこころなど非改選議員を合わせた自民党との「改憲4党」で3分の2を超えた。
しかし、憲法改正をめぐって早くも「野党第1党も加わらないと(改憲の)発議はできない」と慎重論を唱える公明党と、「無責任だ。何のために3分の2を取ったのか」とそれを批判するおおさか維新との対立が表面化し、安倍首相が数を頼りに改憲に突き進んだ場合、公明党との選挙協力態勢そのものが危うくなりかねない。
※週刊ポスト2016年8月5日号
2455
:
チバQ
:2016/08/02(火) 20:49:00
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1608020033.html
公選法違反容疑で幸福実現党本部を捜索、「強い政治的意図感じる」と同党 警視庁、テレンス・リー容疑者ら応援演説買収事件
19:54産経新聞
公選法違反容疑で幸福実現党本部を捜索、「強い政治的意図感じる」と同党 警視庁、テレンス・リー容疑者ら応援演説買収事件
捜索が行われている幸福実現党の事務所前。多くの報道陣が集まった=2日午後、東京都港区(荻窪佳撮影)
(産経新聞)
7月の参院選東京選挙区で候補者の応援演説をして報酬を得たとしてタレントのテレンス・リー=本名・加藤善照=容疑者(51)ら3人が公職選挙法違反(買収など)容疑で逮捕された事件で、警視庁捜査2課が2日、同法違反容疑で、幸福実現党本部(東京都港区)を家宅捜索したことが捜査関係者への取材で分かった。同法違反での政党本部の家宅捜索は異例。捜査2課は、党本部が主導して複数の選挙区で買収工作をしていた可能性もあるとみて全容解明を進める。
事件をめぐっては加藤容疑者のほか、会社役員、一木昭克(あきよし)容疑者(48)と同、今井一郎容疑者(61)を同法違反容疑で逮捕。一木容疑者から今井容疑者を通じて加藤容疑者に現金5万円が報酬として渡った疑いがある。捜査関係者によると、一木容疑者は幸福実現党本部と関係があったといい、捜査2課は党本部の関与を調べる。
幸福実現党は7月の参院選の全選挙区で候補者を擁立したほか、2人が比例代表で立候補。いずれも落選していた。
幸福実現党本部は産経新聞の取材に対し、「党本部にまで家宅捜索が及んだことに対して、強い政治的意図を感じる。捜査当局に対して強く抗議していく」とコメントした。
2456
:
チバQ
:2016/08/03(水) 23:27:22
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ833DW0J83TIPE004.html
労組の参院選運動拠点に隠しカメラ設置 大分県警が謝罪
11:53朝日新聞
労組の参院選運動拠点に隠しカメラ設置 大分県警が謝罪
カメラが見つかった労組などが入る建物。関係者によると、手前の木の幹に結束バンドでカメラが巻き付けられていたという。木は参院選公示前、雑草で覆われていた=大分県別府市、加藤勝利撮影
(朝日新聞)
参院選(6月22日公示、7月10日投開票)の前に、大分県別府市にある労働組合などが入る建物の敷地に、県警別府署の捜査員がビデオカメラ2台を隠して設置していたことがわかった。敷地に無断で入って置いたことから、県警は建造物侵入罪に当たる可能性があるとみて、設置した経緯などを調べている。署の幹部が建物の関係者に謝罪した。
県警によると、カメラが設置されたのは別府市にある労組「連合大分」東部地域協議会などが入る建物の敷地。6月18日夜、別府署の捜査員2人が敷地内の草むらに2台を設置した。
連合大分によると、この建物は参院選で選挙運動の拠点にしていた。同23日に草刈りをした後、建物の関係者がカメラを発見。労組側がカメラのSDカードの内容を確認したところ、建物に出入りする人たちが映っていた。署に相談したところ、署が設置したことを認めたという。
県警によると、敷地は労組側が管理していたが、捜査員が公有地と勘違いして無断で設置したという。設置の理由について県警は「個別の容疑事案で特定の対象者の動向を把握するため」と説明している。
無断でカメラを設置することについて県警は「証拠などから容疑性が高い場合、個別に必要性を判断し設置する」としている。小代義之・刑事部長は「他人が管理する敷地内に無断で入ったことは不適切な行為であり、関係者の皆様におわび申し上げます」との談話を出した。連合大分の関係者は「何が目的かはわからないが、人権侵害もいいところ。ふざけるなという話だ」と憤っている。
参院選大分選挙区(改選数1)は、連合大分が推薦する民進現職が自民新顔を1090票差で破った。
2457
:
名無しさん
:2016/08/06(土) 19:48:51
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100437&g=pol
「きょうから一歩」=新人議員が初登院-国会
臨時国会が召集された1日、先の参院選で当選した新人議員らが初登院を果たし、自民党からは元ビーチバレー選手の朝日健太郎氏(東京選挙区)や女性ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子氏(比例代表)らが国会に足を踏み入れた。
朝日氏は取材に対し、「厳かで気品に満ちた空気感に身の引き締まる思い。きょうから第一歩だなと感じた。信頼される政治家になりたい」と抱負を語った。
元民放キャスターとして政治取材の経験がある民進党の杉尾秀哉氏(長野選挙区)は、「昔の参院は一家言ある議員が多かったが、最近は小粒になり存在感が薄れている。『参院に杉尾あり』と言われないといけない」と意気込んだ。 (2016/08/01-14:47)
2458
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 12:11:00
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010616721000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_116
臨時国会 初当選の参議院議員が初めて登院
8月1日 12時35分
先月の参議院選挙後、初めての国会となる第191臨時国会が召集されました。国会には1日午前、先月の参議院選挙で初めて当選した議員らが次々と登院しました。
今井氏「夢や希望をきちんと描く」
比例代表選出の自民党の今井絵理子参議院議員は、「1票1票の重みをひしひしと感じており、感謝でいっぱいだ。政治家としては、真っ白なキャンバスなので、1人1人の夢や希望をきちんと描いていきたい」と述べました。
また、今井議員は、出身地の沖縄が抱える基地問題への対応について、「沖縄の1人1人の声を真剣に聞いて、発信したい。どれだけできるか分からないが諦めずに頑張りたい」と述べました。
杉尾氏「言論と表現の自由を守る」
長野選挙区選出で、元ニュースキャスターの民進党の杉尾秀哉参議院議員は、「これまでは取材する側の立場だったので、不思議な感覚だが、頑張らなければならないという気持ちだ。平和や憲法、それに、格差と経済の問題に加え、言論と表現の自由をどうやって守っていくのかや、地方をどう再生していくかなどやらなければいけないことがたくさんある。『参議院に杉尾あり』と言われるようになりたいし、ならなければいけない」と述べました。
伊波氏「沖縄の実態を知らせる」
沖縄選挙区選出で、参議院の会派「沖縄の風」の伊波洋一参議院議員は、「沖縄の問題でいちばん大切な時期に参議院議員になり、重責を感じている。沖縄の基地問題が、沖縄県民の人権や財産権をいかに侵害しているかということすら、十分知られておらず、国会で政府をただすことを通じて、沖縄の実態をしっかり知ってもらうということから活動を始めていきたい」と述べました。
渡辺氏「憲法改正を議論する」
金融・行政改革担当大臣や旧みんなの党の代表などを務め、今回、比例代表で当選した、おおさか維新の会の渡辺喜美参議院議員は、「これまで、大石内蔵助の心境で、『必ずリベンジするぞ』という気持ちでやってきて、きょうは、新人の気持ちで初登院した。自民党や旧みんなの党にいたときから、憲法改正を求めてきたので、前向きな議論を行っていきたい」と述べました。
2459
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:34:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080400630&g=pol
無断監視「許されぬ」=岡田民進代表
民進党の岡田克也代表は4日の記者会見で、先の参院選で同党候補の支援団体が使っていた建物の敷地内に、大分県警が無断で監視用のビデオカメラを設置していた問題について「断じて許されるものではない」と強く批判した。岡田氏は大分県警に対し、「どういう目的で、何を監視していたか、県警の速やかな事実調査、しっかりした説明を求めたい」と要求した。 (2016/08/04-16:05)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00050142-yom-soci
捜査員、無断侵入を認識…大分県警隠しカメラ
読売新聞 8月6日(土)7時24分配信
大分県警が参院選の候補者を支援する団体の選対事務所敷地内に、無断でビデオカメラを設置していた問題で、県警は5日、捜査員が侵入防止用のチェーンを越えて複数回にわたり敷地内に入っていたことを明らかにした。
県警は、捜査員が管理地という認識を持っていたとしており、建造物侵入容疑でも事情を聞いている。
松坂規生本部長ら県警幹部が出席した5日の定例記者会見で、県警側が明らかにした。
県警によると、カメラは同県別府市にある別府地区労働福祉会館敷地内の草むらに計2台設置され、1台は木の幹にくくりつけられ、もう1台は敷地の斜面にあった。会館には野党の民進党や社民党の候補者を支援する団体の事務所が入居。草むらに隣接する駐車場の出入り口には夜間、チェーンが掛けられていた。
最終更新:8月6日(土)7時25分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00000115-mai-soci
<別府署隠しカメラ>署員「他人の土地」認識
毎日新聞 8月5日(金)21時49分配信
◇大分県警、侵入経路を初めて明らかに
大分県警別府署が野党の支援団体が入る施設の敷地に隠しカメラ2台を無許可で設置していた問題で、県警は5日の定例記者会見で、署員の侵入経路を初めて明らかにした。6月18日の設置後、施設側に発見された同24日までの間に、録画データを保存するカメラのSDカードを交換するために敷地の入り口付近から無断で侵入。その際に署員は経路が「施設の管理地」であることを認識していた。
県警は当初、「署員が公用地と誤認した」と説明したが、実際は「他人の土地」と自認していたことになり、批判が高まりそうだ。
県警によると、6月18日、署員2人が近くの道から別府地区労働福祉会館(大分県別府市南荘園町)の敷地の斜面に入りカメラを設置。その後、SDカードを交換した際は、石垣やチェーンで囲われた会館の敷地の入り口付近である「表から入った」と認めた。ただ、カメラの設置場所の斜面については「施設の管理地とは認識していなかった」と説明しているという。
松坂規生(のりお)本部長は記者会見で「しっかり調査するよう指示した。調査結果を受け厳正に対処する。他人の管理する土地に無断で立ち入ったのは不適切だった」と述べた。問題発覚後、本部長が見解を示すのは初めて。【田畠広景】
2460
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:36:22
>>2459
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00000166-jij-soci
署員、私有地と認識=隠しカメラ設置後―大分県警
時事通信 8月5日(金)19時22分配信
大分県別府市で参院選期間中の6月、野党候補の支援団体が使っていた建物の敷地内に県警が無断でビデオカメラを設置した問題で、県警は5日、署員2人がカメラの設置後、私有地と認識していたことを明らかにした。
県警はこれまで「夜間で草が生い茂り、公有地だと思った」と説明していた。
県警によると、署員2人は6月18日以降、連合大分東部地域協議会などがある別府地区労働福祉会館の敷地内に、無断で数回侵入した。カメラを設置した時は公有地と勘違いしていたが、数日後に記録媒体を交換するため別のルートで入った際は、駐車場に張られたチェーンを乗り越えており、私有地と認識していたという。
小代義之刑事部長は5日の記者会見で、「無断侵入は不適切な行為だった」と認めた。カメラの使用が適切だったか調査を進め、関係者の処分も検討すると述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160805-00000525-fnn-soci
大分県警、隠しカメラ設置で会見 「管理地の認識あった」
フジテレビ系(FNN) 8月5日(金)16時35分配信
先の参議員選挙の期間中、大分県警が、野党候補を支援する団体の使っていた建物の敷地に、隠しカメラを設置していた問題で、大分県警は、「複数回チェーンを越えて入った。管理地という認識はあった」と明らかにした。
大分県警の小代義之刑事部長は「警察官が、他人の管理する土地に無断で立ち入り、ビデオカメラを設置したことは、誠に不適切な行為と考えている」と述べた。
大分県警は、2016年6月、民進党や社民党を支援する団体が入る、別府地区労働福祉会館の敷地に、県警が無断で立ち入り、隠しカメラを設置していた。
5日の会見で、小代刑事部長は「データチェックのため、複数回にわたり、チェーンを乗り越えて入った。その際には、管理地という認識はあった」などと明らかにした。
最終更新:8月5日(金)16時35分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00000003-asahi-soci
隠しカメラ設置場所、署幹部が了承 大分県警
朝日新聞デジタル 8月5日(金)0時45分配信
大分県別府市で参院選の公示(6月22日)前、労組などが入る建物の敷地に県警別府署の捜査員がビデオカメラ2台を隠して設置した問題で、カメラの設置場所を署の幹部が了承していたことが、県警への取材で分かった。
カメラが置かれていたのは、連合大分東部地域協議会などが入る建物の敷地。県警によると、6月18日夜に捜査員2人が取り付けた。設置場所と台数は、署の刑事部門を統括する警視の刑事官も了承。録画そのものについては署長が許可したという。
捜査員は「公有地と勘違いした」と説明しており、署幹部も間違いに気づかないまま設置を認めていた可能性がある。敷地は労組側が管理しており、県警は建造物侵入罪に当たる可能性もあるとみて調べている。
朝日新聞社
2461
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:38:09
>>2460
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160804-00000411-fnn-soci
大分・別府署、参院選期間中に野党陣営の敷地に隠しカメラ設置
フジテレビ系(FNN) 8月4日(木)14時53分配信
大分県警の警察官が、参院選挙公示日前後に、野党候補を支援する団体が選挙活動に使っていた建物の敷地内に、隠しカメラを設置していたことがわかった。
隠しカメラが設置されていたのは、民進党や社民党の支援団体が入る、別府地区労働福祉会館の敷地。
関係者によると、参院選の選挙期間中の6月24日、前日に草刈りをした場所にカメラが2台設置されているのを、団体の職員が見つけた。
いずれも大分県警が無許可で設置していたのもので、県警は「個別の事件の対象者の行動を確認するためだった。捜査員が、管理されている土地だと思わずに無断で立ち入った」と説明している。
県警本部の小代義之刑事部長は「不適切な行為であり、関係者におわび申し上げます」とコメントしている。
最終更新:8月4日(木)14時53分Fuji News Network
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160804-00010006-nishinp-soci
大分・別府署が隠しカメラに批判や懸念の声 野党支持団体の敷地内に
西日本新聞 8月4日(木)12時14分配信
大分県警別府署員が6月の参院選公示直前から選挙期間中にかけ、社民党の支持組織が管理する別府市内の建物敷地内に無断でビデオカメラを設置し、人の出入りなどを録画していたことが3日、分かった。県警は、許可なく敷地内に入ったことに関しては建造物侵入罪に当たる可能性があるとして、党関係者に陳謝。ただ、不特定多数の出入りの無断撮影が必要だったかについては「今後調査する」というにとどまっている。
県警や社民党関係者によると、隠しカメラが設置されたのは別府地区平和運動センターや連合大分東部地域協議会が入居する別府地区労働福祉会館(同市南荘園町)の敷地内。参院選の選挙期間中、社民党の比例代表候補の支援拠点があり、大分選挙区に立候補していた民進党現職を推薦する連合大分の関係者らも出入りしていた。
連合大分の関係者「組合をつぶす圧力だ」と憤り
カメラは参院選公示(6月22日)前の同18日夜、同署刑事課員2人が設置。1台は木の幹に、もう1台は斜面にあったブロックの穴の中に設置されていた。同23日に業者が草刈りをした際に発見。録画映像には、電池を入れ替える署員の姿が写っていたという。
設置は署の判断だったといい、県警刑事企画課は「個別捜査の一環で、特定の対象者の動向を把握するため」と理由を説明。県警の小代義之刑事部長は3日、「他人の管理する敷地内に無断で立ち入ったことは、不適切な行為だった」とコメントした。
署幹部は6月26日に社民党関係者に「申し訳ない」と陳謝しているが、連合大分の関係者は「不特定多数を狙った行為で許されない。組合をつぶす圧力だ」と憤っている。
7月10日に投開票された参院選大分選挙区では、連合大分が推薦し、社民、共産両党の支援を受けた民進党現職がわずか1090票差で自民党新人を破り3選を果たした。社民の比例候補は落選した。
無断撮影に批判、懸念
大分県警の捜査員が参院選公示直前、社民党と民進党候補者の支援組織が入居する施設の敷地内に無断でビデオカメラを設置していた問題を巡り、識者や市民からは「言語道断だ」「見過ごせない」と批判や懸念の声が上がっている。
故意か、過失か-。県警側は「敷地外の草むらと勘違いした」と過失を主張している。だが、カメラの設置場所は石垣などで囲まれた敷地内の樹木。プライバシー問題に詳しい高山巌弁護士(大阪)は「敷地の境界が明確ならば建造物侵入罪が成立する可能性が高い」という。
無断撮影についても「捜査には一定の制限があり、許されるのは、具体的な犯罪が行われていて、証拠保全の必要性や緊急性がある場合など一部に限られる」と指摘。「公道でも『撮影されない自由』があり、敷地内はよりプライバシー度が高い。警察の正当化は難しい」とみる。
上智大の田島泰彦教授(メディア法)は設置時期に注目。「設置したのが公安ではなく刑事ということもあり、選挙違反の捜査と推測できる。野党の施設の出入りをビデオカメラで監視する行為の背景には、政権や与党への政治的配慮も見え隠れする」と述べた。
大分県内で長年、市民運動を続けている小坂正則さん(62)=大分市=は「警察による監視が当たり前という社会で本当にいいのか、ということを考えさせられる問題だ。労働組合の活動や市民運動の萎縮につながる。このまま放置すべきではない」と話している。
=2016/08/04付 西日本新聞朝刊=
西日本新聞社
2462
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:38:59
>>2461
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00004971-bengocom-soci
大分県警「野党候補」拠点に隠しカメラ、弁護士「民主主義を否定する行為」
弁護士ドットコム 8月5日(金)11時0分配信
大分県警の捜査員が、参議院選挙(6月22日公示、7月10日投開票)の公示前に、野党候補を支援する団体が選挙活動で使っていた建物の敷地に隠しカメラを設置し、人の出入りなどを録画していたことがわかり、強い反発を呼んでいる。
報道によると、カメラが設置されていたのは、社民党の支援団体が管理する別府地区労働福祉会館の敷地。参院選の比例代表に出馬した社民党の吉田忠智氏や、大分選挙区で立候補した民進党の足立信也氏の支援拠点になっていた。
大分県警別府署の捜査員が公示前の6月18日夜、無許可でカメラを設置した。公示翌日の6月23日、施設の職員が敷地内を草刈りしたあと、カメラをみつけて確認したところ、施設への人の出入りなどが録画されていたという。
大分県警は「不適切な行為だった」「捜査のためにカメラを設置した」「草が生い茂っていたため、警察官が公道に準ずる場所と思い込んだ」と説明している。だが、県内の野党関係者から「選挙への不当な介入だ」といった批判があがっているようだ。
今回のような捜査は法的に問題ないのだろうか。猪野亨弁護士に聞いた。
●「野党候補者の選挙活動を監視していたのではないか」
「今回、捜査員がおこなったことは、他人が管理する敷地に無断で入ったわけですから、『住居侵入罪』が成立する可能性があります。
大分県警は『草が覆い茂っていたため公道に準ずる場所』と釈明していますが、<準ずる場所>という概念は説明として苦しく、住居侵入罪の成立を否定する事情にはなりえません。
また、報道によると、県警は<特定の犯罪の捜査のため>と説明していますが、このように住居侵入罪を犯してまでおこなわなければならない捜査自体が、何だったのかが問われることになります。
実際には、野党候補者の選挙活動を監視していたのではないか、ということです。
投開票前から、参議院選挙の大分選挙区では、野党候補者が優勢といわれていました。結果は、接戦で野党が勝利していますが、警察が介入の機会を探索していた可能性がうかがわれます。
仮に、このような目的のために、監視カメラを設置したのであれば、違法であることは論を待ちません。
警察法は、警察の責務の遂行について、『不偏不党かつ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利および自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあってはならない』(同法2条2項)と規定しています。
犯罪の端緒が何もないのに、野党側の運動を監視していたとしたら、明らかに違法です」
●「警察はこれまでも『違法捜査』をおこなってきた」
「かつての京都府学連事件では、デモに参加した学生の写真を警察が撮影したことについて、適法性が争われました。
この事件で、最高裁は初めて肖像権を認めたうえで、警察の捜査にも一定の限界があることを前提に『現に犯罪が行われもしくは行われたのち間がないと認められる場合であって、しかも証拠保全の必要性および緊急性があり、かつその撮影が一般的に許容される限度を超えない相当な方法を持って行われるとき』としています。(昭和44年12月24日)
この基準については、さまざまな見解がありますが、犯罪がおこなわれていない野党の選挙陣営を撮影していたことは、この基準に照らしても、適法化する余地はありません。
現在のところ、大分県警は捜査目的を明らかにしていません。しかし、警察はこれまでも『不偏不党かつ公正中立』でなければならないにも関わらず、体制に反対する活動に対してはあからさまな違法捜査をおこなってきました。
一番大きなところでは、1986年に発覚した日本共産党幹部宅盗聴事件です。この事件の実行者は、神奈川県警の署員でしたが、起訴猶予処分に対する付審判請求において、最高裁も<組織的関与>であることを認定しています」
2463
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:39:09
>>2462
●「政治活動の自由を侵害する違法なもの」
「警視庁は1998年、早稲田大学をおとずれた中国の江沢民国家主席(当時)の講演に参加した学生の名簿の提出を大学当局に提出させました。この名簿を提出した大学当局の行為は、最高裁も違法としています。一番の問題点は、警視庁が名簿提出を要求したことにありました。
警察ばかりでなく、自衛隊情報保全隊によるデモ参加者の撮影や、公安調査庁による日本共産党本部前の盗撮などがあります。
今回、大分県警別府署の捜査員がおこなった行為は、選挙の公正を害するものであり、政治活動の自由を侵害する違法なものです。『政治警察』による民主主義社会そのものを否定する行為といえます。
また報道によると、大分県警は、カメラ設置は別府署の判断だとしていますが、署の判断でそこまでやるのか、むしろ大分県警の判断だけでおこなえるのか・・・こうした真相こそ究明されなければなりません。
もし仮に、施設の管理者からの刑事告訴があったとしても、検察庁は起訴猶予処分にする可能性は高く、検察庁の対応にも注目しなければなりません」
【取材協力弁護士】
猪野 亨(いの・とおる)弁護士
今時の司法「改革」、弁護士人口激増、法科大学院制度、裁判員制度のすべてに反対する活動をしている。日々、ブログで政治的な意見を発信している。
事務所名:いの法律事務所
事務所URL:
http://inotoru.blog.fc2.com/
弁護士ドットコムニュース編集部
2464
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:40:23
>>2463
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160804-00000004-mai-soci
<大分・隠しカメラ>署員、無断で3回侵入 「不当な監視」
毎日新聞 8月4日(木)7時0分配信
7月10日投開票の参院選大分選挙区で当選した民進党現職らの支援団体が入居している大分県別府市の施設の敷地内に、同県警別府署員が隠しカメラを無許可で設置し、人の出入りを録画していたことが、3日分かった。同署は施設側に対し、参院選公示前日の6月21日までにカメラ設置と内蔵されたSDカード交換のために計3回、署員が無断で敷地に入ったと認めており、参院選を巡る捜査をしていた可能性がある。野党関係者は「選挙活動への不当な監視だ」と反発している。
県警や関係者によると、隠しカメラが設置されたのは、別府市南荘園町の別府地区労働福祉会館。連合大分の東部地域協議会や別府地区平和運動センターなどが入居しており、参院選大分選挙区で接戦の末に3選を果たした民進党の足立信也氏(59)や、比例代表に出馬した社民党の吉田忠智党首(60)の支援拠点だった。
同会館の建物を管理する連合関係者によると、6月23日の草刈り中にカメラを発見。ともに結束バンドでくくりつけられ、1台は敷地の斜面に、もう1台は木の幹に設置されていた。会館の玄関と駐車場への出入りが録画され、別府署員が設置する様子も映っていたため、同署に連絡。カメラは同24日に署員が撤去した。
その後同署幹部が施設を訪れて謝罪。カメラを設置した同18日深夜以後、21日夜までに署員がSDカードを2回交換したとし、「正常に作動するかをテストしていた。個別の事件について、特定の人物の出入りを確認するためだった」と説明したという。
連合関係者は「録画は私の顔も鮮明に映っており、不気味だった。翌日公示の参院選で民進、社民両党の支持者を盗撮するためとしか考えられない。会館へ労働相談に来る一般の人のプライバシーも侵害している」と指摘。別の野党関係者も「選挙活動への不当な監視だ」と批判した。
県警によると、別府署の判断に基づき、カメラを仕掛けたのは同署刑事課の署員2人。捜査上のカメラの設置は警察署の判断でできるため、県警本部に報告は上がっておらず、過去に同様の問題が報告されたこともないとしている。設置した署員は「雑草地だったので公有地と思い込み、(同会館の)管理地だとは知らなかった」と話したという。
県警の小代義之刑事部長は3日、「他人の管理する敷地に無断で立ち入ったのは不適切で、おわびする」とコメント。県警は監視していた対象者や参院選に絡む捜査かどうかを明らかにしていない。一方で無許可のカメラ設置は建造物侵入罪などに当たる可能性があるとして、今後も調べる方針。【大島透、西嶋正法、田畠広景】
◇「政治活動の自由に影響」
捜査当局のカメラ設置が問題になったケースとしては、大阪市西成区の住民が大阪府警の設置した街頭監視カメラ15台の撤去を求めた訴訟がある。この時はプライバシー保護との関係が問題化した。
西成区のカメラは防犯目的で府警が設置したが、1994年の大阪地裁判決は、プライバシーとの関係を巡って、カメラを設置するには、目的の正当性や設置状況の妥当性などの要件を満たす必要があると指摘。15台のうち、住民が活動する施設に向けられた1台については、設置で得られる利益より、侵害されるプライバシー利益の方が大きいとして撤去を命じた。判決は98年に確定した。
今回の大分県警のカメラ設置に対しては、野党側から「選挙への不当介入」というのに加え、「プライバシー侵害」「人権侵害」といった批判が出ている。小林正啓弁護士(大阪弁護士会)は「私有地への設置は捜査令状を取って設置するのが原則だ。政党の活動拠点を撮影していたのならば、憲法21条が保障する政治活動の自由に重大な影響を与える可能性がある」との考えを示した。【尾垣和幸】
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160803-00000035-ann-soci
私有地にカメラ 警察が無断設置 事件対象者監視か
テレビ朝日系(ANN) 8月3日(水)17時35分配信
警察が無断で私有地に入り、隠しカメラを設置していました。
関係者によりますと、カメラは大分県の別府地区労働福祉会館に設置されていて、6月に関係者が草刈りをしていて見つけました。建物を利用していた社民党県連合などが説明を求めたところ、大分県警は無断で敷地内に入ったことを謝罪したうえで、「ある事件の特定の対象者を調べていて、捜査内容は言えない」といった主旨の説明をしたということです。大分県警は今後、建造物侵入罪にあたるのかなどを調べるとしています。
最終更新:8月3日(水)17時35分テレ朝 news
2465
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:41:15
>>2464
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000007-wordleaf-soci
隠しカメラは「明らかな人権侵害」 野党支援施設に大分県警が無断設置
THE PAGE 8月3日(水)19時30分配信
九州地方でまたも選挙捜査に絡む問題が発覚した。大分県警別府署の刑事が参院選公示前後の今年6月、民進党現職候補(当選)らの支援組織が入居する別府市内の建物敷地内に無断で監視カメラを設置していたのだ。大分県警は3日、一連の事実関係を認めたうえで、「公有地と勘違いして設置した。不適切な行為だった」とコメント。連合大分は「建物への人の出入りを撮影するなど明らかな人権侵害。刑事告訴(建造物侵入罪)、民事訴訟を含めた対応を検討中」としている。
参院選公示前後、敷地内草むらにカメラ2台
「これはおそらく公安の仕業でしょう」と話すのは、山梨や熊本県警で捜査二課長を歴任し、選挙捜査にも詳しい元道警最高幹部の原田宏二氏。原田氏によると、「選挙戦の際、刑事畑の捜査員は主に保守系候補の違反捜査を手掛ける一方、公安畑の捜査員は野党陣営をマークします」と言う。
報道などから今回の不祥事をおさらいすると、隠しカメラが設置されたのは参院選公示(6月22日)4日前の6月18日夜。別府地区平和運動センターや連合大分東部地域協議会が入る建物敷地内の石垣近くの草むらに、別府署の刑事2人が2台のビデオカメラを無断で設置した。カメラのレンズは1台は建物玄関に、もう一台は駐車場に向けられていたという。
公示後まもなくカメラは発見され、別府署に通報。大分県警は設置を認めて「不適切な行為であり、関係者の皆さまにおわび申し上げる」と謝罪したものの、「捜査員が公有地、公道と間違って置いた」などの弁明にとどまった。連合大分などに対して「設置目的や県警内の誰の指示だったのか、これまで明確な回答はない」という。
「仮に公有地でもプライバシー侵害」
隠しカメラの標的にされた別府地区平和運動センターなども、県警の釈明に強く異を唱える。「カメラが置かれた石垣近くの草むらは、誰が見ても明らかに私たちが管理する敷地内だと分かる場所。勘違いしたなどは詭弁に過ぎない」。
前出の原田宏二氏は「百歩譲って仮に公有地にカメラが置かれたとしても、1994年の釜ヶ崎監視カメラ訴訟の判決で明らかなように、特定の場所の人の出入りを撮影する行為はプライバシー侵害に当たる」と指摘。「極端すぎると思われるかもしれませんが、標的とされた建物に出入りした人物の中には、警察側が理由をでっちあげてその人物の車にGPS装置を付けていた可能性だってゼロとは言えません」と警鐘を鳴らす。
選挙の違法捜査をめぐっては、九州では2003年の鹿児島・志布志(しぶし)事件があまりに有名だ。違法な取り調べの結果、公選法違反で起訴された13人全員が無罪となった冤罪事件である。
「参院選の期間中は運動員たちが委縮するのを防ぐため、隠しカメラに関する事実関係の公表を見送り、タイミングを探っていた」。こう振り返る連合大分などは今後、「大分県警内の誰が何の目的で、不法侵入が明らかにもかかわらず、プライバシーや人権侵害を犯す行為に及んだかを徹底追及していきたい」としている。
(フリー記者・本間誠也)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160803-00000045-nnn-soci
大分県警、野党が使用の施設に隠しカメラ
日本テレビ系(NNN) 8月3日(水)14時35分配信
先月の参議院選挙の期間中、大分県警が、野党候補を支援する団体が選挙活動に使っていた建物の敷地内に、隠しカメラを設置していたことが分かった。
隠しカメラが設置されていたのは、民進党や社民党の支援団体が入る、別府市南荘園町の別府地区労働福祉会館の敷地。関係者によると、参院選の選挙期間中の6月24日、前日に草刈りをした木の幹の周辺などに、カメラが2台設置されているのを団体の職員が見つけた。
いずれも大分県警が無許可で設置していたもので、県警は、「個別の事件の対象者の行動を確認するためだった。担当者が管理されている土地だと思わなかったと話している」と説明している。
県警本部の小代義之刑事部長は、「不適切な行為であり、関係者におわび申し上げます」とコメントしている。
2466
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:42:43
>>2465
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00010006-nishinp-soci
別府署が隠しカメラ 参院選期間中 社民支援団体敷地内 建造物侵入罪の可能性も
西日本新聞 8月3日(水)14時31分配信
大分県警は3日、別府署員が6月の参院選公示直前に、社民党の支持組織の一つ「別府地区平和運動センター」が管理する、別府市内の建物の敷地内に無断でビデオカメラを設置していたと発表した。人の出入りなどが録画されていた。建造物侵入罪などに当たる可能性があり、同署は党関係者に謝罪したという。
県警や社民党関係者によると、隠しカメラが設置されたのは別府地区労働福祉会館(同市南荘園町)敷地内で、会館には同センターや連合大分東部地域協議会などが入居。カメラは参院選公示(6月22日)前の同18日夜、敷地内の草むらに2台設置された。会館側が同23日に草刈りし、見つけた。録画されていた映像に、電池を入れ替える同署員が写っていたため、社民党側が署に抗議した。
「敷地外の草むらと勘違いした」
会館には参院選の選挙期間中、社民党の比例代表候補の事務所があり、党や連合大分など支持組織の関係者らが出入りしていた。同署は、社民党関係者に「敷地外の草むらと勘違いした。申し訳ありませんでした」と謝罪したという。
県警の小代義之刑事部長は3日、「他人の管理する敷地内に無断で立ち入ったことは、不適切な行為だった」との談話を発表した。県警刑事企画課は、カメラ設置の理由について「個別捜査の一環で、特定の対象者の動向を把握するため」と説明。無断撮影の必要性があったかどうかは今後、署員から事情を聴き、調査するという。
大分県弁護士会の佐々木淳夫弁護士によると、犯罪捜査における本人の同意がない撮影が許されるケースとしては、最高裁判例で「現に犯罪が行われ、証拠保全の必要性および緊急性がある場合」と示されている。佐々木弁護士は、無断撮影の適否では「犯罪が行われているという確証がどの程度あったのかが問われる」と指摘している。
=2016/08/03付 西日本新聞夕刊=
西日本新聞社
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000051-asahi-soci
労組の参院選運動拠点に隠しカメラ設置 大分県警が謝罪
朝日新聞デジタル 8月3日(水)11時53分配信
参院選(6月22日公示、7月10日投開票)の前に、大分県別府市にある労働組合などが入る建物の敷地に、県警別府署の捜査員がビデオカメラ2台を隠して設置していたことがわかった。敷地に無断で入って置いたことから、県警は建造物侵入罪に当たる可能性があるとみて、設置した経緯などを調べている。署の幹部が建物の関係者に謝罪した。
県警によると、カメラが設置されたのは別府市にある労組「連合大分」東部地域協議会などが入る建物の敷地。6月18日夜、別府署の捜査員2人が敷地内の草むらに2台を設置した。
連合大分によると、この建物は参院選で選挙運動の拠点にしていた。同23日に草刈りをした後、建物の関係者がカメラを発見。労組側がカメラのSDカードの内容を確認したところ、建物に出入りする人たちが映っていた。署に相談したところ、署が設置したことを認めたという。
県警によると、敷地は労組側が管理していたが、捜査員が公有地と勘違いして無断で設置したという。設置の理由について県警は「個別の容疑事案で特定の対象者の動向を把握するため」と説明している。
無断でカメラを設置することについて県警は「証拠などから容疑性が高い場合、個別に必要性を判断し設置する」としている。小代義之・刑事部長は「他人が管理する敷地内に無断で入ったことは不適切な行為であり、関係者の皆様におわび申し上げます」との談話を出した。連合大分の関係者は「何が目的かはわからないが、人権侵害もいいところ。ふざけるなという話だ」と憤っている。
参院選大分選挙区(改選数1)は、連合大分が推薦する民進現職が自民新顔を1090票差で破った。
朝日新聞社
2467
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:43:41
>>2466
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00050094-yom-soci
野党選対敷地に県警がカメラ…「不適切」謝罪
読売新聞 8月3日(水)12時21分配信
大分県警が参院選の公示前から期間中にかけ、同県別府市の民進党や社民党の候補者を支援する団体の選対事務所が置かれた建物敷地内に、隠しカメラを設置し、人の出入りを録画していたことが分かった。
県警は3日、別府署員が許可なく敷地内に入ったことを認めて「不適切だった」とし、関係者に謝罪したことを明らかにした。
県警などによると、カメラが設置されていたのは、連合大分東部地域協議会や別府地区平和運動センターなどが入る別府地区労働福祉会館(別府市南荘園町)の敷地内。小型のビデオカメラで、草むらに2台置かれていた。両団体は選挙区に立候補していた民進党、比例選の社民党の各候補者をそれぞれ支援していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000052-jij-soci
野党支援団体敷地に隠しカメラ=署員が参院選挙中設置―大分県警「不適切」と謝罪
時事通信 8月3日(水)11時8分配信
参院選挙期間中の6月、野党候補を支援する団体が使っていた大分県別府市内の建物敷地に県警別府署員が隠しカメラを無許可で設置していたことが3日、県警や関係者への取材で分かった。
人の出入りが録画されていた。プライバシー侵害とともに、建造物侵入罪などに当たる恐れもある。
県警の小代義之刑事部長は「捜査活動の一環としてビデオカメラを設置した。他人の管理する敷地に無断で立ち入ったことについては、不適切な行為であり、関係者の皆さまにおわび申し上げる」とコメントした。
関係者によると、参院選公示日翌日の6月23日、連合大分東部地域協議会や別府地区平和運動センターなどが入る別府地区労働福祉会館(別府市南荘園町)の敷地で、草刈りが行われた際、草むらだった場所から2台のカメラが見つかった。1台は玄関を、もう1台は駐車場の出入りが撮影できるように設置されていた。カメラの記録媒体には公示日の数日前からの映像が録画されていた可能性があるという。
施設関係者が同月24日に別府署に通報。県警と同署が「特定の捜査のために設置した」と説明し、カメラは撤去された。県警は関係者に謝罪した。
県警によると、捜査の中で、特定の対象者の行動確認のために6月18日に別府署刑事課の署員2人がカメラを設置した。2人は「夜間で草が生い茂り、他人が管理する土地だと思わなかった」と話しているという。県警は詳しい経緯を調べている。
2468
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 15:44:34
>>2467
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160803-00000023-mai-soci
<大分県警別府署>隠しカメラ、「民進党」関連建物敷地内に
毎日新聞 8月3日(水)10時55分配信
◇参院選の選挙期間中に設置 人の出入りなど録画
7月10日に投開票された参院選大分選挙区で当選した民進党現職らの支援団体が入居する大分県別府市の建物の敷地内に、同県警別府署員が選挙期間中、隠しカメラを設置し、人の出入りなどを録画していたことが、3日分かった。カメラの設置は無許可で、建造物侵入罪などに該当する可能性があり、県警の捜査手法に批判の声が出るのは必至だ。
県警や関係者によると、隠しカメラが設置されていたのは、別府市南荘園町の別府地区労働福祉会館。連合大分の東部地域協議会や別府地区平和運動センターなどが入居しており、参院選の際には大分選挙区で立候補した民進党現職の足立信也氏(59)や、比例代表に出馬した社民党の吉田忠智党首(60)の支援拠点になっていた。
カメラは参院選公示前の6月18日深夜から敷地内に2台設置され、同会館の玄関と駐車場の出入りを録画していたとみられる。公示翌日の同23日、敷地内で草刈りをしていた別の施設の職員が発見した。1台は敷地内の斜面に、もう1台は木の幹にくくりつけられていたという。
内蔵のSDカードを確認したところ、別府署員がカメラを設置する様子も映っていたため、同会館の関係者が同署に連絡。署幹部が謝罪に訪れ、同24日にカメラを撤去したという。県警によると、カメラを仕掛けたのは別府署刑事課の署員2人。同署が設置を決め、場所も同署で判断したという。設置した署員は「雑草地だったので、(同会館の)管理地だとは思わなかった」と話したという。
県警は「個別の事案について、特定の人物の動向を把握するためにカメラを設置した。対象者が誰かは言えない。不特定多数を対象にしていたわけではない」と説明。「刑法上の処置が必要なら厳格に対応する。調査がいつまでかかるかは分からず、公表や処分の必要性はその後判断する」とした。捜査上のカメラの設置は警察署の判断でできるため、県警本部に設置の報告は上がっておらず、過去に同様の問題が報告されたこともないという。
大分県内の野党関係者は「無許可で監視カメラを設置するなど言語道断で、許されない。選挙活動への不当な介入だ」と話す。
大分県警の小代義之刑事部長は3日、「捜査活動の一環としてカメラを設置したが、他人の管理する敷地内に無断で立ち入ったのは不適切な行為であり、関係者におわび申し上げます。今後は適切な捜査について指導を徹底します」とのコメントを発表した。
参院選大分選挙区では、民進、共産、社民の野党3党が支援した足立氏が、1090票差という大接戦の末に自民党の新人候補を振り切って3選。吉田党首は比例で落選した。【西嶋正法、田畠広景、大島透】
2469
:
名無しさん
:2016/08/07(日) 20:55:20
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-08-07/2016080701_04_1.html
2016年8月7日(日)
大分・野党陣営盗撮
市民監視の疑い濃厚
県警 隠し撮りには謝罪なし
参院選公示前後の6月、大分県別府市内にある野党統一候補、足立信也氏の支援団体の敷地で大分県警別府署員がビデオカメラで隠し撮りをしていた事件。現場の状況や関係者の証言からは、“犯罪捜査”とは無関係な警察による市民監視の疑いが濃厚になってきました。(大分県警市民監視取材班)
労働相談来訪者も被害か
2台の隠しカメラが設置されていたのは、別府市にある「別府地区労働福祉会館」敷地内の西側斜面。斜面は、助走をつけないと登れない急こう配です。
会館には、連合大分と平和運動センターなどが事務所を置いています。
参院選では、民進党や社民党の支援拠点が置かれました。
2台の隠しカメラは、木の根元から1・5メートルの高さに固定されたものと斜面に置かれたブロックに固定したものがありました。
カメラは会館に出入りする人の顔と、駐車場に止める車が撮れる角度にセットされていました。
事件が明るみに出た今月3日、大分県警の小代義之刑事部長は「捜査活動の一環としてビデオカメラを設置した」と説明。敷地内に無断で侵入したことは“謝罪”したものの、数日間にわたる無断撮影に反省はありません。捜査といいながら、公選法違反なのか何の捜査なのかも明らかにしていません。
これに憤るのは会館を利用する団体の関係者です。
「会館には、労働相談や生活相談の人、選挙とは関係ない理由で出入りする組合員もいる。仮に公選法違反の捜査だったとしても、捜査対象者に張りついていればいい話だ。会館に来る人すべてを録画する意味がわからない」と指摘します。
隠しカメラのあった期間も、相談者が訪れていたといい、無関係の市民が盗撮の被害を受けています。
関係者によると発見当時、隠しカメラには6月21日午後9時以降の映像が入っていました。それ以前のデータに何が映り、別府署がどのように管理しているのか不明です。
会館側は、盗撮した映像の開示とデータ消去を求めたところ、別府署側は「捜査中だから」として応じなかったといいます。
関係者は「やり方が卑劣だ。労働組合をターゲットにしたとしか思えない」と憤ります。
大分県豊後高田市で起きた「公選法弾圧大分・大石事件」で弁護団長をつとめた河野善一郎弁護士は「実際の選挙運動ではなく、事務所の出入りを撮影しても、なんの捜査にも結びつかない。野党統一候補を支援する活動家や人脈をあらう監視と情報収集が目的だったとしか考えられない。県警の説明に、多くのごまかしがあるのは明らかで、追及が必要だ」と強調します。
2470
:
名無しさん
:2016/08/08(月) 23:37:14
得票分析【宮城選挙区】
平成26年:桜井 51.1%
平成22年:野党 48.4%(民主2+社民+共産)
平成26年:熊谷 47.0%
平成22年:自民 37.9%(熊谷+市川)
平成26年桜井得票と平成22年野党得票の乖離
仙台 +0.2% 仙台以外 +7.1%
得票減方向の乖離が大きい開票区
気仙沼▲16.3% 南三陸▲4.8%
・平成22年に社民党から立候補した菅野が気仙沼出身であり、
前回は三陸地域において「地域票」が「野党票」になっていたことによるものと考えられる。
得票増方向の乖離が大きい開票区
栗原∔7.7%
・平成22年に無所属(自民党)から立候補した市川が栗原出身であり、
前回は栗原市域で市川の得意票率31%と「地域票」が「与党票」になっていた。
熊谷(与党)の得票率は前回比▲5.0%であり、引退した市川の票の4分の1を取り込んだ計算になる。
加美∔10.3% 大衡∔7.1% 色麻∔6.1% 大崎∔4.5%
・伊藤宗一郎以来、自民党が優勢な旧宮城4区に属する4町村(伊藤の出身は加美)で、
前回から野党が得票を積み増した。
桜井の得票率が高かった開票区
美里57.6% 加美56.0% 大崎54.2% 涌谷54.2% 角田53.6% 太白53.3% 泉53.3%
・前回の野党4党の合計得票率上位は、気仙沼(65.5%)・美里(54.2%)・角田(53.1%)の菅野の地域票および旧革新基盤が残存する地域を除き、
仙台近郊が上位を占めていた。
・かつての農村部でのリードを仙台での大量得票で巻き返す形から全域から満遍なく得票する形に変化した。
2471
:
チバQ
:2016/08/09(火) 18:22:14
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016080990073640.html
2016年8月9日 07時36分
比例得票0に疑義と提訴へ 参院選で本巣市民ら
7月の参院選比例代表で落選した民進党公認の藤川慎一氏の得票数が、岐阜県本巣市でゼロだったのは開票作業に疑義があるとして、住民らが9日にも票の再点検を求め、東京高裁に提訴する方針であることが分かった。
藤川氏を擁立した労働組合の地方組織JAM東海によると、本巣市内の複数の有権者から「藤川氏に投票したが、ゼロ票とはどうなっているのか」と疑問が寄せられ、同組織が市選管に質問状を送った。
市選管は「開票作業は適正だったが、投票したとの声を踏まえると誤りの可能性も否定できない」と回答。一方で、封印して保管する投票用紙は選挙訴訟以外などでは原則、開封しないとの総務省の方針があり、再点検は難しいとした。このため、組合員らが提訴に踏み切ることにした。
(中日新聞)
2472
:
名無しさん
:2016/08/13(土) 00:31:14
http://mainichi.jp/articles/20160811/k00/00m/040/157000c
隠しカメラ問題
連合大分など被害届へ
毎日新聞2016年8月11日 10時00分(最終更新 8月11日 11時35分)
大分県警別府署が野党支援団体の施設の敷地に隠しカメラ2台を無許可で設置していた問題で、施設に入居している団体の上部組織の連合大分と県平和運動センターは10日、県警に近く建造物侵入容疑で被害届を提出することを決めた。
県警などによると、参院選公示前の6月18日、署員2人が別府地区労働福祉会館(同県別府市南荘園町)の敷地に無断で入り、カメラを設置して人の出入りを録画していた。連合大分は「事件としてしっかり捜査してもらうために被害届は不可欠と判断した」としている。【西嶋正法】
2473
:
名無しさん
:2016/08/13(土) 20:44:48
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20160331150150001.html
企画特集 1【2016参院選】
2人擁立 きしむ自民・民進
夏の参院選神奈川選挙区(改選数4)の戦いの構図が見え始めた。自民党は党本部と県連との間にすきま風が吹き、敵意が「身内」へと向かう。27日に発足した民進党は候補者擁立を巡り、さや当てが続く。主要政党が次々と候補者擁立を決めるなど、夏の決戦に向けた動きが熱を帯びている。
◇自民県連と党本部 亀裂深刻
横浜市で26日に開かれた自民県連の役員総会。同市連会長の松本純衆院議員は用意してきた紙に目をやりながら、こう訴えた。「我々が戦う相手は外、野党にいる」。自民内の「内なる戦い」を浮き彫りにするような発言に、会場内に緊張感が走った。
自民は比例区選出で、選挙区への「くら替え」を目指す三原じゅん子氏(51)を公認。一方、麻生太郎財務相の働きかけにより、党本部主導で無所属現職の中西健治氏(52)の推薦を決めた。中西氏は2009年の横浜市長選で、同市連などの支援を受けて立候補したが落選。10年参院選では一転して、みんなの党から立候補し、当選した。
こうした動きが遺恨となり、自民県連の中西氏への反発は強い。推薦候補として本来は「身内」のはずの中西氏の動きに神経をとがらせている。中西氏を後押しする麻生財務相の「影響」が及びやすいとして、県連はたばこや酒など、「税」と関わりが深い団体の動きを注視。三原氏の支持でまとまるよう求めている。「中西氏が当選しても県連には入れない」(幹部)との声すら上がる。
県内には為公会(麻生派)所属の国会議員が5人おり、中西氏の支援に動いている。松本氏も麻生派の1人だ。関係者によると、麻生氏自身も、日本青年会議所会頭として培った人脈を頼りに、県内の経営者などに電話で中西氏への支持を求めるなど、切り崩しを図っているという。分裂選挙さながらの様相に、県連幹部の一人は「自民が自ら亀裂を生んでおり、情けない」と嘆く。
一方、連立政権を組む公明との関係も、自民県連には頭の痛い問題だ。参院選1人区での支援を期待し、自民党本部は県連の反対を押し切って、神奈川など5選挙区で公明候補への推薦を決めた。改選数4に対し、自民の公認・推薦は計3人だ。県連幹部は「選挙戦術としてどうなのか」と怒りを見せる。
ただ、衆参同日選もささやかれる中、公明の集票力には配慮せざるを得ないのも現実だ。公明とのパイプを誇る菅義偉官房長官は、11日に横浜市のホテルで開いた自身の集会で、公明党県本部代表の上田勇衆院議員とともに、公明が立てる元防衛大准教授の三浦信祐氏(41)を壇上に招きあげた。数百人の参加者を前に、菅氏は「ご支援を私からもお願い申しあげます」と頭を下げた。
◇旧民主と旧維新 早くも「内紛」
自民の「一強」に対抗すべく、民主党と維新の党が合流し、27日に発足した民進党。党綱領で「共生社会」をうたうものの、参院選の擁立数を巡り、早くも意見が対立。「1人」を求める旧民主に対し、旧維新は「2人」を主張と、食い違いが表面化している。
維新の県総支部最高顧問を務めた、民進代表代行の江田憲司氏は「1人しか出せないなら、政権交代を狙えない」と、2人擁立をぶち上げる。旧民主は昨年、擁立を現職の金子洋一氏(53)のみとすることを機関決定しており、金子氏は28日の会見で、この点を強調。「1人以外の選択肢はない。決定をひっくり返したいならば、再度県連の議決を経ないといけない」と、江田氏の発言に不快感を示した。
民進の票が分散すると、結果的に自民や公明に追い風となる。民主県議は「共倒れになる」と危機感を強めるが、旧維新側は現職の参院議員を中心に候補者の人選作業を進めている。一方、金子氏の選対本部長には、元法相で政界を引退した田中慶秋氏が就いた。通常、本部長は現職の国会議員が務めることが多いだけに、旧民主の結束感をいぶかる声も出ている。
1人区を中心に、全国的な野党共闘を主導した共産党だが、神奈川では新顔の浅賀由香氏(36)を擁立。共産は13年参院選で、約1万6千票というわずかな差で議席を逃した。安倍政権への批判票の受け皿として、1998年以来の議席獲得を目指している。
このほか、関西を地盤とする「おおさか維新の会」が、俳優の城田優さんの兄で新顔の元広告会社社員、丹羽(に・わ)大(だい)氏(39)を擁立。社民党県連合は新顔の看護師、森英夫氏(44)を立てる。
2474
:
名無しさん
:2016/08/13(土) 20:44:58
>>2473
■参院選神奈川選挙区の主要政党の擁立状況
<自民>
比例区から「くら替え」を目指す現職の三原じゅん子氏を公認
無所属現職の中西健治氏を党本部主導で推薦
<民進>
民主出身の現職、金子洋一氏を擁立。旧維新は2人目の擁立を模索
<公明>
新顔の三浦信祐氏を擁立。自民が推薦
<共産>
新顔の浅賀由香氏を擁立
<おおさか維新>
新顔の丹羽大氏を擁立
<社民>
新顔の森英夫氏を擁立
(岩堀滋、永田大、岩尾真宏)
2475
:
名無しさん
:2016/08/13(土) 20:45:31
>>2473
2016年03月31日
企画特集 1【2016参院選】
2人擁立 きしむ自民・民進
2476
:
名無しさん
:2016/08/14(日) 09:51:28
http://seijipress.jp/tohoku/12768-41/
【参院選-青森-情勢速報】「自民王国」青森でも激戦 「八戸戦争」も絡み自民が危機感
2016/06/22 2016/07/07
目次 [非表示]
1 参院選-青森-情勢速報
2 4選をめざす山崎氏も、野党統一候補・田名部氏に強い危機感
3 「八戸戦争」の終焉は、野党統一候補の当落にかかる
3.1 関連記事
参院選-青森-情勢速報
改選1の青森選挙区。3人の候補者が立候補。
自民現職の山崎力(やまざき つとむ、69)氏と、衆院から鞍替えした民進新人・田名部匡代(たなぶ まさよ、46)氏による事実上の一騎打ちとなる。
幸福からは新人の三国佑貴(みくに ゆうき、31)氏が出馬する。
4選をめざす山崎氏も、野党統一候補・田名部氏に強い危機感
青森では衆参すべての選挙区で議席を独占する自民が、今までにない強い危機感を抱く。
田名部氏が、県内でも青森市に次ぐ大票田である地元・八戸市(衆院区割りで青森3区に該当)で高い知名度を誇ることなどが背景にある。
※ 県内市町村で有権者数第1位が青森市・約24万人、八戸市は2位の約19万人
【田名部氏のFacebookより 民進党・蓮舫代表代行も総決起集会に駆け付けた】
地元紙などでも、今回の選挙について「激戦」を予想している。
陣営幹部が重視するのは1、3区だ。6年前の参院選で返り咲いた山崎だが、当時は党幹事長で県連会長だった衆院議員・大島理森(3区)が陣営をけん引。しかし現在は衆院議長に就き、表立った活動はできない状況だ。3区は田名部の地元でもあり、厳しい戦いが予想される
神山幹事長は「八戸では『もう1人国会議員を出せて、政争もなくなるなら』というムードが盛り上がってきている」と指摘。「3区で減る分を2、4区でしっかりと補い、最後は(山崎氏の)地元1区で勝負」と情勢を分析する。
(6/22 陸奥新報「戦い前に-2016夏・参院選-」)
山崎氏は、青森市(衆院青森1区に該当)を地盤とする。
最も有権者数が多い青森市だが、都市部では浮動票が多く、その動きは読めない。
田名部陣営からすれば、八戸市で圧倒したうえで、青森市の無党派層に浸透、浮動票をものにできば勝機が見えてくる。
主戦場となる青森市では、両陣営の動きが活発となりそうだ。
「八戸戦争」の終焉は、野党統一候補の当落にかかる
青森が生んだ自民の大物・衆院議長の大島理森氏(青森3区)は、非自民の結集軸であった田名部氏の父・匡省氏、そして娘の匡代氏と、地元・八戸市を二分する通称「八戸戦争」で、長年にわたり激しい政争を繰り広げてきた。
今回は、「野党統一候補」という形で「非自民」の枠が固まり、大同団結して匡代氏を推す。
地元・八戸市民も、田名部氏の参院への鞍替えを好意的に受け止め、市全体が田名部氏に流れる可能性が高い。
田名部氏の当落によっては、八戸市の特殊な政治状況が大きく変わる展望もある。
公示前の15日には安倍首相が街頭演説に入るなど、自民党本部が危機感を燃やす一方、民進党本部も「重点区」と位置付け、大物弁士を続々投入する。
「自民王国」青森での選挙戦は、今後、さらに熱を帯びる。
2477
:
チバQ
:2016/08/23(火) 20:56:19
農協
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ8Q6FR3J8QTLVB00K.html
自民参院議員の後援会事務局長を逮捕 公選法違反容疑
08月22日 21:20朝日新聞
7月の参院選で運動員に報酬を支払ったとして、熊本県警は22日、比例区で当選した藤木真也・自民党参院議員(49)の地元後援会事務局長、木下龍一容疑者(62)=熊本市南区=を公選法違反(買収)の疑いで逮捕し、発表した。県警によると、容疑を認めているという。
発表によると、木下容疑者は7月1、8両日、同区の後援会事務所で、電話での投票依頼などをした40〜60代の女性4人に、選挙運動の報酬として計約30万円を配った疑いがある。捜査2課によると、木下容疑者は選挙運動期間中、運動員の担当などを決めていたといい、木下容疑者の選挙運動での役割の解明が今後の焦点の一つになる。
公選法では、選挙運動の総括主宰者や出納責任者のほか、候補者と意思を通じて運動の計画立案や調整などをする「組織的選挙運動管理者」も連座制の適用対象になる。禁錮以上の刑が確定し、連座制が適用されれば、当選が無効になる。
県警は、女性らについても、1人約5万〜10万円を受け取ったとして、同法違反容疑で書類送検する方針。
藤木氏の事務所は22日、「大変驚いている。事実を重く受け止め、熊本の後援会には捜査に真摯(しんし)に協力するよう指示した」などとするコメントを出した。
2478
:
名無しさん
:2016/08/24(水) 22:54:03
http://toyokeizai.net/articles/-/124025
安倍首相が熊本城を第一声の場に選んだ理由
「第一声」から読み解く主要政党の選挙戦略
安積 明子 :ジャーナリスト 2016年06月23日
午前は熊本、そして15時からは福島県郡山市のJR郡山駅前で街頭演説(写真:つのだよしお/アフロ)を行った。安倍首相はこれまでどおり、被災地での第一声にこだわった
6月22日、第24回参議院選挙が公示され、7月10日の投開票日へ向けて18日間の選挙戦が始まった。選挙では、政党の代表がどこで第一声を発するのかが重要であり、かつ興味深い。それぞれの第一声の場所から各党のスタンスを読み取ってみよう。
安倍晋三首相は9年前の惨劇を今でも忘れてはいないだろう。2007年7月29日に行われた参院選だ。この時に自民党は27議席も減らし、第1次安倍政権が内閣総辞職に追い込まれる一因ともなった。
なぜ熊本城内の加藤神社を選んだのか
引導を渡したのは民主党代表だった小沢一郎氏だ。その小沢氏が第一声の地として選んだのは鳥取県八頭町。かつてともに自民党を離れ、新進党を結成した石破茂氏の地元だ。そこに小沢氏が民主党公認候補として擁立したのは、かつて相沢英之元経企庁長官の秘書を務め、自身も自民党の衆院議員だった川上義博氏である。
まさに因縁に因縁を絡ませた参院選だったともいえるが、勝利を得たのは公示日の12日に八頭町役場前で約500人を集め、ビール箱の上に立って演説した小沢氏だ。これに対して自民党は麻生太郎氏や石破氏を鳥取に投入して対抗したが、小沢氏の勢いに及ばなかった。
今回、安倍首相は4月の震災で大きく破壊された熊本城内の加藤神社を第一声の場に選んだ。安倍首相が被災地を選んだのは今回が初めてではない。2013年の参院選と2014年の衆院選でも、第一声の場として被災地・福島を選んでいる。
訴えたのは専らアベノミクスで、弁舌はさわやか。被災地に寄り添う姿勢を強調すると同時に、スムーズな復興には安定的な政権が必要であることをアピールする意味もあっただろう。加藤神社が祀るのは豊臣秀吉に仕えた加藤清正だが、土木事業に勤しみ農地を整備し、“名君”として領民に慕われた。この清正公のイメージを自らに重ねたいという思惑もあったのではないか。
2479
:
名無しさん
:2016/08/24(水) 22:54:27
>>2478
「政策の一致もない、ただ選挙の時だけ野合する、そして選挙の後は責任ある政治を示さない、そんな民共には負けるわけにはいかないのであります!」
公明党の山口那津男代表は選挙初日から絶叫しながら西田実仁参院議員の腕を掴み、観衆に向けて大きく振っていた。埼玉選挙区から出馬している西田氏は、共産党候補の追い上げに大苦戦中。そしてその苦闘ぶりは、公示日の公明新聞の第1面から読みとることができる。
その上段には西田氏と兵庫選挙区から出馬予定の伊藤たかえ氏の写真が掲載され、下段の神奈川、愛知、福岡の各選挙区の候補よりも大きく扱われていた。トップの見出しも白抜きで「西田【埼玉】、伊藤【兵庫】情勢緊迫」と、厳しさがひしひしと伝わってくるものだった。
西田氏、伊藤氏は「当選圏外」
さらに西田氏については「総力挙げた支援で激しく追い上げるも、いまだ届かず当選圏外」、伊藤氏については「切り崩しに遭い、引き離されて圏外」とのコメントが付けられ非常に厳しい情勢であることを訴えている。
「当初は伊藤さんの方が厳しいと言われていましたが、この順番を見ると西田さんの方が苦しいですね。5万票足りないと聞いています」。公明党関係者はこう述べる。公明党にとって埼玉選挙区は、2007年の参院選で高野博師氏を落選させた苦い記憶がある。「あの悪夢は二度とごめんですね」。
23日には山口代表は兵庫入りし、埼玉選挙区には石井啓一国交相が応援に入る予定だ。
日本共産党の志位和夫委員長は、22日の午前に新宿西口で第一声をあげるはずだった。ところが別の街宣車が来て、開始予定の9時半を過ぎても動かない。雨にもかかわらず、動員をかけられた人たちが集まってきた。通りがかりの人たちも足を止めている。だが共産党の街宣車がやってこない。演説をしているのは共産党ではない男性だ。
「みなさん、すぐに東口に移動してください」。観衆を誘導していた選挙スタッフに、新宿駅東口に移動しなければならなくなった理由を聞いてみた。街宣するには事前に警察へ届け出を出す必要がある。ならば街宣場所が重なることはまずありえないのではないか。「かけあってみたんですが、相手が譲ってくれないんですよ」
スタッフがすまなさそうに話すが、詳しい事情はわからないらしい。仕方ないので東口に急いだ。肝心の志位氏の演説を聞きそびれては何もならない。
2480
:
名無しさん
:2016/08/24(水) 22:54:46
>>2479
東口に行くと、すでに観衆で一杯だった。共産党は3年前の参院選でブームを起こし、東京選挙区で吉良佳子氏、大阪選挙区で辰巳孝太郎氏を当選させている。この時、吉良氏の「最後のお願い」が行われたのが新宿東口だった。あの時の熱気は十分に翌日の当選を予想させた。
今回も、何人もの人たちが傘をさしながら白いプラカードとブルーグリーンのプラカードを掲げていた。プラカードには「学費高すぎ」、「最低賃金時給1500円へ」、「子育てしやすい社会に」、「9条を壊すな」、「選挙で変えよう」、「給付制の奨学金を」、「ブラック企業の規制強化を」、「増税は富裕層から」などが書かれている。
志位氏の姿はまだ見えなかった。比例区から出馬する党副委員長の田村智子参院議員と東京選挙区から出馬する山添拓氏が演説する。志位氏が街宣車の上に姿を現したのは、10時半ごろだった。
「日本の命運がかかった歴史的選挙です。政治を変える絶好のチャンスが到来しました。野党が本気で結束し、市民のみなさんと心をひとつにして、1たす1が2でなくて、3にも4にもなる戦いをやり抜いて、全国32の1人区の全てで自民党を倒し、勝利を勝ち取る決意を申し上げたいと思います」
白と紺のストライプのシャツというクールビズ姿の志位氏は、小雨が降る中で聴衆に一言一言、丁寧に訴えていた。警備には制服の警官に混じって、SPの姿も見えた。国会議員の場合、一定の役職に就けばSPが付くが、共産党はこれを断っている。これも共産党の変化だろうか。いずれにしろ、予定していた第一声の場を"妨害行為"によって使えなかったことの後遺症はなさそうだ。
岡田代表は「絶対に落とせない選挙区」へ
「安倍政治の暴走を止め、政治の流れを変える。この日本に新しい政治の風を吹かせる。その第1日が今日始まりました」。民進党の岡田克也代表は22日、山梨県・甲府駅北口で行われた宮沢ゆか氏の出陣式で「第一声」を発した。その後は長野県に移動し、上田駅と松本駅で杉尾秀哉氏の街宣に参加している。
宮沢氏は輿石東参院副議長、杉尾氏は北澤俊美元防衛相の後継で、山梨選挙区と長野選挙区はいずれも1人区。民進党としては絶対に落とせない選挙区だ。自民党もこの2つを最重点選挙区に挙げており、熾烈な戦いが最後まで続きそうだ。
その他、生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎共同代表は新橋で、社民党の吉田忠智党首は新宿で第一声を挙げている。各党それぞれの思いをもって始まった第24回参院議員通常選挙は、どのような結果となるのだろうか。
2481
:
名無しさん
:2016/09/11(日) 14:41:53
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090900705&g=pol
18、19歳は46.78%=今夏の参院選投票率-総務省
総務省は9日、7月10日投開票の参院選での18、19歳の平均投票率(選挙区)が46.78%だったと発表した。選挙権を持つ全年齢の平均投票率(54.70%)を7.92ポイント下回った。都道府県別では東京が57.84%で最も高かった。
調査は各都道府県選管を通じて取りまとめたもので、18、19歳の全有権者数は239万5372人、投票者数は112万521人だった。年齢別では18歳(51.28%)が19歳(42.30%)を上回った。
都道府県別の投票率で高かったのは東京以下、神奈川(54.70%)、愛知(53.77%)の順。一方、最も低いのは高知の30.93%で、宮崎(33.61%)、愛媛(35.78%)と続いた。(2016/09/09-16:36)
2482
:
チバQ
:2016/09/14(水) 20:58:42
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ9G36FGJ9GUOHB003.html
田中直紀元防衛相らを書類送検 公選法違反の疑い
11:53朝日新聞
7月の参院選で有権者に投票を呼びかける無届けの文書を配布したとして、新潟県警が、比例区に民進党公認で立候補し、落選した田中直紀・元防衛相(76)と陣営関係者2人を公職選挙法違反(法定外文書の頒布)の疑いで書類送検したことが、捜査関係者への取材でわかった。書類送検は12日付。田中氏は容疑を認めているという。
捜査関係者によると、3人は、中央選挙管理会に届けていない文書を複数の有権者に郵送した疑いが持たれている。文書は複数回に分けて送られ、計約2万枚にのぼるとみられるという。公選法は、選管に届け出たビラやはがき以外を配布することを禁じている。
朝日新聞が入手したこの文書には「今回は、全国比例候補で出馬します」「『田中なおき』をフルネームで記入することになりますので周知徹底を重ねてお願い致します」などと記されていた。
田中氏は、田中角栄元首相の娘の真紀子・元外相の夫。今回の参院選では、改選数が2から1に減った新潟選挙区から比例区にくら替えして立候補したものの、民進党内で16位にとどまり、落選した。
2483
:
チバQ
:2016/09/14(水) 20:59:08
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160914ddlk03040022000c.html
<公選法違反>参院選で後援会勧誘メール 県・元技監を容疑で書類送検 /岩手
11:21毎日新聞
7月に投開票された参院選を巡り、県農林水産部の元農村整備担当技監が同僚に与党の立候補予定者の後援会加入などを働きかけるメールを送っていた問題で、県警は13日、元担当技監を公職選挙法違反(公務員の地位利用)容疑で盛岡地検に書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。【藤井朋子】
捜査関係者によると、元担当技監は3月23日、立候補予定者の後援会加入や集会の参加を働きかけ、県警の調べに容疑を認めているという。メールには関係する法律の資料が添付されていた。このため県警は、元担当技監が公選法に違反する恐れがあったと認識していたとみている。
この問題は4月27日、岩手日報が報じて発覚。その後、県が調査した結果、元担当技監は13人にメールを送信し、うち直属の部下1人に、後援会加入者などの報告を受けるよう指示していた。
県によると、13人のうち、2人はメールを無視。残り10人は、同僚ら計112人に後援会への加入状況などを聞いたりしていたという。メール後に後援会に加入したのは27人、集会に参加したのは26人で、「働きかけがあった」と受け止めたのは計3人だった。
県の調査に、13人は「(元担当技監は)部内では実質トップで、間違った行為でも言い出しづらかった」などと説明。元担当技監は「国の予算を獲得するため、自主的にやった。公職選挙法に公務員の政治活動を規制する項目があったことは知らなかった」と話していた。
一方、県は調査の結果、元担当技監が独断で送信しただけで、組織的な関与を否定していた。この問題を受け、元担当技監は既に別の部署に異動している。
2484
:
名無しさん
:2016/09/19(月) 13:39:02
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091400423&g=soc
田中直紀氏を書類送検=無届け文書送付容疑-新潟県警
7月の参院選に民進党公認で立候補した田中直紀元防衛相(76)が、選挙管理委員会に届けていない文書を配布したとして、新潟県警が田中氏と陣営関係者2人を公選法違反の疑いで書類送検していたことが14日、分かった。
送検容疑では、田中氏ら3人は投票を呼び掛ける文書を選管に届け出ないまま、有権者に送付した疑い。送検は12日付。
田中氏は1983年に初当選。自民党から旧民主党に移り、野田内閣で防衛相を務めた。7月の参院選では新潟選挙区から比例代表にくら替えして立候補し、落選した。(2016/09/14-12:35)
2485
:
名無しさん
:2016/09/19(月) 18:46:41
http://www.asahi.com/articles/ASJ9G36FGJ9GUOHB003.html
田中直紀元防衛相らを書類送検 公選法違反の疑い
2016年9月14日11時53分
7月の参院選で有権者に投票を呼びかける無届けの文書を配布したとして、新潟県警が、比例区に民進党公認で立候補し、落選した田中直紀・元防衛相(76)と陣営関係者2人を公職選挙法違反(法定外文書の頒布)の疑いで書類送検したことが、捜査関係者への取材でわかった。書類送検は12日付。田中氏は容疑を認めているという。
捜査関係者によると、3人は、中央選挙管理会に届けていない文書を複数の有権者に郵送した疑いが持たれている。文書は複数回に分けて送られ、計約2万枚にのぼるとみられるという。公選法は、選管に届け出たビラやはがき以外を配布することを禁じている。
朝日新聞が入手したこの文書には「今回は、全国比例候補で出馬します」「『田中なおき』をフルネームで記入することになりますので周知徹底を重ねてお願い致します」などと記されていた。
田中氏は、田中角栄元首相の娘の真紀子・元外相の夫。今回の参院選では、改選数が2から1に減った新潟選挙区から比例区にくら替えして立候補したものの、民進党内で16位にとどまり、落選した。
2486
:
チバQ
:2016/09/22(木) 14:08:11
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20160922281038.html
長岡区検、田中直紀氏らを略式起訴
参院選で無届け文書
7月の参院選の比例代表に、民進党公認で立候補し落選した元防衛相の田中直紀氏(76)の陣営が、選挙管理委員会に届け出ていない文書を有権者に送ったとして、長岡区検は21日、公選法違反(法定外文書頒布)の罪で田中氏ら3人を略式起訴した。
関係者によると、略式起訴されたのは田中氏と陣営の男性2人。3人は田中氏への投票を呼び掛ける文書約2万枚を、選管に届け出ずに、関東地方を中心に全国の支持者や企業宛てに送った疑いが持たれている。田中氏が主導し、2人が文書の作成や郵送に当たったとみられる。
田中氏は旧福島3区で衆院議員を3期務め、1998年参院選で新潟選挙区に移って当選。その後、自民党から民主党(現民進党)に移り、2012年に防衛相に就任した。7月の参院選では4選を目指し、新潟選挙区から比例代表にくら替えして立候補したが、党内の得票順位が16番目にとどまり落選した。
田中氏ら3人は12日、公選法違反容疑で県警に書類送検されていた。
【社会】 2016/09/22 10:45
2487
:
チバQ
:2016/09/27(火) 21:10:15
http://www.dailyshincho.jp/article/2016/06130554/?all=1
二階俊博の威光に陰り…長男落選が致命的 党内から“いつまでいるのか”の声も
かのガリレオ・ガリレイ曰く、物体の落下速度は質量と関係なく、一定だという。翻って、永田町ではどうか。やはり体重とは関係なく、ただし、キャリアと役職を持つ者ほど加速度的に落下する。目下の二階俊博自民党総務会長(77)がその証明だ。
二階俊博自民党総務会長
「このほど、二階さんや伊吹文明さんが参院選に推していた落選中の議員が出馬できなくなったんです」
と、自民党関係者。
「2014年に落選した二階派の清水誠一前衆院議員について、二階さんと伊吹さんたちは度々、谷垣幹事長らを訪ねて、全国比例で出馬させてほしいとお願いしていた。彼はもともと帯広市議。北海道の二階派議員を増やしたいのと、同じ派閥で、十勝を地盤とする“路チュー”中川郁子衆院議員の次期選挙が厳しいので、清水氏を参院選にねじ込みたかったのです。しかし、公明党の反発や“当選見込みがない”と言われ、出馬にストップが……」
最近の二階氏はやることなすこと、うまくいかない。
「二階さん肝煎りで先の国会で成立を目指していた“部落差別解消推進法案”が共産党の反対に遭って、継続審議に。相当、イラついていましたね」
昨年、3000人もの訪中団を率いて習近平主席と会談。権力を見せつけたが。
「長男が落選した5月の和歌山・御坊市長選が致命的です。大量の国会議員を投入して、得票は現職市長の6割ほど。永田町で呆れられました」(政治部デスク)
それでも、当人は求心力低下を防ぐために必死だ。
「市長選翌日、安倍総理にさっそく増税延期の提案をしましたが、存在感を示すためのアピールと党内で揶揄されています」(同)
解散にも一家言。
「国会閉会前、急に“同日選慎重論”を唱え始めたのです。もし、今やって自分の得票が減ったら、政治生命が赤信号。選挙区を三男にすら禅譲できなくなるからです。今の力の源泉は総務会長であること。自民党の幹部には“いつまでいるのかな”とぼやく人も」(先の関係者)
待ち受けるのは、“二階”から地下二階への転落――。
2488
:
名無しさん
:2016/10/02(日) 11:25:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160928-00010005-nishinp-soci
隠しカメラ事件、「刑事官が個人的に賃借していた」 大分県警別府署
西日本新聞 9月28日(水)11時56分配信
大分県警別府署の隠しカメラ事件を巡り、使用されたビデオカメラについて同署の刑事官(当時)が県警の正式な手続きを踏まず、私的に借りていたことが27日、NPO法人「おおいた市民オンブズマン」の情報公開請求で分かった。県警は「不適正な捜査」と認めているが、会計手続き上も不適正な行為をしていた。
県警によると、刑事官は民間業者からカメラ3台を借り、部下に指示して参院選公示前の6月18日、別府地区労働福祉会館の敷地内に2台を設置した。
県警会計課によると、捜査のために物品を購入またはリースする場合、捜査内容に応じて県警本部に許可を得る必要があり、認められれば公費が支出される。今回はリースした3台とも申し出がなく「刑事官が個人的に賃借していた」(県警刑事企画課)という。
同法人の永井敬三理事長は「あってはならないことで、なぜそういうことになったのか追及を続けたい」としている。
=2016/09/28付 西日本新聞朝刊=
西日本新聞社
2489
:
名無しさん
:2016/10/08(土) 17:52:29
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161007/k10010721801000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_013
田中直紀前議員 公選法違反で罰金の略式命令
10月7日 17時46分
ことし7月の参議院選挙に比例代表で立候補して落選した元防衛大臣の田中直紀前参議院議員が、正規に届け出ていない投票を呼びかける文書を有権者に郵送していたとして、公職選挙法違反の罪で略式起訴され、裁判所から罰金30万円の略式命令を受けました。
略式命令を受けたのは、ことし7月の参議院選挙で民進党の比例代表で立候補し、落選した元防衛大臣の田中直紀前参議院議員(76)です。
田中前議員は、参議院選挙の公示後のことし6月下旬、運動員2人とともに、中央選挙管理会に届け出ていない投票を呼びかける文書を新潟県内などの有権者に郵送していたとして、公職選挙法違反の罪で略式起訴されました。そして、7日までに長岡簡易裁判所から罰金30万円を支払うよう命じる略式命令を受けました。
2490
:
チバQ
:2016/10/21(金) 07:40:32
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20161020-567-OYT1T50084.html
田中直紀氏、5年間公民権停止…法定外文書配る
10月20日 21:44読売新聞
7月の参院選で選挙管理委員会に届け出ていない文書を有権者に配ったとして、公職選挙法違反(法定外文書の頒布)で長岡簡裁から略式命令を受けた元防衛相の田中直紀氏(76)が、期限の19日までに不服申し立てをせず、20日から5年間の公民権停止が決まった。
田中氏は比例選に民進党公認で立候補して落選。新潟地裁によると、田中氏は6月下旬、運動員2人とともに、自身への投票を呼びかける文書を41人に郵送したとして、9月30日付で罰金30万円、公民権停止5年の略式命令を受けていた。
2491
:
チバQ
:2016/10/25(火) 20:24:50
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1610250016.html
【高樹沙耶容疑者逮捕】近年は「ナチュラリスト」として活動 7月の参院選で「医療用大麻の解禁」訴える
13:24産経新聞
【高樹沙耶容疑者逮捕】近年は「ナチュラリスト」として活動 7月の参院選で「医療用大麻の解禁」訴える
高樹沙耶容疑者は参院選に出馬し演説で熱弁をふるっていた=今年6月22日、東京・新橋駅前(長尾みなみ撮影)
(産経新聞)
厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に25日、沖縄県の石垣島で大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕された元女優の高樹沙耶(本名・益戸育江)容疑者(53)は、近年は自然エネルギーを生かして生活する「ナチュラリスト」として活動していた。
高樹容疑者は浜松市出身で、1983年に映画「沙耶のいる透視図」に主演し、女優としてデビューした。数多くのテレビドラマなどで活躍したあと、98年にシンガー・ソングライターの中西圭三さんと結婚。しかし、2000年に離婚し、その後はハワイに移住した。再び日本に戻り、2011年からは石垣島に移り住んでいた。
芸能活動では、大ヒットドラマ「相棒」に出演し、「宮部たまき」役で人気に。しかし、近年は芸能事務所も辞めて、「ナチュラリスト」を名乗り、仲間とともに医療用大麻の解禁を訴える活動を行っていた。
今年7月の参院選では、東京選挙区で新党改革から新人として出馬し、医療用大麻の解禁などを訴えたが落選した。
2492
:
チバQ
:2016/10/26(水) 13:22:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161026-01729394-nksports-soci
平山氏は高樹容疑者逮捕に困惑 石垣島で共同生活も
日刊スポーツ 10月26日(水)9時50分配信
厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部などの合同捜査本部は25日、沖縄県・石垣島の自宅で同居人と大麻を隠し持っていたとして、大麻取締法違反の疑いで、元女優の自営業高樹沙耶(本名・益戸育江)容疑者(53)ら3人を現行犯逮捕した。麻薬取締部によると、高樹容疑者と同居人の男1人は容疑を否認。別の同居人の男1人は所持を認め、共謀を否認しているという。高樹容疑者は7月の参院選に新党改革から東京選挙区に出馬。医療用大麻解禁を訴え、落選した。
高樹容疑者が石垣島で経営するコテージ「虹の豆 浮世離れ」で共同生活していた、元参院議員の平山誠氏(64)が取材に応じ「そういう(逮捕されるような)ことはないと思っています」と困惑気味に話した。最後に会ったのは9月12日ごろ。その後も「いつごろ(石垣島に)来るの?」などと何回か電話で話したという。共同生活については「東京からダイビングに行く時、ホテル代を浮かすため宿泊させていただいた」と説明。高樹容疑者と、ともに逮捕された同居男性2人に大麻を使用した兆候があったか聞かれると「ありません」と答えた。
高樹容疑者を参院選で公認した新党改革元代表の荒井広幸氏(58)は「驚いております。状況が分からないので、今後の推移を見守っていきたい」とコメントした。
2493
:
チバQ
:2016/11/23(水) 01:36:10
5416 :チバQ :2016/11/23(水) 01:35:30
http://www.sankei.com/west/news/161121/wst1611210083-n1.html
2016.11.21 23:24
【奈良・社福法人疑惑】
父姉逮捕で奈良・田原本町長「申し訳ない」 関与は否定
奈良県田原本町の社会福祉法人「愛和会」による領収書偽造事件を受け、同町の森章浩町長(41)が21日、町役場で会見し、有印私文書偽造・同行使容疑で父親の同法人元理事長、森和俊と姉の保育園長、吉村久見子(43)の両容疑者が逮捕されたことについて「父と姉が不正を犯したことは慚愧(ざんき)に堪えない。申し訳ない」と陳謝した。
森町長も就任前の昨年12月まで愛和会の理事を務めていたが、不正には「関与していない」と否定。辞任しない考えを示したうえで「透明性を持って町政を進める」と話した。
http://www.sankei.com/west/news/161122/wst1611220008-n1.html
2016.11.22 07:37
【奈良・社福法人疑惑】
参院選前に出席者に現金 元社福理事長トップの奈良・自民系団体総会
自民党系の政治団体「奈良県保育推進連盟」が5月、参院選に立候補を表明していた佐藤啓参院議員(37)=奈良選挙区、7月に初当選=を招いて開催した総会で、連盟の会長側から複数の出席者に現金が支払われたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。佐藤氏を当選させるための対価であれば公職選挙法に抵触する疑いもあるとして、関係者が同日、会長側を同罪で奈良地検に刑事告発。奈良県警も同様の疑惑を把握しており、捜査を進めているもようだ。
保育士らに参加手当3000円?
同連盟の会長は、同県田原本(たわらもと)町が実施した地域子育て支援拠点事業をめぐり、偽造した領収書を町に提出したとして20日に有印私文書偽造・同行使容疑で県警に逮捕された社会福祉法人「愛和会」元理事長、森和俊容疑者(69)。
捜査関係者などによると、同連盟は5月27日夜、同県天理市内のホテルで総会を開催。保育園関係者ら約70人に食事や酒を提供し、参加費は1人3千円だった。当選前の佐藤氏や現職国会議員が招かれてあいさつし、出席者と懇親を深めた。このうち愛和会傘下の保育園に勤務する保育士ら約40人は参加費を支払わずに出席。「手当」として法人側から3千円を受け取った疑いがあるという。
同連盟は奈良県内の私立保育園の経営者ら約60人で構成する政治団体。総会に出席した法人関係者は「実質的な投票の呼びかけで、半ば強制的に出席させられた保育士もいる。上層部が手当の支出を決め、6月下旬の給与支給日に1人あたり3千円が口座に振り込まれた」と明かした。
「支払ったのは研修費」
産経新聞の取材に対し、森容疑者は逮捕前、「(保育士らに支払った)3千円は『研修費』であり、選挙活動とは一切関係がない」と釈明。佐藤氏の事務所は「連盟から総会案内をいただいたので出席した。『手当』については知る立場にない」とコメントした。
森容疑者は平成26年10月の連盟設立と同時に会長に就任。ほぼ同時期に設立された関連団体の「自民党奈良県保育推進連盟支部」の代表も兼ねている。
政治とカネの問題に詳しい神戸学院大法学部の上脇博之教授(憲法学)は「酒食が提供された会合の参加費を徴収せず、投票呼びかけがあった後に参加者に現金が渡されたとすれば、公選法の買収や供応罪に抵触するのではないか。佐藤氏ら来賓で招かれた人物も事実関係を把握していれば共犯になる可能性があり、捜査機関による解明が必要だ」と話している。
2494
:
名無しさん
:2016/11/23(水) 09:57:04
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201607/20160706_11019.html
<参院選宮城>昨日の友は今日の敵
10日投開票の参院選宮城選挙区(改選数1)で、日本のこころを大切にする党の和田政宗参院議員(41)と、民進党の林宙紀元衆院議員(38)が、与野党の両現職陣営に分かれて支持拡大に奔走する。前回参院選(2013年)は旧みんなの党に所属し、二人三脚で選挙戦を戦った2人。政党の離合集散でたもとを分かち、「昨日の友は今日の敵」の戦いを繰り広げる。
今回の選挙戦で和田氏は党が推薦する自民現職の熊谷大候補(41)を応援。林氏は現在所属する民進の現職桜井充候補(60)を選対幹部として支える。
和田氏は6月末から仙台市中心部の街頭に立ち、熊谷氏支持を強調。青葉区のホテルで7月4日夜あったこころと自民の合同演説会では弁士を務め「宮城でぜひとも熊谷氏を勝たせなくてはならない」と叫んだ。
「安倍政権の経済政策アベノミクスの継続が必要」と強調した和田氏。自身がかつてフル活用したネット選挙のノウハウを自民県連に伝授するなど、全面的な支援に回る。
林氏は同日夕、民進の県議や仙台市議ら約10人と市中心部を練り歩いた。「政策立案能力や実績を見れば国会に送るのにふさわしいのは桜井さん」などと支持を呼び掛けた。
市中心部の無党派層を意識したアピール行動は林氏の提案で実現。「両陣営とも既に支持者は固め、あとは無党派をどれだけ取り込むかが勝負だ。大票田の仙台でPRを重ねたい」と意気込む。
ともにアナウンサー出身の2人。5人が立候補した3年前の参院選宮城選挙区(改選数2)で和田氏はみんなから初挑戦し、比例東北の衆院議員だった林氏が選対本部長を務めた。ネットを駆使した選挙戦を展開し、旧民主党現職を小差で破った。
14年11月のみんな解党前に林氏は維新の党(当時)、和田氏は次世代の党(現こころ)に合流した。直後の衆院選で林氏は宮城2区に立候補、和田氏は対立候補の次世代新人を推し、決別は決定的になった。
和田氏は3年後、今回と同様に改選数が1に減る厳しい参院選に直面する。民主、維新両党の合流で民進党籍となった林氏は、次期衆院選で2区から立候補を予定する。共に今後を見据え、応援は熱を帯びる。
ライバル陣営で戦うかつての仲間について、2人とも「それぞれの政治信条で行動しており、互いの立場で一生懸命やればいい」と語るにとどめている。
関連ページ:宮城政治・行政参院選とうほく
2016年07月06日水曜日
2495
:
名無しさん
:2016/11/23(水) 23:14:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112100749&g=pol
参院選無効訴訟で上告せず=維新
日本維新の会は21日、7月の参院選で比例代表の開票作業に不正があったとして選挙無効を求めた訴訟で、維新側の訴えを棄却した東京高裁の判決を受け入れ、最高裁には上告しないと発表した。記者会見した東徹総務会長は「選挙無効の訴えには限界がある。今後は票の数え直しを求めていく」と述べた。
維新は、比例に出馬した片山虎之助共同代表の個人名票が愛媛県西条市で0票だったが、同市在住の有権者が片山氏に投票したことを明らかにしたとして、選挙無効を主張していた。 (2016/11/21-19:52)
2496
:
チバQ
:2016/11/24(木) 19:42:05
1230 :チバQ :2016/11/24(木) 19:41:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000034-san-l09
維新の渡辺喜美氏、次期衆院選に意欲 栃木
産経新聞 11/24(木) 7:55配信
日本維新の会副代表の渡辺喜美参院議員は23日、那須塩原市内で開かれた西那須野後援会の設立総会であいさつし、「解散・総選挙があるかもしれない感触をもった。チャンスを自らつかむ反射神経を磨き続けなければならない」などと述べ、次期衆院選に意欲をみせた。
総会では来賓として出席した後援会総連合会の臼井亮平会長が、「まだまだ若い。参院ではなく、もう一度衆院に出てほしい」と語ると、渡辺氏は「本当にありがたい言葉。決めたわけではないが心にとどめておく」とこたえた。
西那須野後援会は昨年12月の那須塩原市長選の対応をめぐり分裂。役員が相次いで辞任して事実上、消滅状態だったが再構築した。会長には同市の運送会社役員の宮本隆守氏、会長代行と幹事長には同市議の金子哲也氏がそれぞれ選出された。
2497
:
名無しさん
:2016/11/27(日) 22:54:48
http://this.kiji.is/174345838241547764
<自民岩手>参院選敗戦で責任論噴出
2016/11/24 11:2111/24 15:09updated
自民党岩手県連は23日、盛岡市で総務会を開いた。夏の参院選岩手選挙区(改選数1)で党公認の新人候補が落選したことについて、県連幹部の責任を問う意見が相次いだ。
会合は非公開で行われた。出席者によると、複数の市町村支部長から「各支部と地元選出国会議員、県連幹部との連携ができていない」「都市部での選挙戦略が足りない」などの批判が上がった。
これに対し、参院選の総括責任者を務めた鈴木俊一県連会長(衆院2区)や工藤勝子幹事長ら幹部が辞意を示したが、了承するかどうかは保留された。今後、県議らで協議する。
総務会終了後、鈴木氏は「敗因や責任論についてかなり厳しい意見が出た。十分に検証し、今後の対応を検討したい」と話した。
2498
:
名無しさん
:2016/12/07(水) 22:31:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161205-00000053-san-pol
比例代表得票数分析 民進…地域ばらつき/維新…進むローカル化
産経新聞 12/5(月) 7:55配信
国政選挙の比例代表での得票数は政党の盛衰を反映する。この4年間に実施された衆院選2回と参院選2回の得票数の推移からも、主要政党がそれぞれ抱える課題が透けて見える。(千葉倫之)
◇
自民党は衆院選、参院選ともに堅調に得票を伸ばした。
かつて自民党は、衆院選に比べて参院選の比例票が伸びないことが悩みの種だった。高支持率を誇った小泉純一郎政権下の平成16年でも参院選比例代表は1679万票。19年の第1次安倍晋三政権では1654万票しか獲得できず、衆参ねじれを招いた。野党時代の22年は1407万票しか得票できなかった。業界団体の集票力に頼っていたことが原因だとみられる。
7月の参院選では、業界団体の集票力が急に上がったわけでもないのに比例で2011万票を獲得した。自民党は本格的に復権したようにも見える。
その一方、11の1人区で民進、共産両党などの野党統一候補に敗れた。このうち9選挙区で比例得票は自公が野党4党を上回っている。衆院も同じ傾向があり、選挙区に野党が統一候補を擁立すれば、競り負ける自民党候補は少なくないとみられている。
一方、民進党は、下野直後に比べれば、党勢は回復基調にある。今年の参院選で得票率は20・98%と、底辺だった25年参院選と比べて7・58ポイント回復した。特に北海道(13・82ポイント増)、愛知(11・12ポイント増)、三重(11・02ポイント増)などでは持ち直している。
ただ、地域的なばらつきも大きい。7月の参院選は26年衆院選と比べて35都道府県で得票率はアップしたが、四国4県など12県では減少に転じた。
共産党は7月の参院選で候補を取り下げた33県のうち、27県で26年衆院選の得票率を下回った。ほぼ全選挙区で候補者を擁立し、比例票を掘り起こす戦略を見直したことが裏目に出たとみられる。
また、自前の公認候補を擁立した複数人区の13都道府県のうち8都道府県でも26年衆院選を下回った。24年衆院選以降の躍進はすでに頭打ちになったとみることもできる。
日本維新の会は24年衆院選で旋風を巻き起こし、20・38%の得票率を得たが、党の顔だった橋下徹前大阪市長の政界引退などで人気は下降気味。「おおさか維新の会」として臨んだ7月の参院選では得票率9・20%に甘んじた。民進党の得票増は、維新の凋落(ちょうらく)が原因だとも言えなくもない。
しかも獲得した515万票のうち42%の214万票は近畿2府4県で得票している。24年衆院選は24%、26年衆院選は26%だっただけにローカル政党に退行した感もある。参院選後、党名を「日本維新の会」にしたが、次期衆院選で全国政党に脱皮できるかが問われる。
表の見方※政党名は平成28年参院選時。「民進党」は民主党、「生活の党と山本太郎となかまたち」は生活の党と日本未来の党、「おおさか維新の会」は日本維新の会と維新の党、「日本のこころを大切にする党」は次世代の党の得票数・率をそれぞれ比較に用いた。「みんなの党」は解党前の24年衆院選と25年参院選、日本のこころは結党後の26年衆院選と28年参院選について記載した。得票数は小数点以下、得票率は小数点3位以下を四捨五入した。
2499
:
チバQ
:2016/12/12(月) 22:46:49
>>2477
http://news.goo.ne.jp/article/rkk/region/rkk-NS003201612121155320111.html
公選法違反の元後援会幹部に執行猶予付き判決
11:55RKKニュース
公選法違反の元後援会幹部に執行猶予付き判決
公選法違反の元後援会幹部に執行猶予付き判決
(RKKニュース)
今年7月の参議院議員選挙で当選した候補の運動員に報酬を渡したとして公職選挙法違反の罪に問われている男の裁判で熊本地方裁判所は執行猶予付きの判決を言い渡しました。この裁判は今年7月の参院選の比例区に自民党公認で出馬し当選した藤木眞也参議院議員の後援会幹部をつとめた木下龍一被告(62)が女性運動員4人に藤木議員への投票を依頼する電話をかけさせその報酬として合わせておよそ30万円を支払った罪に問われているものです。
今日の判決で熊本地裁の溝國禎久裁判長は「被告は選挙の公正を確保することの重要性を理解していたはずなのに本件を主導したことは相応の非難を免れない」として懲役1年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
2500
:
チバQ
:2017/01/06(金) 00:01:23
渡辺が衆院選出馬したら、儀武剛が繰上げ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/1344-1345
1344: チバQ :2017/01/05(木) 15:09:22
http://www.sankei.com/politics/news/170104/plt1701040027-n1.html
2017.1.4 17:34更新
「衆院に返り咲かせてほしい」維新・渡辺喜美氏くら替え出馬表明 栃木3区
日本維新の会副代表の渡辺喜美参院議員は4日、栃木県大田原市で開かれた後援会の会合で、「地元のために力を尽くそうと思えば参院ではなく衆院。衆院に返り咲かせてほしい」と述べ、次期衆院選で栃木3区からくら替え出馬する考えを表明した。渡辺氏は、代表を務めたみんなの党の解党後、平成26年12月の衆院選で落選するまで栃木3区で連続6期当選。昨年7月の参院選で当選し、国政に復帰していた。
支援者ら約250人を前に渡辺氏は「(党と)まだ調整すべき点は残っている」としながらも、「偽らざる思いだ」と強調。この後、記者団に対しては「百パーセントの宣言ではないが、思いは申しあげた通り。(衆院へのくら替えなら)小選挙区となる」と述べ、栃木3区での出馬の意向を示した。
また、「党とは具体的な話はしていないが、無所属で出馬する選択肢はない」とし、今後、衆院解散の時期をみながら調整を進める考えを示した。
「3月、4月選挙もあり得る」と、解散時期の見解を示しつつ、「だから(くら替えの)発言に至ったわけではなく、常在戦場。いつ選挙があっても覚悟はしているという意味だ」と強調した。
渡辺氏は昨年11月、地元・栃木県那須塩原市の西那須野後援会設立総会でも次期衆院選出馬に意欲を見せていた。
1345: チバQ :2017/01/05(木) 15:33:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-00000016-mai-pol
<渡辺喜美氏>衆院選に出馬意向 栃木3区から
毎日新聞 1/5(木) 9:19配信
<渡辺喜美氏>衆院選に出馬意向 栃木3区から
日本維新の会副代表の渡辺喜美参院議員(64)は4日、栃木県大田原市で開かれた後援会主催の新年会で、次期衆院選に栃木3区から出馬する意向を明らかにした。渡辺氏は「(衆院に戻り)第三極の風を吹かせたい」などと意欲を見せた。同選挙区には、自民現職の簗和生氏(37)、共産の槙昌三氏(73)と諸派の石渡剛氏(47)の両新人の立候補が予想されている。
この日の新年会で、渡辺氏の後援会総連合会の臼井亮平会長が「再び地元(栃木3区)から送り出したい」と支援を呼びかけ、約250人の後援会地区代表者らに了承を求めた。
これに対し、渡辺氏は「時局講演」の中で「地元のために働くにはやっぱり衆院。中央集権の中で影響力がある衆院で力を強めるのが地元のためにつながる。衆院にもう一度戻させていただきたい」などと述べ、衆院へくら替えする意向を伝えた。
講演後の取材に対し、渡辺氏は「(党との)調整があるので100%宣言ではないが、思いを伝えた」と説明。衆院の解散時期については「3月解散、4月選挙もありえる」との考えを示した。
渡辺氏は、父美智雄氏の地盤を引き継ぎ、衆院で6期連続で当選。しかし、2014年に多額の借入金を巡る問題により旧みんなの党代表を辞任。その後、みんなの党は解党し、同年末の選挙で落選した。昨夏の参院選では、おおさか維新の会(現日本維新の会)公認で出馬し、比例代表で当選した。【柴田光二】
2501
:
名無しさん
:2017/01/15(日) 08:55:22
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170105-00050614-gendaibiz-soci
乙武洋匡氏、ついに不倫の真相を告白 すべては僕が悪かった
現代ビジネス 1/5(木) 7:01配信
「どんなに言葉を重ねても、これは言い訳にしかなりません。今回、私がしてしまった愚行は、ひとえに私の『心の弱さ』が原因だったと反省しています」
昨年3月、5人の女性との不倫騒動を週刊誌で告発され、世間からの批判を浴びた乙武洋匡氏。
あれから9ヵ月、ほぼ家にこもりっきりだった乙武氏が、1月5日発売の「週刊現代」で真相を告白した――。
〈 端的に言うならば、家に帰ることがつらくなってきてしまった。家のなかで自分の居場所を見つけられなくなってしまったということです。
たしかに子供が生まれてから、私たちの夫婦関係は一変しました。妻は子育てと私の介助をともに負わなくてはならず、負担は非常に大きいものでした。
そんな生活が続いていくなかで、妻が体調を崩してしまうようなこともありました。私の存在が彼女の負担になっているのだと思うと、本当に苦しかった。不甲斐なかった。
でも、そうしたこともすべては言い訳です。今回の騒動は、ただただ私の弱さが引き起こしたことです。〉
「不倫の理由」や「いま、性欲処理はどうしているのか」などの突っ込んだ質問にも応じた乙武氏。もう一度ゼロからスタートするという決意を明かしたインタビューを、「週刊現代」でぜひご確認いただきたい。
週刊現代
2502
:
名無しさん
:2017/01/15(日) 09:58:19
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170110-01270346-sspa-soci
乙武洋匡氏、政治に“白旗宣言”
週刊SPA! 1/10(火) 9:10配信
「乙武洋匡、40歳、無職」。最近の乙武洋匡氏が使っている肩書である。もしも、あの騒動がなければ、その肩書は今頃「参議院議員」になっていたかもしれない。
’15年の末頃から、乙武氏が参院選に出馬するという報道が出始めた。当初、我々は参院選出馬はないと踏んでいた。というのも、’14年に新宿区長選に出馬するという噂が流れたときも「人生、何が起きるかわからないので将来的に政治家になるという選択肢を完全に否定はしませんが、現時点ではまったく考えていません」ときっぱりと否定していたからだ。さらに乙武氏は作家、スポーツライター、教師、東京都教育委員など数々の仕事を経験するなど、常に自分の興味のある仕事を多方面に複数抱えるタイプ。政治家のように縛り付けられる仕事は本人の志向するところではないだろう、とも考えていた。
だが、’15年末の取材で「参院選には出るんですか?」と聞いたとき、乙武氏はこれまでと同じように「将来、政治家になる可能性はゼロではありませんが、わかりません」と答えていたが、「あ、これは出馬を考えているな」という空気を感じた。明らかにこれまでとは違う、政治のほうを向いている顔をしていたのである。
乙武氏のマネジャー氏にも「出るかどうかは答えられないと思いますが、出馬表明があった瞬間から勝手に張り付きますんで」と勝手に番記者宣言し、これは’16年の夏は忙しくなるぞ、と我々も参院選に向けてテンションを上げていたのであった。
ところが、ご存じの通り、’16年の春に『週刊新潮』による不倫報道が出て、乙武氏は活動自粛生活に入ることになる。彼と我々が最後に会ったのは、出馬表明の場になるという憶測が立っていた乙武氏の40歳誕生パーティの場。いつも笑顔でほがらかな彼が、この日ばかりは憔悴しきった表情で、参加者たちに「ご迷惑をおかけしました」と頭を下げ続けていた。「やめてくださいよ、こっちは迷惑かけられてないから」と冗談を言ってみたものの、彼の神妙な顔は変わることがなかった。
それから8か月。紆余曲折はあったが乙武氏がメディアに復帰した。我々も雑誌としては一番最初に取材をすることに成功し、撮影場所で彼を待ち構えていた。
「お久しぶりです。お騒がせしました」
にこやかに、いつもの笑顔で乙武氏が入ってきた。ほとんど外出していなかったためか、以前より肌の色が白く、若干ふくよかになった以外、表面上はすっかり以前の乙武氏に戻っているようだ。そして、取材はスタートした。
なごやかに談笑しつつ、「活動自粛前、実際のところは参院選に対してどう動いていたのか?」と尋ねたところ、「ちょっと待ってください」と乙武氏は断って、マネジャー氏に声をかけた。
「これ、いずれどこかで話すならずっと応援してくださったSPA!さんで話すのがいいと思うんだけど、今後も言わないの? ここでは黙っていたのに、別のところで話しているなんてことはイヤだから」
するとマネジャー氏は熟慮の結果、「多少、オブラートにくるんでもらえれば」とOKを出した。それを受け、乙武氏は再び語りだす。
「誤解があるかもしれないですけど、そもそも政治家って、私にとってはやりたくない職業なんです。批判しかされない、カネはかかる、家族にも窮屈な思いをさせるということを考えれば、こんな割に合わない職業はないですよ。ただ私には、自分自身が少数の側に生まれたということもあって、どんな境遇の人でも平等に選択肢が与えられる社会を実現していきたいという思いがあります。そういう社会をできることなら政治という道を通らずに実現できたら、それが私にとってはベストでした」
そのためにさまざまな手段やメディアを通じ、硬軟織り交ぜたメッセージを発信してきた。だが、それでも社会を変えることが難しければ、政治の世界に行く腹をくくるべきときがいずれくるかもしれない、と20代前半から感じていたという。だが、具体的に政治の道を考え出したのは’14年頃。そこには年齢の問題もあった。
「結局、何ひとつ変えられないじゃん、としんどくなってきたんです。そして40の足音が近づいてきて、『締め切りがここなら、そろそろ原稿書き始めないと間に合わないな』みたいな、そういう思いが強くなっていたんですよね」
だが、実際には活動自粛に入り出馬することはなかった。もしも選挙運動中に不倫スキャンダルが暴露されていたらどうしていたかを尋ねると、意外な答えが返ってきた。
2503
:
名無しさん
:2017/01/15(日) 09:58:32
>>2502
「いや、本当に出馬するとなったら、自分から明らかにするつもりでした。絶対に暴露されると思っていたので。だから『週刊新潮』に直撃されたときも、驚いたというよりは、『ついに来たか』という感じで。もちろん、そんなことまで考えていたなら身奇麗にしておけという話なんですけどね。それについては認識が甘かったとしか言いようがない。ここはもう、素直に反省してます」
「まあ、もう二度と出馬依頼なんて来ないでしょうけどね」と笑う乙武氏。一連の騒動を振り返り「正直なことを言うと、トータルではよかったと思っています」と語る。
「もしも私が今日死んでここで終わるなら、この1年はマイナスでしかないですけど、長い人生、まだ残り半分ぐらいあるとするならば、そのど真ん中でこういう経験をさせていただいたのは、すごく今後に生きてくると思っています。もうひとつ、これは散々『SPA!』の連載でも語らせていただいたことですが、これでようやく“鉄仮面”を外せたかな、と。もう“いい子ちゃんの乙武洋匡”なんて誰も期待しないでしょうから(笑)」
あたかも障害者代表のように思われ、まるで聖人君子のような振る舞いを期待されてきた乙武氏。だが、もちろんバカ話もするし、(もうしないだろうが)悪い遊びだってしてきた。そんな素の部分の乙武氏を紹介すべく、本誌の連載では女装にチャレンジしたり、趣味のスポーツ観戦に行ってみたり、海外に行ったりと乙武氏のさまざまな部分を紹介してきたのだ。
今回、もう十分すぎるほど自らをさらけ出した乙武氏。だが、「どんな境遇の人でも平等に選択肢が与えられる社会」の実現に向ける思いは変わらない。今後、どのような形で乙武氏がそのテーマに向かい合っていくのか、注目し続けたい。
取材・文/織田曜一郎(週刊SPA!)・小山田裕哉 撮影/植松千波
※現在発売中の『週刊SPA!』1/10発売号の「エッジな人々」では、乙武洋匡氏が「40歳、無職の『新年の誓い』」を余すことなく語っている。この記事で語られたことはごくごく一部! ぜひ、ご確認を!!
日刊SPA!
2504
:
チバQ
:2017/07/03(月) 20:32:33
2545 :名無しさん :2017/07/03(月) 08:55:22
民進党の藤末健三政務調査会長代理は、憲法改正をめぐるみずからの考え方と、党の方針が異なるなどとして、2日夜、離党届を提出しました。
民進党は、平和主義を脅かす改憲は認められないとして、安倍政権の下での「憲法9条の改悪」に反対する方針を示しているのに対し、藤末健三政務調査会長代理は、「反対するだけではなく、速やかに党内論議を始めるべきだ」という考えを示しています。
こうした中で、藤末氏は「考え方の溝が埋まることは期待できない」などとして、2日夜、党本部を訪れ、離党届を提出し、今後、党執行部が藤末氏の離党届の取り扱いを協議する見通しです。
藤末氏は、53歳。平成16年の参議院選挙に、当時の民主党から比例代表で立候補して初当選し、現在3期目で、これまでに、総務副大臣などを務めています。
外部リンク[html]:www3.nhk.or.jp
2546 :名無しさん :2017/07/03(月) 15:21:45
民進党・藤末健三参院議員が離党会見 当面は無所属
7/3(月) 15:11配信
8
サンケイスポーツ
藤末健三参院議員(53)が民進党に離党届を提出したことを3日午後、記者会見を開いて明らかにした。離党理由について「民進党内では憲法改正の議論が深まらない」ことなどを挙げ、当面は無所属で活動するとしている。東京都の小池百合子知事(64)が率いる都民ファーストの会との連携は否定した。
藤末氏は離党届の提出について「都議選に影響を与えると考えて、昨日(2日)午後8時過ぎ」にしたと説明。党本部に提出した後、野田佳彦幹事長(60)ら電話で「考え方を改めてほしい」と撤回を求められ、さらに全国比例区
2547 :名無しさん :2017/07/03(月) 15:23:59
14
サンケイスポーツ
藤末健三参院議員(53)が民進党に離党届を提出したことを3日午後、記者会見を開いて明らかにした。離党理由について「民進党内では憲法改正の議論が深まらない」ことなどを挙げ、当面は無所属で活動するとしている。東京都の小池百合子知事(64)が率いる都民ファーストの会との連携は否定した。
藤末氏は離党届の提出について「都議選に影響を与えると考えて、昨日(2日)午後8時過ぎ」にしたと説明。党本部に提出した後、野田佳彦幹事長(60)ら電話で「考え方を改めてほしい」と撤回を求められ、さらに全国比例区での当選であることから、議員辞職も求められたという。
これに対して、藤末氏は「藤末という名前を14万3188人の方から書いてもらっている」と議員辞職の考えがないことを伝えたという。当面は無所属での活動をするが、5人以上の国会議員を集めて新党設立も模索しているとしている。ただ都民ファーストの会について「国政政党になることを表明しているわけでもなく、政策も見えない」とした上で、「合流するために離党したわけではない」と連携を否定した。
藤末氏は旧通産省出身で、2004年参院選で初当選し、連続3回当選。民進党会派の参院政策審議会長。
最終更新: 7/3(月) 15:11
2548 :名無しさん :2017/07/03(月) 15:30:16
民進・藤末氏が離党届
2017年07月03日10時35分
民進党の藤末健三参院議員(比例代表)が離党届を提出していたことが3日、分かった。離党届は2日付。藤末氏は民進党会派の参院政策審議会長。藤末氏は3日午後に参院議員会館で記者会見する。
代表・幹事長の続投表明=民進・野田氏
藤末氏は旧通産省出身で、2004年参院選で初当選。連続3回当選で、野田政権で総務副大臣を務めた。宗教団体の立正佼成会の支援を受けている。
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2505
:
チバQ
:2017/08/31(木) 19:55:56
辞職したら竹内功 元鳥取市長(合区救済)が繰上げ
2516: チバQ :2017/08/31(木) 19:53:41
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-751659.html
今井絵理子議員に新たな疑惑「ビール券贈呈」公選法違反か
16:30東スポWeb
今井絵理子議員に新たな疑惑「ビール券贈呈」公選法違反か
新疑惑が浮上した今井氏
(東スポWeb)
略奪不倫疑惑に続いて公選法違反? 問題噴出の元SPEED・今井絵理子参院議員(33)に対し、自民党が除名処分も視野に入れ動きだしていることが30日、本紙の取材で分かった。今井氏は周囲の説得に耳も貸さず、神戸市議を辞職した橋本健氏(37)と交際続行。何もかも失いかねない橋本氏は今井氏の都内のマンションに転がり込んだとも。31日発売の「週刊新潮」では公選法に抵触の恐れもある今井氏の新スキャンダルも報じられた。自民党執行部は「除名」の2文字をチラつかせ、今井氏に進退の決断を迫っている。
「完全に四面楚歌だ。党としては一刻も早く切りたいだろう」。こう語るのは政界関係者だ。今井氏のミソの付き始めは7月に週刊新潮で橋本氏との“略奪不倫疑惑”が報じられたこと。2人は「一線は越えていないから不倫ではない」という理解不能な言い訳に終始し“関係”を清算することはなかった。
今井氏の議員年収約3000万円(文書通信交通滞在費含む)は、言うまでもなく、我々の税金から支払われている。しかも参院には解散がなく、本人が「辞める」と言わない限り、あと5年は議員として居座り続けることができる。
「問題議員に1億円以上払わなきゃいけないのかよ!」という世間の反発はすさまじく、不倫疑惑報道の時点で党は、今井氏を呼びつけこう宣告したという。
「橋本と別れなければ、除名処分も考える」
目を覚まさせるための脅しのつもりだったようだが、今井氏はショックを受けるどころか、納得のいかない表情でふてくされていたという。
そうこうしているうちに、橋本氏に約720万円にのぼる政策チラシの架空発注疑惑が浮上。結局、市議を辞職するハメになったが、それだけで終わる話ではない。
「市民団体が詐欺容疑などで立件の準備を進めている。おそらく在宅起訴となるだろうが、政治家として再起は不可能。経営する歯科医院も続けられなくなる可能性もある」(前出の政界関係者)
橋本氏は議員辞職を決めて以来、雲隠れを続けている。その行方について、驚くべき情報も飛び出した。
永田町の関係者は「奥さんとは離婚調停中。帰る場所のない橋本氏は、今井氏が別宅として利用している都内のマンションに逃げ込み、今井氏がそれを受け入れたという情報もある」と明かす。
事実ならば、もはや“駆け落ち”レベル。そんな今井氏自身にも新たな不祥事が発覚した。31日発売の週刊新潮最新号によれば、今井氏が8月の内閣改造人事の際、親しい議員十数人に、出世祝いとしてビール券を贈ったという。
地元の名産品を贈るケースは多々あるが、全国の18歳以上が有権者となる参院比例代表当選の今井氏の場合は、議員宛てであっても金券の類とみなされるビール券の贈呈は公選法で禁止される寄付行為に当たる。
本紙は30日、今井氏の事務所に電話したが、不在だった。
「今井氏にとってはダメ押しのスキャンダル。自民党にとって10月の衆院トリプル補選は正念場。その前に“不安要素”は排除したい。選挙協力する公明党の支持母体である創価学会の婦人部が不倫議員に『断固NO』という事情もある。今井氏は自ら離党するか、除名処分かの選択を迫られることになるだろう」と前出の永田町関係者は推測する。
今井氏も“恋人”と同じ道を歩き始めたようだ。
2506
:
チバQ
:2017/09/23(土) 08:34:15
渡辺義美が衆院に鞍替えした場合、儀武剛が繰り上げ
2507
:
チバQ
:2017/09/23(土) 23:11:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170923-00000017-ryu-oki
儀武剛氏繰り上げへ 参院比例 当選者、衆院くら替え
9/23(土) 11:50配信 琉球新報
儀武剛氏繰り上げへ 参院比例 当選者、衆院くら替え
儀武剛氏
2016年7月に行われた参院選で比例代表に出馬し、次点で落選したおおさか維新(当時)新人で前金武町長の儀武剛氏(56)が繰り上げ当選する公算が大きくなっている。同参院選比例代表でおおさか維新から当選した渡辺喜美氏が時期衆院選にくら替え出馬することが確実視されているためだ。
渡辺氏が衆院選に立候補すれば、参院議員職は自動失職となり、次点だった儀武氏が繰り上げ当選する。
儀武氏は現在、日本維新の会県総支部の代表代行を務めている。
2508
:
チバQ
:2017/09/26(火) 11:57:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170926-00000028-asahi-pol
公明・長沢参院議員が議員辞職へ 議員宿舎に女性泊める
9/26(火) 11:37配信 朝日新聞デジタル
公明党の長沢広明復興副大臣(参院比例)は26日、党に離党届を提出し、同日の役員会で了承された。長沢氏は秘書・家族以外は泊まれない議員宿舎に知人女性を泊めたことについて週刊誌の取材を受けたと説明。「ルール違反は明白。疑惑を招く行為だった」と事実関係を認め、参院議員と復興副大臣を辞める意向を示しているという。
山口那津男代表が同日の記者会見で明らかにした。山口氏は「ルールをおかしたことを看過できない。衆院選への影響は最小限にしたい」と語った。党本部に対し、議員宿舎に知人女性を宿泊させたことや女性にカードキーを貸与したことを認めたという。
長沢氏は衆院議員を経て、参院当選2回。東京都出身の59歳。
2509
:
チバQ
:2017/09/26(火) 11:59:37
竹内真二
年齢 52
新旧 新
公明新聞編集局次長、政治部長▽早大政経▽東京都
2510
:
チバQ
:2017/09/26(火) 12:30:32
>>2509
↑繰り上げの人です
2511
:
名無しさん
:2017/09/26(火) 15:54:16
荒井広幸元参院議員が自民に復党願 国政復帰は「ない」
http://www.sankei.com/smp/politics/news/170926/plt1709260052-s1.html
荒井広幸元参院議員は26日、自民党本部に二階俊博幹事長を訪ね、復党願を提出した。
荒井氏は2005年の郵政民営化で造反して除名処分を受け、新党日本などを経て新党改革の代表に就任。昨年の参院選で落選して政界引退し、党も解散していた。
荒井氏によると、自民党側から25日に打診されたという。会談後、記者団に「不本意な形で除名された」として名誉回復を求めた。今後の国政選挙に立候補する可能性については「ない」と明言した。
2512
:
チバQ
:2017/09/26(火) 19:27:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170926-00000104-jij-pol
公明・竹内氏が繰り上げへ=長沢氏辞職で―参院
9/26(火) 18:54配信 時事通信
長沢広明参院議員(公明党を離党)が辞職したことに伴い、2016年参院選の同党比例代表名簿で次点だった公明新聞編集局次長の竹内真二氏(53)が繰り上げ当選する。
中央選挙管理会が近く決定する。
長沢氏辞職を受けた参院の勢力分野は次の通り。
自民・こころ126▽民進・新緑風会49▽公明24▽共産14▽維新11▽希望の会(自由・社民)6▽無所属クラブ4▽沖縄の風2▽無所属5▽欠員1。
2513
:
チバQ
:2017/09/28(木) 22:28:49
>竹内氏は7000票そこそこで参院議員ですからね。町議選や区議選じゃあるまいし。
町議選や区議選なら1ケタ・2ケタ少なくて当選出るガナ!
こんなんで政治評論家なのれるって羨ましいのおお
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214380
長沢副大臣醜聞辞任でタナボタ当選 公明新聞局次長の素性
2017年9月27日
公明党は26日、衆院選の比例代表27人の擁立を決め、選挙対策本部の看板掛けを行った。そんな時に浮上したのが、昨年の参院選で同党の比例代表でトップ当選した長沢広明復興副大臣の女性スキャンダル。知人女性を議員宿舎に宿泊させ、カードキーを貸与していたという。
長沢副大臣は26日に会見し、議員辞職と副大臣の辞任を表明。「クリーン」を掲げる公明党が、選挙へのダメージを最小限に抑えるために即決で“トカゲの尻尾切り”をした格好だ。
これによって繰り上げ当選するのが、昨年の参院選で比例の得票が8番目だった竹内真二氏(53)。現在は公明新聞局次長として政治経済を取材する“ジャーナリスト”だが、驚くのは落選時の得票数だ。わずか7489票――。
「昨年の参院選で公明党が比例で当確を見込んでいたのは6位で当選した浜田昌良氏までと言われています。善戦により1万8571票だった宮崎勝氏が7位で滑り込みましたが、7位以下は頭数合わせだったのでしょう。竹内氏は7000票そこそこで参院議員ですからね。町議選や区議選じゃあるまいし。そんな人が国会議員になるわけです」(永田町関係者)
ちなみに昨年の参院選で、社民党の吉田忠智党首は比例で15万3197票を獲得しながら落選。新党改革の山田太郎氏も29万1188票で落選している。
「30倍以上の得票を得た候補者が落選し、比例名簿に載ったことでタナボタ同然で当選してしまう今の選挙制度は多くの国民にとって理解しにくいと思います」(政治評論家の伊藤達美氏)
今回の竹内氏の繰り上げ当選は公明党にとっても想定外だったようだ。日刊ゲンダイが竹内氏の経歴などについて党広報部に問い合わせると、「本日中の回答は難しい」と連絡があり、「52歳」としていた年齢についても少し時間を置いて「53歳でした」と訂正の申し入れがあった。
タナボタであれ、竹内氏にはせいぜい切磋琢磨してもらいたい。
2514
:
とはずがたり
:2017/09/29(金) 18:00:52
小池もあんま露骨なリベラル切りすると左派票載らなくなるぞ。新進党はそれもあって学会票あっても勝ち損ねた訳で。
政権交代出来たのは改革保守もリベラル票も総取り出来た民主党だったのを忘れたら痛い目見るだろう。
今回は自分は都知事で出れないからまあそれやって負けて反省して次ぎ自分が衆議院に立候補してる時は民主リベラル派と仲良くやって政権交代がベストなんかも知れない。
<衆院選>野党候補、誰と連携…地元調整、はしご外され
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20170929k0000e010235000c.html
12:46毎日新聞
◇解散から一夜明け
民進党が小池百合子・東京都知事率いる希望の党への合流方針を決めるなど、急転直下の展開が続く今回の衆院選。各選挙区で準備が進められてきた共産党を含む野党統一候補は白紙に戻るのか、野党勢力の構図が急変する中で与党・自民、公明両党はどんな戦術を描くのか。28日の解散で事実上の選挙戦に突入したが、各地では混乱や戸惑いが尾を引いたままだ。【加藤昌平、井上知大、藤井朋子】
◇民進
29日朝、千葉市花見川区のJR総武線幕張駅前。千葉2区から民進党の公認で立候補を予定していた50代新人がビラ配りを始めると、足を止めて民進党の動向を尋ねる人も。「民進党も大変ね」。年配女性にそう声を掛けられると笑顔で「民進党なくなっちゃってね」と返していた。街宣車に「民進党」と書かれているため、車から十数メートル離れた場所に移動してから拡声機を使って演説を始めた。「民主党、民進党と変わってきましたが、最大限のご支援、心から御礼申し上げます」
「残念」。希望の党への合流方針が決まった民進党の岡本護・静岡県連幹事長は県庁での28日の記者会見で心情を吐露した。「政権党以外の党が結束していくためには、こういうやり方もある」と理解を示すが、細野豪志元環境相に近い新人ら合流方針決定前に離党届を出し、希望への参加を明言した候補予定者もいる。県内で一枚岩になれるか不安を隠せない。
山形県連幹部も数日前に社民党県連、連合山形と連携協議を行ったばかりだった。「早い段階で再度話し合いの場を作りたい」と戸惑う。千葉県の田中信行県連幹事長は「合流でなく吸収」と嘆いた。
各地の民進党関係者に不安や戸惑いが広がった一方で、合流方針を「現実的な選択」と前向きにとらえる発言もあった。
群馬3区で民進党から出馬予定だった候補者は「希望を持って受け止めたい。『対自民』でしっかりモノが言える集団を打ち出せるなら前原(誠司代表)さんの方法も、ありだ」と強調。青森県の田名部定男県連代表は「合流という動きは想定外だったが、政権交代可能な政治勢力を結集するためだと考えている。野党が結集すれば自民党と対峙(たいじ)できるとの思いは変わらない」と受け止めた。
◇共産・連合
これに対し、野党統一候補で準備を進めてきた共産党は民進党の合流方針ではしごを外される形となり連携解消の動きも出ている。
岩手県は2、3区で野党候補の一本化を終えたばかり。共産党関係者は「積み重ねてきた野党4党の枠組みで進むのか、度外視するのかで対応は変わってくる」と独自候補の擁立も示唆。同党宮城県委員会の中島康博委員長は「(希望の党は)安保法制容認、憲法改正の立場で、野党共闘を投げ捨てる路線。一緒に戦えない」と県内各区に候補を立てる考えを明示した。
また、民進党の支持母体の一つ、連合千葉の林田博史事務局長は「希望の党の政策は『改憲』『原発ゼロ』で(方針が異なる)連合とやっていけるのか」と困惑気味だ。
◇自民
自民陣営は、野党勢力の合従連衡に警戒と打算が交錯する。長野県の自民党県連幹部は「長野は共産票が多い。(民進と共産が協力しないなら)我々にとって有利に働くかもしれない」と敵情をうかがう。鈴木聖二・埼玉県連幹事長も「(民進と希望の)両党はそれぞれの違いの溝を埋められないまま選挙戦になるのではないか。矛盾が出てくると思う」と警戒しつつ勝機を見いだす。
2515
:
とはずがたり
:2017/09/29(金) 18:01:18
間違えた
2516
:
名無しさん
:2017/10/05(木) 14:28:29
民進の福山氏、離党し立憲民主へ
京都、元官房副長官
http://s.kyoto-np.jp/top/article/20171005000080
民進の福山氏、離党し立憲民主へ
京都、元官房副長官
福山哲郎氏
民進党の福山哲郎元官房副長官は5日、同党を離党し、立憲民主党(代表・枝野幸男元官房長官)に参加する方針を固めた。福山氏は、京都新聞の取材に対し「希望の党には行かない。民進党にこれから離党届けを出す」と述べて、同日夕方に会見を開く意向を示した。
民進党関係者によると、希望の党への合流に伴い、立憲民主入りを目指す参院議員が明らかになるのは初めて。
福山氏は、前原誠司民進党代表の側近としても知られているが、先の代表選で枝野氏を支援していた。
1998年に京都選挙区で初当選。当選4回。外務副大臣を経て2010年6月、菅内閣の官房副長官に就任した。11年の東日本大震災時には、当時の枝野官房長官らと対応に当たった。
2517
:
とはずがたり
:2017/10/30(月) 16:59:40
2016年6月4日(土)
香川の自治労・平和労組会議と
たなべ統一予定候補が政策協定
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-04/2016060404_01_1.html
参院選
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日本共産党の、たなべ健一参院香川選挙区野党統一予定候補は3日、自治労県本部、県平和労組会議との間で「立憲主義に基づき、安保関連法廃止、護憲の立場をとる」ことなどを盛り込んだ政策協定を、それぞれ結びました。
自治労香川県本部との協定は、▽公務員の労働条件の維持・向上が図れるよう努める▽真の地方分権の推進、公共サービスの充実に向け、最大限の努力を行う▽社会保障制度・労働者福祉の向上を目指す―などです。
県平和労組会議とは、▽原子力エネルギーの廃止をめざし、再生可能なエネルギーを積極的に推進する▽労働者保護ルールの堅持と非正規雇用労働者、派遣労働者の正社員化への道筋を確立する▽新自由主義政策によって広がった格差の是正―で協定しました。
2518
:
チバQ
:2018/11/04(日) 10:09:30
>>1178
5148 チバQ sage 2018/11/04(日) 10:07:50
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201810/20181029_31033.html
<滝沢市長選>選挙戦なく市長交代か 来月4日告示
2018年10月29日 月曜日
任期満了に伴う滝沢市長選は11月4日の告示まで1週間を切った。現段階で立候補の意思を表明しているのは元参院議員の新人主浜了氏(68)しかいない。主浜氏の無投票当選の公算が大きく、論戦なき市長交代となりそうだ。
主浜氏が立候補すると明らかになったのは4月4日のことだった。翌5日、旧滝沢村長の2期目半ばで2014年の市制移行に伴い初代市長に就いた現職現職の柳村典秀氏(63)が引退を表明。ほかに動きがないまま7カ月が経過した。
一見すると、主浜、柳村両氏による連携プレーのようにも映る。だが、柳村氏に近い市議は禅譲説を一蹴し「(主浜氏の立候補とは関係なしに)市長は退任表明の1年以上前から、周囲に『今期が最後』と告げていた」と語る。
主浜氏は2004年参院岩手選挙区(改選数1)に民主党から立候補し、初当選。自由党代表の小沢一郎氏(衆院岩手3区)と行動を共にして、2期12年を務めた。選挙運動の中核は柳村氏の後援組織で、支持者はほぼ一致する。
16年参院選も3選を目指す意向を示していた主浜氏だが「家族の介護」を理由に突然引退を表明。今回の市長選立候補を受けて県政界には「まだ政治に未練があったのではないか」という見方が広がった。
主浜氏が身を引いた16年参院選で、柳村氏は自民党新人の応援に回った。市議の一人は「あの時、2人の関係は完全に切れた」と証言する。
本来であれば間隙(かんげき)を突いて候補を擁立したい自民党だが「元参院議員相手の選挙ではさすがに苦戦が必至だ。静観するしかないのだろう」と主浜氏を支援する市議の一人。無風で終わりそうな市長選の舞台裏を解説した。
2519
:
とはずがたり
:2019/01/26(土) 20:48:48
https://twitter.com/ajr4k6r03u/status/1089024659167731712
もりぞの
@ajr4k6r03u
7 時間7 時間前
その他
【茨城新聞】藤田氏離党意向 野党1議席「守るため」 立民県連「擁立は白紙」
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15484148129403
もりぞの
@ajr4k6r03u
フォローする @ajr4k6r03uをフォローします
民民県連会長「聞いてない」
立憲県連副会長「聞いてない」
連合茨城会長「聞いてない」
21:01 - 2019年1月25日
もりぞの
?
@ajr4k6r03u
7 時間7 時間前
その他
これはひどい
2520
:
とはずがたり
:2019/01/27(日) 10:20:03
風間を公認しなかったし,ちゃんと公認権を利用して海野を公認して欲しいなあ。
連合は藤田の推薦剥奪を決めて茨城では国民系電機連合の力が強くて国民党基軸の様だ。。
海野公認の場合,藤田の処遇もまああるんだけど風間も含め比例送り込めばいいんでないかな。
【茨城】
「除名」含め厳しい処分 国民県連 藤田参院議員離党届で
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201901/CK2019012702000156.html
2019年1月27日
夏の参院選茨城選挙区(改選数二)に立候補を表明している藤田幸久参院議員(68)の突然の離党問題に揺れる国民民主党県連は二十六日、常任幹事会を開き、「除名」を含め厳しい処分とすることなどを決めた。終了後、長谷川修平代表が明らかにした。
週明けに藤田議員の公認取り消しを党本部に上申する。支援組織の連合茨城と連携し藤田議員に代わる参院選の候補者擁立を進める。処分は倫理委員会に諮問、二月十六日の県連大会までに答申してもらうという。
同党に離党届を提出し、立憲民主党に入党届を出した藤田議員を、長谷川代表は「言語道断だ。信義にもとる」と強く批判。党員らからも「裏切られた」「行動が理解できない」との声が相次いでいるという。
「自民党に二議席独占を許さないために、労働界が割れるのを避けて、連合茨城が一つになって推せる候補者を考えなければならない。必ず擁立するという不退転の決意で臨む」と長谷川代表。藤田議員の推薦を決めていた連合茨城会長とも話したといい、「推薦した人が何の話もなく別の党にいくということで、今度は相当の覚悟でやると感じた」と明かした。(鈴木学)
2521
:
とはずがたり
:2019/09/06(金) 09:34:05
ネトウヨ議員の小野田だがこんなやつだったのか。
ハーフってのも知らんかった。色々ルサンチマン抱えてああなっちゃったのかね。。
美人ハーフ参院選候補に自民区議たちから猛抗議…〈著しい常識の欠落がある〉
https://www.dailyshincho.jp/article/2016/06230553/?all=1
政治週刊新潮 2016年6月23日号掲載
2522
:
とはずがたり
:2019/09/13(金) 20:24:10
上田前知事、参院埼玉補選出馬へ
2019年09月13日20時02分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091301073&g=pol
埼玉県の上田清司前知事は13日、同県朝霞市で開かれた後援会の会合で、10月の参院埼玉選挙区補選に無所属で立候補する意向を伝えた。後援会幹部が明らかにした。
【点描・永田町】埼玉知事選 野党勝利の裏舞台
会合で上田氏は「(参院補選に)出ることを前提に関係各位と相談し、出馬の準備を進める」と話したという。
2523
:
チバQ
:2020/05/15(金) 17:54:59
このスレが良いかなあ?
そろそろ2022参院スレ必要ですかね?
6287 :チバQ :2020/05/15(金) 17:53:07
>>6055-6061
あたり
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000108-kyodonews-pol
桜井充氏、自民会派入りへ 野党統一会派に退会届
5/15(金) 13:23配信
共同通信
桜井充氏、自民会派入りへ 野党統一会派に退会届
桜井充参院議員
無所属の桜井充参院議員(宮城選挙区)は15日、近く自民党会派入りする方針を国会内で記者団に表明した。立憲民主、国民民主両党などでつくる野党統一会派に同日付で退会届を提出。新型コロナウイルス対策を挙げて「与党に行かないとなかなか仕事ができない」と記者団に述べた。
自民党の世耕弘成参院幹事長に対し、会派入りの希望を伝えた。桜井氏は昨年11月に国民を離党。統一会派にはとどまっていたが、今年1月の参院本会議では、会派の方針に反し2019年度補正予算案の採決で賛成に回った。
2524
:
チバQ
:2020/09/10(木) 12:27:47
>>805
これか!
2117 チバQ 2020/09/10(木) 11:27:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/4af821b87da34f86c75ada2a5261a778ae1521c0
大麻逮捕・伊勢谷友介は参院選目玉候補だった! 野党の著名人擁立論に影響も
9/8(火) 21:23配信
35
伊勢谷友介容疑者
伊勢谷友介容疑者が大麻取締法違反の疑いで逮捕された事件は、政界にも大きな衝撃を与えている。
【写真】短髪、ピアス時代の伊勢谷友介
野党議員によると、伊勢谷容疑者は、2016年に行われた参議院選挙で〝都市型新党〟の結党を目指した野党議員たちの目玉候補として浮上したという。本人も出馬には前向きだったというが…。
「本人が政界進出に強い関心があると知って、旧みんなの党メンバーだった議員が本人に打診したのをハッキリと覚えています。結局、都市型新党プランは、政党要件を満たすために必要な政治家が集まらず、実現しなかったわけですが…」(野党議員)
伊勢谷容疑者も当時、参院選の著名人候補として注目されたことに、自身のツイッターで「変えるなら政治家になる手立てがある」と前向きなコメントを残していた。
同年の参院選で野党は、安倍1強の状態に押されっぱなしで、なす術もなかった。加えて自民党公認の今井絵理子参院議員(36)が比例区で当選し、話題を奪われる始末。伊勢谷容疑者の政界進出は単なる客寄せパンダだったのか。
「芸能活動だけでなく、いくつか事業を立ち上げていた伊勢谷容疑者は起業家でもあった。ベンチャー企業の社長が集まる定期的な会合にも顔を出していた。『民間目線で今の政治を変えたい!』と政治改革に意欲があったし、悪い印象は残っていない。ただあの痩せ方にだけは、違和感を覚えました」(前出の野党議員)
この15日に合流新党の結成を目指す立憲民主党と国民民主党は、総選挙が早期に行われた場合、大苦戦が予想されている。だが、伊勢谷容疑者の逮捕を受けて、党内では衆院比例代表などで著名人候補の擁立に消極論が出るようになった。
「自民党のような大政党と違い、候補者の活動費が少ないし、どうなるかも分からない。新党執行部に意中の著名人候補がいれば打診に動くが、身体検査する時間も少ないと思う。合流新党が結成されても、スキャンダルのたびに支持率が下落したらアウトです」と立民議員は話している。
東京スポーツ
【関連記事】
2525
:
とはずがたり
:2020/11/06(金) 10:11:25
自民会派入りは「背信行為」 増子輝彦参院議員の支援団体が辞職要求 福島
毎日新聞2020年11月6日 09時19分(最終更新 11月6日 09時19分)
https://mainichi.jp/articles/20201106/k00/00m/010/029000c
増子輝彦参院議員を2016年参院選で支援した福島県の市民団体「ふくしま県市民連合」が5日、自民会派入りした増子氏に対して議員辞職を求める声明を発表した。
同連合は、安保法制の廃止などを求めて設立。参院選では、「安倍政権の打倒をめざす」など4項目の政策合意文書を交わした増子氏を支援した。
同連合は増子氏の自民会派入りを「県民からの支援に対する背信行為」と厳しく非難。選挙時の公約などに反しているとして、「直ちに参院議員を辞職することを求める」としている。
増子氏は、自身の行動について「今与えられている(残り)2年弱の任期を課題解決のため全身全霊を尽くす。4年前の参院選の政策協定は全く変わることなく、実現のため今まで以上に全力投球をしていきます」などと説明する文書を報道各社に発表した。【高橋隆輔】
2526
:
チバQ
:2022/06/24(金) 15:28:51
そうか・・・繰上になるのか・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbaae7209ced29a644fde274c85c329f70102753
旧民進・田城氏が繰り上げ当選【22参院選】
6/24(金) 12:23配信
時事通信
中央選挙管理会は24日の選挙会で、旧民進党の藤末健三氏(比例代表)が参院選に自民党から出馬するため辞職したことに伴い、2016年参院選の旧民進比例名簿に従い、田城郁元参院議員の繰り上げ当選を決めた。
任期は7月25日まで。
2527
:
チバQ
:2022/08/07(日) 22:21:07
1571: チバQ :2022/08/07(日) 22:20:17
https://www.asahi.com/articles/ASQ86728DQ85UTIL04X.html
「10万票を切ることはない」 旧統一教会が支えた安倍派候補
有料会員記事
2022年8月7日 5時00分
東日本に住む40代の女性は、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の2世信者。教団の合同結婚式で結婚した両親と、信者ばかりが暮らすアパートで育った。日曜は礼拝に行き、10代のころには韓国での修練会に参加したこともある。家には両親が教団から買った「壺(つぼ)」があった。
今年の参院選の投開票日を3日後に控えた7月7日。女性のスマートフォンにメッセージが届いた。
「祈・当選!井上よしゆき先生 政界に必要な人」
「井上候補はサタン側勢力と戦っています」
教団の熱心な信者から、比例区から立候補した自民党の井上義行氏への投票を呼びかける内容だった。女性は国政選挙のたび、親から指示された自民党候補に投票してきた。このときも疑問はなく、井上氏に投票したという。
井上氏は、旧国鉄職員から内閣府職員などを経て安倍晋三元首相の首相秘書官も務めた人物だ。2019年の参院選では約8万8千票の得票で落選したが、今回は2倍近い16万5千票で当選した。
「本部からは、20万票を目標に指示している。10万票を切ることはない」
参院選を前に、教団関係者は支援先である井上氏の当選に自信を見せていた。支持基盤が弱い候補者を当選させることが「うちの役割だ」という。
「前回と同じような票を」 安倍氏の答えは
16年の参院選では初当選した宮島喜文氏、19年参院選では再選した北村経夫氏が、教団の支援先だった。井上氏を含め、組織票の強みを生かせる比例区で出た安倍派の議員たちだ。
その安倍氏のもとを、今年に…
https://www.nikkansports.com/general/news/202208020000876.html
自民・宮島元参院議員、旧統一教会関連団体から支援外され出馬断念「前回並み支援きつい」安倍氏
[2022年8月2日20時15分]
自民党の宮島喜文元参院議員が7月の参院選比例代表で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体から支援を外され、再選に向けた立候補を断念したことが分かった。宮島氏の元秘書や複数の党関係者が2日までに明らかにした。
宮島氏は、自身が会長を務める日本臨床衛生検査技師会の政治団体の組織内候補。元秘書によると、2016年参院選比例代表で、教団の関連団体とされる世界平和連合から組織票の支援を受けて初当選し1期6年務めた。自民の清和政策研究会(現安倍派)の協力で支援が実現したという。
宮島氏は参院選で再選を目指し、安倍派会長だった故安倍晋三元首相に世界平和連合を含む団体の支援を要請したが「前回並みの支援はきついかもしれない」と説明を受けたという。再選可能な票の獲得が見込めないと判断し出馬を見送った。
党関係者は「今回は関連団体の組織票が第1次安倍内閣で安倍氏の政務秘書官だった井上義行氏に回り、宮島氏は支援対象から外れたと聞いている」と明かす。井上氏は、教団の「賛同会員」として比例代表の自民党内13位で当選を果たした。(共同)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d43bf004e7a97f0d375216befd060b763dcc70
旧統一教会系政治団体から「応援いただいた」自民・北村経夫議員
8/3(水) 11:39配信
毎日新聞
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や関連団体との関係が指摘される自民党の北村経夫参院議員は3日午前、コメントを発表した。安全保障法制の推進や憲法改正に取り組むなかで、旧統一教会系の政治団体「国際勝共連合」から「応援をしていただいた」とした。一方、2013年参院選で旧統一教会の応援を受けたとの指摘については「私は、そうした方とお会いしていない」と強調した。
北村氏は「多くの方々のご支援を頂戴しておりましたので、事務所としてもどういう方が応援してくださっていたか全てを把握するのは現実的に不可能」だとも説明。「現在、事実関係や経緯が確認されている最中で、その結果を待って、適切な対応を取っていく」とした。
北村氏は自民党安倍派所属。産経新聞政治部長などを経て13年参院選の比例代表で初当選した。北村氏を巡っては、13年や19年の参院選で旧統一教会の支援対象になっていたとの指摘がある。【東久保逸夫】
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